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第47回衆議院議員総選挙(任期満了2016年)スレ

1チバQ:2013/03/29(金) 22:32:00
とは代表が立てないので、立てちゃいます。

第23回参院選(2013年)
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1279062373/l50


第46回総選挙(2012年)
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1252036284/l50

第45回総選挙(2009年)
その2 http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1240552224/l30
その1 http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1146286762/l30

第44回総選挙スレ(2005年)
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1089950050/l30

1708チバQ:2014/12/01(月) 21:52:00
http://senkyo.mainichi.jp/news/20141201ddh041010005000c.html
衆院選:愛知3区 減税、新人の増田氏擁立
毎日新聞 2014年12月01日 中部夕刊

 2日公示の衆院選愛知3区(名古屋市昭和区など)に1日、新人の増田成美氏(41)が、地域政党「減税日本」(代表・河村たかし名古屋市長)の公認候補として立候補すると表明した。増田氏は「弱い者を助ける減税日本の思いを広げたい」と語った。同党による衆院選への候補者擁立は2人目。

 建設会社社長の増田氏は2012年の前回選で、愛知8区(愛知県半田市など)から日本未来の党(当時)公認で出馬し、落選した。

 愛知3区には他に、自民前職の池田佳隆氏(48)▽民主前職の近藤昭一氏(56)▽共産新人の石川寿氏(49)−−が立候補を予定し、増田氏が4人目となる。【岡大介】

1709チバQ:2014/12/01(月) 21:55:46
http://senkyo.mainichi.jp/news/20141201ddp041010006000c.html
民意どこへ:2014衆院選 九州・沖縄・山口41小選挙区、民主擁立17どまり 「勝算」見えず…熊本・沖縄ゼロ
毎日新聞 2014年12月01日 西部朝刊

 2日に公示が迫った衆院選で、九州・沖縄・山口の全41小選挙区のうち民主党の候補者が決まったのが17選挙区にとどまっている。党勢の立て直しが間に合わない中での急な解散で擁立作業が難航し、熊本、沖縄では全県で1人も立てられない異常事態に。苦し紛れに離党者や“造反組”を公認するケースもある。【松田栄二郎、佐藤敬一、杣谷健太】

 「安倍政権をおかしいと思う有権者に選択肢を示せず、申し訳ない」。11月25日、熊本県連の選対会議を終えた鎌田聡代表は、報道陣を前に厳しい表情を浮かべた。国政選挙で1人も擁立できないのは、1998年の県連発足以降初めてだ。

 前回は5選挙区で3人の新人を立てたが全敗。昨年の参院選で現職が落選し、県選出の国会議員はゼロになった。急転直下の解散で迎えた今回は、2区と3区で擁立を目指し元参院議員ら複数に打診したが断られた。

 交渉が不調に終わった理由について、鎌田代表は「準備が整わない中で勝算を見いだすのは厳しかった」と説明。選挙戦では1区の維新前職と5区の社民新人を「野党共闘」で支援していく方針だ。

 沖縄県連も30日、独自候補を模索していた1区での擁立を断念した。自民、共産公認候補に加え、維新公認の候補も出馬する見通しとなり「反自民の野党同士がぶつかり合うことは望ましくない」(花城正樹代表)と判断した。

 2区は社民、3区は生活の公認候補を支援する。4区も連合沖縄から無所属候補の支援を求められており、1区を断念したことにより全県で候補者を立てないことが決まった。

 ◇離党・造反組も「昔の名前」で
 ◆福岡5区

 「ご心配、ご迷惑をおかけしてまいりましたが、こうして多大なる温情をいただいたからには、できる恩返しは選挙区で勝つことだと思っています」。28日に福岡市内のホテルであった連合福岡の集会で、福岡5区の民主元職、楠田大蔵氏(39)があいさつした。

 28歳の初挑戦から3期務めたが、前回衆院選で落選。「一人の政治活動家として自分を見つめ直したかった」と、昨年12月に離党届を出した。

 ところが解散風が吹き始めた11月上旬、党幹部から手紙で「39歳で3期務めた将来性は党にとって必須の人材」と復党要請が届いた。福岡県連内に「唐突だ」といった声も出たが、解散翌日の22日に復党が認められた。事務所の態勢も十分といえない中、候補のスケジュールも走りながら決まっていく状態だ。

 ◆鹿児島1区

 鹿児島1区の民主元職、川内博史氏(53)に公認が内定したのは解散直前の18日だった。2012年の民主政権時代に提出された消費増税法案に反対。13年には参院選東京選挙区に出馬した無所属の山本太郎氏を応援し、民主候補は落選した。

 鹿児島県連は川内氏から「党の方針に従う」という言質を取って昨年から公認申請していたが、党本部側のアレルギーは強く、一時は維新との野党共闘も模索。だが最終的に、当選5回の実績を誇る川内氏を擁立するほかないという結論に達した。

 27日夜にあった事務所開きには、党副代表の神本美恵子参院議員が駆けつけ「正式公認」をアピールしたが、ぎりぎりの公認で事務所に掲示しているポスターにはまだ「民主党」の文字が入っていなかった。川内氏は「何が何でも勝たなければならない」と険しい表情で語った。

==============

 ◆民主党の候補者擁立状況

小選挙区数 今回の擁立数 前回の擁立数

山口  4      2      4

福岡 11      6     10

佐賀  2      2      2

長崎  4      3      3

熊本  5      0      3

大分  3      2      2

宮崎  3      1      2

鹿児島 5      1      3

沖縄  4      0      2

…………………………………………………

合計 41     17     31

 ※30日現在。佐賀は選挙区が前回比1減。前回は0勝31敗

1710チバQ:2014/12/01(月) 22:15:43
>>1705
そゆこと!?
中国九州のほうがまだ比例下位当選確率高そうだけど

1711とはずがたり:2014/12/01(月) 22:16:19

これ、いえてるなぁ 

314 名前:無党派さん[] 投稿日:2014/12/01(月) 10:44:00.58 ID:4pN8eft0
>>304
そう普通にある程度の景気刺激策は必要ということが=アベノミクス支持となるから、
ややこしくなる。橋下がアベノミクスは間違って無いというのは単にある程度の
景気浮揚は必要というニュアンスに過ぎないのに、橋下は安倍政権寄りと誤解され、
民主党もアベノミクス叩きやることで経済成長に興味がないという印象を与えてしまう。
民主党でもある程度の景気刺激の必要性ぐらいは分かってるはずなんだが。

とにかくアベノミクスが中心にしてそこに賛否の対立軸が生み出される時点で
野党は負けなんだよな。橋下もアベノミクスという土俵ではわざわざ上るより
「消費税の前に無駄削減」という自分の土俵に安倍や海江田を上らせて戦うべきだろうな。

1712チバQ:2014/12/01(月) 22:16:25
http://www.asahi.com/area/hokkaido/articles/MTW20141125011370004.html
2014衆院選【激戦の構図】
(1)1区・2区
写真:
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■1区(札幌市中央区・西区・南区)

 自・民・共で同じ顔ぶれ

 前回は衆院議長も務めた民主の横路孝弘氏が初めて敗れ、民主惨敗の象徴となった選挙区。今回は、自民、民主、共産が前回と同じ顔ぶれで戦いに臨む。

 横路氏は衆院解散翌日の22日朝、札幌駅付近で街頭に立ち、「前回選挙の結果、自民党が何でもやり放題。こういう政治が続いていいのか。暴走を食い止めないといけない」と語気を強めた。

 敗れた前回の票差は約6千。この時は維新、大地も候補を立て計9万票あまりを得ており、今回は両党の支持層の行方がカギを握る。横路氏は「配布しているビラを受け取る人の数が圧倒的に増えた。関心が示されていると思う」と手応えを口にする。

 迎え撃つ自民の船橋利実氏。23日の事務所開きで「野党に対抗する案があるなら、示して欲しい。民主党が政権を握った3年間で経済をガタガタにして不安に陥れたことを思い出して欲しい」と訴えた。

 前回は北見市選出の道議から立候補して初当選。知名度不足を懸念されたが、民主への逆風を味方につけた。「敵陣営は野党共闘。対抗するのは並大抵ではない」と警戒しながらも、「この2年間、できるだけ有権者のもとに出向き、現場の声を国政で実現する努力をしてきた。それを評価してもらうのであって、相手は関係ない」とも語る。

 共産の野呂田博之氏は首相の解散表明後、いち早く地元の西区を中心に回る。消費増税、原発再稼働の反対などを訴え、支持拡大を図る。

 (上山浩也)

    *

■立候補予定者

船橋利実  54 自前(1)  [元]道議

横路孝弘  73 民前(11) [元]衆院議長

野呂田博之 56 共新     党道委員

■2区(札幌市東区・北区)

 松木氏参戦、波乱含み

 自民の吉川貴盛氏と民主の三井辨雄氏が2003年衆院選から4回連続で対決してきたが、今回は一変した。三井氏が健康上の理由で立候補を辞退し、民主や維新など計5人が立候補の意向を示す。

 自民の吉川氏は農水副大臣や党の環太平洋経済連携協定(TPP)対策委員会事務局長などを歴任。政権与党の実績をアピールする。24日に事務所開きをし、本格的にあいさつ回りや街頭演説を始める。

 維新の松木謙公氏は過去4回の衆院選で12区から立候補していた。三井氏に地盤を譲る形で2区から12区に移った経緯もあり、今回、三井氏は松木氏を支援する考えだ。

 しかし松木氏は民主党政権時代に菅内閣の不信任決議案に賛成して民主から除籍処分を受けているうえ、維新の政策は民主と隔たりがある。このため民主道連は22日、来春の札幌市議選に立候補予定だった社会福祉士の池田真紀氏を擁立することを決めた。松木氏の陣営は「このままでは票が割れて自民を利するだけだ」と危機感を抱く。

 一方、維新が松木氏に公認を出したことで、前回衆院選に同党公認で2区に立候補し、比例区で復活当選した前職の高橋美穂氏の処遇は宙に浮いた形だ。高橋氏は「無所属で出ることは反党行為になる。2区を外れれば有権者を裏切ることになる。どうすればいいのか」と困惑している。

 共産の金倉昌俊氏は消費税増税反対や社会保障の充実などを訴えている。

 (光墨祥吾)

    *

■立候補予定者

吉川貴盛 64 自前(4) [元]農水副大臣

池田真紀 42 民新    社会福祉士

松木謙公 55 維元(3) [元]農水政務官

金倉昌俊 40 共新    党准中央委員

高橋美穂 49 無前(1) 行政書士

    ◇

 衆院選の公示が1週間後に迫った。道内12小選挙区すべてに前職がいる与党に対し野党も態勢を整えつつあり、顔ぶれがほぼ固まった。各区で事実上の選挙戦が始まっている。各小選挙区の戦いの構図を6回に分けて紹介する。

朝日新聞デジタルトップ地域トップ

1713チバQ:2014/12/01(月) 22:16:51
http://www.asahi.com/area/hokkaido/articles/MTW20141126011370001.html
2014衆院選【激戦の構図】
(2)3区・4区
写真:
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■3区(札幌市白石区・豊平区・清田区)

 自・民がつばぜり合い

 2003年の衆院選以来4度にわたり、自民と民主の議席が選挙のたびに入れ替わってきた。両党とも2勝2敗、うち3回は敗者が比例区で復活当選。まさに互角の戦いが続いている。

 再選をめざす自民・高木宏寿氏は、連日100軒近くの支持者を回る。道議の亡き父から引き継いだ地盤は豊平区。知名度が足りない白石区と清田区での浸透がカギだ。今回は追い風が期待できないとして、実力が浮き彫りになる正念場と位置づける。「憲法改正手続きを定めた国民投票法改正に尽力した実績を訴えていきたい」と話す。

 民主・荒井聰氏は前回、自民の新顔相手に全国的な逆風に沈んだ。夏場に30の地域後援会を回り、外交官勤務の経験から憲法の平和主義の大切さを説いてきた。「自民党による『1党多弱』は政治の暴走を招く」と訴える。手応えは感じ始めているというが、「大義なき解散で投票率がどうなるか」と懸念する。

 組織票固めに懸命な自民、民主の2人と対照的なのが前回に続く挑戦の維新・小和田康文氏。無党派層の「風」をつかもうと大型ショッピングモールなどで辻立ちをこなし、国会議員の定数3割削減による消費税増税凍結などを訴える。

 国政初挑戦の共産・吉岡弘子氏は清田区で党の市政相談室長を務めた経験から「庶民軽視、大企業優先の政治に終止符を」と訴える。

 前回、維新に次ぐ約3万票を得た新党大地は、独自候補の擁立を見送った。

 (日比野容子)

    *

■立候補予定者

 高木宏寿  54 自前(1)[元]道議

 荒井聰   68 民前(6)[元]国家戦略相

 小和田康文 44 維新   行政書士

 吉岡弘子  63 共新   党地区常任委員

■4区(札幌市手稲区・小樽市・後志地方)

 雪辱狙う民主・鉢呂氏

 大都市から農村、漁村まで様々な地域を含む選挙区。前回初当選を果たした自民の中村裕之氏に対し、ベテランの民主・鉢呂吉雄氏が雪辱を期す。

 中村氏は25日、午前中に道農協政治連盟などを訪問、夜は小樽市内のホテルでパーティーに出席。直前の3連休にも各種行事に出席したほか、支持基盤となる各種団体を回った。「民主党のマニフェストへの批判があった前回に比べ、今回は自民党の解散時期をめぐる批判もあるだろう。前回よりは厳しい選挙になりそうだ」と中村氏は感触を語る。争点については「アベノミクスにイエスかノーか。効果は『まだら模様』かもしれないが、その正しさを強調していく」。

 鉢呂氏は23日夕、JR小樽駅前のビルで事務所開き。25年前の89年、初めて衆院選(旧北海道3区)への立候補を表明したのも同じ11月23日だったという。

 「あの時の自分は普通の市民。25年でアカがついたかもしれないし体もダメになったかもしれないが、25年前の初心にかえって、雑草のごとく、もう一度はい上がっていきたい」と、決意を表明した。選対委員長に就任した北教組の小関顕太郎委員長も「札幌市手稲区を回ったが、用意したチラシがすぐになくなった。前回はほとんど受け取ってもらえなかったから、今回は反応がいい」。

 共産の酒井隆裕氏は若さを強調し、「2000年に児玉健次さんが当選して以来の北海道の議席獲得を」と、比例区との連動も訴えている。

 (小西淳一)

    *

■立候補予定者

 中村裕之 53 自前(1)[元]道議

 鉢呂吉雄 66 民元(7)[元]経産相

 酒井隆裕 40 共新   党地区常任委員

1714チバQ:2014/12/01(月) 22:17:14
http://www.asahi.com/area/hokkaido/articles/MTW20141127011370001.html
2014衆院選【激戦の構図】
(3)5区・6区
写真:
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■5区(札幌市厚別区江別市など)

自民ベテランに民・共挑む

 12回目の当選を目指す自民の町村信孝氏に、前道議で民主道連幹事長の勝部賢志氏、共産道委員の鈴木龍次氏が挑む構図だ。

 2年前の前回選挙で、町村氏は体調不良のためほとんど地元入りできなかったが後援会の支援と知名度、実績などで議席を守った。後援会幹部は「今回は体調に問題はない」と自信をみせる。来年4月に予定されている札幌市長選の立候補予定者の応援にも、頻繁に駆けつけている。

 21日夜には札幌市内のホテルで報道陣に対して「総じてアベノミクスは順調にいっている。雇用、株価などが良くなっている」と安倍政権を評価し、今回の選挙では地方創生を改めて訴えていくと話した。

 民主の勝部氏は道議3期目で国政選挙に初挑戦。地元の江別市などで知名度は高いが、有権者が多い札幌市厚別区や千歳市での浸透が課題だ。

 20日夜に江別市で行われた立候補の記者会見で勝部氏は、町村氏について「経験豊富で知名度も抜群。胸を借りる思い。不可能を可能にする戦いだ」と語った。衆院選を「大義のない失敗隠しで、党利党略の選挙だ」と位置づけ、安倍政権の路線を継続するかどうかを問うという。

 共産の鈴木氏は、2012年に続き2度目の挑戦だ。「共産党が伸びれば、日本の政治がピリッとする」と主張する。政策面では、環太平洋経済連携協定(TPP)、消費増税などの反対を訴えて支持拡大を図る。

 (横山蔵利)

     *

■立候補予定者

町村信孝 70 自前(11) [元]官房長官

勝部賢志 55 民新     党道幹事長

鈴木龍次 54 共新     党道委員

■6区(旭川市、名寄市など) 

「みんな」抜け自・民・共

 2009年は民主・佐々木隆博氏、前回12年は自民・今津寛氏がそれぞれ圧勝。比例復活もかなわなかった佐々木氏が今回巻き返すか。前回選挙の4候補からみんなの党の安住太伸氏が抜け、自民、民主、共産の3氏による争い。今津氏にとって元自民市議の安住氏の不出馬は好材料だが、盟友の鈴木宗男氏が代表を務める新党大地が民主候補を推薦する方針なのは不安要因だ。

 安全保障問題で党の責任的立場にもある今津氏は、集団的自衛権の必要性や地方創生への期待など、安倍政権の主要政策への理解を訴える。解散風が吹き始めて以降、週末は旭川以外の地方で経済団体などを精力的に回り、選対本部長には14年ぶりに旭川商工会議所会頭を迎えた。陣営幹部は「アベノミクスの経済的な恩恵が地方で実感できないなか、地元経済界に成長戦略への理解を求める布陣でもある」と打ち明ける。

 佐々木氏は「後のない背水の戦い」と位置づけ、「安倍政権は地方創生を掲げるが、政策は全て逆方向。政策を生活者、地方に取り戻す」と訴える。

 前回は現職のため満足にできなかった街頭宣伝やミニ集会に力を入れ、すでに上川北部の町村は回り終えた。自・民の事実上の一騎打ちとなった9日の旭川市長選を民主推薦の現職が制した勢いも借り、無党派層の取り込みを図る。

 共産の荻生和敏氏は「自民政治に明解な対抗軸を打ち出せるのは私だけ」と、反自民の受け皿を狙う。

 (渡辺康人、渕沢貴子)

     *

■立候補予定者

今津寛   68 自前(6) [元]防衛庁副長官

佐々木隆博 65 民元(2) [元]農水副大臣

荻生和敏  65 共新    党道委員

1715チバQ:2014/12/01(月) 22:17:57
http://www.asahi.com/articles/CMTW1412010100003.html
2014衆院選 激戦の構図 7区・8区
2014年12月1日09時51分
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■7区(釧路市、根室市など)

打倒自民、民主・大地組む

 新党大地の前職・鈴木貴子氏が民主党入りし、3選を目指す自民の伊東良孝氏、共産の石川明美氏との三つどもえになった。

 民主と大地が選挙協力に至ったのは前回2012年衆院選の微妙な得票結果からだ。鈴木氏の5万1051票と民主候補の2万1513票を足せば、伊東氏の7万2945票に匹敵し、7区の議席を奪取できる可能性がある。前回、大地との協力が崩れて痛手を負った反省から、民主党本部は強力な連携を求め地元も受け入れた。新党大地代表代理のまま民主党道第7区総支部代表に就いた鈴木氏は、24日の民主党釧根合同選対本部の発足総会で「働く者の味方として、みなさまの代表であることを胸に刻み、正々堂々と戦わせていただきたい」と語った。

 一方の伊東氏は25日の事務所開きで、記者団に「前回の結果からみれば、五分五分で接戦。精いっぱい頑張りたい」と話し、気を引き締めた。自民が惨敗した09年衆院選で新顔ながらただ1人道内で小選挙区を制したことを強調。党道連会長を務めながら財務政務官として政府予算の編成にもかかわり、存在感を示してきた。公明党釧路総支部長の月田光明・釧路市議も「二度と民主党に政権を渡すわけにはいかない」と全面協力をアピールする。

 国政に2度目の挑戦となる共産党の石川明美氏。25日の総決起集会で消費増税中止などを掲げる共産党への期待感に触れ、「市民の目が優しいと思う。躍進する選挙になる」と話した。

 (吉田芳彦)

     *

■立候補予定者

伊東良孝 66 自前(2) 党道会長

鈴木貴子 28 民前(1) 〈元〉NHK職員

石川明美 63 共新    釧路市議

■8区(函館市、北斗市など)

自・民対決、共産加わる

 前回衆院選で対決した自民前職と民主元職に共産新顔が加わる。対岸の青森県では大間原発が建設中で原発問題も大きなテーマだ。

 自民の前田一男氏は選挙区内の各町に党支部を立ち上げ、移動政調会も開催して基盤を固める。23日の事務所開きには首長や議長のほか、商工、水産、農業団体の幹部らもそろった。「アベノミクスを成功させて税収を増やし、地方創生を進める」などと訴えて再選をめざす。大間原発は「建設は必要ない」。原発の再稼働は認める立場だが、新設には30キロ圏内の自治体の同意と実効性ある避難計画が条件だとする。

 民主の逢坂誠二氏は連日のように街頭に立ち、タウンミーティングを重ねてきた。「安倍政権の経済政策は大企業と投資家に偏重している」などと批判、議席奪還を期す。有権者の党への視線はなお厳しいものの、特定秘密保護法や集団的自衛権の行使容認などを経て「空気が変わってきた」といい、環太平洋経済連携協定(TPP)反対、集団的自衛権の行使反対などを柱に戦う。大間原発の建設凍結を訴え、脱原発法の制定など「政治が脱原子力社会への行程を示すべきだ」と強調する。

 共産新顔の原田有康氏は旧戸井町(現函館市)の元町議。衆院選は2000年以来の挑戦だ。22〜24日には市内の住宅地や大型店周辺の街頭で「安倍政権の暴走政治を止めなければならない」などと訴えた。大間原発については即時建設中止を訴える。

 (泉賢司)

     *

■立候補予定者

前田一男 48 自前(1) 〈元〉松前町長

逢坂誠二 55 民元(2) 〈元〉総務政務官

原田有康 66 共新    党地区委員長

1716チバQ:2014/12/01(月) 22:18:22
http://www.asahi.com/articles/CMTW1412010100005.html
2014衆院選 激戦の構図 9区・10区
2014年12月1日10時01分
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■9区(室蘭市、苫小牧市など)

自民に雪辱を狙う民主

 再選を目指す自民・堀井学氏に、前回鳩山由紀夫元首相の突然の引退表明で急きょ立候補、大差で敗れた民主・山岡達丸氏と、6月の苫小牧市長選に無所属で立候補した共産・工藤良一氏が挑む。

 堀井氏は管内全市町に後援会を設立し、苫小牧市に23日、選対本部事務所を開いた。堀井氏は管内の首長、議員、経済人ら約100人を前に「経済の好循環はまだ始まったばかり。地方にはまだ届いていないが、さらに成長戦略を推し進め、4市14町の地域活性化に全力を尽くしたい」と力を込めた。

 ただ前々回まで、民主・鳩山氏に自民が一度も勝てなかった選挙区。陣営幹部は「前回の大勝は敵失。今回が本当の選挙だ」と引き締めを図る。

 民主は党と連合などによる合同選対を24日に発足させ、苫小牧市で総決起集会を開いた。山岡氏は「2年間、地域の声を聞いてきた。今の東京目線の政治で北海道は良くならない。このまま安倍政権を続けさせていいのか」と自民との対決姿勢を鮮明にした。

 選対には解散した鳩山後援会の元幹部も顧問として名を連ねた。選対幹部は「地盤も知名度もなかった前回とは比べものにならない反応がある。新党大地との選挙協力も心強い」と議席奪還に意気込む。

 工藤氏は、原発ゼロ、消費増税中止、カジノを含む統合型リゾート誘致反対などを掲げ、「安倍政権の暴走をストップさせよう」と連日街頭から訴えている。

 (深沢博)

    *

■立候補予定者

堀井学  42 自前(1) 〈元〉道議

山岡達丸 35 民元(1) 〈元〉NHK記者

工藤良一 60 共新    〈元〉地区労連議長

■10区(岩見沢市、留萌市、夕張市など)

自公協力に野党挑む

 前回2012年の衆院選で民主の「牙城(がじょう)」が揺らいだ。公明・稲津久氏が比例北海道ブロックから小選挙区に転じ、自民との選挙協力で議席を獲得。今回も10区から立候補する稲津氏に対し民主は新顔の神谷裕氏を擁立、議席奪還を期す。

 稲津氏は「空知で生まれ育って、ここで働き、地方議員(道議)となった。地方創生をぜひともやらせていただきたい」と地元色を打ち出す。自民は岩見沢市長を務めた比例北海道ブロックの前職、渡辺孝一氏に10区での出馬を促す支持者が少なくなかったが、結局、自公協力を優先し前回と同じく比例に。25日、滝川市で街頭演説した公明の山口那津男代表は記者団に「政権選択の選挙だ」と話し、自公協力による稲津氏の再選に期待を込めた。

 民主は当選7回の小平忠正氏が前回敗れ、今回は不出馬。急きょ、出馬を表明した神谷氏は小平氏の元秘書だ。東京育ちだが、小平氏の秘書経験から「地域との関係が薄いとは思わない。安倍政権を支持したら空知、留萌がどうなるか」と話す。大地は民主との協力を打ち出した。前回の民主と大地の得票の合計は稲津氏を上回っている。

 共産は前回衆院選に出馬した木村賢治氏を今回も立てる。政権批判を前面に党勢拡大を目指す。

 維新は10区に、前回1区から出た大竹智和氏を公認したが、大竹氏は民主が神谷氏を擁立したことから転身を模索。比例区で立候補すると表明、調整が続いている。

 (綱島洋一)

    *

■立候補予定者

神谷裕  46 民新    参院議員秘書

大竹智和 37 維新    〈元〉民放社員

稲津久  56 公前(2) 党道代表

木村賢治 63 共新    〈元〉道立高校教頭

1717チバQ:2014/12/01(月) 22:18:48
http://www.asahi.com/articles/CMTW1412010100007.html
2014衆院選 激戦の構図 11・12区
2014年12月1日10時17分
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■11区(帯広市・十勝地方)

「自・公」対「民・大地」今回も

 共闘する自民・公明と民主・新党大地が対決する構図は、前回と変わらない。その中で、民主の候補者選びが注目された。

 民主は、過去3回の選挙で支援した元衆院議員の石川知裕氏(41)が公民権停止で立候補できない事情を抱える。「不戦敗はあり得ない」として擁立したのが、帯広市議を4期務め、道議選(同市)で5回当選した三津丈夫氏だった。

 陣営は知名度が低い町村部と前回石川氏を公認した大地支持層への浸透が課題ととらえる。選対本部長に石川氏の妻を据え、石川後援会や大地との連携も強める。先月29日の選対発足総会で大地の鈴木宗男代表は「党を挙げて協力する」と強調した。

 自民の中川郁子氏は今回も公明の推薦を受け、当選1回での農水政務官就任などを「実績」と打ち出す。夫の故昭一氏の盟友だった安倍首相も同市での街頭演説で「政務官に抜擢(ばってき)したのは中川昭一の妻だからではない。誰より農家を訪ねたからだ」と後押しした。

 ただ、十勝の基幹産業・農業に直接影響する環太平洋経済連携協定(TPP)など前回と環境が様変わりした不安材料がある。立場も前回の挑戦者から評価を受ける側に変わり、陣営幹部は「難しく、厳しい選挙になる」と引き締める。

 共産は2002年の帯広市長選に立候補した畑中庸助氏を立て、「アベノミクスがもたらしたのは格差拡大と暮らしの悪化」と、安倍政権との対決姿勢を鮮明にしている。

 (島田賢一郎)

    *

■立候補予定者

中川郁子 55 自前(1)農水政務官

三津丈夫 68 民新   [元]道副議長

畑中庸助 63 共新   党地区常任委員

■12区(北見市・網走市・稚内市など)

