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仙台・宮城・陸奥

1とはずがたり:2008/06/05(木) 12:05:28
地区別スレ,遂に仙台も登場。陸奥とは勿論多賀城を首府とする明治以前の陸奥だ♪
本来はにぬけんが立てるべきだが何時迄俟っても立てやがらないので俺がたつヽ(`Д´)ノ

878荷主研究者:2010/10/16(土) 14:24:41

http://www.lnews.jp/2010/10/38215.html
2010年10月04日 LNEWS
センコン物流/宮城県黒川郡に物流センター完成

センコン物流は10月4日、仙台北部中核工業団地内(宮城県黒川郡大和町)に仙台北部ロジスティクスセンターの第1期工事が9月30日完成し、開設した。

<仙台北部ロジスティクスセンター>

新センター、自動車関連企業などの進出企業への営業強化を図るため整備したもので、敷地面積13000㎡に、倉庫は2棟から成り、鉄骨平屋建で倉庫面積は4111㎡。

1棟目は4区画(3923㎡)で、内1区画は摂氏-5℃から+35℃間の温度調節ができ、残り3区画は常温倉庫となっている。2棟目は危険品の専用倉庫(188㎡)。

今後の新たな物流ニーズに応えるため第2期工事用地も確保している。

879荷主研究者:2010/10/16(土) 14:26:55

http://www.kahoku.co.jp/news/2010/10/20101006t12007.htm
2010年10月06日水曜日 河北新報
宮城交通グループ バス停の時刻表にソーラー照明設置

ttp://tohazugatali.web.fc2.com/MIYAGI/20101005020jd.jpg
夜間に点灯し、時刻表を見やすくするソーラースポットライト

 宮城交通とグループ会社のミヤコーバス(ともに仙台市)は、太陽光で発電した電力を使う夜間照明「ソーラースポットライト」を、宮城県内の161カ所のバス停に設置する。

 宮城交通によると、東北のバス事業者で導入するのは初めて。人が近づくとセンサーが感知し、発光ダイオードが自動的に点灯する仕組みで、夜間でも時刻表が見やすくなり、防犯効果も期待できる。

 今月から街路灯が少ない地域や団地内などの薄暗い場所を中心に設置を進め、年内に終える予定だ。総事業費は約320万円。

 宮城交通は「サービス向上の一環として実施する。利用客が夜間でも安心して乗車できるようにしたい」と話している。

880荷主研究者:2010/10/16(土) 14:27:38

http://www.kahoku.co.jp/news/2010/10/20101007t12011.htm
2010年10月07日木曜日 河北新報
本町・家具の街、大手へ対抗 6店初の共同フェア 仙台

 仙台市青葉区本町2丁目の「本町・家具の街」にある全6店が15日から1カ月間、初の共同フェアを開催する。市内に相次ぎ進出する家具量販店に対抗するのが狙いで、購入客向けに不用になった家具の無料引き取りや記念品のプレゼントなどを行う。

 6店は「ファニチュア ヒロシ」「ユノメ家具本店」「家具の橋本」「渡辺家具店」「ギャラリーモダンスペース」「家具の大丸」。購入客には店ごとに異なるプレゼントのほか、周辺駐車場の利用を無料にしたり、分割払い時に10回まで金利と手数料を取らないなどのサービスを実施する。

 専門店の知識を生かし、各店で家具の手入れ相談に応じ、修理も受け付ける。フェアを機に「本町・家具の街」のホームページも新たに設ける。

 市内ではJR仙台駅北側に大塚家具(東京)の大型店が昨年10月、郡山市から移転した。宮城野区の仙台港背後地には東京インテリア家具(東京)が今年1月に進出、ニトリ(札幌市)も新店舗のオープンを予定するなど、家具量販店の出店ラッシュが続いている。

 老舗の「ユノメ家具本店」を経営する湯目家具百貨店の湯目一潔社長は「個性豊かな家具店がそろう本町の魅力を多くの人に味わってほしい」と話している。

881荷主研究者:2010/10/16(土) 14:28:27

http://www.kahoku.co.jp/news/2010/10/20101007t12015.htm
2010年10月07日木曜日 河北新報
セントラル自 1号車完成1月10日めど 前倒し計画策定

 トヨタ自動車の完成車製造子会社、セントラル自動車の葛原徹社長は6日、相模原市の本社で河北新報社のインタビューに応じ、宮城県大衡村で稼働させる新本社工場について、「1号車の完成は来年1月10日ごろになる」と見通しを示した。現在の工場からの生産機能の全面移管に関しては、5月の当初予定を前倒しする計画を策定したことに加え、新本社工場の立ち上げ要員として約100人の期間従業員を採用することも明らかにした。

 新工場では当初計画通り「ヤリスセダン」(日本名ベルタ)を最初に組み立てる。本格的な稼働は年明け間もなくとみられ、最終的な生産装置の微調整を行いながら、数日程度で1号車を完成させる。

 関係者らを招いて完成車の製造開始を祝う対外的な式典については「2月中にも開きたい」と述べた。

 1月以降も続ける「カローラアクシオ」の生産を新本社に移す全面移管は当初、5月の大型連休ごろの計画だった。葛原社長は「生産効率向上のため、早ければ早いほどいい。年度内完了を目標に前倒しの計画を立てている」と語った。

 新本社工場の稼働時の態勢は1000人程度の想定だったが、「特別シフトを組む要員が100人程度不足する」とし、期間従業員の採用を宮城県内で既に始めたことを明らかにした。全面移管時には正社員だけでも1300人態勢となる。

 葛原社長は期間従業員の雇用期間について「当面11月〜来年1月を予定している。それ以降は生産台数などの状況を見ながら判断したい」と話した。

882荷主研究者:2010/10/16(土) 14:31:51

http://www.kahoku.co.jp/news/2010/10/20101008t12040.htm
2010年10月08日金曜日 河北新報
オフィスビルの空き室率高止まり 仙台・9月末

 ビル仲介の三鬼商事仙台支店のまとめによると、仙台市内オフィスビルの9月末時点の平均空き室率は20.54%で、前月末より0.09ポイント上昇した。仙台支店は「4月以降、新築による新規供給はないが、既存ビルでの大型募集や中小規模のオフィス縮小があり、高止まりしている」としている。

 空き室率の内訳は既存ビルが18.57%で前月より0.19ポイント悪化した。新築は64.44%で0.56ポイントの低下。4カ月連続で下がり、過去最高だった3月末より13.68ポイント改善しているが、依然として水準は高い。

 仙台支店によると、既存ビルでは計画していた建て替えを経済情勢の悪化から見合わせ、改修して再募集に転じた物件があった。新築は値ごろ感のあるビルに動きがあり、テナント獲得競争が激化しているという。

 市内を五つに分けた地区別では、築年数の浅い物件に大型需要があった駅東地区が2.08ポイント改善。泉など周辺オフィス地区も0.21ポイント低下した。ほか3地区は悪化し、悪化幅は一番町地区(0.73ポイント上昇)が最大だった。

 3.3平方メートル当たりの平均賃料は9167円で、前月より0.29%(27円)下がった。

 調査対象は、この1年間に完成した新築3棟を含む延べ床面積990平方メートル以上の賃貸オフィスビル362棟。

 仙台市を除く東北の主要9都市の9月末の平均空き室率は弘前、八戸、盛岡、福島、郡山の5市が6月末時点の前回調査に比べ悪化。このうち悪化幅が最も大きかったのは福島で、1.17ポイント上昇の16.73%だった。

883荷主研究者:2010/10/16(土) 14:34:48

http://www.kahoku.co.jp/news/2010/10/20101010t12025.htm
2010年10月10日日曜日 河北新報
東松島に東エレク下請け「サワ」進出 市と立地協定

 宮城県東松島市川下内響のひびき工業団地に、半導体製造装置の部品加工などを手掛ける「サワ」(山梨県上野原市、佐波和社長)が進出を計画していることが9日、分かった。半導体製造装置大手の東京エレクトロン(東京)の下請け企業で、来年4月に大和リサーチパーク(大和町)で稼働する新工場にも部品を納入する方針。市は、15日にもサワ社と立地に関する協定を締結する。

 関係者によると、サワ社は工業団地内にある水道施設会社の工場だった空き施設(敷地面積4345平方メートル、施設延べ床面積659平方メートル)を借り上げる。年内にも従業員が移り住む見通し。本格的な稼働は来年4月を予定している。

 同社は建設費が掛からないコスト面の優位性や立地条件の良さなどを考慮し、進出を決めたとみられる。複数人の地元採用枠も検討しているという。

 サワ社は資本金1000万円で、従業員数40人。1923年創業で、主に半導体製造装置の部品や住宅用建材の製造、部品を組み立てる専用機器の開発を手掛ける。

 石巻圏の経済関係者は「サワ社の進出で、関連企業の誘致にはずみがつく可能性もある」と話している。

884荷主研究者:2010/10/23(土) 12:47:45

http://www.kahoku.co.jp/news/2010/10/20101013t11036.htm
2010年10月13日水曜日 河北新報
あすと長町に“ゼビオアリーナ”建設 89ERS本拠地に

ttp://tohazugatali.web.fc2.com/MIYAGI/20101013011jd.jpg
あすと長町に建設されるゼビオアリーナの完成予想図。89ERSの本拠地などとして利用される

 スポーツ用品小売り大手のゼビオ(郡山市)など3社は12日、仙台市太白区の大規模再開発地「あすと長町」に、大型のスポーツ複合施設を建設する計画を発表した。男子プロバスケットボール、bjリーグ仙台89ERSの本拠地となるアリーナのほか、スポーツ用品販売施設とスポーツドーム棟を整備する。2012年の全面オープンを目指す。

 立地先は、あすと長町北側の約3万平方メートル。予定地3区画のうち、北側の1区画には6000人を収容するゼビオアリーナ(仮称、延べ床面積約1万平方メートル)を建設する。89ERSのホームゲームやアイスホッケーの試合のほか、コンサート会場などとして利用する。

 南側の2区画には、ゼビオやスポーツクラブなど4店舗が入居するゼビオ棟(約1万9000平方メートル)と、テニスコートやフットサル場、バスケットコートを備えるドーム棟(約6000平方メートル)を建てる。

 予定地は都市再生機構(横浜市)が所有する保留地で、9月に利用事業者を募集。三菱UFJリース(東京)と佐藤工業(同)が共同応募し、20年間の事業用定期借地とすることが決まった。アリーナとゼビオ棟は、三菱UFJリースがゼビオに貸し出し、ドーム棟は佐藤工業が整備する。ゼビオはアリーナ分について、仙台市から固定資産税相当額の助成を受ける。

 正式契約は今月下旬にも行われ、ドーム棟は11年4月、ゼビオ棟は11年11月、アリーナは12年5月のオープンを予定している。

 ゼビオの大滝秀雄取締役が12日、仙台市役所を訪れ、奥山恵美子市長に立地表明書を提出した。大滝取締役は「あすと長町は仙台市中心部の南に立地し、福島や山形からの交通の便がいい。地域の活性化や周辺からの集客につながる施設にしていきたい」と述べた。

 奥山市長は「スポーツ施設は集客力があり、仙台の元気をアピールできる。この2年間は世界的な景気低迷で地域の土地利用も停滞していたが、今回の立地が新しいステップになると期待している」と語った。

[あすと長町]JR長町駅周辺で行われている仙台市内最大規模の再開発事業。総事業費は約1100億円、区画整理面積は約82万平方メートルに上る。進ちょく率(事業費ベース)は2009年度末で89.3%。約16万平方メートルを所有する都市再生機構は保留地の処分を進めてきたが、売却は約3万平方メートルにとどまっていた。地域には市立病院が14年度に新築移転する。

885荷主研究者:2010/10/23(土) 12:48:46

http://www.kahoku.co.jp/news/2010/10/20101013t11034.htm
2010年10月13日水曜日 河北新報
総生産10兆円達成困難 「富県戦略」修正も 宮城県

 宮城県議会9月定例会は12日、決算特別委員会を開き、2009年度一般会計決算などの総括質疑を行った。村井嘉浩知事は、「富県戦略」に掲げた16年度までの数値目標「県内総生産10兆円」について、「経済情勢などから実現は難しい」と述べ、下方修正もありうるとの見解を示した。

 「県内総生産10兆円」は、県政運営の基本指針で、富県戦略などを盛り込む「将来ビジョン」に明記。

 同ビジョンに基づく「第2期行動計画」(10〜13年度)も総生産10兆円を前提としている。

 村井知事は「(策定時は)リーマンショックによる世界的な経済混乱は想定していなかった。次期行動計画を策定する段階で、目標を再確認する」と述べた。

 特別養護老人ホームの待機者が1万人を超えている現状に関しては「11年度は500床程度の整備を図りたい」と答弁。一般財源や国の交付金を積み立てた基金を取り崩し、約21億円の整備費を確保する考えを示した。

 橋本潔土木部長は、仙台松島道路(三陸自動車道利府中―鳴瀬奥松島インターチェンジ)で09年度に実施した料金割引の社会実験を、本年度も行う方針を明らかにした。11月中旬を目途に開始し、来年3月末まで続ける。対象は自動料金収受システム(ETC)を登載した中型以上のトラック。終日3割引きとする。

886荷主研究者:2010/10/23(土) 12:49:58

http://www.kahoku.co.jp/news/2010/10/20101013t13029.htm
2010年10月13日水曜日 河北新報
買い物難民化、仙台中心部も加速 デパートまで歩くしか…

日々の買い物で不便さを感じ、移動販売を利用するようになった内田さん(右)

 近所の商店が廃業し、日常の買い物に困る高齢者が仙台市中心部でも増えている。「買い物難民」とも呼ばれ、過疎地だけにとどまらない深刻な問題になりつつある。高齢化社会のニーズをとらえ、食料品を戸別配達するサービスも始まった。

 青葉区大手町の主婦内田みつ子さん(75)は、日々の買い物に苦労している。近くにスーパーがなく、最寄りのデパートまで約1キロの道のりを通う。車はなく、買い物はもっぱら徒歩かバスだ。

 住まいのある住宅街にはかつて、精肉店や青果店が6店ほどあったが、大半は10年ほど前に店をたたんだ。内田さんは「仙台の中心部に住んでいても、買い物の不便さは過疎地と変わらない。気軽に買い物に行けるスーパーが近くにできるとありがたい」と訴える。

 経済産業省の推計で、買い物難民は全国で約600万人いるとされる。背景にあるのは商店の減少だ。

 仙台市経済局によると、2007年の市内の小売店は8012軒で、ピーク時の1988年(1万408軒)に比べて23%も落ち込んだ。郊外型大型店への一極集中で個人商店の淘汰(とうた)、廃業が進み、中心部に住む高齢者は食料品などを購入する店を失った。

 郊外のスーパーや大型店の撤退は、なおさら深刻だ。経営再建中のスーパー「モリヤ」が8月に店舗を閉鎖した青葉区芋沢地区。周辺に住む高齢者らは近場で買い物ができなくなり、他店への長い徒歩移動を強いられている。

 ある宅配業者はモリヤの閉店以降、芋沢地区に住む高齢者からの問い合わせが一気に増えたという。担当者は「高齢になると運動機能の衰えもあり、免許を返上している人も少なくない。車を持たないお年寄りにとって、近所のスーパーの突然の閉店は死活問題につながるようだ」と語る。

 買い物難民の増加を商機ととらえ、積極的な訪問販売を展開する業者も現れた。青葉区の鮮魚店「三陸おさかな倶楽部(くらぶ)」は昨年5月、近くにスーパーがない大手町地区とその周辺の高齢者宅を自転車で週1回訪ね、魚を販売するビジネスを始めた。配達先は約40軒に上り、評判は上々だ。

 店主の津田祐樹さん(29)は「遠くのスーパーまで通うことができない高齢者のニーズに応えた。ほかの食品販売店などとも連携し、いろんなメニューを提供できる仕組みを整備していきたい」と話している。

887荷主研究者:2010/10/23(土) 12:51:26

http://www.kahoku.co.jp/news/2010/10/20101013t71038.htm
2010年10月13日水曜日 河北新報
自動車輸送特区を申請 岩手・宮城県 年内認定見通し

 岩手県と宮城県は12日までに、政府の構造改革特区で、国の規制値より長い全長21メートルトレーラーで完成車を輸送できる「いわて・みやぎ自動車輸送特区」を申請した。トヨタ自動車グループの関東自動車工業岩手工場(岩手県金ケ崎町)から釜石港や仙台港までの完成車輸送を効率化するのが狙い。年内に認定される見通しで、来年秋ごろから輸送業者が試験走行する。

 両県連名による特区申請は初めて。来年1月にはトヨタグループのセントラル自動車(相模原市)の新本社工場が宮城県大衡村で稼働することから、同工場からの輸送での利用も想定される。

 申請したのは、道路法に基づいて国や自治体が2年ごとに通行を許可している自動車運搬用フルトレーラー連結車の長さの限度。現行の上限19メートルより2メートル長くする内容で、上下2段の積載台数は現行の6台程度から8台程度に増える。

 特区が認定されれば通行許可手続きがスムーズになる。対象は、関自工岩手から仙台港や釜石港に至る東北自動車道沿線地域など、岩手県内12市町と宮城県内8市町村とした。

 同特区は、21メートルフルトレーラーの製造を予定する特殊車両製造の浜名ワークス(浜松市)が民間提案し、内閣府が今年6月に特区メニューに加えた。関自工岩手からの完成車輸送での利用も見込まれるため、両県が特区申請することにした。

 両県は「輸送業者のコスト削減や二酸化炭素(CO2)排出量の低減が図れるほか、周辺の渋滞緩和にもつながる。特区認定を東北の自動車産業集積のさらなる弾みにもしたい」と話している。

 宮城県によると、トヨタグループの完成車製造工場を抱える静岡、愛知、福岡各県も同特区を申請しているという。

888荷主研究者:2010/10/23(土) 13:00:32

http://www.kahoku.co.jp/news/2010/10/20101014t12022.htm
2010年10月14日木曜日 河北新報
共伸プラスチック、大崎市と立地協定

 自動車内装部品製造の共伸プラスチック(埼玉県日高市)は13日、宮城県大崎市古川の石田工業団地に計画する新工場建設に向けて同市と立地協定を結んだ。

 新工場は約1万1600平方メートルの用地を購入して建設し、運転席やドア回りの内装部品を生産する。大衡村へ移転するトヨタ自動車グループの完成車製造、セントラル自動車(相模原市)や関東自動車工業岩手工場(岩手県金ケ崎町)へ取引先を通じて納入する。

 12月に着工し、完成は2011年5月の見通し。6月から試験的に操業し、11月に本格稼働する。従業員45〜50人のうち、7〜8人を大崎市内から新卒採用し、パート職員も雇用する。

 協定書調印を前に、同社の多田恵一郎社長は「周辺へのアクセスの良さから大崎市進出を決めた。地元の発展に寄与したい」とあいさつ。伊藤康志市長は「この地域からものづくりに貢献する大企業として発展してほしい」と歓迎した。

889荷主研究者:2010/10/23(土) 13:06:23

http://www.kahoku.co.jp/news/2010/10/20101014t12013.htm
2010年10月14日木曜日 河北新報
マンション販売のセレーノ、事業を停止

 帝国データバンク仙台支店によると、分譲マンション販売・不動産仲介などのセレーノ(仙台市)が13日までに事業を停止し、事後処理を弁護士に一任した。今年6月末時点の負債は約38億9400万円だが、その後の在庫売却などで減っている可能性があるという。

 帝国データバンク仙台支店によると、同社は89年11月の設立。仙台市近郊を中心に、自社ブランドの分譲マンション「セレーノ」や戸建て住宅などを販売した。

 2007年9月期には約58億5200万円の売上高を計上したが、その後、マンション建設のための土地取得代金など資金需要が増加。金融機関からの借入金が膨らんだほか、建築資材高騰などの影響も受け、財務内容が悪化した。

 他社との競争による値引きなども加わって、09年9月期の売上高は約27億1200万円に落ち込み、債務超過に陥っていた。所有不動産の売却や従業員の大幅削減なども図ったが、資金繰りがひっ迫し、事業の継続を断念したとみられるという。

890荷主研究者:2010/10/23(土) 13:10:28

http://www.kahoku.co.jp/news/2010/10/20101014t13024.htm
2010年10月14日木曜日 河北新報
騒音や振動大丈夫? 東北線と新幹線の間に認可保育所計画 河原町

ttp://tohazugatali.web.fc2.com/MIYAGI/20101014007jd.jpg
東北新幹線と在来線に挟まれた認可保育所の予定地。左端の線路は貨物線

 仙台市が認可し、来年4月に若林区に開所する「河原町すいせん保育所(仮称、定員90人)」の立地場所をめぐり、疑問の声が出ている。JR東日本仙台支社が有償提供する予定地は、東北新幹線の高架と在来線に挟まれ、貨物列車も走る。列車が通るたびに大きな音や振動が起き、近隣の住民は「子どもがかわいそう」と心配している。

 提供される約1900平方メートルの用地は、元は駐車場だった。東側を東北線、西側を新幹線の高架が通り、開園時間中は平均で1時間に25本の列車が走る。特に東北線下りの線路が近く、列車の通過音で話し声がかき消されてしまうほどだ。

 近隣の60代男性は「なぜここに保育所を建てるのだろう。私たちは分かって住んでいるが、預けられる子どもたちはかわいそうだ」とまゆをひそめる。地元で2回開かれた説明会でも立地に関する質問が出た。

 設置主体の社会福祉法人「幸生会」(仙台市)によると、建物に二重サッシ窓や断熱材などを施し、室内で聞く騒音は基準値を下回るという。

 市は昨年11月、市職員で構成する選定委員会を開催。用地については、委員5人のうち1人が反対したが、建物に対策が講じられるとして幸生会の申請通り選定した。

 市子供未来局の担当者は「保育所用地としてベストではないが、認可保育所の需要が増す中、土地を準備して保育所を設置してくれるのはありがたい。園庭については、法人と対策を協議していきたい」と説明する。

