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中国・四国 地方議会・首長,政治・選挙スレ

1とはずがたり:2008/10/25(土) 14:40:47
統一地方選スレから中国・四国のネタを独立させます
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1042226470/l40
合併ネタはこちら
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1066974699/l40

1548チバQ:2012/06/13(水) 22:53:59
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120613-00000661-yom-pol
飯田氏、大阪の特別顧問辞任…山口知事選へ
読売新聞 6月13日(水)13時27分配信

 7月12日告示、同29日投開票の山口県知事選に出馬する意向を固めている大阪府市特別顧問でNPO法人環境エネルギー政策研究所長の飯田哲也氏(53)が13日、大阪市役所で開かれた府市統合本部エネルギー戦略会議で、特別顧問を一両日中に辞任することを明らかにした。

 報道陣に対して、理由を「府市の中長期のエネルギー戦略についてなすべきことができた」と説明、同知事選について「早い判断が必要だ」と述べた。

 同知事選には、元国土交通審議官の山本繁太郎氏(63)=自民、公明推薦=と、民主党の高邑勉衆院議員(38)(比例中国)がいずれも無所属で立候補する意向を表明している。

1549チバQ:2012/06/15(金) 00:18:56
http://www.yomiuri.co.jp/election/local/news/20120614-OYT1T00432.htm
多選批判の岡山知事が引退へ、秋の選挙に不出馬

 岡山県の石井正弘知事(66)(4期目)は14日、今秋予定の知事選に立候補しない意向を表明した。

 同日の県議会代表質問で進退を問われ、「行財政改革に取り組み、将来の道筋をつけられた。これを区切りに退任する」と答弁した。民主、自民、公明党などから多選批判が出ていた。

 石井氏は岡山市出身。1969年に旧建設省に入り、大臣官房審議官などを経て、96年に初当選。旧倉敷チボリ公園開発への出資などで逼迫(ひっぱく)した県財政の立て直しに尽力。道州制導入にも熱心で、今年4月には、道州制推進知事・指定都市市長連合を設立、橋下徹大阪市長と共同代表に就いた。知事の任期満了は11月11日。

 知事選にはこれまで、前県議の一井暁子氏(42)と、百貨店「天満屋」(本店・岡山市)前社長の伊原木(いばらぎ)隆太氏(45)が、ともに無所属での立候補を表明。共産党も独自候補擁立を目指している。

(2012年6月14日11時02分 読売新聞)

1550ざる進二:2012/06/15(金) 21:52:48
>>1549
別のスレッドにも書いたのですが、石井正弘岡山県知事が来年の参院選・岡山県選挙区の自民党からの擁立がささやかれているようです。

1551チバQ:2012/06/17(日) 10:34:46
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120615-00000196-mailo-l33
スコープ2012:石井知事、今期限りで退任表明 自民が参院選擁立の方針 /岡山
毎日新聞 6月15日(金)15時5分配信

 ◇財政危機脱却まで回復/夢づくりプランも順調
 石井正弘知事(66)は14日、県議会本会議で「退任の決意を表明させていただく」と述べ、今秋の知事選に立候補せず、4期目の今期限りで退任する意向を明らかにした。自民党県連は来夏の参院選に、石井知事を擁立する方針を固めた。
 代表質問で、神宝謙一氏(自民)が「4期目の任期も5カ月を切った。次期知事選への進退は」と意向をただした。石井知事は「財政は危機的状況から脱却できると見込まれるまで回復した。第3次夢づくりプランも発展のステージに向けて順調なスタートを切った。将来への道筋をつけることができた。これを区切りに退任を決意した」と述べた。
 知事選には、前県議の一井暁子氏(42)と前天満屋社長の伊原木(いばらぎ)隆太氏(45)が立候補を表明しており、16年ぶりに新人同士の選挙戦になりそうだ。【小園長治】
 ◇知事選や国政選挙… 各党の動き活発化
 自民党県連は4期16年の実績を残した石井正弘知事を来夏の参院選岡山選挙区に擁立する方針を固めて、「議席を奪還したい」と説明した。「(多選となる)知事に花道を用意した」という見方もある。一方の民主党県連は、現職の姫井由美子参院議員を公認申請しないと決め、候補者探しに着手した。解散・総選挙もささやかれる中、知事選だけでなく、国政選挙の対応も含めた各党の動きが慌ただしくなりつつある。
 自民県連は14日、県議団総会を開き、天野学県連幹事長は、参院選に石井知事を擁立することに了解を求めた。同党の谷垣禎一総裁が「行革や道州制への見識を生かしてほしい」と知事に直接会って要請したという。天野氏は「参院選は2連敗中。石井知事は最強の候補者という意見もある」と強調した。
 民主県連は今夏中に参院選候補者の決定を目指すが、姫井氏の非公認で県連内にしこりも残る。羽場頼三郎副代表は「こちらも早く候補者を決めなければいけない」と話した。【井上元宏】

6月15日朝刊

1552チバQ:2012/06/17(日) 10:35:43
http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn201206150025.html
'12/6/15
4期16年に評価や多選の是非シェアする

 石井正弘知事が4期目の今期限りでの退任を表明した14日、岡山県内の政財界関係者からは業績をたたえ、ねぎらう言葉が相次いだ。財政改革などを進めた16年の県政は一定の評価を得る半面、多選の是非に言及する声もあった。

 石井知事は1996年の就任当初から財政再建に取り組み、2008年には財政危機宣言を発して行財政改革を推進。同じく財政立て直しを図り、3期12年で今春退任した笠岡市の高木直矢前市長は共感した。「財政難の上に国の三位一体改革で苦労されたと思う。目に見えた実績は少ないけど、県政に懸ける意気込みは感じられた」とたたえた。

 10年夏には石井知事の提案で岡山・広島両県知事会議を笠岡市で実現。県境を越えて福山、井笠両地域で医療・消防行政の連携を探る動きも始まった。ローム・ワコー(笠岡市)の吉岡洋介名誉会長は「疎遠だった両県の関係を近づける突破口を開いた功績は大きい」と感謝した。

 県西部振興にも力を入れ、99年1月開業の第三セクター井原鉄道(井原市)では会長を務める。社長の滝本豊文井原市長は「鉄道運営に大変な尽力をいただいた。知事が代わっても絶大な支援をお願いしたい」と話した。

 県商工会議所連合会の岡崎彬会長も「岡山空港や水島港を、国際的な競争力を備えたインフラに育てたのは戦略的な指導力によるところが大きかった」と評価する。

 県町村会会長の重森計己吉備中央町長は「市町村合併や岡山国体、国民文化祭など多くの事業を進め、素晴らしい行政手腕だった」とする半面、「首長はあまり長く務めるものではないと思っており、ここで退かれるのは適正な判断だ」と指摘した。

1553チバQ:2012/06/17(日) 17:34:44
>>1491
http://mainichi.jp/area/hiroshima/news/20120612ddlk34040682000c.html
正木県議無免許運転:県議辞職勧告拒否 リコール組織を発足 説明会に90人 /広島
毎日新聞 2012年06月12日 地方版

 無免許運転の罪で有罪が確定し、県議会で辞職勧告を2度受けた正木篤県議(61)=安佐北区、1期目=へのリコール(解職の直接請求)を目指す住民グループが10日、同区内で発足した。

 これまで準備を進めていた「不条理を正す市民の会」が、「本格的なリコール準備を進める組織の発足を」と呼びかけた。この日あった説明会には、約90人が参加したという。

 地方自治法によると、リコールの手続きには、住民が解職請求書を県選管に提出後、県選管が告示してから2カ月以内に選挙区内有権者の3分の1(安佐北区は約4万1300人)以上の署名を集めれば、同区の有権者を対象に解職投票が実施される。過半数の同意があれば正木県議は失職する。

 グループの越智兼光事務局長(66)は「手応えは十分。町内会単位でも広げて行きたい」と話した。500人をめどにメンバーが集まれば、署名集めを始めるという。【寺岡俊】

1554チバQ:2012/06/17(日) 19:12:17
共産断念!?
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/yamaguchi/news/20120613-OYT8T01459.htm
共産などの会 候補擁立断念
 7月12日告示、同29日投開票の知事選で、共産党県委員会などで組織する「みんなの県政をつくる会」は13日、独自候補の擁立を断念したことを明らかにした。

 山口市内で開かれた会合後、福江俊喜・筆頭代表世話人が報道陣の取材に応じた。福江氏は、出馬を要請していた50歳代男性について「立候補の了解が得られなかった」とした上で、「県民に選択肢を示せずに残念。我々の努力不足だ」と述べた。今後に関して「政策が合う候補者が出れば応援したいが、自主投票もあり得る」とした。

 知事選に出馬する意向を固めているNPO法人「環境エネルギー政策研究所」所長の飯田哲也氏(53)については、「(脱原発依存という)原発に関しての政策は合うが、米軍基地や消費税増税などについての考え方がわからない」と述べるにとどめた。

 知事選ではほかに、元国土交通審議官の山本繁太郎氏(63)=自民、公明推薦=と、民主党の高邑勉衆院議員(38)(比例中国)がいずれも無所属で立候補する意向を表明している。

(2012年6月14日 読売新聞)

1555チバQ:2012/06/17(日) 19:19:14
http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn201206160035.html
議員の控室喫煙OKは1会派
 広島市議会の市民連合(9人)は15日、7月から会派控室を禁煙にすると決めた。議会棟ロビーの喫煙所が3月末に廃止されたことなどを受け、判断した。これで本庁舎を含む市役所内で喫煙できるのは最大会派の保守クラブ(21人)の控室だけになる。

 市民連合の若林新三幹事長は「控室は不特定の人が出入りする公共的な場所だ」と説明。議会棟ロビーの喫煙所の廃止を会派として支持したことや、厚生労働省が公共施設の全面禁煙を自治体に要請している経緯もあり、「喫煙する議員も含め、やめた方がいいとの声が大勢を占めた」という。

 市は2008年9月、屋外のテラスや屋上を除き本庁舎を全面禁煙化。ところが議会棟は特別扱いで、ことし3月末までロビーに喫煙所があったほか、会派控室は各会派の判断で喫煙できる。ただ、2会派以外は既に禁煙化していた。

1556チバQ:2012/06/19(火) 21:26:37
http://ubenippo.co.jp/2012/06/post-2909.html
2012年6月19日

知事選、高邑さん「俺たちの維新」思い示す
 山口市出身の民主党衆院議員(比例中国ブロック)で、近く離党・辞職して知事選(7月12日告示・29日投開票)に出馬する高邑勉さん(38)=防府市東三田尻町2丁目=は18日、県庁で会見。「俺(おれ)たちの維新−山口の夜明け」と題して、選挙戦で訴えることにしている「知事候補者としての思い」を披露した。

 会見では「マニフェストではなく、実現の可否は別にして知事になったら取り組みたいことをまとめた」と断った上で、個人の自立(教育と福祉)、地域の自立(道州制や経済、医療、エネルギー問題など)、国家の自立(国防や防災)に関する考え方を示した。
 「上関原発建設計画は凍結」と方向性を示す場面もあったが、「具体的な政策は、これから。財政課題については知事就任後に問題点を洗い出す」と話し、自身の政治スタンスを説明した。
 高邑さんのほか、元国土交通審議官の山本繁太郎さん(63)=柳井市伊保庄、自民、公明推薦=が立候補を表明。22日には、周南市出身でNPO法人・環境エネルギー政策研究所(東京都)の所長を務める飯田哲也さん(53)が出馬会見を予定している。共産党県委員会も擁立を前提に動いている。
 高邑さんが離党する民主は候補者擁立に「最後まで努力」としているが、出馬を強く働き掛けてきた飯田さんが「無所属で出馬」と要請を辞退しており、現段階では独自候補のめどが立っていない。

1557チバQ:2012/06/19(火) 21:50:40
http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn201206200019.html
政調費2803万円、使わず返還
 広島市議会(定数55)の2011年度の政務調査費で、各会派が使わずに市へ返還した額が計2803万円に上ることが19日、中国新聞の情報公開請求で分かった。前年度の約1・5倍で支給総額の14・2%に当たる。増加は昨年4月の市議選の影響とみられる。

 政調費は会派ごとに所属議員1人当たり月30万円が配分される。11年度の収支報告書によると、改選前の4月分は10会派53人(欠員2人)に1590万円、5月分以降は9会派55人に1億8150万円の計1億9740万円が支給された。

 改選後の5月以降で比較すると、返還額の最多は公明党(8人)の1180万円。支給額の44・7%を返した。公明党の渡辺好造幹事長は「月30万円の額ありきはおかしい。実費支給に変えるべきだ」と主張する。

 一方、最も少なかったのはみんなの党(1人)の3万円。共産党(3人)も6万円と、ほぼ使い切っていた。

 4月分の返還額は10会派から計728万円。支給額の45・8%に当たる。同月10日投開票の市議選を挟み、政調活動が停滞したことが一因とみられる。

 広島市議会の政調費は、領収書が全面公開された08年度分の監査請求で市議13人の計78万円が不当支出と認定された。

1558チバQ:2012/06/19(火) 22:09:13
http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn201206200009.html
山口知事選に三輪氏出馬表明
 任期満了に伴う7月12日告示の山口県知事選に、元山口県職員で医師の三輪茂之氏(53)=山口市=が19日、無所属での立候補を表明した。20日に県庁で会見する予定。

 三輪氏は取材に「厳しい県財政の中で、県民の健康や福祉が後退してはならない」と述べた。山口市出身。山口大医学部を卒業後、徳山中央病院(周南市)勤務などを経て1989年から県職員。岩国健康福祉センター所長、県健康増進課長などを務め、18日付で退職した。

 知事選には元国土交通審議官山本繁太郎氏(63)=自民、公明党推薦=と民主党衆院議員の高邑勉氏(38)=比例中国、周南市出身で環境エネルギー政策研究所(東京)所長の飯田哲也氏(53)がいずれも無所属での立候補を表明している。

1559チバQ:2012/06/22(金) 23:23:02
1784 名前:チバQ 投稿日: 2012/06/22(金) 21:13:33
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120622-00000012-mai-soci
<鞆の浦>埋め立て撤回…広島知事、福山市長に伝達へ
毎日新聞 6月22日(金)2時32分配信


拡大写真
湾を横断する架橋計画が問題となっている鞆の浦=広島県福山市で2012年4月24日、本社ヘリから宮間俊樹撮影

 瀬戸内海国立公園の景勝地・鞆(とも)の浦(広島県福山市)の埋め立て・架橋計画を巡り、同県が計画を撤回する方針を固めたことが関係者への取材で分かった。湯崎英彦知事は25日、羽田皓(あきら)・福山市長と会談し、方針を伝える。原告住民の景観利益(景観を享受する権利)を認め、着工前の工事差し止めを初めて命じる広島地裁判決を受けて県が検討してきた。判決から2年8カ月を経て歴史的景観が残される方向になった。【寺岡俊、稲生陽、豊田将志】

 埋め立て工事は知事の免許が必要で、知事はその前に国土交通相の認可を得なければならないが、県は、国に提出していた事業認可申請を取り下げる方針。1審判決を不服として控訴し、広島高裁で係争中の控訴審についても取り下げる見通し。更に架橋に代わる措置として、鞆地区の後背にある山側にトンネルを建設する案を軸に、地元と協議を進める。

 埋め立て・架橋計画を巡っては、反対する住民が埋め立て免許の差し止めを求めた訴訟で、広島地裁が09年10月、鞆の浦の景観は「国民の財産」で、県側の裁量権逸脱を理由に免許の差し止めを命じた。

 同11月に就任した湯崎知事は、鞆地区のまちづくりのあり方について計画賛成・反対双方の住民間で認識を共有するため、住民協議会を10年5月〜今年1月に計19回開催。道路や下水道の整備や防災対策、景観配慮などの要点8項目をまとめた。

 県側は▽埋め立て架橋▽海中トンネル▽山側トンネル(複数ルート)を提示し、市と実務レベルの協議を重ねた。知事と市長も3回会談したが、羽田市長は計画推進の立場を変えず、湯崎知事の判断に委ねられていた。

 ◇鞆の浦◇

 広島県福山市の沼隈半島南東に広がる鞆港と周辺海域。良港として栄え、万葉集にも詠まれた。宮崎駿監督が映画「崖の上のポニョ」の構想を練ったことでも知られる。道路が狭く、渋滞が慢性化し、歩行者が危険なため、県や市は港湾約2ヘクタールを埋め立て、湾を横切る架橋を計画。07年に反対派住民らが「景観を壊す」と埋め立て免許差し止めを求めて提訴。広島地裁は09年10月、原告の請求を認めたが、県は控訴した。

1560チバQ:2012/06/22(金) 23:57:44
>>1459>>1493
http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn201206220152.html
'12/6/22
広島市議会2会派が欧州へ

 広島市議会(定数55)の最大会派の保守クラブ(21人)と市民連合(9人)が21日、それぞれ公費による欧州への視察を各派幹事長会議で申し出た。一部の会派から疑問視する意見が出たものの、同日開会した定例会最終日の7月3日の本会議で派遣は了承される見通しだ。

 保守クラブは8人が8月下旬、8日間の日程でフィンランドなど北欧3カ国を訪問。世界遺産の街並みや高齢者福祉施設を視察する。市民連合は5人が同時期に、同じく8日間の日程でドイツとイタリアを訪ねる。自然エネルギーの利用例やレンタル自転車の活用策などを学ぶとしている。

 幹事長会議では、公明党の渡辺好造幹事長が「議会改革が前進していない状況で優先すべきなのか」と疑問視。みんなの党の関藤雄姿幹事長は「海外旅行できていいね、と周囲から言われる。成果の発信を強化すべきだ」と求めた。ただ、視察自体への反対意見はなく、申し出の通り本会議で派遣案を採決することになった。

1561チバQ:2012/06/23(土) 10:34:45
http://kyushu.yomiuri.co.jp/news/national/20120622-OYS1T00736.htm
「オスプレイ反対」意見書、岩国市議会が可決

 政府が米海兵隊の新型輸送機「MV22オスプレイ」の米海兵隊岩国基地(山口県岩国市)への一時駐機を地元に要請している問題で、岩国市議会は22日の定例会最終本会議で、受け入れに反対する意見書を可決した。

 意見書は「(政府の要請は)市を大きな混乱に陥れた。市民の生命財産と安心・安全な生活を守る立場から強く反対する」としている。

 採決では、3人が「国家の安全保障のために総合的に判断すべき問題」などとして退席。議長を除き、残る28人が賛成した。

(2012年6月22日 読売新聞)

1562チバQ:2012/06/23(土) 10:36:05
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/yamaguchi/news/20120622-OYT8T01353.htm
安全性に懸念相次ぐ岩国市議会一部議員は退席

オスプレイ「反対」可決


岩国基地へのオスプレイ一時駐機に反対する意見書を可決した岩国市議会  「市民の安全を担保できない」――。米海兵隊の新型輸送機「MV22オスプレイ」の米海兵隊岩国基地への一時駐機に反対する意見書案を可決した22日の岩国市議会。議場ではオスプレイの安全性について懸念する声が相次ぎ、福田良彦市長も同調した。一方、一部の議員は「安全保障のために配備は必要」として採決前に退席した。(井上裕文)

 意見書案は、会派を超えた7人の議員が連名で提出。「米フロリダ州での墜落事故が岩国市民の安心・安全な生活に大きな不安を与え、混乱に陥れた」「初飛行から重大な墜落事故が発生し、安全性の問題が強く指摘されていた」などを理由に「陸揚げ・一時駐機に強く反対する」と主張。地元に受け入れを要請している政府に理解と誠意ある対応を求めた。

 採決前の討論では、田村順玄議員(リベラル岩国)が「沖縄配備後も岩国を拠点に全国で低空飛行訓練が行われる。危険な訓練に、多くの人がさらされることになる」と、配備そのものを批判。大西明子議員(共産党市議団)は「危険なオスプレイを国民に押しつけることは許せない」と語気を強めた。

 一方、在日米軍再編を容認する立場の議員21人でつくる「岩国基地問題に関する議員連盟」会長の桑原敏幸議員(岩国クラブ)は「国防には全面的に協力する覚悟だが、現時点で市民の安全を担保できない」と述べ、複雑な心境をのぞかせた。

 意見書案には、議長を除く出席議員28人が賛成したが、採決前に3人が退席。前野弘明議員(岩国市政クラブ)は「国防という大きな視点で考えるべきだ。受け入れを再検討する際、今回の判断は障害となる」と退席した理由を話した。

 閉会後、福田市長は「オスプレイの安全性に大きな不安を抱えているという意思表示。私も同じ思いだ」と述べた。

 傍聴した50歳代の無職男性は「今回は当然の判断かもしれないが、基地の経済効果や安全保障などの点からも判断してほしかった」と語った。

   ◇

 同市議会は22日、最終本会議を開き、市税条例の一部改正案など14議案を可決して閉会した。議員提出の「消費税の大増税に反対する意見書案」は、賛成少数で否決された。

(2012年6月23日 読売新聞)

1563チバQ:2012/06/24(日) 14:40:54
>>1524>>1529
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/kochi/news/20120622-OYT8T01244.htm
清藤県議が辞職
 香南市の仙頭義寛前市長の辞職に伴う出直し市長選(7月8日告示、15日投開票)に立候補を表明した清藤真司県議(47)(南風、2期目)が22日、武石利彦議長に辞職願を提出し、許可された。

 同市長選には、NPO法人・県防犯設備協会理事長の上田瀧雄氏(68)も立候補を表明している。

(2012年6月23日 読売新聞)

1564チバQ:2012/06/25(月) 22:34:58
http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn201206240001.html
'12/6/24
構図ほぼ固まる 山口知事選 山口県知事選は22日までに4人が立候補を表明し、戦いの構図がほぼ固まった。昨春の東日本大震災や福島第1原発事故を受けて各氏とも「エネルギー政策」を重視し、太陽光発電など再生可能エネルギーの政策論争を展開。中国電力が同県上関町に計画する原発建設への対応も焦点となっている。

 22日に会見した環境エネルギー政策研究所所長の飯田哲也氏は海外の環境先進国を歴訪した経験をもとに、「小規模分散型の自然エネルギーは自分たちの力で事業を興し、継続的にできる」と主張。国や東京都、大阪市で政策立案や実践に関わった実績をアピールした。

 上関原発は、建設予定地の埋め立て免許の延長を二井関成知事が現状で認めない方針を示していることを踏まえ「それほど大きな焦点にならないと思う」と指摘した。

 自民、公明党が推薦する元官僚山本繁太郎氏は飯田氏の会見を受け「堂々と政策論議し全力で戦いたい」とコメントを出した。

 公約集では「瀬戸内の産業力再生」に力点を置き、その中で太陽光など再生可能エネルギー産業の育成を提唱。中電株の配当金を産業振興や人材育成に限定して活用する考えも示した。

 上関原発については「国のエネルギー政策に協力する」「上関町の政策選択を尊重する」とし、二井知事の路線継承を強調する。

 民主党衆院議員の高邑勉氏は、バイオマスや潮流、洋上風力など多様なエネルギーの活用を挙げる「エネルギーの地産地消」に注目し、官民連携のファンド(基金)創設を提案。民間資金を呼び込み「4年間は再生可能エネルギーの拡充に集中したい」とする。

 その効果を見極めるまで、上関原発の現行計画は5〜10年程度の「凍結」を主張。一方で国内の原発は一定数を維持し、安定的な電力供給体制を保つことが産業界にとって必要としている。

 元県職員の三輪茂之氏は上関原発計画を「白紙撤回されるべきもの」と否定。「再生可能エネルギーをできるだけ普及させるべきだ」としている。

1565チバQ:2012/06/26(火) 22:53:37
http://www.ehime-np.co.jp/news/local/20120626/news20120626799.html
愛媛のニュース2012年06月26日(火)
県議海外視察再開へ 会派代表者会
 県議会は25日、議事堂で各会派代表者会議を開き、2012年度からの海外視察について「海外派遣」に改称し、目的の明確化や経費の節減を条件として再開を内定した。近く議会運営委員会で正式に承認を得る。
 目的は、県の重要施策推進や課題の解決▽諸外国との友好構築・推進▽政策立案・提言への調査▽知事からの要請に基づく交流や要望―と明示した。
 費用は、従来の1人当たりの上限100万円を75万円に引き下げるが、任期中の派遣回数や訪問期間は制限しない。議員団は原則5人以上で構成する。
 派遣計画は、海外の行政機関や議会、企業、関係団体などへの要請や調査、交渉などを明確化し、提出を受けた議長が決定。帰国後は従来の報告書の提出や議会図書室での閲覧に加え、議会運営委員会での報告や県議会ホームページでの公開を義務付けている。

1566チバQ:2012/06/28(木) 22:55:48
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/tottori/news/20120627-OYT8T01481.htm
まんが王国推進 県議足並み乱れ


 漫画やアニメによる活性化を支援しようと、県議たちで発足した「まんが王国とっとり建国推進議員連盟」(会長・伊藤美都夫議長、33人)で活動内容を巡る対立が起きている。28日の本会議終了後、議場で「まんが王国」の推進に向けた決意表明を行うとする議連の方針に、一部議員が「そこまでやる必要はない」などと反発しており、議連に参加している議員の中から欠席などの“造反”が出る可能性もある。

