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【捲土重来選挙】2009年次期衆院選スレ その2

1とはずがたり:2009/04/24(金) 14:50:24

前スレhttp://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1146286762/l50
カタコト倉庫の次期衆院選スレ http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/news/2410/1126609657/l50
05衆院選スレ http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1089950050/l50
07参院選スレ http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1089893576/l50
10参院選スレ http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1202752370/l50

2912千葉9区:2009/08/04(火) 21:24:18
http://www.chunichi.co.jp/article/feature/09_sousenkyo/toyama/CK2009080402000196.html
闘いの構図 富山3区 3新人 “綿貫票”争奪戦
2009年8月4日

 国民新党代表の綿貫民輔氏(82)が比例代表北陸信越ブロックへ転出し、前回選で比例復活した自民党の萩山教厳氏(77)が引退。高岡市長を辞した自民党の橘慶一郎氏(48)、民主、社民両党の推薦を受ける元民放アナウンサーで無所属の相本芳彦氏(53)、自民党を離党し県議から転身を図る無所属の柴田巧氏(48)の有力三新人が自民分裂の中、“綿貫票”の争奪戦を展開する。

 綿貫氏は、中選挙区制だった一九六九(昭和四十四)年以来連続十三回の当選を重ね、圧倒的な強さを見せつけてきた。二〇〇五年の郵政選挙では郵政民営化に反対し自民党を離党。国民新党を立ち上げ出馬し、十二万票余りを集めて約二万票差で萩山氏を制した。

 民主、社民両党もそれぞれ候補を立てたが、民主候補は五万票に届かず、社民候補も一万票台にとどまり惨敗した。


 今衆院選に向けた自民党の候補者選考では昨秋、萩山氏と柴田氏、橘氏の父で元職の康太郎氏が公認を申請し混乱。県西部の県議が「第四の候補」として橘氏の擁立を進めていた今年一月、柴田氏が離党し無所属で立候補することを表明した。

 民主党は同月、相本氏の擁立を決定。野党共闘を進めたい小沢一郎前代表の意向で民主、社民の両党統一候補として無所属で出馬することになった。

 橘氏は四月に出馬会見。市議会六月定例会の閉会後、市長を辞職した。

 相本陣営は投票率の上昇も見越し「十五万票」を目標に設定。橘、柴田両陣営は「目標はまだ決められない」としている。

 圧倒的な集票力を誇ってきた綿貫氏は小選挙区に「ノータッチ」の姿勢を貫いているため、同氏や支持者に対する各陣営の取り込み合戦がさらに過熱しそうだ。

 このほか富山3区では、新人一人が出馬を予定する。

2913千葉9区:2009/08/04(火) 21:26:45
http://www.chugoku-np.co.jp/senkyo/syuin/09/News/yamaguchi/Sy09072501.html
夏決戦 やまぐち'09衆院選 【1区】 '09/7/25

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 政権をかけた衆院選が8月18日公示、30日投開票に決まり、山口県内でも前哨戦が本格化している。四つの選挙区では、自民党と民主党を軸に激しい戦いが予想される。「保守王国」と言われてきた県の選挙区情勢を報告する。(敬称略)

 ▽逆風下で前職に警戒感 3新人も精力的に訴え

 6月27日午後。県商工会議所青年部連合会が年1回開く会員大会の会場となった県総合保健会館(山口市)が緊張に包まれた。自民前職の高村がステージ上に姿を見せたからだ。6年連続の出席者男性(36)は「例年は秘書だった。高村さんの危機感が伝わった」と受け止めた。

 過去の衆院選で9回連続当選し、法相、防衛相、外相を歴任してきた高村。閣僚を外れた昨秋から週末ごとに選挙区入りし、支援者や企業へのあいさつ回りを繰り返す。妻や長男夫妻も地道に地域を歩き、支援を訴えてきた。自民県議の一人は「全国的な逆風下で、よく回っている」と明かす。

 高村は「前回は急な選挙だったから歩けなかった。今回は違う」と入念な準備を示唆。「広い選挙区で大暴風が吹いているのは間違いない」と警戒感を隠さない。

 一方、高村に初めて挑戦するのは民主新人の高邑。2007年に立候補を表明した後、あいさつ回りを続ける一方、街頭演説を繰り返し、「政権交代」をアピールしてきた。

 解散を控えていた18日も防府市内での座談会に出席。教育や社会保障重視の姿勢を強調し「無駄遣いをやめて、困っている人にあげよう」と訴えた。

 父が防府市、自身が山口市で育ち、地域とのつながりはある。自民県議の間では「自民支持の家に民主のポスターが出るようになった」「自民党への逆風もある。今回は引き締めないといけない」との警戒感が広がる。

 党の支持基盤である連合山口を軸にした活動とともに、自転車で市街地を回るなど、無党派層へのアピールに力を入れる。高邑は「高村さんも今までに行かない所まで回っている。最後は本気度」と自らを鼓舞する。

 共産は、07年の参院選にも出た新人の吉田を擁立した。比例中国の議席獲得も目標に掲げ、党の候補者がいない2、3区でも精力的に活動する。

 マツダ防府工場(防府市)をはじめ、県内で相次いだ非正規労働者の雇い止めも争点にする方針。「これまでの自民党のやり方を根本から変えたい」との訴えに力を入れる。

 幸福実現党新人の村田は山口市内に事務所を開設。消費税撤廃などを唱える。

2914千葉9区:2009/08/04(火) 21:27:28
http://www.chugoku-np.co.jp/senkyo/syuin/09/News/yamaguchi/Sy09072601.html
夏決戦 やまぐち'09衆院選 【2区】 '09/7/26

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 ▽議席維持へ民主全力 雪辱期す自民に手応え

 「チェンジ日本を実現する」。衆院解散翌日の22日朝。岩国市のJR岩国駅に着いた民主前職の平岡は駅前でマイクを握った。

 5期目を狙う今回の戦いを「真の決戦」と位置づける。第1ラウンドは昨年4月の補選。再び自民新人の山本と相まみえる。平岡は「あの勝利が政権交代への流れをつくった」と言う。

 民主への「追い風」は東京都議選でも鮮明になった。2区内では3月の柳井市での市長選、県議補選で民主系候補が完勝した。

 自民独占だった県内小選挙区。平岡はその一角を2000年、03年の連続当選で崩す。「郵政解散」の05年は588票差で自民新人に敗れたが、比例で復活。補選で雪辱した。

 この10年、週末の度に地元へ戻り、行事や会合を回って支援組織を固めてきた。ミニ集会では福祉・医療政策をはじめ、核軍縮や米軍再編見直しの考えを説く。厚い保守地盤に対し「油断は禁物」と陣営幹部。補選でフル回転した労組も活動を本格化させる。

 対する山本。前首相から要請を受け、内閣官房の要職を辞して臨んだ補選。敗れた翌日から「選挙区内を走り回ってきた」。8月後半の選挙となって活動の時間が延び、「天の助け」と受け止める。

 柳井市で育ち、霞が関で30余年働いた。与党や省庁の人脈を強調する半面、知名度の低さがネックだった。地元を中心に同級生や知人が後援会を結成。この1年余り、各地でミニ集会やあいさつ回りを重ねた。後援会幹部は「種火はまいた」と自信を見せる。

 官僚経験を生かし、独自の「公約集」をまとめた。市街地活性化や道路網整備、米空母艦載機移転に伴う安全対策などを列挙。「地域と日本の再生に取り組む」と訴える。

 ただ、沈静化したかにみえる党内の混乱ぶりに危機感を抱く。解散当日、岩国市であった陣営会議。幹部の自民県議は「厳しい選挙になるが、有権者とのコミュニケーションを深めてきた。浮動票獲得が鍵」とみる。山本は「走り抜く道筋が見えた」と意気込む。

 幸福実現党新人の河井は光市内に事務所を開設。あいさつ回りなどを続け消費税撤廃などを訴える。(敬称略)

2915千葉9区:2009/08/04(火) 21:27:59
http://www.chugoku-np.co.jp/senkyo/syuin/09/News/yamaguchi/Sy09073001.html
夏決戦 やまぐち'09衆院選 【3区】 '09/7/30

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 ▽本人不在で自民引き締め 民主、雪辱へ背水の陣

 内閣のスポークスマンを務める自民前職の河村にとっては「本人不在の選挙」となる。昨年9月の麻生太郎内閣発足以来、地元に帰ってきたのは昨年12月の1日だけ。陣営は、選挙期間中の地元入りはないと想定して準備を進める。

 自民が静岡知事選や東京都議選などの主要地方選挙で敗戦を重ねた中で迎える衆院選。宇部市で17日にあった事務所開きでは、宮本浩一郎後援会宇部連合会会長が「議席は必ずしも安泰ではない。これまで以上の支援を」と呼び掛けた。

 「本人不在」は、文科相を務めた2003年の衆院選でも経験した。得票率は63%で、00年の68%より5ポイント減らした。陣営は警戒を強め、妻隆子(61)が積極的に地域の集会に顔を出し、あいさつ回りをこなす。

 浮動票が多いとみられる都市部の宇部市での取り組みも課題。ある自民県議は「出身地の萩は強固なものがあるが、宇部はどうか。本当に危機感がある」と引き締める。

 河村に2度目の挑戦となる民主新人の三浦は、6万票差で敗れた前回の05年の雪辱を期す。「税金の使い道を変える。政権交代を目指す」。この2年間、ほぼ毎日のように宇部市中心部の同じ場所に立ち、街頭演説を繰り返す。前回は知名度不足に苦しんだが、「今は十分戦えるところまで来た」と言い切る。

 民主の支持基盤である連合山口の支援を得て、宇部、山陽小野田市の企業をきめ細かく回る。国民新の推薦も受け、特定郵便局長などの会合に顔を出す機会も増えたという。党マニフェストにある農家への戸別所得補償などを掲げ、河村の支持層が多い農山間部へも切り込む。

 新人候補が国政選挙で党公認を受けられるのは2回までという民主の方針があり、三浦は「今回がラストチャンス」と自分を追い込む。地方選挙での躍進など民主には追い風が吹いているが、「地道に政策を語り、一政治家としての姿勢を評価してもらいたい」と強調する。

 幸福実現党の津田は9日に宇部市に事務所を構えた。街頭演説に力を入れ、消費税撤廃などを訴える。(敬称略)

2916千葉9区:2009/08/04(火) 21:28:31
http://www.chugoku-np.co.jp/senkyo/syuin/09/News/yamaguchi/Sy09073101.html
夏決戦 やまぐち'09衆院選 【4区】 '09/7/31

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 ▽地元に軸足 元首相危機感民・共 「牙城」崩しに全力

 「この戦い、政治生命がかかっている。美しい国をつくっていく意思はいささかも衰えていない」。自民前職の安倍は27日、下関市内であった事務所開きで語気を強めた。2年前の突然の首相辞任もあらためて謝罪した。

 安倍は2006年9月に首相に就任した。山口県8人目の宰相。地元では長期政権への期待が強かった。だが、年金記録問題が浮上した07年7月の参院選で惨敗し、体調を崩して9月に辞任した。

 地元では落胆、批判の声もあり、安倍は辞任後、下関、長門両市で約300回のミニ集会を開催。辞職の経緯を説明してきた。過去2回の衆院選では各1回しか選挙区に戻らなかったが、今回はできる限り地元に戻り、訴えに力を注ぐ構えだ。

 一方、民主が擁立したのは07年の参院選に立候補した新人戸倉。25日、下関市内で開いたミニ集会では「日本中が政権交代を求めている。山口県でも実現する」と強調した。

 民主は高速道無料化や子ども手当をマニフェストに掲げる。参加者からは「おいしい話ばかりで経済は回るのか」との指摘も。戸倉は「(税は)市民が薄く広く使った方が経済が回る」と理解を求め対話を続ける。

 党の人選が進まず、立候補表明は昨年10月にずれこんだ。地元は周南市で、知名度アップも課題。あいさつ回りやポスター張りを続ける。「下関は安倍元総理のおひざ元。自民党の最後のとりでだが、『変えたい』という声は多い」と力を込める。

 共産は当初、独自候補を出さない方針だったが、民主の人選が難航したのを受け、昨年9月に新人木佐木を擁立した。当時は、秋の解散・総選挙になれば安倍の無投票当選がありうる状況。木佐木は「政権投げ出しの元首相をそのまま通すわけにはいかない」と決意した。

 ミニ集会は千回を超え、街頭演説も繰り返す。増税阻止や憲法改正反対を訴え、支援者層の拡大を図る。

 幸福実現党新人の植松は今月、下関市内に事務所を開き、憲法9条改正などをアピール。新党地球の福祉新人の佐々木も立候補を表明している。(敬称略)

2917千葉9区:2009/08/04(火) 21:29:43
http://www.chugoku-np.co.jp/senkyo/syuin/09/News/shimane/Ss09080401.html
2区自民陣営に衝撃 斐川町長選、党系列町議擁立の伊藤氏敗戦 '09/8/4

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 ▽国民新陣営は「追い風」

 斐川町長選の投開票から一夜明けた3日、自民党系町議が擁立した無所属新人の伊藤繁満氏(62)の敗戦は、島根2区の自民党陣営に衝撃を与え、動揺が広がった。自民党斐川支部は4日に緊急役員会を開いて立て直しを図る。一方、無所属前職勝部勝明氏(69)の勝利を国民新党陣営は「追い風」とみている。

 2日の伊藤陣営の選挙事務所。「町長選の結果を受けて国民新陣営が勢いづくかなという懸念はあります」。斐川支部長を務める岡田征記町議会議長は歯切れ悪くつぶやいた。

 2区は自民党前職竹下亘氏(62)と国民新党前職(比例中国)亀井久興氏(69)らが争う激戦区。竹下氏と伊藤氏の支持者はほぼ重なる。一方、勝部氏の選対には亀井氏支持者が多い。

 自民党関係者の多くは「(伊藤氏の敗戦は)衆院選に影響がある」と口をそろえる。さらに「町長選に自民系町議らの人員を取られて、まったく竹下さんのお願いができなかった」と斐川支部三役の一人は嘆いた。

 町長選で自民系と共産党が事実上連携したことにも自民党員から不満が出た。勝部陣営のある町議は「自民と共産が手を組むなんて自民党の崩壊だ。党員が離れる。私も自民党員だけど、今回は竹下さんを応援する気はない」と言い切った。

 地元選出の自民党の池田一県議と自民系町議の間には亀裂も。池田県議が勝部氏の当選後、選挙事務所で勝部氏と握手し「周りから支援していきたい」と激励したからだ。

 斐川支部は4日に緊急役員会を開き、5日には出雲市の自民党事務所で選対幹部と協議して対策を練る方針。「気持ちを切り替えて、なんとか勝つ方法を考えないといけない」。自民系町議の一人は気を引き締めた。

 一方、国民新党の大畑茂三郎選対幹事長は「選挙への影響はよく分からない」とするが、同党の選対幹部の一人は「勝部陣営に亀井派は多く、亀井さんにとってはいい流れになった」と意気込んだ。

 そのほか、2区からは幸福実現党新人の相浦慎治氏(41)も立候補を予定している。(河野揚、長久豪佑)

【写真説明】勝部氏有利の開票速報を受け、伊藤陣営の事務所で厳しい表情を見せる岡田議長(中央)ら支持者

2919名無しさん:2009/08/04(火) 21:34:19
http://sankei.jp.msn.com/region/kanto/saitama/090804/stm0908042016014-n1.htm

上田知事が公約採点 あの党は…
2009.8.4 20:14

このニュースのトピックス:選挙・埼玉

自民、民主、公明各党のマニフェストについての評価を定例会見で明らかにする埼玉県の上田清司知事=4日午後2時半、埼玉県庁 衆院選に向け各党のマニフェスト(政権公約)が出そろったのを受け、埼玉県の上田清司知事は4日の定例会見で、全国知事会で決めた基準に基づく自民、民主、公明各党の政権公約の評価を明らかにした。評価は地方分権改革への取り組みに絞り、100点満点で点数化されたもので、自民54点、民主49点、公明57点となった。

 評価基準は国の出先機関の廃止や縮小などの「具体策」6項目と、国と地方の協議の場を法制化する「実現の仕組み」のほか、「国家像の明示と分権・自治体の位置づけ」「地方財源の確保」の計9項目。配点は「仕組み」が30点、「財源確保」は減点項目で、残り7項目は各10点。

 上田知事は、自民に対しては、三位一体の改革により削減された地方交付税の復元に「非常に踏み込んだ表現をした」と評価する一方、「国家像が明らかでなかった」と述べた。自民は具体策6項目合計で最高の34点を獲得した。

 民主に対しては、「政権党を意識し、地方分権改革には抑制気味だった」と印象を語った。協議の場の法制化は政権公約に含まれていないが、「鳩山由紀夫代表らが『追加で入れる』と明言したので15点加えた」と解説した。

 公明の高得点は、協議の場の法制化を明示しているだけでなく、この場で地方側が何らかの権限を持つことにも言及しているため、「仕組み」の項目で最高の20点を得たことなどが影響した。

 上田知事は、各党の政権公約共通の印象として、「プロセス論が薄い」と苦言。一方、各党が協議の場の法制化に取り組むことには、「地方分権改革を進める上で大前進になる」と評価した。



http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2009080400871

「公明、自民、民主」の順=各党の公約を評価−東国原宮崎知事
 宮崎県の東国原英夫知事は4日の定例記者会見で各党のマニフェスト(政権公約)に対する自身の採点について、自民党は「だいたい7割程度」、民主党は「自民より低くなる」とした。また、公明党については自民以上の評価になるとの見方を示した。
 自民については「全国知事会の求めた項目がすべて盛り込まれている」と評価する一方、国と地方の税財源の配分見直しや補助金改革が不十分とした。民主は「地域主権国家への転換」を評価する半面、「地方交付税に関する記述がなく、財源調整の考え方が見えない」と指摘した。 
 公明に関しては、国と地方の協議の場の法制化に関連して「地方に権限がある」との文言が盛り込まれたことを高く評価した。(2009/08/04-19:58)

2920名無しさん:2009/08/04(火) 21:35:52
http://sankei.jp.msn.com/region/chubu/niigata/090804/ngt0908041930004-n1.htm

自民公約に新潟知事が懸念
2009.8.4 19:30
 新潟県の泉田裕彦知事は4日の定例記者会見で、自民党の政権公約(マニフェスト)に、早期の道州制導入が盛り込まれたことについて「地方分権改革ができないのに期限を決めており、中身のない道州制になるのでは」と懸念を示した。

 泉田知事は、自民党のマニフェストでの地方分権への取り組みについて「良いことも書いているが、逃げ道もあると感じる。じっくり読んで採点したい」と述べるにとどめた。

http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2009080400735

自民44点、民主33点、公明54点=マニフェスト評価を発表−神奈川知事
 神奈川県の松沢成文知事は4日、総選挙に向けた主要政党のマニフェスト(政権公約)について、100点満点中、自民党44点、民主党33点、公明党54点とする自身の採点結果を公表した。地方分権にテーマを絞った全国知事会の基準にのっとったという。知事は「全国知事会では各知事による点数の平均だけ発表されるが、評価する側の責任として、おのおのがどう点数を付けたか明らかにするべきだ」との考えを強調した。 
 項目別では「国家像の明示と分権・自治体の位置づけ」(配点10)で、知事が推進する道州制について一切記載がない民主を2点と厳しく評価。道州制を記載した自民についても、「地方分権型国家について記載がなかった」との理由で5点にとどめた。
 「義務づけ・枠付け・権限移譲」(配点10)でも、国から県への権限移譲の記載がない民主を2点とした。「地方財源の確保」(配点10)は、各党とも、内容や規模が不明との理由でそれぞれマイナス10点とするなど、総じて厳しい点数となった。
 知事は「点数によって政党を支持することはない」とした上で、「各党とも内容、規模、時期などが具体的でない。各党は地方からの意見を聞いて政策を見直してもいいのではないか」と、マニフェストの追加提案の検討を訴えた。(2009/08/04-18:03)


http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2009080400712

自民54点、民主49点、公明57点=地方分権公約を独自採点−上田埼玉知事
 上田清司埼玉県知事は4日の定例記者会見で、自民、民主、公明3党のマニフェスト(政権公約)の地方分権改革にかかわる部分を採点した結果を公表した。自民党は54点、民主党は49点で、最高点は公明党の57点だった。上田知事は「民主党は政権を担う可能性が高くなっており、調子のいいことは言えない。自民党は危機的状況が言われて前向きに打ち込んでいる」と指摘した。
 上田知事は全国知事会の評価基準に沿い、国の出先機関の廃止、縮小を打ち出しているかなどの7項目を10点満点、国と地方の協議の場の法制化を明記しているかの1項目だけは30点満点とし、計100点満点で採点した。
 自民党は地方への権限移譲の項目で8点、地方交付税の増額の項目で7点の高評価を得た。公明党は直轄事業負担金の抜本改革の項目で8点だったほか、国と地方の協議の場の法制化でも20点と自民、民主両党より高い評価を得た。
 一方、民主党は「税源配分を5対5にする点や、地方消費税の充実に関してほとんど言っていない」(上田知事)として、2項目で2点の低評価。さらに、国と地方の協議の場の法制化でも、政権公約に明記されていないことで0点になるはずだったが、「鳩山代表が次のマニフェストに入れると言っている」(上田知事)ことを考慮、自民党と同じ15点となった。 
 採点は、7日に行われる全国知事会主催の3党公開討論会の結果によって、修正される可能性もあるとしている。(2009/08/04-17:53)

2921名無しさん:2009/08/04(火) 21:37:22
http://sankei.jp.msn.com/politics/election/090804/elc0908042115009-n1.htm

【09衆院選】連合は田中康夫氏不支持 兵庫8区
2009.8.4 21:15
 連合兵庫は4日、衆院兵庫8区(兵庫県尼崎市)に民主の推薦を受けて出馬する新党日本代表、田中康夫氏(53)の支援を見送り、社民新人の市来伴子氏(32)の支持を正式に決めた。神戸空港をめぐる長年のわだかまりなどが理由。

 「脱しがらみ、脱組織」を掲げる田中氏は静観の構えだが、注目区の情勢はさらに波乱含みとなった。

 連合兵庫はこれまで、民主公認候補の擁立を要請してきた経緯もあり、民主県連も「それぞれの立場を尊重してやるしかない。政権交代を勝ち取るという共通目標には変わりない」(黒田一美・選対委員長)と冷静に受け止めている。

 市来氏の支持決定について、連合兵庫の辻芳治事務局長は「田中氏と新党日本から推薦要請はなかったし、新党日本とは政策協定も結んでいない」と説明。

 神戸空港問題で田中氏が連合を名指しで批判したことに「強い反発もある」としたうえで、田中氏の長野県知事時代の連合長野との関係も調べて決定したという。

 田中氏は連合兵庫の決定についてはコメントしなかった。

 一方、市来氏陣営の塩見幸治事務局長は「ありがたい話。最大限に票を上乗せするよう頑張りたい」と歓迎。

 田中氏と対決する公明前職の冬柴鉄三氏(73)の陣営は「相手のことに一喜一憂している余裕はない。淡々と自分のペースで戦い続けるだけ」と無関心を装ったが、その動向については「引き続き注目していく」と警戒もしている。

2922千葉9区:2009/08/04(火) 22:01:32
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090804-00000005-maiall-pol
<選択の底流>首都でいま ドン落城の衝撃
8月4日9時36分配信 毎日新聞