 幸生会は「これまで子どもが長く過ごす建物の対策のみを考えていた。指摘を受け、園庭も音や振動を軽減する方法を考える」と話している。

 JR仙台支社は5月、JR沿線の社有地を社会福祉法人に貸し、二つの認可保育所が整備されると発表。幸生会が複数の用地から、待機児童の多さや利用者の利便性を考慮し、若林区河原町とJR仙石線小鶴新田駅に隣接する宮城野区新田東の用地を選んだ。

891荷主研究者:2010/10/23(土) 13:13:59

http://www.kahoku.co.jp/news/2010/10/20101015t12015.htm
2010年10月15日金曜日 河北新報
イトーヨーカドー泉店閉店へ 仙台撤退、消費減響く

 大手スーパーのイトーヨーカ堂(東京)が、仙台市内唯一の店舗「イトーヨーカドー仙台泉店」を閉店する方向で検討していることが14日、市幹部の話で分かった。店舗建物の8割強を所有する住友商事との賃貸契約が2012年6月末に切れることから、契約を更新しない形で撤退するとみられる。

 仙台泉店は1992年、仙台市地下鉄泉中央駅前に開業した。地上5階、地下1階で売り場面積は1万3667平方メートル。

 地元商工関係者によると、最近は個人消費の低迷や他社郊外店との競争激化で売り上げが大きく落ち込んでいたとされ、営業継続は困難と判断したとみられる。

 仙台市に対しては、住友商事がヨーカドー撤退の方向を伝え、後継の核テナントを誘致する方針も説明しているという。市幹部は「(新テナント誘致などによる)泉中央駅周辺の活性化に向けた動きと受け止めている」と述べた。

 宮城県内のヨーカドー店舗は今年1月、石巻中里店(石巻市)が閉店。仙台泉店が撤退すると、県内では石巻あけぼの店(石巻市)のみとなる。

 親会社のセブン&アイ・ホールディングス(HD)は「住友商事と契約更新について協議中だが、現段階では何も決まっていない」と話した。

 同HDは8日、イトーヨーカドーについて来年2月までに全国で6店舗を閉鎖し、その後も毎年、6、7店舗を閉める方針を示していた。

892荷主研究者:2010/10/23(土) 13:15:15
>>772
http://www.kahoku.co.jp/news/2010/10/20101015t12017.htm
2010年10月15日金曜日 河北新報
名取のセンコン物流がロシア輸出強化 現地企業と業務提携

 センコン物流(名取市)は14日、ロシアで食品スーパーなどを展開する現地のV―Lazer(ブラゼル)グループ傘下の物流会社VLロジスティクス(VLL)社と、10日付で業務提携契約を結んだことを明らかにした。11月には資本提携でも調印する予定。

 業務提携はロシア―日本間の輸送システムの改良と2国間ビジネスの促進が目的。経営ノウハウに関する相互の情報提供やマーケティング活動での協力なども盛り込んだ。将来的には日本産の果物、野菜を通年ベースで供給できる物流体制の構築を目指す。

 センコン物流とブラゼルグループは7月、境港(鳥取県)から輸出した鳥取産のスイカ、メロンをウラジオストク市内の2店舗で販売するなどの実証試験を実施。出港から1週間で店頭に並び、スイカは1個6000円の高値にもかかわらず、56個が完売したという。

 センコン物流の久保田晴夫社長は「日本産の生鮮物に対するロシアの評価は高く、より早く安く輸送できる体制づくりを進める。東北からの輸出拠点となる新潟東港からの実証試験も早期に行いたい」としている。

893荷主研究者:2010/10/23(土) 13:18:31
>>874
http://www.kahoku.co.jp/news/2010/10/20101016t13021.htm
2010年10月16日土曜日 河北新報
路線バス「青山くん」青息吐息 利用者の1便平均8.8人

ttp://tohazugatali.web.fc2.com/MIYAGI/20101016004jd.jpg
利用が伸び悩んでいる青山くん。残る実験期間中に利用者を増やすことができるか=14日、太白区のJR長町駅東口

 公共交通機関の空白域になっている仙台市太白区青山地区で、市が今月実験運行している路線バス「青山くん」が苦戦している。1便当たりの利用者数は目標の15人を大幅に下回る8.8人。実験は15日で折り返しを迎え、残る期間中にどれだけ利用されるかが路線開設の可否の鍵となりそうだ。

 市公共交通推進課の速報値(13日現在)によると、青山くんの利用者数は計1849人。1便当たりの平均で、実験初日の1日は10.1人を記録したが、2日目の4日以降は低調となり、6〜9人台で推移した。

 時間帯別では、午前9時台の東北工大八木山キャンパス発の便が平均利用者数21人と好調だが、その折り返しや午後の便は空席が目立ち、平均利用者数が5、6人程度にとどまる便もある。

 市や地元町内会は、1便当たり15人の利用を目標に掲げていた。市は25日以降、バスの乗客にアンケートを取るなどして、本格運行に移せるかどうかの参考にする。

 市公共交通推進課は「利用が多いほど本格運行への道が開ける。住民の足を確保するためにも、多くの人にバスに乗ってもらいたい」と話している。

 青山くんは40人乗りの中型バス。JR長町駅東口から東北工大八木山キャンパスまでの7.3キロを運行する。29日までの平日、午前6時台から午後8時台に計26便が走る。料金は130〜350円。

894荷主研究者:2010/10/23(土) 14:59:49
>>411
http://www.kahoku.co.jp/news/2010/10/20101019t14021.htm
2010年10月19日火曜日 河北新報
大衡IC12月18日開所 仙台港へのアクセス向上

 宮城県が大衡村に建設中の東北自動車道大衡インターチェンジ(IC)の利用開始を12月18日と決めたことが18日、分かった。大衡ICの完成により周辺の仙台北部中核工業団地(大衡村、大和町)の物流機能が強化され、仙台港へのアクセスが格段に向上する。

 大衡ICは古川―大和IC間に県が設置する。大衡村に移転するトヨタ自動車の完成車製造子会社、セントラル自動車(相模原市)の新本社工場に近接し、来年1月の稼働前の完成にこぎつけた。

 県の試算によると、仙台北部中核工業団地から仙台港への高速道でのアクセスは、大衡ICの利用で6分短縮される。従来は同工業団地から約3キロ南の大和ICを使う必要があった。

 今年3月には仙台北部道路の利府しらかし台IC―東北道富谷ジャンクションが開通しており、大衡ICにより同工業団地から仙台港までが高速道で直結される。今後の企業誘致の大きなセールスポイントになりそうだ。

 大衡ICは2009年10月着工。事業主体の県と、東日本高速道路分とを合わせた総工費は35億円。県道大衡落合線が接続する。同線は、工業団地と東北道を結ぶ物流路線として09年12月に全線(7.4キロ)が4車線化された。

 大衡ICを挟んで東側に位置する仙台北部中核工業団地の現在の分譲率は89%、西側の第2仙台北部中核工業団地が61%。関係者は、IC完成で自動車産業や高度電子関連企業の集積がさらに進むと期待している。

895荷主研究者:2010/10/23(土) 15:01:20
>>748 >>807
http://www.kahoku.co.jp/news/2010/10/20101017t12018.htm
2010年10月17日日曜日 河北新報
ジャムコ、名取に新工場 航空機部品など製造

 航空機部品メーカーのジャムコ(東京)が、宮城県名取市の愛島西部工業団地に新工場を建設することが16日明らかになった。2011年度の操業開始を目指し、社内で最終調整を進めている。航空機の部材などを製造する本社工場の一部を移転させる方針で、宮城県、名取市と近く立地協定を結ぶ。

 同社は今月、同工業団地内に5万9000平方メートルの用地を取得した。新工場には、エアバス社の大型旅客機A380の床部材となる炭素繊維構造部材(ADP)の製造工場と、航空機エンジン部品を製造する工場の一部が、東京・三鷹市の本社工場から移転する。

 新工場は11年度に着工し、従業員は100人前後となる見込み。本社工場から転勤する社員が含まれる。

 同社は、東京の本社工場敷地を分断する形で通る道路の拡張工事が進むと、効率的な生産活動に支障を来すことが予想されるため、移転先を探していた。

 仙台空港内には同社の整備工場があり、管理部門を共有できるなどのメリットがある。エンジン部品を取引するIHI相馬工場へのアクセスの良さも、名取市を選んだ背景にあるとみられる。

 ジャムコは1955年、「伊藤忠航空整備」として設立。資本金は53億5989万円。10年3月期の売上高は357億5400万円。従業員は1169人。

http://www.kahoku.co.jp/news/2010/10/20101019t12014.htm
2010年10月19日火曜日 河北新報
航空機部品メーカー「ジャムコ」 名取に工場進出を発表

 航空機部品メーカーのジャムコ(東京)は18日、宮城県名取市の愛島西部工業団地に、本社工場の一部を移転させる用地5万8800平方メートルを取得したと正式に発表した。新工場は2011年4月に着工し、同年12月の操業開始を予定している。

 新工場には、エアバス社の大型旅客機A380の床部材となる炭素繊維構造部材(ADP)の製造工場と小型ジェット機向けエンジン部品を製造する工場が、東京・三鷹市の本社工場から移転する。航空機用金属部品の生産拠点は東京に残す。

 ADPとエンジン部品の生産量の増大に対応するには、広大な用地の取得が必要と判断した。

 小型ジェット機のエンジン部品は近年、受注が増加。ADPは今後、エアバス社など航空機メーカーが新機種を開発する際、新たに採用される可能性があるという。

 同社の寺田修社長は26日、村井嘉浩宮城県知事、佐々木一十郎名取市長と県庁で立地協定を締結する。

896荷主研究者:2010/10/29(金) 00:31:37

http://www.kahoku.co.jp/news/2010/10/20101023t12022.htm
2010年10月23日土曜日 河北新報
仙台空港鉄道「13年度にも債務超過」 外郭団体、明らかに

 仙台空港アクセス線を運営する県の外郭団体、仙台空港鉄道(名取市)の斎藤進社長は22日、県議会県出資団体等調査特別委員会の意見聴取で「経営状況が改善しなければ、2013年度に債務超過に陥る」との収支見通しを明らかにした。

 同社の累積赤字は09年度決算で34億6500万円。毎年、9億5000万円前後の経常損失を計上している。累積赤字は13年度に72億円を突破する見通し。資本金71億円を上回る計算になる。

 同線は現在、1日の平均乗客が6300人にとどまる。斎藤社長は低迷原因を「空港利用客の伸び悩みと沿線まちづくりの停滞」と説明。過大積算との批判があった1日1万人の当初需要予測について「結果的に甘かった」と認めた。

 同社は、自治体が駅舎などの施設を買い取り、会社は運行に専念する「上下分離」方式の導入を検討。9月末に施設の資産評価や今後の需要予測の調査を民間企業に依頼。同方式の可否判断のデータを作成する。

 斎藤社長は「事業継続のポイントは債務返済と減価償却の軽減。『上下分離』は有効な選択肢で速やかに検討したい」と強調した。議員側は「会社が耐えられる時間は少ない。県民負担を伴う上下分離の妥当性を判断できるデータや会社の方針を早く示すべきだ」と指摘した。

 特別委は、仙台南部道路などを管理する県道路公社も意見聴取した。千田信夫専務理事は「建設資金の償還が続く37年度まで公社の道路で差し支えないはず」と存続を求めた。議員側は「債務を含め国に道路を引き取ってもらえないのか」と解散の可能性に迫った。

897荷主研究者:2010/10/29(金) 00:35:43
>>728 >>841
http://www.kahoku.co.jp/news/2010/10/20101023t12023.htm
2010年10月23日土曜日 河北新報
利府JCTがフル化 三陸道と仙台北部道、双方向通行始まる

ttp://tohazugatali.web.fc2.com/MIYAGI/sanriku_01k.jpg

仙台北部道路の周辺自治体の関係者が参加した記念式典

 仙台北部道路と三陸自動車道石巻・松島方面の相互通行を可能にする宮城県利府町の利府ジャンクション(JCT)の「フル化」工事が完成し、22日午後3時、双方向の通行が始まった。

 利用開始を前に、利府町役場で記念式典があり、周辺自治体の関係者ら約50人が出席。仙台北部道路建設促進期成同盟会会長の若生英俊富谷町長が「JCTの開通で、観光や物流の利便性が向上する」と述べた。

 出席者は、バスで三陸道利府塩釜インターチェンジ(IC)と北部道路利府しらかし台ICの間を往復する走り初めに参加。完成したばかりのJCTのランプ橋(立体連絡橋)などを視察した。

 利府JCTはこれまで、三陸道石巻・松島方面と北部道路の行き来ができなかった。国と東日本高速道路が2006年度、フル化工事を始めた。総工費は53億円。

 完成により三陸道、北部道路を含む仙台都市圏高速環状道路と東北自動車道とのアクセス向上が図られる。松島や平泉など東北の主要な観光地が高速道路で直結したため、観光客の増加も期待される。

898荷主研究者:2010/11/08(月) 22:38:42

http://www.kahoku.co.jp/news/2010/10/20101026t73010.htm
2010年10月26日火曜日 河北新報
東北の安全な血液一元管理へ 仙台・日赤東北センター起工

東北ブロック血液センターの完成予想図

 東北6県の輸血用血液を一元管理する日赤東北ブロック血液センター(仮称)の起工式が25日、仙台市泉区明通2丁目の建設現場で行われた。

 関係者約30人が出席。日赤宮城県支部副支部長の三浦秀一副知事が「安全な血液を供給する責務を果たすために必要な施設となる」とあいさつした。

 東北ブロック血液センターは、東北6県で採血された血液をすべて集め、必要に応じて各県に供給する。鉄骨4階で、延べ床面積は6795平方メートル。2012年3月の完成を予定する。

 隣接する宮城県赤十字血液センターも改修する。現在は、南東北3県分の血液製剤の製造業務を手掛けているが、改修後は6県分を担う。両センターの総工事費は約37億円。

 県赤十字血液センターは「少子高齢化や過疎化で、県ごとに献血者を確保するのは難しい。両センターを一体的に運用することで、東北の医療機関に安定的に血液を供給できる」と説明している。

899荷主研究者:2010/11/08(月) 22:40:33
>>779
http://www.kahoku.co.jp/news/2010/10/20101026t12035.htm
2010年10月26日火曜日 河北新報
仙台港にモータープール完成 岸壁も改修、完成車積み出し強化

 宮城県は25日、仙台港(仙台市宮城野区)で拡張工事を進めていた完成車の一時保管場所「新中野地区モータープール」が完成し、11月1日に使用を開始すると発表した。国土交通省が改修を進めてきた雷神埠頭(ふとう)2号岸壁も同日、利用が始まる。自動車産業集積に対応した仙台港の港湾機能がさらに強化される。

 モータープールは、雷神埠頭近くの公園などの敷地を転用して拡張した。総面積は約6ヘクタール広がり、16ヘクタールとなる。一度に保管できる完成車は従来の1.5倍の8000台に増強される。

 県は2009年度、整備に着手。トヨタ自動車の完成車製造子会社、セントラル自動車(相模原市)が来年1月、宮城県大衡村で予定する新本社工場の稼働に間に合わせた。トヨタグループの関東自動車工業岩手工場(岩手県金ケ崎町)とセントラル自動車の年間生産能力計50万台規模への対応が可能となる。総事業費は約7億円。

 雷神埠頭2号岸壁は、今回の改修により、現行のほぼ2倍となる1万5000トン級の貨物船や自動車輸送船が接岸できるようになる。

 雷神埠頭では仙台港の完成車積み出し能力の強化に向け、09年度から水深を掘り下げる工事を進めてきた。12年度までに残る1号岸壁の改修を終え、大型輸送船が同時に2隻接岸できるようにする方針。

900荷主研究者:2010/11/08(月) 22:57:20
>>895
http://www.kahoku.co.jp/news/2010/10/20101027t12025.htm
2010年10月27日水曜日 河北新報
ジャムコと立地協定調印 宮城県と名取市

立地協定に調印し握手する(左から)村井知事、寺田社長、佐々木一十郎名取市長=26日、宮城県庁

 航空機部品メーカーのジャムコ(東京)は26日、宮城県、名取市と新工場の立地協定に調印した。東京・三鷹にある本社工場機能の一部を名取市の愛島西部工業団地の新工場に移す。操業開始は来年12月。20〜30人を地元採用する見込み。

 取得した5万8800平方メートルの用地に、来年4月から鉄骨平屋約1万2000平方メートルの新工場を建設する。総投資額は約10億円。東京からの転勤者と地元採用の計約80人体制で操業を始め、2012年度の売上高は約25億円を目指す。

 県庁であった調印式で、寺田修社長は「急激な円高の中、海外移転が進めば、製造業の国内空洞化が進む。海外進出だけに頼らないで生き延びたい」と国内での新工場建設の意義を説明した。

 村井嘉浩知事は「地域経済の活性化、地元雇用の創出に大きく貢献してくれると期待している」と歓迎した。

 新工場には、エアバス社の大型旅客機A380の床部材、炭素繊維構造部材(ADP)と、IHI相馬工場(相馬市)に納入する小型ジェット機のエンジン部品の製造拠点を移す。航空機用金属部品の生産部門は東京に残す。

 同社は今回、本社工場が手狭になったことに加え、ADPとエンジン部品の生産量増大に対応するには、広大な用地取得が必要と判断。仙台港や仙台空港へのアクセスの良さや、空港内にある同社の整備工場と人員を融通できるメリットがあるとして、立地を決めた。

901荷主研究者:2010/11/08(月) 22:58:16

http://www.kahoku.co.jp/news/2010/10/20101027t11018.htm
2010年10月27日水曜日 河北新報
仙台松島道、終日3割引き ETC搭載トラック・バス対象

 宮城県は、県道路公社が管理する仙台松島道路(三陸自動車道利府中―鳴瀬奥松島インターチェンジ)で、トラックやバスの通行料金を終日3割引きとする社会実験を11月22日から来年3月末まで実施する。

 割引対象は、自動料金収受システム(ETC)を搭載した中型車以上。地元企業の物流活性化、並行して走る国道45号や県道(利府街道)の混雑緩和を目的に実施する。

 割引実験は前年度に続き2回目。混雑緩和の効果が大きかったことから、今回は時間帯を拡大して終日実施する。

 県は実験期間中、一般道と併せて交通量調査を実施する。利用者や沿線住民に対するアンケートも行う。割引効果を検証した上で、今後の料金体系の在り方などに反映させる方針。

 前年度の割引実験期間は、10月中旬から3月末までの約5カ月間。午前9時〜午後5時の日中は対象外だった。時間帯により割引率が異なり、利用者から日中の割引を望む声が寄せられていた。

 昨年12月の県調査によると、通行料金を一律100円に大幅値下げした午前0〜4時の時間帯の交通量は前年10月の調査に比べ60%増加。国道45号から仙台松島道路への乗り入れが進んだ。

902荷主研究者:2010/11/08(月) 23:00:39

http://www.kahoku.co.jp/news/2010/10/20101027t52011.htm
2010年10月27日水曜日 河北新報
ヤマザワ薬品、仙台都心に初出店 11月

 ヤマザワ薬品(山形市)は11月、仙台市の中心商店街に「ドラッグヤマザワ」の都市型店舗を初めて出店する。地場と全国チェーンが競合する激戦区をあえて選び、都市住民の需要を探るアンテナショップ的な役割を担わせるという。

 出店場所は仙台市青葉区一番町3丁目の中央通りに面した一等地。売り場面積は約270平方メートルで、商品構成はヘルスケアとビューティーケアが4割ずつ、残り2割を雑貨や衛生用品とする方針。

 同社は「価格面での競争も大切だが、健康相談や美容アドバイスなど、接客力を高めて競合他社との違いを出していきたい」(妹尾好真営業本部長)と戦略を立てる。

 ヤマザワ薬品はスーパーのヤマザワ(山形市)の連結子会社で「ドラッグヤマザワ」「ヤマザワ薬品」「ヤマザワ調剤薬局」の店名で山形、宮城両県に69店舗を持つ。

 しかし、スーパー、薬品とも仙台圏の出店は周辺部が多く、店舗の空白域では知名度が高くなかった。今回の出店で「ヤマザワ」全体のブランド価値向上ももくろむ。

 山沢進社長(ヤマザワ会長)は「軌道に乗れば駅周辺を含め、仙台の街中に複数店舗を出したい」と話している。

903荷主研究者:2010/11/08(月) 23:11:29

http://www.kahoku.co.jp/news/2010/10/20101028t12017.htm
2010年10月28日木曜日 河北新報
仙台・勝山スケート場跡地 住友不動産が取得

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 住友不動産(東京)が仙台市青葉区上杉2丁目にある営業中のボウリング場やスケート場跡地を含む土地を、飲食・不動産業の勝山企業(仙台市)から取得して開発することが27日、分かった。移転が計画されている東北大農学部の南側の約1万7000平方メートルで、再開発の行方が注目されていた。住友側は高級分譲マンション用地などとして活用する方向で検討している。

 取得するのは愛宕上杉通と北六番丁通などに面する区画。以前は勝山スケーティングクラブがあり、現在は駐車場が大半を占める。スーパー西友などのテナントも入る勝山ボウリングクラブが営業している。

 住友不動産は9月に勝山企業との間で売買契約を結んだ。住友不動産は「マンションを中心とした開発になる」と説明し、具体的な開発や着工の時期については未定という。契約額も明らかにしていない。

 土地は更地にして一括で引き渡される予定。勝山企業によると、ボウリング場などが営業を続けていることもあり「引き渡しは2年半後くらいになりそう」と言う。

 区画内にある住宅と、1989年に仙台市都市景観賞を受賞した勝山酒造の旧店舗が建つ約3000平方メートルは売買の対象から外した。

 住友不動産は仙台市中心部のマンション需要が底堅く、まとまった土地を一気に開発できる好機と判断し、取得に踏み切る。同社は「歴史と風情ある街並みを生かし、付加価値の高い開発を進めたい。当社が仙台市内で手掛ける開発では最大規模になる」と説明する。

 勝山企業は土地売却の理由について「所有資産の有効活用などを総合的に判断した」としている。

http://www.kahoku.co.jp/news/2010/10/20101028t12021.htm
2010年10月28日木曜日 河北新報
勝山グループが創業地売却 複合開発の可能性も

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住友不動産が取得する土地。右が愛宕上杉通、左端が勝山ボウリングクラブ