     (野口英彦)

 

決意表明は、25日の議会運営委員会に出席した伊藤議長が提案した。「執行部と議会が車の両輪となって『まんが王国』に取り組む姿勢をアピールできる」などと賛成する意見が出たが、「関連の補正予算案が審議中の段階で推進を表明するのは行き過ぎ」「まんが博に反対する議員もおり、議場で表明すべきでない」などの反対意見が出て、各会派に持ち帰って検討することになった。

 27日の議運では「自民党」と「絆」が伊藤議長の提案に賛成を表明。「かけはし」は、議会の全日程終了後の7月4日に行うことを提案したが、野田修委員長が議長の提案通りに28日に行うことを決めた。

 決意表明に賛成する議員は「まんが博の費用を盛りこんだ当初予算案を議決した経緯があり、議会にも事業を完遂する責任の一端がある」と話し、反対する議員は「予算案の議決は予算の範囲内で事業を行うことを認めたに過ぎず、事業は執行部の責任で行うべきだ。安易な協力表明は議会のチェック機能を失うことにつながる」と懸念を示し、溝は深まるばかりだ。

 議連は28日の本会議に出席する議員に、まんが博をPRするポロシャツを着るように呼び掛けているが、現時点で着用しないと明言している議員もおり、議連内の足並みの乱れが表面化しそうだ。

(2012年6月28日 読売新聞)

1567チバQ:2012/07/01(日) 20:45:55
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/tottori/news/20120629-OYT8T01493.htm
[境港の展望 市長選を前に]<上>観光事業 妖怪の次は


◇滞在型への転換手探り



2年連続で観光客が300万人突破し、勢いに乗る「水木しげるロード」。一方で、鬼太郎たち“妖怪”キャラクター頼みの観光からの方針転換も課題になっている 「これまでの境港市の観光は『水木しげるロード』に頼り過ぎていた。新たな観光資源を発掘し、次に進む段階だ」

 境港市の夢みなとタワーで5月28日に開かれた市観光協会の通常総会。あいさつに立った桝田知身会長(71)が、水木しげるロードに依存した観光の問題点にふれ、方針転換を表明した。

 ロードは、NHKの連続テレビ小説「ゲゲゲの女房」が放映された2010年を契機に、2年連続で観光客数300万人の大台を突破。今年も16日現在で100万人を超える好調さで、「国際まんが博」(8月4日〜11月25日)や「国際マンガサミット鳥取大会」(11月7〜11日)が相次いで開かれることから、3年連続300万人達成は確実とみられている。

 ロードの観光客の急増による昨年の経済波及効果は、鳥取環境大「地域イノベーションセンター」の試算によると、県全体で401億円で、県内の観光全体に大きな効果をもたらした。韓国などからの外国人観光客も増え、同市の観光は成功のモデルケースとして知られるようになった。

 しかし、関係者の間では、これまでの一極集中型の観光から脱却を目指す動きが出ている。背景には今年から水木プロダクションによる著作権管理が厳しくなり、水木漫画のキャラクターを観光PRに使いにくくなったという事情があるからだ。

 市通商観光課は「今は『鬼太郎』や『妖怪』抜きで観光振興を進めるのは難しい」と、観光協会の方針転換に戸惑いを見せるが、桝田会長は「いつまでも『妖怪ワールド』一辺倒では飽きられてしまう。ほかの観光資源もアピールし、妖怪以外の観光に比重を移さなければ」と危機感を隠さない。

 全国有数の漁港を持つ市だが、ロードには「魚の町」をPRする場が少なく、水揚げされたばかりの鮮魚を観光客が味わう施設は数えるほどだ。

 また、ロード沿いにある「海とくらしの史料館」は、日本最多という約4000点の魚の剥製を展示する市の施設だが、観光客の呼び込みに苦戦している。年間の入館者数は09年が2万1000人だったが、ロードの観光客数が飛躍的に伸びた10年に1万9000人、11年も2万人と逆に入館者を減らしている。同館のPRやイベント情報などが不足し、せっかくロードに来た客が素通りしているのが現状だ。

 市は昨年3月、「観光振興プラン」を初めて作成した。プランは昨年度から15年度までの5か年計画で、重点施策として43項目を掲げた。▽JR境港駅前の宿泊施設の充実▽夜のロードを楽しむ演出――などが挙げられたが、その中で目を引くのが、ロードと他施設などが連携し、観光客をロードだけの「点」に集めるのではなく、ロード周辺を含む「面」に呼び込むことに重点が置かれている点だ。

 観光協会は3月から「妖怪」以外で、市内の新たな観光資源を発掘するよう調査を進めている。これまで協会が作成したガイドマップは、ほとんどが妖怪で占められているが、13年には内容を改訂し、他の観光資源をもっとPRするという。

 観光振興プランでは、魚介類を味わえる施設の新設や市全体をPRするDVD作成などを具体的な重点施策として挙げており、ロードに来た観光客にほかの施設にも目を向けてもらおうとしている。

 鳥取環境大「地域イノベーションセンター」の千葉雄二センター長(60)は「境港では観光客の滞在時間が短く、妖怪頼みの観光ではいずれ頭打ちになるだろう。長く滞在できるような新しい観光資源の掘り起こし、何度来ても楽しめるような仕組みづくりが必要だ」と話している。

     (大橋裕和)

    ◇

 7月1日に市長選が告示される境港市の課題を2回に分けて探った。

(2012年6月30日 読売新聞)

1568チバQ:2012/07/01(日) 20:46:16
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/tottori/news/20120630-OYT8T01224.htm?from=popin
[境港の展望 市長選を前に]<下>国拠点港 早急に整備を


 境港(さかいこう)の昭和南岸壁(境港市昭和町)に6月上旬、イタリア船籍の大型クルーズ船(7万5000トン)が寄港した。山陰地方に寄港した客船で過去最大という豪華客船から韓国人観光客らが続々と降りてくると、三味線や笛の音がにぎやかに響き、あでやかな着物姿の女性らが、米子市の郷土芸能「淀江さんこ節」の傘踊りで出迎えた。

 約2000人が37台の大型バスに分乗し、観光ツアーに出発。行き先は同市の「水木しげるロード」と南部町の「とっとり花回廊」だ。

 「水木しげるロードが楽しみ。インターネットで調べて、妖怪キャラクターがたくさん集まり、とても面白そうだと思った」。釜山(プサン)から訪れた大学教授の趙武光(チョムーヤン)さん(60)が笑顔で話した。

 クルーズ船は上海を出港し、釜山や博多などを経由して再び上海に戻るコース。境港での滞在時間は5、6時間だが、観光客らは、お目当ての水木しげるロードなどでの買い物を楽しんだ。

 境港では2009年6月、国際旅客ターミナルの完成を受けて、運行会社「DBSクルーズフェリー」が、韓国とロシアとの定期貨客船(1万4000トン)の運行を開始。昨年の外国人入国者数は約2万2000人で、本州の日本海側の港では最多となり、日韓露を結ぶ定期航路として定着しつつある。

 これとは別に、昨年11月にはシンガポールや中国などが参加する「アジア・クルーズ・ターミナル協会」(6か国7港)に境港も加盟し、アジアからの観光客誘致に力を入れる。10年は年間10回の寄港だったが、今年は20回程度の寄港を予定しており、15年には26回、25年に58回と回数を増やし、外国人客の呼び込みを増やしていく計画だ。

 しかし、大型客船の誘致を増やすには港の整備が急務だが、現状では大型客船が接岸できる岸壁は昭和南岸壁などの貨物用に限られている。客船から降りると、目の前には原木の山が広がっており、海外からの観光客を迎える玄関口としては、あまりにもお粗末だ。

 鳥取、島根両県でつくる境港管理組合は07年、西日本における北東アジアの玄関口として発展させようと、「北東アジアゲートウェイ」構想を掲げ、2大プロジェクトとして「貨客船ターミナル」と「国際物流ターミナル」の整備を急いでいる。

 国際旅客ターミナルは現在、大型船が寄港できないため、同ターミナルの岸壁を約260メートルにわたって整備するほか、近年の原木輸送用船舶の大型化に対応するために約240メートルの国際物流ターミナルも整備する計画だ。国際物流ターミナルについては、国が今年度当初予算で総事業費85億円の直轄事業として計画を進めている。

 国土交通省は昨年、日本海を経由した北東アジア交易の振興を図るため「日本海側拠点港」19か所を選定した。その一つに境港も選ばれたことから、貨客船ターミナル整備事業にも国の支援が見込まれるが、具体的な計画はまだ立っていない。

 今まで東アジアやロシアなどとの交易は博多港(福岡市)や阪神港(神戸、大阪)などが中心で、日本海側の港と比べると遠回りになるため、コストも割高だった。しかし、国が日本海側の拠点港の整備に力を入れることになったことから、コンテナ貨物を扱う企業が境港に切り替えることも期待される。

 同管理組合の小倉誠一事務局長は「境港を中心に環日本海交易が注目されており、地元経済にとっても躍進のチャンスだ。早急に整備を進め、日本有数の港としてアピールできれば」と意気込んでいる。

     (大橋裕和)

(2012年7月1日 読売新聞)

1569チバQ:2012/07/01(日) 21:40:26
http://headlines.yahoo.co.jp/videonews/fnn?a=20120701-00000532-fnn-pol
山口・岩国市長、オスプレイの岩国基地一時駐機「了解できず」
フジテレビ系(FNN) 7月1日(日)17時52分配信

森本防衛相は1日、沖縄県庁で仲井真知事と会談し、アメリカ海兵隊の垂直離着陸輸送機「オスプレイ」の普天間基地への配備計画に理解を求めたが、仲井真知事は「断然拒否する」と述べ、配備中止を強く求めた。
森本防衛相は「(アメリカ海兵隊)飛行隊のヘリを、同数のオスプレイに10月の初旬までに換装(取り換え)して、完全な能力といいますか、持ちたいと」と述べた。
仲井真知事は「事故を起こしている、安全性がものすごく疑問が持たれているというものを押し込んでくる、持ってくるということについては、断然、これは拒否するしかありません」と述べた。
森本防衛相は、海外で相次いで起きたオスプレイ墜落事故について、アメリカ側から提供された調査内容や、6月29日に正式に通告された普天間基地への配備計画を説明し、理解を求めた。
しかし、仲井真知事は「事故が起きたら誰が責任を持つのか」などと述べ、配備計画の中止を強く求めた。
仲井真知事は「危険な、安心ができないようなものを運用されてですよ、それで『(日米)地位協定がありますから』などという話をしたら、全基地即時閉鎖という動きに、おそらくいかざるを得なくなる」と述べた。
また、沖縄県庁周辺では、市民団体などが抗議集会を開き、配備中止を訴えた。
森本防衛相は、午後には山口・岩国市を訪れ、福田良彦市長と会談した。
福田市長は「(オスプレイの)陸揚げについては、安全性に対する不安が払拭(ふっしょく)されていない状況では、了解することはできない」と述べた。
オスプレイは、普天間基地に配備される前の7月下旬に岩国基地に陸揚げされ、一時的に駐機される予定だが、福田市長は、容認できないという姿勢を伝えた。

1570チバQ:2012/07/01(日) 23:07:29
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120701-00000062-mai-soci
<オスプレイ>「来るな!」岩国でも怒りの抗議
毎日新聞 7月1日(日)22時26分配信


拡大写真
岩国市役所前で抗議する市民ら=山口県岩国市で2012年7月1日午後2時13分、大山典男撮影

 「オスプレイは来るな!」。米海兵隊の垂直離着陸輸送機MV22オスプレイの沖縄配備に向けた陸揚げや試験飛行が予定されている山口県岩国市。市役所前には、森本敏防衛相の来訪に合わせて約100人の反対派が集合。プラカードを掲げながら「大臣は怒りの声を聞け」「オスプレイはいらない」などとシュプレヒコールをあげ、配備反対を訴えた。

 同市内に予定されている米軍住宅の建設反対を訴える「愛宕山を守る会」の岡村寛世話人代表は「防衛相はまるで米軍のメッセンジャーボーイ。事故調査も完了していないのに『ノー』と言えない。日本政府は誰を守っているのか」と指摘。岩国基地へ14年までに空母艦載機部隊が移転することにも触れ、「市民の安全など考えず、米に言われるまま移転を受け入れたことがはっきりした」と声を張り上げた。

 基地監視団体、リムピース共同代表の田村順玄・岩国市議は「いったん陸揚げされれば、あとは治外法権の基地内の話になる。米軍の都合でいつでも飛行することになる。日米両政府は『配備ありき』で市民をだまそうとしている」と語気を強めた。岩国基地からの低空飛行訓練計画については「飛行ルートは日本の空路図に記載されていない。民間機にとって脅威だ」と指摘した。【大山典男】

1571チバQ:2012/07/02(月) 01:44:30
http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn201207010120.html
'12/7/1
福山市長選へ2陣営が準備
 任期満了に伴う福山市長選(7月29日告示、8月5日投開票)で3選を目指す無所属現職羽田皓氏(67)の後援会事務所開きが30日、市内であった。市長選にはこれまで、無所属新人の作曲家大戸博史氏(61)=神辺町=が立候補を表明している。

 羽田氏の事務所開きには、市議の大半、経済団体や連合広島福山地域協議会の役員たちが出席。羽田氏は協働のまちづくりの推進や市立大開学など2期8年の実績を強調し「市制100周年(2016年)に向け、元気の出るまちづくりに取り組む」と訴えた。

 大戸氏はこの日、支援者を中心にあいさつ回りをした。大戸氏は「税金の無駄遣いをなくして、財政の健全化を進めていく」などと主張し、空洞化が進むJR福山駅周辺のにぎわいづくりにも取り組むとしている。事務所開きは8日に予定し、準備を進めている。

 このほか、市民団体「投票率70%で福山を変える会」が立候補者擁立を目指している。共産党広島県東部地区委員会は「擁立するかどうかを含めて検討中」としている。

1572チバQ:2012/07/02(月) 01:45:26
http://www.kochinews.co.jp/?&nwSrl=290315&nwIW=1&nwVt=knd
上田、清藤氏の対決濃厚 香南市長選告示まで1週間
2012年07月01日08時07分
 前市長の途中辞職に伴う香南市長選は、8日の告示(15日投開票)まで1週間に迫った。これまでに立候補を表明しているのは、いずれも無所属の新人で、元県警刑事部長の上田瀧雄氏(68)=野市町みどり野3丁目=と、前県議で旧夜須町長の清藤真司氏(47)=民主・自民・公明・社民県連合推薦、夜須町坪井=の2人(五十音順)。他に出馬の動きはなく、両氏による一騎打ちが濃厚で、前哨戦も本格化している。

1573チバQ:2012/07/03(火) 00:53:39
http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn201207030031.html
'12/7/3
防府市長退職金を8割カット

 防府市議会は2日、松浦正人市長ら特別職5人の退職金を一般職員並みに削減する条例改正案と、議員定数を現行の27から25に削減する条例改正案をいずれも賛成多数で可決した。

 市長の退職金は4年務めた場合は2188万円だが、改正後は約8割カットの386万円になる。松浦市長が2010年5月の市長選で議員定数半減と市長の退職金廃止を公約に掲げて4選したことを受け、「市長公約はセットで考えるのが当然だ」と主張する議員らが退職金削減案を議員提案した。採決の結果、賛成18、反対6で可決された。

 一方、定数を2減の25とする議員提案の条例改正案も賛成22、反対2で可決。任期満了に伴う11月4日告示、11日投開票の次期市議選から適用される。

 10年5月以降、防府市議会では議員定数の条例改正案が計5回提出されていたが、いずれも否決されていた。

1574チバQ:2012/07/03(火) 22:03:37
http://mainichi.jp/area/okayama/news/20120703ddlk33010562000c.html
選挙:知事選 自民党県連が伊原木氏推薦 /岡山
毎日新聞 2012年07月03日 地方版

 自民党県連は2日、中区で総務会・選挙対策委員会の合同会議を開き、今秋の知事選に立候補を予定している前天満屋社長の伊原木隆太氏(45)の推薦を決めた。党県連は近く党本部に上申する。

 地元選出の国会議員、県議、県連役員ら約50人が出席。天野学・幹事長が伊原木氏推薦を提案し、全会一致で決まった。天野幹事長は会見して、推薦理由について「若く(伊原木氏の)見識も良い。企業経営者としての経験を発揮してもらえると期待している」と述べた。【小園長治】

1575チバQ:2012/07/04(水) 23:54:34
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120704-00000294-mailo-l38
松山市議会:議員報酬減額案“共倒れ” 維新・公明・自民、主張譲らず 削減率、期間、目的折り合わず /愛媛
毎日新聞 7月4日(水)17時15分配信

 ◇9月議会以降に
 松山市議会は最終日の3日、松山維新の会、公明党、自民党の各会派がそれぞれ提案した議員報酬(月額62万3000円)の減額を定める3条例案を、いずれも賛成少数で否決した。3案は減額分が5%と10%、期間が来年3月末までと14年5月の任期満了までと分かれており、一本化ができなかったため、9月議会以降に先送りされることになった。【栗田亨】
 3条例案は、松山維新の会と民社クラブの案が来年3月まで報酬を10%削減▽公明案が任期満了まで報酬を5%カット▽自民案が任期満了まで報酬と期末手当を5%減らす−−というもの。条例の目的についても、松山維新の会と自民党は「議員自らが身を削るため」とし、公明党は「東日本大震災の復興支援」と割れた。
 松山維新の会が6月14日の代表者会議で10%削減案を提案する意向を示し、議会初日に提出。会期中に公明、自民両党が相次いで自案を出した。
 松山維新の会の池本俊英議員は「報酬削減は以前からの主張。県議会と同様に10%削減でないと効果がない」と主張。これに対して公明党の八木健治議員は「5%は無理なくできる額」、自民党の土井田学議員は「やるなら任期いっぱいまで」と訴えて折り合わなかった。自民、公明両案は内容は極めて近いものの条例の目的が異なり、八木議員は「他の2案とは趣旨が違う」と強調した。
 この日の本会議では、自民案にネットワーク市民の窓だけが賛成。共産党と無所属の会、社民党、無会派はすべてに反対し、新風・民主連合は退席した。その結果、3議案とも“共倒れ”。寺井克之議長は「直前に提出を決めた会派もあり、意見調整する時間がなかった。9月議会では開会初日までに出すよう要望したい」と釈明している。

7月4日朝刊

1576チバQ:2012/07/05(木) 23:47:52
http://mytown.asahi.com/tottori/news.php?k_id=32000001207040003
境港市 現状と課題(上) 
2012年07月04日


「定期借地権制度」で宅地分譲が進み出した夕日ケ丘団地=境港市夕日ケ丘1丁目

◆夕日ケ丘団地 夢の家「定借権」奏功


 「問い合わせが相次ぎ、今年度も分譲件数は伸びそうです」。境港市南西部の航空自衛隊美保基地に近い、宅地用分譲地「夕日ケ丘団地」。分譲を担当する市土地開発公社の松本貴志事務局長は「月額3700円の賃料で75坪の土地を51年間利用できます。夢のマイホーム」の文字が躍る広告チラシを手に声を弾ませた。


 同団地は、市が農地などを買い取って区画整理し、その一部50・7ヘクタールを公社が1997年度から宅地として開発した。99年に分譲を始め、最初の3〜4年は順調だったが、長引く不況で売れ行きは低迷。05年度から10万円の引っ越し費用を助成する制度を始めたが、さほど効果は上がらす、07年度には2区画しか売れず、制度も打ち切り。08年度には1区画も売れない事態になった。


 売却できねば、借入金は減らず、利子の支払いばかりが増える。そこで市が打開策として3年前に導入したのが「定期借地権制度」だった。1坪平均10万円の1区画(100〜75坪)について、土地を購入しなくても、家屋の建設費だけ工面すれば、土地の売買価格の0・6%、月額5千〜3700円を支払うことで、マイホームが建てられる。


 これが功を奏し、この3年間で一気に64区画を分譲することができた。新たな居住者の約3割は、米子、松江、安来など市外からの移住者という。これで公社が区画整理した452区画中、今春までに221区画、ようやく約5割の分譲までこぎつけた。


 公社が土地開発で抱えた57億6千万円の借金は、9億円近く減った。農協からの借入金もあと6億5千万円。利子だけでも年間7千万円も払っていたのが、800万円程度に減った。「この調子で分譲が進めば、2、3年後には利子はなくなり、市の貸付金だけで補える」。財政当局はそろばんをはじく。


◆社会教育施設に遅れ 産科復活めどたたず


 とはいえ、市にとってお荷物であることに変わりはない。06年度に10億円で始まった公社への無利子貸し付けは42億円に膨らんだ。市は、03年度から行財政改革に取り組み、職員を10年間で50人近く減らし、賃金カットも県内で先駆けて実施。投資的経費も必要最低限に抑えるなどして貯金をため、その中から最優先でつぎこんできた。


 夕日ケ丘団地の広告チラシには「便利で快適な暮らしがある」ともうたっているが、市民にとって快適な暮らしを保障できているか。今年度の一般会計当初予算148億8千万円の内容をみると、市文化ホールの雨漏り調査、市営竜ケ山球場のバックスクリーンの撤去と新設の設計費、陸上競技場のトラック改修など長年積み残してきた社会教育の施設整備に着手したばかりだ。


 昨年度の出生数は282人。子育て支援事業では、07年度から保育料の値下げを行い、保育所の3歳児未満の受け入れ定員も来年度から一部民間に移管して、現在の57人を45人増やすなど確かに手は打っている。だが、市内に産科の開業医はなく、市長自身が会長を務める県済生会の境港総合病院も産科が07年春になくなって以降、復活のめどはたっていない。


    ◇


 境港市長選で3選を決めた中村勝治市長(67)が3日、初登庁をした。鬼太郎ブームで多くの観光客が訪れ、活気に満ちる水木しげるロードの足元で、積み残されている市政の現状と課題を探った。(この連載は、佐々木宏、竹野内崇宏が担当します)

1577チバQ:2012/07/05(木) 23:48:16
http://mytown.asahi.com/tottori/news.php?k_id=32000001207050003
境港市 現状と課題(下)
2012年07月05日


トビウオ(手前)など魚介のオブジェが並ぶ「おさかなロード」。写真奥の「水木しげるロード」のにぎわいを境水道や市場方面に導けるか=境港市中町

◆観光振興計画 妖怪依存 脱却なるか


 「鳥取県の中で境港が一番元気、境港ばかりが元気だと言われる」


 境港市長選が告示された1日、現職の中村勝治氏(67)の応援に立った地元選出の安田優子県議(66)は、市に向けられたまなざしをこう紹介した。


 市の目玉観光スポットの水木しげるロードは、入り込み客数が2010、11年と2年連続で300万人を突破。今年6月には山陰で過去最大の7万5千トンの外国クルーズ船が入港するなど、観光を中心に勢いがあるように見える。


 その一方、市民からは、ロードのにぎわいが市民全般に「潤い」として行き渡っていない、との声も聞こえる。


 ロードの1日の客が過去最多の7万6千人となった大型連休中の今年5月4日。ロードの終端から東にのびる商店街は、ロードとは別世界のように人影まばら。さらに、約1・2キロ先にあり、魚の剥製(はく・せい)などを展示する「海とくらしの史料館」の年間入館者は、10、11年とも年間約2万人と、ロードの1%以下。ロードから約3キロ離れた県整備の観光スポット「夢みなと公園」も10年の観光客数は約90万人、11年は70万人にとどまっている。


◆水産業の活用へ協議 意気込む地元商店街


 市は昨年3月、5年計画の「観光振興プラン」を策定。昨夏からロードと夢みなと公園を結ぶシャトルバス運行など、観光客が市内を「面」として周遊することを重点に掲げた。


 「境港は経済効果の大きい宿泊施設が少ない」(山陰経済経営研究所)との弱点を補うため、JR境港駅前に鬼太郎をテーマにしたホテルの誘致を計画。また、クロマグロやベニズワイガニなど国内有数の水揚げを誇る水産業と観光のリンクを高めるため、水木ロードに、魚介専門料理のフードコート「おさかな村」を創設する案も盛り込み、いずれも「5年以内に実現したい」(市通商観光課)としている。


 ロードによる観光振興を進めてきた市観光協会も、今年2月から月に1度のペースで水産業者との情報交換会を持ち、観光に生かすアイデアなどの協議を始めた。観光協会の桝田知身会長(71)は「水木しげるプロの理解のおかげもあったが、これまでは観光が妖怪に偏りすぎていた。相乗効果を出せるように水産にも力を注ぎたい」と話す。市民の動きでも今年3月、水木ロードから市場方面に続く地元商店街関係者らが、商店街沿いにカニや魚のオブジェを置いて水産施設への導線をつくる「おさかなロード」を開始した。「元気みなと商店街」の山田義彦会長(72)は「20年かかっても、市民が散歩したくなるような魚を生かした通りを、境水道沿いに復活させたい」と意気込む。


 シンクタンクの鳥取環境大学・地域イノベーション研究センターは、ロードがオープンした1993年から昨年にかけて増えた観光客によって、県内への経済波及効果は約437億円に及ぶと見積もる。