 ◇与謝野氏、想定外の地殻変動

 東京都議選(7月12日投票)での「歴史的敗北」に虚脱状態に陥った自民党。とりわけ、自民党が1959年から議席を保持してきた牙城、千代田区(1人区)の議席を失ったショックは大きかった。6期連続当選し、都議会のドンとして大きな影響力を行使してきた内田茂党都連幹事長(70)のまさかの落選。内田氏を破った民主党新人の栗下善行氏(26)は告示9日前に立候補を表明したばかり。IT企業のサラリーマンで、知名度ゼロの候補だった。

 「あれだけ強かった内田さんが負けるなんて」。都議選直後、周囲にそう漏らしたのは、千代田区を選挙区に抱える与謝野馨財務・金融担当相(70)だった。地殻変動は同氏の想定以上に進んでいた。

 「今回も内田先生に投票を頼む」。千代田区内に住む主婦(34)は都議選の告示直前、区内で不動産業を営む父親(67)から携帯電話で連絡を受けた。

 この主婦は前回まで父親に従い、衆院選は与謝野氏、都議選は内田氏に必ず投票してきた。しかし、夫(39)と営んでいたそば屋が2月、景気悪化に伴う業績不振で閉店。自民党政治への不信感を強めた。「自民党に入れても世の中よくならないじゃないの」と反抗すると、父親は「内田先生は東京を必ずよくしてくれる人だから」と諭した。しかし、主婦は「とにかく一度、民主党に代えなきゃ何も変わらない」と考え、父親にも夫にも内緒で栗下氏に投票した。

 そして−−。都議選大敗から2週間余りたった7月27日。東京・永田町の自民党本部で開かれた与謝野氏の選対会議は、重苦しい雰囲気に包まれた。

 「今度の衆院選は一発逆転はない。地道に政策を訴えることに尽きる」。与謝野氏は神妙な面持ちで地元区長や区議らに頭を下げたが、早々に退席した。

 その後の選対会議では、「与謝野さんの持論が『消費税値上げ』であることが有権者に浸透しているので、今後はあまり『消費税』とは言わないでほしい」などと、区議や元区長らが危機感をあらわにした。

     ◇

 「政権交代」を旗印に勢いに乗る民主党に対し、ぎりぎりのところで「挙党一致」態勢を組んで衆院選に挑む自民党。都議選の結果から、8月30日投開票の衆院選を展望する。

2923千葉9区:2009/08/04(火) 22:02:04
http://mainichi.jp/select/seiji/09shuinsen/news/20090804ddm005010010000c.html?inb=yt
選択の底流:首都でいま/上(その2止) 民主に流れた新住民
 <1面からつづく>

 ◇「動員」自民、緩む組織
 今回の東京都議選で落選した内田茂自民党都連幹事長(与謝野馨財務・金融担当相の合同選対本部長)は、選挙期間中、ハコもの会場に医師会や不動産、商店会や町会など各種団体・組織を1000人以上動員した集会を開催するなど、旧来型の選挙を展開した。

 しかし、内田氏の選対幹部は「団体から推薦状をもらっても、下部組織まで締め付けるのは無理。運動員は高齢化し、知人を紹介してもらって電話を掛けるのも限界がある。与謝野さんも同じやり方だ」と明かした。告示直後の自民党の世論調査で、内田氏は栗下善行氏を約4ポイント上回ったが、後半追いつかれた。

 明暗を分けたのは、わずか176票。千代田区は近年の都心回帰で一部の地区で新築マンションが増加。30、40代の中高所得者層が多く居住し、この地区にある6投票所の投票率は前回都議選に比べて平均約16ポイントも跳ね上がり、千代田区全体の投票率も55・8%と、前回よりも約12ポイント増えた。

 自民党区議は「これまで風なんて意識しなくても勝てたが、想定外の投票率になった。新住民が大勢投票に来て大半は民主党に流れた」と分析する。実際、栗下氏は前回民主候補の得票に5386票上乗せし、内田氏は前回より926票増にとどまった。内田氏は毎日新聞の取材に対し、「選挙がファッションのようになっていて、それが投票率のアップにもつながった」と振り返った。

 ◇「チェンジ必要」
 「厳しい経済状況に機動的に対応するため再度働きたい。衆院選で貴商店会のご推薦をお願い申し上げます。 与謝野馨」

 7月下旬、与謝野陣営から衆院東京1区内の商店会事務所に一枚紙の推薦依頼状が送られてきた。高齢の男性会長は、与謝野氏に推薦を決めたことをファクスで返信したが、自身は民主候補に投票するつもりだという。経済危機を受け、この1年間で商店会の売り上げは半減し、4店が閉店。景気対策の効果の実感は全くない。

 靖国神社近くのマンションに住む繊維卸会社を経営する男性(62)。中国などアジア各国から安価な繊維製品が流入しているのに加え、経済危機で売り上げは2割落ち、自身や社員10人の給料を3割減らして雇用を維持する。「民主党を高く評価しているわけではないが、米国のオバマ政権のような『チェンジ』が必要で、都議選では名前も知らない民主党の若い兄ちゃんに入れた」と言う。

 しかし、民主党も「順風満帆」と浮ついてばかりもいられない。千代田区麹町で45年間、印刷業を営む女性(72)は「民主党は、鳩山(由紀夫)代表の『故人献金』問題などをきちんと説明していないのに、マニフェストで耳に心地よいことばかり並べ、信用できない」と指摘。都議選で内田氏に投じ、衆院選も自民党に投票するという。

    ◇

 衆院東京1区は、千代田、新宿、港の3区で構成される。中選挙区時代の76年に初当選した与謝野氏は79、00年と落選。03年は小選挙区で落選し、惜敗率で比例代表で当選するなど、選挙は元々強くない。

 都議選から3日後の7月15日午後2時、東京・永田町の首相官邸5階の首相執務室。政権の「副総理格」である与謝野氏は麻生太郎首相と向かい合った。

 「総理、あなたは『地方選と国政は別もの』と言っておられるが、そんなことを言ってはダメですよ。このまま衆院選に突入すれば自民党は取り返しのつかない敗北を喫します。あなたは自民党最後の総理になってしまいますよ」

 与謝野氏が首相に言ったのはここまでだった。しかし、関係者によると、与謝野氏の本音は「自民党最後の首相にならないためには、今ここで麻生さんは辞めた方がいい。選挙は麻生さん以外の人で」というものだったという。

2924千葉9区:2009/08/04(火) 22:04:46
http://mainichi.jp/select/seiji/09shuinsen/seikensentaku/news/20090802ddp041010009000c.html
’09政権選択:熊本2区 「コスタリカ」自民2人、逆風 公明協力に影も
 衆院選の公示を控え前議員同士の公認争いが目立った九州の自民党だが、熊本2区では前職2人が選挙区と比例代表で交互に立候補する「コスタリカ方式」を採用している。地盤が同じ自民候補の「2議席当選」に向け、両陣営は協力に余念がないが、自民への逆風のなか、連立を組む公明との協力をめぐり微妙な空気も漂う。【結城かほる】

 自民は熊本2区で、05年の前回選挙で比例単独で当選した前職の林田彪(たけし)氏(65)が出馬。前回2区で当選した前職の野田毅(たけし)氏(67)が、今回は比例単独で出馬の予定だ。

 7月26日、熊本市小島新地の公民館であった林田、野田両氏の合同国政報告会。野田氏は80人ほどの支持者を前に「私1人だけ当選してもつまらん。(林田氏と)一枚岩になって戦う」と意気込みを語った。

 2人は96年、林田氏が自民党、野田氏が旧新進党に分かれ小選挙区で直接対決した。02年に野田氏が自民に復党して以降はコスタリカ方式で候補者を調整するようになり、今回が3度目だ。党本部が昨年6月、同方式の廃止方針を打ち出した時も、県連は「県選出の国会議員数を守る」と継続を要請。党本部も例外的に容認した。

 林田、野田両氏は衆院解散前の7月初めから、合同国政報告会を毎週のように開催。名前が同じ「たけし」だけに「『ダブルたけし』で当選を」と訴える。選挙区で戦う林田氏は「(投票用紙に)『林田』と書きにくかったら『たけし』で結構」と、野田氏の支持者への配慮も忘れない。

 05年の前回選挙では、小選挙区で出馬した野田氏が対立候補の民主前職に3万票余の差をつけ当選した。だが今回は全国で民主への追い風が吹くなか、陣営としても楽観はしていない。林田氏は強固な組織票を持つ公明を当て込んでいる。

 コスタリカを組む以上、本来は比例候補の野田氏のため自民の比例票獲得に動く立場の林田氏だが、陣営は公明党の集会に毎回200〜300人を動員、実質的な自公協力関係を築いている。

 野田氏は自民の比例名簿での上位登載を見込んでか、そんな林田氏の動きを容認する「余裕」すら見せる。講演会では「私は『比例は自民に』と言うが、公明に入れんといかん人もいるだろう。こっそり書いて」と語る。

 だが、公明党県幹部は「今回の次の選挙でコスタリカがなくなれば、林田氏はまた小選挙区で選挙することになる。だから自公協力にも必死だ」と、林田氏陣営からの比例票獲得に期待感を隠さない。「次の次」を見据えた時、現在の関係がどう変化するのか−−。当面はそこに目をつぶっての協力が続く。

毎日新聞 2009年8月2日 西部朝刊

2925千葉9区:2009/08/04(火) 22:05:37
http://mainichi.jp/select/seiji/09shuinsen/kininarutatakai/news/20090725ddq041010008000c.html
気になる戦い:’09衆院選 岐阜3区 逆風しのぐ「政党隠し」

 ◇自民陣営、「個人」前面に支援訴える
 ◇民主陣営、「農業票」切り崩しを狙う
 衆院解散を前に、自民党前職、武藤容治氏(53)の陣営幹部は厳しい表情で話した。

 「自民党の名を出したら負ける」

 05年の前回は民主党前職、園田康博氏(42)=比例代表で復活当選=を約1万7000票差で破った。多くを農山村地域が占める3区では自民支持が堅く、96年の小選挙区制導入後、敗れたことはない。しかし今回は園田氏に支持組織の切り崩しを狙われ、「個人」を前面に出して逆風をしのごうと必死だ。

 19日に岐阜県各務原市で行われた武藤氏の事務所開所式。マイクを持った自民の猫田孝県連幹事長は、党本部のごたごたを批判し「武藤容治個人のご支援を」と訴えた。翌20日、岐阜市内で開いた武藤氏の国政報告会で松田岩夫参院議員が呼びかけたのも「政党隠し」にほかならない。

 「自由民主党の名前が言いにくければ、それは(言わなくて)ええから。武藤容治の名前を前面に頑張っていきましょう」

    □

 園田陣営がターゲットに定めるのは、これまでは歯が立たなかった農山村地域だ。前回の票差1万7000のうち山間部の多い中濃地区でついたのが1万。ここを詰めれば勝てる。そんな計算から、首相の「解散表明」で選挙日程が固まった後、最初の国政報告会の場に選んだのも中濃の関市だった。

 公民館に集まった人々を前に、園田氏が切り出した。

 「減反など個人農家が疲弊し、団体ばかりを潤わせるのが自民党の農政なんです」「民主党は地方政策として、まず農業や林業に力を入れます」

 その後の街頭演説も山間部を重点的に回った。園田氏は「以前は『田舎をばかにしとんのか』と怒鳴られることもあったが、最近は『頑張れよ』と声をかけられるようになった」と手応えを話す。

    □

 松田参院議員が演説した20日の国政報告会。会場は約2000人で埋まりロビーにまで人があふれた。JA岐阜中央会の岡田忠敏会長は「ゴルフでも逆風の時は慎重なプレーが大事。JAはきめ細かな選挙運動をしていく。必ず勝てる」と武藤氏支援を約束した。

 だが、堅固に見えるその農業票に園田氏は迫ろうとしている。守るか、崩されるか。武藤氏は「厳しい戦いだが、3区の8市3町の市議と町議の7割は保守系。地方選と同じ回り方で支持を訴える」と自らの地盤を確かめるように語った。【石山絵歩】

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 ◇岐阜3区の立候補予定者
 (関、美濃、羽島など8市3町)

武藤容治 53 党国対副委長 (1) 自前

園田康博 42 県代表代行  (2) 民前

馬渕保彦 45 幸福県副代表     諸新

毎日新聞 2009年7月25日 中部朝刊

2926千葉9区:2009/08/04(火) 22:07:32
http://mainichi.jp/seibu/seikei/news/20090723ddp041010007000c.html
’09政権選択:注目区ルポ/2 神奈川11区 「小泉王国」陰りも
 ◇対抗馬「周囲アッと驚かす」
 21日午後1時過ぎ、バンザイの声が響く衆院本会議場。4年前の郵政選挙で自民党に圧勝をもたらした小泉純一郎元首相の姿は、そこになかった。

 今回、小泉元首相が引退する神奈川11区(横須賀、三浦市)。昨秋後継指名された次男進次郎氏(28)に対し、民主党は横粂(よこくめ)勝仁氏(27)を立てる。元首相の推す現職が敗れ、神通力に陰りが見えた6月28日の横須賀市長選。2日後、進次郎氏は街頭に立ち始めた。

 「純一郎も孝太郎も応援はあり得ない」。解散直前の19日夕、京浜急行久里浜駅前で街頭演説後、進次郎氏が取材に応じた。「世襲批判は私がどうこういう話ではなく、有権者が判断すること」。芸能人である兄の名も挙げて答えた。

 演説後、握手を求めても「だって自民でしょ」と断る有権者もいた。逆風は強い。進次郎氏は「気を抜いたら吹っ飛ばされる」と危機感を隠さない。

 今年5月、自民党が立候補制限を検討し、世襲批判に火がついた。進次郎氏は街頭演説などの「露出」を控えた。横須賀市長選で、地元では9年ぶりに元首相が応援演説をした6月14日、進次郎氏は同じ日に告示された三浦市長選の出陣式にいた。「父と一緒になったら何を言われるか分かりませんからね」

 戦術を変え、街頭に立つようになったのは危機感の表れか。

 一方、横粂氏は「かえって(有権者から)反発を受ける」と考え、世襲批判はしない。愛知県豊田市出身、東京大卒の弁護士。11区には縁もゆかりもない。

 出馬が決まり横須賀に引っ越した昨年10月、自転車で連日50キロ走り、約100カ所でつじ立ち。当初は「色物」(選対本部長の大村博信県議)扱い。9カ月ほどたった今、有権者の感触は良くなってきたという。

 だが、3代続いた小泉王国の壁は厚い。12日に元首相宅近くで開いたミニ集会。参加者の初老の女性は「表立って民主党を応援すると村八分にされかねないが、政治を変えてほしいと考えている人はいる」と漏らした。

 横粂氏陣営幹部は「現状では党からの期待は正直低い」と打ち明けるが、本人は「周りをアッと驚かせる結果を出す」と意気盛んだ。【吉田勝、林哲平】=つづく

毎日新聞 2009年7月23日 西部朝刊

2927千葉9区:2009/08/04(火) 22:08:34
http://mainichi.jp/seibu/news/20090724sog00m010005000c.html
注目区ルポ3:長崎2区 10期目指すドン VS 薬害ヒロイン

 「私は今しばらく頑張りたいと、そう思っております」。18日、長崎県諫早市。長崎2区で10期連続当選を目指す久間章生(きゅうまふみお)氏(68)が、事務所開きで訴えた。同じせりふを最後に二度繰り返す姿に、支持者は並々ならぬ危機感を感じた。

 党総務会長、防衛相など主要ポストを歩き「防衛省」の看板も書いた地元政界のドン。つまずきは2年前。原爆投下を巡る「しょうがない」発言で地元長崎をはじめ被爆者らの猛反発を招き、防衛相辞任に追い込まれた。

 直後の参院選では、自身が担いだ長崎選挙区の党公認候補が「まさか」の落選。追い打ちをかけるように民主党の小沢一郎代表(当時)が長崎に入り、薬害C型肝炎原告として政府と闘った福田衣里子(えりこ)氏(28)の長崎2区擁立を発表。「エリーのクマ(久間)退治」とワイドショーにも取り上げられた。

 当初、久間氏は「メディアの受け狙い」と余裕で受け止めた。が、党の世論調査で劣勢と出てから目の色が変わる。昨秋以降は毎週のように地元に帰り、「この10年(党務や公務で)自分の選挙ができなかった」とこぼしながら、数人の集会でもまめに顔を出す。

 一方、福田氏。「選挙がいつになるか分からなかったから、ほっとしました」。衆院が解散した21日、長崎県庁で会見し、笑顔で話した。

 支持団体などの基礎票では差がある戦い。昨年9月の出馬表明直後は、誰もいない路傍で演説し「海に向かって話していた」と言われた。それでも、日焼け止めを塗りながら「(選挙区を)地球1周分は回った」と胸を張る。「選挙が延びて、その時間もできた」

 久間氏が弱いとされる若年層に食い込むため、携帯メールマガジンなどの戦術も駆使する。7月12日の鳩山由紀夫代表来県の様子や、出席した高校の同窓会など日常の様子も、絵文字を交えて出先から発信する。登録者はまだ100人を超えたばかりだが、前回、久間氏が民主候補の2倍以上得票した保守地盤・島原半島で、若者や女性が福田氏の集会を開くなど、過去にない動きも出てきた。

 同じ「ドブ板」ながら、すれ違う選挙戦。福田氏の陣営幹部は「票読みなんて出来ない」と言い、久間氏の後援会幹部は「これまでと違い、見えない不安がある」と明かす。

    ◇

 「あの女性にほれずに久間先生にほれて」「きれいな人より政治ができる人を」。久間氏の事務所開きでは、支持団体の代表らがユーモアを交えて両候補の対決ムードをあおった。が、一部医師会が民主支持に動くなど保守地盤が揺れ始める中、久間氏は周囲にこう繰り返している。「敵は候補ではなく、政権交代の風だ」【古賀亮至、錦織祐一】

■長崎2区立候補予定者

久間 章生68 元防衛相    自 前

福田衣里子28 元訴訟団長   民 新

柴田  愛34 幸福県副代表  諸 新

相浦喜代子44 保護司     無 新

山崎 寿郎29 元会社員    無 新

               (敬称略)

2009年7月24日

2928千葉9区:2009/08/04(火) 22:09:18
http://mainichi.jp/seibu/news/20090726sog00m040012000c.html
政権選択・注目区ルポ:中山氏巡り割れる自民 「民主利するだけ」悲鳴も 宮崎1区

森喜朗・元総理(右)の来場を迎える中山成彬前国土交通相=宮崎市内のホテルで25日、種市房子撮影 「私は生まれ変わった。やはり立たねばならない」。25日に宮崎市内で開かれた中山成彬・前国土交通相(66)の時局講演会。日教組を巡る失言などで昨秋、不出馬を表明しながら、衆院解散翌日の22日に一転、出馬を表明した。「政治家の言葉は重く、葛藤(かっとう)もあった」。悪びれずにそう語り、1000人を超す聴衆から拍手を浴びた。

 宮崎1区で自民党宮崎県連は元参院議員の上杉光弘氏(67)を選び、党本部に公認を申請している。だが、党本部はまだ公認を決めていない。この日、中山氏とともに登壇したのは森喜朗・元首相だった。「県連が決めた公認を本部が受け止めていない。『もっと素晴らしい候補がいる』と宮崎県の皆さんに期待をかけているのでは」と、暗に中山氏の支持を訴えた。

 中山氏が不出馬宣言撤回の構えを見せ始めたのは今年春ごろからだ。県連幹部は「上杉氏が公認されないのなら県連解散も辞さない」と不快感をあらわにし、18日の県連の会合は「2人が出ればみじめな負けになる」などと怒りの声が渦巻いた。中山氏擁立を画策したとして1区支部の幹部2人を除名し、「自民のドン」が中山氏支持を訴えても、県連の緒嶋雅晃会長は「地方あっての党本部。県連の意見を聞くのが正論だ」と譲らない。

 今回の騒動について、中山氏と近かった元関係者は、全国を騒がせた東国原英夫知事の国政転身騒動との関係を指摘する。「知事を国政に送り、その後の知事選に出ようとしたが、知事の断念でシナリオが崩れ再び1区を目指したのでは」

 真偽はともかく、中山氏は「党本部は『勝てる候補』として必ず私を公認する」と自信を見せる。中山氏は党内最大派閥の町村派事務総長。党選対幹部も「選考が難航している」と認める。

 一方、県連が推す上杉氏にとっても今回の衆院選は「政治生命をかけた戦い」になる。04年の参院選、05年の衆院選で相次いで落選した。自民県議や多くの宮崎市議が支援でまとまり、農民連盟の推薦も受けた。上杉氏は「私は県連が機関決定した公認候補」と淡々と語る一方で、「政党人として良識ある行動を取られるはず」と中山氏をけん制することも忘れない。

 分裂含みとあって自民側からは「このままでは民主に利するだけ」との悲鳴も漏れる。しかし、九州で民主の国会議員がいないのは宮崎県だけだ。

 今回は初めて社民党と共闘し、無所属の元林野庁長官、川村秀三郎氏(60)を推す。07年の知事選で東国原知事と戦い敗れた相手だ。分裂選となれば、間げきを突いて浮上の可能性も出てくる。井上紀代子県連代表は「今回を逃したら、宮崎で民主の議席を取れることはない」と力を込める。【石田宗久、種市房子】

 ◇宮崎1区の立候補予定者
上杉 光弘67 元自治相   自新

中山 成彬66 前国交相   自前

馬場 洋光40 党県書記長  共新

鶴丸 千夏44 幸福党県代表 諸新

川村秀三郎60 元林野庁長官 無新

2009年7月26日

2929千葉9区:2009/08/04(火) 22:19:19
http://www.toonippo.co.jp/news_too/nto2009/20090804101714.asp
2009年8月4日(火)

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民主、比例候補追加へ/県連にはまだ応募なし


 民主党は今回の衆院選で、比例代表候補の追加に向けて各都道府県連を通じて比例単独候補を募集している。予想以上に得票が伸び、議席を割り当てる候補が足りなくなる場合に備えるためだが、本県の県連内では3日現在、まだ応募者がいない。



 同党本部によると、(1)選挙で躍進した場合、議席を他党に譲るケースを避ける(2)候補者を増やすことで運動の幅が広がる−の2点から比例代表候補の追加を決めたという。各県連から1人ずつ候補者を募り、最終的な選考は党本部が行う。

 東北ブロックは選挙区候補22人全員が比例代表に重複立候補する。名簿順位は同列1位で、惜敗率で復活当選を決める。そのため、単独候補は名簿の23位以降に登載される。

 同党県連によると、募集開始は7月30日で締め切りは5日。県内のある議員は「あと半月あれば検討するが、日程的に難しい。名簿順位も下位であり、追い風が届くかどうか」と応募に二の足を踏んでいる。

 田名部定男県連幹事長は「比例単独で当選した人と、選挙区で勝利した人が、次回の選挙でぶつかってしまうことも心配」と話し、候補者を出すことには慎重な構えだ。

 比例単独候補者が少なければ、得票した分の議席を逃すこともある。2005年の前回衆院選の比例代表東京ブロックでは、自民党が8議席を獲得したが、比例単独候補が足りずに1議席を社民党に譲った。

2930とはずがたり:2009/08/04(火) 23:08:24
公明、宮崎1区は自主投票へ
2009年07月31日 14:44
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/politics/election/2008syuin/miyazaki/20090731/20090731_0002.shtml

