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国際政治・世界事情

1とはずがたり:2005/05/23(月) 02:47:11
世界情勢・世界史ネタなど
軍事問題は安全保障論http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1043205301/l10を国際経済問題は国際経済学http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1060165061/l10を参照の事

3938名無しさん:2012/03/07(水) 22:04:46
http://sankei.jp.msn.com/world/news/120307/asi12030700430001-n1.htm
インド州議会選 ガンジー家の「御曹司」敗北 
2012.3.7 00:39

ラフル・ガンジー氏(ロイター)
 【ニューデリー=田北真樹子】インド最大の約1億800万人の有権者を抱える北部ウッタルプラデシュ州の州議会(定数403)選挙の開票が6日行われた。名門ガンジー家の「御曹司」で首相候補の呼び声高い国民会議派のラフル・ガンジー幹事長が党の顔として選挙運動を展開し躍進が見込まれたが、同派は予想を大きく下回った。中央与党の会議派の伸び悩みは2年後の総選挙に向けた政局にも影響しそうだ。

 ウッタルプラデシュ州で圧勝したのは野党の社会党(SP)で、州内に多い低カースト出身のマヤワティ氏率いる州政権の単独与党、大衆社会党(BSP)は苦戦。国営テレビの集計によると、国民会議派は、惨敗した前回から議席を伸ばしたが第4党にとどまり、敗北した。

 これを受け、ラフル氏は6日、「この結果の責任を取る。いい教訓になった」と報道陣に語った。同氏の今後の政治的求心力に影響するとみられ、次の総選挙に向け会議派は新たな選挙戦略を迫られそうだ。

 09年総選挙で会議派はラフル氏の健闘によって、ウッタルプラデシュ州で党勢挽回の兆しを見せた。今回の議会選で“ラフル効果”が出れば、同氏が次期首相の座を確実に手中にするとみられていた。

 6日に開票されたのはウッタルプラデシュ州のほか、北部パンジャブ州、同ウッタラカンド州、北東部マニプール州、南部ゴア州。会議派はパンジャブ州とゴア州でも敗北した。

3939名無しさん:2012/03/07(水) 22:05:39
http://sankei.jp.msn.com/world/news/120306/mds12030623370007-n1.htm
部族指導者ら「自治」宣言 リビア北東部、対立拡大か
2012.3.6 23:37
 カダフィ政権が昨年崩壊したリビアの北東部ベンガジで6日、地元部族や民兵グループの指導者らが集会を開き、中部シルトから北東部エジプト国境までの一帯の「自治」を宣言した。

 北西部トリポリを首都とする暫定政府が直ちに自治区設立などを認める可能性は低いが、リビアで根深い地域間対立が拡大する可能性がある。

 ベンガジを中心とする北東部は歴史的に反政府志向が強く、カダフィ政権下で冷遇された。部族指導者らは同評議会メンバー、ズバイル氏を「自治区」の代表に選び、北東部周辺地域の権利拡大などを求めた。

 リビアでは6月に制憲議会選を予定。選挙法では全200議席のうち、60議席が北東部などに割り当てられているが、部族指導者らはこの議席配分にも反対している。(共同)

http://sankei.jp.msn.com/world/news/120307/mds12030713390002-n1.htm
「自治宣言」に強い懸念 リビア、国民評議会議長
2012.3.7 13:38
 リビアを統治する「国民評議会」のアブドルジャリル議長は6日、同国東部地域の「自治」を地元部族指導者らが宣言したことについて「国の統一を脅かす非常に危機的で深刻な事態だ」と述べ、強い懸念を表明した。ロイター通信などが伝えた。

 部族指導者らは、国民評議会が外交を担うことを認めて連邦制の導入を掲げている。旧政権下で冷遇されてきた東部地域のインフラ改善も求めており、評議会側は今後、国家分裂を回避するため、東部の諸権利の拡大などを迫られることになりそうだ。

 また、アブドルジャリル議長は、東部の自治に向けた動きは外国からの資金援助などを受けていると指摘、統一維持に向けた協力を国民に呼び掛けた。(共同)

3940名無しさん:2012/03/07(水) 22:06:22
http://sankei.jp.msn.com/world/news/120306/erp12030608050004-n1.htm
【プーチンのロシアどこへ】
(上)「市民社会」芽生えたばかり 反政権デモ、変革力は未知数
2012.3.6 08:03 (1/2ページ)

モスクワ中心部で5日、大統領選の不正に抗議するため集まった反プーチン派の人々(ロイター)
 「これは自分の子供にどんな国に住んでほしいかという問題なの。私は日本や欧米諸国のように競争力があり、有能な人々が(閉塞(へいそく)感から)外国に脱出しなくてすむ国であってほしい」

 4日に投開票されたロシア大統領選の3日前、選挙後の反政権デモをモスクワで計画する元教員、バロノワさん(27)はこう熱く語った。


ネット通じ拡大


 5歳の男児を育てるバロノワさん自身、反政権デモを組織するグループに加わったのは、大規模不正疑惑がインターネットを中心に広がった昨年12月4日の下院選後だった。彼女が初めて参加した翌5日夜の抗議デモに機動隊が襲いかかり、怒りに火がついたのだ。

 その後、フェイスブックなどソーシャル・メディアを通じてデモ参加を表明する人数が膨大になり、政権側は大統領選までに4度、数万〜10万人のデモを容認する姿勢に転じた。2000年にプーチン前政権が発足して以来、小規模の反政権デモですらことごとく粉砕されてきたことからすれば、大きな変化だ。


中核は中産階層


 一連のデモで中核となっているのは、モスクワなど大都市部で伸長する事業家やサラリーマンなど中産階層だ。モスクワの平均月収は約4万1千ルーブル(約11万3千円)だが、業界によっては20代前半で月40万円相当を稼ぐ人も珍しくない。

 バロノワさんは「プーチン時代(2000年以降)ほどロシア人が良い生活を送れたことはないと思う。ただ、この(強権)体制がずっと続くことには我慢ならない。状況は全く変わったのよ」と力を込める。

 開票作業がほぼ終了した時点で、プーチン氏の得票率はモスクワで47%と過半数割れ。ロシアではソ連崩壊後に成り上がった富豪に対する嫌悪感が強いにもかかわらず、ロシア第3の資産家、プロホロフ氏が首都で20%を得票して2位につけたことも変化を物語る。


あらゆる圧力手段


 ソ連時代の反体制派知識人で、エリツィン政権の人権問題全権代表も務めたコワリョフ氏(82)も、大衆行動の盛り上がりに隔世の感を抱いている。

 ただ、コワリョフ氏は「今回の大統領選でも行政はあらゆる圧力手段を総動員してプーチンに投票するよう仕向け、テレビはプーチンばかりを映し続けた。4日の選挙結果は非合法だ」と断じ、質の高い運動で政権に民主化を求めていくことが重要だと説く。

 だが、昨年末からの反政権デモにどれだけの変革力があるかは全く未知数だ。一連のデモは政権打倒でなく「誠実な選挙のために」と銘打ち、参加者は民族主義の支持者から共産主義に共感する者まで雑多だ。

 当たり前の政治参加を求める「市民社会」が、広大なロシアの中心部で芽吹き始めたにすぎない。(モスクワ 遠藤良介)

3941名無しさん:2012/03/07(水) 22:07:00
http://sankei.jp.msn.com/world/news/120307/erp12030715470003-n1.htm
【プーチンのロシアどこへ】
(下)「垂直の権力」に限界
2012.3.7 15:46 (1/2ページ)

汚職、格差…ゆがみ広がる


 1800円相当のオレンジジュースや900円のヨーグルト、1200円の食器用洗剤…。モスクワで47店舗を展開する高級スーパーマーケットには、こんな商品がずらりと並んでいる。同市の平均月収は約11万3千円、年金は2万2千円ほどであり、庶民にはとうてい手が届かない。

 ロシアでは所得が上位10%と下位10%の層で比べた貧富の格差が公式統計でも16倍を超え、地方間の所得格差も25倍に達している。モスクワなど大都市部には地方から労働者が流入して民族間の軋轢(あつれき)が強まり、共産主義体制下で育った高齢層と若年層では価値観や生活に大きな隔たりがある。

 4日の大統領選で圧勝したプーチン氏は2000〜08年の前大統領期、「垂直の権力」と呼ばれる強権体制を構築した。これはソ連崩壊後に幾重もの「断絶」を抱え、バラバラになったロシアを再び「強い国家」としてまとめ上げる必要性を感じたためだった。

 プーチン氏は地方知事の選挙や下院選の小選挙区制度を廃止して中央集権化を推進。主要経済分野についても国家統制を強め、重点分野への国家資金の集中的な投下を可能にした。

 実際、前大統領期には1990年代の10倍にも石油価格が跳ね上がった恩恵も受けて、国内総生産(GDP)が年平均6%台で成長。プーチン氏は、ソ連崩壊後の混乱にあえいでいたロシアに安定と成長をもたらした「救国者」を自任するようになった。

 プーチン氏は今回の選挙戦でも公務員給与の上積みや軍需産業の下支え、貧困地方への資金投下など国家主導の政策を打ち出しており、彼が約束した新たな国家支出は最大で27兆8千億ルーブル(約76兆円)と年間GDPの51%にもあたる。

 だが、こうしたプーチン流の発展モデルには限界と危うさが指摘されている。

 モスクワなど大都市部では中産階層の伸長に伴って政治の民主化を求める動きが高まってきた。官僚機構の肥大化による汚職は深刻さを増し、貧富の格差も2000年の14倍から16倍に広がっているのが現実だ。

 地下資源輸出に依存する後進的な経済構造は改まっておらず、国庫収入に占める石油・天然ガス関連の比率が昨年は50%超。国際石油相場が1バレル=100ドルの水準を下回れば財政は一気に赤字に転落する。

 モスクワ・カーネギー・センターのペトロフ研究員は「プーチン流の政治・経済システムは財政的に恵まれた時代に構築されたもので、プーチン氏がこのまま大衆迎合的政策を(任期の)6年間続けることはできない」とみる。いまだ脆弱(ぜいじゃく)な社会基盤を克服できないまま、山積する課題を抱えたプーチン氏のロシアが船出する。(モスクワ 遠藤良介)

3942チバQ:2012/03/07(水) 22:28:07
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120307-00000022-cnn-int
エジプトの国会議員、鼻の整形がバレてクビ
CNN.co.jp 3月7日(水)13時12分配信

(CNN) エジプトの国会に当たる人民議会の議員が、鼻の美容整形手術についてうそをついていたことが発覚し、辞表を提出する羽目になった。この議員が所属していた超保守政党ヌール党の広報が7日までに明らかにした。

ヌール党は超保守で知られるサラフ主義の政党で、美容整形手術ももちろん禁止。先の選挙で同党から当選したアンワル・ビルキミー議員はある日、顔を包帯やガーゼで覆った姿で議場に現れ、銃を持った男たちに襲われたと説明した。

しかしこの話を不審に思ったヌール党が調査委員会を設置して調べた結果、ビルキミー議員がうそをついていたことが分かったという。

地元メディアによれば、同議員は2月28日にカイロ市内の病院で鼻の美容整形手術を受け、翌日別の病院で診察を受けていた。この病院の医師に対しても、銃を持った男に殴られたと話していたという。

ヌール党は交流サイトのフェイスブックに掲載した声明で、「病院関係者からの聞き取りに基づきビルキミー議員の除名を決定し、辞表を提出させた」と発表した。辞表はまだ受理されておらず、同党の党員120人が人民議会に解職を求める予定だとしている。

3943チバQ:2012/03/07(水) 23:51:19
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120307-00000168-jij-int
対抗馬プロホロフ氏を閣僚に=大統領当選のプーチン氏―ロシア
時事通信 3月7日(水)23時18分配信

 【モスクワ時事】ロシア大統領選で当選したプーチン首相は7日、記者団に対し、次期政権人事について、対抗馬として3位に終わったリベラル派の新興財閥総帥ミハイル・プロホロフ氏(46)=無所属=を閣僚に招きたいとの意向を明らかにした。

3944チバQ:2012/03/08(木) 23:03:05
http://sankei.jp.msn.com/world/news/120308/mds12030820550001-n1.htm
シリア政権高官が離反 ババ・アムル地区は「破壊し尽くされた」
2012.3.8 20:54
 【カイロ=大内清】バッシャール・アサド政権と反体制派との戦闘が続くシリアで、石油鉱物資源省のホサームッディン次官が辞職し、反体制派に合流したことが8日、明らかになった。反体制派が、同氏が離反を表明する動画をインターネット上で発表した。

 事実なら、政府関係者の離反としてはこれまでで最高位。動画でホサームッディン氏は「犯罪者の政権に身を置くことはできない」と、政権による市民弾圧を非難、同僚らに「沈む船から離れろ」と離反を呼びかけた。同氏はすでに国外に脱出しているとみられる。

 反体制派の在外代表組織「シリア国民評議会(SNC)」幹部アフマド・ラマダン氏は8日、産経新聞の電話取材に、SNCがほかにも複数の政府高官と連絡を取り合い、出国の手助けなどをしていると明かした上で、「近いうちに準備が整う。次々と離反者を発表できるだろう」と語った。

 またシリアでは7日、国連人道問題調整事務所(OCHA)のエイモス所長が、国際機関要人で初めて、約1カ月の砲撃で政権側が制圧した西部ホムスの反体制派拠点ババ・アムル地区を訪問、報道官を通じ「(同地区は)破壊し尽くされている」との声明を出した。地区内に人影はなく、時折、銃声も聞こえたという。

 ホムスではババ・アムル以外の地区で依然、反体制派の小規模な抵抗が続いているとされ、同所長はそうした地区への立ち入りは許可されなかった。

 一方、パネッタ米国防長官は7日、上院軍事委員会で、シリア反体制派への「殺傷能力を伴わない支援を検討している」と述べた。フランス通信(AFP)によると、オバマ政権高官が、反体制派への直接支援の可能性を明言したのは初めて。ただ長官は、一部議員が主張する対シリア軍事介入には慎重姿勢を貫いた。

http://sankei.jp.msn.com/world/news/120308/mds12030814260000-n1.htm
シリア石油副大臣が離反か 投稿サイトで映像声明 反体制派へ合流表明
2012.3.8 14:23
 ロイター通信によると、シリアのフサメッディン石油鉱物資源副大臣が8日までに、動画投稿サイト「ユーチューブ」の映像を通じて、反体制派への武力弾圧を続けるアサド政権からの離反と反体制派への合流を表明した。信ぴょう性は不明だが、事実ならば、これまでで最も高位の政権幹部による離反とみられる。

 副大臣は7日に投稿されたとみられる映像で「私は今のポストを辞職し(支配政党の)バース党も脱退する」とした上で「33年間政権にいたが、政権の犯罪に加担したまま退職したくない」などと話した。

 シリアでは政権側から離反した政府軍兵士が「自由シリア軍」を結成。ロイターによると、昨年8月には中部ハマの検事長が政権からの離反を、ユーチューブを通じて表明している。(共同)

3945チバQ:2012/03/08(木) 23:08:56
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120308-00000018-cnn-int
エクアドル大統領選は骨肉の争いか、確執高じ現職の兄出馬へ
CNN.co.jp 3月8日(木)17時21分配信

エクアドル・キト(CNN) 南米エクアドルで来年予定される大統領選で、現職大統領である弟との確執が深まる兄が出馬の構えを強め、選挙が異例の「骨肉の争い」になる可能性が出てきた。

ラファエル・コレア現大統領(48)の兄であるファブリシオ・コレア氏(52)は7日、新党結党の申請書類を提出し、目的は弟を選挙で破ることだと宣言。CNNスペイン語放送の取材に応じ、「治安は悪化し、汚職がはびこっている。麻薬がまん延し、犯罪は倍増した。投資も、供給すべき職もない。貧困層は50%増えた」と弟の失政を非難した。

兄弟の仲の悪さは同国では周知の事実となっており、共に汚職まみれなどとののしり合っている。対立は、ジャーナリスト2人が2010年に出版した書物「ザ・ビッグ・ブラザー」で新たな疑惑が暴露されたことでさらに深まった。

この書物によると、ファブリシオ氏が関係する企業は1億6700万米ドル以上の政府契約事業で優先的な扱いを受けていた。大統領はこの契約自体を知らなかったと主張し、非倫理的と非難して契約を打ち切った。また、書物の著者2人を名誉毀損(きそん)で訴えた。ただ、今年に入り、2人に恩赦を与えている。
一方、ファブリシオ氏は企業のコスルカ社が契約を解消されたのは政府への150万ドルの賄賂を拒否したためと反論。7日には「小さい時から弟の世話を見てきた。どんな人物かは知っている。成熟したとは思っているが、権力の麻薬は非常に強力だ。悪いことに悪質な連中に囲まれている」とも断じた。

ファブリシオ氏は今や、エクアドルの野党勢力で現政権を最も声高に批判する1人となったが、大統領に対抗するためには野党のさらなる糾合が必要との見方もある。現時点では、大統領に太刀打ち出来る勢力に達していないとも受け止められている。

ファブリシオ氏は新党結成の書類を申請した際、支持者20万人以上の署名を集めたと誇り、異なる政治的思想を持つ支持者を集めるのにイデオロギーは障害にならないとも主張した。新党の名前はEQUIPO(スペイン語でチームの意味)で、公平、進歩や秩序を象徴しているとも述べた。

新党結党の審査には1カ月かかる見通しとなっている。

3946チバQ:2012/03/08(木) 23:13:04
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120308-00000013-cnn-int
「フランスには外国人が多過ぎる」とサルコジ大統領
CNN.co.jp 3月8日(木)11時33分配信

(CNN) フランスのサルコジ大統領は同国のテレビ局のインタビューで移民の増加に言及し、「国内に外国人が多過ぎる」と発言した。

インタビューはフランス2テレビで6日夜に放送された。この中でサルコジ大統領は、「われわれは問題を抱えている」「わが国を統合する制度が機能悪化の一途をたどっているのは、国内にあまりに多くの外国人がいるためだ。もはや彼らのための住居や仕事、学校を見つけることはできなくなった」と述べた。

フランスは国家のアイデンティティーを重視し、国民に対して宗教や出身国以前に「フランス人であること」を求めている。

次期大統領選で再選を目指すサルコジ大統領は、4月22日の投票が迫る中、社会党のフランソワ・オランド候補らを相手に苦戦を強いられている。

同国ではここ数年、移民をめぐる問題が繰り返し浮上してきた。昨年は公共の場で顔面を覆い隠すイスラム教の服装を禁止する法律が施行されて物議をかもし、2010年には若者が警官に撃たれて死亡した事件をきっかけにイスラム教の若者の暴動が起きている。

経済協力開発機構(OECD)の統計によると、フランスには過去7年間で他国から毎年約13万人が流入しているほか、10年には亡命を求めて約4万8000が入国した。

3947チバQ:2012/03/08(木) 23:13:48
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120308-00000102-mai-int
<フランス大統領選>サルコジ氏、極右票に照準
毎日新聞 3月8日(木)21時32分配信

 【パリ宮川裕章】フランス大統領選(第1回投票4月22日)を約1カ月半後に控え、再選を目指すサルコジ大統領(57)と右派与党の国民運動連合が「移民を半減させる」政策を掲げるなど、右旋回を加速している。極右政党「国民戦線」のルペン党首(43)の支持層への浸透が狙いとみられる。お株を奪われた形のルペン氏は立候補に必要な市町村長などの推薦署名が集まらず、選挙資金不足で支持者集会をキャンセルする苦境に追い込まれている。

 ◇「移民半減」閣内から懸念も

 サルコジ氏は6日、仏テレビの討論番組で「フランスには移民が多すぎて住宅、職場、学校が機能しない」と、移民が経済・社会問題の原因との説を展開し、「(新しく入国する)移民の数を半減させる」と表明した。サルコジ氏自身、ハンガリー系移民2世だが、発言はイスラム系移民を念頭に置いたものとみられる。

 2日には、サルコジ氏の側近であるゲアン内相が最大野党・社会党候補のオランド前第1書記(57)が掲げる「外国人への地方参政権付与」にかみついた。「外国人の地方議員によって、学校食堂でイスラム教の戒律に沿った食事の提供を義務づけられたり、男女が同時にプールを使用できなくなるのはごめんだ」と述べた。

 各種世論調査では、サルコジ氏が支持率を上げるのに反比例する形で、ルペン氏の支持率が下がる傾向が続いており、両氏で右派票を奪い合う構図が生まれている。世論調査会社「IFOP」の支持率調査によると、サルコジ氏は1月14日段階では24%でルペン氏に4ポイント差まで迫られていたが、2月26日には27%対17%と10ポイント差まで水をあけた。

 仏メディアによると、ルペン氏は3月16日までに500人の推薦署名を集めなければならないが、48人分不足している。選挙資金も枯渇気味で、今月11日と25日に予定されていた支援集会を中止せざるを得ないなど、選挙戦を継続できるかどうかのがけっぷちに立たされている。

 ルペン氏は父親の前党首に比べ、政治的立場は現実的だが、4日の南仏マルセイユでの集会で「移民が(フランス社会に)溶け込むのは無理」と訴えるなど、反移民色を強めている。

 仏紙リベラシオンによると、ジュペ外相が「もっと議論すべき大きな問題があるはずだ」と発言するなど、サルコジ政権内からも選挙戦での移民攻撃の過熱を懸念する声が出始めている。

 ◇独からの選挙協力、足踏み

 【ベルリン篠田航一】フランス大統領選で現職のサルコジ大統領を応援すると明言したドイツのメルケル首相に対して、ドイツ国内で「外国の選挙に干渉するのはタブーだ」と批判の声が上がっている。一方、フランス最大野党・社会党のオランド前第1書記への支援を約束した中道左派・ドイツ社会民主党も、オランド氏の「あまりにも左寄り」(独誌シュピーゲル)の姿勢に警戒を強めている。国境を超えた独仏の選挙協力は足踏み状態が続いている。

 メルケル首相は2月6日、サルコジ大統領と共に仏国営テレビに出演し、「私たちは友好政党。応援するのは当然だ」と選挙支援を正当化した。ユーロ危機への対応で共闘し、親密さから「メルコジ」とも呼ばれるサルコジ氏との二人三脚ぶりを内外に見せつけた。

 だが、一国のトップが外国の選挙に干渉するという「掟(おきて)破り」(独紙ウェルト)には批判も強く、身内の連立政権内からも「抑制すべきだ」(ウェスターウェレ独外相)と戒める声が出ている。世論調査でも有権者の6割が「応援に反対」と回答し、具体的な応援日程は固まらないままだ。

 一方、オランド氏への選挙協力を表明した野党の独社会民主党もオランド氏の急進的な政策に戸惑いを隠せない。特に、富裕層に最高税率75%の所得税を課す構想は「ドイツでは受け入れられないだろう」(マッタイス連邦議会議員)と疑問視する意見が多い。

 また、年金受給開始年齢について、ドイツは06年に65歳から67歳への引き上げを決めたが、オランド氏は62歳から60歳への引き下げを目指すことを公約に掲げる。ドイツでは「まるでユートピア」「非建設的だ」との指摘が続出。独誌シュピーゲルによると、シュタインブリュック前独財務相は「オランド氏は無邪気すぎる」と不安を口にしているという。

3948チバQ:2012/03/08(木) 23:19:57
http://www.afpbb.com/article/politics/2863651/8605483?ctm_campaign=txt_topics
再選めざすサルコジ仏大統領、「わが国には外国人が多すぎる」
2012年03月08日 14:04 発信地:パリ/フランス

【3月8日 AFP】フランスの次期大統領選で宗教とアイデンティティが争点となる中、再選を狙うニコラ・サルコジ(Nicolas Sarkozy)大統領は6日、フランスには移民が多すぎると発言した。サルコジ氏は、再選した暁には今後新たに流入する移民の数を半分に減らすと公約している。

