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中国・四国 地方議会・首長,政治・選挙スレ

1616チバQ:2012/07/30(月) 22:40:24
 ◇「第三極」に自公不安 早期解散戦略に影
 「全くの無党派選挙をやった候補があれだけの票を取ったのは既成政党批判と無縁ではない。国政の課題も一緒になり、ムード選挙の傾向が強かった」

 自民党の河村建夫選対局長(衆院山口3区)は自民、公明推薦の山本氏が政党の支援を受けない飯田氏に激しく追い上げられた選挙戦をこう振り返った。橋下徹大阪市長率いる「大阪維新の会」が候補者擁立の構えをみせる次期衆院選へ向け「『既成政党』対『第三極』の試金石」(公明党幹部)と位置づける見方もあっただけに、早期の衆院解散・総選挙を求める両党内に不安も広がる。

 山口県は民主党が大勝した09年衆院選でも4小選挙区のうち3小選挙区を自民党が占めた「保守王国」。民主党の不戦敗で当初は楽勝ムードも漂ったが、全国的な「原発再稼働反対」のうねりにオスプレイ岩国搬入への反発が重なり、政権与党に向かうはずの批判が既成政党の代表格、自民党に向けられる構図になった。

 飯田氏は6月まで大阪府・市の特別顧問を務め、橋下氏の脱原発路線を支えた。維新の会の支援を受けてはいないが、維新の会の幹部は「組織も地盤もない中で既成政党を相手に健闘したのではないか。世論調査でも原発やオスプレイへの関心が高く、保守王国でも大きな意識改革が起きている」と分析し、第三極勢力の追い風になることを期待する。

 維新の会との連携を模索するみんなの党の渡辺喜美代表も「脱原発を訴えた飯田氏の善戦は、古い政治の終焉(しゅうえん)と新しい政治体制の始まりを意味している」と語り、「政権には解散をできるだけやりたくないというモチベーションが働くだろう」と与党をけん制した。

 自民党は選挙戦終盤、石原伸晃幹事長ら党幹部が相次いで現地に入り、組織固めを図った。河村氏は「自公協力の選挙で負けなかったことは大きい。今後も早期解散を求めていく」と強調したが、党幹部は「脱原発、反消費税、反既成政党の風が吹き荒れている証拠。負けていたら解散どころではなかった」と不安を隠さない。

 公明党の山口那津男代表は衆院解散時期への影響について「信を問えという声が強い中で注目される知事選だった。国政上の課題も取り上げられたために、今後の国政への影響は出るだろう」と述べるにとどめた。

 候補者を立てられなかった民主党の選対幹部は「これまで民主党に入っていた反原発の無党派層の票が飯田氏に行ったのだろう」と分析。原発再稼働への批判が野田政権に向けられる中、「解散恐怖症」が党内に広がる。ベテラン議員の一人は「知事選はずっと不戦敗が続いている。候補者を出せない政党って何なんだ」と嘆く。

 国民新党の下地幹郎幹事長は「民主党が候補を出さなかったことで、政権の力が弱まっていると見られる可能性がある」と懸念するコメントを出した。【佐藤丈一、平野光芳】


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