 飲食・不動産業の勝山企業(仙台市)が住友不動産との間で、仙台市青葉区上杉2丁目のスケート場跡地などの売却契約を結んだことが27日、明らかになった。勝山グループの創業地で、分譲マンションなどの開発が進められる見通し。周辺エリアでは今後、移転が予定される東北大農学部の跡地利用に注目が集まる。

 勝山企業は酒造業からスタート。売却が決まった土地には2005年まで江戸末期に造られた酒蔵があった。営業中の勝山ボウリングクラブは1972年に開業した。78年には隣に勝山スケーティングクラブもオープンし、09年4月の営業終了まで市民に親しまれ、フィギュアスケートの男子五輪選手も輩出した。

 土地売却について勝山企業は「所有資産を有効活用するため」としているが、ボウリング場が老朽化したのに加え、少子高齢化でレジャー施設の維持そのものが難しくなっていることも理由とみられる。

 住友不動産は今後、マンション建設を中心に具体的な開発計画を検討する方針。約1万7000平方メートルで、大手企業が単独で開発できる限界に近い規模ともされるだけに、仙台市内の不動産関係者は「商業施設などとの複合開発も可能だ」と指摘する。

 周辺エリアでは東北大が、老朽化が進んだ農学部・農学研究科の雨宮キャンパス(青葉区堤通雨宮町、9.3ヘクタール)を売却し、青葉山新キャンパス(青葉区荒巻)に移転させる計画を進めている。

 東北大は売却益を移転財源とする予定だが、地価低迷のため、現在のところ有力な交渉相手はいないという。

904荷主研究者:2010/11/08(月) 23:17:09
一般県道坂本古川線の供用開始について
http://www.pref.miyagi.jp/road/press/%E5%85%AC%E5%85%B1%EF%BC%88%EF%BC%A8%EF%BC%B0%E7%94%A8%EF%BC%89%EF%BC%88%E9%A3%AF%E5%B7%9D%EF%BC%89H221007.pdf

http://www.kahoku.co.jp/news/2010/10/20101029t13036.htm
2010年10月29日金曜日 河北新報
大崎・県道坂本古川線が開通 加美方面アクセス向上

テープカットと花火で完成を祝った開通式

 宮城県大崎市古川の県道坂本古川線が28日、開通し、現地で式典が行われた。県道は、移転新築され2013年度に開院する大崎市民病院本院の建設地前に接続している。加美町方面からのアクセスが向上する見通し。

 開通式には大崎市、加美町の関係者や県の担当者、住民ら約40人が出席。地元の和太鼓グループ「陸前太鼓」の演奏とテープカット、花火で利用開始を祝った。

 完成した県道は大崎市古川塚目―同市古川穂波間の約1.4キロ。同市古川と加美町を結ぶ国道347号の渋滞緩和を目指し、347号から南東へ分岐する形で整備された。

 式典で、伊藤康志大崎市長は「JR古川駅や市民病院など拠点施設へのアクセスが良くなる」と語った。村井嘉浩知事は「加美町はもちろん(国道347号でつながる)山形県との交流促進も期待できる」と述べた。

 2002年度に着工し、総事業費は約20億円。県北部土木事務所は「加美町方面から古川中心部までの車の所要時間は、15分程度の短縮が見込める」と話している。

905荷主研究者:2010/11/08(月) 23:36:47

http://www.kensetsu-sinbun.co.jp/menu/きょうの建設情報.htm
2010/10/29 建設新聞
一番町・青葉通の角地に大きな動き 信用堂ビルの土地半分等が売買成立
二丁目四番地再開発はデベ2社を特定の方向へ

 青葉通と東一番丁通が交差する青葉区一番町2丁目と3丁目地区の両角地一帯での動きが注目されている。

 一番町3丁目の藤崎本館がある2番街区の南西角地に建つルイ・ヴィトン仙台藤崎店の底地と、この北側地続きとなる信用堂ビルの南側約半分の底地を所有していた白石庵敬神会(仙台市青葉区二日町9の2)は、9月初め、信用堂ビルの北側約半分の用地と建物を取得した。これにより、従来から持つ藤崎本館の青葉通側の一部の底地を含めた2番街区の南西角地一帯の用地のほとんどを敬神会が所有することになった。

 ヴィトンの店舗は計画段階で短期として土地利用が計画されているため、営業予定期間は残り約2年程度と見られている。その後は、老朽化が進む藤崎本館の施設整備と歩調を合わせた土地利用が有力視されていたことから、今回、敬神会が取得したところも含めた一帯開発も視野に入ったもよう。ただ、藤崎側の当初の構想策定期に比べ経済環境が悪化しているため、抜本的な施設整備に数年内のうちに入れるかは予断を許さない状況だ。

 目前の青葉通直下では、2015年度開業予定の地下鉄南北線・一番町駅(仮称)が設置される予定で、地上部との連絡路はこの街区の青葉通をはさみ南向かいとなる一番町2丁目4番地区にすでに確保の見通しは立っているが、地下鉄利用客の利便性を考慮すればこちらの3丁目エリアにも出入り口を確保したいのが市側の本音と見られている。このため、「近い将来、藤崎と白石庵敬神会と仙台市の3者が具体的交渉を開始するのでは」と見る地元関係者は多い。

 白石敬庵会は、JR仙台駅東口のデンコードー仙台東口ビルの南側に隣接する宮城野区榴岡1丁目7の10地内にある駐車場を所有し、こちらはすでに仙台市と同じ東西線の新寺駅(仮称)の出入り口として地役権設定の具体的交渉を行っているところだ。

 一方、一番町二丁目四番地区市街地再開発準備組合(山下晴也理事長)が行っていた再開発ビルの4階から21階部分までの分譲マンション(総戸数126戸を想定)の開発を担うマンションデベロッパーを特定するためのヒアリングおよび提案内容の検討作業は、このほど大手マンションデベロッパー2社の共同事業として位置付ける方針を固めたものと見られる。同事業の特定業務代行優先交渉権者は戸田建設、事業コンサルタントは山下設計、同パートナーは都市デザインとなっており、来年8月の工事着工を目指した準備が本格化する見通しだ(7月17日付本紙1面参照)。

ttp://tohazugatali.web.fc2.com/MIYAGI/ichibancho-aobadori.jpg

2010/10/29付1面に掲載

906荷主研究者:2010/11/11(木) 00:00:29

http://www.kahoku.co.jp/news/2010/11/20101101t13015.htm
2010年11月01日月曜日 河北新報
仙台のボロボロ歩道橋、どこまで耐える 建設後30年、老朽化

ttp://tohazugatali.web.fc2.com/MIYAGI/20101101004jd.jpg
利用者がほとんどいない中江1丁目横断歩道橋。老朽化も進み、市は撤去を検討している

 仙台市内で老朽化のため、撤去か早期補修かの判断を迫られる横断歩道橋が増えている。階段を上り下りしなければならない不便さに加え、傷みの激しさに危険を感じて利用を敬遠する人も少なくない。修理されないまま放置される歩道橋は、街の美観も損ねる始末。住民からは、撤去を求める声も出始めている。

 「見るからにボロボロ。怖くて渡りたくないわよね」。泉区の会社員の女性(67)は渋い顔で、勤務先近くに設置された建設後36年の中江1丁目横断歩道橋(青葉区)を見上げる。

 建設当時、歩道橋が架かる市道は市中心部から市東部の岩切方面(宮城野区)に抜ける唯一の道路だったこともあり、車の往来が多かった。

 しかし、1997年に近くに片側2車線の幹線道路が開通し、車の通行量は以前の約4割に激減。住民は階段の上り下りを嫌って、横断歩道のない道路を横切るようになった。

 市が9月、利用実態を把握するため平日早朝の2時間にわたって調査したところ、歩道橋を渡ったのは1人だけだった。

 老朽化でさびが広がり、階段部分の所々に穴が空いていることも敬遠される一因になっている。地元の中江北町内会は昨年6月、市に撤去を申し入れており、会長の鈴木キシエさん(82)は「手入れが不十分なため、まさに廃虚状態。使わない歩道橋は取り外し、道路を渡りやすくしてほしい」と語る。

 市道路管理課によると、仙台市内の歩道橋は63本。市はこのうち市道、県道、3けた国道に架かる38本を管理している。大半は30年ほど前に地元の要望などを受けて建設されたものの、最近は手入れが行き届かないため腐食が進んでいる。昨年12月の調査では、中江1丁目歩道橋を含む11本が「早急に補修が必要」と判断された。

 近年はバリアフリーの観点からも「歩道橋不要論」が高まっている。鈴木会長は「お年寄りにとって上り下りは大変。横断歩道にしてもらった方が助かる」と漏らす。

 市は今後、中江1丁目歩道橋を撤去する方向で周辺の学校や宮城県警などと協議する。市道路管理課は「ほかの歩道橋についても利用実態を調べ、住民の要望が多ければ撤去も検討していきたい」と話している。

907荷主研究者:2010/11/11(木) 00:01:58

http://www.kahoku.co.jp/news/2010/11/20101101t15013.htm
2010年11月01日月曜日 河北新報
新キャンパスを「次世代車」実証拠点化へ 東北大・青葉山

 東北大は、整備を進めている仙台市青葉区の青葉山新キャンパスについて、次世代自動車の実証実験拠点とすることを決めた。電気自動車(EV)を軸に安全性を高めるシステムなどを搭載した車両を開発し、2015年度からはキャンパス内の移動手段として使う社会実験にも乗り出す。先端分野の研究や技術開発を通じて、人材育成と産学連携推進の弾みとしたい考えだ。

 実証試験は教授ら15人でつくり、次世代車関連の技術開発に取り組む学内横断組織「次世代移動体システム研究会」が中心になって行う。今回、開発する車両には自律走行システムや走行補助の画像表示システム、路面などの装置から非接触で給電するシステム、新型モーターなどを組み込むことを想定している。

 首都圏や九州の大学の技術開発と差別化を図るため「積雪・寒冷地仕様」といった次世代車づくりを狙う。

 新キャンパス内の道路で車両を動かすのは13年度から。構内にはシステムや走行性能を評価・検証する専用施設も整備する。社会実験は敷地内に仙台市地下鉄東西線「青葉山駅」(仮称)が開業するのに合わせて始め、駅を拠点にキャンパス内を巡るようにする。

 車両製作には地元企業も参加できるようにし、EVなどの普及を見据えて東北の企業の技術力向上にもつなげる。

 東大や弘前大とも連携する方針。総事業費は未定だが、国などの補助金を活用し、学内からの支援も受ける見込み。

 研究会の会長を務める内山勝東北大大学院工学研究科長は「最先端の技術や研究を結集し、安全と環境に対応した次世代移動体を造り、新たな社会インフラシステムも提案したい」と話す。

 東北大はことし2月、産学連携拠点「情報知能システム(IIS)研究センター」を設立するなど、次世代車の技術開発を活発化させている。

[東北大青葉山新キャンパス]仙台市青葉区荒巻のゴルフ場だった旧宮城県有地を整備、雨宮キャンパス(青葉区)の農学部・農学研究科と、片平キャンパス(同)の電気通信研究所を移設する。敷地面積は81万平方メートルで、事業費は二百数十億円の見込み。2011年4月の開学予定。移転財源の一部となるキャンパスの売却遅れなどで、移転完了は12年度以降にずれ込む見通し。

908荷主研究者:2010/11/14(日) 11:44:25
>>180-181
http://www.kensetsu-sinbun.co.jp/menu/きょうの建設情報.htm
2010/11/01 建設新聞
仙台駅中央南地区まちづくり事業 仙台駅西口の再開発が計画白紙の様相
一部地権者に既存施設解体や改修の話が浮上

 JR仙台駅西口駅前で検討が進められてきた「仙台駅中央南地区まちづくり協議会」による再開発事業が、事実上の計画白紙となったものと見られている。

 仙台駅中央南まちづくり協議会による再開発事業は、JR仙台駅西口とペデストリアンデッキで結ばれた青葉区中央3丁目7番の街区と、中央4丁目1番街区のうち、すでに「ホテルモントレ仙台」が建てられた敷地を除く約1万9000㎡を対象に構想づくりに着手。その後、3年ほど前に南町通と愛宕上杉通とが交差する角地で「エンタツパーキングビル」を営業する円達企業が計画から脱退を表明したことで、対象面積は約1万5600㎡となっていた。

 再開発の検討継続が危ぶまれ始めた今春以降、対象区域内では、一部地権者による微妙な動きの変化が起き始めている。

 南町通沿いの自走式駐車場をパーク24に運営委託している大成建設は、この駐車場の建物解体撤去の検討を開始しているようだ。また、再開発ビルと地下部分で地下鉄に直結させる計画を持っていた仙台市は、この再開発構想の対象地を含めた南町通沿いのJR仙台駅最寄地区で小規模な用地の確保に向けた交渉を進めている。それは、地下鉄に不可欠な通風口を確保するためと想定され、必要用地面積は100〜130㎡程度と見られている。

 一方、イービーンズを所有し、これまで再開発事業の推進役ともなっていたエンドーチェーンは今春以降、築後45年程度を経た既存建物(RC・B1/9F延べ約2万8000㎡)について、耐震診断・改修に着手する動きが見え始めている。当面、周辺の地権者を含めた再開発を行う可能性は低いと見られるため、現在の施設を継続利用するための環境整備に入ったと目されている。ただ、「南側の一部地権者との再開発スキームの再構築の可能性もゼロではない」(周辺地権者)と見られるため、仮に耐震改修を行う場合、どの程度の投資規模となるのか注目されるところだ。

2010/11/01付1面に掲載

909荷主研究者:2010/11/14(日) 11:50:46

http://www.city.sendai.jp/toshi/tomizawa/221101.html
平成22年11月30日(火)午後2時から、(都)大野田線(皿屋敷工区)の通行ができます。

 皿屋敷橋(太白区役所施工)の完成にあわせ、都市計画道路大野田線(皿屋敷工区)が通行できるようになります。

 これにより、都市計画道路大野田線と皿屋敷橋方面からの接続部はT字交差点となり、これまでと通行形態が変わりますのでご注意ください。

(詳細は、下記図面をご参照願います)
ttp://tohazugatali.web.fc2.com/MIYAGI/221101.jpg

この辺
http://map.yahoo.co.jp/pl?type=scroll&lat=38.21065216871181&lon=140.87395774287628&z=18&mode=map&pointer=on&datum=wgs&fa=ks&home=on&hlat=38.276086633915&hlon=140.58748709125&layout=&ei=utf-8&p=

910荷主研究者:2010/11/14(日) 11:52:18

http://www.kahoku.co.jp/news/2010/11/20101102t11020.htm
2010年11月02日火曜日 河北新報
大和町が人口2万5000を突破 節目はセントラル自社員

 宮城県大和町は1日、人口が2万5000を突破したことを祝う式典を町役場で開いた。2万5000人目の住民となったセントラル自動車(相模原市)社員野崎信裕さん(27)一家に記念品を贈った。

 浅野元町長は「企業進出に伴い、従業員の方に住んでもらえるのはうれしい。第一の古里だと思ってもらえる街づくりを進めたい」と述べ、町産の新米60キロや町木のモミジの苗木を贈った。

 野崎さんはセントラルに入社して4年目。来年1月に稼働する大衡村の新本社工場に勤務する。大和町吉岡に住宅を購入し、妻麻由さん(26)、長男嵩斗(しゅうと)ちゃん(3カ月)と相模原市から10月26日に転居した。

 野崎さんは「大和はこれから発展しそうな感じがする。住みやすそう」と話し、麻由さんは「自然が豊かで、子どもにいい所」と語った。

 10月末現在の町人口は2万5061。9月と比べ140人増、昨年比で318人増えている。町民課は「セントラル関連の転入者が多い」と説明している。

911荷主研究者:2010/11/14(日) 11:53:18
>>850
http://www.kahoku.co.jp/news/2010/11/20101102t12029.htm
2010年11月02日火曜日 河北新報
リン青銅メーカー 仙台工場を増強、生産性3割増

スリット加工の最新装置を導入した原田伸銅所仙台工場

 電子部品の材料となるリン青銅を製造する原田伸銅所(埼玉県戸田市)は、宮城県大衡村にある主力の仙台工場の建屋を増築し、最新の加工装置を導入した。

 工場の床面積を3割増の約1万5000平方メートルに広げた。ロール状のリン青銅を顧客に合わせた幅に裁断する「スリット」と呼ばれる最終工程で使う装置を新たに導入した。総投資額は20億円。

 装置は1台で従来の装置の倍の生産能力があり、精密な加工が容易になる。スリット工程の生産性は、仙台工場にある従来機と合わせ3割アップするという。

 リン青銅は銅とスズ、リンでつくる合金。ばね性に優れて電気伝導度も高く、携帯電話の基板回路やハイブリッド車のベアリング向け電子部品材料などに利用されている。仙台工場では素材の溶解から鋳造、圧延、出荷まで一連の工程を手掛けている。

 原田真理生社長は「さらなる工場増強も検討している。品質や生産性を高め、アジアの競合社との競争に勝ちたい」と話す。

912荷主研究者:2010/11/14(日) 12:02:03
>>899
http://www.kahoku.co.jp/news/2010/11/20101103t12019.htm
2010年11月03日水曜日 河北新報
仙台港物流、飛躍的に向上 埠頭・モータープール完成

ttp://tohazugatali.web.fc2.com/MIYAGI/20101103009jd.jpg
テープカットでモータープール拡張と埠頭改修の完成を祝う関係者

 宮城県が仙台港(仙台市宮城野区)で拡張を進めていた完成車の一時保管場所「新中野地区モータープール」と、国土交通省が改修してきた雷神埠頭(ふとう)2号岸壁の完成式典が2日、現地であった。利用は前日から始まっており、関係者は「自動車産業の集積につながる」と歓迎した。

 式典には、利用するトヨタ自動車グループのセントラル自動車(相模原市)と関東自動車工業岩手工場(岩手県金ケ崎町)、宮城県や国の関係者ら計50人が出席。テープカットで完成を祝った。

 セントラル自動車が来年1月に予定する宮城県大衡村での新本社工場稼働前の完成に、関係者の期待も膨らんだ。

 宮城県の三浦秀一副知事は「雷神埠頭とモータープールの一体利用で、物流効率が飛躍的に向上する。東北の中枢港湾として揺るぎない地位を築くため、使い勝手の良い港づくりを進めたい」とあいさつで強調した。

 セントラルの完成車の貨物船積み込みを担うことが決まっている塩釜港運送(塩釜市)の山本照雄常務は式典後、「70万台、100万台と東北での生産台数がどんどん増えていけば取引拡大につながる」と話した。

 関自工岩手を抱える岩手県の平井節生県土整備部長は「宮城には企業が多く、仙台港の機能強化は喜ばしい」と歓迎する。ただ釜石港(釜石市)の利用増を目指していることもあり「(アクセス道路整備などで)釜石港の利便性を向上させ、岩手で生産した車は同港から出してもらえるようにしたい」とも語る。

 モータープール拡張は2009年度着工で事業費約7億円。総面積は約6ヘクタールから16ヘクタールに広がった。雷神埠頭2号岸壁は09年度に着工し、事業費約32億円。水深を9メートルに掘り下げ、1万5000トン級の自動車輸送船が接岸できるようにした。大型船はこれまで、東側の中野埠頭にしか接岸できず、今回の改修で効率的な完成車積み出しが可能となった。

http://www.kahoku.co.jp/news/2010/11/20101103t12035.htm
2010年11月03日水曜日 河北新報
生産車8割超、仙台港から関東、中部に セントラル自

ttp://tohazugatali.web.fc2.com/MIYAGI/20101103008jd.jpg
自動車産業集積に対応して拡張された仙台港のモータープール

 トヨタ自動車は、子会社のセントラル自動車(相模原市)が2011年1月から宮城県大衡村の新本社工場で生産する完成車の8割以上を、仙台市宮城野区の仙台港から関東、中部圏に海上輸送する方針を決めた。

 トヨタの坂井基憲国内物流室長が、2日に仙台港であった完成車の一時保管場所などの完成式典に出席して明らかにした。グループの関東自動車工業岩手工場(岩手県金ケ崎町)の生産車両も現状を変えず、9割以上を仙台港から運び出すといい、同港の積み出し拠点としての位置付けが一段と高まる。

 セントラルは11年度の生産台数を8万台程度と見込む。坂井室長によると、新本社工場の生産車両のうち、約85%を仙台港までトラックで運び海上輸送する。東北や北関東で販売する約15%は、各地にトラック輸送するという。

 11年1〜3月については、新本社工場では輸出車「ヤリスセダン」(日本名ベルタ)しか生産しないため、すべての生産車両を仙台港から中部圏などに運び、輸出用の船に積み替える。

 坂井室長は「仙台港は完成車輸送の主力拠点になる。(一時保管場所を含め)港湾環境が整備されることは(メーカーとしても)ありがたい」と強調した。

 仙台港では、完成車の保管場所となるモータープールが6ヘクタール拡張され16ヘクタールに広がった。雷神埠頭2号岸壁は、水深を9メートルに掘り下げ1万5000トン級の船が接岸可能となった。大型船はこれまで、東側の中野埠頭にしか接岸できなかったが、今後は効率的な完成車の積み出しができる。

913荷主研究者:2010/11/14(日) 12:03:07
>>893
http://www.kahoku.co.jp/news/2010/11/20101103t11031.htm
2010年11月03日水曜日 河北新報
「青山くん」やっぱりブルー 路線バス実験運行終了 仙台

 仙台市は2日、公共交通機関の空白域になっている太白区青山地区で10月に実験運行した路線バス「青山くん」の利用状況(速報値)を公表した。1便当たりの平均利用者数は8.8人で、目標の15人を大幅に下回った。

 市公共交通推進課によると、青山くんが運行した10月1〜29日の平日20日間の利用者数は計4580人。1日平均の利用者数は、最高が最終日の12.1人で、最低は25日の6.6人だった。

 時間帯別では、東北工大八木山キャンパス発の第3便(午前9時55分発)が平均21.4人と好調だったが、同13便(午後7時発)は2.4人、同最終便(同7時55分発)は0.5人と低水準だったことが響いた。

