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中国・四国 地方議会・首長,政治・選挙スレ

1640チバQ:2012/08/19(日) 12:22:44
http://www.kochinews.co.jp/11senkyo/11tokuafte02.htm
11年4月15日付・朝刊

決戦のあと㊦ 政党と離れ、近づき…


 自民党系候補が過半数の20議席を獲得し、「自民大勝」の印象が強い今回の県議選。だが、従来のような公認候補者数による勢力比較では、自民13、共産5、公明3、民主1、無所属17。自民党は前回2007年比で横ばいなのに対し、第1勢力となった無所属勢は今回、さらに議席数を一つ伸ばしている。

 ■回帰?

 無所属候補の立候補は03年の21人、07年の28人に対し、今回も33人と増加傾向が続いた。一方で自民、民主両党が推薦した無所属候補が03年、07年の各6人に対し、今回は16人と急増したのが特徴だ。

 自民党県連は昨年来、「公認、推薦は選挙区事情を考える」として議席獲得に有利な構図を最優先。その結果、党公認候補は過去最少の13人にとどまった。

 候補者側もさまざまな事情を抱える。「党籍はあるが、政党色を前に出すと逃げる票もある」と地域代表の側面を重視するケースも。前知事支持だった無所属現職が「政策実現」への新たな求心力を求め、自民、民主にそれぞれ「政党回帰」した例もあった。

 一方、有権者の選択基準はどうだったか。本紙が昨年末に実施した県民世論調査では、「政策」(27・1%)が初めて1位になり、次いで「人物」(25・9%)。「支持政党の公認・推薦」は6・2%にすぎなかった。

 「自民、民主で選ぶ有権者は少なかった」。自民党現職の一人は選挙戦で体感した有権者意識をそう分析し、「地域課題の解消へ、誰が期待できるかというイメージで決まった」と続けた。

 「政党政治の最前線」とされてきた県議会にも候補者、有権者双方の意識の変化が漂う。

 ■単独過半数

 「議会として何かできることはないか」。東日本大震災の発生から2日後の3月13日夜。県庁2階の会議室に急きょ集まり、南海地震対策再検討特別委員会の設置を話し合ったのは自民、民主、無所属の現職4人だった。

 尾粼県政の下、共産党を除く総与党態勢で推移する県議会。県政課題では、中央政界の対立構図がそのまま当てはまるわけではない。

 ただ、議会が「数の論理」で動くのも、また事実。今後は自民党会派が公認13人に無所属勢をどれだけ加え、単独過半数に達するかどうかが焦点になる。

 自民党県連幹部は、議会運営の主導権を強める立場に「責任」と「県民世論の反映」を強調する。しかし、ある会派の現職は「その気になれば、強硬な議会運営も可能になる」と警戒感を示す。

 共産党会派には「自民党への気遣いに拍車が掛かるのでは」と執行部の姿勢の変化を懸念する声も。県幹部の一人は「議会勢力が変わっても説明責任は軽くならない。尾粼知事は執行部方針に反対する会派が一つでもあれば納得しない。自民党にだけ、とはならないはずだ」と否定する。

 議会改革を求める民意の潮流を受け、議会基本条例も制定した県議会。投票率が過去最低に落ち込む中、県民に地方議会の新しい姿をどう示していくかが問われる。

 【写真】有権者の思いが託された1票に、県議会はどう応えるか(高知市の県民体育館)


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