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第23回参議院議員選挙(2013年)
1
:
やおよろず
◆N22LLUydY2
:2010/07/14(水) 08:06:13
第22回参議院議員選挙(2010年)
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1202752370/
2511
:
チバQ
:2013/07/11(木) 00:49:54
http://sankei.jp.msn.com/west/west_affairs/news/130710/waf13071011310014-n1.htm
【参院選2013】
「借りは返す!」23年前の因縁の対決が再燃 柳本氏VS東氏 参院選大阪選挙区
2013.7.10 11:29 (1/3ページ)[参院選2013]
大阪選挙区をめぐるバトル
11人の候補者が乱立する参院選大阪選挙区(改選数4)で、およそ四半世紀ぶりの“因縁の対決”が再燃している。維新新人、東徹氏(46)の父と自民新人、柳本卓治氏(68)は23年前の衆院選で対決した経緯があるのだ。このときは東氏の父が敗れ、国政進出の夢を絶たれており、東氏陣営は“父親の敵討ち”と雪辱を誓っている。
「今回の戦いで平成2年の借りを返さなければなりません!」
先月下旬、大阪市内で行われた東氏の決起集会で、維新幹事長の松井一郎大阪府知事は語気を強めた。
平成2年2月に行われた衆院選。自民党内の熾烈な派閥争いが繰り広げられていた当時、大阪市議出身の柳本氏と東氏の父で大阪府議出身の武氏(77)が、党の公認取り付けをめぐって対立していた。
かつて中曽根康弘元首相の秘書を務めた旧中曽根派の柳本氏と旧安倍派の武氏はそれぞれ党本部に働きかけを行ったが結論が出ず、ともに中選挙区時代の旧大阪1区(定数3)から出馬。結局、公示後に柳本氏が公認となり、2位で初当選し、武氏は5位で落選した。
当時、大阪市議は柳本氏を、大阪府議は武氏を支持するなど自民府連は真っ二つに分かれ、その争いの激しさのあまり、府連幹部は「選挙後にしこりを残し、府連がバラバラになるかもしれないと心配した」という。
それから23年後。争いに敗れた父の背中を見ていた東氏は自民から分裂した維新から立候補。当時、武氏の選挙カーの運転をしていたという松井氏は「あの時は無茶苦茶悔しい思いをした」と語り、維新の選挙対策責任者として陣頭指揮をとる。
一方、柳本氏陣営からは冷静な反応が。ある自民市議は「今さらそんな昔のことを持ち出すのはナンセンス」。当時、武氏陣営にいたという自民府議も「今回は新たな戦い。必要なのはどの政党が勝つかという大局的なことで、候補者うんぬんじゃない」と話していた。
2512
:
チバQ
:2013/07/11(木) 00:52:46
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/130709/stt13070923070009-n1.htm
【参院選】
菅元首相、捨て身の非公認候補支援 このままでは終われない?!
2013.7.9 23:03 (1/2ページ)[民主党]
民主党の菅直人元首相が、参院選東京選挙区(改選数5)で、民主党から公認を剥奪された現職の大河原雅子氏の支援に躍起となっている。この「反党行為」に対し党執行部は警告を発しているが、菅氏は完全無視。9日にはついに、大河原氏の応援のため都内で街頭に立った。今や政界への影響力低下が著しい菅氏だが、今回の“暴走”は党内に大きな波紋を広げている。(楠城泰介)
帰宅ラッシュで人通りが絶えない9日夕のJR立川駅北口のデッキ。菅氏はビールケースに乗り、声を張り上げた。
「原発は便利だが危ないものを子供たちに残すことになる。原発を進めようとしている安倍(晋三首相)さんにノーといって活動してきたのが大河原さんだ」
菅氏が党の非公認候補を公然と支援するのには理由がある。
一つは、昨年の衆院選で大河原氏の出身団体である地域政党「東京・生活者ネットワーク」から支援を受けたことへの「恩返し」。ただ何よりも大きいのは、「脱原発」を主張する大河原氏を後押しすることで、自らのライフワークを際だだたせたいという思惑だ。
今年に入り、太陽光発電仕様の自宅「エコカンハウス」を都内に新築したものの、さして話題にならなかった菅氏。それでも「脱原発」は今の菅氏にとって唯一のセールスポイントだ。
ただ、今後、菅氏が党の処分対象になるのは確実だ。細野豪志幹事長は現職の鈴木寛氏への一本化を決めた翌3日、各議員に「一本化の決定を重く受け止め、一丸となって全力で戦い抜くよう強く要請する」と記した要請文を配布。
8日には横浜市内での街頭演説で菅氏を念頭に「決めたことはしっかり守る政党にする。できない人は退場してもらってもいい」と言い切った。
もっとも、執行部は一本化を図る際、大河原氏に推薦を打診しており、処分しづらいのも事実。大河原氏を支援しているのは菅氏にとどまらないため、仮に処分した場合、党内に亀裂が走るのは必至だ。
東京選挙区の結果は、東京を地盤とする海江田万里代表の進退論に直結しかねない。党内には「大河原氏が当選して、鈴木氏が落選したら元も子もない。切腹ものだ」(幹部)とも声は根強い。
党の命運がかかる選挙区で、わが道をゆく元首相。執行部は頭を抱えている。
2513
:
チバQ
:2013/07/11(木) 00:54:25
http://sankei.jp.msn.com/west/west_affairs/news/130709/waf13070911570010-n1.htm
【参院選2013】
「名前をアピール」比例候補、真夏のどぶ板 著名人〝広告塔〟今は昔
2013.7.9 11:54 (1/3ページ)[参院選2013]
スタッフとともに商店街を練り歩き、有権者にアピールする元格闘家の候補者(中央)=5日、大阪・難波
参院選比例代表で、個人名で多く得票した順に政党内の当選者が決まる非拘束名簿式が導入されてから、今回が5度目の選挙となる。著名人が知名度を生かして政党をアピールしたかつての“広告塔型”の選挙戦略は影を潜め、今回は、地元に根ざしたり、過去のネームバリューを度外視したりして懸命に「名前」を売り込む“どぶ板型”の候補者が目立っている。
草の根
「沖縄は国にお願いする政治から脱却し、対等な立場で交渉する政治にしなければならない」。沖縄本島南部の宜野湾市。5日、強い日差しの下で、日本維新の会の比例候補(69)が声を張り上げた。「今でしょ!」。はためく青いのぼりには、有名塾講師の流行語と同じキャッチフレーズが踊っていた。
沖縄県内の元首長で、今年2月に4選を逃した。その後地域政党の最高顧問となり、地域政党は参院選前に維新と政策協定を結んだ。「比例には国政政党からしか出馬できないから、維新の席を借りたわけさー」。関係者が説明する。
地域政党幹部から比例での出馬を打診されたのは6月上旬。当初は「また選挙に出ると妻に話したら、家から追い出される」と周囲に不安を漏らしたが、説得を受けて心を決めた。出陣式では夫人にたすきを掛けてもらい、「こんなことをしてくれるとは思わなかった」と感激した。
“ご当地候補”として、選挙期間中は基本的に沖縄にとどまり、草の根から地道に政策を訴え、自らをアピールする。地域政党幹部は「維新の公認だが、あくまでうちの候補者。投票用紙には『維新』ではなく名前を書いてもらわなければならない」と力を込める。
誠実に
「こんにちはー」。5日、炎天下の大阪・難波で緑色の鉢巻きを締めた自民党の比例候補(47)が陣営スタッフたちと歩き、買い物客らに手を振った。
格闘技団体の元選手。気付いて立ち止まる人には足早に近づき、両手を差し出して握手する。難波周辺で1時間以上かけて商店街などを歩き回り、玉のような汗が額から吹き出たが「小さいことをコツコツと…」と笑顔で語った。
格闘界の立役者として名をはせたが、約10年前に一線から退いた。人材育成塾を主宰するなどしながら政治を学び、参院選出馬を決意。「タレント候補と思われているだろうが、有権者に対して誠実に礼節教育の大切さを訴えていきたい」と話し、街頭演説は「押忍(おす)、ありがとうございました」と締めくくる。
大票田の東京を中心に、大阪、神奈川、京都などを飛び回る。ネット選挙も駆使し、短文投稿サイト「ツイッター」で日程をこまめに告知する。
勢いに乗る自民からの出馬だが、陣営関係者は危機感を込めて語った。「投票用紙に名前を書いてもらわないと当選できない。試合で何万人もの観客を集めたのは過去のこと。それは本人も体で感じている」
ベテランも
「名前」の売り込みに躍起となるのは、ベテランも同じだ。
「いやー、暑いわ! 今日はワシ自身が街宣車から訴えとるよ」。かつて近畿の選挙区などで衆院11選を果たし、今回参院での再選を目指す民主の比例候補(78)。8日、陣営スタッフが候補者の言葉をフェイスブックに書き込んだ。
今回の参院選比例の政党別候補者数は、みんな15人▽民主20人▽大地9人▽社民4人▽生活6人▽みどりの風3人▽自民29人▽共産17人▽公明17人▽緑の党9人▽維新30人▽幸福3人−の計162人。このうち過去に衆参の選挙区や首長選、地方議員選で当選経験がある候補は民主9人、自民6人、維新16人など。特定の地域に地盤を持つ元首長や元議員は“ご当地候補”としての色彩が濃い。
有権者が書く名前の数が候補者の当落に直結する非拘束名簿式の比例選挙。政治アナリストの伊藤惇夫氏は「著名人でも抜群に知名度がある人でない限り、それなりの選挙活動をしなければ当選は難しい。一方、もともと一定の地域で支持が見込める候補は、地域を限定して選挙活動をした方が効率的に票を固められるだろう」と分析している。
2514
:
名無しさん
:2013/07/11(木) 19:56:29
「緑の風」、「みどりの党」と書かれた票はどの政党の票になる?
2515
:
チバQ
:2013/07/11(木) 22:14:43
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/130711/stt13071121370001-n1.htm
【参院選】
仁義なき民主vs元民主 看板外し34人出馬、自民より憎い?
2013.7.11 21:29 (1/2ページ)
生活の党・小沢一郎代表が自転車で応援=11日午前、千葉県鎌ヶ谷市(瀧誠四郎撮影)。一部画像を加工
今回の参院選では、かつて所属していた民主党の看板を外して出馬した候補者が34人にのぼり、9の選挙区で民主党系候補と元民主党議員が生き残りをかけて「骨肉の争い」を繰り広げている。民主党は党幹部を集中的に投入、元民主議員は大物の応援を仰いで応戦する。「真の敵」は自民党候補ではなく、「近親憎悪」の念もうかがえる。(松本学)
11日、千葉県鎌ケ谷市の新鎌ケ谷駅前。マイクを握りしめていたのは、千葉選挙区(改選数3)から立候補した生活の党新人の太田和美氏だ。
「労働組合から支援を受けている民主党は電力改革をうやむやにしている。電力業界と政界のしがらみを断ち切るために私は戦う」
舌鋒(ぜっぽう)鋭く民主党批判を繰り広げたが、1年前までは民主党の衆院議員だった。
応援に駆けつけた生活の小沢一郎代表も元民主党代表。「安倍政権の暴走を食い止める役割を与えてほしい」と強調、7年ぶりという自転車遊説を太田氏とともに行った。
34人の内訳は、選挙区14人、比例代表20人。最多は生活の10人だ。中でも、新潟(同2)の森裕子氏、広島(同2)の佐藤公治氏の現職2人は小沢氏側近。自民党候補が優勢といわれる中、残り1議席をめぐり民主党候補と熾烈(しれつ)な争いを繰り広げている。
小沢氏は9日に新潟県村上市で街頭演説し、「私は民主党政権樹立のために一生懸命全国を歩いて頑張った。民主党政権が期待を裏切ったのは残念でならない」と恨み節を連ね、民主党時代に党内をかき乱した反省などみじんもない。
これに対し、民主党は両選挙区に「反小沢」と言われた議員たちを送り込んでいる。枝野幸男元官房長官や蓮舫元行政刷新担当相らが両選挙区入りを果たし、「反小沢」の急先鋒(きゅうせんぽう)といわれた安住淳元財務相は13日に広島入りする。
生活に次いで「元民主」が多いのは、みんなの党の6人。埼玉(同3)には現職の行田邦子氏が出馬。民主党は現職の山根隆治氏の応援に海江田万里代表と細野豪志幹事長の「トップ2」をすでに投入した。
一方で、一部の1人区では元民主党議員が同党と良好な関係を築き上げたケースもある。
山形選挙区でみどりの風から立候補した農林水産省OBの現職、舟山康江氏は、山形を地盤とする民主比例新人で元農水相の鹿野道彦氏と、農業関係票の掘り起こしで共闘している。
2516
:
チバQ
:2013/07/11(木) 22:15:38
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/130711/elc13071102240006-n1.htm
【参院選2013 秋田】
負傷にお見舞いツイート 自共候補がエール交換
2013.7.11 02:19 [参院選2013]
今回の参院選からインターネットを使った選挙運動が解禁され、各候補者はブログやツイッターなどに頻繁に書き込んでいるが、秋田選挙区(改選数1)に立候補している自民党と共産党の候補者が10日、ツイッターで異例のエール交換を行った。
発端は自民新人の中泉松司氏(34)が8日、藤里町で選挙運動中に転倒し、顔などを負傷したアクシデント。中泉氏はブログやツイッターに唇が腫れ上がった写真を載せた。
それを知った共産新人の佐竹良夫氏(62)が10日、「中泉さん、顔をけがしたんですか? 候補者はなにかと、興奮気味。お大事に。佐竹はもともとケガナイけど、気を引き締めていきます」と、自らの頭髪を引き合いにお見舞いツイート。中泉氏はすかさず「ご心配いただいてありがとうございます。幸い大事には至らず、元気です。お互い頑張りましょう」とリツイートした。
幸福新人の西野晃氏(36)や民主現職の松浦大悟氏(43)もネット選挙に力を入れている。
2517
:
名無しさん
:2013/07/12(金) 16:54:53
新聞の中盤情勢は明日ですかね?
2518
:
チバQ
:2013/07/12(金) 22:31:11
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/130712/stt13071221150002-n1.htm
菅元首相と細野幹事長、対立先鋭化…2回も同時刻に「非公認」と「公認」の応援演説
2013.7.12 21:14 [民主党]
民主公認を取り消された現職の応援に駆けつけた菅直人元首相=12日午後、東京メトロ町屋駅前(伊東繁撮影)
民主党の菅直人元首相と細野豪志幹事長が12日、都内で2回も同時刻に街頭演説を行った。菅氏が応援するのは、参院選東京選挙区(改選数5)で公認を剥奪された現職。細野氏は当然のことながら一本化した公認候補の現職を支援している。この日の光景は、有権者にどちらの候補を支持するのか迫っているようでもあり、菅、細野両氏の対立は先鋭化しそうだ。
午後3時過ぎの町屋駅前。菅氏は公認を取り消された候補の横に立ち「『原発をなくそう』という活動に取り組んできた。ぜひ選んでほしい」と訴えた。細野氏が「決めたことはしっかり守る政党にする。できない人は退場してもらってもいい」と再三警告するのを無視する菅氏。
ちょうど同時刻、細野氏は公認候補とともにJR高田馬場駅前に立ち「(候補者は)票になること、ならないこと関係なく一生懸命やってきた」と支持を求めた。各種情勢調査では公認候補の優勢が伝えられるが、非公認候補に「同情票」が流れれば、事態は一変しかねない。
午後6時半にも都内の違う場所でそれぞれ街頭演説した菅、細野両氏。もはや互いに譲る気はない。
2519
:
チバQ
:2013/07/12(金) 22:32:16
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/130711/stt13071122340005-n1.htm
【参院選】
共産のツートップ福岡入り「自共対決の時代だ」 民主を猛追
2013.7.11 22:32 (1/2ページ)[参院選2013]
福岡のテコ入れに駆けつけた共産党の志位和夫委員長。支持者と握手にも力が入る=北九州市小倉北区のJR小倉駅前(大森貴弘撮影)
冷戦終結以来、長期低迷を続けてきた共産党が久々に勢いづいている。先の東京都議選で17議席と倍増させた勢いに乗り、福岡選挙区(改選2)でも民主党を猛追、初の議席獲得が現実味を帯びる。11日は共産党の志位和夫委員長、市田忠義書記局長のツートップが福岡入りし、「自共対決」の時代到来を訴えた。その頑迷固陋(ころう)さが有権者には新鮮に映るのだろうか−。(大森貴弘)
「共産党は自民党と正面対決し、政治の変革を訴えています。自民党やその補完政党にノーを突きつけようではありませんか!」
11日午後、炎天下の小倉駅前(北九州市小倉北区)で、志位氏はこう力説した。「反増税」「反原発」「反TPP」−。取り立てて新味はないし、実現性も怪しいが、ともかくわかりやすさが売り。約2700人(党発表)が足を止めて演説を聞き入った。古参党員は「党員が1千人弱いるとしてもこんなに盛り上がったのは初めてじゃないか」と興奮気味に語った。
市田氏は県最南端の大牟田市から遊説を始めた。同市を含む衆院福岡7区を地盤とする自民党の古賀誠元幹事長(引退)が、6月に共産党機関紙「しんぶん赤旗」のインタビューに応じ「日本国憲法は世界遺産」などと訴えたことから「古賀氏の支持層も取り込める」と踏んだという。
党執行部が福岡にこれほど力を入れるのは、議席獲得が射程に入ったからに他ならない。
各種世論調査では、自民現職の松山政司氏(54)が独走状態となり、2議席目をめぐり、共産新人、真島省三(50)▽民主新人、野田国義(55)▽維新新人、吉田俊之(57)▽みんな新人、古賀輝生(49)の4氏が数ポイント差の団子レースを続ける。
関係筋の読みでは、2位当選のボーダーラインは30万票前後。共産党は昭和61年と平成10年に福岡選挙区で29万票を獲得しており、30万票台に乗せるのは決して不可能ではない。
共産党は公示前に福岡県での比例票の目標を28万票に定めたが、これを上方修正した。これまで民主党を支持してきた反自民票を取り込めば、選挙区で議席を獲得できるばかりか、比例票の上積みも期待できると踏んだわけだ。
これを受け、共産党福岡県委員会は公示後にポスター90万枚を増刷。選挙ビラも刷り増して過去最大規模のポスティングを展開しているほか、新聞折り込みまで始めた。岡野隆県委員長は「当初は比例重視でしたが、追い風を受けて選挙区重視に切り替えました。福岡選挙区で議席を取れば史上初なので、党員の士気も上がってます。全国で過去最高議席を得た平成10年の再来を目指しますよ!」と鼻息が荒い。
なぜ、党執行部や綱領を刷新したわけでもなければ、目新しい政策を掲げたわけでもないのに、こうも勢いづいたのか。
実は東京都議選で躍進したとはいえ、得票数は前回の70・7万票から61・7万票に減らしている。つまり共産党支持者が増えたというより、民主党や日本維新の会が、共産党候補を当選圏に引き上げるほどすさまじい勢いで党勢を失っているにすぎないのだ。
それだけに共産党の猛追は、他の野党には大きな脅威に映る。
「何でも反対する政党、何でも共産主義の政党をとは、みなさん、まさか考えていないでしょう? 政権交代可能なのはわれわれ民主党だけなんです!」
野田氏は10日の街頭演説からついに共産党攻撃を開始した。民主党は一体どこまで堕ちていくのか。
2520
:
チバQ
:2013/07/12(金) 22:32:42
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/130711/stt13071122170003-n1.htm
人気者走る−自民・進次郎氏 “川上作戦”被災地から熱弁
2013.7.11 22:16 [参院選2013]
被災地の離島を訪れ、島民と握手をする自民党の小泉進次郎青年局長=11日午後、宮城県気仙沼市・大島(山本雄史撮影)
「将来の首相」と「敗軍の将」が参院選で異彩を放っている。自民党の小泉進次郎青年局長は聴衆が集まる都会ではなく離島など過疎地を回り、昨年の衆院選で民主党を惨敗させた「戦犯」である野田佳彦前首相にはなぜか応援依頼が殺到している。候補者から人気の高い2人のこだわりは?
◇
「私は1回も東京に入りません。まだアベノミクスの実感が届いていない離島、過疎地、東日本大震災の被災地を中心に回っているんです!」
小泉氏は11日、宮城県気仙沼市の離島・大島の港近くに仕立てた小さな演説台の上で熱弁を振るった。
会場には、時より強い雨が見舞う悪天にも関わらず約100人が集結。参加者からは「早く首相になって!」と黄色い声も飛んだ。島を離れるときには、岸壁の島民から何本ものカラーテープを託され、盛大な見送りを受けた。
小泉氏は今回、4日の公示日第一声を秋田県の山奥で行ったのを皮切りに、過疎地回りを続けている。地方では政権への高支持率を支える景気回復の実感が乏しいため、都市部中心に回る安倍晋三首相(党総裁)とすみ分けを図っているのだ。川上の農村部で活動することで、川下の都市部に支持を波及させていく「川上作戦」の小泉版だ。
今回の参院選からインターネットを使った選挙活動が解禁されたが、小泉氏が展開するのは正反対のアナログ選挙。11日には、フェリー上で記者団に「高齢化が進む過疎地の住民からは『ネットで演説を聞けというのか』といわれる。ネット選挙はまだ浸透しておらず、私は足を運ぶことを重視する」と強調した。
とはいえ、この日の模様は数時間おきに「党青年局長遊説チーム」のフェイスブックにアップされた。ネットで川上作戦をアピールするしたたかさものぞかせる。(山本雄史)
2521
:
チバQ
:2013/07/12(金) 22:33:01
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/130711/stt13071122230004-n1.htm
人気者走る−民主・野田氏 前任2人より頼れる“貴重な重鎮”
2013.7.11 22:19 [参院選2013]
参院選民主党候補の応援にきた野田佳彦前首相=横浜・戸塚駅前
民主党は細野豪志幹事長や蓮舫元行政刷新担当相ら知名度の高い幹部を積極的に投入している。野田氏もその一人。民主党内では野党転落を招いたことへの不満がくすぶっているが、数少ない頼りになる「重鎮」として、接戦区を回る。
「安倍晋三首相はじゃぶじゃぶの金融緩和をやった後、どうするのか答えがない。転んでけがをするのは国民じゃないですか!」
9日夕の横浜市のJR戸塚駅東口。野田氏は約15分間の街頭演説の多くを政権の経済政策「アベノミクス」批判に費やした。
街頭演説に定評がある野田氏。神奈川、新潟など接戦が伝えられる重点選挙区への応援には欠かせない存在だ。13日に入る埼玉の候補者の選対幹部は「支持者に野田ファンは多い。政権の実績や衆院定数削減を訴えてほしい」と期待する。
もっとも、野田氏が引く手あまたなのには理由がある。離党後に中国への同調発言を繰り返す鳩山由紀夫、東京で公認を取り消された無所属候補を推す菅直人両元首相が執行部の足を引っ張り、「首相経験者」の肩書を生かせるのは3人の元首相のうち野田氏だけだからだ。
ただ、戸塚での街頭演説では昨年11月の衆院解散と引き換えに約束した定数削減に触れず、首相へのあからさまな個人攻撃は控えた。地元・千葉に現職の盟友が出馬しているため県内に力を入れざるを得ない事情もあり、地方入りの頻度が高いともいえない。「まずは足もとから」という思いもにじむ。(桑原雄尚)
2522
:
チバQ
:2013/07/12(金) 22:42:49
http://mainichi.jp/select/news/20130713k0000m010069000c.html
参院選:維新、地元大阪でも危機感あらわに
毎日新聞 2013年07月12日 20時02分(最終更新 07月12日 22時14分)
「今、日本維新の会、厳しい、厳しい選挙を戦っている」
参院選大阪選挙区(改選数4)の維新新人、東徹氏は12日、大阪市東住吉区で街頭演説し、危機感をあらわにした。維新は昨年12月の衆院選で、民主党に迫る54議席を獲得。特に大阪府内では候補者を立てた14小選挙区のうち、12人が勝利した。府内での比例代表票も146万票に上り、自民党の85万票に60万票の大差を付けた。
しかし、今回の参院選は風向きが異なる。従軍慰安婦を巡る橋下徹共同代表(大阪市長)の発言もあり、首都圏への本格進出を図った6月の東京都議選は2議席どまり。松井一郎幹事長(大阪府知事)は6日、大阪府泉佐野市の集会で「我々が一番得意だった『ふわっとした民意』は、自民党に行っている」ともらした。
逆風下の参院選で、維新は「原点回帰」の戦略を鮮明にしている。本拠地・大阪で擁立した東氏は党総務会長。維新人気の根強さを証明すれば、反転攻勢のきっかけをつかめる。東氏陣営は約100人の地方議員の6割程度を大阪にはり付け、組織戦を展開。橋下氏は街頭演説で「トップ当選で押し上げていただきたい」と力説する。
順位にまでこだわるのは、持論の「大阪都構想」の行方にも関わるからだ。都構想とは、大阪府と政令市の大阪、堺両市を解体し、府に代わる「大阪都」と、人口30万〜50万人の基礎自治体「特別自治区」に再編する計画。来年秋には大阪市の住民投票を控え、自民、民主、共産3党は都構想への反対姿勢を強めており、得票結果が先行指標になる。
参院選後の9月29日には、堺市長選も控える。自民、民主両党が堺市の都構想参画に反対する現職を支援するのに対し、維新は対抗馬を立て、都構想の是非を問う構え。維新の浅田均政調会長(大阪府議長)は10日、大阪市内での東氏の集会で「参院選で自民党が維新に勝てば、私たちの改革は否定されたと言われる」と述べ、トップ当選に強いこだわりを示した。
ただ、維新と首相官邸の関係が選挙戦を複雑にしている。安倍晋三首相(自民党総裁)は6月6日、首相官邸で橋下、松井両氏と会談。双方の会談は今年3回を数え、松井氏は「維新が議席を取れば、規制改革をやって、安倍政権の経済政策『アベノミクス』が完成する。政権と連絡も密に取っている」と選挙後の連携の可能性を隠さない。
首相と維新幹部の接近に自民党府連はいらだちを募らせている。維新所属の議員には自民党からのくら替え組が多く、不信感がぬぐえないからだ。党府連幹部は「維新と対峙(たいじ)している以上、気分のいい話じゃない」と不快感を示す。
「維新は全国的に下火だ。大阪で残り火があると、府民が笑われる。維新を消滅させるため、審判を与えていただきたい」
自民新人の柳本卓治氏は9日、堺市での街頭演説で「維新ノー」を呼びかけた。橋下氏は昨年9月、大阪市で開いた維新の政治資金パーティーで「民主国家で選挙以外でどうやって解決するのか。民意を離れた政治は成立しない」と強調している。大阪の民意は今回、どの党に寄り添うのか。維新そのものを問う選挙はいよいよ後半戦に入る。【熊谷豪、山下貴史】
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チバQ
:2013/07/12(金) 22:46:00
http://mainichi.jp/select/news/20130712ddm005010155000c.html
2013参院選・注目の選挙区:岩手 崩れる「小沢王国」
毎日新聞 2013年07月12日 東京朝刊
◇3分裂、被災地で骨肉の争い
午後2時46分−−東日本大震災が発生した時刻に合わせ、参院選岩手選挙区(改選数1)の候補も各地で黙とうをささげた。11日は大震災の月命日。自民新人の田中真一氏は大槌(おおつち)町の仮設商店街前で、被災者ら250人に向かって、「被災地の候補者として、復旧復興を全力で考える覚悟だ。政権与党・自民党がきめ細かく一人一人に寄り添う」と強調した。
一方、無所属現職で前復興相の平野達男氏は内陸部で遊説。陣営によると、「こんな日に大音量で被災地を回れない」という。盛岡市南隣の紫波(しわ)町の商店街では「大臣として復興の最前線に立って取り組んできた。復興はまだ道半ば。現場を知る者として3期目も任せてほしい」と訴えた。
平野氏は正念場の選挙を強いられている。過去2回の選挙は現在、生活の党代表を務める小沢一郎氏の全面支援を受けて、連続当選を果たした。しかし、小沢氏と対立した菅直人政権下で2011年7月、復興・防災担当相に就き、関係が悪化。昨年の民主党分裂で離党した小沢氏と行動を共にせず今年4月、民主党に見切りを付け、無所属での出馬を決断した。
平野氏に代わる候補者擁立を余儀なくされた民主党は、元参院議員秘書で山形県出身の「落下傘」、吉田晴美氏の擁立を決定。生活側は候補者一本化を呼びかけたが、民主党は応じなかった。対抗馬の擁立を迫られた小沢氏は、地盤の衆院岩手4区内の系列県議、関根敏伸氏を立てた。
「小沢王国」−−小沢氏が築いた強固な地盤から、岩手県はこう称されてきた。過去6回の参院選で非自民系候補が連勝。しかし、今回の参院選で王国は3陣営に分裂し、自民党は21年ぶりの議席奪還を目指す。党岩手県連会長の鈴木俊一副外相(岩手2区)は4日、釜石市での街頭演説で「課題を解決できるのは与党議員。無所属では力を出せない」と平野氏をけん制した。
安倍晋三首相(自民党総裁)は21日の投開票日をにらみ、岩手選挙区を重点区に見定めている。菅義偉官房長官は7日、盛岡市のホテルで講演し、「岩手県はある人にずっと牛耳られてきた。その人としがらみのない候補者を国会に送るべきではないか」と述べ、岩手県民に「脱小沢」を迫った。
「レーガン米大統領は就任した年に70歳。小沢先生は71歳。ぜひ首相になっていただきたい」
6月30日夜、盛岡市内で開かれた小沢氏を支援する地元財界人らの団体「欅(けやき)の会」役員総会。新会長に就任した達増拓也岩手県知事が力を込めると、隣に座る小沢氏は首を横に振りながら、笑みをこぼした。
会合には関根氏も出席し、「真の再生と復興で岩手を守る、日本を立て直す」と意気込んだ。小沢氏も「この参院選で足場を固め、次の政権交代目指して頑張っていきたい」と強調。ただ、復権に意欲を示す小沢氏の口から、「復興」の二文字が出ることはなかった。
東日本大震災から2年余り。岩手県内では5月末現在、民間賃貸住宅を借り上げるみなし仮設を含め、なお3万7224人が仮設住宅で暮らす。しかし、復興政策を巡る候補者の主張に違いは見えない。選挙戦は中傷合戦にも似た骨肉の争いの様相を呈している。【金寿英、安藤いく子、浅野孝仁、笈田直樹】
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◇岩手(改選数1、届け出順)
平野達男(ひらの・たつお)59 [元]復興相 (2)無 現
菊池幸夫(きくち・ゆきお)54 党県常任委員 共 新
田中真一(たなか・しんいち)46 [元]慶大職員 自 新=[公]
高橋敬子(たかはし・けいこ)51 幸福党県役員 諸 新
吉田晴美(よしだ・はるみ)41 党県参与 民 新
関根敏伸(せきね・としのぶ)57 [元]県議 生 新=[風]
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チバQ
:2013/07/12(金) 23:20:41
http://senkyo.mainichi.jp/news/20130713k0000m040131000c.html
北海道新聞:参院選取材メモを他陣営に…一斉メールで流出
毎日新聞 2013年07月12日 22時17分
北海道新聞(札幌市)の記者が、日本維新の会関係者に取材したオフレコ情報を、みんなの党から参院選道選挙区に出馬する候補者の陣営幹部にメールし、流出させたことが12日分かった。メールには参院選に関する情報も含まれていた。同社経営企画局は「誤って送信した。事実関係を調査中」とコメントしている。
メールは、12日午後に道内の維新の会関係者に取材した内容を取材メモとしてまとめたもの。午後5時50分ごろ、陣営幹部を「主な宛先」とし、道内の新聞社やテレビ局の記者や会社のアドレス計20余りを「その他の宛先」にし、パソコンメールで一斉送信した。約15分後、廃棄を依頼するメールが送信された。
この記者は参院選取材を担当しており、メールには、みんなの党との選挙協力について維新の会関係者が言及した部分もあった。同社が詳しい経緯を調べている。【伊藤直孝】
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チバQ
:2013/07/12(金) 23:21:55
http://www.yomiuri.co.jp/election/sangiin/2013/news2/20130712-OYT1T01069.htm
候補者討論会が中止に…理由巡り民・自は場外戦
時事通信社が、三重、愛媛、滋賀、岩手の4選挙区で予定していた参院選候補者による討論会が中止となった。
いずれも、インターネット中継する予定だった。
同社は中止の理由について、「候補者がそろわず、討論会の形式を満たすことができなかった。公平性も担保できないと判断した」と説明している。
