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第23回参議院議員選挙(2013年)
2557
:
チバQ
:2013/07/15(月) 22:40:58
http://www.nishinippon.co.jp/feature/sanin2013_n/article/26136
TPP参加、脅威は目前 揺れる農家の一票
2013年07月12日(最終更新 2013年07月12日 14時36分)
雲仙市千々石町の棚田に植えた稲の生育を確認する荒木政勝さん
コメ50%減、牛肉53%減、牛乳乳製品や豚肉100%減−。日本が環太平洋連携協定(TPP)に参加した場合の影響額を県が試算したところ、県内の農業生産額は年間369億円減り、牛乳乳製品や豚肉は壊滅的打撃を受けるという。政府は影響の少ない「条件付き参加」を模索しているが、TPPは農家を大きく揺さぶる。
「牛乳は全滅? まさか、そんなことはないとは思うが」。島原市六ツ木町で約50頭の乳牛を飼育する松本良一さん(58)は顔を曇らせた。毎朝午前5時半に牛舎に入り、餌やりやふんの処理、搾乳をする。子牛の世話や牧草の収穫、夕方の搾乳もある。
父の代から島原で酪農を始めた。休みが満足に取れず、きつい仕事だが「おいしい牛乳を飲んでもらいたい」の一心で続けている。何より、牛が好きだ。
長崎産の牛乳は主に飲用。TPPで乳製品にかける関税がなくなれば、安価な外国産が大量に流通する。そうなると、バターやチーズに加工する北海道産の牛乳が飲用に回る可能性がある。北海道の大規模酪農にはコストで太刀打ちできない。「廃業する仲間が出てくるかもしれない」と松本さんは懸念する。
長男良太さん(27)の仕事ぶりが一人前になり、牛舎を大きくし、牛を増やしてやりたい。だが先行きを考えると、投資に二の足を踏む。
TPP参加の是非は参院選の争点の一つ。一票は「日本の農業を真剣に考えてくれる候補」に入れるつもりだ。
■
「どうなるか分からないTPPより、今、地域のために何ができるかを考える方が有意義だ」。雲仙市千々石町でコメやジャガイモ、タマネギを作る荒木政勝さん(29)は強く思う。
日本の棚田百選に選ばれている千々石地区。県内では高級米産地としても知られる。荒木さんは実家の田んぼや畑とは別に、5年ほど前から若手農業者グループで耕作放棄の棚田約1千平方メートルを借りてコメを作り、米粉として出荷している。
この米粉が洋菓子などに使われると、健康ブームにも乗って話題に。引く手あまたの状態で、今年は助成金付きの減反をあえてやめ、米粉用のコメを作り始めた農家もいるほどだ。
荒木さんは「ここにヒントがある」と言う。米粉作りは、農家の高齢化などで失われかねない棚田の景色を残すために始めた。それが売れる産物になり、所得向上につながれば、TPPに対抗できるかもしれない。
政府はコメ、乳製品など5品目を関税撤廃の対象から除外することを探る。荒木さんはこうした動きは参考にせず、人物本位で投票する。
「与党も昨年の衆院選と今ではTPPへの主張が違う。信頼に足るのは政党ではなく人だから」
=2013/07/12付 西日本新聞朝刊=
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