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【捲土重来選挙】2009年次期衆院選スレ その2

2968とはずがたり:2009/08/05(水) 15:13:45
>>2967-2968
   ■   ■

 上杉は参院議員を3期務め、自治相など政府要職も歴任。最大派閥だった橋本派(現津島派)に属し、県政界で絶大な発言力を誇った。初めて小選挙区比例代表並立制で行われた1996年の衆院選では、中山の選対本部長にもなった。

 中山はそれまで地盤としてこなかった宮崎市を主舞台とする宮崎1区で戦うことに。中山にとって県南部を選挙区とする旧宮崎2区からの転戦。しかも旧民社党委員長も務めた米沢隆などが相手の激戦で、「上杉が農林業界を動かし、勝たせてやった」(上杉支持者)という。

 その後、中山は宮崎1区で連続4回の当選を重ね、森喜朗元首相を後ろ盾に国政中枢で頭角を現す。事務総長を務める町村派も最大派閥に成長。上杉との力関係が入れ替わったといわれる。それが衆院選で上杉が当選すれば、再び力関係が逆転する。それを中山は恐れたというのだ。

   ■   ■

 自民は参院選、県知事選と分裂選挙を続け、敗退した。ただ、衆院選は宮崎2、3区で分裂選挙となったことがあるが、それでも自民系候補が当選し、非自民候補に議席を渡すことはなかった。

 しかし、今回は風向きが明らかに異なる。自民にとっては逆風。宮崎1区では無所属新人の川村秀三郎(60)が民主、社民、国民新の推薦を受ける一方で、元林野庁長官という経歴を生かし、保守層にも触手を伸ばす。

 これまで自民候補を推薦してきた県医師連盟が宮崎1区で自主投票を決めた。公明党も、だ。

 分裂選挙によって中山、上杉が共倒れする可能性を敏感に見てとったのか、3日には民主党の小沢一郎代表代行が急きょ、宮崎市内の川村の事務所を訪れ、激励した。

 分裂に自民支持者からはこんな声が聞かれた。「議席を失って出直すしかないのか…」

   ※   ※

 衆院選公示まで2週間と迫った。宮崎県では3小選挙区に計12人が立候補する予定だ。政権交代が現実味を帯びる中で各党、各立候補予定者はどんな戦いを繰り広げているのか。断面を追った。
 (敬称略)
=2009/08/04付 西日本新聞朝刊=


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