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中国・四国 地方議会・首長,政治・選挙スレ

1とはずがたり:2008/10/25(土) 14:40:47
統一地方選スレから中国・四国のネタを独立させます
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1042226470/l40
合併ネタはこちら
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1066974699/l40

841山口新聞男:2010/10/18(月) 23:39:46
>>840続き
 ◇移転反対15人/条件付き容認17人 愛宕山は28人が売却支持−−候補者アンケ
 岩国市議選(定数32)で、毎日新聞社は候補者アンケートを実施した。10月上旬、予定者に調査用紙を郵送し、
告示前に立候補した43人全員から回答を得た。【大山典男】
 ◆艦載機移転問題
 空母艦載機の岩国基地移転問題では「騒音・治安対策や地域振興策を求めて、成果をあげて移転を受け入れる」
とした条件付き容認派が17人。「日米両政府の合意を尊重して移転を受け入れる」とした容認派2人と合わせると、
容認姿勢が19人に達した。
 これに対して「移転に反対し、撤回や見直しを求める」反対派は15人にとどまった。
 地域別で反対派が容認派を上回ったのは、基地所在地の旧岩国市と、米軍機の飛行ルートの旧由宇町。旧岩国
では反対派9人、旧由宇町では3人だった。このほかの旧郡部で反対を表明したのは、民主党系と共産党だけだった。
 選択肢以外の考え方を示したり、回答を保留したのは9人にのぼる。うち2人は「日米合意に対する政府の対応が
流動的」「米軍再編はパッケージで、岩国への先行移転は認められない」として、普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)
移設問題の行方を見守る姿勢。残り7人も「騒音対策が不十分」などと判断を先送りした。
 ◆愛宕山転用策
 防衛省が10年度政府予算に「米軍再編関連施設用地」として、買収経費約199億円を計上した愛宕山地域開発
事業跡地。同省は9月には県、市に対して買収後の施設配置案を提示。艦載機移転で必要になる米軍家族住宅を
配置したうえ、一部に野球場などの運動施設を国費で建設し、米軍と市民が共同使用する内容。
 21人が「国に売却して、運動施設の充実と市民の利用で利便性の向上を求める」立場。艦載機移転で態度を明か
さなかった6人も含まれている。事業を担った県住宅供給公社の債務約260億円を、県と市が2対1の割合で債務保
証していることから、多くが「市の財政負担を最小限にとどめるため、債務軽減が必要」とした。配置案を手放しで評
価する声は少なく、防衛省との条件交渉を重視する構えだ。
 「国に売却して、米軍家族住宅以外の活用方法を求める」としたのは7人。移転反対派からも3人が「国への売却は
やむを得ず」としたが、米軍家族住宅建設には反対。条件付き容認派の3人は、米軍家族住宅の戸数や配置面積
の縮小を求めた。
 「国に売却せずに、造成事業の再開や民間活用を求める」とした12人はすべて移転反対派。岩国医療センターと
特別養護老人ホームの移転が決まり、跡地の価値が高まっているとして、宅地などでの民間売却の可能性を指摘し
ている。
 ◆連立政権の評価
 民主党連立政権の米軍再編への対応については評価は厳しく、21人が「日米関係を損ない、再編関係地域の住
民を混乱させた」を選択。「再編見直しを期待したので、失望した」としたのは14人。「政権交代から約1年しか経過
していないので、今後に期待する」としたのは7人だった。
 ◆訴えたい政策
 市議選で訴えたい政策を、16項目から順位をつけて二つ選んでもらう質問では「最も訴えたい政策」に「米軍再編
と基地問題」を挙げたのが9人で最も多く、次は「過疎対策」で7人だった。
 しかし「次に訴えたい政策」と合計すると、1位は「地域活性化」の25人。「米軍再編と基地問題」は16人で2位。3
位は「過疎対策」の8人。次に「教育政策」「少子・高齢化対策」「景気対策」がそれぞれ6人だった。

842山口新聞男:2010/10/18(月) 23:42:28
>>841続き
 ◇岩国市議選立候補者(定数32−43・届け出順)
藤岡恭子  66 無新   主婦[歴]市学校給食技師▽学校主事
河村誠一  63 無新   司法書士▽民主党玖北支部長 ← たぶん民主推薦
前野弘明  57 無現(1)IT会社役員[歴]旧岩国市議3期
古谷清子  58 共現(1)党東部常任委員[歴]旧周東町議3期
桑原敏幸  62 無現(1)神社宮司[歴]旧岩国市議4期
村中洋   62 無現(1)嘱託会社員[歴]旧岩国市議3期
武田正之  62 無現(1)司法書士▽旧岩国市議3期
重岡邦昭  61 無現(1)行政書士[歴]旧由宇町議2期
長俊明   62 無新   施設管理会社役員[歴]製紙会社員
西村幸博  62 無現(1)[元]旧美和町長[歴]旧美和町議2期
渡辺靖志  52 民新   党総支部幹事[歴]徳山大助教授
縄田忠雄  57 無現(1)東防犯副隊長[歴]旧岩国市議3期
河本千代子 61 公現(1)党副支部長[歴]旧由宇町議3期
広中英明  49 民新   自動車整備業▽党玖北支部幹事長
糸永誠   40 無新   自治会長[歴]周東自治会連会長
豊中俊行  54 無元   飲食店従業員[歴]旧由宇町議2期
石原真   54 無現(1)市職員組合役員[歴]旧由宇町職員
坪田恵子  51 共元   党東部地区委員[歴]旧由宇町議3期
桑田勝弘  47 公新   党副支部長[歴]建築会社員
貴船斉   61 無現(1)食品販売業[歴]旧岩国市議1期
田村順玄  65 無現(1)市文化協会理事[歴]旧岩国市議3期 ← 反基地運動の中心
杉山憲生  63 無元   会社役員▽農業[歴]旧周東町議3期
貴舩忠   58 無元   タクシー運転手[歴]旧美和町議2期
細見正行  54 無現(1)左官請負業[歴]旧岩国市議3期
植野正則  63 無新   行政書士[歴]旧玖珂町課長・町長
藤本泰也  40 無現(1)介護支援専門員[歴]旧周東町議2期
小林増次  61 無元   山口東農協理事[歴]旧玖珂町議3期
伊藤正信  60 無新   電気工事会社役員▽自治会長
渡吉弘   58 無現(1)学習塾経営[歴]旧岩国市議3期
大西明子  66 共現(1)自治会長[歴]旧岩国市議6期
河合伸治  54 公現(1)党総支部役員[歴]玖西PTA連会長
若佐賢治  57 無新   釣り具製造卸会社役員▽自治会長
片山原司  59 無現(1)酒類販売業[歴]旧美川町議2期
渡辺和彦  63 無新   行政書士[歴]旧周東町教委次長
松本久次  63 無現(1)NPO法人役員[歴]旧錦町議3期
姫野敦子  51 無現(1)看護師[歴]旧岩国市議2期
林雅之   59 無現(1)学習塾経営[歴]旧岩国市議2期
味村憲征  60 無現(1)学校支援委員長[歴]旧岩国市議2期
藤重建治  63 無現(1)農業[歴]県民局次長・農林事務所長
片岡勝則  50 無新   農業▽保護司▽美和自治会連会長
越沢二代  58 公現(1)党県本部幹事[歴]旧岩国市議2期
山田泰之  67 共現(1)党東部常任委員[歴]旧岩国市議2期
石本崇   45 自現(1)運送会社役員[歴]旧岩国市議1期

843山口新聞男:2010/10/18(月) 23:55:07
岩国市議選
>>840-842
市議選は各候補者が地盤とする地域の課題も重視されるので
前回市長選のような基地問題一辺倒とはならない(もちろん大きな争点ではあるけれども)
投票率はどうかな、少し下がるような気がする
前回並みであれば当選ラインは1800票弱といったところか

民主候補のうち2人は地盤が被ってないか?(玖北=玖珂郡の北部地域)
自民公認はチャンネル桜出演歴があるようだ

844チバQ:2010/10/19(火) 12:12:00
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20101019-OYT1T00477.htm
広島・湯崎知事が「育児休暇」取得を検討
 広島県の湯崎英彦知事(45)が、今月下旬予定の第3子誕生を機に、「育児休暇」を取ることを検討していることがわかった。


 県内で男性の育休取得が進まない中、率先して休むことで、取得を促したい考え。自治体の男性首長では、東京都文京区の成沢広修区長(44)らが取得しているが、全国知事会は「知事の育休は聞いたことがない」としている。

 湯崎知事には現在、長男(7)、長女(4)がいる。

 県によると、特別職に育休の制度はなく、通常の休暇になる。期間は1か月程度を想定し、公務に支障が出ないよう、第3子出産時の立ち会いや、出産後、子どもの幼稚園の送迎や家事の手伝いなど必要な時間帯を休みにする意向という。

 昨年11月に初当選した湯崎知事は今年2月の県議会で、育児に積極的にかかわる男性「イクメン」を目指すと宣言。周囲には「仕事を理由に育児休暇が進まない現状を変えたい」と話していた。

 広島県の男性職員の育児休暇取得率は2009年度は8・8%。県内の民間企業では、08年度で0・8%にとどまっている。

(2010年10月19日11時41分 読売新聞)

845チバQ:2010/10/19(火) 12:23:15
http://www.yomiuri.co.jp/feature/20100402-465846/news/20101001-OYT1T00257.htm?from=nwla
元係長自殺…「パワハラそのもの」と市長ら減給
 島根県浜田市の元男性係長(当時50歳)が2006年に自殺し、地方公務員災害補償基金県支部が公務災害と認定した問題で、同市は30日、宇津徹男市長を減給6か月(10分の1)とするなど市幹部3人の減給処分を決めた。

 遺族が「自殺は職場のパワーハラスメントが原因」と主張していた点についても、宇津市長は「パワハラそのもの。市民の心配と不信を招いた」と陳謝した。

 宇津市長のほか、大谷克雄副市長を減給3か月(10分の1)。30日付で関係条例の改正案を専決処分した。同年3月まで上司だった当時の課長も減給としたが、「遺族が処分をしないよう希望している」などの理由で、詳細は明らかにしなかった。

 同支部などによると、元係長は企画財政部に勤務していた同年1月、うつ病状態と診断されて病気休暇入り。3月に復帰したが、同28日に係員全員が押印した「係長更迭の嘆願書」を課長から見せられるなどして病状が悪化。さらに、合併前の旧町で起きた不正経理問題の聞き取り調査を受けてストレスを募らせ、10月14日夜に命を絶った。

 市によると、宇津市長は任命権者としての責任があり、大谷副市長は当時、企画財政部長で、不正経理問題の調査責任者だった。課長については、嘆願書を本人に見せるなど配慮を欠いた行為があったとした。

 宇津市長は「いつも元気にあいさつしてくれる良い職員だった。認定されて名誉回復ができたと思う」と語り、「同支部の認定ではパワハラの表現はないが、職場全体がブーイングを起こすことはパワハラそのものだ」との認識を示した。

(2010年10月1日10時26分 読売新聞)

846チバQ:2010/10/20(水) 19:21:01
>>626
徳島って3会派に割れてたんですね。すっかり忘れてました
http://mainichi.jp/area/tokushima/news/20101020ddlk36010447000c.html
選挙:知事選 県議会自民系3会派、知事に出馬要請 /徳島
 県議会の自民党系3会派27人は19日、飯泉嘉門知事に来年4月の知事選への出馬を要請した。飯泉知事は「身の引き締まる思い」としながらも、「当面の課題に全力を傾注したい。この後押しを踏まえて、遠くない時期に今後の方向をしっかりと考える」と依然、明言を避けた。

 この日、代表して要請書を手渡した自民党・新政会所属の藤田豊議長は「知事・議会による地方自治の二元代表制の中で、考え抜いた決断。ぜひご判断を」と早期の出馬表明を求めた。【井上卓也】

847小企業従業員:2010/10/21(木) 10:20:26
>>844
ええの〜お役人は、給料もらって休暇とって。再選されても、4年たったら何千万もの退職金もいただくし。
年収400万円にもとどかないこちとら、育児休業なんていったら永久にとってろといわれるわ。
こんなこと報道する価値あんねん、税金泥棒め。

848名無しさん:2010/10/21(木) 19:39:55
http://www.asahi.com/politics/update/1021/OSK201010210049.html
島根・溝口知事、再選へ出馬意向 自民県連幹部に伝える
2010年10月21日12時3分

 島根県の溝口善兵衛知事(64)が、来春に予定される知事選に立候補する意思を固めた。初当選した2007年4月の選挙で推薦を受けた自民党の県連幹部に伝えた。11月定例県議会で正式に表明する見通し。

 同県益田市出身。東大経済学部卒業後、大蔵省(現財務省)で官房長などを務めた。来春の知事選は、民主党が候補者擁立を模索、共産党が独自候補の擁立を目指している。

849名無しさん:2010/10/21(木) 20:00:56
>>840-842
http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn201010210033.html
岩国市議選、地元回帰目立つ '10/10/21

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 24日投開票の岩国市議選(定数32)は候補者43人が激しい支持争いを展開している。2006年の合併前の7町村部を地盤とする21人はそれぞれ足元の票を懸命に固めつつ、約12万人の有権者の7割が暮らす旧岩国市部で支持拡大をうかがう。一方、旧市部の候補は広域集票の難しさも背景に、合併直後の前回より「地元回帰」の傾向が目立っている。

 「地元候補です」。旧町村部の山合の集落を走る現職の候補の選挙カーから運動員の声が響いた。民家から家人が姿を見せると候補が車を降りて握手。「よく出てきてくれる」。手応えを確かめ、次の集落へと向かった。

 この候補は7日間の期間中、選挙カーで旧市部などへ出るのは2日間にとどめ大半は地元中心に巡る。告示前も地元の10カ所以上でミニ集会を開催。過疎対策などを重点的に訴えた。

 同じく旧町村部の元職の候補は前回は地元並みに力を注いだ旧市部での遊説を減らした。「前回の二の舞いは避けたい」。顔が売れた地元を固め、返り咲きを目指す。

 ただ、旧町村部では高齢化に伴う人口減少が急速に進行。特に複数の候補が立つエリアでは、地元の票固めだけでは当選ラインに届かない現実もある。

 前回の最下位当選者の得票は1365票。今回は1600票前後を当選ラインとみる陣営が多い。旧町村部の地元の盛り上がりを気にかけながら、旧岩国市部で選挙カーを走らせたり演説会を開いたりする候補もいる。

 一方、旧岩国市部の候補は地盤固めの傾向がより強い。現職の候補の一人は選挙カーで全市域を一回りした後、地元をくまなく巡る戦術に切り替えた。米海兵隊岩国基地への空母艦載機移転を容認した上で、地域振興などの実現を目指す主張が票の上積みにつながるとみる。

 旧市部を地元とし、艦載機移転に反対する新人の候補の一人も「地元密着」を前面に出している。狭い路地を自転車で走りながら畑仕事をする高齢者や道行く人にアピール。基地問題を訴えて支持拡大を図る。

 他の候補も地元の街頭で「先頭に立って働きたい」などと声を枯らし、ボルテージを上げている。

850チバQ:2010/10/21(木) 20:46:55
>>847
育児休暇が取りにくい会社の風土や、風土を改善できない行政を批判するのは良いと思うが、
育児休暇を取ろうとする人を税金泥棒と批判するのは視点がずれているのでは?
(休日分散化についての観光庁への批判も同じ)

851山口新聞男:2010/10/21(木) 21:20:49
若手新人は割りに早い時期から活動してるんだが、地域性や彼我の戦力差はいかんともしがたいものがあるようだ
----
現職・新人三つどもえ 田布施町長選告示
http://www.minato-yamaguchi.co.jp/yama/news/digest/2010/1020/1.html
 任期満了に伴う田布施町長選は19日告示された。新人で元設計事務所経営の木村博通氏(65)、
現職で2期目を目指す長信正治氏(63)、新人で元県光青年の家指導員の松村文彦氏(31)=いず
れも無所属=の3人が立候補。三つどもえの選挙戦に突入した。24日に投開票が行われる。

 単独町制を続ける同町は厳しさが増す財政の健全化や荒廃する農地の再生などが課題。木村氏は
町長給与を300万円に抑制するなど官民格差の是正、民間の視点での財政再建、荒廃農地の再生
などを主張。長信氏は自らの賞与5割カットなどでの財政健全化や国のほ場整備による荒廃農地の再
生などで「住み良さ県一のまちづくり」を訴える。松村氏は住民の声を吸い上げる仕組みや世界各地を
歩いた経験から健康で持続可能な町づくり、全町内循環バスの運行などを掲げる。

 投票は午前7時から午後8時まで町内13カ所(うち馬島が午後4時まで、小行司が同7時までの繰り
上げ)で行われる。同9時から町役場1階会議室で即日開票され、同10時半ごろ新町長が誕生する見込み。

 18日現在の有権者数は13639人(男6401、女7238)。

852チバQ:2010/10/21(木) 22:04:23
>>847さんと同じようなことを
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20101021-OYT1T00917.htm
イクメン知事、橋下知事に「大きなお世話」

 男性首長に「育児休暇」取得の動きが広がっていることをめぐり、大阪府の橋下徹知事が21日、「世間を知らなさすぎる」などと批判したことに対し、第三子誕生後の取得を表明している広島県の湯崎英彦知事は同日、「大きなお世話だ」と反論した。


 橋下知事は「休もうと思っても休めないのが日本の現状だ。世間が育休を取れる環境をしっかり作るのが政治、行政の役割。首長は最後に取っていくのが筋だ」などと指摘。湯崎知事は「見解の相違」としたうえで、「県でもいろいろな方法で、育児休暇を取りやすい環境作りを進めており、(自身の取得も)その一環のつもりだ」と語った。

(2010年10月21日21時16分 読売新聞)

853名無しさん:2010/10/22(金) 08:22:03
首長(上)が取らんと下も取りにくいというのもあると思う。
問題は「取ったら仕事なくなる」というような現場の体制でそれを罰則でしばれる(仕事なくさせたら会社つぶれるぐらいの賠償金課す)ようなのが良いのかな。
難しいところだと思うが。

854名無しさん:2010/10/22(金) 12:30:13
http://www.nnn.co.jp/news/101022/20101022001.html
存続か廃止か 揺れる米子市公会堂の行方
2010年10月22日

 耐震強度不足で存続か廃止かの岐路に立つ米子市公会堂の行方が、視界不良になっている。市が財政難を理由に廃止の判断に傾いているという見方が大勢だったが、9月議会での議論や利用者らの声を受け、市側は再検討に乗り出した。野坂康夫市長は11月末に存廃を決める見通しだが、市民や市議の間で意見が割れており、難しい選択を迫られている。


11月末に存廃の方針が決まる閉鎖された米子市公会堂=21日、米子市角盤町2丁目
 「文化財だけではなく、文化の側面からも見詰め直そう」

 12日午前、9月議会後初めて開かれた「公会堂耐震問題等対策本部」。本部長の角博明副市長が、関係職員15人に”路線変更”となる指示を出した。

増えた「物差し」
 市は9月議会で、存廃の判断材料に○1利用状況○2都市機能の役割○3文化財的価値○4費用対効果―の4点を挙げたが、新たに「文化活動への影響」を加えた。

 背景には市民団体の反発がある。公会堂が9月末に閉鎖されたことを受け、7月に存続署名を集めた「米子市公会堂の充実を求める会」(小谷幸久会長)は今後も署名活動を続ける方針を決め、11月7日には決起集会を開く構えだ。

 「文化が衰退しないか、分析しなければならない」。対策本部の席上、角副市長は語気を強めた。メンバーの一人は「最重視したい物差しの一つ」と位置付ける。

 判断材料はさらに広がる。対策本部は、市民が1円募金運動を展開して建設された「歴史的経緯」▽商店街に与える影響▽市街地のシンボル性―なども11月初めにまとめる報告書に盛り込む方針で、資料やデータの調査を始めた。

 一方、廃止した場合は跡地利用に関心が集まるが、対策本部は「報告書にはそこまで踏み込めない可能性が高い」ととらえる。

逼迫する市財政
 市の財政に余裕はない。自主財源比率は50%ほど。借金返済額の割合を示す実質公債費比率は昨年度21・1%で、過去の借金の返済に追われている状況だ。税収は前年度から8億5千万円以上も落ち込んだ。

 市幹部の多くは「財政問題が判断の最大要因となるのは間違いない」と口をそろえる。その場合、廃止の色合いが濃い。

 市によると、耐震改修に必要な経費は13億6500万円と試算されているが、建築物には”寿命”があるため、耐震工事を実施しても20〜30年後には同じ問題が浮上するという。

 また、市内の公共文化ホールは、公会堂と市文化ホール、淀江文化センター、米子コンベンションセンターがあり、市の管理運営費は4館で年間計2億4千万円。このうち公会堂が4700万円を占める。

 公共文化ホールが4館ある自治体は、市と同じ人口15万人規模では全国でもまれという。対策本部は「公共施設の在り方も新たな判断材料にしたい」と説明している。

 野坂市長が報告書を基に存廃を決め、公表は11月25日の市議会全員協議会が有力視されている。

 小谷会長は「西部の文化が停滞するばかり。一日も早い利用再開を」と願う。苦しい財政状況と市民の要望の板挟みになった市政。野坂市長は言う。

 「苦渋に満ちた判断となる」

855小企業従業員:2010/10/22(金) 12:44:54
>>850
これが民間企業なら、自分たちの努力で勝ち取ったものといえるけど。
相手はお手盛りの連中であることを忘れてはいけないんよ。公務員の連中は、おのれ等がよければ、民間がどうなろうと関係ないんや。
それに、これを容認すれば、いろいろ特殊手当てを勝手につくってしまうで。
まあ、>>850さんが公務員なら言ってもしょうも無いけど。
公務員に甘い顔してはいけまへん。

856チバQ:2010/10/24(日) 17:13:31
http://mainichi.jp/area/hiroshima/news/20101024ddlk34010330000c.html
広島市:事業仕分け 「廃止」2、「現行通り」1のみ 27事業で結論 /広島
 広島市が50事業(計313億円)を対象に初めて実施している事業仕分けで、学識経験者や公募の市民委員で構成する検討委員会は23日、全体会合を開き、27事業の存廃や見直しの結論を出した。2事業を「廃止」▽20事業は縮小や拡充、民間委託をはじめ何らかの改善を図る▽1事業を「民間移管」▽1事業を「現行通り」▽3事業を「その他」−−と判断した。

 入館者の減少が続く広島市現代美術館(南区)の管理運営は「展示や出前授業などで市民の関心を集めることが必要」などの意見が出た。「その他」として「抜本的な対策を講じる」と結論付けた。

 被爆者の心身の保養と福祉増進を目的に開設された「神田山荘」(東区)への市の補助金は「(開設の経緯や役割から)特殊な施設で、評価対象になじまないのでは」「被爆者の減少に伴いあり方を検討する必要がある」などの意見があり、各論併記とし「その他」に分類した。

 県収入証紙の購入・売りさばき事務については、ニーズに合っていないことや県の事業仕分けでも不要とされていることを理由に「廃止」と判断。家庭内暴力や経済的な困窮の問題を抱える母子が暮らす施設を「民間移管」するよう結論付けた。

 同委は50事業を8月から2分科会に分けて評価していた。この日は、第1分科会で話し合われた事業の存廃について結論を出した。31日に第2分科会の存廃の結論を出す。同委は11月中旬にも秋葉忠利市長に結論を報告する。【寺岡俊】

857山口新聞男:2010/10/24(日) 22:43:50
>>851
う〜ん、まあこんなもんなんだろうなあ
松村はこの後どうする?県議選?
----
田布施町長選 投票率63.51%
当 4,176(49.2%) 長信正治  無 現
   3,439(40.5%) 松村文彦  無 新
     870(10.3%) 木村博通  無 新

858山口新聞男:2010/10/25(月) 01:32:42
岩国市議選
当選者は自民1、公明4、民主1、共産3、無所属23
現職では無所属と共産が1名ずつ落選
民主は郡部地盤の2名が共倒れたっぽい
基地問題への影響はそんなにないんじゃないか、良くも悪くも今までどおり

859名無しさん:2010/10/25(月) 20:45:10
http://www.yomiuri.co.jp/election/local/news/20101025-OYT1T00559.htm
岩国市議選、米軍住宅賛成派が過半数
 24日に投開票された山口県岩国市議選(定数32)で、国が同市・愛宕山の宅地造成事業跡地に建設を計画している米軍住宅などの施設配置案に賛成する候補が17人当選し、過半数を占めた。

 跡地売却の是非を明言していない福田良彦市長は25日午前、市役所内で記者団に、「新議員の意見を尊重しながら、自分なりの考えを固めたい」と述べた。売却を前向きに検討する意向を示唆した発言とみられる。

 米軍住宅建設は、米海軍厚木基地(神奈川県)から米海兵隊岩国基地(岩国市)への空母艦載機移駐に伴う事業。

 市長は25日、「私は様々な安心、安全対策、地域振興をしっかりやっていくと主張している。同じような考え方の議員が多く当選したと思っている」と語った。

 新議員のうち、告示前に読売新聞が行ったアンケートで、施設配置案に「賛成」「どちらかと言えば賛成」と回答したのは計17人。「反対」は11人、「どちらでもない」は4人だった。

 市長は艦載機移駐について、明確な容認姿勢を示していないが、配置案を受け入れて跡地を売却すれば、事実上、移駐を容認することになる。

(2010年10月25日13時01分 読売新聞)

860チバQ:2010/10/25(月) 23:43:45
http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn201010260044.html
「愛宕山」容認派が多数当選 '10/10/26

