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北海道 国政・地方政治スレ

1529OS5:2023/03/21(火) 21:08:42
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/817961
<統一地方選2023 攻防の構図>4 道議選名寄市 厚い保守地盤、
2023年3月17日 21:37
中野秀敏 66 自現《3》

 「相手は見えない状況だが、しっかり気を引き締めていこう」
 9日夜、名寄市内で開かれた自民党現職道議中野秀敏の後援会拡大役員会。中野は冒頭のあいさつを済ませると、道議選名寄市(定数1)で4選に向けた選挙活動に関する議事を後援会幹部に託して退席。同じ時間帯に同市内で開かれていた陸上自衛隊第2師団幹部を囲む会に向かった。
 2月中旬の選対本部の事務所開きでも中野は自身の3期12年間の実績や政策を訴えることはしなかった。もっぱら、道議選と同じ4月9日投開票の道知事選で再選を目指す鈴木直道を支えるべく協力を支持者に呼び掛けた。陣営関係者は「うちの選挙活動は1日で終わる。その分の余力を知事選に回す」と言い切った。
 選挙戦となった前回と異なり、今回の道議選名寄市は中野以外に出馬を表明した候補はおらず、中野の無投票当選の可能性が高まっている。
 名寄市内は陸上自衛隊名寄駐屯地関係者や農業者らを中心とした保守層が厚い。同じ保守系で昨年4月の名寄市長選で3回連続無投票で4選を果たした加藤剛士(52)の後援会組織と支持基盤は重なり合い、盤石の選挙態勢が敷かれている。
 立憲民主党や連合名寄などは昨年夏から連合内の組合員をはじめ独自候補の擁立を模索してきたが、選考作業は難航。国政や道政、市政との連携を掲げる中野陣営を崩せるだけの若くて知名度のある人材を見つけられず、連合内には厭戦(えんせん)ムードも漂っていた。3月中旬、中野陣営が見切っていたように同党は対立候補の擁立断念に追い込まれた。
 取材に対し、同党道6区総支部関係者は「戦える態勢になかった」と述べた。中野後援会関係者も「向こうの人材不足は分かっていた。対立候補が出そうな時は気配が伝わってくるが、今回はそれが一切なかった」と指摘する。
 中野の無投票当選の公算が高まる中、両陣営関係者が意識するのが、名寄市単独で維持していた道議選の選挙区が人口減で消滅するかもしれないことだ。2月末現在、2万5937人である市の人口が2025年の国勢調査で公選法が定める道議選1選挙区を維持する上で必要な議員1人当たりの人口基準を下回れば、次回27年選挙から上川管内区(定数3)と合区の可能性が出てくる。
 ある連合関係者は「上川管内区にはすでに士別の北口雄幸道議がいる。上川北部最大の都市である名寄から候補を出したいが、労組関係から2人も道議を出せるだろうか」と気をもむ。中野の後援会幹部も上川中南部で保守系候補3人が争う現状を念頭に「上川北部から自民党道議を出さないわけにはいかない」と厳しい選挙を覚悟している。
 無風選挙に終わりそうな道議選名寄市。関係者の関心は早くも4年後に向かっている。=敬称略=
(統一地方選取材班)

1530OS5:2023/03/21(火) 21:09:20
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/818593
混戦の道議選十勝、身内同士で火花 自民系3人乱立、立憲側も不穏<2023選挙最前線>
会員限定記事
2023年3月19日 20:21(3月19日 21:10更新)
 31日告示の道議選(4月9日投開票)で、十勝管内(定数4)は「身内の争い」が激しくなっている。前回は与党系と野党系が2議席ずつを分け合ったが、今回は自民党内で候補者調整が難航し、推薦を含む3人が立候補を表明。立憲民主党現職は旧民主党系の無所属現職と支持層を奪い合う。新興勢力の参政党も加わり計6人が出馬予定で、8年ぶりの選挙戦となる。
 「私の政策の一本目の柱には農林水産業を掲げている」。無所属新人で自民推薦の坂本夏樹氏(52)は18日、十勝管内音更町での決起集会でこう訴えた。
 自民党内の候補者選びは混迷した。現職で7期目の喜多龍一氏(71)の公認は早々に決まったものの、昨年7月に6期目の大谷亨氏(75)が引退を表明。当初、大谷氏の地盤と重なる党芽室支部(同管内芽室町)が後継を探したが、適当な人物が見つからないとして、大票田の同管内音更町を抱える党音更支部に候補者探しを打診した。
 秋になって名乗りを上げたのが、不動産会社社長で音更町議だった坂本氏。ところが、農家出身である大谷氏の後援会からは「農業者から候補者を出すべきだ」との声が上がり始めた。
 農業王国・十勝から農家出身の道議がいなくなる―。不安を強めた大谷氏の後援会は昨年末、農家で芽室町議だった黒田栄継氏(47)に出馬を打診。黒田氏は「農業の現場で生きてきた人間として思いを届ける」と立候補を表明した。
 釈然としない気持ちが残るのは坂本氏側だ。陣営内には「そもそも芽室支部に頼まれて候補者を擁立したのに」との声もくすぶる。党第11区支部内でも、両氏の公認・推薦を巡って意見が分かれた。最終的に2人とも推薦を道連に申請することで落ち着いたものの「勝っても負けてもしこりを残す」(自民関係者)結果となった。自民系が3人乱立する選挙戦となり、ベテランの喜多氏も「簡単な選挙ではない」と気を引き締める。
 一方、立憲現職の小泉真志氏(60)と、2015年の道議選を旧民主党公認で戦った無所属現職のベテラン池本柳次氏(76)の間も穏やかではない。野党勢力が退潮傾向にある中で、労組など支持基盤が重なるためだ。
 昨年の参院選道選挙区では、小泉氏がかつて会長を務めた連合十勝が、立憲が擁立した地元の石川知裕元衆院議員(49)を支えた。池本氏は、連合北海道の推薦を受けた同じ立憲の徳永エリ参院議員(61)を支援。石川氏が敗れ、両陣営には「しこりばかりが残った」(野党関係者)という。
 与野党とも「身内」の関係に不安を抱える中、参政党は元芽室町議で芽室町長選にも立候補経験がある吉田敏郎氏(62)を擁立。与野党は共に「支持者が重なる」として警戒を強める。戦いの行方は混沌(こんとん)としている。(鈴木宇星、小坂真希)

1531OS5:2023/03/23(木) 19:55:49
https://news.yahoo.co.jp/articles/4b8b1765df9c0d898753d66c4e13b4d8c6d8fadf
職員「長年の言動で心壊れた」 パワハラの副町長が辞職
3/17(金) 8:51配信



毎日新聞
北海道壮瞥町

 北海道壮瞥町の黒崎嘉方(よしまさ)前副町長(64)が男性職員へのパワーハラスメントの責任を取って辞職=10日付=していたことが16日、明らかになった。町はこの日の臨時町議会に、指導監督が不十分だったなどとして田鍋敏也町長を減給30%(1カ月)などとする条例案を提出し、可決された。

 町によると、昨年12月、抑うつ状態で病気休暇中の男性職員から「長年の副町長の言動で心が壊れた」との申し出があった。調査したところ、前副町長がパワハラを認めた。町は「20年9月ごろから行き過ぎた指導があった」としている。【平山公崇】

1532OS5:2023/03/23(木) 22:43:20
https://news.yahoo.co.jp/articles/774aa9ddbaa4216ca4614a9571e35d9dbae0744c
コロナ、経済…鈴木道政の評価、争点に 北海道知事選に4氏届け出
3/23(木) 19:00配信
 北海道知事選が23日、告示された。新顔で建設設備業の門別芳夫氏(61)、再選をめざす現職の鈴木直道氏(42)、新顔で元立憲民主党衆院議員の池田真紀氏(50)、新顔で元美容師の三原大輔氏(48)の無所属4人が立候補を届け出た。1期4年の鈴木道政の評価などを争点に、17日間にわたる選挙戦が始まった。4月9日に投開票される。

 鈴木氏が自民党と公明党、新党大地の推薦を受ける一方、池田氏は立憲が推薦、共産党、国民民主党道連、社民党道連合、市民ネットワーク北海道が支持し、事実上の与野党対決の構図となった。統一地方選で行われる全国9知事選の中で、唯一の「与野党対決型」だ。池田氏には連合北海道も推薦する。

 選挙戦では、コロナ禍や物価高の影響を受ける道内経済の立て直しを始め、少子化や人口減少対策、泊原発の再稼働などエネルギー問題、鉄路を含む公共交通政策なども主な争点になる。

 立候補の意向を表明していた札幌市の投資家の女性(35)は届け出なかった。

■「格差ない社会つくりたい」門別芳夫氏

 なぜ知事選に立候補しようと思ったのか。私のもとにはガス・電気代の値上げや新型コロナウイルスの影響などに苦しむ人たちから、自分たちに目を向けてほしいというたくさんの声が届いている。

 今の北海道の政治は一生懸命やっているが、向いているのは経済界や投資家、富裕層。喜んでいるのはごく一部で、毎日の生活に必死な人たちがたくさんいる。札幌に一極集中し、地方は過疎化している。格差のない社会をつくりたい。北海道のどこに住んでいても、生きていてよかったと思える政治をしたい。大切なのはまず人の話を聞くこと。道民の声を聞かない今の道政の象徴が、北海道百年記念塔の解体だ。

 道の財政を見直し、北海道民生活応援給付金を考えている。小さな力だが、前回選挙に行かなかった人たちが動けば、北海道の政治は変わる。(岡田昇)

■「『子ども応援社会』を実現」鈴木直道氏

 知事に就任し、新型コロナウイルス対策に取り組み、総額1376億円の緊急経済対策を行ってきた。しかし、まだ厳しい状況にある。道民の命と暮らしを守ることに全力で取り組ませてほしい。道政に空白をあけてはならない。

 喫緊の課題は、子育て支援だ。さらなる負担軽減や市町村をサポートし、社会全体で子育てを応援する「子ども応援社会」を実現する。医療・福祉を充実させ、道民が安心安全に住み続けられる、やさしくあたたかい社会を先頭に立ってつくらせてほしい。

 ゼロカーボン北海道で環境と経済の好循環を生み出す。次世代半導体の会社「ラピダス」の工場誘致を勝ち取り、今後は半導体関連産業の集積を図る。エネルギー、デジタル、食の三つをキーワードに北海道のポテンシャルを発揮し、北海道の価値を高めていく。そのための挑戦をさせていただきたい。(中野龍三)

■「人権や医療・福祉に重点」池田真紀氏

 ソーシャルワーカーや福祉事務所職員として、住民の命や暮らしに向き合う現場にいた。地域の政策、自治体の可能性は無限にあると痛感した。政治の役割は人々の命や暮らしを守る、そして平和を守ることだ。

 人に温かい、血の通った道政をつくっていく。同性パートナーシップ制度や人権条例、子どもオンブッド、医療・福祉の人材バックアップセンターなどの公約は、これまでの経験からできると確信したことだ。

 北海道には他府県にはない大自然の恵み、一次産業がある。この基幹産業を守るため、道路、鉄路を含めた交通の確保を道の責務で行っていく。179市町村がそれぞれの魅力を生かすためには、広域の課題は道がしっかり引き受けて国に意見し、事業を作ることが重要だ。常設型の道民投票条例も制定し、道民の声がしっかり反映される政治にしなければならない。(新田哲史)

■「百年記念塔を次の世代へ」三原大輔氏

 命をかけて山を開き、荒れた野を耕した先人たちの血と汗と命、労苦のおかげでいまの北海道がある。52年前、開拓の人々に感謝と慰霊と心を込めて建てられた北海道百年記念塔がいま、正当な理由もなく壊されようとしている。

 もし歴史をさかのぼって痕跡が見つからなかったら、私たちは何をよりどころに自分の存在意義を見つければいいのか。先祖から受け継いだ命がいま自分へとつながっている奇跡に感謝し、未来の子供たちへと引き継ぐためにも、歴史を体現する百年記念塔を絶対に壊してはならない。

 立候補したのもこれが理由だ。記念塔解体の暴挙を知って、反対の声を上げてほしい。いま世界中で「キャンセルカルチャー」の名の下で歴史的建造物や銅像が破壊されている。子供たちへ思いをつなげていかなければ、北海道の未来、日本の未来も危うくなる。(新田哲史)

朝日新聞社

1533OS5:2023/03/23(木) 23:03:09
https://mainichi.jp/articles/20230318/k00/00m/010/135000c
世代交代へ“必死の後継者探し” 「定員割れ」も浮上の町議会
谷口拓未

北海道
毎日新聞 2023/3/18 17:30(最終更新 3/18 17:30) 1341文字
2023年の第1回定例会に臨む安中議員(手前)ら北海道新十津川町議。高齢化が進んでいる=新十津川町で2023年3月8日午前10時16分、谷口拓未撮影拡大
2023年の第1回定例会に臨む安中議員(手前)ら北海道新十津川町議。高齢化が進んでいる=新十津川町で2023年3月8日午前10時16分、谷口拓未撮影
 近年、地方議員選で顕著になっているのが「なり手不足」の問題だ。4月の統一地方選を前に頭を抱えている議会も少なくない。北海道新十津川町議会もその一つ。「地方自治の一翼」を守ろうと、必死の後継者探しが繰り広げられていた。【谷口拓未】

 「会議を何度もやっている。それだけみんなが町政に真剣ということ。無駄なことじゃない」。新十津川町の安中経人町議(73)は3月上旬の会合で、支援者らに呼びかけた。3回当選の「多選」を理由に今季限りでの引退を決めた安中町議。その後継者を決める会合は7回目の今回も結論はまとまらなかった。定数11の町議選の告示は4月18日。1カ月と少し先まで迫っている。安中町議は「慌てている」と心境を明かした。


 農業を基幹産業とする新十津川町は、人口約6400人で高齢化率は40%超(2020年国勢調査)。住民同士の結びつきが強く、慣例的に地域や産業別で町議候補を擁立することもあるという。安中町議も安定した地域住民の支援を受けてきた。

 候補者探しは町全体の課題だ。前回選(19年)はかろうじて定数と同数の11人が立候補し、無投票となった。その後、1人が在職中に死亡。今回の町議選に向けて報道各社が2月までに現職10人に出馬の意向を確認したところ、半数以上が引退を決めたり検討したりしていることが明らかになった。平均年齢は67歳。加齢が理由の一つだった。


 候補者が定数に満たない「定員割れ」の可能性も浮上している新十津川町議会。候補者が集まらない理由について、安中町議は「議員や議会の仕事ぶりや重要性、やりがいが理解されず、手が挙がらないというのはある」とみる。町議会の衰退につながるとして「地方自治が住民と乖離(かいり)し、行政の監視機能も失われる。まちづくりの主体は住民だが、根幹が揺らぐ」と危惧する。

2023年の第1回定例会が開かれた北海道新十津川町議会=新十津川町で2023年3月8日午前10時16分、谷口拓未撮影拡大
2023年の第1回定例会が開かれた北海道新十津川町議会=新十津川町で2023年3月8日午前10時16分、谷口拓未撮影
 別の町議はさらに付け加えた。「『本業』をなげうって専従できるほどの報酬がもらえない。ということは、農業や自営業と両立しないといけない。それは本当にしんどいし、難しい」


 町議は議会だけでなく、地域の集会や行事への参加などで多忙を極めるという。「『二足のわらじ』ならヘトヘトさ。若い人に『やってくれ』とも言えない。できるのは定年退職した人じゃないの」とこぼした。

 なり手不足を踏まえ、町は条例を改正し、19年から議員報酬を2万6000円増額して月21万5000円とした。しかし、解決の糸口は依然として見つからないままだ。


 安中町議は「新しいリーダーが必要なのに、立候補者が定数に届いて『そろった』と喜ぶなんて不幸な話だ。『地域のために』という思いのある若い人が立ってくれるのが理想だが……」と遠くを見つめる。「続投」を求める声も上がっているが、将来を見据えて受諾するつもりはないという。

 告示が刻一刻と近づく中、町内で「立候補者が定数に届くのでは……」という希望的観測も出てはいるが、先行きは不透明だ。

    ◇  

 前回19年統一選で道内100町村議選のうち32町村議選は無投票だった。

 共同通信が22年11月〜23年1月に全ての都道府県と市区町村(計1788)の議長を対象にアンケート(回答率99・7%)したところ、63%が議員のなり手不足を感じていると答えた。

1534OS5:2023/03/29(水) 01:58:50
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/822799/
定数3に減る道議選釧路市に5氏出馬表明 現職4氏に危機感 与野党混戦で公明は異例のてこ入れ

2023年3月28日 05:00(3月28日 13:59更新)

 【釧路】現職の1人以上が議席を失う―。31日告示の道議選で、定数が4から3に減る釧路市は現職4氏全てと新人1氏が出馬を表明し、与野党入り乱れての激戦となる。公明党本部が異例のてこ入れを展開し、同じ与党の自民党とも票を奪い合う。野党も立憲民主党が、衆院選道7区(釧路、根室管内)唯一の道議の議席維持に必死だ。釧路市長選に出馬経験がある無所属新人も加わり、情勢は見通せない。


 混戦を象徴するのが、公明の動きだ。
 「定数が減り有力候補がひしめく中、並大抵なことで勝ち抜ける状況でない」。公明の山口那津男代表は今月16日、現職の田中英樹氏(54)の応援で釧路入りし、危機感を強調した。2月25日には石井啓一幹事長も釧路入りした。
 定数削減による当選ライン上昇は、組織票を強みとする公明にとって厳しい条件。党本部は釧路市を全国的な重点区と位置づけ、トップとナンバーツーが相次いで入る手厚い支援を展開する。石井氏は元国土交通相でもあり、自民関係者は釧路入りを受け「建設業者などうちの支持層も、田中氏の動向を気にせざるを得なくなった」と警戒感を隠さない。
 道議会議長の自民現職で、6期目を目指す小畑保則氏(74)の陣営にも緊張感が漂う。13日に市内で開かれた総決起集会では準備した500席が埋まり、スタッフが慌ただしくいすを増やした。


 出馬を表明したのは今年1月。出遅れを危惧した陣営は、釧路市議や支援企業に「ひたすらファクスで参加を呼び掛け」、約700人の支援者を集めた。陣営幹部は「議長の職務で地元の活動は減った。『議長だから安心』というムードを何とかしたい」と引き締めを図る。
 同じ自民現職で、小畑氏と支持層が一部重なる笠井龍司氏(57)の危機感はさらに強い。4回目となる道議選で、初めて自民の鈴木貴子衆院議員(37)=比例代表道ブロック=と並ぶ2連ポスターを作製した。
 父で新党大地代表を務める日本維新の会の宗男参院議員(75)=比例代表=と笠井氏は、笠井氏が秘書を務めていた北村直人元衆院議員が2005年衆院選で敗北した際、宗男氏がその一因となったことなどから距離があるとされてきた。だが今回は大地票の取り込みに期待し、陣営関係者は「できることは何でもする」と語る。


 一方、立憲現職の壬生勝則氏(55)は初当選した前回、次点の共産党候補にわずか432票差まで迫られた。共産は今回は候補擁立を見送っており、壬生氏は「野党の火を消さない」と呼び掛け、共産票の取り込みにも期待をにじませる。
 与野党が激しく動く中、無所属で名乗りを上げているのが元釧路市議の鶴間秀典氏(48)。3年前の釧路市長選で約2万4千票を獲得しており、草の根で無党派層の掘り起こしを図る。他の陣営は「票の動きが予想できない」と動向を気にかける。(野呂有里、伊藤凱、菊池圭祐)

1535OS5:2023/03/29(水) 01:59:51
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/822552/
大泉氏先行、追う工藤氏 函館市長選本社情勢調査 「関心ある」9割
会員限定記事
2023年3月27日 19:00(3月27日 20:02更新)
 【函館】4月16日告示、同23日投開票の函館市長選に向け、北海道新聞社は今月25日に函館市内の有権者を対象にインターネット調査を行い、取材を加味して情勢を探った。

1536OS5:2023/03/29(水) 16:55:37
https://www.yomiuri.co.jp/election/local/20230328-OYT1T50088/
北海道議、世代交代加速へ…引退・死去20人
2023/03/28 11:00
選挙・北海道
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 31日に告示される北海道議選は、立候補を見送り引退するベテランの現職が多く、改選後、世代交代が一気に進む見込みだ。任期途中で議員が死去した選挙区も目立ち、選挙戦の構図を大きく変えた地域もある。

[注目知事選]北海道、唯一の与野党全面対決…統一地方選
重鎮が引退

 道議会の定数は100。議会事務局によると、改選前に引退を表明または死去した道議は20人で、前回選前の13人を大幅に上回る。

 最大会派「自民党・道民会議」(49人)は、現職最年長の神戸典臣氏(83)ら議長経験者の重鎮3人を含む8人が不出馬を決めた。立憲民主党の会派「民主・道民連合」(27人)も、7期務めた三津丈夫氏(77)ら3人が引退する。

新しい顔ぶれとなる道議会の庁舎
 札幌市中央区(定数3)では、再選を目指す自民の檜垣尚子氏(53)のほかは新人が立候補する見通しだ。自民のもう一人の候補となる千葉真裕氏(40)は、5期務めた父・英守氏(73)の引退に伴い、公募を経て後継となった。

 立民の田中勝一氏(54)は引退する藤川雅司氏(66)の後継。ほかにも、共産党の森英士氏(45)、国民民主党の小川陽平氏(33)、無所属で出馬を検討中の柳田真希氏(45)と顔ぶれは若い。

 同市西区(定数3)では、9期務めた自民・和田敬友氏(72)の後継として息子の敬太氏(39)が出馬する。自民のもう一人も同年代で3選を目指す現職・加藤貴弘氏(40)。立民の現職・武田浩光氏(62)、無所属新人の宮成道保氏(64)の4人が争う見込みだ。

 ある自民道議は「会派内だけでなく、道庁とのやり取りでも影響力のある議長経験者が複数いなくなる。若手からベテランまでがまとまるには、新たな議長や道連幹事長らのかじ取りが重要になる」と話す。

 立民の中堅道議は「会派自体の人数が旧民主党時代から減っている。今後は、より結束していく体制を考えていかなければならない」と気を引き締める。

構図に変化
 現職の突然の死去は、各選挙区の構図にも変化をもたらしている。

 函館市(定数5)では、自民の現職2人がともに死去したのに伴い、党道連幹事長の現職・冨原亮氏(50)が渡島地域から選挙区を替えて立候補するほか、元市議の藤井辰吉氏(44)が出馬する。公明党も現職が引退し、新人の海野真樹氏(45)を立てる。

 与党側がいずれも「新顔」に替わるのに対し、立民は現在8期目の平出陽子氏(74)と5期目高橋亨氏(69)の両現職が立つ。共産新人の本間勝美氏(54)、無所属新人の広田知朗氏(61)も出馬する混戦模様で、立民関係者は「票が全く読めない」と困惑する。

 上川地域(定数3)は、ともに7選の自民・竹内英順氏、本間勲氏(78)、4選の立民・北口雄幸氏(66)の3人が過去3回、無投票で当選を重ねてきた。

 一昨年、竹内氏が急逝したことで均衡が崩れた。

 昨年3月、元衆院議員秘書の今津寛史氏(49)がいち早く出馬表明。7月に元上富良野町議の金子益三氏(54)、8月には引退を決めた本間氏の後継として元富良野市議の水間健太氏(40)が続いた。自民は今津、金子両氏を公認、水間氏は推薦とし、自民系だけで定数と同じ3人となった。

 立民は昨年4月、衆院道6区総支部の幹部会で北口氏のほか2人目の擁立方針を決定し、富良野市議らに声をかけたが、折り合わずに擁立を断念。自民系3新人と立民現職1人が争う構図となる見込みだ。

1537OS5:2023/04/03(月) 19:57:50
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/825934
船橋、武部両派が和解強調 無投票の道議選北見市 次期衆院選へ野党は警戒<2023選挙最前線>
会員限定記事
2023年4月2日 17:43(4月2日 23:37更新)
 【北見】3月31日告示の道議選北見市(定数2)は、2007年以来16年ぶりの無投票で自民党現職の船橋賢二氏(59)と、無所属現職で立憲民主党などが推薦する鈴木一磨氏(51)が当選した。前回、前々回は事実上の分裂選挙となった自民は、長く対立してきた「船橋派」と「武部派」が関係修復を改めてアピール。立憲は次期衆院選に向け、道12区(オホーツク、宗谷管内)での議席奪回へ危機感を募らせる。
 31日午後5時すぎ。「おめでとう」。船橋氏の無投票3選に沸く選挙事務所に、道12区選出の武部新衆院議員(52)の姿があった。船橋氏の当選が決まった日に事務所を訪れたのは今回が初めて。それほど船橋、武部両派の溝は深かった。
 船橋氏はかつて武部氏の父である勤元自民幹事長(81)の秘書を約10年間務め「おやじさん」と慕っていた。ところが、12年の衆院選で道12区の勤氏の後継に息子の新氏が決まり、両派の関係悪化が表面化した。
 当時、北見市選出の道議だった船橋氏の兄利実氏(62)=現参院議員=は勤氏の後継を狙っていたもののかなわず、地元を離れて札幌の道1区での国政挑戦を余儀なくされた。賢二氏は兄の後を受け15年の道議選に初出馬。この時は別の候補が自民公認となり、無所属での戦いを強いられた。19年道議選は賢二氏に加え別の1人も公認され、保守分裂の選挙となった。
 潮目が変わったのは、19年の北見市長選。船橋、武部両派の後援会が合同で辻直孝現市長の選挙事務所を取り仕切った。21年衆院選は、船橋派の後援会役員が新氏の選対本部に入り、全面的に支援。昨年7月の参院選では逆に新氏が利実氏を応援した。
 さらに今回は、賢二氏の事務所開きに、重鎮の勤氏が初めて顔を見せた。賢二氏は「これまでの選挙でも案内は送っていたが、出席には驚いた」と明かす。
 ただ、武部派は道議選の候補擁立を昨年末まで模索。関係者は「特に高齢の支援者の対立は根深い。今回も有力な候補者がいれば、間違いなく分裂選挙に突入していた」と語る。
 一方、両派の「雪解け」に警戒を強めるのが、立憲など野党側だ。今回、道議選で鈴木氏は議席を守ったものの、衆院道12区では旧民主党系は12年以降、議席を逃し続けている。
 鈴木氏の陣営幹部は「全道でここまで(自民と野党の勢力の)差があるのはオホーツク管内、道12区ぐらいだ。自民は両派の融和が進み、かつてのような『しこり』も感じない」と危機感をあらわにする。
 多くの地元関係者が注視する両派の関係。世襲や家名がものを言う政治体質を象徴する一方、今後もオホーツク、道12区の政治の流れの鍵を握るのは間違いない。(相川康暁、水野薫、山田健裕)
札幌選出道議、問われる存在意義 市とほぼ同じ権限、不要論も<2023選挙最前線>

1538OS5:2023/04/03(月) 20:13:56
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/822552
大泉氏先行、追う工藤氏 函館市長選本社情勢調査 「関心ある」9割
会員限定記事
2023年3月27日 19:00(3月27日 20:02更新)
【函館】4月16日告示、同23日投開票の函館市長選に向け、北海道新聞社は今月25日に函館市内の有権者を対象にインターネット調査を行い、取材を...

