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中国・四国 地方議会・首長,政治・選挙スレ

1585チバQ:2012/07/12(木) 00:23:32
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120707-00000183-mailo-l35
核心:2012年知事選/1 高邑勉氏 /山口
毎日新聞 7月7日(土)14時33分配信

 <Election 7・29>
 ◆高邑勉氏(38)=衆院議員
 ◇「やむにやまれぬ思い」 出馬抑える民主県連と決別
 「誰も出ないなら私が出馬します」
 5月31日夕、山口市の民主党県連の一室。西嶋裕作幹事長とひそかに会った高邑勉衆院議員(38)=比例中国ブロック=は、そう言って県連の顧問職の辞任を申し出た。
 西嶋は「馬鹿(ばか)なことはやめい」と止めた。
 国会では税と社会保障の一体改革法案を巡り与野党のせめぎ合いが続いていた。「まず国会議員としての務めを果たせ」というのが西嶋の思いだった。
 「法案のメドが付く会期末の6月21日が終わって、もう一回相談しましょうよ」
 1時間半にわたる会談は平行線だった。
 週明けの6月4日午前11時、高邑は山口市内のホテルで記者会見を開き、民主党を離党し、「脱既成政党」を掲げ、無所属で知事選に立候補すると表明した。「やむにやまれぬ思い。山口県を覆う閉塞(へいそく)感を変えたい」と訴えた。隣には、前防府市議の伊藤央(42)。高邑と09年衆院選で山口1区の議席を争った自民党の高村正彦衆院議員の元秘書だが、党は離党している。2人は民主と自民の脱藩者の「薩長同盟」だと強調してみせた。
 その朝。高邑が会見を開くとの話を、記者から電話で聞いた西嶋は「聞いていない」と不快感を示した。
 高邑の掲げた政策には、防衛省の一部機能を山口県に移転し、山口を国防の拠点にするなど、民主党県連の姿勢とは相いれないものも含まれている。
 「やむにやまれず出ましたというけど、そうじゃないだろ? 政策を見たって、どこに民主党の政策が入っているんだ」
 西嶋には、高邑の判断に、今も違和感が残っている。
  ◆ ◆ ◆
 3月に出馬を表明した山本繁太郎(63)=自民・公明推薦=に対し、民主党は「県民に選択肢を示す」として独自候補の擁立を模索した。その一人が、後に無所属で立候補を表明するNPO法人「環境エネルギー政策研究所」所長の飯田哲也(てつなり)(53)。脱原発で立場が近い戸倉多香子県議や平岡秀夫衆院議員が支援の動きをみせた。もともと保守色の強い高邑は「飯田では、党も連合も割れる。自主投票にするにしても絶対に認められない」と激しく反発した。
 実は、高邑は、4月中旬に出馬を相談された自民党のある県議の擁立に動いていた。その最中の5月初旬、伊藤に防府市内の飲食店に呼び出され、長時間話し合った。「お前出んか。自民党はこれじゃだめだ。お前、民主党じゃつまらんだろう」と伊藤。高邑は「民主党どうこうじゃなく、山口県はこれじゃいけない」と応じ、その場で「候補擁立が不調に終われば私も決断する」と伝えた。
 5月13日夜、西嶋を自宅に訪ね、初めて自身の出馬の意欲を明かした。意中の県議の擁立が難航していたからだが、西嶋の答えは否定的だった。その後、何度か相談したが、対応は変わらなかった。
 さらに同月30日には官邸で政府高官から「飯田出馬」への懸念を聞かされた。高邑は6月3日、県議の擁立を断念し、自身で立候補すると決めた。
 出馬を決断した理由について、高邑は「路線対立ですよ。平岡さんとか左でしょう。このままいると僕にも色がついてしまう」と心境を明かした。
 組織を離れ、新たな政治勢力の結集を目指す。「誰に遠慮することもなく堂々と主義主張を展開できる」
 もやもやしていた思いが、吹っ切れた。(敬称略)
  × × ×
 29日投開票(同12日告示)の知事選に出馬表明した4人のそれぞれの決断の背景を探った=順不同。【知事選取材班】
〔山口版〕

7月7日朝刊


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