 しかしながら、千葉雄二センター長は「急増した観光客に対して飲食店の少なさなどで、供給が追いつかず試算ほど効果は出ていない恐れがある」と指摘。「観光客の市内での滞在時間を延ばすため、ロード以外の観光資源もアピールすることが必要だ」と話している。

1578チバQ:2012/07/06(金) 22:14:43
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/shimane/news/20120705-OYT8T01293.htm
現職と前市議一騎打ち公算


◇益田市長選告示まで半月

 益田市長選(22日告示、29日投開票)は、告示まで半月余りとなった。現職と前市議の一騎打ちの公算が大きい。市役所改革や観光振興策などを争点に、両陣営とも活動を活発化させている。衆院の解散・総選挙が取りざたされる中、各政党の思惑も見え隠れする。(小林隼)

       ■公 約

 立候補を表明しているのは再選を目指す現職の福原慎太郎氏(39)と前市議で新人の山本浩章氏(43)。いずれも無所属で出馬する予定。

 福原氏は市長給与の半減や市職員の給与体系の見直しを公約に掲げ、「改革で浮いた財源を子どもたちの未来に投資したい」と訴える。1期目は、2008年度に約500人いた市職員を25年度までに半分に減らすという計画を策定。学校給食の調理場を市内の競馬場跡地に建設する計画も立てた。1日には約600人を集めて大規模な政策発表会を開き、4年間の実績を強調した。

 山本氏は現職の市職員の半減策を批判。人口減や行政の効率化に伴う削減は必要だが、「数値目標ありきの削減。職員の意欲を低下させ、市民サービスや意思決定に悪影響」と指摘する。学校給食調理場は食育や雇用創出の観点から3、4か所に分散して建設するよう主張。「道の駅」整備で地元農業を振興する考えを表明している。30人規模のミニ集会を重ねて浸透を図っている。

       ■政 党

 政党の事情は複雑だ。市議25人のうち、自民党系市議ら17人は山本氏を応援する。しかし、自民党県連はどちらも推薦しない方針だ。県連は次期衆院選・島根2区で現職の竹下亘氏の5選を目指しており、党幹部は「両陣営から推薦依頼があったが、国政選挙を前に禍根を残したくない」と胸中を明かす。公明党県本部も自主投票を決めている。

 島根2区の候補者がいない民主党県連は「市長選の対応は特に決めない」。しかし、民主党の支持母体である連合島根は「政策が連合の理念と一致する」として山本氏を推薦する。社民党も山本氏を支援。島根2区で父・亀井久興氏が出馬を検討している亀井亜紀子参院議員の事務所は「両陣営に支持者がいる。市長選はノータッチ」という。

 共産党県委員会も衆院選をにらみ、市長選と同じ日程で実施される市議補選(欠員1)に元市議を立てる。補選には別に新人2人も立候補を予定している。

 6月2日現在の有権者数は4万1585人。両陣営とも1万6000票以上の獲得を目指すという。

(2012年7月6日 読売新聞)
関連記事・情報

1579チバQ:2012/07/06(金) 22:30:43
>>1554
http://mainichi.jp/area/yamaguchi/news/20120706ddlk35010420000c.html
2012年知事選:共産、候補擁立を見送り 飯田氏への期待に配慮 「脱原発票割らぬため」 /山口
毎日新聞 2012年07月06日 地方版

 7月29日投開票(同12日告示)の知事選について、共産党県委員会(佐藤文明委員長)は5日、候補擁立を見送ると発表した。現段階では、推薦や勝手連的支援を行うことも考えていないという。

 佐藤委員長と藤本一規県議団長が県庁で記者会見。これまで出馬を表明した4人のうち、脱原発と自然エネルギーへの転換を掲げているNPO法人所長、飯田哲也(てつなり)氏(53)に対する県民の期待の声に配慮し、「脱原発の票を割らない」との観点から候補擁立を見送ると説明した。

 一方で、飯田氏が出馬表明する以前、同党が批判する橋下徹大阪市長の要請を受けて大阪府・市の特別顧問を務めていたことや、現在も橋下氏の政治手法の一部を評価していることに懸念があるため、党としての支援は行わず、選挙期間中に知事選向けの集会はしない。ただし、選挙にあたって党員の行動に枠ははめないという。

 佐藤委員長は会見で「飯田さんが出なければ、候補を出している」と述べた。

 知事選には、飯田氏のほか、元国土交通審議官、山本繁太郎氏(63)=自民、公明推薦、民主党を離党して選挙に臨む高邑勉(たかむらつとむ)氏(38)、元県課長の三輪茂之氏(53)が出馬を表明している。【尾村洋介】

1580チバQ:2012/07/07(土) 19:00:15
http://mainichi.jp/area/yamaguchi/news/20120707ddlk35010490000c.html
選挙:周南市議選 3票差落選の候補、県に審査申し立て /山口
毎日新聞 2012年07月07日 地方版

 5月27日に投開票された周南市議選で最下位当選者と3票差で落選した新人の福田秀夫氏(58)=無所属=が6日、選挙結果に対する自分の異議を棄却した同市選管の決定を取り消すよう県選管に審査を申し立てた。県選管は60日以内に決定を出す。

 市議選では「福田」姓の候補が3人おり、福田氏は市選管への申し立て書で「無効票などを調べ直せば結果が異なる可能性がある」と主張した。市選管は先月19日、「疑問票などの有効、無効の判断は適正に行われた」として棄却した。

1581チバQ:2012/07/10(火) 22:31:06
>>1563>>1572
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120710-00000254-mailo-l39
選挙:香南市長選 清藤、上田氏が対決 熱い戦い始まる /高知
毎日新聞 7月10日(火)17時34分配信

 前市長の辞職に伴う香南市長選が8日告示され、前県議の清藤真司氏(47)=民主、自民、公明、社民推薦=と、元県警刑事部長の上田瀧雄氏(68)の無所属新人2人が立候補した。投票は15日午前7時〜午後6時(一部地域午後4時)に市内33カ所で行われ、午後8時からJAとさかみ(同市野市町西野)で即日開票される。7日現在の有権者数は2万8070人(男1万3356人、女1万4714人)。
 清藤氏は、これまでの行政経験を基に市民自らが市政に参加する「住民自治」を進めていくことを強調。南海地震の津波対策として、高台移転と防潮堤建設を進める考えも示している。
 上田氏は市長の報酬半減や退職金廃止、国保料・介護保険料の引き下げ、Jアラート(全国瞬時警報システム)を防災無線で連絡するシステムの確立を進めることなどを訴えている。【倉沢仁志】
 ◆立候補者(届け出順)
清藤真司(きよとう・まさし) 47 無新
 [元]県議[歴]証券会社員▽衆院議員秘書▽旧夜須町長▽立命館大=[民][自][公][社]
上田瀧雄(うえた・たきお) 68 無新
 会社社長[歴]県警刑事部長▽会社役員▽NPO法人理事長▽中大

7月10日朝刊

1582チバQ:2012/07/12(木) 00:21:45
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/yamaguchi/news/20120707-OYT8T01077.htm
3回連続一騎打ち一転

約60人の報道関係者が集まった飯田氏の出馬会見(6月22日、山口市で)  「出馬決意文を書いてみてください。うまく書けないならやめた方がいい」

 6月中旬。嘉田由紀子・滋賀県知事らの選挙を手がけてきた選挙プランナー(32)は、NPO法人「環境エネルギー政策研究所」所長の飯田哲也氏(53)に迫った。

 「熟慮を重ねてきたが、故郷山口への想(おも)いは強く、今の立場を捨ててでも挑戦したい」

 選挙プランナーは、決意文を書き上げた飯田氏を「迷いが吹っ切れた顔だった」と振り返る。知事選が、過去3回の一騎打ちの構図から一転して混戦となることが決定的になった瞬間だった。

 「飯田氏を知事候補に」。こうした声は2年前から、反原発を訴える市民団体などから上がっていた。飯田氏は原発の安全性に関するシンポジウムや講演会に招かれて度々来県。昨年1月には、中国電力の上関原子力発電所建設計画に反対する上関町・祝島の住民団体と、島内に太陽光パネルなどを整備するプロジェクトを始めた。

 「脱原発の論客」「再生可能エネルギーの旗手」。昨年3月の福島第一原発事故後、飯田氏は時の人になった。今年1月には大阪市の特別顧問に就任。関西電力に「脱原発」を要求する橋下徹・同市長の電力政策のブレーンを務めた。

 5月中旬、飯田氏は民主党県連幹部の出馬要請を断る一方で、頻繁に来県。母校の徳山高同窓生や支援する県議らと他陣営の動きや有権者の感触を探った。

 6月上旬に行った独自の県内世論調査も出馬を後押しした。無党派層は半数近くに達し、橋下市長が代表の大阪維新の会支持層も自民党に次ぐ1割に上っていた。選挙プランナーは「保守王国でも十分勝機はある」と分析した。

    ◇

 「山口でエネルギー維新を実践したい」。6月22日、山口市で開かれた飯田氏の出馬表明会見。会場のホテルには約60人の報道関係者が詰めかけた。インターネットで中継され、アクセスは1万件を超えた。

 「希望の光が差した瞬間だった」。飯田氏に出馬を促し続け、会見に同席した女性支持者は出馬表明を振り返る。しかし、「原発」や「エネルギー政策」が争点となるのかは不透明だ。

 他の立候補予定者も「脱原発依存」の方向を打ち出しているためだ。元国土交通審議官の山本繁太郎氏(63)(自民、公明推薦)は「脱原発依存は当たり前」と発言。衆院議員の高邑勉氏(38)は「上関原発計画は5〜10年凍結」、元県健康増進課長の三輪茂之氏(53)も「上関は白紙撤回」と主張する。

 「投票率がカギを握る」。何度も知事選に関わってきたあるベテラン県議は今回の戦いをこう見る。

 知事選の投票率は、1996年の57・81%から、2000年が41・87%、04年が38・22%と下がり、前回08年は過去最低の37・21%となった。各陣営は4人が立候補を予定する知事選で、どこまで有権者の関心が高まるのか注目している。

    ◇

 知事選が12日に告示される。16年ぶりに混戦となる選挙の「前夜」を追った。

(2012年7月8日 読売新聞)

1583チバQ:2012/07/12(木) 00:22:12
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/yamaguchi/news/20120710-OYT8T00078.htm?from=popin
揺らぐ継承安泰ムード

自民党県連定期大会で山本氏の支援を表明する二井知事(壇上、6月3日、山口市で) 予想投票率50・81%、目標得票35万1000票――。

 6月20日、山口市内で開かれた元国土交通審議官の山本繁太郎氏(63)(自民、公明推薦)の後援会による緊急拡大役員会。出席者に配られた資料には、他の立候補予定者のプロフィル、市町ごとの予想投票者数や目標得票などが細かく記されていた。

 「4人で戦う厳しい選挙になった」。山本氏は声を張り上げ、危機感をにじませた。

 山本氏が知事選への出馬を明らかにしたのは、二井知事が引退表明した翌月の今年3月。民主党県連などが候補擁立を掲げていたが、具体名は上がらず無風状態が続いた。

 「山本氏の当選を、県政16年間の総仕上げにしたい」。6月3日の自民党県連定期大会で二井知事が後継指名ともとれる発言をしたことで、「二井県政への継承」はスムーズに進むかに思われた。

 しかし、そうした安泰ムードは翌4日から揺らぎ始める。同日に立候補表明した衆院議員の高邑勉氏(38)は「政治家の都合で擁立した定期異動」と継承を批判。その後に出馬表明したNPO法人「環境エネルギー政策研究所」所長の飯田哲也氏(53)は「脱官僚」を掲げ、元県健康増進課長の三輪茂之氏(53)は「県政に関わった人が知事になるべきだ」と訴えた。

     ◇

 「イメージ戦略がうまい。この選挙、楽じゃないな」。県選出の自民党国会議員は飯田氏のホームページ(HP)を見てつぶやいた。HPには、著名な音楽家や作家が「応援団」として並び、眼鏡をコンタクトレンズに代えた本人がほほ笑んでいた。高邑氏もインターネットの交流サイト「フェイスブック」で政策などの情報を発信していた。

 山本氏の陣営は3日にHPを刷新。フェイスブックに連動させ、集会の様子を動画で公開し始めた。

 「脱原発依存は当たり前」「上関原発は凍結と考える」。山本氏は最近、中国電力の上関原子力発電所建設計画についてこう発言している。

 当初は「国のエネルギー政策に協力する」などとした二井知事の考えを継承するとしていたが、知事が6月25日の県議会で建設予定地の公有水面埋め立て免許を失効させる意向を表明したのを境に変化した。

 「山本さんは『脱原発依存』と言いやすくなった」。自民党のベテラン県議は、知事の発言が「脱原発」を唱える飯田氏らに対抗する側面支援となった、と説明する。

     ◇

 山本陣営は県内20地区に後援会をつくり、組織力をフル回転させている。

 「県政のバトンを安心して渡せるのは、山本氏以外におりません」。7日に開かれた山本氏の防府地区総決起大会。二井知事のメッセージが紹介されると、600人を超える支持者から拍手がわき起こった。大会には、自民党の重鎮、安倍晋三元首相(衆院山口4区)と高村正彦元外相(同1区)も出席。「日本一の知事になる人だ」と山本氏を売り込んだ。

 自民党県連幹部は強調する。「保守王国・山口の知事選で風穴が空けば、今後の国政選挙に影響しかねない」

(2012年7月10日 読売新聞)

1584チバQ:2012/07/12(木) 00:22:34
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/yamaguchi/news/20120710-OYT8T01475.htm?from=popin
存在感薄れる政党・団体〜知事選


高邑氏、三輪氏推薦・支援求めず


知事選での自主投票を決めた民主党県連の幹事会(6月20日、山口市で)  「知事選に候補者を擁立できない政権与党に存在価値があるのか」

 6月29日、山口市内のホテルで開かれた前民主党衆院議員の高邑勉氏(38)の政策懇親会。民主党を離党して知事選に出馬する意向を表明していた高邑氏は、同党県連への不満をぶちまけた。

 事の発端は、県連の候補者選びの難航だった。県連は3月末、出馬表明していた元国土交通審議官の山本繁太郎氏(63)(自民、公明推薦)に対抗する候補の擁立を掲げた。県連幹部はNPO法人「環境エネルギー政策研究所」所長の飯田哲也氏(53)と水面下で交渉。しかし、飯田氏に「政党とは組まない」と連携を拒まれ、告示まで2か月を切った5月中旬に選考は振り出しに戻った。

 「誰も擁立できないなら、自分が出る」。5月31日夕。高邑氏は山口市の民主党県連事務所で西嶋裕作幹事長にこう告げ、県連顧問の辞職願を提出した。

 「任期途中の辞任は支持者から理解が得られない。国会審議はどうするんだ」「粛々とやります」。西嶋幹事長は再考を促したが、高邑氏は引かなかった。

 6月4日、高邑氏は制止を振り切る形で出馬会見し、「政党には頼らない。推薦や公認を要請することはない」と断言した。

 その後、立候補表明した飯田氏も「完全無党派」を宣言。「県民の健康や安全を守る施策を充実させる」として名乗りを上げた元県健康増進課長の三輪茂之氏(53)も、知人や同窓会を頼りに支持拡大を図り、政党などの支援は求めない考えだ。

 「政党と組まないという人が多く、なかなか難しい」。飯田氏を含めた3人と交渉したが、最終的に自主投票を決めた民主党県連の西嶋幹事長は苦渋の表情を浮かべた。

     ◇

 政党と距離を置く立候補予定者の動きは、他の組織の対応にも影響を与えた。

 「推薦願が出ていない人は推薦できない」「これまでの取り組みに問題がある」。6月19日、民主党県連の最大の支持団体でもある連合山口の執行委員会は紛糾した。

 山本、高邑、飯田の3氏の政策などについて協議したが、対応は決まらず、1989年の発足以来、知事選で初めて自主投票という道を選んだ。杉本郁夫会長は民主党県連の混乱に触れ、「批判とまでは言わないが、そんな話も出た」とこぼした。

 内部で飯田氏への評価が分かれた共産党県委員会は「反原発」の票が割れないよう知事選では52年ぶりに推薦、公認候補の擁立を見送った。

 2008年の衆院補選と09年の衆院選に自民党公認で出馬した経緯から、当初は自民党籍を残したまま立候補する考えを示していた山本氏も「不偏不党の県民党」を掲げ、3月末には党籍を外したという。

 特定の候補者を推せなかった政党や団体の存在感が薄れる中、有権者の心をいかにつかむか。それぞれの思いを秘めた4人が混戦に挑む。(この連載は高橋宏平、橋谷信吾が担当しました)

(2012年7月11日 読売新聞)

1585チバQ:2012/07/12(木) 00:23:32
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120707-00000183-mailo-l35
核心:2012年知事選/1 高邑勉氏 /山口
毎日新聞 7月7日(土)14時33分配信

 <Election 7・29>
 ◆高邑勉氏(38)=衆院議員
 ◇「やむにやまれぬ思い」 出馬抑える民主県連と決別
 「誰も出ないなら私が出馬します」
 5月31日夕、山口市の民主党県連の一室。西嶋裕作幹事長とひそかに会った高邑勉衆院議員(38)=比例中国ブロック=は、そう言って県連の顧問職の辞任を申し出た。
 西嶋は「馬鹿(ばか)なことはやめい」と止めた。
 国会では税と社会保障の一体改革法案を巡り与野党のせめぎ合いが続いていた。「まず国会議員としての務めを果たせ」というのが西嶋の思いだった。
 「法案のメドが付く会期末の6月21日が終わって、もう一回相談しましょうよ」
 1時間半にわたる会談は平行線だった。
 週明けの6月4日午前11時、高邑は山口市内のホテルで記者会見を開き、民主党を離党し、「脱既成政党」を掲げ、無所属で知事選に立候補すると表明した。「やむにやまれぬ思い。山口県を覆う閉塞(へいそく)感を変えたい」と訴えた。隣には、前防府市議の伊藤央(42)。高邑と09年衆院選で山口1区の議席を争った自民党の高村正彦衆院議員の元秘書だが、党は離党している。2人は民主と自民の脱藩者の「薩長同盟」だと強調してみせた。
 その朝。高邑が会見を開くとの話を、記者から電話で聞いた西嶋は「聞いていない」と不快感を示した。
 高邑の掲げた政策には、防衛省の一部機能を山口県に移転し、山口を国防の拠点にするなど、民主党県連の姿勢とは相いれないものも含まれている。
 「やむにやまれず出ましたというけど、そうじゃないだろ? 政策を見たって、どこに民主党の政策が入っているんだ」
 西嶋には、高邑の判断に、今も違和感が残っている。
  ◆ ◆ ◆
 3月に出馬を表明した山本繁太郎(63)=自民・公明推薦=に対し、民主党は「県民に選択肢を示す」として独自候補の擁立を模索した。その一人が、後に無所属で立候補を表明するNPO法人「環境エネルギー政策研究所」所長の飯田哲也(てつなり)(53)。脱原発で立場が近い戸倉多香子県議や平岡秀夫衆院議員が支援の動きをみせた。もともと保守色の強い高邑は「飯田では、党も連合も割れる。自主投票にするにしても絶対に認められない」と激しく反発した。
 実は、高邑は、4月中旬に出馬を相談された自民党のある県議の擁立に動いていた。その最中の5月初旬、伊藤に防府市内の飲食店に呼び出され、長時間話し合った。「お前出んか。自民党はこれじゃだめだ。お前、民主党じゃつまらんだろう」と伊藤。高邑は「民主党どうこうじゃなく、山口県はこれじゃいけない」と応じ、その場で「候補擁立が不調に終われば私も決断する」と伝えた。
 5月13日夜、西嶋を自宅に訪ね、初めて自身の出馬の意欲を明かした。意中の県議の擁立が難航していたからだが、西嶋の答えは否定的だった。その後、何度か相談したが、対応は変わらなかった。
 さらに同月30日には官邸で政府高官から「飯田出馬」への懸念を聞かされた。高邑は6月3日、県議の擁立を断念し、自身で立候補すると決めた。
 出馬を決断した理由について、高邑は「路線対立ですよ。平岡さんとか左でしょう。このままいると僕にも色がついてしまう」と心境を明かした。
 組織を離れ、新たな政治勢力の結集を目指す。「誰に遠慮することもなく堂々と主義主張を展開できる」
 もやもやしていた思いが、吹っ切れた。(敬称略)
  × × ×
 29日投開票(同12日告示)の知事選に出馬表明した4人のそれぞれの決断の背景を探った=順不同。【知事選取材班】
〔山口版〕

7月7日朝刊

1586チバQ:2012/07/12(木) 00:23:55
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120708-00000183-mailo-l35
核心:2012年知事選/2 飯田哲也氏 /山口
毎日新聞 7月8日(日)14時41分配信

 <Election 7・29>
 ◆飯田哲也氏(53)=NPO法人所長
 ◇「今しかチャンスない」 揺れた心、出馬断念から一転
 6月17日未明、横浜市。飯田哲也は、自宅の書斎の机を前に、自問自答していた。中空をにらみ、疲れ果て、夢うつつで。自分は本当に知事選に出るべきなのか。「今しかチャンスはない。出よう」。時計の針は午前4時を指していた。
 飯田は、NPO法人「環境エネルギー政策研究所」の設立者で、官民学の幅広い人脈を持つ。その多くは「今は国のエネルギー政策に関わるべき時」として知事選出馬に反対した。飯田自身にも「知事のロールモデル(役割)は古い」との思いがあり、一時は出馬断念を公表する寸前に至った。6月15日には、防府市に住む兄実(まこと)(56)の自宅を訪ねて「9割方、出ない」と伝えている。
 一方、地元の山口。飯田側は早い時点で、民主党県連に「政党の支援は受けない」と伝え、同党本部も「飯田は推せない」と判断していた。だが、同党の平岡秀夫衆院議員らは個人の立場で応援し、出馬への期待をつないでいた。
 出馬断念に傾いていた15日夜。飯田が信頼を置く徳山高校の同窓生ら数人が周南市内で熱を込めて出馬を求めた。「腹を決めれば応援する」。飯田は首を縦には振らなかったが、同窓生の男性(54)は「気持ちは伝わったと思う」と振り返る。
 飯田は、自身の迷いについて「立候補するにもしないにも、心の中で最後に断ち切るのが難しい『ピアノ線』がそれぞれあった」と後に説明した。
  ◆ ◆ ◆
 橋下徹・大阪市長のエネルギー分野のブレーン、飯田の出馬報道に波紋が広がった。
 6月10日、マスコミに問われた橋下市長は、「秘書を通じて緊急に話したいことがあると聞いただけで、中身は聞いていなかった」「(大阪)維新の会が関与することは難しい」と答えた。
 だが、飯田によると真相は違う。飯田は報道以前に橋下市長と松井一郎・大阪府知事に「山口県知事選に出ることになるかもしれないが、維新の会を含め政党に支援をお願いすることはない」と伝えていた。維新の会の支援がないことは織り込み済みだった。
 飯田はこのころ、下関市の高岸春幸(33)に連絡を取っている。高岸は6年前に福岡市でのスウェーデンを紹介するイベントで飯田と出会い、その後、飯田が関わるイベントで映像演出を手伝っている。飯田は電話で知事選には触れずに「ハル君、明日会えないか。山口で講演会を開けないか」と頼んだ。これも立候補をにらんだ布石の一つだった。
 出馬に向けた準備は進めていたが、最終決断するタイミングがずれ込んだ。「悩んだ時間ですべてのロスタイムを使ってしまった」と飯田は言う。
  ◆ ◆ ◆
 勝機はあるか。飯田陣営が行ったアンケート調査では、悪い結果でなかったという。同窓生は「少なくとも投票率が上がれば勝てると判断できる要素があった」と明かした。
 ただ、飯田が最後に残った心の中の「ピアノ線」を断ち切って、出馬に踏み切った理由は、それだけでは説明し切れない。
 出馬を決断した17日に飯田は、親しい友人にメールを送った。
 「結局、狂気の1%を選択しましたが、それが何だったのかを突き詰めて考えて、歴史のダイナミズムを生み出すための挑戦だと思うに至りました。仮に落選しても後悔はありません。むしろいったんは出馬見送りを決心した時のむなしさを振り返ると、仮に出馬しなかったら一生、魂の抜けた人生を送っていたに違いありません」(敬称略)【知事選取材班】
〔山口版〕

7月8日朝刊

1587チバQ:2012/07/12(木) 00:24:25
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120710-00000109-mailo-l35
核心:2012年知事選/3 山本繁太郎氏 /山口
毎日新聞 7月10日(火)12時59分配信

