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中国・四国 地方議会・首長,政治・選挙スレ

1とはずがたり:2008/10/25(土) 14:40:47
統一地方選スレから中国・四国のネタを独立させます
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1042226470/l40
合併ネタはこちら
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1066974699/l40

1697チバQ:2012/10/02(火) 00:12:19
>>1686
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20121001-00000184-mailo-l33
選挙:高梁市長選/高梁市議選 市長選、近藤さんが大差で再選 「笑顔で過ごせるまちに」 /岡山
毎日新聞 10月1日(月)12時46分配信

 任期満了に伴う高梁市長と市議のダブル選挙は30日投開票された。市長選では、現職の近藤隆則さん(53)=無所属=が、新人で教育情報会社社長の竹井宏さん(71)=同=を破って再選を果たした。当日有権者数は2万8318人(男1万3184人、女1万5134人)。投票率は、市長選76・75%(前回82・41%)、市議選76・74%(前回82・40%)だった。【山本麻美子、小園長治】
 再選を決めた近藤さんは、同市本町の事務所で支持者に囲まれ、「子どもたちが大きな夢を抱き、若者が情熱を持ち、全てのみなさんが笑顔で過ごせる高梁をつくりたい。子どもの教育と、雇用の場の確保にしっかりと取り組みたい。そのためには、まだ道半ばの行財政改革を仕上げたい。備中高梁駅のバリアフリー化も進める」と抱負を述べた。
 現職と新人の対決となった選挙戦で、近藤さんは、医療費の18歳以下無料化など1期目の実績や若さをアピールした。竹井さんは現市政に批判的な勢力の支持を受けて、大型事業の見直しなどを訴えたが及ばなかった。
 ◇新市議決まる
 定数2減となった市議選(定数20)には、現職16人、新人5人、元職1人の計22人が立候補。新市議20人が決まった。
………………………………………………………………………………………………………
 ◆開票結果
 ◇高梁市長選=選管最終発表
当 14255 近藤隆則 53 無現
   7098 竹井宏  71 無新
………………………………………………………………………………………………………
近藤隆則(こんどう・たかのり) 53 無現(2)
 高梁地域事務組合管理者[歴]市企画課長補佐・商工観光課長▽岡山大
………………………………………………………………………………………………………
 ◆開票結果
 ◇高梁市議選(定数20−22)=選管最終発表
当 1640 三村靖行 58 無新
当 1382 小林重樹 63 無現
当 1373 川上博司 52 公現
当 1307 黒川康司 60 無新
当 1282 石田芳生 46 無新
当 1096 宮田好夫 51 無現
当 1088 植田二郎 66 無現
当 1064 妹尾直言 65 無現
当  952 宮田公人 43 無現
当  934 川上修一 60 無元
当  916 森田仲一 63 無現
当  914 倉野嗣雄 58 無現
当  909 大月健一 73 無現
当  883 難波英夫 70 共現
当  800 内田大治 59 無現
当  797 大森一生 52 無現
当  786 石井聡美 42 無新
当  777 柳井正昭 68 無現
当  755 長江和幸 66 無現
当  689 石部誠  53 共新
   587 村上信吾 78 無現
   485 三谷実  75 無現

10月1日朝刊

1698チバQ:2012/10/02(火) 21:51:34
http://mainichi.jp/area/hiroshima/news/20121002ddlk34010482000c.html
選挙:庄原市長選 国光・前副市長出馬へ 「公平・公正な市政を」 /広島
毎日新聞 2012年10月02日 地方版

 国光拓自・前庄原市副市長(62)が1日、同市役所で記者会見し、来年4月に任期満了となる同市長選に無所属で立候補すると表明した。

 国光氏は「約40年間、市役所でお世話になった恩返しを市長として達成したい。現場主義に徹し、対話と協働、公平・公正な市政の実現を目指す」と立候補の決意を述べた。

 国光氏は県立庄原格致高校を卒業後、1970年に同市職員。企画課長、地域振興部長などを経て、07年4月〜昨年3月、同市副市長1期。市長選への立候補表明は国光氏が初めて。現職の滝口季彦市長(70)は態度を表明していない。【小原勝】

1699チバQ:2012/10/02(火) 22:10:20
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20121002-00000076-mai-soci
<補助金返還訴訟>自民議員の親族会社を提訴 松山地裁
毎日新聞 10月2日(火)20時3分配信

 自民党の山本公一衆院議員(愛媛4区)の親族らが経営する旅客船会社(愛媛県宇和島市)が実態と異なる過大な経費を計上し、宇和島市から違法に補助金を受け取ったとして、同市の男性(59)が2日までに、補助金計約2億9850万円を同社から返還させるよう石橋寛久・同市長に求める住民訴訟を松山地裁に起こした。

 訴状や原告代理人によると、同社は同市と離島の日振島(ひぶりしま)などの間を運航。05年10月から5年間、運航で生じた赤字を補填(ほてん)する市の補助金を受け取っていた。

 同社は山本議員の妻が社長、長男が取締役を務めており、役員3人の報酬計約2000万円と船舶修理費約3000万円を毎年の支出として計上。男性はこれらが実態と合わず、補助額が市内の他の離島航路運航会社と比べても多いとして、市長に補助金の全額返還を請求するよう求めた。男性は今年7月に同市に住民監査請求をしたが、棄却された。

 石橋市長は「訴状が届いていないので、コメントは差し控えたい」との文書を出し、山本議員の事務所は「本人が直接経営に関与していないのでコメントする立場にない」と答えている。【栗田亨、川上展弘】

1700名無しさん:2012/10/04(木) 10:11:59
http://www.kochinews.co.jp/?&nwSrl=293922&nwIW=1&nwVt=knd
市長公約の地区懇開始 香南市
2012年10月04日08時31分
 香南市の清藤真司市長の当選後初となる地区懇談会が2日夜、同市香我美町岸本地区で始まり、住民と防災対策などについて意見を交わした。清藤市長20+ 件は今後、懇談会を市内各地区で年2回程度ずつ開催していく考え。

【写真】岸本地区から始まった香南市の地区懇談会(同市香我美町)

1701名無しさん:2012/10/04(木) 15:25:59
.http://mainichi.jp/area/yamaguchi/news/20121004ddlk35010338000c.html
選挙:下関市長選 有志の会、中尾氏に再出馬要請 「若さに期待」 /山口
毎日新聞 2012年10月04日 地方版

 来年3月で任期満了を迎える下関市長選を巡って、「市長選挙再出馬を促す彦島有志の会」(山口芳英代表)のメンバー約30人が3日、中尾友昭市長を訪ね、再出馬を要請する文書を手渡した。

 要請文は「1期目を経験し、クリーンな政治家の中尾市長が市政を誠心誠意実行されることが望ましい。次期市長選への出馬をぜひ決断してほしい」などとする内容。

 これに対し、中尾市長は「皆さんの思いは重く受け止めます。再出馬の覚悟はあり、12月議会開会までに区切りを付けたい」と述べた。山口代表は報道陣に「1期目だけでは積み残した仕事もあるだろう。中尾市長の若さとエネルギーに期待している」と語った。【西嶋正法】

〔下関版〕

1702チバQ:2012/10/09(火) 23:40:18
http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn201210100015.html
'12/10/10
リコール署名 必要数超す

 道交法違反(無免許運転)罪で有罪判決が確定した正木篤広島県議(広島市安佐北区)に対する解職の直接請求(リコール)で、署名活動をする住民団体は9日、区内で会合を開いた。解職投票に必要な約4万1300人を上回る4万5046人(9日現在)の署名が集まったと報告した。

 団体は「正木篤県議のリコールを勧める有志の会」。請求代表者や各地区の受任者の代表計12人が出席した。可部、高陽、安佐、白木地区ごとに署名収集の状況を説明した。署名の重複や記載の不備を想定して、4万7千人を目標に集め、収集期限である27日まで活動することを申し合わせた。

1703チバQ:2012/10/10(水) 23:39:11
http://mytown.asahi.com/okayama/news.php?k_id=34000001210100001
新顔4人の争いか/激突 2012知事選
2012年10月10日


JR岡山駅の電停横には9日、知事選の投票日を知らせる幕が掲げられた=岡山市北区

 次の県政のかじ取り役を選ぶ知事選が11日、告示される。4期目の石井正弘知事が退任を表明し、前県議の一井暁子氏(42)、前天満屋社長の伊原木隆太氏(46)、元共産党県副委員長の大西幸一氏(72)、医師の山崎俊一郎氏(46)の新顔4人が立候補の準備を進める。一井、伊原木、大西の3氏は集会を開くなどして浸透を図っている。


 一井氏は立候補届け出後の第一声を、午前10時半ごろから新見市のJR新見駅前で予定する。県北から選挙戦をスタートするのは「県庁から遠く、目の届きにくい地域を元気にしたい」からだといい、出陣式は開かないという。


 4人の中で最も早い2月に立候補を表明。各地で座談会などを開いてきた。林和弘事務局長は「一井さんは自分よりも人のことを考えて行動する人。岡山初の女性知事を誕生させたい」と意気込む。


 伊原木氏は午前8時50分ごろから、岡山市北区の県庁前で第一声。推薦する自民、公明、たちあがれ日本の各党の国会議員が出席するほか、連合岡山側のあいさつもある予定だ。


 6月に立候補を表明してから、ほぼ毎日、街頭や集会で産業振興などの政策を訴えてきた。多数の業界団体の政治組織からも推薦を受けており、吉次立身事務長は「経営者としての実績や手腕を街頭や演説会で訴え、支持を広げたい」と話す。


 大西氏は午前9時ごろにJR岡山駅前で第一声をあげる。前共産党参院議員の仁比聡平氏が駆けつける。立候補表明が8月と出遅れたこともあり、名前と施策の浸透を急ぐ。擁立した「民主県政をつくるみんなの会」の会員らがチラシなどでアピールしてきた。


 平井昭夫事務局長は「無駄な公共事業をストップさせ、福祉や教育を充実させる。TPPや消費税の問題に反対する県民の声を国に届けられるのも大西だけだ」と訴える。(吉村治彦、逸見那由子、神田剛)

1704チバQ:2012/10/10(水) 23:52:59
http://mytown.asahi.com/hyogo/news.php?k_id=29000001210100007
友実氏が出馬表明 岡山・赤磐市長選
2012.10.10 02:05
 任期満了(来年4月16日)に伴う赤磐市長選に向け、元岡山市消防局危機管理監の友実武則氏(54)が9日、無所属での出馬を表明した。

 友実氏は昭和55年に岡山大工学部を卒業し、岡山市役所に入庁。勤務しながら同大大学院を修了し、同市下水道局審議監などを務めた。今年9月30日付で同消防局を退職した。

 友実氏は会見で、「赤磐市は合併4町との一体感がなく、教育分野で深刻な問題を抱えている。市民としっかり対話し、現場の視点で明るく活発な市に変えたい」と語った。

 同市長選には、現職の井上稔朗市長(60)が9月議会で、再選出馬の意向を示している。

1705チバQ:2012/10/11(木) 00:01:44
>>1666
http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn201210110016.html
'12/10/11
当選無効の市議、不服と提訴

 5月の周南市議選で山口県選管が3票差で落選した福田秀夫氏(58)に4票加え、最下位当選した田村勇一氏(71)の当選を無効とした裁決について、田村氏は10日までに、裁決を不服として広島高裁に提訴した。

 田村氏は「県選管と周南市選管の見解の相違を問いただしたい」として5日に訴状を広島高裁へ郵送、6日に受理された。

 福田氏の審査申し立てを受け、全ての票を再点検した県選管は9月4日、福田氏の2票が同姓の候補者の票に混入していたと指摘。さらに周南市選管が無効票とした2票を福田氏の有効票と判定し、福田氏が田村氏の得票を上回ったと裁決した。

 県選管は同11日に裁決結果を県報に告示し、田村氏は今月11日までに広島高裁へ提訴しなければ失職していた。判決が確定するまで田村氏は市議のままとなる。

1706名無しさん:2012/10/11(木) 14:10:05
http://www.sanyo.oni.co.jp/news_s/news/d/2012101112033817/
県知事選告示、4新人立つ 候補者が各地で第一声

写真拡大
岡山県知事選で第一声を上げる(届け出順・左から)大西幸一氏、伊原木隆太氏、一井暁子氏の各候補

 任期満了に伴う岡山県知事選は11日、告示された。正午現在で届け出順に、同県生活と健康を守る会連合会長の大西幸一氏(72)、元天満屋社長の伊原木隆太氏(46)、元同県議の一井暁子氏(42)、医師の山崎俊一郎氏(46)の無所属新人4人が立候補。現時点でほかに動きはなく、16年ぶりに新人同士の争いとなる見通しだ。28日に投開票される。

 大西氏は岡山市北区駅前町のJR岡山駅前で「安全と福祉を優先し、希望を持てる県をつくりたい」と第一声を上げた。

 伊原木氏は同内山下の県庁前で出陣式。「今の県政には経営経験が役に立つ。住みやすい元気な岡山にしたい」と訴えた。

 一井氏は新見市西方のJR新見駅前から出発し、「現場を歩いてきたが、放っておけない。地域を元気にしたい」と強調。

 山崎氏は県庁内で記者団の質問に答え、教員増員や道州制反対を主張した。

 4期16年務めた現職の石井正弘知事が退任を表明し、新たな知事を決める選挙。依然として厳しい状況にある県財政の立て直しとともに、県を発展に導くビジョンを提示できるかが問われる。学力低下や問題行動が深刻化する教育現場の再生、地域経済の活性化と雇用創出、人口減少が進む中山間地域の振興なども争点となる。

 主要政党は自民、公明、たちあがれ日本の各党が伊原木氏、共産党が大西氏をそれぞれ推薦。民主、社民両党は自主投票で臨む。

 立候補の届け出は午後5時まで。10日現在の有権者数は157万6336人(男74万9098人、女82万7238人)。

1707チバQ:2012/10/11(木) 22:51:50
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20121011-00000175-mailo-l34
選挙:三原市長選 天満県議が出馬へ 「庁舎は駅前以外」 /広島
毎日新聞 10月11日(木)15時14分配信

 任期満了(来年4月23日)に伴う三原市長選で、自民党系県議の天満祥典氏(65)=同市小坂町=が10日、無所属で立候補する意向を表明した。同市長選への出馬表明は天満氏が初めて。
 記者会見した天満氏は、市議会で否決されたJR三原駅前の商業施設跡地への市役所庁舎移転について、「庁舎の移転先は駅前以外から選ぶ」と明言。跡地の活用策については「人の集まるイベントホールなどをはじめ、庁舎以外の方向で検討する」と述べた。また「交通の拠点である特性を生かした観光や農業振興、事業仕分けなどを通して三原の再生を目指したい」と話した。
 天満氏は三原市議を経て03年から県議に転身し、現在3期目。告示日まで県議は辞職しない方針。現職の五藤康之氏(75)はまだ進退を明らかにしていない。【高田房二郎】
10月11日朝刊

1708チバQ:2012/10/11(木) 23:32:46
http://mytown.asahi.com/okayama/news.php?k_id=34000001210050004
「現場から」 知事選を前に(1)
2012年10月05日


生活保護を受けながら職を探す男性。情報誌をめくるが、見つからない=岡山市

■増える生活保護/10年前より9000人増加「罪悪感。でも職がない」


 6畳ほどのワンルーム。壁際には布団が敷きっぱなし。反対の壁際の棚にはカップ麺が積まれている。


 間に置かれたテーブルに求人情報誌が開かれていた。食い入るように見つめる男性(25)が、英会話教室の事務職を指さした。


 「前に電話したんだけど、断られたんですよね」


 この週の号も、職は見つからなかった。


 岡山市内のマンションに住む男性は、今年7月から生活保護を受けている。家賃補助以外は月約8万円。食品以外はほとんど買わない。恩田陸の小説が好きだが、立ち読みで済ませる。


 5年前に福祉系の専門学校を卒業し、病院の介護職についた。腰を痛めつつ約1年働いたが、人員整理で辞めることになった。次は役所の夜間警備。警備会社の契約社員だったが、入札で別の会社に奪われ、約2年で退職せざるを得なくなった。


 友人の飲食店を手伝いながら、職探しを続けた。車の運転免許がないこともあってなかなか見つからず、そのうちに店がつぶれた。


 貯金を崩す日々。離婚した両親は頼れなかった。


 3カ月ほど前、所持金が底をついた。ついスーパーで食品を万引きし、店の保安員に見つかった。生活保護を申請した。


 ハローワークに週3回ほど通う。求人のある会社に連絡しても、「すでに決まった」と断られる。「コンビニのアルバイトでもいいか」。焦りは強くなる。


 「生活保護は命を救ってくれた。ありがたい」と言いつつ、目を伏せた。


 「罪悪感はある。早く抜けたい。でも、職が見つからない。将来が不安です」


    ■  ■


 「俺らは働いているのに、なんで怠け者を税金で養わんといかんのや」


 市民からの、そんな苦情電話が多くなったと、倉敷社会福祉事務所のケースワーカー有本好孝さん(37)は言う。


 黙って話を聞き、受話器を置く。思わずため息が出る。必死で働いている人の声はきちんと受け止めたい。だが一方で、本当に困っている人もいる。


 「ジレンマを感じます」


 県内の生活保護受給者は7月で2万5949人。10年前より約9千人増えた。


 有本さんは約90世帯を担当。20〜50代が半分以上を占める。派遣切りや雇い止めで職を失った人が多い。失業に病気や離婚が重なり、受給が長引く人もいる。


 「どうすればいいのか」


 そんな悩みを抱えながら、受給者のもとに通い続ける。(吉村治彦)


     ◇


 県政のかじ取り役を選ぶ知事選が11日に告示される。課題の現場を歩いた。



◆失業者支えるシステムを/「岡山・ホームレス支援きずな」豊田佳菜枝副理事長


 非正規雇用が広がり、派遣切りや雇い止めで職を転々とするうちに生活に行き詰まる人が増えている。家庭環境が複雑で、家族の支えがない人も多い。なんのために働くのかと、就労意欲を持てないほど追い詰められる若者もいる。


 生活保護を受給する前の段階で、セーフティーネットを強化する必要がある。例えば、孤立した失業者に就職活動に必要な携帯電話や宿泊場所を提供し、行政が臨時雇用して簡単な雑務を任せてはどうか。人とのつながりが絶たれないように、失業者を支えるシステムが必要だ。


 とよだ・かなえ 炊き出しボランティアなどに携わり、岡山市の委託を受けてNPOが運営する自立支援施設の相談員も務める。

1709チバQ:2012/10/11(木) 23:33:22
http://mytown.asahi.com/okayama/news.php?k_id=34000001210060001
「現場から」 知事選を前に(2)
2012年10月06日


人が住まなくなった民家。棚田には草が茂っていた=新見市上市の矢谷地区

■消える集落/「あと10年 人いなくなる」/「小規模高齢化」1029カ所


 つるに巻かれ、朽ちかけた空き家。7町ほどもあるのに、そのほとんどに雑草が茂る水田……。


 中国山地の山あいにある新見市上市の矢谷地区。鎌倉のころに築かれた城跡も残るが、いま暮らすのは3世帯5人だけ。このうち4人は70、80代のお年寄りだ。


 市役所などがある中心部から、車で10分ほどしか離れていない。でも、「あと10年ちょっとしたら、ここから人がいなくなるよ」。


 家の前の畑で農作業をしていた地区総代の真壁ハナコさん(77)は、そう言って集落を見渡した。


 1950年代に結婚して越してきた。当時は十数世帯70〜80人が暮らしていた。秋には棚田の稲穂がたわわに実り、祭りはにぎやかだった。


 70年ごろから住民が減り始めた。平成に入ると、空き家と耕作放棄地が目立つようになった。


 「若い人が、仕事を求めてみな都会へ出ていった」。06年に夫は亡くなり、所有する2反の水田は耕せないままだ。


 小学校までは歩いて30分。車がなければ、市役所や病院にも行けない。3年ほど前、矢谷まで路線バスを走らせてもらえないかと市役所にお願いの手紙を出した。実現しなかった。


 「人が少ないから、仕方ないね」とうつむいた。


 真壁さんの前の総代、忠田当心(まさ・み)さん(80)は家の周りに腰の高さほどの電気柵を張り巡らしている。


 息子2人は市外に出た。集落から人がいなくなり、作物を狙ってサルの群れが頻繁に出没するようになった。


 「年寄りだけでは森林の手入れもできない。山が荒れるのが心配だ」


    ■  ■


 真壁さんが生まれたのは、尾根の向こう側にある木戸地区。中国道に近い集落だが、この地区でも耕作放棄地が目立つ。


 かつては十数世帯が住んでいた。今は6世帯。半分ほどが空き家になった。


 「10年くらい前に祭りもやめた。人が減って、増えたのは獣」


 住民の男性(90)は苦笑いした。買い物や病院へはタクシーを利用する。往復で5千円ほどかかる。


 隣の集落は5年ほど前に人がいなくなったという。「先祖代々住んだ土地だが、人がいなくなるのも時間の問題。さびしいね」とつぶやいた。


 県内の中山間地を対象に、県が08年に実施した調査がある。65歳以上が半数を超えていて20戸を下回る小規模高齢化集落は1029カ所に上り、全集落の2割近くを占めている。(吉村治彦)



■エコ意識高い若者 雇用を/長野大学・大野晃教授(山村環境社会学)


 中山間地域で限界集落が増えれば、田畑だけでなく山も荒廃する。山の保水力が低下し、大雨の際に洪水が起こりやすくなる。山、川、海は自然体系として密接に結びついており、山の環境が悪化すれば、流域の生活環境も悪化する。


 今の若者はエコ意識が高い。森林面積に応じた自治体への森林環境保全交付金を設け、保全活動に若者を雇用すれば、山村に定着させられるのではないか。集落が維持できなくなる前に、住民が話し合って草の根から政策提起することも大切だ。自治体は、そうした住民を後押しすべきだ。


◆ おおの・あきら 専門は山村環境社会学。札幌学院大の客員教授も務める。限界集落の概念を提唱し、過疎問題に詳しい。

1710チバQ:2012/10/11(木) 23:34:06
3・4みつからず
http://mytown.asahi.com/okayama/news.php?k_id=34000001210090001
「現場から」知事選を前に(5)
2012年10月09日


海から家々まで、道路を挟んで10メートルも離れていない=瀬戸内市邑久町虫明




■「若いリーダーがいない」/自主組織率、全国43位/広がらぬ防災意識


 玄関の上がりかまちまで水があふれ、波打っていた。約30年暮らして、初めてのことだった。


 水の中に足を入れて靴を探り当て、膝(ひざ)までつかりながら外に出た。家の前を海水が川のように流れていた。


 「部屋まで水が入ってきそうで、心配でした」


 8年前の台風16号の夜のことを、片山軍次さん(70)は昨日のことのように振り返った。


 玉野市宇野の藤井地区は近い所で海岸まで約10メートル。土壁が腰の高さまで茶色くなっている家もある。あの日の高潮の跡だという。


 片山さんは5カ月前に、地区の会長に就いたばかりだった。地区の約500戸のうち半数が浸水した。


 数日後、また台風が来た。地区の町内会長に声をかけ、土砂降りの雨の中、公園の土を掘って土嚢(ど・のう)を作り、川沿いに積み上げた。


 翌年、自主防災組織を立ち上げた。高潮の警報が出たら町内会長らが集まって土嚢を作るようにした。


 しかし、1年半前。テレビの光景を見て、背筋が凍った。


 東日本大震災。船を押し流し、人々をのみ込む津波のすさまじさに、いてもたってもいられなくなった。


 地区の役員に声をかけ、約半年後、初めての津波避難訓練を企画した。約300人が参加。それぞれ近くの高台に避難した。だれが寝たきりのお年寄りを助けるか、避難ルートに危険箇所はないか、確認した。


 南海トラフ地震の国の被害想定で、玉野市は発生約3時間後に最大3メートルの津波が予想されている。「何かあってからでは遅い。いざという時の生死は、訓練にかかってると思います」