 公明党宮崎県本部は30日、衆院選に向けて2人の立候補予定者が自民党の公認争いを繰り広げている宮崎1区で推薦を見送り、事実上自主投票にする方針を明らかにした。宮崎2区と3区ではそれぞれ自民が公認した前職を推薦する。

 宮崎1区で自民は、前職の中山成彬氏(66)と元参院議員で新人の上杉光弘氏(67)の公認調整が難航している。このため、同日記者会見した公明党県本部代表の長友安弘県議は、今後自民党が公認を決めたとしても「公示間近になって党としての態度を決定するのが難しい」と述べた上で「事実上の自主投票になるだろう」との見通しを示した。

=2009/07/31付 西日本新聞朝刊=

2931千葉9区:2009/08/04(火) 23:19:47
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1225003015/68

http://mainichi.jp/area/aichi/news/20090804ddlk23010277000c.html
’09衆院選あいち:民主推薦当選の林・知立市長、自民事務所開き出席が波紋 /愛知
 ◇「市政のためになる」
 知立市の林郁夫市長(49)が、衆院選愛知13区(刈谷、安城、碧南、知立、高浜市)で立候補する自民前職、大村秀章氏(49)の後援会事務所開所式に出席したことが、波紋を広げている。林市長は08年11月の市長選に民主推薦で立候補して自民推薦の現職を破っており、13区では民主新人の大西健介氏(38)も立候補するためだ。【安間教雄】

 林市長が出席した開所式は、7月5日の知立事務所(知立市)と20日の本部事務所(安城市)の2回。5日は大村氏と握手し、あいさつも述べた。

 8月3日の定例記者会見で林市長は「大村さん側から要請があり、大村さんが副厚生労働相でもあり、市長の立場で出席した。一党一派につくわけではなく、市政のためになる観点から判断した」と説明し、大村氏支援に回るわけではないことを強調。「大西さんには電話を入れ、ご理解を得た。公示日(18日)の出陣式出席や選挙期間中の応援については未定」と述べた。

 大西氏は「各市長が横並びで出席しており、やむを得ないだろう。『出るな』とは言えない」と話す。

 だが、知立市議の一人は「公人としての儀礼は構わない。ただ、このような政治状況なら副市長などの代理出席を考えてもよかった」と語る。

 立候補予定者による公開討論会を主催するリンカーン・フォーラム中部代表の児玉克哉・三重大教授は「首長が国政選挙にかかわるのは、悪いことではない」としたうえで、国政選挙で首長の動静が注目されるケースは「2大政党化されると、一段と増えるのでは」とみている。

 愛知13区では、幸福実現党新人の室田隆氏(46)も立候補を表明している。

2932必ずや政権交代を。:2009/08/04(火) 23:42:33
いいんじゃない!
http://www.dpj.or.jp/special/media2009/index.html#cm

2933千葉9区:2009/08/04(火) 23:44:43
ださっ、夜明けのほうがカッコイイだろう
>無所属の江田憲司(神奈川8区)、自民党に離党届を提出した山内康一(同9区)、自民党を離党した広津素子(比例九州)−の各前衆院議員、民主党を除名された浅尾慶一郎参院議員(神奈川選挙区)の計4人が参加する見通し。
http://sankei.jp.msn.com/politics/election/090804/elc0908042330016-n1.htm
【09衆院選】渡辺喜美氏が「みんなの党」結成へ 江田氏らが参加
2009.8.4 23:30
 自民党を1月に離党した渡辺喜美元行政改革担当相(無所属)が、新党を結成する方向で最終調整に入ったことが4日、分かった。党名は「みんなの党」に内定。今週末に政党の届け出をし、新党結成を発表する見通し。渡辺氏は天下り禁止や行政の無駄遣い撲滅などの「霞が関改革断行」をマニフェスト(政権公約)の柱に据え、政界再編を見据えて非自民、非民主勢力の結集を目指す方針だという。

 関係者によると、新党には、政治集団「日本の夜明け」で行動を共にしてきた無所属の江田憲司(神奈川8区)、自民党に離党届を提出した山内康一(同9区)、自民党を離党した広津素子(比例九州)−の各前衆院議員、民主党を除名された浅尾慶一郎参院議員(神奈川選挙区)の計4人が参加する見通し。ほかにも参加を模索する前議員もいるとみられている。

 渡辺氏は、自らが出馬する栃木3区に、自民党が森山真弓元官房長官を擁立したことを受け、県内の選挙区に「逆刺客」を送ることを検討。4日には山内氏の関係者が栃木県選挙管理委員会の事前説明会に出席し、栃木1区関係の書類を受け取った。

2934とはずがたり:2009/08/04(火) 23:48:03
1・3・5しかみつからぬ。しかもグーグルのキャッシュ。

京都の選択 2009衆院選  挑む壁高く厚く<1>
http://74.125.153.132/search?q=cache:v72Jx4y8Ok8J:www.yomiuri.co.jp/e-japan/kyoto/news/20090722-OYT8T00105.htm
衆院解散を受け、街頭演説をする立候補予定者(京都市内で)

 衆院が解散された21日、府内で立候補を予定している26人は8月30日の投開票に向け、事実上の選挙戦をスタートさせた。府内の小選挙区では自民、民主、共産、幸福実現各党が6選挙区すべてで候補者を擁立し、社民党1人、無所属1人も立候補を予定、小選挙区制が導入された1996年以降、最多になる見込みだ。「政権選択」が問われる決戦に向け、候補者や政党、支持者らの動きを追う。

 京都1区で民主党から立候補を予定する平智之(50)は21日午後、党本部で同党の鳩山代表から公認証を受け取ると、夕方、JR京都駅前に戻った。拡声機を肩から下げ、公認証を掲げながら、「今、受け取ってきました。この国を大きく動かさなければならない。みなさん、選択を」と呼びかけた。

 5区で同党から立候補する予定の小原舞(35)は、「地元で訴える時間を減らしたくない」と公認証の受け取りは家族に任せ、綾部市内を巡った。午後、JR綾部駅前で、「ここで暮らして良かったと思えるような元気ある地方をつくるため、全力で取り組む」と訴えた。

 京都市中心部の132平方キロ・メートルに有権者38万2000人が住む1区と、府北部の2082平方キロ・メートルに同26万人が暮らす5区。性格が異なる選挙区のようだが、似ている点がある。「民主のアキレス腱(けん)」(府内与党関係者)であることだ。

    □   ■

 平と小原は、同党の福山哲郎参院議員の誘いを受け、昨年9月、出馬を表明した。ともに、選挙戦に立候補するのは初めて。記者会見に同席した小沢一郎代表(当時)は「2人ともこの厳しい選挙区でよくぞ決断してくれた」とたたえた。

 小選挙区制で行われた4回の衆院選で、同党は両区で一度も勝利したことがない。1区では自民党の伊吹文明(71)、5区では同党の谷垣禎一(64)が連勝。いずれも中選挙区時代から議員を続ける閣僚経験者だ。

 1区で力をもつ「糸へん」と呼ばれる繊維業界で、伊吹は複数の後援会を持つ。後援会幹部によると、地域も含めると、総数は50を超える。5月から6月にかけて相次いで600人規模の総会などを開き、伊吹も出席した。西陣織工業組合幹部は「伊吹さんは団体の会合のほか、結婚式や葬式にも顔を出してくれる。政党を超えてつながっている人が、西陣から室町にかけて相当数いる」と言う。

 谷垣は、60年から8期23年間にわたり衆院議員を務めた父の時代に引き続き、福知山を地盤にする。2004年に台風23号で由良川が氾濫(はんらん)し、府北部に被害を及ぼした翌年度、事業費約500億円で30年かける計画だった国の治水工事が、約10年に短縮された。地元の府議は「財務大臣だった谷垣先生のおかげ。川は見違えるような姿になり、府民の命も生活も守られた」と強調する。

 民主党府議は両区について、「都市部である全国の1区では民主への追い風が強いが、京都で重要なのは日頃のつながり。どちらも中心は古くからの住民で、新人が食い込むのは容易ではない」と語る。

    ■   □

 平は出馬表明後しばらくは支持団体回りに力を注いだが、4月からは日中の集会や面会は原則断っている。代わりに1日約8時間、路地を歩き、100回以上演説を繰り返す。昨秋と比べて、体重は18キロ減った。小原は、20世帯足らずの山間部の集落に足を運び、マイクを握る。最初は聴衆がいなかったが、「こんな遠い所に何度も来てくれて」と家から出てきてくれる人が増えたという。

 「政権交代後に本当に豊かになることを直接説明して、信用してもらう」と平。「広い京都北部を歩いてしっかり地域の人の声を聞く」と小原。団体ではなく、個人に向かう戦略で、歴史の中で積み上げられた高く、厚い壁に挑む。(敬称略)
(2009年7月22日 読売新聞)

2935とはずがたり:2009/08/04(火) 23:48:45

京都の選択 2009衆院選 決戦へ<3>
http://74.125.153.132/search?q=cache:Lw-3aro6UnkJ:www.yomiuri.co.jp/e-japan/kyoto/news/20090723-OYT8T01192.htm%3Ffrom%3Ddmst3
強さともろさと

鳩山代表のポスターが張られた民主党府連本部。職員が広報紙を党員らに送る作業をしていた(中京区で)

 「小選挙区の候補者6人全員を当選させていただき、京都から政権交代をしようではありませんか」。

 今年2月、下京区のホテルで開かれた民主党府連結成10周年記念大会。会長の山井和則(47)が熱っぽく叫ぶと、集まった約300人から拍手が沸き起こった。

 現民主党が1998年に誕生し、初めての総選挙となった2000年、府内では全6区のうち前原誠司(47)が2区で当選した。03年には前原のほか、3区で泉健太(34)、6区で山井が勝利。全国的に「小泉旋風」が吹き荒れた05年でも、3人は各選挙区で勝ち上がり、小選挙区での勝負を自民党と互角に持ち込んだ。

    □   ■

 3人はそれぞれ、連勝の前に小選挙区での敗北を経験し、独自のスタイルを築いた。

 北海道出身で、選挙区内に地盤のなかった泉は、〈どぶ板〉を徹底する。22日午前7時に京阪淀駅前で解散後の街頭演説をスタートさせ、23日も早朝から京阪観月橋駅前でマイクを握った。

 25歳だった00年、3区で初挑戦し、落選。約3年間、自ら運転する車や自転車で選挙区内を走り、1000回近い街頭演説を展開した。03年にはかつて負けた自民党候補に2万票の差をつけて初当選。「風に左右されない関係を有権者と築く」と語り、昨夏の地蔵盆では2日間で70か所以上を回った。自民、公明、共産の支持者らの中にも飛び込んでいく。

 一方、前原は地元や東京に、京セラの稲盛和夫名誉会長ら財界の大物が会長を務める後援会を持つ。前原が代表の党府第2区総支部の政治資金収支報告書(2007年度)には、寄付リストに府内外の企業約50社が並ぶ。

 山井は選挙区内の民主系の府議、市町議員計33人の支援を受ける。その上で、国政では議員立法を成立させるため、与党にも協力を呼びかける。「福祉のためには、ほかの政党の人も同志だ」と言い、消えた年金問題を提起するなど、「福祉の山井」のイメージを確立した。

 3人の歩みを知る連合京都幹部は「戦い方は違うが、保守にも革新にも支持を広げた」と評価する。

    ■   □

 民主党への追い風が吹く中、3人の周辺では楽勝ムードも漂うが、もろさもうかがえる。

 松下政経塾や議員秘書出身の3人について、民主党を支援する労働組合幹部は「労働者の気持ちを実感できるのか不安になる時がある」と口にする。

 前回、泉に820票の僅差(きんさ)で比例復活当選し、今回も3区で立候補する自民党の清水鴻一郎(63)は医師とケアマネジャーの資格を持ち、後期高齢者医療制度など党の政策についても反対意見を堂々と表明。「専門家の私にしかできない仕事がある」と訴える。泉の支持者は「国会議員として確固たる主張がなければ、有権者にやがて飽きられる」と危惧(きぐ)する。

 政権選択が問われる衆院選で、京都の民主の実力が試される。(敬称略)
(2009年7月24日 読売新聞)

2936とはずがたり:2009/08/04(火) 23:49:15
>>2934-2936

<京都の選択 2009衆院選 決戦へ5>消えないしこり
4区 激闘再び
http://74.125.153.132/search?q=cache:j3weyrF2b4oJ:www.yomiuri.co.jp/e-japan/kyoto/news/20090725-OYT8T01105.htm

衆院解散後初めての週末、市民らにあいさつをする立候補予定者(京都市内で)

 156票。2005年9月の衆院選で京都4区で初当選した自民党の中川泰宏(57)と、無所属元議員の田中英夫(65)の票差だ。中川と、民主党前議員の北神圭朗(42)の票差もわずかに1642票。大接戦を展開した3人が今回の衆院選でまた、4区での立候補を表明している。

 4年前と違うのは〈風〉の向きだ。中川を押し上げた「小泉旋風」は消え去り、民主党への追い風が吹く。郵政民営化に反対して自民党を離党する前は同党の衆院議員だった田中と、「刺客」の中川を巡って、同党関係者の間では「民主党に議席を奪われないためには小選挙区の立候補は1人に調整するべきだ」との声もあった。府連では決められず、党本部に判断を預けた。

 衆院が解散された21日。中川は党本部で公認証を受け取った。田中は京都市内のホテルで、4区で圧倒的な強さを誇った元自民党幹事長・野中広務から激励を受けた。「保守一本化」は実現しなかった。

    □   ■   

 解散後、初めての週末の25日、中川は南丹市の集会で、出席者に「必ず皆さんの生活が豊かになる政策を実行する」と語りかけた。

 八木町議、八木町長を経て、02年の府知事選に立候補。JA京都中央会長でもある。4年間、「要望を実行に移すのは私にしかできない」と、現職の与党議員として、農家や建設業関係者らの間で支持を広げた。小泉元首相を「親分」と呼び、今も一緒に写ったポスターを掲げる。

 田中は25日、右京区の小学校で開かれた夏祭り会場で、浴衣姿の市民らと握手を交わした。

 亀岡市助役、府議、同市長を経て03年、小泉元首相を批判して引退した野中の後を継いで自民党から立候補。中川に敗れた後は早朝の駅前で「信念を貫く」と書いたのぼりを立て「地方の声を国政に反映できるのは私だけ」と呼びかける。野中を支えた地方議員や郵政、福祉などの団体から支援を受け、公明党支持者の取り込みも図る。

 一方、保守票の奪い合いをする2人が「最大の敵」とみる北神は、前回比例復活で初当選したあと、主に京都市内で後援会などを計約40団体結成。民主党支持者が少なかった亀岡市以北でも、繰り返し自転車で回るなどしている。

 25日は南丹市の国道沿いで「老後の安心を実感してもらえるよう、介護の充実を図りたい」と演説した。北神は「風任せではなく、支えてくれる人たちは自分で見つけたい」と話す。

    ■   □   

 00年、野中は最後の選挙で、次点の共産の2倍以上、民主の3倍以上の票を獲得した。4区は“野中王国”と呼ばれた。自民党府議は「王国をかき回した小泉さんを野中さんは許せない。それぞれの支持者たちは地域で激しく対立したため、小泉さんが引退しても、しこりは消えない。これを最後の戦いとして決着をつけるしかない」と自らに言い聞かせるように語る。

 4区では共産党新人の吉田幸一(35)、幸福実現党新人の出野博志(60)も立候補を予定する。激闘から目が離せそうにない。

(敬称略、「決戦へ」はおわり。選挙取材班が担当しました)
(2009年7月26日 読売新聞)

2937千葉9区:2009/08/04(火) 23:54:22
また2chより・・・ご意見紹介
いやー、酷い酷い。
418 :無党派さん:2009/08/04(火) 23:40:26 ID:T9X6phrn
>>396
比例で
「民」は按分されるの?
「みん」はどうなる?

463 :無党派さん:2009/08/04(火) 23:43:57 ID:67gwPxCy
「みんなの党」って、瑞穂か羽田あたりが考えそうな党名だなあ。

481 :大分者 ◆GVjPtgkKao :2009/08/04(火) 23:45:37 ID:+D+tOjT0
ヨシミ「委員長」
委員長「渡辺ヨシミくん」
ヨシミ「みんなの渡辺ヨシミです。みんなを代表して今日は質問させていただきます」

526 :無党派さん:2009/08/04(火) 23:49:06 ID:T9X6phrn
ついに幸福実現党がまともな党名におもえる
政党名がでてきたな。

527 :無党派さん:2009/08/04(火) 23:49:11 ID:67gwPxCy
「み」だと、「新党みらい」みたいだなあ

533 :無党派さん:2009/08/04(火) 23:49:35 ID:C0SrLl/1
みんなの歌みたいだ。名前が悪い。
どこかの宗教団体みたいな太陽党やどこかのアイドルグループみたいなフロムファイブ、名前に逆行している公明党や改革クラブや進歩党よりひどい。
真理党や幸福実現党の方がまともに思える。

2938千葉9区:2009/08/04(火) 23:57:59
>>2934
すんません張ってあります・・・・
>>2181>>2303-2306

2939とはずがたり:2009/08/04(火) 23:59:14
>>2938
うおっ。あざーす。捜すべきはインターネットではなく俺ん所か…orz

2940名無しさん:2009/08/05(水) 00:07:38
>>2933
名前に衝撃受けて忘れてましたが、長崎は現時点では不参加なんですね。

2941千葉9区:2009/08/05(水) 00:07:54
>>2933
名前に衝撃受けて忘れてましたが、長崎は現時点では不参加なんですね。

2942とはずがたり:2009/08/05(水) 00:28:32
>>2933,2937,2941
うおっ,風呂から出て今気付きました(汗
すげえ名前。。
で,浅尾が衆院選出る時点で政党要件を欠くのでしょうか?
長崎が地元組織を纏め次第参加するって事でしょうかね?

2943とはずがたり:2009/08/05(水) 00:37:20
石川2区>>113>>1411>>2082>>2509>>2775-2777

<政権選択>最前線●1 『大物』揺るがす若手女性
http://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/scope/CK2009072902000054.html
2009年7月29日 紙面から

 「僕も若かったら、こうやるのに」。男性は、そう笑って巨体をくねらせた。二十六日、小松市のJR小松駅高架下で開かれた若者のダンス行事に、自民党の元首相・森喜朗の姿があった。

 森は、手短にあいさつした後、裏方のDJボックスに入り、バンダナを巻いた若者たちの話に聞き入った。こまめに客席も回り、女性らとカメラに納まる。行事関係者は「元首相が高架下に足を運んでくれるとは」と驚いてみせた。

 森は衆院選に向け、地元活動を徹底させている。

 解散風が吹いた昨秋から毎週末のように戻り、地区ごとに国政報告会を開催。運動会や町内単位の祭りにも、顔を出す。本人も「これまでやったことがないほど細かい」という。

 首相をはじめ、党や内閣の主要ポストを歴任した有力者が、ここまで地元で走り回るのは逆風を肌身に感じているからだ。

 「初心に帰らないと相手にやられてしまう」と、選対本部長の県議・福村章。いつもは仲間の応援に全国を飛び回り、留守がちの森だが、今回はできる限り地元に張り付くという。

 森がダンス行事に参加した同じ日。「相手」である民主党の田中美絵子は国民新党スタッフの案内で、郵便局関係者へのあいさつ回りをしていた。

 田中は、名古屋市長・河村たかしが衆院議員を務めていた時代の秘書。民主党の石川2区は長年、参院議員に転出した一川保夫の選挙区だったが、党が森とは対照的な候補者をぶつけようと白羽の矢を立てた。

 二〇〇五年の衆院選の時、自民党は郵政民営化に反対して党を離れた候補に女性の対立候補を擁立する「刺客」作戦を取った。田中はいわば「逆刺客」だ。

 田中は選挙区外の金沢市出身。地元事情に精通しているわけでもなく、十カ月前の出馬表明時は無名だった。

 しかし、地道なあいさつ回りに、河村の来援などの“空中戦”を組み合わせた活動の結果、最近の党の調査で有権者の認知度が六割まで上がった。手応えを感じ取った民主党代表代行の小沢一郎が「勝てる」と動き、自らの秘書を陣営に派遣。選挙戦術を伝授している。

 石川2区では、森と一川の得票は、おおむね十二万対八万で推移してきた。田中陣営の得票目標は十一万。狙うのは、候補者擁立を見送った共産票の取り込みとともに、保守票の切り崩しによる逆転だ。

 陣営幹部は、小松など保守分裂となった最近の市長選を通じ「表では森支持と言いながら、裏では田中後援会に入った有力者もいる」と明かす。

 「彼女に、私がやってきたことができるわけがない」と実績を訴える森。「変革」を唱える田中。政権選択選挙の縮図でもある。 (三浦耕喜)
   ×  ×
 政権選択をかけた衆院選は、政権を死守したい自民、公明両党と、政権交代の実現に執念を燃やす民主党が序盤からしのぎを削っている。勝敗は、三百小選挙区における一戦一戦の積み重ねで決まる。立候補予定者たちは、どんな思いで地元を走っているのか。その最前線をルポする。 =敬称略

◆石川2区 
森喜朗72 (元)首相     自前<13>
田中美絵子33 (元)衆院議員秘書 民新=国
宮元智49 幸福実現党県役員 諸新

2944とはずがたり:2009/08/05(水) 00:37:34

山梨2区>>90>>454>>527>>1058>>1063

<政権選択>最前線●2 山梨2区  『非自民票』狙い争奪戦
http://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/scope/CK2009073002000049.html
2009年7月30日 紙面から

 富士山を望み、富士五湖など日本有数の観光地を抱える山梨2区。立候補する主な顔ぶれは四年前と同じだが、状況は一変した。

 「県議、市議の皆さんと一本になり、富士山の環境整備、周辺道路整備で着々と成果を上げた」

 自民党元総務会長の堀内光雄は二十五日、富士吉田市のホテルで開かれた市制祭で、実績と地域代表としての存在感を誇示した。

 堀内は保守地盤の厚い2区で無敵を誇ったが、前回は郵政民営化に反対し「造反組」となって無所属で立候補。当選後に復党し、今回は党公認を得た。

 しかし、陣営に楽観ムードはない。自民党への逆風に加え、前回は党の「刺客」として乗り込まれ、約九百票差に迫られた長崎幸太郎が無所属で出馬するからだ。

 長崎は比例代表で復活当選し、この四年間は微妙な共存関係が続いた。保守分裂の傷は癒えていない。堀内陣営が「こちらが公認だ」と、各種団体に長崎を支援しないよう号令しているのも、強い危機感を感じているからだ。

 その日の夕方。大阪府知事の橋下徹を招いた大月市の講演会場で、長崎は来場者にあいさつを続けていた。

 講演会は、名目上は地元の橋下後援会主催。橋下も山梨2区の話題には触れなかったが、長崎の支援者も開催に向けて動いた。

 長崎は前回衆院選以降、党員獲得数で二年連続一位になり、新規に勧誘した党員は年間で三千人規模に上る。それだけに、公認争いに敗れたことが納得できず「有権者の期待に応えられない」と離党を決意。今月中旬、党本部に届け出た直後には、地元で追随する党員が続出した。

 四年前の追い風はない。自民党の看板も外した長崎は、非自民票に狙いを定める。そこで考えたのが著名人との連携。橋下のほか、新党結成がささやかれる元行政改革担当相の渡辺喜美も地元に招いている。