民主党の細野幹事長は12日、東京都内で記者団に「自民党の候補者が出席を拒否し、中止に追い込まれたということなので非常に残念だ」と述べ、自民党が討論会に応じなかったとの見方を示した。これに対し、自民党本部報道局は「時事通信社からは『準備不足』と説明があった。あくまで主催者が自主的に中止を判断した」と反論している。
討論会は三重(11日)、愛媛(13日)、滋賀(14日)、岩手(15日)の日程で予定されていた。同社は11日に中止を決めた。
(2013年7月12日20時16分 読売新聞)
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チバQ
:2013/07/12(金) 23:25:06
http://www.asahi.com/politics/update/0712/TKY201307120032.html
民主6人衆、どぶ板の夏… 「A級戦犯」と批判され必死
参院選、地元に張り付く民主党6人衆
応援演説を終え、聴衆と握手する野田佳彦前首相=11日午前、JR成田駅前、金川雄策撮影
買い物帰りの客と握手する前原誠司元外相=10日午前、京都市南区、二階堂友紀撮影
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【斉藤太郎】野田政権の中心メンバーだった民主党の「6人衆」が、参院選で地元に張り付いている。党内には野党転落を招いた「A級戦犯」という批判が強く、おひざ元の候補が敗れれば発言力のいっそうの低下は免れない。選挙後の復権に向け、どぶ板選挙に徹する日々だ。
参院選特集ページはこちら
「安倍首相も麻生財務相も二世、三世。泥臭いドジョウの政治、庶民のための政治は民主党だ」
11日昼、千葉県香取市の商業施設の前。炎天下で民主党の候補者と並んで声を張り上げたのは、「ドジョウ宰相」と呼ばれた地元の野田佳彦前首相だった。
千葉選挙区(改選数3)では自民党が2人を公認。ほかに日本維新の会やみんなの党、共産党、生活の党などの候補者が乱立しており、民主党の選対関係者は「野田さんの地盤があっても安心できない」と話す。
野田氏は連日、県内を回り、「つくだ煮にしたいくらいたくさんいる自民党議員のせいで、国会は学級崩壊だ」などと自民党批判を展開。全国各地を回った昨年の衆院選とは様相が異なる。ただ増税反対の議員が離党して「民主党は筋肉質の集団になった」と誇った衆院選時の勢いはない。
野田氏を含め、かつて渡部恒三元衆院副議長が次世代のリーダーとして集めた「7奉行」の生き残りに安住淳元財務相を加えたメンバーは党内で6人衆と称される。政権時代は中枢に座り、小沢一郎元代表と対峙(たいじ)。今は海江田万里代表の執行部とは距離を置き、月1回、会合で党運営をめぐり意見交換している。
いずれも自分の選挙は強いが、参院選では地元候補者が軒並み苦戦。落選させれば体面も傷つくため、地元にとどまり応援する。
前原誠司元外相の地元、京都選挙区(改選数2)は自民、共産、維新などとしのぎを削る。前原氏は10日に京都市内の商業施設などを回り、マイクを握る候補者の傍らで聴衆に分け入って「お願いします」と握手攻勢をかけた。岡田克也元外相も連日、地元の三重県内各地で街頭演説に立つ。2000年の補選以降、三重選挙区(改選数1)で民主党が負けたことはないが、選対幹部は「今回、三重を落とせば1人区は全敗するかも。最後の砦(とりで)だ」と話す。岡田氏は11日夜は松阪市で細野豪志幹事長と決起集会に参加。「もう一度、政権について改革政党・民主党を立ち上げる。三重で勝つことで、その力を与えてほしい」と訴えた。
6人衆の地元候補者の「勝敗」は、選挙後の党運営にも影響を与えそうだ。党中堅は「『戦犯』の6人は身をもって危機を克服することが大事だ」と述べ、参院選で貢献することが復権につながると指摘。6人衆の一人は「選挙区で勝たせることができれば、今回の『責任論』は降りかからない」として、参院選で勝利した6人の中から「ポスト海江田」の有資格者が出てくる可能性を指摘する。
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チバQ
:2013/07/12(金) 23:32:11
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2013071200550
つぶし合う野党=自民「輿石打倒」狙う−山梨【13参院選】
参院選候補者の応援のため、街頭演説をする民主党の輿石東参院議員会長=1日午後、甲府市
参院山梨選挙区は改選数1の「1人区」に7人の候補者が乱立した。野党共闘が実現せず、互いに票を奪い合う構図だ。自民党はその隙を突き、12年ぶりの勝利を狙う。
「いつ立ち上がるの? 今でしょ!」。6日夜、山梨県韮崎市で開かれた元民主党衆院議員・坂口岳洋の個人演説会。同党参院議員会長、輿石東は流行のCMになぞらえて檄(げき)を飛ばした。
山梨は「参院のドン」といわれる輿石のお膝元。過去3回の参院選は民主党候補が議席を獲得。それに応じて輿石の存在感も増した。しかし、今回は強い逆風下での戦いだ。政党色を薄め幅広い支持を得るため、坂口は無所属で立候補。連合山梨などによる「県民平和連合」を支援団体とし、党は推薦に回った。
坂口は街頭演説などで「子どもたちを守る平和憲法を守る」と改憲阻止を強調。「9条や96条の先行改正に反対の『護憲保守層』を取り込む」(陣営幹部)のが狙いだが、手応えはいまひとつという。また、連合や輿石の出身母体の県教職員組合などの「組織固めも不十分」(同)で、苦戦を強いられている。
みんなの党の現職、米長晴信は民主党離党組の一人で、日本維新の会の支援も受ける。みんなと維新との選挙協力は、維新共同代表橋下徹の従軍慰安婦発言を受け解消。だが、米長は維新国対委員長で県総支部代表を務める小沢鋭仁との関係が近いことから、例外扱いとなっている。
米長と小沢は6日夕、山梨県昭和町で維新の街宣カーの上で肩を並べた。小沢が「改革の方向性は一緒だ」と訴えると、米長も「自民党一党独裁のような政治に歯止めをかけなければいけない」と応じた。
野党共闘の失敗について、みんな側には「なんで邪魔をするんだ」(代表・渡辺喜美)と、民主党への不満が強い。一方、民主党も「米長氏は裏切り者だ。連合内に強いアレルギーがある。米長氏を統一候補にするなんて最初から無理だった」(関係者)と反発。双方の亀裂は広がりつつある。
「山梨で自民党が勝つことが日本が変わる第一歩となるように、なんとしても勝たせてください」。猛暑日となった7日午後、自民党新人の森屋宏は山梨県昭和町で、聴衆1500人を前に頭を下げた。
応援に駆け付けた首相安倍晋三は、経済政策などの実績をアピールする傍ら、「教育再生にも取り組んでいく。でも反対する人々が教育現場にもいる。皆さんはよくご存じだ。この地域にその親分の一人もいる」と、日教組出身の輿石を当てこすった。
第1次安倍内閣で臨んだ2007年参院選で、自民党は大敗。衆参両院の多数派が異なる「ねじれ」が生じ今に至っている。安倍にとっては、そのねじれを最大限利用し、自民党を苦しめてきた象徴が輿石であるのは間違いない。「山梨で勝たなければ首相がスローガンに掲げる『日本を取り戻す』とはならない。山梨で勝って初めて安倍政権の失地回復ができる」。森屋陣営幹部は、安倍の胸中をこう代弁した。
安倍のほか法相谷垣禎一、外相岸田文雄ら閣僚や知名度抜群の党青年局長小泉進次郎が続々と現地入り。森屋勝利に向け、政府と党を挙げて全面支援の態勢だ。
【山 梨】 米長 晴信47参院内閣委員み 現(1) 青木 茂樹44駒沢大教授 無 新 森屋 宏56元県議会議長自 新 推(公) 林 祥三65元小学校教諭無 新 坂口 岳洋42元衆院議員 無 新 推(民・社) 田辺丈太郎32幸福実現党員諸 新 遠藤 昭子61党県常任委員共 新 (敬称略。届け出順。年齢は7月21日の投開票日時点)
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チバQ
:2013/07/12(金) 23:34:22
http://www.yomiuri.co.jp/election/sangiin/2013/news2/20130712-OYT1T00232.htm?from=ylist
岡田・前原・野田氏、地元ベタ張り…異例駅立ち
参院選公示以降、岡田克也前副総理(衆院三重3区)や前原誠司前国家戦略相(同京都2区)、野田前首相(同千葉4区)ら民主党代表経験者が、「党の顔」として全国を駆け回った国政選挙とはうって変わり、地元にほぼ張り付き状態となっている。
盤石だった代表経験者の足元も揺らいでいるからで、「どぶ板選挙」を続けている。
「残すところ10日。一日一日相手との距離を縮め、追いつき、追い越さなければならない。最後の力を振り絞ってがんばろう」
11日夜、三重県松阪市。岡田氏は三重選挙区(改選定数1)の民主党候補の演説会で声を張り上げた。この日は朝から単独で県内約20の企業回りもこなした。
国政選挙で岡田氏が地元に張り付くのは異例だ。民主党が大敗した昨年の衆院選でさえ、公示後、地元入りしたのは1日だけだったという。それほど三重は盤石で、同衆院選でも5小選挙区で2議席を獲得、参院選は2004年以来、3連勝中だ。しかし、今回は、読売新聞の序盤情勢調査で自民党候補が先行する展開になっており、民主党選対関係者は「全国から応援要請もあるが、岡田氏はほぼ三重に張り付くことになるだろう」と話す。
前原氏は12日に福島や秋田に応援に入るが、京都選挙区(同2)での応援が続いている。01年参院選から4回連続で自民党と議席を分け合ってきた京都の序盤情勢調査では、自民党候補が優位に立ち、残り1議席を巡り民主党と他党が競り合っている。前原氏は11日朝から「駅立ち」を行い、夜は個人演説会で「最後は鼻の差でもいいので勝たせてほしい」などと訴えた。
野田氏は11日午後、千葉県旭市での演説会で「小さくなって、苦しくなって、厳しくなったが、政治を正す役割は民主党しかない」と支持を求めた。9日に神奈川、10日に新潟を訪れた以外は千葉選挙区(同3)にべた張りで、先月25日には、要職に就くようになって約3年間控えていた地元船橋市での「駅立ち」を再開。周辺は「絶対に議席を落とすことが許されない焦りの表れ」と説明する。
一方、代表経験者で独自の動きを見せるのが、菅元首相(衆院比例東京)だ。東京選挙区(改選定数5)では民主党の公認を取り消され、無所属で出馬した候補を支援し、11日は福井県敦賀市の高速増殖炉「もんじゅ」を望む海岸で、「脱原発」を訴えた。
(2013年7月12日13時50分 読売新聞)
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チバQ
:2013/07/12(金) 23:39:13
http://www.saga-s.co.jp/news/saga.0.2506645.article.html
選挙協力 大義の下の連携も 思惑交錯
衆参の「ねじれ」解消の是非が焦点となっている参院選。佐賀選挙区も参院で過半数を獲得し、安定政権を目指す自民と公明がタッグを組む。一方、与党の独走を阻止したい野党は民主と社民が協力。ねじれの「解消」と「阻止」、それぞれの大義の下で連携するが、協力の狙いや憲法、原発など個別政策をめぐっては主張の違いも大きい。各党の思惑が交錯する中での選挙協力となっている。
「選挙区は自民の山下、比例は公明の河野を」。公示前日の3日、佐賀市文化会館で開かれた合同時局演説会。自民佐賀選挙区の山下雄平候補と公明比例の河野義博候補は、壇上でそろってガッツポーズを見せた。与党の協力関係をアピールしようと、国政選挙では初の試みだった。
衆院選では連携を強めてきた両党。今回も自民の決起集会に公明関係者が出席し、比例での支援を訴えている。ただ、参院選については「業界の職域候補を多く抱え、『比例は公明に』とは言いづらい」と自民関係者。選挙区で推薦を受ける“見返り”としての比例だが、「自分の支持者にどこまで協力を求めるか難しい」と頭を悩ませる。
これまでの衆院選で、自民は公明の支持母体である創価学会の固定票を当てにしてきた。今回は報道各社の世論調査で与党過半数の予測記事が躍り、「公明票がなくても」という楽観ムードが連携の動きを鈍らせる要因にもなっている。
公明側も、そんな自民の雰囲気は折り込み済みだ。県本部の伊藤豊代表は「確かに、比例は公明とは言いづらいと思う」。それでも、6年ぶりに「推薦」という形をとった背景には、連立政権内での埋没の懸念がある。
公明と自民は憲法改正や将来的な原発政策などの重要政策に関して、主張に隔たりがある。今回の推薦の際に結んだ政策協定も、福祉政策などが中心で、憲法やエネルギー問題には触れていない。
「改憲問題などでは公明党が政権内での歯止め役、良識にならないといけない。そのためには一定の勢力が必要になる」。県内での比例目標は3年前より約千票上積みし、過去最多の6万票。「黙ってついてくる票はない。自民からのバーター票は読みづらいが、こちらから動いて取りに行かないと」。公明にとって、今回は選挙後を見据えた連立内での存在感を示す戦いになっている。
「国民生活をないがしろにする政治を許してはならない。その思いが一致した」。公示日の4日、民主・青木一功候補の出陣式に、社民県連の徳光清孝幹事長が応援演説に立った。昨年12月の衆院選ではなかった光景だった。
社民は3年前、米軍普天間飛行場移設問題など政策の違いが表面化し、民主との連立政権を離脱。選挙協力も解消した。今も原発再稼働や消費税増税をめぐって隔たりはあるが、平和憲法を守るため、非自民で“復縁”した。
ただ、社民県連の支援は「推薦」より弱めた「支持」。徳光幹事長は「政策の違いは多いし、県連同士の今選挙に限った協力だから」と説明。投票の呼び掛けを中心に行っていく。
社民の「支持」について民主県連の原口一博代表は「離反ではなく、結束に向かっている」と前向きに捉える。しかし、徳光幹事長は冷静に現実をみる。「比例票のバーターなんて器用なまねはできないし、大義はあるけど、メリットはあまりないからね」。
2013年07月12日更新
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チバQ
:2013/07/12(金) 23:40:57
http://www.nikkansports.com/general/news/p-gn-tp3-20130712-1155982.html
維新離れにイケメン元アナ激戦兵庫に擁立
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支援者と握手する日本維新の会の清水貴之候補(撮影・鈴木絢子) 日本維新の会、橋下徹共同代表(44)の従軍慰安婦発言が尾を引き、おひざ元の関西でも逆風が吹いている。奈良、和歌山、滋賀は候補者不在で、他府県でも苦戦中。維新が大阪選挙区(改選4)に次ぐ議席獲得を目指す兵庫選挙区(改選2)には、新人で元ABCアナウンサーの清水貴之氏(39)を擁立。自民党現職が優位に戦いを進める中、民主現職の辻泰弘氏(57)、みんなの党新人の下村英里子氏(30)らと激しい戦いとなっている。
局アナ時代には“朝の顔”として知られた清水氏。神戸市内の繁華街では中高年女性に「男前やわ」と握手を求められるなど“神戸マダム”の反応も上々。清水氏は「朝の番組は主婦の方によく見ていただいていたので、声をかけていただくことも多いです。もともと知ってくださっているのはありがたい」と知名度と親近感を武器に街頭演説を重ねる。
兵庫選挙区は自民鴻池祥肇氏(72)が県内全域で高い支持率を取り付け、他の候補を圧倒している。2つ目のイスを狙い、清水氏、民主辻氏、みんなの党下村氏らがデッドヒートを繰り広げている。昨年の衆院選で、維新は兵庫や奈良では自民党をしのぐ比例代表票を集め、躍進したが、橋下氏の従軍慰安婦発言などが尾を引き、維新は逆風下の選挙戦となっている。
関西を牙城とする維新だが、大阪選挙区に次ぐ、選挙区での議席獲得を狙い、橋下氏は今週末13日に兵庫選挙区の4カ所で街頭演説をする予定だ。兵庫では今年4月の伊丹、宝塚両市長選で維新候補が惨敗するなど、人気が疑問視されている。だが維新関係者は「兵庫で勝たないと他に勝つところがない」と大阪に次ぐ重要選挙区とみる。
兵庫の重要度が高いのは関西での維新の事情もある。近畿2府4県のうち奈良、和歌山、滋賀の3県では維新候補が不在だ。奈良選挙区では、出馬を予定していた男性が公示前に急きょ、出馬の取りやめを表明した。和歌山、滋賀では当初から候補を擁立できなかった。
だが、兵庫選挙区でも橋下共同代表の慰安婦発言による“逆風”の影響も少なくない。発言に伴うみんなの党との選挙協力解消により、公示直前に同党から新人の下村氏が出馬。維新清水氏への「刺客」となった。維新関係者は「みんなへの票が維新にきていれば優位に戦えたはずだが、割れてしまったので民主へ票が流れる可能性もある」と懸念する。
一方の民主陣営も「兵庫は最重要選挙区の1つ」と語気を強める。辻氏の選挙用ビラには「維新の会の政策は人と暮らしに冷たい」などとという記述もあり“対維新”色を強めている。民主関係者は「維新の勢いも衆院選時ほどではないが、油断できない」。後半戦に向け、激戦が続く。【鈴木絢子】
[2013年7月12日13時10分 紙面から]
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チバQ
:2013/07/12(金) 23:45:16
http://www.kahoku.co.jp/news/2013/07/20130712t21016.htm
参院選青森選挙区 割れる農協グループ
公示日の4日、早速「農協票」を取り込もうと、青森市の県農協ビル前で支持を訴える候補者
参院選青森選挙区(改選数1)で、県内最大の組織票を持つ農協グループが割れている。県内10農協の組合長らでつくる県農協農政対策委員会は、環太平洋連携協定(TPP)に反対する非自民3候補を推薦したが、八戸など2農協は与党への配慮から、自民党候補にも推薦状を出した。かつて一枚岩を誇った結束力は、組織の退潮傾向と相まって陰りが見えている。
対策委員会委員長を務める岡山時夫県農協中央会長は、反TPP集会や記者会見で「言っていることと、やっていることが全く違う」「うそつき」「民主党以下だ」などと、厳しい自民批判を繰り返してきた。
背景にあるのは昨年12月の衆院選。同委員会はTPP反対を基準に自民、共産、未来の公認候補を推薦したが、自民政権誕生後、安倍晋三首相はTPP交渉参加を表明。自民への不信感が一気に高まった。
今回の参院選で、委員会は生活現職の平山幸司氏(43)、無所属新人の工藤信氏(59)、共産新人の吉俣洋氏(39)の推薦を決定。岡山会長は「TPPへの参加は断固阻止する。私たちの政策に賛同する候補者を選んだ」と強調した。
自民新人の滝沢求氏(54)の陣営は、委員会の強硬姿勢から、推薦獲得は困難とみて、公式に要請もしなかった。
委員会が反自民を鮮明に打ち出したのとは対照的に、八戸農協(八戸市)と津軽みらい農協(平川市)は委員会が推薦した3候補と併せ、滝沢氏も推薦した。
八戸農協幹部は「与党とのつながりを保つことを重視した。TPPの交渉入りを止められなかった以上、参院選は臨機応変に対応すべきだ」と主張する。
岡山会長は、2農協に対して「各農協には、これまでの自民との関係がある。推薦する理由も分からなくはない」と一定の理解を示す。
農協グループは1989年の参院選青森選挙区で、反核燃と農民代表を掲げて無所属で立候補した三上隆雄氏(79)を当選させるなど、高い集票力を誇っていた。現在の組合員は約10万人。県内最大の組織票とされるが、組合員数は減少の一途をたどっている。
三上氏は「農業の衰退が、政治力低下に結びついている。TPP問題が争点となる今回の選挙こそ、団結して政治力を示す時だが、発揮できていない」と求心力の低下を危惧している。
<青森選挙区立候補者(1−6)>
石田 昭弘 54 宗教法人職員 諸 新
波多野里奈 40 会社社長 み 新
滝沢 求 54 元県議 自 新 (公推)
平山 幸司 43 党県連代表 生 現(1)(社推、ミ支)
工藤 信 59 農業団体役員 無 新 (民推)
吉俣 洋 39 党県書記長 共 新
2013年07月12日金曜日
2532
:
チバQ
:2013/07/12(金) 23:45:49
http://www.kahoku.co.jp/spe/spe_sys1123/20130711_03.htm
参院選岩手選挙区 燃える自民、閣僚級続々
自民党候補の応援に駆け付けた小泉氏(右)
◎21年ぶり議席奪還目指す/生活・小沢代表退潮「条件そろう」
参院選岩手選挙区(改選数1)で、自民党岩手県連が新人田中真一候補(46)を擁立し、21年ぶりの議席奪還に燃えている。安倍晋三政権への高い支持率に加え、立ちはだかっていた生活の党の小沢一郎代表(衆院岩手4区)の力にも陰りがみられる。党本部は閣僚級を連日県内に送り、政権与党の強みを前面に出して援護する。
<村井宮城県知事も応援>
10日夜、田中氏の応援でJR盛岡駅前に立ったのは、小泉進次郎党青年局長。若者から中高年まで集まった約500人を前に「(衆参の)ねじれにより、野党がメンツにとらわれ、通すべき法案をつぶしてしまっている。この岩手で議席を勝ち取り、(ねじれを)解消しなければならない」と訴えた。11日にかけて被災地の大槌町、陸前高田市を遊説する。
10日は下村博文文部科学相、党本部から要請を受けた村井嘉浩宮城県知事も岩手に入り、応援のマイクを握った。14日には安倍首相も訪れる予定となっている。
もともと保守層の厚い岩手で、自民の参院議席獲得を阻んできたのは小沢氏だ。
県連幹部によると、小沢氏が1993年に自民を離党して以来、政治力に期待した建設業界など、従来自民を支持してきた団体が離れた。95年の知事選で小沢氏が見いだした新人の増田寛也氏が勝利すると、小沢氏の影響力は中選挙区時代の地盤だった県南から、自民が強い県北にも浸透していったという。
参院選では95年に推薦候補が敗れて以来、6連敗。進次郎氏の父、小泉純一郎首相時代に全国で圧勝した2001年も、小沢氏が当時率いた自由党から立候補した平野達男氏(59)に約6000票差で敗れ、その後は差が広がるばかりだった。
<陣営内に不安も>
潮目が変わったのは昨年の衆院選。小選挙区4議席のうち、生活は比例復活を含め2議席にとどまり、当選した小沢氏も大幅に減票した。自民は比例復活の3議席を含め4議席を獲得した。
小沢氏は生活を率いて自ら力を振るった民主を割って出た。3選を目指す平野氏は民主を離れ無所属となり、かつて小沢氏に結集した勢力は3分。自民にとっては「これまでの選挙で一番いい条件がそろった」(田中氏陣営幹部)。
選挙戦でも小沢氏を意識した発言が目立つ。盛岡市に8日入った麻生太郎副総理は「隠然たる勢力を誇っていたおじさんの影が薄くなり、ただの国会議員に成り下がった。アラブの春じゃないが、岩手の春が起きると期待している」と述べた。
好条件に恵まれているとはいえ、選挙戦では前復興相で知名度の高い平野氏ら、これまでで最多の6人が激しく争う。ことし3月に公募で選ばれた田中氏は横浜市出身で「落下傘候補」のイメージがぬぐえない。ある市議は「01年の選挙は地元の元衆院議員を立てて敗れた。地元に縁の薄い新人が短期間で浸透できるのか」と不安を漏らす。
千葉伝県連幹事長も「大物が来て人を集めただけでは駄目。いかに田中氏をアピールするかだ」と力を込める。
<岩手選挙区立候補者(1−6)>
平野達男 59 前復興相 無 現(2)
菊池幸夫 54 党県常任委員 共 新
田中真一 46 元慶大職員 自 新(公推)
高橋敬子 51 元県職員 諸 新
吉田晴美 41 元議員秘書 民 新
関根敏伸 57 元県議 生 新(ミ支)
2013年07月11日木曜日
2533
:
チバQ
:2013/07/12(金) 23:49:23
http://www.zakzak.co.jp/society/politics/news/20130711/plt1307111537004-n1.htm
【激闘 参院選】愛知 民主、自民…残り1議席めぐりみんな、維新、共産が横一線 減税日本の新人も注目2013.07.11
愛知選挙区(改選数3)【拡大】
愛知県はかつて「民主王国」といわれ、圧倒的強さを発揮してきたが、昨年末の衆院選では15選挙区で自民党に2勝13敗とボロ負け。今回、民主党は候補者を現職の大塚耕平氏に絞って背水の陣だ。
「元日銀マンの大塚氏は民主党屈指の政策通。金融以外に福祉にもウイングを広げている。テレビ出演も多く、安定した戦い」(県議会関係者)
自民党は、鈴木政二元内閣官房副長官の引退を受け、県議3期の酒井庸行氏が出馬した。全国的な追い風ムードのなか、地盤の西三河地方だけでなく、県内全域に浸透している。
残る1議席をめぐり、みんなの党の薬師寺道代氏と、日本維新の会の近藤浩氏、共産党の本村伸子氏が横一線の戦い。
「みんなと維新の蜜月時代、愛知はみんなに一本化することが決まっていたが、選挙協力が崩れて、維新は新人の近藤氏を擁立した。結果的に、共産党の本村氏が浮かび上がってきた」(同)
地元・名古屋市の河村たかし市長率いる政治団体「減税日本」の新人、宇田幸生氏はどこまで知名度を上げられるか。
2534
:
チバQ
:2013/07/12(金) 23:52:40
http://senkyo.mainichi.jp/news/20130711ddn041010018000c.html
攻防の現場:’13参院選 2人区で構図一変 民主指定席、脅かす共・維
毎日新聞 2013年07月11日 大阪朝刊
握手をして支持を訴える候補者=京都府城陽市で2013年7月6日午前10時57分、長谷川直亮撮影(一部画像を加工しています)
参院選で改選数2の「2人区」は、与党第1党と野党第1党の指定席と言われてきた。京都、兵庫両選挙区はその典型。過去4回、自民党と民主党が議席を分け合ってきたが、今回は「自民1強」下で構図が一変している。【花澤茂人、豊田将志】
選挙戦最初の日曜の7日午前7時、京都市左京区・大原地区の朝市に京都選挙区の民主新人、北神圭朗氏(46)と前原誠司元外相が姿を見せた。
「こちら、今度の選挙に出る方です。よろしくお願いしますね」。前原氏は出店者や買い物客ら約100人に1人ずつ語りかける。左京区は前原氏の強固な地盤で、出店者の女性(73)は「前原さんが20代の頃から知っている。新人の方は知らなかったけど、覚えました」と話した。
その後も前原氏は北神氏の選挙カーに乗り込んで自らマイクを握った。同党府連幹部が解説する。「前原さんは党本部からの応援要請を後回しにして、選挙期間の7割方、北神氏に張り付く。それだけ本気だ」
京都は、1950年から28年間続いた故蜷川虎三氏の革新府政の流れから「共産党の牙城」と言われ、参院京都選挙区も「自共の指定席」だった。98年に民主などの推薦を受けた当時無所属の福山哲郎参院議員(非改選)が初当選し、2001年以降は「民自」になった。今回、選対事務総長を務める福山氏は「1票でも2票でも共産を上回ろう。(自共に)先祖返りさせてはならない」と訴える。
一方の共産は「自共対決」を前面に掲げる。新人の倉林明子氏(52)陣営の山中渡・京都市議(62)は「消費増税やTPP参加などは民主政権が決定したもので批判対象としては自民も民主も同じ。だが、『自共対決』と言う方が手応えがある」と話す。民主が強いとされる府南部での街頭活動を強化し、切り崩す構えだ。
兵庫選挙区では、民主と日本維新の会がつばぜり合いを演じている。6日夕、兵庫県西宮市のショッピングモール前。土砂降りの中、民主現職の辻泰弘氏(57)の応援演説に立った海江田万里代表は声を張り上げた。「我々の社会保障政策は自民党とも維新の会とも大きく違う。辻さんをもう一度国会に送っていただきたい」
連合本部の幹部職員だった辻氏は、組織固めに徹する。県連代表の水岡俊一参院議員は「奇抜なアイデアはない。連合を含む支持層を固めた上でどうするかだ」と厳しい口調で話す。
これに対し、維新新人の清水貴之氏(39)は「空中戦」を重視し、阪神間を中心に街頭演説をこなしてきた。13日には公示後初めて橋下徹共同代表(大阪市長)が応援に入り、神戸、西宮両市で街頭演説する予定だ。陣営幹部は「人が集まるので期待している」と歓迎する。「慰安婦発言」の影響を気にしながらも、橋下氏に頼らざるを得ないのが実情だ。
==============
◇京都(改選数2)
新藤伸夫 64 アパート経営 諸新
山内成介 47 [元]会社社長 維新
北神圭朗 46 [元]首相補佐官 民新
木下陽子 33 飲食店経営 み新
西田昌司 54 税理士 (1)自現=[公]
曽我周作 34 幸福党府役員 諸新
倉林明子 52 [元]京都市議 共新
(届け出順)
◇兵庫(改選数2)
湊侑子 30 幸福党職員 諸新
清水貴之 39 アナウンサー 維新
辻泰弘 57 [元]副厚労相 (2)民現
松本なみほ 39 緑の党員 諸新
下村英里子 30 介護会社社長 み新
金田峰生 47 [元]県議 共新
鴻池祥肇 72 [元]防災担当相 (3)自現=[公]
(届け出順)
2535
:
チバQ
:2013/07/13(土) 08:07:21
http://itoyosuke.jp/wp-content/uploads/2013/07/EXILE_USA-332x221.jpg
東京プリン 伊藤洋介
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130712-00000043-asahi-pol
EXILEが候補者応援、NHK番組中止 公平性に配慮
朝日新聞デジタル 7月12日(金)20時57分配信
NHKは12日、Eテレで放送予定だった番組の出演者が、参院選の候補者を応援する写真がインターネット上に掲載されたとして、この番組の放送を急きょ取りやめた。「選挙期間中は政治的公平性に疑念を持たれないよう配慮しているため」としている。
番組は毎週金曜夜に放送中の「Eダンスアカデミー」。子どもたちにダンスを教えるためレギュラー出演している人気グループ「EXILE(エグザイル)」のメンバーが、自民党の比例代表候補者と並び立つ様子が、候補者のブログやフェイスブックで8日付で公開されている。
NHKは来週19日の放送も取りやめ、参院選終了後の26日から再開する。
問題の写真は、候補者とエグザイルのメンバーのツーショット。候補者は自身のポスターを持ち、メンバーは「がんばって下さい!!」と書き添えたサインを掲げている。今回の参院選からネット利用が解禁されて、候補者は公示後も、選挙活動の様子を自身のブログやフェイスブックで紹介することが可能になった。
2536
:
チバQ
:2013/07/13(土) 08:20:10
http://senkyo.mainichi.jp/news/20130713ddm005010031000c.html
2013参院選・注目の選挙区:大阪 反転狙う維新の会
毎日新聞 2013年07月13日 東京朝刊
◇「都構想」行方にも連動
「今、日本維新の会、厳しい、厳しい選挙を戦っている」
参院選大阪選挙区(改選数4)の維新新人、東徹氏は12日、大阪市東住吉区で街頭演説し、危機感をあらわにした。維新は昨年12月の衆院選で民主党に迫る54議席を獲得。大阪府内では候補者を立てた14小選挙区のうち12人が勝利した。府内の比例代表票も146万票に上り、自民党の85万票に60万票の大差を付けた。
しかし、今回の参院選は風向きが異なる。従軍慰安婦を巡る橋下徹共同代表(大阪市長)の発言もあり、首都圏への本格進出を図った6月の東京都議選は2議席どまり。松井一郎幹事長(大阪府知事)は6日、大阪府泉佐野市の集会で「我々が一番得意だった『ふわっとした民意』は、自民党に行っている」ともらした。
逆風下の参院選で、維新は「原点回帰」の戦略を鮮明にしている。本拠地・大阪で擁立した東氏は党総務会長。維新人気の根強さを証明すれば、反転攻勢のきっかけをつかめる。東氏陣営は約100人の地方議員の6割程度を大阪にはり付け、組織戦を展開。橋下氏は街頭演説で「トップ当選で押し上げていただきたい」と力説する。
順位にまでこだわるのは、持論の「大阪都構想」の行方にも関わるからだ。都構想とは、大阪府と政令市の大阪、堺両市を解体し、府に代わる「大阪都」と、人口30万〜50万人の基礎自治体「特別自治区」に再編する計画。来年秋に大阪市の住民投票を控え、自民、民主、共産3党は都構想への反対姿勢を強めており、得票結果が先行指標になる。
参院選後の9月29日には、堺市長選も控える。自民、民主両党が堺市の都構想参画に反対する現職を支援するのに対し、維新は対抗馬を立て、都構想の是非を問う構え。維新の浅田均政調会長(大阪府議長)は10日、大阪市内での東氏の集会で「参院選で自民党が維新に勝てば私たちの改革は否定されたと言われる」と述べ、トップ当選に強いこだわりを示した。
ただ、維新と首相官邸の関係が選挙戦を複雑にしている。安倍晋三首相(自民党総裁)は6月6日、首相官邸で橋下、松井両氏と会談。双方の会談は今年3回を数え、松井氏は「維新が議席を取れば、規制改革をやって、安倍政権の経済政策『アベノミクス』が完成する。政権と連絡も密に取っている」と選挙後の連携の可能性を隠さない。