 青山くんはJR長町駅東口から東北工大長町キャンパスを通り、八木山キャンパスまでの約7.3キロを結ぶバスで、午前6時台〜午後8時台に計26便を運行した。料金は150〜350円。

 市は利用者にアンケートを行っており、今後は住民や学生のニーズを分析する。

 奥山恵美子市長は2日の定例記者会見で「青山くんは(2015年度開業予定の)地下鉄東西線の動物公園駅に直結する路線になる。ダイヤを工夫することで、本格運行の実現に向けて力を尽くしたい」と語った。

914荷主研究者:2010/11/14(日) 12:05:38
>>898
http://www.kahoku.co.jp/news/2010/11/20101104t73019.htm
2010年11月04日木曜日 河北新報
「血液、安定供給損なう」福島で反発 日赤、製造業務を仙台に

日赤東北ブロック血液センター(仮称)の建設予定地=仙台市泉区

 日赤が輸血用血液の製造業務を仙台市に集約する計画について、福島県内から反発が起きている。既に県医師会が反対の声明を出したほか、産科学会の県組織なども今後、反対の意思を表明する見通し。緊急手術や交通がストップした際の供給を不安視しているためで、「今まで通り県内で製造業務を続けてほしい」と訴えている。

 東北の輸血用血液は現在、各県の日赤ごとに製造されている。福島県内では、県赤十字血液センター(福島市)が製造、郡山市やいわき市など5カ所で原則3日分を備蓄し、必要な医療機関に運んでいる。

 ところが、日赤の計画では、東北の輸血用血液製造は2012年4月から、仙台市泉区の「日赤東北ブロック血液センター」(仮称)に一元化。ブロック血液センターから6県に供給されることになった。

<危機対策を>
 計画に対し、福島県医師会は10月末、将来の宮城県沖地震の発生なども指摘しながら、「危機管理対策が十分担保されない限り、リスク分散を図るべきだ」との声明を出した。

 県立医大医学部の教授会も「一元化は血液の安定供給を損ない、県民の生命を危うくする」との意見書を日赤に提出。大戸斉・医学部長は「雪で東北道が通行止めになったりすれば、会津地方などへの供給は不安だ。備蓄分は緊急手術などで使い果たす可能性もある」と心配する。

<お産が心配>
 日本産科婦人科学会福島地方部会と県産婦人科医会も今後、連名で意見書を出すことにしている。婦人科学会からは「お産では突然出血するケースも多い。患者が珍しい血液型だった場合の対応も不安だ」との声が出ている。

 反対意見について、日赤血液事業本部は「一元化しても供給体制に問題はなく、各県の3日間の備蓄にも変更はない。現在も各県で血液を融通し合っており、緊急時でも十分に対応できる」と説明している。

 日赤は現在、全国を7ブロックに分け、輸血用血液製造業務の集約を進めている。東北の他県からは今のところ、反対意見は寄せられていないという。

915荷主研究者:2010/11/14(日) 12:06:25

http://www.kahoku.co.jp/news/2010/11/20101104t15017.htm
2010年11月04日木曜日 河北新報
横浜の法人、泉にインターナショナルスクール開設へ

ホライゾン学園が新たなインターナショナルスクールに活用する建物

 横浜市の学校法人ホライゾン学園が、経営難で2006年に休校した仙台市泉区高森4丁目の「仙台インターナショナルスクール(SIS)」の建物を活用し、新たなインターナショナルスクールを開校する準備を進めていることが3日、分かった。12年4月の開校予定で、既に土地も含めて取得した。

 ホライゾン学園は横浜市でインターナショナルスクールを運営し、トルコ人が理事などを務める。

 活用する校舎は2階建て、敷地は約6000平方メートル。学園によると、それぞれ所有していた熱海工務店(仙台市)と温浴施設運営のリフレ(宇都宮市)から9月末に取得した。取得額は明らかにしていない。

 学園は校舎を修繕して使用し、外国人子弟や帰国子女のほか、希望があれば一般の日本人の子どもも受け入れる。

 現在は各種学校の認可取得に向け、県と調整を進めている。

 来年4月には先行する形で、系列会社のバハール・エデュケーション(東京)が3〜5歳児と小学1年を対象にした私塾的な教室を設け、スクール開校後に生徒を引き継ぐ。

 SISは05年秋、NPO法人「東北国際学園」が開校したが、資金不足を理由に06年1月に休校。多数の生徒が転校を余儀なくされ、校舎建築費や講師派遣料の未払い問題も起きた。校舎はその後、使われずにいた。

 ホライゾン学園は「建物を有効活用し、きちんとしたカリキュラムもそろえる。仙台の教育環境向上に役立ちたい」と話している。

 仙台市泉区には東北唯一のインターナショナルスクール「東北インターナショナルスクール」もある。

916荷主研究者:2010/11/14(日) 12:15:21

http://www.kahoku.co.jp/news/2010/11/20101106t12017.htm
2010年11月06日土曜日 河北新報
ベスト電器仙台店が年内閉店 不採算店舗など整理

 家電量販大手のベスト電器(福岡市)が、仙台市青葉区中央2丁目のダイエー仙台店8階に入る「ベスト電器・ダイエー仙台店」を年内いっぱいで閉店することが5日、分かった。同社が進めている不採算店舗などの整理の一環とみられる。

 ベスト仙台店は2003年7月、ダイエーが経営再建のため閉鎖した総合家電売り場の後継テナントとして直営で出店。売り場面積は約1000平方メートルで、白物家電やパソコンなど幅広い商品を扱ってきた。

 同社は東北でダイエー仙台店を含め22店を展開。今年3月に全国約530店舗のうち63店舗を2年間で閉店する事業再構築計画方針を発表していた。

917荷主研究者:2010/11/14(日) 12:16:13

http://www.kahoku.co.jp/news/2010/11/20101106t15019.htm
2010年11月06日土曜日 河北新報
仙台空港・アクセス鉄道 台湾・香港の観光客に優しく

 東北で増加する香港や台湾人観光客の利便性向上を図ろうと、名取市の仙台空港ビルと仙台空港鉄道は、国際線到着口やトイレなどの案内表示に、中国語の「繁体字」案内を新たに加える。空港ビルは「個人旅行客の一層の増加に備え、案内サービスの質をより高めたい」と話している。

 中国語の漢字表記には「簡体字」と「繁体字」の2種類があり、画数が多い繁体字は台湾や香港、マカオなどで用いられている。二つの字は漢字の形態が異なり、類推できない文字もあるという。

 繁体字は空港ビル内の71カ所、仙台空港鉄道が運営するアクセス線3駅の30カ所の案内表示に追加する。費用は計約350万円。空港ビル分は今月中に完了し、アクセス線は12月4日のダイヤ改正に間に合わせる。

 現在、仙台空港には台北便が週2便就航。運航するエバー航空は、紅葉シーズンの9〜10月に限定して週4便に増便した。12月にはキャセイパシフィック航空が香港便を再開し、来年2月末まで運航する。

 県の観光統計によると、2009年の県内の外国人宿泊者数は、台湾がトップで2万8832人。香港が1万3413人と続く。冬季には温泉などを巡る観光ツアーが人気で、需要が高まっているという。

 仙台空港ビルと、アクセス線の外国語案内表示には現在、英語、韓国語、中国語(簡体字)の3カ国語を使用。仙台空港の新ターミナルビルが完成したのは1997年で、台北便の就航以前だったため繁体字の採用を見送った経緯がある。

918荷主研究者:2010/11/14(日) 12:17:23
>>567
http://www.kahoku.co.jp/news/2010/11/20101106t12008.htm
2010年11月06日土曜日 河北新報
宮城新工場完成 12月一部操業へ 電子機器「スズデン」

宮城県大和町に完成したスズデンの新工場

 電子機器商社のスズデン(東京)が宮城県大和町の大和リサーチパークに建設していた大和工場が5日、完成した。12月下旬に一部操業を始め、半導体製造装置向けの電子部品を造る。本格操業は来年4月以降になる見通し。従業員は地元採用した3人で、今後、パートを含め10人に増やす。当初は20人の雇用を予定していたが、当面は半分の人員でスタートさせる。2011年度の売り上げ見込みも当初の8億円を3億円とした。

 大和工場は商社事業中心の同社にとって初の生産拠点。延べ床面積3300平方メートルで、総投資額は10億円。半導体製造装置の電源系統などに使われる部品を組み立て、同じ大和リサーチパークに建設中の東京エレクトロン(東京)の新工場に納める。物流・営業機能も備える。

 現地で行われた竣工(しゅんこう)式には約80人が出席。佐々木秀明社長は「宮城には自動車関連産業なども進出している。半導体関連の部品生産を土台とし、取引先の拡大を目指す」と話した。

919荷主研究者:2010/11/21(日) 11:14:49

http://www.kahoku.co.jp/news/2010/11/20101108t15028.htm
2010年11月08日月曜日 河北新報
宮城県の人口 233万7188人 10月1日現在

 宮城県が公表した10月1日現在の推計人口によると、県人口は233万7188人(男113万3551人、女120万3637人)で、前月より324人減った。前年同月比は2841人の減。

 市町村別では、前月比で増えたのが富谷(69人)、仙台(61人)、利府(59人)など10市町。石巻(94人)、気仙沼(92人)、栗原(71人)など24市町村は減少した。美里町は増減がなかった。

 自然動態(出生1662人、死亡1641人)は21人の増加。仙台(251人)、多賀城(21人)、名取(19人)など11市町で増えたが、栗原(53人)、石巻(49人)、気仙沼(45人)など23市町村で減った。大郷町は増減なし。

 社会動態(転入7463人、転出7808人)は345人の減少。利府(51人)、富谷(51人)、白石(37人)など12市町で増えた。仙台(190人)、名取(51人)、気仙沼(47人)など22市町村は減った。色麻町は増減ゼロ。

 住民基本台帳に基づく9月末現在の世帯数は91万3771世帯。前月比で266世帯の増、前年同月比は7720世帯の増加だった。

920荷主研究者:2010/11/21(日) 11:21:00

http://www.kahoku.co.jp/news/2010/11/20101109t12029.htm
2010年11月09日火曜日 河北新報
三陸道・唐桑道路、12月19日開通 気仙沼初の供用区間

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ttp://tohazugatali.web.fc2.com/MIYAGI/20101109017jd.jpg
12月19日に開通する唐桑道路=気仙沼市唐桑町只越付近

 三陸自動車道の宮城県気仙沼市唐桑町只越地区と舘地区を結ぶ唐桑道路(延長3キロ)が、12月19日に開通する。気仙沼市内の三陸道の供用区間は初めてとなる。国土交通省仙台河川国道事務所が8日、発表した。

 唐桑道路は、霧立トンネル(2039メートル、暫定2車線)と、南北二つの橋からなる。2005年に着工し計画通り5年後の開通にこぎ着けた。急カーブが多く、海岸沿いに迂回(うかい)する形の国道45号線を直線ルートで結ぶ。

 同事務所によると、開通は12月19日午後3時。当面は片側1車線で制限速度は時速60キロ。同日正午から霧立トンネル北側で現地式典を行う。

 地元の気仙沼市は、開通プレイベントとして12月12日に唐桑道路を歩く「ハイウェイ・フリーウオーキング」を開く。募集は約400人(先着順)。15日から申し込みを受け付ける。

 菅原茂市長は「唐桑道路の早期の開通は喜ばしいが、ほかの未開通区間の事業が遅れることのないよう今後も国への予算要望活動を展開していきたい」と話している。

 フリーウオーキングの連絡先は同市担当課0226(22)3454。

921荷主研究者:2010/11/21(日) 11:24:18
>>812
http://www.kahoku.co.jp/news/2010/11/20101110t12019.htm
2010年11月10日水曜日 河北新報
再建、道半ば 仙台・スーパー「モリヤ」破綻から3カ月

 食品スーパー、モリヤ(仙台市)の経営破綻(はたん)から3カ月余りが経過した。経営陣刷新など再建に向けた取り組みは徐々に進み、多くの取引先が納品を続けている。ただ、一部には粉飾決算発覚などを受け、取引を停止したケースがあり、モリヤ側が探しているとされるスポンサーの支援表明もまだない。来年1月に提出期限を迎える再生計画案の作成まで道のりは平たんではなさそうだ。

 モリヤは破綻後、宮城県内6店舗を閉鎖したものの、残り13店舗では営業を続けている。そのうちの一つ、仙台市宮城野区の幸町店を頻繁に利用する主婦(58)は「店内の活気が減った気もするが、品ぞろえは以前とほぼ同じ。特に不便は感じない」と話す。

 モリヤは相次いで仙台圏に進出する中央資本などの大手スーパーに対抗し、仕入れ商品などで「地元色」を出してきた。それだけに再建に期待する地元の取引先は多い。

 「独自ブランドばかり扱う大手と違い、地元商品を多く仕入れてくれていた。再建を失敗させてはわれわれにも打撃だ」と話すのは取引を継続する仙台市内の食品メーカー。別の企業も「強引に買いたたくことがない大切な存在」「商品供給を今まで通り続けようと他社に呼び掛けた」などと語る。

 ただ、好意的な取引先ばかりではないのも事実だ。破綻後の8月には約20億円の粉飾決算をしていたことが発覚した。複数の流通関係者によると、「信用できないとして、一時的に納品をストップした大手食品メーカーもある」という。

 仙台市も破綻直後から、市指定のごみ袋の納品を止めている。代金約370万円が回収不能になる恐れが生じたためで、廃棄物管理課は「市財政への被害拡大の可能性を避けたい」と説明。現金決済のみの取引に変更した市内の食品商社は「一度失った信用は簡単には回復できない」と指摘する。

 スポンサー探しでは一時、関係者の間で北東北や北海道、首都圏などの同業者の名前が挙がった。しかし、いずれも河北新報社の取材に「業界の同士として再建を期待するが、それ以上ではない」「接触もしていない」などと答え、支援に前向きとの見方を否定する。

 東北のあるスーパーの幹部は「欲しい店舗はあるが、利益を見込めない店舗もありそうだ。まずは具体的な数字を伴う再生計画案を見てから。計画案が債権者集会で否決される可能性もある」と静観している事情を説明する。

 再建方法などの見通しについて、代理人の弁護士は「今後の方向性はまだ検討中。債権者の了承が得られるかは、再生計画案を作ってみなければ分からない」と話す。

[モリヤの経営破綻] 新規出店などに伴う設備投資負担が重荷となって資金繰りが悪化し、7月30日、仙台地裁に民事再生法の適用を申請。8月16日に再生手続き開始が決定した。負債額は約102億円。破綻後、2007年6月期から3年間にわたり、利益計約20億円を粉飾決算していたことも発覚。8月30日付で守谷定夫氏が社長を引責辞任し、有馬隆氏が新社長に就くなど経営陣を刷新した。

922荷主研究者:2010/11/21(日) 12:05:41

http://www.jr-sendai.com/doc/100924-1.pdf
2010年12月ダイヤ改正について
東日本旅客鉄道株式会社 仙台支社

【ダイヤ改正日】2010年12月4日(土)

<在来線>

1.仙台空港アクセス線の朝時間帯の列車を増強します

◆「仙台空港アクセス線」内から仙台への通勤・通学列車増強及び仙台空港への利便性向上
・仙台空港から仙台行きの列車を増設定し、フリークェンシーを高めるとともに、朝時間帯の輸送力を増強します
・仙台空港での発便が多い朝時間帯に仙台から仙台空港行きの列車を増設定し、空港利用されるお客さまの利便性を向上します
・仙台〜仙台空港間の快速列車2往復を各駅停車とし、乗車チャンスを拡大します
※朝時間帯は全て4両編成での運転となります
※ご利用の少ない仙台駅発着14時台については仙台〜仙台空港間を3往復から2往復に削減

2.仙石線、夜時間帯の停車駅を増やします

◆快速列車1往復をあおば通〜多賀城間停車とします
・20時台のあおば通駅発、石巻駅発1往復を「A快速」から「B快速」に変更し、あおば通〜多賀城間のフリークェンシーを向上し、後続の各駅停車の混雑を緩和します

3.朝時間帯の左沢線が変わります!
◆左沢発8:57の普通列車が北山形で仙山線「快速列車」(仙台行き)に接続
など

4.各方面の列車接続を見直します!!
◆新白河駅での新幹線との接続をもっと便利に

◆山形新幹線「つばさ」との接続を見直します
・新庄発上り初列車の「つばさ」から仙山線(仙台方面)にゆとりある接続時分を確保します
など

◆小牛田以北〜仙台間の速達性を向上します
・小牛田着9:42の東北本線上り普通列車から気仙沼線快速「南三陸2号」(仙台行き)に接続
・小牛田着18:30の気仙沼線快速「南三陸3号」(気仙沼行き)から東北本線下り普通列車に接続

◆東北本線と利府線の接続を見直します
・岩切着21:22の東北本線上り普通列車から利府線に接続

923荷主研究者:2010/11/21(日) 12:07:23
>>574 >>840
http://www.kahoku.co.jp/news/2010/11/20101111t12019.htm
2010年11月11日木曜日 河北新報
アイシン高丘宮城工場 来月上旬に部品出荷へ

 トヨタ自動車系部品メーカーのアイシン高丘(愛知県豊田市)が、稼働を延期している宮城県大衡村の新工場について、12月上旬に生産部品を出荷する方向で準備を進めていることが10日、関係者の話で分かった。11月中にも本格稼働する見通しだ。

 空き工場を改修した部品加工工場でブレーキ部品の切削加工を始める。製品はトヨタグループの関東自動車工業岩手工場(岩手県金ケ崎町)と、トヨタ自動車東北(宮城県大和町)に供給。来年1月に大衡村で稼働するセントラル自動車(相模原市)の新本社工場にも納める計画だ。

 生産設備の据え付けを終え、既に試作の最終段階に入っているとみられ、関自工岩手、トヨタ東北と納品に向けた調整を進めている。

 従業員は昨年採用して愛知県内の工場での研修を終えた13人に加え、今年に入って地元からも採用しており、30人規模で操業を始める。

 部品加工の新工場に併設予定の鋳造工場は、着工時期を含めて未定。このため当面は部材を愛知県から運び、機械加工のみを新工場で行う。

 アイシン高丘は当初、2009年8月に部品加工工場を稼働予定だったが、08年秋のリーマン・ショックによる自動車販売の落ち込みを受け、09年3月に操業延期を決めていた。

924荷主研究者:2010/11/21(日) 12:09:32

http://www.kahoku.co.jp/news/2010/11/20101111t11025.htm
2010年11月11日木曜日 河北新報
気仙沼・大島架橋 整備ルートなど視察 県行政評価委

大島架橋事業の予定地を視察する大規模事業評価部会の委員ら

 宮城県が2018年度の完成を目指す気仙沼市の大島架橋事業の妥当性を検討する県行政評価委員会大規模事業評価部会(部会長・増田聡東北大大学院教授)は10日、大島で現地調査を行った。増田部会長は視察後、「島への距離は近いが、道路でつながるのは良いことだ」と述べた。

 調査には委員5人が参加。大島側の整備ルートにあたる磯草地区で道路やトンネルが通る土地の現況を視察した。亀山展望台では、対岸の気仙沼市鶴ケ浦地区との位置関係や距離感を確かめた。

 増田部会長は「残された課題を審議していく。(妥当とされる)可能性は高いと思う」と指摘した。各委員から駐車場整備や観光面での活用法について質問があった。

 次回会合は12月17日。県民の意見聴取結果も踏まえ、有効性や効率性などを総合的に評価し、12月下旬に事業が妥当かどうかを村井嘉浩知事に答申する。

 県土木部が10月示した評価調書によると、架橋後の観光客増加に伴う経済波及効果は約78億円とされる。

 同部会は10日、登米市の校舎改築事業についても現地調査した。

925荷主研究者:2010/11/21(日) 12:10:58
>>641
http://www.kahoku.co.jp/news/2010/11/20101111t11026.htm
2010年11月11日木曜日 河北新報
東西線「国際センター駅」周辺整備 有識者会議で協議

 仙台市地下鉄東西線(2015年度開業予定)の「国際センター駅」(青葉区青葉山、仮称)周辺整備について、市は有識者会議を設置し、仙台商高跡地に建設する集客施設を中心とした整備プランの議論に入る方針を固めた。12月に初会合を開催し、来年6月を目標に提言をまとめる。市は来年度中に基本計画を決定する見通し。

 当初の構想は、仙商跡地に仙台国際センターと連携可能な展示施設、駅を挟んだ県スポーツセンター跡地には仙台城跡や市博物館の玄関口となる公園を15年度までにそれぞれ整備する内容。

 市は年度内に基本計画を策定する予定だったが、財政窮迫の中で巨額の事業費が想定されるため、民意が反映される形で事業の骨格を固める必要があると判断した。

 有識者会議で協議するたたき台によると、目指すべき基本理念を「新たな魅力を創造発信する杜の都のシンボルゾーン」と位置付け、コンベンションや観光交流、ミュージアムの3機能の強化を提示する。

 市民参画の手法として、ワークショップや関係団体との意見交換も行う。これまでに仙商跡地の一部を活用した総合学術博物館構想が浮上した経緯もあり、青葉山新キャンパス完成を控える東北大とも連携を深める。

 市企画調整局は「スケジュールが遅れても、市民ときちんとキャッチボールする手続きを踏むべきだと考えた。知恵を結集し、愛される財産にしたい」と話している。

926荷主研究者:2010/11/21(日) 12:11:31

http://www.kahoku.co.jp/news/2010/11/20101111t12027.htm
2010年11月11日木曜日 河北新報
日本公庫、仙台の3店舗集約へ ワンストップ実現図る

 日本政策金融公庫仙台支店が仙台市内2カ所に分かれている農林水産、中小企業、国民生活の3事業の各店舗を1カ所に集約することが10日、分かった。集約先は青葉区中央1丁目の東京建物仙台ビル内で、来年1月末から2月中旬にかけて順次移転する。

 ワンストップサービスを実現し、顧客の利便性向上を図るのが狙い。現在は農林水産、中小企業の両事業が青葉区の住友生命仙台中央ビル(SS30)内に、国民生活事業は同区本町に、それぞれ店舗を構えている。