 サルコジ氏は、移民をフランス文化や社会に統合しようとする国の試みは機能しなくなっていると宣言。「わが国の移民統合システムはどんどん悪化している。それは、わが国の領土にあまりにも外国人が多すぎるからだ。もはや彼らのための住宅や職、学校を探すことは不可能だ」と語った。

 右派路線を打ち出すサルコジ氏については、4月22日に行われる大統領選の第1回目投票に向けて、対立候補となる極右政党、国民戦線(FN)マリーヌ・ルペン(Marine Le Pen)氏の支持者を取り込むためだとの批判も出ている。

 テレビのインタビュー番組に出演したサルコジ氏はこうした批判を交わし、フランスにも移民の恩恵を受けている分野は数多くあると述べた上で、新たにやって来る移民については在留資格認定をより厳しくして、今よりも管理を厳重にする必要があると述べ、最終的な移民受け入れ数については、現在の年間18万人から10万人にまで減らすべきだと語った。

 現在、フランスでは在留資格を得てから10年が経ち、うち5年以上を働いていた移民に福祉給付を行っているが、サルコジ氏は、これも制限する考えだと明らかにした。

■イスラム教とユダヤ教の慣習も争点に

 今回の大統領選では、移民問題に加えて、イスラム教徒とユダヤ教徒が、それぞれ宗教の戒律に従った処理を施した食肉「ハラル」(イスラム教)と「コーシャー」(ユダヤ教)が争点として浮上している。

 「ハラル」と「コーシャー」をめぐっては前週、サルコジ氏、ルペン氏、フランソワ・フィヨン(Francois Fillon)首相の3候補が、相次いで批判を展開。サルコジ氏は3日、すべての食肉についてと殺方法をラベルで表示すべきだと述べた。

 これに対し、大統領選の世論調査で他候補をリードする野党・社会党のフランソワ・オランド(Francois Hollande)同党前第1書記は、各候補の発言は行き過ぎだとして自制を求めた。

 こうした宗教上の食肉処理法をめぐる一連の動きについて、フランス国内のそれぞれの宗教団体は、自分たちが政争の具にされていると非難する声明を発表した。

 フランスには欧州最多の400万人以上のイスラム教徒、同70万人のユダヤ教徒が住んでおり、イスラム教はキリスト教に次いで同国で2番目に信者の多い宗教となっている。このためフランスではイスラム教徒の慣習をどこまで許容すべきかとの論争が続いており、ルペン氏とサルコジ氏はこの問題を中心にすえて選挙運動を展開している。(c)AFP

3949チバQ:2012/03/08(木) 23:37:29
http://www.47news.jp/CN/201203/CN2012030801000769.html
イスラエルで国歌斉唱拒否が波紋 アラブ系判事
 【エルサレム共同】イスラエルで2月28日に開かれた最高裁新長官の就任式で、アラブ系イスラエル人(パレスチナ人)のジュブラン最高裁判事が国歌「ハティクバ(希望)」の斉唱に加わらなかったとして、解任を求める声が上がり波紋が広がっている。

 イスラエルは人口の約8割がユダヤ系で、約2割がアラブ系。国歌の歌詞は建国前の19世紀にユダヤ人男性が書いた詩で「ユダヤの魂はいまだ渇望する」「われらの希望はエルサレムの地で自由の民となること」との内容。

 イスラエルのメディアによると、ジュブラン氏に近い知人は、同氏がハティクバを歌うことに反対していることを明らかにした。

2012/03/08 08:59 【共同通信】

3950チバQ:2012/03/09(金) 21:21:23
http://sankei.jp.msn.com/world/news/120309/mds12030920320002-n1.htm
ケニアで看護師ら2万5千人解雇 医療体制に影響も
2012.3.9 20:31
 ケニア政府報道官は9日までに、職場復帰の指示に従わずストライキを続行したとして、看護師を中心とする約2万5千人の公立病院の医療従事者を解雇したと述べた。ケニアのメディアが伝えた。同国の医療体制に影響が出る恐れがある。

 約4万人の医療従事者が所属する組合は1日から、賃上げを求めてストを開始した。政府報道官は、一部の組合員は職場復帰の指示に従ったと説明。失業中や退職した元医療従事者らに復職を呼び掛けた。

 組合側はストの継続を主張した。ケニアでは物価高騰に国民の不満が高まっており、教員らのストも起きている。(共同)

3951チバQ:2012/03/09(金) 21:22:02
http://sankei.jp.msn.com/world/news/120309/asi12030908320002-n1.htm
福島女性のビザ取り消し インド、反原発に過敏反応か
2012.3.9 08:31
 東京電力福島第1原発事故の発生当時、福島市に在住し、環境保護団体グリーンピースの招きでインドを訪れる予定だった日本人女性が、一度発給された査証(ビザ)をインド政府から取り消されていたことが分かった。グリーンピース・インドが8日、発表した。

 女性は原発事故による放射性物質から子供たちを守る活動に従事。インドの一部メディアは女性を「反原発の活動家」と伝えており、福島の事故後、国内の反原発運動に過敏になっているインド当局がビザを取り消したとみられる。

 発表などによると、女性は現在、山形県米沢市在住。インドで原発建設予定地周辺の住民らに自らの体験を語る予定で、今年2月に商用ビザを申請し発給されたが、3月初めに在日インド大使館から「ビザと渡航目的がそぐわない」と書面で指摘されたという。(共同)

3952チバQ:2012/03/09(金) 22:26:56
http://www.afpbb.com/article/politics/2863203/8602507?ctm_campaign=txt_topics
「同性愛者より独裁者のほうがまし」 ベラルーシ大統領、独外相らを非難
2012年03月07日 14:29 発信地:ミンスク/ベラルーシ

【3月7日 AFP】ベラルーシの独裁的大統領、アレクサンドル・ルカシェンコ(Alexander Lukashenko)氏(57)は4日、ベラルーシの人権状況の悪化をめぐって欧州連合(EU)が制裁を強化したことに対し、同性愛者になるくらいなら独裁者と呼ばれた方がましだと言い放った。

 この発言は、ベラルーシへの制裁強化策を推進したポーランドとドイツの外相に対して向けられたもの。ルカシェンコ大統領はベラルーシで開かれた大規模なスキーイベントでこう語った。

「1人はワルシャワ(Warsaw)でもう1人はベルリン(Berlin)に住んでいる。独裁体制について叫んでいた後者の人物だが、私はこう自問したよ。同性愛者になるくらいなら独裁者のほうがましだ、とね」

 ルカシェンコ大統領が引き合いに出したのは、ドイツのギド・ウェスターウェレ(Guido Westerwelle)外相。ウェスターウェレ外相は自らが同性愛者であることを公言している。

 ルカシェンコ大統領は昨年、ウェスターウェレ外相との会談で「正常な生活を送りなさい」と外相に語り掛けたことがあると明かしている。このときは大統領が後に謝罪したものの、「同性愛者は好きじゃない」と付け加えていた。

 旧ソ連の集団農場指導者だったルカシェンコ氏は、一度は米国に「欧州最後の独裁者」と名指されたこともある。ルカシェンコ氏の18年間の統治下で、ベラルーシは外交的に孤立化した。

 ベラルーシは前月、欧州連合による制裁の強化を受けてベルギーとポーランドから大使を召還。これを受けて欧州連合側もベラルーシから大使を召還している。

 これまで欧米から度重なる制裁を受けてきたルカシェンコ大統領だが、今度は2014年アイスホッケー世界選手権(Ice Hockey World Championship)のミンスク(Minsk)での大会開催が危ぶまれている。熱烈なスポーツ愛好家の大統領にとって、これは深刻な問題だ。

 既に新スポーツ施設を首都に建設済みのルカシェンコ大統領は、ミンスクでの開催に確信を持っていると語っている。「ベラルーシは、2014年世界大会をミンスクで開催する資格がある。非常に真剣に準備を進めている」と、ルカシェンコ氏は発言している。(c)AFP

3953チバQ:2012/03/10(土) 18:07:06
http://sankei.jp.msn.com/world/news/120310/asi12031018010002-n1.htm

シー・シェパードが世界で“晒し者”に? 司法闘争激化、地中海のマルタ首相も提訴へ
2012.3.10 18:00 (1/3ページ)

2月12日、日本の捕鯨調査船の活動を妨害するSSの船(AP)
 米国の反捕鯨団体、シー・シェパード(SS)が世界の裁判所で訴えられ、法廷に引きずり出されている。南極海の調査捕鯨を実施している日本鯨類研究所は昨年12月、妨害の差し止めを求めて、SSの本部のある米西部ワシントン州の連邦地裁に提訴。一方、地中海の島国マルタの水産業者は、英国の裁判所に損害賠償訴訟を起こし、第1審で勝訴している。そして、3月上旬にはマルタのローレンス・ゴンジ首相が、SS代表のポール・ワトソン容疑者(国際指名手配中)を名誉毀損(きそん)で訴えると言い出した。(佐々木正明)

 SSは、2010年から2年連続で、地中海に抗議船を派遣し、夏季に解禁されるクロマグロ漁の妨害キャンペーンを展開している。2010年6月には、マルタの水産業者「フィッシュアンドフィッシュ」が洋上に保有している囲い網をSS抗議船によって切断され、さらに、抗議船の攻撃を防ごうとしたダイバー数人が負傷した。

 ワトソン代表は当時、声明を出し、「この業者が行ったことは密漁だ。クロマグロが絶滅する危機は、我々の生命や自由が冒される危機よりも重要なのだ」と自らの行為を正当化しようとした。

 ワトソン代表は今年2月、欧州メディア「ニューヨーロッパ」のインタビューに答え、マルタのマグロ漁業者は「全くの違法な企業」と勝手に断定。さらに、「マグロ漁師から賄賂をもらった政治家の全面的なサポートによって支えられている」と非難した。

 マルタはマグロなどの畜養漁業が盛んで、日本に冷凍クロマグロを輸出している。ワトソン代表に名指しで、汚職まみれの違法産業国家と非難されたことに黙っていなかったのは、誰よりも国家首脳だった。

 3月上旬、マルタ国会で議員からワトソンの指摘について質問を受けたローレンス・ゴンジ首相は「法的アドバイスを受けて、海外でポール・ワトソン代表を相手に名誉毀損(きそん)訴訟を起こすことにした」と断言した。

 ワトソンの発言について、政府の司法関係者も「われわれの産業は違法ではない。もし、ワトソン氏に賄賂の情報があるのなら、警察に訴えるべきではないか」と反論していた。

 SSとマルタをめぐっては、まず先に、地中海で網を切られたフィッシュ社が司法闘争を挑んでいる。フィッシュ社は2011年1月頃、約600匹のクロマグロなどの経済的損失を賠償させようと、SSの拠点となっている英ロンドンの裁判所に提訴。結果、SSは全面的に敗訴し、約70万ポンドの賠償を言い渡された。

 SS側はすぐに控訴したが、関係者によれば、第2審でもSS側がマグロ漁妨害の根拠とした密漁の確証的な証拠を示せていない状態だという。

 SSは今夏もマルタの業者を狙い撃ちしたクロマグロ漁妨害を行う恐れがあり、マルタ政府は顧問弁護士らと相談して、彼らの動向をふまえ、訴訟方針を練り上げるとみられる。

 一方、日本鯨類研究所が米シアトルの連邦地裁で起こした調査捕鯨妨害差し止め訴訟は、今年2月、本訴と同時に訴えた仮処分申請が棄却された。

 しかし、裁判長は、日本側、SS側双方の代理人の前で、SSの苛烈な妨害行為が捕鯨船員の生命を危険にさらしている点を認めており、仮処分申請の棄却がSS側に有利に働いているとは言えない。

 SSにとって、英国や米国での訴訟費用は多額になるとみられ、これだけでもSSの運営に圧力を加え、妨害キャンペーン費を抑えるメリットがある。日本側はマルタ政府と連携を密にし、SS封じ込めのための対策を一緒に協議することも有効な手段だろう。

3954チバQ:2012/03/10(土) 20:39:23
http://www.jiji.com/jc/c?g=int_30&k=2012031000230
大統領選の立候補登録開始=イスラム政党の動向焦点−エジプト
 【カイロ時事】昨年2月のムバラク政権崩壊後初めてとなるエジプト大統領選挙の立候補登録が10日、来月8日までの日程で始まった。投票日は5月23、24両日。暫定統治する軍最高評議会は、今回の選挙を区切りに民政移管を完了させる方針。大きな権限を持つ大統領を選ぶ選挙は、エジプト政治の行方を左右しそうだ。
 選挙戦は4月30日から5月21日にかけて行われ、第1回投票で過半数を獲得した候補がいない場合、上位2候補が6月16、17両日の決選投票に進む。最終結果は同月21日発表の予定。元空軍司令官でムバラク政権下の最後の首相を務めたアハメド・シャフィク氏(70)らが登録を行った。
 人民議会選挙では、イスラム原理主義組織ムスリム同胞団を母体とする自由公正党が圧勝した。同胞団は特定候補を推す方針は示していないが、イスラム系候補が大統領職も押さえれば、イスラム色の濃い政治体制が構築される可能性がある。軍評議会は、大統領選までに新憲法を制定し、大統領権限を定める予定。(2012/03/10-19:50)

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3955チバQ:2012/03/10(土) 22:25:47
http://www.asahi.com/international/update/0310/TKY201203100470.html
反プーチン大規模集会 野党勢力結集の動きも ロシア
 プーチン首相が当選を決めたロシア大統領選をめぐり、モスクワ中心部で10日、リベラル野党派などが選挙の不正を訴える集会を開いた。主催者によると、参加者は2万5千人以上(警察発表約1万人)だが、これまでの「反プーチン」集会に比べて減少。主催者側も野党勢力の結集を目指す新戦略を模索し始めた。

 主催者側は、大統領選で首相側に大規模な不正があったと批判したほか、野党勢力が結集すべきだと訴えた。集会に参加した国家公務員のアレクサンドル・イワノフさん(28)は「プーチン氏はたくさんの行政関係者を動員して選挙戦を戦ってきた。大変不公正な選挙だ」と語った。

 集会参加者らで結成した独立系の選挙監視組織「有権者連盟」が最近、各投票所で入手した得票数の記録と中央選挙管理委員会の発表値を照合したところ、首相の得票数が約10ポイント水増しされた疑いがあると指摘。大統領選は公正ではなかったと批判した。

 党創設者が大統領選への参加を阻まれたリベラル系野党「ヤブロコ」はこの日、大統領選に立候補した実業家のプロホロフ氏や別の野党との合流に前向きな姿勢を表明した。(モスクワ=関根和弘)

3956チバQ:2012/03/11(日) 11:02:22
>>3192
http://www.jiji.com/jc/c?g=int_30&k=2012031100049
中道左派が政権奪回へ=贈収賄疑惑で与党惨敗−スロバキア総選挙
 【ベルリン時事】スロバキアで10日、国民議会(定数150)選挙が行われ、中道左派の野党「スメル(道標)」が第1党となり、ロベルト・フィツォ党首(47)が2年ぶりに首相に復帰する見通しとなった。ラディツォバー首相が率いる中道右派の与党・スロバキア民主キリスト連合は贈収賄疑惑が響き、惨敗した。(2012/03/11-10:20)

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3957チバQ:2012/03/12(月) 21:44:50
http://www.asahi.com/international/update/0312/TKY201203120384.html
2012年3月12日19時6分
ギリシャ財務相、最大政党の党首に 総選挙へ準備

 ギリシャのベニゼロス財務相は11日、国会で最多の議席を占める全ギリシャ社会主義運動(PASOK)の党首選に立候補した。ほかに立候補要件を満たす候補がいなかったため、18日の投票で党首に選ばれることが確実になった。

 ベニゼロス氏は昨年6月から財政再建の責任者として、欧州連合(EU)などとの折衝に臨んだり、厳しい再建策を受け入れるよう国民に訴えたりしてきた。党の支持率は10%前後に落ち込んでおり、4月末にも想定される総選挙に向け、支持率回復が課題だ。

 ベニゼロス氏は、党内でパパンドレウ前首相の最大のライバルとして長年争ってきた。しかしギリシャの債務(借金)危機が深刻化した昨年6月、パパンドレウ氏の要請を受け入れて財務相に就いた。

 ロイター通信などによると、パパンドレウ氏に近いパプチス前市民擁護相らも立候補を目指していたが、必要な数の署名が集められなかったという。

3958チバQ:2012/03/12(月) 21:52:22
http://www.tokyo-np.co.jp/article/world/news/CK2012031202000172.html
サルコジ仏大統領 「欧州自由往来」中断を示唆
2012年3月12日 夕刊

 【パリ=野村悦芳】四月末のフランス大統領選で再選を目指すサルコジ大統領(57)は十一日、再選を果たした際には移民の入国を抑えるため、欧州諸国内の自由な往来を定めた「シェンゲン協定」への参加を一時中断することを明らかにした。支持率の低迷に苦しむ大統領は、移民規制強化など右派を意識した政策を打ち出し、人気回復を狙っている。

 サルコジ大統領は、パリ郊外で同日開かれた選挙集会で、国境審査の事務能力が不十分な国を処罰することができるよう求め、「今後十二カ月で改善しなければ、フランスは交渉が成立するまで協定への参加を中断するだろう」と述べた。

 フランスでは、移民の急増が、国民の高い失業率や治安悪化の原因と指摘される。サルコジ大統領は極右・国民戦線の大統領候補、マリーヌ・ルペン氏(43)が掲げた規制強化の公約を後追いする形で移民に厳しい政策を掲げ始めている。

 昨年は、北アフリカのチュニジア政変で難民になった人々が、イタリアを経由してフランスに多数入国。大統領はイタリアの国境管理の甘さを批判し、両国の緊張が一時高まった。また、ギリシャとトルコの国境から欧州に流入する不法移民に対しても、規制強化を求める声が欧州内で広がっている。

<シェンゲン協定> 「国境なき欧州」の理念に基づき、欧州連合(EU)域内での出入国審査を免除する条約。1985年に旧西ドイツやフランスなど5カ国が国境の管理を廃止する協定を締結。参加国は徐々に増え、現在はEUのうち英国とアイルランドを除く22カ国と、非加盟のノルウェーやスイスなど4カ国が参加する。昨年の「アラブの春」で北アフリカなどから欧州への難民が急増し、危機的な状況に限り審査復活を認めるよう協定が改定された。

3959名無しさん:2012/03/13(火) 12:32:49
http://mainichi.jp/select/world/archive/news/2012/03/13/20120313ddm007030108000c.html
スイス:別荘は住宅戸数の2割以下 国民投票可決 投機目的購入、ゴーストタウン化進む
 【ジュネーブ伊藤智永】スイスの国民投票で11日、別荘の数を各市町村の全住宅戸数の2割以下に制限する提案が、賛成50・6%と辛うじて過半数に達し可決された。賛成115万票に反対112万票の小差だった。

 規制は「無制限な別荘建設が自然破壊を加速している」と批判する環境保護団体が提案。規定の10万人以上の署名を集め、直接投票に委ねられた。環境派の主張によると、アルプス地方を中心に別荘の建築ラッシュが続いており、一戸建てとマンション合わせて毎年約8000戸、用地換算で毎分1平方メートルの勢いで増えているという。

 問題は、豊かな自然がコンクリートに侵食される「景勝地の都市化」だけではない。金持ちの外国人が投機目的で購入する傾向が強く、中には村の住宅の8〜9割が別荘なのに、実際に利用されることがほとんどないため「ゴーストタウン化」が進む問題も起きている。

 古くは第二次大戦後の復興で、アルプス地方の不動産価格が高騰。1961年にスイス国外に住む外国人には年間1500軒までしか別荘を販売しない法律が作られた。

 その結果、人気リゾート地では一時、外国人の希望者が1000人以上も購入の順番を待つほどだったが、過疎化対策で独自の観光開発を進めたい山岳地方の要望に押されて、46年後の07年に法律は廃止され、各州ごとの規制に委ねられた。

 アルプス地方の州や観光・建設業界は今回の再規制に猛反発。「2割制限は厳しすぎる。すでに2割を超えている市町村では、進行中の開発計画を中断しなければならないし、2割以下の自治体が優先的に開発できるのはおかしい」と反対キャンペーンを展開してきた。

毎日新聞 2012年3月13日 東京朝刊

3960名無しさん:2012/03/13(火) 12:36:31
http://mainichi.jp/select/biz/economist/worldwatch/news/20120309org00m020041000c.html
ジンバブエ 国民の関心は大統領選 ムガベ氏の動向に注目
 ◇高尾具成(たかお・ともなり=毎日新聞ヨハネスブルク支局)
 アフリカ南部ジンバブエのムガベ大統領が2月21日、88歳を迎えた。誕生日は首都ハラレで身内らと小さなお祝いをし、同25日、東部ムタレで華やかな記念式典を実施。特製の衣装で身を包み、元気な姿で支持者らに応えた。

 ムガベ氏については昨年9月、内部告発サイト「ウィキリークス」が公開した米外交公電(2008年6月4日付)で、側近の発言として前立腺がんを患っていることが伝えられた。シンガポールなどでの渡航治療を続けているとされる。

 暴力が蔓延、政情が混乱し、経済も疲弊した08年の大統領選の苦い記憶も冷めやらぬ状況下、国民の関心は次期大統領選に注がれ始めている。同年は決選投票を経て当時の単独与党「ジンバブエ・アフリカ民族同盟愛国戦線(ZANU─PF)」候補のムガベ氏が5選。しかし、選挙の正当性を国際社会から非難され、同年9月に旧与野党間で合意文書を交わし、選挙を競った当時の野党「民主変革運動」のツァンギライ党首を首相に置き、09年2月に連立政権を発足させた。合意文書では次期大統領選は「新憲法発足後」とされたが、新憲法案の承認は事実上、暗礁に乗り上げた状態だ。旧与野党ともに選挙準備を始め、新憲法を待たずに大統領戦に突入する可能性が高まっている。

 ZANU─PFの候補者として昨年12月に指名されているムガベ氏は、ムタレでの式典で選挙間近と伝え、「暴力停止」を訴えた。“米寿”を迎えた大陸最高齢の国家元首の動向が注目される。

2012年3月12日

3961チバQ:2012/03/13(火) 21:22:27
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120313-00000012-cnn-int
銃乱射の米兵、イラクで頭部に負傷 アフガン国民の怒り収まらず
CNN.co.jp 3月13日(火)10時33分配信

カブール(CNN) アフガニスタンに駐留する米兵が民家を襲って銃を乱射し、住民16人を殺害したとされる事件で、米国務省高官は12日、この米兵が2010年にイラクで脳に損傷を負っていたことを明らかにした。事件が起きた2つの村では同日、現場検証が行われ、住民が涙ながらに状況を説明した。

住民が指し示したトラックの上には血まみれの幼児の遺体が男性2人の遺体にはさまれて横たわり、もう1台のトラックには焼け焦げた2人の遺体。ある女性は「1人の男が入ってきて眠っていた男の子を引きずり出し、銃で撃った。それから戻って来て子どもの口に銃口を当て、別の子どもを踏みつけた」と証言した。

別の女性は「この基地は私たちに村へ戻るようにと呼びかけた」「『邪魔はしない、これはあなた方の村だから』と。それなのにあの犬野郎たちがやって来て私たちを襲うのか」と怒りをぶつけた。

殺害には複数の兵士が関与しているようだと語る住民もいたが、国際治安支援部隊(ISAF)のアレン司令官は、容疑者の単独犯行だったとの見方を示している。

容疑者は米陸軍の軍曹で、イラクで3度の従軍を経て今年に入ってアフガニスタンに配属され、事件が起きた村の近くにある基地に2月から駐留していた。国防総省高官によれば、事件を起こした11日早朝に米軍に出頭したが、黙秘権を行使しており現時点で動機は不明だという。