    ■  ■


 瀬戸内市邑久町虫明の虫明(むし・あげ)漁港。海からほんの数メートルのところに家が連なる。


 「津波が来たらいっぱつじゃ」。コミュニティ協議会の副会長を務める服部靖さん(69)がつぶやいた。


 南海トラフ地震では最大4メートルの津波が想定されるが、防波堤が途切れているところもある。65歳以上の高齢者が半数を超える町。「いかにみんなで連れだって逃げるか。仕組みを作らないかんのんじゃ」


 だが、昨年10月の津波避難訓練の参加者は住民の1割に満たなかった。「そうなったらなった時のことじゃ」という漁師も多い。


 総務省消防庁によると、昨年の県内の自主防災の組織率(組織がカバーする世帯の割合)は51・3%。全国平均より24・5ポイントも下回り、43位だった(宮城、岩手、福島は2010年のデータ)。


 協議会役員の一人が言った。「みんなを引っ張るリーダーになってくれる若い人がいないんです」。どこかあきらめたような口調だった。(逸見那由子)



◆山口大大学院・滝本浩一准教授(防災教育)


 災害時は消防車や救急車を頼れない。隣近所で助け合って逃げることになる。避難経路の確認や要救助者の把握には、地域がふだんから取り組む必要がある。


 岡山で自主防災組織の組織率が低いのは、旗振り役となる「防災リーダー」の育成が進んでおらず、市町村の担当者の研修も十分ではないためだろう。だが、ハザードマップで分かりやすく危険を伝えるなどの手法を活用し、組織を立ち上げることは難しくない。


 佐賀県は研修で約700人の防災リーダーを育てた。地域の力を育むには、行政の後方支援も重要だ。


※たきもと・こういち 防災教育、防災システム工学が専門。防災に強い町づくりをテーマに、昨年全国150カ所で講演した。

1711チバQ:2012/10/11(木) 23:36:19
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/okayama/feature/okayama1349791513845_02/news/20121009-OYT8T01530.htm
リーダー考 知事選を前に 一覧
<上>施策見える発信力を

◇県民への工夫必要



知事選の投票を呼びかけるパネル。多くの人が通り過ぎていく(岡山市北区で) 野田首相に安倍・自民党新総裁、橋下徹・大阪市長、そして知事選の立候補予定者3人――。用紙に6人の顔写真が並ぶ。今月2日、岡山市東区の環太平洋大であった「政治・経済学」の講義で、林紀行講師(38)が約30人の学生たちに「この人たち、知ってますか」と問いかけた。

 テレビなどでの露出が多い橋下市長は知っているが、知事選の立候補予定者はわからず、選挙があることさえ知らなかった。林講師が「県政に何か願うことはないの。困っていることくらいあるでしょう」と水を向けると、学生たちはようやく「岡山には遊ぶ場所があまりない」「交通の便が良くない」と声を上げた。

 講義後、倉敷市内の男子学生(20)はこう打ち明けた。「今、目の前にある知事選で選択を誤っても、将来、自分たちが困るという実感はない」

 9月下旬、社会人らの私塾「岡山政経塾」(岡山市北区)の塾生やOBが、県内各地の街頭などで約600人に県民にとって関心のあるテーマなどを聞いた。

 その結果、立候補予定者の政策を知っていた人はほとんどいなかった。関心のある県政テーマを選んでもらい、その具体的な課題について聞くと、明確に説明できた人はわずかだった。

 調査後、塾生の会社員男性(38)は「県が何をしているか、みんなわからないんだ」とため息をついた。



 「発信力、要ると思いますね。私も心がけてきたつもりなんです」。先月26日、石井知事は県庁3階の知事室で読売新聞の単独インタビューに応じ、新しい知事に必要なものについてこう答えた。地方分権の進展に伴い、地域間競争が激しさを増すことを見据えての言葉だ。知事は国内外で県の特産品や観光地を自らPRするトップセールスを続けてきた。

 県民に対しても、就任直後の1997年1月から県内各地を回り、数十人と対話する「青空知事室」を253回開催。参加した県民は延べ約8000人に上り、「いろんな意見や思いを吸い上げる場になった」と振り返る。

 一方で、知事は県民の意識に“歯がゆさ”を感じてきた。知事が就く様々な役職を見直して民間の人物に任せようとしたところ、大きな圧力や反発を受けた例を挙げ、「『行政が中心になってやっていただきたい』とおっしゃる方は結構多い。行政がいくら頑張って金をつけて、観光振興プロモーションをやっても県全体が盛り上がらないと……」と県民の行政依存を指摘する。

 知事の発信力について、林講師の評価は「『青空知事室』はある程度評価できるが、参加者がもともと県政に関心の高い人にとどまり、広い層に施策や課題が届かなかった」と辛口だ。

 同時に「県はこれまで国と市町村の間の『中間管理職』で、仕事ぶりが見えにくかった。しかし、地方分権の時代にはそれで済まないことを理解しないと、みんなが将来ツケを払う羽目になる」と話し、「知らない」「お任せ」の県民に警鐘を鳴らす。

(2012年10月9日 読売新聞)

1712チバQ:2012/10/11(木) 23:36:41
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/okayama/feature/okayama1349791513845_02/news/20121009-OYT8T01560.htm?from=popin
リーダー考 知事選を前に
<下>伝達力と継続力重要

◇地に足付け地域貢献を



古民家を利用した街づくりについて、ももたろう塾OGらと打ち合わせする片山さん(中央)。自身のリーダーとしてのあり方も模索している(岡山市中区藤崎で)  「橋下さんの行財政改革と私のとでは、狙いは同じだが、やり方が大きく違う」

 石井知事は読売新聞の単独インタビューの中で、破綻寸前とされた県財政と向き合ってきた自身と、大阪府知事時代に大胆な支出カットで注目を集めた橋下徹・大阪市長を比べて評した。

 その違いについて、「橋下さんはまずマスコミに主張を訴え、その報道を受けて、職員や労働組合などに厳しく対応して改革を進めた。私は案を作った後、職員たちに各団体や議会に説明してもらうなど周知をはかり、最終的には私自身が説明して理解を求める――という手順を踏む積み上げ方式だった」と説明する。

 強力なトップダウンで物事を進め、意見が合わない相手とは徹底して対立する橋下氏。民間出身である彼に対し、これまで全国的に知事のいすに座ることの多かった中央官僚出身者は施策や手法を含めて「主張が弱い」「決断力に欠ける」などと批判の対象とされることもある。

 しかし、旧建設省出身の石井知事は「官僚だからだめと一概に決めつけていいのか」と言い、「むしろ、どういう経験を積んでどのような仕事に就き、どのような交流をしてきたのか、そうした評価で知事が選ばれれば」と強調する。



 知事が1997年度に始めた県事業の一つに、地域のリーダーを育成する「ふるさとづくりももたろう塾」がある。1年にわたり、地方自治や社会福祉、地域文化などをテーマに座学を受けるほか、グループ研究を実施。これまでに481人が巣立った。

 岡山市中区の自営業片山直人さん(37)は、人口が減って地域のつながりが薄くなる状況に危機感を持ち、今春に入塾。同塾OBらと共に古民家を利用した街おこしを模索中だ。活動の中で考えるリーダーに必要な資質は、周りを引きつける発信力に加えて「立場や年齢が違う人とアイデアを出し合い、落としどころを測れる『コミュニケーション力』」という。

 2年前に同塾で学んだ同市北区の福森芳郎さん(68)は元海上自衛官。命令がリーダーシップに欠かせないものと思っていた。今、最も重要なのは「継続力」と言い切る。「地に足が付き、長く続く地域貢献が必要」と考えるようになったからだ。卒塾後、矢掛町内の寺で毎月、高齢者を集めて座禅や詩の朗読、映画観賞などを行う「寺サロン」を開いている。

 この経験を基に、新知事には「全国で個性的な首長が誕生する今こそ、単なるパフォーマンスでない、明確な展望と信念に基づいた政策を時間をかけてでも実現してほしい」と求める。

 2年前から同塾講師を務めるNPO法人理事長の加藤せい子さんは、塾生の描くリーダー像を見つめながら言う。「人々が抱える問題が多様化し、単純な回答は存在しない。発信力とともに、結論に至った過程をも丁寧に説明できる人が求められている」

(この連載は辻田秀樹、末善悠太が担当しました)

(2012年10月10日 読売新聞)

1713チバQ:2012/10/12(金) 23:39:25
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20121012-00000166-mailo-l31
谷村県議:全員一致で戒告処分 県議会初の懲罰動議 /鳥取
毎日新聞 10月12日(金)13時2分配信

 県議会9月定例会の一般質問の際に、自身が辞職勧告を受ける原因となった事件に言及するなど通告とは無関係の発言を繰り返し、議長の再三の制止を無視したことは会議規則に抵触しているなどとして、県議会は11日、谷村悠介議員を戒告処分とする懲罰動議を可決した。懲罰動議が提出されるのは、県議会史上初。動議は自民党、絆、かけはし、公明党、かいしんの5会派の代表者によって提出され、共産党も含めた全員一致で可決された。
 この日は、動議の提出により懲罰特別委員会が設置され、懲罰の可否や処分の程度を10人の県議で議論。懲罰が必要という点は全員が一致した。一方、処分の種類については意見が分かれ、「議員の責任という意味で(本人が)断りを言う必要がある」などとして自民党の4人が「陳謝」を支持。反対に「自分の非は認めていた」「1年生議員として経験が浅いことも考慮すべきだ」などと他の5人が「戒告」を支持し、多数となった。地方自治法における懲罰は、軽い順に「戒告」「陳謝」「出席停止」「除名」がある。
 谷村議員は、議長の制止を聞かなかったことについて「会議規則を逐一読んでいなかった。質問の時間配分の関係で焦って突っ走ってしまった。最低限のルールを守っていきたい」と説明、「不注意や至らない点が多々あり、反省している」と話した。一方で、辞職勧告を受ける原因となった自民党県議との問題については「(相手の議員から)さまざまな仕打ちを受けており(自分も)被害者の1人ということは否定できない」などと持論を展開した。【田中将隆】
10月12日朝刊

1714チバQ:2012/10/14(日) 17:08:22
>>41>>1488
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20121014-00000247-mailo-l32
選挙:安来市長選/安来市議補選 きょう告示 市長選、課題巡り激戦か /島根
毎日新聞 10月14日(日)15時45分配信

 任期満了に伴う安来市長選は14日、告示される。市長選には2期目を目指す現職の近藤宏樹氏(67)と、元市議で新人の勝部幸治氏(53)の2人がいずれも無所属での立候補を予定している。市庁舎の建て替え問題などを巡り、保守系同士の激戦となりそうだ。人口約4万1000人の課題を探った。【金志尚、目野創】
 ◆庁舎建て替え
 安来市中心部の同市安来町に位置する市本庁舎。1956年建築の同庁舎の今後について、市では長く議論が続く。
 前回選では、本庁舎を切川町に移転して新築し、04年の合併以降も残る広瀬、伯太各庁舎の行政機能をすべて本庁舎に集約する「総合庁舎方式」を当時の市長が主張。一方、近藤氏は分庁舎を維持し、本庁舎だけを現在地で建て替える「分庁舎方式」を訴え、初当選した。
 その後、市議会側と近藤氏が対立を深めるなど紆余(うよ)曲折を経て、昨年3月、切川地区の所有者が了解することを条件に市議会は建て替えを容認した。だが、補償を求める所有者側と市の交渉は難航し、いずれの方式も進んでいない。
 また、移転先近くに計画され、「市の新たな『背骨』になる」(市商工観光課)と期待された県道切川バイパスも、移転が進まないため整備のめどは立っていない。
 こうした現状に対し、選挙戦では近藤氏が分庁舎方式を改めて訴える一方、勝部氏は「ニュートラルな立場で判断する」との方針を示している。
 ◆産業振興
 山陰道安来インターチェンジの近くで08年3月に完成した「安来インター工業団地」。市が整備した4区画は、進出企業がすべて決まった。企業誘致は順調に進み、雇用創出や地域経済活性化へのメリットも大きい。しかし、「用地確保はこれ以上は難しい」(市商工観光課)との課題も抱えている。
 現在、市は中小企業などを対象に最大200万円を助成する「産業サポートネットやすぎ」を独自に実施。07年4月の開始から今年9月末までに30件の利用があった。市外企業の誘致から、市内企業の育成・発展へ。どのようにうまくシフトしていくかが、今後の鍵となりそうだ。
 ◇市議補選も
 市長選と同時に告示される市議補選(改選数4)には4人が立候補の準備を進めている。いずれも立候補の届け出は、14日午前8時半から午後5時まで、安来市役所安来庁舎3階の第三会議室で。投票は21日午前7時から市内33カ所で。午後9時5分から安来市民会館で即日開票される。
10月14日朝刊

1715チバQ:2012/10/15(月) 20:35:51
http://mytown.asahi.com/shimane/news.php?k_id=33000001210150009
現新一騎打ちか/市議補選も
2012年10月13日

◆安来市長選 あす告示◆


 安来市の市長選挙と市議補選(被選挙数4)が14日、告示される。今のところ市長選は、再選を目指す現職の近藤宏樹氏(67)と、新顔で前市議の勝部幸治氏(53)が立候補を表明している。市議補選には4人(元職3、新顔1)が立候補の準備を進めている。投開票は21日。


◆新庁舎建設が争点◆


 市長選は、近藤氏と、自民系最大会派「燦友会(さん・ゆう・かい)」に推される勝部氏の一騎打ちが予想される。新庁舎建設問題などを巡って、4年間続いた市長と市議会の対立の構図が再現されそうだ。


 新庁舎問題は、現在地建て替えと移転新設で揺れ続けている。老朽化が進み耐震性に問題がある現庁舎(1956年建設)の移転、新築計画は前市長時代の2006年に決まった。近藤氏は前回08年の市長選で当選後、計画を白紙撤回して現在地での建て替えに方針転換した。しかし議会多数派や移転候補地の地主らの反発を招いた。


 近藤氏が「現在地での建て替えは公約。前回選で当選した以上、民意だ」と主張するのに対し、勝部氏は「ここまでこじれてしまったのだから、もう一度白紙に戻して市民に問い直したい」と仕切り直しを強調する。


 新庁舎建設問題は、周辺部の活性化や産業振興などの問題も複雑に絡む。現在は分庁舎として使われている旧広瀬、伯太町庁舎は、総合庁舎方式の市庁舎移転計画が復活すれば存続が議論になる。市庁舎移転候補地近くを通り、市街地から山陰道安来インターチェンジへの産業道路としての役割が期待されている県道バイパスは、市庁舎問題がこじれて一部の用地買収ができないため工事が中断している。


 立候補の届け出は午前8時半から午後5時まで、安来市安来町の市役所本庁舎で受け付ける。9月2日現在の選挙人名簿登録者数は3万4632人。(藤家秀一)

1716チバQ:2012/10/16(火) 23:25:50
http://www.nnn.co.jp/news/121016/20121016002.html
現職、新人一騎打ち 安来市長選スタート
2012年10月16日

 任期満了に伴う島根県安来市長選が14日告示され、届け出順に新人で元市議の勝部幸治氏(53)=同市荒島町=と現職の近藤宏樹氏(67)=1期、同市安来町=がいずれも無所属で立候補した。保守系同士の一騎打ちは市政運営をめぐって激しい舌戦を展開している。投開票は21日。




 勝部陣営は中心街のプラーナ前で第一声。市議会自民党系最大会派の議員をはじめ、民主党系議員や製造業大手の労組役員も顔をそろえ、「海図なき航海を安来丸は航行している」(島田三郎県議)と市政の軌道修正を訴えた。

 近藤陣営は市役所安来庁舎近くで出陣式。庁舎の現在地建て替え計画について「足を引っ張り、ことごとく抵抗を続けてきた」(倉井毅元県議会議長)と市議会の多数派を批判。松江、米子両市副市長らが応援に駆け付けた。

 選挙人名簿登録者数は13日現在で3万4604人(男1万6338人、女1万8266人)。

 ◇安来市長選立候補者(届け出順)

 勝部(かつべ) 幸治(ゆきはる)53 会社役員 無 新

 近藤(こんどう) 宏樹(ひろき)67 市  長 無 現

 勝部幸治氏 松江工高卒。2001年の旧安来市議選に初当選。04年に新安来市の市議になり、在任特例期間満了に伴う05年の市議選で当選。副議長、予算委員長を歴任。元市立第三中PTA会長。会社役員。安来市荒島町。

 近藤宏樹氏 法政大卒。1997年に旧安来市議選に初当選し、連続2期務める。2004年に新安来市の市議になり、在任特例期間満了に伴う05年の市議選で当選。08年の市長選で初当選。安来節保存会会長。安来市安来町。

1717チバQ:2012/10/19(金) 00:12:00
http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn201210190023.html
'12/10/19
バス事業廃止、知事選争点へ

 井笠鉄道(笠岡市)が10月末でバス事業の廃止を決めた問題は、中盤戦に入った岡山県知事選(28日投開票)でも論点の一つに浮上している。主な候補は17、18日、相次いで井笠地域に入り、地域の公共交通の維持について自らの考えを訴えた。

 立候補しているのは市民団体代表の大西幸一氏(72)=共産推薦、元百貨店社長の伊原木隆太氏(46)=自民、公明、たちあがれ日本推薦、元県議の一井暁子氏(42)、医師の山崎俊一郎氏(46)の無所属新人の4人。

 18日、井原市や矢掛町での街頭演説や集会で「地域の暮らしを守る」と繰り返した大西氏。「バス廃止で買い物や病院に行く手段がなくなるという声を既に聞く。最低限の移動手段確保は住民の権利。行政は住民の意見を聞き、権利を保障するべきだ」と訴える。

 伊原木氏は18日、笠岡市や井原市など3市2町を回った。街頭演説ではバス事業の廃止問題にも触れ「しっかり対応していく」と力説。県と市町村が連携してデマンド型(予約制)バスの導入などを含め、地域交通の在り方を再検討する必要性を強調した。

 「赤字路線に対症療法的に補助を出すのは限界。県全体の公共交通の在り方を基本条例などをつくって、抜本的に見直す時期にきている」と話すのは一井氏。17日、井原市の山あいの集落などを回り、中山間地域の課題に重点的に取り組む考えを訴えた。

 山崎氏は「選挙期間中のどこかで笠岡市や井原市に入って街頭演説をしたい」と話している。ただ、公共交通の維持についてこれまでに具体的な訴えはしていない。

1718チバQ:2012/10/19(金) 22:54:10
http://mainichi.jp/area/yamaguchi/news/20121019ddlk35010439000c.html
選挙:光市長選/光市議選 21日告示 医師不足、大規模工場撤退… 合併から8年、課題山積 /山口
毎日新聞 2012年10月19日 地方版

 任期満了に伴う光市長選と市議選が21日、告示される。旧大和町との合併で新しい光市が生まれて8年。合併で抱えた2市立病院のあり方や、大規模工場撤退で直面する雇用問題など、課題は多い。光市の現状をまとめた。【蒲原明佳】

 ■公立病院

 「病院はあっても診てもらえん」。光市三輪の女性(78)は朝一番、市立大和総合病院からの無料バスで市立光総合病院へ向かった。約20分かかる。白内障で近くの大和総合病院の眼科にかかっていたが、常勤の眼科医が退職し、眼科が昨年4月に休診されたのだ。両膝手術も同病院ではできないため、光総合病院で受けた。「バスはありがたいけど『合併がなかったら』と今でも思いますよ」

 合併で抱えた二つの公立病院の累積赤字は09年度に約17億円。存続策として市は10年、手術や入院を伴う救急医療を光総合病院へ集約し、大和総合病院を療養型の病院へと機能分化することを決めた。今年1月、大和総合病院の療養病床は60から203になり、病床稼働率は09年の約6割から今年8月に9割に改善。市病院局は「計画は順調」とみる。

 しかし、市が「可能な限り維持する」という外来診療も不安がつきない。11年には光総合病院の常勤小児科医が退職。大和総合病院の常勤医は05年の20人から12人に。医師確保の具体策は見えない。署名活動や請願で病院の存続を求めてきた光市三輪の小川泰治さん(81)は「不安定な病院はいらない。合併で一部地域が疲弊することを許さない、広い視野の政治を」と望む。

 ■雇用

 今年5月末、大手半導体メーカーのシルトロニック・ジャパン光工場が閉鎖、約500人の従業員が解雇された。その半数以上は35〜45歳の働き盛りだ。

 同社が委託した人材派遣会社が再就職相談に乗るほか、ハローワーク下松も支援。市は離職者を対象に数人を市職員として採用した。山口労働局によると、12日現在で354人の再就職先が内定。約150人はまだ決まっていない。求人が多い介護やサービス業などへの業種転換を決断する人も出てきている。市商工観光課は「これから正念場」と話す。

1719チバQ:2012/10/19(金) 23:43:24
>>1714-1716
http://mytown.asahi.com/shimane/news.php?k_id=33000001210180004
問う/安来市長選(上)
2012年10月18日

老朽化が進む市安来庁舎=安来市安来町

◆市庁舎 建て替えか移転新設か/勝部氏「もう一度市民の意見を」 近藤氏「前市長選で決定済みだ」◆


 安来市長選挙に立候補した2人に、庁舎建て替え問題と原子力災害への防災対策についてアンケートした。回答と共に各課題の現状を探った。


 現在の安来市は2004年10月、旧安来市と旧広瀬町、旧伯太町が合併してできた。本庁舎としている安来庁舎は旧市の建物を引き継いだものだが、1956年の建設から半世紀以上がたち、老朽化が進む。合併から8年。庁舎問題は、前回08年の市長選挙に続いて、今回も大きな争点だ。


 合併する際に交わした協定書では、新市の行政機構について「当分の間、分庁方式とする」とされた。その後、新庁舎計画は旧3市町の機能を一つにまとめる総合庁舎案が、前市長時代に示された。


 市議会の新庁舎建設調査特別委員会が調査を重ね、「広い用地が確保でき、新市全体から便利な場所」として、今の本庁舎から南西約2キロの農地約3・9ヘクタールに決めた。06年に市議会が計画案を承認。約55億円で鉄筋3階建ての総合庁舎(延べ床面積約1万平方メートル)を建設する事業が始まった。


 ところが、前回市長選で当選した現市長が「中心市街地や旧2町がさびれ、移転新設は建設費が高すぎる」ことなどを理由に白紙撤回。約27億円で現庁舎を建て替える計画を打ち出した。この結果、移転新庁舎を支持する議員が多い議会と対立する事態となった。


 県市町村課によると、合併後の県内8市のうち、庁舎問題を抱える安来市だけが分庁舎方式。市によると、3庁舎に職員が分散していることで災害時の対応がしやすい一方、決裁が必要な文書を公用車で回収し、議会時には安来庁舎に部長級職員が集合するなど細かな不便もあるという。


 庁舎問題は、市民も意見が分かれる。中心市街地で開かれる朝市に店を出している女性(66)は「庁舎の建て替え問題より、若者の雇用問題や教育問題に取り組むべきだ。こんなに長い間もめているのだから、場所や方式を含めて白紙に戻すしかない」と話す。


 旧広瀬町の近くに住む男性(59)は「各庁舎の使い方を議論する必要はあるが、費用を抑えた現在地での建て替えには賛成。文化施設などは同じ中海圏域の鳥取県米子、境港両市と共同で整備してもよいのでは」と提案する。

1720チバQ:2012/10/19(金) 23:43:55
http://mytown.asahi.com/shimane/news.php?k_id=33000001210190005
問う/安来市長選(下)
2012年10月19日


防災指導者講習会で、心臓マッサージの方法などを学ぶ参加者=8月5日、安来市安来町の市中央交流センター、市提供

◆原子力防災対策 必要な備えは/勝部氏「避難計画はしっかりと」 近藤氏「中電と立地並み協定を」◆


 安来市の市域は東西約22キロ、南北約28キロに広がる。中海を挟んだ対岸、島根半島にある中国電力島根原発(松江市)からは、市の総面積の約半分が30キロ圏に入っている。