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 岩国市議選は愛宕山地域開発事業跡地の問題が主な争点だった。中国新聞の候補者アンケートで米軍への提供を前提とする国への売却に賛成と答えた11人が当選し、反対の10人を上回った。残る11人は意思表明を避けたものの多くは容認よりとみられる。新議会の対応が焦点となる。

 「愛宕山、艦載機は現実路線で進む」。当選した容認派現職はこう受け止める。一方、初当選の反対派新人は「少数でもあきらめない」と力を込めた。

 米海兵隊岩国基地への空母艦載機移転をめぐる新議員の姿勢は、アンケート結果などから容認20人、反対11人、不明1人とみられ、改選前の容認派21人、反対派12人の勢力図とほぼ変わらない。愛宕山跡地売却は意思表明を避けた11人も過半数は容認よりとみられる。

 福田良彦市長は市議選後の愛宕山問題への対応について「私と同じような考え方の議員が多く当選した」とした上で「新議員の意見も尊重しながら考えをまとめたい」とする。

 愛宕山の米軍住宅化について、艦載機移転を容認する「岩国の明るい未来を創(つく)る会」の原田俊一会長は「防衛省の施設配置案に市民の細かな意見が入れば議会も容認する」とみる。一方、反対派の「愛宕山を守る会」の岡村寛世話人代表は「市長は一方の民意をどう判断するのか。議会の勢力図は変わらないが息の長い運動を続ける」としている。

861名無しさん:2010/10/26(火) 18:57:32
http://www.nnn.co.jp/news/101026/20101026007.html
平井伸治知事の去就に集まる注目 今後の動向は
2010年10月26日

 来年4月に改選を迎える鳥取県知事の平井伸治氏(49)の去就が注目を集めている。現時点で進退についての明言はないが、周辺には平井氏は続投を前向きに検討しつつも、各政党との「距離感」を重視するあまり苦悩しているのでは―との見方が漂う。政党側も平井氏を刺激しないよう一歩引いた形で平井氏の”決断”を待っている状況だ。


9月定例議会の代表質問で、進退を問う質問に答える平井氏。その真意やいかに=9月16日、鳥取県議会議場
 2007年4月の知事選で23万を超える得票で初当選した平井氏。1期目は、環日本海定期貨客船就航や電気自動車工場の誘致などが実現。他県との連携にも積極的に取り組み、特に”外交”手腕への評価は高い。

 ただ、県議会とも良好な関係を構築している平井氏だが、周辺によると政党との政治的なやりとりは「どちらかと言えば苦手」。今夏の参院選では特定政党の応援は避け、一定の距離を置いた。

■「県民党」でも
 だが、県内政党は、一部を除き平井県政を評価。各政党からは平井氏の再選を阻む具体的な動きはない。

 政権与党となった民主党。党県連は、前回知事選で小沢一郎元代表が打ち出した「知事選での相乗り禁止」の厳命を受け、自公の推薦を受けた平井氏への対抗馬を模索した。

 当時の県連代表の川上義博参院議員は国への要望活動などで平井氏と共同歩調を取ってきたとして「平井氏の軸足は与党にある」と良好な関係を強調。相乗り禁止令はまだ有効とする半面、「片山善博前知事のように『県民党』で出るのがいいのでは」と本音も漏らした。

 現代表の湯原俊二衆院議員も「第一義的には平井県政を間近で見てきた県議の判断によるべき」と、一歩引いて推移を見守る。

■自民に自信
 9月県議会の代表質問では、会派「県議会自民党」の議員が、平井氏に再選出馬への意欲を問うた。平井氏は明言を避けたが、議員は踏み込んだ質問をせず、あっさりと次の質問に移る”配慮”も。同会派幹部は「強く促すと知事も意固地になりかねない。ソフトに行こうと事前に決めていた」と明かす。

 自民党県連には前回選で平井氏を支えたという自負がある。知事選の対応は「山口享会長に一任」としているが、県連内部でも「再出馬へのスイッチは自民が押す」との声は根強い。山根英明幹事長は「出たい人より出したい人を選ぶ。自民はその船頭となるべきだろう」と影響力に自信をのぞかせる。

 前回、平井氏を推薦した公明党県本部の銀杏泰利代表も「平井氏への評価は高い」と秋波を送る。唯一、共産党のみが「流れを変える必要性は感じる」(小村勝洋県委員長)としており、対抗馬擁立を模索している。

■綱引きを懸念
 ただ、平井氏の続投に当たり、政党間の綱引きに発展する可能性も捨てきれない。

 3年半前の知事選で平井氏擁立に動いた経済界有志による「平井伸治氏を支える百合の会」メンバーは「与党は民主党。前回と違う状況に苦悩しているのだと思う」と平井氏の”心中”を察する。その上で「本当に続投を迷っているのかも。綱引きが原因で、平井氏が鳥取から去ってしまう可能性もある」と警鐘を鳴らしている。

 平井氏が去就表明をするのであれば11月県議会で、との見方が大勢だが、「平井氏の心は平井氏のみぞ知る」といったところ。今後の動向が注目される。

862チバQ:2010/10/26(火) 23:15:45
みんなの党と自民党が同一候補を推薦するって初めて?
http://www.ehime-np.co.jp/news/local/20101025/news20101025654.html
愛媛のニュース2010年10月25日(月)
知事選と松山市長選の支援、ねじれの構図
 11月28日投票の同時選となる見通しの知事選と松山市長選。知事選で自民党推薦を受ける中村時広松山市長(50)、市長選で自民が推薦する帽子敏信自民県議(57)、中村氏後継の元南海放送アナウンサー野志克仁氏(43)、自民の候補一本化を途中辞退した菊池伸英自民市議(46)の4者と自民をめぐり、支援構図のねじれに注目が集まったが、政党・団体間でも知事選と市長選で足並みがそろっていない。
 知事選にはほかに共産党の田中克彦氏(43)、前愛媛大学長の小松正幸氏(69)、ミュージシャンの中屋勝彦氏(49)、市長選には共産の西本敏前市議(57)が立候補を表明している。
 支援構図が複雑なのは、共産を除く5政党と連合愛媛が知事選は中村氏支援で一致するが、市長選では帽子氏(自民、みんなの党)、野志氏(連合愛媛)、未定(民主党、社民党、公明党)と分かれるからだ。

863チバQ:2010/10/26(火) 23:17:30
http://www.ehime-np.co.jp/news/local/20101025/news20101025655.html
愛媛のニュース2010年10月25日(月)
帽子氏が決起大会 松山市長選
 次期松山市長選に自民党推薦の無所属で立候補する県議の帽子敏信氏(57)の後援会は24日、市内のホテルで決起大会を開いた。塩崎恭久衆院議員や、県内が主な地盤の桜内文城参院議員(みんなの党)、永野英詞知事補佐官らが出席、知名度が高い他候補らとの戦いのため一致結束を誓った。
 奥村武久後援会長が「人気のある有力候補を追い上げ、地道な活動で立ち向かう挑戦の精神を失わずに最後まで支援を」と呼び掛け。みんなの党として支援を打ち出した桜内氏は市内での街宣車の運行開始を報告し「帽子氏に推薦を出す時に圧力がかかったが、屈することはない。市民の正義をかけた戦いと信じる」などと応援の弁を述べた。

864チバQ:2010/10/26(火) 23:49:21
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20101026-OYT1T01046.htm?from=y10
広島知事の育休取得表明、8割以上が批判的意見
地方行政
 第3子誕生後の育児休暇取得を表明していた広島県の湯崎英彦知事(45)は26日の定例記者会見で、県に165件の意見が寄せられ、うち8割以上の140件が批判的な内容だったことを明らかにし、「意見はきちんと受け止め、今後の施策に生かしたい」と述べた。


 同日午後には、予定より早く第3子が生まれ、対面のため約40分間、初めての育児休暇を取得、「これを機に、一層子育てにやさしい社会を目指したい」と意気込みを示した。

 湯崎知事は19日の記者会見で取得を表明。県には県内外から電話や電子メールで意見が相次いだ。全体としては「中小企業では取りたくてもできない」「危機管理上、問題だ」など否定的な意見が約8割を占めたが、「知事が手本を示すのは良いこと」「男性へのエールになる」などの励ましもあったという。

(2010年10月26日21時46分 読売新聞)

865チバQ:2010/10/27(水) 23:12:19
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/tottori/news/20101026-OYT8T01124.htm
知事選 政党など動き加速
町村長の団体 再選出馬要請へ 自民県連も 「最終調整中」
 来年4月の知事選に向け、各政党などの動きが加速してきた。県内の町村長でつくる政治団体・県自治同志会(15人、会長=吉田秀光・三朝町長)は26日、平井伸治知事(49)に再選出馬を要請すると発表。自民党県連の山口享会長も、読売新聞の取材に対し「出馬要請に向けて最終調整中」であることを明らかにした。任期中の政権交代などを背景に、知事自身が態度をまだ明確にしていない中、与野党の相乗り禁止が原則の民主党や、他党も対応を急ぐことになりそうだ。(野口英彦、伊藤晋一郎)

 県自治同志会は、5日に米子市で臨時総会を開き、出馬要請を全会一致で決めた。吉田会長は「県民のために東奔西走してきたことを評価している。引き続き県政を担ってほしい」と説明した。

 自民党県連は、山口会長に対応を一任。山口会長は「1期目に対する評価を県連内で整理する必要があり、推薦という形をとるかどうかも未定だが、出馬要請する方針は揺らがない」と述べ、近く幹部内で最終決定する方針だ。

 2007年の前回知事選では、平井知事は自民、公明両党の推薦を受け、共産党が推す女性候補との新人対決を大差で制した。

 民主党は一度は平井知事を推薦する方針を決めたが、当時の小沢一郎代表に相乗りを指摘され、白紙撤回。独自候補の擁立を模索したが果たせず、社民党とともに「自主投票」とした経緯がある。

 9月議会で進退を問われた平井知事は「使命感をたぎらせている」と意欲を示す一方、「考える時間がほしい」と態度表明を見送った。後援会幹部は「国政では民主党が与党だが、県議会では自民党が多数派。政党との関係で悩んでいるのでは」と知事の胸中を推しはかる。

 注目の民主党。伊藤保・県連幹事長は「相乗り禁止は小沢氏が打ち出した方針で、今は関係ない」と明言。その一方で、03年の知事選で再選を目指した当時の片山善博知事(現総務相)が「政党推薦は受けない」と表明し、各党が推薦を見送った例を引き合いに「同じような形も視野に入れたい」と政党色を出さない選挙を模索する意向も示した。

 公明党県本部や社民党県連は、それぞれ「政策には一定の評価をしている」とし、今後、対応を協議。共産党県委員会は「暮らしを守る地道な政策が必要だ」(小村勝洋委員長)として、独自候補の擁立を進める方針だ。

 平井知事は26日、読売新聞の取材に対し「出馬要請は光栄だ。頭をクリアにして考えなければいけない時期に来たと考えている。各方面の声に正面から向き合い、考えをまとめたい」と述べた。

(2010年10月27日 読売新聞)

866チバQ:2010/10/28(木) 18:45:36
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20101028-OYT1T00878.htm?from=navr
イクメン知事にチクリ、ママ知事の高橋さん
 広島県知事が育児休業を取得すると発言したことについて、北海道の高橋はるみ知事は28日の定例記者会見で、「疑問なしとは言えない。知事には24時間、道民の生命、安全を守る責務があり、そもそも育休、休暇という概念はない」と語り、疑問を呈した。

 広島県の湯崎英彦知事は19日の記者会見で、第三子誕生後1か月間、子供の送り迎えなどで「時間単位で休暇を取っていきたい」と発言。これに対し、大阪府の橋下徹知事が「休みたくても休めないのが現状。首長は最後に育休を取るべきだ」と批判していた。

 高橋知事は「橋下知事の意見に賛成だ」とも語り、首長の育休論争に“参戦”した格好だ。

 ただ、長男(28)と次男(24)を子育てしながら働いた経験がある高橋知事は、育休自体については「大変重要な道政課題だ。育児休業を取りやすい社会、経済環境にするのが不可欠だ」と強調した。

(2010年10月28日18時23分 読売新聞)

867チバQ:2010/10/28(木) 22:44:32
2405 名前:名無しさん 投稿日: 2010/10/28(木) 18:43:57

みんなの党 支部を設立 広島
2010.10.28 01:44
http://sankei.jp.msn.com/region/chugoku/hiroshima/101028/hrs1010280145001-n1.htm

 みんなの党は、県広域第1支部(広島市西区)を設立、30日に渡辺喜美代表を招いて設立記念講演会を開くと発表した。

 同支部長には元県議の神川正紀氏(67)が就任し、今月18日付で県選管に政治団体として届け出た。来春の統一地方選では、公募も視野に入れながら県議選や広島市議選に複数の候補者を擁立する方針。

 講演会は30日午後6時半から、広島市中区加古町ののアステールプラザで。入場料500円。




広島市西区 定数4−候補6 (選管確定)
得票数(得票率) 氏名 年齢 党派 新旧 当選回数 代表的肩書
当 14,919(20.5%) 砂原 克規 53 自民 現 4 建設会社顧問
当 14,840(20.4%) 柴崎 美智子 51 民主=連合 新 1 学習塾経営
当 14,521(20.0%) 田川 寿一 52 公明 現 2 党県政策局長
当 11,634(16.0%) 山木 靖雄 63 自民 現 6 設計会社顧問
□ 10,231(14.1%) 神川 正紀 63 自民 現 党県副会長
□ 6,624(9.1%) 中脇 令子 56 無所属 新 建材会社役員・亡父は元市議会議長

868チバQ:2010/10/29(金) 00:09:55
http://www.chugoku-np.co.jp/News/Sp201010280171.html
【速報】出雲市議を逮捕 酒気帯び運転容疑 '10/10/28

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 出雲署は28日、出雲市稗原町、出雲市議高野成俊容疑者(45)を道交法違反(酒気帯び運転)の疑いで現行犯逮捕した。

 出雲署の調べでは、高野容疑者は28日午前6時20分ごろ、同市医大南町1丁目の国道184号で、酒を飲んで軽乗用車を運転した疑い。

 高野容疑者は連合島根推薦で当選4回。環境経済員会副委員長などを歴任した

869チバQ:2010/10/29(金) 22:36:20
http://gendai.net/articles/view/syakai/127136
硬球をぶつけられ歓声があがった秋葉広島市長
【政治・経済】
2010年10月26日 掲載
人気市長じゃなかったの?
●意外!?市民から総スカン
 24日に旧広島市民球場で行われたイベントで、秋葉忠利市長(67)が無職の男(45)に硬球をぶつけられるハプニングが起きた。しかし、市民は市長を心配するどころか、“拍手喝采”だったというからビックリだ。全国でも知られた「名物市長」に一体何が起きたのか。
 秋葉市長は99年に旧社会党衆院議員を辞職し、広島市長選に出馬して初当選。現在3期目だ。核兵器廃絶運動の功績が評価され、今年8月にアジアのノーベル賞といわれるマグサイサイ賞を受賞。当然、市民の人気も「バツグン」と思ったら、大マチガイだった。24日のイベントに参加していた男性が解説する。
「ハプニングが起きたのは、背番号『2020』のユニホームを着た秋葉市長が終球式のためにグラウンドに向かった時でした。周りで見ていた男性が突然、『オラーッ』と叫んで硬球を投げつけ、秋葉市長の右ひざに命中しました。異常な風景だったのはこの後。球場にいた市民から拍手が起こったのです」
“暴漢”に襲われたのに拍手を送られるとは相当な嫌われようだ。理由は何なのか。
「強引なやり方で旧市民球場を解体する方針を打ち出したことが原因です。市民にとって歴史ある球場は憩いの場。何とか残してほしいという声や運動があるのに、これを無視して『折り鶴』の博物館というハコモノをつくろうとしているのです。世界中から贈られた折り鶴の保管場所というが、いくらスペースがあってもキリがないし、そもそも見学者がいるのか大いに疑問。ところが市長は『呉の大和ミュージアムに負けるな』とノリノリ。市職員の名札にも小さな折り鶴が付くようになった。市民は『一体いつから平和の象徴はハトじゃなくツルになったのか』と呆れています」(市内在住ジャーナリスト)
 かつての「改革派市長」が“豹変(ひょうへん)”したのも多選が原因か……。
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870チバQ:2010/10/29(金) 23:15:31
http://mainichi.jp/area/ehime/news/20101028ddlk38010544000c.html
’10えひめW選:戦いの構図/上 知事選 /愛媛
 ◆投票まで1カ月

 加戸守行知事の退任表明に伴い、11月28日投開票が予定されている知事選と松山市長選のダブル選挙まであと1カ月となった。知事選では、松山市長の中村時広(50)=無所属▽前愛媛大学学長の小松正幸(69)=同▽共産党県委員会書記長の田中克彦(43)=共産▽ミュージシャンの中屋勝彦(49)=無所属−−の4氏が争う構図がほぼ固まった。現職市長としての圧倒的な知名度を誇り県政与党が相乗り状態になる中村氏に、他の3人が挑む展開になるとみられる。前哨戦の火ぶたは既に切られ、各陣営の動きは激しさを増している。【栗田亨、中村敦茂、津島史人】

 ◇各党相乗り中村氏 小松、田中、中屋各氏が挑む展開
 「久万高原町は衆院選中選挙区制時代にこつこつ歩いて街頭演説をしたところ。風景は全部覚えています」

 24日、同町の上浮穴建設会館。中村氏は集まった約50人の支援者らに国政選挙時の思い出を披露。自民県議の先導で山間部の集落にも足を伸ばし、同様の会合を開いた。

 自民、公明は中村氏と政策協定を締結し、推薦を決定。山鳥坂(やまとさか)ダム建設を巡って中村氏と見解が分かれる民主からも支持を取り付け、社民や「みんな」も含めた県政与党の相乗りの支援体制を構築。27日には初の合同選対会議も開いた。連合愛媛や県内20自治体の首長でつくる県首長連盟も支援を決めている。

 松山市長選では、支援候補を巡って対立する自民県連と中村氏だが、知事選では協力関係を崩さず、自民県議の先導でなじみの薄い松山市以外で企業訪問やミニ集会などを開いている。中村氏は「各党には、中央ではなく県支部単位での支援をお願いし、了承してもらった」と「県民党」(中村氏)としての選挙を強調する。

  ◇

 「地すべりが起きやすい地質。なぜこんなところに作るのか」

 大洲市の山鳥坂ダム。小松氏は23日、建設反対派住民の案内で、ダム予定地や改造工事中の鹿野川ダムを視察し、地質学者としての見解も披露した。中村氏は建設賛成を表明している。反対派住民との懇談会の司会を務めたのは地元の民主市議。この市議は「(中村氏支持を表明した)県連から何も指示は来ていない。支援するのは住民個人としての立場だ」と強調した。

 ダムや松山分水問題で中村氏を批判する小松氏は、西条市も訪問し、加茂川の水源周辺を視察。案内役を務めた西条市議(無所属)が「水問題を公約から外した中村氏の姿勢は許せない」と支援表明するなど、中村氏と政策的に相いれない地方議員や大学関係者などが勝手連的に支援する動きを始めている。

  ◇

 23日、松山市三津であった恒例の朝市で、田中氏は、来場者や出入りする水産業者らに暮らしの現状を聞いて回った。

 県内各地で街頭演説を続けているが、特に一次産業を狙いを定めて農家や畜産業者、農協、漁協を回り支援を呼び掛けている。その一方で、県医師会や県看護協会などにもあいさつ回りを重ね、雇用拡大を求めて県内の経済団体に申し入れするなど活動も続ける。

 田中氏は「時間がないので、県民の生活実態が一番分かるところを中心に回っていきたい」と力を込めた。

  ◇

 無所属で出馬表明している中屋氏は全国各地で音楽活動中。11月から選挙活動を始めるという。

871チバQ:2010/10/29(金) 23:16:01
http://mainichi.jp/area/ehime/news/20101029ddlk38010581000c.html
’10えひめW選:戦いの構図/下 松山市長選 /愛媛
 ◆投票まで1カ月

 ◇本命なき新人4氏 知名度、組織、浮動票、連動
 現職の中村時広氏の知事選転身に伴う松山市長選も、投開票が見込まれる来月28日まで1カ月を切った。今月に入り、元民放アナウンサーの野志克仁氏(43)=無所属▽県議の帽子敏信氏(57)=同▽市議の菊池伸英氏(46)=同▽前市議の西本敏氏(57)=共産−−の新人4氏が相次いで出馬を正式表明。知事選とは政党などの支援の構図が大きく異なるうえ、突出した実力者のいない35年ぶりの新人同士の激突。前哨戦は熱を帯びてきている。【中村敦茂】

 野志氏は、中村氏の打診を受けて立候補を決め、地元民放を辞職し2日に表明した。人気情報番組を長年担当した圧倒的知名度に加え、市議会最大会派の松山維新の会(13人)、連合愛媛が推薦を決め基盤固めも進むが、政党の推薦はない。

 維新の会の市議らとあいさつ回りや街頭活動をこなし、「中村市政の改革継承」を訴える。中村氏も、22日の事務所開きに出席し応援を呼びかけるなどバックアップする。

 中村氏との関係を「後継指名」「かいらい」と指摘されることもあるが、野志氏は「中村さんのいいなりになるつもりはまったくない」と反論している。

   ◇

 帽子氏は自民の一本化調整で選ばれ、4日に出馬表明。自民県連の推薦を受け、みんなの党支部の支援も取り付けた。県議5期の経験で「地方経済をけん引する松山の役割を痛感した」といい、新産業創出などを訴える。

 企業や団体回りを続け、街頭でも活動。24日には500人以上の決起集会も開いた。

 衆参両院議員や県議団、市議団を抱える自民組織が最大の推進力。課題の知名度も、国会議員とのツーショットポスターなどで克服を図る。しかし市議団の1人は野志氏を支援。県議1人も野志氏の事務所開きに出るなど足並みに乱れもある。

   ◇

 菊池氏は、自民が同氏と帽子氏との間で進めていた候補一本化調整を「不透明」として拒否。5日に独自で立候補を表明し、18日には自民を離党した。

 水問題の再検討や雇用のための経済対策などを掲げ、今春の市議選トップ当選の原動力となった自前の後援会をフル回転させる。

 ただ、党の支援がない中、市議の地盤以外の開拓が課題。菊池氏は、「浮動票の掘り起こししか残された道はない」と、選挙に関心の薄い女性や若者層を取り込もうと女性集会を開いたり、事務所前に市政への意見を書いてつるすツリーを置くなど工夫を凝らす。

   ◇

 西本氏は12日の出馬表明以降、後援会関係者のあいさつ回りや街頭演説を続ける。18日に党中予地区委員会に事務所も整えた。同じく共産公認で知事選に出馬する田中克彦氏と共に演説する場面も設け、「相乗効果」を狙う。11月には党国会議員を招いた演説会も計画している。

 西本氏は、国民健康保険料や介護保険料の引き下げなど「暮らし最優先」を主張。今春まで市議5期を務めた経験が強みで、山本久夫・同地区委員長は「歴代3人の市長に鋭い論戦を挑んできた。新人同士の争いの中で、最もアピールしやすい」と自信を見せる。

872チバQ:2010/10/30(土) 00:17:31
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/hiroshima/news/20101027-OYT8T01197.htm
知事育休 「議論で社会変われば」
市民ら 県挙げて推進を/実際は無理


幼稚園に長女を迎えに行った湯崎知事(広島市で)  第3子の次男誕生で、宣言通り「育児休暇」を取得した湯崎知事は27日も約1時間半公務を離れ、幼稚園まで長女(4)を迎えに行くなど「イクメン」ぶりを発揮した。有権者からは、男性の子育て参加を歓迎する声がある一方、「民間企業では難しく、単なるパフォーマンス」と厳しい意見も聞かれる。県トップの育休はしばらく議論を呼びそうだ。

■パパと一緒

 湯崎知事は午後2時から、マイカーで広島市内の幼稚園に向かい、長女を自宅に送り届けて同3時半頃、県庁へと戻った。早めに帰宅して夕食の準備もするといい、「妻には『無理をしないで』と言われた。できることをやっていきたい」と話した。

 県によると、電話やメールで県に寄せられた意見は午後3時現在で計255件。うち184件は批判的な内容だが、休暇取得後の27日の40件に限ると賛成24件、反対16件という。湯崎知事も「議論が進み、社会が子育てに優しい方向に進めばうれしい」と述べた。

■ママの負担軽減

 職場の雰囲気で夫が育休を取れなかったという同市南区の主婦(34)は「出産後に体調が回復するのは時間がかかり、子どもと2人だけでいるのは精神的にもしんどい。男性でも休める社会に変わるきっかけになる」と期待する。

 東広島市の広島大3年成松晃子さん(21)も「父親は仕事が忙しく、子どもの頃は寂しい思いをした。残業時間が短くなるだけでも母親の負担は少なくなる。県を挙げて育休取得を推進するのは賛成だ」と話す。

■理想と現実

 景気低迷で厳しい雇用状況が続く中、男性の育休取得が浸透するか疑問視する人も。就職活動を控える同市の広島大大学院1年熊谷将紀さん(22)は「今の不況では給料をもらえるだけでありがたい。仕事への影響を考えると、実際は取得できないのでは」と否定的に見る。

 男性県議も「業績を引き上げるため、社員が休日返上で働いている企業もある。育休取得とは別次元で苦しんでいる。現実とかけ離れたパフォーマンスでは意味がない」と指摘する。

■板挟み

 男性社員が1週間以上の育休を取得し、県から奨励金20万円を受け取った広島市の建設会社は「民間企業で育休を取った男性社員はほとんどいない。行政が粘り強く支援し、働きかけていかないと広がらない」と訴える。

