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「今の教え」と「本流復活」を考える・挨拶板

1405SAKURA:2013/03/13(水) 23:53:57 ID:NbYyDdRY
トキ様 へ   観覧者の皆様 へ
こんばんは……。   ロ−マ字(大文字)の【SAKURA】で〜〜〜す。

先日からの?素敵な〜〜〜書籍との出会い〜〜〜☆
その中からの“投稿”をと…(微笑) 今日は…・…【NANCY】が、キーボードの打ち込み!!
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>>1397 投稿の続きです…。 

■ 臨死―――
―――|――霊的な啓示  第五章  ――――― 【第 二十四 回】 

私は毎朝、胃の中にぽっかり開いた空虚感を満たしたいという強烈な渇望感で目がさめました。
そして今、自分はその渇望をアルコ−ルで解決しようとしていたのだということを理解しました。
解決策を探すうちにアル中になってしまったのです。
 
神の前で、この渇望は、覚醒を求めるスピリチュアルな旅において癒されていくことに気づき
ました。ポジティブな結果を得るために、事前にネガティブな道を選択したのでした。この気づ
きはポジティブな力とネガティブな力の本質に関わる宇宙法則を私に分からせてくれました。私
は光を浴びながら、神からのギフトの意味をくみ取ることが可能になったのです。愛の光によっ
て、私は自分という存在のポジティブな側面を見ることができました。
 
気持ちの高まりを感じながら、私は神と直接コミュニケ−ションをとり、直接学ぶことができ
るということに気づきました。神へ最初に伝わった私の思考は、「もっとあなたを知りたい」と
いうメッセ−ジでした。今や私にとって「神」であり「創造主」である存在のことをぜひもっと
知りたいと思ったのです。神の創造の中で、何よりも私が知りたかったのは神自身のことでした。
受け取った答えは、神を知ろうとすることは永遠の時を要する、そして神はいつでも私のために
そこいて、彼について、いつでも神自身から学ぶことができる、というものでした。
 
それから、私は霊的存在としての自分の源を知りたいと思いました。神は宇宙の創世のときに
霊的存在としての私が創られたということを明らかにしました。宇宙のスピリチュアルなレベル
にいて、さらなる成長と理解の準備をするために、霊的な学校で学んでいたのです。この体験は、
私のみでなく、他のすべての霊的存在にとって、肉体を持って生まれ、人間としての経験をする
ためには必要でした。私たちが、神の姿やイメージに似た形で成長していくというのは神の計画
でした。また、学びと成長の場として、この物理世界を創造することも神の計画でした。
 私たちは一人ひとり、宇宙での学習体験のための、知性、記憶と自由意志を授けられました。
霊的存在としての私たちの使命の一つは、肉体を持ち、物理世界を旅しながら「学ぶ」ことなの
です。「死」というプロセスを通してスピリチュアルな世界へ戻ってくる前に。

霊的存在として、私たちは宇宙の旅を始める前に、まずはソウルグル−プという仲間に引き寄
せられていきます。人間として物理世界への転生に備え、霊的に成長するためです。私たちは個
としてだけではなく、集合体としても、スピリチュアな旅における共通の興味や、共同で達成
すべき使命があるからです。ソウルグル−プの中で、霊的存在の私たちは成長し学びながら適切
な時が来るまでにそこにとどまっています。宇宙の物質的な部分が創造され、いよいよ「人間と
いう状況」を体験するために輪廻転生の旅が始まるまで。
 神は私たちの霊的な旅の目的地を私に明らかにしてくれました。個としても、集合体としても、
すべての時空を含め、私たちの究極のゴ−ルは、再び神と一つになることです。その時点でのみ、
神の前に、 個として、 そして集合としての存在の目的と使命を完全に理解することができるし
ょう。今世で、自分の使命とゴ−ルに到達するには、自分のために用意された神の計画に自らを
合わせていくことです。そして、神の計画は何であるかを発見するための道はとてもシンプルで
す。それは神への愛、そして自分への愛、他者への愛、人類への奉仕にほかなりません。

                      つづく

1406SAKURA:2013/03/15(金) 16:42:21 ID:TSvde2OM
トキ様 へ   観覧者の皆様 へ
こんにちは……。   ロ−マ字(大文字)の【SAKURA】で〜〜〜す

只今“仕事中…”ですが?❤「臨死」は、今しばらくお待ちください。(昨日投稿の続編が…)
今から“素晴らしい贈り物…”を、貰ってきますが・・・ウフフ?
後に、閲覧者の皆様方と一緒に共有できたら、いいです〜〜〜ョネ!!

■【人生では、いろんな事がありますが、それを、バネにする“心の持ち方”でしょうか?
ある面では“現象…”で見て行くのは、実に簡単な事では、ないのでしょうか?それは〜〜〜
【感情での捉え方?と申しますか“答え…”の出し方?と申しますか】なのです。しかも、
【 瞬間の感情… 】ですから、どう考えましても“永遠性”は不可能なのです〜〜〜ョネ!

ここで私は、「臨死」の体験者の書籍内容から、何か“答え…”が見つかる様にも思えます。
読書は【 横に真理 】になるのではと思うのです。…が?それでも【 横の真理 】を、
導いてくださるのですが、更に、拝読していくうちに【閃きとか?】は【インスピレ−ション】
は、更に詳しく申しますと【横の心理から〜〜〜縦の真理に入って行く…】のではと、思いま
すから、やはり■【縦 横 の 真 理】に繋がるモノかと思う次第です。そして、この
“横…から真理”は、ある面「背後霊」が、私達のすぐそばに目に見えない形で導いて居られ
る事と思いますので、私は、今は深く“感謝…”の気持になっていくので〜〜〜す。正直な話、
それが、今の私自身の心境ですかと。

皆様も、一緒にモット!!モット深く意識して“心を集中…”してみませんか?それは〜〜〜、
【生長の家…御教え】で説かれております【神想観 or 瞑想】でしょうかと。

❤〜では!!!また後に〜〜〜〜?
                                  再合掌

1407SAKURA:2013/03/17(日) 02:13:54 ID:NvcmVTKk
トキ様 へ   観覧者の皆様 へ
こんばんは……。   ロ−マ字(大文字)の【SAKURA】で〜〜〜す。

先日からの?素敵な〜〜〜書籍との出会い〜〜〜☆
その中からの“投稿”をと…(微笑) 今日は…・…【NANCY】が、キーボードの打ち込み!!
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>>1397>>1405>> 投稿の続きです…。 

■ 臨死―――
―――|――円形劇場  第六章  ――――― 【第 二十五 回】 

  ダンが私の横に戻っていました。神の光の前から星の輝く宇宙へと、一緒に降りていきました。
私たちは再び、一番深い宇宙の虚空の中にいました。でも今はもうこの状況を快適だと感じられ
るようになっていました。自分のスピリットの身体も居心地が良く、この天界を故郷のように感
じはじめていました。
 ダンと二人で下降しながら、真下に現れた巨大な霊妙な構造物に肝をつぶしました。それは
神々の建築物で、古代ロ−マの円形劇場にそっくりでした。輝くクリスタルのようなものでで
きていて、あらゆる色のエネルギ−が内側から放射されています。円形劇場は、宇宙ステーショ
ンが宇宙空間に浮かんでいるように、ぽっかり浮かんでいました。大きさは競技用のスタジアム
ぐらいあり、威風堂々としています。

 ダンと一緒に、だんだん近づいていくにつれ、その瞬間は何千もの霊的な存在たちに満たされ
ているのに気づきました。構造物の真上を漂いながら、私は生き生きとしたエネルギ−が自分を
包みこんでいくのを感じていました。エネルギ−はどうやらクリスタルのような劇場から来てい
るようです。

 さらに降りていくにつれ、よりそのエネルギ−に強く引き寄せられていきました。劇場にいる
大勢の存在たちもまたこのエネルギ−を吸収しているように感じました。彼らはお互いにエネル
ギ−を送りつつ、ダンと私にも送ってくれているのです。今、私たちはその舞台にあたるフィ−
ルドに向かって降りて行きました。フィ−ルドはア−チ状の巨大な観客席に取り囲まれています。
クリスタルのような建物から放射されているのは、最初はエネルギ−のみだと思ったのですが、
シンフォニ−のようなサウンドも聞こえているのに気づきました。
 
ダンと私は天空の舞台の中央に浮いていました。つまり、円形の観客席を埋め尽くしている、
何千ものスピリチュアルな存在たちの注目の焦点にいるということです。我々の上も下もそして
後ろ側も、宇宙の虚空が広がっていました。そして前には、数え切れないほどの存在たちが、音
楽のようなサウンドやフィ−リングや、好意を媒体にして、私たちとコミュニケ−ションをとっ
ているのです。彼らの挨拶の音とエネルギ−は調和し、交響曲のように劇場に響いていました。
 
いったん、天空のフィ−ルドに落ち着くと、直接、劇場のクリスタルのような表面を見ること
ができました。構造物を通して、マルチカラ−のプリズムの光が、脈動するように内側から放射
されています
                              つづく

1408神の子さん:2013/03/17(日) 09:03:07 ID:???
続きキター♪───O(≧∇≦)O────♪
SAKURAさん
NANCYさん
いつもありがとうございます!

1409トキ:2013/03/18(月) 21:53:48 ID:nmETpwXg
以下の投稿は、代理投稿です。立場上、投稿できない人からの情報で投稿します。

よろしくお願いします。

合掌 ありがとうございます

管理人敬白

-------------------------------------------------------------------

 某教区(管理人宛のメールには実名が書かれていましたが
省略します)で行事(先祖供養祭か何か)に出かけたら
追い返された会員がいるそうです。

その人は80代の女性講師で
今は出講していませんが、以前は
私たちの母親教室や誌友会にも
来ていただいた教区では大変功績の
あった方です。

今の教団に疑問をもって
「学ぶ会」誌を定期購読しているのが
バレて出入り禁止です。
たぶんまだ聖使命会員は辞めてないはず。
教化部長の命令で、
教団に批判的精神をもつ者は
全員排除せよ!!みたいですね。

--------------------------------------------------

以上、代理投稿でした。よろしくお願いします。

合掌 ありがとうございます

1410SAKURA & NANCY:2013/03/18(月) 22:13:34 ID:BEUD3XFA
トキ様 へ   観覧者の皆様 へ
こんばんは……。   ロ−マ字(大文字)の【SAKURA】で〜〜〜す。

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>>1397>>1405>>1407 投稿の続きです…。 

■ 臨死―――
―――|――円形劇場  第六章  ――――― 【第 二十六 回】 

 目の前に広がる場面に畏敬の念がわき上がり、私はひたすら圧倒されていました。が、それよ
りも私をもっと圧倒したのは、存在たちから送られてくる愛だったのです。彼らは私を勇気づけ、
愛をもってサポ−トしてくれました。

「あなたはとてもよくやっています。私たちはあなたをサポ−トするためにここにいるのです。
このまま素晴らしい仕事を続けていきなさい。私たちがサポ−トしていくから。あなたは私たち
の一部であり、私たちはあなたの一部です。あなたが必要とするとき、いつでも立ち上がり、す
ぐに助けましょう。助けが必要なときがやってくるはずです。私たちを呼びなさい。招きなさい。
時が来たら、あなたのもとにあつまりましょう!!」
 正直言って、すべての注目が自分に集っていることにとまどっていました。自分が今までし
てきたことは、別にすばらしくもなんともなかったのです。おそらく霊的な存在たちは、これか
ら起きることを話しているのでしょう。自分の今までの過去の話であるはずがありません。

私は考えました。 「素晴らしい仕事をしてきたって?そんなわけあるはずがない。今晩だっ
て、もう少しで人殺しをするところだったんだから。僕がやろうとしたことを正当化できるんだ
ろうか?」

ダンが中に入りました。
「君は、人生で起ころうとしたネガティブな出来事から霊的に救われたんだよ。今、この出来
事に関して、否定的な想念を送ろうとしたね。ここではそんなふうに話しちゃいけないんだよ。
肯定的なことだけにしなくちゃ。否定的な想念は彼らには聞こえない。君がネガティブなことを
考えても、それは伝わらないんだ。自分の使命を果たすために、ボディティブにならなくちゃい
けないよ」

私は右を振り向きました。フィ−ルドの上に何人かの霊的な存在たちが来てくれていました。
このイベントは、確かに私のための帰郷のお祝いでした。舞台にいるグル−プの中に、亡くなっ
た私の家族や友人がいるのに気づきました。また、地上に生まれる前の、スピリットの友人たち
もいました。自分の祖父母や、おじやおばに会えて、私は喜びでいっぱいに満たされました。け
れども、中に自分の父親が見えないことが分かるとがっかりしてしまいました。

自分の人生で会った様々な友人たち。高校の同級生だった女の子もいます。彼女が亡くなってい
たとは知りませんでした。友人や家族たちと分かち合った喜びと愛は、彼らが生きていたときに
感じた感情とは比べものにならないぐらい深いものでした。崩壊したアル中患者の家庭に育った
子供時代、私は自分の感情を友人や家族にうまく表現することはできなかったのです。事実、そ
んなに自分がいろいろなフィ−リングを感じていたということさえ気づきませんでした。ほとん
どの感情を奥深くに押し隠していたのです。

                              つづく

1411SAKURA:2013/03/18(月) 22:21:59 ID:BEUD3XFA
トキ様 へ   観覧者の皆様 へ
こんばんは……。   ロ−マ字(大文字)の【SAKURA】で〜〜〜す。

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>>1397>>1405>>1410  投稿の続きです…。 

■ 臨死―――
―――|――円形劇場  第六章  ――――― 【第 二十七 回】 

 今、私はスピリチュアルな存在として故郷に帰ってきました。交わされる挨拶は、自分が想像
する健康で幸せな家族の間で交わされるようなものでした。人生の全部の祝日と人類のすべての
お誕生日と素晴らしいイベントを、全部まとめて人間の力を超えた方法で思いっきりお祝いして
いる感じなのです。この祝福が永遠に続けばいいと思いましたが、込み合っている円形劇場に突
然静寂が訪れました。

すべての存在の意識が私に注がれ、私のまわりを光輝く球がぐるっと取り囲みました。まるで、
クリスタルのボールの中に踏み込んだようです。自分はクリスタルの球体の中にいて、劇場の中
央に浮かび、すべての存在がこちらを見ていることが分かっているのに、そこはだけは天上界に  
ある別の次元のように私には感じられました。この球体の中にいる自分を、まだ存在たちは見て
います。急に静かになったわけが分かりました。みんなの前で、どうやら私の人生のおさらいが
これから始まるようです。 
                                   つづく

PS:「トキ様」・「観覧者の皆様」へ

海外では?まるで「絵…になる光景」ような感じなのでしょうか??日本の場合は「閻魔大王…」
が、生前の行動への“審番…”をして??これも?その人の“心の中身の捉え方…”から、
来るものでしょうか??
やはり思いますに【ゆたかな“心”とか?地獄に行かない“切符…”は?】その様な対象の人には、
やはり「閻魔大王様…」は、目の前に現れない事にと…やはりこれも【心の類の法則…】に、なる
のでしょうかしら〜〜〜ンネ??

次なる【霊の世界…】では〜〜〜♫
「ネガティブな言葉」は?相手に通じなく「ボジティブな言葉」のみを受け入れる世界観にと……
その様に知る事となりましてからは、改めて思いますと……やはり!
【今を活かすこと…は“和 顔 愛 語 賛 嘆”の訓練になるのでは?】と…改めて思えますが?

❤〜では!先にては、生前の「人生の映像…おさらい」が〜〜〜始まるようですネ?
                                 つづく

1414SAKURA:2013/03/22(金) 22:34:56 ID:BEUD3XFA
トキ様 へ   観覧者の皆様 へ
こんばんは……。   ロ−マ字(大文字)の【SAKURA】で〜〜〜す。

先日からの?素敵な〜〜〜書籍との出会い〜〜〜☆
その中からの“投稿”をと…(微笑) 今日は…・…【NANCY】が、キーボードの打ち込み!!
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■ 臨死―――
―――|―― 人生のおさらい  第七章  ――――― 【第 二十ハ 回】
   MY LIFE REVIEW その①

お父さん!! 僕お父さんにそっくりになるよ。
僕、 そっくりになるんだからね!!
               (ハリ−・チャピン 「猫のゆりかご」)

 クリスタルの内側の現実は、私が今まで体験したどんなリアリティの概念にも当てはまりませ
ん。私は時空を超えた意識の次元に包まれていました。この環境に順応していくにつれ、どのよ
うに物事が進んでいくかについての指導を受けました。

 私はこれから、自分の今までの人生のすべてのイベント、思考そして感情を再びみることにな

ることを理解しました。この「人生のおさらい」の目的は、人間として信仰しようと思ってきた自
分が選んだ使命という観点から、人生を再評価してみようということです。霊的な成長と進化と
いう意味で、今までのどの体験が最も重要だったのか、焦点を絞ることができるでしょう。

 クリスタルの球体の中にいるのは自分一人ではありましたが、私は神の存在を側に感じていま
したし、円形劇場にいる存在たちが私を見守り、皆が愛とサポ−トを送ってくれているのがわか
ります。神や霊的存在たちから覆い隠せるものは何もありません。それでも、彼らから自分が批
判や判断をされているとは一切感じませんでした。神の創造物の一部である私たちは、みな神の
もとを離れ、その後のそれぞれの旅路で時には間違いも犯します。劇場に集っている存在には、
私に向かって石を投げようとするものなど誰もいないのです。

 私には、自分の人生を初めから見直す勇気を与えてくれるサポ−トが必要でした。手術のとき、
身体にメスを入れる前には麻酔をかけて痛みをブロックします。スピリチュアルな世界ではそれ
とは正反対の状態が要求されていました。自分が体験したリアリティから、生まれて初めて目を
背けることなく「人生のおさらい」に完全にしらふで臨むために、私は必要な強さを与えられた
のです。

 このおさらいを実際に進めていくのは自分自身なのだということにも気づきました。今までの
人生で一体何をしてきたのだろう? これから、どこへ向かっていくのだろう? 神への愛、隣
人への愛、そして自分自身への愛を表現するために、何を行ったのだろうか? 人類に一体どん
な貢献をしてきたというのだろう? 私が真剣に考えなければならないのは以上のような項目で
した。
                           つづく

1417SAKURA:2013/03/23(土) 20:02:58 ID:BEUD3XFA
「トキ様」 「閲覧者の皆様」 「神の子(ブル−色)様」 へ
こんばんは……。   ロ−マ字(大文字)の【SAKURA】で〜〜〜す。

>>1408 「神の子(ブル−色)様」からの“言葉…”を頂きまして〜♫〜

■ ありがとうございます…。

閲覧して頂いたいる事が〜〜〜とても!とても!嬉しいで〜〜〜す…。
こちらの方こそ…感激なのです。感謝申し上げます。(遅くなりましての…返事にてゴメンナサイ!)
今後も〜〜〜私事ですが?時間の許す限りの〜〜〜「投稿…体制」を、させて頂きます。今後とも
何卒宜しくお願い申し上げます…。【頑張る子〜〜〜】です。
                            再合掌

1418SAKURA:2013/03/23(土) 20:54:04 ID:BEUD3XFA
「トキ様」 「閲覧者の皆様」 「神の子(ブル−色)様」 へ
こんばんは……。   ロ−マ字(大文字)の【SAKURA】で〜〜〜す。

>>1409「トキ様」の投稿内容からの〜〜〜感想なのですが?(遅くなりましたが〜〜〜><)
以下…一部抜粋投稿の中から〜〜〜なのです。…が?

