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「今の教え」と「本流復活」を考える・挨拶板

1389SAKURA:2013/02/28(木) 22:33:36 ID:VaTGaQRA
 トキ様 へ   観覧者の皆様 へ
こんばんは……。   ロ−マ字(大文字)の【SAKURA】で〜〜〜す。

先日からの?素敵な〜〜〜書籍との出会い〜〜〜☆
その中からの“投稿”をと…(微笑) 今日は…・…【SAKURA】が、キーボードの打ち込み!!
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>>1378>>1379>>1384>>1385>>1386>>1387>>1388 投稿の続きです…。 

■ 臨死―――
―――|――光への上昇  第四章  ――――― 【第 十九 回】 

一九八四年七月二日  午後一〇時三七分

 人間の肉体ではなく、自分が霊的な姿形をしていることを気持ちがいいと思っていました。私
の存在のありようは非常に自然で、物質としての肉体に課せられた制限から自由なのです。身体が
なくて寂しいとはまったく感じませんでした。それどころか、あんなところに閉じこめられてい
たなんて、なんと面倒くさい状態だったのでしょう。

 トンネルの中に入って行きます。前に進むのに使っているのは手足ではないことに気づきまし
た。自由な意志の力です。動くのに四肢やその他の道具は一切必要ありません。私はただ考えれ
ばいいのです。「前に動く」と意図します。するとその通りになります。地上の感覚でいえば、人
間というよりは、水中を自由に動くイルカのような気分でした。エネルギ−のトンネルをさらに
進むと、大きなシュ−ッという連続した音に囲まれ、真空の中に吸い込まれていくような感覚を
味わいました。そしてさらにもう一つ別の音が、非常にシャ−プに明確に聞こえてきました。そ
れはチャイムかクリスタルが奏でる音楽的なサウンドであり、この世のものと思えない素晴ら
しい音でした。

 前進しつつも、私はトンネルの壁がどうなっているのか、注意を集中してみました。壁はチュ
−ブ状になった巨大な波を思わせました。好奇心にかられて、思わず 右側の壁に手を伸ばしてみ
ました。エネルギ−のエッセンスに触れると、液状のクリスタルのような光が飛び散り、鮮やか
な色彩の中できらきらとダンスをします。そして、光のダンスがクリスタルチャイムの音楽を奏
でるのです。

 トンネルに入った時から、もうクリスタルチャイムの音は聞こえていました。そして私がエネ
ルギ−をかき回したことで創り出した新たな音は、もとの音楽とぶつかるはずでした。でも、新
しく生まれたサウンドパタ−ンは、もとのメロディをさらに深め、膨らませていったのです。地
上のどんな大作曲家も、こんな曲は絶対に創れません。

 私のトンネルのエネルギ−をかき回しても、簡単にその乱れは吸収されてしまうことが分かり
ました。ダンと私は、いわばエネルギ−の乗り物の中を通り抜けていったのです。実にシンプル
で、しかも複雑なエネルギ−システムは、言葉で表現能力をはるかに超えていました。

                       つづく


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