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「今の教え」と「本流復活」を考える・挨拶板

1393SAKURA:2013/03/03(日) 20:58:24 ID:VaTGaQRA
トキ様 へ   観覧者の皆様 へ
こんばんは……。   ロ−マ字(大文字)の【SAKURA】で〜〜〜す。

先日からの?素敵な〜〜〜書籍との出会い〜〜〜☆
その中からの“投稿”をと…(微笑) 今日は…・…【SAKURA】が、キーボードの打ち込み!!
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>>1378>>1379>>1384>>1385>>1386>>1387>>1388>>1389投稿の続きです…。 

■ 臨死―――
―――|――光への上昇  第四章  ――――― 【第 二十 回】 

一九八四年七月二日  午後一〇時三七分

 ダンの方に振り向き、今、体験した??怖の感情を伝えました。もしこの感覚を言葉で伝えなけ
ればならないとしたら、何も言うべき言葉が見つからなかったでしょう。こういった思いまで、
彼に送りました。そしてダンは全部を分かってくれました。言葉を絶する体験というのはまさに、
こういうものだと思いました。
 
「リラックスするんだ。ともかく大丈夫だからね」とダンは繰り返しました。「自分の体験を信
じるんだ」
 私の意識は次にこのトンネルの規模の大きさへと吸い寄せられて行きました。遠くに見える出
口からは、宇宙の満点の星が見えています。
 「このトンネルの目的は一体何だろう」と私は考えました。地球から宇宙へと何万光年も伸びて
いるように見えます。ゆっくりとしているようですが、実は信じがたい距離を移動していました。
まるでエネルギ−のトンネルが地球と我々の目的地との間の距離を一気に縮める役割をもってい
るかのようです。四五度の角度を持ったエスカレ−タ−に乗って、デパ−トの中をゆっくり上が
っていくような感覚なのですが、数分で何光年も移動しているわけです。物理次元を支配してい
る物質や、時間、空間という概念は、この世界では何にも当てはまらないのです。ダンも私もそ
ういった要素には一切縛られてはいませんでした。
 
エネルギ−のトンネルにはいくつかの役割がありました。それはともかくとてつもなく巨大な
エネルギ−の固まりで、私たちの旅を導き、助けてくれるものです。信じられないほどの距離を
猛スピ−ドで短時間に進んで行っても、私たちが安心できるようにデザインされていました。
 
 突然、トンネルから飛び出して、私たちは輝く星が散りばめられている宇宙空間に浮かんでい
ました。まだ宇宙飛行士のように前に進んでいますが、あの分厚い宇宙服は着ていません。私た
ちは羽のない天使のようでした。ダンはずっと私の道案内をしてくれています。振り向くと、も
うエネルギ−のトンネルは消えていました。 トンネルの代わりに、そこは宇宙空間が、ひたす
ら深く そして果てしなく広がっていました。自分が来た方向に地球があるのは分かっていまし
たが、何百回もの他の星々の中には、まぎれてしまっています。
 
 ダンの方に振り向いて、地球が星くずみたいに見えるほど、実際に遠くに来てしまったのかど
うかを尋ねようとしました。ところがもうダンは側にはいません。もう一度前を向こうとした時、
非常に強く輝く光が近づいてくるのを感じました。宇宙を回転しながら、通り道にある暗い虚空
や、すべて星や惑星を包み込むような光です。
 
 突然、私はまばゆい黄金の光に包まれていました。太陽の光よりもさらに強烈な光でした。太
陽そのものよりも、何百倍もパワフルです。にもかかわらず、その光で目がくらむわけでもなく、
焼かれるような感覚もまったくありません。光はエネルギ−の源であり、私という存在をくるむ
ように包みこんでいました。
                   
                          つづく


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