民主が地元市議擁立

 2期目を目指す自民・武部新氏に、北見市議の民主・水上美華氏と共産の菅原誠氏が挑む。

 武部氏は前回、党幹事長を務めた父・勤氏の強固な地盤と民主への逆風もあって9万1208票を獲得。民主、大地、共産の候補を退けた。今回は「初めての自分の選挙」と位置づける。党農林部会と水産部会の副部会長を務める経験から、1次産業の振興とアベノミクス効果の地方への浸透を訴える。23日、JR北見駅前などで「オホーツク、宗谷はアベノミクスを実感できていない。第2幕の主役は地方だ。地方に元気を戻すため、もう一度力を与えてほしい」と声を張り上げた。26日の事務所開きでは地元首長や農業・漁業団体関係者らが詰めかけ、与党の力を見せた。

 民主は候補者の絞り込みが難航。だが解散翌日の22日、水上氏が同党道連の横路孝弘代表から出馬要請され、「地方の閉塞(へいそく)感を打破したい」と出馬を決断した。27日の会見で「地域の声を国政に上げて、安倍政権にノーと言える政治にしたい」と述べた。「経済効果を実感しているのは一部だけ」とアベノミクスを批判し、若い子育て世代への支援などに意欲をみせる。前回は反自民票が割れ、民主を除籍された松木謙公氏(新党大地)と民主候補が共に苦杯をなめた。「若さで挑戦!」をスローガンに掲げ、大地の選挙協力も受ける。

 3回目の挑戦となる共産の菅原氏は「安倍政権の暴走政治にストップを」と訴える。

 (石間敦)=終わり

 

   *

■立候補予定者

武部新  44 自前(1)[元]衆院議員秘書

水上美華 32 民新    北見市議

菅原誠  41 共新    党地区副委員長

1718チバQ:2014/12/01(月) 22:19:49
http://senkyo.mainichi.jp/news/20141128ddlk03010008000c.html
’14衆院選:選挙区事情 1区 自民前職、実績を強調 「生活」擁立見送り、民主に勢い /岩手
毎日新聞 2014年11月28日 地方版

 「超短期戦」といわれる衆院選は12月2日に公示、14日に投開票され、立候補予定者は慌ただしく準備を進めている。民主が大勝した2009年、自民が力を示した12年、そして今回は? 県内4小選挙区の動きを追った。

 

 「安倍内閣で環境政務官を拝命した。日本を代表して会議に出席し、貴重な経験をさせてもらった」

 衆院選岩手1区に立候補予定の自民前職、高橋比奈子(ひなこ)氏(56)は、盛岡市のホテルで24日開かれた党支部選対会議で“実績”をアピールした。1期目ながら重職に起用された自信をにじませた。支持者へのあいさつ回りでも肩書を売り文句にし、ポスターでも強調する。

 一方、公務を外せない日もあり、選挙準備の足かせになっている面も否めない。だが、それ以上に今回の選挙を苦しくさせそうなのが、生活の党の候補者擁立の見送りだ。

 前回の2012年は、民主党の階(しな)猛氏(48)、民主から分裂した日本未来の党の達増(たっそ)陽子氏(49)と事実上の三つどもえの戦いとなった。民主党の流れをくむ票は階氏と達増氏に分かれた結果、高橋氏は次点ながら惜敗率が高くなり、比例復活を遂げた。

 だが今回、未来から変わった生活が「野党乱立によって自民を利する」事態を避けるため、1区に候補者を立てないことにした。こうなると高橋氏にとって小選挙区当選もそうだが、比例復活も容易でない。ある選対幹部は「階(氏)を見るんじゃない。党内の戦いだ」と語る。比例東北ブロックで惜敗率が何番目に入るか。既にそんな計算もしている。

 階氏は民主前職として4選を目指す。22日の国政報告を兼ねた後援会拡大役員会には150人が集まった。NTT労組OB(67)は「2年前の選挙より勢いを感じた」と話した。党関係者は「前回分かれた票を集め直す。09年の政権交代時の11万6000票獲得も現実味がある」と強気だ。「圧勝、完勝してみせる」とまで言ってみせる党関係者もいる。

 共産新人の吉田恭子氏(33)は3歳児の母。同じ子育て世代への支援や、脱原発を掲げる。党所属の盛岡市議の協力を受けて支持者回りや集会を重ねる。陣営は「自民との対立軸がはっきりしており、有権者の反応はこれまでになく良い」と手応えを強調する。

 社民からは新人の細川光正氏(65)が出る。党は社会党時代から県内で一定の勢力を保ってきたが、最近は衰退を余儀なくされている。巻き返しに向け盛岡市議の職を辞し、支持団体の平和環境県センターと連携して護憲や脱原発を訴える。【浅野孝仁】

==============

 ◇立候補予定者
高橋比奈子 56 環境政務官 (1)自 前

階猛 48 党副幹事長 (3)民 前

吉田恭子 33 党県常任委員 共 新

細川光正 65 党県幹事長 社 新

==============

 ◇2012年岩手1区の得票◇
当 階猛(民)    55909

比 高橋比奈子(自) 44002

  達増陽子(未)  41706

  伊沢昌弘(社)   9922

  八幡志乃(共)   9473

 ※比は比例復活当選

1719名無しさん:2014/12/01(月) 22:19:58
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20141201-00000160-jij-pol
安倍、小泉氏ら重複辞退=比例名簿を発表―自民【14衆院選】
時事通信 12月1日(月)21時52分配信

 自民党は1日、衆院選の比例代表名簿登載者を発表した。比例単独は13人を新たに公認して69人になり、小選挙区との重複272人を加えて計341人となった。
 安倍晋三首相(党総裁)と三ツ矢憲生前外務副大臣、小泉進次郎内閣府政務官の3人は重複を辞退した。
 また、公認時に満73歳未満とする、衆院選比例代表の定年を越えた麻生太郎副総理兼財務相ら8人も小選挙区単独の候補となった。首相ら3氏は前回も比例との重複を辞退している。 
 比例単独候補のうち、衆院小選挙区の「0増5減」の対象となった前職4人と公明党との調整により比例に回った前職1人が重複立候補者より上位の順位で処遇された。
 一方、同様に0増5減の対象である旧佐賀2区選出の前職、今村雅弘元農水副大臣は重複立候補者より下の31位とされた。
 この日追加公認された比例単独候補は次の通り。(敬称略、前=前職、元=元職、新=新人)
 【南関東】松田紀子=新▽小林博次=新
 【東京】金森篤子=新▽石田計夫=新
 【北陸信越】中森福代=元
 【東海】竹内公子=新
 【近畿】坂本剛二=前▽米田建三=元▽伊東賢一郎=新▽高栖留美子=新▽真鍋麻未=新
 【中国】笹尾憲司=新
 【九州】上杉光弘=前

1720チバQ:2014/12/01(月) 22:21:13
http://senkyo.mainichi.jp/news/20141129ddlk03010008000c.html
’14衆院選:選挙区事情 2区 票田断ち切られた自民 生活「小沢王国…残留合理的」 /岩手
毎日新聞 2014年11月29日 地方版

 今回の衆院選で岩手2区から3区に編入される山田町。2区で立候補予定の自民前職、鈴木俊一氏(61)の事務所はまだこの町で機能している。壁にはポスターがぎっしり。天井には前回2012年選挙の「必勝祈願」の紙を貼ったままだ。

 鈴木氏は27日夜、3区の自民前職、橋本英教(ひでのり)氏(47)を隣に座らせ、山田の「引き継ぎ式」を行った。父善幸元首相から約70年続く地盤。約30人の後援会関係者を前に「故郷が選挙区でなくなり不安もある。必ず2区で勝ち上る。私の故郷は山田。これに変わりはない」と思いを吐露した。

 前回選挙では山田で7300票余を獲得。事実上の一騎打ちとなった日本未来の党の畑浩治氏(51)=現生活の党前職=にこの町だけで5800票余の差を付けた。その票田を失った。

 悩みはそれだけではない。アベノミクスを問うという突然の解散と師走選挙。選対幹部は「なぜ今解散?と批判される。自民には無風、もしくは逆風だ」と懸念する。

 対抗する畑氏も盤石ではない。衆院解散の21日夜、囲んだ記者に「少数政党ですから今回も厳しい戦い」と漏らした。前日には、党の小沢一郎代表(72)が個人個人の勝ち残りのため離党を容認し、党幹部2人の民主復党が報じられていた。ますます党は小さくなったが、畑氏は残留を選択した。

 「(小沢氏の判断に)正直驚いた。でも生き残るためには合理的。私は残留が合理的だと思った」という。その理由は(1)小沢氏を中心に築いた選挙基盤がある(2)民主に復党した場合、支持者への説明時間が足りない(3)党政審会長として実績がある−−だ。

 前々回の09年には鈴木氏を破り「小沢王国」の象徴となった。民主を離党した小沢氏と行動を共にし、12年は未来で比例復活当選を果たした。

 民主は前回と同様、2区に候補者を擁立しないことが光明だ。野党勢力の全国的な「すみ分け」。畑氏から推薦要請を受けている民主党の県連副代表、階猛氏(48)は26日、自身の講演会で支持者に「畑さんとは党は別れたが、同志だ。力を貸してほい」と「連携」を呼びかけた。

 一方、畑氏は28日、県民社協会と岩手友愛会との政策協定のあいさつで「勝ち上がって民主と合流したい」と述べた。

 共産新人の久保幸男氏(56)は農協職員だった経験を生かし、地元九戸村周辺を中心に農業政策の充実を訴える。【安藤いく子、浅野孝仁】=つづく

==============

 ◇立候補予定者
鈴木俊一 61 [元]環境相(7)自 前

畑浩治 51 党政審会長(2)生 前

久保幸男 56 党地区委員長 共 新

==============

 ◇2012年岩手2区の得票◇
当 鈴木俊一(自) 96523

比 畑浩治(未)  63695

  久慈茂雄(共) 10491

1721チバQ:2014/12/01(月) 22:21:59
http://senkyo.mainichi.jp/news/20141130ddlk03010051000c.html
’14衆院選:選挙区事情 3区 「未開拓」山田町を注視 「鈴木票であって自民票でない」 /岩手
毎日新聞 2014年11月30日 地方版

 「総理ー、頑張ってくださーい」

 全国遊説を陸前高田市で26日にスタートさせた安倍晋三首相に、冷たい雨の中を集まった自民党の女性支持者が声援を送った。上機嫌で応える安倍首相のそばでは、衆院選岩手3区で立候補予定の自民前職、橋本英教(ひでのり)氏(47)が寄り添い、存在を誇示した。

 2005年の衆院選初挑戦以来、選挙の度に得票を減らしているが、12年の前回は自民への追い風の中で比例で復活、初当選した。今回も「政権が安定している」と与党の強みを訴え、再選に自信を見せる。アベノミクス効果を説くのが支持拡大の要素となりそうだ。公明党に推薦を「保留」されたのは誤算だが、支持母体である創価学会に頭を下げる。

 一方の民主前職の黄川田徹氏(61)。前回は、民主党から分かれ、日本未来の党代表だった小沢一郎氏(72)が放った「刺客」に、約4万4000票をさらわれた。地盤である沿岸部でも1万票以上を奪われた。今回、未来から変わった生活の党が、自民の独り勝ちを阻止するため候補者擁立を見送り、戦いやすいとも言われる。

 だが、陣営に楽観ムードはない。前回の激しい選挙で生じた「しこり」が残るうえ、小沢氏の威光の衰えは否めず、自民に一部の票が流れるとの観測があるからだ。

 選挙区の勝利は当然の目標ながら、橋本氏の復活当選阻止も課題。陣営はアベノミクス批判を中心に「前回の戦いで失った票をいただくため丁寧に訴えたい」と低姿勢を貫く。

 その中で、注目は区割り変更で2区から3区に編入された「未開拓地」の山田町だ。前回は2区の自民前職、鈴木俊一氏(61)が投票総数の8割を占める7383票を獲得。一方、昨年の参院選では民主の流れをくむ候補3人が計3812票を獲得し、自民候補を71票ながら上回った。

 橋本氏は、鈴木氏の支援者のほか、かつて秘書を務め、中選挙区時代の組織が残る玉沢徳一郎氏(76)の後援者らに支援を請う。黄川田氏は「山田にあるのは『鈴木票』であって『自民票』ではない」と票を掘り起こす。

 共産新人の菊池幸夫氏(55)は3回目の国政挑戦。「物価高による資材価格高騰が復興を遅らせている」などと、アベノミクス批判を軸に自民との対決姿勢を強調し、支持拡大を図る。昨夏の参院選以降、長年の自民支持者の応援を受けるケースもあるといい、「人の暮らしに目を向けてきた共産の一貫した姿勢が評価されている」と語る。【根本太一、春増翔太】=つづく

==============

 ◇立候補予定者
橋本英教 47 党県会長代理(1)自 前

黄川田徹 61 [元]副復興相(5)民 前

菊池幸夫 55 党県常任委員 共 新

==============

 ◇2012年岩手3区の得票◇
当 黄川田徹(民)  62684

  佐藤奈保美(未) 43539

比 橋本英教(自)  36234

  菊池幸夫(共)   8642

1722チバQ:2014/12/01(月) 22:22:35
http://senkyo.mainichi.jp/news/20141201ddlk03010025000c.html
’14衆院選:選挙区事情 4区 自民、弱点地区に支部 小沢陣営「民主は兄弟」 /岩手
毎日新聞 2014年12月01日 地方版

 「これからは若い世代にやってもらう。ぜひ、藤原氏を送り出していただきますようお願いしたい。地域の事情もあるが、できるだけの支援を」。再選を目指し、衆院選岩手4区に立候補予定の自民党前職、藤原崇氏(31)の後援会江刺支部の会合が24日、奥州市江刺区で開かれ、小原剛一郎支部長が出席した約30人に呼びかけた。

 自民の江刺支部は、2003年と05年の衆院選で4区に出馬し、比例復活当選した元農相、玉沢徳一郎氏が09年に政界を引退した際、解体したとされる。奥州市内にある党支部は「奥州・金ケ崎支部」で、江刺地区には基盤がなく、12年の前回衆院選では民主党候補を担いだ県議の地盤ということもあって、自民の「弱点地区」とされる。

 昨年12月に党江刺支部ができ、藤原氏の後援会支部も兼ねる。小原支部長は「久しぶりに支部が発足し、勢力拡大の足がかりができた。後援会と党支部のセットで戦う」と意気込んだ。

 一方、16回目の当選を目指す生活の党前職の小沢一郎氏(72)の陣営は、19日に奥州市水沢区で開いた連合後援会の役員会で選挙態勢を確認した。非公開だったが「藤原氏が若さを生かして細かい会合にも頻繁に顔を出し、浸透している」と、組織引き締めを求める声が会場の外に漏れた。

 小沢氏は前々回の09年、次点の3倍を超える13万票を獲得して圧勝。しかし、前回の12年は一枚岩で支援してきた同市選出県議らの足並みが乱れた。小沢氏が離党した民主党からは対抗馬が出たため、8万票に届かず、藤原氏はあと3万票に迫った。

 一転して今回は、野党勢力の「すみ分け」によって民主が候補擁立を見送り、楽観ムードもある。前回の民主候補は3万票近く取っており、小沢氏の連合後援会の小笠原直敏会長は「昔は小沢氏と民主党は兄弟」と、票の回帰に期待する。

 2区では民主県連が生活前職の畑浩治氏(51)の推薦を決めるなど選挙協力が動き出し、4区は「自主支援」する。民主の八重樫七郎北上市議は「民主票が単純に小沢氏に流れるのではなく、藤原氏にも小沢氏にも入れる気になれず、棄権する有権者が増えるかもしれない」ことを懸念する。

 共産新人の高橋綱記氏(66)は、地盤の花巻市を中心に党の政策を訴える。選対本部長の瀬川貞清・岩手中部地区委員長は「国民の不満を受け止めることで、候補がいない民主票も取り込める可能性がある」ともくろむ。【和泉清充】=おわり
==============

 ◇立候補予定者
藤原崇 31 党青年局次長(1)自 前

小沢一郎 72 党代表(15)生 前

高橋綱記 66 党地区委員 共 新

 ◇2012年岩手4区の得票◇
当 小沢一郎(未) 78057

比 藤原崇(自)  47887

  及川敏章(民) 28593

  高橋綱記(共) 17033

1723チバQ:2014/12/01(月) 22:24:02
http://www.kahoku.co.jp/special/spe1150/20141129_10.html
<衆院選>宮城1区 乱戦一転無党派が左右/冬攻防再び 直前情勢

 12月14日投票の衆院選は、公示の2日まであと3日に迫った。県内6選挙区には20人が立候補を予定している。各選挙区の直前情勢を探った。(敬称略)

 4度目の対決に挑む自民、民主両党の前議員に共産党新人が絡む。計6人が立った前回2012年の乱戦から一転、05年以来3回ぶりの3人による戦い。有権者数約42万1000の都市型選挙は、無党派層の行方が勝敗を大きく左右する。
 3選を目指す自民の土井亨は任期中に国土交通政務官を務め、地元での活動不足を案じる。前哨戦では支援者の訪問を徹底し、後援会組織の結束と引き締めを図った。
 今回も、選対本部長に県議相沢光哉(仙台・青葉)を据えた。地方議員が下支えする分厚い組織戦を展開、前回野党に流れた保守票奪還も狙う。
 28日には青葉区で、解散後初めて街頭演説を行った。土井は「デフレ脱却と地方経済再生のため政権の継続が必要だ」と強調、有権者にアベノミクスへの信任を求めた。
 4選を期す民主の郡和子は平日、朝は街頭に立ち、日中は連合宮城の加盟労組などを回る。27日には海江田万里代表とともに青葉区で演説。「安倍政権では女性が輝く社会は築けない」と批判を強め、女性や無党派層への浸透を図る。
 すみ分けが成立した維新の党前議員、連合傘下の自治労が支持する社民党新人が2区に回り、反自民票の結集に絶好の環境が整った。維新前議員とは22日に続き、30日にも中心部で合同演説に臨む。野党共闘で反自民の風を起こしたい考えだ。
 共産の松井秀明は街頭演説や集会を徹底。元中学校教師の経験から「戦争に進む国づくりは許さない」と、集団的自衛権の行使容認に踏み切った政権与党を真っ向から批判する。比例東北前議員高橋千鶴子と連動し、勝機を探る。

<立候補予定者>
土井  亨56前国交政務官 自前(2)
郡  和子57元復興政務官 民前(3)
松井 秀明45党准県委員  共新 

<過去の開票結果>
 【2012年12月】
当   87,482 土井 亨  自 民 
(比当)60,916 郡 和子  民 主 
(比当)38,316 林 宙紀  みんな 
    16,557 横田 匡人 未 来 
    13,454 角野 達也 共 産 
    6,547  桑島 崇史 社 民 
 【2009年8月】
当   149,980 郡 和子  民 主 
     87,401 土井 亨  自 民 
     14,547 角野 達也 共 産 
      2,987 矢島 卓臣 無所属 
      1,344 遠田 敬一 無所属

1724チバQ:2014/12/01(月) 22:24:36
http://www.kahoku.co.jp/special/spe1150/20141129_09.html
<衆院選>宮城2区 5党激突前哨戦も過熱/冬攻防再び 直前情勢

 5選を目指す自民党前議員と再選をうかがう維新の党前議員に、次世代の党、共産党、社民党の3新人が挑む。有権者数は東北最多の約43万5000。100万都市・仙台の北の拠点から農村までを抱える選挙区で激しい前哨戦を繰り広げる。
 解散後、自民の秋葉は企業や後援会幹部へのあいさつ回りに奔走。任期中に厚生労働副大臣や党外交部会長を務めた実績を強調し「景気回復の流れを本物にできるのは自民しかない」と訴える。
 政治家を志した20年前から駅前などで街頭演説を行い、無党派層対策に余念がない。約1年半前から泉、若林両区を中心に地区後援会を設立、組織力も厚みを増した。
 前回1区で落選し、比例復活した維新の林は民主党との選挙区調整で2区に回った。民主県連の推薦を受け、連合宮城にも支援を要請する。
 街頭演説など「空中戦」が活動の柱。25日朝には、泉区の秋葉の事務所近くで「安倍政権のおごりを粉砕する」と対決姿勢を鮮明にした。短文投稿サイト「ツイッター」、フェイスブックなどの活用も重視する。
 次世代の増元は、26日に宮城野区に事務所を開設した。前回2区で落選した党参院議員中野正志が、自身の支持者に売り込む。28日、みんなの党解党で次世代入りした参院議員和田政宗とJR仙台駅前で「北朝鮮拉致被害者を取り戻せる強い国にする」と訴えた。
 共産の大内は来年秋の県議選候補予定者らと共に地域を回り、子育て世代を中心に支持拡大を目指す。前回1区から出た桑島は街頭演説で「非正規労働者の増加を食い止める」と訴え、比例票を掘り起こす。

<立候補予定者>
秋葉賢也52元厚労副大臣 自前(4)
林宙紀37党県総支部長 維前(1)
増元照明59前団体役員  次新 
大内真理36党県常任委員 共新 
桑島崇史35党県職員   社新 

<過去の開票結果>
 【2012年12月】
当 76,595 秋葉賢也 自 民 
  45,316 中野正志 維 新 
  35,085 今野東 民 主 
  34,348 斎藤恭紀 未 来 
  23,138 菊地文博 みんな 
  14,494 福島一恵 共 産 
 【2009年8月】
当158,041 斎藤恭紀 民 主 
  98,517 中野正志 自 民 
   9,912 佐藤豊 無所属 
   2,086 安部公人 諸 派

1725チバQ:2014/12/01(月) 22:25:11
http://www.kahoku.co.jp/special/spe1150/20141130_08.html
<衆院選>宮城3区 自・民の前元5度目対決/冬攻防再び 直前情勢

 2012年の前回と同じ顔触れで、5度目の激突となる自民党前議員、民主党元議員に、共産党新人が絡む。都市と農漁村が混在する4市9町の有権者は約28万4000人。沿岸の被災地、原発事故の影響が残る南部を抱え、復興の在り方も大きな争点だ。
 4選を目指す自民の西村明宏は第2次安倍改造内閣で国土交通・復興・内閣府の各副大臣に就任。公務の合間を縫って支持者回りをこなす。
 29日夜は川崎町の会合に駆け付け「上向いた景気の流れを地方や中小企業にも早く届ける」と強調。アベノミクスの継続の必要性を訴えた。
 地元に戻る機会が少ないことに不安の声があるが、選挙区内の党県議や市町議が分厚い支援態勢を敷く。30日には事務所開きと決起集会を行い、短期決戦を勢いづける。
 民主政権時代、国土交通・復興の両政務官を務めた橋本清仁は、返り咲きで3選を狙う。不意打ちの解散で準備に手間取ったが、陣立てを急速に整えつつある。
 推薦を決めた連合宮城が柴田町で開いた26日の会合では「円安で資材や燃料の価格が上がり、復興が遅れ始めている」とアベノミクスを批判。28日は名取市の住宅地で自転車街宣を展開。伴走した前党幹事長の細野豪志は「実力と思いのある橋本をぜひ国会に返してほしい」と呼び掛けた。
 共産の吉田剛は街頭演説が活動の中心。前回の落選後も党の3区幹部として各地を歩き、知名度向上に努めてきた。29日の事務所開きには約50人が集まり、消費税再増税中止、原発ゼロなどの政策をアピール。「安倍晋三政権の暴走を食い止める」と訴えた。

<立候補予定者>
西村明宏 54 国交副大臣  自前(3)
橋本清仁 43 元国交政務官 民元(2)
吉田剛 33 党県委員   共新 

<過去の開票結果>
 【2012年12月】
当 88,801 西村明宏 自 民 
  47,298 橋本清仁 民 主 
  16,370 吉田剛 共 産 
 【2009年8月】
当108,718 橋本清仁 民 主 
  85,897 西村明宏 自 民 
   2,895 小林睦明 諸 派

1726チバQ:2014/12/01(月) 22:25:47
http://www.kahoku.co.jp/special/spe1150/20141130_07.html
<衆院選>宮城4区 支持なし層取り込み鍵/冬攻防再び 直前情勢

 5選を狙う自民党前議員に、兵庫1区からくら替えした民主党元議員、共産党新人が挑む。有権者は区割り変更で大崎市古川地区などが外れ、前回比約8万人減の約25万4000人。選挙区は水産業、農業、工業の各地帯を抱える。基礎票を固め、仙台郊外のベッドタウンで無党派層を取り込めるかどうかが勝敗の鍵を握る。
 自民の伊藤信太郎は公明党との選挙協力協議など党県連会長の職務の傍ら、28日には党県議、市議の後援会会合に出席。前回は4区の支部長公募をめぐり党県議団と関係が冷え込んだが、修復を図り支援体制を引き締める。
 前回は民主候補を推薦した農協組織も、今回は伊藤を推す方針。伊藤は「国政に復帰し、県議、市議、地域の人たちと仕事をする機会が飛躍的に増えた。相互理解が深まった」と自信を見せる。
 民主の井戸正枝は選対本部長を務める元参院議員岡崎トミ子と二人三脚の前哨戦を展開している。仙台市出身だが、4区はなじみが薄い。岡崎とそろって街頭演説をこなし、連合宮城の加盟労組も回る。岡崎が井戸の知名度不足を補う戦略だ。
 27日には党代表海江田万里と多賀城市の街頭に立った。井戸は5児の母親としての経験を基に、子育てや教育の支援充実を訴え、女性や無党派層への浸透を図る。
 共産の小高洋は来年秋の塩釜市議選に立候補予定だったが、突然の衆院解散で4区擁立が決まった。塩釜、多賀城両市を中心に街頭演説と支持者回りをこなす。ソニー労組での経験を踏まえ、雇用対策に力を注ぎ、アベノミクス批判を展開。消費税再増税中止と被災者の生活再建を訴える。
(敬称略)

<立候補予定者>
伊藤信太郎 61 党県会長   自前(4)
井戸正枝 48 党県支部長  民元(1)
小高洋 34 党地区委員  共新 

<過去の開票結果>
 【2012年12月】
当80,250 伊藤信太郎 自 民 
 54,253 石山敬貴 民 主 
 30,722 畠山昌樹 維 新 
 13,492 戸津川永 共 産 
 2,518 村上善昭 諸 派 
 【2009年8月】
当119,926 石山敬貴 民 主 
 92,610 伊藤信太郎 自 民 
 11,881 加藤幹夫 共 産 
 2,424 村上善昭 諸 派

1727チバQ:2014/12/01(月) 22:26:19
http://www.kahoku.co.jp/special/spe1150/20141201_02.html
<衆院選>岡トミさん、知名度生かしフル回転


街頭に立ち、党への支持を訴える岡崎氏
 民主党の岡崎トミ子元参院議員(70)が、衆院選宮城4区に立候補予定の元議員と二人三脚の戦いを繰り広げている。昨年の参院選で議席を失ったが、衆参合わせ20年超のキャリアで培った知名度と県内に精通した選挙戦略は健在。劣勢が続いた党勢回復へ奔走する。
 「自民党の暴走を止めるのが、今度の選挙だ」。岡崎氏は11月23日、初めて選挙区入りした元議員を伴い、富谷町のショッピングセンター前でマイクを握った。
 1996年の結党以来、県内の民主勢力をけん引した「党の顔」に、車から声援を送る買い物客の姿も。岡崎氏は「前回の衆院選や昨年の参院選に比べ、反応は良くなった」と手応えを語った。
 27日は多賀城市に入った海江田万里党代表と共に街頭に立ち、元議員への支援を呼び掛けた。
 「地上戦」の基礎票固めにも余念がない。25日には、元議員を連れて自動車工場の労働組合を訪問。労組関係者は「岡崎さんが推す人なら安心」と支持を約束した。
 元議員は高校まで仙台市で過ごしたが、4区ではほぼ無名の「落下傘」。岡崎氏は選対本部長に就き、全面支援する。元議員は「岡崎さんのバックアップほど心強いものはない」と感謝する。
 最近2回の国政選挙で、県内の民主勢力は惨敗が続いた。一時は県選出国会議員8人を擁した「王国」の再生に向け、ベテランのフル回転が続きそうだ。