 農林水産事業は11階に入り、営業開始日は1月31日の予定。中小企業事業は10階で2月7日に、国民生活事業は6階の一部と9階で2月14日に営業を始める計画だ。

 仙台支店の3事業を合わせた職員数は159人で、今年3月末の融資残高は総額4947億円。

 店舗集約は2008年10月に3金融公庫などの統合で日本公庫が誕生して以来の課題とされてきた。

927荷主研究者:2010/11/21(日) 12:15:57

http://www.kensetsu-sinbun.co.jp/menu/きょうの建設情報.htm
2010/11/10 建設新聞
東西線・動物公園駅西門地区 太白区御堂平で沿線開発計画
土地区画整理と施設誘致の計画進む

 2015年度開業予定の仙台市営地下鉄東西線の西の最終駅・動物公園駅から西側に行った太白区鈎取字御堂平の宮城県仙台西高等学校北側一帯で都市計画道路整備に伴う沿道地区の土地区画整理事業と、これに伴う商業施設等誘致の土地利用計画の検討作業が進められている。

 土地区画整理事業が検討されているのは、仙台赤十字病院前を西進し社会福祉法人・共生福祉会が運営する「萩の郷工場」前で行き止まりとなる都市計画道路・川内旗立線の整備予定ルート沿道地区となるところ。この地区での都計道路整備は、現在は分断されている八木山南地区と西側のひより台地区を結ぶ予定となっていて、八木山以西の市民の地下鉄利用促進にもつながるものと見込まれているところ。

 土地区画整理事業は、現在、市内の土木コンサルタント会社が中心となって土地区画整理の検討作業が進められており、昨年あたりから一部のゼネコンなどに業務代行方式による実施に向けた打診が行われているが、現段階では事業スキームの確定には至っていないもよう。

 また、区画整理後の土地利用に関しては、大手スーパーのヨークベニマルに出店可能性をうかがう様子が見えるほか、ドラッグストアチェーンのカワチ薬品などの誘致も行われていると見られている。さらに、都市計画道路の整備により敷地が分断される可能性が高い共生福祉会の将来的な特別養護老人ホーム等を整備対象候補とした福祉施設用地への充当なども合わせて検討されているもようだ。

2010/11/10付1面に掲載

928荷主研究者:2010/11/21(日) 12:17:39

http://www.kensetsu-sinbun.co.jp/menu/きょうの建設情報.htm
2010/11/11 建設新聞
宮城県の港湾整備状況・計画 中野地区にマイナス14㍍岸壁のふ頭新設
石巻港は仙台塩釜港との一体整備を要望

 セントラル自動車の宮城県大衡村での来年1月操業を控え、仙台塩釜港では、宮城県が拡張を図ってきた新中野地区モータープールと、東北地方整備局が1万㌧級RORO船に対応し増深改修を進めている雷神ふ頭の第2岸壁が完成。また、高砂コンテナターミナルでは、国際コンテナ貨物の需要増加に対応して約6㌶のふ頭用地を造成中で、中野地区でも大型バルク船に対応しマイナス14㍍岸壁を備えた新ふ頭が計画されている。一方、国土交通省の「新規の直轄港湾整備事業の着手対象とする港湾」から外れた石巻港では“仙台塩釜港との一体”整備を要望し、雲雀野地区などの建設促進を図りたい考えだ。

 東北地方の広域物流拠点として発展してきた仙台塩釜港は、2001年に東北地方で初の特定重要港湾に指定された。北米への最短の海上ルートという地理的特性に加え、東北縦貫自動車道や三陸自動車道などの高速交通ネットワークの進展など交通アクセス機能の充実もあり、国際コンテナをはじめ貨物取扱量が年々増加している。

 特に、完成自動車の取り扱いは、東北地方への新車陸上げの約8割、岩手県北上市の関東自動車で生産された新車の積み出しの約9割が同港仙台港区中野地区の公共ふ頭を利用。さらに来年1月には宮城県大衡村に立地したセントラル自動車が操業開始予定で、本格操業時には年間50万台ともなる完成自動車を取り扱う港湾施設の整備が急務となっている。

 このため東北地方整備局と宮城県では、中野地区の雷神ふ頭の専用モータープール化を計画。東北整備局は2009年度から直轄岸壁改修として、マイナス7・5㍍、130㍍岸壁3バース(ほかに取付部30㍍)を、1万㌧級のRORO船2隻が接岸できるように先端部を30㍍延伸するとともに、水深を掘り下げてマイナス9㍍、220㍍岸壁2バース(ほかに取付部10㍍)とする増深改修工事(このうち中心部の1バース分220㍍は耐震強化岸壁)を実施。港奥側の取付部を含めた雷神2号岸壁1バースが今年11月2日に完成。また、これと併せて雷神ふ頭前のマイナス9㍍航路・泊地の浚渫も、仙台湾での養殖の関係から今年4〜9月で完了させた。

 残る雷神1号岸壁1バースについても、今年度は延伸部のジャケット製作などに着手しており、11年度に同上部工など仕上げ工事を進め、12年度完成を図る予定だ。

 一方、県施工により昨年度から進められてきたフェリーふ頭北側にあるみなと公園約3・7㌶、および宮城県仙台塩釜港湾事務所跡地約0・9㌶のモータープール拡張工事、雷神ふ頭と道路で分断された西側約3・2㌶のふ頭用地との一体化工事も完了。既設と合わせて約16㌶の新中野地区モータープール整備事業が完成し、11月1日から供用を開始した。

929荷主研究者:2010/11/21(日) 12:18:18
>>928 続き

◎マイナス14㍍の新岸壁1バース事業化へ

 雷神ふ頭をモータープールとして特化する一方、中野地区の荷役作業のすみ分けを図り、大型化するバルク貨物船への対応として計画されているのが、仙台港区港口部の高松作業船船溜を埋め立て、中野地区最大水深となる5万5、000㌧級バルク貨物船が接岸できるマイナス14㍍、280㍍岸壁1バースを備えた6㌶の新ふ頭整備。

 岸壁を整備する東北地方整備局、ふ頭用地を担当する宮城県では、10年度の事業化を求めていたが、昨年、民主党に政権交代し、新政府の公共事業の新規事業抑制から見送られた。同局と宮城県では、11年度新規事業に採択されるよう再度要望。その結果、国土交通省が来年度政府予算要望の新規要望事業に盛り込んだことから、順調に進めば来年度、整備着手される見込みだ。

 計画では、11年度は埋め立て申請を宮城県知事に提出するとともに、岸壁の詳細設計などを実施。埋め立て申請は審査や手続き等に約1年かかるため、工事は早くとも11年度後半となる見込みで、手続きが整い次第、国直轄工事により船溜前防波堤を撤去し、ここにマイナス14㍍、280㍍岸壁1バースを築造する。宮城県は東側の護岸と6㌶の埋め立てを担当し、護岸部分については隣接する高松ふ頭(マイナス12㍍岸壁)との連続性を考慮して、将来的に岸壁とすることも可能な護岸設計を行う予定。埋め立てについては新岸壁の深度に合わせて前面の泊地・航路を浚渫するため、この土砂などを用いて実施し、14年度の完成を目指している。

 このほか仙台港区では、増加する国際コンテナ貨物に対応して、宮城県施工により高砂コンテナターミナルで6㌶のふ頭用地を造成中。現在、埋め立てを完了したところで、今後は道路の切り替え工事を年度内いっぱいで実施。来年度はフェンスの張り替えなどを行い、舗装は12年度を予定。その後、新貨物ヤードの暫定供用を図りながら、管理棟の移設や諸施設の再配置を進め、全体完成は14年度を予定している。

◎直轄による雲雀野地区の整備継続を要望

 塩釜港区では、主力のマイナス7・5㍍岸壁に合わせて、直轄事業で06年度から航路の浚渫に取り組んでいる。今年度からは馬放島を過ぎた外港地区に工区を進めてきたところで、12年度の完了を目指している。

 また、県施工関係では、造船所跡地の約3・1㌶の緑地整備と、新町川河口部分の水門を含めた高潮対策の防潮堤工事を進めており、15年度の完了を目指している。

 今後の計画では、マリンゲート前の観光船桟橋(離島関係の耐震化桟橋を含む)整備を5ヵ年で整備する予定。また、貞山地区に海上保安庁の巡視船を停泊するなど防災拠点となるマイナス9㍍の耐震岸壁を備えた約2㌶のふ頭用地を計画しているが、既設の港湾施設の多くが老朽化してきており、現況調査を実施中で、これらの結果なども踏まえ再編整備を図っていく考えだ。

 重要港湾・石巻港については、現在、国直轄で12年度完了を目指して南防波堤仙台側110㍍、宮城県施工で16年度完了を目標に西防波堤100㍍の整備を実施中。一方、石巻港の主要産業である製紙会社や飼料会社などの立地、施設拡張などを想定した雲雀野地区の新港整備は、先般、国交省の「新規の直轄港湾整備事業の着手対象とする港湾」から石巻港が外れたため、同地区で計画されている国直轄によるマイナス14㍍岸壁、耐震強化を図った12㍍岸壁などが困難な状況となっている。

 船舶の大型化への対応をはじめ、石巻港の発展を図る上で欠くことのできない施設だけに、宮城県では石巻港の整備を“仙台塩釜港との一体”整備として、これらの施設整備が実施されるよう国交省に要望中だ。

2010/11/11付1面に掲載

930荷主研究者:2010/11/21(日) 12:20:51

http://www.kahoku.co.jp/news/2010/11/20101112t12028.htm
2010年11月12日金曜日 河北新報
EVエナジー、第3ライン量産開始 年30万台体制整う

 トヨタ自動車グループで車載電池製造のプライムアースEVエナジー(静岡県湖西市)は、宮城県大和町の宮城工場で3本目となる生産ラインを稼働させ、量産を始めた。これまで年20万台分だった生産能力は30万台分にアップし、フル稼働できる体制が整った。

 第3ラインは第1、第2ラインと同様にトヨタのハイブリッド車(HV)「プリウス」用のニッケル水素電池を生産する。10月末には一部の工程が稼働し、今週に入って全工程で製造が始まった。

 このラインで製造した電池は来週以降、愛知県内のプリウス生産拠点に出荷される見通し。

 第3ラインが完成したことで、宮城工場で計画されていた総額約350億円の投資は完了。会社全体の生産能力は静岡県内の2工場と合わせ年110万台分になった。

 東北ではトヨタグループの関東自動車工業岩手工場(岩手県金ケ崎町)が2011年末をめどに、小型HVの生産を始める見通し。EVエナジー宮城工場はこの小型HV向けにも電池を供給する予定だ。

 EVエナジーは当初、9月中に第3ラインを稼働させる予定だった。エコカー補助金の終了に伴う自動車販売の急減などの影響を受け、1カ月半ほど本格稼働を遅らせた。

 将来的な増産などの可能性について、同社は「HVの需要動向やトヨタの販売計画に対応できる体制を整える。ただ現段階で新たな投資計画はない」としている。

932荷主研究者:2010/11/21(日) 12:29:53
>>788
http://www.kahoku.co.jp/news/2010/11/20101113t12021.htm
2010年11月13日土曜日 河北新報
登米の新工場計画を3倍に拡大 豊田鉄工、将来の増産見据える

 トヨタ自動車グループの自動車部品製造大手、豊田鉄工(愛知県豊田市)が宮城県登米市に建設する新工場について、建物の規模が当初計画の3倍に拡大されることが12日、分かった。取得する敷地も2.5倍に広げる。将来の増産の可能性を見据えて設備増強のスペースを確保する。

 急激な円高に伴い自動車メーカーが海外生産シフトを進める中での規模拡大。トヨタは東北を「第3の生産拠点」と位置付けており、拠点としての将来性を見込んだ動きといえそうだ。

 新工場は登米市迫町にある長沼工業団地に建設する。延べ床面積は当初計画の約7500平方メートルから約2万4000平方メートルに、敷地も5万平方メートルから12万5000平方メートルにそれぞれ広げる。

 投資額も当初の14億円から40億円に膨らむ見通し。だが投資額の増加について同社は「必要な生産設備などをあらためて検討した結果」としており、建物の規模拡大が主要因ではないという。

 新工場は今月22日に着工し、建物は2011年7月完成予定。同12月に一部操業を始め、12年1月の本格稼働を見込む。敷地は今年10月末に一部を取得しており、建設工事を進めながら本年度末までに残りを取得する。

 工場運営は9月30日付設立の生産子会社「トヨテツ東北」(水野雅幸社長)が担い、プレス加工の車体部品などを製造。トヨタグループの完成車製造拠点で、宮城県大衡村に移転するセントラル自動車(相模原市)の新本社工場と関東自動車工業岩手工場(岩手県金ケ崎町)に供給する。

 従業員は約70人、フル稼働時の年間売り上げは約40億円で、当初計画から変更はない。

 豊田鉄工企画部は「将来の増産に対応できるようにするため、建物の規模を見直すことにした」と説明している。

 同社は今年7月、宮城県、登米市と立地協定を締結した。長沼工業団地では自動車部品製造の浅井鉄工(豊田市)も新工場を計画している。

933荷主研究者:2010/11/21(日) 14:16:32

http://www.nikkan.co.jp/news/nkx0320101113bjae.html
2010年11月13日 日刊工業新聞
村田製作所、仙台工場を再稼動−高周波表面波フィルター生産再開

 【京都】村田製作所は2010年度内にも、一時閉鎖中の仙台市にある高周波表面波フィルターの工場を再稼働する。08年9月のリーマン・ショック後に受注が急減したため生産調整していたが、同フィルターが搭載される主力の携帯電話市場が急回復しているため生産体制を整備する。

 仙台での生産再開は09年3月以来となる。生産計画など詳細を現在詰めているもよう。生産能力増強とともに、生産拠点を分散させて災害などのリスクに備える。

 高周波表面波フィルターの生産を再開するのは全額出資子会社である金沢村田製作所(石川県白山市)の仙台工場(仙台市泉区)。同フィルターは携帯電話などに搭載し、電波から必要な周波数の信号を取り出す部品で、村田製作所は世界シェア首位の約40%を占める。

934荷主研究者:2010/11/21(日) 14:23:51
主要地方道仙台岩沼線は国道4号のバイパス的機能を担っており、各所で細かなバイパスなどの整備が行われなかなか走りやすい主要県道となっている。玉崎交差点は東北本線を跨ぐ陸橋のすぐ近くにあり、その陸橋を活かして国道4号線との立体化はできないものかと個人的には考えていた。仙台都市圏は道路の立体化にあんまり積極的ではないので、他にもっと立体化の優先度の高い交差点が残っていると思われるが…。

http://www.pref.miyagi.jp/snd-doboku/rireki/minamihase_korabo.pdf
地域協働事業による交差点改良事業の完成について
〜主要地方道仙台岩沼線 玉崎交差点〜

 平成22年2月から進めて参りました主要地方道仙台岩沼線と国道4号との交差点(玉崎交差点)の改良工事が完成し,平成22年11月19日(金)に供用することになりました。
 当交差点は,国道4号へ流入する車両により朝晩の渋滞が激しく,そのため脇道へ進入した車両が事故を起こすなど周辺交通環境へも甚大な影響を与えておりました。
 これらを解消するため,平成20年度から地域協働事業として,地域の方々や各関係機関をメンバーとしたコラボチームを立ち上げ,現状の調査・検討を行い,計画の提案を行いました。
 その提案に基づき工事を進めた結果,これまでの道路に右折専用車線1車線を増設することにより,交通渋滞の改善が期待されます。

■供用日時
平成22年11月19日(金)午後1時

■事業概要
1)事業名 主要地方道仙台岩沼線南長谷地区地域協働事業
2)事業延長 L=160m
3)全体事業費 約3千万円
4)検討メンバー 地元周辺区長,国,県,岩沼市,警察
5)検討項目 渋滞の解消,地域道路の問題や解決案の検討など

935荷主研究者:2010/11/21(日) 14:37:42

http://www.kahoku.co.jp/news/2010/11/20101113t12029.htm
2010年11月13日土曜日 河北新報
東西線「一番町駅」ビルは地上22階 仙台の再開発概要

ttp://tohazugatali.web.fc2.com/MIYAGI/20101113_m10_001.jpg
東西線の一番町駅に直結する複合ビルのイメージ図

 仙台市地下鉄東西線「一番町駅」の出入り口に直結する青葉区一番町2丁目の再開発事業で、市は12日の市議会東西線沿線整備調査特別委員会で、新たに建設する複合ビルの概要を明らかにした。総事業費は45億円で、地下2階、地上22階(約77メートル)になる。

 市によると、4階以上を埋める分譲マンションは120戸程度を予定しており、三井不動産レジデンシャル(東京)と野村不動産(同)が販売を担当する。地権者らで組織する市街地再開発準備組合は、早ければ今月中にも本組合を設立。2011年8月に着工し、13年6月の完成を目指す。国と市の補助金約7億円を活用する。

 ビルはサンモール一番町商店街入り口の角地に建設予定で、建築面積は約1200平方メートル、総床面積は約1万3120平方メートル。1、2階は商業用、3階は業務用のスペースとなる予定。

 市都市再開発課は「商業施設と住宅、一番町駅の出入り口を一体整備することで、にぎわいの創出や地域の活性化につなげていきたい」と話している。

936荷主研究者:2010/11/21(日) 14:38:15

http://www.kahoku.co.jp/news/2010/11/20101113t12027.htm
2010年11月13日土曜日 河北新報
仙台空港鉄道、下部構造の簿価90億円

 経営が悪化している「仙台空港鉄道」(名取市)の資産を宮城県が買い取る「上下分離」方式をめぐり、県は12日、資産となる橋脚や土地などの下部構造が簿価で約90億円となる見込みを示した。来年度中にも上下分離後の収支計画を策定する考えも明らかにした。

 同日あった県議会の県出資団体等調査特別委員会の意見聴取で、土木部が説明した。

 同社は仙台空港アクセス線を運営。上下分離は、県が5月に策定した同社の「改革支援プラン行動計画」の経営改善策として盛り込まれ、県は2014年度までの実施を目指している。実現すれば、固定資産が減り、減価償却費を圧縮。県費の投入で空港鉄道の資金も増えることから、借金返済も進むとしている。

 正確な買い取り範囲は現在、資産評価と併せて検討中。同計画期間の5年以内では、簿価上で約90億円になる。県は、今後の乗客数や収益見通しなどを考慮した上で、買い取り対象を確定する。

 委員会では「上下分離をしても、抜本的に単年度の決算が良くならなければ意味がない」などの指摘が相次いだ。

 橋本潔土木部長は、仙台空港ビルでのイベント実施など利用促進策の推進を強調。「負債は減っても、毎年赤字では困る。乗客の利便性向上に努めていく」と説明した。

 空港鉄道の累積赤字は09年度決算で34億6500万円。金融機関への元利返済は11年度にピークを迎え、このままでは13年度に債務超過に陥ると予測されている。

937荷主研究者:2010/11/23(火) 12:12:49

http://www.kahoku.co.jp/news/2010/11/20101116t11034.htm
2010年11月16日火曜日 河北新報
泉開発三セク株売却 住商、駅前整備を促進 仙台市

 仙台市が、泉区中心部の商業開発を手掛けてきた第三セクター「泉新都心」(泉区)の保有株式すべてを住友商事に売却する方針を固めたことが15日、分かった。市地下鉄泉中央駅周辺で行政が先導的に進めてきた街づくりが一区切りつき、民間主導で開発を促進させる必要があると判断した。

 住友商事は市所有分だけでなく、金融機関などが持つ泉新都心の全株式を取得する意向とされ、駅前開発を加速させる狙いがあるとみられる。

 仙台市は泉新都心の筆頭株主で、全株式の40.4%(額面約1億8200万円)を保有している。売却に向け、既に住友商事との間で大筋で合意しており、年度内に契約を結ぶ方向で調整している。

 泉中央駅周辺ではバスターミナルの整備など、市が引き続き実施すべき事業や課題も残っており、市と住友商事は近く、今後の街づくりの方針について覚書を交わす。

 泉新都心は1987年、地下鉄南北線の開業に合わせた「北の副都心」形成を目指し、当時の泉市や金融機関、地元商工会などが出資して設立された。99年には住友商事とともに、泉中央駅前に複合商業ビル「セルバ」を建設するなど、駅周辺の開発をリードしてきた。

 一方で、隣接するイトーヨーカドー仙台泉店は2012年の閉店を検討、周辺の商環境は変化が予想されている。

938荷主研究者:2010/11/23(火) 12:13:40
>>933
http://www.kahoku.co.jp/news/2010/11/20101116t12030.htm
2010年11月16日火曜日 河北新報
金沢村田製作所仙台工場 年明け操業再開

 電子部品製造大手の村田製作所(京都府)が一時閉鎖している子会社の金沢村田製作所仙台工場(仙台市泉区)について、早ければ来年1月にも操業を再開させることが15日、明らかになった。高機能携帯電話(スマートフォン)の需要拡大に対応するため、基幹部品の「高周波表面波フィルター」を生産する。

 仙台工場は泉パークタウン工業流通団地にあり、世界的な不況を受けて2009年4月1日に一時閉鎖していた。関係者によると、年明け早々に一部を除く生産ラインを動かす。

 一時閉鎖で金沢村田の本社工場(石川県)に異動させていた社員150人は、大半を11年9月ごろまでに順次、仙台工場に戻す。

 金沢村田は村田製作所の全額出資子会社。携帯電話でやりとりする一定の周波数の信号を取り出すフィルター生産を一手に担い、世界シェアはトップの約40%を占める。

 スマートフォンの市場拡大に合わせて生産能力を高めるとともに、リスク分散を図る観点から仙台工場を再稼働させる必要があると判断した。

 金沢村田は「ことし夏から再開の準備を進めていた。現在、生産計画などの詳細を詰めている」と説明している。

 仙台工場は敷地12万1000平方メートル、2棟の工場の延べ床面積は4万4000平方メートル。金沢村田が08年7月、富士フイルムから敷地と工場を譲り受けた。村田製作所は将来のグループ中核工場と位置付けていた。

939荷主研究者:2010/11/23(火) 12:20:21

http://www.kensetsu-sinbun.co.jp/menu/きょうの建設情報.htm
2010/11/16 建設新聞
青葉区国分町・千松島 店舗付き自走式駐車場・PSCビルの新築
S5F5258㎡ 幸興産・松井建設で実施案