1539OS5:2023/04/05(水) 16:47:45
https://news.yahoo.co.jp/articles/7275db371e2e874e1d86af87881808a8974db67c
「横一線」9人中5人が女性候補の札幌市議選・白石区 統一地方選 
4/5(水) 10:00配信
 札幌市議選白石区(定数7)は候補者9人のうち女性が5人を占め、同市議選で唯一、女性の割合が半数を超えた。混戦模様で、関係者は「横一線」と口をそろえる。

 「無所属だからこそ思い切ってできることがあります」。無所属現職の山口和佐氏(46)は1日、住宅街でマイクを握り、「4期16年の実績」を訴えた。2007年に旧民主党公認で初当選。19年の前回選では立憲民主党公認で当選を果たしたが、昨秋離党した。

 山口氏は昨春の党からの出馬確認の際、実母の介護などを理由に一度は引退の意向を伝えた。立憲は現職の漆原直子氏(55)に加え、新人で行政書士の篠原菫氏(39)を擁立。山口氏は昨年10月に引退を撤回したが、立憲とは決別せざるを得なかった。今回、「政党のしがらみのない政治」をアピールする。

 子育て中の女性経営者など篠原、山口両氏の共通点の多さから、当初党内にも「票が割れるのではないか」という懸念があったという。篠原氏は「若さと新人ならではの市民目線をアピールしたい」として多様性社会の実現などを訴える。

 一方、自民党は佐々木美津子氏(60)、阿部英明氏(57)、藤田稔人氏(45)の現職3人を擁立した。5期目を目指す佐々木氏の陣営関係者は「女性だから目立って有利ということはない。3人出ると票が割れ、自民で当落を争うことになりかねない」と話す。

 共産党現職の佐藤綾氏(53)は「党は30年以上前から白石区で女性議員を出し、受け入れられる下地を作った」と女性候補増を歓迎。一方で「今回は新型コロナの影響なのか選挙ムードが盛り上がららない」と懸念する。市議選白石区には、3期目を目指す公明党現職の前川隆史氏(55)、日本維新の会新人で行政書士の小和田康文氏(52)も立候補している。

 各陣営が注目するのが、19年に市議会の議長席を長時間占拠したとして除名処分を受けた松浦忠・元市議(今回は不出馬)が持つ票の行方だ。ある陣営関係者は「松浦氏には一定の熱心な支持者がいた。その票がどうなるかで、結果が変わる可能性がある」と指摘する。【今井美津子】

1540OS5:2023/04/05(水) 21:48:41

2313:OS5:2023/04/02(日) 17:27:25
https://news.yahoo.co.jp/articles/266c0d5902a73afb772a1e2b32028354a155d2d7
[北海道知事選挙・情勢分析]鈴木直道氏が安定の戦い
4/2(日) 14:00配信

読売新聞オンライン
 読売新聞社は、統一地方選前半戦の9道府県知事選と6政令市長選について、世論調査や総支局などの取材に基づき、情勢を分析した。

北海道(4)
(写真:読売新聞)

門別芳夫 61 建設設備業 無 新
鈴木直道 42 知事〈1〉 無 現〈自〉〈公〉
池田真紀 50 (元)衆院議員 無 新〈立〉〈共〉〈社〉
三原大輔 48 (元)美容師 無 新

 再選を目指す鈴木が安定した戦いを展開している。

 鈴木は、北海道夕張市長から転じ、前回選で当時全国で最年少の知事となった。新型コロナウイルス対応で全国に先駆けて独自の緊急事態宣言を出した実績などを強調する。商工自営・自由業の7割を固めた。自民、公明両党の推薦を得たほか、業界団体からも支援を受ける。

 衆院議員経験のある池田は、2月の出馬表明後、推薦を受ける立憲民主党に加え、共産、社民両党と、国民民主党の地元組織から支持を得た。野党共闘体制は構築したが、立民支持層からの支持は6割強にとどまる。

調査の方法
 3月30日から4月1日にかけて北海道、大阪、奈良、徳島、大分の5道府県知事選と札幌、大阪の2市長選について、無作為に作成した番号に電話をかけるRDD(Random Digit Dialing)方式で実施した。回答者の合計は4680人。

立候補者の見方
 道府県、市名の後の( )は、立候補者数。氏名の並びは届け出順(敬称略)。年齢は投票日現在。以下、代表的肩書((元)は過去の役職。前職を含む)、当選回数、党派、新旧。〈 〉は、推薦・支持政党。党派は、自=自民、立=立民、維=維新、公=公明、共=共産、国=国民、社=社民、政=政女、参=参政、諸=諸派、無=無所属。


https://news.yahoo.co.jp/articles/88fcc89088e8d3f7a4a84b159ee6a9e6c855e989
[札幌市長選挙・情勢分析]秋元克広氏が浸透
4/2(日) 14:00配信

読売新聞オンライン
 読売新聞社は、統一地方選前半戦の9道府県知事選と6政令市長選について、世論調査や総支局などの取材に基づき、情勢を分析した。

札幌市(3)
(写真:読売新聞)

木幡秀男 62 人権NPO理事 無 新〈共〉
秋元克広 67 市長〈2〉 無 現〈立〉
高野馨 64 (元)市市民文化局長 無 新

 3選を狙う現職の秋元が、戦いを優位に進めている。

 秋元は立憲民主党の推薦のほか、自民、公明、国民民主各党の地方組織から支持を取り付けた。2期8年の実績を強調し、幅広い年代に浸透する。高野は、市が目指す2030年冬季五輪・パラリンピック招致の反対を無党派層などに訴えるが、十分に浸透しきれていない。木幡は共産党支持層以外への支持の広がりが課題だ。

調査の方法
 3月30日から4月1日にかけて北海道、大阪、奈良、徳島、大分の5道府県知事選と札幌、大阪の2市長選について、無作為に作成した番号に電話をかけるRDD(Random Digit Dialing)方式で実施した。回答者の合計は4680人。

立候補者の見方
 道府県、市名の後の( )は、立候補者数。氏名の並びは届け出順(敬称略)。年齢は投票日現在。以下、代表的肩書((元)は過去の役職。前職を含む)、当選回数、党派、新旧。〈 〉は、推薦・支持政党。党派は、自=自民、立=立民、維=維新、公=公明、共=共産、国=国民、社=社民、政=政女、参=参政、諸=諸派、無=無所属。

1541OS5:2023/04/10(月) 09:39:40
https://news.yahoo.co.jp/articles/40fc8db526f0e7673aa6e59bc3ea197c6c31d5ab
札幌市長選、秋元克広氏3選 「五輪誘致」一様でない民意
4/9(日) 22:44配信
 2030年冬季オリンピック・パラリンピック招致の是非が争点となった札幌市長選は9日に投開票され、市への招致を進めてきた現職の秋元克広氏(67)が、招致反対の2新人を破って3選を果たした。東京大会を巡る汚職事件などで招致に逆風が吹く中、秋元氏は「市民の意向を確認した上で進める」として支持を取り付けた。ただ、招致の是非を巡り今後実施する意向調査で反対が賛成を上回る可能性もあり、難しいかじ取りを迫られそうだ。

 「東京大会の問題を検証し、クリーンな大会を目指すことを市民に示したうえで、札幌に五輪が必要なのか冷静に議論していきたい」。9日夜に当選確実の報を受けた秋元氏は、市内の事務所でこう語った。立憲民主党が推薦、自民・公明・国民民主各党の地方組織から支持を得ていた。

 毎日新聞は9日、北海道放送(HBC)と合同で、市長選の投票を済ませた有権者を対象にインターネットで投票行動調査を実施し、2044人から回答を得た。五輪招致をどう思うかの問いについては「反対」が50%で、「賛成」の24%を大きく上回った。「どちらとも言えない」は25%だった。

 「反対」とした人が市長選の投票先と回答したのは、元市局長の高野馨氏(64)が42%、秋元氏が36%、NPO法人事務局長の木幡秀男氏(62)=共産党北海道委員会推薦=が22%。「賛成」と答えた人については、92%が秋元氏に投票したと回答した。

 秋元氏に投票したと回答した人のうち招致に「賛成」したのは35%、「反対」は30%、「どちらとも言えない」は34%だった。

 調査結果からは、秋元氏の3選でただちに五輪招致が信任されたとは解釈しづらい状況がうかがえる。

 有権者の声も一様ではない。会社役員の男性(62)は、東京大会のスポンサー契約や大会運営を巡る汚職・談合事件で逮捕者が続出したことを踏まえ「札幌でも同じことが起きないとは限らない。慎重になるべきだ」と招致に反対するものの、秋元氏に1票を投じた。「市長の仕事は五輪招致だけではない。迷ったが、総合的に判断して決めた」

 飲食店従業員の女性(20代)は、新型コロナウイルスの感染拡大で打撃を受けた市内の歓楽街・ススキノで働く。「ススキノの飲食店の復活のきっかけになるのでは」と期待している。ただ「五輪よりも物価高対策や経済政策を優先すべきだ」とも述べた。

 札幌市への冬季五輪の招致は14年、当時の上田文雄市長が表明した。26年大会を目指したが、18年に発生した北海道胆振東部地震を理由に30年大会へと切り替えた。秋元氏は上田市政を踏襲して招致を推進してきた。札幌市で開催されれば1972年以来2回目だ。

 市が22年3月に市民を対象に実施した意向調査(郵送調査)は、招致に「賛成」「どちらかといえば賛成」との回答が合わせて52%に。だが22年夏以降、東京大会を巡る汚職・談合事件が相次いで発覚し、風向きは一変した。国際オリンピック委員会(IOC)は22年12月の理事会で30年冬季五輪の候補地決定を先送りした。日本オリンピック委員会(JOC)と市の招致活動は事実上ストップしている。

 市は今後、東京大会のような事件が起こらないよう、独自の再発防止策を取りまとめ、今年度の早い時期に公表する。その上で市民に招致の是非を尋ねる意向調査を再実施する方針だ。秋元氏は「市民の意見を尊重する」としている。【高橋由衣、米山淳、安達恒太郎】

1542OS5:2023/04/10(月) 09:40:06
https://news.yahoo.co.jp/articles/f88a39fc5f2ecb97d482ccfc320300858e3568fa
札幌五輪 議論低調、見えぬ青写真 札幌市長選・秋元氏3選
4/9(日) 21:16配信


産経新聞
当選確実を受けて万歳三唱する秋元克広氏(右から2人目)=9日午後8時7分、札幌市中央区の選挙事務所(坂本隆浩撮影)

2030年冬季五輪・パラリンピック招致の是非が争点の1つだった札幌市長選は、無所属現職の秋元克広氏(67)が3選を確実にした。一方、選挙戦では「阻止」「白紙撤回」を掲げた新人2人に対し、招致実現を掲げてきた秋元氏は東京五輪・パラリンピック大会を巡る汚職・談合事件を念頭に「争点化」を回避。招致を巡る議論は深まらず、今後の青写真は描けないままだ。

当選確実の一報を受けた秋元氏は午後8時7分ごろ、札幌市内の選挙事務所に笑顔で姿を見せ、集まった支援者とともに万歳三唱で3期目の当選を喜んだ。

共同会見の冒頭、秋元氏は自ら五輪招致について触れたが、「東京大会でのいろいろな出来事を検証し、クリーンな大会を札幌市として目指していく。最終的には市民の意向を確認して進めていくことを公約に掲げてきたので、そういうプロセスで進めていきたい」と述べるにとどめた。

30年の冬季五輪を巡っては、国際オリンピック委員会(IOC)が昨年12月、開催地決定を今秋から先送りすることを決定。東京五輪・パラ大会の談合事件捜査が続いていた同月、札幌市と日本オリンピック委員会(JOC)が積極的な機運醸成活動の休止を発表した。

市などは今後、全国の住民を対象にした意向調査を行う方針で、失墜した五輪のイメージをどれだけ払拭できるかが招致活動再開のカギとなる。有権者の一人は「重要な争点のはずなのに候補者からは賛成や反対の主張ばかりで、その理由があまりなかった。判断材料としては不十分だった」と不満を漏らした。

1543OS5:2023/04/10(月) 09:41:10
https://news.yahoo.co.jp/articles/0b6c46a16f7ffa355a0ba6156003356495409e8f
鈴木氏「北海道押し上げる」 物価高対応、機動的に 道知事選
4/10(月) 2:57配信


 北海道知事選で再選を果たした鈴木直道氏(42)。

 自民党道連や経済団体の幹部が顔をそろえた札幌市内の選対事務所で、9日午後8時直後に当確の知らせが入ると、歓声が湧き上がった。拍手で迎えられ笑顔で万歳し、「北海道の価値を押し上げる」と決意表明。今後の道政運営について問われると「物価高対応を機動的、追加的に実行していく」と、一転して厳粛な面持ちで答えた。

 1期目の道政運営への評価の側面もあった知事選は、盤石の勝利だった。選挙戦で鈴木氏は脱炭素やデジタル化を訴えたほか、半導体の新会社ラピダス(東京)の工場を千歳市内に誘致した実績もアピール。「北海道はものづくり産業が弱い」と指摘し、「関連産業の集積を進めたい」と意気込みを語った。

 野党が支援する元衆院議員の池田真紀氏(50)は、人権条例の制定など福祉政策の拡充を訴えたが、出馬表明の遅れもあり及ばなかった。

1544OS5:2023/04/10(月) 10:00:35
北海道で、野党のこの負け方はヤバいのでは?
https://www.nhk.or.jp/senkyo/database/touitsu/01/18791/skh51889.html
北海道知事選
有権者数4,368,708
開票終了
投票率51.70%

1,692,436(75.6%)鈴木直道 無現42歳当選:2回目推薦:自民・公明・大地元北海道夕張市長元東京都職員
0,479,678(21.4%)池田真紀 無新50歳推薦:立民支持:共産・国民道連・社民・ネット(北海道)元衆議院議員社会福祉士
0,040,579(01.8%)門別芳夫 無新61歳建設設備業元便利屋業
0,024,978(01.1%)三原大輔 無新48歳美容師元郵便局員


https://www.nhk.or.jp/senkyo/database/touitsu/01/18792/skh51890.html
札幌市長選
有権者数1,665,190
開票終了
投票率50.99%
458,221(56.0%)秋元克広 無現67歳当選:3回目推薦:立民・大地支持:自民札幌市連・公明札幌総支連・国民道連元札幌市副市長元札幌市市長政策室長
234,834(28.7%)高野馨  無新64歳元札幌市市民文化局長政治団体代表
124,692(15.2%)木幡秀男 無新62歳推薦:共産元北海道勤医協職員NPO法人事務局長

1545OS5:2023/04/10(月) 22:55:19
6票差

北海道議選札幌市東区
定員4
有権者数221,078開票終了投票率47.55%


25,810(25.4%)渡邊靖司  自民 現67歳 当選:2回目
24,986(24.6%)渕上綾子  立民 現48歳 当選:2回目推薦:社民
18,950(18.7%)阿知良寛美 公明 現67歳 当選:3回目
15,863(15.6%)山崎真由美 維新 新49歳 当選:1回目推薦:大地
15,857(15.6%)宮川潤   共産 現62歳 当選:2回

1546OS5:2023/04/10(月) 23:14:15
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/830081/
千歳、保守の牙城崩れる 恵庭、自民手堅い戦い 道議選千歳市、恵庭市
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2023年4月10日 22:59
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 【千歳、恵庭】9日投開票された道議選千歳市(定数2)は、自民党現職の2氏に挑んだ無所属新人が自衛隊駐屯地・基地を抱える保守の牙城の一角を崩して初当選した。人口増に伴って定数が「2」に1増した恵庭市では自民党が手堅く票を集め、新人と現職が立憲民主党新人を退けた。投票率は、千歳市が前回2019年から7・28ポイント減の46・86%で過去最低となり、恵庭市も5・98ポイント減の53・65%と、09年の道議補選の45・65%に次いで過去2番目に低かった。

 千歳市では、自民党現職の太田憲之氏(42)が、若さと行動力を前面に出して3回連続のトップ当選。立憲民主党の推薦を受けた無所属新人の元市議会副議長、小林千代美氏(54)が「女性の元気を地域の元気につなげる」と訴え、2位に滑り込んだ。4選を目指した自民党現職の梅尾要一氏(67)は自衛隊など組織票を固めて「これまでにない厳しい戦い」に臨んだが、252票差で及ばなかった。
 投票率の低さも影響して、自民党2氏は太田氏が前回よりも5152票、梅尾氏が2695票それぞれ減らし、合わせて7847票も少なかった。一方で、小林氏は、前回の立憲民主党元職の8643票を2708票上回った。小林氏は女性や無党派層などからの支持を基礎票に上乗せできたようだ。

 恵庭市では、自民党新人で元恵庭市議の早坂貴敏氏(46)が恵庭青年会議所の若手経済人らの支援でトップ当選。自民党現職の田中芳憲氏(66)は4期の実績を訴え、早坂氏とは132票差の2位で5選を果たした。立憲民主党新人の和泉優氏(45)は知事選候補の池田真紀氏(50)と連動した選挙戦を展開したが、当選ラインに届かなかった。
 自民党2氏の合計得票は投票率が低迷しても、前回(定数1)に田中氏が獲得した2万3365票から1257票の減少にとどめた。一方、和泉氏は前回、自民党の田中氏に対抗した国民民主党新人の9814票を1752票下回った。
 投票率は両市とも低く、有権者の関心が高まらない中での選挙戦は、基礎票を固め、新たな票を掘り起こした陣営が当選をたぐり寄せた。(犬飼裕一、工藤さえら、中川渚)

1547OS5:2023/04/10(月) 23:15:17
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/830049/
道議選十勝管内、帯広市 与野党に課題残す
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2023年4月10日 22:03(4月10日 22:17更新)
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 9日投開票した道議選十勝管内(定数4)は6氏が争う混戦の中、与党系2氏、野党系2氏がそれぞれ議席を分け合った。ただ、自民は3議席獲得を掲げたものの、結束力の弱さを露呈。野党系も身内が激しく争い、双方に課題を残した。一方、4氏が立候補した道議選帯広市(定数3)は与野党ともに低投票率の影響もあって得票数を減らし、全般的に勢いを欠いた。四捨五入のため、合計は100にならない場合がある
■十勝管内 身内の争い激しく
 自民はこれまで2氏を擁立して2議席を確保してきたが、今回は3氏が立候補し、票の掘り起こしにつなげた。選挙戦となった前回2015年より投票率が下がる中、3氏の合計得票数は15年比7・3%増の5万1134票と伸ばした。


 3氏の中で唯一、2万票を上回る得票で当選した党公認の現職喜多龍一氏(71)の陣営幹部は「守りに入れば負ける。最後まで攻めに徹した」。他陣営からの票の切り崩しを許さず、7期28年の現職の存在感をアピールした。
 次いで当選したのは党推薦の新人黒田栄継氏(47)だ。農業者の立場を前面に押し出して支持を広げた。JA北海道中央会前会長の飛田稔章氏(75)を選対本部長に据え、農業票の取り込みに力を注いだ。
 一方、同じく党推薦の新人坂本夏樹氏(52)は、草の根の選挙戦を展開。地盤で大票田の音更では6氏の中で最多得票だったが、他町村では伸び悩み、次点に終わった。党内の候補者選びが難航し、出馬表明が遅れて浸透しきれなかった。
 自民は3氏が争って「党としての統率力を失った」(自民関係者)結果、「漁夫の利を得た」(立憲関係者)のが野党系だ。今回、立憲の小泉真志氏(60)、無所属現職の池本柳次氏(76)が当選を果たした。
 とはいえ、自民に押される形で選挙戦に突入した2氏も、支持基盤が重なり「骨肉の争い」(関係者)になった。
 小泉氏は立憲の衆院議員の石川香織氏(38)と元衆院議員で夫の知裕氏(49)に加え、音更を地盤にした元道議の佐々木恵美子氏(73)の応援を受けて、音更、幕別、芽室の3町を中心に1万5093票を獲得した。
 一方、池本氏は「最後の1議席を争っている」と繰り返し危機感を訴え、3町以外を手堅くまとめ、4位に滑り込んだ。
 野党関係者は「自民がベテラン現職、新人2氏も擁立して脅威だったが、票を割り振りするようなことがなく、結果的に(野党系の)2議席維持につながった」と胸をなで下ろす。
 参政党も吉田敏郎氏(62)を擁立したが、知名度不足は解消できず、支持は限定的だった。(鈴木宇星、小坂真希)
■帯広市 ともに得票数減
 自民は前回に続いて2議席を守ったが、当選した清水拓也氏(48)、村田光成氏(55)の合計得票数は3万6999票と前回より約6千票も減った。清水陣営の関係者は「企業回りを積極的に行ったが取りこぼした」。村田氏も帯広市議団とは連動しきれなかった。


 立憲も、勇退する三津丈夫氏(77)に代わり、鈴木仁志氏(63)を当選させたが、19年の三津氏の得票数から約5千票を減らした。
 三津氏、鈴木氏を支援してきた連合十勝の関係者は主要な労働組合の加入率が下がる中、「組合で票を固める選挙が通用しなくなった」と困惑。立憲関係者も「党の勢いもない」と今後に危機感を募らせる。
 共産は新人佐々木とし子氏(68)擁立の出遅れが最後まで響いた。最近の選挙では順調に得票数を伸ばしていたものの、今回は15年より3千票弱減らした。(古谷育世、泉本亮太)
■道知事選 18町村と帯広市で投票率最低
 道選管によると、9日投開票の道知事選で、帯広市をのぞく管内18町村の投票率は前回比5・66ポイント低い62・28%となり、過去最低になった。帯広市の投票率も今回は過去最低となり、記録的な低さになった。
 管内18町村の過去最低の投票率は2011年の63・88%だった。その後は回復して67%台で推移していたが、今回は11年の投票率をさらに下回った。帯広市の投票率も50%台を初めて割り込み、47・28%だった。
 管内18町村の投票率は、足寄町で投票用紙の二重交付とみられるミスが分かり、9日中に集計されなかった。また、男女別の投票率は男性62・23%(同5・62ポイント減)、女性62・33%(同5・69ポイント減)だった。(田島工幸)

1548OS5:2023/04/10(月) 23:16:12
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/830019/
札幌市東区わずか6票差で明暗 1桁差、道議選では珍しく
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2023年4月10日 21:16(4月10日 21:37更新)
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道議会本会議場
道議会本会議場
 9日投開票の道議選札幌市東区(定数4)で、日本維新の会新人の山崎真由美氏(49)が、次点の共産党現職にわずか6票差で4位に入り初当選した。道選管によると、道議選では2003年以降、同年の函館市(当時定数6)で16票差で当落が分かれた例があるが、1桁差の決着は珍しい。
 山崎氏の得票は1万5863票。維新として初めて道議の議席を獲得した。3選を目指した共産の宮川潤氏(62)は1万5857票で届かなかった。
 当選が確定したのは10日午前3時ごろ。山崎氏は「奇跡が起きた」と喜びを語った。1桁差での決着について、道選管は「市町村議選では珍しくないかもしれないが、道議選でこれほどの僅差は知る限りない」と話している。(敦沢政俊)

1549OS5:2023/04/10(月) 23:18:40
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/830017/
道議選後志管内 勢力争い、激化の様相 16年ぶり選挙戦契機に
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2023年4月10日 21:13
 道議選後志管内(定数2)は、自民党現職の村田憲俊氏(73)=公明党小樽総支部推薦=、立憲民主党現職の市橋修治氏(73)=社民党道連推薦=の両ベテランが安定した戦いで議席を守り、参政党新人の田中義人氏(50)は力及ばなかった。一方で、16年ぶりの選挙戦となったことで、各陣営が抱える課題も明確になり、今後の勢力争いがさらに熱を帯びそうだ。
 選挙区の19町村で村田氏は2万1382票で6選、市橋氏が約7600票差の1万3831票で5選を果たした。田中氏は町議を務めた倶知安町などで健闘したものの、大差で敗れた。
 「私自身、もっと地元に根ざして信用を得たい」。9日夜、当選確実となり、岩内町の事務所で支持者約80人を前にあいさつした村田氏に笑顔は少なかった。
 前道議会議長として圧勝が求められていた。それ以上に、2021年の衆院選道4区(当時は札幌市手稲区、西区の一部、後志管内)で自民党の中村裕之氏(62)が勝利したものの、立憲民主党の大築紅葉氏(39)に比例復活を許しただけに、次の衆院選に向け「数字が大事」(陣営関係者)と位置づけた戦いだった。
 だが、ふたを開ければ、中村氏のお膝元の余市町で同町在住の市橋氏に最多得票を譲った。倶知安町では田中氏とも競る展開に。「将来は羊蹄山麓で道議がほしいから、村田氏にあまりてこ入れできない」(同町の自民党関係者)との保守層内の力学が働いたという見方もある。村田氏は今後、道政与党の立場を生かし、地盤の再構築に当たる。
 市橋氏の陣営も、村田氏の背中が遠かった今回の結果を厳しく受け止めている。選挙戦中盤、集会などの集まりの鈍さに陣営幹部が「組織の力が低下し、労組の退職者の高齢化も進んで活動できる人が減っている」と漏らす場面もあった。
 陣営では次の大築氏の戦いに備えることに加え、「市橋氏はおそらく今回が最後。あまりに村田氏に水をあけられると、次のなり手がいなくなる」(幹部)との危機感があった。市橋氏は大築氏と今年だけで14日間、一緒に選挙区を回り、初めて動画サイトで活動も発信した。その結果、3町村で最多得票を記録。だが、得票率は内々に意識した35〜36%を下回る33・89%だった。陣営幹部は「組織、支持者の若返りなど戦い方の見直しが必要」と話す。
 「今回はファーストステップ。次に向けてしっかり足跡を残せた」。田中氏は9日夜、倶知安町内の事務所で、支持者を前にすがすがしい表情で語った。
 陣営幹部は「投票率を伸ばせず、組織票を崩せなかった」と悔しがる。一方で加速するリゾート開発の課題などを交流サイト(SNS)で発信し、昨夏の参院選比例代表で参政党が19町村で獲得した1132票を大きく上回った。今後、国政への挑戦も取り沙汰される田中氏は当面、党役員として政策の発信を続ける。(前野貴大、須藤真哉、加藤遥花)