首相と維新幹部の接近に自民党府連はいらだちを募らせている。維新所属の議員には自民党からのくら替え組が多く、不信感がぬぐえないからだ。党府連幹部は「維新と対峙(たいじ)している以上、気分のいい話じゃない」と不快感を示す。
「維新は全国的に下火だ。大阪で残り火があると府民が笑われる。維新を消滅させるため、審判を与えていただきたい」
自民新人の柳本卓治氏は9日、堺市での街頭演説で「維新ノー」を呼びかけた。橋下氏は昨年9月、大阪市で開いた維新の政治資金パーティーで「民主国家で選挙以外でどうやって解決するのか。民意を離れた政治は成立しない」と強調している。大阪の民意は今回、どの党に寄り添うのか。維新そのものを問う選挙はいよいよ後半戦に入る。【熊谷豪、山下貴史】
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◇大阪(改選数4、届け出順)
東徹(あずま・とおる)46 党総務会長 維 新
藤島利久(ふじしま・としひさ)51 [元]衆議員秘書 無 新
森悦宏(もり・よしひろ)46 幸福府副代表 諸 新
梅村聡(うめむら・さとし)38 内科医 (1)民 現
長嶺忠(ながみね・ただし)52 [元]会社員 無 新
杉久武(すぎ・ひさたけ)37 公認会計士 公 新
中村勝(なかむら・まさる)62 政治団体代表 諸 新
辰巳孝太郎(たつみ・こうたろう)36 党府委員 共 新
安座間肇(あざま・はじめ)35 会社員 み 新
吉羽美華(よしば・みか)32 [元]寝屋川市議 諸 新
柳本卓治(やなぎもと・たくじ)68 [元]衆院議員 自[二]新
2537
:
チバQ
:2013/07/13(土) 09:01:13
http://gendai.net/articles/view/syakai/143398
タレント候補大苦戦 猪木は「ビンタ」封じられ落選危機
【政治・経済】
2013年7月12日 掲載
IT求人
地デジテレビ
中古 CD
学生ローン
ビジネス英会話
「ダァー!」も通用せず
参院選に出馬したタレント候補が、軒並み苦戦している。維新の会から出馬したアントニオ猪木も当落線上だ。
「維新の会は橋下人気が衰え、比例で当選できるのは2〜3人でしょう。格闘家の人気は侮れないとはいえ、猪木氏をよく知らない若者も増えている。人気ダウンは否めません」(ジャーナリストの鈴木哲夫氏)
実際、猪木が街頭で「ダァー!」と右手を上げても、シラーッとした空気が流れるケースが多い。猪木にとって痛いのは、大阪の桜宮高校の体罰問題の影響で得意技の“ビンタ”を封印されたことだ。猪木陣営は、「これじゃ盛り上がらない」と不満タラタラ。同じく、維新の比例から出馬した経済評論家の藤巻健史氏も厳しそうだ。
比例で20議席を超えるとみられている自民党は、橋本聖子、丸山和也は当選圏内。弁護士の若狭勝は微妙。格闘家の佐竹雅昭、エイベックスの所属歌手「東京プリン」の伊藤洋介は当落ギリギリにいる。
「佐竹氏は選挙で何を訴えたいのか分からないし、猪木氏と“格闘技票”を食い合って共倒れになるかもしれません。知名度が低い伊藤氏は、安倍首相の夫人、昭恵さんの“夫人枠”で出馬したが、『なぜ、アイツが?』と自民支持者の中にも面白くない人がいるといわれています」(政界関係者)
比例で5〜7議席程度と予想されている民主党は、大物、有名候補が続々と落選しかねない。労組などの組織力を持たないツルネン・マルテイ、円より子、石井一はピンチだ。
タレント候補が乱立する東京選挙区(定数5)も、ひと波乱ありそう。自民の丸川珠代は当確だが、無所属の俳優・山本太郎、みんなの党から出馬した写真家の桐島ローランド、維新から出た日テレ元アナの小倉淳が最後の1議席を奪い合う展開になっている。
「浮かび上がりそうなのは山本太郎です。今回の選挙は投票率が低くなりそうで、そうなると、支持基盤のないタレント候補には不利ですが、彼は“原発反対”で一点突破しようとしている。大きな争点のない選挙ではワンイシュー・ワンテーマを訴える候補は有利なのです」(鈴木哲夫氏)
当選しそうな候補はひと握りしかいない。政党はバカのひとつ覚えみたいにタレントを擁立するのをやめたらどうか。
2538
:
名無しさん
:2013/07/13(土) 14:20:46
http://cgi.daily-tohoku.co.jp/cgi-bin/news/2013/07/13/new1307131102.htm
割れる郵政票、2団体で別候補を推薦(2013/07/13 11:02)
12日に黒田敏博会長から推薦状を受ける滝沢求候補(上)と、5月23日に中川茂副会長から推薦状を受ける平山幸司候補(下)=いずれも青森市内
参院選青森選挙区(改選数1)で、郵政2団体が異なる候補を推薦し、票が割れる事態となっている。全国郵便局長会(全特)は12日、自民党新人の滝沢求候補(54)を推薦。一方、OBらでつくる郵政政策研究会(郵政研)の青森県3地区会は、生活の党現職の平山幸司候補(43)の推薦を決めている。かつて自民最大の〝集票マシン〟だった郵政団体は、2005年の郵政選挙でたもとを分かった。再び自民に回帰したものの、環太平洋連携協定(TPP)をめぐる思惑も絡み、一枚岩になり切れない実態が浮かび上がる。
【写真説明】
12日に黒田敏博会長から推薦状を受ける滝沢求候補(上)と、5月23日に中川茂副会長から推薦状を受ける平山幸司候補(下)=いずれも青森市内
2539
:
名無しさん
:2013/07/13(土) 14:22:04
http://www.kahoku.co.jp/news/2013/07/20130713t41036.htm
秋田選挙区 維新比例候補、自民を応援 相手敬遠、片思いに
◎保守票「バーター」念頭
参院選比例代表で立候補した日本維新の会新人の松村譲裕氏(46)が、秋田選挙区(改選数1)で勝手連的に、自民党新人の中泉松司氏(34)を応援している。松村氏は「比例は維新」「選挙区は自民」とバーターを念頭に置く。逆に、中泉陣営は維新の支持率低下に巻き込まれたくないと、距離を置こうとしており、松村陣営の“片思い”の状態だ。
<県内組織は未整備>
松村氏は4日、秋田市の秋田空港近くで演説に立った。「今の政治の形を壊し、日本と秋田を変える」。既成政党との対決姿勢を強調した。
野党として自民党批判も織り交ぜる松村氏だが、地元では中泉氏支持を公言する。
松村氏が理事長を務める県旅館ホテル生活衛生同業組合は、中泉氏を推薦。5月には松村氏が経営する秋田市のホテルで、中泉氏を応援する決起集会を開き、あいさつにも立った。
選挙区での出馬を避けたのを「中泉氏に迷惑を掛けないため」(松村氏)と説明するが、県内組織が未整備の松村氏にとって、中泉票を取り込むことは比例当選への重要な戦略でもあった。
両者はともに秋田市を地盤とする保守系で、支持者が重なる。維新県総支部の村岡敏英代表は「保守政党として、選挙区は必然的に保守系候補を応援する」と事実上、中泉氏支援を明確にする。
だが、支援者の多くは、比例と選挙区で投票先の政党が異なることに困惑している。県南の会社社長は「比例は松村、選挙区は中泉−と聞いているが分かりづらい。高齢者は比例も自民に入れるのではないか」と言う。
<ありがた迷惑の声>
中泉氏は、与野党で対立している政党の候補者からのエールに微妙な距離を置く。
「ありがたいとも、迷惑だとも思わない。(松村氏への)協力も、支援のお願いもない。維新と協力するかのような勘ぐりもあり、痛くもない腹を探られている感じだ」と戸惑う。
維新は橋下徹共同代表の従軍慰安婦発言などを受け支持率が低下。東京都議選でも厳しい結果に終わった。中泉陣営幹部は「維新とセットに見られると困る。正直、ありがた迷惑だ」と話す。
民主党県連の沼谷純幹事長は松村氏に対し「自民はダメと言いながら中泉氏を応援するのは二枚舌」と指摘。中泉氏のスタンスについては「応援してくれる人に対して『いらない』と言えないのは当然だ」と話す。
秋田選挙区にはほかに、民主党現職の松浦大悟氏(43)、共産党新人の佐竹良夫氏(62)、幸福実現党新人の西野晃氏(36)が立候補している。
<秋田選挙区立候補者(1−4)>
中泉松司 34 党県青年局長 自 新(公推)
佐竹良夫 62 党県政策委員 共 新
西野晃 36 宗教法人職員 諸 新
松浦大悟 43 党県代表 民 現(1)
2013年07月13日土曜日
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2540
:
名無しさん
:2013/07/13(土) 14:23:26
http://www.kahoku.co.jp/news/2013/07/20130713t61035.htm
社民正念場 福島、東北唯一の公認擁立 脱原発の旗かすむ
街頭演説で支持を訴える福島党首=9日午後0時30分ごろ、福島駅前
◎他候補も廃炉主張/独自色発揮に焦り
社民党が東北の参院選選挙区で唯一、福島選挙区に公認候補を擁立、脱原発の党としての存在意義を懸けて戦っている。新人の遠藤陽子氏(63)は双葉郡出身の原発事故避難者で、党は福島第1原発事故前から一貫して脱原発を訴えてきた姿勢を強調する。ただライバルの主要候補は県内原発の全基廃炉で一致しており「元祖・脱原発」の訴えはかすみがちだ。
<主張の矛盾、批判>
「自民党は二枚舌だ。福島の切実な声を踏みにじる原発再稼働はあり得ない」
福島瑞穂党首が9日、福島市のJR福島駅前で演説し、原発再稼働をめぐる自民党の党本部と県連の主張の矛盾を突いた。党本部は再稼働に前向きで、県連は県内の原発全基廃炉を県版マニフェストに掲げるなど否定的な考えを示している。
福島県では自民党から共産党まで県内の原発全基廃炉で一致している。福島氏の訴えは、元祖・脱原発の党と、3.11後に「宗旨変え」した党が混在し、社民党の独自色が十分出せていないことへの危機感の表れでもあった。
<衆院、東北はゼロ>
社民党は昨年の衆院選で東北の比例票が半減するなど大惨敗を喫した。旧社会党時代も含め、戦後初めて東北選出の国会議員がゼロになった。
衆院選ショックで東北5県の社民党は候補者擁立を断念したが、党本部は「脱原発を訴える上で、原発事故の起きた福島で選出しないわけにいかない」(福島党首)と擁立を決め、遠藤氏に白羽の矢を立てた。
遠藤氏は双葉郡出身で原発事故避難者として、いわき市で暮らす。脱原発を前面に出すのにうってつけの候補で、被災者の立場を重視する主張で支持拡大を図る。
<政党要件懸かる>
一方で「党員が高齢化し、労組頼みの集票体質からの脱皮も図れていない」(党県連幹部)という弱点も抱え、再起できるかどうかは未知数だ。
社民党は参院選で遠藤氏を含む選挙区5人、比例代表4人の計9人を立てた。現在の国会勢力では、9人のうち1人以上当選しないと政党要件の「5人以上」を満たせない。
福島党首は「党にとって正念場。脱原発、護憲を訴える社民党が国会から消えるわけにいかない」とアピール。比例300万票、3議席以上の獲得を目指す。
<福島選挙区立候補者(1−6)>
酒井秀光 45 元会社員 諸 新
金子恵美 48 元復興政務官 民 現(1)
遠藤陽子 63 党県常任幹事 社 新(生推)
杉内一成 80 政治団体代表 諸 新
森雅子 48 少子化担当相 自(町)現(1)(公推)
岩渕友 36 党県常任委員 共 新
2541
:
名無しさん
:2013/07/13(土) 14:25:16
http://www.oita-press.co.jp/localNews/2013_137367652435.html
参院選おおいた 存在感薄い民主
[2013年07月13日 09:47]
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九州の選挙区では唯一、公認候補を擁立できなかった民主党大分県連。比例代表での「民主党」票の獲得に全力を挙げる=4日、大分市内
「自前の候補がいない選挙は本当に寂しい。選挙区で民主党(の支持者)は他党の草刈り場だ」。参院選が公示された4日、民主党大分県連のある幹部は半ば自嘲気味につぶやいた。
九州7県の選挙区で党公認候補がいないのは大分だけ。民主党は県内の議席を失った昨年12月の衆院選からの立て直しが懸かる今回の選挙で、存在感を発揮できていない。
党県連は選挙区の対応を社民党が擁立した無所属新人、後藤慎太郎候補(38)への「自主協力」とした。両党の候補者調整が難航した経緯もあり、通常の推薦や支持とせず、支援の手法は党員や支持団体に判断を委ねる異例の扱いにした。
後藤氏の選挙事務所に「必勝」と大書した足立信也県連代表名の「為書(ためがき)」を贈った。4日の出陣式で小嶋秀行副代表は「さまざまな議論を丸ごと乗り越え、協力させていただく」と激励。公示後に横光克彦副代表(前衆院議員)が後藤氏の集会へ応援に駆け付けた。今のところ、党県連幹部による表だった協力の動きはこのくらいだ。
民主党支持のある労組幹部は「政策を見れば後藤氏は完全な社民党公認」。全国の競合しない1人区で民主党と協力するみんなの党が公認する新人、浦野英樹候補(44)もいるが、労組を束ねる連合大分の方針は後藤氏への「独自支持」。労組幹部は「われわれが表で動ける状況にはない」と漏らした。
党県連によると、県内の党員・サポーターは昨年の約4千人から約2300人に減少。反転攻勢への道のりは険しいが、首藤隆憲幹事長は「この逆風下でも『再興』を支えようとしてくれる人たちの期待は絶対に裏切れない。比例代表で全力を尽くす」と強調する。
14日から党の比例の選挙カーが初めて大分入りする予定。党再生への一歩を踏み出せるかが問われている。
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旧ホントは社民支持@鹿児島市
:2013/07/14(日) 19:15:59
自公、過半数確実=民主半減、第三極伸び悩み−共産善戦・参院選終盤【13参院選】
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2013071400120
時事通信社は21日投開票の参院選について、全国の有権者を対象に世論調査を行い、取材で得た情報も加味して終盤情勢を探った。自民党は改選34議席からほぼ倍増し、公明党と合わせて与党で過半数(122)を超え、衆参両院の多数派が異なる「ねじれ」を解消するのは確実だ。民主党は改選44議席から半減する可能性が高く、みんなの党、日本維新の会は一桁にとどまりそうだ。共産党は善戦し、選挙区での議席確保が見えてきた。
参院定数は242で、3年ごとに半数(121)改選する。自公両党の非改選議席は59のため、両党が今回63を獲得すれば過半数に達する。
自民党は、選挙区に49人、比例代表に29人を擁立した。大勝した東京都議選の勢いを保っており、31ある改選数1の「1人区」のうち、29選挙区で優位に立ち、岩手、沖縄で当落を争っている。16ある改選数2〜5の複数区は各1議席を確保し、候補者を2人立てた東京(改選数5)と千葉(同3)でも2議席目をうかがう。
比例は、小泉政権下で圧勝した2001年参院選の20議席を超えそうで、比例制度導入後、最高の22議席をにらむ。選挙区と比例を合わせた全体で70議席に届く可能性もある。
公明党は、東京、埼玉など選挙区に擁立した4人が全員当選圏入りしつつある。比例は6議席程度が見込まれ、改選10議席は維持しそうだ。
自公両党が70議席を取れば、常任委員会で委員長ポストを独占した上で、委員の半数も占める「安定多数」を確保できる。
一方、民主党は、選挙区に35人、比例に20人擁立したが、いずれも勢いがない。1人区では公認候補を立てた19選挙区で自民党候補に大きくリードを許している。「2人区」の京都や兵庫、「3人区」以上の埼玉、神奈川、大阪、東京はいずれも当落線上で競り合っている。比例を含め1998年の結党以来最低の26議席に届くのも厳しい。
みんな、維新両党は選挙区で各1〜2議席程度で、比例も数議席にとどまる見通し。両党とも改選議席を上回りそうだが、伸びがない。
共産党は東京、愛知、京都、大阪の4選挙区で議席争いに絡んでいる。選挙区で議席を確保すれば01年以来で12年ぶりとなる。比例は改選3議席を上回る4議席をうかがう。生活、社民両党は比例で議席を得る可能性がある。みどりの風は議席確保のめどが立っていない。
調査は12〜14日の3日間、電話で実施し、有権者2000人から回答を得た。(2013/07/14-17:28)
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旧ホントは社民支持@鹿児島市
:2013/07/14(日) 19:16:43
自民「1人区」で圧倒=民主、複数区も振るわず−終盤情勢【13参院選】
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2013071400137
参院選の終盤情勢で、自民党は勝敗の行方を左右する改選数1の「1人区」、改選数2〜5の「複数区」で他党を圧倒。一方、民主党は1人区、複数区ともに苦戦を強いられており、昨年の衆院選からの強い逆風が続いている。
参院の「1票の格差」是正に伴い、1人区は今回から二つ増えて31となった。自民党はこのうち、岩手、沖縄を除く29選挙区で優勢だ。前回選挙で敗北した岩手、山梨、三重、滋賀、奈良、岡山、高知、大分の8選挙区でも、接戦の岩手を除く7選挙区で大きくリードしている。
岩手では、自民新人と民主党を離党した無所属現職が競り合う。生活の党の小沢一郎代表のお膝元で、自民党は1992年を最後に議席を失っている。安倍晋三首相(同党総裁)は14日、JR盛岡駅前の街頭演説で「20年間ずっと勝てなかった。岩手県から日本を変えよう」と支持を訴えた。
自民党が1人区で唯一、野党にリードされているのが沖縄だ。知名度に勝る諸派の現職を自民新人が追う構図で、首相が16、17両日に沖縄入りし、てこ入れを図る。
16ある複数区でも全員当選が視野に入る。同党は東京(改選数5)と千葉(同3)で2人を擁立。東京で2議席を獲得すれば27年ぶりだ。
公明党は、候補を立てた東京、神奈川など4選挙区で完勝の勢いだ。埼玉(同3)では、自民党との選挙協力で不協和音が指摘されたが、両党で上位を占める。
これに対し、民主党は1人区に加えて、複数区でも振るわず、共産党や日本維新の会、みんなの党と議席を激しく争う構図となっている。
10ある2人区は前回、自民、民主両党で議席を分け合った。議席確保のめどが立ちつつあるのは、長野や静岡など4選挙区。宮城や福岡など6選挙区では、2議席目をめぐり、他の野党と火花を散らしている。これまで議席を確保してきた東京、神奈川、大阪の大都市圏でも、共産党や無所属の新人と接戦を余儀なくされている。民主党幹部は「戦況は良くない。勝てる複数区を確実に取らないといけない」と焦りを募らせる。
昨年の衆院選で躍進した維新は、橋下徹共同代表の地元である大阪で当選圏内入りしているものの、同じ関西の兵庫、京都は当落線上にとどまる。また、東京も議席確保は困難な情勢だ。
民主党や第三極の党が守勢に回る中、共産党は東京都議選勝利の勢いに乗り、東京、愛知、京都、大阪で議席確保の可能性が出ている。(2013/07/14-18:19)
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チバQ
:2013/07/15(月) 21:51:21
http://senkyo.mainichi.jp/news/20130714mog00m010017000c.html
参院選:元閣僚、続々選対入り 民主、再起見据え「前哨戦」
2013年07月14日
参院選で民主党候補者の選挙対策幹部に、昨年衆院選で落選した元大物閣僚が就くケースが相次いでいる。現職議員だけでは手が足りない台所事情に加え、自らの再起を候補者に重ねる当人たちの思いも、背景にありそうだ。【山本健太、熊谷豪、野口武則】
「アベノミクスはまやかしです。そろそろ気付いてください」。参院選が公示された4日夕、JR徳島駅前で街頭演説した仙谷由人元官房長官(67)は黒いスーツの袖をまくり、声を張り上げた。企業回りも精力的で、多い日で20社をこなす。
落選後の4月、徳島選挙区(改選数1)で再選を目指す現職の総合選対本部長に就任した。徳島選挙区で民主が初めて議席を得た6年前、現職の擁立に動いたのが仙谷氏だった。今回、個人演説会や決起集会に同席し、安倍政権の経済政策へ批判を繰り返す。
官房長官だった菅政権で「影の総理」と呼ばれ、衆院選では逆風に直撃された。それでも徳島1区での得票は3万9402票。「仙谷票」と言われる固い基礎票が、現職の頼みの綱だ。しかし、仙谷氏が10日から数日間、他候補の応援で県外へ出ると、陣営関係者からはこんな声が漏れた。「『仙谷票』をまとめきれていない。まだまだ有権者にお願いしないといけないのに……」。基礎票の行方にも気をもむ情勢が続く。
選対本部長代行に平野博文(64)、藤村修(63)の元前官房長官、選対事務総長に樽床伸二前総務相(53)。大阪選挙区(同4)で再選を目指す現職の選対には、大物落選者がずらりと並ぶ。
「共産党候補に負けている。各行政区で100票でいいから競り勝ってほしい」。11日夜、大阪市のホテルに現前国会議員、地方議員ら約55人が一堂に会した選対会議で、樽床氏は奮起を促した。細野豪志幹事長(41)が大阪入りした7日には、街頭演説で「私が国会に帰るまで、細野さんに党を引っ張ってもらう」と訴え、細野氏は「50代の樽床さんや40代の私の世代が、先頭に立たないといけない」と応じた。現職も集会で、自らの戦いを樽床氏の再起に向けた「前哨戦」と表現している。
平野氏も12日朝、京阪枚方市駅前で現職とともに街頭演説に立ち、「私も昨年12月から原点に戻って、地元の皆さんの信頼を取り戻すため活動している」と語った。府連代表を通算約7年間務めた顔の広さで、地元以外でも現職の集会に同行する。大阪市役所前で4日朝にあった現職の第一声では、選挙カーの上から拳を握り締めた。「大阪で議席を維持することが、党再生への大きな第一歩だ」
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チバQ
:2013/07/15(月) 21:59:17
http://mainichi.jp/select/news/20130715k0000e040138000c.html
参院選:候補の検索関連語に<逮捕> 悪意ある人物操作か
毎日新聞 2013年07月15日 09時04分(最終更新 07月15日 11時07分)
参院選に出馬している一部の候補者の名前をサイトで検索すると、関連性のあるキーワード(関連語)に<逮捕><選挙違反>といったイメージの悪い単語がトップに表示されるケースが見られるようになった。インターネットを使った選挙運動が終盤を迎えて激しさを増す中、「悪意のある人物に検索結果を操作されたのではないか」とみる専門家もいる。【本多健、藤沢美由紀、北川仁士】
「え? 『逮捕』ですか?」
ある選挙区の新人候補は、ある検索サイトで名前を検索すると<逮捕>が関連語のトップに表示される状態が続いている。毎日新聞の取材で知ったという秘書は「事実無根でゆゆしきこと。至急対策を検討します」と話していたが、その後の取材に「削除依頼を出すにしても時間がかかるようで、選挙期間中に間に合わない」と困惑した様子だった。
関連語は、目的の情報にたどりつきやすいよう、入力した言葉と一緒に検索された回数などからコンピューターが選ぶ。この候補者の場合、ネット上で<○△×(候補者名)逮捕の真相!?>などの見出しをつけたブログが多数存在することが原因とみられる。
ただ、こうしたブログは見出し以外は<検索結果で『逮捕』が出たので調べたが、事実はなかった>などと、候補者と「逮捕」を結びつけるような記述はしていない。出馬表明の約2週間前に同じ政党に所属する別の政治家が逮捕されたが、候補者とは無関係だ。
ある情報管理会社の専門家は「書き込みはこの候補が出馬表明した直後の6月の数日間に集中しているうえ、数分おきに数種類のブログがアップされた事例もある。内容もよく似ており、不可解だ」とみる。ITジャーナリストの宮脇睦さんも「候補者名と『逮捕』を結びつけるように仕掛けたからこそ、この組み合わせを見る人が増え、関連語として浮上したと考えるのが自然。ブログ内の広告に誘導する狙いがあるかもしれないが、この候補の足を引っ張ろうとしている人物がいる可能性もある」と分析する。
別の現職候補の関連語トップは<選挙違反>。6年前の自身の発言についての書き込みが、ネット上に大量に残っているためで、本人が選挙違反をしたわけではないが、事務所は「削除をお願いしても、かえってネガティブな方向で話題となりかねない」と静観の構えだ。
ほかにも<スキャンダル><落選>などの関連語が表示されるケースがあり、ある陣営の幹部は「多くの有権者が候補の名前を検索して情報を集める。軽視できない」と漏らす。
◇
ある言葉を検索した際に表示される関連語や検索結果として並ぶホームページ(HP)の順位を有利にする行為は「サーチエンジン最適化」(SEO)と呼ばれる。キーワードをうまく配置することで検索されやすくする方法などがあるが、一部の行き過ぎたやり方は利用者のニーズを欺く行為として検索会社がガイドラインなどで禁じている。
国会周辺にも春先からSEO対策をPRする業者が入り、参院選のある現職候補の秘書は「検索結果の最上位は半分の利用者がクリックするが、8位を開く利用者は1%未満」と諭され、年約100万円で包括的なネット対策を依頼。その後、候補の名前を検索すると、主張などを載せた候補自身のHPが上位に表示されるようになったが、この秘書は「検索結果を政治家がどこまでいじっていいものか、正直、よくわからない。永田町はあまりに勉強不足」と戸惑いを隠さない。
検索大手グーグルは4月、選挙活動の行き過ぎたSEO対策に注意を促す文書を一般向けに公表した。
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チバQ
:2013/07/15(月) 22:15:06
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/130715/elc13071503250012-n1.htm
【参院選2013 九州】
頼みの労組も…続々と「脱民主」
2013.7.15 03:09
■組織内候補支援に専念
■電力総連「菅元首相がいる限りは…」
民主党最強の集票マシンとして4年前の政権交代の原動力となった労働組合の「民主離れ」が止まらない。3年4カ月の民主党政権がまったく期待に応えないどころか、内政も外交もボロボロだっただけに組合員に無理に民主党支持を求めれば、逆に「組合離れ」を招きかねないからだ。「頼みの綱」にも見放された民主党はどこへ漂流していくのか−。(田中一世)
◇
「働くみなさんが日本経済を支えてきたことに深く感謝しています。UAゼンセンの応援団として一生懸命働かせていただきたいんです!」
福岡選挙区(改選2)の民主新人、野田国義氏(55)は7日、福岡市内の貸ホールで深々と頭を下げたが、聴衆約250人は気のない拍手。それもそのはず、会合はUAゼンセンの組織内候補、川合孝典氏(49)=比例代表=の決起集会だったからだ。
代わって川合氏があいさつに立ち「私はみなさんの思いを胸に6年間仕事をしてきました。60歳以上の雇用義務化など着実に実績を残してきました」と訴えると割れるような拍手。組合員の複雑な心境をあからさまに見てとれた。
UAゼンセンは、流通や繊維など幅広い業種で構成される連合傘下最大の産別労組。組合員数は141万人を誇るが、今回の参院選は、逆風の中で川合氏を当選させることで頭が一杯。選挙区の民主党候補にテコ入れする余裕はなく、へたに「民主カラー」が付くのはマイナスでしかないと考えているのだ。
あるUAゼンセン幹部はこう打ち明ける。
「正直に言うとアベノミクスは評価できる。安倍晋三首相は経済3団体にも賃上げを働きかけてくれた。それに比べ、民主党政権は一体どうだったか。円高で企業は海外に逃げ、雇用は悪化した。雇用を守っているのはむしろ自民党じゃないですか。私も選挙区の民主候補には投票しません」
電力関連企業系の電力総連(組合員数22万人)はさらに冷ややかだ。
平成23年の福島第1原発事故後、菅直人首相(当時)は場当たり的な対応を繰り返して電力業界を大混乱に陥れたあげく、電力会社に責任転嫁した。電力各社は経営危機に陥り、組合員は給与削減や雇用抑制に苦しんでいる。民主党の海江田万里代表がいくら脱原発色を封印したところで、党最高顧問である菅氏が「原発ゼロ」と書いた箱の上で街頭演説しているようでは、本気で支援するはずもない。
電力総連が九州7選挙区の民主党候補に推薦を出したのは福岡、長崎だけ。連合推薦候補に独自の判断で推薦を出さなかったのは初めてだ。ある電力系労組幹部はこう打ち明けた。
「菅氏がいる民主党を推して組合員が納得するはずがないでしょ。組織内候補は全力で推しますが、選挙区で特定候補を組合員に推すことはしません。私も党派は問わず私たちに理解のある人に投票するつもりです」
労組幹部でさえこうなのだから組合員の民主党アレルギーは並大抵ではない。電力総連の組織内候補である民主新人、浜野喜史氏(52)は苦肉の策として民主カラーを徹底的に消した。街宣車にも、タスキにも、ホームページにも民主党の文字は見当たらない。
こうした労組の民主離れに焦った連合は、組合員向けに冊子「私たちはなぜ、民主党を応援するのか」を作成し、「生活者重視の党綱領は連合の理念に近い」と訴える。
だが、自治労や日教組などの官公労はともかく、民間労組に納得する組合員はほとんどおるまい。むしろ連合がこのまま民主党支援に突っ走るならば、傘下労組の連合離れが加速しかねない。参院選後に起きるのは、連合による「民主切り」か。それとも連合の分裂なのか。労働界は大きな岐路を迎えている。
◇
▽民主公認の連合組織内候補
(比例代表)
相原久美子66 自治労 現(1)
石上俊雄51 電機連合 新
礒崎哲史44 自動車総連 新
神本美恵子65 日教組 現(2)
川合孝典49 UAゼンセン 現(1)
定光克之53 JP労組 新
轟木利治53 基幹労連 現(1)
浜野喜史52 電力総連 新
吉川沙織36 情報労連 現(1)
◇
※名鑑の見方 氏名、投票日基準の年齢、出身労組、現新別、当選回数
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チバQ
:2013/07/15(月) 22:16:03
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/130714/elc13071422310030-n1.htm
激戦区・岩手、かすむ小沢氏 安倍自民もはや敵にあらず
2013.7.14 22:30 (1/2ページ)[東北]
参院選の21日投開票に向け、与野党党首らは「ラストサンデー」の14日、各地で支持を訴えた。安倍晋三首相は岩手県に入り、21年ぶりの岩手選挙区(改選数1)での自民党勝利に向け3カ所で演説した。同党が最大のライバルとみているのは、民主党を離党し無所属で戦う現職の平野達男前復興相だ。生活の党も新人を擁立するが、小沢一郎代表の威光はすっかりかすみ、各陣営は票の上積みに向け「小沢票」の切り崩しに血眼になっている。(沢田大典、楠城泰介)
首相は午後、3カ所目の遊説として小沢氏の本拠地といえる衆院岩手4区の岩手県北上市を選んだ。
冒頭、奥州で活動した平安時代の武将、安倍貞任(あべのさだとう)に触れ、「貞任の末裔(まつえい)が私となっている。ルーツは岩手県。その岩手県に帰ってきた」と親近感を強調した。続いて「20歳の人は一回も参院選で自民党が勝った姿を見ていない。(党公認新人の)田中真一を東京に送ってほしい」と訴えた。
JR盛岡駅前では「岩手県にある大きな岩盤を打ち破る」と声を張り上げる場面もあった。
「岩盤」とは、小沢氏を指すのは言うまでもない。だが、自民党にとって、もはや敵は小沢氏ではない。一関市での街頭演説で「はっきりしない無所属から出るのとは訳が違う」とした平野氏なのだ。
2548
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チバQ
:2013/07/15(月) 22:16:24
その平野氏は、東日本大震災で被災した県内の海岸沿いの仮設住宅を北から南に一気に回り、岩泉町の仮設住宅前では「復興に関わった経験と知識、何度も足を運んだことで培った現場感覚を総動員して復興の最前線に立たせてほしい」と熱弁をふるった。
平野氏は過去2度の参院選を「小沢票」に乗って勝利した。今回は逆に「小沢票」を切り崩さなければならない。復興対策の実績をアピールすることで小沢氏との違いをみせようとしている。
「小沢票」を狙っているのは民主党候補の新人、吉田晴美氏も同じだ。当初、党執行部内には生活との連携を模索する動きがあった。これに「待った」をかけ独自候補擁立を進めたのは、元小沢氏側近で衆院岩手1区選出の階猛氏だったという。階氏の小沢氏への「怨念」がちらつく。