 長崎は二十六日、街頭で「自民党候補は地域のために何をしたか。民主党でも良くならない」と両党を批判。生き残りをかけ、既成政党を嫌気した層の開拓にも余念がない。

 「政権交代」と大書きしたのぼりが並んだ二十六日夜の大月市民会館。民主党の坂口岳洋は総決起大会で政権交代実現を訴えた。

 坂口は前回、堀内と長崎の争いに埋没し、得票は二人の約半分。しかし「同世代の長崎と間違われるほど」(陣営幹部)低かった知名度は、追い風に乗り急上昇している。

 「非自民」では長崎と競合するが、大会に出席した党代表代行の小沢一郎は「堀内は自民党そのもの、長崎も自民党の範疇(はんちゅう)だ。マイナス要因はない」と断言。非自民の受け皿は、坂口一人だと強調している。 =敬称略

 (篠ケ瀬祐司)
◆新党で第三極目指す動き

 渡辺喜美をはじめ、自民党からの離党が散発的に続いている。渡辺は「非自民」の受け皿となる新党結成を目指し、離党者や自民党の反麻生勢力に参加を呼びかけている。

 元経済産業相の平沼赳夫は、衆院選の候補者15人によるグループを形成し、選挙後の新党結成を視野に入れる。

 ただ、いずれも二大政党に影響力を及ぼす勢力になれるかは未知数。第三極の成否が見えてくるのは選挙後だろう。
◆立候補予定者
堀内光雄79 (元)通産相    自前<10>
坂口岳洋38 (元)会社顧問   民新 
宮松宏至69 翻訳家     諸新 
長崎幸太郎40 (元)国土交通委員 無<前><1>
※<前>は前回比例での当選

2945とはずがたり:2009/08/05(水) 00:37:47
兵庫8区>>794>>1486>>1494>>1512>>1573>>1576>>1619>>1751>>1809-1811

【今日の読み物(スコープなど)】
<政権選択>最前線●3 兵庫8区 自・民不在で『代理戦争』
http://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/scope/CK2009073102000156.html
2009年7月31日 紙面から

 今月二十四日、兵庫県尼崎市のJR尼崎駅前広場。炎天下の街宣車上に、シャツからスニーカーまで全身を白一色でまとめた公明党の元国土交通相・冬柴鉄三がいた。

 「よそから来たこの地と関係ない人に、尼崎の地を譲るわけにはいかない」。声を張り上げる冬柴に、広場を埋め尽くした聴衆がわき「一緒に頑張ろう」と激励も飛んだ。

 冬柴は演説後、十五分ほどかけて聴衆らと丁寧に握手。対抗馬に新党日本代表・田中康夫が唐突に決まったことには、記者団に「あまり見ていないから知らん。僕は一人一人に手のぬくもりで理解していただく」と平静を装った。しかし、演説からも、田中を意識しているのは明らかだ。

 尼崎市は、冬柴が七期二十三年間、議席を守り続けてきた公明党の金城湯池。小選挙区比例代表並立制が導入され、市全域を選挙区とする兵庫8区になって以降、四回の衆院選もすべて冬柴が小選挙区で勝利した。支持母体である創価学会の人口比率も高く、自民党との選挙協力は「自民党から票をもらうというより、冬柴自身が保守層にとけ込んでいる感覚」(公明党関係者)という。

 しかも、今回は冬柴が最後と決めて挑む選挙。公明党は、地元の尼崎市議会で第二会派の勢力を誇るが、六月の市議選では、あえて公認候補を二人減らして自民党系に票を配分するなど、自公協力をより強固にして「超どぶ板選挙」(同)を徹底してきた。

 これだけ周到に準備を進めてきた陣営だが、田中の出馬には、緊張感が走る。

 同じころ、阪神尼崎駅近くの商店街。濃紺のスーツ姿の男性二人が、見物人とテレビカメラに囲まれていた。田中と民主党代表の鳩山由紀夫だ。「か弱き人々に喜びと希望を与える改革を行いたい」と訴える田中に、鳩山も「尼崎の皆さんに、すばらしい贈り物だ。民主党も推薦し、一緒に世直ししていきたい」と同調。人だかりに吸い寄せられた女性は「あの田中康夫さんが、ここから出るんですか」と目を丸くした。

 田中の選挙は、冬柴とは対照的だ。「阪神大震災でボランティア活動をした」が、尼崎とのかかわりはない。「変革する衆院選にしたい」と地縁、血縁とは関係ない無党派層の取り込みに主眼を置いている。

 田中は一時、民主党入りがささやかれたものの、二大政党に飽き足らない層を意識したのか、新党日本の看板を選んだ。

 結局、自民、民主両党の公認候補が一人も出馬しない極めて珍しい選挙区となった。だが冬柴、田中の戦いは、政権を争う自民、民主両党の「代理戦争」の様相を加え、日々、熱を増している。 =敬称略

  (大杉はるか)
◆公明、自民の逆風で不利に?

 公明党は小選挙区で擁立する立候補予定者8人の「完全勝利」が目標。自民党が敗北した先の東京都議選でも、公明党は23人全員を当選させている。

 ただ、自民党が「麻生降ろし」などで一体感を欠いたことが、与党への逆風を強めたとの不満が公明党内にはある。小選挙区での勝利に自民党の協力は不可欠だが、今回は自民党の看板がマイナスに働くことも予想され、思いは複雑だろう。

◆立候補予定者
冬柴鉄三73 (元)国土交通相  公前<7>=自改
庄本悦子54 党地区副委員長 共新
市来伴子31 (元)衆院議員秘書 社新
田中康夫53 党代表     日新=民
角出智一43 幸福実現党県役員 諸新

2946とはずがたり:2009/08/05(水) 00:38:00
静岡7区>>95>>1411>>1427>>2058>>2325-2326>>2594>>2603

<政権選択>最前線●4 静岡7区 因縁対決に民主参入
http://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/scope/CK2009080202000098.html
2009年8月2日 紙面から

 奇抜ないでたちに、小学生が「何あれ? 受けるんだけど」と指さした。だが、逆境の「小泉チルドレン」は気に留めなかった。

 自民党の片山さつきは七月二十五日、浜松市南区の夏祭り会場にいた。ピンクのシャツとジーンズ姿で、頭には保冷剤を入れた赤いバンダナ。支持者の露店で買った「光るカチューシャ」も着けた。

 「景気を立て直せるのは片山です。地元企業の味方は私たちだけですよ」。楕円(だえん)形の厚紙に自身の写真とキャッチフレーズを印刷したうちわを、ビラ代わりに配って歩いた。

 片山は二〇〇五年衆院選で、自民党の「刺客」として出馬し、郵政造反組の城内実に競り勝った。今回は片山、城内の因縁対決に、政権交代を掲げる民主党の斉木武志が加わる三つどもえの構図だ。

 小泉旋風から一転、逆風の片山が「魔法のつえはない。着実にやるしか」と漏らし、別の催しに転戦しようとした時、ちょうど城内が現れた。周囲が一瞬、凍り付く。「こんにちは」。二人は手を振ってすれ違った。

 城内は、来場者から「頑張ってね」「今回は負けないで」と声をかけられる。露店で磯辺もちを勧められ「粘り強くやります」とほお張ると、売っていた女性たちから拍手がわいた。

 七百四十八票差で涙をのんでから四年。無所属を貫き、選挙区をくまなく歩いてきた。「これまで積み重ねてきたことを総決算して地道にやるだけ。今さらパフォーマンスや奇策をろうしても、あまり変わらない」と余裕すらのぞかせる。

 政権をうかがう民主党に対しても城内は「追い風は感じない。ここは政権選択選挙ではない。誰が地元の代表にふさわしいかだ」と断言する。平沼赳夫元経済産業相のグループに参加し、政界再編も視野に入れる。

 斉木は七月二十六日、自らハンドルを握り、浜松市中心部から約二十キロ離れた天竜区の中山間地に向かった。約十人の支持者にひざ詰めで向き合い「保守地盤のここで二人を上回れば、7区でも確実に政権交代が起きます。ぜひ同志を増やしてほしい」と頭を下げた。

 公募に手を挙げ、出馬を決めたのは昨年三月。「(政治的には)ゼロからの出発」だったが、先の知事選で民主党が支援する候補が当選した後は、政権交代への期待を感じている。街頭演説で医療改革や子育て支援を訴えると、手を振り返す市民も増えてきた。

 「有権者は民主対自民の選挙だとみている。城内さんは自民党の地方議員の支援を受けている。私は二人の自民党と戦っている」

 斉木は語気を強め、街頭演説や支持労組回りに奔走する。 =敬称略

  (竹内洋一)
◆チルドレン4年の真価は
 永田町では、当選1回の議員の最大の仕事は、2回目の当選を果たすこととされる。
 「とにかく地元に入って、有権者と触れ合え」。民主党代表代行の小沢一郎は、同党の若手に繰り返し説いている。風に左右されない基盤をつくれと教えているのだ。
 対する自民党の「小泉チルドレン」。離党や立候補断念が相次ぐ中で、83人中65人が党公認で選挙区から出馬する。4年間の真価が問われる戦いは、一様に厳しい。

◆立候補予定者
片山さつき50 (元)経済産業政務官 自前<1>
斉木武志35 (元)アナウンサー 民新
竹内隆文51 幸福実現党県役員 諸新
城内実44 (元)外務省職員  無元<1>

2947とはずがたり:2009/08/05(水) 00:38:14
岐阜3区>>2258>>2368>>2925

<政権選択>最前線●5 岐阜3区 王国に切り込む民主
http://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/scope/CK2009080402000082.html
2009年8月4日 紙面から

 日中なのにほとんどのシャッターが閉まり、人影もない各務原市の商店街。七月二十六日、民主党の園田康博は街宣車を止め、マイクを握った。

 「政権交代で皆さんの生活を変えます。自民党に(票を)入れる時代は終わりにしないといけない」

 演説を続けていると、あちこちの店や民家から、お年寄りらが姿を見せ、園田の話に耳を傾けた。駆け寄って握手して回る園田に「今度は応援するで」「民主党なら勝てるやろ」と励ましの声が飛んだ。

 園田は「反応は非常にいい。自民党の地盤だった旧郡部でも、今回は投票すると言われる」と手応えを感じている。

 岐阜は、県議会の七割を自民党が占める「自民王国」。小選挙区で行われた四回の衆院選で、民主党が五つある選挙区で勝ったことは一度もない。園田も過去三回、3区から出馬し、最近二回は比例代表で復活当選。党として県内唯一の衆院の議席を守ってきたが、選挙区での勝利は悲願でもある。

 前回、ライバルである自民党の武藤容治との票差は一万七千。二万一千票を集めた共産党が今回、候補者擁立を見送ったのも好材料だ。党本部は「3区で勝てないようでは、政権交代はおぼつかない」と1、5区も重点区にして、幹部を集中投入するなど自民王国での勝ち越しを狙う。

 対する武藤。父嘉文から議席を引き継ぎ、二期目を目指すが「岐阜県で大変厳しい(自民党前職の)筆頭になっている」と悲愴(ひそう)感を漂わせる。

 各務原市の住宅団地で七月二十六日に開いたミニ集会。武藤が首相の麻生太郎の話題に触れると、支持者から、「首相の話はしない方がいい」「首相の来援で票が増えると思ったら大間違いだ」と耳の痛い意見が相次いだ。

 武藤は、同じ企業経営の経験がある麻生を支持し、総裁選で推薦人に名を連ねたこともある。昨年四月、満を持して麻生派に入り、選挙では麻生人気が武器になるはずだった。

 しかし、麻生内閣は失速し、支持率は低迷。麻生との二連ポスターは支持者から強硬に反対され、街角には国対委員長・大島理森とのポスターが並ぶ。

 武藤は曾祖父から続く国会議員の四代目。外相など要職を歴任し今も健在の嘉文の地元人気は根強く、集会などに顔を出して支持を訴える。

 全国的には世襲批判が強まっているが、支持者から「自民党より武藤の旗を振った方がいい」と促され、地元密着を徹底する武藤。「ご先祖の顔に泥を塗るわけにはいかない」。名門の底力で存続の危機を乗り切れるか。政権交代の成否を占う一戦だ。
  (後藤孝好)

◆自民完全勝利は6県
 小選挙区制になって以降の4回の衆院選で、自民党が完全勝利を続けている都道府県は、選挙後の入党、復党者を含めると群馬、岐阜、島根、愛媛、香川、宮崎の6県。まさに「自民王国」だ。
 ただ、自民党が逆風下で戦う今回は、議席を失う選挙区が出る可能性がある。
 県単位でなくても、自民党が4連勝している選挙区は多いが、落選者が続出するとの見方は党内にもある。

◆立候補予定者
武藤容治53 党国対副委員長 自前<1>
園田康博42 慶大院非常勤講師 民<前><2>=国
馬渕保彦45 幸福実現党県役員 諸新
  =敬称略、おわり

2948神奈川一区民:2009/08/05(水) 00:56:31
>>2942
浅尾氏が入っても政党要件満たさないそうです。
浅尾氏が参議院議員を続ければ別ですが。
だから、あと一人入れないとまずいはずです。

2949神奈川一区民:2009/08/05(水) 04:15:40
>>2948
訂正
神奈川新聞によると
浅尾氏が衆議院出馬
に伴い参議院議員を
自動失職する見通し
だが、選挙中は政党
として扱われる。
大変申し訳ございま
せん。

2950とはずがたり:2009/08/05(水) 05:33:21
>>2948-2949
ありがとうございます。
ずっと疑問でしたが政党要件としてはこれでいいんですな〜。
自動失職も衆院の前職並に扱われるという訳ですか。
あとは比例復活を含めどの程度政治家集まるか,でしょうね。

2951名無しさん:2009/08/05(水) 09:47:18
>>2949-2950
この件、私も疑問に思っていました(ていうか、議員版では浅尾失職と同時に政党要件を割りこむと断定的に書き込んで、とはさんをミスリードした張本人であります。お詫び致しますデス)が、これではっきりしましたね。ただ、リクツの上では何となく釈然としない所もあるのですが。

政党として認められるには(1)国会議員が5人以上所属(2)直近の国政選挙で有効投票の2%以上を獲得−のどちらかを満たす必要があり、(1)の要件には解散後の前衆院議員も含まれる。浅尾氏は衆院選立候補に伴い参院議員を自動失職する見通しだが、選挙中は政党として扱われ、比例代表と重複立候補や政見放送などを行うことができる。
http://www.shimotsuke.co.jp/news/tochigi/top/news/20090804/187692

2952けん:2009/08/05(水) 10:22:01
>>2950
渡辺新党が選挙には政党として参加できるのですね。


選挙後に2%か5議席の獲得できるかは疑問ですね。


渡辺氏と江田氏が当選し北関東と南関東で復活の浅尾氏と山内氏の4名が最大でしょうね。


得票数2%が全国の得票数から算出されるのであれば難しいかもしれませんね。

選挙用の互助団体に終わらないで欲しいですね。

2953とはずがたり:2009/08/05(水) 10:28:24
>>2951
おお,あの時の!
こちらにも来て下さっていたのでしょうか?これからも宜しくデス。

法律ってどうも曖昧な部分も有りますね。今回も解散を断行することで選挙時期を後ろにずらせましたし。。
どの条文が規程されるのでしょうかねえ?

公職選挙法
http://www.houko.com/00/01/S25/100.HTM#top

2954とはずがたり:2009/08/05(水) 10:33:52
>>2952
民主が擁立して江田氏の当選も暗雲が立ちこめてきた気もします。
長崎氏が参画すれば長崎・渡辺と北関東・南関東で当選できると云う感じでしょうか。
平沼グループから政党要件満たしたみんなへの参加者が出るのかどうか注目です。
また自民からも公示直前の時間切れで刺客立てられないタイミングでバラバラと逃亡者が出るのかどうなのかが注目。

2955とはずがたり:2009/08/05(水) 11:14:53
>>1472に拠ると自公>民社ネだったようだ。自民系に興起系はおらんのかね?

【09衆院選・あの選挙区のいま】(1)攻守一転(東京10区)
2009.8.2 00:14
http://sankei.jp.msn.com/politics/election/090802/elc0908021306002-n1.htm

 「風力発電だって、風車(かざぐるま)だって逆風だから回るんですよ。これからは『風車のお百合』でやらせて頂きます」

 7月27日、東京・池袋駅前に現れた元防衛相、小池百合子(57)は、自民党への逆風についてこんな冗談でマスコミをわかせた。この日、選挙期間中に利用する電気自動車に乗って「エコ選挙」をPR。終始、和やかなムードだったが、見守る選対幹部の顔つきは厳しかった。

 4年前の衆院選。小池の去就を多くの国民がかたずをのんで見守った。兵庫6区から東京10区への国替え。郵政民営化法案に反対した元自民の候補への「刺客」として大勝を収めたが、今回は逆に民主党から「女性刺客」を擁立され、厳しい戦いを強いられる。

 小泉構造改革のシンボルとしてもてはやされた4年前も、いまは昔。小泉純一郎元首相の引退も影響しているのか、「郵政」「小泉改革」に対する有権者の関心は、すっかり冷めた。

 練馬区のパート女性(57)は「もう『郵政』じゃないよ。終わった話じゃない」。こんな声があちこちで聞かれる。「大変厳しい選挙だ」。守勢に立たされた状況の変化に選対幹部はこう話す。
                ■    ■
 小池の選挙スタイルは、小泉旋風に乗った4年前とは大きく変わった。選挙カーに乗り、人通りの多い街中を回る遊説は鳴りを潜め、時間を見つけては地元の盆踊り大会などにせっせと足を運ぶ毎日。地元自民の都議や区議の支持もがっちり固める。まさに「どぶ板選挙」だ。

 「郵政」「構造改革」といった言葉も、以前のようには出ない。「新旧女性刺客対決」などとマスコミから質問を受けても「相手がどなたであろうが…」。こうかわすばかりだ。

 「小池氏に『刺客は兵庫に帰れ』という有権者もいる。時代は変わった」。ある選対幹部は話す。小池だけではない。小泉旋風の終焉(しゅうえん)には、4年前に戦った宿敵も苦しんでいる。

 小池に敗れ、再起を図る元自民の無所属、小林興起(65)は「『刺客』は民主主義の敵」「私は自民党に殺された」と、小泉改革を批判してきた。しかし、批判の最大の矛先が引退し、有権者の関心がいまひとつ高まらない。「みんな小泉が何をしたのか、忘れてしまっている」。小林はぼやく。
                ■    ■
 激戦区となった東京10区。しかし、4年前に郵政法案をめぐって候補者同士が行った白熱した政策論争は見えてこない。

 「『民主党』という有権者は多くても、私の名前が出てこない。もっと名前を覚えてもらわなければ…」

 民主の「女性刺客」、元東大准教授の江端貴子(49)はこう話す。「政権交代」「刺客」「女性」…。さまざまな言葉は躍るが、「江端貴子」という名前が、なかなか有権者に浸透しない。介護や雇用など政策論より前に、まず「民主ありき」。これが現状のようだ。

 小池氏は「CO2削減が最大のメッセージ。キーワードは『エコ』」と、郵政に代わる新しい対立軸を打ち出そうとしているが、これまた争点化されてはいない。小池陣営幹部は「保守らしい政策を堂々と打ち出せればいいんだが…」。

 東京10区では、ほかにも共産党地区役員の山本敏江(60)や幸福実現党の泉聡彦(38)の立候補が予想されるが、やはり対立軸を打ち出せずにいる。郵政民営化法案に揺れた4年前とは一変、争点が定まらないまま「政権交代」の風が吹く。一体、何を争点として打ち出せばいいのか。その答えはまだ、風の中だ。(菅原慎太郎)
 =敬称略

 「郵政民営化」をキーワードにした前回選挙から4年。候補者は政権交代を懸けて熱い戦いを再び繰り広げる。しかし、「政権交代」自体は政策の争点ではない。旋風に踊った熱狂は冷め、多くの有権者はどこか空虚な違和感を抱き、本当の争点が見えないと思っていないだろうか。あの熱狂は何だったのか。旋風が吹き荒れた「あの選挙区」の今を追いながら考える。

2956とはずがたり:2009/08/05(水) 11:22:40
【09衆院選】見えぬ争点 あの選挙区のいま(2)静岡7区 リターンマッチ
2009.8.4 19:05
http://sankei.jp.msn.com/politics/election/090804/elc0908041909006-n1.htm

候補者本位、真っ向勝負

 「今さら(民営化された)郵政が元に戻るわけがない。それよりも雇用と景気対策が重要」。7月24日、浜松市内の選挙事務所で自民、片山さつき(50)はこう語った。片山は前回の郵政選挙で、造反した無所属、城内(きうち)実(44)の「刺客」として選挙の洗礼を受けた。748票差で勝利。その戦いから4年がたつ。前回大接戦を演じた城内に加えて今回は知名度のある元NHKアナウンサーで民主新人、斉木(さいき)武志(35)との事実上の三つどもえの戦いだ。

 静岡7区は浜名湖の東西にまたがり、南北に天竜川が流れる広大な選挙区だ。だが、3人の主な選挙事務所は東名道浜松西インターから約3キロ圏内で互いに火花を散らす。幹線道には片山、城内のポスターが交互に並び、同じ民家の塀を飾ることすらある。

 片山の不安は党への逆風と郵政選挙が地元にもたらした「ねじれ」だ。4年前、党県連は城内を推薦し、離党後も水面下で支援する地元議員は少なくない。党県連は「一枚岩なんて言わないが、党としてさつきさんの支援にあたる」とする一方、「風で当選した人は地元には残らない。積極的に支援できない」という県議もいる。15日の決起集会には元首相の小泉純一郎を招く。4年前、会場を7千人もの聴衆が埋め尽くし、「純ちゃ〜ん、がんばれ!」の歓声が上がった熱狂の“火付け役”の来県に期待を寄せる。

 「構造改革路線は米国の現状でもわかる通り、勝負はついている」と話す城内はこの4年、議席奪還に向け地元の集会や講演会など地道な「草の根運動」で地盤固めに励んできた。

 「誰よりも地域を回った。地元になじみ、仲間だと認めてもらっている」。城内の自負を裏付けるように、解散後初の週末の納涼祭では、ニアミスする各候補で城内への声掛けばかりが目立った。「どんな祭りにも地元のルールがある。活動の成果です」。テレビでの露出や派手なパフォーマンスに頼りがちの片山との違いを強調、リベンジに手応えを感じる。

 「無所属だからタブーに挑戦し、改革ができる。自民対民主ではなく、双方を巻き込み政界再編を促す起爆剤にしたい」。政権選択選挙に一石を投じる構えだ。

 民主・斉木は本人自ら片山、城内の地盤にポスター張りの“飛び込み営業”をかける。斉木は「千枚くらい自分で頼みましたよ」。昨年2月の立候補表明から毎日、街頭に立ち続け片山と城内に「官僚出身の候補に天下り先をなくせるか。しがらみのない人間だから改革ができる」と対決を挑む。陣営側も「いい風が吹いてはいるが、保守の強い土地柄。ようやく2氏と同じ土俵に立てるまでになってきた」と身を引き締める。

 しかし、空前の熱狂が冷めた今、有権者は自民に厳しく、政権選択より「候補者本位」とみる人が多いようだ。

 3人に加え、幸福実現党から出馬予定の竹内隆文(51)も招いて立候補予定者討論会を実施した地元の若手農業者グループの養豚・加工業、森島宏昌(30)は「政権選択だけではない。具体的な政策と実現可能性を問いたかった」。