1550OS5:2023/04/10(月) 23:19:18
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/830016/
道議選小樽市 自民、立憲に弾み 市議選や衆院選にらみ
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2023年4月10日 21:08
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小樽市総合体育館で行われた道知事選、道議選の開票作業=9日夜
小樽市
 9日投開票された道議選小樽市(定数3)は、自民党現職の佐藤禎洋氏(63)=公明党小樽総支部推薦=、立憲民主党元職の川澄宗之介氏(49)、共産党新人の丸山晴美氏(53)が当選した。人口減に伴う次期道議選での定数1減を見据え、各陣営が2位以内当選を掲げる中、佐藤氏は自己最多得票でトップで3選。前回落選の川澄氏は組織票を固めて道政復帰を決めた。初挑戦の丸山氏は、引退する現職の議席を守った。
 投票率は過去最低の46・57%と初めて5割を下回ったが、自民、立憲、共産各党は16日告示の市議選と合わせ完勝を狙うほか、石狩市が編入された新たな選挙区で行われる次期衆院選への布石ともしたい考えだ。
 佐藤氏の陣営は告示前から「最多得票での1位当選」(幹部)を目標に掲げていた。前回の自民候補は佐藤氏を含め2人。今回は佐藤氏のみとなり、連携する公明党票の大半が上積みできると踏んでいたからだ。
 実際、幹部の一人は「2万3千票は狙いたい」と強気だったが、様相が変わったのは告示直後。新型コロナウイルス禍で活動が制限された期間が長かった影響もあったのか、期日前投票の出足の鈍さなどが伝わると、「いつもと何かが違う」と焦りを募らせた。個人演説会を中心に基礎票固めに注力し、最終盤は街頭演説を急きょ増やした。
 無投票当選した道議選石狩管内の自民現職が応援に入るなど、衆院選を意識した協力体制も強化。前回を1200票余り上回る約1万8500票にとどまったが、党道4区支部関係者は「低投票率など厳しい状況下で、有言実行の結果を残せたのは大きい。今後に弾みがつく」とする。
 4年ぶりに返り咲いた川澄氏は前回752票差で敗北。陣営は今回当初から低投票率を想定し、幹部は「無党派層の動向は読み切れない」として、支持母体の連合小樽傘下の労組など組織の引き締めを徹底し、次回の定数減を念頭に「最下位当選は許されない」とはっぱをかけ続けた。
 選対本部長には一昨年秋の衆院選で市内など都市部で強さをみせた大築紅葉衆院議員が就任。週末を中心に二人三脚で街頭に立ち、大築氏を支持する子育て世代や働く女性らに向けて、教育や雇用施策を訴えた。
 前回より172票多い約1万2300票の結果に、連合小樽幹部は「候補を1人に絞った自民の大勝ちが予想される中、票を伸ばした。本当の勝者はわれわれだ。自公の組織力は弱体化している」とみて、反転攻勢をかける構えだ。
 共産は、市議1期と政治経験の浅い丸山氏の擁立を不安視する声もあったが、2015年以降3期連続で議席を保った。昨年8月の市長選では、党公認候補の得票が無所属新人を下回る「波乱」があり、今回も唯一、前回から3千票減らして約9800票での当選。党小樽地区委員会幹部は「道議選、市議選と勝利を重ね、議員活動で存在感を示すことで支持を広げていく」と強調した。(阿部里子、河田俊樹、久慈陽太郎)

1551OS5:2023/04/10(月) 23:20:04
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/829997/
道議選釧路市 鶴間氏、無党派から支持 既存政党に不満鮮明 与野党の現職2人落選
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2023年4月10日 20:31(4月10日 20:48更新)
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開票作業を進める釧路市職員ら=9日午後9時20分(国政崇撮影)
開票作業を進める釧路市職員ら=9日午後9時20分(国政崇撮影)

 9日投開票された道議選釧路市(定数3)は、与野党の現職2人が落選し、当選した3人が得票数1万3千〜1万4千票台にひしめく接戦となった。草の根選挙の無党派新人が当選し、既存政党への有権者の不満があることがうかがえる。


 「全くの想定外」。無所属新人の鶴間秀典氏の当選に、各陣営から驚きの声が上がった。鶴間氏は釧路市議を経て、前回の道議選と3年前の釧路市長選に立候補。市長選では2万4千票近くを集めたが、再度挑む道議選でも得票につながるかは未知数だった。


 北海道新聞社が期日前投票に行った人を対象に実施した調査では、鶴間氏は無党派層を中心に支持を集めた。かつて所属した自民党の支持者のほか、立憲民主党、共産党の支持者の一部も流れ、支持政党にかかわらず現状に不満があったり、変革を求めたりした層の共感を得たようだ。
 一方、前回は約1万7千票でトップ当選した道議会議長の自民党現職小畑保則氏は落選。出馬表明が今年1月と遅く、議長の公務で地元活動が減っていたことに加え、「戦い方を誤った」(小畑氏)。インターネットの活用や若者向けの対策で差をあけられたと分析した。
 立憲民主党現職の壬生勝則氏の得票も前回並みの約1万1千票にとどまった。陣営関係者は「1万1千は基礎票。支持が広がらなかった」とする。候補を擁立しなかった共産党との協力も期待したが、「政策も違い、応援する根拠がない」(共産党関係者)として自主投票となり、取り込みきれなかった。その結果、衆院道7区(釧路、根室管内)に旧民主党の流れをくむ道議がいなくなった。
 公明党現職の田中英樹氏は支持母体創価学会がフル稼働し、大規模な動員戦術を展開。田中氏や自民党現職の笠井龍司氏は交流サイト(SNS)を活用して具体的な政策を提案し、若者や子育て世代にアピールし、いずれも前回から約千票を積み増した。


 一方、道議選釧路管内(定数1)では、全町村で自民党現職の桐木茂雄氏の得票が立憲民主党新人の清水達也氏を上回り、得票率は6割を超えた。ただ、人口が最多で若い世代の多い釧路町では、同町在住の清水氏が約3100票を獲得、弟子屈町在住の桐木氏に約600票差まで迫った。(統一地方選取材班)

1552OS5:2023/04/10(月) 23:21:28
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/829915/
道議選旭川市 自民36年ぶり3議席 立憲、共産 立て直し急務
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2023年4月10日 19:27
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 9日に投開票された道議選旭川市(定数6)は、全道情勢と同様に道政与党の自民党と公明党の勝利と、立憲民主党や共産党など野党側の党勢低下を印象づけた。自民は36年ぶりに3議席を獲得し、一昨年の旭川市長選や衆院選で躍進した勢力がさらに増した格好。立憲は1議席を失い、共産も得票数を減らし続けており、いずれも立て直しが急務となっている。
 「自民として3議席を取り、公明と合わせて過半数となる。国と道、旭川市が今、(与党で)まっすぐにつながろうとしている」
 一昨年の道議補選で敗れながらも今回は5位に入り、自民勝利の立役者となった新人の木下雅之氏(46)は10日、市内で開いた当選報告会で支持者ら約100人を前にこう強調。政策決定への影響力を強めているとの認識を示しながら勝利の余韻に浸った。
 旭川の自民は一昨年の市長選で今津寛介氏が勝ち、その直後の衆院選でも東国幹氏が当選。今回は1986年以来となる道議3議席を獲得し、「歴史的な快挙だ」(自民関係者)などと沸く。一時他党に属し、各級選挙で自民候補と対決してきた安住太伸氏(53)は今回が自民復党後初の選挙となり、最下位になるとの予想もあったが、逆にトップ当選。支持基盤の強さを見せつけた。
 公明現職の寺島信寿氏(58)も関係者の間で劣勢が伝えられる中、東氏の支持層の一部が支援に回ったともされ、陣営幹部は勝因を「国と道と市の橋渡し役を担えた」と分析した。
 ただ、こうした祝福ムードと異なるのが自民現職の林祐作氏(34)だ。一昨年の道議補選で5万票近く獲得し、選挙前には「トップ当選は間違いない」とされたが、2位に甘んじた。本人も当確後に陣営内で「悔しい」と漏らし、「4年後にリベンジを果たす」と誓った。
 立憲は民主党時代も含めて前回19年に奪還した議席を再び失った。宮崎アカネ氏(50)は安定した戦いを見せたが、松本将門氏(53)が6位に3千票近くの差を付けられた。陣営幹部らは労組の影響力低下に加え、松本氏自身の活動不足を敗因に指摘。立憲道6区総支部幹部は「すごい痛手だ」として、16日告示の旭川市議選や次期衆院選への影響を懸念した。
 6選を果たした共産のベテラン真下紀子氏(66)も15年以来票を減らし続け、今回は過去最低。「私の力不足」と認める。党組織の弱体化も否めないのが現状で、4年後に向けた活動の仕方が問われている。(統一地方選取材班)

1553OS5:2023/04/10(月) 23:21:47
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/829577/
<道議選 注目の候補>函館市・冨原亮氏 異例「国替え」で辛勝
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2023年4月10日 02:54(4月10日 05:06更新)
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冨原亮氏
冨原亮氏
 函館市(定数5)では渡島管内から選挙区を移した自民党道連幹事長の冨原亮さん(50)が5位に入った。10日未明、選挙事務所で「本当に難しい選挙だった。函館に政治のインパクトを感じてもらえるように、しっかり働く」と語り、ほとんど笑顔は見せなかった。
 函館市で議席を守ってきた自民現職2人が任期途中で死去。自民の元衆院議員が渡島管内から立候補する構えを見せ、冨原さんは競合を避ける形で異例の「国替え」に踏み切った。記者会見では「函館は道南の中心。道南全体を思っての決断」と説明した。
 「函館では知名度ゼロからの戦い」(陣営幹部)。4期の実績を訴え、建設業界を中心に組織型選挙を展開した。橋本聖子さんら国会議員や道議が応援に入り、知事の鈴木直道さんとの連携も盛んに強調した。
 一方、元衆院議員や有力経済人らは自民新人を支援。「道連幹事長の落選は前代未聞」(自民関係者)とされる中、冨原さんは選挙戦中盤、「不安だ」とも周囲に漏らした。
 5期目を迎える冨原さんは支持者に感謝し、「道のさまざまな事業を持ってくることを約束する」と述べた。(宮木友美子)

1554OS5:2023/04/11(火) 18:43:29
>>1534>>1551 定数4→3に減
北海道議選釧路市
定員3
有権者数137,237
開票終了投票率48.95%
14,770(22.4%)田中英樹 公明現54歳 当選:3回目
14,216(21.6%)鶴間秀典 無 新48歳 当選:1回目
13,642(20.7%)笠井龍司 自民現57歳 当選:4回目
12,057(18.3%)小畑保則 自民現74歳 当選:5回推薦:大地
11,208(17.0%)壬生勝則 立民現55歳 当選:1推薦:社民

1555OS5:2023/04/12(水) 20:30:40
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/830450
現職か元市議か 室蘭市長選、支持割れる連合傘下労組<2023選挙最前線>
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2023年4月11日 18:41(4月11日 23:06更新)
 【室蘭】16日告示の室蘭市長選(23日投開票)は、連合室蘭加盟労組の支援が割れる異例の展開となっている。傘下の2大労組が過去3回の市長選と同様に現職を推す一方、市職員労働組合(市職労)などは新人の元市議の支持に回った。連合室蘭は今回初めて市長選での推薦見送りを決定。これまで長く築かれていた「秩序」が崩れる中、2氏に元道議の新人を加えた36年ぶりの三つどもえの選挙戦に突入する。...

1556OS5:2023/04/12(水) 20:32:36
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/830011
「道議で経験培う」 鶴間氏、釧路市長選へ意欲
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2023年4月11日 05:00(4月11日 16:55更新)
 道議選に当選し、次期釧路市長選に出馬の意向を示したゲストハウス経営、鶴間秀典氏(48)は北海道新聞の取材に対し、「急速に進む釧路の衰退を止めなければならない。道議として地域の活性化に取り組み、その上で市政の場で市民の役に立ちたい」と市政運営への意欲を語った。...

1557OS5:2023/04/16(日) 23:32:28
https://www.asahi.com/articles/ASR4J549ZR4JIIPE00G.html
現職と大泉洋氏の兄が一騎打ち 函館市長選、争点は加速する人口減少
有料記事統一地方選挙2023

阿部浩明 佐々木洋輔2023年4月16日 17時35分

船を下りて観光地へと向かう外国人観光客=2023年3月25日、北海道函館市、阿部浩明撮影

 北海道函館市長選は16日告示され、4選を目指す現職の工藤寿樹氏(73)と元市保健福祉部長の大泉潤氏(57)が、いずれも無所属で立候補を届け出た。市役所出身者同士による「身内対決」は直近2回の市長交代と同様、部下が上司に挑む構図となった。

 最大の争点は、道内で最も歴史のある街で続く急激な人口減少対策だ。毎年3千人ずつ減っていく「細る中核市」をどう再生させるのか、論戦が始まった。

 工藤氏は出陣式の冒頭、「新型コロナの感染対策に追われて、外交的なこと、交流人口の増加や企業誘致などを思うように進めることができなかった」と振り返り、「コロナを乗り越え、函館の街をまた元気に戻していく。そのことを自分の手でやらせてほしい」と呼びかけた。

 コロナで傷んだ地域経済の再生が急務とし、「台湾便だけでなくて韓国便や中国便を復活させ、観光客600万人を目指す。観光再生の波及効果で製造業、建設業、農業、漁業、物販飲食、商店街の底上げを図っていく」と訴えた。

 「停滞か前進か」をキャッチフレーズに掲げる大泉氏は第一声で、「閉塞(へいそく)する時代は終わらない、そう思っていませんか。函館は必ず変われる。足りなかったのは政治的意思だ」と語気を強めた。

 若い世代を念頭に、「子ども、教育、そうした未来への投資が必要だ。将来にわたって継続していく政策パッケージをつくり、それを伝えていく。若い人がここで家族をつくる、この街で母になる、そうした決断には大変な覚悟がいる。この街に守られていると思えるような、温かい行政に全力を尽くす」と訴えた。

1558OS5:2023/04/19(水) 13:33:43
https://news.yahoo.co.jp/articles/ff2230b78df50b18e3da36a10b67172069909855
北海道・函館市長選 現職・工藤氏、新人・大泉氏が最終攻防 保守票の行方が鍵に
4/19(水) 6:00配信
 【函館】23日投開票の函館市長選は、現職で4選を目指す工藤寿樹氏(73)=自民党道連、公明党函館総支部推薦=と、新人で元市保健福祉部長の大泉潤氏(57)=立憲民主党道連支持=が、最終攻防を繰り広げている。大泉氏は地元経済界に求める声がある北海道新幹線の函館駅乗り入れを模索すると訴え、工藤氏の支持基盤である保守層への浸透を図る。工藤氏は自分こそが与党推薦の保守系候補だと強調し、新幹線乗り入れは非現実的で無責任な議論だと批判する。

 工藤氏は17日の集会で、約700人を前に「国政、道政与党の自民、公明から私は推薦をもらっている」と語り、立憲が支持する大泉氏が市長になれば公共事業予算を確保できないと主張した。自民の高橋はるみ参院議員も工藤市政の継続を訴えた。

 1期目に大間原発建設差し止め訴訟を起こし、リベラル系にも支持を広げた工藤氏。「保守」をアピールするのは、与野党対決の構図となったからだけではない。大泉氏が保守層に狙いを定めていることが大きい。

 9日投開票の道議選函館市(定数5)では自公の3候補の得票が全体の50・7%を占め、立憲2候補の34・3%を上回った。保守票が勝敗の鍵となるのは間違いなく、自公の支援を受ける工藤氏に対し、大泉氏周辺は「保守層を切り崩したい」と打ち明ける。

 大泉氏は公約に、地元経済界に期待の声がある新幹線乗り入れに向けた調査を盛り込んだ。道議選渡島管内で当選した自民の前田一男元衆院議員もこれを持論としている。

 乗り入れを巡っては道が2005年に実現困難と判断し、「終わった議論」(市幹部)とみなされていたが、大泉氏は現在の線路の外側にレールを1本敷き、線路幅を広げてミニ新幹線を運行する方式を想定。経費は75億円との試算を示す。

 また、大泉氏は鈴木直道知事が3月に函館で開いた集会にも突如現れ、自公関係者を驚かせた。自民の伊達忠一元参院議長から送られたという激励の張り紙「為書(ためが)き」もネット上で公開し、「保守人脈」を誇示した。

 これに対し、工藤氏は従来の支持層の引き締めに懸命だ。新型コロナウイルス感染による待機明けの9日は早朝から地元町内会のごみ拾いに参加。陣営幹部は「最初の選挙以来のどぶ板戦術だ」と話す。

 特に力を入れるのが新幹線乗り入れに関する反論。工藤氏は集会などで、大泉氏はミニ新幹線製造の経費や運行にかかるJR北海道の赤字に触れていないとし、「誰が負担するのか」と指摘。新函館北斗―函館間の並行在来線「はこだてライナー」維持を訴える。

 さらに両氏は、無党派層の取り込みによる票の上積みも狙う。工藤氏は無所属の女性市議候補の演説会で「私は4年で辞める。しっかりした人にバトンタッチしたい」と述べ、この候補が後継になり得ると持ち上げ、支持を訴えた。大泉氏は人気タレントを弟に持つ話題性を武器に無党派層に働きかけを続け、第一声では「リーダーが変わればマチは変わる」と力説した。

 昨年7月の大泉氏の出馬表明以来、注目を集めてきた戦いは、あと数日で審判が下る。

1559OS5:2023/04/19(水) 22:11:46
https://www.nhk.or.jp/politics/articles/feature/98233.html
2023年4月18日特集記事
13回連続無投票の村長選「選挙はこりごり」二分された村の禍根
半世紀“無風”
4年に一度の政治決戦、統一地方選挙。
北海道初山別村の村長選挙は今回で13回連続の無投票となり、半世紀近くにわたって無投票が続いている。
なぜここまで長く無投票が続くのか。
調べてみると、最後に行われた52年前の村長選挙が地域社会に深い禍根を残したようで…
(海野律人、土田史世)

最後の村長選は52年前
写真:日本海に面した初山別村
札幌市から北へおよそ200キロ。
北海道の北西部に位置する初山別村は、日本海に面した漁業と酪農が基幹産業の村だ。
かつてはニシン漁で栄えた村も過疎が進み、ピーク時に6000人近くあった人口は約1100人にまで減った。北海道内の市町村の中で4番目に少ない。
この初山別村の村長選挙が選挙戦となったのは、今から52年前の昭和46年(1971年)で、以来、半世紀近く無投票が続いている。

表:無投票の村長は江良重太郎5期20年(2期目から無投票)、阿部稔4期16年、宮本憲幸5期目へ
村を二分した選挙戦
現地に足を運び、村民に無投票が続いている理由を尋ねると「村には和を乱す選挙を避けようとする傾向がある」と多くの人が口をそろえる。

選挙戦で何があったのか。
“直近”の選挙であっても、行われたのは52年前。投票した経験がある村民は最年少でも72歳になっている。
当時を知る、初山別村の元村議会議員、成田邦好(87)に話を聞くと、選挙は村の教育長と地元農協の幹部の新人どうしの一騎打ちだったという。村民の関心は高く、投票率は97パーセントにも上った。
選挙戦は苛烈を極めたという。

元村議会議員 成田邦好さん
(元村議会議員 成田邦好)
「選挙当日はすごかったよ。お祭り以上だった。村人全員が出てきたんじゃないかな。相手候補の地盤の集落に入ろうとしても、門番みたいな人がいてなかなか入れてもらなかった。誰がどちらに票を入れようとしているのか、情報をつかむために随分張り込みをしたよ。“相手方に寝返ろうとしている”なんて情報が入ったら、見張りに行ったもんだ」
選挙が終わるやいなや、村には多くの刑事が訪れ、連日、捜査が行われたという。

写真「羽幌タイムス」選挙違反ついに候補も組合長も逮捕十人に
地元紙「羽幌タイムス」(2021年廃刊)は、公職選挙法違反の疑いで候補者本人やその兄弟、陣営の幹部など、選挙関係者が相次いで逮捕されたと伝えている。
(元村議会議員 成田邦好)
「村の人はみんなびっくりしたのでは。逮捕者があんなに出るなんて考えてもいなかったからね。激しい選挙戦で小さな村が二分されてしまった。その反動から“もう選挙はこりごりだ”という空気が村全体を覆い、今日まで無投票が続いていると思うね」

今日まで残る禍根
「無難に」「地域の和を乱さないように」
そうした村の“空気”が反映されてか、選挙戦はそれきり行われていない。
無投票は昭和から平成を飛び越えて令和の時代まで。

1560OS5:2023/04/19(水) 22:12:03
現職を含め、無投票で当選を重ねた3代の村長は、いずれも村役場の出身者が務めている。
村内では「行政を安定的に運営できている」と評価する声がある。
その一方で、長年、村政に変化が起きにくく、過疎や少子高齢化などの課題に十分に対処できていないのではないかという指摘があるのも確かだ。

今回も無投票で当選が決まる
村のリーダーが、投票という民主主義の洗礼を受けずに選ばれ続けている現状。

写真:演説する現職の宮本憲幸氏

4月18日、村長選挙の告示日。立候補した1人が街頭で演説し、1日だけとなる選挙活動を行った。

午後5時に立候補の受け付けが締め切られると、今回も唯一の立候補者となった現職の宮本憲幸(65)の無投票当選が決まった。

写真:当選が決まり万歳する現職の宮本憲幸氏
5回連続の無投票当選だ。
当選直後、丁寧に住民の意見を聞いて村政を進める考えを示した。

(5回連続無投票当選 宮本憲幸)
「長く無投票が続いているが、人口減少の時代にあって選挙のあり方について新しい対応が求められているのではないか。初山別村において、村民が投票に参加する機会がないということであれば、住民の声を丁寧に聞くことが求められる。私はこれからも地域に足を運び、村民の悩みや要望をより丁寧に聞いていくようにしたい」

選挙はあったほうがいいけれど…
選挙戦がないまま“無風”の状況が続く初山別村。
風は吹いていないはずでも、村民の心は揺れ動いている。

元村議の成田は言う。
「ここ初山別村は漁師町だからね、やっぱりみんな元気があったよ。だけど、最後の選挙のあと、村から元気がなくなってしまった。誰が悪いというわけでもないけど、マンネリ化してしまった。だからね、選挙はあったほうがいいと思う。意欲に燃える新人が自分の考えを持って立候補する。候補者どうしがいろいろな意見を出し合うことで、村の発展につながるのだから。若手には、ぜひ選挙に出て、村の人口減少を抑えてほしいね」
(文中敬称略)

1561OS5:2023/04/19(水) 22:14:03
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/833840
函館市長選 現職・工藤氏、新人・大泉氏が最終攻防 保守票の行方が鍵に<2023選挙最前線>
2023年4月18日 19:44(4月19日 01:16更新)
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集会で「ガンバロー」と声を上げる工藤寿樹氏=17日午後7時10分(藤井泰生撮影)
演説会場で拳を上げて有権者に支援を訴える大泉潤氏=16日午後2時30分(中本翔撮影)
函館市
 【函館】23日投開票の函館市長選は、現職で4選を目指す工藤寿樹氏(73)=自民党道連、公明党函館総支部推薦=と、新人で元市保健福祉部長の大泉潤氏(57)=立憲民主党道連支持=が、最終攻防を繰り広げている。大泉氏は地元経済界に求める声がある北海道新幹線の函館駅乗り入れを模索すると訴え、工藤氏の支持基盤である保守層への浸透を図る。工藤氏は自分こそが与党推薦の保守系候補だと強調し、新幹線乗り入れは非現実的で無責任な議論だと批判する。
 工藤氏は17日の集会で、約700人を前に「国政、道政与党の自民、公明から私は推薦をもらっている」と語り、立憲が支持する大泉氏が市長になれば公共事業予算を確保できないと主張した。自民の高橋はるみ参院議員も工藤市政の継続を訴えた。
 1期目に大間原発建設差し止め訴訟を起こし、リベラル系にも支持を広げた工藤氏。「保守」をアピールするのは、与野党対決の構図となったからだけではない。大泉氏が保守層に狙いを定めていることが大きい。
 9日投開票の道議選函館市(定数5)では自公の3候補の得票が全体の50・7%を占め、立憲2候補の34・3%を上回った。保守票が勝敗の鍵となるのは間違いなく、自公の支援を受ける工藤氏に対し、大泉氏周辺は「保守層を切り崩したい」と打ち明ける。
 大泉氏は公約に、地元経済界に期待の声がある新幹線乗り入れに向けた調査を盛り込んだ。道議選渡島管内で当選した自民の前田一男元衆院議員もこれを持論としている。
 乗り入れを巡っては道が2005年に実現困難と判断し、「終わった議論」(市幹部)とみなされていたが、大泉氏は現在の線路の外側にレールを1本敷き、線路幅を広げてミニ新幹線を運行する方式を想定。経費は75億円との試算を示す。
 また、大泉氏は鈴木直道知事が3月に函館で開いた集会にも突如現れ、自公関係者を驚かせた。自民の伊達忠一元参院議長から送られたという激励の張り紙「為書(ためが)き」もネット上で公開し、「保守人脈」を誇示した。
 これに対し、工藤氏は従来の支持層の引き締めに懸命だ。新型コロナウイルス感染による待機明けの9日は早朝から地元町内会のごみ拾いに参加。陣営幹部は「最初の選挙以来のどぶ板戦術だ」と話す。
 特に力を入れるのが新幹線乗り入れに関する反論。工藤氏は集会などで、大泉氏はミニ新幹線製造の経費や運行にかかるJR北海道の赤字に触れていないとし、「誰が負担するのか」と指摘。新函館北斗―函館間の並行在来線「はこだてライナー」維持を訴える。
 さらに両氏は、無党派層の取り込みによる票の上積みも狙う。工藤氏は無所属の女性市議候補の演説会で「私は4年で辞める。しっかりした人にバトンタッチしたい」と述べ、この候補が後継になり得ると持ち上げ、支持を訴えた。大泉氏は人気タレントを弟に持つ話題性を武器に無党派層に働きかけを続け、第一声では「リーダーが変わればマチは変わる」と力説した。
 昨年7月の大泉氏の出馬表明以来、注目を集めてきた戦いは、あと数日で審判が下る。(坂口光悦)

1562OS5:2023/04/19(水) 22:15:07
https://www.tokyo-np.co.jp/article/244883
札幌五輪 市長選で推進派が勝っても招致先延ばし案が浮上 「死票」の力を考えた
2023年4月19日 12時00分
2030年冬季五輪・パラリンピック招致を巡り、記者会見する札幌市の秋元克広市長=12日、同市役所で(共同)
2030年冬季五輪・パラリンピック招致を巡り、記者会見する札幌市の秋元克広市長=12日、同市役所で(共同)

 終盤を迎えた統一地方選。2030年冬季五輪招致が争点となった札幌市長選は推進派の現職が当選したが、反対派の票が4割を上回り、34年大会招致に先延ばしする案が浮上した。札幌招致が困難になっているとする海外発の報道も。落選者に投じられた死票が政策を変えつつあるのか。「一票」の力に注目が集まっている。(西田直晃、木原育子)
◆秋元氏は選挙中、五輪招致をほとんど発信せず
  「敗れはしたが、市政の現状に一石を投じられた。意義はあったと思う」
 市長選で五輪招致反対を訴えた市の元市民文化局長高野馨氏(64)。昨年7月にいち早く出馬表明した。
札幌市長選告示日に第一声を上げる高野馨氏=3月26日(共同)
札幌市長選告示日に第一声を上げる高野馨氏=3月26日(共同)

