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中国・四国 地方議会・首長,政治・選挙スレ

1とはずがたり:2008/10/25(土) 14:40:47
統一地方選スレから中国・四国のネタを独立させます
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1042226470/l40
合併ネタはこちら
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1066974699/l40

1481チバQ:2012/04/10(火) 22:06:16
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/hiroshima/news/20120409-OYT8T01125.htm
「脱・秋葉色」へ 180度転換


海外出張控え 「迎える平和」提唱


被爆者の証言を初めて公募して盛り込んだ「平和宣言」を読み上げる松井市長。被爆2世の思いも重なる(昨年8月6日、平和記念公園で)  「両手の皮膚がない私は、もう助けることはできない。…『ごめんなさい』…」

 2011年8月6日。66回目を迎えた原爆忌の平和記念式典で、広島市の松井一実市長は、当時16歳の女性が救えなかった命に対しての悔恨の言葉を「平和宣言」に引用し、約5万人の前で読み上げた。そして「被爆者の体験や平和への思いを、この世界に生きる一人ひとりに伝えたい」と語り継ぐことの必要性を改めて強調した。

 被爆地・ヒロシマで初の被爆2世市長。「高齢化が進む被爆者の貴重な言葉を残したい」と初めて平和宣言に盛り込む証言を公募。市民参加型を提案した。国際情勢を加味し、広島弁や英語、「オバマジョリティー」「五輪招致」など印象的な言葉で「宣言」を自ら起案した秋葉忠利前市長の手法から180度の転換を図った。

 「格調高くない」などの声もあったが、被爆者団体はおおむね好意的だった。県原爆被害者団体協議会の坪井直(すなお)理事長(86)は「時間や手間をかけて、被爆者の声をすくい上げてもらった」と評価した。

 就任直後から〈脱・秋葉色〉に取り組んだ。1000億円を寄付金で賄うなど基本計画案を公表した2020年夏季五輪招致は、国内経済の活性化や東日本大震災の復興に重点を置くべきだとして招致断念を表明。約100トンに及ぶ折り鶴を展示・保存する「折り鶴ミュージアム構想」も白紙にした。

 「出かける平和から、迎える平和」を掲げた。被爆70年にあたる15年に、NPT(核拡散防止条約)再検討会議の誘致を表明。前市長は12年間で29か国355日に及んだ海外出張も、11年度は平和市長会議の理事会があったスペインなど3か国の計11日間で、迎える側に徹した。

 これまで平和行政が目立っていたが、街づくりにも積極的に取り組む姿勢を見せた。JR広島駅と八丁堀周辺を市の「東西の拠点」と位置づけ、旧広島市民球場跡地の活用、安佐南、佐伯両区にまたがる西風新都(4570ヘクタール)の整備計画の検討などを通じて、市のグランドデザインを再構築する考えだ。2012年度の一般会計当初予算では、広島駅周辺の再開発に約64億5000万円を計上した。

 しかし、まだ具体的な都市像が見えてこない。「松井カラーを打ち出す」と臨んだ12年度の予算編成は、市税収入の伸び悩みもあって8年ぶりに前年度を下回る緊縮型だった。2月議会では、複数の会派から「政治姿勢が見えない」「独自色がない」などの批判を受けた。選挙戦を支えたあるベテラン市議は「1年で判断するのは早いが、さすがに2年目は成果を出してもらわないと」と期待する。

 松井市長は9日の定例記者会見でこう反論した。「(この1年は)様々な場面を通じて市民と思いを共有してきた。把握したその思いを市政に反映させないといけない。今年は実行の年。しっかりやっていく」

   ◇

 松井市長が10日で就任1年を迎える。12年ぶりに交代したリーダーは、どんな市政を目指したのか。この1年を検証し、課題を探る。

(2012年4月10日 読売新聞)

1482チバQ:2012/04/11(水) 23:06:45
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/tokushima/news/20120410-OYT8T01235.htm
上板町長選 一騎打ち 前職VS現職
 上板町長選が10日告示され、いずれも無所属で、前町長で経営相談会社役員松尾國玄(くにはる)氏(65)と、再選を目指す現職の納田伸春氏(63)が立候補を届け出た。選挙戦は、リコールで松尾前町長が失職したのに伴う前回の出直し選挙を戦った、両氏の一騎打ちとなった。

 届け出後、松尾氏は選挙事務所前で、「子育て支援を充実させ、若い人にも住みやすい町にしたい」と第一声。納田氏も同事務所前で「防災対策を進め、温水プールを活用して健康重視の町を作る」と訴えた。その後、両陣営は選挙カーで町内を巡り、支持を求めた。

 期日前投票は11〜14日の午前8時半〜午後8時に同町役場で。投票は15日午前7時〜午後8時まで町内5か所で行われ、即日開票される。有権者数は9日現在、1万747人。

(2012年4月11日 読売新聞)

1483チバQ:2012/04/13(金) 22:02:46
http://mytown.asahi.com/okayama/news.php?k_id=34000001204120001
倉敷市長選の課題(上)/進まぬ鉄道高架
2012年04月12日
混雑時にはよく車が取り残されるJR山陽線の寿町踏切。倉敷駅(左奥)を中心に鉄道高架化が計画されている=倉敷市

■市・県 説明かみ合わず/魔の踏切、住民「安全対策を」


 「1月1〜3日 1日に3回以上、踏切に車が取り残される」


 「2月2日 踏切北行の車はさまれる。運転者が非常ボタンを押し、下り列車止まる」


 JR倉敷駅東側にある寿町踏切(同市阿知、延長22メートル)のそばで理容店を営む山田靖男さん(67)の手元には、そんなメモがある。


 踏切は駅の南北を結ぶ。混雑時にはよく車が取り残される「魔の踏切」。昨年末、駅の北側に大型商業施設のオープンが相次ぎ、さらに危険になるのではと12〜2月の間、記録を取ったという。


 踏切は1987年、県が地下道化して撤去する都市計画を決定していた。しかし、JR倉敷駅付近の連続立体交差(鉄道高架)事業が計画され、凍結された。


 だが、高架事業は進んでいない。


 JR山陽、伯備両線と水島臨海鉄道の線路計7・1キロを高架化し、9カ所の踏切を撤去する事業。県が事業主体となり、事業費600億円は国が約半分、県と市がそれぞれ約2割、残りを鉄道会社が負担する。


 市の「顔」とすべく93年に市が駅周辺再開発計画に盛り込んだ。県も2001年、計画概要を公表。05年までに3線路とも国の着工準備箇所に採択された。


 しかし、今も県は着工の時期を明確にしていない。都市計画課は「市が進める土地区画整理事業の見通しが立たず、都市計画が決定できない」と説明する。区画整理事業が住民の反対で難航しているため、見守っているというスタンスだ。


 一方の市は、県が都市計画を決定してくれないと住民との交渉が進まないと不満を漏らす。鉄道高架推進室は「高架事業は着工にこぎつけても、完成まで10年以上かかる。県は早く目標年次を示してほしい」。


 市民側は冷ややかだ。「経済状況も悪化する中、財政難にあえぐ県が本当に巨費を投じてまで実現する気があるだろうか」


 踏切の記録をとる山田さんは訴える。


 「いつ大事故が起きてもおかしくない。もし高架事業が長期化するなら、踏切の地下道化など先に安全対策を考えてほしい」


     ◇


 中国地方3位の人口48万人を抱える倉敷市。その市長選が15日、告示される。再選をめざす現職の伊東香織氏(45)と共産党地区委員長の矢引亮介氏(41)の無所属2人の一騎打ちとなりそうだ。市長選を前に課題を探った。(鈴木裕)

1484名無しさん:2012/04/13(金) 22:03:09
http://mytown.asahi.com/okayama/news.php?k_id=34000001204130001
倉敷市長選の課題(下)/倉敷駅南の活性化
2012年04月13日


「林源十郎商店」。生活デザインミュージアムには北欧の食器やイスが展示されている=倉敷市阿知2丁目

■南北でにぎわい格差/問われるサポート手腕


 JR倉敷駅南、美観地区の入り口に先月、「新名所」がオープンした。


 「林源十郎商店 倉敷生活デザインマーケット」


 昭和初期に建てられた木造3階建ての旧薬品会社支店など4棟を再生。全国の職人による手仕事の生活雑貨や児島地区のジーンズメーカーなど個性的な8店が入居する。


 北欧のイスや食器などを展示した「生活デザインミュージアム」もある。運営会社の辻信行社長(45)は「長く使うほどに味わいが増す衣食住のものづくりを紹介したい」と話す。


 倉敷商工会議所などが出資する「倉敷まちづくり会社」が仕掛けた中心市街地活性化事業の第1弾。付近の旧旅館一帯を「食の広場」として整備する第2弾も計画している。ターゲットは駅北の客だ。


 昨年末、倉敷駅北口にアリオ倉敷と三井アウトレットパーク倉敷の二つの大型商業施設が相次いでオープンした。アリオ倉敷によると、この4カ月の両施設の売り上げは計画を2割上回り、レジを通った客は計約600万人に上るという。アリオ倉敷の奥村晶博支配人(62)は「年間で1千万人を超える勢い」と話す。


 駅南の人通りにも変化が表れ始めた。美観地区近くのバス駐車場は昨年12月が前年同月比77%増の791台、今年1月も60%増だった。商業施設の買い物と美観地区の観光をセットにしたツアーもあるためだ。


 だが、美観地区の大原美術館の入場者はほぼ平年並みのまま。担当者は「ツアーは買い物が中心で、美観地区の観光は短時間の場合が多い。美術館で過ごす時間はあまりないようだ」。


 駅南の商店街では、アリオ倉敷でも使える電子マネー対応の端末機を導入する店も。商店街や美観地区を巡る携帯電話を利用したスタンプラリーも始めた。


 だが、人通りを店に呼び込むまでには至っていないという。駅南の11商店街でつくる倉敷商店街振興連盟の岡晃会長(72)は「最後に問われるのは、品ぞろえなど各店の魅力」と話す。


 駅の南北を一体化したにぎわいをどう創出するか。サポートする市の手腕も問われている。(鈴木裕)

1485名無しさん:2012/04/13(金) 22:03:48
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120412-00000232-mailo-l33
スコープ2012:倉敷市政の課題/上 どうなる?鉄道高架化 /岡山
毎日新聞 4月12日(木)15時55分配信

 ◇着工準備から14年 進まぬ区画整理 県、着手認めず
 JR倉敷駅東側の寿町踏切は「県内有数の開かずの踏切」と呼ばれる。駅南側の国道429号から北側の倉敷チボリ公園跡地にできた大型商業施設に入る最短コースで、多くの車や人が行き交う。解決策の一つとされるのが鉄道高架化だ。鉄道で分断された中心市街地の南北を高架でつなげる計画だが、着工準備に入って14年たった今も進まない。過去にさかのぼると、倉敷駅周辺の高架事業の特異な側面が浮かび上がった。【小林一彦】
 「元々倉敷は45年前に高架事業に乗り遅れたんです」。元倉敷市助役の室山貴義さん(83)は指摘した。倉敷、児島、玉島の旧3市合併で新倉敷市が発足した67年。室山さんが市企画課長だった時に旧国鉄から打診があった。「伯備線の高架事業に合わせて倉敷駅周辺の高架をしませんか」。現在、岡山方面から倉敷駅に入る伯備線の列車は駅手前の高架で山陽線の線路を南から北にまたいで地上の伯備線ホームに着く。それ以前は山陽線を横切っていた。旧国鉄の担当者は当時、「伯備線だけやりますが、後で駅周辺を高架にする時には支障になりますよ」と警告した。
 室山さんは市長らに伝えたが、答えは「しない」。財政的に苦しかったためだ。当時、水島地区への企業誘致に固定資産税を3年間免除した。税収がないのに企業進出や人口増に対応した道路や水道整備などの支出は増える一方。高架に踏み切れる状況でなかった。
    ◇
 乗り遅れた高架化が持ち上がったのは、91年の故渡辺行雄市長就任後だ。「渡辺市長の“倉敷駅地下ぶち抜き”構想が発端だった」。当時、市建設局長だった中戸哲生さん(76)=現・早島町長=は振り返る。
 就任直後の渡辺市長は「倉敷駅の地下に幹線道路を通し、南北をつなぐ」と発言し、物議を醸した。駅の南側は倉敷国際ホテルの北側付近から道路を少しずつ下げ、駅北側は、今は大型商業施設のあるクラボウ工場跡地の真ん中を貫くことになる。中戸さんは「無理な話だった」という。
 ところが渡辺市長は中戸さんに何度も「考えろ」と指示した。困った中戸さんが考えたのが鉄道高架事業との比較だった。当時、県から市に出向していた部長に内々で高架事業費用の計算を依頼。以前1000億円ともいわれた工費は「工法の工夫などで半額程度」と見積もりが出た。
 中戸さんが「安くはないが不可能ではない」と報告すると、渡辺市長は「それはいい話」と喜び、JRや県、国への働きかけを始めた。国が倉敷の高架を「新規着工準備箇所」としたのは98年。在職中だった渡辺市長の死去から2年後だ。しかし、事業主体の県は「市による駅周辺土地区画整理事業が進んでいない」として都市計画決定せず、今も「準備」の文字は消えていない。
    ◇
 15日告示の倉敷市長選で最大の争点となりそうなのが倉敷駅周辺の鉄道高架事業問題だ。計画のルーツを検証し、問題点を探った。

4月12日朝刊

1486名無しさん:2012/04/13(金) 22:04:11
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120413-00000220-mailo-l33
スコープ2012:倉敷市政の課題/下 南北の一体化、急務 踏切の安全性確保も /岡山
毎日新聞 4月13日(金)16時12分配信

 JR倉敷駅東側の寿町踏切で2月2日午後。遮断機が降りて、和歌山ナンバーの車が閉じ込められた。近くで理容店を営む山田靖男さん(67)が遮断機を持ち上げようと走ったが、ドライバーは車から降りて踏切の非常ボタンを押し、接近中の下り列車は手前で止まった。駅北側の大型商業施設は昨年11月に開業したばかり。山田さんは「正月三が日だけで6回は車が閉じ込められた」と話す。そして「鉄道高架化が実現しないなら(道路を線路の下に通す)アンダーでもいい」と対策を求める。
 同駅周辺の高架事業が都市計画決定されないのは高架と一体の土地区画整理が進まないためだ。「進展しないと高架工事中の仮設線路の用地も確保できない」(県都市計画課)。しかし、問題の根源は高架計画の生い立ちと深く関係している。
    ◇
 元倉敷市建設局長で後に助役も務めた中戸哲生さん(76)=現・早島町長=は「国が倉敷の高架を『新規着工準備箇所』としたのが異例だった」という。JR、市のほか、国、県も費用負担する鉄道高架事業は通常、区画整理などまちづくりの後に着工する。
 なぜ異例だったのか。中戸さんは「高架実現に動いた故渡辺行雄市長と故長野士郎知事の関係が良好だったことと、地元選出の故橋本龍太郎総理の誕生」を挙げた。「橋本首相から『応援しよう』と返事をいただいた」
 だが倉敷市は、せっかくの好機を生かせなかったという。区画整理で新たな道路など公共用地用に土地が取られ、所有面積が減ることに住民の抵抗が強い。前市長も現市長も何度か現地に出向いたが合意に至っていない。中戸さんは「トップは何度も住民に頭を下げて熱意を示す必要がある」と指摘する。
    ◇
 渡辺市長と長野知事は、倉敷チボリ公園建設を推進したコンビだった。市が賛否で割れる中、半ば強引にJR倉敷駅北口のクラボウ工場跡地に公園を誘致し97年に開園した。だが多額の税金投入にもかかわらず経営難で08年末に閉園した。
 その後に大型商業施設が進出。かつて「鉄道で分断された南北一体化」という場合、寂れた駅北側の開発推進を意味した。大型商業施設が目立った集客効果を上げる今、「北のにぎわいを南にも」に変わった。南北一体化を進め、踏切の安全性を確保するには何が必要か。
 長年の課題が、15日に告示される市長選の争点として改めてクローズアップされている。【小林一彦】
………………………………………………………………………………………………………
 ◆JR倉敷駅周辺高架化構想の経過
91・ 2 渡辺行雄氏が倉敷市長に初当選
    7 岡山市がチボリ事業から撤退
    9 長野士郎知事がチボリ公園の倉敷誘致方針表明
92・ 9 長野知事がクラボウ工場跡地へのチボリ立地を正式表明
95・ 2 チボリ公園誘致の賛否が争点の倉敷市長選で、渡辺氏が辛勝・再選
96・ 1 橋本龍太郎氏が首相就任
    4 渡辺市長死去
    5 再びチボリ問題が争点の市長選で、渡辺氏後継の中田武志氏が辛勝
96・11 長野知事が6期で引退
97・ 7 倉敷チボリ公園開園
98・ 4 JR倉敷駅周辺の山陽線と伯備線の高架が国の新規着工準備箇所に
    7 橋本内閣総辞職
05・ 4 水島臨海鉄道も着工準備箇所に
08・12 倉敷チボリ公園閉園
11・11 チボリ公園跡地に大型商業施設開業

4月13日朝刊

1487チバQ:2012/04/16(月) 00:21:21
http://mainichi.jp/area/yamaguchi/news/20120415ddlk35010236000c.html
選挙:美祢市長選 きょう告示 人口減に危機感、観光活性化が課題 地域資源「点」から「面」へ /山口
毎日新聞 2012年04月15日 地方版

 美祢市長選が15日、告示される。08年の合併は、市に秋芳洞や銅山跡などの「資源」をもたらした。市はこれらを生かしたジオパーク構想で観光客を呼び込みたい考えだが……。【井川加菜美】

 08年、1市2町が合併し、人口約2万9900人の美祢市が誕生した。しかし、その後人口は減り、現在は約2万8000人。地域の一体化に伴い観光の伸びが期待されたが、長期的な観光客の減少も響き、大幅な増加とまでは至っていない。市は、観光が弱まれば、街の勢いも衰えかねないとの危機感を抱く。

 こうした状況を背景に、美祢市は今年3月、ジオパーク推進協議会を設立した。

 ジオパークはその土地の形や景観だけでなく、文化・歴史も学べる自然公園。長崎県島原半島もその一つ。雲仙普賢岳の噴火や自然の多様性を伝え続ける生きた博物館だ。

「美祢に来なければ手に入らず、見ることができないものを」と市ジオパーク推進室の古屋壮之室長。これまでの観光が秋芳洞や秋吉台を通過点としていたのに対し、同構想ではこれら2カ所に大嶺町奥分の炭鉱跡や美東町の長登銅山跡などを含め、市全域を巻き込んだ観光事業を目指すという。合併のメリットを生かし、新たな雇用創出にもつなげたい考えだ。

 だがジオパークの核となる秋芳洞も、観光客の減少傾向は同じ。11年度の来訪者は約60万人で最盛期の3分の1という。「昔は観光客が途切れることはなかった」と、地元で土産店を営む男性(62)は振り返る。

 打開策はあるのか。

 「移住者、定住者がいなければ人口は減り続ける一方」と、「美祢市地旅の会」の田原義寛会長(38)。同会は市内在住の40代を中心とした市民団体で、市内を巡るツアーを企画・実施している。観光客掘り起こしのためで、1月には一昨年の洪水被害から復旧した美祢線の車内から石炭石の採掘場所を眺めたり元炭鉱労働者に話を聞くなどした。現在は小規模なツアーだが、規模を拡大していく。

 地域を守り、支えるための観光。今、点となって散らばっている資源を、地域という面の維持発展に生かす模索が続いている。

〔山口版〕

1488チバQ:2012/04/17(火) 21:18:13
http://www.nnn.co.jp/news/120417/20120417001.html
地権者との溝深く 混迷する安来市庁舎建設
2012年04月17日

 島根県安来市庁舎の建て替え計画が混迷の度を深めている。現地での建て替えを主張する近藤宏樹市長は、前市長時代に決まった移転新築を凍結して以来、市議会と意見の対立を繰り返し、建設に踏み切れない厳しい局面だ。移転予定地だった地権者との溝も深く、10月の市長選の争点になりそうな様相を呈している。


老朽化が進む安来市庁舎=15日、安来市安来町

 安来市安来町の国道9号沿いにある市役所本庁舎は築56年。耐震診断で「危険建物」と判断され、駐車場不足も問題となっている。

 前市長時代に移転先として浮上したのが、現在地から南西に約2キロの切川地区だ。総事業費約55億円。市議会も移転を議決し、市は地権者との用地買収交渉で合意にこぎ着けた経緯がある。

 
■合意事項白紙に
 「行政の都合に振り回されて困惑している」。地権者で農業の山根大悟さん(49)は、移転に待ったをかけた近藤市長に不満をぶつけた。

 近藤市長は当選後、市中心部の空洞化防止などを目的に、移転を白紙に戻し、約27億円で5階建ての本庁舎などを新築する計画案を提示した。「財政難の中で土地を買ってまでして郊外に移すのはおかしい」と説明する。

 用地買収交渉も白紙になったことで、移転先だった地区を縦断する県道切川バイパス(総延長2・8キロ)の建設事業も一転した。島根県は移転に合わせて予算化していたが、現地建て替え計画に変更後は執行を取りやめており、約800メートルが未着手のまま。県道路建設課は「庁舎建設とバイパス計画はセット。決着がつかなければ事業に入れない」との見方だ。

■関連予算凍結
 市は2012年度一般会計当初予算の原案で、設計費や地質調査費など3億円を計上したが、3月定例市議会で7520万円に減額する修正案が可決され、目指している2015年度までの完成は難しい状況になった。

 市長の提案に賛同したのは市議会6会派21人のうち保守系会派「青雲」の4人のみ。市議会は昨年3月に「移転予定地の地権者の合意を得る」との条件付きで現地建て替えを容認したが、市がまだ地権者の合意を得ていないことが背景にある。

 民主系会派「市民クラブ」の中村健二代表は「議会との約束が果たされていない」と嘆き、自民系最大会派「燦友会」の勝部幸治会長は「地権者と誠意を持って向き合っていない」と指摘。「時期尚早」との声も多い。これに対し、近藤市長は選挙公約の「一丁目一番地」に現地建て替えを掲げたことから「住民投票に匹敵する市民の思いを議会は尊重していない」と反論している。

■「最低限補償を」
 市側と地権者(25人)の議論は平行線のままだ。すでに約3500平方メートルの田んぼを農地から除外する行政手続きを終えた山根さんは「最低限の補償をしてほしい」と訴えるが、近藤市長は「条件を提示しても折り合いがつかない」と戸惑う。

 近藤市長は残り半年の任期中に再度、関連予算を提案する構えだが、市議会からは「選挙を控えて政策的な予算を認めることはできない」という声もある。建て替え問題は、まだ一波乱も二波乱もありそうだ。

1489チバQ:2012/04/17(火) 21:59:47
http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn201204170055.html
河井案里氏、維新塾を受講
 大阪市の橋下徹市長が率いる「大阪維新の会」の政治塾を、自民党の広島県議河井案里氏(38)=広島市安佐南区=が受講していることが16日、分かった。「維新の会の政策を知りたいと考えた」と説明。自民党離党や次期衆院選での維新の会からの立候補は否定している。

 政治塾は3月24日に開講し、中国地方を含めて全国から約2千人が参加。維新の会は塾生を絞った上で、衆院選への300人擁立を目指す。河井氏は「あくまで政策の勉強会として参加している。注目される政治の動きを見るのが目的」と説明する。

 河井氏は県議2期目の途中に辞職し、2009年の広島県知事選に自民党を離党して立候補。落選後に復党し、11年の県議選で3選した。

1490名無しさん:2012/04/19(木) 20:07:13
http://news24.jp/nnn/news8781938.html
民主党県連横山前幹事長が離党届提出
(愛媛県) 民主党県連の前幹事長の横山博幸県議が「マニフェストが守られていない」などとして19日、離党届を提出しました。
 民主党県連の前幹事長の横山博幸県議は19日民主党県連本部を訪ね、離党届を提出しました。横山県議は「私たちが政権交代選挙以前から県内駆け巡って『公約は必ず守る』ということを訴えてきました。しかしながらそのマニフェストは守られておりません」と述べました。横山県議は去年9月、党本部への不信を理由に幹事長を辞任し、今年1月には県議会の民主党会派も離脱していました。民主党県連の白石洋一代表は「離党は残念だが批判は真摯に受け止める。対応については白紙」とコメントしています。一方で、一部の党員からは「党の信用を傷つけた」などとして横山県議の除名を求める声も挙がっていて、民主党県連の対応が注目されます。
[ 4/19 16:08 南海放送]