 同市のアパレルメーカーの人事担当者は「営業担当者は得意先の都合が最優先で、仕事を代わってもらうのも難しい。休むと売り上げに響く」と主張する。

■他のトップは

 広島市の秋葉忠利市長は「父親も協力して、しっかりと家庭教育をするのが基本。具体的に実行するのが本当のリーダーの役割で、市も手本にして施策を展開したい」と激励する。

 批判的な立場を取る大阪府の橋下徹知事は「公務に支障が出ても取ると言い切ってもらいたい。それぐらいの強烈なメッセージを発しないと、世の中の価値観は変わらない」とし、「2週間ボーンと休んだらどうか。県民に『仕事に支障をきたしても育児休暇を取得しよう』と呼びかければいい」と述べた。

(2010年10月28日 読売新聞)

873チバQ:2010/10/30(土) 22:41:23
http://www.nnn.co.jp/news/101029/20101029010.html
県内他政党の反応注目 知事選、自民県連の続投要請で
2010年10月29日

 来春の知事選への態度を表明していない鳥取県知事の平井伸治氏に、自民党県連(山口享会長)が出馬要請した。県政最大勢力が無条件での全面支援を伝えたことで、政党色を出さない「県民党」の立場での平井氏の立候補がにわかに現実味を帯びてきた。この動きに、県内の他政党がどう反応するのかが注目される。

 27日、出馬要請に訪れた自民党県連の山口会長らに、平井氏は「4年前と政治状況が変わった。悩みながら日々を過ごしてきた」と述べ、政党間の立ち位置の難しさが再選出馬に踏み切れない理由であると明かした。

 自民党県連は前回、平井氏を擁立したが、今回は民主党が国政与党。今回の行動は、県政最大勢力が他党に先駆けて全面支援を約束することで、平井氏が立ち位置にこだわらず出馬できるよう”おぜん立て”した形だ。

 対する民主党県連は冷静だ。湯原俊二代表は、平井県政への県民の評価が高いことを認めつつ「民主党としては県議を中心とした県連の選対委で検討していく」と淡々。「県民党」については「表面は『県民党』でも一枚めくれば、ではいけない。(平井氏が)これから4年間何をしようとしているのか政策判断が必要」と慎重な姿勢を崩さない。

 県中部の同党所属議員は「自民が”平井さんはおらが候補”でやってくると、政権与党の民主としてはおもしろくない」と指摘。ただ、平井氏が「県民党」に徹すれば支援の余地があるとし、「自民が前に出なければ党本部もガチャガチャ言わないだろう」と動向を注視する。

 他の政党はどうか。

 前回、自民党とともに平井氏を推薦した公明党県本部の銀杏泰利代表は「平井氏の立候補表明もない。しばらく様子を見たい」と静観の構え。社民党県連の松本熙副代表は「政党色を出すより幅広く県民の声を拾ってほしい」と「県民党」での続投に理解を示す。

 前回は市民団体が推す候補者を支援した共産党県委員会は11月上旬に市民団体とともに平井氏の県政運営を検証する。小村勝洋委員長は「自民党型の古い政治を変えないといけない」とし、市民団体が候補を立てない場合でも党独自候補を擁立する構えだ。

874南周防雀:2010/10/31(日) 01:54:06
う〜ん・・・。あと半年で、町長選からすぐ県議選は、少しきついかも。
現職は保守本丸の盤石な体制だし、今回の町長選の票と上関の票ではちょっと苦しいか。
この町では、むしろ次回の町議選あたりが順当か・・・。前回の町議選でも、町長選に出馬して落選した候補者が、町議で当選していて、地元でも「何でこの人が・・・」という声があがっているとか。
松村の今回の公約は、至極真っ当なものが並んでいたから、次の町議選で出れば案外票が集まるかもしれん。この町では町議のなり手がいないとも聞いたこともあるし、町議なら出馬に供託金もいらないし・・・。

875名無しさん:2010/10/31(日) 19:05:44
大阪二区の公募が10/1-10/10で締め切られ、現在四人が選考に残っている。この中には郵政民営化で造反した左藤章氏も含まれている。
あまりにも短い公募期間に何かあると思ったら、ドロドロだった。川条しか前衆議院議員は、次期総選挙に立候補する意向を示しているが、
今回の左藤章公認への出来レースには、愛層を尽かし応募していない。
http://blog.goo.ne.jp/kawajo1/e/43998347a2f98aa8d2dcd5c3b1f134a6
http://blog.goo.ne.jp/kawajo1/
http://blog.goo.ne.jp/kawajo1/e/f7295a03a54d72c9466a409b439ebe71
http://blog.goo.ne.jp/kawajo1/e/579decda4c44ce58fce61eb8a53474ec
http://blog.goo.ne.jp/kawajo1/e/6a27125a939e66ed40d7d6c5cc25cdce

876名無しさん:2010/11/02(火) 02:32:20

元衆院議員の熊代氏が新党設立 岡山
2010.11.2 02:16
http://sankei.jp.msn.com/region/chugoku/okayama/101102/oky1011020216001-n1.htm

 元衆院議員の熊代昭彦氏(70)は1日、新党「市民の党『自由と責任』」を設立したことを明らかにした。来春の統一地方選で、岡山市議選、玉野市議選にそれぞれ候補者の擁立を目指すという。

 新党は岡山市中区下に本部を置き、10月1日付で設立。現在の党員は20代から90代までの企業経営者や会社員、主婦ら約50人。代表に熊代氏が選出された。

 基本的政策として、地方自治体の議員定数を半減して議員の質を向上させ、金権選挙をなくすことなどを明示。

 国政レベルではデフレを克服して財政を黒字化し、社会保障の充実などを掲げている。

 熊代氏は「来春の統一地方選までには、後援会などを中心に党員を1万人に拡大して岡山、玉野両市議選に候補者擁立を目指したい」としている。

877名無しさん:2010/11/02(火) 08:56:54

愛媛のニュース2010年11月02日(火)
自民8市議を除名 党推薦候補支援せず
http://www.ehime-np.co.jp/news/local/20101102/news20101102757.html

 次期松山市長選で、市議会最大会派・松山維新の会所属の自民党籍を持つ市議9人が党推薦候補の対抗馬を支援している問題で、党松山支部連合会は1日、市役所で党紀委員会(白石研策委員長)を開き、維新の会の池本俊英会長ら8人の除名を決めた。処分は同日付。党県連も同日、支連からの処分報告を受理した。
 党紀委員会は市議と校区支部ブロック長の各5人で構成し同日は9人が出席。白石委員長らによると、池本氏ら8人は党による県議の帽子敏信氏(57)への推薦決定に反し、元南海放送アナウンサー野志克仁氏(43)を、集会開催やあいさつ回りへの同行などで明確に支援しており、帽子氏支援の意思がないことも確認できたとし、重大な反党行為として党則違反を認定。全会一致で除名を決めた。

878チバQ:2010/11/02(火) 23:58:58
http://www.nnn.co.jp/news/101028/20101028048.html
鳥取市、定数減の大激戦区 鳥取県議選・東部
2010年10月28日

 来年4月1日告示、同10日投開票予定の鳥取県議選の告示まで残り半年を切った。議員定数削減が9月県議会で議決され、定数は鳥取市と米子市、東伯郡で1ずつ減。条例定数は38から35に減る。現時点で立候補を予定しているのは現職31人、新人11人の計42人。さらに新人が増える可能性もあり、各地で激戦が予想される。

【鳥取市】
 定数が13から12に減った鳥取市選挙区。立候補の意向を固めたのは現職12人、新人3人の計15人。さらに立候補を取りざたされる新人もおり、県内でも大激戦区となる。

 党派別では自民8人、民主2人、公明1人、共産1人、無所属3人となる見通し。さらに公明が新人を擁立する可能性もある。

 引退する現職はおらず、任期中に亡くなった1人を除き12人全員が再選を目指す。

 前回は公明の銀杏泰利(55)がトップ当選。旧八頭郡出身の自民の山口享(76)、8年ぶりに党議席を復活させた共産の市谷知子(42)、父親の地盤を継いだ自民の浜崎晋一(55)と続いた。上位4人の得票合計は投票総数のほぼ半分を占めており、今回も有力候補と目される。

 現職はこのほか鉄永幸紀(62)、野田修(68)、初田勲(71)、藤縄喜和(59)、前田八寿彦(66)、福本竜平(40)=以上自民=、山田幸夫(58)=民主=、尾崎薫(57)=無所属=といった顔ぶれが並ぶ。

 新人では、これまでに元用瀬町議の岩本浩(50)が民主公認での立候補を予定。無所属の谷村悠介(32)は前回に続いての挑戦。

 また新たに元自衛官の坂野経三郎(27)=鳥取市片原町3丁目=が民主党推薦無所属での出馬の意向を固めた。今夏、参院選鳥取選挙区に民主公認で出馬した妻の坂野真理の選挙活動への帯同を機に「政治家への意欲が芽生えた」と出馬動機を語る。

【岩美郡】
 出馬を決めているのは新人で元岩美町議の広谷直樹(58)=無所属=のみ。前回は無投票で7選を果たした自民現職の前田宏(76)は「引退を考えているが、多くの支援者から続投を求められている」として態度を保留。年内には進退を決めるとしている。ほかにも新人擁立を模索する動きがあり、選挙戦に突入する可能性は十分ある。

【八頭郡】
 議長経験もある自民現職の山根英明(74)が9月下旬に支援者に勇退を表明。もう1議席は現職の死去で空席で、新人3人で2議席を奪い合う構図。3氏とも無所属で立つ予定だ。

 すでに立候補の意思を鮮明にしている元智頭町議の国岡智志(40)と元八頭町議の高橋信一郎(57)に加え、新たに国会議員秘書の福田俊史(40)=八頭町郡家=が立候補を決意した。福田は「苦境に立たされた中山間地の生活を住民と一緒に立て直したい」としており、山根らの地盤を引き継いで戦う構えだ。

 (文中敬称略)

県議選立候補予定者
【鳥取市】(定数12)
山口享76 自現(9)
鉄永幸紀62 自現(5)
野田修68 自現(3)
初田勲71 自現(3)
山田幸夫58 民現(2)
藤縄喜和59 自現(2)
前田八寿彦66 自現(2)
銀杏泰利55 公現(2)
尾崎薫57 無現(2)
浜崎晋一55 自現(1)
福本竜平40 自現(1)
市谷知子42 共現(1)
岩本浩50 民新
坂野経三郎27 無新
谷村悠介32 無新
【岩美郡】(定数1)
広谷直樹58 無新
【八頭郡】(定数2)
国岡智志40 無新
高橋信一郎57 無新
福田俊史40 無新

879チバQ:2010/11/03(水) 00:00:43
http://www.nnn.co.jp/news/101029/20101029067.html
倉吉市、長谷川前市長の動向が鍵 鳥取県議選・中部
2010年10月29日

【倉吉市】
 いずれも現職の村田実(73)、伊藤美都夫(72)、興治英夫(53)の3人以外に、現時点で新人の態度表明はない。しかし無風で終わることは考えにくく、「第4の候補」が顔を出す可能性は強い。

 自前の組織を誇る村田。先の参院選で民主候補を応援したとして自民党員資格停止中だが、「前回も無所属で当選した。分かっている人は『関係ない』と言ってくれる」と党県連の処分は影響ないとする。今回はあいさつ回りに余念がなく、元職の支援者にも触手を伸ばす。

 唯一の自民党公認となる伊藤は、後援会役員会を開いて選挙戦に向う土台を固める。2003年、07年といずれもトップ当選。前回は約1700票減らしたが、「粛々と自分のスタイルを貫く。中部に活力、農商工連携、雇用確保を訴える」と強調。幅広い支持層の獲得で3期目を目指す。

 興治は、民主党県連に入党届と公認申請を提出。無所属から一転して党公認を得て戦う。「県政は国政との絡みが非常に大きい。地方の立場を主張し、県民に貢献する」と政権与党入りで3期目を狙う。有力支援者へのあいさつ回りも始め、民主公認を機に労組支援も求める。

 注目は前倉吉市長の長谷川稔(63)=同市小田=の動向。県議カムバックへの意欲がうかがえ、機が熟せば出馬に踏み切るとみられている。

【東伯郡】
 定数が4から3に減り、県内屈指の大激戦区に変ぼう。藤井省三(69)、伊藤保(58)、石村祐輔(65)、横山隆義(66)の現職4人、新人で民主系無所属の平田秀一(56)=北栄町大島=の計5人が3議席を争う猛烈な戦いが予想される。

 藤井は、先の参院選で民主候補を支援したとして「党員資格停止1年」の処分を受けての出馬。強い組織力をバックに「積極的に運動をしていく」と話し、1万票超を獲得した07年と同じくトップ当選を目指す構えだ。

 前回9千票台を獲得し、藤井に迫った伊藤。民主系新人の出馬で票割れも予想される。自治労などの手堅い組織を土台に票の取りまとめが鍵だが、脆弱(ぜいじゃく)な党基盤の強化には、民主系議員の複数議席獲得は避けて通れない。伊藤は「民主同士でしのぎを削る厳しい戦いになる」と気を引き締める。

 前回、初の選挙戦を経験した石村は6127票、横山は6323票を獲得。2人の差はわずか196票。今回もデッドヒートが必至とみられる。

 横山は「組織がない分、厳しい戦いになる。やることをやるだけ」と地盤固めに奔走。石村は地盤の旧大栄地区が平田と重なることもあり、激しい票の奪い合いも予測される。

 新人の平田は、旧大栄町議、北栄町議を計3期務めた。民主党県連に推薦申請し、「県民の生活向上を目指す」と臆することなく初当選を狙う。

(文中敬称略)
県議選立候補予定者
【倉吉市】(定数3)
村田実73 無現(7)
伊藤美都夫72 自現(2)
興治英夫53 民現(2)
【東伯郡】(定数3)
藤井省三69 無現(8)
伊藤保58 民現(3)
石村祐輔65 自現(3)
横山隆義66 自現(3)
平田秀一56 無新
◇名鑑の見方◇
民=民主、自=自民、公=公明、共=共産、無=無所属(所属は予定も含む)。
現は現職、新は新人。丸数字は当選回数。

880チバQ:2010/11/03(水) 00:02:23
http://www.nnn.co.jp/news/101030/20101030139.html
米子市、民主「空席2」顔ぶれ一新 鳥取県議選・西部
2010年10月30日

【米子市】
 定数は1減の8となる。立候補を表明しているのは現職5人、新人3人の計8人。ベテランの広江弌(78)と松田一三(74)がいずれも「対応を検討中」としており、選挙の構図は固まっていない。

 新人は、新たに会社員でDV被害者支援や児童虐待防止に取り組む池田博子(39)が立候補を表明。民主党に公認申請中で、福祉の相談窓口を一本化する総合支援センターの設置などを訴える。

 民主党にはほかに現職の浜田妙子(65)、新人で元市議の森雅幹(50)が公認を申請している。前回、同党公認で当選した湯原俊二は衆院議員に転出し、鍵谷純三は今期限りで引退。公認候補の顔ぶれは一新し、支援団体の連合鳥取の対応を含めた組織の振り分けが注目される。

 自民党は今月8日の選挙対策委員会で、現職の斉木正一(62)、稲田寿久(65)の公認を党本部に申請した。態度を保留している広江の去就が焦点となる。

 公明党は沢紀男(55)、共産党は錦織陽子(58)のいずれも現職が再選を目指す。新人で元市議の内田隆嗣(31)は無所属で立候補する。

【境港市】
 安田優子(65)、森岡俊夫(51)の現職の2人以外に現時点では立候補の動きはなく、16年ぶりの無投票の可能性も出ている。

 安田は自民党境港支部長であり、前回同様、党公認で3選に挑む。一方、前回は保守系無所属で初挑戦した森岡は今年に入って民主党に入党。現在公認申請中で、同党の候補として戦う。

 このままでは自民、民主が無投票で議席を分け合うことになるが、無投票阻止へ新人の擁立を模索する動きも伝えられる。

【西伯郡】
 これまで2回連続無投票。現職以外に目立った動きはないが、共産党県委員会が「3回連続無投票は阻止したい」として鳥取市議選後に擁立を検討する方針で、選挙戦となるか注目される。

 旧会見町で民主党の福間裕隆(68)は推薦を受けたJR西労組を中心に支援を受ける。自民党の小谷茂(66)と上村忠史(66)はいずれも旧名和町。小谷は地元農家や米子市の中小企業、上村は商工会を中心に地盤を固める。3人とも「臨戦態勢」としている。

【日野郡】
 自民党の内田博長(63)が3選出馬する意思を固め、党本部に公認を申請した。現時点で他に新人の態度表明はない。内田は年内からあいさつ回りを本格化させる構えで、農家の可処分所得の向上と林業振興などを重点に掲げる。

 定数2だった前々回は三つどもえの激戦だったが、1減となった前回は一転して無風となり、内田が無投票当選。今回、内田以外では、民主党県連が「候補を出すべく努力している」としている。

 (文中敬称略)

県議選立候補予定者
【米子市】(定数8)
斉木正一62 自現(3)
浜田妙子65 民現(2)
稲田寿久65 自現(2)
沢紀男55 公現(1)
錦織陽子58 共現(1)
池田博子39 民新
森雅幹50 民新
内田隆嗣31 無新
【境港市】(定数2)
安田優子65 自現(2)
森岡俊夫51 民現(1)
【西伯郡】(定数3)
福間裕隆68 民現(4)
小谷茂66 自現(4)
上村忠史66 自現(3)
【日野郡】(定数1)
内田博長63 自現(2)
◇名鑑の見方◇
民=民主、自=自民、公=公明、共=共産、無=無所属(所属は予定も含む)。
現は現職、新は新人。丸数字は当選回数。

881チバQ:2010/11/04(木) 00:52:48
野志:維新・連合・社民
帽子:自民・みんな
菊池:自民離党
民主・公明→未定

民主が菊池の応援したらさらに受けるんだが
http://mainichi.jp/area/ehime/news/20101103ddlk38010506000c.html
文字サイズ変更小中大.この記事を印刷
.’10えひめW選:知事選は中村氏、市長選は野志氏 社民県連、支援決定 /愛媛
 知事選で社民県連は2日、常任幹事会を開き、無所属で出馬する松山市長の中村時広氏(50)の支援を決めた。また、松山市長選では市内の大部分を管轄する社民愛媛1区支部が、無所属で出馬する元民放アナウンサー、野志克仁氏(43)の支援決定を発表した。

 県連の村上要代表は「開かれた県政を発展させるため」と中村氏支援を説明した。“県民党”を掲げる中村氏側の事情も考慮し、より強い協力で政党色も強まる推薦や支持にはしなかったが、選挙協力も積極的に進める考え。幹事会を訪れた中村氏は「まさに“県民党”の立場で臨める」と述べた。

 また野志氏支援について、1区支部の中村嘉孝幹事長は「中村市政を継承する姿勢や、政策を評価した。水問題でも対立点はない」と述べた。【中村敦茂】

882チバQ:2010/11/04(木) 22:50:41
http://mytown.asahi.com/ehime/news.php?k_id=39000001011020002
加戸県政考(上)
2010年11月02日


市の検討委の答申で内科を2011年度末で休止するとされた俵津診療所=西予市明浜町俵津

◇大合併推進、周辺部に不満がくすぶる
診療所再編 人口減加速


  西予市中心部のJR卯之町駅から車で30分弱。 峠を越え、急カーブが続く坂道を海辺まで下りきった入り江に、同市明浜町俵津地区がある。 約1300人が暮らす、ミカン山と養殖漁業の集落だ。


  今、俵津の住民が不安に思っていることがある。 2011年度末で地区唯一の医療機関である診療所には医師がいなくなり、内科が休止してしまうかもしれないからだ。


  今春、市の診療所検討委員会が、旧明浜町内の4診療所の再編を市長に答申。旧町内で現状のまま継続されるのは、狩江地区のみとされた。


  俵津地区に住む80代の女性は、「急に具合が悪いとき、よそに行くのは大変」と話す。 俵津から狩江までは約3・5キロ。路線バスは1日数本しかない。 女性は、運転免許は返納しており、「とても歩ける距離ではない」と不安がる。


  検討委が休止を答申した主な理由は、年間約8千万円の運営費不足と、市内の診療所数の「不均衡」だ。 合併前の旧自治体のうち、市営診療所の数は旧野村町で1カ所、旧城川町3カ所、旧三瓶町2カ所。 これに対し、旧明浜町には4カ所ある。


  市は「答申の段階で、正式決定ではない」と説明するが、住民からは、「合併せず旧町のままであれば、即休止という議論にはならなかった」との声が聞かれる。


    ◆   ◆


  「財政力のない市町村は合併以外の選択肢はない」という持論のもと、加戸守行知事は県内の「平成の大合併」を強力に推し進めた。 2003年3月に70あった県内の市町村は、05年8月までに20市町に再編された。 市町村の減少率は71・4%で全国4位だ。


  県によると、各自治体が必要な経費をどれだけ自前でまかなえるかを示す「財政力指数」の平均は、0・315から0・476へとアップ。 合併が行政のスリム化と効率化に貢献したことを示す結果となった。西予市も、旧明浜町の合併直前の同指数は0・123で、単独で生き残るには危機的な状況だったと説明する。


  それでも、合併によって「周辺部」となった地域には不満が募る。


  「人が出る一方で、来てもらうことがなくなった」。 合併で伊予市となった旧中山町の元町議は漏らす。


  旧伊予市、旧双海町と合併した直後の05年4月に4452人だった旧中山町の人口は、今年9月末には3788人まで減少。中心部の重要な雇用の場だった役場も地域事務所になり、約80人いた職員数も四分の一に激減した。 商店街の人通りも寂しい。


  元町議は、「(単独で存続した)松前町を見よると、切りつめれば町単独でもなんとかやれんことなかったんじゃないか」との思いも抱える。


    ◆   ◆


  松前町は、旧伊予市などとの合併協議が不調に終わり、単独で存続した。 白石勝也町長は「合併自治体に認められている特例債などが使えず、財政はかなり厳しい」と明かすが、合併せずに良かった面もあるという。「住民が非常に危機感を持ってくれた。 行財政改革を理解してくれるし、連帯感がいろんな形で生まれてきたのは、町長としてうれしい」


  同町では、役場内のトイレなど公共部分以外の清掃や広報誌配布の業者委託をやめたり、75歳以上の高齢者に支給していた敬老年金を廃止したりするなど経費削減を積み重ねた。 議員数も18から14まで削減。 松山市近郊という恵まれた面もあるが、こうした努力の結果、財政力指数は微増傾向にある。 当面、他市町と合併する予定はないという。


  今年4月の知事定例会見。 合併の是非を問われた加戸知事は、「10年後20年後に評価したとき、(自治体数が)70のままで良かったね、という人がどれだけいるのか」と投げかけ、こう続けた。 「長期的スパンで判断しないと」(小池竜太)


    ×   ×


  今月末に退任する加戸知事の3期12年にわたる県政を、3回に分けて検証します。

883チバQ:2010/11/04(木) 22:51:08
http://mytown.asahi.com/ehime/news.php?k_id=39000001011040001
加戸県政考(中)
2010年11月04日


「公の施設のあり方検討委員会」から、「抜本的見直し」が迫られた県産業情報センター=松山市久米窪田町

◇支出削減策、抜本的見直し し尽くしたか
 膨らむ借金 枯れる基金



 松山市中心部から車で約20分、同市久米窪田町の田園地帯に、透明ガラスと白い壁に覆われた2階建ての建物が約2千坪の敷地面積の真ん中に建つ。情報産業分野の企業支援を目的に、事業費約13億円で1997年に設置された「県産業情報センター」 だ。


  ソフトウエアや情報処理の会社が入居できる「インキュベートルーム」 (8部屋) や会議室を備え、県の外郭団体「えひめ産業振興財団」が指定管理者として運営する。センターの主幹設備「産業情報総合ネットワーク」 は、大容量の情報処理が可能で、自前のサーバーシステムを持たない企業が電子商店街運営などのためにレンタル利用できる。


  この施設のあり方について、学識者や経営者でつくる県の「公の施設のあり方検討委員会」 は今年2月、抜本的見直しを求めた。


  委員会が注目したのはセンターの稼働率だ。インキュベートルームは半分が空室。自慢のネットワークも、2008年度の企業からのアクセス回数は、ピーク時(04年) の130万回の3分の1にとどまる。にもかかわらず、システムの管理運営委託料として、県はセンターに年間約8千万円を支出し続けている。
 委員会の意見を受けて検討を始めた県産業創出課は「今年度内には結論を出したい」 という。



  アイテムえひめ(同市大可賀2丁目) 内に約5億7千万円かけて96年3月に設置された「県物産観光センター」についても、同委員会は「年度の利用者数が、アイテムえひめ利用者数の5%しかない」と指摘。指定管理委託料として06年度から毎年約2千万円が県から支出されているが、「同種の施設は、他県では既になくなっており、廃止を前提に検討していくことが適当」 との意見が出された。


  財政不足を訴える県だが、庁外の指摘を受けるまでこの二つの施設については、手つかずだった。


                ◆   ◆


  10年度当初予算では、県の財源不足額は135億円にのぼり、財源対策用の基金以外の特定目的基金から繰り入れして補った。さらに、借金にあたる県債を10年度当初予算で過去最高の998億円発行。県債残高は9878億円となり、県民1人あたりの借金は約70万円に達した。


  県財政課は、「11年度も財源不足は100億円を超え、基金は枯渇する」 と説明する。


  県は06年度から、財政構造改革基本方針に基づき、団体への補助金や事務事業の見直し、職員給与の抑制に取り組んできた。同課の試算では、今年度までの歳出削減額は1466億円。同課は「絞れるところは絞って、やりくりしてきた」 。加戸守行知事は、「しばらくの間、厳しい財政運営を耐え忍ばないといけないので、県民と共に苦労しながら歩んでいかなかれば」 と言う。