 浜松市南区の納涼祭では建設会社に勤める男性(38)が「仕事もないし、中小企業には自民でも民主でも変わらない。候補者の政策で決めるよ」。元建設業で農業の男性(71)もこう語った。「小泉さんは改革できなかったじゃないか。だから片山さんも『改革』とは言わなくなった。郵便局の人はえらい目にあった。だから、自民か民主か城内さんかといわれてもいまは分からないねえ」=敬称略

 (石川有紀)

2957とはずがたり:2009/08/05(水) 11:25:10
【’09衆院選 見えぬ争点】あの選挙区のいま(3)広島6区 消えた強敵
2009.8.5 08:27
http://sankei.jp.msn.com/politics/election/090805/elc0908050828002-n1.htm

嵐去りて“主なき戦い”

 郵政民営化に反対し、自民党を離党した国民新党の亀井静香(72)と“刺客”として無所属で立候補した当時ライブドアを率いていた“ホリエモン”こと堀江貴文(36)。2人の対決で広島6区は全国屈指の注目区と化した。堀江の行くところに行列が群がり、フラッシュがたかれカメラが追う。尾道駅前に設置された事務所には連日多くの人が詰めかけ、ホテルや喫茶店などは大盛況となった。「改革」と白い文字で記された黒いTシャツを着た堀江は「尾道を日本のハリウッドに」「宇宙開発事業の拠点をつくりたい」。言動も選挙戦も派手だった。

 「改革を否定したわけではないのに、小泉さんの郵政民営化に賛成するかしないかだけの論理にすり替えられた。バラエティー番組などでも単純化されすぎて論じられた」

 亀井事務所の地元秘書は当時をこう苦々しく振り返る。ターゲットにされた亀井はもともと強固な後援会組織に支えられていたが、落下傘候補の参戦で一転“どぶ板”に専念。地元に張り付き、声をからして支持者ら一人一人に頭を下げた。

 選挙結果は亀井が底力を見せ踏ん張った。堀江は敗退。広島6区の喧噪(けんそう)は急速にしぼんでいった。堀江は平成18年、証券取引法違反の疑いで逮捕され、公の場から姿を消した。

 選挙戦を間近で見てきた尾道市の商店街で働く主婦、岡田潤子(57)は、当時の市内の熱狂ぶりを「有名なホリエモンが出馬すると聞き“出身地でもないのになぜ?”と正直違和感を覚えていた。何しろお祭り騒ぎが続いたからねえ」。こう振り返りながら「演説に集まる人は、正直、一目見たさというだけの雰囲気だった。今考えると、あの騒ぎは一体何だったのか」。口調はいたって冷淡だ。

 亀井事務所の幹部の一人は「堀江さんは“お金で買えないものはない”と言っていました。当時の社会全体の風潮で、これが世の中に何をもたらしたか。歪(ひず)みですよ。このことは今も変わらない。今こそ私たちは立ち止まって冷静に考えるべきだ」。4年前の清算を強調し、亀井の正しさをさりげなく強調する。

 ホリエモンの参戦で最も票を減らしたのは当時の民主党候補、佐藤公治(50)だった。

 「堀江さんは台風みたいだった。地方だし、せいぜい3万票程度と高をくくっていた。が、本来民主が集めるべき票を、小泉流のやり方でさらわれた。これが実感です」。佐藤後援会の幹部の一人はこう述懐する。亀井はその佐藤と2年前の参院選で手を結ぶ。

 佐藤は亀井の支持を受け当選した。今回は民主党は党を挙げて亀井全面支持にまわる。街頭には佐藤と亀井のツーショットポスターが張られる。「変われば変わるものだね」。街中ではこんな声も聞かれる。

 事実上の“無風区”と化した6区には自民党が4月末、世羅町選出の県議、小島敏文(58)を擁立。自民党への逆風を小島は「地元の理解も得てニュー自民党を訴え、再び信頼を集めたい」。ほかにも共産党は花岡多美世(52)を、幸福実現党は胡本協子(58)を立候補させる予定だ。しかし、強敵が消えたことで亀井の鬼気迫る“どぶ板”も姿を消した。選挙区には戻らず、国民新党の他候補者や中国ブロックでの遊説に明け暮れる。

 7月24日、尾道市内で開かれた事務所開き。主なき戦いを妻、奎子(65)が中心にあずかる。「前回は亀井が張り付きましたが、今回また私どもで頑張ります」

 いつものやり方が戻り、争点なき“信任投票”の結果を待つ。その雰囲気には和やかさすら漂う。=敬称略(豊田大祐)

2958名無しさん:2009/08/05(水) 12:05:03
>>2953
自動失職は第90条から
> 届出の日に当該公務員たることを辞したものとみなす。
政党要件については公職選挙法では「候補者届出政党」「衆議院名簿届出政党」という感じで表記されていて、この「届出」は第86条
一項
> 衆議院(小選挙区選出)議員の選挙において、次の各号のいずれかに該当する政党その他の政治団体は、当該政党その他の政治団体に所属する者を候補者としようとするときは、当該選挙の期日の公示又は告示があつた日に、郵便等によることなく、文書でその旨を当該選挙長に届け出なければならない。
二項
> 衆議院(比例代表選出)議員の選挙においては、次の各号のいずれかに該当する政党その他の政治団体は、当該政党その他の政治団体の名称(一の略称を含む。)並びにその所属する者の氏名及びそれらの者の間における当選人となるべき順位を記載した文書(以下「衆議院名簿」という。)を当該選挙長に届け出ることにより、その衆議院名簿に記載されている者(以下「衆議院名簿登載者」という。)を当該選挙における候補者とすることができる。
によるものなので、公示又は告示があつた日に「政党要件」を満たしていれば良いのかも。
自動失職は「届け出後」になるという話であれば筋は通るような気がします(だから届出前に辞職したりすると政党要件満たさないとなるかもしれません)。

あとは一項14号と二項14号の「規定する衆議院議員又は参議院議員の数の算定(中略)について必要な事項は、政令で定める」からそういう政令が用意されてるのかも。

2959とはずがたり:2009/08/05(水) 12:30:15
解説有り難うございますm(_ _)m
>公示又は告示があつた日に「政党要件」を満たしていれば良いのかも。
>自動失職は「届け出後」になるという話であれば筋は通るような気がします(だから届出前に辞職したりすると政党要件満たさないとなるかもしれません)。
この辺が整合的な理由に成るということでしょうかねぇ。

2960とはずがたり:2009/08/05(水) 13:34:54

【深層選挙区 09総選挙】
深層選挙区 4区
http://mytown.asahi.com/gunma/news.php?k_id=10000180908050001
2009年08月05日

高崎まつりでにぎわう市街地を、浴衣姿で回る三宅=1日、高崎市あら町

 7月26日夕、JR高崎駅東口近くの結婚式場に、市内の企業経営者らが続々と集まった。開会直前、福田は中曽根弘文外相と連れだって会場に入った。

 高崎政経懇話会。高崎市内の経済界の集いで、中選挙区(旧群馬3区)の時代から福田の支援組織の中核となってきた。小選挙区になってから、ライバルだった元首相の中曽根康弘や小渕恵三の支援者を取り込んだ。

 この日の参加者は400人近く。大沢正明知事、松浦幸雄市長、同市選出の自民党系の県議、市議らも顔をそろえた。報道陣を閉め出した会合で、福田は「自民党でなければ日本の政治はできない」と語気を強めたという。

 前日、民主党が4区で三宅を立てることが明らかになったばかり。懇話会の清水英徳会長は「福田があんなにやる気を見せたのは初めて」と驚く。「相手は新人で女性。選挙は相当厳しい。懇話会の会員は約800社。福田には全部回ってもらう」

 父赳夫から受け継いだ地盤で、福田はこれまで対立候補を圧倒してきた。ただ、今回ばかりは様子が違うようだ。

 福田選対の事務長を務めることになった高崎商工会議所の原浩一郎会頭は「人に会って話を聞くと、小選挙区では福田に入れても比例では民主に入れるという人が5人のうち2人はいる」と明かす。

 盤石な支援組織を誇る福田陣営だが、福田事務所の悴田義則所長は「民主に吹く風で、ちょっと票が向こうに流れれば、あっという間に五分五分になる。今回はまったく予測がつかず、畏怖(い・ふ)すら感じるほどだ」と話した。
   ■   ■
 高崎まつりが始まった今月1日、三宅は浴衣姿で高崎市の中心街を歩いて回った。手には、政権交代について尋ねるアンケートボード。市民から「頑張ってね」と声がかかる。

 三宅は7月27日に立候補を表明した。当初は、これまで3回福田と対戦した党内保守系の中島政希が立候補を準備していたが、角田義一元参院副議長ら労組系の反発で、三宅に白羽の矢が立った。

 三宅は、労働大臣などを務めた自民党の故石田博英の孫。石田の秘書を務めたのがきっかけで政界に身を投じた中島は「自分の代わりに三宅さんが立つのは光栄なこと」と歓迎する。

 前回は自主投票だった連合も支援の動きを見せる。立候補表明の翌28日、三宅は、連合群馬高崎地域協議会(連合高崎)の事務所を訪れ、支援を要請した。連合高崎の伊能耕司議長は「組合の活動を理解し協力してくれれば、支援するのは当然」という。

 保守系と労組系の対立は表面的には収まった。だが一枚岩とはいえない。三宅の選挙対策本部長は、小沢が直々に送り込んだ山梨選挙区選出の参院議員、米長晴信が務める。事務局長は米長の秘書が受け持ち、それ以外の役職は決めていない。

 群馬の選挙で、他県の参院議員が選対トップを務めるのは極めて異例だ。選対幹部に保守系、労組系とも入れないことで、両者のバランスを取った苦肉の策ともいえる。

 知名度のない三宅をどう有権者に浸透させるか。支援組織が地域に根を張る福田陣営に対し、米長は「空中戦で行く」と話す。話題づくりのため、選挙戦では全国から著名人を応援に呼ぶ計画を立てている。(敬称略)

【立候補予定者の顔ぶれ】
福田 康夫73自前(6)〈元〉首相
三宅 雪子44民新 フジテレビ社員
森田 貴行38諸新 幸福の科学職員
(注)氏名、年齢、党派、肩書。自は自民、民は民主、諸は諸派。前は解散前まで現職だった人、新は新顔。丸数字は当選回数。〈元〉は過去の役職や職業。顔ぶれの並び順は衆院の勢力順。

2961とはずがたり:2009/08/05(水) 13:35:54

約200選挙区で公開討論会開催 衆院選、前回の5倍
http://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/news/CK2009080502000095.html
2009年8月5日 朝刊

 衆院選に向け、小選挙区単位で行われる候補者の公開討論会が、全選挙区の三分の二にあたる約二百にのぼることが、主催者の日本青年会議所(JC)の調べで分かった。

 前回衆院選では約四十選挙区での開催だったが、今回は約五倍となる。

 討論会は既に十八カ所で実施。自民党の小泉純一郎元首相の次男・進次郎氏の出馬で注目される神奈川11区は七月二十八日夜に行われ、進次郎氏をはじめ、民主党の横粂勝仁氏ら四人の立候補予定者全員が出席。会場は三百五十人の市民で埋め尽くされた。

 実施済みと、開催が決定している選挙区をあわせると百八十七。実施に向けて準備中の選挙区も三十八ある。

 公開討論会は十八日の公示日以降、公職選挙法の関係で開けないため、「合同個人演説会」として開く。

2962とはずがたり:2009/08/05(水) 13:44:07
どのホテルだ?前橋に出張の折りには是非泊まってやらないと
> 宮崎らが演説したのは、地元企業のホテルの前。この企業の会長は、07年の知事選で前知事の小寺弘之を支援。選挙後に自民党員を辞めた地元有力者で「今回は心情的に民主を支持している」。

群馬で日産自動車は買えないな〜。
>尾身と佐田の合同選対「新しい政治をつくる会」の選対会議。マイクを握った群馬日産自動車社長の天野洋一が「尾身先生を全力でやる」と力を込めた。
>父で会長の健太郎は、前知事の小寺を支援してきた県財界の重鎮だが、天野はこれまで表だった政治活動をしてこなかった。その天野が尾身陣営の事務長代行に就任。周囲は「会長が尾身支持を容認した」と受け止めた。

【深層選挙区 09総選挙】
深層選挙区 1区
http://mytown.asahi.com/gunma/news.php?k_id=10000180908030001
2009年08月03日

 民主党幹事長の岡田克也が群馬入りした7月23日。宮崎は、岡田と並んで沼田市の街頭に立った。

 沼田市は、尾身が小選挙区で約7割の得票率をたたき出してきた「本拠地」。そこに乗り込んだ民主の2人に、約300人の聴衆が拍手を送った。尾身陣営は「国政選挙で、市内での演説にこれほどの人が集まるとは過去に例がない」と危機感を抱く。

 宮崎らが演説したのは、地元企業のホテルの前。この企業の会長は、07年の知事選で前知事の小寺弘之を支援。選挙後に自民党員を辞めた地元有力者で「今回は心情的に民主を支持している」。

 「非自民勢力」の結集を呼びかけ、旧福田派の流れをくむ大沢県政の運営などに反発する保守層も取り込もうとしている宮崎は、その象徴となる演説場所を選んだ。

 沼田に入る直前、岡田と会談した小寺は民主への支持を内諾。小寺に近い前橋市長の高木政夫も「民主支持」を明言した。有権者の多い同市の非自民系保守層に影響力を持つ2人が旗色を鮮明にしたことで、知名度不足を補う追い風が吹き始めたように見える。

 宮崎は、自民支持団体の切り崩しにも余念がない。父親が前橋赤十字病院長という利点を活用。パイプのある開業医に積極的に働きかけ、昨年夏には政治団体の前橋市医師連盟に有志約60人による宮崎後援会ができた。

2963とはずがたり:2009/08/05(水) 13:44:25
>>2962-2963
 尾身側も巻き返しを図ったが、宮崎とは別に尾身の後援会が結成され、同市医師連盟を「事実上の自主投票」(医師会幹部)に持って行くだけで精いっぱい。最近、尾身が「同市医師連盟として自民推薦を決めてもらうよう働きかけている」(陣営幹部)といい、両者のつばぜり合いは激しさを増している。

 宮崎陣営の最大の課題は、選挙を戦う組織的な態勢が整っていないことだ。連合群馬は7月14日に宮崎の推薦を決めたが、宮崎は勝手連の市民グループを陣営の主力に据え、連合との連携はいま一つ。民主支持を打ち出す県議らとも歯車がかみ合っていない。

 「風頼みで大丈夫か」。追い風に自信を深める宮崎をよそに、周囲が気をもむ珍現象。だが、連合群馬の幹部は「宮崎はみこしに乗るお飾り。民主に政権を取らせることが大命題。連合は連合で全力を尽くせばいい」と達観顔だ。

 対する尾身。自民党への逆風の中、「組織頼み」の防戦に徹する。自身の企業後援会「経翔会」に加え、コスタリカ方式で比例に回った佐田玄一郎の後援会企業もリストアップし、組織固めに励む。

 7月30日、前橋市で開かれた尾身と佐田の合同選対「新しい政治をつくる会」の選対会議。マイクを握った群馬日産自動車社長の天野洋一が「尾身先生を全力でやる」と力を込めた。

 父で会長の健太郎は、前知事の小寺を支援してきた県財界の重鎮だが、天野はこれまで表だった政治活動をしてこなかった。その天野が尾身陣営の事務長代行に就任。周囲は「会長が尾身支持を容認した」と受け止めた。尾身は、天野を担ぎ出すことで小寺、高木ら非自民系保守層の動きを「牽制(けん・せい)する効果を狙った」(つくる会幹部)。自民への逆風が吹くなか、宮崎が奪おうとする保守票をつなぎ留めようと懸命だ。

 公明との関係も頭が痛い。宮崎に激しく追い上げられる尾身にとって、推薦してくれた公明の組織票は当落を左右しかねない。だが、共闘態勢を組む佐田は、1日の自民党県連の出陣式で開口一番、こう訴えた。「小選挙区は尾身先生、比例区は自民党。くれぐれもお願いしたい」

 公明の支持母体である創価学会幹部は「どこまで支援するかは、尾身次第」と話し、比例票での「見返り」を求める。「佐田さんの見えないところで『比例は公明』と呼びかけるしかない」と尾身陣営幹部。尾身と佐田の微妙な二人三脚が投開票日の30日まで続く。(敬称略)

【立候補予定者の顔ぶれ】
尾身 幸次76自前(8)〈元〉財務相
宮崎 岳志39民新 〈元〉上毛新聞記者
酒井 宏明43共新 党県常任委員
滝崎 明彦45諸新 幸福実現党員
山田  晶57無新 歯科医師
(注)氏名、年齢、党派、肩書。自は自民、民は民主、共は共産、諸は諸派、無は無所属。前は解散前まで現職だった人、新は新顔。丸数字は当選回数。〈元〉は過去の役職や職業。顔ぶれの並び順は衆院の勢力順。

2964必ずや政権交代を。:2009/08/05(水) 14:31:33
http://blog.with2.net/rankall-0.html
植草氏ブログついに三位に!

2965とはずがたり:2009/08/05(水) 15:05:34
どっちやねん。

川口前小坂町長、無所属で出馬へ 衆院選秋田2区
http://www.sakigake.jp/p/akita/news.jsp?kc=20090805j

 今春の知事選に出馬した川口博・前小坂町長(62)は5日、同町小坂字野口の自宅で記者会見し、18日公示の衆院選秋田2区から無所属で立候補することを表明した。
(2009/08/05 14:55 更新)

2966けん:2009/08/05(水) 15:11:47
>>2955
東京10区に小林票が民主党に流れたら本来江端が逆転しそうなんですが難しそうですね。


前回小池10万民主5万小林4万ですよね。

小池から浮動票2万(全体票の2割)が民主党江端氏へ流れるマイナス分と、総裁選出馬による知名度アップで1万が新たに小池が増やして差し引き小池氏が9万。


江端氏は前回の民主党5万を押さえているとして小池からの浮動票2万と小林票の4万のうち3万を取り込み合計11万になり逆転できる計算になりますね。

江端氏が浮動票を小池氏から取り込みが不十分であることと、小林票の取り込みが今からになるのでカウントしにくいのが要因ですよね。

2967とはずがたり:2009/08/05(水) 15:13:08
もともと中山は県南地盤だったのか。。
> 上杉は参院議員を3期務め、自治相など政府要職も歴任。最大派閥だった橋本派(現津島派)に属し、県政界で絶大な発言力を誇った。初めて小選挙区比例代表並立制で行われた1996年の衆院選では、中山の選対本部長にもなった。
> 中山はそれまで地盤としてこなかった宮崎市を主舞台とする宮崎1区で戦うことに。中山にとって県南部を選挙区とする旧宮崎2区からの転戦。しかも旧民社党委員長も務めた米沢隆などが相手の激戦で、「上杉が農林業界を動かし、勝たせてやった」(上杉支持者)という。
> その後、中山は宮崎1区で連続4回の当選を重ね、森喜朗元首相を後ろ盾に国政中枢で頭角を現す。事務総長を務める町村派も最大派閥に成長。上杉との力関係が入れ替わったといわれる。それが衆院選で上杉が当選すれば、再び力関係が逆転する。それを中山は恐れたというのだ。


【宮崎 選択の断面】<上>分裂 自民、1区で共倒れも
2009年08月04日 14:38
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/politics/election/2008syuin/miyazaki/20090804/20090804_0002.shtml

 中山成彬(66)=前職=は目を疑ったという。

 7月21日、東京・自民党本部−。中山は同党の選挙対策委員として選対小委員会に臨んだ。しかし、示された第1次公認候補者リストで宮崎1区は、空欄だった。

 「どういうことだ」。中山は、選対副委員長の菅義偉を問い詰めた。だが、返ってきた言葉は素っ気なかった。「県連と(第1選挙区)支部の意見が異なるので調整を要する」。結局、県連が推す上杉光弘(67)=新人=との公認調整はつかず、10日後の31日、党本部は宮崎1区で公認候補を立てないことを決めた。

 翌1日、中山は宮崎市で明言した。「無所属でも出る」

   ■   ■

 「県連の公認をもらえたのは力強く、ありがたい」。上杉は自民県連が3日の役員会で自身を“県連公認候補”と位置付け、戦うことを決めた後に会見して、立候補する意思に変わりがないことを強調した。

 これで分裂選挙は確定的となったが、上杉は「票の一部が割れるだけ。敵ではない」と、中山が眼中にないように装った。しかし、額面通りに受け取る県政関係者はいない。

 対立の発端は、昨年秋に中山が国土交通相就任直後の失言問題の責任をとって、衆院選への不出馬を表明したことにある。県連は、中山の後継候補として上杉の擁立を決めた。それを中山が衆院選近くになってひっくり返そうとしたことから、事態はこじれた。

 なぜ中山は翻意したのか。意中の後継候補だった東国原英夫知事の擁立が難しくなったから。不出馬撤回を求める約5万人の署名が寄せられたから…。だが、それ以上に中山が上杉との力関係の変化を恐れたからとの見方が強い。

2968とはずがたり:2009/08/05(水) 15:13:45
>>2967-2968
   ■   ■

 上杉は参院議員を3期務め、自治相など政府要職も歴任。最大派閥だった橋本派(現津島派)に属し、県政界で絶大な発言力を誇った。初めて小選挙区比例代表並立制で行われた1996年の衆院選では、中山の選対本部長にもなった。

 中山はそれまで地盤としてこなかった宮崎市を主舞台とする宮崎1区で戦うことに。中山にとって県南部を選挙区とする旧宮崎2区からの転戦。しかも旧民社党委員長も務めた米沢隆などが相手の激戦で、「上杉が農林業界を動かし、勝たせてやった」(上杉支持者)という。

 その後、中山は宮崎1区で連続4回の当選を重ね、森喜朗元首相を後ろ盾に国政中枢で頭角を現す。事務総長を務める町村派も最大派閥に成長。上杉との力関係が入れ替わったといわれる。それが衆院選で上杉が当選すれば、再び力関係が逆転する。それを中山は恐れたというのだ。

   ■   ■

 自民は参院選、県知事選と分裂選挙を続け、敗退した。ただ、衆院選は宮崎2、3区で分裂選挙となったことがあるが、それでも自民系候補が当選し、非自民候補に議席を渡すことはなかった。

 しかし、今回は風向きが明らかに異なる。自民にとっては逆風。宮崎1区では無所属新人の川村秀三郎(60)が民主、社民、国民新の推薦を受ける一方で、元林野庁長官という経歴を生かし、保守層にも触手を伸ばす。

 これまで自民候補を推薦してきた県医師連盟が宮崎1区で自主投票を決めた。公明党も、だ。

 分裂選挙によって中山、上杉が共倒れする可能性を敏感に見てとったのか、3日には民主党の小沢一郎代表代行が急きょ、宮崎市内の川村の事務所を訪れ、激励した。

 分裂に自民支持者からはこんな声が聞かれた。「議席を失って出直すしかないのか…」

   ※   ※

 衆院選公示まで2週間と迫った。宮崎県では3小選挙区に計12人が立候補する予定だ。政権交代が現実味を帯びる中で各党、各立候補予定者はどんな戦いを繰り広げているのか。断面を追った。
 (敬称略)
=2009/08/04付 西日本新聞朝刊=

2969とはずがたり:2009/08/05(水) 15:20:21
>>2966
そんな所でしょうね>江端氏が浮動票を小池氏から取り込みが不十分であることと、小林票の取り込みが今からになるのでカウントしにくいのが要因

