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中国・四国 地方議会・首長,政治・選挙スレ

1513チバQ:2012/05/22(火) 00:14:13
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20120521-OYT1T00446.htm
農協・建設関係者の組織戦、市民パワーに屈す
 鳥取市民が下した判断は、「新築移転にNO」だった――。

 20日、投開票が行われた鳥取市の庁舎整備を巡る住民投票で、耐震改修案への賛成票が新築移転案の支持票を上回った。

 耐震強度不足が指摘される現庁舎に対し、防災拠点としてのあり方や、まちづくりへの影響などを論点に、市で初めて行われた住民投票。地道に訴えを続けた、新築移転に反対する「市庁舎の新築移転を問う市民の会(市民の会)」のメンバーは喜びに浸った。一方、竹内功市長は「結果を尊重したい」とし、耐震改修を進める方針を明らかにした。

 鳥取市若桜町のビルに集まった「市民の会」のメンバーらは、耐震改修案に賛成する票が多数を占めたことが伝えられると、「やったぞ」と歓声を上げ、バンザイで喜びを爆発させた。

 同会の吉田幹男会長は「市民に正しい判断をしてもらった。市民が積極的に行政に参加していく契機にしたい」とかみしめ、浦木清事務局長は「市長の住民投票に対する情報提供の進め方も含め、市民がノーを示した結果」と話した。

 同会は昨年4月、市庁舎の新築移転について、議論が尽くされていないとする市民有志で結成した。集会や説明会などを重ね、「厳しい財政の中、新築移転にかかる75億円の建設費は、市民の暮らしに使うべき」と主張。旧町村については、各総合支所の機能充実を訴えてきた。また、投票日が近づくと、「新築移転はもったいない」と声を上げ、デモ行進を行うなどして支持拡大を訴えてきた。一方、「鳥取市役所の新築移転を実現する市民の会」のメンバーらが集まった鳥取市今町の事務所は、重苦しい雰囲気に包まれた。

 会は昨年12月に発足し、農協や建設業関係者などを中心に組織戦を展開。市議も支持者回りに奔走し、新築移転案への賛成を呼びかけた。4月の決起集会には市民会館が満員になる1700人を集めたが、組織をまとめきることができなかったことなどから、票を伸ばせなかった。

 同会の近藤儀徳会長は「我々の説明が、市民になかなか理解してもらえなかった」と悔しさをにじませ、対策本部の副本部長を務めた市議会会派「新」会長の上杉栄一氏は「市民の間で、税金でハコモノを造ることを疑問視する流れがあった」と振り返った。

(2012年5月21日15時36分 読売新聞)

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120521-00000044-mai-soci
<鳥取市>市庁舎の新築移転、計画は白紙に…市長が意向表明
毎日新聞 5月21日(月)18時19分配信

記者会見で新築移転計画の断念を明らかにした竹内功市長=鳥取市役所で2012年5月21日、加藤結花撮影

 市庁舎の整備を巡る鳥取市の20日の住民投票で「耐震改修」が「新築移転」を上回ったことについて、竹内功市長は21日の記者会見で、「住民投票で出た民意を尊重する」と述べ、新築移転計画を白紙に戻す考えを表明した。竹内市長は新築移転を推進していたが、「市民への説明や民意を把握する取り組みが不十分だった」と敗因を分析した。

 20日の住民投票では、「耐震改修」が4万7292票で、「新築移転」の3万721票を大きく上回った。【加藤結花】


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