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中部 地方議会・首長,政治・選挙スレ

482OS5:2023/03/15(水) 20:00:01
https://news.yahoo.co.jp/articles/a1ff94bb24a6fea75116eaadbe6928a9d0c655a8
石川県議選 告示まで半月あまり 奥能登の珠洲市鳳珠郡選挙区は保守三つどもえの戦いに
3/14(火) 20:14配信
3月31日に告示される県議会議員選挙。

定数2の珠洲市鳳珠郡選挙区では、能登町を地盤とする現職の1人が高齢を理由に引退を決断したことを受け、先週、新人2人が相次いで出馬を表明した。

無風のムードから一転、保守三つどもえの争いが確実となっている。


先週。

堂前利昭氏「すべての思いを奥能登のために捧げたいと思います」能登町議だった堂前利昭氏(53)が県議選への出馬を表明。

そして、その3日後には。

酒元美江氏「この地域に新しい風を今起こさなければならないと思って決意をいたしました」

同じく意欲を示していた能登町の会社役員酒元美江氏(46)も名乗りを上げた。

ともに地盤が能登町で自民党籍を持つ2人だ。奥能登の1市2町をエリアとする珠洲市鳳珠郡選挙区は、前々回8年前までは珠洲市と鳳珠郡に分かれていたが、前回から1つの選挙区に。

それでも珠洲市から1人、能登町・穴水町の鳳珠郡から1人と議席を分け合い、12年前の選挙を最後に過去2回は無投票となっていた。

珠洲市を地盤とする自民党の現職・平蔵豊志氏(46)。

現職ゆえに議会対応に追われながらも身構えていた。

平蔵豊志氏「決して気を緩めることはできない戦いになるだろうと思っております」

珠洲市単独ではなく、合区となって選挙戦に臨むのは今回が初めて。

平蔵氏「珠洲から穴水という大変広い広範囲な選挙区になるので」「なかなかそうした移動距離という時間をうまくどう使っていくかが大事かなというふうに思っております」

経験や実績などをアピールし支持を広げる考えだ。

一方、能登町を地盤とする新人2人は…。

堂前氏「町議4年4か月の経験をいかし」「一生懸命、政策、支援、実現にまい進したいと思います」

堂前氏は自民党県連の公認を受け、地元支部からの支援も得ながら議席の獲得を目指す。

酒元氏「新しい時代に向かっています」「本当に強いたくましい地域だと思っています」「そういった強い地域を取り戻したい」

酒元氏は無所属での出馬予定だが、以前から親交のある馳知事からも支援を受け唯一の「知事派」として浸透を図る。

告示まで半月あまりとなる中で、選挙戦が確実となった珠洲市鳳珠郡。無風ムードから一転、慌ただしさを増している。

483OS5:2023/03/16(木) 20:45:38
https://www.niigata-nippo.co.jp/articles/-/188935
[新潟県議選2023]サバイバルレース混迷の新潟市中央区
「政治とカネ」疑惑が新たな局面、主要政党がしのぎ
2023/3/15 16:30
(最終更新: 2023/3/15 17:28)
 統一地方選前半の新潟県議会議員選挙(31日告示、4月9日投開票)で、主要政党の候補予定者がしのぎを削るのが新潟市中央区だ。公明党新潟県本部代表・市村浩二氏(62)、国民民主党県連代表・上杉知之氏(53)の現職2人に対し、新潟市議の自民党・吉田孝志氏(60)、2019年の前回選は次点で落選した日本維新の会の井上基之氏(43)の2新人が挑む。各党が県都中心部の議席を狙う中、自民現職が引き起こした「政治とカネ」疑惑が新たな局面を迎え、サバイバルレースは混迷を深める。

 公明、国民はともに県組織の代表が出馬し、議席の死守を目指す。

 公明にとって中央区は旧新潟市時代の1967年以来守ってきた伝統の議席。今回も全国の「最重点区」と位置付け、党本部を挙げて総力戦で臨む。2月上旬には党幹部が来県し、統一選に向けた全国遊説を中央区からスタートした。その後には山口那津男代表も駆けつけ引き締めを図った。

 関係者からは市村氏の活動の弱さを指摘する声もある。中央区では無党派層への食い込みが勝敗のカギを握るとみられるだけに、陣営は焦りを隠さない。特に前回1245票差に迫られた井上氏を警戒し、積極的に街頭に立つ。

 国民は中央区が県議会で唯一の議席。上杉氏は「何としても守る」と、3期12年の実績をアピールし浸透を目指す。

 選挙実務は出身の新潟交通労組が中心となり、労組票を固める。ともに連合から支援を受ける立憲民主党と連携し、票の上積みを狙う。

 前回は前々回から千票以上を上乗せし、1万5千を超える票を獲得。上杉氏は当選を重ねたことによる陣営の緩みを懸念し、「票を減らさないことが重要だ」と気を引き締め、街宣などで無党派層への働きかけを強める方針だ。

■    ■

 年明けに出馬表明した吉田氏を直撃するのが、現職議員による「政治とカネ」疑惑だ。

 中央区は前県議会議長の小島隆氏(75)が4回連続でトップ当選を重ねてきたが、政務活動費を巡る詐欺の疑いで2月中旬に書類送検され議長を辞任。今期限りでの引退を表明し、自民も離党した。

 吉田氏は小島氏と業界団体などへあいさつ回りをしていただけに「書類送検の影響はある。地道に頑張るしかない」と述べ、同日選となる新潟市議選の候補とも連動して選挙戦を展開したい考えだ。

 これに対し、元自民党員の井上氏は小島氏のスキャンダル追求を強める。

 「議会運営や政務活動費の透明性を高める改革が必要だ」と訴え、党の基本政策である「身を切る改革」を前面に、クリーンさを強調する。

 前回選では東京電力柏崎刈羽原発の再稼働反対を訴え、再稼働に慎重な有権者の一定の受け皿となった。だが、今回は再稼働に前向きな維新の公認となり反原発は封印する。

 前回同様、反原発を掲げる共産党が候補を擁立しないことから、反原発票がどう動くかも注目される。

484OS5:2023/03/16(木) 20:46:24
https://www.niigata-nippo.co.jp/articles/-/189352
[新潟県議選2023]三つどもえ、16年ぶり選挙戦の燕市・西蒲
現職2氏に補選のしこり、新人は知名度向上へ奔走
2023/3/16 11:00
 統一地方選前半の新潟県議選(31日告示、4月9日投開票)で、補欠選挙を除き16年ぶりの選挙戦となるのが燕市・西蒲選挙区(定数2)だ。自民党県連幹事長の桜井甚一氏(70)が6選を狙うが、現職の堀勝重氏(61)は昨年5月の補欠選挙で勝利した勢いに乗り、新人の柴山唯氏(39)も若さを武器に無党派層を狙う。昨年の補選が残したしこりも手伝って三つどもえの生き残り戦は熱を帯びている。

 2月下旬に燕市小関で開かれた桜井氏の事務所開き。自民県連の要である幹事長の桜井氏は「しっかりと働ける立場にならせてもらった。私を存分に活用してほしい」と訴えた。会場には自民国会議員2人や市議11人らが駆けつけ、組織力の大きさをうかがわせた。

 だが盤石とは言い難い。桜井氏は2011年以降、無投票当選が3回続き、有権者にどこまで浸透しているのか未知数な部分がある。さらに党務に追われ、地元を回る時間を十分取れていないのが実情だ。事務所開きの出席者からも「桜井氏の実績を知る有権者が本当に少ない。厳しい戦いになる」と危ぶむ声が聞かれた。

 県連幹事長は全県の選挙対策を取り仕切る立場でもある。他の自民県議は「幹事長自身に万が一のことがあれば、前代未聞だ」と固唾(かたず)をのんでいる。

■    ■

 保守系無所属で元燕市議の堀氏は、昨年の補選を競り勝ち初当選した。その後もあいさつ回りを重ね、百人以上の集会を3度開いた。堀氏は「休まず最後までやり抜く」と意気込む。

 大きな後ろ盾は燕商工会議所の田野隆夫会頭だ。堀氏とともに自民党員である田野氏は、補選で自民県連が堀氏を推薦しなかったことや、当選後に堀氏が自民会派入りできなかったことについて桜井氏を公然と批判してきた。1月の県政報告会でのあいさつでは「(桜井氏は)慢心している。落とさなければならない」と敵意をむき出しにした。

 保守系同士で激しく競り合う中、鈴木力・燕市長や細田健一衆院議員(旧新潟2区)のように桜井、堀両氏の集会に出席し、中立的なスタンスを取る人が少なくない。ある市議は「旗幟(きし)を鮮明にしない人が多く、票が読めない」と話した。

■    ■

 無所属で元燕市議の柴山氏は補選で次点に泣いた雪辱を期す。「子育て世代の39歳。これからの時代を動かしていく年代として仲間たちの声を拾っていきたい」と訴える。女性や子育てへのサポートを掲げ、若い世代に浸透したい考えだ。

 連合新潟の推薦を受けるが、国政野党系を含めて政党からは距離を置く。同年代の商工関係者らが活動を支えている。

 3候補が住む燕地区が激戦地となる中、柴山氏は選挙事務所を吉田地区に構えた。2月中旬に約30人を集めた事務所開きに市議の姿はなく、組織力では見劣りするが、国会議員秘書時代に担当した縁もある分水、吉田、弥彦地区を重点的に回って挽回を図る。

 柴山氏は「3人の中で経験も知名度も足りない。何とか知ってもらえるよう日々、つじ立ちとあいさつ回りをしている」と語った。

485OS5:2023/03/16(木) 20:57:15
https://www.niigata-nippo.co.jp/articles/-/188934
[新潟県議選2023]各党が候補者擁立、長岡市・三島は激戦必至
自民は星野伊佐夫氏票奪い合い、野党系「与野党対決」の構図づくり
2023/3/15 12:30
(最終更新: 2023/3/16 9:17)
 統一地方選前半の新潟県議会議員選挙(31日告示、4月9日投開票)で、長岡市・三島選挙区(定数6)は主要各党が候補者を立て、2人超過の激戦となる見込みだ。自民党は2019年の前回選より1人多い4人で、現職、新人の各2氏が保守票を争奪する。公明党現職は他党の切り崩しを警戒。国政野党系は共産党現職が議席死守、立憲民主党元職が議席奪還に向けて活動を加速させ、無所属新人も浸透を急ぐ。引退するベテランの票の取り込みも焦点になる。

 自民勢は、かつて県連会長を務め現在は無所属の星野伊佐夫氏(83)が引退し、12期にわたり星野氏を支持した層をどう押さえるかが注目される。長岡市の合併地域を地盤とする現職2人に加え、旧市から2新人が名乗りを上げ、勢力争いが激しさを増す。

 「星野さんとは互いの地盤に行かないという暗黙の紳士協定があったが、今度は堂々と引き回していただきたい」。8選を目指す県連副会長の現職・柄沢正三氏(68)は2月下旬、後援会の集会で語った。

 旧三島郡を地盤とし、旧市でも建設業や製造業を中心に企業を回る。「長岡は広い。まだ耕していないところも多い」と、トップ当選した前回の2万1595票に上積みを狙う。

 ベテランの積極的な動きに、再選を期す現職・高見美加氏(55)は焦りを募らせる。2月の選対会議で支持者から「出遅れ感がある」と指摘された。「星野氏の票が1人に集中するとは思わない」と、公共事業や産業支援への注力を掲げ、企業回りを急ぐ。

 与野党の他候補から地盤の栃尾に攻め込まれているとして足元を固めつつ、「前回入らなかった地域でも活動を広げる」とする。

 前回までより保守票が割れやすい状況の中、実績を強調する現職に対し、長岡市議の新人・荒木法子氏(41)は別のアプローチ策を探る。「与党の議席を増やすことが大事。つぶし合わない戦い方が必要だ」

 現役の子育て世代であることを前面に出し、市政報告会などを通じて若年層への浸透に注力する。「若者が投票に行くようにするのが私の役割であり、期待されていることだ」と語る。

 長岡市議の新人・深見太朗氏(46)はインフラ整備や経済活性化を掲げ、建設業を中心に企業回りを進める。2月下旬の決起集会では引退する星野氏があいさつし、結束を図った。

 集会には企業関係者ら400人以上を集めて盛り上げたが、支援する長岡市議の1人は「星野氏の票は既にかなり分散している」とみる。深見氏は「地上戦に徹して知名度を上げていくしかない」とする。

 自民4氏の戦いぶりに引き締めを迫られているのが、3選を目指す公明の現職・安沢峰子氏(53)だ。5日の集会では、応援の国会議員が「安沢は大丈夫だとして、他陣営から切り崩しを受けている」と危機感を前面に出した。

 党のネットワークを活用し、市内全域で「子育て支援、少子化対策に力を入れる」と訴える。事業者の組合や団体に対し、新たな支援要請も進める。

 野党側は与野党対決の構図づくりに腐心する。

 共産の現職・遠藤玲子氏(67)は「現状が戦争前夜のようだと不安を感じている市民が多い」とし、防衛費増額や原発を巡る問題の争点化を図る。長岡市議らと連動したミニ集会や組織の基盤固めを続ける。

 前回は1万2192票で最下位に滑り込んだ。得票数の増加と高齢化が進む組織の若返りを課題に挙げる。「身近なニーズから社会を変える体験を、子育て世代と積み重ねる」とする。

 前回の雪辱を期す立民の元職・佐藤伸広氏(56)は「自民が多数の県議会に諮れば、何でも政府や知事に都合の良い結果ばかりになる」と対抗軸の必要性を主張。東京電力柏崎刈羽原発の再稼働を認めない立場を強調する。

 認知度向上のため昨年夏からあいさつ回りを重ね、労組などの支持拡大を図ってきた。交流サイト(SNS)なども活用し、無党派層へのPRに力を入れる。

 長岡市議の無所属新人・諏佐武史(たけふみ)氏(31)は、引退する社民党・長部登氏(74)の後継の位置付け。社民や一部の組合が支援する。「短期決戦で与野党対決を印象づけるのは難しい」と、公正な行政の実現など持論に力を注ぐ。

 個人的な人気でも支持を得てきた長部氏の票を、どれだけ取り込めるかが鍵。「有権者一人一人と顔の見える関係を築くしかない」と地域回りを重ねている。

486OS5:2023/03/16(木) 20:58:50
https://news.yahoo.co.jp/articles/d4e88ae24af8dc8af31fedf0eb45ddb0bdcd3157
記者解説“富山県議選の注目選挙区や全般情勢”…「8割以上の議席を占める自民に野党が挑む」
3/16(木) 20:05配信
今月31日と告示が迫った富山県議会議員選挙。
選挙全般や注目の選挙区などについて、記者解説です。

今月に入り、新たな出馬の動きもあり慌ただしくなってきました。
最新の状況をまとめますと、今のところ、全体で現職33人と、元職1人、新人22人の合わせて56人が出馬する予定です。
このほか、氏名非公表の3陣営が14日の立候補予定者事務説明会に出席し、まだ増える可能性もあります。

県議会各会派の勢力では、現在、自民系が32、欠員の2人ももともと自民会派だったので、全体の8割以上を占めています。
そして、今回、各政党が目指す議席は、自民が35、立憲は現在の3を4に、共産は2を3議席にとなっています。
公明は、現在の1議席の死守を狙い、維新や参政も富山市第1選挙区で初の議席獲得を目指します。
8割以上の議席を占める自民党に野党が挑む構図です。

注目の選挙区では、野党が議席を伸ばすか、減らすか、県西部にカギを握る3つの選挙区があります。

■高岡市
現在、自民が6、立憲が1議席を持つ高岡市選挙区では、立憲の現職が現在の議席を守ることができるのか、共産の新人が新たに議席を獲得できるかがポイントです。

先月になり、高岡市議選でトップ当選を果たした自民から推薦を受ける新人が立候補を表明し混戦模様となっています。

■射水市
また、射水市も自民の現職の2人が優位な戦いを展開するとみられますが、3議席目をかけ、共産、立憲、そして自民から推薦を受ける新人が激しい選挙戦を繰り広げそうです。

■氷見市
定数2の氷見市では、現在、自民の薮田さんと立憲の菅沢さんが議席を分け合っています。
そこに、自民が31歳で元防衛省職員の光澤さんを擁立。
2議席の独占を狙います。

県議選は、今月31日告示、来月9日投開票が行われます。

487OS5:2023/03/16(木) 23:36:34
https://www.chunichi.co.jp/article/654461
多治見市長選はや激戦ムード 昨夏以降の動きおさらい
2023年3月16日 05時05分 (3月16日 16時23分更新)
(左)古川市長の市政報告会で市長選出馬に至った経緯などを説明する高木さん(右)市長選で訴えたい政策などについて集会で語る山本さん
(左)古川市長の市政報告会で市長選出馬に至った経緯などを説明する高木さん(右)市長選で訴えたい政策などについて集会で語る山本さん

 四月十六日の告示まで十六日であと一カ月に迫った多治見市長選。四期目を迎えた現職の去就が注目されていた中、昨夏以降、現職県議らが出馬に名乗りを上げた。市内には二人の立候補予定者らの顔入りポスターが張り巡らされ、各地で演説会もあり、はや激戦ムード。十六年ぶりとなる市長選に向けたこれまでの動きを、日付とともにおさらいする。(真子弘之助)
 ■2022年7月13日
 同市選挙区選出の県議山本勝敏さん(59)が立候補の意向を表明。山本さんは二〇〇三年の市長選に出馬して落選。一九年市長選でも出馬が取り沙汰されていた。市内で記者会見を開き、「経済や家庭、個人が自立した強くて優しい町を目指したい」と語った。
 ■7月19日
 二期目の市議吉田企貴さん(35)が市内で記者会見し、出馬の意向を明かした。
 ■7月26日
 古川雅典市長が、定例記者会見で十二月末までに進退を決める考えを示した。「多くの市民にお会いして意見を伺う。気力、体力は負けない」
 ■8月30日
 自民党多治見市支部が市長選候補者の一本化を模索する中、吉田さんが同支部に離党の意思を伝えたことを明らかにした。
 ■12月13日
 古川市長が、五期目の立候補をしない意向を市議会十二月定例会で表明した。本会議終了後の報道陣の取材に「潮時だと感じた。やりかけたことは完結させる」と答えた。
 同市選挙区選出の県議高木貴行さん(44)が、この日までに市長選に出馬する意向を固めた。
 ■12月15日
 高木さんが市長選への立候補意向を正式表明。市内での記者会見で「市民の知恵や工夫を生かしながら改めて町を活性化しなければならない」と話した。
 ■23年2月19日
 吉田さんが市内で記者会見し、立候補を取りやめて高木さんの支援を表明。「子育て支援や美濃焼の振興などの政策で合意が得られた」とした。

488OS5:2023/03/21(火) 19:19:44
https://news.yahoo.co.jp/articles/71626a88a74234f85a8d7b7fcd0b0793b1e8cf0d
2度の辞職勧告受け、前議長が議員辞職願提出 視察中飲酒や女性議員に不適切行為、岐阜・山県市
3/21(火) 8:31配信
 行政視察中の飲酒や、同僚の女性議員に不適切な行為をしたとして、岐阜県山県市議会から2度の議員辞職勧告を受けた石神真市議(65)=無所属、当選5回=を巡る問題で、石神市議が議長宛てに辞職願を提出したことが20日、関係者への取材で分かった。近日中に許可される見通し。

 石神市議は昨年12月の定例会で、同11月の行政視察の際に新幹線内で飲酒したとして議員辞職勧告決議案が可決されたが、議長(当時)を辞職したのみで議員辞職はしなかった。また、今月の定例会では、同じ行政視察中に同僚の女性議員に不適切な行為をした疑惑が浮上し議員辞職勧告が出されたが、議員辞職は否定していた。

 岐阜新聞社の取材に対し石神市議は「議員辞職勧告が2度出されたことを重く受け止めた」と述べた。

 市選挙管理委員会によると、統一地方選で行われる市長選の告示日(4月16日)の10日前までに石神市議の辞職願が許可されれば、市長選と同じ日程で補欠選挙が実施される。石神市議は補選への出馬の可能性については否定した。

岐阜新聞社

489OS5:2023/03/21(火) 19:34:08
https://news.yahoo.co.jp/articles/92c6d44b388a3e64a2985b321d955a8adfb02768
白山市長選の候補者一本化へ 自民の市議・県議ら2度目の会合も調整難航
3/21(火) 15:48配信


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MRO北陸放送
北陸放送

山田憲昭市長の死去に伴う石川・白山市の市長選に向けた候補者擁立をめぐり、自民党白山市連合支部はけさ会合を開きました。告示まで1か月を切る中、それぞれの支部での調整は難航しています。

午前8時から白山市内のホテルで開かれた会合は、自民党の県議や市議が出席し、非公開で行われました。自民党白山市連合支部は今月14日に開いた1回目の会合で、市内8つの支部と協議を行ったうえで候補者の一本化を行うことを申し合わせています。当初、地元選出の4人の県議の動向に注目が集まっていましたが…。

作野広昭県議
「現状皆さん県議会議員の選挙へ取り組んでいる。各支部からどのような形で上がってくるかをこの連合で協議したい」

作野広昭県議は、今月28日に開かれる白山市長選の立候補予定者説明会に現状2人が出席する予定であると明らかにした一方で、一部の支部では議論がまとまっておらず、改めて会合を開く方針です。一方、白山市議会は、今月25日に予定されている山田氏の市葬が終わるまで協議を控えたいとしています。

白山市長選は来月16日告示、23日に投開票が行われます。

北陸放送

490OS5:2023/03/21(火) 19:34:53
https://news.yahoo.co.jp/articles/dee861e360c0ca373901adecf3feda1cdf56b08f
ここにも馳知事の影が…現職の引退引き金に保守分裂三つどもえの争い【石川発】
3/21(火) 16:02配信
2023年3月31日に告示される石川県議会議員選挙。奥能登の選挙区では、保守分裂三つどもえの争いとなっている。定数2の珠洲市鳳珠郡選挙区で、現職の1人が引退を表明し、2月になって自民党系から2人の新人が相次いで立候補を表明したからだ。支持拡大に奔走する各陣営の動きをまとめた。

【画像】珠洲市鳳珠郡の立候補者

保守三つどもえの争いに
2023年2月23日。石川県珠洲市で開かれたのは、珠洲市を地盤とする現職、平蔵豊志県議の事務所開きだ。

自民党・現職 平蔵豊志県議:
誰もが安心して住める環境づくりを、引き続き私に担わせていただければ。来る戦いには、お力添えを賜りますよう、心からお願いを申し上げたいと思います。

2011年に初当選を果たし、現在3期目。前回、前々回は無投票で当選した。

ただ、今回は…

泉谷珠洲市長:
選挙戦になるのは間違いありません。平蔵県議にしてみると、12年前の初当選以来の選挙戦になります。しっかりと心を1つにして戦わなければいけない。

今回、同じ選挙区の現職で能登町を地盤とする山口彦衛県議が引退を表明。そこに自民党系の新人2人が立候補を表明したことで保守分裂の選挙戦が確実となったからだ。

自民党 山口彦衛県議:
まとめる力のない県議会議員でございまして、大変申し訳ないと思っております。

と、言うのも事務所開きの前日。能登町議会では山口県議の後任候補について話し合いが行われていた。

この席上、自民党の河田信彰町議と堂前利昭町議が出馬に意欲を見せたほか、酒元法子町議が
長女で会社役員の美江氏に立候補の意思があると報告したのだ。

能登町議会 金七祐太郎議長:
3人の方が出馬意向と言うことで最終的に自民党の議員は2人おられます。できれば一本化してほしいというのが山口県議の願い。

現職の願い通り一本化かと思いきや
山口県議が自民党候補の一本化を求めた結果…。

堂前利昭前能登町議:
尊敬する身近な政治家は山口県議であり、町議4年4カ月の経験を活かし、奥能登のために捧げたいと思います。

河田氏は出馬を断念し、山口県議と同じ、旧柳田村出身の堂前利昭氏が正式に立候補を表明。

記者:
堂前さんは山口県議の後継という思いはある?
堂前氏:
県議はどう思っているかわかりませんが、今までは、しっかりと自分も山口県議を支えた立場。思いはわかっているのかなと思います。

堂前氏は町議を辞職し自民党公認として選挙に臨むことになった。

これで一本化されたと思いきや…

酒元 美江氏:
この地域に新しい風を今、起こさないとならない。不便を解消するには女性の目線、女性の声が
欠かせません。

堂前氏が立候補を表明した3日後、酒元法子能登町議の長女、美江氏も立候補を表明。

自民党籍はあるものの無所属で出馬する方針を明らかにした。

酒元氏:
全てが突貫工事、という感じなのでわき目もふらず走りきる。そういう気持ちでございます。

会見の場には出馬を断念した河田町議の姿が…

出馬を断念した河田氏は、勢力的に挨拶回りに付きそうなど酒元氏の支援に回ったのだ。

こうした中、酒元氏が訪れたのはお隣の選挙区、輪島市。馳知事が支援する陣営の集会だ。

馳知事:
到着!!

馳知事:
いつもありがとうございます。
酒元氏:
酒元です。

日本青年会議所の関係で知事と繋がりがあった酒元氏。

集会の途中で知事から壇上に招かれると…

馳知事:
選挙区は違いますけれど、こういうチャレンジャーがいるんだということで紹介をしました。今度また、能登町にも応援行くからね。応援してあげてください。

無所属新人ながら知事とのパイプをアピールした。

491OS5:2023/03/21(火) 19:36:10
保守分裂の選挙戦で混戦の度合い深まる
一方、堂前氏も告示まで1カ月を切る中、辻立ちや挨拶回りに力を入れている。

堂前氏:
難題・課題が山積みな奥能登地域なので、一生懸命、真摯にその問題に取り組んで行きたいっていう気持ちは他の人よりも強いので、またみなさんのご支援賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。

選挙区で候補者空白地となる穴水町の街頭にも立ち、支持拡大を訴える。

堂前氏:
自分の足でおひとりおひとりとお話をさせていただいて、自分の足で選挙をしていく。大変厳しい選挙になるかなと思います。

激しい保守分裂選挙が予想される中、現職とはいえ危機感を募らせているのが平蔵県議だ。初当選時は珠洲市単独の選挙区だったため、能登町、穴水町を含めた選挙区では、初めての選挙となるからだ。

平蔵県議:
保守分裂ということで、難しい戦いになるのではないかなと思っています。まずは地元の珠洲市、そしてこれまでの経験と人脈を活かしながら能登町・穴水町に訴えていければ。

3期12年の経験を訴える平蔵県議か。

現職、山口県議に連なる堂前氏か。

知事とのパイプをアピールする酒元氏か。

保守分裂の奥能登の選挙は混戦の度合いが深まっている。

(石川テレビ)

石川テレビ

492OS5:2023/03/21(火) 21:54:23
https://www.niigata-nippo.co.jp/articles/-/188935
[新潟県議選2023]サバイバルレース混迷の新潟市中央区
「政治とカネ」疑惑が新たな局面、主要政党がしのぎ
2023/3/15 16:30
(最終更新: 2023/3/15 17:28)
 統一地方選前半の新潟県議会議員選挙(31日告示、4月9日投開票)で、主要政党の候補予定者がしのぎを削るのが新潟市中央区だ。公明党新潟県本部代表・市村浩二氏(62)、国民民主党県連代表・上杉知之氏(53)の現職2人に対し、新潟市議の自民党・吉田孝志氏(60)、2019年の前回選は次点で落選した日本維新の会の井上基之氏(43)の2新人が挑む。各党が県都中心部の議席を狙う中、自民現職が引き起こした「政治とカネ」疑惑が新たな局面を迎え、サバイバルレースは混迷を深める。

 公明、国民はともに県組織の代表が出馬し、議席の死守を目指す。

 公明にとって中央区は旧新潟市時代の1967年以来守ってきた伝統の議席。今回も全国の「最重点区」と位置付け、党本部を挙げて総力戦で臨む。2月上旬には党幹部が来県し、統一選に向けた全国遊説を中央区からスタートした。その後には山口那津男代表も駆けつけ引き締めを図った。

 関係者からは市村氏の活動の弱さを指摘する声もある。中央区では無党派層への食い込みが勝敗のカギを握るとみられるだけに、陣営は焦りを隠さない。特に前回1245票差に迫られた井上氏を警戒し、積極的に街頭に立つ。

 国民は中央区が県議会で唯一の議席。上杉氏は「何としても守る」と、3期12年の実績をアピールし浸透を目指す。

 選挙実務は出身の新潟交通労組が中心となり、労組票を固める。ともに連合から支援を受ける立憲民主党と連携し、票の上積みを狙う。

 前回は前々回から千票以上を上乗せし、1万5千を超える票を獲得。上杉氏は当選を重ねたことによる陣営の緩みを懸念し、「票を減らさないことが重要だ」と気を引き締め、街宣などで無党派層への働きかけを強める方針だ。

■    ■

 年明けに出馬表明した吉田氏を直撃するのが、現職議員による「政治とカネ」疑惑だ。

 中央区は前県議会議長の小島隆氏(75)が4回連続でトップ当選を重ねてきたが、政務活動費を巡る詐欺の疑いで2月中旬に書類送検され議長を辞任。今期限りでの引退を表明し、自民も離党した。

 吉田氏は小島氏と業界団体などへあいさつ回りをしていただけに「書類送検の影響はある。地道に頑張るしかない」と述べ、同日選となる新潟市議選の候補とも連動して選挙戦を展開したい考えだ。

 これに対し、元自民党員の井上氏は小島氏のスキャンダル追求を強める。

 「議会運営や政務活動費の透明性を高める改革が必要だ」と訴え、党の基本政策である「身を切る改革」を前面に、クリーンさを強調する。

 前回選では東京電力柏崎刈羽原発の再稼働反対を訴え、再稼働に慎重な有権者の一定の受け皿となった。だが、今回は再稼働に前向きな維新の公認となり反原発は封印する。

 前回同様、反原発を掲げる共産党が候補を擁立しないことから、反原発票がどう動くかも注目される。

493OS5:2023/03/21(火) 21:54:54
https://www.niigata-nippo.co.jp/articles/-/189352
[新潟県議選2023]三つどもえ、16年ぶり選挙戦の燕市・西蒲
現職2氏に補選のしこり、新人は知名度向上へ奔走
2023/3/16 11:00
 統一地方選前半の新潟県議選(31日告示、4月9日投開票)で、補欠選挙を除き16年ぶりの選挙戦となるのが燕市・西蒲選挙区(定数2)だ。自民党県連幹事長の桜井甚一氏(70)が6選を狙うが、現職の堀勝重氏(61)は昨年5月の補欠選挙で勝利した勢いに乗り、新人の柴山唯氏(39)も若さを武器に無党派層を狙う。昨年の補選が残したしこりも手伝って三つどもえの生き残り戦は熱を帯びている。

 2月下旬に燕市小関で開かれた桜井氏の事務所開き。自民県連の要である幹事長の桜井氏は「しっかりと働ける立場にならせてもらった。私を存分に活用してほしい」と訴えた。会場には自民国会議員2人や市議11人らが駆けつけ、組織力の大きさをうかがわせた。

 だが盤石とは言い難い。桜井氏は2011年以降、無投票当選が3回続き、有権者にどこまで浸透しているのか未知数な部分がある。さらに党務に追われ、地元を回る時間を十分取れていないのが実情だ。事務所開きの出席者からも「桜井氏の実績を知る有権者が本当に少ない。厳しい戦いになる」と危ぶむ声が聞かれた。

 県連幹事長は全県の選挙対策を取り仕切る立場でもある。他の自民県議は「幹事長自身に万が一のことがあれば、前代未聞だ」と固唾(かたず)をのんでいる。

■    ■

 保守系無所属で元燕市議の堀氏は、昨年の補選を競り勝ち初当選した。その後もあいさつ回りを重ね、百人以上の集会を3度開いた。堀氏は「休まず最後までやり抜く」と意気込む。

 大きな後ろ盾は燕商工会議所の田野隆夫会頭だ。堀氏とともに自民党員である田野氏は、補選で自民県連が堀氏を推薦しなかったことや、当選後に堀氏が自民会派入りできなかったことについて桜井氏を公然と批判してきた。1月の県政報告会でのあいさつでは「(桜井氏は)慢心している。落とさなければならない」と敵意をむき出しにした。

 保守系同士で激しく競り合う中、鈴木力・燕市長や細田健一衆院議員(旧新潟2区)のように桜井、堀両氏の集会に出席し、中立的なスタンスを取る人が少なくない。ある市議は「旗幟(きし)を鮮明にしない人が多く、票が読めない」と話した。

■    ■

 無所属で元燕市議の柴山氏は補選で次点に泣いた雪辱を期す。「子育て世代の39歳。これからの時代を動かしていく年代として仲間たちの声を拾っていきたい」と訴える。女性や子育てへのサポートを掲げ、若い世代に浸透したい考えだ。

 連合新潟の推薦を受けるが、国政野党系を含めて政党からは距離を置く。同年代の商工関係者らが活動を支えている。

 3候補が住む燕地区が激戦地となる中、柴山氏は選挙事務所を吉田地区に構えた。2月中旬に約30人を集めた事務所開きに市議の姿はなく、組織力では見劣りするが、国会議員秘書時代に担当した縁もある分水、吉田、弥彦地区を重点的に回って挽回を図る。

 柴山氏は「3人の中で経験も知名度も足りない。何とか知ってもらえるよう日々、つじ立ちとあいさつ回りをしている」と語った。

494OS5:2023/03/21(火) 21:55:31
https://www.niigata-nippo.co.jp/articles/-/190465
[新潟県議選2023]定数3に5人が名乗り、前哨戦激しい新潟市西区
自民は保守票奪い合い、野党系3氏もひしめき混沌
2023/3/18 12:15
(最終更新: 2023/3/19 8:43)
 統一地方選前半の新潟県議選(31日告示、4月9日投開票)で、新潟市西区選挙区(定数3)では、自民党の高橋直揮氏(52)、立憲民主党の大渕健氏(50)の2現職に、自民の前新潟市議・田村要介氏(54)、日本維新の会の野口よそ美氏(68)、共産党の前新潟市議・平あや子氏(43)の3新人が挑む。保守票を奪い合う自民に対し、国政野党も3候補がひしめき合う。前回2019年の県議選より1人多い5人が名乗りを上げており、激しい前哨戦が繰り広げられている。

 07年に現在の区割りになって以降、西区で自民が複数の公認候補を立てるのは初めて。

 11年から3回連続でトップ当選の高橋氏は、業界団体や企業などの保守票を固めつつ、既存の自民支持層以外の掘り起こしにも懸命だ。

 党県連の議会対策委員長でもあり「一つでも党の議席を増やしたい」と、2議席確保を目指す姿勢を見せる。ただ県連幹部は「自分の足元から田村氏が出馬した形で心中は穏やかではないだろう」と票の行方を注視する。