 福島第一原発の甚大な放射能漏れ事故を受けて、市は、30キロ圏の県と3市(松江、出雲、雲南)、鳥取県と2市(米子、境港)と共に、圏内での事故時に県境を越える広域避難について検討を重ねている。


 その中で、市の最大の課題は市民の避難だ。人口約4万2千人のうち、9割近くの約3万7千人が30キロ圏で生活している。県が2月に示した県外避難案では、市は鳥取県2町と岡山県14市町村への避難が割り当てられた。市の防災対策を取り仕切る松本城太郎・統括危機管理監は「自動車での避難を想定しているが、渋滞などで大混乱するとみられる」と危惧する。


 こうした現状を踏まえて市は「もしもの時に隣近所が声を掛け合い、相乗りするような関係があれば混乱は減らせる」と、住民同士の横のつながりも強めることになる自主防災組織の組織率アップに取り組む。


 安来市の9月時点の組織率は市内全世帯の44%。県全体の平均約60%(今年度末推計)を下回る。市は防災担当の職員が各地区に出向いて話す「防災出前講座」に加え、昨年度から新たに資材の購入や訓練に必要な費用の一部を補助している。


 今年8月には、災害発生時に中心となる防災指導者を育てる市民講習会を開き、19人が認定された。「組織作りで終わらせることなく、中身を伴わせるための後押し」(危機管理課)。


 地区内であった火災をきっかけに2010年にできた旧安来市内の自主防災組織会長(62)は「大雪の際には一人暮らしのお年寄り宅の雪かきをし、昨年9月の台風で近くの川が決壊した際は、どのう作りなどで協力し合った。今は原発事故に備えて、一斉避難の訓練を計画している」と話す。


 市は「県や立地する松江市と同様の安全協定を中国電力と結ぶと共に、事故時に対応できるよう地区ごとの備えを急ぎたい」としている。(藤家秀一)

1721チバQ:2012/10/21(日) 13:00:07
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/ehime/news/20121020-OYT8T01114.htm
東温ダブル選を前にルポ 商店街や中小業者疲弊



閑散とした横河原商店街。駅に近く、かつては多くの商店が並び、買い物客でにぎわった(東温市横河原で)  東温市の市長選、市議選(定数18)が21日告示される。2004年に川内、重信の旧2町の合併で誕生してから8年。松山に隣接するベッドタウンで、大規模病院や大型店が立ち、3万4000人余りの人口は合併時とほぼ変わらない。13社の企業が進出し、産業振興は順調に見える。一方、にぎわいの中心だった商店街は今やシャッター街となった。市内を歩くと、「光と影」が浮かんでくる。(都築建)

■「私の代で終わり」

 「ここに将来性はない。息子たちに『店を継いで』とは、とても言えない」

 伊予鉄道・横河原駅から伸びる横河原商店街。1897年(明治30年)創業の雑貨店主、大西喜美子さん(78)は、さみしそうに上を見た。老舗の面影を醸す町家の天井はアメ色に光り、かつての繁盛をしのばせた。

 戦後まもなくは、書店、電器店、豆腐店など約60店が軒を連ねた。大西さんは「昔は商店街で何でもそろった。年末は夜中までお客であふれた」と懐かしむ。

 それが今では20店ほど。市は周辺で約800区画の住宅地整備を進めているが、大西さんは「若い人が住んでも大型店に行く」と期待しない。「近頃のお客さんは数えるほど。このまま街が衰退するのはさみしい」とつぶやいた。

 厳しさは中小事業者に顕著だ。市が2011年度、市内の中小企業や商店に聞き取った調査では、9%の75事業者が閉鎖や廃業を検討しているとした。5年先の事業の見通しを「横ばい」「やや縮小」「大幅縮小」としたのは72%。地元に根を張ってきた店主らの疲弊がうかがえる。

■「企業誘致で雇用」

 合併後、市は産業振興を政策の柱に掲げ、企業誘致に力を入れてきた。進出した工場や事業所は、製造や流通など13社を数える。

 松山自動車道川内インターチェンジ(IC)から南西4キロの「東温エコの森工業団地」(東温市下林)には今年8月、大手食品卸会社「旭食品」(本社・高知県南国市)の松山支店が進出。約2万9000平方メートルに松山市内4か所の倉庫を移転、集約させた。

 小野仁士支店長は「ICや松山に近いため物流の便がよく、津波被害の心配もない」と理由を語る。地の利に加え、市は、新設企業に3〜5年間、固定資産税を免除するなど優遇策を図っている。

 ただ、進出してきたのはほとんどが県内企業で、狙いの雇用創出は13社で86人。市産業創出課は「少なく見えるかもしれないが、市内の企業と取引を活発にしてもらえれば、新たなビジネスが生まれる可能性もある。将来性は数字だけでは図れない」とする。

■「理念で終わるな」

 企業誘致の「光」と衰退する中小事業者の「影」。市の対策に決定打はない。

 市は、一貫して産業振興を図っていくという「理念」を定める、市中小企業振興基本条例(仮称)の制定を目指している。制定後は、事業者らと会合を重ね、具体的な振興策を決めていく方針だ。

 市は「企業間の交流促進や雇用増など実効性のある施策につなげたい」と意気込む。条例の検討会には、市商工会や婦人会などの関係者や有識者らが加わり、参加者の一人は「理念だけで終わらせたくない」と熱を込める。

 ただ、すべての中小事業者を巻き込むまでには至っていない。条例を商店主らに説明するシンポジウムが今月7日開かれ、参加したのは65人。100人以上を見込んでいた市は「PR不足だった」と悔やむ。

 町に活気を呼び起こすには、産業振興の熱を、進出企業、中小事業者の両方に広げていく必要がある。それには、「影」の声をすくっていく手だてが欠かせない。

(2012年10月21日 読売新聞)

1722チバQ:2012/10/21(日) 17:05:46
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20121021-00000198-mailo-l33
’12知事選:新人対決、低調ムード 大きな争点なし、終盤動きに期待 /岡山
毎日新聞 10月21日(日)12時17分配信

 16年ぶりの新人対決となった知事選で、各陣営は、低調な選挙ムードを心配している。県内を二分するような争点がなく、二大政党や労組など従来の集票マシンが対決する構図でもないからだ。しかし終盤に向けて「底流で動きが出始めた」という見方もある。
 倉敷市内で14日夕にあった無所属新人の個人演説会。大票田・倉敷市での大規模集会だったが、約900人が入るホールは空席が目立った。国会議員は壇上で「盛り上がっていませんねえ。もっと関心を持たないと」と説教調で呼びかけた。
 各陣営とも情勢を分析する。大西幸一さん(72)の陣営は「まだ盛り上がりは感じられない」。伊原木隆太さん(46)を支援する自民県議は「投票率は前回の43・78%を下回り、40%を割るかも」。一井暁子さん(42)の陣営幹部も「このままでは投票率40%前後だろう」と予測する。
 前回の知事選では、財政危機宣言後の行財政改革や倉敷チボリ問題、現職知事に対する多選批判で、県内が二つに割れる激しい選挙戦となった。今回は各候補とも教育や雇用などを重点課題に挙げ、違いは見えにくい。自民党や連合岡山が同一候補を支援する一方、民主党は自主投票で、政党が対決する構図でもない。ある陣営幹部は「どうも張り合いがない」とこぼす。
 しかし、大西さんは脱原発などをアピールし支持拡大を図る。伊原木さん陣営も自民党県議団を中心に引き締めを図り、一井さんには連合岡山傘下の一部労組が支持に回る。ある経済界関係者は「県内企業の大半は模様眺めだったが、終盤に入って動きが出るのではないか」と話す。【井上元宏、小園長治】
 ◆歴代初当選は60%以上
 過去17回の知事選で5人の知事が選ばれたが、初当選時の投票率はいずれも60%を上回った。激戦を勝ち抜き、高い投票率でスタートダッシュを切った。
 戦後最初の西岡広吉氏が当選した47年の投票率は71・38%。三木行治氏が西岡氏らを破った51年は過去最高の88・42%だった。三木氏の死亡に伴う64年の選挙では自民党の加藤武徳氏が社会党新人との対決を制し、投票率は73・11%だった。
 長野士郎氏が革新系で出馬し、加藤氏との保革対決で勝った72年の投票率は74・17%。石井正弘知事は96年、現参院議員の江田五月氏と接戦を演じ、投票率は61・9%だった。【井上元宏】
10月21日朝刊

1723チバQ:2012/10/22(月) 23:26:31
>>1714-1716

http://mytown.asahi.com/shimane/news.php?k_id=33000001210220013
安来市長に近藤氏
2012年10月22日

◆庁舎建て替え訴え再選◆


 安来市長選挙は21日に投開票され、現職の近藤宏樹氏(67)が、新顔で前市議の勝部幸治氏(53)=共に無所属=を破って再選を果たした。当日有権者数は3万4358人、投票率71・29%(前回71・73%)。


 近藤氏の事務所(安来町)には支援した市議や支持者らが集まり、当選が決まって近藤氏が姿を見せると拍手などが起きた。


 近藤氏は5月に立候補を表明。選挙戦では、財政再建など1期目の成果を訴える一方、合併した旧1市2町に庁舎を置く分庁舎方式の継続や、安来庁舎の現在地での建て替え実現を訴えて支持を広げた。


 9月に市議を辞めて立候補を表明した勝部氏は、知名度不足は否めなかった。庁舎建て替え問題では「もう一度市民に場所や方式を問い直す」と訴えたが及ばなかった。(藤家秀一)

http://mainichi.jp/area/shimane/news/20121022ddlk32010347000c.html
選挙:安来市長選 近藤さん再選 メガソーラー誘致に意欲 /島根
毎日新聞 2012年10月22日 地方版

 任期満了に伴う安来市長選は21日投開票され、現職の近藤宏樹件氏(67)=無所属=が、新人で元市議の勝部幸治氏(53)=同=を破り、再選を果たした。投票率は71・29%(前回71・73%)。当日有権者数は3万4358人(男1万6205人、女1万8153人)だった。【目野創、鈴木健太郎】

   ◇

 04年に合併で誕生した新安来市になってから3度目の市長選。前回選に続いて市庁舎の建て替え問題や、産業振興、中山間地域対策などが争点となった。また、市議会と対立してきた近藤氏の4年間の市政運営のあり方も問われた。

 同市安来町にある近藤氏の事務所には、多くの支持者が詰めかけ、テレビの開票速報を見守った。当選確実の知らせが入ると、歓声が上がり、当選の喜びを分かち合った。

 知名度で勝る近藤氏は、選挙戦で財政健全化など4年間の実績を強調。中心市街地からくまなく歩いて支持を訴えた。市庁舎問題を巡っては、現在地での建て替えを実現すると前回選に続いて主張。干拓地へのメガソーラー誘致や福祉の充実なども強調した。一方、勝部氏は自民党系市議の最大会派の会長も務めた実績から組織戦を展開。産業振興、雇用創出を主に訴えた。

==============

近藤宏樹(こんどう・ひろき) 67 無現(2)

 市長▽食料品店・学習塾経営▽安来節保存会会長[歴]市議▽法大

1724チバQ:2012/10/22(月) 23:26:57
http://www.nnn.co.jp/news/121022/20121022044.html
安来市長 近藤氏再選 僅差で勝部氏破る
2012年10月22日

 任期満了に伴う島根県安来市長選は21日、投票が行われ、即日開票の結果、現職の近藤宏樹氏(67)=1期、同市安来町=が新人の元市議、勝部幸治氏(53)=同市荒島町=を僅差で破り、再選を果たした。投票率は前回の市長選(71・73%)をわずかに下回る71・29%だった。


 近藤氏は、市役所庁舎の現地建て替えを訴えて初当選した前回選公約の履行を前面に掲げ、庁舎問題の仕切り直しを主張する勝部氏の考えを「主権者不在」と批判。再選された近藤氏が硬直化した移転先土地所有者との補償交渉をいかに進め、勝部氏を担いだ市議会多数派が近藤氏にどう向き合うかが今後の焦点になる。

 市政の軌道修正を訴え、「聴く耳」を持つと強調した勝部氏は労組や農政会議の支援を受け、組織力で優位とみられたが、出馬表明が出遅れ、知名度不足を補えなかった。

 逆に、近藤氏は後見人的立場の医療法人昌林会の杉原建理事長らが脇を固め、地盤の市街地を中心に草の根運動を推進。有権者は庁舎問題のほかに目立った失政がなく、財政の健全化を図る近藤市政の2期目を選択した。

 当日有権者数は3万4358人(男1万6205人、女1万8153人)。

▽安来市長選開票結果
(選管最終)
当12695 近藤 宏樹67 無現
 11587 勝部 幸治53 無新

1725チバQ:2012/10/22(月) 23:27:42
http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn201210220046.html
'12/10/22
世羅町長に奥田氏初当選


 広島県世羅町長と町議(定数14)のダブル選は21日投開票された。町長選は、無所属新人で元町議会議長の奥田正和氏(49)が、無所属現職の山口寛昭氏(64)、無所属新人で会社社長の泉龍雄氏(65)を破り、初当選を果たした。15人が争った町議選は、深夜まで開票作業が進められた。

 当選確実の連絡を受けた奥田氏は、同町寺町の事務所で詰め掛けた大勢の支持者と握手を交わして万歳三唱。「過疎高齢化が進む町を変えなければならない。新しい風を吹かせたい」と述べた。

 選挙戦では、若さと行動力を前面に出し、現町政を「停滞感が漂う」と批判。具体的な政策では、起業家の育成やスポーツを通じた町民の健康増進、陸上競技場の建設などに取り組むと主張し、幅広く支持を集めた。

 山口氏は、行財政改革で町の財政安定化を図るなどした2期8年の実績を強調。若者の定住促進へ保育料や、高校生までの医療費の無料化などを提案したが、批判をかわしきれなかった。事務所では「不徳の致すところ。申し訳ない」と支持者に頭を下げた。

 泉氏は、1次産業の振興による過疎高齢化の解消などを訴えた。

 当日有権者数は1万4862人。投票率は75・66%で、選挙戦となった前々回の87・59%を下回った。

【写真説明】初当選を果たし万歳三唱で喜ぶ奥田氏(中)(21日午後10時30分、世羅町寺町の事務所)

1726名無しさん:2012/10/22(月) 23:37:13
http://www.yomiuri.co.jp/election/local/news/20121022-OYT1T00256.htm?from=ylist
岡山知事選、前百貨店社長・伊原木氏が優勢

 読売新聞社は28日投開票の岡山県知事選で、世論調査と取材を基に情勢を分析した。

 前百貨店社長・伊原木隆太氏が優位に戦いを進めている。ただ有権者の約2割は態度を決めていない。

 伊原木氏は、推薦を受けた自民支持層の8割、公明支持層の8割強を固めた。自主投票の民主支持層も4割強が支持。民主党に所属していた前県議・一井暁子氏は民主支持層から約4割の支持を得て、元共産党県委員会副委員長・大西幸一氏は共産支持層の8割に浸透。医師・山崎俊一郎氏は知名度向上を目指す。

 調査は19〜21日、無作為に作成した番号に電話をかける方法で実施。有権者在住が判明した1268世帯のうち750人から回答を得た。回答率59%。

         ◇

 大西(おおにし) 幸一(こういち) 72 無新 (元)共産党県役員〈共〉

 伊原木(いばらぎ)隆太(りゅうた) 46 無新 (元)百貨店社長〈自〉〈公〉〈た日〉

 一井(いちい) 暁子(あきこ) 42 無新 (元)県議

 山崎(やまさき)俊一郎(しゅんいちろう) 46 無新 医師

 (届け出順、〈〉は推薦政党)

(2012年10月22日08時20分 読売新聞)

1727名無しさん:2012/10/22(月) 23:43:51
http://mainichi.jp/area/yamaguchi/news/20121022ddlk35010223000c.html
選挙:光市長選/光市議選 市長選、現・新の一騎打ち 市議選は定数18に23人 /山口
毎日新聞 2012年10月22日 地方版

 任期満了に伴う光市の市長選と市議選が21日、告示された。市長選には、新人の元市議、河村龍男氏(60)と再選を目指す現職の市川熙(ひろし)氏(65)の無所属2人が届け出た。今回から定数が4減の18となった市議選には、現職16人、新人7人の計23人が立候補した。

 市長選に立候補した2人は第一声の後、選挙カーに乗り込み、市内各地を回り、支援を呼びかけた。大規模工場撤退による雇用対策や、合併で抱えた二つの市立病院のあり方などが争点になっている。

 投票は28日午前7時〜午後8時(一部は午後4時)、市内34カ所で。開票は午後9時20分から市総合体育館で行われる。

 20日現在の選挙人名簿登録者数は4万4083人。【蒲原明佳、遠藤雅彦】

 ◆市長選立候補者(届け出順)

 ◇市民と対話する市政を−−河村龍男 60 無新
 河村氏は同市光井4の光井公民館前で、約300人(陣営発表)を前に第一声。「赤字覚悟で三島温泉の施設がオープンした。このままではハコモノ行政が続いてしまう」と市川市政を批判。「住民投票条例を制定し、市民と対話しながら地域の声をくみ上げる市政をつくる」と支持を求めた。

 大手半導体メーカーのシルトロニック・ジャパン光工場の閉鎖などによる地域経済の問題について「若い人に市や外郭団体の仕事を任せ、地域を守る」と訴えた。市立病院の運営について「地域の要望に応えるため、救急医療を復活させる」と強調した。

 08年の前回市長選では次点で市川氏に敗れた。陣営幹部は「4年間細かく地域を回ってきた。必ず前回の雪辱を果たす」と力を込めた。

 ◇住民と連帯の街づくり−−市川熙 65 無現(1)
 「今の光市に満足することなく、守るものは守り、変えるべきものは変える」。市川氏は島田川沿いの広場で支持者約600人(陣営発表)を前に第一声を上げた。

 シルトロニック・ジャパン光工場の閉鎖について「1次産業の育成、公共工事の見直し、商業の活性化、企業誘致は一歩踏み出す」と約束した。

 また、前回選挙に続いて「対話、調和、人の輪の三つの『わ』をモットーに、誰もが区別なく連帯することがまちづくりの基本」と市民と連帯する街づくりを訴えた。

 上関原発計画にも触れ「今の状況では賛成できないが、電気は必要。太陽光発電や市民全体の節電に取り組んでいく」と述べた。

1728名無しさん:2012/10/23(火) 13:21:58

激突・2012知事選/本社情勢・世論調査
2012年10月23日
http://mytown.asahi.com/okayama/news.php?k_id=34000001210230001
候補者の訴えを聞く人たち=岡山市中区

■伊原木氏、3候補引き離す/一井氏、民主支持層の4割

 28日投開票の知事選について、朝日新聞社は20、21両日、有権者に電話調査し、取材による情報と合わせて情勢を探った。自民、公明の支持層を手堅くまとめる前天満屋社長の伊原木隆太氏が他の3候補を引き離し、優勢だ。

 調査では、投票態度を明らかにしていない人が5割おり、情勢が変わる可能性がある。
 投票態度を明らかにした人を分析すると、伊原木氏は自民支持層の9割、公明支持層の7割ほどをまとめている。年代別でも、各年代に支持を広げている。

 前民主党県議の一井暁子氏は、民主支持層の4割を固めるにとどまっている。元共産党県副委員長の大西幸一氏と医師の山崎俊一郎氏は苦戦している。

 情勢調査と同時に実施した世論調査では、新知事に一番力を入れてほしい政策を尋ねたところ、「経済の活性化や雇用」が39%で最も多く、「医療や福祉」29%、「子育て支援や教育」23%が続いた。男女とも「経済の活性化や雇用」が多かったほか、男性の25%が「子育て支援や教育」、女性の34%が「医療や福祉」を選び、「道路などの公共投資」を大きく上回った。

 教育予算について、ほかの予算を削って増やすことの賛否を尋ねたところ、賛成が54%に上り、反対の25%を大きく上回った。特に、子育て世代の30代と40代は6割が賛成し、不登校や学力低下問題への危機感がうかがえた。

■投票「必ず行く」60%
 知事選への関心度は「大いに関心がある」が23%、「少しは関心がある」が55%だった。また、60%が投票に「必ず行く」と答えた。「できれば行きたい」の25%と合わせ、8割強が選挙に行くと答えた。ただ世論調査では一般に「投票に行く」という回答が多くなる傾向があり、実際の投票率を示すわけではない。

 石井正弘知事の4期16年を評価するかについては、「大いに評価する」が15%、「ある程度評価する」が61%で、「評価する」が7割を超えた。だが年代別にみると、40代の21%、50代の29%が「あまり評価しない」と答えた。

 政党支持率は民主8%、自民25%、公明4%、共産1%、日本維新の会1%、たちあがれ日本1%。前回参院選時の調査(2010年7月)と比べると、民主と自民の支持率が逆転した。また、「支持政党なし」と「答えない・分からない」を合わせた無党派層は60%となり、10年の43%から大きく増えた。

■期日前投票5万3714人
 県選管は22日、知事選告示翌日の12日から21日までの期日前投票の状況をまとめた。投票者数は5万3714人で、前回知事選(2008年)と比べると1万5660人増、1.41倍となった。市町村別にみると、真庭市と西粟倉村以外の25市町村で増えた。

1729チバQ:2012/10/23(火) 20:50:59
>>1724
http://mytown.asahi.com/shimane/news.php?k_id=33000001210230003
庁舎建て替え 前進へ
2012年10月23日


再選されて、2期目の抱負を話す近藤宏樹氏=安来市安来町

◆安来市長に近藤氏再選/予算案年度内に◆


 安来市長選挙で再選された現職の近藤宏樹氏(67)が22日、市内で記者会見して2期目の抱負などを語った。選挙戦で争点となった庁舎建て替えは、改めて現在地で進めるとし、今年度中に庁舎本体の建設予算案を市議会に提出する考えを示した。


 近藤氏は21日に実施された投開票で、新顔で前市議の勝部幸治氏(53)に1108票差で辛勝した。同日夜、事務所(安来町)に集まった支持者らを前に、「1期目の4年間の成果を訴えきれなかった面はあるが、僅差(きん・さ)だったことを真摯(しん・し)に受け止める。市民の声を反映した街づくりを進めていく」と述べた。


 22日の記者会見では、2期目に臨む決意を「中海宍道湖大山圏域の市町村と連携して、市の発展を目指したい」と語った。僅差の再選については「前回のような追い風もない中、相手の組織力に対して草の根の市民力で頑張ったと思う。庁舎問題以外は着々と成果を上げており、一つの信任を得たと思う」と述べた。


 懸案の庁舎建て替え事業は、今年度当初予算に提案した3億円のうち、設計費など2億2500万円が減額された。今後の進め方については「再選されたからには、現在地での建て替えを前進させたい。今年度中に庁舎本体の建設予算案を、市議会に提出する」とした。


 前回の当選後、白紙撤回した前市長時代の新設移転計画で、予定地だった地主との補償交渉は「目的なしに土地を買えないことは、理解していただく。仲介者を代えるなどして、解決の糸口を探す」と述べた。


 この日は、市選挙管理委員会から近藤氏に当選証書が渡された。(藤家秀一、藤田絢子)

1730チバQ:2012/10/23(火) 20:59:56
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20121023-00000243-mailo-l32
選挙:安来市長選 市庁舎問題「建て替え予算案出す」 近藤氏が会見 /島根
毎日新聞 10月23日(火)16時37分配信