関係者によれば、同軍曹は米ワシントン州タコマ郊外にあるルイス・マコード統合基地の所属。30代半ばで、妻と子どももいるという。2010年の車両横転事故で頭部を負傷したが、治療を受けて回復し、服務には問題ないと診断されていたという。アレン司令官は、米軍による捜査の一環として容疑者の病歴も調べる予定だと語った。
事件についてアフガニスタンのカルザイ大統領は「許せない」と非難、議会は公判で容疑者を裁くよう求めている。反政府武装勢力タリバーンは報復を宣言した。

住民は米軍や自分たちを守れなかったアフガンの治安部隊にも怒りの矛先を向け、「(アフガンの治安部隊は)私たちを守るためにいるはずなのに、米国人しか守っていない」「次に何が起こるか分からず、村の人たちはおびえている。住民は米国人が自宅にやって来て自分たちを殺す場面しか見ていない」と憤る。

一方、アレン司令官や米政府関係者は、今回の事件は容疑者が単独で起こした単発的な行動だと強調。国防総省の報道官によると、アフガニスタン政府との協定に基づいて捜査は米陸軍の犯罪捜査部隊が行う予定で、容疑者がアフガニスタンの刑法で裁かれることはないとしている。

容疑者の身柄は12日、所属基地からアフガニスタン国内にある米国の別の拠点に移送されたという。

3962チバQ:2012/03/13(火) 21:22:50
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120313-00000532-san-int
アフガン戦略再び暗礁に 相次ぐ不祥事 米兵乱射事件
産経新聞 3月13日(火)11時5分配信

 【ワシントン=犬塚陽介】オバマ米政権のアフガニスタン政策は再び暗礁に乗り上げた。2月下旬のコーラン焼却事件で吹き荒れた反米感情にようやく収束の兆しが見え始めた時期、駐留米兵による住民殺害事件は「タイミングとして最悪」(米外交筋)。10年を超えた戦争には党派を問わず早期撤退を求める声が出ており、アフガン国民の信頼回復に加え、米世論の沈静化も迫られている。

 「アフガン国民との信頼関係を再構築するために重ねた努力は事件の度に、文字通り一夜にして無になってしまう」。米軍関係者は落胆をあらわにした。

 オバマ政権は約9万人の駐留米軍のうち、今秋までに3万3千人、2014年までに全戦闘部隊を撤退させ、アフガン治安部隊を訓練して治安権限を移譲する計画を描いている。

 しかし、駐留米軍は今年に入り、イスラム教の聖典コーランの焼却やアフガン人とみられる遺体に小便をかける映像が流出するなど、反米感情を刺激し、出口戦略の大前提となる治安回復を揺るがす不祥事を繰り返している。

 米国とアフガン政府は5月にシカゴで開かれる北大西洋条約機構(NATO)首脳会議に合わせ、治安権限移譲後の協力態勢を確認する戦略パートナーシップ合意の締結に意欲を示していたが、米兵の免責特権などで協議が紛糾する可能性も指摘されている。

 一方、米国内では、反米感情の広がりを懸念し、米軍の早期撤退を求める声も勢いを増している。民主党のリード上院院内総務は「兵士は途方もない重圧にさらされている」と指摘。共和党大統領候補のギングリッチ元下院議長も「実現できないかもしれない任務に若者の生命を危険にさらしている」と述べた。

 米紙ワシントン・ポストなどが11日に発表した世論調査では、54%がアフガン治安部隊の治安能力にかかわらず、米軍は撤退すべきだと回答。だが、安易な撤退が新たなテロの呼び水となれば再び批判にさらされるのも確実で、オバマ政権は一段と困難なかじ取りを迫られている。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120313-00000023-mai-int
<アフガニスタン>米兵乱射、撤退計画に影響なし…米高官
毎日新聞 3月13日(火)11時21分配信

 【ワシントン白戸圭一】アフガニスタン駐留米兵が子供9人を含む民間人16人を殺害した事件で、オバマ米政権の高官は12日、14年末までにアフガン政府に治安権限を移譲する戦略への影響を相次いで否定した。アフガン国会が12日、「我慢の限界を超えた」との非難声明を出すなどアフガン社会の反米感情は頂点に達しており、オバマ政権は事件の徹底調査を約束するなどして、駐留米軍の撤収戦略に与える影響を食い止めようと躍起だ。

 クリントン国務長官は12日、ニューヨークの国連本部で「この恐ろしい事件がアフガンの人々を守る我々の確固たる取り組みを変えることはない」と記者団に明言。カーニー米大統領報道官は記者会見で「戦略のスケジュール変更につながるとは考えていない」と述べた。

 オバマ政権は今年に入り、旧支配勢力タリバンとの和平交渉を模索。パネッタ国防長官は先月、駐留米軍の戦闘任務を13年半ば〜後半に終え、アフガン治安当局の訓練・支援に任務を切り替える考えを表明していた。

 だが、事件を受け、タリバンが報復を宣言するなど、治安の安定を図りながら撤収加速を目指す米政権の戦略は破綻しつつある。撤収の前倒しを求める米世論も台頭しており、12日付の米紙ワシントン・ポストが掲載した米ABCテレビとの共同世論調査では、米国民の54%が「米軍は治安権限移譲前に撤収すべきだ」と回答した。

 米メディアの報道を総合すると、米兵は11日未明、暗視装置などを装着した上で基地から約500メートル離れた3軒の民家を襲撃。子供の頭を撃ち抜き、一部の遺体に火を放ち、女性に性的暴行を加えたという。米国防総省によると、米兵はイラク戦争に3度従軍し、アフガンには昨年12月に配属された。ロイター通信は米兵が一昨年、イラクでの交通事故で脳に損傷を負っていたと報じている。

3963チバQ:2012/03/13(火) 21:27:04
http://sankei.jp.msn.com/world/news/120313/erp12031319480007-n1.htm
ギリシャ、一気に選挙ムード 緊縮策反対の左派伸張 
2012.3.13 19:46
 【ベルリン=宮下日出男】欧州債務危機の発端となったギリシャで、デフォルト(債務不履行)回避にめどがついたことを受け、総選挙ムードが一気に高まってきた。国民の反発が強い財政緊縮策に対し、主要政党から見直しを目指す声が上がり、緊縮策反対を掲げる左派の少数政党が支持を伸ばしている。

 昨年11月に発足したパパデモス政権の連立与党は、欧州連合(EU)などからの第2次支援の受け入れ後、解散・総選挙の実施で合意していた。民間投資家への債務削減が成功し、支援実施が12日に決定され、選挙への環境は整ってきた。

 連立与党でも、全ギリシャ社会主義運動(PASOK)は、支援の交渉役だったベニゼロス財務相が新党首に就くことになり、選挙態勢を固めつつある。新民主主義党(ND)は11日に党大会を開催。サマラス党首は選挙が4月15日の復活祭後、早期に行われるとの見通しを表明した。

 焦点は、パパデモス政権が支援の代わりにEUなどと約束した緊縮策への次期政権の対応だ。世論調査ではNDが優位だが、サマラス氏は11日、「(緊縮策に)賛成したのは、債務削減をうまくいかせるためだ」と強調し、緊縮策を見直す考えを示した。

 ただ、国民は長年にわたり政権を交代で担ってきた2大政党へ不満を募らせ、世論調査では両党の支持を合わせても50%に届かない。一方で緊縮策反対の左派3党が計4割前後の支持を集めている。うち1党がNDに次ぐ支持を得ている調査結果もあり、選挙後の政権の枠組みには不透明感が漂う。

 ドイツのショイブレ財務相は11日、ギリシャの総選挙について「すぐに実施することが最善なのか分からない」と疑念を示した。

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3964チバQ:2012/03/14(水) 22:02:00
http://www.jiji.com/jc/c?g=int_30&k=2012031401044
有力反体制派で内部対立=メンバー4人が辞任−シリア
 【カイロ時事】シリア反体制派の連合体「国民評議会」のメンバー4人が、14日までに辞任した。反体制派武装組織「自由シリア軍」への武器供与をめぐる意見対立が背景にあるもようだ。
 辞任したワリド・ボニー氏は時事通信の電話取材に、「執行部が独断で決定を行っており、組織内の協調体制が欠如している」と批判。「自由シリア軍への資金援助に関する取り決めがあるとの情報はメディアの報道で知った」と語った。(2012/03/14-20:45)

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120314-00000101-mai-int
<シリア>反体制派が分裂の危機
毎日新聞 3月14日(水)21時3分配信

 【カイロ和田浩明】シリアで反体制派の退潮が著しい。武装闘争路線をとる離反兵士団体「自由シリア軍」は13日、北部イドリブ市から撤退した。中部ホムス市に続いて主要拠点を失ったことになる。政治的にも、主要反体制組織「シリア国民評議会」から幹部3人が脱退。欧米や一部アラブ諸国は反体制派支援を明確にしているが、反体制側の「統一戦線」構成にはほど遠い。

 シリアではアサド大統領が13日、複数政党制を盛り込んだ新憲法(2月承認)に従い人民議会(国会)総選挙を5月7日に実施するとの布告を発表。国民の要求に応えた「政治改革」を着実に進めているとの印象づくりに躍起になっている。

 自由シリア軍の報道官は毎日新聞の電話取材に対し、イドリブからは12日夜〜13日未明に撤退したと説明した。クルディ副司令官は「攻撃を避け常に移動している」と述べ、拠点と言える場所は南部ダルアー県の丘陵地帯のみになったと厳しい状況を認めた。

 反体制団体「シリア革命総合委員会」によると、13日はイドリブの64人を含め全土で110人が死亡。14日も死傷者が出た。

 トルコ国境に近いイドリブは、レバノン国境に近いホムスと共に国外からの武器弾薬などの補給が比較的に容易で、自由シリア軍の有力拠点だった。しかし、装備や兵士数、練度にはるかに勝る軍・治安部隊に圧倒されつつある。

 反体制派は政治的にも分裂の危機に直面する。13日にはトルコに拠点を持つシリア国民評議会から幹部3人が撤退。評議会メンバーのイマド・ホサリ氏は取材に、自由シリア軍への武器供給を巡る意見対立が背景にあるとの認識を示した。

 武器供給にはサウジアラビアやカタールが意欲を表明。評議会関係者によると、カタールに開設された銀行口座に資金が振り込まれる見通しになっているという。しかし、自由シリア軍のクルディ氏によると、現時点では外国の支援による武器供給は実現していない。国内の反体制派からは「評議会は国民保護のためには何もしていない」との批判が高まっている。

 ロイター通信によると、脱退した幹部の一人でリベラル派医師のカマル・ラブワニ氏(54)は、評議会とは別の反体制派の統一組織をつくる意向を示した。評議会は2月に再選されたガリユーン議長の任期が4月15日に切れることもあり、幹部間の権力闘争が悪化したとの見方も一部に出ている。

 ◇シリア軍地雷敷設

 一方、国際人権団体ヒューマン・ライツ・ウォッチは13日、シリア軍が対人地雷をトルコ、レバノン国境に敷設したと発表、回収されたロシア製「PMN−2」地雷の写真も公表した。難民や反体制派、武器密輸者の出入りを規制するためと見られている。

3965チバQ:2012/03/14(水) 22:02:23
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120314-00000022-mai-int
<シリア>政権側の優位続く 離反兵士軍、北部拠点から撤退
毎日新聞 3月14日(水)10時19分配信

 【カイロ和田浩明】アサド政権による反体制派の武力弾圧が続くシリアで、武装闘争を続ける離反兵士団体「自由シリア軍」が13日までに北部の拠点イドリブから撤退した。自由シリア軍の報道官が毎日新聞の電話取材に明らかにした。3月上旬にも中部ホムスの一部地区から撤退しており、アサド政権側の優位が続いている。

 報道官によると、イドリブからは12日夜から13日未明にかけて撤退し、「現在はシリア軍が制圧している」という。反体制団体「シリア革命総合委員会」によると、イドリブでは13日、政府軍の砲撃などで64人が死亡した。トルコ国境に近いイドリブはホムスと並び自由シリア軍の有力拠点で、引き揚げは政府側との戦いでの後退を示すものと言える。

 反体制派は政治的にも分裂の危機にある。ロイター通信によると、トルコに拠点を持つ反体制派「シリア国民評議会」の幹部が13日、脱退し、別組織を結成する意向を表明した。背景にはシリア国内の反体制派に武器を供与するかどうかを巡る方針対立などがある。

 一方、アサド大統領は13日、人民会議(国会)選挙を5月7日に実施すると発表した。複数政党制を導入した新憲法に基づく初の選挙で「改革」路線の前進を強調する狙いがあるとみられる。

 国際人権団体ヒューマン・ライツ・ウォッチは13日、シリア軍が対人地雷をトルコ、レバノン国境に敷設したと指摘し、回収されたロシア製地雷の写真を公表した。難民や反体制派、武器密輸者の出入りを規制するためと見られている。

3966チバQ:2012/03/14(水) 22:10:25
http://www.asahi.com/international/update/0314/TKY201203140145.html
2012年3月14日10時52分
シリア、5月に議会選実施へ 弾圧の下で改革姿勢を強調[PR]
 シリアのアサド大統領は13日、議会選挙を5月7日に行うことを決めた。シリア国営通信が伝えた。2月26日に行った新憲法承認を巡る国民投票に続いて「改革姿勢」を強調する狙いと見られるが、反体制派への攻撃が続く中で議会選を強行すれば欧米などが批判を強めるのは確実だ。

 シリア議会選は昨年春に行われる予定だったが、反体制デモの激化などで延期されていた。米国務省のヌーランド報道官は13日「国中で暴力が行われている中での議会選はばかげている」と述べた。

 政権側は中部ホムスに続いて反体制派の自由シリア軍が拠点とした北部イドリブに激しい砲撃などを加えた。シリアの政府系紙ワタン(電子版)は13日、「政府軍が3日間の作戦でイドリブを制圧した」と報じ、イドリブの反体制派もAFP通信に14日、「自由シリア軍が撤退した」と述べた。南部のダルアでも政府軍が激しい砲撃を行っており、アサド政権が反体制派の弱体化に一定のめどがついたと判断し、選挙の実施を発表した可能性がある。

 反体制派のシリア人権監視機構は、シリアで13日、少なくとも40人が死亡したとしている。また、国際人権団体ヒューマンライツ・ウオッチは「政府軍が北部トルコ国境と西部レバノン国境周辺に対人地雷を埋設した」とする声明を出した。シリアでは政府軍の攻撃を逃れるため、多くの市民が徒歩などで国境を越えて周辺国に逃れており、その数はレバノンだけで1万人を超える。(カイロ=貫洞欣寛)

3967チバQ:2012/03/14(水) 22:14:04
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120313-00000073-mai-int
<仏大統領選>世論調査でサルコジ氏がオランド氏を初逆転
毎日新聞 3月13日(火)21時4分配信


拡大写真
サルコジ仏大統領=2011年3月撮影

 【パリ宮川裕章】フランス大統領選の第1回投票(4月22日)に向けた世論調査の支持率で、右派・国民運動連合のサルコジ大統領(57)が、これまで首位を走ってきた最大野党・社会党のオランド前第1書記(57)を初めて逆転した。2月15日の正式出馬表明以来、メディア露出を激増させたほか、「移民半減」など極右支持層を取り込む戦術が奏功した形だ。だが上位2人による決選投票(5月6日)になった場合の支持率では、依然としてオランド氏がリードを保っている。

 世論調査会社IFOP社が13日発表した調査によると、第1回投票の支持率は、サルコジ氏28.5%、オランド氏27%。前回の2月26日よりサルコジ氏が1.5ポイント伸ばしたのに対し、オランド氏は1.5ポイント下げた。だが決選投票となった場合の支持率は、オランド氏54.5%に対し、サルコジ氏は45.5%と、オランド氏のリードが続いている。

 支持率3位の極右政党「国民戦線」のルペン氏(43)は、今回の調査では前回より1ポイント下げ16%だった。サルコジ氏の支持率上昇とともにルペン氏の支持率が下がる傾向が続いており、サルコジ氏や右派与党・国民運動連合の右旋回戦術に支持層を侵食されているとみられる。ただ、ルペン氏は13日、これまで懸案だった、立候補に必要な市町村長など500人の推薦人の確保は達成したと発表。選挙運動を本格化させる体制が整ったため、巻き返す可能性もある。

 支持率4位の中道政党「民主運動」のバイル氏(60)は13%だった。

3968チバQ:2012/03/14(水) 22:23:39
http://sankei.jp.msn.com/world/news/120314/erp12031401220001-n1.htm
極右ルペン氏、滑り込む 仏大統領選の出馬条件クリア
2012.3.14 01:20
 フランスの極右、国民戦線(FN)の女性党首マリーヌ・ルペン氏は13日記者会見し、大統領選候補者の出馬条件である自治体首長ら計500人分の推薦署名を集め終え、正式に出馬すると発表した。

 ルペン氏は大統領選の世論調査で3位につけているが、移民排斥など極端な政策に対する警戒感が政界に根強いことなどから、推薦署名届け出期限の3月16日までに500人分が集まるかどうか注目されていた。

 ルペン氏の支持層はサルコジ大統領と重なっており、正式出馬は大統領の支持率に影響を与える可能性がある。

 ルペン氏は2月、自治体首長らの推薦署名が公表されるのは憲法違反だとして非公表を求め違憲審査機関の憲法会議に訴えたが、同会議から退けられている。(共同)

3969チバQ:2012/03/15(木) 21:54:51
http://sankei.jp.msn.com/world/news/120315/mds12031514230004-n1.htm
アサド夫妻のメール内容か 反体制派から入手と英紙 ぜいたくな暮らしぶりも
2012.3.15 14:22
 英紙ガーディアン(電子版)は14日、シリアのアサド大統領とアスマ夫人が個人的に送受信したとみられる3千通以上のメールの内容を、反体制派を通じて入手したと報じた。アサド氏がイラン関係者と連絡を取り、メディア対応などについて助言を受けていたようだとしている。

 反体制派がアサド夫妻のものとみられるメールアカウントのパスワードなどを入手したことで閲覧可能になったもので、昨年6月から今年2月上旬までのものだとしている。

 同紙によるとアサド氏は、レバノンのイスラム教シーア派組織ヒズボラやイランとつながりのあるレバノン人実業家らから、演説内容を含むメディア対応などの分野で助言を受けていた形跡が見られるという。

 また、アスマ夫人はネットショッピングへの関心が高く、貴金属や高級家具などに多額の金銭を費やすぜいたくな暮らしぶりが明らかになったとしている。(共同)

3970チバQ:2012/03/15(木) 21:55:30
http://sankei.jp.msn.com/world/news/120315/mds12031521250006-n1.htm
シリア反政府デモ発生1年 反体制派、拠点失う中で内紛
2012.3.15 21:24 (1/2ページ)
 【カイロ=大内清】シリアの反政府デモ発生から15日で1年を迎えた。内戦状態が長期化する中、アサド政権打倒を目指す反体制派の在外代表組織「シリア国民評議会(SNC)」では、最大勢力のイスラム原理主義組織ムスリム同胞団を中心とした指導部主流派と、それに不満を抱く反主流派との権力闘争が表面化、14日には反主流派の十数人が脱退した。政権側は14日、反体制派拠点の北西部イドリブを制圧するなど攻勢を強めているが、反体制派は、そんな状況でもなお足並みがそろわない未熟さを露呈している。

 「今の指導部は、まるでアサド政権のような権威主義だ」。14日にSNCを脱退した元幹部の一人は産経新聞の取材に、感情的にまくし立てた。今後は残ったメンバーに脱退を促すほか、SNC以外の反体制派諸派を糾合してSNC指導部に対抗していくという。

 SNCの内部対立が急速に先鋭化したのは2月下旬、反主流派が、政権に対する武装闘争を展開する離反兵らの武装組織「自由シリア軍」への支援を独自に実施すると一方的に発表したのがきっかけだった。

 ところがSNCトップのガリユーン議長は今月1日、これに対抗し同軍支援のための機関を急(きゅう)遽(きょ)、設立し責任者に同胞団幹部を任命。13日には同軍と関係強化などで合意した。

 背景にあるのは、反体制派内の路線闘争だ。自由シリア軍が唱える外国による軍事介入に積極的な反主流派には、武力を持つ同軍を味方につけ発言力を強めようとの思惑がちらつく。

 これに対し、ガリユーン氏や同胞団が主導する指導部は、自由シリア軍への武器供与の必要性は認めるものの、軍事介入には慎重な立場をとる。指導部としては、同軍に“手綱”をつけて内戦の泥沼化を避けるとともに、SNC内の強硬論に歯止めをかける狙いがあるとみられる。

 政権側は14日、西部ホムスに続きイドリブを制圧、隣国トルコには15日までに同市周辺から政権の弾圧を逃れて約千人が避難した。

 昨年3月に最初の大規模デモが起きた南部ダルアー周辺や首都ダマスカス近郊では、反体制派はなお抵抗を続けているものの、軍事的には劣勢に追い込まれたとの見方が強い。国際社会が一致した対応を打ち出せずにいる中、SNCには事態打開への青写真作りが求められるが、今後も路線闘争が続けば、事態がアサド政権に有利に展開する可能性もある。

3971チバQ:2012/03/15(木) 21:57:36
http://www.asahi.com/international/reuters/RTR201203150045.html
メルケル独首相、再選目指すサルコジ仏大統領の応援方針転換か2012年3月15日
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3月14日、今春の仏大統領選で再選を目指すサルコジ氏(写真・左)を応援すると表明していたメルケル独首相(写真・右)は、積極的な応援活動は控える方向に方針転換したもよう。写真は2月、パリにて(2012年 ロイター/Philippe Wojazer)
 [パリ 14日 ロイター] 今春の仏大統領選で再選を目指すサルコジ氏を応援すると表明していたメルケル独首相が、14日時点で積極的な応援活動は控える方向に方針転換したもようだ。

 キリスト教民主同盟(CDU)の党首を務めるメルケル独首相と国民運動連合(UMP)の元党首であるサルコジ仏大統領は共に保守系。2人には、ユーロ圏債務危機への対応での緊密な連携ぶりから「メルコジ」のニックネームもついている。

 今年1月には、メルケル首相がサルコジ大統領の選挙キャンペーンに駆けつける意向を示していたが、CDUは今週ロイターに対し、そうした予定はないと明らかにしており、メルケル首相によるサルコジ大統領の選挙応援が実現するかどうか、不透明な状況になっている。

 また、UMPの党首ジャンフランソワ・コペ幹事長はロイターに対し、自分の知る限りではメルケル首相がサルコジ大統領の応援に来る具体的な計画は1度も出ていないと語った。

 一方でメルケル首相は、サルコジ大統領の対立候補である仏社会党のフランソワ・オランド氏が欧州連合(EU)の進める財政規律強化の新条約について再交渉する方針を示していることなどを警戒し、オランド候補と会うことを拒否する姿勢を貫いている。同党はメルケル首相に対し、サルコジ氏の選挙応援を自制するよう求めていた。

3973チバQ:2012/03/15(木) 22:09:07
http://www.cnn.co.jp/world/30005902.html
「ゲイ」「エモ」の若者狙った殺人事件が続発 イラク
2012.03.13 Tue posted at: 16:24 JST

バグダッド(CNN) イラク内務省の当局者によると、同国で最近、同性愛者や「エモ」と呼ばれるスタイルの若者らが何者かに襲われるケースが相次いでいる。首都バグダッドでは、過去3週間に少なくとも14人が死亡した。

人権活動家らは、被害がさらに拡大していると主張。2月以降、数十人から100人以上の死者が出たとの見方を示す。

標的となっているのは同性愛者とみられる男性や、欧米の影響を受けてぴったりした黒い服などを身に着け、髪を伸ばしたエモ・スタイルの若者。ある十代の少年はCNNとのインタビューで、「標的にならないよう髪を切る。学校の友達も、たとえゲイやエモでなくてもみんな髪型や服装を変えることにした」と話した。

ある同性愛者の男性は11日、匿名を条件にCNNとのインタビューに応じ、「10日前に武装集団から殺害を予告する脅迫状が来た」と語った。「お前の体をばらばらに切断する」などと書かれていたという。