1491チバQ:2012/04/20(金) 22:11:47
>>1262>>1271>>1292>>1323>>1456
このくらい厚顔無恥じゃないと政治家ってのは務まらないんですかねえ
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120420-00000173-mailo-l34
追跡:2012ひろしま 無免許運転の県議、2度の辞職勧告を拒否 住民グループ、リコールを準備 /広島
毎日新聞 4月20日(金)15時10分配信

 ◇「納得できない」報酬など1200万円
 無免許運転の罪で有罪が確定し、県議会で辞職勧告を2度受けた正木篤県議(61)=安佐北区、1期目=に対し、選挙区内の住民グループがリコール(解職の直接請求)の準備を始めた。県選挙管理委員会によると、実施条件のハードルは高く、県議へのリコールが実現した例は全国でもない。とはいえ、「辞職はしない」と明言し、1年間で議員報酬など計約1200万円を受け取った正木県議への批判は、逮捕から10カ月以上たっても収まっていない。【寺岡俊】
 ◇有権者の3分の1の署名必要
 請求準備を進めているのは、安佐北区の住民グループ「不条理を正す市民の会」。昨年6月1日の正木県議逮捕後に結成された。越智兼光代表(66)は「役所や企業ならクビになる。一般的に考えても納得できない」と憤る。既に安佐北区選管から、必要な手続きについて説明を受けた。
 地方自治法によると、リコールの手続きには、住民が解職請求書を提出後、県選管が告示してから2カ月以内に、選挙区内有権者の3分の1(安佐北区は約4万1300人)以上の署名を集める必要がある。集まれば同区選管が署名を審査し、有効署名が3分の1以上あれば県選管に本請求できる。県選管は本請求の受理から60日以内に、同区の有権者を対象に解職投票を実施する。過半数の同意があれば、正木県議は失職する。
 昨年4月の県議選安佐北区選挙区(定数3)で、正木県議の得票は1万5019票。その2・7倍の署名が必要とあって、越智代表は「署名のハードルは高い」と認める。そのため、時間をかけて準備を進める構えだ。県選管によると、県議へのリコールの動きは他県で過去に2例あったが、いずれも必要な署名数に満たなかった。
 正木県議は広島地裁で同9月、懲役8月、執行猶予3年の有罪判決を受けたが、実刑判決でなかったため公職選挙法の規定で失職は免れた。逮捕の8年前にも無免許運転で略式起訴されて罰金刑が確定し、免許失効のまま運転を続けていたことが発覚。県議会は6月と9月に2回、辞職勧告を決議した。林正夫議長も議長室に正木県議を呼んで再三、辞職を促した。しかし、正木県議は「過ちを犯したというハンディがあり、それを励みに取り組みたい」などと拒否した。
 正木県議は県議会での所属は1人会派の「こころざし」で、建設委員会のメンバー。県議会事務局によると、これまで16回開かれた委員会で、発言は2回だけ。3月までに支払われた議員報酬は937万5655円、期末手当は271万882円で計1208万6537円となる。県議からも「有権者を裏切り、信頼を失っている。議員活動ができるはずがない」と突き放す声が大勢だ。
 正木県議は取材拒否の姿勢を続けており、19日の建設委員会出席後、リコールの動きについての毎日新聞の取材に対しても「答える必要はない」とだけ語った。

4月20日朝刊

1492チバQ:2012/04/23(月) 21:52:02
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120423-00000150-mailo-l35
選挙:美祢市長選/美祢市議選 市長選、現職の村田さん再選 観光産業充実など訴え /山口
毎日新聞 4月23日(月)13時59分配信

 任期満了に伴う美祢市長選は22日投開票され、観光産業の充実などを訴えた現職の村田弘司さん(59)=無所属新人=が、元市議の河村淳さん(76)を破り、再選を果たした。当日有権者数は2万3254人、投票率は77・78%で、前回(84・21%)より下がった。一方、同日行われた美祢市議選の投票率は77・77%で、前回を6・44ポイント下回った。
 村田さんが待機する同市於福町下の自宅に当選確実の一報が入ると、詰めかけていた支援者から大きな拍手と歓声が上がった。
 開票状況を見守っていた村田さんは支援者の間を回り、満面の笑みで握手を繰り返した。支援者と共に万歳で喜びを分かち合った村田さんは「皆さんの支援で勝つことができた」とお礼のあいさつ。「財政基盤を立て直し、子供たちが夢を持てる街にしたい」と力強く抱負を語った。
 村田さんは08年、小竹伸夫・旧美祢市長の後継指名を受けて初当選。観光事業の赤字削減や公営病院の経営立て直しなどに取り組んだ。
 河村さんは、住民訴訟を起こされる市政の浄化や地域格差解消などを訴えたが、出馬表明が告示1カ月前だったことなど、出遅れも響き、訴えは届かなかった。【井川加菜美】
 ◇新議員19人決まる−−美祢市議選
 一方、今回から定数が7減で19となった美祢市議選の開票作業は、同市長選確定後にスタート。開票は未明まで続き、新市議が誕生した。
 同市議選には23人が立候補。内訳は▽現職18▽新人5。党派別では▽公明1▽共産2▽無所属20。多くは旧市町での議員経験者。
………………………………………………………………………………………………………
 ■解説
 ◇訴訟問題へ適切な対応を 2期目の課題には知恵集め
 新美祢市の発足後2回目の市長選で、市民は村田弘司氏(59)を再び選び、財政再建と地域振興の両立を図る政策を支持した。
 公営病院の経営立て直しや企業誘致による雇用確保など1期目の実績を訴えた村田氏は、昨年秋から後援会が企業回りを始めるなど、息の長い戦いで票をまとめた。地元選出の参院議員らの支援があったことも勝因だ。一方、対抗馬の元市議の河村淳氏(76)は市政浄化を訴えの中心に据えたが、出馬表明の遅れなどから思うように支持が広がらなかった。
 選挙結果は、村田氏の圧勝だ。しかし、村田市政のすべてが市民に了承されたとはいえまい。河村氏に集まった票は、特に訴訟問題に対する市民の不満とみることもできるからだ。その意味で、村田氏は市民への説明を含む同問題への適切な対応をする必要があるのではないか。
 人口減少、観光産業の停滞、高齢化。2期目の村田市政が抱える課題はみな、市の存亡に直結する。先細る財政の中、どう乗り切るのか。知恵を集めた市政が期待される。【井川加菜美】
………………………………………………………………………………………………………
 ◇美祢市長選開票結果=選管最終発表
当 12,585 村田弘司 59 無現
   5,102 河村淳  76 無新
………………………………………………………………………………………………………
 ◇美祢市長略歴
村田弘司(むらた・ひろし) 59 無現(2)
 元市企画課長[歴]旧美祢市商工観光課長・水道課長・市民課長・合併協事務局長▽明大

1493チバQ:2012/04/24(火) 22:14:06
http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn201204210126.html
'12/4/21
批判の中、7県議が欧視察へ
 広島県議会は20日、自民会議と前進の2会派に所属する県議7人を22日から9日間、英国、フランス、ドイツへの海外視察に派遣すると発表した。630万円を上限に視察費を県費で賄う。議会内のルールには沿うが、議員の中には「県財政が厳しい折、県民の理解が得られない」との批判もある。

 計画では、パリの国連教育科学文化機関(ユネスコ)日本政府代表部や高齢者向け住宅、ベルリンの再生可能エネルギー普及に取り組む協会などを視察。視察団の山木靖雄団長は「高齢者福祉や再生エネルギーを学びたい。成果も議会に報告する」と話す。

 一方、「海外まで行く必要性がない。やめるべきだ」と県議の一人は厳しい見方を示す。別の県議も「定数減や議員報酬カットなど、身を削る姿勢を示すのが先決」とする。

 広島県議会の海外視察は、1人当たり90万円を上限に、各会派が任期中1人1回以内と申し合わせている。このほか常任、特別委員会の海外調査も認める。海外視察、調査に要した県費は2010年度が計1873万円、11年度が計442万円だった。

 海外視察は、鳥取県議会が毎年続ける一方、山口、岡山、島根の3県議会が財政難などを理由に見送っている。

1494チバQ:2012/05/06(日) 18:38:42
http://mainichi.jp/area/hiroshima/news/20120506ddlk34010308000c.html
選挙:福山市長選 大戸氏が立候補表明 /広島
毎日新聞 2012年05月06日 地方版

 任期満了(9月4日)に伴い8月にも予定される福山市長選に、作曲家の大戸博史氏(61)=福山市神辺町川北=が5日、無所属での立候補を表明した。大戸氏は公約に市長、職員の給与削減などを掲げたほか、懸案になっている鞆の浦の埋め立て架橋計画については「景観を守る観点から反対する」と述べた。現職の羽田晧氏(67)も既に3選を目指して出馬を表明している。【豊田将志】

1495チバQ:2012/05/06(日) 18:59:22
>>1478とか
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120502-00000244-mailo-l31
鳥取市庁舎:移転問題 「市広報は不適切」市議7人が会見 /鳥取
毎日新聞 5月2日(水)16時7分配信

 5月20日投開票で実施される鳥取市庁舎整備に関する住民投票で、市議会の会派結、共産党、無所属の議員7人が、市が全戸配布した広報の内容が不適切だとして記者会見を開いた。結の上田孝春会長は「議会の合意を軽視するもので、大変遺憾だ」と市の広報手法を強く批判した。
 問題とするのは全戸配布された広報に載せられた2案の比較表。市議会で合意された以上の情報が新築移転案にのみ追加され、対案には空欄が生まれた。
 上田会長らは、広報が刷り上がった後で内容を市議会の総務企画委員長に報告するなど、市の対応が遅かったことも問題視。また、市が追加の広報を出した理由を、自治連合会や地域審議会などから情報提供を求める要望があったと説明しているが、「対案の詳細を求める要望に対し、対案は空欄で新築移転案のみ情報を追加したのでは意味がない。要望の内容を逆手にとって、新築移転の有利な広報をしたものだ」(共産党)などと批判した。【加藤結花】

5月2日朝刊

1496チバQ:2012/05/08(火) 00:11:29
>>1434>>1436>>1438
http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn201205080001.html
天満屋社長に伊原木省五氏シェアする

 百貨店の天満屋(岡山市北区)は7日、伊原木隆太社長(45)が退任し、グループの不動産管理会社、丸田産業(同)の伊原木省五常務(64)が同日付で社長に就いたと発表した。隆太氏は今秋の岡山県知事選に立候補する意向を固めている。

 天満屋は同日、取締役会を開いて決めた。トップ交代は1998年以来14年ぶりとなる。省五氏は伊原木一衛会長(73)の弟で、隆太氏の叔父にあたる。省五氏が天満屋の経営に携わるのは初めて。

1497名無しさん:2012/05/09(水) 12:36:20
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120508-00000222-mailo-l34
追跡:2012ひろしま 維新の風、広島にも 政治塾、県内議員らも参加 /広島
毎日新聞 5月8日(火)15時58分配信

 ◇「政策知りたい」「橋下氏のリーダーシップ学びたい」…
 ◇動機さまざま、既成政党は危機感も
 橋下徹・大阪市長(42)が率いる「大阪維新の会」の風は、広島にも吹いている。次期衆院選に向けた候補者発掘の場と位置付ける「維新政治塾」には、県内からも現職の地方議員や昨春統一地方選の落選者らが参加。「政策を知りたい」「橋下氏のリーダーシップを学びたい」など動機はさまざま。国政への志にも温度差はあるが、その動静は総選挙の構図に影響するため、主要政党の関係者は気をもむ。300キロのかなたから吹く「維新の風」を追った。【寺岡俊】
 維新政治塾は3月24日に開講し、全国から約2000人が集まった。5月下旬〜6月上旬をめどに約800〜1000人を「塾生」として選抜し、街頭演説などを課して次期衆院選の「候補者予備軍」を絞り込む。受講者によると、県内からは30人ほどが参加しているという。
 現職県議として参加しているのが、安佐南区選出の河井案里県議(38)。「維新の会の政策を知りたいと考え、受講している」(事務所)と説明する。河井県議は県議会では自民会に所属し、夫は自民党の河井克行衆院議員(49)。同事務所は「あくまで政策の勉強会として参加」と強調し、自民党離党や維新の会からの国政立候補は否定する。
 「維新の会がどのような思いで、日本を変えるべく行動をし始めたのか、この目で見たくなった」。昨春の広島市議選で落選した福田心平さん(36)は、かつて民主党の橋本博明衆院議員(41)の秘書で、市議選には同党公認で安佐南区選挙区に立った。「維新の会と考えが100%同じではない」と語るが、既に民主党を離れた。同党が09年総選挙で掲げた政権公約が守られず、環太平洋パートナーシップ協定(TPP)交渉参加の方針表明や消費税増税方針に、「民意を顧みない」と失望したという。
 同じ広島市議選の中区選挙区で落選した弁護士の今枝仁さん(41)は「橋下さんの発信力やリーダーシップを勉強したい」と語り、「チャンスが巡ってきた時への準備はしておきたい」と国政の意欲も隠さない。
 今枝さんと橋下市長は因縁の仲だ。山口県光市の母子殺害事件で、被告弁護団の一員だった今枝さんは、橋下市長(当時・弁護士)がテレビで呼びかけた懲戒請求で仕事に支障が生じたとして損害賠償請求訴訟で争った経緯がある。しかし「裁判でやったのは、懲戒請求を扇動したことの当否。遺恨はない」と言い切る。
 県内政界の受け止めはどうか。民主党県連代表の和田隆志衆院議員(48)は取材に対し、「維新の会は、政党ではなく有志の集まり。(政策の拘束がある政党とは)次元が違う話と思う。お互いが刺激を受ければ良いのでは」と語る。自民党のベテラン県議は「維新の会への期待の大きさは、既成政党が不甲斐ないと有権者から思われているためだ」と危機感を口にする。同党県連幹部の1人は「関西では勢いがあるが、それ以外のところでは疑問だ」と見る。共産党県委員会の村上昭二委員長(64)は「漠然とした期待が維新の会に向けられているが、その政策は財界、大企業中心。民主や自民と同じ土俵の中」と突き放す。
 首長による政治塾は、河村たかし名古屋市長、嘉田由紀子・滋賀県知事も開講した。こうした動きに対し、湯崎英彦知事(46)は4月24日の定例記者会見で「政治への関心が高まる」と評価する一方で、「私は県の運営で手いっぱい。そういう意味で、みなさん余裕があるんだな」と話した。

5月8日朝刊

1498チバQ:2012/05/09(水) 22:08:00
http://mainichi.jp/area/kagawa/news/20120509ddlk37010528000c.html
善通寺市:市議が選挙区内の団体に3万円寄付 /香川
毎日新聞 2012年05月09日 地方版

 善通寺市議(70)が08年、市内で地区の遺族会などが忠魂碑を移設した際、移転費の一部として3万円を寄付していたことが8日、市議への取材で分かった。選挙区内への寄付行為を禁じた公職選挙法に違反する可能性があるが、公訴時効(3年)を過ぎている。

 この忠魂碑は戦没者の顕彰を目的に地区内の小学校校庭に設置され、1940年代に別の場所に移転。その後、08年8月に地区内の公園横に移転された。碑のそばには「移転工事協賛者芳名」の石碑が建てられ、敷地や移転費を寄付した遺族会や自治会の関係者らの名前が刻まれている。地区外有志関係者として、市議の名前もある。

 市議は毎日新聞の取材に対し、3万円を寄付したことを認めた上で、「(公選法に抵触する行為とは)知らなかった。親が戦死していて、慰霊のためと思い、個人の金で地区の遺族会に寄付した」と話した。

 公選法は、議員などの公職者は選挙区内の者に対し寄付をしてはならないと定めている。【久保聡】

1499チバQ:2012/05/12(土) 19:35:47
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120512-00000245-mailo-l31
鳥取市庁舎:移転問題 住民投票告示 新築移転/耐震改修、選択へ 両陣営、支持訴え /鳥取
毎日新聞 5月12日(土)15時29分配信

 鳥取市民は老朽化した市庁舎の新築移転か現地での耐震改修か、どちらを選ぶのか−−。市庁舎整備に関する住民投票が11日、告示された。市によると、庁舎建設の是非がテーマになるのは全国的にも珍しいという。【加藤結花、田中将隆、川瀬慎一朗】
 住民投票は、(1)旧市立病院跡地への新築移転(2)現本庁舎の耐震改修及び一部改築−−の二者択一。投票用紙の選択肢の上に○を記入し投票する。期日前投票は12〜19日に市内10カ所で。20日の投票は午前7時〜午後8時で、午後9時から開票される。
 市が進める新築移転計画に賛成、反対の両市民グループは11日午前、住民投票での勝利を目指し、それぞれ出陣式を行った。投開票日前日の19日まで支持拡大を訴える。
 ◇つじ立ちで投票呼びかけ−−市長
 竹内功市長は午前7時40分ごろから、市の駅南庁舎近くでつじ立ち。3月下旬に住民投票条例が成立した翌日から、投票率アップを目的に、ほぼ毎日続けている。
 「いよいよ告示日。明日からは期日前投票も始まるので、ぜひ全ての有権者に投票いただきたい」などと約50分間、通行人に呼びかけた。「いずれの選択肢も財政的な問題は無く、今後の財政に負担はかからない」と双方に配慮した説明をする一方で、「建物が新しくなったり、機能が増えたりするわけではない」などと耐震改修案を暗に批判。「(新築移転案は)工事の地元発注を明言しており、地域の活性化につながる」などとアピールしていた。
 ◇正しい情報で多くの賛同を−−「実現する会」
 「市役所の新築移転を実現する市民の会」は午前9時から鳥取市今町2の事務所で出陣式。集まった約100人(主催者発表)の支持者を前に、近藤儀徳会長が「正しい情報を市民に提供し、多くの賛同を得て、投票に参加してもらいたい。さらに心一つにしましょう」と訴えた。
 会派「新」の房安光市議は「最後の最後まで戦い抜いた人に勝利がある。信念を持って市民に伝えよう」と呼びかけ、参加者全員で「ガンバロー」を三唱。街宣車4台が市街地へ出発した。
 ◇市長も観念の絶対多数を−−「問う会」
 新築移転に反対する「市庁舎新築移転を問う市民の会」が午前8時から同市新町の事務所前で開いた集会には、支持者ら約200人(主催者発表)が参加。市議会で新築移転に反対する会派「結」と共産党の市議、地元商店街振興組合の理事長ら4人がそれぞれ決意を表明した。
 同市民の会の吉田幹男会長は「市長も観念するよう、新築移転を大幅に上回る票を集めたい」とあいさつ。最後は、集まった支持者ら全員で「絶対多数を目指しガンバロー」と気勢を上げた。

5月12日朝刊

1500チバQ:2012/05/14(月) 22:40:47
http://mytown.asahi.com/tottori/news.php?k_id=32000001205120001
出陣式は批判合戦
2012年05月12日

耐震改修案の勝利を目指して「団結ガンバロー」と気勢をあげる市民ら=鳥取市新町


移転新築を訴えるのぼりを持ち「ガンバロー三唱」をする支持者ら=鳥取市今町2丁目

◆鳥取市庁舎整備の住民投票告示


 鳥取市庁舎の整備をめぐる住民投票が11日、告示された。投開票は20日。市民は、本庁舎を移転新築するか、現在地で耐震改修するかの二者択一で判断を迫られる。それぞれの案を推す市民団体が出陣式を開き、本格的な活動を始めたが、双方とも案の利点を説くよりも相手陣営の批判に力を注いだ。また、投票を呼びかけるため街頭に立った竹内功市長の演説では、両案に触れつつも、市が進めてきた移転新築案への傾斜が見え隠れした。


 現本庁舎の耐震改修を求める「新築移転を問う市民の会」は、午前8時から鳥取市新町の若桜街道商店街で出陣式を開き、市議や県議、市民ら約100人が集まった。


 吉田幹男会長は「会が発足して13カ月。いよいよ住民投票が行われるのは本当に感慨深い」とあいさつ。「市長や移転新築派議員を見ると、住民投票の公正公平性をまったく無視している。私たちの訴えを広げ、市長が観念するだけの票を得たい」と市長や対立陣営を批判した。


 市議らも「厳しい経済情勢の中、多大な税金を投入して庁舎をつくることに市民の判断を仰ぎたい」などと訴えた。


 旧市立病院跡地への移転新築を推す「新築移転を実現する市民の会」は、午前9時から鳥取市今町2丁目で出陣式。市議や市民ら約100人が参加し、「ガンバロー三唱」で気勢を上げた。


 近藤儀徳会長は「正しいことを正しく伝え、市民に投票参加を促してきた。しかし、何を根拠に間違った情報を主張しているのか疑うような運動が展開されている」と相手陣営を批判。市長が委嘱した「市庁舎整備に関する検討委員会」の道上正・元委員長も「金、場所、市民のため、市職員と市議の職場環境のために移転新築がベスト」と応援演説した。


◆市長演説 移転新築案へ傾斜


 朝の街頭演説を続ける竹内市長は、この日も午前7時40分から約40分間、JR鳥取駅南でマイクを握り、投票を呼びかけた。


 周囲で市職員10人が投票を促すチラシ入りのティッシュを配る中、竹内市長は、移転新築案について、「市は時間をかけて検討してきた。跡地の有効利用も考え、市議会の半数以上の議員も支持している」とメリットを強調。一方で、耐震改修は、「耐震補強をしても、建物が新しくもならず、機能が加わるわけでもない。防災機能は相対的に十分ではない、と考えられてきた」と述べた。


 竹内市長は、この日の記者会見で投票結果の扱い方を問われると、「明らかになった民意を尊重する」と述べたが、具体的に結果への対応は明言しなかった。


 また、10日付の日本海新聞に、市庁舎整備に関する増田寛也・元岩手県知事と竹内市長の対談を全面広告で掲載した趣旨を問われると、「東日本大震災の教訓を市政に生かす趣旨だった。一方に偏った議論を展開しようとしたのではない」と釈明した。市によると、広告は4月末から準備を進め、広報の予算を支出したという。(佐藤常敬、山崎聡、中田和宏)

1501チバQ:2012/05/15(火) 21:45:07
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/yamaguchi/news/20120515-OYT8T00026.htm
県議政調費 家賃負担 半分まで


改革検討協答申 支出はネット公開


柳居議長(左)に答申書を手渡す新藤会長  県議会の議会改革検討協議会(会長・新藤精二県議)は14日、政務調査費の使途基準見直しに関する検討結果を、柳居俊学議長に答申した。相次いで発覚した政調費の不適切な支出を受け、後援会活動を行っている事務所の家賃などについて政調費での支出は2分の1までと規定。使った金額などのネットでの公開も盛り込んだ。(高橋宏平)

 県議には1人あたり月35万円までの政調費が支給される。従来のマニュアルでは、事務所の家賃やコピー費などが後援会活動と明確に区別できない場合、政調費でどの割合まで負担するかについて各議員の判断に任せていた。

 答申では、こうした負担割合の上限を2分の1(広報費を除く)と明確化。事務所の維持管理に関する消耗品では、蛍光灯のみが支出対象▽人件費は同一世帯に所属する親族は対象としない――など、全体で26項目にわたって見直すべき点を指摘した。新藤会長は「負担割合については、過去の判例や他県の取り組み状況なども参考にした」と話している。

 さらに透明性を高めようと、県議会のホームページに各県議への交付額、使った額、返還額を公開するとした。現在、収支報告額などを確認したい場合は議会事務局で資料を閲覧しなければならない。ホームページの公開対象は昨年度分からで、新たな基準の適用は今年度分からとしている。

 県議の政調費を巡っては、事務所家賃として相場の2〜3倍の金額を自分の長男に支払ったり、自分の顔写真入りカレンダーを政調費で作製して選挙区内の有権者に配ったりした問題が相次いで発覚。県議会は昨年9月、議長の諮問機関として協議会を設置して基準の見直しを議論してきた。

 県議会事務局は答申を基に、近く運営マニュアルを改訂する。

(2012年5月15日 読売新聞)

1502チバQ:2012/05/15(火) 21:52:08
http://mytown.asahi.com/tottori/news.php?k_id=32000001205150003
期日前 異例の無料バス 記者同乗ルポ
2012年05月15日