                ◆   ◆
 民主党が政権交代後に実施している「事業仕分け」 の地方版を昨年から始めた鳥取県。庁内の若手職員が「仕分け人」 となり、別の課の事業を判定し、対象の250事業のうち62事業について「見直し」 し、10年度予算では事業仕分けによって4億3千万円を削減できたという。



  10月には、2回目の事業仕分けを実施。有識者や公募で選ばれた県民も仕分け人に加わり、対象となった30事業のうち「現状通り」とされた事業はゼロだった。担当者は「県民参加型にしたことで多くの意見を反映させ、これまでの手法ではできなかった無駄を削減できた」 と話す。


  だが、この事業仕分けの導入について、愛媛県は否定的だ。県行政システム改革課の説明はこうだ。「庁内での事務事業評価に加え、外部委員により、事業の内容一つ一つについて丁寧に検証できている」 (藤橋一也)

884チバQ:2010/11/04(木) 22:57:22
http://mytown.asahi.com/ehime/news.php?k_id=39000001011040003
加戸県政考(下)
2010年11月04日


NGワードで引っかかるなあ

885とはずがたり:2010/11/04(木) 23:10:50
>>884
可怪しいッスねぇ。。
ちと調査してみます。。

886とはずがたり:2010/11/04(木) 23:16:09
この単語があかんみたいす。
http://www.google.co.jp/search?q=%E3%81%8B%E3%81%91%E3%82%8B%E3%82%B5%E3%83%9E&ie=utf-8&oe=utf-8&aq=t&rls=org.mozilla:ja:official&hl=ja&client=firefox-a

887とはずがたり:2010/11/04(木) 23:17:37
加戸県政考(下)
2010年11月04日
http://mytown.asahi.com/ehime/news.php?k_id=39000001011040003
◇知事の発信力、国に県民に届いたか

  「愛と心のネットワークづくり」

  聞き慣れない言葉だが、実は、加戸守行知事が2期目以降、「最大の課題」 として取り組んできたテーマだ。

  ボランティア活動振興と、地域課題に取り組むNPO法人の育成支援を主な柱とし、住民同士が福祉や防災、子育てなどで互いに助け合うしくみづくりを目的とした施策だ。

  毎年夏には、300以上のボランティア活動を掲載した冊子を作成し、県内の学校などに配布してボランティア参加を呼びかける-サマーボランティアキャンペーンを実施。NPO支援のための寄付も募ったりしてきた。

  だが、今年9月、県がまとめた県民への世論調査でも、「愛媛県に対するイメージ」 として、「相互の助け合い、支え合い活動が活発」 と答えた県民は6%にとどまった。

              ◆   ◆

  「庶民に訴えかけるキーワードが非常に大きな意味をもっている。自分はこの方向に向かっていくんだという言葉によって県民を奮い立たせることが求められている。私なんか、行政育ちですから、これ言ったら大変だと思うと気がとがめて言えないけれど、彼らなら言えちゃう」

  加戸知事が、そううらやむのは、大阪府の橋下徹知事だ。

  今年7月の全国知事会では、こんな出来事があった。

  加戸知事が委員長を務める「地方財政の展望と地方消費税特別委員会」 、将来的な地方の財源不足の手当についての議論の中で、橋下知事が「県民税を上げるという公約を掲げて知事が選挙をたたかわないと、汗をかいたことにならない」 と発言した。提言をとりまとめる立場の加戸知事は、現実を踏まえて、「やれますというのは橋下さん以外には見あたらないのかなと思う」 とやんわりと批判したが、多くの新聞が見出しと共に取り上げたのは、橋下知事の発言だった。

               ◆    ◆

  松山大人文学部(松山市文京町) の市川正彦教授(地域社会学) は加戸知事について「国の言ったことをやる無難な知事。同じ四国の知事としても高知の橋本大二郎・元知事と比べても発信力は無く、目立たなかった」 と話す。

  加戸知事のように、官僚出身の知事にとって、国とのパイプを生かし、工場を誘致したり、補助金を確保することが仕事の一つだった。しかし、工場の海外進出が進み、国の財政悪化が顕著になった2000年以降は、地域住民の代弁者として国の施策に注文をつけたり、地域の良さをメディアでPRするなど発信力の高さが知事に求められるようになったという。

  一方、03年まで三重県知事を務めた早稲田大学の北川正恭教授は加戸知事について、「派手さはないが、実務を地道にこなす正統派。それ以上求めるのは無理」と話す。全国知事会でも、道州制の議論や、小泉内閣のもとで削減された義務教育費国庫負担金については「言葉を控えず、戦っていた」 と振り返る。

  北川教授は、加戸知事の12年について説明する。「一番の功績は、県民不在の県庁文化を地道に変える努力をしてきたこと。地域主権を実現し、愛媛のオリジナリティを発信していくのは次の知事に任せていい。バトンタッチ役として必要な存在だった」 (中田絢子)

888チバQ:2010/11/06(土) 09:53:10
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/tottori/news/20101104-OYT8T01037.htm
政権交代で立ち位置模索
平井知事の出馬表明は、政党色を薄めた形での支援を自民党県連が約束したことに助けられた側面が強い。

 今年6月の全国紙の知事支持率調査で、平井氏は78%の支持を集め、宮崎県の東国原英夫知事(89%)に次いで全国2位。高い人気や環日本海交流の進展などの成果を背景に、続投は既定路線とみられていた。

 その平井氏を悩ませたのが、昨年の政権交代だ。予算を握る与党は民主党に代わる一方、県議会では自民党が多数を占める。山陰自動車道の整備といった課題も多く残る中、「県民の役に立てるポジションはどこか」と立ち位置を模索し続けたという。

 こうした状況下で、自民党県連は10月27日に出馬要請。山口享会長は知事や報道陣に対し「うちに推薦要請がなくても支援を惜しまない」と明言した。

 政党色が薄まれば、与野党対決に影響されずに「県民との幅広い連携」をアピールでき、民主党の支援も期待できる。知事は「悩ましいところに配慮していただいた」と安堵(あんど)の表情を見せた。

 現職が「県民党」を掲げて戦ったケースには、10月の福島県知事選がある。元民主党参院議員の佐藤雄平知事を、民主や自民など4党が推薦をせずに支援し、共産党候補を下した。だが、自民党関係者は「盛り上がりに欠けた」と指摘。実際、投票率は42・42%と同知事選では過去最低だった。

 「いろんな政治的スタンスの人との協力」は、旧態依然の「相乗り」と見られかねず、県民の関心低下につながる恐れもある。なれ合いの排除と連携をどう両立させ、実効性のある政策を打ち出せるかが問われる。(野口英彦)

(2010年11月5日 読売新聞)

889チバQ:2010/11/06(土) 13:13:03
http://mainichi.jp/area/yamaguchi/news/20101106ddlk35010369000c.html
岩国市議会:改選後、保守系5会派が2会派に統合 /山口
 改選に伴う岩国市議会の新たな会派の届け出が5日、締め切られ、1人会派を含む7会派の届け出があった。改選前は保守系市議が5会派に分裂していたが2会派に統合された。

 最大会派は保守系市議10人でつくる「岩国クラブ」(会長・松本久次市議)。また、残りの保守系市議7人も新和会(会長・貴船斉市議)を結成した。

 この他の会派は▽公明党議員団(会長・越沢二代市議、4人)▽清風クラブ(会長・石原真市議、4人)▽市民クラブ(会長・渡吉弘市議、3人)▽共産党市議団(会長・大西明子市議、3人)。1人会派は田村順玄市議のリベラル岩国。

 同市議会は17日に臨時会を開き、議長らを選出する予定。

〔山口東版〕

890チバQ:2010/11/09(火) 21:16:15
>>662
http://mytown.asahi.com/ehime/news.php?k_id=39000001011060001
水はどこへ(上)松山分水を考える
2010年11月06日


最大で3千万トン余りの水をためることが出来る県営黒瀬ダム=西条市黒瀬

◇宙に浮いた14万トン
 対立・借金解決策見えず


  「この水の問題で、(松山市が) ひと月ふた月で解決してやろうという感覚が私には全く理解できない」


  西条市の加茂川にある県営黒瀬ダムを主な水源とする、県西条工業用水(西条工水) からの松山分水問題。8月に県や松山市などを交えた協議会の設置が決まった直後の西条市9月議会で、伊藤宏太郎市長は分水拒否の姿勢を改めて強調した。松山市が「西条の水を守る」 として、黒瀬ダム周辺の森林を整備出来るように、新たに1億円を積み増した基金についても「『ほっといてくれ』 ですね」 と、にべもなかった。


  両市の対立ばかりが注目される分水問題だが、元々は西条工水の赤字を巡る県と西条市の対立だった。




                  ◇   ◇


   西条工水の給水を1984年に開始した時点で県は、1日当たり22万9千トンの利用を見込んだ。が、工場誘致は伸び悩み、今年10月時点で実際に供給している水量は1日当たり6万3150トン。工水事業は県公営企業管理局が独立採算で行っており、毎年の赤字を補うために、県の一般会計予算から借り入れた借金は186億円。これと別に、ダム建設の際の金融機関からの借金も約85億円残っている。


  計画の見直しを進めようとした県に対し、西条市は「西条工水は東予の産業を発展させ、県全体の利益を生み出すものだ」 と、あくまでも未利用水を工業用水として利用するべきだと訴えてきた。


  この未利用水を生活用水に転用できないか申し入れたのが、94年の渇水で断水を経験し、新たな水源を模索していた松山市だった。06年1月、同市は西条市を訪れて分水を求める要望書を出し、加戸守行知事も分水を評価した。


  だが、松山市の表明に西条市の市民団体や農業関係者らが反発。伊藤市長も分水への反対姿勢を鮮明にした。


  西条市が松山分水に強く拒否反応を示す理由の一つが、同市に沸く「うちぬき」 と呼ばれる自噴水への影響だ。同市では、約半数の世帯が加茂川を主な水源とする地下水を直接引き込んでいる。


  西条工水は加茂川の水を、黒瀬ダムの下流にある長瀬取水堰(ぜき) から引いており、県は取水堰を流れる水の量が毎秒4トン未満になった場合、地下水に影響する可能性があるとしている。西条市の調査では80〜99年に、この水量に満たなかったのは平均93・8日だったが、00〜09年では平均126・6日に増えている。


  同市のNPO法人「うちぬき21プロジェクト」 理事長の宮島明さん(67) は「市民も豊かな水が出なくなるのではという不安を抱えている。そんな時、1日4万8千トンもの水を松山市に譲らなければならないのか」 と話す。


                 ◇   ◇


   西条市との対立が解消しないまま県公営企業管理局は09年、当初の工場誘致計画が過大だったと結論づけて、事業規模の縮小による経営改善に踏み切った。同局は「西条工水の経営問題が松山分水と一体であるように受け取られていたことに問題があった。赤字は自助努力で解決する」 と説明。工水として供給できる水量を当初の約22万9千トンから約14万2千トン減らして余った資産の売却を進めたほか、金融機関からの借金を一本化するなどした。だが、実際には借金の返済期限を遅らせたりしているに過ぎず、県全体で抱える借金の総額はほとんど減っていない。


  工水としての供給をやめたことで約14万2千トンの水の行方も宙に浮いたまま。水利権は依然として県が持っているが、同局は「工水として使わなくなり、局とは関係の無い水になった」 。



  結局残った両市の対立。加戸知事は朝日新聞のインタビューで分水問題についてこう答えた。「私自身の手法が間違っていたという反省があるんです」 (高木真也)



県と西条市、松山市で折り合いがつかないままになっている松山分水問題。知事選、松山市長選ともに大きな争点となっている。選挙を前に、分水を巡る経緯と課題について考える。

891チバQ:2010/11/09(火) 21:16:39
http://mytown.asahi.com/ehime/news.php?k_id=39000001011080002
水はどこへ(下)松山分水を考える
2010年11月08日


プラントの中央にある高圧ポンプ。海水を高圧で押し出し、浸透膜(左奥)を通すことで塩分が取り除かれる=福岡市東区の「海の中道奈多海水淡水化センター」

◇福岡市の選択
海水淡水化は「自助努力策」


  松山市と同様、水問題を抱える福岡市。 その中心部から博多湾を挟んで北に約10キロ。 「海の中道」と呼ばれる半島に、同市などが総事業費408億円をかけて建設した国内最大の海水の淡水化施設「海の中道奈多海水淡水化センター(まみずピア)」がある。 1日最大5万トン、福岡市の人口の6分の1に相当する25万人分の真水を作り出す。


  地形がなだらかな福岡県は大規模ダムなどによる水源の確保が難しく度々、渇水に見舞われてきた。 1978年には、福岡都市圏で延べ287日に渡り断水。 83年には筑後川から都市圏に水を引き始めたが、94〜95年にも渇水となり、延べ295日の断水が実施された。


  都市圏の水源の3分の1を筑後川に依存してきた中、福岡市が新たな水源確保策として選んだのが海水の淡水化だった。 大量の電力を消費するため、コスト増から水道料金の値上げが懸念されたが、同市などが実施した意識調査で「値上げが5%未満なら海水淡水化に納得できる」と答えた住民が8割に上ったことや、周辺自治体との共同事業にすることでコストを抑えられるとして、99年に国の認可を受けて事業を開始、05年に完成した。


    ◇   ◇


  松山市周辺の市町でも渇水の度に水源の確保が課題となってきた。 90年代には同市など3市5町(当時)で、肱川流域に建設予定だった山鳥坂ダムからの中予分水計画に取り組んだが、流域の自治体との交渉が難航する中、国の方針変更などもあって01年に断念。 以降、水源開発を巡る自治体の対応は分かれた。


  松山市は中予分水計画を断念した後、あらためて19の水源確保策について検討。 結果、市が設定した「10年に一度の渇水時にも対応できる1日あたり4万8千トンの水」を確保できる方法として、松山分水と海水淡水化の2案が残った。


  市は海水淡水化を「天候に左右されず、年間を通じて安定した水源が確保できる」と評価する一方、松山分水なら水道料金の値上げが10〜15%程度に抑えられるのに対し、海水淡水化は料金が約40%上がると試算。 結局、05年の市議会では松山分水を最優先とする議決を行った。


  中村時広市長は度々、「市税を使う以上、可能な限りお金のかからない方法を選ぶべきだ。 松山分水は実現性、コストの面からベストだ」と強調。 西条市が反発していることについても「西条市民の水を守ることが大前提だが、1%でも可能性があるうちは分水を追い求めていく」と説明している。


  一方、松山市が断水を免れた昨年も12日間の夜間断水を実施した砥部町。 「人口の伸びも見込まれず、財政的余裕はない」として、当面は地下水の調査を進めながら、渇水時には農業用水などからの転用を進めるとする。


  02〜03年に約3カ月の給水制限があった伊予市も「地下水などの既存水源を有効活用することが先決」として、海水淡水化や他の流域からの分水には消極的だ。 担当者は「自治体を超えて水源の確保を求めていくのは非常に難しい」と話す。


    ◇   ◇


  水問題に詳しい神野健二・九州大名誉教授(水資源工学)は「水不足に陥らないように水源確保に取り組むのは行政として当然。 ただ、気を遣いながら水を分けてもらうか、負担覚悟で自前で水を確保するのがよいか。 市民に説明し、総意を得た上で進めることが必要」と話す。


  福岡市では、「まみずピア」完成後の06年にも小雨に見舞われた。 だが、この時は、筑後川からの取水量を最大20%自主的に減らしつつ、施設の稼働率を上げることで影響を最小限に抑えることができたという。 まみずピアの守田幸雄所長は「よその地域から貴重な水をいただいている以上、人任せにするのではなく自ら努力している姿勢を示すことが大事だった」と力を込めた。 (高木真也)

892チバQ:2010/11/10(水) 22:02:59
http://mytown.asahi.com/ehime/news.php?k_id=39000001011100001
横田県議に離党勧告
2010年11月10日

◇自民県連 松山市長選巡り


  自民党県連は9日、同党所属で松山市・上浮穴郡選出の横田弘之県議=5期目=に対し、離党を勧告した。 松山市長選をめぐり、同県連は立候補を予定している帽子敏信県議を推薦しているが、横田氏は同じく立候補予定の元南海放送アナウンサー、野志克仁氏の事務所開きに出席したため。


  同県連の清家俊蔵幹事長は、「再度、本人の話を聞く機会を設けるが、自主的に判断してほしい」と話した。 同県連は党紀委員会の開催も視野に入れており、同委員会が開かれれば、横田氏は役職停止か除名処分になる可能性が高い。


  離党勧告を受けた横田氏は「離党はしない。 野志氏の事務所開きには友人として出席しただけで、選挙活動をするつもりはない」と説明。 他の候補者に対しても選挙活動する予定はないといい、「県連は市町の選挙にタッチしない立場であるべきだ」と話している。


  横田氏は、10月22日にあった野志氏の事務所開きに出席し来賓として紹介された。 野志氏は、知事選に立候補を予定している中村時広・松山市長が事実上の後継としている。

893チバQ:2010/11/10(水) 22:31:02
http://sankei.jp.msn.com/region/shikoku/ehime/101110/ehm1011100218000-n1.htm
中村氏の介入に苦言 自民3県議、県連に申し入れ 松山市長選
2010.11.10 02:17


 松山市長選(28日投開票)で、県知事選に出馬する中村時広氏が自民党県連の推薦を受けているにもかかわらず、自らが事実上後継に指名し、市長選に出馬する元民放アナウンサーの野志克仁氏(43)を支援しているとして、同市選出の自民県議3人が9日、県連の清家俊蔵幹事長に中村氏が市長選に介入しないよう申し入れた。

 市長選をめぐっては県連は野志氏ではなく、県議の帽子敏信氏(57)を推薦している。

 要望した県議によると、中村氏と野志氏の選挙スケジュールが同じといい、「市民県民が混乱している」と訴えた。清家幹事長は「(要望を)大変重く受け止めている。中村氏には知事選に100%集中するように伝える」と話した。

894チバQ:2010/11/11(木) 22:00:45
http://mainichi.jp/area/tottori/news/20101110ddlk31010549000c.html
市議会ってなあに?:鳥取市議選を前に/上 不透明な議員の役割 /鳥取
 ◇チェック機能は働いているのか
 ◇予算案修正せず 存在、アピールを
 昨年12月の鳥取市議会本会議場。民主・民生会の議員が矢面に立たされた。議論は、同会派提出の補正予算案修正動議。議員は「動議は40年ぶりだそうで光栄に思っている」とぶって、修正の必要性を説いた。修正は、高齢者へのバス料金補助747万円を予備費に回すという内容。他会派議員からは「理由が分からない」と批判が続出した。「補助制度をもっと検討するための緊急避難措置」と説明したが理解は得られず否決された。

 地方議会の大きな役割とされているのが行政のチェック機能。「常に野党でなくてはならない」と話す議員もいる。市長が提出する議案を精査し、時に不備を追及して市民の利益のために働くことになっている。

 しかし04年の合併以降、予算案修正はゼロ。否決に至っては鳥取市議会史上一度もない。近年で修正されたのは、浄水場建設事業のろ過実験施設の経費を約5800万円減額した1件(03年)ぐらい。その前となると、50年代までさかのぼる。予算がすべて原案可決されることに「チェック機能は働いているのか」との疑問の声は多い。

 市議の晴れ舞台の一つが一般質問。市政についてどんなことでも質問・意見できる。鳥取市議会では、定数36人のうち毎議会30人前後が登壇する。「質問に立つ議員が半分以下の議会も多い中で、この数字は優秀」と胸を張る議員もいる。一方、引退するある議員は「テレビカメラが入ってるから張り切ってるだけ。内容のある質問は2、3割あるかどうか」と切り捨てる。

 質問は事前通告する義務がある。開会3日前の正午が締め切りだ。通告を基に各課の責任者は、答弁書作りのため議員から聞き取りを行う。議員側も有利な言葉を引き出すため質問の意図や内容を詳しく説明する。ある議員は「事前に伝えることでかみ合った議論ができる。執行部を追い詰めて終わりじゃ意味がない」とその意義を説明する。

 一方で通告が議論から勢いをそぐ。ある議員は担当者から「この程度で勘弁してもらえないか」と言われ質問内容を削ったことがあるという。こうした質疑の事前調整には「緊張感をもった議論にならない」との指摘もある。この予定調和が予算案の修正も否決もない議会を生みだす。

 「はっきり言って議員の勉強・能力不足。要するに原案通り可決するのが一番楽なんだよ」と言う議員もいる。

 鳥取大の永山正男教授(地域政治学)は「原案可決ばかり続いていては、議案を素通りさせていると言われても仕方がない。会派や議員個人が議案をどう評価して通したのかしっかりアピールすべきだ。そうしないと議員の仕事ぶりが分からない」と指摘する。

 国会議員や県議よりも身近な存在であるべき市議。実際は、市議が何をしているのか見えにくい。14日告示の鳥取市議選を前に議員の仕事を見直してみた。【田中将隆】

895チバQ:2010/11/11(木) 22:01:16
http://mainichi.jp/area/tottori/news/20101111ddlk31010625000c.html
市議会ってなあに?:鳥取市議選を前に/下 選挙「孤独な戦い」 /鳥取
 ◇欠かせぬ顔つなぎ
 ◇地域代表、しがらみも
 運動会シーズンを迎えた10月上旬。秋晴れに恵まれたある地域の運動会に鳥取市議の姿があった。血縁者が出ているわけではないが、地元への顔つなぎは欠かせない。「少しでも地域の人との接点を持つようにしている。そのためだったらどこだって行く」。多い月は、20回以上も行事や会合に顔を出す。「市民の声を吸い上げるには、こういう場が重要なんだ」

 別の議員の後援会事務所。新聞のお悔やみ欄のチェックから1日が始まる。地盤地域や後援会関係者がいた場合は、香典を出す。年間50件を超す。「顔つなぎと言えば聞こえは悪いが、欠かすことはできない」

 「本会議さえしていればいいと思われたらかなわん」。こう話す議員には休みなく働いている自負がある。平日は、予算などに関する資料に目を通す。膨大な量との格闘は一日仕事になることもしばしば。週末は地域の集まりに参加。「選挙を見据えていないといえばウソになる」と本音も見え隠れするが、「地域のためにという思いが一番」と話す。

 議員は、地域の代表という顔も持つ。自分ではなるつもりはなかったが、地域の人たちに押し切られる形で出馬した議員もいる。「地元の人のしがらみを感じたことはない」と言い切る。

 一方、引退する議員は「地域のしがらみは当然あったよ。無理を言われることも多い。無理なことは無理とはっきり伝えたが、地域の人たちの基礎票があってこその当選。むげには出来ない」と打ち明ける。

 数票でも明暗が分かれるのが選挙。前回選は、わずか2票差が当落を分けた。「市議と言っても名前を知っているのは地元だけ。当選回数が多くたって油断できない」と話すのは、旧市時代を含め多数の洗礼を受けたベテラン議員。「何回経験しても投開票日は不安でたまらない。誰が入れてくれたかなんて確認のしようがない。ある意味、孤独な戦いだよ」と話す。

 地元で行う議員活動の費用は、基本的に持ち出し。1議員に月3万円支給される政務調査費は、使途が会派で行う調査研究に限られている。

 鳥取市の議員報酬は月47万5000円。期末手当が年2回、それぞれ約100万円。「もらいすぎ」との声も多いが、ある議員は「いろいろ天引きされるし、議員活動を考えたらギリギリ」とこぼす。

 「議員報酬削減」の主張には、「そんな状況じゃないことは、なってみれば分かる」と反論する。別の議員も「議会の仕事だけの報酬と考えれば高い。しかし公職にある以上、地域の集まりへの顔だしなどの仕事もいっぱい。時給換算したら割りのいい仕事じゃない」。

 県議会の定数が35に削減されることが決まり、定数36は県内議会で最多になる。議員の顔や名前を知らない市民も多いだろう。ましてや見識や人物はなかなか分からない。

 市議会事務局には、本会議の映像が備えられている。政務調査費の使途も申請すれば閲覧できる。会議録は、市のホームページでも閲覧でき、視察報告などが掲載されている。市の意思決定を担う面々を決める選挙は14日に告示され21日に投開票される。議員の仕事ぶりを点検するのに有用な資料がそろっている。【田中将隆】

896チバQ:2010/11/11(木) 22:03:47
戸倉も県議選転出へ
http://mainichi.jp/area/yamaguchi/news/20101111ddlk35010481000c.html
選挙:県議選 民主県連、2次公認に3人 目標の12人を下回る公算 /山口
 民主党県連は10日、来春の県議選の2次公認候補3人を発表した。現職の吉敷晶彦氏(55)=岩国市・玖珂郡区、1期目=が個人の事情により、立候補しない意向を県連に伝えたといい、各区での新人の擁立作業も難航。現時点での公認は8人にとどまり、目標の12人を大きく下回る可能性が強くなった。

 3人は現職の西嶋裕作(58)=山口市区▽今倉一勝(35)=周南市区=各氏と、新人で国政選挙に2度出馬した戸倉多香子氏(51)=同。

 県連は山口、下関、周南、岩国の4区で複数候補擁立を目指したが、山口、下関は難しい情勢といい、岩国も白紙となった。新人擁立を目指す空白区の山陽小野田、下松でも、めどは立っていないという。

 西嶋裕作幹事長は「国政与党として県議会勢力の倍増に向け、いろんな方に立候補を打診したが、仕事との絡みなどで難しかった。有権者に申し訳なく思う」と話した。【諌山耕】

〔山口版〕

897山口新聞男:2010/11/12(金) 00:08:33
立候補説明会にはもう一人出席したんだが、結局無投票に
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平生町長選 山田氏、無投票4選
http://www.minato-yamaguchi.co.jp/yama/news/digest/2010/1110/2p.html
 任期満了に伴う平生町長選は9日告示され、現職の山田健一氏(64)=無所属=以外に立候補者がなく、山田氏の無投票4選が決まった。
山田氏の無投票当選は連続3回目。

 午後5時、山田氏の無投票4選が決まると、選挙事務所前に駆けつけた支持者らは拍手で祝った。山田氏は「(3回連続無投票当選に)感謝
しながら果たしていかねばならない大きな責任を痛感している。町民との信頼関係を大切にして、財政の健全化をベースに、来春策定する町
総合計画を着実に実践していきたい」と抱負を語った。

 山田氏は同町出身。国際基督教大卒。代議士秘書を経て県議2期、参議院議員1期を務め、1998年の町長選で初当選した。同町は近隣
市町との合併不成立となった2004年以降、単独町制を継続。厳しさが続く財政の健全化に率先して自らの給与削減などによる緊急行財政改
革プログラムを断行し、風力発電施設7基の誘致や小中学校の耐震化、子育て支援策の充実、高齢者に対する地域での共助システムつくり
などに取り組み、「住み良さが実感できるまち・平生」づくりが町民の信任を得た。

898山口新聞男:2010/11/12(金) 00:14:31
>>896
我が県の人材難は深刻だな
身内からコツコツ育てていくしかないだろう

なお、周南は選挙構図次第で共倒れの可能性がかなりありそう、あるいは現職と新人の入れ替えも
岩国は現職の動きがなんか怪しいと言うか気になってたんだよな
下関ももう1人くらいなら十分いけると思うんだが、手を挙げないんじゃしょうがない
下松は前回立候補者じゃだめなんか、何か連合とうまくいってないらしいが
小野田も2現職が高齢だけに、誰か若くて野心のある奴はおらんのか?

