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国際政治・世界事情

3364チバQ:2011/11/10(木) 12:08:47
http://mainichi.jp/select/world/archive/news/2011/11/10/20111110ddm007030060000c.html
ギリシャ:新首相選び、大詰め 「国会議長で合意」報道も
 【ローマ藤原章生】ギリシャからの報道によると、週内の暫定連立政権発足を目指すパパンドレウ首相は9日夕(日本時間10日未明)にも、パプリアス大統領と新内閣について協議する。これに先立ち、与党「全ギリシャ社会主義運動」党首でもあるパパンドレウ氏と最大野党「新民主主義党」のサマラス党首は、9日夜にも新首相を発表すると政府高官を通じて伝えた。

 一方、ロイター通信は、与野党関係者の話として、新首相にペツァルニコス国会議長が就任することで各党が合意したと報じた。

 ただ、欧州連合(EU)などからの財政支援融資80億ユーロ(約8504億円)を受け取る条件となっている、新緊縮法案制定や閣僚人事をめぐり、与野党間の交渉が難航している模様で、サマラス党首がどこまで譲歩するかが大きな焦点として浮上している。

 新首相の指名は紆余(うよ)曲折。ギリシャ救済の債権者に当たる欧州委員会(EC)、欧州中央銀行(ECB)との交渉を容易にするため、両党首は暫定政権下でもベニゼロス財務相ら経済閣僚の留任で一度合意。しかし、8日に新首相と発表され撤回されたパパデモス前ECB副総裁は、憲法に基づき新首相による全閣僚選任で経済閣僚の刷新を希望したため、両党首と合意が得られなかった模様だ。

 このほか、与党のカクラマニス議員、スクリス欧州裁判所長官の名が挙がっている。

 12月半ばに国庫が底をつくギリシャにとり、年末に期限が来る国債返済のため、昨年5月に始まる第1次支援の6回目80億ユーロの融資を受けるのが急務だ。ギリシャ支援を担当するEU財務相理事会のオリ・レーン委員は7日、ブリュッセルでの会見で「ギリシャの新連立政権が行う緊縮策の内容を列挙する確約文書」を求めた。

 野党のサマラス党首は声明で「これは国の威厳の問題だ」と語り、文書は必要ないとの姿勢を示している。党首は緊縮策に基本合意しているが、党首周辺には反対意見も多く、新政権樹立の過程で改変、微調整を求め、EUとの交渉の障害になる可能性もある。

 党首は連立政権樹立に合意した6日以降、パパンドレウ首相とは電話や第三者を介した協議しかしていない。「首相に譲歩しているイメージを党員に見せたくないため」(党関係者)とみられ、首相との距離、緊張関係が新首相選びを遅らせる一因にもなっている。

毎日新聞 2011年11月10日 東京朝刊


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