鳥取市岩坪からイオンモール鳥取北へ向かう無料バスの利用者は往復とも4人だけだった=鳥取市内


「期日前投票無料バス」の幕をつけた観光バス=鳥取市国府町町屋

 鳥取市庁舎の整備をめぐる住民投票では、鳥取市が交通の不便な中山間地と期日前投票所との間で無料送迎バスを18日まで走らせている。これまでの国政選挙や市長・市議選でも実施されていない異例の取り組みを、有権者はどれくらい利用するのか。期日前投票初日の12日、記者が2ルートに同乗した。


■雨滝―国府町総合支所ルート 利用者女性2人


 午前8時50分。雲が重く、気温は8度。鳥取市国府町雨滝の雨滝バス停に待っていたのは、28人乗り観光バスだった。すでに、70代の女性2人が、運転席のすぐ後ろに並んでちょこんと腰掛けていた。


 「清き一票を入れなあかん」と78歳の女性。もう1人の女性も「ここらは便利が悪い。何かあってもなかなか出れんですわ」と交互にしゃべる。2人はこの日無料バスが走ると知り、声をかけ合ってやってきた。結局、他に利用者は来ず、バスは9時に発車した。


 車窓から見える山間の農地は今、田植え準備の真っ最中。農家が、手を止めてこちらを目で追う。車体前に掲げた幕の「期日前投票無料バス」の文字が気になるようだ。ほぼ無人のバスも、投票啓発には役立ったか。


 2人は市庁舎のことをどう思っているのか。


 「市の中心だけ、ええの建ってもらわな」「金を無駄遣いするなって言うけど、こういうこと(住民投票)とどっちが無駄になるやら」「けど、雨滝は道路ちっともようならん」「合併したら公共料金が安うなる言われたけど、そうしたこといっぺんもない。合併してから前より暮らしにくいですわ」


 期日前投票所の国府町総合支所まで、途中26カ所に設けられた乗り場からは1人も乗らず、9時40分、バスは定刻に総合支所に到着した。路線バスなら片道630円の行程だ。


 2人は10分ほどでバスに戻ってきた。「帰ったら田をかかなならん」


■岩坪―イオン鳥取北ルート 利用者老夫婦2組


 山あいに集落と田んぼが広がる鳥取市岩坪地区。期日前投票の会場になった商業施設「イオンモール鳥取北」に向かうバスには、出発時刻午前9時20分になっても乗客は来なかった。


 27人乗りのバスが走り始めて約10分、上砂見のバス停で老夫婦が2組、順に乗ってきた。この地域は、市役所に用事があるときは車で30分ほどかけて本庁舎や駅南庁舎まで行く必要がある。


 71歳の男性は、投票日の20日に予定があるため、バスに乗った。「車を持っていないし、ありがたい。市民ですから、協力しないといけませんが」。住民投票の選択肢について聞いてみた。「どっちがええ、悪いというわけでもない。距離も変わらない」


 別の老夫婦は、運転手のすぐ後ろに並んで座っていた。夫は「車がないので投票所の公民館にはよう出ん。バスはいいことだと思うけれど、乗る人が少ないが」と笑った。


 住民投票をどう見ているのか。「みんなの意見を聞くのはいいが、そこまでせんでもええと思う。議会が決めりゃあええ」


 午前10時過ぎ、イオンモール鳥取北に着いた。乗客は終点まで4人だけ。2組とも、投票を終えると約1時間後に出発する帰りのバスに乗った。買い物はしなかった。


 「私らは仕事だからありがたいけど」。バスの男性運転手(61)は苦笑いした。「税金を使ってここまでするのは、おかしい気もする。普段の選挙でもしないのに」


    □   □    


 市によると、12日の無料バス利用者は計14人。13日は13人で、2日間で30路線を一通り走った。14日から18日までに、各地域をもう1回ずつ走るという。問い合わせは、市交通政策室(0857・20・3257)へ。(中田和宏、山崎聡)

1503チバQ:2012/05/20(日) 16:24:02
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120515-00000211-mailo-l31
市庁舎整備の課題:鳥取市住民投票/上 まちづくり、問われる判断 /鳥取
毎日新聞 5月15日(火)15時30分配信

 20日に投開票される「鳥取市庁舎整備に関する住民投票」。市庁舎の新築移転派、耐震改修派とも連日、市内を巡り、それぞれ支持を訴えている。両派の論戦は、建設費の問題に集中しがちだが、市庁舎整備には他にも多くの視点がある。少し違った切り口で、市庁舎整備が抱える課題を考えてみる。
 ◇「建物で人集め」/「ソフト事業を」 中心市街地再生計画に影響も
 鳥取市は、地盤沈下が進む中心市街地の再生のため、市役所の現本庁舎を含む鳥取城跡周辺地区を「市民の居住・交流の核」、JR鳥取駅周辺地区を「モノと情報が行き交う経済・交流の核」と位置づけ、二つの核を中心にまちづくりを進めている。
 今回の旧市立病院跡地への市庁舎の新築移転もこの一環。鳥取駅南側に立体駐車場などを建設、歩道の整備などで南北の人の行き来を増やし、駅周辺の商業エリアの活性化を狙うが、「駅南側にぎわい拠点」と位置付けられた移転後の市庁舎とイオン鳥取店は、その計画の柱の一つだ。
 「市役所の新築移転を実現する市民の会」会長の近藤儀徳さん(73)は「新庁舎は旧市立病院跡地の広さを生かし、オープンスペースを設けることなどが可能。市民が集まりやすい建物を建設することができれば、まちの活性化につながる」と市の計画に賛同する。
 これに反論するのが元鳥取銀行会長で、「市庁舎新築移転を問う市民の会」副会長の八村輝夫さん(74)。銀行員時代、店舗が週末は営業しないことで地元からクレームを受けた経験から「土日に閉まる市役所を造っても周囲が活性化することはない」と否定する。
 市がメリットとするJR鳥取駅から約5分という立地面についても「便利になるというのは現庁舎との比較。(より駅に近い)駅南庁舎から窓口機能が統合されることを考えると、むしろ不便になる」と訴える。
 八村さんが移転に反対するもう一つの大きな理由が「市のまちづくりのビジョンの無さ」。完結したワンストップの市民サービスを提供するとして、市が2004年に約18億円をかけ整備した駅南庁舎を例に挙げ、「駅南庁舎で『完結した』と言っていたのに、新庁舎を建て再統合しようとするのは、市に長期的なビジョンがないからだ」と批判。「新築移転で年1・2億円返済するよりも、商店街でジャズイベントを毎週末開くような、ソフト事業にお金をかけた方がまちづくりにつながる」と主張する。
 竹内功市長は11日の記者会見で、住民投票で「耐震改修案」が多数となった場合、「まちづくりなど関連する市の施策に影響が出てくる」と述べた。今回の住民投票は、市庁舎の位置はもちろん、新築移転を見越し進められている市のまちづくりの計画に影響を及ぼすことになる。中心市街地のまちづくりをどうするべきか。市民には大きな問いが投げかけられている。【加藤結花】

5月15日朝刊

1504チバQ:2012/05/20(日) 16:24:26
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120516-00000172-mailo-l31
市庁舎整備の課題:鳥取市住民投票/中 結果を分析して議論を /鳥取
毎日新聞 5月16日(水)15時5分配信

 ◇「議会が判断を」/「責任は誰に」 鳥取大ゼミ学生が意見交換
 「鳥取市庁舎整備に関する住民投票」を巡り、連日支持を訴える新築移転、耐震改修両派の市民団体の会長はそれぞれ70歳代。会の運動を支えるのも多くが定年後の世代で、若者が少ない。市庁舎問題を若い世代はどう考えているのだろう。若者の声を聞くため、鳥取大学地域学部の小野達也教授(政策評価論)のゼミに所属する学生に話を聞いた。
 集まったのは、20〜23歳の3、4年生の男女5人。県内出身者は八頭町の1人で、あとの4人は▽京都府福知山市▽山口県光市▽神戸市▽北九州市−−の県外出身者。
 最初に「新築移転」「耐震改修」のどちらを支持するか聞くと、2人が「有効な地域活性化策が思いつかないのもあるが、新築移転で何かが変わるかもしれないという期待感がある」(4年女子)、「費用対効果が望ましいものであれば、新築でいい」(3年男子)と新築移転に賛成。残り3人は「中心市街地の商店街がうまくいっていないのに、新築移転で活性化されるか疑問が残る。郊外に人が集まる仕組みができているのに(JR鳥取駅前周辺の)地域活性化に役立つのだろうか」(4年男子)、「市役所はあまり利用する機会がなく、現状でも生活に不便はない。耐震改修でよい」(3年男子)などの理由で耐震改修を支持した。
 庁舎建設の是非がテーマの、全国的にも異例の住民投票については「重要な判断だから議会が判断すべきだ。住民投票は責任の市民への押しつけだ」(3年男子)などと否定的な意見が続出。行政の市民への説明不足や市議会の機能不全を指摘する声が相次いだ。「住民投票の結果が拮抗(きっこう)した時は、どちらの案を採用しても住民意思の反映とも言えないし、誰が結果の責任を負うのだろうか」(3年男子)という意見もあった。
 ただ、住民投票を巡って起きた市民運動は5人全員が「住民投票をきっかけに市民の意識が高まるのでは」と好意的に捉えていた。
 約5600万円の市費を投じて行われる住民投票。学生たちの懸念は“その後”だ。どのような結果が出ても「市と市民の間に亀裂が生まれてしまうのでは」(3年男子)と心配する。もしも、投票の結果を市や市議会が無視した場合は「市民が政治不信に陥ってしまう」(4年女子)かもしれない。
 「住民意思の確認手段としてはどんなアンケートよりも有効なはず。結果を分析して、市や市議会は議論を進めるべきだ」(3年男子)。5人の学生は、住民投票後の市や市議会の対応を注視していきたいと話していた。【加藤結花】

5月16日朝刊

1505チバQ:2012/05/20(日) 16:24:48
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120517-00000223-mailo-l31
市庁舎整備の課題:鳥取市住民投票/下 命を守れる行政望む /鳥取
毎日新聞 5月17日(木)16時44分配信

 ◇「何の恩恵もない」/「災害に強く」 旧郡部・中山間地市民の声
 鳥取市の市庁舎整備は「市政にとって100年の大計」(竹内功市長)。市や議会だけでなく市民も巻き込み、新築移転の是非が議論されてきたが、庁舎の位置が中心市街地にあるため、「平成の大合併」で鳥取市と合併した旧郡部、特に中山間地に住む人の声はなかなか届いてこない。連載の最後は中山間地で聞いた市民の声を紹介する。
 「新築移転したところで何の恩恵もない。とにかくコストを抑えてほしい」。同市鹿野町鹿野で食事処「夢こみち」を運営する橋野博子さん(69)は計画を聞いた当初からそう感じている。市は、庁舎がJR鳥取駅周辺に移転することで交通アクセスが良くなるとするが、「バスは運行回数が少なく不便なことに変わりない」。防災対策としての側面も「個人宅への消火器の配備や、消火器具の無料講習会の実施などソフト面を強化する方がいい」と話す。
 橋野さんにとっては、身近な同町総合支所の管理が最近行き届いていないことの方が気にかかる。庁舎の周囲が汚れていることを職員に告げたが、「人手が足りないのでどうしようもない」と言われた。「総合支所も持て余している状況で、大きな新庁舎は維持管理できなくなる可能性がある」と懸念する。
 「立派な庁舎ができても中山間地のお年寄りが生き生きと暮らせることはない」と新築移転には否定的だ。
 一方で、旧佐治村の元村長、下石義忠さん(74)は新築移転を支持する。下石さんが懸念するのは、同市佐治町の防災。佐治川に沿って民家が密集するため、川が増水すると被害が広がる可能性が高い。だが高齢化率38・7%(09年)の同町が、自力だけで対応するのは困難で、他地域の応援が頼りだ。「何かあった時もきちんと機能できる、災害に強い堅牢な庁舎が必要だ」と主張する。
 新築移転は税金の無駄遣いで、庁舎以外に税金を投入すべきとする意見には「浮いたお金が、こっちに(中山間地域)回るわけではない」と疑問を呈する。
 「道路一つ造るにも用地交渉から、国交省や県との交渉など、クリアすべきルールがある。緊急の課題であるはずの被災地の復興がなかなか進まないのを見ても分かるように、予算だけあっても、どうしようもできない状況がある」と元村長の経験から語る。
 「中山間地にとっては新築移転の恩恵は目に見えないかもしれない。しかし、行政の究極的な役割は市民の命を守ることだと思う」
 現在の鳥取市は04年に、福部村、国府町、河原町、用瀬町、佐治村、気高町、鹿野町、青谷町の8町村と合併し生まれた。これら「新市域」の地区ごとに、地域の課題などを話し合う地域審議会が設置されており、庁舎問題も協議された。8審議会のうち、市が推進する新築移転案に賛同したのは6、態度保留は2。中山間地の市民も揺れている。【加藤結花】

5月17日朝刊

1506チバQ:2012/05/20(日) 16:25:22
http://www.nnn.co.jp/news/120516/20120516009.html
市庁舎整備の住民投票 市民の意見割れる
2012年05月16日

 新築移転か、耐震改修か−。鳥取市庁舎の整備方針に決着をつけるべく実施されることになった住民投票は20日投開票が行われる。9市町村が合併した鳥取市の中心部に位置する市役所の問題だが、旧市、旧町村にかかわらず、二つの選択肢をめぐる市民の意見は割れている。また、住民投票について、「本来は議会が決めること」と市議会への批判や、関心の低さを指摘する声もある。


鳥取市の中心市街地に位置する鳥取市役所。市民は住民投票で新築移転か、耐震改修かの判断を迫られている

■いずれ必要
 大型店で買い物をしていた同市湖山町南1丁目の50代の主婦は「いまの庁舎もいずれ建て替えが必要。有利なお金がもらえるときに新築したほうが負担は少ない」と強調。そして「結論がどちらになっても市民が税金の使い道を真剣に考えるきっかけになれば」と前向きに捉えていた。

 福部町岩戸の女性会社員(29)は「この問題について気が回っておらず、気付けば選択肢が二つしかない状況で投票日が迫っていた」と戸惑う。一方で「いずれ改修が必要となる。先々を考えるなら、問題は目先の金額ではない」と話した。

■無駄なお金
 JR鳥取駅近くに店舗を構える男性(37)は「税収が上がる見込みがないのに、無駄なお金は使わないでほしい。将来的な負担が増えるだけ」と危惧。駅南庁舎を全部庁舎として活用する案を示した上で「行政はハコモノを建てたり、つぶしたり無駄が多い。庁舎にお金をかけるなら小学校の耐震改修を進めてほしい」と注文した。

 総合支所で「ほとんどの用事が足りる」とする気高町の主婦(45)は「本庁に行くことはほとんどないので、場所がどこでもかまわない。建て替えることで税金の負担が増えるのではあれば耐震工事で十分」と話した。

■身近に感じない
 「住民投票になっていること自体が問題」と指摘するのは用瀬町安蔵の農業の男性(68)。「市議会がしっかり決められないから住民投票で決めましょうというのは責任放棄」と批判した。そして「あまり身近な問題に感じない。投票に行くかどうかも悩んでいる」と打ち明けた。

1507チバQ:2012/05/20(日) 17:02:02
http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn201205190025.html
山口知事選擁立困難に 民主シェアする

 民主党山口県連の西嶋裕作幹事長は18日、県庁で会見し、7月29日投開票の知事選に擁立を打診した人物との協議が不調に終わったことを明らかにした。今後も候補擁立は模索するが、困難な状況になっており、告示の1カ月前をめどに最終判断する方針という。

 西嶋幹事長は3月の党県連大会で「一人の方にお願いしている最中」と報告。意中の人物は全国的に活動する県出身者とみられるが「政党とは組むことができない」と15日に返事があったという。西嶋幹事長は「いつまでも延ばせない。諦めた」と述べた。

 一方で、「県民に選択肢を示したい。限られた時間だが最後まで努力する」と表明。準備を踏まえ、6月中旬の県連幹事会を最終期限とする方針を示した。ただ、擁立作業は白紙に戻ったため「手持ちは厳しい。頑張るがトーンダウンしている」とも認めた。

 唯一、知事選に立候補を表明している元国土交通審議官山本繁太郎氏(63)=自民、公明党推薦=は民主党にも推薦願を提出。西嶋幹事長が預かっている。取り扱いについて「最後まで擁立の努力をした上で、どうするか諮る」とし、6月の幹事会まで判断を保留する考えを示した。

 山本氏を推薦する可能性については「(自民、公明党と)基本的に相乗りできない。おそらく党本部が了解しない」と説明。山本氏は衆院選山口2区に自民党公認で2度立候補し、民主党衆院議員の平岡秀夫氏に敗れており、民主党県連内に慎重論がある。

 民主党県連は、二井関成知事に対しては2期目の2000年知事選から推薦。過去12年間は「県政与党」だった。

【写真説明】記者の質問に答える民主党山口県連の西嶋幹事長(右端)

1508チバQ:2012/05/22(火) 00:03:04
>>1472-1474>>1478>>1495
>>1499-1506
http://mytown.asahi.com/tottori/news.php?k_id=32000001205160001
鳥取市住民投票 見えるもの(上)
2012年05月16日

市議や市民団体がつくったチラシ。図や漫画を使って支持を訴えている

◆議会 示せぬ存在感


「どんな市庁舎になるのか、議会がまとめた表だけではわからない」


 4月5日、鳥取市自治連合会の池原範雄会長(81)は、竹内功市長と中西照典議長あてに要請書を出した。「多くの市民から、いらだちや不安の声があがっている。わかりやすい情報提供をお願いしたい」


    □  □


 鳥取市庁舎の将来は移転新築か、現地改修か――。選択を市民に問う住民投票が20日に迫った。市民に判断をゆだねることを決めたのは、市議会。しかし、その議会自身が十分な説明責任を果たせていない。


 その理由は、実施までに二転三転した経緯にある。市議会は、住民が移転新築の是非を問うため約5万人分の署名を集めて直接請求した住民投票は、「対案がない」と否決した。署名数の多さもあり、独自に対案を立てる方針に転換したが、議会の過半数は移転新築の賛成派。対案を巡って議論は紛糾した。


 結局、投票実施を急ぐため、移転新築反対派の意見をほぼ丸ごと採り入れたが、対案の中身は掘り下げられなかった。議会は、両案を比較する表を作るにとどまった。


 議会が可決した住民投票条例には、「市議会と市長は投票資格者の半数以上の投票を目指す」と書かれ、投票率アップへの努力が定められている。


 この条文に基づき、竹内市長は条例が決まった日の翌朝からほぼ連日、街頭演説に立った。移転新築に反対する市民から「市が進めてきた案のPRになる」と批判の声があがったが、行動は曲げなかった。


 一方、市議会。「議員や会派で立場が違い、議会として意見を統一することはできない」。中西議長は、当初からこの立場を貫いた。市民が詳しい情報を得る方法については、「それぞれの会派や議員に聞いてもらうしかない」と言い切った。


    □  □


 議会全体としての広報ができないなか、移転新築に賛成、反対の立場で、会派や議員が動き始めた。それぞれがチラシを作ったり、広報車を走らせたりしているが、表以上の内容は合意できていないため、双方の案を一方的に主張するか、批判合戦となっている。


 移転新築反対の会派「結(ゆい)」の上田孝春会長は「全会一致で比較表を決めた以上、議会全体では動けない。自分たちの思っていることを訴えるしかない」と話す。共産党市議団の角谷敏男団長は「議会としての広報をどうするのか、議論しなかったのは問題。理想的な姿ではないが、私たちが耐震改修の優位性を説明していくしかない」と述べた。


 一方、移転新築賛成の会派「新」、清和会、公明党。清和会の高見則夫会長は「会派や議員がそれぞれ動くことで、志が同じ市民と一緒に訴えることができる」。公明党の田村繁己団長は「議会で合意ができていない部分は、それぞれがわかりやすく訴えるしかない」と話した。


 会派「新」の上杉栄一会長は「選択肢自体はわかりやすい」としながらも、「それぞれの主張がネガティブキャンペーンに映ることで、市民の判断が難しくなっている」と現状に問題があるとの認識を示した。(山崎聡)


    □  □


 鳥取市で初めての住民投票は、市政にどんな課題を投げかけるのか。市や市議会、市民の動きを追いながら考える。

1509チバQ:2012/05/22(火) 00:03:29
http://mytown.asahi.com/tottori/news.php?k_id=32000001205170003
鳥取市住民投票 見えるもの(下)
2012年05月17日


鳥取市シルバー人材センターから派遣された人らが、そろいの黄緑色のジャンパーを着てビラを配った=13日、鳥取市晩稲

◆規制なし 運動過熱


 13日昼。晴天の日曜でにぎわう鳥取市晩稲の大型ショッピングセンター横に、「新築移転を実現する市民の会」の黄緑色のジャンパーを着た男女数人が現れた。「お願いします」と買い物客らに声をかけ、移転新築への支持を訴えるビラを配り始めた。


 取材のため一人の男性に声をかけると、「私は派遣ですから」と意外な返事。アルバイトでビラを配っているという。さらに、別の男性は、市シルバー人材センターの会員証を示し、「ここへ来たらジャンパーを着た人がいるからと言われた」と話した。念のため、この男性に移転新築について聞くと、小声で「わしは反対。金は使わん方がええ」。


    □  □


 鳥取市選挙管理委員会によると、街頭でのビラ配りに報酬を支払う行為は、公職選挙法に基づく選挙ならば違反。だが、今回の住民投票は、公選法ではなく、市議会が決めた住民投票条例で動く。条例は、運動を「自由」と定めている。


 しかし、街頭で有権者に「お願い」する行為は、活動の趣旨に賛同する人の自発的な行為であると、誤解を与えないか。ジャンパー姿で一緒にビラを配っていた竹内功市長の妻に疑問をぶつけると、「法的手続きは踏んでいます」。


 「実現する会」によると、シルバー人材センターの活用は人手不足の一時しのぎで、会の幹部会議で決め、11日に依頼した。頼んだ7人分の費用は、会の資金で支払うという。「ビラ配りをしたいメンバーの思いを優先した。違法ではないが、不信感をもたれないよう、やめることを13日の会議で決めた」。取材窓口を務める市議会会派「新」の房安光議員は話した。


    □  □


 住民投票では、ブログやツイッターなど、インターネットを使った運動にも特に規制はなく、市民団体や議員は、告示後も自らの主張を掲載している。ただ、過激な文言も目立つ。


 耐震改修を支持する「新築移転を問う市民の会」の吉田幹男会長は、交流サイト「フェイスブック」で2月、対立する市民団体のホームページを「常軌を逸した内容の文書を載せている」と書き込んだ。


 一方、「実現する会」のホームページ。「何でもありとは言うものの、この後始末、責任が取れるだけの覚悟があってのことですね?」。今月10日、こんな文章が掲載された。移転新築反対派の市民から運動を妨害された、という趣旨だ。


    □  □


 150億円、153億円、200億円……。運動の過熱とともに、様々な数字が飛び交う。市民団体や市議会会派が、対立案の事業費を独自に試算したとするビラの内容だ。


 耐震改修派の会派「結(ゆい)」は、移転新築に伴う事業費を150億円超と主張。さらに、「問う会」は200億円と書いたビラを配り、180億円とするリーフレットも使い始めた。


 だが、どの金額も公の場で議論されたことはなく、議会がまとめた両案の比較対照表の数字とは大きくかけ離れている。根拠や責任の所在が不明確なままの金額の乱立が、有権者を混乱させる。


 「問う会」の吉田会長は「移転新築派が先に、耐震改修には『153億円かかる』と言い出した」と主張する。


 吉田会長はさらに、比較対照表に独自の見解を追加したビラも配る。これには同じ耐震改修派の共産党が「混乱を招く」と抗議。三者三様に意見が割れる。(中田和宏)

1510チバQ:2012/05/22(火) 00:05:24
http://www.nnn.co.jp/news/120517/20120517008.html
動き鈍い業界・団体 市庁舎整備の住民投票
2012年05月17日

 鳥取市本庁舎整備をめぐる住民投票(20日投開票)は、市民団体の動きに比べ、選挙では組織を挙げて支持を拡大する各種業界・団体の動きが鈍い。利害に関わるとして積極的に意思表明をする団体があるが、明確な意思を打ち出す団体・組織は多くなく、意見集約を図ろうとして頓挫するケースも見受けられる。関係者は選挙と違い「結果の影響が限定的なためではないか」と指摘している。