899チバQ:2010/11/13(土) 15:59:36
>>823>>896
http://mainichi.jp/area/yamaguchi/news/20101113ddlk35010383000c.html
選挙:県議選 岩国市・玖珂郡区 井原・前岩国市長の妻が立候補表明 /山口
 ◇定数5に8人の激戦へ
 来春の県議選の岩国市・玖珂郡区(定数5)に、無職の井原寿加子氏(54)が無所属で立候補することを12日表明した。井原氏は井原勝介・前岩国市長(60)の妻。同区には▽自民現職2人▽共産現職1人▽無所属現職1人に加え、前岩国市議の新人2人がそれぞれ民主公認と無所属、さらに自民に公認申請中の元職1人が出馬を予定しており、8人の激戦となる見通し。

 井原氏は「ごく普通の女性、主婦、母親の声を届けるために県議選への挑戦を決断した」と述べた。艦載機移転や愛宕山地域開発事業跡地の米軍住宅化については「重要な情報を隠して市政、県政が進められている現状では、普通の市民には理解できず、私は納得できない」と反対の立場を明らかにした。

 同区では艦載機移転反対派が民主、共産各1で2議席を占めている。民主が同区での複数候補擁立を目指し、移転反対派の新人の前岩国市議(44)を公認したが、同じ立場の現職、吉敷晶彦氏(55)は不出馬の意向を県連に伝達。移転反対派からの出馬は、民主新人と共産現職(54)、井原氏の3人となる見込みだ。【大山典男】

〔山口東版〕

900チバQ:2010/11/13(土) 16:29:53
http://mainichi.jp/area/ehime/news/20101109ddlk38010582000c.html
’10えひめW選:県政課題/1 林業 /愛媛
 ◇「森林県」復活へ模索 県産材生産額、止まらぬ低下
 9月16日。樹齢30年ほどのスギやヒノキがうっそうと茂る久万高原町内の町有林に、チェーンソーを持った作業服姿の男性たちが集まっていた。久万広域森林組合が初めて企画した伐採技術研修。町内の建設業者8社から社員が参加した。

 町内の森林は伐採に適した樹齢30〜40年が多いが、高齢化で人手が足りない。そこで、同組合は、先進的取り組みを導入することで対応を図っている。

 複数の所有者から森林の管理の委託を受ける森林の「団地化」を推進。また、公共工事減少で林業に新規参入した建設業者に、伐採作業を発注している。

 冒頭の伐採研修。伐採予定の木にはチョークで幹の太さが書かれていた。太さや立ち位置などから、伐採する木を見極めるプロの目が必要だ。講師を務めた上浮穴郡林業研究グループ連絡協議会の梶川二郎会長は「搬出しやすいようどの方向に倒すかで作業能率が変わる」とつけ加えた。

 伐採1本目。参加者が手にしたチェーンソーの音がうなり、やがて大きくスギが傾いた。しかし、倒れる途中で他の木に引っ掛かる「かかり木」が早速発生。作業の難しさを思い知らされた。

 参加したある建設会社は08年に林業参入。95、96年度ごろピークだった公共工事は減少し、4社あった地区の業者も1社になったという。社員約30人のうち3分の1を林業に配置転換したが、09年度の売上高のうち林業が占めるのはまだ1割程度。しかし、社員2人と研修に参加した社長(50)は「仕事があるところじゃないと飯が食べていけない」とつぶやいた。

    ◇

 愛媛は森林面積が全体の約7割という森林県。加戸守行知事は1期目の01年、県産材利用促進のため、新設公共施設を県産材を使った木造建築にする方針を決定。県武道館や松山工高図書館など、新築の公共建造物を建築基準法上で可能な限り木造化した。また05年度、森林整備の財源に充てる「森林環境税」導入に、全国で3番目に踏み切った。今年度の税収は約5億5000万円と見込まれている。

 その結果、98年に50%だった新築住宅での木造比率は09年には69%に上昇。林業労働者の平均年齢も00年の56歳から09年には49歳に若返り、労働者数も下げ止まった。10月に施行された公共建築物に木材利用を促進する法律について、佐川恵一・県森林局長は「愛媛県の先進的な取り組みを全国に広げたもの」と胸を張った。

 しかし、県産材は01年以降、出荷量は約1割増加したものの、木材価格低下で生産額は08年には約10億円減少の53億円と、苦しい現状は続いている。

 杉森正敏・愛媛大准教授(木材工学)は「内装材や土木工事など木材利用を拡大できる余地があるが、決定打はない。県は久万高原町のような取り組みを全県的に進める必要がある」と指摘している。【栗田亨】=つづく

    ◇

 新しい愛媛のリーダーを決める知事選が11日、告示される(28日投開票)。前知事時代と比べて“風通しの良さ”と堅実な手腕を評価する声もある3期約12年の加戸県政。しかし、財政逼迫(ひっぱく)の中、多くの課題が次期知事に引き継がれることになる。四つの課題について、報告する。

901チバQ:2010/11/13(土) 16:30:19
http://mainichi.jp/area/ehime/archive/news/2010/11/10/20101110ddlk38010595000c.html
’10えひめW選:県政課題/2 原子力政策 /愛媛
 ◇加戸県政、国の意向優先 知事認識、重要に−−プルサーマル中間貯蔵施設
 先月17日、伊方町内の公園であった反原発団体の毎年恒例の集会には、県内外から約50人が集まった。伊方原発近くに建てた「原発反対 プルサーマル反対」と刻まれた石碑の周囲に、反対の意思を込めた短冊を飾った。加戸守行知事は99年の就任以来、プルサーマル計画を、受け入れから開始まで一気に進めた。86年のチェルノブイリ原発事故以来、運動を続ける市民団体「原発さよならえひめネットワーク」の大野恭子さん(59)は「国の意向を最優先した知事だった」と振り返る。

    ◇

 「四国電力と県は運命共同体」。06年10月のプルサーマル計画を事前了解した際の記者会見で、そう語った加戸知事。今年1月の会見でも「その考えに変わりはない」と答え、プルサーマル発電を含む国の核燃料サイクル政策を積極的に後押しする原子力政策は、最後まで一貫していた。

 「状況をよくみて適切な判断をしていただいた」。四国電力の千葉昭社長は先月末、退任する加戸知事に感謝の言葉を送る一方、「通常事態でないことはすべて県に連絡する『伊方方式』を始めたのは加戸県政の時だった」と振り返った。

 「伊方方式」とは、99年11月に発電機トラブル報告が遅れたことを契機に、原発内で発生したトラブルを四電がすべて報告し、県が軽重を3ランクに分類して公表する手法に切り替えたことを指している。そのため、県庁で開かれる伊方原発関連の会見では、県の原子力安全対策推進監が概要を発表し、四電社員は説明要員として待機する県主導のスタイルが定着している。

    ◇

 加戸県政でプルサーマルという大きなハードルを越えた四電は、次期知事の1期目中に従来最大13カ月以内だった定期検査間隔の最大2カ月延長を、県や伊方町と協議する考えを明らかにしている。

 更に、相次ぐトラブルで使用済み燃料再処理工場(青森県六ケ所村)の操業開始が遅れ続けているため、次の課題として浮かび上がっている使用済み燃料の保管先としての中間貯蔵施設。8月に国内で初めて着工された同県むつ市の施設は、計画から着工までほぼ10年かかった。

 伊方原発の保管プールは10年程度で満杯になる。四電の千葉社長は、四国内での建設について検討の必要性は認めたうえで、場所は「特定していない」と明言を避けた。原子力関連施設は、既存施設周辺に立地することが多い。次期知事の任期中に県内での計画が浮上するかもしれない。

 伊方原発では大きなトラブル発生がないこともあり、原子力政策は知事選の大きな争点にはなっていない。大野さんは「何の問題意識もない人が知事になってもらっては困る」と危機感を強めている。【栗田亨】

902チバQ:2010/11/13(土) 16:30:48
http://mainichi.jp/area/ehime/archive/news/2010/11/11/20101111ddlk38010566000c.html
’10えひめW選:県政課題/3 市町村合併 /愛媛
 ◇“優等生”の先行きは 「唯一の道」別子山、単独選択松野
 高知県との県境にある人口約4500人と県内最小の自治体、松野町。今月から、副町長は空席となった。鬼北町との合併が頓挫し、当面、単独で町運営をせざるを得なくなったことの余波だった。

 「副町長制がなくなれば年間1000万円が節減できる」と、9月の町議会で副町長を置かない条例案を提案した町議の一人は言う。「合併しないのなら副町長はいらない」

 2年前、阪本寿明町長は「合併の仕上げに取り組む」と訴えて現職を破って初当選。今回退任した副町長は、阪本町長が「二人三脚で合併に取り組む」と町議らに就任の同意を求めた人物だった。

 鬼北町との合併協議は、60項目のうち59項目まで合意し、詰めの段階まで来ていた。しかし、最後の1項目の同和行政を扱う「人権業務」だけが、合意に至らなかった。「同和行政は終結した」とする旧広見町の施策を受け継いだ鬼北町と、「終わっていない」とする松野町の立場が、相いれなかったのだ。今年2月、合併協議会は廃止が決まった。

 阪本町長は「合併ありきで話を進め、無理に合意したところで、双方にとって良い結果にならない」と話す。しかし、松野町の財政は極めて厳しい。1に近いほど健全とされる「財政力指数」は、県内最低の0・17。厳しい道のりを選んだことは間違いない。

   ◇

 新居浜市南東部の旧別子山村。03年4月に県内で最も早く合併を選択した自治体だ。「本当は歴史ある名前を消したくはなかった」。最後の村長だった和田秋弘さん(87)は話す。江戸時代から銅山で栄えた村だが、73年に別子銅山が閉山し、2000人台だった人口の減少が加速。合併直前には約250人になっていた。在任中、林業振興や観光施設整備などに取り組んだ和田さんだが、人口減は止まらなかった。「住民が300人より少なくなると組織を維持できない。合併するしかなかった」

 それから7年半。市は廃止となったバス路線を復活するなど対策はとったものの人口減はやまず、今年9月末に旧村地域の人口は200人を切った。将来、村落そのものがなくなる可能性も現実味を帯びている。

   ◇

 加戸守行知事は市町村合併を推進し、03年3月に70だった自治体数が、05年8月には20に。減少率は全国トップクラスで、“合併の優等生”と評された。「財政規模拡大で行政サービスが充実した」「交流人口が拡大した」との評価がある一方、「補助金が減った」「周辺地域が衰退した」との住民サイドの声も上がる。合併そのものに対する評価は、まだ定まっていない。

   ◇

 「合併しても、ここは結局、周辺地域。金も人も物も中央に流れ、衰退してしまう」。松野町の阪本町長は、今は合併しなかったことを前向きにとらえている。「小さな自治体の良さもあるはず。町民との距離が近い、一人一人のケアができる、そんな町を目指したい」【津島史人】

903チバQ:2010/11/13(土) 16:31:17
http://mainichi.jp/area/ehime/archive/news/2010/11/12/20101112ddlk38010576000c.html
’10えひめW選:県政課題/4止 文化政策 /愛媛
 ◇財政難で立ち消え−−「首長次第で差」と専門家
 3000人収容の大ホールを備えた松山市道後町2の「ひめぎんホール」。かつて、伊予鉄市内電車をはさんでホールの向かい側の土地には、図書館や公文書館、国際交流センター、舞台付きの小ホールなどを備えたもう一つの文化交流施設の構想があった。加戸県政下で05年に構想は凍結され、今はもう忘れられかけている。

 当時、構想を策定した検討委員会のメンバーだった元松山東雲女子大助教授で、NPO法人「カコア」の徳永高志理事長は「当初は芝居小屋を作る構想もあったが、調査の結果で市民のニーズは多機能な小ホールにあることがわかった」と議論を振り返った。

 総事業費は約80〜90億円が見込まれたが、加戸知事が05年10月、大型公共施設の建設にストップをかける財政構造改革基本方針を発表。知事は県の財政難を受けて、「今どうしてもやらなきゃいけないものでなければ先延ばしする」と表明。同じ月に発表された今後5年間の県の優先施策からも、文化交流施設の構想は外された。

    ◇

 今年3月、「カコア」などが運営していた同市中心部の大街道商店街沿いにあった民間の「アートステーションおいでんか」が閉鎖された。「おいでんか」は市中心部にあり、劇団の稽古場やイベントスペースも備えた芸術関係者らが集まる文化拠点だった。幻となった県の文化交流施設の機能を民間ベースで実現したものだったが、貸主側の事情で9カ月間で閉鎖された。

 松山市道後一万の県所有のビルの一室。深夜にもかかわらず、今月末の公演を控えて、劇団員の立ち稽古が続いていた。演劇を志す人たちを有志で支援するNPO「シアターネットワークえひめ」が「おいでんか」閉鎖後、市内の劇団の稽古場として提供している。来年3月まで県から有料で借りているが、その先は未定。NPOの鈴木美恵子代表は「文化を発信するには同じ場所での継続が必要。新しい施設ではなくても、古くて使っていない県や民間の施設を活用させてほしい」と継続的な支援を求める。

    ◇

 ソフト面でも県の取り組みは遅れている。今年度、文化庁が募集した、地域の劇場や音楽ホールの育成するため、作品を製作する創造発信型の舞台芸術事業。芸術監督など専門スタッフが必要で、全国で92件採択されたうち、愛媛、青森の2県だけが1件も採択されなかった。県教委文化振興課によると、ひめぎんホールには芸術監督などの専門スタッフは不在という。

 また、財政支援でも消極的だ。県内では、民間企業と「劇団わらび座」(秋田県)が設立した東温市の「坊っちゃん劇場」が、自前の劇場で、自治体からの助成金なしに公演から人材育成まで行っているが、県は、「財政的な問題もあり、直接助成金は出さない」(文化振興課)姿勢だ。

 島根県では91年に20億円を出し、「しまね文化ファンド」を設立し、年間約6000万円を各種文化団体に助成している。しかし愛媛では、県文化振興財団を通じた助成額も年間375万円にすぎない。また、文化事業の根拠となる文化芸術振興条例や指針を制定している自治体は増えているが、愛媛では「そういう議論は今までなかった」(文化振興課)と未整備のままだ。

 全国の自治体の文化政策を研究している徳永理事長は「文化政策は首長次第ですごく差が出る分野。振興にはグランドデザインを描ける人材が必要で、首長が専門家を配置するべきだ」と訴えている。【栗田亨】=おわり

904チバQ:2010/11/13(土) 23:32:46
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/tottori/news/20101112-OYT8T01099.htm
候補地選定で曲折も
鳥取市庁舎改築問題 
 鳥取市役所と近くの第2庁舎の耐震強度不足が明らかになり、新築して、庁舎が7か所に分散している課題も含めて解決する方向で議論が進みつつある。しかし「市民への情報提供が不十分」との不満や、複数の建設候補地を巡って「移転すれば商店街が一層寂れる」との懸念も上がり始め、市民の合意形成が求められている。14日告示の市議選を前に、庁舎問題を追った。(高田寛)

 「急に『新築』の話が出て、流れが決まってしまった印象だ。もし移転すれば、人の流れが途絶えてしまう」。若桜街道商店街振興組合の山縣勇太郎理事長(63)は戸惑いを隠さない。

 商店街が接する本庁舎と第2庁舎は、2008年度に行われた耐震診断で、震度6強以上で倒壊する恐れがあると判定された。

 まず焦点になったのが耐震改修か建て替えか。有識者を集めた市の検討委員会は今年8月、「新庁舎建設」との結論を出す。市議会特別委員会も9月、新築推進の報告をまとめた。理由の一つは、両庁舎とも建築から40年以上が経過していること。改修をしても約20年しか持たず、二重投資になるとの判断だ。

 市の試算では、改修後に再度建て直せば計162億円必要だが、新築なら151億円。市町村合併10年となる14年度末までに建設すれば、返済額の7割が国から支給される合併特例債が使え、市の実質負担を33億円まで圧縮できるという。

 もう一つが、分散庁舎の非効率性。担当部署の場所を知らずに訪れ、別庁舎へ移動を強いられた市民は、市の集計で年間約1000人に上る。

   □    □

 市はまだ「新築」との結論を出していない。10月に発足した庁内のプロジェクトチーム(PT)は、今月下旬に15歳以上の市民4000人を対象にアンケートを行い、3月末頃までに判断するとしている。

 ただ、アンケートに改修・新築のどちらが望ましいかを尋ねる設問はない。「既に2委員会で方向性が示されている」というのが、その理由。合併特例債の起債期限をにらみ、新築を前提に検討を急ぐ構えだ。

 そこで焦点となるのが、建設場所。2委員会の議論では〈1〉本庁舎横の駐車場〈2〉鳥取駅南側の市立病院跡〈3〉同駅北口のバスターミナル付近――が候補地として浮上した。検討委員長の道上正■・とっとり総研理事長は「高齢者の立ち寄りやすい駅周辺が適地」との考えを示している。

 一方で、市は中心市街地活性化基本計画で、街の回遊性を高め、にぎわいを取り戻すことをうたう。〈1〉なら矛盾せず、商店街への影響も避けられる。

 〈2〉〈3〉なら旧町村部の市民もJRやバスで来庁しやすくなるが、本庁舎や第2庁舎の跡地利用が大きな課題になる。

 アンケートでは、〈1〉と、〈2〉〈3〉を合わせた「鳥取駅周辺」「その他」などが選択肢として示される。竹内功市長はPTの会合で「公共投資としての意味や雇用・経済効果も考えて検討を」と指示。担当者によると、来年3月末の段階で建設候補地についても方向性を示せるかどうかは未確定という。

   □    □

 市議選でこの問題を争点に掲げる立候補予定者は、一部にとどまりそうだ。「新築の方向性が出ている」との声が大勢を占める一方、候補地について、ある陣営は「アンケート結果を見ないと……」と口をにごす。

 「財源問題などの情報が乏しく、市民には分かりにくい」。一連の経緯に対し、本庁舎の地元・遷喬地区自治連合会の浦木清会長(70)は指摘する。

 同連合会は近隣自治会にも呼びかけ、27日午後2時から市立遷喬小で意見交換会を開く。浦木会長は「移転反対を唱える目的ではなく、より多くの市民で将来のまちづくりを考えるきっかけに」と話している。

鳥取市庁舎と主な部局

〈1〉本庁舎 企画推進部、都市整備部、議会

〈2〉第2庁舎 経済観光部、農林水産部、教委

〈3〉駅南庁舎 総務調整監(市民課、市民税課など)、福祉保健部

〈4〉さざんか会館 健康・子育て推進局、中央保健センター

〈5〉福祉文化会館 選管、男女共同参画課

〈6〉文化センター 生涯学習課

〈7〉下水道庁舎 環境下水道部

(2010年11月13日 読売新聞)

905山口新聞男:2010/11/13(土) 23:37:03
>>899
おお、井原系(といっていいのか)が動いたのか
民主の吉敷県議の動きと関係あるのかないのか・・・

906チバQ:2010/11/14(日) 00:00:37
http://mytown.asahi.com/areanews/tottori/OSK201011120113.html
市議って何しているの? 記者が「秘書」務め密着取材
2010年11月13日


山川智帆さんは夜遅くまで支持者と打ち合わせをした=米子市皆生温泉1丁目の事務所

 市議会議員って、ふだんは何をしているんだろう――。10月のとある土曜日、今年6月の米子市議選で初当選した山川智帆市議(32)の「秘書」を務めた。

 午前10時過ぎ、山川市議は市内の保育園を視察。「地域とのかかわりはどうですか」「アレルギーのある子どもへの給食はどうしていますか」。矢継ぎ早に質問した。おいが生まれたばかりで、子育て支援に関心が強いようだ。

 事務所に戻り、午後からは市連合母子会幹部の訪問を受け、一人で子どもを育てるお母さんの就職支援や子育て支援に対する要望を受けた。

 移動中、何人もの市民から声をかけられ、携帯電話も何度となく鳴る。「窮屈ですね」と尋ねると、「窮屈には感じないが、声をかけられてもすぐ思い浮かばないこともある。それが申し訳ない」。

 午後8時になったが、夕食を取る間もない。市が提出した予算資料の読み込みなど、市議会決算審査特別委員会の準備が夜遅くまで続いた。実家は事務所近くだが、事務所に泊まることが多く、戻るのは朝食のときだけという。

 山川市議は米子市出身で、九州大大学院を修了後、銀行員を経て立候補。少子化対策や市有財産の有効活用を訴え、1721票を得た。他に仕事を持たず、収入は市議会から支払われる月44万円(鳥取市議47万5千円)の議員報酬。これに年2回の期末手当計約190万円(同約200万円)が加わる。また、調査研究に使途が限られる政務調査費が所属会派を通じて年45万円(同36万円)支給される。

■スケジュールはびっしり

 山川議員の10月のスケジュール表を見てみる。空欄は体調を崩して寝込んだ11日だけ。その他は予定などが小さな字でびっしり。週末も地域の運動会参加や保育園視察、政務調査費による東京研修など。

 「車の両輪」にも例えられる議会と首長の関係について聞くと、「議会には行政をチェックする役割が求められ、オープンな議場で議論し、市民がそれを見て市政を判断するのが理想」と山川市議。

 市議はチェック機能を果たすため、議場で市政についてどんなことでも質問でき、市側が提出する議案を審議し、否決することもできる。山川市議も一般質問を「ふだんの議員活動が問われる場」と位置づけ、これまでに2回、市公会堂の存続問題や少子化対策などを質問した。

 しかし、事前に質問事項を市側へ伝えることになっていて、「学芸会」と揶揄(やゆ)されたこともあるように、論戦は筋書き通りに陥りがち。山川市議も「うまく答弁を引き出せたかは疑問。専門以外は論点をかわされた感じもある」。

■「議会の逆提案、求められる」

 一方、議案審議はどうか。山川市議は9月定例議会で、他の議員と連携して図書館、美術館増改築の基本設計の補正予算執行を保留する付帯決議を可決させた。ただ、米子市が提案した予算案を例にすると、市議会側からの修正は、この10年で2007年9月の1度だけ。鳥取市議会でも合併した04年以降、修正はなく、過去50年間でも1件しかない。

 こうした現状に山川市議は「チェック機能を強化するのはもちろん、議案の逆提案などがこれからの市議の役割として、もっと求められると思う」と話す。(宋潤敏)

907チバQ:2010/11/14(日) 00:20:52
http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn201011130040.html
沖縄知事選の行方注視 岩国 '10/11/13

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 米海兵隊岩国基地への空母艦載機移転をめぐる岩国市の賛否両派が、米軍普天間飛行場移設問題を争点とする沖縄県知事選(28日投開票)を注視している。反対派は「沖縄が米軍再編見直しの突破口になる」と期待。容認派は「結果にかかわらず艦載機移転は進む」と静観の構えだ。

 12日、岩国市役所で移転反対派の市議が会見。改選後の市議8人と、山口県議2人で「議員有志の会」を再結成したと報告した。重岡邦昭代表ら市議6人が近く沖縄を訪問。普天間の国外移設を訴える知事選の無所属新人候補を応援するという。

 岩国への艦載機移転は日米が5月に推進を確認。防衛省は9月、愛宕山地域開発事業跡地に米軍住宅などを建設する案を公表した。一方、沖縄知事選は事実上の一騎打ちの無所属現職と無所属新人のどちらが当選しても、普天間問題は行き詰まるとの見方が強い。

 「岩国だけ動いているが普天間が壊れれば変化が出る」と重岡代表。住民団体「愛宕山を守る会」の岡村寛世話人代表も「再編はパッケージと政府は言ってきた。矛盾を訴える」と話す。