14日は、「反小沢」の急先鋒(せんぽう)、安住淳元財務相が岩手県内に入り、盛岡駅前では「内輪もめで分裂を繰り返し、せっかく育てた民主党はどうなるのかと思っている人は多い。おわびをしなければならない」と述べ、民主党を離れた小沢、平野両氏を当てこすった。
これに対し、小沢氏はこの日、福岡県内にいた。生活が唯一、民主党候補を推薦している選挙区だ。小沢氏が優先したのは、民主党に見える形で「貸し」を作ることだった。
もっとも、留守にするのが当たり前だった小沢氏の岩手入りは、この2カ月で5回に達しているという。
一方で小沢氏は、生活の新人、関根敏伸氏には「俺の応援はあてにするな」と伝えている。関根氏が落選することは「小沢王国」の崩壊を意味するが、厳しい状況にあることを承知しているようだ。
2549
:
チバQ
:2013/07/15(月) 22:18:02
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/130714/elc13071422280028-n1.htm
自公協力、埼玉めぐり見直しの危機? 公明「10議席以上」確実にするため
2013.7.14 22:27 (1/2ページ)[関東]
参院選で自民党が圧勝といわれる中、公明党にとっての「完封勝利」は候補のいる4選挙区のうち接戦とされる埼玉選挙区(改選数3)が大きなカギを握っている。同党は比例代表を含めた目標の「10議席以上」を確実にするため、支持母体の創価学会の票に依存する自民党衆院議員に支援の解消もちらつかせ始めた。
「埼玉でしっかりと混戦を抜け出せるように頑張りたい。比例代表全体を底上げしていく」。公明党の山口那津男代表は14日、都内での街頭演説後、記者団にこう語った。
公明党選対幹部によると、埼玉では自民党現職の古川俊治氏が圧倒的な優勢にあり、公明党新人の矢倉克夫氏は民主党現職の山根隆治氏、みんなの党現職の行田邦子氏との団子状態から抜け出せていない。
山口氏は公示以後2回、埼玉入りした。15日も県内で遊説を行う。
65万票が当選ラインとされる埼玉で、矢倉氏を推薦した自民党は10万票の支援を約束。県内全15選挙区の衆院議員(うち2人は比例代表で復活当選)には、それぞれ5千〜1万票を矢倉氏に回すよう割り振った。
だが、公明党幹部は「事前調査の数字には出ていない」と自民党への不満を隠さない。
創価学会を支持母体とする公明支持者は、全国300の衆院選挙区で2万〜4万あるといわれ、自民党候補の大きな得票源だ。
別の幹部は「選挙後に自民党から何票来たか市町村単位で検証する。結果によっては、次の衆院選での支援の在り方を見直す可能性もある」と選挙後の「査定」に触れ、圧力をかける構えをみせる。
公明党の閣僚経験者の一人は「首相は憲法改正でむちゃをしない」と断言。自民党の足元を見るかのようにこう言ってほくそ笑んだ。
「自民党にとって公明党ほどいい連立相手はない。だって、2万や3万の票をタダでくれるところなんて他にないだろ?」
13日夜、公明党の井上義久幹事長が自民党の石破茂幹事長と都内のホテルで会談し、矢倉氏への支援を要請、石破氏は埼玉入りを検討すると約束した。(加納宏幸、力武崇樹)
2550
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チバQ
:2013/07/15(月) 22:19:41
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/130714/elc13071414490020-n1.htm
集票マシンの稼働状況は? 建設フル、全特わだかまり、労組エンスト
2013.7.14 14:49 (1/3ページ)[選挙]
主な業界団体・労組の参院比例代表での支援先
与党優勢が伝えられる21日投開票の参院選では、自民、民主両党の支持団体の明暗もくっきりと分かれている。安倍政権の経済政策「アベノミクス」が「機動的な財政出動」を掲げたことを追い風に、建設団体が自民党支援の運動を強力に展開中なのに対し、政権党時代に迷走を続けた民主党と連座したくない一部の労働組合は露骨な「民主隠し」に出ている。“集票マシン”は何を目指すのか。(内藤慎二、比護義則)
◇
建設業界フル回転
◆公共事業費復活に期待
「切られすぎた公共事業費を戻せ−。安倍晋三内閣は、実態としてこういうことをやっています」
12日午後、群馬県前橋市の群馬建設会館。全国建設業協会が推薦する元国土交通事務次官の自民党比例代表候補がこう訴えると、500人以上の建設関係者から、万雷の拍手が起こった。
民主党政権が「コンクリートから人へ」と高らかに掲げ、公共事業が無駄遣いの象徴とされたことで、建設業界は肩身の狭い立場に追いやられてきた。
特に群馬県では、八ツ場(やんば)ダムの建設中止宣言で「建設業者は人にあらずとの思いを抱かされた」(自民党県議)。それだけに、防災事業やインフラ整備を推進する「国土強靱(きょうじん)化」を掲げる自民党への期待は高い。
群馬県建設業協会の青柳剛会長はいう。
「必要な公共事業はやるという政府方針を後押しするためにも候補に貢献したい。V字回復までは求めないが、事業量は今より増やさなければならない」
民主党政権が進めた公共事業費カットや長期的な建設業従事者の減少で組織の基礎体力は低下したが、勢力回復に向けたチャンスだけに表情は明るい。
◇
全特いまだ修復中
◆わだかまり 自民と深く
全国の郵便局長でつくる全国郵便局長会(全特)は今年3月、平成17年の郵政解散以来、8年ぶりに自民党と関係を修復した。今回は同党の比例代表候補を出して、選挙戦に臨んでいる。
「政権与党(自民党)とともに、郵政事業をしっかり守っていく選択をしたことは間違いではない」。全特が推す前会長の候補は11日、仙台市で300人以上の郵便局長らに訴えた。
かつて100万票もの圧倒的な集票力で存在感を示した全特は、小泉政権の郵政民営化に反発して自民党とたもとを分かった。
国民新党で臨んだ3年前の参院選では、現職に約40万票を集めながら落選の憂き目を見た。
自民回帰を決意した理由の一つには、環太平洋戦略的経済連携協定(TPP)への交渉参加もある。
郵便局の収益改善のため全特は日本郵政グループの新規業務参入を求めているが、米政府は政府出資の残る同グループの事業拡大に懸念を示している。全特側には政府・与党の中に身を置くことで交渉内容をいち早く入手し、要望を反映させたい思惑がある。
もっとも、自民党執行部の「出戻り組」への視線は厳しく、「参院選での貢献度を厳しく査定する」(幹部)というスタンスだ。全特の選対幹部はつぶやく。
「自民とは絶縁状態に陥るほど対立した。わだかまりの解消は難しい…」
2551
:
チバQ
:2013/07/15(月) 22:19:59
◇
労組エンスト気味
◆「民主隠し」露骨展開も
民主党の最大の支持団体、連合傘下の各産業別労組(産別)は9人の比例代表候補を擁立した。民主党政権下での前回参院選では11人中10人が当選したが、今回は逆風下のため「20万票の安全当選ライン」(産別幹部)に届くのは半分程度とみられている。
その一つ、電力会社労組による電力総連が取っている戦略は、「民主隠し」だ。
「将来にわたる安定的なエネルギー政策の確立をめざします!」
電力総連の比例代表候補はホームページでこう公約している。民主党が掲げる「2030年代に原発稼働ゼロ」との公約どころか、「民主党」という文字も、比例代表総支部の名前として小さく書かれているだけ。電力総連は民主党の脱原発路線に不満を強め、党名を外したビラも作成して「脱民主」を徹底している。
従来、連合の選挙支援活動の核となってきた自治労や日教組も、厳しい戦いを強いられている。安倍政権が地方交付税を減額したために、7月から地方公務員給与7.8%の引き下げが全国各地で始まるからだ。
このため、選挙戦に向けた組合員の動きが鈍く、日教組も、6年前の参院選で50万票の集票力を見せた自治労も20万票の当落選上で足踏みしている。選挙結果によっては、官公労の「選挙力」を背景とする、輿石東(こしいしあずま)参院議員会長の党内での影響力も打撃を受けそうだ。
2552
:
チバQ
:2013/07/15(月) 22:35:41
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/130715/crm13071522200008-n1.htm
民主・鈴木寛氏が女に殴られ軽傷 吉祥寺駅前で街頭演説中、ボトルの液体かけられ
2013.7.15 22:19
前日、女に殴られ軽傷を負った鈴木寛氏。額の白い絆創膏が痛々しい=15日午後、東京・銀座(西森晃撮影)
参院選東京選挙区に立候補している民主党現職の鈴木寛(かん)氏(49)が14日、街頭演説中に女に顔を殴られて軽傷を負い、警視庁武蔵野署が女を公選法違反(選挙の自由妨害)容疑で現行犯逮捕していたことが15日、関係者への取材で分かった。
鈴木氏の選挙事務所などによると、14日午後6時半ごろ、東京都武蔵野市のJR吉祥寺駅前で、鈴木氏が演説後に聴衆と握手をしようとしたところ、中年の女が「うるさい」と叫びながらペットボトルの液体をかけ、顔を殴ったという。
鈴木氏は額などに全治1週間の軽傷。近くにいた女性運動員も腹を蹴られたが、けがはなかった。女は酒に酔っていたといい、その場で取り押さえられた。
2553
:
チバQ
:2013/07/15(月) 22:37:09
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2013071500341
「選挙区全勝」狙う自民=野党、複数区で追い込み−参院選の終盤戦略【13参院選】
参院選は21日の投開票日まで1週間を切った。優位を保つ自民党は、数少ない接戦の選挙区に安倍晋三首相(党総裁)らを投入し、選挙区全員当選を狙う。民主党など野党は改選数2〜5の複数区を「主戦場」と定め、追い込みを図る方針だ。
自民党は15日夜、首相や石破茂幹事長ら幹部が党本部で選対会議を開き、終盤情勢を分析。改選数1の「1人区」は岩手、山形、三重、沖縄の4選挙区、複数区は候補を2人擁立した東京、千葉の2選挙区を重点区とする方針を確認する。
これら計6選挙区のうち、首相は既に岩手、山形、東京、千葉で遊説。15日は三重県鈴鹿市で「三重は全国で最も厳しい選挙区だ。皆さんの力を貸してほしい」と訴えた。帰京後、千葉県市川市での演説会に急きょ参加。残る沖縄も16、17両日に訪れる。
公明党の最重点区は埼玉選挙区。山口那津男代表は15日、さいたま市の街頭で「名前がまだ十分浸透していない。どうか押し上げてください」と呼び掛けた。同選挙区では自民党が、競合する公明候補を推薦。残りの選挙期間中に石破氏が埼玉入りし、てこ入れに協力する予定だ。
一方、民主党は、自民党に先行を許している1人区で差を詰めたり、逆転したりするのは容易でないとみており、今後、幹部による応援は複数区を優先する。
細野豪志幹事長は15日、大阪府池田市の街頭で「現実的に社会保障制度の充実を提案できるのは共産党ではなく民主党だ」と強調。改選数4の大阪選挙区は、最後の議席を共産党と競り合っているとの分析を踏まえた発言だ。細野氏はこの後、京都、兵庫で遊説。16日は海江田万里代表が千葉、神奈川に、野田佳彦前首相が大阪にそれぞれ入る。
みんなの党は、議席争いに絡んでいる宮城、埼玉、愛知を最重点区と位置付けた。15日は渡辺喜美代表が愛知など、江田憲司幹事長が埼玉などを回った。
共産党は議席獲得の可能性が高い東京を重視している。同日は志位和夫委員長、市田忠義書記局長がそれぞれ都内を遊説。志位氏は「共産党躍進の大波を、首都東京からつくり出してほしい」と訴えた。都市部を中心に比例代表の票の掘り起こしにも力を入れる。
日本維新の会は大阪、兵庫の戦いに狙いを定める。橋下徹共同代表は同日、大阪府吹田市で街頭演説し、「大阪維新の火を消さないよう力を借りたい」と強調した。
生活の党、社民党、みどりの風は比例票の獲得に全力を挙げる考えだ。(2013/07/15-20:48)
2554
:
チバQ
:2013/07/15(月) 22:38:33
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2013071500223
震災復興、届かぬ声=原発問題も「うやむや」−被災3県、有権者落胆【13参院選】
仮設店舗の前で「復興」を訴える候補者=13日、宮城県名取市(一部、画像処理してあります) 参院選終盤を迎えた東日本大震災の被災地。候補者らは震災の早期復興を掲げるが、「実行されるのか」と有権者の反応は冷ややかだ。原発問題も議論が深まらず、被災者の落胆が選挙への無関心にもつながっている。
「候補者は誰もが『復興』と言うが、地元は一向に進まない状況に焦燥感がある」と話すのは岩手県山田町の理容師湊正美さん(64)。各党は一様に景気回復を訴えるが、「人口が減り、産業も発展しない被災地ではどこの国の話かと思う」と首をかしげる。
同県釜石市の仮設住宅で暮らす木村峰雄さん(77)は津波で漁船を失い、年金生活だ。現政権に期待するが、消費増税に伴う物価上昇が気掛かりで「食費を削る我慢も必要」と覚悟している。震災の風化を感じ、「増税は被災地に配慮してほしいが、そういう声は届かない」と肩を落とした。
仮設商店が並ぶ宮城県名取市の「閖上さいかい市場」。総菜店経営の佐藤ひろ子さん(48)は津波で自宅と工場を失った。「どの党も『復興を進める』と言うが、本当に実行されるのか。いまだに家の再建も決まらない」とこぼす。かまぼこ店の店員大内智恵子さん(42)は「震災から2年たっても閖上はがれきが片付いただけ」と復興の遅れを指摘。「国会議員には、先頭に立って復興を進めてもらいたい」と望む。
東京電力福島第1原発事故の影響で約15万人が避難する福島県。楢葉町の避難指示区域から、いわき市の仮設住宅に避難する無職矢内進さん(73)は、各候補の演説に「本当に重要なことは何一つ語っていない」と、原発をめぐる議論が深まらないことにいら立ちを隠さない。
復興も具体策がないといい、矢内さんは「ここの住民はほとんど興味がない」と話す。同じ仮設住宅の主婦木村洋子さん(64)も「(原発も復興も)うやむやな感じがする」と不満そうに話した。(2013/07/15-15:47)
2555
:
チバQ
:2013/07/15(月) 22:39:22
http://www.nishinippon.co.jp/feature/sanin2013_o/article/26767
公明、我慢の比例選挙戦 現職の運動黙認、自民追い風逆らえず
2013年07月15日(最終更新 2013年07月15日 17時46分)
大分市であった公明党の街頭演説会で、こぶしを突き上げて気勢を上げる参加者
国政選挙で「選挙区は自民、比例は公明」で自民党と協力してきた公明党が、参院選で、県内が主地盤の比例代表候補で首相補佐官を務める自民現職(65)の選挙運動を容認している。公明は比例代表が主戦場。2007年の参院選では、自民現職が県内での選挙運動を封印することで出馬を受け入れたが、今回は一転して静観の構え。そこには得票が目減りする恐れがあっても、自民の「風」を取り込もうとする公明側の思惑が見え隠れする。
「比例区は私の補佐官をはじめ素晴らしい候補者がいます。よろしくお願いします」。12日、大分市の中心市街地であった安倍晋三首相の街頭演説会。自民現職の妻を選挙カーに登らせ、首相は最後に再選に向けて支持を呼び掛けた。公明への支持を呼びかける言葉は、最後までなかった。
公明は今回、県内の比例代表の得票について、10年の前回参院選から約6千票上積みして8万7千票を目標に据える。候補者には九州出身者がおり、1票でも増やしたいのが本音だ。
その中で、ライバルともいえる自民現職の県内での運動を認めた。「自民現職は党県連会長。県内での運動を理解はする」と公明県本部幹部。自民現職は、比例代表に初挑戦した07年の参院選では、県内に事務所を開くこともできなかったが、今回は6月に大分市内に事務所を置き、県内でも精力的に支持を呼びかけている。
公明が14日、大分市内で開いた街頭演説会では、公明の比例代表候補と自民の選挙区候補が、握手して親密さをアピールした。各種世論調査では、安倍内閣は高支持率を維持しており、比例代表の投票先は自民が他党をリードしている。公明の関係者は「自公政権に追い風が吹いていると言うが、風は全部自民に行っている。多少、自民現職に票が流れても、その風を取り込みたい。今回は、自民ともめるわけにはいかない。我慢するしかない」と話した。
=2013/07/15付 西日本新聞朝刊=
2556
:
チバQ
:2013/07/15(月) 22:40:08
http://www.nishinippon.co.jp/feature/sanin2013_n/article/25826
「候補者が来ない島」 五島・赤島ルポ 「田舎ほど政治の力必要」
2013年07月11日(最終更新 2013年07月11日 14時36分)
選挙戦さなかでも静かな赤島。伊勢エビ漁が禁漁中のために港には数隻の船が停泊していた
「時間もない上に船をチャーターするのに費用もかかる。人口が少ないこの島に候補者が来ないのは分かってますよ」
8日、参院選の投票所となる島の集会所の近く。五島市選管が設置した掲示板を見ながら70代の男性はつぶやいた。掲示板には全員分のポスターがそろっていない。「最後までこのままかな」
五島市福江港から定期船で25分。赤島は、福江島から南東15キロに浮かぶ2次離島(大型離島の周辺に点在する小離島)。50代以上の17世帯20人の有権者が暮らす。
主な収入源は漁だが、船の燃料費は高騰し、漁獲高は年々減少。島民は、自身の生活に不安を持つ。「切り捨てられるとは思わないけど、田舎ほど政治の力を必要としている。小さな島だけど少ない島民の声も大事にしてほしい」。男性はそう続けた。
この男性によると、国政選挙では毎回、期間中に一部陣営の運動員が来るだけで、候補者本人が来島することはない。「本人が来るのは市長選か市議選かな。市議選にしても掲示板には全員分はそろわない。島民の投票率はおそらく100%に近いのに…」。国政選挙では、新聞やテレビの政見放送などを判断材料に島民は投票先を決めるという。
離島は、ガソリンや重油など燃料価格の高騰や輸送費のコスト高で本土との経済格差がある。そして、医師不足や災害対策など、さまざまな課題を抱える。各候補者も「国境を監視している離島の漁業者を守る」「医療格差をなくす」と離島振興を訴える。ある陣営幹部は「人口が少ない島を軽視する考えはない。普段からの活動で候補者の政策は離島の人に理解してもらっていると思う」と説明するが、島民の暮らしへの不安は募るばかりだ。
赤島には、商店も自動販売機もない。終戦直後は500人近くが住んでいたが、高度経済成長とともに次々に島を出ていった。3年前には、島民は60代以上の男性7人だけに。自治会長の今村泰己さん(73)は島の将来に危機感を持ち、空き家の所有者に協力を求めるなど移住者を受け入れる環境整備に奔走。島に最初の移住者がやって来ると移住者の波が寄せた。現在、都市部から移り住む人が島民の半数以上を占める。
今村さんは思う。「日本には数年前の赤島のように、無人になる危険性が高い地域がいくつもある。都市部の一極集中でいいはずがない」。今回の参院選で今村さんは、とくに地方分権の公約を基準に投票先を決めるつもりだ。
「自分たちでできることは自分たちでやるしかない。でも、世の中を大きく動かす政治には常に期待している」
20日、島では繰り上げ投票が行われる。
=2013/07/11付 西日本新聞朝刊=
2557
:
チバQ
:2013/07/15(月) 22:40:58
http://www.nishinippon.co.jp/feature/sanin2013_n/article/26136
TPP参加、脅威は目前 揺れる農家の一票
2013年07月12日(最終更新 2013年07月12日 14時36分)
雲仙市千々石町の棚田に植えた稲の生育を確認する荒木政勝さん
コメ50%減、牛肉53%減、牛乳乳製品や豚肉100%減−。日本が環太平洋連携協定(TPP)に参加した場合の影響額を県が試算したところ、県内の農業生産額は年間369億円減り、牛乳乳製品や豚肉は壊滅的打撃を受けるという。政府は影響の少ない「条件付き参加」を模索しているが、TPPは農家を大きく揺さぶる。
「牛乳は全滅? まさか、そんなことはないとは思うが」。島原市六ツ木町で約50頭の乳牛を飼育する松本良一さん(58)は顔を曇らせた。毎朝午前5時半に牛舎に入り、餌やりやふんの処理、搾乳をする。子牛の世話や牧草の収穫、夕方の搾乳もある。
父の代から島原で酪農を始めた。休みが満足に取れず、きつい仕事だが「おいしい牛乳を飲んでもらいたい」の一心で続けている。何より、牛が好きだ。
長崎産の牛乳は主に飲用。TPPで乳製品にかける関税がなくなれば、安価な外国産が大量に流通する。そうなると、バターやチーズに加工する北海道産の牛乳が飲用に回る可能性がある。北海道の大規模酪農にはコストで太刀打ちできない。「廃業する仲間が出てくるかもしれない」と松本さんは懸念する。
長男良太さん(27)の仕事ぶりが一人前になり、牛舎を大きくし、牛を増やしてやりたい。だが先行きを考えると、投資に二の足を踏む。
TPP参加の是非は参院選の争点の一つ。一票は「日本の農業を真剣に考えてくれる候補」に入れるつもりだ。
■
「どうなるか分からないTPPより、今、地域のために何ができるかを考える方が有意義だ」。雲仙市千々石町でコメやジャガイモ、タマネギを作る荒木政勝さん(29)は強く思う。
日本の棚田百選に選ばれている千々石地区。県内では高級米産地としても知られる。荒木さんは実家の田んぼや畑とは別に、5年ほど前から若手農業者グループで耕作放棄の棚田約1千平方メートルを借りてコメを作り、米粉として出荷している。
この米粉が洋菓子などに使われると、健康ブームにも乗って話題に。引く手あまたの状態で、今年は助成金付きの減反をあえてやめ、米粉用のコメを作り始めた農家もいるほどだ。
荒木さんは「ここにヒントがある」と言う。米粉作りは、農家の高齢化などで失われかねない棚田の景色を残すために始めた。それが売れる産物になり、所得向上につながれば、TPPに対抗できるかもしれない。
政府はコメ、乳製品など5品目を関税撤廃の対象から除外することを探る。荒木さんはこうした動きは参考にせず、人物本位で投票する。
「与党も昨年の衆院選と今ではTPPへの主張が違う。信頼に足るのは政党ではなく人だから」
=2013/07/12付 西日本新聞朝刊=
2558
:
チバQ
:2013/07/15(月) 23:01:59
http://www.kahoku.co.jp/spe/spe_sys1123/20130714_02.htm
自・民両党首、東北対決第2幕 重点区、奪取か死守か
街頭演説で支持を訴える安倍首相=13日午後2時40分ごろ、仙台市青葉区一番町
街頭演説で熱弁を振るう海江田民主党代表=13日午後2時10分ごろ、名取市田高
参院選の公示から10日目の13日、安倍晋三首相(自民党総裁)と民主党の海江田万里代表がそろって東北入りした。重点選挙区に狙いを定めた両党首の東北対決は公示日以来、2度目。安倍首相は「民主党ができなかったプラス成長を成し遂げる」と攻勢をかけ、海江田代表は「被災地の復興を遅らせているのは自民党」と批判を強めた。21日の投票日に向け、与野党の攻防が過熱した。
札幌市から宮城県に入った安倍首相は午後2時40分、仙台市青葉区の繁華街で演説した。経済政策「アベノミクス」を前面に出し、聴衆約1000人に「お金が回り始めた今、政治がぶれるわけにはいかない」と政権の安定を訴えた。
15分の演説を終えると山形県に移動。午後4時すぎ、約2000人が集まった山形市のJR山形駅西口広場に向かった。
山形選挙区(改選数1)は環太平洋連携協定(TPP)をめぐる攻防が大きな焦点。安倍首相は「農業、農村の収入を10年間で倍増させる」と熱弁を振るった後、山形県高畠町と米沢市も訪れ、てこ入れに駆け回った。
選挙区では自民新人と、TPP断固反対を訴えるみどりの風現職が事実上の一騎打ちを展開する。党本部が終盤戦の重点選挙区に位置付ける岩手など6都県の一つだ。
安倍首相の山形入りは昨年12月の就任後初めて。首相が1選挙区で3カ所も遊説するのは異例だ。14日は岩手県に入り、無所属現職と激戦を演じる自民新人を応援する。
宮城入りした海江田代表は名取市と仙台市太白区の計5カ所を巡り、郡山市に転戦した。
正午前、名取市の仮設商店街「閖上さいかい市場」でマイクを握り、安倍政権の復興方針を批判。「全国に公共事業をばらまいて人手不足と建設資材の高騰を招き、被災地の復旧事業を遅らせた」と指摘した。
1人区で自民の優勢が伝えられる中、民主は全国で16ある複数区の議席死守を最重要課題に位置付ける。
宮城選挙区(改選数2)は自民現職が先行、2議席目をめぐり民主現職とみんなの党新人が激しく競り合う。海江田代表は街頭で「民主の1議席があることが、被災地にとっても重要だ」と訴えた。
公示前の6月末を含め、代表来県は3回目。木村勝好党県連幹事長代理は「候補と同行した時間も長く、重点区である証拠。仙台中心に運動を活発化させる」と話した。
2013年07月14日日曜日
2559
:
チバQ
:2013/07/15(月) 23:03:09
http://www.asahi.com/area/hokkaido/articles/MTW1307150100002.html
北海道
>記事
2013年7月15日
どこへいく維新票
党への支持を訴える日本維新の会の中田宏衆院議員(左)ら=14日、札幌市中央区
■みんなと連携見送りで注目
【熊井洋美、山吉健太郎】昨年の衆院選の比例道ブロックで約33万票を集めた日本維新の会の票がどこへいくのか、注目されている。道選挙区では、同じく「第三極」といわれたみんなの党が候補者を擁立しているが、中央で両党の連携が見送られたのと同様、道内でもそれぞれが独自に選挙戦を展開する。
「北海道の選挙区に候補者はいませんが、どうか比例区は、日本維新の会の党名か気に入った候補者の名前を書いて下さい」
14日夕、JR札幌駅前で同党の中田宏衆院議員が声を張り上げた。
維新は昨年の衆院選比例道ブロックで約33万4千票を獲得。新党大地の約34万7千票に迫った。札幌市で特に支持が厚く、民主党と得票が互角の区もあったほど。「第三極」の維新とみんなを足した票は約48万9千票で、民主を上回った。
維新とみんなは、規制緩和や環太平洋経済連携協定(TPP)参加、憲法改正に積極的など共通点が多く、道選挙区に立候補しているみんなの安住太伸氏(43)は当初、維新の支援を受ける予定だった。しかし、維新の橋下徹共同代表の従軍慰安婦をめぐる発言で、立ち消えになった。
安住氏側はその後も道内の維新関係者に協力を働きかけてきたが、支持団体を紹介するなどの組織的な協力には至っていない。安住氏は「維新関係者からは個人的に応援してもらっている」と話す。
「第三極」の票の行方は――。いずれも道内組織が未成熟で、党の道支部ができていない維新、そして、候補者のポスターが今も全掲示場に張り切れないみんな。どちらの関係者も「こっちが聞きたいぐらい。とにかく声を届けるしかない」と話す。
2560
:
チバQ
:2013/07/15(月) 23:09:38
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/130715/elc13071503250009-n1.htm
接戦 幹部、応援に熱
2013.7.15 03:16
参院選の投票日まであと6日。各陣営とも選挙運動にさらに熱が入ってきた。党幹部らが選挙区入りし、支持を訴える候補がいる一方、独力で活動を続ける候補もいる。
◇
●新潟
各党幹部の来県が相次いでいる。最も目立つのが民主だ。海江田万里代表、野田佳彦前首相、枝野幸男元官房長官、馬淵澄夫幹事長代行ら幹部、閣僚経験者が続々来県。14日も細野豪志幹事長が新潟市内で演説したほか、17日は長妻昭元厚生労働相が来県、海江田代表も再訪問する予定で、接戦と伝えられるだけに力が入っている。
生活は9日に小沢一郎代表が演説したほか、鈴木克昌幹事長、玉城デニー幹事長代理らが訪れた。
維新は9日に橋下徹共同代表、14日は平沼赳夫代表代行が来県した。
優勢とされる自民も、河野太郎元法務副大臣、田村憲久厚労相、義家弘介文部科学政務官、さらに13日には麻生太郎副総理が来県、新潟駅前などで演説した。15日に中曽根弘文参院議員会長、19日に小坂憲次元文部科学相が駆けつける。
社民は村山富市元首相が応援に来県した。89歳という高齢のうえ、大分県からの移動にもかかわらず、かくしゃくとした演説に聴衆からは「元気だなあ」と声が漏れるほどだった。
共産は市田忠義書記局長が来県、幸福も党幹部が訪れている。無所属は独自の戦い。
◇
●長野
長野選挙区(改選数2)は、自民、民主両党の現職の優勢が伝えられていることもあり、両党幹部の来県は激戦区に比べると少ない。
自民党現職の吉田博美氏(64)は選挙戦前半、党幹部らの応援はなかったが、13日に茂木敏充経済産業相が来県。15日には同党の石破茂幹事長、17日に石原伸晃環境相など後半に党幹部、閣僚が続々入る。
民主党現職の羽田雄一郎氏(45)は、5日に同党の細野豪志幹事長が松本市で応援演説。陣営は「民主党色はあまり出さず、羽田ブランドで勝負する」としており、それ以外は党幹部の来県予定はない。
共産党新人の唐沢千晶氏(43)は、9日に同党の市田忠義書記局長が来県。17日には志位和夫委員長が応援に入り、松本、長野両駅前で演説を行う。
無所属新人の神津ゆかり氏(46)は、社民党が支援しているが、同党幹部の来県予定はない。
幸福実現党新人の味岡淳二氏(54)は、17日に同党の矢内筆勝(ひっしょう)党首が応援に入る。
みんなの党新人の角恵子氏(33)は、9日に同党の渡辺喜美代表が長野駅前で演説。その他の幹部の来県は調整中だ。
◇
●山梨
7人が争う激戦区の山梨選挙区では、改選1議席をめぐり各党の応援合戦が加熱している。
閣僚が次々に山梨入りしている自民党は14日、石破茂幹事長が甲府駅前などで応援演説を行い、新人の森屋宏氏(56)への支持を求めた。既に安倍晋三首相をはじめ、谷垣禎一法相や岸田文雄外相、小泉進次郎青年局長らが来県、今後も林芳正農林水産相、山本一太沖縄北方担当相、石原伸晃環境相らが来県を予定する。
みんなの党は、渡辺喜美代表が公示後、既に2度、来県。現職、米長晴信氏(47)の応援に汗を流した。
共産党は、新人、遠藤昭子氏(61)の応援で、志位和夫委員長が17日に甲府市で街頭演説を行う。
幸福実現党新人の田辺丈太郎氏(32)の応援には、比例代表候補の矢内筆勝(ひっしょう)党首が同じく17日に甲府入りする予定だ。
民主党は14日夜、長妻昭元厚生労働相が、党推薦の無所属新人、坂口岳洋氏(42)の個人演説会へ。15日には、安住淳元財務相も県内入りする。
政党など特定の組織から支援のない無所属新人の青木茂樹氏(44)、林祥三氏(65)は候補自身が政策などを訴えて回っている。
2561
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チバQ
:2013/07/15(月) 23:24:09
5026 名前:チバQ 投稿日: 2013/07/15(月) 23:23:04
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_date1&k=2013071500160
共産、12年ぶり議席か=東京【参院選情勢】
自民武見、公明山口の現職2人が優位に立った。これに自民現職丸川、共産新人吉良が続き、最後の5議席目を民主現職鈴木と無所属新人山本が争う展開。自民は27年ぶりの2議席獲得が濃厚だ。
武見は2月に比例代表から移り、出遅れが心配されたが、都医師会を中心に組織を固めた。山口は党代表として全国を飛び回っているため、支持母体の創価学会が総力で支えている。丸川は厚生労働政務官の実績と元民放アナウンサーの知名度が武器だ。吉良は「自共対決」を訴え、共産として12年ぶりの議席獲得へ追い込みを図る。
民主は公示直前の一本化調整が失敗して分裂選挙となり、鈴木は連合など組織固めに全力を挙げている。山本は俳優としての知名度の高さを生かし、無党派層への浸透を狙う。
維新小倉、みんな桐島、民主公認を取り消された無所属大河原は、懸命に追っている。(2013/07/15-14:32)
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_date1&k=2013071500161
自・み・公が先行=神奈川【参院選情勢】
自民島村、みんな松沢、公明佐々木の3新人が先行し、4議席目を民主現職の牧山と共産元職の畑野が激しく争う。島村は1議席を確実に取る党の戦略で業界団体の組織を固め盤石。知事を2期8年務めた松沢も高い知名度を武器に安定している。佐々木は支持組織を手堅くまとめるとともに若さをアピール、若者と女性票の取り込みを図って抜け出した。牧山は連合の支援を受け、現職としての実績を前面に議席死守に懸命。消費増税反対や「原発ゼロ」を訴える畑野と当落線上の戦いを繰り広げる。維新現職水戸らは伸び悩んでいる。(2013/07/15-14:32)
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_date1&k=2013071500174