 任期満了に伴う安来市長選から一夜明けた22日、再選を果たした近藤宏樹氏(67)が、同市安来町の後援会事務所で記者会見を開いた。近藤氏は「大変厳しい選挙だった。身が引き締まる思い。(市政運営に)全力で当たりたい」と述べた。
 2期目の課題には、産業振興や中山間地域対策、子育て支援などを挙げた。前回選に続いて争点となった市庁舎建設問題については「建て替えのための予算案を議会に出すので通していただきたい」と対立を続けてきた市議会側を早速、けん制した。
 21日の開票結果は1108票差の接戦となった。同日午後10時20分ごろの選管発表で大勢が判明すると、近藤氏は事務所で支援者らと万歳をした。近藤氏は市庁舎問題を巡る相手候補の発言に触れ、「4年前の判定を覆すということ。民主主義の手続きを踏んだ前回選挙の結果を軽んじていた」と話した。
 一方、元市議の勝部幸治氏(53)は同じ頃、集まった支援者に頭を下げ、「私の力不足」と述べた。【目野創、鈴木健太郎、宮川佐知子】
………………………………………………………………………………………………………
 ◆開票結果
 ◇安来市長選=選管最終発表
当 12695 近藤宏樹 67 無現
  11587 勝部幸治 53 無新
10月23日朝刊

1731チバQ:2012/10/23(火) 21:26:36
http://www.ehime-np.co.jp/news/local/20121023/news20121023257.html
古川県議が離党届 愛媛維新の会合流へ
2012年10月23日(火)
 自民党を離党する意思を固めていた古川拓哉県議は22日、愛媛県松山市の県連事務所で清家俊蔵幹事長に離党届を提出した。自民は25日付で受理する方向で、古川氏は29日にも県議会会派・愛媛維新の会に合流する考えだ。
 古川氏は報道陣に、「地元の新居浜市や県の窮状を考えた時、国に訴え掛ける(自民、民主に次ぐ)第3の選択肢として愛媛維新が伸びていくことに期待している」と説明。地方から声を上げる必要性を強調した。
 古川氏の受け入れに関し、愛媛維新の越智忍幹事長は「中村時広知事に呼応した愛媛維新に、新たな戦力が加わることは力強い」と歓迎。自民からの合流は2人目になるが「まだまだ大きく伸ばしていく」と述べた。

1732チバQ:2012/10/23(火) 22:52:08
http://www.sanyo.oni.co.jp/news_s/news/d/2012102309355816
ペーパーレス審議を試行 倉敷市議会委、iPad活用
iPadを使って説明を聞く倉敷市議

 倉敷市議会の市民環境委員会は22日、米アップル社のタブレット型多機能端末「iPad(アイパッド)」を使い、ペーパーレスでの審議を試行した。

 市議会の各会派代表でつくるIT化推進検討会(6人)が、将来のペーパーレス化を検討しており、会長の森分敏明市議が委員長を務める同委員会で実施した。

 岡山市内の議事録作成会社から14台の無償貸与を受け、全委員8人と市や事務局の職員6人が使用。端末には、紙の会議資料(A4判18ページ分)と同じ内容を同社が事前に入力した。普段と同じく紙の資料も用意した。

 議員は端末の画面を指でタッチし、資料を呼び出しながら市側の説明を聞いた。「見やすい」という声の一方で、今回は端末にメモできない設定になっていたことから、「使いにくい」と紙の資料を広げる姿も見られた。

1733名無しさん:2012/10/26(金) 16:14:22
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20121026-00000194-mailo-l33
’12知事選:期間中の政治団体、街頭宣伝活動が制限 衆院選候補に明暗…今は中休み/応援で売り込み /岡山
毎日新聞 10月26日(金)15時3分配信
 解散・総選挙をめぐる与野党の駆け引きが続く中、一部の衆院選立候補予定者が活動をペースダウンさせている。公職選挙法の「確認団体制度」で、知事選期間中は、候補者以外の政治団体は街頭宣伝活動が制限されるためだ。自民や共産の立候補予定者は知事選の推薦候補を応援することで顔を売り込むが、自主投票の民主党などはその手も使いにくく、明暗を分けている。【井上元宏】

 確認団体は選挙期間中、候補者の団体に限って街頭演説や宣伝カーの使用を認める制度。有権者が他の政治活動と混同するのを防ぐ狙いだ。知事選では、いずれも無所属新人の大西幸一さん(72)▽伊原木隆太さん(46)▽一井暁子さん(42)▽山崎俊一郎さん(46)のうち、山崎さんを除く3候補の確認団体が認められている。
 このため活動を自粛する衆院選立候補予定者もいる。岡山1区の高井崇志衆院議員(民主)は、力を入れる再生可能エネルギー政策のアピールが難しく、「知事選の自主投票で存在感を出せなかったことと合わせ、正直痛い。ミニ集会に力を入れたい」と話し、宣伝カーは点検に出した。同区から立候補予定のみんなの党新人、赤木正幸氏も頭をかかえる。働く無党派層をターゲットに、オフィス街での街頭演説が知名度アップの柱だった。赤木氏は「今は中休み。知事選終了後に向けて充電です」と話した。
 一方、知事選候補を推薦する自民や共産は候補者とともに街頭に立つ。岡山1区の逢沢一郎衆院議員(自民)は、知事候補と一緒にアピール。南区であった候補者の個人演説会で、聴衆に「知事選が終われば、すぐ総選挙です」とあいさつ。「総選挙に向けて、有権者の気持ちを駆り立てたい」と力を込めた。同区から出馬を予定する共産党新人、垣内雄一氏も知事候補に同行し、南区や北区を回り、脱原発や消費増税反対を訴えた。垣内氏は「県政の課題とともに、候補を推薦する共産党の存在感も打ち出したい」と話している。
………………………………………………………………………………………………………
 ■ことば
 ◇確認団体制度
 知事選などの選挙期間中、候補者の1団体だけに街頭での政策宣伝を認める公職選挙法上の制度。政治活動として行う演説会(政談演説会)開催▽屋外での政談演説▽政治活動用の車の使用▽宣伝告知のための拡声器の使用−−などは確認団体だけに認められ、それ以外の政治団体は原則禁止される。
 知事選で県選管が認めた確認団体は、大西さんの「住民こそ主人公・県民の会」▽伊原木さんの「生き活き岡山」▽一井さんの「草のネットおかやま」の3団体。
10月26日朝刊

1734*Щ`*Х**`**å***`** **n:2012/10/26(金) 18:34:16
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1735チバQ:2012/10/29(月) 00:03:28
自民公認が落選してますね
どんな構図だったんだろ
http://www.sanyo.oni.co.jp/news_s/news/d/2012102823414251/
県議補選で若井氏初当選 元岡山市議
 岡山県議会岡山市中区選挙区の補欠選挙(欠員1)は28日投票が行われ、即日開票の結果、無所属新人で元岡山市議の若井達子氏(60)が、自民新人で会社役員の花岡栄太郎氏(46)、諸派新人で会社社長の本間裕康氏(51)を破り、初当選した。

 若井氏は中区湊の選挙事務所で、集まった支持者に「教育、防災、子育て支援の充実に取り組み、県政という新しい場所で有権者の期待に応えるように頑張ります」と抱負を述べた。

 欠員は、今年2月に一井暁子氏が知事選出馬に向けて県議を辞職したため。若井氏の任期は、残任の2015年4月29日まで。

 投票者数は4万3110人(男1万9821人、女2万3289人)。投票率は38・11%(男37・69%、女38・47%)だった。

◇選管最終◇

当 若井達子  15856
  花岡栄太郎 13498
  本間裕康  10713
(無効3041、持ち帰り・不受理2)

1736チバQ:2012/10/29(月) 23:47:50
>>1653>>1718>>1727
http://mainichi.jp/area/yamaguchi/news/20121029ddlk35010194000c.html
選挙:光市長選/光市議選 市長選、市川氏が喜びの再選 市立病院再編に市民理解 /山口
毎日新聞 10月29日(月)11時42分配信

 任期満了に伴う光市長選と市議選(定数18)が28日投開票された。市長選は、現職の市川熙(ひろし)氏(65)が、新人で元市議の河村龍男氏(60)を破り、再選を果たした。大和、光の両市立病院の機能分化や大規模工場撤退での雇用対策に市民の理解が示された形になった。
 当日有権者数は4万3627人(男2万457人、女2万3170人)。市長選の投票率は66・70%(前回71・73%)。
 市川氏は保守系支持層や市役所労組などに浸透し、公明党支持者や無党派層からも支持を得た。選挙戦で市川氏は「地域に少ない療養型病床を大和総合病院に増やし、病床稼働率も上がっている」と市立病院再編の成果を強調し、医療と福祉の充実を訴えた。
 一方、河村氏は大和総合病院の救急医療復活を訴えたが、支持を拡大できなかった。
 今回から定数が4減の18になった市議選は、現職16人、新人7人が争い、29日未明、新市議が続々と誕生した。【蒲原明佳】
………………………………………………………………………………………………………
市川熙(いちかわ・ひろし) 65 無現(2)
 寝具店経営▽ボーイスカウト県連盟理事長[歴]光高育友会会長▽旧市議3期▽市議▽早大
………………………………………………………………………………………………………
 ◆市長選開票結果=選管最終発表
当 16,242 市川熙  65 無現
  12,391 河村龍男 60 無新
〔山口版〕
10月29日朝刊

http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn201210290084.html
'12/10/29
光市長に市川氏が再選


 光市長選は28日投開票され、無所属現職の市川熙氏(65)が、無所属新人の河村龍男氏(60)を破り再選を果たした。

 市川氏は、自民党県議や前市長の支援、公明党の応援を受けるなど、組織的な選挙戦を展開。2008年に続いて河村氏の挑戦を振り切った。

 04年の合併で二つになった市立病院の再編や、市農業振興拠点施設「里の厨(くりや)」建設など1期4年の実績を強調して、支持を広げた。

 08年の前回市長選に続く挑戦となった河村氏は、支持者を小まめに回る草の根選挙を展開。旧大和町にある市立大和総合病院の急性期機能復活や住民投票条例制定などを訴えたが、及ばなかった。当日有権者数は4万3627人。投票率は66・70%と前回を5・03ポイント下回った。

1737チバQ:2012/10/29(月) 23:50:41
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20121029-00000018-san-l33
伊原木氏、3新人に大差 知事選、初当選 岡山
産経新聞 10月29日(月)7時55分配信

 ■戦後初の民間出身「閉塞感を破る」

 任期満了に伴い、28日に投票、即日開票された知事選は、無所属新人で元天満屋社長の伊原木隆太氏(46)=自民、公明、たちあがれ日本推薦=が他の新人3氏に大差をつけて初当選、16年ぶりの新知事に決まった。県政のリーダー交代となる注目の戦いだったが、投票率は38・64%で、平成20年の前回(43・78%)を下回った。当日有権者は155万9984人(男74万545人、女81万9439人)。

 立候補していたのは伊原木氏のほか、元県議の一井暁子氏(42)▽市民団体代表の大西幸一氏(72)=共産推薦▽医師の山崎俊一郎氏(46)。

 岡山では戦後初の民間出身知事誕生で、日本百貨店協会によると、百貨店経営者からの知事への転身は初めてという。

 岡山市北区の伊原木氏の選挙事務所には同日夜、続々と支持者らが集まった。テレビで早々と「当選確実」の一報が流れると、割れんばかりの大歓声。まもなく伊原木氏と妻の奈美さんが姿を見せると、大きな拍手と声に包まれ、2人は陣営幹部らとともに歓喜の万歳を繰り返した。

 伊原木氏は支援者に感謝の言葉を述べた後、「これまでにない発想でこの閉塞(へいそく)感を破っていきたい。全身全霊で仕事に邁進(まいしん)する」と力強く抱負を語った。

 4期目の現職、石井正弘知事(66)の今期限り(任期は11月11日まで)の退任で新人対決となった今回の選挙戦。

 推薦した3政党や連合岡山など約2千の企業、団体の組織力を固めた伊原木氏は、産業振興に向けた企業誘致の積極展開や教育県再興のための徳育重視などを政策に掲げ、14年間の天満屋社長としての実績をもとに「県庁や教育現場に民間(企業)の“当たり前”を」などとアピール、他候補を寄せ付けなかった。

1738チバQ:2012/10/29(月) 23:51:04
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20121029-00000174-mailo-l33
’12知事選:大差で民間、伊原木さん 経営経験訴え初当選 /岡山
毎日新聞 10月29日(月)12時31分配信

 任期満了に伴う知事選は28日投開票された。無所属新人4人の争いで、前天満屋社長の伊原木隆太さん(46)=自民、公明、たちあがれ日本推薦=が、前県議の一井暁子さん(42)▽県生活と健康を守る会連合会長の大西幸一さん(72)=共産推薦▽医師の山崎俊一郎さん(46)を大差で破り、初当選を果たした。4期目の石井正弘知事(66)の引退表明を受けて16年ぶりに新知事が誕生。戦後5人続いた官僚出身知事の後、初の民間出身知事となった。当日有権者数は155万9984人(男74万545人、女81万9439人)。投票率は38・64%(前回43・78%)だった。
 伊原木さんの北区の事務所に、投票終了から間もなく、「当選確実」の一報が伝わると、大歓声と拍手がわき起こった。グレーのスーツと青色ネクタイ姿で現れた伊原木さんは、駆けつけた国会議員や県議らとがっちり握手を交わした。
 伊原木さんは「みなさま方の応援で厳しい選挙を勝ち抜くことができました」と深々と頭を下げた。「有権者は、県庁の外からの視点で今までのシステムを変える仕事をしてほしいと私を選んでくれた」と選挙戦を振り返った。「これまでにない発想で閉塞(へいそく)感を打ち破りたい。県庁や学校の(職員の)評価の方法を少しずつ変えて、県民のための仕組みを考えたい。一番急がなければならないのは教育だ」と強調した。
 「民間企業で培った経験を県政に生かす」と訴え続けた伊原木さん。「1年前と同じことをするのは民間企業では仕事とは言わない。現状を把握し、改善することに命がけで取り組む」と決意を述べた。【井上元宏】
 ◇「草の根」広がらず 一井さん陣営、無念かみしめ
 一井さんの北区の事務所では、支持者が無念さをかみしめた。組織に頼らない「草の根選挙」を目指したが支持は広がらなかった。
 一井さんは目を潤ませて、「私の力不足。多くの人が思いを託してくれたことは実感として分かる。申し訳ない」と語った。支持者が涙を見せると笑顔で手を差し伸べ「ありがとう」と握手を交わした。【五十嵐朋子】
 ◇高齢者に訴え届いた 大西さん陣営、健闘たたえる
 大西さんの南区の事務所では支持者ら約20人が集まり、大きな拍手で健闘をたたえた。
 大西さんは選挙戦を振り返り、「選挙で県内を回ったが、過疎化や無縁社会が広がっていると感じた。高齢者に訴えは届いたと思うが、県民全体に訴えるには時間が少なかった。今後も県民の命と暮らしを守る運動を進めていく」と誓った。【石井尚】
………………………………………………………………………………………………………
 ■視点
 ◇“民の手法”で大胆な船出を
 県民は、「民間の力を生かす」と訴えた46歳の伊原木隆太さんを新知事に選んだ。自民、公明、たちあがれ日本の各党や各種団体・企業から推薦・支援を受ける組織的な選挙戦術で県内の各層から幅広い支持を得た。

 だが取り巻く環境は厳しい。地域経済は後退し雇用拡大、産業振興は緊急課題だ。過疎化や高齢化など中山間地域が抱える問題も早急に手を打たねばならない。加えて、学力低下問題などの教育再生も待ったなしだ。
 現状を打破するため、多くの県民が期待したのは、前例にとらわれずに岡山県の未来像を描くリーダーの登場だった。「民間の手法を大胆に取り入れる」と語りかけた伊原木さんに、県民は県政のかじ取り役を託した。
 石井正弘知事は、4期16年の任期中、財政立て直しに取り組んだ。財政難が続く中、伊原木さんは選挙戦で、数百億円の総事業費がかかるJR倉敷駅周辺の高架化を公約した。厳しい制約の中で、新しい施策に必要な予算をどう捻出するのか。岡山がかつての輝きを取り戻すためのビジョンをどのように示すのか。そして、いかにして伊原木カラーを打ち出すのか。県民は期待を込めて、新知事の船出を見守っている。【小園長治】
………………………………………………………………………………………………………
 ◆開票結果=選管最終発表
当 358564 伊原木隆太 46 無新
  188089 一井暁子  42 無新
   33577 大西幸一  72 無新
   13893 山崎俊一郎 46 無新
………………………………………………………………………………………………………
伊原木隆太(いばらぎ・りゅうた) 46 無 新(1)
 [元]天満屋社長▽宗忠神社奉賛会長[歴]外資系コンサルティング会社員▽天満屋ストア会長▽日本百貨店協会副会長▽中四国百貨店協会長▽岡山市行財政改革大綱検討委員▽岡山大経営協議会委員▽東大=[自][公][た]
10月29日朝刊

1739チバQ:2012/10/31(水) 01:42:23
http://www.yomiuri.co.jp/election/local/news/20121029-OYT1T01702.htm?from=ylist
まとまらぬ民主、アポなし議員も…知事選嘆き節

 28日に投開票された岡山県知事選では、「近いうち」の解散・総選挙を求める自民が伊原木隆太さんを推薦し、選挙期間中に安倍晋三総裁が来県して存在感を示した一方、民主はまとまりを欠いて自主投票に追い込まれた。

 ある民主関係者は「政権与党の姿を示せず、このままでは衆院選は戦えない」と嘆く。

 当選した伊原木さんの事務所には、推薦した自民の国会議員、石原新党に合流するたちあがれ日本の片山虎之助参院議員も駆けつけ勢いを誇示した。

 特に自民は、安倍総裁が23日、岡山市内で「民主政権を1日も早く倒さなければならない」と息巻いた。

 民主は、支持団体の連合岡山が伊原木さんの推薦を決めたが、民主を離党して「無党派」として出馬した一井さんを推す声もあってまとまらなかった。

 党最高顧問で県連顧問の江田五月参院議員は「自民県政に手を貸すことは出来ない」と自主投票の理由をメールマガジンで説明。ほとんどの県関係国会議員に表だった動きはなく、支持者にも「ご自身の判断で」と言うのみ。伊原木さんの演説会にアポなしで参加する衆院議員もいて、衆院選の前哨戦に党として参加できず、「まとまらない民主」の姿を露呈した。

(2012年10月30日07時50分 読売新聞)

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カッコいい!興味をそそりますね(^m^)
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1745チバQ:2012/11/03(土) 13:34:13
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20121103-OYT1T00413.htm?from=y10
町長、女性への暴行を否認「指一本触れてない」

 徳島市内の飲食店で、女性従業員の顔に拳を押しつけたとして、暴行罪で強制起訴された河野俊明・石井町長(67)の第5回公判が2日、地裁(佐藤晋一郎裁判長)であった。
 河野町長は被告人質問で「あいさつ程度のつもりで、女性に『従業員を大切にしないといけない』と話しただけ。女性には指一本触れてない」と改めて起訴事実を否認した。

(2012年11月3日12時16分 読売新聞)

1746チバQ:2012/11/03(土) 21:08:53
>>1411
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20121103-00000172-mailo-l35
選挙:防府市議選 市長サイド、「定数削減」争点化の動き 現議会多数派、地域活性化策重点に訴え−−あす告示 /山口
毎日新聞 11月3日(土)14時55分配信

 4日告示される防府市議選(定数25)。これまでに30人が出馬表明、激しい選挙戦が予想されるなか、少数与党のもと厳しい議会運営を迫られている松浦正人市長サイドに、市長が公約とする「議員定数の削減」を争点化させようとする動きが出ている。これに対し現議会の多数派は「定数是正の議論は既に決着済み」として、地域活性化策を重点に訴える構え。定数是正を含め市執行部が提案した重要議案が相次ぎ否決される「ねじれ」状況に、市議選の結果がどう影響するかも注目される。【脇山隆俊】
 先月29日の市長定例会見。「市議選の争点は定数削減。目安は17だ」。松浦市長は「削減は民意。(立候補予定者は)市民の声に耳を傾け、当選してほしい」と訴えた。
 同市議会の定数削減問題は、松浦市長が10年5月の市長選で「定数半減」を公約に掲げて当選したのが発端。その後、議会では、定数削減案が5回否決された。11年の3月議会では、市民団体が3万5578人分の署名を添えて直接請求した「定数を27から17に減らす案」も5対19(欠員2)の賛成少数で否決。結局、今年の6月議会で、現状から2減とする議員提出議案が可決され、今回の市議選は定数25で行われる。
 市議会には現在、10の会派がある。このうち、市長を支える「与党」と呼べるのは3会派計6人のみで、うち3人は今期限りで引退する。市長が公約の定数半減を実現するには厳しい状況だ。このため、松浦氏が代表を務める政治団体「とことん防府」執行部は市議選で現職3人、元職1人、新人4人の8候補を支援する方針。大幅削減に抵抗感を持つ候補もいるが、とことん防府の馬野昭彦幹事長は「現状より減らすべきだというのは共通の考え。議会の勢力図を変え、段階的に減らしたい」と話す。
 一方、議会多数派はこれまで、市長の定数半減論に「数字的な根拠がない」などとして否定的な立場をとってきた。最大会派、明政会の議員は「定数問題は二つ減らすことで決着が付いた。問題を長引かせて不幸になるのは市民だ」と言い、選挙戦では企業誘致や雇用を訴える構え。「議員としての自分の役割をきちんと説明する。白黒付くので、定数が争点となるのは歓迎」と自信を見せる。
 防府市議会は今年度、市執行部が提案した24議案のうち、2議案を否決し、5議案を修正可決した。議員提案も8議案。執行部提案が与党の賛成多数でそのまま可決されることが多い地方議会としては異例だ。
 このような市長と議会の「ねじれ」状況について、市長は「反対のための反対だ」と議会を批判。一方、現職議員の一人は「対立とみるのは誤解。議会は市長の追認機関ではなく、健全なチェック機能を果たしている」と反論。「ねじれ」の評価も両者で食い違う。
 仮に市長に近い候補が躍進した場合、市長与党が極めて少ない議会の勢力図が変わる可能性もある。市長は「新局面になれば、定数削減案を(再び)提案することもある」と話している。定数是正を重要な争点と考えるかどうかを含め、有権者の判断が注目される。
    ◇
 立候補予定者は民主・自民各1、公明3、共産2、無所属23の計30人。立候補受け付けは4日午前8時半〜午後5時、市役所。投票は11日(野島は10日)午前7時〜午後8時。同日午後9時からソルトアリーナ防府で開票され、12日未明には新議員誕生の見込み。9月2日現在の有権者数は9万6841人。
〔山口版〕
11月3日朝刊

1747チバQ:2012/11/03(土) 21:19:03
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/tokushima/news/20121101-OYT8T01535.htm
小松島市長選 池渕元市議出馬表明

 来年1月20日告示、27日投開票の小松島市長選で、元市議の池渕彰氏(40)が1日、市役所で記者会見を行い、立候補を表明した。同市長選への出馬表明は元市議の浜田保徳氏(55)に続いて2人目。

 会見で池渕氏は政策実現力をアピール。防災、教育、行財政改革をマニフェストの3本柱に掲げ、「市民が上を向いて、期待感の持てる施策をどんどん行っていきたい」と述べた。

 池渕氏は県立徳島商高卒。2007年の市議選で初当選し、2期目途中の1日に議員辞職願を提出し、同日許可された。

(2012年11月2日 読売新聞)

http://mainichi.jp/area/tokushima/news/20121102ddlk36010637000c.html
選挙:小松島市長選 現職・稲田氏が不出馬 2期目「財政再建に成果」 /徳島
毎日新聞 2012年11月02日 地方版

 来年2月2日の任期満了に伴い同1月20日告示、27日投開票の日程で実施される小松島市長選について、現職の稲田米昭市長(67)は1日の臨時市議会で「今任期末をもって市長の職から退くことを決断した」と立候補しない意向を示した。

 稲田市長は、04年度から7年連続で実質赤字だった市の財政が11年度決算で黒字に転じたことを実績として挙げ、「当初から2期8年という考えで全身全霊課題に取り組んできた。財政再建という自らに課した取り組みに一定の成果を得た」と述べた。

