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国際政治・世界事情

1とはずがたり:2005/05/23(月) 02:47:11
世界情勢・世界史ネタなど
軍事問題は安全保障論http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1043205301/l10を国際経済問題は国際経済学http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1060165061/l10を参照の事

4038チバQ:2012/03/31(土) 08:17:23
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120330-00000031-jij-int
イスラエルに基地使用許可か=イラン空爆で―アゼルバイジャン
時事通信 3月30日(金)7時13分配信

 【ワシントン時事】米外交専門誌「フォーリン・ポリシー」(電子版)は29日までに、米当局者の話として、イスラエルがイラン北部と接するアゼルバイジャンから空軍基地の使用許可を得たもようだと報じた。米政権はイスラエルによるイランの核施設攻撃に利用される可能性があるとして、懸念を深めているという。

4039名無しさん:2012/03/31(土) 12:34:16
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120331-00000097-san-int
フォークランド紛争30年 資源めぐり再燃の兆し
産経新聞 3月31日(土)7時55分配信


拡大写真
フォークランド諸島(写真:産経新聞)
 ■展開力欠く英 アルゼンチン強気

 【ロンドン=木村正人】南大西洋のフォークランド諸島にアルゼンチンが侵攻し、実効支配する英国が奪回したフォークランド紛争の勃発から来月2日で30年。最近、アルゼンチンが同諸島に寄港した船舶の入港を拒否するなど圧力を強めている。金融危機による財政難で英国の前方展開力に空白が生じたのに対し、南米では資源需要や新興国の台頭により海外領土を維持する英国への反発が強まっていることが背景にある。

[フォト]「鉄の女」優しくおちゃめな素顔

 英政府は2月、フォークランド諸島に最新鋭のミサイル駆逐艦を派遣。空軍で救助ヘリの副操縦士を務めるウィリアム王子も同諸島で任務に当たった。

 これに対し、アルゼンチン政府は「英国の植民地主義は人間の恥」と反発し、同諸島に寄港した船舶がアルゼンチンの港に入るのを拒否。さらに国内大企業の幹部に英国からの輸入を止めるよう求めたほか、同諸島周辺での石油開発に関与する企業に対し法的手段や制裁措置を取る考えを表明するなど、強硬姿勢をエスカレートさせている。

 英国領のフォークランド諸島には軍事と外交以外の自治権がある。地元メディア、ペンギン・ニューズのリサ・ワトソン編集長(42)は「アルゼンチンが侵略してきたとき、私は12歳。今でもトラウマになっている」と語る。

 同諸島周辺の海産物は豊富で、最近では海底油田の試掘権収入が富をもたらす。紛争時約1600人だった人口も今は3千人余。「アルゼンチン系島民は多くても5家族」(同編集長)という。

 ロジャー・エドワーズ立法議会議員(65)は「われわれは180年間も住んでおり、孫で9世代目。島民のアイデンティティーは1番目にフォークランド、2番目に英国。数年前の世論調査では99%が英国領にとどまることを支持している」と語る。

 こうした中、2008年の金融危機で国防費削減を強いられた英国では、戦闘機を搭載できる空母が退役、19年に新たな空母が配備されるまで前方展開力を欠いているのが現状だ。マイケル・ジャクソン元英陸軍参謀長は英紙に「今、フォークランドが侵略されても奪回できない」と嘆く。防空能力を高めるため、英軍は戦闘機ユーロファイター4機を常駐させ、最新鋭ミサイル駆逐艦を配備して万全を期す。

 一方、アルゼンチン空軍機は老朽化しており、軍事専門出版社IHSジェーンズのロバート・マンクス氏は「同国には侵略の意思も能力もない」と分析する。

 それでもアルゼンチンが強気に出る背景には、南米で反米感情が高まるのを恐れるオバマ米政権が、英国の肩を持たず双方に「合意による解決」を求めているうえ、中国がアルゼンチンの領有権を支持していることなどがある。

 同諸島周辺では豊富な石油埋蔵量が確認され、フォークランド自治政府の認可を受けた複数の英企業などが試掘を開始している。

 新興国の台頭により、海底資源が豊かな各海域では領有権争いが顕在化しており、米海軍大のジェームズ・ホームズ准教授は「(南・東シナ海で領有問題を抱える)中国がフォークランド紛争を研究している」とも指摘している。

【用語解説】フォークランド紛争

 1982年4月2日、アルゼンチン軍事政権がフォークランド諸島に侵攻、1833年以来、同諸島を実効支配する英国と紛争が勃発。サッチャー英政権(当時)は空母2隻を主力とする部隊を派遣し、6月14日にアルゼンチンが降伏。死者約900人、負傷者約1800人を出した。両国は2009年、国連に同諸島周辺の領有権を申請したが、いずれも凍結されている。

4040チバQ:2012/04/01(日) 09:18:31
http://www.jiji.com/jc/c?g=int_30&k=2012040100038
ムスリム同胞団が候補擁立=エジプト大統領選
 【カイロ時事】エジプト人民議会を主導する自由公正党の母体、ムスリム同胞団は31日、5月の大統領選挙の候補者として、同胞団ナンバー2のハイラト・シャーテル氏(61)の擁立を発表した。昨年2月のムバラク政権崩壊後の大統領を選ぶ選挙戦はさらに熱を帯びそうだ。(2012/04/01-08:06)

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4041チバQ:2012/04/01(日) 09:19:09
http://www.jiji.com/jc/c?g=int_30&k=2012033100402
反体制派は「壊滅」と政権=安定後に都市部撤退−シリア
 【カイロ時事】シリア外務省報道官は31日、国営テレビに対し、アサド政権の打倒を目指した反体制運動が壊滅したとの認識を示した。アサド政権は中部ホムスなどへの攻撃を続けているが、同報道官は、重火器の使用停止や反体制派との対話などを求めたアナン国連・アラブ連盟特使の調停案を履行する考えを改めて表明した。
 同報道官は「国家を打倒しようとするもくろみは終わった。安定を確保し、新たなシリアを構築する取り組みが始まった」と述べた。アナン氏の調停に基づき、情勢が安定し次第、軍や治安部隊は都市部から撤退するという。(2012/03/31-22:59)

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4042名無しさん:2012/04/01(日) 09:19:40
http://www.jiji.com/jc/c?g=int_30&k=2012033100238
大統領に論文盗用疑惑=辞任圧力強まる−ハンガリー
 【ベルリン時事】ハンガリーのシュミット大統領(69)が1992年に執筆した博士論文に盗用疑惑が浮上した。シュミット氏は否定しているが、大学側は博士号を剥奪。野党は辞任要求を強めており、同氏を大統領に推したオルバン首相は苦しい立場に追い込まれている。
 疑惑は地元メディアが1月に報じて発覚した。シュミット氏が体育大学に提出した近代五輪に関する論文215ページのうち、180ページがブルガリアのスポーツ専門家によるフランス語の論文を一字一句、翻訳しただけの内容だった。その後、他の17ページもドイツ人学者の英語の論文とそっくりと伝えられた。
 疑惑を受けて設置された調査委員会は「多くが翻訳であるものの、見逃した大学側の責任であり、論文は当時の基準を満たしている」と結論付けた。しかし、体育大学を統合したゼンメルワイス大学は「論文は科学的にも倫理的にも問題がある」として、博士号の剥奪を決めた。(2012/03/31-15:33)

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4043チバQ:2012/04/01(日) 14:20:08
http://www.asahi.com/international/update/0401/TKY201204010077.html
2012年4月1日7時14分
エジプト大統領選、イスラム組織が幹部擁立 選挙の軸に関連トピックスエジプト[PR]

 エジプト最大の穏健派イスラム組織ムスリム同胞団と系列政党の自由公正党は31日、5月に予定される同国大統領選に、ハイラト・シャーテル副団長(61)を擁立すると発表した。同胞団は圧倒的な組織力を持っており、選挙戦の軸となりそうだ。一方、下院で過半数近くを占める同胞団の「権力独占」を警戒する世俗・リベラル派との対立も深まりそうだ。

 シャーテル氏は学生時代から同胞団の活動に加わる一方、家具のチェーン店などを経営する富豪として知られ、同胞団に多額の献金を続けてきた有力幹部。出馬表明に伴い、副団長を辞任した。

 同胞団はこれまで「一つのグループで権力を独占すべきではない」として大統領選には自派候補を擁立しないとし、昨年5月には出馬を表明した幹部のアブドルメナム・アブルフトゥーハ氏を除名していた。一方、世俗派などは「隠し玉候補がいるはず」とみていた。

4044チバQ:2012/04/01(日) 22:36:25
http://mainichi.jp/select/world/europe/news/20120402k0000m030092000c.html
エジプト大統領選:イスラム穏健派が擁立…議会で最大勢力
 【カイロ和田浩明】エジプトの穏健派イスラム原理主義組織「ムスリム同胞団」は3月31日、ハイラト・シャーテル副団長(61)を、5月下旬に予定される大統領選挙に擁立すると発表した。同胞団の系列政党「自由公正党」は人民議会(国会)で半数近くの議席を持ち、組織力・資金力もあるだけに、シャーテル氏はアムル・ムーサ前アラブ連盟事務局長(75)らと共に最有力候補になりそうだ。

 シャーテル氏は80年代から同胞団の熱心な活動家となる一方、家具事業などで巨万の富を築き「同胞団の主要資金源の一人」(地元メディア)と見られてきた。ムバラク政権下では複数回投獄されたが、昨年1〜2月の民主化革命を受け釈放されていた。31日、大統領選準備に集中するため同胞団の副団長ポストを辞任した。

 同胞団はこれまで、権力独占を避ける見地から大統領候補は出さないとの立場を取ってきた。方針変更の理由について、同胞団のマフムード・ガジアン報道官は毎日新聞の取材に、エジプトを暫定統治する軍最高評議会とガンズーリ内閣を「国民の要求」に応えていないと批判。これに対抗するには大統領権限を確保する必要があると判断したと説明した。

 一方で、アハラム政治戦略研究所のガマル・アブデルガワド顧問は「支持候補をめぐる同胞団分裂の危機を回避するため独自候補を選んだ」との見方を毎日新聞の取材に示した。同胞団は昨年、幹部のアブドルメナム・アブルフトゥーハ氏を大統領選出馬表明後に除名している。

 立法府で最大勢力となっている同胞団が、行政府の長である大統領の座も把握しようとする動きは、リベラル世俗勢力から「権力の独占を図ろうとしている」との批判を呼んでいる。

 エジプトでは新憲法の起草委員会が設立されるなど、民政移管に向けた準備も進んでいるが、同胞団や厳格なイスラム主義者「サラフィスト」の政治的台頭への懸念も強まっている。

毎日新聞 2012年4月1日 21時49分

4045名無しさん:2012/04/02(月) 12:36:16
http://mainichi.jp/select/world/archive/news/2012/04/02/20120402ddm007030158000c.html
エジプト大統領選:イスラム穏健派が擁立 最有力候補に
 【カイロ和田浩明】エジプトの穏健派イスラム原理主義組織「ムスリム同胞団」は3月31日、ハイラト・シャーテル副団長(61)を、5月下旬に予定される大統領選挙に擁立すると発表した。同胞団の系列政党「自由公正党」は人民議会(国会)で半数近くの議席を持ち、組織力・資金力もあるだけに、シャーテル氏はアムル・ムーサ前アラブ連盟事務局長(75)らと共に最有力候補になりそうだ。

 シャーテル氏は80年代から同胞団の熱心な活動家となる一方、家具事業などで巨万の富を築き「同胞団の主要資金源の一人」(地元メディア)と見られてきた。ムバラク政権下では複数回投獄されたが、昨年1〜2月の民主化革命を受け釈放されていた。31日、大統領選準備に集中するため同胞団の副団長ポストを辞任した。

 同胞団はこれまで、権力独占を避ける見地から大統領候補は出さないとの立場を取ってきた。方針変更の理由について、同胞団のマフムード・ガジアン報道官は毎日新聞の取材に、エジプトを暫定統治する軍最高評議会とガンズーリ内閣を「国民の要求」に応えていないと批判。これに対抗するには大統領権限を確保する必要があると判断したと説明した。

 一方で、アハラム政治戦略研究所のガマル・アブデルガワド顧問は「支持候補をめぐる同胞団分裂の危機を回避するため独自候補を選んだ」との見方を毎日新聞の取材に示した。同胞団は昨年、幹部のアブドルメナム・アブルフトゥーハ氏を大統領選出馬表明後に除名している。

 立法府で最大勢力となっている同胞団が、行政府の長である大統領の座も把握しようとする動きは、リベラル世俗勢力から「権力の独占を図ろうとしている」との批判を呼んでいる。

 エジプトでは新憲法の起草委員会が設立されるなど、民政移管に向けた準備も進んでいるが、同胞団や厳格なイスラム主義者「サラフィスト」の政治的台頭への懸念も強まっている。

毎日新聞 2012年4月2日 東京朝刊

4046チバQ:2012/04/02(月) 20:42:07
>>3992>>4021>>4041
http://topics.jp.msn.com/world/general/article.aspx?articleid=950373
2012年4月2日 10:30 (AFPBB News)
トルコで「シリアの友人」会合、シリア政権への圧力強める
【4月2日 AFP=時事】トルコのイスタンブール(Istanbul)で1日、アラブ連盟(Arab League)加盟国や米仏独などが参加して、アサド政権による反体制派の弾圧が続くシリア情勢について協議する「シリアの友人(Friends of Syria)」会合が開かれた。


 参加各国は、シリアのバッシャール・アサド(Bashar al-Assad)政権に、国連(UN)とアラブ連盟のシリア特使であるコフィ・アナン(Kofi Annan)前国連事務総長が提示した調停案の履行期限を設定するよう求めるとともに、国連にシリアでの弾圧停止に向けた具体的な行動を求めた。しかし、アサド政権の打倒に向けて闘う反体制側への武器供与への支持には踏み込まなかった。


 国連の調停案は国連とアラブ連盟のシリア特使であるコフィ・アナン(Kofi Annan)前国連事務総長が提示したもので、弾圧の停止、人道目的での1日2時間の停戦、全ての戦闘地域への立ち入りの許可、シリア主導の包括的な政治的プロセスの推進、デモを行う権利、任意で拘束されている人々の釈放の6項目を受け入れるようアサド政権に求めている。アサド大統領は前月27日、この調停案を受け入れる意志を示したが、反体制派側への攻撃は停止していない。


 また会合では、「シリア国民評議会(Syrian National Council)」を「全シリア人の正当な代表」として承認し、国際社会との主要な対話窓口とすることとされた。


「シリアの友人」会合は、2月下旬にチュニジアの首都チュニス(Tunis)で開かれて以来2回目。開催国トルコのレジェプ・タイップ・エルドアン(Recep Tayyip Erdogan)首相は、国連安保理が責務を果たさないのであれば、国際社会はシリア国民が武器をとって自衛する権利を容認せざるをえなくなると警告した。


 ヒラリー・クリントン(Hillary Clinton)米国務長官も、アサド政権がアナン氏の調停案受け入れを示した後も反体制派への攻撃を続けていることを批判した。シリアでは1日も政府軍と反体制派との戦闘で新たに40人の死亡が報告された。(c)AFP=時事/AFPBB News

4047チバQ:2012/04/02(月) 20:43:01
http://www.cnn.co.jp/world/30006089.html
シリア友人会合、反体制派の国民評議会を代表として承認
2012.04.02 Mon posted at: 10:33 JST

トルコ・イスタンブール(CNN) 欧米などの有志国83カ国でつくる「シリアの友人」の会合が1日、トルコのイスタンブールで開かれ、反体制派の「シリア国民評議会(SNC)」をシリア国民の正当な代表として正式に承認し、アサド政権の弾圧に対抗するため国際社会による支援を表明した。

会合で演説したSNCのブルハン・ガリユーン議長は、もしアサド政権の崩壊が実現すれば、宗教や民族による差別を行わず、すべての国民に市民権を保障する民主的な政権の樹立を目指すと表明した。しかしその実現のためには、多数の犠牲者を出してきた武力弾圧に対抗するため、国際社会による行動と支援が必要だと指摘し、「シリア政権は国際社会の躊躇(ちゅうちょ)と分裂に乗じて包囲を強め、住民を追い払って街を砲撃している」と訴えた。

これを受けて会合では、「シリア国民が自分たちを守るための正当な措置を支援する」と表明、シリア政府軍に対しては「国民を標的とした不当な命令」への不服従を促した。

開催国トルコのエルドアン首相は、シリアの人々を見捨てはしないと強調。クリントン米国務長官は、人道支援目的で表明済みの額に加えて、反体制派支援のためさらに1200万ドルを拠出すると表明した。

クリントン長官はまた、アサド政権を孤立させ、資金源を断ち切るための対シリア制裁に今後も各国が協調して取り組むと述べ、これまでの制裁が政権上層部に徐々に影響を及ぼし始めているとの見方を示した。

一方、SNCのメンバーからはさらなる支援が必要だとの声が上がり、離反兵らでつくる「自由シリア軍」に対する国際社会の援助などを促した。ガリユーン議長は同日、自由シリア軍の兵士や活動家に給金を払うことも表明している。

武力弾圧はこの日もシリア各地で続き、シリア国内の反体制派によれば、1日だけで子ども6人と女性4人を含む少なくとも80人が死亡した。

これに対して国営シリア・アラブ通信(SANA)は、軍や治安部隊の5人が同日埋葬されたと報道。首都ダマスカスなど各地にある世界遺産が「テロ組織」に狙われ、一部は破壊されていると伝えた。イスタンブールの会合の模様も、「シリアの敵による会合」として国営テレビで一部が紹介されている。

4048チバQ:2012/04/02(月) 20:44:33
http://www.asahi.com/international/intro/TKY201203310581.html
2012年4月1日0時50分シリア難民、遠い安住 弾圧逃れ周辺国に数万人シリア難民の子どもたち。屈託のない笑顔に「写真を撮っても良いか」と尋ねると、母親は「子どもは大丈夫だけど、大人はアサド政権に知られると捕まる」と子ども(右)の後ろで顔を隠した=レバノン北部アルサール、貫洞欣寛撮影


 アサド政権による反体制派弾圧が続くシリアから周辺国へ脱出する人たちが増加の一途だ。だが、命からがら脱出しても安住はできない。レバノンではアサド政権を支える勢力も多いため、避難した人々は息を潜めるように暮らす。トルコは反体制派の「拠点」となり、政権軍との戦闘で負傷した人であふれていた。

■レバノン 公設キャンプなし

 レバノンにシリア難民のための公的機関によるキャンプはない。イスラム教・シーア派組織ヒズボラなど親シリア派与党が設営に反対しているからだ。ヒズボラは長年、アサド政権から軍事・経済支援を受けてきた。シーア派の街にはアサド大統領の肖像があちこちにある。シリア難民が行ける雰囲気ではない。2005年までレバノンにシリアが軍を駐留させた経緯から、今もシリアの秘密警察網があるとされる。「目立てば連れ戻される」と語るシリア人は多い。

 レバノンのシリア難民は1万6千人超。北部トリポリやベカー高原などに集中し、民家や倉庫で暮らす。

 10日前、シリア中部ホムスのババアムル地区からトリポリに逃れた男性(41)は昨年3月、デモに参加し、8カ月間拘束された。「アサドの写真に忠誠を誓えと命じられた。拒否すると両手を踏まれ、電気ショックを受けた」。3月上旬、同地区に軍が進攻、脱出を決めた。男性らは「帰国すれば殺される。政権が倒れるまで帰れない」と口をそろえる。

 ホムス近郊クサイル出身の中学3年の女子生徒(15)は、2人の兄弟、祖父母とともに徒歩で国境の山を越えた。父親は2カ月前、頭を狙撃され全身不随に。看護師の母親は反体制派の「野戦病院」での勤務を志願した。生徒は「学校に行きたい。お母さんや友達に会いたい」。

4049チバQ:2012/04/02(月) 20:45:17
http://www.afpbb.com/article/war-unrest/2868798/8719845?ctm_campaign=txt_topics
シリア各地で戦闘激化、アラブ連盟への失望も
2012年03月30日 20:00 発信地:ダマスカス/シリア

3月30日 AFP】バッシャール・アサド(Bashar al-Assad)政権による反体制派の弾圧が続くシリアでは、30日も各地で激しい戦闘が続いている。

 シリア人権監視団(Syrian Observatory for Human Rights)によると、反体制派の主要拠点となっているホムス(Homs)や周辺地域は同日、政府軍による大規模な砲撃を受けている。

 一方、首都のあるダマスカス(Damascus)県のハラスタ(Harasta)やイルビン(Irbin)では、反体制派が携行式ロケット弾を発射したのをきっかけに夜明け前から政府軍と反体制派との戦闘が始まった。

 反体制運動を組織する「地域調整委員会(Local Coordination Committee、LCC)」によると、中部ハマ(Hama)や東部デリゾール(Deir Ezzor)でも激しい戦闘が報告されている。

 インターネット上で反体制運動を展開する「シリア革命2011(Syrian Revolution 2011)」は、アラブ連盟(Arab League)の首脳会議がアサド大統領に反体制派との対話を促すに終わり、反体制派を「見捨てた」ことに抗議し、街頭に出てデモを行うよう人々に呼びかけている。(c)AFP

4050チバQ:2012/04/02(月) 20:47:42
>>4007-4008
http://www.afpbb.com/article/war-unrest/2869002/8730091
トゥアレグ人反政府勢力が世界遺産都市ティンブクトゥを掌握
2012年04月02日 12:50 発信地:バマコ/マリ

【4月2日 AFP】先月22日にクーデターが起きた西アフリカ・マリのトゥアレグ(Tuareg)人反政府勢力「アザワド解放民族運動(Azawad National Liberation Movement、MNLA)」は1日、同国北部の伝説的な砂漠都市ティンブクトゥ(Timbuktu)を掌握したと発表した。

 イスラム系武装勢力の支援を受けて独立国家設立闘争を続けるトゥアレグ(Tuareg)人との戦いの中で、政府の対応に不満を募らせた兵士たちが今回のクーデターを起こした。クーデター後にトゥアレグ人勢力は同国北部で勢力を急速に拡大し、すでにキダル(Kidal)や北部の軍司令部が置かれていたガオ(Gao)などいくつかの街を支配下に収めた。ティンブクトゥはトゥアレグ人の支配下に置かれていなかった北部最後の主要都市だった。

 通称「砂漠の真珠」として知られるティンブクトゥは、異国情緒あふれる遠隔地の代名詞ともなっている伝説的貿易都市で、人口は約5万人。国連教育科学文化機関(ユネスコ、UNESCO)の世界遺産(World Heritage)にも指定されている。

