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国際政治・世界事情

3320チバQ:2011/11/04(金) 21:39:00
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20111104-00000038-mai-int
<ギリシャ>「内弁慶」首相に政界失望…独仏の圧力に屈し
毎日新聞 11月4日(金)12時23分配信

 【アテネ藤原章生】突然の「国民投票計画」で、ギリシャ政界でパパンドレウ首相に対する批判が広がっている。背景には、世界を騒がせた首相への批判もあるが、仏カンヌに呼び出され独仏首脳の「圧力」にあっさり屈した「内に強く外に弱い首相」に対する失望も大きい。財政面ばかりか、国内政治まで独仏首脳に細かく注文されたことに対する屈辱感が、首相に対する「ノー」を増幅させた。

 国民投票案発表直後の1日時点で、離党した議員は1人だったが、3日未明から閣僚や与党議員が「パパンドレウは終わり」などと地元メディアで公言しはじめ、辞任要求の声が短時間に噴き出し始めた。

 与党「全ギリシャ社会主義運動」の元経済閣僚が首相の同行筋から入手した情報によると、パパンドレウ首相がカンヌに行った際、サルコジ仏大統領とメルケル独首相はすでに、国民投票の日程や「ユーロ圏残留」の是非を問う質問まで準備し、パパンドレウ首相に圧力をかけた。首相が当初考えていた質問内容は、支援策に関するものだったが、両首脳にまともに説明できず、ほとんど言われるままに両首脳の案を持ち帰った。この話が3日朝、与党内に広がり、辞任要求の声が高まったという。

 地元の英字紙アテネ・ニュースも3日の電子版で「メルケル首相が国民投票の日程を決め、質問を用意した」と報じた。さらに、サルコジ大統領が「国民投票は、ギリシャ向けの支援策の議会批准の後でなくてはならない。その場合、すでに批准した支援策の是非を問うことは法的にできない」と法律論で迫り、「『それがルールだよ』と、子どもをなだめるように首相を説得した」と伝えた。

 首相は「国民投票はギリシャの欧州での進路、ユーロ圏への参加を考える上で内外に向けた明確なメッセージだ」と勇ましく語っていたが、こうした報道がギリシャ国内に広がり、首相に対する失望感が広がった。

 「救われる側」という弱い立場のギリシャだが、大国から内政など主権の問題に触れられたとき、反発はかなり強いようだ。


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