 <Election 7・29>
 ◆山本繁太郎氏(63)=元国土交通審議官
 ◇「私はうそはつけんから」混戦、二井知事は全面支援
 2月2日、東京・虎ノ門のホテルオークラ東京の一室。県議会前議長で、自民党県連に大きな影響力を持つ島田明、現議長の柳居俊学、河村建夫、安倍晋三の両衆院議員らが極秘裏に会合を持った。衆院山口2区候補だった山本繁太郎(63)を知事選に擁立するための腹合わせだった。
 現職の二井関成(69)は公式表明はしていなかったものの、昨年末に引退の意向を固め、後任には山本を推していた。自民党が山本を選んだのは、この二井の意向に加え、当時2区で林芳正参院議員(51)のくら替えの可能性を模索していたという事情がある。
 当時の山本には知事選への意欲と「次は2区で勝てる」との思いの両方があり、出馬には積極的に動いていない。御輿(みこし)として担がれたかたちだった。
  ◆ ◆ ◆
 山本は、中央官僚だった07年当時、翌年夏の知事選に出馬しない意向が強かった二井から後継含みの話を聞いている。だがこの時、二井は、周囲の説得で出馬を選択する。
 山本は翌08年、岩国市長選出馬のため議員辞職した福田良彦衆院議員の後継として衆院山口2区補選に担ぎ出され、民主党の平岡秀夫衆院議員に敗退。09年衆院選も票差を詰めながら惜敗した。
 この間、山本の旧建設省同期入省組は3人が国土交通事務次官を務め、このうち、竹歳誠は野田内閣の官房副長官、峰久幸義は復興庁事務次官になった。
 「私が浪人している4年のうちに事務次官を2回やる同期が2人も出た」。山本は記者に冗談めかして心境を明かしたことがある。
 3月の出馬表明から3カ月。他候補が名乗りを上げないなか、山本は、独走状態で準備を進めてきた。
 二井は6月3日、山口市の自民党県連大会で「ぜひ、山本氏を当選させていただくようお願いし、私の16年間の県政の総仕上げをしたい」と山本支援を表明。山本は「本当にありがたい。二井知事と同じように、できるだけ広い県民から支持をいただいて県政を担うように訴えたい」と感謝で応じていた。
 ところが、この翌日以降、民主党を離党して選挙に臨む高邑勉(たかむらつとむ)(38)、脱原発を掲げるNPO法人「環境エネルギー政策研究所」所長の飯田哲也(53)、医療を重視する元県課長の三輪茂之(53)が相次ぎ出馬を表明。混戦模様となっていく。
  ◆ ◆ ◆
 「僕もマイクをにぎらにゃ、いかんかなぁ」。ある席でこう漏らしていた二井は、7月4日の萩市での山本の集会では、「山本繁太郎以外、私が安心して県政のバトンを手渡せる人はいません」とのメッセージを寄せた。新谷和彦県議が読み終えると、会場から大きな拍手が上がった。
 当初、山陰自動車道などインフラ充実を強調していた山本の訴えは、微妙にトーンを変え始めている。6月末からは「脱原発依存は当たり前。上関原発は凍結」とのフレーズを使い始めた。
 7月6日、古巣の衆院2区の岩国での集会では、こう話した。
 「いろいろ、ご意見を頂きます。演説が下手と言われると、いろいろ反省するんですが、こりゃ、要するに、もううそはつけんからじゃと思うんです」「具体的な施策を実現するために大事な人のネットワーク、行政に長年取り組んだ経験。山口県を任せられるのは、山本繁太郎だけ、繁太郎にやらせろと、一人一人の県民のみなさんに訴えていきたい」
 ほのかに見える焦燥感と自身の強みの再確認。各地で決起集会を重ねながら選挙に臨む。(敬称略)【知事選取材班】
〔山口版〕

7月10日朝刊

1588チバQ:2012/07/12(木) 00:24:56
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120711-00000138-mailo-l35
核心:2012年知事選/4止 三輪茂之氏 /山口
毎日新聞 7月11日(水)12時55分配信

 <Election 7・29>
 ◆三輪茂之氏(53)=元県健康増進課長
 ◇「他の3人じゃ、いけん」 一人のチャレンジ、支える声も
 「もう、船は、出てしまったから」
 「バカなことは言わないで」と猛反対していた妻(49)も最後は賛成してくれた。
 資金は退職金。後援会は作らない。政見放送の文面も自分で練り上げ、選挙はがきも自分で書く。候補予定者4人のうち、最後に手を挙げた、元県健康増進課長で医師、三輪茂之(53)の、たった一人でのチャレンジのスタートだった。
 5月31日、県庁で開かれた立候補予定者説明会。三輪は半休をとって出席した。家族や上司には相談していない。説明会終了後、妻に「夕方のニュースに出るかも」と電話すると「もう、勝手なことをして」と怒られた。
 長女(23)は既に就職しているが、次女と三女は、それぞれ大学3年と2年、長男は高校3年。まだ教育費もかかる。長男だけは「チャレンジするのはいいじゃないか」と賛成だったが、妻と娘は「知事はそんな簡単な仕事じゃない。それに来年は大学生が3人になる。お金は大丈夫なの」と反対した。
 三輪は、「二度とないチャンスだと思うからやりたいんだ。お金は退職金も入るし、仕事も探せばないわけじゃないだろう。通らんかっても仕事はがんばって心配かけんようにする」と説得した。
  ◆ ◆ ◆
 三輪が知事選出馬を意識し始めたのは、二井関成知事(69)の言葉がきっかけだ。
 昨年11月9日、健康増進課長だった三輪は、二井が、岡山県瀬戸内市の国立療養所、長島愛生園で県出身の入所者を慰問するのに付き添った。二井が入所者に「私が知事になったのは53歳」と話すのを聞き、「自分もそういう年なのかな」とぼんやり思った。
 「二井知事が続投していたら、自分は出ることはなかった」
 三輪は、出馬会見でそう語っている。
 山口大医学部を卒業後、県内の医院で4年、県庁で23年の計27年間、県内で仕事をしてきた。他の3人の候補予定者の誰よりも長い。出馬を決心したのは、他の3人が知事になることへの危機感からだった。
 まず第一は、県財政が厳しいなか、新知事が自身の公約を実現するために予算を重点的に使い、健康福祉の分野に「しわ寄せ」が来ることへの懸念。
 もう一つ、他の候補予定者が、山口県の「閉塞(へいそく)感」を強調していることに対する強い違和感があった。三輪にとり、古里山口は、都会のように華やかなところはないが、自然も豊かで、特に年を取ってくると安心して暮らせるところ。「外から見て閉塞感があるというのはどうなのか。閉塞感があるのは、山口県だけでなく、日本全体なのだから、『山口を活性化する』と言っても、ドンと良くなるとは思えない」
  ◆ ◆ ◆
 「常識からは外れているかもしれないけれど、出てみよう」。そう思って決断した。記者会見し、選挙はがきを一生懸命に書き、それで選ばれなかったらそれが県民の判断だろうと思った。街頭演説や選挙ポスター貼りも当初は、やるつもりはなかった。
 ところが、出馬が報道されると、一緒に仕事をした人たちから「出るんだったらもっとがんばれ」との声が届くようになった。
 「もう、いいかげんな気持ちでやったんではいけん。他の3人じゃいけん、自分が知事にふさわしいという気持ちで立候補すると決めたのだから」
 告示後は、選挙ポスターを自分で貼りながら、素の声を聞いてもらうため、マイクなしで、街頭に立つ。(敬称略)【知事選取材班】=おわり
〔山口版〕

7月11日朝刊

1589チバQ:2012/07/16(月) 15:57:56
>>1581
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120716-00000194-mailo-l39
選挙:香南市長選 清藤さん初当選 「市の飛躍を実現したい」 /高知
毎日新聞 7月16日(月)14時50分配信

 前市長の辞職に伴う香南市長選は15日投開票された。いずれも無所属の新人2人による一騎打ちとなった今回の選挙は、前県議の清藤真司氏(47)=民主、自民、公明、社民推薦=が、元県警刑事部長の上田瀧雄氏(68)を破って初当選を決めた。投票率は47・69%、当日有権者数は2万7568人(男1万3049人、女1万4519人)。
 同市野市町西野の選挙事務所に当選の報が流れると、詰めかけていた支持者からは大きな拍手と歓声が沸き起こった。その後、事務所に到着した清藤氏は、笑顔で支持者たちと固い握手を交わした。「多くの方に応援していただき、その期待に応えることができた」と感激した様子であいさつした。
 また、「市民と距離の近い市政をしていく」と、かねてから訴えていた「住民自治」に積極的に取り組んでいく姿勢を改めて示し、「香南市の飛躍を実現したい」と抱負を述べた。
 上田氏は、市長退職金の廃止や報酬カットなど、財政改革を訴えの軸として支持の拡大を図ったが、及ばなかった。【倉沢仁志、小坂剛志】
………………………………………………………………………………………………………
 ◆開票結果
 ◇香南市=選管最終発表
当 8272 清藤真司 47 無新
  4614 上田瀧雄 68 無新
………………………………………………………………………………………………………
 ◇香南市
清藤真司(きよとう・まさし) 47 無新(1)
 [元]県議[歴]証券会社員▽衆院議員秘書▽旧夜須町長▽立命館大=[民][自][公][社]

7月16日朝刊

1590チバQ:2012/07/16(月) 20:21:04
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/tokushima/news/20120714-OYT8T00958.htm
「穴吹庁舎一元化に反対」 美馬市西部考える会結成
◇市長に来月再考申し入れ

 美馬市が同市穴吹町の穴吹庁舎を増築し、庁舎の一元化を計画している問題で、計画に反対する同市美馬町の住民らが13日夜、「美馬市西部地区を考える会」(藤本岩松会長)を結成した。今後、反対運動の輪を同町内全域に拡大。同市脇町地区の住民らとも連携する。8月初めには牧田久市長に、再考を求める申し入れを行うことも決めた。

 13日の会には、北岡秀二前参院議員や市議、地域住民ら計25人が出席。牧田市長が推進する穴吹庁舎の増築、一元化への対応策を協議した。出席者からは「住民に何の説明もない」「庁舎を今、巨費をかけて増築する必要があるのか」「美馬町は脇町を中心にした町づくりを選択して合併に賛成した。穴吹を選んではいない」など、反発する声が相次いだ。

 この席で、組織的な反対運動を継続するため、「考える会」の結成が全員一致で決定。今後は「庁舎一元化反対」をスローガンに活動する。藤本会長は「協力して地域の声を市に届けたい」とした。

 庁舎については、同市の合併協定書に「4年以内に(旧美馬町に近い)脇町の西地区に建設する」と明記し、合併を渋る旧美馬町民に配慮した。しかし、牧田市長は「財政再建を最優先する」などとして、現在使用していて美馬町から離れた穴吹庁舎を増築する一方、脇、美馬分庁舎(旧町役場)を廃止する方針を打ち出した。9月議会に、用地買収費など計15億円の補正予算案の提出を予定している。

(2012年7月15日 読売新聞)

1591チバQ:2012/07/17(火) 22:15:46
http://www.zakzak.co.jp/society/politics/news/20120717/plt1207170632001-n1.htm
オスプレイ問題、“自民牙城”を直撃! 2012.07.17
 米海兵隊の垂直離着陸輸送機MV22オスプレイ導入問題が「自民党王国・山口」に飛び火している。当初は無風とみられていた山口県知事選(12日告示、29日投開票)だが、オスプレイの米軍岩国基地(同県岩国市)への搬入問題が浮上すると状況は一変。自民党は衆参両院議員を大量動員してテコ入れに躍起だ。安全保障上の懸案が地方選を直撃している。(佐々木美恵、村上智博)

 知事選は、4期目の二井関成(にい・せきなり)知事の引退に伴い、いずれも無所属新人の飯田哲也、三輪茂之、山本繁太郎、高邑勉の4氏が立候補。当初は二井氏の後継指名を受け、自民、公明両党が推薦する山本氏が圧倒的に有利とみられていた。

 そこに降って湧いたオスプレイ問題。配備反対の動きが全国に広がる中、知事選投開票日直前の24日にも岩国基地へ搬入されることが分かり自民党は慌てた。

 「オスプレイをこのままにしていたら知事選は大変なことになります」

 選挙準備が本格化した6月末。山口県選出の河村建夫元官房長官は血相を変えて谷垣禎一総裁に迫った。

 山口県は河村氏や安倍晋三元首相ら自民党有力議員を多数選出する「自民党王国」。だが、知事選で負ければ次期衆院選の基盤は大きく揺らぐ。茂木敏充政調会長は7月3日、藤村修官房長官に「拙速な配備は日米同盟を毀損(きそん)する」と搬入延期を要請。谷垣氏も12日の記者会見で「不測の影響を避けるため今の時点で陸揚げされるのはいかがか」と懸念を示した。

 選挙戦の支援態勢にも力を入れる。告示日には、安倍氏ら県選出議員5人がそろい踏みで山本氏を応援。三原じゅん子、片山さつき両参院議員や小池百合子前総務会長らも続々と山口入りした。山本氏も「不安が除去されない限りオスプレイ配備は反対」と強調するが、それでも風当たりは強い。

 自民党が警戒するのは、オスプレイだけではない。

 大阪維新の会のブレーンとして「脱原発」の旗を振ったNPO法人代表の飯田氏の出馬により、中国電力が計画する上関(かみのせき)原発(山口県上関町)への賛否も争点化している。自民党幹部は「反基地と脱原発が結びつけば保守基盤を崩しかねない」と危機感を隠さない。

 一方、「自民王国」打破の好機であるはずの民主党も問題を抱えている。

 民主党は当初、飯田氏の推薦を検討したが、飯田氏が拒否。民主党を離党して出馬した高邑氏の推薦は「一方的に離党した」として見送った。

 このため、連合山口が股裂き状態に陥った。野田佳彦首相が原発再稼働に動く中、「脱原発」候補を安易に推すわけにはいかない。かといって首相方針を全面支持し「山口県から安定電源を供給する体制を」と訴える高邑氏も推薦しにくい。結局、電力総連は高邑氏、自治労は飯田氏、他の一部労組は山本氏を応援するというバラバラの対応を余儀なくされた。

 民主党の国政での混迷は地方組織をもむしばんでいる。

 立候補者次の通り(届け出順)

飯田哲也53 NPO代表 無新

三輪茂之53 元県課長  無新

山本繁太郎63 元国交審議官無新

高邑勉38 元衆院議員 無新

1592チバQ:2012/07/21(土) 12:14:13
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120720-00000004-mai-pol
<山口知事選>オスプレイ保守王国直撃 上関原発是非も争点
毎日新聞 7月20日(金)1時44分配信


拡大写真
オスプレイ搬入計画への抗議の座り込み=山口県岩国市役所前で2012年7月19日、大山典男撮影

 米海兵隊の垂直離着陸輸送機MV22オスプレイの搬入問題が、29日投開票の山口県知事選を直撃している。米軍岩国基地(山口県岩国市)への搬入が23日に予定され、選挙戦と重なるからだ。すでに中国電力(広島市)の上関(かみのせき)原発計画の是非も主要争点となっており、二つの国政テーマが選挙戦で問われる構図。「保守王国」山口で、政権与党の民主党は候補擁立を見送り、推薦候補を抱える自民党が防戦に追われている。【佐藤丈一、尾村洋介、吉川雄策】

 「油断してはいけない状況で、私自身も応援に入れればと思う」−−自民党の谷垣禎一総裁は19日の記者会見で、山口県知事選について危機感をにじませた。18日の自民、公明両党の幹部会合でも、両党が連携して選挙戦に取り組む方針を確認した。

 知事選の立候補者はいずれも無所属新人で、橋下徹・大阪市長の元ブレーンで、NPO法人「環境エネルギー政策研究所」所長の飯田哲也(いいだてつなり)氏(53)▽医師で元県課長の三輪茂之(みわしげゆき)氏(53)▽元国土交通審議官の山本繁太郎(やまもとしげたろう)氏(63)=自民、公明推薦▽民主党衆院議員を辞職した高邑勉(たかむらつとむ)氏(38)−−の4人。

 山口県は政権交代を許した09年衆院選でも、4小選挙区中3選挙区を制した自民王国。それでも党執行部が知事選に危機感を募らせるのは、飯田氏の仕えた橋下氏の人気が波及するのを警戒しているからだ。橋下氏が率いる地域政党「大阪維新の会」は知事選に距離を置いているものの、党選対幹部は「飯田氏は維新系候補と見られており、衆院選を控え、何としても勝たないといけない」ともらす。

 米軍岩国基地へのオスプレイ搬入日が23日と伝えられた19日、4候補は積極的な発言を続けた。飯田、三輪、山本の3氏はオスプレイ搬入に反対の立場。飯田氏は「相次ぐ墜落事故の検証と説明がなされておらず、これ以上の基地強化には反対だ」と強調した。

 選挙戦で、三輪氏は「安全性への疑念が払拭(ふっしょく)できない」、山本氏も「県民の暮らしの安心と安全を守る目線から、県民の不安が除去されない限り反対」と主張した。唯一、高邑氏は「搬入を受け入れた上で、地元の不安を払拭するよう政府と米軍に対策を求めていく」と訴えている。

 山口県上関町で計画されている原発新設計画も争点に浮上してきた。計画は昨年の東京電力福島第1原発事故の後、予定地の海面埋め立て工事が中止され、事実上の凍結状態。飯田、三輪両氏はさらに強め、「白紙撤回」を主張している。

 一方、山本、高邑両氏は「凍結」で、将来の計画再開に余地を残す。山本氏は3月の出馬表明時、上関原発計画について明確な態度表明を避けていた。しかし、脱原発をうたう飯田氏が出馬を表明すると、「脱原発依存は当たり前。上関原発計画は凍結」と強調し始めた。

 政権与党当時、上関原発計画を推進してきた自民党は、選挙戦で脱原発などの批判の矢面に立っている。飯田氏らが支持を広げれば、「既成政党」対「第3極」の構図になりかねない。自民党幹部は「山本氏が対立候補に追い上げられている」と警戒感を募らせている。

 オスプレイ配備問題も自公政権時代からの懸案で、自民党の河村建夫選対局長(衆院山口3区)は6月下旬、谷垣氏に搬入反対を打ち出すよう要請。今月3日には、茂木敏充政調会長が藤村修官房長官に対し「拙速に配備を進めれば日米同盟を毀損(きそん)する」と搬入延期を申し入れた。

 一方、自主投票の民主党は政権党として存在感が薄い。知事選の争点に浮上したオスプレイや原発再稼働の問題は、野田政権にも大きな影響を与える。しかし、輿石東幹事長は19日の記者会見で「直接、党として(選挙戦に)かかわっていない。県民が判断することで、それでよろしいのではないか」と述べるにとどめた。

 立候補者次の通り。(届け出順)

飯田哲也(いいだ・てつなり)53NPO代表=無新

三輪茂之(みわ・しげゆき)53医師=無新

山本繁太郎(やまもと・しげたろう)63[元]国交審議官=無新[自][公]

高邑 勉(たかむら・つとむ)38[元]衆院議員=無新

1593チバQ:2012/07/21(土) 12:14:38
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120721-00000091-san-pol
政府、オスプレイ23日搬入を伝達 延期の声無視、身内も恨み節
産経新聞 7月21日(土)7時55分配信

 防衛省は20日、米海兵隊の垂直離着陸輸送機MV22オスプレイが23日に米軍岩国基地(山口県岩国市)に搬入されることを山口県と岩国市に伝えた。山口県知事選(29日投開票)への影響も懸念されるだけに与野党で搬入延期を求める声は高まるばかり。政府は孤立を深めている。

 「安全性の確認をしっかり地元に説明し、理解いただけるよう努力したい」

 野田佳彦首相は20日夕、視察先の大分県日田市でオスプレイ搬入について記者団にこう語ったが、延期要請に関しては口をつぐんだ。渡辺周防衛副大臣はカーター米国防副長官と防衛省で会談したが、搬入の延期は要請しなかった。政府としては「米側の日程通告を追認せざるを得ない」というのが本音だが、与野党には「頬かぶり」に映る。

 民主党の前原誠司政調会長は、国民新党の下地幹郎幹事長と会談し「米国にものを言えない関係では日米同盟がおかしくなる」と断言。4月と6月の墜落事故について米側が「安全性に問題はない」との調査結果を出すことを見越して「人的ミスなら訓練を徹底させるべきだ」と強調した。

 下地氏は記者会見で「見直しを提案しても政府はまったく耳を傾けない」と政府の対応を重ねて批判。「連立与党を組む私たちも疑問を感じざるを得ない。歯車が飛んでしまっている」とも語った。

 民主党「リベラルの会」議員2人は首相官邸を訪れ、斎藤勁官房副長官に「首相はオバマ米大統領に地元の理解が得られるまで配備を再検討するよう伝えるべきだ」と求めた。

 自民党の茂木敏充政調会長も官邸を訪れ、藤村修官房長官に米側に搬入延期を求めるよう要請。会談後、茂木氏は記者団に「民主党政権は地元の声を大切にしていない。米軍普天間飛行場移設問題の学習効果がない」とぶちまけた。

 オスプレイ12機を載せた民間輸送船の岩国到着は当初の24日の予定が早まり、22日夜に山口県下関市と北九州市の間の関門海峡を通過し、岩国基地への到着は23日とみられる。

 日程をようやく伝えられた地元も政府への不信感を強める。岩国市の福田良彦市長は「手続きを中止してもらえるよう最大限の努力をしてほしい」、二井関成知事は「地元の意向を踏まえた対応を期待していたのに裏切られ、大変憤りを感じる」と語った。

1594チバQ:2012/07/22(日) 11:56:17
>>1578
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120718-00000275-mailo-l32
益田の課題:12年市長選/上 「非常事態」脱却へ道筋を /島根
毎日新聞 7月18日(水)17時5分配信

 ◇財政難筆頭に人口減、高齢化…
 任期満了に伴う益田市長選が22日告示、29日投開票される。経済情勢の好転の兆しが見えない中、人口減少や中山間地域における過疎、高齢化など多くの課題を益田は抱える。選挙戦を前に、地域の課題を探った。【江田将宏】
 ◆財政非常事態宣言
 人口約5万人の県西部の主要都市、益田市に重くのしかかるのが財政問題だ。
 宣言が出たのは05年12月。旧益田市と旧美都、匹見両町が合併(04年11月)した後、地域バランスへの配慮などから新市の歳出は膨らみ、06年度当初予算が歳入不足に陥る見通しとなった。
 予算は、市の蓄えにあたる財政調整基金などを約11億円も取り崩して成立したが、企業で言えば“倒産”の瀬戸際。市は歳出や市職員数の削減などに着手し、現在は「財政状態は厳しいが改善している」と強調する。
 市は昨年12月、中期財政計画(12〜16年度)をまとめた。
 人件費、公債費など必ず支出が必要な経常経費の歳出に占める割合を示す「経常収支比率」は14年度に危険ラインとされる90%を下回ると予測。歳入に占める公債費の割合となる「実質公債費比率」も同じく15%を下回りそうとなった。
 市の借金にあたる地方債残高(推計)も今年度は約375億円だが、13年度以降は減少に転じるとしている。地方交付税の措置分を除く実質負担は、06年度は約295億円に上ったが、今年度は約193億円の見通しという。
 ◆重い負担
 最悪の危機を脱するとしながら、非常事態宣言は今も取り下げられていない。「むしろ、今後はさらに厳しくなる可能性がある」。ある市幹部は漏らす。財政状況を巡る見通しを不安定にさせているのが、大規模インフラ整備などの後年度負担と、合併後、旧3市町での算定合計額が認められてきた地方交付税の算定替えなど交付税の減額だ。
 ケーブルテレビ施設建設や光ケーブル敷設などの地域情報通信基盤整備事業は約54億円。うち市負担約5億円の償還は14年度から始まる。老人ホームの建て替えや益田赤十字病院新築に伴う負担、学校給食センターの建設など、大規模投資が続く。
 今年度当初予算には中世港湾遺跡の保存活用に向けた事業が盛り込まれた。公共下水道は、18年度完了予定の第3期計画(処理区域155ヘクタール)が進むが、市下水道課は「完了時まで一般財源で毎年約2億円かかる」と指摘。全体計画は10倍の1113ヘクタールで、事業を進めれば同様の出費が続くことになる。
 ◆計画にない支出も
 築約50年の市庁舎の耐用年数は70年。8月以降に出る耐震診断の結果を踏まえて、庁内検討委が改修か新築の結論を出す。庁舎建設は全額を起債でまかなえないため、新築費を仮に50億円とすると、20億円近い「頭金」が必要となるが、確保の見通しは立っていない。改修でも一定の負担は生じる。
 財政計画にない歳出が控える一方、算定替えにより交付税は数年後に10億円近く減る。市幹部は「前年度の交付税は公債費の増加幅ほどは増額されなかった。歳出、起債額が膨らんだときにどうなるか」と不安視する。「非常事態」からの脱却に向けた道筋を示し、行財政改革を待ったなしで断行することが求められている。

7月18日朝刊

1595チバQ:2012/07/22(日) 11:56:39
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120719-00000220-mailo-l32
益田の課題:12年市長選/下 お金と人、外から呼び込め /島根
毎日新聞 7月19日(木)15時28分配信