4議席目、共・民争う=大阪【参院選情勢】
自民新人の柳本がトップ当選の勢いで、維新東、公明杉の両新人も抜け出し、残り1議席を共産新人の辰巳と民主現職梅村が激しく競り合っている。柳本は衆院6期の実績をアピール。維新は地元選出国会議員を張り付け、東を全面支援している。「本拠地」で好成績を残し、党勢回復の足掛かりにしたい考えだ。杉も順位にこだわり、組織固めを図る。辰巳は共産として15年ぶりの議席獲得に燃える。梅村は連合の支援や党幹部の応援を受け、議席死守に懸命。公示直前の出馬表明となったみんな安座間は出遅れている。(2013/07/15-14:34)
2562
:
チバQ
:2013/07/15(月) 23:24:56
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_date1&k=2013071500158
民・みが3位争い=埼玉【参院選情勢】
当選圏入りした自民現職の古川に公明新人の矢倉が続き、与党で2議席確保の勢い。3議席目を民主山根とみんな行田の現職2人が競り合っている。古川は支援組織を着実に固め、矢倉は自民の推薦を生かして保守層にも浸透しつつある。3選を目指す山根は、支持層を固め切れていないとみて追い込みに懸命。行田は党代表渡辺喜美らが相次いで応援に入り、浮動票に狙いを定めてこ入れを図っている。共産伊藤、社民川上は苦しい。(2013/07/15-14:32)
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_date1&k=2013071500159
自民2議席の勢い=千葉【参院選情勢】
自民が2議席を確保する勢い。再選を目指す石井は着実に支持層を固め、安定した戦い。新人豊田は同党県議らを足場に浸透を図る。知名度アップが課題だが、2人当選をもくろむ首相安倍晋三が応援演説に入るなど党のてこ入れも受け、当選圏入りをうかがう。民主現職の長浜は盟友の前首相野田佳彦とともに県内を回り、票の掘り起こしを進める。連合、社民県連の支持を得て、3位以内への滑り込みに懸命だ。長浜を追うみんな新人寺田は無党派層の支持拡大に全力。共産新人寺尾は「自共対決」を訴え、反自民票の取り込みを目指す。維新花崎、生活太田らは苦しい。(2013/07/15-14:32)
2563
:
チバQ
:2013/07/15(月) 23:25:10
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_date1&k=2013071500170
残り1議席を共・み競る=愛知【参院選情勢】
自民新人の酒井が抜け出て、民主現職の大塚が続く。3議席目をめぐり、共産本村、みんな薬師寺の両新人が激しく競り合う。酒井は着実に組織を固め、独自候補擁立を見送った公明の支援も得て安定している。大塚は「民主王国」での議席死守に向け、連合票固めや浮動票獲得へ追い込みを図っている。本村は「自共対決」を前面に打ち出し、非自民層への浸透に懸命。薬師寺は無党派層が頼みで、地道に街頭演説を重ねている。維新近藤は公示直前に比例代表から移ったため、出遅れ感は否めない。みどり現職平山らは苦しい。(2013/07/15-14:34)
2564
:
チバQ
:2013/07/15(月) 23:26:48
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_date1&k=2013071500147
自・民現職抜け出す=北海道【参院選情勢】
安定した戦いぶりの自民伊達と、これに続く民主小川の現職2人が抜け出した。伊達は安倍政権の環太平洋連携協定(TPP)交渉参加に反発した道農政連から推薦を得られなかったが、経済団体などからの幅広い支援で、順調に支持を広げる。小川も連合などの支援組織を着実に固めつつある。大地浅野はTPP断固反対を掲げ農業票の取り込みを図るが伸び悩み、みんな安住も広がりを欠く。共産森も厳しい戦いだ。(2013/07/15-14:28)
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_date1&k=2013071500150
自民先行、民・み追う=宮城【参院選情勢】
自民の現職愛知が先行し、2議席目を民主現職岡崎とみんな新人和田が争う。愛知は県医師会などの組織を手堅くまとめ、初のトップ当選も視野に入った。岡崎は民主への逆風を考慮して党幹部の応援を極力控えるなど党派色を薄め、連合を中心とする組織を固めて逃げ切る構え。追い上げる和田は標的を岡崎に絞り込み、インターネットを活用して無党派層への浸透を図る。共産岩渕らは苦戦している。(2013/07/15-14:29)
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_date1&k=2013071500155
自民上月抜け出す=茨城【参院選情勢】
自民新人の上月が頭一つ抜け出した。2議席目をめぐり民主現職藤田、みんな新人石原が激しく競り合う。元県副知事の上月は、自民の地方議員の組織を束ねて幅広く浸透。再選を目指す藤田は、連合などの支持層固めに全力を挙げ、生き残りに懸命。知名度アップが課題の石原は党幹部らと街頭演説を繰り返し、無党派層の取り込みを図る。元衆院議員の維新石井は地盤の県南部を中心に支持を訴え、共産小林は政権批判票の積み上げを狙う。(2013/07/15-14:31)
2565
:
旧ホントは社民支持@鹿児島市
:2013/07/15(月) 23:26:54
今年も選挙ファイルを作りました。よかったら開票当日にどうぞ。
次回は3年後かなぁ。
参院選開票速報支援ソフト Decision2013-2(参院選)
http://kie.nu/198P
パスは「20130721」
両院議員データ 両院の勢力分野
http://kie.nu/198S
パスは上に同じ
2566
:
チバQ
:2013/07/15(月) 23:27:08
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_date1&k=2013071500162
2議席目へ風間・森競る=新潟【参院選情勢】
自民の現職塚田が業界団体や公明支持層を着実に固めて安定。2議席目を民主風間と生活の森の現職2人が激しく競り合う。比例代表から選挙区に移った風間は連合の組織固めを進め、逃げ切りに全力。森は女性票に照準を合わせて懸命に追い上げる。維新米山はインターネットを中心に支持を訴えるが、広がりを欠く。社民渡辺、共産西沢も苦しい。(2013/07/15-14:32)
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_date1&k=2013071500167
自・民現職2人が安定=長野【参院選情勢】
自民吉田、民主羽田の現職2人が安定した戦い。3選が懸かる吉田は建設業界や県医師会などの支持団体がフル稼働しているほか、公明の推薦も受け、トップ当選をうかがう。4選を目指す羽田も、父の元首相孜から受け継いだ強固な後援会を中心に手堅く組織を固める。みんな角は公示直前に出馬が決まり、出遅れは否めない。共産唐沢も厳しい戦い。(2013/07/15-14:33)
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_date1&k=2013071500169
自・民2現職が優位=静岡【参院選情勢】
自民牧野、民主榛葉の現職2人が優位に立ち、みんな、維新、共産の各新人が懸命に追う展開。牧野は業界団体などの組織票を手堅くまとめ、トップ当選を狙う。連合の支援を受ける榛葉も、2期の実績を訴えるなどして、議席維持へ安定した戦いを進める。公示直前に出馬表明したみんな鈴木は唯一の女性候補をアピールし、県西部を足場に追い上げを目指す。維新望月は党支持率が低迷する中、知名度アップに全力を挙げる。共産森は、中部電力浜岡原発(御前崎市)の即時廃炉などを訴える。(2013/07/15-14:33)
2567
:
チバQ
:2013/07/15(月) 23:28:17
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_date1&k=2013071500173
共産が議席うかがう=京都【参院選情勢】
安倍政権の高支持率を追い風に、自民現職の西田が大きく先行。残り1議席をめぐり、共産倉林、民主北神、維新山内の新人3人がデッドヒートを繰り広げる。
組織票を固めた倉林は「自共対決」を前面に打ち出し、無党派層への浸透を狙う。衆院落選組の北神は、元外相前原誠司ら府選出の党所属国会議員と二人三脚で街頭演説やミニ集会を行い、追い上げに懸命。山内は共同代表橋下徹の従軍慰安婦発言による逆風をはね返そうと必死だ。公示直前の出馬表明となったみんな木下は、出遅れが響いている。(2013/07/15-14:34)
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_date1&k=2013071500175
維・民が2議席目競る=兵庫【参院選情勢】
4選を目指す自民鴻池は、公明の推薦のほか業界団体から幅広い支持を受け、当選圏入り。残る1議席を懸け、維新新人の清水と民主現職の辻とが接戦だ。清水は元民放アナウンサーの知名度を生かし、無党派層への食い込みに懸命。共同代表の橋下徹らが頻繁に応援に入っている。議席を死守したい辻は元厚生労働副大臣の実績を訴えるとともに、連合傘下の労組票固めに必死。維新との選挙協力を解消したみんなは、公示直前に下村を擁立。共産金田は政権批判票の獲得を狙う。(2013/07/15-14:34)
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_date1&k=2013071500181
溝手、森本を佐藤追う=広島【参院選情勢】
自民現職の溝手が他を大きく引き離し、議席維持が濃厚。2議席目争いは、民主新人の森本が先行、生活現職の佐藤らが追う展開だ。溝手は安倍政権の高支持率を追い風に着実に支持層を固めた。森本は代表海江田万里や幹事長細野豪志ら党幹部の応援を得て、連合の組織票をほぼまとめた。地元選出のみどり亀井静香の支援を受ける佐藤は、環太平洋連携協定(TPP)参加反対を訴え保守層の切り崩しを狙う。維新灰岡は街頭演説と握手の回数で勝負する戦術に徹し、無党派層への浸透を図る。共産皆川は厳しい。(2013/07/15-14:36)
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_date1&k=2013071500187
民・共・維が2位争い=福岡【参院選情勢】
3選を目指す自民現職の松山が県内全域で支持を広げ盤石の態勢。2議席目をめぐり、民主野田、共産真島、維新吉田の3新人がほぼ横一線で激しく争う。松山は農政連や200以上の企業・団体の支持に加え、公明の推薦も得て組織票を着実に固める。民主の議席を死守したい野田は、代表海江田万里ら党幹部の支援を仰ぎ、支持層のつなぎ留めに全力を挙げる。真島は県内各地で集会を開き、無党派層への浸透を図る。吉田は都市部の街頭を中心に活動。みんな古賀は苦しい戦い。(2013/07/15-14:37)
2568
:
チバQ
:2013/07/15(月) 23:30:41
1人区は抜粋
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_date1&k=2013071500149
田中と平野が激戦=岩手【参院選情勢】
自民の新人田中と無所属の現職平野が横一線で激しく争う。田中は党が総動員する閣僚や幹部の応援を受けて組織を固め、生活代表小沢一郎の自民離党後初となる21年ぶりの議席獲得に挑む。平野は復興相経験者としての実績をアピール、民主時代の系列県議らの支援も得て3選を目指す。生活関根は小沢が築いた後援会組織をフル稼働するが、知名度不足が難点。民主吉田、共産菊池らも苦しい戦い。(2013/07/15-14:28)
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_date1&k=2013071500153
大沼を舟山が猛追=山形【参院選情勢】
自民新人の大沼がやや先行し、みどり現職の舟山が猛追している。大沼はアベノミクスの波及効果を訴えて浸透を図るが、環太平洋連携協定(TPP)参加に反対する県農政連が舟山を推薦したのが痛手。自民本部も危機感を強め、党幹部や閣僚を次々と投入している。社民が推薦し、民主と連合の支援も受ける舟山は「県民党」を掲げ、無党派層の取り込みに懸命だ。共産太田は苦戦。(2013/07/15-14:31)
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_date1&k=2013071500171
自民吉川がリード=三重【参院選情勢】
自民新人の吉川は同党支持層の厚い県南部で票を固めたほか、大票田の県北部でも支持を拡大。公明の全面支援も得てリードしている。民主高橋は3期の実績を訴え、前副総理岡田克也のてこ入れも受けて懸命に追い上げを図るが、厳しい戦い。維新深尾と共産中川は伸び悩んでいる。(2013/07/15-14:34)
2569
:
チバQ
:2013/07/15(月) 23:30:57
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_date1&k=2013071500172
自民の議席奪取濃厚=滋賀【参院選情勢】
自民新人の二之湯が安定しており、民主からの議席奪取が濃厚だ。若さをアピールしつつ、県選出の党所属国会議員の後押しを受け、医師連盟などの業界団体の支持も取り付けた。民主現職の徳永は連合などの組織固めを懸命に進め、地元出身の幹事長細野豪志ら党幹部の応援を受けるが伸び悩んでいる。「自共対決」を掲げる共産坪田は厳しい戦い。(2013/07/15-14:34)
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_date1&k=2013071500194
糸数を安里が猛追=沖縄【参院選情勢】
3選を目指す沖縄社会大衆党の現職糸数がわずかに先行し、自民新人の安里が猛追する。知名度抜群の糸数は生活、共産、社民、みどりから推薦を得て、連合の支援も受ける。票の上積みを目指し、那覇市を中心に米軍基地問題のほか、憲法改正阻止などを唱え、逃げ切りに懸命。安里は公明の支持母体の創価学会や県知事仲井真弘多の支援の下、組織を固めつつ、基地問題よりも経済再生を重点的に訴え、浮動票獲得に全力を挙げる。(2013/07/15-14:38)
2570
:
チバQ
:2013/07/15(月) 23:47:04
http://www.nikkansports.com/general/news/p-gn-tp3-20130714-1157127.html
埼玉の双葉町民 選挙「見放された感じ」
記事を印刷する
福島選挙区のポスター掲示板には6候補中4候補のポスターが張られていた 東京電力福島第1原発事故で福島県双葉町の町民107人が避難所生活を送る埼玉県加須市の旧騎西高で今日14日から参院選の期日前投票が始まる。選挙戦は終盤戦に突入するが、福島選挙区に出馬した6候補で、公示後に同校を訪れた候補はいない。インターネット選挙が解禁となったが、頼りの同校の避難者向けのネット回線は、公示前ごろから不通になっており、住民からは「見放されている感じ」との声が上がっている。
旧騎西高の正門を入ったロータリーには、福島選挙区の選挙ポスター掲示板が立っている。6人が出馬しているが、張ってあるポスターは自民、民主、共産、社民の候補の4枚だけ。
避難所生活を送る女性(58)は「去年の衆院選の時は、福島5区の候補が何人か来たんだ。でも今回は、福島選挙区の候補本人は誰も来ない。役場も選管もいわき市に移転して、遠いのは分かるけんども、何だか見放されてる気持ちになっちゃうね」と話した。
自民党の森雅子陣営は「衆院選は県内5選挙区に分かれており、候補が遊説に行けたが、参院選は選挙区が全県。県外に避難した方々には本当に申し訳ないが、日程がかなり厳しい」と説明。共産党の岩渕友陣営も「避難者が全国に散っており、難しい」と言い、全国比例の候補者らが加須市で、岩渕氏のビラも配るなどしている。社民党の遠藤陽子陣営も「回りたいが予定が詰まっている」。民主党の金子恵美陣営は「県外避難者を無視しているわけではないが、苦慮している。ネットだけの発信になってしまう」と話した。
みどりの風から全国比例に出馬した前双葉町長の井戸川克隆氏(67)の陣営は、選挙期間中の遊説を予定しているが、福島選挙区の各陣営は、いずれも加須市までは遊説日程に組み込めない状況だ。
全国の避難者に政策を伝えるには、今回解禁されたネット選挙運動は、本来なら画期的な情報伝達ツールとなるはずだった。しかし、旧騎西高では、NTT東日本が災害支援で提供している住民向けのネット回線が公示前から、接続できない状況になっている。原因は不明だが、接続機器に何らかの不具合が生じたためとみられる。
避難所で暮らす男性(57)は「ネットで政策を見ようにもつながらない。個人持ちのモバイルルーターでもなかなかうまくいかない。住民でお金を出し合って回線を引くことも考えたが、避難所がいつまであるのか先も見えず、現実的でない」と話す。別の男性(80)は「うちも無線LANがつながらなくなった。ここは高齢者が多く、ネットを見る人も多くはない。顔を見て話を聞いて選びたいが、候補者も来ない。みんな、参院選に無関心になってしまう」と話した。【清水優】
[2013年7月14日9時8分 紙面から]
2571
:
チバQ
:2013/07/16(火) 20:47:44
http://senkyo.mainichi.jp/news/20130716ddm005010116000c.html
参院選:維新・みんな、立ち位置混とん 民主批判で足並みも、連携は見えず
毎日新聞 2013年07月16日 東京朝刊
民主・維新・みんな3党の関係 終盤を迎えた参院選を巡り、民主党、日本維新の会、みんなの党の3党間の距離に変化が出始めた。
改選数1の1人区で民主党との協力を進めてきたみんなの党は民主党批判に転じ、維新は民主党批判に力を入れるとともにみんなとの接近を図る。選挙後も見据えた野党3党間の立ち位置は複雑さを増している。
「民主党は(自民党より)もっとだらしない。反対のための野党になってしまった」。維新の橋下徹共同代表は15日、大阪市で街頭演説し、民主党を激しく批判した。これまで自民党批判を中心に掲げてきた橋下氏だが、選挙戦終盤から民主党批判に力を入れ始めている。
維新が民主党批判に傾斜するのは、参院選が与党優勢で進む中で、改選数2以上の複数区で民主党と競り合う構図が中心になってきたためだ。
一方で、橋下氏は14日のNHKの報道番組では「改革を期待する声を感じるが、みんなと維新がすくい取れてない」と述べ、みんなとの共闘の必要性を強調した。自らの従軍慰安婦を巡る発言で関係が悪化したみんなへの秋波を送った形で、維新幹部は「非自民の受け皿を狙うにはみんなとの関係修復が必要になる」と語る。
愛媛選挙区などで民主党と候補者調整を行ってきたみんなも民主党批判を強めている。渡辺喜美代表は14日、埼玉県川口市の街頭演説で民主党について「国民をだました」と指摘。「民主党は公務員労働組合の世話になっている。だから公務員の人件費カットは言えない。まさにしがらみだらけだ」と強調し、民主批判では維新と足並みをそろえた。
ただ、みんな内には、橋下氏の従軍慰安婦発言で党勢が低迷する維新との接近を警戒する声はなお根強い。
党幹部は「維新とは歴史認識や憲法観が違う。抱きつき作戦だ」と語っており、3党間の立ち位置は複雑化している。【木下訓明】
2572
:
チバQ
:2013/07/16(火) 20:49:06
http://senkyo.mainichi.jp/news/20130716ddm041010142000c.html
2013参院選の現場:「脱原発」票割れ懸念 東京、5人乱立し戸惑う有権者/福島、4候補が県内廃炉を訴え
毎日新聞 2013年07月16日 東京朝刊
国会前のデモに参加し反原発を訴える参院選の候補者=東京都千代田区で2013年7月12日午後7時56分、西本勝撮影 参院選で、20人が争う東京選挙区(改選数5)は「原発ゼロ」を前面に訴える立候補者が乱立している。脱原発を訴える官邸前の抗議行動でも候補者がかち合い、参加者から「どの候補に投票していいのか」といった声も聞かれる。一方、原発事故が起きた福島選挙区(同1)でも主要政党の4候補が「福島第1、第2原発の全10基廃炉」を掲げる。衆院選に続き、脱原発を支持する有権者の票は分散しそうな情勢だ。【神足俊輔、藤沢美由紀、竹内良和、蓬田正志】
12日夜、東京・永田町。官邸前の抗議行動が終盤にさしかかったころ、新人の女性候補2人が相次いで街頭演説先から駆け付けた。1人はたすきをかけたまま「私たちは強い結束で結ばれている」と声を張り上げ、もう1人は「選挙運動とは別」とたすきを外し「原発いらない」のシュプレヒコールを先導した。1週間前の5日は2人に加え、無所属の男性新人もマイクを握った。3人は立候補を決める前から抗議行動に参加しており「一市民として来た」と口をそろえる。ある候補は「一口に脱原発といっても、それぞれのスタンスは違う。有権者が訴えを分析していくのが選挙」と話す。
昨年末の衆院選と同日だった都知事選で、脱原発を掲げた候補者は落選したものの100万票近くを集めた。参院選東京選挙区の当選ラインは約60万票とされ「受け皿」が集約されれば議席を狙える計算だが、一本化の議論は深まらないまま候補者が乱立。選挙公報で「原発ゼロ」をうたうのは20人中5人だ。
ただ、公示後の抗議行動では「口先だけの候補は信用できない!」といったコールも耳にする。この1年間、ほぼ毎回抗議行動に参加しているという文京区の自営業、山田与志雄さん(55)は投票先を「ぶれない人に託す」と言うが、脱原発候補の共倒れを心配する。「このままでは票が割れてしまう。正直出てほしくない候補もいた」と残念がる。新宿区の会社員、羽田克夫さん(45)も「困った。原発を推進、容認する政党の対抗勢力が分散している。候補者の話を聞いても絞りづらい」と嘆く。
一方、計6人が立候補した福島選挙区は民主、自民、共産、社民の4候補が「福島第1、第2原発の全10基廃炉」を訴える。ただ自民党総裁の安倍晋三首相は経済政策「アベノミクス」で原発の活用を掲げ、全10基廃炉も明言していない。4日の公示日に福島で第一声を上げた際も、原発政策に触れなかった。
民主も政権時代の昨年6月に大飯原発(福井県)の再稼働を決定しているうえ、支持組織の連合に電力会社や電機メーカーなどの組合員が少なくない。自民と民主が原発政策について活発な主張をしない中、共産と社民の候補が「原発の再稼働、輸出を進める勢力に復興を任せるわけにはいかない」と差別化を図る。今まで自民に投票してきたという福島市の男性会社員(24)は「原発政策に疑問を持ち始めている」と言うが、参院選の争点としては深まっていないままだ。
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2573
:
チバQ
:2013/07/16(火) 20:49:49
http://senkyo.mainichi.jp/news/20130716k0000m010084000c.html
参院選:自民、景気実感訴え 民主は都市部集中
毎日新聞 2013年07月16日 07時00分
参院選は投票日(21日)まで残り5日間の終盤戦に突入した。優勢な戦いを展開する自民党は、改選数1の「1人区」では三重など4選挙区を重点区とし、地方で安倍晋三首相の経済政策「アベノミクス」の実感を訴える。押され気味の野党は改選数2以上の複数区での「残り1議席」の獲得をかけ、都市部に集中する。
首相は15日、三重県鈴鹿市の街頭演説で「日本を変えるためには、三重県で厚い壁を打ち破らないといけない」と訴えた。三重は民主党の岡田克也前副総理の地盤で、自民党は2000年の補選以降5連敗中。勝てば民主をさらに追い込む象徴になると位置付ける。
アベノミクスは地方で実感に乏しいとの指摘がある。終盤戦では生活への効果を具体的に訴える方針で、この日も「旅行客が松阪牛や伊勢エビを食べればどんどんお金が回り始める」と強調した。
首相や石破茂幹事長は15日夜、党本部で協議し、複数区では東京と千葉、1人区では三重、岩手、山形、沖縄の計6区を重点区とする方針を再確認した。重点区以外でも、公明候補を推薦した埼玉に党幹部を投入する。首相は「優勢が伝えられているが最後の一瞬まで気を抜かないように」と語った。首相は16、17両日に沖縄入りし、石垣市まで足を運び、尖閣諸島など領土を守る姿勢をアピールする。
公明党は終盤は比例票の上積みに注力する。山口那津男代表は15日、東京、埼玉、千葉を遊説した。民主党は複数区で他野党に競り勝つことに重点を置く。細野豪志幹事長は15日、大阪府池田市の街頭演説で「人に優しい政治を進める」と訴えた。党幹部は「電話作戦を徹底して支持層を固める」と守りに力を入れる。
みんなの党の渡辺喜美代表は15日夜、東京・銀座の交差点で浴衣姿で演説した。日本維新の会の橋下徹共同代表は連休最終日の15日、地盤の大阪での遊説に充てた。
共産党は「自共対決」を訴え、東京など都市部での選挙区議席の獲得に意欲を燃やす。社民党、生活の党、みどりの風も終盤戦に全力をあげる。【笈田直樹、村尾哲】
2574
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チバQ
:2013/07/16(火) 20:55:07
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2013071600845
自民の業界団体、比例へ影響力誇示狙う=民主系労組、生き残り懸かる【13参院選】
21日投開票の参院選の比例代表に、自民党から組織内候補が出馬した各業界団体は、得票数を上積みして影響力を誇示し、政権への発言力を高めようと懸命だ。一方、比例の獲得議席が激減する見通しの民主党では、労働組合同士が生き残りを懸けて戦っている。
「生きるか死ぬかの大戦だ。発言力は得票数に正比例する」。全国農業者農政運動組織連盟(農政連)が12日、神奈川県平塚市で開いた組織内候補の演説会。選対幹部を務める全国農業協同組合中央会の谷口肇常務理事は、約120人の関係者にハッパをかけた。
農政連は2010年参院選で擁立を見送り、今回は6年前に当選した現職が再選を目指している。環太平洋連携協定(TPP)交渉参加反対の農政連内には自民党への反発もあるが、陣営幹部は「『これだけ反対している』とアピールするため票を積み上げる」と意気込んでいる。
全国郵便局長会は9年ぶりに自民党支持に復帰した。05年の郵政民営化でけんか別れし、07年と10年の参院選は旧国民新党を支援。10年は当選できず、今回は組織の威信を懸けた戦いとなる。候補者は街頭活動を行わず、郵便局長と関係者の票を固める組織戦を展開。選対幹部は「前回の約40万票を下回れば組織力が疑われる。1票でも多く取りたい」と語る。
日本医師連盟は6年ぶりの議席奪還を目指す。前回は民主候補を推薦し、自民、みんな両党候補を支援したが全員落選。今回は自民党候補を推薦し、上位当選を目指す。
ただ、各業界団体の集票力は年々低下。長く比例候補を当選させてきた日本遺族会は、今回は擁立を見送った。
民主党では、連合傘下の九つの産業別労組が候補を擁立した。前回は民主党が得た16議席のうち連合系が10人を占めたが、今回は強い逆風の下、少ない椅子を奪い合う情勢となっている。
「(民主党の比例議席は)5〜7と言われている。前回以上に票を積み上げないと厳しい」。日本郵政グループ労働組合(JP労組)が12日、横浜市で開いた集会で、同労組出身で3年前に当選した難波奨二参院議員は組合員にねじを巻いた。
前回、連合内で最多の20万票超を獲得した自動車総連も、今回は「組合の中で鼻一つでも抜け出さないと危ない」(幹部)と危機感を強める。前回はともに13万票台で当選圏に入った全日本自治団体労働組合(自治労)と日本教職員組合(日教組)は、「前回並みでは当選ラインに届かない」と票の掘り起こしに躍起だ。
民主党の支持率が低迷する中、各労組は「民主党隠し」とも言える選挙戦術に出ている。ポスターやたすきは党名が目立たないようにし、個人名のアピールに専念。「党と労組が別々に選挙をやっていて、相乗効果がない」。党幹部の一人は、こう嘆いている。(2013/07/16-20:15
2575
:
チバQ
:2013/07/16(火) 21:06:04
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/130716/plc13071610520006-n1.htm
「都市決戦」の様相 東京、神奈川、埼玉など8選挙区で激戦
2013.7.16 10:50 (1/2ページ)[選挙]
自民党の「独走」で、野党各党は改選2〜5人区で熾烈(しれつ)な2〜5番手争いを展開中−。参院選に関する産経新聞社とFNN(フジニュースネットワーク)の合同世論調査では、そんな終盤情勢が浮き彫りになった。特に最後まで勝敗がもつれ込みそうなのが、東京(改選数5)、神奈川(同4)、埼玉(同3)などの8選挙区。終盤に入った選挙戦は各党の思いが激しくぶつかる「都市決戦」の様相になっている。(大谷次郎)
「日本を変えていく必要がある。日本を変えるには、この三重県で厚い壁を打ち破らないといけない」
安倍晋三首相(自民党総裁)は15日、三重県鈴鹿市などで街頭演説を行い、こう支持を訴えた。
三重は平成12年の参院補選以来、民主党が5連勝している「民主王国」。自民党にとって「厚い壁」を打ち破るのが悲願だが、迎え撃つ民主党は牙城を守るため、地元の岡田克也前副総理が県内にほぼ張り付き必死に票固めを進めている。
自民党は安全策をとって候補者を絞り込んだ2〜5人区の候補全員が当選する可能性がある。これ以上の議席の上積みを狙うには31ある1人区の“全勝”が求められるため、終盤戦で1人区の岩手、山形、三重、沖縄を重点区に設定し、閣僚や党幹部を応援演説に投入する。
調査結果では、議席の行方が混(こん)沌(とん)としているのが、岩手▽埼玉▽千葉(改選数3)▽東京▽神奈川▽愛知(同3)▽京都(同2)▽兵庫(同2)−の8選挙区。自民党が選挙戦で優位に立つ中、2〜5人区で野党候補が当選ライン上にひしめきあう構図だ。
この8選挙区は各党が設定する重点区とも重なる。「与党圧勝」が予想されるだけに、野党各党は参院選後の野党再編もにらんで、議席確保の可能性のある2〜5人区で少しでも党勢拡大を図ろうというわけだ。
特に、民主党は東京での議席死守は何としても果たしたいところ。公示直前に公認候補の一本化を執行部が強行しており、非公認候補との“共倒れ”は、東京が地元の海江田万里代表の進退問題に波及する可能性があるからだ。
15日には野田佳彦元首相が東京・西銀座で街頭演説し、「皆さんはアベノミクスという6文字に幻惑され過ぎている。アベノミクスは的が外れている」と安倍政権批判を展開した。“非自民”票が他党に流れるのを少しでも防ぎたいとの思いが強くにじんでいた。
一方、みんなの党は日本維新の会との選挙協力を解消して臨んだ参院選だが、埋没感は否めない。東京など3人区以上の複数区を重点区にし、議席の滑り込み確保を狙う。渡辺喜美代表は15日、兵庫、京都、愛知などを回る「弾丸遊説」の最後を、東京・有楽町の街頭演説で締めくくった。
維新も躍進した昨年12月の衆院選のときのような勢いはない。それだけに、橋下徹共同代表は同日、大阪の5カ所の街頭で支持を訴えるなど本拠地・大阪での足場固めを進めている。
2576
:
チバQ
:2013/07/16(火) 21:07:10
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/130716/stt13071607250000-n1.htm
非自民、結集失敗 「戦後」の野党再編にも残るしこり
2013.7.16 07:24 (1/2ページ)[参院選2013]
民主党やみんなの党、日本維新の会など野党の視線は「参院選後」に移りつつある。産経新聞社とFNNの合同世論調査で明らかになったのは、非自民勢力の結集失敗で足の引っ張り合いが激化し、自民党を利する展開になっているという現実だ。自民党に対抗するには、もはや野党再編は避けられない。だが、参院選でシコリが残るのは確実だ。党利党略か野党再編か−。参院選後、その選択を迫られることになる。
野党再編の必要性を今、痛切に感じているのは維新に違いない。
維新は労働組合がバックにつく民主党にかねて不信感を抱いており、その空気を感じ取った民主党は4月の段階で連携しない方針を決定。みんなの党は維新の橋下徹共同代表の慰安婦発言で選挙協力を白紙にした。孤立した維新が選挙区で勝てそうなのは、大阪(改選数4)、兵庫(改選数2)程度で、昨年末の衆院選で見せた勢いはない。