===【抜粋投稿】==================================== 
>>某教区(管理人宛のメールには実名が書かれていましたが
省略します)で行事(先祖供養祭か何か)に出かけたら追い返された会員がいるそうです。

その人は80代の女性講師で、今は出講していませんが、以前は、私たちの母親教室や誌友会にも
来ていただいた教区では大変功績のあった方です。<< (一部抜粋)
=============================================

■その「80代の女性講師」…現役で御活躍でいらっしゃいます事は…素晴らし〜〜〜事ですネ!
「御年配のパワ−」は、やはり〜〜〜私どもも見習うべきでしょうかと。

此処で現在の【 生長の家…お家騒動 】の現状…つまり「最高裁…判決」まじかでしょうか〜〜〜?
「現原宿教団」「各教化部…」に於きましては、現状の状況下では、精神的にかなりのものが〜〜〜
あられるモノと思います。聞くところによりますと〜〜〜かなりの“嫌がらせ?メ−ル・電話攻撃”
特に「教化部長」「白鳩教区役員の皆様」…etc に於かれましては?大変な状況では〜〜〜

このような状況の中で「女性講師…」としての過去の御本人の“愛行…”から、一般的な見解として
「人格・人望…」も含めまして第三者に対しての影響力…かなりのモノでは〜〜ないのでしょうか?
個人的には、此処【2チャンネル…投稿】 にての「学ぶ会…擁護派」とお見受け致します方々の、
【「現総裁雅宣先生…」への批判投稿のみ】を見ますと…その方も【類の法則…】になりますので
しょうか?変です〜〜〜ネ!更に?「学ぶ会…擁護派」と思われます皆様が〜〜〜
「別の2チャンネル…掲示板」を作られての“投稿内容…”を閲覧しておりますと〜〜〜
【悪口…増恩…カチカチ山合戦】なのでしょう〜〜〜かと。

■つまり、御本人が「学ぶ会…」に、今の現状では、その根本となる【理念…】が傾倒している
状態では〜〜〜周囲のその「女性講師」への人望を抱いている皆様への影響が多大であると「懸念」
した上での処置でしょうか?その様に思いますし…厳しい表現ではありますが〜〜〜

その「女性講師・・・」への【崇 拝 信 仰】にもなりかねませんかと?これは果たして…
正しい事には〜〜〜ならないモノと思います。
あくまでも「人間としての“真理探究”…」が〜〜〜かと。言い換えますと【魂=心の向上】が、
この現実世界にて、私どもに課せられました「問題…」かと思う次第です…。

従いまして…個人的には、当然の「致し方の無い処置」と思うのです。……が?

「トキ様」へ“反論…”となります様です。…が?

再合掌

1419トキ:2013/03/23(土) 21:07:57 ID:2K4Q7xe2
>>1418

 代理投稿なので、その点をご理解下さい。

 聖使命会員を退会していたら、行事の出入り禁止もありかもしれません。

 でも、聖使命会員である以上、出入り禁止をする根拠がないです。
お金を出している以上、行事への入場は認めるべきだと思います。

 もし、行事への出入りを禁止するのなら、聖使命会員も退会に
するべきです。と、私は思います。

1420SAKURA:2013/03/23(土) 21:14:40 ID:BEUD3XFA
トキ様 へ   観覧者の皆様 へ
こんばんは……。   ロ−マ字(大文字)の【SAKURA】で〜〜〜す。

先日からの?素敵な〜〜〜書籍との出会い〜〜〜☆
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>>1397>>1405>>1410>>1411>>1414 投稿の続きです…。 

■ 臨死―――
―――|―― 人生のおさらい  第七章  ――――― 【第 二十九 回】
   MY LIFE REVIEW    その②

>>1414投稿の続きです・・・。
 クリスタルの球は時空の制限を超えてところにあります。これから体験する過去の出来事は、
まるで今起きているかのように強烈な密度をもって再びやってくるでしょう。特に重要な体験に
ついては、プロセスのスピ−ドを緩めてそこから学ぶべきレッスンに集中できるように、自分で
「過去の再生」コントロ−ルしていきます。

 突然、クリスタルのクリアな表面が、グレ−っぽく不透明になってきました。いよいよ私の人
生の巻き戻しが始まるのです。まず球体の表面が変化し、そこに生き生きとした場面が展開し始
めました。そして私は幼いころに戻っていきました。場面はただ生き生きと見えるだけではなく、
現実そのものでした。私は第三者として過去の出来事を、かっては見ることのできなかった視点
から見ることになりました。

 巻き戻しされた人生の最初のシ−ンは、一九四七年の三月二十一日、すし詰め状態の騷々しい高
校の体育館からスタ−トしました。ペンシルバニア、ウイリアムポ−トです。そこにはまだ若い私
の父親を見つけました。彼はコ−トのサイドラインを行ったり来たりしながら、自分のチ−ムを
コ−チしていました。顔は真っ赤で、大声で怒鳴るたびに、肩や顔の筋肉が盛り上がるのが見え
ます。

 私の父は地域のヒ−ロ−でした。第二次世界大戦から復員後、聖ガブリエル高校のバスケット
ボ−ルチ−ムを率いて、無数の記録を残していました。父のチ−ムはアンスラサイトリ−グで、
一試合も負けずに優勝した史上初のチ−ムになったのです。

 今、父のチ−ムはさらに大きなリ−グである州立カトリックチャンピオンシップをかけて、ビ
ッツバ−グセントラルカトリック高校に来ていました。父のバスケットボ−ルのキャリアの中で、
最も大切な夜です。今晩のゲ− ムは『ゴリアテと戦うダビデ』と宣伝文句にうたわれていました。
ヘイゼルトンのドネガルの丘からやってきた小さなチ−ムが、ビッツバ−グの強大なチ−ムと戦う
のです。父の率いる小さなチ−ムは、紫と白のユニフォ−ムに身を包んで現れ、期待を見事に裏
切って、ゲ−ムそのものをぐいぐいと引っ張って行きました。激しく展開した最初のゲ−ムは六
対六のタイでしたが、次のクォ−タ−はぐっとペ−スを上げ、十八対十四とゲ―ムをもぎとりま
した。ハ−フを過ぎた所で父の聖ガブリエル高校がリ−ドを奪ったのです。後半最初はまったく
問題なく、聖ガブリエルが実力を出し切り、二四対十八。

 ところがビッツバ−グは最終クォ−タ−で調子を取り戻します、残りわずか二分。スコアは三
○対二九になっていました。そしてビッツバ−グがボ−ルをトスします。ポイントガ−ドがショ
ットを放ちました。このゴ−ルが入れば逆転されてしまいます。ボ−ルは見事にリングをとらえ、
スコアは三一対三〇になりました。しかしまだ時間が残っています。聖ガブリエルはボ−ルを運
び、コ−ナ−からシュ−トしたボ−ルは試合終了のブザ−が鳴ったとき、ゴ−ルに入ったかに見
えました。ところが、最後の瞬間、ボ−ルはリングの縁をぐるりとまわり、外へとはじき飛ばさ
れたのです。
                      つづく

1421SAKURA:2013/03/23(土) 21:17:57 ID:BEUD3XFA
トキ様 へ   観覧者の皆様 へ
こんばんは……。   ロ−マ字(大文字)の【SAKURA】で〜〜〜す。

先日からの?素敵な〜〜〜書籍との出会い〜〜〜☆
その中からの“投稿”をと…(微笑) 今日は…・…【NANCY】が、キーボードの打ち込み!!
>>1364>>1365>>1366>>1367>>1368>>1369>>1370>>1371>>1374>>1375>>1376>>1377
>>1378>>1379>>1384>>1385>>1386>>1387>>1388>>1389>>1393>>1394>>1395>>1396
>>1397>>1405>>1410>>1411>>1414>>1420 投稿の続きです…。 

■ 臨死―――
―――|―― 人生のおさらい  第七章  ――――― 【第 三十 回】
   MY LIFE REVIEW    その③

>>1414>>1420 投稿の続きです・・・。
 突然私は両親のベットル−ムに立っていました。試合が行われた日の夜です。ゆりかごに寝か
され、安心して眠っている生後六カ月の小さな自分がいました。父親がほんの少し前に苦しい敗
北を喫したことなど、一切知らずに至福の眠りについています。眠っている幼い自分を眺めなが
ら、あのたった一本のミスショットが、自分のこれからの人生にどんなに深い影響を与えること
になるか想像すらできませんでした。この夜を境に、父親は自分の酒量をコントロ−ルすること
ができなくなったのです。一九七四年にその人生の幕を降ろすまで、お酒をやめることはありま
せんでした。五十七歳という若さで失意と寂しさの中で、彼は死んでいきました。
 人生のフイルムは早送りされ、父の葬式の夜へと場面が移ります。私はヘイゼルトンのバ−に、
親戚や何人かの父の友人とともに座っていました。友人たちはもう一度あの夜のゲ−ムの話をし
はじめました。そのシ−ズンで初めて、そしてたった一度だけ負けたゲ−ムです。次の年も同じ
チ−ムをコ−チにしたにもかかわらず、お酒が彼のコ−チにも影響するようになっていました。そ
のシ−ズンでは父のチ−ムはもう勝ことができませんでした。

 彼らが思い出の試合を事細かに再現し終ったあと、ちちの友人の一人が私を脇に呼んで言いま
した。

「なぁ、息子さんよ。あんたの父親はいい男だった。みんな彼に憧れていたし、尊敬してもい
た。でも俺は見ていたんだよ。あの試合の最後のシュ−トがゴ−ルの縁をぐるっとまわって外に
跳ねたそのときのあいつを。君の父さんは身体を折り曲げ、両腕で頭を抱えた。そして顔がみる
みるうちにどんどん赤くなっていったんだ。身体をもとに戻したとき、あいつはもうそこにはい
なかった。目はうつろになり、もうどこも見ていない。忘れられないんだ。何千マイルの彼方を
呆然とみつめていたあの目を。あいつは一度俺にこう言ったことがある。あのゲームに負けた瞬
間、誰かが自分の脳みそに硫酸をぶっかけたみたいだったって。あいつはそれほど深く傷ついた
んだよ。だからあれ以来、酒をやめることができなくなったんだ。アルコ−ルだけがあいつの痛
みを和らげてくれたんだから。ただあれ以来不思議なことに、絶対にあの試合のことは口に出さ
なかった。でも俺には分かる。あいつが考えていたのはいつもあの試合のことだってね」

                        つづく

1422神の子さん:2013/03/23(土) 21:56:06 ID:???
内川が心配になってきた

1423SAKURA:2013/03/25(月) 20:37:02 ID:BEUD3XFA
「トキ様」 へ  「観覧者の皆様」 へ  「神の子(ブル−色)様」 へ
こんばんは……。   ロ−マ字(大文字)の【SAKURA】で〜〜〜す。

>>1422の投稿から〜♫〜
【内川…】此の方?この意味?〜〜〜【ソフトバンクのあの〜〜「内川」さん】のことナノ〜〜?

もしも?もしも?そうでしたら〜〜〜「腰の違和感?欠場?〜〜〜」此の「難問?」といいますか?
【あの試合…】は〜〜〜そうです〜〜〜ョネ!!
【WBC1次ラウンドA組(6日、キュ−バ−日本、ヤフオクド−ム)
内川(ソフトバンク)が練習に参加せず、先発メンバ−から外れた。…云々…』

横道〜〜〜それずに〜〜〜 “頑張って!!”
そうなのです。これにめげず〜〜〜〜〜ひたすら【野球街道…一直線】を〜〜〜!!
                               再合掌

1424SAKURA:2013/03/25(月) 20:38:54 ID:BEUD3XFA
トキ様 へ   観覧者の皆様 へ
こんばんは……。   ロ−マ字(大文字)の【SAKURA】で〜〜〜す。

先日からの?素敵な〜〜〜書籍との出会い〜〜〜☆
その中からの“投稿”をと…(微笑) 今日は…・…【NANCY】が、キーボードの打ち込み!!
>>1364>>1365>>1366>>1367>>1368>>1369>>1370>>1371>>1374>>1375>>1376>>1377
>>1378>>1379>>1384>>1385>>1386>>1387>>1388>>1389>>1393>>1394>>1395>>1396
>>1397>>1405>>1410>>1411>>1414>>1420>>1421 投稿の続きです…。 

■ 臨死―――
―――|―― 人生のおさらい  第七章  ――――― 【第 三一 回】
   MY LIFE REVIEW    その④

>>1414>>1420 投稿の続きです・・・。
 その場面が終わるとき、私がいつも父のバスケットの古いアルバムを引きずり出しては、あの
優勝したシ−ズンと、その後に続いた運命の試合を想像していたことを思い出していました。い
つも写真の中の父親の横に立って、彼のコ−チをじっと見ている自分を思い描きました。実際、
なんとかして父親の脳の中に入り込む道を見つけようとさえしていました。脳の中に入れさえす
れば、どうにかして欠陥を発見して治し、過去にさかのぼってすべてを変えることができるので
はないかと思っているかのように。父親が抱えている痛みが一体どんなものか、私はいつも知り
たいと思っていました。その痛みは私自身にも、最もつらいものでした。なぜならその痛みがい
つも私と父親との間に横たわり、二人を隔てていたからです。それから何年もたって、私自身が
同じ痛みを学ぶことになったのですが。

 人生のおさらいは続いていきました。私は五歳に戻っていました。五月の戦没者記念日、私は
聖ガブリエル墓地にいくところでした。第一次、第二次世界大戦、そして朝鮮戦争の復員軍人た
ちは、まずクロッシンの居酒屋に集まってから墓地に行くのが習わしになっていました。かって
の軍人たち、父やその友人が輪になって二一発の礼砲の準備をしている様子を、幼い私は下から
見上げていました。彼らは軍の帽子とサッシュを身につけ、スーツとネクタイで礼装していまし
た。皆赤い顔をして、腹の底から笑っています。銀の携帯用の酒瓶が手から手へと渡って行く様
子を、私はじっと眺めていました。父は酒瓶を受け取り、ぐうっと一口飲むと次へと手渡しまし
た。シルバ―の瓶が太陽の光をピカッと反射し、私は思わず目をつぶりました。男の世界では、
この酒瓶の回し飲みは、教会の聖杯儀式と同様に大変重要なものに見えました。

 一人ラッパ手が吹く永別のラッパに合わせて、彼らは儀式が行われる芝生まで行進していき
ます。男たちがライフルを高く掲げ、礼砲を順に打つ間、我々小さな子供たちは地面につっぷし
て、薬葵から身を守っていました。

 式が終わり墓地を離れたあと、私たちは休日の残りの時間を楽しむために、もう一度クロッシ
ンの酒場に繰り込みます。私の周りを取り囲んでいる戦場のヒ−ロ−たちや軍人たちを見上げな
がら、私は彼らみたいになれたらと思っていました。そのうち、父が私をひょいと抱き上げると、
バ−カウンタ−の背の高い椅子に座らせました。
                           つづく

1425SAKURA:2013/03/27(水) 21:31:53 ID:BEUD3XFA
トキ様 へ   観覧者の皆様 へ
こんばんは……。   ロ−マ字(大文字)の【SAKURA】で〜〜〜す。

先日からの?素敵な〜〜〜書籍との出会い〜〜〜☆
その中からの“投稿”をと…(微笑) 今日は…・…【NANCY】が、キーボードの打ち込み!!
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>>1397>>1405>>1410>>1411>>1414>>1420>>1421>>1424>>投稿の続きです…。 

■ 臨死―――
―――|―― 人生のおさらい  第七章  ――――― 【第 三二 回】
   MY LIFE REVIEW    その⑤

>>1414>>1420>>1421>>1424 投稿の続きです・・・。
 ここはいわゆるアイリッシュバ−で、家族連れでみんなが集ってくる場所です。父がビール
のグラスを私の口に持ってきました。私はちょっと口に含みました。苦みが広がります。まずい
と思いつつ、ともかくごくんと飲み込みました。父やその友人たちみたいになりたかったからで
す。同時に、他の男たちも自分のグラスを持ち、幼い私に向かってビールを掲げて敬礼をしてく
れました。父親が息子に最初のビールを飲ませるというのは通過儀礼でした。そして、そのとき
が私の番だったのです。

「静粛に! 静粛に!」皆がはやし立てました。
「彼はこれで真の男になったぞ!!」

五歳の私は、本当にそんなつもりになっていました。

フイルムはさらに続いていきます。最初のビールを飲んでから間もなく、家の状況が悪化し
ました。小さかったから、父親と母親の間がうまくいっていないことに気づきませんでした。
少なくとも初めのうちは。前からひどい状態で、そのころついに取り返しがつかなくなったのか
もしれません。まず、父の帰りが遅くなりはじめました。最初は母も帰りを待っていたのですが、
後からは隠れるようになっていました。
 
母と私は居間のカウチに横になって父を待つこともありました。アパートの階段を上ってくる
父の足音が聞こえると、母が震えはじめます。足音が大きければ大きいほど、状況が悪くなるの
です。母親の震えもさらにひどくなりました。
 ほとんどの夜はラッキーでした。父はドアを入ってくるなりよろよろと壁に頭をぶちつけなが
らベットルームにたどり着き、そのまま倒れ込んでしまったからです。それは「いい夜」でした。

つづく

1426SAKURA:2013/03/27(水) 21:33:27 ID:BEUD3XFA
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■ 臨死―――
―――|―― 人生のおさらい  第七章  ――――― 【第 三三  回】
   MY LIFE REVIEW    その⑤

>>1414>>1420>>1421>>1424>>1425 投稿の続きです・・・。

「まずい方の夜」の中でも最悪の、そして最後の夜、父は母をカウチから引きずり降ろし、階段
から突き落とすと脅かしました。私は二人の間に入り、わめきながら、父親をたたきました。自
分をなんとか大きく見せようと、自分の皮膚を破って飛び出せないかと必死に思いました。そう
すれば少しでも大きくなって、父親を押さえることができるかもしれないから。結局その試みは
失敗に終わり、気がつくと階段の下に、打ち身だらけの母親と共に倒れていました。床から立ち
上がった母親を私は誇らしいと思いました。そして、二人ともそのままアパートから歩いて出て
いきました。母にとってはそれが父との最後の夜でしたが、私にとっては何と言っても父親です。
それからの年月、私は彼を求め続けることになるのです。

(つづく)
                         
PS:「トキ様」・「観覧者の皆様」へ
■本当に【暴力…】は〜〜〜?と思いますと「心も暗く><」なってしまい、実に良くないですネ!
よく【アル中…】は〜〜〜〜〜〜〜?と言われます事に〜〜〜〜
ある面では「意志…が弱い!!」其の“結果…”からの出来事なのでしょうかと。さて!此処!
FUKに帰郷してからは、本当に“ノンべ〜〜〜ェ”が多いのです。!!実によく目に映ります。
千鳥足〜〜〜ヨレヨレ〜〜〜?「酒好き…」といいます表現よりは〜〜〜
“ノンベ〜〜〜ェ”といった方が、ピッタリ感なので〜〜〜す???思いますに?この頃では、
【男女共…意志力が弱い“県人…”】なのでしょうか〜〜〜??とも。
故郷では ありますが〜〜〜??特に「お酒…」に関してある面では“だらしのない!県?”に、
この頃では思えてしまい〜〜〜悲しくて!悲しくて!仕方がない私です!!
もしかしますと〜〜〜【黒 田 節…】この“歌…”の影響もありますのでしょうか〜〜〜?