1728チバQ:2014/12/01(月) 22:27:06
http://www.kahoku.co.jp/special/spe1150/20141201_07.html
<衆院選>宮城5区 具体的な復興論戦 焦点/冬攻防再び 直前情勢

 7選を目指す民主党前議員に、比例北海道から国替えし公示1週間前に立候補を表明した自民党前議員と、前回の2012年は6区から立った共産党新人が挑む。有権者は約23万1500人。区割りの見直しで大崎市の旧志田郡が編入され、約2万人増えた。大票田は東日本大震災の被災地。争点に経済政策がせり出す中、どれだけ具体的な復興論戦を深め、有権者の関心を高められるかどうかが焦点の一つだ。
 民主の安住淳は11月下旬までに旧志田郡3地区で後援会を設立し、着々と態勢を固める。「復興を投げ出した衆院解散」と安倍政権を批判。地盤の沿岸部に加え、「米価下落は農家の戸別所得補償制度があれば穴埋めできた」と農業が盛んな内陸部の支持拡大も狙う。
 30日夜には石巻市で総決起集会を開催、約700人を集めた。応援で選挙期間中の半分は地元を空ける見通し。後援会を中心に引き締めを図る。
 自民は前回比例東北で復活当選した前議員の公認を見送り、勝沼栄明を擁立した。石巻市で28日に開いた5区支部長幹事長会議には党総務会長二階俊博も駆け付け、地元県議らに支援を要請。勝沼は「皆さんの力がなければ戦えない」と述べ、結束を確認した。
 週末もあいさつ回りをこなすなど、出遅れの挽回に懸命。党を挙げた支援態勢の構築を急ぎ、分厚い組織戦で議席獲得をうかがう。
 共産の高村直也は26日に石巻市の事務所開きで「安倍政権の暴走を止めるため先頭に立って戦う」と決意表明した。消費税の再増税中止や女川原発再稼働の阻止、環太平洋連携協定(TPP)からの撤退などを掲げる。

<立候補予定者>
勝沼栄明40☆医師   自前(1)
安住淳52☆元財務相 民前(6)
高村直也31 党県委員 共新 

<過去の開票結果>
 【2012年12月】
当 62,928 安住淳 民 主 
(比当)30,138 大久保三代 自 民 
  8,029 阿部信子 未 来 
  6,046 渡辺昌明 共 産 
  1,621 首藤博敏 無所属 
 【2009年8月】
当89,484 安住淳 民 主 
 63,303 斎藤正美 自 民 

<注>☆は比例代表との重複立候補者

1729チバQ:2014/12/01(月) 22:27:36
http://www.kahoku.co.jp/special/spe1150/20141201_08.html
<衆院選>宮城6区 旧古川編入 戦いに変化/冬攻防再び 直前情勢

 自民前議員が6選を狙う。民主は元議員を急きょ擁立。共産は新人を立てた。県内で最も広い小選挙区で、沿岸被災地や農村部を抱える。有権者は27万9000人。一票の格差是正に伴う区割り変更で、大崎市の旧古川市地区が編入された。
 自民の小野寺五典は首長や保守系地方議員らの強固な地盤に支えられ、各地で浸透。有権者6万人の大票田古川で11月8日に政経セミナーを開き、400人を集めて気勢を上げた。
 30日に気仙沼市であった事務所開きでは「まだ復興は道半ば。農家は米価下落にあえぎ、漁業者も苦しい。初当選した17年前の原点に返って古里のために懸命に働きたい」と訴えた。
 9月まで防衛相を務めた。高い知名度を買われ、全国の応援に回り、公示後も候補不在の日が多い見通し。陣営は「自民に追い風が吹いた前回と違う。古川では新人と同じなので、危機感を持って戦わなくてはならない」と気を引き締める。
 民主の鎌田さゆりは6区で2回連続の挑戦。衆院解散後の11月22日に立候補を表明した。28日にJR古川駅前で街頭演説し「流れを変えるのは今。安倍政権にレッドカードを突き付けよう」と声を張り上げた。党幹事長枝野幸男が応援に駆け付けた。
 「安倍政権の経済政策『アベノミクス』で格差が広がった」と指摘。震災復興は「1000年先を見据えた街づくりをするべきだ」と強調する。
 共産の内藤隆司は街頭演説で農業再生、消費税率アップ阻止、原発ゼロ社会実現などを訴え、浸透を図る。27日に古川であった事務所開きで「もう自民党は嫌だという国民の声が政治を動かす時が来た」と支持を求めた。
(敬称略)

<立候補予定者>
小野寺五典54☆前防衛相  自前(5)
鎌田さゆり49☆党県支部長 民元(2)
内藤隆司56 党県委員  共新


<過去の開票結果>
 【2012年12月】
当97,405 小野寺五典 自 民
 20,961 鎌田さゆり 民 主
  6,349 高村直也 共 産

 【2009年8月】
当100,832 小野寺五典 自 民
  54,133 菅野哲雄 社 民
   3,346 氏家次男 諸 派

<注>☆は比例代表との重複立候補者

1730チバQ:2014/12/01(月) 22:28:07
http://www.kahoku.co.jp/special/spe1150/20141201_04.html
<衆院選>因縁対決、構図一変 山形1区


事務所開きで並んだ原田氏(左)と鹿野氏=11月29日、山形市

集会後、女性支持者と握手する遠藤氏(左)=11月29日、山形市
 衆院選(2日公示、14日投開票)山形1区の対決構図が、当選11回を数えた民主党の鹿野道彦元農相(72)の政界引退で一変している。鹿野氏と自民党前議員の遠藤利明氏(64)が過去6回競り合い、「因縁の対決」と言われた激戦区。今回、民主党は新人の原田和広氏(41)を擁立し、7選を目指す遠藤氏に挑む。重厚な後援組織を引き締める遠藤氏に対し、原田氏は街頭で知名度を上げる日々で、前哨戦は好対照な動きを見せている。

 「これまでの二十数年間は鹿野先生を目標に追い付け、追い越せで走ってきた。今回は初めて挑戦される選挙になる」
 遠藤氏は11月17日、山形市に1300人を集めた政治資金パーティーで「主役」の交代を強調した。
 遠藤氏は中選挙区時代の1990年、鹿野氏と初対決。小選挙区導入後は東北最多の6回連続で激突し、3勝3敗で分け合った。互いに強固な地盤があり「組織対組織」の攻防戦を演じてきた。
 長年のライバルが去り、構図は大きく様変わりした。遠藤氏陣営は「横綱相撲」をもくろむが、上滑りを警戒し、「相手が誰でも戦い方は変わらない」と引き締める。
 谷垣禎一党幹事長に近く、衆院解散後に幹事長特別補佐に就いた。党本部や他選挙区に出向く回数が増え、遠藤氏自身の環境もこれまでとは異なる。9月の内閣改造では初入閣も取りざたされた。支持者は「いよいよ大臣」と期待を寄せる。
 「次のステージに上がる大事な選挙だ」。遠藤氏は11月23日、山形市の事務所開きでそう語り「圧倒的な力をもらい、勝ち抜きたい」と力を込めた。
 解散当日、民主党が急ごしらえで擁立した原田氏は毎朝、山形市の中心部でつじ立ちする。「本人」と書かれたのぼり旗を抱え、顔を売り込む。
 職業訓練の会社を設立し、社会福祉士として介護員の養成に携わる。来春の山形市議選への立候補を目指し、活動を始めてはいたものの、県政界ではまだ無名に等しい。
 「組織がなく座談会もできない。街頭で名前を覚えてもらう以外ない」。党県連の吉村和武幹事長はこう割り切る。11月28日には枝野幸男党幹事長が山形市に入り、原田氏を街頭演説で押し上げた。
 原田氏は、鹿野氏が昨年11月に開講した「愛山塾」の出身だ。後継者探しも視野に入れた政治塾だったが、人材育成は道半ば。突発解散で鹿野氏の目算に狂いが生じた。
 党県連が原田氏を発表した11月21日の記者会見で、鹿野氏は「この時期の解散は考えていなかった」と準備不足を認めた。
 「このまま自民党政治に任せていいのか」。11月29日、山形市であった原田氏の事務所開きで、久々に「鹿野節」が響いた。原田氏の選対顧問にも就任。後援会関係者に原田氏を会わせるなど、にわかに支援に動き始めた。

1731チバQ:2014/12/01(月) 22:28:28
http://www.kahoku.co.jp/special/spe1150/20141201_03.html
<衆院選>山形知事、2区民主候補を激励


近藤氏と握手を交わし激励する吉村知事(左)=30日午前11時30分、米沢市の近藤事務所
◎「恩返し」で電撃訪問

 吉村美栄子山形県知事は30日、衆院選山形2区で5選を目指す民主党前議員の近藤洋介氏(49)の後援会事務所を電撃訪問し、近藤氏を激励した。過去の国政選でも、自身が初当選した2009年の知事選で支援を受けた国会議員を「恩返し」として応援しており、今回もその一環と認めた。

 吉村氏は午前11時15分ごろ、米沢市の事務所に現れた。到着時、近藤氏は不在で選対本部長の県議らが出迎えた。約10分後、近藤氏が支持者へのあいさつ回りから戻り、両手で握手を交わした。
 吉村氏は「多くは言わないが、皆さま頑張ってくださいと言うために寄った」と話し、数分で事務所を後にした。報道陣が「恩返しなのか」と聞くと、「はい」と答えたが、今後応援演説するかどうかは語らなかった。
 近藤氏は集まった支持者に「知事から応援したい、激励したいとの気持ちを聞いていた。支援を受けて負けるわけにはいかない」と力を込めた。
 吉村氏の訪問は「サプライズ」(陣営)だった。吉村氏や近藤氏の支持者はそれぞれ「短時間の訪問は相手候補への配慮ではないか」「どれほど誠意があるかの分からない。アリバイ作りなのか」と真意を推し量った。
 近藤氏は09年知事選時、吉村氏を支援した民主党県連の会長だった。吉村氏は今回の衆院選に関し、11月25日の記者会見で「恩義を受けた方がまだいるようなので精査している」と語っていた。
 山形2区で近藤氏と争う自民党前議員の鈴木憲和氏(32)の陣営は「予想はしていた。(恩返しを)この程度に収めた」と冷静に受け止めた。
 自民党県連の野川政文幹事長は「織り込み済みの行動だが、自分の恩義で県政運営されたら県民が不幸」と切り捨てた。

1732チバQ:2014/12/01(月) 22:30:28
http://www.tokyo-np.co.jp/article/saitama/20141127/CK2014112702000134.html
衆院選 各小選挙区 情勢(1)

2014年11月27日


 衆院選は十二月二日に公示される。決戦への準備が慌ただしく進む中、各小選挙区の情勢を四回に分けて紹介する。
◆<1区>村井、武正の接戦か
 ◆さいたま市見沼・浦和・緑・岩槻区
村井英樹34 党青年局次長  自前<1>
武正公一53 (元)財務副大臣  民<前><5>
松村敏夫40 党県委員    共新 
松本翔29 農業      社新 
 前回は村井が小選挙区を制して初当選し、村井に敗れた武正は比例復活で五選を果たした。今回もこの二人の接戦になりそうだ。
 前回はみんな新人を含む五人が出馬したが、今回はみんなを除く四人の争いになる見通し。村井陣営は「今回は非自民票が分散しないだろう」と危機感を強める。武正は駅頭やミニ集会で安倍政権への批判を強め、幅広い層の支持を呼び掛けている。県内唯一の社民候補となる松本は党一丸の支援を受ける。松村は「消費税増税反対」「脱原発」など党の政策を訴える。
◆<2区>維新新人3区から転出
 ◆川口市
新藤義孝56 (元)総務相    自前<5>
谷古宇勘司63 (元)県議長    維新 
奥田智子45 (元)県議     共新 
 元総務相で自民県連会長の新藤に、「対自民」による野党共闘で急きょ2区での立候補が決まった谷古宇と、元県議の奥田が挑む。過去六回は新藤と民主元職の石田勝之が激しく争ったが、前回落選した石田は政界から引退。民主は独自候補の擁立を見送った。
 六選を目指す新藤は「前回ほどの追い風は期待できない」と気を引き締める。草加市が地盤の谷古宇は前回に続き地元3区からの出馬を表明していたが、民主とのすみ分けで2区に転出する。奥田は二月の県議補選で初当選したばかりだが、県議を辞職して出馬する。消費税増税中止や脱原発などを訴える。
◆<3区>黄川田と細川争い再び
 ◆草加・越谷市
黄川田仁志44 党青年局次長  自前<1>
細川律夫71 (元)厚生労働相  民元<7>
宮川雅之39 (元)越谷市議   共新 
 自民県連の公募で選ばれ前回初当選を果たした黄川田と、議席奪還を目指す元厚生労働相の細川の争いが軸になる。
 黄川田はこの二年間、地域行事などに小まめに足を運んで知名度アップに注力。「前回のような(民主の)敵失はない」と気を引き締める。通算七期の実績を誇る細川は前回落選後に「後継者にバトンを渡す時期」と政界引退を考えたが、党幹部から要請を受け出馬を決断した。
 元越谷市議の宮川は国政初挑戦。比例票上積みも視野に入れる。
◆<4区>維新票の行方がカギ
 ◆朝霞・志木・和光・新座市
豊田真由子40 (元)厚労省職員  自前<1>
神風英男53 (元)防衛政務官  民元<3>
桜井晴子58 (元)志木市議   共新 
 再選を目指す豊田に、返り咲きを狙う神風と、四度目の立候補となる桜井が挑む。
 民主と維新の候補者調整の結果、前回4区から出馬した維新新人の青柳仁士が今回は9区(飯能、狭山市など)から立候補することに。青柳が前回得た約四万六千票の行方が当落の鍵を握りそうだ。
 豊田と神風の前回の票差は約一万八千。豊田陣営は「今回は厳しい戦いになる」と危機感を抱き、神風陣営も「すべての票が流れてくるわけではない」と激戦を覚悟する。元志木市議の桜井は消費税増税反対などを訴えて支持拡大を図る。
 ※敬称略

1733チバQ:2014/12/01(月) 22:30:45
http://www.tokyo-np.co.jp/article/saitama/20141128/CK2014112802000166.html
衆院選 各小選挙区 情勢(2)

2014年11月28日


◆<5区>枝野、牧原の激戦に
 ◆さいたま市西・北・大宮・中央区
牧原秀樹43 (元)環境政務官 自<前><2>
枝野幸男50 党幹事長 民前<7>
山本悠子62 党地区委員 共新
 八選を目指すベテラン枝野に、牧原が四度目の戦いを挑む。
 牧原は前回、自民への追い風を受けて枝野に九千四百票差にまで迫ったが、小選挙区では敗北。比例復活で二期目の当選を果たした。だが「今回はより厳しい」と陣営幹部。子育て支援など身近な政策を訴え無党派層の取り込みを図る。
 枝野は党幹事長として迎える初の衆院選。抜群の知名度を誇るが、選挙期間中は党候補者の応援で全国を飛び回るため、自身の選挙区にはほとんど入れないという。「今回は風向きが読めない」と気をもむ。山本は消費税増税中止や集団的自衛権の行使容認反対を主張し、支持拡大を目指す。
◆<6区>中根・大島、対決4回目
 ◆鴻巣(旧鴻巣市、旧吹上町)・上尾・桶川・北本市、伊奈町
中根一幸45 外務政務官 自前<2>
大島敦57 (元)内閣府副大臣 民<前><5>
戸口佐一64 党地区常任委員 共新
 前回は中根が小選挙区を制して二期目の当選を果たしたが、次点の大島とはわずか百九十八票差。今回で四回目となる二人の対決はさらに激しくなりそうだ。
 中根は主要事務所を鴻巣市から大票田の上尾市内に移転し、支持拡大を図っている。前回は比例で復活当選した大島は六選を目指し、労働組合などの組織票固めに力を入れる。
 二度目の挑戦となる戸口は消費税増税の中止などを訴える。
◆<7区>自民VS復党の小宮山
 ◆川越・富士見・ふじみ野市(旧上福岡市)
神山佐市60 (元)県議 自前<1>
小宮山泰子49 (元)農水委員長 民<前><4>
根本千裕55 (元)会社員 次新
長沼チネ64 党地区委員長 共新
 前回、小選挙区を制して初当選した神山に、生活から民主へ復党した小宮山が挑む。富士見市出身の神山は川越市での得票がかぎ。「この二年間で浸透している実感がある」と語り、前回の八万票弱から二万票以上の上積みを目指す。
 前回、維新新人に次ぐ三位の得票で比例復活した小宮山は今回、民主票と維新に流れた無党派票を狙うが、陣営は「政党が変わったことへの疑問の声もあり、楽観できない」と引き締めを図る。
 長沼は「安倍政権の暴走、特に戦争をする国づくりを止めたい」と訴える。根本は「日本人の誇りを取り戻す」と訴える。
◆<8区>自民前職に2人挑戦
 ◆所沢・ふじみ野市(旧大井町)、三芳町
柴山昌彦48 (元)総務副大臣 自前<4>
小野塚勝俊42 (元)財金委理事 民元<1>
辻源巳43 党地区委員長 共新
 五選を目指す柴山と議席奪還を狙う小野塚、三度目の挑戦となる辻の争い。維新元職の並木正芳は前回立候補した8区での公認が決まっていたが、民主との調整で維新の比例単独に転出することになった。
 並木はかつて自民党員だったため柴山陣営は「『並木票』はそのまま民主には行かない」と分析しつつも警戒感を強める。前回は柴山に四万近い票差を付けられた小野塚は「民主と自民、共産の構図となり、戦いやすくなった」と、安倍政権の経済政策「アベノミクス」の批判などを展開している。
 辻は消費税増税中止や脱原発などを訴える。

1734チバQ:2014/12/01(月) 22:31:07
http://www.tokyo-np.co.jp/article/saitama/20141129/CK2014112902000163.html
衆院選 各小選挙区 情勢(3)

2014年11月29日


◆<9区>維新新人 選挙区替え
 ◆飯能・狭山・入間・日高市、毛呂山・越生町
大塚拓41 法務政務官   自前<2>
青柳仁士36 (元)国連職員   維新 
広森すみ子66 狭山市議    共新 
 三選を目指す大塚に、青柳、広森の新人二人が挑む。民主党本部は今月十一日、公認候補として新人の男性を内定したと発表したが、男性はその後に立候補を辞退。民主と維新の調整の結果、4区(新座、朝霞市など)に出馬予定だった青柳が選挙区を変えて出馬することになった。
 大塚陣営は、両党の共闘について「どう影響するかは未知数」として引き締めを図り、支持者固めに力を注ぐ。青柳は、維新や民主の元衆院議員らの支援を受け、浸透を図る。
 狭山市議八期目の広森は今回が初挑戦。「安倍政権の暴走阻止」、消費税増税中止などを訴える。
◆<10区>1強と維新、共産対決
 ◆東松山・坂戸・鶴ケ島市、比企郡
山口泰明66 (元)内閣府副大臣 自前<5>
坂本祐之輔59 党県代表    維<前><1>
石井祐一63 党地区委員   共新 
 前回、圧勝で返り咲いた山口に坂本、石井の二人が挑む。前回10区に出馬した生活元職の松崎哲久は比例単独に回り、民主は独自候補の擁立を見送る。
 六選を目指す山口は三市七町の後援会を中心に組織選挙で臨む。「二月の豪雪被害でもいち早く国に支援要請した」と地元への貢献をアピールする。元東松山市長で前回は比例復活で初当選した坂本は「当時は維新への追い風があったが、今回はまったくの無風」と自覚するが、「非自民」票の取り込みを期待する。
 初挑戦の石井は「山口さんとのがっぷり四つに持ち込みたい」と、自民対共産の演出を狙う。
◆<11区>自民系の2人激突
 ◆熊谷(旧江南町)・秩父・本庄・深谷市、寄居町、秩父・児玉郡
今野智博39 党青年局次長  自<前><1>
柴岡祐真30 党准中央委員  共新 
小泉龍司62 (元)青少年特委理事 無前<4>
 小泉と今野の自民系二人が再び激突する。民主は、過去二回に続いて独自候補の擁立を見送る。
 郵政民営化に反対し二〇〇五年に自民を離党した小泉は、四回続けて無所属での出馬となる。強固な後援会組織を武器に五選を狙う。自民県連の公募で選ばれた今野は前回、小泉にダブルスコアの票差を付けられたが、比例復活で初当選を果たした。この二年間に市町村単位で築いた党組織を軸に再選を目指す。
 二度目の挑戦となる柴岡は反自民の姿勢を強調し、野党票固めを狙う。
◆<12区>地域間対立が激化
 ◆熊谷(旧熊谷市、旧大里・妻沼町)・行田・加須・羽生・鴻巣市(旧川里町)
野中厚38 (元)県議     自前<1>
本多平直49 (元)経産政務官  民元<2>
鈴木千賀子59 (元)北川辺町議  共新 
森田俊和40 (元)県議     次新 
 加須市が地元の野中と、熊谷市が地盤の森田との地域間の綱引きが激化している。前回にみんな公認で出馬した元行田市議が今回は出馬せず、行田市の票の行方にも注目が集まる。
 野中、森田はともに元県議で自民会派に所属していた。森田は前回は自民の公認争いで野中に敗れ、無所属で出馬したが落選。次世代公認で挑む今回も、保守系熊谷市議らの支援を受ける。野中は精力的な支持者回りで票固めを図る。
 本多は街頭演説などで安倍政権の経済政策の問題点などを訴え、返り咲きを狙う。九年ぶりの立候補となる鈴木は、消費税増税中止などを訴える。
※敬称略

1735名無しさん:2014/12/01(月) 22:31:25
http://www.tokyo-np.co.jp/article/saitama/20141201/CK2014120102000134.html
衆院選 各小選挙区 情勢(4)

2014年12月1日


◆<13区>民主は「空白区」回避
 ◆春日部(旧春日部市)・久喜(旧久喜市、 旧菖蒲町)・蓮田・白岡市、宮代町
土屋品子62 (元)厚労副大臣  自前<5>
山内康一41 (元)みんなの党役員 民<前><3>
中村匡志37 法務翻訳業   次新 
秋山文和67 (元)春日部市議  共新 
 前回返り咲いた土屋に三人が挑む。民主は候補者擁立を断念する見通しだったが、みんなの党解体に伴い民主入りした山内の擁立を急きょ決めた。
 土屋は厚生労働副大臣の職務や党務のため地元入りが激減したが、「緊張感を持って選挙戦に臨む」と気を引き締める。
 福岡県出身の山内は、埼玉の小選挙区への出馬は初めて。「(街頭演説中心の)空中戦になるのはやむを得ない」と話し、「穏健な中道勢力の結集」を訴える。前回は旧日本維新の会公認で出馬した中村は次世代で再挑戦する。秋山は春日部市議を三十一年間務めた知名度を生かし、非自民票の受け皿をアピールする。
◆<14区>三ツ林と鈴木の激戦
 ◆春日部(旧庄和町)・久喜(旧栗橋・鷲宮町)・八潮・三郷・幸手・吉川市、杉戸・松伏町
三ツ林裕巳59 内科医     自前<1>
鈴木義弘52 (元)経産委理事  維<前><1>
苗村光雄58 党県委員    共新 
 自民、維新、共産の三つどもえ。ともに前職の三ツ林と鈴木の激戦になりそうだ。民主は候補擁立を見送り、前回の民主候補が獲得した約四万二千票の行方が注目される。
 選挙区が南北に長い地域にわたるのが特徴。前回小選挙区を制した三ツ林は北部の幸手市が地盤。この二年間で後援会組織を拡充し、南部での駅立ちなどにも力を入れてきた。元県議の鈴木は三郷市を中心とする南部が地盤で、前回は比例復活で初当選した。北部での票の上乗せを狙う。
 四度目の挑戦となる苗村は民主、自民の支持層への食い込みを図り、前回得票の上積みを目指す。
◆<15区>田中と高山、4度目対決
 ◆さいたま市桜・南区、蕨・戸田市
田中良生51 (元)経産政務官  自前<2>
高山智司44 (元)環境政務官  民元<3>
田村勉66 党県委員    共新 
 三選を目指す田中と、返り咲きを狙う高山の四度目の対決が軸。前々回は高山、前回は田中が、それぞれ大差をつけて圧勝した。「埼玉都民」が多い都市部だけに、無党派層の取り込みが勝敗を左右する。
 第二次安倍政権で経済産業政務官を務めた田中は「(安倍首相の経済政策の)『アベノミクス』を前に進める」とアピールする。民主政権時代に環境政務官などを務めた高山は、地域の集会に数多く足を運び「社会保障の充実を実現させる」と訴えている。
 田村は消費税増税の中止や脱原発などを訴える。

1736チバQ:2014/12/01(月) 22:32:58
http://senkyo.mainichi.jp/news/20141128ddlk16010209000c.html
2014衆院選:戦いの構図/上 1区 再選目指す自民 野党、議席へ2新人が挑む /富山
毎日新聞 2014年11月28日 地方版

 12月2日公示、同14日投開票の衆院選に向け、県内の小選挙区への出馬を表明した各立候補者は、事務所開きや街頭演説、業界団体へのあいさつ回りなど、衆院解散から1週間で既に選挙本番さながらの態勢を作り上げている。自民党が県内小選挙区の3議席を独占し「保守王国」を印象付けた前回選から2年。県内各区の戦いの構図を紹介する。

 前回選は、当時の与党だった民主党から自民党が議席を奪還し、国政の縮図が再現された形の富山1区。この議席を守り、再選を目指す自民前職の田畑裕明氏(41)に、維新新人の吉田豊史氏(44)、共産新人の高橋渡氏(51)が挑む三つどもえの様相となっている。

 前回選、田畑氏は知名度では民主前職の村井宗明氏(41)より劣ったが、ふたを開けてみれば3万票近い差を付けて初当選。政権奪還の追い風と長勢甚遠元法相から継承した地盤の力を見せつけた。

 23日の事務所開きで選対最高顧問の長勢氏は「緊迫感、緊張感を持ち、平成15(2003)年のような事が起こらないことが大事」と発破をかけた。村井氏が比例で復活当選した03年以降、選挙の度に票差が縮み、09年についに議席を奪還されたことを念頭に置いた発言だった。30日には自民党の稲田朋美政調会長が来県し、事務所前や中心市街地で遊説する予定で再選に向け、盤石を期す。

 一方の野党。解散風が吹き始めた当初、民主党県連は村井氏へ再挑戦を打診したが、村井氏は不出馬と政界引退を宣言した。野党同士の“共倒れ”を回避し、吉田氏に自民批判票を集中させたいとの狙いだ。村井氏に近い民主党の笠井和広県議は22日に砺波市内であった維新の党県連設立総会に出席し、「野党共闘が実って新しい政治の流れを」と激励した。

 元県議の吉田氏は県議2期目だった前回選、長勢氏の後継者選びで自民党富山市連からの擁立を受けられないと判断して同党を離党した。前回は日本維新の会とみんなの党(いずれも当時)が推薦した無所属候補だったこともあり、今回は維新の党公認で出馬。他の野党からも支援の声があり、小矢部市出身で同党の柴田巧参院議員は「議席を獲得しうる選挙区」と息巻く。

「野党共闘」にくみしない高橋氏は「自民党政権に対する明確な対決軸がない中で集まっても、憲法観に違いがあって一緒にできるわけがなく、自民党にとっては痛くもかゆくもないと思う」と分析する。昨年の参院選や東京都議選での共産党の議席拡大などを追い風とし、票の積み重ねを狙う。