小池なんて厭らしさが顔から滲み出てるのに無党派ゆーめーってだけで入れちゃうんだろうかねぇ。。

2970片言丸:2009/08/05(水) 16:44:30
>>2968
こういう選挙区では,小沢が訪問するということが大きな効果を持ちそうですね。
山形県知事選に近い感じだと思います。

2971名無しさん:2009/08/05(水) 18:43:57
広津氏、「渡辺新党」で佐賀3区出馬へ
2009年08月05日更新
自民党を離党した前衆院議員(比例九州)の広津素子氏(56)は4日、渡辺喜美元行政改革担当相が週内にも結成する新党「みんなの党」に参加し、衆院佐賀3区から立候補する意向を明らかにした。
広津氏は衆院解散後に渡辺氏側から参加の呼びかけがあったとし、「ぶれずに戦って改革してしていく渡辺氏の姿勢に共鳴した。改革派の人たちがそろった感じ。一緒に本当の改革を進めたい」と新党入りの気持ちを語った。16日に渡辺氏を招いた集会を唐津市でひらく予定で「出馬決定が遅れ、ハンディを背負っての厳しい選挙になる」とした。比例と重複立候補する方針。
佐賀3区には自民党政調会長の前衆院議員保利耕輔氏(74)、共産党新人の瀬戸雄也氏(30)、社民党新人の柳瀬映二氏(55)、幸福実現党新人の橋山穂波氏(48)が立候補を予定しており、これでほぼ構図が固まった。
http://www.saga-s.co.jp/news/saga.0.1370401.article.html
佐賀新聞

2972名無しさん:2009/08/05(水) 20:25:21
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&rel=j7&k=2009080500606

一部知事の点数公表に疑義=マニフェスト評価で−橋下大阪知事
 大阪府の橋下徹知事は5日の定例会見で、衆院選の各政党のマニフェスト(政権公約)を評価した点数を、埼玉、神奈川など一部知事が公表していることについて、「全国知事会の採点が意味をなさなくなる」と批判した。
 同知事は、「個人で言ってしまうと、(各政党が)個人に向いてしまう」と、個別の採点公表は知事会としての政治パワーをそぐ可能性があることを指摘。「どういう意図か疑問」と述べた。
 また、「字面に表れていない本気度などを評価しないと」として、7日に知事会が行う公開討論会の結果を見た上で評価すべきだとの見解を示し、現段階での評価に疑問を呈した。 (2009/08/05-16:17)

2973名無しさん:2009/08/05(水) 21:36:30
>社民「推薦ではなく公認したい気持ち。この人なら県民を大事にできる」
民主・社民共闘が上手くいってるようですねぇ。
宮崎2区、まさかの民主もある?
>さらに投票まで1カ月を切ったこの時期になって、「民主が迫い上げている」「いや、並ばれた」との分析まで出始めた。

【連載】宮崎 選択の断面<中>共闘 民・社政権交代視野に
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/politics/election/2008syuin/miyazaki/20090805/20090805_0001.shtml
2009年08月05日 15:17

 「推薦ではなく公認したい気持ち。この人なら県民を大事にできる」
 7月24日、宮崎2区の中心都市、宮崎県延岡市で開かれた民主党新人の道休誠一郎(56)=社民党推薦=の総決起大会。約1500人の支持者に道休の人柄をアピールしたのは、民主ではなく、社民県連合副代表の太田清海だった。

 民主と社民は今回、県内の3小選挙区すべてで共闘態勢を築いた。1区は無所属新人の川村秀三郎(60)を相乗りで推薦、3区では社民新人の松村秀利(52)を民主が推薦し、自民党候補や自民系候補に挑む。
 その中で2区は、県内唯一の自・民激突区。「政権選択選挙」といわれる今回衆院選を象徴する戦いとなる。太田は道休について「党が違っても心が通じ合える人」とほれ込み、徹底して支援。太田が支持を受ける労組員の焼き肉パーティーに道休を連れて参加するなど、自分の支持者との橋渡しに力を注ぐ。

   ■   ■

 民主と社民は、2004年の参院選宮崎選挙区で無所属の松下新平=現改革クラブ=を支援して勝利。07年の参院選でも同選挙区で無所属の外山斎を国民新党との3党相乗りで推薦し、当選させた。

 連合傘下の旭化成労組などの支援を受ける民主だが、農民連盟や森林組合などの支援を受ける自民と比べ、地方の支持基盤は見劣りする。その弱点を補うように太田が呼び水となり、道休は支持層を広げていこうとしている。民主県連幹事長の田口雄二は「こちらの手が回らない場所で、社民の太田さんが懐に招き入れてくれる」と手応えを感じる。

 社民との共闘を後押しするように、同28日に宮崎県入りした民主代表の鳩山由紀夫は急きょ、日程に3区の松村後援会事務所の訪問を追加。自ら松村に推薦状を手渡し、「公認候補並みに応援させていただく」と約束する気遣いを見せた。

   ■   ■

 「先輩議員に『今回当選すれば3回分の価値がある』と言われた」。

 民主の攻勢に、宮崎2区の自民前職、江藤拓(49)=公明党推薦=は危機感を強める。江藤は郵政民営化に反対するなどして、過去2回は無所属で戦い当選した。今回は初の公認となって保守分裂を回避したことに加え、組織力でもほかの立候補予定者を上回り、当初は楽観ムードが漂っていた。

 しかし、元農相の大原一三=故人=の長男で、無所属新人の大原守人(57)が出馬を表明。一三の比例代表転出以降、「旧大原後援会の大半を取り込んだ」とする江藤陣営には気掛かりな存在となっている。さらに投票まで1カ月を切ったこの時期になって、「民主が迫い上げている」「いや、並ばれた」との分析まで出始めた。

 「厳しい選挙になる」と江藤。今月2日の後援会本部(同県日向市)の事務所開きでの訴えは切実そのものだった。
 「民主が地方を向いていないことを分かってほしい。1票差でいい。勝たせてほしい」

2974千葉9区:2009/08/05(水) 21:40:20
http://mainichi.jp/area/shimane/news/20090805ddlk32010601000c.html
2009衆院選:2区 2氏、再び激突−−竹下氏と亀井氏 /島根
 ◇竹下氏、危機感背に地道な活動/亀井氏、野党共闘で牙城に挑む
 衆院選(18日公示、30日)の公示日まで2週間を切った。県西部や出雲、雲南両市の一部が含まれる島根2区では、自民党前職の竹下亘氏と国民新党前職の亀井久興氏の激しい選挙戦が見込まれる。兄の故竹下登元首相から地盤を引き継ぎ、00年から3期連続で当選している竹下氏に対し、亀井氏は民主、社民両党の推薦を得て、「野党共闘」で対抗。両陣営とも集会や街頭演説を精力的にこなしながら、懸命に支持拡大を目指している。【細谷拓海、上村里花】

 「今度の選挙は非常に厳しい選挙です」。竹下氏の地元、雲南市掛合町で先月5日に開かれた決起集会。竹下元首相の初めての国政選挙以来、約50年間県内で選挙にかかわってきた青木幹雄参院議員はそう訴えた。竹下元首相と選挙区を駆け回った思い出話や、近年有権者とふれ合う時間が少なくなってきていることに触れた青木氏はこう続ける。「当時の我々は選挙で落選するなんてことは考えなかった。現在は皆さん一人一人の中に目が入っていない。ですから風に左右される選挙になってきた」

 前回選(05年)では亀井氏に5万5000票以上の差をつけて圧勝した竹下氏。だが、07年の参院選では、自民党現職が亀井氏の長女で、国民新党新人の亀井亜紀子氏との接戦の末、約3万票差で敗れた。東京都議選など、各地の地方選で自民党に逆風が吹き荒れていることからも、陣営は危機感を募らせる。

 竹下氏は今年3月以降、週末は県内各地で街頭演説を行い、「古里はどんなに厳しくても守り抜いて、堂々と次の世代に引き継いでいく。その仕事を懸命にやりとげていきたい」と有権者へ訴え続けている。先月上旬からは有権者へのあいさつ回りにも力を入れ始めた。「今までやってなかったこともせんと勝てん」。佐々木雄三選対本部長も気を引き締める。

   ◇  ◇

 7月10日夜。大票田である出雲市の市民会館で開かれた「亀井久興決起集会」では、国民新、民主、社民各党と連合島根の旗が並んだ。

 「この四つの旗が並んだ会場は戦後64年間の政治の中でなかった。異質な者同士の協力は足し算ではなく、掛け算になる。加速度的に力は大きくなる」。会場に駆けつけた連合の笹森清・前会長は声を張り上げた。

 自民党の牙城に挑む亀井氏。思い描くのは、亜紀子氏が自民現職を打ち破った07年参院選の再来だ。民主党に加え、参院選では支援にとどまった社民党も今回は亀井氏を推薦し、スクラムを組む。10日の決起集会に参加した社民党の重野安正幹事長は「島根2区は全国的に見て、野党共闘の象徴的地区と考えている」と意気込みを見せた。

 亀井氏は「2年前(の参院選で)しっかりスクラムを組んでいい結果を出しており、その後も引き続き、連携を保っている。中央同様、島根でもますますペースを上げてやっていきたい」と共闘態勢への自信を見せる。

 ミニ集会で亀井氏は、選挙を小泉改革の総括と位置づけ、郵政民営化の誤りを説き続ける。「壁は厚いが、まずは政権交代を実現させないと始まらない」。亀井氏は自らに言い聞かせるように語った。

   ◇  ◇

 島根2区には幸福実現党新人の相浦慎治氏も立候補の準備を進めている。

2975千葉9区:2009/08/05(水) 21:42:30
http://mainichi.jp/area/nara/news/20090803ddlk29010285000c.html
政権攻防:09衆院選 さまよう組織票/上 /奈良
 ◇郵政民営化、揺らぐ自民の支持基盤
 ◇1区、選挙区と比例でねじれ
 「以前なら郵便配達員に振り込みや引き落としをお願いできたが、民営化でできなくなったって言われても。不便になったなあ」。7月中旬の昼下がり、川上村柏木にある柏木郵便局で、同村に住む岡本太兵衛さん(76)は顔なじみの職員に不満を漏らした。

 07年10月の民営化で、郵政事業は貯金、保険、郵便事業、郵便局に4分社化された。郵便局は普通局と特定局の区別がなくなり、貯金や保険の窓口業務を委託された。しかし、配達業務は郵便事業会社が担うため、配達中の金融サービスは扱えなくなった。岡本さんは商品代金の振り込みのため、車で15分かけて郵便局に来ていた。

 村の人口は1955年の7978人をピークに下降の一途をたどり、6月末で1942人まで減少した。65歳以上の高齢者が占める割合は県内で最も高い48・8%。郵便配達員は1人暮らしの高齢者を見回ったり、依頼があれば日用品を調達するなどの役割も担ってきた。

 しかし、現在は一部が正社員からアルバイトに切り替えられ、そんな余裕はなくなった。岡本さんは「郵便局はライフライン的な存在だった。車を運転できる人は少ない。将来も村に存続するのだろうか」と不安を隠さない。

    ◇

 7月25日、五條市民会館であった郵政民営化見直しを求める決起集会。郵便局長やOBら約400人が集まり、熱気に包まれた。旧特定郵便局長でつくる政治団体「郵政政策研究会(郵政研)」南和地区会の佐竹祥光会長は「民営化が進んで(政府保有の)貯金や保険部門の株式が売却されれば、(委託が打ち切られ)手数料収入が入らず郵便局はなくなってしまう」と訴えた。

 郵政研に参加する県内の旧特定局長は約225人。1人当たり30世帯以上の名簿集めや街頭宣伝活動などを割り当て、「自民党を支援していたころと変わらぬ支援態勢」(伊谷維男・郵政研中和地区会長)で臨む。吉野郡内のある局長は「過疎地域では、サービスが低下した郵便局の現状に不満や不安を持っている利用者は多い。郵政民営化見直しの主張は受け入れてもらいやすい」と話す。

    ◇

 旧特定局長やそのOBらはかつて、自民党の有力な支持基盤だった。地元の名士が多く、1人で100票を集めるとも言われた。しかし、05年の郵政選挙を境に国民新党支持に転換。同党が推薦する民主党候補の支持も決め、決起大会には奈良3区と4区の民主新人が顔をそろえた。

 ただ、郵政研は民営化に反対した自民党復党組も支援対象にしており、奈良1区は自民元職の森岡正宏氏を推す方針だ。郵政研北和地区の幹部は「選挙区は自民党の森岡氏で、比例区は国民新党をとお願いするのは分かりづらい。政権交代を考えた場合、判断が難しい」と打ち明ける。【阿部亮介】

    ◇

 05年の衆院選から約4年。構造改革の波が押し寄せる中、かつての自民党の支持基盤が揺らいでいる。さまよう組織票の行方を現場から報告する。

2976千葉9区:2009/08/05(水) 21:43:07
http://mainichi.jp/area/nara/news/20090804ddlk29010566000c.html
政権攻防:09衆院選 さまよう組織票/中 /奈良
 ◇民主マニフェストの戸別所得補償制度
 ◇JA組合員の意識に変化「流れ変えてほしい」
 7月15日夕、JAならけん広陵支店。「吉川です。よろしくお願いします」。平岡仁・広陵町長に伴われて訪れたのは、奈良3区から出馬予定の民主新人、吉川政重氏だった。同支店は約2300人の組合員を抱え、県内一の規模を誇る。吉川氏は、出迎えた同支店幹部と短いやり取りをしただけで立ち去った。しかし、これを聞いた自民県連幹部は警戒感を強める。「これまでになかった動きだ。選挙に影響が出るかもしれない」

 08年6月には、民主の小沢一郎代表(当時)が、葛城市内で開かれた農家約30人のミニ集会に参加した。07年参院選でマニフェストに掲げ、圧勝をもたらした「戸別所得補償制度」をアピールするためだった。農畜産物の販売価格と生産経費の差額を補償する同制度は、今回の衆院選でも目玉の一つだ。

 JAならけんは、県内の専業・兼業農家ら約9万1000人が加入する。JAグループや政治団体「県農協農政連盟」などは7月27日付で、奈良1〜4区の自民公認の立候補予定者を推薦した。名簿の提出や集会での動員など、組織的な支援をする方針だ。

 しかし、組合員の意識は大きく変わりつつある。県内の1戸当たりの農業所得は04年の118万円から07年は101万円に減った。将来性への不安から、担い手も不足している。五條市の男性(37)は「自民党には期待できない。将来を考えた政策が足りない」と話す。自民党員という別の50代の男性も「現在の流れを変えるためにも、自民党は支持できない」と打ち明ける。

 JAや農政連などは、自民の有力な支持団体だが、現在は「上(農協)と下(農家)が考えていることは別」(県内の農業関係者)というのが実情だ。

 政府が農協を通じてコメを購入する食糧管理法の時代、農協は大きな影響力を持っていた。ただ、94年の同法廃止でコメの流通の自由化が進み、県内では99年に42農協が合併してJAならけんが誕生。約180あった支店は約100に統廃合され、地域をまとめる「顔役」も次第に少なくなった。こうした中で「選挙での影響力は前に比べると弱くなった」(自民県議)という。

 切り崩しを図る民主に対抗し、自民もマニフェストに「食糧自給率50%を目標に農家の所得増大」を掲げた。しかし、宇陀市内で農業を営む50代の男性は揺れている。「民主に期待したいが、戸別所得補償制度はばらまきで、自給率向上を考える自民の方が政策的にはまし。ただ、ここまで状況を悪くしたのは自民だ。とにかく流れを変えてほしい」【阿部亮介】

2977千葉9区:2009/08/05(水) 21:43:34
http://mainichi.jp/area/nara/news/20090805ddlk29010483000c.html
政権攻防:09衆院選 さまよう組織票/下 /奈良
 ◇県医師会、自民と距離 小泉改革余波、ここにも
 「医療界は小泉内閣以来、社会保障費の引き下げで風前のともしび。今後、民主党とも話し合いをさせていただきたい」。今年2月7日、奈良市内で開かれた民主党県連大会。党員ら約400人が出席し、熱気に包まれる中、あいさつに立った塩見俊次・県医師会長はこう呼びかけた。

 長年自民党を支持してきた県医師会の会長が同大会に出席するのは初めてだった。塩見氏は「民主への期待の表れ。内部で自民と民主に意見が分かれているので、現場の声を中心に考えたい」と明かす。

    ◇ 

 背景には、小泉改革の医療費抑制策に対する根強い不満がある。その一つが11年度までに原則義務づけられた診療報酬明細書(レセプト)のオンライン化だ。県医師会が今年1月末、病院や診療所を経営する医師946人に尋ねたところ、対応できずに廃業を考えている医師は34人という驚くべき結果が出た。

 調査した藤岡庄司理事は事情を聴くうち、更に衝撃を受けた。高齢で廃業する医師を含めると、宇陀地区の18人のうち3人が廃業を検討している。藤岡理事は「過疎地域では医師1人が貴重な存在。健診ができなくなったり、学校医がいなくなる可能性がある」と危ぐする。

 レセプトのオンライン請求には、コンピューターの設備更新や入力する事務員が必要になり、小さな診療所では難しい。特に高齢の医師は手書きの記入に慣れているため、負担は大きくなる。ある医師は「配慮がなく、強制的にやれというのはおかしい」と憤る。

 ほかにも、診療報酬の引き下げや後期高齢者医療制度などが医療現場の反発を招いてきた。塩見氏は「経済界主導で医療政策が決定された。自民党が進めてきた政治に不満を感じている会員は多い」と説明する。

    ◇

 日本医師会とその政治団体「日本医師連盟」は、自民党の集票マシンだった。推薦候補には、承諾を得た患者の名簿を提出したり、医療機関でのポスター掲示や政治献金など、強力な支援態勢で臨んできた。05年の郵政選挙で県医師連盟は、刺客の候補が擁立される前に方針を決めたため、奈良1、2区は郵政造反組、3、4区は自民候補を推薦した。

 しかし今回、日医連は3日までに推薦候補を決めるよう通知を出しているが、県医師連盟はまだ正式決定はしていない。これまでのように執行部で推薦を判断するのではなく、各地区の医師会で協議し、執行部が承認するやり方に変えた。同連盟幹部は「旧来のつながりで自民支持は多い。ただ、医療制度改革に不満を持つ若手もおり、最終的には自主投票の選挙区も出てくるのではないか」とみている。【阿部亮介】

2978千葉9区:2009/08/05(水) 21:54:32
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/iwate/news/20090805-OYT8T00151.htm
【09衆院選】 「師弟」組織戦で対決

 黄色地に「政権交代」と大書されたポスターが並ぶ奥州市水沢区横町の民主党の事務所。4日午前、民主党前議員の小沢一郎の後援会関係者(80)が推薦人名簿を手に現れた。「段取りはもうできている。推薦人のなり手が多くて困るぐらいだよ」。その口調からは、いよいよ本格的に動き出した選挙戦への意欲がみなぎる。

 長く“国替え”のうわさがくすぶっていた小沢の公認問題が3日、ようやく決着した。小沢本人は党の代表代行として全国を飛び回るため、地元入りのめどは立たない。それでも、選挙戦の裏方を長く務めてきた男性(65)は「やるべきことは分かっている」と自信を示す。小沢後援会水沢連合会の小野寺伝会長(77)も「みんな『いざ出発』と思っている」と言葉に力を込める。

 連続13選を支えてきた強固な後援会組織。高齢化は否めないが、小沢の代表辞任の際には、町中に張り巡らされていた小沢の顔が入ったポスターを、短期間のうちに張り替え、改めて組織力を見せつけた。

 不安材料もないわけではない。西松建設を巡る違法献金事件で、公設秘書が逮捕、起訴され、小沢は代表辞任を余儀なくされた。

 これで、地元にとって、長年の悲願だった「小沢首相」の誕生は困難になった。小沢の父・佐重喜の代からの後援会幹部にとっても、目の前に見えていた首相のいすが突然遠のいた“喪失感”は否めない。それでも、自らにこう言い聞かせる。「民主党政権が安定すれば、『小沢首相』の実現も夢ではない」



 旧自由党の元議員で小沢の秘書を長く務めた自民党の高橋嘉信は7月29日、スーツに黒のスニーカー姿で奥州市胆沢区の農村地帯を歩いていた。

 「地域のため頑張る。力を貸してほしい」。笑顔で握手し、頭を下げ、政策が書かれたチラシを渡す。

 高橋は昨秋以来、地道な戸別訪問を続けてきた。周辺部、山間部を中心に1日平均で250軒、通算3万軒以上を訪ね歩いた。長年選挙に携わってきた自民党関係者さえ、「選挙運動の原点を見た」とうなる。

 高橋の選挙手法は、元首相の田中角栄が、直系の小沢に伝授したものだ。小沢の選挙を秘書として支えてきた高橋が小沢直伝の手法で、小沢に矛先を向ける。

 成果は確実に表れている。後援会を全域につくり、支部もできた。民主党のポスターばかりだった地域に、高橋のポスターが増えた。「小沢への恐怖が薄れた」。苦杯をなめ続けてきた自民党員はつぶやいた。

 田んぼの脇で草刈りをしていた男性(74)は、握手を終えてその場を去る高橋を見ながら話した。「今まで自民の候補者は遠かったから小沢さんに入れてきたけど、今度は違う。この人はもっと身近だ」

 共産・瀬川貞清は、比例に力を入れ、昨年秋から4区に限らず全県を奔走する。

 社民・小原宣良の陣営は、比例選での復活も視野に、県議や労組、支持団体を核に動く。(敬称略)

(2009年8月5日 読売新聞)

2979千葉9区:2009/08/05(水) 22:04:16
http://www.nnn.co.jp/tokusyu/syuinkeifu/090804.html
09衆院選鳥取 系譜と構図

 自民と民主の2大政党が政権を懸け、激しい戦いを繰り広げる30日投開票の衆院選。鳥取1区、2区に立候補を予定している4人は、民主を含めいずれも保守に源流を持つ。それぞれの系譜をたどり、選挙の構図を探った。


2009/08/04の紙面より
【上】 2区 赤沢氏VS湯原氏

共に相沢氏と縁 青年中央会で接点も

共に相沢氏とつながりを持つ赤沢氏(左)と湯原氏
 衆院が解散された7月21日。本会議終了後、自民前職の赤沢亮正氏(48)は、東京都港区の事務所に足を運んだ。事務所の主は鳥取2区選出の元衆院議員、相沢英之氏(90)。「非常に厳しい選挙。ぜひ応援していただきたい」と要請する赤沢氏に、相沢氏は「自民党だからできることはやる」と応えた。

 相沢氏は、赤沢氏の祖父で県選出衆院議員だった故赤沢正道・元自治相の後継。赤沢氏に祖父・正道氏の地盤から政界進出を促す動きはあったが、赤沢氏本人は「祖父の跡継ぎがいる以上、自分が出ようという発想はなかった」と言う。

 しかし2003年の衆院選で、相沢氏が元秘書の川上義博氏(現民主参院議員)に敗れ、政界を引退。さらに05年の衆院選で、郵政民営化法案に造反した川上氏が自民の公認を得られなかった。赤沢氏は出馬を決断し、自民県連の公募に応じた。


◇   ◇

 民主新人の湯原俊二氏(46)は大学卒業後、相沢氏の事務所の門をたたいた。相沢氏秘書の時代、自民政治の構造を目の当たりにしてきた湯原氏。「自民党の利益誘導の体質についていけなかった」として約2年で辞め、帰郷して実家で農業に従事した。28歳で米子市議選に初当選。相沢氏からは「時間がある限り、とにかく歩け」とアドバイスを受けた。

