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「今の教え」と「本流復活」を考える・挨拶板

1420SAKURA:2013/03/23(土) 21:14:40 ID:BEUD3XFA
トキ様 へ   観覧者の皆様 へ
こんばんは……。   ロ−マ字(大文字)の【SAKURA】で〜〜〜す。

先日からの?素敵な〜〜〜書籍との出会い〜〜〜☆
その中からの“投稿”をと…(微笑) 今日は…・…【NANCY】が、キーボードの打ち込み!!
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>>1397>>1405>>1410>>1411>>1414 投稿の続きです…。 

■ 臨死―――
―――|―― 人生のおさらい  第七章  ――――― 【第 二十九 回】
   MY LIFE REVIEW    その②

>>1414投稿の続きです・・・。
 クリスタルの球は時空の制限を超えてところにあります。これから体験する過去の出来事は、
まるで今起きているかのように強烈な密度をもって再びやってくるでしょう。特に重要な体験に
ついては、プロセスのスピ−ドを緩めてそこから学ぶべきレッスンに集中できるように、自分で
「過去の再生」コントロ−ルしていきます。

 突然、クリスタルのクリアな表面が、グレ−っぽく不透明になってきました。いよいよ私の人
生の巻き戻しが始まるのです。まず球体の表面が変化し、そこに生き生きとした場面が展開し始
めました。そして私は幼いころに戻っていきました。場面はただ生き生きと見えるだけではなく、
現実そのものでした。私は第三者として過去の出来事を、かっては見ることのできなかった視点
から見ることになりました。

 巻き戻しされた人生の最初のシ−ンは、一九四七年の三月二十一日、すし詰め状態の騷々しい高
校の体育館からスタ−トしました。ペンシルバニア、ウイリアムポ−トです。そこにはまだ若い私
の父親を見つけました。彼はコ−トのサイドラインを行ったり来たりしながら、自分のチ−ムを
コ−チしていました。顔は真っ赤で、大声で怒鳴るたびに、肩や顔の筋肉が盛り上がるのが見え
ます。

 私の父は地域のヒ−ロ−でした。第二次世界大戦から復員後、聖ガブリエル高校のバスケット
ボ−ルチ−ムを率いて、無数の記録を残していました。父のチ−ムはアンスラサイトリ−グで、
一試合も負けずに優勝した史上初のチ−ムになったのです。

 今、父のチ−ムはさらに大きなリ−グである州立カトリックチャンピオンシップをかけて、ビ
ッツバ−グセントラルカトリック高校に来ていました。父のバスケットボ−ルのキャリアの中で、
最も大切な夜です。今晩のゲ− ムは『ゴリアテと戦うダビデ』と宣伝文句にうたわれていました。
ヘイゼルトンのドネガルの丘からやってきた小さなチ−ムが、ビッツバ−グの強大なチ−ムと戦う
のです。父の率いる小さなチ−ムは、紫と白のユニフォ−ムに身を包んで現れ、期待を見事に裏
切って、ゲ−ムそのものをぐいぐいと引っ張って行きました。激しく展開した最初のゲ−ムは六
対六のタイでしたが、次のクォ−タ−はぐっとペ−スを上げ、十八対十四とゲ―ムをもぎとりま
した。ハ−フを過ぎた所で父の聖ガブリエル高校がリ−ドを奪ったのです。後半最初はまったく
問題なく、聖ガブリエルが実力を出し切り、二四対十八。

 ところがビッツバ−グは最終クォ−タ−で調子を取り戻します、残りわずか二分。スコアは三
○対二九になっていました。そしてビッツバ−グがボ−ルをトスします。ポイントガ−ドがショ
ットを放ちました。このゴ−ルが入れば逆転されてしまいます。ボ−ルは見事にリングをとらえ、
スコアは三一対三〇になりました。しかしまだ時間が残っています。聖ガブリエルはボ−ルを運
び、コ−ナ−からシュ−トしたボ−ルは試合終了のブザ−が鳴ったとき、ゴ−ルに入ったかに見
えました。ところが、最後の瞬間、ボ−ルはリングの縁をぐるりとまわり、外へとはじき飛ばさ
れたのです。
                      つづく


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