 稲田市長は、市議を経て05年1月の市長選で初当選し、現在2期目。県市長会副会長などを務める。

 一方、同市長選にはこの日市議を辞職した新人の池渕彰氏(40)が無所属で立候補することを表明。同様に市議を10月29日に辞職した新人の浜田保徳氏(55)も無所属で出馬する意向を明らかにしている。【阿部弘賢】

1748チバQ:2012/11/03(土) 21:31:15
>>1746
http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn201211020058.html
'12/11/2
防府市議選定数2減どう評価


 任期満了に伴い4日に告示される防府市議選は、定数2減の25で争われる。過去2年半にわたり、松浦正人市長と市議会は定数削減問題で対立を繰り返したが、最終的には山口県内19市町の平均3・5を大きく下回る削減数。市民の間では、両者の「泥仕合」に対する反発も広がっている。

 定数をめぐる議論の発端は、松浦市長が2010年5月の市長選で掲げた「市議定数半減」の公約だった。

 同6月の市議会定例会で、松浦市長は定数27を13に減らす条例改正案を提案したが、議会側は「執行部への監視機能を損なう」などと否決。11年1月の臨時会では市民の直接請求に基づき17に減らす改正案が提案され、議会側は否決した。

 同9月の定例会でも定数2減、4減とする二つの改正案が議員提案されたが、議会側はいずれも否決。これに反発した松浦市長が辞表を提出し、10月に撤回する騒動もあった。

 結局、市議選を半年後に控えた今年7月の定例会で可決したのは、当時の欠員と同数の2減とする条例改正案だった。

 これに対し、市民の間では「市議会は自覚が足らない」「市長も実現可能な提案をすべきだ」などと、定例会のたびに議論を空転させる両者への反発と不信が一挙に広がった。

 県内の19市町議会は美祢市の7をはじめ、阿武町6、柳井市5などの削減をして現定数を確定。うち12市町議会は、最近4年間に削減している。

 防府市議会は前回市議選に先立ち06年に定数を3削減している。ある市議は「2回の削減数を合わせれば少なくない」とし、他の市議は松浦市長が唱える定数半減について「市議選の争点とは思わない」と強調。4年前に市議を引退した大村崇治さん(75)は「議会の定数は議員が主体的に考えるべきで、市長が問題にするのはおかしい」と指摘する。

 一方、松浦市長は10月29日の会見で「市議選の最大の争点は(2010年5月の前回市長選などで)定数大幅削減を求めた民意に対してどう答えを出すかだ」と明言。市民が直接請求した定数17がふさわしいとの考えを崩していない。

 今回の選挙では定数25に対して現職18、元職2、新人10の計30人が立候補を予定している。各立候補者が定数減問題にどういう考えを示すのか、有権者は注目している。

1749チバQ:2012/11/04(日) 23:20:21
http://www.ehime-np.co.jp/news/local/20121104/news20121104436.html
新居浜市長に石川前副市長が無投票当選
2012年11月04日(日)

 任期満了に伴う愛媛県新居浜市長選挙が4日告示され、新人の前副市長石川勝行氏(64)=無所属=以外に立候補の届け出がなく、無投票で石川氏の初当選が決まった。新居浜市長選の無投票は、戦後の現行制度で初めて。
 同市では、3期12年務めた佐々木龍市長(57)が5月末に今期限りでの引退を表明。石川氏は9月下旬、地元経済界や共産を除く市議会各派からの出馬要請を受ける形で副市長を辞任し、出馬の意向を明らかにした。
 県の部長や市の副市長など豊富な行政経験を強みに「チーム新居浜」で市政運営に当たるとし、幹線道路の整備促進▽住友各社との連携強化による産業活性化▽市内統一テストによる小中学生の学力向上▽職員の意識改革による効果効率的な市役所の実現―などを公約に挙げた。

1750チバQ:2012/11/06(火) 22:39:52
>>1692>>1702
http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn201211070024.html
'12/11/7
リコール署名を選管に提出


 道交法違反(無免許運転)の罪で有罪判決が確定した正木篤広島県議(広島市安佐北区)に対する解職の直接請求(リコール)で、署名活動をした住民団体は6日、5万1483人分の署名簿を区選管に提出した。有権者の3分の1(4万1285人)以上の署名数が確認されれば、解職投票は来年2月中旬ごろになる見込み。

 団体は区内の自治会役員たちでつくる「正木篤県議のリコールを勧める有志の会」。梅田千秋代表(74)と請求代表者、受任者の計4人が区役所を訪れた。梅田代表が5845枚の署名簿を区選管事務局長の宮川裕壮区長に手渡した。梅田代表は「多くの区民の思いを受け止め、正木氏は一日でも早く辞職すべきだ」と話した。

 区選管は、署名をした人が、安佐北区の選挙人名簿に登録されているかどうかを審査。署名の重複や記載の不備などを20日以内にチェックし、7日間縦覧する。

【写真説明】区選管事務局長の宮川区長(右)に署名簿を手渡す梅田代表

1751チバQ:2012/11/09(金) 20:46:30
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/shimane/news/20121108-OYT8T01448.htm
「合併特例」後の財政難 雲南市の課題



岡山県真庭市役所で開かれた「交付税制度研究会」の初会合(5月9日)=真庭市提供 雲南市長選と同市議選(定数22)の告示が11日に迫った。立候補予定者の事務所も各地に開設され、選挙ムードが高まっている。2004年の合併から8年、市政は軌道に乗ったのか。市の財源で最も大きな地方交付税の問題だけでも、市の前途は多難なことが浮き彫りになってくる。(高田史朗)

 木次、加茂、三刀屋、掛合、大東、吉田の6町村が合併して誕生した人口約4万2000人の雲南市。553平方キロ・メートルと面積は広大だが、過疎や高齢化で税収は乏しく、12年度一般会計当初予算の歳入274億円のうち、57・3%に当たる157億円を地方交付税に依存してきた。

 しかし、間もなく合併から10年を迎え、交付税の「特例措置」が終了する。交付税は15年度以降、少しずつ減らされ、20年度には31億円減になるという事態が起きる。

 合併特例法に基づき、合併した当初、交付税は旧町村ごとに算出した額が合計され、合併後にひとつの市として算定した額より多い額が交付されてきた。消防、幼稚園などすぐに合理化できない人員や、各町村の借金など合併だけでは減らないマイナス分があることなどを考慮したものだ。自治体に合併を促すための国の優遇措置とも言われてきた。

 しかし、特例措置は10年間で終わり、その後は本来の交付税額に減らされていく。自前の市税収入が約40億円しかない雲南市にとって、交付税31億円減のダメージは大きい。

     

 交付税の減額は、合併当初から分かっていた。市は、いずれ来る「特例」の終了に備え、人件費や無駄な事業を削り、歳出の削減に取り組んできた。市の借金に当たる市債の返済も急ぎ、合併時に846億円あった地方債残高を11年度末には667億円にまで減らした。

 今も、中期財政計画(12〜16年度)に沿って、5年間で一般会計の歳出を約56億円削減しようとしている。

 しかし、市では大きな事業が相次ぐ。今年度中に三次ジャンクション(広島県三次市)まで開通する中国横断道尾道松江線の周辺整備も必要だ。市立雲南病院の建て替えも始まる。「31億円減」が市民生活にどんな影響を及ぼすのか想像もつかない。

    

 市は今年5月9日、同じように山間部の小さな町村が合併し、財政が苦しい岡山県真庭市、同県美作市、広島県安芸高田市と4市で「交付税制度研究会」を設立した。10月上旬には、議論の成果をまとめた意見書を国に提出。現行の交付税は算定方法が画一的で、自治体の事情を考慮して算定してほしい、などと訴えた。

 市の幹部は「意見書に対する国の判断が出るのは来年。できることなら、31億円が半分ほどになってくれれば……」と期待をかけている。

 特例措置が終了して交付税が減り始めるまであと3年。次の市長や市議会は、この難問に立ち向かわなければいけない。

 ※地方交付税 各自治体が一定水準の行政サービスを行えるよう財源を保障する制度。国が国税収入を自治体に配分。使い道は自治体の判断に委ねられている。交付額は、各自治体の基準財政需要額から、基準財政収入額を差し引いて算出されている。基準財政需要額を決める際、人口10万人、面積160平方キロなどと仮想したモデル自治体をベースに補正しているため、各自治体の実情に合っていないという意見がある。

(2012年11月9日 読売新聞)

1752チバQ:2012/11/09(金) 22:23:25
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20121109-00000238-mailo-l32
選挙:雲南市長選 初の選挙戦か 庁舎移転が争点に /島根
毎日新聞 11月9日(金)15時26分配信

 任期満了に伴う雲南市長選は11日告示、18日に投開票される。3期目を目指す現職の速水雄一氏(66)と、介護福祉事業を手がける新人の藤原隆広氏(63)がいずれも無所属で立候補を表明しており、一騎打ちの公算が高い。04年に旧6町村が合併して誕生した雲南市では、過去2回の市長選はいずれも無投票だったため、有権者にとっては今回が初めて民意を示す機会となりそうだ。初の選挙戦を前に、市民の思いや市の課題を探った。【金志尚】
. ◆半世紀ぶり
 「選挙になって良かった。町民は皆、そう思っているんじゃないか」。加茂町加茂中で料理店を営む白根郁三さん(74)は、選挙戦となる見込みを歓迎した。合併前を含めると、旧加茂町では1963年が最後の首長選。実に12期連続、半世紀にわたって投票の機会がなかった。店を構えて40年となる白根さんは「事業を推進するにもやめるにしても、民意が示された上で判断すべきだ」と話す。
 10月になって出馬を表明した藤原氏は「このまま指をくわえて見ているだけで良いのかと思った」と、市長選の“無投票阻止”も立候補の理由の一つだったことを明かす。
 一方、速水氏は旧加茂町長時代から6期連続して無投票当選を重ねてきた。「市長を2期にわたって一生懸命やってきた。成果の自負はあるので、市民に評価してほしい」との心境を語る。
 選挙戦となることで、選ぶ方も選ばれる方も緊張感を持って地域の課題を考える機会が生まれている。
 ◆対照的な2人
 2人の選挙への臨み方は対照的だ。
 自民党県連、公明党県本部の推薦を受けている速水氏は、後援会など組織をフル回転させる。10月23日には加茂町内で決起集会を開き、約1000人が参加。自民の竹下亘・衆院議員や青木一彦・参院議員らも激励に駆け付け、市医師会やJA雲南など業界団体のトップも姿を見せた。藤原氏が理事を務める市商工会は前会長が招かれた。
 これに対し、藤原氏は「推薦は受けない」という方針だ。03年の県議選に出馬した際、推薦を受けた連合島根とも連携せず、高校時代の同級生ら約20人が選挙戦を主に支える。街頭演説を重視し、市内各地で遊説を繰り返し、主張を盛り込んだリーフレットを配布するなど地道に浸透を図る。
 ◆課題は
 地域経済の低迷や高齢化で、市の産業は厳しい状態が続く。
 市商工会によると、07年4月に1512あった会員事業所数は今年9月には1268まで減少。根幹の農林業は担い手不足が続き、中心市街地の商店街は空洞化が進む。大東町のパート女性(45)は「とにかくお年寄りが増えている。一般企業への支援を充実させ、若者が働ける場所を増やしてほしい」などと注文は切実だ。
 今年3月、中国横断自動車道・尾道松江線の吉田掛合インターチェンジ(IC)〜三刀屋木次IC間が開通した。同区間は通行料がかからないため、並行する国道54号は交通量が減少。国道沿いにある道の駅「掛合の里」(掛合町掛合)では、春の大型連休時の売上高が昨年比4割減、お盆も同3割減るなど、大きな影響が出た。同線は今年度中に広島県三次市まで延伸予定で、国道沿線の商業関係者には不安が広がっている。
 ◆2人の主張対立
 産業が低迷する中、市庁舎の移転新築計画は数少ない大型インフラ整備だ。市は、木次町木次にある現庁舎を木次町里方に30億円以上をかけて移転する計画を打ち出しており、出馬予定の2人の主張は対立している。
 現職の速水氏は、市議会が今年3月に基本設計を承認した経緯などを踏まえ「庁舎は危機管理の拠点。現庁舎は老朽化しており、災害時に機能を果たせない」と計画推進を訴える。一方、藤原氏は計画の大幅見直しの考えを示し、「今の候補地は地盤などに問題がある。事業費も抑え、その浮いた額を産業振興に回すべきだ」と主張。大きな争点となる可能性がある。
11月9日朝刊

1753チバQ:2012/11/11(日) 20:00:22
http://mytown.asahi.com/okayama/news.php?k_id=34000001211100001
石井知事退任/悪化財政対応の16年
2012年11月10日
 4期16年務めた石井正弘知事(66)が9日、県庁での最後の公務を終えた。退任式では「中四国の中で、岡山の拠点性を高めてほしい」と県職員に呼びかけた。新知事となる伊原木隆太氏(46)は12日に初登庁し、新旧知事の引き継ぎがある。

■新知事に「若い感覚で」

 午前10時半から開かれた退任式。古矢博通副知事ら職員約300人を前に、石井知事は「思い起こせば、一番大きな問題は就任直後に目の当たりにした厳しい財政状況だった。しかし、県民に協力をお願いして行財政改革に取り組み、危機的な状況から脱却できる見込みが立ちつつある」と振り返った。

 そのうえで「給与カットで負担をかけた。心苦しく思っている」と職員をねぎらい、「課題は山積しているが、高い志と強い信念を持って県政を推進してほしい」と語りかけた。

 その後の記者会見では、「微力ながら尽力できたという達成感と重責からの解放感を感じているが、一抹の寂しさもある」と心境を語った。新知事に対しては「県民の要望や意見にしっかり耳を傾け、強いリーダーシップと若い感覚で県政を担っていただきたい」とエールを送った。

 自民党県連から要請がある来夏の参院選への立候補については「前向きに検討しているが、もう少し関係者と協議したい。近いうちに決断したい」と話した。

 正午には正面玄関に大勢の職員や支持者らが集まり、花束が贈られた。石井知事は時折涙ぐみながら握手を交わした。最後に、拍手に応えて両手を高くあげ、県庁を後にした。

■バランス感覚評価 チボリ処理批判も

 石井県政は、それまでのインフラ整備事業に伴う借金などによって悪化した財政状況への対応に追われた16年だった。

 初めて編成した1997年度当初予算では、借金が重くのしかかり、財政調整基金などの貯金を取り崩すなどした。その後も財政の引き締めは図ったが、2008年に財政危機宣言を発し、行財政改革に本腰を入れた。

 県有施設の廃止や職員給与の大幅カットなどで危機的状況は脱しつつある。一方で、県立図書館の整備や岡山空港の滑走路3千メートル化、大規模太陽光発電所の誘致に取り組んだ。

 県幹部の一人は「政策への理解、事業の選択と集中のバランス感覚は優れていた。長野士郎前知事より仕えやすかった」と話す。

 ただ、巨額の県費をつぎ込んだ末に赤字が原因で閉園した倉敷チボリ公園への対応や、児童・生徒の暴力や学力低下などの教育問題、県南と県北の地域格差については批判の声もある。

 石井知事は、倉敷チボリ公園を運営した第三セクターの会長を務めた。ある県南部の市長経験者は「閉園までの道のりは成り行き任せでリーダーシップに欠けていた。県政の汚点と言ってもいい」と手厳しい。

 教育問題についても、あるベテラン県議は「教育の質の低下は責任を問われても仕方ない」と言う。「地域間の経済格差も拡大しており、評価はプラスマイナスゼロといったところだ」と話した。

1754チバQ:2012/11/11(日) 20:00:35
■石井県政の16年
1996年
  10月  現参院議員の江田五月氏らを破って初当選

  97年
   2月  就任後初の当初予算案を発表。戦後初めて実質で前年度比マイナスに
   7月  県出資の第三セクター「チボリ・ジャパン」が運営する倉敷チボリ公園オープン
  99年
   6月  地元住民らの反対で揺れた吉井川の苫田ダムの本体工事始まる。計画表面化から42年
  11月  県発注の土木工事に絡み、県主幹が収賄容疑で逮捕
2000年
  10月  共産党推薦候補との一騎打ちを制し、再選
  01年
  10月  岡山空港の滑走路を3千メートルに延伸し、供用開始
  02年
   4月  入札の透明性確保のため「電子入札」を導入。都道府県レベルで初
  04年
   9月  県立図書館開館。翌年度に来館者数と貸出冊数が全国都道府県立図書館で1位に
  10月  共産党推薦候補を破り、3選
  11月  苫田ダムの完成式
  07年
   9月  倉敷チボリ公園の運営主体を倉敷市へ移す「市民公園化案」を市に提案
  11月  倉敷市が市民公園化案拒否
  08年
   6月  11年度にも財政再生団体に転落するおそれがあるとして「財政危機宣言」を発表
   8月  第三セクター「チボリ・ジャパン」が公園事業廃止と解散を決定
  10月  元岡山市職員の無所属新顔候補を破り、4選
  12月  倉敷チボリ公園が閉園
  09年
   4月  岡山市が政令指定都市に
       県職員の平均7・4%減額の給与カットがスタート。12年度末まで
  11月  石井知事、民主党への陳情窓口の一元化に反発し、総務省や国土交通省を訪れて陳情
  10年
   9月  県立図書館などの駐車場を有料化
  11年
  10月  県施設「岡山テルサ」の民間譲渡を表明
  12年
   6月  県議会で今期限りでの退任を表明

1755チバQ:2012/11/12(月) 23:23:07
http://www.sanyo.oni.co.jp/news_s/news/d/2012111222155579/
赤磐市元副市長らの請求棄却 名誉棄損訴訟で岡山地裁
 赤磐市の土地購入をめぐり背任容疑で告訴され、不起訴になったものの名誉を著しく傷つけられたとして、元副市長=4月死亡=ら3人が、井上稔朗市長に対し、計約1500万円の損害賠償と本紙への謝罪広告掲載を求めていた訴訟の判決で、岡山地裁は12日、元副市長らの請求を棄却した。

 判決では、井上市長は2010年、「不必要な土地購入で市に損害を与えた」として、元副市長ら3人を背任罪などで赤磐署に告訴。報道機関に告訴事実などを公表した。

 判決理由で世森亮次裁判官は「告訴は、公務員である市長が職務を行うためにしたものであり、仮に故意や過失があったとしても、民事上の損害賠償責任は負わない」とした。

 市は、井上市長就任前の07〜08年、交差点改良などのためとして、同市議所有の土地約5270平方メートルを計約700万円で購入していた。

 判決を受け原告代理人は「控訴するか検討したい」とコメント。

 井上市長は「主張が認められたと考えている」と話した。

1756チバQ:2012/11/12(月) 23:25:33
http://mytown.asahi.com/shimane/news.php?k_id=33000001211120002
現新一騎打ちか/雲南市長・市議選あす告示
2012年11月10日


海潮幼稚園の1室にある「うしおっ子ランド」。子どもたちが夕方まで仲良く過ごす=雲南市大東町南村

◆人口減 歯止め模索◆


 雲南市の市長選挙と市議会議員選挙(定数22)が11日、告示される。立候補の届け出は午前8時半から午後5時まで、市長選は市役所4階会議室、市議選は市役所隣の市勤労青少年ホーム2階で受け付ける。投票は18日で即日開票される。


 市長選は、現職で3選を目指す速水雄一氏(66)=自民、公明推薦=と、新顔で介護福祉事業会社長の藤原隆広氏(63)が、共に無所属で立候補することを表明している。2004年に6町村が合併して誕生した市では、速水氏が2期連続無投票で当選しており、初の選挙戦になる見通しだ。


 今回から定数を2削減した市議選には、23陣営が立候補の準備を進めている。


◆「大合併」県内唯一 市制に移行◆


 雲南市は2004年に大東、加茂、木次、三刀屋、吉田、掛合の6町村が合併して生まれた。県内59市町村が19市町村に再編された「平成の大合併」では唯一、市制移行を果たした。少子化や若者の流出による人口減に歯止めをかけることを目指しているが、食い止められていない。地域をどう守るかが最重要の課題だ。


 国勢調査で人口を見ると、1975年に6町村で計5万1379人だったが10年には4万1917人に減った。15歳未満は1万1180人から5096人に。掛合町は1036人が387人に激減し、5小学校を廃校にして統合した。


 旧6町村の合併協議会が作った新市建設計画(04年3月)は「15年度に人口5万人を目指す」としたが、11年2月に市が決めた総合計画後期基本計画(11〜14年度)では「14年度に4万5千人」と下方修正した。


 人口減少にどう歯止めをかけるか模索が続く中で、海潮地区には全国からの視察が相次ぐ。和歌発祥の地とされる須我神社や棚田百選の山王寺の棚田、ため池百選の沢池、海潮温泉などがある。


 56年に大東町への編入合併で消えた旧海潮村のまちづくりを引き継ぐ海潮地区振興会は、06年から無認可保育所「うしおっ子ランド」を運営。約500戸、約2千人の全世帯が加盟し、働くお母さんの子育てを支援するために振興会費を年7500円に1千円引き上げて事業に乗り出した。市立幼稚園の1室を間借りし、幼稚園児20人中19人が利用する。市に、幼保一体の認定こども園とするよう働きかけている。


 11年からは、放課後の小学校の低学年児を預かる児童クラブを旧農協支店に開いた。今年から市の委託事業に認められた。さらに4月には、温泉施設「桂荘」の指定管理者にもなった。


 振興会の加本恂二(しん・じ)会長(68)は「地域の課題は住民が分かっている。汗をかき、知恵を出し合って暮らしと地域を守ってきた」と地域発の取り組みの重要性を強調する。来年4月には空き家を市に買い取ってもらい、京都から移る子育て中の家族を受け入れる。


 市内には交流センター(旧公民館)ごとに29の地域自主組織がある。市は、市民との共働によるまちづくりを掲げるが、海潮地区の例は、先進的なモデルケースと言える。各地域で、市民が主役のまちづくりが動き出すかに未来がかかっている。(岡田和彦)

1757チバQ:2012/11/13(火) 22:53:14
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/shimane/news/20121112-OYT8T01055.htm
雲南市長選に現新2人 市制施行後、初の選挙戦

 雲南市長選と市議選(定数22)が11日、告示された。市長選には、3選を目指す現職の速水雄一氏(66)(無所属=自民、公明推薦)と、新人の介護・福祉サービス会社社長の藤原隆広氏(63)(無所属)が立候補し、2004年の市制施行以来、初の選挙戦となった。今回から定数を2減らした市議選は、現職15人、新人8人の計23人が届け出た。

 速水氏は同市加茂町のJR加茂中駅前の事務所で出陣式をした後、駅前広場で第一声。竹下亘衆院議員(自民)や青木一彦参院議員(同)、公明党県本部の三島治代表ら支持者約300人(陣営発表)を前に、「財政の節約だけではなく、地域自主組織活動や乳幼児医療費無料化といった子育て支援、島根原発の安全協定締結の働きかけなどを進めたが、まだまだやることは多い。引き続き支援を」と訴えた。

 藤原氏は同市木次町の事務所で出陣式を行い、支持者約40人(陣営発表)を前に第一声。市の人口減が続き、地場産業が衰退しているとし、「税金を産業の振興に重点的にあて、市の活力を取り戻す」と訴えた。新市庁舎建設計画や、温水プール建設計画については「無駄があり、市長になれば白紙撤回する」と約束。医療や教育の充実にも取り組むとして「高校生までの医療費を無料化する」と力説した。

 期日前投票は12〜17日に大東、加茂、木次、掛合の各総合センター、三刀屋交流センター、吉田健康福祉センターの6か所で。投票は18日午前7時〜午後7時、市内38か所(一部で午後6時まで)で。開票は同日午後9時から市三刀屋文化体育館アスパルで行う。10日現在の有権者数は3万5256人(男1万6755人、女1万8501人)。

(2012年11月13日 読売新聞)