❤さて!最近なのですが?また「書籍本の整理…」で【県別の性格論…】が記載されていまして、
なるほど〜〜なるほど〜〜“当たり”という感です…。かなり昔にて読んだモノなのです。…が?
今日でも〜〜〜確かに“当たり…くじ”と言わんばかりでしょうか?実に“オモシロイ”限りです。
いつか〜〜〜また!また!此の事は〜〜〜“投稿”させて頂きますかと。
                                 再合掌

1428SAKURA:2013/04/01(月) 22:03:17 ID:BEUD3XFA
トキ様 へ   観覧者の皆様 へ
こんばんは……。   ロ−マ字(大文字)の【SAKURA】で〜〜〜す。

先日からの?素敵な〜〜〜書籍との出会い〜〜〜☆
その中からの“投稿”をと…(微笑) 今日は…・…【NANCY】が、キーボードの打ち込み!!
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>>1397>>1405>>1410>>1411>>1414>>1420>>1421>>1424>>1425>>1426 投稿の続きです…。 

■ 臨死―――
―――|―― 人生のおさらい  第七章  ――――― 【第 三四  回】
   MY LIFE REVIEW    その⑥

>>1414>>1420>>1421>>1424>>1425>>1426 投稿の続きです・・・。

 その夜のうちに、母と私は祖母の家へ移りました。それは自分にとって最高に嬉しいことでし
た。私にたった一人、二歳違いのケイという姉がいて、彼女はもう祖母の所に住んでいたから
です。

 おばあちゃんの家は大きくゆとりがあり、静かでした。自分の部屋までもらうことができま
した。一番大好きだったのはイボタの生け垣に囲まれた庭です。一本の大きなモクレンが、その
すてきな影を広げていました。モクレンの枝にはソファ−つきのブランコがこしらえてあり、夏
になると、そのソファ−に座って読書をしながら、何かが起きるのを待っていました。

祖父は私たちが同居する一年前に亡くなっていました。祖母は近くの炭鉱の町、ストックトン
で祖父が経営していた雑貨屋を引き継いでいました。またその町で郵便局長もやっていました。
が、ストックトンがどんどん寂れてきたので、結局、祖母は雑貨屋をたたむことになりました。
その年の夏、私と母親はニュ−ヨ−クのイ−ストンハンプトンに移り住んだのです。

 イ−ストンハンプトンで母はサマ−キャンプのカウンセラ−になり、私はキャンパ−になりまし
た。夏が終わると、母は仕事のためにニュ−ヨ−クに残り、私はヘイゼルトンの祖母と姉の元に
戻りました。

 祖母の家の白黒テレビで、「パパは何でも知っている」や「オジ−とハリエッと」をよく見ました。
ファミリ−ドラマの中の家族を自分に当てはめて、家族のあるべき姿はこうなんだろうとよく想
像しました。

 祖母は、父はただ病気なんだよと説明してくれました。そのうち良くなるからねと。良くなっ
たら母がニュ−ヨ−クから帰ってきて、僕たちはまた「家族」になるんだと思いました。祖母はこ
の話を、庭のバラの刈りこみを手伝っているときにしてくれました。そのうちきっと物事は良く
鳴っていくんだからと祖母が話しているとき、私はわざとバラの刺に指を突き刺し、血を流しま
した。どこかで、その話には嘘があることは分かっていました。もう父と母は二度と一緒になる
ことはないだろうということも。

 祖母の家はエルム街にありました。聖ガブリエル教区からドネガルの丘を少し上がり、東に行
った所です。聖ガブリエル教会はゴシック様式の石造りの正面玄関と、円形のステンドグラスの
窓を挟んで威容を誇る二つの尖塔を備えた壮大な建物です。敷地の中には印象的なシスタ−ズオ
ブマ−シ−修道院と小学校から高校までありました。ドネガルの丘に住む人々にとって、この教
区は活動の中心であり、近所に点在するアイリッシュバ−と張り合っていました。

                         つづく

1429SAKURA:2013/04/02(火) 19:35:02 ID:BEUD3XFA
トキ様 へ   観覧者の皆様 へ
こんばんは……。   ロ−マ字(大文字)の【SAKURA】で〜〜〜す。

先日からの?素敵な〜〜〜書籍との出会い〜〜〜☆
その中からの“投稿”をと…(微笑) 今日は…・…【NANCY】が、キーボードの打ち込み!!
>>1364>>1365>>1366>>1367>>1368>>1369>>1370>>1371>>1374>>1375>>1376>>1377
>>1378>>1379>>1384>>1385>>1386>>1387>>1388>>1389>>1393>>1394>>1395>>1396
>>1397>>1405>>1410>>1411>>1414>>1420>>1421>>1424>>1425>>1426>>1428 
投稿の続きです…。 

■ 臨死―――
―――|―― 人生のおさらい  第七章  ――――― 【 第 三五 回 】
   MY LIFE REVIEW    その⑦
>>1414>>1420>>1421>>1424>>1425>>1426>>1428 投稿の続きです・・・。

 祖母の家から教会や学校へはすぐでしたし、近所にはたくさんの子供たちがいました。祖母は
私のことを一家の首長だといつも言っていました。特に姉が母親と住むためにニュ−ヨ−クに行
ってからは。近所で家長をやってるたった一人の子供であるということは、自分を特別な気持ち
にしてくれました。

 当時、カトリックは生活の中の欠かせない部分でした。カトリックの学校で育ち、ミサに出席
し、告解をし、聖体拝受を受けました。四旬節には、毎晩祖母と共にロザリオを片手に祈りまし
た。
 カトリックをひとさじひとさじ、すくって口に入れられるようなものです。教えられることに
疑問は抱きませんでした。ただ素直に受け入れたのです。
 毎年、教会は修養会を行いました。そのときはよそから来た神父が、もっともっと宗教的な義
務を果たすように脅かして帰るのが常でした。修養会はまた啓示に満ちたものであったことも覚
えています。

 人生をおさらいしながら、私は11歳の時の修養会で聞いたある説教を再体験していました。
その神父は指でこちらを指し、それを振り動かしながら恐ろしい声でいTったのです。

「誰でも、」自分の種を大地に撒き散らす者は永遠に地獄の炎で焼かれるであろう」

教会から出てきたとき、私はめまいがし、頭は麻痺していました。祖母の家までのほんのわず
かな距離が、死の行進のように思えました。頭をずっと占めていたのは、祖母の庭の茂みで、家
のトイレを使わず小便をしてしまったことでした。そのまま次の年のほとんどを恐怖のなかで過
ごしました。大地におしっこをかけてしまったから、自分は地獄で永遠に焼かれなければならな
いんだ。もう自分の魂は決して救済されない。自分の運命は永遠に煉獄の炎の中に決定したとい
う病的な思い込みと連日の悪夢にうなされていました。死後の世界が決定的な苦悩と痛みの場所
であるということにあまりにもとらわれてしまい、「煉獄の炎」と「命は慈愛に満ちた死とともに
にすべてが終わる」という二つの考え方の間を心がさまよいはじめていました。

 その恐ろしい説教からまもなく、私は祖母の家に向かってエルム街を歩いていました。自分が
死んだあと永遠に地獄の炎に焼かれることになるのか、それとも単に死によって自分の存在に終
止符が打たれるだけなのかを深く悩みながら。こんな状態が続いていたので、気持ちは鬱になっ
たのです。目をこらしてよく見ようとすると、まぶしくて一時的に目がくらみました。光の天使
が降りてきたのだと思いました。そして力強い声が聞こえてきたのです。

「恐れなくてもよい……すべて大丈夫だから」

 まだメッセ−ジが耳にこだましている最中に光が消えました。私はひとりぼっちで静かな通り
に立っていました。そのまま祖母の家に帰り、二階に上がって自分のベットに倒れ込みました。
今見たのは本当に天使だったのだろうか? 疑いがわき上がってきました。確信はありません。
でも、すっぽりと守ってくれる外套のような、何かが降りてきたことだけは確かです。庭におし
っこをしたから永遠に煉獄の炎の焼かれるのではないかという恐れは、そのとき以来すっかり姿
を消しました。数年後、私は「種」とは何かを理解しました。そのころから私の興味は宗教から女
の子に移っていったのです。
                       つづく

1430トキ:2013/04/03(水) 09:38:19 ID:/ooCkxpg
 昨日、ある誌友さんとお会いしたのですが、そのときに、本部が推進しているメガソーラーが話題に
なりました。その方の話では、メガソーラーは今では経済的にはペイしないので、撤退をはじめている
企業が出ている、ということです。また、決して環境的にも優しくない、という事を力説していました。

 こういう声は少なくなくて、5年前ならともかく、今からメガソーラーをしても、遅すぎる、という
意見はよく聞きます。調べてみたのですが、その意見は確かに一理あるように思えます。

 この方面に詳しい方がおられましたら、ご教示のほど、お願いをいたします。

 なお、本部では、メガソーラーを実施する事は決まっていますが、具体的な規模は決まっては
いません。なお、平均的なメガソーラーは、最低、4億円程度から、大規模なものは50億円ほ
どのものもあるみたいです。設置は信徒から寄付を集める、とのことです。

1431「訊け」管理人:2013/04/03(水) 10:20:35 ID:???

 以前も指摘しましたが「ソーラー事業」・・・・今さらの参入は「遅い」のです。
世間では、物笑いの種になりましょう。売電価格が昨年までならば「有利」でした。
でも、今年申請分からは「非常に流動的」なのです。ああ・・・

 何も知らぬ「環境」宗教にメーカーが、(不良在庫を)売りつける方策かもしれませんね。

 いや、昨年までの「特需」分在庫、たぶんメーカーにはアルはずだからです。今さら参入して
も、遅いのに・・・



1432トキ:2013/04/03(水) 10:42:54 ID:/ooCkxpg
>>1431

 ご教示、ありがとうございました。なるほど、そうでしたか。

 余談ですが、生長の家の講習会のポスターを家に貼っていると、ソーラー発電の
セールスマンがよくやって来て、「生長の家の方ですね? ぜひ、太陽光発言をし
て下さい。」と言いに来たので、閉口したことがありました。

 ご教示に深く感謝申し上げます。

合掌 ありがとうございます

1433「訊け」管理人:2013/04/03(水) 11:26:09 ID:???



 すみません、さっき(つい)オフィス内で「うう(笑)」と声を出してしまいました。

 ・・・・・もう、許せん(笑)「熊本鎮台」(笑)。

――――――――――――――
「アホ」と言いたくなるようなことにあなた方も手を貸していることを認識しなさい!NEW (7452)
日時:2013年04月03日 (水) 11時12分
名前:「靖国見真会」参加者
http://bbs5.sekkaku.net/bbs/?id=koumyou&mode=res&log=1388
――――――――――――――


 思わず「うう(笑)」って声、出してしまったではないですか(笑)。私の信用を、どうして
くれるんだ(笑)。




1434「訊け」管理人:2013/04/03(水) 11:30:41 ID:???

>>1433補足

http://bbs5.sekkaku.net/bbs/?id=koumyou&mode=res&log=1388
――――――――――――――
ところが、あなたがたは、「和解」派と名乗りながら、本流つぶしに躍起となっているではありませんか?!

本当に残念でなりませんよ!
――――――――――――――


 あのですね、鎮台殿・・・・たとえば「野球」で説明、しましょうか。

 たとえば相手チームが「エラー」、したとしましょうか。でも、その(エラーした)チームが「我がチーム潰しに躍起になっているじゃないか」とか、フツウ、云いませんよ(笑)また、「スポーツマンシップに反する」などとも、云いやしないのです。

 意味は、解りますか?

 ・・・・・相手方が「本流潰しをしている」とか、言う前に「エラーを減らし」ましょう。ねえ?



1435「訊け」管理人:2013/04/03(水) 12:49:28 ID:???
>>トキ理事長

○八重の桜ダイジェスト 第13回「鉄砲と花嫁」
http://www.youtube.com/watch?v=oqkiPRj34s0


02:39付近:「戦わずして勝つは善の善なるを・・・・・・孫子の兵法ごあす」(ウドさあ)


 ・・・・先日の「八重の桜」ですが、良かったですね。「第一次長州征伐」の巻でした。そしてあの、ウドさあの「和解論」が、放送されました。

 幕府と長州が戦えば、得をするのは「外国勢」です。その点を考慮しウドさあ、「和解」を進言します。幕府首脳陣は「なああにいい!!??和解だとおお!!」てな、(どっかの掲示板みたいな)ムード(笑)。アタリマエです。
 ・・・もう、出陣の「陣構え」まで出来ている段階、です(!)その段階での「和解論」です。〝空気を読まない〟ウドさあにしか、出来なかった芸当かもしれません。・・・・しかしホント、ウドさあは偉大です。

 ・・・・でも、まあ、教団も本流も、争っていては「いかん」です。誰が得するのか?・・・・・その点を考えにゃ、なりもはん。



1436トキ:2013/04/03(水) 16:39:41 ID:/ooCkxpg
>>1435

 本当にそうですね。もちろん、過去、いろいろないきさつがあるので、
感情的には納得はいかない点が双方にあるのはわかります。でも、双方とも
「宗教者」を自他ともに認める人達ですから、そこは考える必要がありますね。

 例えば、個人指導に来られた人が、「あの人は、あんなに酷い人だ」と言われた
ら、指導担当講師は「それは現象ですから、実相を見なさい」と言います。

 だったら、双方とも、「実相を見なさい」という話になるのでありまして、
宮沢賢治ではないですが、「西に訴訟や喧嘩があれば、つまらないから止めろ
と言い」の精神が大事かと思います。

1437トキ:2013/04/03(水) 16:47:38 ID:/ooCkxpg
>>1433

「靖国見真会」参加者様が激怒されているのですが、どうも理解ができません。

 先ず、この掲示板の2大看板とありますが、この掲示板では、SAKURA様とかうのはな様, a hope様とか、
いろいろな方が書かれているのですし、むしろトキの出番は少ないと思います。

 第一、私と訊け管理人様の投稿には、「靖国見真会」参加者様や学ぶ会を批判、攻撃する内容は含まれて
おりません。

 どうにも不思議なご反応だと思っています。

1438SAKURA:2013/04/03(水) 16:56:13 ID:BEUD3XFA
トキ様 へ   観覧者の皆様 へ
こんばんは……。   ロ−マ字(大文字)の【SAKURA】で〜〜〜す。

先日からの?素敵な〜〜〜書籍との出会い〜〜〜☆
その中からの“投稿”をと…(微笑) 今日は…・…【NANCY】が、キーボードの打ち込み!!
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投稿の続きです…。 

■ 臨死―――
―――|―― 人生のおさらい  第七章  ――――― 【 第 三五 回 】
   MY LIFE REVIEW    その⑦
>>1414>>1420>>1421>>1424>>1425>>1426>>1428 投稿の続きです・・・。

 祖母の家から教会や学校へはすぐでしたし、近所にはたくさんの子供たちがいました。祖母は
私のことを一家の首長だといつも言っていました。特に姉が母親と住むためにニュ−ヨ−クに行
ってからは。近所で家長をやってるたった一人の子供であるということは、自分を特別な気持ち
にしてくれました。

 当時、カトリックは生活の中の欠かせない部分でした。カトリックの学校で育ち、ミサに出席
し、告解をし、聖体拝受を受けました。四旬節には、毎晩祖母と共にロザリオを片手に祈りまし
た。
 カトリックをひとさじひとさじ、すくって口に入れられるようなものです。教えられることに
疑問は抱きませんでした。ただ素直に受け入れたのです。
 毎年、教会は修養会を行いました。そのときはよそから来た神父が、もっともっと宗教的な義
務を果たすように脅かして帰るのが常でした。修養会はまた啓示に満ちたものであったことも覚
えています。

 人生をおさらいしながら、私は11歳の時の修養会で聞いたある説教を再体験していました。
その神父は指でこちらを指し、それを振り動かしながら恐ろしい声でいTったのです。

「誰でも、」自分の種を大地に撒き散らす者は永遠に地獄の炎で焼かれるであろう」

教会から出てきたとき、私はめまいがし、頭は麻痺していました。祖母の家までのほんのわず
かな距離が、死の行進のように思えました。頭をずっと占めていたのは、祖母の庭の茂みで、家
のトイレを使わず小便をしてしまったことでした。そのまま次の年のほとんどを恐怖のなかで過
ごしました。大地におしっこをかけてしまったから、自分は地獄で永遠に焼かれなければならな
いんだ。もう自分の魂は決して救済されない。自分の運命は永遠に煉獄の炎の中に決定したとい
う病的な思い込みと連日の悪夢にうなされていました。死後の世界が決定的な苦悩と痛みの場所
であるということにあまりにもとらわれてしまい、「煉獄の炎」と「命は慈愛に満ちた死とともに
にすべてが終わる」という二つの考え方の間を心がさまよいはじめていました。

 その恐ろしい説教からまもなく、私は祖母の家に向かってエルム街を歩いていました。自分が
死んだあと永遠に地獄の炎に焼かれることになるのか、それとも単に死によって自分の存在に終
止符が打たれるだけなのかを深く悩みながら。こんな状態が続いていたので、気持ちは鬱になっ
たのです。目をこらしてよく見ようとすると、まぶしくて一時的に目がくらみました。光の天使
が降りてきたのだと思いました。そして力強い声が聞こえてきたのです。

「恐れなくてもよい……すべて大丈夫だから」

 まだメッセ−ジが耳にこだましている最中に光が消えました。私はひとりぼっちで静かな通り
に立っていました。そのまま祖母の家に帰り、二階に上がって自分のベットに倒れ込みました。
今見たのは本当に天使だったのだろうか? 疑いがわき上がってきました。確信はありません。
でも、すっぽりと守ってくれる外套のような、何かが降りてきたことだけは確かです。庭におし
っこをしたから永遠に煉獄の炎の焼かれるのではないかという恐れは、そのとき以来すっかり姿
を消しました。数年後、私は「種」とは何かを理解しました。そのころから私の興味は宗教から女
の子に移っていったのです。
                       つづく

1439SAKURA:2013/04/03(水) 21:19:56 ID:BEUD3XFA
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>>1429投稿の続きです…。 

■ 臨死―――
―――|―― 人生のおさらい  第七章  ――――― 【 第 三六 回 】
   MY LIFE REVIEW    その⑧
>>1414>>1420>>1421>>1424>>1425>>1426>>1428>>1429 投稿の続きです・・・。

❤ 人生のこの場面を見直しながら、若いころにずっと悩み苦しんできた抑圧した罪悪感を初め
て受け入れたのがこのときだったと納得しました。カトリック教徒は罪の意識を感じるように教え
られます。そうしなければならない理由が分からなくてもです。
 夏になると一人の女の子が近所に引っ越ししてきました。私は彼女を手に入れたいと思いました。
私の人生において、彼女との関係が最初の「機能不全」の恋愛でした。いいところを見せようとし
て、キャンディショップに連れていきました。祖母は留守でしたがお金が必要だったので、私は祖
母の財布から五ドルを抜き取りました。それがお金を使って女の子の気を引こうとした最初の体験
です。この行動パターンがその後大人になってからも繰り返し続いていくことになりました。お金
や物で女性の気持を買おうとしたり、コントロ−ルしようとしたりし続けたのです。
 
人生のおさらいは続きます。ずっとこの間私は祖母と暮らし、父親は聖ガブリエル修道院のすぐ
北、ワイオミング通りの下宿屋のような所に住んでいました。私たちの間に一切会話はありません
でしたが、父の姿はよくワイオミング通りの居酒屋の窓枠で見かけました。昼休み、ほとんど毎日
と言っていいほど、キャンディショップから友達と学校に戻る途中、その居酒屋の前を通ったので
す。だいたい父はお決まりの場所に座っていました。いつでも彼からは私に対するよそよそしさが
感じられました。もちろん、私が誰かは知っているのです。でも、まるで私のことが見分けがつか
ないかのように見えました。父はいつもバ−カウンタ−の一番奥、背中を通りに面した窓に向けて
座っていました。たまに、身体を回して窓の外を見ているときもありました。特に、酒場のドアを
開けて誰かが入ってくると、そちらに顔を向けるのです。それは、彼をまっとうな人生に連れ戻し
てくれる誰かが入ってくるのを、いつまでも待ち続けているかのようでした。

 一度ある夜、どんな所に住んでいるのか知りたくて、ワイオミング通りのそばの部屋まで父の
あとをつけて行ったことがありました。路地から父親がよろめきながら階段をのぼり、部屋に入
っていくのを見ていました。翌日、また下宿屋まで行って、父が居酒屋へ出かけていくのを待ち
ました。いつものバ−のスツ−ルによじ登るのを見届けたあと、大急ぎで路地を通りぬけ、父親
が昨夜入っていった部屋の鍵のかかっていないドアを開けました。そこは、窓がたった一つしか
ない暗くて薄汚れた部屋でした。心臓がドキドキして、汗がぶわっと噴き出してきました。くも
った窓ガラスから見下ろすと、居酒屋のバ−に座っている父が見えました。古いタンスの引き出
しを開けてみると、中には父の洋服が詰まっていました。ナイトテ−ブルの引き出しには、鍵や
コインが入っていましたが、私が探していたものはそこにはありませんでした。いつでも学校で
カ−ドを書くとき、例えばクリスマスやバレンタインのときなどには、必ず父にもカ−ドを書い
て送っていたのです。住所は、ワイオミング通りの居酒屋にしておきました。送ったカ−ドが部
屋に置いてあるかと思ったのですが期待外れでした。父の人生の中に、少しでも私の場所がある
のだと思いたかったのです。カ−ドがないと分かったとき、私は階段を駆け下り、路地をぬけて
祖母の家まで走って帰りました。自分の部屋への階段を駆け上がって、自分のベットに息を切ら
して倒れ込みました。おなかの奥が差しこむように痛み続けていました。その痛みはそれ以来、
長い間居座り続けることになったのです。

