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中国・四国 地方議会・首長,政治・選挙スレ

1487チバQ:2012/04/16(月) 00:21:21
http://mainichi.jp/area/yamaguchi/news/20120415ddlk35010236000c.html
選挙:美祢市長選 きょう告示 人口減に危機感、観光活性化が課題 地域資源「点」から「面」へ /山口
毎日新聞 2012年04月15日 地方版

 美祢市長選が15日、告示される。08年の合併は、市に秋芳洞や銅山跡などの「資源」をもたらした。市はこれらを生かしたジオパーク構想で観光客を呼び込みたい考えだが……。【井川加菜美】

 08年、1市2町が合併し、人口約2万9900人の美祢市が誕生した。しかし、その後人口は減り、現在は約2万8000人。地域の一体化に伴い観光の伸びが期待されたが、長期的な観光客の減少も響き、大幅な増加とまでは至っていない。市は、観光が弱まれば、街の勢いも衰えかねないとの危機感を抱く。

 こうした状況を背景に、美祢市は今年3月、ジオパーク推進協議会を設立した。

 ジオパークはその土地の形や景観だけでなく、文化・歴史も学べる自然公園。長崎県島原半島もその一つ。雲仙普賢岳の噴火や自然の多様性を伝え続ける生きた博物館だ。

「美祢に来なければ手に入らず、見ることができないものを」と市ジオパーク推進室の古屋壮之室長。これまでの観光が秋芳洞や秋吉台を通過点としていたのに対し、同構想ではこれら2カ所に大嶺町奥分の炭鉱跡や美東町の長登銅山跡などを含め、市全域を巻き込んだ観光事業を目指すという。合併のメリットを生かし、新たな雇用創出にもつなげたい考えだ。

 だがジオパークの核となる秋芳洞も、観光客の減少傾向は同じ。11年度の来訪者は約60万人で最盛期の3分の1という。「昔は観光客が途切れることはなかった」と、地元で土産店を営む男性(62)は振り返る。

 打開策はあるのか。

 「移住者、定住者がいなければ人口は減り続ける一方」と、「美祢市地旅の会」の田原義寛会長(38)。同会は市内在住の40代を中心とした市民団体で、市内を巡るツアーを企画・実施している。観光客掘り起こしのためで、1月には一昨年の洪水被害から復旧した美祢線の車内から石炭石の採掘場所を眺めたり元炭鉱労働者に話を聞くなどした。現在は小規模なツアーだが、規模を拡大していく。

 地域を守り、支えるための観光。今、点となって散らばっている資源を、地域という面の維持発展に生かす模索が続いている。

〔山口版〕


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