 これに対し、移転容認派市議6人でつくる「岩国基地問題に関する議員連盟」の桑原敏幸会長は「知事選の影響はない。国は移転を粛々と進める。岩国は大きな負担をあえて受ける。しっかり条件交渉しなければ」と強調する。

908チバQ:2010/11/14(日) 00:47:52
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20101111-00000521-san-pol
後継指名し市長は知事選…自民分裂に橋下維新の影、混迷の愛媛ダブル選
産経新聞 11月11日(木)9時3分配信

 加戸守行知事の任期途中での引退に伴う愛媛県知事選が11日告示される。知事選には大阪府の橋下徹知事の盟友、松山市長だった中村時広氏(50)が名乗りを上げるとともに市長選に事実上の後継指名した。自民党市議らで構成する中村氏与党の市議会最大会派「松山維新の会」はいずれも推薦したが、自民党松山支連は知事選で中村氏を推薦する一方、市長選では対立候補を推薦したため、維新の会市議8人の除名に発展。ダブル選をめぐり、自民党勢力が分裂した。

 「国政が混乱するときこそ地方から声を上げる力が必要」。9月29日、知事選への出馬を正式に表明した中村氏は意欲を語った。衆院議員から転身し平成11年に当選。地方分権を推進する立場で、親交が深い橋下知事は「中村市長が知事になれば、ぐだーっとした全国知事会に活が入っていい」とエールを送った。

 一方、「保守王国」を牛耳ってきた自民党県連は5月に加戸知事が引退を表明した後、独自候補擁立を模索したが、中村氏推薦で決着した。

 中村氏の出馬表明から3日後、地元民放のアナウンサーを辞職した野志克仁氏(43)が記者会見し市長選立候補を明らかにした。野志氏は「中村市長から改革継承の選択肢になってほしいといわれた」と説明。事実上の後継指名が波紋を広げた。

 自民党松山支連は「市民をバカにしている。中村氏の傀儡(かいらい)」と批判し、県議の帽子敏信氏(57)、市議の菊池伸英氏(46)のうち候補者の一本化を進めたがまとまらず最終的に帽子氏擁立を決定。この方針に反発した菊池氏は自民を離党して出馬を決めた。

 一方、知事選で中村氏を推薦した松山維新の会は野志氏の推薦も決定。維新の会は大半が自民党籍の市議で、維新の会の池本俊英代表は「党活動と議員活動は別」としていたが、松山支連は「対抗候補支援は反党行為」として、13人のうち党籍を持つ8人を除名。このため、自民党勢力は3つに分裂した。

 自民分裂について、ある県議は「知事選で(中村氏に)勝てる候補者がうち(県連)にはいなかった」ことがそもそもの原因と打ち明ける。

 松山維新の会は、橋下知事が代表を務める地域政党「大阪維新の会」とも交流を深めており、ダブル選の結果によっては松山維新の会勢力がさらに大きくなることも予想されている。

 知事選では他に共産公認新人と無所属新人2人、市長選では他に共産公認、無所属新人の2人が立候補を表明している。

909チバQ:2010/11/14(日) 19:05:10
http://www.ehime-np.co.jp/news/local/20101114/news20101114918.html
愛媛のニュース2010年11月14日(日)
告示まで1週間、激しい前哨戦 松山市長選
 28日投票の松山市長選は14日、告示まで1週間となった。出馬表明した新人5人が激しい前哨戦を繰り広げる一方、各陣営によると選挙ムードは盛り上がりに欠ける感触という。
 無所属の元民放アナウンサー野志克仁氏(43)は市議会最大会派・松山維新の会の支援を受け、中村時広前市長との地区集会を告示までに約30カ所でこなす予定。集会では司会者から「中村氏が後継指名した候補者」と紹介される場面もあるなど、市政継承を前面に打ち出して活動する。陣営は投票率アップを目指し、無党派層の取り込みを狙う。
 自民推薦、みんなの党支援で無所属出馬する県議の帽子敏信氏(57)は全校区実施を目指す集会が13日で折り返し地点。高い知名度の元アナを追う戦いで、国会議員らとのツーショットポスターを掲示、企業や個人を問わず極力、人にも会って話す方針。3期目までの全自民県議20人の加勢を得て、県都の経済低迷への重点対策を訴えの前面に据える。
 自民を離党し無所属出馬する菊池伸英氏(46)は4月の市議選でトップ当選した後援会の勢いを保ちながら女性集会や、28カ所で地区集会を重ね、集会に合わせたちらしポスティングも展開。市長退職金撤廃や水道料金値上げ阻止など目を引く施策で無党派層や若者を中心とした無投票層の掘り起こしを追求。ベテラン市議の支援も得て勢いをつける。
 共産公認で出馬する西本敏氏(57)は朝の辻立ちに加え、1日に2、3カ所ずつ支持者宅や集会所でミニ集会を重ねてきた。県知事選の田中克彦候補との同一行動も見せてアピール度を強める。街宣活動が市内をほぼ一巡し「西条からの分水は批判的意見が多い」と手応えを感じる。今後は告示に向け、校区回りや電話での支持呼び掛けに力を注ぐ。
 無所属の国元雅弘氏(63)は11月に入っての出馬表明。まず本業の古紙回収で日ごろ訪ねる約2000世帯を中心に、出馬や政策を知らせるビラを手渡ししようと精力的に歩き回る。古紙回収業者と市長選立候補予定者の顔が一致していなかった人がいる一方、「知人に広める」などと声援も受けるという。15日には市政座談会を初めて開く予定。

910チバQ:2010/11/16(火) 20:13:54
http://mainichi.jp/area/okayama/news/20101116ddlk33010539000c.html
究・求・救・Q:来春の統一地方選 県議選へ動き本格化 /岡山
 ◇自民、対決姿勢鮮明に/民主は擁立に苦闘
 政権交代後初となる来春の統一地方選に向けた動きが本格化している。県議会最大会派の自民党県連は15日、県議選の1次公認候補36人(現職34人、新人2人)を発表した。与党・民主党に対決姿勢を強める構え。一方、民主党県連は県議選で11人を公認・推薦。さらに擁立を進めるが自民の厚い地盤と政権への逆風に苦闘している。【井上元宏】

 「政権奪回に向け、大きな関門が我々の統一地方選だ」。同日夕、中区のホテルであった自民県連総務選対会議で天野学県連幹事長(64)は声を張りあげた。

 自民党は県議会で定数56中36議席と圧倒的多数を占め、「自民党の最後の牙城」と言われる。県議選で民主新人と争う天野氏は「選挙は常に命がけだ」と闘志を燃やす。

 政権与党・民主党の地方の足腰は弱く、県議会で現有4議席。県連は県議選16人以上の公認・推薦を目指す。先月31日、県連常任幹事会を訪れた枝野幸男党幹事長代理は「県議会・政令市議会では過半数を目指し2人区以上で必ず擁立をお願いしたい」と発破をかけた。だが県内2人区5区で擁立できているのは総社、笠岡。擁立も苦難の道だ。

 その約1週間前、5区総支部代表の花咲宏基衆院議員は笠岡市の事務所で、秘書の萱野哲也氏(31)を伴い、支持者約20人に「事業仕分けで国が税金の使い道を変えても、自治体が変わらないと本当の使い道は変えられない。萱野を県議選笠岡選挙区に立てたい」。だが支持者の多くは「きびしい選挙戦になる」。花咲氏は「今日はみなさんのご意見を伺う場にしたい」と引き取るしかなかった。

 笠岡選挙区は天野氏、伊藤文夫県議(68)の2人が議席を占める長年の自民地盤だ。民主県連が萱野氏公認を発表したのは今月12日。だが、地元の支持者にしこりは残るという。

 県連は今後も候補者を擁立する方針だが、菅直人内閣の支持率低迷も立ちはだかる。ある民主系市議は苦渋に満ちた顔でこう話した。「今の雰囲気ではなかなか。昨夏の勢いがあれば」

毎日新聞 2010年11月16日 地方版

911チバQ:2010/11/16(火) 21:10:31
http://mainichi.jp/area/kochi/news/20101116ddlk39010673000c.html
選挙:室戸市長選 現新一騎打ち /高知
 任期満了に伴う室戸市長選は14日告示され、いずれも無所属で、再選を目指す小松幹侍氏(61)と元市議の久保正則氏(60)の2人が立候補を届け出て、現職と新人の一騎打ちとなった。届け出を済ませると、両候補は選挙事務所前で出陣式を行い、1週間の選挙戦に突入した。投票は21日午前7時〜午後6時まで市内27カ所で行われ、午後8時から市役所で即日開票される。13日現在の有権者数は1万4548人(男6823人、女7725人)。【黄在龍、倉沢仁志】

 ◆立候補者の第一声(届け出順)

 ◇次の4年「希望」の花を−−小松幹侍候補
 小松氏は午前8時50分から、室戸市浮津の事務所前で出陣式。民主の武内則男参院議員も応援に駆け付けた。武内氏は「(小松氏は)人件費削減など財政再建に全力で取り組んできた。市民生活を支えるトップとしての責任感が垣間見えた」と、実績を強調した。

 小松氏は約200人(陣営発表)の支持者を前に、室戸ジオパークをはじめとする観光事業の拡大▽雇用創出のための企業誘致▽防災設備の充実−−などを約束。自身の1期目を「種まきの期間」と例え、「希望のある室戸市にするため、次の4年間で花を咲かせたい」と力を込めた。

 ◇3世代が暮らせる市に−−久保正則候補
 久保氏は午前9時過ぎから室戸市室津の事務所前で出陣式に臨んだ。集まった約120人(陣営発表)の支援者を前に、前室戸市長の武井啓平氏が「坂本龍馬で高知市は盛り上がっている中、室戸は取り残されている」と現状を厳しく批判。「この状況を打開するためには市長を代える必要がある」と訴えた。

 久保氏は「かつて漁業の町として全国に名をとどろかせた室戸を再び取り戻したい」と主張。「もっと雇用の場を作り、出稼ぎに出て行った孫や子どもたちを呼び戻し、3世代が笑って暮らせるような室戸市にしたい」とアピールした。

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小松幹侍(こまつ・けんじ) 61 無現(1)

 市長▽芸東衛生組合長[歴]市福祉事務所長▽市教育次長兼学校教育課長▽高知農高

久保正則(くぼ・まさのり) 60 無新

 マグロ漁船経営▽近海マグロ漁業問題検討委[歴]生命保険会社員▽市議▽明治大

912チバQ:2010/11/21(日) 20:23:27
http://www.ehime-np.co.jp/news/local/20101120/news20101120993.html
迫る決戦 野志氏先行 松山市長選前哨戦情勢
 市長の知事選出馬に伴う松山市長選が21日告示されるのを前に、愛媛新聞社は19日、市内の有権者を対象に今月前半行った世論調査結果をまとめ、前哨戦の取材を加味して情勢を探った。立候補予定の新人5人のうち、中村時広前市長が擁立していち早く出馬表明し市議会最大会派・松山維新の会や連合愛媛、社民党の支援を受ける無所属の元民放アナウンサー野志克仁氏(43)が知名度も生かして先行し、自民党推薦でみんなの党が支援する無所属の前県議帽子敏信氏(57)と、無所属の前市議菊池伸英氏(46)が追い上げる展開。共産党公認の元市議西本敏氏(57)と無所属の古紙回収業国元雅弘氏(63)は苦戦している。
 ただ、世論調査では約3分の1が投票先を決めておらず、告示後に情勢は変化する可能性がある。

913チバQ:2010/11/21(日) 20:25:51
http://mainichi.jp/area/hiroshima/archive/news/2010/11/18/20101118ddlk34010555000c.html
検証・湯崎県政1年:/上 現場主義 /広島
 ◇「発信力アップ」に評価 若さと庶民性、どう活用
 湯崎英彦知事(45)が就任してから29日で1年を迎える。旧通産官僚、通信系ベンチャーの起業などを経て、政治の世界に飛び込んだ新知事。この1年でどう動き、何を目指そうとしているのか。その歩みを検証した。

  ◇  ◇

 「1本作るのにどれくらい手間がかかるんですか」「どれくらい修業するんですか」。先月30日朝、湯崎知事が熊野町の観光交流施設で、地場産業の化粧筆作りを体験した。知事は、ぎこちない手つきで毛の選別をしながら近くの化粧筆製造会社「竹宝堂」の竹森鉄舟会長(78)に質問する。ジャケットにチノパンという軽装で筆作りをする知事を、約60人の住民たちが笑顔で見守った。知事が就任直後から取り組む「宝さがし」の一コマだ。

 県内各地の現場を視察し、住民の声を聞くことで、その土地の「宝」を見つけ、県政の活性化に役立てようという試み。これまでに県内23市町のうち17市町を回った。

 電気自動車で次の視察先に向かった知事を見送りながら、竹森会長は「これまで知事が来ることはほとんどなかった。熊野の宣伝にもなるし、ありがたい」。町内の主婦、宮川真理子さん(63)は「親近感が持てる。庶民的な感じがした」と語った。こうした知事の姿勢を「若さを売りにフットワーク軽く、現場主義に徹している」「顔が見える県政にすべく努力している」と評価する声は多い。

 「情報発信」の面でも、藤田雄山前知事(61)の時代から大きく変わった。湯崎知事は、ほぼ週1回のペースで記者会見を開く。就任以来43回となった会見の回数は、藤田前知事時代より飛躍的に増えた。前知事は04、05年度は各14回だったが、後援会の政治資金規正法違反の発覚後は06年度11回、07年・08年度各9回と減り、病気のため約50日休んだ09年度は1回だった。湯崎知事は8月からインターネットの動画サイトで会見のライブ放送を始めるなど、露出度は格段に増えた。

 全国ニュースになったのは、知事として初めての「育児休暇」の取得。先月、湯崎知事は第3子となる次男誕生に合わせ、育児休暇を取り始めた。「象徴的な意味合いがあるのであえて取らせていただいている。(男性が育休が取りにくい)今の環境改善の後押しになれば」と語った。週刊誌や子育て支援NPOなどからも取材の申し込みが来たという。

 ただ、県議らからは「県民が喜ぶパフォーマンスはいいが、財政再建などの重要な部分で、県議会への相談なしに情報発信するのは見過ごせない」「宝さがしで見つけた『宝』をどう活用するのかがまだ見えない」などの声もくすぶる。知事が自らの足で現場を歩いて得た感覚や、「育メン知事」としての発信力をどう県政の糧としていくのか。県民はじっと見守っている。

914チバQ:2010/11/21(日) 20:26:19
http://mainichi.jp/area/hiroshima/archive/news/2010/11/19/20101119ddlk34010484000c.html
検証・湯崎県政1年:/中 懸案対応 /広島
 ◇「住民対話」で動かす 停滞打破へ模索続く
 「海上搬入から陸上搬入に変更することを含めて事業の再構築を図る」。湯崎英彦知事(45)は9月14日、南区・出島で建設中の産業廃棄物処分場計画の見直しを表明した。長く停滞していた「懸案」に対し、新たな決断を下した。

 元々の出島処分場計画は、約8キロ離れた佐伯区・五日市に積み出し施設を建設し、船で産廃を輸送して、18ヘクタールの海に06年度からの10年間で約190万立方メートルを埋め立てるというものだ。県は99年、五日市処分場(佐伯区、08年度で受け入れ終了)の後継施設として計画、03年には海上搬入を前提に、出島の周辺住民と環境保全基本協定を締結した。約470億円かけて護岸工事が進むが、五日市側の住民は環境悪化への懸念などから反発。国の補助金削減などもあり、産廃の受け入れは11年度までずれ込んでいた。

 湯崎知事が示した方針では、船による搬送ではなく陸路で産廃を運び込むことを検討する。県内の産廃埋め立て量が激減し、採算の見通しが立たない恐れが出て来たためだ。湯崎知事は表明の6日前には、出島と五日市の現場を視察した。出島の周辺住民からは「搬入を10年で終わらせて」、五日市の住民からは「積み出し施設予定地周辺に学校などが密集して危険」といった意見が出た。知事はじっと耳を傾けた。

 陸上搬入はコスト削減が期待できるが、10トン車換算で1日115台もの車の出入りが見込まれる。騒音や大気汚染、交通事故のリスクなどを住民は抱える。出島一・二丁目町内会の山口隆三会長(78)は「知事が現場まで来たからここまで動いた」と言うが、「陸上搬入はやむを得ないという考えがある一方、『県にだまされた』という住民もおり、納得のいく説明をしてほしい」とクギを刺す。

  ◇  ◇

 湯崎知事就任後に動き出した「懸案」は他にもある。福山市の景勝地・鞆の浦の埋め立て架橋問題。藤田雄山前知事は計画推進の立場を取り、反対派住民と対立。昨年10月、反対派住民が埋め立て免許差し止めを求めた訴訟で原告が勝訴した。県は控訴したが、直後に就任した湯崎知事は、推進派、反対派双方の住民が同じテーブルに着く協議会を設置した。10月までの5回の会合で、狭い県道の交通問題や生活環境面などの課題を議論した。

 反対派で訴訟原告団長の大井幹雄さん(70)は「湯崎知事には議論を尽くそうという意思がうかがえる。思うように進まないストレスもあるが、お互いに理解し合うための我慢の時期だ」と評価する。一方、推進派の大浜憲司・鞆町内会連絡協議会長(62)は、協議で出た県道の離合場所設置などの対策について「県は『関係機関と協議する』と言うが、今のところ形跡は見えない。現段階までの協議内容から、知事が結論を導き出せるか甚だ疑問だ」と厳しい。さまざまな価値観や利害を調整しながら、県トップとしてどんな方向性を見出すのか。知事の模索は続いている。

915チバQ:2010/11/22(月) 20:51:22
>>911
http://mainichi.jp/area/kochi/news/20101122ddlk39010321000c.html
選挙:室戸市長選 小松氏が再選 /高知
 任期満了に伴う室戸市長選は21日投開票され、現職の小松幹侍氏(61)=無所属=が、前市議で新人の久保正則氏(60)=同=を破り、再選を果たした。当日有権者数は1万4390人(男6750人、女7640人)で、投票率は56・46%(前回65・16%)だった。

 午後8時50分ごろ、同市浮津の小松氏の事務所に当選の知らせが入ると、詰めかけた大勢の支持者から歓声が起こった。拍手で迎えられた小松氏は「4年間の実績が評価され、市政の継続という判断をいただいた。市民とともに、元気な室戸にします」と話した。

 小松氏は「希望の室戸にするためには市政の継続が必要」と主張。スジアオノリや流れ子など水産物のブランド化や観光事業の拡大などをPRしてきた。

 久保氏は「漁業の町室戸の復活」をアピールしたが得票を伸ばせなかった。【黄在龍】

==============

 ◆開票結果

 ◇室戸市長選=選管最終発表
当 5736 小松幹侍 61 無現

  2332 久保正則 60 無新

==============

 ◇室戸市長選
小松幹侍(こまつ・けんじ) 61 無現(2)

 市長▽芸東衛生組合長[歴]市福祉事務所長▽市教育次長兼学校教育課長▽高知農高

916チバQ:2010/11/27(土) 17:47:07
http://mainichi.jp/area/ehime/news/20101127ddlk38010545000c.html
’10えひめW選:松山市長選ルポ 自民系勢力、3分裂 /愛媛
 ◇複雑な構図、知事選とは「ねじれ」
 ◇関係者「支援者に説明できぬ」
 28日に投開票を迎える松山市長選は、戦後2番目に多い、いずれも新人の5候補による激戦となっている。水問題などの政策論争に加え、政党支持関係での知事選との「ねじれ」や自民系勢力の3分裂などの政治的事情も絡み、県都の主導権争いを過熱させている。

 「松山分水という最後のチャンスを摘んでしまったら、水道料が40%も値上げとなる海水淡水化しか残されていません」。選挙期間中、唯一の祝日だった23日。市中心部で知事選候補の前市長、中村時広氏が市長選争点となっている水問題の訴えに声をからした。知事選での中村氏の立場は、民主、自民を含め実質上の“県政与党相乗り”候補だ。

 隣には、中村氏が擁立し、「中村市政」継承を掲げて市長選に挑む元民放アナウンサーの野志克仁氏(43)=無所属。そして中村氏に近い立場の市議が5月に結成した新会派「松山維新の会」メンバーらが並ぶ。多くは自民会派の離脱組。会派は出ても離党はしないとしていたが、自民県連は、前県議の帽子敏信氏(57)=同=を推薦し、野志氏の支援に回った8人は除名処分になった。

 自民系勢力の分裂はこれだけではない。前市議の菊池伸英氏(46)=同=も、自民が進めた推薦候補の一本化調整を「不透明」と拒否し、離党して出馬。今春の市議選でトップ当選した強力な後援会を持ち、21日の出陣式には約2500人を集め、動員力を見せつけた。「松山分水を見直す」などと訴え、積極的な街頭活動などで、無党派層取り込みも狙っている。

 自民王国とも言われた愛媛。民主への追い風が吹き荒れた09年衆院選でも、松山市内を区域とする愛媛1区で公認候補の塩崎恭久氏が勝利。今春の市議選(定数45)では公認17人全員が当選し最大会派を形成したが、維新の会や菊池氏の離脱で、今や市議会の自民議員団は7人に減。市長選で敗れればさらなる勢力低下は必至で、帽子氏の勝利に陣営は再生の望みをかける。

 25日、松山市の大街道商店街。「水の問題にしても、これから勉強して間に合うのか」。帽子氏の応援で松山入りした石原伸晃・党幹事長が、ビールケースの上で声を張り上げ、政治経験のない野志氏をあてこすった。塩崎氏も「あと5人の方に電話をかけ、5人の人にお会いください」と呼びかけた。

 必死の訴えを続けるが、知事選との「ねじれ」が戦いをもどかしくしている。県政与党勢力は、市長選では対立の構図となった。

 このため、知事選で中村氏を推薦している自民県連は、帽子氏陣営の県議らの訴えを受け、県連の清家俊蔵幹事長が中村氏に対し、民主や社民が支部単位で支持・支援する野志氏への応援をやめるよう求めた。しかし中村氏は、「はしごを外すわけにはいかない」と姿勢を変えていない。

 ある市議は「分かりにくい構図。今でも支援者に説明できない」と話し、「知事選の有力候補が野志氏を推すことで、団体や業者にも無言の圧力がかかる」と影響も懸念する。

 一方、共産党中予地区副委員長、西本敏氏(57)=共産=は「市民が主役を貫き、暮らし支援に予算を振り向ける」と主張。共産組織を軸に、同党の知事候補とも連携して支持拡大を図っている。古紙回収業の国元雅弘氏(63)=無所属=は「中村市政の後継も、それを支えてきた自民系の候補でも市政は変わらない」と訴えている。【中村敦茂、栗田亨】

917チバQ:2010/11/27(土) 23:18:05
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/ehime/feature/matuyama1290088731688_02/news/20101118-OYT8T01099.htm
52万人に問う<2010松山市長選>
<上>西条工水 購入に賛否
苦しい水不足/渇水時以外むだ


松山市浄水管理センターの倉庫で保管されている給水タンク。渇水に備え、いつでも使える状態にある(松山市溝辺町で) 103年続く大街道商店街のうなぎ料理店「出雲屋」の洗い場で、従業員の友近宏子さん(61)が食器の汚れを古新聞でぬぐってから、シンクにためた水で洗った。女将(おかみ)の松友君江さん(73)は「少ない水で済ませるようにしているんですよ。松山は水がない街だから」と言う。

 同店が節水に取り組むようになったのは、1994年。市民の水がめ「石手川ダム」が干上がるなど異常渇水に見舞われ、1日で最大19時間、4か月間にわたる断水を余儀なくされた時だ。

 飲食店は使い捨ての食器を使用。給水時間の夕刻に家で過ごす人が増え、夜の繁華街は静まり、観光産業も相次ぐキャンセルで打撃を受けた。友近さんは「トイレが満足に流せないのが一番嫌だった」と顔をしかめた。

      ■   □

 水不足に見舞われてきた松山市民の生活を支える水源は、人口のピークを37万人と推定して造られた石手川ダムと、重信川沿いの地下水の二つ。市が「第3の水源」として期待するのが、西条市の県営黒瀬ダムで“余っている”工業用水、通称「西条工水」だ。

 同ダムは84年、1日22万9000トンの予定で西条工水の給水を始めたが、需要が伸び悩み、実際の契約水量は約6万トンで推移してきた。県は今年4月、計画水量を8万7000トンに縮小。毎年の赤字の穴埋めにこれまで、約156億円をつぎ込んでいる。

 松山市は、「10年に1度の渇水」を想定し、不足量を約4万8000トンと算定。2005年、県に工水の一部を「松山分水」として買い取ることを要望し、加戸知事は07年4月、定例記者会見で「(工水の)経営改善に早くめどをつけたいという気持ちはある。松山分水は有効な方策のひとつ」と発言した。

      □   ■

 これに対し、西条市の担当者は「水利権者がいる西条市に一言の断りもなく話が進められた」と憤りを隠さない。

 「工水が余っているのに、なぜ松山分水を了承しないのか」という批判に対し、市担当者は「水は余っていない。市民が普段の生活で使う地下水と関係があり、黒瀬ダムともつながる加茂川の水量が以前より減っているので、松山分水が実施されると、市民生活に影響が出る」と反論。設置が決まった県と松山、西条、新居浜各市の4者協議についても、「どこまで行っても平行線」と素っ気ない。

 足元の松山でも、分水不要論が出ている。市民団体などが、市の予測「4万8000トン」は過剰で、必要量は半分以下の1万7000トン〜2万1700トンとする試算を発表し、「渇水時以外に必要ない水を毎年買い続けるのは無駄」と指摘する。市は「綿密な計算によるもの。市民団体のデータは節水時の水使用量で算出し、上水道未整備地域を切り捨てている」と逆に批判する。