 一方、2期務めた新潟市議を辞め、くら替えを狙う田村氏。元黒埼町長で県議7期の保守系無所属、青木太一郎氏の引退を受け、「保守系で2議席が必要だ」と、昨年12月に立候補を表明した。

 前回約1万1千票を獲得した青木氏から推薦状を取り付けた。田村氏は高橋氏と支持層が重なる部分もあり、独自の票を開拓するため黒埼地区中心の青木氏支持層に照準を合わせる。

 前回青木氏を支援した公明党は、高橋、田村両氏を推薦し、「どちらも公平に」(県本部関係者)と、中立の姿勢を見せる。

■    ■

 国政野党は主要3党の候補が票を奪い合う構図で、混沌(こんとん)としている。

 6選を目指す大渕氏は連合新潟から推薦を受け、立民系労組に加え、国民民主党系労組への支持拡大も図る。

 前回は、前々回より3千票以上を上乗せし、約1万6千票を獲得した。今回は自民から2人が出馬し自民全体の得票が増えると予想し「野党は少ないパイを取り合うことになる」と警戒。野党共闘とは距離を置き、立民国会議員らと連携して票の上積みを狙う。

 補選を含め5度目の挑戦となる野口氏は、これまで維新の推薦を受けたことがあるが、初めて公認候補として戦う。

 維新支持層への浸透に力を注ぐだけでなく、新潟市議選に維新公認で出馬する新人の長男とも連動して活動量を増やしている。親子でポスターを並べて掲示するなど絆をアピール。「お互いが連携して支持を集めたい」と、2人そろっての当選を目指す。

 平氏は防衛費増額や原発回帰にかじを切った政権批判票の取り込みを狙う。社民党は推薦はしないが、実質的な協力体制を構築。社民の元参院議員・近藤正道氏や、新潟市議選に出馬を予定する共産以外の野党系現職市議らが支持する。

 19日にはこの市議らと集会を開くなど、「これまでにない共闘の広がりがある」と平氏。若さも訴え、共産以外の野党支持層からの得票にも力を入れる。

495OS5:2023/03/21(火) 21:56:40
https://www.niigata-nippo.co.jp/articles/-/191625
[新潟県議選2023]16年ぶり新人同士の一騎打ちか、保守分裂で混迷の様相の妙高市
分裂劇の陰に前妙高市長の影響見え隠れ
2023/3/21 10:00
(最終更新: 2023/3/21 13:13)
 統一地方選前半の新潟県議選(31日告示、4月9日投開票)で、妙高市選挙区(定数1)は16年ぶりに新人同士の一騎打ちとなる公算が大きい。出馬するのはいずれも前妙高市議で、自民党公認の堀川義徳(よしのり)氏(52)と、保守系無所属で連合新潟推薦の八木清美氏(64)。2氏は、自民公認・推薦の前提となる自民妙高支部推薦の座を争った。4期目の今期限りで引退する現職で自民県連総務会長の横尾幸秀氏(77)の後釜を決める戦いは、保守分裂の様相も呈している。

 2015年の県議選で新人を退け、19年は無投票当選した横尾氏は昨年7月に引退表明した。

 「後継は育てていなかった」という横尾氏は当時市長だった入村明氏(75)の提案を受け、党員ではないが国政選挙や知事選などで自民への貢献が評価されていた八木氏に出馬を打診した。

 ただ八木氏は慎重に判断しようと態度を決めかねていた。一方、当時妙高支部幹事長で過去の県議選でも名前が取り沙汰された堀川氏は早々に立候補を決意。最終的には八木氏、堀川氏、自民市議の3氏が名乗りを上げる展開となった。

■    ■

 支部は候補一本化に向け昨年12月、役員約50人による投票を実施。党員の堀川氏が最多の30票、党員ではない八木氏が2番手の14票だった。

 八木氏はいったん出馬を断念したが「年明けから立候補を求める市民の声が大きくなった」と翻意。こうした分裂劇の陰には入村氏の影響も見え隠れする。入村氏は継続的に八木氏に出馬を打診。入村氏とは距離があるとされる堀川氏の対抗馬擁立を狙ったとの見方が強いが、入村氏は取材に「県議選はノータッチだ」と述べるにとどめる。

 八木氏の出馬について、堀川氏は「想定していなかった」と話す。支部は投票前の面談で、選ばれた1人を、選ばれなかった2人が支援するよう要請していたからだ。堀川陣営には「約束をほごにされた」との不満が渦巻く。

 一方、八木氏側の受け止めは異なる。「横尾氏から誘われたからには出馬できると思っていた。投票になるとは聞いていなかった」と八木氏。陣営幹部も「支部での投票なら党員ではない八木は不利だ」と語気を強める。

 堀川氏は人口減対策などに政策の重点を置き、18日の総決起大会には自民国会議員3人を招くなど政権与党の後ろ盾をアピールする。建設業界を中心に企業や団体の推薦数は60を超え、市議15人中8人の支援も受けて組織戦を展開。あいさつ回りやミニ集会を重ね、支持層固めを図る。

 八木氏は一部の自民党員や保守系市議3人の支持のほか、野党勢力最大の支援組織、連合新潟の推薦も獲得した。19日の総決起大会では立憲民主党国会議員にメッセージももらい、与野党を越えた支持拡大を狙う。大票田・新井地域を中心に回り、女性活躍や福祉の充実を訴える。

496OS5:2023/03/21(火) 22:52:13
https://news.yahoo.co.jp/articles/2936763aa3dca6e57c2cd591fedb61ed3665a3b9
石川県議選 能美市能美郡選挙区は保守分裂3つ巴の構図 12年ぶりの選挙戦に
3/21(火) 19:21配信3月31日に告示される石川県議会議員選挙。注目の選挙区の情勢は。

今回は、能美市、川北町の能美市能美郡選挙区。

定数2の選挙区だが、自民系の現職と新人あわせて3人が立候補を予定している。平成の大合併前の町の枠組みによる地域間競争の様相も垣間見える保守三つどもえの前哨戦を取材した。

この選挙区で立候補を予定する3人のうち、唯一の現職である善田善彦氏。

善田氏「能美市も合併して約20年になろうとするけれども、旧3町の戦いになってしまうと残念であって」

善田氏が言う「旧3町」とは合併して能美市が誕生する前の寺井町、根上町、辰口町のことだ。

去年12月に出馬を表明した新人の亀田豊氏は、寺井地区が地盤。そして、同じく新人の中野廣志氏は、根上地区が地盤だ。

現職の善田氏は辰口地区が地盤で、今回、能美市の旧3町からそれそれ1人が出馬へ。

しかも現職は自民公認。新人2人はともに自民推薦で、保守分裂3つ巴の構図となっている。

亀田氏「おはようございます」

3人の中では最年少47歳の亀田豊氏。後援会発足式には、井出市長も激励に駆けつけた。

井出市長「どうか亀田豊を男にしてやってください。私からのお願いを申し上げます。一緒に頑張っていきましょう」

井出市長も寺井地区が地盤。力が入らないはずがない。

亀田市「少しでも若い方々の声。声を行政に届け、そしてこれからの地域を担っていく。そういった気概を若い世代の皆様に持っていただきたいそう思い、出馬を決意致しました」

亀田氏は政治経験はないが、若さを前面に打ち出している。知名度アップに向けて、こんな活動も。

ドラム演奏や歌のステージを披露するなど、政治に関心の薄い層へも浸透を図っている。

亀田氏「少しでも亀田豊という人を人間をわかっていただきたいなという一心でステージというものに立っていました」

497OS5:2023/03/21(火) 22:52:33
中野氏「おはようございます」

こちらは根上地区を地盤とする中野廣志氏。根上と言えば森元総理のおひざ元であり、当然「地元から議員を」という意識も強い。

中野氏は40年近く民間企業に務め、能美市議も経験。「即戦力」を前面に打ち出している。

中野氏「物流会社に勤めておりましたので、道路行政や経済については経験があると思っています」「そういう経験をぜひとも。県政の場で発揮したい。そのために今は。毎日毎日地元を歩いています」

そんな中野氏の事務所開きには馳知事の姿も。

馳知事「中野ひろし。ひろしという名前のつく人に悪い人はいない」「私も今日ここに参った以上は中野さんを全面支援致します」

馳知事は去年の知事選の時、自民党根上支部から支持を受けていた。

一方、その根上支部が中野氏を擁立したのは年明け。出馬表明も遅かったため、陣営では浸透を急いでいる。

中野氏「私は今まで培った経験で皆さんの話を聞いて、それをきちんと伝わるように伝えることができることが、私は即戦力かなというふうに思ってます」

そんな新人2人を迎え撃つ現職の善田善彦氏。2011年の初当選以来、3期12年、副議長も経験した。

善田氏「能美市、川北町はすごく住みやすい街だというふうにも言われておりますので、皆様方が実感しておられていると思っています」「企業誘致も進んだものですから、さらに企業誘致を進めたいと思っていますし」

「10年で一人前」これからが働き盛りだと話す善田氏。

善田氏「勝ち抜いて次は4期目になるので、なれば中堅以上の立場であるので、これまで以上に」「馳知事とともにとまたいろんな意味で我々の意見を伝えていくこともできますし」

地元の辰口地区に重点を置き「実績」を最大の強みとして支持拡大を図っている。

善田後援会事務局長北村周士能美市議「3期12年の実績を持っている善田県議というのは(県との)大きなパイプ役になるだろうと思っていますし」「この手取川沿いの能美市、そして川北町、この地域をまとめて盛り上げてくれるのは善田県議なのかなと思っています」

能美市の旧3町からそれぞれ1人を出し合う形の今回の選挙だが、旧3町の人口規模はおおむね似た状況だ。

それゆえ勝敗のポイントになるとみられるのが、候補者がいない川北町。有権者数は、およそ4900人。どの陣営も当然、取り込みに動いている。

亀田氏「川北という町は旧集落もありながら最近では非常に町外からの移住者も多く」「そういった比較的若い世代の皆様に自分の考えを訴えていきたいと思っております」

中野氏「川北は圧倒的に農業が強いですから、やっぱり農業支援とか、やっぱり農業も形も変わってきてますから、アプリを使って新しいテクノロジーで農業始まってるんで、その辺はフォローしていきたいなとは思ってます」

善田氏「川北町に対してもいろいろな取り組んだ道路とか企業誘致とかもありますし」「支援をお願いしていきながら、これから川北町にもしっかりと(支援を)広げていきたいというふうに思っております」

12年ぶりの選挙戦となる能美市能美郡選挙区。旧3町による地域間競争の様相も相まって、告示が迫る中、すでに混戦模様となっている。

498OS5:2023/03/21(火) 22:57:36
https://www.at-s.com/news/article/shizuoka/1211517.html

重鎮退き保守分裂 下田市・賀茂郡/無風から一転、選挙戦に 伊豆市/熱海、伊東、伊豆の国は無投票の公算【静岡県議選の構図 統一地方戦2023しずおか⑥】
16時間前

重鎮退き保守分裂 下田市・賀茂郡 定数1


 県政史上最長の10期40年を務めた森竹治郎氏が引退を表明。後任を巡って事実上の保守分裂選に発展した。自民党籍を持つ2人による一騎打ちが濃厚となっている。
 県連の公認を得て出馬するのは、前南伊豆町議の加畑毅氏。一方、賀茂地区の自民党各支部による公認争いで敗れた前下田市議の橋本智洋氏は無所属の立場での立候補を決めた。それぞれの地元自治体への切り崩しを図っているほか、他町でも支持の拡大を急いでいる。互いに森氏が心血を注いだ伊豆縦貫自動車道の整備促進や港湾事業を重点施策に掲げる。
無風から一転 選挙戦に 伊豆市 定数1
 自民現職で3選を目指す野田治久氏と、無所属新人の森良雄氏による一騎打ちの公算が大きい。無風から一転、選挙戦に突入する見通しとなった。
 野田氏は選挙戦を想定して昨年から合併前の旧4町(修善寺、中伊豆、天城湯ケ島、土肥)で後援会を再編成し、支持固めに力を注いできた。各種団体も支援し、観光など収益力が高い地域づくりに挑戦する。
 森氏は旧修善寺町議、伊豆市議を経て、県議選に初挑戦する。地元の修善寺地区周辺を回り、浸透を急ぐ。行政手続きのチェック体制強化、子育て支援の拡充、高齢者も活躍できる地域づくりなどを訴える。
無投票の公算 熱海市 定数1
 3期目を目指す自民現職の藤曲敬宏氏が宿泊、飲食、建設など幅広い業界から支持を受け、市内全域に浸透している。市議時代から培った後援会組織も健在。喫緊の課題である伊豆山の土石流被災者の生活再建、再発防止に向けた国、県、市の連携強化を訴える。
 ほかに立候補の動きはなく、2期連続で無投票になる公算が大きい。
伊東市 定数1
 定数1の選挙区に現職の中田次城氏が出馬する。一時、ほかに出馬を検討する動きがあったが立ち消え、無投票の公算が高まっている。
 自民党県連の三役・政調会長を務める中田氏。無所属で出た前回選に変わり、今回は自民公認で4選を目指す。伊東の沿海部一帯を再整備する構想などの政策を掲げる。
伊豆の国市 定数1
 4選を目指す自民現職の土屋源由氏以外に立候補の動きはなく、無投票となる見通しが強まっている。土屋氏は「コロナ禍で地元の新たな支持者を獲得することが難しかった」と話すも、長岡地区を中心に回り、3期の取り組みを訴える。地元のインフラ整備、観光振興、医療の提供体制の改善などを重点課題に掲げる。

499OS5:2023/03/21(火) 22:59:03
https://www.at-s.com/news/article/shizuoka/1209957.html?lbl=10274
現職戦い熾烈/沼津市 自民と連合系が新設区一騎打ち/長泉町 細野氏の支援、影響注目/函南町 無投票の公算/三島市 無投票の公算大/清水町【静岡県議選の構図 統一地方戦2023しずおか⑤】
2023.3.18

議席1減 現職戦い熾烈 沼津市 定数3
 定数が4から1減になる中、現職4人全員が立候補を予定。水面下で駆け引きが見られ、熾烈(しれつ)な選挙戦が予想される。
 自民は元議長の杉山盛雄氏と、前回推薦の加藤元章氏の2人を公認。杉山氏は、選挙区外の国会議員と連携するほか、市外の経済関係者にも支援を求めるなど支持拡大に余念がない。加藤氏は市議時代からの支援者を軸に、企業団体や個人回りを重ね、さらなる支持固めを進める。
 公明の蓮池章平氏は障害者支援など、6期の実績を訴える。党組織を超えた全市的な支持の拡大を狙う。
 立民曳田卓氏は唯一の国政野党の候補者とアピール。連合静岡など野党支持層に加え、企業経営者らにも組織の幅を広げる。
 このほか、無所属候補が出馬の準備を進めている。
自民と連合系が新設区一騎打ち 長泉町 定数1
 新設区の1議席を巡り、自民と無所属の新人同士による一騎打ちの公算が大きい。いずれも知名度向上や無党派層への浸透が課題だ。
 自民新人の加藤祐喜氏は、長泉町議を務めた経歴から複数の町議の応援を受ける。町商工会などから推薦を得て、地元の下長窪以外での周知を図る。
 無所属新人の渡辺迅氏は連合静岡の推薦を受ける。衆院議員の実兄周氏の秘書を30年近く務めた経験や人脈を生かし、支持層拡大に努める。
細野氏の支援 影響注目 定数1 函南町
 無所属の現職広田直美氏に、自民の新人岩田徹也氏が挑む一騎打ちの構図となりそうだ。過去に広田氏を支援した細野豪志衆院議員が、自民入党を機に岩田氏に付いた影響が注目される。
 連合静岡の推薦を受ける広田氏は、2期の実績を強調する。町議時代からの支持層を中心に票の積み上げを図る。自民の全面支援を受ける岩田氏は昨年11月の出馬表明以降、街頭活動や地元回りを続け、知名度向上に余念がない。
無投票の公算 三島市 定数2
 自民公認の現職2人が立候補を予定。前回選で激戦を制した2人以外に動きはなく、2003年以来の無投票となる可能性が高い。
 県議会議長を務めた宮沢正美氏が5期目を目指す。豊富な経験と実績への信頼度は高い。市内各地の後援会組織を中心に支持基盤を固める。
 2期目を狙う伊丹雅治氏は、昨年12月の市長選で推した豊岡武士市長、地元選出の細野豪志衆院議員との連携を前面に押し出し、支持を拡大する。
清水町 定数1
 単独区となった清水町は、3選を目指す自民現職の坪内秀樹氏以外に動きがなく、無投票の公算が大きい。
 パイプ役を担い、狩野川新橋建設に尽力。草の根の活動を続け、早々に3選に向け体制を構築してきた。

500OS5:2023/03/21(火) 22:59:58
https://www.at-s.com/news/article/shizuoka/1209447.html?lbl=10274
保守分裂の激戦 非自民選択肢も/御殿場市・小山町 無投票の公算/富士市、富士宮市、裾野市【静岡県議選の構図 統一地方戦2023しずおか④】
2023.3.17

保守分裂の激戦 非自民選択肢も 御殿場市・小山町 定数2
 定数2に対し、自民系3人と非自民の1人の計4人が立候補を予定する。保守分裂による票の奪い合いに加え、非自民の選択肢も生まれたことで、予断を許さない激戦が予想される。
 自民公認の和田篤夫氏は4選に向け、党支援者や自衛隊関係者を軸に支持を固める。
 自民現職の勝俣昇氏は、親戚の支援が強み。県とのパイプ役として住民に寄り添った4年間の実績を強調する。
 無所属で自民系の高橋靖銘氏は、若手自民党員らが支える。SNSも積極的に活用して現役世代への浸透を図る。
 無所属の勝又英博氏は、県議会会派ふじのくに県民クラブ所属議員でつくる地域政党「新政しずおか」の推薦を受ける。非自民票の集結を狙う。
無投票の公算 富士市 定数4
 現職4人が四つの議席を懸けて準備している。新たな候補擁立の動きは見えず、32年ぶりに無投票になる可能性が高い。
 保守系は自民の2人が票を奪い合い、党内での存在感を強める細野豪志氏との距離の取り方にも関心が注がれる。植田徹氏は8期目に挑む決意を掲げ、多くの有権者と顔を合わせる姿勢を貫く。鈴木澄美氏は県連の役職にも就いた3期目の報告を軸に、ブログによる発信を欠かさない。
 公明の早川育子氏は党や女性などの支持層に評価を仰ぎながら、安心して暮らせる社会の実現を訴えるなど原点に立ち返る。無所属で活動する伴卓氏は労組の支持を着実に固め、中小企業や子育て世代との意見交換を重ねている。
富士宮市 定数2
 現職2人以外に立候補の動きはなく、無投票となる公算が大きい。
 3期目を目指す自民木内満氏は8年間の実績と政調会長を務めた経験で支持を集める。商工農の各業界を回って有力者との密接な関係を維持する。
 連合静岡から推薦を受ける四本康久氏は、自動車系の労組などから後押しを受ける。地域行事に姿を見せ、選挙戦に備えて組織の引き締めに注力する。
裾野市 定数1
 自民現職の鳥沢由克氏が4選を目指して名乗りを上げた。現時点で対抗馬擁立の動きは見られず、3期連続無投票の公算が大きい。
 トヨタ自動車がウーブン・シティを開設する裾野市。鳥沢氏は次世代型産業や観光振興を起爆剤とする地域活性化を訴える。陣営は「気の緩み」を警戒し、選挙戦を見据えた引き締めを図る。
御殿場市・小山町
和田篤夫 71 自現③
勝俣昇 63 自現①
勝又英博 66 無新
高橋靖銘 49 無新
富士市
植田徹 73 自現⑦
早川育子 63 公現⑤
鈴木澄美 67 自現③
伴卓 35 無現②
富士宮市
木内満 43 自現②
四本康久 61 無現③
裾野市
鳥沢由克 69 自現③

501OS5:2023/03/21(火) 23:00:44
https://www.at-s.com/news/article/shizuoka/1208830.html?lbl=10274
前回同様4氏で激戦に/磐田市 自現2氏に新人が挑戦/掛川市 3氏が混戦/袋井市・森町 無投票の公算/御前崎市 12年ぶり選挙戦へ/菊川市【県議選の構図 統一地方戦2023しずおか③】
2023.3.16

磐田市 前回同様、4氏で激戦に 定数3
 前回と同じ顔触れの現職、新人計4人が3議席を争う選挙戦になる見通し。当落が99票差だった前回同様に激戦が予想される。
 自民現職の野崎正蔵氏は、地元の豊田地区の保守層を固め、市全域の企業・団体にも支持を広げる。自民現職の江間治人氏は、地盤の旧磐田市地区や自身の会社を置く福田地区の支持固めを進める。
 元教員で無所属現職の沢田智文氏は、支援母体の教職員組合をはじめ、連合傘下の労組票をまとめる。元市議の無所属新人川崎和子氏は、ミニ集会や街頭演説など草の根の活動で、市全域への浸透を図っている。
自現2氏に新人が挑戦 掛川市 定数2
 4選を目指す増田享大氏と21年補選で初当選した小沼秀朗氏の自民現職2人に、無所属新人杉村義夫氏が挑む。三つどもえの構図は4回連続になった。
 増田氏は実績をアピールし、戦略的に市全域を回る。教育支援など人に着眼した政策を訴え、女性や若者の支持拡大にも力を注ぐ。
 小沼氏は補選が無投票だったため、今回が県議選で初の選挙戦。小まめに区長会を回るほか、後援会の人脈を生かして浸透を図る。
 杉村氏は立民の公認を得たが、原子力政策などで主張の相違が生じて離党した。無所属に切り替え、先行する2人を追う。
袋井市・森町 浮動票多く3氏混戦 定数2
 自民の渡瀬典幸氏と無所属の伊藤和子氏の現職2人、新人の伊藤謙一氏が2議席を争う三つどもえの構図となる見通し。浮動票も多く混戦が予想される。
 4選を目指す渡瀬氏は各種団体の推薦を受け、組織戦を展開。3期12年の実績をアピールし、無党派層の掘り起こしも進める。森町が地盤の伊藤和氏は地元票と連合票を固め、袋井市の中部、南部地域にも進出する。女性を中心に幅広い世代に支持を訴える。
 元市議会副議長の伊藤謙氏は知名度がある地元の同市北部を中心にさらに浸透を図り、政治への関心が薄い若者世代の票獲得も目指す。
御前崎市 無投票の公算 定数1
 自民推薦の新人河原崎全氏以外に立候補の動きはなく、無投票の公算が大きい。前市教育長を務めた実績などを生かし、教育環境の充実や安定した地域経済の実現を訴える。市内の保守層や農協、漁協など各種団体への支持浸透を図る。
菊川市 12年ぶり選挙戦へ 定数1
 定数1に対して新人2人が立候補を表明し、12年ぶりの選挙戦が確実になった。自民公認の赤堀慎吾氏と無所属の黒田茂氏が激しく争う。政治団体代表の男性も立候補を模索する動きがある。
 前菊川市副市長の赤堀氏は豊富な行政経験をアピールし、水害対策や市と県の連携を訴える。商工団体の応援を得て全市的な浸透を図り、引退する現職の票も掘り起こす。
 神社婚礼事業を営む黒田氏は民間の力や市民目線の政策を強調し、中高の連携教育の実現を掲げる。同級生が全面的に支援し、現役世代を中心に支持を広げる。
磐田市
 野崎正蔵 59 自現③   
 江間治人 62 自現②   
 沢田智文 53 無現①   
 川崎和子 63 無新
掛川市
 増田享大 55 自現③   
 小沼秀朗 50 自現①
 杉村義夫 63 無新
袋井市・森街
 渡瀬典幸 60 自現③  
 伊藤和子 65 無現①   
 伊藤謙一 36 無新
御前崎市 
 河原崎全 65 無新 
菊川市
 赤堀慎吾 64 自新    
 黒田茂 55 無新

502OS5:2023/03/21(火) 23:01:45
https://www.at-s.com/news/article/shizuoka/1207656.html?lbl=10274

現職4氏に新人が挑む/駿河区 現元新乱立で混戦必至/葵区 重鎮2氏引退で争奪戦/清水区【静岡県議選の構図 統一地方戦2023しずおか①】
2023.3.14

 31日告示、4月9日投開票の県議選は68議席を巡り、現職59人、元職3人、新人30人の計92人の陣営が立候補予定者説明会に出席した。立候補予定者は過去最少となる見通しで、少数による激戦が見込まれる。各選挙区の情勢を探った。
 
静岡市駿河区 現職4氏に新人が挑む 定数4
 現職4人に維新の新人が挑む。それぞれ固い支持基盤を持つ現職に対し、昨年8月に出馬を決めた新人が絡み、4議席を争う激しい選挙戦に突入する。
 自民は現職の相坂摂治、佐地茂人の両氏が4期目を目指してしのぎを削る。相坂氏は地元の長田地区を中心に、沿岸部の大谷や中島地区でも浸透。佐地氏は地盤の森下地区で着実に票を固め、長田でも一定の支持を見込む。
 再選を目指す立民の杉山淳氏は出身の自治労や地元市議と連動し、支持固めに取り組む。同じく再選を期す公明牧野正史氏は党組織を引き締め、地元の小鹿地区を重点に置く。
 新人岡山晃一郎氏は維新支持層へのアピールのほか、駅前などで街頭演説をこなし知名度向上を図る。
 
静岡市葵区 現元新乱立で混戦必至 定数5
 前回より2人多い8人が出馬を予定し、屈指の激戦区となる見通し。自民、共産、無所属の現職3人に、維新、公明、無所属の新人4人と無所属の元職1人が挑む。静岡市長選へ立候補する元県議山田誠氏の票の行方が注目される。
 自民は前回トップ当選の天野一氏が10選を目指して出馬し、経験と実績を前面に出す。自民支部の推薦を受ける新人の天野多美子氏は地元横内を拠点に支持拡大を図る。公明は現職が引退し、後継で市議6期の新人山本彰彦氏が党組織を生かして浸透を図る。
 無所属現職の小長井由雄氏は6選に向けて足場の中山間地を固める。共産は現職鈴木節子氏が再選を目指し、支持拡大を訴える。
 維新は元市議の新人平島政二氏を擁立し、初の議席獲得を期す。無所属元職の遠藤行洋氏はアナウンサー時代の知名度を生かし、浮動票の取り込みを図る。元市議で無所属新人の斎藤佳代氏は前回選に続いて出馬し、議席獲得を狙う。
 
静岡市清水区 重鎮2氏引退で争奪戦 定数4
 8期と5期を務めたベテラン2人が引退を決め、4議席を現職2人と新人3人で争う。
 自民は一昨年の補選で当選した現職望月香世子氏が再選を目指して出馬する。党支部と自民市議が全面支援し、上位当選を狙う。新人の伊藤高義氏は補選で望月氏に敗れた元市議の支援を受け、庵原地区を中心に回る。
 公明は盛月寿美氏が4期目に向け実績をアピールし、支持拡大を図る。支持母体の創価学会もフル回転する。
 国民の新人中山真珠氏は、今期で引退を決めた林芳久仁氏の後継。党本部の公募に応じ、連合静岡の支援を受けて中小企業を精力的に回る。無所属の松井優介氏は桜ケ丘病院の移転問題に取り組む市民団体の支援を受け、浸透を図る。
静岡市駿河区

相坂摂治 49 自現③
佐地茂人 52 自現③
杉山淳 60 立現①
牧野正史 50 公現①
岡山晃一郎 31 維新

静岡市葵区

天野一 80 自現⑨
小長井由雄 69 無現⑤
鈴木節子 68 共現①
遠藤行洋 61 無元②
平島政二 63 維新
山本彰彦 58 公新
天野多美子 51 無新
斎藤佳代 39 無新

静岡市清水区

盛月寿美 55 公現③
望月香世子 42 自現①
伊藤高義 47 自新
中山真珠 27 国新
松井優介 39 無新

503OS5:2023/03/21(火) 23:03:10
https://www.at-s.com/news/article/shizuoka/1208251.html?lbl=10274
2現職に元新挑む/焼津市 選挙戦の可能性を残す/藤枝市 無投票の公算/牧之原市・吉田町、島田市・川根本町【静岡県議選の構図 統一地方戦2023しずおか➁】
2023.3.15

2現職に元新挑む 焼津市 定数2
 自民の良知淳行、無所属の諸田洋之の現職2氏に、自民の新人松島和久氏、前回落選した元職塚本大氏が挑む構図になっている。
 良知氏、松島氏は自民2議席独占を果たそうと自民市議の支援を受けながら、地盤固めに力を注ぐ。良知氏は3期12年の間に取り組んできた防災対策といった実績を強調しながら、組織を固める。松島氏は市議時代の人脈を足掛かりに支持拡大を図る。
 諸田氏はこれまでの議員活動を通じて培った課題解決力をアピールし、市内全域で草の根活動を展開する。塚本氏は現職時代に所属した自民からでなく、無所属での出馬となる。市議と県議を計16年務めた政治経験を前面に押し出し、返り咲きを狙う。
選挙戦の可能性を残す 藤枝市 定数3
 5選を狙う自民の落合慎悟氏と前回選で初当選した西原明美氏、6選を目指す無所属の佐野愛子氏に加え、落合氏と地盤が重なる市議も出馬を検討している。4氏による選挙戦の可能性を残すが、現職3氏の地盤は固い。
 落合氏は4期16年の実績をアピールし、市全域で支持層を広げていく考え。志太中央幹線の早期全線開通を訴える。
 公明県本部推薦を得た西原氏は、前回選以上に支援を受ける企業や各団体の集会やイベントなどに出席し、組織を固めている。
 連合静岡推薦の佐野氏は、出身母体の教育関係を軸に、無党派層に加えてJAなど保守層からの支持も拡大している。
無投票の公算 牧之原市・吉田町 定数1
 再選を目指す自民現職の大石健司氏以外に立候補の動きはなく、三つどもえの構図となった前回選から一転、無投票の公算が大きい。公認された今回は党支部の支えもある。榛南地域の防災体制の推進やリニア中央新幹線トンネル工事に伴う水と環境の問題の解決に取り組むと訴える。地元イベントにも足を運び、浸透を図る。
無投票の公算 島田市・川根本町 定数2
 5人が乱立した前回選とは一転、自民河原崎聖、無所属桜井勝郎の現職2氏以外に立候補の動きはなく、無投票の公算が大きい。
 前市長としての知名度に加え、強固な後援会組織を有する桜井氏は区内全域で支援の輪を広げている。河原崎氏は2期8年の実績を強調する。組織力を生かし、党支部などを軸に支持固めを図る。
焼津市
 良知淳行 58 自現③   
 諸田洋之 56 無現②   
 塚本大 48 無元②   
 松島和久 63 自新 
藤枝市
 佐野愛子 67 無現⑤   
 落合慎悟 74 自現④   
 西原明美 61 自現① 
牧之原市・吉田町
 大石健司 57 自現①
島田市・川根本町
 河原崎聖 59 自現②   
 桜井勝郎 78 無現②

twitter

504OS5:2023/03/21(火) 23:14:24
https://www.fukuishimbun.co.jp/articles/-/1748174
【福井県議会議員選挙2023】鯖江市区は12年ぶり選挙戦確実…他の選挙区の情勢は
2023年3月21日 午前7時10分


 3月31日告示の福井県議会議員選挙。鯖江市選挙区は、2011年以来12年ぶりの選挙戦が確実な情勢。定数3に現職2人、前職、新人各1人の4人が立候補を表明。3月上旬までに全員、事務所開きを済ませた。15、19年と無投票が続いたことで、各陣営とも「基礎票すら読みづらい」と気をもむ。混戦になる可能性もあり、激しい票の奪い合いは必至の様相だ。

 現職の2人はともに自民公認。7期目を目指すベテラン田中敏幸は、地盤とする市東部を軸に農業関係の組織票固めを急ぐ。1999年に初当選して以来、選挙戦では毎回安定して8千票以上を得てきたが、今回は「無投票期間の影響は看過できない」と、より気を引き締める。


 前回無投票で初当選した山本建は、初めての選挙戦に挑む。事務所開きには100人以上の支援者が集まり、自民の現職国会議員3人も顔を並べた。地元の大票田神明地区を拠点に浸透を図り、「1番を目指さなければ勝ち抜くことはできない」と気を吐く。

 前職田村康夫と新人山岸充はともに2020年市長選に落選し、県議選に“くら替え”出馬する形だ。

 田村は、県議を5期目途中まで務めた実績を基に、県との強いパイプをアピールする。これまで強みをみせてきた組織票だけに頼らず、地盤の鯖江地区では2月中旬から早朝のつじ立ちを継続。浮動票にも支持を呼びかけ、「背水の陣」で再起を期す。

⇒前回2019年の福井県議選の結果は?