 アザワド解放民族運動は「マリによる支配の終わり」であり、「秩序と統治」を維持していくなどとする声明を出した。

■ティンブクトゥで略奪 

 現地の人たちは1日、ティンブクトゥの軍の基地で重火器の音が聞こえるとAFPに証言した。電話でAFPの取材に応じたある住民は、「武装勢力がすでにティンブクトゥに入っている。こうして話している間にも武装勢力が市内の銀行に向かっているのが見える」と語った。AFPの取材に応じたある銀行の支店長は、宝物庫や銀行、警察署、役所、そして病院まで略奪の被害にあっていると述べた。

 クーデターは国際的な非難を浴び、マリの政治情勢は混迷の度を深めている。クーデターから逃れた同国のアマドゥ・トゥマニ・トゥーレ(Amadou Toumani Toure)大統領は、首都バマコ(Bamako)の安全な場所に隠れていることが分かっている。

■反乱軍は憲法を回復

 反乱軍のリーダー、アマドゥ・サノゴ(Amadou Sanogo)大尉は1日、クーデター後に停止した憲法の回復と政府機関の機能回復を宣言し、次期選挙に反乱軍メンバーが立候補することはないと明言した。

 しかし、バマコ郊外カチ(Kati)の軍事キャンプでAFPと米ナショナル・パブリック・ラジオ(National Public Radio、NPR)の取材に応じたサノゴ大尉は、「反乱軍は(政権内から)退くつもりはない」と英語で述べた(マリの公用語はフランス語)。サノゴ大尉によれば、新政権の首相は文民が務めるが、国防相あるいは内相は反乱軍が指名した人物になる可能性があるという。

 西アフリカ諸国経済共同体(Economic Community of West African States、ECOWAS)はこのクーデターを強く非難しており、2日までに憲法秩序が回復されなければ厳しい制裁も辞さないと警告していた。(c)AFP

4051チバQ:2012/04/02(月) 20:49:16
http://www.asahi.com/international/update/0402/TKY201204020097.html
2012年4月2日11時29分

マリ反政府勢力、北部を制圧 軍クーデターに乗じて[PR]

 西アフリカ・マリでトゥアレグ族の反政府勢力が1日、世界遺産の都市トンブクトゥを制圧し、北部の主要都市をすべて掌握した。

 マリでは、軍の一部が3月22日、反政府勢力と戦う武器が不足していることなどを理由にクーデターを起こした。首都バマコで大統領府などを占拠した上で、憲法を停止して国家権力を握った。しかし、反政府勢力がこの機に乗じて、北部の主要都市に相次いで侵攻。クーデターから1週間余りで国の半分が反政府勢力の影響下に入った。

http://sankei.jp.msn.com/world/news/120401/mds12040122280002-n1.htm
マリ北部の制圧進める 反政府勢力、要衝を掌握
2012.4.1 22:26
 西アフリカ・マリからの報道によると、同国北部の独立を求める遊牧民トゥアレグ人の反政府武装勢力は1日、北部ガオ州の州都ガオを掌握したと表明した。反政府勢力は同日、世界遺産の都市であるトンブクトゥを包囲、北部の要衝都市の制圧を進めている。

 反政府勢力は既に北部キダル州の州都キダルを掌握した。反政府勢力との戦闘でトゥーレ政権がマリ軍に武器を十分に与えていないとして、3月下旬にクーデターを起こした反乱軍にとって、同勢力の攻勢は大きな打撃だ。

 反政府勢力は、トゥアレグ人のイスラム過激派組織と連携しているとされる。反乱軍を率いるサノゴ大尉は3月31日、市民の犠牲を避けるためガオでの戦闘停止を決めたと表明、ガオからマリ軍が撤退した。(共同)

http://mainichi.jp/select/world/news/20120401ddm007030169000c.html
マリ:北部の武装組織、攻勢 クーデターに乗じ拠点制圧
 【ヨハネスブルク服部正法】軍事クーデターが起きた西アフリカのマリで、政情不安に乗じて反政府武装組織が北部で攻勢を強め、3月30日、拠点都市であるキダルを制圧した。リビアのカダフィ政権が崩壊した後、雇い兵と武器がリビアから流入したことで反政府組織側は勢いづいており、混乱が長期化する恐れも出てきた。

 サノゴ大尉率いる国軍反乱軍が3月21日に蜂起し、トゥーレ大統領が政権を追われた。背景には反政府武装組織の封じ込めで効果的な手を打ち出せない政権への国軍内部の不満があった。北部の分離独立を求める遊牧民トゥアレグ人の武装組織「アザワド解放民族運動(MNLA)」が進軍したのはクーデターの混乱を利用した形だ。

 リビアではトゥアレグ人がカダフィ大佐の外国人雇い兵集団に参加し政権崩壊後に脱出した。元雇い兵と武器が流れ込んだMNLAは1月以降、国軍と交戦。AFP通信はキダル制圧ではトゥアレグ人のイスラム過激派組織がMNLAと連携していると伝えている。

毎日新聞 2012年4月1日 東京朝刊

4052チバQ:2012/04/02(月) 20:50:52
http://mainichi.jp/photo/archive/news/2012/03/31/20120401k0000m030042000c.html
マリ:反政府武装組織、キダルを制圧 長期化の恐れも

西アフリカのマリで反政府武装組織が制圧したキダル 【ヨハネスブルク服部正法】軍事クーデターが起きた西アフリカのマリで、政情不安に乗じて反政府武装組織が北部で攻勢を強め、3月30日、拠点都市であるキダルを制圧した。リビアのカダフィ政権が崩壊した後、雇い兵と武器がリビアから流入したことで反政府組織側は勢いづいており、混乱が長期化する恐れも出てきた。

 サノゴ大尉率いる国軍反乱軍が3月21日に蜂起し、トゥーレ大統領が政権を追われた。背景には、反政府武装組織の封じ込めで効果的な手を打ち出せないトゥーレ政権への国軍内部の不満があった。北部の分離独立を求める遊牧民トゥアレグ人の武装組織「アザワド解放民族運動(MNLA)」がキダルへ進軍したのはクーデターの混乱を利用した形だ。

 リビアでは多数のトゥアレグ人がカダフィ大佐の外国人雇い兵集団に参加したが、政権崩壊後に脱出した。元雇い兵と武器が流れ込んだMNLAは今年1月以降、国軍と本格的な交戦を繰り広げてきた。AFP通信はキダル制圧ではトゥアレグ人のイスラム過激派組織がMNLAと連携していると伝えている。

 マリやニジェールでは国際テロ組織アルカイダの北アフリカ組織「イスラム・マグレブ諸国のアルカイダ(AQIM)」などのイスラム過激派組織が勢力を伸ばしており、マリの混乱が長引けば一帯の不安定化につながる可能性もある。

毎日新聞 2012年3月31日 19時54分(最終更新 3月31日 20時15分)

4053チバQ:2012/04/02(月) 21:04:53
>>3573>>3825>>4009>>4023
http://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2012/03/post-2491.php
南オセチア大統領選をねじ曲げた暴力
Alla Dzhioyeva Hospitalized After Police Raid

選挙に当選した野党指導者に暴行、影響力を失いつつあるプーチンの焦り

2012年03月29日(木)14時43分
アンナ・ネムツォーワ(モスクワ)

[2012年3月 7日号掲載]

 人口約7万人の小さな共和国、南オセチアは悲しげな国だ。ロシア軍基地の色鮮やかな新築の建物の隣には、以前は建物だったれんがの山がある。崩れかけた家が並ぶ道路には大きな穴が開いていて、冬の薄暗い日差しの中を車がはうように進む。

 この国では珍しい外国人記者にまず向けられる質問といえば──「アラは本当に警官に殴られたのか?」。
昨年11月の大統領選で、南オセチア初の女性大統領の座を射止めたのが、野党指導者のアラ・ジオエワ元教育相(62)だ。グルジアからの独立を宣言した南オセチアでは、08年に帰属をめぐってロシア軍とグルジア軍が衝突。ロシアは後に南オセチアの独立を承認していた。

 紛争後初の自由選挙となった大統領選で独立系候補のジオエワ陣営は、ロシア政府が南オセチア復興の約束を果たしていないと追及。ジオエワはロシアが支持する候補を破り、16ポイント差で当選したという選挙管理委員会の証書も受け取った。ロシアにとっては大きな誤算だった。

 一方、南オセチアの最高裁判所は選挙違反があったとして当選を取り消す事態に。議会は3月に選挙をやり直すと決めた。

 ジオエワの支持者は抗議デモを繰り広げた。「権利意識の高まりと自分たちの意見が無視されているという思いが、人々を駆り立てた」と、シンクタンク「国際危機グループ」のバーバラ・パクホメンコは言う。

 臨時大統領はジオエワの逮捕を命令。ジオエワ側の主張によると2月9日の夜、目出し帽をかぶった数十人の男が彼女の自宅に押し入った。ジオエワの兄弟が最後に見たのは、意識を失った彼女が軍のトラックに投げ込まれる場面だった。

 ジオエワの「当選」以降、ロシアは南オセチアを孤立させている。2月には全域のインターネット接続を遮断。彼女が襲われた前日には、山間部の南オセチアに通じる唯一の道路の手前で、ロシアの国境警備隊がロシア人ジャーナリストを追い払った。翌日の夜までにロシアの非常事態省は、大規模な雪崩でこの道路が閉鎖されたと発表した。

「瓶詰めのキュウリのように孤立させ、市民の最後の権利である投票権を奪う。ロシアは南オセチアを内戦へと追い詰めている」と、歴史学者のファティマ・マルギエワは言う。

北カフカスへの「警告」
 先週初めの段階で、ジオエワは集中治療室に入院している。入り口には銃を担いだ兵士が張り付き、支援者やジャーナリストを通さなかった。

 ジオエワの腕の青あざを携帯電話で撮影した写真が市民の間に広まり、怒りを倍増させた。当局は、彼女が高血圧の発作で意識を失って病院に運ばれたと発表。

 しかしジオエワは病室から電話で本誌に次のように語っている。「兵士に体を引き裂かれそうになり、床に投げ出された。意識を失う寸前、銃で体を突かれるのを感じた。彼らは私を処刑しているかのようだった」

 ロシア政府が選挙結果の操作に失敗したのはこれが初めてではない。だが失敗した後であからさまに暴力に頼ったのは初めてだ。「プーチン首相は(旧ソ連圏の)周辺国だけでなく、国内でも統制力を失いつつある」と、政治技術研究所のイーゴル・ブーニン所長は言う。「彼らの計画どおりに行かなければ、その続きは血と暴力と混乱だ」

 ジオエワへの暴力について語らないロシアの沈黙は、南オセチアが隣接する北カフカス全域への警告かもしれないとの見方もある。「ロシアはもはや(北カフカスの)自治政府の正統性も、ロシアの政策が市民に支持されるかどうかも気にしていない」と、パクホメンコは言う。

4054チバQ:2012/04/02(月) 21:09:17
>>3633>>3677
http://sankei.jp.msn.com/world/news/120402/mds12040200470001-n1.htm
殺人教唆容疑で逮捕状のイラク副大統領が出国 カタールに滞在
2012.4.2 00:45
 国営カタール通信などによると、政府職員の殺害を教唆した疑いでイラク当局が逮捕状を出している同国のハシミ副大統領が1日、北部のクルド人自治区から出国、カタールの首都ドーハに到着した。

 ハシミ氏の事務所は、数日間滞在し、別の国を訪問した後に帰国するとしているが、具体的日程は明らかにしていない。

 イスラム教スンニ派の有力政治家であるハシミ氏は、シーア派のマリキ政権が政敵の排除を狙ったものだとして容疑を否認。スンニ派が国民の多数を占めるカタールは、マリキ政権と確執を抱えており、ハシミ氏を受け入れたとみられる。(共同)

4055チバQ:2012/04/02(月) 23:22:36
http://www.afpbb.com/article/economy/2868848/8716682
フォークランド紛争から30年、海底油田めぐり再び揺れる諸島
2012年04月02日 12:17 発信地:ロンドン/英国

【4月2日 AFP】南米アルゼンチン沖フォークランド諸島(Falkland Islands、アルゼンチン名:マルビナス諸島、Islas Malvinas)の領有権を英国とアルゼンチンが争ったフォークランド紛争から、今年は30年。同諸島周辺には莫大な埋蔵量が見込める油田が存在することから、両国の間で再び緊張が高まっている。

■油田で争点は漁業から経済へ

 アルゼンチン南東沖の英領フォークランド諸島の領有をめぐって1982年に英国とアルゼンチンの間で起きたこの短期間の紛争を、アルゼンチンの著名作家ホルヘ・ルイス・ボルヘス(Jorge Luis Borges)は、「2人のはげ頭の男が、使うあてもない櫛(くし)を奪い合っている」とたとえた。

 だが、それから16年後、周辺の海域で「黒い色の金鉱」が発見されると、新たに経済的な利害問題が降ってわくことになる。「かつての問題は漁業権だったが、これは1990年代に漁業資源を共同開発する方向で、一定の合意に至った。しかし現在の争点は石油で、これは政治と密接した産物といえる」と外交政策シンクタンクである英王立国際問題研究所(チャタムハウス、Chatham House)のビクター・ブルマートーマス(Victor Bulmer-Thomas)氏は説明する。

■原油価格の高騰で注目浴びる油田

 フォークランド諸島沖の海底に眠っていた炭化水素は今から14年前、英蘭系石油大手シェル(Shell、現ロイヤル・ダッチ・シェル)の試掘によって発見された。しかし当時の原油価格は1バレル10ドルにも満たなかったため、同社は採算がとれないとみて探査を進めなかった。

 しかし、その後の原油価格は上昇を続け、現在は1バレル125ドル前後にまで高騰。世界に残るわずかな未採掘油田の1つと見込まれるフォークランド諸島周辺に、5つの企業が群がった。

 その先陣を切って2010年、ロックホッパー・エクスプロレーション(Rockhopper Exploration)、デザイア・ペトロリアム(Desire Petroleum)の英国系開発企業が試掘を再開。アルゼンチンを動揺させた。

 これまでに5企業がフォークランド諸島周辺で試掘を実施しているが、これまでのところ大量の石油埋蔵量が確認できたのはロックホッパーが試掘した諸島北方のシーライオン(Sea Lion)油田のみだ。

 米大手調査会社エジソン・インベストメント・リサーチ(Edison Investment Research、EIR)によると、ロックホッパーは推定埋蔵量4億5000万バレルのシーライオン油田の開発着手を年内に予定し、2016年までの汲み上げ開始を目指している。

 一方、フォークランド海盆の南部で初めての試掘に今年着手した他の企業は、同諸島端の深海域に80億バレルの埋蔵量の発見を見込む。

■英国、自治政府、アルゼンチンそれぞれの思惑

 こうした背景から、北海原油の残存埋蔵量が30億バレルと減少するなかで、英国には本土から1万2900キロも離れた小さな海外領に固執するだけの強い経済的動機がある。

 英領フォークランドの自治政府も、油田が地元にもたらす経済効果に大きな期待を寄せる。EIRの試算によると、周辺の石油埋蔵量が83億バレル程度とした場合、最後の1滴を汲み上げるまでに採掘権料や税収などで合計約1800億ドル(約15兆円)の利益が同諸島にもたらされる。

 その一方で、油田開発によって、第1次産業を中心とするフォークランド諸島の脆弱(ぜいじゃく)な生態系や緊密なコミュニティ社会が破壊される可能性を懸念する声もある。それでも多くの住民は、公的サービスの拡充や油田関連労働者の流入による経済効果に期待の目を向ける。加えて、油田収入を防衛費に回し、英国に完全依存した防衛から脱却したいとの政治的な目論みもある。

 だが、フォークランド諸島沖での油田開発ラッシュに怒ったアルゼンチン政府は3月、諸島沖で油田探索を行っている5企業を提訴すると宣言した。これらの5企業は英国、またはフォークランド諸島の政庁所在地スタンリー(Stanley)を拠点としている。

 しかし、チャタムハウスのブルマートーマス氏は、これら5企業がアルゼンチン側の脅しに本気で慌てることはないとみている。こうした脅しはアルゼンチンで操業する企業にしか適用できないからだ。

 ブルマートーマス氏によれば、諸島周辺の石油埋蔵量が「採算性に見合う石油輸出が見込める十分な量であることは、かなり現実的」だ。「だが、いったん石油の生産、売買が始まってしまえば、アルゼンチンが(諸島の)領有権を主張することは極めて難しくなるだろう。だからアルゼンチンは、可能な限りあらゆる手を使って、商業採掘を阻止しようとしているのだ」と、ブルマートーマス氏は結んだ。(c) AFP/Julien Girault

4056チバQ:2012/04/03(火) 19:40:10
http://mainichi.jp/select/world/news/20120403dde007030002000c.html
フォークランド紛争:30年 英・アルゼンチン、関係最悪 油田開発で帰属議論再燃
 【メキシコ市・國枝すみれ】南大西洋のフォークランド(アルゼンチン名・マルビナス)諸島の領有権を巡り英国とアルゼンチンが戦火を交えたフォークランド紛争開始から2日で30年を迎えた。現在は軍事衝突の可能性は低いものの、英国がフォークランド沖で油田開発を始めたため、帰属をめぐる議論が再燃し、両国関係は1990年の国交回復以降で最悪と形容されるまで冷え切っている。

 フォークランド諸島沖で海底油田の存在が確認され、英国が2016年の生産を目指して2年前から開発に着手しており、アルゼンチン側が反発している。

 アルゼンチンのフェルナンデス大統領は同国南端のフエゴ島で2日、英国が21世紀になっても「飛び地領土」を持つことを批判し、「我々の環境、資源、石油の強奪を止めろ」と演説。先月末には、油田開発の差し止めを念頭に、開発に協力する欧米の金融機関に対して「刑事、民事訴訟を起こす」と話し、英国による油田開発をけん制した。

 一方、英国のキャメロン首相は2日、「フォークランドの住民だけが未来を決める権利があり、英国はその権利を守る」と語り、住民がアルゼンチンへの帰属を求めない限り、返還を拒否する方針だ。

 住民約3000人の多くは英国系で英領所属を望んでいる。石油開発で島の経済が潤う期待が高まる現在はなおさらだ。島民はアルゼンチンが敗北した6月14日を「解放記念日」として祝っている。

==============

 ■ことば

 ◇フォークランド紛争
 アルゼンチンの東約480キロに位置する諸島で、1833年から英国が実効支配している。1982年に、軍事政権下のアルゼンチンが侵攻したが、英国の反撃に遭い敗退。74日間の戦闘で、戦死者は英軍の255人、アルゼンチン軍は649人。

毎日新聞 2012年4月3日 東京夕刊

4057チバQ:2012/04/03(火) 19:41:35
http://sankei.jp.msn.com/world/news/120209/amr12020918420004-n1.htm
イギリスに対抗措置も フォークランド諸島めぐり南米周辺国に「反英機運」
2012.2.9 18:39 (1/2ページ)[南北アメリカ]
 【ニューヨーク=黒沢潤】英政府が今月初め、アルゼンチンとの間で領有権争いが続く英領フォークランド(アルゼンチン名マルビナス)諸島に最新鋭の駆逐艦とともに、空軍で救助ヘリの副操縦士を務めているウィリアム王子を派遣したことに一部周辺国が反発を強めている。

 同諸島の領有権をめぐり、アルゼンチンと英国が戦火を交えた1982年のフォークランド紛争から今年で30年。今月2日、ウィリアム王子は同諸島に到着。軍事訓練の一環で、約6週間とどまる方針だ。

 英軍の部隊増派の動きに対し、アルゼンチンのフェルナンデス大統領は7日、「英国による南極周辺での軍備増強は(周辺の)安全保障にとって重大な危機となる」と述べ、この問題を国連安保理に提起する考えを示した。

 ブラジルとウルグアイはすでに、フォークランドの旗を掲げる船舶の寄港を禁止する措置をとったほか、チリ外務省もアルゼンチンへの支持を表明。エクアドルのコレア大統領も「(英国は)21世紀の時代に植民地主義的な行動を取ろうとしている」と非難し、さらなる“制裁”の必要性を強調している。

 ベネズエラのチャベス大統領は「姉妹国に対する帝国主義者の攻撃には一緒になって抵抗する」と述べ、アルゼンチンと英国が戦火を再び交えた場合、アルゼンチンを支援する意向を示した。

 居住者が3000人足らずの同諸島を英国が重視するのは、漁業権益だけでなく、同海域における原油の推定埋蔵量が約83億バレルとされるからだ。これは英本国の推定埋蔵量の3倍に相当する。英外務省は「フォークランド諸島の人々が望まなければ領有権についてアルゼンチンと交渉することは一切あり得ない」との見解を示している。

4058チバQ:2012/04/03(火) 19:47:41
http://mainichi.jp/select/world/archive/news/2012/04/03/20120403dde007030014000c.html
ロシア:建設中の高層ビル火災 モスクワ再開発地区、4時間後鎮火
 【モスクワ田中洋之】モスクワ中心部の再開発地区「モスクワ・シティー」で2日午後8時(日本時間3日午前1時)ごろ、建設中の高層ビル(オフィス・住宅複合)の最上階付近から出火し、66〜67階部分の約300平方メートルを焼いて約4時間後に鎮火した。けが人はなかった。ビルには消防設備がなく、ヘリ4機が出動して空中から消火にあたった。工事中の火気が出火原因とみられる。

 ビルは完成時に高さ360メートル(94階建て)となる計画で、約250メートルまで建設が進んでいた。1995年に着工したモスクワ・シティーには、オフィスビルやショッピングセンター、地下鉄の駅が整備され、日本企業や外国企業が進出している。

毎日新聞 2012年4月3日 東京夕刊

4059チバQ:2012/04/03(火) 19:49:21
>>4042
http://mainichi.jp/select/world/archive/news/2012/04/03/20120403ddm007030129000c.html
ハンガリー:論文盗用疑惑で大統領が辞任
 【ウィーン樋口直樹】ハンガリーのシュミット大統領(69)は2日、92年の博士論文に盗用があったとの疑惑を受け、辞任すると発表した。先月29日、大学側の調査によって博士号を剥奪されていた。同氏を支持してきたオルバン首相にとっても大きな痛手になる。

 ロイター通信によると、シュミット氏は「私的な問題で愛する国家の団結が損なわれる中、私には大統領を辞任する責務がある」と述べた。同氏は中道右派の最大与党「フィデス・ハンガリー市民連盟」の元副党首。オルバン氏の後押しで10年に5年任期の大統領に就任していた。大統領は儀礼的な職務で、実権は首相にある。