 1995年に県議に転身。「相沢事務所にいた人間としてはイレギュラーなのかもしれないが」(湯原氏)、自民系会派入りを打診されながらも、常に距離を置いてきた。

 その後、「未来からの風でありたい」との政治理念に共鳴し、民主党の結党に準備段階から参加。衆院選の公認争いに敗れるなど曲折を経ながらも、満を持して2区からの出馬に名乗りを上げた。


◇   ◇

 赤沢氏と湯原氏に接点ができたのは約10年前。赤沢氏に政界進出を打診したのは県西部中小企業青年中央会OBの経済人らで、赤沢氏は中央会で講演したり、懇親会に出席したりするようになった。湯原氏は中央会の会員で、2人に親交が生まれた。

 今回の衆院選。中央会の現役会員やOBには、赤沢氏と湯原氏のそれぞれの支持者が混在している。7月に米子市で開かれた中央会の総会では、来賓の赤沢氏とOB会員の湯原氏が同席。それぞれがビールをついで回り、言葉を交わす場面もあった。あるOB会員は「『また裂き』状態の人もいるのではないか」と話す。

 「選挙で挑んでこなければ仲のいい間柄」(赤沢氏)、「赤沢対湯原ではなく、政治を変えたいという思い」(湯原氏)。青年中央会つながりで接点を持ちながら自民、民主に分かれて国政に向かう2人。その戦いは、日に日にヒートアップしている。

2980千葉9区:2009/08/05(水) 22:04:53
http://www.nnn.co.jp/tokusyu/syuinkeifu/090805.html
09衆院選鳥取 系譜と構図

 自民と民主の2大政党が政権を懸け、激しい戦いを繰り広げる30日投開票の衆院選。鳥取1区、2区に立候補を予定している4人は、民主を含めいずれも保守に源流を持つ。それぞれの系譜をたどり、選挙の構図を探った。


2009/08/05の紙面より
【下】 1区 石破氏VS奥田氏

手の内知る間柄 離党が互いの転機に

「同じ釜の飯を食った」間柄の石破農相(右)と奧田氏。政権を懸けた攻防は激化する(コラージュ)
 「同門対決」「師弟対決」で注目の鳥取1区。自民前職の石破茂農相(52)と民主新人の奥田保明氏(49)の“運命の出会い”は、25年前にさかのぼる。

◇   ◇
 1983年、「次は君が出るんだ」と故・田中角栄元首相の肝いりで、自民党・木曜クラブ(旧田中派)で“見習い”を始めた石破農相。当時の様子を自身のブログでこう回顧している。

 「全国の選挙情勢を分析し、応援弁士の手配、全国各地に泊まり込んで田中先生の名刺を配るなど、選挙、政治、派閥のイロハを学ぶことができた」

 一方、しばらくして奥田氏は故・梶山静六元法相の選挙で遊説隊長を務めたのを縁に木曜クラブの門をたたき、2人は事務所で机を並べる日々が続いた。

 石破農相の仕事は選挙対策で、国会議員の2世などが顔をそろえる「エリート養成」部門ともいわれた。奥田氏は、田中派議員と官僚、財界でつくる「新総合政策研究会」の事務担当。鳥取県知事、参院議員を務めた父を持つ石破農相に対し、「地盤・看板・かばん」のない奥田氏は「役所、経済界とのつながりを大きくつくるきっかけになった」と当時を振り返る。

◇   ◇
 転機は86年7月の衆院選。石破農相と奥田氏は帰郷し、相沢英之氏、平林鴻三氏としのぎを削り、石破農相は当時全国最年少の29歳で初当選し、奥田氏は公設秘書に。以後、「代議士」「奥田君」と呼び合う関係は8年間続き、石破後援会の元役員(66)は「同郷とあっていい関係だった」と振り返る。

 2人が木曜クラブにいた当時の事務局長が、現在の小沢一郎民主党代表代行。石破農相は政治改革をめぐり93年に自民党を離党。新生党、新進党と小沢代表代行と一時期行動を共にしたが、「国家観の違い」を理由に袂(たもと)を分かち、97年に自民党に復党した。

 奥田氏は県議を辞して挑んだ2002年の鳥取市長選に落選後、自民党に復党しなかった理由をこう語る。「小泉構造改革に疑問、不満があった」。奥田氏の衆院選出馬を口説いたのが小沢代表代行だった。

 奥田氏は「あの当時の自民党離党者は二大政党が政権交代で切磋琢磨(せっさたくま)する政治を目指していた。代議士(石破農相)も同じ思いだった」と語り、石破農相の自民党離党劇と自身の民主党入りを重ね合わせる。

◇   ◇
 民主党側の狙いは、石破支援者に人脈を持つ奥田氏が反石破、反自民の受け皿になること。「手の内を知る相手」との戦いで師弟対決と呼ばれることに石破農相は「師弟と思ったことは一度もない」と平静を装うが、奥田氏は秘書、県議時代の“つて”で建設業など石破票を一部切り崩し。石破選対関係者は「(石破農相は)相当意識しているはず」と話す。

 「小泉改革のしわ寄せは私にも責任がある。本来の謙虚な自民党に立て直す」と党改革を叫ぶ石破農相。「自民党の政治システムは時代に合わなくなった」と政権交代を訴える奥田氏。「政界エリート」と「雑草魂」の戦いは佳境に入る。

2981名無しさん:2009/08/05(水) 22:05:06
私はここの掲示板しか知らないのでここにカキコします。

以前ウワサになった三重4区と市の会派の事ですが。地元ローカル紙からの情報を掲載します

自民系(10名)
水谷晴夫、大久保陽一、山本芳敬、中森弘幸、山本登茂治、佐波徹、野口正、濱口高志、大平勇、野呂一男

民主・連合系(6名)
中出実、田中力、松田俊助、中島清晴、川口保、永作邦夫

市長派・改革派(6名)
小林正司、田中祐治、中瀬古初美、植松泰之、堀端脩、中村良子

公明党(3名)
西村友志、山本節、川口寿美

日本共産党(3名)
松田千代、久松倫生、今井一久

無所属(2名)
海住恒幸、前川幸敏

詳細は知りませんが、田舎の細々とした争いがあり、選挙前より会派の再編があったそうですよ。

こう見ていると、森本氏はそう不利でもなさそう。

2982千葉9区:2009/08/05(水) 22:07:11
http://hochi.yomiuri.co.jp/topics/news/20090804-OHT1T00025.htm
“政界の井上和香”田中美絵子氏、「姫のサメ退治」だ!…石川2区

 焼き鳥をほおばってご満悦の表情を浮かべる田中美絵子氏 今選挙の代表的構図「自民党の大物VS民主党の新人女性候補」の象徴が石川2区だ。自民党・森喜朗元首相(72)に挑戦する民主党・田中美絵子氏(33)は「姫のサメ退治」と意気込む。「今選挙ナンバーワン美女」と評される田中氏の素顔と、森氏の奇策とは―。

 夏祭りの夕暮れ。焼き鳥をほおばった田中氏は、豪快に言い放った。「(姫の)サメ退治です。森さんは『サメの脳みそ、ノミの心臓』と言われてるので」。敵は一串では刺せそうもない大物だが、遠慮なしの言葉で大金星を誓う。

 森元首相が40年間守ってきたスーパー保守王国で、挑戦者に名乗りを上げた。昨秋の公認直後は「井上和香似の美女が来たわいね!」と、一部で話題になったものの「選挙と言えば森と書くのが常識になってた」(地元有権者)選挙区では、なかなか名前は浸透しなかった。「『え、誰?』みたいな」

 絶対不利の「将軍のおひざ元」(県議)で戦うため、機動力を使った。秘書を務めた名古屋市長・河村たかし氏(60)=当時は衆院議員=直伝の自転車遊説を展開。都市部から山間部まで連日ペダルをこぎまくって支持を訴え、知名度は70%前後(選対)まで上昇した。

 師匠は「みゃー、とにかく分かりやすい言葉で体験を話すといいがね。『王様と庶民の戦い』をキャッチフレーズにな」と助言をくれるほか、深夜に酔っ払ってちょっとエッチな内容の電話(しかも名古屋弁)をかけてくる。「さすがに怒ります。ふざけないで下さいと」


 あまり表には出してないが、実はバツイチでもある。秘書時代に「一瞬だった」結婚生活を経験している。「河村さんからは『演説で言った方がいいぞ』と言われてます。秘書時代も集会で『彼女、バツイチなんよ』って紹介されると笑いが起きるんですよね。それで(有権者との)距離が縮まるというか…」。今後は、ホロ苦い経験を有権者に語っていくことも考えている。

 平田健二参院議員、河村氏の秘書を務めるまでは「フツーのOL」だった。短大卒業後、パチンコ店のカードをつくる会社に勤務後、根っからの旅好きが高じて、JTBの派遣社員としてツアーコンダクターを務めた。「旗持って『こっち来てくださ〜い』ってやってました」。ハケンの品格を持って仕事をしているうち、人々の生活を豊かにする政治の世界に興味を持った。

 短大時代はバックパックを背負って1人、世界を放浪した。エジプトではピラミッドに登ろうとして番人と番犬に追い掛けられたことも。「もし選挙に負けたら、私、旅に出ます。1人でラクダにでも乗ってこようかなあ」

 今秋、33歳は砂漠でラクダにまたがるのか、それともバッジをつけて国会の敷居をまたぐのか―。旅の行方が決まる決戦は、最終章を迎えている。

2983とはずがたり:2009/08/05(水) 22:10:29
>>2981
松阪市議選関係は此処にあるので転載させていただきますね。
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1225003015/764-767

2984千葉9区:2009/08/05(水) 22:12:04
こら酷い・・・
633 :中国新聞男 ◆.rJAKvns6g :2009/08/05(水) 07:02:20 ID:1RfnmD9V
もはようございます。
今日のはじめは、自民党政局スレからの甜菜です。
「若手」(前)議員の妄言を御堪能あれ。


781 名前:無党派さん 投稿日:2009/08/05(水) 06:35:06 ID:BzvF/xhp
http://www.hmacky.net/2009/07/post-2384.php
ただ、配偶者控除や扶養者控除の廃止を「知らなかった」では済まされない。民主党に入れた人から全員甘んじて受けるべきだ。
高速道路の借金の返済は料金収入ではなく、国民の税金からされるようになる。民主党に入れた人の税金から率先して支払うべきだ。
暫定税率廃止や公共事業の大幅な削減により、建設・土木関係は大倒産時代を迎える。民主党に入れた会社から率先して削減すべきだ。

とにかく、民主主義は投票によって国民にも責任が生じる、ということを明確にする選挙にしないといけない。何か自分が正義のヒーローでも
なったような気持ちの人にその後何が起きるかをよく考えないまま、「天誅を下され」、国自体が壊されてしまったらたまらない。

↑↑↑↑↑こんな低脳キチガイが衆議院議員として税金のムダ食いを何年もやってたわけかwww
この低脳バカ議員の論理によれば800兆円以上の日本政府の借金の返済義務は自民・公明に投票してた
奴らだけが負う事になるんだがwww 更に傑作論理を進めれば当然民主党政権になっても民主党政権には
自民・公明時代の負の遺産を受け継ぐいわれは無いと言う理論にもなるwww 

まぁこの程度の低脳バカしか自民党の議員ってのはもう残ってないんだろうなぁw
それにしてもこういう寝言を公式ブログで平気で書くとはw 呆れかえって開いた口がふさがらないとはまさにこれだなwww

2985とはずがたり:2009/08/05(水) 22:32:57
>>2984
ひでえよなぁ。
>とにかく、民主主義は投票によって国民にも責任が生じる、ということを明確にする選挙にしないといけない。何か自分が正義のヒーローでも
>なったような気持ちの人にその後何が起きるかをよく考えないまま、「天誅を下され」、国自体が壊されてしまったらたまらない。
これまさに小泉チル選んだ選挙のことじゃねーか。国の害にしかしらなってない牧原はとっとと氏ね。

自民党議員とその支援者は自民党政府の作り出した国の借金全部責任とってひっかぶって破産しやがれヽ(`Д´)ノ

2986とはずがたり:2009/08/05(水) 23:01:22

2009衆院選:解散目前、はやる意気込み 立候補予定者走り出す /奈良
http://mainichi.jp/select/seiji/09shuinsen/area/29/archive/news/2009/07/20090719ddlk29010184000c.html

 衆院の解散が21日にも予想される中、3連休の初日となった18日は、立候補予定者が県内各地を精力的に回り、選挙戦が実質上、スタートした。衆院選は8月18日公示、同30日投開票が濃厚。県内の選挙区で議席獲得を目指して走り出した予定者のうち、各党から1人ずつ、その動きを追った。県内では、4小選挙区で自民、民主、共産各党と幸福実現党から計15人が出馬を準備している。【高島博之、泉谷由梨子、中村敦茂】

 ◇ぎりぎりまで地元に−−自民

 現職で奈良4区から出馬を予定している田野瀬良太郎さん(65)は、朝から支援者の自宅などを回り、支持を訴えた。

 両院議員総会の開催を巡って党内が混乱したため、予定を立てることができず、3連休には集会を企画しなかった。秘書は「東京にいつ行くことになるか分からない状態で、支援者に集まってもらえなかった」とこぼす。田野瀬さんはぎりぎりまで、選挙区内にとどまり、支援者宅を1軒でも多く回る。
 ◇政権交代へ支援訴え−−民主

 奈良1区から立候補を予定する現職の馬淵澄夫さん(48)は朝、奈良市学園北1の事務所で支援者約120人を集めた定例集会「シビックミーティング」を開いた。民主推薦で12日の奈良市長選に当選したばかりの仲川げんさんらも迎え、有権者らに市長選報告と衆院選での支援を訴えた。

 馬淵さんは市長選の勝因を「市民の一票が政権交代につながるとの訴えが浸透した」と語り「お盆までにはきっちり態勢を固めたい」と話した。
 ◇民主との違いも強調−−共産

 奈良2区で立候補予定の新人、西ふみ子さん(73)はこの日、生駒市内を街頭宣伝後、同市内での演説会に参加。約100人を前に「待ちに待った選挙。この選挙で自民、公明を退場させることができる」と力を込めた。

 西さんは雇用や平和重視の姿勢を語り、「大企業の増税や軍事費削減を民主党は言えない。重箱の隅をつついても子どものための財源は出てこない」と、民主との違いも強調。19、20日は生駒、大和郡山市で街頭宣伝する。

毎日新聞 2009年7月19日 地方版

2987とはずがたり:2009/08/05(水) 23:01:51

かく戦う:09衆院選/1 自民党県連・服部恵竜幹事長 /奈良
http://mainichi.jp/select/seiji/09shuinsen/area/29/archive/news/2009/07/20090723ddlk29010430000c.html
 ◇逆風覚悟、愚直に訴える

 将来の日本の国家像、社会の在り方がどうあるべきかを愚直に訴えていきたい。「官から民へ」「小さな政府」を掲げた小泉改革の理念や理論は正しかったが、大きな成果は出ていない。こうした現状が、自民党への逆風となっている。

 奈良1〜4区、いずれも厳しい戦いになるだろう。まずは自民党員やこれまでの支持者をしっかり固め、無党派層の人たちにも支持を広げていかないと当選は難しい。4人の候補者は閣僚経験や過去の貢献などがあるが、相当危機感を持っている。

 民主党は「政権交代」をキャッチフレーズに衆院選に臨むだろう。高速道路の通行料金や高校までの授業料を無料化することなどを打ち出しているが、財源の裏付けはあるのか。医師や看護師不足といった医療問題、インド洋での給油活動に代表される国際貢献など外交についても、本当に政権を担当できるのか疑問だ。国民には良いことしか約束せず、ポピュリズム(大衆迎合主義)が過ぎる。

 これまで自民党は長く政権を担当してきた。その経験を生かし、景気対策や雇用・格差問題に取り組み、年金や医療、介護などの福祉を充実させる。安全安心な社会の実現を地道に、愚直に訴え、自民党でなければだめなんだと分かってもらえるよう努力していくしかない。【聞き手・阿部亮介】

毎日新聞 2009年7月23日 地方版

2988とはずがたり:2009/08/05(水) 23:02:13

かく戦う:09衆院選/2 民主党県連・藤野良次幹事長 /奈良
http://mainichi.jp/select/seiji/09shuinsen/area/29/archive/news/2009/07/20090724ddlk29010628000c.html
 ◇「政権選択」第一に訴え

 まず第一に訴えるのは政権交代。国民から見て政権選択選挙であるという位置付けだ。それに加え、「国民生活が第一」という政策に訴えの焦点を置く。予算を組み替え、保険、年金、医療、介護、子育て、教育などの分野に振り向けることや官僚機構の見直しなどを伝えていく。徹底した無駄遣いの精査、特別会計の見直しにより、財源を確保する方策もしっかり説明したい。

 民主党といえば都市部政策というイメージがあるが、そんなことはない。農業、林業など、第一次産業の振興策もマニフェストに盛り込み、強調して訴えたい。県内では北部、南部の格差解消に向けた対応も大切になるだろう。

 奈良1区は、前職で知名度もあるが、油断は上滑りにつながる可能性が大きく、引き締めたい。2区は前職、3区は新人がそれぞれ街頭や集会など地道な活動を続けており、これを最後までやりきる。4区は新人の出馬表明が遅かったが、ここに来て相手の背中が見えてきたと手応えを感じている。

 奈良市長選で推薦候補が勝利したことは衆院選でも勢いになる。引き続いて、民主党が新しい政治を国民の皆さんに届けるんだということを、強くアピールしたい。4区すべてで勝利し、政権交代を実現したい。【聞き手・中村敦茂】

毎日新聞 2009年7月24日 地方版

2989とはずがたり:2009/08/05(水) 23:02:24

かく戦う:09衆院選/3 公明党県本部・大国正博幹事長 /奈良
http://mainichi.jp/select/seiji/09shuinsen/area/29/archive/news/2009/07/20090725ddlk29010489000c.html
 ◇生活守り抜く政策を

 「生活を守り抜く。政治は実行力」を掲げて臨みたい。西松建設の違法献金事件や鳩山由紀夫・民主党代表の個人献金問題など、政治とカネに絡む問題を一掃し、清潔な政治を実現する。

 この前提に立ち、3点を柱に訴えていきたい。まずは、環境や農業を中心としたグリーン社会を目指す「緑の産業革命」を推進し、現在500兆円の国内総生産を600兆円にする。次に、基礎年金の支給額引き上げなど社会保障を充実させ、「命を守る政治」を目指す。最後に、子育てや教育、若者の雇用対策に力を入れたい。

 民主党は、農家の所得補償や子ども手当など、バラ色の政策を打ち出しているが、財源が足りなかったり、すぐにはできないと言ったり、全く無責任な対応を繰り返している。

 これに対し、公明党は与党として、定額給付金をはじめ、がん対策、児童手当の拡充、ドクターヘリの導入など、生活現場に目を向けた政策を進めてきた。国民のために仕事をしてきた政党はどこなのか。自公連立政権なのか、それ以外なのか。小泉改革に批判はあるのは事実だが、良い面もあった。この4年間の実績を判断してほしい。

 比例区では、県内11万票が目標だ。自民党との選挙協力は現時点では白紙。推薦依頼があれば、政策や人物本位で判断したい。【聞き手・阿部亮介】

毎日新聞 2009年7月25日 地方版

2990とはずがたり:2009/08/05(水) 23:02:38

かく戦う:09衆院選/4 共産党県委員会・沢田博委員長 /奈良
http://mainichi.jp/select/seiji/09shuinsen/area/29/archive/news/2009/07/20090726ddlk29010272000c.html
 ◇生活脅かす政策の防波堤

 今の政治はひどすぎる。労働者派遣法改悪で働く者を守るルールがズタズタになり、生活の崩れた人々が追いつめられている。一方で奈良南部などは高齢化が進み、福祉が衰退している。政治の転換、政権交代が求められている。

 民主党への風が吹いていると言われているが、風の中身は民主支持ではなく、自公政治への怒り。共産党としては政権交代実現後の立場を明確にしなければならない。例えば消費税増税、憲法問題など、国民の生活を脅かす政策に対しては「建設的野党」として防波堤の機能を果たすと訴える。

 1〜3区は小選挙区に候補者を擁立したが4区は立てなかった。吉野郡などで共産党と協同するという保守系の議員や首長が増えている。小選挙区は自民、比例区は共産と訴える議員までおり、あえて立てず比例区に重点を置く。今の政治に一番裏切られた思いをしているのは、地方の農家や小売業者など保守を支えてきた人たちということだ。

 この数年、かつてない勢いで党員が増えている。県委員会では05年の前回と比べて約1割増。7月の奈良市議選でも公認候補の得票数は過去最高を記録した。共産党が注目されていると感じる。今後は注目を投票に結びつけてもらえるよう、街頭演説や集会などで党の活動を知ってもらいたい。【聞き手・泉谷由梨子】

毎日新聞 2009年7月26日 地方版

2991とはずがたり:2009/08/05(水) 23:03:16
>>2987-2991

かく戦う:09衆院選/5止 社民党県連・梶川虔二幹事長 /奈良
http://mainichi.jp/select/seiji/09shuinsen/area/29/archive/news/2009/07/20090728ddlk29010629000c.html
 ◇夢ある社会、取り戻す

 一番の目標は政権交代で、これを争点に戦う。05年の前回とは明らかに国民の意識が変わった。小泉改革以降、規制緩和で格差が広がり、個人の生活が犠牲になっている。政権交代後は社民党も与党の一角を担い、夢のある社会を取り戻すことを訴える。

 前回に続いて小選挙区は候補者を擁立せず、比例区が主眼。近畿全体で前回票の2割増、3議席獲得を目指す。そのために奈良でも前回の約3万9500票に約8000票を上積みすることが目標。小選挙区の候補者がいないと街宣車が使えないなど運動は制限されるが、公示後に大きな集会を開いたり、国政報告の折り込みチラシなどでマニフェストを浸透させたい。

 若者から夢や希望を奪った自公政権の交代に加え、日常生活に密着した問題もしっかり取り上げる。労働者派遣法改正、障害者自立支援法撤廃、人権擁護法の早期制定、消費税率引き上げの阻止、福祉・医療の改善などを訴えたい。

 一方で、民主の一人勝ちになり、存在感が薄れることを警戒している。民主・国民新党と野党3党でまとめた労働者派遣法改正案では、製造業派遣規制を巡って社民党の主張が受け入れられた部分もある。憲法を守ることも主張していく。キャスチングボートを握り、少数勢力でも影響を及ぼせるよう、議席増を目指す。【聞き手・泉谷由梨子】(おわり)

毎日新聞 2009年7月28日 地方版

2992とはずがたり:2009/08/05(水) 23:03:39

戦いの構図:09衆院選 1区 自民、一本化で巻き返し /奈良
http://mainichi.jp/select/seiji/09shuinsen/area/29/news/20090729ddlk29010519000c.html
 ◇民主と共産、追い風維持懸命

 解散の21日朝、自民の森岡正宏氏は近鉄新大宮駅前で街頭演説に立った。「野党は政権交代後の国家像をどう描くか見えない。一回変えたらいいという安易な選択をしていいのか」。

 郵政造反組の森岡氏は05年の前回、無所属で出馬。自民から刺客として鍵田忠兵衛氏(51)が出馬し、森岡氏は落選した。昨年9月、自民は森岡氏で一本化。森岡氏は復党し、復活をかけて自民から出馬する。しかし、党支持率が低下する中での選挙戦に焦りをにじませる。

