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国際政治・世界事情

3869チバQ:2012/02/20(月) 12:46:54
http://www.tokyo-np.co.jp/article/world/news/CK2012022002000032.html
サルコジ氏 右傾化戦術 仏大統領選 再選目指し
2012年2月20日 朝刊


 【パリ=野村悦芳】四月のフランス大統領選で再選を目指すサルコジ大統領(57)が本格的な選挙運動に入った。社会党候補のオランド前第一書記(57)に支持率で離され、極右・国民戦線候補のマリーヌ・ルペン党首(43)にも票を奪われている苦境で、打ち出したのが移民対策など右寄りの政策。逆転の切り札とする戦術のようだ。

 「抑えの効かない移民の流入が、多くの問題の原因になる」。南部マルセイユで十九日、出馬表明後初の大規模な選挙集会に臨んだサルコジ氏が壇上から訴えると、六千人以上の支持者で満員となった会場から大きな拍手が起こった。

 サルコジ氏は「強いフランス」を掲げて十六日から遊説を開始。「右でも左でもなくフランス人のための政策だ」と主張するものの、出馬表明直前に提示した「公約」は、移民滞在の厳格化、同性婚や安楽死の否定など明らかに右寄りになっている。

 さらに女性専用プールの設置や、公立学校食堂でイスラム教徒が取れる食品のメニュー化など、イスラム系住民が希望する政策への反対も表明。仏メディアには「異なる文化は受け入れるが、限度がある」と発言した。

 移民規制に関しては、議会を飛び越し、国民投票を活用してでも実現する意欲を示しており、左派は「極右化だ」(左派戦線のメランション候補)と反発。国民戦線は「ルペン党首の主張の焼き直し」と批判する。

 世論調査では、首位オランド氏と三位ルペン氏に挟まれた二位が指定席。左右両派から票を奪う必要があるが、フランス国際関係戦略研究所のジョンイーブ・カミュ研究員は「サルコジ氏は完全に右派の地盤で票集めをする気だ。前回大統領選でも同じ傾向があった。ルペン氏の人気を気にしているのだろう」と分析する。

 初当選した二〇〇七年の前回大統領選では、移民政策の厳格化など右寄りの公約が勝利の一因となり、国民戦線は結果的に完敗している。今回の右寄りの政策は、その時の成功体験をなぞっているようにみえる。


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