市庁舎整備について検討した鳥取商工会議所の臨時議員総会=14日、鳥取市本町3丁目の鳥取商工会議所

 14日に鳥取市本町3丁目の鳥取商工会議所で開かれた同会議所臨時議員総会。事務局が市庁舎整備に対する見解のとりまとめを提案したが、会員間で意見が分かれ、統一見解を示すことができなかった。

 同総会では、事務局がまとめた見解案をもとに六つの専門部会による検討結果が提示された。出席者からは「地域経済の活性化にとって何が望ましいか、明快に意見を提示すべき」との声が出た一方、「公正に判断するための材料が不足している」と情報の乏しさを指摘する意見もあった。

 坂出徹専務理事は「政策提言は会議所の役割であり、市民の判断材料にもなると思ったが、(二つの選択肢の)どちらかに偏っていると受け取られても困る」と提示を見合わせた事情を説明した。

 県東部建設業協会(藤原正会長)は大型公共事業となる新築移転の支持を鮮明に打ち出している。同協会の石田正美副会長は「不景気の中、地元業者への発注が見込まれる。協会の立場をはっきりさせ一般会員に伝えている」とした。またJA鳥取いなば(谷口節次組合長)も地元経済の活性化などを見込み、新築移転を支持している。

 一方、現本庁舎に近い若桜街道商店街振興組合は現在地での耐震改修を支持する。かつて同組合はJR鳥取駅近くの「駅南庁舎」整備の時も反対を表明。山縣勇太郎理事長は「市職員や市民の動きが駅南へ移り、売り上げが減ったという店舗もあった」とし、本庁舎の移転に危機感を抱く。同組合は「新築移転には絶対反対」で意思統一しているという。

 しかし、このほかの団体・組織に目立った動きは今のところ見られない。投票運動に加わる市議の1人は「政策を争う選挙と違い、今回の住民投票で問われるのは市庁舎の場所と費用。立場を明確にしなくてはいけないほど影響を受ける団体が多くあるとは思えない」との見方を示した。

1511チバQ:2012/05/22(火) 00:05:52
http://mytown.asahi.com/tottori/news.php?k_id=32000001205180001
選択肢「情報足りない」
2012年05月18日

◆両案 金額は概算


 鳥取市庁舎の整備をめぐる住民投票で、選択肢の移転新築、耐震改修の両案について有権者から「情報不足」が指摘されている。鳥取市議会のホームページにある耐震改修案に関する会議録は約450ページあるが、読んでもよくわからない。市議会の検討会で出された資料などをもとに両案の内容を補足する。


 ■建設費


 移転新築は、約74億8千万円。耐震改修は現本庁舎の免震改修と新庁舎、半地下駐車場の建設を合わせて約20億8千万円としている。金額はいずれも概算で、今後の詳細な設計で上下する。


 移転新築が決まると、ほかに現本庁舎と第2庁舎の解体費約4億円が必要。跡地は公募した市民らに意見を求め、商業・住宅機能や消防署、公園などを整える案を示している。


 一方の耐震改修は、現本庁舎の空調、給排水設備の改修費約8千万円を含める。だが、エレベーターの改修約8千万円や、屋上の防水補修などは入っていない。渡り廊下でつなぐ新庁舎が現本庁舎の「増築」となると、現本庁舎への非常照明の設置や燃えにくい内装材への変更など、今の建築基準法に適合する防火対策が必要になる。また、現本庁舎の地下にある機械室をそのままにして工事が可能かどうかも棚上げされた。


 ■耐用年数


 整備によって、庁舎は何年使えるのか。これは、どちらの案もメンテナンスをきちんと続けていくかどうかによる。日本建築学会は、設計時のコンクリート強度から、建物が使える目安をおよそ30〜200年に分類。現本庁舎はおよそ65年とされる。


 移転新築では、市側は100年を想定。耐震改修では、提案した市議会会派「結(ゆい)」の上田孝春会長が「30年、50年使わないといけん」としている。


 ■にぎわい、税金


 市庁舎が移転すると、駅周辺は活性化するのか。それを裏付ける具体的なデータはない。ただ、現本庁舎と第2庁舎の市職員約520人が移動するなど、庁舎統合で約900人のオフィスビルが生まれる。


 JR鳥取駅周辺は、移転の有無とは関係なく、駅周辺再生基本計画案に沿って整備される。市道拡張に約5億円、公共駐車・駐輪場整備に約12億円が予定され、この先も計画が進められる。


 移転新築によって市財政が圧迫され、税金が上がるとの心配については、市側は「今のところ、個人住民税を引き上げる計画はない」と話す。(中田和宏)

1512チバQ:2012/05/22(火) 00:12:15
http://osaka.yomiuri.co.jp/e-news/20120521-OYO1T00188.htm?from=top
鳥取市役所新築、反対派が圧勝…住民投票
 老朽化し、耐震強度が足りない鳥取市役所本庁舎について、約75億円かけて移転・新築するか、約21億円で耐震補強改修するかを問う同市の住民投票が20日、実施された。竹内功市長が進める移転・新築計画に反対する「改修案」票が新築案票の1・5倍を獲得した。投票率は50・81%。自治体の庁舎整備を巡る住民投票は全国初という。投票結果に法的拘束力はないが、竹内市長は同日夜、「耐震改修という方向付けがされた結果を尊重する」と述べ、移転・新築案を撤回する考えを示した。

 当日有権者数は15万5419人。竹内市長は昨年2月、庁舎が大規模地震に耐えられないとして、南1キロに移転・新築する計画を発表した。

 反対住民らでつくる「市庁舎の新築移転を問う市民の会」は、「巨額の施設整備には、住民の意見を聞くべきだ」として、同年8月に有権者の3分の1に迫る5万304人の署名を添えて計画の賛否を問う住民投票条例案を直接請求。市議会は今年3月、対案となる耐震補強改修との二者択一による住民投票条例案を議員提案で制定した。

 11日告示の住民投票では、市民の会が「巨額の税金を使うのは無駄」と訴え、改修案への支持を広げた。市長後援会、建設業界メンバーらでつくる団体は、「中心市街地の活性化につながる」と、移転・新築を主張したが、組織を固めきれなかった。
◆住民投票の結果
新築 30,721
改修 47,292
無効    954
(選管確定)

(2012年5月21日 読売新聞)

http://mytown.asahi.com/tottori/news.php?k_id=32000001205210003
耐震改修 民意求める
2012年05月21日

勝利が確実となり、万歳する耐震改修案支持の市民ら=20日午後9時11分、鳥取市若桜町


<住民投票開票結果>


耐震改修  47,292


移転新築  30,721   =確定



◆「新築、無駄遣い」浸透


 鳥取市庁舎は、現在地で耐震改修――。市庁舎の整備をめぐる住民投票が20日、投開票され、二者択一を迫られた市民は、市が進めてきた計画に「ノー」を突きつけた。結果を受け、竹内功市長や市議会の対応が注目される。投票率は50・81%。


◆投票率は50.81%


 住民投票が浮上したきっかけは、市が進めてきた移転新築計画に反発する現在地周辺の住民の声だ。巨額の費用を使う計画の是非は市民が自ら決めるべきだとの主張に、有権者の約3分の1となる約5万人が呼応。昨年8月、署名を添えて住民投票を直接請求した。


 直接請求に対し、移転新築派が過半数を占める市議会は「対案がない」と否決した。しかし、その後、独自に対案を作り、議員提案で住民投票を実施する方針に転換した。最大の理由は、直接請求の審議で、議会内の対立が深刻化したことだった。


 市役所の位置を定める条例には議員の3分の2以上の賛成が必要だが、移転に反対する議員は5万人の署名に勢いを得て攻勢を強めた。条例案を出しても、可決は困難な状態となった。


 さらに、移転新築の事業費に見込む合併特例債の適用期限が、2014年度に迫っていることもあった。このまま事態が行き詰まれば、特例債の手続きが間に合わなくなる可能性も出てきた。


 住民投票が決まると、移転新築、耐震改修それぞれの案を支持する二つの市民団体が、広報車を走らせたり、チラシを配ったりして運動を始めた。耐震改修を支持する市民団体や議員らは、移転新築を「無駄遣い」「もったいない」と徹底して批判。市民負担の少ない耐震改修が最善の策として、支持を広げた。


 市民が選んだ「耐震改修」。竹内市長は、「住民投票の結果を尊重する立場で、議会の意向を確認して進めていく」と述べた。


 市庁舎整備局によると、方針が決まり次第、「公募型プロポーザル方式」で設計業者を選ぶ準備を進め、合併特例債の期限が来る14年度末までの工事終了を目指す。(山崎聡)

1513チバQ:2012/05/22(火) 00:14:13
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20120521-OYT1T00446.htm
農協・建設関係者の組織戦、市民パワーに屈す
 鳥取市民が下した判断は、「新築移転にNO」だった――。

 20日、投開票が行われた鳥取市の庁舎整備を巡る住民投票で、耐震改修案への賛成票が新築移転案の支持票を上回った。

 耐震強度不足が指摘される現庁舎に対し、防災拠点としてのあり方や、まちづくりへの影響などを論点に、市で初めて行われた住民投票。地道に訴えを続けた、新築移転に反対する「市庁舎の新築移転を問う市民の会(市民の会)」のメンバーは喜びに浸った。一方、竹内功市長は「結果を尊重したい」とし、耐震改修を進める方針を明らかにした。

 鳥取市若桜町のビルに集まった「市民の会」のメンバーらは、耐震改修案に賛成する票が多数を占めたことが伝えられると、「やったぞ」と歓声を上げ、バンザイで喜びを爆発させた。

 同会の吉田幹男会長は「市民に正しい判断をしてもらった。市民が積極的に行政に参加していく契機にしたい」とかみしめ、浦木清事務局長は「市長の住民投票に対する情報提供の進め方も含め、市民がノーを示した結果」と話した。

 同会は昨年4月、市庁舎の新築移転について、議論が尽くされていないとする市民有志で結成した。集会や説明会などを重ね、「厳しい財政の中、新築移転にかかる75億円の建設費は、市民の暮らしに使うべき」と主張。旧町村については、各総合支所の機能充実を訴えてきた。また、投票日が近づくと、「新築移転はもったいない」と声を上げ、デモ行進を行うなどして支持拡大を訴えてきた。一方、「鳥取市役所の新築移転を実現する市民の会」のメンバーらが集まった鳥取市今町の事務所は、重苦しい雰囲気に包まれた。

 会は昨年12月に発足し、農協や建設業関係者などを中心に組織戦を展開。市議も支持者回りに奔走し、新築移転案への賛成を呼びかけた。4月の決起集会には市民会館が満員になる1700人を集めたが、組織をまとめきることができなかったことなどから、票を伸ばせなかった。

 同会の近藤儀徳会長は「我々の説明が、市民になかなか理解してもらえなかった」と悔しさをにじませ、対策本部の副本部長を務めた市議会会派「新」会長の上杉栄一氏は「市民の間で、税金でハコモノを造ることを疑問視する流れがあった」と振り返った。

(2012年5月21日15時36分 読売新聞)

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120521-00000044-mai-soci
<鳥取市>市庁舎の新築移転、計画は白紙に…市長が意向表明
毎日新聞 5月21日(月)18時19分配信

記者会見で新築移転計画の断念を明らかにした竹内功市長=鳥取市役所で2012年5月21日、加藤結花撮影

 市庁舎の整備を巡る鳥取市の20日の住民投票で「耐震改修」が「新築移転」を上回ったことについて、竹内功市長は21日の記者会見で、「住民投票で出た民意を尊重する」と述べ、新築移転計画を白紙に戻す考えを表明した。竹内市長は新築移転を推進していたが、「市民への説明や民意を把握する取り組みが不十分だった」と敗因を分析した。

 20日の住民投票では、「耐震改修」が4万7292票で、「新築移転」の3万721票を大きく上回った。【加藤結花】

1514チバQ:2012/05/22(火) 00:14:45
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120520-00000088-mai-pol
<住民投票>「もったいない」結実 鳥取市庁舎新築ノー
毎日新聞 5月20日(日)23時22分配信

 鳥取市の方針に市民が「ノー」を突きつけた。20日実施された住民投票で、市民は市と市議会が推進する新築移転ではなく、耐震改修を選択した。約1年にわたり市を二分する議論が続いてきたが、住民投票が実現する原動力となったのは「立ち止まって声を聞いてほしい」という約5万人の署名だった。

 「市民の良識が示された。住民投票を通じて行政を監視する目が養われたと思う。市長は結果に従うべきだ」。新築移転に反対し、住民投票を求めてきた「市庁舎新築移転を問う市民の会」の吉田幹男会長は、同市若桜町の事務所で話した。

 今年3月に投票期日が決まってから市内をくまなく回り、「東日本大震災からの復興を願うこの時期に、新築移転に75億円もかけるのは問題だ」と主張してきた。キーワードは「もったいない」。行く先々で連呼し、支持を呼び掛けた。

 一方、竹内功市長は「市民に選ばれた」市議会も新築移転に同意していることを理由に、住民投票の実施に懐疑的だった。条例が成立した後は連日、商店街などでつじ立ちし、「新築移転こそが市民にとって最善だ」と訴えた。

 鳥取市のように「平成の大合併」で大きくなった自治体では、国が借金の7割を肩代わりしてくれる合併特例債を使った大型プロジェクトが進む。住民が反対の声を上げる地域もあるが、住民投票が実現したケースは他に長野県佐久市などごくわずかだ。

 成蹊大学法科大学院の武田真一郎教授(行政法)は、市庁舎問題が10年の市長選や市議選後に浮上した点を挙げ、「選挙時に争点にならなかった市政の重要課題に市民の意見を反映することができた」と評価する。

 事前に投票の対象となる事案や発議の方法を決めておく「常設型」住民投票制度を検討する自治体も増えつつあり、武田教授は「常設型の住民投票が全国的に広がる機運になるのではないか」とみている。【加藤結花、石井尚】

1515チバQ:2012/05/22(火) 21:55:58
もっと議論することあるだろ…
http://www.nnn.co.jp/news/120522/20120522009.html
執事姿の知事に議員賛否 県議会常任委
2012年05月22日

 鳥取県議会の企画県土警察常任委が21日開かれ、17日に都内で行われたまんが王国とっとり王女即位式典の報告があった。タレントのトリンドル玲奈さんの隣で執事役を務めた平井伸治知事について、一部議員が「選挙で選ばれた知事が執事のような姿になるのは恥ずかしい」と批判。一方で「各種メディアに大きく取り上げられ、成功したのではないか」と援護する声もあった。

 王女即位式典では、トリンドルさんがまんが王国の「王女」という設定で登場。平井知事はちょうネクタイ姿の執事として横に立ち、集まった約100人の報道関係者に国際まんが博などのイベントをPRした。

 稲田寿久議員は「知事が小間使いのような印象を受ける。県民から厳しい声が寄せられている」と指摘。県まんが王国官房は「ストーリー性を持たせた売り込み。全国ネットのテレビで放映されるなど効果はあった」と釈明したが、「県民に不愉快な思いを与えたなら考えないといけない」と話した。

 一方、福田俊史議員は「ソフトバンクのCM効果があり、ネットでもニュースランキングが1位になるほど話題を呼んだ。ぜひトリンドルさんに県内に来てもらい、第2弾のPRをしてほしい」と今後の展開に期待した。

1516チバQ:2012/05/23(水) 23:22:20
http://mytown.asahi.com/tokushima/news.php?k_id=37000001205230002
財政負担質問次々 新町西再開発
2012年05月23日


徳島市の新町西地区再開発事業の素案の説明会で集まった市民=市役所

 徳島市新町西地区の再開発事業の素案について、市が初めて市全域の市民に説明する会合が22日夜、徳島市役所であった。約100人が参加し、市民からは市の財政負担に関する質問が目立った。


 冒頭で市の担当者らが、素案の概略や、事業の核となる大、小二つのホールを備えた音楽・芸術ホールの施設計画を説明し、市民約10人が質問した。「絶対に活性化すると思う」という声もあったが、大半が批判的な意見だった。


 目立ったのは「箱モノを造って黒字になった事例はほとんどない」「県が補助金を出さない場合はどうするのか」といった財政面での不安を指摘する意見。また「音芸ホールに人が集まるのか」「(総事業費154億円の計画で)本当に立派なホールができるのか」という質問もあった。


 これに対し市側は「ホール単体で黒字は難しいが、新町川沿いの周遊船や他のイベントなどの要素もあり人は集まる」「県と協議を進めている。補助金が出ない場合も計画を進める」などと回答。原秀樹市長は会合の最後に「様々な意見を参考にして、より良い計画になるようにしたい」と述べた。


(関謙次)

1517チバQ:2012/05/24(木) 00:18:15
http://sankei.jp.msn.com/region/news/120523/kch12052314450000-n1.htm
選挙事務所費が0円!? 高知・香南市長が収支報告書に記載 選挙管理委、修正求める
2012.5.23 13:24
 高知県香南市の仙頭義寛市長(66)が、2010年4月の市長選で使用した選挙事務所の事務所費を「0円」と選挙運動費用収支報告書に記載していたことが23日、同報告書の記載で分かった。

 公職選挙法は、選挙に掛かった全ての費用を同報告書に記載するよう義務付け。香南市選挙管理委員会は、事務所を無償で借りた場合も「寄付」として報告書に記載する必要があるとして、仙頭氏側に報告書の修正を求めている。

 仙頭氏が代表を務める政治団体「仙頭義寛後援会」の政治資金収支報告書には、選挙事務所費として、土地の借り上げ費用40万円のほか、プレハブ代として約250万円を計上していたが、選挙運動費用収支報告書には記載がなかった。

 選挙事務所は09年11月に後援会の事務所として建設され、告示後、選挙事務所として利用していたが、選挙後に撤去された。

1518杉山真大 ◆mRYEzsNHlY:2012/05/24(木) 20:45:50
節電期間中「午後の会議控えます」 二井・山口県知事
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20120524-OYT1T00220.htm

 山口県の二井知事は23日の定例記者会見で、政府が中国電力管内で今夏の節電目標を5%以上(2010年夏比)と設定したことを受け、県庁で午後の会議を控えるなどの節電対策を行うことを明らかにした。

 県は、7月2日〜9月7日に電力需要が高まる午後を避けて午前中に会議を開催▽県民向けの節電事例を6月中に県のホームページで紹介――などの対策を実施。10年夏の県庁での使用最大電力約3800キロ・ワット時(8月19日)から5%以上の節電を目指す。知事は「県民には日常生活に支障がない範囲で節電をお願いしたい」と話した。

 一方、今年度に開港が予定されている岩国錦帯橋空港(岩国市)の開港日について、知事は「6月議会の前には(国に)決定してほしい」と述べた。

(2012年5月24日15時41分 読売新聞)

1519チバQ:2012/05/24(木) 22:13:10
http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn201205210135.html
'12/5/21
三原新庁舎で市議会内綱引き
 三原市庁舎の移転・新築計画に対する市議会全体の意思決定の時期や方法をめぐる綱引きが、議会内で続いている。賛否による会派再編も活発化。28日予定の臨時会で審議されるかが焦点となっている。

 4月下旬に調査特別委員会が計画賛成の結論を出した後、会派再編の動きが本格化した。5月7日に無所属議員などによる「新成会」が、17日には同志会第2から出た議員による「風」ができた。

 新成会は中心市街地活性化に向け計画推進の立場。仁ノ岡範之代表は「議会運営委員会などで会派の考えを主張したい」と強調する。風の谷杉義隆代表は「前会派は意見が分かれたが、新会派は推進の意見が多い」と認め「庁舎問題だけではなく、政策立案を目指した結成だ」と説明する。

 18日には再編後初の代表者会議があり、意思決定の時期や方法について協議した。白須均議長によると、推進派からは「防災面など詳細な内容や関連予算案の提出を市に求めた上で判断し、6月の定例会で採決するべきだ」との意見が出たという。

 一方、反対派は「まちづくりを考える上でも、特別委の結論に対して議会全体の意思を早く示すべきだ」と28日予定の臨時会での審議を主張した。

 この日は、計画に反対する市民団体「三原市を考える会」が28日での採決を求める要望書を白須議長に提出。白須議長は「意見を参考に、22日の議運委までに判断して諮りたい」と話した。

【写真説明】各会派の控え室が並ぶ議会棟。庁舎計画の意思決定をめぐり綱引きが続く

1520チバQ:2012/05/25(金) 23:22:00
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120522-00000246-mailo-l31
県議の宿泊費問題:「中西部」議員に支給 申し合わせで一致 /鳥取
毎日新聞 5月22日(火)15時43分配信

 鳥取市選出の県議が議会開会中にJR鳥取駅周辺の宿泊施設に泊まり、宿泊費として公費の支給を受けていた問題で、伊藤美都夫議長は21日、「議会中の宿泊費は、県中西部の議員に限って支給する」とする申し合わせで議会が一致したと発表した。今年度分から適用させる。条例違反でなく、これまでは距離や地域の制限が無かった。議長が必要性を認めた場合には、東部の議員にも支給できる特例措置も設けた。
 伊藤議長によると、過去5年分を調査したところ、県東部(県庁から30キロ以内)に住居を持つ現職2人に加え、引退した県議2人も宿泊費を受け取っていたことが新たに判明した。支給額が年間20万円を超えるケースもあったという。違反ではないため、返納を求めることはしないというが、現職の2県議は昨年度分を返納する意向を示している。【田中将隆】

5月22日朝刊

1521チバQ:2012/05/25(金) 23:22:55
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120522-00000245-mailo-l31
鳥取市庁舎:移転問題 税金使途に疑問 市政運営不支持も49%−−住民投票・有権者アンケ /鳥取
毎日新聞 5月22日(火)15時43分配信

 毎日新聞鳥取支局は20日、「鳥取市庁舎整備に関する住民投票」に投票を済ませた有権者300人に対し、アンケートを実施した。「耐震改修」に投票した有権者の62%が最も重視したことに「建設費」を挙げ、税金の使い道に疑問の声が広がっていたことを示した。また、竹内功市長の市政運営を有権者の49%が「支持しない」と回答。「支持する」の39%を大きく上回った。
 一方、「新築移転」を選択した有権者は「まちづくりの視点」(28%)、「防災拠点機能」(18%)、「庁舎の集約」(13%)などを重視したと答えた。
 年代別では、40代と50代では「耐震改修」を選択した有権者の割合が特に高かったが、いずれの世代でも「耐震改修」が過半数を超えた。
 支持政党別に見ると、「新築移転」に投票した42%が自民党支持。「耐震改修」への投票者は34%の「支持なし」が最多で、次が自民党支持の30%だった。自民、民主、公明の各党支持者は票が分かれたが、いずれも「耐震改修」が上回った。【田中将隆】

5月22日朝刊

http://www.nnn.co.jp/news/120522/20120522004.html
新築移転を断念 市庁舎整備問題で竹内市長
2012年05月22日

 鳥取市の竹内功市長は21日、記者会見を開き、鳥取市庁舎整備をめぐる20日の住民投票の結果を受け、これまで同市が推進してきた新築移転を断念、耐震改修を進める方針を表明した。


記者会見で市庁舎新築移転の断念を表明した竹内市長=21日、鳥取市役所

 竹内市長は「住民投票の結果、耐震改修の方向が定まった。民意を尊重して市庁舎整備を進めたい」と強調。その上で「新築移転は断念するのか」との報道陣の質問に「そうだ」と答えた。

 また強い地震が起これば崩壊するとされる市本庁舎の耐震化が防災の観点で重要なことを訴え、「(耐震改修を提案した)市議会の議論も踏まえて速やかに内容を固めていく必要がある」と指摘した。ただ具体的なスケジュールについては言及しなかった。

 さらに新築移転の候補地としていた旧市立病院跡地(同市幸町)の利活用については「仕切り直して関係者と協議したい」とした。

1522チバQ:2012/05/25(金) 23:23:23
http://mytown.asahi.com/tottori/news.php?k_id=32000001205220001
舞台、再び議会へ
2012年05月22日


勝利から一夜明け、街頭で報告する耐震改修案支持の市民ら=JR鳥取駅前

◆鳥取市長「耐震改修進める」


 鳥取市庁舎の整備方法を問う住民投票から一夜明けた21日、市と市議会は計画の大幅な見直しに向けて動きだした。市議会が提案した住民投票を終え、市民が選んだ耐震改修計画の推進に向け、舞台は再び議会での議論に移る。