 奈良1区は事実上、森岡氏、民主の馬淵澄夫氏、共産の井上良子氏の三つどもえの戦いになる公算が大きい。同じ構図となり、各党が前哨戦として臨んだ12日の奈良市長選は、民主推薦の仲川げん氏(33)が自民・公明推薦の鍵田氏と共産推薦の小林照代氏(69)を破って初当選。鍵田氏を支援した森岡氏の陣営幹部は「まさか負けるとは思わなかった」と苦渋の表情で話す。

 旧特定郵便局長らでつくる「郵政政策研究会」は、県内の他の選挙区で民主候補を推すものの、1区は森岡氏を支援する方針だ。ただ、落選中に休眠状態に陥った森岡氏の後援会は、まだ立て直しの最中。鍵田氏は森岡氏の支援を約束しているが、鍵田氏の有力後援者は「市長選で森岡氏の後押しが不十分だった」としており支援は不透明だ。
   ×  ×
 「選挙中は党本部指示で全国の応援に回るため、地元は不在になる」。馬淵氏は25日の集会で、支持者にこう宣言した。小泉旋風が吹き荒れた前回、2期目ながら1区で勝ち抜いた。今回は選挙期間中、ほぼ他の議員の応援に回る。

 馬淵氏は6月にテレビの報道番組で、個人献金だけで活動する政治姿勢を全国にアピールした。奈良市長選では、自ら擁立を決めた仲川氏に同行して演説方法などを指導。衆院選と連動させて「奈良から国へ政権交代」と訴えた。

 市長選後、馬淵氏は「衆院選での県内4議席の獲得に弾みをつける結果だ」と自信をみなぎらせた。ただ、民主関係者の間には「本人不在で追い風が続くのか」と懸念する声も出ている。
   ×  ×
 12日の奈良市議選で、共産は公認候補7人全員が当選。得票数は計約2万4000票と過去最高を記録した。前回衆院選の奈良市の比例票は約1万8000票で、26%増の躍進だった。祝勝会で、井上氏は「街の空気が温かい。熱気が残っている」と話した。

 陣営は、この追い風を衆院選に結びつけようと懸命だ。23日の斑鳩町での合同決起集会で、沢田博・党県委員長は「県都決戦を制した奈良市は全国から注目されている。総選挙ではさらに大波を起こしたい」と力を込めた。

 一方、自民か民主かの政権選択論で影が薄れることも警戒する。井上氏は「日本の未来を作る選挙。政権交代後の新しい政治を作るために共産党の議席増が必要だ」と話す。【泉谷由梨子】
   ×   
 衆院選が8月18日に公示、同30日に投開票される。21日の解散後、事実上の選挙戦に突入した県内4選挙区の戦いの模様を報告する。(つづく)
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 ◆予想される顔ぶれ
森岡正宏  66 元厚労政務官 自元
馬淵澄夫  48 党政調副会長 民前
井上良子  45 党地区役員  共新
栗岡真由美 49 幸福県代表  諸新

毎日新聞 2009年7月29日 地方版

2993とはずがたり:2009/08/05(水) 23:03:54


戦いの構図:09衆院選 2区 郵政造反組、民主入り /奈良
http://mainichi.jp/select/seiji/09shuinsen/area/29/news/20090730ddlk29010430000c.html
 ◇自民の元刺客、地元定着
 ◇知名度高い共産新人

 解散から2日後の23日夕、天理市の二階堂地蔵尊夏祭りに、自民の高市早苗氏が姿を見せた。「こんばんは」。街頭演説はせず、団子や金魚すくいの露店を一つ一つ回り、祭りの世話役の男性や子供連れの母親らに握手を求める。そんな高市氏に「頑張れ」と、声が飛ぶ。

 高市氏は05年の前回、郵政造反組の滝実氏への刺客として、奈良1区から移った。投票日までわずか1カ月足らずだったが、小泉旋風に乗って約9万票の大量得票で当選。陣営関係者は「前回はわけのわからないまま終わった」と振り返る。

 それだけに、2区に根を張ることが大きな課題となった。閣僚に就任し、あまり地元に戻れない時期もあったが、数人の集まりなどにもこまめに顔を出した。地元議員らも動き、この4年で校区や町村単位の後援会を築き上げた。「今回、風はないが、後援会はある。やっと地に足をつけて戦える」と陣営関係者は話す。
   ×  ×
 「民主党の滝実でございます」。滝氏は民主入りした21日夕、近鉄郡山駅前の街頭演説で、こう報告した。途中から同党の中村哲治参院議員(38)が合流。「民主党の経験不足を補うのが滝さん」とアピールした。

 今でこそツーショットが普通になった2人だが、過去3回の衆院選では激しい議席争いを繰り広げてきた。その関係は徐々に変化する。05年の前回、滝氏は自民を離党し、新党日本から出馬して比例で復活当選、中村氏は落選した。07年参選選で中村氏が衆院からくら替え出馬すると、滝氏は「個人的に応援したい」と支援した。同年末、民主は、その後無所属になった滝氏の擁立を固めた。

 「かつての敵」と手を結ぶことに戸惑う支援者に、滝氏は「民主の政策とは共通する部分も多い」と理解を求めた。民主県連幹部は「二人三脚の活動で『民主の滝』が定着してきた」と手応えを示す。
   ×  ×
 23日午後、近鉄生駒駅前。強い日差しの下、共産の西ふみ子氏は街宣車の上から訴えた。「格差、貧困をなくすのが政治の役割」。昨年9月の出馬表明以降、街頭演説やミニ集会を続けている。

 共産は12日の奈良市議選の得票が、07年参院選の同市の比例票から3割以上増加。貧困層が拡大する中、党関係者は「国民の暮らしを守る党だという評価が得られた」と受け止め、2区でも追い風をアピールする。

 西氏は07年知事選に出馬し、約18万票を獲得した実績を持つ。陣営幹部は「知名度の高さも好材料」と、票の掘り起こしに力を入れる。【中村敦茂】(つづく)
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 ◆予想される顔ぶれ
高市早苗 48 元特命担当相 自前
滝実   70 元副法相   民前
西ふみ子 73 市民団体会長 共新
田中孝子 54 幸福県副代表 諸新

毎日新聞 2009年7月30日 地方版

2994とはずがたり:2009/08/05(水) 23:04:07

戦いの構図:09衆院選 3区 「奥野会」分裂、自民に痛手 /奈良
http://mainichi.jp/select/seiji/09shuinsen/area/29/news/20090731ddlk29010456000c.html
 ◇無党派層浸透に手応え−−民主、共産

 今月18日、大和高田市内で開かれた奥野信亮氏の後援会「奥野会」と3区の自民県連の幹部らを集めた会合で、後援会幹部の1人が声を上げた。「広陵町長選で対応が分かれた。どのように修復するのか」。

 今年6月の同町長選は奥野会に属する2人が立候補。奥野氏は告示後に新人の元町議の支援を決めた。民主3区総支部は告示前から現職の平岡仁氏(68)を支持。奥野会は分裂し、結局、平岡氏が小差で3選を果たした。

 会合で奥野氏は「広陵町長に会って(支援を)お願いする」と話した。だが、平岡町長は既に6月28日の民主党3区定期大会で、「選挙でお世話になった吉川(政重)さんを支援する」と表明していた。

 3選を目指す奥野氏は、文相や法相などを歴任した父誠亮氏(96)の地盤を受け継ぎ、親子で自民の議席を45年間守ってきた。前回は小泉旋風を受け、吉川氏に約3万票差で圧勝している。

 しかし、奥野会は昨年6月の御所市長選でも分裂選挙になった。この時は奥野氏が支持した新人の東川裕氏(47)が初当選したが、しこりを残した。陣営は「ひずみが出ているが、修復する」と後援会組織の立て直しに躍起だ。
   ×  ×
 「政権選択の大切な選挙。どうか吉川総支部長への支援の輪を大きく広げていただきたい」。香芝市内で19日開かれた吉川氏の「政権交代めざす香芝集会」。集まった約800人を前に、昨年5月の同市長選で無投票で初当選した梅田善久市長(63)があいさつした。集会には、連合奈良や郵政政策研究会近畿地方支部の関係者も出席した。

 昨年10月の葛城市長選と今年2月の王寺町長選は、いずれも民主の推す候補が、奥野氏の支援する候補を破って当選。民主はこれらの選挙戦で奥野氏の地盤の切り崩しを図ってきた。

 吉川氏は前回落選した後、平日はほぼ毎日、駅前の街頭演説などで政権交代や支持を訴え、地元に根ざした活動を続けている。陣営は「新住民や無党派層の多い地域で、着実に知名度を上げている。奥野支持者だった有権者からも『今度は応援する』という声がある」と手応えを話す。
   ×  ×
 豆田至功氏は23日、斑鳩町内で開かれた合同決起集会で、「後期高齢者医療制度や障害者自立支援法などをやめさせる。我々がキャスチングボートを握っている」とあいさつ。政権交代後に建設的野党の立場から、政策を実現していく考えを訴えた。

 豆田氏はこの1年10カ月、県内をくまなく回り、自治会やお年寄り、若者らと会合を重ねてきた。保守系団体とも積極的に意見交換し、支持の拡大を目指している。【山本和良】(つづく)
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 ◆予想される顔ぶれ
奥野信亮 65 元法務政務官 自前
吉川政重 45 元県議    民新
豆田至功 56 党県書記長  共新
尾崎貴教 27 幸福県副代表 諸新

毎日新聞 2009年7月31日 地方版

2995とはずがたり:2009/08/05(水) 23:04:20

戦いの構図:09衆院選 4区 民主、前田氏と二人三脚 /奈良
http://mainichi.jp/select/seiji/09shuinsen/area/29/news/20090801ddlk29010502000c.html
 ◇自民予定者「党ではなく私に」 共産空白区、票の行方は

 7月24日午前7時、桜井市東新堂の県道脇。田野瀬良太郎氏が汗だくで通勤の車に両手を振っていた。「実は道で手を振るのは五條市議に初当選した時以来、36年ぶり。今回はえらい選挙になった」。この日からほぼ毎日続けている。

 衆院議員を5期務めた田野瀬氏は、選挙区内の全市町村に張り巡らした強力な後援会組織を持つ。03、05年の衆院選は10万票を超える得票で圧勝した。

 しかし、自民への逆風が吹く今回は危機感を募らせる。「国会議員として地元に根を張ってきた。しかし、党がこんなに厳しい状況では、根を深く張った木も倒れることがある。党ではなく、田野瀬に入れてくださいと訴える」

 7月25日午後、橿原市小房町のかしはら万葉ホールで、選対幹部や市町村長、県議らが集まり、合同選対会議が開かれた。田野瀬氏は「厳しい選挙だが、何としても通してほしい」と、深々と頭を下げたという。選対幹部は「昨年のうちに選挙があれば余裕があったのに」とぼやく。
   ×  ×
 同じころ、近鉄大和八木駅前では、大西孝典氏と前田武志参院議員らが並んで街頭演説をしていた。前田氏は「無名候補に過ぎなかった大西さんだが、もう相手の背中が見えてきた」と自信を見せた。

 大西氏は前田氏の元秘書。前回、田野瀬氏に敗れた森下豊氏が、07年10月に橿原市長選に出馬して当選したため、民主は候補者不在となった。昨年9月、福田康夫前首相の辞任を受けて解散の機運が高まり、急きょ大西氏の擁立が決まった。

 しかし、大西氏はほとんど無名。「民主党が求めていた早い総選挙だったら私はだめだったと思う。出馬表明から10カ月でも短いくらいだが、遅くなったのは運が良かった」と打ち明ける。

 大西氏は、できるだけ前田氏と行動をともにし、浸透を図る戦略だ。前田氏は、衆院4期、参院1期の議員歴を持つ。4区では、田野瀬氏と二度戦って1勝1敗と、激しい選挙戦を繰り広げてきた。

 前田氏の後援会幹部は「大西氏を全面的に支援する」としており、代理戦争の様相を呈している。田野瀬氏は「常に前田さんとの戦いだと思っている」と話す。
   ×  ×
 共産は今回、同区への候補擁立を初めて見送る方針だ。前回の共産の比例票は1万667票。この票の行方に加えて、橿原市に多い無党派層の動向が注目を集めている。【高島博之】(おわり)
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 ◇予想される顔ぶれ
田野瀬良太郎 65 元副財務相  自前
大西孝典   53 元党本部職員 民新
赤松明宏   52 幸福県副代表 諸新

毎日新聞 2009年8月1日 地方版

2996とはずがたり:2009/08/05(水) 23:08:22
【奈良県特集】毎日新聞より
>>2986
2009衆院選:解散目前、はやる意気込み 立候補予定者走り出す

>>2987-2991
かく戦う:09衆院選 1〜5 自・民・公・共・社

>>2975-2977
政権攻防:09衆院選 さまよう組織票 毎日新聞 地方版
上 2009年8月3日>>2975
中 2009年8月4日>>2976
下 2009年8月5日>>2977

2997名無しさん:2009/08/05(水) 23:09:07
>>2955>>2966>>2969
http://www.kobachan.jp/seikeijyuku.html
遅レスですが小林は07地方選に自身の門下生を大量に出馬させていてわずかながらも系列の区議がいたりします
10区内だと豊島区に古坊区議(刷新の会)堀区議(自民区議団幹事長)
      練馬区に倉田区議(民主党練馬クラブ)

あと葛飾区議選に出る久家繁氏のように民主公認での出馬が決まっていたりする人もいます

2998とはずがたり:2009/08/05(水) 23:13:39
>>2997
おお,ご教授有り難うございます。
早くも民主系会派に属している者も居るようですね。
自民区議団に属している奴は興起程度では簡単に見捨てて小池に走りそう(完全に俺のイメージですので違ったら済みません)ですが,どうでしょうかねぇ。

2999必ずや政権交代を。:2009/08/05(水) 23:30:23
http://blog.goo.ne.jp/root41_1942/e/e97e0e5a91202163e16156b5d288c41b
8月4日、岡山のオルガホールにて、小沢一郎民主党代表代行をゲストに招いてコンビニ加盟店ユニオン設立全国大会が開催されました。全国26都道府県から約260人の加盟店が参加し、コンビニ加盟店の全国組織であるコンビニ加盟店ユニオンが設立されました。

http://www.asahi.com/politics/update/0805/TKY200908050239.html
「小泉氏の壁必ず崩壊」 小沢氏、元首相の地元で宣言

民主党の小沢一郎代表代行(67)が5日、小泉純一郎元首相(67)の地元・衆院神奈川11区に乗り込んだ。小泉氏は祖父から3代続いた「小泉王国」を次男進次郎氏(28)に継承しようともくろむが、小沢氏はそのおひざ元で「小泉政治」を徹底批判し、「継承阻止」を宣言した。

 小沢氏は神奈川県横須賀市にある民主党新顔の横粂勝仁氏(27)の事務所を訪れ、スタッフを激励。記者団に「小泉氏の改革の名の下に行った政治は、弱者切り捨ての結果に終わった。厚い、高い、小泉氏の壁も、国民の力でベルリンの壁と同じように必ず(投開票日の)8月30日には崩壊する」と語った。

 小沢氏は最近、各陣営のてこ入れに力を入れる。5日は民主党を離党した浅尾慶一郎参院議員が出る神奈川4区の同党新顔長島一由氏の陣営も訪れ「無所属で浅尾氏が出るのは大変だが、民主党の公認候補に次第に支持は集まる」と激励した

3000やおよろず ◆U3upeXXkAk:2009/08/05(水) 23:31:19
小林は、堺屋太一との二連ポスターが多いですね。
通産省繋がり

3001必ずや政権交代を。:2009/08/05(水) 23:36:39
 自民党の麻生太郎首相の県内入りに続いて、政権交代へ向け首都圏に力を入れている民主党最高幹部の小沢一郎代表代行が6日、県内を回った。小沢氏は、党公認の新人候補予定者5陣営の事務所を訪問。”小沢流選挙戦術”のアドバイスをしたり、スタッフらを激励したりした。視察後、小沢氏は「前回は神奈川、東京、大阪の3大都市で惨敗だった。ここが選挙の勝敗の分かれ目になる。この神奈川で全員当選を目指す」と意気込みを語った。

 小沢氏は午前11時ごろ、3区の岡本英子氏の事務所(横浜市神奈川区)に姿を見せた。候補予定者本人は不在だったが、7人のスタッフ、ボランティア一人一人と「頑張って」と笑顔で握手。小沢氏は「ただ(街宣)車に乗って回ってるだけじゃだめだぞ。ちゃんと降りて、(スポットを)やらないと」などと小沢流戦術を手ほどきした。2区の新人、三村和也氏の事務所(南区)も訪問した。

 午後は1区の中林美恵子氏の事務所(金沢区)で、大きな拍手で迎え入れられた小沢氏は、約15人のスタッフやボランティアらと握手した。最後に全員で記念撮影まで行うサービスぶり。小沢氏と話した事務所の選対関係者によると、「(自民の候補予定者と)差をだいぶ詰めてきた。認知度がまだ弱いから表に出ろ」との指令だったという。

 続いて、離党した浅尾慶一郎氏(参院神奈川選挙区)が出馬表明し、党公認の長島一由氏と事実上分裂選挙になった4区。小沢氏はJR鎌倉駅西口の党県第4区総支部選挙対策本部で、本部長の大石尚子氏(比例区)らと会談した。小沢氏は「申し訳ない。結果的に厳しいことになってしまって」とわび、「こうなった以上党としても全力で支援する」と約束した。

 最後は小泉純一郎元首相のおひざ元、横須賀市に足を踏み入れた。11区の横粂勝仁氏の事務所を視察後、記者団の取材に応じた小沢氏は「小泉3代の基盤は厚く強固だが、候補者の努力と国民の力で、ベルリンの壁のように必ず30日には崩壊する」と話した。
http://www.kanaloco.jp/localnews/entry/entryivjaug0908108/

3002名無しさん:2009/08/05(水) 23:55:06
大石が長島の選対本部長なんですね。
民社系労組が単純に浅尾に付くなんてことにはならなそうですね。
しかし、大石としては浅尾後継含みの参院比例転出だったろうに

3003名無しさん:2009/08/06(木) 00:28:09
http://www.nagasaki-np.co.jp/press/senkyo/date/syuin/kiji/116.html

■装い一新し親近感演出・久間氏、地歩固めで本番に照準・福田氏 長崎2区

 徹底して地域を回るどぶ板選挙に徹してきた自民前職、久間章生(68)と全国的知名度を前面に打ち出す民主新人、福田衣里子(28)が対決する衆院長崎2区。ここにきて、両者の動向に変化が出ている。イメージ刷新を意図する久間、地歩固めに傾斜する福田−。両陣営は、互いに当初とは逆の戦略を描き始めた。

 白地のポロシャツに濃紺スラックス、足元はスニーカー。「よし。見事に変身できたな」。7月30日夜、諫早市内であった久間の総決起大会。その姿を見た自民県連総務会長の小林克敏は、静かにうなずいた。

 「どうも、久間です」。昨年夏以降、地域行事などに頻繁に顔を出すものの、自民重鎮が求める握手に市民は恐る恐る手を差し出す。「これじゃいかん」。後援会幹部はスケジュール表を横目に、頭を抱えていた。「相手は若い。しかも、受けもいいようだ…」

 衆院解散の直前。有権者との距離感を測りかねてきた後援会は「初当選以来29年間、ネクタイすら外したことがない」という装いの一新を決断。商店街などを練り歩く“桃太郎部隊”も近く結成して選挙区内に繰り出し、「親近感」も演出する計画だ。

 普段は淡々とした語り口で、「選挙戦では思いが伝わらない」との声もあったが、総決起大会では、「地域のために最後のお手伝いをさせてください」と頭を下げ、変身ぶりをアピールした。

 「よろしくお願いします」。8月1日昼前、諫早市内のコンビニで、福田は来店客に次々と声を掛け名刺を渡した。深々と頭を下げ続けた福田はこうつぶやいた。「“風”だけでは勝てない。一人でも多くの市民に接していく」

 中央での民主優勢ムードを映すように、福田の当落予想に「○」が付く週刊誌もある。だが、「現状はそうではない」と民主県連幹事長の渡辺敏勝は険しい表情を見せる。7月下旬の総合選対会議では、後援会加入率の低迷や陣営内の連携不足を指摘する声が相次いだ。

 選対は直後、異例の策を打ち出した。今月4日から選挙区内3地区で総決起大会を連日開催へ−。「大会を開く過程で党、労組、後援会は一体になり動くはず。組織の歯車を回すことが最大の狙い」と選対幹部。

 大会には「姫の虎退治」を掲げ2007年の参院選で自民の大物を破った女性参院議員が出席予定だったが急きょ、キャンセル。地歩固めを重視し、イメージ先行を懸念していた陣営内からは逆に安堵(あんど)の声も漏れた。(敬称略)



2009年8月3日長崎新聞掲載

3004名無しさん:2009/08/06(木) 00:31:25
>>3002
神奈川五区の田中慶秋と違って、浅尾は別に旧同盟系労組出身なわけではなく、旧民社党に属していたわけでもないので別に民社系労組が浅尾に加担する理由がない気がします

3005やおよろず ◆U3upeXXkAk:2009/08/06(木) 01:00:21
いずれにせよ、民社系労組そのものに大勢を決定するような力はないでしょう。

3006神奈川一区民:2009/08/06(木) 01:46:02
>>3002 浅尾氏は民社協会に所属してい
たはずです。
民社協会まで除名されたのでしょうか?

3007とはずがたり:2009/08/06(木) 01:53:03
>>3000
あざーっす。自民党色は強く出してきてる訳ですよね〜。
4年前ですが「やっぱり自民党の小林興起。ふらふらしててはダメ」http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1089950050/1630と云われちゃうような興起がどれだけ旧来の支持層にアピールできるかどうかが鍵か。
これは八代が北海道で民主の友党である大地の比例に載った東京12区でも云えると思われますが。

3008とはずがたり:2009/08/06(木) 02:30:43
>>3001-3002,3004-3006
寧ろ浅尾の暴走を止められなかった神奈川友愛が県連内で顰蹙を買っており,大石が前面に出て民主への恭順を示す事にしたと解釈した方が良いのかもしれません。大石は此処の選挙区選出の代議士であった訳で混乱の責任を負っての本部長就任でしょうな。大石後援会は全面的に長島で行くという。

保守系の一部(例えば鹿野とか出て行った大江とかも)が民社協会に這入る現象が一部に観察されますがあれはなんなんでしょうかね。組織内候補に準じると色々支援を手厚くして貰えると云う事でしょうか?

大江や秀央は民社協会からは除名になったんでしたっけ?別に民主党の議員が参加要件って訳でもないのかと思いますがどうなってんでしょうかねぇ?

3010栃木4区:2009/08/06(木) 09:16:42
>>3006民社協会は旧同盟系労組の支援を受けるための組織で、民主党以外の党の議員も入っていますし、大江や秀央を云々という話しもありません。
子どもじみた浅尾の暴走はウラで自民党がうごめいているのでは、と電話をしてきた旧民社の仲間もいます。
まあ、民社党員でもありませんから自民党にいって、大内のように消えていくことでしょう。

3011けん:2009/08/06(木) 10:18:45
>>3010
民社協会は民主党内の旧民社党系議員集団であり、渡辺氏大江氏浅尾氏は既に退会しています。
他党議員を含まれておりません。


浅尾氏は自民党からの触手があったかもしれませんが今のところは自民党に行くつもりはありませんよ。


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