                            つづく

1440SAKURA:2013/04/03(水) 21:23:07 ID:BEUD3XFA
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>>1429>>1439>>投稿の続きです…。 

■ 臨死―――
―――|―― 人生のおさらい  第七章  ――――― 【 第 三七 回 】
   MY LIFE REVIEW    その⑨
>>1414>>1420>>1421>>1424>>1425>>1426>>1428>>1429>>1439>> 投稿の続きです・・・。

❤高校一年になる前の夏、私は毎日バスケットボ−ルを練習しました。バスケットがうまくなれ
ば父親が自分の方を向いてくれるかもしれないと思ったのです。お酒を除けば、父親の人生で
バスケットボ−ルだけが唯一大切なものに見えました。最初の試合までに、私は補欠選手のナン
バ−ワンに選ばれるほどになっていました。試合で自分の名前が呼ばれたとき、私は自信にあふ
れていました。コ−トの中、観客席の方向にドリブルをしていたとき、ふと見上げると通路を酒
によってよろめきながら歩いてくる父が見えました。何か私に向かって応援の言葉を叫んでいる
ように見えました。その一瞬、私の動きが止まりました。ボールは足に当たり、コートの外へ転
がっていきました。情けない姿で、気分は最悪でした。父親がこちらに向かって手を振りながら
嫌悪の表情を浮かべているのが見えます。これが長い断絶のあげくにとれた唯一のコミュニケ−
ションでした。私はコ−トの真ん中で凍りついたように固まり、床のひび割れをみつめていまし
た。その割れ目のなかに潜り込みたい気分でした。それからしばらくして、私はバスケットボ−
ルをやめました。

 高校を卒業すると、ニュ−ヨ−クシティの母親の所へ移り住みました。母はマイケルと再婚し、
マイケルは私にとって父親のような存在になっていきました。エルム街の祖母の家では、祖母と
私は親友でした。だから、彼女を一人にしてしまうこと、そして故郷であるヘイゼルトンを去る
ことが身を切られるようにつらかったのを覚えています。自分の感謝の気持ちを表すために、い
つも祖母の面倒をみたいと思っていました。エルム街の大きな家で独りぼっちになってしまうの
で、祖母は母の妹と一緒に住むためにニュ−ヨ−ク州へと引っ越していきました。エルムの自分
の家を手放さなければならないのは、彼女の悲しみをより深くしました。七〇代では祖母の鋭い
ユーモアは顕在でしたが、八〇代になると動脈硬化を起こし、もう私のことも分からなくなって、
いきました。それから数年後、ニュ−ヨ−クのクィ−ンズの施設で亡くなりました。

 私はヘイゼルトンを後にするのは気が進みませんでした。もう二度と父親に会えないのではと
思ったからです。父親以外にヘイゼントンに戻る理由はありませんでした。友達は皆大学に行く
か、軍に入隊して町にはいません。私はクィ−ンズのセント・ジョンズ大学に入学することにな
っていました。大学一年の時、私は父親と再びつながる方法を見つけたのです。私は高校時代は
ずっと、ビ−ルの臭いやアルコ−ルの悪臭にがまんができませんでした。父親の飲酒が、私の家
庭生活をめちゃめちゃにしたことを思い出すからです。高校の友人たちが集まってお酒を飲もう
とすると、だいたい顔色が真っ青になって吐くのがおちでした。が、セント・ジョンズはパ−テ
ィ大学でした。フラタニティ(アメリカの大学の男子学生の社交のための友愛会。通常ギリシャ
文字三文字で呼ばれている)は、大学での社会生活の構図です。私はキャンパスではベストだと
言われているファイカッパタウのパ−ティに招かれました。そのパ−ティで覚えているのは、ひ
たすらビ−ルをがぶがぶ飲んで、ひたすら吐き続けたということです。ほかの一年連中も同じで
した。私は、ただビ−ルを飲み、パ−ティをエンジョイしました。パ−ティの仕方を知っている
この会のメンバ−と新しい絆を感じました。お酒を飲むって楽しいんだと思えたのです。パ−テ
ィの空気は、私が五歳の時の記憶を蘇らせてくれました。クロッシンの居酒屋で、父親とその友
人たちを見上げていたことを。

                          つづく

1441SAKURA:2013/04/04(木) 20:31:39 ID:BEUD3XFA
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>>1429>>1439>>1440>>投稿の続きです…。 

■ 臨死―――
―――|―― 人生のおさらい  第七章  ――――― 【 第 三八 回 】
   MY LIFE REVIEW    その⑩
>>1414>>1420>>1421>>1424>>1425>>1426>>1428>>1429>>1439>>1440 >>
投稿の続きです・・・。

 ❤その翌朝は、ベットからはいながらバスル−ムに行って吐きました。鏡の自分を見ると、最低
の顔をしていました。皮膚はチョ−クのように真っ白で、白目は充血した上に黄色っぽくなってい
ます。でも、気分は最高でした。確かに、身体は病気持ちの犬みたいによれよれでしたが、前の夜
に何かが起きたのです。「友愛」の真っただ中で、いい気持ちにさせてくれた何かが、自分が何かに
帰属しているんだという感覚は、自分にとって新鮮でした。そして何よりも、子供のころからずっ
と悩まされ続けていた例の差し込むような内臓の痛みが、酒を飲んでいる間だけは消えたのです!
それはつかの間のことだったかもしれません。でも酒を飲んだら気分が良くなったのは確かでした。
酒はおそらく痛みに対処するための、自分に必要な薬なんだと信じました。バスル−ムの鏡の瞼の
垂れ下がった真っ青な具合の悪い顔を見ながら、私は自信たっぷりに叫んでいました。

「聞けよ!! 聞け!! 私は今こそ真の男なり!!」

 まだ過去の画面は続きます。飲酒への通過儀礼を済ませ、ビ−ルを楽しめるようになったことは、
私に新しい勇気と言えるものをもたらしました。いよいよ父親を訪ねる時が来たと思ったのです。
ニュ−ヨ−クシティからヘイゼントン行きのバスに乗り込みました。もちろん、どこに行けば彼に
会えるのかは分かっています。バス停を降りて、私はまっすぐ例の居酒屋に歩いて行きました。
彼はやっぱりお気に入りの場所、窓際のバ−スツ−ルに座っていました。バ−の扇を開けて中に入
っていくと、父親は身体を回してこちらを見ました。私が数え切れないくらい見てきたあの動作で
す。父の隣の椅子に座ると、彼の目にわずかながら私を認めてくれたらしき光が宿ったような気が
しました。
 
 年老いた赤ら顔のバ−テンダ−がコ−スタ−を私の前に置き、
「何にしましょうか?」と尋ねました。アイルランド人の彼は白いシャツにブラックネクタイを締
め、エプロンをしています。
「ドラフトビ−ルを、それから隣の僕の父さんにも同じものを!」
「父さん」という私の言葉で父親は落ち着きをなくしたようでした。まるで、自分が「父親であ
る」という現実を恥じ入るかのように。

 父は私の方を憂いに満ちた目で見つめました。その日には、今までに見たこともなかった柔ら
かさがありました。何らかの形で、父は自分と折り合いをつけたのでしょう。
「どんな具合だい、 息子よ……。 いやぁ、 会えて嬉しいよ」と父は言いました。
この会えて嬉しいという言葉を聞くことが、自分にとって実に大切なことだったのだと思いまし
た。私が一気にビ−ルを飲み干したあと、カウンタ−に置いた空のグラスを指さして、父は聞き
ました。
つづく

1442SAKURA:2013/04/05(金) 20:12:43 ID:BEUD3XFA
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■ 臨死―――
―――|―― 人生のおさらい  第七章  ――――― 【 第 三九 回 】
   MY LIFE REVIEW    その⑪
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投稿の続きです・・・。

 ❤「お前、いつからビ−ルを飲みはじめたんだ?」
「そんなまえじゃないよ。時々、一杯か二杯飲むだけだよ。大したことじゃないさ」と、ちょっ
と得意になって答えました。
彼は笑いました。皮肉っぽい笑いです。そして、私の方にぐっと身を寄せると、私の理解を超え
た英知を持って話し始めました。
「大したことじゃないって言うのか。そうだといいけどな。時々一杯か二杯か飲むぐらいにとどめ
ておくんだぞ」
父と私はその日の午後をずっとその居酒屋で過ごしました。やっと二人を結びつけるものがで
きたのです。ともに分かち合うことのできるものが、それが一杯のビ−ルでした。午後の時間
が流れるにつれ、父親との絆が深まっていくのを感じました。その日までは、こんなふうに彼
に近づく勇気などまったく持てなかったのです。目と目を合わせ、男と男として話し合うなん
て。グラス一杯のビ−ルがその勇気を与えてくれました。この午後を境に、自分にとってすべ
てが変わったのです。

 今、自分は父とつながっている。それは長い間、私が心底求めてきたものでした。その後の
一〇年間、私は不定期に父に会いにヘイゼルトンに帰りました。この関係は、彼が亡くなるま
で続いたのです。

 昼下がり、私たちはまずはとてもゆっくりと話しました。会話と会話の間には長い沈黙があ
りました。特に後ろのドアが開いたときは。父は必ず振り向いて、誰が入ってきたのかを確か
めます。時には常連に挨拶もしました。ようやくカウンタ−の方に向き直ると、ゆっくりと長
い一口を飲むのです。たいてい残りの酒を全部飲んでしまい、またグラスをバ−テンの方へ差
し出します。飲み代は持ってきていましたし、全部使い切ってしまうつもりでした。その午後、
私は父に酒を買い続けました。そして、そのことを誇らしいと感じていました。バ−テンは時
にはお金を受け取り、時にはただ笑うだけでした。そんなときは、カウンタ−をコンコンとた
たいて、

「これは店のおごりだよ」と言いました。

 日も暮れかけるころ、私は父親のある仕草に気がつきました。無骨な手でグラスを持ちなが
ら、ゆっくりと時計と反対方向にずっと回し続けているのです。もっと速く回すこともありま
した。そのときはより深い思考の中に沈んでいるように見えました。また手を止めて、じっと
グラスのビ−ルをのぞき込んでいることもありました。そうしたあとはたいてい残りのビ−ル
をぐいっと飲み干すと、もう一杯もらうためにグラスを押しやるのです。

                       つづく

1443SAKURA:2013/04/05(金) 21:30:33 ID:BEUD3XFA
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■ 臨死―――
―――|―― 人生のおさらい  第七章  ――――― 【 第 四○ 回 】
   MY LIFE REVIEW    その⑫
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❤ 夜が近づくにつれ、私の勇気も、もっと父親のことを知りたいという思いも強くなって
きました。くるくる回っているグラスを指さしながら、思い切って尋ねてみました。

「なんでそんなことをするの?」
「なんでするのかって?」グラスを見つめたまま、問い返してきました。
「なんで、グラスをそんなふうに回すのさ。ずっとそうしてるよ。自分できがついているの
かと思って、手のなかでグラスをずっと回してる」

 父はグラスをじっと見つめ、グラスは回転をやめました。私は父の悲しげな目をじっと見
ていました。また会話の合間の長い沈黙が流れました。彼は自分の人生と運命を放棄してし
まったかに見えました。小さなときの思い出がフラッシュバックのように戻ってみました。
お酒を飲んでいるときの父親がいかにすぐカッときて怒りだしたかを。でも、今はエネルギ
−も枯渇してしまったようです。人生にすっかり疲れ切った感じ。カウンタ−の高さから下
をじっと見下ろす父親はどこかに飛んでいってしまったような表情を浮かべていました。別
の時空間をのぞいているみたいに。再びグラスは時計と逆方向に回りはじめました。そして
父親は話し出したのです。

「お前は小さすぎて、俺とお前の母さんとの間に何があったのか、覚えていないだろうね。
お前がほんとに小さかったとき、父さんはビ−ルをたくさん飲みすぎて、いつも飲んだく
れて酔っぱらって家に帰っていた。そのころ、父さんは母さんにあまり優しくなかった。あ
る夜だった。おそらくその晩は、いつもよりももっと酒が入っていたんだと思う。あまり覚
えていないんだ。気づくとお前の母さんは階段の一番下に倒れていた。お前はそこにいた。
二人とも、俺に向かって何か叫んでいたよ。その夜、母さんはお前を連れてでていったんだ。
それからだよ、お前の顔をまともに見ることができなくなってしまった」

                           つづく

1444SAKURA:2013/04/05(金) 21:32:58 ID:BEUD3XFA
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■ 臨死―――
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   MY LIFE REVIEW    その⑬
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>>1443>> 投稿の続きです・・・。

❤ ごくんと一口ビ−ルを飲むと、父は続けました。

「すべてが終わったあと、俺はまったく独りぼっちでアパ−トに取り残されていた。ともかく
許されないことをしてしまったことだけは分かった。通りに出ていったが、もうお前も母さんの
姿もなかった。それで、またバ−に行って、神経を鎮めるためにもっと飲んだんだ。グラスを見
下ろして、それが空っぽだと、グラスを逆に回すんだ。回しているあいだ、何が起きたのかを思
い出そうとしてな。時計の針を逆に巻き戻すような気持でね。こうやって、一生懸命時を逆に
回したら、何が起きたのか思い出せるような気がしていたんだろう。思い出せたら、それが起き
ないようにできるかもしれないなんてね。俺はあの夜、母さんが二度と戻ってこないことを知っ
ていた。そして、どんなに謝っても、時計をもとに戻すことはできなかったし、あの夜起きたこ
とはもう変えることはできなかったんだ」

 父はゆっくりとグラスを傾けると、手をカウンタ−の上に戻しました。じっと下を向いたまま
だったので、目が涙であふれているのではないかと思いました。父の手の中で、まだグラスは時
計と反対回りに回り続けていました。

 父が亡くなるまでの間、私はできるだけヘイゼルトンに帰りました。おそらく年に四回か五回
程度でしょうか。ふるさとの友達はほとんどいなくなっていました。大学を卒業してどこかへ行
ってしまったか、まだ軍に入隊したままでした。我々にとって、ヘイゼントンは忘れられた町だ
ったのです。そこから来たのは確かだけれど、帰る場所ではなかったということです。そのころ
には、父は自分のアパ−トに移り住んでいました。電話も引いていましたが、電話をかけても出
たためしはありませんでした。クリスマスや誕生日にはカ−ドを送り、時にはプレゼントも贈り
ました。

 一九七三年の大晦日まで、私は自分がとても成功したと思っていました。ハンプトンに不動産
会社を開き、ジニ―という美人のガールフレンドもいました。彼女は幼いときに父親を亡くした
ためか、私の父のことも大切にしてくれました。大晦日のパ−ティに出かけようとしたとき、ジ
ニ−は言いました。

「ねぇ、退屈なパ−ティなんか行くのやめて、今からお父さんに会いにヘイゼルトンに行かな
い?」

 私が父親のことをその日ずっと考えていたことに、彼女は気づいていたのです。常軌を逸した
考えでしたが、私はいい考えだねと同意しました。そこで私たちはヘイゼントンまでドライブし
て、ちょうど一二時ちょっと前にちょっと前にいつものバ−に到着しました。

 父は相変わらず角の椅子に座っていました。そして私たちがドアから顔を出したとき、彼の目
がぱっと輝きました。父はジニ−のことが大好きでした。その夜は父親とバ−の友人たちと一緒
に、ジュ−クボックスの前の狭い通路で踊り、一晩中歌いながら素晴らしい時間を過ごしました。
あの五歳の思い出以来、その夜が最初でそして最後の、父と一緒に過ごせた面白くて楽しい時で
した。
                       つづく

1446SAKURA:2013/04/08(月) 21:48:16 ID:BEUD3XFA
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■ 臨死―――
―――|―― 人生のおさらい  第七章  ――――― 【 第 四二 回 】
   MY LIFE REVIEW    その⑭

❤元旦の朝、父と一緒に朝食をとりました。彼は私たちの向かいに座っていましたが、父のほほ
笑み中に、生まれて初めて、幸福感というよりは、むしろ満足感を見つけることができました。
父は私が幸せそうなのを喜んでくれているようです。やっと父の寂しくて悲しい人生にも、一つで
も満足を感じるものができたということでしょうか。父にはちゃんと息子がいるのです。それが、
彼にとって意味のあることだということを知っていました。父は朝食には手をつけませんでした。
そのとき、今まで父が何かを食べているところを見たことがないことに気づきました、一緒にレ
ストランに行ったのはこのときが初めてだったのです。それまでは、いつも彼の大好きな居酒屋
で会っていました。そのバ−カウンタ−で父の隣の椅子に最初に腰をかけてから、十年の月日が
たとうとしていたのです。そして、長年にわたる深い飲酒が、いよいよ父親の健康を損ないはじ
めていることに気づきました。

 顔色は紙のように白く、鼻だけが赤く腫れていました。動きは非常に遅く、息は荒く、ゼ−ゼ
−しています。

 電話が鳴ったのは一九七四年の六月でした。父はヘイゼントンの聖ヨセフ病院に入院していま
したが、スクラントンの別の病院に移送されていました。医者はスクラントンに会いに来るよう
に強く勧めました。その午後、私はスクラントンの病院で、医者の病状説明を聞いていました。
父の肝硬変は深刻な状態にまで進んでいたのです。これから予測できる事態も説明を受けました
が、私は医者の言葉を聞かないようにしながら、しつこく質問を浴びせ続けました。――父親
はまた良くなるんだ。それ以外の事実は受け入れられない。

 父親の病室に入って行ったとき、もうそこには父はいないのだということが分かりました。
父親はいらいらして怒っていました。私をにらみつけるように見ました。それは私が小さな
ころに覚えている父の顔でした。ベットの上で足をばたつかせ、弱りきった腕を振り回して
いました。痴呆の症状が始まっていたのです。

 病院を後にして向かいの居酒屋に入りました。そこは父だったら気に入るだろうと思える
場所です。一人で飲みながら、父に起きたことに思い巡らせ、酒に明け暮れた彼の人生を分
析してみました。結局、自分で手に負えなくなるまで、酒を飲んでしまったわけです。酒に
飲まれ、今やそれが彼の命を奪おうとしています。自分と父親との違いは、私は自分の酒を
きちんとコントロ−ルできているということです。実際、自分は彼よりずっと賢いんだと思
いました。アルコ−ルに自分の人生をどうこうされるには賢すぎるのだと考えました。あら
ゆる面で私は成功しています。いい車がり、新しい家を持ち、会社を所有しています。私が
成功していることを父に知ってほしかった。父に息子のことを誇りに思ってほしかった。そ
して、誇りに思ってくれていることは分かっていました。私はアルコ−ルをコントロ−ルす
る方法を知っていますが、父は知らなかった。そこが自分と彼の違いだ……。
だから、私は……。
                       つづく

1447神の子さん:2013/04/08(月) 21:59:00 ID:YH2ELXXg
W

1448うのはな:2013/04/09(火) 09:41:47 ID:hn6REUaU

なんか版権裁判のこととかで、盗作贋作ブログ部外者までなんだかんだと雑談してるようですが、
ぼくが弁護しますといってる他人の職業さえ把握できず、誤読曲解したままギャアギャアいってる頭のおかしな人があれこれ
話さなくても、裁判所で当事者同士が決着つけてくれるからそれで済む話だと思いますよ。

1449神の子さん:2013/04/09(火) 14:41:55 ID:???
>>1448
全く同感です

1450SAKURA:2013/04/09(火) 21:36:34 ID:BEUD3XFA
トキ様 へ   観覧者の皆様 へ
こんばんは……。   ロ−マ字(大文字)の【SAKURA】で〜〜〜す。

先日からの?素敵な〜〜〜書籍との出会い〜〜〜☆
その中からの“投稿”をと…(微笑) 今日は…・…【NANCY】が、キーボードの打ち込み!!
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■ 臨死―――
―――|―― 人生のおさらい  第七章  ――――― 【 第 四三 回 】
   MY LIFE REVIEW    その⑮

❤ 聖ガブリエル墓地に父を埋葬したあと、ジニ―と私はしばらく休みをとろうと決めました。イ
ンタ−ステイトハ○号線を車にドライブしてニューヨークに戻る代わりに、なんのプランも持た
ずに、西に進路をとったのです。数日後、ネブラカス州をドライブしながら、父と自分の人生に
ついて考えました。起伏のある丘を貫く八〇号線を走っているとき、ジニ―は隣で眠っていまし
た。ラジオから新曲が流れてきます。ハリー・チャンピオンの「猫のゆりかご」でした。歌詞に
耳を傾けていると、そこには父と共にあった私の人生によく似たストーリーが描かれていました。