 千松島(仙台市青葉区国分町2丁目11の11 菅原甚一社長)は、仙台市青葉区国分町に新築を計画している「PSCビル」(仮称)の実施設計を幸興産一級建築士事務所・松井建設に委託している。施工は松井建設が担当し、来年3月に着工する予定。

 建設場所は、東北随一の歓楽街である国分町通に面した青葉区国分町2丁目11の4地内の敷地面積1372・82㎡。既存の自走式駐車場ビルを解体し、新たに店舗付(自走式)駐車場に建替えるもの。施設規模はS5F延べ5258・05㎡で、来年3月初めの着工、12月末の完成を目指す。

2010/11/16付1面に掲載

940荷主研究者:2010/11/23(火) 12:23:15

http://www.kahoku.co.jp/news/2010/11/20101117t11019.htm
2010年11月17日水曜日 河北新報
仙台駅、東西自由通路16メートルに 15年度完成目指す

ttp://tohazugatali.web.fc2.com/MIYAGI/101117m102.jpg
16メートルに拡幅する東西自由通路のイメージ図

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 JR仙台駅南側の東西自由通路について、仙台市とJR東日本仙台支社が、現在の6メートルを16メートルに拡幅することで合意したことが16日、分かった。恒常的な混雑状態を緩和するのが狙いで、市地下鉄東西線が開業する2015年度までの完成を目指す。

 関係者によると、自由通路は市とJRが3メートルずつを所有している。拡幅の際は通路の位置を変えず、北側に10メートルほど広げることでおおむね一致し、両者が9月上旬に確認書を交わした。

 拡幅に合わせ、通路両脇に小売店スペースを新設したり、通路と駅ホームをつなぐ改札口を整備したりする計画もあるという。着工時期や整備内容、事業費の負担割合について今後、詰めの協議をする。

 仙台駅の東西を結ぶ通路はほかに、東西地下自由通路と北部名掛丁自由通路があるが、とりわけ東西自由通路の利用者が多く、10年度の1日の通行量は平日で4万4000人、休日は6万4000人に上る。

 プロ野球、東北楽天ゴールデンイーグルスのゲーム開催日は特に混雑し、地元商工団体などが拡幅を要望していた。

 自由通路は現仙台駅と同じ1978年に完成。長さは96メートルで、事業費2億8000万円は市と当時の国鉄が折半した。市とJRは09年夏ごろ、拡幅に向けた本格的な協議を始めた。市は10年度予算で設計費として1000万円を計上していた。

941荷主研究者:2010/11/23(火) 12:29:01

http://www.kahoku.co.jp/news/2010/11/20101117t11036.htm
2010年11月17日水曜日 河北新報
教育・福祉複合施設 名取に12年春開設決定 県教委

ttp://tohazugatali.web.fc2.com/MIYAGI/101117m104.jpg

 宮城県教委は16日、名取市に建設予定の教育・福祉複合施設を、2012年4月に開設する方針を公表した。12月1日に着工し、完成後、県中央児童相談所(児相、仙台市青葉区本町)など教育・福祉分野の5機関が移転する予定。

 名取市下増田の仙台空港アクセス線美田園駅近くの区画整理事業地に建設する。敷地面積は約2万8000平方メートル。鉄筋一部5階の建物(延べ床面積約2万1300平方メートル)を核とし、116台収容の駐車場やグラウンド、児相の一時保護所の園庭などを整備する。

 入居する機関のうち、最大となるのは「県総合教育センター」(仮称)。県教育研修センター(青葉区荒巻)と県特別支援教育センター(泉区南中山)を統合し、教職員の資質と指導力向上を図る拠点にする。

 全体の約半分に当たる約1万平方メートルの用地を充て、研修室や社会教育室、体育館兼用の多目的ホールなどを設ける。

 現在の仙台一高通信制課程が通信制独立校として開校する「美田園高」(仮称)や県子ども総合センター(青葉区本町)、県リハビリテーション支援センター(若林区南小泉)の計5機関も入居する。

 事業は民間資金活用による社会資本整備(PFI)方式。建設費は83億4000万円。

942荷主研究者:2010/11/23(火) 12:31:41
>>932
http://www.kahoku.co.jp/news/2010/11/20101117t12018.htm
2010年11月17日水曜日 河北新報
豊田鉄工、登米新工場で地鎮祭 12年1月本格稼働

 トヨタ自動車グループの部品製造大手、豊田鉄工(愛知県豊田市)は16日、宮城県登米市の長沼工業団地に建設する新工場の地鎮祭を現地で行った。正式な着工は22日で、来年7月の完成を目指す。

 三宅英臣社長や生産子会社トヨテツ東北の水野雅幸社長、布施孝尚登米市長ら約30人が出席し、工事の安全を祈った。水野社長は「部品を安く安定的に供給するという大きな責任をしっかりと感じて、工場を立ち上げたい」とあいさつした。

 新工場は敷地面積約12万5000平方メートル、延べ床面積2万4000平方メートルの予定。将来の増産の可能性を踏まえ、それぞれ当初計画の2.5倍、3倍に広げる。

 2012年1月の本格稼働を見込み、プレス加工の車体部品などを製造する。トヨタグループの完成車製造拠点で宮城県大衡村に移転するセントラル自動車(相模原市)の新本社工場と関東自動車工業岩手工場(岩手県金ケ崎町)に供給する。

 地鎮祭後、豊田鉄工の三宅社長は「環境問題などから(東北での)小型車生産は伸びると考え、将来の増産に対応できる構えにした」と拡張理由を説明。布施市長は「トヨテツ東北と地元企業の連携を後押しし、地域活性化につなげたい」と話した。

943荷主研究者:2010/11/23(火) 12:32:18

http://www.kahoku.co.jp/news/2010/11/20101117t11026.htm
2010年11月17日水曜日 河北新報
仙台市、卸町に能舞台施設 新たな文化の創造期待

仙台市が整備する能舞台型文化交流拠点施設の模型

 仙台市は16日、若林区卸町の協同組合仙台卸商センターが所有するイベント倉庫「きよみず」(卸町2丁目)を改修し、能楽や神楽、演劇などの公演や練習に使う能舞台型文化交流拠点施設を整備すると発表した。市民が寄贈した能舞台を移築して芸術文化の振興とまちづくりの拠点として、来年7月に開館する。

 市によると、青葉区小松島4丁目にあった能舞台を1月、個人所有者から譲り受けた。ひのき造りで大きさが4.5メートル四方と、正式の能舞台より一回り小さい。現在は入手が困難な木材が用いられ、鏡板には能楽師津村礼次郎氏の手による老松が描かれている。

 「きよみず」は、鉄骨平屋で床面積約250平方メートル。市が借り受け、本舞台や楽屋、80〜100人の客席を設ける。伝統芸能のほか、舞台施設を生かした現代演劇などに使ってもらう。

 近くにあるせんだい演劇工房10―BOXの別館と位置付け、管理運営は市市民文化事業団が一体的に担う。施設整備費は5000万円。

 奥山恵美子市長は「卸町は文化拠点施設が整備され、クリエーティブ産業の集積も進んでおり、伝統芸能が加わることで新しい文化の創造が期待できる」と述べた。

 仙台市は藩制時代から能楽が盛んで、多数の流派が精力的に活動する。市は拠点施設の整備に加え、市民から要望のある能楽堂の建設についても検討を続ける。

 約600人が加盟する市能楽振興協会の萩原邦明会長は「寄贈してくれた方の気持ちを大切にしながら、能楽の振興普及に施設を役立てたい」と話している。

944荷主研究者:2010/11/23(火) 12:35:32

http://www.kensetsu-sinbun.co.jp/menu/きょうの建設情報.htm
2010/11/17 建設新聞
仙台市の市営住宅整備計画 今後10年間で5団地の建て替えを推進
2019年度までに約240億円を投入

 仙台市が進めている市営住宅の整備計画によると、今後10年間で予定している建て替え事業は、現在事業中の鶴ヶ谷第一団地再整備をはじめ、同第二団地の一部、北六番丁のほか、荒井東、その他荒井周辺の計5団地を整備する。改修関係では、老朽化した既存住宅を対象に、従前の仕様を超える外壁改修や屋上防水などの長寿命化型改善や、住戸内の段差解消、階段室型住棟へのエレベーター設置などといったバリアフリー化改善などに取り組む。今年度から2019年度までに約240億円を投入し、各事業を推進していく方針だ。

◎DB方式で2〜3月に公告・鶴ヶ谷第一団地の3工区

 2008年度から工事がスタートした鶴ヶ谷第一団地の再整備は、現在の1036戸の住宅を計6棟700戸に再整備し、全室バリアフリーで多様な住戸タイプを備える新住宅に建て替える計画。発注は全体を4工区に分割し、実施設計・建設・工事監理を一括で行うDB(デザインビルド)方式を採用する。

 これまで1工区(橋本店連合体が担当)の2棟158戸が完成し、現在は2工区(阿部建設連合体)の1棟151戸が年度内の完成に向けて工事中。

 3工区の1棟184戸については、来年2月から3月ごろに一般競争入札を公告し、11年度の6月定例議会で契約締結の議会承認を目指す。実施設計の完了を待って12年度から工事に着手し、完成は13年度半ばを予定している。

 残る4工区の2棟207戸は13年度中の公告を見込む。14年度で設計を完了させた後に工事に入り、16年度当初の完成を想定している。

 また、同団地の北東に位置する鶴ヶ谷第二団地も一部住宅の建て替えに着手する。

 鶴ヶ谷第二団地は管理戸数1652戸の市内最大規模の市営住宅で、1970年度から73年度にかけて竣工した。特に老朽化が進んでいる既存住宅の2階建と中層棟の一部を解体し、約100戸の建て替えを先行して進める。

 予定スケジュールは、2013年度で解体工事に着手し、14〜15年度で基本・実施設計を作成。16〜17年度の2ヵ年で工事を完了させる方針だ。

◎北六番丁市営住宅の建替は創建設計で基本・実施案

 北六番丁市営住宅の建て替えは現在、基本・実施設計を創建設計と仙台総合設備計画に委託しており、今年度で設計作業を完了させるとともに、既存住宅を解体する。

 設計概要は、RCで共用部を除く住戸のみの面積は延べ約2200㎡。戸数は1DK24戸、2DK22戸、3DK4戸の計50戸。付帯施設として延べ約100㎡の集会所や、延べ120㎡程度の駐輪台数100台の駐輪場なども含む。

 今後、来年度から2ヵ年で工事を進め、12年度内の入居開始を目指す。

 近く工事着手する既存住宅の解体は、RC5F延べ999・18㎡の1号棟、RC4F延べ922・32㎡の2号棟などが対象となっている。

945荷主研究者:2010/11/23(火) 12:36:15
>>944 続き

◎荒井東住宅の基本計画は委託先の選定準備に着手

 15年度の開業を目指す地下鉄東西線整備に伴い、新たなまちづくりが進められている荒井駅(仮称)の周辺では、延べ約450戸の市営住宅が計画中だ。

 荒井駅から徒歩圏内に位置する荒井東住宅は、300戸程度の住宅建設に向けて今年度で基本計画を作成する。さらに、同駅周辺で計画中の土地区画整理事業内などを候補地に、別途150戸程度の住宅を確保する方針。建設予定年度は17〜18年度を想定しているが、今後、供給手法を含めた検討を進めていく。

 このうち、先行して整備する荒井東住宅は、昨年度末に事業着手した荒井東土地区画整理事業内に計画。新規に供給する市営住宅では市内初の駅前型住宅となる。

 現在、基本計画を指名競争入札で発注するための諸準備を進めており、年内に契約を締結する。

 また、市の大規模事業が対象となるPFI導入検討候補事業に位置付けられていることから、PFI導入可能性調査の適否について年度内に判断する予定だが、従来方式の整備手法となる可能性が高いと見られる。

 この場合のスケジュールは、来年度で基本設計、12年度で実施設計に入り、13年度の着工、15年度の入居開始を想定。鶴ヶ谷第一団地と同様のDB方式の採用についても検証し、来年度中には発注方法を固める見通しだ。

◎外壁改修やエレベーター設置など・長寿命化に向けた改修計画

 このほか、改修関係では、従前の仕様を超える外壁改修や屋上防水などの長寿命化型改善に取り組む。今年度から10ヵ年計画で、改修周期15年を超える134棟を対象に実施。計画初年度の今年度は郡山、太白、上原、西中田の4団地に着手する。

 住戸内の段差解消、手すり設置などの住戸内バリアフリー化改善は、西中田、上原、福田町第一・第二、鶴ヶ谷第二の5団地、延べ約140戸で計画。これらの団地を除いた1階空家の約100戸についても年10戸ペースで整備する。

 エレベーター設置や階段室への両側手すり設置といった共用部バリアフリー化改善は計141棟で実施する。このうちエレベータ設置の対象は14棟で、事業後10年以上使用できること、5階建の階段室型住棟であることが条件。階段室への両側手すり設置は127棟が対象となっている。

 居住性向上のための改善では、年300戸ペースで計約3000戸を対象に、使いやすく安全な風呂設備に更新していく方針だ。

2010/11/17付1面に掲載

946荷主研究者:2010/11/23(火) 12:37:48

http://www.kahoku.co.jp/news/2010/11/20101118t15027.htm
2010年11月18日木曜日 河北新報
仙台「れんが下水道」に栄誉 土木遺産認定、映画ロケにも活用

ttp://tohazugatali.web.fc2.com/MIYAGI/20101118010jd.jpg
土木遺産になった馬てい形のれんが下水道。映画「ゴールデンスランバー」の撮影に使われた

 映画「ゴールデンスランバー」のロケ地として活用され、完成後約110年たった現在も利用されている仙台市青葉区のれんが下水道が、2010年度の土木学会選奨土木遺産に選ばれた。認定証の授与式が17日、市役所であった。

 認定されたのは、長さ約500メートルで断面が長方形(一番町1丁目)と、約540メートルの馬てい形(桜ケ岡公園)、約290メートルの卵形(片平2丁目)のれんが下水道。いずれも1900〜03年に建設された。

 施設は、下水溝の大きさを決める手法として日本で初めて、降雨量と地表こう配をもとに計算する「ビルクリー・チグラー公式」を用いて計画された。仙台市出身で、日本の下水道技術の第一人者だった東京帝国大の中島鋭治教授の指導で設計された。

 国内で最初に旧下水道法による事業認可を取得し、管理規定(下水道条例)を制定した施設だったことも選定理由になった。

 最近は、馬てい形の下水道が「ゴールデンスランバー」で主人公が逃走するシーンに使われ、れんが造りの建造物が醸し出すレトロな雰囲気が脚光を浴びた。

 授与式で、東北支部選考委員会の岸野佑次委員長が「全国初の先端技術を取り入れ、大きな地震にも耐えた。映画撮影にも使われるなど貴重な施設だ」とあいさつ。銘板を手渡された市建設局の栗和田幸夫局長は「先人の技術力の高さに感銘を受けている。貴重な土木遺産を維持し、市民に発信したい」と述べた。

 土木遺産は幕末から1945年までに建設された土木建造物の顕彰を目的に、2000年に創設。年間20件程度が選ばれ、県内では野蒜築港(東松島市)と北上川分流施設群(登米市、石巻市)、品井沼干拓関連施設(松島町、東松島市)の3件が選ばれている。

947荷主研究者:2010/12/02(木) 21:13:22

http://www.kahoku.co.jp/news/2010/11/20101120t12038.htm
2010年11月20日土曜日 河北新報
仙台空港利用、海外へPR 宮城県が外国人誘客作戦

香港市民らに宮城県の観光地などを紹介する広告を車体に張ったバス

 仙台空港発着の国際線の利用促進を目指し、宮城県が外国人向けPR活動に力を入れている。香港では車体全面に観光広告を張ったバスを走らせ、現地情報誌に特集も掲載して県内観光地をアピール。東北に滞在する外国人の需要を掘り起こそうと、英文パンフレット作製にもかかわる。同空港では期間限定で国際線の再開や増便が続いており、搭乗率を高めて通年運航や観光振興につなげる戦略だ。

 車体広告は、JTBの現地法人が香港の空港と中心部の間で走らせているマイクロバスを活用。側面に「仙台・宮城的四季色彩」と記し、写真で仙台七夕まつりや松島・五大堂などを紹介している。来年10月まで1年間継続する。

 香港ドラゴン航空は仙台―香港の定期便を2008年3月に廃止したが、ことし12月〜来年2月の期間限定で再開させ、週3便を運航する計画。バス広告もこれに合わせた。

 10月には仙台市、山形県と共同で現地の情報誌に16ページの広告特集も掲載。松島や蔵王温泉、牛タンや海産物などをPRした。

 英文パンフレットはグアム線の路線案内。旅行会社のエイチ・アイ・エスとコンチネンタル航空が共同で作り、県が東北他県を通じ、外国人講師らに配っている。同航空がグアム線を10月〜来年3月、週2便を4便に増やしたのがきっかけ。東北に長期滞在中の外国人は冬場に温暖なリゾート地に出向くケースが多いといい、県が「路線利用につながる」とパンフ作製を提案した。

 県は13年度に、国内線を含めた仙台空港の利用客数を約353万6000人にする目標を掲げる。09年度は新型インフルエンザの影響で、過去10年間で最低の約280万1000人に落ち込んでおり、国際線の再開や増便の動きを利用客増と定着につなげたい考え。

 県空港臨空地域課は「今後もターゲットを絞った広告を打つなどして、国際線の利用者を増やしたい」と話す。

948荷主研究者:2010/12/02(木) 21:13:55

http://www.kahoku.co.jp/news/2010/11/20101120t12013.htm
2010年11月20日土曜日 河北新報
名古屋東部陸運が登米に新拠点 自動車部品の輸送狙う

 運送業の名古屋東部陸運(愛知県豊田市)が宮城県登米市に新たな拠点を設けることが19日、分かった。自動車部品製造業などとの取引を目指す。

 関係者によると、拠点は長沼工業団地に設ける。土地面積は約6000平方メートルで、投資額は約4000万円。2011年春の着工、同年秋の営業開始を目指す。導入トラックは5台程度。運転手は登米市内の運送業者から派遣を受ける。

 登米市の拠点は、トヨタ自動車グループで宮城県大衡村に移転するセントラル自動車(相模原市)の新本社工場や関東自動車工業岩手工場(岩手県金ケ崎町)に自動車部品を輸送する業務の受注などを狙う。

 名古屋東部陸運は1958年の設立で、資本金は3600万円。従業員は約320人。東北への拠点設置は初めて。

949荷主研究者:2010/12/02(木) 21:18:41
>>768
http://www.kahoku.co.jp/news/2010/11/20101120t12015.htm
2010年11月20日土曜日 河北新報
NTT東が仙台青葉通に新コールセンター 12年完成予定

 NTT東日本が仙台市青葉区一番町の自社敷地に、東北各県のコールセンター機能の集約や設備強化などのため、新ビルを建設することが19日、分かった。

 新ビルには仙台市中心部や東北各県に分散するコールセンターの機能を移転。次世代ネットワーク(NGN)を使った高速大容量サービス拡充のための設備も導入する。同社の青葉通ビルに隣接し、駐車場として利用中の敷地に建設する。

 地下1階、地上14階で延べ床面積は約3万平方メートル。2011年4月に着工し、12年11月の完成を目指す。

 新ビル完成後、老朽化している青葉通ビルを含めた一体的な土地利用を検討する可能性もあるという。

 同社宮城支店は「機能集約に伴い空き室ができる既存施設については、高度利用ができるよう検討したい」としている。

950荷主研究者:2010/12/02(木) 21:51:31
>>177 >>770
http://www.kobe-np.co.jp/news/keizai/0003614845.shtml
2010/11/18 08:23 神戸新聞
トーカロ、宮城に新拠点

トーカロが宮城県に開設する新拠点の完成予想図

 高機能皮膜を形成する溶射加工の最大手、トーカロ(神戸市東灘区)は17日、宮城県内に東北地方で初となる事業拠点「宮城技術サービスセンター」を開設すると発表した。土地代を含め、投資額は約7億円。2011年1月に着工し、同7月の稼働を目指す。

 鉄骨平屋建ての建屋(1400平方メートル)を新設し、表面改質加工などの設備を導入する。半導体分野の研究開発など、顧客向けの先端技術サービスを充実させるのが狙い。

 同社は今年6月、取引先などの東北進出に合わせ、宮城県大郷町にある工場団地の敷地約1万平方メートルを取得していた。

(段 貴則)

951荷主研究者:2010/12/02(木) 22:17:07
10月の土曜日に仙台北部道路を18時頃通過したが、確かにトラック等の通行が多くなかなかの利用量があると実感した。

http://www.kahoku.co.jp/news/2010/11/20101121t12021.htm
2010年11月21日日曜日 河北新報
仙台北部道路 10月・利府―富谷間 予想通行量の2.5倍

 今年3月開通した仙台北部道路利府しらかし台インターチェンジ(IC)―東北自動車道富谷ジャンクション(JCT)間の10月の通行量は当初予想の2.5倍に達していることが、東日本高速道路の集計で分かった。

 同区間(6.6キロ)の10月23〜29日の平均通行量は1日9600台。当初予測の3800台を大幅に上回った。2002年に開通した北部道路の利府しらかし台IC―利府JCT間も2.3倍。東北道富谷JCT―大和IC間も1.4倍の4万1200台を記録した。

 北部道路と三陸自動車道を結ぶ利府JCTでは、石巻・松島方面との相互通行を可能にする「フル化」工事が10月22日に完了。利便性が高まり、環状道路の通行量を押し上げている。

 一般道の渋滞緩和にも効果がみられた。国道4号では通行量が1日当たり2%減少。仙台北部中核工業団地(大和町、大衡村)と仙台港方面を結ぶ県道塩釜吉岡線からの乗り入れも進み、同線は通行量が13%減った。県北方面から北部道路を経由して仙台港の大型商業施設に向かう車も増えたという。

