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国際政治・世界事情

3958チバQ:2012/03/12(月) 21:52:22
http://www.tokyo-np.co.jp/article/world/news/CK2012031202000172.html
サルコジ仏大統領 「欧州自由往来」中断を示唆
2012年3月12日 夕刊

 【パリ=野村悦芳】四月末のフランス大統領選で再選を目指すサルコジ大統領(57)は十一日、再選を果たした際には移民の入国を抑えるため、欧州諸国内の自由な往来を定めた「シェンゲン協定」への参加を一時中断することを明らかにした。支持率の低迷に苦しむ大統領は、移民規制強化など右派を意識した政策を打ち出し、人気回復を狙っている。

 サルコジ大統領は、パリ郊外で同日開かれた選挙集会で、国境審査の事務能力が不十分な国を処罰することができるよう求め、「今後十二カ月で改善しなければ、フランスは交渉が成立するまで協定への参加を中断するだろう」と述べた。

 フランスでは、移民の急増が、国民の高い失業率や治安悪化の原因と指摘される。サルコジ大統領は極右・国民戦線の大統領候補、マリーヌ・ルペン氏(43)が掲げた規制強化の公約を後追いする形で移民に厳しい政策を掲げ始めている。

 昨年は、北アフリカのチュニジア政変で難民になった人々が、イタリアを経由してフランスに多数入国。大統領はイタリアの国境管理の甘さを批判し、両国の緊張が一時高まった。また、ギリシャとトルコの国境から欧州に流入する不法移民に対しても、規制強化を求める声が欧州内で広がっている。

<シェンゲン協定> 「国境なき欧州」の理念に基づき、欧州連合(EU)域内での出入国審査を免除する条約。1985年に旧西ドイツやフランスなど5カ国が国境の管理を廃止する協定を締結。参加国は徐々に増え、現在はEUのうち英国とアイルランドを除く22カ国と、非加盟のノルウェーやスイスなど4カ国が参加する。昨年の「アラブの春」で北アフリカなどから欧州への難民が急増し、危機的な状況に限り審査復活を認めるよう協定が改定された。


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