♪ 僕は父さんみたいになっちゃうよ。分かるだろう? 父さんそっくりになっちゃうんだ♪

 大人になってから、初めて声をあげて泣きはじめました。コーラスや歌詞が空間を満たしてい
くにつれ、これは自分のことを歌っているのだと感じ始めたのです。

♪ 息子よ。いつ帰ってくるんだい?……いつだか分からないよ……でもそうしたら、父さん、一
緒に会おうね!……一緒に楽しむんだ!♪

 私は、父の所へ帰ろうと思えば帰れた、数々の見過ごしたチャンスのことを思いました。でもそ
のチャンスは今や永遠に失われてしまったのです。ネブラスカの平原を車を走らせながら、本当
に長い間深いところに埋めてきてしまった感情が、止めどもなくあふれてきました。掘り起こさ
れた感情は、涙の川になって流れていきました。

 歌が流れている間、私は、今まで何度、時間を巻き戻して過去の出来事を変えたいと思ったこ
とがあるかを考えてみました。あの父親が監督した最後の決勝戦のことです。

 グラスを時計と反対に回して、自分の運命を巻き戻そうとした父のように、私もまた夢見る人
間でした。ただどれだけ私が夢を見ようとも、父親の人生に起きたことを、彼の手に負えなくな
ってしまった人生をどうすることもできませんでした。

 歌が終わった時、ぞっとする冷気が私の背筋を走りました。見捨てられたハイウエイを、車が
自ら命を得たもののように勝手に走って行く間、私は運転席に凍りついていました。私の目はバ
ックミラーに釘付けになってしまったのです。そこには、後部座席に座っている父の姿が映って
いました。彼の大きな身体、長年にわたる飲酒によって膨らんだ肉体が鏡いっぱいに広がってい
ました。彼は悲しげな目でまっすぐこちらを見ていました。顔はむくみ、たるんでいて、年老
い、敗北を表していました。

                         つづく

1451SAKURA:2013/04/09(火) 21:38:38 ID:BEUD3XFA
トキ様 へ   観覧者の皆様 へ
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先日からの?素敵な〜〜〜書籍との出会い〜〜〜☆
その中からの“投稿”をと…(微笑) 今日は…・…【NANCY】が、キーボードの打ち込み!!
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■ 臨死―――
―――|―― 人生のおさらい  第七章  ――――― 【 第 四四 回 】
   MY LIFE REVIEW    その⑯

 歌の最後の一節が、時間と空間の途中に引っ掛かっていました。その一節は、ハリー・チャピ
ンのメロディアスな声に乗って聞こえてはきませんでした。父の低い、底の方から響いてくるよ
うながらがら声が歌っていました。

「あいつは、まったく俺そっくりになるぜ。息子よ。俺そっくりな!」

 永遠の瞬間、私はバックミラーの後部座席に座る父親の幽霊を疑視していました。もちろんこ
れは幻覚だと考えました。僕の父さんは死んでもう二度と戻ってこないんだと。でも、この体
験は私を慰めてくれました。

 おそらく父のスピリットはまだ存在していて、何らかの形で私とコミュケーションをとった
のでしょう。私はそのままミラーを見続けていました。すくんだように身動き一つしないで、父
とその瞬間を共有したのです。どこかでこれが本当に最後なんだと思っていました。そして、彼
は逝ってしまいました。

                 ❤〜「第七章…」は終わりました。次は第ハ章に入ります。

PS:「トキ様」・「観覧者の皆様」 ヘ

【人生のおさらい〜♫〜】…本当に、誰もが一度は“時計のネジ…”が逆に回れば〜〜〜そうなのです。
もう一度〜〜〜もう一度〜〜〜やり直しが〜〜〜あれば??

此処で、私一個人の事です。…が?【タイムマシーン】にて必ず脳裏に浮かびます光景…“過去の出来事”
それは〜〜〜【20歳の原点……】の頃。この頃の私の失敗事が〜〜〜今日まで?まさか!まさか!
“尾を引く”とは、私自身思いもつきませんでした。当時は、「青春そのモノ…私も若い年齢?」でしたし、
相手を直ぐ【信じる…】この様な素直な性格でした。…が?逆に、此処九州では、言い換えますと〜〜
【バカ…】という陰口をコソコソ!!仲間内での話題として取り上げています事になりますでしょうか?

『生長の家…御教え』で育ちました私自身ですから、尚の事、誰に対しても!何事に対しても!……
【相手の〜〜〜“善…”を見る】この様に“潜在意識”にシッカリ入り込んで物事を見る子でしたから、
まさか〜〜〜このような結果になんて><思いもしません。「タタキ男…」は、まず【人をだまして、
うそを言って近ずいてきました。最初の出会い……当時の私は、まず!その“言葉…”を、素直に
信用をしたのですが〜〜〜??

■■今【わたしの回想記…】は、タイミングを見て、必ず!いつか「投 稿 記 載」へと……


つづく

1452SAKURA:2013/04/09(火) 21:41:05 ID:BEUD3XFA
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先日からの?素敵な〜〜〜書籍との出会い〜〜〜☆
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■ 臨死―――
―――|―― 人生のおさらい  第七章  ――――― 【 第 四五 回 】
   MY LIFE REVIEW    その⑰

■【人生〜〜〜過去のおさらい】は、どうしても“ネガティブ感情”になりやすいでしょうかと。

「タタキ男」と出会ったその瞬間が【人生の汚点…】となり、本当の「親不幸かと」思います。当時の私は、まだ!健常者としての聴力を持っていましたから、自分自身で申しますのは変ですが〜〜〜><
当時は「お見合いの話…」が意外と多い感じでしたかと。
その頃の私は、まだ“結婚観…”がなく、ただ目標として【服飾の夢…】を目指し、更に【デザイナー】
この【おおきな夢…】を胸いっぱい膨らませた日々で〜〜〜“ピ―ン?”と来なかったのが実情です。
その頃は「いい御縁話…」があり、東京帰りの或る息子さんが、私との「お見合い…」の為に、ワザワザ
戻って来まして、こっそり打ち合わせ??それは、母が食事をと!「ある中華料理…」に食べに行こうと
言いまして私を誘いだしたのです。「中華料理…」と聞いただけで、当時の私は“変だわ〜〜〜?”と…
思いながら〜〜〜更らに“正装スタイルに??”益々といぶかし気なのですが〜〜〜それに、母の友人が
(かなりの肩書の方みたい??)でしたでしょうか〜〜〜?其の方も同伴ですので〜〜〜益々と変!!

当時の「食事のシーン」…無事終わり「その息子」さんと一緒に“ドライブ”に行きなさいと言われ
私は、まだ?事の成り行きが理解できずに一言「皆さんも、ドライブにいかれません〜〜の」と…
吹き出してしまう“言動…”をしましたかと。その時の「思い出のシーン」でしょうか〜〜〜><
その息子さんとは「山口の赤間神宮…ドライブ」でしたでしょうか〜〜〜?

結果的には其の「息子さん」は、乗り気になって下さいましたが〜〜私自身が「お断り…」という形で、
終わりまたのです。…が?(かなりの資産家でもあり、将来を考えての両親なりの愛念かと…。)
今は「亡き両親…」には、此の事が後にも先にも〜〜〜心残りと〜〜〜><今日、私自身が振り返ります
と、本当に「亡き両親」の選択は正しいと今ではつくづく思います。これが本当の『親不幸』でしょうか?

❤「過去のおさらい…」私にとりましては、この“シ−ン”が思い出されます。

そして、亡くなる前「亡き母…」に素敵な人の“一枚の写真…”を見せますと〜〜〜嬉しそうでした。…が?
余りの年月の長さ〜〜〜に「亡き母…」は、疲れはてた?さびしそうな表情?にて〜〜〜“ポツリ…一言”
…「も〜〜〜う!結婚できないみたいネ」と言いながら〜〜〜「あなたの結婚式の時に、着るつもりで
作った着物なの〜〜〜ョ」と云い、パートナーもその席にいまして、私に手渡したのです。
その後【老人ホーム…】に入り〜〜〜早いモノで「10カ月目…」に亡き人となった『母…』なのです。
その最後の言葉は〜〜〜『人間は働く事…それが人間なの〜〜〜ョ!どんな時でも〜〜〜と。』多分、
「亡き母…」は、屹度『霊界…新しい世界』へ旅立つ直前に、いたずらしたのでしょうか〜〜〜??
私の「星の王子様…」を見届けに〜〜〜ス〜〜〜ッ!と一飛びしたのでしょうか??そして、笑いながら、
「素晴らしい男性〜〜〜ネ!」と私に言葉を投げかけました。今では【霊界…】で先に旅立った「亡き父」と
話している事でしょう〜〜〜ネ!!

本当に『過去のおさらい…』チクタク〜♫〜チクタク〜♫〜時計のネジが“逆戻り”できれば〜〜〜と!
今回の【臨死…】を拝読しながら、ツイツイ「母との会話」を、私も思い出したのです。…が??
しかしながら、現実に戻った私は、
❤今では〜〜〜前に〜〜〜進むめ〜〜〜♫〜〜〜進め〜〜〜♫〜〜〜此の事だけを抱きながらでしょうか?

PS:此の「タタキ男…」今では〜〜〜「分派…側」に行っている様ですかと〜〜〜?

1453SAKURA:2013/04/10(水) 13:31:52 ID:L0R9jzpQ
トキ様 へ   観覧者の皆様 へ
こんにちは……。   ロ−マ字(大文字)の【SAKURA】で〜〜〜す。
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>>1429>>1439>>1440>>1441>>1442>>1443>>1446>>1450>>1451>>1452 投稿の続きです…。 

■ 臨死―――
―――|―― 人生のおさらい  第七章  ――――― 【 第 四六 回 】
   MY LIFE REVIEW    その⑱

>>1450>>1451>>1452のその⑮⑯⑰の続き投稿です…。
PS: 「トキ様」 ・ 「観覧者の皆様」 へ
■□【 人生のおさらい〜〜〜? 】□■
昨日から、私も「過去のおさらい…」が、続いています…。??
何が〜〜〜どうして〜〜〜このような事に〜〜〜?? そうですョネ!【応報の法則…】が><
どうしても今の現状の「結果」ばかりを先行して見ていきますモノ!当に【目の前の現象】が、多々
あります。そして、現在も?今もこの時瞬時でも?なのでしょうかと。??ボンヤリ〜ボンヤリ〜♫〜

「私の過去の出来事…」を描写しながら、フト!思うのです。…が?
現在の『生長の家の問題…』も思い当たる節が?皆様の頭の中に浮かんでまいります点が?
あられますのでは〜〜〜?ないのでしょうかと。 この様にこの頃では、思うのです。…が?

□■さて!!【 卵 の 論 理 】でいきますと〜〜〜!
【 卵の殻 】を持ち去ったのは〜〜〜『誰?…』でしょうか?『社会事業団 更に 分派』ですかと。
そして、【 残された中身 黄身?白味 】は何処にアルなの〜〜〜
それは〜〜〜私達の手元!!『現原宿教団本部は〜〜〜私達の“こころ”なのです』では〜〜〜?

❤“心…”と云いますと…

「聖経…」「生命の実相」…etcは、持ち去られましたが?
これを〜〜【応用できる資質…】があるのが【現原宿本部−――>現総裁雅宣先生支持派】ですネ!!
別の表現で申します【先祖は根…】でしょう。それから樹木は『枝・葉…』が育ってまいりまして…
その後に【立派な樹木…完成】なのですから、今回の“事件”をきっかけに、皆様方のお一人お一人が
今までの「生活に活かされた?活かした?」ところの【引用の応用編…】ができて行くのが〜〜〜
これこそが❤〜【本髄の〜〜〜真理!!本当の御教え】に繋がるものと思うのですが?

■尚【分派側…】には「タタキ男」を先頭に?「吸血鬼・ゾンビ」etc…がそちらの方に行っていますかと。
彼らは必ず“うそ…の方便”が多く、おそらくは「自分達の言い分を正当化」するようないい方で
上手に【分派…を巻き込んでいった事】でしょうが〜〜〜そうしますと…
【たらふく食わされた…】ものの〜〜〜ほんの一辺の心の片隅に【 何かひっかかる“心…偽物” 】が、
時間・空間を経て〜〜〜ある日!突然!出て来た時に、そう〜〜〜です!
そこに現れてくるのが【 本物の“心の芽…” 】が現れてくるのではないでしょうか??

【過去のおさらい…】は私にとりまして「折り返し地点…タ−ニングポイント」と無くてはならないモノ…
今!あらたに思います!!更に、時間調整をしながら【私の回想記…】を、この場にて投稿させて
頂きます事は、これは【青春時代の若者…】への“メッセ−ジ”の一つとして
【愛している?…好きです?…】とは、どういう事なのでしょうか?この事を考える
「問題定義」を投げかけることになりまして、ある面では、
【人類を救う…モノ】に繋がるモノだと、今あらたに考えています次第です。…が!!

❤では〜〜〜後にて〜〜〜次をお楽しみに!!                再合掌

1455SAKURA:2013/04/12(金) 13:23:44 ID:BEUD3XFA
「トキ様」 へ   「観覧者の皆様」 へ
こんにちは……。   ロ−マ字(大文字)の【SAKURA】で〜〜〜す。

§§「管理人 トキ様」申し訳ないのですが、今回の投稿内容の一部分に間違いがありましたので
>>1454 をデリ−トお願いします。
大変〜〜〜御多忙のことと存じますが、何卒よろしくお願いいたします…。
                                 再合掌

1456SAKURA:2013/04/14(日) 22:13:31 ID:jMd4EeKM
トキ様 へ   観覧者の皆様 へ
こんばんは……。   ロ−マ字(大文字)の【SAKURA】で〜〜〜す。

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■ 臨死―――
―――|―― ばらばらの人生 第七章  ――――― 【 第 四七 回 】
  LIFE OUT OF SYNC  
コヤ―二スクワチ:狂気に満ちた人生、苦しい人生、ぼろぼろの人生、バランスがくずれた人生。
そんな人生は、別の生き方を招き入れる!
                             ホビ族の言葉

 過去をおさらいする旅が続く間、私はまだ意識の視覚的次元の中にいました。
 父が死んだあとは、私たちをつなぐたった一つの絆とともに私は独りぼっちで取り残されまし
た。絆とは、父から「相続」した酒癖です。自分がアルコール中毒であることは分かっていまし
た。気づいていましたし、受け入れていました。私が飲みはじめたのは一九六四年のことです。
父を埋葬した一九七四年には、私のアルコール歴も一〇年になろうとしていました。

 父の「病」を相続することに何の問題ありませんでした。むしろ歓迎したほどです。私はお酒
をエンジョイしていました。アルコールは最良の友であり、飲み続けてはいけない理由などまっ
たく見つかりませんでした。酒が飲めることは自分への贈り物だと思っていたわけで、呪いなど
ではありませんでした。確かに自分は父と同じアル中だと認めていましたが、私の場合、まだ
コントロールしうる範囲内でした。酒は父の思い出と私とを永遠につないでくれるものでした。
アル中だと喜んで認めているし、自分は十分に大人で責任感もあるのだから、酒を飲んでも構わ
ないのだと判断したわけです。アル中だからこそ、酒との付き合い方が分かっているのだと。父
親と違い、私はアルコールをコントロールすることができる。父親の人生は酒で破壊されたけれ
ど、自分の人生は壊されないと思っていました。私は何のしっぺ返しも受けずに、ずっとお酒を
飲み続けるに違いない、飲酒はいつも人生の一部であり、それなしでは生きてはいけないのだと
信じていました。

 父親の死後、私の人生は居心地の良い習慣の中にすっぽりと埋没していきました。不動産は
順調に拡大し、ビジネスそのものがひとりで勝手に大きくなっていくといった感じでした。数年
間、私はオフイスのそばのパブでより多くの時間を過ごすようになっていました。昼食をとりに
いったあと、そのまま午後ずっとそこで過ごすこともまれではありませんでした。

 バーのコーナーの椅子が私の専用の場所でした。そこから外の通りが見えます。パブのドアが
開くたび、私は自動車にそちらを向いて誰が入って来たのかをチェックします。座っている場所
の隣には電話帳があり、オフイスと連絡をとり合うことが可能でした。正直言って、自宅にいる
よりも、ずっとバーにいた方が居心地が良いのです。このパブの空間が自分の家のリビングルー
ムのように感じられました。ここから電話を使ってちゃんと不動産の仕事もできました。自己コ
ントロールは完璧でした。

                               つづく

1457トキ:2013/04/15(月) 09:42:17 ID:m45oDcl2
>>1456

 ホビ族の言葉、深い内容ですね。

 SAKURA様のお言葉はいつも励まされます。続きを期待しています。

合掌 ありがとうございます

1458神の子さん:2013/04/16(火) 12:53:56 ID:???
こんにちは
教えて下さい
以前、付き添いで行った所で実相完全円満とずっと唱えるのをやっていました
付き添いで真剣に聞いていなかったので、詳しいやり方を覚えていませんが
自分だけでやってみたいので、やり方を教えていただけませんか
付き添った人に聞くと色々誘われそうで、それは困るのです
勝手なお願いですみません

1459SAKURA:2013/04/16(火) 22:03:01 ID:BEUD3XFA
トキ様 へ   観覧者の皆様 へ
こんばんは……。   ロ−マ字(大文字)の【SAKURA】で〜〜〜す。

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■ 臨死―――
―――|―― ばらばらの人生 第七章  ――――― 【 第 四八 回 】
  LIFE OUT OF SYNC  

 朝は胃を絞られるような感覚とともに目が覚めました。その感覚は、ベットから於き上がって
すぐに外へと出かけたくなるような気持にさせます。この内臓をギリギリやられるようなフィ
−リングは父親を思い出させました。だから、余計に自分を成功へと駆り立てたのです。父さん
のようにはなりたくない……。 お昼になると、この胃の差し込みはより受けやすい空腹の痛
みへと変化していきます。それで、パブに昼食をとりに出かけるのです。アルコ−ルを飲みはじ
めたとたん、痛みが薄らいでいきます。

 私はすぐに不動産にも飽きてしまい、バ−のビジネスに替えていこうと思い立ちました。
本当は、自分のすべての時間をバ−で過ごしたかったのだという真の意図を無視しながら。

 人生のおさらいはさらに続いていきます。今度はバ−カウンタ−に座りながら別の角度から眺
めている自分を見ていました。私は自分の貴重な時間をほとんどバ−の椅子に座って無駄にして
いるのに、どうにかそれを正当化していました。私はバ−ビジネス業界を、顧客の立場から「研
究」していたのです。バ−やレストランで働いたことは一度もありませんでしたが、お客として
は疑いなくエキスパ−トになっていました。私はできるかぎり、ありとあらゆるバ−やクラブに
顔を出しました。カウンタ−のこちら側からこの業界について学ぼうとしていたのです。いつで
も、バ−にいなければならない理由がありました。

 一九七五年ごろ、時代はベビ−ブ−ムの申し子たちによって、急激な変化を遂げていました。
ニクソンが辞め、ベトナム戦争は終結しました。団魂世代は、ベルボトムのジ−ンズと抗議の
プラカ−ドを捨て去りました。国家は長い不況からやっと立ち上がりはじめたのです。大学を卒
業すると、猫も杓子もニュ−ヨ−クシティにビジネスやキャリアを求めて続々集まってきまし
た。そして夏のウイ−クエンドともなれば、ハンプトンズに何千という単位で集結するのです。
未来を思い描き、ベトナム戦争を忘れようとしている若者たちで、どのバ−もクラブもすし詰め
状態でした。

 私もその群集に混じっていました。飲みながら、夢を見ながら、観察をしていました。バ−ビ
ジネスへの参入の機会を狙って、

 チャンスは一九七六年の春にやってきました。私の不動産会社のオフイスがある同じ通りに、
巨大なビルがあり、中が航空機のハンガ−のようなスペ−スになっていて、倉庫として使われて
いました。私は長年、このビルこそナイトクラブには理想的なロケ−ションだと思っていました。
それがついに売りに出されたのです。