◆住民投票一夜明け 新特別委設置も


 竹内功市長は、この日午前の記者会見で、耐震改修計画への方針転換を明言した。新たな計画については、「議会と意思疎通を図りながら、速やかに進める必要がある」とした上で、「まずは議会内で意見を集約してほしい。議論を見極めながら、市としての判断をしたい」と述べた。


 耐震改修案を支持した市民団体は、午前7時半からJR鳥取駅前で勝利を報告。鳥取市新町の事務所前には、支援への感謝を書いた大きな紙を掲げた。


 「竹内市長の謙虚な姿を見守りたい」。吉田幹男会長(74)は、市の移転新築計画撤回を喜んだ。「基本的には議会の動きを見守るが、市民の意見を聞く機会もつくるべきだ」と、計画を進めるうえでの市民参画を求めた。


 中西照典議長はこの日会見を開き、住民投票で示した耐震改修案について「住民投票条例の成立を優先させたことで、議論が尽くされていない」と指摘。「検討するための特別委員会を新たに立ちあげたい」との考えを明らかにした。


 市の移転新築案を推してきた市議会会派「新」、清和会、公明党の各代表も、投票結果を受けて、耐震改修の具体的な検討を急ぐ方針だ。


 現本庁舎免震、半地下駐車場の建設、地上5階地下1階建ての新庁舎増築――3会派は、これらで計約20億8千万円とする案に疑いを抱きながら、住民投票の対案として認めてきた。今後は金額の制約の中で、実現可能な方法を模索する。


 最大会派「新」の上杉栄一会長は「住民投票での市民の判断は『無駄遣いはだめ』。今後は耐震改修の方向で対応していく」と話した。さらに「20億円でどこまでできるか、金額を元に議論していきたい。できないと、市民をだましたことになる」とした。


 また、清和会の高見則夫会長は「金額ありきでなく、100年の時間幅で移転新築を考えたが、受け入れられなかった」、公明党の田村繁已団長も「民意は、事業にお金を極力かけないことを選択した」と、それぞれ住民投票の結果に従う姿勢を示した。その上で、「20億円で民意を得た以上、事業費を膨らませるのは市民が許さないだろう」との認識を示した。


 平井伸治知事は「投票率が高かったのは、市民の参加したいという気持ちの表れ。行政は、市民が出した答えを誠実に受け止め、すっきりとした施策を出すべきだ」と話した。(佐々木宏、山崎聡、中田和宏)

1523チバQ:2012/05/26(土) 01:06:36
http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn201205250069.html
'12/5/25
合併9年、地元重視の市議選
 27日に投開票される周南市議選は、2003年の2市2町の合併から3回目の改選となる。今回は定数4減の30議席をめぐり、08年の前回と同数の40人が争う。立候補者は地域が抱える課題を強調して訴えるなど、地元重視の傾向がより強まっている。

 現職3人がいる熊毛地区からは元職、新人を合わせた5人が立候補。上水道整備や市が同地区に導入予定の都市計画税の是非などを前面に出し、「地元候補」をアピールする訴えが目立つ。

 前回の地区別の当選者数は徳山23人、新南陽7人、熊毛3人、鹿野1人。各地区の人口にほぼ比例した議席数が04年の初改選から続く。定数が減る今回、有権者の少ない旧郡部や徳山地区北部を地盤とする立候補者は特に危機感を強める。

 熊毛地区のある現職陣営は「地域の支持を着実に固めていくしかない」と地元遊説に力を入れる一方、「地元票の取り合いで共倒れの恐れもある」と不安を隠さない。

 徳山、新南陽の旧市部でも地元重視の傾向が強い。市内を一巡した後、地元を集中的に回る陣営が目立つ。ある現職は「浮動票を期待しても、どれだけ支持を得られるのか分からない」と地盤固めに懸命。各候補は公共施設の建設や改修、中心市街地活性化などの地域課題を訴える。

 一方で、市議数の偏りに不満を抱く有権者も。合併当時は在任特例で14人いた鹿野地区は04年から1人だけ。同地区の農業女性(76)は「市政が遠くなったと感じる。過疎、高齢化が進み、農業の後継者問題など課題は多い」と中山間地域対策の論戦を期待する。

1524チバQ:2012/05/28(月) 21:12:17
>>1517
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2012052800915
香南市長が辞表=政治資金の虚偽記載で−高知
 高知県香南市の仙頭義寛市長(66)が28日、政治資金報告書に虚偽の記載をしたとして、市議会議長に辞表を提出した。6月1日に開かれる臨時市議会で辞職が承認される見通し。
 市選管によると、議会が辞職に同意すれば、7月20日までに市長選が実施される。
 仙頭市長は、政治資金収支報告書で知人の名前を会計責任者として無断で使用したほか、市長選で使用した選挙事務所の経費を記載せず、「0円」と報告していた。 (2012/05/28-20:52)

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1525チバQ:2012/05/28(月) 23:40:19
http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn201205290016.html
元市長の島津さんトップ当選
 27日に投開票された周南市議選で、元市長で無所属新人の島津幸男さんが4356票でトップ当選した。「予想以上に広い支持を得られた。市長と立場は違うが、周南のために力を尽くしたい」と話した。

 昨年4月の市長選で木村健一郎市長に敗れた。「木村市長は当選後、公約にない庁舎建て替えを唐突に出した。いま必要な事業とは思えない」と学校の耐震化工事を優先させるべきだと主張。「市長は自分の言葉で答弁をしていない。市職員と本音で政策論議をしているのだろうか」と疑問を投げ掛け、「市を元気にする提言を議会からしていく」と実行力を強調した。会派の結成は未定という。

 島津さんは2007年の市長選で初当選し、1期務めた。

【写真説明】トップ当選から一夜明け、事務所に集まった支援者と握手する島津さん(右)

1526チバQ:2012/05/30(水) 23:17:42
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120530-00000218-mailo-l36
県漁連会長選挙の強要未遂:副会長逮捕 県、法令順守呼び掛け 漁協組合長ら55人に /徳島
毎日新聞 5月30日(水)15時19分配信

 県漁業協同組合連合会(県漁連)の会長選挙を巡り、県漁連副会長らが逮捕された強要未遂事件を受け、県は29日、県内の漁協の組合長ら代表者55人を対象に法令順守を呼び掛ける研修会を開いた。講師を務めた県監察課企画幹で県警組織犯罪対策課の山田誠次警視は、事件の逮捕者4人の中に元暴力団組員が1人いたことから、「社会対暴力団という意識を持ってほしい」と暴力団に対する警戒を呼び掛けた。
 山田警視は事件に触れ、「暴力団は漁業権など大きな権利に目を付け、金を取ろうとする可能性は高い」と指摘。「危機意識を持って自らの組合を守ってほしい」と述べた。また、県が昨年施行した暴力団排除条例についての説明などもあった。【山本健太】

5月30日朝刊

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120518-00000259-mailo-l36
県漁連会長選挙の強要未遂:容疑で副会長を逮捕 立候補断念迫る−−県警 /徳島
毎日新聞 5月18日(金)16時33分配信

 県漁業協同組合連合会(県漁連)の会長選挙を巡る強要未遂事件で、県警組織犯罪対策課と阿南署は17日、新たに、阿南市の橘町漁協の組合長で県漁連副会長、橋本一男容疑者(71)=同市橘町=を強要未遂容疑で逮捕した。県漁連は現在、会長が空席のままで、橋本容疑者が会長代行として実質的なトップを務める。県警によると、橋本容疑者は容疑を否認しているという。
 事件を巡る逮捕者は4人目。逮捕容疑は、県漁連の会長選を巡り、既に同容疑で逮捕された橘町漁協副組合長、岩浅健二容疑者(65)ら3人と共謀。今年1月下旬、会長選の立候補者を決める地区選挙への立候補を検討していた同市の別の漁協の男性組合長を脅すなどし、男性に立候補を断念するよう迫ったなどとしている。
 県警によると、橋本容疑者以外の3人は橋本容疑者の会長就任を画策し、男性組合長に地区選挙で橋本容疑者に投票するよう迫ったという。橋本容疑者は脅した現場にいなかったが、他の3人の供述などから関与した疑いが強まったとして逮捕した。県警は、それぞれの役割などを詳しく調べる。
 県漁連では昨年8月、前会長らが出張旅費を不正に受給していた問題が明らかになって辞任した後、会長ポストは空席になっていた。副会長だった橋本容疑者が会長代行を務め、今年6月に会長選が予定されていた。県漁連は取材に対し、「コメントできる立場の者がいない」としている。【山本健太】

5月18日朝刊

1527チバQ:2012/06/02(土) 19:29:58
http://mainichi.jp/area/yamaguchi/news/20120602ddlk35010361000c.html
選挙:周南市議選 3票差で落選、次点候補が異議 /山口
毎日新聞 2012年06月02日 地方版

 5月27日に投開票された周南市議選で、3票差で落選した次点の福田秀夫氏(58)=無所属新人=が、同月31日付で市選管に異議申立書を提出、受理された。

 市議選では「福田」姓の候補が3人おり、福田氏は「票を調べ直せば、選挙結果が異なるかもしれない」と主張している。公選法の規定に基づき、市選管は7月2日までに決定を出す。

 福田氏の兄の恵一郎氏(64)は、83年4月の県議選で当時の徳山市都濃郡選挙区(定数4)で得票数同数の4位となり、くじ引きの結果落選した。恵一郎氏は自らの当選を訴えて行政訴訟を起こしたが、広島高裁が翌年3月に訴えを棄却した。

〔山口東版〕

1528チバQ:2012/06/03(日) 09:41:22
http://mainichi.jp/area/tottori/news/20120602ddlk31010706000c.html
江府町議会:解散請求の署名、法定数届かず 住民グループ「自主解散を陳情」 /鳥取
毎日新聞 2012年06月02日 地方版

 江府町議会(定数10)の解散を求める直接請求の署名活動をしてきた住民グループ「町行財政を考える会」は1日、署名が法定数に達しなかったと発表、町選管に通知した。大塚忠行・代表代行は「近く議会に自主解散を陳情する」と語った。

 議会解散による町議選を7月22日投開票の町長選との同日選に持ち込み、選挙経費を約500万円削減するのが狙いだった。選挙人名簿登録者の3分の1の988人以上が必要だったが、集めたのは667人だったという。【小松原弘人】

1529チバQ:2012/06/03(日) 09:50:26
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120602-00000112-mailo-l39
仙頭・香南市長:選挙事務所費問題で辞職 市議会が同意 「市のイメージ損ねた」と謝罪 /高知
毎日新聞 6月2日(土)13時3分配信

 香南市の仙頭義寛市長(66)が、自身の選挙運動費用収支報告書に落ち度があったことなどから辞意を表明していた問題で、1日、同市の臨時議会が開かれ、仙頭市長の辞職が全会一致で同意された。市議会は同日、市長の辞職を選管に通達。公選法では通達の翌日から50日以内に選挙を行うことを規定しており、市長選は7月8日告示、同15日投開票で行われる見通し。【倉沢仁志】
 仙頭市長は10年4月の市長選で、本来は同収支報告書に記載する必要がある選挙事務所の事務所費を「0円」と計上。また、後援会の政治資金収支報告書を会計責任者でない別人が処理していたことも発覚し、「市政を預かる立場にある市長として許されることではない」として、先月末に同市の山本茂夫議長へ辞職願を提出していた。
 この日、紺色のジャケットに身を包んだ仙頭市長は、議会開会5分前に入場。開会すると、口を真一文字に結んだまま登壇し、終始険しい表情で今回の経緯を説明した。
 仙頭市長は選挙費用収支報告書の記載問題について「(計上すべきという)認識がなかった」と説明。また、会計責任者問題については「私の完全な落ち度」とした上で、「自らがこのような不祥事を起こして市のイメージを損ねることとなり、誠に情けなく、慚愧(ざんき)に堪えない」と述べ、頭を下げた。
 「0円」と記載した選挙費用収支報告書については、仙頭市長側が先月28日付で家屋費など約86万円分を計上した修正報告書を選管に提出し、受理されている。

6月2日朝刊

1530チバQ:2012/06/04(月) 22:12:13
http://jiji.com/jc/c?g=pol_date1&k=2012060400421
衆院議員が出馬表明=山口知事選
 8月21日の任期満了に伴う山口県知事選で、民主党衆院議員の高邑勉氏(38)が4日、山口市内で記者会見し、無所属で出馬する意向を表明した。高邑氏は6月中にも議員辞職し、民主党を離党する考え。 
 同知事選には、元国土交通審議官の山本繁太郎氏(63)=自民、公明推薦=が立候補を表明しているほか、共産党県委員会などでつくる市民団体が6月中旬までに候補者を擁立する予定。現職の二井関成知事(69)は5選不出馬を表明している。(2012/06/04-13:24)

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1531チバQ:2012/06/04(月) 22:24:42
なんで2回も東海北陸スレに貼ったんだろ
3084 :チバQ:2012/05/30(水) 23:19:23
http://mytown.asahi.com/tottori/news.php?k_id=32000001205300001
智頭町長選告示 因縁再び
2012年05月30日

 智頭町長選が29日、告示され、いずれも無所属で前町長の織田洋氏(65)と、現職の寺谷誠一郎氏(68)の2人が立候補した。三つどもえだった4年前の町長選での両候補の差は、約560票。織田氏は、返り咲きを、寺谷氏は4選を目指す。人口減少のなかで、町づくりの方向が問われる選挙となる。投開票日は、6月3日。3月2日現在の有権者数は6909人。


 織田氏は同町智頭の事務所前の出陣式で第一声を上げた。応援に来た県議や町議、支援者ら約80人を前に、「人口が減る中で、観光だけの町政はおかしい。10年先の智頭がどうなっているのか。今の町政を、智頭町民の生活に密着したものに変えていかなければいけない」と現町政を批判した。


 公約として、自身の給料の30%削減のほか、就学前児童への月額1万円の地域通貨券配布や、智頭材住宅の輸出による雇用創出などを掲げ、「一人ひとりが元気になる住民目線の町政を目指していく」と訴えた。


 寺谷氏はJR智頭駅前で第一声。突然の雷雨にもかかわらず、支援者ら約500人が集まった。寺谷氏は「住民が主役の地域自治を目指す」とし、重点課題に教育、福祉、若者対策の三つを掲げた。


 教育では、保育園の統合や中学校舎新築、福祉では、智頭病院の経営安定化を強調。健康維持のため、スポーツ施設整備を進めるとした。若者対策としては、3年間若者に町有地を無償で提供し、定住化を促す案を明らかにし、「若者と高齢者が一緒になって住める町づくりを実現する」と訴えた。


 3日の投票は、町内7カ所の投票所で、午前7時から午後8時まで。期日前投票は5月30日から6月2日まで、町役場で受け付ける。(佐藤常敬、中崎太郎)

1532チバQ:2012/06/04(月) 22:24:59


3087 :チバQ:2012/06/02(土) 19:31:16
>>3084
http://mytown.asahi.com/tottori/news.php?k_id=32000001206020002
再燃 政争の町 智頭町長選を追う
2012年06月02日


智頭の街並みに候補者のポスターが並ぶ=智頭町智頭

 今からおよそ10年前。智頭町は真っ二つに分かれ、大揺れに揺れた。鳥取市との合併か、単独町政の維持か――。激しい非難合戦も生んだ対立が、5月29日に告示された町長選にも禍根を残している。


 町長選に立候補しているのは、前町長の織田洋氏(65)と、現職の寺谷誠一郎氏(68)。三つどもえだった4年前、両氏の差は約560票だった。


 JR智頭駅からほど近いある喫茶店。ナポリタンを頼むと、熱した鉄板にオレンジ色の柔らかな麺が盛られ、生卵が落とされていた。1975年にオープンした昔ながらのこの店は、町長選に立候補した2陣営の双方が利用する。


 入ってくる客によって、話の内容が大きくうねる。一方の候補者の批判が渦巻いたかと思えば、孫の話になり、最後は自分が推す候補者の賛美になる。あうんの呼吸で、客の顔ぶれに応じた話題にスッと変わる。


 経営者の女性(62)が、奥まった個室に手招きした。「智頭の人は選挙になると血が騒ぐんですよ」


 過去3回の町長選の投票率も、軒並み8割を超える。どうして智頭は、ここまで熱いのか。町を回って聞くと、「分限者(ぶ・げん・しゃ)って言葉を知ってますか?」と自営業の女性(58)に逆に尋ねられた。


 資産家の意味で、智頭では今でも普通に使われるというこの言葉。地主・山持ちが分限者だった智頭では、地代のことを、年貢と言うこともあるという。当時の分限者勢とそれに反発する勢力の構図が今も残る、と見る向きもある。


 そんな智頭であった直近の大きな対立が、鳥取市との合併問題だった。


 織田、寺谷の両氏は、対立の象徴的な人物だ。合併問題を巡り、03年と04年に2度行われた住民投票は、いずれも僅差(きん・さ)で「合併」だったが、当時町長で単独派だった寺谷氏はそれを受けて辞職。代わって町政を担ったのが合併推進派の織田氏だった。しかし、町議会は単独を選び、合併は立ち消えになった。


 今回の選挙戦では、表だって合併問題が蒸し返されているわけではない。大方の町民も「合併ではなく、単独を維持して良かった」と話す。それでもなお、激しい選挙戦を繰り広げている2陣営は旧合併派と旧単独派と驚くほど重なる。


 駅前の喫茶店を営む女性は「普段は表に出さなくても、選挙だと合併と単独の時のしこりが出てしまっている」と話す。(中崎太郎)


◆減る人口 歳入減


 苦しい状況の中で、手堅い財政運営を進めてきた智頭町だが、農林業の衰退や人口減少など町の「尻すぼみ」状態が続く。


 この10年、病院が入った施設などの大型事業のツケがたたり、収入に対する借金返済額の割合を示す実質公債費比率は2007年度決算で18%を超え、起債に県の許可が必要になった。その後、公共事業の大幅抑制など財政再建を進めた結果、10年度の実質公債費比率は14・6%に改善。03年度決算で70億円を超えた地方債残高は、10年度は47億7千万円に減った。貯金にあたる基金も10年前の倍近くの約20億円になった。


 しかし、税収を支える人口の減少には歯止めがかからない。95年の国勢調査では約1万人だったが、10年には7718人。この10年間でも2割近く減少した。昨年度に生まれた新生児は38人。10年に7億5千万円あった地方税は、14年には6億9千万円になると見込む。


 町総務課の担当者は「歳出を削減しても、人口減少による歳入減に明るい展望はない。規模が縮小していく状況を変えるのは難しい」と話す。(佐藤常敬)



◆あす投開票


 智頭町長選は3日に投票、即日開票される。立候補しているのは、いずれも無所属で、前町長の織田洋氏(65)、現職の寺谷誠一郎氏(68)。


 投票は3日午前7時から午後8時まで、町内7カ所の投票所で受け付ける。開票は同日午後8時45分から同町智頭の町総合センターで始まる予定。3月2日現在の有権者数は6909人。

1533チバQ:2012/06/04(月) 22:25:17
http://mytown.asahi.com/tottori/news.php?k_id=32000001206040002
智頭町長 寺谷氏4選 織田氏、再び及ばず
2012年06月04日


当選を決め、花束を受け取る寺谷誠一郎氏=3日午後10時ごろ、智頭町智頭

 智頭町長選は3日、投票され、即日開票の結果、現職の寺谷誠一郎氏(68)が前町長の織田洋氏(65)を破り、4選を果たした。当日有権者数は6792人、投票率は79・87%(前回81・09%)だった。


 同町智頭の寺谷氏の選挙事務所には、大勢の支援者らが詰めかけ、結果を待った。当選の報を受けると、集まった支援者らから大きな歓声があがった。


 寺谷氏は支援者を前に「みなさんのおかげで、何とか勝つことができた」と笑顔であいさつ。「今まで以上に、やる気と行動力で町民のための町政を実現し、智頭町のさらなる発展を目指す」と抱負を語った。


 前町長との一騎打ちになった今回の選挙。寺谷氏は、智頭病院の経営改革や基金の増加など実績を強調し、若者の定住促進や福祉・医療に力を入れることを訴えた。


 返り咲きを目指した織田氏は、「町政を、町民の生活に密着したものに変えていかないといけない」として、子育て支援や雇用創出の重要性を主張していたが、及ばなかった。

1534チバQ:2012/06/04(月) 23:16:17
ポスターを全県に張れるか張れないかレベルのような・・・
http://www.yomiuri.co.jp/election/local/news/20120604-OYT1T00650.htm
高邑議員が山口知事選出馬表明、民主県連は反発


 山口県知事選(7月12日告示、同29日投開票)に、民主党の高邑(たかむら)勉衆院議員(38)(比例中国)が4日、無所属で立候補する意向を表明した。

 すでに民主党山口県連に同県連顧問の辞職願を提出。今月中にも議員辞職し、民主党も離党するという。

 この日、山口市内で記者会見した高邑氏は「山口県を覆う閉塞感を打破するために、やむにやまれぬ思いで、私自身が県民に選択肢を示すことを決断した」と語った。

 高邑氏の出馬について、民主党山口県連幹部は「正式な報告もなく勝手に話を決められたので、除名も含めた対応を考えたい」と反発。顧問の辞職願は保留しているという。民主党の支持組織、連合山口も「急な話なので、(支援は)全くの白紙状態」と困惑している。

(2012年6月4日14時22分 読売新聞)

1535名無しさん:2012/06/05(火) 19:47:13
>>1534
誰が繰り上げになるの?

1536ざる進二:2012/06/05(火) 20:45:21
>>1535
山口3区で立候補し、落選した新人の三浦昇氏です。
だけど、山口3区からは現職議員が輸入候補として立候補することが決まっている。三浦氏は山口1区への国替えがあるだろうか?

