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国際政治・世界事情
4025
:
チバQ
:2012/03/26(月) 22:00:08
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120326-00000038-mai-int
<仏大統領選>左派戦線候補が急伸 オランド氏支持層を浸食
毎日新聞 3月26日(月)15時15分配信
【パリ宮川裕章】フランス大統領選(4月22日第1回投票)で、左派政党「左派党」と共産党で作る「左派戦線」候補のジャンリュック・メランション氏(60)が支持率を伸ばしている。中道寄りの最大野党・社会党のフランソワ・オランド前第1書記(57)の支持層を切り崩しているとみられ、世論調査によっては、極右政党「国民戦線」のマリーヌ・ルペン氏(43)をしのいで、サルコジ大統領(57)、オランド氏に続く3位に浮上している。
メランション氏は社会党出身。社会党のジョスパン首相の下で2000年代前半に職業教育担当相を務めた。08年に社会党を「中道寄りすぎる」と批判し、「左派党」を結成、党首に就任。今回の選挙では仏共産党と「左派戦線」を組み、最低賃金の引き上げ、非正規雇用公務員80万人の正規雇用化、医療無料化などの政策を掲げる。
世論調査会社IFOPによる調査では、第1回投票のメランション氏の支持率は1月30日の7.5%から3月23日には12%に急伸し、中道政党「民主運動」のフランソワ・バイル氏(60)と並ぶ4位となった。世論調査会社BVAの調査では、2月1日の8%から3月22日には14%に躍進し、ルペン氏(13%)、バイル氏(12%)を抜いて3位に浮上した。
各世論調査ではオランド氏の支持率下落に反比例するように支持率が伸びており、仏メディアは、社会党支持者を含む左派支持層のオランド氏への不満がメランション氏の支持率上昇につながったと分析している。第1回投票でオランド氏の得票を上回り、首位に立つことで決選投票に向けて弾みを付けたいサルコジ氏はメランション氏を「才能のある人物」とたたえている。左派の票奪い合いを激化させることで「オランド氏の支持率の下落を狙っている」(ルモンド紙)とされる。
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