 突然、私は自分の夢がかなおうととしているのだと分かりました。私はハンプトンズで最も偉大
なナイトクラブの創造に取り掛かろうとしていました。

                            つづく

1462神の子さん:2013/04/18(木) 14:42:40 ID:3KkpxWqw
7. 愛国
2012年04月21日 07:09
 帝國軍人が、天皇陛下の大御命令に帰一して、生死を超越して、爆薬を抱いて死地に飛び込み、或は、数千米突の高空から急降下して敵陣に火焔となって散ることも惜しまないのは、一つに、この大御命令に帰一する喜びのためである。
 仏教では、釈迦の心に考へられたる仏の生命に帰一するのであり、基督教は、そんな心に考えた架空な本尊ではなく、歴史的に本当に存在したイエスの生命に帰一するのだと云ふが、帝國軍人はそれ以上に尊い本尊――仏教のように釈迦によって考へられたる架空の本尊でもなく、基督教のやうに、歴史的に過去に存在したのみの本尊ではなく――――生ける天皇神の信仰であって、天皇は過去に在(ましま)し、未来を永劫に貫いて在すばかりでなく、今現に具体的に在すところの宇宙生命の最高表現であらせられ、最高神位に在(ましま)すところの現人神なる天皇を、生命の本源と仰ぎ奉り、その大生命に帰一する最大崇高なる宗教的行事として戦争に従事するのである。従軍する者は全て、もう既に千仭の絶壁から跳んでゐるのである。戦死しない者も、戦死する者も、永遠に天皇と申上げ奉るところの、具体的な大生命の中心神位に帰一してゐる―――この帰一の崇高極まりなき行事が従軍である。かうなれば、もう御心のままである。戦死を早まる必要もないし、生還が帝國軍人の恥辱でもないのである。ただ命これ従ふ、死ねよと云はれれば死ぬるし、生きよと云はれれば生きるのだ。この崇高極まりなき行事を利権のためだなどと云ふことは、此の実相をくらまし汚すことになるのである。
 
(谷口雅春「吾等従軍の眞意義」『谷口雅春選集』潮文閣、1941年、306−308頁)

1466SAKURA:2013/04/25(木) 19:09:13 ID:BEUD3XFA
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先日からの?素敵な〜〜〜書籍との出会い〜〜〜☆
その中からの“投稿”をと…(微笑) 今日は…・…【NANCY】が、キーボードの打ち込み!!
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■ 臨死―――
―――|―― ばらばらの人生 第七章  ――――― 【 第 四九 回 】
  LIFE OUT OF SYNC  

ビルのオーナーが私にビルの査定をさせてくれたので、私はその広大な倉庫で一人になるとい
うチャンスを得ました。がらんとしたスペース。天井の高さは六メートル以上もありました。メ
ジャーを取り出して、計画を始めたとき、非常に不思議なことが起こったのです。そのとき、私
は倉庫の壁にもたれながら座っていました。すると突然、自分が人でいっぱいのナイトクラブに
いるのだと感じました。照明とサウンド。人々の興奮はあまりにもリアルでした。夢というより
も現実そのものと言った方がよいくらいです。

 私はナイトクラブのレイアウトをスケッチしはじめました。今までデザインの経験も建築設計
の経験も一切ありません。その上、バーやレストラン、ナイトクラブでの体験もないのです。最
初に目の前の広い空間を眺めたとき、そこにはダンスフロア−がありました。周囲が円形劇場の
ように、階段状になったテーブルのスペースがあります。客はゆっくりとテーブルでお酒を楽し
みながら、下のダンスフロア−を見ることができます。次に長い方の壁に沿って――そこはダ
ンスフロア−とテーブル席の反対側になりますが――ハンプトンズ最大のバ―を視覚化しまし
た。ほんの数分で、クラブ全体の設計図が出来上がっていました。そんなふうにビジョンに見た
通りのクラブが、たった三カ月後に姿を現すことになりました。

 ビルの正面玄関から外に出て、メインストリートを横切ると、向かいの公園のベンチに腰をか
けて、今度はクラブの正面のデザインを始めました。倉庫の中では前に体験したことのないクリ
エィティブエネルギーが自分の中を流れ、インスピレーションを与えてくれたので、あっと言う
間にクラブのインテリアを設計することができました。今、ビルの正面の壁に意識を集中すると、
クラブの名前とそのテーマがひらめいたのです。同じプロセスをさっきとは違う角度から体験し
ているのだと思いました。

 ビルの正面は真っ白なしっくいで、トロピカルな感じ、あるいは砂漠にぴったりのイメージで
した。はるか彼方のエキゾチックな風景が鮮やかに見えはじめました。イギリス植民地時代のイ
ンド、スーダン。「ボンベイ」や「ハルツーム」という名前が浮かんできました。一八〇〇年代の
英国軍の制服を身に着けたドアマンがクラブのエントランスに立っているビジョンが見えました。
それから、場面はフランスの植民地だったモロッコ、名前も「カサブランカ」や「マラケシュ」に
変わりました。

                         つづく

1467SAKURA:2013/04/27(土) 19:09:59 ID:BEUD3XFA
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■ 臨死―――
―――|―― ばらばらの人生 第七章  ――――― 【 第 四九 回 】
  LIFE OUT OF SYNC  

 カサブランカは本当に大好きな映画でした。ハンフリ−・ボガードが演じるリックに完全に入
込んでいました。ナイトクラブのオ−ナ−が苦悩に満ちた女性の心を獲得します。二人は恋に
落ち、危険と魅惑に取り巻かれていきます。でも、リックは生涯で一人だと思える女性を失い、
彼は居心地の良い場所、彼のバ−にもどってきます。最良の友であるお酒のボトルと共に。飲み
ながら、思いを巡らしながら、夢を見ながら……。

 テ−マを百昼夢に思えば追うほど、よりモロッコに惹かれていきました。マラケシュはロマン
チックで神秘的で魅惑的です。マラケシュ(Marrakech)はサハラの端に位置する砂漠の町で、
商業の拠点でもあり、銃やドラックの密輸の拠点でもありました。なんてぴったりなんだろう。
このクラブはマラケシュにしようと思いました。ただほんの少しスペリングを変えて、Club
Marakesh!

 私が見たエキゾテックなビジョンはデジャブの体験のようでした。そのビジョンをクラブのデ
ザインに生かしました。もうすでに、クラブの外装もはっきりと思い描きましたし、中に入った
ときの人々の反応や、広大な空間を満たす音や光、渦巻くエネルギ−さえはっきりと見えたのです。

 これは私にとって初めての感覚で、今まで気づかなかった内側にある「源」に触れることがで
きたような感じでした。

 その日から夏の繁忙期が近づくにつれ、いろいろなイベントが次々に進んでいきました。ジニ
−は私の不動産を手伝ってくれていましたが、彼女と不動産業その他いくつかのビジネスでパ−
トナ−シップを組むことにしました。本当はビジネスは一人でやりたかったのですが、投資家
が必要でした。新しい状況のもと、事業をきちんとコントロ−ルしていけると踏んだのです。

 私の人生の再生フイルムはまだ続いていきます。私は情熱的にクラブの建設に飛びこんでいき
ました。大工職人や電気技師、水まわりの工事を担当する人、塗装業者、その他のクラブ建設に関
わる人たちとの面接を続けました。建設に携わる人たちを空っぽの倉庫に連れて行き、明確に指
示を出しました。彼らは倉庫を見回し、次に私の完成予定日を聞かされたのです。七月三十日金
曜日の夜がオ−プンナイトでした。彼らは一様に低い声でぶつぶつつぶやきました。私が正気を
失ったのか、そうでなければちょっとおかしくなったのだと言っているのです。私はこの空っぽ
のスペ−スをたった三一日間でエキサイティングなナイトクラブに変えろと要求していました。
それは絶対不可能なことに思えたに違いありません。特に、私がデザインや建築やナイトクラブ
経営に一切経験がないことを知っているからです。けれども、私は知っていました。それが可能
であることを。

 スペ−スを歩き回りながら、そこにいる職人に生き生きと自分のプランを説明しているとき、
私には相手が自分のビジョンを分かち合ってくれているかどうか分かるのでした。このプロジ
ェクトに関わる者は誰であれ、デッドラインを死守するために全身全霊を打ち込んでくれなけれ
ばなりません。それぞれの工事をする人たちは、ほかの工事が始められるようにスケジュ−ルを
お互いに調整する必要があります。チ−ムワ−クが不可欠でした。

                          つづく

1468SAKURA:2013/04/27(土) 20:08:55 ID:BEUD3XFA
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■ 臨死―――
―――|―― ばらばらの人生 第七章  ――――― 【 第 五十  回 】
  LIFE OUT OF SYNC  

 私が建築の監督をしている間、ジニ−は最終的なインテリアや装飾、スタッフのユニフォ−ム、
オ−プンするために必要な従業員を集めることに集中していました。七月三十日の午後には、大
混乱。六〇人もの人々が、夜のオ−プンニングというデッドラインを目指し、必死で働いていまし
た。大工職人は最後の仕上げに取り組み、ペンキ職人はまだペンキを塗り続けています。カ−ペ
ットが敷き詰められ、晩餐会の飾りつけが進められていました。ジニ―が雇ったバ−テンダ−た
ちは、カウンタ−の向こうで酒を並べ、冷蔵庫にビ−ルをせっせと詰めています。ウエイトレス
は並んで、ベ−ジュのサファリス−ツの制服が自分の体に会うように直してもらっていました。
女の子たちは一九四〇年代風のバティックの布を身にまとい、麦わら帽子を試着していました。
ウエイトレスのサファリス−ツが人々の回りを動き出すと、クラブの雰囲気はもうまとまりはじ
めていました。

 深いブラウンの絨毯が床一面に敷き詰められると、空間がぐっと豪華になりました。バ−のカ
ウンタ−と壁の一部は自然の風合いを生かし、ざっくりとカットしたナチュラルな木のパネルに
しました。砂色の木は砂漠のイメ−ジです。大きなトラックがフロリダから椰子や熱帯の植物の
鉢を積んで到着しました。グリーンが運び込まれると、内部に生命があふれはじめました。ジニ
−とスタッフは店内のあらゆるところに、装飾品を置いたり、バティックの布を張り巡らしてい
ました。

 同時にディスクジョッキーは新しいサウンドシステムでレコ−ドを回しはじめました。スピ−
カ−はダンスフロア−の上、中空にぶら下げられています。これは私の発案でした。職人たちは
激しいビ−トの曲にのって、手の動きを速めました。もう一時間後に迫りつつあるオ−プンに間
に会わせるぞという決意をもって。中央のフロア−を職人たちが掃き清め、ごみやダンボールが
片付くと、カ−ペット職人がエントランスに続くホ−ルに最後の絨毯を敷き詰めました。職人た
ちについて外に出ると、クラブのグランドオ−プンを待っている人たちが、何百人も列をなして
外でまっているのです。ショックでした。あと一〇分で開店の時間です。パニック寸前で、きび
す返して店内に戻り、もう一度激しいショックを受けました。そこには真新しいクラブが広が
っていました。完璧な、いつでもオ−プンできるナイトクラブがありました。間に合ったのです!
                        つづく

1469SAKURA:2013/04/28(日) 22:57:48 ID:BEUD3XFA
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■ 臨死―――
―――|―― ばらばらの人生 第七章  ――――― 【 第 五十一 回 】
  LIFE OUT OF SYNC  

 数分後には、酒飲みたちが私の脇を通りすぎ、次々とスペ−スを埋めていきました。音響シス
テムも照明も、今や魔法のように音や光を混ぜ合わせ、群衆のエネルギ−をいやが上にも盛り上
げています。レジスタ−はチンチンなり、アイスはカラカラと音をたてながらグラスの中に積み
上がり、その上に飲み物が次々に注がれていきます。

 新しいクラブを見渡したとき、私は客たちの表情を見逃しませんでした。みな驚きで口がぽっ
かり開いています。クラブマラケシュはナイトクラブの新しいシ−ンを創造したのです。

 私は群衆の中に立っていました。まだ仕事着を着たままで、ほとんど身動きができません。店
内はあまりにも込み合っていました。私は自分が創り出した場面に呆然としていました。なんと
か倉庫部屋までたどり着くとオ−プニングのために用意した新しい麻のス−ツに着替えはじめま
した。うなるような歓声が店の方から響いてきます。それはクラブを応援する歓声に聞こえまし
た。タッチダウンのあとにスタジアム全体に響きわたるあの歓声と同じです。

 麻のス−ツに身を包んでクラブに戻ると、テ−ブル席を得ようと、フロアの支配人を群集が取
り囲み、お金を我先に渡そうとしています。マラケシュのテ−ブル席は、もうすでに街で一番ホ
ットなチケットになっていました。私はクラブが見渡せる少し高い場所の席へと向かいました。

 歩きながら先ほどのうなるような歓声は、集まった客の間からのぼってくるのに気づきました。
客たちは椅子から立ち上がり、人間でできた波のように、みな新しいクラブに賞賛を送っている
のでした。音楽のサウンドも大きく響いていましたが、かぶせるように拍手と歓声が聞こえてく
るのです。群集は、場所そのものに拍手を送っていました。疑問の余地はありません。クラブマ
ラケシュはその時点で大ヒットであることに確実になりました。この場所を自分が創造し、デザ
インし、造り上げた……。私は深い達成感を味わっていました。このビジネスは成功するという
完全な確信を持ちました。ナイトクラブの仕事をすることが、自分を世界一幸せな男にしてくれ
るのだと信じて疑いませんでした。
                          つづく

1471うのはな:2013/04/29(月) 19:11:33 ID:GZkMBgak
   社会とは“流れるプール”のようなもの

 たしか私が小学校の五年生のときでした。学校のプールに一学年六クラスの生徒全員が入って、
運動場を回るように、同じ方向にグルグル円を描くようにして歩いたことがあります。
 しばらく歩いていると水流が起こり、すごいスピードの“流れるプール”ができあがりました。
歩き続けているうちに水に勢いが出て、その勢いがどんどん強くなっていくのです。

 そのうち水に背中を押されるようになり、歩くのが楽になります。
中には水流に体を預けてプカプカ浮いて、はしゃいでいる子もいましたが、真面目な子はずっと歩き続けていました。
 私は最近、社会というのは、この“流れるプール”みたいなものなのではないかと考えるようになりました。
社会が円滑に回っていくためには、みんなが一所懸命学び、真面目に働き続けなくてはなりません。
その歩みを止めると、やがて社会の勢いが弱まり、停滞してしまうことになります。ちょうど今の日本は、そういう状態にあるのではない
か、とも思っています。

 江戸時代の人々はよく、よく学びました。幼いときから寺子屋で『実語教』を学んでいたから、学問の大切さをよく知っていました。
みんな勉強の意欲が高くて、漢文で書かれた本でも一所懸命に読む努力をしていました。
それが明治維新へとつながっていくのです。

 明治維新は日本の近代化の第一歩となった出来事です。これからあと、日本は、科学技術を導入し、工場をつくって大量生産を行い、銀行のような
金融システムや民主主義のような政治システムを整えて、国のかたちを変えていきます。その結果、当時の東洋で近代化に成功した唯一の国になりました。
これを見た世界各国は、東洋の小さな島国が、西洋諸国が長年かけて実現した近代化をどうしてわずかな時間でなしとげたのかと驚き、不思議に思いました。
「日本は奇跡の国だ」ともいわれました。

 しかし、この奇跡には理由がありました。それは日本人の学力の高さです。子どもの頃から『実語教』や『童子教』を読んでいた日本人には、学ぶ姿勢がしっかり身についていました。
そのため、福沢諭吉や中村正直が外国の本を翻訳し、「文明国ではこんなことが行われている。これを日本にも取り入れよう」というと、昨日までちょんまげを結って着物姿で町を歩いていたような
人々が一斉にちょんまげを切って、西洋の学問を学びはじめたのです。

 つまり、日本の近代化の基礎をつくった人たちの、そのまた基礎に『実語教』があったのです。
その後、日本は近代国家への道を歩みますが、昭和二十(一九四五)年戦争に敗れ、大きな挫折を経験します。
それでも焼け野原の中から立ち上がり、三、四十年で世界の経済大国になりました。

 戦後の日本を立て直した人たちは、戦前に教育を受けた人たちです。この人たちは『実語教』こそ学ばなかったものの、
それと同じ内容を、「教育勅語」などを通じて学んでいました。すなわち、学問の大切さを知り、両親・先生・年上の人たちに
対する礼儀を学び、小さく弱い人には慈愛をもって接することを学んでいたのです。
 そういう人たちが、日本をもう一度強い国に建て直していきました。何か足りないものがあっても文句をいわずに真面目に働き続けて、
再び日本に強い流れを起こしたのです。

 そのように努力して先人がつくった社会の上に、私たちがいま生きていることを忘れてはいけません。
そして当然、私たちにも、この社会を勢いあるものにして次世代に受け渡す責務があります。
そのために、常に学ばなければならないのです。
 もしも私たちが学びを忘れてしまえば、やがて水の勢いは弱まって止まってしまうでしょう。
それは日本という国の終わりを意味しているといってもいいのです。
そうならないためにも、よく学び、よく働かなくてはいけないのです。

 『 子どもと声に出して読みたい 実語教 』 斉藤 孝 著 致知出版社

1472SAKURA:2013/04/29(月) 20:30:52 ID:BEUD3XFA
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■ 臨死―――
―――|―― ばらばらの人生 第七章  ――――― 【 第 五十二 回 】
  LIFE OUT OF SYNC 

 人生の復習はまだ続いていきました。クラブマラケシュの大成功で、また新しいクラブを作り
たいという欲望に火がつきました。一九七六年の夏の残りの日々は、毎晩マラケシュの前に人々
の長い列ができました。その間、私はニュ−ヨ−クシティやパ−ムビ−チ、フロリダなどで新し
いクラブの場所を探していました。

 ジニ−の関係は、オ−プンナイトまでに、もうすでにだめになっていました。マラケシュを
開く前に、私たちは結婚や家族を作ることについて話し合いました。ジニ−は子供を望んでいま
したが、私はそのような重大責任を負いたいと思ったことは一度もありませんでした。子供を育
てるという概念は受け入れ難かったのです。ナイトクラブビジネスをやるということ自体、大き
なパ−ティを主催するようなものです。子供は邪魔でしかありません。ジニ−と私は、ビジネス
パ−トナ−としてそのままやっていくことにしましたが、二人の関係はそこで終ったのです。

 ハンプトンズで最もホットなクラブを所有していることは、ブロンド美人たちのデ−トするた
めの切符を手に入れたようなものでした。私は完全にナイトクラブビジネスに集中していて、そ
の成功の足を引っ張るような恋愛は御免でした。相変わらず深酒をしていましたが、自分の新
しいビジネスの未来に情熱をかけていました。ともかく、自分の飲酒を「コントロ−ル」できて
いました。

 一九七八年の春、私はウエストパ−ムビ−チにマラケシュの二号店を開く場所を見つけました。
そこはすでにいかがわしいナイトクラブが営業をしていたのですが、広い床面積と高い天井は、
第二のマラケシュを創るのに十分だと判断しました。次の冬のシ−ズンが始まる前にデザインし
建設にとりかかるために、早速スペ−スを借りる交渉を始めました。夏にハンプトンズに帰り、
秋のパ−ムビ−チのクラブ建設に向けてプランを練りました。

 そのとき、ハンプトンズのマラケシュは三度目の夏を迎えていました。成功は衰えることを知
りませんでした。一九七八年、ビルボ−ド誌主催の「ディスコフォ−ラム」に出席したとき、私
はタイムズスクエアにあるナイトクラブ用の用地を取り扱っている不動産業者に出会いました。
ボンドストアが撤退したあとの有名なランドマ−クのビルで、タイムズスクエアに位置していま
した。そのビルのてっぺんにはタバコキャラメルの広告がありました。頭の大きなラクダが、タ
イムズスクエアに本物の煙の輪を吐き出していました。一九三○年代、四○年代ともに、そこは
しけたナイトクラブだったらしく、私は壁の書きつけを読んでおくべきでした。
                          つづく

1473SAKURA:2013/04/30(火) 21:42:45 ID:BEUD3XFA
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■ 臨死―――
―――|―― ばらばらの人生 第七章  ――――― 【 第 五十三 回 】
  LIFE OUT OF SYNC 