この男性はまた、バグダッドのサドルシティで配られたという書簡のコピーを示した。「ゲイとエモ」の標的33人の名前が書かれ、「堕落した男女がその汚らわしい行為を4日以内にやめなければ、聖戦士の手を通して神の処罰が下されるだろう」と記されていた。書簡が本物かどうかは確認できていない。

同国内務省は先月、エモ・スタイルの流行を批判する声明を発表。エモを「頭蓋骨(ずがいこつ)などを描いた奇妙なきつい服を着る若者」と説明し、撲滅のため警察が市内の学校に立ち入るなどして監視するとの方針を示していた。

3974チバQ:2012/03/15(木) 22:47:04
http://www.asahi.com/international/update/0315/TKY201203150503.html
米国防長官の到着時、車が暴走・炎上 アフガンの基地カブールで15日、カルザイ大統領(右)と会談するパネッタ米国防長官=AP

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 アフガニスタンを訪問中のパネッタ米国防長官は15日、首都カブールでカルザイ大統領と会談した。アフガン大統領府の声明によると、カルザイ氏は、2014年末の完了を目標に進められている国際治安支援部隊(ISAF)からアフガン側への治安権限移譲について、1年前倒しにするようパネッタ氏に求めた。

 パネッタ氏は、南部カンダハル州で駐留米兵が民間人16人を射殺した事件について遺憾の意を示すとともに、米兵がアフガン国外に移送されたことについても説明したとみられる。

 アフガンでは乱射事件後、反米感情が再燃している。

 パネッタ氏の専用機が14日にアフガニスタン南部ヘルマンド州の英軍基地に着陸する際、滑走路で不審な車が暴走し、溝にはまって炎上。運転していた男は火に包まれ、翌15日に死亡した。パネッタ氏にけがはなく、車を止めようとしたISAFの兵士1人が負傷したという。

3975チバQ:2012/03/16(金) 12:26:12
http://mainichi.jp/select/world/archive/news/2012/03/16/20120316ddm007030079000c.html
シリア:騒乱本格化1年 打開策見えず 周辺国の思惑絡み
 【カイロ和田浩明】中東の民主化運動「アラブの春」の波を受け、シリアでアサド政権の退陣を求める騒乱が本格化して15日で1年がたった。政府軍は反体制派を徹底弾圧しており、国連推計で民間人だけで8000人以上が死亡、難民や避難民も9万人に達した。アナン国連特使の先の和平仲介も不調に終わり、米欧やロシア、周辺国の思惑や利害も絡んで事態打開の糸口すら見えない状況だ。

 反体制派は3月に入り、主要政治組織の「シリア国民評議会」から一部幹部が離脱。離反兵士団体「自由シリア軍」はシリアの中部、北部の拠点から相次いで撤退した。国民評議会を見切り脱退したカマル・ラブワニ氏(54)は毎日新聞の電話取材に、脱退理由を「自由シリア軍への武器供与を国際社会に働きかける努力がない」と批判した。4月中にも、他の反体制派の糾合を目指して新組織の設立に動きたい考えた。

 当初、シリアでの民主化デモは当局の腐敗や政治犯虐待への怒りの表明が主目的だった。だが、政権側の強硬対応でデモ参加者は反体制色を強め、離反兵士の参加で武装闘争化した。軍・治安部隊の幹部は、大統領の出身母体であるイスラム教少数派のアラウィ派(人口の12%)だ。デモ参加者や自由シリア軍には多数派のスンニ派(70%)が目立っており、宗派間対立の様相も帯びている。

 アサド大統領は反体制派を「武装テロ集団」と呼んで弾圧する。住宅地への無差別砲撃や民間人の大量拘束、拷問も行い、国連や人権機関から「人道に対する罪」との批判も受ける。

 一方、2月末には複数政党制や大統領3選禁止を盛り込んだ新憲法を導入した。5月7日の総選挙実施も発表し、「民意を受けた政治改革」を演出する。

 アサド政権は、シリアを武器の輸出先として期待するロシアに加え、中国やイランなどの支援も受ける。反体制派を支えたい米欧やサウジアラビアなどが経済制裁などを実施して包囲網を形成しても、具体的成果は出ていない。シリア情勢に詳しいベイルート・アメリカン大学のシャフィーク・マスリ教授(国際政治)は「当面は手詰まり状態が続く」と予測している。

3977チバQ:2012/03/16(金) 23:17:24
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120316-00000020-mai-int
<パレスチナ>ファタハとハマス 和解交渉が暗礁に乗り上げ
毎日新聞 3月16日(金)10時47分配信

 【エルサレム花岡洋二】パレスチナ自治政府の主流派組織ファタハと、対立組織でガザ地区を実効支配するイスラム原理主義組織ハマスとの和解交渉が暗礁に乗り上げ、昨年5月に合意した統一政府(内閣)の結成や選挙実施などを当初の期限通りに実施することが不可能になった。パレスチナ評議会(国会に相当)の議員でファタハの交渉責任者、アルアハマド氏が毎日新聞との会見で明らかにした。集団指導体制を敷くハマス指導部内の対立が原因だという。

 両組織は昨年5月、1年以内に自治政府議長と評議会の選挙を実施することや、これに先立って選挙管理内閣に当たる統一政府を結成することを決めた。先月6日、ファタハを率いるアッバス自治政府議長とハマス指導者のメシャル氏が会談し、統一政府の新首相をアッバス議長が兼務することでいったん合意したが、ハマスの一部勢力が異議を唱えているという。また、有権者登録を済ませた3カ月後に選挙を行う決まりだが、「ガザで登録は始まっておらず、5月の選挙は無理」という。

 背景には、主に行政や対イスラエル武装闘争を担うガザの指導部と、シリアの首都ダマスカスに拠点をおき、海外からの資金調達や政治・外交戦略を担当し、メシャル氏が率いる政治局との対立がある。

 これまでハマスの後ろ盾であるイランからハマス軍事部門への援助は、政治局を経由していたとされる。ところがシリアのアサド政権が反体制派への弾圧を強めたことを受け、メシャル氏は拠点をカタールなどに移し、アサド政権との関係を絶った。これがアサド政権を支持するイランの意に背く形になった。これに対しガザで「首相」職にあるハマスのハニヤ最高幹部は先月イランを訪れ、「ガザへの直接の資金援助を獲得した」(アルアハマド氏)という。

 またカダフィ政権が崩壊したリビアからガザへの武器流入で「武器商人やトンネル密輸業者などがガザで有力層を形成し、(特権維持のために)和解に抵抗している」(同)という。

 ビルゼイト大学(ヨルダン川西岸)のバセム・エズビディ教授(政治学)は「(中東の民主化要求運動)『アラブの春』で、パレスチナ解放運動の統一を求める人々の突き上げが強まり、アッバス議長にとってハマスとの和解は避けられない政治課題だ。しかし米国は和解に反対し、中東和平交渉を進めるよう圧力をかけており、議長は難しい立場に追い込まれている」と指摘している。

3978チバQ:2012/03/18(日) 18:03:26
http://www.jiji.com/jc/c?g=int_30&k=2012031700159
任期満了の指導者なし=18日に大統領選−ギニアビサウ
 【ロンドン時事】西アフリカのギニアビサウで18日、大統領選の投票が行われる。同国では1994年の初の大統領選以来任期を満了した大統領はおらず、国家の実権は中南米の麻薬組織と手を握った軍が掌握する典型的な破綻国家だ。
 選挙は、サニャ前大統領がフランスで1月9日に病死したことに伴い行われる。サニャ氏の前任大統領ビエイラ氏は2009年、反乱部隊に暗殺された。対立する軍参謀長を先に暗殺したビエイラ氏が翌日、報復された格好だ。死因は「射殺」とされたが、実際には「兵士らに刃物でなぶり殺しにされた」と伝えられる。00年の大統領選で当選したヤラ氏は03年のクーデターで政権を失った。
 それ以前にビエイラ氏は80年にクーデターで政権を奪い、94年の大統領選勝利を経て20年近く権力に居座っていたが、98〜99年の内戦で国を追われた。
 ギニアビサウは入り組んだ複雑な海岸線を持ち、政府の管理が行き届かない。ここに目を付けた中南米の麻薬組織が港や空港、倉庫を整備し麻薬密輸拠点を築いていると欧州から強い非難を浴びている。大統領暗殺など不安定な政情は、麻薬利権をめぐる激しい抗争と無縁ではない。(2012/03/17-14:17)

3979チバQ:2012/03/18(日) 18:04:04
http://www.jiji.com/jc/c?g=int_30&k=2012031700238
豪上院選への立候補計画=ウィキリークス創設者
 【シドニー時事】内部告発サイト「ウィキリークス」は17日、スウェーデン女性への性的暴行容疑で英国で逮捕され、保釈中の同サイト創設者ジュリアン・アサンジ容疑者(40)が出身国であるオーストラリアの上院議会選への立候補を計画していると発表した。
 ウィキリークスは、「ツイッター」上で、「ジュリアンは(来年実施見込みの上院選に)出馬する決意を固めている」とした。同じく来年行われる見通しの豪下院選にはギラード首相の選挙区に対立候補を擁立する方針も明らかにした。(2012/03/17-18:27)

3980チバQ:2012/03/19(月) 23:46:05
http://sankei.jp.msn.com/world/news/120319/erp12031920530008-n1.htm
独最大州議会が解散・選挙 メルケル政権の行方占う
2012.3.19 20:52
 ドイツで最大の人口を持つ北西部ノルトライン・ウェストファーレン州の議会が解散し、5月に前倒し選挙が行われることになった。来年秋に控えた国政レベルの連邦議会(下院)総選挙の前哨戦ともなる同州議会選挙は、欧州債務危機対応への評価だけでなく、連立与党間の関係がぎくしゃくするメルケル政権の行方を占う意味でも重要な意味を持つ。

 同州では、国政で野党の社会民主党と90年連合・緑の党が少数連立政権を担っていたが、今年の予算関連法案を否決されたことで解散を決定。5月13日の選挙実施が今月16日に決まった。

 州議会選の結果が、ただちに国政に影響することはないとみられる。だが、過去には同州議会選の結果が次の連邦議会選に直結した例が少なくない。2005年の同州議会選では、メルケル氏率いるキリスト教民主同盟(CDU)に負けた当時のシュレーダー首相の社民党は、続く連邦議会選でも敗北。メルケル氏を首相とする大連立政権が生まれた。

 同州議会選に関する世論調査では、社民党と緑の党の連立政権への支持が優勢。一方、メルケル連立政権に加わる自由民主党は不振を極め、国政レベルと同様に議席を得るために必要な得票率の5%の獲得も危ぶまれている状況だ。

 同州議会選の結果次第ではメルケル首相は連邦議会選後に向け、別の連立相手の検討を迫られるとの見方も浮上している。

3981チバQ:2012/03/19(月) 23:46:43
http://sankei.jp.msn.com/world/news/120318/mds12031823370005-n1.htm
エジプト コプト教皇が死去 宗教観の摩擦が強める恐れ
2012.3.18 23:33 (1/2ページ)

コプト正教の教皇シュヌーダ3世(ロイター)
 【カイロ=大内清】エジプトの人口の約1割を占めるとされるキリスト教の一派コプト正教の教皇シュヌーダ3世が17日、肝臓疾患などで死去した。88歳だった。教皇は長らくイスラム勢力の伸長に危機感を強める信徒らを穏健姿勢で統率した。正教会の精神的支柱が失われたことで、抑えられていた教徒の反イスラム感情が高まり、宗教間の反目が強まる恐れもある。

 シュヌーダ3世は1971年、コプト正教会の117代教皇(アレクサンドリア総主教)に就任。81年には、サダト元大統領が権力基盤強化のためにイスラム勢力を後押ししたのを批判したことなどから、幽閉状態に置かれた。

 85年にムバラク前大統領により幽閉を解除されてからは、政権とおおむね良好な関係を維持。ムバラク氏退陣につながった昨年の反政府デモでは、政権に融和姿勢をとったとして、批判を浴びたこともあった。

 エジプトではムバラク政権崩壊後、イスラム教の原点回帰を唱えるサラフ主義者らによるコプト教会襲撃などの事件が頻発。若者らを中心とする一部信徒には、コプト教の立場が弱まっていることへの不満も高まっているとされる。

 コプト正教会は、1世紀にエジプトに伝道したとされるマルコを初代教皇と仰ぐ一派。

 キリストの神性を強調する単性論をとったことから、451年のカルケドン公会議で異端とされたが、イスラム教徒によるエジプト征服後も教会組織を維持した。

 エジプト紙によると次期教皇は、各教区の責任者らによる投票で上位となった3人の名前が書かれた紙を、子供が無作為に選ぶことで選出されるという。

3982チバQ:2012/03/20(火) 09:08:53
http://www.asahi.com/international/reuters/RTR201203190059.html
トンガ国王が滞在先の香港で死去、民主化推進に尽力2012年3月19日


3月19日、トンガ政府は国王のジョージ・ツポウ5世が滞在中だった香港の病院で死去したと発表。写真は国王が入院していた香港の病院(2012年 ロイター/Bobby Yip)
 [ウェリントン 19日 ロイター] トンガ政府は19日、国王のジョージ・ツポウ5世が滞在中だった香港の病院で死去したと発表した。63歳だった。

 ツポウ5世は2006年に王位を継承。民主化を求める抗議デモ拡大を受け、同国への民主主義導入に尽力し、2010年11月には民主的な議会選挙を実施した。次期王位にはツポウ5世の弟、ラバカ皇太子が就くことになっている。

 またツポウ5世は、派手で手の込んだ服装を好む人物として知られていた。

3983名無しさん:2012/03/20(火) 12:08:24
>>3901
http://sankei.jp.msn.com/economy/news/120320/fnc12032011050004-n1.htm
世銀総裁後任の人選難航 米、ライス国連大使の名も
2012.3.20 11:01

    ライス米国連大使(AP)
 ロイター通信は19日、6月末で退任する世界銀行のゼーリック総裁の後任人事について、歴代ポストを独占してきた米国での人選が難航していると報じた。有力候補としてライス国連大使の名が挙がっているが、23日の立候補締め切りを前にぎりぎりの調整が続いている。

 世銀は4月に開く春の総会までの選出を目指す。2月の候補者の募集開始に対し、米国は「数週間以内に候補者を指名する」(ガイトナー財務長官)とポスト維持へ早期の指名を公言していた。

 しかし、有力候補とみられていたサマーズ元財務長官は「世銀内部で反対論が強い」(国際金融筋)。早い段階から名前が出ていたクリントン国務長官も固辞しているもようだ。

 ロイターによると、オバマ政権は米国のポスト独占に対する新興国の批判をかわすため、初の女性総裁の誕生を模索。現時点でライス国連大使が「最有力」とされているが、次期国務長官に推す声もあり、本人の意向は不明だという。

 ほかに開発経済が専門のサックス米コロンビア大教授が自ら名乗り出ているが、政権の支持を得られていない。新興国は「米国が指名した人物が結局選ばれる」とし、独自の統一候補擁立の機運は低下しているようだ。(共同)

3984名無しさん:2012/03/20(火) 12:11:25
http://www.cnn.co.jp/world/30005969.html
仏ユダヤ人学校で銃乱射、子供ら4人死亡 連続テロの可能性
2012.03.20 Tue posted at: 09:22 JST
パリ(CNN) フランス南西部トゥールーズにあるユダヤ人学校の前で19日朝、バイクで乗りつけた男が発砲し、当局によると教師1人と子ども3人が死亡した。男はバイクで逃走した。仏当局によれば、今回使われた銃は最近、同市周辺で発生した2件の射殺事件で使用されたものと同一のもので、連続テロの可能性を視野に入れて捜査を行っている。

子どもたちの中には3歳児もいた。3人のうち2人は死亡した教師の子どもで、もう1人は学校長の娘だった。至近距離から頭部を撃たれたとみられる。

同市周辺では11日に兵士1人、13日に兵士2人が射殺される事件が発生。いずれも兵士は北アフリカ出身者で、ヘルメットをかぶった犯人がバイクで乗りつけていた。パリの司法当局によると、3件で使われた銃は共通していたことが判明。連続テロの可能性を視野に入れて捜査を開始したという。

サルコジ大統領は同日、シャテル教育相やユダヤ人団体代表評議会(CRIF)の代表者とともに同市を訪れ、夜にはパリの官邸からの演説でも事件に言及した。大統領は犯人逮捕に全力を挙げなければならないと強調。また全国のユダヤ教関連施設などで警備を強化していると述べ、21日までは来月の大統領選に向けた自身の運動を停止する方針を明らかにした。

3985名無しさん:2012/03/20(火) 12:13:33
http://www.sankeibiz.jp/compliance/news/120320/cpd1203200504006-n1.htm
現職サルコジ氏が追い上げ 仏大統領選 オランド氏との差縮小2012.3.20 05:00
 フランス大統領選で、再選を目指す現職のサルコジ氏が追い上げを見せている。LH2がヤフーの委託で行った世論調査によると、サルコジ氏に対する社会党のオランド候補のリードは、第1回投票が3ポイント、決選投票が10ポイントに縮小した。

 18日に公表された調査結果(16、17日実施)によると、4月22日の第1回投票ではオランド氏が30.5%、サルコジ氏が27.5%の票を獲得する見込み。オランド氏の支持率は4日に実施された前回調査と変わらなかったが、サルコジ氏は4.5ポイント上昇した。

 5月6日の決選投票では、オランド氏が55%を獲得し、45%のサルコジ氏に勝利すると予想されている。オランド氏の支持率が前回調査から3ポイント低下したのに対し、サルコジ氏は3ポイント上昇した。調査は962人を対象に行われ、誤差率は第1回投票がプラス・マイナス3.5ポイント、決選投票はプラス・マイナス4ポイント。(ブルームバーグ Carol Matlack)

3986チバQ:2012/03/20(火) 12:14:39
http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20120319-OYT1T00921.htm

反プーチンデモ、一気に下火…戦術練り直しも
【モスクワ=寺口亮一】今月4日のロシア大統領選で当選したプーチン首相に抗議する集会が18日、モスクワのテレビ塔前であり、約500人が参加した。


 治安当局は無許可集会だとして100人以上を拘束した。

 集会は「反プーチン運動は欧米から資金援助を受けている」とする番組を放送した政府系テレビ局に怒った市民が集まった。参加者は「恥を知れ」「プーチンなきロシアを」と叫んだが、その後当局に拘束された。

 週末の17、18の両日はモスクワなどで複数の反政権デモが行われたが、いずれも参加者は1000人未満とされる。一時は10万人規模(主催者発表)にまでふくれあがった「反プーチン」デモは大統領選後、一気に下火になっており、民主派の野党勢力は戦術の練り直しを迫られている。

(2012年3月19日22時18分 読売新聞)

3987チバQ:2012/03/20(火) 12:16:47
>>3952
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120319-00000021-mai-int
<ベラルーシ大統領>独裁者?ゲイよりましだ…独外相と舌戦
毎日新聞 3月19日(月)11時36分配信

ドイツのウェスターウェレ外相=ベルリンの外務省で2010年8月4日、小谷守彦撮影

 【ベルリン篠田航一】ドイツのウェスターウェレ外相(50)が、旧ソ連・ベラルーシのルカシェンコ大統領(57)を「独裁者」と批判し、これに腹を立てた大統領が同性愛者の外相をやり玉に挙げ、「ゲイより独裁者の方がまし」と非難する舌戦になっている。ドイツ政府は大統領発言に、「ルカシェンコ氏は、自身を独裁者と認めた」(独首相府報道官)と反発するなど過熱している。

 ウェスターウェレ外相は2月、野党有力者の拘束やメディアの弾圧を続けるルカシェンコ大統領を「欧州最後の独裁者」と非難。これに対し大統領は今月、「独裁、独裁と叫ぶ人がいるが、ゲイになるより独裁者の方がましだ」と言い返した。

 欧州連合(EU)は2月28日、強権的なルカシェンコ政権への対抗措置として、ベラルーシ駐在のEU加盟国のすべての大使の召還を発表しており、舌戦の背景にはこうしたEU側とベラルーシの対立もある。

 ウェスターウェレ外相は自身が同性愛者であることを公表し10年9月、男性と結婚式を挙げている。一方、独メディアによると、ルカシェンコ大統領は過去に何度も同性愛者を「異常」と形容しているという。

3988チバQ:2012/03/20(火) 12:47:54
>>3624
http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20120317-OYT1T00664.htm
大統領不在3年、異常事態から脱却…モルドバ


 【モスクワ=緒方賢一】2009年から約3年にわたり、大統領不在の異常事態が続いていたモルドバの議会(定数101)は16日、ニコライ・チモフチ氏(63)を新大統領に選出した。


 インターファクス通信などが伝えた。同氏は裁判官出身で、欧州との連携強化を目指している。モルドバはウクライナと欧州連合(EU)加盟国のルーマニアに挟まれた内陸国で、親欧州派と、ロシアとの伝統的な関係を重視する勢力が激しく対立してきた。

(2012年3月17日19時01分 読売新聞)

3989名無しさん:2012/03/22(木) 21:15:06
http://www.jiji.com/jc/c?g=int_30&k=2012032200750
反乱軍が権力奪取を表明=マリでクーデター
 【バマコAFP=時事】アフリカ西部マリの首都バマコで反乱を起こした軍将校らは22日、国営テレビを通じて「無能な政府」から権力を奪取したと表明した。反乱軍側は既に大統領府を制圧し、外相や内相ら政府高官の身柄を拘束したと主張している。
 反乱軍のスポークスマンはテレビ放送の中で、憲法を停止し、国家の各機関を解体すると表明。反乱軍の指導者とみられる人物も姿を現し、夜間の外出を禁じると述べた。(2012/03/22-17:11)

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3990チバQ:2012/03/22(木) 22:08:04
http://www.afpbb.com/article/war-unrest/2867107/8680748?ctm_campaign=txt_topics
マリでクーデター、反乱軍が大統領府制圧 憲法停止表明
2012年03月22日 19:36 発信地:バマコ/マリ

【3月22日 AFP】(一部更新)西アフリカ・マリの首都バマコ(Bamako)で21日、反政府武装勢力への政府の対応に不満を持つ軍の反乱兵士たちが国営放送局を占拠し、さらに大統領府を攻撃した。22日早朝、反乱兵らは「無能な政府」から権力を奪取したと表明し、憲法の停止をテレビで発表した。

 反乱兵らは自分たちを「民主主義制定のための全国委員会」と名乗っており、22日午前4時45分(日本時間午後1時45分)ごろ、テレビで「国を守るための武器の不足」および政府がテロと戦う上で「無能」だとの理由で行動を起こしたと説明。国防軍を代表して、軍事政権が「国内の統一と領土の保全が再建でき次第ただちに、民主的に選ばれた大統領に権力を回復することを厳粛に約束する」と主張した。

■背景に反政府勢力との戦い

 兵士たちの反乱は21日、首都から約15キロ離れたカチ(Kati)の軍事キャンプで始まった。反乱兵らは、トゥアレグ(Tuareg)人反政府勢力「アザワド解放民族運動(Azawad National Liberation Movement、MNLA)」と交戦している兵士たちで、最近、政府の対応に不満を募らせていたことから、新たに就任したサディオ・ガサマ(Sadio Gassama)国防相が同日、カチのキャンプを訪れた。

 しかし、AFPの取材に応じた軍下士官によると、弾薬の補充を求めた兵士らに対し同国防相が納得する対応をしなかったため、空砲を撃つなどの抗議が始まったという。その後、兵士たちは空砲を撃ちながら首都へ向かって進み始め、午後4時30分(日本時間21日午前1時30分)ごろ国営放送局を占拠。放送はその後数時間、何も映らない状態だったが、午前0時をまわる間際に音楽ビデオが流れ、まもなく「兵士たちによる宣言」を放送するとの予告があった。

