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国際政治・世界事情

4027チバQ:2012/03/26(月) 22:06:08
http://sankei.jp.msn.com/world/news/120326/erp12032621280001-n1.htm

盗撮・盗聴… ロシアで特務機関が暗躍 在露日本大使館の公使も被害
2012.3.26 21:26 (1/2ページ)
 【モスクワ=遠藤良介】ロシアで反政権派の政治家や人権活動家が盗撮・盗聴され、面会や電話の内容がインターネットや政府系メディアで暴露される事態が相次いでいる。在露日本大使館の公使(政務担当)も被害にあった。ソ連時代をほうふつさせる盗撮・盗聴劇には治安・特務系機関の関与が疑われており、プーチン首相が次期大統領に就任するのを前に、反政権派の信用失墜や分断を図る狙いだとみられている。

 日本大使館の公使は2月3日、モスクワ市内のレストランで著名な人権活動家、ポノマリョフ氏と面会しているところを盗撮・盗聴された。計5分30秒にわたる2本の盗撮映像が動画投稿サイト「ユーチューブ」に掲載されており、一部は政府系NTVのプロパガンダ(政治宣伝)番組でも放映された。

 この番組は諸外国が資金援助を通じて反政権派や人権活動家の糸を引いていると主張する内容。ポノマリョフ氏が北方領土の色丹、歯舞の「2島を(日本に)引き渡すべきだ」とする持論を展開している映像が使われ、氏が日本の政治的利益と引き換えに「助成金」を求めているとのナレーションが加えられていた。

 こうした盗撮・盗聴は昨年12月、モスクワで下院選の不正疑惑に抗議する大規模な反政権デモが行われるようになったのと軌を一にして相次いだ。

 昨年末には、反政権派のネムツォフ元第1副首相が俗語を多用して“身内”のデモ組織関係者を批判した電話の会話を盗聴され、政権派インターネット・メディアが録音を暴露。今年1月にはルイシコフ元下院議員らがカフェでの面会を盗撮され、人気ブロガーの反政権派指導部からの排除を画策している映像がユーチューブに流出した。

 NTVの前出番組では、欧米の外交官が人権擁護団体に出入りしたり、反政権デモを視察する模様も放映されている。ポノマリョフ氏は「盗撮が連邦保安局(FSB)などの治安・特務系機関によって行われたのは疑いない」と語り、連邦捜査委員会(SK)に調査を求める書簡を送ったことを明らかにした。

 モスクワなど大都市部で反政権機運が高まってきたのに応じ、プーチン次期政権は一定の民主化改革を行って不満層の“ガス抜き”を図る姿勢を見せている。

 これに対し、ポノマリョフ氏は「政権のシロビキ(=武闘派、治安・特務系機関の幹部や出身者など)はプーチンの大統領復帰に活気づき、プーチンがさらに(反政権派に対して)厳しい態度を取るよう圧力をかけている」と指摘。一連の盗撮・盗聴には次期政権の方針をめぐる派閥抗争も絡んでおり、先行きは全く楽観できない状況だといえる。

 在露日本大使館の話「NTVに対しては抗議文書を送付した。大使館員が通常の外交活動として行った面会の映像と音声がわれわれの了解なく放映されたことは遺憾であり、北方領土問題について日本大使館が工作をしているかのように報じられたことも誤解を与えるとする内容だ」


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