 招致を進めてきた与野党相乗りの現職秋元克広氏(67)に、高野氏と共産推薦の木幡きばた秀男氏(62)の無所属新人2人が招致反対を掲げて挑む構図。反対派候補の一本化の動きもあったが、実らなかった。自民、公明、立憲民主、国民民主などが支援する秋元氏が堅固な組織戦を展開する一方、高野氏の陣営は事務局長とボランティアが数人だけ。高野氏自ら街宣車でマイクを握り、約2200枚のポスターを貼り終えたのは告示から5日後だった。
 だが、終わってみれば、敗れた2人の得票率は計44%。秋元氏は56%で3選を果たしたが、前回から15ポイント急落した。報道各社の出口調査では招致反対が5〜6割で、秋元氏に投票した人にも少なくなかった。
 「五輪反対票が分散し、高野陣営は組織が非常にもろかった。でも、その割に票差は小さかった」と話すのは、札幌学院大の川原茂雄教授(教育学)。「秋元氏は支援を受ける政党の意向を気にし、選挙中に五輪招致についてほとんど発信しなかった。市民の中に反対意見が根強い点を意識し、争点隠しに走ってしまった。中途半端な姿勢に有権者の疑いの目が向けられた」と解説する。
◆ジュネーブ発「30年札幌五輪招致困難」の報道
 秋元氏は投開票日の9日、招致を継続する構えを見せた。だが翌10日、日本オリンピック委員会(JOC)の山下泰裕会長が「市民の多くの方々が懸念と不安を持っている」と述べ、地元財界から要望がある「2034年大会」への目標変更の可能性に触れた。
 秋元氏は否定せず、その後の記者会見で「国際オリンピック委員会(IOC)との協議は、30年以降の開催に関心のある都市という形で進めている」と説明。14日には「30年札幌五輪招致困難」とジュネーブ発で共同通信が報じた。
 先延ばしが既定路線になったかのような現状。川原氏は「選挙結果を考慮したにせよ、投開票日の翌日の方針転換は少し唐突すぎる。反対の声を意識したJOCは、選挙前にすでに後ろ倒しの方針をある程度決めていたのでは」とみる。
 五輪反対派は選挙に敗れはしたものの、結果的に、招致を巡る市の方針は変更されつつある。
 23万票余を獲得した高野氏は「善戦でなく大敗だと思っているが、五輪強行への不満の受け皿にはなれた」と回想。選挙戦を通じ、「市民の反応を見て感じたのは、住民投票の実施ではなく、即時撤退と言い切ってもよかったということ。財政が厳しく、五輪を開催できる余裕などないことを有権者は理解していた」と強調する。
 12万票余りを得た木幡氏も「東京五輪を巡る汚職、談合事件が終わっておらず、市民の反対感情は根強い。五輪断念の民意が示され、決着がついた選挙だと思う」と言い切った。

1563OS5:2023/04/19(水) 22:15:20
◆IOCが注目するワケ
 札幌市長選はIOCにも注目されていた。開催都市の盛り上がりを重視するからだ。札幌市が行った昨年3月の市民意向調査で五輪賛成派は過半数ぎりぎりの52%。住民投票を求める声が高まったが、市が拒み続けたことも疑念を生んでいた。
 その結果が出た今回の選挙戦。実はJOC幹部がスイス・ローザンヌに出向き、IOC側に34年招致も視野に入れる意向を伝えていたと、15日の北海道新聞が報じている。30年招致困難の空気が漂う中、17日には秋元市長と山下会長が会談。山下氏は「再選の報告だった」と述べるにとどめたが、34年大会に舵かじを切る姿勢がさらに鮮明になっている。
 IOC、札幌市、JOCの3者が呼応するようにみえるのはなぜなのか。元JOC参事で五輪アナリストの春日良一氏は、19年にIOCが示した「招致プロセスの変更」の影響を指摘する。「将来開催地委員会」を設置し、開催都市から情勢を逐一報告させるシステムだ。
 春日氏は「これまではロビー活動や多額な賄賂、過剰な接待攻勢など不透明な競争があった。これを是正するため、IOC側が開催都市の意向を聞き、仲良く相談しながら、競争しないで決める方法になった。3者の足並みがそろうのは新ルールで意向を伝え合っている表れだ」と解説する。
◆東京五輪汚職事件の総括もなく
 だが、30年大会招致を巡っては、スウェーデンがラトビアを含めた開催に名乗りをあげ、新たにスイスも検討を表明した。札幌が軸足を移しつつある34年は米・ソルトレークシティーが本命といわれ、カナダ・バンクーバーも含め選択肢は6候補に増えたといわれる。
 これに対し、日本では東京五輪汚職事件の公判が始まったばかりだ。34年開催に先延ばしすることで、事は収まるのか。
 五輪を巡る問題に詳しいジャーナリストの後藤逸郎氏は「とにもかくにも五輪をやりたい思いはよく伝わるが、具体的にどうしたら事件を防げたのか総括もない中で、往生際が悪い」と指摘。「他の政治的な目標を設定できない貧困ささえ感じる。五輪にすがっているようにみえる」と話す。
◆反対派の意見を聞けるかが政治の全て
 一方、国政では選挙に勝った側がそれを「錦の御旗」のように掲げるのが常。少数派の意見を無視して、政策を強行する姿勢が目立つ。
 ジャーナリストの田原総一朗氏はある野党系議員から聞いた話として、「以前は国会質問で侃々諤々かんかんがくがくの議論をしても、必ず『国会を活性化させてくれてありがとう』と連絡があったが、安倍晋三元首相以降見事になくなったようだ」と話す。「反対派は切り捨てるという現在の政治状況をよく表している。どれだけ反対派の意見を聞けるかが政治の全てなのに」
 そんな中、札幌で反対派が負けた選挙が政策を変え始めているのはなぜか。政治評論家の小林吉弥氏は「国政と違い、地方自治は、反対派の意見を抑え込む手法は得策ではない」とする。「地方自治はそれだけ市民との距離も近く、弾力性がある。反対派の意見もしっかり聞き、無党派層も取り込まなければ立ちゆかない」
 23日には、統一地方選後半戦の投票がある。小林氏は「顔触れで勝敗が予想できてしまうようなケースでも、勝者に緊張感を持たせるためにも、ぜひ投票所に足を運び、それぞれの意志を政治に投じるべきだ」と話している。
◆デスクメモ
 2008年の山口県岩国市長選で、岩国基地への米空母艦載機移駐に反対する現職が敗れた。選挙前も報じたが、後片付け中の事務所を訪れると「終わった選挙の取材も大事」と応じ、「行く末が心配」と語った。極東最大級の航空基地になった今、言葉通りの転換点だったと感じる。(本)

1564OS5:2023/04/20(木) 21:26:44
https://news.goo.ne.jp/article/kyodo_nor/politics/kyodo_nor-2023042001001579.html
総務省指示で「男性」に変更 女性自認の旭川市議選候補
2023/04/20 19:50共同通信

総務省指示で「男性」に変更 女性自認の旭川市議選候補

総務省

(共同通信)

 16日告示の北海道旭川市議選に女性として立候補したトランスジェンダーの候補を巡り、道選挙管理委員会は20日、総務省から戸籍の性別で集計するよう指示があり、扱いを「男性」に変更したと明らかにした。候補者は男性の体に生まれたが、自認する性の女性で届け出て受理されていた。

 道選管によると、市選管から16日、届け出状況の報告があり、総務省に市が受理した「女性」として報告。翌17日、LGBTなど性的少数者の候補者の性別取り扱いを確認したところ、総務省から戸籍に基づき報告するよう指示があった。

 市選管は自認する性での届け出を認めており、候補者に変更を求めることはないとしている。

 総務省の担当者は「性別は、立候補者が選管に届け出る際に提出した戸籍抄本などに基づいて統計を取っている。道選管からは17日に性別訂正の報告を受けた」と説明した。

1565OS5:2023/04/24(月) 19:08:59
https://www.asahi.com/articles/ASR4S43Y9R4SIIPE003.html
票数同数でくじ引き決着 過去にも3回「なぜこんなに多いのか」
統一地方選挙2023

中沢滋人2023年4月24日 12時35分

北海道

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 23日に投開票された北海道大樹町議選(定数12)は、最後の1議席をめぐって、候補者2人の票数が127票で同数となった。2人は、無所属現職の吉岡信弘氏(67)と、無所属新顔の出貝光基氏(39)。公選法の規定により、くじ引きで吉岡氏が当選となった。

同町議選では、2003、07年、15年にも得票同数によるくじ引きが行われている。同町選管は「なぜこんなに同数になることが多いのか分からない。不思議だ」と話している。(中沢滋人)

1566OS5:2023/04/24(月) 19:37:09
https://www.asahi.com/articles/ASR4S44Z7R4QIIPE007.html
「宇宙のまち」でトップ2同士の戦い 当初は無風、一変させた勝手連
有料記事統一地方選挙2023

中沢滋人2023年4月24日 14時00分
 「宇宙のまち」で、トップとその元側近が一騎打ちを繰り広げる選挙戦が展開された。ロケット打ち上げ拠点「スペースポート(宇宙港)」の整備を進める北海道大樹町。23日に投開票された町長選では、前副町長が現職を破って初当選を果たした。「争点がない」と評されてきた一方、政治に関心のなかった世代が関わった擁立劇を評価する声もある。


 「2期8年の町づくりの成果が、活気ある今の大樹につながった。町長としての責務を果たしたい」

 15日に開かれた政策討論会で、3期目を目指す酒森正人町長(64)はアピールした。

 すると、同じ壇上に立った前副町長で新顔の黒川豊氏(62)は「問題山積の中、スピード感を持ち、住民対話の姿勢で町政を担ってほしいという若手勝手連の要請を重く受け止め、出馬を決意した」と訴えた。

 2人の出自は似ている。

 ともに地元出身で長く町職員として町政を支え、副町長の重役も担った。酒森町政2期目に入った2019年5月に、航空宇宙推進室長だった黒川氏が副町長に就任。以来、二人三脚で町政のかじ取りをしてきた。

「ロケット事業が忙しくて……」

大樹町
黒川豊  2,311票 62歳 無所新〈元〉副町長
酒森正人 1,140票 64歳 無所現〈元〉副町長

1567OS5:2023/04/24(月) 19:37:28
https://www3.nhk.or.jp/sapporo-news/20230423/7000057047.html
大樹町長選挙 元副町長の黒川豊氏が現職破り初当選
04月23日 20時42分

十勝の大樹町長選挙は無所属の新人で、元副町長の黒川豊氏が現職の酒森正人氏を破り、初めての当選を果たしました。
黒川氏は大樹町出身の62歳。
町の商工観光課長や航空宇宙推進室長を経て4年前から副町長を務めました。
黒川氏は「対話を重視したまちづくりを進める。子どもの遊び場の整備や1次産業への支援、宇宙港の拡充による地域振興などに取り組んでいきたい」と話しています。

1568OS5:2023/04/25(火) 21:01:06
中山智康 2019年道議選無投票当選 北海道結志会(元民主系 中間会派)
https://www3.nhk.or.jp/sapporo-news/20230423/7000057064.html


伊達市長選挙 新人の堀井敬太氏が初当選
04月23日 22時10分

24年ぶりの選挙戦となった伊達市長選挙は無所属の新人で、元監査法人職員の堀井敬太氏が初めての当選を果たしました。
堀井氏は伊達市出身の42歳。
大学院を修了後、東京の監査法人で自治体の政策づくりなどに携わりました。
今回の伊達市長選挙は、6期24年務めた現職の菊谷秀吉市長の引退を受けて新人どうしの争いとなりました。
選挙戦で、堀井氏は、子育て世帯への支援を充実させると訴え、高校生までの医療費や第3子以降の給食費の無償化、子どもたちが資格を取得するためのサポート体制の強化などを掲げました。
堀井氏は「子どもの笑顔があふれるまちを目指し、若い世代が安心して住み続けられるようまちづくりを進めていく。伊達のよさや豊かさを全国に打ち出してきたい」と話しています。

https://www3.nhk.or.jp/sapporo-news/20230307/7000055782.html
来月の伊達市長選挙 新人2人立候補表明 24年ぶり選挙戦へ
03月07日 19時09分

来月行われる伊達市の市長選挙。7日までに新人2人が立候補を表明し、24年ぶりに選挙戦となる見通しとなりました。

任期満了に伴う伊達市長選挙。7日までに、いずれも新人で、▼道議会議員の中山智康氏と、▼元監査法人職員の堀井敬太氏が立候補する意向を表明し、選挙戦となる見通しです。
伊達市長選挙は過去5回にわたり無投票で当選が決まっていて、選挙戦となるのは平成11年以来、24年ぶりです。
今回の選挙。道内の現職の市長で最も長い6期を務める現職の菊谷秀吉市長は引退する意向を明らかにしています。
伊達市は人口およそ3万2000人。
基幹産業は農業などの1次産業です。
人口減少が進む中、どう財源を確保していくかや、子育て世代への支援策などが課題となっています。
伊達市長選挙は統一地方選挙・後半戦で来月16日告示、23日投開票の日程で行われます。

堀井敬太 10,032票:60.38% 42歳 無所新
中山智康 06,584票:39.62% 48歳 無所新

1569OS5:2023/04/25(火) 21:03:20
https://www3.nhk.or.jp/sapporo-news/20230423/7000057065.html
三笠市長選挙 現職の西城賢策氏が3回目の当選
04月23日 22時13分

20年ぶりの選挙戦となった三笠市長選挙は無所属の現職、西城賢策氏が3回目の当選を果たしました。
西城氏は三笠市出身の72歳。
1969年(昭和44年)に市役所に入り、総務部長や副市長などを務めたあと、2015年(平成27年)の市長選挙に立候補して初当選し、現在2期目です。
西城氏は「炭鉱や化石などを活用した観光施策に力を入れるほか、大雪対策や公共交通の維持など住民生活の利便性を向上させ、住みやすいまちづくりを進めたい」と話しています。



西城賢策 2,811票:69.87% 72歳 無所現
竹田智鶴 1,212票:30.13% 54歳 無所新 元市議

1570OS5:2023/04/25(火) 21:05:10
https://www3.nhk.or.jp/sapporo-news/20230423/7000057058.html
赤平市長選挙 現職の畠山渉氏が2回目当選
04月23日 21時37分

現職に新人が挑んだ赤平市長選挙は無所属で現職の畠山渉氏が2回目の当選を果たしました。
畠山氏は赤平市出身の55歳。
1986年(昭和61年)に市役所に入り、企画課長などを務めたあと、前回・4年前の市長選挙に立候補して初当選しました。
今回の赤平市長選挙は、現職の畠山氏に、自民党、公明党中空知総支部、新党大地が推薦した元市立病院事務長の井上英智氏が挑む構図となりました。
畠山氏は「小中学校の給食費の無償化など子育て支援を充実させるほか、炭鉱遺産を活用した観光に力を入れ、市内を訪れる人を増やして地域経済を活性化させたい。互いに思いやり、助け合う共生のまちを目指したい」と話しています。



畠山渉  3,746票:66.07%55歳 無所現
井上英智 1,924票:33.93%52歳 無所新 推薦・支持:自民 / 大地

1571OS5:2023/04/25(火) 21:06:06
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/818044/
赤平市長選 保革対決で激戦必至 畠山氏、私道除雪の実績強調 井上氏、医療の広域連携必要
会員限定記事
2023年3月17日 22:44(3月17日 23:35更新)
 【赤平】4月16日告示、23日投開票の赤平市長選まで1カ月を切った。再選を目指す現職の畠山渉氏(54)と、新人で前市立病院事務長の井上英智氏(52)が出馬を表明している。畠山氏は前回、連合北海道赤平地区連合会などの要請を受け、自民の推薦を得た当時の現職に勝利。今回は井上氏に自民・公明・大地が推薦状を出しており、前回同様「保守対革新」の構図となっている。かつて炭鉱で栄え、労組の力が強いとされてきた赤平だが、閉山後の現在の組織力は未知数で、激戦は必至の情勢だ。...

1572OS5:2023/04/25(火) 21:08:39
https://www3.nhk.or.jp/sapporo-news/20230423/7000057062.html
江別市長選挙 元副市長の後藤好人氏の初めての当選が確実
04月23日 22時02分

新人3人の争いとなった江別市長選挙は、無所属の新人で元副市長の後藤好人氏の初めての当選が確実になりました。
江別市長選挙は午後9時すぎに開票が始まりました。
選挙管理委員会からの発表はまだありませんが、NHKの事前の情勢取材や23日に投票を済ませた有権者を対象にした出口調査では、元副市長の後藤氏が元市議会議員の2人をリードして優勢です。
また、開票所で行っている取材でも、今後、順調に得票を伸ばすと見込まれることから後藤氏の初めての当選が確実になりました。
後藤氏は、美唄市出身の62歳。
1985年(昭和60年)に江別市役所に入り、経済部長や総務部長を経て、去年12月まで副市長を務めました。
今回の江別市長選挙は、4期16年務めた現職の三好昇市長の引退を受けて新人どうし3人の争いとなりました。
選挙戦で、後藤氏は、子どもの医療費に対する助成を拡充するなど、子育て支援を充実させるほか、札幌に隣接するまちの優位性を生かして企業の誘致を進めるなどと訴えました。
そして、経済団体や労働組合などの支援を受け、自民党や立憲民主党の支持層から幅広い支持を集めたほか、無党派層にも支持を広げ、初めての当選が確実になりました。

江別市長選挙で初当選を確実にした後藤好人氏は、「きょうがスタートだと思う。保健センターや病院と連携しながら子育て支援にきちんと取り組んでいく。地元に就職する学生は少ないのでどうやって地元に定着させるかが課題だ。学生のみなさんに地元に定着してもらえるよう多くの市民と話す機会を設けながら、笑顔を絶やさず、みなさんと一緒にまちづくりを進めていきたい」と述べました。


以下出口調査結果略



後藤好人 24,694票:50.25% 62歳 無所新 副市長
堀直人  15,934票:32.43% 42歳 無所新 市議
清水直幸 08,512票:17.32% 61歳 無所新 市議

1573OS5:2023/04/25(火) 21:10:31
https://www3.nhk.or.jp/sapporo-news/20230423/7000057067.html
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北海道 NEWS WEB
稚内市長選挙 現職の工藤広氏が4回目の当選
04月23日 22時43分

現職に新人が挑んだ稚内市長選挙は無所属の現職で、自民党と立憲民主党稚内支部が推薦した工藤広氏が4回目の当選を果たしました。
工藤氏は稚内市出身の73歳。
市の経済部長や副市長などを経て2011年(平成23年)の市長選挙に立候補して初当選しました。
今回の稚内市長選挙は、自民党と立憲民主党稚内支部が推薦した現職の工藤氏に、新人で元市議会議員の佐々木政美氏が挑む構図となりました。
選挙戦で、工藤氏は、▼スポーツ複合施設などの公共施設の整備や▼子育て支援策の拡充など、3期12年にわたる市政運営の実績を強調しました。
工藤氏は「人口減少が進む中で水産や酪農、観光といった基幹産業を守る政策を進めていく。風力やバイオマスなど再生可能エネルギーを積極的に導入して、企業誘致につなげていきたい」と話しています。


工藤広  09,245票:60.40% 73歳 無所現 推薦・支持:自民
佐々木政美06,061票:39.60% 60歳 無所新

1574OS5:2023/04/25(火) 21:13:32
https://www3.nhk.or.jp/sapporo-news/20230423/7000057053.html
夕張市長選挙 現職の厚谷司氏が2回目当選
04月23日 21時12分

現職に新人が挑んだ夕張市長選挙は、無所属で、自民党夕張支部と立憲民主党が推薦した現職の厚谷司氏が2回目の当選を果たしました。

厚谷氏は、夕張市出身の57歳。
市の職員を経て、2011年(平成23年)から市議会議員を2期務め、前回・4年前の市長選挙に立候補して初当選しました。
今回の夕張市長選挙は、自民党夕張支部と立憲民主党が推薦した現職の厚谷氏に、新人で市の元市民課長の佐藤学氏が挑む構図となりました。
選挙戦で、厚谷氏は、市が「財政再生計画」に基づいて国に返済してきた「再生振替特例債」の償還が4年後に終わるのを見据えて、医療や福祉など縮小されてきた市民サービスの充実に向け、取り組みを進めると訴えました。
そして、推薦を受けた自民党や立憲民主党の支持層、それに無党派層からも幅広い支持を集め、2回目の当選を果たしました。

再選を果たした現職の厚谷司氏は「私が進めてきた財政再建に対する批判や考え方の違いから今回は厳しい選挙戦となった。夕張市は353億円あった借金があと4年でゼロになる。次の4年間ではこれまで夕張市が歩んできた歴史を検証しながら次の時代の町作りを進めていきたい。町内では人口減少が加速しているので、メロンを初めとする基幹産業や教育を守り、健康寿命日本一の町を目指していく」と述べました。

以下出口調査省略

https://www.asahi.com/articles/ASR4J51DHR4GIIPE01F.html
財政破綻の夕張市長選、「身内」対決へ 借金完済時のリーダーは
統一地方選挙2023

長谷川潤2023年4月16日 15時30分
 かつて財政破綻(はたん)した北海道夕張市の市長選は16日に告示され、いずれも市職員の経験を持つ現職と新顔の一騎打ちとなった。財政再建を進めながら、人口減少や少子高齢化、公共施設の老朽化など、山積する課題にいかに取り組むかが問われる。

 現職の厚谷司氏(57)=立憲推薦=と元市職員の佐藤学氏(51)が、いずれも無所属で立候補した。

 元市職員の厚谷氏は市議を2期務めた後、前回選挙で初当選した。佐藤氏は、鈴木直道・前市長(現知事)時代から、市職員として財政再建に携わった。

 2007年に財政破綻した同市は、全国唯一の財政再生団体。財政再生計画に基づき、現在も毎年約26億円の借金を返済している。

 300億円以上あった借金「再生振替特例債」の残高は100億円を切った。返済終了は4年後の27年3月の予定で、今回の任期と重なる。新市長には、借金返済後を見据えた市政運営が期待されている。(長谷川潤)


https://www.hokkaido-np.co.jp/article/832649
夕張市長選、「鈴木票」の行方鍵 現職・厚谷氏、一定の距離感 新人・佐藤氏、継承アピール<2023選挙最前線>

【夕張】16日告示、23日投開票の夕張市長選で、2019年まで市長を2期務めた鈴木直道知事(42)の支持者の動きが焦点となっている。現職で再選を目指す厚谷司氏(57)は前回19年に鈴木市政を基本的に継承する姿勢を示した一方、新人で元市課長の佐藤学氏(50)は鈴木氏の元部下だった間柄。鈴木氏の動向次第で票が大きく動く可能性もあるだけに、両陣営は神経をとがらせている。...


厚谷司  2,347票:55.67% 57歳 無所現 推薦・支持:立憲
佐藤学  1,869票:44.33% 51歳 無所新

1575OS5:2023/04/25(火) 21:18:01
https://www3.nhk.or.jp/sapporo-news/20230425/7000057129.html
室蘭市長選挙で4回目当選の青山剛氏に当選証書付与
04月25日 18時55分

室蘭市長選挙で4回目の当選を果たした青山剛氏に25日、当選証書が手渡され、「職員や市民の皆さんと共にまちづくりを頑張っていきたい」と述べました。

23日に投票が行われた室蘭市長選挙は、現職の青山氏が新人2人を抑えて4回目の当選を果たしました。
青山氏は25日午前、当選後初めて市役所に登庁し、正面玄関の前で花束を受け取ったあと、出迎えた職員に笑顔で声をかけながら庁舎内に入っていきました。
このあと、室蘭市選挙管理委員会の近江毅委員長から青山氏に当選証書が手渡されました。
今回の選挙では、市の職員でつくる労働組合が新人の元市議会議員を支持していて、青山氏は午後に行った記者会見で、「職員の皆さんや市民の皆さんと共にまちづくりを頑張っていこうと改めて感じた。どうやって市民の期待に応えていくかをしっかりと強く示すことで、職員の信頼を得ていきたい」と述べました。
また、NHKの出口調査で、スキー場など3つの公共施設を廃止する市の方針に対し「反対」が70%に上ったことについて問われると、「方針に変更はない」としたうえで、「ハード面で費用はかけられないが、ソフト面での支援で一定の理解を得られるよう、市民がどのようなことを望んでいるのか話を聞いていきたい」と述べました。

青山剛  15,622票:45.07% 45歳 無所現
小田中稔 12,733票:36.74% 59歳 無所新
川畑悟  06,303票:18.19% 52歳 無所新 09年衆院選落選 19年市長選落選ほか

1576OS5:2023/04/25(火) 21:20:52
大泉潤  98,174票:80.70% 57歳 無所新 推薦・支持:立憲
工藤寿樹 23,483票:19.30% 73歳 無所現 推薦・支持:自民

https://www3.nhk.or.jp/sapporo-news/20230423/7000057069.html
函館市長選挙 市の元部長の大泉潤氏が現職破り初当選
04月23日 23時42分

現職に新人が挑んだ函館市長選挙は、無所属で立憲民主党が支持した新人の大泉潤氏が、自民党と公明党函館総支部が推薦した現職の工藤寿樹氏を破り、初めての当選を果たしました。
大泉氏は、江別市出身の57歳。
1995年(平成7年)に函館市役所に入り、秘書課長や観光部長、保健福祉部長などを務めました。
今回の函館市長選挙は、立憲民主党が支持した市の元部長の新人、大泉氏が、自民党と公明党函館総支部が推薦し、4期目を目指した現職の工藤氏に挑む構図となりました。
選挙戦で、大泉氏は、3期12年にわたるいまの市政からの転換を掲げ、「函館が選ばれるまちになるよう都市としてのステータスを引き上げる」と訴えました。
さらに、子育て支援や教育環境の充実に力を入れるとともに、函館駅への新幹線乗り入れに向けた調査や、ふるさと納税の寄付額を年間100億円にまで増やす取り組みを進めるなどと訴えました。
そして、支持を受けた立憲民主党の支持層を固めたほか、工藤氏を推薦した自民党や公明党の支持層、それに無党派層からも幅広い支持を集めて、初めての当選を果たしました。

1577OS5:2023/04/25(火) 21:21:40
https://www.nhk.or.jp/politics/articles/feature/98397.html
2023年4月23日特集記事
“大泉ブランド”の影響力は 異例の注目 函館市長選挙
「停滞か、前進か」
北海道の観光名所、港町の函館で行われた今回の市長選挙。
4期目を目指す現職の工藤寿樹(73)に挑んだ、新人の大泉潤(57)の訴えだ。
自民党と公明党函館総支部から推薦を得た工藤と、立憲民主党から支持を得た大泉との対決。
大泉はタレント大泉洋の実兄という話題性もあり、地方選挙としては異例の注目を集めたが、それ以上に熱戦となったカギは、函館を覆う「閉塞感」打破への期待だった。
(函館局 毛利春香)

“大泉ブランド”には頼らない?
函館市長選挙は投票率の低迷が続き、前回は50%を下回った。
しかし北海道内の自治体でも最悪のペースで進む人口減少への対策やコロナ後の地元経済の回復など、函館には地方都市ならではの課題が山積している。


3期12年の実績を強調する工藤に挑むのは、かつて工藤の秘書を務め、市の観光部長や保健福祉部長を担ってきた大泉だ。ともに市政を支えてきた市役所の元上司と部下の戦いに加え、大泉の名前が広く知られていることもあり、選挙への関心は以前よりも高まった。

有権者に聞くと「大泉洋さんが函館に来てくれたら盛り上がる」と“大泉ブランド”がまちの活性化に与える影響を明確に期待する声もあった。

だが大泉本人は、弟の大泉洋について「自分の政治活動と弟のことは別なものだ」として、応援を頼むつもりはないと口にしていた。
そして、実際に選挙期間を通じて函館に来ることもなかった。

徐々に広がる支援の輪
2022年7月、市長選に備え函館市役所を退職した大泉は、地元のイベントや町内会の集まり、団体や企業などを自分の足でくまなく回って市民の声を聞いてきた。このスタイルは選挙戦が始まっても変わらず、徐々に支援の輪が広がっていった。
2023年3月、市内のホテルで開催した総決起集会には老若男女1000人近くが参加。伝説的ロックバンド、クイーンの「We Will Rock You」のテーマ曲にあわせて大泉が入場すると、盛大な拍手が沸き起こった。
大泉は「函館の都市のステータスを上げる」と何度も訴え、「停滞か前進か」と呼びかけた。終了後には大泉との握手を求める人たちの列が絶えなかった。