 不動産業者とともに巨大二階建てのロビ−に入っていきました。床は大理石で、息をのむよ
うなア−ルデコ調の螺旋階段が九メ−トルの高さの中ニ階へと続いています。階段を上ると約一
六○○平米の広さ、一○メ−トル以上の天井の高さを有する広大なスペ−スに出ます。そのフロ
アからもうひとつ階段をあがると、五○○平米のフロアに出て、そこのバルコニ−からは、メイ
ンのフロアが見下ろせるようになっています。このスペ−スだけでも、ハンプトンズのクラブ全
体よりも大きいのです。もともとのナイトクラブは、今は小売店に改装されていますが、ア−ル
デコの装飾はあちらこちらに残っていました。ここはア−ルデコをふんだんに使ったエジプト調
のクラブにぴったりだと、インスピレ−ションがひらめきました。タイムズスクエアのクラブは
「ファラオ」にしようと決めました。マンハッタンでも最高の場所でした。

 ここはニュ−ヨ−クシティで一番すごいナイトクラブになると、ビジョンを描きました。当時、
最も人気があったスタジオ54の倍の広さがあります。私はそのスペースをどうやってお客でいっ
ぱいにしようかということよりも、建築物としてチャンレンジに興味を持ちました。ちょうどパ
−ムビ−チのクラブにとりかかっていて、二カ月ほど建築を始めようとしていたときです。

 タイムズスクエアの話は、どんどん進み、弁護士や経理士、投資家候補たちとのミ−ティング
を重ねていきました。ニュ−ヨ−クシティのクラブをデザインしたいと切に願っていたにもかか
わらず、私は収益を管理し、コントロ−ルする立場にはありませんでした。建物の値段の見積も
りは一○○万ドル を超え、これは一九七八年当時のナイトクラブとしては天文学的な数字でした。
私はタイムズスクエアのスペ−スを資金投入の必要なく借りられるように交渉しました。が、こ
れが間違いのもとだったのです。
                        つづく

1474SAKURA:2013/05/02(木) 22:20:19 ID:BEUD3XFA
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■ 臨死―――
―――|―― ばらばらの人生 第七章  ――――― 【 第 五十四 回 】
  LIFE OUT OF SYNC 
 私は今二つのナイトクラブを、ニューヨークシティとパームビーチに同時に建設することにな
っていました。一つは世界で一番大きなナイトクラブ、そしてもう一つはニニ○○マイルも離れ
たところにありました。どう考えても不可能な課題でした。

 また私はニューヨークシティのビジネスに関して無知なところがあったのです。五つのマフィ
アのファミリーがシティを牛耳っていて、そのうち一つはタイムズスクエアに関わるすべてを
支配していました。当然マフィアが私のビジネスの収益に首を突っ込んできました。それに、マ
フィアは連邦政府の調査のターゲットでもありました。そのときは知らなかったのですが、タイ
ムズスクエアのクラブの件もあり、マフィアはすでに私の事業の成功に興味を持っていました。
調査とマフィア両方の絡みで、私は調査当局の「特定対象人物」になっていました。私がハンプト
ンズのクラブに加えて、パームビーチとニューヨークシティのクラブ建設に情熱を傾けていたと
き、政府のいくつかの組織が、マフィアは絡んでいるらしき企業を対象に徹底的な調査を開始し
ていました。私とマフィアの関わりがはっきりしていないにもかかわらず、当局は私を疑惑の目
で見はじめました。

 私の知らないところで、例のビジネスパートナーはタイムズスクエアでのマフィアの利益を尊
重することに決め、マンハッタンのウンベルトクラブバ−で彼らとひざを突き合わせたミーティ
ングを行いました。そこにはマフィアの凶漢が二人ほど来ていて、タイムズスクエアでクラブを
開くことは許可しないと言い渡されたのです。投資家たちが資金を引き上げると言ったとき、私
自信はこの会談が行われたことも、タイムズスクエアのクラブが危機に瀕していることも知りま
せんでした。財政コンサルタントをしていた男がマフィアファミリーを率いていたことも、後か
ら明らかになりました。財政面のサポートが得られぬ予定でしたが、結局はマフィアの謀略に乗
せられ、すべてを失うところだったのです。かなりの損失を抱えたまま、私はタイムススクエア
から立ち去らなければなりませんでした。

 クラブファラオの失敗は、自分のビジネスの判断に対する自信に決定的なダメージを与えまし
た。そこで損失の穴埋めにとりかかりました。パームビーチのクラブの最初のシーズンは成功を
収めました。ハンプトンズの成功はさらにそれを上回りました。
                           つづく

1475SAKURA:2013/05/09(木) 21:59:34 ID:BEUD3XFA
トキ様 へ   観覧者の皆様 へ
こんばんは……。   ロ−マ字(大文字)の【SAKURA】で〜〜〜す。

先日からの?素敵な〜〜〜書籍との出会い〜〜〜☆
その中からの“投稿”をと…(微笑) 今日は…・…【NANCY】が、キーボードの打ち込み!!
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■ 臨死―――
―――|―― ばらばらの人生 第七章  ――――― 【 第 五十五 回 】
  LIFE OUT OF SYNC 

 一九七九年の秋にパ−ムビ−チに戻ったとき、私は自分の人生を変えようと一大決心をしまし
た。これまでの三年間、私は仕事だけを見つめ、ギアをオ−バ−ドライブに入れてひたすら走り
続けてきました。自分のための時間などまったくなかったことに気づいたのです。冬の間パ−ム
ビ−チに滞在して、自分のことをもっと知ろうと決めました。一応、私のビジネスライフは成功
を収めていましたが、私生活はひからびたものだったのです。

「少し仕事のペ−スを落として、パ−ムビ−チの社交の場に顔を出せば、私生活でも少しは成
功できるかもしれない。人生を変える時が来たんだ」と思いました。

 パ−ムビ−チのサウス・オ−シャン・ブ−ルバ−ドにペントハウスを借りました。ピナコラ−
ダを飲んでいるビキニ美人たちがあふれるビ−チクラブの向かいでした。私は第七番目の天国に
いる気分でした。朝も、昼もパ−ティづくし、毎日ビ−チで過ごし、夜はパームビーチのトレン
ディなレストランでディナ−をとりました。後は一晩中、クラブマラケシュでパ−ティです。そ
の街で最もかっこいいナイトクラブのオ−ナ−だった私は、簡単にパ−ムビ−チの社交界にアク
セスすることができました。そして、街で最高に有能で裕福な女性たちとのデ−トを重ねていっ
たのです。

 私の人生の回想はある夜のシ−ンに移っていきました。一九八0年三月一日の夜、私はパ−ム
ビ−チのクラブマラケシュのお気に入りの場所に座っていました。そこはバ−の二階でクラブ全
体を見渡すことの出来る場所です。その日は一人になりたい気分でした。前の晩はコカインにど
つぷり漬かっている二人の女性と過ごしました。コカインだけは私が避けてきたものです。単に
なんでそんなにコカインがいいのかを理解できなかっただけですが。パームビーチでは全員がコ
カインに染まっているように見えました。私の親しい友人たちも含めてです。皆、コカインをや
ると感覚がシャ−プになり、頭は冴えて、自信がわいてくると言います。ビタミンBと同じだと
言う人さえいました。私は昼間はビ−チクラブでビ−ル、夜は一晩中シャンパンで満足していま
した。夜眠りたいときには、高価なコニャックを飲みました。最近は、ラム、ウオツカ、ジンや
リキュ−ルも気分転換にのみはじめていました。ただ、気をつけなくちゃいけないかなと自戒の
思いも少し出てきました。父親はあんなになってしまったじゃないかと。

バ−カウンタ−にもたれながら、頭の中で酒と自分について悩んでいたとき、私の祈りの答え
がドアを開けて入ってきたのかと思いました。輝くようなブロンドの若い女性がフロアマスタ−
と話をしていました。

                               つづく

1476SAKURA:2013/05/09(木) 22:01:54 ID:BEUD3XFA
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■ 臨死―――
―――|―― ばらばらの人生 第七章  ――――― 【 第 五十六 回 】
  LIFE OUT OF SYNC 
そう言えば思い出しました。前に一度会ったことがあり、私の個人的なゲストとしてクラブに
招いたのです。パ−ムビ−チで一番きれいな女性だと思いました。フロアマスタ−が振り向いて、
私の方を指さしました。私の姿を見つけた途端、彼女の顔が輝きました。

 彼女が私に向かって群集をかき分け近づいてくる間、人々の目はすべて彼女の姿を追っていま
した。彼女が私のほほにキスの雨を降らせると、私はその香りの中で我を失っていきました。そ
して抱き締めていた腕を離したとき、私は彼女の首に細い金のチェ−ンが下がっているのに気づ
きました。ぶら下げられているのは象牙でできた魚のペンダントで、カ−ブした魚は小さなスプ
−ンのようでした。明らかに、コカインを吸引するためのものです。

 私たちは夜明けまでダンスをし、次の一二日間、昼も夜もずっと共に過ごしました。そして魔
法をかけ続けるために、数千ドルは使いました。それでも彼女とコカインを十分に堪能したとは
思えませんでした。新しい恋人と、新しい「友達」を手に入れたわけです。始めは最高の気分でし
た。酒がだんだん手に負えなくなってきたと思ったとき、コカインがやってきました。コカイン
がまたコントロ−ルする力を取り戻してくれる……と思ったのです。

 人生の復習は続きます。次の数年は、ただ闇と危険目がけて、螺旋状に落ちていくぼやけたシ
−ンの連続でした。私はたちの悪い連中と一緒にいるようにはみえませんでした。育ちや教育、
職業や経済力から判断すれば、私がずるずると入りかけたドラッグのサブカルチャ−は優雅な
人々の世界でした。友人たちの輪はパ−ムビ−チからマンハッタン、パンプトンまで広がりま
した。プロフェショナルで、名門と呼べる人々の集まりです。ウォ−ルストリ−トのブロ−カ
−から、映画や舞台、テレビに出ている芸能人、重役たち、 有名スポ−ツ選手、モデルとそのエ
−ジェントたち、ア−ティスト、作家、記者、写真家、そして他のナイトクラブやレストランの
オ−ナ−、その他の夜の人種たち……。

 この広がった友人たちはたった一つのことを共有いていました。コカインです。コカインの儀
式は、奇妙な形で私の人生における疑似スピリチュアル体験に加えられていきました。墓地で父
親とその友人たちの間に回されていった酒入りのフラスコ。一杯のビ−ルが結びつけてくれる自
分と父親……。

 ドラッグディ−ラ−は、ナイトクラブの有名人たちの間の「カルチャ−偶像」になっていまし
た。コカインは、普通なら関わり合わないような人々を不思議な絆で結びつけたのです。そう、
「中毒」を共有することによって、世間では立派な評価を受けている人が、最も評判の悪い人物、
ドラッグディ−ラ−と関わりはじめます。この時期、私はさらに快楽的に、物質的になっていき
ました。もっと、ハイになりたい。次はどの女性を制服しようか。次のアドレナリンがいっぱい
の冒険は? 外から見れば、私の生活は非常に豪華で優雅でした。夏はハンプトンズ、冬はパ−
ムビ−チで過ごし、最高のトレンディな旅と家、そして食事。切れ目なく美人と付き合い、パ−
ティに明け暮れていました。 

                               つづく

1477トキ:2013/05/10(金) 18:32:36 ID:FwaClEcE
「本板」web誌友会の1078のご投稿を、別板の「浄心行」板1171へ移動しました。ご理解下さい。

合掌 ありがとうございます

管理人敬白

1478トキ:2013/05/10(金) 18:43:58 ID:FwaClEcE
「本板」web誌友会の1069のご投稿を、別板の「浄心行」板1172へ移動しました。ご理解下さい。

合掌 ありがとうございます

管理人敬白

1479トキ:2013/05/10(金) 19:12:29 ID:FwaClEcE
 すみません、以後、web誌友会の投稿「移転」の話題の投稿は、こちらへお願いします。

 移転する投稿の内容は、原則、他の投稿者様がご覧になり、不愉快になる内容を考えています。
具体的には、他の投稿者様への侮辱、粗野な表現です。

 もちろん、投稿の内容で、移転をする事は考えていません。その点はご安心下さい。教団側
本流復活派とも従来通り、投稿歓迎です。疑問のある方は、この板か、もしくは、別板の運営板
にお尋ね下さい。

宜しくお願いします。

合掌 ありがとうございます

管理人敬白

1481トキ:2013/05/14(火) 11:19:55 ID:5cIOGcgs
別板の「まじめな話」の板に以下のような投稿がありました。

http://jbbs.livedoor.jp/study/11788/

--------------------------------------------------------------------------


886 名前:関東の一信徒 投稿日: 2013/05/14(火) 09:32:17
 今、聖使命会員は、取扱者が集計する事になっている。だけど、今度、聖使命会費の取扱者制度を廃止して、
聖使命会員の口座から本部が直接引き落とす、という事を本部が考えていると聞いた。本当か嘘かは分からない。
みんな、どう思う? 質問がよくなかったら他の板へ移してもいいし、削除してもらってもいい。


-----------------------------------------------------------------------------

 他の教区の友人に電話をして尋ねたら、そういう噂は聞いた事がある、という話でした。

 最近の本部の言動を見ると、「噂」が流れた後、いきなり「最高主脳者会議」で決まる、という事
はあり得ます。また、最近の本部の発想から考えると、こういう考え方をしても不思議ではないと
思います。

 バーチャルな話ですが、皆様のご意見をお願いします。私も、少し考えてから、投稿します。

合掌 ありがとうございます

1482SAKURA:2013/05/14(火) 14:49:26 ID:ace8L14.
「トキ様」 ・  「観覧者の皆様」 へ
こんにちは……    ロ−マ字(大文字)の【SAKURA】で〜〜〜す。

>>1481 「管理人 トキ様」の投稿を、閲覧しながら?

>>聖使命会員の口座から本部が直接引き落とす、という事を本部が考えていると聞いた。<<

以前!個人的に「管理人 トキ様」に【聖使命…会費の振り込み…】の件に関し?質問した事があります。
…が?その時は、いっさいと“ノ−・コメント”でしたが?此処は【分派…管理人】という事ですかと?
新たに“気づき…”頂きましたでしょうかと。?

「分派…」の投稿者様には❤「即回答?」ということでしょう〜〜〜ネ?【中立性???如何せん???】

                                      つづく

1483SAKURA:2013/05/14(火) 14:54:07 ID:ace8L14.
「トキ様」 ・  「観覧者の皆様」 へ
こんにちは……    ロ−マ字(大文字)の【SAKURA】で〜〜〜す。

>>1481  「管理人 トキ様」の投稿を閲覧しながら? 続きですが?

詳しく申しますと…【別板ボ−ド】にても投稿されていましたが〜〜〜?
―――「抜粋文」―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
886 名前:関東の一信徒 投稿日: 2013/05/14(火) 09:32:17
 今、聖使命会員は、取扱者が集計する事になっている。だけど、今度、聖使命会費の取扱者制度を廃止して、
聖使命会員の口座から本部が直接引き落とす、という事を本部が考えていると聞いた。
◆――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――◆

この方の質問事項です。…が?どなたから?この“情報…”伺われましたのでしょうか?
また、この方自身【現原宿教団…雅宣先生側?】なのでしょうか?【教区所属〜〜〜?】なのでしょうか?

つまり【教区…会員】に属していましたら、当然ながら「支部長…」から取扱者に対しての何だかの連絡が、
在りましたのではと、思います。
それに「取扱者…」という言葉を使われていますから?ある程度ご存知の様ですと推測されますから、
直接と?その投稿者の方が、御本人の所属の【教区…「支部長さん」】へ聴かれましたら?宜しいのではない
でしょうか?そう云う間では?ないのでしょうか?変ですネ!!もしくは「教区窓口」に、問い合わせられま
したら?その様に思います。今年度?或いは、少なくとも新しい「上半期」と申しますか?連絡が、あったはずですが?

少なくとも「今現在私は福岡居住ですが…東京に所属していますから」それでも“キチンと…”連絡は
頂きましたが〜〜〜 ?此の件に関しましては〜♫

                              再合掌
PS: 「管理人 トキ様」 「観覧者の皆様」 へ
この方の?
>>聖使命会員の口座から本部が直接引き落とす、という事を本部が考えていると聞いた。<<
それに【詳しくは投稿出来ませんが…】質問に関しては【教区自身の問題・支部長さんの考え方】もあり、
現在では?個人的に推測しますと…現状のシステムは?私個人としては、今回の教区の対応(本部?)は、
助かります。現状では個人の判断での【教区の方からの引き落とし…】体制です。…が?

1484トキ:2013/05/14(火) 16:45:06 ID:5cIOGcgs
「本板」本流対策板5の1199から1203のご投稿を、別板の「浄心行」板1182へ移動しました。ご理解下さい。

合掌 ありがとうございます

管理人敬白

1485トキ:2013/05/14(火) 16:52:19 ID:5cIOGcgs
「本板」本流対策板5の1209から1214のご投稿を、別板の「浄心行」板1183へ移動しました。ご理解下さい。

合掌 ありがとうございます

管理人敬白

1486トキ:2013/05/14(火) 18:56:14 ID:5cIOGcgs
「本板」部室板の947のご投稿を、別板の「浄心行」板1195へ移動しました。ご理解下さい。

合掌 ありがとうございます

管理人敬白

1487SAKURA:2013/05/14(火) 19:59:55 ID:BEUD3XFA
トキ様 へ   観覧者の皆様 へ
こんばんは……。   ロ−マ字(大文字)の【SAKURA】で〜〜〜す。
>>1364〜〜から>>1429>>1439>>1440>>1441>>1442>>1443>>1446>>1453>>1456>>1459
>>1466>>1467>>1468>>1469>>1472>>1473>>1474>>1475>>1476投稿の続きです…。 

皆様にとりましても…【死後の世界】は?〜〜〜とお考えに誰しもが、想像してしまう事と思うのです。…が?

■■ 臨死……死後の世界…

今!投稿していますのは、この主人公の【過去のおさらい…】を描写した部分です。確かに?皆様も、
投稿内容として、【 無縁なる世界 】ですかと。?此処で“ブレイク…”しますが〜〜〜混沌とした昨今
若者がいわゆる【 闇の世界=水物の世界 】にいく事で、堕落して行く姿をよく耳にします…。

ですから?この主人公の【過去のおさらい】から?多少なりとも【知識として…潜在意識にインプット】して
頂けますと?多少は人生の問題(他人の個人相談)の上で、参考になりますかと?思う次第です。…が?

■■ 此処昨今の【ドラッグ問題】【青少年の非行問題】にも多少なりとも〜〜〜参考になりますでしょうか??