 ◇「何もしなければ悔い残す」
 ◆急激な人口減
 「お金と人を外から呼び込まなくてはならない」。益田市幹部は口をそろえる。人口減少や高齢化が進む中、行財政改革を進めるだけでなく、観光振興や雇用の創出、U、Iターンの促進などが地域の活性化には不可欠との思いからだ。
 00年に約5万5000人だった市の人口は現在約5万人。国立社会保障・人口問題研究所の推計では35年には3万5000人を割り込む。一方、昨年12月末時点の高齢化率は30・7%。中山間地域では4割にも達する。
 「観光と産業を結びつけ仕掛けていく」。河上信男・市産業経済部次長はそのための取り組みとして、市内事業所などに対する販路拡大や商品開発などへの助成▽企業誘致とそれに伴う雇用創出▽豊かな農、海産物を生かした観光振興−−と強調する。
 だが、市の“外貨稼ぎ”には課題も多い。
 ◆観光客誘致
 萩・石見空港の昨年度の東京便利用者は6万人を突破。夏季の大阪便も約4500人だったが、市内観光への貢献度は物足りない。今月13日、初日の大阪便で訪れた団体観光客の宿泊先は山口県萩市内。観光関係者は「滞在型でないと観光収入は望めない」と嘆く。
 益田産の農、海産物は、大都市圏に大々的に出荷するだけの量がないことがネックだ。市は「これを逆手にとり、素晴らしい食材を益田に食べに来てもらうことを目指す」というが、道筋はまだ見えない。
 ◆ワサビ農家
 山間部でワサビを栽培する新規就農の農家も苦境に立つ。同市匹見町のIターン者からは「このままでは食べていけない。こちらが安易だった面もあるだろうが、現状や見通しについて市などからの説明も足りなかった」との声も聞かれる。
 匹見の山間部の傾斜地で栽培する谷ワサビは、ピークの63年には出荷量40トン、売り上げは1億2000万円に達したが、水害や農家の高齢化で78年以降は加工品用の畑ワサビに経営転換が進んだ。
 だが、「安価な加工用では経営が成り立たない。谷ワサビも収穫に3年かかり、今は収穫量も少なくて市場への出荷に適さないのが現状だ」という。
 谷ワサビ農家として定住、就農したIターン者はまもなく10人に達する。最初の3年間は生活費などの助成があるが、一部は生き残りをかけて独自に販路拡大などにも乗り出す。「今後の暮らしや担い手の高齢化を考えると、匹見ワサビを軌道に乗せるには今がぎりぎり」。
 ◆高齢化率45%
 旧匹見、美都両町に隣接する中山間地域の真砂地区。高齢化率は45%に達しており、定住者獲得を目指してホームページを開設。交流サイト「フェイスブック」でも地域に関する情報を発信する。地区振興センターの大庭完所長(67)は「遅いかもしれないが、何もしなければ悔いが残る」と語る。益田が活力を失わないために残された時間は、それほど多くないのかもしれない。【江田将宏】

7月19日朝刊

1596チバQ:2012/07/22(日) 11:57:15
http://mytown.asahi.com/shimane/news.php?k_id=33000001207170010
職員、早期退職相次ぐ―上
2012年07月17日


行財政改革断行本部を発足させた福原慎太郎市長。行革推進課長は空席のままだ=5月1日、益田市常盤町

◆市役所改革/市政批判し辞めた人いない/「政策、具体策ないまま」◆


 「大阪市の橋下徹市長より先にやっていた」。再選に向けた4月の後援会事務所開きで福原慎太郎市長(39)は支援者らを前に、こう言って胸を張った。現業職場の廃止方針に触れた時だった。


 2008年、3選を目指した現職に対して「職員半減、サービス倍増」を公約に当選した。当時全国最年少35歳。その後、厳しい財政を立て直すためとして、市長給与削減の専決処分や新規採用の抑制、部長公募、事業仕分け――なども次々と打ち出した。


 職員は今年4月現在、491人から435人となった。人件費は約41億9千万円(08年度決算)が約39億5千万円(10年度決算)、財政の硬直性を表す経常収支比率は96・9%が90・6%となり、危険とされる90%脱却に近づいた。


 改善が進んでいるように映るが、職員との摩擦は絶えない。42人が早期退職、このうちの23人は部長や課長。副市長は4回、総務部長は5回代わった。肝いりで設けた行革推進課は、内示された職員が退職を申し出て課長が空席のまま3カ月が過ぎた。


 退職した幹部は「政策を練っても一晩で差し替えられた。具体策がないまま裏付けのない新しいことを指示された」と行政サービスが滞ることを心配した。


 福原市長は「早期退職希望者は面接で意思を確認している。市政を批判して辞めた職員はいない。職員は少数精鋭でいい」と言い切る。一方で「副市長が代わって、総務部長も固定できずに大変だった。腰を落ち着けて仕事ができたのはこの1年になってから」と打ち明けた。


     ◇


 益田市長選は22日に告示、29日に投開票される。福原市長の「改革」の手法から4年間を顧みる。(杉田基)

1597チバQ:2012/07/22(日) 11:57:39
http://mytown.asahi.com/shimane/news.php?k_id=33000001207180006
批判の声 意に介さず―中
2012年07月18日


情報通信基盤整備事業で建てられたケーブルテレビ局「ひとまろビジョン」=益田市元町

◆議会との溝/議案はほぼ可決して頂いた/「独断専行」離れる議員◆


 福原慎太郎市長(39)は、再選に向けた公約の一つに議員定数を現行の26(欠員1)から20にすることを挙げた。1期目に掲げた財政立て直しを、さらに推し進めるためには議会も「聖域」ではないとの考えからだ。「身を削る覚悟が必要。あれこれやってくれという議員はいるが、削ってくれと言う議員はいない。2億数千万円もかけるだけの仕事をしているのか」と話す。


 福原市長が強気の姿勢を見せるのは、2008年からの1期目に議会へ提案した予算案など議案536件のうち、否決3件、修正はなし――という背景がある。「議案はほぼすべて可決して頂いた。議会は否決でも何でもできたはずだ」


 だが市議25人のうち、最大会派「清心会」(8人)会長の安達幾夫氏(72)は「議会が活性化委員会を立ち上げたばかり。定数削減も議論する。だれのための議会か」と市民の負託に応える立場から、一方的とも受け取れる手法に疑問を投げかける。


 2009〜10年度に市内に光ファイバー網を整えた情報通信基盤整備事業(総額54億円)では「議会への報告が数カ月後だった」と市議の反発を受けた。運営・管理の受注先のケーブルテレビ会社長から、前回選挙で100万円の寄付を受けたことも判明し批判も招いた。福原市長は「政治家だから色々な人から支援を受ける。やましいことはない」と意に介さない。


 こうした中、朝日新聞の取材に対し、市長選で福原市長を支持するとしている市議は6人。一方、立候補を表明している前市議の山本浩章氏(43)を支持するという市議は「どちらかと言えば」を含めて15人で、福原市長を支持しない理由に多くが「話を聞かない」「独断専行」を挙げた。

1598チバQ:2012/07/22(日) 11:58:01
http://mytown.asahi.com/shimane/news.php?k_id=33000001207190004
自助自立、曖昧さ嫌う―下
2012年07月19日


公開討論会に臨んだ福原慎太郎市長(左)と山本浩章氏=益田市須子町

◆脱・行政頼み/全て役所がやる時代でない/市民に求める意識改革◆


 今回の市長選挙を前に、政党の多くは次期衆院選をにらみ、組織を割りかねないなどと表立った動きを控えている。民主、自民党各県連、公明党県本部、共産党県委員会、社民党県連合は自主投票。民主の支持組織・連合島根が、立候補表明している新顔で前市議の山本浩章氏(43)を推薦した。


 自民党県連益田支部は山本氏から推薦依頼を受けた一方、支部側から福原慎太郎市長(39)側に推薦依頼を出すように求めて双方に配慮した形を整えた。市長支持の県議もおり「市長選で組織を割るわけにはいかない」という判断だった。


 福原市長は「私自身はあらゆる推薦(依頼)は出さなくていいと考えていた」と言う。


 福原市長は、地元の農機具販売会社長の長男。高校時代に「得意のカルタで益田を有名にする」と出場した全国大会で準優勝。大学では自ら全国大会を立ち上げて優勝した。企業勤めを経て松下政経塾に進んだ。


 理想とする社会のキーワードは自助自立だ。職員には「リーダーは方向性を示す。自ら考えて具現化し、政策論争をして欲しい。異論があれば直接言って」と促した。市民にも「全てを役所がやってくれる時代ではない。責任も伴うが自由も大きい」と意識改革を求めてきた。


 曖昧(あい・まい)さを嫌い、オープンな議論を好む。議会側から共同の条例づくりを投げかけられた時には「協力はするが議会の皆さんでやればいい」と断った。「議会が責任を負わず行政頼み。全議員が執行部に入る『議院内閣制』のような制度にすれば、議員は5人程度でいい。素早く動けてコストもかからない」と言い切る。


 1期目について福原市長は「無我夢中に突っ走った。皆さんの声を十分に聞けていなかった面もあるかもしれない」と振り返った。(この連載は杉田基が担当しました)

1599チバQ:2012/07/22(日) 12:03:07
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1042226470/7629-7630
□2008年7月27日実施の選挙の結果

◇益田市長選挙(島根県)開票結果 投票率73.25%(過去最低)
当15925 福原慎太郎(無新、35歳、初当選)
 14337 牛尾郁夫(無現、65歳)

1600チバQ:2012/07/22(日) 14:47:44
http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn201207200007.html
'12/7/20
市長公約の給与半減また否決

 周南市議会は19日、本会議を開き、木村健一郎市長の給料を50%カットする条例案を賛成少数で否決した。昨年5月に就任した木村市長の公約だったが、昨年9月に続いて2度目の否決となる。

 木村市長は取材に「残念だが行財政改革を着実に進める」と述べ、再提案については「(否決の理由を)整理し、どうするかを考えたい」とした。

 条例案は木村市長が「行革への意気込みを示す」と提案し、月給97万円を任期満了の2015年5月まで半減する内容。討論で「意欲は尊重するが、行革の道筋や成果が分かりにくい」などの反対意見が出た。

 このほか、熊毛地区に都市計画税を13年度から導入する市税条例改正案、徳山動物園のゾウなどの購入費に充てる基金の設置条例案など15件を可決。四国電力伊方原発(愛媛県伊方町)の廃炉を国などに要請するよう求めた請願は継続審査とし、閉会した。

1601チバQ:2012/07/23(月) 21:51:25
http://mytown.asahi.com/shimane/news.php?k_id=33000001207230004
財政焦点 現新対決か
2012年07月21日

◆益田市長選あす告示◆


 益田市長選挙・市議補欠選挙(被選挙数1)は22日、告示される。市長選は再選を目指す現職の福原慎太郎氏(39)と新顔で前市議の山本浩章氏(43)が立候補を表明している。山本氏の辞職に伴う市議補選には3人(元職1、新顔2)が立候補の準備を進めている。投開票は29日。


 今回の市長選は、財政再建が大きな論点だ。2005年に市が財政非常事態宣言を出したことを踏まえ、福原、山本氏とも職員削減と給与水準引き下げで足並みをそろえる。


 福原氏は「職員半減」を公約に「幹部報酬カットもしているが、数を減らすのが効果がある」と一層の合理化を主張する。山本氏は削減は必要としながら「数ありきの議論で職員の士気が落ちている。縮小前提ではなく人口増を目指す」と語る。


 市の財政は08、10年度で比べると、財政の硬直性を示す「経常収支比率」は96・9%が90・6%(危険水準90%以上)、自治体の「貯金」を示す「積立金現在高比率」は14・7%が16・9%(同30%未満)に改善した。


 しかし、予算全体の規模を示す決算額は144億6千万円から154億9千万円と10億円余り増。人件費削減(2億4千万円)を上回る高齢者福祉・生活保護の扶助費の増加(8億円)が影響している。


 それでも財政指数が改善したのは、景気対策などで地方交付税の配分が増額(8億円)され、歳入を押し上げたことが大きい。


 市は今後、合併に伴う交付税増額の見直しで9億円規模の歳入減が想定される。老朽化が目立つ庁舎を建て替える余裕もない。財政再建に向けたかじ取りはますます厳しくなる。有権者の判断が注目される。


 立候補の届け出は午前8時半から午後5時まで、市役所で受け付ける。6月2日現在の有権者数は4万1585人。(杉田基)

1602チバQ:2012/07/25(水) 23:56:48
山口知事選
<山口知事選>オスプレイ争点化、自民に逆風
毎日新聞 7月25日(水)21時43分配信

 新人4人の争いになっている山口県知事選の投開票が29日に迫り、自民党が推薦候補のてこ入れに全力を傾けている。米軍の垂直離着陸輸送機オスプレイの岩国基地搬入が争点化し、政府に向かうはずの逆風を自民党が受ける構図になっているとの危機感があるためだ。反原発を掲げる対立候補の存在も次期衆院選で警戒する「第三極」と重なり、知事選の行方が衆院解散戦略に絡むと見て党幹部を次々に投入している。

 「オスプレイは安全性が確認されるまで飛ばしてはいけない。原発も福島で大きな事故があり、新しい原発は造らない。この知事選は争点なき選挙だ」

 自民党の石原伸晃幹事長は25日、山口県宇部市の企業でこう訴えた。石原氏が強調したかったのは、対立候補が唱えるオスプレイ搬入問題と、中国電力上関(かみのせき)原発建設計画の是非は、知事選の争点にはならないとの主張だ。

 立候補者はいずれも無所属新人で、▽NPO法人所長の飯田哲也氏(53)▽元県課長の三輪茂之氏(53)▽元国土交通審議官の山本繁太郎氏(63)=自民、公明推薦▽民主党衆院議員から転じた高邑勉氏(38)の4人。

 自民党がとりわけ警戒するのは「大阪維新の会」を率いる橋下徹・大阪市長のブレーンだった飯田氏。脱原発を掲げており、公明党幹部は次期衆院選をにらみ「この知事選は既成政党VS第三極の試金石だ。保守王国とされる山口で自公推薦候補が敗れたら脅威だ」と話し、組織の引き締めに躍起になっている。【念佛明奈、尾村洋介】

1603チバQ:2012/07/25(水) 23:57:24
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120722-00001128-yom-pol
山口知事選、山本氏先行・飯田氏追う…読売調査
読売新聞 7月23日(月)7時8分配信

 読売新聞社は29日投開票の山口県知事選について、世論調査と取材を基に情勢を分析した。

 自民、公明両党が推薦する元国土交通審議官・山本繁太郎氏が先行し、NPO法人所長・飯田哲也氏が追う展開となっている。ただ、有権者の約3割が態度を明らかにしておらず、情勢は流動的な面もある。

 山本氏は自民支持層の7割強と公明支持層の大半を固めた。民主支持層の2割程度から支持を得ているほか、無党派層の3割弱にも浸透している。

 飯田氏は民主支持層の2割程度に浸透しているほか、無党派層の3割弱から支持を得ている。年代別では20〜30歳代の支持が2割強に上っている。

 前民主党衆院議員・高邑勉氏は民主支持層の3割弱に浸透。元県課長・三輪茂之氏は伸び悩んでいる。

      ◇

 飯田(いいだ) 哲也(てつなり) 53無新

 NPO法人所長

 三輪(みわ) 茂之(しげゆき) 53無新

 (元)県課長

 山本繁太郎(やまもとしげたろう) 63無新

 (元)国交審議官〈自〉〈公〉

 高邑(たかむら)  勉(つとむ) 38無新

 (元)衆院議員

 (届け出順、四角囲みは推薦政党)

1604チバQ:2012/07/25(水) 23:58:32
http://www.yomiuri.co.jp/election/local/news/20120725-OYT1T00636.htm
「維新」叫ぶ?触れない?思惑入り乱れる知事選


 山口県知事選(29日投開票)で、「維新」のフレーズが飛び交っている。

 橋下徹・大阪市長率いる「大阪維新の会」を連想させるが、県民にとっては、明治維新の志士を輩出した誇りをかき立てる言葉でもある。あえて触れない陣営もあり、維新を巡る思惑が入り乱れている。

 「エネルギー維新で地域の豊かさを取り戻す」

 20日夕、山口市。NPO法人所長・飯田哲也候補(53)は再生可能エネルギーの普及を維新と銘打った。会場には「維新のDNA」の文字。大阪市特別顧問も務めた飯田氏は維新の会との連携を否定するが、橋下市長のブレーンが次々と応援に入る。陣営は「維新の会を意識している」と明かす。

 「大阪で維新、維新と叫んでいるが、釈然としない。維新胎動の地は山口だ」

 21日午前、山口市内でこう演説した前民主党衆院議員・高邑勉候補(38)は、政策集を「俺たちの維新〜山口の夜明け」と名付けている。意識するのは、吉田松陰ら維新の志士たち。公約に掲げる官民連携ファンドは、高杉晋作にちなみ「奇兵隊ファンド」とした。

 一方、二井県政の継続を主張する元国土交通審議官・山本繁太郎候補(63)(自民、公明推薦)は、維新に触れない。19日に開いた山口市での集会では「現県政は厳しい社会状況で歯を食いしばった。産業再生や人材育成で山口を再起動する」と訴えた。陣営は「大阪に『維新の特許を取られた』と思っている県民も多い。多用すれば反感を招く」と冷ややかだ。

 元県課長・三輪茂之候補(53)も維新は使っておらず、「山口の歴史を象徴する言葉だが、選挙戦で使うのは抵抗がある」と話した。

(2012年7月25日15時15分 読売新聞)

1605チバQ:2012/07/26(木) 21:41:45
http://www.asahi.com/politics/update/0722/TKY201207220302.html
現在位置:朝日新聞デジタル政治地方政治記事2012年7月22日23時5分


山口知事選、山本氏やや先行 朝日新聞情勢調査関連トピックス中国電力原子力発電所
 29日投開票の山口県知事選について、朝日新聞社は21〜22日に有権者に電話調査し、取材による情報と合わせて情勢を探った。自民、公明が推薦する新顔で元国土交通審議官の山本繁太郎氏がやや先行。同じく新顔で「脱原発」を訴える環境NPO代表の飯田哲也氏が激しく追っている。

 有権者の半数、無党派層の6割が投票態度を明らかにしておらず、情勢が変わる可能性もある。

 投票態度を明らかにした人を分析すると、山本氏は自民支持層の8割を固め、公明支持層にも支持を拡大。飯田氏は、民主支持層、無党派層のそれぞれ4割に浸透している。

 元民主党衆院議員の高邑勉氏は民主支持層にも浸透し切れていない。元県課長の三輪茂之氏は厳しい。

■オスプレイ搬入、7割「反対」

 一方、同時に実施した世論調査では、23日に予定される米新型輸送機オスプレイの米軍岩国基地(山口県岩国市)への搬入に「反対」は69%で、「賛成」の12%を大きく上回った。女性の「反対」は79%で、「賛成」はわずか5%。男性の「反対」は57%で、「賛成」は21%だった。

 また、中国電力が計画している上関(かみのせき)原発(同県上関町)の建設についても、「反対」が71%で、「賛成」の11%を引き離した。女性の「反対」は74%、「賛成」は8%。男性の「反対」は67%、「賛成」は15%だった。

     ◇

 《調査方法》 21、22の両日、コンピューターで無作為に作成した番号に調査員が電話をかける「朝日RDD」方式で、山口県内の有権者を対象に調査した。世帯用の電話

1606チバQ:2012/07/28(土) 10:45:00
http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn201207270016.html
'12/7/27
市議賛否掲載 2会派が反発

 東広島市議会の議会会報委員会は26日、6月の定例会で可決した国民健康保険税(国保税)を引き上げる条例改正案採決で、市議会だよりへの個々の議員の賛否掲載について再度協議した。2会派が賛否の公開を拒んでおり、さらに調整をして8月3日に掲載方法を最終的に決めることになった。

 同条例改正案をめぐっては、国保税を加入者平均で19・5%引き上げる原案に対し、一部議員が引き上げ率を11・5%に圧縮する修正案を提出。本会議で起立採決した結果、原案通り可決した。

 会報委は国保税への市民の関心の高さなどを考慮し今月6日に賛否掲載を決め、17日の市議会全員協議会でも報告していた。9月1日発行の市議会だよりに原案、修正案について採決に加わらない議長を除く31人の賛否を○×で表記する方針。

1607神奈川一区民:2012/07/29(日) 13:28:32
山口県知事選挙、前回より投票率は上回りそうですが、50%超えるかは微妙。
山口県の有権者の皆様には投票へ行って貰いたいが……。

1610チバQ:2012/07/30(月) 22:25:43
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2012073001061
「第三極」伸長を警戒=山口知事選で不安残す−自公
 29日の山口県知事選で、自民、公明両党が推薦した山本繁太郎氏が勝利したものの、橋下徹大阪市長のブレーンを務めた飯田哲也氏に急速に追い上げられた。両党は「第三極」の伸長に警戒を強めている。自民党は、厚い支持基盤を持つ「保守王国」山口で飯田氏が票を伸ばした背景には、既成政党に批判的な無党派層の後押しがあったとみており、次期衆院選に向け不安を残した。
 自民党の大島理森副総裁は30日、選挙結果について「第三勢力的、市民運動的な大きな不満を私どもは直視しなければならない」と記者団に指摘。別の党幹部も「飯田氏の善戦は警鐘と受け止めなければいけない」と警戒感をあらわにした。
 選挙戦は民主党が自前の候補を擁立せず、山本、飯田両氏の事実上の一騎打ちの構図となった。自民党は衆院山口2区を除く全ての国会議席を占める地の利を生かし、業界団体の票を固める徹底した組織戦で臨んだ。
 それだけに、出馬表明が告示の1カ月足らず前と出遅れ、既存の組織ではなくボランティアの応援に頼った飯田氏に約6万7000票差まで迫られたことは衝撃的だ。実際、選挙戦終盤では、先行する山本氏が飯田氏に追い付かれそうだとの情報が広がり、自民党は谷垣禎一総裁ら幹部が相次いで現地にてこ入れに入らざるを得なかった。
 こうした結果に、自民党の山本一太前参院政審会長は記者会見で「無党派層が既存政党に不信感を持っているということだ。山口は特に保守が強い。むしろ飯田氏は善戦したと警戒すべきだ」と指摘。公明党幹部も「飯田氏が勝っていたら、第三極ブームにつながりかねなかった」と語った。
 今回の知事選は、橋下氏率いる「大阪維新の会」の国政進出が予想される次期衆院選の行方を占うと受け止められていた。第三極への支持の広がりが鮮明になったことで、民主党で衆院解散の先送りを求める空気が一段と強まることも予想され、今国会での解散を目指す自民党の戦略にも影響を与えそうだ。(2012/07/30-20:29)

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1611チバQ:2012/07/30(月) 22:32:18
http://www.yomiuri.co.jp/election/local/news/20120730-OYT1T00720.htm
立会人「妨害行為」、点検打ち切る…山口知事選

 山口県知事選の宇部市俵田翁記念体育館で行われた同市の開票作業で、開票立会人の点検が長引き、同市選管が「妨害行為にあたる」として点検を途中で打ち切っていたことがわかった。

 確定時刻は予定より約1時間10分遅い30日午前1時40分までずれ込んだ。

 市選管によると、立会人は飯田陣営が選任した男性で、午後9時半から、「計数器が信用できない」などとして、有効票を1枚ずつ点検し始めた。さらに、男性が大声を出して投票用紙を机にたたきつけるなどしたため、市選管は「通常の開票作業が出来なくなる」と判断。点検時間を午前1時半までと男性に通告、飯田陣営から開票作業終了の同意を得て、選挙結果を確定させた。この遅れで、市職員45人の残業代が予定より計約30万円増えたという。

(2012年7月30日19時00分 読売新聞)

1612チバQ:2012/07/30(月) 22:33:31
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120730-00000155-mailo-l35
2012年知事選:県政かじ取り山本さん 多団体支持で激戦制す /山口
毎日新聞 7月30日(月)13時47分配信

 任期満了に伴う知事選は29日投開票され、元国土交通審議官の山本繁太郎さん(63)=自民、公明推薦=が、NPO法人「環境エネルギー政策研究所」所長の飯田哲也さん(53)ら3人を破り、初当選した。4期16年を務めた二井関成知事は今期限りで引退を表明。山本、飯田両氏と、医師で元県課長の三輪茂之さん(53)▽民主党衆院議員を辞職した高邑勉さん(38)の無所属新人4人が立候補した。選挙は二井知事から後継指名を受けた山本さんと、脱原発を掲げる飯田さんの事実上の一騎打ちとなった。山本さんは自公両党と、100以上の業界団体からの推薦・支持を得て、組織戦で先行。ツイッターなどネットも活用して短期間で無党派層の知名度を上げた飯田さんを振り切った。飯田さんは立候補表明の出遅れなどが響いた。三輪さんと高邑さんは、一騎打ちの構図の中で埋没した。投票率は過去最低だった前回の37・21%を上回る45・32%だった。【知事選取材班】
 山口市のJR山口駅前にある山本さんの事務所には、支持者や支援の県議、国会議員らが続々と集まった。
 相手の運動の広がりが見えず、苦戦が伝えられた選挙戦。支持者らは会場のテレビを見ながら待った。当選確実のテロップが画面に映し出されると、「やった」「よかった」などの声があちこちで上がり、事務所は喜び一色。拍手と歓声に包まれた。
 山本さんは妻久仁子さん(58)らと壇上に並び、満面の笑み。山本さんはお祝いの花束を受け取り、支持者らと万歳三唱をした。
 山本さんは支持者らを前に「皆様のおかげで難しい勝利を得られて感慨無量です。心から感謝しています」と喜びを語った。
 山本さんは他候補に先駆け、3月に立候補表明。自民、公明の推薦を受け、6月までは独走状態だった。
 しかし選挙戦では、「脱原発」の全国的なうねりに後押しされる飯田さんの激しい追い上げに苦しんだ。
 山本さんは「脱原発は当たり前」と強調したことに加え、経済不振にあえぐ県内を立て直すため、山陰道整備や産業づくりといった振興策を訴えたことで保守勢力の結集に成功、組織戦で逃げ切った。【佐野格】
 ◇飯田さん、保守地盤に阻まれる 「脱原発」は継続
 「県民の皆さんの期待を結果に結び付けられず残念」−−。飯田さんは落選が伝えられると、山口市の県婦人教育文化会館に集まった支援者に頭を下げた。
 出馬するかどうかぎりぎりまで迷い、告示1カ月を切った段階で立候補を表明。出遅れたことで知名度や政策が浸透できず、固い保守地盤に阻まれた。
 選挙では、中央官僚出身の知事が続く県政を批判し、脱原発と自然エネルギーへの転換を軸とする地域づくりを掲げた。出身地・周南市での徳山高校同窓生らを中心とする地域一体となった支援と、無党派層をターゲットにした「草の根」選挙を展開し、選挙の最終盤まで山本さんを追い上げ、苦しめた。
 飯田さんは「変化を求める県民の期待を肌で感じた」と選挙戦を振り返る一方、上関町祝島で進めている「自然エネルギー100%プロジェクト」に今後も関与するなど、県内での脱原発への取り組みは継続する姿勢を示した。【吉川雄策】