 大統領府では夜に入っても銃声が続いていたが、反乱兵の1人は22日、AFP記者に対し匿名を条件に、大統領府を制圧し、スメイル・ブベイエ・マイガ(Soumeylou Boubeye Maiga)外相ら閣僚数人の身柄を拘束したと語った。

 アマドゥ・トゥマニ・トゥーレ(Amadou Toumani Toure)大統領は脱出に成功した模様。これに先立って21日午後、大統領は大統領府内に身を隠していると側近が述べていた。

■西アフリカ一の民主国家、現実は…

 マリは西アフリカ随一の民主的な国家と言われ、成長も続いているが、1960年の独立以来トゥアレグ人の反政府闘争が続いている。トゥアレグ人は周辺諸国に暮らすサハラの遊牧民で、マリでは北部に集中している。MNLAの名称にあるアザワドはトゥアレグ人たちによるこの地域の呼称だ。

 トゥアレグ人たちは前年、リビアの最高指導者だった故ムアマル・カダフィ(Moamer Kadhafi)大佐に対する蜂起が起きた際には大勢が反カダフィ勢力に加わった。このトゥアレグ人たちが戦闘経験を積み、カダフィ政権転覆後に大量の武器を持ってマリへ戻り、MNLAの下で組織化されて1月中旬から独立を求める新たな反乱を開始。このためマリでは最大20万人が避難民となっている。また公式発表はないが、政府軍の多くの兵士が死亡したり、トゥアレグ人に捕虜として拘束されているとみられ、政府の対応への怒りが膨らんでいた。

 これまで2期を務めたトゥーレ大統領は4月、2期目の任期を終え退任する予定。トゥーレ大統領も軍出身で、1991年にクーデターを率いてムーサ・トラオレ(Moussa Traore)大統領(当時)を追放した。2002年の大統領選で当選し、現職に就いていた。(c)AFP/Serge Daniel

3991チバQ:2012/03/22(木) 22:11:29
>>3700>>3978
http://www.jiji.com/jc/c?g=int_30&k=2012032200057
大統領選、決選投票へ=ギニアビサウ
 【ビサウAFP=時事】西アフリカのギニアビサウの選管は21日、大統領選(18日投票)の結果について、ゴメス前首相が得票率48.97%で1位だったと発表した。過半数を獲得していないため、同23.36%で2位だったヤラ元大統領との決選投票を行う。
 しかし、ヤラ氏は他の野党候補と連帯し、ゴメス陣営の不正を主張。選挙の無効を訴えており、決選投票に応じるか明言していない。(2012/03/22-05:55)

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3992チバQ:2012/03/22(木) 22:16:04
>>3912-3913>>3925-3926>>3944>>3964-3966>>3970>>3975
http://www.asahi.com/international/reuters/RTR201203210055.html
「シリア反体制派も拷問や処刑」、国際人権団体が非難2012年3月21日
3月20日、国際人権団体「ヒューマン・ライツ・ウォッチ」は、シリア反体制派がアサド政権の治安部隊員や支持者らに対し、誘拐や拷問、処刑を行っているとして同派を非難した。写真はシリア自由軍のメンバーら。ホムスで2月撮影(2012年 ロイター)
 [ベイルート 20日 ロイター] 国際人権団体「ヒューマン・ライツ・ウォッチ(HRW)」は20日、シリア反体制派がアサド政権の治安部隊員や支持者らに対し、誘拐や拷問、処刑を行っているとして同派を非難した。

 HRWはシリアの国民評議会(SNC)を含む反体制派に宛てた公開書簡の中で、「シリア政府の残虐行為は、武装した反体制派グループの虐待行為により正当化されるものではない」と指摘。指導者らは、いかなる状況下でも拷問や誘拐、処刑を行わないよう支持者らに明確に伝えるべきだと訴えた。

 シリア反体制派にはさまざまな武装グループが存在し、その多くが組織化されていなかったり、SNCの指示に従わなかったりしている。

 国連によると、約1年に及ぶシリアの反体制派弾圧では、死者が8000人以上に上っている

http://www.cnn.co.jp/world/30005997.html
国連安保理がシリア問題で議長声明、アナン特使を全面的に支持
2012.03.22 Thu posted at: 10:58 JST

10日に行われたアナン特使(左)とアサド・シリア大統領の会談の様子(提供:SANA)
(CNN) アサド政権による反体制派への弾圧が続くシリアでは22日、中部ホムスへの政府の治安部隊の攻撃が続いた。また国連安全保障理事会はシリア政府に対し、国連とアラブ連盟のシリア問題担当特使を務めるアナン前国連事務総長に協力するよう求める議長声明を出した。

反政府団体の地域調整委員会(LCC)によれば、シリアでは同日、79人が死亡した。うち25人は、ホムス市内の他の地区から逃げてきた人々が集まるハルディヤ地区で治安部隊の攻撃に遭い命を落としたという。

一方、国連安保理はアナン特使の調停に向けた取り組みを支持する議長声明を全会一致で採択した。また声明では、シリア政府に軍事行動の即時停止を求めるとともに、政府と反政府勢力の双方に対し、「平和的な解決に向け(アナン)特使と誠意を持って協働する」よう呼びかけた。

決議と異なり、議長声明に法的拘束力はない。だがシリアに対する安保理決議の採択に一貫して反対してきたロシアと中国が今回支持したことには大きな意味があるといえる。
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3993チバQ:2012/03/22(木) 22:16:41
http://www.cnn.co.jp/world/30005958.html
モロッコでレイプ被害者の少女自殺、判事命令で加害者と結婚
2012.03.18 Sun posted at: 17:03 JST
モロッコ・ラバト(CNN) 北アフリカのモロッコの首都ラバトにある議会議事堂前で17日、女性数百人が参加するデモが行われ、レイプ処罰法の改正などを要求した。きっかけは性的暴行を受けたとされる16歳少女が裁判官の命令で加害者と結婚し、自殺に追い込まれた事件だった。

モロッコの法律では、レイプ犯には5〜10年の禁錮刑が下される。未成年者、妊娠中や身体障害がある女性が被害者の場合は最大で20年まで刑が延びる。ただ、被害者と加害者が結婚した場合、レイプの罪は問われない。

16歳の少女アミーナ・フィラリさんが自殺した今回の事件でも、この抜け道が使われた。「夫」となった加害者は公式に起訴されなかった。フィラリさんの家族が法廷で結婚の合意書に署名していたからだ。

父親によると、フィラリさんは最近、ラバトから北へ約170キロ離れたララシュ市にある自宅から路上に転落し、搬送先の病院で死亡した。父親は地元紙の取材に、夫から激しく殴られた後、殺鼠(さっそ)剤を飲み、転落したと主張。娘は落ちた後、吐き始めていたとも話した。

地元のMAP通信は自殺と報道し、地元警察はCNNの取材に死因を捜査中とだけ説明した。

父親は結婚に反対していたが、家族の名誉を守るためなどと主張した妻や家族、ララシュの裁判所に最後は押し切られた。「結婚は判事が決定し、反論する機会がなかった」と振り返り、「娘が成人するまで手元に置きたかった」と悔やんだ。

フィラリさんの事件は国民の怒りを募らせた。女性の権利保護団体の責任者は「法律を通じてレイプは合法化された」と非難した。ラバトでのデモではフィラリさんの写真が掲げられ、参加者は未成年者の結婚反対や個人としての女性の権利擁護などを訴えた。

モロッコ政府のムスタファ・エル・ハリフィ情報相兼報道官は「フィラリさんは2度レイプされた」と指摘。2度目のレイプは加害者との結婚を強いられたことだと述べた。

15日に開かれた政府の定例会議ではフィラリさん事件への対応の協議に時間の大半が費やされた。同情報相は「今回の悲劇を無視することは出来ない。レイプ処罰法を厳しくする可能性を視野に入れて問題点を精査することが必要」と強調した。

3995チバQ:2012/03/22(木) 22:26:14
>>3842>>3852-3853>>3869>>3948>>3958>>3967-3968
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120322-00000125-mai-int
<仏乱射>特殊部隊突入 容疑者は死亡
毎日新聞 3月22日(木)21時20分配信


拡大写真
仏銃乱射事件の容疑者が立てこもった現場=2012年3月22日、AP

 【トゥールーズ(フランス南部)宮川裕章】フランス南部トゥールーズでのユダヤ人学校襲撃事件で、仏捜査当局の特殊部隊が22日午前11時半(日本時間午後7時半)、アルジェリア系フランス人のモハメド・メラ容疑者(24)が立てこもった自宅に突入した。AFP通信などによると、容疑者は銃を撃ち続けながら窓から飛び降り、その後、地上で死亡しているのが確認された。仏当局は容疑者拘束を目指して投降を呼びかけてきたが、立てこもりから30時間以上が経過して説得を中断、特殊部隊突入の判断に切り替えたとみられる。

 ゲアン仏内相によると、特殊部隊が突入した際、容疑者は浴室にいたという。複数の銃を乱射しながら窓から飛び降り、捜査当局が駆けつけた際には、既に死んでいたという。

 仏メディアによると、捜査当局は21日午前3時ごろ、まず、容疑者の就寝中を狙って自宅への突入を試みた。しかし、容疑者が扉の外の音に気づき扉越しに発砲したため、複数の警察官が軽傷を負った。捜査当局は早朝に再度突入を図ったが、抵抗されて失敗、交渉による解決を図っていた。捜査当局などによると、容疑者はカラシニコフ銃などを持ち、「死ぬまで戦う覚悟」「武器を手に死にたい」と語っていたという。

 容疑者は午後、深夜の2度、交渉担当の専門捜査員に対し、投降に応じる意思を見せたが、行動に移さなかったため、捜査当局は突入を決断。4分ほど容疑者と銃撃戦となり、窓にいた容疑者が撃った弾に当たって特殊部隊員2人が負傷した。

 事件の解決にあたり、サルコジ大統領は「容疑者を裁きの場に出す」と述べ、容疑者を生きたまま拘束する方針だった。背景には、国際テロ組織アルカイダのメンバーであると自称しており背後関係を調べる必要もあるが、4月に大統領選が迫っていたためとの見方が強い。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120322-00000019-mai-int
<仏乱射>立てこもりの容疑者は「普通の若者」落差に衝撃
毎日新聞 3月22日(木)10時28分配信

 【トゥールーズ(フランス南部)宮川裕章、ブリュッセル斎藤義彦】フランス南部トゥールーズでユダヤ人の子供など計7人を殺害したモハメド・メラ容疑者(24)。「パレスチナの子供の復讐(ふくしゅう)」など過激な政治目標を掲げて犯行に及んだ。だが、普段は移民街に暮らす車好きの若者で、平凡な暮らしぶりと凶行の落差に地元で衝撃が広がっている。

 報道によると、メラ容疑者は、けんかなどで検挙されたことはあるものの、知人などの証言では「普通の若者」で、主な話題は車やサッカー、女性だったという。21日夜には、人なつっこい笑顔で車を乗り回す映像が仏テレビで放映された。立てこもり中に携帯電話で話をした地元ジャーナリストは「礼儀正しく、おとなしい青年だ」と印象を語った。

 10、11年にパキスタンに渡航してイスラム過激派と接触したとの情報もあるが、数週間前には若者向けの酒場に顔を出しており、過激派のイメージとは必ずしも一致しない。

 ベルギーのルーベン・カトリック大学のブリギッテ・マレシャル教授(イスラム研究)はメラ容疑者の暮らしぶりについて「伝統的なイスラム過激派とは違う」と指摘する。パレスチナ紛争や仏軍のアフガニスタン派兵などを理由に「イスラム教徒による復讐」を掲げて殺害に及んだ容疑者は「計画的で、理知的」だが、「宗教だけで国際関係を理解しようとする世界観が凶行に走らせた」とみる。

 地元でも戸惑いは大きい。礼拝のためトゥールーズのモスク(イスラム礼拝堂)を訪れたメディさん(24)は「健全なイスラム教徒ならありえない犯行だ。精神的にもろく、世の中に絶望し、何かに感化されたのではないか」と話した。

 イスラム教徒の建設作業員、ナベルさん(36)は「フランス人の半数以上はイスラム教徒に悪い印象を持っているのに、事件によって、さらにイメージが悪化してしまう」と危惧している。

3996チバQ:2012/03/22(木) 22:27:20
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120322-00000102-san-int
乱射、アルカーイダ系か 仏、容疑者宅周辺で銃撃戦
産経新聞 3月22日(木)7時55分配信

 【ベルリン=宮下日出男】フランス南部トゥールーズで子供ら4人が殺害されたユダヤ人学校の銃乱射事件で、ゲアン仏内相は21日、容疑者の男が国際テロ組織アルカーイダと関係があることを明らかにした。仏捜査当局は同日、トゥールーズの容疑者宅を包囲、投降を呼びかけている。

 男はアルジェリア系フランス人、モハメド・メラ容疑者(23)。ゲアン内相が現地で明らかにしたところでは、アフガニスタンやパキスタンへの渡航歴があり、ムジャヒディン(イスラム戦士)を自称。アルカーイダに所属しているとも主張している。

 メラ容疑者は今月中旬、トゥールーズなどで北アフリカ出身の仏軍兵士3人が殺害された事件2件の犯行も疑われている。犯行の理由について、「パレスチナの子供のために報復し、海外に展開する仏軍を攻撃したかった」と述べている。

 ロイター通信はアフガン南部カンダハル州当局者の話として、メラ容疑者が2007年12月、爆弾を仕掛けて現地当局に逮捕され、有罪判決を受けたが、脱獄していたと報じた。仏情報当局はここ数年、メラ容疑者を追跡していたという。

 メラ容疑者宅周辺では銃撃戦もあり、捜査員2人が軽傷を負った。

3997チバQ:2012/03/22(木) 22:28:28
http://sankei.jp.msn.com/world/news/120320/erp12032021060009-n1.htm
劣勢のサルコジ氏が猛追 仏大統領選まで1カ月 
2012.3.20 21:05 (1/3ページ)

19日、フランス南部トゥールーズのユダヤ人学校前で演説するサルコジ大統領(中央)(ロイター=共同)
 【ベルリン=宮下日出男】フランス大統領選は19日、現職のサルコジ大統領(57)や最大野党、社会党候補のオランド前第1書記(57)ら計10人の立候補が正式に確定した。4月の第1回投票まで1カ月となり、世論調査ではこれまで劣勢だったサルコジ氏が激しく追い上げ、第1回投票の支持ではオランド氏を上回りはじめている。

5月の決選投票ではオランド氏が優位とされているものの、選挙の行方は混(こん)沌(とん)としてきた。

 サルコジ、オランド両氏以外の主要候補は極右、国民戦線の女性党首、マリーヌ・ルペン氏や中道、民主運動のバイル議長、共産党が支持する左派戦線のメランション氏、ヨーロッパエコロジー・緑の党のジョリ氏。

 18日に公表された世論調査では、第1回投票でのサルコジ氏への支持が27・5%に対し、オランド氏は27%。ルペン氏が17・5%と続く。決選投票ではオランド氏が54%で、46%のサルコジ氏に対し引き続き優位を保つ。だが、19日発表の別の調査でもサルコジ氏に「好感を持つ」との回答者が今年初めの30%から40%に増え、サルコジ氏の支持上昇は鮮明となってきた。

 ■激しさ増す舌戦

 「朝に『借金を減らす』といい、翌朝には『お金をもっと使う』という。大統領選で嘘はいけない」

 南東部リヨンで17日開かれた選挙集会。サルコジ氏は支持者8千人を前に、オランド氏が財政再建の公約に柔軟姿勢を示したことをするどく批判した。

 オランド氏も対抗し、同日出演したテレビでは「実績に頼ることができず、自暴自棄になっている」と5年間のサルコジ施政を痛烈に皮肉り、2人の舌戦は激しさを増している。

 移民2世でエリート主義を嫌うサルコジ氏は、テレビで国民に直接語りかける政治姿勢が持ち味。2月15日の出馬表明後、集会やメディアとのインタビューなどを精力的にこなし、これが猛追に功を奏している。

 オランド氏はエリート官僚を養成する国立行政学院(ENA)出身で、約10年間にわたり社会党を率い、調整力に定評がある。スクーターで仕事に通う庶民派でもある。

 だが、閣僚経験がないことなどもあり、大統領に選ばれた際の指導力には疑問がつきまとう。長年の党務の経験から「党官僚だ」との批判も上がる。

 ■シェンゲン離脱も

 債務危機で欧州経済の悪化が懸念される中、両候補とも雇用対策などに力を入れるが、その手法は、サルコジ氏が企業の競争力重視であるのに対し、オランド氏は社会党に伝統的な所得再配分に比重を置く。

 サルコジ氏はもともと、社会保障重視など国家の介入が伝統的に強いフランスの社会に米英型の自由競争を取り入れることを目指してきた。2007年の前回選挙で掲げたスローガンは「過去との決別」だ。

 任期中は激しい抗議デモにも屈せず年金受給開始年齢引き上げを実行した。だが、金融危機や欧州債務危機の対応に追われ、成果を評価する声は少ない。

 銀行や大企業への増税を掲げ、「金融界は敵」とも訴えるオランド氏には、経済界や金融界から懸念の声が上がる。オランド氏が打ち出した高額所得者への75%の課税は国民の支持を受けたが、富裕層の国外流出を招く恐れもある。

 また、サルコジ氏は不法移民対策強化のため、欧州の自由往来を定めたシェンゲン協定見直しを主張、ドイツ政府が不快感を示す一幕もあった。オランド氏は欧州連合(EU)の新財政協定を「幻想だ」と切り捨て、経済成長のための見直し論を一層強める。両者の戦いは欧州全体にも影響を与えかねない。

3998名無しさん:2012/03/22(木) 22:28:58
http://sankei.jp.msn.com/world/news/120322/amr12032215250003-n1.htm
マチュピチュ遺跡に本名? 古文書に「パタジャクタ」
2012.3.22 15:24 [南北アメリカ]

ペルー南部のマチュピチュ遺跡=2010年11月(共同)
 スペイン紙パイスなどは22日までに同国の歴史家の調査結果として、ペルー南部の世界遺産マチュピチュ遺跡(15世紀ごろ)の本当の名称は「パタジャクタ」だった可能性があると報じた。ペルーを征服したスペイン人が1551年に書いた古文書に記載があるという。

 地元先住民の言語ケチュア語で「階段の村」を意味するという。ただ、マチュピチュ近くに同名の遺跡があるため、混同の可能性もあり真偽は不明。マチュピチュは「老いた峰」という意味で、別の名前があったという説がある。

 マチュピチュを建造したインカ帝国はスペイン人征服者によって1532年に滅ぼされ、山の上に階段状に建てられたマチュピチュは忘れられていたが、1911年に米考古学者ハイラム・ビンガムが確認。昨年、100年を祝うイベントが行われた。(共同)

3999チバQ:2012/03/22(木) 22:48:53
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20120322-00000001-sbunshun-int
メイドに清掃員、葬儀屋。エジプト大統領選の顔ぶれ
週刊文春 3月22日(木)12時13分配信

 二〇一〇年末から始まった中東の民主化運動「アラブの春」。エジプトでは、昨年二月にムバラク前大統領が辞任に追い込まれているが、ようやく大統領選の日程が決まった。五月に最初の投票を行い、六月二十一日に最終結果が発表されるという。

 三月十日から始まった立候補受付の締め切りは四月八日だが、エジプト初の民主的な大統領選だけに、候補者も乱立気味。約五百人が立候補を目指しているというが、その顔ぶれもなんとも多彩だ。

 裁判官、弁護士、教師、退役軍人まではわかるが、配管工に諜報機関員、パティシエ、メイド、レストラン経営者、清掃員、葬儀屋などなど、バラエティに富んだ候補者リストに国民は沸いている。

 もっとも、そうした者たちはやはり泡沫。有力候補と言われるのは、ムバラク時代の外相も務めたムーサ前アラブ連盟事務局長、元首相兼中将のシャフィク氏らだ。

 ムーサ氏はムバラク氏が辞任する一週間前、タハリール広場で演説して大衆の側に立った。また、ムバラク氏と同じ元空軍司令官のシャフィク氏は、「治安維持と失業問題の解決のため大がかりな投資計画を実行したい」と抱負を語っている。

 最年少候補は人権問題に取り組む四十歳の弁護士、アリ氏。かつて、最低賃金法の必要性をムバラク大統領に受け入れさせたメンバーの一人として知られている。昨年のデモで中心的役割を演じたのは若者たちだったが、昨年から今年にかけて行われた議会選挙では若者を代表する候補の多くが落選し、宗教色の強いムスリム同胞団が勝利した。その巻き返しを図るために若者たちが送り込んだのがアリ氏である。

 一方、白熱する選挙戦ではすでに有力候補一人が襲撃される事件が起きている。二月二十三日夜、ムスリム同胞団の元幹部であるアブフトゥーフ氏は、遊説を終えてカイロに戻る途中に三人組に車を止められ、ライフル銃の台尻で頭を三回殴られた上に車を奪われた。ムスリム同胞団は大統領選に候補者を出さない方針を決めており、彼は同団から離れて無所属での出馬を表明していた。偶然ではなく狙われたものと見られている。

 果たして選挙は無事民主的に行われるのだろうか。 (ジャーナリスト・小山貴)

(週刊文春2012年3月29日号「THIS WEEK 国際」より)

4001名無しさん:2012/03/23(金) 19:50:09
http://mainichi.jp/select/world/archive/news/2012/03/23/20120323dde007030004000c.html
蠢くフランス:12年大統領選 乱射事件、サルコジ氏に追い風 「治安」「移民規制」強み
 【パリ宮川裕章】フランス南部トゥールーズのユダヤ人学校襲撃事件が22日、アルジェリア系フランス人のモハメド・メラ容疑者(23)射殺で収束し、4月の仏大統領選に向けて治安強化、新規受け入れ移民の半減を掲げる現職のサルコジ大統領(57)に追い風が吹き始めた。事件発生後の世論調査でサルコジ氏の支持率が上昇し、最大野党・社会党のオランド氏(57)優勢の流れが変わる可能性も出てきた。ただ、大統領は急進的なイスラム主義のウェブサイトを日常的に閲覧している者の処罰などを提案しており、イスラム教への偏見や社会の分断を招きかねないとの懸念も出ている。

 事件発生後、大統領は「国民的な悲劇に際し、選挙運動を一時中断する」と宣言し、犠牲者の追悼式に出席、21日にはユダヤ教徒、イスラム教徒の代表と会談した。さらに、立てこもり現場を視察し、捜査の最高指揮者としての存在感を国民にアピールした。

 現職としての強みを存分に見せつけるサルコジ氏に対し、社会的平等や雇用創出などを訴えるオランド氏は治安対策にうとく「傍観者になった」(仏誌ヌーベル・オプセルバトゥール)面は否めない。

 大統領選で再選を目指すサルコジ氏は「治安強化」のほか、極右政党「国民戦線」支持層への浸透を狙って「新規受け入れ移民の半減」を掲げている。事件の容疑者がアルジェリア系のイスラム過激思想の持ち主だったため、サルコジ氏に有利に働く可能性がある。

 サルコジ氏は22日、急進的なイスラム主義サイトにたびたびアクセスしたり、海外で過激主義の影響を受けフランスに帰国する者への罰則導入を検討する意向を表明。仏紙ルモンドは「表現の自由を保障する憲法に抵触する上、膨大な数のアクセスを把握するのは困難」と疑問を呈した。

 大統領選を巡り、仏メディアは支持率が低迷するサルコジ氏について「特殊な外的要因がない限り、挽回は難しい」と分析していたが、事件が「外的要因」となる可能性がある。

 世論調査会社CSAの大統領選第1回投票(4月22日)の支持率調査によると、3月12日時点ではサルコジ、オランド両氏が28%で並んでいたが、事件後の19、20日の調査ではサルコジ氏が支持率を30%へと2ポイント伸ばした。