 市民からは「350〜420億円と試算する分水事業費の内訳が公表されていない。本当は500億円ぐらいでは」といぶかる声も上がる中、出雲屋女将の松友さんは「きちんと議論し、これからの松山を支える人たちのために知恵を絞って」と望む。

      ◎

 11年ぶりに新市長を迎える県都の課題を、2回に分けて報告する。

(2010年11月19日 読売新聞)

918チバQ:2010/11/27(土) 23:18:31
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/ehime/feature/matuyama1290088731688_02/news/20101119-OYT8T01234.htm
<下>坂雲ブーム後に不安


観光の拠点施設として建てられた坂の上の雲ミュージアム(松山市一番町で)  壁一面にテレビドラマのポスターが並び、テラスには「坂の上の雲のまち」と書かれたのぼり。松山市大街道の松山城ロープウエー駅舎は、「坂の上の雲」一色だ。特設の「スペシャルドラマ館」では撮影風景の映像やドラマの短縮映像が流される。

 市が10年前から進めてきた「坂の上の雲」の街づくり。明治の松山などを舞台にした、司馬遼太郎のベストセラー小説の舞台であることを前面に打ち出し、2007年に30億円をかけた中核施設「坂の上の雲ミュージアム」がオープン。ロープウエー街の電線地中化や、道後温泉本館前の歩行者天国化などを進めた上で、職員自ら作成した観光プランを旅行会社などに売り込んできた。

 松山市内を訪れる観光客数は約500万人で推移。しかし、小説がテレビドラマ化されると急増し、昨年は525万人を記録した。しかし、市の担当者は正直な思いを吐露する。「ドラマの放映が終了する再来年以降はどうなるか」。

    ■   □    

 松山市が05年度に東京と札幌で、松山にゆかりのある場所や人物などについて知名度を調べたところ、「道後温泉」が圧倒的だった。市の担当者は「松山にとって道後温泉が集客の中心であることは間違いない」と認める。しかし、「坂雲」の盛り上がりとは裏腹に、昨年の道後温泉の宿泊者数は76万9000人で、平成に入ってから最低だった。

 市は「団体旅行から個人旅行へという観光スタイルの変化に対応しきれていない部分はある」と説明する。

 集客の中心施設・道後温泉本館(重文)の老朽化も、関係者の頭痛の種だ。築116年。土台のコンクリート劣化が進み、シロアリ被害も深刻という。所有・管理する市は02年に全面改修を決定。11年かけて工事を行う計画案もまとまったが、その後は事実上の放置状態で、20億円と試算される改修費に二の足を踏む。道後温泉旅館協同組合が抱く思いはもっと複雑だ。「坂雲ブームが去った後、温泉まで長期改修中という事態は考えるだけで恐ろしい」。

    □   ■    

 市が4年前に作成した観光振興計画。表紙には「いで湯と城と文学のまち」と従来のイメージが踊るが、この計画のポイントは「雰囲気づくり」。観光客にとって街で出会う市民のもてなしが大事と、市民の観光ボランティアガイド養成や、タクシー運転手の接客研修、大学生が観光計画を立てて修学旅行生を案内する旅行プランを県外の高校に提案するなどのソフト施策に力を入れているという。

 このほか、「食づくり」として、正岡子規が好んで食したというちらしずし「松山鮓(ずし)」を市内の飲食店で扱ってもらうよう働きかけるといった試みにも取り組んでいる。

 市の担当者は「口コミで広がる評判によって旅行先を選ぶ人が多い。小さな取り組みでも、街に良い印象を持ってもらえれば、将来の観光客誘致につながる」と語気を強める。

(この連載は原典子が担当しました)

(2010年11月20日 読売新聞)

919チバQ:2010/11/27(土) 23:19:54
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/ehime/feature/matuyama1289832304032_02/news/20101115-OYT8T01123.htm
えひめの針路 知事選2010
<上>予算削減「もはや限界」
県債残高1兆円近く 施策存廃 柔軟さ必要
 眼下に瀬戸内海を望む全長515メートルの真新しい橋上で、加戸知事はすがすがしい表情を見せた。上島町の生名島と佐島を結ぶ「生名橋」。9月8日、橋中央のボルトを締め、橋脚をつないだ。開通は来年2月だ。

 この2島と弓削、岩城両島を3本の橋でつなぐ「上島架橋構想」は、加戸知事悲願の事業。2本目の生名橋の総事業費は77億円、うち県負担分が28億円に上る。しかし、県の担当者は「財政難の中、絞りに絞った費用」という。予算のスリム化によって姿を現したのは、両側〈1・5車線〉という苦肉の策の道路だった。

 残る1本の岩城島と生名島を結ぶ岩城橋は、工事に必要な調査さえない。「上島架橋推進協議会」委員で、岩城島に住む倉本睦男さん(70)は、「次の知事に完成させてほしい」との加戸知事の言葉を聞き、「任期中に調査費だけでも計上してほしかった。結局、後回しか」と複雑な思いにとらわれた。



 加戸知事にとって「最大の悩みの種」であり続けた財政難。90年代初めから、南予を中心に整備が遅れていた道路や公共施設の建設につぎ込み、94年度の投資的経費は現在の2倍以上にあたる2996億円に上った。

 結果、借金も膨らんだ。小泉内閣が進めた三位一体改革による地方交付税削減も大きく響き、06年度から4年にわたる「県財政構造改革」では、職員の給与減額をはじめ、地方局の再編や病院など指定管理者制度導入、県民文化会館(松山市)の命名権販売などあれこれと手を打ち、09年度までで約1400億円を削減したという。

 しかし、県税収入の減少や高齢化による社会保障費の増加で、県債残高は増える一方で、1兆円目前。県民1人あたりの借金は69万円だ。12年度には“倒産状態”を表す財政再生団体へ転落の恐れもある。県の担当者は「削れるところはもうない」とお手上げ状態だ。



 危機的状況の中、県は01年、事業の見直しなどのため、施策・事務事業ごとの庁内評価を開始。07年には大学教授やNPO代表者など5人による外部評価委員会が設置され、今年度から7人となった。

 委員を務める倉沢生雄・松山大法学部准教授(行政法)によると、会合は「政府の『事業仕分け』のような徹底的な追及はなく、意見を提出する程度」という。「委員が『見直したらどうか』と言っても、各部署が施策への熱意を語って事業の正当化で終わり、質疑がかみ合わないことも」と苦笑し、「従来の施策に固執せずにもっと柔軟に」と改革の余地を指摘する。

 県行政システム改革課も評価が毎年全部局対象になっておらず、委員が選んだ3部局ずつのみという状況に、「『今年回ってきたから来年はない』と気が緩むことも否めない」とし、評価の回数を増やす意向だ。

 「新年度予算編成を次期知事に委ねるため、途中退任する」との配慮を見せた加戸知事。新知事は12月にいきなり手腕を試される。

(浅野友美)

(2010年11月16日 読売新聞)

920チバQ:2010/11/27(土) 23:20:19
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/ehime/feature/matuyama1289832304032_02/news/20101116-OYT8T01045.htm
<中>ダム建設「国に意見を」
生活再建、地域振興 いらだつ住民

山鳥坂ダムの建設予定地。建設の是非を巡り、国や県などによる議論が近く始まる(大洲市肱川町山鳥坂で)  渓谷が色づいた10月22日夜の大洲市肱川町。建設が凍結されている山鳥坂ダムを巡り、自治会・地権者の集会が開かれた。住民とともに顔をそろえたのは、事業主体の国土交通省の職員のほか、周辺整備を担当する県の職員だ。

 過去幾度も氾濫(はんらん)を繰り返してきた肱川の治水のあり方をはじめ、移転する住民の生活再建や地域振興など、住民にとって国に早急な結論を出してほしいと願う課題がある。自治会の冨永清光会長(66)は、発言の少ない県職員に目を向け、いらだちを隠せなかった。「もっと国に意見してくれてもええじゃろが」。

     ◇

 国が2004年に策定した肱川水系河川整備計画で、山鳥坂ダムはその柱の一つ。加戸知事が実施に同意した。国はこれまで総事業費850億円のうち、184億円を執行。うち県が39億円を負担している。

 昨年10月に全国の国直轄ダム建設の凍結が打ち出されたが、後に、ダムごとに地方整備局や自治体などによる「検討の場」を設け、建設の是非などについて話し合うことになった。山鳥坂ダムについては、知事選後にも検討の場が四国地方整備局によって設置されることになっている。

 この検討の場について、県の担当者は「テーブルにつけば、県として意見は述べるだろうが、検討の場がどれほどの権限を持つのか不透明な部分は多い。やはり、国が事業主体だけに、県としては国の出方を待たざるを得ない」ととまどいの表情を見せ、積極的な動きを見せることに躊躇(ちゅうちょ)する。

     ◇

 国が実施している高速道路の土日祝日上限1000円制と無料化社会実験。JR四国(高松市)は、こうした施策が一因となり、今年9月中間連結決算の営業収益が「過去最低」になったと発表した。また、愛媛と他県を結ぶ2社2航路が姿を消すなどの影響も出ている。

 一方で、実施の見通しが立たない高速道路の新料金案で、フェリーなど海上交通に配慮し、普通車の場合、他より1000円高い3000円とされたしまなみ海道を「生活道路」として利用する地域住民からは不満の声が漏れる。

 こうした状況に対し、なんとか改善の一手を打てないかと、県は国などと「地域交通活性化推進会議」を設置した。具体的な議論はこれからだが、県交通対策課の担当者は「県として果たせる役割を見い出していく」と言い切る。山谷清志・同志社大教授(行政学)は「国主体の施策や事業に対し、県はもはや様子見で済ませることはできない」と強調する。(岡信雄、梶原善久)

(2010年11月17日 読売新聞)

921チバQ:2010/11/27(土) 23:20:40
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/ehime/feature/matuyama1289832304032_02/news/20101117-OYT8T01165.htm
<下>耕作放棄地どう再生
補助制度利用者に不満も


耕作放棄地を再生した農地で、ブロッコリーを収穫する丹下社長(右、西条市で) リアス式海岸を見下ろす宇和島市吉田町の段々畑。ミカンの木が1本も植わっていない農地で、集落の農家が共同設置した消毒液や水散布用のスプリンクラーが回った。

 農家の高齢化によって耕作が止まった農地は、この集落の2割に及ぶ。荒れ地はイノシシの格好の餌所で、病虫害の発生にもつながるため、ミカン農家の笹岡信重さん(67)は「他の畑に悪い影響が出ないよう、廃園にも消毒液をまかないといけない」と理由を明かす。

 笹岡さん自身にも後継ぎはいない。「急斜地は立っているのがやっとできつい。もって、あと3年かな」と自嘲(じちょう)気味につぶやく。

      ◇

 愛媛の2008年農業産出額は1356億円で、中四国トップ。果実部門で全国3位、主要農畜産物のミカンでは1位と、〈農業県〉と呼ぶにふさわしい位置を占める。しかし、1980年代に8万5000戸あった農家戸数は、昨年は5万5000戸。農家の減少に伴い、耕作されない農地が年々増えている。

 農林水産省によると、「1年以上作付けせず、今後数年の間、再び耕作する意志のない」耕作放棄地は09年、県内で1万3400ヘクタールと全国ワースト4位で、耕作地(05年で約4万6000ヘクタール)の3割超に及ぶ。

 従来の農業振興策とは別に、耕作放棄地を購入・賃借するなどし、再び耕作する農家や法人に対して補助する国の支援事業に合わせ、県も昨年度から同様の制度をつくって補助金を支出。耕作地10アールにつき、放棄地の再生経費が15万円以上の場合に5万円補助され、ミカンなどのかんきつ類の場合は、10アールあたり2万5000円が支出される。

 しかし、昨年度の利用者は6市町で2農業生産法人と18農家にとどまり、予算4000万円のうち263万円しか支出されなかった。「再生事業に取り組むのは、個人農家では難しいのかもしれない」。県の担当者の歯切れも悪い。

      ◇

 西条市の建設業「丹下建設工業」は農業生産法人「だんだん村」を設立し、国と県の補助事業を活用して同市内の耕作放棄地約4ヘクタールを耕し、米や野菜を栽培。約2ヘクタールについて計200万円の補助を受けた。しかし、トラクターやコンバインなど農業資材の購入に約1400万円かかった。

 丹下喜代範社長(47)は「この補助額では放棄地再生へ参入しにくい」と不満を漏らし、「放棄地の増加は以前からわかっていたはず。もっと早く対策をとれなかったのか」と話す。一方、県の担当者は「財政的に今以上の施策を打つのは難しい」と打ち明ける。

 関税撤廃を目的とする環太平洋経済連携協定(TPP)への参加が検討され、日本の農業の先行きは不透明さを増す中、丹下社長は「食料自給率が低いままでいいのだろうか。ひ孫の代になっても、耕作地を残していかなければ」との思いを強くしている。

(奥原慎平、大北恭稔)

(2010年11月18日 読売新聞)

922チバQ:2010/11/27(土) 23:54:31
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/tokushima/news/20101126-OYT8T01022.htm
低調な信任投票の恐れ
 飯泉知事の、3選に向けて政党推薦を求めないという飯泉知事の方針は、民主党政権下で地方議会では自民党の議員が多数を占める中、幅広く支援を求めるいわゆる「県民党」を掲げる戦い方だ。ただしそれが、推薦をもらわないまでも、水面下での各党相乗りを求めるものならば、知事選への県民の関心は低下する恐れがある。

 同様の戦い方は、10月の福島県知事選であったほか、来春の統一選でも鳥取、大分両知事選で現職が「県民党」の立場。それらでは民主、自民ともに実質的に現職を支援する。しかし、徳島の場合、そう簡単にはいきそうにない。

 飯泉氏は、前回同様に自民、民主両者に推薦を求めると、相乗りに慎重な民主の推薦は得られず、自民党側に偏ることを危惧(きぐ)。県政運営を安定させようと両者のバランスを考えた。

 そこでまず、県市長会や県議会の自民党会派に根回しをして早々に推薦を取り付け、実質的な支援を受ける準備を整えた。しかし、自民党系の議員からは「他に候補者がいないから」「出馬を反対する理由がないだけ」などと消極的支援であることをうかがわせる言葉が漏れ聞こえる。

 一方、民主党県連内には、知事のバランス感覚を評価する声があるものの、県連が推薦した前知事を押しのけて初当選した経緯や、県職員の給与カット問題が引っかかり、「応援する義理はない」(県連幹部)と支援には後ろ向きだ。

 飯泉氏は「本当の意味でわだかまりをなくす」として、政党色をなくして選挙戦に臨む意向だが、それが実質的な各党相乗りを求める「県民党」ならば、投票率低下を招き、低調な信任投票になりそうだ。

 2期目の施策の効果を徹底的に分析し、沈滞した県政を3期目でどうやって浮上させるのか。飯泉氏は、その具体策を県民に示さねばならない。(上田真央)

(2010年11月27日 読売新聞)

923チバQ:2010/11/28(日) 00:02:26
http://mytown.asahi.com/kochi/news.php?k_id=40000001011270002
収賄容疑 奈半利町議を逮捕
2010年11月27日


 県警は26日、中芸地区4町村が共同で進めるインターネットの高速通信網整備事業にからみ、入札の指名業者を奈半利町職員から聞き出して教えた見返りに、津野町内の電気通信工事会社長(47)から現金100万円を受け取ったとして、奈半利町議の寺村真吾容疑者(52)を収賄容疑で逮捕し、発表した。この社長からは贈賄容疑で、50代の町職員からは地方公務員法(守秘義務)違反の疑いで事情を聴いている。


 捜査2課によると、寺村容疑者は1月末、田野町を除く中芸地区4町村が推進する「情報通信基盤整備事業」(事業総額約20億円)の本体設計工事の入札にからみ、電気通信工事会社長から依頼を受け、非公開の指名業者名を奈半利町職員から聞き出して社長に電話で伝達。2月末、社長から謝礼として現金100万円を奈半利町内の飲食店で受け取った疑いがある。


 同課などによると、贈賄側の会社は6月に入札があった本体工事を約4億9200万円で落札した大手電気工事業者の下請けに入っている。


 寺村容疑者は建設会社員などを経て、2007年の統一地方選で奈半利町議に初当選。現在は地域振興常任委員長を務めている。同容疑者は、携帯電話で一人暮らし高齢者の安否を確認する「見回りシステム」サービスを手がけるNPO法人「奈半利ワークWEB」の理事長を今秋まで務めていた。

924チバQ:2010/11/30(火) 00:05:11
http://mytown.asahi.com/ehime/news.php?k_id=39000001011290001
松山市長に野志氏
2010年11月29日


当選確実の報を受け、支持者に頭を下げる野志克仁氏=28日午後10時45分、松山市内のホテル

◇継承の訴え実る


県と県都の新リーダーが、同時に誕生した。28日投開票された知事選は、無所属新顔の中村時広氏(50) が、共産新顔の田中克彦氏(43) 、無所属新顔の小松正幸氏(69) を破り、初当選を決めた。同日投開票の松山市長選は、無所属新顔の野志克仁氏(43) が、無所属新顔の国元雅弘氏(63) 、共産新顔の西本敏氏(57) 、無所属新顔の帽子敏信氏(57) 、無所属新顔の菊池伸英氏(46) を破って初当選した。知事選の当日有権者数は118万8671人で投票率は49・17%(前回43・12%) 。松山市長選の当日有権者数は41万6290人、投票率は53・96%(同30・11%) だった。



◇帽子氏ら4氏突き放す



中村前市長の知事選出馬を受けた松山市長選は、1975年以来35年ぶりに新顔同士が争った。西条市の県営黒瀬ダムからの松山分水問題が最大の争点となったが、分水計画の推進を主張した野志氏が、元民放アナウンサーとしての高い知名度を生かして他の4候補を突き放した。


 午後10時前、松山市内のホテルの特設会場に姿を見せた野志氏は、支持者らと握手を交わして、初当選の喜びをかみしめた。野志氏は、「県には、言うべきことは言い、手を携えるところは携えたい。行政経験がない分、固定観念にとらわれない発想ができる」 とあいさつ。分水問題については「誠意を持って交渉したい」 と述べた。


その後、知事選の当選を確実にした中村氏も会場入り。中村氏は、「松山市のニューリーダーが誕生した。選挙で松山市民が改革の継承・発展を期待した結果。全力で松山のために頑張ってもらいたい」 と祝福した。


野志氏は中村氏から市長選への出馬を打診され、10月上旬に立候補を表明。分水問題については、他候補が再検証や中止を主張するなか、推進の立場を強調した。


市長選は、候補者選定をめぐり自民系勢力が3分裂する構図となった。野志氏は元自民会派の市議が参加する市議会最大会派「松山維新の会」 の全面的な支援を得た。知事選に出馬した中村氏も、たびたび応援に駆けつけるなど積極的に野志氏を支援した。

925チバQ:2010/12/01(水) 00:41:57
http://mainichi.jp/area/ehime/news/20101130ddlk38010692000c.html
えひめリポート:知事・松山市長同日選 自民に大きな亀裂 /愛媛
 ◇「再生シナリオ」崩壊
 新知事に前松山市長の中村時広氏(50)、新松山市長に元民放アナの野志克仁氏(43)が選ばれた知事・松山市長の同日選。候補選定時からがっちりとタッグを組んだ両氏が、それぞれ他候補を大きく引き離して当選したことは、これまで県市ともに優位を保ってきた自民の影響力や、松山市の懸案となっている水問題の行方に、変化を生むことになりそうだ。【栗田亨、中村敦茂、高谷均】

 4月の市議選で公認17人が全員当選し最大会派を形成していた自民。しかし市長選では、会派を離脱して「松山維新の会」(5月結成)に参加した市議9人が野志氏を支援。自民内での候補一本化調整に反発した前市議の菊池伸英氏(46)も離党して出馬し、勢力は三分された。

 自民市議が「市長選で勝てば、なびく政党や戻ってくる企業団体もある」と描いていた強気の再生シナリオは、県連推薦候補の前県議、帽子敏信氏(57)の大敗で、もろくも崩れた。自民県議は「知事選で推薦する中村氏と市長選で戦うということは、有権者にはわかりくにかった。『維新』を作って自民党の票を割れさせた中村氏の作戦勝ちだ」と敗因を語り、悔やむ。自民県連の清家俊蔵幹事長は「けじめをつける」と、進退にも言及して立て直しを目指すが、生じた亀裂は大きい。

 「維新」の市議らは参院選では自民候補を応援したが、野志氏応援を巡って除名処分を受け、「感情的な問題が起きた」「次の選挙の応援は、その時にならないと分からない」との声が上がる。菊池氏の支持者にも「強引な一本化調整」と不満がくすぶり続け、来春の県議選や次期衆院選での勢力再結集の道筋は見えない。「自民は自分で自分の首を締めている」。維新の市議からは、こんな指摘も聞かれた。

  ◇

 ◇西条市反対の中、分水可能性模索−−野志氏
 中村氏は、市長時代に県営黒瀬ダム(西条市)の松山分水を唱え、野志氏はそれを引き継ぐ。ともに「西条の水を守るのが大前提」とは言うものの、分水案に積極的。今秋始まった県や西条、新居浜市との4者協議会で、分水案を探る考えだ。

 29日、野志氏は最初に取り組むこととして西条市へのあいさつを挙げたが、西条市の伊藤宏太郎市長は分水に応じない従来の姿勢を強調し、「(西条市に)来るのは勝手だが、もっとやることがあるのではないか」と冷や水を浴びせた。

 西条市の有権者の視線も厳しい。知事選で圧勝した中村氏だが、県内20市町で唯一西条市だけは、分水に反対する他の2氏と得票が拮抗(きっこう)し、分水推進への反感が如実に表れた。現状では、西条市が分水に応じる見込みはほとんどないが、中村氏は「どんな問題でも最初は反対があり、対話で変わっていく余地はある。市民にできるだけ丁寧に正確に伝えることが大事」と語り、分水の可能性を模索する考えを示した。

  ◇

 ◇「水問題」重視は有権者の1割弱
 毎日新聞は28日、投票を終えた人に、松山市内で市長選を中心にアンケートを実施した。

 重視したことで最多だったのは「人柄」で全体の4分の1。「中村市政継承の是非」を挙げた人が2割弱だった。論戦の中心テーマとなった「水問題」を挙げた人は全体の1割に届かず、「景気雇用対策」を挙げた人の方が1割強で多かった。

 支持政党別では、自民支持層の投票先は、野志氏と帽子氏が各約4割で拮抗。菊池氏も約2割を取り込み、自民系が3分裂した戦いを裏付ける結果となった。野志氏は、民主支持層では7割近く、自主投票だった公明の支持層でも最多の支持を得ていた。全体の約4割を占めた無党派層では約半数が野志氏。残りを帽子、菊池氏がほぼ二分していた。

 また、知事選で中村氏を選んだ人の6割近くは後継候補の野志氏を選んだが、帽子、菊池両氏も各2割程度の支持を集めていた。

926チバQ:2010/12/01(水) 23:56:02
http://www.asahi.com/politics/update/1201/OSK201012010014.html
職員ボーナス削減「可決」なのに議員分は「否決」 丸亀2010年12月1日9時32分
. 市長や市職員のボーナスなどの引き下げに賛成する一方で、議員自らのボーナス削減案は否決――。こんなことが30日に開会した香川県丸亀市の12月定例市議会であった。

 市はボーナスについて、一般職は1人平均7万7999円、市長は17万4780円をそれぞれ削減することなどを盛り込んだ給与条例改正案を提案。これに対し、倉本清一議員(市民クラブ)が「不景気の下、議員が減額しないで市民の理解は得られない」として、議員1人平均8万5687円を減額する修正案を提出した。しかし、賛成6人、反対21人で修正案は否決され、市の原案が可決した。

 倉本議員は「市民の常識が通じない。多数派の横暴だ」としている。一方、反対に回った議員たちは「議会の定数を減らすなど財政改革に協力している」「ボーナスは生活給だ」などと説明したが、「来年の統一地方選で選挙があったら反対できなかっただろう」という議員もいた。

 この日は議員定数を2013年から3人減の27人にする条例改正案や、総額17億7500万円の一般会計補正予算案など30議案が提案された。会期は17日まで。
.