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 ◆立候補予定者

 ◇1区 12[自]09[民]
田畑裕明 41 [元]厚労委員 (1)自 前

吉田豊史 44 [元]県議 維 新

高橋渡 51 党県書記長 共 新

 ◆過去の衆院選投票結果◆

 ◇12年(前回)
田畑裕明(自民) 当 70268

村井宗明(民主)   43072

吉田豊史(無所属)  24370

山田哲男(共産)    7023

投票率56・30%

 ◇09年(前々回)
村井宗明(民主) 当 90377

長勢甚遠(自民) 比 82040

佐伯めぐみ(共産)   6974

吉田かをる(諸派)   1684

投票率70・00%

 ※当は当選、比は比例復活当選

1737チバQ:2014/12/01(月) 22:34:31
http://senkyo.mainichi.jp/news/20141130ddlk16010362000c.html
2014衆院選:戦いの構図/中 2区 三つどもえの様相 前回と同じ、自・社・共に /富山
毎日新聞 2014年11月30日 地方版

 自民前職の宮腰光寛氏(63)、共産新人の平崎功氏(58)、社民新人の東篤氏(54)の3氏が争う三つどもえの様相を示す。自民、社民、共産3党の候補者が戦う構造は前回と同じで、その時は宮腰氏が7万票以上の大差をつけて圧勝。民主党が政権交代を果たした2009年でさえ、その差は3万票以上だった。

 宮腰氏は選対本部総括責任者に黒部市の堀内康男市長、選対本部長にベテラン県議の鹿熊正一氏を据える盤石の布陣で臨む。解散した21日に選挙区に戻り、早速、地元市議の後援会会合にも出席した。同日夜、報道陣の取材に応じた宮腰氏は「1区から3区まで協力体制を構築し、自民党一丸となって選挙に臨みたい」と県連会長としての意気込みを語った。

 ある陣営幹部は「突然の解散だったので、街頭演説に出る時間がなかなか取れない」とこぼすが、宮腰氏は支持者へのあいさつ回りに奔走し、支持を固めている。

 平崎氏は「本当に自分勝手過ぎる解散」と安倍政権を批判。「住民の怒りが高まっている今こそ共産党が頑張らなければならない。この選挙で大躍進したい」と意気込む。3氏の中では最も早く街頭演説に乗り出し、増税反対や原発再稼働反対を訴えている。

 「演説の際に声をかけられることが多くなった」と語る平崎氏。反自民票の受け皿を目指し、支持拡大を図る。

 生活の党と社民党による党本部レベルでの「すみ分け協議」を経て、自民、共産両党以外では唯一、出馬表明した東氏だが、強固な野党共闘体制の構築は難しいのが現状だ。生活の党県連は東氏支援に消極的。民主党も含めて、2区は自主投票となる公算が大きい。社民党県連の柴義治幹事長は「『候補者が出ない』ということが協力の形。具体的には難しい」と話す。

 それでも「自民党への批判は着実に高まっていると思う。批判票の受け皿となりたい」と柴幹事長は強調する。「自民対反自民」の対立軸で戦い、無党派層を取り込むことができるかが鍵だ。

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 ◆立候補予定者

 ◇2区12[自]09[自]
宮腰光寛 63 [元]副農相 (6)自 前

平崎功 58 党地区委員長 共 新

東篤 54 参院議員秘書 社 新

 ◆過去の衆院選投票結果◆

 ◇12年(前回)
宮腰光寛(自民) 当 102251

東篤(社民)      25396

高橋渡(共産)      8646

投票率56.22%

 ◇09年(前々回)

宮腰光寛(自民) 当 105828

藤井宗一(社民)    73597

小野彦治(諸派)     3579

投票率72.78%

 ※当は当選

1738チバQ:2014/12/01(月) 22:34:47
http://senkyo.mainichi.jp/news/20141201ddlk16010338000c.html
2014衆院選:戦いの構図/下 3区 自民、強固な支援健在 ネット解禁 共産、無党派層へ工夫 /富山
毎日新聞 2014年12月01日 地方版

 富山3区は、自民前職の橘慶一郎氏(53)に共産新人の坂本洋史氏(44)が挑む、自共の一騎打ちとなっている。

 全国的には自民党が大敗し政権交代となった2009年、野党共闘を掲げた無所属新人を破って初当選した橘氏。祖父と父親も衆院議員を務め、元高岡市長からの転身。長年培った地盤にはさらに盤石さが増し、再選を目指した前回選、次点の民主新人に12万票以上の大差を付けて圧勝した。

 「大政治家に押し上げる」「さすがと言わせる選挙を」「立派な票を持って国政に」−−。11月24日に高岡市内であった事務所開きには、地方議員や県西部の市長だけでなく経済界、農業、漁業など各種団体のトップも駆け付け、今回も強固な支援体制が健在であることを印象付けた。

 坂本氏は、来春の県議選射水市選挙区への出馬を表明し半年活動してきた。突然の衆院解散だが、これまで地元で聞く不景気や増税への不満、不安は国政でこそ変えられると考え、「チャンスが前倒しで来た」と受け止める。

 「住民の気持ちにかみ合った語りになるよう努力したい」と、日々マイクを握り、消費増税への批判や、アベノミクスの破綻、憲法改正反対を訴える。衆院選としてはインターネット上の選挙活動解禁後初となる選挙。街頭演説前に場所をツイッターで告知するなど、若い世代や無党派層、選挙への関心が薄い人々に訴えが届くよう、工夫する。

    ◇

 この企画は、成田有佳、大東祐紀が担当しました。

==============

 ◆立候補予定者

 ◇3区12[自]09[自]
橘慶一郎 53 [元]総務政務官 (2)自 前

坂本洋史 44 党地区委員長 共 新

 ◆過去の衆院選投票結果◆

 ◇12年(前回)
橘慶一郎(自民) 当 162891

朴沢宏明(民主)    35024

泉野和之(共産)    13400

 (投票率57.76%)

 ◇09年(前々回)
橘慶一郎(自民) 当 134315

相本芳彦(無所属)  105483

柴田巧(無所属)    50752

出口佑一(諸派)     2249

 (投票率76.96%)

 ※当は当選

1739チバQ:2014/12/01(月) 22:35:37
http://senkyo.mainichi.jp/news/20141129ddlk21010062000c.html
決戦の構図:2014衆院選/上 余裕の自民 完全勝利へ盤石態勢 票の掘り起こし目指す /岐阜
毎日新聞 2014年11月29日 地方版

 「看板をかけた以上、力を合わせて全員当選に向けて頑張りたい。決まったからにはしっかり選挙をやると切り替える」。解散後初の週末となった23日。岐阜市の自民党県連に選挙対策本部の看板を掲げた猫田孝幹事長(県議)は得意げな表情で各選挙区を担当する県議を発表し、他党の候補に比例復活すら許さない“完全勝利”を誓った。

 自民党県連は解散直前の15日、年内解散・総選挙に反対する決議を採択した。「厳しい年末に選挙をやる余裕がない」「年末商戦に響く」など業界団体の意見に配慮した決議で、野党側も「世論を受け止めた上手な戦術」と舌を巻いた。決議では「総選挙に力を入れる余裕など全くない」と指摘。党本部にモノを言える力と余裕があることを内外に示した。決議後の記者会見では「まあ余裕が全くないわけではありませんけども……」と本音が漏れるほど、万全の態勢がほぼできあがった。

 「自民王国」といわれる岐阜県だが、民主党に風が吹いた2009年の前々回衆院選で1区(岐阜市)、3区(各務原市など)、5区(多治見市など)で苦杯をなめた。特に3区は比例代表での復活当選も果たせない完敗を喫した。その反省を踏まえ、12年の前回衆院選では3区を最重点区と位置づけ、猫田幹事長自ら選挙区内を10日間かけて行脚した。自民系市議や関係者のもとを訪れることで票の掘り起こしに成功し、民主党候補に5万票以上の大差をつけて圧勝に導いた。

 今回の衆院選でも、県議会議長を経験したベテラン県議を各選挙区の責任者として配置した。ベテラン県議が各候補者の「重し」になるような態勢を築き、これまで以上に票の掘り起こしに力を入れる方針だ。

 ただ、地方議員の間には「しらけたムードが漂っている」「投票率が上がる要素はない」という声が聞かれ、不満もくすぶる。さらに選挙期間が市町村の定例議会の会期とも重なり、地方議員が選挙運動に割ける時間は限られている。それでも衆院選は地盤固めの好機。来春に迫る統一地方選のために地方議員たちは重い腰を上げざるを得ない。

 選挙対策本部の看板をかけた後、決議の反響を問われた猫田幹事長は満足げな表情で答えた。「反響は本当に良かったよ。ちょっと今の時期にいかがなものかとほとんどの人が思っていたと思うんで」【道永竜命】

    ◇

 衆院選の公示が12月2日に迫った。与党はアベノミクスに対する審判と位置づける一方、野党は大義なき選挙だと批判を強めている。突然の解散で、各立候補予定者とも慌ただしく臨む選挙戦。公示直前の情勢に迫る。

1740チバQ:2014/12/01(月) 22:36:01
http://senkyo.mainichi.jp/news/20141130ddlk21010020000c.html
決戦の構図:2014衆院選/中 民主離れ 議席奪還へ背水の陣 存在の希薄化に危機感 /岐阜
毎日新聞 2014年11月30日 地方版

 「民主党を離れた際にはご迷惑をおかけしたことをおわび申し上げたい」。岐阜市内で29日にあった民主党県連のパーティーの壇上で、2012年の衆院選前に離党届を出して除名された維新前職が一礼した。

 民主党県連はこれまで、県内全選挙区に候補者を立ててきたが、今回は2区(大垣市など)と4区(高山市など)で独自候補の擁立を断念した。空白区は1998年の結党以来、初めて。野党共闘で自民党に流れる票を食い止めようと、4区で立候補予定の維新前職の支援を決めた。苦渋の決断だった。

 民主党は政権交代を控えた09年衆院選で、1区(岐阜市)、3区(各務原市など)、5区(多治見市など)の3選挙区で自民前職を降し、比例代表を含めて計7人を国会に送り出した。しかし12年衆院選では前職3人が党を離れ、全選挙区で大敗。昨年の参院選も敗れた。一時9人いた国会議員は小見山幸治代表だけになった。

 「民主党の看板では厳しい」。党勢の伸び悩みに危機感を抱いた党所属の県議たちは今年6月、党の色を薄めた政治団体を結成。来春の県議選に向けた新人候補の発掘を目指した。しかし、そのさなかに現職県議1人が離党。新人候補の擁立も思うように進まない中、安倍晋三首相が「予期せぬ解散」を表明した。この段階で衆院選の公認候補は3区と5区だけ。党県連は急ピッチで候補者選定に入ったが、党本部から必ず擁立するよう求められた県都・1区の候補者選びも難航した。

 解散表明翌日の19日夜。普段は暗い県連事務所2階の一室に明かりがともり、県連役員が会談した。約1時間半後に出てきた幹部は1区の候補者選定で最終調整に入ったことを明かし「あすの午後にはすべての根回しが終わる」とほっとした表情を見せた。党公認が決まった新人は「記者会見ぎりぎりまで(出馬するか否かを)考えた」と複雑な胸中を明かしながらも、「今回訴えたいのはアベノミクスからの転換だ」と自民との対決姿勢を鮮明に打ち出した。

 党最大の支援組織、連合岐阜も「大敗すれば安倍政権にお墨付きを与えることになる」と危機感を募らせ、全面的な支援を約束する。12年衆院選では09年に比べて投票率が11・05ポイント下がった。連合は09年衆院選で民主党に投票した有権者が棄権したため、投票率が下落したと分析。「自民は嫌だという有権者にどう浸透させるかだ」と戦略を練る。

 党、連合の目標は「県内から民主党衆院議員を誕生させること」。党の存在意義をかけ、背水の陣で選挙戦に臨む。【道永竜命】

1741チバQ:2014/12/01(月) 22:36:44
http://senkyo.mainichi.jp/news/20141201ddlk21010080000c.html
決戦の構図:2014衆院選/下 苦心する第三極 離合集散で支持率に陰り 共産・公明は着々と準備 /岐阜
毎日新聞 2014年12月01日 地方版

 「党が誕生したばかりで時間がない。だからこそ誰かが指導する立場にならないといけない」。次世代の党前職は11月24日、美濃加茂市内で開いた緊急役員会の後、記者団に苦しい党内事情を明かした。

 2012年の前回衆院選で、非自民の受け皿として期待された「第三極」は選挙後、離合集散を繰り返し、支持を伸ばせないまま選挙戦への突入を余儀なくされている。

 衆参合わせて9期と実績のある次世代前職は前回、日本維新の会(当時)から比例代表東海ブロックに単独で立候補した。第三極ブームに乗り、同党は県内で約19万票を獲得。野党第1党の民主党を上回り、自民党に次ぐ集票力を示した。

 しかし、日本維新の会は路線の違いから今年8月、維新の党と次世代の党に分党。前職は次世代を選び、わずか3カ月後に突然、衆院が解散された。各種世論調査で次世代の支持率は1%前後に低迷。支持者は前職が選挙区で立候補することを望んだが、党の票を掘り起こすため、比例単独での立候補を選んだ。「選挙区なら投票用紙に名前を書いてもらえるのだが」と苦しさがにじむ。

 片割れの維新の党も厳しい戦いを強いられる。4区から立候補予定の維新前職は、2年前に離党を巡って除名された民主党と手を組んだ。前回選挙で維新、民主両党候補の得票数は計約9万3000票。票の掘り起こしで選挙区での勝利の可能性も見えてくる。

 ただ民主党内には「けんか別れ」した維新前職に批判的な声が根強い。さらに第三極の支持率は伸び悩み、狙い通り票を獲得できるかは不透明だ。維新前職は「自分の政策を訴え続けるだけ」と悲壮感を漂わせる。

 苦心する第三極を尻目に「たしかな野党」を掲げる共産党は全5選挙区に候補者を擁立した。今回の選挙を「自共対決」と位置づけ「安倍政権の暴走に歯止めを」と意気込む。

 同党は5月、1区に現職県議の擁立を発表し、解散決定直後には残る4選挙区に新人の擁立を決めた。他党の立候補予定者が事務所の確保に苦労する中、24日には1区で立候補予定者の事務所開きがあり、選挙に向けた準備が着々と進む。党県委員会の松岡清委員長は「共産党が伸びてこそ、自民党政治にストップをかけられる」と支持拡大を目指す。

 公明党は各選挙区に立候補する自民候補の推薦を決定。自公協力を進めることで、比例東海ブロックで現有2議席以上の確保に全力を傾ける。党県本部の岩花正樹代表は23日にあった自民党のパーティーで第三極を皮肉った。「公明党は生まれては消え、沈んでいくような訳の分からない政党ではない。自民党とともに国を動かしていく」【道永竜命】

1742チバQ:2014/12/01(月) 22:37:27
http://senkyo.mainichi.jp/news/20141129ddlk24010153000c.html
揺れる:衆院選・解散余波/上 4区 民主が内紛・離党 県議選巡り辞任劇 /三重
毎日新聞 2014年11月29日 地方版

 ◇解散後に擁立断念 自共対決の公算大
 27日夜、松阪市のホテルで、民主党三重4区総支部長だった森本哲生・元衆院議員の後援会緊急報告会が開かれた。

 「混乱を招いた責任は負わなければならない。皆さんの国政への期待や選択肢を失わせてしまった責任は非常に重い」

 森本氏は感極まったように時折言葉に詰まりながら、公認内定者が就く支部長職の辞任と、後任候補擁立断念の経緯を説明して頭を下げた。

 「混乱」は来春の県議選・松阪市選挙区での候補者の人選を巡って生じた。民主党の同市議らが中心となり、引退県議の後継に同僚市議を選び、党県連も9月20日、推薦を決めた。しかし、森本氏が「調整が十分に済んでいない」などと話したことが、同僚市議に粘り強く出馬要請した市議らの反発を買った。

 要請を受諾した市議は立候補を取りやめ、この市議を含む市議4人が同30日、離党届を提出した。森本氏は「人選に反対したわけではない。責任を持って選挙戦をするため、きっちり話をしておく必要があると考えただけ。県連幹事会でも『しっかり応援する』と推薦をお願いした」と釈明する。だが亀裂は埋まらず、11月14日に辞任を申し出て、翌15日の県連幹事会で承認された。

 県連は後任の人選を急ぎ、市議らは三重1区で維新の出馬予定者と競合する高橋千秋・前参院議員(58)の4区での擁立を求めたが実らず、県連は衆院解散後の23日、三重1、4両区での擁立断念を発表した。

 この結果、4区は自民前職の田村憲久・前厚生労働相(49)と、共産新人の松木豊年氏(62)の戦いになる公算が大きい。

 過去3回、森本氏と激戦を展開してきた田村氏。約3カ月前まで大臣を務め、全国的な知名度も高いだけに、公示後は他府県への応援要請も多い。毎朝街頭に立った後、支援企業回りなどを続けているが、公示後は3日程度しか地元入りできない予定という。陣営関係者は「支持者の雰囲気が何となくふわっとしている。いつもと同じように手を抜かずにやっているが、どれだけ盛り上げられるか心配だ」と話す。

 一方、松木氏は、消費増税中止や原発再稼働反対とともに医療、福祉政策の改善を訴え、田村氏に挑む。「自共対決なら論戦はしやすい。反自民票や浮動票が獲得できるはず」と得票増に期待を寄せている。

    ◇

 突然の衆院解散を受け実施される師走の総選挙。与野党ともに「想定外」の事態に揺れ、候補者擁立を巡るドタバタ劇が繰り広げられた。関係者の動きを追った。(この企画は田中功一、谷口拓未が担当します)

〔三重版〕

1743チバQ:2014/12/01(月) 22:38:17
http://senkyo.mainichi.jp/news/20141130ddlk24010021000c.html
揺れる:衆院選・解散余波/中 3区 自民が現職外し 異例の候補交代劇 /三重
毎日新聞 2014年11月30日 地方版

 ◇地元から不満噴出 民共と三つどもえ
 「桜井さんが、このまま(小選挙区で)戦うのは難しいと判断した」。衆院解散前日の20日、自民党県連で行われた県内小選挙区の公認発表で、川崎二郎県連会長(67)はこう切り出した。三重3区で、公認予定者として3区総支部長を務めていた桜井宏氏(58)=比例東海=に代え、新人の弁護士、嶋田幸司氏(40)を擁立するという異例の交代劇−−。それには伏線があった。

 15日に開かれた県連役員会で、各小選挙区の公認候補が議論の俎上(そじょう)にのった。県連会長の川崎氏を除く、公認予定の衆院議員が席を外す中、3区の地元県議らから「地元での活動が足りない」「こんな状態では、とても戦えない」などと、桜井氏に対する不満が噴出したのだ。

 3区は、民主党の岡田克也氏(61)が8期連続当選し、強固な地盤を築いている。前回初めて出馬した桜井氏は岡田氏に敗れたものの、比例代表で復活当選し、小選挙区での再挑戦を目指していた。

 ただ、3区では自民系地方議員の支持者の中にも衆院選で岡田氏を支援する人が少なくない。来春に県議選や市町議選を控えた議員らからは「地元にあまり浸透していない桜井さんを応援しても自分の選挙にプラスにならず、かえって支持者の不満を招いてしまう。清新な候補の方がアピールしやすい」という本音も漏れる。

 川崎会長は役員会後、各小選挙区の世論調査結果を踏まえて候補者決定すると発表したが、既に後任候補の目星は付いていた。水谷隆幹事長が18日夜、桜井氏に嶋田氏への交代を伝え、桜井氏は比例東海ブロックに回ることになった。

 東京生まれの嶋田氏は一昨年5月、桑名市に弁護士事務所を開設。一転、国政へ挑戦することになり、支援するスタッフや事務所も急ごしらえで臨む。27日の早朝、妻らと共に初めて桑名駅前に立ち、通勤客らに刷り上がったばかりの名刺を配った。嶋田氏は「岡田さんと比べると知名度は天と地ほどの差。顔と名前を少しでも覚えてもらえるよう、一人でも多くの人に会いたい」と意気込んだ。

 一方の岡田氏は前回の衆院選後も200回以上の座談会をこなしてきたという。党幹部として今後、投票日までに地元入りできるのは2日程度の見込みだが、陣営関係者は「相手は代わっても、いつもと同じようにやるだけ」と話す。

 共産党の釜井敏行氏(32)は、前回に続いて2回目の挑戦。陣営幹部は「手応えはある。前回(約1万6000票)以上の得票を目指したい」としている。

〔三重版〕

1744チバQ:2014/12/01(月) 22:40:03
http://senkyo.mainichi.jp/news/20141201ddlk24010042000c.html
揺れる:衆院選・解散余波/下 1区 民主擁立断念 一本化で維新攻勢 /三重
毎日新聞 2014年12月01日 地方版

 ◇危機感強める自民 共産も対決姿勢
 窓のブラインドが下ろされた津市の民主党県連事務所の一室。衆議院が解散された11月21日午後10時ごろから始まった会談は、1時間余りにわたって続いた。向かい合ったのは、党代表代行で県連代表でもある岡田克也氏と、三重1区で同党公認の出馬が内定していた高橋千秋・前参院議員(58)。高橋氏は、会談を終えて岡田氏が帰った後も残り、日付が変わるころに事務所を出た。表情は厳しく、会談内容について「岡田さんに聞いて」と記者に吐き捨てるように話し、車で走り去った。

 県連などの要請を受け、高橋氏が出馬を表明したのは同月18日。それ以降、1区での活動を始め、21日も会談前まで名張市で地元県議の集会に参加するなどしていた。

 一方、1区では高橋氏より前に、前津市長の松田直久氏(60)が維新の党からの出馬を表明しており、両党本部同士の候補者調整の協議が21日昼過ぎまで続けられていた。

 党関係者らによると、岡田氏は、調整の結果、1区で高橋氏を公認できないことを伝えるとともに、候補者未定だった4区からの出馬を打診したという。だが出馬会見で「津市で生まれ育ち、今も住んでいる。1区以外は考えられない」と話した高橋氏には受け入れがたい内容で、出馬断念が決まった。

 前回衆院選で松田氏は民主の出馬要請を断り日本維新の会(当時)から出馬、約5万5000票を得たが、民主が急きょ擁立した新人と票を奪い合い、約8万9000票を獲得した自民党の川崎二郎・元厚生労働相(67)に敗れ、比例復活当選もならなかった。しかし民主新人との合計得票は約8万4000票で、川崎氏との差は5000票弱。松田氏の陣営関係者は「民主票全てを取り込めるとは思わないが、投票に行ってもらえば民主票が川崎さんに行くことはないはず。候補者を一本化してもらった民主党に応えるためにも、今回は良い戦いをしたい」と意気込み、「自民1強を打破するためにも低投票率にならないようにしたい」と投票に行くよう呼び掛けも進める。

 これに対し、川崎氏の陣営は「厳しい選挙になった。まずはきっちり陣営を固める」とし、公示までは街頭活動を抑え、支援者や企業回りを精力的に行っている。「公示後は街頭演説や個人演説会などで広く政策を訴え、無党派層の支持拡大に努めたい」という。

 一方、共産党が擁立する橋本マサ子・前名張市議(68)は国政初挑戦。陣営は「今回は、安倍内閣の2年間の暴走政治に審判を下す『自共対決選挙』」と位置付け、消費増税の中止などを訴えている。

〔三重版〕

1745チバQ:2014/12/01(月) 22:43:03
http://www.fukuishimbun.co.jp/localnews/nationalelections/58523.html
自民の強い組織力に野党連合が挑む 衆院選直前情勢、福井1区
(2014年11月30日午前7時30分)



 12月2日の衆院選公示まであと2日。選挙区割り変更により、新しい選挙区で初の選挙となる。福井県内2小選挙区の直前情勢を追った。

   ×  ×  ×

 奥越、坂井地区などが加わった福井1区は、自民前職で党政調会長の稲田朋美氏に、維新新人の元県議鈴木宏治氏が再び挑む。「保守王国」といわれる自民の分厚い壁に対し、民主、社民は今回競合を回避して候補を擁立せず、維新とともに「反自民」で対抗する構えだ。共産は党県書記長の金元幸枝氏が9度目の出馬となる。

 4選を目指す稲田氏は政調会長として全国を飛び回り、選挙期間中、福井で活動できるのはわずか数日。解散後初めて帰福した24日には、旧1区の後援会代表者ら約100人を集め「命を預けた」と涙ながらに訴えた。陣営は「運動は新しい選挙区中心になる。結束を固めたかった」。街頭では、道半ばと位置付けるアベノミクスの継続を訴える。

 26日以降、福井滞在中は、旧1区だけでなく坂井や奥越の首長、市議、企業などへのあいさつに駆け回った。選挙対策本部長には坂井市の自民系県議が就くなど、運動は党地域支部が全面協力。本人不在の不安はあるものの、陣営は「自民の組織力は強い。党三役の名に恥じない得票率を目指す」と話す。

 前回衆院選の与党と野党の得票数を新選挙区で比べると、自民候補の約11万7千票に対し、共産を除く野党候補の合計は約9万6千票。前回の雪辱を期す鈴木氏は「野党統一候補」として票の結集に加え、県議時代からの地盤・福井市東部を足場に、大票田の坂井市などで浮動票の取り込みを狙う。

 急な解散で準備不足は否めないが、ボランティア型の選挙を展開。街頭演説と支援者回りに力を入れ、「地方は厳しい状況。アベノミクスは失敗だ」と転換を訴える。民主の離党組を中心に、過去の国政選挙出馬経験者らの人脈を生かし、浸透を図る。民主の支持母体である連合福井は「心情的支援」にとどめ、推薦は見送ったが、非自民の投票を呼びかける方針。

 区割り変更で選挙区に新たに加わった地域は農村部が中心。農協改革などを進める自民に対する不満は少なからずあり、農業票の取り合いも予想される。稲田氏は「決して農協つぶしではない。丁寧に説明していく」とするのに対し、鈴木氏は「安倍政権の農業政策に批判的な人は結構いる」とみており、農業を守る立場をアピールしている。

 金元氏も「農業問題を強く訴える好機」ととらえている。福井市や地元永平寺町、出身の坂井市などをくまなく巡回し、1日10カ所程度の街頭演説をこなす。

 保守地盤のため厳しい戦いだが、最大の目標は「比例の北陸信越ブロックで11年ぶりに議席を獲得する」(南秀一県委員長)ことだ。金元氏も比例票の獲得に向け、共産の政策への理解や浸透に力を注ぎ、消費税増税の中止や原発ゼロを訴えている。「有権者から『共産党、頑張って』と応援する声が増えてきた」と手応えを感じている。

1746チバQ:2014/12/01(月) 22:43:33
http://www.fukuishimbun.co.jp/localnews/nationalelections/58586.html
大票田の丹南浸透が鍵握る 衆院選直前情勢、福井2区
(2014年12月1日午前7時45分) 
0増5減による区割りの変更で旧3区に鯖江市、池田町、旧今立町(現越前市)が加わった福井2区は、自民前職で党国対副委員長の高木毅氏に民主新人でNPO法人理事長の辻一憲氏、共産新人で党県常任委員の宇野邦弘氏が挑む。2012年衆院選では旧3区の有権者数割合がおよそ嶺南6割、嶺北4割だったが、新2区になって嶺北6割、嶺南4割に逆転する。各陣営とも大票田となる丹南地区の取り込みが鍵とにらむ。

 高木氏は地元敦賀市の選挙事務所に続き、29日に鯖江市にも拠点となる事務所を開設した。事務所開きで高木氏が「山本先生に勝つことは難しいが、負けず劣らず鯖江の勉強をさせてもらう」と支持を訴えると、旧2区から比例に回った自民前職の山本拓氏が「そんな遠慮せんでいい。ばーんと(行け)」と口を挟んで場を盛り上げた。

 党内の新2区候補者選考では水面下でつばぜり合いを演じた両氏だが、党県連会長の山本氏は地元鯖江市の体制づくりで高木陣営に全面的に協力。事務所開きには市長のほか市議20人中19人が姿を見せ、山本氏は「新2区全体で鯖江の体制が一番完ぺき。敦賀よりもだ」と胸を張った。