1578OS5:2023/04/25(火) 21:21:55
そして満を持して迎えた告示日。大泉は雨に打たれながら、第一声でこう訴えた。
「皆さん函館は変わらない。閉塞する時代は終わらない、そう思っていらっしゃいませんか。大丈夫です。リーダーがかわればまちは変わります。地域の誇りを取り戻し、市民の皆さまの命と暮らしを守るために、持てる力の全てをささげて参ります」

新人を追う現職
「相手候補が一歩先に行っています」
出陣式で危機感をあらわにしたのは、工藤陣営だった。

工藤本人も地元企業でのあいさつで、こう口にした。
「(大泉)本人はどうってことないんですけど、タレントの姿がちらついていて厳しい選挙だと受け止めている」

演説する工藤氏
「自分にとってこれが最後の戦いになる」と公言して臨んだ選挙。そして「大泉には任せられない」とも語っていた工藤。新人、そしてかつての部下にはどうしても負けられない戦いだ。

“新しい風”への期待
選挙戦で大泉が訴えたのは、JR函館駅への新幹線乗り入れに向けた調査やふるさと納税の寄付額年間100億円、所得制限のない第2子以降の保育料の無償化や新小学1年生への1人あたり10万円支給など、大胆とも言える政策が並ぶ。

SNS用の写真撮影をする大泉氏

大泉陣営は若者をはじめ幅広い世代に支持を広げようと、SNSを最大限に活用。遊説中もSNS専門のボランティアが同行し選挙運動の様子を細かく発信してきた。
陣営の活動にボランティアで集まる人の中には、SNSで連絡を取り合い、初めて会う人どうしもいたという。

選挙事務所には大泉に向けた応援メッセージがボードにはられ、支援者から寄せられた色とりどりの折り鶴が部屋いっぱいに飾られている。
街頭の遊説でも熱心に聞く人たちの姿が目立った。

聴衆と話す大泉氏
タレントの兄が候補だったとはいえ、なぜここまで選挙戦が熱を帯びたのか。
実際の有権者の考えは。
「現職が何もしなかったわけではないが良くなったとも感じない」

そして圧倒的に多かったのが、函館を覆う閉塞感を打破する“新しい風”への期待感だった。
「コロナで観光地の函館は大打撃を受けたのに支援が足りていない」
「まちが廃れたと感じる。なんとかしてほしい」

1579OS5:2023/04/25(火) 21:22:05
「期待感」と「重み」を感じた
大泉はみずからを「市民党」と位置づけ、幅広い層から支持を集めようと動いていた。陣営側も政党の色をつけたくないと、支持を得た立憲民主党の国会議員にも応援弁士の依頼をしなかったという。

総決起集会で多くの聴衆に囲まれる大泉氏
選挙戦終盤、多くの支援者が集まった総決起集会の後、「新人ながら知名度がある」と言われてきた中で、改めて大泉洋の存在について聞いた。

「大泉洋という弟がいて、その兄である私が立候補したわけですから、弟の知名度のおかげでこれだけの方が来ていただいたのは本当に間違いないです。おかしな言い方かも知れませんが、いい弟を持ったなと思っています」

選挙の手ごたえについては「本当に初めてなので、実際分からないなと思うところですが、熱気というか期待感、それはものすごく感じて、むしろずっしり重いものを感じました」と話した。

新しいリーダーの誕生

戦いを制し、函館の新しいリーダーに選ばれたのは大泉だった。

「函館をあきらめない多くの皆さんに党派を超えて支援していただいた結果、いまの勝利があると思う。市民や地域が分断されることはあってはならず、国籍や年齢、性別、政党を超えて誰もが幸せを感じられる社会を実現する誰一人置き去りにしない寄り添う行政に全力を尽くしていく」と決意を述べた。
(文中敬称略)

1580OS5:2023/04/25(火) 21:25:53
https://www3.nhk.or.jp/sapporo-news/20230423/7000057054.html
天塩町長選挙 町の元教育長の吉田忠氏が現職破り初当選
04月23日 21時16分

日本海側の天塩町長選挙は無所属の新人で、町の元教育長の吉田忠氏が現職の佐々木裕之氏を破り、初めての当選を果たしました。
吉田氏は天塩町出身の57歳。
1984年(昭和59年)に町役場に入り、総務課長や教育長などを務めました。
吉田氏は「医師が1人しかいない町立病院に複数の医師を配置したうえで、看護師を安定的に確保して医療の充実を図りたい。ふるさと納税の返礼品を充実させて自主財源を確保し、産業振興や若手の人材育成に充てたい」と話しています。




吉田忠  1,375票 57歳 無所新
佐々木裕之0,704票 71歳 無所現

1581OS5:2023/04/25(火) 21:27:35
https://www3.nhk.or.jp/sapporo-news/20230423/7000057056.html
斜里町長選挙 元町議会議員の山内浩彰氏が現職破り初当選
04月23日 21時28分

オホーツク海側の斜里町長選挙は、無所属の新人で元町議会議員の山内浩彰氏が現職の馬場隆氏を破り、初めての当選を果たしました。

山内氏は斜里町出身の63歳。地元の農協職員を40年近く務めたあと、2019年(平成31年)から町議会議員を務めました。
山内氏は「ふるさと納税を拡充して町の財源を確保するとともに、官民で連携して医療や介護などの人材を確保する取り組みも進めていきたい」と話しています。

【“現状打破したい思いが結果に”】
斜里町長選挙で初当選した山内氏は報道陣の取材に対し、「現状の町の閉塞感(へいそくかん)を打破したいという思いが今回の結果につながったと思う。観光業の回復に向けては、事故の原因をしっかりと究明した上で、町内の需要から掘り起こし、インバウンドの誘客に向けて事業者とともに考えたい。現職が立て直してくれた財政状況を踏まえ、ふるさと納税の拡充による自主財源の確保を行い、さまざまな取り組みにつなげていきたい」と述べました。


https://www.asahi.com/articles/ASR4L5JHVR4KIIPE00Q.html
観光船事故の斜里、町長選は現新一騎打ち 投開票日は事故1年当日
統一地方選挙2023

古源盛一 長谷川潤2023年4月18日 17時30分

 北海道斜里町長選は18日、告示され、現職と新顔の一騎打ちとなった。昨年4月、町内のウトロ漁港から出航した小型観光船「KAZUⅠ(カズワン)」が知床半島沖で沈没し、観光業などに大きな影響が出た。世界自然遺産を抱え、自然との共存を目指してきた地元には、人口減や地域活性化に加え、安全対策など新たな課題が突きつけられた。

町長選には、現職の馬場隆氏(72)と元町議の山内浩彰氏(63)が立候補を届け出た。

 馬場氏は午前中、ウトロ地区に入った。「事故から、安全に気をつけること、安心して楽しめる知床を作らなければダメだと教えられた」と述べ、「マイナスをゼロに、そしてプラスにする思い切った努力が今こそ必要だ」と訴えた。

 3期12年を振り返り、「これまでは財源不足などを理由に、なければダメなものを優先し、あったらいい、に踏み切れなかった」と反省。今後は過疎指定されたことで得られる有利な財源などを生かし、「みなさんと相談しながらやっていく」と述べた。

 一方の山内氏は、役場などがある町中心部で第一声。「斜里町を再び元気にしたいとの思いで立候補した」と述べ、ふるさと納税を拡充しながら自主財源を確保し、町民からの要望がある温浴施設の実現などを進めて、地域を活性化したいと訴えた。

 第一声では、これまでの町政課題の解決策に時間を割き、課題への対策室をつくり「いまできることはすぐにやる。時間のかかることは、町民にきちんと説明する」とメリハリのある町政の実現を掲げた。

 投開票が行われる23日は、事故から1年にあたり、町内では追悼式も予定されている。(古源盛一、長谷川潤)


山内浩彰 3,013票 63歳 無所新
馬場隆  2,858票 72歳 無所現

1582OS5:2023/04/25(火) 21:29:17
https://www3.nhk.or.jp/sapporo-news/20230423/7000057051.html
陸別町長選挙 元町議会議員の本田学氏が現職破り初当選
04月23日 21時00分

十勝の陸別町長選挙は無所属の新人で、元町議会議員の本田学氏が現職の野尻秀隆氏を破り、初めての当選を果たしました。
本田氏は陸別町出身の52歳。
テント製造会社を経営するかたわら、2011年(平成23年)から町議会議員を3期務め、4年前から議長を務めました。
本田氏は「再生可能エネルギーの推進や新規就農の支援などに取り組んでいきたい。町民1人ひとりに寄り添い、平等で優しい、笑顔の町を目指したい」と話しています。


本田学  829票 52歳 無所新 
野尻秀隆 723票 69歳 無所現

1583OS5:2023/04/25(火) 21:37:38
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/836751/
<誕生大泉市政 函館市長選 圧勝の先に>上 「風」狙い通り 異例の大差

2023年4月24日 21:35(4月25日 07:47更新)

 「おめでとうございます! 工藤さんにもお世話になっていたので静観していましたが、函館を思う気持ちは一緒だと思うので、GLAYも函館の皆さんともっと盛り上げていけたら」
 函館出身のロックバンドGLAYのTERUさんが24日にこう投稿するなど、交流サイト(SNS)には函館市長選で当選した大泉潤氏への祝福が相次いだ。
■驚くほど良い反応
 現職の工藤寿樹氏に4倍もの異例の大差をつけた。「現職が3万票取れないなんて初めてだ」(経済団体幹部)と驚きが広がったが、大泉氏にとっては狙い通りの展開だった。
 昨年7月の出馬表明後、動きが見えないとの指摘もあったが、会う人、会う人の反応は驚くほど良かった。何より、弟の洋さんの人気や好感度を最も理解しているのが「大泉洋の兄」を長年経験してきた大泉氏本人だった。大泉氏周辺は昨年12月、「相手にいくら取られても8万票対4万票で勝てる」と自信を見せた。
 告示後、選挙カーで回ると沿道や窓から多くの人が手を振った。街頭に団体の動員ではない市民が集まり、スタッフが「写真撮影はこちらです」と誘導した。女性経営者らが応援組織を立ち上げ、事務所は当選を祈る折り鶴であふれた。
 道南の政党関係者によると、昨年後半の情勢調査で大泉氏は既に大きく先行していた。「優勢では」との見立てが徐々に伝わると、立憲民主党が支持しているにもかかわらず、与党関係者の態度も変化する。有力者から「応援している」と連絡があり、道外の首長も応援に訪れた。鈴木直道知事は3月に函館で開いた集会で、突如現れた大泉氏に「一緒に北海道を盛り上げましょう」と声をかけた。
■オール函館が変化
 12年にわたり道南をけん引してきた工藤氏は、自民、公明両党や函館商工会議所の政治団体、函館建設業協会などの推薦を受けながら、厳しい戦いとなった。
 昨年9月の出馬表明後、市長の公務として各団体の要望を聞く懇談会を開いたが、会場を後にする出席者から「選挙前になって何を今さら」との声が漏れた。インタビューなどで大泉氏を批判する工藤氏の姿を見て、ある国会議員は「元部下を批判するのは逆効果」と苦言を呈した。
 今年3月、自民関係者は「今からでも出馬をやめた方がいい」と話した。1期目に大間原発差し止め訴訟を起こし、リベラル系にも支持を広げ、「オール函館」とまで呼ばれた体制は姿を変えていた。
 活路を見いだしたのが、大泉氏が掲げた公約への反論だ。新幹線の函館駅乗り入れについて、JR関係者にも内容を確認し、実現性がないと指摘した。だが反転攻勢を狙った4月上旬の公開討論会は、自らの新型コロナウイルス感染で中止となった。
 選挙終盤、大泉氏について「タレントの兄じゃなかったら泡沫(ほうまつ)候補だ」と語った工藤氏。最終日、本町交差点での街頭演説に足を止める市民は少なかった。
 工藤氏は23日夜、「少しでも函館のまちを前進させてきたかなと思う」と記者団に述べた。「こんな『風』でトップが決まるのは大泉氏にとっても良くない」(道南の政党幹部)との声も上がる。大間原発訴訟や行財政改革、観光客誘致などに取り組み、豪腕とも呼ばれた政治家は約50年勤めた市役所を間もなく去る。(坂口光悦)


 函館市長選は大泉潤氏が圧勝した。その背景や今後の課題を探った。(2回連載します)

1584OS5:2023/04/25(火) 21:38:35
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/837342/
<誕生大泉市政 函館市長選 圧勝の先に>下 目を引く公約 実現に責任
2023年4月25日 21:21
 「16年前の市長選と似ている。すごく危機感を抱いている。あの時は経済界の支援を得た現職に新人が圧勝した」。函館市長選の告示翌日、現職の工藤寿樹氏の集会で自民党の応援弁士はこう述べ、工藤氏への投票を訴えた。
 2007年の市長選は政党や経済界の支援を受けた現職の井上博司氏と、前助役の西尾正範氏の師弟対決だった。西尾氏は井上氏が市内有力者と癒着していると批判し、草の根選挙を掲げて大勝。自民、公明両党や経済界が支援した工藤氏に大泉潤氏が圧勝した今回と、確かに共通点がある。
 西尾氏は就任後、経済界との関係修復に時間がかかり、市議会でも公約などを巡り厳しい追及を受けた。市民には市政が停滞していると映り、西尾氏は4年後の選挙で工藤氏に敗れた。
 大泉氏にも、いばらの道が待ち受けているのか。市職員として西尾市政の姿を見てきた大泉氏は「当初から選挙後にしこりが残らないよう留意してきた」(周辺)という。工藤氏を批判する際も感情的にならないよう努め、選挙戦では「分断を繰り返す時代は終わった」と融和を強調してきた。
■強みは市民の支持
 大泉氏にとって強みは、過去最多9万8174票に上る市民の支持だ。高い求心力を得た中での船出となり、陣営幹部は「工藤氏を支持した勢力とも、すぐにうまくいく」とみる。実際、経済団体幹部は「市とは一体で連携してやっていくものだ」と協力姿勢を示す。
 自民、公明も対決路線を取らないとの観測がある。北海道新聞の出口調査によると自民、公明支持層の7割超が大泉氏に流れた。投開票の翌朝には、市議選でトップ当選した自民市議が大泉氏の事務所を訪れ「良かったですね」とあいさつした。公明党函館総支部の茂木修支部長は取材に対し「公明支持層にも市政を変えたいと思った人が多かったのだろう」と語った。
■「乗り入れ」高い壁
 関係者の関心は、むしろ大泉氏の公約の行方に向いている。注目を浴びるのが新幹線の函館駅乗り入れだ。新函館北斗―函館駅の線路にレールを1本加え、新幹線が走行できる線路幅とし、東京発のミニ新幹線を新函館北斗から函館に走らせる方式を想定。経費は75億円との試算を示す。
 だが市役所内にはハードルは高いとの見方が多い。レールの敷設工事中、貨物を含む列車を運休せざるを得ないという問題がある。工藤氏も選挙戦で、大泉氏は車両製造費や運行にかかるJR北海道の赤字に触れていないとし、国や道の協力は得られないと指摘。大泉氏を支持した立憲民主党の道議も否定的で、自民の国会議員も「大泉氏に無理だと伝えたい」と話す。
 大泉氏は課題や経費、ニーズについて、年度内に調査結果を発表する意向だ。公約はあくまで「乗り入れに関する調査実施」であり、「乗り入れ実現」ではないが、「目玉公約なのだから『調査したけど無理でした』では済まされない」(有力経済人)との声もある。
 公約では、ふるさと納税を年間100億円に増やし、五稜郭の世界遺産登録を目指すとも訴えた。目を引くものを並べた形だが、市民の多くの負託を受けただけに責任は重い。市幹部は西尾市政も念頭に「函館の人はすぐ飽きる。大泉市政も支持されるのは1、2年だろう」と漏らす。大泉氏はこうした見立てを、政策の実現で覆せるだろうか。(宮木友美子)

1585OS5:2023/04/25(火) 21:41:18
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/836639/
大泉氏圧勝の函館市長選 得票は現職の4倍 知名度や薄い政党色、市民の不満決定打

2023年4月24日 19:27(4月24日 21:17更新)
【函館】23日投開票された函館市長選は元市保健福祉部長の大泉潤氏(57)=立憲民主党道連支持=が、現職の工藤寿樹氏(73)=自民党道連、公明党函館総支部推薦=に大差をつけ初当選した。得票は、与党などの支援を受け3期12年の市政運営でも大きな失点がないとされる工藤氏の約4倍。弟で俳優の大泉洋さんの人気、保守層への浸透、市民の不満などが「うねり」となって、予想以上の圧勝を生んだ。
 「期待に応えなければならない気持ちでいっぱいだ」。大泉氏は24日、市役所で当選証書を受け取り、記者団に語った。
 大泉氏の得票は9万8174票。1975年に矢野康市長が得た9万2109票を上回り、過去最多となった。市幹部は「工藤氏とこんなに差が開くとは」と絶句する。
 工藤氏の陣営幹部は「組織の支援が『弟』の人気に吹き飛ばされた」と嘆く。大泉氏はタレント候補ではないが、弟の知名度で無党派層が流れるとの見方は強かった。
 実際、北海道新聞社の出口調査で無党派層は87%が大泉氏に投票。市長を選ぶ基準を尋ねたところ「人物や人柄」が38%とトップで「政策や公約」の26%を上回った。大泉氏周辺は「洋さんの好感度は別格。有権者は見た目も似ている2人を重ね合わせた」とみる。
 また、自民支持層の77%、公明支持層の71%も大泉氏に流れた。立憲の支持を受けた大泉氏だが、知事選で自公が推薦した鈴木直道氏の集会など自民系の会合にも姿を現し、道議選では自民候補の事務所にも顔を出した。政党色を打ち消す戦略が奏功した形だ。
 自公支持層が工藤氏から離反したのには別の理由もある。工藤氏は大間原発(青森県大間町)建設差し止め訴訟でリベラル系にも支持を広げ、国政選挙や知事選で保守系候補への応援に熱心でなかったとされる。関係者によると工藤氏陣営は告示後、鈴木氏に応援を打診したが鈴木氏周辺に断られたという。
 さらに圧勝を決定づけたのは、市民の工藤市政への不満だ。工藤氏が約7万票を得て3選した前回2019年の市長選でも、告示直前に支持基盤がない女性候補が名乗りを上げ、3万7千票を集めた。
 工藤氏は人口減少について、かねて「国の問題」と発言してきた。そこへ大泉氏は「人口減少への危機感が欠如している」と指摘し、政策が思いつきで立案されているとも批判。市民の不満をすくい取った。
 函館市長選には「下克上」の歴史もある。07年は政党や団体を固めた現職に対し、市政運営を批判した前助役が大勝した。市OBは「今回も市民はトップ交代で閉塞(へいそく)感を打破しようと判断した」と語る。
 投票率は前回より8・83ポイント増の58・15%になり、関心の高さを裏付けた。大きな期待を背負った大泉氏。今度は自身が市民の評価の矢面に立つことになる。(徳永仁、宮木友美子)

1586OS5:2023/04/25(火) 21:41:51
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/836677/
更別村議に移住者夫婦が当選 政治学者の妻と数学史家の夫、村政と向き合う
2023年4月24日 20:00
当選証書を手にする尾立要子さん(左)と斎藤憲さん
 【更別】移住者の夫妻尾立(おりゅう)要子さん(57)と斎藤憲さん(65)が18日告示の村議選で無投票当選し、24日、村役場で当選証書を受け取った。政治学を研究し、大阪公立大の客員研究員を務める妻の尾立さんと、地方議会のあり方を考えてきた夫の斎藤さん。異色の夫妻は批判も覚悟で村政と向き合おうとしている。...

1587OS5:2023/04/25(火) 22:33:45
>>1555
https://www.muromin.jp/news.php?id=85158
2023/04/24 11:45統一地方選

室蘭市長、青山氏4選 小田中氏、川畑氏破る
 室蘭市長選は、現職の青山剛氏が経済界や日鉄と日鋼の二大労組の組織票を手堅くまとめ、さらにまち場の支持を集めて1万5622票を獲得。他の2氏を振り切り接戦を制した。これまでの3期12年の行政手腕と実績、経験が評価された。

 選挙戦は、これまで推薦を受けていた市職員らで構成する市職員労働組合連合会(市労連)が小田中氏に出馬を要請。従来の支持組織である連合が割れて厳しい戦いとなった。この中、地域や商店街をはじめ、無党派層へも食い込み公約などをアピール。知名度を生かして有権者との距離を縮める戦略を進めた。

 小田中氏は、市労連の支持を受けて昨年12月にいち早く出馬表明し、現職批判の受け皿として行政刷新を訴えたが、及ばなかった。川畑氏も精力的に独自の活動を展開したが、2氏の間で埋没し、浸透しなかった。

◆―― 開票結果
当15,622 青山  剛 45 無現④
 12,733 小田中 稔 59 無新
  6,303 川畑  悟 52 無新

 ※得票数。当は当選、氏名(敬称略)、年齢、党派(無=無所属)、現新別、丸数字は当選回数。

◆―― 当選者
青山  剛 45 無現④
①市長②市議、室蘭工業大助手③札幌市④室蘭工業大大学院

 ※氏名(敬称略)、年齢、党派(無=無所属)、現新別。丸数字は当選回数。略歴は①現職、肩書②経歴③出生地④最終学歴

◆―― 批判票分散で有利に
 【解説】室蘭市長選は、経済界を中心に推す青山剛氏が4選を決めた。市民は青山市政を信任、将来を見据えた都市整備や行財政改革といった青山路線継承を選択した。

 室蘭民報社の調査では、市長選で重視した政策や争点として、景気・雇用の経済対策を望む声が多く、青山氏の進めるフェリーやクルーズ船寄港による地域活性化、洋上風力の推進などに合格点を与えた格好。過去の市長選でアピールした若さに加え、市議時代も含めた20年の経験を特に強調し、浸透した結果だろう。

 ただ小田中、川畑両氏を合わせた得票が全体の過半数を超えた。「3期12年の市長選挙ではない」(政党関係者)や市政運営への不満の声も多く聞かれる中、三つどもえの戦いが青山氏に有利に働いたことも見逃せない。市職員や市議会、支援が割れた労働界との関係構築は必須だろう。

 閉塞感に包まれたコロナ禍からの脱却、洋上風力などの再生可能エネルギーによる新産業創出、さらに病院再編など課題は山積み。若手からベテランの域に入った青山氏の一挙手一投足が、市民に今まで以上に注目されている。

1588OS5:2023/04/25(火) 22:36:59
https://www3.nhk.or.jp/sapporo-news/20230423/7000057055.html
美瑛町長選挙 現職の角和浩幸氏が2回目の当選
04月23日 21時19分

上川の美瑛町長選挙は無所属の現職、角和浩幸氏が2回目の当選を果たしました。
角和氏は横浜市出身の55歳。
京都新聞の元記者で、美瑛町に移住して農業を営み、2011年(平成23年)から町議会議員を2期務めたあと、前回・4年前の町長選挙に立候補して初当選しました。
角和氏は「4月に施行された町の自治基本条例を着実に運用し、住民主体の町づくりを進めていきたい。JR美瑛駅周辺の再開発や福祉の充実にも取り組んでいく」と話しています。



>>1528
角和浩幸  3,445票 55歳 無所現 〈元〉町議  農協
佐藤晴観  2,581票 49歳 無所新 〈元〉町議長 商工会

1589OS5:2023/04/29(土) 08:35:47
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/837985
<誕生大泉市政 函館市長選 圧勝の先に>番外編 取材記者が振り返る
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2023年4月26日 22:30

23日の函館市長選は、新人の大泉潤氏が現職の工藤寿樹氏に勝利した。取材した記者たちが振り返った。



 A 大泉氏が9万8174票を得たのに対し、工藤氏は2万3483票だった。大泉氏については昨夏の出馬表明当初から強い候補になるとみていたが、ここまで差が開くとは。強気だった工藤氏も2月以降は「もし負けたら」という話を周囲にするようになった。
 B 大泉氏の地域衰退への危機意識が市民の共感を得たのは間違いない。だけど、やはり弟の洋さんの存在が大きかった。大泉氏自身も選挙後、「彼がいなければ勝利はなかった」と認めた。3月から眼鏡を外し、見た目も弟を意識しているとうわさされたけど、本人は否定している。関係者によると、洋さんが選挙に関わらないことは事前に確認していたそうだ。
 C 大泉氏の3月18日の集会に、政党などの動員ではない一般市民が詰めかけたのを見て、勢いを確信した。集会では函館出身の人気バンドGLAYのTAKUROさんが「函館のために立ち上がるということで、住みよいマチに成長させてほしい」とエールを送る動画も披露された。これに驚いたのはTAKUROさんと親交がある工藤氏。同時期にTAKUROさんから「函館のために互いに頑張ろう」との動画が送られていたといい、すぐにホームページに載せていた。
 D 工藤氏陣営は最終盤になって鈴木直道知事を呼ぼうとしたが、断られた。それまで工藤氏は、鈴木氏と距離がある自民党の高橋はるみ参院議員を頼っていた経緯があり、関係者からは「都合のいい話だ」との声も漏れた。
 A 今回の選挙は政党にとって課題が残った。立憲民主党は大泉氏に推薦を出そうとしたけど、自分たちが前に出ると保守票が逃げるかもしれないと配慮し、1段階下の支持とした。大泉氏が自民、公明両党推薦の鈴木知事の集会に出ても、道議選の自民候補を激励しても立憲は黙認した。組織力で大泉氏を支えたのは間違いないけど、大泉氏に既に主導権を握られている感がある。
 D 自民、公明は工藤氏を推薦したのに、北海道新聞の出口調査では両党支持層の7割超が大泉氏に投票した。大泉氏に「風」が吹く中、工藤氏支援に力が入らなかった。裏で大泉氏を応援する関係者もいた。
 C 自民の工藤氏推薦を主導したのは、道議選で渡島管内から函館市に「国替え」した冨原亮道議。ただ告示後の工藤氏の集会に姿を見せず、陣営は首をかしげていた。自民内では冨原氏と、道議選渡島管内で当選した前田一男元衆院議員に溝があり、次の衆院選道8区の候補選びは多難だ。
 B 先の話だろうが、大泉氏はこれだけ人気があれば知事選や国政という声も出てくるかもしれない。昨秋には市内の経営者や高橋はるみ氏が大泉氏に、衆院道8区に自民から出馬しないか声をかけた経緯もある。大泉氏は選挙戦で道外首長の応援も受け、兵庫県播磨町の佐伯謙作町長は最終日に「私は大泉党。仲間を集めて国を変える勢力をつくる」と応援演説した。
 A 討論会や候補者インタビューの反応では「工藤氏の政策の方が現実的で具体的だ」との声を聞いた。人口減少対策や地域活性化で重要なのは企業誘致や新産業創出による若者のつなぎ留めだと思う。情報収集や独創的なアイデアに加え、人脈を生かしたトップセールなど政治力も必要だ。大泉氏に求められるのは政策実現で市民の暮らしを豊かにすることだろう。