 同社東北支社は「県内の産業集積は進んでおり、物流ルートとしての北部道路の重要性はさらに高まる」とみている。

952荷主研究者:2010/12/02(木) 22:50:23

http://www.kahoku.co.jp/news/2010/11/20101126t11023.htm
2010年11月26日金曜日 河北新報
あすと長町3年連続応札ゼロ 再値下げ実らず 仙台

ttp://tohazugatali.web.fc2.com/MIYAGI/20101126004jd.jpg
3度目の入札も不調に終わった支援機構所有の区画=仙台市太白区の「あすと長町」

 仙台市太白区の「あすと長町」(約82ヘクタール)で、大口土地所有者の「鉄道建設・運輸施設整備支援機構」(横浜市)による大規模区画の売却が暗礁に乗り上げている。ことしも4区画の公開競争入札を公示したが、25日の入札日に応札者は現れなかった。入札不調は3年連続で、機構は戦略の練り直しを迫られそうだ。

 売却予定の4区画はJR長町駅東側にあり、面積は0.8〜1.8ヘクタール。最低売却価格は9億8000万〜23億6000万円で、10月上旬の現地説明会には二十数社が参加したが、その後の反応は鈍かった。

 売却が進まない原因について、支援機構は「景気低迷で企業の投資意欲が弱まっていることが大きい。区画が大きく、活用策が大型施設などに限定されていることも響いた」と分析。当面は、今回の最低価格のまま先着順で購入者を募る。

 支援機構は2008年、区画売却を開始。競争入札方式で購入者を募ったが、応募者はゼロだった。最低価格を2割以上引き下げた09年も応募者はなく、今回はさらに1割ほど下げた。

 説明会に参加し、応札を見送った市内の開発業者は「ザ・モール仙台長町やララガーデン長町が集積する長町南地区に比べ、JR長町駅前は人通りが少ない。大規模集客施設を立地させるにはリスクが大きい」と語る。

 支援機構が、さらに価格を下げて販売すれば周辺の地価の値崩れを誘発する恐れがあり、周辺の土地所有者は機構の方針を注視する。市都市整備局は「機構の土地が売れないのは、街づくりにとってマイナス。どのような売却の仕方が望ましいのか一緒に協議していきたい」と話している。

953荷主研究者:2010/12/02(木) 22:51:12

http://www.kahoku.co.jp/news/2010/11/20101126t12007.htm
2010年11月26日金曜日 河北新報
韓国観光公社仙台支社 年内で閉鎖 コリアプラザは2月まで

常設展示のほか講演会や文化教室などが開かれてきたコリアプラザ仙台

 韓国観光公社が東北での韓国の観光PRを担ってきた仙台支社(仙台市青葉区一番町)を12月31日付で閉鎖することが25日、分かった。国際的な統廃合の一環で、1998年7月の開設から12年余で役目を終える。

 支社と同じビル内に入る広報展示施設「コリアプラザ仙台」も来年2月25日を最後に閉館する。催しなどは1月以降は行わない。

 日本国内には東京、大阪など計5支社があり、閉鎖するのは仙台のみで、業務は東京支社が引き継ぐ。ほかに中国、米国でも1支社ずつを閉鎖する。組織の効率化を図るとともに、他国への支社展開による新たなマーケット開拓を進める狙いもあるとみられる。

 仙台支社は札幌支社の閉鎖を受ける形で開設され、東北6県と新潟県、北海道を管轄にしてきた。日本から韓国への旅行者に占める仙台支社管内の割合は日本の5支社で最も低い4.4%(2009年)にとどまることなどもあり、閉鎖対象にした。

 コリアプラザ仙台は06年9月開設で、韓国の観光資料や伝統工芸品、音楽の視聴コーナーなどを備え、講演会などの催しも開いてきた。韓流ブームもあり来場者は増加傾向で、今年も10月末で1万6555人に上り、年間で過去最高だった前年の1万5000人を既に超えている。

954荷主研究者:2010/12/02(木) 22:51:50

http://www.kahoku.co.jp/news/2010/11/20101126t12037.htm
2010年11月26日金曜日 河北新報
ニューテック宮城工場で起工式「アジアで勝つ機器作る」

 半導体製造装置のプリント基板開発、製造のニューテック(山梨県甲斐市)は25日、宮城工場(宮城県大和町)の起工式を現地で行った。来年3月上旬に完成、4月に稼働する。同社は半導体製造装置大手の東京エレクトロン(東京)の1次サプライヤーで、エレクトロンが来年4月に稼働させる大和町の新工場に製品を納める。

 起工式には関係者約20人が出席。平賀義洋社長は「エレクトロンの製品がアジア市場で勝つために、宮城工場で性能やコストで優れた機器を作っていく」と話した。

 宮城工場は大和流通・工業団地内に建設。主に半導体製造装置の制御機器を生産する。建物面積は約825平方メートルで、総投資額は約2億円。操業開始時の従業員は十数人で、フル稼働時で40〜50人程度になる見通し。

955荷主研究者:2010/12/02(木) 22:58:57

http://www.kahoku.co.jp/news/2010/11/20101127t12014.htm
2010年11月27日土曜日 河北新報
仙台圏の分譲マンション 新規供給、回復の兆し

分譲中のマンション(左)の後方で新たな物件の建設が進む仙台市中心部

 仙台市中心部の分譲マンションの新規供給が、回復の兆しを見せている。2009年に供給が過去最低に落ち込んだ多賀城、塩釜、名取の3市を含む仙台圏では、最近になって大手デベロッパーなどによる着工や用地取得が相次ぐ。分譲価格の割引などに伴って新築物件の在庫が減少。税制優遇の効果などもあって今後も需要が見込めると判断したようだ。

 「大手を中心に在庫解消を見越した動きが起きている」と言うのは仙台市内の不動産関係者。用地の新規取得などとともに「凍結していた事業の再開も増えている」と話す。

 最近では住友不動産が青葉区上杉のボウリング場跡地などを取得し、分譲マンション主体の開発を行う計画が判明。大和ハウス工業は7月、凍結していた宮城野区東仙台のマンション建設に着手し、10月には青葉区宮町でも新築工事を始めた。

 このほか、三井不動産は青葉区二日町、野村不動産は同区堤通雨宮町などで、それぞれマンションを建設中。泉区泉中央、太白区長町など副都心でも用地取得が進む。

 総合広告代理店DGコミュニケーションズ創芸カンパニー仙台支社の集計によると、仙台圏の新規供給は07年の2099戸から減少が続き、09年は1152戸となって調査を始めた1988年以降で最低を記録した。

 10年上期(1〜6月)も約500戸で前年同期を100戸ほど下回る。建設中物件の多くが集計に反映されるのは11年以降とみられ、10年通期の供給も1100〜1200戸程度にとどまる見込みだ。

 一方、販売を開始した月の契約率は上向いている。09年は52.7%で前年より4.0ポイント増え、10年上期も前年同期並みの58.0%だった。仙台支社は「購入マインドは復調傾向。税制優遇、住宅版エコポイントなどもあり、今後は在庫消化がより進展する」とみる。

 「地価や建築費の下落で、数年前と同価格で、より質の良い物件を買えるようになった」(不動産関係者)との指摘もある。このため、各社は環境対応を重視するなど企画性や立地の良さで需要を取り込む方針だ。

 仙台市中心部で高層マンションを開発中の大手開発会社の東北支店長は「住宅は実需で需要の層も厚い。これからも供給を増やしていく」と話している。

956荷主研究者:2010/12/05(日) 15:23:21

http://www.kahoku.co.jp/news/2010/11/20101129t12018.htm
2010年11月29日月曜日 河北新報
明るい雰囲気に一新 JR仙台駅1階「ディラ」

ttp://tohazugatali.web.fc2.com/MIYAGI/20101129002jd.jpg
表示や照明などが一新された「Dila仙台」

 JR仙台駅1階のショッピングモール「Dila(ディラ)仙台」がリニューアルした。照明を増やし、より明るい雰囲気に模様替え。改装に合わせたキャンペーンを30日まで実施している。

 改装したのは約1800平方メートルのうち共用スペース約1100平方メートル。全17店舗の出入り口にあるライトを80カ所から176カ所に増やし、白熱灯から発光ダイオード(LED)電球に替えた。

 壁面も化粧直し。駅舎外壁と同じ赤れんが風のタイル張りをやめ、落ち着きのあるマスタードイエローに塗り直した。JR東日本仙台支社は改装効果で、1日の来店者数が1割増の約1万人になると見込んでいる。

 キャンペーン期間中、モール内の飲食店やドラッグストアで1回500円以上の食事や買い物をするとスクラッチカードがもらえ、最高500円の金券などが3030人に当たる。連絡先は仙台支社事業部022(266)9640。

957荷主研究者:2010/12/05(日) 15:33:08

http://www.kahoku.co.jp/news/2010/11/20101130t12013.htm
2010年11月30日火曜日 河北新報
C&D、宮城・大衡進出 セントラル自動車子会社

 トヨタ自動車グループで完成車製造のセントラル自動車(神奈川相模原市)の部品製造子会社、C&D(神奈川県愛川町)は29日、宮城県大衡村に来春、本社を移転する方針を明らかにした。移転先はセントラルが来年1月に稼働させる新本社工場内で、引き続き車体プレス部品の生産などを担う。

 車体床面や天井などプレス部品の製造のほか、車体溶接の一部工程を担当する。セントラルの新本社工場稼働に合わせるため、一部の従業員を先行して異動させる。投資額は未定。

 セントラルの現本社工場内を含め神奈川県内にある4工場については、来年度中に閉鎖する方針。新たに宮城県内で正規採用した10人ほどを含む従業員約100人が新本社に異動する。

 同社は「セントラルの稼働に向けた準備に万全を期し、安定生産したい」としている。

 C&Dは2009年、セントラルのグループ2社の合併で設立された。10年3月期の売上高は76億4300万円。

 セントラル新本社工場では、ホイール製造の中央精機(愛知県安城市)、配管部品を造るマルヤス工業(名古屋市)のそれぞれのグループ会社も部品組み付けを行う。

958荷主研究者:2010/12/05(日) 15:34:30
>>938
http://www.kahoku.co.jp/news/2010/11/20101130t12031.htm
2010年11月30日火曜日 河北新報
金沢村田製作所仙台工場、来年1月に再稼働

 電子部品製造大手の村田製作所(京都府)子会社、金沢村田製作所(石川県)の佐々木文雄社長は29日、河北新報社のインタビューに応じ、一時閉鎖している仙台工場(仙台市泉区)について来年1月5日に再稼働させる方針を明らかにした。「生産規模を増やさないと利益が出ない」とも語り、円高の行方をにらみながら本年度末をめどに設備増強に踏み切るかどうかを判断する考えも示した。(聞き手は報道部・鈴木美智代)

 ―再稼働の時期と内容は。
 「多機能携帯電話(スマートフォン)に使われる高周波表面波フィルターを来年1月5日から量産する。閉鎖の際に金沢事業所(石川県)に異動させた従業員約160人については再開時までに約120人を仙台に戻し、来秋までにさらに約30人を帰す」

 ―一時閉鎖した2009年4月時点では2年後の再開としていた。
 「当時は受注の落ち込みが尋常ではなく、複数の拠点を維持できなかった。部品の需要が大きく伸び、再稼働を前倒しできることになった。従業員や社会に対して一定の義務を果たせると思う」

 ―市場動向をどう見る。
 「フィルターは通話品質を高めることなどを目的に、携帯電話に搭載される。特に数多く使うスマートフォンが急速に普及しており、市場も順調に伸びるのではないか。当社の高周波表面波フィルターは世界シェア約40%。供給体制を整えるのは責務だ」

 ―08年に富士フイルムから仙台工場を譲り受けた際は、操業5年後に従業員を1000人に増やす構想を示した。
 「150人では採算が合わず、生産規模を数倍に増やさないと利益が出ない。(1000人規模の工場という)理念を変えたつもりはない。金沢事業所は増床の余地がなく、国内の今後のフィルター事業は仙台が中心になる。新たな投資を行う場合は数十億円規模となり、本年度末が検討する一つのタイミングだ」
 「ただ円高などで事業環境は変わっている。部品の用途が広がる可能性もあるが、異常な円高が続けば国内生産の今後も不透明で(増強については)慎重に見極めたい」

959荷主研究者:2010/12/05(日) 15:35:53

http://www.kahoku.co.jp/news/2010/11/20101130t11023.htm
2010年11月30日火曜日 河北新報
3港一体整備、議論スタート 仙台塩釜・石巻・松島

あいさつで一体整備の重要性を述べる村井知事

 仙台塩釜港と石巻港の2012年度中の一体整備を目指す宮城県は29日、「港湾戦略ビジョン策定委員会」の初会合を仙台市内で開いた。松島港も観光戦略面で重要と位置付け、同港を含めた3港の一体整備の必要性や意義について検討。今後4回の会合を開き、11年度前半までに各港の役割分担を描いた戦略ビジョンを策定する。

 県や国、地元自治体首長や経済団体関係者ら委員32人が出席。委員長に日本港湾協会の鬼頭平三理事長を選出した。

 港湾管理者の村井嘉浩知事はあいさつで「3港が統合一体化することで、これまで以上に宮城や東北の産業基盤を力強くけん引していける」と強調した。

 会合では、各港の機能や特性を把握するため貨物取扱量などを提示。東北の中枢港湾として競争力を高める必要性や、各港の特性を生かした機能分担を協議した。仙台塩釜港の仙台港区では、増加する貨物量が一体化によって分散化できる利点が挙げられた。

 委員からは「交通網が発達し、仙台と石巻間は遠くなくなった。各港がバランス良く発展するために一体化は必要だ」との肯定的意見が出る一方で、「港湾を利用している荷主や企業の視点が大切」「東北全体でどう役割を果たしていくのかもっと明確にする必要がある」との指摘もあった。

960荷主研究者:2010/12/13(月) 01:12:35
>>497 >>501 >>517
http://www.kahoku.co.jp/news/2010/12/20101201t12010.htm
2010年12月01日水曜日 河北新報
仙台エクセル東急閉館 開業30年 土地・建物対応焦点

30年間にわたる営業を終え、荷物の運び出しなどが始まった仙台エクセルホテル東急

 仙台市青葉区一番町2丁目の青葉通沿いにある「仙台エクセルホテル東急」(客室302室、定員466人)が30日、営業を終了した。「仙台東急ホテル」として1980年に開業してから30年。仙台の都市機能を担ってきたシティーホテルの閉幕に関係者から惜しむ声が上がった。今後は土地と建物を所有する日本生命保険(大阪市)の対応が焦点になる。

 午前11時すぎ、ほぼすべての従業員がエントランスロビーに並び最後の宿泊客を送り出した。営業終了を知らせる立て札に涙ぐむ従業員もいた。

 宿泊客の一人、福島県磐梯町の会社役員東条武夫さん(64)は「開業時から出張時に使ってきた。ラウンジから見える緑が印象的。サービスの質も高かった」と話した。

 地上13階、地下2階で、仙台初の東京資本のホテルとして誕生し、2002年4月に現在名に変更した。運営会社の東急ホテルズ(東京)が昨年12月、施設の老朽化や将来性などを理由に閉鎖方針を発表していた。

 従業員111人のうちほぼ半数は系列ホテルへの異動や宮城県内企業への再就職が決まっている。残る半数の希望者の再就職も支援していく。

 中村博治総支配人は「料理や宴会様式などで東京スタイルを示してきた。ただ、婚礼宴会の多様化やホテルの仙台駅前集中が進み、経営環境は厳しさを増した」と残念そうに語る。仙台の閉鎖で東北の東急系ホテルはゼロになる。

 経済関係者の落胆は大きく、仙台商工会議所の間庭洋専務理事は「大変残念。本格的シティーホテルが減ると、学会開催や国際会議招致で不利になる」と懸念する。

 土地と建物について日本生命は「これから検討を本格化させる。現時点で決まっていることはない」としている。

961荷主研究者:2010/12/13(月) 01:17:41
>>884
http://www.kahoku.co.jp/news/2010/12/20101202t12023.htm
2010年12月02日木曜日 河北新報
ゼビオなど運営スポーツ施設 あすと長町で起工式 仙台

 仙台市太白区の「あすと長町」(約82万平方メートル)で1日、スポーツ用品小売り大手のゼビオ(郡山市)などが運営する大型スポーツ複合施設の起工式が行われ、関係者が工事の安全を祈願した。

 ゼビオや土地所有者の都市再生機構(横浜市)、共同事業者の三菱UFJリース(東京)の関係者ら約80人が出席。記者会見で同機構仙台都市整備事務所の高橋寛所長は「周辺の街づくりを先導する街区になる。市民に末永く愛される施設になってほしい」と述べた。

 着工するのは「SRGタカミヤスポーツパークあすと長町」(仮称、約6000平方メートル)、「スーパースポーツゼビオあすと長町店」(同、延べ床面積約1万9000平方メートル)。

 スポーツパークはドーム3棟で構成し、テニスコートとフットサル場、バスケットコートを整備。ゼビオあすと長町店は3階建てで、ゼビオやゴルフ用品店、スポーツクラブが入る。

 スポーツパークは2011年4月、ゼビオあすと長町店は同年11月にオープンする。

 北側の区画には男子プロバスケットボール、bjリーグ仙台89ERSの本拠地となるゼビオアリーナ(仮称、約1万平方メートル)が立地する予定で、11年春の着工、12年5月の開業を目指す。

962荷主研究者:2010/12/13(月) 01:18:43

http://www.kahoku.co.jp/news/2010/12/20101202t12036.htm
2010年12月02日木曜日 河北新報
仙台―香港線、運航再開 2年9ヵ月ぶり、第1便に80人

仙台空港に到着し、歓迎を受ける乗客ら(中央)

 香港ドラゴン航空(香港)が1日、仙台―香港線の定期運航を2年9カ月ぶりに再開し、乗客約80人を乗せた第1便が同日夕、仙台空港に到着した。

 仙台空港では、自治体や旅行会社の関係者ら約20人が「ようこそ宮城へ」などと中国語で書かれた横断幕を広げ、利用客を出迎えた。仙台市の観光PR集団「伊達武将隊」も加わり、東北の観光パンフレットや仙台銘菓などが入った袋を一人一人に手渡した。

 香港に住むジミー・ポンさん(30)は「雪を見たい。路線の選択肢が広がり良かった」と話した。花巻温泉や十和田湖などをツアーで巡る40代男性は「東北は初めて。おいしい料理を楽しみたい」と笑顔で語った。

 定期便の運航が決まっているのは来年2月27日まで。宮城県空港臨空地域課は「通年運航に踏み切ってもらえるよう利用促進に力を入れたい」と話した。

 香港線は、水、木、日曜に週3往復運航される。1日は、仙台発の再開第1便も香港に向かった。

 香港線は1993年に就航したが、新型肺炎(SARS)などに伴う利用低迷で03年に運休。07年10月に再開されたが燃料高騰の影響などで再び運休していた。

963荷主研究者:2010/12/13(月) 01:20:52
>>887
http://www.kahoku.co.jp/news/2010/12/20101201t71013.htm
2010年12月01日水曜日 河北新報
自動車輸送特区を認定 トレーラー長さ制限緩和 内閣府

 内閣府は30日、岩手、宮城両県が申請していた「いわて・みやぎ自動車輸送特区」を政府の構造改革特区に認定した。従来より2メートル長い全長21メートルの自動車運搬用トレーラーの運行が可能になり、東北の完成車工場から搬出港までの輸送が効率化される。

 輸送特区は道路法に基づき国や自治体が通行許可できる自動車運搬用トレーラーの連結車の長さの範囲を緩和した。積載台数は現行の6台から8台程度に増え、輸送効率は約3割アップする。

 対象範囲は岩手県内12市町と宮城県内8市町村で、トヨタ自動車グループの関東自動車工業岩手工場(岩手県金ケ崎町)から釜石港(岩手県釜石市)や仙台港(仙台市)までのルートが含まれる。トヨタの完成車製造子会社、セントラル自動車(神奈川県相模原市)が来年1月に宮城県大衡村で稼働させる新本社工場から仙台港までの輸送ルートも対象となった。

 宮城県自動車産業振興室は「交通渋滞の緩和や二酸化炭素排出量の低減を図れる。輸送コスト圧縮による東北の自動車産業の競争力向上にも期待したい」と話す。

 輸送特区は特殊車両製造の浜名ワークス(静岡県浜松市)が提案し、自治体が申請できる特区メニューに6月に加えられた。同社は今後、全長21メートルの連結車開発を進める。

 完成車製造工場を持つ愛知、静岡、福岡の各県も同様の輸送特区を申請し、いずれも同時認定された。

964荷主研究者:2010/12/18(土) 16:33:50

http://www.kahoku.co.jp/news/2010/12/20101206t12012.htm
2010年12月06日月曜日 河北新報
セントラル自、稼働まで1カ月 量産開始の準備大詰め 大衡

稼働に向けて生産準備を急ぐセントラルの新本社工場=宮城県大衡村

 宮城県大衡村に移転するトヨタ自動車の完成車製造子会社、セントラル自動車(相模原市)の新本社工場が稼働するまで約1カ月となった。新工場は来年1月上旬の稼働に向け設備調整などが大詰めを迎え、生産体制が整いつつある。トヨタは東北を「国内第3の生産拠点」と位置付け、関連企業の集積も加速している。東北で自動車製造の拠点形成が着実に進みつつある。

 セントラルの新本社工場には11月末時点で約700人の従業員が勤務。今月中にさらに250人が相模原市の現工場から異動する予定だ。

 量産開始に向けてトヨタグループ各社の技術者も応援に入り、最新鋭の生産ラインの調整を急ぐ。量産時の作業スピードで各工程を終えられるかどうかの確認に今週中にも着手するという。

 量産を最初に手掛ける「ヤリスセダン」(日本名ベルタ)については、今月下旬に現工場での生産を終え、年末にかけて関連の一部設備を宮城に移設する。セントラル幹部は「準備も第4コーナーを回り、現場の集中力は増している。スムーズな船出に向けて万全を期したい」と強調する。

 工場周辺では関連企業の進出に拍車が掛かっている。セントラル移転決定の2007年秋以降に東北への進出を明らかにした主な企業は表の通り。同じトヨタグループの関東自動車工業岩手工場(岩手県金ケ崎町)への部品供給も想定し、岩手県南から宮城県北にかけたエリアに立地するケースが目立つ。