 丹南地区の体制づくりを急ぐのは辻陣営も同じ。支持母体の労組票が多い丹南地区全体が2区に含まれることは強みだ。民主系の地方議員の協力を得て連日、支援団体や企業のあいさつ回りに奔走。労組票を固めつつ、街頭演説もこなしている。選挙事務所も越前市に構えた。

 解散直前に元職が辞退し、急きょの出馬となった辻氏だが、民主は1区の候補者の擁立を見送ったため、党県連の玉村和夫幹事長は「2区に全勢力を注ぐことができる」と強調。出遅れたものの集中的に人員を投入し巻き返しに努めている。

 また、辻氏の父親は小浜市出身で衆参の国会議員を通算6期務めた故辻一彦氏。一彦氏の後援会は既になくなっているが、嶺南には青年団活動でかかわりのあった60代以上の市民や労組OBは少なくないとして、当時の人脈も生かして浸透を図る。

 高木氏にとって一彦氏は1996年衆院選で敗れ、2000年の再挑戦で初当選を勝ち取った相手。高木陣営幹部は「一彦氏の知名度はまだ生きている」と警戒する。党県連支部や自身の後援会のネットワークをフルに活用し「早めに(辻氏の)芽を摘む」(陣営幹部)と息巻いている。

 宇野氏は解散後に選挙区内の全市町をすべて回り、1日7〜10回の街頭演説をこなした。新たな区割りで有権者数が増えた丹南地区にも精力的に足を運ぶ。

 29日には大票田の越前市や、選挙期間中は足を延ばすのが厳しい越前町にも出向いた。これまで知事選や参院選の候補者として全県選挙を経験しており「広くなった感覚はない。そういう意味ではむしろやりやすい」と宇野氏。消費税増税中止や原発からの脱却など、自民党政治と真正面から対決する党を前面に打ち出し政策の浸透に力を注ぐ。

1747チバQ:2014/12/01(月) 22:44:27
奈良
http://www.nara-np.co.jp/20141128090619.html
5期目狙う馬淵氏 - 小林氏、3代の組織力/'14衆院選
2014年11月28日 奈良新聞

 安倍晋三首相が「アベノミクスの是非を問う」とする衆院議員選挙の公示まで、あと4日と迫った。現在のところ、県内では四つの選挙区に自民、民主、維新、共産、生活の5党12人が立候補を予定。党中央の来援も得て街頭演説に立つなど、事実上の選挙戦に突入している。消費税10%への引き上げ時期をめぐって突如として幕を開けた解散劇に、各陣営とも準備不足は否めない。野党側は「大義なき解散」と声をそろえ、経済政策のほか、原発再稼動や集団的自衛権も争点となる。12月2日の公示を待つ各立候補予定者の顔触れと動きをクローズアップする。

【1区】

 前回衆院選で比例復活した自民前職の小林茂樹と5期目を狙う民主前職の馬淵澄夫、共産新人で党県委員会書記長の谷川和広の3氏が駒を進める。

 小林氏は祖父から3代にわたる政治家で、西部を中心に支持基盤を持つ。前回衆院選で県議の職を辞して国政に出た。精力的に街頭に立ち、各種団体とも意見交換。29日に近鉄西大寺駅南口に後援会事務所を移転する。かつて理事長を務めた奈良青年会議所などを通して人脈を広げるほか、不動産業界の後押しもある。

 元党県連会長で県議時代は票を競った出口武男県議が今回も選対本部長に就任。公示日に向けミニ集会、企業回りを続ける。

 党選対委員長の馬淵氏は、党公認候補擁立や調整の大任を終え、今週から地元密着の選挙態勢に。知名度は全国区だが、前回は党政調会長代行で地元を離れることが多く、今回は強い危機感で選挙戦に臨む。

 地域行事や葬祭参加など、日ごろの地道な取り組みが「馬淵党」とも呼ばれる根強い人気につながる。富雄元町1丁目に事務所を開設。連合奈良は情報労連や教育連合、電機連合、私鉄などを軸に全面支援する。

 急きょ出馬が決まった谷川氏は、17日の表明後はほぼ連日、街頭で演説。国政選挙への立候補は昨年の参院選に続いて2度目。今回は党近畿比例5位の重複候補に決まったが、選挙活動は地元張り付きで、街頭では「安倍政権の暴走ストップ」「消費税増税の中止」を掲げて存在をアピールする。

 奈良市で開かれた22日の赤旗まつりに市田忠義党副委員長が来援したほか、来月3日には穀田恵二党国対委員長も応援に入る予定。

1748チバQ:2014/12/01(月) 22:44:45
http://www.nara-np.co.jp/20141128090829.html
高市氏、知名度抜群 - 再起懸ける中村氏
2014年11月28日 奈良新聞

 ▽2区

 前回は候補者5人が乱立し、反自民票が分散、自民が大勝した。今回は自民、共産、生活の三つどもえの戦いが予想される。

 自民前職の高市氏は郵政解散に伴う平成17年の衆院選で1区から2区へくら替え。内閣府特命担当大臣、党政調会長など、閣僚や党の要職を歴任し、抜群の知名度を誇る。

 今回は総務相の重責を担いながらの選挙戦で、21日の解散以後、選挙区に戻れたのは2日間だけ。事務所では選挙期間中も本人が選挙区にいられるのは半分程度とみており「後援会や支援団体の力を借り、着実に票につなげていく」と話す。

 共産新人の和泉信丈氏は一般企業の契約社員を経て、党北和地区委員会職員となり、今回、初の国政選挙に挑戦する。立候補を表明して以降、党所属の議員と共に選挙区をこまめに回り、スポット宣伝を実施。「働く若い人々の生活を良くしたい」と雇用問題や消費税増税中止などを訴える。

 22日には奈良赤旗まつりに参加し、市田忠義・党副委員長や約1800人の参加者と気勢を上げた。

 生活元職の中村哲治氏は平成12年の衆院選に民主公認で立候補し、初当選。19年からは参院議員を務め、政権交代後は法務大臣政務官も経験した。2年前、民主が進めた消費税増税などに反対し、離党。前回は日本未来の党から立候補し、落選した。

 現在は生活の党県第2区総支部長として政治活動を続けており、「自民でも共産でもない票の受け皿となるべく、アピールする」(有村京子県連幹事長)と再起を目指す。

1749チバQ:2014/12/01(月) 22:46:14
http://www.nara-np.co.jp/20141129135612.html
奥野氏、地盤固め - 栗原氏、維新から参戦/'14衆院選
2014年11月29日 奈良新聞

 民主が2区に続いて候補擁立を見送り、父の地盤を受け継ぐ自民前職に、維新、共産の新人が挑む構図となる。

 自民前職の奥野信亮氏は、父の強固な地盤を継いで平成15年の衆院選で初当選を果たした。前々回は民主に議席を明け渡したが、自民が大勝した前回選挙で返り咲いた。通算で4期目の議席を狙う。

 25日に大和高田市に選挙事務所を開設、会合などにこまめに顔を出し、支援者へのあいさつ回りに奔走している。27日夜、同市内で後援会や党第3選挙区支部合同の決起大会を開き、「アベノミクスが間違いでないことを国民に問う選挙」と気勢を上げた。

 維新の公認を受け、急きょ出馬が決まった栗原絵里子氏は神奈川県鎌倉市在住だが、前回衆院選で同党の3区候補者の選対本部長を務めた。

 維新政治塾の第1期生で、各地の地方選挙を手伝うなど、選挙に慣れている側面もありそう。「みんなニコニコできる日本」を目指す。ただ、選挙事務所も「26日に契約したばかり」といい、出遅れは否めない。

 共産新人の正木敦氏は4回目の国政選挙。地域をこまめに街宣し、ミニ集会で支援を訴えている。25日からは連日、駅前などで朝立ちもこなす。

 今回の選挙を「自共対決」と位置づけ、「アベノミクスに代わる道を示すのは共産党だけ。大企業応援の政治から労働者や地域の商店主、中小企業を支援する政治に転換してこそ、景気が回復する」と訴える。

1750チバQ:2014/12/01(月) 22:46:28
http://www.nara-np.co.jp/20141129135712.html
田野瀬氏、態勢強化 - 大西氏、地道に訴え/'14衆院選
2014年11月29日 奈良新聞

 前回衆院選で戦った自民前職と民主元職、共産新人の3人が再び舌戦を交えることになりそうだ。

 自民前職の田野瀬太道氏は党総務会長や幹事長代行を務めた父の地盤を受け継ぎ、前回選挙で初当選した。

 後援会組織は強固なまま維持され、衆院解散が決まるとすぐに集結、選挙体制をいち早く整えた。田野瀬氏もこの2年間、週末ごとに地元の会合に出席、つながりの強化に努めてきた。

 26日には森雅子・元内閣府特命担当大臣が来援し、後援会に支持を呼び掛けた。

 民主元職の大西孝典氏は衆院議員秘書や党本部職員を務め、平成21年の衆院選は比例復活で初当選。前回選挙は届かず、急きょ出馬が決まった25年の参院選も涙をのんだ。

 この間、地元のイベントや会合に積極的に顔を出し、あいさつ回りも重ねてきた。選挙戦は、師となる地元出身で元国土交通大臣、前田武志参院議員の後援会が後ろ盾となる。27日には安住淳・党国対委員長代理が来援した。

 共産新人の山崎タヨ氏は会社員を経て、党中南和地区委員会などで勤務。同委員会女性委員会事務局長を務めるなど、女性運動を長く続けてきた。国政選挙挑戦は前回に続いて2回目となる。

 連日のように駅前で演説に立ち、党支持者を中心に広く浸透を図っている。選挙事務所は橿原市見瀬町に構えることを決めた。市田忠義・党副委員長が出席した22日の奈良赤旗まつり(奈良市)でも意気込みを示した。

1751チバQ:2014/12/01(月) 22:47:30
http://www.saga-s.co.jp/senkyo/senkyosaga/30109/130756
=1強多弱の中で さが衆院選2014=(上)与党
2014年11月30日 12時40分
自民佐賀1区と公明党の合同会議で気勢を上げる両党関係者=29日、佐賀市の佐嘉神社記念館
自民佐賀1区と公明党の合同会議で気勢を上げる両党関係者=29日、佐賀市の佐嘉神社記念館
■自民出遅れに危機感 知事選絡み内憂外患

 「相手はかなり先行している。皆さんの全力の支援がなければ勝利はおぼつかない」。新2区に知事(当時)の古川康擁立を決定した11月23日。自民党佐賀県連会長の福岡資麿は、強固な組織選挙を実働部隊として支える地域・職域支部長を前に、室外まで響く声で危機感をあらわにした。

 「今のうち解散」。民主はじめ野党の候補者選定や選挙協力が進んでいない時期に、安倍首相が党勢維持を狙って仕掛けた今回の選挙。ただ、この戦略は佐賀県連にとっては「想定外の最悪のタイミング」(幹部)に映った。

 自民は2年前の総選挙で圧勝し政権を奪還、昨夏の参院選も制し、国会は自民が抜きんでた「1強多弱」の構図だ。今選挙も野党が低支持率にもがき、安倍の信任投票の様相さえ見せる。そんな中、前回総選挙で3選挙区のうち1、2区で民主候補の比例復活を許した佐賀は、全国とは異なる選挙区事情が横たわる。

 衆院の「1票の格差」是正に伴う「0増5減」で小選挙区が3から2に減り、候補者調整が難航した。現職3人のうち重鎮の保利耕輔が昨年末に引退を決めたものの、今村雅弘が比例九州に転出し、新1区に岩田和親を選任したのは解散の1カ月半前。その時点で新2区は候補さえ決まっていない「空白区」だった。

 県連幹部の一人は言う。「佐賀にとって、“今はやめて”解散だ。100メートル競走で相手は60メートル先。それが急に80メートル競走に変更されたようなもんだ」

 超短期決戦に出遅れた県連は、さらに新たな火だねを抱える。現職知事を担ぎ出した代償として、同時並行で知事選対応も迫られる事態になった。県議会の3分の2を占める自民。ベテラン県議の一人は「衆院選はもちろん勝たないといけない。ただ、そっちにだけ気を取られて県政を4年間預かる知事選をないがしろにはできない」。

 30日に締め切る推薦願は、武雄市長の樋渡啓祐と現職官僚の佐々木豊成が提出した。県連は12月6日に総務会で対応を協議するが、党本部を含めた水面下の駆け引きは激しさを増している。「6日に決めなくてもいいのではないか。このままでは衆院選の士気にも影響する」。県連幹部の一人は、衆院選中の「休戦」を口にする。

 巻き返しには県全域に張り巡らした組織の結束が不可欠だが、早くも不協和音が聞こえ始めている。内憂外患ともいえる状況に福岡は「厳しい戦いになることは分かっている。ただ、負けだけは許されない。1票でも勝つ選挙をする」。

 野党の存在感が見えない中、1強自民と連立を組む公明党は、消費増税時の軽減税率導入などを盛り込んだ共通公約で選挙に臨む。一方で党の公約では将来的に原発ゼロを掲げるなど自民との方向性の違いが表面化。県本部代表の伊藤豊は「確かに将来的な方向性が違う部分はある」としつつ、「軽減税率導入など弱者の視点を政策に反映させることが重要だ」。政権に入る意義を強調する。=敬称略

     ◇ 

 衆院選は12月2日公示され、師走決戦の火ぶたが切られる。自民「1強」、野党「多弱」の政界地図は塗り替わるのか。佐賀県内各政党の現状や課題を追う。

1752チバQ:2014/12/01(月) 22:47:53
http://www.saga-s.co.jp/senkyo/senkyosaga/30109/131012
=1強多弱の中で さが衆院選2014=(下)野党
2014年12月01日 09時54分
佐賀2区から出馬予定の大串博志氏の応援に駆け付けた民主党の岡田克也代表代行。雨の中、街頭演説で「安倍政権の暴走を止めよう」と訴えた=伊万里市のJR伊万里駅前
佐賀2区から出馬予定の大串博志氏の応援に駆け付けた民主党の岡田克也代表代行。雨の中、街頭演説で「安倍政権の暴走を止めよう」と訴えた=伊万里市のJR伊万里駅前
■民主党勢拡大兆し見えず 共産、支持拡大狙う

 衆院解散前日の20日、民主党最大の支持団体である連合本部(東京)に都道府県の会長が集まった。「佐賀はいいですねえ」。ため息混じりにそんな声をかけられた連合佐賀会長の相川司。候補擁立さえままならず、不戦敗を強いられる他県の実情と党勢低迷を肌で感じた。前職2人が再選を期す佐賀はそんなに恵まれているのか。「いや、勝負させてもらえるだけましという程度。党の存在感は薄く、厳しい戦いになる」。

 2012年末の政権陥落後、党勢拡大の兆しが見えないまま衆院選を迎える民主党。結党以来、過半数を超える候補を擁立してきたが、今回初めて半数を割るとみられ、党幹部も政権交代を口にしない。12年に27人が立った九州地区も、出馬表明は14人にとどまる。

 前回、九州の小選挙区で全敗した民主。比例復活とはいえ、1区の原口一博と2区大串博志が踏みとどまった佐賀に注目が集まる。実際、党員・サポーター数のノルマを達成できない県連が続出する中、佐賀は政権陥落後もノルマを上回る4千人台をキープした。

 それでも、県連関係者の表情はさえない。「アリと象」。そう例える自民党との力関係が変わらないからだ。政権与党時には最大21人いた県市町議員は13人まで減った。参院議員だった川崎稔、県議1人、市議3人が相次いで離党し、「民主離れ」を印象づけた。

 「衆院選では良い勝負ができても、地方選は話にならない」と県連幹部。懸案の基盤強化は進まず、支持組織がない中で「原口党」「大串党」という“個人商店”頼みの選挙から抜け出せない。その上、基盤は極端な「東高西低」。県北西部の唐津市、伊万里市、玄海町、有田町は議員が1人もいない空白区。戦う前から諦めムードの漂う「自民王国」だっただけに、選挙区割りの変更で主戦場となった大串陣営の危機感は強い。かたや原口も8月に骨折した膝の治療で入院中。陣営は本人不在の苦しい戦いを強いられている。

 「“無風”の中で真価が問われる」。県連幹事長の原康彦はそう考える。政権交代を成し遂げた09年の大勝、逆風の中で大敗した12年。「2回連続で異常な風が吹いた。今回は民主党にとって等身大の姿を突きつけられる選挙だ」

 今回、民主党との選挙協力を復活する社民党県連。解散翌日に開いた拡大常任幹事会で、旧社会党時代から続いてきた小選挙区の候補擁立を2回連続で見送った。幹事長の徳光清孝は「党の存亡をかけた比例区の戦いに集中するため」と言うが、「かつての支持基盤がなく、政治闘争への関心も薄い。残念」と悔しさを隠さない。

 共産党県委員会はベテランを立てる従来路線から一転、1区に20代の古賀誠、2区に30代の御厨さとみを担ぐ。「全力で若い2人を支えよう」。委員長の今田真人は公示を2日後に控えた決起集会で呼び掛けた。来春の県議選唐松選挙区でも20代の現職唐津市議を立てる。若い候補者が身近な雇用問題を訴えることで無党派層の支持拡大を狙う。「衆院選で理解を広げ、良い形で県議選につなげる」。=敬称略

1753旧ホントは社民支持@鹿児島市:2014/12/01(月) 22:49:07
民主党の比例単独候補
北海道 なし
東北  小林義明
北関東 野木実,山根隆治
南関東 前川忠夫,山口繁
東京  早川周作,福村隆
北信越 一川保夫,村田正示
東海  金森正,野沢和彦
近畿  梶原康弘,佐々木幹夫,中藤弘彦,羽室武
中国  炭村信義
四国  都築旦
九州  安藤幽明

1754チバQ:2014/12/01(月) 22:49:09
http://senkyo.mainichi.jp/news/20141129ddlk44010535000c.html
2014衆院選おおいた:各党「お家の事情」/上 自民、大分市長選の前哨戦 公明、統一地方選へ勢いを /大分
毎日新聞 2014年11月29日 地方版

 衆院選公示(来月2日)が目前に迫っている。1〜3区にはこれまでに計9人が名乗りを上げ、投開票日(同14日)に照準を合わせて立候補の準備を急いでいる。各党は今回の衆院選をどう戦おうとしているのか、それぞれの「お家の事情」を紹介する。

 「今回の衆院選と来年4月の統一地方選は表裏一体という認識だ」

 24日に大分市内のホテルで開かれた自民県連主催の会合。大分2区から立候補予定の前職、衛藤征士郎氏(73)は友好団体の関係者ら約400人を前に声を張り上げた。今回の衆院選で同党は1〜3区にいずれも前職の穴見陽一氏(45)、衛藤氏、岩屋毅氏(57)を擁立する。

 安倍晋三首相の突然の解散表明前から、来春に改選期を迎える県市議らは統一選に向けて既に動き始めている。衆院選でどれだけ票を掘り起こせるかは、自民に限らず重要な意味を持つが、自民にとってとりわけ重要なのは1区だ。選挙区が大分市長選とほぼ重なり、予想される対決構図も似通っており、県政界では「1区は大分市長選の前哨戦」とささやかれている。

 1区に立候補を予定しているのは、穴見氏のほか、民主元職、吉良州司氏(56)と共産新人、山本茂氏(63)の2氏。

 一方、大分市長選に出馬表明しているのは、自民が推薦を決めている元経産官僚の佐藤樹一郎氏(57)だけ。だが、現職の釘宮磐氏(67)も4選を目指し出馬するとみられる。同氏は元民主衆院議員だけに「吉良氏と支持層は重なる」(民主県連幹部)。

 自民は1996年の小選挙区制導入以降、1区で民主、社民系の候補に5回連続で苦杯をなめてきた。前回2012年に、民主政権への失望などの“追い風”もあり、穴見氏が悲願の議席を獲得した。

 一方の大分市長選。自民はこれまで、事実上、民主との一騎打ちとなる選挙戦を繰り広げてきた。前回11年は、告示まで約1カ月の3月10日に自民推薦の元県議が出馬を表明したが、連合大分などが支援する釘宮氏に5万票以上の大差で敗れた。

 今回は佐藤氏が10月に早々と出馬表明。満を持しての戦いになる。自民県連幹部は「1区の議席を手放すことになれば、向こう(民主)に勢いがつき、市長選で劣勢に立たされかねない」と危機感をあらわにする。

 1〜3区で自民推薦を決めた公明。県本部の河野成司代表は「『小選挙区は自民、比例は公明』を訴え、比例の九州ブロックで4議席を目指す」と述べる。自公が共に重要課題に掲げる「地方創生」の議論を盛り上げ、統一選につなげていきたい考えだ。【西嶋正法】

1755チバQ:2014/12/01(月) 22:49:33
http://senkyo.mainichi.jp/news/20141130ddlk44010274000c.html
2014衆院選おおいた:各党「お家の事情」/中 民主・社民、危機感が関係を修復 /大分
毎日新聞 2014年11月30日 地方版

 28日午後に安倍晋三首相が大分市中心街で熱弁を振るう約1時間前。県庁内の県議会控室で、民主県連の首藤隆憲幹事長、社民県連の久原和弘幹事長、連合大分の佐藤寛人事務局長の3人が膝をつき合わせていた。約30分の会談で「1〜3区の選挙区で、それぞれ勝利するために協力する」との内容の文書に合意した。昨夏の参院選で互いに候補者擁立を模索した結果、きしみを見せていた民主、社民と、連合大分の協力関係が前へ進み出した瞬間だった。

 民主は1区に元職の吉良州司氏(56)、3区は新人の浦野英樹氏(45)を擁立、社民は2区に前職の吉川元氏(48)を立て、両党と連合が全3区で結束して戦うことになる。「選挙区で勝つための強い意志の表れ」。出席者からはそんな言葉が漏れた。

 こじれた関係を修復させたのはそれぞれが抱える「危機感」だった。

 「自治労が築き上げてきた反自民の旗を2年前、私の不徳のいたすところで自民に渡す結果となった」。県議会控室での3者会談に先立つ28日午前、別府市内での自治労県本部の会合で、吉良氏は参加者に頭を下げた。

 吉良氏は、11月下旬、自治労を訪れ、「大義名分のない解散だ。安倍政権と戦わなくてはいけない。一緒に戦ってほしい」などと述べて推薦を求めた。

 保守的な安全保障観を持つ吉良氏は、「護憲政党」を掲げる社民の支持組織である自治労と一定の距離を取ってきた。それが、自ら推薦を求めてきたのは、突然の解散で地元での活動が遅れ、落選後が「空白の2年間」(民主県連幹部)となっているからだ。

 吉良氏の歩み寄りを受け、自治労は前回の支持から初めて推薦に格上げした。森迫信夫委員長は「一敗地にまみれ、吉良さんも変わった。(推薦が)3者協力が進む契機になれば」と期待する。

    ◇

 社民党の村山富市元首相(90)は20日に大分市であった集会で「大分で負ければ社民党はダメになる。党全体が我々の手にかかっている」と強く訴えた。

 解散前の同党の衆院勢力はわずか2議席。吉川氏の議席は文字通り党の存亡に関わる。県連の内田淳一代表は「もはや失う物はなにもない。選挙はチャンスだ」と決意を語る。

 「民主、社民をつなぐ接着剤になる」と語ってきた連合大分幹部は安堵(あんど)の表情を見せる。「選挙に本気で取り組まなければ組合も弱体化する。来春の統一地方選や(2016年の)参院選に向けても今回は負けられない」【佐野格】

1756チバQ:2014/12/01(月) 22:49:57
http://senkyo.mainichi.jp/news/20141201ddlk44010280000c.html
2014衆院選おおいた:各党「お家の事情」/下 共産、全区前回と同じ顔ぶれ 第三極、擁立に目立つ動きなし /大分
毎日新聞 2014年12月01日 地方版

 「(首相が)追い込まれての解散。安倍政権の2年を審判する絶好の機会」。共産の林田澄孝県委員長は、各区の候補予定者を発表した11月20日の記者会見で、強気な姿勢を示した。

 1区山本茂氏(63)▽2区山下魁氏(37)▽3区大塚光義氏(59)−−の3人はいずれも前回(2012年)と同じ顔ぶれだ。しかし、他党の状況は様変わりしている。維新の党(当時は日本維新の会)やみんなの党、日本未来の党といった「第三極」は今のところ、候補擁立に向け目立った動きは見せていない。林田委員長は「失政への批判はなくなっていない。ぶれずに自民と戦う党は共産しかない」。2年前に比例代表で第三極に投じられたのは約16万8000票。この中の自民批判票の取り込みに成功すれば「躍進できる」と見込む。比例代表では「九州2議席」が目標。県内で3氏の運動と連動させて4万5000票以上を目指している。

 ただ、同党の堤栄三県議は警戒。「風は吹いているかもしれないが、上滑りを警戒している。街頭で電話でしっかり支持を訴え、理解していただくしかない」と引き締める。

 一方、維新の党。第三極ブームの前回は1、2区に候補者を立て、落選したもののそれぞれ3万票以上を獲得した。だが、今回は当時の勢いは見えない。自身が前回立候補した党県総支部代表代行の桑原宏史・佐伯市議は「公示日前日までは擁立をあきらめない」との姿勢だ。

 ただ、候補擁立は党本部主導。21日、県選管から「24日の立候補予定者事前説明会には出席予定でしたね」と確認の電話があったという。党本部から県選管に立候補届け出書類送付の電話要請があったためだ。組織が県内で根付いていない裏事情が垣間見え、「選挙区に立てないにしても比例代表で支持を呼び掛ける」(桑原市議)戦いになりそうだ。【池内敬芳、古田健治】

1757チバQ:2014/12/01(月) 22:52:03
http://www.nikkansports.com/general/news/f-gn-tp3-20141201-1403539.html
民主党、衆院選候補者198人で確定

 民主党は1日、衆院選候補者が小選挙区178人、比例代表単独20人の計198人で確定したと発表した。

 小選挙区候補者は原則、全員が比例に重複立候補するが、静岡5区の細野豪志元幹事長は重複を見送った。

 宮崎1区で新人の村尾英俊氏を追加公認。愛知12区の前職中根康浩氏は、比例東海ブロック1位に転出させた。同区で競合する維新の党前職に配慮した。

 北海道を除く比例10ブロックに、中根氏を含む比例単独候補20人を擁立した。

 また北海道ブロックでは、北海道7区で公認した政治団体「新党大地」の前職鈴木貴子氏を単独1位に、九州ブロックでは1票の格差を是正する「0増5減」により、選挙区が統合された佐賀2区の前職大串博志氏を単独1位とした。北海道、東海、九州の3ブロック以外の重複立候補者は同列1位とした。(共同)

 [2014年12月1日21時54分]

1758旧ホントは社民支持@鹿児島市:2014/12/01(月) 22:52:58
>>1753に追加

東京 石毛硏子
東海 中根康浩(1位,愛知12区より)

東海ブロック以外は小選挙区が全部1位で,比例は下位候補

1759旧ホントは社民支持@鹿児島市:2014/12/01(月) 22:55:42
>>1757
あ,九州と北海道も違うのか。

1761チバQ:2014/12/01(月) 23:00:01
http://www.asahi.com/articles/ASGD10BKPGCZPTIL038.html
維新・民主「大坂冬の陣」 5選挙区で対決、都構想が影
2014年12月1日15時50分

民主VS.維新「大坂冬の陣」

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 衆院選で選挙区調整を続けてきた民主党と維新の党が、大阪府内では全面対決になりそうだ。大阪市を再編する「大阪都構想」をめぐる対立が背景にあり、ここは野党協力の例外地域。自民、共産両党を巻き込んだ「大坂冬の陣」が2日、幕を開ける。

衆院解散・総選挙へ
 1日朝、大阪府大東市の駅前で民主党元職の樽床伸二氏(55)が通勤客に声をかけながらビラを配っていた。総務相だった2年前、大阪12区で落選した。勝ち抜けたのは約7万7千票を獲得した自民党候補で、樽床氏はともに5万票弱を得たみんなの党候補と票が割れて3位だった。

