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国際政治・世界事情

3409チバQ:2011/11/19(土) 14:42:16
http://sankei.jp.msn.com/world/news/111118/erp11111818150005-n1.htm
スペイン総選挙、政権交代確実も…債務危機、赤信号ともる
2011.11.18 18:14 (1/2ページ)

スペイン・バルセロナで無料の食料配給を待つ人々=13日(AP)
 【ロンドン=木村正人】イタリアに続き、債務危機が波及するスペインの総選挙が20日行われる。世論調査で最大野党・国民党は与党・社会労働党を大きく引き離し、国民党のラホイ党首が首相に指名され7年半ぶりに政権が交代するのは確実。同党首は緊縮策と構造改革を掲げるが、スペイン10年債の利回りは危険水域の7%に接近、政権交代前から赤信号がともる。

 頭文字を取り「PIIGS」と呼ばれる重債務国ポルトガル、アイルランド、イタリア、ギリシャ、スペインの5カ国すべてで首相が交代する見通し。

 スペインの政府系シンクタンクが10万人を対象にした世論調査で、国民党の支持率は46.6%(定数350の下院で195議席)、社会労働党は29.9%(同121議席)。国民党による単独政権樹立が確実な情勢になっている。

 社会労働党のサパテロ首相は今年、国内総生産(GDP)の7%以上に達しそうな財政赤字を来年に4.4%まで削る財政再建に取り組むが、若年層の失業率が46%に及ぶなど経済政策の失敗を問われ、総選挙への不出馬を表明。総選挙の前倒しを余儀なくされた。

 有権者の関心は足元に火がついた債務危機と経済対策に集中している。国民党のラホイ党首は政権奪取後、短期間に年金・医療・教育を除く分野で歳出削減を一段と加速させ、労働市場改革にも取り組む方針だ。

 スペインではユーロ導入後、低金利で融資が受けられるようになり、1998年から10年間で住宅価格が3倍に高騰。金融危機で2〜3割下がったが、今後、銀行の資本増強で貸しはがしが進み、さらに住宅価格が下落、銀行の不良債権が膨らむ恐れを抱えている。

 欧州のシンクタンク、欧州外交評議会(ECFR)のホセ・イグナシオ・トレブランカ・マドリード事務所長は「スペインの債務レベルは61%と独仏両国に比べても低く、返済可能だ。市場は欧州金融安定化基金(EFSF)が欧州中央銀行(ECB)の資金協力でイタリア、スペイン国債の直接買い付けに踏み切れるかどうか、欧州の覚悟を試している」と話している。


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