1613チバQ:2012/07/30(月) 22:34:10
 ◇高邑さん、独自性訴えたが
 「訴えが通じなかったのは、私の力不足。政治家として勝つまで戦い続けたい」。高邑さんは、周南市戸田の事務所で、支持者に深々と頭を下げ、敗北宣言をした。
 「脱既成政党」を掲げ、民主党衆院議員を辞職しての出馬だった。組織に頼らず、遊説では自ら自転車に乗って有権者と触れ合うなど、若さと行動力をアピールする地道な活動を展開。政策面では、「オスプレイは受け入れざるを得ない」などと、独自性のある訴えを続けたが、飯田、山本両候補が激しくしのぎを削る中、思うように支持が広がらなかった。【脇山隆俊】
 ◇三輪さん、支持が広がらず
 「数は少なくても、訴えは届いたはず」。17日間の選挙戦を、三輪さんは山口市内の自宅で振り返った。
 「選挙のため帰ってきた人に山口県は任せられない」と臨んだ選挙。地元に住み、職員として県政の課題を日々感じていた分、訴えには説得力があった。
 個人ベースの選挙戦はやがて、かつての同僚や同窓生などに支援の輪を広げた。だが、知名度を生かした草の根選挙と政党や団体が絡む組織戦という大きな争いに挟まれ、支持が広がらなかった。【井川加菜美】
………………………………………………………………………………………………………
山本繁太郎(やまもと・しげたろう) 63 無新(1)
 [元]国土交通審議官[歴]熊本県企画課長▽建設省大臣官房審議官▽内閣府政策統括官▽国交省住宅局長▽内閣官房地域活性化統合事務局長▽自民党衆院山口2区支部長▽東大=[自][公]
〔山口版〕

7月30日朝刊

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120730-00000048-mai-pol
<山口知事選>山本氏、上関原発関連の免許延長認めぬ方針
毎日新聞 7月30日(月)12時39分配信



 29日投開票された山口県知事選で初当選した山本繁太郎さん(63)は30日午前、記者団の取材に対し、中国電力(広島市)が計画する上関原発(同県上関町)の建設に必要な公有水面埋立免許の延長について、10月の期限切れ後の延長を認めない方針を示した。米海兵隊の垂直離着陸輸送機MV22オスプレイの問題も含め、二井関成知事の意向を踏襲する考えを強調した。

 山本さんは同日、知事選で山本さんを後継指名した二井知事と県庁で会談し、当選のあいさつをした。その後記者団に、二井知事が上関原発の埋立免許延長を認めない意向を示していることについて「二井知事の判断は重い。踏まえた上で対処したい」と述べた。

 また、同原発計画については「県内外の有識者の意見を聞いたうえで、県民の安心安全の観点から判断すべきタイミングがあれば判断したい」と述べた。山本さんは選挙期間中、「脱原発依存は当たり前」と訴える一方で、上関原発建設計画は「凍結」を主張し、建設再開の余地は残している。

 一方、選挙期間中に米軍岩国基地に強行陸揚げされたオスプレイについても「(政府に抗議した)二井知事の姿勢、方針を支持している。的確に対処したい」と話した。

 会談で二井知事は「みなさんの期待に応えてほしい。財政状況は厳しく、思い切ってできる部分は限られると思うが、山本カラーをしっかり出して」とエールを送った。【吉川雄策】

1614チバQ:2012/07/30(月) 22:34:56
http://www.zakzak.co.jp/society/politics/news/20120730/plt1207301127000-n1.htm
永田町に“山口ショック”!橋下ブレーンに無党派票が大量流入2012.07.30


初当選を喜ぶ山本繁太郎氏(中央)だが、「脱原発」の勢いは既成政党を脅かしている【拡大】

 “山口ショック”が、永田町を震撼させている。29日投開票の山口県知事選は、保守王国を支える自民・公明両党が推薦した山本繁太郎氏(63)が、3新人を破って初当選したが、大阪市の橋下徹市長のブレーンで、「脱原発」を訴えた飯田哲也氏(53)に無党派層が大量に流れ、終盤で追い上げられたのだ。既成政党にとっては、次期衆院選での第3極躍進を予想させる結果となり、今後の政局にも影響しそうだ。

 山本氏は4期務めた二井関成知事の県政継承を訴え、自民、公明の両党組織票をまとめた。これに対し、飯田氏は中国電力が進める上関原発建設計画の白紙撤回を主張した。スローガンを「エネルギー維新」として、橋下氏率いる「大阪維新の会」との関係の近さをアピールし、名古屋市の河村たかし市長らを応援弁士に招き、「既成政党vs第3極」の構図を作り、7万票弱の差まで迫った。

 政党や報道機関が行った情勢調査では、山本、飯田両氏の差は「おおむね1カ月前の20ポイントから、告示日(12日)には10ポイント」(県政関係者)まで縮まった。投票率は45・32%で、過去最低だった前回を8・11ポイント上回り、選挙への関心も高まっていた。

 また、朝日新聞の出口調査では、無党派層に至っては、飯田氏53%、山本氏27%とダブルスコアだった。また、同じ調査で、70歳以上を除く女性票で山本氏と飯田氏が拮抗しており、女性の中で、既成政党不信、原発不信が広がっていることが浮き彫りになった。

 山口県は政権交代の嵐が吹いた前回衆院選でも、4つある選挙区のうち3つを自民党が勝利した保守王国だ。それだけに、今回の結果に既成政党は危機感を強めている。

 自民党の田瀬良太郎幹事長代行は、自主投票となった民主党に関して「不戦敗だ」と厳しく批判。一方で、「反原発、反消費税増税、反既成政党という逆風の中の選挙だったが(両党への)信頼感が表れた結果だ」と安堵しつつ、維新など「第3極」勢力への警戒感もにじませた。

 これに対し、みんなの党の渡辺喜美代表は29日、「新しい政治体制の始まりを意味している。次の衆院選の予兆が表れている」と述べ、第3極勢力への期待が高まっているとの認識を示した。

 来月半ばには「社会保障と税の一体改革」関連法案は成立する見込みだが、野田佳彦首相の解散・総選挙の時期をめぐる判断にも影響しそうだ。

1615チバQ:2012/07/30(月) 22:39:49
http://mainichi.jp/opinion/news/20120730ddm003010059000c.html
クローズアップ2012:山口県知事選 保守王国に動揺
毎日新聞 2012年07月30日 東京朝刊


 29日投開票の山口県知事選は自民、公明両党の推薦を受けた元国土交通審議官の山本繁太郎(やまもとしげたろう)氏(63)がNPO法人「環境エネルギー政策研究所」所長の飯田哲也(いいだてつなり)氏(53)の追い上げを振り切る形で初当選を果たした。原発再稼働に反発する声が全国に広がる中、「脱原発」を掲げた飯田氏に無党派層の支持が集まり、既成政党批判が「保守王国」を揺るがした。不戦敗に終わった民主党内の衆院解散・総選挙に対する恐怖感も強まっている。

 ◇無党派票、半数飯田氏に
 飯田氏は29日夜、山口市で「保守王国の中で自公を追い詰める良い戦いができた。明日につながる足場はできた」と語った。

 選挙戦は自民、公明両党の推薦を受けた山本氏を、政党の支援を受けない飯田氏が追う展開となった。「大阪維新の会」を率いる橋下徹大阪市長のブレーンだった飯田氏は無党派層の支持を集め、山本氏を脅かした。投票率が45・32%にとどまり、組織票を固めた山本氏が選挙戦を制したが、飯田氏の善戦は原発政策などをめぐる既成政党批判が広がっていることを印象づけた。

 山本氏は原発推進の立場だったが、中国電力上関原発(山口県上関町)については「計画凍結」を打ち出し軌道修正。米海兵隊の垂直離着陸輸送機MV22オスプレイの米軍岩国基地(同県岩国市)への陸揚げについても、山本氏を後継指名した二井関成・山口県知事が国に即座に抗議した。山本氏自身も陸揚げへの反対を強調した。

 原発やオスプレイなど国政レベルの問題の争点化を極力回避し、組織の強みを生かす戦略だ。選挙戦後半には飯田氏の追い上げを受けて組織の引き締めをはかり、自公両党や業界団体の組織をフル稼働して逃げ切った。


 毎日新聞とtysテレビ山口が実施した出口調査によると、自民、公明両党の推薦を受けた山本氏には、自民党支持層の76%、公明党支持層の85%が投票したと回答。一方、「支持政党はない」と答えた無党派層の53%が、飯田氏に投票したと回答した。山本氏に投票したと答えた無党派層は28%にとどまった。

 出口調査からは原発問題が飯田氏の勝利につながらなかった理由もうかがえる。

 上関原発計画については44%が「白紙撤回」と答え、次いで「凍結」が26%で、「推進」とした人は11%。推進と答えた人のうち68%が山本氏に投票したと回答、白紙撤回と答えた人の57%が飯田氏に投票したと答えた。

 しかし、投票の際重視した項目を聞いたところ、「人柄や知事としての素質」が49%と最多で、「上関原発計画へのスタンス」は17%にとどまった。また、上関原発計画について「白紙撤回」と答えた人でも31%が山本氏に投票したと回答。オスプレイ問題でも、岩国基地への陸揚げ反対が57%に上る一方、投票で「岩国基地問題」を「最も重視した」とした人は4%にとどまった。

 出口調査は県内の37投票所で実施。投票を終えた直後の計2467人から回答を得た。【尾村洋介】

1616チバQ:2012/07/30(月) 22:40:24
 ◇「第三極」に自公不安 早期解散戦略に影
 「全くの無党派選挙をやった候補があれだけの票を取ったのは既成政党批判と無縁ではない。国政の課題も一緒になり、ムード選挙の傾向が強かった」

 自民党の河村建夫選対局長(衆院山口3区)は自民、公明推薦の山本氏が政党の支援を受けない飯田氏に激しく追い上げられた選挙戦をこう振り返った。橋下徹大阪市長率いる「大阪維新の会」が候補者擁立の構えをみせる次期衆院選へ向け「『既成政党』対『第三極』の試金石」(公明党幹部)と位置づける見方もあっただけに、早期の衆院解散・総選挙を求める両党内に不安も広がる。

 山口県は民主党が大勝した09年衆院選でも4小選挙区のうち3小選挙区を自民党が占めた「保守王国」。民主党の不戦敗で当初は楽勝ムードも漂ったが、全国的な「原発再稼働反対」のうねりにオスプレイ岩国搬入への反発が重なり、政権与党に向かうはずの批判が既成政党の代表格、自民党に向けられる構図になった。

 飯田氏は6月まで大阪府・市の特別顧問を務め、橋下氏の脱原発路線を支えた。維新の会の支援を受けてはいないが、維新の会の幹部は「組織も地盤もない中で既成政党を相手に健闘したのではないか。世論調査でも原発やオスプレイへの関心が高く、保守王国でも大きな意識改革が起きている」と分析し、第三極勢力の追い風になることを期待する。

 維新の会との連携を模索するみんなの党の渡辺喜美代表も「脱原発を訴えた飯田氏の善戦は、古い政治の終焉(しゅうえん)と新しい政治体制の始まりを意味している」と語り、「政権には解散をできるだけやりたくないというモチベーションが働くだろう」と与党をけん制した。

 自民党は選挙戦終盤、石原伸晃幹事長ら党幹部が相次いで現地に入り、組織固めを図った。河村氏は「自公協力の選挙で負けなかったことは大きい。今後も早期解散を求めていく」と強調したが、党幹部は「脱原発、反消費税、反既成政党の風が吹き荒れている証拠。負けていたら解散どころではなかった」と不安を隠さない。

 公明党の山口那津男代表は衆院解散時期への影響について「信を問えという声が強い中で注目される知事選だった。国政上の課題も取り上げられたために、今後の国政への影響は出るだろう」と述べるにとどめた。

 候補者を立てられなかった民主党の選対幹部は「これまで民主党に入っていた反原発の無党派層の票が飯田氏に行ったのだろう」と分析。原発再稼働への批判が野田政権に向けられる中、「解散恐怖症」が党内に広がる。ベテラン議員の一人は「知事選はずっと不戦敗が続いている。候補者を出せない政党って何なんだ」と嘆く。

 国民新党の下地幹郎幹事長は「民主党が候補を出さなかったことで、政権の力が弱まっていると見られる可能性がある」と懸念するコメントを出した。【佐藤丈一、平野光芳】

1617チバQ:2012/07/30(月) 22:43:01
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/120729/stt12072923360002-n1.htm
安堵の自公、課題は先送り
2012.7.29 23:34 (1/2ページ)
 山口県知事選で29日、自民、公明両党が推薦する元国土交通審議官、山本繁太郎氏(63)が勝利したことで、両党幹部からは「反原発、反消費税増税、反既成政党という逆風の中の選挙だったが、自公両党への信頼感が表れた結果だ」(自民党の田野瀬良太郎幹事長代行)などと安堵(あんど)の声があがった。

 「有権者は風頼みの選挙に付和雷同せず、真剣に県政のことを考えてくれた。民主党に政権を与えた(前回衆院選の)『うっかり1票、がっかり4年』の結果、どうなったかと考えた有権者もいるだろう」

 自民党の河村建夫選対局長は産経新聞の取材に上機嫌でこう語った。

 安倍晋三元首相も同夜のツイッターで「地道な政策を訴え続けたことが勝利につながった。反原発という主張だけの候補には山口県の明日は託せないという冷静な判断を県民は下した」とコメントした。

 公明党の山口那津男代表は産経新聞の取材に対し「かなり追い詰められるという予測もあったが、県民の冷静な判断の結果が出た」と安堵の表情。その上で「衆院解散を求める声が強い中で、注目された知事選だった。国政への影響も出るだろう」と述べた。

 ただ、争点として注目された原発の是非などエネルギー問題や、米軍岩国基地に搬入された垂直離着陸輸送機MV22オスプレイへの対処など政治課題はいずれも先送りされた格好だ。

 選挙戦では「脱原発」を掲げたNPO代表、飯田哲也氏(53)が橋下徹大阪市長が率いる「大阪維新の会」でエネルギー分野のアドバイザーを務めていたことから、事実上の「既成政党vs維新」の構図になるともみられ、全国的な注目も集めた。

 自民党閣僚経験者は「山本氏が勝ったことで維新の勢いがどうなっていくか。自民党が信頼を取り戻したとは言い切れない」と述べるにとどめた。

 一方で、みんなの党の渡辺喜美代表は飯田氏が善戦したとして「新しい政治体制の始まりを意味している。次の衆院選の予兆が表れている」と述べた。

1618チバQ:2012/07/30(月) 22:46:08
山口で得票率5割を下回ったのは凄いですね

http://kyushu.yomiuri.co.jp/news/national/20120730-OYS1T00288.htm
山口知事に自公推薦の山本氏、脱原発の飯田氏ら破る

 山口県知事選は29日投開票され、無所属新人の元国土交通審議官・山本繁太郎氏(63)(自民、公明推薦)が、無所属新人の3人を破って初当選した。山本氏は自民党の国会議員らによる組織選挙を展開し、「脱原発」を掲げるNPO法人所長・飯田哲也氏(53)らを退けた。

 山本氏は当選後、「産業再生や人材育成に取り組み、二井関成(にいせきなり)知事が守ってきた県政をさらに発展させたい」と語った。

 選挙戦は、景気・雇用対策などを争点に、中国電力が同県上関町で進める上関原子力発電所建設計画への対応や、選挙期間中に米軍岩国基地(山口県岩国市)に搬入された米軍の新型輸送機MV22オスプレイの一時駐機に対する主張にも有権者の関心が集まった。

     ◇

 当日有権者数は118万5190人。投票率は45・32%で前回2008年(37・21%)を上回った。
当  252,461山本繁太郎 無新〈自〉〈公〉

   185,654飯田哲也 無新

    55,418高邑勉 無新

    37,150三輪茂之 無新

(2012年7月30日 読売新聞)

1619チバQ:2012/07/30(月) 22:47:58
>>1594-1601
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120730-00000197-mailo-l32
選挙:益田市長選/益田市議補選 市長選、山本氏が初当選 人口増訴え、幅広い支持−−投票率過去最低 /島根
毎日新聞 7月30日(月)15時21分配信

 任期満了に伴う益田市長選は29日投開票され、新人で前市議の山本浩章氏(43)=無所属=が、再選を目指した現職の福原慎太郎氏(39)=同=を破り、初当選を果たした。投票率は68・89%で、過去最低だった前回の73・25%を下回った。当日有権者数は4万1227人。また、山本氏の辞職に伴う市議補選では新人の松本正人氏(60)が当選した。【江田将宏、大西康裕】
 山本氏の同市乙吉町の事務所には多くの支持者が詰めかけた。山本氏は大きな歓声の中「対話によって発展する方向に大きくかじを取る。動乱の20年に終止符を打ちたい」と抱負を述べた。
 地元選出の自民県議や25人中15人の市議、連合島根、農業団体、企業など厚い組織に支えられた山本氏。福原市政を「削減、縮小、内部で対立といがみ合いが続いている」と厳しく批判。農林水産業の振興やU・Iターン促進などを図ることで年約400人のペースで減少傾向が続く市人口を「現在の約5万人から2020年に5万500人に増やす」と訴え、幅広い層から支持を獲得した。
 一方、4年前に市職員半減などを訴えて初当選した福原氏は今回、「市職員の給与体系を見直し、給与の官民格差をなくす。市議会の定数削減にも取り組む」と改革の継続をアピール。陣営は「市長を1期でころころ代えるな」と強調したが、市職員や市議会との対話不足や、市幹部人事の混乱などに対する批判的な見方が広がり、支持を伸ばせなかった。
………………………………………………………………………………………………………
 ◆開票結果
 ◇益田市=選管最終発表
当 14645 山本浩章  43 無新
  13494 福原慎太郎 39 無現
 ◇益田市議補選(改選数1−3)=選管最終発表
当 9633 松本正人 60 無新
  9547 斎藤浩文 51 無新
  7370 下寺共子 69 共元
………………………………………………………………………………………………………
 ◇益田市議補選(改選数1)
松本正人 60 無新(1) [元]医療器材会社社長[歴]シャープ社員▽益田工高
………………………………………………………………………………………………………
 ◇益田市
山本浩章(やまもと・ひろあき) 43 無新(1)
 [元]市議▽益田商工会議所常議員[歴]益田青年会議所理事長▽介護・仏壇会社ひょうま社長▽東大

7月30日朝刊

1620チバQ:2012/07/30(月) 22:49:00
http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn201207300011.html
'12/7/30
福山市長選、現新が一騎打ち
 任期満了に伴う福山市長選は29日告示され、3選を目指す無所属現職の羽田皓氏(68)=民主、自民、公明推薦=と、無所属新人の作曲家大戸博史氏(61)の2人が立候補した。8月5日の投開票に向け、7日間の選挙戦がスタートした。

 両陣営は立候補の届け出後、選挙事務所などで出陣式を開催。その後は選挙カーで市内に繰り出し、各地で街頭演説を開くなどして政策を訴えた。

 羽田氏は、3党のほか連合広島の推薦も得た。出陣式には地元経済界の有力者や多くの市議も出席。組織力をてこに、2期8年の実績をアピールする。

 大戸氏は組織戦を批判し、主宰するカラオケ教室の生徒を軸に支持拡大を狙う。市長給与や人件費削減を主張。現市政に批判的な票獲得も目指す。

1621チバQ:2012/07/30(月) 23:15:33
http://mytown.asahi.com/shimane/news.php?k_id=33000001207300005
益田市長に新顔・山本氏
2012年07月30日


初当選を喜ぶ山本浩章氏=益田市乙吉町、大久保直樹撮影

◆市政批判で支持拡大◆


 益田市長選挙と市議補欠選挙(被選挙数1)は29日投開票され、市長選は新顔で前市議の山本浩章氏(43)が、現職の福原慎太郎氏(39)=共に無所属=を破り初当選した。当日有権者数は4万1227人。投票率は市長選が過去最低だった前回73・25%を下回る68・89%、補選は68・87%。


 山本氏の事務所(乙吉町)には支援者や推薦した連合島根幹部、応援した自民党の県議らが詰めかけた。当選が決まり、山本氏が姿を見せると拍手と歓声が起きた。山本氏は「市政は問題が山積している。かじ取りを託された者として責任の重さに身が引き締まる思いだ」などと決意を述べた。


 山本氏は昨年8月の市議選で当選したが、半年余りで辞職して立候補した。選挙中は「職員の早期退職や市長と議会との確執で、市は混乱と停滞を続けている」などと市政を批判。組織力を生かしたミニ集会などで知名度不足を補い、支持を広げた。


 福原氏は、全国最年少市長として当選した1期目に進めた職員削減や人事評価制度の導入、財政指数の改善などの実績を強調し「改革を止めてはいけない」などと訴えた。松下政経塾卒業生の国会議員や首長経験者らの応援も受けたが及ばなかった。


◆混乱、有権者に「失望」◆


 《解説》改革を訴える福原氏への4年前の期待は失望に変わった。全国最年少市長として就任直後、市長給与削減の専決処分を巡って議会と対立し、自らのブログで職員批判を繰り返した。副市長や総務部長の度重なる交代など、市政の混乱は有権者を動かした。


 「人の話に耳を傾ける。思いつきで政策をやらない。混乱の市政に終止符を打つ」という山本氏の訴えが受け入れられた。ただ市の置かれた状況は厳しいままで、市職員数削減と給与体系見直しでは福原氏と足並みをそろえた。


 山本氏は公約で「縮小前提ではなく、拡大を」と訴えて「人口拡大計画」を打ち出した。計画実現には8年で6500人の人口増が必要だ。U・Iターンの促進や産業振興で実現するという。今回の期待は「失望」に変わることはないか。有権者にも厳しい目が求められる。(杉田基)

1622チバQ:2012/08/02(木) 22:25:43
http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn201208030029.html
'12/8/3
福山市長選は暑さも強敵


 5日投開票の福山市長選は、無所属現職の羽田皓氏(68)=民主、自民、公明推薦=と無所属新人の作曲家大戸博史氏(61)が連日、熱い論戦を展開している。もう一つの相手はこの暑さ。市内は告示後の7月31日、今年最高の37・1度を記録した。2日の最高気温は36・0度。両陣営は対策に気を配りながら、真夏の決戦に臨んでいる。

 羽田氏は2日午後、芦田町で街頭演説に立った。告示当初は身に着けていた上着もネクタイもなし。告示後間もなく、切り替えたという。「1回の演説でシャツはびちゃびちゃ」と陣営幹部。選挙カーには凍らしたタオルを積んでいる。

 大戸氏は、選挙カーで市全域をくまなく巡る作戦が主体。街頭演説は人が集まりにくい暑い時間帯を避け、朝や夕方に集中させている。「冷房の効いた施設なら人が集まっているはず」(大戸氏)と暑さを逆手にとって大型商業施設の周辺を中心に展開している。車には飲料を積み、水分補給も欠かさない。

【写真説明】大型商業施設(奥)の近くで街頭演説する候補者

1623チバQ:2012/08/04(土) 09:46:06
http://www.ehime-np.co.jp/news/local/20120804/news20120804283.html
西条市長選 青野県議出馬へ
2012年08月04日(土)

【写真】青野勝氏  任期満了に伴う11月11日告示、同18日投票の西条市長選挙で、旧東予市長の青野勝県議(55)=西条市区、自民、同市楠=が3日までに、立候補の意向を固めた。
 青野氏は同日、愛媛新聞社の取材に「週明けにも正式表明し、市政への抱負を明らかにする」と話した。

1624チバQ:2012/08/04(土) 23:28:04
http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn201208040156.html
'12/8/4
無免運転県議リコール申請へ


