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「今の教え」と「本流復活」を考える・挨拶板

1466SAKURA:2013/04/25(木) 19:09:13 ID:BEUD3XFA
トキ様 へ   観覧者の皆様 へ
こんばんは……。   ロ−マ字(大文字)の【SAKURA】で〜〜〜す。

先日からの?素敵な〜〜〜書籍との出会い〜〜〜☆
その中からの“投稿”をと…(微笑) 今日は…・…【NANCY】が、キーボードの打ち込み!!
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投稿の続きです…。 

■ 臨死―――
―――|―― ばらばらの人生 第七章  ――――― 【 第 四九 回 】
  LIFE OUT OF SYNC  

ビルのオーナーが私にビルの査定をさせてくれたので、私はその広大な倉庫で一人になるとい
うチャンスを得ました。がらんとしたスペース。天井の高さは六メートル以上もありました。メ
ジャーを取り出して、計画を始めたとき、非常に不思議なことが起こったのです。そのとき、私
は倉庫の壁にもたれながら座っていました。すると突然、自分が人でいっぱいのナイトクラブに
いるのだと感じました。照明とサウンド。人々の興奮はあまりにもリアルでした。夢というより
も現実そのものと言った方がよいくらいです。

 私はナイトクラブのレイアウトをスケッチしはじめました。今までデザインの経験も建築設計
の経験も一切ありません。その上、バーやレストラン、ナイトクラブでの体験もないのです。最
初に目の前の広い空間を眺めたとき、そこにはダンスフロア−がありました。周囲が円形劇場の
ように、階段状になったテーブルのスペースがあります。客はゆっくりとテーブルでお酒を楽し
みながら、下のダンスフロア−を見ることができます。次に長い方の壁に沿って――そこはダ
ンスフロア−とテーブル席の反対側になりますが――ハンプトンズ最大のバ―を視覚化しまし
た。ほんの数分で、クラブ全体の設計図が出来上がっていました。そんなふうにビジョンに見た
通りのクラブが、たった三カ月後に姿を現すことになりました。

 ビルの正面玄関から外に出て、メインストリートを横切ると、向かいの公園のベンチに腰をか
けて、今度はクラブの正面のデザインを始めました。倉庫の中では前に体験したことのないクリ
エィティブエネルギーが自分の中を流れ、インスピレーションを与えてくれたので、あっと言う
間にクラブのインテリアを設計することができました。今、ビルの正面の壁に意識を集中すると、
クラブの名前とそのテーマがひらめいたのです。同じプロセスをさっきとは違う角度から体験し
ているのだと思いました。

 ビルの正面は真っ白なしっくいで、トロピカルな感じ、あるいは砂漠にぴったりのイメージで
した。はるか彼方のエキゾチックな風景が鮮やかに見えはじめました。イギリス植民地時代のイ
ンド、スーダン。「ボンベイ」や「ハルツーム」という名前が浮かんできました。一八〇〇年代の
英国軍の制服を身に着けたドアマンがクラブのエントランスに立っているビジョンが見えました。
それから、場面はフランスの植民地だったモロッコ、名前も「カサブランカ」や「マラケシュ」に
変わりました。

                         つづく


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