このため、橋下氏は14日のNHK番組で「旧来型の自民党政治を打ち破ってほしいという声を感じる。残念ながら、みんなと維新ですくい上げていない。改革を求める国民の声をすくい上げないといけない」とみんなに秋波を送った。
これに対し、みんなの江田憲司幹事長は規制改革をめぐり「(維新の考え方と)一致している」と連携に前向きな姿勢を表明。だが、そこに立ちはだかるのは、維新に対抗意識をむき出しにするみんなの渡辺喜美代表の壁だ。
渡辺氏の他の野党に対する攻撃的な姿勢は筋金入りで、14日に埼玉県越谷市内で行った街頭演説では「民主党は日本からなくなってもらって結構だ」とまで言い切った。埼玉(改選数3)で民主候補と接戦を繰り広げているとはいえ、渡辺氏の発言は参院選後も尾を引きそうだ。
一方、民主党は昨年末に海江田万里氏が代表に就任して以降、リベラル色を強めており、対立軸を明確にするため保守色の強い維新に牙を向けている。細野豪志幹事長が15日、3回目の大阪入りを果たしたのはその証左でもある。党内に野党結集の必要性に言及する議員は少なくないが、「党名は残すべきだ」(閣僚経験者)との声も根強い。
総論賛成、各論反対−。各党が分裂しない限り、現実味を帯びそうもない野党再編。非自民勢力結集の展望は見えてこない。(坂井広志)
2577
:
チバQ
:2013/07/16(火) 21:07:45
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/130716/elc13071620560029-n1.htm
首相、苦戦の沖縄入り 辺野古移設に触れず
2013.7.16 20:51
遊説の途中、アイスクリームを頬張る安倍首相=16日午後、那覇市
安倍晋三首相(自民党総裁)は16日、沖縄県内で参院選初となる街頭演説を行った。沖縄選挙区は改選1の「1人区」の中で自民党候補が現職の野党候補に苦戦していることを受け、「全国で最も厳しい選挙区だ」と危機感をあらわに支持を訴えた。もっとも、米軍普天間飛行場(宜野湾=ぎのわん=市)移設問題では「県外移設」を主張する県連に配慮してか、選挙公約に掲げた同県名護市辺野古への移設には触れずじまいだった。
首相は普天間飛行場移設について「固定化はあってはならない」と述べるにとどめた。その上で「基地負担が軽減したと実感していただけるよう努力を重ねる」とし、嘉手納基地(同県嘉手納町など)以南にある施設の返還に関する合意の意義を強調した。
安倍政権の経済政策「アベノミクス」で沖縄の経済再生を図り、観光旅行客の増加などで「沖縄が成長していく」とも訴えた。
首相にとって、自民党候補の勝利は辺野古移設実現への追い風となり、辺野古での埋め立てに仲井真(なかいま)弘多(ひろかず)知事の許可を得るための説得材料となる。
とはいえ、県連との間でねじれを抱え、「自民党の二枚舌」(社民党の福島瑞穂党首)との攻撃材料を野党側に与えたことも否めない。首相は演説で「厚い現職の壁がある」とも述べ、厳しい選挙戦を吐露した。
首相は17日に石垣、宮古両島を回り、尖閣諸島(沖縄県石垣市)周辺の警戒にあたる航空自衛隊の部隊などを激励し、領土を死守する姿勢もアピールする。
2578
:
チバQ
:2013/07/16(火) 21:13:55
http://www.asahi.com/area/iwate/articles/MTW1307160300004.html
2013年7月16日
舌戦終盤 各陣営、テコ入れ懸命
6氏が激突している参院選岩手選挙区の戦いも終盤に入った。勝敗のカギを握る地域をルポする。初回は有権者の2割超の約24万人が集中する盛岡市で「無党派層」へのアピールぶりを見る。
◇
【野津彩子】自民党は、党本部を挙げての「史上最大の空中戦」をしかける。
「田中さんが勝たなければ、岩手は変わらない」。14日、JR盛岡駅。2200人(自民党発表)を前に絶叫する安倍晋三首相の隣で、田中真一氏は緊張した面持ちで手を振り続けた。陣営幹部は「『田中です』と握手を求めても意味はない。『自民党公認の田中です』と意識して言わせている」。
選挙戦開始後から、ほぼ毎日党本部の大物議員が盛岡入り。10日にも、小泉進次郎党青年局長が盛岡駅前に千人を集めた。「大物の道案内に人をとられ、肝心の支持者固めに本腰が入っていない」と嘆く陣営関係者もいるくらいだ。
■対立軸狙う■
一方、生活の党の関根敏伸氏の陣営は、自民の動きを逆手に取る。無党派層への切り込みの軸となる達増拓也知事は、「自民が必死になるとその対立軸として我々が浮上する。いつもの構図だ」と周囲に語る。
15日、関根氏とともに市内を演説して回り、首相らの岩手入りに「大物がなぜ岩手に来なければならないのか。小沢(一郎・生活の党代表)と戦うためだ」と、聴衆をあおった。
2001年の「小泉旋風」が吹き荒れた選挙で、終盤に小泉純一郎首相(当時)がてこ入れに来たことが逆効果になって、小沢氏が擁立した平野氏陣営が発奮、初当選したとされる。それを再現したいのだ。
その運動の一つの核として頼るのは、小沢氏の後援会「欅(けやき)の会」。経済人の会とされているが、実態は町の商店主ら異業種の集まりだ。達増氏が最近、会長に就任して求心力をつけた。15日昼、関根氏の選挙事務所が入るビルの7階で、メンバー約40人を前に、関根氏は深々と頭を下げた。
「いかんせん、この通りの状況でございます。最後は小沢先生を支えて頂いている皆様に、ご支援の輪を広げて頂きたい」
共産党の菊池幸夫氏の陣営も、自民との対立軸を鮮明にする作戦だ。
「消費税増税ストップ」「憲法9条をまもれ」などののぼりやプラカードを持った運動員が、人通りの多い「よ市」や大通りを練り歩いている。
6月の東京都議選で議席を倍増させ、勢いづく。陣営幹部は「無党派の有権者の選択肢に入ってきている手応えがある」と話す。原発や憲法、増税に関する対案を示し、「自共対決」を鮮明にすることで無党派の取り込みを図る戦略だ。
■ネット・口コミ■
民主党の吉田晴美氏の陣営は、30〜40代の無党派層をターゲットに、インターネットに力を入れる。個人演説会を動画サイトで生中継したり、「政策シリーズ」と銘打って、医療、雇用、景気回復などの政策について記したり。
13日の「よ市」でも、吉田氏に寄り添う階猛衆院議員が携帯電話を取り出し、露店主と吉田氏が握手する姿を撮影した。街頭演説の最後に、「ネットを見て下さい」ともアピールする。ホームページの閲覧者は公示後急増しているという。
吉田氏は「ネットユーザーは、政党がどうこうよりも、政策や候補者の人となりを見てもらえると思う」。
無所属の平野達男氏の陣営の及川敦県議は、そうした不特定多数を狙うより、「口コミ」に徹する。
「携帯電話に入った知人に『復興のためには平野』と伝えてほしい」。11日、平野氏の個人演説会で、100人の支援者を前に呼びかけた。
平野氏本人は、街頭演説の大半を復興にあて、政策通であることをアピールする。足を止める人は多くないが、姿を見せ、声を聞いてもらうだけでも、票の上積みになるとの計算だ。
「知名度で無党派層の4〜5割は獲得できる」。陣営幹部は自信を見せる。
2579
:
チバQ
:2013/07/16(火) 21:15:42
http://www.asahi.com/area/mie/articles/MTW1307162500001.html
2013年7月16日
4党首、次々来県
参院選は21日の投開票日まで1週間を切った。三重選挙区(改選数1)では、全国でも屈指の激しい選挙戦を反映して、各党の党首が次々と応援のため県内に入っている。
安倍晋三首相(自民党総裁)は15日、新顔の吉川有美氏(39)の応援に入った。鈴鹿市の弁天山公園では「全国で最も厳しい選挙区。日本を変えるためには三重県で厚い壁を打ち破らないといけない」と訴えた。桑名駅前では「強い経済を取り戻すため、大胆な金融政策をしてきた。実体経済は良くなってきて、景気回復の入り口に立っている」と語りかけた。2カ所とも、憲法改正には一切触れなかった。
海江田万里・民主党代表は12日、現職の高橋千秋氏(56)の応援で津市の県文化会館で演説した。「参院選で自民党が勝つと、高齢者の医療保険の窓口での2割負担や、年金受給を68歳以上に引き上げるなど、社会保障制度が後戻りしてしまう」と訴えた。「自民党の政治をチェックし、次の総選挙でもう一度政権奪取を実現する勢力として頑張っていく」
日本維新の会共同代表の橋下徹・大阪市長は11日、津駅前で新顔の深尾浩紹氏(50)の応援演説をした。「民主党は安倍さんの批判ばっかり。数カ月前まで与党だったんだからやればよかった。日本維新の会は何でも反対でなく、改革が進むなら協力する健全な野党になる」と語った。
公明党の山口那津男代表は14日、四日市市で比例候補と並んで街頭演説した。推薦する吉川氏への支持を呼びかけ、「自民党は風を受け、どんどん進んでいる。かじ取りとバランスが取れなければ曲がっていってしまうかも。そのかじ取りを誤らないようにするのが公明党だ」と述べた。
一方、共産新顔の中川民英氏(45)や比例候補の応援に、志位和夫・共産党委員長が県内に入る予定はない。大嶽隆司・党県委員長は「来てほしいが、過去に議席を持っていた選挙区を優先させているのだろう」と話した。
三重選挙区には、幸福実現新顔の小川俊介氏(41)、無所属新顔の大津伸太郎氏(48)も立候補している。
2580
:
チバQ
:2013/07/16(火) 21:17:50
http://www.tokyo-sports.co.jp/nonsec/social/162919/
三田佳子が亀井氏と応援演説登場
2013年07月16日 11時00分
女優の三田佳子(71)が14日、参院選に神奈川県選挙区(改選数4)から出馬しているみどりの風、露木順一候補(57)の応援演説を行った。亀井静香衆院議員(76)と親交があることから実現したというが、どういう関係にあるのか。
正午過ぎ、マイクを握っていた亀井氏は「今日はこんな不細工な男ですから、美女のエスコートで来ました」と三田の応援を予告。うだるような暑さの中、大女優はさっそうと登場し、ビール箱の上に板を敷いたお立ち台に上がった。亀井氏は「ああっ、三田やすこさん」と名前を間違えた。
三田は「実は亀井先生とはずっと昔から。それなのにまだ“三田やすこ”って間違えるんですよ。それがかわいらしいオジサマの部分でもあります」と苦笑い。亀井氏から露木候補の応援を依頼された三田は、夫に相談。夫も露木候補も元NHKなのだ。
「夫が『なかなか人間として魅力のある男だよ』と言うし、調べたら立派な方なんですね。政治的なことはよく分かりませんが、人間的に魅力のある方にこの国を任せたいと思います。いつも私たちは何もできません。できないけれど(選挙に)出る人の行動と挑戦力に委ねることしかできないので、露木さんにこのご縁を大きな糧にしてもらって頑張っていただきたい」
一体、亀井氏と三田はどんな仲なのか。亀井氏は「デキてるから。男女関係は根掘り葉掘り聞くもんじゃない」と冗談でけむに巻いた。続けて、「女優でもちょっと違う。演技を見ていても全身で人間の生きざまを表現するのがうまい」とファン目線で三田を絶賛した。
2581
:
チバQ
:2013/07/16(火) 21:21:28
http://www.tokyo-np.co.jp/article/kanagawa/20130716/CK2013071602000122.html
<どっちだ13参院選かながわ>3連休 戦術多彩 党首、作家、芸人…駆け付け
2013年7月16日
二十一日投開票の参院選神奈川選挙区(改選数四)に立候補した主要八氏は、十五日までの三連休も精力的に選挙運動をこなした。各陣営は応援に党首のほか、著名人や一般有権者も投入。多彩な選挙戦術を繰り広げた。(参院選取材班)
連休中日の十四日午後には、日本維新の会共同代表の橋下徹大阪市長が、同党現職の水戸将史氏(50)の応援で県内入りし、行動を共にした。橋下氏は「税金のばらまきではなく、既得権を打ち破って国が生み出すモノやサービスの付加価値を高める」と訴えた。
民主党現職の牧山弘恵氏(48)の応援には、政治家になる前から親交がある作家の志茂田景樹さんが十四日、横浜市内などに駆けつけた。志茂田氏は「いじめや自殺は、子どもの心のほころびが原因。つくろわないといけない」と、牧山氏が取り組むいじめ対策への支持を呼び掛けた。
共産党元職の畑野君枝氏(56)の陣営は十四日、横浜市西区の横浜駅前で、保育士や非正規労働者らの支持者が演説。アルバイトを二つ掛け持ちしていた女性は「最低賃金が低すぎる。労働時間が長すぎると、未来の希望も失う」と強調した。
みんなの党新人の松沢成文氏(55)は連休初日の十三日、横浜市中区の中華街を約一時間練り歩き、所属する吉本興業の芸人も応援に駆けつけた。一方「ゆっくり休みたい人」に配慮し、三連休中の朝の遊説は自粛した。
商店街を遊説先に選ぶ候補者も目立った。公明党新人の佐々木さやか氏(32)は十三日午後、買い物客でにぎわう横浜市保土ケ谷区の松原商店街を四十分歩いた。おそろいの黄色いTシャツを着た若いスタッフがチラシを配り、佐々木氏とともに若さを強調した。
社民党新人の木村栄子氏(65)は十四日、横浜市中区の商店街「イセザキモール」で演説。買い物客に「反原発を進めます」と呼び掛けた。
鉄道沿線を主戦場に選ぶ候補者も。
自民党新人の島村大氏(52)は十四日、横浜市青葉区、緑区内でJRや私鉄の駅前八カ所を転戦。両区が地盤で島村氏に同行した同党の福田峰之衆院議員(南関東比例)は「島村氏の自宅は青葉区。他党が強い地域だが、みっちり回る」と力を込めた。
みどりの風新人で前開成町長の露木順一氏(57)は「電車でGO!」と名付けた作戦を展開。知名度を上げるため、県内のJRや私鉄各線に乗って移動し、各駅で町長時代の実績や脱原発を訴えた。
2582
:
チバQ
:2013/07/16(火) 21:44:07
http://www.kahoku.co.jp/news/2013/07/20130716t31006.htm
岩手選挙区 社民票が当落の鍵? 5万票に各陣営秋波
参院選岩手選挙区(改選数1)で独自候補擁立を見送った社民党の支持層に、各陣営が秋波を送っている。同党の基礎票は約5万票。候補者6人の激戦で当選ラインの低下が予想される中、当落の鍵を握る可能性も出てきた。各陣営の草刈り場になりかねない状況に、旧社会党時代の全盛期を知る党幹部の胸中は複雑だ。
党県連が選挙区候補の擁立を断念したのは6月上旬。民主、生活両党から5月下旬にあった推薦要請は「特定候補を推すことで組織が割れてはならない」として「自主判断」を促すことを決めた。
民主は今回、大分など一部選挙区で社民との選挙協力が実現した。民主新人吉田晴美氏(41)を推薦する連合岩手の八幡博文事務局長は「推薦はもらえなかったが、連合傘下には社民の支持組織も少なくない」と社民票の獲得に意欲をにじませる。
新人関根敏伸氏(57)を立てた生活の小沢一郎党代表(衆院岩手4区)は6月中旬、社民党県連事務所を初めて訪ね、支援要請した。党本部レベルでは選挙協力に合意する。生活の佐々木順一県連幹事長は「(脱原発など)政策で判断してもらえれば」と期待する。社民党宮古総支部は「何としても自民の勝利を防ぐ」として関根氏支持を決めた。
無所属現職の平野達男氏(59)の陣営は「社民支持者は長く戦ってきた小沢氏の党には投票しないし、落下傘候補を立てた民主にも乗らないだろう」と冷静に分析する。行き先を失った社民票の受け皿として自信をのぞかせる。
社民党が同選挙区で候補者を断念したのは初めて。2001年以降の4回の参院選では5万〜6万票を獲得してきた。今回の当選ラインは20万票と言われており、「社民票は勝敗を分け得る」(ある陣営幹部)との見方が根強い。
独自候補を見送ったことで注目が集まる皮肉な状況に、長年党を支えた県連幹部や支持者の表情はさえない。
前身の社会党は中選挙区時代、旧岩手1、2区(定員各4)で最大計4議席獲得した実績がある。1987年の参院補欠選では、売上税構想を争点に「岩手ショック」と呼ばれる圧勝を収め、構想断念に導いた。
党の国政選挙に約40年関わってきた細川光正県連幹事長は「『岩手ショック』は革命的な選挙だった。(その時代に比べ)現状に戸惑いはある」と憂いつつ、「今はまず、反自民で結集する時だ」と霧消しかねない社民票の行方を危惧した。
◇岩手選挙区立候補者(1−6)
平野達男59前復興相 無 現(2)
菊池幸夫54党県常任委員 共 新
田中真一46元慶大職員 自 新 (公推)
高橋敬子51元県職員 諸 新
吉田晴美41元議員秘書 民 新
関根敏伸57元県議 生 新 (ミ支)
2013年07月16日火曜日
2583
:
チバQ
:2013/07/16(火) 21:44:36
http://www.kahoku.co.jp/spe/spe_sys1123/20130716_06.htm
参院選 仙台拠点の比例2氏、個人名票、獲得へ奔走
支持者と握手する中野氏=13日午後、青葉区
気勢を上げる菊地氏=13日午後、宮城野区
参院選(21日投開票)の比例代表で、仙台市を拠点とする2新人が集票の追い込みに入っている。日本維新の会の中野正志氏(65)は、元自民党衆院議員の実績をアピールして保守層への浸透を狙う。みんなの党の元県議菊地文博氏(53)は第三極の本家を売り込むほか、県外にも行動範囲を広げる。両氏は昨年の衆院選宮城2区でともに落選した。悲願の議席を目指し、個人名票の上積みを図る。
◎中野氏、狙いは保守層/菊地氏、県境越え訴え
中野氏は13日午後、JR仙台駅前に立ち、「使命感をフルに発揮して被災地の役に立ちたい」と声を張り上げた。
比例代表は、政党内で個人名の得票が多い順に当選が決まる。「2枚目の投票用紙は中野正志と書いて」。30分の演説で「維新」と叫んだのは1回だけ。個人名票の獲得に全力を挙げる。
故三塚博元蔵相の秘書、県議を経て、自民党衆院議員を通算3期務めた。後援会には自民支持者が多く、演説では「安倍政権はさすが。復興が1歩2歩と進んだ」と称賛も忘れない。
三塚氏秘書仲間の岡征男元仙台市議会議長が選対に加わり、衆院旧宮城1区に広がっていた旧三塚後援会のネットワークを掘り起こす。
「統治機構の改革のため菊地が踏み込む」。13日午後、菊地氏が地盤の宮城野区で開いた個人演説会。党衆院議員や東京都議らが顔をそろえ、重点候補であることを印象付けた。
菊地氏も個人名票集めに力を入れるが、「党名は無党派に受けがいい」(陣営)として「みんなの菊地」を売り込む。
ぶれない第三極の存在感を個人名投票につなげようと、10日には党山形市議と山形県内を回るなど、県境を越えて支持の拡大を図る。
県議5期のうち、3回がトップ当選。自民党に所属していた時代もあるが、「自民党圧勝でいいのか。歴史の針を戻していいのか」と対決姿勢を鮮明にする。
共同通信社の序盤の世論調査では、日本維新、みんな両党は比例で4〜5議席前後を獲得しそう。情勢は終盤にかけて動く可能性があるが、両党関係者は「個人名で6万票を獲得できれば、議席が見えてくる」と分析する。
2013年07月16日火曜日
2584
:
チバQ
:2013/07/16(火) 21:46:42
http://www.yomiuri.co.jp/election/sangiin/2013/news2/20130716-OYT1T00169.htm?from=ylist
沖縄・岩手「自民の泣き所」…1人区全勝へ難敵
全国に31ある改選定数1の「1人区」で全勝を目指す自民党が、苦戦を強いられているのが沖縄、岩手の両選挙区だ。
いずれも高い知名度を持つ現職に自民党新人が挑む図式で、沖縄は基地問題、岩手は震災復興というそれぞれの抱える地域事情が、選挙戦に影響を与えている。(豊田千秋、西山幸太郎)
◆辺野古反対で「統一候補」
◇沖縄(1―4)
金城 竜郎49諸新
新島メリー67無新
安里 政晃45自新 〈公〉
糸数 慶子65諸現《2》(生)〈共〉〈社〉〈みど〉
(届け出順、年齢は投票日現在、〈〉囲みは推薦・支持政党、以下同じ)
沖縄選挙区は、糸数慶子氏と安里政晃氏による事実上の一騎打ちだ。
糸数氏は15日、米軍普天間飛行場(宜野湾市)の移設予定地、名護市辺野古の海に近い高台で街頭演説した。
「政権に『NO』と突きつけることが、辺野古に基地を造らせないという県民の思いを直接、日米両政府に伝えることになる」
訴えは一貫して、辺野古移設反対だ。演説に拍手した地元男性は「主張がぶれないから信用できる」と語った。
2004年参院選で初当選。07年参院選では県内選挙で過去最高の37万6460票を獲得した。沖縄戦跡を巡るバスツアーのガイド出身で平和を訴え続け、県内では高い知名度を誇る。
14日の那覇市での演説会には、糸数氏を推薦する生活、共産、社民の3党の関係者が顔をそろえた。今回、民主党や日本維新の会、みんなの党は沖縄での候補者擁立を見送った。このため、糸数氏が委員長の地域政党・沖縄社会大衆党が革新勢力の「接着剤役」を果たす形で、全国でも異例の「野党統一候補」となっている。
一方、安里氏は15日、那覇市の目抜き通り「国際通り」で、応援に駆け付けた田村厚生労働相の隣に立ち、「景気回復の流れを止めるのか、雇用を発展させ所得を改善するのかを選ぶ選挙だ」と訴えた。
社会福祉法人理事長の安里氏は、知名度では糸数氏に大きく後れを取っている。演説は経済や子育て環境の充実が中心で、普天間問題にはほとんど触れない。自民党が参院選公約で「辺野古移設を推進する」と明記したのに対し、同党沖縄県連は「県外移設」と盛り込み、矛盾する訴えをしているためだ。
安倍首相は16、17日に沖縄入りする。県内でもアベノミクスへの期待は強いだけに、県連幹部は「反転攻勢のきっかけになりうる」と語っている。
◆前復興相、被災地に耳傾け
◇岩手(1―6)
平野 達男59無現《2》
菊池 幸夫54共新
田中 真一46自新 〈公〉
高橋 敬子51諸新
吉田 晴美41民新
関根 敏伸57生新 〈みど〉
岩手選挙区で平野達男氏は15日、岩手県の沿岸部を北から南に移動し約60か所で街頭演説をこなした。
「何回も現場に足を運んだことで培った感覚で、引き続き復興を後押しする。国政活動を続けさせていただきたい」
山田町の仮設住宅前で訴えると、集まった主婦らから「復興住宅をお願いします」などの要望が相次いだ。民主党政権で復興相を務めた平野氏は、月2回のペースで地元入りし、被災地の要望に耳を傾けてきた。
今年4月、民主党離党を表明。保守層も含む幅広い支援を受ける狙いがあった。自民党は党本部主導で、平野氏に対抗し新人の田中真一氏を擁立したが、自民党の支持基盤の県建設業協会の政治団体は、岩手選挙区で自主投票を決定した。
参院選後の平野氏の自民党入りを求める声もあることから、同党の河村建夫選挙対策委員長は13日、岩手入りし、建設業者らの前で「自民党候補と対決した方が当選しても、自民党に入ることはない」と強調した。
民主党は平野氏を早々に除籍(除名)処分として、党内の動揺を抑えにかかった。民主党は新人の吉田晴美氏を擁立したが、同党の黄川田徹衆院議員(岩手3区)の後援会は参院選で自主投票を決定。「後援会は平野氏支持に傾いている」(後援会幹部)という。
また、岩手は生活の党の小沢代表の「金城湯池」だが、かつての勢いはない。同党は関根敏伸氏を擁立したが、盛岡市の建設会社社長は「生活の党関係者からは働きかけを受けたが、選ぶのは平野氏の方だ」と語った。
(2013年7月16日07時20分 読売新聞)
2585
:
チバQ
:2013/07/16(火) 21:47:07
http://www.yomiuri.co.jp/election/sangiin/2013/news2/20130716-OYT1T00168.htm
「参院のドン」輿石氏、瀬戸際…影響力低下も
「参院のドン」と呼ばれてきた民主党の輿石東参院議員会長が、権勢を守れるかどうかの瀬戸際に立たされている。
21日投開票の参院選で与党が勝利し、野党が参院で多数を握る「ねじれ」が解消されれば、数の力を源泉とした影響力が失われかねないためだ。
輿石氏は選挙期間中、地元・山梨にほぼ張り付き、民主党推薦の無所属候補の支援に力を入れている。「参院がねじれているからこそ安倍政権の暴走を止めることができる」と自民、公明両党の過半数阻止を訴え、15日夜も山梨県富士吉田市の個人演説会に出席して支持を求めた。
改選定数1の山梨選挙区は、民主党が過去3連勝したが、今回は改選を迎える現職が離党し、みんなの党から出馬した。党勢の低迷で、輿石氏の足元も揺らいでいる。
輿石氏が力を強めたのは、民主党が2007年参院選で大勝し、「ねじれ国会」となってからだ。08年に日銀総裁の人事案を参院で不同意とするなど与党を揺さぶった。政権交代後は野田政権で幹事長に起用され、今も「事実上の党内ナンバー1の実力者」(党執行部)と見る向きもある。苦戦が伝えられる今回、民主党が惨敗すれば、「輿石氏は影響力を失い、責任論が浮上する可能性がある」(党幹部)との見方も出ている。
(2013年7月16日07時20分 読売新聞)
2586
:
チバQ
:2013/07/16(火) 21:50:19
http://www.toyama.hokkoku.co.jp/subpage/TH20130716411.htm
富山県警ピリピリ、真夏の警護 参院選で大物弁士が異例の多さ
大物弁士の富山県入りに、県警の警護にも緊張感が漂う=10日、富山市内
参院選富山県選挙区の応援弁士として、「かつてない人数」(政党関係者)の閣僚や党幹部らが続々と富山入りし、県警が身辺警護にピリピリしている。10日には安倍晋三首相が富山市内で街頭演説に立ち、「最高レベルの警戒態勢」(県警警備課)が広域に敷かれた。猛暑が続く中、県警の警備陣は聴衆の熱中症対策にも注意を払いながら、選挙戦終盤に向けて緊張感を高めている。
「万が一、不測の事態が起これば、影響は計り知れない。県警の威信に懸けて万全を期し、要人の警護に当たっている」。安倍首相の警護を無事に終え、県警警備部の幹部は強調した。
県警は閣僚級の大物弁士が県入りするたびに、要人の身辺警護を専門に訓練された警護員を中心にチームを編成し、演説場所などで警戒に当たっている。要人だけでなく、候補や聴衆の安全確保にも目を光らせている。
安倍首相の警護には、演説場所周辺の施設の高所や地下、首相の移動経路の交通機関などに警備陣が配置され、県警ヘリ「つるぎ」も上空から警戒に当たった。警視庁のSPを含めて「これまでで最大規模の布陣」(県警警備課)で臨んだ。
自民党は公示後、安倍首相のほか、政界屈指の人気を誇る小泉進次郎党青年局長、茂木敏充経産相、稲田朋美行革担当相、石原伸晃環境相らを県入りさせ、党公認候補を応援。党県連関係者は「これだけ大臣らが多く県入りしたのは記憶にない」と話す。16日には石破茂幹事長も富山入りする。
ある県警幹部は「猛暑での警護は相当の神経を使う。聴衆が倒れたりしたら演説どころではなくなる可能性もあり、体調不良を訴える兆候も見逃せない」と気を引き締める。前線の警備陣にとっては、どれだけ暑くても有事の際の装備品を付けた上着を脱ぐわけにいかず、関係者は「体感温度はかなり高い」と話す。
警戒の目は、要人が県入りする前のJR富山駅や富山空港など県内の玄関口にも注がれる。県警は爆発物などの不審物がないか事前に検索しており、選挙運動期間中、不測の事態に神経をとがらせている。
2587
:
チバQ
:2013/07/16(火) 21:51:34
http://www.kyoto-np.co.jp/shiga/article/20130715000084
衆院選落選の民主前議員ら、存在感維持へ応援懸命印刷用画面を開く
昨年の衆院選で落選した湖国の民主党前衆院議員が、今回の参院選で精力的に動いている。滋賀選挙区に立った候補者の応援演説や駅立ちなどに陣頭指揮を執っている。参院選の先にある自らの選挙を見据え、存在感の維持に懸命だ。衆院選で民主を破った自民党の現職衆院議員らも参院候補に寄り添い、応援活動を続けている。
「おはようございます。いってらっしゃい」。12日朝、元文部科学相の川端達夫氏は、大津市のJR石山駅で候補者の名前を繰り返しながら、通勤者らに党のチラシを配った。
朝の駅立ちは、6月末ごろから毎日行っている。公示後は自らの地盤である滋賀1区で、候補者と一緒に選挙車に乗っている。今春から40以上の労働組合の会合にも出向き、党の政策を地道に説明して回ってきた。
川端氏は「自分の選挙で助けてもらっている分の恩返し」と言い、「われわれが政権時代に手がけてきた方向が逆戻りすることに危機感がある。自分の選挙のつもりでやっている」と意気込む。
滋賀2区で議席を失った元環境副大臣の田島一成氏も、参院選を「捲(けん)土重来につながる大切な選挙」ととらえる。6月下旬に開かれた長浜市内での決起集会では「親友をもう一度国政へ送ってあげたい。その延長線上に私の戦いもある。自分の戦いのつもりでやり抜く」と宣言した。
公示後は、ポスターの掲示や選挙車の運行ルートなど細部にまで目を配る。地元県議らも街頭では、候補者だけでなく田島氏の名前も強調している。
一方、自民の現職議員も地元に張り付き、参院候補の応援に飛び回っている。
2区の上野賢一郎氏は12日夜、5カ所の演説会場を汗びっしょりになって回り、豊郷町の会場では「みなさまのおかげで国政復帰を果たせた。参院選でねじれを解消し、混乱の政治に終止符を」と力説した。
1区の大岡敏孝氏も駅前でのビラ配りに取り組み、応援に入った閣僚との企業訪問などで地盤固めに精を出している。
参院選滋賀選挙区には、共産党、幸福実現党もそれぞれ候補者を立てている。
【 2013年07月15日 22時40分
2588
:
チバQ
:2013/07/16(火) 22:39:56
http://senkyo.mainichi.jp/news/20130717k0000m010074000c.html
参院選:注目の選挙区・沖縄 ぼやける「普天間」
毎日新聞 2013年07月16日 21時49分
◇自民「二つの公約」で争点化されず
安倍晋三首相(自民党総裁)は16日、選挙戦で初めて沖縄入りし、米軍普天間飛行場(宜野湾市)の移設に取り組む姿勢を強調した。紺色のかりゆし姿の首相は、沖縄県うるま市での街頭演説で「現在も米軍基地全体の74%が沖縄に集中している。1日も早く普天間の移設を行わなければいけない」と表明。ただ、県内4カ所で行った演説で、普天間の「移設先」に言及することはなかった。
自民新人の安里政晃氏の選挙対策本部長は、仲井真弘多沖縄県知事が務めており、首相の演説会場にも姿を見せた。県の求める那覇空港第2滑走路建設について、首相は「今年度に130億円をかけて着工していく。一緒に沖縄の未来を引き寄せていこう」と訴えた。
自民党の参院選公約は普天間移設について、日米両政府の合意に基づき「沖縄県名護市辺野古への移設を推進する」と明記した。しかし、選挙戦で首相を含め自民党幹部が「移設先」に触れることはない。党県連が独自に地方版政策集をつくり、「県外移設を求め、固定化阻止に取り組む」とうたっているからだ。
政権与党が党本部と県連で「二つの公約」を使い分ける。結果的に沖縄選挙区の候補で「県内移設」を主張する候補はいなくなり、普天間移設は主要な争点から抜け落ちた。安里氏は主に景気回復を訴え、移設先については口を閉ざす。党県連幹部は「沖縄で辺野古容認を訴え、勝てる選挙はない」と言い切った。
「昨年の衆院選を思い出してください」
地域政党「沖縄社会大衆党」の現職で、3選を目指す糸数慶子氏は4日、県庁前で行われた出発式で支持者に問いかけた。自民党県連は昨年12月の衆院選でも、普天間の「県外移設」を主張。しかし、今年4月には今回非改選の島尻安伊子参院議員と、衆院選で当選した西銘恒三郎氏が辺野古移設容認へ転じている。
糸数氏は出発式で衆院選を振り返り、「県外移設を訴えた自民党候補者は、(当選後)見事にこの公約を裏切りました」と述べ、自民党県連の選挙戦略を批判した。糸数氏は共産、社民、生活の党、みどりの風の4党から推薦を得て、民主党も自主投票。野党の共闘態勢は整ったものの、各党を束ねる基地問題はぼやけている。
選挙後、普天間移設問題は大きなヤマ場を迎える。政府は今年3月、代替施設建設に必要な名護市辺野古沿岸部の埋め立てを許可するよう、沖縄県知事に申請した。仲井真氏は今後、名護市長からの意見聴取などを経て、年末以降に埋め立ての可否を判断する見通しだ。
移設先の名護市では来年1月に市長選、秋には市議選が予定されている。来秋には知事選もあり、政府内からは「地方選挙で『辺野古反対』の民意が示されれば、移設は極めて困難になる。できれば、年内に知事の承認を得たい」(防衛省幹部)との期待感が募る。
自民党の石破茂幹事長は4日、那覇市内で移設先にふれない理由について「(辺野古移設を)訴えていない候補の応援に来ている。全く違うことを言って、どういうことが起こるか」と記者団に述べるにとどめた。参院選で辺野古移設を前面に押し出すと、選挙結果が知事の判断を縛りかねない。自民党幹部は二つの公約について「参院選で勝っても負けても、普天間移設に関係ない」と解説した。【平川哲也、青木純、水脇友輔】
◇沖縄(改選数1、届け出順)
金城竜郎 49 幸福党県役員 諸新
新島メリー 67 [元]バスガイド 無新
安里政晃 45 法人理事長 自新=[公]
糸数慶子 65 地域政党委長(2)諸現 =[生][共][社][風]
.