毎日新聞 2012年3月23日 東京夕刊

4002名無しさん:2012/03/23(金) 20:22:56
http://www.afpbb.com/article/disaster-accidents-crime/crime/2867190/8685612?ctm_campaign=txt_topics
連続銃撃事件、フランス社会に衝撃 大統領選にも影響
2012年03月23日 07:50 発信地:トゥールーズ/フランス
【3月23日 AFP】フランス南西部トゥールーズ(Toulouse)周辺で仏軍兵士やユダヤ人学校の生徒ら7人が殺害された連続銃撃事件のモハメド・メラ(Mohamed Merah)容疑者(23)が、32時間も自宅に立てこもった末に突入した警察の特殊部隊に殺害されたことは、西ヨーロッパで最もユダヤ人とイスラム教徒が多いフランスに大きな衝撃を与えた。

 4〜5月に投票が行われる仏大統領選に向けた選挙戦の中で、社会の不寛容さと治安の悪化への疑問が持ち上がっている。事件を受けて一時止まっていた選挙運動を再開したニコラ・サルコジ(Nicolas Sarkozy)大統領はストラスブール(Strasbourg)で、「このような犯罪は狂信的なモンスターの仕業だ」と述べた。

 これに先立ち同大統領はテレビ演説で、ジハード(イスラム聖戦)関連のウェブサイトを頻繁に閲覧する人に対して法的措置をとることを含め、過激派の取り締まりを強化する方針を示していた。

■「復讐と抗議」の犯行

 パリ検察で対テロ捜査を指揮するフランソワ・モラン(Francois Molins)主任検察官は、メラ容疑者が、殺されたパレスチナ人のために復讐するとともに、フランスがアフガニスタンに軍を派遣し、イスラム教徒の女性に顔を隠すベールの着用を禁止したことに抗議するために7人を殺害したと認めたことを明らかにした。

 さらにモラン主任検察官は、メラ容疑者が、アフガニスタンの旧支配勢力タリバン(Taliban)と関係があるイスラム武装勢力の潜伏地として知られるパキスタンのワジリスタン(Waziristan)地域で、国際テロ組織アルカイダ(Al-Qaeda)から訓練を受けたとも話していたという。

 アルカイダ系のJund al-Khilafahというグループはウェブサイトで、「このフランス人はシオニストの十字軍の基礎を揺るがす作戦を実行した。われわれがこれらの作戦を実行した」「(イスラエルの)罪が、罰を免れることはない」などとする声明を発表し、メラ容疑者が起こした一連の事件への関与を認めた。

 米民間情報機関SITEインテリジェンス・グループ(SITE Intelligence Group)によると、Jund al-Khilafahはアフガニスタンやカザフスタンでの攻撃で犯行声明を出したことがある。

■犯行時の動画が存在

 モラン主任検察官は22日、メラ容疑者が7人を殺害したとき、胸にくくりつけたビデオカメラで動画を撮影しており、この動画を見たことも明らかにした。11日の最初の事件では、殺害された空挺部隊員に「おまえは俺の兄弟たちを殺した。今度は俺がお前を殺してやる」と言って2発の銃弾を放ったという。

 トゥールーズ近郊のモントバン(Montauban)で起きた15日の事件では、兵士2人を撃った後、「アッラーフ・アクバル(神は偉大なり)!」と叫びながらスクーターでその場を離れたという。19日はヘルメットをかぶり、スクーターでトゥールーズのユダヤ人学校に乗りつけて、教師1人と子供3人を殺害した。(c)AFP/Remy Bellon and Laurent Lozano

4003チバQ:2012/03/24(土) 09:24:52
>>3901>>3983
http://www.jiji.com/jc/c?g=int_30&k=2012032400091
米指名のキム氏最有力=世銀総裁選、立候補締め切り
 【ワシントン時事】世界銀行は23日夕(日本時間24日朝)、6月末で退任するゼーリック総裁の後任総裁選の立候補受け付けを締め切った。世銀によると、オバマ大統領の指名を受けた米ダートマス大学のジム・ヨン・キム総長と、新興国の間に支持を広げるナイジェリアのヌゴジ・オコンジョイウェアラ財務相、コロンビアのホセ・アントニオ・オカンポ元財務相の3人が出馬した。理事会の意見聴取などを経て4月下旬までに決定される。
 最有力候補は、世銀の最大出資国で、1945年の設立からトップを独占してきた米国が推すキム氏。同氏は韓国生まれで5歳のときに家族と渡米し、米ブラウン大、ハーバード大医学校を卒業した。世界保健機関(WHO)で開発途上国のエイズ対策や公衆衛生拡充に努めるなど、米国が推す世銀総裁候補としては異例の経歴といえる。
 投票権の16%程度を握る米国に加え、カナダも支持を表明。欧州や日本、韓国などの支持も見込まれるほか、ホワイトハウスによると、既にルワンダが支持を表明するなど途上国、貧困国からも幅広い支持を集めそうだ。複数の途上国から推されていた米経済学者のジェフリー・サックス氏も出馬を辞退し、キム氏支援に回った。(2012/03/24-08:26)

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4004チバQ:2012/03/24(土) 09:25:41
http://www.jiji.com/jc/c?g=int_30&k=2012032400010
世銀総裁候補にダートマス大総長=韓国系、異例の医療専門家−米大統領が指名
 【ワシントン時事】オバマ米大統領は23日、6月末で退任するゼーリック世界銀行総裁の後継候補に、米ダートマス大学のジム・ヨン・キム総長(52)を指名すると発表した。キム氏は韓国系米国人。感染病対策が専門分野で、世界保健機関(WHO)のエイズ撲滅運動や医療、公衆衛生の不平等解決のための活動で知られる。米国が推す世銀総裁候補としては極めて異例の経歴で、選出されれば世銀初のアジア系総裁となる。世銀は23日夕、世銀総裁選の立候補を締め切る。
 オバマ大統領は記者会見で、「貧困の撲滅や開発支援」は世界銀行が担う重大な役割だと述べ、キム氏は「最適な人材だ」と強調した。
 世銀総裁選にはナイジェリアのオコンジョイウェアラ財務相や、コロンビアのオカンポ元財務相も立候補する見通し。世銀の最大出資国で、歴代トップを独占してきた米国が推すキム氏が最有力候補で、これに世界経済での影響力拡大を狙った新興国勢が挑む構図となる。(2012/03/24-02:01)

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4005チバQ:2012/03/24(土) 19:26:02
http://sankei.jp.msn.com/world/news/120324/mds12032411260003-n1.htm
住民虐殺繰り返す「神の抵抗軍」掃討で部隊 アフリカ連合、5千人規模
2012.3.24 11:21

アフリカ連合が身柄拘束を目指している「神の抵抗軍」(LRA)のジョゼフ・コニー指導者(2006年7月31日撮影)=AP
 アフリカ連合(AU)は23日、ウガンダの反政府勢力「神の抵抗軍」(LRA)の掃討やジョゼフ・コニー指導者の身柄拘束を目指し、アフリカの4カ国から成る5千人規模の部隊を24日に立ち上げると表明した。ロイター通信などが伝えた。

 LRAはウガンダ周辺で、子供の誘拐や住民虐殺を繰り返している。米カリフォルニア州の民間非営利団体(NPO)が告発ビデオを作成し、今月、コニー指導者の拘束を訴えるキャンペーンを開始。ネット上で大きな関心を集めている。

 部隊はLRAの被害を受けてきたウガンダ、南スーダン、コンゴ(旧ザイール)、中央アフリカの兵士で構成。拠点は南スーダンに置くという。(共同)

4007チバQ:2012/03/25(日) 00:49:42
4096 名前:チバQ 投稿日: 2012/03/23(金) 23:05:00
http://www.afpbb.com/article/war-unrest/2867189/8685435?ctm_campaign=txt_topics
マリ反乱軍、国境封鎖と夜間外出禁止を発表
2012年03月23日 08:48 発信地:バマコ/マリ
【3月23日 AFP】(一部更新、写真追加)マリの首都バマコ(Bamako)で大統領府など主要庁舎を占拠し、アマドゥ・トゥマニ・トゥーレ(Amadou Toumani Toure)大統領を追放した反乱軍「民主主義制定のための全国委員会」の指導部は22日、同国の国境を全て封鎖すると発表した。西アフリカ一の民主国家での突然のクーデターに国際社会では懸念と批判の声が高まっている。

 占拠された国営放送局からは何時間にもわたり音楽ビデオが繰り返し流されていたが、やがて反乱軍の数十人が画面に映し出され、声明を発表した。大半は緑のベレー帽をかぶった一般兵士で、将校は2人だけだった。

 反乱兵らは全ての国境の封鎖を発表し、さらにリーダーと名乗るアマドゥ・サノゴ(Amadou Sanogo)大尉はマリ全土に夜間外出禁止令を発令すると宣言した。

 同日遅くには反乱軍政府のアマドゥ・コナレ(Amadou Konare)報道官が再びテレビ放送を行い、外出禁止は午後6時から午前6時までの間となると述べた。外出禁止令がいつまで続くのかは明らかにしなかった。

 また、全公務員に対し27日から通常の職務に戻るよう命令し、各省庁の官僚らも国務を引き続き遂行するべきとした。

■大統領は国内にとどまる

 匿名を条件に取材に応じた軍事筋によると、大統領府の外で銃撃戦が起きたとき大統領府にいたトゥーレ大統領は脱出に成功し、現在は大統領が掌握しているバマコ市内の軍事キャンプにいる。赤いベレー帽をかぶったエリート空挺部隊がこのキャンプを警備しているという。

 米国務省の西アフリカ担当副次官補を務めた経験がある、ワシントンD.C.(Washington D.C.)のシンクタンク、世界開発センター(Center for Global Development)のトッド・モス(Todd Moss)氏は、反乱軍側には「これまでに高級将校がまだ一人も出てきていないことに注目すべき」としている。

 セネガルの首都ダカール(Dakar)でAFPの電話取材に応じたモス氏は、このクーデターにより同国北部のトゥアレグ(Tuareg)人問題が「さらに複雑化する」可能性が高く、トゥアレグ人の反政府勢力との和平はさらに困難になったと述べた。(c)AFP/Serge Daniel

4008チバQ:2012/03/25(日) 12:36:23
http://sankei.jp.msn.com/world/news/120324/mds12032411190002-n1.htm

マリの加盟資格を停止 アフリカ連合、大統領無事
2012.3.24 11:19
 アフリカ連合(AU)は23日、反乱軍のクーデターが起きた西アフリカ・マリの加盟資格を停止したことを明らかにした。AUのピン委員長は、マリのトゥーレ大統領が支持者に守られており無事との情報を得ていると、エチオピアで記者団に語った。ロイター通信などが伝えた。

 ピン氏によると、情報をもたらしたのはトゥーレ氏の支持者側で、トゥーレ氏は首都バマコ近くにいるという。AUはマリに憲法による秩序が回復されるまで、加盟資格を停止するとしている。

 一方、反乱軍の指導者であるサノゴ大尉は英BBC放送に対し、権力を保持し続ける意図はないと表明。同大尉は、北部で遊牧民トゥアレグ人の反政府武装勢力と戦うマリ軍の装備不足などの問題が解消されれば、選挙を行うと約束した。バマコでは、軍兵士によるガソリンなどの略奪が横行しているという。(共同)

4009チバQ:2012/03/25(日) 17:59:20
>>3573>>3825
http://www.jiji.com/jc/c?g=int_30&k=2012032500126
異例のやり直し投票=独立宣言の南オセチアで大統領選
 【モスクワ時事】グルジアからの独立を宣言している南オセチアで25日、昨年11月実施の大統領選が無効になったのを受け、異例のやり直し投票が行われた。元南オセチア国家保安委員会(KGB)トップのチビロフ氏(59)、駐ロシア大使のメドエフ氏(51)ら4人が出馬している。誰も過半数を獲得できなければ、決選投票となる。
 今回は、前回の選挙で勝利宣言した女性野党指導者ジオエワ元教育相も、ココイトイ前政権が推していたビビロフ氏も出馬していない。(2012/03/25-17:23)

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4010チバQ:2012/03/25(日) 21:23:17
トルコ特集。なぜなら自分が行こうとしてるから

>>1053
トルコ憲法裁、クルド系政党に解党命令 緊張高まる可能性

>>1546
【日々是世界 国際情勢分析】危うさはらむトルコの独自外交

>>1582>>1596>>1598
トルコ:12日に改憲国民投票 揺れる政教分離 与党主導、「イスラム化」反発も
トルコ国民投票:与党提案の憲法改正を承認−世俗派勢力に打撃
トルコ 政教分離柔軟化へ


>>2649>>2656>>2661
12日にトルコ総選挙 イスラム系与党の政権維持濃厚 大統領の権限強化進むか
<トルコ>12日に総選挙 新憲法目指す与党の議席数に注目
トルコ総選挙で投票=与党「3分の2」が焦点


>>2665-2666
トルコ:総選挙で与党勝利 新憲法制定には議席足りず
トルコ総選挙で与党が勝利、3期目へ 改憲は当面困難

>>2683
トルコ総選挙、少数民族クルド人が躍進 権利拡大要求へ

>>2997
トルコ首相、対イスラエル通商・軍事関係の全面凍結を発表


>>3002
トルコ、全方位外交に転機 「アラブの春」で軌道修正


>>3263>>3272-3273
トルコ被災地で強まる不満 クルド人に被差別意識
政府の対応に遅れ クルド系との溝浮き彫り 死者は500人超
<トルコ大地震>民族差別で対応遅れ クルド系国会議員訴え

>>3667
住民の怒り渦巻く=クルド人誤爆事件−トルコ南東部


http://www.sponichi.co.jp/society/news/2012/03/20/kiji/K20120320002868530.html
無料ハンバーガー支給は「拷問」 油っこい物苦手の男性 慰謝料勝ち取る
 国際的なファストフードチェーンの店で勤務していたトルコの男性が、昼食として毎日支給されるハンバーガーを食べなかったことを理由に解雇されたとして同社を訴え、イスタンブールの裁判所は3100ドル(約26万円)の慰謝料の支払いを命じた。

 油っこい物が食べられないという男性は無料のハンバーガー支給を「拷問」とし、「裁判所の判断がトルコのファストフード業界で働く人の助けになれば」。(共同)
[ 2012年3月20日 12:36 ]

4011チバQ:2012/03/25(日) 21:24:07
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120323-00000102-mai-int
<仏乱射>移民大国・独にも衝撃…模倣犯を警戒する声も
毎日新聞 3月23日(金)21時4分配信

 【エアフルト(ドイツ東部)で篠田航一】フランス南部トゥールーズで起きたユダヤ人学校襲撃事件は、極右ネオナチによる外国人襲撃が後を絶たない隣国ドイツにも衝撃を与えている。ドイツのユダヤ人組織やイスラム系団体は声明を出すなどして警戒を呼びかけている。

 ネオナチの活動が活発な東部テューリンゲン州のユダヤ人協会会長、ウォルフガング・ノッセンさん(81)は「ドイツでもシナゴーグ(ユダヤ教礼拝所)に火炎瓶が投げ込まれる事件が起きている」と、不安を口にした。

 州都エアフルトのシナゴーグで00年に起きた事件のことだ。ヒトラー誕生日の4月20日に火炎瓶2本が投げ込まれた。負傷者はなかったが、極右思想を持つ17〜18歳の少年3人が逮捕された。今も「検察庁の要請で、シナゴーグに防弾ガラスを取り付けている」(ノッセン会長)。防犯カメラの映像は直接、地元警察につながる仕組みだ。

 独イスラム教徒中央評議会のマツィエク会長も「模倣犯が怖い。極右は国境を超えてつながりを持っているからだ」と独紙に語った。

 ナチスによるユダヤ人虐殺の反省から外国人差別に敏感なドイツだが、極右は一定の勢力を維持する。ドイツ憲法擁護庁によると国内のネオナチは推計5600人(10年)。極右全体では2万5000人が活動中という。

 昨年11月には、ネオナチの男女3人が00〜07年にトルコ系ら計10人を次々に殺害していた事件が発覚した。捜査当局は当初、この連続殺人を「トルコ系マフィア間の抗争」と決め付け極右への捜査を怠り、厳しい批判を浴びた。政府はその脅威を改めて認識し、極右政党・ドイツ国家民主党(NPD)の活動禁止に向けた法手続きをしようとしたが、今回の乱射事件はその矢先だった。

 ドイツでは、人口の5人に1人が外国人やその子孫という「移民大国」。だがメルケル首相は10年10月、「多文化社会は失敗した」と述べ、移民が独自の社会を維持し、ドイツ社会に溶け込まない傾向にいら立ちを示した。「トルコ系移民は出生率の高さで、やがてドイツを征服する」と論じたザラツィン元ドイツ連邦銀行理事の著書「ドイツが消える」(10年)も130万部のベストセラーになるなど、移民に対する複雑な感情は根強く存在している。

4012チバQ:2012/03/25(日) 21:34:45
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120325-00000010-mai-int
<スロベニア>地震多発地帯の原発 「想定外」へ尽きぬ懸念
毎日新聞 3月25日(日)9時48分配信

 東京電力福島第1原発事故を受け、自然災害の脅威がクローズアップされた原発がある。スロベニア東部にあるクルシュコ原発だ。地震多発地帯にある上、近くの河川がたびたび氾濫するなど、立地の問題が指摘されてきた。原発側は非常用電源の増設や堤防の補強などに取り組むが、「想定外の事態」への懸念は尽きない。【クルシュコ(スロベニア東部)で樋口直樹】

 バルカン半島北西部の山地を水源とするサバ川は、首都リュブリャナから深い渓谷を経てクルシュコ盆地へ注ぐ。人口3万人足らずのクルシュコ中心部から下流へ2キロほど進むと、広大なリンゴ畑の向こうにドーム形のクルシュコ原発が姿を現す。83年に商業運転を開始した。

 原子炉用冷却水の供給源でもあるサバ川は穏やかな表情を時に一変させる。福島原発事故の半年前の10年9月には「100年に1度」と言われる大きな洪水が発生した。濁流は原子炉を守る左岸の堤防の上端まであと2メートル余に迫り、右岸は広範囲が浸水した。

 「右岸の堤防は左岸よりも1メートル以上低い。洪水を向こう側へ誘導するためで、こちら側が浸水する心配はなかった」。原発の技術部門を統括するクラインツさんは振り返る。それでも、雪解け水や大雨、上流のダムの決壊などが同時発生する「最悪のシナリオ」に備え、左岸や支流の堤防を1・8メートル高くすることに決め、11年中にほぼ工事を終えた。

 クラインツさんは地震への備えも強調する。クルシュコ原発で使われている米ウェスティングハウス社製原子炉は欧州連合(EU)のストレステストの結果、設計上の強度の3倍近い揺れまで炉心損傷が起きないことが確認されたという。外部電源の喪失に備え、大型発電機の増設工事が進む。サバ川から冷却水をくみ上げる可動式ポンプや小型発電機も設置された。

 福島原発事故に前後して自然災害への備えが強化されたクルシュコ原発。だが、そもそも、地震や洪水の危険性の高い場所がなぜ原発の建設地に選ばれたのか。92年には耐震性などを調べる国際的な現地調査が実施された。調査団に参加したオーストリア自然資源・応用生命科学大のクロンプ教授(危険性評価学)は「政治主導の決定だった」と振り返る。

 旧ユーゴスラビア連邦の指導者チトー(1892〜1980年)は連邦内で最も先進的だったスロベニアとクロアチアを最初の「原発の地」に選んだ。だが、送電に都合のよい境界付近で、取水にも適した平地は限られていた。クルシュコが選ばれたが、地震多発地帯だったという。

 現地調査団は全面的な改築による耐震強化が必要と判断し、スロベニア政府などが対応した結果、クルシュコ原発は「全欧で最も優れた耐震設備」を有するようになった。それでも、クロンプ氏は「今の安全対策で十分だと誰が断言できるのか」と自問する。「安全性の限界など誰にも分からない」という「フクシマの教訓」を忘れてはならないと考えている。

4013チバQ:2012/03/26(月) 12:09:03
http://mainichi.jp/select/world/news/20120322ddm007030054000c.html
三日月とダビデの星:中東2国対立の裏側/上 作られた「イラン恐怖症」 イスラエル、かつては蜜月関係
 イスラエル・エルサレムのグレート・シナゴーグ(ユダヤ教礼拝堂)。3月8日夜、約200人が集い、恒例のプリム祭を祝っていた。ハイライトでラビ(導師)が、祭りの由来である聖書物語を朗読する。紀元前5世紀、古代ペルシャ(イラン)王国の大臣ハマンが、領内のユダヤ人を滅ぼそうと謀るが、ユダヤ人の王妃がそれを阻止する話だ。ハマンの名前が読まれるたびに参列者は抗議の意を込め特製のおもちゃを「ガラガラガラ」と鳴らした。

 参列した弁護士ザッリ・ジャッフェさん(58)は言う。「ハマンはアフマディネジャド(イラン大統領)と似ている。悲劇を繰り返さないために歴史を忘れてはいけない」。イスラエル世論がイラン核武装に反対し、自ら防衛する姿勢を求める背景に、こうした考えがある。

 ユダヤ人は、ナチス・ドイツに大虐殺されたホロコースト以外にも古代からたびたび迫害に遭ってきた。古代ギリシャ、ローマ、エジプトなどによる迫害の「記憶」を祭事で伝える。プリムもその一つ。

 イスラエルのネタニヤフ首相はプリム直前の5日、オバマ米大統領とイランの核問題を協議した際、この物語の本を渡した。これに込めたメッセージは明らかだ。


 イスラエル放送(ラジオ)は毎晩、イラン向けにペルシャ語でニュースを放送している。イラン在住者からも第三国の交換機経由で電話を受け、生放送する。2月末、「イラン議会選」をテーマに声を募ると、「投票しない。結果は操作されている」などと、イラン政権を批判する声が多数寄せられた。

 番組ホストのメナシェ・アミルさん(72)はイラン生まれのユダヤ人。20歳でイスラエルへ移住した。1979年のイスラム革命以後のイラン政治体制について「人をだましている」と厳しい。一方、イラン紙は、「アミル氏は、モサドの情報活動をしている」と酷評する。

 だがアミルさんは「二つの国を父と母のように愛している」と話し、イラン現政権と祖国イランを分けて考える。職場には、紀元前6世紀にペルシャ帝国を建国したキュロス大王のポスターを張っている。大王は、バビロニアに捕らわれていたユダヤ人を解放した王である。

 アミルさんによると、両国関係は時代とともに変化してきた。イスラム革命以前、イランのパーレビ王朝は親米・近代的世俗主義の政策を遂行。イスラエルと友好関係にあり、ミサイルの共同開発さえ手がけた。ラジオのペルシャ語放送は55年前、イスラエルの生活や科学、歴史を伝える目的で始まった。

 イスラエルのベングリオン大のハガイ・ラム教授(中東学)は、国民の対イラン観を「作られたイラノフォビア(イラン恐怖症)だ」と断言する。「民族形成には、自己を定義する他者が必要」。多様な解釈の可能な聖書物語も使い「他者」を作った。長年の敵アラブの大国エジプトと79年に平和条約を結んだ結果、イランが新しい「恐怖」とされた。政府、メディア、国民による共犯だという。

     ◇

 イランの核兵器開発疑惑を巡り、イラン・イスラエル関係は戦争間近のようでもある。人々の思いを軸に、敵意の裏側を描く。【エルサレム花岡洋二、テヘラン鵜塚健】

毎日新聞 2012年3月22日 東京朝刊

4014チバQ:2012/03/26(月) 12:09:29
http://mainichi.jp/select/world/news/20120323ddm007030175000c.html
三日月とダビデの星:中東2国対立の裏側/中 貧困層動員し「反イスラエル」 スポーツにも金と圧力