 道交法違反(無免許運転)罪で有罪判決が確定した正木篤県議(広島市安佐北区)に対する解職の直接請求(リコール)の準備をする同区の住民団体は今月下旬、広島県選管に署名集めを始めるための最終手続きに入る。26日午後6時半から、区民文化センター(可部)で決起大会を開く。

 住民団体は「正木篤県議のリコールを勧める有志の会」。請求代表者には、可部、高陽、安佐地区の自治会役員たち9人を予定する。県選管に、手続きに必要な解職請求代表者証明書を得るための申請書と、解職請求書を提出する。

 有志の会の梅田千秋代表(73)によると、署名を集める「受任者」が、目標の500人を確保できる見込みとなった。このため、署名集めの手続きに踏み切るという。

 6月上旬から7月下旬にかけて、高陽、可部、安佐の3地区で地元説明会を開催。計約220人にリコールの流れを説明し、受任者になるよう呼び掛けてきた。

 地方自治法によると、リコール手続きを進めるには、住民が解職請求書を提出後、県選管の告示から2カ月で同区の有権者の3分の1(約4万1300人)以上の署名を集める必要がある。

 26日は、リコール手続きの流れなどを説明する。梅田代表は「居座りは許さないとの区民の盛り上がりを感じる。絶対に成立させたい」と話している。

1625チバQ:2012/08/06(月) 00:14:39
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/yamaguchi/news/20120731-OYT8T00125.htm
無党派の影組織に危機感



 「難しい勝利を得られて、感慨無量です」

 29日午後8時過ぎ、喜びに沸き返る山口市内の選挙事務所。当選確実の報を受けて元国土交通審議官・山本繁太郎氏(63)(自民、公明推薦)が発した言葉には実感がこもっていた。笑顔には疲労の色がにじんだ。

 4人が争った選挙で、次点のNPO法人所長・飯田哲也氏(53)に約6万6800票差をつけ、得票率(48%)は過半数に迫った。数字を見ると完勝と言っていいが、山本陣営幹部は「飯田氏は相当手ごわい相手だった」と口々に言う。

 飯田氏は告示前からインターネットで記者会見やミニ集会の動画を公開。選挙中は県外からも多くのボランティアらが飯田氏の支援に駆けつけた。投票3日前には新たな主張を盛り込んだ選挙ポスター約5000枚を一気に貼り替えた。

 「見たこともない人が外からわっと来た。組織を持たないボランティアは機動力があった」。ある自民党国会議員は飯田氏の選挙をこう振り返る。

 「相手がどこまで浸透しているのか、全く見えない」「一部の地域で飯田氏にリードされているらしい」。選挙中、山本陣営からは“無党派の影”におびえる不安の声が漏れ聞こえた。

 自民党県連幹部は「政党不信は山口でも広がっている。今回の25万票が現状での限界かもしれない」と話す。

     ◇

 選挙戦が後半に入った21日。岩国市内を遊説した山本氏の選挙カーは、畑の広がる道幅の狭い集落に分け入った。「ご支援ありがとうございます」。山本氏は空き地に集まった支持者と握手し、頭を下げた。

 山本陣営は当初、人通りの多い商業施設や公園などでの街頭演説に力を入れたが、中盤から自民党支持者の多い地域をきめ細かくまわり始めた。陣営幹部の1人は「組織票を固めるのに必死だった。無党派層の取り込みまで手が回らなかった」と明かす。

 今回の選挙で強まった危機感を前向きに捉える声もある。自民党選対局長を務める河村建夫元官房長官は「(次期衆院選に向けて)組織固めになった。無党派層に向けた著名人の応援やネットの活用など、飯田さんのやり方もヒントになった」と語る。

 一方、飯田陣営の選挙プランナーはこう分析する。

 「(選挙中の)1週間で固められた票は動かない。こちらが無党派に浸透する速度より、あちらが固める速度が速かった。さすがだと思った」

     ■

 混戦となった知事選は、組織戦を展開した山本氏が、無党派層にアピールした飯田氏を振り切った。選挙戦を振り返り、今後の影響を検証する。

(2012年7月31日 読売新聞)

1626チバQ:2012/08/06(月) 00:15:03
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/yamaguchi/news/20120731-OYT8T01630.htm?from=popin
進む政党離れ、投票率低迷・・・知事選




坂本龍一さん(右)と対談する飯田氏(30日、山口市で)  「大きな手応えを感じたが、最後は保守のすさまじい壁にぶつかった」

 知事選が投開票された翌日の30日。山口市の県教育会館で開かれた対談イベントで、NPO法人所長・飯田哲也氏(53)が元国土交通審議官・山本繁太郎氏(63)(自民、公明推薦)に敗れた選挙戦を振り返った。

 対談相手は、音楽家で脱原発を主張している坂本龍一さん(60)。東京で起きている原発の再稼働に抗議する数万人規模のデモ行進に触れ、「従来の組織ではない一般の人が集まっている」とし、今回の選挙結果にも既成政党離れが反映したとする感想を述べた。

 得票は、山本氏の約25万2000票に対し、約18万6000票と及ばなかったが、飯田氏と同様に政党の支援を受けなかった前民主党衆院議員・高邑勉氏(38)と元県課長・三輪茂之氏(53)の票を合わせると、山本氏を2万票以上上回る。

 飯田氏の出身地・周南市を含む衆院山口1区エリア(3区の旧阿東町と、2区の旧熊毛町含む)に限ると、山本氏と飯田氏の差は約5700票差だ。飯田氏は「知事選で生まれたつながりを生かし、新しいネットワークを山口でつくる」と語った。

     ◇

 「アメリカの言いなりの官僚の言いなりでやってきた自民党、それをそのまま受け継いだ野田政権。その象徴としてオスプレイの問題がある」

 投開票があと2日に迫った27日。500人の市民で埋まった周南市のホールで、飯田氏は米軍岩国基地に搬入された新型輸送機MV22オスプレイに言及し、官僚や政権を激しく批判した。

 飯田氏は出馬表明時から「保守の人からも応援がある」として幅広い層からの支持を得ようとした。だが、選挙戦で有権者と接する中で「自民党に不満を持つ声が多く、民主党に期待する人も少ない」と方針を転換。終盤から自民党や民主党の批判を始めた。

 飯田氏の選挙プランナーは「国の政策と山口の関係を絡めて全国の注目が集まる選挙のイメージを出したかった」と振り返る。

     ◇

 「投票率次第で面白い結果になりそう。実感として、もう一歩何か足りない感じはするが」

 投開票日前日の28日。選挙プランナーは、今回の知事選のカギを握るとされた投票率を気に掛けた。

 結果は45・32%。二井知事と共産党系候補の一騎打ちとなり過去最低を記録した前回2008年の37・21%から8・11ポイントしか伸びなかった。

 読売新聞社が20〜22日に実施した世論調査では60%が「支持政党なし」としたが、投票所で行った出口調査で「支持政党なし」と答えたのは34%。無党派層の多くが投票所に足を運ばなかったとみられる。

 民主党を離党、衆院議員を辞職して立候補した高邑氏は投票率の低迷についてこう言う。「投票を棄権した人が多いのは、政治が期待されていないということ。有権者の不満や危機感は強まっているが、あきらめも広がっている」

(2012年8月1日 読売新聞)

1627名無しさん:2012/08/06(月) 17:53:55
http://mytown.asahi.com/hiroshima/news.php?k_id=35000001208060002
福山市長に羽田氏3選
2012年08月06日


3選を決め、妻(右)らとともにバンザイする羽田皓氏(中央)=福山市明神町1丁目

福山市長選は5日、投開票され、無所属現職の羽田皓氏(68)=民主、自民、公明推薦=が、無所属で新顔の作曲家、大戸博史氏(61)を破り、3選を果たした。当日有権者数は37万5007人、投票率は過去最低の22・59%(前回29・34%)だった。
 1995年以来17年ぶりとなった現職と新顔の一騎打ち。開票は午後9時15分から同市草戸町5丁目の市体育館で始まった。
 同市明神町1丁目の羽田氏の事務所に当選の知らせが届くと、拍手と歓声が上がった。羽田氏は、支持者らとバンザイし、「福山市には大きな潜在力がある。市制100年の年には豊かさを実感してもらえるよう、4年間頑張って取り組みたい」と述べた。
 羽田氏は少子高齢化や人口減で税収が減る一方、歳出が増えても安定して運営できる「持続可能な市政」を合言葉に、市債を300億円以上減らした行財政改革の実績をアピール。市民活動を活性化させようと05年から取り組んできた「協働のまちづくり」をさらに進めると訴えた。
 推進してきた鞆(とも)の浦の埋め立て架橋計画が撤回されたことについては、選挙期間中、積極的に取り上げることはなく、争点化しなかった。
 今年2月、3選を目指して立候補すると市議会で表明。民主、自民、公明の相乗り推薦を受け、連合広島や地元経済界、40人中35人の市議からの支援も得て組織戦を展開した。大会場で個人演説会を重ね、幅広く支持を集めた。
 大戸氏は同市三吉町5丁目の事務所で「大きい票をいただいた。市民の意思をしっかりと受け止め、今後も運動を続けていきたい」と支持者にあいさつ。現市政を「無駄が多い」と批判し、市長や市幹部の給与削減や公開の事業仕分けの実施などを訴えたが、支持が広がらなかった。(奥田貫)

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1628チバQ:2012/08/06(月) 18:54:15
http://mainichi.jp/area/hiroshima/news/20120806ddlk34010325000c.html
選挙:福山市長選 羽田さん、大差で3選 組織力をフル活用 投票率は過去最低22.59% /広島
毎日新聞 2012年08月06日 地方版

 任期満了に伴う福山市長選は5日、投開票され、現職の羽田皓氏(68)=民主、自民、公明推薦=が、新人の作曲家、大戸博史氏(61)を大差で破り3選を決めた。羽田氏は圧倒的に勝る組織力を背景に、2期8年の実績をアピール。現職批判に傾いた大戸氏を振り切った。投票率は過去最低の22・59%で、前回(29・34%)より6・75ポイント下がった。当日有権者数は37万5007人(男17万9866人、女19万5141人)。【稲生陽、豊田将志、高山梓】

 ◇「先頭に立ち頑張る」
 当選確実を決めた羽田氏は、同市明神町の事務所に拍手で迎えられ、笑顔で万歳三唱。「4年後の市制施行100周年に向け、引き続き市民の先頭に立って頑張りたい」と意気込みを語った。

 選挙戦では、共産党と無所属を除いた超党派の市議35人の協力で各地を細かく回り、これまでの実績や市民の力を利用した行政運営の効果などを強調。労組や企業、経済団体からも支援を受け、連日2会場で演説会を開くなど精力的に動いた。4カ所に開いた後援会事務所でも電話での投票呼びかけを続けるなど、組織力を生かした戦いを展開した。

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 ◆開票結果
◇福山市=選管最終発表
当 59411 羽田皓  68 無現

  23455 大戸博史 61 無新

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羽田皓(はだ・あきら) 68 無現(3)

 市長[歴]市総務課長・児童部長・同和対策部長・総務部長・助役▽青学大=[民][自][公]

1629チバQ:2012/08/06(月) 23:49:10
http://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/news/CK2012080602000093.html
山口知事選 脱原発の大波 選挙にじわり
2012年8月6日 朝刊

 首相官邸前で毎週行われる抗議活動など、脱原発を求める国民の声が広がっている。だが原発を争点に七月二十九日に行われた山口県知事選は、脱原発勢力が推す候補が負け、投票率は五割に満たなかった。同月八日の鹿児島県知事選も結果は同様で、世論の高まりと地方選に「ずれ」があるようにみえる。だが、分析すると「脱原発効果」は既に地方選に表れ始め、民意は反映されていることが分かる。 (関口克己、上野実輝彦)

 山口県では中国電力が進める上関原発建設計画がある。知事選では、NPO法人所長の飯田哲也氏が脱原発を掲げて出馬。自民、公明両党の推薦を受ける山本繁太郎氏と事実上の一騎打ちとなった。結果は山本氏が約二十五万二千票を得て当選。飯田氏は約十八万五千票。投票率は45・32%だった。

 明治学院大の川上和久教授(政治心理学)は、投票率が伸び悩んだ理由は、山本氏が原発建設の凍結を打ち出してエネルギー論争を避け「争点ぼかし」を図ったためとみる。

 ただ川上氏は「山本氏の『原発凍結』は、抗議行動の高まりによってもたらされた。こういう形で民意が反映されるのは、民主主義の一つの理想的な形」と強調。候補者の公約を修正させた意味で、脱原発勢力が勝ち取った面があるという見方だ。世論が脱原発を求め続ければ、次の衆院選に向け、各党マニフェストの政策に影響を及ぼすのを証明したともいえる。

 埼玉大の松本正生教授(政治意識論)は投票率について「前回より8ポイント以上上がったのは特筆すべきだ。これまで投票しなかった人が、原発問題をきっかけに意思表示すべきだと気付いた」と指摘。世論の「うねり」は投票率に表れたという見方だ。

 そのうねりが「争点ぼかし」などの選挙戦術に惑わされずに大きくなり50、60%となると選挙結果にも直結する可能性が十分ある。

1630チバQ:2012/08/07(火) 19:41:05
http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn201208070053.html
'12/8/7
福山市長選 投票しない理由



 5日投開票の福山市長選は投票率が22・59%と、中核市41市の市長選で過去最低となった。中国新聞は同日、市中心部で「投票しない」とした有権者20人にその理由を聞いた。組織型の選挙に対する1票の無力感や、市政そのものへの期待の薄さが浮き彫りになった。これらの結果に「投票は市民の役目」と、住民側からあらためて市民の自覚を促す声も上がっている。

 「現職の当選が分かり切っており投票は無意味。大半の市議、市職労などと組織を組み一般市民はのけ者だと感じる」。山手町の無職男性(67)は語気を強めた。「結果が明白」を理由にしたのは6人。久松台の無職男性(75)は「現職に不満はないが、投票するまでもない」。沖野上町の会社員男性(45)は「具体的な政策論争もなかった」と話した。

 別の6人は「誰が市長でも同じ」と諦めを口にした。うち水呑町の主婦(50)は「常に同じような有力者や組織が力を持っており変革は望めない」と説明。引野町の主婦(60)は「税金の無駄遣いと思うことは多いが、両候補者とも大阪市の橋下徹市長のような改革への真剣さが伝わらなかった」と話した。

 さらに別の4人は、「中心部はどんどん寂れるが、行政に改善はできない」「どうせ市民の意見は反映されない」などと、市政への期待のなさを挙げた。

 JR福山駅前の広場整備や鞆港埋め立て・架橋計画の是非に一区切りついたのを受け、選挙戦について大半が「争点がない」「話題に上らない」などと感じていた。

 これらの結果について、市自治会連合会の貝田哲郎会長(80)は「全国でもまれな低投票率は残念だった。一人一人が選挙を通じて市政に参画する役目を自覚してほしい」と話している。

1632無口:2012/08/08(水) 22:21:39
落合南の梅田千秋という人物は、町内会で不明朗会計の説明責任や広島市の
土地に無許可で福祉施設の看板を建てさせたりして、可部の簡易裁判所から
是正勧告を受けているのに、他人の不正を追及できる資格があるのだろうか。
人間性の問題であるが、梅田千秋も住民を騙していることに変わりは無いと思う。
そんな人が代表のリコール運動の署名はしないほうが良いと思う。
正木さんの悪いことは認めるが、リコール投票には税金も使われる。経費の比較も必要かも。
いずれにしても梅田という人は、他人のことより自分のこれまでの所業を
反省して欲しい。

1633チバQ:2012/08/09(木) 23:34:07
>>1623
http://mainichi.jp/area/ehime/news/20120809ddlk38010603000c.html
選挙:西条市長選 青野県議が出馬表明 「開かれた市にしたい」 /愛媛
毎日新聞 2012年08月09日 地方版

 任期満了に伴う西条市長選(11月11日告示、18日投開票)に、青野勝・自民党県議(55)=西条市選挙区=が無所属で出馬することを8日表明した。同市長選での出馬表明は青野氏が初めて。

 同市内で記者会見した青野氏は、伊藤宏太郎市長に対し、04年の合併時に新庁舎を西側に移転するなどの取り決めが守られていないなどと指摘。「市民への説明も不足しており、独断的な状態だ」と現市政を批判した。「自分は旧東予市長として合併を進めた立場。明るい市政にしてほしいとの期待に応えなければいけない」と出馬理由を説明した。

 公約は「まだ発表できない」としながら、民主的な市政運営、県や近隣市との連携強化などを挙げた。市内の県営黒瀬ダムが水源の工業用水を松山市の飲料水にする「松山分水」については、「西条の水は守る」と否定的な見解を示した。

 青野氏はJA周桑職員、東予市長を経て07年に県議に当選し、現在2期目。【高谷均】

1634チバQ:2012/08/10(金) 19:54:04
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/okayama/news/20120809-OYT8T01355.htm
知事選向け 前哨戦じわり
 知事選の告示(10月11日)まで、11日であと2か月。現職の石井正弘氏(66)が5選不出馬を表明し、16年ぶりの新人による選挙戦になる見通しとなった。これまでに前民主党県議の一井暁子氏(42)、前天満屋社長の伊原木隆太氏(46)らが立候補を表明。草の根活動を展開する一井氏と、政党や団体の推薦を受けて大型選対を組む伊原木氏が、対照的な前哨戦を繰り広げている。衆院の「秋解散」・総選挙が取りざたされる中、知事選に向け、主要政党の県組織も対応を急いでいる。(竹上史朗)

◇対照的◇

 「しがらみや損得勘定を断ち切るためです」。2期途中で県議を辞職し、民主党も離党した一井氏は、2月の出馬会見で、政党や団体に推薦を求めない理由をこう述べた。かつて民主党衆院議員の公設秘書を務め、県連で幹事長代行を務めるなど中心的な役割を担っていただけに、一井氏の離党は衝撃を与えた。

 出馬表明後、一井氏は県内各地の知人を頼り、20人程度のミニ集会を繰り返し、直接政策を訴えている。岡山市北区に事務所を設けるが、事務所開きのようなセレモニーは行わない方針。陣営は「草の根の活動を繰り返し、支持を拡大したい」という。

 一方、7月30日に岡山市北区であった伊原木氏の事務所開きには、地元政財界の有力者が顔をそろえた。自民党、たちあがれ日本のほか、農協や県看護連盟など約100の政党・団体が推薦を決定。民主、公明両党にも推薦を依頼するなど、態勢づくりを進める。

 31歳で天満屋社長に就任し、経営感覚を生かした県政を訴える伊原木氏だが、「天満屋は有名でも、隆太の名前を知らない人が多い」と陣営幹部。事務所を北区のほか、告示までに津山、倉敷など17か所に置き、「組織を通して名前を浸透させる」構えだ。

◇主要政党◇

 民主党県連では、伊原木氏からの推薦依頼を巡り、意見が分かれている。一井氏の離党に続き、7月には姫井由美子・参院議員が離党し新党へ参加するなど足元のぐらつきも目立ち、県連幹事長の高井崇志・衆院議員は「自主投票は避け、何らかの形で統一行動をとれるようにしたい」と組織の引き締めに懸命だ。

 一方、自民党県連は、伊原木氏の事務所開きに県連会長の加藤勝信・衆院議員など地元選出の国会議員らが出席。8日夜、民主、自民、公明の3党合意で「近いうち」の解散・総選挙が明示されたことで、県連幹部は「解散を見据え、衆院議員は地元で活動する機会が増え、知事選でも熱心に動いてくれるだろう」と相乗効果に期待する。

 公明党県本部は態度を明確にしておらず、県本部代表の景山貢明県議も「まだ検討中」と話すが、県議5人のうち1人が伊原木氏の事務所開きに出席した。共産党県委員会などで構成する「民主県政をつくるみんなの会」は、独自候補擁立を10日に表明する予定。社民党県連合は「今は両氏の政策などを分析中」としている。

(2012年8月10日 読売新聞)

1635チバQ:2012/08/14(火) 16:48:30
http://www.asahi.com/national/update/0814/OSK201208140044.html
民主・岡山県連の広報車が全焼
 14日午前2時25分ごろ、岡山市北区南中央町の民主党岡山県連の南側駐車場で、ワンボックス車が燃えているのを通行人の男性が見つけ、119番通報した。火は約15分後に消し止められたが、車は全焼した。けが人はいなかった。

 岡山中央署によると、焼けたのは広報車で、当時事務所にはだれもいなかったという。付近に火の気はなく、署は放火の疑いもあるとみて調べている。

1636チバQ:2012/08/16(木) 21:01:24
2550 名前:チバQ 投稿日: 2012/08/16(木) 21:00:51
http://sankei.jp.msn.com/west/west_affairs/news/120810/waf12081022110017-n1.htm
山口知事選で敗れた飯田氏、大阪府市の特別顧問に復帰へ
2012.8.10 22:09
 山口県知事選で敗れたNPO法人「環境エネルギー政策研究所」所長の飯田哲也氏に対し、松井一郎大阪知事と橋下徹大阪市長が特別顧問への復帰を打診したことが10日、分かった。飯田氏も了承しており、今月末から府市エネルギー戦略会議に参加する。

 飯田氏は、今年1月に大阪府市の特別顧問に就任し、「脱原発依存」によるエネルギー戦略を担当。6月に山口県知事選出馬を理由に辞任し、無所属で出馬したが、自民、公明が推薦した元国土交通審議官の山本繁太郎氏に及ばず落選した。

1637名無しさん:2012/08/17(金) 13:43:44

政務調査費:地方議会改正案で、民主党県連に抗議声明文−−市民オンブズマン /岡山
毎日新聞 2012年08月17日 地方版

 市民オンブズマンおかやま(光成卓明代表)は16日、今国会で衆議院可決した地方議会の「政務調査費」を「政務活動費」に改称して交付目的を「議員の調査研究その他の活動に資するため」とした地方自治法の改正案に対して、「政務調査費を野放しにする」として民主党県連に抗議声明文を手渡した。他の各党県連本部、県選出の国会議員に抗議声明文を近く郵送する。

 会見した光成代表は「『政務活動費』の交付目的に『その他の活動』を加えると、調査研究とは関係のない党費や選挙費用などまで含まれる恐れがある。『議員の調査研究に資するため』という規定を逸脱している。地方財政は困難な状況にあるにもかかわらず、地方議員に大判振る舞いする改正案は許されない」と話している。【小園長治】

http://mainichi.jp/area/okayama/news/20120817ddlk33010384000c.html

1638チバQ:2012/08/17(金) 21:39:28
しょっぱいな話だなあ

http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20120817-OYT1T00074.htm
町議が県管理用道路を不法占用、選挙カーを駐車

 徳島県石井町の山根由美子町議が自宅に隣接する県の管理用道路を不法に占用していた問題で、「市民オンブズマン とくしま」は16日、県に対し、山根町議と家族2人に占用料約17万円を返還させるよう求めて、地裁に提訴した。


 訴状などによると、山根町議らは、1969年8月〜2012年4月、県の管理用道路を無断で整地したり、選挙カーの駐車場に利用したりした。同オンブズマンは、県が山根町議から徴収できたはずの占用料は約17万円と算出。県に返還を求めるよう訴えている。

 県河川振興課は「訴状が届いた後、内容を精査し対応を検討したい」としている。山根町議は取材に「コメントすることはない」とした。

 また同オンブズは、修正案が衆議院本会議で可決された改正地方自治法について、政務調査費が「政務活動費」と改称され、使途の目的が拡大されようとしていると指摘。修正案の廃案を求める要求書を県選出の国会議員8人らに送付したことを明らかにした。

(2012年8月17日08時16分 読売新聞)

1639チバQ:2012/08/19(日) 12:22:19
統一地方選・高知
http://www.kochinews.co.jp/11senkyo/11tokuafte01.htm
11年4月14日付・朝刊

決戦のあと㊤ 明暗分けた二大政党


 「いま一度、私に懸けてください!」

 9日夕の室戸市、室津港。県議選最後の街頭演説に立った現職は、危機感もあらわに声を振り絞った。政権交代後に民主党のサポーターになった。初めて党推薦を受けて臨んだ選挙戦。だが、自民党新人の攻勢に焦りが募った。

 「推薦で新しい支援も得たが、民主党への逆風がすごくあった。もういかんかも…」。マイク収めを終えた現職は、胸中を吐露した。翌日の投開票。一騎打ちを制したのは、新人の方だった。

 ■「票が減る」

 民主党県連にとって今回の統一地方選は「風頼み」から脱却し、政権政党として県内の地域基盤を確立する戦いだった。しかし、県議選の結果は公認4人中1人、推薦8人中2人の当選にとどまる惨敗だった。

 告示前には東日本大震災の対応で自民党との大連立構想が浮上。「逆風が弱まった」。各陣営からはそんな声も漏れた。実際、共同通信社の3月末の全国世論調査では菅内閣の支持率が28・3%となり、2月中旬から8・4?上昇していた。

 それでも政権に対する有権者の不信感は、「震災で目立たなくなっていただけだった」(民主党系陣営)。若さと行動力を売りにした高知市の新人公認候補も、四万十市で前評判の良かった推薦候補も、逆風を前に伸び悩んだ。

 さらに、党県連の手勢不足から、公募を経て擁立した新人へのサポートは乏しく、候補者本人や家族が選挙を仕切らざるを得なかった。県選出の参院議員は、政府や党の震災対策でなかなか帰高できず、最終盤に応援に入ろうとしても複数の陣営から断られた。

 「こんな時期に来られても票が減るだけ」。推薦を受けた少なからぬ陣営が「民主党色」を薄めることに腐心していた。

 ■データと公明票

 一方の自民党は、公認13人全員と推薦8人中7人の計20人が当選する大勝を収めた。ただ、有権者の既成政党離れがいわれる中、強い追い風が吹いたわけではなかった。

 「データを徹底的に分析し、ポイントを絞っててこ入れする。対策は全てスピードを重視した」。党県連幹部は勝因をそう分析する。

 例えば、激戦の室戸市・東洋町区では、党独自の世論調査を3回実施した。「東洋町は2倍の差で劣勢」「高齢者対策が鍵」とみると、直ちに「高齢者の安心づくり」を強調したビラを作り、同町で配布。党衆院議員が候補者とともに街頭演説を重ね、党の宣伝カー2台も投入した。

 もう一つの勝因は、友党・公明党の存在だ。自民党は昨夏の参院選で公明の比例票獲得に協力する一方、県議選では高知市を除く選挙区で「お返し」を受ける〝時間差バーター〟を実施。これで「香美市や須崎市でも接戦に持ち込み、公明票で差し切る展開になった」(自民党県連幹部)。

 逆風の中、県連と陣営が一体感を持てなかった民主党。これに対し、打つべき手は全て打った自民党。明暗が分かれたのは必然だった。

【写真】自民党系候補者名の上に並んだ「当選のバラ」(高知市升形の自民会館)


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1640チバQ:2012/08/19(日) 12:22:44
http://www.kochinews.co.jp/11senkyo/11tokuafte02.htm
11年4月15日付・朝刊

決戦のあと㊦ 政党と離れ、近づき…


 自民党系候補が過半数の20議席を獲得し、「自民大勝」の印象が強い今回の県議選。だが、従来のような公認候補者数による勢力比較では、自民13、共産5、公明3、民主1、無所属17。自民党は前回2007年比で横ばいなのに対し、第1勢力となった無所属勢は今回、さらに議席数を一つ伸ばしている。

 ■回帰?