1590OS5:2023/05/02(火) 09:16:43
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/839168
道議会6会派の構成決定 自民54人
会員限定記事
2023年4月28日 20:35
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 道議会(定数100)の新たな会派構成が決まった。9日投開票の道議選で初めて議席を得た日本維新の会の新会派を加え、改選前から1増の6会派が、28日までに届け出た。最大会派の自民党・道民会議は、自民の公認・推薦で当選した52人に、無所属新人の2人が加わり54人になった。
 自民会派に加入した2人は、いずれも、野党系会派の北海道結志会所属道議の後継として出馬していた日高管内(定数2)の小林雄志氏と、伊達市(同1)の高田真次氏。自民は、前回2019年改選時に届け出た53人から1人増やした形。公明党は横ばいの8人で、自民会派と合わせた鈴木直道道政の与党は62人になった。
 一方、立憲民主党議員らでつくる民主・道民連合は、19年改選時から1人減の26人。結志会は、政治団体の市民ネットワーク北海道が推薦した札幌市北区(定数4)の石川佐和子氏、釧路市(同3)の鶴間秀典氏を加え、19年改選時と同数の9人を確保した。
 共産党は3人から2人に減った。維新会派は「維新・大地」の名称で1人会派。(岩崎あんり、金子俊介)

1591OS5:2023/05/09(火) 11:30:53

https://news.yahoo.co.jp/articles/97a41fbb07f8935e80a07cfb02597f3b36a2c64b
母になりすまし投票疑い書類送検 北海道士別市議長、統一選
5/8(月) 22:37配信
 4月9日に投開票された統一地方選前半戦の北海道知事選と道議選で、母親になりすまして投票したとして、北海道警は8日、公選法違反(詐偽投票)の疑いで士別市議会の井上久嗣議長(63)を書類送検した。捜査関係者への取材で分かった。

 書類送検容疑は、知事選(3月23日告示)と道議選(同31日告示)の選挙期間中、意思表示が困難な母親に代わり、井上氏が応援する候補者に郵便投票で投票した疑い。

 井上氏は8日、共同通信の取材に「道義的責任が非常に重いことだと受け止めている。今後は検察の捜査に協力する」と述べた。

 士別市議会によると、井上氏は8日、議員辞職願を提出し、副議長預かりとなった。

1592OS5:2023/05/15(月) 02:42:51
13自民党・市民会議
08民主・市民連合
05公明党
04共産党
03無党派G
01無所属

https://www.hokkaido-np.co.jp/article/844321
旭川市議会会派 与党系18人、ねじれ解消 自民が参政取り込む

2023年5月11日 20:30
 旭川市議会(定数34)は11日、改選後初の議員協議会を開き、会派構成を決めた。最大会派は自民党系「自民党・市民会議」で、保守色の強い参政党の笠井真奈美氏が加わり、改選前の11人から13人に伸ばした。今津寛介市長を支える与党会派は公明党と合わせて18人となり、過半数を獲得。野党が多数を占める「ねじれ」を解消した。
 第2会派は野党の立憲民主党系「民主・市民連合」で9人から8人に後退した。公明党は5人、共産党は4人で改選前と変わらず、現有勢力を維持。無所属議員の一部で構成する「無党派G」には、れいわ新選組の野村パターソン和孝氏が加わり、改選前と同じ3人を確保した。
 4月の市議選では、自民党系、公明党の与党が改選前の16人から17人に伸ばしたが、勝敗ラインの過半数に届かず、野党と勢力伯仲となった。自民党系会派や野党会派は過半数獲得を巡り、初めて議席を獲得した参政党の笠井氏に会派入りを打診。笠井氏は「保守的な価値観や考え方が近い。参政党の政策とぶれることなく、協力関係をつくりたい」とし、自民党系会派に入ることを決めたという。
 今津市長は安定した市政運営が可能になり、自民党の市議は「過半数を取れたのは大きい。今までの議会運営とは変わる」と強調。立憲民主党の市議は「厳しくなった。チェック機能を果たしたい」と警戒する。
 改選後初の臨時市議会は19日開会し、議長選が行われる。自民党系会派からの選出が有力で、元議長の安田佳正氏と福居秀雄氏らの名が浮上している。(和泉優大、佐藤愛未)

1593OS5:2023/05/15(月) 02:43:44
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/844983/
自民会派、知事と協調継続 議長候補に冨原氏 対抗馬に票4割
2023年5月12日 21:29(5月13日 02:02更新)
 道議会の自民党・道民会議(54人)が議長候補に選んだ冨原亮氏(50)=函館市=は、党道連幹事長を務めるなど道内自民の「主流派」で、鈴木直道道政との協調路線の継続を基本的に選択した結果といえる。ただ、一騎打ちとなった松浦宗信氏(68)=根室市=にも4割近い票が流れた。道政与党として、道との対立を表面化させないこれまでの会派運営からの転換を求める声の表れとの見方も出ている。
 冨原氏は34歳で道議に初当選し、道議会や党務で要職を歴任。先の道議選では渡島管内から函館市(定数5)に選挙区を移し、5回目の当選を決めた。
 昨年9月の定例道議会の一般質問では、まだ2期目の出馬表明をしていなかった鈴木知事に「出馬表明がなされると確信しており、多くの道民も待ち望んでいる」とエールを送る場面も。道議の中では知事に近い存在とされ、支持した中堅道議は「自民側の声を届けつつ円滑な道政運営ができる」と語る。
 今回の議長候補選では「大本命」(自民道議)と目されており、33票を得た一方、松浦氏も21票を獲得した。松浦氏を支持した有力道議は「与党であっても、わが会派には今の道をもっと厳しくただす姿勢が必要だ」と注文する。背景には、知事の道政運営を批判する場面が少なかった会派の姿勢への不満も見え隠れする。
 議長の人選が重視されるのは、首長と議会の二元代表制のもとで、知事と並ぶ北海道の「顔」として強い影響力を持つからだ。報酬も議員より高く、道の政策決定や人事にも影響を与えることがある。また、道と事前に質疑応答をすり合わせる「答弁調整」をはじめ、道民との距離が指摘される道議会の改革を主導する役割も担う。
 冨原氏は12日、議長候補に選ばれたことについて記者団に「重く受け止めている。果たさなければならない役割の重要性を改めて認識している」と述べた。2期目を迎えた鈴木道政への監視機能をどう高めていくのか、道民により開かれた議会への改革にどう取り組むのかが注目されそうだ。(金子俊介、小宮実秋)

1594OS5:2023/05/15(月) 21:53:22
https://www3.nhk.or.jp/lnews/sapporo/20230514/7000057526.html
石狩市長選挙 現職・加藤龍幸氏が新人2人抑え2回目の当選
05月14日 22時41分

現職に新人2人が挑んだ石狩市の市長選挙は14日に投票が行われ、無所属の現職、加藤龍幸氏が新人2人を抑え、2回目の当選を果たしました。

石狩市長選挙の開票結果です。
▼加藤龍幸(無所属・現)当選 1万3769票
▼安田秀子(無所属・新) 3475票
▼岩渕勉(無所属・新) 3191票
任期満了に伴う石狩市長選挙は現職の加藤氏が環境保護団体代表の安田氏と元石狩消防署課長の岩渕氏の新人2人を抑え、2回目の当選を果たしました。
投票率は43.65%で、これまでで最も低かった前回・4年前の50.37%を6.72ポイント下回り、過去最低となりました。
加藤氏は札幌市出身の67歳。
道職員を経て2007年(平成19年)に石狩市役所に入り、市長政策室長や企画経済部長を務めたあと、前回の選挙に立候補して初当選しました。
加藤氏は「国の指定を受けた『脱炭素先行地域』として、再生可能エネルギーの利用拡大や関連産業の誘致に力を入れるとともに、子育て支援の強化や高齢者の生活を支える公共交通の拡充にも取り組みたい」と話しています。

1595OS5:2023/05/16(火) 22:42:32
定数11に対し12人立候補。→1人だけ落選
TOP当選者が町長選へ出馬。
落選した一人が繰り上げ当選。なんだ!?と思ったら
町長が亡くなったから 急な選挙なのね


https://www.hokkaido-np.co.jp/article/846681

辞職受け、繰り上げ 羽幌町議に金木氏
2023年5月16日 22:10
 【羽幌】町選管は16日の選挙会で町長選(23日告示、28日投開票)出馬に伴う森淳氏(70)の町議辞職に伴う欠員補充のため、公職選挙法の規定に基づき、4月23日投開票の同町議選で次点だった金木直文氏(65)=共産=の繰り上げ当選を決めた。当選証書も同日、付与された。金木氏は5期目。(竹内博)


https://www.hokkaido-np.co.jp/article/842700
羽幌町長選 前議長の町議が出馬へ

2023年5月8日 23:32

 留萌管内羽幌町の前町議会議長の町議森淳氏(70)は8日、北海道新聞の取材に対し、駒井久晃町長の死去に伴う町長選(23日告示、28日投開票)に立候補する意向を明らかにした。森氏は4月23日投開票の同町議選で当選している。町長選への出馬表明は森氏が初めて。


https://www3.nhk.or.jp/sapporo-news/20230420/7000056952.html
羽幌町の駒井久晃町長が死去
04月20日 20時01分

羽幌町の駒井久晃町長が、19日、札幌市内の病院で悪性リンパ腫のため亡くなりました。69歳でした。

羽幌町によりますと、駒井町長は3月13日から札幌市内の病院に入院したあと4月に入って、一時、退院し、公務に復帰しましたが、4月7日に再入院し19日に亡くなったということです。
羽幌町出身の駒井町長は平成7年から町議会議員を務め、5期目の途中で辞職して平成26年の町長選挙に立候補して初当選し、3期目の任期途中でした。
当面、鈴木典生副町長が町長の職務を代行するということです。
駒井町長の死去は4月23日までに職務代理者から羽幌町の選挙管理委員会に通知され、後任を選ぶ選挙は選挙管理委員会が通知を受け取ってから50日以内に行われるということです。

1596OS5:2023/05/17(水) 21:18:09
https://news.yahoo.co.jp/articles/eefe0812c960f5cdef565e9f085815a696dcac99
立憲民主党道連 逢坂代表 辞意表明一転 来月の任期切れまで続投表明 任期後については「否定的な思い」
5/17(水) 21:12配信


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HTB北海道ニュース
(写真:HTB北海道ニュース)

 辞意を表明していた立憲民主党道連の逢坂誠二代表は、党内での慰留などを受けて来月の任期切れまで続投すると表明しました。

 立憲民主党道連の逢坂誠二代表は、先月の北海道知事選で推薦した候補が現職に大敗したことなどを受けて、「責任を取る」として辞意を表明していました。
 17日に国会内で報道陣の取材に応じた逢坂代表は、道内選出国会議員全員から慰留の文章を受け取ったことや、13日に行われた道連の常任幹事会で、選挙の総括を先にするように求められたことを受け、「(来月の)任期いっぱいで選挙総括を行う。
 そこまでは道連代表を継続する」と述べました。
 逢坂代表の任期は、来月の道連大会までとなっており、その後の続投については「責任があるということは痛感してますので、私としてはその後を続けるということについては、否定的な思い」としています。

HTB北海道ニュース

1597OS5:2023/06/06(火) 08:12:29
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/856373
美唄市長選、現新一騎打ち 市議選も選挙戦に
2023年6月4日 17:15(6月4日 20:29更新)

 【美唄】任期満了に伴う美唄市長選は4日告示され、いずれも無所属で、自民党美唄支部が推薦する新人の元病院職員桜井恒氏(39)と、再選を目指す現職板東知文氏(70)=届け出順=が立候補を届け出て、選挙戦に突入した。同日告示の市議選は定数14に対して現職8人、元職1人、新人7人の計16人が出馬し、選挙戦が確定した。各候補者は市内各地を回り、人口減対策やまちの将来像について語り、支持を訴えた。11日の開票まで1週間にわたり舌戦が繰り広げられる。(横田望、三浦高志)
■生活守ること最優先 桜井恒氏(39)=無所属・新人
 桜井氏は午前8時すぎに西1南2の後援会事務所で出陣式を行い、集まった支持者約150人と必勝を祈願。その後JR美唄駅前に移動し、第一声を上げた。
 「市民一人一人から物価高や除雪、子育ての苦労など多くの悩みを聞いた。最優先すべきは皆さまの生活を守ること」と述べ、全市民への1万円給付、福祉除雪の条件緩和などに取り組むと主張。北海道せき損センターの市外移転の可能性が出てきたことにも触れ「もし移転しても暮らしを守る医療ができるよう、市立病院の中身を早急に変えなければならない」とした。
 また財源として現在実施中の事業の優先順位を見直すとし、安田侃彫刻美術館アルテピアッツァ美唄の改修などについて「資材高騰の状況下で行う必要はあるのか」と指摘。「美唄の未来を支える子供たちへの投資にも取り組んでいく。そんなまちづくりをぜひ後押ししてほしい」と訴えた。
 その後、支持者らと握手を交わし選挙カーで出発。市内各地で遊説した。
■市街地再開発目指す 板東知文氏(70)=無所属・現職
 「1期目の成果を踏まえて、美唄に暮らす喜びと誇りをつくりあげる決意を新たにしている」。板東氏は午前9時ごろ、約150人の支持者らが集まる中、大通西1南1の事務所前で第一声を上げた。
 板東氏は、ふるさと納税寄付額が4年間で約18倍の18億円に増加したことや、全道に先駆けて地域包括ケア推進条例を制定したことなどを実績として挙げた。建て替え工事中の市立美唄病院は、完成後も人口減や高齢化の状況によって病床数や機能の見直しを段階的に行う計画で、板東氏は「国からも高い評価を受けている」と強調した。2期目に向けては、市内での日本語学校の開設や中心市街地の再開発などを掲げた。
 地域の中核的病院の北海道せき損センターが市外への移転を含めた建て替えを検討していることに関しては「美唄での建て替えを地域の基本的な考え方として対応していく」と訴えた。
 その後、峰延や東明など市内各地を選挙カーで回り、支持を呼び掛けた。

1598OS5:2023/06/13(火) 19:51:19
https://www3.nhk.or.jp/sapporo-news/20230611/7000058275.html
美唄市長選挙 新人の元病院職員 桜井恒氏が初当選
06月11日 23時42分

現職に新人が挑んだ美唄市の市長選挙は11日に投票が行われ、無所属の新人で元病院職員の桜井恒氏が2期目を目指した現職を破り初めての当選を果たしました。

美唄市長選挙の開票結果です。
▼桜井恒(39)、無所属・新、当選、5957票。
▼板東知文(70)、無所属・現、4826票。
任期満了に伴う美唄市長選挙は自民党美唄支部が推薦した元病院職員の桜井氏が2期目を目指した現職の板東氏を破り、初めての当選を果たしました。
投票率は64.20%で、前回・4年前の選挙を7.26ポイント下回りました。
桜井氏は美唄市出身の39歳。
医療機器メーカーでの勤務を経て、江別市にある病院に勤めていました。
桜井氏は「基幹産業の農業で民間企業などとの連携を推進し、美唄を農業の先進地にしていきたい。子育て世帯への支援を充実させるほか、公共交通の整備にも力を入れ、誰もが未来への希望を語れるまちを目指したい」と話しています。

1599OS5:2023/06/13(火) 19:53:22
https://news.goo.ne.jp/article/hokkaido/region/hokkaido-860454.html
初当選の桜井氏、地道に知名度高め逆転 美唄市長選 「閉塞感打破」39歳に託す
2023/06/12 23:00北海道新聞

初当選の桜井氏、地道に知名度高め逆転 美唄市長選 「閉塞感打破」39歳に託す

当選が決まり、支持者と万歳三唱する桜井恒氏(右)=11日午後10時55分ごろ、西1南2の後援会事務所

(北海道新聞)

 【美唄】11日投開票の美唄市長選は、新人の桜井恒氏(39)=自民党美唄支部推薦=が、再選を目指した現職板東知文氏(70)との一騎打ちを1131票差で制し、初当選を果たした。選挙期間中、両陣営ともに「現職有利」との見方を示していたが、桜井氏は知名度不足解消に向け、多くの市民と対話を重ねる選挙戦を展開。若手農業者を中心に支援の輪が広がり、市勢に漂うとされる閉塞(へいそく)感打破を39歳に託す結果につながった。...

1600OS5:2023/06/20(火) 21:46:37
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/863610/
自民道連が新体制発足 中村裕之会長で早期決着 衆院選へ問われる手腕
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2023年6月18日 19:51(6月18日 22:40更新)
自民党道連は18日、札幌市内で定期大会を開き、中村裕之衆院議員(62)を正式に会長に選出した。前回2021年の会長選びは内部対立に発展したが、今回は衆院選対応を急ぐ事情もあり、早期決着で新体制を発足させた。
 大会では衆院選候補となる支部長の不在が続く道1区(札幌市中央区、南区、西区と北区の一部)、道8区(渡島、檜山管内)の支部長選定を急ぐなど23年の活動方針も決定。中村氏は「次の解散総選挙で必ず勝利し1人でも国会議員を増やす」と決意を述べた。
 中村氏は道4区(札幌市手稲区、西区の一部、石狩市、後志管内)選出の4期目で、農林水産副大臣などを務めた。任期満了で退任した前会長の伊東良孝衆院議員の後任。13日の道内関係国会議員会合で内定していた。任期は25年6月まで。
 中村氏に円滑に決まったのは内部対立を回避した結果だ。前回の会長選びは東京五輪・パラリンピック組織委員会会長就任のため道連会長を退いた橋本聖子参院議員の後任選びが紛糾、3カ月近く会長不在が続いた。今回は通常国会中の衆院解散論も浮上する中で選考が行われ、選挙態勢の構築を急ぐ流れとなった。
 武部新衆院議員(52)と高橋はるみ参院議員(69)の名前も挙がったが、伊東氏や橋本氏が水面下で調整し、衆院議員であることや当選回数、年齢、経験を重視する方針を確認。中村氏は武部氏と同期だが年長で、異論は出なかった。
 道連会長は従来、当選回数などに基づく持ち回りや会長経験者らの協議で決まるのが慣例だった。選考基準が不明確なことが前回の混乱を助長した面もあり、中村氏は大会後、基準をより明確化する必要があるとの認識を記者団に示した。
 中村氏は道議経験もあり「国政選挙で道議と連動しやすくなる」との期待が道連内にある。前回衆院選小選挙区で立憲民主党の新人候補に僅差に迫られた経過もあり、全道の選挙態勢と自身の足場固めの両立が課題となる。(金子俊介)
首相、解散時期探る 改造後の秋なら「増税隠し」の批判も

1601OS5:2023/06/20(火) 21:47:41
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/863056/
自民 道8区応募ゼロ 公募残り1週間、7月1日に選考委
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2023年6月16日 22:16
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 自民党道8区支部は23日締め切りの支部長公募を経て、7月1日に選考委員会を開く予定だ。だが応募は今のところゼロ。党関係者が出馬を打診した女性著名人も固辞した。選考は難航する可能性がある。
 支部長は次の衆院選の候補予定者になる。支部幹部によると女性1人から意欲が伝えられたが応募に至っていない。支部内では複数の女性著名人の名前が浮上したが、出馬の意向がないことを確認したという。
 公募は5月29日に開始し、選挙区内で党員50人を含む200人の推薦が条件。選考では女性候補や若さを重視するとした。昨年10月の公募の条件は党員25人を含む50人の推薦だったため、厳格化が影響しているとの見方もある。
 「有力候補がいなければ党本部に委ねることもあり得る」(有力経済人)との声も出る。
 道8区では自民党の前田一男氏(現道議)が立憲民主党の逢坂誠二氏に3連敗している。(宮木友美子、芝垣なの香)

1602OS5:2023/07/10(月) 19:53:14
https://www3.nhk.or.jp/sapporo-news/20230611/7000058275.html
美唄市長選挙 新人の元病院職員 桜井恒氏が初当選
06月11日 23時42分

現職に新人が挑んだ美唄市の市長選挙は11日に投票が行われ、無所属の新人で元病院職員の桜井恒氏が2期目を目指した現職を破り初めての当選を果たしました。

美唄市長選挙の開票結果です。
▼桜井恒(39)、無所属・新、当選、5957票。
▼板東知文(70)、無所属・現、4826票。
任期満了に伴う美唄市長選挙は自民党美唄支部が推薦した元病院職員の桜井氏が2期目を目指した現職の板東氏を破り、初めての当選を果たしました。
投票率は64.20%で、前回・4年前の選挙を7.26ポイント下回りました。
桜井氏は美唄市出身の39歳。
医療機器メーカーでの勤務を経て、江別市にある病院に勤めていました。
桜井氏は「基幹産業の農業で民間企業などとの連携を推進し、美唄を農業の先進地にしていきたい。子育て世帯への支援を充実させるほか、公共交通の整備にも力を入れ、誰もが未来への希望を語れるまちを目指したい」と話しています。

1603OS5:2023/07/27(木) 16:14:22
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/882713/
パワハラ問題、現職に逆風 2023北見市長選 立憲・労組から批判噴出 保革相乗り見通せず
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2023年7月24日 21:51
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北見市
北見市
 9月3日告示、10日投開票の北見市長選を巡り、市職員によるパワーハラスメント(パワハラ)問題が現職陣営の逆風となっている。市職員出身の辻直孝市長を1、2期目とも支えた立憲民主党や労働組合では、辻氏への批判が噴出。自民党も一枚岩ではないため、過去2回の市長選のように保革相乗りの「オール北見」の支援を取り付けられるか見通せない情勢だ。
 「パワハラ問題が解決していないのに、評判の良くない辻市長になぜ党として乗っかろうとするのか」。23日、市内で開かれた立憲民主党道12区総支部定期大会。一般党員からは辻氏への支持見合わせを求める声も上がった。
 同党北見支部長を務める鈴木一磨道議(北見市選出)は「立憲として(辻氏と)どう対峙(たいじ)するかは決めていない」とし、パワハラ問題も含めて辻市政を総括する必要があると説明。その上で、「雲行きが怪しく、『オール北見』にならない可能性もある。『辻氏でいいのか』という議論をしなければならない」と現職陣営との距離感をにじませた。
 2015年の前市長の急死を受け、辻氏の初当選時は自民系や民主(現・立憲)系を含めた保革相乗りが実現。19年もオール与党態勢で再選を決めた。立憲民主党の支持母体の連合北海道北見地区連合会は15年と19年の市長選同様、辻氏支援に前向きな姿勢を示してきた。
 ただ、連合北見には市職員労働組合も含まれ、パワハラ問題発覚後、市の対応を疑問視する組合員も少なくない。立憲系のある市議は「党として自由投票もあり得る」と指摘。市職員出身の辻氏にとって、いわば「身内」から厳しい声が上がっている状況だ。
 パワハラ問題に加え、ともに市議会の最大会派である連合・立憲系の「市民・連合クラブ」と船橋賢二道議(同市選出)を支持する「次代」に対し、3選出馬の根回しが不足していたとされ、不満が渦巻く。ある立憲関係者は「このままだと現職を応援するのは(自民党の)武部新衆院議員の陣営だけになるのでは」との観測も漏れる。
 ただ、別の立憲関係者は「立憲から市長選に候補を立てれば、連合の顔をつぶすことになる」と懸念。辻氏への対抗馬擁立は難しく、対応に苦慮している。(山田健裕)

1604OS5:2023/07/27(木) 16:15:13
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/876230/
北見市長選 船橋陣営候補擁立に含み 説明会に4陣営 保守分裂の可能性も
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2023年7月11日 22:44
北見市
 9月10日投開票の北見市長選まで2カ月を切り、市選管は今月11日、立候補予定者向けの説明会を市役所で開いた。既に立候補を表明している現職の辻直孝市長、2期8年間にわたり辻市政を支えてきた自民党の船橋賢二道議(北見市)、共産党北見地区委員会の各関係者と、氏名非公表の1陣営の計4陣営が出席した。保守系候補を一本化してきたこれまでの構図から一転し、保守分裂選挙となる可能性も出てきた。
■現職・辻氏との溝表面化
 11日の説明会後、船橋道議後援会の渡部徳章幹事長は北海道新聞の取材に対し、「立候補者を出すか出さないかは検討中」と述べ、擁立に含みを持たせた。
 辻市長は6月28日、定例北見市議会代表質問で立憲民主党系の「市民・連合クラブ」の質問に答える形で、3選出馬を表明。新型コロナウイルス禍の収束を見据え、デジタル化や環境に配慮したグリーン化に力を入れることで、地方創生を推し進める考えを示した。
 前回、前々回の選挙と異なるのは、船橋道議との距離感だ。桜田真人前市長が任期途中で死去したことに伴う2015年の選挙では、「オール北見で支えられる候補」として辻氏に白羽の矢が立った。それ以来、船橋道議は、選挙運動に不慣れな辻氏を後援会メンバーが手伝うなど積極的に支えてきた。
 ただ、船橋陣営幹部が「2期目の4年間、市長からほとんど連絡がなかった」と不満を漏らすなど、溝が少しずつ表面化。6月中旬に北見市内のホテルで開かれた船橋道議の政経セミナーに辻市長の姿はなく、浅野目浩美副市長が代理で出席。その後、辻市長と船橋道議に加え、両者の後援会幹部を交えての話し合いが行われたが、不調に終わった。
 一方、辻市長は地元選出の自民党の武部新衆院議員と近く、保守系は一枚岩ではない。衆院解散・総選挙の日程も見通せない状況で、自民党関係者からは「辻氏は混乱していた市政を立て直した。船橋道議が新たな候補者を立てれば、自民党の分裂は避けられない」と懸念の声が出ている。(水野薫)

1605OS5:2023/08/11(金) 23:00:09
https://news.yahoo.co.jp/articles/5611871d4c18ccce01945ac6ca72344acf185869
北海道北見市パワハラ問題 第三者委設置へ 市長が対応一転
8/11(金) 13:15配信

北海道新聞
一連のパワハラ問題を受け、陳謝する辻直孝市長(中央)

 【北見】北見市の辻直孝市長は10日の記者会見で、市職員が2022年にパワーハラスメント(パワハラ)被害を市に申し立てた際、窓口の職員課長が取り下げを促していた問題について、事実関係調査のため第三者委員会を設置する考えを明らかにした。

 先月の会見では市内部での調査にとどめ、第三者による調査を否定していたが、同問題に対する市長の対応の鈍さに市議会などから批判の声が相次いだ。この日は「市民に心配と迷惑をかけた」と初めて陳謝し、「市内部での確認にとどまらず、第三者委員会に委ねることが適当と判断した」と説明した。

 第三者委員会は、弁護士や社会保険労務士、臨床心理士ら4人程度で構成し、9月にも初会合を開く。調査は、職員課長の取り下げ行為の有無のみを対象とする。調査結果の公表方法や時期は、委員会の判断に任せるとした。

 申立書などによると、職員5人は役職が上の男性職員から頭をたたかれるなど約30件のパワハラを13〜22年に受けた。当時の職員課長が同2月に申し立て内容を聴取した際、「申し立てをやめないか」と取り下げを促した。

1606OS5:2023/08/29(火) 07:26:49
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/896073/
北見市長選、辻氏支援の相乗り崩れる 自民推薦、立憲は自主投票 地元道議2人も距離
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2023年8月21日 21:33(8月21日 21:44更新)