 このうち一関市では今春以降、プラスチック部品製造のタイセイプラス(愛知県清須市)など3社の立地が決まった。7月に登米市への進出を発表したトヨタグループの大手部品製造、豊田鉄工(愛知県豊田市)は将来的な増産を見据え、施設規模を当初計画の3倍に拡大する。工場運営は生産子会社、トヨテツ東北が担う。

 自動車メーカー各社が海外生産を強化する中、部品メーカーからは「(国内有数の生産拠点の)愛知県内ではもはや、受注量の増加は期待できない」との声も上がる。トヨタは東北への小型車生産の集約化方針を示しており、企業集積が一段と進むことも予想される。

 村井嘉浩宮城県知事は「セントラルが稼働すれば、計り知れないほどの経済効果が期待できる。宮城が東北の自動車産業の核になれるようにインフラ整備を着実に進め、今後の企業進出につなげたい」と話す。

965荷主研究者:2010/12/18(土) 16:39:32

http://www.kahoku.co.jp/news/2010/12/20101207t13020.htm
2010年12月07日火曜日 河北新報
企業誘致の「玄関口」を公開 東北道・大衡IC、18日開通

18日に開通する大衡IC

 東北自動車道大衡インターチェンジ(IC、大衡村)の18日開通を控え、県と東日本高速道路東北支社仙台工事事務所はは5日、報道機関に大衡ICを公開した。

 現地で植樹式も行われ、大衡小の児童12人が参加。ソメイヨシノの苗木6本を、大衡IC事務所の敷地に植えた。大衡村の跡部昌洋村長は「開通は夢のよう。ICを目玉に企業誘致を進めたい」と話していた。

 大衡ICは、仙台北部中核工業団地と第2仙台北部中核工業団地の中間にあり、大和ICの北3.2キロに位置する。両団地を貫通する県道大衡落合線と接続する。

 総工費は35億円。県が23億円、東日本高速道路が12億円支出した。車線表示板や信号灯には消費電力の少ない発光ダイオード(LED)を使用する。

 一般車は18日午後3時から利用できる。

966荷主研究者:2010/12/18(土) 16:48:19

http://www.kahoku.co.jp/news/2010/12/20101208t12023.htm
2010年12月08日水曜日 河北新報
セントラル自、宮城工場の計画前倒し 全面移管2011年4月

インタビューに答えるセントラルの葛原社長=宮城県大衡村の新本社工場

 トヨタ自動車の完成車製造子会社、セントラル自動車(相模原市)の葛原徹社長は7日、報道各社のインタビューに応じ、同市の現工場での車両生産を来年3月末に停止する方針を明らかにした。1月に宮城県大衡村に移転させる新本社工場への生産機能の全面移管は4月中になる見通しで、当初計画の5月からの前倒しが決まった。

 葛原社長は新本社工場でインタビューに答え「早期に新本社工場への機能集約を進めたい」と強調した。現工場で3月末まで生産するのは国内向け小型車「カローラアクシオ」で、生産停止後に一部の生産設備を新工場に移すという。

 同車種の新本社工場での生産は機械の調整などを経て「早ければ4月中旬にも開始する」と言う。

 セントラルが生産する車両のうち、輸出用小型車「ヤリスセダン」(日本名ベルタ)については12月下旬に現工場での生産を終え、新工場での生産準備に入ることが決まっている。

 新工場が稼働する1月以降は新工場、現工場の2カ所で、別々の車種を生産する。生産体制や部品輸送などでコストが掛かることから、セントラルは効率化に向けて早期の生産集約を目指していた。

 従業員に関しては約600人が3月末まで現工場に残り、その後、全面移管に合わせて新工場に順次異動するという。

 葛原社長は「アクシオの生産停止から(新工場への)移管、人事異動をスムーズに実施したい」と述べた。

◎工場稼働は1月6日

 セントラル自動車(相模原市)は宮城県大衡村に移転させる新本社工場について、来年1月6日に稼働させる方針を決めたことが7日、明らかになった。

 生産を始める車両は「ヤリスセダン」(日本名ベルタ)で、1号車の完成は1月10日ごろになる見通し。トヨタ自動車グループの仕事始めに合わせて、セントラルも車体製造に着手する。

 セントラルは「量産スタートに向け、現場の緊張は高まっている。1号車をそのまま出荷するか、記念品として保存するかはこれから検討する」としている。

 新工場はことし3月から生産設備の搬入、設置を行い、グループ各社の応援を受けて設備の作動状況の確認や調整を進めてきた。今週中にも、量産時の作業スピードで各工程を終えられるかどうかの確認作業に入る。

967荷主研究者:2010/12/18(土) 16:49:17

http://www.kahoku.co.jp/news/2010/12/20101208t12033.htm
2010年12月08日水曜日 河北新報
仙台中心部に「シェアオフィス」開設 21、22日内覧会

シェアオフィス6階の完成イメージ図

 不動産会社のエディット(仙台市)は賃貸用ビルのワンフロアを複数の個室に区切った「シェアオフィス」を仙台市中心部に開設する。クリエーターらの小スペース物件の需要に応える試み。共用スペースも設け、入居者同士が交流できるようにする。オフィス需要が低迷する中、他ビルとの差別化で入居率の向上を図る。

 同社が管理する青葉区一番町3丁目の「広瀬通Nashville(ナッシュビル)」の6〜8階を全面改装し「CORSO Sendai(コルソ仙台)」の名称で貸し出す。フロア面積は計約600平方メートル。15〜33平方メートルずつの計13室を設け、中央の通路から出入りできる構造とした。

 6階には電磁調理器やオーブンがあるキッチンやシャワー室、会議室など共用スペースも用意。1部屋の賃料は月6万〜10万円程度に設定する。内装にもこだわり、階によりフランス、スペイン、イタリア風に分ける。

 仙台市中心部の多くの物件は面積が広く賃料も高いため、若い世代の経営者が借りにくいのが現状で、若い経営者のニーズに着目した物件を企画した。

 21、22の両日に内覧会を開き、入居は今月中旬以降とする予定。馬渕喜彰社長は「食事しながら打ち合わせをするなど、起業家仲間が語り合える空間と交流の機会をつくる。遊び心のあるオフィスにしたい」と話す。

968荷主研究者:2010/12/18(土) 16:52:06

http://www.kahoku.co.jp/news/2010/12/20101209t15033.htm
2010年12月09日木曜日 河北新報
「仙台文庫」来月に創刊 書き手も編集者も市民

仙台文庫の出版に向け、打ち合わせをする大泉さん(右)と前野さん=カフェ「火星の庭」

 仙台市内のクリエーターらでつくる「メディアデザイン」(青葉区)は来年1月、新書サイズの「仙台文庫」を創刊する。地元の文化人らに執筆を依頼し、仙台の魅力を発信する。代表の大泉浩一さん(50)は、「商業でも自費でもない『市民出版』として継続的に刊行したい」と意気込んでいる。

 仙台文庫は、B6判よりやや小さめで、定価は987円(税込み)。魅力的な活動を繰り広げる文化人らに一冊丸ごと書き上げてもらい、市民がボランティアの編集者となって書き手を発掘するスタイルを目指す。

 大泉さんは、地元の詩人らと2008年に結成した「杜の都を本の都にする会」の活動を通して地方発の出版媒体の少なさを痛感し、仙台にも魅力的な文化の担い手がいることを広めようと、独自の出版レーベル創設を決めた。

 1冊当たり50万円程度かかる出版経費は現在、大泉さんが負担している。将来的には市民からの拠出金で賄えるような仕組みを検討しているという。

 初回配本は2冊で、ともに224ページ。「ブックカフェのある街」は、青葉区でカフェ「火星の庭」を営む前野久美子さん(41)が、店の魅力や本を通して知り合った人々を紹介。「大きな羊のみつけかた 『使える』美術の話」は、宮城県美術館の教育普及部長で、開館当初からユニークな普及活動を展開する斎正弘さん(59)が、美術の楽しみ方を指南する。

 各1000部を発行し、1月31日に市内の主要書店で発売する。来年中にはさらに、3冊を刊行する予定で作業を進めている。

 大泉さんは「商業出版は売れる本が中心になり、自費出版は執筆者の思いが強すぎる内容になってしまう。本には人と人、街と人をつなぐ力がある。書き手と編集者が切磋琢磨(せっさたくま)し、一緒に本を作るシステムを10年ほどかけて築き上げたい」と話す。

 連絡先はメディアデザイン022(224)5308。

969荷主研究者:2010/12/18(土) 16:54:19

http://www.kahoku.co.jp/news/2010/12/20101209t12006.htm
2010年12月09日木曜日 河北新報
全館LED照明に 仙台・建設中の一番町平和ビル

ttp://tohazugatali.web.fc2.com/MIYAGI/20101208013jd.jpg
LED照明を全面導入する一番町平和ビル(右)。10階部分まで組み上がった

 平和不動産(東京)が仙台市青葉区一番町3丁目の旧佐々重ビル跡地で建設中の複合ビル「一番町平和ビル」(地上10階)について、ほぼすべての照明設備に発光ダイオード(LED)を導入することが8日、分かった。来店客が利用しない機械室などにも設置する予定。断熱性に優れた高性能のペアガラスも採用するなど、「環境配慮型ビル」に徹する計画だ。

 複合ビルは地上10階で、1〜5階が商業フロア、6〜10階がオフィスフロアになる予定。内部のほか外側に掲げる看板用にもLED照明を使う。

 服飾など物販店が入る1〜2階の一部については、入居店側の意向に沿ってLED照明を使わない可能性もあるが、「協力していただけるように依頼している」という。

 このほか空調設備の高効率化や1階エントランスの壁面緑化も進める予定。こうした取り組みを行わない場合との比較では、エネルギー消費量は31.2%削減できるとしている。

 平和不動産は「同規模の新築テナントビルで、LEDを全面導入するのは東北では初めて。人目に触れない部分も含めたLED化は全国でも珍しいのではないか」と説明する。

 複合ビルは来年7月末に完成し、8月初旬に全館営業開始となる予定。既に1、2階にはファッション関連をはじめ、雑貨、飲食などの計5店の入居が決まり、各店が1、2階を利用する形態となる。3〜5階は美容室や医療関係が入居する方向で調整している。

 同社は「仙台市中心部にマンションが増えていることもあり、近隣で暮らす住民も立ち寄りたくなるようなテナント構成にする」と話す。

970荷主研究者:2010/12/18(土) 17:08:05

http://www.kahoku.co.jp/news/2010/12/20101210t12010.htm
2010年12月10日金曜日 河北新報
空き室率20%下回る 8ヵ月ぶりに仙台駅周辺で改善顕著

空き室率の改善がみられるJR仙台駅周辺

 仙台市内のオフィスビルの11月末時点の平均空き室率が前月より0.45ポイント改善し、19.65%となったことが、ビル仲介の三鬼商事仙台支店のまとめで分かった。20%を下回ったのは3月末時点以来で8カ月ぶり。1年前との比較ではJR仙台駅周辺の地区だけが低下しており、交通の利便性の高さなどから全体の改善傾向をけん引している様子が浮き彫りになった。

 全体の改善幅は前月(0.44ポイント)を0.01ポイント上回り、ことしに入って最大となった。

 五つに分けた地区別の前月比では、0.38ポイント悪化した泉など周辺オフィス地区(空き室率20.49%)を除いて改善した。改善幅は県庁・市役所(16.35%)の0.71ポイントが最も大きく、仙台駅前(18.41%)0.65ポイント、仙台駅東(25.43%)0.40ポイントなどと続いた。

 前年同月比でみると、仙台駅東が2.81ポイントの大幅改善となり、仙台駅前も1.77ポイント改善した。対照的に19.88%だった一番町周辺地区は、5.72ポイントの大幅悪化となった。

 三鬼商事仙台支店は「この1年間に、一番町や県庁・市役所周辺から駅周辺への借り換え移転などがあった。特に仙台駅前の高層ビルでは、11月に入ってオフィス統合による大型需要があった」とし、オフィス集約の動きなどが駅周辺の改善につながったと分析する。

 今後については「依然として空き室率は高い水準にあるものの、中小規模のオフィス需要がある一番町も回復基調にある。全体的に悪化の動きは落ち着いたと言える」と改善の動きが続くとみている。

 調査対象は、この1年間に完成した新築2棟を含む延べ床面積990平方メートル以上の賃貸オフィスビル362棟。

971荷主研究者:2010/12/18(土) 17:11:49

http://www.kahoku.co.jp/news/2010/12/20101211t12007.htm
2010年12月11日土曜日 河北新報
仙台に外貨両替専門店 15日開店、送受金業務も

15日に開店するトラベレックス仙台店

 外貨両替大手のトラベレックス(ロンドン)の日本法人、トラベレックスジャパン(東京)は15日、仙台市青葉区中央2丁目に、両替と国際送金業務を行う「トラベレックス仙台店」をオープンする。東北の外貨両替専門店は、三沢市にある在日米軍対象の店以外では初めて。

 新店はJR仙台駅前のさくら野百貨店の西側向かいで、ビル1階に入居。扱う通貨は32種類。両替に加え、200を超える国と地域との間で送金や受け取り業務を行う。送金手数料を割安に設定したといい、最も安いケースでは990円で済むという。

 海外へ向かう旅行者やビジネスマン、東北を訪れる外国人の両替需要が見込めると判断した。国際送金、受け取りは留学生らの利用を想定する。初年度は取扱額8億円を見込む。

 同社グループは25カ国に約800店の外貨両替店を展開。日本は仙台店で計47店舗となる。

 トラベレックスジャパンは「手数料が安く、休日にも利用できる外貨両替専門店を仙台にも設けてほしいとの声が多かった。留学生や外国人ビジネスマンも多く、送金需要も見込める」と話す。

972荷主研究者:2010/12/26(日) 22:23:22

http://www.kensetsu-sinbun.co.jp/menu/きょうの建設情報.htm
2010/12/10 建設新聞
仙台市役所 荒井東市営住宅の建設
基本計画策定へ8者を指名12月20日入札 整備戸数約300戸、2013年度の着工めざす

 仙台市は、2015年度開業予定の地下鉄東西線・荒井駅(仮称)から徒歩圏内に新設する荒井東市営住宅(同)の建設計画を進めており、基本計画の作成に向けた業務の委託先を選定するため、20日14時に指名競争入札を行う。指名メンバーは東北設計計画研究所、日立建設設計、ラウム計画設計研究所、松田平田設計、安井建築設計事務所、日総建、岡設計、大建設計の8事務所。

 今後の予定では、11年3月25日まで業務を完了させ、来年度はプロポーザル方式を視野に入れながら設計者の選定を行うとともに基本設計を取りまとめる。12年度から実施設計、13年度から工事にそれぞれ着手し、15年度までにすべての整備を完了させる方針だ。

 建設用地は、地下鉄東西線荒井駅に隣接する荒井東土地区画整理事業の施行区域内で、敷地面積約2万5400㎡。整備戸数は約300戸で複数棟を配置するほか、集会所やその他付属施設も設ける。同駅から徒歩圏内に位置し、新規に供給する市営住宅では市内初の駅前型住宅となる。

 同地区は、東西線整備に関連して市内東部エリアの核となる新市街地に位置付けられており、基本計画の作成に当たっては、まちづくりの先導的事業であることや、新しい入居世帯層を想定したコミュニティの形成などを考慮。さらに、敷地に隣接する仙台東部道路からの騒音などを総合的に踏まえた上で、住棟配置や住戸の平面計画などを取りまとめる。業務内容は▽整備予定地周辺の現況整理▽計画条件の検討▽全体ゾーニングの検討と配置計画図(案)の作成▽住戸の平面プランと住棟・住戸仕様の作成▽建設実施計画―の5項目。

 また、施設整備に当たっては分割発注を想定しており、段階的に実施設計と工事に入る見込み。2工区に分割する場合は、1工区が2012年度で実施設計、2013〜14年度で工事を行い、2工区は2013年度で実施設計、2014〜15年度で工事を進める。具体的な計画は今のところ未定だが、基本計画の作成と並行して詳細を固めていくとしている。

2010/12/10付1面に掲載

973荷主研究者:2010/12/26(日) 22:52:57

http://www.kahoku.co.jp/news/2010/12/20101214t11030.htm
2010年12月14日火曜日 河北新報
灰溶融炉、2012年に廃止 仙台・松森工場

 仙台市泉区のごみ焼却施設「松森工場」に設置した灰溶融炉について、市は2012年9月をめどに廃止する方針を決めた。溶融炉の費用対効果や環境への影響などを考慮した。

 市は、(1)溶融に多大な電力を要し、年間の運転維持管理コストが約8億円かかる(2)想定していたほどの減容効果がない(3)焼却灰を処理した「溶融スラグ」のリサイクルが進展しない(4)溶融炉の稼働で温室効果ガスの排出量が年間約8600トンに上る―を挙げる。

 工場の建設計画当時は、灰溶融炉設置が国庫補助金の交付要件だった。国がことしから、最終処分場の残余容量が15年以上確保されていれば、溶融炉を廃止しても補助金を返す必要はないとした措置も契機となった。

 溶融炉の廃止に伴い、年間約6億5000万円の経費が節減されるほか、焼却熱を利用した発電による売電収入が約1億5000万円増えると見込まれている。市は11年度から2カ年計画で、長時間の連続運転に耐えられるよう、約9億円をかけて焼却炉の灰出設備の改造工事を行う。

 灰溶融炉は焼却灰を高温で溶融固化して量を減らし、最終処分場を延命させることなどを目的に設置された。05年8月以降、3基の焼却炉とともに24時間体制で稼働している。

974荷主研究者:2010/12/26(日) 22:55:30

http://www.kahoku.co.jp/news/2010/12/20101215t11027.htm
2010年12月15日水曜日 河北新報
みやぎ県北高速幹線道一部が来年開通へ 栗原・築館―登米・迫

ttp://tohazugatali.web.fc2.com/MIYAGI/20101215_m10_001.jpg

 東北自動車道築館インターチェンジ(IC)と、三陸自動車道登米IC間を結ぶ「みやぎ県北高速幹線道路」の宮城県栗原市築館加倉―登米市迫町北方の9キロ区間が、2011年中に開通する見通しとなったことが14日、分かった。

 同道路は全長24キロ。県北地域には東北道と三陸道を東西につなぐ地域高規格道路がなく、物流機能強化や観光利便性の向上を担う道路として早期整備が期待されている。

 県は全体を5カ所の整備区間に分け、1995年度に着工した。来年開通するのは第1期区間。春をめどに国道398号(登米市迫町北方)―若柳南IC(同若柳下畑岡)間の2キロを先行開通させ、栗原市築館加倉までの残り7キロ区間を来年中に完成させる。

 同区間は片側1車線で制限速度は時速70キロ。通行所要時間は約8分。南側を走る県道築館登米線のバイパス機能を担い、県道を利用する場合に比べて約7分短縮できる。通行は無料。ICは、若柳南と伊豆沼(栗原市若柳上畑岡)に設ける。

 同区間の総事業費は約250億円。国の11月補正予算で1億9000万円が計上され、開通時期が早まった。

 県は12年度、第2期となる登米市中田町浅水―同中田町石森(国道346号)の5キロ区間に着手する予定。完成後は登米市迫町の市街地から三陸道登米ICへのアクセス時間短縮が見込まれる。

975荷主研究者:2010/12/26(日) 22:58:12

http://www.kahoku.co.jp/news/2010/12/20101215t12007.htm
2010年12月15日水曜日 河北新報
ヨーカドー石巻中里店跡地 ヨークベニマル出店へ

 ヨークベニマルは、ことし1月撤退したイトーヨーカドー石巻中里店(宮城県石巻市南中里2丁目)の跡地に、複合型の新店舗を建設する。ベニマルが同じセブン&アイ・ホールディングス系列の店舗跡地に出店するのは初めてのケースという。

 新店舗「ヨークタウン石巻中里」は売り場面積約4000平方メートル。ヨークベニマル(売り場面積2000平方メートル)とドラッグストアチェーン「サンドラッグ」が進出する。既存の書店とレンタルビデオ店を敷地内に併設し、駐車場を共有する形で開業する。来年3月末ごろまでに着工、オープンは同7月を予定する。

 イトーヨーカドー石巻中里店は1982年、石巻市初の郊外型大型店として開業。売り上げ減少などを理由に閉店し、建物はすでに解体されている。

 ヨークベニマルは同市内で「石巻蛇田店」など4店舗を営業。今回は同一商圏内に自社店舗がないため、採算が取れると判断した。

976とはずがたり:2010/12/26(日) 22:58:22
>>974
そんなおされな道路があるのか♪>みやぎ県北高速幹線道路

977荷主研究者:2010/12/26(日) 22:59:14

http://www.kahoku.co.jp/news/2010/12/20101215t11019.htm
2010年12月15日水曜日 河北新報
「道の駅」整備なお意欲 宮城・大河原町長、産業振興を強調

 宮城県大河原町が検討し、住民の反対のため棚上げ状態になっている道の駅整備構想について、斎清志町長は14日の町議会12月定例会本会議で「町民の理解が得られるよう時間をかけて検討していく」と述べ、計画推進の可能性を示唆した。

 斎町長は一般質問への答弁で、町の交流人口を増やすための拠点施設の必要性を指摘。「産業振興施策の延長線上として道の駅整備を考えてほしい。単なる箱ものではない。町民、議会に議論を深めていただくよう心から期待している」と強調した。

 町議会3月定例会では、整備に反対する住民の請願が採択された。これについて町長は「住民への説明責任、必要性の訴えは十分でなかったと反省している。当時は反対したが、現在では産業振興の必要性について理解できるという声も届いている」と語った。

 道の駅整備に反対する議員も質問し、「町に道の駅はいらないとの請願が採択された。町民の声を真剣に受け止めているのか」と批判した。

 大河原町の道の駅構想は、金ケ瀬地区の国道4号拡幅工事に合わせ、沿道の約2ヘクタールの敷地に駐車場やトイレ、地域振興施設などを公設民営で整備する計画。総事業費は約9億円とされ、巨額の財政支出や整備後の経営見通しをめぐり、議論となった。


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