 無所属候補の立候補は03年の21人、07年の28人に対し、今回も33人と増加傾向が続いた。一方で自民、民主両党が推薦した無所属候補が03年、07年の各6人に対し、今回は16人と急増したのが特徴だ。

 自民党県連は昨年来、「公認、推薦は選挙区事情を考える」として議席獲得に有利な構図を最優先。その結果、党公認候補は過去最少の13人にとどまった。

 候補者側もさまざまな事情を抱える。「党籍はあるが、政党色を前に出すと逃げる票もある」と地域代表の側面を重視するケースも。前知事支持だった無所属現職が「政策実現」への新たな求心力を求め、自民、民主にそれぞれ「政党回帰」した例もあった。

 一方、有権者の選択基準はどうだったか。本紙が昨年末に実施した県民世論調査では、「政策」(27・1%)が初めて1位になり、次いで「人物」(25・9%)。「支持政党の公認・推薦」は6・2%にすぎなかった。

 「自民、民主で選ぶ有権者は少なかった」。自民党現職の一人は選挙戦で体感した有権者意識をそう分析し、「地域課題の解消へ、誰が期待できるかというイメージで決まった」と続けた。

 「政党政治の最前線」とされてきた県議会にも候補者、有権者双方の意識の変化が漂う。

 ■単独過半数

 「議会として何かできることはないか」。東日本大震災の発生から2日後の3月13日夜。県庁2階の会議室に急きょ集まり、南海地震対策再検討特別委員会の設置を話し合ったのは自民、民主、無所属の現職4人だった。

 尾粼県政の下、共産党を除く総与党態勢で推移する県議会。県政課題では、中央政界の対立構図がそのまま当てはまるわけではない。

 ただ、議会が「数の論理」で動くのも、また事実。今後は自民党会派が公認13人に無所属勢をどれだけ加え、単独過半数に達するかどうかが焦点になる。

 自民党県連幹部は、議会運営の主導権を強める立場に「責任」と「県民世論の反映」を強調する。しかし、ある会派の現職は「その気になれば、強硬な議会運営も可能になる」と警戒感を示す。

 共産党会派には「自民党への気遣いに拍車が掛かるのでは」と執行部の姿勢の変化を懸念する声も。県幹部の一人は「議会勢力が変わっても説明責任は軽くならない。尾粼知事は執行部方針に反対する会派が一つでもあれば納得しない。自民党にだけ、とはならないはずだ」と否定する。

 議会改革を求める民意の潮流を受け、議会基本条例も制定した県議会。投票率が過去最低に落ち込む中、県民に地方議会の新しい姿をどう示していくかが問われる。

 【写真】有権者の思いが託された1票に、県議会はどう応えるか(高知市の県民体育館)

1641チバQ:2012/08/19(日) 12:30:57
>>1627-1628
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/hiroshima/feature/hiroshima1342790206699_02/news/20120720-OYT8T01320.htm
2012 福山市の課題
<1>鞆・まちづくり・・・長年の停滞 振興策急務

埋め立て・架橋事業中止と代替案についての住民説明会冒頭で、湯崎知事(左)と向き合う架橋推進派の住民ら(9日、福山市立鞆小体育館で)  「わしらは説明会をボイコットする」。福山市鞆町の港湾埋め立て・架橋事業を中止し、代わりに山側トンネルなどを整備する振興策について、県が9日に開いた住民説明会。冒頭、最前列にいた事業推進派の住民が進行を遮り、湯崎知事に詰め寄った。住民が納得するまで説明会を続けることや、県と住民の信頼関係を修復する努力を求める抗議書を読み上げると、説明を聞かずに退席した。

 推進派は、1983年に計画が策定されてから約30年、事業の実現を願ってきた。橋を架け、埋め立て地に駐車場や港湾設備を整備することで、道の狭い交通事情は改善され、生活の利便性は高まり、過疎に悩む地域が活性化すると信じてきた。それだけに中止方針に強く反発する。

 鞆町出身の現職、羽田皓氏(67)は、住民の行動に理解を示す。羽田氏自身も事業推進のため県に「地べたを這いずり回って協力してきた」との思いがあり、中止方針に「裏切られた」と怒りを隠さない。代替案には反対し、一切、協力しない構えだ。

 しかし、事業主体の県が中止を決めた以上、市のかたくなな姿勢は地元の混乱に拍車をかけることも懸念される。

 湯崎知事は、住民説明会で山側トンネルに反対意見が相次いだことに、「反対が多いなら事業化をして押しつけるわけではない」と応じた。現段階で代替案の撤回は考えていないというが、状況によっては中止もやむなしとの発言だ。

 山側トンネルを含め、駐車場や護岸の整備など県が示す振興策全てが中止となれば、住民のあつれきは大きくなるだろう。時間を浪費するだけで結果として地元には何も残らない。

 市長選に立候補を予定する作曲家大戸博史氏(61)は、「現職の市長が地元を分断し、苦しめている」と批判し、「どうすれば住民の協力を得られるか考え、できることから実行するべきだ」と訴える。

 鞆町のまちづくりは、埋め立て・架橋の実現を前提にしてきたため、停滞してきた。住民の高齢化、過疎化は深刻で、振興策が急務となる中、市が独自に施策を進めるよりも、県と協力する方が効果は大きく、効率的だ。

 長年の確執を抱え、今すぐの連携は難しくても、鞆の10年、20年先を見据えた対応が求められる。

(2012年7月21日 読売新聞)

1642チバQ:2012/08/19(日) 12:32:18
2がない
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/hiroshima/feature/hiroshima1342790206699_02/news/20120723-OYT8T01270.htm
2012 福山市の課題

<3>小中学校の暴力・・・地域と連携 歯止め狙う

 6月中旬、福山市春日町の市立培遠中学校やその周辺の公園で清掃活動が行われた。「雑草はこうやって根元から抜くんよ」。地域の住民に教わりながら、1年生96人が路地や溝の雑草を丁寧に抜き、公園の花壇にバラ苗を植えた。培遠中が今年度から取り組む情操教育の一環だ。

 同中では生徒が授業中に歩き回る迷惑行為や、教諭に対する暴力、生徒同士での暴力が目立っていた。そこで、生徒に地域の住民らと触れあうことでコミュニケーション力を養い、達成感や地元愛を育んでもらおうと取り組みを始めた。

 校区内にある2小学校の6年生を招いたオープンスクールを開くなどして小中の連携を深め、“地域の頼りになるお兄さん、お姉さん”としての自覚、成長も生徒に促していく。

 福永得也校長は「清掃活動で住民に褒められて自信を持ち、落ち着きの出ている生徒もいるようだ」と手応えを見せる。

 生徒や児童の暴力行為は培遠中だけの問題ではない。市教委によると、福山市立の小中学校では2010年度、教諭の胸ぐらをつかんだり、学校の備品を壊したりする暴力行為が201件で、過去5年で最高。逮捕された生徒は43人で、09年度(23人)に比べて2倍近くに増え、11年度も42人に上った。

 各校が暴力行為に対して厳正に対処するため、警察などと連携した結果とみられるが、新たな課題として、同じ子供が繰り返して問題行動を起こすケースや、問題を起こす子供の低年齢化が顕著になっている。

 市教委は12年度、市内の中学校区ごとに小中一貫カリキュラム(教育課程)の作成に乗り出した。対象は市立福山中を除く計113の小中学校。小中で学力向上や生活改善の指導方針を統一し、中学進学時に環境の変化につまづく「中1ギャップ」や、子供の問題行動を防ぐ。

 市教委指導課の伊原秀夫課長は、「子供の問題行動は中学校に進学して突然起きるわけではない。小中の教諭が連携して情報やノウハウを交換し、小学校からきめ細かく対応することが大切だ」と話す。



 大津市でいじめへの対応を巡り、教育行政への信頼が大きく揺らいでいる。福山市内では6月、市立小学校の教諭が児童を盗撮する目的で校内にビデオカメラを設置して逮捕された事件が発生し、信頼回復が急務となっている。

 子供たちの教育環境をどう整備するのか。市の将来に直結する問題だ。

(2012年7月24日 読売新聞)

1643チバQ:2012/08/19(日) 12:32:44
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/hiroshima/feature/hiroshima1342790206699_02/news/20120724-OYT8T01359.htm
2012 福山市の課題
<4>駅前の衰退・・・ソフト面充実へ転換


JR福山駅南側に整備された地下送迎場や広場 JR福山駅南側に昨年7月、福山市が開設した地下送迎場。車で西側入り口のスロープを下りると、急な右カーブで旋回を強いられる。地下は薄暗く、乗降場7台分、駐車場13台分は窮屈な印象だ。工事前の試掘調査で福山城の外堀遺構が見付かり、形状の見直しを迫られたため、こうなった。

 不便さに周知不足も加わり、利用は低迷が続く。6月まで1日あたりの利用台数は298台で、伏見町再開発を含め駅周辺の整備完了後で見込む約2200台からはほど遠い。運営の委託料は年1400万円かかっている。

 3月には地上部分にバスとタクシーの乗降、待機場所、トイレなどを備えた駅前広場(約1万4000平方メートル)が完成。地下を含めて総事業費約30億円を投じた福山駅前整備だが、市民の目は厳しい。

 近くの宮通り商店会の前田美都子会長(67)は、「人が集ったり休憩したりする場所もなく、にぎわい創出につながっているとは思えない」と嘆く。



 福山駅前を取り巻く環境は厳しさを増している。商業地として広島、岡山両市などと競争が激しくなり、福山市内でも神辺町など郊外への商業施設の進出が増えている。駅前の商業施設では「キャスパ」が1月末に閉店、「福山ロッツ」の運営会社が来春での撤退を決めた。伏見町再開発は地権者に反対が根強く、計画は進まない。

 市などの流動客調査でも中心市街地の衰退は明らかだ。駅周辺の休日の流動客は1999年度の21万人から2011年度は12万人に減った。従来の<駅前>を中心にしたまちづくり自体が転機を迎えている。

 福山市は12年度、中心市街地のにぎわい創出の調整役を、コミュニティーデザイナーとして知られる山崎亮氏に託した。過疎に悩む離島などで地域振興に携わった手腕に期待し、意欲のある商店主や市民団体のネットワーク化などを進める計画だ。25日には第1回「福山の未来づくりワークショップ」を開く。

 山崎氏への委託は、箱物行政からソフト面の充実へと政策の重点を移す動きと言える。同氏は5月に市役所を訪れた際、「私は救世主ではない」と強調した。あくまでもまちづくりの主役は住民で、その思いを市がいかに結実させられるかが、重要になってくる。

(おわり)

 (この連載は石原敦之、向井友理が担当しました)

(2012年7月25日 読売新聞)

1644チバQ:2012/08/19(日) 12:37:17
>>1619とか
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/shimane/feature/matue1342273610735_02/news/20120714-OYT8T00941.htm
2012 益田市長選
<上>職員削減

◇「数字ありき」疑問の声も



職員数の大幅な削減計画を打ち出している益田市役所。財政再建は進むのか。 「なぜ250人なのか、根拠がわからない」。6月5日、市役所で開かれた市行財政審議会。委員から疑問の声が出た。益田市が打ち出している職員削減計画。人件費を抑えて市の財政を再建するため、434人(4月1日現在)いる市職員を2025年度までに250人に減らすという内容だ。ところが、市の担当者は「数字が先行しているのは認める」と苦しい答弁に終始した。

 益田市は04年、旧益田市、美都町、匹見町の3市町が合併して生まれた。「地域の格差をなくそう」と、旧市町を結ぶ市道などを整備。市立保健センターや市民学習センターも設けた。多額の市債を発行し、基金を取り崩した。その結果、財政難に陥った。

 市によると、今年3月末現在で、市の借金にあたる市債残高は約364億8000万円。市民1人あたり約73万円の借金を抱えている計算だ。一方で、市の貯金にあたる財政調整基金の残高は約3億9500万円で、市民1人あたり約7900円。同基金の残高は県内8市では最低水準で、「突発的な災害などに対応できるか不安」(財政課)という。

 市は05年12月、「財政非常事態宣言」を発表。翌年には財政再建計画を策定し、歳出削減に乗り出した。職員削減計画は、その目玉政策として今年3月、策定された。4年前に福原慎太郎市長が初当選した際の公約でもある。

 計画では、新規採用を抑え、市の業務をできるだけ民間に委託していく。ただ、それによってどれぐらいの歳出削減につながるのか、市の幹部は「まだ試算中だ」と打ち明ける。

 異論は多い。市職員労働組合の幹部は「きめ細かい対応ができなくなるのでは。業務の効率化をどう進めるのかという具体策も見えない」と反発する。

 益田市の職員数は元々、県内の他市に比べて少ない。県市町村課によると、昨年4月時点で、人口約6万人の浜田市が734人、約4万人の大田市が755人。人口約2万5000人の江津市は291人。益田市の人口は約5万人だ。

 市内に住む無職男性(72)は「歳出削減は大切だが、職員を大幅に減らして業務に悪影響を及ぼさないのか。行政サービスが滞ってしまっては本末転倒だ」と心配する。

(2012年7月15日 読売新聞)

1645チバQ:2012/08/19(日) 12:37:48
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/shimane/feature/matue1342273610735_02/news/20120715-OYT8T00947.htm
2012 益田市長選

<下>経済振興

◇遺跡保存観光復活なるか



市が全面保存する方針の中須東原遺跡を見学する市民ら(今年3月、市教委提供) 「かつての益田が繁栄していた証しだ」。益田市は今年2月、益田川河口近くで見つかった中世(鎌倉〜室町時代)の港湾遺跡「中須東原(なかずひがしはら)遺跡」を全面保存する方針を打ち出した。

 遺跡は2005年度からの調査で発見された。石を敷いた船着き場。中国やタイ、ベトナム製の陶器片。当時、一帯を治めた豪族・益田氏がアジアと積極的に交易していた様子を伺わせる遺物が次々に出土した。かつて、この地が世界に向けて開けた拠点都市だった事実を伝えていた。

 今の益田の街に、当時の面影はない。市などによると、益田地区(益田市、津和野町、吉賀町)の有効求人倍率は5月、0・80倍と低迷。1998年から1倍を下回ったままだ。市内の主な観光地を訪れる観光客は11年、約94万人で、5年前の約100万人から落ち込んでいる。

 「雪舟、柿本人麻呂、石見神楽――。既存の観光資源を工夫してPRすることも大事だが、観光客の獲得競争に勝つには新たな名物も必要だ。全国に通じる知名度を求めていきたい」。益田市の観光関係者はつぶやく。

 保存を決めた中須東原遺跡について、市は「全国屈指の学術的価値があり、観光客誘致にもつながる」と期待する。しかし、約4ヘクタールの用地取得や整備にかかる総事業費は約27億円が見込まれる。

 「国の補助金を受けるなどして実質的な負担額は約12億円」と市は説明するが、市内の農業男性(40)は「多額の税金を使うのに、それに見合う経済効果があるのだろうか。事業規模をもっと抑える手もあるのでは」と疑問を抱く。

 市は経済対策の一環で、市内の競馬場跡地に学校給食センターを新設する事業計画も進めている。市内に分散している給食調理場を1か所に集約し、新しい施設で地産地消を進め、市内の農業振興を図る狙いがあるという。

 総事業費は約19億円を想定。建設後は運営を民間に委ねる公設民営方式にするとの計画だ。ただ、雇用を増やすためには、今まで通り分散しておいた方がいいとの反対意見もある。

 市外から人を呼び寄せる要所の石見空港も苦しい。02年に東京便が1本減って1日1往復になり、11年1月には大阪便が運休した。東京便の搭乗率は05年度から6割以下にとどまっている。

 市財政が切迫する中、地域経済の活性化は難しい問題だ。産業振興を図り、市外から人を呼び寄せる。中世のような繁栄を取り戻すことができるのか。選択の日が迫っている。(小林隼)

(2012年7月16日 読売新聞)

1646チバQ:2012/08/19(日) 12:39:42
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/tottori/feature/tottori1300537347459_02/news/20110319-OYT8T00741.htm
とっとりの課題<2011知事選>
<1>巨大地震 想定外の津波

地区防災マップを見つめる永井さん。東北を襲った津波の規模は、想定外だった(鳥取市の賀露地区公民館で)  濁流が家並みや車ごと陸地をのみ込んでいく。巨大地震が起きた11日午後、鳥取市・賀露町自治会の永井清会長(73)は、テレビで繰り返し流れる津波の映像を、体が凍りつく思いで見つめていた。「こんな津波は考えたこともない」

 沿岸の低地に位置する同地区では1999年から、鳥取地震(43年)が起きた9月10日に津波を想定した住民の避難訓練を続けている。永井さんはリーダー役として、迅速な避難の必要性を住民に説き続けてきた。

 64年、田後港(岩美町)で港湾工事に従事中、新潟地震による数十センチの津波で多くの小型船が損壊するのを目撃した。「地元で何より心配なのは津波」との思いに駆られたのが活動のきっかけだ。高台などの避難場所を示した防災マップも独自につくり、全戸に配布してきた。だが――。

 「5メートルを超える津波がくれば、地区はひとたまりもない。住民の高齢化が進んでおり、すぐに逃げられない人もいる。避難所へのルートを見直さないと」

     ◇

 95年の阪神大震災や2000年の県西部地震を教訓に、県は02年度から3年をかけて防災対策の基礎資料となる震災の被害想定を行った。

 津波については、県沖でマグニチュード7・4の地震が起きると仮定。震源を東部から西部にかけての3地点に分けて分析したが、高さは最高で2・1メートル。家屋の全壊はゼロ、半壊が72棟、死者は4人としている。

 担当者は「県沖は水深が浅く、津波は大きくならないと考えられてきた」。だが、鳥取大の松原雄平教授(海岸工学)は、12日にあった県の緊急会議の中で「震源によっては、かなりの規模の津波が来る可能性は否定できない」と指摘した。

 市町村の対策も「鳥取」「西部」のような内陸型地震が優先され、沿岸9市町村のうち、予想される浸水地域や避難場所を住民に示す「津波ハザードマップ」を作成済みなのは、境港市だけだ。

 そのマップも、県の想定に基づく。同市の担当者は「10メートルを超える津波が来れば3階建ての市庁舎ものまれる。対策を見直すべきなのか……」と悩ましげだ。

     ◇

 「福島の事故で、原発の安全神話は崩壊した」。米子市議の中川健作さん(62)は憂慮する。長年、島根原発(松江市)の安全対策の強化を中国電力に求め続けてきた。

 同じ沸騰水型の福島第一原発事故では、半径20キロ圏内に避難指示が出され、20〜30キロも屋内退避の対象に。島根原発の20キロ圏内には境港市の一部、30キロには同市全域と米子市の一部が含まれる。

 両市はこれまで、事故の速報などを電力会社に義務づける安全協定を結ぶよう中国電力に再三要望してきたが、同社は、国が示した防災計画の範囲(EPZ、8〜10キロ)から外れているとして、応じていない。

 同社は今回の地震後、福島原発事故の原因となった非常用発電施設の故障に備え、高圧発電車2台を新たに配備するなどの津波対策を取った。だが、中川さんは「現状では(プルトニウムを混ぜた核燃料を使う)プルサーマルの実施にも、鳥取側から何も発言できない」と指摘する。

 県は来年度、地域防災計画を見直す。津波や原子力を含め、防災対策の総点検を迫られることになりそうだ。(野口英彦)

     ※

 県知事選の告示が24日に迫った。県が直面している課題を点検する。

(2011年3月20日 読売新聞)

1647チバQ:2012/08/19(日) 12:40:31
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/tottori/feature/tottori1300537347459_02/news/20110320-OYT8T00583.htm

とっとりの課題<2011知事選>

<2> 「梨王国」 今や5位
二十世紀梨の木のせん定をする伊沢さん。急傾斜地での作業は厳しい(湯梨浜町で)  「年だけぇ、ここでの作業はきつぅてなぁ。あと何年続けられるか……」。県最大の梨産地・湯梨浜町東郷。伊沢昭敏さん(77)は、急斜面で足を踏ん張りながら、二十世紀梨の木のせん定に追われていた。

 祖父の代から約100年続く梨農家。この時期からは、農薬散布の作業が殊のほか厳しい。20年前、農地が近い15軒でふもとから農薬をくみ上げるスプリンクラーを共同で整備したが、その後、離農が相次ぎ、3年前に2軒にまで減った。農薬が無駄になるとしてスプリンクラーを止め、以来、すべてを手作業で行っている。

 明治期に青梨の二十世紀梨を全国に売り出し、「梨王国」として知られた鳥取県。生産量は1999年に全国首位から転落し、2009年には千葉、茨城などに次いで5位に。消費者の好みが糖度の高い赤梨に移った影響もあるが、何より高齢化で離農が進んだことが大きい。

 ピークの70年に1万1000戸を数えた梨農家は今、2000戸を切った。東郷地区でもここ数年、年20戸のペースで減少が続く。

 長年、アルバイトを雇っていた袋がけ作業も、地元で頼める人が減り、伊沢さんは昨年、初めて夫婦だけで行った。

          ◇

 梨産地の復活へ、県は08年度に「梨ビジョン」を打ち出し、新品種開発に乗り出した。県園芸試験場が開発した青梨の「なつひめ」、赤梨の「新甘泉(しんかんせん)」はいずれも糖度が高く、8月下旬に出荷期を迎える。9月が旬の二十世紀梨と時期をずらせるため、担当者は「収入アップにつながるはず」と期待する。

 「なつひめ」など七つの新品種への切り替えに補助制度も用意しているが、栽培面積は、10年度末でまだ69ヘクタール。梨全体(1090ヘクタール)の1割に満たない。

 いずれも、収穫量が安定する成木に育つまでに8年程かかる。伊沢さんは「新品種の導入は、高齢化した農家には荷が重い。産地を建て直すには、意欲的な若い後継者の確保が不可欠だ」と話す。

          ◇

 県の08年度の調査では、県内の耕作放棄地は1094ヘクタール。全農地の4%を占める。梨に限らず、農業の未来のためには後継者の育成が急務だ。

 県は09年度からU・Iターンをした人ら就農希望者を1年間、外郭団体の職員として雇用し、農家などで研修してもらう「アグリスタート」事業を行っている。月給約11万円で各種手当がつくなど、これまでにない好待遇を用意したつもりだった。しかし、1期生15人のうち、実際に就農したのは6人にとどまった。

 県の担当者は「研修生を受け入れる農業法人の確保など〈卒業後〉のフォローが甘かった」と認める。来年度からは、期間を2年間にするなどの改善を進める考えだ。

 01年に東京都から鳥取市に移住した金田透さん(35)は、梨農家で2年半学んだ後に独立した。「研修はできれば3年間は必要。栽培技術の習得はもちろん、地域での人脈づくりなどにも時間がかかる」と指摘する。

 ただ、金田さんは悲観していない。「とくに梨づくりは今、何十年も大切に育てられてきた木を受け継いで就農するチャンス。そのことをもっと全国にPRしてほしい」(上田貴夫)

(2011年3月21日 読売新聞)


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