1758チバQ:2012/11/13(火) 22:53:37
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/yamaguchi/news/20121112-OYT8T01182.htm
「市長派」の割合増加…防府市議25人決まる

 防府市議選(定数25)は11日投開票され、新議員の顔ぶれが決まった。松浦正人市長が代表を務める地域政党の支援を受けた8人のうち7人が当選。市長派とされる議員の割合が増えたことで、議案の可否などを巡って議員間の対立が激化する可能性もある。(香月大輝)

 立候補した現職18人、元議員2人、新人10人のうち、当選したのは現職16人、元議員1人、新人8人。約3分の1が新人議員となった。投票率は52・82%で、前回(58・62%)を大きく下回って過去最低となった。

 選挙では、現職の多数が議員定数の大幅削減を掲げる松浦市長と対立してきた経緯から、勢力構図がどう変わるか注目された。

 市長派とされる議員はこれまで6人だったが、今回、市長が代表の地域政党「とことん防府」が支援した候補者7人(現職3人、元議員1人、新人3人)が当選。逆に落選した現職の2人は反市長派と言われる議員だった。「是々非々で判断する」とし、市長に賛同してきた会派(3人)も全員が当選。議員定数が2減ったことで、市長に理解を示す議員の割合が増えたことになる。

 松浦市長は選挙結果について、「最低の投票率に驚いている。定数25で選挙になった議会に対して市民の期待感がないということだ」と話した。

 市は12月定例会に、市議会が認めなかった「不当要求対応専門員報酬費」と「山頭火ふるさと館用地取得費」を盛り込んだ補正予算案を提案する構えだ。

 しかし、今回の市議選では、候補者の多くが雇用対策や企業誘致などを中心に訴え、議員定数問題は大きな争点にはならなかった。市内の会社員女性(57)は「企業を誘致して働く場所を確保するのが第一。低所得者や女性が働く支援も行ってほしい。議員定数は多いとは思うが、まずは寂れている中心市街地の活性化が急務」と注文した。

 市議会は12月3日に臨時会を開き、正副議長の改選などを行う。新議員で初めてとなる定例会は、12月7〜27日の日程で行われる予定。

(2012年11月13日 読売新聞)

1759チバQ:2012/11/13(火) 22:54:07
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/ehime/news/20121112-OYT8T01244.htm
西条市長選 現新3人立つ

 西条市長選が11日告示され、新人で旧東予市長、前県議の青野勝氏(55)(無所属)、新人で飲食業の稲井大祐氏(74)(無所属)、3選を目指す現職の伊藤宏太郎氏(69)(無所属=民主、公明、自民西条支部推薦)が立候補した。

 2004年に旧西条市など2市2町が合併して新市が誕生後、08年の前回に続く選挙戦となった。産業や農業の振興策、福祉対策などを巡り、合併から2期8年間の実績を訴える現職と、市政のあり方を批判する新人が争う。11日は各陣営が雨の中で出陣式などを行い、第一声を上げた。

 青野氏は「豊かな水を活用して産業誘致や農業の発展を実現し、西条を再生させる。四国のリーダーになれる街をつくる」と支持を訴え、農協の施設などにも足を運んだ。

 稲井氏は「無駄遣いをやめて財政を再建し、だれもが明るく楽しく暮らせる市にする。私利私欲を捨てて4年間頑張る」と、メガホンマイクを握って市役所前などでアピールした。

 伊藤氏は「3期目は、合併後の成果が出てくる10年目を(1年後に)迎える。市民の目線で、国や県に本音でぶちあたる市政を目指す」と、国会議員らを迎えた出陣式で力を込めた。

 投票は18日午前7時から午後8時(山間部12か所は午後6時)まで、市内71か所で行われる。午後9時から市総合体育館で即日開票される。10日現在の有権者数は9万3296人。

(2012年11月13日 読売新聞)

1760チバQ:2012/11/13(火) 23:33:09
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20121113-00000292-mailo-l38
選挙:西条市長選 青野、稲井、伊藤の3氏立つ 現職に2新人、選挙戦始まる /愛媛
毎日新聞 11月13日(火)17時11分配信

 任期満了に伴う西条市長選が11日告示され、前県議の新人、青野勝氏(55)▽会社社長の新人、稲井大祐氏(74)▽3選を目指す現職の伊藤宏太郎氏(69)−−の無所属3人が立候補を届け出た。
 現市政を「合併時の理念が守られていない」と批判し、市政への市民参加などを掲げる青野氏は同市三津屋南の選挙事務所前で第一声を挙げた。
 「市の事業と人件費を見直す行財政改革や中小企業と商店街の活性化を目指したい」と訴える稲井氏は、市役所前で第一声を挙げ、支持を呼び掛けた。
 伊藤氏の出陣式には、推薦を受ける民主、公明の国会議員や県議に加えて多数の市議も出席。「西条が元気であると発信し続けたい」と訴えた。
 投票は18日午前7時から午後8時まで(一部地域は同6時まで)市内71カ所で行われ、同市ひうちの市総合体育館で同9時から即日開票される。10日現在の選挙人名簿登録者数は9万3296人(男4万4076人、女4万9220人)。【高谷均】
………………………………………………………………………………………………………
 ◆立候補者(届け出順)
 ◇西条市
青野勝(あおの・まさる)     55 無新
 社会福祉法人白鳥会理事長[歴]周桑農協職員▽旧東予市長▽県議▽慶大
稲井大祐(いない・おおすけ)   74 無新
 食堂経営会社社長▽自治会長[歴]パン製造会社役員▽文化サークル役員▽囲碁クラブ役員▽日大
伊藤宏太郎(いとう・こうたろう) 69 無現(2)
 明日の四国づくりを考える市町村長の会会長[歴]旧西条市長▽県市長会長▽松山商科大=[民][公]
11月13日朝刊

1761チバQ:2012/11/13(火) 23:35:11
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20121113-00000232-mailo-l34
選挙:江田島市長選/江田島市議補選 市長に田中さん、2回連続の無投票当選 市議補選も無投票に /広島
毎日新聞 11月13日(火)16時11分配信

 任期満了に伴う江田島市長選は11日告示され、無所属現職の田中達美氏(71)以外に立候補者はなく、無投票での再選が決まった。田中氏は曽根薫・前市長の引退に伴う前回選(08年)で無投票で初当選し、2回連続の無投票当選となった。
 届け出を済ませた田中氏は、同市大柿町の出陣式会場で第一声。無投票が確定した後の午後5時半過ぎ、会場に集まった支持者や周辺自治体の首長ら約100人が祝った。
 田中氏は「また4年間、市長としての重責を担うことができる」とあいさつ。「無投票が続き、政策の中身を市民に浸透させることができず、うれしさと残念が交差している」と語った。少子高齢化や過疎化に伴う諸課題、バスや航路など公共交通の問題、行財政改革などの1期目からの課題について「時間的余裕はなく決断時期が近づいている。果敢に挑戦して解決していく」と抱負を述べた。
 同日告示された同市議補選(改選数1)は、無所属新人で江田島漁協組合長の花野伸二氏(59)が無投票で初当選した。【吉村周平】
………………………………………………………………………………………………………
田中達美(たなか・たつみ) 71 無現(2)
 市長[歴]建設会社役員▽建設会社相談役▽旧大柿町議長▽市議長▽大柿高
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 ◇江田島市議補選当選者(改選数1)
花野伸二 59 漁協組合長 無新
11月13日朝刊

1762チバQ:2012/11/13(火) 23:37:52
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20121113-00000196-mailo-l33
西岡・備前市長:今期限りで引退 「体調悪化、若い人にバトン」 /岡山
毎日新聞 11月13日(火)15時48分配信

 備前市の西岡憲康市長(71)は12日、記者会見を開き、来春の市長選に立候補せず、2期目の今期限りで引退すると表明した。「体調もよくない。若い人にバトンタッチしたい」と理由を述べた。
 西岡市長は今年5月に肺炎で入院するなど体調不安が指摘されていた。会見では「5月に妻が亡くなり、引退を考え始めた。財政立て直しなど市政はおおむね順調で今が引き際と考えた」と話した。後継指名は「おこがましい」としない意向を述べた。
 西岡市長は県議や旧日生町長を経て、05年4月に旧備前市など1市2町が合併して誕生した備前市の初代市長に初当選。「移動市長室」など旧市町の融和や財政立て直しに力を入れた。【井上元宏】
11月13日朝刊

1763チバQ:2012/11/13(火) 23:41:50
>>1758
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20121113-00000151-mailo-l35
選挙:防府市議選 新議員25人決まる 投票率は過去最低 /山口
毎日新聞 11月13日(火)14時48分配信

 任期満了に伴う防府市議選は11日投開票され、新議員25人の顔ぶれが決まった。当日有権者数は9万5606人。投票率は52・82%で、過去最低だった前回を5・8ポイント下回った。新議員の内訳は現職16人、元職1人、新人8人。党派別では、自民1人、公明3人、共産2人、無所属19人。民主は議席を失った。
. 今選挙にあたり、松浦正人市長サイドには市長公約の「議員定数の削減」を争点化させようとする動きがあった。市議会では定数削減案をはじめ、市執行部が提案した重要議案が否決される「ねじれ」が起きており、背景にはこれを解消したいとの意図があった。
 立候補者の訴えや有権者の関心は経済や雇用問題などに集中。定数削減が最大の争点とはならなかったが、松浦市長が「削減を主張した候補の成績が市民の思いを代弁している」と言うように、定数削減を主張した候補者も上位当選した。定数削減を訴えて当選した中林堅造さんは「12月議会で定数是正に触れたい」と話す。
 新議員の中で「現在の定数は多い」と「一層の議論が必要」との主張を合わせると議会の過半数に迫っており、定数是正を巡る議論は再燃しそうだ。
 一方、今選挙が過去最低の投票率を記録した。長引く定数議論が市民の政治離れに拍車をかけたとの解釈もある。【脇山隆俊】
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 ◆防府市議選確定得票(定数25−30)
当 4,349 山田耕治  49 無現
当 2,763 藤村こずえ 41 無新
当 2,250 橋本龍太郎 36 無新
当 2,182 山根祐二  58 公現
当 2,179 松村学   40 自現
当 2,178 安村政治  46 無新
当 2,133 中林堅造  60 無現
当 2,119 山下和明  57 公現
当 2,004 高砂朋子  54 公現
当 1,815 久保潤爾  42 無新
当 1,808 清水浩司  66 無新
当 1,751 三原昭治  59 無現
当 1,696 山本久江  60 共現
当 1,686 田中敏靖  67 無現
当 1,597 上田和夫  58 無新
当 1,498 吉村弘之  51 無新
当 1,479 木村一彦  70 共現
当 1,452 行重延昭  72 無現
当 1,443 河杉憲二  54 無現
当 1,418 田中健次  62 無現
当 1,407 安藤二郎  73 無現
当 1,394 平田豊民  71 無元
当 1,391 重川恭年  72 無現
当 1,362 和田敏明  41 無新
当 1,256 今津誠一  65 無現
  1,011 土井章   68 無現
    917 武村一郎  62 無新
    794 青木明夫  65 民現
    380 石丸佐津子 72 無元
    253 山根美伸  53 無新
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1764チバQ:2012/11/13(火) 23:42:06
 ◆喜びの新議員
山田耕治  49 無現(2) マツダ社員[歴]中学野球父母会役員
藤村こずえ 41 無新(1) アナウンサー▽化粧品販売業
橋本龍太郎 36 無新(1) 衆院議員秘書▽防西同窓会副会長
山根祐二  58 公現(3) 不動産仲介業▽党防府支部長
松村学   40 自現(4) 鉄工会社員▽党県連青年部長
安村政治  46 無新(1) 塗装会社社長▽更生保護団体理事
中林堅造  60 無現(2) 畳製造販売業▽千日町自治会長
山下和明  57 公現(6) 党県副代表[歴]設備工事会社社員
高砂朋子  54 公現(3) 党防府副支部長[歴]中学PTA役員
久保潤爾  42 無新(1) 西浦幼稚園長▽信行寺副住職
清水浩司  66 無新(1) 産業機械販売業▽小野自治連会長
三原昭治  59 無現(3) 新聞社長▽防商野球部OB会役員
山本久江  60 共現(8) 党県委員[歴]社会福祉法人職員
田中敏靖  67 無現(6) 建設会社長▽牟礼自治会連合会長
上田和夫  58 無新(1) 社会福祉施設長[歴]いすゞ社員
吉村弘之  51 無新(1) 行政書士事務所代表[歴]県職員
木村一彦  70 共現(5) 党地区委員[歴]繊維業界紙記者
行重延昭  72 無現(5) 農業▽大道土地改良区理事長
河杉憲二  54 無現(5) 市卓球協会副会長[歴]衆院議員秘書
田中健次  62 無現(6) 開出自治会長▽新社会党支部長
安藤二郎  73 無現(4) [元]航空自衛官[歴]建設会社専務
平田豊民  71 無元(4) 富海自治会連合会長[歴]学習塾主宰
重川恭年  72 無現(3) ボーイスカウト役員[歴]市副収入役
和田敏明  41 無新(1) 飲食業[歴]防府レオクラブ会員
今津誠一  65 無現(7) 輸入雑貨販売業[歴]日興証券社員
 氏名▽年齢▽党派▽現元新▽当選回数▽肩書([歴]以下は主な経歴)
〔山口版〕
11月13日朝刊

1765チバQ:2012/11/13(火) 23:59:23
http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn201211130051.html
'12/11/13
政調費で空気清浄機「不当」

 広島市議会の昨年度の政務調査費で家電が多数購入されていた問題で、市監査委員は12日までに、空気清浄機1台分2万4438円を不当な支出とし、返還させるよう松井一実市長に勧告した。また、政調活動以外に幅広く使える家電を買う際は自己負担も考えるべきだとの見解を示した。

 指摘されたのは山路英男氏(自民保守ク、東区)。2月、空気清浄機を購入した。事務所の来訪者が喫煙した後の臭いを除去するためという。

 監査委員は、山路氏が政調費で以前買ったエアコンに同等の機能があるのに加え「禁煙か事務所外での喫煙を求めればよい」とし、支出は必要性、合理性を欠く、と判断した。山路氏は「監査結果を真剣に受け止める」と話し、12日、利息を含む全額を返還した。

 監査に伴う意見では、テレビやパソコンなど政調活動以外に使える家電購入について、多くの判例で、政調活動だけに使用されることが立証できない限り、全額支出は認められていない―などと指摘。備品購入も「資産形成につながる可能性がある」と、1件当たりの上限額、任期満了や辞職時の返還基準を設けるよう求めた。

1766チバQ:2012/11/15(木) 22:27:04
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/okayama/feature/okayama1350654523817_02/news/20121019-OYT8T01511.htm
194万人の明日<上>

<上>財政 終わり見えぬ行革

老朽化した「昭和橋」。芳しくない県財政が架け替えの足かせになっている(井原市井原町で) トラックなど大型車が通るたび、全長75メートルのコンクリート橋がユサユサと揺れる。高梁川の支流・小田川にかかる井原市井原町の昭和橋。橋脚にはひび割れを修復した跡も見える。

 橋と橋上を走る国道313号は県が管理している。完成は1958年。「架け替えてほしいんじゃがなあ」と、散歩中の無職男性(82)が不安そうにつぶやいた。

 県道路建設課によると、県管理の橋は約3100本。主に50〜70年代の高度経済成長期に架けられ、耐用年数は50〜80年という。同課員は「築50年を過ぎた橋は架け替えが理想だが、予算がない」とこぼす。

 県は2007年、橋の総点検を開始。傷みが小さいうちに補修する「予防保全型」の管理で“寿命”を延ばし、50年代に年45億円に達するとみていた管理費を11億円に抑え込むという。



 石井知事を16年間、悩ませたのが行財政改革だ。吉備高原都市など大型公共事業を積極的に行った長野前知事時代の負の遺産は重く、20%を超えると一般単独事業などの起債ができない「起債制限比率」は石井知事就任の段階で全国最悪。1999年度には19・3%まで悪化した。

 公共事業から医療・福祉の助成まで削減。県債残高は2011年度で1兆3366億円あるものの、現在の主な財政指標で、財政規模に占める借金返済額の割合を表す「実質公債費比率」は14・6%と、全国で良好な方から数えて19番目だ。

 ところが、コストカットは今も続く。長引く不況の結果、収入が落ち込んでいるのだ。国の三位一体改革以降、地方交付税は削減され、07年度に861億円あった法人2税は11年度385億円にまで減った。

 大幅な収入の不足が見込まれる中、石井知事は08年に「財政危機宣言」を打ち出し、職員の給与カットや県有施設の譲渡などを実施した。しかし、景気回復の遅れによっては、16年に80億円の不足が見込まれ、財政課担当者は「行革に終わりが見えない」と嘆く。



 第三者の目で県財政をチェックする包括外部監査。11年度に指摘された課題が「職員数の削減」だ。人口10万人あたりの職員数は岡山県が1189人に対し、岐阜県が1170人、群馬県が1181人。監査人を務める大土弘弁護士は「人件費はまだ削れる。これからは、中小企業金融円滑化法終了や消費増税で景気悪化も予想される」と、県の切り込み不足を指摘する。

 中村良平・岡山大教授(地域公共政策)は、税収入の柱となる産業振興策に苦言を呈する。

 県は、07〜11年度の5年間で▽企業誘致150件▽国際航空貨物量年2000トン――などの数値目標を設定。誘致の実績は106件、貨物量は1679〜72トンだった。ところが、担当課は「おおむね目標水準」とする総合評価を下した。

 中村教授は「甘いと言わざるを得ない。税収のアップに結びつけるためには、外部の目による厳しいチェックや原因の究明が必要だ」と求めている。(竹上史朗)

(2012年10月20日 読売新聞)

1767チバQ:2012/11/15(木) 22:27:25
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/okayama/feature/okayama1350654523817_02/news/20121020-OYT8T01063.htm
194万人の明日<上> 一覧

<中>教育 学校荒れ学力も低迷

授業を視察する竹井千庫教育長(右端)。県の教育改革は緒に就いたばかりだ(赤磐市内の小学校で) 「昨年はとても授業ができる雰囲気ではなかった」。県南のある公立小学校で、各クラスの授業を見ながら校長(57)は振り返った。昨年4月以降、5クラスで学級崩壊が起きた。

 児童は授業が始まっても席に座らず、担任が注意すると、手を払いのけて「うるせぇんじゃ、死ね」と暴言を吐く。5年生の中には1年生の教室で授業の邪魔をする児童もおり、児童同士のけんかも絶えなかった。教員が対応に追われて職員室が空になることも。教員2人が体調を崩し、休職を願い出たという。

 県教委によると、昨年12月時点で学級崩壊を抱える小学校は44校で全体の10・6%、中学校は12校で7・4%。2009年9月時点に比べてともに2倍だ。

 県教委は、こうした“学校の荒れ”が「児童・生徒による暴力行為の一因」とみる。国の調査で県内の昨年度小中高生の暴力行為は1000人あたり8・6件と、全国で2年連続ワースト1となった。

       ◆

 県内の教育関係者を悩ませるもう一つの大きな問題が、全国学力・学習状況調査(学力テスト)の成績だ。国語と算数・数学で、県の平均正答率の都道府県順位は今年度、小学校45位、中学校42位でともに過去最低だった。

 長らく「教育県」を自負してきた岡山。「暴力行為の多発」と「学力の低迷」の二重苦に見舞われる原因について、県教委の担当者は「はっきりしたことはわからない」と話す。

 県学力向上検討委員会で委員長を務める小山悦司・倉敷芸術科学大教授(教育経営学)は「荒れた学校の環境が学力に悪影響を与えているのは明らか。落ち着いた学習環境をつくることが最優先だ」と指摘する。

 県教委は9月から、教育長ら教委幹部による学校視察を始めた。11年度に新設した「生徒指導推進室」に現役警察官が県警から出向。学習習慣の定着のため、教員OBらが放課後や土曜、長期休暇を使った補充学習を11市町で行っている。

       ◆

 冒頭の小学校では、今年度に入って学級崩壊がなくなった。校長は「保護者と危機意識が共有できた」という。担任らは学校での出来事を逐一、保護者に報告。保護者が授業見学や校内巡回を行った。教員も児童の不満や訴えに耳を傾けた。

 授業は落ち着きを取り戻し、けんかが起きても別の児童が止めに入るようになった。校長は「子どもは大人を観察している。本気で向き合っていることはきちんと伝わる」と話す。

 ただ、県内の現場からは「正規の教諭や支援員が足りず、児童・生徒に細かく気を配る余裕がない」という声も上がる。県内小中学校の教員定数に占める正規教員の割合は、90・6%で全国平均の92・7%を下回り、中四国では広島県と並んで最も低かった。

 小山教授は「非正規教員の割合は年々高くなり、正規職員の負担が増えている。県教委の取り組みを浸透させるには、人的支援が欠かせない」と強調する。(藤原慎也)

(2012年10月21日 読売新聞)

1768チバQ:2012/11/15(木) 22:27:51
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/okayama/feature/okayama1350654523817_02/news/20121021-OYT8T00845.htm
194万人の明日
<下>防災 育たぬ地区の担い手
作成した防災マップについて話し合う福原さん(左)と川井さん(玉野市築港で) 沿岸部から高台へ避難路を示す赤い矢印が伸びている。一時避難場所や山崩れの恐れがある場所などが記されたB4判の地図。玉野市築港東コミュニティー協議会の会長・福原誠一さん(81)らが作ったものだ。

 作成のきっかけは、2004年8月の台風16号。高潮で床上浸水約1200戸、床下浸水約950戸の被害が出た。福原さんは「市中心部は海抜2メートル以下のところが大半で、腰の上まで水に浸(つ)かった。命の危険を感じたよ」と振り返る。

 05年から避難マップ作りを開始。寝たきりの高齢者をどう救うか、避難ルートに危険な場所はないかを確認し、約1年後に完成させて地区の約600戸に配布。今年に入り、南海トラフ巨大地震の想定に対応したものに更新した。

 同地区の町内会副会長で、作成を手伝った川井伊平さん(75)は、巨大地震発生3時間後に襲うと想定される最大3メートルの津波を踏まえ、「いかに、海抜10メートル以上の場所まで安全に逃げてもらうか」と知恵を絞る。



 「災害が少ない」と言われてきた岡山だが、南海トラフ巨大地震による被害は、最大で死者約1200人、全壊・焼失建物約3万4000棟と想定。津波の高さは倉敷、笠岡、瀬戸内各市で最大4メートル、岡山、玉野両市などで3メートルとしている。県は来年2月をめどに、県地域防災計画を見直し、新しい津波浸水予測図などを作成する。

 東日本大震災の教訓を踏まえ、県は同計画で「自分の命は自分で守る」という概念を位置づけ、ソフト対策に力を注ごうとしている。その一つが、地区住民で組織する「自主防災組織」。県内の組織率は51・3%(2011年4月)にとどまり、中四国で最下位。玉野市は45・4%、最低は総社市の23・6%という。

 県危機管理課の担当者は「災害直後は、公的機関より先に地域住民同士の助けが欠かせない」とし、同組織の拡充などのため、防災研修や避難訓練の実施、地域防災リーダー養成講座などを実施している。



 ところが、組織ができても日頃の訓練など活動が行われていない所があるという。取りまとめ役となる若いリーダーも育っていないケースも多く、危機管理課は「担い手がなかなかいないのが現状」と悩む。

 若い住民がいないと、高齢者や障害者を安全な場所に誘導できない可能性がある。築港地区の川井さんも「地区には65歳以上の高齢者が多く、負担が大きい避難訓練ができない」と不安をのぞかせる。

 室崎益輝・関西学院大教授(都市防災学)は、防災リーダーの養成策として、養成講座を修了した住民を「防災特別推進員」に任命し、小中学校でのハザードマップ作成の授業や地域の研修会、避難訓練での指導などにあたってもらう兵庫県の取り組みを紹介。「単に講座を開くだけでなく、受講者が得た知識を生かせる場を用意するなど、行政の継続的な支援が必要だ」と話している。(末善悠太)

