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中国・四国 地方議会・首長,政治・選挙スレ

1625チバQ:2012/08/06(月) 00:14:39
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/yamaguchi/news/20120731-OYT8T00125.htm
無党派の影組織に危機感



 「難しい勝利を得られて、感慨無量です」

 29日午後8時過ぎ、喜びに沸き返る山口市内の選挙事務所。当選確実の報を受けて元国土交通審議官・山本繁太郎氏(63)(自民、公明推薦)が発した言葉には実感がこもっていた。笑顔には疲労の色がにじんだ。

 4人が争った選挙で、次点のNPO法人所長・飯田哲也氏(53)に約6万6800票差をつけ、得票率(48%)は過半数に迫った。数字を見ると完勝と言っていいが、山本陣営幹部は「飯田氏は相当手ごわい相手だった」と口々に言う。

 飯田氏は告示前からインターネットで記者会見やミニ集会の動画を公開。選挙中は県外からも多くのボランティアらが飯田氏の支援に駆けつけた。投票3日前には新たな主張を盛り込んだ選挙ポスター約5000枚を一気に貼り替えた。

 「見たこともない人が外からわっと来た。組織を持たないボランティアは機動力があった」。ある自民党国会議員は飯田氏の選挙をこう振り返る。

 「相手がどこまで浸透しているのか、全く見えない」「一部の地域で飯田氏にリードされているらしい」。選挙中、山本陣営からは“無党派の影”におびえる不安の声が漏れ聞こえた。

 自民党県連幹部は「政党不信は山口でも広がっている。今回の25万票が現状での限界かもしれない」と話す。

     ◇

 選挙戦が後半に入った21日。岩国市内を遊説した山本氏の選挙カーは、畑の広がる道幅の狭い集落に分け入った。「ご支援ありがとうございます」。山本氏は空き地に集まった支持者と握手し、頭を下げた。

 山本陣営は当初、人通りの多い商業施設や公園などでの街頭演説に力を入れたが、中盤から自民党支持者の多い地域をきめ細かくまわり始めた。陣営幹部の1人は「組織票を固めるのに必死だった。無党派層の取り込みまで手が回らなかった」と明かす。

 今回の選挙で強まった危機感を前向きに捉える声もある。自民党選対局長を務める河村建夫元官房長官は「(次期衆院選に向けて)組織固めになった。無党派層に向けた著名人の応援やネットの活用など、飯田さんのやり方もヒントになった」と語る。

 一方、飯田陣営の選挙プランナーはこう分析する。

 「(選挙中の)1週間で固められた票は動かない。こちらが無党派に浸透する速度より、あちらが固める速度が速かった。さすがだと思った」

     ■

 混戦となった知事選は、組織戦を展開した山本氏が、無党派層にアピールした飯田氏を振り切った。選挙戦を振り返り、今後の影響を検証する。

(2012年7月31日 読売新聞)


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