毎日新聞 2012年4月3日 東京朝刊

4061チバQ:2012/04/03(火) 20:20:06
http://www.sankeibiz.jp/macro/news/120403/mcb1204031857030-n1.htm
【仏大統領選】摘発・追放…サルコジ氏、過激派対策強化 有権者の関心は経済2012.4.3 18:56
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3月にフランス・リヨンで開かれた集会に登場したサルコジ大統領(ロイター)【拡大】
 【ベルリン=宮下日出男】フランス南部トゥールーズのユダヤ人学校乱射事件を受け、サルコジ大統領が国内のイスラム過激派対策を強めている。治安重視を一層前面に出し、4月22日に第1回投票が行われる大統領選挙に向け、弾みをつける狙いがあるとみられる。だが、事件後も有権者の関心は経済問題にあり、サルコジ氏の戦略が奏功するかどうかは不透明だ。

 仏政府は2日、アルジェリア系などイスラム急進主義者2人を国外追放し、3人の追放を予定していると発表した。2人は過激派の活動に関与したり、反ユダヤ主義を主張したりしていた。ゲアン内相は「トゥールーズの事件後、われわれは一層用心深くなる必要がある」と述べた。

 3月30日には、トゥールーズやパリ周辺部など各地でイスラム過激派グループを警察が摘発し、19人を拘束、銃器などを押収した。メンバーは「民兵の訓練」のような活動に参加していたとされる。29日には「憎悪と暴力を提唱している」として、政府は海外のイスラム聖職者4人がイスラム教関連の会合出席のため、入国することも禁じた。

 仏政府の過激派対策強化に対し、大統領選の対抗陣営からは「選挙戦略」だとの批判も上がる。ルペン党首率いる極右、国民戦線の幹部は事件後に治安強化を図る姿勢を「ご都合主義」と非難した。これに対し、サルコジ氏は乱射事件で仏国民が受けた衝撃が、米中枢同時テロが米国民に与えた「トラウマに似ている」と強調し、過激派対策を一層強める考えだ。

 サルコジ氏は移民対策強化などを訴え、優位だった最大野党の社会党候補、オランド前第1書記を猛追してきた。今回の治安強化もその一環とみられる。最近の世論調査ではサルコジ氏の勢いは続き、決選投票の支持でオランド氏との差が縮まる調査結果もある。サルコジ氏の乱射事件の取り組みに対する支持も高い。

 一方、世論調査機関BVAによると、有権者の関心では「購買力」や「失業」がそれぞれ42%、30%と上位を占め、「治安・移民」は8%にとどまっている。

4062チバQ:2012/04/03(火) 20:46:03
http://sankei.jp.msn.com/world/news/120403/erp12040319080004-n1.htm
存在感増すアジア系幹部 国際機関に新風も
2012.4.3 19:05 (1/2ページ)

安住財務相と握手する世界銀行次期総裁候補のキム氏(左)=1日、東京都千代田区の財務省
 【ワシントン=柿内公輔】国際機関でアジア系幹部の存在感が高まっている。世界銀行の次期総裁が確実視される韓国系米国人のジム・ヨン・キム米ダートマス大学長をはじめ、要職を占めるアジア系が急増。新興国の受けもよい、調整型のアジア系リーダーが、欧米偏重だった国際機関の運営に新風をもたらす期待も寄せられている。

 キム氏は支持固めのため各国を歴訪中で、中国やインドのほかブラジルやメキシコも回り、アジアと新興国を重視する姿勢を鮮明にする。3月28日の英紙フィナンシャル・タイムズ(電子版)にも寄稿し、「世銀の運営への途上国の関与を拡大する」と強調した。

 韓国紙の中央日報(電子版)は、国際機関で働く韓国人が2011年末で398人と、9年間でほぼ倍増したとし、潘基文国連事務総長や、再選された宋相現国際刑事裁判所長など、「韓国人の活躍が注目されている」と強調。国際社会で、「韓国は主賓テーブルに移った」と胸を張る。

 国際通貨基金(IMF)では、副専務理事に朱民氏が中国人として昨年初めて就任。香港出身の陳馮富珍世界保健機関(WHO)事務局長や台湾出身の林毅夫世銀副総裁の評価も高い。日本も篠原尚之IMF副専務理事や、企業のカントリーリスクを保証する世銀系の多国間投資保証機関(MIGA)に小林いずみ長官を送り込んでいる。

 国際機関でアジア系幹部の進出が目立つのは、国際経験豊富で語学も堪能なグローバルな視野を持つ人材がアジアで増えたことに加え、「ボトムアップや調整型のリーダーが組織でも歓迎される」(IMF関係者)風潮があるようだ。

 国際社会で存在感を増す新興国が発言力に見合うポストを要求し始めたことも大きい。IMFと世銀の出資比率で米国、日本に次ぐ第3位に浮上した中国はその典型だ。世銀トップを独占してきた米国が韓国系のキム氏を擁立したのも、「新興国の不満を和らげる」(国際金融筋)狙いがあり、篠原氏も「アジア人の国際機関進出を大幅に拡大すべきだ」と訴えている。

4063チバQ:2012/04/04(水) 23:05:46
>>4061
http://www.jiji.com/jc/c?g=int_30&k=2012040400098
サルコジ氏の支持率急伸=選挙運動影響、両極化進む−仏世論調査
 【パリ時事】フランス誌パリマッチ(電子版)が3日掲載した世論調査結果によると、サルコジ大統領の支持率は前月調査比6ポイント増の42%に上昇した。再選を目指す大統領選に向けた精力的な選挙運動が奏功したとみられ、支持率は2010年1月以来の水準に回復した。
 調査は世論調査会社IFOPが3月29、30の両日、電話で1004人を対象に実施した。それによると、野党が政権を取れば現政権より良くなるとの回答も、前回調査比8ポイント増の48%。IFOP社の担当者は、大統領選の投票が近づき「政界が両極化していることが示された」と解説している。(2012/04/04-07:40)


http://www.asahi.com/international/reuters/RTR201204040058.html
仏大統領選、サルコジ氏は決選投票で敗北の見通し2012年4月4日

4月3日、フランス大統領選では、サルコジ大統領は最初の投票では得票率でトップになる可能性があるものの、5月6日の決選投票では依然敗北するとみられている。2日撮影(2012年 ロイター/Benoit Tessier)
 [パリ 3日 ロイター] フランスで発表された複数の世論調査によると、今月第1回投票が行われる大統領選をめぐり、サルコジ大統領は最初の投票では得票率でトップになる可能性があるものの、5月6日の決選投票では依然敗北するとみられている。

 有権者は依然、野党・社会党(PS)のフランソワ・オランド前第1書記を支持しており、第2回投票でのオランド氏の優位はゆらいでいない。

 サルコジ大統領は、経済問題に対する国民の不満などに苦戦しながらも、印象的なキャンペーンや3月のユダヤ人学校銃撃事件の処理などで若干支持率を取り戻している。だが選挙で逃げ切れる公算は小さい見込み。

 一方第2回投票については、ここ数週間で左翼党のジャンリュク・メランション氏が支持率を伸ばし、支持率に陰りがみえる極右・国民戦線(FN)のマリーヌ・ルペン党首の支持率を奪う形となっている。

 サルコジ大統領は、移民対策強化で協調を呼びかけたルペン氏の支持者が第2回投票で自身の支持に回ることを期待している。ただこの日発表された2つの世論調査では、ルペン氏の支持者のうち第2回投票でサルコジ大統領に投票するとの回答は全体の46─49%にとどまり、残りは意思が決まっていない、棄権、もしくはオランド氏に投票すると回答した。

4064チバQ:2012/04/04(水) 23:06:35
>>4060
http://mainichi.jp/select/world/news/20120405k0000m030096000c.html
ロシア:政権に「地方の反乱」 市長選で与党連敗
 ロシア大統領選でプーチン首相が返り咲きを決めてから1カ月。来月7日の就任を前に、首相が率いる政権与党「統一ロシア」の市長候補が野党候補に敗れる事態が相次いでいる。反政権派が求める政治改革の一環で、州や共和国などロシア連邦構成体の首長公選制を近く復活させる予定の政権側は、「地方の反乱」が各地に飛び火することを懸念しており、新政権の足元は早くも揺らいでいる。【ヤロスラブリ(ロシア北西部)で大前仁】

 ◇インフラ整備進まず
 木製の階段を上がると、きしむ音がして、一部がひび割れた壁が目に入った−−。モスクワの北東260キロにあるヤロスラブリ州の州都ヤロスラブリ市。低所得層が住むレーニン地区の、1940年代後半に建てられたアパートで、住民のリディアさん(85)は「改修が必要なのに(市当局は)手助けしてくれない」と嘆く。

 今月1日に投開票された市長選の決選投票では、野党各党が支持したウルラショフ市議(44)が改革を訴え、7割の票を獲得。統一ロシア系のヤクシェフ州議会議員(51)に圧勝した。リディアさんは「ヤクシェフ氏が何もしてくれないことが分かっているので、(近隣の)みんながウルラショフ氏に投票した」と明かす。

 ヤロスラブリ市は、日本の重機メーカー「コマツ」などが進出する人口約60万人の工業都市だ。今期で引退するボロンチュナス市長(62)が、ソ連末期の89年から5期23年にわたり市政を握ってきた。多くの市民は市中心部や幹線を除き、住居や道路が整備されていないことへ不満を募らせており、後継候補のヤクシェフ氏が“つけ”を支払わされた側面が強い。

 昨年12月の下院選でヤロスラブリ州は、統一ロシアの得票率が29%と国内最低を記録。市長選ではウルラショフ氏が第1回投票で与党系候補に10%超の差をつけたため、決選投票で他の各野党が「勝ち馬」に乗る形で集結した。ウルラショフ氏は毎日新聞に「各党が統一候補を支持できた(ことが大きい)。ヤロスラブリから民主的な変革を始められるかもしれない」と意義を強調。主要紙もこぞって1面で選挙結果を報じた。地方都市の市長選が与えた衝撃は大きい。

 南部サマラ州トリヤッチ市長選でも3月18日、野党候補が当選。市には国内最大の自動車メーカー「アフトバス」の工場があり、政府が財政支援を実施してきたが、与党系候補は勝てなかった。

    ■

 政府は下院選後に本格化した抗議運動への譲歩策として、04年に一度は廃止した連邦構成体首長の公選制を復活させる法案を提出し、来年にも第1弾の選挙が開かれる見通し。

 政府は「大統領フィルター」という項目を設け、好ましくない首長候補を排除する権限を維持する狙いだ。最近では首都に隣接するモスクワ州知事候補に国民の人気が高いショイグ非常事態相(56)を据えるなど、直接選挙の施行をにらんで不人気の首長を更迭する動きに乗り出した。ロシア誌「政治技術」などによると、合計83の連邦構成体のうち、38人の首長が直接選挙で落選する可能性が高いと判定されている。プーチン氏が00年以来、築き上げてきた統治体制が地方から揺らぎだしている。

毎日新聞 2012年4月4日 21時48分

4065チバQ:2012/04/04(水) 23:07:29
http://www.afpbb.com/article/life-culture/life/2868491/8712041?ctm_campaign=txt_topics
「ネコは無事です」、露大統領の愛猫の行方 ネットで話題に
2012年03月30日 09:35 発信地:モスクワ/ロシア
【3月30日 AFP】ロシアのインターネット上でこのところ最も熱い話題といえば、米国との新たな軍拡競争でもシリア問題でもなく、ドミトリー・メドベージェフ(Dmitry Medvedev)大統領の愛猫ドロフェイ(Dorofey)の行方だ。

 ロシアで「ドロフェイが失踪した」と28日に報道されて以来、ロシアのSNSユーザーたちはこぞってドロフェイの行方に関する臆測をネットに書き込んだ。だが、メドベージェフ大統領自身が同日、「ドロフェイは行方不明ではない」とツイッター(Twitter)上で明かした。「ドロフェイに近い筋から、彼は失踪していないと連絡がありました。皆さんが(ドロフェイの身を)心配してくださったことに感謝します」

 ドロフェイは2008年、メドベージェフ氏とともにモスクワ(Moscow)郊外ゴルキ(Gorki)の大統領別邸にやってきた。サイベリアンという種類のネコで、ロシアメディアによるとスベトラナ(Svetlana Medvedeva)夫人に拾われたという。ドロフェイの名は、ギリシャ語の男性名ドロテウス(Dorotheos、「神からの贈り物」という意味)から付けられたものだ。

 失踪報道後、ドロフェイの名をかたるツイッターアカウントが少なくとも2つ登場し、「現在の居場所」や「抗議行動に参加する決意」などが書き込まれた。中には「もう政治にはうんざりだ!」「家族と子どもが欲しい!」と叫ぶ偽ドロフェイのツイートも。

 飼い主であるメドベージェフ大統領が退任する5月を前に、クレムリンから逃げ出したのだとからかう書き込みも見られた。一方、「ドロフェイが失踪したなんて馬鹿げた話だ。プーチンが命を狙われたというのと同じだ。ロシアの首脳にも人情があると思わせたいだけだ」と、大統領選前に流れたプーチン氏の暗殺が計画あったとの臆測を引き合いに出して、ドロフェイ騒動を批判する書き込みもある。

 ドロフェイ失踪をめぐっては、ゴルキを管轄する警察が元来の職務を離れてドルフェイの捜索に追われたとの報道もあったが、警察はこれを否定している。

 メドベージェフ大統領は、ウラジーミル・プーチン(Vladimir Putin)首相の大統領選勝利で退任が決まってからというもの、台頭するロシアのブログコミュニティの容赦ないからかいの対象になっている。(c)AFP

4066チバQ:2012/04/04(水) 23:08:29
http://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2012/04/post-2497.php
改革派エルドアンはプーチン並みの強権主義者
"Treason" in Turkey

政府を批判するジャーナリストや軍関係者を検察が次々と投獄。見て見ぬふりをするエルドアン首相の強権主義が浮き彫りに

2012年04月03日(火)15時06分
オーエン・マシューズ(イスタンブール)
[2012年3月 7日号掲載]

 トルコのエルドアン首相は改革派で、ロシアのプーチン首相は独裁者──そんな思い込みは捨てたほうがいい。

 よく見ると、この2つの国では似たようなことが起きている。政府を批判したジャーナリストは投獄されるし、権力者に逆らう政治家は司法当局ににらまれ、裁判なしで何カ月も、時には何年も刑務所にぶち込まれる。政府に批判的な実業家には法外な税金が課される。

 それに、トルコは少なくとも2つの点でロシアより悪い評価を受けている。国境なき記者団が発表した報道の自由度ランキングでは、ロシアの142位より低い148位。欧州人権裁判所によれば、トルコでは昨年だけで174件の人権侵害があった(ロシアは133件)。

 一体何が起きているのか。レジェップ・タイップ・エルドアンは9年前、軍部の政治介入をやめさせてトルコを「先進的な民主国家」にするという公約を掲げ、圧倒的支持を得て首相になった。就任当初は公約どおり改革に取り組み、ヨーロッパもそれを歓迎した。05年にはEU(欧州連合)への加盟交渉も始まった。

 だが07年の爆弾テロ未遂事件をきっかけに、改革の歯車が狂い始めた。

 捜査当局はこの事件を、超愛国的な将校たちから成る地下組織「エルゲネコン」がクーデターを計画したものと断定し、大々的な摘発に乗り出している。これまでにジャーナリスト100人以上に加え、約250人の軍関係者が投獄された。非合法化されているクルド労働者党(PKK)の活動家や支援者として逮捕された人は、既に3500人に上る。

 こうした逮捕がエルドアンの直接の指示によるものか、それとも彼が、たまたま自分の政治目的にかなう捜査を行っていた「熱心過ぎる」検察官に同調しただけなのかは定かでない。

 確かなのは、エルドアンがエルゲネコンの訴追を支持していること、そして報道の弾圧に対する国際社会からの批判を単なる「中傷」だとはねつけていることだ。

マスコミが抵抗しない訳
 2月初旬、検察は政府にまで牙をむいた。PKK側と「国家反逆罪に相当する」接触を持った疑いで、エルドアンの腹心で国家諜報機関(MIT)トップのハーカン・フィダンに対する事情聴取を行ったのだ。

 確かにMITはPKKとの協議を行っていた。だが、それはクルド系住民と政府の和解を目指すエルドアンの指示によるものだった。「検察内部には和解を望まない者がいるようだ」と、トルコ情勢に詳しい政治アナリストのグレンビル・バイフォードは言う。「彼らにとっては、PKKへのいかなる譲歩も国家反逆罪に等しい」

 トルコでは10年に司法制度の改革が行われ、ヨーロッパもこれを歓迎した。中立的で公正な司法制度ができるはずだったが、現実には自身の政治的な思惑で強大な権力を行使する検察官がいる。その結果、銃ではなく逮捕令状を武器とする内戦が始まってしまった。

 トルコのマスコミは今、攻撃的な検察と強権的なエルドアンに挟まれて身をすくめている。コラムニストのエジェ・テメルクランは、1月に日刊紙ハベルチュルクとの契約を打ち切られた。彼は、「逮捕されたジャーナリスト2人について『多くを書き過ぎた』と警告された」と言う。

 それでも今のところ、マスコミが団結して検察や権力に立ち向かう様子はない。アメリカにある中央アジア・コーカサス研究所のギャレス・ジェンキンズは、同国のマスコミには部族主義的な体質があると指摘する。「対立する一派に関する悪い情報は無批判に受け入れる。一方で自分たちに不利な情報は、嘘や挑発として本能的に拒んでしまう傾向がある」

4067名無しさん:2012/04/04(水) 23:08:52
 果たしてジャーナリストや学者、メディアを攻撃しているのは正義を振りかざす検察当局なのか、あるいは政敵を排除したいエルドアンなのか。いずれにせよ、エルドアンが一連の逮捕を支持しているという事実からは、彼が強権的な手法を黙認しており、トルコの民主主義がその犠牲になっていることが透けて見える。
検察官を制御できない

 「私たちは日に日に法の支配から遠ざかっている」と、トルコ産業連盟の会長であるユミット・ボイナーは言う。EUの欧州委員会で加盟国拡大・欧州近隣国対策を担当するシュテファン・フィーレ委員も、トルコで「ジャーナリストや作家、学者や人権活動家に対する訴訟や捜査が多い」ことに深刻な懸念を表明している。

 政権に就いてから10年。与党・公正発展党(AKP)の指導部は、支離滅裂どころか被害妄想にさえ陥っている。

 だが無理はないのかもしれない。何度も選挙で勝利しながらも、AKPはこの10年ほぼ絶え間なく、「国家の中の国家」と呼ばれる人々──世俗国家の番人を自任する裁判官や軍人たち──から攻撃を受け続けてきた。現実に軍の一部が、暗殺や爆弾テロ、デマなどによって政府の不安定化をもくろんできた証拠もある。

 今やエルドアンのトルコは、強権的な軍政下にあった80年代に逆戻りしつつある。

 革命の立役者が、いつの間にか旧体制と同じ独裁者に変身してしまう。そういう権力の誘惑は常にある。投獄されたあるジャーナリストは、イスタンブールの法廷でこう述べたものだ。「旧体制を転覆した勢力にも、必ず旧体制の残した悪い種が引き継がれている。これは歴史の証明するところだ」

 クルド系住民との和解協議を妨害されたことを受けて、エルドアンはいずれ、これまで自分にとって有利に動いてくれていた検察官たちがもはや制御不能であることに気付くだろう。それでも彼らを罷免したりすれば、政府による司法への介入だという批判が起こることは避けられない。

 しかしトルコの司法制度が破綻しており、それがエルドアンの標榜する「先進的な民主国家」を実現する上で深刻な障害となっているのも事実だ。

 反対派を投獄すればするほど、批判の声は高まるもの。似た者同士のプーチンともども、エルドアンにはこの事実に気付いてほしい。

4068名無しさん:2012/04/04(水) 23:09:55
http://sankei.jp.msn.com/world/news/120403/mds12040322050003-n1.htm
袋小路の打倒アサド武闘路線 自由シリア軍拠点ルポ
2012.4.3 22:03 (1/2ページ)

トルコ南部アンタクヤ郊外にある自由シリア軍のキャンプ。将兵やその家族らがテント暮らしをしている(大内清撮影)
 【アンタクヤ(トルコ南部)=大内清】シリアのアサド政権打倒を目指す離反兵らの武装組織「自由シリア軍」がトルコ南部に置く拠点に2日入った。取材に応じた幹部は国際社会の武器支援を訴え、不利に傾く戦況に焦りの色を濃くしていた。ただ、反体制派の在外代表組織「シリア国民評議会(SNC)」と同様、同軍も国内反体制派との連携を欠く上、主導権争いが顕在化。武装闘争路線は袋小路に入り込んでいる。

 政権側の攻撃を逃れた約1万7千人が避難しているトルコの南部アンタクヤ。その郊外に点在するシリア人キャンプの一つ、アパイデンには、自由シリア軍の指導部や、一部の戦闘員とその家族らが暮らすテントが立ち並んでいた。

 作戦基地だというこのキャンプの門では、警備のトルコ兵が人の出入りに目を光らせる。アサド政権を強く批判しつつも国境付近での戦闘激化は避けたいトルコには、自由シリア軍を庇護(ひご)下に置くとともに、勝手な行動を取らぬよう監視する目的があるとみられる。

 「いま必要なのは、対戦車砲や携行式の地対空ミサイルだ」。会議用のプレハブ小屋で会見した自由シリア軍ナンバー2のクルディ大佐は、こう力を込めた。

 同軍は、3月に西部ホムスの拠点を政権側に制圧されて以降、各地で撤退を続け苦戦を強いられている。

 もともと同軍は「少数部隊が各自で自由に活動する」(別の幹部)ネットワーク型組織の性格が強く、指揮系統は確立されていない。装備も脆弱(ぜいじゃく)なため、現在は戦車やヘリで攻勢を強める政権側によって各個撃破されているといい、大佐の言葉には焦りがにじむ。

 カタールなど湾岸アラブ諸国が武器供与を主張してはいるが、イラクなど周辺国には、それらが国際テロ組織アルカーイダ系勢力に流出することへの懸念が強い。アナン前国連事務総長が暴力停止に向けた調停努力を続ける中、指導部が望む武器を質・量ともにそろえるのは難しいといえる。

 組織運営の問題も多い。2月に、政権軍からの離反では最高位のムスタファ・シェイフ准将一派が独自の組織を結成。その後、自由シリア軍と統合で合意したものの、権限配分でクルディ大佐ら同軍指導部と対立している。さらに最近では欧州在住の退役軍人らが新組織「シリア国民軍」を設立し、一本化どころか分裂が加速しかねない状況だ。

 キャンプでは、子供を肩車する父親の姿も見えた。国内に潜入することが多い戦闘員らにとっては、つかの間の休息の場でもある。激しい戦闘が続く北部イドリブ出身の戦闘員は「十分な武器があれば政権軍をたたきつぶす」と息巻いた。