2589
:
チバQ
:2013/07/16(火) 22:40:58
http://senkyo.mainichi.jp/news/20130717k0000m010072000c.html
参院選:石破氏遊説「超過密」 街頭演説、首相の3倍
毎日新聞 2013年07月16日 21時41分
参院選で全国を駆け回る各党幹部の中で、自民党の石破茂幹事長の超過密スケジュールが話題を呼んでいる。炎天下の街頭演説の回数は安倍晋三首相(党総裁)の約3倍に上る。「政高党低」の安倍政権の中で存在感の低下が指摘される石破氏。持ち味の「地方人気」をテコに票を掘り起こし、存在感をアピールする狙いもありそうだ。
「政権転落したのは自民党が至らなかったからだ。安倍首相の下、謙虚で正直な自民党を取り戻す」。石破氏は16日、富山など北陸3県で街頭演説を10カ所以上こなした。選挙カーでは女性アナウンス係に代わってマイクを握り、候補者以上にかすれた声で支持を呼びかける。
党によると石破氏の移動距離は13日朝、1万キロを超え、街頭演説は102回となった。首相は同時点で移動距離約9000キロ(毎日新聞集計)、街頭演説34回。1分でも演説時間を確保しようと乗用車で深夜に移動することも。石破氏は周囲に「幹部がそこまでやれば陣営に緊張感が生まれる」と語るが、体力はほぼ限界で「生きていればもう一度沖縄入りを」と弱音も漏らす。
石破氏は昨年9月の総裁選で、地方票(全300票)で過半数の165票を獲得した。国会議員の決選投票で逆転した首相も石破氏の存在感を無視できず、幹事長に起用。衆院選は首相と石破氏が上下に並ぶポスターを作製するなど「二枚看板」で戦った。
一方、今回の参院選で首相は比例代表の政見放送に小泉進次郎青年局長を起用。法定ビラには2人の特別対談が載るなど、石破氏の存在感は陰りがちだ。首相は景気回復を追い風に高い支持率を維持しており、石破氏の地方人気に頼る必要性が薄れたのが一因だ。
党内では石破氏に対し「『人寄せパンダ』のままでいいのか。業界団体など幹事長が押さえるところはある」との声もある。参院選後の内閣改造・党役員人事に注目が集まるが、本人は「総裁がそう(続投)言えばそうするのが務め」と語るのみ。ひたすら首相を支えつつ、地方票発掘に東奔西走する「待ち」の姿勢に徹している。【念佛明奈】
2590
:
チバQ
:2013/07/16(火) 23:01:32
http://www.chugoku-np.co.jp/senkyo/sanin/13/News/special/Se201307080001.html
<1>広島 2番手争いに野党躍起 '13/7/8
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「森本が十分に浸透できていない」。今月初め、広島選挙区(改選数2)に立つ民主党新人の森本真治氏(40)の陣営幹部が情勢分析の結果を、連合広島傘下の労組幹部に電話で伝え、支援をさらに強めるよう要請した。
地方組織の弱い同党の選挙は約14万人の組合員を抱える連合広島が支えてきた。だが、民主党政権は迷走し、衆院選で大敗。安倍政権発足後に円高が是正され、製造業の労組の組合員には「民主党を応援し続けるべきなのか」との声もある。
一方で安倍政権では解雇をしやすくする労働規制の緩和が議論される。森本氏は7日、広島市中区の街頭演説で「働く世代を応援する政治に最優先に取り組む」と強調した。
□ ■ □
広島選挙区には6人が立候補した。安倍政権の高支持率を背景に自民党現職の溝手顕正氏(70)が先行する。残る1議席をめぐり野党が激しく争う。
再選を目指す生活の党現職の佐藤公治氏(53)は6日、安佐南区での街頭演説で「今回の選挙は本当にきつい」と、なりふり構わず支援を呼び掛けた。
昨年7月、消費税増税に反対して民主党を離党。6年前、全面支援を受けた連合広島の組織力を失った。みどりの風の亀井静香氏(広島6区)と連携。佐藤氏の地盤の広島県東部と、亀井氏の地元の県北部で支持拡大を狙うが、県西部での知名度不足は否めない。
県内で企業・団体回りを重ね、25社・団体の推薦を得た。連合広島傘下の一部組合の推薦も決まった。陣営幹部は「党派を超えて少しずつ票を集めたい」と話す。
□ ■ □
昨年の衆院選の比例代表中国ブロックで、県内得票数が民主党を上回った日本維新の会。追い風は参院選前、橋下徹共同代表の慰安婦発言で風向きが変わった。新人の灰岡香奈氏(30)は6日、中区で党幹部と並んでマイクを握り「逆風で厳しいと言われるが、逃げずに訴えたい」と声を張り上げた。
無党派層の支持が頼みの綱だけに、短文投稿サイト「ツイッター」で選挙運動の一こまなどを1日10回以上つぶやき続け、若い世代に発信する。
3人に割って入ろうとするのは共産党新人の皆川恵史氏(69)。消費税増税反対や原発即時ゼロを掲げる。4日、中区での街頭演説で「自民党政治に真っ向対決する。ぶれない共産党を大きく伸ばして」と力を込めた。
野党の敵は野党―。そんな争いの一方、自民党の溝手氏は5日、公明党の山口那津男代表と南区で街頭演説し、「自公政権で間違いなく経済はよくなる」と強調。与党間の選挙協力を着実に進める。陣営幹部は「問題はどれだけの票を獲得できるかだ」とトップ当選を当然視する。
諸派で幸福実現党新人の日高順子氏(50)は街頭演説に力を入れる。(野崎建一郎)
◇
参院選は21日の投開票に向け、各陣営が激しい序盤戦を展開している。「ねじれ国会」が解消されるかが焦点。中国地方5選挙区では改選される6議席の半数を野党が占める。与野党の勢力はどう塗り替わるか。決戦の構図を見る。
2591
:
チバQ
:2013/07/16(火) 23:02:14
http://www.chugoku-np.co.jp/senkyo/sanin/13/News/special/Se201307090001.html
<2>山口 民主不在、自民に勢い '13/7/9
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山口選挙区(改選数1)で4選に挑む自民党現職の林芳正氏(52)は5日、周南市で集会を開いた。「林さんは安倍内閣の主要大臣で、次の日本を担う人材。それにふさわしい得票を」。高村正彦党副総裁(山口1区)はげきを飛ばした。
その前後も「圧倒的な勝利を」と応援演説が続いた。その背景には、野党第1党の民主党が候補者を擁立できなかった構図もある。
□ ■ □
林氏は2007年の参院選、民主党新人を15万票差で下した。年金記録不備問題などで第1次安倍政権への批判が強まる中、自民党は全国の改選数1の29選挙区で6勝23敗と惨敗。2カ月後の安倍晋三首相(山口4区)退陣につながったが、山口は「自民王国」の盤石ぶりを見せつけた。
陣営は今回、07年より3万票多い45万票を目標に掲げる。民主党が候補者を擁立できなかったことで低投票率が懸念される中、支持基盤の引き締めに懸命で「戦いの相手は投票率」との声も出る。
17日間の期間中、林氏が選挙区にいるのは公示直後の3日間にとどまるのが不安要素。7日以降は他候補の応援で全国を巡り、不在となるためだ。
林氏は環太平洋連携協定(TPP)の担当閣僚の一人。県内のJA関連の政治団体から推薦を取り付け、「堂々と戦い抜きたい」と自信を深めるが、県内の農家には懸念や不安が広がる。
□ ■ □
「自民党と共産党の対決、これが一番の焦点」。共産党新人の藤井直子氏(61)は公示日の4日、山口市での第一声で「自共対決」を強くアピールした。
「東京都議選の躍進で党に追い風が吹いている」と陣営幹部。憲法改正反対やTPP反対などを掲げ、無党派層や他党の支持層への食い込みを狙う。
諸派で幸福実現党新人の河井美和子氏(50)は国防力強化などを訴える。
各陣営が第一声を上げた公示日の4日、民主党山口県連の西嶋裕作幹事長は山口市の県連事務所で過ごした。「選択肢を示せず申し訳ない」と悔しさをにじませる。
党は昨年末の衆院選で県内の4小選挙区で全敗。平岡秀夫元法相(59)を擁した「虎の子」の山口2区の議席も失った。反転攻勢を期し、平岡氏が民主党推薦の無所属で臨んだ4月の参院山口補選も自民党新人に大敗。参院選では男女計7人に立候補を打診したが、全て不調に終わった。
山口選挙区での不戦敗は1998年の結党以来初めて。支援組織の連合山口にも失望感が広がる。比例代表に組織内候補を抱え、選挙区との相乗効果を期待した。杉本郁夫会長は「極めて遺憾。責任も感じる」と語る。
「国政選挙を飛ばしたことが支持者や支援団体に今後、どう影響するのか」。党県連の関係者は不安がる。加藤寿彦代表は「地方議員を増やして基盤をつくらないと」と話すが、再建の道筋は見えない。(金刺大五)
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:
チバQ
:2013/07/16(火) 23:03:02
http://www.chugoku-np.co.jp/senkyo/sanin/13/News/special/Se201307100001.html
<3>岡山 野党共闘、鍵は維新票 '13/7/10
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参院選が公示された4日、民主党の細野豪志幹事長は岡山選挙区(改選数1)に入り、岡山市北区のJR岡山駅前で無所属新人の高井崇志氏(43)と並んでマイクを握った。「高井さんが岡山の代表にふさわしい。自民党に対抗する核をつくらねばならない」
高井氏は岡山1区を地盤とする民主党の元衆院議員。幅広く野党の支援を得るため無所属で立った。民主党は推薦し、公示前に海江田万里代表が2回、岡山入り。細野幹事長も選挙戦初日に駆け付けるなど、公認候補者並みの支援態勢を敷く。
□ ■ □
昨年12月の衆院選で民主党は岡山県内の5小選挙区で全敗。だが比例代表中国ブロックの得票数でみると、自民党と公明党を合わせても過半数に届いていない。高井氏は「野党が結集すれば勝てる」と野党共闘を呼び掛ける。社民党とみどりの風から推薦を得た。
ただ最も期待する日本維新の会の態度は定まらない。平沼赳夫代表代行(岡山3区)は出陣式に激励文を寄せた。6日に高井氏の陣営が平沼氏の後援会に支援を求めたが「積極的には推せない」との返答だった。「事実上、民主党候補」と反対論があるという。
一方で高井氏の陣営には、改憲のスタンスや歴史認識が違う維新に秋波を送る戦略が民主党支持層を固め切れない「副作用」を生んでいるとの危機感もある。「今後は足元を固める」と強調する。
□ ■ □
岡山選挙区は前回2010年まで民主党が3連勝中だ。自民党は連敗ストップに向け、4期16年にわたり岡山県知事を務めた新人の石井正弘氏(67)を擁立。安倍内閣の高い支持率を追い風に、安定した戦いを続ける。
細野氏が岡山入りした翌日の5日。安倍晋三首相が同じ場所で石井氏と並んで演説し、「石井さんの実績を国政で生かさせてほしい」と支持を求めた。
石井氏の県内での知名度は抜群。公明党のほか約700の企業・団体の推薦を受ける。9日はJR倉敷駅前(倉敷市)で石破茂幹事長が演説。13日には小泉進次郎党青年局長が応援に入る予定だ。
半面、知事時代後半の石井氏と距離を置いた自民党県議は少なくなく、「実績は行財政改革だけ」と不満もくすぶる。陣営幹部は「4連敗はできない。最後まで緩めず支持層を固める」と話す。
共産党新人の垣内京美氏(46)も6日、岡山駅前で演説した。応援に駆け付けた志位和夫委員長は、躍進した都議選結果を踏まえて「共産党に伸びてくれという熱気を感じる」と強調した。垣内氏は「自民党に正面から対決できるのは共産党」と反自民票の受け皿を狙う。
諸派で幸福実現党新人の安原園枝氏(51)は国防力強化を訴える。(永山啓一)
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チバQ
:2013/07/16(火) 23:03:46
http://www.chugoku-np.co.jp/senkyo/sanin/13/News/special/Se201307110001.html
<4>島根 共闘暗雲、自民は安定 '13/7/11
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「共闘の形を再びつくれれば、1議席を守れる」。島根選挙区(改選数1)で再選を目指すみどりの風現職の亀井亜紀子氏(48)は8日、松江市での演説会で訴えた。民主、社民両党と選挙協力した2007年の参院選の再現を呼び掛けた。
ただ6年前と違い、会場には民主党の支持母体である連合島根傘下の労働組合の旗は掲げられていなかった。連合島根の原田圭介事務局長は「深まった溝はすぐには埋まらない」と語る。
07年の参院選、国民新党から立候補した亀井氏は民主党の推薦、社民党島根県連合の支援を得て初当選。09年の衆院選を経て3党連立政権が誕生した。だが、亀井氏は消費税増税に反対して国民新党を離党。民主党との関係は悪化した。
□ ■ □
みどりの風に転身して迎えた参院選。社民党が推薦する一方、民主党は推薦から県連の支持に「格下げ」。前回推薦した連合島根も自主投票とした。
組織戦を展開できない中、陣営は自民党との違いを前面に出す戦略に軸足を移す。7日、松江市での街頭演説では従来と内容を変え、中国電力島根原発の稼働反対に時間を割いた。総合選対本部の山田孝之助幹事長は「自民党が言えないことを訴え、無党派層に浸透したい」と強調する。
6年前に失った議席の奪還を期す自民党は新人の島田三郎氏(57)を立て、県内の59支部が主体となって街頭演説や集会を展開する組織戦で臨む。7日、松江市での街頭演説。県議や市議が駆け付ける中、島田氏は「貴重な1議席を取り戻させてほしい」と訴えた。
□ ■ □
年金記録不備問題で逆風が吹きつけた07年の参院選と一転、約150の企業・団体から推薦を得るなど安定した戦いを進める。だが、党県連の福田正明幹事長は「天王山の松江市で動きが鈍い」と不安をのぞかせる。
県西部を地盤とする亀井氏を引き離すため、「圧勝が不可欠」とみる松江市。だが、陣営によると4日の県庁前での第一声に集まった約1300人のうち、松江市の支持者は約100人と1割弱。市内で3万枚を配った支援者紹介カードの回収も鈍い。
党県連松江支部は8日、急きょ対応を協議。ベテラン県議が、街頭演説への動員を企業に要請するよう求めた。「松江から機運を盛り上げたい」と引き締めに力を入れる。
共産党新人の向瀬慎一氏(42)は7日、松江市で街頭演説し、「安倍政権の暴走を止めるには共産党の躍進しかない」とアピール。連日10回前後の演説を繰り返す。支持を広げようと、交流サイト「フェイスブック」などで頻繁に発信し、若者への浸透を狙う。
諸派で幸福実現党新人の池田節子氏(57)は国防強化などを訴える。(樋口浩二、川上裕、明知隼二)
2594
:
チバQ
:2013/07/16(火) 23:04:11
http://www.chugoku-np.co.jp/senkyo/sanin/13/News/special/Se201307120001.html
<5>鳥取 自民重点区、追う民主 '13/7/12
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9日、自民党の石破茂幹事長(鳥取1区)の姿は鳥取県若桜町にあった。「無名の新人だが、何とか国政に送ってほしい」。街頭演説で声を響かせると、鳥取選挙区(改選数1)で初当選を目指す新人の舞立昇治氏(37)が「みなさんの力であとひと押し、ふた押ししてほしい」と続き、深々と頭を下げた。
参院選の責任者として応援で全国を回る石破氏。鳥取に戻るのはこの日に限られたものの、舞立氏と若桜、八頭両町の15カ所で街頭演説を繰り返し、支持を呼び掛けた。
舞立氏は総務省の元官僚。2月に党県連の公募で選ばれた。「幹事長のお膝元として負けられない」と、集会や街頭演説には首長や県議たちが駆け付ける。安倍内閣が高い支持率を保つ中、党県連主体で組織的な選挙戦を展開する。
ただ、知名度不足の不安は消えず、県連幹部は「自民党にとって中国地方で最も厳しい選挙区」と引き締めを図る。党本部も「超重点区」と位置付け、人気の高い小泉進次郎党青年局長たちを応援に送り込む。
自民党の攻勢にさらされる民主党現職の川上義博氏(62)。再選に向け、公示を境に戦略を一変させた。
□ ■ □
前哨戦では民主党への逆風を痛感し、党名を極力出さず県内を回ってきた。だが、4日の出陣式では「ボロボロの民主党をこの手で復活させる」と強調。子ども手当など民主党政権で進めた政策の正当性も訴え始めた。
自民党の県議、衆院議員を経て、民主党入りした川上氏。陣営は自民党在籍時から培った「川上党」とも呼ばれる後援会を軸に、民主党県連や連合鳥取が加わる寄り合い所帯だ。「民主党隠し」に走る川上氏に、県連や連合鳥取には不満がくすぶった。
□ ■ □
公示を3日後に控えた1日、陣営は「民主党隠し」の撤回を決定。翌2日、輿石東参院議員会長が連合鳥取や傘下労組を回り、協力を要請した。
公示日の4日に馬淵澄夫幹事長代行、7日には海江田万里代表が応援に入った。海江田氏は米子市での集会で「川上さんのような信念を持った人が参院議員になるべきだ」と語気を強めた。
固めきれずにいた党支持層をまとめ、追撃態勢を整えられるか。終盤の攻防を占う。
共産党新人の岩永尚之氏(56)は8日、鳥取市での街頭演説で「自民党は『衆参のねじれ解消を』と言うが、国民とねじれているのが自民党」と主張。反自民党票を取り込もうとインターネットでの情報発信にも力を注ぐ。
諸派で幸福実現党新人の吉岡由里子氏(46)は候補者で唯一の女性である点をPR。無所属新人の井上洋氏(64)は安倍政権の経済政策を批判する。(川崎崇史)
=おわり
2595
:
チバQ
:2013/07/17(水) 23:35:43
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2013071700598
「みどり」は案分、「緑」なら?=参院比例投票【13参院選】
参院選(21日投開票)の比例代表に候補を擁立している「みどりの風」と「緑の党」について、「みどり」や「緑」と省略して投票した場合、有権者の意図とは異なる政党の票として集計されるケースがある。同一の氏名や名称が存在し、判別できない場合には案分対象にするとの公職選挙法の規定があるためで、有権者は注意が必要だ。
みどりの風は略称を「みどり」で届け出ているが、「みどり」とだけ書かれた投票は、自民党の比例候補の石井みどり氏と案分される公算だ。みどりの谷岡郁子代表は取材に対し、「不本意だが、今さら略称を変えられない。大した影響はないだろう」としている。
一方、緑の党の略称は「グリーン」。漢字で「緑」とした票について、総務省は「みどりと音が同じで、みどりの風の票とするのが自然」と説明しているが、緑の党幹部は「ひらがなをわざわざ漢字で書くとは考えにくい」と反発している。最終的には市区町村の開票責任者が立会人の意見も聞き判断することになり、同省によると、場所によって扱いが変わることもあり得るという。 (2013/07/17-15:42)
2596
:
チバQ
:2013/07/17(水) 23:39:14
http://senkyo.mainichi.jp/news/20130717rky00m010002000c.html
参院選:糸数氏先行、安里氏猛追 本紙・共同通信調査
2013年07月17日
21日投開票の第23回参院選に向けて、琉球新報社は14日からの3日間、共同通信社と合同で県内有権者を対象に電話世論調査を実施した。その結果に本紙の取材を加味して情勢を探ると、沖縄選挙区(改選数1)は社大党委員長で現職の糸数慶子氏(65)=生活、共産、社民、みどり推薦=が先行し、自民党新人の安里政晃氏(45)=公明推薦=が激しく追い上げる展開が続いている。ただ、3割強が投票する人をまだ決めていないと回答しており、最終盤に向けてこれら浮動票の動向が当落に影響しそうだ。
無所属新人の新島メリー氏(67)と幸福実現党新人の金城竜郎氏(49)は支持が広がっていない。
参院選への関心度は「大いにある」が31・6%、「少しはある」が42・8%。計74・4%が関心を示しており、2010年の前回参院選の同時期調査の75・8%とほぼ横ばい。関心が「あまりない」(20・3%)、「全くない」(4・6%)は合わせて24・9%だった。
沖縄選挙区で投票する人を「決めている」のは45・4%、「だいたい決めている」の18・9%と合わせて64・3%が既に投票行動を決めている。前回調査より9ポイント高い。「まだ決めていない」は33・7%だった。
糸数氏は中部や先島で優位に戦いを進め、南部でも先行。社民、共産支持者の8割以上、民主支持者の6割をまとめる。安里氏は那覇や北部で支持を伸ばし、自民、公明支持者の7割を固めている。
比例代表でどの候補や政党に投票するかを「決めている」のは34・8%、「だいたい決めている」が14・2%で49・0%が投票先を決定。「まだ決めていない」は46・6%、「分からない・無回答」が4・3%だった。
<調査の方法>
14〜16日の3日間、全国の有権者を対象に、コンピューターで無作為に電話番号を発生させて電話をかけるRDD(ランダム・デジット・ダイヤリング)法で実施した。電話帳に番号を載せていない人も調査が可能で、性別、年代別など有権者の縮図に合わせた精度の高い調査ができる。
無作為に発生させた番号のうち、実際に有権者がいる世帯にかかったのは5万7153件で、このうち4万4335人から回答を得た。県内では836人が回答した。
(琉球新報)
2597
:
チバQ
:2013/07/17(水) 23:42:21
http://senkyo.mainichi.jp/news/20130717ddn041010009000c.html
攻防の現場:’13参院選 離党後も民主頼み 実動は連合、代表応援も
毎日新聞 2013年07月17日 大阪朝刊
民主を離党した無所属候補の応援演説をする海江田万里代表=岡山市北区で2013年7月14日午後5時1分、前本麻有撮影
民主党の看板に見切りをつけた候補の目立つ今回の参院選。香川選挙区では現職が、岡山選挙区では昨年末に落選した前衆院議員が、民主党を離党して無所属で出馬した。党派色を薄めて幅広く支持を得ようという戦法だが、選挙の実動部隊は連合など以前からの親民主組織に頼らざるを得なくなっている。【広沢まゆみ、久保聡、前本麻有】
13日昼、香川選挙区の無所属現職、植松恵美子氏(45)は高松市中心部の商店街で握手をして回った。子供にも「お父さん、お母さんに伝えてね」と手を差し出す。名付けて「1万人握手大作戦」。民主公認で初当選した2007年参院選ではやらなかったことだ。
香川では、連合香川が仲介して民主、社民両県連が国政選挙で共闘してきた。植松氏の離党を受けて、民主は推薦を見送り、個人の自主的支援は妨げない方針を決定。県議会第2党(6議席)で一定の勢力を持つ社民は自主投票にした。
「反自民・非共産」で共闘できないか。植松氏は、昨年の衆院選で県内で自民党に次ぐ比例票を集めた日本維新の会の国会議員に水面下で支援を依頼した。しかし、維新側の承諾は得られず、組織的支援はなかった。植松氏の陣営関係者は「候補を出さないことが最大限の支援だ」と言う。
こうした中、植松氏の個人演説会やポスター貼りなどで動員をかけているのは連合香川だ。11日、小豆島であった演説会でも、地元議員らに参加者集めや弁士を依頼した。民主の玉木雄一郎・県連代表や小川淳也衆院議員も個人の立場で植松氏への支援を訴えている。
自民党県連幹部は「結局、実態は離党前と何も変わっていない。有権者からは選挙に有利と考えて無所属になったとしか、受け止められていない」と冷ややかだ。
岡山選挙区では、14日にあった無所属新人、高井崇志氏(43)の決起集会で、民主の海江田万里代表が応援演説に立った。高井氏が無所属での出馬を決めた後、海江田氏は「公認並みに支援する」と表明。自ら再三岡山入りし、江田五月・党最高顧問も高井氏とともに県内を回っている。
一方で陣営が期待するのは維新支持層の取り込みだ。県北部に強固な地盤を持つ維新の国会議員団代表、平沼赳夫衆院議員(岡山3区)は、高井氏の事務所開きに「心からエールを送ります」とメッセージを寄せた。決起大会には維新の石関貴史衆院議員も駆け付けた。
自民の候補は昨秋まで知事を4期務め、知名度抜群の石井正弘氏(67)だ。関係者によると、平沼氏は知事選で石井氏を全面支援したが、昨年の衆院選で石井氏は対立候補の自民の阿部俊子衆院議員を支援。平沼氏が激怒した経緯がある。とはいえ、平沼後援会幹部は「民主の支援を受けている高井氏は応援できない」と断言する。石関氏は旧郵政省の同僚だった関係で、平沼氏の了解を得て応援に入った。
結局、高井氏の選挙戦は民主が支え、「野党共闘」は不透明なまま終盤戦を迎える。
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◇香川(改選数1)
三宅伸吾 51 [元]日経記者 自新=[公]
中西利恵 50 建設会社経営 諸新
植松恵美子 45 温浴施設経営 (1)無現
田辺健一 32 党県常任委員 共新
(届け出順)
◇岡山(改選数1)
安原園枝 51 幸福実現党員 諸新
石井正弘 67 [元]知事 自新=[公]
高井崇志 43 [元]衆院議員 無新=[民][社][風]
垣内京美 46 党県女性部長 共新
(届け出順)
2598
:
チバQ
:2013/07/17(水) 23:46:44
http://senkyo.mainichi.jp/news/20130717k0000e040200000c.html
NHK:女性グループが参院選候補応援 出演番組差し替え
毎日新聞 2013年07月17日 11時27分
女性音楽グループ「E−girls」のメンバー4人が参院選比例代表候補のブログなどに登場して候補者を応援したとして、NHKが、4人が出演するEテレの番組「青山ワンセグ開発」の内容を変更したことが17日、分かった。NHK広報部は「選挙期間中は、出演者について報道機関として政治的公平性に疑念を持たれないよう配慮した」と話している。
NHKによると、4人が選挙ポスターを持って候補者と並んだ写真が掲載されたことが判明したため、19日午前0時半から放送する予定を別の番組に差し替えた。番組は選挙後の26日に放送する。【土屋渓】
2599
:
チバQ
:2013/07/17(水) 23:47:52
http://senkyo.mainichi.jp/news/20130717ddlk03010041000c.html
’13参院選・岩手:最終盤戦、全力で 追い込み図る各候補 /岩手
毎日新聞 2013年07月17日 地方版
参院選は21日の投票日に向けて最終盤の戦いに入った。岩手選挙区(改選数1)の各候補は、有権者が多い市町村や浸透の弱い地域を回ったり、党幹部の来県を受けて支持を訴えたりし、最後4日間の追い込みを図る。【金寿英、安藤いく子、浅野孝仁】
無所属現職の平野達男氏(59)は公示後に県内を2巡。15日までの3連休には沿岸の仮設団地100カ所以上で復興への熱意を訴えた。佐々木一栄選対本部長は「残り時間、内陸を中心に政策を訴える」と力を込める。
共産党新人の菊池幸夫氏(54)は今後、有権者が多い盛岡、花巻、北上、奥州、一関の5市を重点に遊説する。長沼洋一選対部長は「選挙カーで回れない場所も党員が政策を訴えている。力を結集して乗り切る」と話す。
党幹部らを連日投入する自民新人の田中真一氏(46)は18日から再度、安倍晋三首相、石破茂幹事長、小泉進次郎青年局長の支援を受ける。千葉伝県連幹事長は「党本部がここまで力を入れている。何としても勝つ」。
党衆院議員がいる岩手1、3区を重点に票の掘り起こしを狙うのは民主党新人の吉田晴美氏(41)。細野豪志党幹事長の応援を要請しており、軽石義則選対幹事長代行は「残された時間で全てやり尽くす」と話した。
新人の関根敏伸氏(57)を擁立した生活の党の小沢一郎代表は18日、全県10カ所の街頭演説を予定。激戦だった12年前の最終日9カ所を上回るテコ入れ。佐々木順一党県連幹事長は「あらゆる戦術を駆使する」と述べた。
2600
:
チバQ