 多くの党が乱立して自民党の「漁夫の利」を許したという前回の反省から、民主、維新は全国で候補者のすみ分けを進める。大阪12区には自民党前職と共産党新顔が立候補を予定。民主党大阪府連に「維新が立てなければ……」(幹部)という期待もあった。だが、維新は先月25日、党職員の新顔、堅田壮一郎氏(28)の擁立を決めた。

 堅田氏は27日の記者会見で「私は根っからの維新育ち。名前は知られていないかもしれないが、維新の実績は浸透している」と強調。樽床氏は1日朝、「自分の思うことを訴え続けるだけ」と語った。

 2009年衆院選で、民主党は府内の19選挙区のうち公認・推薦候補18人が当選し、大阪は「民主王国」とも呼ばれた。だが、橋下徹大阪市長率いる維新の国政進出で暗転。前回は現役閣僚も含めて軒並み維新候補に敗れ、選挙区の当選者はゼロだった。

 今回、民主党本部は「全国の調整を進めるため大阪は維新に譲る」(選対関係者)と候補者を絞り込む方針で臨んだ。先月24日、上京した府連幹部は岡田克也代表代行にこう迫った。

 「これでは大阪はもたない。大阪で1カ所でも維新が譲ればひくが、全国の調整の犠牲なのか」

 元職と新顔の追加公認を求めたが、岡田氏は「もう競合区は増やせない」と拒否。府連は新顔の擁立はあきらめたものの、大阪4区から立つ元職には府連独自に推薦することを決めた。この選挙区は大阪市内にあり、府連は都構想「反対」も展開する考えだ。

 この元職もあわせ維新と直接対決する5候補は、自民、共産両党を加えた構図で戦う見通し。安倍政権に矛先を向けたい民主党本部は「選挙前には代表、代表代行、幹事長は大阪に入れない」と府内の陣営に連絡し、野党内の足並みを乱さないよう気遣っている。

 一方、前回の勢いが陰る維新内にも「できれば民主と協力したい」と望む声はあった。だが、大阪府議会・市議会の民主系会派が自民、公明、共産各会派と連携して都構想案を否決し、橋下代表は全国での調整を黙認しながらも「民主とは協力しない」と宣言。公務員制度改革や議員定数削減で民主党攻撃を続ける。

 先月29日、松井一郎幹事長は大阪市内で開かれた各党幹部との討論会で、民主党の枝野幸男幹事長を前にこう言い切った。

 「大阪は全面戦争だ」

1762旧ホントは社民支持@鹿児島市:2014/12/01(月) 23:00:40
安倍、小泉氏ら重複辞退=比例名簿を発表−自民【14衆院選】
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol&k=2014120100861
 自民党は1日、衆院選の比例代表名簿登載者を発表した。比例単独は13人を新たに公認して69人になり、小選挙区との重複272人を加えて計341人となった。安倍晋三首相(党総裁)と三ツ矢憲生前外務副大臣、小泉進次郎内閣府政務官の3人は重複を辞退した。
 また、公認時に満73歳未満とする、衆院選比例代表の定年を越えた麻生太郎副総理兼財務相ら8人も小選挙区単独の候補となった。首相ら3氏は前回も比例との重複を辞退している。 
 比例単独候補のうち、衆院小選挙区の「0増5減」の対象となった前職4人と公明党との調整により比例に回った前職1人が重複立候補者より上位の順位で処遇された。一方、同様に0増5減の対象である旧佐賀2区選出の前職、今村雅弘元農水副大臣は重複立候補者より下の31位とされた。
 この日追加公認された比例単独候補は次の通り。(敬称略、前=前職、元=元職、新=新人)
 【南関東】松田紀子=新▽小林博次=新
 【東京】金森篤子=新▽石田計夫=新
 【北陸信越】中森福代=元
 【東海】竹内公子=新
 【近畿】坂本剛二=前▽米田建三=元▽伊東賢一郎=新▽高栖留美子=新▽真鍋麻未=新
 【中国】笹尾憲司=新
 【九州】上杉光弘=前(2014/12/01-21:55)

1763チバQ:2014/12/01(月) 23:00:41
http://www.zakzak.co.jp/society/politics/news/20141201/plt1412011543002-n1.htm
未来から維新へ鞍替え候補続々 「政治理念違うのに…」疑問の声 (1/2ページ)
2014.12.01


※△=接戦、▼=苦戦。浅川博忠氏による予測【拡大】


 2012年衆院選に「日本未来の党」から出馬して落選した人物が、今回の衆院選では「維新の党」の公認候補となるケースが相次いでいる。維新と未来では、TPP(環太平洋戦略的経済連携協定)への賛否など政策面で大きな隔たりがある。永田町では「選挙目当ての野合ではないのか」といった批判も出ている。

 維新入りした未来出身者は別表の通り。元小沢ガールズとして知られる太田和美氏(千葉8区)や、鳩山由紀夫元首相の秘書を務めた初鹿明博氏(東京16区)らもいる。

 未来は、滋賀県の嘉田由紀子知事(当時)が代表を務め、小沢一郎氏率いる「国民の生活が第一」などが合流し、12年11月に発足した。結成が衆院選公示のわずか6日前だったことから「選挙互助会」と揶揄され、選挙区の当選者2人(立候補者111人)という、憲政史上に残る歴史的大惨敗を喫した。

 同年12月末には、小沢氏に近い議員らと嘉田氏との対立が原因で分裂している。

 未来は政策的にはリベラル色が濃く、維新とは相いれない「TPP交渉参加反対」といった主張も多かった。「中学卒業までの子供に年約31万円を支給」など、09年衆院選での民主党政権公約にも酷似しており、維新の江田憲司共同代表はみんなの党幹事長時代に「バラマキ重視で基本的な政治理念が違う」と酷評していたほどだ。

 そうした元未来の面々が、維新入りしたのだ。

 前出の初鹿氏はブログに「『リベラルの再結集を』と言ってきた私が維新で戦うとなると、随分と違うのではないかと思われる方も多いと思います。確かに全ての政策で一致しているとは言えません」「政党がどこであろうと(中略)理念に変わることはありません」との文章を記していた。

 どこか気まずさを感じさせるが、それもそのはず。初鹿氏はわずか2年前の前回衆院選で配布した選挙ビラでは、維新を「民主、自民と同じ新自由主義」「外交面ではタカ派」「第三極とはまやかし」とこき下ろしていた。同じビラに載っていた「信念を曲げてまで大きな組織に依存し続けることはできない」との文言には、思わず失笑するほかない。

 政治評論家の浅川博忠氏は「元未来の維新候補の多くは、『政党を渡り歩いている』という印象を持たれ、苦戦を強いられるだろう。対立候補にその点を突かれるとさらに票は遠のくのではないか」と指摘している。

1764チバQ:2014/12/01(月) 23:02:38
>>1763
中野渡詔子
石井章
太田和美
木内孝胤
初鹿明博
牧義夫

1765旧ホントは社民支持@鹿児島市:2014/12/01(月) 23:04:04
◇各党党首の第一声
 安倍晋三首相(自民党総裁)  福島県相馬市
 民主党・海江田万里代表    福島県いわき市
 維新の党・江田憲司共同代表  横浜市
 公明党・山口那津男代表    横浜市
 次世代の党・平沼赳夫党首   岡山県津山市
 共産党・志位和夫委員長    東京・新宿
 生活の党・小沢一郎代表    新潟県魚沼市
 社民党・吉田忠智党首     大分県臼杵市
 新党改革・荒井広幸代表    東京・巣鴨

1766チバQ:2014/12/01(月) 23:05:17
http://www.sankei.com/west/news/141201/wst1412010029-n1.html
2014.12.1 11:24
【衆院選】
前回は新党で「惨敗」…〝政治の母〟自認する嘉田氏の「票」どう動く 民主、取り込みに躍起





(1/2ページ)

滋賀3区から出馬予定の民主新人の女性と握手する嘉田由紀子氏(右)=11月29日、滋賀県守山市
 衆院選公示を2日に控え、滋賀県内では嘉田由紀子前知事が現役時代に獲得した「嘉田票」の行方が注視されている。嘉田氏自身は滋賀3区から立候補する民主新人の後援会長に就任し、健在ぶりをアピール。民主は県内4選挙区全てで嘉田票を一気に取り込む狙いだ。ただ、嘉田氏は知事時代の前回衆院選で自ら旗揚げした新党が惨敗したこともあり、他党では「嘉田氏は国政選挙に弱く、票はそれほど動かない」と見る向きも強い。

 「今日は『政治の母』として、みなさんにお願いにやってまいりました」

 11月29日、滋賀県守山市内で開かれた民主新人の女性の決起集会。後援会長の嘉田氏は集まった支援者らを見回しながら話した。

 同市を含む滋賀3区選出の民主衆院議員だった三日月大造氏が今夏、滋賀県知事選に出馬し、3区は民主の空白区となっていた。

 そこを埋めたこの新人女性は、NPO法人の理事長を務めていた際、当時知事だった嘉田氏に口説かれて地方議員になった「嘉田チルドレン」の一人。

 民主県連幹部は「3区で嘉田氏との連携をアピールできれば、県内全選挙区の民主候補予定者に嘉田票が流れる」とみる。

 嘉田氏は平成18年の知事選で、「もったいない」のフレーズを掲げて新幹線新駅の凍結などを訴えて初当選。再選を期した22年は県政史上最多の約42万票を獲得し、自民系の新人候補にダブルスコアで圧勝した。

 絶大な人気を支えたのは女性や無党派層、環境問題に関心を持つ住民らを中心とした「嘉田ファン」だ。

 滋賀県立大の大橋松行教授(政治社会学)は「古いしがらみのなかった嘉田氏は知事辞任後もなお強い影響力を持つ」と述べ、嘉田票は今でも、多く見積もって初の知事選で獲得した約20万票に上ると推測する。

 ただ、この嘉田票が今回そのまま民主に流れるかどうかは未知数だ。

 今夏の知事選で、嘉田氏から後継指名を受けた三日月氏は25万3728票を獲得したものの、自民、公明などが推す相手候補も24万652票と僅差に迫り、嘉田票は割れたとみられる。

 また嘉田氏が知事時代に日本未来の党を旗揚げして挑んだ24年の前回衆院選では、県内で公認候補を擁立できずに惨敗した。ある自民県連幹部は「国政と相性が悪い」との見方を示す。

 一方で自民側には知事選で三日月氏に敗れた後遺症が強い。別の県連幹部は「自民支持層の中にも嘉田ファンは少なくない。批判もできず、無視もできない厄介な存在だ」とぼやく。

メモ滋賀3区民主小川泰江 自民武村展英

1767とはずがたり:2014/12/01(月) 23:07:22
坂本や今村はどの程度当選可能性あるんでしょうかねぇ??
九州は結構いけそうだけど近畿は難しそうな。。

1768チバQ:2014/12/01(月) 23:09:05
4200 :チバQ :2014/12/01(月) 23:08:23
http://www.zakzak.co.jp/society/politics/news/20141127/plt1411271550001-n1.htm
石原氏、地元密着アピール 松原氏、朝日誤報追及で評価 東京3区 (1/2ページ)
2014.11.27
連載:12・14衆院選 壮絶選挙区に迫る

東京3区 立候補予定者【拡大】


 ここ10年、東京3区では、自民党の石原宏高元外務政務官(50)と、民主党の松原仁元国家公安委員長(58)との間で、壮絶な選挙戦が展開されてきた。

 日本有数の高級住宅街・田園調布があると思えば、下町で中小企業が集まる大田区もあり、さらに中国漁船によるサンゴ密漁で注目された伊豆諸島や小笠原諸島など島嶼(とうしょ)部も含む。日本の抱える問題をギュッと1つのパッケージにしたような、大きくて複雑な選挙区だ。

 2人の直接対決(小選挙区に限る)の戦績は「2勝2敗」だから、まさに激闘といえる。

 「前回の2012年衆院選は、自民党の政権奪還の追い風もあり、宏高氏が勝利した。選挙の前後、松原氏の秘書2人が出奔し、1人は宏高氏の秘書に、もう1人は同じ3区から立候補して話題となった。松原氏は敗れたが、2000票差まで食い下がるしぶとさを見せた」(選挙アナリスト)

 2人の選挙戦の違いも注目される。

 宏高氏といえば、ご存じの通り、元都知事で、次世代の党の石原慎太郎最高顧問の3男。最初の衆院選では、慎太郎氏や石原軍団が駆けつけて、ド派手な選挙戦を展開した。最近では、本人が地元の運動会などに頻繁に顔を出したり、街頭でつじ説法を行うなど、地道な活動を続けている。


 自民党区議は「宏高氏は10月の品川区長選で、当選した浜野健区長の応援に何度も駆けつけた。区議補選でも、自民党候補をトップ当選させるなど、実績を積み上げている。しかし、やはり石原ブランドは大きい。今回、慎太郎氏が現役続行宣言したのも、宏高氏にはプラスだ」という。

 一方、松原氏はスピーカー片手に路地裏をめぐるゲリラ戦法が得意だ。相手の懐に飛び込む姿勢は少しも変わらない。

 民主党関係者は「松原氏は、拉致問題に長く関わり、拉致問題担当大臣も経験した。今年は、民主党国対委員長という立場ながら、朝日新聞の慰安婦問題の大誤報を厳しく追及し、支持者から評価された」という。

 全国有数の激戦区ゆえか、両氏とも時々、週刊誌などで醜聞が取り沙汰される。両陣営のバトルも過熱気味になっている。いずれにしても、今回も激戦・接戦必至といえそうだ。 (ジャーナリスト・田村建雄)

1769チバQ:2014/12/01(月) 23:09:23
http://www.zakzak.co.jp/society/politics/news/20141130/plt1411300830001-n1.htm
後藤田氏、“後遺症”どこまで… 仁木氏の選対委員長には仙谷氏 徳島1区
2014.11.30
連載:12・14衆院選 壮絶選挙区に迫る

※◯は「当確」、△は「やや優勢」、▼は「苦戦」(夕刊フジ分析)。【拡大】


 1票の格差を是正する「0増5減」の区割り法案が成立し、徳島県では今回の衆院選から3選挙区が1減となった。徳島市中心の旧1区と、県南地域の旧3区の一部が合区となり新1区となった。

 自民党で候補者調整が行われ、新1区からは旧3区の後藤田正純前内閣府副大臣が横滑りし、旧1区の福山守前環境政務官は比例区に回る。「カミソリ」の異名を持つ後藤田正晴元官房長官を大叔父に持ち、妻は女優の水野真紀という後藤田氏だが、この調整を不安視する声もある。

 自民党県議は「新1区は、大票田の徳島市を制しなければ当選はおぼつかない。後藤田氏が、福山氏ほど票が獲れるのか?」と首をひねる。

 旧1区といえば、民主党の仙谷由人元官房長官の牙城だ。前回の2012年衆院選では落選したが、県内屈指の進学校・県立城南高校OBらが選挙区内に張りめぐらせたネットワークをベースに、通称「仙谷党」を築き上げ、1996年から2009年の選挙まで連続当選を果たしてきた。

 歴代の自民党候補は、仙谷王国をどうしても崩せなかった。それを福山氏が前回、初めて攻略した。徳島市を地盤とする県議として、常にトップ当選を果たしてきたからこそ、仙谷氏の弱点を知り尽くしていたのだ。

 ところが、自民党徳島県連は後藤田氏を選んだ。

 自民党市議は「後藤田ブランドと水野ブランドを優先したのだろう。民主党の対抗馬は、旧3区で過去4回戦ってきた地元の医師、仁木博文氏で、実績では後藤田氏に分がありそうだが、仁木氏の選対委員長に仙谷氏が就いた。相当きつい選挙になる」という。

 自民党県議もこうも懸念する。

 「後藤田氏はかつては強かったが、11年に銀座ホステスとの親密交際を写真誌に激写されて、女性支持層を失望させた。あれから数年たち、『もう時効だ』という声もあるが後遺症がどこまで残っているか…」 (ジャーナリスト・田村建雄)

1770チバQ:2014/12/01(月) 23:09:54
http://senkyo.mainichi.jp/news/20141201ddlk25010256000c.html
2014衆院選:同志は誰のこと、民主? 中立表明、知事が「同志が国政期待」文書 自民、県議会で質問へ /滋賀
毎日新聞 2014年12月01日 地方版

 衆院選を前に、三日月大造知事が「同志が国政で奮闘することを期待する」などと書いた文書を後援会員に送ったことが波紋を呼んでいる。知事が元民主党衆院議員のため、自民は「民主の応援では」と問題視し、急きょ1日の県議会代表質問で取り上げることを決めた。知事側は「自民も民主も県政の同志」と説明している。

 文書は「共に歩いて下さる皆様へ」と題したメッセージ。衆院選について「課題山積の折、年末に選挙やってる場合か…?の感があります…」と解散をやんわり批判。続けて、「私は共に歩み、共に行動してきた同志が、国政で奮闘して下さること、滋賀県のためにも活躍して下さることを期待しております」と書いている。

 知事はこれまで県議との意見交換会や記者会見で、衆院選について「知事としては中立、県政第一に行動する」と発言してきた。これに対し自民県議の1人は「文書の表現は民主党候補への応援に読める。表明した立場と違うのではないか」と疑問を呈する。自民党県議団は知事の真意を問うため、県議会で文書について質問することを決めた。

 知事の後援会によると、文書は後援会報や年賀会の案内などと一緒に発送した。後援会幹部は「県政を進める同志に政党は関係ない。同志と思ってもらえないなら逆にショックだ」と話している。【石川勝義】

1771名無しさん:2014/12/01(月) 23:12:50
その物ずばり当選出来ると党内の情勢では判断されてるから
比例下位に処遇されてるかと>今村と坂本

1772とはずがたり:2014/12/01(月) 23:25:24
維新は近畿でも結構苦戦するという結果が出てるということですかね〜。。

1773チバQ:2014/12/01(月) 23:25:44
>>1757
代表も比例重複辞退しなよ

1774チバQ:2014/12/01(月) 23:38:05
http://mainichi.jp/select/news/20141202k0000m010111000c.html
衆院選:福岡1区、公示前日に自民分裂
毎日新聞 2014年12月01日 23時01分

 衆院選福岡1区(福岡市博多区など)の公認争いで、自民党本部は1日、いずれも前職の井上貴博氏(52)と新開裕司氏(46)の公認見送りを正式に決めた。党本部の決定を受けて2人は同日、1区から無所属で立候補することを表明。前回衆院選から続く両氏の争いは、公示日前日になって自民の分裂選挙に発展した。

 「いわゆる、なんて言うの……。無所属、という肩書だけで選挙させていただくことになった」。1日夕、博多区の井上氏の事務所で、麻生太郎財務相は井上氏の支援者約50人を前に言いよどんだ。

 2012年の衆院選で、麻生氏は元福岡県議の井上氏を支援した。一方、新開氏の後ろ盾となったのが、自身が秘書を務めた古賀誠・自民元幹事長で、2人の公認争いは麻生、古賀両氏の「代理戦争」と言われた。最終的に党本部は公示直前に井上氏を公認し、新開氏は比例単独に回って、それぞれ初当選した。

 今回も共に公認を求めて譲らなかった。井上氏は前回、小選挙区が導入された1996年から1区の議席を死守してきた民主党の松本龍・元環境相に勝って当選しており、麻生氏は「公認は当然だが話がつかなかった」と説明。井上氏自身は「党の決定は気持ちよく受けたい」と述べつつ、釈然としない表情だった。

 新開氏も11月30日、比例九州での出馬を促す党本部側の最終打診に対し「今回は1区で出たい」と改めて答えた。関係者によると、打診は古賀氏を通じてあり「比例名簿の順位で配慮する」との文言もあったという。

 自民が圧勝した前回と違い、今回は比例九州で前回確保した7議席を維持できるか不透明な状況で、県連関係者は「比例単独で落選すれば、次がない。名簿1位以外は受け入れられない心境だったのだろう」と推測する。

 1日夜、博多区の事務所で会見した新開氏は「有権者の声に耳を傾けるのが私の選挙スタイル。党本部には戦う場を与えていただきありがたい」と語った。古賀氏の姿はなかったものの、事務所内の目立つ位置には「祈 必勝 古賀誠」と記された大きな為書(ためが)きが張り出されていた。

 一方、分裂選挙となったことで、県連内には不協和音も生じている。県議や福岡市議は来春に統一地方選が控えている。ある地方議員は「自分たちの選挙を考えれば、うかつに動けない」と話し、後援会幹部の一人は「古賀さんと麻生さんの勢力争いに巻き込まれた」と不満そうに語った。県連は近く執行部会を開いて、今回の経緯を検証する方針だ。【中山裕司、関東晋慈、井本義親】

1775チバQ:2014/12/01(月) 23:44:27
http://senkyo.mainichi.jp/news/20141201ddr041010003000c.html
民意どこへ:2014衆院選 あす公示 選択肢足りない 行き場迷う批判票
毎日新聞 2014年12月01日 北海道朝刊

 もっと、選択肢がほしい−−。民主党や維新の党など野党勢力の衆院選候補擁立が進んでいない。12月2日の公示を前に、自民、公明の与党と共産党以外に候補のいない選挙区は全国で30を超えているとみられる。不意打ちのような首相の解散は野党の準備不足を計算したものだが、選ぶ先が限られた師走の選挙に、有権者の不満は高まりそうだ。【田中義宏、近藤諭、村山豪】

 ◇神奈川11区・基地の街
 神奈川11区(神奈川県横須賀市、三浦市)は、自民前職の小泉進次郎氏と共産新人の瀬戸和弘氏の一騎打ちとなる公算だ。

 父小泉純一郎元首相の地盤を継いだ進次郎氏の人気は高い。前回は民主を含め5人が立ったが、民主は今回、対抗馬の擁立をあきらめた。

 「候補不在の選挙になりそうだ」。横須賀市の会社員、森昌生さん(44)は嘆く。「純一郎さんは何かやってくれそうだと思えた。今回は候補の人物像が見えにくい」。同市の飲食店で働く松永明義さん(53)も「まちは人口流出で若い人が少なく、雇用など課題は多い。選択肢が少なすぎて、棄権するしかないかも」と話す。

 横須賀市は米海軍や海上自衛隊の基地を抱えている。基地労働者でつくる全駐留軍労働組合(全駐労)の横須賀支部には約5000人が加入。支部は待遇改善を目指し、民主を応援してきた。

 政府の集団的自衛権行使容認で基地労働者が戦地へ行く可能性が否定できず、自民支持はあり得ない。といって、米軍基地撤退を主張する共産候補を応援するのも難しい。

 組合員たちの票が行き場を失う事態に、同支部執行委員長の乙川寛喜(おとかわひろき)さん(52)は力なく言った。「比例だけでもいいから(民主に)投票して、と言うしかありません」

 今や「党の顔」小泉進次郎氏は、他候補の応援で地元入りの機会は少ないとみられる。有権者は、集団的自衛権などについて同氏の考えを聞く機会が限られたまま、投票日を迎える可能性が高い。

 ◇福井2区・原発の街
 福井2区(福井県敦賀市など4市7町)では、出馬予定の民主元職が解散前日の先月20日、急きょ辞退した。

 このままでは自民、共産の一騎打ちだ。民主党福井県連の玉村和夫代表代行は慌てた。ポスターやビラ作りなど選挙の準備作業を中止。携帯電話の充電器を事務所に持ち込み、片っ端から党関係者に出馬を打診した。

 3日後。NPO法人理事長の新人擁立にこぎ着けた。「自民への批判票の受け皿として、対抗できる候補を立てられない状況は絶対に避けたかった」と安堵(あんど)の表情を見せる。

 選挙区に国内最多の14基の原発が立地し、来年春に関西電力高浜原発3、4号機の再稼働が見込まれている。原発関連の取引もある敦賀市の製造業の男性(65)は「原発が動かなければ地域経済は再生しない」と訴え、再稼働を望む声は強い。

 一方、原発依存脱却を訴える元美浜町議の松下照幸さん(66)は、民主新人の登場について「選択肢が増えた」と歓迎する。

1776チバQ:2014/12/01(月) 23:45:00
http://senkyo.mainichi.jp/news/20141201ddg041010002000c.html
民意どこへ:2014衆院選 福岡8区→福岡4区→福岡1区 1年で選挙区三つ
毎日新聞 2014年12月01日 西部夕刊

 ◇「党人ですから」でも、つらい国替え
 2日に公示が迫った衆院選。解散後の野党の候補者調整などで急きょ選挙区の変更を求められた立候補予定者は、慣れない地で準備に追われている。「厳しくても頑張るしかない」。それぞれの選挙戦が始まる。【中山裕司、近松仁太郎】

 「この国の未来に夢や希望を与える政治をします」。福岡1区(福岡市博多区など)から立候補予定の民主党の元職、山本剛正氏(42)が1日朝、JR博多駅前で声を張り上げた。隣には応援に駆け付けた岡田克也代表代行の姿もあった。

 山本氏が福岡県連から1区での出馬を打診されたのは衆院解散(11月21日)の5日前。1年間で三つ目の選挙区になる。

 2012年の前回衆院選では、福岡8区(直方市など)から立候補し、自民党の麻生太郎氏に10万票差をつけられ、比例復活もできずに落選した。強固な地盤を誇る麻生氏との対決を避けるため、県連は今年4月、8区に隣接する4区(宗像市など)の党総支部長として山本氏を党本部に申請。山本氏も選挙区に事務所を構え、地道に顔を売ってきた。

 ところが、11月になって4区で民主と維新の党の選挙協力が成立。山本氏は松本龍・元環境相の不出馬で空白となった1区への転出を求められた。「私は党人。党が決めたことをやるだけ」と山本氏。縁もゆかりもない新天地で短期間に知名度を上げるため、精力的に街頭演説を展開する。陣営幹部は「街頭では国替えのことを説明するより、政策を訴えることに徹する」と語る。

 前回、北海道2区(札幌市北区など)から立候補して比例で復活当選した維新の前職、高橋美穂氏(49)は、今回も2区で公認を申請していた。事務所を構えてポスターも張ったが、解散後に党が公認したのは、かつて民主に在籍し、前回は北海道12区で新党大地から立候補した元職だった。

 党が決めた転出先は、7回連続当選を狙う自民の平沢勝栄氏(69)がいる東京17区(葛飾区など)。高橋氏は25日夜に札幌市内で「国替え」の記者会見を終えると、その日のうちに東京に入り、翌朝から駅頭に立った。当初は党の判断に戸惑ったものの「ここに骨を埋める」と覚悟を決めた。握手を求めてくる有権者はまだいないが、ピンクのコートに「本人」と書かれたたすきを掛けて存在をアピールする。
 初挑戦だった前回、埼玉4区(新座市など)で落選した維新の新人、青柳仁士氏(36)は今回も4区で立候補する予定だった。だが、野党の候補者調整の結果、解散当日に埼玉9区(狭山市など)への転出が決定。4区にある自宅に妻子3人を残したまま「布団一つ抱えて新しい選挙区へ引っ越した」という。

 大急ぎで新事務所の賃貸契約を結び、机やイスなどの備品は4区の支援者から無償で提供してもらった。住まいは事務所の2階。当初はシャワーのお湯も出なかった。

 近くで小売店を50年以上営む男性(78)は「新人? 知っているけど、誰に投票するか決めていない」と話す。青柳氏は4区と9区の間に位置する所沢市の出身であることもアピールし、知名度アップを図ることにしている。

1777チバQ:2014/12/01(月) 23:46:27
http://senkyo.mainichi.jp/news/20141201dde041010052000c.html
民意どこへ:2014衆院選 急な「国替え」困惑 北海道→東京、自民前職の地盤強固 埼玉の別選挙区、布団一つ抱え引っ越し
毎日新聞 2014年12月01日 東京夕刊