 しかし、今月1日、有志国の「シリアの友人」会合で「全シリア人の正統な代表」に承認されたSNCでも、主導権争いは収束していない。戦闘員らは士気の高さに胸を張ったが、反体制派につきまとう内紛体質は、米欧などに武器供与をためらわせ、求心力低下につながる可能性もある。

4069チバQ:2012/04/04(水) 23:10:42
http://mainichi.jp/select/world/news/20120404ddm007030123000c.html
シリア:停戦約束、反体制派「信用は困難」 アサド政権なお弾圧
 【カイロ和田浩明】アナン国連・アラブ連盟特使は2日、シリアのアサド政権が10日までに停戦提案の一部を履行すると発表した。しかし、アサド政権はこれまでも停戦を約束しながら「武装テロ集団」とみる反体制派の鎮圧を理由に弾圧を継続してきた経緯がある。反体制派によると軍・治安部隊は3日も国内各地で住宅地の砲撃や民間人の拘束を継続しており、今回の停戦履行に対する懐疑的な声がシリア国内外から上がっている。

 アナン氏によると、履行受諾は1日のムアレム外相書簡で表明されたという。停戦履行監視に向け国連の準備チームが5日までにダマスカス入りし、調整を始める。しかし、アサド政権の武力弾圧は続いている。反体制団体「地域調整委員会」の集計では1日と2日だけで230人の死亡が確認された。うち約70人は、中部ホムス市で遺体で発見された。複数の反体制団体によると、3日もホムス市や北部イドリブ県で軍による砲撃が行われた。

 政府軍と武力衝突を繰り返してきた離反兵士団体「自由シリア軍」のクルディ副司令官は毎日新聞の電話取材に、「国際社会はアサド政権に弾圧の時間を与える共犯者」と主張。政府軍は今後も弾圧を続けるとの見通しを示した。一方、民間人保護が目的である以上、政府側が攻撃をやめれば停戦する考えも示した。

 しかし、シリア反体制派を対外的に代表する「シリア国民評議会」のハッサン・シャラビ氏は取材に、履行受け入れの信用は困難との見方を示したうえで、「停戦しても(アサド退陣を求める)我々の姿勢は変わらない。停戦すれば、国民の(反体制)デモは拡大する」と強硬姿勢を示している。

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 ◆アナン特使の6項目の提案◆

(1)シリア主導の政治対話で特使と協力

(2)国連監視下で全当事者の暴力停止、人口密集地域での重火器使用停止、軍の撤退

(3)人道支援活動のため、1日2時間の休戦

(4)恣意(しい)的に拘束された市民の釈放拡大

(5)報道関係者の移動の自由確保

(6)結社の自由と平和的デモを行う権利の確保

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 ◆シリア情勢を巡る最近の動き◆

2011年

  3月25日 反政府デモ全土に拡大

  4月19日 アサド政権が非常事態法の48年ぶりの解除決定

    29日 米国が対シリア経済制裁発動

  8月 3日 国連安保理が武力弾圧非難の議長声明

 10月 4日 国連安保理で武力弾圧を非難する決議案否決

 11月12日 アラブ連盟がシリアの一時資格停止処分決定

 12月12日 アサド政権による弾圧の死者が5000人超と国連が報告

    19日 シリアがアラブ連盟による反体制派との調停案署名を発表

    26日 アラブ連盟の和平監視団がシリア入り

2012年

  1月22日 アラブ連盟がアサド大統領の退陣を含む行程表に合意

  2月 4日 国連安保理で武力弾圧停止要求決議案が否決

    16日 国連総会で武力弾圧停止要求決議案を採択

    26日 アサド政権が民主化改革として新憲法案の国民投票を実施。反体制派は受け入れ拒否

  3月10日 アナン特使がシリア入り。アサド大統領や反体制派の指導者らと協議

    27日 アナン特使の報道官が、アサド政権が6項目の提案受け入れと公表

毎日新聞 2012年4月4日 東京朝刊

4070チバQ:2012/04/04(水) 23:14:01
>>4050-4052
http://mainichi.jp/select/world/europe/news/20120404k0000m030025000c.html
マリ:反政府組織、北部全域を制圧 アルカイダ系活発化
 【ヨハネスブルク服部正法】西アフリカのマリで攻勢を強めてきた反政府武装組織は2日までに、北部のほぼ全域を制圧した。一方、反政府組織の一翼を担ってきたイスラム過激派グループが他の組織を排除して、シャリア(イスラム法)に基づく統治を始めようとする動きもみられ、現地で勢力を伸ばしてきた国際テロ組織アルカイダ系グループの活動が活発化する可能性も出てきた。

 北部の分離独立を求める遊牧民トゥアレグ人の武装組織「アザワド解放民族運動(MNLA)」と、トゥアレグ人のイスラム過激派「アンサール・ディーン」が反政府武装組織を形成してきたとされる。

 多数のトゥアレグ人がリビアのカダフィ大佐の雇い兵に参加してきたため、カダフィ政権崩壊後に元雇い兵と武器が大量にMNLAに流入し、MNLAは今年に入り、政府と抗争を激化。先月21日の国軍クーデターによる中央の政情不安に乗じ、アンサール・ディーンと連携して、同30日に拠点都市キダルを制圧し、その後、サハラ砂漠交易の中継地として有名な世界遺産都市トンブクトゥなどでも実権を掌握した。

 MNLAは声明で北部の「解放」を誇示しているが、AFP通信などによると、トンブクトゥではアンサール・ディーンがMNLAを追い払って支配下に置いた。さらに、キダルなどでラジオ局の音楽放送や洋服の着用が禁じられるなどの動きが出ているという。

http://sankei.jp.msn.com/world/news/120403/mds12040300340000-n1.htm
マリ北部の要衝すべて制圧 遊牧民の反政府勢力
2012.4.3 00:33
 西アフリカ・マリからの報道によると、同国北部の独立を求める遊牧民トゥアレグ人の反政府武装勢力「アザワド解放国民運動(MNLA)」は2日までに、世界遺産の都市であるトンブクトゥを掌握したと表明した。これでMNLAが北部の要衝都市を全て制圧したことになる。

 MNLAとの戦闘でトゥーレ政権がマリ軍に武器を十分に与えていないとして、3月下旬にクーデターを起こした反乱軍にとって打撃。

 MNLAが独立を求める地域は北部のキダル、ガオ、トンブクトゥの3州にほぼ相当し、3月30日以降、3州の州都を全て掌握した。MNLA報道官は、首都バマコのある南方に進攻する意図はないと述べた。

 MNLAには、昨年のリビア内戦に参加した戦闘員がリビアから大量の武器を持ち帰ったとされる。(共同)

4071名無しさん:2012/04/04(水) 23:34:38
http://mainichi.jp/select/world/news/20120405k0000m030094000c.html
セルビア:大統領辞任 ダブル選に
 【ウィーン樋口直樹】セルビアのタディッチ大統領は4日、約10カ月の任期を残して辞任すると発表した。次期大統領選を前倒しして5月6日の議会選とのダブル選に持ち込み、続投を目指す考えも示した。議会選で最大与党・民主党の苦戦が伝えられる中、根強い大統領の個人人気で議会選をテコ入れする狙いとみられる。

 親欧米路線のタディッチ氏は04年の大統領選で初当選。ボスニア内戦(92〜95年)の大物戦犯として追われていたセルビア人指導者らを次々と拘束するなどして、欧州連合(EU)への加盟を急いでいる。

 議会選に向けた世論調査では、極右民族派から分離した野党・セルビア進歩党が民主党を小差でリード。進歩党のニコリッチ党首は、08年の前回大統領選に続いてタディッチ氏に挑戦すると予想されている。

毎日新聞 2012年4月4日 21時45分

4072チバQ:2012/04/04(水) 23:36:03
http://www.asahi.com/international/update/0404/TKY201204040615.html
セルビア大統領、任期残し辞任へ 総選挙と同日選狙う[PR]

 旧ユーゴスラビアのセルビアのタディッチ大統領は4日、任期を約10カ月残して辞任する意向を表明した。5月6日に予定される同国議会選とあわせて大統領選を行うためで、タディッチ氏も立候補する見通し。地元メディアが伝えた。

 中道左派の与党・民主党党首のタディッチ氏は、2004年の大統領選で初当選。06年発効の新憲法のもとで08年2月に再選した。大統領の任期は5年で、本来は13年2月までだが、与党側には議会選と大統領選を同時に行うことで選挙戦を有利に進める狙いがあるとみられる。(ウィーン=玉川透)

4073チバQ:2012/04/05(木) 22:33:11
>>4070
http://www.cnn.co.jp/world/30006135.html
クーデターで混乱続く西アフリカのマリに国際社会の圧力
2012.04.05 Thu posted at: 12:24 JST
(CNN) 3月のクーデターで軍部が権力を掌握した西アフリカのマリに対し、国連安全保障理事会は4日、民政復帰を求める声明を出した。

また安保理は、西アフリカ諸国経済共同体(ECOWAS)などによる制裁への支持を表明した。ECOWASは2日、マリに対し禁輸などの制裁を決定。マリの加盟資格を停止しているアフリカ連合(AU)も、さらなる制裁の用意があるとしている。

マリでは3月21日、国軍がクーデターを起こしてトゥーレ大統領の政権を打倒。軍部は国家の先行きを決めるための会合を5日に開くとしており、「政治家や市民社会のあらゆる代表者」に参加を呼びかけている。

一方でマリ北部では、独立を求めるトゥアレグ人の反政府武装勢力の活動が活発化している。安保理は声明で「反乱軍は攻撃や略奪、制圧を続けている」と強く非難するとともに、即時休戦を求めた。

http://www.asahi.com/international/update/0405/TKY201204050169.html
安保理、マリ軍部を強く非難 クーデター巡り議長声明関連トピックスアルカイダ
 クーデターを機に混乱が続く西アフリカのマリをめぐり、国連安全保障理事会は4日、クーデターを起こした軍関係者を強く非難する議長声明を出した。反政府勢力が拘束する政府関係者の安全と即時釈放を要求。文民政府の早期回復を求めている。

 マリではクーデターに乗じて、北部独立を求めるトゥアレグ族の反政府勢力が北部の都市に侵攻、戦闘が続いている。声明は「反政府勢力による攻撃継続、略奪、領土占領を強く非難する」とし、戦闘の即時停止を要求。同地域に「アルカイダ系のテロ組織が存在することに驚いている」とし、治安状況のさらなる不安定化への懸念を示した。(ニューヨーク=春日芳晃)

4074チバQ:2012/04/05(木) 22:35:45
http://www.asahi.com/international/update/0405/TKY201204050166.html
2012年4月5日11時27分
アテネで騒乱、選挙前に不安拡大 高齢者の自殺きっかけ
 ギリシャの首都アテネの国会前広場で4日朝、77歳のお年寄りの男性が生活苦を訴える遺書を残し、短銃自殺した。これをきっかけに、政府の財政再建策に反発する約2千人の群衆がアテネ中心部に集まり、一部が警官隊と衝突した。4月末にも想定される総選挙を前に、社会不安が広がっている。

 地元紙カティメリニなどによると、亡くなったのはアテネ在住の元薬剤師クリスツラスさん。目撃者によると、通勤客で広場が混み合う午前9時前、「借金を子どもたちに残したくない」と叫び、銃で頭を撃ち抜いた。

 手書きの遺書には「ゴミ箱から残飯をあさったり、子どもの重荷になったりする前に、威厳ある最期を迎えるにはこうするしかない」などと記されていた。また、欧州連合(EU)などの支援の下で増税や年金額の引き下げを続ける政府を、ナチスのギリシャ侵略に協力した政治家に重ね合わせて批判する表現もあったという。

 男性は年金暮らしだったが、政府の財政緊縮策で支給額が引き下げられていた。持病があり、薬代の工面に困っていたという。

4075チバQ:2012/04/05(木) 22:36:22
http://www.asahi.com/international/reuters/RTR201204050148.html
焦点:期限迫るシリア和平案、アサド氏に業煮やすロシアの「変化」2012年4月5日
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4月4日、国連とアラブ連盟の合同特使を務めるアナン前国連事務総長によるシリア和平交渉で成否の鍵を握るロシアが、アサド政権に圧力をかける立場に方針を転換しつつあるという。写真はシリアのアサド大統領。2008年11月、ダマスカスで撮影(2012年 ロイター/Khaled al-Hariri)
 [国連 4日 ロイター] 国連とアラブ連盟の合同特使を務めるアナン前国連事務総長によるシリア和平交渉で、成否の鍵を握るロシア。複数の外交官らによると、そのロシアがアサド政権に圧力をかける立場に方針を転換しつつあるという。

 アナン氏は2日、国連安全保障理事会で、シリア政府が4月10日までに都市部から軍を撤退させることに合意したと報告。アサド大統領が合意を守らなかったとしても、アナン氏はロシアと中国に対し、シリアに圧力をかけるよう求め続けるだろうと、国連外交官らは話す。

 ロシアはこの合意を支持し、アサド政権が停戦への第一歩を踏み出すべきだと主張している。依然として外部によるシリアへの軍事介入には断固反対しているものの、外交官や専門家らによると、ロシアはシリアに圧力をかけるように姿勢を変化してきている。

 これまで幾度となく約束をたがえてきたアサド大統領が、今度はそれを守ると考える国連の外交官や職員を探すのは困難だ。ライス米国連大使は3日、記者団に対し、欧米諸国の国連安保理メンバーに漂う懐疑的な雰囲気を代弁した。「シリアが約束を守ることに米国は懐疑的だ。守られない場合は、適切な次の措置を安保理で協議する」。

 では、その「次の措置」とは何か。理論上、安保理はシリアに制裁を科せるだけでなく、昨年リビアやコートジボワールに対して行ったように、市民を守るために軍事介入を許可することも可能だ。

 しかし、ロシアは国連が制裁を科すことに反対を表明しており、アサド政権を倒すための軍事介入にも決して合意しないだろう。ロシアと中国はこれまでに2度、シリアへの非難決議に拒否権を行使している。

 それでも、合意がほごにされた場合、アナン氏がシリアに圧力をかけるために決議案可決を促すのであれば、ロシアがそれを無視するのは困難だろう。アナン氏が提案する和平案は武力停止や政府と反体制派との対話などを求めるものだが、その中には当初アラブ連盟が求め、ロシアが反対したアサド大統領の退陣は含まれていない。

4076名無しさん:2012/04/05(木) 22:36:40
<アサド大統領に業を煮やすロシア>

 西側のある外交官は、ロシアには3つの思惑があるとし、「1つ目は、リビアの件で米欧に罰を与えること。2つ目は、ロシアの外交力は無視できないということを示すこと。そして、3つ目はシリアにある自国の海軍拠点を守ること」だと指摘する。

 しかしロシアは、シリア政府がデモを収拾できずに内戦の一歩手前まで事態を悪化させたことに対して、いら立ちを募らせている。シリア情勢に詳しいある国連外交官が匿名を条件に語ったところによると、ロシアの立場に「大きな変化」があったという。米国のある高官も、ロシアがアナン氏の和平案に合意したことは「重要な変化」との見方を示した。

 また、西側の複数の外交官は、ロシアのラブロフ外相が何人かの欧州の外相に、アサド大統領は失脚し、後任には同大統領と同じイスラム教少数派のアラウィ派の人物が就任し、政策を受け継ぐだろうと語っていたと明かしている。ある高官は「ロシアはシリアが政権交代すれば、イスラム政権が誕生すると考えており、アサド大統領であろうとなかろうと、現政権であることを望んでいる」と語った。

 ロシアの世界経済国際関係研究所(IMEMO)の中東専門家であるゲオルギー・ミルスキー氏は、この見方に同調する。ロシアはアサド大統領が統治し続けることを望んでいるが、同時に、どのような結果になっても問題がないよう手はずを整えているという。

 同氏はまた、ロシアがアナン氏の和平案を支持しているからといって、アサド大統領を見捨てたわけではないと指摘。その上で、「数カ月前なら、ロシアの当局者はシリアの反体制派が鎮圧され、すぐに事態が収拾すると言うだろうが、今では彼らも確信が持てないでいる。ロシア当局はアナン氏のパートナーとして、国際世論を形成する一員として見られたいと強く望んでいる」と語った。

 (原文:Louis Charbonneau記者、翻訳:伊藤典子、編集:本田ももこ)

4077チバQ:2012/04/05(木) 22:40:25
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120405-00000589-san-int
ユーロ解体案に次々と応募、400超に オランダ11歳少年にもご褒美
産経新聞 4月5日(木)17時54分配信

 【ロンドン=木村正人】債務危機国の離脱や崩壊の懸念もささやかれる欧州単一通貨ユーロをいかに解体するか−。英国の富豪で保守党上院議員サイモン・ウォルフソン卿が最も優れた解体案に「ウォルフソン賞」と賞金25万ポンド(約3300万円)を与えると発表したところ、400以上の応募があり、3日、最終選考に残った5つの案が発表された。

 選考委員長のデレク・スコット氏は英国のユーロ加盟を唱えたブレア元英首相の経済政策顧問だったが、ユーロについて「経済だけでなく民主主義をも損なう“地球最後の日を招く機械”」と述べ、解体案を練る意義を強調した。

 最終選考に残った5案は(1)ユーロ圏を競争力のある国とそうでない国に分けてバスケット通貨制に移行(2)週末に極秘裏に資金移動を一時凍結して債務危機国をユーロから離脱させ、政府債務を新しい自国通貨に置き換える−など。

 最終選考に残らなかったものの、オランダのユレ・ヘルマン君(11)はギリシャがユーロを離脱しても政府債務をユーロで返済できるよう、手持ちのユーロを新通貨ドラクマに交換せず隠そうとした国民には倍の罰金を科してユーロを集めるアイデアを出し、100ユーロ(1万900円)のご褒美を獲得した。最終結果は7月に発表される。

4079チバQ:2012/04/05(木) 22:50:13
http://www.jiji.com/jc/c?g=int_30&k=2012040500511
人気の非常事態相が転身=ショイグ氏、モスクワ州知事へ−ロシア
 【モスクワ時事】国土が広大で事故や自然災害の絶えないロシアで、18年間にわたり非常事態相として危機対応の陣頭指揮を執ってきたセルゲイ・ショイグ氏(56)が、首都モスクワを取り囲むモスクワ州の知事に転身することが決まった。
 プーチン次期政権をにらんだ人事の一つ。メドベージェフ大統領が4日、3候補のうちショイグ氏を州知事に指名し、政権与党「統一ロシア」が多数を占める州議会で5日、全会一致で承認された。(2012/04/05-18:14

4080チバQ:2012/04/05(木) 22:56:09
http://www.saga-s.co.jp/news/global/corenews.0.2185053.article.html
セネガルの歌手ンドゥール氏入閣 / 文化観光相に
 【ジュバ共同】西アフリカ・セネガルの国営テレビは4日夜、同国の世界的歌手ユッスー・ンドゥール氏が、先月の大統領選決選投票で当選したサル大統領の新内閣の文化観光相に任命されたと伝えた。AP通信などが報じた。

 グラミー賞受賞者のンドゥール氏は大統領選に出馬申請したが、1月、支持者の署名不足を理由に退けられた。3月25日の決選投票ではサル氏を支援。サル氏の当選決定後、共同通信の取材に、政治活動の継続を明言した上で新政権参加に前向きな考えを示していた。

 サル氏は2日、大統領に就任。12年にわたり大統領を務めたワッド氏は選挙直後に敗北を認め、平和裏に政権交代が実現した。

2012年04月05日 11時01分

4081チバQ:2012/04/05(木) 23:04:19
http://sankei.jp.msn.com/world/news/120405/amr12040514360005-n1.htm
大統領の刑事責任不問に スリナム、過去の政敵殺害
2012.4.5 14:35
 南米スリナムの国会は4日、軍幹部だった1982年に反対勢力の15人を殺害したとして訴追されているボーターセ大統領について、当時の人権侵害の刑事責任を問わないとする法案を賛成多数で可決した。ロイター通信が伝えた。人権擁護団体などから強い批判が出るのは必至だ。

 ボーターセ氏は80年と90年にクーデターで政権を掌握。92年に軍司令官を退任した後も強い影響力を保ち、訴追されたものの裁判への出頭を拒否し続け、2010年に大統領に選出された。

 4日可決の法案について、旧宗主国オランダや殺害された15人の遺族らは強く反対していた。(共同)

4082チバQ:2012/04/06(金) 23:24:09
http://www.jiji.com/jc/c?g=int_30&rel=j7&k=2012040600091
BRICSで候補統一へ=世銀総裁選
 【サンパウロ時事】ブラジルのマンテガ財務相は5日、米国出身者による独占が続く世界銀行総裁の後任選びについて、ロシア、インド、中国、南アフリカを加えた新興5カ国(BRICS)で支持候補の統一を図っていることを明らかにした。
 マンテガ氏は同日、米国が推す最有力候補のジム・ヨン・キム氏(米ダートマス大学長)と会談。これまでの世銀改革は不十分と指摘した上で、「キム氏は新興国の発言権拡大などの改革に努めると確約した」と評価した。ただ、「まだほかの立候補者に会っていない」として、支持候補の決定は来週末までずれ込むとの見方を示した。(2012/04/06-11:40)

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4083チバQ:2012/04/06(金) 23:51:46
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20120406-OYT1T01243.htm
治安悪化のパキスタン、邦人70人以上足止め


 外務省に6日入った連絡によると、パキスタン北部で70人以上の日本人旅行客が、治安悪化のため足止め状態になっていることが分かった。


 外務省は少なくとも77人がホテルに待機していることを確認し、パキスタン政府に対し安全な場所に移動させるよう要請した。

 パキスタン北部のギルギットでは、イスラム教の宗派間対立が激化して治安が急速に悪化し、今月3日に外出禁止令が出された。外務省によると77人はギルギットなどに待機しており、けが人などは確認されていないという。

(2012年4月6日23時04分 読売新聞)

4084チバQ:2012/04/07(土) 00:27:22
http://sankei.jp.msn.com/world/news/120406/mds12040616430007-n1.htm
マリ北部の「独立」宣言 遊牧民の反政府武装勢力
2012.4.6 16:43

マリ北部の都市が反政府武装勢力に次々と制圧される中、首都バマコで開かれた集会で、北部の窮状を書き連ねた紙を掲げる北部出身の男性(ロイター)
 西アフリカ・マリ北部の独立を求める遊牧民トゥアレグ人の反政府武装勢力「アザワド解放国民運動(MNLA)」は6日、同勢力のホームページで、北部の「独立」を宣言する声明を発表した。

 3月下旬に首都バマコで反乱軍がクーデターを起こして以降、MNLAは北部の要衝都市を次々と制圧。ただMNLAと連携してきたイスラム過激派組織が世界遺産の都市トンブクトゥを掌握したと宣言するなど、情勢は混迷している。