 山岸は、ほかの3人の活動とは一線を画す。市内全域をくまなく回るほか、SNS(交流サイト)で自らの活動を発信。子育て世代や若年層を中心に、中高年層にも支持を広げていく構え。「日本一前向きな政治」を旗印に連日、街頭演説し市長選を上回る手応えを口にする。

 同様に4人で争った11年(投票率48・78%)はトップが8384票、3人目の当選者は5167票だった。頭一つ抜け出す候補がいなければ「6千票前後がボーダーになる」との見方もある。また、今回の選挙結果が「今夏の市議選、来秋の市長選にも影響を及ぼす」とみる市民もおり、有権者の関心は日に日に高まっていくとみられる。(敬称略)

505OS5:2023/03/25(土) 13:55:01
共産党かな?と思ってクリックしたrらやっぱりそうだった
https://news.yahoo.co.jp/articles/1331be1be2941ea21d67f0a650f04d302d632ca1
共産党の応援に「アンパンマン」あらわれた、動画が物議…権利者「政党や政治活動への許諾してない」
3/24(金) 14:15配信
弁護士ドットコムニュース
中野市議がSNSにあげた動画から(インターネットから)

日本共産党の演説会で、人気キャラクター「アンパンマン」の着ぐるみが踊っている様子を映した動画が、インターネット上にアップされて、著作権侵害ではないかと問題視する声があがっている。


これらの動画は、三重県津市の党所属市議が自身のTwitterに投稿したものだ。

アンパンマンの権利者である日本テレビ音楽株式会社は3月24日、弁護士ドットコムニュースの取材に対して「アンパンマンの着ぐるみはいずれの場合も個別の政党や政治活動への使用許諾はしておりません」と答えた。

日本共産党中央委員会も「誤りに気づき直ちに削除したと報告を受けております」と回答した。

●県議選女性候補の名前コールに右手を突き上げる「アンパンマン」

アンパンマンの着ぐるみが登場したのは、3月18日に津駅前(津市)でおこなわれた演説会。4月9日投開票の三重県議選の女性候補や、日本共産党副委員長の田村智子参院議員らが参加した。

津市の中野裕子市議がTwitterに複数の動画を投稿した。市議のSNSからは削除されているが、ネット上には現在も残っている。

演説会開催前に、弁士らが演説するバスの前で、アンパンマンの着ぐるみと音楽にのって踊っているところが映っている。また、演説会の中で、県議選の女性候補の名前が連呼されるのに合わせて、アンパンマンの着ぐるみも勢いよく腕を上下させていた。

中野市議は動画とともに「楽しくなってアンパンマンと一緒に踊りました」などと投稿していた。

また、バスの上にいた候補や田村議員からも着ぐるみは目視できたはずだが、何か問題にする様子はなかった。

このような動画に「アンパンマンが共産党支持とは初めて知りました。アンパンマンの使用許可はどこのどなたに取られたんですか?」などと疑問を呈する声がネットに広まった。

●投稿した市議から回答なし

アンパンマンを政治活動に利用したとも受け取られていることを受けて、弁護士ドットコムニュースでは、着ぐるみを演説会に連れてきたのは誰か、また目的や経緯、中に入っている人の素性などについて、党本部や中野市議に問い合わせた。

中野市議から回答はなかったが、日本共産党は3月23日、以下のように答えた。

「当該案件は、誤りに気づき直ちに削除したと報告を受けております。善後措置については、現地関係者が処理いたします」

何が「誤り」だったのか重ねて説明を求めたものの、回答はなかった。

●「アンパンマンの着ぐるみは個別の政党に使用許諾していない」

アンパンマンの公式サイトでは、「それいけ!アンパンマン」の商品化・プロモーション利用などに関する権利は、日本テレビ音楽株式会社および株式会社やなせスタジオなどに帰属するとされている。

日本テレビ音楽株式会社・商品化ライセンス部は、弁護士ドットコムニュースの取材に「今回いただいたご質問につきましては権利各社の方針により個別のご質問につきましては対応しておりませんため回答は控えさせていただきます」とした。

一方で、「アンパンマンの着ぐるみはいずれの場合も個別の政党や政治活動への使用許諾はしておりません」とも答えている。

弁護士ドットコムニュース編集部

506OS5:2023/03/25(土) 19:33:56
https://news.yahoo.co.jp/articles/24f5664f0a460f12772333f6ade8c5f8acd382d2
議員辞職の意向…立憲民主党の喜成金沢市議が“酒気帯び運転”で検挙 飲酒後に仮眠とり車で帰宅中
3/25(土) 18:50配信

石川テレビ
喜成金沢市議

 立憲民主党の喜成清恵金沢市議が酒気帯び運転の疑いで警察に検挙されていたことが分かりました。

 関係者によると、喜成市議は3月20日金沢市内で飲酒し、2〜3時間仮眠をとって車で帰宅しようとしたところ、警察官に停止を求められ検挙されました。

 喜成市議は議員を辞職する意向です。

507OS5:2023/03/25(土) 19:36:27
間違えた
7575:OS5:2023/03/25(土) 19:35:52

https://www.fnn.jp/articles/-/494277
石川県知事選のしこりか?ベテラン県議の現職に馳知事の元秘書が挑戦する輪島市選挙区【石川発】
石川テレビ
2023年3月15日 水曜 午前7:10
2023年に行われる石川県議会議員選挙。定数1の輪島市選挙区は、自民党県連前幹事長の地元にも関わらず、同じ自民党で馳知事の元秘書が出馬表明した事から、注目の選挙区となっている。現知事と前知事の応援合戦など前哨戦からヒートアップする両陣営の動きをまとめた。


保守分裂の激戦へ!5期20年のベテランvs知事衆院時代の元秘書
宮下正博県議:
ただ、この地域を良くしたい。そしてこの地域を守るのは俺だという、そんな思いは誰にも負けません。

現職で、自民党の宮下正博県議。自民党の公認候補で5期20年のベテランだ。

この記事の画像(37枚)
西田昭二衆院議員:
輪島市の発展のため、先生と共に歩んでまいりたい。

石川県内唯一の岸田派、西田昭二衆院議員が支援する。

一方…

北村麻記子氏:
北村です、よろしくお願いします。

挨拶回りをするのは同じく輪島市選挙区に立候補を表明している新人の北村麻記子氏。

北村氏は元衆院議員、北村茂男氏の娘で馳知事の衆議員時代の秘書でもある。

馳浩知事:
今までと同じようなことをしていては、輪島の新時代を迎えることはできません。

保守分裂の激戦となった2022年の知事選。

宮下県議は馳氏の対立候補、山田氏を支援していた。

しこりが残る中での馳知事元秘書の出馬表明。保守分裂の激戦が予想されている。


両事務所開きに顔を出すも”よんどころない事情”で…
2023年1月。この日は宮下県議の事務所開き。式の前に訪ねてきたのは…

馳知事:
グッドモーニング!

馳知事だ。

馳知事:
きょうは”よんどころない”事情もあって、開会の前にご挨拶にあがりました。多くの後援会のみなさんにもしっかりとご支援をいただきますように私からもお願いを申し上げたいと思います。

約10分ほどで事務所を後にした馳知事。よんどころない事情というのが…

同じ日に行われた北村氏の事務所開きだ。

馳知事:
輪島市民が希望が持てるような環境作りをする。そのためには新たな技術、新たな人材が必要です。それを担うふさわしい人材として、北村麻記子を私は推薦したい。

508OS5:2023/03/25(土) 19:36:40
約20分間、輪島市の県政課題や新たな人材の必要性を熱弁。自民党公認の宮下県議のもとにも顔を出し、バランスを取った馳知事だが、力の入れようの差は歴然だ。

北村氏の事務所開きには父の茂男氏も出席し、娘の挑戦を後押しした。

父 北村茂男元衆院議員:
どうぞ身体を張って頑張るという娘に期待してください、そして力を貸してください。


ベテラン議員の事務所開きには谷本前知事の姿も
一方、現職・宮下県議の事務所開き。

西田衆院議員や能登の首長、県議らが顔をそろえる中…

谷本正憲前知事:
おはようございます。

谷本前知事が激励に駆けつけた。

谷本前知事:
今、宮下さんは能登にとって欠くことのできない政治家、県議会議員と申し上げても決して過言ではないわけであります。これからも、宮下さんには、能登のために活躍してもらわなければならない。

白熱する現知事と前知事の応援合戦。

谷本前知事は宮下県議の県政報告会にも出席し、2007年の能登半島地震発生当時の活躍ぶりを語った。

谷本前知事:
今、被災者が公民館に避難しているので、宮下県議から「ぜひ知事、立ち寄って激励を」という話がありましたので、私は公民館に入りました。入った途端に宮下県議が「知事はみなさんの言うことをなんでもやってくれる」「どんな要望出してもいいですよ」と言われましたので、内心は嫌なこと言うな…と言う思いがいたしましたけれども、「なんでもやりますよ!」と私も言わざるを得ない。

県内全域では、馳氏が山田氏に2万4000票あまりの差をつけた1年前の知事選。

輪島市では宮下県議が推した山田氏の得票が馳氏を大きく上回っていた。

それでも現職知事の応援を受け、地元出身の元国会議員の娘である北村氏に、陣営は厳しい戦いになると分析している。

宮下県議:
お互いに能登のことを思って戦うんだから、それはそれでいいんじゃないかと思っています。いずれにしろ厳しい戦いになると思っています。

一方、北村陣営も馳知事の応援に拍車がかかっている。

2023年2月末に行われた北村氏と馳知事の街頭演説。宮下氏の地元、門前からスタートし輪島市各地を回った。

馳知事:
北村さんはやっぱり最後はふるさとで恩返しをしたいと言う。これは私が国会議員から知事になった思いと同じです。熱い思いを精一杯応援したい。

街頭演説では、奥能登の周産期医療を考える「赤ちゃん協議会」について北村氏が知事に苦言を呈する場面も…

北村氏:
1つだけ知事に苦言を呈したい。赤ちゃん協議会、どうしてメンバーが男性しかいないんでしょうか。もっともっと女性の声を!そういう仕組み作りをしなくてはならない、そう思いませんか?

馳知事との信頼関係を強調し、女性や若者の声を県政に届けたいと意気込む。

北村氏:
私にできることは1人1人の方に会って思いを伝える。それに徹しています。

5期20年の経験を誇るベテランか。新時代を告げる馳知事の愛弟子か。保守分裂の知事選による地殻変動が県議選に与える影響に注目が集まる。

石川県議会議員選挙は3月31日告示、4月9日に投票日となっている。

(石川テレビ)

記事 331

509OS5:2023/03/26(日) 13:13:55
https://news.yahoo.co.jp/articles/3d8908b159d94edfe66bb55385b136f4c7049ac7
自民と非自民の戦い、はや白熱 岐阜・多治見市長選と県議選、各陣営一体的に活動
3/24(金) 8:01配信

岐阜新聞Web

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県議選、市長選ともに激戦が予想される多治見市。市長選立候補予定者のポスターが並べ張られている場所もある=23日午前、多治見市内

 統一地方選前半の岐阜県議選告示(31日)まであと1週間。16年ぶりに市長選と県議選(定員2人)が選挙戦になる多治見市では、いずれも勢力が伯仲すると見られている市長選立候補予定者2人と県議選立候補予定者3人が、選挙戦さながらの激しい攻防を展開している。県議選の結果が後半に影響するという掛け声の下、一体的に活動を繰り広げており、1カ月後の市長選の投開票までなだれ込む勢いだ。

 「どちらもよう知っとる人。偏るとやらしいで、いっそみんな張ってくれって」。市長選の2人に加え、一時は県議選の3人が写るポスターの掲示場所を提供していた家主は勢ぞろいを認めた理由を話す。告示前でも張ることができる2連ポスター。自民党のデザインで統一されているのは、市長選立候補予定の山本勝敏氏(59)=推薦=、県議選立候補予定の友江惇氏(36)=公認=と今井瑠々氏(26)=推薦=。市内を眺めてみると、張り方は必ずしも3人がセットなわけでなく、単独だったり、2人並べたりと、支持には温度差があるようだ。市長選立候補予定で無所属の高木貴行氏(44)のポスターと並ぶ場所も珍しくない。

 高木氏は現職市長の後援会が後継指名するなど支持基盤が厚く、ポスター自体の数も多い。加えて高木氏や今回の県議選立候補予定の判治康信氏(47)=無所属=は、前回の衆院選では立憲民主党から出馬した今井氏を支援しており「自民への移籍で今井氏から離れた人は多いが、人脈がかぶることはある」(組合関係者)と複雑な事情を語る。

 「県議選はいま、3人が横一線で並んでいます。1人でも多く声を掛けて」。21日、市内で開かれた友江氏の決起集会で山本氏が声を張り上げた。古屋圭司衆院議員(70)は「多治見の政治土壌を変える。ワンチームによる連携が必要」と訴えた。今回の統一地方選では、これまでになく積極的に動いている古屋氏。今井氏移籍に端を発し、大臣経験者を招いた演説会を党支部として次々と企画した。集会ではこまめに応援演説に立つ。

 28年間非自民系の市長が続く同市の政治土壌は、都市型の志向と陶磁器集散地の歴史から、与野党の支持割合は半々とされてきた。高木氏は県議会では立憲民主、国民民主の両党議員と同じ会派に所属しているが、保守層も幅広く取り込み、医師会や建設業協会といった自民系の色彩の濃い団体からも多数推薦を取り付けている。「市民が主役」として地元に密着した活動を徹底してきた。判治氏の応援では「県議が2人とも大きい組織の議員になってしまったら(自民党に反する)質問ができない。違う立場だからこそ自由な発言ができる」とアピールした。連合岐阜も愛知県の労組にも協力を求めるなど、動きを本格化させている。

 県議選の結果が後半に影響するとも見えるが、市民の間では「県議選と市長選は別もの。議員と首長は役割が違う」との意見も根強い。政治土壌の転換が争点になるのか、パイプか独自性か、人柄か。さまざまな要因を内包して多治見の陣はますます白熱しそうだ。

◇多治見市長選立候補予定者

山本勝敏 59 元県副議長 無新

高木貴行 44 県議会議員 無新

◇県議選多治見市選挙区立候補予定者(定数2)

友江惇  36 元通信社記者 自新

今井瑠々 26 元会社員   無新

判治康信 47 元印刷会社員 無新

岐阜新聞社

510OS5:2023/03/29(水) 11:29:30
https://news.yahoo.co.jp/articles/5ffd482b958a48ee83e0de5894f8953c60df7333
山田市長の死去に伴い実施…石川・白山市長選 立候補予定者説明会に“4陣営” 4/23投開票
3/28(火) 19:10配信
 山田市長の死去に伴い、4月に行われる石川県白山市長選挙の立候補予定者説明会が開かれました。

 白山市内で開かれた市長選挙の立候補予定者説明会。出席したのは、候補者調整を進める自民党白山市連合支部の代表、県議会議長や自民党県連で幹事長を務めた吉崎吉規の陣営、さらに旧民主党石川県連の幹事長などを務めた稲本孝志氏の陣営、元金沢工業大学教授の中川武夫氏の陣営のあわせて4つです。

 説明会では各陣営に対し選挙管理委員会などから選挙日程や運動の注意点が説明されました。

 自民党白山市連合支部では候補者を一本化する方針を決めていますが、具体的な人選は進んでいません。

 白山市長選挙は4月16日告示、23日が投票日です。

石川テレビ

511OS5:2023/03/29(水) 16:54:59
https://www.yomiuri.co.jp/local/ishikawa/feature/CO064456/20230328-OYTAT50076/
(下)リング・県議選「肩入れ」波紋、中央とパイプでG7会合誘致
2023/03/29 05:00
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週末の街頭で、県議選立候補予定者への支持を訴える馳知事。「選挙と聞くと、血が燃えたぎる」という

 知事の馳は「私が一番嫌いなのは、同調圧力という言葉だ」と公言する。この1年、予定調和を嫌う馳の言動は政界にも様々な波紋を巻き起こした。



 元日、県政界に衝撃が走った。東京・日本武道館でのプロレス興行に参戦、8人タッグマッチで勝利して沸かせたのだ。

 県議会3月定例会では、自民党県連幹事長の県議・作野広昭が、けがのおそれがあるなどとして、「二度とリングに上がらないでほしい」と要望。馳は「 真摯しんし に受け止め、適切に対処する」と述べるにとどめた。昨年12月に報道陣から出場予定を問われた際には「全くない」と否定しており、馳が「師匠」と仰ぐ元首相・森喜朗も戒めたという。

 昨年9月には、自民党籍を残したまま日本維新の会の顧問に就任した。異例の動きに、県内はもちろん、永田町でも反発や困惑の声が相次いだ。特に、党勢拡大を図る維新に警戒を強める公明党関係者からは厳しい声が上がったという。

 知事選で馳に推薦を出した維新への恩返しが狙いだったが、反発は予想以上だった。馳は釈明を重ね、「1に自民、2に公明、3に維新だ」と繰り返した。



 その波紋の大きさは、26年間国会議員を務めた馳が、今でも永田町で存在感を残している証左でもある。

 就任後、馳は半月に1度以上の頻度で上京し、閣僚や与党幹部、中央省庁幹部と面会や懇談を重ねた。その成果か、先進7か国(G7)教育相会合の富山・金沢共催や、能登地域のトキ放鳥候補地選定を勝ち取った。28年ぶりの女性副知事となった経済産業省出身の西垣淳子の起用も、当時の経産相・萩生田光一へのアプローチの末に実った。

 馳に近い県議は「首相や大臣、官邸幹部に直接電話をかけられる関係だ」と語り、「ほかにそんな知事がいるか」と高く評価する。



 馳にとって市町長や県議との関係は、政治生命に関わると言っても過言ではない。知事選では、半数超の県議や一部の市町長が対立候補を推したことで、劣勢に置かれた経緯がある。

 この1年で馳は19市町全てを訪問し、首長と意見交換を重ねた。新年度も全市町を訪れるという。ある首長は市町訪問を評価した上で、「ふんぞり返って市町長の陳情を聞く石川県のスタイルを続けていては、馳もダメになる。県と市町の担当者が地域課題を双方で洗い出す形にしないといけない」と警鐘を鳴らす。

 31日告示の県議選では、能登地域を中心に馳と関係の深い候補が複数出馬予定だ。知事選で馳の対抗馬を推した候補との対決が見込まれる選挙区もある。

 馳は知事選で特に能登地域で苦戦したこともあり、「次の知事選への地ならし」と勘ぐる向きもある。毎週末のように現地に応援に入る馳に、自民関係者からも「やりたい放題じゃないか」と冷ややかな声が漏れる。

 馳を支える県政界の古参は予言する。「あれだけ肩入れすれば、選挙後の反発は必至だ。次の知事選も厳しい戦いになるかもしれない」

(敬称略。この連載は、山口真史、宮嶋範、古渡彩乃が担当しました)

512OS5:2023/03/29(水) 17:09:59
https://www.yomiuri.co.jp/local/ishikawa/feature/CO064276/20230323-OYTAT50031/
輪島市 地域二分 保守分裂か
2023/03/24 05:00
選挙・石川
 統一地方選前半戦の県議選(4月9日投開票)は、31日の告示まで1週間に迫った。今回の県議選で総定数は43から2減となる。各選挙区の構図や顔ぶれについて、4回にわたって紹介する。

自民勢力維持が焦点 金沢市

輪島市 (定数1)
宮下正博73 自現《5》
北村麻記子41 無新

 自民現職のベテラン・宮下と、自民元衆院議員の次女で無所属新人の北村による保守分裂選挙が見込まれる。自民の議員や新旧知事の支援先も二分され、12年ぶりの選挙戦に大きな注目が集まる。

 6期目を目指す宮下は県連で幹事長などを歴任し、昨年の知事選では馳知事の対立候補を推した。自民市議の大半から支持を集め、2007年の能登半島地震の復興などで力を合わせた谷本正憲・前知事も応援に入った。地元の門前町地区を中心に、これまでの経験や実績をPRする構えだ。

 北村は、石川3区を地盤に衆院議員を4期務めた茂男氏の次女に当たる。馳氏の国会議員時代に秘書を務めた経験があり、馳氏は現地での応援に何度も駆けつけている。一部の自民市議からも支援を受け、茂男氏の地盤があった市中心部を軸に、女性活躍の推進などを訴えて支援拡大を図る。

珠洲市鳳珠郡 (定数2)
平蔵豊志46 自現《3》
堂前利昭53 自新
酒元美江46 無新

 現職1人と新人2人が2議席を争う見通しだ。能登町を地盤とする現職の引退表明後、町内での候補者調整が不調に終わり、急きょ保守分裂の構図が固まった。

 現職の平蔵は珠洲市が地盤だ。19年県議選での鳳珠郡選挙区との合併後、初めての選挙戦に備え、支持拡大に余念がない。

 能登町が地盤の新人・堂前は自民の公認と公明の推薦を得た。町会議長らから支援を受け、引退する現職も応援に入っている。

 能登町議を母に持つ酒元は無所属で出馬する。馳知事が支援するほか、立民の近藤和也衆院議員の支持層も支援の動きを見せる。

 選挙戦では、候補者がいない穴水町での得票もカギになりそうだ。

七尾市 (定数2)
和田内幸三75 自現《8》
清水真一路45 自現《1》

 和田内と清水のほかに、立候補に向けた動きは見られない。無投票当選が決まれば、同選挙区では8年ぶりとなる。

 19年の前回選は自民現職2人に新人の清水が挑む保守系三つどもえの激戦となり、清水がトップ当選した。

かほく市 (定数1)
沖津千万人62 自現《2》

 3選を目指す自民現職の沖津のほかに出馬の動きは見られない。

 04年に旧3町が合併してかほく市が誕生し、07年県議選で河北郡選挙区と分割された。それ以来、4回連続で無投票が続いている。無投票が5回連続となれば、県内最多を更新する。(敬称略)

513OS5:2023/03/29(水) 17:10:51
https://www.yomiuri.co.jp/local/ishikawa/feature/CO064276/20230324-OYTAT50036/
「1減」現職同士激突へ 羽咋市羽咋郡南部
2023/03/25 05:00
選挙・石川
 

自民勢力維持が焦点 金沢市

羽咋市羽咋郡南部 (定数1)
稲村建男79 自現《10》
本吉浄与43 無現《3》

 今回から定数が1減となり、現職同士の一騎打ちが予想される。11選を狙う自民県連最高顧問の稲村と、4選を目指す無所属で県議会第2会派「未来石川」の本吉が相まみえる見通しだ。

 稲村は稲村佐近四郎・元衆議院議員の長男、本吉は本吉与三吉・元県会議長の孫に当たる。それぞれ「稲村派」「本吉派」と呼ばれる支持基盤を抱え、地域を二分する激戦となりそうだ。

 稲村は、昨年の知事選で支えた馳知事に加え、自民系市町議、推薦を得た公明の支援を受ける。本吉は立民の近藤和也衆院議員や、山辺芳宣・前羽咋市長に支えられ、支持拡大を図る。

羽咋郡北部(定数1)
高岩勝人55 無新
石田章52 自新
稲岡健太郎45 無新

 自民現職の石田忠夫・県会議長が引退の意向を示し、自民系の新人3人が立候補を表明した。2011年以来12年ぶりの選挙戦は、保守系三つどもえの激戦となる見通しとなった。

 前金沢市会議長の高岩は、自民所属の金沢市議として4期務めた。馳知事との関係の深さをアピールする。

 現職の娘婿でもある石田は自民の公認を得た。小泉勝・志賀町長や、推薦を得た公明からの支援も受ける。

 稲岡は自民系志賀町議を3期務めた。旧志賀町地域を地盤に、町議時代の経験や実績をPRしていく。

鹿島郡 (定数1)
岡野定隆志52 立現《1》
土本稔46 自新

 立民現職に自民新人が挑む構図が予想されており、県内唯一の与野党一騎打ちとなる見通しだ。

 立民現職の岡野定は、立民県連代表で衆院議員の近藤和也の実兄に当たる。前回選では、自民現職のベテランを26票差で破った。弟からの支援に加え、連合石川の推薦も受け、議席死守を目指す。

 新人の土本は中能登町議出身で、自民の公認と公明の推薦を得た。自民県連は重点選挙区と位置づけており、国会議員のほか、無投票当選が見込まれる他地域の県議選候補者も応援に投入する構えだ。

河北郡(定数2)
焼田宏明65 自現《3》
太田臣宣55 自現《1》
倉知昭一87 無新

 現職2人に新人1人が挑む構図が見込まれる。

 現職では、津幡町が地盤の焼田、内灘町が地盤の太田がいずれも自民公認で出馬する。太田は公明から推薦を受ける。

 新人では、元津幡町議で無所属の倉知が支持拡大を図る。

◎立候補予定者の並びは当選回数、年齢順。白抜き数字は当選回数。年齢は投票日現在。

514OS5:2023/03/29(水) 17:12:05
https://www.yomiuri.co.jp/local/ishikawa/feature/CO064276/20230326-OYTAT50007/
地域背負い3者争う 能美市能美郡
2023/03/26 05:00
選挙・石川

能美市能美郡(定数2)

自民勢力維持が焦点 金沢市
善田善彦58 自現《3》
中野広志62 無新
亀田豊47 無新

 昨年の知事選で馳知事の対立候補を支援した現職・橋本崇史の引退表明を契機に、12年ぶりの選挙戦となる公算が大きくなっている。自民公認の現職1人に、自民の推薦を得た新人2人が挑む構図となりそうだ。

 能美市は旧3町の合併で誕生した。善田は旧辰口町、中野は旧根上町、亀田は旧寺井町を地盤としている。3人はそれぞれの地域の威信をかけて当選を目指しており、地域間競争の様相を呈している。

 4選を目指す善田は、唯一の現職としての実績を訴え、旧辰口町を中心に地域回りに力を入れている。

 中野は市議出身。森喜朗元首相の地元・旧根上町のプライドをかけ、支持拡大を図っている。

 亀田は、県議だった井出敏朗・能美市長の転出以降、県議不在だった旧寺井町待望の議席獲得を目指す。

小松市(定数4)
福村章84 自現《11》
八田知子60 自現《2》
一川政之49 立現《2》
吉田寛治65 無新
円地仁志56 自新
竹田良平34 無新

 自民2人、立民1人の現職に、市議出身の新人3人が挑む。これまで福村とトップ争いを繰り広げてきたベテラン藤井義弘の引退に伴い、県内屈指の混戦が予想される。

 自民県連最高顧問の福村は、前回トップ当選を果たした。現職で最多11期を務めた実績や人脈を訴える。

 3選を目指す八田は唯一の女性候補として、教育や福祉の充実を訴えて支持拡大を図る。

 立民県連幹事長の一川は立民の公認と連合石川の推薦を得た。非自民の議席維持を期し、3選を狙う。

 市議出身の吉田は無所属で出馬する。経営者としての人脈や経験を押し出し、選挙戦を展開する。

 藤井から後継指名された前市議・円地は自民から公認を受け、宮橋勝栄・小松市長との距離の近さをPRする。

 無所属の竹田は自民市議出身。唯一の30歳代として若さをアピールし、差別化を図る。

加賀市(定数2)
室谷弘幸56 自現《3》
田中哲也61 自現《2》
高辻伸行57 無新

 定数が1減となった今回の選挙は、自民系の現職2人と新人1人による三つどもえの構図となりそうだ。

 山代温泉が地元の室谷は、3期務めた経験を訴え、地盤固めを図る。

 旧山中町長を父に持つ田中は、3選を目指して支持を訴える。

 前市議の新人・高辻は自民の推薦を得た。引退する現職の向出勉も後押しする。

 3人には、昨年の知事選で馳知事を支援し、宮元陸・加賀市長とも距離が近いという共通点がある。それぞれの地盤や党派を超えた支持の取り込みがカギとなりそうだ。(敬称略)

515OS5:2023/03/29(水) 17:13:44
https://www.yomiuri.co.jp/local/ishikawa/feature/CO064276/20230326-OYTAT50017/
自民勢力維持が焦点 金沢市
2023/03/27 05:00
選挙・石川

金沢市(定数16)

石坂修一70 無現《8》
紐野義昭67 自現《8》
下沢佳充62 自現《7》
中村勲81 自現《6》
米澤賢司72 自現《6》
盛本芳久68 社現《5》
谷内律夫65 公現《4》
川裕一郎51 参現《4》
佐藤正幸55 共現《3》
安居知世54 自現《3》
不破大仁47 自現《3》
太郎田真理60 自現《2》
田中敬人52 自現《2》
長田哲也63 自現《1》
打出喜代文41 無現《1》
小松実58 公新
森川章50 維新
田中美絵子47 無新

 現職15人、新人3人の計18人が立候補を予定しており、定数2超の争いが見込まれる。現在議席がない維新の新人や、元衆院議員の無所属新人も出馬する見通しで、定数の半数超の現職を抱える自民が勢力を維持できるかが焦点となる。

 与党側は計11人の公認候補を擁立した。自民は、続投を目指す紐野、下沢、中村、米澤、安居、不破、太郎田、田中、長田の現職計9人を公認した。公明は県本部代表で現職の増江啓が今期限りで引退を表明し、後継として小松を擁立した。現職の谷内と合わせ、2議席を堅守したい考えだ。

 一方、野党側は4人の公認候補を立てる。今回の統一地方選で「全国政党化」を狙う維新は、津幡町議出身の森川を擁立した。共産は現職の佐藤、社民は現職の盛本をそれぞれ公認した。川は参政の公認候補として出馬する。

 無所属で出馬するのは、計3人。2019年金沢市議選でトップ当選を果たした元衆院議員の田中が無所属で初当選を狙う。非自民系の県議会第2会派「未来石川」からは、現職の石坂、打出が無所属で出馬する。

 連合石川は現職の社民・盛本、無所属・打出に加え、無所属新人の田中を推薦しており、自民の対抗軸を立てたい考えだ。

野々市市(定数2)
吉田修60 無現《4》
徳野光春65 自現《3》
馬場弘勝50 自新

 無所属と自民の現職2人に、自民の新人1人が挑む構図が見込まれる。

 無所属の吉田は、旧新進系の県議会第2会派「未来石川」幹事長。連合石川の支持を得て5選を狙う。

 これに対し、自民は2議席独占を狙う。

 現職の徳野は自民からの公認のほか、公明からも推薦を受けた。4選を目指して支持の取り込みを図る。

 新人の馬場は野々市市議出身で、自民公認、公明推薦を得て初当選を狙う。馳知事も支援している。

白山市(定数4)
作野広昭66 自現《5》
横山隆也58 自現《2》
車幸弘54 自現《2》
安実隆直58 自現《1》

 現職4人が立候補の意向を示している。いずれも自民の公認と公明の推薦を受けている。

 白山市では、山田憲昭市長の急逝に伴う市長選が4月16日告示、23日投開票の日程で実施される。市長選を巡っては、地元県議の出馬を求める声もあり、無投票の公算が大きくなっていた白山市選挙区の情勢にも影響が出る可能性がある。

(敬称略、おわり)

516OS5:2023/03/29(水) 17:28:52
https://www.yomiuri.co.jp/local/toyama/news/20230327-OYTNT50062/
県議選の構図(1) 富山市第1・富山市第2
2023/03/26 05:00
選挙・富山
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 31日告示、4月9日投開票の県議選(定数40)が迫った。各選挙区の立候補予定者の顔ぶれを紹介する。

県議選の構図(3) 魚津、黒部、滑川市選挙区
■富山市第1

 定数11を4人上回る15人が出馬予定で、混戦模様だ。自民党は現有8議席の維持を目指す。引退する自民現職2人に代わる新人2人の当落が注目される。立憲民主党、共産党、公明党は各1人擁立し、議席を死守したい考えだ。一方、初議席を狙う日本維新の会と参政党が風穴を開けるかどうかも焦点だ。

 自民は、それぞれの地元を中心に活動を展開する。

 中川忠昭は企業・団体回りに余念がない。地元の山室地区に加え、現職が引退する藤ノ木地区にも支持を広げ、1万票超の前回選を上回る得票を狙う。

 県議会議長などの要職を歴任してきた五十嵐務は奥田地区が地盤。周辺地域にも活動を広げる。富山駅北エリアの開発や医療政策などでの実績を掲げる。

 議員会政調会長の奥野詠子は旧市南部が地盤だ。地域や企業回りを展開する。2拠点化が決まった富山児童相談所整備など子ども政策の実績を訴える。

 庄司昌弘は農家の経験をアピールし、農業政策や食料安全保障政策を掲げる。農協や土地改良区の人脈を生かし、地元・呉羽地区中心に支持固めに走る。

 前回自民トップ得票の種部恭子は産婦人科医。支持者が多い女性や医療関係者への浸透を図る。地元から自民新人が出馬することもあり、全域に活動を広げる。

 藤井大輔は地元・新庄地区を中心に活動。地盤が重なる維新新人の動きを警戒する。障害者福祉政策を強みとし、ユーチューブでの発信にも注力する。

 岩瀬など市北部を地盤にした現職の後継は、新人の大井陽司。高齢化が進む地域の活性化などを訴える。高校同窓生の人脈を頼り、地元以外にも支持拡大する。

 新人の尾山謙二郎は千石町など市中心部を積極的に回る。種部と地盤が重なるが、会社経営者の経験を生かした中小企業支援で差別化を図る。

 立民、共産、公明は議席死守に奔走する。

 立民の岡崎信也は社民から移って初の県議選。連合富山の推薦を受ける。自治労に加え、民間労組にも浸透を図る。子育てや公共交通政策をPRする。

 共産の火爪弘子は豊田を中心に全域で、市議らと街頭活動や集会をこなす。少人数学級の実現など5期の活動を訴える。政権批判票も取り込みたい考えだ。

 トップ得票を続ける公明は現職が引退して新人の前市議、佐藤則寿を擁立。市議20年の実績を訴え、強い組織力を背景に、党支持者への浸透を図る。

 初議席を狙う維新、参政は知名度向上が課題だ。

 維新新人の福島陽介は運送会社勤務時代の同僚らが後援会を結成。教育無償化や中小企業支援を主張する。維新国会議員らと連動して浮動票の獲得を狙う。

 参政新人で飲食店経営の小路晃は魚津市出身。元格闘家の経歴を持つ。街頭活動や企業回りを行い、若者向けにSNSも活用する。食を通じた観光政策を掲げる。

 無所属新人で元参院議員秘書の広野大士は、前回選に続く出馬。新田県政との政策的な距離の近さをアピールする。無所属新人の羽根弘も出馬を予定する。

■富山市第2
 定数3に対して4人が立候補を予定し、自民が3議席独占を狙う。宮本光明は旧八尾町、井上学は旧大沢野町などを中心に支持固めに奔走。中山間地域対策などを掲げる。富山市長・藤井裕久の地盤(旧婦中町)は、元県職員の新人立村好司が引き継ぐ。一方、無所属新人の松永定夫も立候補を予定する。

(敬称略)

立候補予定者
■富山市第1  (定数11=予定15)
 中川忠昭 自現《6》
 五十嵐務 自現《5》
 奥野詠子 自現《3》
 庄司昌弘 自現《1》
 種部恭子 自現《1》
 藤井大輔 自現《1》
 大井陽司 自新
 尾山謙二郎 自新
 岡崎信也 立現《2》
 火爪弘子 共現《5》
 佐藤則寿 公新
 福島陽介 維新
 小路晃 参新
 羽根弘 無新
 広野大士 無新

■富山市第2  (定数3=予定4)
 宮本光明 自現《5》
 井上学 自現《2》
 立村好司 自新
 松永定夫 無新

 ※自=自民、立=立民、共=共産、公=公明、維=維新、参=参政、無=無所属。白抜き数字は当選回数。並びは、〈1〉県議会勢力〈2〉現職、新人〈3〉当選回数〈4〉50音の順。

517OS5:2023/03/29(水) 17:30:26
https://www.yomiuri.co.jp/local/toyama/news/20230327-OYTNT50057/
県議選の構図(2) 高岡、射水、氷見市選挙区
2023/03/27 05:00
選挙・富山
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 立憲民主党や共産党の現職がいる高岡、射水、氷見の3市では自民党が議席独占を狙う。立民や共産は阻止すべく奔走し、いずれも激戦が予想される。

県議選の構図(3) 魚津、黒部、滑川市選挙区
■高岡市

 定数7に対し、推薦を含む自民が7、立民、共産、無所属が各1の10人が立つ。

 各陣営が注視するのが2月に出馬表明した自民推薦で前市議の新人嶋川武秀。漫才師として知名度が高く、2021年市議選ではトップ当選。全域で街頭活動や集会を行い、幅広い層へ浸透を図る。

 自民現職は地元中心に活動する。

 前回トップ当選の山本徹の地元・扇町は嶋川の地元と目と鼻の先。従来の支持者固めに余念がない。渡辺守人も市中心部が地盤だ。県議会議長であることや国政とのパイプをアピールし、地元中心にくまなく回る。

 川島国は票田・福岡地区が地盤。SNS発信や建物改修などの取り組みをアピールする。前回選で最下位当選だった酒井立志は嶋川の出馬に危機感を強める。地元・牧野地区を中心に基礎票を守り抜く作戦だ。