(2012年10月22日 読売新聞)

1769チバQ:2012/11/15(木) 22:38:26
http://mainichi.jp/area/shimane/news/20121115ddlk32100499000c.html
追跡2012:どうする益田市の学校給食調理場 分散設置案の難問、どうクリア /島根
毎日新聞 2012年11月15日 地方版

 ◇市長の判断に注目
 益田市の学校給食調理場を巡り、複数・分散設置を公約に掲げた山本浩章市長の判断に注目が集まっている。7月の市長選では、現在の調理場2カ所を新設する学校給食センターに統合する計画を進めた福原慎太郎前市長を破った。既存施設は老朽化しており、子供たちに安全な給食を提供するためには早期決着が必要だ。だが、市長選前には15年1月としていた新調理場稼働の大幅な遅れは避けられそうにない。来年度の当初予算案編成を前に、これまでの経緯や課題をまとめた。【江田将宏】

 ◇基準満たせず
 現在、市内の学校給食共同調理場は中吉田町と美都町の2カ所。小中学校全31校のうち民間委託分(中学校8校)を除く給食を調理し、配送している。だが、それぞれ築43年と35年が経過して老朽化が激しい上に、09年の学校給食衛生管理基準の施行後は、基準を満たさない状態が続く。

 旧益田市では68年、市教委が中吉田町に市中央学校給食調理場を建設し、集中管理方式による給食業務を始めた。30年経過後の00年、市議や小中学校の校長らでつくる検討会が、老朽化などを理由に調理場の移転新築などを提言した。

 04年、旧益田市は、匹見、美都両町と合併。調理場も2カ所となったが、05年に調理場の整理統合や民営化の可否などが改めて政策課題として浮上した。方向性が示されたのは08年。学校給食についての検討会が、市教委に早急な移転新築による統合が必要と答申した。05年には財政非常事態宣言が出るなど市財政はかなり窮迫しており、一部に反対意見があったが、運営方針について大半のメンバーが「(民間の資金、ノウハウを活用する官民共同の)PFI方式の導入はやむを得ない」との意見に達した。

 ◇前市長が方針転換
 就任1年目の福原前市長は08年、「あらゆる手法の中から選びたい」と、決まっていたPFI方式を白紙に戻した。紆余(うよ)曲折を経て、益田競馬場跡地に2調理場を統合した学校給食センターを移転新築し、運営を民間に委託する「公設民営方式」を導入することを決めた。建設費など多額の初期投資を利用料などで後年に回収するPFI方式よりも、地元企業の受注しやすさなどを考慮した。

 09、10年策定のセンター建設整備事業基本構想、基本計画では、用地(1万平方メートル)取得や建設・設備を合わせた施設整備費の概算は21億3800万円(用地面積や整備費はその後削減)。運営や維持管理経費はPFI方式より年間1億円以上節減、1食当たり経費は半減と見込んだ。調理や配送などの委託先はプロポーザル方式の入札で決定し、12年度の稼働開始を目指した。

1770チバQ:2012/11/15(木) 22:39:02
 ◇市民に不信感
 こうした福原氏の対話や根回しが欠けた強硬な市政運営に市議会多数派との摩擦も強まり、計画実現のスケジュールはずれ込んでいった。さらに、福原氏を支援する市内の有力企業グループが傘下に弁当調理会社を抱えていることも一部の市民に不信感を生じさせた。

 当時の市政運営に反対したある保護者は「(調理場問題での)方針転換が急で、説明もなかった。食材の安全面などで民営では不安だった」と振り返る。

 12年度当初予算には、市内全域の学校給食を作る給食センターの実施設計費が盛り込まれたが、市議会がゴーサインを出したのは6月にずれ込んだ。

 ◇再び方針転換
 市長選の前には、今年8月前半にも学校給食センターの実施設計の入札が予定されていた。しかし、調理場の統合ではなく、3、4カ所の中小調理場の分散設置を訴えた山本氏が初当選。山本市長は入札を保留し、担当部署に基本計画の部分的な見直しと分散設置の検討を指示した。

 山本氏は、食育や地産地消、地域雇用の面から分散設置を進めている。一方で、建設・改修、運営などのコストと財政負担との折り合いや、センター方式を前提とした運営方式の見直しなどクリアするべき課題も多い。地元食材の安定的な調達も大きな課題だ。

 「方針を早急に決定する」とする山本市長。子供たちに安全な給食を一日も早く提供するため、かけられる時間はそれほど多くない。

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 ◆益田市学校給食を巡る動き◆

00年 2月 旧益田市学校給食あり方検討会が早急な移転新築などを提言

04年11月 旧益田市、匹見町、美都町が合併

05年12月 市が財政非常事態宣言

08年 3月 新あり方検討会がPFI方式での新調理場建設を答申

   12月 福原市長(当時)が「あらゆる手法の中から選びたい」と方針を白紙に

09年12月 市立学校給食センター(仮称)建設整備事業基本構想を策定。福原市長が公設民営化の方針を打ち出す

.10年 3月 同事業基本計画を策定

12年 6月 市議会全員協議会で実施設計発注を了承

    7月 市長選で調理場の複数分散設置を訴えた山本氏が当選

1771チバQ:2012/11/18(日) 01:49:45
http://sankei.jp.msn.com/region/news/121117/hrs12111702100002-n1.htm
松浦副市長が辞職 三原市長選出馬へ 広島
2012.11.17 02:10
 三原市の松浦邦夫副市長(61)は16日、「一身上の都合」を理由に任期半ばで辞職した。来年4月の同市長選に立候補する意向で、22日に正式に出馬表明する予定。

 松浦氏はこの日、五藤康之市長から退任願が承認されたあと、市議会全員協議会で退任のあいさつ。36年余りの市職員・副市長としての職務を振り返り、さらに「今後も三原市の発展のため、全力を傾注し、頑張って参りたい」と述べ、出馬への決意をにじませた。

 取材に対し松浦氏は「市長を支えてきて、市政への責任がある。市政を受け継ぎ、次世代にバトンタッチするのは自分しかいないと決断した」と話した。

 松浦氏は世羅町出身。昭和51年同市職員となり職員課長、総務部長などを経て平成23年4月から副市長。

1772チバQ:2012/11/18(日) 12:13:48
http://mytown.asahi.com/tottori/news.php?k_id=32000001211170002
鳥取市長 庁舎整備、明言避ける
2012年11月17日

 鳥取市庁舎の整備に関する意思表明を予告していた竹内功市長は16日、市議会の議論が続いていることなどを理由に、具体的な考えを明らかにしなかった。一方、市民には「積極的に意見を寄せて頂きたい」と呼びかけた。


 竹内市長は2日、5月の住民投票で選ばれた約20億8千万円で庁舎の耐震改修と一部増築をする案が「実現できない」とされたことを受け、「民意をとらえ直す必要が出てきている」と発言。その方法や今後の庁舎整備についての考えを9日に明かすとし、その後、16日に延期していた。


 この日の定例会見では、報道陣の質問がその点に集中。市長は「重要な局面を迎えている」との認識を示したが、「全体像を語るには時期尚早だ」と明言しなかった。また、会見で市庁舎整備について触れた約40分間で、「(市議会の結論が)年を越すようなことは市民の思いにかなわない」と7度、繰り返し述べた。


 一方、市庁舎の整備について市民から意見を募ることを発表。「市民の理解と協力がなければ進められない。改めて関心を持って考えていただき、市にいろんな意見を寄せてほしい」と呼びかけた。意見は市庁舎整備局(0857・20・3012)へ。(山崎聡)

1773チバQ:2012/11/19(月) 23:11:48
>>1751-1752>>1756-1757
http://mytown.asahi.com/shimane/news.php?k_id=33000001211190008
雲南市長に速水氏
2012年11月19日
◆実績強調し3選/新市議続々と◆


 雲南市の市長選挙と市議会議員選挙(定数22)は18日、投票された。即日開票の結果、市長選は、自民・公明の推薦を受けた現職の速水雄一氏(66)が、新顔で介護福祉事業会社長の藤原隆広氏(63)=共に無所属=を破って3選を果たした。投票率は市長選81・61%、市議選81・62%(前回84・57%)。当日有権者数は3万4989人。


 速水氏は、旧加茂町長時代と2004年の6町村の合併で初代市長に就任してからの通算6回が無投票当選で、今回初めて選挙戦に臨んだ。2期8年の実績を強調し、まちづくりを引き続きリードすることを訴えた。推薦を受けた政党、団体に加え、全市に張り巡らした後援会組織がフル回転した。


 速水氏の支持者らは加茂文化ホールに集まり、開票速報を見守った。「当選確実」が伝わり、速水氏が姿を見せると大きな拍手に包まれた。速水氏は支援への感謝の言葉を述べ「これからも市民の満足度を高めるために全力を尽くす」と決意を語った。


 藤原氏は、市長選告示まで1カ月を切って立候補を表明した。速水氏の連続無投票当選を阻止し、市政への批判票の受け皿にはなったが及ばなかった。


 今回から定数2減の市議選は23人(現職15、新顔8)が競り合い、深夜までに新議員が相次ぎ誕生した。


◆解説/過疎、自ら努力も必要◆


 雲南市は「平成の大合併」で県内唯一、市制に移行した。その合併を主導したのが、3選を果たした速水市長だ。


 人口4万2千人、面積553平方キロは、国が地方財政を設計する「標準団体」の面積160平方キロに対して3・5倍、人口10万人の半分以下、1平方キロ当たりの人口密度も200人に対し76人の過疎自治体だ。合併後も人口減少が続き、高齢化率は32・9%に達した。


 2015年度からは、合併特例で旧6町村分を受け取っていた地方交付税が、1市と算定されて減額が始まる。速水市長は岡山県真庭、美作、広島県安芸高田の3市長と交付税制度研究会を組織し今年9月、過疎自治体に配慮した制度の確立を総務相に申し入れた。


 地域を維持するために、基礎自治体が政府に声を届ける意義は大きい。それと共に地域自らの努力も欠かせない。信任を得た速水市長と新議員、そして市民が「幸運なんです。雲南です。」のフレーズにふさわしいまちづくりを進めてほしい。(岡田和彦)

1774チバQ:2012/11/19(月) 23:12:12
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20121119-00000182-mailo-l32
選挙:雲南市長選 速水氏が3選 初の選挙戦、実績強調 /島根
毎日新聞 11月19日(月)13時3分配信

 任期満了に伴う雲南市長選は18日投開票され、現職の速水雄一氏(66)=自民、公明推薦、無所属=が、新人で介護福祉会社社長、藤原隆広氏(63)=無所属=を破り、3選を果たした。市長選の投票率は81・61%。当日有権者数は3万4989人(男1万6626人、女1万8363人)。また、23人が立候補した同市議選(定数22)も開票結果が出た。
 04年に合併で誕生した雲南市は、過去2回の市長選はいずれも無投票で今回が初の選挙戦となった。速水氏の2期8年の市政運営や市庁舎の移転新築計画などが争点となった。
 加茂町宇治の市加茂文化ホール・ラメールには速水氏の支持者らが集まり、テレビの開票速報を見守った。当選確実と報じられると歓声が上がった。
 速水氏は2期の実績を強調。子育て環境の充実や地域経済の活性化など7項目の実現を訴えた。
 一方、藤原氏は出馬表明が10月と遅れ、市庁舎の移転新築計画見直しなどの訴えも浸透しなかった。【金志尚】
………………………………………………………………………………………………………
速水雄一(はやみ・ゆういち) 66 無現(3)
 市長[歴]山陰合同銀行支店長▽旧加茂町長▽雲南市合併協議会会長▽慶大=[自][公]
11月19日朝刊

1775チバQ:2012/11/19(月) 23:23:40
>>1633>>1759-1760
http://www.yomiuri.co.jp/election/local/news/20121119-OYT1T00526.htm
新人、自公民支部推薦の現職を122票差で破る

 愛媛県西条市長選は18日投開票され、新人で前県議の青野勝さん(55)(無所属)が、現職の伊藤宏太郎さん(69)(無所属=民主、公明、自民党西条支部推薦)と新人の飲食業稲井大祐さん(74)(無所属)を破り、初当選を果たした。

 2004年に旧西条、東予など2市2町が合併した現市政の運営などが大きな争点となり、市政批判を展開した青野さんが122票差で激戦を制した。投票率は64・13%(前回49・24%)。当日有権者数は9万2591人。

 旧東予市長を務めた青野さんは「現市政は市民との対話が不足している」と指摘。一方、伊藤さんは財政健全化へ取り組んできたとアピールし、市をほぼ二分する戦いとなった。

 「当選」の一報を受けた青野さんが西条市三津屋南の事務所に姿を見せると、支持者らから拍手が湧いた。万歳を繰り返した青野さんは「現職相手の厳しい戦いだった。情報公開を積極的に行い、市民とともに西条を変えていきたい」と抱負を述べた。

 青野さんは西条市出身で慶応大経済学部卒。JA周桑職員を経て、1995年に旧東予市長に初当選。合併までの3期9年余りを務めた後、2007年に県議に初当選し、2期目だった。

          ◇
当29,272青野勝55無新
 29,150伊藤宏太郎69無現
    620稲井大祐74無新
(選管確定)

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20121119-00000225-mailo-l38
選挙:西条市長選 青野さん初当選 122票差、伊藤さんの3選阻む /愛媛
毎日新聞 11月19日(月)15時19分配信

 任期満了に伴う西条市長選は18日投開票され、前県議の新人、青野勝氏(55)=無所属=が、3選を目指した現職の伊藤宏太郎氏(69)=同=と会社社長の新人、稲井大祐氏(74)=同=を破り、初当選した。当日有権者数は9万2591人。投票率は64・13%(前回49・24%)だった。
 青野氏は同市三津屋南の事務所で、詰めかけた支持者らと万歳。「地域間格差を解消し、開かれた市政運営に取り組みたい」と抱負を語った。
 一方、伊藤氏の支持者らは同市西田の石鎚神社に集結。落選に伊藤氏は「自分の力が及ばなかった」と支持者らに頭を下げた。稲井氏は、市の事業と人件費を見直す行財政改革を訴えたが、前回に続き、幅広い支持を得ることができなかった。【高谷均】
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 ■解説
 ◇地域間対立の解消を
 西条市長選は青野氏が地域間格差の解消を訴えて支持を集め、伊藤氏の3選を阻んだ。その一方、伊藤氏との得票差はわずかだ。
 今回は東予、小松の旧市町関係者らが支援する旧東予市長の青野氏と、旧西条市長の伊藤氏が争い、地域間対立が表面化。民主党、公明党、自民党西条支部や連合愛媛が支援した伊藤氏に対し、青野氏は組織力で劣勢だったが、結果を覆した。
 下水道普及率(3月末時点)が西条地区81・5%に対し、東予地区26・2%、丹原地区29・8%などと西条地区以外の基盤整備の遅れが目立つ。今回の結果から、旧西条市時代から通算17年に及ぶ伊藤市政への多選批判に加え、2市町の住民レベルで現市政への不満がいかに大きかったかが分かる。
 青野氏は公約に市立周桑病院(同市周布)の医療体制充実などを掲げるが、不足する医師の確保をどうするか。選挙では地域間対立の構図を生かしただけに、そのしこりを解消して市政に臨むことができるかも問われる。【高谷均】
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 ◆開票結果
 ◇西条市=選管最終発表
当 29272 青野勝   55 無新
  29150 伊藤宏太郎 69 無現
    620 稲井大祐  74 無新
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 ◇西条市
青野勝(あおの・まさる) 55 無新(1)
 社会福祉法人白鳥会理事長[歴]周桑農協職員▽旧東予市長▽県議▽慶大
11月19日朝刊

(2012年11月19日20時42分 読売新聞)

1776チバQ:2012/11/20(火) 21:46:47
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/ehime/news/20121119-OYT8T01498.htm
市庁舎新館工事は中断

◇西条市長選から一夜 青野さん表明

市政運営への抱負を述べる青野さん(西条市三津屋南で)  西条市長選に122票差で初当選を果たした前県議の青野勝さん(55)が、開票から一夜明けた19日、「市民の声を反映させ、開かれた公正公平な市政を目指す。上を向いて前に進む『元気な西条』をつくる」と抱負を述べた。すでに着工した市庁舎新館の建設は「市民の声が置き去り」として、いったん中断すると明言した。

 午前7時頃に当選後初の街頭演説を行った後、同市三津屋南の事務所で記者会見。当選について、「身の引き締まる思い。『西条を変えてほしい』という多くの市民の声が結実した」と話した。

 2004年に2市2町が合併する直前まで旧東予市長を務めており、その後8年を経た市政について「市民と行政との一体化が醸成されず、新市発足時の理念や目標と、現状が大きく食い違っている。原点に立ち返って歩み始めるべきだ」と力を込めた。

 市庁舎新館の建設工事には「『現在の庁舎よりも西側で、幹線道路沿いに建てる』という合併時の約束が守られていない。工事開始までの説明が不十分で市民(の声)が置き去りにされたままだ」と批判。「直ちに工事の中断を要請する。時間的、金銭的ロスが生じても、市民が納得できる形で再検討したい」とし、旧首長らを交えた検討組織を立ち上げる考えを示した。

 黒瀬ダムからの「松山分水」には改めて反対の考えを示した。深刻な医師不足には「医療の環境を整え、救急体制も見直したい」と述べた。



 3選をはばまれた現職の伊藤宏太郎さん(69)は18日夜、西条市西田の石鎚神社会館に姿を見せ、「皆さんと一緒に努力したことに報えなかった。申し訳ありません」と支持者らに頭を下げた。旧西条市時代を含めると5期連続、17年間首長を務めたことになり、「一般的に合併から10年で成果が出るが、(地域によっては)そうではなかった」と敗因を語った。

(2012年11月20日 読売新聞)

1777チバQ:2012/11/20(火) 22:07:04
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/shimane/news/20121119-OYT8T01644.htm
脱・無投票期待と戸惑い
<しまねkey 雲南市制施行後初の市長選>

 現職の速水雄一氏(66)が3選を果たした18日の雲南市長選。市制施行後初の選挙戦だっただけでなく、旧町村長選を含めると、首長選(知事選を除く)では約30年間〜半世紀近く無投票だった地域もあった。有権者の中には、生まれて初めて「最も身近なトップ」を選んだ人もいた。(高田史朗)

<旧加茂町49年ぶり審判>

 市は木次、加茂、大東、三刀屋、掛合、吉田の計6町村が合併して2004年に誕生。人口約4万2000人。04、08年の市長選は、旧加茂町長を4期務めた速水氏が無投票当選した。

 元々、市は竹下登・元首相(旧掛合町出身)のおひざ元。保守地盤が厚く、「町長や村長を争ってしこりが残っても」と調整が働いてきたという。

 首長選で選挙戦が行われたのは旧加茂町では1963年の町長選が最後で、旧木次、三刀屋町も合併まで30年近く町長選が無投票だった。直近でも、99年にあった旧掛合、大東の町長選。旧加茂町では「64年に一帯が大水害に遭い、選挙どころではなかった」(元町職員)との事情もあったという。

 今回、3選を目指して立候補した速水氏に対し、無所属新人で旧木次町議の藤原隆広氏(63)が告示1か月前になって出馬表明。加茂町の主婦(65)は「選挙権を得てから、町長さんも市長さんも選んだことがない」と悩み、93、97年に激しい村長選のあった吉田町の70代女性は「近所の関係が壊れるような選挙はもうこりごりだけど……」と案じた。

 急転直下の選挙戦の投票率は81・61%。吉田町の60代女性は「投票前、どちらが能力があるか考えるいい機会になった」と選挙戦を歓迎。一方、加茂町の70代男性は「まだ旧町村ごとの意識が強く、(選挙戦によって)割れるほど市として固まっていない」と指摘する。

 速水氏の緊縮財政や過去の無投票などを批判して1万784票を獲得した藤原氏は「市の新たなページを開けず残念」と悔しがったが、「選択の機会を提示できたことは満足」と話した。

<速水市長「評価と批判感じた」>

 旧加茂町長時代も含め首長を21年間務めてきて、初めての選挙戦を経験した速水氏は19日、雲南市加茂町のJR加茂中駅前の事務所で記者会見。「選挙戦で自分へのいい評価も批判もはっきり伝わってきた。予想以上だった」と振り返った。

 相手候補に4割近い票が集まったことについては「政策への批判と、無投票でずっと現職だったことへの批判の両方あると思う」とした。相手候補が「白紙撤回」を公約していた新庁舎計画については、すでに議会で関係予算が通っており従来通り進める。選挙中に訴えた施策については、▽小学校就学前まで無料化している子供の医療費は、2013年度以降、中学生まで無料化を目指す▽緊急経済対策として「中小企業振興基本条例」の13年度の施行を目指し、中小企業への補助や融資支援など、12月議会にアウトラインを打ち出す――などとした。

<半世紀以上の自治体も>

 全国では半世紀以上、町村長選で選挙戦が行われていない自治体もある。全国町村会などによると、現在、首長戦で無投票が最も長く続いているのは大分県の姫島村長選。今年10月30日に現職村長が8回連続となる無投票当選を果たし、前任の村長を含めて1955年以来、57年間選挙戦が行われていない。

 愛媛県一本松町は、2004年10月に近隣の町村と合併して愛南町になったが、一本松村時代の52年から02年まで半世紀にわたって町長選がなかった。現在でも無投票が続いている町村では、北海道の乙部町が1983年から現在まで29年間、町長選の選挙戦は行われていない。ある町村では「過去の選挙で親戚同士が立候補して、地域を二分する骨肉の争いになった。しこりが残り、できれば選挙戦はもうやりたくない」と打ち明ける。

(2012年11月20日 読売新聞)

1778チバQ:2012/11/21(水) 00:20:28
http://mainichi.jp/area/ehime/news/20121120ddlk38010677000c.html
玉井県議:民主離党へ /愛媛
毎日新聞 2012年11月20日 地方版

 民主党所属の玉井敏久県議(49)=西条市選出、民主・かがやき=が19日、近く離党する意向を明らかにした。9月県議会の代表質問で政権批判を展開しており、毎日新聞の取材に「党の状態に不満がある。離党手続きは時期をみて考えたい」と説明している。

 玉井県議は四国電力労組を支持母体に07年県議選で初当選し、現在2期目。【栗田亨】

1779チバQ:2012/11/22(木) 23:38:56
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20121122-OYT1T00287.htm?from=ylist
生活保護費の不正受給手伝った疑い…市議を逮捕

 愛媛県警組織犯罪対策課は21日、知人の生活保護費の不正受給を手助けしたとして、松山市本町、同市議大西弘道容疑者(66)を詐欺容疑で逮捕した。

 膨らむ一方の生活保護費の影で、不正受給も増えているといい、市は「不正の発見には期間が必要で難しい」と苦しい事情を明かす。

 県警の発表では、大西容疑者は知人の同市小坂、無職大本洋行被告(67)、同市味酒町、会社役員片山雄介被告(59)(ともに詐欺容疑で起訴)と共謀。2011年10月3日頃、大本被告が片山被告所有の賃貸マンションに住んでいると市に虚偽の申告をし、同月〜12年9月、生活扶助費や住宅扶助費計117万円をだまし取った疑い。大西容疑者は数年前から2人と知り合いで、市の福祉事務所の職員に2人を紹介した。

 大西容疑者は「紹介した事実は間違いないが、だますつもりはなかった」と容疑を否認しているという。

 市によると、担当のケースワーカーが4か月に1回、大本被告らを訪問するなどして状況を確認していたが、不在が多かったため、今年7月下旬に被害届を提出した。大西容疑者は今年3〜9月の本会議を病気などを理由に計4日欠席した。