 同過激派組織はシャリア(イスラム法)導入を求め、国際テロ組織アルカーイダ系勢力と関係があるとされる。

 ロイター通信などによると、北部の要衝都市ガオでは5日、アルジェリア領事らが武装勢力に誘拐された。MNLA報道官は関与を否定し、イスラム過激派勢力の犯行だと述べた。(共同)

4085名無しさん:2012/04/07(土) 00:30:24
http://www.afpbb.com/article/war-unrest/2869930/8735244?ctm_campaign=txt_topics
西アフリカのマリ、反政府勢力MNLAが北部独立を宣言
2012年04月06日 18:24 発信地:バマコ/マリ
【4月6日 AFP】西アフリカ・マリで6日、同国北部を掌握したトゥアレグ(Tuareg)人反政府勢力「アザワド解放民族運動(Azawad National Liberation Movement、MNLA)」が北部の独立を宣言した。西アフリカ随一の民主国家とうたわれた同国だが、先月22日に起きたクーデター以降、深刻な人道問題が懸念されている。

 MNLAは6日午前、数十年にわたり反政府闘争を続けてきた同グループが「アザワド(Azawad)」と呼ぶマリ北部の独立を宣言。MNLAの報道官は仏ニュース専門テレビ局「フランス24(France 24)」に「我々は本日をもってアザワドの独立を宣言する」と述べて、同団体のウェブサイトに掲載された声明を事実と認めた。また、同報道官はMNLAは周辺国との国境を尊重し、すべての軍事行動を停止すると語った。

 クーデターの発生から2週間が経過したマリは現在、反乱軍が支配する南部と反政府勢力が支配する北部とに分断されており、各国は対応策の模索に追われている。

 MNLAには、ムアマル・カダフィ(Moamer Kadhafi)大佐の独裁体制が崩壊したリビアから大量の武器が流入したとみられている。(c)AFP/Serge Daniel and Coumba Sylla

4086名無しさん:2012/04/07(土) 00:31:01
http://www.afpbb.com/article/war-unrest/2869860/8735243?ctm_campaign=txt_topics
混乱続くマリ、武装集団がアルジェリア外交官7人を誘拐
2012年04月06日 16:20 発信地:バマコ/マリ
【4月6日 AFP】前月クーデターが起きたばかりの西アフリカ・マリで5日、北東部ガオ(Gao)にあるアルジェリア領事館がイスラム系武装勢力に襲撃され、外交官7人が誘拐された。同国ではクーデター後、国際テロ組織アルカイダ(Al-Qaeda)系武装勢力が勢力を拡大しており、国内に一層の混乱と人道的危機をもたらす懸念が広がっている。

 アルジェリア外務省によると、身元不明の武装集団が領事館を襲撃し、領事と職員6人を連れ去ったという。目撃者がAFPに語ったところによればこの武装集団は、北部のトンブクトゥ(Timbuktu)などを掌握したイスラム系反政府勢力と同じく、厳格なイスラム原理主義を唱える「サラフィスト(Salafist)」の黒い旗を掲げていたという。

 一方、国際人権団体アムネスティ・インターナショナル(Amnesty International)は同日、以前から食糧が不足している北部の乾燥地帯で反政府勢力が食糧・医薬品を略奪しており、深刻な人道問題に直面していると警告した。

 マリでは前月22日、アマドゥ・サノゴ(Amadou Sanogo)大尉率いる下級兵士らによるクーデターが発生。2期目の任期を終える目前だったアマドゥ・トゥマニ・トゥーレ(Amadou Toumani Toure)大統領が追放された。「偶発的」との指摘もあるこのクーデターだが、反乱軍の兵士らは、北部のトゥアレグ(Tuareg)人蜂起に対するトゥーレ政権の対応の悪さに問題があったとして行動を正当化している。

 反政府勢力はこの権力不在の状態に付け込み、マリ北部で急速に勢力を拡大。突然のクーデターによる政府転覆から2週間が経過した現在、マリは反政府勢力が支配する北部と、反乱軍が支配する南部とに分断されており、各国は対応策の模索と責任の所在の解明に追われている。(c)AFP/Serge Daniel and Coumba Sylla

4087チバQ:2012/04/07(土) 09:15:36
http://www.jiji.com/jc/c?g=int_30&k=2012040700032
前大統領腹心が出馬表明=エジプト
 【カイロ時事】昨年2月に退陣したムバラク前エジプト大統領の腹心として情報長官を務めたスレイマン元副大統領は6日、声明を出し、5月投票の大統領選挙に出馬する意向を表明した。
 軍出身のスレイマン氏は、暫定統治する軍最高評議会の意向を代弁する候補と目されている。同じ軍出身のシャフィク元首相も体制寄り候補とされ、最大のイスラム原理主義組織ムスリム同胞団が擁立したシャーテル候補らと争う。(2012/04/07-05:58)

4088チバQ:2012/04/08(日) 18:41:43
http://www.nikkansports.com/general/news/f-gn-tp1-20120408-931049.html
ベーリング海峡トンネル「15年以内に」
 ロシア鉄道のヤクーニン社長は7日、ロシア東端のチュコト半島と米国のアラスカを隔てるベーリング海峡に海底鉄道トンネルを建設する決定が「3〜5年の間に下されねばならない」とし、今後10〜15年の間に計画を実現する必要があると述べた。ロシア主要メディアが伝えた。

 ヤクーニン社長は「帝政ロシア時代から議論されてきたことだが、私は夢想家ではない」とした上で「計画は立案段階にある。ロシアは極東やカムチャツカの地域を鉄道輸送により発展させねばならないと確信している」と語った。

 同社長は計画実現には国際的協力が不可欠とし、具体的な参加国として米国、ロシアを挙げた上で「中国も関心を示している」と話した。

 1991年のソ連崩壊以降、ロシア政府幹部らはベーリング海峡の海底トンネルのほか、北海道とサハリンを結ぶトンネルや橋の建設計画を表明してきたが、いずれも構想の域を出なかったのが実情だ。(共同)

 [2012年4月8日17時47分]

4089チバQ:2012/04/08(日) 19:00:18
http://www.cnn.co.jp/world/30006170.html
サレハ前大統領派による砲撃で国際空港閉鎖 イエメン
2012.04.08 Sun posted at: 16:09 JST

サヌア(CNN) 中東イエメンで7日、反政府デモの圧力を受け今年2月に辞任したサレハ前大統領に忠誠を誓う軍人が率いる武装集団が首都サヌアにある国際空港を迫撃砲で攻撃、旅客機の離着陸が中止されるなどの被害が出た。

8日時点での同空港の状況も伝えられていない。

空港当局者はCNNの取材に対し、前大統領の異父母兄弟に当たるアハマル前空軍司令官がこの攻撃に関与し、要求事項に応じなければ離着陸機を撃墜すると警告していることを明らかにした。

前空軍司令官は軍の最近の組織改革でポストを追われ、6日のハディ大統領令で国防相補佐官への異動を命じられたがこれを拒否している。当局によれば、前空軍司令官は反サレハ派の軍人3人も同様に解任されなければ混乱を起こすと脅しているという。

ハディ大統領が進める軍要職の人事異動では、サレハ氏のおいで大統領警護隊隊長だったタレク・サレハ氏も解任された。ただ、前大統領の息子の共和国防衛隊司令官と、別のおいの治安部隊司令官は留任している。

これらの人事異動の発表直後、反サレハ派を結集する対話委員会の指導者の自宅が砲撃される事件も起きた。対話委員会は全面的な軍改革が実行されなければ、国内和解を目指す交渉には参加しないと主張している。

イエメンでは昨年、北アフリカやアラブ諸国で続発した民衆デモ「アラブの春」に触発される形で反政府デモが激化し、サレハ氏の退陣などを要求した。前大統領は湾岸協力会議(GCC)の調停による権力移譲案に応じ、訴追免除と引き換えに今年2月に退陣していた。ただ、与党の国民全体会議の党首にはとどまっている。

4090チバQ:2012/04/08(日) 19:02:16
http://www.afpbb.com/article/politics/2870072/8758358
マラウイ新大統領が就任、団結呼び掛ける 現職死去で昇格
2012年04月08日 14:21 発信地:リロングウェ/マラウイ
【4月8日 AFP】アフリカ南部マラウイで7日、ビング・ワ・ムタリカ(Bingu wa Mutharika)大統領の死去を受け、ジョイス・バンダ(Joyce Banda)副大統領が大統領に就任した。女性大統領は同国で初めて。

 ムタリカ氏は5日、心臓発作で死去。ムタリカ氏の側近らは、ムタリカ氏率いる民主進歩党(Democratic Progressive Party、DPP)から除名されたバンダ氏の権力掌握を阻止しようと企て、同国では死後2日間にわたって水面下の権力闘争が生じていた。

 大統領就任式後に演説したバンダ氏は、ムタリカ氏への黙とうを呼び掛けた上で、「一体感と団結の精神で未来に向かって希望を持って進もう。復讐の入り込む余地がないことを心から望む。私たちが結束することを心から望む」と語った。

 マラウイでは前年、ムタリカ氏がマラウイの経済を崩壊させ、民主主義をないがしろにしたとして反政府デモが発生。死傷者が出たことからムタリカ氏の辞任を求める声が高まっていた。(c)AFP/Justine Gerardy

http://www.afpbb.com/article/politics/2869992/8752936
マラウイ大統領死去、水面下で権力闘争開始か
2012年04月07日 15:18 発信地:ブランタイヤ/マラウイ
【4月7日 AFP】アフリカ南部マラウイのビング・ワ・ムタリカ(Bingu wa Mutharika)大統領(78)が5日、心臓発作のため死去した。同国政府筋や医療関係者が6日、明らかにした。

 ムタリカ大統領の死去を受け、水面下で大統領が率いた与党と副大統領周辺との権力闘争に火がつくとの懸念が生じている。

 大統領死去からまる1日、米国が弔意を示しつつ権力移譲の遅れに懸念を表明した後になっても、マラウイの国営メディアは大統領が南アフリカで治療を受けていると強調していた。しかし、大統領死去のニュースは民間や外国のメディア、SNSなどを通じて同国国民にもれ伝わった。

 6日、AFPの取材に匿名で応じた政府関係者は「大統領は昨日死去し、遺体は葬儀の準備として防腐処置を施すために南アフリカへ送られた。後に公式発表があるだろう」と語った。

 しかし、政府が大統領の死を発表しようとしないことから、マラウイ国内に政治的危機が生じているとの懸念が持ち上がっている。

 同国憲法では大統領が死去した場合、直ちに副大統領が就任するものと定めているが、ジョイス・バンダ(Joyce Banda)副大統領は、2010年にムタリカ大統領が自分の弟のピーター・ムタリカ氏を後継に指名した際に反対し、与党の民主進歩党(Democratic Progressive Party)から除名されている。バンダ氏はその後、新たに人民党(People's Party)を結成している。

 ある与党関係者は、与党はバンダ氏を政権から遠ざけておきたい考えで、遺体を南アフリカへ送って防腐処理を施しているのは時間稼ぎのためだと語った。(c)AFP

4091チバQ:2012/04/08(日) 19:15:44
http://www.cnn.co.jp/world/30006161.html
クーデターのマリ軍、文民政府へ実権返還 北部の独立宣言で
2012.04.07 Sat posted at: 15:53 JST
(CNN) 西アフリカのマリの国営テレビORTMは6日、先月22日にクーデターを起こした軍部が、西アフリカ諸国経済共同体(ECOWAS)が科した経済や外交制裁を解除することを条件に実権を文民政府へ移譲することに合意したと報じた。

クーデターの首謀者アマドウ・サノゴ大尉によると、合意事項には大統領選実施を見据えた政権移行プロセスの作成、暫定首相によるマリ北部の危機打開や行程表に従った自由、透明かつ民主的な選挙実施などが盛り込まれている。

北部では、軍部によるクーデターに乗じたトゥアレグ族の反政府勢力が最近、独立を一方的に宣言していた。軍部による文民政府への実権移譲は北部の騒乱への対処を迫られた結果ともなっている。

クーデター発生を受け、アフリカ連合(AU)やECOWASはマリ軍に対し渡航や経済規制、資産凍結などの制裁を科し、隣接する5カ国は人道目的の活動を除き国境を封鎖していた。米国を含む国際社会も憲法に従った統治の回復を要求していた。

北部ではトゥアレグ族のアザワド解放国民運動(MNLA)が6日、インターネットを通じて広範な地域の独立を宣言。声明では、軍や政治家が結託し50年以上にわたって行ってきた腐敗に満ちた貧弱な統治は住民の生活を危険にさらしてきたなどと主張した。

遊牧民的な文化を持つトゥアレグ族は今年1月にアザワド地方の分離を求める武装闘争を開始し、これまで20万人以上の住民が自宅を追われ、避難する被害を受けている。

アフリカ連合は独立宣言の主張を全面否定する声明を発表。マリの旧宗主国であるフランス政府もアフリカ諸国が承認しなければ独立宣言は無意味との立場を示している。

4092チバQ:2012/04/08(日) 20:22:43
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120407-00000064-mai-int
<ロンドン警視庁>黒人男性の拘束めぐり人種差別問題再燃
毎日新聞 4月7日(土)19時12分配信

 【ロンドン小倉孝保】昨夏のロンドン暴動の際、ロンドン警視庁の警察官が身柄拘束した黒人男性(21)に「問題はお前が黒ん坊(ニガー)だってことだ」などと叫んでいたことがわかり、人種差別問題が再燃した。男性が携帯電話で録音した警官の発言を先月末、地元紙が報じて発覚。警視庁に動揺が広がっている。

 報道によると、昨年8月中旬、男性は友人と車に乗っていて警官に止められ、麻薬を所持している疑いがあるとされ警察車両に押し込まれた。その際、白人警官が男性の頭を車の窓に押し付けたという。警官は侮蔑語を繰り返し、男性に「ニガー」と差別語を使い、「お前は、いつも黒い肌だ」などと発言した。

 警視庁は5日までに、警官3人を停職にするとともに過去の人種差別言動についても調査。昨年以降、新たに5件の人種差別的対応があったとして6日、警官5人と警察職員1人を停職にした。独立警察調査機関も、この9人を含む計21人を対象に調査に入ったことを明らかにしている。

 ロンドン暴動は、黒人男性(当時29歳)が警官に射殺されたことをきっかけに昨年8月6日に発生し、ほぼ鎮静された11日までに5人が死亡した。

4093チバQ:2012/04/08(日) 20:23:34
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120407-00000057-mai-int
<ロシア正教>総主教 高級腕時計着用めぐり国民から批判
毎日新聞 4月7日(土)18時45分配信

 【モスクワ田中洋之】ロシア国内で強い影響力を持つロシア正教会トップのキリル総主教が、高級腕時計を着用していながら、その事実を隠そうとしていたことが発覚し、国民の批判を浴びている。聖職者の「富」に対する反発に加え、大統領選で当選したプーチン首相を支持したことへの不満も一因となっている。

 問題の腕時計はブレゲ製で約250万円相当。正教会のサイトには総主教が09年当時に腕時計をして政府高官と会談する写真が掲載されていたが、うわさが広がると、正教会側は慌てて写真を加工し時計部分を削除。ところが、テーブルに時計の反射画像が残っていた。総主教は最近面会したジャーナリストに「もらい物で一度も着けていない」と説明していたが、これが「ウソ」だとわかり、正教会は5日、写真の加工を謝罪した。

 ロシア正教会はソ連時代に弾圧を受けたが、ソ連崩壊後はめざましい復興をとげた。現政権とも良好な関係を維持し、総主教は大統領選前にプーチン首相を「ロシア史で大きな役割を果たした」と評価し、波紋を広げた。

 3月にはモスクワの大聖堂でプーチン首相批判のゲリラ演奏をした女性ロックグループ3人が逮捕され、「神への冒とく」として厳正な処分を求める正教会に対し民主派は「表現の自由」と主張し議論が広がっている。

4094チバQ:2012/04/08(日) 20:24:18
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120407-00000041-mai-int
<ウクライナ>服役の前首相、治療名目で出国容認へ
毎日新聞 4月7日(土)13時12分配信

 【モスクワ大前仁、ベルリン篠田航一】旧ソ連・ウクライナで有罪判決を受けた野党指導者、ティモシェンコ前首相(51)が健康状態を悪化させており、治療名目で出国する案が浮上している。欧米諸国が判決を批判し、ウクライナとの関係が冷却化していることから、双方が事態収拾案として検討している模様だ。

 ティモシェンコ氏は昨年10月、首相在任中の職権乱用罪で、禁錮7年の有罪判決を受け、国内の刑務所に服役中。腰痛を患っているとされ、今月4日に面会した人権団体の関係者は、ベッドから起き上がれない状態だったことを明らかにした。

 ドイツ政府は先月末までに、ウクライナに対しティモシェンコ氏をドイツ国内の医療施設で治療を受けさせるように進言。ウクライナ司法当局とティモシェンコ氏周辺が協議を進めている。ドイツのDPA通信は、ドイツ医師団が週明けにも刑務所を訪問し、ドイツ移送の是非を判断すると報じた。

 ロシア寄りのウクライナのヤヌコビッチ大統領(61)は昨年、欧州連合(EU)加盟の前提となる「安定連合協定」の締結を目指していた。しかし、10年の大統領選で次点となった親欧米派で「政敵」のティモシェンコ氏に対する有罪判決がEUの反発を招き、協定締結は凍結。ヤヌコビッチ政権は今年10月に最高会議(国会)選挙を控えており、早い段階で対外関係を改善したい意向だ。

 ウクライナの政権に近い関係者は露紙「独立新聞」に対し、「EUもウクライナへの強硬姿勢を続ければ、同国がロシアへの依存を強める事態を招きかねない」としたうえで、ティモシェンコ氏の出国が実現すれば、EUとの関係改善に応じるとの見方を示した。

 ティモシェンコ氏を移送する場合、受け入れ先はベルリンのシャリテ病院になる見通し。同病院はかつて森鴎外や北里柴三郎も学んだことで知られる。

4095名無しさん:2012/04/08(日) 20:26:31
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120408-00000061-san-int
パキスタン 大統領長男「デビュー」 インド訪問、父に同行へ
産経新聞 4月8日(日)7時55分配信

 【ニューデリー=岩田智雄】パキスタンのアシフ・アリ・ザルダリ大統領が8日、大統領就任後初めてインドを訪問し、シン首相と会談する。大統領報道官が7日、産経新聞に明らかにしたところでは、暗殺された妻のベナジル・ブット元首相との間の長男、ビラワル・ブット・ザルダリ氏(23)も同行する。英オックスフォード大での学業を終えたビラワル氏のインドへの顔見せとなり、注目を浴びそうだ。

 ビラワル氏は2007年のブット元首相暗殺後、ザルダリ氏と共同で現与党パキスタン人民党(PPP)の総裁になった。10年に英国から帰国後、政治活動を開始。今月3日には党役員会で演説し、党創設者で軍事クーデター後に処刑された祖父のズルフィカル・アリ・ブット初代首相の名誉回復を呼びかけて存在感を示した。

 賄賂の要求の仕方から「ミスター10%」と揶揄(やゆ)され、健康不安を抱えるザルダリ大統領の国内での人気は今ひとつ。対米関係が悪化する中、母親とその実父である祖父が暗殺、処刑された重い運命を背負うビラワル氏の将来性に期待する声もある。

 ザルダリ大統領は今回の「私的」訪印で、首脳会談に臨んだ後、インド西部のイスラム教施設を訪ねる。カシミール地方の領有権を争う両国の信頼醸成のステップと期待される。インド側からはガンジー家の御曹司で次期首相候補と目される与党、国民会議派のラフル・ガンジー幹事長が同席するとの観測も浮上している。

4096名無しさん:2012/04/08(日) 20:41:51
http://sankei.jp.msn.com/world/news/120408/asi12040820350006-n1.htm
足止めの邦人77人、軍救援機で首都に到着 パキスタン
2012.4.8 20:35
 【ニューデリー=岩田智雄】在パキスタン日本大使館によると、パキスタン北部のギルギットなどで足止めされた日本人らを救出するためギルギットに到着していたパキスタン軍のC130輸送機は8日午後、77人の日本人全員を乗せて引き返し、同日午後4時15分(日本時間同8時15分)ごろ、イスラマバード空港に隣接するチャクララ空軍基地に到着した。

 日本人77人の健康状態に異常はないとみられるが、日本大使館は館員を空軍基地に向かわせ、4月3日以降ギルギットのホテル内で缶詰め状態になるなどしていた観光客らの状況を確認する。ギルギット・セレナ・ホテルに滞在していた日本人12人は全員60〜80代と高齢者ばかりだった。77人のうち一部の日本人は、8日中に日本へ向けてパキスタンを出国する予定という。

 同国北部では、イスラム教スンニ派とシーア派の住民が衝突。2月下旬にバスが襲撃され、シーア派の乗客18人が殺害された。今月に入ってからも同様の事件が起き、3日には衝突に伴う暴動が激化。同日午後以降ギルギットに外出禁止令が出され、空港も使用できない状態になっていた。

 ギルギットの北方約50キロのカリマバードを中心とするフンザは「最後の秘境」とも呼ばれ、トレッキング客らに評判が高い。4月ごろにはアンズの花が咲き誇るため、日本人旅行客に人気があり、複数の旅行社がフンザを訪れるツアーを企画している。

4097チバQ:2012/04/09(月) 18:49:54
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120409-00000505-san-int
エジプト大統領選 届け出締め切り 副大統領、元外相ら23人出馬
産経新聞 4月9日(月)10時16分配信

 【トリポリ(レバノン北部)=大内清】5月に予定されるエジプトの大統領選は8日、届け出が締め切られた。昨年2月に退陣したムバラク前大統領の最側近で軍出身のオマル・スレイマン前副大統領や、同国最大のイスラム原理主義組織ムスリム同胞団のナンバー2、ハイラト・シャーティル氏ら23人が立候補した。

 スレイマン氏は前政権崩壊後、表舞台に一切、姿を見せなかったが、大統領待望論が一部で根強く、締め切り目前の6日に突如、出馬を表明した。情報機関トップとして中東和平などの外交問題にも深く関与、米国からの信頼も厚いとされることから、暫定統治を担う軍部が支援に回るとの観測もある。

 スレイマン氏は、エジプトのイスラム国家化を目指しているとされる同胞団を強く警戒していることでも知られ、同胞団がシャーティル氏の擁立を決めたことが、出馬の直接の理由になったとの見方もある。

 両氏のほかには、アラブ連盟前事務局長で元外相のアムル・ムーサ氏や、同胞団の元幹部アブドルムネイム・アブールフトゥーフ氏らも有力候補。特に、同胞団の現指導部と対立し組織を追放されたアブールフトゥーフ氏は、同胞団若手から高い支持を受けており、同胞団の正式候補であるシャーティル氏との対決にも注目が集まっている。