927チバQ:2010/12/02(木) 21:59:14
http://mainichi.jp/area/hiroshima/news/20101202ddlk34040512000c.html
公職選挙法違反:有権者に洗剤セット 竹原市議を容疑で逮捕−−県警 /広島
 投票取りまとめなどの見返りに洗剤セットを有権者に手渡したとして、県警捜査2課などは1日、竹原市下野町、同市議、宗政信之容疑者(69)を公職選挙法違反(事後買収)容疑で逮捕した。

 逮捕容疑は、11月16〜21日、同市議選(同14日投開票)で票の取りまとめなど選挙運動をした報酬として、有権者約20人に対し、洗剤セット1箱(二千数百円相当)をそれぞれ手渡した、とされる。

 同市議会事務局によると、宗政容疑者は98年に市議初当選。3期11年務め、副議長などを歴任した。09年12月の同市長選出馬(落選)に伴い自動失職。先月の市議選で当選し、返り咲きを果たしていた。市議会事務局は「選挙が終わったばかりで議会人事も固まっておらず、今後の対応が定まっていない」としている。【中里顕、北浦静香】

928チバQ:2010/12/02(木) 22:04:43
>>120
09年3月の補選
届出順 党派 候補者名 得票
1 自民党 松野利夫 10,357
2 民主党 河北洋子 11,110 当選

http://mainichi.jp/area/yamaguchi/news/20101202ddlk35010520000c.html
選挙:県議選・柳井市選挙区 松野氏、無所属出馬へ /山口
 元柳井市議の松野利夫氏(54)が1日、来春の県議選柳井市区(定数1)に無所属で出馬することを表明した。松野氏は自民党柳井支部長だったが、10月の大畠支部との合同党員投票で、星出拓也氏(30)に敗れ、党県連は星出氏を公認した。松野氏は11月2日付で支部長を辞任している。

 松野氏は、県が柳井市などに対する水道料への補助を10年度で打ち切ることを表明した問題などを挙げ、市の閉塞(へいそく)感などを打破したいと語った。

 同選挙区には、民主党現職の河北洋子氏(53)が党公認を得ており、三つどもえの争いとなる公算が大きくなった。【小中真樹雄】

929山口新聞男:2010/12/02(木) 23:56:26
松野が3500票くらい食ってくれれば、河北奇跡の再選もありえるんだが
そこまで上手くはいかないかな

930チバQ:2010/12/03(金) 22:27:50
http://mytown.asahi.com/shimane/news.php?k_id=33000001012030003
解散を求める会、政争終止符申し入れ
2010年12月03日


9192人の署名を前に黒田充議長(奥左)に申し入れをする高橋幸男会長(同右)=斐川町議会議長室

◆斐川町議長は歓迎◆


 「斐川町議会の解散を求める会」の高橋幸男会長は2日、黒田充議長に対し解散請求(リコール)運動の終結を伝えた上で、政争に終止符を打つよう申し入れた。黒田議長も運動の中止を歓迎し、町内融和に努めることを約束した。


 高橋会長ら会の代表7人が議長室に黒田議長と平野節子副議長を訪ねた。テーブルの上には9192人分の署名簿が積み上げられた。


 高橋会長は「町民の議会に対する強い憤りの表れだ」と署名運動を振り返り、「議会が最後の最後に民意を尊重したので、町民に納得しない部分はあるが(矛を)収めたい。それよりも合併に向け、良いまちづくりのためにエネルギーを使いたい。議会も町民に求められるような議会になってほしい」と要望した。


 黒田議長は「合併が決まった以上、議会も町民も一丸となって良い合併に向けてエネルギーを費やすべきだ。十年来の政争でお互いに言い分はあろうが、わだかまりを捨てて前向きにやっていきたい」と応じた。


 高橋会長らは勝部勝明町長にも町民の合併に対する不安解消に努めることなどを要望し、町選挙管理委員会の片山量三委員長にリコール運動の中止を正式に報告した。(岡田和彦)

931山口新聞男:2010/12/05(日) 04:22:00
民主・無所属の現職は安定しているので、自民独占のハードルはかなり高そう
むしろ共産が浮上して複数落選の方がありえる
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選挙:県議選 岸参院議員元秘書、吉田氏が出馬表明
http://mainichi.jp/area/yamaguchi/news/20101204ddlk35010386000c.html
 岸信夫参院議員の元秘書、吉田充宏氏(32)が3日、県庁で記者会見し、来春の県議選山口市区(定数6)に
立候補することを表明した。
 吉田氏は「民主党政権になってから地域の閉鎖感が強まった。子育て世代を支える仕組みを作っていきたい」
と述べた。1日付で秘書を辞職し、自民党山口支部に公認申請したという。同市区には自民党の現職4人、民主
党の同1人、無所属の同1人に加え、共産新人1人が立候補の準備を進めている。

932チバQ:2010/12/08(水) 22:28:02
>>892
http://mainichi.jp/area/ehime/news/20101208ddlk38010573000c.html
選挙:松山市長選 自民党県連、野志氏応援で横田県議除名 /愛媛
 自民党県連は7日、松山市長選で県連推薦候補だった帽子敏信氏でなく、当選した野志克仁氏=民主支部支持など=を応援したとして、横田弘之県議(松山市・上浮穴郡選出)を除名処分とした。同日開いた県連党紀委員会で決めた。除名により、県議会の自民党会派は30人になった。

 毎日新聞の取材に、自民県連の清家俊蔵幹事長は「野志氏の事務所開きに出席しており、相手候補の応援にあたる」と説明。一方、横田県議は「事務所開きには参加したが、除名処分にあたるほどの行為ではなく、理不尽な決定」と強く反発している。当面は無所属で議員活動を続けるという。【中村敦茂】

933チバQ:2010/12/13(月) 00:06:18
http://hochi.yomiuri.co.jp/topics/news/20101212-OHT1T00043.htm
原田大二郎に2012年夏の山口県知事選出馬プラン


山口県知事選出馬プランを熱く語った原田大二郎 今夏の参院選山口選挙区に民主党公認で出馬し、落選した俳優の原田大二郎(66)が、出身地の山口県知事選に出馬するプランを持っていることが11日、分かった。4選を果たしている現職の二井関成知事(67)の任期満了なら、同知事選は2012年の夏に行われる。スポーツ報知の取材に応じた原田は「知事選に出ようと思っている。ふるさとの役に立つ政治家になりたい」と熱く語った。

 政治への志は、少しも衰えていなかった。「ふるさとの役に立つ政治家になりたいんだよね。それには国会議員になるよりも、県知事になることだと思う」。原田が2歳のころから住み、18歳までの青春を過ごした山口県で、知事選に出馬する意思があることを明かした。

 新人として出馬した今年7月の参院選山口選挙区(改選数1)では、獲得票数25万6562票で、自民党の岸信夫氏に約16万4000票差を付けられ惨敗。落選の弁では「本気で山口を変えていきたい。自分の中ではこれが始まり。今後? 議員を目指します」と再び国政を目指すことを明言。住まいも同県光市に移して活動する中、再来年の2012年に任期満了となる山口県知事選にターゲットを変更した。

 5月からの選挙活動でくまなく回った県内で、心を痛めた。高齢化が進む農業従事者に後継者がおらず、瀬戸内の工業地帯も元気がない。若者たちが郷土に誇りを持たないムードを感じ、「何をやってもダメだと疲れている」と危機感を抱いたという。

 落選も糧にする。「あのままもし当選してても、どこまで使い物になったか。5月を境に政治目線でモノを見るようになった。寝ても起きても政治活動だよね」と日々勉強と強調。「デフレからの脱却が一番の課題。問題点は見えてきている」。落選後、志を同じくする元首長や地元企業家、同窓生などの人脈で県政についてのミニ集会を地道に重ねている。

 もっとも民主党の推薦が現段階であるわけではなく、正式な出馬表明に至るまでには超えるべきハードルも多い。また、自民党の地盤が強固な「保守王国」山口県では、県議会の現勢力も自民27人に対し、民主7人と圧倒的に弱い状況だ。

 だが、原田は「本気、本気です。この志を県民のみなさんが分かってくだされば(票を)入れてくれると思う」。時折涙をにじませながら、「たくさんの志高い政治家と話せたことが、この5月からのオレの収穫。どの党にも、ふるさとを何とかしたいと思ってる人たちはいる。キャッチフレーズは『山口県をあきらめない』。“ふるさ党”ですよ」と悲壮な覚悟を示した。

 ◆原田 大二郎(はらだ・だいじろう)本名同じ。1944年4月5日、神奈川県横浜市生まれ。66歳。2歳から山口県で暮らす。67年に明治大学法学部卒業後、劇団文学座に入座。70年、映画「裸の十九才」でデビュー。テレビドラマや舞台を中心に活動し、「天才・たけしの元気が出るテレビ!!」などでバラエティータレントとしても活躍。今年7月の参院選で山口県選挙区に民主党公認、国民新党推薦で立候補したが、落選。現在は山口県光市在住。明治大学特別招聘教授も務めている。

 ◆どんどん露出を 俳優業解禁 〇…落選直後は俳優業封印の意向を明かしていた原田だが、12日から俳優業に復帰することが分かった。テレビ朝日系サスペンスドラマ「土曜ワイド劇場」の人気シリーズで女優・沢口靖子(45)主演「西村京太郎サスペンス 鉄道捜査官パート12」(来春放送予定)のロケに入る。「やらない方がいいと思ってたけど、民主党本部は『どんどんテレビ出てください』だって」と“勘違い”に苦笑い。殺される役で「地味なスタートですけど。俳優でも温泉巡りでも何でもやりますよ」と芸能活動も並行して行うという。

934山口新聞男:2010/12/14(火) 01:48:59
>>933
決めるなら早いほうがいい、最低でも1年の活動期間が必要だ
次回知事選は新人同士になる可能性が高いので、民主も旗幟をはっきりさせやすい

935チバQ:2010/12/18(土) 00:05:13
http://mytown.asahi.com/tokushima/news.php?k_id=37000001012150001
2011 知事選 (上)対抗馬封じ 
2010年12月15日




 ●「早く」迫る


 「そんな早(はよ)う早うと言われても……」。徳島市の市長応接室で、原秀樹市長は目の前の来客にせがまれ、戸惑っていた。


 市長会をリードして、知事を推薦してくれないか――。迫ったのは、里見光一郎・副知事だった。参院選が終わった7月下旬から、他の会合で顔を合わせた時も含め、2度3度と原市長に推薦を求めた。「前回と同じ10月でいいじゃないか」と渋ったが、里見副知事からは「もっと早くしてほしい」と頼まれた。


 原市長は態度を決めかねていた。「他にどんな候補がでるかわからない。すぐに推薦するわけにはいかない」


 市と県との間には新町西地区の再開発という火種がくすぶり、すんなり承諾できない事情もあった。総事業費約186億円をかけて音楽・芸術ホールやマンションを建設しようとする再開発計画は2年前、県が同意せずストップした。対立する飯泉嘉門知事と原市長の言い争いは、ニュースでも放映された。


 県内第2の市、阿南市も火種はあった。市が来年度から建設を始めるごみ処理場。市の再三の要請にも、予定地の県有地の売却をめぐり、県との交渉がなかなか進まない。
 9月8日の阿南市議会。「市長は飯泉知事を推薦する意思はあるのか」。答弁に立った岩浅嘉仁市長は「県市協調でいく」と推薦に前向きな姿勢を示した。その3週間後の県議会で、「速やかに売却を完了させる」と県土整備部長が答弁した。


 岩浅市長は「市にとってはぎりぎりのタイミングだった」、知事側は「通常の行政手続き」という。市議会には知事選に対する市長の態度と土地の売却問題がからんでいると、疑心暗鬼になる議員は少なくなかった。市議会で市長に推薦の意向を詰め寄った市議は「県がノーと言えば、市が進めたい事業も立ちゆかなくなる。市は足元を見られている」。


 ●全市町村長、一致


 この2人を含む市長8人がそろった10月5日の市長会。来春の知事選に向け、県内全16町村長は飯泉知事に推薦状を提出済みで、県内首長で態度を保留しているのは8市長だけになっていた。


 定例の会議後、別室に移って30分ほど話し、全員による推薦を決めた。それを聞いた市長会の事務局長は驚いた。8月に、各市長の意見がほとんどまとまらず、推薦を見送っていたからだ。


 岩浅市長は「売却問題と推薦は無関係」という。原市長は「もう他にいない。あらゆることは、県と市で一緒にやっていくしかない」。


 すべての市町村長の推薦が出そろい飯泉後援会の幹部は言う。「『飯泉へ』という大きな流れをつくることで、対抗馬を立てにくい状況をつくりたいという狙いはあった」


 推薦要請は首長だけにどまらない。7月にJA農政協議会が早々と立候補要請をすると、先を競うように推薦や要請が相次いだ。知事の立候補表明までに集まったのは約70。4年前の選挙の倍だ。


 ある団体の関係者は「立候補要請をしてほしい」と知事側から頼まれて驚いた。「後援会に持って行くと言ったら、直接知事に手渡してほしいって言われて、こんなのは初めて」


 ●労組も軟化


 組合員約3700人の県職員連合労働組合は前回知事選で飯泉知事を推薦した。だが、当選した8カ月後に給与カット。「裏切られた」と見る組合員もいる。今年10月の定期大会で森本佳広・執行委員長は「給与カットが続く以上、すんなりとは推薦できません」とあいさつした。


 ところが、11月17日の労使交渉。現在のカット率8%(課長補佐級以下)を3%以内にしなければ、ストライキも辞さないと腹に決めて臨んだが、知事側の回答は、それを下回る2・5%。「おっ」。予想以上の回答に組合側からは声が漏れた。


 給与カットを断行されたショックは着実に薄れている。


   ◇  ◇  


 飯泉知事が立候補を表明した11月議会は14日閉会した。19日には政治資金パーティーも予定し、知事選に向けた動きは加速しそうだ。過去2度の選挙は自民党や公明党からの推薦を受けて当選した飯泉知事は、3期目を目指し政党に対して推薦を依頼せず「自然体でいく」と宣言。だが、その裏にはしたたかな戦略があった。表明までの着々と築かれたレールを追う。

936チバQ:2010/12/18(土) 00:05:44
http://mytown.asahi.com/tokushima/news.php?k_id=37000361012160001
2011 知事選(中) 相乗り
2010年12月16日





民主系会派「新風・民主クラブ」から推薦を受け、会派の議員と握手を交わす飯泉知事(中央)=県庁

 「晴れ舞台」の本会議で質問を終えた自民系県議は、傍聴に訪れた支持者たちと、議会棟の玄関で握手を交わす。隣に立って見送るのは飯泉嘉門知事。時には記念撮影にも応じる。開会中の県議会では恒例の風景だ。


 自民系県議にとって「わが知事」という思いがある。2003年、非自民が推薦した大田正知事(当時)を不信任決議で失職に追い込んだ後、出直し知事選で大田氏の対抗馬として担ぎ出し、初当選させる原動力となった。2期目の選挙で飯泉知事は民主や社民にも推薦を要請。だが、支えたのは自民と公明だった。


●「推薦依頼せず」


 そんな知事が11月26日の立候補表明後、報道陣に語った。自民も含め「今回は政党に推薦をお願いしない」。


 その約1カ月前の10月中旬、議長室で自民系3会派の幹部が数度集まった。3会派あわせて出馬要請をしてほしいとの、知事側からの働きかけがあった。40人の県議のうち、3会派の議員を合わせると約7割にあたる27人となる。最後の話し合いで出馬要請は決まり、飯泉後援会の会長が同席して礼を述べた。


 議員の中には、前回知事選と同じように「立候補を表明してから推薦すればいい」という意見もあれば、「民主系会派に先を越されるかも知れない」と懸念する声もあった。知事選と県議選の投開票日が同じであるため、「自分の選挙のためには、知事の与党だとアピールする方がいい」という声もあったという。


 「国会では野党でも、県議会では与党。飯泉知事を支えるのは我々だ」と藤田豊県議会議長。「市町村長と県議会。政党に推薦を依頼しなくても、この二つを味方につけることが最大のカギだった」と知事側の関係者は言う。


●知事選に触れず


 立候補表明から9日後の12月5日。徳島市の建設センターで、飯泉知事と後藤田正純・自民党県連会長は隣り合って座っていた。県と県連との意見交換は約1時間におよんだが、知事選の話題を持ち出す者は誰もいなかった。県連の幹部は「党には推薦を求めてこないという予想はしていた。野党として仕方がない」と漏らす。


 後藤田会長は、朝日新聞の取材に対し「3会派が立候補要請したことで、知事がこっちを向いているということは世間に伝わる。それで十分だ」と語った。


●参院選が節目


 一方の民主。11月23日、徳島市内のホテルの会場は、人であふれた。民主党県連主催の政治資金パーティー。壇上に上がった飯泉知事は熱っぽくマイクを握った。「政権与党として、徳島の提言をしっかりとつないでいただいている」と民主との協力関係をアピール。飯泉後援会の幹部は「参院選で流れが変わった」と明かす。


 6月24日の参院選の公示日の朝。知事側は、政権政党である民主公認候補の出陣式に出席する人員を手配していた。しかし、陣営からの出席要請はなかった。この時、飯泉後援会のある幹部は「知事選で対抗馬を出す気があるのかもしれない」と感じた。


 ところが、民主候補が敗れ、今後の対応を話し合う8月10日の幹事会後、高井美穂・県連代表(当時)は記者会見で知事選について問われ、淡々と語った。「2回目の当選以降、知事も中立化というか、べったり自民党ということもなくなりましたよね」


 民主の支持母体である連合徳島の小松義明会長も「参院選が節目だった」と振り返る。「逃げ切った」と思った選挙を落としたショックは大きく、「次の知事選に民主党から出すことは難しい」とその時、実感した。


 知事側は県議会の民主系会派「新風・民主クラブ」にも推薦を依頼。11月議会が閉会する今月14日、「私たちの思いは知事の思い」と黒川征一会長は推薦の意向を伝えた。


 「こう、手を組みませんか」という飯泉知事の提案で、会派の6人は知事を囲んでカメラに笑顔を向けた。

937チバQ:2010/12/18(土) 00:06:15
http://mytown.asahi.com/tokushima/news.php?k_id=37000001012170002
2011 知事選(下) 政治手法
2010年12月17日





すだちくんの着ぐるみを脱いで、周囲を驚かせた飯泉知事=徳島市徳島町城内

 「知事だ!」「知事だ!」


 6月、サッカーW杯南アフリカ大会で日本が決勝トーナメント進出を勝利で決めた直後、大型スクリーンで観戦していた徳島市内の会場が再び、沸いた。試合中、約300人の観客に何度も愛嬌(あいきょう)を振りまいていた県のマスコットキャラクター、すだちくんの中から、汗だくの飯泉嘉門知事が出てきたからだ。日本の勝利に興奮した若者に胴上げされたり、記念撮影を求められたりした。サプライズの発案は知事本人だった。


●高い支持率


 多くの県民と触れあうことに積極的なのは就任当初から。各地で参加者と意見交換する「しゃべり場」や「円卓会議」は、初当選した2003年にスタートした。ラフティングで激流を下ったり、とくしまマラソンで走ったり。公務のない休日は「盆と正月ぐらい」という。


 「最初はあまり知られていなかったから、顔を売るため。でも直接県民から聞いた声を生かすという政治手法を確立させていったのでしょう」と初当選から知事を支えた県の元幹部は言う。


 朝日新聞の世論調査では、07年に飯泉知事の支持率は70%で全国4位、今年6月の調査でも69%と高水準を保つ。


 立候補表明を間近に控えた11月のある日、推薦状を受け取った団体を前に、初当選した前々回の選挙の思い出を話した。個人あてに届くメールの中に『社長が飯泉にというので、私は入れ(投票し)ません』といったものがいくつもあったと冗談を交えて紹介し、「社長が右っていえば、みんな左に行っちゃう時代」「組織じゃない。一人一人との真剣勝負なんですよ」と持論を明かした。


●政権交代に即応


 今回、政党への推薦を求めない理由を「わだかまりなく多くの人に支援をしてもらいたい」と報道陣に話した飯泉知事。次は新しい選挙スタイルでやりたい。後援会の幹部に漏らすようになったのは、政権交代からまもなくだった。


 民主党が陳情や要望を党に一元化したルールは全国各地に衝撃を与えた。「自民系」知事は、反発して陳情を一切やめたり、党を無視して強行に陳情したりする中、飯泉知事はあっさりとルールに沿って徳島市内にある民主党県連へ出向いた。


 県の提言書は、高速道路の無料化や子ども手当など、民主党のマニフェストをまず掲げ、その実現に沿って、県の要望内容を並べる念の入れよう。


 政権交代前は、自民政権の首相補佐官として県の要望を受けていた山口俊一・自民党衆院議員=比例四国=は資料に目を通し、「これはないだろう」とあきれた。


●変わる県内政界


 県内の政界模様も4年間で様変わりした。07年の参院選で自民現職が敗れ、09年の衆院選でさらに2人の自民現職が席を失った。知事を支えたベテラン議員らだった。


 4年前の知事選で、野党だった民主には推薦を要請し、断られた。民主は今や与党。「もし今回、推薦を断られたら前回とは比べものにならないくらいダメージが大きい」と知事側の関係者は言う。


 徳島県と同じく、来春に知事選を控えているのは全部で13都道県。前回は自公推薦で初当選した鳥取県の平井伸治知事は、再選への立候補を表明した11月時点で、政党に推薦を求めないという意向を明かした。佐賀県知事は9月、県議会ではなく記者会見で立候補表明をした。特定会派の質問に対する表明をしないことで、自民、民主双方へ配慮したと見られている。大分県の現職知事も、過去2回は自民や公明から推薦を受けたが、今回は政党に推薦を求めない方針という。


 今月19日の飯泉知事の政治資金パーティーには、県関係の国会議員すべてに招待状を送った。幹部は言う。「特定の政党の色には染まりたくない。しかし、どの政党からも離れるわけにはいかない」


(この連載は三輪さち子が担当しました)

938チバQ:2010/12/22(水) 23:56:47
>>837>>879
選挙:県議選 長谷川氏出馬へ 倉吉市選挙区、激戦に /鳥取
 長谷川稔・前倉吉市長(63)は21日、来年4月の県議選で倉吉市選挙区(定数3)から出馬する意向を明らかにした。毎日新聞の取材に答えた。同選挙区では現職の3人が出馬表明。元県議の長谷川氏の参戦で激しい選挙戦になりそうだ。

 長谷川氏は「新政権は混迷している。社会保障など地方主権のあり方を県議会、県政として国に向けて強く要望していきたい」と述べた。市長からの転身については「県政は国政、市政より市民の関心が低い。市長の経験を踏まえ、県政の関心を高めていきたい」と説明した。

 長谷川氏は95年4月から県議を2期務め、02年4月から市長。2期目の09年11月、新斎場建設の民意を問うて出直し選を行い再選。任期満了の09年4月に退任した。【遠藤浩二】

939チバQ:2010/12/27(月) 22:41:39
http://mytown.asahi.com/shimane/news.php?k_id=33000001012270001
鞁嶋・東出雲町長が死去
2010年12月27日

 東出雲町長の鞁嶋弘明(かわしま・ひろあき)さん=1期目=が26日、胸部大動脈瘤(りゅう)破裂のため松江市内の病院で亡くなった。68歳だった。通夜と葬儀の日取りは未定。


 鞁嶋町長は隠岐の島町出身。松江北高校長や東出雲町教育長などを経て、2007年8月の町長選で初当選した。松江市との来年8月の合併に向けても尽力していた。


 公職選挙法により、町選挙管理委員会が町から通知を受けた日から50日以内に町長選が実施される。


 松江市の松浦正敬市長は「合併の成就に向け、力を合わせ取り組んでいた矢先のことで非常に残念です。ご冥福をお祈りします」とのコメントを発表した。(大久保直樹)

940チバQ:2010/12/28(火) 22:41:50
http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn201012290018.html
広島市長選、見えぬ構図 '10/12/29

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 来年4月7日の任期満了に伴う広島市長選をめぐる情勢に進展がみえない。4選を目指すとの見方が強い秋葉忠利市長(68)は態度を明らかにしていない。「打倒秋葉」を掲げる自民党系市議は候補擁立に奔走するが、めどが立たぬままの越年が濃厚だ。広島五輪構想への賛否も交錯する中、大半の政党が秋葉市長との「間合い」をつかみかねている。

 「最後には岸田さん自身が出る方法もあるのではないか」

 今月中旬、自民党広島県連の岸田文雄会長(衆院広島1区)の事務所に同党の中堅、若手市議が集まった。市長選への対応を話し合う中でそんな発言が市議から飛び出した。市長選まであと4カ月。候補を探しあぐねる党へのいら立ちがにじんだ。

 岸田氏は発言を受け流し、市議と連携し候補を探すことを確認した。会合に出た市議は「平和偏重の行政や五輪騒動の市政には経済界や市民の不満が募っており、勝負になる。今こそ党が本気で動く時だ」と注文する。

 秋葉市長が初当選した1999年以降の市長選で、自民党の推薦候補は落選を続ける。過去3回の選挙戦に共通するのが、自民党系の一部市議が別の候補を支援し、分裂選挙となった構図だ。いずれの市長選も推薦、一部支援の両候補の得票合計は、秋葉市長の得票を上回っていた。県連幹部は「一枚岩になれないのが最大の敗因」と言い切る。

 複数の自民党系市議によると、これまで地元民放関係者や前衆院議員に打診したが、断られた。市内の大学教授や経済人にも接触しているが、好感触は得られていない。あるベテラン市議は「現職は抜群の知名度がある。ただでさえ手ごわいのに、前回次点の候補まで出るとなれば大抵は尻込みする」と言う。

 前回、自民党推薦の元参院議員を上回る票を得た元市議の大原邦夫氏(61)は10月に立候補を表明した。ミニ集会や街頭演説を繰り返し、五輪構想など秋葉市政への批判のボルテージを上げる。大原氏は「市民の批判の声が多く届けられている」と手応えを語る。

 一方、民主党は菅政権の迷走もあり、全国の地方選で苦戦を強いられている。19日に南区での幹事会終了後、党県連の三谷光男代表(衆院広島5区)は独自候補を擁立するかどうか1月に判断するとした。ただ、市議選候補の擁立に苦心する現状に、市議会では「そんな力はあるのか」との声が漏れる。

 民主党の最大支持組織である連合傘下の労組幹部は「最近は強引な市政運営が目立つ」と述べ、秋葉市長への不満も示す。連合の対応について「応援を表明した前回と同じようにはいかないだろう」と話す一方で、明確な方針を打ち出せているわけではない。

 各政党の対応も定まっていない。公明党県本部は「候補者が出そろってから対応を判断したい」。共産党県委員会は「候補者を擁立するかどうかを含め、連携する市民団体と協議中」と説明する。

 社民党県連合は「候補者の状況がはっきりしておらず、判断する段階ではない」。みんなの党県広域第1支部は「県議選や市議選に全力を注ぐ。推薦も含め市長選の対応は考えていない」とする。

 広島市長選には、横浜市の執筆家荒木実氏(67)も立候補を表明している。


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