                                   つづく

1488SAKURA:2013/05/14(火) 20:13:52 ID:BEUD3XFA
トキ様 へ   観覧者の皆様 へ
こんばんは……。   ロ−マ字(大文字)の【SAKURA】で〜〜〜す。

先日からの?素敵な〜〜〜書籍との出会い〜〜〜☆
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■ 臨死―――
―――|―― ばらばらの人生 第七章  ――――― 【 第 五十七 回 】
  LIFE OUT OF SYNC 

■このころ、私の周りには奇妙な人々が集まってきていました。自称サイキックもその中の一人
で、彼は私の人生に影響を与えはじめていました。サイキックは「黄金のビジネスチャンス」を私
がつかむように指示しました。私の人生は、犯罪とドラッグ、マネーロンダリング、そして国際
的な陰謀にまみれていったのです。私はなんとか自分を守るスタンスは崩さずに、法律違反ぎり
ぎりところで立ち回っていました。自分のライフスタイルを維持するために。

 私がそのサイキックの言うことを全部聞いていたら、それまでの人生よりもっと陰鬱で危険な
未来から、こうやって生環することはできなかったかもしれません。

 こうやってアドレナリン全開の冒険をから次から次へと求め、それにおぼれていたから、クレージ
−なライフスタイルに陥っていったのだと再生シーンを見ながら納得しました。このときが、ス
ピリチュアルな観点からすれば、最低のところのまで落ち込んだときです。おそらく私の天使たち
やスプリットガイドたちが、私を拾い上げようとしたのもこの時点だったと思います。彼らは私
のために未来の計画を立ててくれました。私が生きていたものとはまったく別の人生です。

 人生のおさらいももうそろそろ終わりに近づいてきたことを感じました。一九八三年春のある
土曜日のシーンになると場面がゆっくり進みはじめました。私は自分自身を外から眺めていま
した。そのとき私は、パームビーチにあるマラケシュの二階に位置するバ−の、いつもの場所に
立っていました。一番込み合っている時間です。チャリティのイベントに参加するためにパーム
ビーチの社交界の人々が到着するころには、クラブがもうすでにオシャレな客で満杯状態。パー
ムビーチではたくさんの慈善パーティーが開かれていました。スポンサーたちは援助する名目や病
気が品切れになり、様々な理由でチャリティーパーティを行うようになっていました。実際こうい
った慈善事業は彼らの税金対策でしたし、パームビーチのリッチな人々が行うとんでもないばか
騒ぎを帳消しするという目的もありました。

 社交界の花形たちは、制服のボーイたちが整列しているクラブの玄関にロールスロイスで乗り
つけます。紳士はタキシード、女性はデザイナーブランドのドレスに身を包んで。多くの人たち
は、同じくタキシードをきたガードマンを連れていました。彼らは雇い主自身を守るだけでなく、
女主人が身につけている宝石類を守る役割を仰せつかっているのです。けばけばしい虚飾と儀式
のオンパレード。魅惑的な遊園地、パームビーチのスーパーリッチなエリートたちが紡ぎ出す、
豊かさが猥褻さになで落ちた典型的なシーンでした。

                         つづく

PS: 「トキ様」 へ 「観覧者の皆様」 へ

実に〜〜〜様々な“世界観!”があります事に、脅威感を抱いてしまいますでしょうか???
此処で?今回「投稿内容…移動」に関しての…云々…を閲覧しながら〜〜〜><
「トキ様」は、「うのはな様」の世界感を理解しようと、以前から第三者的に閲覧しておりますが??
これって【異なる世界観…】から?しかも理解するにしても?本人の根本の捉え方が?〜〜〜異なります
かと思いますと【 類の法則… 】でしょう。

■「うのはな様…何人編成」という感じで、私の知人も、勿論“パートナー”も、その投稿文章から
感じる次第です。ですから?正直申しまして「多数なる〜〜うのはな様」を理解しようとなさっているの
でしょうかと?【 無理 】な問題ととらえますのが?一般的でしょうかと。

「この臨死…」を読みながら〜〜〜考え込んでいますかと。          再合掌

1489トキ:2013/05/14(火) 20:16:09 ID:5cIOGcgs
>>1488

 うのはな様はシャーマンですが、SAKURA様もある意味、シャーマンですね。

1490トキ:2013/05/14(火) 21:29:05 ID:5cIOGcgs
 聖使命会員の会費を、取扱者制度を廃止して、各会員の口座から直接引き落としをする、という話に
ついて、書きます。もちろん、噂の段階なので、バーチャルな話であるのはご理解下さい。

 確かに、いくつかのメリットは浮かびます。

 例えば、高齢者や仕事が超多忙な人には、毎月、書類を書いて、教化部まで納める、という作業が難しい人も
います。また、何らかの事情で、取扱者が決まらない聖使命会員さんも実際にいます。そういう人には、手続を
しなくても、自動引き落としをしてくれる制度は便利かもしれません。また、2ヶ月に1回、書類が取扱者に
届きますが、その費用も馬鹿にはなりません。その費用の節約になります。事務の簡素化と、人件費の節約にも
なります。

 しかし、問題点のほうが多いと思います。

 まず、自動引き落とし制度を採用する事は、聖使命会員の意味や意義を全く変える事になります。教区は、毎月
1日に聖使命感謝奉納祭を行い、その意義を学んだりします。その意味がある意味、否定される事になります。
 これが現場に与える心理的な影響は大きいと思います。無論、否定的な意味でです。

 次に、聖使命会費を納めている人の中には、いろいろな人がいる、という事です。毎月、400円だけを渡せ
ばいい、という感覚で納めている人も多いです。そういう人に、口座振替という話をしたら、「それなら、私は
辞めます」という人は少なくないと思います。

 また、聖使命会費の徴収は確かに煩雑ですが、それで人間関係が出来ている部分もあります。そういう関係が
なくなると、組織内の結束はますます弱まると思います。

 感想ですが、もし、自動引き落とし制度が始まったら、聖使命会員の数は大幅に減少するでしょう。

 もし、導入する場合でも、高齢者や仕事が多忙な人、所属組織が決まらない人など、例外的なケースに限り認め、
その引き落としも本部ではなくて、教区の口座に入るようにするべきでしょう。

 以上は私見ですので、ご理解下さい。

合掌 ありがとうございます

1491SAKURA:2013/05/16(木) 22:44:08 ID:BEUD3XFA

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>>1466>>1467>>1468>>1469>>1472>>1473>>1474>>1475>>1476>>1487 >>1488 投稿の続きです…。 

■ 臨死―――
―――|―― ばらばらの人生 第七章  ――――― 【 第 五十八 回 】
  LIFE OUT OF SYNC

1492SAKURA:2013/05/16(木) 22:51:42 ID:BEUD3XFA
>>1491 の続き投稿です…。  
 
 外から見れば、それはいつものパムビーチ、クラブマラケシュの土曜の夜でした。さらに外
から見れば私もまたクラブにいるいつもの私でした。私はウォ−スアベニューのブティックでオ
−ダ−したデザイナーズブランドのタキシードを着て、エジプト綿の最高級シャツを身につけ、

1493SAKURA:2013/05/16(木) 22:55:47 ID:BEUD3XFA
>>1491>>1492>> の続き投稿です…

手で結んだ蝶ネクタイ、○○○の靴、腕にはローレックスといういでたちでした。パームビーチ
の代表的人種としてすっと溶け込めるスタイルです。

1494SAKURA:2013/05/16(木) 22:59:12 ID:BEUD3XFA
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>>1466>>1467>>1468>>1469>>1472>>1473>>1474>>1475>>1476>>1487 >>1488 投稿の続きです…。 

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  LIFE OUT OF SYNC 
。  
 外から見れば、それはいつものパムビーチ、クラブマラケシュの土曜の夜でした。さらに外
から見れば私もまたクラブにいるいつもの私でした。私はウォ−スアベニューのブティックでオ
−ダ−したデザイナーズブランドのタキシードを着て、エジプト綿の最高級シャツを身につけ、
手で結んだ蝶ネクタイ、○○○の靴、腕にはローレックスといういでたちでした。パームビーチ
の代表的人種としてすっと溶け込めるスタイルです。

 お気に入りの場所に立ち、私は顧客が一人ひとり正面玄関のドアからクラブに入ってくるのを
眺めていました。ドアが開くたびに、私は目をやって誰が入ってきたのかを確かめるのです。新
しい金髪の美しい女性がドアを開けて入ってきて、自分の人生をちゃんと直してくれるのを待っ
ていました。クラブはもうどうしようもないほど込み合い、興奮を騒音が渦巻いていたにもかか
わらず、私は群集に囲まれ、たった独りぽっちで静寂の中に立ちつくしていました。バーテンは
ドン・ぺリニオンをアイスバケットに入れていつも私の前に置き、グラスはドンペリでなみなみ
と満たされていました。私はドンペリ二ョンを美しいと思っていただけではありませんでした。
そのシャンパンは女性を引っ掛けるのに非常に役にたったのです。

 突然のことです。何故だか分かりませんが、私は自分が真空の防音装置の施された泡の中にい
るような気がしました。スピリチュアルな体験が始まったのです。まずゴォ−ッというような音
が聞こえ、海の波が押し寄せてくるような音が耳に飛び込んできました。別の時空にトリップし
たような感覚です。音楽も光も音も、私がいる場所からサァーッと引き上げてしまったかのよう
でした。クラブの中の時間の流れが遅くなり、回りにいる人がすべてスローモーションで動いて
いるように見えました。五感は内側に向き、私は自分の心臓の脈打つ大きな音を聞いていました。
顧客たちを見ると、それぞれが本来の自分でない、外に向かって見せたい自分を演出するような
オーラが身にまとまっているのが分かりました。人々がおしゃべりをし、笑っていかにも楽しそう
に時を過ごしているのが見ていましたが、私の前に繰り広げられている光景は、実にいんちきと
ごまかしだらけの底の浅いものでした。見えるのは奥行きも実体もない、まるではったりの立て
看板だけの建物のようです。
                          つづく

1495SAKURA:2013/05/16(木) 23:02:22 ID:BEUD3XFA
トキ様 へ   観覧者の皆様 へ
こんばんは……。   ロ−マ字(大文字)の【SAKURA】で〜〜〜す。

先日からの?素敵な〜〜〜書籍との出会い〜〜〜☆
その中からの“投稿”をと…(微笑) 今日は…・…【NANCY】が、キーボードの打ち込み!!
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投稿の続きです…。 

■ 臨死―――
―――|―― ばらばらの人生 第七章  ――――― 【 第 五九 回 】
  LIFE OUT OF SYNC 

■ある意味、私が見ていたのはその人たちの表面ではなく、奥にある存在でした。一見とても幸
せそうに笑っている人も、内側では泣き叫んでいました。寂しさ、不安、恐れ、焦燥感、心配、
そして執着。何かを追い求め、どん底につかもうとしている彼らが見えました。絶望が見えまし
た。遊び場として創造された場所がいつの間にか感情の戦場と化し、その中で葛藤しているのが
見えました。そして、私は自分の父親のことを考えはじめました。最初は自分が創りあげたナイ
トクラブという帝国を見ながら、父親がもし今のこの姿を見てくれたら、自分のことを絶対誇り
に思ってくれるだろうと思いました。そして、自分が所有しているもののリストをざっとおさら
いしてみました。独身の男が持ちたいと思うものをすべて持っているのです。ハンプトンズとパ
−ムビーチのナイトクラブ、ベンツのコンバーティブル、ブランドものの服、最高のレストラン
の最高のテーブル、使いきれないほどのお金、そしてもちろんロ―レックスの時計。父親のこと
を思い、気持が落ち込んでいくのを感じました。彼の人生がどんなに寂しくまた悲しいものに
なってしまったかを思い出したのでした。私の父親は人生を酒場の椅子で過ごしました。誰かが
ドアから入ってきて、自分の人生をちゃんとしてくれるのを待ち続けながら。

 父親がそのような人生を送るようになってしまった訳もとても悲しいものでした。それはあの
たった一回の優勝をかけた試合だったのだと私には思えました。あの試合が父の幸運を一切奪っ
てしまったのだと。もしあのミスショットさえなければ、父はあんなにどうしようもない人生を
送らずに済んだのではないか。あのショットさえゴールの輪をくぐっていれば、そしてあの試合
さえ勝てていれば、すべてが変わったに違いないと思いました。自分たちは家族のままでいられ
たし、父親と共に過ごす人生はきっと全然違ったものになっていたでしょう。

 けれども父親は夢見る男でした。その夢が潰えたとき、彼の人生は手に負えないものになって
いきました。それにつれて私の人生も変わったのです。私はナイトクラブのオーナーになってか
らのことはすばやく頭に描きました。人生は急激に変化しました。私はクラブ経営というこの仕
事を楽しみたかったのです。最初はとても面白かったのですが、楽しもうとすればするほど、だ
んだんそれが難しくなっていきました。お酒を飲めば飲むほど、パーティで騒げば騒ぐほど、女
性たちと寝れば寝るほど、どんどん自分の人生が空っぽになっていったのです。そして、私の人
生もまた手に負えなくなっていきました。最初は長い付き合いの友人たちに囲まれていたのです。
それが、パーティでコカインをやるようになって、友人たちは皆「常用者」になりました。コカイ
ンは最初は刺激的でした。これを使うと皆がシャープに面白く、より頭がよくなりました。最初
は陶酔がやってきます。まずはコカインを皆で分かち会おうとしました。そのうちそれを手に入
れようと取引が始まるのです。取引は初めは規模が小さいのですが、だんだんスケールが大きく
なっていきます。そしてやばい取引は破錠をきたし、次にやってくるのが手入れと逮捕です。良
い友達を信頼することさえ、危険なゲームになりました。
                              つづく

1496SAKURA:2013/05/16(木) 23:05:56 ID:BEUD3XFA
トキ様 へ   観覧者の皆様 へ
こんばんは……。   ロ−マ字(大文字)の【SAKURA】で〜〜〜す。

先日からの?素敵な〜〜〜書籍との出会い〜〜〜☆
その中からの“投稿”をと…(微笑) 今日は…・…【NANCY】が、キーボードの打ち込み!!
>>1364〜〜から>>1429>>1439>>1440>>1441>>1442>>1443>>1446>>1453>>1456>>1459
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投稿の続きです…。 
■ 臨死―――
―――|―― ばらばらの人生 第七章  ――――― 【 第 六〇 回 】
  LIFE OUT OF SYNC 

■自分のクラブのバ―の前に立ちながら、父親のいた酒場に戻って、彼と話ができたらと思いま
した。もう父が死んで九年にもなります。もし父親と話すことができたら、自分の創った酒落た
ナイトクラブにいるより、ヘイゼルトンのあの小さな酒場に入る方がずっと幸せだと思えたでし
ょう。

 父親が死んだあと、ネブラスカに向かってドライブしたときのことを思い出しました。父親の
声ではっきりメッセージを聞いたあのときのことを。そのとき、もう一度父の声を聞きました。
彼が自分のすぐ隣にいるような感じがありました。

「あいつは、まったく俺そっくりになるぜ。息子よ。俺そっくりにな!」

 私はバ―に立ちつくしながら、父親はきっとどこかで生きているに違いないと思いました。そ
の時は幽霊にでもなって私を見ながら一緒にいたのかもしれません。父親は自分の息子のことを
誇りに思っているのかどうかと考えました。自分が達成したことを自慢に思ってくれるのだろう
か? でも次にこう感じました。父親はひょっとして、私の人生がどうしようもない所まで来て
しまったことを言いにきたのではなのだろうかと。常軌を逸して、苦しく、ぼろぼろでバラン
スが崩れた人生。おそらく別の生き方を招き入れるしかない状態……。

                             つづく

PS: 今回の此処の描写は・現代の若者のも同様な“心の模様”なのでしょうか?現実からの
逃避が「コカイン」をやる事で?果たして解決するのでしょうかと。【心…!】一つで〜〜〜
【人生を支配できる世界】でもあり、その先に、キット【自由の女神】が微笑んでいるのでしょう!
その様に思えます。…が?

1497SAKURA:2013/05/16(木) 23:24:12 ID:BEUD3XFA
「管理人 トキ様」 へ   「観覧者の皆様」 へ
こんばんは……。   ロ−マ字(大文字)の【SAKURA】で〜〜〜す。

■■「管理人 トキ様」へ
>>1491>>1492>>1493 の投稿を消去お願い申し上げます…。ご多忙の事と存じますが〜〜〜

┌◆ 【 SAKURA 】お詫びメッセージ〜〜〜♫
└──────────────────────────────────

■■ 【臨死―――】の投稿文中…なのです。…が?
ブランド名が【 NG ワ−ド 】ということになり…大変ご迷惑をおかけいたしました。
改めて…申し訳ありません。でも?ロ―レックスも“ブランド”では?ないのでしょうか〜〜〜?

  Gッチ???

**:..。o○☆*゜¨゜゜・*:..。o○☆*゜¨゜゜・*:..。o○☆*゜¨゜・*:..。o**:..。o○☆*゜¨゜゜・*:..

1498トキ:2013/05/17(金) 10:42:41 ID:gLnHKbBE
>>1497

 詳細は言えませんが、過去、営業目的の投稿が多かったので、そういう投稿だけを
NGワードにしています。ご迷惑をおかけして、申し訳ありません。

合掌 ありがとうございます

管理人敬白

1499うのはな:2013/05/20(月) 10:49:45 ID:Xt0E5hQs
前原先生の男泣き  

 http://bbs5.sekkaku.net/bbs/?id=yu0529&mode=res&log=50

1500トキ:2013/06/12(水) 15:51:27 ID:HM4G/29Y
別板の「ひとりごと板」に以下の投稿がありました。ご紹介します。

http://jbbs.livedoor.jp/study/11788/

---------------------------------------------------------------------------------------

3809 名前:質問 投稿日: 2013/06/12(水) 15:44:53
本島に書けないので、こちらに書きます
雅春先生は甘露の法雨を読誦されていらっしゃいましたか?
甘露の法雨が経本になった経緯を考えても
、それだとおかしい感じがします
最初から経本として書かれたのでは無いのですよね
周りが経本として扱ったのが先だったら
雅春先生の方が弟子に従った感じで
何か変な感じです

1501元本部職員D:2013/06/12(水) 18:37:34 ID:???
 だいぶ以前ですが青年会中央委員会が終了して全員でおやまに谷口会長が連れて行って下さったときに
教えていただいた内容です。もしかしたら記憶違いの部分も私にあるかもしれませんが・・・

 玄関を入り左にすすむといつも食事をおとりになっていた座敷を拝見。あまり広い部屋ではなく質素な感じの和室でした。
その奥にすすむと脱衣場と浴室があり・・・恐縮して拝見していると
「雅春先生は毎朝このお風呂場の浴槽に板をひかれてその上で神想観をされていました」
とお聞きして一同絶句。驚きました。

 さて、次に先生の普段原稿を書かれていた書斎に案内されました。これもとても質素な和室でした。
「ここで輝子先生と向かい合わせでお座りになりお仕事を夜遅くまでされていました」とお聞きしました。
「この奥が朝のお参りをされる部屋で、お休みになるのもこのお部屋でした」
お参りとは・・・と誰かが質問すると
「まず祝詞を上げられ『真理の吟唱』拝読・聖経『甘露の法雨』と聖経『天使の言葉』を交代に読誦がご日課でした」

 補足して説明されたのは、今までの練成道場での早朝行事はこれに沿う形で決められました。とのことです。

1502トキ:2013/06/12(水) 18:45:42 ID:HM4G/29Y
>>1501

元本部職員D  様

 ご回答、ありがとうございました。私も初めて知る話なので、とても勉強になりました。

 私の回答は、別板に書きましたが、こういうエピソードはどんどん信徒さんが知るべきですね。
貴重なご投稿、ありがとうございました。

合掌 ありがとうございます

1503トキ:2013/06/13(木) 10:00:57 ID:HFm4tro6
合掌 ありがとうございます

 別板の「ひとりごと」板に以下の投稿がありました。

http://jbbs.livedoor.jp/study/11788/


 ご紹介させていただきます。

-------------------------------------------------------------

3812 名前:神の子様 投稿日: 2013/06/12(水) 20:52:00
>>3810 トキ管理人様 ありがとうございます
突然、疑問が湧いてきて思わず
質問してしまいました。
生長の家は實相哲学であって、宗教では無いが便宜上、宗教の形をとっているだけ
と教わりました。

それなのに、WEB誌友会などを拝見しても、祈りに始まり祈りに終わるので
いつ頃から現在のような実質、宗教みたいな形になったのかなと
フト思いまして

そうすると次々と疑問が湧いてきたのです
神示の中で何故、甘露の法雨だけが特別なのかが、よくわからなくて

3813 名前:神の子様 投稿日: 2013/06/12(水) 20:56:19
すみません
上記は3809です
規制で本島には書けません
それに、本流の方に見つかると袋叩きに会いそうな
内容ですから
こちらに書かせて頂きました

3814 名前:神の子様 投稿日: 2013/06/12(水) 21:05:23
他にも久遠いのちの歌などもお経に選ばれてますよね
リズミカルだから? 内容が素晴らしいから?
どうして神示の中で優劣があるの?
こんな感じです
不勉強丸出しの疑問です

3815 名前:神の子様 投稿日: 2013/06/12(水) 21:26:21
読み返しても全然、伝えられている気がしませんが
生命の實相が無いのは困りますが、聖経はあとから雅春先生以外の
方が経本にされたものでしょう
著作権が無ければ買えばいいし
神想観は制限されないのなら、あとは
便宜上、宗教法人を名乗るための
経本があればいい
それが、観世音なんちゃら ですよね

1504トキ:2013/06/13(木) 10:02:54 ID:HFm4tro6
 皆様、袋だたきにしないようにお願いします。

 私は、のちほど、別板へお返事を書きます。


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