 今後は選管当局による資格審査を経て最終的な立候補者が確定する。

4098チバQ:2012/04/09(月) 18:50:15
http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/world/mideast/552486/
エジプト、軍部と同胞団が非難合戦“蜜月”にひび
配信元:
2012/03/26 22:29更新
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記事本文 【カイロ=大内清】エジプトの暫定統治を担う軍最高評議会と、同国最大のイスラム原理主義組織ムスリム同胞団が非難合戦を繰り広げている。同胞団がガンズーリ暫定内閣とその後ろ盾である軍部への批判を強めているのに対し、軍部は25日夜、異例の反論声明を発表、昨年2月にムバラク前政権が崩壊した政変以降、良好だった両者の関係にひびが入りつつある。

 究極的には「イスラム国家化」を志向しているとされる同胞団は、前政権下で非合法組織として監視下に置かれ、軍にも「脅威」とみなされてきた。

 しかし、政変で全権を握った軍部は、同胞団との関係を改善した。そこには、昨年の反政府デモで大きな動員力を見せ、軍批判をも展開する若者中心の民主化勢力に同胞団を対抗させる狙いがあったとみられる。

 軍部との良好な関係を背景に、同胞団傘下の政党「自由公正党」は昨年11月から今年2月の上下両院選で第一党に躍進。国政への自信を深める中、今月24日には、経済運営に失敗しているなどとしてガンズーリ内閣の辞職を要求し、同内閣を擁護する軍部にも批判の矛先を向けた。

 これに対し、軍部は25日の声明で「非常に強い憤り」を表明、地元紙によると、軍部は同胞団幹部に、議会を解散させる可能性もあると警告している。軍部としては、同胞団が勢いづきすぎないようくぎを刺した格好だ。エジプトは5月に政変後初の大統領選を控えており、関係がこのままこじれれば、再び政治の混乱を招く可能性もある。

4099チバQ:2012/04/09(月) 18:51:02
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120409-00000063-reut-int
エジプト大統領選に前政権の情報長官が出馬、同胞団擁立候補は反発
ロイター 4月9日(月)16時26分配信


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4月9日、エジプトのムバラク前政権で情報長官を務めたスレイマン前副大統領が、大統領選挙への出馬を表明した。写真は8日、スレイマン氏の選挙バナーの前で撮影した同氏の支持者(2012年 ロイター/Mohamed Abd El Ghany)
[カイロ 9日 ロイター] エジプトのムバラク前政権で情報長官を務めたオマル・スレイマン前副大統領(74)が6日、大統領選挙への出馬を表明した。

軍出身のスレイマン氏は、立候補に必要な有権者3万人分の署名を大幅に上回る7万2000人分の署名を1日で集めた。同氏は9日付の地元紙に対し、「国民から拒絶され、崩壊した前政権のような体制が復活することはない」とコメント。また、「立候補を表明してまもなく、(エジプト最大の政治勢力である穏健派イスラム原理主義組織)ムスリム同胞団のメンバーなどから脅迫電話がかかってきた」ことも明かした。

前政権下で非合法化されていたムスリム同胞団は、ナンバー2のハイラト・シャーテル氏を擁立すると2日に発表。シャーテル氏は8日、ロイターとのインタビューで「スレイマン氏の立候補は、革命とエジプト国民に対する侮辱に等しい」と非難し、「不正が行われ、彼が当選するようなことになれば、再び革命が起こるだろう」と不満をあらわにした。

エジプト大統領選挙は5─6月に実施される予定。届け出の締め切りとなった8日までに23人が立候補した。

4100チバQ:2012/04/09(月) 18:54:42
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120409-00000024-reut-int
マリ大統領が辞任表明、クーデターの軍政から民政移管へ
ロイター 4月9日(月)11時21分配信


4月8日、軍兵士らによるクーデターが発生した西アフリカ・マリのトゥーレ大統領が辞任を表明した。写真は同大統領(左)ら(2012年 ロイター)
[バマコ/ヌアクショット 8日 ロイター] 軍兵士らによるクーデターが発生した西アフリカ・マリのトゥーレ大統領が8日、辞任を表明した。

【写真】マリでクーデター発生

トゥーレ大統領は声明で、「圧力をかけられたからではなく、祖国を愛するがゆえの辞任だ」と表明。調停関係者によると、大統領はリラックスした様子だったという。

マリ政府軍は、遊牧民トゥアレグ人の反政府武装勢力「アザワド解放国民運動(MNLA)」との戦闘における武器不足などをめぐって不満を高め、3月22日に同国南部の首都バマコで大統領府を攻撃。一方、このクーデター以降、MNLAは同国北部の主要都市を制圧したほか、6日にホームページで北部の独立を宣言するなど緊張が高まっていた。

この問題をめぐっては、軍事政権側と西アフリカ諸国経済共同体(ECOWAS)が交渉を重ね、6日に民政移管で合意したと発表された。それによると、今後は議会議長を暫定大統領とする政府を樹立する方針だが、大統領選挙の詳しい日程などは分かっていない。

4101チバQ:2012/04/09(月) 21:13:01
>>4007-4008
>>4050-4052
>>4073>>4084-4086
>>4091>>4100
http://www.afpbb.com/article/politics/2870211/8758649?ctm_campaign=txt_topics
クーデターのマリ、大統領が辞任 暫定首相の下で選挙へ
2012年04月09日 11:45 発信地:バマコ/マリ

【4月9日 AFP】前月クーデターが起きた西アフリカ・マリのアマドゥ・トゥマニ・トゥーレ(Amadou Toumani Toure)大統領が8日、正式に辞任した。これにより、クーデターによる軍政から民政に戻る道が開かれた。

 仏ニュース専門テレビ局「フランス24(France 24)」が放映した映像のなかで、痩せ細ったトゥーレ大統領は「辞任を決意したのは愛国心からだ」とする辞任声明を読み上げた。同大統領の姿が公に見られたのは、クーデター後初めて。

 反乱軍側は、西アフリカ諸国経済共同体(Economic Community of West African States、ECOWAS)の調停案の下で、大統領が正式に辞任した後に民政を回復させる姿勢を示していた。調停案にはECOWASがマリに課した制裁の解除と、クーデター関係者を罪に問わないという条件も含まれている。

 ECOWASとの合意に基づき、暫定首相にはマリ議会のディオンクンダ・トラオレ(Dioncounda Traore)議長が就き、40日以内の総選挙実施を目指す。暫定首相はトゥアレグ(Tuareg)人反政府勢力がマリ北部を掌握した事態への対処も迫られる。

 トゥアレグ人反政府勢力は6日、一方的に北部の独立を宣言した。しかし国際社会はもちろん、かつて良好な関係にあったイスラム武装勢力もこれを認めていない。(c)AFP/Serge Daniel and Coumba Sylla


http://www.asahi.com/international/update/0407/TKY201204070388.html
2012年4月7日19時31分
マリ、軍部が実権返還 「独立宣言」北部の混乱続く関連トピックスアルカイダマリの地図

 西アフリカ・マリからの報道によると、クーデターを起こした軍部は6日、憲法を回復し、実権を文民政府に返還することを決めた。クーデターに乗じて北部に侵攻した反政府勢力への対処ができず、返還を余儀なくされた。

 実権返還は、西アフリカ諸国経済共同体(ECOWAS)との交渉で合意した。暫定大統領にマリ議会のトラオレ議長が就任し、民主的な大統領選挙を実施するとしている。また、クーデターを首謀したサノゴ大尉らには恩赦が与えられるという。ECOWASが科していた国境封鎖や資産凍結などの経済制裁は解除される。先月22日に発生したクーデターは、2週間余りで一応の決着をみる。

 しかし、この間、世界遺産の都市トンブクトゥなど北部の全要衝都市に侵攻した反政府勢力アザワド解放国民運動(MNLA)が、一方的に独立を宣言。MNLAはアルカイダ系イスラム武装勢力との関係が指摘され、サノゴ大尉自身、軍部が重装備のMNLAと戦うのを「自殺行為」と言うように、混乱が収まる様子がない。

4102チバQ:2012/04/09(月) 21:14:58
>>3999>>4043-4045>>4097-4099
http://sankei.jp.msn.com/world/news/120409/mds12040920570005-n1.htm
エジプト大統領選 23人立候補 スレイマン前副大統領を軸に展開
2012.4.9 20:56 (1/2ページ)
 【ベイルート=大内清】5月に予定されるエジプトの大統領選は8日、届け出が締め切られた。昨年2月に退陣したムバラク前大統領の最側近だった軍出身のオマル・スレイマン前副大統領や、同国最大のイスラム原理主義組織ムスリム同胞団のナンバー2、ハイラト・シャーティル氏ら23人が立候補した。

 スレイマン氏は前政権崩壊後、表舞台に一切、姿をあらわしていなかったが、一部では待望論が根強く、締め切り目前の6日に突如、出馬を表明した。前政権末期に副大統領に任命されるまで情報機関トップとして中東和平などの外交問題にも深く関与、米国からの信頼も厚いとされることから、暫定統治を担う軍部が陰で支援に回るとの観測もある。

 前政権の中心人物だったスレイマン氏が出馬したことで、昨年の反政府デモを主導した若者らの民主化勢力が強く反発する可能性もあるが、強い指導者の下での「安定」を望む声も強まっており、選挙戦は同氏を軸とした展開になりそうだ。

 両氏のほかには、アラブ連盟前事務局長で元外相のアムル・ムーサ氏や、同胞団元幹部のアブドルムネイム・アブールフトゥーフ氏らも有力候補と目されている。特に、同胞団の現指導部と対立し組織を追放されたアブールフトゥーフ氏は、同胞団の若手から高い支持を受けており、同胞団の正式候補であるシャーティル氏にどれだけ対抗できるかに注目が集まっている。

 今後は選管当局による資格審査を経て最終的な立候補者が確定する。シャーティル氏は、ムバラク前政権下で受けた有罪判決を理由に出馬が無効となる可能性もあることから、同胞団傘下「自由公正党」のモルシー党首も立候補を届け出た。

 投票は5月23、24日に行われ、過半数を得る候補がいない場合、6月16、17日に決選投票が実施される。

4103チバQ:2012/04/09(月) 21:16:25
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120409-00000059-mai-int
<エジプト大統領選>新興イスラム対旧体制 23人が立候補
毎日新聞 4月9日(月)19時54分配信

 【カイロ前田英司】民主化運動「アラブの春」で独裁政権を打倒したエジプトで、体制崩壊後初の大統領選の立候補が8日、締め切られ、23人が届け出た。先の人民議会(国会)選で第1党に躍進したイスラム原理主義組織ムスリム同胞団は、本命候補に失格の恐れが浮上して急きょ2人を届け出る事態になったほか、ムバラク前大統領の腹心だったスレイマン前副大統領が最終盤で出馬を決めるなど、情勢は、新興イスラム勢と旧体制有力者の対決の色合いを深めている。

 選挙管理委員会によると、届け出たのはスレイマン氏(75)のほか▽同胞団幹部のシャーテル氏(61)▽自由公正党(同胞団系)のムルシ党首(60)▽元同胞団幹部のアブルフトゥーハ氏(60)▽イスラムの徹底を掲げるサラフィ主義のアブイスマイル氏(50)▽ムーサ前アラブ連盟事務局長(75)▽シャフィク元首相(70)ら。

 立候補には有権者3万人の署名か議員30人の推薦、または議席を有する政党の公認でなければならず、本人のほか両親、配偶者が二重国籍者の立候補を認めないなどの要件も付されている。選管が届け出を精査し、26日に正式候補を発表する。

 同胞団はナンバー2のシャーテル氏が本命だが、前政権時代の逮捕歴で失格する可能性が浮上し、ムルシ氏も「保険」として届け出た。有力候補のアブイスマイル氏も母親が米国との二重国籍と認定され、瀬戸際にある。

4104チバQ:2012/04/09(月) 21:20:50
>>4046-4049>>4068-4069>>4075-4076
http://sankei.jp.msn.com/world/news/120409/mds12040920580006-n1.htm
シリア停戦に難題 政権側、反体制派に確約文書要求
2012.4.9 20:58

シリア北部イドリブ近郊で、反アサド大統領のデモを行う人々=8日(ロイター)
 【ベイルート=大内清】内戦状態が続くシリアの外務省は9日までに、反体制派に対し、国連とアラブ連盟の共通特使を務めるアナン前国連事務総長と約束した10日の撤退期限を前に、戦闘停止を文書で確約するよう要求、文書がなければ停戦には応じられないとの声明を出した。

 離反兵らの反体制派武装組織「自由シリア軍」は「停戦は国際社会との約束であり、政権側に文書を提出する考えはない」としており、戦闘停止案が暗礁に乗り上げる可能性が出てきた。

 アサド政権は3月下旬、アナン氏が提示した暴力停止に向けた調停案を受諾。同案では今月10日までに政府軍が反体制派の抗議活動が続く都市部から撤退するのに続き、12日までに双方が完全に戦闘を停止するよう求めている。

 一方、AP通信は9日、シリア軍がアサド政権の弾圧から避難したシリア人が生活するトルコ側のキャンプを銃撃、シリア人2人とトルコ人通訳1人が負傷したと報じた。トルコの当局者が明らかにしたという。

 弾圧激化に伴ってシリアからトルコへの避難者は急増しており、これまでに2万4千人が国境を越えたという。

4105チバQ:2012/04/09(月) 21:36:46
>>4053
http://sankei.jp.msn.com/world/news/120409/erp12040915290007-n1.htm
南オセチア「大統領」に元KGB 露との併合求める
2012.4.9 15:27
 ロシアがグルジアからの独立を一方的に承認した南オセチア自治州の「大統領」選挙が8日に投票され、選管当局は9日、旧ソ連国家保安委員会(KGB)の元地元幹部、チビロフ氏(60)が約54%の得票率で当選したと発表した。同氏は南オセチアのロシアへの併合を求めている。南オセチアでは昨年11月の大統領選でジオエワ元教育相がロシアの推す候補をリードしたものの、政権側がこれを無効として再選挙を決めた。グルジアは一連の選挙を合法と認めていない。(モスクワ 遠藤良介)

4106チバQ:2012/04/10(火) 21:54:46
http://sankei.jp.msn.com/world/news/120410/erp12041007540001-n1.htm
【日々是世界 国際情勢分析】
BRICSにいらだつロシア
2012.4.10 07:53 (1/2ページ)[ロシア]
 新興5カ国(BRICS)の一角を占めるロシアが、経済ばかりが主要議題になるBRICSの現状にいらだちを強めている。ロシアは経済規模で中国に圧倒されており、議論の主導権を奪われてしまうためだ。ロシア国内からは、得るものが少ないBRICSとの関係を見直すべきだとの声も聞こえてくる。

 「われわれの戦略的な目的は、BRICSを世界における重要な経済、政治問題に対処できる共同メカニズムに進化させ続けることにある」

 インドで3月末に行われたBRICS首脳会議でロシアのメドベージェフ大統領はそう主張し、政治的な議論が欠けるBRICSの現状に不満をにじませた。

 今回の会議で各国は、途上国のインフラ整備を支援する金融機関の立ち上げなどで合意したものの、政治関連の合意項目は全体の一部にとどまった。

 経済規模で言えば、BRICSでは中国が飛び抜けている。GDP(国内総生産)では中国が世界全体の9.3%を占めるものの、ロシアは2.4%にすぎない。今回の首脳会議でブラジル、南アフリカの首脳は「経済関連の議題ばかりに集中していた」(3月30日付の露紙ベドモスチ)といい、メドベージェフ大統領の主張は「大きな関心を呼ばなかった」という。

 ロシアは2009年、第1回のBRICS首脳会議を国内で開催するなど、BRICS重視の姿勢を示してきた。各国と連携を深め、欧米中心の政治・経済システムに対抗する狙いがあったとされるが、国際政治の分野でロシアと共同歩調を取る国は依然として限られる。

 特に中国との関係は微妙だ。国連安全保障理事会での対シリア決議案で“連携”を見せた両国だが、例えば旧ソ連の中央アジア諸国に露骨に影響力を広げようとする中国に対し、ロシアは強い不快感を抱いているとされる。

 BRICSは市場として魅力があるものの、政治体制が大きく異なる新興国の集まりにすぎないという側面もある。そのため、先進国の仲間入りを目指すロシアでは「(欧州連合など)BRICS以上のもの(との関係拡大)を目指すべきだ」(3月28日付の英字紙モスクワ・タイムズ)などと、冷めた見方も浮上している。

4107チバQ:2012/04/11(水) 07:33:49
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120410-00000119-mai-int
<シリア>調停は事実上失敗…撤退期限超え武力行使
毎日新聞 4月10日(火)22時38分配信

ロシアのラブロフ外相(左)とシリアのムアレム外相=2012年4月10日、AP

 【エルサレム花岡洋二、モスクワ大前仁】シリアのアサド政権と反体制派の調停工作を続けていたアナン前国連事務総長は10日、トルコ南部のシリア難民キャンプを視察後に記者会見し「失敗と言うには早すぎる。代替案はない」と述べ、改めて双方に武力行使の停止を求めた。10日はアナン氏の調停案による政権軍側の撤退期限で、これが守られなかったことを認めた形だ。反体制派は期限後も攻撃を受けたと反発しており、外交的解決の「最後の機会」とも位置づけられた調停は事実上頓挫した。

【シリア】軍がトルコ、レバノンに越境して攻撃

 アナン氏は会見で、最終的な停戦期限(12日)まで「時間がある」とも述べた。調停案はアサド政権側が10日までに部隊を都市部から撤退させ、48時間以内(現地時間12日午前6時まで)に反体制派を含め停戦を実現するというものだった。

 これに先立ちシリアのムアレム外相は10日、モスクワでロシアのラブロフ外相と会談後、一部都市から撤退を開始したと弁明した。同時に停戦の実現に先立ち、反体制派が軍事行動の停止を順守するという保証をアナン氏に求めていることを認めた。

 また「暴力の停止は国際監視団の到着と同時に実現すべきだ」と述べ、停戦の前提条件として新たに監視団派遣を要請する立場を強調した。

4108チバQ:2012/04/11(水) 07:34:37
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120407-00000084-mai-int
<イラン>トルコとの関係に亀裂 アサド政権への対応めぐり
毎日新聞 4月7日(土)20時36分配信



 【テヘラン鵜塚健、エルサレム花岡洋二】友好関係にあった中東の2大国イランとトルコが、反体制派への武力弾圧を強めるシリアのアサド政権への対応を巡って対立し、両国間の亀裂が広がっている。トルコは、核開発問題で対立するイランと米欧諸国の間で仲介役を務め、今月13日にトルコでの核協議開催が決まりかけていたが、アサド政権批判を強めるトルコに対してイランが反発。イランが会場変更を求める事態に発展している。

 トルコのイスタンブールで1日に開かれたシリア反体制派の支援国会合には米欧やアラブ諸国が多数参加。アサド政権への圧力を確認する場となった。これにシリア政府を支援するイランが反発。ラリジャニ国会議長は3日、「(イランと敵対する)イスラエル支持者ばかりの会合だ」と、トルコを暗に批判。関係悪化を象徴した。

 イスラムで同じ非アラブの両国は歴史的つながりが深く、近年は経済を通じて友好関係を深めてきた。イランの核開発問題でもトルコは昨年1月以来中断している核協議の再開に向け仲介に積極的だ。米欧が停止要求を強めるイランのウラン濃縮を「平和利用の権利」と擁護し、イランから一定の信頼を得ている。

 こうした信頼関係が揺らぐきっかけがシリア情勢。トルコはシリアと国境約900キロで接し、難民が大量に流入。国の治安に大きな影響がでかねない状況で、市民弾圧を強めるアサド政権の早期退陣を求めている。

 これに対しイランはシリアでの民衆デモを「外国が扇動した」とし「アサド政権は改革に努めている」と擁護を続ける。イランとシリアは敵対するイスラエルへの対応で同盟関係を構築。イランはシリアを補給路にしてレバノンのイスラム教シーア派民兵組織ヒズボラを支援しており、今のシリア政権の崩壊を避けたいのが本音だ。

 イランからすると、トルコが北大西洋条約機構(NATO)加盟国で、昨年9月にはイランの弾道ミサイル攻撃を想定したNATOのミサイル防衛システムのレーダー設置を認めたことへの警戒感もある。

 緊張関係が高まる中で、トルコでシリア反体制派支援国会合が開催されたことで両者の関係が一気に険悪化。いったんトルコで決まりかけた核協議開催にイランの保守強硬派政治家らが反発。イラン政府は新たにイラクやシリア、中国などの候補を挙げ、会場の再調整に乗り出した。メンツをつぶされた形のトルコのエルドアン首相は5日の記者会見で「(イランは)国際的な信用を失いつつある。誠実な行動が必要だ」と忠告した。

 イラン外務省は6日「イランとトルコは共通点の多い地域の大国同士で、関係を悪化させてはならない」と亀裂修復の動きをみせるが、シリア情勢が一段と緊迫化すればトルコの不満も強まるだけに先行きは見通せない。

4109とはずがたり:2012/04/11(水) 18:48:19
=トンブクトゥ/キダル/ガオ=
>>4051
12.4.1
>同国北部の独立を求める遊牧民トゥアレグ人の反政府武装勢力は1日、北部ガオ州の州都ガオを掌握したと表明した。反政府勢力は同日、世界遺産の都市であるトンブクトゥを包囲、北部の要衝都市の制圧を進めている。
>反政府勢力は既に北部キダル州の州都キダルを掌握した。
12.4.1
>AFP通信はキダル制圧ではトゥアレグ人のイスラム過激派組織がMNLAと連携していると伝えている。

>>4070
12.4.3
>MNLAが独立を求める地域は北部のキダル、ガオ、トンブクトゥの3州にほぼ相当し、3月30日以降、3州の州都を全て掌握した。MNLA報道官は、首都バマコのある南方に進攻する意図はないと述べた。

トンブクトゥ/キダル/ガオの州の境界はこの縮尺↓だと載っている
http://yahoo.jp/k8Y1qA
キダル・ガオは北部という寄り東部だなぁ。

=MNLAとイスラム過激派=
>>4051
>反政府勢力は、トゥアレグ人のイスラム過激派組織と連携しているとされる。反乱軍を率いるサノゴ大尉は3月31日、市民の犠牲を避けるためガオでの戦闘停止を決めたと表明、ガオからマリ軍が撤退した。

>AFP通信はキダル制圧ではトゥアレグ人のイスラム過激派組織がMNLAと連携していると伝えている。

>>4084
12.4.6
>西アフリカ・マリ北部の独立を求める遊牧民トゥアレグ人の反政府武装勢力「アザワド解放国民運動(MNLA)」は6日、同勢力のホームページで、北部の「独立」を宣言する声明を発表した。