1537チバQ:2012/06/05(火) 22:16:31
http://www.yomiuri.co.jp/election/local/news/20120605-OYT1T00921.htm
天満屋の伊原木前社長、岡山知事選に出馬表明

 今秋に予定されている岡山県知事選で、岡山市に本店を置く百貨店「天満屋」前社長の伊原木(いばらぎ)隆太氏(45)が5日、同市で記者会見し、「停滞した県政を立て直すため、民間の経験を生かしたい」と無所属で立候補することを表明した。

 伊原木氏は同市出身で、1990年に東京大工学部を卒業し、95年に米スタンフォードビジネススクールを修了。98年から14年間、天満屋社長を務めた。

 同知事選には、前県議の一井(いちい)暁子氏(42)が無所属での立候補を表明、共産党も候補擁立を目指している。現在4期目の現職石井正弘氏(66)は態度を明らかにしていない。

(2012年6月5日17時46分 読売新聞)

1538チバQ:2012/06/05(火) 23:09:25
http://www.yomiuri.co.jp/election/local/news/20120604-OYT1T01199.htm
民主大慌て…無断で知事選転身の高邑衆院議員


緊急幹事会の冒頭であいさつする加藤・民主党県連代表 民主党の高邑勉衆院議員(38)(比例中国)が山口県知事選(7月12日告示、同29日投開票)への立候補を表明した4日、同党県連は党所属国会議員の突然の転身表明を巡って対応に追われた。

 一方、すでに立候補の準備を進めたり、別の候補の擁立を目指したりしている陣営は「政策が不明」などと、冷静に受け止めた。

 山口市内で開かれた民主党県連の緊急幹事会では、加藤寿彦・同県連代表が「今回の件で、一つの組織として対処を決めたい」とあいさつ。非公開で対応を協議した。

 会合後、報道陣の取材に応じた西嶋裕作幹事長は「相談もなく(知事選への)転身を発表したことは極めて遺憾」と高邑氏の行動を批判。党本部に厳しい処分を求める方針を表明した。

 高邑氏との選挙協力については、「組織から出て行くという人との協議は難しい」と述べ、困難との見方を示した。県連としては今月中旬まで、候補者擁立作業を続けるという。

 一方で、すでに立候補を表明している元国土交通審議官の山本繁太郎氏(63)=自民、公明推薦=は「(高邑氏の立候補表明で)知事選への関心が高まり、私の基本姿勢を訴える機会が拡大することは有意義だ」とのコメントを発表。3日に山本氏の支援を表明した二井知事は報道陣の取材に対し、「(高邑氏が)知事選に出られる経緯がわからないが、山本氏を応援する考えに変わりはない」と強調した。

 候補擁立を目指す共産党県委員会などでつくる「みんなの県政をつくる会」の内山新吾事務局長は、「高邑氏の政策が私たちの考えと一致するかどうか不明だ。会としては擁立作業を続ける」と淡々と語った。

      ◇     

 山口市内で記者会見した高邑氏は出馬を決めた経緯などについて語った。高邑氏によると、会見に同席した伊藤央・元防府市議から3週間程前に知事選への立候補を打診されたという。高邑氏は民主党のために数人に出馬を要請したが実現しなかったため、「自分が出るしかない」と決断したという。

 上関原発計画への対応など政策については、「6月末にもまとめたい」と述べた。

(2012年6月5日16時10分 読売新聞)

1539チバQ:2012/06/05(火) 23:10:46
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120605-00000180-mailo-l35
2012年知事選:高邑氏出馬表明 脱既成政党掲げる 無党派層へ働きかけ /山口
毎日新聞 6月5日(火)14時52分配信

 脱既成政党を掲げて4日、知事選くら替え出馬を表明した高邑勉衆院議員(38)=比例中国ブロック=の行動に対し、県内の政党に驚きと警戒感が広がった。高邑氏の立候補表明で選挙戦になることは確実だが、離党して無党派層への働きかけに賭ける高邑氏がどこまで県民の共感を呼ぶかは未知数だ。【吉川雄策、尾村洋介】
 ◆民主「脱藩」へ
 脱既成政党や脱官僚支配を掲げる市民グループ「晋作プロジェクト」代表の伊藤央・前防府市議の要請で出馬を決めた高邑氏。会見では、民主党主導でこれまで候補者擁立に至らなかったことが決断の背景にあると明かしたが、その後は、党を「脱藩」して組織に属さない無党派層への働きかけを中心とする政治的スタンスを強調。「山口の閉塞(へいそく)感を変えたい。党や組織のためでなく決断する政治が必要」と既成政党を批判した。
 既成政党や官僚への批判は、橋下徹・大阪市長が率いる「大阪維新の会」の主張と一部重なる。伊藤氏は「現時点でまったく接触はない。(大阪)維新の会に迎合し、風を使って何かをしようという考えは毛頭ない」と述べた。ただ、将来的な連携の可能性は、否定はしなかった。
 ◆「処分を要求」
 民主党県連は同日緊急幹事会を開き、「事前に相談もなく極めて遺憾」として、高邑氏の処分を求める意見を党本部に伝えることを決定。西嶋裕作・県連幹事長は「高邑氏はまだ(衆院議員)1期目の途中。辞職して知事選に立候補するのは中途半端」と批判。連合山口の杉本郁夫会長も「相談もなく心外。今回は推薦する気はない」と述べた。
 ただ、民主党を含む既成政党批判が国民に広がるなか、民主党県連が独自候補の擁立をまとめ切れずにいることが高邑氏の“脱党行動”につながった面は否定できない。自民党内では「高邑氏が民主党に見切りをつけたのでは」(幹部)との見方も出ている。
 ◇繰り上げ当選は三浦県議が対象−−衆院比例中国
 総務省と県選挙管理委員会によると、高邑勉衆院議員が議員辞職すれば、比例中国ブロックに欠員が生じるため、次点の候補者が繰り上げ当選する。09年衆院選の同ブロックで民主党は惜敗率順に6人が当選した。7人目が三浦昇氏(現県議・宇部市選挙区)で、本人や党の承認があれば、繰り上げ当選する。
 三浦氏が衆院議員転身を選び、知事選告示日(7月12日)前日までに県議に欠員が出た場合、公職選挙法に基づき、知事選と県議補選が同時に行われる。
 三浦氏は、繰り上げ当選となったら受けるかどうかを尋ねる毎日新聞の取材に「ノーコメント」と答えた。
〔山口版〕

6月5日朝刊

1540チバQ:2012/06/06(水) 21:13:02
>>1537
http://mytown.asahi.com/okayama/news.php?k_id=34000001206060001
知事選/天満屋前社長出馬会見
2012年06月06日


抱負を語る伊原木隆太氏=県庁

■「経営者の経験、県政に」


「県政の立て直しには民間の経験、アイデアが大事だ」。天満屋の前社長伊原木隆太氏(45)は5日、秋に予定される知事選への立候補を正式に表明した。伊原木氏は県庁で会見し、「岡山はまだまだ活性化できる」と、県政の刷新を訴えた。


■政党・団体に推薦要請へ


 無所属での立候補を予定し、今後は考えの合う政党、団体に、推薦を要請していくという。


 伊原木氏は1998年から14年間、天満屋の社長を務めた。会見で天満屋での経験を強調し、「産業を振興し、雇用を増やし、税収を上げ、限られた収入を大切に使うのは経営そのもの。経営者の資質と経験こそ求められている」と話した。


 石井正弘知事(66)は現在4期目。「首長は10年前後で代わるのが自然。新しいアイデアが入ってこない」と持論を披露し、「納税者の気持ち、意識をきちんと組織に入れていきたい」と抱負を語った。


 主な政策として、農業と工業の振興に力を入れ、天満屋で実践してきた従業員の評価制度の導入も検討するという。


 知事選への立候補は、1年ほど前から考えてきたという。「国の経済、人々の暮らしを決めているのは政治。政治がよくないと、民間企業が頑張っても暮らしは良くならない」と話した。


 知事選を巡っては、民主党を離党した前県議の一井暁子氏(42)が立候補を表明しており、医師の山崎俊一郎氏(46)も立候補の意向を示している。石井知事は、11日開会の県議会で対応を明らかにするという。


 伊原木氏の立候補表明を受け、民主党県連代表の柚木道義衆院議員は「これまでの県政を評価、検証しつつ、各候補者の主張をよく聞き、党としての対応を考えたい」と話した。独自候補の擁立については、コメントを控えた。


 自民党県連会長の加藤勝信衆院議員は「各候補者から推薦要請があった段階で党として対応を判断したい」と話した。(逸見那由子)

1541チバQ:2012/06/06(水) 22:29:46
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120606-00000248-mailo-l33
スコープ2012:動き始めた知事選 知事、県議会で態度表明/伊原木氏が出馬表明 /岡山
毎日新聞 6月6日(水)15時15分配信

 ◇知事、県議会で態度表明 11月11日任期満了
 今秋の知事選に、前天満屋社長の伊原木(いばらぎ)隆太氏(45)が5日、立候補を表明した。今年2月に県議を辞職した一井暁子氏(42)に続いて2人目。4期目の現職、石井正弘知事(66)はまだ、進退を明確にしていないが、11月11日の任期満了に向かって、知事選は動き始めた。【小園長治】
 一井氏、伊原木氏はともに無所属で選挙戦に臨む構えだ。各党は推薦、支援などの態度は明らかにしていない。自民党のベテラン県議は「一部に伊原木氏を推す声はあるものの固まったわけではない。党内議論を経て態度を決めるのが筋」と話す。自民党県議団は14日に議員団総会を開き、今後の対応を協議するという。
 一井氏は「政党に推薦を求めず、しがらみを断ち切って、一人の県民として知事選に挑む」と明言しているが、民主党県連の中では「県議会の民主・県民クラブでともに苦労した。心情的には一井氏を応援するだろう」といった声がある。
 5期目を目指すかどうかを明言していない石井知事は「県議会で明らかにしたい」と述べ、11日に開会する定例議会で、態度を表明する見通しだ。
 共産党県委員会も立候補予定者の選考を急いでいる。党県委員会、労組、市民団体などで組織する「民主県政をつくるみんなの会」で候補者を擁立する意向で「調整中で遅くとも8月までには立候補予定者を決めたい」と参戦の構えを示す。
 求められる知事像について、岡山大の谷聖美教授(政治学)は「知事には、未来を語る創造力が求められている。公共投資は悪のように言われているが、50年代の治水治山事業はその後の台風災害を軽減し、我々はその恩恵を今受けている。知事には岡山オリジナル創造の先頭に立つリーダーシップが必要だ」と話す。
 ◇伊原木氏が出馬表明「経営者の経験、県政に」
 伊原木隆太氏は県庁で記者会見し、「限られた収入(財政)を大切に使うのは経営そのもの。経営者の資質、経験が県政に求められている」と述べた。政党、団体への推薦依頼は今後検討するという。
 知事選出馬の意思を固めたのは昨年末で、「岡山は晴れの国と言いながら人々の顔は晴れていない。何とかしたい」と話し、民間経験を生かしたメリハリのある県政、産業振興と県民所得の向上、子育て・教育の充実などを掲げて戦うという。
 伊原木氏は東大工学部卒業後、経営コンサルタント会社に勤務。米スタンフォード大経営大学院を修了。天満屋ストア副社長、天満屋取締役などを経て98年5月、天満屋社長に就任。今年5月に社長を退任した。【小園長治】

6月6日朝刊

1542チバQ:2012/06/09(土) 16:42:49
http://www.nnn.co.jp/news/120609/20120609012.html
米子市議会、対立を深める 震災がれきなど3焦点
2012年06月09日

 米子市議会(定数30、現員28)の6月定例会が開会した。東日本大震災で発生したがれきの受け入れをめぐる是非、正副議長選、議員定数削減の3点が焦点となる。拮抗(きっこう)状態が続く議会勢力の構図を背景に、いずれの問題も内部で対立を深めている。行方を探った。


野坂市長から市政概要が報告された6月定例会=8日、米子市議会議場

[1]震災がれき
 12日から始まる質問戦。市議からの事前通告で「異例に多い」(議会事務局)のは、野坂康夫市長が受け入れを表明した震災がれきに関する質問で、8人が市側に見解を問う。焼却灰の最終処分場が確保できないことを理由に受け入れの見通しが立たない中、賛否は割れている。

 「互助の精神が大切。早く実現するよう市長にくぎを刺す」。賛成の立場で質問する尾沢三夫議員(蒼生会)に対し、西川章三議員(よなご会議)は「市民に不安や動揺を与えて何の意味があるのか」と憤り、表明の撤回を求めるという。

 市議会は最大会派の蒼生会(8人、渡辺穣爾会長)と第二会派のよなご会議(7人、小林重喜会長)が、主導権を握ろうと、意見を対立させる場面が多い。

 がれきの受け入れをめぐっては、市民団体などから4件の反対陳情が提出された。21日の市議会市民福祉委員会(7人)で審査されるが、採決に向けて調整が難航するのは必至だ。

 被災地を視察した執行部。野坂市長は8日の市議会本会議で「広域処理の必要性を確認した」と理解を求めた。

[2]正副議長選
 正副議長の任期は4年だが、同市議会は2年交代が慣例で、渡辺照夫議長は取材に「6月定例会で辞表を出す」と明言している。

 立候補者が所信表明を文書にして議会内に配布し、29日に全議員で無記名投票を実施することが想定される。しかし、結局は事前の根回しによる数合わせで決まるため、蒼生会とよなご会議がすでに水面下で他会派の取り込みに火花を散らしている。

 議長選をめぐっては、蒼生会とよなご会議が会派内から擁立することを決めた。他会派で動きはないものの、共産党は「まだ白紙状態」(岡村英治議員)と説明。副議長選は、蒼生会、よなご会議とも他会派と候補者を調整している。

 両会派が監査委員や特別委員会などのポストも見据えて争う一方、少数会派の多くはどの候補を選ぶか決めかねており、情勢は流動的だ。

 次の2年、議長に求められる資質として、渡辺会長と小林会長はいずれも「議会改革を実行できる人材」を強調する。

[3]議員定数
 市議会は2年間かけて議員定数の削減を議論してきた。今議会中に方向性を出すことで一致しており、議員発議で定数条例改正案が提案される見通しだ。

 現時点では「4人減」での調整が有力。「2人減」を主張するよなご会議は「議員報酬10%削減と併せれば4人減の財政効果がある」(小林会長)と反発し、共産党や一部の一人会派は「ゼロ」を強調。市民から削減しないよう求める3件の陳情が提出されている。

 18日に議員定数・議会改革等調査特別委員会が開かれ、各会派の削減案を採決する予定で、委員長の遠藤通議員は「さらに時間をかけて議論しても調整できないし、これ以上先延ばしはできない。結論を出す」と話している。

1543神奈川一区民:2012/06/10(日) 14:34:14

飯田哲也氏が山口県知事選挙に出馬するみたいだね。

1544チバQ:2012/06/11(月) 21:45:38
http://mainichi.jp/select/news/20120611k0000e010129000c.html

山口知事選:橋下大阪市長ブレーンの飯田哲也氏出馬へ
毎日新聞 2012年06月11日 12時55分(最終更新 06月11日 13時15分)

 7月12日告示、同29日投開票される山口県知事選に、NPO法人「環境エネルギー政策研究所」(東京都)所長、飯田哲也(てつなり)氏(53)が立候補する意向を固めたことが分かった。「故郷山口のために働きたい」などと周辺に伝えており、近く記者会見し出馬表明する。飯田氏は橋下徹・大阪市長のブレーン。再生可能エネルギー拡大と脱原発を掲げており、同県上関町に中国電力が計画する上関原発の是非が争点に浮上しそうだ。

 飯田氏は1959年、山口県周南市生まれ。京都大大学院修了後、神戸製鋼所などを経て同研究所所長となり、資源エネルギー庁総合資源エネルギー調査会基本問題委員会委員や大阪府市エネルギー戦略会議座長代理も務めている。

 飯田氏は10日、毎日新聞の取材に「(立候補は)白紙」と言い、ツイッターには「13日の大阪府市エネルギー戦略会議で再稼働問題や中長期のエネルギー戦略に一区切りつけるまでは自分の役割に全力を尽くす」と記した。一方、橋下市長は直接支援について「維新の会の関与は難しい」と述べるなど慎重な姿勢を示した。

 同知事選を巡っては、現職の二井関成氏(69)が今期限りでの引退を表明。元国土交通省局長、山本繁太郎氏(63)=自民、公明推薦=と民主党衆院議員、高邑勉(たかむらつとむ)氏(38)が、無所属での出馬を表明しているほか、共産党系の革新団体が、党県委員の松田一志氏(54)の擁立を固めている。【尾村洋介】


http://mainichi.jp/select/news/20120611k0000e010132000c.html
山口知事選:橋下市長が飯田氏支援を否定
毎日新聞 2012年06月11日 12時58分(最終更新 06月11日 13時11分)

 地域政党「大阪維新の会」代表の橋下徹・大阪市長は10日、山口県知事選に出馬の意向を固めた飯田哲也氏への支援について、「維新の会が関与することは難しい。それをやると国民が一気に離れる」と否定した。松井一郎・府知事も11日、「維新の会としての応援はしない」と述べている。

 飯田氏は今年1月に大阪府・市の特別顧問に就任。関西電力大飯原発3、4号機の再稼働や電力需給問題などへの提言をしている。

 橋下市長は、「秘書を通じて(飯田氏から)緊急に話したいことがあると聞いただけで、中身は聞いていなかった」と関与を否定。飯田氏が立候補する場合は、特別顧問を辞任してもらうとの見解を示した。また、維新の会としての選挙支援は、「僕らが言っているのは大阪府市の話と、国政全般の価値観。山口県知事選(をやる)と言ったら選挙屋になってしまう」と否定した。【原田啓之】

1545名無しさん:2012/06/12(火) 15:51:46
民主の高邑勉は知事選に出ても有力泡沫だわな。来年の参議院山口選挙区にでも出るつもりかなあ。
だいたい、後援する市民団体って元高村の秘書がやってるんじゃないのか。

1546チバQ:2012/06/13(水) 21:49:30
有力泡沫って面白い造語ですね
言わんとすることは伝わります

しかし、なに狙いなのか全くわかりませんね。あいのりも何したいかわからんがこいつも謎だ

1547チバQ:2012/06/13(水) 22:34:09
>>1531-1533
http://mytown.asahi.com/tottori/news.php?k_id=32000001206130002
町の発展 主役は住民  
2012年06月13日

智頭町の寺谷誠一郎町長

◆寺谷誠一郎・智頭町長


 3日投開票の智頭町長選で、4選を果たした寺谷誠一郎町長(68)。選挙戦は激烈で、相手候補との差は約500票。対立を融和し、町を発展させる方策を聞いた。


 ――僅差(きん・さ)の勝利。当選直後の集会で、「ノーサイド」を強調していたのが印象的だった


 智頭の選挙はいつも僅差。500票以上の差は、なかなかつけられない。もう少し差をつけたかったが、まだ平成の大合併を巡る対立が尾を引いているのだろう。望ましい状態ではないので、対立を解きたいとは思うが……。政策論争を徹底的にするしかない。


 ――選挙期間中、「観光一辺倒」との批判を受け、観光の実績を強調することを控えていた印象を受けた。路線を改めるのか


 改めることはしない。「林業・農業を軸にした町づくり」を提案したときも、低迷する林業と田畑の少ない農業では、町は衰退するだけだと、最初は批判を受けた。しかし、町が仲介することで、小規模農家でも都市部に野菜を販売できる仕組みを作るなどして、今では軌道に乗っている。これまでの手段と目的は絶対に間違っていない自信がある。よそから人を招き、アイデアを出してもらうのが町の発展には不可欠だ。


 ――森や山に目を向けた政策も維持するのか


 智頭町の9割を占める森林は、町にとってダイヤモンドの原石。今は低迷していても、決して森林から目を離さず、磨いていきたい。そうすれば、いつか町を森林が救ってくれる。


 ――相手陣営にも一定の支持が集まった


 選挙期間中、住民に政策が十分理解されていないと感じたのも事実。これからは、集落の小さい集まりにも積極的に顔を出して、話し合いたいと思う。そこではどんどん意見を出して欲しい。そして森林セラピーや民泊、陶芸など、それぞれ個性のある集落を作っていってほしい。主役は住民だ。


 ――次の4年はどんなことに挑戦していくか


 国からの補助金をあてにするのではなく、なりふり構わず、思い切った政策を打ち出して、できることは自分でする。きれいな水においしい食べ物、本当に大切なものは田舎にある。田舎コンプレックスを払拭(ふっ・しょく)し、この4年で智頭町を全国のトップランナーにしてみせる。(聞き手・中崎太郎)

1548チバQ:2012/06/13(水) 22:53:59
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120613-00000661-yom-pol
飯田氏、大阪の特別顧問辞任…山口知事選へ
読売新聞 6月13日(水)13時27分配信

 7月12日告示、同29日投開票の山口県知事選に出馬する意向を固めている大阪府市特別顧問でNPO法人環境エネルギー政策研究所長の飯田哲也氏(53)が13日、大阪市役所で開かれた府市統合本部エネルギー戦略会議で、特別顧問を一両日中に辞任することを明らかにした。

 報道陣に対して、理由を「府市の中長期のエネルギー戦略についてなすべきことができた」と説明、同知事選について「早い判断が必要だ」と述べた。

 同知事選には、元国土交通審議官の山本繁太郎氏(63)=自民、公明推薦=と、民主党の高邑勉衆院議員(38)(比例中国)がいずれも無所属で立候補する意向を表明している。

1549チバQ:2012/06/15(金) 00:18:56
http://www.yomiuri.co.jp/election/local/news/20120614-OYT1T00432.htm
多選批判の岡山知事が引退へ、秋の選挙に不出馬

 岡山県の石井正弘知事(66)(4期目)は14日、今秋予定の知事選に立候補しない意向を表明した。

 同日の県議会代表質問で進退を問われ、「行財政改革に取り組み、将来の道筋をつけられた。これを区切りに退任する」と答弁した。民主、自民、公明党などから多選批判が出ていた。

 石井氏は岡山市出身。1969年に旧建設省に入り、大臣官房審議官などを経て、96年に初当選。旧倉敷チボリ公園開発への出資などで逼迫(ひっぱく)した県財政の立て直しに尽力。道州制導入にも熱心で、今年4月には、道州制推進知事・指定都市市長連合を設立、橋下徹大阪市長と共同代表に就いた。知事の任期満了は11月11日。

 知事選にはこれまで、前県議の一井暁子氏(42)と、百貨店「天満屋」(本店・岡山市)前社長の伊原木(いばらぎ)隆太氏(45)が、ともに無所属での立候補を表明。共産党も独自候補擁立を目指している。

(2012年6月14日11時02分 読売新聞)

1550ざる進二:2012/06/15(金) 21:52:48
>>1549
別のスレッドにも書いたのですが、石井正弘岡山県知事が来年の参院選・岡山県選挙区の自民党からの擁立がささやかれているようです。

1551チバQ:2012/06/17(日) 10:34:46
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120615-00000196-mailo-l33
スコープ2012:石井知事、今期限りで退任表明 自民が参院選擁立の方針 /岡山
毎日新聞 6月15日(金)15時5分配信

 ◇財政危機脱却まで回復/夢づくりプランも順調
 石井正弘知事(66)は14日、県議会本会議で「退任の決意を表明させていただく」と述べ、今秋の知事選に立候補せず、4期目の今期限りで退任する意向を明らかにした。自民党県連は来夏の参院選に、石井知事を擁立する方針を固めた。
 代表質問で、神宝謙一氏(自民)が「4期目の任期も5カ月を切った。次期知事選への進退は」と意向をただした。石井知事は「財政は危機的状況から脱却できると見込まれるまで回復した。第3次夢づくりプランも発展のステージに向けて順調なスタートを切った。将来への道筋をつけることができた。これを区切りに退任を決意した」と述べた。
 知事選には、前県議の一井暁子氏(42)と前天満屋社長の伊原木(いばらぎ)隆太氏(45)が立候補を表明しており、16年ぶりに新人同士の選挙戦になりそうだ。【小園長治】
 ◇知事選や国政選挙… 各党の動き活発化
 自民党県連は4期16年の実績を残した石井正弘知事を来夏の参院選岡山選挙区に擁立する方針を固めて、「議席を奪還したい」と説明した。「(多選となる)知事に花道を用意した」という見方もある。一方の民主党県連は、現職の姫井由美子参院議員を公認申請しないと決め、候補者探しに着手した。解散・総選挙もささやかれる中、知事選だけでなく、国政選挙の対応も含めた各党の動きが慌ただしくなりつつある。
 自民県連は14日、県議団総会を開き、天野学県連幹事長は、参院選に石井知事を擁立することに了解を求めた。同党の谷垣禎一総裁が「行革や道州制への見識を生かしてほしい」と知事に直接会って要請したという。天野氏は「参院選は2連敗中。石井知事は最強の候補者という意見もある」と強調した。
 民主県連は今夏中に参院選候補者の決定を目指すが、姫井氏の非公認で県連内にしこりも残る。羽場頼三郎副代表は「こちらも早く候補者を決めなければいけない」と話した。【井上元宏】

6月15日朝刊

1552チバQ:2012/06/17(日) 10:35:43
http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn201206150025.html
'12/6/15
4期16年に評価や多選の是非シェアする

 石井正弘知事が4期目の今期限りでの退任を表明した14日、岡山県内の政財界関係者からは業績をたたえ、ねぎらう言葉が相次いだ。財政改革などを進めた16年の県政は一定の評価を得る半面、多選の是非に言及する声もあった。

 石井知事は1996年の就任当初から財政再建に取り組み、2008年には財政危機宣言を発して行財政改革を推進。同じく財政立て直しを図り、3期12年で今春退任した笠岡市の高木直矢前市長は共感した。「財政難の上に国の三位一体改革で苦労されたと思う。目に見えた実績は少ないけど、県政に懸ける意気込みは感じられた」とたたえた。

 10年夏には石井知事の提案で岡山・広島両県知事会議を笠岡市で実現。県境を越えて福山、井笠両地域で医療・消防行政の連携を探る動きも始まった。ローム・ワコー(笠岡市)の吉岡洋介名誉会長は「疎遠だった両県の関係を近づける突破口を開いた功績は大きい」と感謝した。

 県西部振興にも力を入れ、99年1月開業の第三セクター井原鉄道(井原市)では会長を務める。社長の滝本豊文井原市長は「鉄道運営に大変な尽力をいただいた。知事が代わっても絶大な支援をお願いしたい」と話した。

 県商工会議所連合会の岡崎彬会長も「岡山空港や水島港を、国際的な競争力を備えたインフラに育てたのは戦略的な指導力によるところが大きかった」と評価する。

 県町村会会長の重森計己吉備中央町長は「市町村合併や岡山国体、国民文化祭など多くの事業を進め、素晴らしい行政手腕だった」とする半面、「首長はあまり長く務めるものではないと思っており、ここで退かれるのは適正な判断だ」と指摘した。

1553チバQ:2012/06/17(日) 17:34:44
>>1491
http://mainichi.jp/area/hiroshima/news/20120612ddlk34040682000c.html
正木県議無免許運転:県議辞職勧告拒否 リコール組織を発足 説明会に90人 /広島
毎日新聞 2012年06月12日 地方版