 9月3日告示、10日投開票の北見市長選で3選を目指す現職辻直孝氏(70)に対し、自民党が推薦を決めた一方、立憲民主党が自主投票とし、判断が分かれた。初当選から続いてきた保革相乗りの「オール北見」態勢が初めて崩れ、北見市選出の道議2人も距離を置くなど支援に後ろ向き。盤石だった支持基盤を失い、辻氏は市長選に臨むことになる。
 「みんなで力を合わせて北見を大きく発展させよう」。地元選出の自民党の武部新衆院議員は、20日に市内で行われた辻氏の事務所開きでエールを送った。北見市議や商工関係者ら120人が参加したが、同党の船橋賢二道議(北見市)、立憲民主党北見支部の鈴木一磨道議(同)とも姿を見せず、代理出席もなかった。
 辻氏への支援態勢を巡っては、自民党道12選挙支部(支部長・武部衆院議員)が12日に辻氏の1、2期目と同様に推薦を決定。関係者は「辻氏の2期8年を評価する声が大きく、異論は特になかった」とする。公明党オホーツク総支部、新党大地も辻氏を推薦する方針だ。
 一方、立憲民主党は19日の北見支部大会で、鈴木道議から自主投票が提案され、賛成多数で決定した。市役所職員5人がパワーハラスメントを受けたと連名で訴えたにもかかわらず、市が取り下げを促した問題が党員の間で辻氏への不信感を生んだことが問題視された。さらに、市の物価高騰対策についても「不十分」との声が上がった。同党は旧民主党を含めて1、2期目とも推薦したが、辻氏の政治姿勢に「ノー」を突きつけ、方針転換した形だ。
 保革相乗りが崩れたことに対し、辻氏の陣営関係者は「対立候補次第では、厳しい選挙戦となる。気を引き締めて、やるべきことを着実に進めなければ」と危機感を募らせる。これまでは市議会もオール与党態勢だっただけに、ある市幹部は「仮に辻氏が当選しても、難しい議会運営を強いられるだろう」とみている。(水野薫、山田健裕)

1607OS5:2023/08/29(火) 07:28:13
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/896073/
北見市長選、辻氏支援の相乗り崩れる 自民推薦、立憲は自主投票 地元道議2人も距離
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2023年8月21日 21:33(8月21日 21:44更新)

 9月3日告示、10日投開票の北見市長選で3選を目指す現職辻直孝氏(70)に対し、自民党が推薦を決めた一方、立憲民主党が自主投票とし、判断が分かれた。初当選から続いてきた保革相乗りの「オール北見」態勢が初めて崩れ、北見市選出の道議2人も距離を置くなど支援に後ろ向き。盤石だった支持基盤を失い、辻氏は市長選に臨むことになる。
 「みんなで力を合わせて北見を大きく発展させよう」。地元選出の自民党の武部新衆院議員は、20日に市内で行われた辻氏の事務所開きでエールを送った。北見市議や商工関係者ら120人が参加したが、同党の船橋賢二道議(北見市)、立憲民主党北見支部の鈴木一磨道議(同)とも姿を見せず、代理出席もなかった。
 辻氏への支援態勢を巡っては、自民党道12選挙支部(支部長・武部衆院議員)が12日に辻氏の1、2期目と同様に推薦を決定。関係者は「辻氏の2期8年を評価する声が大きく、異論は特になかった」とする。公明党オホーツク総支部、新党大地も辻氏を推薦する方針だ。
 一方、立憲民主党は19日の北見支部大会で、鈴木道議から自主投票が提案され、賛成多数で決定した。市役所職員5人がパワーハラスメントを受けたと連名で訴えたにもかかわらず、市が取り下げを促した問題が党員の間で辻氏への不信感を生んだことが問題視された。さらに、市の物価高騰対策についても「不十分」との声が上がった。同党は旧民主党を含めて1、2期目とも推薦したが、辻氏の政治姿勢に「ノー」を突きつけ、方針転換した形だ。
 保革相乗りが崩れたことに対し、辻氏の陣営関係者は「対立候補次第では、厳しい選挙戦となる。気を引き締めて、やるべきことを着実に進めなければ」と危機感を募らせる。これまでは市議会もオール与党態勢だっただけに、ある市幹部は「仮に辻氏が当選しても、難しい議会運営を強いられるだろう」とみている。(水野薫、山田健裕)

1608OS5:2023/09/17(日) 09:53:54
https://news.yahoo.co.jp/articles/1f00d97a07cf1d53c57789c36059f5f0c89cca37
函館・大泉市長、目立つ自民との接触 選挙支えた立憲困惑 次期衆院選の対応は?
9/16(土) 6:01配信
北海道新聞
大泉潤・函館市長

 4月の函館市長選で立憲民主党の支持を受けた大泉潤市長が、自民党の議員や関係者と接触する場面が目立っている。市長選で大量得票した大泉氏が次の衆院選道8区(渡島、檜山管内)でどう動くのか、両党関係者が注視する。


 大泉氏は1日、自民の牧島かれん前デジタル相と市役所で意見交換した。自治体トップと与党国会議員の面会は珍しくないが、波紋を広げたのは、7月に自民の道8区候補予定者に決まった向山(むこうやま)淳氏(39)が同席したからだ。立憲現職の逢坂誠二氏(64)の周辺は「驚いた。市長はなぜ部屋に通したのか」といぶかる。

 市長選で大泉氏は自民、立憲、公明の3党に推薦を要請したが、自公は対抗馬の工藤寿樹前市長を推薦。立憲は大泉氏を支持し、選挙戦を組織面で支えた。大泉氏は7月、立憲道8区総支部の大会で「意見をいただきながら、まちづくりを前に進めたい」とあいさつし、一定の配慮は示す。

 だが大泉氏は今夏、自民の森山裕選対委員長(当時)と水面下で面会。最近も交流サイト(SNS)に、菅義偉前首相に漫画「ゴールデンカムイ」のグッズを贈る写真を載せた。大泉氏はハードルが高いとされる新幹線の函館駅乗り入れを掲げており、市幹部は「実現に向け政権与党と人脈を築くのは当然」と説明する。

 道8区は、党代表代行の要職も務める立憲の逢坂氏が3連勝中だが、今回は激戦になるとの見方があり、同党内には大泉氏の応援に期待する声がある。一方、自民の地元支部幹部は「市長とは距離が縮まっている。両陣営に五分五分で応援してくれればいい」と話す。

 逢坂氏、向山氏ともSNSに大泉氏と一緒に収まる写真を投稿するなど、駆け引きは事実上始まっている。大泉氏は8月の記者会見で、次の衆院選で立憲を応援するか問われ「私は無所属で立候補した。市民党という言葉が一番合う」とかわした。

1609OS5:2023/11/06(月) 23:20:24
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/935668/
札幌市議会「維新・大地」分裂へ 鈴木宗男氏の維新離党受け 代表が1人会派に
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2023年11月2日 20:31(11月2日 21:25更新)
 地域政党・新党大地代表の鈴木宗男参院議員が日本維新の会を離党したことなどを受け、札幌市議会の会派「維新・大地」の脇元繁之会長は2日、市役所で記者会見し、日本維新の会を離党し同会派を抜けて一人で活動すると発表した。同会派は残る4人が会派名から「大地」という文言を削除した上で活動を続ける方針で、「維新派」と「大地派」で分裂する。
 同会派の所属議員5人は4月の市議選で、維新の公認を受けて初当選。脇元氏ら4人は、新党大地の推薦も受けた。脇元氏は鈴木氏の私設秘書を務めており、2日付で離党届と会派離脱届けを提出。離党の理由については会見で「鈴木氏の離党が大きな要因。維新の政策を全て否定しているわけでない」と説明した。
 一方、鈴木氏が離党後、自民党を支援する考えを示したことなどを理由に、同会派は会派名に「大地」を含まない名称に変更することを決定。新たな会派名は近く決定する。1人会派の道議会は名称の継続を決めている。(蒲生美緒)

1610OS5:2023/11/06(月) 23:21:44
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/927973/維新の会 鈴木宗男氏と対決色鮮明 構図変わるか<フォーカス>
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2023年10月19日 23:32(10月20日 14:44更新)
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 日本維新の会が次期衆院選に向け、道内全小選挙区での主戦論にかじを切った。維新道総支部の前代表だった鈴木宗男氏は自民、公明両党との協力関係から候補擁立を一部の選挙区にとどめていた。政権との対決姿勢を強める党本部にとっては「足かせ」が取れた形と言える。野党第1党を狙う維新の動きは選挙戦に影響を及ぼす可能性があり、道内与野党は警戒する。
 「党勢拡大するのは選挙しかない。人材がいれば支部長に選任していきたい」。井上英孝新代表は19日、札幌市内で記者団にそう強調し、道内全小選挙区に候補を立てることで比例代表道ブロックの票を掘り起こす意欲を示した。前身の旧維新の党が2014年衆院選で得て以来となる道内議席の獲得を目指す。
 道内の維新は20年3月の総支部設立以来、党本部から大きな裁量を与えられた鈴木氏が、古巣の自民党に一定の配慮を示しながら各級選挙に臨んできた。鈴木氏は21年衆院選、22年参院選で自身が代表を務める地域政党・新党大地として一部の自民候補を推薦するなど、岸田文雄政権と距離をとる馬場伸幸代表ら執行部とは異なる動きを見せてきた。党としては鈴木氏が去ったことで、道内でも自民を含む各党との対決姿勢をアピールしやすくなる。
 鈴木氏は維新から出馬した19年参院選比例代表で道内9万4千票を集めたが、維新が全国で躍進した21年衆院選では比例代表道ブロック(定数8)の党の得票が21万5千票と目標の25万票に届かず自民、立憲、公明に議席を押さえられた。
 鈴木氏の与党寄りの言動が改革政党としての維新への追い風を道内では弱めた可能性もあり、鈴木氏の離党は維新にとって功罪両面がありそうだ。井上氏は「維新らしさを道民に理解してもらい、応援してもらうチャンスだ」と訴える。
 維新本部は従来、大阪都構想への協力を得るため公明現職のいる選挙区への擁立を避けてきたが、都構想の頓挫や統一選での伸長を経て対公明の方針も転換。衆院選に向け対抗馬の擁立に動く中、全国で唯一、空白だったのが道10区だった。鈴木氏は道総支部代表在任中の9月、同区の公明現職に大地として推薦を出しており、維新にとっては鈴木氏の離党で候補擁立のハードルが下がった。
 与野党は影響を注視する。21年衆院選の投開票日に北海道新聞が行った出口調査によると、維新が候補を立てた道1〜3区では自民支持層の10%前後が維新候補に投票したと答え、立憲支持層で維新に流れた3%前後より多かった。
 今後の候補擁立作業が未知数なこともあり、自民道連幹部は「自民票がどれだけ流れるのかは読めない。静観するしかない」と様子見の構え。立憲道連幹部は「自民と保守票を取り合ってくれれば良いが、野党票を奪われる可能性もある」とし、21年選挙に比べ政権批判票の争奪戦が激しくなることを懸念する。
 大阪を拠点に道総支部を率いることになった井上氏は鈴木氏との関係について「党勢拡大を最優先に考えたい」としつつ「さまざまなやりとりがないわけではない」と連携の可能性を否定しなかった。札幌市議会と道議会の会派名「維新・大地」の名称をどうするかも所属議員の意向を尊重するとし、鈴木氏との決定的な対立は控えている。1人会派の道議会は名称継続を早々と決めており、鈴木色は一定程度残りそうだ。(金子文太郎、金子俊介)

1611OS5:2023/11/06(月) 23:26:44
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/930508/
<知事近影 2期目半年>上 鈴木流PR戦略岐路 敏感に世論察知し発信
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2023年10月24日 23:39(10月25日 09:49更新)
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 17日、首相官邸。報道陣のカメラのフラッシュの先に、オホーツク産ホタテの刺し身を岸田文雄首相に勧める鈴木直道知事(42)の姿があった。「国会も始まるので、いっぱい食べていただいて」。政治日程に絡めて栄養価の高さをPRし、首相は「もう1個食べていい?」とお代わりしてみせた。東京電力福島第1原発の処理水放出を受けた中国による禁輸措置の影響が深刻化する中、漁業者支援を訴える姿が全国に報じられた。
 「セットしていただけませんか」。オホーツク、宗谷管内を地盤とする自民党の武部新衆院議員(道12区)を通じ、首相との面会の設定に動いたのは知事自身だった。9月にはラピダス(東京)の次世代半導体工場起工式に出席するため千歳市に入った西村康稔経済産業相にも直接持ちかけ、共に試食する場を設けた。
 新型コロナウイルス対策の独自の緊急事態宣言をはじめ、世論に敏感に反応した発信で支持を集めてきた知事。自民、公明両党の推薦を受け、4月の知事選で再選を果たしてからもその手法は健在だ。
■リスク及ぶ案件とは距離
 一方で、リスクを感じ取った案件から距離を取る如才なさもうかがえる。
 札幌市の秋元克広市長と日本オリンピック委員会(JOC)の山下泰裕会長が2030年冬季五輪・パラリンピック招致断念を発表した11日夕。知事は知事室前に報道各社を集め「協力してきた自治体や関係者、市民や道民に丁寧に説明してほしい」と札幌市に注文を付けた。
 冷淡とも取れるコメントに、札幌市役所ではさざ波が立った。知事はもともと招致を公約に掲げて19年に初当選し、市、道、経済界など各界を挙げて機運醸成に取り組むプロモーション委員会の副会長に22年春に就任。札幌市とは運命共同体であるはずだった。東京五輪の汚職・談合事件で招致への支持が低迷する中、「このまま機運醸成を進めるのは難しい」と慎重姿勢に傾斜。「機を見るに敏」な面に接した市幹部はこう感じたという。「うまくいかなければ突き放すのか」
 五輪だけではない。知事選ではラピダス誘致を自身の実績として前面に出したが、再選後、多額のインフラ整備費や建設人材不足による札幌駅前再開発への影響、道央一極集中などの課題が指摘されると「実績アピールは極端に減った」と複数の道議は話す。
■ラピダス電力・原発 難題
 今後、北海道全体の懸念事項となりかねないのが、ラピダスが必要とする膨大な電力だ。27年の工場本格稼働後は全道の電力使用量の1〜2割を占めると予想される。知事が賛否を明らかにしていない北海道電力泊原発(後志管内泊村)再稼働を後押しする一因となり得る。どう賄うべきかの認識を記者会見で問われると「ラピダスと電力事業者で協議が行われていると考える」と深入りを避けた。
 8月、自民党本部で開かれた道内選出議員との意見交換。道連の新会長に就任したばかりの中村裕之衆院議員が、知事にこんな言葉をかける場面があった。「経産省の期待に背くことはないと思っていますよ」
 中村氏は泊原発が立地する後志管内を中心とする道4区の選出。早期再稼働を進める立場で、同管内寿都町、神恵内村での「核のごみ」最終処分場選定に向けた文献調査の概要調査移行にも前向きだ。いずれも知事がラピダスのインフラ整備などで支援を求める経産省の所管案件であることが、一つの臆測を呼んでいる。
 原発再稼働、そして知事が道の核抜き条例を根拠に反対する概要調査移行を巡り、政府・与党が圧力を強めるのではないか―。
 経産相時代にラピダス設立に関わった自民の萩生田光一政調会長は今月の札幌市での講演で、同社の千歳進出について「北海道がいいということで知事とも相談し、誘致を宣言してもらった」と自身の関与に言及した。「貸し」を示唆するような萩生田氏の言動に同党道議は「原子力政策でねじ込まれそうだ」と漏らす。
 「概要調査に進むのは反対。その姿勢は特に変わっていません」。知事は18日、ラピダス支援を含む補正予算要望で経産省に西村氏を訪ねた後、記者団に強調した。ただ、知事がぶれない姿勢をアピールしても、巨大な国家事業を取り巻く関係者の受け止めはさまざまだ。自民の道内選出国会議員はこう話す。「『核抜き条例があるから反対』と言うが、解釈次第でなんとかなるということもある」(金子俊介)

1612OS5:2023/11/06(月) 23:27:23


 巧みなパフォーマンスで民意を引き寄せ、全国区の知名度を築きつつある鈴木直道知事。2期目の任期は23日で半年がたち、核のごみ反対やラピダス誘致など自ら発した言葉の責任を問われる場面が増えてきた。市町村や道議会、国などの複雑な利害関係をどう調整し、広域自治体の長としての役割を果たそうとしているのか。現在の姿を追った。=2回連載します
■SNS戦略使い分け インスタで私生活、政治的主張少なく
 発信力が武器の鈴木直道知事は、交流サイト(SNS)の使い方も特徴的だ。政治家が主に利用する短文投稿サイトX(旧ツイッター)では他記事の転載をはじめ淡泊な内容が多い一方、若者や芸能人が好んで使う写真共有アプリ「インスタグラム」ではプライベートの様子を公開するなど、力の入れようが際立つ。いずれも道政課題や政治的主張に踏み込む投稿は少なく、イメージ戦略を意識しているようだ。
愛犬と一緒に道産ホタテを使ったコンビニおにぎりを紹介するインスタグラムの投稿写真=9月26日
愛犬と一緒に道産ホタテを使ったコンビニおにぎりを紹介するインスタグラムの投稿写真=9月26日

 Xは、米国のトランプ前大統領(フォロワー8750万人)や河野太郎デジタル相(同263万人)、大阪府の吉村洋文知事(同125万人)など国内外の政治家が意見発信ツールとして活用。時に過激な主張で論争の舞台になることもある。鈴木知事は2011年の夕張市長就任当時から旧ツイッターでの発信を行っており、新型コロナウイルス対策で道独自の緊急事態宣言を出した20年には1月から6月までの半年間にフォロワー数が6倍以上の17万人に急増した。
 21年ごろまではコロナ禍で消費が減った牛乳を飲む動画を公開したり、コロナ政策への理解を呼び掛けたりと独自色を出していたが、最近は道の公式Xや報道記事を転載する例が大半で、道の広報的な内容も多い。フォロワーはこの3年半、17万人で横ばいだ。
 反比例するように力を入れているのが、20年6月に始めたインスタグラムだ。写真と動画が中心で、2期目以降の総投稿件数は16日現在53件と、外部の書き込みを転載しているXの230件に及ばないが、愛犬と遊ぶ日常や、特産品を紹介する自身の姿を積極的に公開。フォロワーはこの2年で約8万人増の11万人に上り、都道府県知事では大阪の吉村氏の32万人に次ぐ。カメラ目線で自身の姿を前面に出す写真が多く、道議会では「まるでアイドルのようだ」との声も聞かれる。
 知事は20日の記者会見でSNSでの情報発信を「私自身が感じている北海道の魅力を発信しようということで始めた」とし、「いろいろな媒体があり、効果的に使うことが基本的な考え方だ」と、Xやインスタなど媒体ごとに発信の仕方を工夫していると説明した。
 千葉大大学院の関谷昇教授(政治学)は吉村氏らとの比較に基づき「より親近感を前面に出したイメージ戦略に映る」と分析。「『いいね』を付けられると民意を得た感覚になりやすいが、SNSの外側にある声に耳を澄まし対話する姿勢を欠かしてはいけない」と話している。(久保耕平)

1613OS5:2023/11/06(月) 23:29:44
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/931828/
<知事近影 2期目半年>下 鈴木道政 働く遠心力
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2023年10月27日 00:10
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■医療大移転「報道で承知」
 13日に道庁2階で開かれた鈴木直道知事の定例記者会見。北海道医療大(石狩管内当別町)の北広島市への移転について、道が把握した経緯に質問が及ぶと、こう答えた。「概要は報道を通じて承知しました」
 同大のプロ野球北海道日本ハム「北海道ボールパークFビレッジ」(BP)への移転検討が報じられたのは9月22日。大学側から当別町に事前協議は一切なかったが、知事も「寝耳に水」だった。副知事経験者の一人は「道の調査能力が落ちている。各部署にまたがることなのに、考えられない」と嘆く。
 人口約1万5千人の当別町にとって、約4400人の学生と教職員を抱える同大の存在は大きく、JR学園都市線の利用客数にも影響する。広域自治体の道は、移転構想を事前に察知した上で影響を分析し、対策を考えるのが本来の姿だ。
 道幹部は「みんなに隠していたんだから。ウチだけでなく、当別にすら、ずっとですよ」というが、関係者によると、JR側は事前に認識していたという。道庁内は移転判明後も関心を払う空気感に乏しい。同町関係者は「知事は元夕張市長で、小さいマチにいたのだから『当別は大変だろう』という思いに至ってほしかった」と打ち明ける。
■宿泊税 市町村と調整難航
 知事の公約で、道が導入を目指す法定外目的税「観光振興税」(宿泊税)では、市町村との調整が後手に回っている。
 道は9月、宿泊料金に応じて100〜500円とする「段階的定額制」を導入し、年60億円を徴収する案を有識者懇談会に提示。オブザーバー参加した札幌など7市は難色を示した。市町村にとって、道の課税額が多ければ宿泊者の負担感が強まり、上乗せしづらくなるからだ。
 税収の使途も理解を得られていない。観光ガイド育成などに充てる考えを示すものの、導入を検討する自治体幹部は、ガイドの必要性は認めた上で「人手不足の観光業界が望むのは旅館の従業員だ」と指摘する。
 宿泊税を巡る議論は、知事と自民党との微妙な関係も浮き彫りにする。
 「はっきりしないので再度伺います」。自民党・道民会議の太田憲之氏は4日の道議会予算特別委員会で、道が「段階的定額制」に決定したのかどうかを6回にわたり、再質問。知事が答弁に窮し、審議は度々中断した。
 自民は道と事前に質疑応答をすりあわせる「答弁調整」を行い、通常の委員会審議はよどみなく進む。この日は開会直前になっても道が曖昧な回答を続けていた。道政与党が表舞台で知事を追い込む展開に、有力道議は「知事と自民会派の距離を示す象徴的な場面だ」と解説する。これまでに知事自ら、自民が設置する宿泊税検討会の幹部らに根回しした形跡もないという。

1614OS5:2023/11/06(月) 23:30:15
■「国政転出」くすぶる臆測
 宿泊税に限らず、自民道議には知事への冷ややかな見方が広がる。2019年の知事選での自民内の対立がきっかけで生まれた知事との溝に加え、道議との関係構築に消極的なことに不満があるためだ。
 再選した今年4月の知事選の演説で、知事は道議選に立候補している自民候補の名前に触れることが少なかった。人気の高い知事が支援を口にすれば、追い風になる―。連携を期待した道議たちからは「せっかく支持者を集めてあげたのに」と恨み節が漏れた。
 知事が個別に関係を深める場面はまれで、道政課題に関する相談や根回しなどで腹を割って話した道議は少ない。複数の道議は「本音が分からない」「パフォーマンス重視だ」と口をそろえる。知事周辺はこう分析する。「関係が近くなって、しがらみができることを嫌がっている」
 市町村や道議会と距離がある中、道民からの高い支持という「一点突破」で道政に臨む知事。42歳という若さに加え、周囲との遠心力も相まって、周辺には「国政転出論」がくすぶる。菅義偉元首相という後ろ盾の存在もある。
 「知事、まだ間に合いますよ」。定例道議会が閉会した今月6日、知事と年齢が近い加藤貴弘道議(40)が、自民会派を訪れた知事に冗談で語りかけた。加藤氏は次期衆院選の公認候補予定者となる道1区の支部長に決まって間もない。知事は「何がですか」と苦笑いでかわした。
 道1区は無党派層が多く、14年以降、自民候補が連敗中。人気が高く、浮動票の取り込みが期待できる知事の出馬説がささやかれてきた。自民道連幹部も、道1区の公募があった6月、出馬の意向を直接確認。知事は否定したという。
 道内小選挙区の自民公認候補予定者は全て決定済み。同党では、小選挙区で落選し比例代表で復活当選できなかった場合でも再挑戦できるケースが多く、すぐに選挙区が空くとは限らない。
 知事職にとどまるか、国政転出か―。2期目始動直後でも、去就に注目が集まる知事。国政転出の意思を問う周囲にこう漏らした。「ないですよ、そんなの」。全国で2番目に若い知事として、今後どんなキャリアを歩むのかは見通せない。(金子俊介、小宮実秋)
賛否割れる課題、決断を 北海学園大・山本健太郎教授
 2期目就任から半年を迎えた鈴木直道知事の政治姿勢や課題について、北海学園大の山本健太郎教授(政治学)に聞いた。
やまもと・けんたろう 兵庫県出身。東大大学院博士課程修了。東大先端科学技術研究センター特任研究員などを経て2013年に北海学園大講師、19年から現職。
やまもと・けんたろう 兵庫県出身。東大大学院博士課程修了。東大先端科学技術研究センター特任研究員などを経て2013年に北海学園大講師、19年から現職。

1615OS5:2023/11/06(月) 23:30:30
知事は二つの政治家像を意識し、演出しているとみています。一つは新型コロナウイルス禍のような危機に強いリーダー、もう一つは個人の交流サイト(SNS)などで見せる親しみやすいリーダーです。こうした像は1期目前半である程度完成し、人気獲得に成功したと言えます。その力を使って、賛否の分かれる大きな決断や改革に踏み込むべきなのに、イメージ維持にきゅうきゅうとしているように映ります。
 2期目も、その傾向は変わりません。分かりやすく世論の支持を得られるような新たな発信材料を、常に必要としているのではないでしょうか。その例が、知事選でラピダス(東京)の次世代半導体工場誘致を訴えたことや、中国の禁輸の影響を受けている道内水産物の支援なのでしょう。
 ただ、そうした姿勢だけでは近視眼的になりがちです。ラピダスで言えば進出は入り口でしかありません。懸念を含め、北海道がどうなっていくか、長い時間軸で示さなければならない。膨大な電力需要が想定されており、全道の供給体制が問われています。単に再生可能エネルギーの推進を掲げるのでなく、北海道電力泊原発再稼働の是非を含めて語る責任があります。
 本来、広域自治体のトップには市町村や関係団体などの間で錯綜(さくそう)する利害関係の調整が求められますが、目立たない仕事だからか、対立を避けたいからなのか、知事はあまり重視していないように見えます。
 特に宿泊税での市町村との調整難航は、日常的な信頼関係を築けていないためでしょう。市町村が道を通さず国と直接やりとりをする「道庁スルー」の結果と言えます。北海道医療大の北広島移転を事前に把握できなかったのも、情報収集力の衰えが透けます。いずれも、道が財政難でも存在感を発揮できる分野です。
 今のままでは、明確な実績は乏しいと言わざるを得ません。いつか国政に転出するとしても、大勢の議員の中の1人になるわけですから、移り気な世論に寄り添う戦略のみでは先細りが懸念されます。
 脱炭素など国の方針をそのまま取り入れたような政策にとどまるのでなく、人口減など厳しさを増す北海道の課題に真摯(しんし)に向き合い、批判を受けても、政治家として自分が何をなしたいのかを示すべきです。(聞き手・金子俊介)