>3月下旬に首都バマコで反乱軍がクーデターを起こして以降、MNLAは北部の要衝都市を次々と制圧。ただMNLAと連携してきたイスラム過激派組織が世界遺産の都市トンブクトゥを掌握したと宣言するなど、情勢は混迷している。
>同過激派組織はシャリア(イスラム法)導入を求め、国際テロ組織アルカーイダ系勢力と関係があるとされる。

>北部の要衝都市ガオでは5日、アルジェリア領事らが武装勢力に誘拐された。MNLA報道官は関与を否定し、イスラム過激派勢力の犯行だと述べた

>>4086
12.4.6
>北東部ガオ(Gao)にあるアルジェリア領事館がイスラム系武装勢力に襲撃され、外交官7人が誘拐された。同国ではクーデター後、国際テロ組織アルカイダ(Al-Qaeda)系武装勢力が勢力を拡大しており、国内に一層の混乱と人道的危機をもたらす懸念が広がっている。
>アルジェリア外務省によると、身元不明の武装集団が領事館を襲撃し、領事と職員6人を連れ去ったという。目撃者がAFPに語ったところによればこの武装集団は、北部のトンブクトゥ(Timbuktu)などを掌握したイスラム系反政府勢力と同じく、厳格なイスラム原理主義を唱える「サラフィスト(Salafist)」の黒い旗を掲げていたという。

>>4100
12.4.9
>北部ではトゥアレグ族のアザワド解放国民運動(MNLA)が6日、インターネットを通じて広範な地域の独立を宣言。
>遊牧民的な文化を持つトゥアレグ族は今年1月にアザワド地方の分離を求める武装闘争を開始し、これまで20万人以上の住民が自宅を追われ、避難する被害を受けている。

>>4101
12.4.9
>トゥアレグ人反政府勢力は6日、一方的に北部の独立を宣言した。しかし国際社会はもちろん、かつて良好な関係にあったイスラム武装勢力もこれを認めていない。

4110とはずがたり:2012/04/11(水) 19:06:44
>>4109-4110

アザワド解放国民運動(MNLA)
http://www.mnlamov.net/

マリ北部3州の版図と州都の位置はこの様な関係(巨大画像注意)
ttp://tohazugatali.web.fc2.com/azawado00.png

4111チバQ:2012/04/11(水) 22:50:03
>>4106
いつのまに南アフリカが入ったのかと思えば
http://ja.wikipedia.org/wiki/BRICs
2011年4月13日に中国の北京で行われた四カ国首脳会議に 南アフリカ共和国 (South Africa) が初参加したことに伴い、正式名称が BRICs から BRICS となった[5]。

と1年前のことの様子

4112チバQ:2012/04/11(水) 22:53:49
http://www.asahi.com/international/update/0411/TKY201204110575.html
ギリシャ解散・総選挙へ 財政再建、2大政党に審判
 ギリシャのパパディモス首相は11日、国会(定数300)を解散する。国営アテネ通信によると、総選挙の投開票日は5月6日の見通しだ。欧州連合(EU)などの監視の下で、大連立を組んで財政再建を進める既成の2大政党への国民の不満は根強く、選挙結果によっては債務(借金)危機が再燃しかねない。

 アテネ通信によると、首相はこの日午後、パプリアス大統領と会談した後に国会の解散を発表する。

 ギリシャでは長年、中道左派・全ギリシャ社会主義運動(PASOK)と中道右派・新民主主義党(ND)の2大政党が政権を奪い合ってきた。だが債務危機が深刻化した昨年11月、独仏両国などから圧力を受けて両党が大連立。元中央銀行総裁のパパディモス氏を首相に担いで財政再建を進めた。

http://www.jiji.com/jc/c?g=int_30&k=2012041100048
ギリシャ議会、解散へ=来月6日総選挙の公算−政府筋
 【ジュネーブ時事】ギリシャのパパデモス首相は11日午後(日本時間同日深夜)、パプリアス大統領と会談し、議会解散を提案する方針を固めた。ロイター通信が10日、政府筋の話として報じた。これを受け5月6日投票の総選挙が実施される公算となった。
 直近の世論調査では、支持率トップが与党第2党の新民主主義党(ND)の18.2%。第1党の全ギリシャ社会主義運動(PASOK)の14.2%を上回るが、両党とも議会(定数300)の単独過半数を制するのは困難とみられている。(2012/04/11-04:56)

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4113チバQ:2012/04/11(水) 23:16:23
http://sankei.jp.msn.com/world/news/120411/mds12041108040001-n1.htm
シリア情勢、再び手詰まりに アサド政権 撤退期限を無視
2012.4.11 08:03 (1/2ページ)
 【ベイルート=大内清】内戦状態が続くシリアのアサド政権が、アナン前国連事務総長と約束した戦闘地域からの軍撤退が10日、期限を迎えた。しかし、政権側はこの日も西部ホムスなどへの砲撃を継続、反体制派によると市民ら少なくとも37人が死亡した。12日の全面停戦期限後も戦闘が続く公算が大きく、アナン調停の行方を見守っていた国際社会は再び手詰まり状態に陥った格好だ。

 シリア国内での弾圧のほか、政権側は9日、隣国トルコのシリア人避難民キャンプに発砲、シリア人4人とトルコ人1人が負傷した。トルコ領に向けた攻撃は、一連の騒乱発生以来、初めて。同国のエルドアン首相は10日、「明白な国境侵犯だ」と強く非難した。

 また西隣のレバノンでは、シリア国境付近を取材中だった地元テレビ局の男性カメラマンが、シリア側から銃撃を受け死亡した。

 こうした中、シリアのムアッリム外相は10日、ロシアのラブロフ外相とモスクワで会談、軍撤退を含めアナン調停案を「履行している」と強調した。同時に、停戦は「国連の監視団到着と同時であるべきだ」とも述べ、事実上、12日の期限は無視する考えを示した。

 アサド政権は、反体制派にも停戦を文書で確約するよう求めており、反体制派の武装闘争が続く限りは弾圧を正当化できると判断しているとみられる。

 一方、アナン氏は10日、トルコ南部の避難民キャンプを訪問、「停戦はまだ可能だ」と呼びかけた。

 とはいえ、調停案が暗礁に乗り上げていることは間違いない。トルコなどでは、シリア領内に市民保護のための緩衝地帯設定を求める声も強まっているものの、こうした動きには軍事行動が伴うことから、ロシアや中国を説き伏せて国連安全保障理事会の決議を得るのは困難だ。

 有志国による「シリアの友人」会合などでは今後、反体制派支援の拡充を模索するとみられる。ただ、反体制派が求める武器供与などに踏み切った場合、支援国側は後戻りができなくなり、内戦の泥沼化を助長するとの懸念は拭えない。

4114チバQ:2012/04/12(木) 22:34:56
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120411-00000084-mai-int
<スーダン>南スーダン軍と衝突 全面的な紛争に発展の危険
毎日新聞 4月11日(水)20時9分配信

 【ヨハネスブルク服部正法】スーダンと、昨年7月にスーダンから分離独立した南スーダンの国境周辺で9、10両日、両国軍が衝突した。両国は石油権益の配分を巡る話し合いが暗礁に乗り上げ、対立を深めてきた。両国は3月末にも衝突しており、全面的な紛争につながる可能性が懸念されている。

 AFP通信などによると、南スーダンは領内の町がスーダン軍の空爆を受け、4人が負傷したと主張している。これに対して、スーダンは、南スーダン軍がスーダン側の油田地帯に攻撃を加えていると反論している。

 両国は石油収入に依存しているが、油田の4分の3は南側にある一方、パイプラインでつながった輸出港は北にしかない。石油収入の分配交渉が折り合わず、関係が悪化している。3月26、27両日にも国境地帯で衝突が起きた。

4115チバQ:2012/04/12(木) 22:46:59
http://www.jiji.com/jc/c?g=int_30&k=2012041201051
97年政権転覆の首謀者拘束=エルドアン首相、軍をけん制−トルコ
 【エルサレム時事】トルコ司法当局は12日、1997年にイスラム路線を強めていたエルバカン首相に圧力をかけて退陣に追い込んだとされる元軍幹部を拘束した。トルコ紙トゥデーズザマン(電子版)が伝えた。
 トルコでは、国是の「政教分離」の守護者を自任する軍が過去に4回クーデターなどで政治介入し、政権を打倒してきた。これに対し、イスラム系与党、公正発展党(AKP)を率いるエルドアン首相は、軍をけん制する形で政権基盤を固めており、この動きを加速させた格好だ。(2012/04/12-21:42)

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4116チバQ:2012/04/13(金) 21:39:10
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2012&d=0413&f=national_0413_052.shtml
緑の党が転んで、フランス大統領選、危うく延期
【社会ニュース】 2012/04/13(金) 14:15



  ジョリ氏、階段踏み外し、転倒

  フランス大統領選2012に、ユーロップ・エコロジー・緑の党より立候補している、エヴァ・ジョリ氏が、4月1日の夜、パリ市内の映画館より出てきたところ、出口の階段で踏み外し、転倒、頭を打つなどの軽傷を負い、病院に運ばれた。

(Photo:eva joly by antony4)

  フランス大統領選に関する基本法

  ユーロップ・エコロジー・緑の党によると、ジョリ氏は、4月2日に予定されていたキャンペーンをキャンセルし、安静に務めると発表した。

  フランスの基本法、第7条には、「フランス大統領選の第1回目投票日、以前に、立候補者が死去、もしくは、重体に陥った場合、選挙は、延期となる」という項目が、設けてある。

  もし、ジョリ氏が入院を必要とする重傷であった場合、今回のフランス大統領選は、延期になっていた可能性があるのだ。

  その後、ジョリ氏は、4日にナント市で開催された、ミーティングにて復活、ラジオやテレビに出演するなど、選挙キャンペーンを続行させている。

  編集部 殿塚(情報提供:ネット選挙ドットコム)

4117チバQ:2012/04/13(金) 21:52:52
http://sankei.jp.msn.com/world/news/120413/asi12041301130002-n1.htm
アフガン大統領選前倒しも アフガン大統領
2012.4.13 01:12
 アフガニスタンのカルザイ大統領は12日、カブールで記者会見し、2014年に予定される次期大統領選を1年前倒しして13年に実施する可能性に言及した。14年には、国際治安支援部隊(ISAF)からアフガン側への治安権限移譲も予定されている。大統領は、大統領選と治安権限移譲を同じ年に行うことが可能かどうかに疑問があるとし、どちらかを13年中に行うことが必要かどうか検討中だと明らかにした。

(ニューデリー 岩田智雄)

4118チバQ:2012/04/13(金) 22:55:20
>>3991
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120413-00000190-jij-int
ギニアビサウでクーデターか
時事通信 4月13日(金)22時32分配信

 【ビサウAFP=時事】アフリカ西部ギニアビサウの次期大統領最有力候補、ゴメス前首相が12日夜、重武装の兵士らに自宅を急襲され、連れ去られた。ゴメス氏の妻が13日、明らかにした。クーデターの恐れがある。
 兵士らは与党本部やラジオ局を占拠し政治家を次々拘束。通りには銃声と救急車のサイレンが響いた。兵士らは13日、声明を出し、「ゴメス氏らがアンゴラと秘密の軍事協定を結んだ」ことを同氏らの身柄拘束の理由としているが、権力奪取は表明していない。

4119チバQ:2012/04/13(金) 22:58:12
http://sankei.jp.msn.com/sports/news/120413/oth12041322160010-n1.htm
論議のバーレーンGP、開催へ 情勢緊迫、関係者に不安も
2012.4.13 22:15 (1/2ページ)
 国際自動車連盟(FIA)は13日、声明を発表し、開催をめぐって論議が起きていたF1世界選手権シリーズ第4戦・バーレーンGPが予定通り20〜22日に行われると確認した。だが現地ではデモや爆弾テロが発生、中止を求める声も高まっており、状況は予断を許さない。(只木信昭)

 「現時点の情報に基づけば安全上の基準は満たされており、F1委員会や営業権利者から中止の要請もない」。FIAは声明で、同GPを中止する理由はないとした。

 だが現地からの報道によると、ここ数週間でバーレーンの国内情勢は緊張の度を増している。

 獄中で約60日ハンガーストライキを続けていた民主化指導者が衰弱して軍病院に運ばれた6日、その釈放を求めてデモに集まった約5千人に治安部隊が催涙弾を発射。9日には報復とみられる爆弾テロが発生している。3月末のデモでは男性が撃たれて死亡。F1開催中止を直接求めたデモの主唱者は、「モータースポーツに対する高い評価を犠牲者の血で曇らすな」と訴えた。

 多数派のイスラム教シーア派を少数派のスンニ派が支配するバーレーンでは、昨年2、3月に民主化を求める大規模デモが発生、50人以上が死亡したとされる。この影響で3月に開幕戦として予定されていたバーレーンGPは中止されている。

 騒乱を調査した第三者委員会は11月、官憲が広範に市民を虐待したと認め、多くの改善点を示した報告書を提出。政府はそれを基に改善を進め、社会は平穏に戻り和解も進んだとしてきた。これを受け、FIAは今季日程に同GPを復活。だが反政府側は今も不当逮捕や拷問が続いていると主張、「和解」は「外見だけ」と非難している。

 支配層にとってF1開催は「平穏」を世界に訴えられる格好の機会だ。政情不安の影響で昨年の経済成長率は2.2%と前年の4.5%から大幅に下落、今年はさらに下がると予測されている。「開催は国民統合の象徴になる」とサルマン皇太子。F1開催による状況好転への期待は大きく、最近の騒動拡大にも現地主催者は「騒いでいるのは一部で、治安に問題はない」と予定通りの開催を強調していた。

 これに対して反政府側は「F1が独裁者を支援するなら、われわれは多くの報道陣が来訪する機会を利用する」とし、一部の団体はF1関係者の安全を保証できないとまで宣言。F1関係者の間には、あるチーム代表が「何より従業員の安全が心配だ」と吐露するなど不安が広がっていた。

 FIAの声明を受け、営業権利者のバーニー・エクレストン氏は第3戦・中国GP会場で各チームに「不安はない」と説明、「みんな安心していた」と話した。人権団体「ヒューマン・ライツ・ウオッチ」の中東地域責任者は「開催は政府側に立つことを意味する」とFIAの姿勢に疑問を呈している。

4120チバQ:2012/04/14(土) 22:34:40
http://mainichi.jp/select/news/20120415k0000m030071000c.html
エジプト:大統領選に暗雲…前副大統領出馬、軍部が後押し
毎日新聞 2012年04月14日 21時29分

 【カイロ前田英司】5月下旬実施のエジプト大統領選が迷走している。「アラブの春」で崩壊した独裁末期のスレイマン前副大統領が土壇場で立候補を届け出て、旧ムバラク体制下の権益保持を狙う軍部が後押しする疑念が浮上。議会最大勢力に躍進したイスラム原理主義組織ムスリム同胞団との対立が先鋭化しているためだ。

 カイロ中心部のタハリール広場は13日、数万人でごった返した。沿道には参加者を動員したバスが連なる。同胞団を中心とするイスラム勢力がスレイマン氏出馬に反発して呼び掛けたデモだ。「大統領がほしい」「軍政を倒せ」とのスローガンが響く。医学部4年のアスマ・ワキールさん(21)は「前政権の残党はいらない」と憤った。

 スレイマン氏はムバラク前大統領の腹心。情報長官として対イスラエル外交を主導し、アラブの大義のパレスチナ問題を軽視したと悪名高いが、一部では「混乱を治めるには政治経験が必要。大歓迎だ」(タクシー運転手)との支持もある。

 「春」以降、沈黙していたスレイマン氏が出馬表明したのは立候補締め切り2日前の6日。軍人出身の土壇場の決断に、エジプトを暫定統治する軍最高評議会が権益保持のため「独自候補」として後押ししたと議論が沸いた。スレイマン氏は否定したが、軍は王制を打倒した52年のクーデター以来の「体制派」で、世論の間には今後の民政移管への不安も高まっている。

 これに対し同胞団は今月初め、米ワシントンに代表団を送り、米当局者との関係構築を模索した。カーニー米大統領報道官は同胞団を「今のエジプトで重要な役割を果たしている」と評した。

 同胞団の視野に「政権」があるのは明らかで、同胞団が第1党の人民議会は12日、前政権幹部の大統領選出馬を禁じる法案を可決し、スレイマン氏排除に動いた。法案は最終的に軍最高評議会の承認が必要で、実際に立候補できなくなるかどうかは微妙だが、双方の対立は今後さらに深まりそうだ。

4121チバQ:2012/04/14(土) 23:28:37
http://www.afpbb.com/article/politics/2871507/8785989
子育てのまずさ理由に閣僚解任、トルクメニスタン大統領
2012年04月14日 20:02 発信地:アシガバート/トルクメニスタン

【4月14日 AFP】中央アジア、トルクメニスタンの14日の報道によると、同国のグルバングルイ・ベルドイムハメドフ(Gurbanguly Berdymukhamedov)大統領は、息子が交通事故を起こした閣僚を「父親として行き届いていない」として解任した。

 解任されたヤルムハメト・オラズグルイエフ(Yarmukhammet Orazgulyev)エネルギー・工業相の息子は最近、友人である他の政府高官の息子らと共に交通事故を起こしていた。子どもたちは一流校であるトルクメニスタン工科大学の学生で、この件により同大の学長も解任された他、教育相と同副大臣も戒告を受けた。

 ベルドイムハメドフ大統領は閣議で「高官としての権威というものは、その子女がいかように育てられ、社会でどう振る舞うかにかかっているにもかかわらず、子育てに十分な注意を払っていない政府高官がいる。子育てのまずさは今回、高官の子供たちが深刻な結果を招いた交通事故のように、不愉快で悲しむべき状況を引き起こす」と叱責した。

 国営テレビで放映されたこの閣議の中で、オラズグルイエフ氏は「家族の者たちに『庇護者』である大統領の教えや導き」を教え込めていなかったと謝罪し、大統領に許しを求め今後、大統領に任される仕事があれば何でも引き受けると約束した。

 今年2月に行われた大統領選で、97%という圧倒的な得票率で再選されたベルドイムハメドフ大統領は、同国で「アルカダグ(庇護者)」と呼ばれている。

 今回解任されたオラズグルイエフ氏はこの大統領選に対立候補として出馬した7人のうちの1人だったが、候補者たちの出馬は形ばかりで、選挙運動はベルドイムハメドフ大統領に対する熱烈な称賛に終始した。ちなみに大統領選でオラズグルイエフ氏はベルドイムハメドフ大統領に次ぐ2位だったが、得票率は1.2%だった。(c)AFP

4122チバQ:2012/04/14(土) 23:30:46
http://www.afpbb.com/article/war-unrest/2870388/8761720
イエメン南部で激しい戦闘、死者多数
2012年04月10日 07:03 発信地:アデン/イエメン
【4月10日 AFP】イエメン南部アビヤン(Abyan)州で9日未明、国際テロ組織アルカイダ(Al-Qaeda)系の武装勢力が軍の兵舎を襲撃して激しい戦闘になり、少なくとも60人が死亡した。

 軍は士官1人を含む14人の死者を出した。現地の政府職員は、軍の部隊は襲撃を受けた兵舎から撤退したが、部隊とともに武装勢力と戦っていた地元の部族は現場に残って戦闘を続けると語った。

 ある部族長は、「軍はわれわれに武器を支援してくれた。われわれはアルカイダと戦う。やつらにわれわれの街を渡さない」と述べた。

 イエメンの南部と東部では武装勢力が存在感を強めている。国防省とある部族長によれば、政府側は前週末にイエメン南部と東部のアルカイダ系武装勢力の拠点を空爆し、戦闘員24人を殺害している。(c)AFP/Fawaz al-Haidari

4123チバQ:2012/04/15(日) 00:19:00
http://sankei.jp.msn.com/world/news/120414/mds12041422180003-n1.htm
南北スーダン軍が衝突 国境地帯の油田めぐり 
2012.4.14 22:18
 スーダンと南スーダンの国境地帯にあるヘグリグ油田の周辺で13日、両国軍が衝突し、南スーダン側は14日、スーダン軍を撃退したと述べた。ロイター通信などが伝えた。スーダン側はコメントしていない。

 ヘグリグ油田はスーダンの支配下にあったが、南スーダン軍が10日に掌握。スーダン軍は奪還の方針を示し、アフリカ連合(AU)も南スーダン軍に撤退を求めたが、南スーダン側は撤退しないと明言している。

 国境地帯では3月下旬以降、両国軍の衝突が続発している。国連平和維持活動(PKO)で日本の陸上自衛隊施設部隊が派遣された首都ジュバと国境地帯は500キロ以上離れている。(共同)

4124チバQ:2012/04/15(日) 00:21:40
http://sankei.jp.msn.com/world/news/120414/mds12041418000001-n1.htm
シリア情勢 強まる宗派色 着地点見えず
2012.4.14 18:00 (1/5ページ)

今月初め、レバノン北部のシリア国境近くの検問所では、軍が警戒にあたっていた
 12日、アサド政権と反体制派の停戦期限を迎えたシリア。民主化要求デモに端を発した騒乱は昨年3月の発生から1年以上たつが、停戦の行方はなお不透明だ。反体制派には、市民弾圧を続ける政権側との戦闘に宗教的な意味合いを求める傾向もみられ、このまま本格的な宗派対立に発展する懸念がぬぐえない。シリアと、その隣国トルコ、レバノンから報告する。(大内清、写真も)

 トルコ南部アンタクヤ郊外にある、離反兵らの反体制派武装組織「自由シリア軍」のキャンプ。連絡要員としてシリア国内の戦闘地域に出入りする屈強な迷彩服の男たちが今月初旬、取材に応じ、その一人が腕を振り上げながら叫んだ。

 「おれたちは『イスラムのシリア人』だ! バッシャールとは違う…」

 シリアでは、現大統領の父で1970年に実権を握ったハフェズ・アサド前大統領(2000年死去)が、軍中枢に自身の出身宗派でイスラム教シーア派の一派とされるアラウィ派を多数配置し支配層を形成。国民の約7割を占めるスンニ派の間での不満は根強い。

 それでも、シリア反体制派は、昨年3月以降の反政府デモや政権側との戦闘はあくまでも「自由」や「民主化」を目的としたものであり、アラウィ派も含めて「シリア人は一つだ」と繰り返してきた。

 しかし戦闘が長期化する中、反体制派内では徐々に、「スンニ派対アラウィ派」の構図が頭をもたげている。確かに戦闘員にとっては、宗教的な熱情が武器や兵員数、練度での劣勢を補う要素となっている側面もある。

 レバノンの首都ベイルートにあるベイルート・アメリカン大学のヒラール・ハシャーン教授(政治学)は、シリアで今後、「宗派原理が政治を支配する、『レバノン化』が進むのではないか」と予想する。