 無免許運転の罪で有罪が確定し、県議会で辞職勧告を2度受けた正木篤県議(61)=安佐北区、1期目=へのリコール(解職の直接請求)を目指す住民グループが10日、同区内で発足した。

 これまで準備を進めていた「不条理を正す市民の会」が、「本格的なリコール準備を進める組織の発足を」と呼びかけた。この日あった説明会には、約90人が参加したという。

 地方自治法によると、リコールの手続きには、住民が解職請求書を県選管に提出後、県選管が告示してから2カ月以内に選挙区内有権者の3分の1(安佐北区は約4万1300人)以上の署名を集めれば、同区の有権者を対象に解職投票が実施される。過半数の同意があれば正木県議は失職する。

 グループの越智兼光事務局長(66)は「手応えは十分。町内会単位でも広げて行きたい」と話した。500人をめどにメンバーが集まれば、署名集めを始めるという。【寺岡俊】

1554チバQ:2012/06/17(日) 19:12:17
共産断念!?
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/yamaguchi/news/20120613-OYT8T01459.htm
共産などの会 候補擁立断念
 7月12日告示、同29日投開票の知事選で、共産党県委員会などで組織する「みんなの県政をつくる会」は13日、独自候補の擁立を断念したことを明らかにした。

 山口市内で開かれた会合後、福江俊喜・筆頭代表世話人が報道陣の取材に応じた。福江氏は、出馬を要請していた50歳代男性について「立候補の了解が得られなかった」とした上で、「県民に選択肢を示せずに残念。我々の努力不足だ」と述べた。今後に関して「政策が合う候補者が出れば応援したいが、自主投票もあり得る」とした。

 知事選に出馬する意向を固めているNPO法人「環境エネルギー政策研究所」所長の飯田哲也氏(53)については、「(脱原発依存という)原発に関しての政策は合うが、米軍基地や消費税増税などについての考え方がわからない」と述べるにとどめた。

 知事選ではほかに、元国土交通審議官の山本繁太郎氏(63)=自民、公明推薦=と、民主党の高邑勉衆院議員(38)(比例中国)がいずれも無所属で立候補する意向を表明している。

(2012年6月14日 読売新聞)

1555チバQ:2012/06/17(日) 19:19:14
http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn201206160035.html
議員の控室喫煙OKは1会派
 広島市議会の市民連合(9人)は15日、7月から会派控室を禁煙にすると決めた。議会棟ロビーの喫煙所が3月末に廃止されたことなどを受け、判断した。これで本庁舎を含む市役所内で喫煙できるのは最大会派の保守クラブ(21人)の控室だけになる。

 市民連合の若林新三幹事長は「控室は不特定の人が出入りする公共的な場所だ」と説明。議会棟ロビーの喫煙所の廃止を会派として支持したことや、厚生労働省が公共施設の全面禁煙を自治体に要請している経緯もあり、「喫煙する議員も含め、やめた方がいいとの声が大勢を占めた」という。

 市は2008年9月、屋外のテラスや屋上を除き本庁舎を全面禁煙化。ところが議会棟は特別扱いで、ことし3月末までロビーに喫煙所があったほか、会派控室は各会派の判断で喫煙できる。ただ、2会派以外は既に禁煙化していた。

1556チバQ:2012/06/19(火) 21:26:37
http://ubenippo.co.jp/2012/06/post-2909.html
2012年6月19日

知事選、高邑さん「俺たちの維新」思い示す
 山口市出身の民主党衆院議員(比例中国ブロック)で、近く離党・辞職して知事選(7月12日告示・29日投開票)に出馬する高邑勉さん(38)=防府市東三田尻町2丁目=は18日、県庁で会見。「俺(おれ)たちの維新−山口の夜明け」と題して、選挙戦で訴えることにしている「知事候補者としての思い」を披露した。

 会見では「マニフェストではなく、実現の可否は別にして知事になったら取り組みたいことをまとめた」と断った上で、個人の自立(教育と福祉)、地域の自立(道州制や経済、医療、エネルギー問題など)、国家の自立(国防や防災)に関する考え方を示した。
 「上関原発建設計画は凍結」と方向性を示す場面もあったが、「具体的な政策は、これから。財政課題については知事就任後に問題点を洗い出す」と話し、自身の政治スタンスを説明した。
 高邑さんのほか、元国土交通審議官の山本繁太郎さん(63)=柳井市伊保庄、自民、公明推薦=が立候補を表明。22日には、周南市出身でNPO法人・環境エネルギー政策研究所(東京都)の所長を務める飯田哲也さん(53)が出馬会見を予定している。共産党県委員会も擁立を前提に動いている。
 高邑さんが離党する民主は候補者擁立に「最後まで努力」としているが、出馬を強く働き掛けてきた飯田さんが「無所属で出馬」と要請を辞退しており、現段階では独自候補のめどが立っていない。

1557チバQ:2012/06/19(火) 21:50:40
http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn201206200019.html
政調費2803万円、使わず返還
 広島市議会(定数55)の2011年度の政務調査費で、各会派が使わずに市へ返還した額が計2803万円に上ることが19日、中国新聞の情報公開請求で分かった。前年度の約1・5倍で支給総額の14・2%に当たる。増加は昨年4月の市議選の影響とみられる。

 政調費は会派ごとに所属議員1人当たり月30万円が配分される。11年度の収支報告書によると、改選前の4月分は10会派53人(欠員2人)に1590万円、5月分以降は9会派55人に1億8150万円の計1億9740万円が支給された。

 改選後の5月以降で比較すると、返還額の最多は公明党(8人)の1180万円。支給額の44・7%を返した。公明党の渡辺好造幹事長は「月30万円の額ありきはおかしい。実費支給に変えるべきだ」と主張する。

 一方、最も少なかったのはみんなの党(1人)の3万円。共産党(3人)も6万円と、ほぼ使い切っていた。

 4月分の返還額は10会派から計728万円。支給額の45・8%に当たる。同月10日投開票の市議選を挟み、政調活動が停滞したことが一因とみられる。

 広島市議会の政調費は、領収書が全面公開された08年度分の監査請求で市議13人の計78万円が不当支出と認定された。

1558チバQ:2012/06/19(火) 22:09:13
http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn201206200009.html
山口知事選に三輪氏出馬表明
 任期満了に伴う7月12日告示の山口県知事選に、元山口県職員で医師の三輪茂之氏(53)=山口市=が19日、無所属での立候補を表明した。20日に県庁で会見する予定。

 三輪氏は取材に「厳しい県財政の中で、県民の健康や福祉が後退してはならない」と述べた。山口市出身。山口大医学部を卒業後、徳山中央病院(周南市)勤務などを経て1989年から県職員。岩国健康福祉センター所長、県健康増進課長などを務め、18日付で退職した。

 知事選には元国土交通審議官山本繁太郎氏(63)=自民、公明党推薦=と民主党衆院議員の高邑勉氏(38)=比例中国、周南市出身で環境エネルギー政策研究所(東京)所長の飯田哲也氏(53)がいずれも無所属での立候補を表明している。

1559チバQ:2012/06/22(金) 23:23:02
1784 名前:チバQ 投稿日: 2012/06/22(金) 21:13:33
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120622-00000012-mai-soci
<鞆の浦>埋め立て撤回…広島知事、福山市長に伝達へ
毎日新聞 6月22日(金)2時32分配信


拡大写真
湾を横断する架橋計画が問題となっている鞆の浦=広島県福山市で2012年4月24日、本社ヘリから宮間俊樹撮影

 瀬戸内海国立公園の景勝地・鞆(とも)の浦(広島県福山市)の埋め立て・架橋計画を巡り、同県が計画を撤回する方針を固めたことが関係者への取材で分かった。湯崎英彦知事は25日、羽田皓(あきら)・福山市長と会談し、方針を伝える。原告住民の景観利益(景観を享受する権利)を認め、着工前の工事差し止めを初めて命じる広島地裁判決を受けて県が検討してきた。判決から2年8カ月を経て歴史的景観が残される方向になった。【寺岡俊、稲生陽、豊田将志】

 埋め立て工事は知事の免許が必要で、知事はその前に国土交通相の認可を得なければならないが、県は、国に提出していた事業認可申請を取り下げる方針。1審判決を不服として控訴し、広島高裁で係争中の控訴審についても取り下げる見通し。更に架橋に代わる措置として、鞆地区の後背にある山側にトンネルを建設する案を軸に、地元と協議を進める。

 埋め立て・架橋計画を巡っては、反対する住民が埋め立て免許の差し止めを求めた訴訟で、広島地裁が09年10月、鞆の浦の景観は「国民の財産」で、県側の裁量権逸脱を理由に免許の差し止めを命じた。

 同11月に就任した湯崎知事は、鞆地区のまちづくりのあり方について計画賛成・反対双方の住民間で認識を共有するため、住民協議会を10年5月〜今年1月に計19回開催。道路や下水道の整備や防災対策、景観配慮などの要点8項目をまとめた。

 県側は▽埋め立て架橋▽海中トンネル▽山側トンネル(複数ルート)を提示し、市と実務レベルの協議を重ねた。知事と市長も3回会談したが、羽田市長は計画推進の立場を変えず、湯崎知事の判断に委ねられていた。

 ◇鞆の浦◇

 広島県福山市の沼隈半島南東に広がる鞆港と周辺海域。良港として栄え、万葉集にも詠まれた。宮崎駿監督が映画「崖の上のポニョ」の構想を練ったことでも知られる。道路が狭く、渋滞が慢性化し、歩行者が危険なため、県や市は港湾約2ヘクタールを埋め立て、湾を横切る架橋を計画。07年に反対派住民らが「景観を壊す」と埋め立て免許差し止めを求めて提訴。広島地裁は09年10月、原告の請求を認めたが、県は控訴した。

1560チバQ:2012/06/22(金) 23:57:44
>>1459>>1493
http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn201206220152.html
'12/6/22
広島市議会2会派が欧州へ

 広島市議会(定数55)の最大会派の保守クラブ(21人)と市民連合(9人)が21日、それぞれ公費による欧州への視察を各派幹事長会議で申し出た。一部の会派から疑問視する意見が出たものの、同日開会した定例会最終日の7月3日の本会議で派遣は了承される見通しだ。

 保守クラブは8人が8月下旬、8日間の日程でフィンランドなど北欧3カ国を訪問。世界遺産の街並みや高齢者福祉施設を視察する。市民連合は5人が同時期に、同じく8日間の日程でドイツとイタリアを訪ねる。自然エネルギーの利用例やレンタル自転車の活用策などを学ぶとしている。

 幹事長会議では、公明党の渡辺好造幹事長が「議会改革が前進していない状況で優先すべきなのか」と疑問視。みんなの党の関藤雄姿幹事長は「海外旅行できていいね、と周囲から言われる。成果の発信を強化すべきだ」と求めた。ただ、視察自体への反対意見はなく、申し出の通り本会議で派遣案を採決することになった。

1561チバQ:2012/06/23(土) 10:34:45
http://kyushu.yomiuri.co.jp/news/national/20120622-OYS1T00736.htm
「オスプレイ反対」意見書、岩国市議会が可決

 政府が米海兵隊の新型輸送機「MV22オスプレイ」の米海兵隊岩国基地(山口県岩国市)への一時駐機を地元に要請している問題で、岩国市議会は22日の定例会最終本会議で、受け入れに反対する意見書を可決した。

 意見書は「(政府の要請は)市を大きな混乱に陥れた。市民の生命財産と安心・安全な生活を守る立場から強く反対する」としている。

 採決では、3人が「国家の安全保障のために総合的に判断すべき問題」などとして退席。議長を除き、残る28人が賛成した。

(2012年6月22日 読売新聞)

1562チバQ:2012/06/23(土) 10:36:05
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/yamaguchi/news/20120622-OYT8T01353.htm
安全性に懸念相次ぐ岩国市議会一部議員は退席

オスプレイ「反対」可決


岩国基地へのオスプレイ一時駐機に反対する意見書を可決した岩国市議会  「市民の安全を担保できない」――。米海兵隊の新型輸送機「MV22オスプレイ」の米海兵隊岩国基地への一時駐機に反対する意見書案を可決した22日の岩国市議会。議場ではオスプレイの安全性について懸念する声が相次ぎ、福田良彦市長も同調した。一方、一部の議員は「安全保障のために配備は必要」として採決前に退席した。(井上裕文)

 意見書案は、会派を超えた7人の議員が連名で提出。「米フロリダ州での墜落事故が岩国市民の安心・安全な生活に大きな不安を与え、混乱に陥れた」「初飛行から重大な墜落事故が発生し、安全性の問題が強く指摘されていた」などを理由に「陸揚げ・一時駐機に強く反対する」と主張。地元に受け入れを要請している政府に理解と誠意ある対応を求めた。

 採決前の討論では、田村順玄議員(リベラル岩国)が「沖縄配備後も岩国を拠点に全国で低空飛行訓練が行われる。危険な訓練に、多くの人がさらされることになる」と、配備そのものを批判。大西明子議員(共産党市議団)は「危険なオスプレイを国民に押しつけることは許せない」と語気を強めた。

 一方、在日米軍再編を容認する立場の議員21人でつくる「岩国基地問題に関する議員連盟」会長の桑原敏幸議員(岩国クラブ)は「国防には全面的に協力する覚悟だが、現時点で市民の安全を担保できない」と述べ、複雑な心境をのぞかせた。

 意見書案には、議長を除く出席議員28人が賛成したが、採決前に3人が退席。前野弘明議員(岩国市政クラブ)は「国防という大きな視点で考えるべきだ。受け入れを再検討する際、今回の判断は障害となる」と退席した理由を話した。

 閉会後、福田市長は「オスプレイの安全性に大きな不安を抱えているという意思表示。私も同じ思いだ」と述べた。

 傍聴した50歳代の無職男性は「今回は当然の判断かもしれないが、基地の経済効果や安全保障などの点からも判断してほしかった」と語った。

   ◇

 同市議会は22日、最終本会議を開き、市税条例の一部改正案など14議案を可決して閉会した。議員提出の「消費税の大増税に反対する意見書案」は、賛成少数で否決された。

(2012年6月23日 読売新聞)

1563チバQ:2012/06/24(日) 14:40:54
>>1524>>1529
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/kochi/news/20120622-OYT8T01244.htm
清藤県議が辞職
 香南市の仙頭義寛前市長の辞職に伴う出直し市長選(7月8日告示、15日投開票)に立候補を表明した清藤真司県議(47)(南風、2期目)が22日、武石利彦議長に辞職願を提出し、許可された。

 同市長選には、NPO法人・県防犯設備協会理事長の上田瀧雄氏(68)も立候補を表明している。

(2012年6月23日 読売新聞)

1564チバQ:2012/06/25(月) 22:34:58
http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn201206240001.html
'12/6/24
構図ほぼ固まる 山口知事選 山口県知事選は22日までに4人が立候補を表明し、戦いの構図がほぼ固まった。昨春の東日本大震災や福島第1原発事故を受けて各氏とも「エネルギー政策」を重視し、太陽光発電など再生可能エネルギーの政策論争を展開。中国電力が同県上関町に計画する原発建設への対応も焦点となっている。

 22日に会見した環境エネルギー政策研究所所長の飯田哲也氏は海外の環境先進国を歴訪した経験をもとに、「小規模分散型の自然エネルギーは自分たちの力で事業を興し、継続的にできる」と主張。国や東京都、大阪市で政策立案や実践に関わった実績をアピールした。

 上関原発は、建設予定地の埋め立て免許の延長を二井関成知事が現状で認めない方針を示していることを踏まえ「それほど大きな焦点にならないと思う」と指摘した。

 自民、公明党が推薦する元官僚山本繁太郎氏は飯田氏の会見を受け「堂々と政策論議し全力で戦いたい」とコメントを出した。

 公約集では「瀬戸内の産業力再生」に力点を置き、その中で太陽光など再生可能エネルギー産業の育成を提唱。中電株の配当金を産業振興や人材育成に限定して活用する考えも示した。

 上関原発については「国のエネルギー政策に協力する」「上関町の政策選択を尊重する」とし、二井知事の路線継承を強調する。

 民主党衆院議員の高邑勉氏は、バイオマスや潮流、洋上風力など多様なエネルギーの活用を挙げる「エネルギーの地産地消」に注目し、官民連携のファンド(基金)創設を提案。民間資金を呼び込み「4年間は再生可能エネルギーの拡充に集中したい」とする。

 その効果を見極めるまで、上関原発の現行計画は5〜10年程度の「凍結」を主張。一方で国内の原発は一定数を維持し、安定的な電力供給体制を保つことが産業界にとって必要としている。

 元県職員の三輪茂之氏は上関原発計画を「白紙撤回されるべきもの」と否定。「再生可能エネルギーをできるだけ普及させるべきだ」としている。

1565チバQ:2012/06/26(火) 22:53:37
http://www.ehime-np.co.jp/news/local/20120626/news20120626799.html
愛媛のニュース2012年06月26日(火)
県議海外視察再開へ 会派代表者会
 県議会は25日、議事堂で各会派代表者会議を開き、2012年度からの海外視察について「海外派遣」に改称し、目的の明確化や経費の節減を条件として再開を内定した。近く議会運営委員会で正式に承認を得る。
 目的は、県の重要施策推進や課題の解決▽諸外国との友好構築・推進▽政策立案・提言への調査▽知事からの要請に基づく交流や要望―と明示した。
 費用は、従来の1人当たりの上限100万円を75万円に引き下げるが、任期中の派遣回数や訪問期間は制限しない。議員団は原則5人以上で構成する。
 派遣計画は、海外の行政機関や議会、企業、関係団体などへの要請や調査、交渉などを明確化し、提出を受けた議長が決定。帰国後は従来の報告書の提出や議会図書室での閲覧に加え、議会運営委員会での報告や県議会ホームページでの公開を義務付けている。

1566チバQ:2012/06/28(木) 22:55:48
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/tottori/news/20120627-OYT8T01481.htm
まんが王国推進 県議足並み乱れ


 漫画やアニメによる活性化を支援しようと、県議たちで発足した「まんが王国とっとり建国推進議員連盟」(会長・伊藤美都夫議長、33人)で活動内容を巡る対立が起きている。28日の本会議終了後、議場で「まんが王国」の推進に向けた決意表明を行うとする議連の方針に、一部議員が「そこまでやる必要はない」などと反発しており、議連に参加している議員の中から欠席などの“造反”が出る可能性もある。

     (野口英彦)

 

決意表明は、25日の議会運営委員会に出席した伊藤議長が提案した。「執行部と議会が車の両輪となって『まんが王国』に取り組む姿勢をアピールできる」などと賛成する意見が出たが、「関連の補正予算案が審議中の段階で推進を表明するのは行き過ぎ」「まんが博に反対する議員もおり、議場で表明すべきでない」などの反対意見が出て、各会派に持ち帰って検討することになった。

 27日の議運では「自民党」と「絆」が伊藤議長の提案に賛成を表明。「かけはし」は、議会の全日程終了後の7月4日に行うことを提案したが、野田修委員長が議長の提案通りに28日に行うことを決めた。

 決意表明に賛成する議員は「まんが博の費用を盛りこんだ当初予算案を議決した経緯があり、議会にも事業を完遂する責任の一端がある」と話し、反対する議員は「予算案の議決は予算の範囲内で事業を行うことを認めたに過ぎず、事業は執行部の責任で行うべきだ。安易な協力表明は議会のチェック機能を失うことにつながる」と懸念を示し、溝は深まるばかりだ。

 議連は28日の本会議に出席する議員に、まんが博をPRするポロシャツを着るように呼び掛けているが、現時点で着用しないと明言している議員もおり、議連内の足並みの乱れが表面化しそうだ。

(2012年6月28日 読売新聞)

1567チバQ:2012/07/01(日) 20:45:55
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/tottori/news/20120629-OYT8T01493.htm
[境港の展望 市長選を前に]<上>観光事業 妖怪の次は


◇滞在型への転換手探り



2年連続で観光客が300万人突破し、勢いに乗る「水木しげるロード」。一方で、鬼太郎たち“妖怪”キャラクター頼みの観光からの方針転換も課題になっている 「これまでの境港市の観光は『水木しげるロード』に頼り過ぎていた。新たな観光資源を発掘し、次に進む段階だ」

 境港市の夢みなとタワーで5月28日に開かれた市観光協会の通常総会。あいさつに立った桝田知身会長(71)が、水木しげるロードに依存した観光の問題点にふれ、方針転換を表明した。

 ロードは、NHKの連続テレビ小説「ゲゲゲの女房」が放映された2010年を契機に、2年連続で観光客数300万人の大台を突破。今年も16日現在で100万人を超える好調さで、「国際まんが博」(8月4日〜11月25日)や「国際マンガサミット鳥取大会」(11月7〜11日)が相次いで開かれることから、3年連続300万人達成は確実とみられている。

 ロードの観光客の急増による昨年の経済波及効果は、鳥取環境大「地域イノベーションセンター」の試算によると、県全体で401億円で、県内の観光全体に大きな効果をもたらした。韓国などからの外国人観光客も増え、同市の観光は成功のモデルケースとして知られるようになった。

 しかし、関係者の間では、これまでの一極集中型の観光から脱却を目指す動きが出ている。背景には今年から水木プロダクションによる著作権管理が厳しくなり、水木漫画のキャラクターを観光PRに使いにくくなったという事情があるからだ。

 市通商観光課は「今は『鬼太郎』や『妖怪』抜きで観光振興を進めるのは難しい」と、観光協会の方針転換に戸惑いを見せるが、桝田会長は「いつまでも『妖怪ワールド』一辺倒では飽きられてしまう。ほかの観光資源もアピールし、妖怪以外の観光に比重を移さなければ」と危機感を隠さない。

 全国有数の漁港を持つ市だが、ロードには「魚の町」をPRする場が少なく、水揚げされたばかりの鮮魚を観光客が味わう施設は数えるほどだ。

 また、ロード沿いにある「海とくらしの史料館」は、日本最多という約4000点の魚の剥製を展示する市の施設だが、観光客の呼び込みに苦戦している。年間の入館者数は09年が2万1000人だったが、ロードの観光客数が飛躍的に伸びた10年に1万9000人、11年も2万人と逆に入館者を減らしている。同館のPRやイベント情報などが不足し、せっかくロードに来た客が素通りしているのが現状だ。

 市は昨年3月、「観光振興プラン」を初めて作成した。プランは昨年度から15年度までの5か年計画で、重点施策として43項目を掲げた。▽JR境港駅前の宿泊施設の充実▽夜のロードを楽しむ演出――などが挙げられたが、その中で目を引くのが、ロードと他施設などが連携し、観光客をロードだけの「点」に集めるのではなく、ロード周辺を含む「面」に呼び込むことに重点が置かれている点だ。

 観光協会は3月から「妖怪」以外で、市内の新たな観光資源を発掘するよう調査を進めている。これまで協会が作成したガイドマップは、ほとんどが妖怪で占められているが、13年には内容を改訂し、他の観光資源をもっとPRするという。

 観光振興プランでは、魚介類を味わえる施設の新設や市全体をPRするDVD作成などを具体的な重点施策として挙げており、ロードに来た観光客にほかの施設にも目を向けてもらおうとしている。

 鳥取環境大「地域イノベーションセンター」の千葉雄二センター長(60)は「境港では観光客の滞在時間が短く、妖怪頼みの観光ではいずれ頭打ちになるだろう。長く滞在できるような新しい観光資源の掘り起こし、何度来ても楽しめるような仕組みづくりが必要だ」と話している。

     (大橋裕和)

    ◇

 7月1日に市長選が告示される境港市の課題を2回に分けて探った。

(2012年6月30日 読売新聞)

1568チバQ:2012/07/01(日) 20:46:16
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/tottori/news/20120630-OYT8T01224.htm?from=popin
[境港の展望 市長選を前に]<下>国拠点港 早急に整備を


 境港(さかいこう)の昭和南岸壁(境港市昭和町)に6月上旬、イタリア船籍の大型クルーズ船(7万5000トン)が寄港した。山陰地方に寄港した客船で過去最大という豪華客船から韓国人観光客らが続々と降りてくると、三味線や笛の音がにぎやかに響き、あでやかな着物姿の女性らが、米子市の郷土芸能「淀江さんこ節」の傘踊りで出迎えた。