 瀬川侑希は昨年10月から市南部を中心に1万軒以上訪問。若さもアピールし、教育や環境政策を掲げる。針山健史は伏木に加え、二上地区の自治会からも推薦を得た。高校の魅力向上などを訴える。

 一方、自民独占を防ごうと立民の井加田まりの活動は熱気を帯びる。支持母体の労働組合のほか、社民党の支援も得た。医療、子育て支援の充実などを訴える。共産新人の高瀬充子は県議選3回目の挑戦。給食費の無償化などを掲げる。いずれも女性票や非自民票の受け皿を狙う。

 2016年に政務活動費の不正受給問題で議員辞職した無所属元県議の矢後肇の動向も各陣営が注目する。戸出、中田地区中心に支持固めを進める。

■射水市
 現有の自民2、共産1に対し、自民推薦と立民新人がからむ構図だ。

 自民の永森直人は小杉など旧町村部、八嶋浩久は旧新湊市が地盤だ。それぞれの足元で支持固めに動く。自民推薦の新人滝田孝吉は前市議。大門、大島地区を中心に市議時代の実績をアピールする。

 共産の津本二三男は旧町村部が地元だが、市内全域で活動。自民独占を嫌う有権者の受け皿を狙う。労働組合の支持を得る立民新人の沢村理は2回目の県議選挑戦。地元の新湊を中心に労働環境改善を訴える。

■氷見市
 今は立民と自民が議席を分け合うが、立民の牙城を崩そうと自民新人が挑む。

 10選を目指す立民の重鎮・菅沢裕明は、「高齢・多選」の批判をはね返そうと、精力的に全域を回る。日常から市民の困り事の相談に乗るなど、党派を超えた厚い支持や労働組合票が強み。自民が固める各自治会にも食い込み、支持拡大を目指す。地域の雇用や暮らしを守る政策を打ち出す。

 自民現職の藪田栄治は、菅沢と同じ北部が地盤。地域票とともに、保守票も新人と分け合うことになることが課題だ。産業界や漁業界の支援を背景に、農林水産業の振興など現職の実績をアピールする。元市職員で市とのパイプも太く、3候補で最も「即戦力」であることを強調する。

 自民新人の光沢智樹は昨年、防衛省を退職した。現職に比べて知名度不足が課題だ。票田の南部を地盤に街頭活動で顔を売っている。30代という若さを前面に、若年層や子育て世代に支援を充実させると訴える。自衛隊出身の参院議員も応援に駆けつけ、テコ入れを図っている。(敬称略)

立候補予定者
■高岡市  (定数7=予定10)
 山本徹 自現《5》
 渡辺守人 自現《5》
 川島国 自現《2》
 酒井立志 自現《2》
 瀬川侑希 自現《1》
 針山健史 自現《1》
 嶋川武秀 無新〈自〉
 井加田まり 立現《3》
 高瀬充子 共新
 矢後肇 無元《4》

■射水市  (定数3=予定5)
 永森直人 自現《3》
 八嶋浩久 自現《1》
 滝田孝吉 無新〈自〉
 沢村理 立新
 津本二三男 共現《1》

■氷見市  (定数2=予定3)
 藪田栄治 自現《2》
 光沢智樹 自新
 菅沢裕明 立現《9》

 ※自=自民、立=立民、共=共産、無=無所属。白抜き数字は当選回数。四角囲みは推薦政党。並びは、〈1〉県議会勢力〈2〉現職、新人〈3〉当選回数〈4〉50音の順。

518OS5:2023/03/29(水) 17:32:33
https://www.yomiuri.co.jp/local/toyama/news/20230329-OYTNT50036/
県議選の構図(4) 郡部でも選挙戦想定
2023/03/29 05:00
選挙・富山
この記事をスクラップする
 今回の県議選では、郡部でも選挙戦が想定されている。一方、砺波、南砺、小矢部の3選挙区は無投票が見込まれ、このうち砺波と小矢部の両選挙区は無投票になると3回連続となる。

県議選の構図(3) 魚津、黒部、滑川市選挙区
■中新川郡

 過去2回は無投票だったが、今年に入って動きが活発化。自民党現職2人に無所属新人2人が挑む構図だ。

 自民の亀山彰は地盤の立山町や、人口が増えている地域、舟橋村でも支持拡大に走る。知事選を巡って地元が割れたことの影響を懸念する。

 上市町が地盤の山崎宗良は昨秋から県政報告会を20回ほど開催。防災や鳥獣被害対策を訴え、舟橋村でも支持拡大を図る。

 無所属の講神幸彦は18日に出馬を表明。中新川郡の2高校を統合させる構想や、立山町と長野県をつなぐトンネル建設などを政策に掲げる。

 上市町議で無所属の百塚怜は、告示直前の27日に出馬を表明した。周産期医療の充実や障害児への支援を訴えている。

■下新川郡
 自民2人と無所属新人1人がからむ。

 9選を目指す自民現職の鹿熊正一は朝日町が地盤だ。支援者へのあいさつ回りを進める。教育政策や農林水産業の振興を掲げる。

 衆院議員に転身した上田英俊の後任は自民新人の前入善町議、鍋嶋慎一郎が立つ。農業政策の充実を訴えて同町を重点的に回る。

 無所属の大久保光太は前朝日町議。若さを武器に観光交流の促進などを掲げる。入善、朝日両町で無党派層への浸透を目指す。

■無投票か
 砺波市(定数2)、南砺市(定数2)、小矢部市(定数1)の3選挙区は無投票の公算が大きく、いずれも自民現職が立候補予定だ。

 砺波市は米原蕃と瘧師富士夫、南砺市は武田慎一と安達孝彦、小矢部市は筱岡貞郎が出馬を予定している。米原は10選を狙う。

(敬称略、おわり)

立候補予定者
■中新川郡  (定数2=予定4)
 亀山彰 自現《2》
 山崎宗良 自現《2》
 講神幸彦 無新
 百塚怜 無新

■下新川郡  (定数2=予定3)
 鹿熊正一 自現《8》
 鍋嶋慎一郎 自新
 大久保光太 無新

■砺波市  (定数2=予定2)
 米原蕃 自現《9》
 瘧師富士夫 自現《3》

■南砺市  (定数2=予定2)
 武田慎一 自現《4》
 安達孝彦 自現《1》

■小矢部市  (定数1=予定1)
 筱岡貞郎 自現《4》

 ※自=自民、無=無所属。白抜き数字は当選回数。並びは、〈1〉県議会勢力〈2〉現職、新人〈3〉当選回数〈4〉50音の順。

519OS5:2023/03/29(水) 17:53:19
https://www.yomiuri.co.jp/local/ishikawa/news/20230328-OYTNT50188/
白山市長選、吉崎氏出馬意向 元県会議長
2023/03/29 05:00
選挙・石川
 白山市長の山田憲昭氏の急逝に伴う市長選(4月16日告示、23日投開票)に、元自民党県議で元県議会議長の吉崎吉規氏(74)が無所属で立候補する意向を固めたことが28日わかった。読売新聞の取材に「市民の意見に耳を傾けながら、山田市長の実績を引き継いで頑張りたい」と述べた。

白山市長選、説明会に4陣営

 吉崎氏は同市出身。旧松任市議を経て、松任地区を地盤に県議を6期務めた。県議会議長や自民党県連幹事長などを歴任し、2019年の県議選で落選した。現在は認定こども園理事長を務めている。

520OS5:2023/03/30(木) 10:37:19
https://www.chunichi.co.jp/article/662813
攻める維新、迎え撃つ減税 名古屋市議選、共闘白紙の両党
2023年3月30日 05時05分 (3月30日 05時06分更新)


名古屋・栄で演説する減税日本代表の河村たかし名古屋市長=いずれも2月26日
JR名古屋駅前で演説する日本維新の会の吉村洋文共同代表
 統一地方選では、中部地方でも大阪にルーツを持つ日本維新の会の積極的な候補擁立が目立つ。中でも三十一日告示、四月九日投開票の名古屋市議選(定数六八)では、昨年まで蜜月だった河村たかし市長が率いる地域政党「減税日本」と、たもとを分かって激突。党勢拡大を図る維新と、反転攻勢を目指す減税による名古屋の陣に注目が集まっている。(菊谷隆文)
 「名古屋に来ると、いつも隣に河村さんがいたんですが…。お互いに切磋琢磨(せっさたくま)すればいいんです」。市議選の告示まで一カ月余に迫った二月二十六日。JR名古屋駅前に乗り込んだ大阪府知事で維新の共同代表、吉村洋文さんが街宣車の上から聴衆に呼びかけた。
 一時間後、名古屋・栄の交差点に姿を見せたのは河村さんだ。減税の立候補予定者の横でマイクを握り、「名古屋のことはよお、名古屋でやらせてもらいたいわねえ」。吉村さんへの対抗意識をあらわにした。
 十六選挙区で行われる同市議選で今回、維新は九人を擁立。減税は現職、新人、元職合わせて十七人を全選挙区に立て迎え撃つ。
 その減税は、昨年夏までは維新と協力するつもりでいた。議員報酬の削減など「身を切る改革」を掲げる両党。昨年..

521OS5:2023/03/30(木) 10:52:53
https://news.yahoo.co.jp/articles/d7f15c7025903b98a0e32b1a73aa710a08a4508f
森元首相に反旗を翻した現職が引退…合併前の自治体からそれぞれ出馬 保守三つどもえの争いに【石川発】
3/30(木) 7:32配信


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FNNプライムオンライン
FNNプライムオンライン

県議会議員選挙。森元首相のお膝元、能美市を含む定数2の能美市能美郡選挙区。能美市は辰口・寺井・根上の3つの町が18年前に合併してできた市で、現職の善田県議は辰口が地盤。橋本県議は根上が地盤。そして寺井は井出市長の地盤と、政治的に絶妙なバランスが保たれていた。しかし、三つどもえとなった県知事選のあおりを受けてか、2022年11月、根上の橋本県議が引退を表明。すると寺井から亀田豊氏が立候補を表明。その後、根上から中野廣志氏が出馬を表明し、12年ぶりの激しい選挙戦となっている。

【画像】能美市能美郡選挙区の立候補者

保守分裂の争いの影にまたもや「県知事選」
旧3町の絶妙なバランスが崩れたのは2022年3月の県知事選挙がきっかけだった。

根上出身の森元首相が推したのは馳浩前衆院議員。

しかし、現職で根上が地盤の橋本県議は辰口を地盤とする同じく現職の善田県議ともに山田修路前参院議員の支援に回った。

その結果…

橋本崇史県議:
僕は能美市で言うと根上地区が地盤の県議会議員だが、僕だと根上の地域がまとまって選挙をできる状況ではない。そういう状況を感じたので、それなら引退したほうがいいかと思って…。

地元の森元首相に反旗を翻した現職の橋本県議は、引退を余儀なくされたのだ。

現・能美市長の後輩はドラムや歌も巧みにこなす
現職の引退を受け、2022年12月、立候補を表明したのが…

亀田豊氏:
20代、30代といった比較的若い世代の皆様、現在子育てに奮闘中の子育て世代の皆様に、少しでも政治というものに関心をもっていただきたい。そういった思いで出馬を決意させていただきました。

一級建築士の亀田豊氏(47)。地盤はこれまで県議がいなかった寺井地区だ。応援に駆けつけた井出市長はー。

能美市 井出敏朗市長:
私の小学校中学校高校の後輩でもあります。どうか亀田豊を男にしてやってください。私からもお願い申し上げます、一緒に頑張りましょう!

知名度をあげたい亀田氏。

公民館で開かれたライブで、趣味のドラムを披露した。

さらに、よさこいや歌まで…

亀田氏:
よさこい踊るわ、しゃべらんなんわ、ドラムせんなんわ、歌は歌わんなんわ、こんなことになるとは思わなくて。途中で何をやっているか分からなくなったんですけど、とりあえず自分の素の姿を見ていただいて、少しでも”亀田豊”という人間を分かっていただきたいなという一心でステージに立っていました。こういったゆるい空気感で県民の声を吸い上げていく、そういった県議会議員になっていきたいと思います。

独自の路線で若年層への支持拡大を進めている。

522OS5:2023/03/30(木) 10:53:04
森元首相の地元からは能美市議に白羽の矢
橋本県議が引退した根上地区としては、このまま不戦敗というわけにはいかなかった。

自民党根上支部 高塚善衛支部長:
森元総理の築かれたこの支援者の組織をそっくりそのまま後世に伝えていきたいという思いから
、これは絶対根上支部として候補者を立てないといけないという使命感から頑張りました。

白羽の矢が立ったのは能美市議の中野廣志氏(62)だ。

中野廣志能美市議:
決意を決めたのは、地元の声、地元の思いをきちんと地元の方と一緒に県・国に届ける必要があるのではないかなと思い、今回出馬する決意をした次第です。

物流会社で定年まで勤め上げた経験を強みとして、市議としての実績と共に即戦力をアピールする。

中野氏:
金沢港の利活用については、仮に県議会議員になれば私が一番詳しいんじゃないかという自負はあります。金沢港を利用することによって物流コストが下がって地域にとってもメリットがあるんじゃないかなと。

応援に駆けつけたのはこの人だ。

馳知事:
根上が果たしてきた政治的な役割や根上の町民の皆さんの熱い思いをしっかりと井出市長とも協力して、県政で発揮してほしいと。これが”森元総理”からのお言葉です。私もきょうここにまいりました以上は中野さんを全面支援いたします。

中野氏:
はっきり言うと相当プレッシャーですよ。改めて森先生からああいう言葉をいただくと、ものすごいプレッシャーを感じますけども、逆にそれは使命としてやるしかないなと。

中野氏:
おはようございます。

出馬表明から約2カ月。出遅れた分を挽回しようと連日、つじ立ちなど行ない知名度アップを狙っている。

県知事選の影響はもう一人の現職県議にも…
この選挙区で自民党の公認となっているのは、辰口を地盤とする、現職・善田善彦県議。

2023年1月、約300人が集まった県政報告会で3期12年の実績をアピールした。

善田善彦県議:
2020年になりますけれども、石川県で113人目の県議会副議長を務めました。なかなか難しい
時期ではありましたが、みなさんのおかげで仕事を無事に終えることができました。

善田県議が初当選したのは2011年。この時は1万票あまりを獲得しトップ当選を果たした。

善田県議(当選当時):
この地域づくりにはやはり国と県との連携が必要ですから、森元首相と谷本知事(当時)と連携してしっかりと能美市川北町のために働いてまいります。

しかし、今の懸念は…

善田県議:
県知事選挙で私が支援した候補者が当選できなかったことがあったので、そういった意味で影響がないとは言えませんけれども、馳知事とも30年来の付き合いがありまして長いんですね。ですから、なんとか2カ月後、当選さえすればまた関係も改善できると思っています。

しかし…善田県議の後援会事務所開きに馳知事と井出市長の姿はなかった。

こうした中、父の善田晋作元県議が支援者に呼び掛ける。

父 善田晋作元県議:
私から見ればまだまだ未熟だが、どうかみなさんのお力で再度県政の場に送っていただけるとなれば、必ず私は善田県議に仕込んでやっていこうと思いますのでどうかお願いします。多分私の人生最後のお願いだと思いますので…よろしくお願いいたします。

善田県議:
議員というのは10年経たないと1人前じゃないと言われています。これからが働き盛りなので
”ぜん進ある能美”能美市・川北町のさらなる安心安全のために頑張っていきたいと思います。

現職として負けられない戦い。実績を強調し4期目を狙う。

能美市能美郡選挙区としては12年ぶりの選挙戦。旧3町の思惑が透ける激しい戦いとなりそうだ。

(石川テレビ)

石川テレビ

523OS5:2023/03/30(木) 11:54:48
https://news.yahoo.co.jp/articles/72e8e948054fc16ff930f454d30e5874314015b9
県議選で三つ巴の戦いか? 新潟県(燕市・西蒲原郡選挙区)
3/29(水) 19:23配信



31日に告示を迎える新潟県議選で注目される選挙区の一つについてお伝えします。
燕市・西蒲原郡選挙区では、2つの議席を巡り、現職の保守系議員2人と新人1人による三つ巴の戦いが見込まれています。

【桜井甚一さん】
「絶対負けないという思いはあります」

【堀勝重さん】
「これはもうやり切って勝ち切るしかない」

【柴山唯さん】
「自分の身体が持つまで最後まで走り抜いて」

定数2の燕市・西蒲原郡選挙区では、これまでに3人が立候補を表明しています。

そのうち、現職は2人。
自民党県連の幹事長で6期目を目指す桜井甚一さん(70歳)と、去年の補欠選挙で初当選し2期目を目指す無所属の堀勝重さん(61歳)です。
保守同士ながら、票を奪い合う争いとなる見込みです。

去年の補欠選挙で、桜井さんが支部長を務める燕支部が意向を調査した結果、自民党員である堀さんに推薦を出さず、両者の間にしこりが残ったとされています。

集会で5期20年の経験と実績を主張する桜井さんは、園芸の生産拡大による農業振興や交通インフラの充実などを訴えます。応援には細田衆議院議員の姿も。
2期目以降は無投票が続き、選挙戦は16年ぶり。
自ら「ブランクがある」と認めますが、その穴を埋めるのが保守系の燕市議らによるサポートです。

【桜井甚一県議】
「(保守同士の戦いについて)自民党の幹事長の立場ですので、自民党という旗は今回はもう色濃く出させていただきます。絶対勝たなければいけない。だってバッジをつけないと恩返しできないじゃないですか。それに尽きます」

一方の堀さんは、夫婦そろって街頭に立ちます。

【堀勝重県議】
「手を振ってくれる人もいますし、クラクションで応えてくれる人もいますしね。それは元気が出ます」

前回の補欠選挙については…

【堀勝重県議】
「推薦頂けなかったのは本当に残念ですけど、そういった中で踏ん張って何とか補選で当選させて頂いたので…」

元・燕市議の堀さんは、市議2期の中で実現した燕市の医療費助成拡充などの実績を主張。県議として自治体の首長らと連携しながら、人口減少問題などに対応したいと訴えます。
バックアップするのは燕市の企業経営者たち。去年には後援会も発足しました。

【堀勝重県議】
「やり切って結果がどうであれ、悔いのない選挙戦をしていきたいと思っています」

524OS5:2023/03/30(木) 11:54:58
現職の保守系議員2人がしのぎを削る中で、無所属の柴山唯さん(39歳)は若手経営者らと地域課題の意見交換をしていました。

【若手経営者】
「会社の運営の中で感じるのは、人材が確保できない」
「新潟の魅力をもっともっと上げることをね。人口増やしていかないと」

【柴山唯さん】
「議場でガーとやっているだけが本当の政治ではないので。こういう声を聞くことが一番大事じゃないかと」

元・燕市議の柴山さんは、去年5月の県議選補欠選挙で堀さんに僅差で落選。
労働組合の団体連合新潟が推薦し、ものづくり産業の労働組合もバックアップ。
2児の母でもある柴山さんは、若さを押し出し女性活躍の推進や労働環境の整備を訴えます。

【柴山唯さん】
「とにかくまずは柴山唯を知って頂く。見て頂く。街頭に立って自分の訴えを声を大にして叫んでいく。訴えていく」

保守同士の戦いに、新人が割って入る構図の燕市・西蒲原郡選挙区。
それぞれの思いが巡る県議選は、3月31日告示、4月9日が投開票となっています。

新潟放送

525OS5:2023/03/30(木) 19:54:17
https://www.at-s.com/news/article/shizuoka/1203878.html

保守分裂、戦いの行方は? 焼津市/「構図崩れ」現元新混戦 御殿場市・小山町/衆院選遺恨三つどもえ【静岡県議選 注目区 統一地方選㊦】
2023.3.7

 静岡県議会最大会派自民改革会議は川勝平太知事へのけん制を強め、議席の上積みを狙う。ただ、会派の思惑とは裏腹に焼津市選挙区や御殿場市・小山町選挙区は、定数を上回る自民党系出馬予定者が名乗りを上げ、保守分裂選挙の色合いを濃くしている。

静岡県議会
静岡県議会
 前回選で2議席独占が崩れた焼津市選挙区の自民。雪辱を期して昨年11月、同市議(当時)の松島和久氏が立候補を表明した。現職の良知淳行、諸田洋之両氏との三つどもえの争いになるかに見えたが、今年に入り、前回落選した元職塚本大氏が現職時代に所属した自民からでなく、無所属での出馬を決定。現元新4人による混戦模様になった。
 「当初思い描いた構図が崩れてしまった」。自民党幹部は険しい表情だ。固い地盤を誇る諸田氏を崩し、松島氏の「新人効果」で突っ走ろうと算段していた。ところが、県議2期を務めた塚本氏が参戦。良知氏と松島氏の両陣営は危機感を募らせる。「互いに食い合っていては共倒れする。2議席奪還どころではなくなる」(自民幹部)と選挙戦略の練り直しを迫られている。
 各陣営が勝負の鍵とみるのが浮動票の行方だ。同市選挙区は2000年代に入り、非自民候補が1万票台を獲得している。どの陣営も比較的人口の多い地域に狙いを定め、実績や即戦力であることを前面に押し出して浮動票の獲得を目指す。
 4氏とも市内を縦横無尽に回り、既に選挙戦モードだが、有権者の関心はいまひとつだ。2月の市議選の投票率は過去最低を記録した。ある市民は「政策論争が聞きたい」と注文をつける。
 自民が2議席を独占する御殿場市・小山町選挙区は自民系3氏と非自民1人の計4人がしのぎを削る。2021年の衆院選を巡る対立で広がった自民党内の溝が保守分裂選挙に発展した。
 「今まで和田篤夫氏を勝たせたのは私たち。今回は和田票を取りに行く」。高橋靖銘氏の陣営は息巻く。事務所開きには細野豪志衆院議員を支援する有力者が駆け付けた。
 和田氏を支える自民の古参党員と、高橋氏を担ぐ若林洋平参院議員の後援会の若手らは同じ党支部で協力してきた。しかし、21年衆院選で高橋氏らが党公認候補ではなく、当時無所属の細野氏を支援したと古参党員が激しく反発した。一方の若手は、役員人事など党支部運営が和田氏の独善的だと批判した。
 迎え撃つ和田氏の後援会幹部は反目してきた細野氏の動向に警戒しつつ、語気を強める。「勝って自民の正統な議員だと示す」
 勝俣昇氏は両氏の争いとは一線を画す。親戚や細野氏の支援組織を通じて浸透を図り、トップ当選が期待されながら2位だった前回選を上回る得票を狙う。
 勝又英博氏は、県議会会派ふじのくに県民クラブ所属議員でつくる地域政党「新政しずおか」の推薦を受ける。非自民系の受け皿となるか注目される。
 立候補予定者
 ▽焼津市(定数2)
 良知淳行 58 自現③
 諸田洋之 56 無現②
 塚本大 48 無元
 松島和久 63 自新
 ▽御殿場市・小山町(定数2)
 和田篤夫 71 自現③
 勝俣昇  63 自現①
 勝又英博 66 無新
 高橋靖銘 49 無新

526OS5:2023/03/30(木) 19:55:55

https://www.at-s.com/news/article/shizuoka/1202053.html
定数減の沼津市 現職全員出馬で総力戦/単独区新設の長泉町 候補者擁立難航極める【静岡県議選 注目区 統一地方選㊤】
2023.3.3

 31日に告示を控え、県内全34選挙区で繰り広げられる県議選は、出馬予定者の顔触れが固まりつつある。選挙区新設、ベテラン議員引退、保守分裂と、地元事情を抱える注目選挙区を追った。
 選挙区改定で誕生した単独区の長泉町(定数1)、定数1減の沼津市(同3)。擁立が難航した長泉町は、一転して自民と連合系の有力新人の一騎打ちが熱を帯びる。沼津市は現職4人が生き残りを懸けた激戦を繰り広げる。


 「沼津の議席を自民と公明だけにしていいのか」。前回、最後の議席に滑り込んだ曳田卓氏は2月26日に開いた後援会の事務所開きで語気を強めた。国民民主から出馬した前回は、立憲民主の新人との間で票が割れ、420票差にまで迫られた。定数減が固まった昨夏からは自民支持層にもアプローチするなど、なりふり構わない姿勢が際立つ。
 一方の自民、公明の現職も危機感を強める。自民は議長経験のあるベテラン杉山盛雄氏と、前回は推薦だった加藤元章氏の2人を公認した。前回トップ当選の杉山氏も昨夏ごろから本格的にあいさつ回りを開始。「こんなに早く本人が来て驚いた」とある支援者はささやく。杉山氏の動きに呼応するかのように、加藤氏も1月下旬に後援会事務所を設けた。前回は3位での当選。陣営は「油断したら負ける」と気を引き締める。
 堅い支持基盤に支えられる公明の蓮池章平氏も同様だ。山口那津男代表は2月、統一地方選に向けた全国遊説初日の訪問先に沼津市を選んだ。蓮池氏は「7度目の挑戦だが、県議選で代表が来たのは初めて」。議席死守へ党本部からの重圧も受ける。
 立候補を表明していた維新新人の小松広克氏(57)は出馬を断念した。


 「候補者は絶対に立てる」。自民と、ふじのくに県民クラブの支持団体「連合静岡」はともに長泉町選挙区を“生命線”と位置付ける。川勝平太知事に不信任を突きつけることができる県議会の「4分の3」議席の攻防を巡り、同選挙区の結果が鍵になるとみられるが、いずれも候補者の擁立は難航した。
 自民が主導して分区した長泉町は元々、事業所が多く連合の組織力が強い地域だ。自民は昨年から複数の保守系町議に出馬を打診したが、多くが二の足を踏んだ。曲折を経て町議2期目の加藤祐喜氏が出馬の意向を固めたのは、年が明けた1月下旬だった。
 36歳の若さと「長泉生まれ、長泉育ち」が強みとする。ただ、陣営は「相手は組織で攻めてくる」と警戒を忘れない。
 一方の連合。県西部の医師を立てる案が浮上したが落下傘候補に地元が猛反発。そこで急浮上したのが、立憲民主の渡辺周衆院議員の秘書で、町内在住の弟・迅氏(54)だ。
 2021年の衆院選では、周氏が小選挙区で自民勝俣孝明氏に敗れたにもかかわらず、同町は2千票近く上回るなど“渡辺ブランド”は健在。人脈のある迅氏は「連合の最終兵器」(関係者)。連合静岡は週明けにも推薦の最終決定について判断するとみられる。
 (統一地方選取材班)
 立候補予定者
 ▽沼津市(定数3)
 杉山盛雄 64自現⑥
 蓮池章平 69公現⑥
 曳田卓 69立現③
 加藤元章 59自現①
 ▽長泉町(定数1)
 加藤祐喜 36自新

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527OS5:2023/03/30(木) 20:03:19
https://www.shinmai.co.jp/news/article/CNTS2022122800292
現新4人 地元票どう動くか 上伊那郡区(定数2)【4月の長野県議選激戦区・注目区】
2023/01/01 07:52
上伊那郡区(定数2)

【出馬予定】

清水正康 48 無 現(1)

原健児 57 無 現(1)

垣内将邦 40 自 新

瀬戸純 56 共 新

 前回選の3人を上回る現新4人が出馬の意向を表明。それぞれの地元票、各党支持票がどう動くかが見どころだ。

 現職2人はともに政党の公認や推薦を受ける考えはないとしている。昨年5月に死去した自民党県議、垣内基良氏の長男は新人として同党公認の見通し。共産党新人は前回選前まで20年間維持した党議席の奪還を目指す。

          ◆

(注)「出馬予定・検討」は(1)現新(2)当選回数(3)補選を除く当選回数(4)五十音―の順。敬称略。党派は原則として現時点の届け出予定・見込み。丸数字は当選回数(補選を含む)。党派の略称は、自=自民、立=立憲民主、維=日本維新の会、公=公明、共=共産、無=無所属、未=未定

528OS5:2023/03/30(木) 20:04:01
https://www.shinmai.co.jp/news/article/CNTS2022122800287
既に8人予定 激戦必至 松本市・東筑摩郡区(定数7)【4月の長野県議選激戦区・注目区】
2023/01/01 07:50
松本市・東筑摩郡区(定数7)

【出馬予定】

萩原清 71 自 現(8)

清沢英男 72 自 現(5)

両角友成 69 共 現(3)

中川博司 64 無 現(2)

小林あや 46 無 現(1)

青木崇 33 自 新

勝野智行 60 公 新

神谷ゆり 35 維 新

 立候補の意向を示した現新8人に加え、無所属現職の百瀬智之氏(39)も出馬を前向きに検討。既に前回選に並ぶ9人の名が挙がる。新人3人はいずれも政党公認の見込みで、激戦が必至だ。

 自民党は現新3人が出馬を予定。引退する7期目の現職、本郷一彦氏(75)は同党新人を後継指名した。日本維新の会は前回選とは別の新人を擁立。公明党は任期途中に辞職し、衆院議員に転じた中川宏昌氏(52)の議席奪還を目指す。共産党は議席の維持が目標。社民党は党籍のある現職1人が無所属で臨む。

 この他、参政党も候補擁立を検討中だとしている。

          ◆

(注)「出馬予定・検討」は(1)現新(2)当選回数(3)補選を除く当選回数(4)五十音―の順。敬称略。党派は原則として現時点の届け出予定・見込み。丸数字は当選回数(補選を含む)。党派の略称は、自=自民、立=立憲民主、維=日本維新の会、公=公明、共=共産、無=無所属、未=未定

529OS5:2023/03/30(木) 20:04:45
https://www.shinmai.co.jp/news/article/CNTS2022122800286
「政党対決」様相強まる 長野市・上水内郡区(定数11)【4月の長野県議選激戦区・注目区】 
2023/01/01 07:51
長野市・上水内郡区(定数11)

【出馬予定】

服部宏昭 78 自 現(8)

風間辰一 60 自 現(6)

西沢正隆 51 自 現(6)

和田明子 63 共 現(4)

高島陽子 54 無 現(3)

埋橋茂人 70 立 現(2)

山口典久 62 共 現(2)

池田清 68 無 現(1)

加藤康治 50 公 現(1)

望月義寿 54 立 現(1)

勝山秀夫 50 公 新

呉羽咲子 58 維 新

野本靖 50 無 新

山本裕太 27 無 新

 現職10人と新人4人が出馬の意向を表明した。さらに検討中の現職1人がいる他、複数の新人が立候補を模索する。5党が候補擁立を予定し、「政党対決」の様相が強まっている。

 自民党は現職3人が出馬の意向を表明し、5期目の現職、鈴木清氏(74)も前向きに検討する。立憲民主党は党籍がある現職3人全員が出馬の意向を明らかにした。日本維新の会は新人を初めて擁立。公明党はこれまで1人だった候補を現新2人に増やす。共産党は2議席維持が目標だ。

 他に参政党も初の候補擁立を目指すとしている。

          ◆

(注)「出馬予定・検討」は(1)現新(2)当選回数(3)補選を除く当選回数(4)五十音―の順。敬称略。党派は原則として現時点の届け出予定・見込み。丸数字は当選回数(補選を含む)。党派の略称は、自=自民、立=立憲民主、維=日本維新の会、公=公明、共=共産、無=無所属、未=未定

530OS5:2023/03/30(木) 20:05:18
https://www.shinmai.co.jp/news/article/CNTS2022122800293
「保革」20年ぶり 選挙戦の見通し 飯山市・下水内郡区(定数1)【4月の長野県議選激戦区・注目区】
2023/01/01 07:53
飯山市・下水内郡区(定数1)

【出馬予定】

宮本衡司 70 自 現(5)

高山恒夫 67 無 新

 2015年の県議選後に自民党入りした現職と、飯山市職労出身の新人が立候補の意向を表明。「保革対決」による20年ぶりの選挙戦となる見通しだ。

 現職が後援会の組織網の点検と支持拡大を進めているのに対し、新人は昨年12月中旬に市議の任期を終えて急速に組織を広げる。共産党北部地区委員会は新人を支援する可能性について「検討中」としている。

          ◆

(注)「出馬予定・検討」は(1)現新(2)当選回数(3)補選を除く当選回数(4)五十音―の順。敬称略。党派は原則として現時点の届け出予定・見込み。丸数字は当選回数(補選を含む)。党派の略称は、自=自民、立=立憲民主、維=日本維新の会、公=公明、共=共産、無=無所属、未=未定

531OS5:2023/03/30(木) 20:05:51
https://www.shinmai.co.jp/news/article/CNTS2022122800289
連合長野の対応が焦点 飯田市・下伊那郡区(定数4)【4月の長野県議選激戦区・注目区】
2023/01/01 07:55
飯田市・下伊那郡区(定数4)

【出馬予定】

小池清 65 自 現(5)

川上信彦 52 公 現(1)

熊谷美香 56 共 新

早川大地 41 未 新

 前回選で共に連合長野の推薦を受けた4期目の小島康晴氏(66)、1期目の熊谷元尋氏(65)の無所属現職2人が今期限りでの引退を表明。残る現職2人と新人2人が出馬の意向を表明しており、連合長野の対応が当面の焦点となる。

 連合長野飯田地域協議会の林豊議長は「労働者の思いを届ける議員を出したいが、候補者について今は白紙の状態」としている。

          ◆

(注)「出馬予定・検討」は(1)現新(2)当選回数(3)補選を除く当選回数(4)五十音―の順。敬称略。党派は原則として現時点の届け出予定・見込み。丸数字は当選回数(補選を含む)。党派の略称は、自=自民、立=立憲民主、維=日本維新の会、公=公明、共=共産、無=無所属、未=未定

532OS5:2023/03/31(金) 21:24:56
藤曲敬宏

https://news.goo.ne.jp/article/asahi/politics/ASR306HQ6R3ZOXIE02Y.html
「9月に退会」旧統一教会元信者の静岡県議、無投票3選 HPで説明
2023/03/31 20:31朝日新聞

「9月に退会」旧統一教会元信者の静岡県議、無投票3選 HPで説明

静岡県議選熱海市選挙区で無投票で3選を決め、支援者と万歳をする藤曲敬宏氏(左から2人目)=2023年3月31日午後5時15分、静岡県熱海市昭和町

(朝日新聞)

 今回の統一地方選は、「世界平和統一家庭連合(旧統一教会)」の問題がクローズアップされてから初めての大型選挙となる。教団信者や元信者の議員はどう選挙に臨むのか。

 31日に告示された静岡県議選(定数68)では、自民現職の藤曲(ふじまがり)敬宏氏(56)が熱海市選挙区(定数1)に立候補し、無投票で3選した。藤曲氏は取材に、教団信者だったことを認め、「昨年9月に退会した」と話している。

 藤曲氏は2007年に熱海市議に初当選して2期務め、15年に県議に当選した。告示を1週間後に控えた3月24日、自身のホームページを4カ月ぶりに更新し、「個人の信教の自由と政治活動とは一線を引いて一途に政治に取り組んできた」と記載。その上で、「宗教活動の問題点が完全に解決していなかった事実を重く受け止め」として、「党所属の県議という公人の立場を鑑み、党本部の方針に従い、今後教会及び関連団体と一切の関係を持たない」と記した。