1616OS5:2023/11/06(月) 23:32:05
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/931085/
<点検・大泉流 函館市政半年>㊤ 脱工藤流 問われる統率力と自治
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2023年10月25日 21:42
 9月後半、函館市内の異業種交流会に招かれた大泉潤市長(57)は力説した。「古びた公共施設は、ほったらかし。除雪の状況や道路はボロボロ。10年前にふるさと納税を100億円集められていたら、そういう所に使えた。でも前市長は『何を返礼品にするんだ』と言っていた」
 工藤寿樹前市長との師弟対決を大差で制し、市長に就いてから10月27日で半年。138項目の公約のうち、補正予算で31項目に着手している大泉氏は「あんなに日程を入れなくてもいいのに」(市幹部)との声が上がるほど、さまざまな行事に顔を出す。講演依頼にも頻繁に応じ、いまだに前市政に言及する。
 工藤氏が大泉氏について「決断力がない」と周囲に語っていたのは有名な話だ。大泉氏はその工藤氏の市政運営を「政策が直感、その場限りのエピソードに端を発して発案されることがしばしばあった」と出馬会見で批判した経緯がある。
■政策を見直し
 市長就任から2カ月後、市は人口減少対策本部の初会合を開いた。8月には市長公約推進会議を設置。共に工藤市政にはなかった組織だ。選挙戦であえて掲げた「合理的根拠に基づく政策立案」の一環という。
 工藤氏の肝いりだった東雲広路(しののめひろじ)の再整備も当面見送ると決めた。棒二森屋跡地の新ビルに五つの公共施設を集約する方針も白紙にした。そもそも大泉氏が目玉政策とする新幹線の函館駅乗り入れは、工藤氏が実現性を完全否定していたものだ。
 「工藤さんのやり方を全部変えたいのだろう」(有力経済人)。今月上旬に函館商工会議所の久保俊幸会頭らと台湾を訪れた大泉氏は当初、通例だった大人数の訪問団方式にこだわらないと伝えてきたという。
 国を相手取って大間原発訴訟を起こした工藤氏は豪腕と呼ばれる一方、ワンマンとの評価も付きまとい、市民と距離が生まれたとされる。大泉氏は最近、学生や子育て中の女性との意見交換会を企画。全ての町会を回る考えも示す。フェローという新たな役職も設け、デジタルの専門家を委嘱した。「聞く耳を持つ」姿勢を強調するのは工藤氏へのアンチテーゼに見える。
■「人ごと」批判
 「徐々に自信をつけている」。半年間の市政運営についてこうみる道議もいれば「他を気にせず、もっと色を出せばいい」と語る支援者もいる。「大泉洋の兄」のネームバリューはなお絶大で、物腰の柔らかさも手伝い「つつがなく市政運営に努めている」というのが市民の平均的な感覚かもしれない。
 大泉氏周辺が「あれは危なかった」と振り返る出来事がある。市教委は今夏、バスの運転手不足で全小学校のプール学習を中止した。プールがある学校だけでも行うべきだとの意見が市議会で相次いだが、大泉氏の答弁は「市長部局のトップが介入するのはふさわしくない」。大きな批判にはつながらなかったが、自民党市議は「まるで人ごとだった」と疑問を呈す。
 自治の進め方にも注文がつく。道南の政党幹部は「市民を巻き込んだ議論の場で公約の進捗(しんちょく)を報告すべきだと助言した」というが、聞き入れられた形跡はない。
 市の元特別職も市民会議の設置を唱える。「部下に公約を検証させても査定は甘くなる。市民との意見交換はシナリオ通りに進みがちだ。見せかけだけの『脱工藤』では駄目だ」。大泉氏が目指す新たな市長像が、停滞するマチを変えられるのか問われている。


 大泉流とは何か、点検する。(坂口光悦、宮木友美子、佐藤陽介が担当し、3回連載します)

1617OS5:2023/11/06(月) 23:33:50
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/931733/
<点検・大泉流 函館市政半年>㊥ 立ち位置 バランスと人気、心砕く
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2023年10月26日 21:30(10月27日 12:52更新) 「誰も置き去りにしない函館をつくる」。大泉潤市長の話は、時に立憲民主党の政治家の演説のようにも聞こえる。自民党のある道議は「大泉氏はもともと保守だ。選挙で野党を応援することはない」と願望交じりに語る。
 政策を見ると、新小学1年生への10万円給付といった再分配や、多様性を強調する姿勢はリベラル勢力の訴えと通底する。湯川団地唯一の銭湯を買い取り、市営で存続させたのも経済合理性にとらわれない判断だ。生活保護世帯の割合が高く、困窮者が多いとされる函館では理解を得られるスタンスだろう。
 一方、目玉に掲げる新幹線の函館駅乗り入れは、大型の公共事業そのものだ。市長就任当日、市のホームページのトップ画面から「大間原発建設の凍結を求める」とのバナーが消えたことにも、市民団体から懸念の声が上がった。最近はしきりに、ふるさと納税を創設した自民の菅義偉前首相を持ち上げ、森山裕総務会長ら有力者と面会する。
■公約は幅広く
 確かにリベラルや保守といった従来の尺度での軸は見えにくい。138項目に上る公約はもともと各界の要望を積み上げたといい、幅が広くて当然とも言える。市長選では立憲から支持を受けたが、工藤寿樹前市長を推薦した自民、公明を含む3党に、横並びで推薦を要請した経緯もある。
 大泉氏は7月、逢坂誠二衆院議員が代表を務める立憲道8区総支部の大会に来賓で出席し、こう訴えた。「立憲の主張がずっと前から実践されていれば、人口減少は緩やかで市民福祉も向上していた」
 今月18日の東京六大学出身者の会合では「函館にどんどん女性政治家が誕生することを期待する」とあいさつ。参加者の多くは、その場にいた向山淳・自民道8区支部長を意識した発言と受け止めた。このあと「衆院で働けるよう頑張る」と話した向山氏とは9月にも市役所で面会している。
■案外したたか
 立憲と自民の双方に配慮してみせ、記者会見での「衆院選で立憲を応援するか」との問いにも「私は市民党」と答えた大泉氏。「案外したたかだ」というのが道南の政界関係者の一致した見方になりつつある。「新幹線乗り入れでも補助金獲得でも国とのパイプが不可欠だ。立憲には最低限の義理を立て、政権与党と関係を築くということだ」。大泉氏周辺はこう解説する。
 意外なのは、市長選の見返りを求めていいはずの立憲の一部から「次の衆院選では自民さえ応援しなければいい」(市議)との声が上がることだ。抜群の人気を背景に大泉氏が主導権を握る構図になっている。
 今月2日、大泉氏は名産の柿のPRで市役所を訪れた奈良県五條市長に「女優の尾野真千子さんって名誉市民なんですか」と切り出した。五條市長が「そうなんです」と答えると「うちの弟と共演していて…」。その場は笑いに包まれた。
 「大泉の賞味期限は短いから」と周囲に語る大泉氏は土日も地域の小さなイベントに参加し、9月中旬には森町の「さわらふるさとまつり」でもマイクを握った。「大きな支持を得ただけに、失うのが不安なんじゃないか」(市幹部)。政治バランスと、求心力の源泉である人気の維持という二つの命題を抱える大泉氏は「市民の幸福度を上げる」との約束を果たせるだろうか。
<大泉市長が掲げる政策>
 第2子以降の保育料無償化/新小学1年に10万円支給/学童保育料の助成拡大/ヤングケアラー調査/公立はこだて未来大の授業料無償化/看護系大学・看護学部設置検討/がん検診無料受診の対象拡大/介護人材に奨励金/4年後にふるさと納税100億円/新幹線函館駅乗り入れの検討調査/企業誘致の強化/観光地域づくり推進法人(DMO)設立/総合ミュージアム開設/アーバンスポーツ普及・振興/放課後の無料学習支援/高齢者交通助成拡大/手話言語条例・障害者コミュニケーション条例制定(10月6日の道新函館政経文化懇話会での講演から)

1618OS5:2023/11/06(月) 23:34:25
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/932594/
<点検・大泉流 函館市政半年>㊦こだわり 「新幹線」成否、命運握る
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2023年10月28日 09:24(10月28日 10:22更新)
 「新幹線って、どうなの?」。菅義偉前首相は9月、旧知の関係者に尋ねた。
 「新幹線」とは大泉潤函館市長が目指す新幹線の函館駅乗り入れのことだ。大泉氏は就任後、菅氏と少なくとも3回は面会。新幹線乗り入れについても理解を求めた。市長選で助言を受けた道外の元市長の紹介がきっかけだったが、菅氏周辺は「ここまで短期間で接近した政治家はいない。菅氏は大泉氏のことを気に入っているようだ」。
 菅氏は、運輸族だった小此木彦三郎元通産相の秘書出身。官房長官時代にJR北海道の再生に注力した。道南に親類もいる。官僚的な縦割り行政の打破を身上としており、菅氏が乗り入れに関心を抱いていると伝え聞いた霞が関関係者は「前首相はどういう意向なのか」と気をもむ。
 だが現時点では「できるわけがない」(道内選出国会議員)との見方が多い。大物とのパイプで一点突破を図ろうとするのは困難性が高い裏返しでもある。
 例えば、大泉氏が有望とみるフル規格の新幹線乗り入れは、新函館北斗―函館間のような在来線区間では異例だ。線路の拡幅だけではなく、車両の左右の間隔確保や電化対応の課題もある。新たなシステム導入が必要だと説明する関係者もいる。札幌―函館間が新幹線で直通となれば採算が取れるのでJRも運行を引き受ける―。大泉氏はこう期待するが、JR幹部は「利益など出ない」と話す。
■「調査は総意」
 市議会では自民党市議が乗り入れの調査費について「捨てるようなもの」と批判。5月の大泉氏との会談で乗り入れは困難と主張した久保俊幸・函館商工会議所会頭は、なお周囲に「新幹線は譲らない」と語る。
 ところが大泉氏は9月の経営者向けの講演で「地域活性化の目玉は新幹線一択」とむしろ踏み込んだ。別の会合では「議会でも『終わった話』という人がいるが、そういう人が一番危険。忘れさせようとしている」と語気を強め、10月の講演では「調査費を含む予算が全会一致で可決された。調査は市と市議会の総意だ」と強調した。
 温厚なイメージがある大泉氏だが、新幹線のことになるとトーンが上がる。「市長が言うのだからできるのだろう」と信じる市民も多く、支援者の一人は「大きく打ち上げただけに、断念となれば打撃は大きい。落とし所を柔軟に探ることも大事なのだが」と漏らす。
■見積もり焦点
 今後の焦点は市が実施している調査の結果だ。線路工事などを含む整備費について大泉氏は「2千億円なら大変だが75億や100億なら捻出する」と言及。鉄道関係者は「400億円程度はかかるだろうが、市の調査では低い見積もりになるのでは」と推測する。
 今月10日、函館港に係留されている青函連絡船「摩周丸」の関連行事。大泉氏は同席した島田修JR北海道会長に「この場で伝えることではないかもしれませんが、新幹線乗り入れの調査を始めることとなりました」と声をかけた。笑顔で話をそらした島田氏は2014年、菅氏主導の人事で社長に起用され、経営再建に苦心してきたその人だ。
 新幹線乗り入れに賭ける判断は正しいのか、実を結ぶのか。今後の大泉市政を左右することになる。(坂口光悦、宮木友美子、佐藤陽介が担当しました)
<ことば>新幹線函館駅乗り入れの検討調査 大泉潤函館市長の公約で、補正予算に3700万円を計上。整備費や乗客数を試算し、収支を予測する。フル規格とミニ新幹線の両方を対象に課題も探る。第三セクターが線路などを維持管理し、JR北海道が運行を担う上下分離方式を軸に検討。在来線の存続も目指す。9月に千代田コンサルタント(東京)と調査の委託契約を締結。12月ごろ中間報告を行い、年度内に調査結果を示す。
<点検・大泉流 函館市政半年>㊥ 立ち位置 バランスと人気、心砕く

1619OS5:2023/11/08(水) 07:24:38
https://news.yahoo.co.jp/articles/d84c614b47ea9b6c03b61e0e292a520849ac6646
北海道苫小牧・岩倉市長倒れ意識不明 出張先の韓国・仁川空港
11/7(火) 23:53配信

北海道新聞
岩倉博文市長

 苫小牧市の岩倉博文市長(73)は7日夕、出張先の韓国・仁川国際空港で意識不明となり倒れた。苫小牧市によると、同日午後5時半ごろ同空港に到着し、入国審査前だった。空港外の病院に搬送され、同日午後10時現在、集中治療室(ICU)で手当てを受けている。脈と呼吸はある。

1620OS5:2023/11/09(木) 12:43:09
https://news.yahoo.co.jp/articles/8aef5253285c77a935072028075d66276495c879
北海道苫小牧市の岩倉市長、出張先の韓国で救急搬送
11/8(水) 10:28配信
産経新聞
北海道苫小牧市の岩倉博文市長=2021年9月(坂本隆浩撮影)

北海道苫小牧市の岩倉博文市長(73)が7日、出張先の韓国・仁川(インチョン)国際空港で意識を失って倒れ、同国内の医療機関に救急搬送されていたことが分かった。詳しい容体はわかっていないが、現在は集中治療室で治療を受けており、午後にも検査が行われる。

苫小牧市によると、岩倉市長は7日午後5時半ごろ、空路で到着したインチョン国際空港内で入国審査前の待機中に意識がなくなり倒れた。空港内のメディカルセンターに搬送され、呼吸と脈が戻ったことが確認された後、空港外の大学病院に救急搬送された。

岩倉市長は苫小牧港管理組合の管理者で、苫小牧港をPRするため7日から10日の日程で韓国の釜山などを訪れる予定だった。

岩倉市長は平成12年に衆院議員を務めた後、18年に市長選挙で初当選。現在5期目。

1621OS5:2023/11/09(木) 21:24:04
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/938353/
札幌市議会「維新・大地」 会派名「日本維新の会」に
2023年11月8日 23:18(11月8日 23:20更新) 市議会事務局は8日、市議会会派「維新・大地」が同日付で会派名を「日本維新の会」に変更したと発表した。会長には坂元倫孝氏が就任。同会派を離脱すると表明していた前会長の脇元繁之氏は、同日付で1人会派「大地さっぽろ」として活動すると同事務局に届け出た。(蒲生美緒)

1622OS5:2023/11/12(日) 10:17:10
https://news.yahoo.co.jp/articles/827983d38c768b39b42811d84b55f1150a61dd7b
速報)出張先の韓国で倒れた苫小牧市岩倉博文市長 意思疎通できるまでに回復 帰国に向けて調整も
11/11(土) 15:32配信
STVニュース北海道

苫小牧市によりますと、出張先の韓国の空港で倒れ集中治療室で処置を受けていた苫小牧市の岩倉博文市長は、11日午後0時半現在、意思疎通ができるまでに回復したということです。

現在、ICUで治療を続けていますが、徐々に状態が安定してきており、帰国にむけて調整を始めているということです。

苫小牧市は、治療内容の詳細についてはご家族の心情を考慮し公表を差し控えるとしています。

岩倉市長は今月7日、出張先の韓国・仁川国際空港に到着後、入国審査を待っていた際に倒れ、意識不明の状態が続いていました。

苫小牧市は、心臓がけいれんして全身に血液を送れなくなる「心室細動」を起こした可能性が高いと現地の担当医師から説明があったと説明していました。

1623OS5:2023/12/11(月) 22:22:45
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/951815/
<室蘭・年末回顧2023>三つどもえ市長選 青山氏4選 街を熟知、見せた執着心
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2023年12月11日 21:45
 室蘭市長選まで残り2カ月と迫った2月中旬。室蘭プリンスホテル(中央町)の大広間で、現職青山剛氏(46)の非公開の後援会が開かれ、市内の弁護士、芝垣美男さん(78)は約40人を前にこう話した。「市長の評判は良くない。タクシーに乗ればどの運転手も市長のことを悪く言う。今回は厳しい戦いになるだろう」。廊下から壁越しに芝垣さんが語るのを聞きながら、私はこれから始まる激しい選挙をどう取材したら良いか考えを巡らせていた。
■36年ぶり激戦
 市長選は青山氏と元市議小田中稔氏(60)、元道議川畑悟氏(52)が出馬し、36年ぶりの三つどもえとなった。4選を目指す選挙は、青山氏にとって最も大変な戦いになったと言える。
 2011年の初出馬から3期連続で青山氏を推薦してきた連合室蘭が推薦を見送った。傘下の市職員労働組合が、「現職にはリーダーシップがない」として組織内市議だった小田中氏を擁立したことが大きい。前回まで青山氏支持だった滝口信喜道議(76)=室蘭市=も「西胆振の中心を担う室蘭の市長として仕事を果たせていない」として小田中氏支援を打ち出した。
 一方、連合室蘭傘下最大の日本製鋼所室蘭と日本製鉄室蘭の両労働組合は青山氏を支持。企業城下町で2大民間労組が青山氏を推した影響は大きく、結果は青山氏1万5622票、小田中氏1万2733票、川畑氏6303票となった。
■「どぶ板」展開
 選挙戦を通じ、青山氏の選挙への並々ならぬこだわり、良い意味での執着心を感じた。選挙カーを追っていると、青山氏は窓から手を振る人がいれば車を降りて一軒一軒、ほぼ全て回った。選対メンバーが「足が筋肉痛でついて行けない」とこぼすほどだった。青山氏は、どこに誰が住み、地域の有力者は誰で、どんな話をしたら受けるか熟知していた。25歳で市議に初当選し、3度の市長選で培ったどぶ板選挙を垣間見た。
 青山氏の公約は財政安定化を中心に目玉政策は少なかった。市政運営では対立を避け、遺恨を残さないことを重視。勝因について確かなことは分からないが、選挙後の記者会見では、敗れた2氏の合計得票数が青山氏を上回ったことについて問われ、「他候補に入った票がすべて批判票だとは思わない」と述べた。
 「これからは、もっと強い市長でなければならない」。当選後、支援者がそう叱咤(しった)激励するのを見た。常日頃「リーダーシップがない」「決断力がない」などとの批判がつきまとう青山氏。市内の3総合病院の統合・再編や、給油所でのガソリン漏えい問題の収拾など課題は山積している。4期目の今こそ、独自色や指導力を発揮することを、市民は強く望んでいるに違いない。(古田裕之)


 今年も残すところ3週間。西胆振で起きた印象深いニュースや話題を、担当記者が思いを交え振り返る。(随時掲載します)

1624OS5:2024/01/18(木) 20:11:26
https://news.yahoo.co.jp/articles/0127bb05dbd35acbdb3d63dc3f26cc1699f1deef
8人中3人欠員の崖っぷち議会 補欠選挙どうなる? 地方議会の縮図がここに 町の政治の行く末は?
1/18(木) 19:26配信

HTB北海道ニュース

去年82歳の新人議員が誕生し、話題となった北海道の北竜町議会。その後、議員の定員8人のうち3人が欠けてしまい、崖っぷちに。急きょ行われた補欠選挙は、どうなったのか取材しました。

年の瀬の北竜町役場。この日、町議会議員補欠選挙の説明会が開かれました。それぞれ事情を抱えながら出馬を決めた、3陣営が集まりました。

選挙管理委員長:「今回、選挙すべき議員の数は、現在3人となっています」。

1人は、この2カ月前に亡くなった寺の住職の妻。檀家に後押しされて、立候補することに。

新人・林佳子さん(61):「以前からもう少し女性の方もなればいいのに、という外からの思いだった。自分でなるとは思っていなかったが、やってみようと決意した」。

こちらは、4期16年町議会議員を務め、副議長にもなったことがある農家の男性。

元職・沢田正人さん(68):「もう一度、以前のように町づくりに取り組んでみたいと思ったので出ることにした」。
記者:「もしも他に出る人がいれば自身は出なかった?」
沢田さん:「まあ、そうですね。いればね」。

どこか落ち着きのない、こちらの男性は…。

選挙管理委員長:「ネクタイしていると違和感がある。かっぽう着の方が…」。
男性:「割と似合っていると思っている」。

沖野学さん、50歳。町内で居酒屋を経営しています。

新人・沖野学さん(50):「意気込み?そうですね…。産業を盛り上げていきたいという意気込みですね。意気込みね…、はい」。

「ひまわりのまち」として知られる北竜町。その議会は去年、波乱の1年となりました。

佐野豊町長:「担い手がいなくなれば、自治は衰退し空洞化する。民主主義が機能しなくなるという恐れがある」。

去年2月の町議会議員選挙に出馬したのは定員8人に対し7人で、全員が無投票当選。町の歴史で初めて、議会に欠員が出ました。2人以上欠員が出ていたら補欠選挙になるところでしたが、82歳で初当選した議員が現れ、ギリギリ議会が成り立ってきました。ところが…。

故・松永毅議員(9期目・当時80歳):「年も年だからさ。いま辞めごろかなと元々考えがあった。(周りからの)要請で『出たら』と。ただそれだけ」。

後継者が見つからずに議員を続けていたベテランが、去年11月に他界。急きょ補欠選挙が行われることになったのです。さらに…。

前議長・佐々木康宏さん(67):「新たな北竜の将来に向かっての姿を、自分なりに描きたい」。

議員歴30年以上の議長が、来月行われる町長選挙への出馬を決め辞職。JA元幹部の男性もすでに立候補を表明していて、実に12年ぶりの町長選挙が見込まれています。

JAきたそらち北竜地区前代表理事・北清裕邦さん(62):「農業を一歩前進させたいという熱い思いを持って、立起を表明した」。

問題は、議員が3人欠けた状態の町議会です。議員の補欠選挙に出馬を決めた沖野さんは、高校を卒業してから料理人一筋で、政治経験はゼロ。それでも、地元商工会の副会長としての手腕を買われ、前の議長におよそ1年前から誘われていました。

新人・沖野学さん(50):「葛藤はあった。客商売をやっているので、議会が入った時には休むか、ちょっと遅れてしまうから『出来ない』と注文を断ることがあると思う。今まで通りの生活ができないんじゃないか、というのがあったので」。

議員のなり手不足は、北竜町だけの問題ではありません。去年4月の統一地方選挙で改選された道内100町村のうち、無投票だったのは48町村。このうち定員割れは、11町村に上りました。

出馬を阻む要因の一つには、地方議員の報酬の低さがあります。北竜町の議員報酬は月額17万7000円。税金などが引かれた手取りは、12万円前後です。

専門家は、選挙が無投票に終わることの問題点を、こう指摘します。

東北大学大学院・河村和徳准教授:「選挙の時に出てくる公約は、ある意味アイデア集。無投票ということは選挙戦が実質やられていないので、地域の課題は可視化する機会を失っている」。

1625OS5:2024/01/18(木) 20:11:38
補欠選挙の告示日。朝の段階で立候補の届け出をしたのは、説明会にも出席した3人。沖野さんの出陣式には、2人の子どもも駆けつけました。

新人・沖野学さん(50):「誰かがやってくれるであろうという思いを持っていた。後援会の皆さんがやってみろと言ってくれたおかげで、やっとまず一歩踏み出すことができた」。

支援者の前で、意気込みを語った沖野さん。出陣式を終えると…。

沖野さん:「これからちょっと仕事。仕出し(の予約)が入っていて、オードブルを作る。(当選したら)これもやりつつ議会もやりつつなので、うまく調節してやっていくしかない。やはり(報酬が)安いので、子ども2人育てるには議員専任というのはあり得ない話なので」。

他2人の候補者は…。

元職・沢田正人さん(68):「自分の政策を実現するには町長になるか議員になって一般質問するしかない。行政に関わっていた方が、いろいろな形で町づくりができる」。

新人・林佳子さん(61):「幸せと思えるまちづくり、充実した教育と福祉を目指して取り組んでいきたい」。

届け出が締め切られた午後5時。

支援者:「3人で決まりました」。
新人・沖野学さん(50):「連絡来た?」
支援者:「おめでとうございます」。
沖野さん:「ありがとうございます」。

3人全員が無投票で当選しました。

支援者:「先生、学くんって呼べなくなる」。
沖野さん:「言ってよ」。

1期目・寺垣伸晃議員:「ようやく欠員議会から定員議会になって本当に良かった」。

見えない民意に応えることができるのか。議員としての真価が問われます。

新人・沖野学さん(50)「あの人ができるんだったら、自分もできると思ってくれる人が出てきたらいい。僕より若い世代も出てきたらいい」。

HTB北海道ニュース

1626名無しさん:2024/03/10(日) 19:28:37
石川元衆院議員 大腸がん公表
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/985532/

>東京都内の病院に入院し手術を受ける。「しばらく政治活動は休止する」としている。
>帯広市での会合で後援会関係者が報告を代読し「ステージ4で肝臓とリンパに転移していると診断された」と述べた。入院は11日から約3週間の予定。

1627OS5:2024/04/22(月) 11:12:28
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/1002051/
パワハラ疑う行為、会派幹部対処せず 旭川市議会 議員4人離脱の民主・市民連合
渡辺愛梨 会員限定記事
2024年4月18日 23:22
 旭川市議会(定数34)で、「民主・市民連合」に所属する議員4人が会派を離れ、新たに「旭川市民連合」を結成したのは、先輩議員から新人議員へのパワーハラスメントが疑われる行為に対し、会派幹部が適切に対処しなかったことが背景にある。市議会事務局によると、民主・市民連合の分裂は1997年の結成以来初めて。

 旭川市民連合を結成したのは、高木啓尊氏、塩尻英明氏、植木大輔氏、小林祐季氏の4人。関係者によると、昨年9月の第3回定例会の分科会で質問に立った新人議員の質問資料を、先輩議員が本人に無断で内容を書き換えたなどの行為があった。新人議員が会派幹部に相談したところ「当事者同士で解決してほしい」などと問題と向き合わなかったことに対して反発した格好だ。
 民主・市民連合は8人から4人に減ったが、市政野党と与党の構成は17人ずつで変わらない。旭川市民連合の高木会長は「会派を分けることで、民主会派として代表質問に立つ回数が増えるなどの利点が考えられる」と説明する。
 共闘を模索する共産党の能登谷繁団長は「野党会派として、自公政治の影響に対峙(たいじ)する姿勢は持ち続けてほしい」と要望。次期衆院選ついては「野党共闘も予想される。政策的な連携は引き続き注視したい」とする。


https://www.city.asahikawa.hokkaido.jp/council/6100/6120/d066336.html
最終更新日 2023年12月15日
自民党・市民会議(12人)
(顧問 杉山 允孝、会長 松田 卓也、副会長 佐藤 さだお、幹事長 菅原 範明、副幹事長 えびな 安信、会計 石川 まさゆき)
杉山允孝、福居秀雄、松田卓也、佐藤さだお、菅原 範明、高ひでとし、えびな安信、沼﨑雅之、石川まさゆき、たけいしよういち、 あべなお、笠井まなみ

民主・市民連合(8人)
(会長 高見 一典、副会長 品田 ときえ 、幹事長 高木 ひろたか、副幹事長 塩尻 英明、会計 江川 あや)
高見一典、品田ときえ、高木ひろたか、髙橋紀博、塩尻英明、江川あや、植木だいすけ、小林ゆうき

公明党(5人)
(会長 高花 えいこ、幹事長 中野 ひろゆき、会計 皆川 ゆきたけ)
中村のりゆき、高花えいこ、中野ひろゆき、皆川ゆきたけ、駒木おさみ

日本共産党(4人)
(団長 能登谷 繁、幹事長 石川 厚子、会計 中村 みなこ、政策調整 まじま 隆英)
能登谷繁、石川厚子、まじま隆英、中村みなこ

無党派G(3人)
(会長 金谷 美奈子、副会長 上野 和幸、幹事長・会計 のむらパターソン 和孝)
金谷美奈子、上野 幸、のむらパターソン 和孝

無所属(2人)
安田佳正、横山啓一


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