:2013/07/17(水) 23:54:01
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/yamagata/news/20130716-OYT8T01567.htm
[参院選]大沼氏、舟山氏 争い互角
読売新聞社は、14日から16日にかけて実施した全国世論調査と取材結果をもとに、参院選山形選挙区(改選定数1)の終盤情勢を探った。自民党の大沼瑞穂氏がみどりの風の舟山康江氏の追い上げを受け、互角の争いを展開している。2割以上の有権者が投票先を明らかにしておらず、予断を許さない状況となった。
大沼氏は自民支持層と公明支持層の7割弱に浸透するが、無党派層の支持が2割弱と伸び悩んでいる。年代別では、70歳以上の4割超を固め、20、30歳代の支持も序盤調査時より目減りしたが依然厚い。職業別では、商工自営の5割以上を固めた。都市規模別では、町村部で支持を広げている。
舟山氏は支援を受ける民主支持層の7割に浸透。みどりの風、社民支持層もほぼ固め、無党派層の4割に食い込んでいる。職業別では、農林水産業の4割、専業主婦の3割を固めた。給与所得者でも大沼氏との差を詰めている。年代別では、50、60歳代の4割近くから支持を受ける。
衆院の選挙区別でみると、序盤調査で大沼氏が圧倒した1区で舟山氏が猛追。2区は大沼氏が舟山氏を上回るが、3区では横一線の激戦となっている。
太田氏は、共産支持層の大半を固めたが、広がりに欠ける。城取氏は苦戦を強いられている。
◇
比例選の投票先では、自民が4割の支持を得て大きくリードする。民主が1割強で続き、以下、公明、維新、みんな、共産、みどり、社民などとなっている。無党派層は、自民、民主がそれぞれ1割強で並び、維新も1割を上回る支持を集めている。
(2013年7月17日 読売新聞)
2601
:
チバQ
:2013/07/17(水) 23:56:36
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/kanagawa/news/20130716-OYT8T01495.htm
[参院選]自民・島村氏リード保つ
. 読売新聞社が14〜16日に行った参院選(21日投開票)の終盤情勢調査によると、神奈川選挙区(改選定数4)では、自民党の島村大氏が依然として優位に戦いを進めている。残り3議席を巡り、みんなの党の松沢成文氏、公明党の佐々木さやか氏、民主党の牧山弘恵氏に加え、共産党の畑野君枝氏、日本維新の会の水戸将史氏が激しく争っている。ただ、有権者の約3割が投票先を明らかにしておらず、情勢は変わる可能性もある。
島村氏は、自民支持層の6割以上を固め、無党派層からも一定の支持を得ている。党県連は、同選挙区で過去最高の約129万票を獲得した2001年選挙並みの得票を目標に掲げているが、終盤戦での組織の緩みに警戒感を強めている。
前知事で知名度の高い松沢氏は、無党派層の支持で引き続きトップ。年齢層では20歳代からの支持が目立った。みんな支持層の8割以上を固め、同じ第3極の維新の会や衆院議員時代に所属していた民主党の支持層にも食い込んでいる。
佐々木氏は、公明支持層の9割近くを固めた。支持者が重視する政策は「社会保障」「東日本大震災の復興」の割合が高かった。
牧山氏は、民主支持層の6割以上を固めた。年齢層では70歳以上、職業別では「学生」「無職」からの支持が目立ったが、頼みの無党派層への浸透に苦労している。党は幹部や閣僚経験者を投入し、終盤戦でのてこ入れを強化する予定だ。
畑野氏は、共産支持層の9割以上を手堅く固め、政権に批判的な人たちからの支持を松沢、牧山両氏と奪い合っている。党は最重点区の一つとして、追い上げを図り、15年ぶりの議席獲得を実現したい考えだ。
水戸氏は、維新の会支持層の6割以上を固めたが、党への逆風のため、女性票の獲得が引き続き、課題になっている。
みどりの風の露木順一氏、社民党の木村栄子氏は、ともに支持層の大半を固めたが、無党派層の支持が伸び悩んでいる。無所属の森下正勝氏、幸福実現党の及川幸久氏、維新政党・新風の溝口敏盛氏への支持は一部にとどまっている。
(2013年7月17日 読売新聞)
2602
:
チバQ
:2013/07/17(水) 23:58:34
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/kyoto/news/20130716-OYT8T01473.htm
参院選終盤情勢 2議席目は接戦
. 7候補が争う参院選京都選挙区(改選定数2)。読売新聞社が14〜16日に行った世論調査と、これまでの取材を基に終盤情勢を探ったところ、自民党現職・西田昌司氏が序盤調査(4、5日)からのリードを維持し、残る1議席を巡って民主党・北神圭朗氏、共産党・倉林明子氏、日本維新の会・山内成介氏の3新人が競り合っている。ただ投票先を明らかにしていない有権者も2割強に上り、情勢はまだ混沌(こんとん)としている。
◆選挙区
西田氏は、安倍内閣の高い支持率を追い風に、幅広い年代、地域から支持を得ている。職業別では、特にサラリーマン、商工自営業者の支持が4割超と厚い。北神氏は、衆院議員時代に地盤とした右京、西京両区などのほか、府南部で浸透。序盤と比べ、公明支持層の一部も取り込みつつある。
倉林氏は、無党派層の取り込みでやや苦戦しているものの、安倍内閣に批判的な層からの支持が7候補で最も高く、女性への浸透でも西田氏に次ぐ。序盤はやや劣勢だった山内氏は、無党派層への支持拡大で着実に追い上げている。年代別では30〜40歳代の支持で北神、倉林両氏を上回った。
みんなの党新人・木下陽子氏は、連日のように党幹部の来援を受けて支持固めを図るが、序盤から大きな伸びが見られず、無党派層の取り込みに活路を探る。諸派の幸福実現党新人・曽我周作氏、諸派新人・新藤伸夫氏も、街頭などでの訴えに力を入れている。
◆政党支持率など
政党支持率は自民党が39%と、序盤調査(40%)からのトップを維持。序盤は7%で3位だった民主党が3ポイントアップの10%として2位に浮上した。以下、共産党8%(序盤8%)、日本維新の会6%(同5%)、公明党4%(同6%)、みんなの党2%(同2%)と続く。「支持政党なし」とした無党派層は21%(同21%)と変化なかった。
安倍内閣の支持率は、序盤と同じ58%。「支持しない」は26%、「答えない」は16%だった。
一方、「投票に必ず行く」とした人は62%と、序盤調査から5ポイントのダウン。参院選への関心も、「大いにある」と答えた人が序盤から3ポイントダウンの34%となり、有権者の間で必ずしも選挙ムードが高まっていないことがうかがえる。
投票するときに最も重視する政策では、序盤調査と同様、「景気や雇用」の33%、「社会保障」の21%、「消費税など税制改革」の15%がトップ3を占めた。
(2013年7月17日 読売新聞)
2603
:
チバQ
:2013/07/18(木) 00:01:19
http://www.kahoku.co.jp/news/2013/07/20130717t11020.htm
参院選宮城 岡崎氏、和田氏激しく競る 愛知氏首位揺るがず
参院選(21日投票)の宮城選挙区(改選数2)で、河北新報社は14〜16の3日間、電話による世論調査を実施し、本社取材網の分析を加えて終盤情勢を探った。自民党現職の愛知治郎氏(44)=公明推薦=がトップ当選へ盤石の態勢。2議席目をめぐり、民主党現職の岡崎トミ子氏(69)とみんなの党新人の和田政宗氏(38)が激しく競っている。回答者の3割以上が投票先を決めておらず、流動的な要素が残っている。
愛知氏は自民支持層の7割強、公明支持層の5割をまとめた。維新支持層の3割弱、無党派層の2割強も取り込む。
全世代で優位に立つ。商工自営業の7割を引き付けるなど業種を問わず支持が厚い。県内全域で満遍なく浸透しており、県南部や東部では他候補を大きく引き離す。
岡崎氏は民主支持層の7割弱を固め、社民支持層の4割超をまとめた。過去の選挙で強みだった無党派層の支持は伸びず、2割に届いていない。
40、50代と70代以上で愛知氏に次いで浸透。農林漁業や自由業で比較的支持が厚い。仙台市西部や南部、県東部、県北部で愛知氏を追っている。
和田氏はみんな支持層の8割強を固めた。維新や生活両支持層の3割強を引き付けるほか、社民支持層の2割超にも食い込んでいる。
20、30代と60代で愛知氏に次ぐ支持がある。現業職や管理職で支持が厚めだ。仙台市東部や北部、県南部で愛知氏に続いている。2議席目の争いは最終盤までもつれ込みそうだ。
共産党新人の岩渕彩子氏(30)は共産支持層の7割をまとめた。地盤の仙台市で一定程度食い込むが、広がりを欠く。
幸福実現党新人の皀智子氏(41)は苦しい。
2013年07月17日水曜日
2604
:
チバQ
:2013/07/18(木) 23:19:08
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/130718/elc13071822070039-n1.htm
【参院選2013 岩手】
「小沢王国」攻防、党首被災地入りも「被災者置き去り」冷めた声
2013.7.18 22:06 (1/2ページ)[参院選2013]
街頭演説する小沢一郎・生活代表=18日、盛岡市内
参院選投開票まであと3日と迫った18日、自民党総裁の安倍晋三首相(58)と生活の党の小沢一郎代表(71)が岩手県内の被災地に入った。岩手選挙区は小沢氏が長年影響力を誇示してきた「小沢王国」だったが、小沢氏の威光は陰りを見せており、自民は議席奪還に向け、首相自らが乗り込んだ。過去最多の6人が1議席を争う混戦模様で選挙戦は過熱する一方だが、復興を一票に託す有権者からは「被災地が置き去りにされている」と冷めた声も漏れていた。
東日本大震災で津波被害を受けた岩手県沿岸部の宮古市。未明から降り出した雨の中、小沢氏は午前8時すぎからJR宮古駅前に立ち、支持を訴えた。だが、小沢氏の口から「復興」の具体策が語られることはなく、小沢氏を長年支持してきた酒店店主、三上正一さん(64)は「復興について話しても票にならないのかな」とつぶやいた。
被災地では集団移転に伴う用地買収など課題が山積している。市内の仮設住宅で暮らす会社員、鈴木長星(ちょうせい)さん(59)は「政治の力で復興を優先してもらいたいが、希望する高台移転もなかなか進まない」と嘆く。別の仮設住宅に住む漁師の畠山俊雄さん(59)は「政治家は本当に私たちのことを考えているのだろうか」と話した。
生活は新人、関根敏伸氏(57)を擁立したが、「選挙の小沢」と言われた“神通力”も今は昔だ。小沢氏の地元入りは公示後2回目だが、厳しい戦いを強いられている。
昨年の衆院選に小沢氏が所属していた日本未来の党から岩手で出馬した4候補のうち、選挙区で当選したのは小沢氏本人のみだった。古巣の民主党からは新人の吉田晴美氏(41)が出馬。小沢氏とたもとを分かった現職の平野達男氏(59)は民主を離れ、無所属で3選に挑む。かつて小沢氏の下で結束していた勢力が3つに分裂した形だ。こうした構図に「支持者が分散する」(吉田氏陣営幹部)との危機感も強い。
これに対し、新人の田中真一氏(46)を擁立した自民党は「今までは『参加することに意義がある』だったが、小沢票が3つに割れた今回は違う」(田中氏陣営関係者)と鼻息も荒い。平成7年に推薦候補が敗れて以来6連敗中だが、安倍政権の高い支持率を追い風に「王国」の牙城を一気に切り崩す構えだ。
午後1時40分すぎ、仮設店舗で営業している大船渡市の「おおふなと夢商店街」に安倍首相が姿を現し、被災者らと握手を交わした。ただ、鮮魚店を営む上野英明さん(62)は「政党の争いが目立ち、被災地が置き去りにされている印象がある」と選挙戦にいらだちを隠せない。
岩手県内では、公営住宅や民間の賃貸住宅を借り上げる「みなし仮設」を含め6月末現在で、3万6806人が今も仮設住宅で不自由な生活を送っている。同市内の会社員、藤野幸枝さん(53)は「いつまで仮設の状態が続くのか。被災地の景気を立て直してくれる人に一票を投じたい」と話した。
2605
:
チバQ
:2013/07/18(木) 23:20:12
http://sankei.jp.msn.com/west/west_affairs/news/130718/waf13071817450034-n1.htm
【参院選2013 兵庫】
「最後のイス」争奪へ熾烈 2人区で維新VS民主
2013.7.18 17:45 (1/3ページ)[参院選2013]
参院選 各党の予測議席数
世論調査などで与党の優勢が伝えられるなか、野党各党は選挙戦の最終盤、複数区の選挙区に力点を置く。長年にわたり、自民、民主の両党が議席を分け合ってきた兵庫、福岡の両選挙区でも「最後の1議席」を狙った激しい争いが繰り広げられている。
維新“本丸”の隣り…兵庫
兵庫選挙区(改選数2)は自民、民主が過去4回にわたり議席を分け合ってきたが、維新新人の清水貴之氏(39)は「政権交代で失敗した政党と、日本を借金まみれにしてきた政党が議席をとり続けている」と対抗心むき出しだ。
清水氏は神戸、阪神間の無党派層を中心に支持を伸ばし、民主現職の辻泰弘氏(57)と激しくせりあう。維新は本部を置く大阪の隣県とあって、何としても選挙区での議席が欲しいところ。18日には共同代表の橋下徹大阪市長が2度目、幹事長の松井一郎大阪府知事が3度目の兵庫入りで追い込みをかける。
これに対し、3期目を目指す辻氏は支持母体の連合や県医師会などの組織を生かした票固めを進めるが、陣営は「思うように無党派層への支持が広がらない」と気をもむ。陣営関係者は「街頭演説の移動中に候補が有権者に直接電話をかけている。それだけ厳しい選挙戦だ」と打ち明ける。
一方、もう一人の現職、自民の鴻池祥肇氏(72)の陣営は追い風ムード。「野党が浮動票を食い合いしている状況だ」(自民県連幹部)と自信を深めている。
このほか、兵庫選挙区では幸福の湊侑子氏(30)、諸派の松本なみほ氏(39)、みんなの下村英里子氏(30)、共産の金田峰生氏(47)の新人4人も支持拡大を目指している。
共産が猛追…福岡
福岡選挙区(改選数2)も過去4回にわたり、自民と民主が議席を分け合ってきた。今回は自民現職、松山政司氏(54)に、5新人が挑む構図だ。民主陣営の関係者は「逆風もあったが、維新とみんなの選挙協力が解消され第三極の票が割れる。当初は、2議席目には滑り込めるという楽観論もあった」と打ち明ける。
民主は現職がいるにもかかわらず、あえて公募で新人を選んで選挙戦に臨んだが現実はシビアだ。
「横一線で本当に厳しい。このままだと、共産党に議席をとられてしまう」。民主新人の野田国義氏(55)の個人演説会で訴える選対本部長の大久保勉参院議員の声は悲壮感すら漂っていた。
一方、東京都議選で議席を倍増させた共産は勢いに乗る。共産新人の真島省三氏(50)の陣営は「自共対決」を猛烈にアピールして、反自民票の取り込みを狙う。11日には志位和夫委員長、市田忠義書記局長ら最高幹部を次々と福岡入りさせる力の入れようだ。
追撃をかわそうと、民主は海江田万里代表が2度にわたり福岡入り。15日には、みやま市の公民館で開かれた演説会に駆けつけ、政権批判を展開。「安倍さんは『アベノミクス』という笛を吹いて、危ない行き先に国民を連れて行っている」と絶叫した。
維新新人、吉田俊之氏(57)の陣営も、党本部に橋下徹共同代表の応援を要請したが実現は難しそう。陣営は「九州まで手が回らないのではないか」とあきらめ顔だ。このほか、みんな新人、古賀輝生氏(49)も存在感を示そうと躍起。幸福新人の吉冨和枝氏(54)も支持を呼びかけている。
2606
:
チバQ
:2013/07/18(木) 23:22:24
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/130718/elc13071817330035-n1.htm
議席死守へ相次ぎ、大物投入
2013.7.18 17:32 [参院選2013]
過去4回にわたり、自民と民主が議席を分け合ってきた福岡選挙区(改選数2)。自民現職、松山政司氏(54)に、5新人が挑む構図だ。民主陣営の関係者は「逆風もあったが、維新とみんなの選挙協力が解消され第三極の票が割れる。当初は2議席目には滑り込めるという楽観論もあった」と打ち明ける。
民主は現職がいるにもかかわらず、あえて公募で新人を選んで選挙戦に臨んだが現実はシビアだ。
「横一線で本当に厳しい。このままだと、共産党に議席をとられてしまう」。民主新人の野田国義氏(55)の個人演説会で訴える選対本部長の大久保勉参院議員の声は悲壮感すら漂っていた。
一方、東京都議選で議席を倍増させた共産は勢いに乗る。共産新人の真島省三氏(50)の陣営は「自共対決」を猛烈にアピールして、反自民票の取り込みを狙う。11日には志位和夫委員長、市田忠義書記局長ら最高幹部を次々と福岡入りさせる力の入れようだ。
追撃をかわそうと、民主は海江田万里代表が2度にわたり福岡入り。15日には、みやま市の公民館で開かれた演説会に駆けつけ、政権批判を展開。「安倍さんは『アベノミクス』という笛を吹いて、危ない行き先に国民を連れて行っている」と絶叫した。
維新新人、吉田俊之氏(57)の陣営も、党本部に橋下徹共同代表の応援を要請したが実現は難しそう。陣営は「九州まで手が回らないのではないか」とあきらめ顔だ。このほか、みんな新人、古賀輝生氏(49)も存在感を示そうと躍起。幸福新人の吉冨和枝氏(54)も支持を呼びかけている。
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:
チバQ
:2013/07/18(木) 23:26:07
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/130717/elc13071711070027-n1.htm
【参院選】
終盤情勢 北海道・東北 岩手 平野氏、田中氏競る
2013.7.17 11:02 (1/4ページ)[参院選2013]
≪北海道≫
自民伊達が経済団体に加えて、一部の農業団体からも支持を取り付けて大きくリードしている。伊達の後を追うのが民主小川。小川は党の退潮傾向が続くなか、組織の引き締めを図り、支持層を固めた。“民主王国”といわれた北海道での議席死守を目指す。
現職2人を大地浅野、共産森、みんな安住が追う展開。浅野は道内をくまなく回るも出遅れが響いている。反原発、反TPPを訴える森は一定の浸透はみられるが厳しい戦い。安住も浮動票を中心に支持拡大を目指すが、現職2人との差はなかなか縮まらない。
≪青森≫
強固な組織戦を展開している自民滝沢が大きくリードしている。「自民回帰」が鮮明となっている企業・団体のほか、農業団体の一部にも食い込むなど盤石の態勢を構築。“楽観ムード”も流れるなか、陣営の引き締めを図っている。
議席死守を目指す生活平山、みんな波多野、無所属工藤はそれぞれ非自民の受け皿を強調しているが、支持が分散し、広がりを欠いている。
≪岩手≫
前復興相の実績を強調する無所属平野と、政権による復興の加速化を主張する自民田中が激しく競り合う。知名度が高い平野に対して、田中は党幹部が相次いで選挙区入りし、支持拡大を図る。
生活関根は小沢一郎代表らの支援を受けて懸命に追い上げる。民主吉田は、県議が離反して平野支援に回るなど伸び悩む。共産菊池は苦しい戦い。幸福高橋は支持の広がりに欠ける。
≪宮城≫
自民愛知は自民支持層に加えて、幅広い層から支持を得て安定している。着実に地盤を固め、公明の支援も受けて初のトップ当選を目指す。
残る1議席を民主岡崎とみんな和田が争うが、知名度に勝る岡崎が先行している。岡崎は擁立を見送った社民支持層のほか、女性を中心に幅広い年代の支持を集めている。
和田は街頭演説中心の戦術で、若い年代や選挙協力を解消した維新の支持層にも浸透。無党派層への支持がどこまで広がるか。共産岩渕は支持の拡大に懸命になっている。
2608
:
チバQ
:2013/07/18(木) 23:27:01
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/130717/elc13071711150028-n1.htm
【参院選】
終盤情勢・関東 東京、自民2議席射程 無所属の山本と民主の鈴木寛が激しい争い
2013.7.17 11:08 (1/7ページ)[関東]
≪東京≫
5議席を20人が争う激戦区。自民、公明、共産の4人が優位に立ち、東京都議選の勢いが続いている。
自民は元アナウンサーで知名度の高い丸川が無党派層にも浸透して優位に。比例から転身した武見も医師会など支援団体を軸に幅広い世代の支持を固め、27年ぶりに2議席獲得が射程に入った。公明の山口も組織をまとめ盤石な態勢。
6月の都議選で非自民の受け皿となり躍進した共産も勢いを維持。30歳と若い吉良は、若者の雇用問題などを訴え、政権への批判票も取り込み、無党派層にも支持を広げている。
先行する4人を激しく追うのが、無所属の山本と民主の鈴木寛。俳優の山本は反原発を訴え支持を広げる。鈴木は民主候補一本化により民主支持層の大半を固めた。維新の小倉、みんなの桐島は知名度を生かし切れず、民主公認を取り消された無所属大河原も支持が広がらない。ただ、投票先を決めていない有権者が5割を超えており、その動向も情勢を左右しそうだ。
≪茨城≫
自民新人の上月が大きくリードし、現新5人が追う構図は変わらない。民主現職の藤田は、議席を死守すべく支持団体の連合茨城の組織票固めに懸命。第三極の台頭に危機感を募らせ、党幹部や閣僚経験者が続々応援に駆け付けている。みんな新人の石原は、若者を中心とした浮動票を取り込み猛追する。衆院選で比例代表の得票が自民に次いだ維新の新人石井は、「茨城都民」が多い県南地域を中心に攻勢を強める。共産小林と幸福中村の新人2人は支持層を固めるが、広がりに欠ける。
≪栃木≫
自民新人の高橋が、県内くまなく張り巡らせた後援会と業界団体の組織力で着実に支持を広げ、他の4人をリードしている。自民支持層の8割程度を固め、公明支持層の半数以上に浸透している。3選を目指す民主谷は逆風が厳しく、地盤の宇都宮でも優位に立てていない。みんな沖は、落下傘ながら若さをアピール。ただ、渡辺喜美代表のおひざ元にもかかわらず無党派層への浸透が鈍い。
≪群馬≫
4選を目指す自民山本の圧倒的優位は変わらないまま。強固な組織力を生かした戦いは盤石で、自民支持層の9割を固めたほか、無党派層の半数程度を取り込んだ。
民主新人の加賀谷は3児の母として母親世代や若年層への浸透を図るが、固めたのは民主支持層の6割程度で、無党派層でも山本に水をあけられている。共産新人の店橋は固定支持層以外への食い込みを狙う。
2609
:
チバQ
:2013/07/18(木) 23:27:21
≪埼玉≫
自民古川が他候補を大きく引き離している。残る2議席を公明矢倉、みんな行田、民主山根、共産伊藤の4人が争っているが、矢倉と行田がやや優勢。
古川は県内をくまなく回り自民支持層の大半を固め、無党派層にも広く浸透している。矢倉は公明支持層をほぼまとめ、自民衆院議員らが積極的に街頭で自公の協力関係をアピールし、知名度を上げてきた。
みんな支持層の7割を固めた行田は無党派層にも支持を広げている。逆風が続く山根は、連合など従来の支援団体固めに奔走。政権への批判票の受け皿としての存在感が高まる共産は、伊藤が3議席目への食い込みを狙う。社民川上、幸福谷井、諸派宮永は苦しい戦い。
千葉、自民2人目は横一線 神奈川民主苦戦
≪千葉≫
再選を目指し、今年初めから本格的な選挙準備に取りかかった自民石井が、業界団体などを盤石に固めて独走。6年前にトップ当選を果たした民主長浜は野田佳彦前首相や連合に加え、社民の支援を得て逃げ切りを図る。
3議席目をめぐっては、いずれも新人の自民豊田、みんな寺田、共産寺尾が三つどもえの争い。公明の支援を受ける豊田が元八千代市長の実績などをアピールして先行しているが、知名度不足が弱点。寺田は民主や維新の支持層への浸透を図り、寺尾は無党派層への支持の拡大を目指す。
県議経験のある維新花崎、生活太田は全県での支持が広がっていない。幸福松島と諸派渡辺は苦戦を強いられている。
≪神奈川≫
改選数が1増えて4となったが、各党とも複数擁立を避けた。こうした中、大きくリードしているのが自民新人の島村。地方議員や団体による組織戦も展開し、県内全域で浸透している。
元知事で高い知名度を誇るみんな新人の松沢と公明新人の佐々木も安定した戦いを見せる。松沢は県内をくまなく回り、無党派層への浸透を図る。佐々木は、引退する松あきら副代表の後継として公明支持層を手堅くまとめた。
返り咲きを狙う共産元職の畑野と、議席死守を目指す民主現職の牧山が残る1議席をめぐり激しく競り合う。畑野は支持層を固め、無党派層の獲得にも注力。牧山は連合神奈川の支援などで支持拡大を図るが、無党派層で後れを取っている。
維新現職の水戸は広がりがみられず、みどり新人の露木、社民新人の木村らは厳しい戦い。(敬称略)
2610
:
チバQ
:2013/07/18(木) 23:27:53
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/130717/elc13071711200029-n1.htm
終盤情勢 北陸・甲信越 石川 一川元防衛相伸び悩み
2013.7.17 11:18 (1/3ページ)[参院選2013]
≪新潟≫
自民塚田は公明のほか、JAや県医師会など多くの推薦も得て、先行する。「優勢と伝えられ、組織の動きが鈍い」と陣営からぼやきも。
塚田を追う民主風間には連日、党幹部が応援に入る。連合新潟の支援も受け、地盤の上越だけでなく、中下越での浸透に躍起だ。生活森は組織のない分を高い知名度でカバー。「選挙上手」の評判もあり、女性票も集める。
維新米山は「逆風は底を打った」(同陣営)が伸び悩む。共産西沢、社民渡辺は支持が広がらない。幸福生越、無所属安久は独自の戦い。
≪富山≫
氷見市長を4期務めた自民堂故が支持層を着実に固め、公明の支援を受けるなどして優位に戦いを進めている。業界団体などの組織力も生かし、地盤の県西部以外でも支持を広げており、他候補を圧倒する勢い。共産高橋は、民主が候補擁立を断念したことを受け、政権批判票の受け皿となることを目指しているが、無党派層への浸透が課題。幸福吉田、無所属西江も支持拡大を図っている。
≪石川≫
自民山田を民主一川が追う展開。山田は自民支持層の大半を固めたほか、公明の推薦も得て安定した戦いぶり。農業団体などの支援も得ており、無党派層にも幅広く浸透している。
一川は防衛相などを務めた実績と知名度をもとに、安倍政権への批判票などの取り込みに全力を挙げている。共産亀田は反自民の受け皿として、無党派層の支持拡大を図る。幸福宮元らも地道な活動を続けている。
≪福井≫
自民滝波が厚い保守地盤をもとに、序盤からのリードを守っている。当初は知名度不足が懸念されたが、約500の団体から推薦などを得て、自民や維新などの支持層に浸透。公明支持層もほぼ固めた。
民主藤野は中小企業支援などを訴え浸透を図るが、支持は限定的で、広がりはみられない。共産山田は、脱原発などで無党派層の取り込みを狙う。幸福白川も支持拡大を図る。
≪山梨≫
自民の新人森屋が先行し、みんなの現職米長と無所属の新人坂口が追う展開。森屋は県内各地の支援組織を引き締め、自民支持層の7割を固めた。
米長はみんな支持層の多数に浸透。維新や離党した民主の支持層への食い込みを図る。民主が推薦にとどめた坂口は、輿石東参院議員会長が全力支援するが、無党派層への浸透が伸び悩んでいる。共産遠藤は支持拡大に全力。
≪長野≫
自民、民主の現職が他を大きくリードしている。6年前は民主羽田に20万票以上引き離された自民吉田だが、今回は政権への追い風に乗り保守層や業界団体などを固めて逆転、トップに立つ。羽田は後援会や連合など組織票に加え、女性や高齢者に支持を訴え追い上げに懸命だが、党の支持率低迷が重くのしかかる。
これに共産唐沢とみんな角が横一線で続く。出馬表明が遅れた角は無党派層への食い込みを図る。無所属神津と幸福味岡は支援者を中心に運動しているが、支持に広がりはない。(敬称略)
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