    □ □

 「世界に神はアッラーしかいないように、シリアの指導者も一人。アサド大統領しかいない!」

 シリア国境に近いレバノン北部の街道沿い。バイク修理店を営むアラウィ派のムスタファ・アトキさん(32)はこうまくし立て、「なんでアラウィばかり悪者にされるんだ」と、スンニ派への敵意をむき出しにした。店の壁にはスプレー塗料で「アサド大統領、万歳」と書かれていた。

 主にシリア北西部からレバノン北部にかけて居住し、国境を越えた結びつきが強いアラウィ派にとり、アサド政権の危機は人ごとではない。住民らの口ぶりも必死だ。

4125チバQ:2012/04/15(日) 00:23:17
 アラウィ派だけではない。シーア派大国イランやアサド政権を後ろ盾とし、そこからの支援を住民にばらまくことで勢力を伸ばしてきたレバノンのシーア派組織ヒズボラも、危機感は強い。ベイルート南部にあるシーア派地区のタクシー運転手、ホセイン・アブーハリールさん(27)は「アサドが倒れたらヒズボラからの生活支援が減るかもしれない」と懸念する。

 これに対し、レバノンのスンニ派政党「未来潮流」を率いるサアド・ハリリ前首相は反体制派支持を鮮明にしているほか、態度をあいまいにしてきた、イスラム教の少数派であるドルーズ派勢力も最近、反アサド色を強めているという。

 レバノンがシリア情勢に敏感に反応するのは、歴史的に常にシリアの干渉を受ける中で、各勢力がアサド政権と何らかの利害関係を持つためだ。

 政権を率いるミカティ首相は中立姿勢を保ってはいるが、各勢力がそれぞれ、アサド政権に協力したり反体制派を支援したりするのを止める力はない。2月には北部トリポリでアラウィ派とスンニ派の銃撃戦も起きた。

 ハシャーン教授は言う。「レバノンは地域の宗派問題の交差点。ここでの対立はいずれ、再び周辺に拡散していく」。シリア情勢の悪化はレバノンに緊張をもたらし、その結果、同国の各政治勢力がシリア問題への関与を強めれば、シリア情勢をいっそう複雑化させかねない、というわけだ。

    □ □

 シリアの首都ダマスカスで今年2月、自由シリア軍を支援しているという反体制派の地下活動家と会った。治安当局の監視の目をかいくぐるため、事前に偽名のメールアドレスで連絡を取り、合言葉まで指示した上でようやく取材場所に現れたその男は、極度の緊張状態にあった。

 「まだまだ政権は強力だ。目立つ行動はしたくない」。活動家は、周囲に目を配りながらこう話し、「このまま事態が長引けば宗派戦争に発展するかもしれない。だから、その前に政権を倒さなくてはいけないんだ」と力を込めた。

 一方、穏健イスラム勢力や左派が参加する国内反体制派組織「国民調整機構」の指導者ハサン・アブドルアジーム氏は、同じ理由から「政治決着によるアサド大統領退陣を模索すべきだ」と主張する。反体制派内の意見は割れたままだ。

 宗派対立は、国際テロ組織アルカーイダなどの過激なジハード(聖戦)主義が根を生やす土壌ともなりうる。実態は不明ながら、自由シリア軍指導部の統率が行き届かないシリア国内の部隊には、リビアやイラクなどからの過激派が入り込んでいるとの指摘もある。

 早くから、地域の不安定要因になるとの懸念が強かったシリア騒乱。停戦期限後も一部で戦闘は続いている。

 ■ ■シリアとレバノンの宗教・宗派 シリアでは人口2300万人の約70%がイスラム教スンニ派で、シリア正教会などキリスト教が約13%、アラウィ派が約12%とされる。アラウィ派はイスラム世界で異端視されることが多いが、ハフェズ・アサド前大統領は1970年代、「同派はシーア派の一派」だとするファトワ(宗教裁定)をシーア派指導者から引き出し、自らの正統性を高めるとともにレバノンのシーア派との関係強化に利用した。

 一方、レバノンは人口約425万人。フランス統治時代の人口統計をもとに、大統領をマロン派キリスト教徒、首相をイスラム教スンニ派、国会議長を同シーア派に割り振る「宗派主義」を採用、国会の議席数も宗派によって決められている(90年の憲法改正で一部修正)。イスラム教徒の方がキリスト教徒よりも出生率が高いことから、近年では人口分布が大きく変化しており、現実を反映していないとの指摘も強い。

4126チバQ:2012/04/15(日) 21:26:24
http://www.jiji.com/jc/c?g=int_30&k=2012041400372
次期首相候補に外相浮上=ギリシャ
 【ジュネーブ時事】14日付のギリシャ紙カティメリニ(電子版)は、全ギリシャ社会主義運動(PASOK)と新民主主義党(ND)の二大政党が総選挙後、再び連立を組んだ場合の新首相候補にディマス外相が浮上していると報じた。
 同日付の地元紙リアルニュース掲載の世論調査結果では、NDは支持率25.4%、PASOKは同15.8%。いずれも単独過半数は難しい。(2012/04/14-23:40)

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4127チバQ:2012/04/15(日) 21:27:02
http://www.jiji.com/jc/c?g=int_30&k=2012041500178
刑務所襲撃で400人脱走=タリバンが犯行声明−パキスタン
 【ニューデリー時事】パキスタン北西部カイバル・パクトゥンクワ州バンヌー地区で15日、武装勢力が刑務所を襲撃し、凶悪犯罪者や武装勢力メンバーを含む囚人400人近くが脱走した。北西部一帯で活動する反政府勢力「パキスタン・タリバン運動(TTP)」が犯行声明を出し、「われわれの重要なメンバーを解放した」と主張した。AFP通信が報じた。
 襲撃はこの日午前1時(日本時間同5時)ごろ発生。銃や手投げ弾、ロケット砲で武装した約150人が2時間にわたり攻撃を続けた。刑務所には囚人900人以上が収容されていたが、うち約380人が脱走した。(2012/04/15-18:28)

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4128チバQ:2012/04/15(日) 21:27:36
http://www.jiji.com/jc/c?g=int_30&k=2012041500115
有力候補が軒並み失格=大統領選、混迷深まる−エジプト
 【カイロ時事】エジプト大統領選挙管理委員会は14日夜、5月投票の大統領選に立候補を届け出た23候補のうち、要件を満たさなかった10候補を失格とした。ムバラク前大統領の腹心のスレイマン前副大統領や、最大のイスラム原理主義組織ムスリム同胞団が擁立したシャーテル氏ら有力候補が軒並み失格となった。支持者らは反発しており、選挙戦は混迷の度合いを深めそうだ。
 大統領選は、昨年退陣したムバラク政権後に暫定統治を担う軍最高評議会が進めている民政移管プロセスの最終局面と位置付けられる。政治力温存を狙う軍部と、昨年の合法化後、政治勢力として躍進する同胞団を軸にした権力争いが激化。大統領選はこうした政治的思惑から候補が乱立し、混戦模様の展開となっていた。
 スレイマン、シャーテル両氏の陣営は、異議を申し立てる方針。スレイマン候補は、15県以上からの支持者の署名が必要との要件を満たさなかった。昨年までテロやマネーロンダリング(資金洗浄)の罪で獄中にあったシャーテル候補については「前科」が失格理由となった。(2012/04/15-16:28)

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4129名無しさん:2012/04/15(日) 21:28:33
http://sankei.jp.msn.com/world/news/120415/erp12041509290003-n1.htm
ベラルーシ、大統領選の対立候補を釈放
2012.4.15 09:28
 タス通信によると、2010年12月のベラルーシ大統領選後にルカシェンコ大統領の当選に抗議して拘束され、懲役5年の判決を受けた対立候補のサンニコフ元外務次官が14日、釈放された。大統領が赦免を決めた。

 次点だったサンニコフ氏は大統領選後に選挙の不正を指摘する野党側集会に参加し拘束され、欧米諸国が「政治的弾圧」だとして釈放を求めていた。

 欧州連合(EU)は今年2月、野党弾圧を続けるルカシェンコ政権への追加制裁を決定。これに反発してEU代表部大使を召還したベラルーシに対し、EU全加盟国が駐ベラルーシ大使を一斉召還し圧力を強めていた。(共同)

4130名無しさん:2012/04/15(日) 21:29:30
http://sankei.jp.msn.com/world/news/120415/mds12041509530002-n1.htm
エジプト大統領選、前副大統領や同胞団幹部ら失格 
2012.4.15 09:52
 【カイロ=大内清】5月にムバラク前政権崩壊後で初となる大統領選を控えるエジプトの選管当局は14日、立候補を届け出ている23人のうち、有力とみられていた軍出身のオマル・スレイマン前副大統領や同国最大のイスラム原理主義組織ムスリム同胞団幹部、ハイラト・シャーティル氏を含む10人を失格にしたと発表した。各陣営は異議を申し立てるとしている。

 また各候補の支持者が反発を強めるのは必至で、抗議行動に発展するような事態となれば、暫定統治を担う軍部が選挙プロセスへの直接介入に乗り出すのではとの観測も出ている。

 地元メディアによると、スレイマン氏の失格は、届け出に必要な有権者の署名が一部の県で不足していたのが理由。前政権崩壊後の昨年春まで収監されていたシャーティル氏は、釈放後の一定期間は選挙への出馬を認めないとする法律の規定に抵触しているという。

 決定を受け、シャーティル氏の弁護士は「同胞団を排除するための政治的な判断だ」と決定を非難した。

4131チバQ:2012/04/16(月) 00:31:51
http://sankei.jp.msn.com/world/news/120415/asi12041522510004-n1.htm
ロケットの雨、逃げ惑う人 大使館員、防空壕に避難 また狙われたカブール
2012.4.15 22:49

15日、アフガニスタン東部ジャララバードで、攻撃を受けて上がる白煙(ロイター)
 雨のように絶え間なく発射される携行式ロケット弾のさく裂音、必死に逃げ惑う住民たち。アフガニスタンで最も警備が厳重なはずの首都カブールが15日、また狙われた。ロケット弾は日本大使館の施設内にも着弾、館員は防空壕への避難を余儀なくされた。

 「大使館員は全員、今防空壕に避難している。詳しい状況は分からないが、公使室の外壁も破損しているようだ。けが人はいない」。日本大使館の岡田誠司公使は共同通信の取材に対し、携帯電話で緊迫した状況を語った。

 日本大使館は武装勢力が立てこもったとされる建設中のビルと、武装勢力が狙ったとみられる国際治安支援部隊(ISAF)の本部や米国大使館の間にあり、銃撃が激しかったとみられる。(共同)

4132チバQ:2012/04/16(月) 00:32:17
http://sankei.jp.msn.com/world/news/120416/asi12041600210000-n1.htm
タリバン「春の攻勢の始まり」と挑発 カブールの日本大使館など襲撃
2012.4.16 00:21
 【ニューデリー=岩田智雄】アフガニスタンの首都カブールの日本大使館などが襲撃された事件で、犯行を認めたイスラム原理主義勢力タリバンのスポークスマンは15日、ロイター通信に「攻撃は春の攻勢の始まりであり、われわれは何カ月もかけて計画してきた」と述べた。

 タリバンは毎年、雪解け後の春先に大攻勢に出る。国際治安支援部隊(ISAF)は2014年末までに全土の治安維持権限をアフガン側に移譲する計画だが、タリバンは今後、外国駐留部隊などへの襲撃を激化させるとみられ、テロとの戦いの出口戦略を練る米国などを改めて悩ませることになりそうだ。

 一方、パキスタンのアフガニスタン国境に近いカイバル・パクトゥンクワ州バヌでも15日未明、銃や迫撃砲で武装した約150人が刑務所を襲撃し、384人が脱走した。タリバンと連携するイスラム武装勢力「パキスタンのタリバン運動(TTP)」が犯行を認めた。

 当局者によれば、タリバン運動の脱走者は20人以上で、ムシャラフ大統領暗殺未遂事件に関わり死刑判決を受けた元空軍関係者も含まれているという。アフガンでの襲撃に連動した犯行の可能性もある。

4133チバQ:2012/04/16(月) 00:33:30
http://sankei.jp.msn.com/world/news/120415/erp12041507010002-n1.htm
【ジョークは語る】
「ベルリンはギリシャ」 州財務相
2012.4.15 07:00 (1/2ページ)
 欧州債務危機では、ギリシャのような財政放漫国に対し、財政規律に厳格な経済大国ドイツが救いの手を差し伸べるかどうかが、大きな焦点だった。実はそのドイツでも国内に似た構図の問題を抱えている。「ベルリンはドイツのギリシャだ」。ジョークのような話だが、議論は真剣だ。

 発端は南部バイエルン州のゼダー財務相が独誌フォーカスとのインタビューでぶぜんと放った一言。「ギリシャが果たさねばならないことは、ベルリンにもできるはずだ」

 連邦制を敷くドイツでは地域による生活水準の差をできるだけ縮めるため、各州間の財政調整が行われている。財政の強い州が弱い州を助ける仕組みだ。

 フォーカスの集計によると、1950年以降の財政調整でベルリンが得たのは総額約450億ユーロ(約4兆8千億円)に上り、16州・特別市で断トツのトップ。また、資金は旧東独の州に配分される傾向があるのに対し、バイエルンやヘッセンなど旧西独3州が主にその資金を負担している。

 統一後、ドイツの“顔”となったベルリンの再建や「東西の格差是正」には多額の資金が必要とされた。一方、これらの地域が、資金を負担する地域より社会福祉を充実させているとの批判もあり、ゼダー氏は“緊縮財政”を求めたのだ。

 こうした議論はインターネットでも熱を帯びる。

 「欧州連合(EU)内だろうが、ドイツ国内だろうが、支援される地域が何も学ばないなら、制裁で言い聞かせるべきだ」

 「ドイツ市民の連帯感がこんなにひどいなら、欧州統合や単一通貨の意義を理解しようとしない者が多いことに驚かない」

 ドイツで論議を呼んだギリシャ支援と重なりながら、ネット上で賛否が交錯している。(ベルリン 宮下日出男)

4134チバQ:2012/04/16(月) 00:34:27
http://sankei.jp.msn.com/world/news/120415/amr12041509370000-n1.htm
反米左派が“ドタキャン” 米州首脳会議が開幕
2012.4.15 09:36

南米コロンビアのカルタヘナで開かれた米州首脳会議の開幕式典=14日(AP)
 南米コロンビアのカルタヘナで14日、北中南米カリブ海諸国の首脳による米州首脳会議が開幕した。開催国コロンビアのサントス大統領は演説で、米国が招待を拒絶し続けているキューバが今後参加できるよう要請。一方、米国批判を展開するとみられていた反米左派首脳が相次いで直前に欠席を決め、会議は盛り上がりに欠ける展開となった。

 オバマ米大統領ら31カ国の首脳が参加。キューバの不参加でエクアドルの反米左派コレア大統領がボイコットしたほか、強硬な反米姿勢で知られるベネズエラのチャベス大統領もがん治療を理由に当日に欠席を発表。ニカラグアのオルテガ大統領も姿を見せなかった。

 メキシコや中米では麻薬組織による抗争が激化しており、グアテマラなど一部の国がマリフアナなどを合法化して組織の収入源を断つ方策を提案した。(共同)

http://sankei.jp.msn.com/world/news/120415/amr12041519030003-n1.htm
波乱含みの開幕 反米首脳相次ぎ欠席 米州首脳会議 
2012.4.15 19:01

南米コロンビアのカルタヘナで開かれた米州首脳会議で、グレナダのトーマス首相(右)と話すオバマ米大統領(AP=共同)
 【ニューヨーク=黒沢潤】南米コロンビアのカルタヘナで14日、北中南米カリブ海諸国の首脳による米州首脳会議が開幕した。反米を旗印とする中南米首脳の欠席が相次ぎ、波乱含みの展開となっている。

 米国がキューバの参加に反対し続けていることを受け、エクアドルのコレア大統領が出席を見合わせたほか、ベネズエラのチャベス大統領も病気療養を理由に欠席。ニカラグアのオルテガ大統領も姿を見せなかった。これらの国々は同日、キューバが会議に参加しなければ、今後も出席を拒否する意向を明らかにした。

 中国が米国に代わって中南米での主要貿易国となる中、米国の域内での影響力は低下しつつある。

 オバマ氏はこうした中、中南米諸国との経済協力関係を強化し、米国の存在感を高めたい考え。今秋の米大統領選を控え、各国との関係強化が雇用増加につながることを米国内にもアピールしたい意向だ。

 今会議では、中南米で暗躍する麻薬組織の資金源を絶つ狙いから、一部の国々がマリフアナの使用を合法化するなどの方策を提案するが、オバマ大統領は14日の演説で、「(合法化は)問題解決につながらない」と一蹴した。会議は15日まで。

4135チバQ:2012/04/16(月) 12:41:36
http://www.afpbb.com/article/politics/2871947/8788728?ctm_campaign=txt_topics
エジプト大統領選、スレイマン前副大統領ら10候補が失格に
2012年04月16日 12:09 発信地:カイロ/エジプト

【4月16日 AFP】エジプトの大統領選挙管理委員会は14日、立候補を届け出た23人のうち10人を失格としたと発表した。

 失格とされた中には、ムバラク政権時代に諜報機関のトップだったオマル・スレイマン(Omar Suleiman)前副大統領、穏健派イスラム原理主義組織「ムスリム同胞団(Muslim Brotherhood)」のハイラート・シャーテル(Karat al-Shatter)元副団長、スンニ派原理主義の一派サラフィスト系のハゼム・アブイスマイル(Haze Abu Ismail)氏ら、有力候補が含まれている。

 選管関係者はAFPの取材に、スレイマン氏は15県で法的な出馬資格を満たしておらず、シャーテル氏は刑期を終えるか、恩赦を受けてから6年が経過しなければ出馬できないという法律の規定に触れると述べた。シャーテル氏は失脚したホスニ・ムバラク(Hosni Mubarak)前大統領時代に、テロおよびマネーロンダリング(資金洗浄)の罪で服役し、前年3月に刑務所から出所したばかりだった。

 アブイスマイル氏は母親が外国籍をもっているため、全ての立候補者は本人および両親、妻がエジプト以外の市民権を持っていてはならないという選挙規則に違反するという。

 5月23、24日に行われる大統領選まで6週間を切った中、有力候補に対する失格措置はエジプトの政局に再び混乱を招くと懸念する見方も出ている。

 失格とされた立候補届出者は、48時間以内に不服を申し立てることができる。半国営の中東通信(MENA)によれば、スレイマン氏は立候補の正当性を示す書類をそろえて不服を申し立てる意向だ。同様にムスリム同胞団も不服を申し立てるという。同砲団は、シャーテル氏の失格も想定して2人目の候補者を立てている。アブイスマイル氏は自身の失格処分について、「これは彼ら(選管)のたくらみだ。エジプトの法および憲法に違反している」とイスラム系テレビHickmanに語った。(c)AFP/Ines Bell Alba

4136名無しさん:2012/04/16(月) 20:54:16
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120416-00000032-mai-int
<アフガン>日本大使館にまた着弾 カブール銃撃戦終わる
毎日新聞 4月16日(月)13時4分配信


拡大写真
カブール中心部

 アフガニスタンの首都カブールの日本など外国大使館が集まる中心地区を攻撃した武装勢力と、アフガンに駐留する国際治安支援部隊(ISAF)との銃撃戦は16日も続き、同日朝、在アフガン日本大使館の敷地内にロケット弾が新たに1発着弾した。日本大使館敷地内への着弾は5発となった。日本外務省によると、邦人被害はないという。

【ニュースの一報】在カブール日本大使館に4発着弾 タリバンが一斉攻撃

 日本大使館には15日、ロケット弾4発が敷地内に着弾。このため、全館員が地下壕(ごう)に避難した。日本外務省などによると、大使館員はいったん地下壕から出て宿舎に引き揚げたが、16日朝になって新たな着弾があったため、大使館敷地内の大使公邸に再度避難したという。

 カブール市内の銃撃戦は15日午後からアフガン大統領府やISAF本部、米国など大使館が集まる中心部で発生し、ロイター通信によると、約18時間が経過した16日午前にカブール警察の報道官が終了したと述べた。

 武装勢力はアフガン各地で攻撃し、アフガン内務省によると、武装勢力19人が死亡、市民14人など30人以上が負傷。タリバン報道官が「春の攻勢の始まり」と犯行を認めた。【石原聖】

4137チバQ:2012/04/16(月) 20:54:53
http://mainichi.jp/select/news/20120416k0000m030126000c.html?inb=yt
アフガン:治安回復の道筋見えず 軍や警察の能力不足深刻
毎日新聞 2012年04月16日 00時45分(最終更新 04月16日 01時03分)

 【ニューデリー杉尾直哉】アフガニスタンの旧支配勢力タリバンによる15日の一斉攻撃はアフガン戦争開始(01年10月)から10年半後の今も治安が改善しない現実を内外に突き付けた。カルザイ政権は駐留外国軍の縮小に努めてきたが、代わって治安維持にあたるアフガン軍や警察、情報機関の能力不足は深刻だ。タリバンとの対話も暗礁に乗り上げており、雪解けシーズンに武装勢力が攻勢を強める事態も懸念される。

 カルザイ政権は今月8日、これまで駐留米軍が実施してきた民家への急襲作戦を大幅に制限することで米側と合意した。今後、急襲作戦にあたるアフガン人エリート部隊の編制も発表され、「米軍依存からの脱却」を印象づけた。

 また、カルザイ大統領は14日、タリバンとの和平を探る「高等和平評議会」の新議長に、昨年9月に暗殺された前議長ブルハヌディン・ラバニ元大統領の息子、サラフディン・ラバニ氏を任命した。暗殺事件以来、頓挫していた和平交渉を再開する意欲を示したばかりだった。

. その翌日にタリバンが一斉攻撃を仕掛けたのは、「政権側の取り組みを拒否する」という意思表示だ。タリバンのムジャヒド報道官はロイター通信に対して「今回の攻撃は春季作戦の開始だ。数カ月かけて準備していた」と語った。

 インフラ整備やアフガン警察への給与支払い支援などでアフガン復興に力を入れてきた日本も大使館がロケット弾の攻撃に巻き込まれた。国内の8割を支配するといわれるタリバンなどの武装勢力は、いつでも好きな時に標的を選んで攻撃を仕掛けられる状態にあるといっていい。

 しかし、長引く戦争が経済的な重荷となっている欧米諸国は、いつまでもアフガンにかかわり続けている余裕はない。5月20日に米シカゴで開かれる北大西洋条約機構(NATO)首脳会議は14年までの駐留軍撤収を再確認する見通しだが、治安回復・復興の道筋はまったくついていないのが現状だ。

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