 約2000人が37台の大型バスに分乗し、観光ツアーに出発。行き先は同市の「水木しげるロード」と南部町の「とっとり花回廊」だ。

 「水木しげるロードが楽しみ。インターネットで調べて、妖怪キャラクターがたくさん集まり、とても面白そうだと思った」。釜山(プサン)から訪れた大学教授の趙武光(チョムーヤン)さん(60)が笑顔で話した。

 クルーズ船は上海を出港し、釜山や博多などを経由して再び上海に戻るコース。境港での滞在時間は5、6時間だが、観光客らは、お目当ての水木しげるロードなどでの買い物を楽しんだ。

 境港では2009年6月、国際旅客ターミナルの完成を受けて、運行会社「DBSクルーズフェリー」が、韓国とロシアとの定期貨客船(1万4000トン)の運行を開始。昨年の外国人入国者数は約2万2000人で、本州の日本海側の港では最多となり、日韓露を結ぶ定期航路として定着しつつある。

 これとは別に、昨年11月にはシンガポールや中国などが参加する「アジア・クルーズ・ターミナル協会」(6か国7港)に境港も加盟し、アジアからの観光客誘致に力を入れる。10年は年間10回の寄港だったが、今年は20回程度の寄港を予定しており、15年には26回、25年に58回と回数を増やし、外国人客の呼び込みを増やしていく計画だ。

 しかし、大型客船の誘致を増やすには港の整備が急務だが、現状では大型客船が接岸できる岸壁は昭和南岸壁などの貨物用に限られている。客船から降りると、目の前には原木の山が広がっており、海外からの観光客を迎える玄関口としては、あまりにもお粗末だ。

 鳥取、島根両県でつくる境港管理組合は07年、西日本における北東アジアの玄関口として発展させようと、「北東アジアゲートウェイ」構想を掲げ、2大プロジェクトとして「貨客船ターミナル」と「国際物流ターミナル」の整備を急いでいる。

 国際旅客ターミナルは現在、大型船が寄港できないため、同ターミナルの岸壁を約260メートルにわたって整備するほか、近年の原木輸送用船舶の大型化に対応するために約240メートルの国際物流ターミナルも整備する計画だ。国際物流ターミナルについては、国が今年度当初予算で総事業費85億円の直轄事業として計画を進めている。

 国土交通省は昨年、日本海を経由した北東アジア交易の振興を図るため「日本海側拠点港」19か所を選定した。その一つに境港も選ばれたことから、貨客船ターミナル整備事業にも国の支援が見込まれるが、具体的な計画はまだ立っていない。

 今まで東アジアやロシアなどとの交易は博多港(福岡市)や阪神港(神戸、大阪)などが中心で、日本海側の港と比べると遠回りになるため、コストも割高だった。しかし、国が日本海側の拠点港の整備に力を入れることになったことから、コンテナ貨物を扱う企業が境港に切り替えることも期待される。

 同管理組合の小倉誠一事務局長は「境港を中心に環日本海交易が注目されており、地元経済にとっても躍進のチャンスだ。早急に整備を進め、日本有数の港としてアピールできれば」と意気込んでいる。

     (大橋裕和)

(2012年7月1日 読売新聞)

1569チバQ:2012/07/01(日) 21:40:26
http://headlines.yahoo.co.jp/videonews/fnn?a=20120701-00000532-fnn-pol
山口・岩国市長、オスプレイの岩国基地一時駐機「了解できず」
フジテレビ系(FNN) 7月1日(日)17時52分配信

森本防衛相は1日、沖縄県庁で仲井真知事と会談し、アメリカ海兵隊の垂直離着陸輸送機「オスプレイ」の普天間基地への配備計画に理解を求めたが、仲井真知事は「断然拒否する」と述べ、配備中止を強く求めた。
森本防衛相は「(アメリカ海兵隊)飛行隊のヘリを、同数のオスプレイに10月の初旬までに換装(取り換え)して、完全な能力といいますか、持ちたいと」と述べた。
仲井真知事は「事故を起こしている、安全性がものすごく疑問が持たれているというものを押し込んでくる、持ってくるということについては、断然、これは拒否するしかありません」と述べた。
森本防衛相は、海外で相次いで起きたオスプレイ墜落事故について、アメリカ側から提供された調査内容や、6月29日に正式に通告された普天間基地への配備計画を説明し、理解を求めた。
しかし、仲井真知事は「事故が起きたら誰が責任を持つのか」などと述べ、配備計画の中止を強く求めた。
仲井真知事は「危険な、安心ができないようなものを運用されてですよ、それで『(日米)地位協定がありますから』などという話をしたら、全基地即時閉鎖という動きに、おそらくいかざるを得なくなる」と述べた。
また、沖縄県庁周辺では、市民団体などが抗議集会を開き、配備中止を訴えた。
森本防衛相は、午後には山口・岩国市を訪れ、福田良彦市長と会談した。
福田市長は「(オスプレイの)陸揚げについては、安全性に対する不安が払拭(ふっしょく)されていない状況では、了解することはできない」と述べた。
オスプレイは、普天間基地に配備される前の7月下旬に岩国基地に陸揚げされ、一時的に駐機される予定だが、福田市長は、容認できないという姿勢を伝えた。

1570チバQ:2012/07/01(日) 23:07:29
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120701-00000062-mai-soci
<オスプレイ>「来るな!」岩国でも怒りの抗議
毎日新聞 7月1日(日)22時26分配信


拡大写真
岩国市役所前で抗議する市民ら=山口県岩国市で2012年7月1日午後2時13分、大山典男撮影

 「オスプレイは来るな!」。米海兵隊の垂直離着陸輸送機MV22オスプレイの沖縄配備に向けた陸揚げや試験飛行が予定されている山口県岩国市。市役所前には、森本敏防衛相の来訪に合わせて約100人の反対派が集合。プラカードを掲げながら「大臣は怒りの声を聞け」「オスプレイはいらない」などとシュプレヒコールをあげ、配備反対を訴えた。

 同市内に予定されている米軍住宅の建設反対を訴える「愛宕山を守る会」の岡村寛世話人代表は「防衛相はまるで米軍のメッセンジャーボーイ。事故調査も完了していないのに『ノー』と言えない。日本政府は誰を守っているのか」と指摘。岩国基地へ14年までに空母艦載機部隊が移転することにも触れ、「市民の安全など考えず、米に言われるまま移転を受け入れたことがはっきりした」と声を張り上げた。

 基地監視団体、リムピース共同代表の田村順玄・岩国市議は「いったん陸揚げされれば、あとは治外法権の基地内の話になる。米軍の都合でいつでも飛行することになる。日米両政府は『配備ありき』で市民をだまそうとしている」と語気を強めた。岩国基地からの低空飛行訓練計画については「飛行ルートは日本の空路図に記載されていない。民間機にとって脅威だ」と指摘した。【大山典男】

1571チバQ:2012/07/02(月) 01:44:30
http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn201207010120.html
'12/7/1
福山市長選へ2陣営が準備
 任期満了に伴う福山市長選(7月29日告示、8月5日投開票)で3選を目指す無所属現職羽田皓氏(67)の後援会事務所開きが30日、市内であった。市長選にはこれまで、無所属新人の作曲家大戸博史氏(61)=神辺町=が立候補を表明している。

 羽田氏の事務所開きには、市議の大半、経済団体や連合広島福山地域協議会の役員たちが出席。羽田氏は協働のまちづくりの推進や市立大開学など2期8年の実績を強調し「市制100周年(2016年)に向け、元気の出るまちづくりに取り組む」と訴えた。

 大戸氏はこの日、支援者を中心にあいさつ回りをした。大戸氏は「税金の無駄遣いをなくして、財政の健全化を進めていく」などと主張し、空洞化が進むJR福山駅周辺のにぎわいづくりにも取り組むとしている。事務所開きは8日に予定し、準備を進めている。

 このほか、市民団体「投票率70%で福山を変える会」が立候補者擁立を目指している。共産党広島県東部地区委員会は「擁立するかどうかを含めて検討中」としている。

1572チバQ:2012/07/02(月) 01:45:26
http://www.kochinews.co.jp/?&nwSrl=290315&nwIW=1&nwVt=knd
上田、清藤氏の対決濃厚 香南市長選告示まで1週間
2012年07月01日08時07分
 前市長の途中辞職に伴う香南市長選は、8日の告示(15日投開票)まで1週間に迫った。これまでに立候補を表明しているのは、いずれも無所属の新人で、元県警刑事部長の上田瀧雄氏(68)=野市町みどり野3丁目=と、前県議で旧夜須町長の清藤真司氏(47)=民主・自民・公明・社民県連合推薦、夜須町坪井=の2人(五十音順)。他に出馬の動きはなく、両氏による一騎打ちが濃厚で、前哨戦も本格化している。

1573チバQ:2012/07/03(火) 00:53:39
http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn201207030031.html
'12/7/3
防府市長退職金を8割カット

 防府市議会は2日、松浦正人市長ら特別職5人の退職金を一般職員並みに削減する条例改正案と、議員定数を現行の27から25に削減する条例改正案をいずれも賛成多数で可決した。

 市長の退職金は4年務めた場合は2188万円だが、改正後は約8割カットの386万円になる。松浦市長が2010年5月の市長選で議員定数半減と市長の退職金廃止を公約に掲げて4選したことを受け、「市長公約はセットで考えるのが当然だ」と主張する議員らが退職金削減案を議員提案した。採決の結果、賛成18、反対6で可決された。

 一方、定数を2減の25とする議員提案の条例改正案も賛成22、反対2で可決。任期満了に伴う11月4日告示、11日投開票の次期市議選から適用される。

 10年5月以降、防府市議会では議員定数の条例改正案が計5回提出されていたが、いずれも否決されていた。

1574チバQ:2012/07/03(火) 22:03:37
http://mainichi.jp/area/okayama/news/20120703ddlk33010562000c.html
選挙:知事選 自民党県連が伊原木氏推薦 /岡山
毎日新聞 2012年07月03日 地方版

 自民党県連は2日、中区で総務会・選挙対策委員会の合同会議を開き、今秋の知事選に立候補を予定している前天満屋社長の伊原木隆太氏(45)の推薦を決めた。党県連は近く党本部に上申する。

 地元選出の国会議員、県議、県連役員ら約50人が出席。天野学・幹事長が伊原木氏推薦を提案し、全会一致で決まった。天野幹事長は会見して、推薦理由について「若く(伊原木氏の)見識も良い。企業経営者としての経験を発揮してもらえると期待している」と述べた。【小園長治】

1575チバQ:2012/07/04(水) 23:54:34
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120704-00000294-mailo-l38
松山市議会:議員報酬減額案“共倒れ” 維新・公明・自民、主張譲らず 削減率、期間、目的折り合わず /愛媛
毎日新聞 7月4日(水)17時15分配信

 ◇9月議会以降に
 松山市議会は最終日の3日、松山維新の会、公明党、自民党の各会派がそれぞれ提案した議員報酬(月額62万3000円)の減額を定める3条例案を、いずれも賛成少数で否決した。3案は減額分が5%と10%、期間が来年3月末までと14年5月の任期満了までと分かれており、一本化ができなかったため、9月議会以降に先送りされることになった。【栗田亨】
 3条例案は、松山維新の会と民社クラブの案が来年3月まで報酬を10%削減▽公明案が任期満了まで報酬を5%カット▽自民案が任期満了まで報酬と期末手当を5%減らす−−というもの。条例の目的についても、松山維新の会と自民党は「議員自らが身を削るため」とし、公明党は「東日本大震災の復興支援」と割れた。
 松山維新の会が6月14日の代表者会議で10%削減案を提案する意向を示し、議会初日に提出。会期中に公明、自民両党が相次いで自案を出した。
 松山維新の会の池本俊英議員は「報酬削減は以前からの主張。県議会と同様に10%削減でないと効果がない」と主張。これに対して公明党の八木健治議員は「5%は無理なくできる額」、自民党の土井田学議員は「やるなら任期いっぱいまで」と訴えて折り合わなかった。自民、公明両案は内容は極めて近いものの条例の目的が異なり、八木議員は「他の2案とは趣旨が違う」と強調した。
 この日の本会議では、自民案にネットワーク市民の窓だけが賛成。共産党と無所属の会、社民党、無会派はすべてに反対し、新風・民主連合は退席した。その結果、3議案とも“共倒れ”。寺井克之議長は「直前に提出を決めた会派もあり、意見調整する時間がなかった。9月議会では開会初日までに出すよう要望したい」と釈明している。

7月4日朝刊

1576チバQ:2012/07/05(木) 23:47:52
http://mytown.asahi.com/tottori/news.php?k_id=32000001207040003
境港市 現状と課題(上) 
2012年07月04日


「定期借地権制度」で宅地分譲が進み出した夕日ケ丘団地=境港市夕日ケ丘1丁目

◆夕日ケ丘団地 夢の家「定借権」奏功


 「問い合わせが相次ぎ、今年度も分譲件数は伸びそうです」。境港市南西部の航空自衛隊美保基地に近い、宅地用分譲地「夕日ケ丘団地」。分譲を担当する市土地開発公社の松本貴志事務局長は「月額3700円の賃料で75坪の土地を51年間利用できます。夢のマイホーム」の文字が躍る広告チラシを手に声を弾ませた。


 同団地は、市が農地などを買い取って区画整理し、その一部50・7ヘクタールを公社が1997年度から宅地として開発した。99年に分譲を始め、最初の3〜4年は順調だったが、長引く不況で売れ行きは低迷。05年度から10万円の引っ越し費用を助成する制度を始めたが、さほど効果は上がらす、07年度には2区画しか売れず、制度も打ち切り。08年度には1区画も売れない事態になった。


 売却できねば、借入金は減らず、利子の支払いばかりが増える。そこで市が打開策として3年前に導入したのが「定期借地権制度」だった。1坪平均10万円の1区画(100〜75坪)について、土地を購入しなくても、家屋の建設費だけ工面すれば、土地の売買価格の0・6%、月額5千〜3700円を支払うことで、マイホームが建てられる。


 これが功を奏し、この3年間で一気に64区画を分譲することができた。新たな居住者の約3割は、米子、松江、安来など市外からの移住者という。これで公社が区画整理した452区画中、今春までに221区画、ようやく約5割の分譲までこぎつけた。


 公社が土地開発で抱えた57億6千万円の借金は、9億円近く減った。農協からの借入金もあと6億5千万円。利子だけでも年間7千万円も払っていたのが、800万円程度に減った。「この調子で分譲が進めば、2、3年後には利子はなくなり、市の貸付金だけで補える」。財政当局はそろばんをはじく。


◆社会教育施設に遅れ 産科復活めどたたず


 とはいえ、市にとってお荷物であることに変わりはない。06年度に10億円で始まった公社への無利子貸し付けは42億円に膨らんだ。市は、03年度から行財政改革に取り組み、職員を10年間で50人近く減らし、賃金カットも県内で先駆けて実施。投資的経費も必要最低限に抑えるなどして貯金をため、その中から最優先でつぎこんできた。


 夕日ケ丘団地の広告チラシには「便利で快適な暮らしがある」ともうたっているが、市民にとって快適な暮らしを保障できているか。今年度の一般会計当初予算148億8千万円の内容をみると、市文化ホールの雨漏り調査、市営竜ケ山球場のバックスクリーンの撤去と新設の設計費、陸上競技場のトラック改修など長年積み残してきた社会教育の施設整備に着手したばかりだ。


 昨年度の出生数は282人。子育て支援事業では、07年度から保育料の値下げを行い、保育所の3歳児未満の受け入れ定員も来年度から一部民間に移管して、現在の57人を45人増やすなど確かに手は打っている。だが、市内に産科の開業医はなく、市長自身が会長を務める県済生会の境港総合病院も産科が07年春になくなって以降、復活のめどはたっていない。


    ◇


 境港市長選で3選を決めた中村勝治市長(67)が3日、初登庁をした。鬼太郎ブームで多くの観光客が訪れ、活気に満ちる水木しげるロードの足元で、積み残されている市政の現状と課題を探った。(この連載は、佐々木宏、竹野内崇宏が担当します)

1577チバQ:2012/07/05(木) 23:48:16
http://mytown.asahi.com/tottori/news.php?k_id=32000001207050003
境港市 現状と課題(下)
2012年07月05日


トビウオ(手前)など魚介のオブジェが並ぶ「おさかなロード」。写真奥の「水木しげるロード」のにぎわいを境水道や市場方面に導けるか=境港市中町

◆観光振興計画 妖怪依存 脱却なるか


 「鳥取県の中で境港が一番元気、境港ばかりが元気だと言われる」


 境港市長選が告示された1日、現職の中村勝治氏(67)の応援に立った地元選出の安田優子県議(66)は、市に向けられたまなざしをこう紹介した。


 市の目玉観光スポットの水木しげるロードは、入り込み客数が2010、11年と2年連続で300万人を突破。今年6月には山陰で過去最大の7万5千トンの外国クルーズ船が入港するなど、観光を中心に勢いがあるように見える。


 その一方、市民からは、ロードのにぎわいが市民全般に「潤い」として行き渡っていない、との声も聞こえる。


 ロードの1日の客が過去最多の7万6千人となった大型連休中の今年5月4日。ロードの終端から東にのびる商店街は、ロードとは別世界のように人影まばら。さらに、約1・2キロ先にあり、魚の剥製(はく・せい)などを展示する「海とくらしの史料館」の年間入館者は、10、11年とも年間約2万人と、ロードの1%以下。ロードから約3キロ離れた県整備の観光スポット「夢みなと公園」も10年の観光客数は約90万人、11年は70万人にとどまっている。


◆水産業の活用へ協議 意気込む地元商店街


 市は昨年3月、5年計画の「観光振興プラン」を策定。昨夏からロードと夢みなと公園を結ぶシャトルバス運行など、観光客が市内を「面」として周遊することを重点に掲げた。


 「境港は経済効果の大きい宿泊施設が少ない」(山陰経済経営研究所)との弱点を補うため、JR境港駅前に鬼太郎をテーマにしたホテルの誘致を計画。また、クロマグロやベニズワイガニなど国内有数の水揚げを誇る水産業と観光のリンクを高めるため、水木ロードに、魚介専門料理のフードコート「おさかな村」を創設する案も盛り込み、いずれも「5年以内に実現したい」(市通商観光課)としている。


 ロードによる観光振興を進めてきた市観光協会も、今年2月から月に1度のペースで水産業者との情報交換会を持ち、観光に生かすアイデアなどの協議を始めた。観光協会の桝田知身会長(71)は「水木しげるプロの理解のおかげもあったが、これまでは観光が妖怪に偏りすぎていた。相乗効果を出せるように水産にも力を注ぎたい」と話す。市民の動きでも今年3月、水木ロードから市場方面に続く地元商店街関係者らが、商店街沿いにカニや魚のオブジェを置いて水産施設への導線をつくる「おさかなロード」を開始した。「元気みなと商店街」の山田義彦会長(72)は「20年かかっても、市民が散歩したくなるような魚を生かした通りを、境水道沿いに復活させたい」と意気込む。


 シンクタンクの鳥取環境大学・地域イノベーション研究センターは、ロードがオープンした1993年から昨年にかけて増えた観光客によって、県内への経済波及効果は約437億円に及ぶと見積もる。


 しかしながら、千葉雄二センター長は「急増した観光客に対して飲食店の少なさなどで、供給が追いつかず試算ほど効果は出ていない恐れがある」と指摘。「観光客の市内での滞在時間を延ばすため、ロード以外の観光資源もアピールすることが必要だ」と話している。

1578チバQ:2012/07/06(金) 22:14:43
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/shimane/news/20120705-OYT8T01293.htm
現職と前市議一騎打ち公算


◇益田市長選告示まで半月

 益田市長選(22日告示、29日投開票)は、告示まで半月余りとなった。現職と前市議の一騎打ちの公算が大きい。市役所改革や観光振興策などを争点に、両陣営とも活動を活発化させている。衆院の解散・総選挙が取りざたされる中、各政党の思惑も見え隠れする。(小林隼)

       ■公 約

 立候補を表明しているのは再選を目指す現職の福原慎太郎氏(39)と前市議で新人の山本浩章氏(43)。いずれも無所属で出馬する予定。

 福原氏は市長給与の半減や市職員の給与体系の見直しを公約に掲げ、「改革で浮いた財源を子どもたちの未来に投資したい」と訴える。1期目は、2008年度に約500人いた市職員を25年度までに半分に減らすという計画を策定。学校給食の調理場を市内の競馬場跡地に建設する計画も立てた。1日には約600人を集めて大規模な政策発表会を開き、4年間の実績を強調した。

 山本氏は現職の市職員の半減策を批判。人口減や行政の効率化に伴う削減は必要だが、「数値目標ありきの削減。職員の意欲を低下させ、市民サービスや意思決定に悪影響」と指摘する。学校給食調理場は食育や雇用創出の観点から3、4か所に分散して建設するよう主張。「道の駅」整備で地元農業を振興する考えを表明している。30人規模のミニ集会を重ねて浸透を図っている。

       ■政 党

 政党の事情は複雑だ。市議25人のうち、自民党系市議ら17人は山本氏を応援する。しかし、自民党県連はどちらも推薦しない方針だ。県連は次期衆院選・島根2区で現職の竹下亘氏の5選を目指しており、党幹部は「両陣営から推薦依頼があったが、国政選挙を前に禍根を残したくない」と胸中を明かす。公明党県本部も自主投票を決めている。

 島根2区の候補者がいない民主党県連は「市長選の対応は特に決めない」。しかし、民主党の支持母体である連合島根は「政策が連合の理念と一致する」として山本氏を推薦する。社民党も山本氏を支援。島根2区で父・亀井久興氏が出馬を検討している亀井亜紀子参院議員の事務所は「両陣営に支持者がいる。市長選はノータッチ」という。

 共産党県委員会も衆院選をにらみ、市長選と同じ日程で実施される市議補選(欠員1)に元市議を立てる。補選には別に新人2人も立候補を予定している。

 6月2日現在の有権者数は4万1585人。両陣営とも1万6000票以上の獲得を目指すという。

(2012年7月6日 読売新聞)
関連記事・情報

1579チバQ:2012/07/06(金) 22:30:43
>>1554
http://mainichi.jp/area/yamaguchi/news/20120706ddlk35010420000c.html
2012年知事選:共産、候補擁立を見送り 飯田氏への期待に配慮 「脱原発票割らぬため」 /山口
毎日新聞 2012年07月06日 地方版

 7月29日投開票(同12日告示)の知事選について、共産党県委員会(佐藤文明委員長)は5日、候補擁立を見送ると発表した。現段階では、推薦や勝手連的支援を行うことも考えていないという。

 佐藤委員長と藤本一規県議団長が県庁で記者会見。これまで出馬を表明した4人のうち、脱原発と自然エネルギーへの転換を掲げているNPO法人所長、飯田哲也(てつなり)氏(53)に対する県民の期待の声に配慮し、「脱原発の票を割らない」との観点から候補擁立を見送ると説明した。

 一方で、飯田氏が出馬表明する以前、同党が批判する橋下徹大阪市長の要請を受けて大阪府・市の特別顧問を務めていたことや、現在も橋下氏の政治手法の一部を評価していることに懸念があるため、党としての支援は行わず、選挙期間中に知事選向けの集会はしない。ただし、選挙にあたって党員の行動に枠ははめないという。

 佐藤委員長は会見で「飯田さんが出なければ、候補を出している」と述べた。

 知事選には、飯田氏のほか、元国土交通審議官、山本繁太郎氏(63)=自民、公明推薦、民主党を離党して選挙に臨む高邑勉(たかむらつとむ)氏(38)、元県課長の三輪茂之氏(53)が出馬を表明している。【尾村洋介】

1580チバQ:2012/07/07(土) 19:00:15
http://mainichi.jp/area/yamaguchi/news/20120707ddlk35010490000c.html
選挙:周南市議選 3票差落選の候補、県に審査申し立て /山口
毎日新聞 2012年07月07日 地方版

 5月27日に投開票された周南市議選で最下位当選者と3票差で落選した新人の福田秀夫氏(58)=無所属=が6日、選挙結果に対する自分の異議を棄却した同市選管の決定を取り消すよう県選管に審査を申し立てた。県選管は60日以内に決定を出す。

 市議選では「福田」姓の候補が3人おり、福田氏は市選管への申し立て書で「無効票などを調べ直せば結果が異なる可能性がある」と主張した。市選管は先月19日、「疑問票などの有効、無効の判断は適正に行われた」として棄却した。


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