 当選を決めた31日夕、集まった支援者に、「ご心配をおかけした。土石流災害からの復興を最優先に取り組む」と話した。

533OS5:2023/03/31(金) 21:36:29
◇新潟市西蒲区選挙区(定数1)
重川隆広 72 県議 無現(3)  →民主系


https://www.niigata-nippo.co.jp/articles/-/196010

[新潟県議選2023・告示]71人が立候補届け出、13選挙区で無投票当選決まる・無投票の当選者一覧
2023/3/31 17:45

 新潟県議会議員選挙(県議選)が3月31日告示され、定数53に対し、71人が立候補を届け出た。全27選挙区のうち、13選挙区は無投票で当選が決まり、14選挙区で選挙戦となった。投票日は4月9日。

 無投票での当選者の顔ぶれは次の通り(年齢は投票日の4月9日現在。敬称略)。

◇新潟市東区選挙区(定数2)
小鍛冶就也 49 福祉施設職員 自新(1)
渡辺和光 57 県議 無現(2)

◇新潟市江南区選挙区(定数1)
佐藤純 53 県議 自現(6)

◇新潟市秋葉区選挙区(定数2)
栗原学 47 前市議 自新(1)
小島晋 56 県議 無現(3)

◇新潟市西蒲区選挙区(定数1)
重川隆広 72 県議 無現(3)

◇新発田市・北蒲選挙区(定数3)
小林誠 47 市議 立新(1)
石井修 75 県議 自現(11)
岩村良一 61 県議 自現(7)

◇三条市選挙区(定数2)
杉井旬 61 県議 無現(2)
河原井拓也 38 県議 自現(2)

◇五泉市・東蒲選挙区(定数2)
小島義徳 63 県議 無現(5)
沢野亮 42 県議秘書 自新(1)

◇柏崎市・刈羽選挙区(定数2)
笠原晴彦 53 前市議 無新(1)
与口善之 64 県議 自現(2)

◇南魚沼市・南魚選挙区(定数2)
樋口秀敏 61 県議 無現(2)
松原良道 71 県議 自現(3)

◇阿賀野市選挙区(定数1)
帆苅謙治 74 県議 自現(9)

◇小千谷市選挙区(定数1)
大矢弘光 51 前市議 自新(1)

◇魚沼市選挙区(定数1)
皆川雄二 55 県議 自現(5)

◇糸魚川市選挙区(定数1)
中村康司 64 県議 自現(3)

氏名、年齢、職業や肩書き。自は自民、立は立憲民主、維は日本維新の会、公は公明、国は国民民主、共は共産、無は無所属。現は現職、元は元職、新は新人。かっこ内の数字は当選回数。選挙区内の順番は届け出順。

534OS5:2023/04/01(土) 23:51:11

7597 :OS5 :2023/04/01(土) 22:57:33
https://www.gifu-np.co.jp/articles/-/214283
「定数1」9割で無投票、新人出馬に高い壁 岐阜県議選、1人区割合全国2番目の高さ
選挙
2023年4月1日 08:05

 31日告示された県議選(定数46)は26選挙区中の17選挙区で無投票当選となった。うち「定数1」の1人区は15選挙区と約9割に上った。1人区が全選挙区に占める割合を見ると、岐阜県は47都道府県議会で2番目に高い。組織力に劣る新人が出馬しづらい制度だとして、無投票増加の一因と指摘する声もある。

 1人区は17選挙区あり、全選挙区に占める割合は65・4%。1人区では最多得票者しか当選できないため、議席に結び付かない「死に票」が多くなり、組織や体制が整っている現職や第1党に有利とされる。この日、1人区で当選が決まった15人の内訳は、自民党公認の現職が14人、自民党籍を持つ無所属現職が1人だった。「新人、特に野党からは手を挙げにくい。選挙にならないと有権者の関心も上がらない」と話すのは野党の県議の一人。「自民が圧倒的優位な岐阜県議会で、自民に有利な選挙区割りを変えるのは難しい」と悔しがる。

 最大会派の県政自民クラブは今回の県議選に向けて議員定数と選挙区割りの見直しを検討する研究会を立ち上げたが、結論は「現状維持」。超党派の調査懇談会では、他会派から1人区をなくす意見が出たが、自民は「地域代表の確保を求める声は存在する」などとして現状維持を貫いた。

 全国都道府県議会議長会の調査などによると、全選挙区に占める1人区の割合が全国で最も高かったのは大阪で67・9%。今回の統一地方選に向け、人口当たりの議員数を全国最少まで減らす「議会改革」のため、選挙区割りを変えずに定数を9減し、1人区は5増えていた。府議会事務局は「死に票など問題点も議論されたが、全国最少値の達成を優先させた結果」と経緯を話した。

 他の上位には、高知や鹿児島など自民が強い地域が目立つ。近県では、愛知県は45・5%で9番目。民主王国というイメージが強い三重は、1人区が1選挙区のみで6・7%と46番目だった。

 一方、沖縄では2016年の県議選から1人区ゼロが続く。県議会事務局は「1人区は多様な民意を県政に反映しにくくなるという点も考慮された」と説明。選挙区割りの見直し論議は続いているが、1人区復活の可能性は「ない」と断言した。

 朝日大の鏡圭佑講師(政治学)は「定数が複数だと第2、第3の勢力も当選圏内に入り込め、多様な民意を政治に反映させる素地がある」と指摘。「かつての衆院中選挙区制で問題視されたように、同じ党の議員同士が同一選挙区内でしのぎを削ることによって特定の業界・団体との癒着が強くなるデメリットもある。バランスが大切」と話した。

535OS5:2023/04/01(土) 23:51:39
https://mainichi.jp/articles/20230401/k00/00m/010/220000c
共産、唯一議席ゼロの愛知県議選に異例の対応 初日から党幹部が応援
政治

速報

地方選挙

愛知
毎日新聞 2023/4/1 19:20(最終更新 4/1 19:20)
 統一地方選で3月31日に告示された41道府県議選のうち、愛知県は改選前の道府県議会で唯一、共産党の議席がなかった。今回の県議選では党幹部が初日から県内入りするなど、議席獲得に向けて異例の対応を見せている。

 「何としても議席を回復させてほしいとの思いで愛知にやってきました」。告示日の31日、同県豊橋市で党公認候補の応援演説に立った小池晃書記局長は声を張り上げ、「県民の声が届かなくなっている」と危機感を強調した。


 共産党は今回、県内55選挙区のうち五つの選挙区に候補者を立てた。議席を失った4年前の前回選では、10選挙区に擁立。「あれこれ立てて力が分散した」(党県幹部)との反省に立って今回は数を絞り、さらに元職を擁立する二つの選挙区を重点区に位置づけた。

 共産は近年、県議選での浮き沈みが激しい。1998年参院選で橋本龍太郎政権の経済失政に批判が集中し自民党が惨敗、共産は結党以来、愛知で初の議席を獲得するなど躍進した。この流れを受け、翌99年の県議選では4議席(改選前2議席)を獲得。しかし、2003、07、11年の各選挙では議席ゼロが続いた。

 14年12月の衆院選では、共産が安倍晋三政権のアベノミクス批判や消費増税反対などを唱え、8議席から21議席に躍進。余勢を駆って15年の県議選でも2議席を奪還したが、19年には再びゼロになった。

 県議会事務局によると、共産が議席ゼロだった19〜22年度の県施策に対する議会の反対討論は3件。共産が議席を持っていた15〜18年度の22件から大幅に減少した。また、紹介議員が必要な請願件数は過去4年は16件だが、15〜18年度は96件。党県幹部は「県議会がオール与党体制の中、もの言う野党も必要だ」とアピールする。

 21年衆院選で愛知県内の共産の比例票は前回選から約2500票、22年参院選の比例票は同約4万3000票それぞれ減らしている。党県幹部は「逆風の中の選挙とみているが、全国唯一の県議空白の汚名を返上したい」と話す。【川瀬慎一朗】

536OS5:2023/04/02(日) 22:08:48
https://news.yahoo.co.jp/articles/0a3fa0b713fdaca0139c547d1a2be62b24421131
白山市長選で自民党の支部 田村教育長推薦
4/2(日) 21:00配信


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テレビ金沢
山田憲昭市長の死去に伴う白山市長選挙で自民党の支部は、市の教育長の田村敏和氏を推薦することを決めた。

自民党白山市連合支部は2日、市議会の候補者選考委員会が擁立した田村敏和教育長を候補とすることを了承し推薦を決めた。

田村氏は現在、66歳。美川中学校の校長などを歴任し、おととし教育長に起用された。

田村氏は2日、「(亡くなった)山田市長とは2年間一緒に市政を運営させていただいて大変勉強にもなった。その市政をしっかり今後発展させていかなくてはいけない」と話した。

田村氏は、3日に教育長を辞任し、4日に出馬会見を行う予定だ。

https://news.yahoo.co.jp/articles/1b90960425eecee6f3f95f666f8bbccc2997b554

4/16告示の石川・白山市長選…自民党が同市の田村教育長を擁立 超党派の市議会の選考委も推薦
4/2(日) 18:45配信

石川テレビ

 山田市長の死去に伴い、4月16日に告示される白山市長選挙に自民党は白山市の田村敏和教育長を擁立することを決めました。

 自民党白山市連合支部は2日午後、役員会を開き、4月16日告示の白山市長選挙に白山市の田村敏和教育長を擁立し推薦することを決めました。

 田村教育長は金沢市出身の66歳。美川中学校や松任中学校の校長を経て2021年、教育長に就任しました。

 一方、党を超えて候補擁立を目指していた市議会の選考委員会でも田村教育長の推薦を決めたということです。

自民党白山市連合支部 作野広昭会長:
「実績と大変実直な方であり、白山市長にふさわしい方だというところに至りまして、異論なく推薦させていただきました」

 田村教育長は3日に辞表を提出し、4日正式に立候補を表明する予定です。

石川テレビ

537OS5:2023/04/03(月) 18:30:07
https://news.yahoo.co.jp/articles/c5254ef256df833ba60ad81e8609a1b5469b282b
〈白山市長選〉元県議会議長・吉﨑氏が出馬表明 「県議経験を市政に」
4/3(月) 16:01配信

北國新聞社
白山市長選出馬を表明した吉﨑氏=3日午前11時、市内のホテル

 16日告示、23日投開票の白山市長選で、元石川県議会議長の吉﨑吉規氏(74)は3日、同市のグランドホテル白山で会見し、「県議の経験を市政に生かし、地域の発展につなげたい」と出馬を正式に表明した。


 吉﨑氏は3月10日に急逝した山田憲昭市長の市政運営を継承していく考えを示した。これまで県議や旧松任市議として政治に関わってきたとし「即戦力になれると考え、市長選に挑戦することにした」と話した。

 吉﨑氏は自民党県連の常任顧問を務めているが、自民白山市連合支部は既に市教育長の田村敏和氏(66)のみを推薦すると決めている。このため自民への支援を求めず、無所属で出馬する考えも示した。

 吉﨑氏は松任農高卒。旧松任市議を経て、1994年3月の県議補選で初当選した。県議を6期務め、2019年の県議選白山市選挙区に出馬して落選した。

 市長選を巡っては、こののほかにも立候補の動きがあり、選挙戦が確実視されている。

538OS5:2023/04/03(月) 20:04:52
https://www.yomiuri.co.jp/local/aichi/news/20230402-OYTNT50076/
統一選激戦区ルポ 2人区4党奪い合う 県議選西区
2023/04/03 05:00
 統一地方選前半の県議選と名古屋市議選は、各候補者が9日の投開票に向けた論戦を繰り広げている。激戦区の現場を追った。(敬称略)


 県議選で、名古屋市内の定数2の選挙区は11。4年前の前回選挙では、そのうち10選挙区で自民党と旧民進党系の候補が議席を分け合った。唯一、旧民進系が議席を落としたのが西区だ。2011年以降、3回連続で苦杯をなめてきた。

 「どうか、どうか、県政に送り込んでください」

 3月31日午前、名鉄中小田井駅前で国民民主党の奥田が熱弁をふるった。大村秀章知事も激励に訪れ、「大激戦になっている。必ず当選させてください」と支持を求めた。

 西区では前回、県議会で国民と会派を組む立憲民主党が候補者を擁立したが、最下位に沈んだ。今回、国民が奥田を立てたことに対し、地元選出の立民議員周辺は「ボタンの掛け違いがあった。表立って応援することは難しいだろう」と明かす。一枚岩とは言えない状況だが、奥田は「協力してくれると信じている」と期待を寄せる。

 西区は減税日本にとっても「負けられない選挙区」(減税幹部)だ。代表を務める河村たかし市長の衆院議員時代の地盤で、名古屋市内の県議選選挙区で唯一、減税が議席を持つ。島袋の出陣式では河村市長が地域政党としての実績を強調し、「名古屋のことは名古屋でやらせてもらわんといかん」と他党をけん制した。

 住民税減税と福祉充実の両立を訴える島袋は、河村市長の選挙手法に倣い、区内を自転車でくまなく回る。ある支援者は「ここ数年で河村さんへの有権者の印象は薄まっている」と懸念するが、島袋は「手応えはある。トップ当選を狙う」と自信をのぞかせる。

 8年前の県議選で初当選を果たした共産党の鷲野は前回、約1000票差で島袋に敗れた。今回は雪辱を期す選挙戦となる。街頭演説では、「暮らしと福祉を守るのは共産党しかない。今度こそ議席を奪還しなければならない」とアピールする。

 愛知県議会は全国の都道府県議会で唯一、共産が議席を持たない。議席回復は至上命令で、西区は「最重点選挙区の一つ」(県委員会幹部)と位置付ける。

 告示日には小池晃・党書記局長も応援に入り、「県議会はオール与党。ダメなものはダメと言える当たり前の議員が必要だ」と呼びかけた。

 自民の田中は、秘書として仕えた熊田裕通衆院議員の地盤を引き継ぎ、2回連続でトップ当選を果たしている。前回は2位に2倍近い票差をつけたが、「少し前まで、内閣支持率の低迷など自民党への逆風を感じた。余裕があるわけではない」。告示初日から終日選挙カーに乗り込み、声をからした。

 SNSの活用にも注力し、議員活動だけでなく、2児を育てる「パパ議員」として育児の様子を積極的に発信。選挙中は若者や中小企業の経営者らをゲストに迎えた対談をライブ配信する予定で、支持層拡大に向けて余念がない。

■県議選・西区(定数2)

島袋朝太郎46 減現《1》
鷲野恵子75 共元《1》
奥田晋一54 国新
田中泰彦42 自現《2》

※届け出順、白抜き数字は当選回数

539OS5:2023/04/03(月) 20:15:33
https://www.asahi.com/articles/ASR4265X3R36OHGB01D.html?iref=pc_snk_local2023_news_list_n
人口多いのに県議定数は少ない…逆転現象は「政治的配慮」と自民県議
有料記事統一地方選挙2023

保坂知晃2023年4月3日 13時00分
 人口が多い選挙区が、少ない選挙区より議員定数が少ない――。そんな「逆転現象」が岐阜県議会で起きている。「人口比例」を原則とする公職選挙法には例外規定があり、県議会がそれを適用し続けて逆転現象を容認しているためだ。是正されないまま、県議選は3月31日に告示された。
逆転現象が起きているのは関市・美濃市(定数3)に対し、多治見市(同2)と可児市(同2)。もう一つは、揖斐郡(同2)に対し羽島市(同1)だ。

 県議会の定数46の配分は、各選挙区の人口を議員1人あたりの人口で割って求める「配当基数」の整数部分が目安となる。

 2020年の国勢調査に基づいた計算によると、関市・美濃市の配当基数は「2・43」(小数点第3位以下は切り捨て)で、多治見市の「2・48」と可児市の「2・73」を下回る。揖斐郡は「1・50」で、羽島市の「1・52」を下回り、現行定数とずれが生じている。

数字で割り切れない政治的な問題
 公選法は、選挙区の定数を人口比が原則と規定するが、「特別の事情があるときは、おおむね人口を基準とし、地域間の均衡を考慮して定めることができる」との例外規定もある。人口比でなくても、直ちに違法にはならない。

540OS5:2023/04/03(月) 23:32:37
白山市
政争の街って感じですね

■2010年市長選 角光雄・前市長の死去に伴う 吉崎吉規県議・山田憲昭県議出馬断念
当 26350 作野広昭 53 無新
  14495 竹内信孝 67 無新
   2738 山本大道 57 無新

■2014年市長選
30,355 票 山田憲昭 新人 自民県議 (吉野谷 鶴来)
23,578 票 作野広昭 現職 元自民県議(松任と美川)

■2015年県議選
白山市 定数4 - 候補9(選管確定)
得票数(得票率) 氏名 年齢 党派(推薦) 新旧 当選回数 代表的肩書
当選 9,979(19.3%) 作野広昭 58 無所属 元 4 (元)白山市長
当選 8,828(17.1%) 車幸弘 46 自民 新 1 運動用品販売業
当選 7,115(13.8%) 横山隆也 50 無所属 新 1 食品製造販売業
当選 6,870(13.3%) 吉崎吉規 66 自民 現 6 県会議長
□ 6,741(13.1%) 米光勲 61 無所属 現 社福法人理事長   県政石川(2014補欠選当選)
□ 4,963(9.6%) 大口英夫 49 自民 現 党県財務局次長
□ 4,180(8.1%) 竹内孝徳 41 無所属 新 工芸会社専務
2,574(5.0%) 八田好弘 68 共産 新 労働組合役員
379(0.7%) 山本大道 61 無所属 新 (元)農政局職員


■2019年県議選
白山市(4) 保守分裂>>7322
当11,774作野広昭 62 自 公 現 県議長 5  旧松任市
当 8,833横山隆也 54 自 公 現 クルミ加工業 2  山麓の旧五村が地盤
当 8,413車幸弘  50 自 公 現 観光団体役員 2  旧鶴来町
当 7,456安実隆直 54 無 自 新 元市議 1  旧松任市
落 7,301吉崎吉規 70 自 公 現 党県幹事長 6  旧松任市 県連幹事長落選
落 3,930大口英夫 53 無 元 救う会会長 1  旧松任市 元自民

541OS5:2023/04/04(火) 20:22:53
https://www.yomiuri.co.jp/local/niigata/feature/CO064636/20230403-OYTAT50071/
政党公認4候補混戦 新潟市中央区(定数3)
2023/04/04 05:00

JR新潟駅や県庁が所在する県の「顔」である新潟市中央区は、国政4党の公認候補が大混戦を繰り広げる。前回選の同区で県内最多票を獲得し、議長を務めていた自民党県議は「政治とカネ」の問題も絡んで引退を表明。同党は新人を擁立した。公明、国民民主両党の現職は県組織代表の有力者で、4年前は惜敗した日本維新の会新人も雪辱を狙う。

若者投票啓発ARポスター アルビ選手が動き出す!?

 「皆さんが豊かに暮らせる道筋を描く。県政に送ってほしい」。自民新人の吉田孝志は先月31日の第一声で、支援者に力強く訴えた。

 2月16日、県会議長の小島隆が政務活動費受給を巡る詐欺容疑で書類送検された。議長を辞し、政界から引退する意思も表明した。

 市議選の同区で当選4回を重ねた吉田は、地元を同じくする小島と「2人のたかし」として連携してきた。事実上、議席継承を託された格好だが、第一声の5分間の演説で、小島に言及しなかった。「順風の選挙ではない。怖さはある」。吉田はこう打ち明けた。



 強い切迫感を漂わせるのは、公明現職の市村浩二だ。前回選では、無所属だった井上基之にわずか1245票差で競り勝ち、3位に滑り込んだ。党県本部代表の市村が議席を失えば一大事とあって、「党では統一地方選の最重点区との位置づけ」(陣営幹部)という。

 今回は井上が維新公認となった。4年前の当選以来、地元のインフラ(社会基盤)整備などに力を尽くした市村だが、本人は「現状は4番手だと思う」。先月31日の第一声では「どうか、どうか、どうか絶大なるご支援を」と厳しい表情で聴衆に呼びかけた。



 井上は区内の商業施設で同日、「政治とカネの問題などで『政治家には期待できない』と感じるのではないか」と歯切れ良く演説。同党が掲げる「身を切る改革」の重要性を説いた。

 前回選では政党公認3候補を相手に善戦したものの、議席獲得には至らず。「旧来の政治の打破を志す基本姿勢が一致する」という維新の公認を得て再出発した。

 ただ、無党派層が鍵を握る都市部で、政党公認候補への転身がどう影響するかは不透明だ。「手応えは前回以上にある」と言う井上は、区内を丹念に回り、更なる浸透を目指す。



 国民民主現職で党県連代表の上杉知之は党唯一の議席死守が目標。上杉は第一声で、「現実的な議論を誠実に重ね、信頼される議会をつくる」と強調した。

 幅広い労働団体から支援を受ける。同区が地盤の立憲民主党の衆院議員・西村智奈美との連携は民進党分裂後も崩れず、西村は先月27日の集会、31日の第一声で上杉の応援に駆けつけた。

 県議選では過去3回の当選ごとに千単位で得票を伸ばしてきたが、本人は「選挙結果は4年間の成績表。まずは前回の1万5800票を守る」と引き締めを図る。(敬称略)

(中川慎之介)

 上杉知之 54 国現《3》
 井上基之 43 維新
 市村浩二 62 公現《1》
 吉田孝志 60 自新

 (届け出順。白抜き数字は当選回数。年齢は投票日現在)

542OS5:2023/04/04(火) 20:32:53
https://www.niigata-nippo.co.jp/articles/-/197926
連載[2023新潟県議選・追跡激戦区]<上>長岡市・三島は現元新の8人が乱戦、新潟市中央区は議会の信頼回復訴え
2023/4/3 16:20
(最終更新: 2023/4/4 10:50)
 4月9日の投開票まで1週間を切った新潟県議選は、選挙戦に入っている14選挙区で計50人の候補者が論戦を繰り広げている。主要政党の公認候補らがしのぎを削っている定数2以上の複数人区があり、現職と新人がつばぜり合いを演じている1人区もある。中盤戦を迎えた14選挙区のうち、主な激戦区の情勢を追った。(候補者は敬称略。届け出順)(3回続きの1)

◆長岡市・三島選◇長岡市・三島選挙区(定数6)
遠藤玲子 68 県議 共現(1)
高見美加 55 県議 自現(1)
荒木法子 41 前市議 自新
柄沢正三 68 県議 自現(7)
諏佐武史 32 前市議 無新
安沢峰子 54 県議 公現(2)
佐藤伸広 56 衆院議員秘書 立元(1)
深見太朗 46 前市議 自新

 主要政党が候補者を擁立した長岡市・三島選挙区(定数6)は現職4人、元職1人、新人3人が出馬し、定数を2超える乱戦となっている。

 共産現職の遠藤は中之島や寺泊といった支所地域から中心市街地まで1日10カ所以上で演説し、「原発再稼働には反対。県民投票で決めるべきだ」と主張。県が進める医療再編にも異議を唱え、現場の声を届けたいとする。夜は個人演説会を開き、浸透を目指す。

 自民現職の高見は、まず地元の栃尾地域を徹底的に回り、栃尾の議席を守ると強調。支持者の多い中之島地域のほか、長岡の市街地にも活動範囲を広げている。市中心部の演説では「人口減少対策として、しっかりした経済政策を打つ」と声を張り上げた。

 自民新人の荒木は中心市街地を中心に演説や集会を重ね「医療・福祉、子育て支援の充実を進める」と訴える。街頭に立ち、自らビラを配って支持を呼びかける「空中戦」も展開。引き続き市中心部を最重視し、子育て世代ら若年層の票の掘り起こしに注力する。

 旧三島郡を地盤とする自民現職の柄沢は街頭演説で政策力や知事との近さをアピール。「長岡を防災産業の集積地にする」と経済の活性化を力説する。中心市街地や中之島地域のスーパーに支持者を集め、引き締めを図り、終盤は越路地域などに重点を置く。

 「柏崎刈羽原発の再稼働はさせない」と主張する無所属新人の諏佐は市内をくまなく回り、住宅地では時折、選挙カーから降りて有権者と握手してアピール。一方、推薦する社民は引退する長部登氏の支持者らを回る「地上戦」で地盤固めを図っている。

 公明現職の安沢は東京から党幹部も駆け付け、組織戦を展開。「若者が戻ってきたいと思える新潟にしたい」とし、子育て支援の充実を強調。物価高対策でプロパンガス助成も掲げる。地元の小国をはじめ序盤は支所地域を中心に、後半は市街地を重点的に回る。

 立憲民主元職の佐藤は中心市街地や地元の川口地域のほか、栃尾、中之島地域などで街頭に立ち、「原発再稼働は県民投票で決めるべきだ」と唱えた。老朽化したインフラの整備も提起。街頭演説を重ねており、後半は浮動票が多い旧長岡市での活動を増やす。

 自民新人の深見は旧長岡市地域を重点的に回り、「長岡をよくするには都市インフラの整備を進めなければいけない」と訴える。選挙戦後半も旧市部での活動に力を注ぐ考え。夜は連日、支援する市議らとともに個人演説会に臨み、票の掘り起こしを狙う。

543OS5:2023/04/04(火) 20:33:14

◆新潟市中央区選挙区
◇新潟市中央区選挙区(定数3)
上杉知之 54 県議 国現(3)
井上基之 43 福祉施設経営 維新
市村浩二 62 県議 公現(1)
吉田孝志 60 前市議 自新

 主要各党から現職、新人各2人が立候補した新潟市中央区選挙区(定数3)。同区選出の自民現職が政務活動費を巡る詐欺の疑いで書類送検され、議長を辞任し引退。議会の信頼回復に向け、候補が議会改革や県議の役割を訴え無党派層の取り込みに力を入れる。

 国民民主現職の上杉は、出身の新潟交通労組が選挙実務の中心を担う。共に連合から支援を受ける立憲民主と連携し、反保守票を固める。前回は1万5千票以上獲得し2位だったが、今回は知名度がある自民新人に無党派の票が流れると予想。選挙カーで地域をくまなく回り、特に若い世代の新規開拓を図っている。現職県議の書類送検で、有権者の議会への視線は厳しくなっていることから「信頼される議会づくりが第一。県民に開かれた県政を目指していく」と訴える。

 日本維新の会新人の井上は前回惜敗し、再挑戦。前回は無所属で出馬して1万を超える票を獲得しており、今回維新公認となったことがどう影響するかが鍵となる。党が掲げる「身を切る改革」を前面に、議員報酬や議員定数の削減を訴える。「政治とカネの問題ばかりでは政治に期待ができない。議員自身の在り方をただす」と主張。党公認となったが、実働部隊は前回と同様に同級生ら地縁の関係者が支える。着物姿で街頭に立ち、文化振興もアピールしている。

 旧新潟市時代の1967年以来、党候補が守ってきた伝統の議席死守を目指す公明現職の市村は、県議としての1期4年の実績を強調する。「新型コロナウイルス対応などに取り組んだ。地域の声を聞きしっかりと県政に届ける」と力を込める。前回最後の議席を争った維新新人を警戒し、無党派層への浸透が勝敗を分けるとみる。党にとって落とせない「最重点区」で、支持母体の創価学会の組織力をフル稼働。山口那津男代表も来援し街頭で支持拡大を呼びかける予定。

 自民新人の吉田は建設業、医療など幅広い団体から支援を取り付け、分厚い陣立て。義父の吉田六左エ門元衆院議員も出陣式に参加した。一方で自民現職が書類送検されたことから、陣営は自民への風当たりの強さも肌で感じているという。各地区での集会を重ね、支持固めに余念がない。市議4期の経験をPRし、選挙戦でも同日選となる新潟市議選候補と連動。「県議会と市議会をつなぎ、県と市をつなぐことで未来をつくる役割を果たしたい」と強調する。

候補者一覧表にある氏名の横の数字は投票日(9日)現在の年齢。自は自民、立は立憲民主、維は日本維新の会、公は公明、国は国民民主、共は共産、無は無所属。現は現職、元は元職、新は新人。かっこ内の数字は当選回数。敬称略。挙区

544OS5:2023/04/04(火) 20:33:33
https://www.niigata-nippo.co.jp/articles/-/198315
連載[2023新潟県議選・追跡激戦区]<中>上越市は自民と野党系が舌戦、新潟市西区は与野党分裂で混戦に
2023/4/4 12:00
(最終更新: 2023/4/4 17:00)
 4月9日の投開票まで1週間を切った新潟県議選は、選挙戦に入っている14選挙区で計50人の候補者が論戦を繰り広げている。主要政党の公認候補らがしのぎを削っている定数2以上の複数人区があり、現職と新人がつばぜり合いを演じている1人区もある。中盤戦を迎えた14選挙区のうち、主な激戦区の情勢を追った。(候補者は敬称略。届け出順)(3回続きの2)

◆上越市選挙区
◇上越市選挙区(定数5)
桜庭節子 65 県議 自現(1)
牧田正樹 58 前市議 無新
楡井辰雄 71 県議 自現(4)
斎京四郎 57 県議 自現(2)
土田竜吾 34 衆院議員秘書 無新
馬場秀幸 59 弁護士 無新

 上越市選挙区(定数5)は自民現職3人と、野党系の無所属新人3人が立候補した。次期衆院選を視野に地元選出の与野党国会議員も応援に入って連日舌戦を展開、与野党対決が過熱している。

 自民現職の桜庭は、唯一の女性候補である点を繰り返し強調し、無党派層や女性票の掘り起こしに躍起だ。中山間地をきめ細かく回り、支持拡大を図っている。上越市を地盤とする自民県連会長の高鳥修一衆院議員と街頭で並び、「国政につながる県政の代表として私を選んでいただきたい」とアピールする。

 無所属新人の牧田は、社民現職の後継候補を強調し、革新票の取り込みを目指す。出身の自治労など官公労組の組合員やOBらが市外からも応援に訪れ、組合票固めに注力する。市内の病院で看護師が不足しているとし「安心して医療を受けられる体制をつくるため職員の処遇改善を図る」と訴える。

 5選を目指す自民現職の楡井は、旧柿崎町の町長経験も含めたキャリアを武器に、実績をアピールする。県議会議長として、前回に続くトップ当選に向けて、陣営を引き締める。街頭で農業振興のほか、「燃料の高騰で、みなさんが大変苦しんでいる」と、自然エネルギーの推進について熱弁を振るう。

 自民現職の斎京は、地盤である直江津地区の町内会長や市議らがフル稼働している。大票田の高田地区からの得票も見込む。各地で連日個人演説会を開催し、支持固めを進める。「技能や知識を学び直すリカレント教育の仕組みをつくる」と強調し、地域と企業が連携した人材育成支援の必要性を説く。

 無所属新人の土田は、地元選出の立憲民主・梅谷守衆院議員の秘書。梅谷氏が街頭で並んで支援を呼びかけ、党支持層への浸透を図る。連合新潟も民間系労組を中心に運動を進める。「若い世代に上越に帰ってきてもらうため、当事者世代の声を県政に届ける」と、選挙区内最年少候補として若者支援を訴える。

 無所属新人で共産系の馬場は、弁護士としての人脈を駆使し、自営業者らにも浸透を図り、幅広い支持獲得に動く。「東京電力福島第1原発事故の悲劇を繰り返してはならない」と、東電柏崎刈羽原発の再稼働に反対する。陣営は自民と世界平和統一家庭連合(旧統一教会)との関係も追及している。

545OS5:2023/04/04(火) 20:33:44
◆新潟市西区選挙区
◇新潟市西区選挙区(定数3)
野口よそ美 68 介護福祉士 維新
高橋 直揮 52 県議 自現(3)
大渕  健 50 県議 立現(5)
田村 要介 54 前市議 自新
平 あや子 43 前市議 共新

 新潟市西区選挙区(定数3)では、2議席を狙う自民に対し、野党も3人がひしめき合う。国政与野党の候補が互いに重なる支持層を奪い合う構図で、混戦模様となっている。

 日本維新の会新人の野口は、補選を含めて5度目の挑戦。維新公認での出馬は初めてで、党本部から国会議員が応援に駆けつける。維新の基本政策である議員報酬削減などの「身を切る改革」を唱え、「新潟で実現するため諦めるわけにはいかない」と訴える。

 街頭では介護福祉士としての経験から、「高齢者が増える中、介護職の人材不足が大きな問題だ」として、処遇改善を主張する。

 自民現職の高橋は、区内を細かく選挙カーで回る。物価や燃料高騰で冷え込んだ経済を立て直すため「対応できる需要を生み出す」と、知事とのパイプを生かした実行力を強調する。

 新潟市議や自民の国会議員と連携。組織力で保守票を固めつつ、積極的に街頭に立って無党派層への浸透も図る。今回は自民公認が2人おり、保守票の分裂は「覚悟している」とした上でトップ当選を狙う。

 6選を目指す立憲民主現職の大渕は、地元の支持者や労働組合OBらによる後援組織が実務を担う。連合新潟から推薦を受け、国民民主系労組を含めた組合票を固める。立民の国会議員と街頭演説し、国政との連携もアピールする。

 街頭では「安心と希望をつくる県政」の実現を掲げる。物価高や水害への対策、市の救急医療の整備を訴え、生活者に寄り添う姿勢を強調する。

 自民新人の田村は、市議時代からの後援会が支える。引退する保守系ベテラン現職の後援会から支援を受け、現職が地盤とする黒埼地区を足がかりに区全域での知名度向上を目指す。

 新潟市議や国会議員と連動した個人演説会を開くなど組織戦を展開し、経済対策や街づくりを訴える。「保守系の2議席確保」に向け「簡単ではないが訴えを伝えていく」と、保守層への浸透に注力する。

 共産新人の平は原発再稼働や防衛費増大を進める政権批判を前面に打ち出す。原発問題や少子化対策を巡り、花角県政にも厳しい姿勢を見せ、「市民と野党の共闘を誠実に前に進めるのは私一人だ」と、野党支持層の結集を目指す。

 共闘を印象づけるため、支援を受ける野党系の現職市議らと合同で街頭演説を行った。無党派層にアピールするため、住宅地にも精力的に入っている。

候補者一覧表にある氏名の横の数字は投票日(9日)現在の年齢。自は自民、立は立憲民主、維は日本維新の会、公は公明、国は国民民主、共は共産、無は無所属。現は現職、元は元職、新は新人。かっこ内の数字は当選回数。敬称略。

546OS5:2023/04/04(火) 20:34:30
https://www.niigata-nippo.co.jp/articles/-/198465
[新潟県議選2023]長岡市・三島選挙区序盤情勢 勢力争いや世代交代も焦点に
2023/4/4 17:10
(最終更新: 2023/4/4 17:16)
県議選8候補者が並ぶ長岡市・三島選挙区のポスター掲示板=長岡市千歳1

