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国際政治・世界事情

3192チバQ:2011/10/12(水) 23:22:01
http://www.tokyo-np.co.jp/article/economics/news/CK2011101202000186.html
スロバキア 基金拡充否決、再採決へ
2011年10月12日 夕刊

 【ベルリン=弓削雅人】スロバキア議会(定数一五〇)は十一日夜、ユーロ圏の債務危機拡大を防止する欧州金融安定化基金(EFSF)の機能拡充策を否決した。連立与党の一角が棄権に回った。採決はラディツォバー首相の信任投票も兼ねており、首相が率いる中道右派四党の連立政権は事実上、崩壊した。近く実施される二回目の採決で野党が賛成に回る見通しで、拡充策は最終的には可決される可能性が高い。 

 採決では連立の一角「自由と連帯(SaS)」と野党が棄権した。議場にいた議員百二十四人のうち五十五人が賛成し、反対は九人、棄権は六十人。

 ラディツォバー首相は「ユーロ圏諸国が愚かな目標に向かっているというSaSの主張は受け入れられない。スロバキアはすべての国との協力が必要だ」などと述べた。一方、SaSのスリク党首は「納税者への負担を強いるEFSFの拡充案は、わが国と欧州を欺くもので、われわれには連立崩壊の責任はない」と強調した。

 再採決でのカギを握る議会最大勢力の野党スメル(道標)は、連立政権の退陣を条件に賛成する方針。

 ユーロ圏は、EFSFの機能拡充で金融の安全確保を目指す。二十三日に延期された欧州連合(EU)首脳会議で危機対応の包括的対策を協議する予定で、スロバキアの対応が遅れると、協議への影響が出る可能性もある。

http://www.yomiuri.co.jp/atmoney/news/20111012-OYT1T00355.htm?from=navlp
欧州危機を政争の具に…スロバキア否決


欧州金融安定基金の強化策が否決された後、記者会見するラディチョバ首相=AP スロバキア議会(1院制、定数150)は11日、欧州金融安定基金(EFSF)の機能強化策の承認を否決したが、週内にも行われる再投票では可決となる可能性が十分ある。

 11日の投票で強化策に明確に反対したのは、採決を欠席した連立与党の一角「自由と連帯」(21議席)と野党議員9人のみ。

 最大野党「スメル(道標)」(62議席)は、昨年まで政権党としてユーロ危機に対応してきた。今回の機能強化策にも理解を示している。

 ただ、政権返り咲きを目指すスメルは、強化策承認の見返りに解散総選挙を求めるなどの駆け引きを見せた。これに対しラディチョバ首相は、強化策承認と内閣信任案を抱き合わせて投票にかけることで与党内の結束を固め、過半数を維持する戦術に出た。

 だが、与党4党をまとめられず、承認否決と政権崩壊という、首相にとって最悪のシナリオとなった。一方、解散を目指すスメルには思惑通りの結果となった。

 強化策承認が長引けば、欧州連合(EU)内でスロバキアへの圧力が強まるのは必至だ。早ければ12日にも行われる再投票で、自由と連帯を除く与党3党とスメルを加えた賛成多数で承認される公算が大きいと見られる。(ジュネーブ 佐藤昌宏)

(2011年10月12日11時08分 読売新聞)


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