[
板情報
|
カテゴリランキング
]
したらばTOP
■掲示板に戻る■
全部
1-100
最新50
|
1-
101-
201-
301-
401-
501-
601-
701-
801-
901-
1001-
1101-
1201-
1301-
1401-
1501-
1601-
1701-
1801-
1901-
2001-
2101-
2201-
2301-
2401-
2501-
2601-
2701-
2801-
2901-
3001-
3101-
3201-
3301-
3401-
3501-
3601-
この機能を使うにはJavaScriptを有効にしてください
|
「今の教え」と「本流復活」を考える・挨拶板
1421
:
SAKURA
:2013/03/23(土) 21:17:57 ID:BEUD3XFA
トキ様 へ 観覧者の皆様 へ
こんばんは……。 ロ−マ字(大文字)の【SAKURA】で〜〜〜す。
先日からの?素敵な〜〜〜書籍との出会い〜〜〜☆
その中からの“投稿”をと…(微笑) 今日は…・…【NANCY】が、キーボードの打ち込み!!
>>1364
>>1365
>>1366
>>1367
>>1368
>>1369
>>1370
>>1371
>>1374
>>1375
>>1376
>>1377
>>1378
>>1379
>>1384
>>1385
>>1386
>>1387
>>1388
>>1389
>>1393
>>1394
>>1395
>>1396
>>1397
>>1405
>>1410
>>1411
>>1414
>>1420
投稿の続きです…。
■ 臨死―――
―――|―― 人生のおさらい 第七章 ――――― 【第 三十 回】
MY LIFE REVIEW その③
>>1414
>>1420
投稿の続きです・・・。
突然私は両親のベットル−ムに立っていました。試合が行われた日の夜です。ゆりかごに寝か
され、安心して眠っている生後六カ月の小さな自分がいました。父親がほんの少し前に苦しい敗
北を喫したことなど、一切知らずに至福の眠りについています。眠っている幼い自分を眺めなが
ら、あのたった一本のミスショットが、自分のこれからの人生にどんなに深い影響を与えること
になるか想像すらできませんでした。この夜を境に、父親は自分の酒量をコントロ−ルすること
ができなくなったのです。一九七四年にその人生の幕を降ろすまで、お酒をやめることはありま
せんでした。五十七歳という若さで失意と寂しさの中で、彼は死んでいきました。
人生のフイルムは早送りされ、父の葬式の夜へと場面が移ります。私はヘイゼルトンのバ−に、
親戚や何人かの父の友人とともに座っていました。友人たちはもう一度あの夜のゲ−ムの話をし
はじめました。そのシ−ズンで初めて、そしてたった一度だけ負けたゲ−ムです。次の年も同じ
チ−ムをコ−チにしたにもかかわらず、お酒が彼のコ−チにも影響するようになっていました。そ
のシ−ズンでは父のチ−ムはもう勝ことができませんでした。
彼らが思い出の試合を事細かに再現し終ったあと、ちちの友人の一人が私を脇に呼んで言いま
した。
「なぁ、息子さんよ。あんたの父親はいい男だった。みんな彼に憧れていたし、尊敬してもい
た。でも俺は見ていたんだよ。あの試合の最後のシュ−トがゴ−ルの縁をぐるっとまわって外に
跳ねたそのときのあいつを。君の父さんは身体を折り曲げ、両腕で頭を抱えた。そして顔がみる
みるうちにどんどん赤くなっていったんだ。身体をもとに戻したとき、あいつはもうそこにはい
なかった。目はうつろになり、もうどこも見ていない。忘れられないんだ。何千マイルの彼方を
呆然とみつめていたあの目を。あいつは一度俺にこう言ったことがある。あのゲームに負けた瞬
間、誰かが自分の脳みそに硫酸をぶっかけたみたいだったって。あいつはそれほど深く傷ついた
んだよ。だからあれ以来、酒をやめることができなくなったんだ。アルコ−ルだけがあいつの痛
みを和らげてくれたんだから。ただあれ以来不思議なことに、絶対にあの試合のことは口に出さ
なかった。でも俺には分かる。あいつが考えていたのはいつもあの試合のことだってね」
つづく
新着レスの表示
名前:
E-mail
(省略可)
:
※書き込む際の注意事項は
こちら
※画像アップローダーは
こちら
(画像を表示できるのは「画像リンクのサムネイル表示」がオンの掲示板に限ります)
スマートフォン版
掲示板管理者へ連絡
無料レンタル掲示板