イスラム革命記念日を祝い、デモ行進する市民ら。「イスラエルを倒せ」と書かれたポスターを手にする女性も=テヘラン中心部で2月11日、鵜塚撮影 イスラム革命(79年)以降、宗教と政治を一体化させるイラン。イスラエルを「国家」として認めないばかりか、歴代指導者は「小悪魔」や「悪性腫瘍」と呼んできた。「イスラム教徒のパレスチナ住民を追い出した違法な占領者」と見るためだ。

 五輪や世界選手権で、イラン選手がイスラエル選手との対戦を拒否するのは有名だ。元柔道選手のアラシュ・ミレスマイリさん(31)は04年のアテネ五輪で、イスラエル選手との対戦を辞退。「帰国後、最高指導者ハメネイ師に『10個の金メダルより尊い決断』とほめられた」と誇らしげだ。五輪後、国から高額の報奨金も受け取った。後輩が今夏のロンドン五輪に出場する見通しだが、イスラエル選手と当たれば、「国の代表として辞退は当然」と語る。

 一方、水泳選手のモハメド・アリレザイさん(26)も五輪、世界選手権で計3回辞退した経験があるが、「辞退後に金がもらえるとの約束はすべてほごにされた」と憤る。昨年7月の世界選手権(上海)で、イスラエル選手との競技に「出場したい」とイラン水泳連盟に願い出たが、結局辞退に追い込まれた。以降「反乱分子」とみなされ、ロンドン五輪の予選出場を妨害されているという。敬虔(けいけん)なイスラム教徒だが、「競技と政治を混同するのは間違いだ」と言う。国を挙げた「反イスラエル」運動が、金と圧力で必死にとりつくろわれているのだ。

 イランについては、「ご都合主義」も目立つ。2月末の米アカデミー賞。イラン人監督アスガー・ファルハディ氏の作品「別離」が、イラン史上初めて外国語映画賞を受賞した。反権力的な映画界に普段は距離を置く政府も「(候補の)イスラエル作品に勝った」と激賞したものの監督の帰国後、祝賀式典の開催は許可しなかった。

 「イスラエルを倒せ」。33回目の「イスラム革命記念日」の2月11日、テヘラン中心部での「官製デモ」で、数万人の市民が声を張り上げた。反発する「改革派」の政治家や市民を徹底弾圧する一方で、イラン政府は貧困層や地方住民を巧みに動員。経済の疲弊、生活の悪化は「敵国の陰謀」との論理を振りまく。

 周辺地域では最大の同盟国シリアが、民主化デモを発端とする混乱で揺らいでいる。「内憂外患」が深まるほど、政府は「責任転嫁」の矛先を探す。テヘランの政治評論家、ピールムハンマド・モラゼヒ氏は「『反イスラエル』は国民に最も呼びかけやすいスローガンであり、政治に利用され続ける」と語る。【テヘラン鵜塚健、エルサレム花岡洋二】

毎日新聞 2012年3月23日 東京朝刊

4015名無しさん:2012/03/26(月) 12:09:58
http://mainichi.jp/select/world/news/20120324ddm007030102000c.html
三日月とダビデの星:中東2国対立の裏側/下 助け合うユダヤとイスラム 政治と異なる国民生活
 テヘラン南部の総合病院「サピール病院」の院長室を人が次々と訪れる。「先生、妻を助けてくれてありがとう」。院長はユダヤ教徒のシアマク・モルサデクさん(46)。病院はイラン在住ユダヤ人組織の運営だが、院長は「患者の9割以上はイスラム教徒。患者を信仰で区別しませんよ」と話す。周辺は貧しいイスラム教徒が多く、時に治療費も立て替える。

 院長はユダヤ人代表の国会議員で、3月の選挙で再選された。国会(定数290)は少数派保護のため、キリスト教徒やゾロアスター教徒と並びユダヤ教徒にも1議席が確保されている。


早朝の礼拝に臨むイランのユダヤ教徒。普段はペルシャ語を話すが、ここではヘブライ語だ=テヘラン中心部の礼拝所で2011年7月、鵜塚撮影
 イラン・イスラエルの緊張関係は一見、イスラム教とユダヤ教の衝突にも見えるが、イスラエルを除けばイランは中東最大の約2万人のユダヤ教徒が住む。ユダヤ教徒のシナゴーグ(礼拝所)が約50カ所、学校も4校ある。

 元電気修理業のユダヤ人、ムーサ・ザカリアイさん(70)は「イスラム教の起源はユダヤ教で、信者同士はいとこのような存在。憎み合う理由はない」と語る。ユダヤ教をさかのぼれば、イラン起源のゾロアスター教に行き着く。

 ザカリアイさんは、子供5人のうち3人が米国、妹がイスラエルで暮らし、両国とも訪ねたが、「路上で車が故障した時、誰もが世話を焼いてくれる優しいイランが一番好きだ」。自由がなく少数派を抑圧する「真っ黒なイラン」像を否定し「政治が対立をあおっている」と話す。

 一方、イスラエルにはイラン出身者と子孫約20万人が暮らす。カツァブ前大統領(66)やモファズ国会外交・防衛委員長(63)、大物歌手のリタさん(49)はイラン生まれ。リタさんは昨年、ペルシャ語でアルバムを出し話題となった。

 最大の商業都市テルアビブ南部に、ミズラヒと呼ばれる中東・アフリカ出身ユダヤ人やアフリカ難民、外国人労働者らの貧困地区がある。女性人権団体「アホティ(私の姉妹)」の拠点だ。3月中旬、最高責任者で芸術家のシュラ・ケシェトさん(51)は電話対応に追われていた。

 ケシェトさんの両親はイラン東部マシャド出身で「私の芸術、社会活動はイラン文化に根ざす」。マシャドのユダヤ人社会は19世紀にイスラム教へ改宗させられたが、女性らが結束してひそかに信仰を守った。一方、イスラエルへ移民後に貧困と孤独に苦しむ同郷女性が多く、1936年に移住した祖母と母が、専用の老人ホームを創設した。

 ケシェトさんの視座は、宗教や民族の違いではなく「抑圧者と被抑圧者」にあり、イスラム教徒のパレスチナ人女性の芸術活動も支援する。自身の活動が「より良いイスラエルと世界を生む」と信じる。【テヘラン鵜塚健、エルサレム花岡洋二】

毎日新聞 2012年3月24日 東京朝刊

4016名無しさん:2012/03/26(月) 12:10:31
http://mainichi.jp/select/world/news/20120326k0000e030138000c.html
アゼルバイジャン:イスラエルが急接近 焦る隣国イラン
 【テヘラン鵜塚健】核開発を進めるイランとイスラエルの緊張が高まる中、カスピ海沿岸の小国アゼルバイジャンを巡って両国が激しい綱引きを繰り広げている。イランの北隣にあるアゼルバイジャンをイラン攻撃に備えた拠点にしたいイスラエルと、それを阻みたいイランが対立しているのだ。双方がスパイを送り込む“戦場”となったアゼルバイジャンは、自国の立ち位置に苦悩している。

 アゼルバイジャンは旧ソ連から91年に独立した。人口約900万人の7割がイスラム教シーア派で、シーア派宗教国家・イランとの関係が深い。

 しかし、イランへの敵対姿勢を強めるイスラエルがアゼルバイジャンに急接近している。AP通信によると、イスラエルは2月末、アゼルバイジャンとの間で約16億ドル(約1300億円)の武器取引の契約を締結した。

 イスラエルはイラン核施設への空爆を計画しているとされるが、両国は1500キロ以上離れ、給油などで近隣国の協力が不可欠だ。イランは「イスラエルがアゼルバイジャンを攻撃拠点とするのでは」と警戒している。アゼルバイジャンは、イスラエルの情報機関モサドとイラン革命防衛隊員が暗躍する「スパイの巣窟」になっているといわれる。

 3国の関係に影を落としているのが、今年1月、テヘランでイラン人核物理学者が殺害された爆弾テロ事件だ。イラン政府は「モサドが支援、計画した犯行」(最高指導者ハメネイ師)と断定してイスラエル非難を強め、同時に「犯人の逃走を助けた」としてアゼルバイジャンに抗議した。

 イスラエルのアゼルバイジャン「侵食」にイランは焦りの色を見せている。イラン国営放送によると、イランは3月12日、アゼルバイジャンのアビエフ国防相をテヘランに呼び、「自国領土をイラン攻撃拠点に使わせない」との言質を引き出した。会談したアフマディネジャド大統領は「我々は兄弟同士で何の問題もない」と語り、蜜月ぶりを演出した。

 一方、アゼルバイジャン当局は1月下旬以降、イスラエル要人を狙ったテロ計画に関与した疑いで不審人物を相次いで逮捕した。3月中旬にはスパイ容疑で22人を拘束した。いずれのケースにもイラン革命防衛隊の関与が指摘されている。

 これに対して、イラン外務省は17日、「イスラエル側のたくらみに乗せられている」と反論、アゼルバイジャン引き留めに必死だ。イラン、イスラエル両国の板挟みになっているアゼルバイジャンだが、戦争になればイランからの難民の流入も予想され、難しい対応を迫られている。

毎日新聞 2012年3月26日 10時35分(最終更新 3月26日 10時45分)

4017名無しさん:2012/03/26(月) 12:12:01
http://mainichi.jp/select/world/archive/news/2012/03/26/20120326ddm012030043000c.html
パキスタン:脱・政治腐敗、スター頼み 元クリケット主将率いる野党、若者ら支持 軍支配に不満
 大統領の腐敗問題に絡んで首相が刑事被告人となり、民政政権の崩壊が取りざたされるパキスタン。外交・政治の実権を握るとされる軍がさらに台頭する可能性も予想され、先が読みにくい情勢だ。そんな中、腐敗や軍支配からの脱却を求める動きも出ている。クリケットの元ナショナルチーム主将、イムラン・カーン氏(59)が率いる野党「正義のための運動」だ。カーン氏支持者が多い村を訪ねると、若い世代らが口々に「新しい政治」を訴えた。【ミアンワリ(パキスタン中部)杉尾直哉】

 地中海のようなさわやかな風が吹く湖のほとりに、近代的な建物の「ナマル大学」がある。「国の改革のためには、まずは教育」と、カーン氏が08年、父親(故人)の出身地ミアンワリ郊外に開校した理科系の私立大だ。ソフトウエア科など3学科があり、230人が学ぶ。学生の大半は授業料の一部・全額免除を受けている。カーン氏の私財に加え、海外の同郷人からも寄付を募って支えてきた。

 地元出身の3年生の男子学生シラズさん(20)は、この大学に入って初めて英語の学習を始めた。読み書きができない人々が多い地域で、十分な教育を受ける機会がなかったためだ。しかし、今は流暢(りゅうちょう)な英語で「国造りのためには教育しかない、というイムラン(・カーン氏)の政策を支持する。教育によって人々は目覚めることができる。教育を受けること自体がすでに政治活動だ」と話した。

 「政治には興味ない」という学生もいるが、誰もが、縁故採用など社会・政治の腐敗体質にうんざりしており、「個人の努力が正当に評価される社会」を訴えた。

 ミアンワリの「正義のための運動」の党事務所を訪ねると、党員15人が会議で集まっていた。小麦農家イムランさん(40)は「既成政党は腐敗しきっている。真実の人、イムラン・カーンが最後の望みだ」という。

 地元では停電が常態化し、かんがい用の地下水をくみ上げられない。燃料高騰で肥料も高い。国民の生活を顧みないこれまでの政治家への不満が高まっている。

 パキスタンは、軍が政治や外交の実権を握っているといわれる。40歳代の男性は「政府が腐敗するときに軍が介入する。(カーン氏に腐敗の)心配はない」と話した。カーン氏は「軍支配の排除」を訴えてきたが、そのためにも政治腐敗をどう克服していくか。その難しさは、会議に参加した誰もが認識していた。

4018名無しさん:2012/03/26(月) 12:12:19
 ◇2大政党脅かす可能性
 パキスタンでは、ブット初代首相(79年に処刑)が設立した「人民党」と、シャリフ元首相が率いる「イスラム教徒連盟」の2大政党が交互に政権を取り、それぞれが腐敗・独裁的性格を強めると、軍がクーデターで政権を奪うという歴史を繰り返してきた。クリケットの元国民的スター、カーン氏への期待が高まっているのは、こうした政治にうんざりした住民感情が背景にある。

 人民党は、08年2月の総選挙で第1党となった。99年の軍事クーデターで政権を握ったムシャラフ大統領(前陸軍参謀長)がワンマンぶりを強めたことへの反発や、07年12月に人民党党首のベナジル・ブット元首相(ブット初代首相の娘)が暗殺されたことで同情票を集めた。現在は、ブット元首相の夫ザルダリ大統領と長男のビラワル氏が共同総裁を務め、「ブット家の党」といわれる。

 だが、人民党政権には経済政策の失敗や腐敗体質から国民の失望と反発が広がっている。また、昨年5月にパキスタンに潜伏していたアルカイダの最高指導者ビンラディン容疑者が米軍特殊部隊に殺害された事件を巡り、ザルダリ大統領が「軍事クーデター阻止のため米軍に介入を求めた」との疑惑も浮上した。反米感情の強い国民を刺激したほか、政治・外交の実権を握る軍との対決姿勢も深まった。

 さらに最高裁が今年2月、ザルダリ大統領側近のギラニ首相に対し「大統領の過去の腐敗問題を追及していない」として「法廷侮辱罪」に問う刑事裁判を開始した。有罪判決が出れば、ギラニ首相は辞任を避けられず、13年に予定される総選挙が前倒しで実施される可能性が高い。

 この混乱に目をつけ、英国に政治亡命しているムシャラフ前大統領は、現政権崩壊の見通しがついた時点で帰国し、国政復帰を狙う考えだ。しかし、最高裁は軍政時代のムシャラフ氏の住民抑圧などの責任を追及する可能性があり、情勢は混とんとしている。

 一方、カーン氏の「正義のための運動」は96年に設立された歴史の浅い政党だ。教育を受けていない多くの国民は、2大政党に属する地主ら有力者に無分別に従う傾向が強く、カーン氏は支持を集め切れず議席も持っていない。しかし、昨年11月以降、政治集会には20万〜30万人を結集できるほどになった。特に、有権者の6割を占める若い世代の支持が強く、次の選挙では、2大政党を脅かす存在に台頭する可能性がある。

毎日新聞 2012年3月26日 東京朝刊

4019チバQ:2012/03/26(月) 20:56:40
http://sankei.jp.msn.com/world/news/120326/mds12032620040003-n1.htm
エジプト 軍部と同胞団が非難合戦 “蜜月”にひび
2012.3.26 20:01
 【カイロ=大内清】エジプトの暫定統治を担う軍最高評議会と、同国最大のイスラム原理主義組織ムスリム同胞団が非難合戦を繰り広げている。同胞団がガンズーリ暫定内閣とその後ろ盾である軍部への批判を強めているのに対し、軍部は25日夜、異例の反論声明を発表、昨年2月にムバラク前政権が崩壊した政変以降、良好だった両者の関係にひびが入りつつある。

 究極的には「イスラム国家化」を志向しているとされる同胞団は、前政権下で非合法組織として監視下に置かれ、軍にも「脅威」とみなされてきた。

 しかし、政変で全権を握った軍部は、同胞団との関係を改善した。そこには、昨年の反政府デモで大きな動員力を見せ、軍批判をも展開する若者中心の民主化勢力に同胞団を対抗させる狙いがあったとみられる。

 軍部との良好な関係を背景に、同胞団傘下の政党「自由公正党」は昨年11月から今年2月の上下両院選で第一党に躍進。国政への自信を深める中、今月24日には、経済運営に失敗しているなどとしてガンズーリ内閣の辞職を要求し、同内閣を擁護する軍部にも批判の矛先を向けた。

 これに対し、軍部は25日の声明で「非常に強い憤り」を表明、地元紙によると、軍部は同胞団幹部に、議会を解散させる可能性もあると警告している。軍部としては、同胞団が勢いづきすぎないようくぎを刺した格好だ。エジプトは5月に政変後初の大統領選を控えており、関係がこのままこじれれば、再び政治の混乱を招く可能性もある。

4020チバQ:2012/03/26(月) 20:57:39
http://sankei.jp.msn.com/world/news/120325/erp12032515200001-n1.htm
首相面会に3千万円要求 覆面取材に英保守党幹部
2012.3.25 15:19

23日、英スコットランドの保守党集会で演説するキャメロン首相(ロイター)
 25日付の英紙サンデー・タイムズは、キャメロン英首相が党首を務める保守党の財務担当幹部が同紙の覆面取材に対し、首相との面会に25万ポンド(約3200万円)の献金を要求したと報じた。ロイター通信によると、この幹部は同日辞任した。

 同紙は幹部との会話を隠し撮りした映像をウェブサイトに掲載。幹部が「20万〜25万ポンド払えば、プレミアリーグ入りだ。首相や財務相と夕食をともにできる」と話す様子が映っている。

 保守党は調査に乗り出す考えだが、キャメロン首相の政権運営に大きな打撃となりそうだ。

 同紙の記者は海外の投資家を装って幹部と面会。海外からの献金は違法だが、幹部は抜け道として英国での会社設立なども提案した。(共同)

4021チバQ:2012/03/26(月) 20:58:17
http://sankei.jp.msn.com/world/news/120326/mds12032609450001-n1.htm
市民を「人間の盾」に、子供も シリア軍 人権団体指摘「おぞましい行為」 
2012.3.26 09:44
 国際人権団体ヒューマン・ライツ・ウオッチ(本部ニューヨーク)は25日、アサド政権による反体制派弾圧が続くシリア情勢に関し、政府軍が反体制派との戦闘で市民らを「人間の盾」として使っていたとする報告書を発表した。

 軍は今月、反体制派の拠点だった北部イドリブを制圧したが、目撃者によると、衝突の際に攻撃から身を守るため、地元住民に強制して兵士の前を歩かせていたという。

 また住宅地で反体制派の活動家を捜索する際、市民に装甲車の周りを歩かせるなどした。子供もいたという。同団体は「シリア軍は直ちにこのおぞましい行為をやめるべきだ」と批判している。

 フランス公共ラジオによると、軍は25日も西部ホムスなどで反体制派への弾圧を行い、全土で少なくとも30人が死亡した。(共同)

4022名無しさん:2012/03/26(月) 21:18:17
>>3684>>3764>>3814>>3871>>3890-3891>>3908

http://jp.reuters.com/article/worldNews/idJPTYE82P04720120326
セネガル大統領選はサル氏が勝利宣言、政権交代へ
2012年 03月 26日 18:12 JST
[ダカール 26日 ロイター] 西アフリカのセネガルで25日行われた大統領選の決選投票は、サル元首相(50)が26日、3選を目指していた現職ワッド大統領(85)に対する勝利宣言を行った。
首都ダカールでは、多くの市民が通りに繰り出し、車のクラクションを鳴らしたり、太鼓をたたいたりして政権交代へ希望の声を上げた。過去12年続いたワッド政権は、インフラ整備などの公共事業に大規模な投資を行ってきたが、貧困対策でほとんど成果を挙げることができなかった。

サル氏は記者会見で「今夜の大きな勝者はセネガル国民だ」とし、「われわれの民主主義が成熟していることを世界に示した。すべてのセネガル人のための大統領になる」と語った。

一方のワッド氏も敗北を認め、25日夜にサル氏に電話で祝意を伝えたことを明らかにしている。


http://www.asahi.com/international/update/0326/TKY201203260453.html
2012年3月26日19時31分
セネガル大統領選、3選目指した現職敗退へ
 西アフリカ・セネガルで25日に決選投票が行われた大統領選挙で、新顔のサル元首相(50)の当選が確実となった。正式な開票結果は出ていないが、サル氏は3選を目指した現職のワッド大統領(85)の倍以上の票を得たという。ワッド氏はサル氏に電話で祝意を伝えたという。

 セネガル憲法は大統領の3選を禁止しているが、ワッド氏は規定が自身の初当選後に設けられたとして立候補の権利を主張し、評議会もこれを認めた。このため、市民の抗議デモが起き、死傷者が出ていた。

 大統領選挙を巡っては、1月、世界的に有名な国民的歌手ユッスー・ンドゥール氏が出馬を目指したが、必要な支持者の署名が足りないとして、憲法評議会が申請を却下した。(ナイロビ=杉山正)

4024名無しさん:2012/03/26(月) 21:58:53
http://www.asahi.com/international/intro/TKY201203240359.html
〈@インド〉州議会選に見たインドの民主主義ラフル氏を乗せたヘリコプターを迎える人たち=ミルキプル、五十嵐誠撮影


■五十嵐 誠(ニューデリー支局長)

 人口12億人のインドはよく「世界最大の民主主義」と形容される。1947年に分離独立した隣国パキスタンが長年にわたる軍事政権を経験したように、開発途上国では民主主義は安定しないことの方が多い。だが、インドは貧しい人々が人口の多くを占めるにもかかわらず、独立以降、自由な選挙で政権を決める政治体制が続いてきた。

 1月のニューデリー支局赴任後すぐにインド民主主義の「祭典」と言える選挙を取材する機会を得た。1州だけで日本の人口を超える2億人が住む北部ウッタルプラデシュ州の州議会選挙だ。インド最多人口を有する同州の選挙は今後2年ほどの間に実施予定の総選挙の行方を占うとして注目されていた。

 中央政府の与党連合を率いる国民会議派は、ラフル・ガンジー代表幹事(41)が選挙運動の先頭に立っていた。ラフル氏は、曽祖父がネール初代首相、祖母がインディラ・ガンジー元首相、父がラジブ元首相というインド政界のサラブレッド。母親で党総裁のソニア氏(65)からの「世襲」も近いとされ、次の首相候補としてその政治手腕が試されていた。

 ネール・ガンジー王朝とも揶揄(やゆ)される、一族内での権力の継承はインド政治のもう一つの側面だ。政治家の世襲は日本でも珍しくないが、インドの場合は際だっている。仮にラフル氏が首相になれば4世代にわたって国の最高権力者が一家族から輩出することになる。政治家一族はほかにもたくさんある。インドでは民主主義と権力の世襲という一見相反するような現象が同時進行している。

4025チバQ:2012/03/26(月) 22:00:08
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120326-00000038-mai-int
<仏大統領選>左派戦線候補が急伸 オランド氏支持層を浸食
毎日新聞 3月26日(月)15時15分配信

 【パリ宮川裕章】フランス大統領選(4月22日第1回投票)で、左派政党「左派党」と共産党で作る「左派戦線」候補のジャンリュック・メランション氏(60)が支持率を伸ばしている。中道寄りの最大野党・社会党のフランソワ・オランド前第1書記(57)の支持層を切り崩しているとみられ、世論調査によっては、極右政党「国民戦線」のマリーヌ・ルペン氏(43)をしのいで、サルコジ大統領(57)、オランド氏に続く3位に浮上している。

 メランション氏は社会党出身。社会党のジョスパン首相の下で2000年代前半に職業教育担当相を務めた。08年に社会党を「中道寄りすぎる」と批判し、「左派党」を結成、党首に就任。今回の選挙では仏共産党と「左派戦線」を組み、最低賃金の引き上げ、非正規雇用公務員80万人の正規雇用化、医療無料化などの政策を掲げる。

 世論調査会社IFOPによる調査では、第1回投票のメランション氏の支持率は1月30日の7.5%から3月23日には12%に急伸し、中道政党「民主運動」のフランソワ・バイル氏(60)と並ぶ4位となった。世論調査会社BVAの調査では、2月1日の8%から3月22日には14%に躍進し、ルペン氏(13%)、バイル氏(12%)を抜いて3位に浮上した。

 各世論調査ではオランド氏の支持率下落に反比例するように支持率が伸びており、仏メディアは、社会党支持者を含む左派支持層のオランド氏への不満がメランション氏の支持率上昇につながったと分析している。第1回投票でオランド氏の得票を上回り、首位に立つことで決選投票に向けて弾みを付けたいサルコジ氏はメランション氏を「才能のある人物」とたたえている。左派の票奪い合いを激化させることで「オランド氏の支持率の下落を狙っている」(ルモンド紙)とされる。