朝から街頭で通勤する人々にチラシを配る立候補予定者=東京都内で、近松仁太郎撮影
朝から街頭で通勤する人々にチラシを配る立候補予定者=東京都内で、近松仁太郎撮影
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 ◇「頑張るしかない」
 2日に公示が迫った衆院選。解散後の野党の候補者調整などで急きょ選挙区の変更を求められた立候補予定者は、慣れない地で準備に追われてきた。突然選挙に出ることになり、ようやくポスターが完成した新人もいる。「厳しくても頑張るしかない」。それぞれの選挙戦が始まる。【近松仁太郎、海老名富夫、光田宗義】

 前回、北海道2区(札幌市北区など)で比例復活当選した維新の党の前職、高橋美穂氏(49)は、今回も2区で公認を申請。事務所を構えポスターも張った。ところが解散後に党が公認したのは、かつて民主党に在籍し、前回北海道12区で新党大地から立候補した元職だった。

 党の決めた転出先は縁もゆかりもない東京17区(葛飾区など)。自民党の前職、平沢勝栄氏(69)が強固な地盤を誇る。高橋氏は事務所開きを予定していた11月23日に支援者に不出馬を伝え、25日夜札幌市内で「国替え」の記者会見を終えるとその日のうちに上京。27日朝、駅頭に立った。

 最初は戸惑ったが、骨をうずめる覚悟を決めた。握手を求めてくる支持者はまだ少ないが、ピンクのコートに「本人」と書いたたすきを掛け存在をアピール。近くを通ったタクシー運転手の男性は「前回出ていた別の女性候補かと思った」。北海道で使い慣れた車をフェリーで運び、選挙カーとして使う。

    ◇

 初挑戦の前回、埼玉4区(新座市など)で善戦した維新の新人、青柳仁士氏(36)は今回も4区から出馬の予定だったが、野党の候補者調整で解散当日に埼玉9区(狭山市など)への転出が決定。自宅から「布団一つ抱え新しい選挙区へ引っ越した」という。

 大急ぎで新事務所を借りた。机やイスは4区の支援者が無償で提供。住まいは事務所の2階で、当初シャワーのお湯も出なかった。事務所近くで小売店を55年続ける男性(78)は「新人? 知っているけど、投票はどうするか決めていない」。

    ◇

 民主党が山形1区(山形市など)で会社役員、原田和広(まさひろ)氏(41)の擁立を決めたのも衆院解散当日。引退表明した鹿野道彦元農相の政治塾の塾生だったことなどから白羽の矢が立った。

 選挙準備は文字通りゼロからスタート。ポスターは28日に完成、29日にようやく事務所開きをしたが、報道機関へ前日に送った案内のファクスも手書きだった。28日、山形市内で街頭に立ち、応援の党幹部が笑顔で次々市民の手を握る傍らで、遠慮がちに数人と握手を交わした。

 「時間がないから負けたと言い訳するつもりは一切ない」と原田氏。県議らが一緒に回り、演説の仕方や候補らしい振る舞いなどをアドバイスしている。

1778チバQ:2014/12/02(火) 00:02:01
http://www.kanaloco.jp/article/81047/cms_id/114037
14神奈川衆院選:戦いの構図(上)1〜9区

2014.11.30 12:11:00
 突然の衆院解散で12月2日公示、14日投開票が決まった総選挙。県内18選挙区の立候補予定者の顔ぶれや主張を2回に分けて紹介する。

◆1区 民主空白 野党絞られ
 自民の前職・松本に、維新の新人・篠原と共産の新人・明石が挑む。ほかの野党も公認候補予定者を擁立したが、次世代の新人は別の選挙区へ転出、生活の元職は出馬を取りやめた。民主が1区に公認候補を立てないのは、小選挙区制度が始まって以来初めて。

 6選を目指す松本は党の国対副委員長や政調会長代理を歴任。今衆院選の公約作成にも携わった。得意の社会保障分野で、「医療・年金制度の安定には地域の景気回復が不可欠」とアベノミクス推進の必要性を強調する。

 篠原は2011年の横浜市議選(金沢区選出)に、みんなの党から出馬して初当選、昨年12月に離党した。衆院解散当日に公認が決定。地域主権の進展などを主要政策に掲げる。

 前回に続く挑戦の明石は「アベノミクスは格差拡大をもたらした」と、消費税増税反対などを訴える。

◆2区 7選狙う菅官房長官
 官房長官で前職の自民・菅が7期目を狙う。前回まで2度連続で戦った民主・元職が6区に回り、共産・三輪、生活・岡本の新人2人との三つどもえの争いが予想される。

 市議時代からの強固な地盤を持ち、党県連会長なども務めた菅。首相の“女房役”としての知名度を生かし、アベノミクスの成果と経済再生を訴える。

 元県議(港南区)の三輪は、若い世代の生活安定や子育て支援策の充実などを呼び掛け、浸透を図る。岡本は前回出馬した東京7区(中野、渋谷区)から「国替え」して挑む。

◆3区 小此木に元職ら絡む
 7期目を目指す自民前職・小此木に、民主元職・勝又、ともに新人の次世代・横田、共産・木佐木が挑む。6政党の候補が出馬して激戦となった前回とは異なり、第三極の擁立が絞られて乱立構図ではなくなった。顔ぶれも小此木、勝又以外は一新された。

 党県連会長の小此木は、政権の経済政策「アベノミクス」の継続を訴え、祖父、父3代にわたる地盤の引き締めを図る。

 勝又はアベノミクスを「金融緩和と公共事業に頼り過ぎている」と批判。2年間、地元での活動を蓄積し、雪辱を期す。

 横田は当初1区から出馬予定だったが、衆院解散後に3区に国替えした。「自民では岩盤規制の改革はできない」と訴える。

 木佐木は30歳の若さを生かし、若者の雇用問題を訴えの中心に据える。改憲勢力とも一線を画し、若者らへの浸透を狙う。

◆4区 無所属浅尾に3氏挑戦
 前回と同じ4氏が出馬予定だが、所属政党などの構図は大きく変わった。

 4月からみんな代表を務めた前職・浅尾は、28日の解党を経て無所属に。「比例復活のない背水の陣」(陣営)で臨む。党在籍時から掲げる行政改革や経済政策を訴え、1998年の参院初当選以来築いてきた知名度の高さで3期目を目指す。

 前回、京都から国替えし比例復活した自民の前職・山本は、文科・復興政務官などの職責をアピール。公示前から官房長官らが来援し、郵政選挙以来となる選挙区奪還を掲げる。

 前回は民主で戦った荻原は、党の公認内定が下りず8月に離党。無所属での出馬を予定する。政権や民主への批判を強め、「反既成政党」の受け皿を狙う。

 共産の新人・加藤は、政権の消費増税や集団的自衛権、原発再稼働にノーを突き付ける。高齢者福祉施策などにも力を入れる。

◆5区 自民前職に4氏挑む
 自民前職の坂井に、維新の水戸、次世代の河野、共産の横山、無所属の後藤田の4新人が挑む。

 3選を目指す坂井は国交、復興政務官を経験。公務の合間を縫って、地元で街頭演説などを地道に続けてきた。与党で政務官などを務めた実績をアピールするとともに、財政健全化と経済成長を図るアベノミクスの継続を訴える。

 県議、参院議員を務めた水戸は地元の泉区では知名度はあるが、戸塚、瀬谷区での浸透が課題。春から月70回ほど街頭に立ち、自転車で選挙区内を回って露出度を高めている。

 次世代の河野は国民目線で実感できる景気回復、再生可能エネルギー普及による雇用創出を訴える。

 2度目の挑戦となる共産新人の横山は消費税率引き上げの中止や集団的自衛権の行使容認反対を訴え、街頭を中心とした選挙活動に力を注ぐ。

 民主は野党間の選挙区調整で公認候補を擁立しない方針だった。しかし、もともと民主の組織基盤が強い地域で、地元議員らから主戦論が強まり、引退した元法相の田中慶秋の後継として、長女の後藤田が無所属で手を挙げた。出遅れを挽回できるかが鍵となる。

1779チバQ:2014/12/02(火) 00:02:22
◆6区 公・維前職軸に混戦
 公明前職の上田が7期目を狙う。前回比例復活した、みんなから維新に移った青柳が雪辱を期す。民主元職の三村、共産新人・北谷が挑む。民主、第三極、公明、共産で争う構図は前回と同じで混戦は必至だ。

 前回5度目の民公対決を制した上田は自民の推薦を受け、「自公統一候補」としてアベノミクスの成果を強調。道半ばである日本経済の再生や軽減税率導入を訴え、支持拡大を図る。

 前回の民公対決に新たな選択肢として参戦した青柳。今回も「改革勢力」として再増税前に議員定数削減など身を切る改革を実行すべきと訴え、無党派層の受け皿を目指す。

 急きょ2区から国替えしてきた三村は知名度アップが課題だが、もともと保土ケ谷区が地元。「格差のない経済政策」を訴える。

 北谷は「消費増税中止」や「憲法9条の維持」を政策の柱に掲げる。

◆7区 主要政党そろい踏み
 自民・鈴木と次世代・松田の前職2氏に、民主・中谷、維新・豊田、共産・大山の3新人が挑む激戦区。主要政党がそろい踏みし、無党派層の動向が勝敗を分けるポイントになりそう。

 3期目を狙う鈴木は「古い政治の復活は断じてさせない」と掲げ、規制改革による経済成長や消費増税の必要性などを訴える。地方議員による地盤固めや街頭活動で支持拡大を狙う。

 前回は比例単独候補で議席を得た松田は、小中学校時代を過ごした港北区を拠点に活動。元財務官僚の経験を踏まえ、財政規律の強化や社会保障改革の必要性、景気浮揚策を掲げる。

 県議の中谷は9月に党公認候補としての擁立が内定。成長産業の育成支援や付加価値の高い産業の創出を訴え、浸透を図る。

 元横浜市議の豊田は衆院解散の21日に公認決定。市会では、徹底的な行政改革や経済を支える中間層の強化などを訴えてきた。

 大山は消費税増税中止や集団的自衛権の行使容認反対など平和問題を訴え、幅広い層からの支持を目指す。

◆8区 維新江田に挑む自共
 大阪市長の橋下徹とともに党代表を務める前職・江田に、自民の前職・福田、共産の新人・若林が挑む。都内に通勤する「神奈川都民」が多い選挙区で、いかに無党派の風をつかむかが鍵を握る。

 江田は全国遊説などで選挙区を空けることも多いが、抜群の知名度で無党派層への浸透を図る。政権交代可能な一大勢力の確立と官僚支配の打破を訴え、5期目の当選を目指す。

 前回比例復活した福田は、党水素エネルギー政策の実務責任者として自然エネ普及やIT政策をアピール。街頭活動やネット活用で支持を広げ、悲願の小選挙区勝利での3選を狙う。

 20代で国政に初挑戦する若林は福祉充実を訴え、基礎票の上積みを目指す。

◆9区 民・自・維前職3氏激戦
 民主・笠、自民・中山、維新・椎名の前職3人に、共産の新人・堀口が絡む県内屈指の激戦区。前回と同じ顔ぶれで、小選挙区での議席獲得に向けた三つどもえの戦いが再現されそう。

 前回、県内の民主候補で唯一小選挙区で当選した笠は、地元で高い知名度を誇る。元文科副大臣の実績を生かして教育・子育て充実を訴え、5期目を目指す。

 比例復活で初当選した中山は、衆院内閣委員会で政権の重要政策に関わった経験をアピール。アベノミクスの是非や財政健全化策などを掲げ、ミニ集会を中心に支持基盤の拡充を図る。

 みんなを離れ、維新に加わった椎名。朝夕の駅頭を中心に原発だけに頼らないエネルギー政策と行政改革の必要性を主張し、再選を期す。

 堀口は「安倍政権の暴走を止められるのは共産だけ」と強調、消費増税中止などを訴える。

1780チバQ:2014/12/02(火) 00:03:36
県内小選挙区立候補予定者
 (敬称略、並び順は衆院勢力順)
◇1区(横浜市中・磯子・金沢区) =12自09民
松本純64 元官房副長官 自麻前(5)
篠原豪39 元横浜市議  維 新
明石行夫55 元団体役員  共 新

◇2区(横浜市西・南・港南区) =12自09自
菅義偉65 官房長官   自 前(6)
三輪智恵美60 元県議    共 新
岡本幸三54 元信託銀行員 生 新

◇3区(横浜市鶴見・神奈川区) =12自09民
小此木八郎49 元経産副大臣 自 前(6)
勝又恒一郎51 元県議    民 元(1)
横田光弘57 元県議    次 新
木佐木忠晶30 党地区常任委 共 新

◇4区(横浜市栄区、鎌倉・逗子市、三浦郡) =12み09民
山本朋広39 文科政務官  自 前(2)
加藤勝広70 党地区委員  共 新
浅尾慶一郎50 元みんな代表 無 前(2)
荻原隆宏44 元横浜市議  無 新

◇5区(横浜市戸塚・瀬谷・泉区) =12自09民
坂井学49 元国交政務官 自 前(2)
水戸将史52 元参院議員  維 新
河野敏久58 学習塾代表  次 新
横山征吾43 党県委員   共 新
後藤田弥生48 会社員    無 新

◇6区(横浜市保土ケ谷・旭区) =12公09民
三村和也39 元経産省職員 民 元(1)
青柳陽一郎45 党県代表   維 前(1)
上田勇56 党県本部代表 公 前(6)
北谷真利52 元会社員   共 新

◇7区(横浜市港北・都筑区) =12自09民
鈴木馨祐37 党国対副委長 自麻前(2)
中谷一馬31 県議     民 新
豊田有希39 元横浜市議  維 新
松田学57 党県連会長  次 前(1)
大山奈々子51 党県委員   共 新

◇8区(横浜市緑・青葉区) =12み09み
福田峰之50 元法務委理事 自 前(2)
江田憲司58 党代表    維 前(4)
若林靖久29 党地区常任委 共 新

◇9区(川崎市多摩・麻生区) =12民09民
中山展宏46 元衆院内閣委 自 前(1)
笠浩史49 元文科副大臣 民 前(4)
椎名毅39 弁護士    維 前(1)
堀口望38 党県委員   共 新

【名簿の見方】
 予定者は29日現在の神奈川新聞社調べ。

 選挙区名の右は前回(12年)、前々回(09年)の当選者の政党。立候補予定者は氏名に続き、29日現在の満年齢、代表的な肩書、所属政党、自民党の予定者には派閥名、前職・元職・新人の別−の順。丸数字は当選回数。

 党派の略は、自=自民党、民=民主党、維=維新の党、公=公明党、次=次世代の党、共=共産党、生=生活の党、無=無所属。自民党派閥の略称は、麻=麻生派。空白は無派閥または所属未定。

【神奈川新聞】

1781チバQ:2014/12/02(火) 00:03:59
http://www.kanaloco.jp/article/81091/cms_id/114225
14神奈川衆院選:戦いの構図(下)10区〜18区

2014.12.01 17:54:00




◆10区 自・民・共 少数激戦か

 3度目の対決となる自民の前職・田中と民主の元職・城島に、2度目の挑戦となる共産の新人・中野が絡む少数激戦。前回のみんな、維新に投じられた8万8千票の行方が注目される。旧住民の多い臨海部と、超高層マンション建設で新住民が増加する中原区を抱える。区割り変更で同区の一部が18区に編入された。

 7期目を目指す田中は、川崎市議、県議を務めた地元のネットワークと知名度は抜群。地域行事への出席も欠かさず、党役員(党組織運動本部長)としてアベノミクスの成果を訴える。

 民主党政権で財務相など重要ポストを務めた城島は、前回苦杯をなめた。労組票を足掛かりに野党票の結集を狙う。議員定数削減や、労組出身として労働・雇用政策にも重きを置く。

 党川崎南部地区委員長の中野は、統一地方選候補予定者らと消費増税中止や雇用政策の転換を主張する。

◆11区 小泉王国に共産挑む

 3期目を目指す自民の前職・小泉に、共産の新人・瀬戸が挑む。民主は擁立を見送る方向で、2人の一騎打ちになる見通し。

 小泉は今回も重複立候補をせず小選挙区1本での出馬。選挙中も党の顔として他候補の応援で全国を駆け回るが、曽祖父の時代からの地盤と小まめな地域活動、高い知名度で盤石の態勢を築いている。

 瀬戸は小泉の父で元首相の純一郎と2度戦った経験があり3度目の挑戦。消費税増税や原発再稼働など安倍政権全般を批判。横須賀特有の問題として米原子力空母の母港撤回を訴える。

◆12区 阿部民主入りで混戦

 自民の前職・星野に、急きょ民主の公認が決まった前職・阿部、次世代の新人・甘粕、共産の新人・味村が挑む。味村を除く3氏は前回と同じ顔ぶれ。前回未来で比例復活した阿部は、民主の公認内定を得ていながら出馬を辞退した元金融担当相・中塚の支援も受け、混戦が濃厚となった。

 党経済産業部会の副部会長を務める星野は、アベノミクスの再加速や安全保障政策の継続を前面に掲げて再選を目指す。この2年は週2回の駅頭活動を実践。県議3期12年で培った地盤と人脈も武器に、保守層を手堅くまとめる。

 社民で4回、未来で1回の比例復活がある阿部にとって、選挙区での当選は悲願。今回打ってきた秘策は、周囲も驚く民主入りだった。既存の“阿部ファン”の票に連合票を上乗せし、さらには古巣の社民からの票も見込むなど、野党の結集を呼び掛ける。

 前回維新で出馬した甘粕は、次世代から再挑戦する予定。この2年は代議士秘書として研さんを積み、自主憲法制定などを訴える。

 25歳の味村は、来春の藤沢市議選から矛先を変え参戦。消費増税や安保、原発などで安倍政権の取り組みを批判し、浸透を図る。

◆13区 重鎮甘利が11選狙う

 経済再生担当相で11期目を狙う自民の前職・甘利に、維新・伊藤、共産・高久の2新人が挑む。

 抜群の知名度を誇る甘利は、複数の閣僚を歴任する豊富な政治経験、アベノミクスの司令塔というポジションをアピール。経済再生、国際競争力の復活などを訴え、安倍政権の是非を問う。選挙期間中は応援演説で全国を回り、自民系の地方議員らが中心となって地元の支持固めを担う。

 「非自民票の受け皿」と自任する伊藤は、座間市議1期目の途中で転身。若者世代の代弁者として、20代の若さを前面に出す。「非常に厳しい戦いになると覚悟している。しかし、あきらめない」との姿勢で、街頭演説を中心に知名度アップを図る。

 高久は大和市議を3期務めた経験を踏まえ、護憲と航空機騒音をもたらし、オスプレイが飛来する米海軍厚木基地(大和、綾瀬市)の撤去を訴える。

1782チバQ:2014/12/02(火) 00:04:12
◆14区 自・民対決に次共絡む

 自民の前職・赤間と民主の元職・本村による3度目の対決に、次世代の元職・中本、共産の新人・中野渡が絡む。自民と次世代に対する保守層の動向と、民主、共産への非自民票の流れが勝敗の鍵を握りそう。

 政権交代した2009年の選挙で苦杯をなめた赤間は、安倍改造内閣の一員として3選を目指す。アベノミクスの成果を丁寧に訴え、地元地方議員らを中心に支持基盤を広げる。

 前回、民主への逆風で落選した本村は、元財務相の藤井裕久から受け継いだ地盤を丹念に回り、各層への浸透を図る。政権暴走ストップと「非自民の受け皿」を掲げ、雪辱を期す。

 中本は、自民公認の比例で当選した2000年以来の議席奪還を目指す。保守層の取り込みを狙い、街頭活動を軸に支持を訴える。

 中野渡は、原発ゼロなどを訴えて基礎票の上積みを目指す。

◆15区 河野に2新人挑む

 3代続く強固な地盤を守る自民の前職・河野に、共産・沼上、無所属・池田の2新人が挑む。

 前回、全国最多の19万2604票を獲得した河野は、保守にありながら脱原発の筆頭格として高い知名度を誇る。党行革推進本部長として無駄撲滅に取り組んだ実績もPRし、さらなる票の上積みを目指す。

 20代の沼上は、長時間労働問題や消費増税中止などを訴え、安倍政権への批判票獲得を狙う。18年ぶりに河野と対決する池田は、自民政治にブレーキ、しがらみのない政治−を掲げ、無党派層への浸透を図る。

◆16区 自・民一騎打ちの様相

 自民・義家と民主・後藤の前職2氏に、共産の新人・池田が絡み、三つどもえの構図となりそう。前回新人を立てた維新は候補者擁立を見送る方向で、小選挙区の議席を交互に勝ち取っている自民・民主による事実上の一騎打ちの様相。

 引退した亀井善太郎の地盤を引き継ぐ義家は地元対策に力を入れており、この2年間で約2千カ所の地域イベントを回った。「約10万人と握手を交わした」と地に足を付けた活動を心掛けて再選を目指す。

 地元県立厚木高校出身の後藤は、比例復活だった前回の屈辱をバネに支援組織を固める。選挙区内の市町村を回り行政課題を聞いて国に支援を働き掛ける活動もスタートさせ、各層への浸透を図る。

 前回の出馬直前に厚木市内に転居した池田は、党所属の地方議員と連携し、街頭活動を中心に党の政策を訴える。


◆17区 因縁の対決3度目

 前回の選挙で初当選した自民の前職・牧島、議席を明け渡した民主の元職・神山が三たび顔を合わせる因縁の対決に、共産の新人・吉田が加わる。

 アベノミクスの推進を掲げる牧島は、元衆院議長・河野洋平の地盤を引き継ぐ形で出馬し、今回が3度目の選挙。「この7年間で休みは1日もなかった」と広い選挙区をこまめに回って支持層を広げ、小選挙区での議席死守を目指す。

 返り咲きを狙う神山は、「小田原生まれ、湯河原育ち」と地元出身をアピール。「今の国は借金体質。先々の世代のためにも財政再建を後回しにしてはいけない」と、社会保障改革や国会議員の定数削減などを訴える。

 「戦争する国にしようとしている安倍首相の動きに歯止めをかける」と平和外交の重要性を強調する吉田は、原発ゼロを訴えて無党派層への浸透も図る。

◆18区 民主不在も野党乱立

 4期目を目指す自民・山際と国替えした次世代・中田の前職2氏に加え、返り咲きを狙う生活の元職・樋高、相次いで名乗りを上げた維新・北村、共産・塩田の両新人が乱立する混戦模様だ。擁立を見送った民主票の行方も注目される。

 第2次安倍改造内閣で経産副大臣に就いた山際は、アベノミクスの推進に政府、党の両面から関与。経済再生に争点を絞り、小選挙区の議席死守を狙う。

 前横浜市長の中田にとって、小選挙区での戦いは14年ぶり。今回は第三極の立場を貫き、旧8区時代の地盤がある宮前区を拠点に支持拡大を図る。

 元環境政務官の樋高は2012年の落選後、選挙区を歩いて住民の声に耳を傾けてきた。駅頭での演説に力点を置き、環境政策と震災復興支援を訴える。

 金融系企業に籍を置き政治塾出身の北村は若さを前面に打ち出し、自転車遊説やネット戦略に活路を見いだす。元東芝社員の塩田は非正規雇用やブラック企業問題など、労働者の環境改善をテーマに据える。

 13年の区割り変更で、前回まで10区だった中原区の一部を編入。新たな有権者約6万2千人への対応も鍵を握る。

1783チバQ:2014/12/02(火) 00:05:17
県内小選挙区立候補予定者

◇10区(川崎市川崎・幸区、中原区の一部) =12自09民
田中和徳65 党組織本部長 自 前(6)
城島光力67 前財務相   民 元(4)
中野智裕56 党地区委員長 共 新

◇11区(横須賀・三浦市) =12自09自
小泉進次郎33 内閣府政務官 自 前(2)
瀬戸和弘62 党県委員   共 新

◇12区(藤沢市、高座郡) =12自09民
星野剛士51 元県議    自 前(1)
阿部知子66 小児科医   民 前(5)
甘粕和彦31 元衆議員秘書 次 新
味村耕太郎25 党准県委員  共 新

◇13区(大和・海老名・座間・綾瀬市) =12自09民
甘利明65 経済再生相  自 前(10)
伊藤優太29 座間市議   維 新
高久良美60 元大和市議  共 新

◇14区(相模原市中央区、南・緑区の一部) =12自09民
赤間二郎46 総務政務官  自麻前(2)
本村賢太郎44 元県議    民 元(1)
中本太衛49 松下政経塾員 次 元(1)
中野渡旬66 党地区常任委 共 新

◇15区(平塚・茅ケ崎市、中郡) =12自09自
河野太郎51 党行革本部長 自麻前(6)
沼上徳光28 党地区職員  共 新
池田東一郎53 元蔵相秘書官 無 新

◇16区(厚木・伊勢原市、相模原市南・緑区の一部、愛甲郡) =12自09民
義家弘介43 党副幹事長  自町前(1)
後藤祐一45 党政調副会長 民 前(2)
池田博英52 党地区委員長 共 新

◇17区(小田原・秦野・南足柄市、足柄上・下郡) =12自09民
牧島かれん38 大学客員教授 自麻前(1)
神山洋介39 党区総支部長 民 元(1)
吉田福治59 元会社員   共 新

◇18区(川崎市高津・宮前区、中原区の一部) =12自09民
山際大志郎46 経産副大臣  自 前(3)
北村造31 元証券会社員 維 新
中田宏50 元横浜市長  次 前(4)
塩田儀夫64 元東芝社員  共 新
樋高剛49 元環境政務官 生 元(3)

【名簿の見方】

 予定者は30日現在の神奈川新聞社調べ。

 選挙区名の右は前回(12年)、前々回(09年)の当選者の政党。立候補予定者は氏名に続き、30日現在の満年齢、代表的な肩書、所属政党、自民党の予定者には派閥名、前職・元職・新人の別−の順。丸数字は当選回数。

 党派の略は、自=自民党、民=民主党、維=維新の党、次=次世代の党、共=共産党、生=生活の党、無=無所属。自民党派閥の略称は、麻=麻生派、町=町村派。空白は無派閥または所属未定。

【神奈川新聞】

1784チバQ:2014/12/02(火) 00:16:35
>>1700
 【兵庫】3区 和田有一朗=新
>>951で無所属出馬予定だった県議

1785チバQ:2014/12/02(火) 00:55:15
今日のまとめ
・維新:小沢鋭仁 近畿比例上位に。 山梨1区競合回避>>1698
・民主:中根康浩 東海比例上位に。 愛知12区競合回避>>1757 

・自民の比例上位は >>1719
 (公明との調整)渡邊孝一
 (5象5減)中谷真一、山本拓、福山守、福井照
 主な比例下位は
 菅野佐智子(福島3区非公認)、桜井宏(三重3区非公認)、坂本剛二(福島5区非公認)
 米田建三(ナツカシイ)、今村雅弘(5増5減対象なのに)、林田彪(熊本2非公認)
・民主の比例上位は >>1757
 鈴木貴子(新党大地 北海道7区重複)、中根康浩(維新と調整 東海単独)、大串博志(5増5減 佐賀2区重複)
・維新の比例上位は >>1707
 小沢鋭仁(民主と調整 山梨1から)

1786チバQ:2014/12/02(火) 01:11:00
>>1753>>1758
民主党の比例単独候補
北海道 なし
東北  小林義明(元福島市議)
北関東 野木実(和光市長、比例下位当選),山根隆治(参議員・埼玉)
南関東 前川忠夫(参議員・労組),山口繁(神奈川県連事務局長)
東京  早川周作(05年鳥取1落選),福村隆(12年東京9落選 タカタネの刺客)
     石毛硏子(代議士 05東京23落選 09比例下位当選)
北信越 一川保夫(代議士石川2、参議員石川),村田正示(元氷見市議)
東海  金森正(三重県議、比例下位当選),野沢和彦(静岡県連事務局長)
近畿  梶原康弘(兵庫5 維新と調整),佐々木幹夫(元京都府議),中藤弘彦(大学研究所研究員 ?),羽室武(連合京都会長)
中国  炭村信義(元周南市議)
四国  都築旦(元八幡浜市議)
九州  安藤幽明 (元島原市議)

