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中国・四国 地方議会・首長,政治・選挙スレ

1615チバQ:2012/07/30(月) 22:39:49
http://mainichi.jp/opinion/news/20120730ddm003010059000c.html
クローズアップ2012:山口県知事選 保守王国に動揺
毎日新聞 2012年07月30日 東京朝刊


 29日投開票の山口県知事選は自民、公明両党の推薦を受けた元国土交通審議官の山本繁太郎(やまもとしげたろう)氏(63)がNPO法人「環境エネルギー政策研究所」所長の飯田哲也(いいだてつなり)氏(53)の追い上げを振り切る形で初当選を果たした。原発再稼働に反発する声が全国に広がる中、「脱原発」を掲げた飯田氏に無党派層の支持が集まり、既成政党批判が「保守王国」を揺るがした。不戦敗に終わった民主党内の衆院解散・総選挙に対する恐怖感も強まっている。

 ◇無党派票、半数飯田氏に
 飯田氏は29日夜、山口市で「保守王国の中で自公を追い詰める良い戦いができた。明日につながる足場はできた」と語った。

 選挙戦は自民、公明両党の推薦を受けた山本氏を、政党の支援を受けない飯田氏が追う展開となった。「大阪維新の会」を率いる橋下徹大阪市長のブレーンだった飯田氏は無党派層の支持を集め、山本氏を脅かした。投票率が45・32%にとどまり、組織票を固めた山本氏が選挙戦を制したが、飯田氏の善戦は原発政策などをめぐる既成政党批判が広がっていることを印象づけた。

 山本氏は原発推進の立場だったが、中国電力上関原発(山口県上関町)については「計画凍結」を打ち出し軌道修正。米海兵隊の垂直離着陸輸送機MV22オスプレイの米軍岩国基地(同県岩国市)への陸揚げについても、山本氏を後継指名した二井関成・山口県知事が国に即座に抗議した。山本氏自身も陸揚げへの反対を強調した。

 原発やオスプレイなど国政レベルの問題の争点化を極力回避し、組織の強みを生かす戦略だ。選挙戦後半には飯田氏の追い上げを受けて組織の引き締めをはかり、自公両党や業界団体の組織をフル稼働して逃げ切った。


 毎日新聞とtysテレビ山口が実施した出口調査によると、自民、公明両党の推薦を受けた山本氏には、自民党支持層の76%、公明党支持層の85%が投票したと回答。一方、「支持政党はない」と答えた無党派層の53%が、飯田氏に投票したと回答した。山本氏に投票したと答えた無党派層は28%にとどまった。

 出口調査からは原発問題が飯田氏の勝利につながらなかった理由もうかがえる。

 上関原発計画については44%が「白紙撤回」と答え、次いで「凍結」が26%で、「推進」とした人は11%。推進と答えた人のうち68%が山本氏に投票したと回答、白紙撤回と答えた人の57%が飯田氏に投票したと答えた。

 しかし、投票の際重視した項目を聞いたところ、「人柄や知事としての素質」が49%と最多で、「上関原発計画へのスタンス」は17%にとどまった。また、上関原発計画について「白紙撤回」と答えた人でも31%が山本氏に投票したと回答。オスプレイ問題でも、岩国基地への陸揚げ反対が57%に上る一方、投票で「岩国基地問題」を「最も重視した」とした人は4%にとどまった。

 出口調査は県内の37投票所で実施。投票を終えた直後の計2467人から回答を得た。【尾村洋介】


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