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国際政治・世界事情

3964チバQ:2012/03/14(水) 22:02:00
http://www.jiji.com/jc/c?g=int_30&k=2012031401044
有力反体制派で内部対立=メンバー4人が辞任−シリア
 【カイロ時事】シリア反体制派の連合体「国民評議会」のメンバー4人が、14日までに辞任した。反体制派武装組織「自由シリア軍」への武器供与をめぐる意見対立が背景にあるもようだ。
 辞任したワリド・ボニー氏は時事通信の電話取材に、「執行部が独断で決定を行っており、組織内の協調体制が欠如している」と批判。「自由シリア軍への資金援助に関する取り決めがあるとの情報はメディアの報道で知った」と語った。(2012/03/14-20:45)

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120314-00000101-mai-int
<シリア>反体制派が分裂の危機
毎日新聞 3月14日(水)21時3分配信

 【カイロ和田浩明】シリアで反体制派の退潮が著しい。武装闘争路線をとる離反兵士団体「自由シリア軍」は13日、北部イドリブ市から撤退した。中部ホムス市に続いて主要拠点を失ったことになる。政治的にも、主要反体制組織「シリア国民評議会」から幹部3人が脱退。欧米や一部アラブ諸国は反体制派支援を明確にしているが、反体制側の「統一戦線」構成にはほど遠い。

 シリアではアサド大統領が13日、複数政党制を盛り込んだ新憲法(2月承認)に従い人民議会(国会)総選挙を5月7日に実施するとの布告を発表。国民の要求に応えた「政治改革」を着実に進めているとの印象づくりに躍起になっている。

 自由シリア軍の報道官は毎日新聞の電話取材に対し、イドリブからは12日夜〜13日未明に撤退したと説明した。クルディ副司令官は「攻撃を避け常に移動している」と述べ、拠点と言える場所は南部ダルアー県の丘陵地帯のみになったと厳しい状況を認めた。

 反体制団体「シリア革命総合委員会」によると、13日はイドリブの64人を含め全土で110人が死亡。14日も死傷者が出た。

 トルコ国境に近いイドリブは、レバノン国境に近いホムスと共に国外からの武器弾薬などの補給が比較的に容易で、自由シリア軍の有力拠点だった。しかし、装備や兵士数、練度にはるかに勝る軍・治安部隊に圧倒されつつある。

 反体制派は政治的にも分裂の危機に直面する。13日にはトルコに拠点を持つシリア国民評議会から幹部3人が撤退。評議会メンバーのイマド・ホサリ氏は取材に、自由シリア軍への武器供給を巡る意見対立が背景にあるとの認識を示した。

 武器供給にはサウジアラビアやカタールが意欲を表明。評議会関係者によると、カタールに開設された銀行口座に資金が振り込まれる見通しになっているという。しかし、自由シリア軍のクルディ氏によると、現時点では外国の支援による武器供給は実現していない。国内の反体制派からは「評議会は国民保護のためには何もしていない」との批判が高まっている。

 ロイター通信によると、脱退した幹部の一人でリベラル派医師のカマル・ラブワニ氏(54)は、評議会とは別の反体制派の統一組織をつくる意向を示した。評議会は2月に再選されたガリユーン議長の任期が4月15日に切れることもあり、幹部間の権力闘争が悪化したとの見方も一部に出ている。

 ◇シリア軍地雷敷設

 一方、国際人権団体ヒューマン・ライツ・ウォッチは13日、シリア軍が対人地雷をトルコ、レバノン国境に敷設したと発表、回収されたロシア製「PMN−2」地雷の写真も公表した。難民や反体制派、武器密輸者の出入りを規制するためと見られている。


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