 定数6に8人がしのぎを削る新潟県議選長岡市・三島選挙区。現職4人、元職1人、新人3人が出馬し、東京電力柏崎刈羽原発の再稼働問題や人口減少対策、子育て支援の充実などで舌戦を展開している。ベテラン県議2人が引退する中、主要政党の勢力争いや世代交代の行方も焦点だ。

 党派別では自民が4人、公明、立憲民主、共産、無所属(社民推薦)が各1人。8人中、女性候補者が半数の4人を占める。年代別では30代が1人、40代が2人、50代が3人、60代が2人。新人3人はいずれも市議からの挑戦だ。

 12期務め、元自民の無所属・星野伊佐夫氏と5期の社民・長部登氏が引退。前回2019年選で2人が獲得した約3万1千票がどう動くかが焦点となりそうだ。

 現選挙区となった07年以降、自民は4回連続で3議席を確保してきた。今回は新人2人を含む4人を擁立。議席の上積みを図れるかが注目される。前回2位だった公明は組織戦を展開する。

 一方、野党系は原発再稼働問題などで対立軸を打ち出す。前回選で最下位当選だった共産は議席の死守、立民は奪還を期している。(敬称略。届け出順、青枠=現職、グレー枠=元職、赤枠=新人)

◆遠藤玲子 68 共産・現(1)
 前回、最下位当選で滑り込んだ共産現職の遠藤は、危機感を持って選挙戦に臨んでいる。

 津南町出身。看護の専門学校を卒業し、長岡赤十字病院に40年間勤務した。看護部長や副院長を務めた後、2019年、「県議会には医療の専門家が必要だ」として県議を目指した。

 肌身で感じてきた医療、介護の問題を有権者に伝える。県が進める公立病院の統廃合に異を唱え、「救急医療を一つの病院に集めることにはリスクがある」と主張。医師不足の解消に向け「指導医の確保を」などと訴えている。原発再稼働の反対にも力を入れる。

 長岡市医師連盟などの推薦を受け、共産党組織、統一地方選後半戦に立つ市議とも連携し浸透を図る。

◆高見美加 55 自民・現(1)
 「栃尾から県議の灯を消さない」を合言葉に初当選して4年。再選を期す自民現職の高見は「中山間地域と都市部の格差解消」の訴えに力を入れる。地盤の栃尾を中心に、長岡の市街地への浸透も図る。

 1994年、27歳の時に理容師から栃尾市議選へ出馬し当選。当時、県内現職女性市議の最年少として注目を集めた。

 市議、県議と経験を重ねる中で、中山間地域が取り残されていると感じている。「命を守る道路の整備や農業振興で、政治が期待される部分はまだ大きい」と訴える。

 前回選では自身を含め過去最多の女性6人が当選した。女性活躍に向け「結婚や出産によるキャリアの断絶をどう防ぐかなどの具体策が足りていない」と訴える。

◆荒木法子 41 自民・新
 自民新人の荒木は、子宮頸(けい)がんを患った経験から、がんの早期発見の仕組みづくりと社会復帰の支援を訴える。県民所得向上につなげる産業振興も強調。同世代の友人や母の松川キヌヨ元県議の代からの支持者を基盤に、議席獲得を目指している。

 旧長岡市出身。雑誌「Komachi」編集者を経て、16年から長岡市議を2期務めた。19年の市議選では史上最多の5933票でトップ当選した。「市民の相談や要望を年に約230件は聞き、市政に届けてきた」

 2児の母であり、候補者の中で唯一、子育て現役中もアピールする。集会には子どもを連れた参加者の姿が目立つ。子育て世代や女性票、若年層の掘り起こしを狙う。

◆柄沢正三 68 自民・現(7)
 前回トップ当選の自民県連副会長で、自民現職の柄沢は7期28年の実績を強調し、花角英世知事が掲げる「防災産業」の創設や雇用創出、インフラ整備を訴える。「得票数は地域での評価の証し」として市内全域を精力的に回る。

 旧和島村出身。建設会社や同村役場、元衆院議員の故・桜井新氏の秘書を経て、「人の痛み、苦しみが分かる政治を目指す」と1995年、40歳で県議選に挑み初当選。期数を重ね、県議会議長や自民県連の要職を歴任している。

 旧市町村ごとに置く後援会を支持拡大の核とし、昨年秋から毎日のように集会を開いてきた。企業回りも重ね、基盤固めに奔走。引退するベテラン星野伊佐夫氏が地盤としたエリアにも攻勢を強める。

547OS5:2023/04/04(火) 20:34:41
◆諏佐武史 32 無所属・新
 「公正、公平な政治、行政の実現を訴えてきた」。社民推薦の無所属新人、諏佐は演説のたびに繰り返す。2019年に発覚した長岡市発注工事を巡る官製談合事件に関し、市議として市の責任を追及してきたことを強調する。

 大学在学中に衆院議員秘書になり、「有権者の声を聞きながら一つずつ問題を解決していく面白さに目覚めた」と故郷に戻り、政治家になることを決めた。菊田真紀子衆院議員(旧新潟4区)の秘書を務めた後、19年に地元・長岡市で市議に初当選した。

 引退した社民党のベテラン長部登氏に評価され、後継者の位置付けとなっている。告示日の演説には「脱原発」「平和」といった言葉が入り、革新系への浸透も狙っている。

◆安沢峰子 54 公明・現(2)
 公明現職の安沢は「子どもが病気の時に親が休むのを遠慮することがある」などと子育て経験を踏まえ、支援制度の充実を掲げる。

 家庭でも職場でも全力を発揮できる環境づくりが重要だとし、「社会全体で子どもを育てる意識を持つことが必要だ」と主張する。県議を2期務め、子育て支援を拡充させる県条例の策定を提案し、県予算に検討費が盛り込まれたことを成果に挙げている。

 旧小国町出身。北陸農政局での勤務経験も生かし、県産米の消費拡大をアピールする。政策チラシには米粉を使った料理のレシピも入れるこだわりようだ。

 党の組織を挙げ、てこ入れを図り、石井啓一幹事長も来援して票の上積みを目指す。

◆佐藤伸広 56 立民・元(1)
 「なれ合いが進み、活気を失っている県政に喝を入れたい」。立民元職の佐藤は街頭で声を張り上げる。柏崎刈羽原発を巡る県の「三つの検証」に実効性を持たせる重要性、橋や道路の老朽化対策を含むインフラ整備を訴える。

 旧川口町出身。実家は畳店で、叔母の大渕絹子元参院議員の選挙を手伝ってから政治の世界に身を置くようになった。長岡市議を2期5年、県議1期を務めたが、前回は所属政党の分裂などで支援体制が整わず、涙をのんだ。

 立民、国民系労組でつくる「民主ながおか」の支援を受けて臨む。立民の枝野幸男前代表を迎えた告示前の総決起大会では、「絶対にこの試練を乗り越える」とボルテージを上げ、議席奪還を誓った。

◆深見太朗 46 自民・新
 「長岡を拠点化するにはインフラの充実が欠かせない」。旧長岡市出身の自民新人、深見は、防災面を含めた交通網や河川整備の重要性を訴える。

 中越高校野球部出身。街頭演説では弁士が「元甲子園球児で根性がある」と盛り上げる場面も。実家の建設会社では現場に立ち、15年に市議に転身した。2期を務め、次世代をリードしたいと県会挑戦を決めた。

 2月末に市内のホテルで開いた総決起大会には約400人を集め、国会議員や長岡市議らが応援に駆けつけた。引退する星野伊佐夫氏も姿を見せて激励した。星野氏の支持者を含め、建設業を中心に企業回りを重ねる。「頑張っている企業がもうけを出し、賃金を上げなければ未来はない」と強調する。

氏名の横の数字は投票日(4月9日)現在の年齢。現は現職、元は元職、新は新人。かっこ内の数字は当選回数。

548OS5:2023/04/04(火) 20:38:16
岐阜
https://www.chunichi.co.jp/article/664861?rct=gif_tou23
<注目区を歩く 県議選> (1)同じ顔触れ、多様な戦略
2023年4月2日 05時05分 (4月3日 11時15分更新)
選挙事務所に集まった有権者らと県政について話し合う候補(手前)=関市内で
選挙事務所に集まった有権者らと県政について話し合う候補(手前)=関市内で


 県議選は九選挙区で論戦が始まった。九日の投開票日まで、候補者は何を訴え、どんな戦略で票固めを進めるのか。担当記者たちが注目を集める五つの選挙区を歩き、選挙戦の模様を伝える。
 告示から一夜明けた土曜日、関市文化会館前。午前八時を知らせる「歓喜の歌」が響き渡る中、「おはようございます」と声を上げたのは、美濃市が地盤の佐藤武彦=自民現職=だった。
 二〇一九年に「強制合区」で生まれた関市・美濃市選挙区。同じ顔触れの現元四人が三議席を争う。
 告示日は美濃市全域をくまなく回った佐藤は一日、関市に的を絞った。有権者数一万六千人強の美濃市に対し、関市は約七万一千人の大票田。美濃市では前回、他候補を圧倒する85%もの得票を占めたが、「関を取らないと勝てない」。関市民に「誰よりも経済や産業に詳しい。経営者の視点で働きかける」と訴えた。
 午前十時。自民現職の尾藤義昭は関市富野ふれあいセンターで支持者と握手を交わした。一日は同市の津保川流域で遊説を進めた。一八年七月の豪雨で浸水など甚大な被害が出た地区。尾藤は災害復旧の国費を獲得した実績などを強調し、支持を呼びかけた。
 県議会議長や関市長を歴任し、当選七回を誇るベテランも「今までで一番厳しい選挙だ」と引き締めを図る。地域の実情に合わせて演説内容を変える尾藤は「地に足を着けて、確実に声を届ける」と締めくくると、美濃市へと繰り出した。
 前回百六十九票差で苦杯をなめた無所属元職の酒向薫。「この四年で何も変わっていない。県民の声が届いていない」と自民を離れ、決死の覚悟で勝負に出た。組織的な自民現職の二人とは対照的に、草の根で支持拡大を狙う。
 一日は関市中心部をくまなく回った。午前十時半ごろ、イベントが開かれている中濃公設地方卸売市場(関市若草通)へ。若者や子ども連れが多い会場で「若い人が住みたいまちにしなければ」と熱弁を振るった。舞台上でサンバまで踊り、注目を集めた。
 午後二時前、無所属現職の林幸広の姿は事務所にあった。支持者らとの座談会。「おまはんのところはどうや」などと、雑談に花を咲かせていた。連日昼と夜に開いており、「距離の近い候補者」をアピール。街頭演説や個人演説会に注力する三人とは違った戦略で浸透を図る。
 「人を無理やり集める時代ではない」と林。動員をやめ、住民との対話に力を入れる。「住民の迷惑になる」(陣営幹部)と朝晩の選挙カーの連呼時間も短縮した。
 関市と美濃市で各候補の得票率に大きく差が出た合区後初の前回選挙。今回、四年前ほどの盛り上がりがない中、票が読めない選挙戦に直面している。
 四人のうち、一人だけが落ちる戦い。各陣営は口をそろえる。「投票箱が開くまで、どうなるか分からない」 =敬称略
(統一地方選取材班)
 ◇関市・美濃市(三…4)
 酒向薫 66 無元<3> 
 佐藤武彦 65 自現<5>  公
 林幸広 70 無現<4> 
 尾藤義昭 77 自現<7>  公
 (上から届け出順)

549OS5:2023/04/04(火) 20:38:34
https://www.chunichi.co.jp/article/665306?rct=gif_tou23
<注目区を歩く 県議選> (2)岐阜市 定数9に11人、新勢力参戦 
2023年4月3日 05時05分 (4月3日 11時16分更新)
飲食店などが建ち並ぶ通りで有権者に支持を訴える候補者=岐阜市で
飲食店などが建ち並ぶ通りで有権者に支持を訴える候補者=岐阜市で


 告示後初の日曜日となった二日、維新新人の関谷雅彦は朝から事務所で住宅地図を見つめていた。すでに選挙カーを走らせた地域をチェックし、この日の重点地域に選んだのは市北部エリア。「できるだけこまめに回って、浸透を図りたい」。そう言うと、黄緑色のパーカを羽織り、午前八時すぎに車の助手席に乗り込んだ。
 告示日の三月三十一日。党として岐阜市選挙区の初の公認候補となった関谷は、出陣式で気勢を上げた。
 「岐阜の地に維新の旗を立てたい」
 県内最大の定数九。そこに主要各党と無所属の現職九人に、無所属新人の梅村慎一、関谷を加えた計十一人が並び立つ。これまでは既存の主要政党が議席を争っていた。だが、今回の統一地方選で地方での足場づくりを目指す維新の参戦で、様相が一変した。
 県内初の議席獲得を目指し、昨年九月には県総支部を立ち上げた。二〇二一年の衆院選比例東海ブロック、二二年の参院選比例代表では、いずれも岐阜市で一万七千票余りを獲得。県総支部幹事長の山田良司は「潜在的に維新に対する期待値がある。そこをがっちり抑えながら戦っていきたい」と鼻息は荒い。
 ただ、維新という「看板」に比べ、関谷の知名度は低い。告示日まで表立った活動はなく、「出遅れているところも確かにある」と山田も認める。維新が主張する議員定数や報酬の削減などの「身を切る改革」を県内でも訴え、支持政党のない人たちへの浸透を目指す。
 維新参戦がどんな変化をもたらすか。各党も「票が読めない」と注視する。
 立民は現有一議席の死守が至上命令。唯一の候補者である現職の渡辺嘉山は「こんなやつらに野党をやらせておけないと思った有権者が立民から維新に入れる可能性はある」と危機感をあらわにする。
 一九年の前回県議選では一万三千を超える票を集めて二位で当選したが、「今回は危ないと思っている。維新が一万票とったらまずい」。二一年の衆院選の公認候補者だった今井瑠々(るる)が自民推薦で県議選多治見市選挙区に出馬したことなどを受け、渡辺は三月に県連代表を辞任。県内選出の国会議員も不在が続き、逆風にさらされている。
 現職四人の当選を目指す自民はそれぞれが強固な地盤を持つ。維新は同じ保守政党だが、関係者は「国と地方は違う。維新に食われることはない」と影響は限定的とみる。
 それでも、隙は見せない。九期目の当選を目指す玉田和浩は告示日の第一声で「選挙は『大丈夫』と言われるが、何期だろうとこれがスタート」と強調。二日の街頭演説で応援弁士を務めた岐阜市議も「ベテランでも安泰ではない。本当に厳しい選挙を戦っている」と引き締めた。
 現職二人が立候補した公明は警戒心を強め、告示前から国会議員が岐阜入り。一日には、党副代表で衆院議員の古屋範子が両候補の街頭演説に立った。参院議員の新妻秀規は二日、澄川寿之の応援演説でこう声を張った。「定数九の岐阜市選挙区、定員より二人オーバー。少数激戦。逆転勝利へ、もう一押し」
 新たな風は吹くのか、既存勢力が守り抜くのか。選挙戦は序盤三日間を終え、中盤戦へと突入する。
 =敬称略
 (統一選取材班)
◇岐阜市(九…11)
 広瀬修 52 自現<2> 
 水野吉近 59 公現<3> 
 平野恭子 48 無現<1> 
 中川裕子 42 共現<2> 
 渡辺嘉山 65 立現<6> 
 梅村慎一 52 無新 
 関谷雅彦 66 維新 
 玉田和浩 79 自現<8> 
 澄川寿之 43 公現<2> 
 若井敦子 51 自現<2> 
 長屋光征 43 自現<3> 
 (上から届け出順)

550OS5:2023/04/04(火) 20:38:53
https://www.chunichi.co.jp/article/665960?rct=gif_tou23
<注目区を歩く 県議選> (3)不破郡 現職引退、元町議が激突
2023年4月4日 05時05分 (4月4日 11時36分更新)
 
農村部を回り農家の有権者に支持を訴える候補者=垂井町内で
農村部を回り農家の有権者に支持を訴える候補者=垂井町内で

午前八時すぎ、垂井町内の田んぼを縫うようにして走る細道を、赤いトゥクトゥク(タイの三輪自動車)が駆け抜けた。無所属新人の太田佳祐が降り立ち、草刈りに向かおうとする農家の高齢男性ら約二十人に駆け寄る。「何とか勝たせてください!」。太田が絶叫すると支援者から「頑張れー」と声援が上がった。
 元町議による三つどもえの選挙戦となった不破郡。最年少の太田は、七期務めた自民現職の後継指名を受ける。
 「政策の具体性と緻密さが他候補と違う」と自負する太田。集会や交流サイト(SNS)でのライブ配信で、地域が直面する人口減少対策として子育てや福祉、先端産業の企業誘致などを訴える。変革を期待する高齢者も巻き込み「西濃から岐阜県を変える風になり、新しい不破郡をつくりたい」と懸命だ。
 「国と町のパイプ役は私の他にはできない」。地元選出の自民党衆院議員の支持を受ける無所属新人の江上聖司は企業へのあいさつ回りを終えた午前十一時、垂井町内の商業施設で、優良企業を呼び込むといった企業誘致と観光振興の政策を買い物客に訴えた。
 意識するのは対面での戦術。地区ごとにミニ集会を開き、双方向の意見交換を重ねる。現職への不満も耳にし「地域の声を吸い上げ、最初に対応することが大切だ」と思いを強めた。
 中高年から高齢者という支持層を、どう拡大するかが課題。ただ、江上を推す衆院議員が三月三十一日午前の出陣式に応援に駆け付けて「少し流れが変わったかもしれない」と勢いづく。関ケ原町議の支援も追い風に、若者への支持拡大を目指す。
 太田と江上はいずれも自民党員。昨年、県連の公募に応募したが、現職と衆院議員で支持が割れ、県連が一本化を断念した経緯がある。当選者は自民会派入りする見通しだが、待ったを掛けようと存在感を増しているのが、無所属新人の女性候補、木村千秋だ。
 木村は午後一時半、垂井町内の住宅街で声を張り上げた。「医療や介護、障害などご家庭の密着したお悩みに取り組みたい」。二十代から町議を四期務め、子育て世代を中心に草の根で人脈を広げた。たった十分の演説で、偶然通りがかった何人もの人が車の速度を緩め、木村に手を振った。
 木村も元自民党員だが八年前、県議選に立候補するため離党。自民県連の公募には、選ばれなかった場合は出馬を断念するという誓約が必要なため、応募しなかった。
 自民系の二人とは一線を画す木村の選挙戦は、街宣が中心。選挙カーや自転車に乗り、知り合いを見つけるたびに足を止め、顔を売る。集会では毎回、手話通訳者を呼び「いろんな人がいるのが当たり前の社会に」と行動で訴える。
 継承と若返り、現状からの転換、女性目線…。まさに三者三様。有権者は、どんな変化を選択するのか。
 =敬称略
 (統一選取材班)
◇不破郡(一…3)
 木村千秋 48 無新 
 太田佳祐 37 無新 
 江上聖司 59 無新 
 (上から届け出順)

551OS5:2023/04/04(火) 23:47:59
https://news.goo.ne.jp/article/chuplus/region/chuplus-665912.html
県議選激戦区ルポ(下) 様相一変、現新4人熱く 塩尻市区
2023/04/04 05:05中日新聞Web

県議選激戦区ルポ(下) 様相一変、現新4人熱く 塩尻市区

自らの公約を訴える候補者=塩尻市で

(中日新聞Web)

 「今度の県議選では、塩尻市民は誰を選ぶんだと大きく注目されている」。市内の国道19号沿いで、ある候補者は声を張り上げた。

 現職一人と新人三人が争う塩尻市区(定数二)。現職の丸山大輔被告(48)が妻への殺人容疑で逮捕、殺人罪で起訴されたことで無風ムードが一変。候補者擁立の動きが急加速し、有数の激戦区となっている。

 二〇一九年の前回選挙は自民、共産、無所属の三人が争った。自民現職だった丸山被告は安定した戦いでトップ当選を果たした。

 丸山被告は昨年十月、早々に三選出馬を正式に表明。安定した支持を集めていた丸山被告の出馬で候補者擁立は低調に終わるとの見方が強く、無投票との観測もあった。しかし、出馬表明の約一カ月後、丸山被告は逮捕された。有力候補が不在になる可能性がにわかに高まり、新人擁立の動きが熱を帯びていった。

 四年前に失った議席の奪還を目指す共産。告示前の取材には「事件で自民党に逆風の時に、なぜ共産党は候補を出さないのかという声もあった」と出馬の経緯を明かした新人で看護師の柴田憲子さんは、子どもの医療費無料化や社会保障充実を有権者へ訴えかける。

 無所属の続木幹夫さんは唯一の現職。演説では丸山被告の事件にも触れ「塩尻市民の良識が問われる選挙」と県政に厳しい目を向ける有権者を意識。「二期八年の経験を市と県の発展のために生かしたい」と三選を目指し、選挙区を駆け回っている。

 「市議として六期二十四年、議長の経験もある」。唯一の元市議で、新人の丸山寿子さんは道路整備や地元特産品の振興を掲げるとともに女性の立場から子育て環境の充実なども訴える。支持者からは「市政と連携がとれる県議候補だ」と期待の声が聞こえる。

 丸山被告が所属していた自民の新人は医療や福祉の充実などを掲げる歯科医師の都筑文男さん。地元選出の衆院議員とのパイプなどから地元産業界の期待を集めるが、事件の影響を懸念して告示前から「逆風を感じる」と漏らし、警戒感の中で選挙戦に奔走している。

 「ちゃんとやってくれさえすれば…」。有権者の間には期待と不安が入り交じる。市内の男性会社員(54)は事件発覚から告示までの動きを振り返り、候補者らへ注文を付けた。「良識ある立ち居振る舞いをしてもらいたい」 (山崎優日、右田誠弥)

552OS5:2023/04/04(火) 23:48:35
https://news.goo.ne.jp/article/chuplus/region/chuplus-664867.html
新政みえvs自民、最大会派はどちらに 地元国会議員も激戦区で応援
2023/04/02 05:05中日新聞Web

新政みえvs自民、最大会派はどちらに 地元国会議員も激戦区で応援

街頭演説に耳を傾ける人たち=桑名市で

(中日新聞Web)

 県議選が告示されてから初の週末となった一日、各候補者は選挙カーで巡回したり、街頭演説をしたりして有権者にアピールした。旧民主党系の新政みえと自民党が最大会派を争う中、県内に地盤を持つ国会議員も激戦区を中心に応援に入り、支持を呼びかけた。

 (大島康介、寺岡葵)

 立憲民主党幹事長の岡田克也衆院議員はこの日午前、自身の選挙区に含まれる桑名市・桑名郡選挙区の立民現職の応援に入った。桑名市長島町での街頭演説で岡田さんは「与野党が伯仲する県議会は全国でも珍しい。自民党と新政みえが競い合う健全な三重県議会を維持するためにも、ぜひ支えてほしい」と訴えた。

 早い段階での応援は危機感の表れだ。定数四に六人が立候補したこの選挙区について、岡田さんは「自民や新しい党の新人が出ており、前回とは様子ががらっと変わった。結果が読みにくい」と話す。街頭演説を聴いた人に自らチラシを渡し、頭を下げて回った。

 新政みえは単独過半数(二十五議席)を目指したが、公認と推薦、無所属を含む候補は二十一人にとどまる。岡田さんは「もっと多くの候補者を擁立したかったとの思いはある」と反省を述べた一方、「立候補した全員の当選を目指す。県議会の第一党が目標だ」と気を引き締めた。

 一方、公認候補二十五人を擁立し、単独過半数での勝利も視野に入れる自民。山本佐知子参院議員は午前六時、鈴鹿市選挙区(定数四)の新人とともに北勢地方卸売市場(四日市市)を歩き、市場職員や仲卸業者に支持を呼びかけた。鈴鹿市からの通勤者も多いためで、鈴鹿市外の人に対して山本さんは「お友達に広げてください」と念押しした。

 山本さんは昨夏の参院選三重選挙区で初当選し、引退した立民の議席を獲得した。自民は国政選挙での連勝の勢いで最大会派の奪還を目指し、告示日から田村憲久衆院議員や元知事の鈴木英敬衆院議員らが候補者の支援に回っている。

 鈴鹿市は製造業が多く、労組の支援を受けた旧民主系が三議席を維持。自民は今回、この新人と現職の二人を擁立し、十二年ぶりの二議席獲得を狙っている。山本さんは「県議会は国と市町をつなげる大事な役割がある。国政選挙の流れを県議選にも反映させたい」と意気込んだ。

知事採点平均73点 全候補アンケート

 本紙が県議選に立候補した六十二人(うち十四人は無投票当選)に告示前に実施したアンケートで、就任二年目の一見勝之知事に対する評価は百点満点で平均七十三点だった。元国土交通省局長として堅実な手腕を好意的に捉える声が目立つ一方、決断の遅さを指摘する意見も。県政の課題に対する認識では、人口減少対策を挙げる候補者が相次いだ。 

 最高点は自民現職の九十五点で、九十点以上は九人いた。知事が二〇二三年度予算で子ども関連や県民の命を守る取り組み、観光振興を重点施策に位置付けたことへの評価が多かった。「三重の未来を見すえた政策を」と期待する回答もあった。党派別では、旧民主党の流れをくむ新政みえ系の平均が七十六点、自民系は七十五点とほぼ同じ。一見知事は自民と立民、公明などから推薦を受け、与野党の相乗りで二一年の知事選に初当選した経緯もあり、平均点では両会派が同程度の評価となった。

 一方で、昨年四月に最終案を県議会へ示す予定だった長期計画「強じんな美し国ビジョンみえ」と中期計画「みえ元気プラン」の策定手続きは数カ月遅れ、県立大新設の是非を巡る議論も二二年度内に結論が出なかったことへ批判も。「政策判断の先延ばしが目立つ」「スピード感が必要」との指摘があった。

 最低点は、自民現職と共産の二人がつけた三十点。公式な場での発言が「女性蔑視」と指摘された問題に言及する候補者や、「発言に危うさを感じる」と指摘する別の自民現職もいた。アンケートでは五人が知事を採点しなかった。

 県政の最重要課題を聞くと、人口減少対策が最も多く、二十人以上が回答で触れた。安心して子育てできる環境や観光振興策に言及する意見も多い。県南部地域の候補者からは、南北格差の是正を求める声も相次いだ。(竹田佳彦)

553OS5:2023/04/04(火) 23:48:58
https://news.goo.ne.jp/article/chuplus/region/chuplus-665895.html
<注目区を歩く 県議選> (1)福井市 有力新人候補が混戦に拍車
2023/04/04 05:05中日新聞Web

<注目区を歩く 県議選> (1)福井市 有力新人候補が混戦に拍車

(中日新聞Web)

 四人オーバーと県内屈指の激戦区となっている福井市選挙区。定数一二に対し、現職十人、元職二人、新人四人の計十六人が出馬し、立候補者数は市町村合併で現行の区割りとなった二〇一一(平成二十三)年以降では最も多い。中心部や東部、西部、南部で現職新人元職が激しいつばぜり合いを展開する。 (水野志保)

 混戦模様となっているのは、四人の新人について、一定の集票力が見込まれる市議経験者や、これまで県議会に議席のなかった政党の公認候補が出馬しているため。ある現職は「本当に実力者が手を挙げた」と語り、別の現職陣営は「有力な新人候補が多く、今までとは違う厳しさがある」と明かす。

 市議からの転身を目指す福野さんと中村さんは、いずれも市南部を地盤としている。同じく市南部を地盤とする立民現職の野田さんは二人を警戒しながら、地域と労組の両輪で支持を広げる。中村さんは、今期限りで県議会を去り前回トップ当選だった夫(鈴木宏治さん)が地盤としていた岡保地区でも活動。同じ女性候補で元職の中井さんとも抗戦する。

 政党公認の新人では維新の高井さん、参政の藤本さんの二人が立候補している。昨夏に行われた参院選比例代表の政党別得票数を見ると、参政は福井市内で四千八百票近く、維新は一万五千票余りを集票。しかし、両陣営ともにその数字が県議選でも候補者に乗ってくるとは想定しておらず、政党支持票の呼び起こしなどに懸命に励む。

 市中心部では、いずれも自民現職の大森さんと山浦さんが精力的に活動。公明現職の西本さんは日之出地区を固め、党の厚い支援も受ける。県教組の支援を受ける渡辺さんは地元の明新地区を重点的に回る。中藤島地区の清水さん、森田地区の長田さんは他候補からの草刈り場とならないよう地元で支持を固める。

 海側の市西部は、ともに自民現職の畑さんと松田さんが強固な地盤を築いている。畑さんは市内全域を幅広く回るなど、他地域で票を取り込む。松田さん陣営は中盤戦で、湊地区を重点的に浸透を図る方針。前回、当選に一歩届かなかった谷口さんは地元の東安居地区で票を固める。共産現職の佐藤さんは、党公認の知事選候補と連動しながら支持拡大に努める。

 前回、十二番目の最下位当選者の得票数は五千六百票余り。複数の陣営は、県議選と同じ九日に投開票される知事選が「盛り上がりに欠ける」とみており、市内の県議選投票率は前回(57・05%)より低下すると予想。当選ラインは前回より低下するとみられる。

554OS5:2023/04/04(火) 23:49:57
https://news.goo.ne.jp/article/chuplus/region/chuplus-665996.html
<激戦区ルポ> (1)伊賀市区(二…3)
2023/04/04 05:05中日新聞Web

<激戦区ルポ> (1)伊賀市区(二…3)

市民らとグータッチを交わす候補者(右)=伊賀市内で

(中日新聞Web)

 定数削減で三人区から二人区となった伊賀市選挙区は、現職三人が激しいサバイバルを繰り広げている。

 「人口比例に基づかない定数削減は、大きな会派の私利私欲のための伊賀市切り捨てだ」

 県議会で一人会派の稲森稔尚さんは三候補の中でただ一人、定数削減に反対した。選挙戦でも定数を三に戻すべきだと訴え、独自色を打ち出している。

 自民会派の県議による不適切なツイッター投稿問題では、先頭に立って追及した。強固な組織票はなく、無党派層への浸透が生命線だ。街頭演説では任期中に「もう歩く場所がない」ほど、細かく市内を駆け回った機動力をアピールする。

 稲森さんの動きに、新政みえの推薦を受ける森野真治さんと、自民の木津直樹さんは警戒を隠さない。選挙情勢について、複数の陣営が世論調査を実施したところ、いずれも「三人横並び」という結果が出たという。

 前回は、トップ当選した森野さんが一万三千七百票、稲森さんが九千六百票、木津さんが八千票を獲得。次点だった自民新人は六千五百票だった。

 自民は前回の二候補の得票を結集できれば、森野さんが得た票数を上回る計算だが、陣営幹部は「旧郡部の地盤が重なる稲森さんがどこまで票を伸ばすか」と不安をのぞかせる。

 二〇〇四年に六市町村が合併して伊賀市になる前、自民は旧上野市と旧郡部でそれぞれ議席を確保。合併後も一一年の県議選まで二議席を得ていた。

 だが一五年に一議席を失い、前回の一九年も二議席奪回を目指したが、及ばなかった。定数が減った今回は旧郡部を地盤とする木津さんに一本化した。

 議席を死守するため、木津さんは自民党色を前面に打ち出している。伊賀が地元の元厚生労働相、川崎二郎さんを「政治の師」と強調。伊賀市を含む衆院三重2区で二一年に初当選した後継の川崎秀人衆院議員と連携して「伊賀市を守る」と訴える。

 過去四回、トップで当選した森野さんが警戒するのも、浮動票の取り込みを図る稲森さんだ。自らの前回の得票を「相当食われているのでは」と懸念する。

 中心市街地で人口の多い上野地区が地盤だが、前回は森野さんのポスターを自宅に張った有権者のうち、今回は他候補のポスターに張り替えた人がいるという。危機感を強め、街宣と電話で支持を訴える。

     ◇ 

 県議選は九日の投開票に向け、無投票を除く県内八選挙区で舌戦が熱を帯びている。今回から定数が三減となる中、旧民主系の新政みえが最大会派を維持するのか、自民が奪還するのかが最大の争点になっている。激戦区の構図や各候補者の戦いを報告する。

555OS5:2023/04/05(水) 16:26:25
https://news.yahoo.co.jp/articles/21229bc0493288e06ba24e3badb5f80e5f1b13fc
「まるで出来レース」13選挙区で無投票の新潟、有権者は 統一地方選
4/5(水) 9:41配信
統一地方選の新潟県議選(9日投開票)は27選挙区(定数53)のうち13選挙区が無投票となり、21人の当選が決まった。現行の区割りとなった2011年以降では最多だ。こうした現状を候補者や有権者はどう受け止めているのか。無投票の現場を歩いた。

◇「終わっちゃった?」

 柏崎市・刈羽郡選挙区(定数2)は20年ぶり、現区割りになってからは初の無投票に。有権者7万1000人余が投票機会を逸した。

 「え、選挙終わっちゃったの?」。告示2日後の日曜日。柏崎市の公園でお茶を飲んでいた60代主婦は驚いた様子だった。そして「まるで出来レース。有権者が選挙権を行使せずに議員が決まるなんて。私だって意思表示したかったのに」と残念がった。

 同選挙区は告示日の3月31日、無所属新人の笠原晴彦氏(53)と、自民党現職の与口善之氏(64)の無投票当選が決定。東京電力柏崎刈羽原発を巡り政府が今夏以降の再稼働方針を表明する中、そのお膝元の県議選はあっけなく終わった。

 4年前の前回選は違った。再稼働を巡り、推進を掲げる当時新人の与口氏ら保守系候補2人と、反対を唱える野党統一候補が三つどもえの戦いを展開。結果的に保守分裂となり、再稼働の推進派と慎重派が議席を分け合う形に落ち着いた。

 今回は論戦を経ずに双方が1議席ずつを獲得。「今の自民党は気概がない」。柏崎市議はこう言い切る。21年衆院選で自民党は旧2区の公認争いが勃発し事実上の和解が成立した経緯があり、再び保守層を二分できない地域事情を解説した。

 花見をしていた市内の女性(73)からは「雇用の場を確保する再稼働には賛成。ただし安全が確保されれば。反対派は1議席を取れて運がよかったのでは」といった声も聞かれた。

 ただ、影響は同選挙区にとどまらない。

 「うちは原発から30キロ圏(UPZ)。ひとごとじゃない。選挙区は違っても論戦を期待していた。地元の意思をはっきりさせてほしかった」。上越市で飲食店を営む男性(71)はこう話す。東電で働いていたという男性の妻(73)は、再稼働の要否を判断する局面に立ち会う可能性の高い新県議に向け「東電は(柏崎刈羽原発を)動かすはず。ただ建っているだけじゃ経済に貢献しないもの。監視を怠らないでほしい」と注文をつけた。