1787チバQ:2014/12/02(火) 01:14:29
>>1700
>次世代は前職藤井孝男に加え、30日に前加茂郡白川町長今井良博の擁立を決めた。

http://www.gifu-np.co.jp/news/kennai/20141201/201412010851_23823.shtml
県内、18人出馬準備 衆院選あす公示
2014年12月01日08:51
 安倍政権への審判となる第47回衆院選は12月2日公示される。県内では、五つの小選挙区に14人、比例代表東海ブロックの単独候補に4人の計18人が立候補を表明し準備を整えている。組織戦を展開する自民に、無党派層への浸透を図る民主や維新などの野党が挑む構図。経済や安全保障など安倍政権の政策への評価が問われる中、県内全小選挙区で勝利を目指す自民に対し、野党が自民批判票を取り込み、どこまで迫れるか注目される。

◆次世代比例東海 今井前白川町長を擁立

 小選挙区の政党別では、自民が前職5人、民主が元職2人と新人1人、維新が前職1人、共産が新人5人。

 岐阜1区は、8選を狙う自民前職野田聖子に、民主新人吉田里江と共産新人大須賀志津香が挑む。立候補予定者が全て女性という全国でも珍しい構図。

 岐阜2区は、7選に向けて急ピッチで準備を進める自民前職棚橋泰文に、共産新人森桜房義が挑戦。元衆院議員も出馬を模索する。

 岐阜3区は、前回小選挙区で雪辱を期して2選を果たした自民前職武藤容治と、返り咲きを目指す民主元職園田康博が4度目の対決。共産新人服部頼義も準備を進める。

 岐阜4区は、組織力を生かし足元を固める自民前職金子一義に対し、民主の支援を取り付けた維新前職今井雅人が自民批判票の受け皿となれるかが注目。共産新人伊嶌明博も草の根で党勢拡大に努める。

 岐阜5区は、9選を狙う自民前職古屋圭司に、返り咲きを目指す民主元職阿知波吉信が挑戦。共産新人の鷹見信義も街頭活動などで支持を訴える。

 比例東海は、単独候補として4人が立候補を表明している。自民は新人速水桂二を擁立。次世代は前職藤井孝男に加え、30日に前加茂郡白川町長今井良博の擁立を決めた。白川町森林組合長の今井は、県農業会議会長なども務めた実績を踏まえ、農林業者を中心に支持獲得を狙う。藤井は地盤の可茂地域だけでなく、大票田の名古屋市での票の掘り起こしをもくろむ。諸派新人の野原典子も出馬する。

(文中敬称略)

1788チバQ:2014/12/02(火) 01:15:38
>>1757とか
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2014120200006
大地・鈴木氏を優遇=民主比例名簿【14衆院選】

 民主党は1日、衆院選の比例代表候補の名簿登載順位を発表した。地域政党「新党大地」との協力で北海道7区で擁立する鈴木貴子氏を、北海道ブロックの単独1位で処遇した。
 愛知12区での公認を決めていた中根康浩氏について、維新の党との調整の結果、選挙区出馬を取り消し、東海ブロックの単独1位とした。区割りが大幅に変わった佐賀2区から出馬する大串博志氏も九州ブロックの単独1位。重複辞退は静岡5区の細野豪志元幹事長のみだった。
 一方、宮崎1区で新人の村尾英俊氏を追加公認した。民主党候補は小選挙区178人、比例単独20人の計198人で確定した。
 比例名簿の登載順位は次の通り。(敬称略。( )数字は順位。同一順位の重複立候補者名は省略。前=前職、元=元職、新=新人)
【北海道=11人】(1)鈴木貴子=前(2)重複候補10人
【東北=19人】(1)重複候補18人(19)小林義明=新
【北関東=21人】(1)重複候補19人(20)山根隆治=新(21)野木実=元
【南関東=20人】(1)重複候補18人(19)前川忠夫=新(20)山口繁=新
【東京=22人】(1)重複候補19人(20)石毛※〈※=金ヘンに英〉子=元(21)福村隆=新(22)早川周作=新
【北陸信越=15人】(1)重複候補13人(14)一川保夫=元(15)村田正示=新
【東海=29人】(1)中根康浩=前(2)重複候補26人(28)金森正=元(29)野沢和彦=新
【近畿=26人】(1)重複候補22人(23)梶原康弘=元(24)佐々木幹夫=新(25)羽室武=新(26)中藤弘彦=新
【中国=10人】(1)重複候補9人(10)炭村信義=新
【四国=8人】(1)重複候補7人(8)都築旦=新
【九州=16人】(1)大串博志=前(2)重複候補14人(16)安藤幽明=新
(2014/12/02-00:15)

1789チバQ:2014/12/02(火) 01:21:42
http://www.sankei.com/politics/news/141201/plt1412010071-n1.html
2014.12.1 23:42

ここにも仁義なき戦いが…麻生太郎VS古賀誠の「代理戦争」 福岡1区で自民系2人が無所属で激突へ





(1/3ページ)
 衆院選は2日、公示される。直前までもめた福岡1区をめぐる自民党の公認争いは、井上貴博(52)=福岡1区=と、新開裕司(46)=比例九州=の自民前職2人が無所属で出馬し、選挙で決着をつける異例の構図となった。井上は副総理兼財務相の麻生太郎を政治の師と仰ぐ。新開は元幹事長の古賀誠の元秘書で関係が深い。今回の公認問題は、麻生、古賀の代理戦争の様相を呈した。(田中一世)

 「逆にありがたいと思っている。今まで培ってきたことが間違っていなかったと証明するチャンスだ。この国を背負う覚悟が誰にあるのかが問われる戦いだ」

 1日午前、井上は福岡市博多区で事務所開きの神事を執り行った後、無所属出馬の決意をこう語り、支援者に深々と頭を下げた。

 午後には麻生も事務所に駆けつけた。「問題が後を引くよりも、今回でさっぱりとさせたほうがよい。勝てばよいのではなく、『こんなに(新開氏と)差がついたじゃないか』という選挙にしていただきたい」と激励した。

 井上は新人で挑んだ前回衆院選で、福岡1区で民主党の元環境相の松本龍に勝利した。小選挙区導入後、自民党が5連敗していた松本の金城湯池で初めて自民党の議席を獲得したばかりか、2・6倍の票差をつけた。

 井上は衆院選の公認候補を事実上意味する福岡1区支部長を務める。自民党の事前調査でも、支持率で新開を上回り、県連内も井上でおおむね固まった。

 ところが、新開は1区からの出馬を強く主張。古賀も、県連会長の松山政司らに強く働きかけた結果、県連は一本化を断念、党本部に最終判断を委ねた。

 1区の公認問題は前回衆院選にさかのぼる。

 当時の県連は新開を推薦するよう党本部に申請したが、安倍総裁の裁定で一転、井上が公認され、新開は比例九州ブロックに回った。この過程では麻生が井上を積極的に後押しした。

 新開は比例当選したものの、福岡1区からの出馬を熱望し続けていた。

 井上、新開の選挙区争奪戦に、麻生太郎、古賀誠という2人の積年の確執と闘争も絡む。

 福岡県の政界では古くから、古賀が筑後、麻生が筑豊・豊前に勢力を広げ、にらみ合ってきた。両者は、平成23年の県知事選での推薦候補選びをめぐり対立。結果、麻生が推す元経産官僚の小川洋に決まったことで、パワーバランスは崩れた。

 さらに、24年9月の自民党総裁選でも、麻生が推す安倍晋三が勝利し、麻生は後に政権ナンバー2の副総理に就任した。前回衆院選をもって引退した古賀とは、影響力で大きな差が生まれた。

 先月の福岡市長選でも、麻生が後ろ盾となる高島宗一郎が再選を果たした。

 古賀は引退後も、大派閥である旧古賀派(現岸田派)の名誉会長として影響力を残すが、麻生に一矢報いるには、衆院選での「1区奪取」がラストチャンスといえる。

 「新開先生と一緒に、いばらの道を選択せざるをえないかもしれない」

 解散前日の11月17日、新開の国政報告会で、古賀はこうあいさつした。出席者の多くは、事実上の宣戦布告と受け止めた。

 党本部は分裂回避へ調整に乗り出したが、行き詰まった。ただ、一方を小選挙区、もう一方を比例で処遇したとしても、今後も衆院選のたびに同様の問題に悩まされることになる。

 「無所属でもよいので戦う。この機に、反安倍、反麻生を一掃する」

 先週末、井上は麻生にメールで決意表明した。メールは首相にも転送された。

 井上周辺も「ここで決着をつけないと背後霊のようにつきまとわれる」「今回は新開氏というよりも古賀氏の影響力を潰す戦いだ」と息巻く。

1790チバQ:2014/12/02(火) 01:22:00
 一方の新開も、旧古賀派を引き継いだ派閥領袖の岸田文雄から電話で説得されたが、頑として応じなかった。11月30日午後に、「井上先生と同じ条件で、無所属で戦う」と岸田に最終決断を伝え、自民前職同士の対決が決定した。

 新開は1日、事務所で報道陣の取材に応じ、「古賀先生に言われたからではない。私が小選挙区にこだわってきた。これで落選したらもう政治家の道は残されていない」と覚悟を語った。

 新開の陣営関係者は「前回、涙を呑んだ新開が選挙区から出るのが筋だろう。麻生さんの力が大きいのはわかるが、今回は引くべきじゃなかったのか。強引だよ」と嘆いた。

 自民の公認争いを横目に、民主元職の山本剛正(42)は選挙区内を精力的に回る。1日朝には、岡田克也代表代行がJR博多駅前での応援演説に駆けつけた。

 「自分のことで精いっぱいで、私がとやかく言うことでない。ただ『筑豊と筑後の権力争いをなぜ福岡1区でやらないといけないんだ』と有権者は感じるのではないか」

 山本は産経新聞の取材にこう語った。前回井上に敗れ、今年10月に政界引退を表明した松本龍も、山本を支援する。

 福岡1区は2年前、自民党の政権奪還の象徴となった。今回もまた、全国有数の注目区となりそうだ。(敬称略)

1791チバQ:2014/12/02(火) 01:26:58
>次世代の党は東京19区と比例代表東京ブロックで重複立候補する山田宏幹事長の比例順位を単独1位にした。
中田宏はどうするんだろうか?

http://www.sankei.com/politics/news/141202/plt1412020011-n1.html
2014.12.2 00:32
【衆院選2014】
比例名簿登載 石原慎太郎氏は最下位 首相と進次郎氏は重複立候補せず 






石原慎太郎氏
 自民党は1日、衆院選の追加公認14人(選挙区1人、比例代表13人)を発表した。調整が難航していた福島5区は、前回比例代表中国ブロックに回った吉野正芳氏が9年ぶりに同区の選挙区候補に返り咲いた。前回、同区で当選した坂本剛二氏は比例近畿ブロックの名簿登載40位となった。

 福岡1区は、前回選挙区当選した井上貴博氏と、比例に回った新開裕司氏の2人とも公認せず、無所属で戦わせる。推薦も出さない。茂木敏充選対委員長は「2人にさわやかに戦ってもらう」と述べた。

 兵庫12区では、党兵庫県連が戸井田徹元衆院議員の長男、真太郎氏を公認申請したが、党本部は認めなかった。同区では、無所属ながら党二階派所属の山口壮(つよし)元外務副大臣が出馬する。

 自民党は1日、比例代表の名簿登載順位も発表。東北、北関東、東京、東海、近畿、中国、九州では、選挙区との重複立候補を並列1位で処遇。比例単独候補の上位登載を認めなかった。

 安倍晋三首相と小泉進次郎氏は重複立候補しなかった。

 民主党は、北海道7区と比例代表北海道ブロックで重複立候補する政治団体「新党大地」の鈴木貴子氏について、比例名簿の順位を単独1位にした。鈴木氏の父は新党大地の鈴木宗男代表。大地票を民主党に取り込む狙いがある。

 維新の党は小沢鋭仁国会議員団幹事長について、山梨1区から比例代表近畿ブロックの単独1位にした。

 次世代の党は東京19区と比例代表東京ブロックで重複立候補する山田宏幹事長の比例順位を単独1位にした。同ブロックから比例単独で出馬する石原慎太郎最高顧問は最下位にした。石原氏の意向を尊重したもので、1日夜のBSフジ番組で「次のランナーに確かなバトンタッチをしていきたい」と述べた。

1792チバQ:2014/12/02(火) 01:31:02
http://ryukyushimpo.jp/news/storyid-235218-storytopic-3.html
衆院選沖縄1区独自候補断念 民主県連
2014年12月1日

 民主党県連(花城正樹代表)は30日、常任幹事会を開き、衆院選沖縄1区で模索していた独自候補の擁立を断念することを決めた。支持母体の連合沖縄から要請されていた4区での仲里利信氏の支援については、継続して議論する。
 1区は自民党から国場幸之助氏、知事選で翁長雄志氏を支援した枠組みから共産党の赤嶺政賢氏、民主党本部が選挙区調整を進める維新の党から下地幹郎氏が出馬する予定。
 民主党県連は、連合沖縄が知事選で翁長氏を支援した枠組みを尊重していることや、党本部が維新の党と選挙区が重ならないよう選挙区調整を行っていることから、候補擁立を見送った。「反自民、非共産」の連合と共同歩調を取っていることもあり、赤嶺氏の支援にも消極的だ。
 4区に翁長陣営から出馬予定の仲里氏の支援については「(候補者に関する)情報を持ち合わせていない」として、結論を出さなかった。
 花城代表は維新の党との選挙協力について「要請があれば初めから否定はしない」とする一方、翁長陣営に対しても「反自民として選挙区協力したことが応援になる」との認識も示した。

1793チバQ:2014/12/02(火) 01:36:19
そーいえば居たね
http://www.sponichi.co.jp/society/news/2014/12/01/kiji/K20141201009382330.html
横粂氏、衆院選不出馬も「政治家を諦めたわけではない」
 次期衆院選への動向が注目されていた元衆院議員の横粂勝仁氏が、東京18区(武蔵野市、府中市、小金井市)から出馬しないことが30日、分かった。

 スポニチ本紙の取材に「政治家を諦めたわけではなく、いずれ復活したい」と話した。横粂氏は12年の衆院選に落選後、弁護士として働いている。
[ 2014年12月1日 05:30

1794チバQ:2014/12/02(火) 01:50:45
>>1467
亀レスになってしまいましたg、そうでした。
この辺(第3局の離合集散)も振り返るとワケワカラン状態ですね

1795チバQ:2014/12/02(火) 01:54:37
岩手

小沢一郎は推薦できない と。んな感じの内容
http://www.asahi.com/articles/CMTW1412010300001.html
生活、1・3区民主支援/2014衆院選
2014年12月1日13時18分


生活の党公認候補予定者の畑浩治氏(右から2人目)の推薦を決めて握手を交わす連合岩手の豊巻浩也会長(同3人目)ら
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 生活の党県連は29日、来月2日公示の衆院選で、党公認候補のいない1、3区は民主党公認候補を「自主支援」すると決めた。民主側は2区のみ、生活の公認候補を推薦する方針だという。2年前の前回衆院選で両党は1、3、4区で候補を立てて争ったが、今回は選挙協力態勢を構築し、自民、公明両党との対決姿勢を鮮明にする。

    ◇

 会見した幹事長の佐々木順一県議によると、生活側が、互いに相手の公認候補を推薦する案を提示したが、民主側からは2区のみ生活の候補を推薦する方針が伝えられた。また、民主側から1、3区の公認候補に対する推薦要請がないため、生活としての選挙協力態勢は、自主支援が妥当という結論に至ったという。持ち回り県連総務会で選挙協力方針についてこの日、最終決定し、すでに民主県連側に伝えたという。

 自主支援の具体的な内容について、佐々木幹事長は「自主投票より一歩踏み込んだ支援態勢という位置付けで、具体的な活動は、党員党友の個々の判断にお任せする。民主党から支援要請があれば、その都度検討していく」と話した。

 一方、民主の支持団体、連合岩手(豊巻浩也会長)はこの日、2区に立候補を予定する生活の畑浩治氏の推薦を決め、両者が政策協定を交わした。

 豊巻会長は「畑さんは生活者、働く者の視点に立って多くの法案を作った。復興を加速させる土地収用に関する法案を成立させてくれた。今後も岩手のために頑張っていただくため当選させたい」と話した。

 推薦状を受け取った畑氏は、「安倍政権が進める大企業優先ではなく、生活者の底上げをしなければ、日本経済は立ち行かなくなる。雇用の分野で考え方が近い民主党の皆さんと連携して選挙戦を戦っていきたい」と応じた。

 4区については、連合岩手は「自主投票」だが、反自民非共産という考えで臨むという。4区に立候補を予定しているのは、生活のほか、自民と共産。

■「県民党」の知事 畑氏支持を表明■

 達増拓也知事は29日、生活の党公認で2区に立候補予定の畑浩治氏の政治資金パーティーに来賓として出席し、畑氏を支持していく考えを表明した。知事はこれまで、衆院選への対応について「県民党の立場で」と中立的な立場を強調していたが、事実上、「古巣」である生活陣営を支援していく姿勢を鮮明にした。

 盛岡市で開かれた畑氏のパーティーであいさつに立った達増知事は「復興のための土地収用に関する法案成立の中心となり、岩手にとって国会になくてはならない存在。岩手のため、復興のため、引き続き国会で仕事をしていただきたい」と述べた。

1796チバQ:2014/12/02(火) 02:06:42
>>1765
http://senkyo.mainichi.jp/news/20141201dde001010068000c.html
2014衆院選:あす公示 第一声、自・民党首は福島 公・維・共は首都圏で
毎日新聞 2014年12月01日 東京夕刊

主要8党の党首の衆院選第一声の場所
主要8党の党首の衆院選第一声の場所
拡大写真
 衆院選は2日公示され、各党党首の第一声が全国各地で行われる。第一声をどこで行うかは各党の知恵の絞りどころで、自民党総裁の安倍晋三首相と民主党の海江田万里代表は福島県内を選んだ。東京電力福島第1原発事故からの復興を重視する姿勢を打ち出す。東日本大震災後初の衆院選となった前回は、4党の党首が福島県内を第一声の場所にしたが、今回は自民、民主両党にとどまる見通しだ。

 首相は同県相馬市の漁港で第一声を行う。12年衆院選、13年参院選は、いずれも福島市内だった。一方、海江田氏は12年衆院選で野田佳彦首相(当時)が選んだいわき市を予定している。海江田氏は13年の参院選では盛岡市で第一声を行っており、両党とも3回連続で東日本大震災の被災地を選んだ。

 自民党内には、復興以外の重要政策もアピールするため、「基地問題のある沖縄県でもいいのではないか」(党幹部)との声もあった。ただ、福島県を中心に、被災地には政治の「被災地離れ」が進むことへの懸念があり、引き続き同県で行うことになったという。首相は先月26日、岩手県で地方遊説をスタートさせており、「復興を必ず加速させたい」と強調した。

 民主党の海江田氏は国の原発政策を「原発再稼働をなしくずしで進めている」と批判している。いわき市で選挙戦を開始することで、原発政策で安倍政権との違いをアピールする狙いもありそうだ。

 首都圏での第一声を予定しているのは公明、維新、共産の3党。公明党の山口那津男代表は同党が公認候補者を擁立する9選挙区のうち、最重点区と位置付ける神奈川6区の横浜市で実施する。維新の党は江田憲司共同代表が横浜市、橋下徹共同代表が大阪市で行う予定。共産党の志位和夫委員長は東京都新宿区のJR新宿駅前で第一声を行った後、大阪市内のJR大阪駅前に移動する。

 自らの「地元」で第一声を行うのは、次世代の党の平沼赳夫党首と社民党の吉田忠智党首。平沼氏は岡山県津山市で、吉田氏は出身地の大分県臼杵市で行う。第一声を午前中に行うことが多いが、生活の党の小沢一郎代表は午後に新潟県魚沼市で予定。13年の参院選でも午後に千葉県内の田園地帯で行っており、地方重視を訴える。新党改革の荒井広幸代表は東京都内で調整している。【田所柳子】

1797チバQ:2014/12/02(火) 02:12:38
>>1787
ん?岐阜二区の元衆議院議員って誰だ?

1798名無しさん:2014/12/02(火) 02:15:18
>>1797
前回未来から出た橋本では?

1799片言丸:2014/12/02(火) 02:23:44
>>1771-1772>>1785
過去の経緯からして、この選挙区の議員を2人残さないといけない特別な理由はないですから、今回片方は下位に置くとして、その中では当選に近く、「比例下位当選可能性枠」がなんとか余っているブロックを選んだのではないかと思います。
坂本は非公認だからといって出馬できる状況でもないし、当選できる期待がありげなところに置いたというのが実際なのではないかと。
ということで、坂本が実際に当選できるかについては疑問に思っています(可能性はあるが高くはない)。

1800片言丸:2014/12/02(火) 03:14:19
>>1076>>1695>>1698
競合回避成功だが、小沢鋭の票がそのまま中島に乗るかといえばそうでもなさそうか。
しかし、新1区は旧1区ではなく旧3区がベースとなっていて、宮川の票田山梨市・甲州市が新2区へと切り離されたことからすると、ポイントはむしろ中谷・後藤票か。
そして、2010参院選で、輿石が宮川を旧3区領域で上回っている(旧2区域は宮川の勝ち)ことを考えると、中島についてもそのときと同じくらいの戦いができるかどうかか。

1801チバQ:2014/12/02(火) 07:55:16
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201412/20141202_61006.html
<衆院選>自民、福島5区は吉野氏を公認


 自民党は1日、衆院選候補者の調整が続いていた福島5区で、いわき市出身で比例中国前議員の吉野正芳氏(66)を公認すると発表した。5区前議員で選挙区支部長の坂本剛二氏(70)は比例近畿に回り、名簿順位40位に登載された。
 いわき市で記者会見した吉野氏は「被災地を抱える5区には2人の議員が必要だ」と持論を述べた上で「これまでの努力が認められた。5区での選挙は9年ぶり。新人のつもりで戦う」と意欲を語った。
 坂本氏は同日夜、「2議席獲得がかなう形であると受け止め、全力で戦う」とコメントした。
 自民党で選挙区支部長が公認候補から外れるのは異例。坂本氏は前回2012年、7回目の当選を果たしたが、自民党圧勝の中、民主党前議員の吉田泉氏(65)に約7000票差に迫られた。後援会組織の高齢化が進んでおり、党本部は「勝てる候補」として吉野氏を選んだとみられる。
 吉野氏は当選5回。うち福島5区が2回、比例東北が2回。前回は坂本氏との公認争いの末、5区の候補者に選ばれず、「復興枠」で比例中国に単独登載された。
 今回、9年ぶりとなる5区での立候補に強い意欲を見せていた。公認から漏れた場合、無所属で出馬することも視野に準備を進めており、保守分裂の可能性があった。
 自民党福島県連は11月24日、5区の候補者選考を党本部に一任。原発事故の被災地で2議席を維持するため、1人を比例で優遇するなど「特別な措置」を求めていた。
 前回衆院選で自民党は近畿ブロック48選挙区中、小選挙区22人、比例復活7人の計29人が当選した。比例単独での当選者はなく、坂本氏の比例単独40位という党本部の判断に反発も予想される。
 茂木敏充選対委員長は1日夜、「さまざまな情勢を分析し、今回は吉野氏に決めた。二人三脚でしっかり戦ってほしい」と話した。
 5区には民主党の吉田氏、共産党新人の吉田英策氏(55)も立候補を予定している。


2014年12月02日火曜日

1802チバQ:2014/12/02(火) 07:56:56
山梨
http://www.yomiuri.co.jp/local/yamanashi/news/20141201-OYTNT50186.html
衆院選きょう公示…1区 構図一変
2014年12月02日

新1区からの立候補を断念したことを明らかにする小沢氏(1日、甲府市で)

 衆院選で新山梨1区からの立候補を表明していた維新の党の前衆院議員、小沢鋭仁氏(60)が1日、小選挙区では立候補せず、同党の比例選の単独候補になることを表明した。小沢氏の比例転出で、新1区の候補予定者は自民党、民主党、共産党と、戦いの構図は公示前日にして一変。共産以外の野党が民主だけとなることで野党共闘が進む可能性があり、期待や警戒など関係者の思惑が交錯した。新山梨2区には3人が出馬予定で、衆院選は2日の公示で12日間の選挙戦がスタートする。

 小沢氏は1日、甲府市内の事務所で記者会見を開き、「党本部の決定で近畿ブロックでの単独出馬となり、山梨1区での出馬はできなくなった」と説明。比例選近畿ブロックへの転出について「断腸の思いだ。1区での活動を支えてくれた支持者には申し訳ないが、党の決定で総合的な判断だ」と述べ、理解を求めた。

 小沢氏の説明によると、11月30日昼に維新の党の橋下徹共同代表から電話があり、比例転出を提案されたという。小沢氏は「議席を得るという意味ではチャンス。(1区での)野党共闘も進む」と前向きな受け止め方を示した。

 野党共闘の相手として、新1区に前衆院議員の中島克仁氏(47)を公認候補として擁立する民主党との交渉については、「党としての正式な考え方を示して下さいと言っている段階」と説明し、小沢氏から民主党の枝野幸男幹事長に連絡を取るなどしていることを明らかにした。

 一方、民主党県連は1日、常任幹事会を開き、衆院選への対応を協議。会議は非公開で行われ、終了後に取材に応じた県連顧問の輿石東・参院副議長(現在は会派離脱中)は、維新の党から協力が得られるかとの質問に対し、「維新も野党。政策的にも自民とは違うのは確かだ。協力していただく」と述べ、共闘成立に自信を示した。

 こうした動きに対し、自民党の前衆院議員、宮川典子氏(35)の陣営幹部は「野党の共食いがなくなると厳しい選挙になる」と警戒を強め、「2年前に民主党を離党した経緯もあり、小沢氏の票がすべて中島氏へ回るとは思えない。小沢氏の票をこちらが取り込めるよう活動したい」と話した。

 新人の遠藤昭子氏(63)を擁立する共産党の県委員会幹部はこの日、「これまで通りの主張を続けていく」と述べた。

 一方、新2区には、自民党の前衆院議員、堀内詔子氏(49)、共産党の新人、秋山晃一氏(61)、無所属の前衆院議員、長崎幸太郎氏(46)が立候補を表明している。

1803とはずがたり:2014/12/02(火) 08:07:49
>>1347-1348[11/27①]>>1678[11/28①追]>>1706[12/1②]

公明推薦候補不在選挙区
【宮城5(小野寺)】
【福島5(吉野)】
【茨城1・5】
【群馬1】
【埼玉8・11】
【東京17(平沢)】
【神奈川11(小泉)】
【愛知2・5・11・13・14・15】
【三重2・3】
【大阪14(長尾)・19】
【兵庫12(無)】
【奈良1・3】
【広島6(亀井)】
【高知1】
【福岡1(無)・2・8】
【佐賀2】
【長崎3】

非自民公認公明推薦候補
【茨城7】【熊本4】

1804とはずがたり:2014/12/02(火) 08:55:57
今朝の朝日新聞の朝刊より。
公認漏れ無所属が③に分類されてるなら事実上の乱立はもっと多い?

①野党乱立型 227→60

②野党調整型 65→197

③自共対決型等 8→38

1805とはずがたり:2014/12/02(火) 09:46:21
>>1791
田母神落選確定ですね。。
田母神は参院比例向きだからそれでいいんでしょうけど。

1806チバQ:2014/12/02(火) 10:52:00
>>1803
宮城5は北海道比例下位の人

1807とは@奈良二区:2014/12/02(火) 12:31:16
自共が凄い勢いでポスター貼り終わってるのに対して流石に哲はまだまだちらほらだ。


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