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中国・四国 地方議会・首長,政治・選挙スレ

1647チバQ:2012/08/19(日) 12:40:31
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/tottori/feature/tottori1300537347459_02/news/20110320-OYT8T00583.htm

とっとりの課題<2011知事選>

<2> 「梨王国」 今や5位
二十世紀梨の木のせん定をする伊沢さん。急傾斜地での作業は厳しい(湯梨浜町で)  「年だけぇ、ここでの作業はきつぅてなぁ。あと何年続けられるか……」。県最大の梨産地・湯梨浜町東郷。伊沢昭敏さん(77)は、急斜面で足を踏ん張りながら、二十世紀梨の木のせん定に追われていた。

 祖父の代から約100年続く梨農家。この時期からは、農薬散布の作業が殊のほか厳しい。20年前、農地が近い15軒でふもとから農薬をくみ上げるスプリンクラーを共同で整備したが、その後、離農が相次ぎ、3年前に2軒にまで減った。農薬が無駄になるとしてスプリンクラーを止め、以来、すべてを手作業で行っている。

 明治期に青梨の二十世紀梨を全国に売り出し、「梨王国」として知られた鳥取県。生産量は1999年に全国首位から転落し、2009年には千葉、茨城などに次いで5位に。消費者の好みが糖度の高い赤梨に移った影響もあるが、何より高齢化で離農が進んだことが大きい。

 ピークの70年に1万1000戸を数えた梨農家は今、2000戸を切った。東郷地区でもここ数年、年20戸のペースで減少が続く。

 長年、アルバイトを雇っていた袋がけ作業も、地元で頼める人が減り、伊沢さんは昨年、初めて夫婦だけで行った。

          ◇

 梨産地の復活へ、県は08年度に「梨ビジョン」を打ち出し、新品種開発に乗り出した。県園芸試験場が開発した青梨の「なつひめ」、赤梨の「新甘泉(しんかんせん)」はいずれも糖度が高く、8月下旬に出荷期を迎える。9月が旬の二十世紀梨と時期をずらせるため、担当者は「収入アップにつながるはず」と期待する。

 「なつひめ」など七つの新品種への切り替えに補助制度も用意しているが、栽培面積は、10年度末でまだ69ヘクタール。梨全体(1090ヘクタール)の1割に満たない。

 いずれも、収穫量が安定する成木に育つまでに8年程かかる。伊沢さんは「新品種の導入は、高齢化した農家には荷が重い。産地を建て直すには、意欲的な若い後継者の確保が不可欠だ」と話す。

          ◇

 県の08年度の調査では、県内の耕作放棄地は1094ヘクタール。全農地の4%を占める。梨に限らず、農業の未来のためには後継者の育成が急務だ。

 県は09年度からU・Iターンをした人ら就農希望者を1年間、外郭団体の職員として雇用し、農家などで研修してもらう「アグリスタート」事業を行っている。月給約11万円で各種手当がつくなど、これまでにない好待遇を用意したつもりだった。しかし、1期生15人のうち、実際に就農したのは6人にとどまった。

 県の担当者は「研修生を受け入れる農業法人の確保など〈卒業後〉のフォローが甘かった」と認める。来年度からは、期間を2年間にするなどの改善を進める考えだ。

 01年に東京都から鳥取市に移住した金田透さん(35)は、梨農家で2年半学んだ後に独立した。「研修はできれば3年間は必要。栽培技術の習得はもちろん、地域での人脈づくりなどにも時間がかかる」と指摘する。

 ただ、金田さんは悲観していない。「とくに梨づくりは今、何十年も大切に育てられてきた木を受け継いで就農するチャンス。そのことをもっと全国にPRしてほしい」(上田貴夫)

(2011年3月21日 読売新聞)


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