 同選挙区と隣接する上越市選挙区(定数5)と長岡市・三島郡選挙区(同6)では選挙戦が繰り広げられている。長岡市の磯田達伸市長は無投票について「議会制民主主義の根幹に関わる問題。選ぶプロセスがないと、各議員が住民の意思を本当に代表しているのか疑問だ」と語った。【内藤陽】

556OS5:2023/04/05(水) 16:57:29
新潟
https://news.yahoo.co.jp/articles/c926ed6815d7f47c421c52f84c66d65e47f312fb
「県政が遠い」24年続く無投票、当選者の本音 統一地方選
4/5(水) 9:26配信


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毎日新聞
新潟県柏崎市・刈羽郡選挙区に設置された選挙ポスター掲示板=柏崎市日石町で2023年4月2日午後5時14分、内藤陽撮影

 統一地方選の新潟県議選(9日投開票)は27選挙区(定数53)のうち13選挙区が無投票となり、21人の当選が決まった。現行の区割りとなった2011年以降では最多だ。こうした現状を候補者や有権者はどう受け止めているのか。無投票の現場を歩いた。

【図解でおさらい】公示と告示の違い

 ◇1999年から無投票が常態化

 1999年から無投票が続く糸魚川市選挙区(定数1)。今回も自民党の現職、中村康司氏(64)以外に立候補の届け出はなく、無投票当選が決まった。

 県議選が告示された3月31日。中村氏は午前9時過ぎから第一声に臨んだ。無投票の見込みが報じられていたこともあってか、応援に駆け付けた地元市議から「(選挙は)一日で終わると思います」との発言も出た。

 市内は終日快晴で、各地の最高気温は20度前後に上昇。海沿いにある道の駅は多くの人でにぎわっていた。中村氏の街頭演説が予定されている場所の一つだったが、子供を連れていた30代女性は「静かなので今日から選挙だとは思わなかった。無投票? 実績があればいいのでは」と無関心な様子だった。

 無投票当選は午後5時に確定。街頭演説中に知らされた中村氏は笑顔を見せ、「皆さんのおかげさまを持ちまして3期目の当選ができました」と聴衆に感謝を伝えた。その後「打ち上げ式」と称する会合で、支援者らと万歳三唱。陣営幹部は「民主主義で選挙は重要だが、選挙があろうがなかろうが、我々は『一番いい人』を選んでいる」と祝福した。

 中村氏は報道陣の取材に「日々の活動を頑張っていたので、その結果と受け止めている。私の政策が否定されているという気持ちはない」とコメント。今回を含め7回連続で自民党候補が無投票当選した理由を問われると、「県議選に限らず、糸魚川で自民党が大敗したことはないのでは。高鳥(修一衆院議員)先生の地盤もあり保守が強い」と答えた。

 建築業を営む支援者によると、市内は建築関係の企業や資材工場が多く、インフラ整備に重きを置く自民党は支持を得やすい。加えて、平成の大合併以前から糸魚川、能生、青海の3地区の自民支部は結束が固い。「企業の組織票を確実に固めているし、歴代の議員から続く自民党への信頼がある。他党から出ても勝ち目がないのではないか」と言う。

 ただ、中村氏の街頭演説に耳を傾けていた60代男性からは「演説を聴いても実績が分からない」といった声も聞かれた。この男性は「(同選挙区の有権者)3万5000人が意思表示できず、無投票が常態化している。地方の存続に関わる問題だ」とも話し、現状に疑問を投げかけた。

 この日、中村氏が有権者に向けて率直に語る場面があった。「本音を申し上げますと、県政が遠い」。本人に真意を尋ねた。

 「有権者にとって県政は日常生活と直接関係がないことも多く、市民の関心が薄いと感じる」と中村氏は説明。そして、糸魚川市の置かれた地理的な事情を強調した。「県庁までは片道150キロ。議会の度に車で4時間かけて往復し、また翌日も通う。非常に大変だ。こうした議員活動ができる環境にいる人は少ない」【池田真由香】

557OS5:2023/04/06(木) 20:12:29
https://www.yomiuri.co.jp/local/niigata/feature/CO064636/20230404-OYTAT50045/
燕市西蒲原郡 (定数2)現新3者火花散らす
2023/04/05 05:00

 16年ぶりの選挙戦となった燕市西蒲原郡選挙区(定数2)は三つどもえの戦いとなった。6選を目指す桜井甚一(自民)と自民党員で昨年5月の補選で初当選した堀勝重(無所属)の現職2人が保守票を巡り火花を散らす。補選で惜敗した新人の柴山唯(同)も雪辱を誓う。

政党公認4候補混戦 新潟市中央区(定数3)

 「県の発展のため先頭に立って、これまで以上に頑張る。私にエネルギーを与えてほしい」

 告示日の3月31日、燕市内で開かれた出陣式で、桜井は力強く語った。出陣式には自民党衆院議員の細田健一ら支援者約200人が集まり、強大な組織力を見せつけた。

 5期20年の実績を持つ桜井だが、2011年から3期連続で無投票当選が続き、選挙は16年ぶり。陣営関係者は「実績がどこまで市民に浸透しているか未知数」と懸念する。

 桜井は党県連を取り仕切る幹事長だが、他候補の応援を控え、自身の選挙戦に力を注ぐ。経済発展を重点的に訴えた桜井は「とにかく勝たねばならん。絶対勝ちます」と語気を強めた。



 堀は昨年の補選を約1000票差で勝ち抜いた。補選後も地元回りなど、こまめな活動を継続し、人口減少対策を重点に掲げる。燕市職員や市議として築いた人脈を生かし、一部市議や地元商工会からの支援を受け、票の積み上げをうかがう。

 自民党員でもある堀だが、県連は補選で推薦を出さず、弥彦、吉田、分水の一部支部のみが推薦を出した。当選後も同党の会派入りができず、一部の支援者は「桜井が許せない」と不満を漏らす。

 保守系議員として、桜井と票を奪い合う構図となる。ある党支部関係者は「建前上、自民公認の桜井を応援する人もいるが、実際は桜井と堀のどちらに票を投じるかわからない」と打ち明ける。



 元燕市議で無所属の柴山は、補選で堀に敗れ、涙をのんだ。約1年ぶりのリベンジに、「女性や若い世代の声を届けたい」と訴える。

 柴山は2児の母として「働くママ」をキャッチフレーズに、SNSを積極的に活用している。女性や子供への支援拡充を軸に他候補との差別化を図り、無党派層の取り込みを狙う。

 政党からは距離を置くが、告示日の出陣式には推薦を出した連合新潟の会長、牧野茂夫が応援に駆けつけた。桜井と堀の保守分裂で、陣営は「漁夫の利」を狙えると期待する。

 18年の同市議選は初出馬ながらトップ当選を果たした。補選でも1万票以上を獲得した柴山は「知名度も上がってきた。さらに支持を広げる」と自信を見せた。

(敬称略)

(梅林澄人)

558OS5:2023/04/06(木) 20:14:20
https://www.niigata-nippo.co.jp/articles/-/198956
連載[2023新潟県議選・追跡激戦区]<下>新潟市南区は激しさ増す一騎打ち、加茂市・南蒲は国会議員も全面対決、十日町市・中魚は現職に野党共闘挑む
2023/4/5 16:00
 4月9日の投開票まで1週間を切った新潟県議選は、選挙戦に入っている14選挙区で計50人の候補者が論戦を繰り広げている。主要政党の公認候補らがしのぎを削っている定数2以上の複数人区があり、現職と新人がつばぜり合いを演じている1人区もある。中盤戦を迎えた14選挙区のうち、主な激戦区の情勢を追った。(候補者は敬称略。届け出順)(3回続きの3)

◆新潟市南区選挙区
◇新潟市南区選挙区(定数1)
笠原義宗 48 県議 自現(3)
磯貝潤子 49 無職 無新

 新潟市南区選挙区(定数1)は、自民現職の笠原と、無所属新人の磯貝が1議席を巡って争う。1239票差で決着した前回と同じ顔触れとなった。選挙戦は「政権与党」対「野党共闘」の構図で候補が激しい一騎打ちを演じている。票田となる白根地区の投票動向が行方を左右しそうだ。

 2012年の初当選以来、3期を務める笠原は、新潟市議選の南区に出馬している自民公認の現職2人と合わせ「3人そろってこそ南区の政治力が高まり、予算が確保できる」と実績を懸命にアピール。区内を流れる中ノ口川の治水事業に加え、道路や橋りょうの整備をさらに進める必要があると訴える。

 告示後は、個人後援会がフル稼働し、少人数の集会を重ねる。有権者とじかに対話することで着実に票を積み上げたい考えだ。集会には自民の国会議員や県議も同席し、与党とのパイプを前面に出す。

 2度目の挑戦となる磯貝は、県外出身で地縁血縁はなかったが、4年前から地元で広げてきた人脈を活用し、草の根で選挙戦を展開。交流サイト(SNS)も駆使し、幅広い層への浸透を図る。

 街頭では「子育てや医療福祉など人に予算を割くよう訴えたい。多様な声を県議会に届ける」と力を込め、福島原発事故で避難を余儀なくされた経験から原発再稼働反対も鮮明にする。立憲民主、社民、共産の各党や連合新潟の推薦を受け、3日には社民の福島瑞穂党首が応援演説に駆け付けるなど支援も手厚い。

◆加茂市・南蒲選挙区
◇加茂市・南蒲選挙区(定数1)
大平一貴 50 前市議 無新
保坂裕一 62 県議 自現(1)

 加茂市・南蒲選挙区(定数1)は、立憲民主の支援を受ける無所属新人の大平と自民現職で2期目を目指す保坂が激突する展開となっている。それぞれ与野党の国会議員が支援。次の国政選挙を見据えた全面対決の様相を呈し、激しい選挙選を展開している。

 大平は、加茂市で根強い人気がある同市出身の立民・菊田真紀子衆院議員(旧新潟4区)が全面的に支援する。「県政刷新 創(つく)れ!! 新潟県の未来」を合言葉に、連合新潟の推薦も受け、街宣で地域をくまなく回る。革新系や女性への浸透を図る。

 県立加茂病院の診療科維持や脱原発を訴える。「医師確保を支援する制度をつくる。原発を再稼働しても電気代は下がらない。柏崎刈羽の再稼働も食い止める」とアピール。住民目線のチェックによる県の財政健全化や、首都圏と新潟県との格差是正も掲げる。

 保坂は、人口減少対策として、商店街など市街地や木工などの伝統産業、道の駅たがみの活性化による、にぎわい創出を掲げ、県の医師不足解消や加茂病院の充実も訴える。

 業界団体や国会議員らの支援を受けて組織戦を展開。細田健一衆院議員(旧新潟2区)や国定勇人衆院議員(比例北陸信越)のほか、藤田明美・加茂市長、佐野恒雄・田上町長も支援に加わり、支持拡大を図っている。「与党議席を死守しなければ加茂・田上の発展はない。国、県と地元のつなぎ役となる」と訴え、組織引き締めを図る。

559OS5:2023/04/06(木) 20:14:33
◆十日町・中魚選挙区
◇十日町市・中魚選挙区(定数2)
小山 大志 45 県議 自現(1)
尾身 孝昭 70 県議 自現(7)
藤ノ木浩子 62 元町議 無新

 十日町市・中魚選挙区(定数2)は自民現職2人と野党共闘の無所属新人1人が立候補した。自民独占か、野党系が奪取かが焦点だ。

 前回1万票余りを獲得した自民現職の小山は「1期目に築いた人脈や温めたプランを開花させたい」と再選を期す。理事長を務めた青年会議所や同級生の人脈を生かし、浸透を図る。

 医療と教育の充実、地元鉄道の活性化などを訴え、子育て中の45歳という若さと将来を担う責任世代を強調。「未来を託してほしい」と呼びかける。交流サイト(SNS)を使い、若年層の取り込みも目指す。

 前回、1万3千票余りでトップ当選の自民現職の尾身は「これまでで一番厳しい戦い」と話す。多選批判や支持者の高齢化に加え、小山への保守票分散も懸念。選対幹部は「相手が若者(小山)と女性(藤ノ木)で脅威」とみる。

 津南町に初めて事務所を構え、組織を固める。別の選対幹部は「病院や高校、道路網整備などの成果を伝え、全世代に浸透させたい」と語る。

 「1人は野党代表を」。前回、共産公認で出馬し、約3千票差で涙をのんだ新人藤ノ木は無所属となり、野党共闘で議席奪取を狙う。原発再稼働反対などを柱に据え、対決の構図を明確にする。

 社民県連の推薦と十日町市の立憲民主党・梅谷守衆院議員(旧新潟6区)後援会が支援する。告示日には梅谷氏らも来援した。共闘がどこまで機能し、集票につながるかが鍵を握る。

(おわり)

候補者一覧表にある氏名の横の数字は投票日(9日)現在の年齢。自は自民、立は立憲民主、維は日本維新の会、公は公明、国は国民民主、共は共産、無は無所属。現は現職、元は元職、新は新人。かっこ内の数字は当選回数。敬称略。

560OS5:2023/04/06(木) 20:16:35
https://www.chunichi.co.jp/article/666654?rct=gif_tou23
<注目区を歩く 県議選> (4)多治見市 無風の構図が一変
2023年4月5日 05時05分 (4月5日 11時23分更新)
選挙カーから手を振る県議選候補=多治見市内で
選挙カーから手を振る県議選候補=多治見市内で


 「若い世代がこの地域を変えようとしている。この流れを一緒につくりたい」。選挙戦の折り返しを迎えた四日午前十時、今井瑠々は多治見市滝呂町の集会で二十七歳という若さをアピールした。「るるちゃん」と話しかける集会の参加者は、組織的な動員ではなく草の根の支援者。集会を毎日一回のペースで開きつつ、選挙カーで市内全域を回って手を振る。
 十六年間自民と非自民が二議席を分け合い、当初は無風かと思われた構図を一変させたのが今井だった。二〇二一年衆院選で公認を受けた立憲民主を離れ、自民推薦での出馬を表明した一月以降、戦いは一気に過熱した。
 そんな今井と自民による二議席独占に向けて共闘するのが公認の友江惇だ。四日夕方、同市笠原町の商業施設前にその姿があった。「多治見で働き、結婚し、子育てができる。そんな自己完結する好循環を生み出したい」と演説。行く先々で、郷里の多治見に通信社勤務を辞めて戻った覚悟と郷土愛を強調する。友江は自民系の前職山本勝敏の後継候補として、自民県連の公募を経て昨年七月に立候補を表明。首相官邸などの取材経験がある元記者の経験もアピールする。
 地元国会議員も自民なら、地方議会も自民が多い。友江と今井は、県議会でも自民が二議席を占めることで「国、県、市の連携強化」を訴えるが、戦法は現時点でまったく異なる。
 公認の友江陣営が自民の組織力を生かす一方、今井陣営は盤石な組織を持たない。友江陣営の関係者は「友江は組織を固めつつ、今井は彼女のファンに押してもらう」と話す。双方の強みを発揮して議席を独占し、「市長選でも勝って、同じ方向を向いて政策を進める体制をつくる」と青写真を描く。
 長らく保ってきた非自民の議席を守りたい判治康信は四日午前、JR多治見駅に近い市中心部の商店街を練り歩いていた。高木貴行県議から後継指名されている。「クリーンな無所属。大きな政党も宗教もありません」。選挙カーからの声を背に、顔なじみの店員と店先で握手を交わし、車で通りかかって声をかけてきた支援者に手を振った。
 子育て経験や地元で働いた経験ゆえの「生活者の目線」を強調する。騒がしい選挙区だが「相手が誰であれ戦うのみ」。支援者からは「選挙が進むにつれ、顔つきに覚悟が宿ってきた」との声も。
 推薦する連合岐阜の関係者は「これまで非自民系が守ってきた議席を死守したい、という意識で取り組んでいる」と路線も地盤も継承する構え。
 二議席の行方は、県議選の一週間後に告示され、二週間後に投開票される多治見市長選に影響を与えかねない。いずれもが「絶対に負けられない」選挙戦は、投票日に向けてさらに熱を帯びそうだ。
 =敬称略
 (統一選取材班)
◇多治見市(二…3)
 判治康信 47 無新 
 今井瑠々 27 無新  自
 友江惇 36 自新  公
 (上から届け出順)

561OS5:2023/04/06(木) 20:17:00
https://news.goo.ne.jp/article/chuplus/region/chuplus-667202.html?_gl=1*1o7ruh0*_ga*MzQ0MzAyOTExLjE2NjY0MDI2MzY.*_ga_XJ5END643J*MTY4MDc3OTY5Mi4xNzIuMS4xNjgwNzc5NzEzLjM5LjAuMA..
<注目区を歩く 県議選> (5)各務原市 12年ぶり選挙戦
2023/04/06 05:05中日新聞Web

<注目区を歩く 県議選> (5)各務原市 12年ぶり選挙戦

通行量の多い通りで有権者に支持を訴える県議選候補(中)=各務原市内で

(中日新聞Web)

 航空自衛隊の戦闘機が、空に弧を描く。五日午後一時十五分。ジェットエンジンのごう音に負けじと、無所属新人の水野盛俊は事務所近くの神社で、集まった三十人の支援者を前に声を張り上げた。

 「県議選で無投票が続いてきたのは、私たちにも責任がある」

 元自民市議の水野。昨年末に離党届を出し、立候補を決めた。市内の道路整備や少子化対策などを訴える。

 人口約十五万の各務原市は航空宇宙関連の企業が集積。県の経済をけん引する。定数三の県議選各務原市選挙区は過去二回、自民現職二人と国民現職が無投票で当選してきた。水野が立候補したことで、十二年ぶりの選挙戦は「保守分裂」の様相となった。

 背景には、公認を巡る自民党県連と市支部の確執がある。昨年九月、市支部は候補者を公募する記者会見を開こうとした。会場も時間も決まっていたが、上部団体の県連が待ったをかけた。国民現職が議席を守る中、三人が立てばつぶし合いになる。県連は「候補者の公認は専権事項」として、現職のみに公認を出した。

 受けて立つ現職二人。四期を務め、県議会で副議長も務めた松岡正人は「票を食い合う厳しい戦いだ」と引き締める。午後二時。演説会に集まった六十人の支援者を前に「四期十六年の経験と人脈を地域のために使う。結果でお応えする」と力を込めた。陣営幹部は「危機感が共有されたのか、演説会に集まる支援者も増えてきた」と感じる。

 もう一人の現職平野祐也は前回、無投票で初当選した。大手商社で米国駐在も経験。その実務力と三十八歳の若さを武器に、航空宇宙産業の振興を目指して「若者や働く人たちに、この四年間の実績を地道に訴える」と再選への決意を語る。別の演説会では「各務原を盛り上げることが県を盛り上げる」と訴え、支援者から拍手を浴びた。

 午後三時半。国民現職の伊藤正博は各務原市役所前でマイクを握った。「航空宇宙産業を、これまで以上に盛り上げる」。六期務めたベテランは川崎重工業の労組出身。今回の構図を「保守系で三議席を取る魂胆だ」と警戒を強める。組織票を持つ労組だけでなく、支持政党なし層に支持を広げようと、これまで以上に市内を駆け回る。

 地方への勢力拡大を目指す維新の新人、加賀誠二は午後二時半、各務原市民公園で親子連れに声をかけていた。「生活で困っていることは何ですか」。声楽家出身で、文化と観光の振興や子育て支援を訴える。一五〇ccの赤いスクーターで、この日も支持政党なし層に支持を呼びかけて回った。保守系が争う構図には「どこを向いた政治なのか」と、冷ややかだ。

 自民県連と市支部は表向き、和解は済んだと強調する。地元市議らも選挙戦では、現職を推す。だが、重鎮の自民県議は「選挙の後も、しこりは残るかもしれない」と、選挙戦の行方を注視する。=敬称略、終わり

 (統一選取材班)

562OS5:2023/04/06(木) 20:26:15
https://news.yahoo.co.jp/articles/67cfbbb3111349b9550e9e1e17508d45372881c7
石川県議選 輪島市選挙区は12年ぶりの選挙戦に 自民系候補の熾烈な一騎打ち
4/6(木) 19:53配信
選挙戦真っただ中の石川県議会議員選挙。今回注目するのは、12年ぶりに選挙戦となった輪島市選挙区だ。

1つの議席をめぐり、いずれも自民系の現職と新人が熾烈な戦いを繰り広げている。

「能登はやさしや土までも」能登の人たちの人情を表す言葉だが、奥能登、輪島市では今…。

宮下正博候補「ガンバロー」北村麻記子候補「ガンバロー」

感情をあらわにした激しい戦いが繰り広げられている。

現職の宮下正博候補。訴えかけるのは能登の県議や市議らのとりまとめ役として活動してきた5期20年の実績。国や県、能登の市町とのパイプをアピールし、6回目の当選を目指す。

宮下正博候補「力の限り、全身全霊をかけてこの輪島のために頑張りますので、どうぞよろしくお願いいたします」

ベテランの現職に挑むのは新人の北村麻記子候補。元衆院議員北村茂男氏の次女で父や国会議員時代の馳知事の秘書などの経歴を持つ。政治を身近に感じてきた経験をもとに「今が変革の時」と世代交代を呼びかける。

北村麻記子候補「輪島新時代へ、新時代へ、新時代、作りましょう。よろしくお願いします」

輪島市選挙区は、定数1。1つの議席を巡る保守分裂の争いは告示後、さらに激しさを増している。

告示の翌日、宮下候補は地元の門前地区で支持を訴えていた。

宮下候補「皆さま方のご意見をしっかりと耳にし、市と連携をしながら県へ届け、国の支援をいただく、こうしなければこの地域は立ちいかなくなるのではないか」

後援会長には前輪島市長の梶文秋氏、さらに石川3区選出の衆院議員西田昭二氏の支援を受けるなど、組織力をフルに活用する戦術を展開。

能登半島地震を教訓として災害に強いまちづくりを強調するとともに、奥能登で深刻となっている医師不足の解消などを訴えた。

宮下候補「この地域の問題課題をしっかりと、県を通じ国の方へ届けて参りたい」「そのためにはどうしても今一度、皆さんのお力が必要であります」

ただ陣営が懸念するのが…。

梶文秋後援会長「難しいところは現職の知事さんが対立候補を立てている去年の知事選の影響です」

宮下候補は知事選で馳氏ではなく、山田修路氏を支援。その知事選で当選した馳氏は元秘書という関係もあり、北村候補の支援に動いている。

輪島市では去年の知事選で山田氏が馳氏の2倍近くの票を獲得したが、現職知事の支援の影響は見通せない状況だ。

梶後援会長「変な外圧みたいな、そんな世界は好ましくないと思っています」「この地域を少しでも良くしたいと思う。そんな人たちの思いを結集できれば、この選挙は勝利につながっていくでしょう」

さらなる票の取り込みに、どぶ板戦術で支持拡大を狙う。

一方の北村候補。選挙運動期間中、唯一の日曜日となるこの日は
市の東部町野地区で支持を訴えていた。

北村候補「これまで反映されにくかった若者、女性の意見も大いに反映させて、明るい温かみのある政治をしなければならない」

掲げるフレーズは「輪島新時代」。過疎対策として企業誘致による雇用創出を打ち出し、アフターコロナを見据えた地場産業や観光産業の振興が急務だと強調する。

北村候補「この地域に必ず恩返しさせていただきたい。生半可な気持ちで立ち上がった訳ではありません。そのことはぜひとも理解していただきたいと思います」

そして、アピールするのは馳知事との強固なパイプ。馳知事もことしに入ってから4度も応援に駆け付けるなど、支援する候補の中でも特に力を入れているようだ。

馳知事「いよいよやっぱり最後は故郷で恩返しをしたいと」「この熱い思いを私は精一杯応援したいと思っています」

そんな北村陣営が懸念するのは、新人ゆえの浸透の低さ。

椿原選対本部長「組織のない我々にとっては非常に大きな組織、大きな壁だと思っているので」「より多くの方々に直接お会いするというのが一番の原則であるので、そういったことを考えてやっています」

草の根運動で支持拡大を狙い各地への選挙カーを走らせる。運命の投開票日まで、あと3日。

宮下候補「輪島のため、能登のために力の限り、全身全霊で頑張りまーす。どうぞお支えください!」

北村候補「皆さんの手で一緒に、思いを一つにして、このまちに新時代を作りましょう。新しい風を吹き込みましょう」

自民系候補の一騎打ちは熾烈さを極めながら終盤へと向かっている。

563OS5:2023/04/06(木) 20:35:38
https://www.chunichi.co.jp/article/666600
<激戦区ルポ> (2)鈴鹿市区(四…6)
2023年4月5日 05時05分 (4月5日 12時22分更新)
通りで支持を訴える候補者=鈴鹿市西條町で
通りで支持を訴える候補者=鈴鹿市西條町で

通りで支持を訴える候補者=鈴鹿市西條町で

 「鈴鹿で二議席を獲得し、県議会で第一党を取り戻す。自公政権との連携で予算を確保し、鈴鹿の発展に貢献したい」。鈴鹿市選挙区の自民新人、北田誠治さん(47)が幹線道路の交差点脇で声をからした。
 製造業が盛んな同選挙区では、労働組合を主な後ろ盾とする新政みえ系が議席の過半数を占めてきた。自民は二〇二一年の衆院選三重2区など鈴鹿市が絡む国政選挙で二連勝中の勢いを駆り、〇七年以来の二議席獲得を目指す。託されたのが北田さんだ。
 元津市役所勤務の土木技師。妻の郷里で、自宅がある鈴鹿市南部を地盤とする。ただ、千葉県生まれで、三重との関わりは大学入学時から。知名度不足は、川崎秀人衆院議員(41)らの支援を得ながら挽回する。
 現職の小林正人さん(56)は前回、二万二千票余りを獲得。落選した推薦候補も含めると自民は約三万票を集めたが、等分するのは今回も難しいとみる。小林さん自身、初挑戦した〇三年は次点で涙をのんだ。「舞台に乗ったら皆がライバル」と言い切る。陣営幹部は「支持者の高齢化が進み、亡くなったり、施設に入ったりで三割は減っている」と余裕がない実情を明かす。
 このため党県連は公明から二人への推薦を取り付け、それぞれに政党カーを提供して援護。北田さんは車体に「二議席奪還へ」のステッカーを貼り、存在感の強調につなげている。
 対する新政みえ系の現職三人は、北田さんの参戦に神経をとがらせる。藤田宜三さん(71)は元花き生産者で農業分野で支持を集めてきたが、主要な支援者だった鈴鹿川沿岸土地改良区の重鎮が、親戚に当たる北田さんの支持を打ち出した。自身を含めて当落線上に複数人がいるとし「手を抜いたところが落ちる」。地盤の西部地区で票固めを急ぐ。
 下野幸助さん(46)にとっては、支援を受ける市議らと北田さんの地盤が重なり、現地の支援者が揺れている。初当選後から二百二十回超の県政報告会で培った知名度が頼り。政党支持なし層が多いため、「警戒すべきは気の緩みと低投票率」(陣営幹部)。選挙中は連夜、個人演説会で三〜五カ所の会場をはしごする。
 前回は最下位での当選だった平畑武さん(68)は、出身の旭化成をはじめとする主要労組から早々に推薦を取り付けた。今回は「一体感があり、支援体制は充実している」とみるが、若手の組合離れの影響が見通せず、引き締めを徹底する。
 一方、今回は日本維新の会も新人を擁立した。奥田勝臣さん(36)は県議の定数削減が不十分だと既存会派を批判し「行財政改革を進め、生み出した財源を広く行政サービスに使う」と主張。街頭演説を中心に支持を訴え、混戦模様となっている。 (片山健生)

564OS5:2023/04/06(木) 20:36:51
https://www.yomiuri.co.jp/local/ishikawa/feature/CO064656/20230405-OYTAT50053/
輪島市 保守分裂現新の争い 新旧知事の支援も二分
2023/04/06 05:00
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県議選激戦区(3)
西田衆院議員(右)と地元の門前地区で街頭演説に臨む宮下氏(1日、輪島市で)
河井地区での街頭演説で父・茂男氏(左から2人目)と気勢を上げる北村氏。左隣は鈴木宗男参院議員(1日、輪島市で)

 輪島市選挙区は、自民党現職のベテラン・宮下正博と、自民元衆院議員・北村茂男の次女で無所属新人の北村麻記子が争う保守分裂選挙となった。自民の議員や新旧知事の支援先も二分され、勝敗に大きな注目が集まる。



 「どうしても今一度、皆さん方のお力が必要であります」。1日昼、宮下は同市門前地区に集まった100人以上の支援者に切実な表情で呼びかけた。

 同地区は、宮下が強固な地盤としている。石川3区選出の自民衆院議員・西田昭二も、「宮下さんに能登をまとめて頑張ってほしい」と呼びかけた。

 5期目の宮下は、県連幹事長などの要職を歴任し、昨年の知事選では、馳知事の対抗馬の選対幹事長を務めた。国政進出を宮下に支えてもらった西田のほか、自民系輪島市議の大半から支援を受ける。

 前哨戦の集会には、西田と同じ岸田派の外相・林芳正や前知事の谷本正憲も応援に入り、人脈の広さを見せつけた。12選を目指して小松市選挙区で戦う県議・福村章も輪島入りし、「石川県政に欠くことのならない県議だ」と訴えた。5日には岸田派の元防衛相・小野寺五典が駆けつけた。

 北村について、宮下は「なんと言っても元代議士のお嬢さん。北村という名前は皆さんが知っている」と警戒する。2007年の能登半島地震からの復興などに尽力した実績を強調し、差別化を図るつもりだ。「この20年の経験をしっかり生かし、あらゆる努力をしていく」



 「いま知事は石川県で変革を起こそうとしている。私もそれに加わりたい」。北村は1日、飲食店などが集まる輪島市河井地区で、女性の政治参加や、県と市町の連携の重要性を訴えた。

 北村は馳、父・茂男、石川1区選出の小森卓郎と、3人の衆院議員秘書を9年間にわたって務めた経験と人脈が強みだ。馳は前哨戦で何度も輪島入りしており、北村を手厚く支援する。1日は、茂男と旧知の日本維新の会参院議員・鈴木宗男も弁士として応援した。

 選挙戦では、各地で街頭演説を繰り返し、地道に顔を売る作戦を続ける。 辻つじ 立ちに徹するのは、石川1区で激戦を続けてきた「馳流」だ。選挙カーで街宣する際も、住民を見つければ必ず車から降りてあいさつを交わす。陣営幹部も「認知度は高まってきた」と話す。

 自民系輪島市議の一部から支援を受けるほか、茂男が地盤とした市中心部を軸に支持拡大を図るが、陣営幹部は「(宮下陣営は)やはり組織力、知名度がある。大きな壁だ」と焦りを隠さない。その上で、北村はベテランの宮下を念頭に世代交代の必要性を訴える。「地域を変えてほしい。そんな声に絶対に応えなければならない」(敬称略)

565OS5:2023/04/07(金) 16:03:34
https://www.yomiuri.co.jp/local/ishikawa/feature/CO064656/20230406-OYTAT50074/
19人奔走「誰が落ちても」 金沢市 市民の関心薄さ懸念も
2023/04/07 05:00
選挙・石川
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個人演説会で候補者の訴えに耳を傾ける有権者ら=画像を一部修整しています
 金沢市選挙区には、現職15人、新人4人が立候補した。自民が9人、公明が2人、維新、共産、社民、参政が各1人を擁立したほか、4人が無所属で出馬した。定数3超の争いに、各陣営は「誰が落ちてもおかしくない」と危機感を募らせる。

白山市長選 元・自民県議吉崎氏が出馬表明

 現職9人を擁立した自民は全議席の維持を目指す。昨年3月の知事選で知事・馳浩を推した現職には馳本人も支援に入った。

 「前知事が30年かかってもできなかった多くの仕事に取りかかり、県庁内の風通しもよくなった」。自民現職の1人は2日、応援に訪れた馳の仕事ぶりを評しながら、関係性をアピールした。馳は「政策実現力はナンバーワンだ」と持ち上げ、地元交通網の整備検討に前向きな姿勢を示した。

 一方、別の自民現職は地元回りに奔走する。花見中の地元住民の前で「まだ働き盛り。この地域のために仕事をしたい」と頭を下げる場面もあった。知事選で対抗馬を推したため、馳の応援は望めないが、「知事の応援の有無は関係ない。地道に訴えていく」と語った。

 維新は「全国政党化」を狙い、県議選で初の公認候補を擁立した。新人候補者は「維新の改革を石川でもさせてほしい」と、統一選後半戦の候補者と連動して訴える。次期衆院選に向け、石川1区での足場を固める狙いもありそうだ。

 公明は、現職1人の引退表明に伴い、12年ぶりに新人を擁立した。物価高対策や子育て支援強化を訴え、2議席維持を目指す。2日には、現職2人が知事選で支えた馳も駆けつけた。陣営は「新人は知名度不足が課題」とみて票固めを急ぐ。

 共産、社民、参政の各党も、現有1議席の死守に懸命だ。共産は草の根組織を通じて地域住民の暮らしを守る政治姿勢を訴える。社民も連合石川や県教職員組合と連携し、支持固めに力を注ぐ。参政は若い世代をターゲットにSNSも活用して訴えをアピールする。

 無所属では現職2人、新人2人が立候補した。連合石川は現新各1人を推薦して後押しする。

 無所属新人は2日、市内の商業施設で個人演説会を4度開いた。集会後、施設内の期日前投票所での投票を促す作戦だ。連合石川の推薦を受けたが、陣営幹部は「コロナ禍で労働組合の集会が開きにくくなった」と集票力の低下を懸念し、街頭での訴えにも精を出す。

 若手現職の無所属候補は、賃上げの推進や子育て支援の充実などを訴える。県都・金沢は無党派層も多い。陣営幹部は「政党色がなく、純粋に地域の声を吸い上げる議員の存在は大切だ」と話し、地域住民にも支えられながら地元を中心に街頭演説を重ねている。

 躍起になる候補者とは裏腹に、多くの陣営は市民の関心の薄さを懸念する。前回選では、金沢市選挙区の投票率は38・89%と初めて4割を切り、過去最低となった。ある自民現職の陣営幹部はため息をつく。「手応えは日によってあったりなかったり。どんぐりの背比べのような戦いで、情勢が全く読めない」(敬称略、おわり)



 この連載は、山口真史、宮嶋範、福原悠介、古渡彩乃が担当しました。

566OS5:2023/04/07(金) 17:52:36
https://www.chunichi.co.jp/article/667777?rct=sou_tou23
「トヨタ系の牙城」でも動員ためらう労組 選挙戦術、曲がり角に
2023年4月7日 05時05分 (4月7日 05時06分更新)
刈谷駅前で支持を呼びかける候補者(中央左)=2日、愛知県刈谷市で
刈谷駅前で支持を呼びかける候補者(中央左)=2日、愛知県刈谷市で

 トヨタグループ企業の本社や工場が集積する愛知県三河地方。統一地方選で行われる県議選刈谷市選挙区も、労働組合が強固な組織力を誇ってきた。だが4年前と異なり、今回は選挙戦術の変更を迫られている。「組合離れ」を恐れて動員が遠慮気味になっている上、2年前にトヨタ自動車労組が国政に組織内候補を出さない方針に転換したことや、地価の上昇も影響している。
トヨタ系の牙城 三河地方
 「市民に寄り添う政策と正直な政治を刈谷から広げたい」。2日、刈谷駅前で労組出身の新人が声を張り上げた。昨年から250回の街頭演説をこなし、地域への浸透を図ってきた。市民や地域を意識する背景には、組織以外からの支持がなければ勝ち抜けないという危機感がある。
 曲がり角に来ている労組の選挙戦術を表すように、この日集まった組合員は選挙期間の唯一の日曜日にもかかわらず、70人ほど。長く選挙に関わってきた労組元役員は「以前よりも、圧倒的に集まる組合員が少ない」と明かす。
 この選挙区では2議席を3人で争う。前回2019年も同じ構図で、3人の候補が約六百票差ずつで続く接戦だった。
 前回、立候補した労組出身の別の候補が、選挙戦最終日に駅前で演...