4026チバQ:2012/03/26(月) 22:03:29
http://www.jiji.com/jc/c?g=int_30&k=2012032600032

与党の一角、議席失う=重要選挙控え政権に不安−独州議選
 【ベルリン時事】ドイツ南西部のザールラント州で25日、州議会選挙が行われ、連邦レベルでメルケル首相のキリスト教民主同盟と連立政権を組む自由民主党が大敗し、議席を失った。来年の総選挙の前哨戦と位置付けられる5月のノルトライン・ウェストファーレン州議選を前に、メルケル政権にとっては不安な結果となった。
 各党の得票率は、民主同盟が35.2%(前回34.5%)で第1党を維持。最大野党の社民党は30.6%(同24.5%)。自民党はわずか1.2%(同9.2%)で、議席獲得に必要な5%を下回った。民主同盟と社民党が大連立政権を樹立する見通し。(2012/03/26-06:21)

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4027チバQ:2012/03/26(月) 22:06:08
http://sankei.jp.msn.com/world/news/120326/erp12032621280001-n1.htm

盗撮・盗聴… ロシアで特務機関が暗躍 在露日本大使館の公使も被害
2012.3.26 21:26 (1/2ページ)
 【モスクワ=遠藤良介】ロシアで反政権派の政治家や人権活動家が盗撮・盗聴され、面会や電話の内容がインターネットや政府系メディアで暴露される事態が相次いでいる。在露日本大使館の公使(政務担当)も被害にあった。ソ連時代をほうふつさせる盗撮・盗聴劇には治安・特務系機関の関与が疑われており、プーチン首相が次期大統領に就任するのを前に、反政権派の信用失墜や分断を図る狙いだとみられている。

 日本大使館の公使は2月3日、モスクワ市内のレストランで著名な人権活動家、ポノマリョフ氏と面会しているところを盗撮・盗聴された。計5分30秒にわたる2本の盗撮映像が動画投稿サイト「ユーチューブ」に掲載されており、一部は政府系NTVのプロパガンダ(政治宣伝)番組でも放映された。

 この番組は諸外国が資金援助を通じて反政権派や人権活動家の糸を引いていると主張する内容。ポノマリョフ氏が北方領土の色丹、歯舞の「2島を(日本に)引き渡すべきだ」とする持論を展開している映像が使われ、氏が日本の政治的利益と引き換えに「助成金」を求めているとのナレーションが加えられていた。

 こうした盗撮・盗聴は昨年12月、モスクワで下院選の不正疑惑に抗議する大規模な反政権デモが行われるようになったのと軌を一にして相次いだ。

 昨年末には、反政権派のネムツォフ元第1副首相が俗語を多用して“身内”のデモ組織関係者を批判した電話の会話を盗聴され、政権派インターネット・メディアが録音を暴露。今年1月にはルイシコフ元下院議員らがカフェでの面会を盗撮され、人気ブロガーの反政権派指導部からの排除を画策している映像がユーチューブに流出した。

 NTVの前出番組では、欧米の外交官が人権擁護団体に出入りしたり、反政権デモを視察する模様も放映されている。ポノマリョフ氏は「盗撮が連邦保安局(FSB)などの治安・特務系機関によって行われたのは疑いない」と語り、連邦捜査委員会(SK)に調査を求める書簡を送ったことを明らかにした。

 モスクワなど大都市部で反政権機運が高まってきたのに応じ、プーチン次期政権は一定の民主化改革を行って不満層の“ガス抜き”を図る姿勢を見せている。

 これに対し、ポノマリョフ氏は「政権のシロビキ(=武闘派、治安・特務系機関の幹部や出身者など)はプーチンの大統領復帰に活気づき、プーチンがさらに(反政権派に対して)厳しい態度を取るよう圧力をかけている」と指摘。一連の盗撮・盗聴には次期政権の方針をめぐる派閥抗争も絡んでおり、先行きは全く楽観できない状況だといえる。

 在露日本大使館の話「NTVに対しては抗議文書を送付した。大使館員が通常の外交活動として行った面会の映像と音声がわれわれの了解なく放映されたことは遺憾であり、北方領土問題について日本大使館が工作をしているかのように報じられたことも誤解を与えるとする内容だ」

4028チバQ:2012/03/26(月) 22:56:15
http://jp.wsj.com/World/Europe/node_414396?google_editors_picks=true
「枕がわたしの銀行よ」−ドルに頼るジンバブエ
2012年 3月 26日 14:04 JST
 ジンバブエの行商人イボンヌ・チコッサさん(33)が最後に銀行を訪れたのは2008年、つまり同国のハイパーインフレの最悪期に近い時期のことだ。チコッサさんは当時、毎日夜明けに起きて長い列に並び、1兆ジンバブエ・ドル以上を引き出していた。1兆ジンバブエ・ドルは当時、パン1斤の価格だった。

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Associated Press

文字通り“マネーロンダリング”

 チコッサさんは首都ハラレの貧困地域ンバレの市場で中古の衣料品を販売している。彼女は「銀行に対してはいまだに強い恐怖がある」と話した。チコッサさんはジンバブエ準備銀行がインフレの助長を容認し、彼女の少ない収入の価値を崩壊させたと考えている。チコッサさんは「今は自分の枕がわたしの銀行よ」と語った。

 ジンバブエの経済は成長している。その一因は政府が09年に自国通貨を捨て、米ドルを採用したことにある。この動きによりインフレは抑えられ、投資家が資金を引き揚げるスピードが遅くなった。しかし、一般市民の間では政府の貨幣問題の対処への不信が根強く、急速な経済成長のために必要な預金が銀行から流出している。

 この不透明感がジンバブエをホーダー(現金貯め込み)国家に変えた。ジンバブエの街中に流通する、汚れて灰色になった米ドル札は、多くの2ドル札を含め、堅調な現金経済を裏付けるもので、おおむね銀行を経由していない。2ドル札は米財務省が2006年に最後に印刷したものだ。ジンバブエの銀行の預金高は「ドル化」以降、10年初めの12億5000万ドルから33億ドル(約2700億円)程度にまで回復した。しかし、ジンバブエ銀行協会によると、国民はこのほか銀行の外で約35億ドル保有しており、銀行の預金高を上回っている。

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Associated Press


 現金に飢えたジンバブエの銀行と通貨の統制を失ったジンバブエ中央銀行の困難は、ギリシャ、マラウィ、それにスワジランドといったその他の国々の直面する困難と似ている。しかしジンバブエ中銀が抱える問題は、機能不全というさらに別の水準に達している。

 ジンバブエ準備銀行は過去10年間、ムガベ政権の長年お気に入りの事業計画に15億ドルを貸し出した。同行は現在、アフリカの地域開発銀行や各国中銀に11億ドルの借金をしている。同行によれば、政府がカネを返さないため、返済できないという。

 また03年から同行を率いているギデオン・ゴノ総裁には、私用のために同行の資金を着服した疑惑がかけられている。ゴノ氏はこの疑惑に公式に対応しておらず、ウォール・ストリート・ジャーナルの電子メールへの返信では、詳細に関するコメントを拒否した。同氏は「適切な時期」に疑惑に関する「圧力に対応する」とした。

 一方、同行は中銀としてジンバブエの最後の貸し手としての機能でさえも果たせない状況だ。同国政府は最後の貸し手としての業務を再開するための1億ドルのプログラム創設のため、アフリカ輸出入銀行と交渉している。

 そのプログラムが創設できず、もし同行が銀行の融資保証に乗り出すことができなければ、流動性は枯渇する。そういった事態は実際に既に起こっている。

 一連の問題により、ジンバブエの金融システムはあえぎ、失業率が異常に高い中で、企業から資本が失われている。ジンバブエ当局者は同国の生産年齢人口のうち90%が失業していると推測している。

 ジンバブエが自国通貨を捨てて米ドルを採用して以降、同国の経済成長率は09年が6%、10年が9%にまで伸びた。しかし、昨年は6%にまで後退し、今年は3.1%にまで落ち込むと国際通貨基金(IMF)は予想している。

 ルネッサンス・キャピタルのサハラ砂漠以南地域担当エコノミスト、イボンヌ・マンゴ氏は銀行セクターの崩壊が成長率の低下につながっていると指摘している。

 マンゴ氏は「基本的に通貨政策がない。アイデアが尽きてしまっているのだと思う」と述べた。

 銀行セクターの問題は既に暗くなっている投資環境をさらに悪化させている。

 同国の手つかずのプラチナ埋蔵量は多く、肥沃(ひよく)な農地もある。しかし、ムガベ大統領の「現地化」政策のため、投資資金を失うリスクを負うことを望む人はほとんどいない。現地化政策とは、農地、ビジネス、それに鉱山の権利を黒人に移管することを目的とした政策だ。

4029チバQ:2012/03/27(火) 22:08:15
>>3979
http://www.afpbb.com/article/politics/2868115/8706271
アサンジ容疑者、「リバタリアン」として上院議員当選めざす
2012年03月27日 19:08 発信地:シドニー/オーストラリア

【3月27日 AFP】内部告発サイト「ウィキリークス(WikiLeaks)」の創設者、ジュリアン・アサンジ(Julian Assange)容疑者は27日、オーストラリア上院議員に当選した場合は、「リバタリアン(自由至上主義者)」としてより開かれた政府の構築を目指すと語った。

 性的暴行容疑によるスウェーデンへの移送決定の取り消しを求めて英最高裁に上訴中のアサンジ容疑者は、今月、オーストラリア上院選への出馬を表明していた。

 豪州国籍を持つアサンジ容疑者は、豪紙シドニー・モーニング・ヘラルド(Sydney Morning Herald)のインタビューに対し、「自由なメディアの強い擁護者」になる決意を語り、また裁判所の弾圧的な決定や、情報への自由なアクセスに対する「過度の制約」を議員特権を活用して打破する決意を示した。

 これまで豪州政府はウィキリークスを厳しく批判してきた。ジュリア・ギラード(Julia Gillard)首相は、ウィキリークスによる米外交公電の公開を「極めて無責任」な行為と表現している。アサンジ容疑者はヘラルド紙に対し、ギラード首相による非難が上院議員選への出馬を決定する上で直接的な影響を及ぼしたと述べた。

 また同容疑者は、オーストラリアの政策には「多くの誤りがある」と述べ、特に「縁故主義の拡大」と「自らの利益のために活動する政界関係者らによる国民の権利と利益の裏切り」を挙げた。

 一方、ウィキリークスは、2013年の下院選でギラード首相と直接対決する候補を、同首相の選挙区であるビクトリア(Victoria)州Lalorに擁立することを発表している。上院選は3年ごとに半数が改選され、通常は下院選と同日に投票が実施されている。(c)AFP

4030チバQ:2012/03/28(水) 21:51:56
http://www.jiji.com/jc/c?g=int_30&k=2012032801059
委員長にイスラム政党元幹部=憲法起草委の正統性に疑問符−エジプト
 【カイロ時事】昨年2月にムバラク政権が崩壊したエジプトの新憲法案を作成する新憲法起草委員会(100人)の初会合が28日、開かれ、イスラム政党、自由公正党元幹部のカタトニ人民議会議長を委員長に選出した。ただ、リベラル系メンバーら約20人が辞任した委員会の正統性に早くも疑問符が付けられている。
 イスラム勢力が約6割を占める委員会の構成に不満が噴出し、初会合への出席は72人にとどまった。一方、同委を辞任したリベラル系や人民議会議員、NGO関係者らが別の「憲法起草委」の立ち上げを発表しており、5月投票の大統領選とともに民政移管のカギとなる憲法起草は混迷しそうだ。(2012/03/28-21:35)

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4031チバQ:2012/03/28(水) 22:47:11
http://sankei.jp.msn.com/world/news/120328/asi12032809090002-n1.htm
インド国民、家庭にトイレはなくとも携帯電話は所有
2012.3.28 09:07 (1/3ページ)[アジア・オセアニア]

インド国鉄の車両内で携帯を操る乗客ら=13日、東部コルカタ(AP)
 携帯電話はあるが用を足すのにトイレがない−。インドではこんな国民が少なくないことが国勢調査で明らかになった。道路や電力供給、住宅、水道など、生活に欠かせないインフラが整備途上のまま、携帯やインターネットの普及が先行して進んでいるようだ。きょうのテーマは「たとえトイレがなくとも」とした。(SANKEI EXPRESS)


携帯電話は必需品


 インドは人口12億、世帯数3億3000万。2011年実施の国勢調査によると、家庭にトイレがある世帯は全体の47%と半数に届かなかった。これに対し、電話(ほとんどは携帯)のある世帯は63%。01年と比べると、トイレは10ポイント、電話は54ポイントの上昇だった。インドで「家庭にトイレがない」といった場合、多くは屋外の空き地などで用を足することを意味する。国勢調査の担当者は「屋外排泄(はいせつ)(open defecation)は引き続き、インドの深刻な問題」と語った。

 電気の来ている家庭は全体の70%(01年比11ポイント増)。水道は43.5%だった。自宅から500メートル以内(都市部は100メートル以内)の水くみ場を利用している家庭は36%で、20%はそれより遠くへ水をくみに行くことを強いられていた。ガスや電気を調理に使っている家庭は29%。67%は薪や牛の糞(ふん)を燃やしていた。

 テレビのある家庭は01年の15.6%から43%に上昇。都市部の家庭で、ノート型パソコンがあるのは20%。LANのある家庭は全体の3%(1000万世帯)だった。


谷崎も宝石もネットで


 インドでネット販売が広がっている、とロイター通信が伝えている。ネパール国境のビハール州に住む男性はかつて、ニール・ゲイマンや谷崎潤一郎といったお気に入りの作家の作品を読みたいと思ったら、ニューデリーかムンバイの親戚(しんせき)に頼んで買ってもらわなければならなかった。ところが、インド版アマゾンともいうべき「Flipkart.com」を知ってからその煩わしさがなくなった。「他のサイトと価格を比較して、安く手に入れることができる」と話した。

 米コンサルタント会社によると、インドのネット販売市場は16年までに10年の10倍規模の840億ドル(約6兆7200億円)になることが見込まれる。ただし今のところ、クレジットカード払いは定着していない。また、どのネット販売業者も配送してくれない地域がある。本のほか、携帯デジタルプレーヤーの類、下着、宝石などがネット販売の人気商品。だが、ネット販売に先鞭(せんべん)をつけたのは、インド国鉄切符の販売で、それまでは、線路が6万5000キロにおよび列車はたいてい混雑する国鉄の切符の入手は困難を極めたらしい。


列車はオンボロでも


 その国鉄をめぐって最近、鉄道相が事実上、更迭される騒ぎがあった。9年ぶりの運賃値上げを4月1日に実施すると発表したのだが、連立与党内から異論が出て、撤回した。

 インド国鉄に関する本を書いたばかりのインド人ジャーナリストのニューヨーク・タイムズへの寄稿によると、航空運賃が高く、道の悪いインドでは、鉄道は欠かせない交通手段で、年間70億人が利用する。値上げは、庶民にとって確かに痛いのだが、施設は老朽化しており、安全確保のための資金を獲得するのに他に手段はないという。

 鉄道相を辞任したディネシュ・トリベディ氏は「運賃を値上げしなければ客車(coaches)は棺おけ(coffins)になるとみな言っている」と語っている。

(編集委員 内畠嗣雅(うちはた・つぐまさ))/SANKEI EXPRESS)

4032チバQ:2012/03/28(水) 22:50:22
http://www.tokyo-np.co.jp/article/world/news/CK2012032802000039.html
独連立政権 揺らぐ基盤
2012年3月28日 朝刊

 ドイツのメルケル首相が連立政権パートナーの自由民主党(FDP)の退潮に苦吟している。同党は州議会選で連敗。過去一年間、七州議会選のうち六州で議席を失い、重大な危機。連立相手の党勢の揺らぎは、欧州財政危機などで正念場が続くメルケル政権の足元も危うくしている。 (ベルリン・弓削雅人)

■低落止まらず
 「この選挙結果に神経質になって、連立政権内の対立をあおるような争点探しをしてはいけない」

 メルケル政権でFDPから入閣したバール保健相は、騒ぎの火消しに躍起だった。二十五日に投開票された西部ザールラント州議会選で、FDPは得票率わずか1・2%。前回の9・2%から転落し、議席獲得に必要な5%にも遠く届かなかった。

 メルケル首相が率いるキリスト教民主同盟(CDU)は支持を伸ばして第一党となったが、連立相手のFDPを失い、最大野党の社会民主党(SPD)との大連立を進めざるを得ない情勢。勝利宣言したCDUのクランプカレンバウアー同州首相も「SPDとは、対等な立場で連立協議を進めたい」と、選挙結果に当惑気味だった。

■躍進から転落
 FDPは中小企業経営者や自営業者が主な支持基盤。前回二〇〇九年の連邦議会選挙では14・6%と過去最高の票を獲得。CDUとの中道右派連立政権を十一年ぶりの復活に導いた。

 しかし、政権発足直後、党の存在感を示そうと突き進んだのが災いのもと。大規模減税の要求などでメルケル首相与党と再三対立、内政を停滞させた。外交面でも、同党のウェスターウェレ外相は昨年、リビア問題で北大西洋条約機構(NATO)の武力行使に強硬に反対し続け、欧州で孤立する形になった。

 FDPは党幹部の交代で一新を図ったが、昨年、東京電力福島第一原発事故が起きると反原発を主張する「緑の党」が躍進。既存原発の稼働延長を推進してきたFDPは一気に退潮し、連立政権の運営に影を落とした。

■連立の再編も
 ザールラント州議会選でFDPが敗北した後、メルケル首相は、「国政の連立政権は安定しており、州とは状況が異なる」と、影響回避に必死。外交政策をめぐっても、影響はないとの姿勢を強調している。

 とりわけ欧州の最大懸案であるユーロ危機をめぐっては、首相は二十六日、現行の欧州金融安定化基金(EFSF)と、常設安全網として発足する欧州安定メカニズム(ESM)の並行運用に言及。融資能力強化案を支持し、反対一辺倒から欧州との妥協に転じる姿勢さえ示した。

 ドイツでは、五月中旬まで、北部シュレスウィヒ・ホルシュタイン、西部ノルトライン・ウェストファーレンと州議会選が続く。最新の世論調査では、どちらもFDPの支持率は4%以下で、議席獲得ラインに届いていない。来年秋の連邦議会選挙に向けて各州でFDPの退潮が続けば、国政の舞台でも、連立組み替え、または政権交代が焦点になる可能性も高まる。

 ベルリン自由大学のカールステン・コシュミーダー研究員は「SPDは当面、ユーロ政策ではメルケル首相を支持する。しかし、前政権の教訓から、大連立が得策とは考えていないだろう」と指摘している。

4033チバQ:2012/03/28(水) 22:53:53
http://www.chunichi.co.jp/s/article/2012032801001555.html

政治活動の継続明言 ンドゥール氏
2012年3月28日 17時27分

 27日、セネガルの首都ダカールで取材に応じるユッスー・ンドゥール氏(共同)


 【ダカール共同】西アフリカ・セネガルの大統領選で出馬申請が退けられた世界的歌手ユッスー・ンドゥール氏(52)が28日までに、首都ダカールで共同通信の単独インタビューに応じ「まだ音楽に情熱はあるが、国のことの方が優先的だ」と述べ、政権交代が決まった同国で今後も政治活動を続けると明言した。

 ンドゥール氏は、支持者の署名不足で出馬申請が退けられたことについて「過去のこと」と強調。25日の決選投票で野党候補のサル元首相(50)が当選したことに自身の支援が役割を果たしたとし「私にも責任がある」と述べ、新政権参加に前向きな考えを示した。

4034チバQ:2012/03/29(木) 23:05:31
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120328-00000086-mai-int
<イスラエル>最大野党の党首交代
毎日新聞 3月28日(水)19時48分配信

 【エルサレム花岡洋二】イスラエル最大野党の中道・カディマは27日、党首選を行い、モファズ国会外交・防衛委員長(63)が現党首のリブニ前外相(53)を大差で破り、新党首に選ばれた。

 モファズ氏はイラン生まれの元国防相。地元メディアによると、モファズ氏は党員による有効投票の62%を獲得した。リブニ氏の得票率は37%だった。

 カディマは09年2月の総選挙で第1党の地位を維持しながらリブニ党首が組閣できず、ネタニヤフ党首(現首相)率いる第2党のリクードによる右派連立政権が発足。カディマはその後、支持者がリクードや中道左派・労働党に流れて支持率を大幅に下げ、党首選でリブニ氏の責任が問われた形になった。

 イスラエルの次期総選挙は来年10月に予定されている。

4035チバQ:2012/03/29(木) 23:06:06
http://www.sankeibiz.jp/macro/news/120329/mcb1203290500002-n1.htm
サルコジ氏、支持率伸び悩む 銃撃事件対応の高評価も結びつかず2012.3.29 05:00
 フランスのサルコジ大統領は、同国南西部トゥールーズ周辺で今月起きた銃撃事件への対応について世論調査で高い評価を受けたものの、大統領選挙が近づく中でそれを支持率に結び付けることはできなかった。

 27日公表された3件の世論調査によると、社会党のオランド候補は過去1週間に追い上げを受けているが、5月6日の決選投票に関する支持率は54%と、サルコジ大統領の46%をなお上回っている。過去2件の世論調査で支持率はそれぞれ56%対44%だった。

 今回の世論調査は、ユダヤ人学校襲撃などで7人を殺害したとされるモハメド・メラ容疑者が22日に警察に殺害されてから初めて実施された。市民は32時間におよぶ容疑者立てこもりの実況中継にくぎ付けとなったが、大統領選に関する関心事項は依然として雇用と給与であることが世論調査で示された。

 ボストン大学のウィリアム・キーラー教授(フランス現代史)は「経済がすべてだという従来の選挙に関する表現が当てはまる。今回の危機では経済状況が他の何事にも勝る」と指摘。銃撃事件については「まれな出来事で、国民は考えを大きく変えることはないだろう」と述べた。(ブルームバーグ Gregory Viscusi)

4036チバQ:2012/03/29(木) 23:11:58
http://sankei.jp.msn.com/world/news/120329/amr12032909450002-n1.htm
ルラ氏の喉頭がん完治 ブラジル大統領選再出馬も
2012.3.29 09:44

喉頭がんの治療を受けていたブラジルのルラ前大統領(AP)
 喉頭がんの治療を受けていたブラジルのルラ前大統領(66)について、治療に当たっていた同国最大都市サンパウロの病院は28日、がんは完治したと発表した。ルラ氏は「政治生活に戻る」と表明、2014年の大統領選に再出馬する可能性が指摘されている。

 ルラ氏は03〜10年に大統領を2期8年務め、経済成長をけん引し、今も国民人気が高い。連続3選禁止の憲法規定により、同じ労働党のルセフ氏が後継者となり10年の選挙で当選。同国初の女性大統領ルセフ氏も人気が高く、どちらが次回選挙に出馬するか関心が高まっている。

 昨年10月、ルラ氏は喉頭がんにかかったことが判明。トレードマークだったひげと頭髪をそり、化学療法と放射線治療などを続けていた。(共同)

4037チバQ:2012/03/30(金) 22:48:21
http://sankei.jp.msn.com/world/news/120330/asi12033020550003-n1.htm
モーリシャス大統領辞任へ 首相と対立
2012.3.30 20:54
 インド洋の島国モーリシャスのジュグノート大統領は30日、31日付で辞任すると表明した。ロイター通信などが伝えた。同国では大統領は名誉職で、ジュグノート氏は実権を持つラムグーラム首相と対立していた。

 ジュグノート氏は辞任後、野党側に参加する方針。与党側はジュグノート氏の政権への干渉を批判していた。

 モーリシャスは、政党政治などの民主制度が定着した安定した国と国際的に評価されている。(共同)


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