567OS5:2023/04/07(金) 18:09:24
https://news.goo.ne.jp/article/chuplus/region/chuplus-667860.html
<注目区を歩く 県議選> (4)敦賀市 元議員の得票は誰に
2023/04/07 05:05中日新聞Web

<注目区を歩く 県議選> (4)敦賀市 元議員の得票は誰に

(中日新聞Web)

 現職二人と新人二人が三つの議席を争う敦賀市選挙区。トップ当選から次点まで約千八百票差の間に四候補がひしめく激戦となった前回と同じく、当落の読めない混戦模様だ。任期途中に辞職した保守系ベテラン議員の票の動向が鍵を握るとみられ、各陣営は神経をとがらせながら熱のこもった活動を繰り広げている。

 現職の力野さんは告示日以降、支援企業や団体を丁寧に回り、地盤固めに奔走。二月から三十回以上の県政報告会を各地区で開き、舞鶴若狭自動車道の四車線化や嶺南の医療体制整備などを訴えた。前回はトップ当選だが、陣営は「油断による上滑りが怖い」と引き締めに余念がない。

 もう一人の現職北川さんは告示日から市内全域をくまなく巡る。街頭演説は強みとなる教育や福祉政策を中心に、子育て世代にアプローチする。保守系の他三人とは支持基盤が異なり、連合福井主導の組織戦を展開。陣営は「保守三人の総得票と同程度の票を取りたい」と意気込む。

 前回七百四十三票差で涙をのんだ新人の堀居さんは支援者との集会を開くよりも「とにかくフットワーク」と各地区を回って一対一で支持を訴える体力勝負。重視する子育て世代に浸透を図るべく、中郷地区など新興住宅地が広がるエリアに繰り出し、夜の時間帯を狙って回る徹底ぶりだ。

 四人で唯一県議選は初めての福谷さんは告示後、連日市内全域で個人演説会を開催している。事務所を地盤から離れた松原地区に置き、各地区を地元の市議と共に回るなど、新たな支持層の開拓に挑む。市議を三期務めた実績や人脈を強みに、「県と市のパイプ役を担いたい」と熱を込める。

 不祥事で辞職したベテラン議員は前回、約七千五百票を獲得していた。各陣営にとっては勝敗を分ける票だが、「あれは個人票で、特定の層に偏った票ではない」と口をそろえる。「選挙で戦ってきたのでこちらには流れづらい」と現職陣営が悲観すれば、「辞職後の三年間の実績から現職に流れるのでは」と新人陣営。票読みがしにくい状況だ。

 有権者数は五万二千九百七十人。前回の選挙区での県議選投票率は58・10%。今回の投票率は、ほとんどの関係者が下がるとの見立てで、ある陣営は当落ラインを六千五百票程度と予想する。

 (林侑太郎、宮崎雅仁)

 =終わり

568OS5:2023/04/07(金) 18:10:58
https://news.goo.ne.jp/article/chuplus/region/chuplus-667993.html
県議選、松阪市は各地で舌戦 広い選挙区を現新6人駆ける
2023/04/07 05:05中日新聞Web

県議選、松阪市は各地で舌戦 広い選挙区を現新6人駆ける

交通量の多い交差点に立ち、知名度向上を目指す候補者=松阪市内で

(中日新聞Web)

 九日投開票の県議選に向け松阪市選挙区(定数四)では、六人が立候補し支持を訴える。前回の無投票から一転、自民、新政みえ系の現職四人に、維新と参政の新人二人が挑む激戦となった。六人は東西五十キロの広大な市内をところ狭しと巡り、投票を呼び掛けている。(谷口武、望月海希、奥村友基)

 現職の四人は、知名度向上を狙う街宣活動と、政策をアピールする個人演説会の両軸で支持を訴える。

 三選を目指す自民現職の田中祐治さん(68)は毎朝、朝田町の国道交差点に立つ。「『頑張っとるな』と顔を覚えてもらいたい」と語る。

 夜は市内各地で個人演説会を開催。地域産業の活性化や防災減災対策などに取り組む姿勢をアピールする。演説会には地元市議らが応援に駆け付ける。田中さんは「自民党は市と県と国がしっかりと結び付いている」と実行力を強調する。

 「皆さんこんばんは」。五日夜、小片野町の個人演説会で、覇気のある大声であいさつしたのは、立候補者最年長の自民現職の野口正さん(70)。市議と県議合わせて二十八年間の活動で、道路整備や砂防工事などに貢献した実績を訴え「地域のため要望するのが大切」と力を込める。

 街宣では地元の沿岸部や三雲、嬉野地域を重点的に巡り、医療制度の維持や伝統文化の保護を訴える。

 飯南、飯高地域を熱心に回り、支持の拡大を図るのは、新政みえの公認を得ている無所属現職の中瀬古初美さん(58)。市内各地で街頭演説と個人演説会を重ね、三選を目指す。

 五日の商業施設前の演説では、疲弊する保育現場の改善や子育て世帯の支援を挙げ「地域で子育てをする環境を整えることが大事」と語った。市議らも応援に駆けつけ、中瀬古さんの実績や人柄をアピールした。

 新政みえの公認を得ている無所属現職の喜田健児さん(54)は毎晩、複数の会場で個人演説会を開き、支援を訴える。五日、嬉野公民館であった演説会には、教員時代の教え子や現役の教職員ら若者の姿も目立った。

 喜田さんは「子どもがど真ん中の三重づくり」を政策に掲げる。「子どもの意見や考えを政治に反映させたい。若い世代が参画することで社会は変わっていく」と熱弁を振るった。

 一方の新人二人も有権者への浸透を図るため、選挙活動に余念がない。

 維新新人の小川裕基さん(37)は、街頭演説に連日注力している。一日平均で市内の約三十カ所に立つ。六日午前は久保町交差点で「県には行財政改革が必要。そこから余った金で、福祉の充実や人材を育成できる県にする」と訴えた。

 「頑張って」と声を掛けられる機会も増えてきたという。陣営幹部も「演説する姿が板につき、胸を張って話せるようになってきた」と手応えを感じる。

 参政新人の嶋田早織さん(38)は七児の母。六日午前は選挙活動ではなく、五男の小学校の入学式に出席。直前まで出席するかどうか悩んだが「私が入学式に出ないことで子どもから見た政治のイメージが悪くなるより、両立することでいい母親でいたい」と判断した。有権者との対話を重視し街頭演説は控え、地域を歩く。大黒田町の交差点に立つなどして、存在をアピールしている。

569OS5:2023/04/07(金) 22:57:42
https://www.niigata-nippo.co.jp/articles/-/198956
連載[2023新潟県議選・追跡激戦区]<下>新潟市南区は激しさ増す一騎打ち、加茂市・南蒲は国会議員も全面対決、十日町市・中魚は現職に野党共闘挑む
2023/4/5 16:00
 4月9日の投開票まで1週間を切った新潟県議選は、選挙戦に入っている14選挙区で計50人の候補者が論戦を繰り広げている。主要政党の公認候補らがしのぎを削っている定数2以上の複数人区があり、現職と新人がつばぜり合いを演じている1人区もある。中盤戦を迎えた14選挙区のうち、主な激戦区の情勢を追った。(候補者は敬称略。届け出順)(3回続きの3)

◆新潟市南区選挙区
◇新潟市南区選挙区(定数1)
笠原義宗 48 県議 自現(3)
磯貝潤子 49 無職 無新

 新潟市南区選挙区(定数1)は、自民現職の笠原と、無所属新人の磯貝が1議席を巡って争う。1239票差で決着した前回と同じ顔触れとなった。選挙戦は「政権与党」対「野党共闘」の構図で候補が激しい一騎打ちを演じている。票田となる白根地区の投票動向が行方を左右しそうだ。

 2012年の初当選以来、3期を務める笠原は、新潟市議選の南区に出馬している自民公認の現職2人と合わせ「3人そろってこそ南区の政治力が高まり、予算が確保できる」と実績を懸命にアピール。区内を流れる中ノ口川の治水事業に加え、道路や橋りょうの整備をさらに進める必要があると訴える。

 告示後は、個人後援会がフル稼働し、少人数の集会を重ねる。有権者とじかに対話することで着実に票を積み上げたい考えだ。集会には自民の国会議員や県議も同席し、与党とのパイプを前面に出す。

 2度目の挑戦となる磯貝は、県外出身で地縁血縁はなかったが、4年前から地元で広げてきた人脈を活用し、草の根で選挙戦を展開。交流サイト(SNS)も駆使し、幅広い層への浸透を図る。

 街頭では「子育てや医療福祉など人に予算を割くよう訴えたい。多様な声を県議会に届ける」と力を込め、福島原発事故で避難を余儀なくされた経験から原発再稼働反対も鮮明にする。立憲民主、社民、共産の各党や連合新潟の推薦を受け、3日には社民の福島瑞穂党首が応援演説に駆け付けるなど支援も手厚い。

◆加茂市・南蒲選挙区
◇加茂市・南蒲選挙区(定数1)
大平一貴 50 前市議 無新
保坂裕一 62 県議 自現(1)

 加茂市・南蒲選挙区(定数1)は、立憲民主の支援を受ける無所属新人の大平と自民現職で2期目を目指す保坂が激突する展開となっている。それぞれ与野党の国会議員が支援。次の国政選挙を見据えた全面対決の様相を呈し、激しい選挙選を展開している。

 大平は、加茂市で根強い人気がある同市出身の立民・菊田真紀子衆院議員(旧新潟4区)が全面的に支援する。「県政刷新 創(つく)れ!! 新潟県の未来」を合言葉に、連合新潟の推薦も受け、街宣で地域をくまなく回る。革新系や女性への浸透を図る。

 県立加茂病院の診療科維持や脱原発を訴える。「医師確保を支援する制度をつくる。原発を再稼働しても電気代は下がらない。柏崎刈羽の再稼働も食い止める」とアピール。住民目線のチェックによる県の財政健全化や、首都圏と新潟県との格差是正も掲げる。

 保坂は、人口減少対策として、商店街など市街地や木工などの伝統産業、道の駅たがみの活性化による、にぎわい創出を掲げ、県の医師不足解消や加茂病院の充実も訴える。

 業界団体や国会議員らの支援を受けて組織戦を展開。細田健一衆院議員(旧新潟2区)や国定勇人衆院議員(比例北陸信越)のほか、藤田明美・加茂市長、佐野恒雄・田上町長も支援に加わり、支持拡大を図っている。「与党議席を死守しなければ加茂・田上の発展はない。国、県と地元のつなぎ役となる」と訴え、組織引き締めを図る。

570OS5:2023/04/07(金) 22:57:59

◆十日町・中魚選挙区
◇十日町市・中魚選挙区(定数2)
小山大志 45 県議 自現(1)
尾身孝昭 70 県議 自現(7)
藤ノ木浩子 62 元町議 無新

 十日町市・中魚選挙区(定数2)は自民現職2人と野党共闘の無所属新人1人が立候補した。自民独占か、野党系が奪取かが焦点だ。

 前回1万票余りを獲得した自民現職の小山は「1期目に築いた人脈や温めたプランを開花させたい」と再選を期す。理事長を務めた青年会議所や同級生の人脈を生かし、浸透を図る。

 医療と教育の充実、地元鉄道の活性化などを訴え、子育て中の45歳という若さと将来を担う責任世代を強調。「未来を託してほしい」と呼びかける。交流サイト(SNS)を使い、若年層の取り込みも目指す。

 前回、1万3千票余りでトップ当選の自民現職の尾身は「これまでで一番厳しい戦い」と話す。多選批判や支持者の高齢化に加え、小山への保守票分散も懸念。選対幹部は「相手が若者(小山)と女性(藤ノ木)で脅威」とみる。

 津南町に初めて事務所を構え、組織を固める。別の選対幹部は「病院や高校、道路網整備などの成果を伝え、全世代に浸透させたい」と語る。

 「1人は野党代表を」。前回、共産公認で出馬し、約3千票差で涙をのんだ新人藤ノ木は無所属となり、野党共闘で議席奪取を狙う。原発再稼働反対などを柱に据え、対決の構図を明確にする。

 社民県連の推薦と十日町市の立憲民主党・梅谷守衆院議員(旧新潟6区)後援会が支援する。告示日には梅谷氏らも来援した。共闘がどこまで機能し、集票につながるかが鍵を握る。

(おわり)

候補者一覧表にある氏名の横の数字は投票日(9日)現在の年齢。自は自民、立は立憲民主、維は日本維新の会、公は公明、国は国民民主、共は共産、無は無所属。現は現職、元は元職、新は新人。かっこ内の数字は当選回数。敬称略。

571OS5:2023/04/08(土) 04:05:38

安藤敏毅 立憲現職
阿部武史 無所属新人
水野富夫 自民現職

https://mainichi.jp/articles/20230403/ddl/k23/010/104000c
決戦の構図/1 県議 清須・北名古屋市・西春日井郡選挙区 分裂保守、立憲の激戦 /愛知
毎日新聞 2023/4/3 地方版
 前回無投票だった清須・北名古屋市・西春日井郡(豊山町)選挙区(定数2)は、保守分裂含みの激戦になっている。11選を目指すベテランの水野は自民公認で出馬する一方、無所属新人で前北名古屋市議の阿部も自民党員で、自民党国会議員らの支援を受ける。元自治労県書記長で立憲現職の安藤も組織を固め、5選を目指しており、三つどもえの激戦を繰り広げている。【川瀬慎一朗】

572OS5:2023/04/08(土) 08:39:13
>暴走する馬偏に也と書く人、読み方を私はわかりませんけども。
この発言、問題ないのか?
https://news.yahoo.co.jp/articles/459c6899bd46658981f32918ca6ae6b48c404742
“市を2分する戦い”舌戦激化も「横一線」 人口減の課題抱える輪島市の行方は
4/7(金) 20:33配信石川県の輪島市選挙区(定数1)は自民党・現職 宮下正博候補(73)と、無所属・新人 北村麻記子候補(41)の2人が立候補。市を2分する戦いは両陣営ともに「横一線」と話し、舌戦も激しさを増しています。

自民・現 宮下正博候補
「いま一度役割を任せていただきたい。力の限り全身全霊をかけてこの輪島のために頑張ります」(31日の出陣式)

6期目を狙うのは自民党の現職、宮下正博候補。4日、輪島朝市を訪れると店を切り盛りする女性たちから激励の言葉が飛びます。

街頭演説では、選対本部長の梶文秋前輪島市長も、北村陣営を支援する馳知事について触れ…。
梶文秋 選対本部長
「暴走する馬偏に也と書く人、読み方を私はわかりませんけども。そんな人を抑えることができるのは、宮下さんしかいないと思っている」

5期20年県議を務めてきた宮下候補に、次の4年で取り組みたい課題を問うと。
自民・現 宮下正博候補
「人口減少問題が一番厳しいのではないか。多くの人にこの地を好きになってもらって移住定住につなげていければ、少しはこの人口減の問題にもつなげていける」

無所属・新 北村麻記子候補
「4年待ったら遅いんです。ほかの地域じゃだめなんです。私の故郷は輪島なんです」(31日の出陣式)

ベテラン現職に挑む、無所属・新人の北村麻記子候補。5日は宮下候補の牙城といえる輪島市門前町を周りました。住民を見つけるたび選挙カーから降りて駆け寄り、握手。

街頭演説では“輪島新時代”を掲げ、陣営も語気を強めながら変革を訴えます。
澤田英樹 後援会長
「北村麻記子は政治屋にはならない。ちゃんとした政治家になる、それだけの人材。この戦いはアリとゾウの戦い。アリがゾウを倒すまでもうちょっと」

市内を走り回る北村候補、輪島が抱える課題は。
無所属・新 北村麻記子候補
「1番大きいのはやはり人口減少。ただ自然増というのはなかなか難しいと思うので、今後は交流人口・関係人口を増やすという発想で進めていく必要がある」

「輪島の課題をあえて1つ挙げるなら?」という質問には、奇しくも同じ“人口減少”をあげた2人。しかし県議の椅子は1つです。勝敗の行方は、2万1000人あまりの有権者に託されます。

北陸放送

573OS5:2023/04/08(土) 08:41:44
https://www.chunichi.co.jp/article/668435?rct=h_tokai_news
〈統一選しずおか〉 県議選「51」巡り激しく攻防 親知事系は不信任否決へ18死守 自公系は上積みで主導権狙う
2023年4月8日 05時08分 (4月8日 05時08分更新)

 県議選は、知事の不信任決議案を可決できる五十一議席を巡る攻防の行方に注目が集まる。
 知事が議会の解散か自身の失職かの選択を迫られる不信任決議案の可決には、議員数の三分の二以上が出席し、その四分の三の賛成が必要になる。五十一議席は四分の三に当たる。
 川勝平太知事を支える第二会派ふじのくに県民クラブは、所属の現職十四人とふじのくに系の政治団体「新政しずおか」推薦の新人四人の計十八人が出馬。うち六人は無投票で当選している。会派単独で可決を阻止する十八議席を得るには出馬の全員当選が必要になる。
 全員当選がならない場合、新政しずおかの推薦がない立民新人と国民新人計二人や、二〇二一年に知事への辞職勧告決議案に反対した共産や無所属の動向がキャスチングボートを握ることになる。
 一方、川勝知事と距離を置く最大会派の自民改革会議は自民公認・推薦で計四十四人が出馬。うち十七人が無投票当選を決めている。ふじのくに系候補との一騎打ちになった函南町(定数一)や長泉町(一)の選挙区のほか、沼津市(三)、磐田市(三)、浜松市中区(四)などの選挙区でも現有議席を巡る激しい攻防が繰り広げられている。
 不信任決議案の可決...

574OS5:2023/04/10(月) 09:38:30
https://news.yahoo.co.jp/articles/7213985ecf2a558e46ec81c4160218e60cce4827
静岡は難波氏、浜松は中野氏 政令市長選 盤石支援で制す
4/10(月) 6:44配信
 統一地方選前半戦の静岡市長選と浜松市長選、県議選(定数68)、浜松市議選(定数46)の投票が9日行われ、即日開票された。新人3氏の争いとなった静岡市長選は、元副知事難波喬司氏(66)=自民、公明、立民、国民推薦=が元県議山田誠氏(61)、共産党県常任委員鈴木千佳氏(52)=共産公認=を破り、初当選した。新人同士の対決となった浜松市長選は、元総務省課長中野祐介氏(53)=自民、公明推薦=が市民団体代表嶋田博氏(74)=共産推薦=に圧勝した。

 選挙区が1増え34選挙区となった県議選は前回選よりも7人少ない92人が立候補した。無投票の15選挙区を除く19選挙区の43議席を巡って67人が争い、自民党が単独過半数(35議席)を維持し、現有議席に迫る。

 静岡市長選は、難波氏が主要政党のほか、共産党を除く市議会各会派の支持も得て与野党相乗りの盤石な支援態勢をつくり、推薦団体は300を超えた。元副知事としての行政手腕や、国土交通省出身で港湾振興への明るさを前面に出し、葵、駿河、清水の3区ともに他陣営を上回った。

 自民党に籍を置きながら党の推薦を得られなかった山田氏は、高校同窓会や地元自治会関係者が支援した。子育て世代や若者、無党派層への浸透を目指したが及ばなかった。鈴木氏は党組織をフル稼働した選挙戦を展開したが、出馬表明が告示の3週間前と出遅れが響いた。

 浜松市長選は、自民党と経済界の一部が擁立した中野氏が、経済界の重鎮の支援を受けたほか、連合静岡など幅広い団体や企業の推薦を得て終始、優位に選挙戦を進めた。現市政の路線継承に加え、子育て支援や文化・芸術分野での充実を訴え、全域で幅広い支持を得て対立候補を圧倒した。

 嶋田氏は現市政の刷新を訴え、批判票の一部を取り込んだが、支援に入った共産党の組織を固めることで精いっぱいだった。

 県議選の一部と浜松市議選は10日午前1時現在、開票作業が続いている。

 選挙区が1増え34選挙区となった県議選は前回選よりも7人少ない92人が立候補した。無投票の15選挙区を除く19選挙区の43議席を巡って67人が争い、自民党が単独過半数(35議席)を維持し、現有議席に迫る。



 静岡市長選開票状況(当選者の丸数字は当選回数)

当149,117 難波喬司 無新①

  80,829 山田誠 無新

  27,197 鈴木千佳 共新

 ▽投票総数 261,255 ▽有効 257,143 ▽無効 4,112



 浜松市長選開票状況(当選者の丸数字は当選回数)

当246,745 中野祐介 無新①

  60,530 嶋田博 無新

 ▽投票総数 317,310 ▽有効 307,275 ▽無効 10,035



静岡市長の略歴

 難波喬司氏(なんば・たかし)1981年、運輸省(現国土交通省)入省。国交省技術総括審議官を経て2014年から副知事を2期8年。県理事を最後に22年11月に県退職。岡山県真庭市出身。名古屋大大学院修了。静岡市駿河区曲金



浜松市長の略歴

 中野祐介氏(なかの・ゆうすけ)1994年に自治省(現総務省)に入り、京都府総務部長や地方創生担当相秘書官、消防庁地域防災室長、北海道副知事、都道府県税課長などを歴任。浜松市出身。東京大卒。同市東区半田山

静岡新聞社

575OS5:2023/04/10(月) 10:04:09
https://www.nhk.or.jp/senkyo/database/touitsu/20/18941/skh52505.html
福井県知事選
有権者数623,141
開票終了
投票率51.08%
282,097(89.6%)杉本達治 無現60歳当選:2回目推薦:自民・立民・公明元福井県副知事元総務省消防庁国民保護・防災部長
032,778(10.4%)金元幸枝 共産新65歳共産党福井県委員会書記長元しんぶん赤旗記者

576OS5:2023/04/10(月) 17:57:50
https://news.yahoo.co.jp/articles/0b5f8b6a739bb0f556e4d33a05832cb8606104ec#:~:text=%E4%BF%9D%E5%AE%88%E5%88%86%E8%A3%82%E3%80%8C%E5%88%BA%E5%AE%A2%E3%80%8D%E6%96%B0%E4%BA%BA%E3%82%92,%EF%BC%91%E4%BA%BA%E3%81%8C%E8%90%BD%E9%81%B8%E3%81%97%E3%81%9F%E3%80%82
保守分裂「刺客」新人を手厚く支援したものの…「馳知事系」県議選で続々落選
4/10(月) 13:50配信

読売新聞オンライン
 統一地方選前半選の石川県議選(定数41)は9日、11選挙区で投開票され、34人が当選した。無投票当選した3選挙区7人と合わせ、全41人の県議が決まった。自民党は35人のうち30人が当選し、自民系無所属の1人を含めて約7割の議席を確保した。女性当選者は4人で過去最多を更新した。投票率は46・36%で、過去2番目に低かった。

【写真】元民主党衆院議員の田中美絵子さん、石川県議選で初当選

 立憲民主党は現職2人が当選して議席を維持した。日本維新の会は、金沢市選挙区に立てた新人が落選し、初の議席は獲得できなかった。現職1人が引退する公明党は現職と新人1人ずつが当選し、議席を守った。共産、社民、参政の各党はそれぞれ現有1議席を死守した。

 過去最多となった女性の当選者は、田中美絵子さん(金沢市)、安居知世さん(同)、太郎田真理さん(同)、八田知子さん(小松市)の4人。これまでの最多は、2003、07、19年の3人だった。

当選確実の一報が入り、万歳をする宮下さん(中央)(9日午後10時26分、石川県輪島市の農協で)

 多くの選挙区で保守分裂となったが、馳知事が推した自民系の候補者の落選が相次いだ。

 輪島市では、知事選で馳氏の対抗馬を推した自民現職が、馳氏が支援した新人を破った。自民3人が2議席を争った能美市能美郡では、現職1人と新人1人が当選し、馳氏らが推した旧根上町を地盤とする新人は落選した。珠洲市鳳珠郡と羽咋郡北部でも、馳氏に近い新人が敗れた。一方、野々市市では、馳氏が支援した新人が初当選した。

 馳氏は、昨年の知事選で対抗馬を推した現職陣営には応援に入らなかった一方、「刺客」とも言える新人を手厚く支援していた。

 与野党対決の鹿島郡は、立民現職が自民新人を破り、前回選に続いて連勝した。定数1減で自民対非自民の現職対決となった羽咋市羽咋郡南部は、自民現職が無所属現職を破った。

 自民現職は2人が落選した。定数1減となった加賀市では、自民3人が2議席を争い、現職1人と新人1人が当選し、現職の1人は涙をのんだ。野々市市では、自民現職1人が落選した。

577OS5:2023/04/10(月) 18:30:03
https://news.yahoo.co.jp/articles/5472700117f3c10f3cabc1c84ecc9f793cb44a9c
「岐阜のドン」自民・猫田氏の14選確実 引退表明から一転し立候補
4/9(日) 23:55配信

朝日新聞デジタル
猫田孝・岐阜県議=2020年12月、岐阜県大垣市、岩尾真宏撮影

 岐阜県議会の重鎮で、自民党県連会長代行の猫田孝氏(83)が全国最多タイとなる14回目の当選を果たした。1974年の県議補選に34歳で初当選して以来、連続で当選を重ねてきた。県政界の「ドン」とも呼ばれる。

【写真】支持者らと万歳をして喜ぶ猫田孝氏(中央)=2023年4月9日午後8時4分、岐阜県大垣市、荻野好弘撮影

 猫田氏は午後8時すぎ、大垣市内のホテルの祝勝会場に姿を見せ、支持者らと万歳をして喜んだ。「今回で14回目。大変ありがたく思う。安心安全で暮らしやすいまちづくり、岐阜県の発展、西濃地域の発展のために、初心を忘れることなく、みなさんのお役に立てるようにしっかり頑張ります」と抱負を述べた。

 猫田氏は一昨年の知事選で、5選をめざす古田肇知事の相手候補として元中央官僚を擁立。「退路を断ってこの戦いに挑む」と、引退を表明していた。擁立候補が敗れたことで、影響力の低下も指摘された。

 ところが昨年2月、一転して県議選への出馬を表明。知事選で争った古田知事や国会議員との関係が「氷解した」と強調し、「(支持者の)熱い思いを受け、立候補を決意した」と話していた。(荻野好弘、保坂知晃)

朝日新聞社

578OS5:2023/04/10(月) 18:32:35
https://news.yahoo.co.jp/articles/4648b5f4a511032c1d19b52ee2922f32b06a1b5e
覆面レスラー「グレート無茶」氏も初当選 長野県議選の開票終了
4/10(月) 1:10配信
産経新聞
長野県議選に初当選した覆面レスラーの「グレート無茶」氏=9日夜、長野市(原田成樹撮影)

長野県議選は9日、選挙戦になった12選挙区で投票が行われ、深夜に開票が終了した。無投票だった11選挙区を合わせた全57議席の政党別内訳は、自民22人、立民3人、公明5人、共産6人、無所属21人。自民は推薦候補を合わせても24人で過半数に届かなかった。維新、参政は初議席の獲得はならなかった。

現元新の内訳は、現職43人、元職1人、新人13人。投票率は44・47%で、前回を3・10ポイント下回り、戦後最低を更新した。

長野市・上水内郡区(定数11)に立候補していた元長野市議で無所属新人、プロレス団体経営のグレート無茶(むちゃ)氏は3位で当選。午後10時半頃に当選が確実になると、長野市内にある練習場で仲間のレスラーらと喜びを分かち合った。まず県議会から変えるとする無茶氏は、「マスクがあるからこそ良かったことの方が市議でも多かった。災害のときも遠くから議員がいると分かってもらえた」として、マスク着用で活動したいと述べた。

579OS5:2023/04/10(月) 18:39:57
https://news.yahoo.co.jp/articles/ed1151c3608b78354160ab99bbbeae87e27aaf28
【新潟県議選】自民が過半数維持も幹事長落選… 野党も課題残る結果に 投票率は過去最低
4/10(月) 18:35配信
4月9日投開票された新潟県議会議員選挙。

夜遅くまで行われた開票の結果、県議会最大会派・自民党が単独過半数を維持しました。その一方で、自民党は県連幹事長が議席を失うなど波乱の展開となりました。

県内27の選挙区のうち、14選挙区で選挙戦となった今回の県議会議員選挙。50人の候補者たちが9日間の選挙戦を駆け抜け、審判のときを迎えます。

開票の結果、自民党は改選前よりも1つ議席を増やし、28議席を獲得。単独過半数を維持しました。しかし…

【自民党県連 皆川雄二 政調会長】
「加茂・南蒲原、見附、妙高、胎内、こうした一人区を落としてしまったのは、私としては大変な惨敗だというふうに思っている」

選挙戦となった5つの1人区のうち4つを落とした自民党。さらに、県連幹事長の落選という波乱も…

【自民党県連 皆川雄二 政調会長】
「正直申しまして、大変な痛手」

そのほかの政党では、公明党が2議席を維持。立憲民主党は議席を増やしたものの、2議席にとどまりました。

候補者を1人しか擁立できなかった国民民主党は、現職の議席を守り抜きました。一方、共産党は議席を失っています。

与野党ともに課題の残った県議選。大きな争点もなく、投票率は過去最低の46.38%となっています。

NST新潟総合テレビ

580OS5:2023/04/10(月) 18:40:54
https://news.yahoo.co.jp/articles/42817c65d3dbcb926eeef77a8f88728095e40df9
河村市長「“名古屋のことは名古屋で”が市民の気持ち」維新と減税が真っ向勝負の名古屋市議選 減税に軍配
4/10(月) 17:33配信
 9日、統一地方選・前半戦の東海3県の県議選と名古屋市議選が、実施されました。

 党勢拡大を狙って減税日本との連携を解消した日本維新の会が、どれだけ議席を獲得できるか注目されましたが、9つの選挙区で減税と維新が真っ向勝負した名古屋市議選は、減税に軍配が上がる結果となりました。

【動画で見る】河村市長「“名古屋のことは名古屋で”が市民の気持ち」維新と減税が真っ向勝負の名古屋市議選 減税に軍配

ニュースONE

河村名古屋市長:
「庶民革命というかな。税金を払う苦労をしている人たちのどえりゃあ熱い期待で、サンキューベリーマッチと」

 9日夜、当選を決めた候補者と共に喜びを語った減税日本代表の河村たかし名古屋市長。名古屋市議選では、改選前の9議席から5つ伸ばし14議席を獲得する健闘を見せました。

河村名古屋市長(4月1日):
「なんで大阪(維新)の言う通りにせなあかんの。そう言ってきたんだで、ひどいもんだわ、泣けてくるわね」

 共に「改革勢力」を自任し、去年の参院選をはじめ、これまで選挙協力を続けてきた日本維新の会と減税。

ニュースONE

 しかし今回、東海3県でも党勢拡大を狙った維新は関係を解消し、前回の選挙で減税の候補として当選した、現職4人を含む9人を名古屋市議選に擁立しました。

 対する減税は、16ある選挙区すべてに候補者を立てて徹底抗戦。

ニュースONE

 そして迎えた投開票日。特に関西を中心に支持を集めた維新ですが、名古屋では違いました。

維新・現職の手塚将之氏:
「ひとえに私の努力不足なんですけれども、日本維新の会に対して私が思っていた以上に、認知度はあってもなじみがなかったのかなと」

ニュースONE

 名古屋市議選に臨んだ現職は4人とも落選し、当選したのは新人1人のみ。東海3県の県議選も、合わせて11人が立候補しましたが全員落選しました。

 戦いから一夜明け、河村市長は今後の維新との連携について「柔軟に対応する」と述べた上で、次のように語りました。

ニュースONE

河村名古屋市長:
「名古屋のことは名古屋でというのが、かなり市民の皆さんの気持ちの中ではあったと思いますよ。大阪(維新)の部下になるのかって、そりゃたまらんでしょ」

581OS5:2023/04/10(月) 18:42:48
https://news.yahoo.co.jp/articles/bfc435b7713e41c87ce6a31aa134aef6e2c9b607
河村市長「大勝利じゃないですか」 減税日本が14議席獲得、河村人気は今も健在 名古屋市議選
4/10(月) 17:15配信


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メ〜テレ(名古屋テレビ)
名古屋市 河村たかし市長

 統一地方選の前半戦、東海3県の県議会議員選挙と名古屋市議会議員選挙の投開票が9日行われました。名古屋市議選では、名古屋市の河村たかし市長が率いる「減税日本」と「日本維新の会」の候補の激突に注目が集まりました。


 名古屋市議選は、自民党が1議席減らしたものの20議席と、最大会派を維持する結果になりました。
 
 そして…
「サンキューベリーマッチ。皆さんありがとうということで」(名古屋市 河村たかし 市長)

 河村市長率いる地域政党の「減税日本」は擁立した17人のうち14人が当選し,
これまでの9議席から5議席ふやして底力をみせました。

 一夜明けた会見で、改めて、選挙戦を振り返る河村市長ー

 「まずはどえりゃあ疲れましたわ。きのうは終わって1杯飲んだらいっぺんに疲れが出てきた。期待の票はきのうの統一地方選挙に入れていただいたということで、大変に感謝しております」(河村 市長)

減税→維新に転身 市議選でガチンコ対決
維新から立候補した鹿島敏昭 氏

 今回の統一地方選で注目されたのは「減税日本」と、連携を解消した「日本維新の会」が独自候補を擁立した直接対決です。

 名古屋市西区では、維新の鹿島敏昭さんが立候補。鹿島さんは減税所属の市議として3期つとめたものの、選挙直前に減税を離れました。

 「心機一転という点では、自分もあと4年間の総まとめが減税にいたらできないだろうと思います。やっぱり市長の顔色をうかがいながらの党派ですから。自分の意思が尊重されるというのはありえない」(維新・現職 鹿島敏昭 氏)

 対する減税。選挙戦初日、河村市長がまず向かったのも西区でした。

 「名古屋のことは名古屋でやらせてもらわなあかんで」(名古屋市 河村たかし 市長)


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