 大西容疑者は1974年から連続10回当選し、市議44人の中で最多。自民党市議団に所属し、91年6月〜92年6月は議長を務めた。同市では64年以降、汚職と詐欺の2事件で8人の市議が逮捕され、汚職事件に絡んだ7議員には辞職勧告決議が出された。(梅本寛之)

(2012年11月22日17時30分 読売新聞)

1780チバQ:2012/11/23(金) 12:14:01
こっち向きでしょう
http://mainichi.jp/area/ehime/news/20121122ddlk38010642000c.html
衆院選:愛媛1区 知事、池本氏支援へ /愛媛
毎日新聞 2012年11月22日 地方版

 中村時広知事は21日の定例記者会見で、衆院選(来月4日公示、16日投開票)愛媛1区で、日本維新の会公認で立候補する予定の松山維新の会会長、池本俊英・松山市議(54)を「友人として個人的に」支援する考えを表明した。

 池本氏は10年に同市議13人の松山維新を設立し、当時同市長だった中村知事と連携してきた。中村知事は「私と政治的スタンスは同じ。松山維新の会との関係が積み重なっている。エールを送らなかったら、(私は)人でなくなってしまう」と盟友関係を強調。ともに街頭に立つ可能性にも言及した。その一方で、同2〜4区も含めた他の立候補予定者にも「皆さんにエールを送る」と激励した。

 同1区は他に、民主前職の永江孝子(52)▽自民前職の塩崎恭久(62)▽共産新人の田中克彦(45)−−の3氏が出馬を予定している。【中村敦茂】

1781チバQ:2012/11/23(金) 12:14:41
>>1779
http://mainichi.jp/area/ehime/news/20121122ddlk38040635000c.html
生活保護費不正受給:容疑で松山市議逮捕 議会、市に衝撃走る 自民、衆院選への影響懸念 /愛媛
毎日新聞 2012年11月22日 地方版

 社会問題化している生活保護費の不正受給に関わったとして、松山市議の大西弘道容疑者(66)=自民=が詐欺容疑で21日逮捕された事件。議長も務めた10期目のベテラン議員が絡む不祥事に、市議会関係者や不正受給対策を進めていた市は衝撃を隠せなかった。【栗田亨、大東祐紀】

 県警組織犯罪対策課は同日午前、同市役所別館にある自民党議員団の控室などを家宅捜索した。自民党松山支部連合会の砂野哲彦会長(同市議)は「大変な事態。議員としてあってはならないこと。おわびしたい」と落胆。同党は生活保護費の不正受給に厳しい姿勢を取っているだけに、「有権者の見る目が変わってくる」と衆院選への影響を懸念した。寺井克之・市議会議長(松山維新の会)は会見を開き「突然のことで大変驚いている。事実ならば遺憾だ」と表情を曇らせた。

 市によると、大西容疑者の知人、大本洋行被告(67)=詐欺罪で起訴=が最初に生活保護を申請したのは昨年4月下旬で、大西容疑者はその数日前に市福祉事務所職員に電話で紹介したという。同年10月、大本被告から市に片山雄介被告(59)=同=のマンションに転居したとの連絡があり、改めて受給申請が出されたが、その後の調査で居住実態がないと判断。今年7月に県警に被害届を出した。市は「大西容疑者に便宜を図ったわけではない。適正に執行していた」と説明する。

 同市の生活保護支給世帯は07年度の6892世帯から11年度の9354世帯(11年度末)に急増し、支給額は202億円。市が不適正な受給として返還請求したのは363件あり、故意とみて被害届を出したのは2件だ。

 一方、市議が市民の生活相談に乗るのは日常的な業務で、生活保護申請を勧めて同事務所の窓口へのつなぎ役を務めることは珍しくない。議員の介在について、ある市議は「高圧的な対応をする職員もおり、市民が相談に行くことを怖がるので同行することはある」と説明。別の市議は「申請では生い立ちや職歴などを本人に申告させ、ケースワーカーが収入など詳細な調査をする。今回の件は市のチェック体制に問題があったのではないか」と指摘している。

1782チバQ:2012/11/23(金) 20:03:45
http://sankei.jp.msn.com/west/west_affairs/news/121110/waf12111019000025-n1.htm
【関西の議論】
ボンボン、口下手、KY…天満屋社長から転身の岡山新知事 期待の陰で「大丈夫?」の声
2012.11.10 19:00 (1/5ページ)[関西の議論]

岡山県の新知事に決まった伊原木隆太氏。若さと企業経営の経験を生かした手腕に期待する声は多いが…
 岡山県に異色の知事が誕生した。10月の知事選で初当選し、12日に初登庁する伊原木隆太(いばらぎ・りゅうた)氏(46)。中四国に百貨店を展開し、五輪選手を多く輩出した名門・女子陸上部で知られる天満屋の元社長で、同県初の民間出身知事となる。華々しい経歴と若さに期待する声は多く、退任する現知事が道州制推進で橋下徹・大阪市長と“共闘関係”にあっただけに、関西・大阪とどう向き合うのかも注目される。一方で「創業一族のボンボンに何ができる」と冷ややかな声も。有名人だが批判も多い伊原木氏、その素顔に迫った。


華麗なる6代目、いかにも“ボンボン”


 伊原木氏は天満屋の社長を5月に退任し、6月に出馬表明した。「首長と経営者は似ている」「私の経験が今の岡山の役に立つ」。出馬会見ではこう述べ、4期16年務めた現職の石井正弘知事(66)への多選批判が渦巻く中、フレッシュな印象を与えた。

 出馬に向けて動き出したのは2月。今期限りで退任する石井知事の5選出馬がまだ濃厚だった中で、県選出の複数の国会議員に立候補の意向を伝えて回った。しかし、詳しい政策や展望について問われ具体性に欠ける返答を繰り返すなど、当初からその転身をいぶかる声も多かった。

 天満屋(岡山市)は伊原木家が代々社長を務める同族企業で、現在は伊原木氏に次ぐ6代目社長。全国的には女子マラソン・シドニー五輪代表の山口衛里やロンドン五輪代表の重友梨佐ら女子陸上部選手の活躍で名前が知られる。

 地元では老舗の有力企業だが、同社会長で伊原木氏の父、一衛氏と石井知事は「倉敷チボリ公園」の閉園問題をめぐって対立して以来“不仲説”がささやかれてきた。前回知事選では「一衛氏が石井知事の対抗馬を擁立した」(関係者)といわれ、今回の伊原木氏の出馬も「2人の確執が背景にあるのでは」という声が県議や県幹部、財界人らから聞かれる。

 当の伊原木氏は出馬会見で、「知事選に出ると聞いて、父は大変驚いていた」と話し、父親とは無関係であることを強調した。しかし「(出馬は)どこかピンとこない」といった声は支援者の中にも多い。出馬の挨拶を受けたある支援者は「知事になって何がしたいのか分からず、正直説得力がない」「いかにも“ボンボン”といった感じ」と肩をすくめながら、「会長(一衛氏)にはお世話になっているからなぁ」とこぼした。


口下手でKY


 伊原木氏は東京大工学部卒。コンサルタント会社入社後、米国で経営学修士(MBA)を取得し、平成10年から天満屋社長を務めていた。絵に描いたようなエリートだが、ディベートや演説はあまり得意でないとされ、記者会見の前に自ら「口下手なので…」と前置きする一幕もあった。

1783チバQ:2012/11/23(金) 20:04:15
 米国でMBAを取得した経歴からか、米国になぞらえた話が多いのも特徴。岡山の将来については「サンフランシスコのように、豊かな自然の中に都会の便利さもある特性を残して伸ばしたい」。県北部と県南部の経済格差については「発展の度合いからすればシアトルとニューヨークは全然違うが、ニューヨークのビルを減らすとかシアトルのビルを増やすとかが、両方の町の住民に良いこととは思えない」と語った。

 9月に行われた立候補予定者による「公開討論会」(日本青年会議所主催)には「スケジュールの都合がつかない」と欠席、他候補の陣営から「論破されるのを恐れたのだろう」と嘲笑された。伊原木氏の陣営は「推薦団体へのあいさつを優先するため」と“釈明”したが、この一件では支援者からも「KY(空気が読めない)」と批判された。

 また政治団体などが候補者に行った政策アンケートにも「勉強中」などとして回答しなかった。天満屋のある従業員は「朝礼でも言葉の選択を間違え、おそらく言いたかったのであろうことと全然違うニュアンスになることがあった。悪い人ではないけれど、総じて言うとKYな人」と話す。


強力なバックで圧勝


 それでも新人4人で争った選挙(10月28日投開票)では35万票余りを獲得し、2位にダブルスコア近い差で圧勝した。勝利を呼び込んだのは組織力。出馬表明後は自民、公明、たちあがれ日本が相次いで推薦を決定。約2千の企業、団体の推薦も取り付けた。

 告示日には県庁前で、「県職員の皆様に教えて頂きながら、岡山を元気な場所にしたい。厳しい選挙戦に勝って必ずここに戻る」と第一声。その後は古巣の天満屋前や岡山市役所前で演説し、天満屋では開店前の店頭に社員がずらりと整列して声援を送った。

 当選翌日のインタビューでは、「無党派層からも支持されたということで本当にうれしい」と語った。しかし盛り上がりに欠けた選挙の投票率は、同知事選ワースト4の38・64%で、表面に表れた伊原木氏の支持は有権者全体の2割程度。陣営からは「どの候補者にも期待を寄せられないという県民の気持ちの表れ」との指摘も出た。


橋下市長との連携は…


 そんな伊原木氏が選挙戦で「首をかける」と力を込めたのが教育改革。岡山は小中高の暴力行為発生率、小学生の不登校率が2年連続全国ワースト1で、「まさに待ったなし」と息巻く。

 しかし具体策となると…。「例えば体格が良く、中学生が殴ってきても殴られない腕力、体力に覚えがある人材を入れる」。まるでどこかのドラマで見たような話。「財政が厳しいので、地域のボランティアでできればありがたい」ともいう。

 一方、岡山でも関心が高まる道州制。石井知事はその実現を目指す「道州制推進知事・指定都市市長連合」を結成し、橋下市長と共同代表に就く。道州制について伊原木氏は「良いという確信がなければ進めるものでない」と慎重姿勢だが、今後は経過を踏まえた上で態度をはっきりさせる必要に迫られそうだ。

 企業経営の経験や手腕を県政運営にどう生かしていくのか。16年ぶりのトップ交代を果たした伊原木氏には、これまでの官僚出身知事にないこうした力量が問われている。

1784チバQ:2012/11/23(金) 20:09:17
>>1778
http://mainichi.jp/area/ehime/news/20121123ddlk38010705000c.html
県議会:民主・玉井県議、離党し新会派 /愛媛
毎日新聞 2012年11月23日 地方版

 民主党を離党する意向を示していた玉井敏久県議(西条市選出)が22日、同党県連に離党届を提出した。これに伴い、玉井氏所属の県議会会派「民主党・かがやき」(3人)は同日解散し、同じメンバーで新会派「県民連合・民主」を設立した。玉井氏は「民主党の決められない政治に限界を感じたが、県議同士の考えにズレはない」と説明している。【中村敦茂】

1785チバQ:2012/11/28(水) 22:19:42
>>1750

http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn201211290011.html
'12/11/29
正木県議「年明けには結論」

 広島県議会の林正夫議長は28日、住民団体が解職の直接請求(リコール)手続きを進めている正木篤県議(広島市安佐北区)と面会し、解職投票の実施が確実になったとして自主的な辞職を求めた。正木県議は「迷っている。年明けには結論を出したい」と辞職に含みを持たせた。

 林議長は広島市中区のホテルで正木県議と面会後、県庁で記者会見した。正木県議は「辞めることが責任を取ることではない」と説明。一方、署名審査と解職投票の実施で約6千万円の経費がかかるため「そのように税金を使っていいのか迷っている」とも述べたという。

 正木県議は昨年6月、安佐北区内の市道で乗用車を無免許運転した容疑で現行犯逮捕され、同9月に広島地裁で懲役8月、執行猶予3年の判決を受け確定した。県議会が辞職勧告を2度決議したが、応じていない。

1786チバQ:2012/11/30(金) 00:15:48
http://www.chugoku-np.co.jp/senkyo/syuin/12/News/yamaguchi/Sy201211290002.html
'12/11/29
自民党に県政ク合流 「衆院選へ態勢強化」 県議会(定数49、欠員1)の第5会派「県政クラブ」(3人)は28日、最大会派の自民党(20人)に合流した。昨年5月の議長選をめぐり30年ぶりに分裂した自民党は23人となったが、過半数には届いていない。

 自民党に合流したのは、新藤精二(山陽小野田市区)▽国井益雄(下松市区)▽槙本利光(岩国市・玖珂郡区)―の3氏。合流を了承した自民党の友田有会長が同日、柳居俊学議長に会派変更届を提出した。

 県政クラブ会長を務めていた新藤氏は「山本繁太郎新知事体制となった上、衆院選も控えている。自民党が結束して基盤を強化しないといけない」と説明。同日、自民党県連七役会議を開いて了承した友田会長は「3氏の合流で衆院選に向けた応援態勢を強化したい」としている。

 3氏はいずれも現在2期目で、自民党籍を持っている。選挙区の対立候補との関係で、初当選した2007年から自民党会派に入らず、県政クラブとして活動してきた。昨年5月の議長選を機に、自民党から離脱した9人が自民党新生会を結成した際は、議長選で議長が属する自民党に同調。現在は地域商工、農林水産の両委員長ポストを得ている。(山田英和)

1787チバQ:2012/12/02(日) 01:18:12
http://mainichi.jp/area/ehime/news/20121201ddlk38010636000c.html
衆院選:小松・前愛媛大学長や松山市議ら、「未来」支援の会結成へ /愛媛
毎日新聞 2012年12月01日 地方版

 愛媛大の小松正幸前学長(71)や一部の松山市議らが30日、次期衆院選(4日公示、16日投開票)で日本未来の党(代表=嘉田由紀子・滋賀県知事)を支援する組織の設立を決めた。「卒原発」など同党の政策への賛同が理由。当面は勝手連的支援だが、党本部との連携も探る方針。

 組織名は「未来の党を支援する会」(仮称)で、3日に設立予定。同党から愛媛2区に出馬する参院議員の友近聡朗氏(37)を支援し、比例票獲得も目指す。友近氏側との協議も進めているという。

 この日は準備会を開き、小松氏が会長を務める「えひめ地域再生戦略研究会」会員や市民団体メンバー、同市議ら11人が参加。小松氏は「未来の党は原発をなくすことに真剣だ。女性活用や環太平洋パートナーシップ協定(TPP)でも考えが一致する。来夏の参院選も見据え、支援したい」と説明した。

 小松氏は10年知事選に無所属で立候補し、次点で落選した。【中村敦茂】




当 中村時広 452,664票
落 小松正幸 96,324票
落 田中かつひこ 30,254票

1788チバQ:2012/12/05(水) 22:06:34
http://www.asahi.com/area/kagawa/articles/OSK201212040105.html
2012年12月5日00時50分
住民投票条例、東かがわ市長「反対」 市新庁舎巡り意見
 東かがわ市の藤井秀城市長は4日、新庁舎建設の是非を問う住民投票条例案を反対意見を付けて市議会に提案した。条例案は、市民団体「統合新庁舎建設を考える会」(田中隆司代表)が11月26日、有権者の約4分の1にあたる7182人分の署名を添えて直接請求した。6日の本会議で田中代表が意見陳述する。

 藤井市長は新庁舎建設について、議会や住民説明会や広報を通し、「丁寧に議論を積み重ねてきた」と説明し、市民団体が主張する現庁舎の耐震補強については「無駄な経費を使うだけ」と否定している。

1789チバQ:2012/12/14(金) 00:42:14
http://www.chugoku-np.co.jp/senkyo/syuin/12/News/hiroshima/Sh201212130002.html
'12/12/13
広島県内の首長「中立」大半 「自民回帰」の動きも
 16日投開票の衆院選で、県内23市町の首長は民主、自民の二大政党を軸にした選挙戦を見据え、大半の首長は中立の立場を取る。ただ、自民党の優勢が伝えられる中、同党支持を打ち出す首長もいて「自民党回帰」の傾向が出ている。

 23市町長に小選挙区で支援する候補者を聞いた。最も多かったのは「中立」の13人。どの候補からも要請があれば、演説会にも出席する首長が多い。

 呉市の小村和年市長は「首長という立場上、どちらかだけを応援できない」と強調。公示日の4日は広島5区の民主党前職(53)と自民党元職(54)の両方の出陣式に出席した。

 東広島市の蔵田義雄市長も「特定の候補を支持しない」と説明。広島4区の民主党前職(48)と自民党新人(42)がそれぞれ開く演説会への出席回数が同じになるよう、気を配る。

 次いで多いのは自民党の8人。うち少なくとも5人は2009年の前回衆院選でも逆風の自民党を支援した。「市内に自民党支持者が多い」(江田島市の田中達美市長)「候補と付き合いが長い」(府中町の和多利義之町長)と強調。広島市の松井一実市長は「市長選で応援してもらった」と説明する。

 今回から自民党支援に絞ったのが廿日市市の真野勝弘市長。11日に市内であった広島2区の自民党元職(64)の演説会に出席し「信頼感がある。国政に出てほしい」と表明した。前回は民主党前職(41)の演説会にも出たが、今回は自民党元職の集会だけに出席しているという。

 世論調査では自民党の優勢が伝えられる今回の衆院選。「中立」と答えながらも、自民党に配慮を見せる首長もいる。

 神石高原町の牧野雄光町長は前回、国民新党代表代行だった広島6区の日本未来の党前職(76)の演説会だけに出席したが、今回は自民党新人(62)の集会にも顔を出す。情勢を勘案し、「2人とも当選する可能性がある」と方針転換した。

 自民党以外でスタンスが明確なのが三次、庄原両市長。県北部を地盤とする広島6区の日本未来の党前職を支援する。三次市の増田和俊市長は前職の演説会で、「まちづくりに貢献してもらった。立派な成績で当選を」と声を張り上げた。

 一方、民主党支援を表明した首長はゼロ。3選挙区に立候補者を擁立した日本維新の会と、全選挙区に立候補者を出した共産党を支援する首長もいない。(衆院選取材班)

1790名無しさん:2012/12/19(水) 04:39:16
http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn201212190041.html
'12/12/19
2月3日に正木県議解職投票

 道交法違反(無免許運転)の罪で有罪判決が確定した正木篤広島県議(広島市安佐北区)に対する解職の直接請求(リコール)で、県選管は18日、解職の是非を問う住民投票を来年1月4日告示、同2月3日に投開票する日程を決めた。正木県議がこの日、自ら辞職しないことを表明したため、都道府県議として初の解職投票が実施される。

 署名を集めた住民団体「正木篤県議のリコールを勧める有志の会」からの本請求を受け、委員会を開いて決定した。

 投開票日は区内60カ所に投票所を設置し、午前7時から午後8時まで受け付け、即日開票する。期日前投票は、1月5日から2月2日まで29日間。投票所は安佐北区役所や3出張所に設ける。

 投票で有効投票総数の過半数が賛成すれば、正木県議は失職。来年11月ごろの県知事選と併せて、県議補選が実施される。

 正木県議はこの日、県議会本会議に出席。林正夫議長に文書で、自ら辞職しない考えを伝えた。

1791名無しさん:2012/12/19(水) 21:00:06
http://mainichi.jp/area/hiroshima/news/20121219ddlk34040529000c.html
正木県議無免許運転:リコール問題 2月3日住民投票 正木県議「辞職しない」 /広島
毎日新聞 2012年12月19日 地方版

 無免許運転の罪で有罪が確定した正木篤県議(62)=安佐北区=のリコール(解職の直接請求)問題で、県選挙管理委員会は18日、解職の是非を問う住民投票の日程を来年1月4日告示、2月3日投開票と発表した。正木県議はこの日、林正夫議長と面会して「有権者の投票によって進退が決するのであれば、その結果に従う」と述べ、辞職せずに住民投票による有権者の審判を仰ぐ考えを示した。

 これにより住民投票の実施はほぼ確実となり、有効投票の過半数の同意で正木県議は失職する。

 林議長によると、正木県議は18日午前、議長室を訪れ、「投票の結果を見届けることも私の義務であり責任。辞職するべきではないと決断した」と話したという。林議長は「一般常識からかけ離れている。大変遺憾で、怒りを感じている」と語った。正木県議はこの日が最終日だった県議会12月定例会に出席したが、報道陣の質問には何も答えなかった。

 正木県議の解職の是非を問う住民投票実施を求める署名は、必要数を大幅に超えており、住民団体が県選管に本請求を終えていた。正木県議は11月に林議長と面会した際、住民投票の費用に約6000万円かかる事情を踏まえて「議員として公的資金が使われるのがどうなのか」と述べ、投票実施前の辞職を検討していることを示唆していた。林議長は今月3日と12日に正木県議と会い、投票実施前の辞職を促していた。【寺岡俊】

1792チバQ:2012/12/19(水) 22:25:53
http://www.ehime-np.co.jp/news/local/20121219/news20121219082.html
伊予市長選 泉県議が出馬へ
2012年12月19日(水)

 2013年4月23日の任期満了に伴う愛媛県伊予市長選挙で、同市区選出の自民党県議泉圭一氏(50)=同市米湊=が18日、県議を辞職して無所属で立候補する意向を固めた。21日に記者会見し正式表明する。
 泉氏は出馬理由について、今期限りでの引退を決めた中村佑市長(76)が取り組んできた「新しい伊予市の位置付けと発展」をさらに進めたいと説明。市の一体感醸成や地場・地域産業の活性化などを目指し「常に改革意識を持ちながら地域資源を生かし、希望あふれるふるさとの未来を切り開きたい」と述べた。
 泉氏は同市出身、大東文化大卒。国会議員秘書などを経て03年4月、県議に初当選し連続3期。市内の建設会社顧問を務めている。
 同市長選では現時点で他に数人が出馬に意欲をみせており、選挙戦になる見込み。

1793チバQ:2012/12/20(木) 21:59:40
市長が提出した議案が否決されるのは45年ぶり

http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/ehime/news/20121219-OYT8T01632.htm
松山城周辺 5施設一括管理委託否決


松山城へ上るリフト。週末には観光客が多く利用する(松山市丸之内で)=松本裕平撮影  松山城の天守やロープウエーなど5施設の管理を民間委託する内容の松山市の議案を、市議会が19日、否決した。現在は3施設を伊予鉄道に委託しており、残り2施設もまとめて委託すれば「地域の中小企業に仕事が回らなくなる」などが理由。委託契約が切れる来年3月までに可決されない場合、市が直営せざるを得ない可能性もあり、余分な経費がかかったり、運営の際に混乱したりすることも懸念されている。市長が提出した議案が否決されるのは45年ぶり。(都築建)

 松山城周辺は、道後温泉などと並ぶ松山観光の重要拠点で、4、5月は祭りや大型連休が続く繁忙期となる。

 市は2008年、天守、ロープウエーとリフト、本丸に近い城山公園(丸之内地区)の3施設について指定管理者制度を導入し、同鉄道に管理を委託。市産業経済部によると、年間5000万円を節約した。市は、さらに年間1200万円の経費節減や、周辺施設の運営をしやすくすることなどを狙い、二之丸史跡庭園と城山公園(堀之内地区)の2施設もまとめて1社が担う条件で指定管理者を公募することにし、同鉄道が候補となっていた。

 14日の市議会産業経済委員会で、委員から「大きな会社が一括管理すると、中小企業に仕事が来ない」などと市の方針に反対する声が相次いだ。19日の市議会定例会では、武井多佳子議員(ネットワーク市民の窓)が「最初から一括委託を前提としているから反対」と述べた。一方、田坂信一議員(松山維新の会)は、経費削減効果を評価し「(委託後の)5年間に重大な事故はなく、利用者も増えている。従来の個別の管理や運営では、税金が余分に使われる」と市側に同調した。

 議案が否決され、野志克仁市長は報道陣に「考え方を理解してもらえず残念だが、議会の判断も重く受けとめている」と話した。

 市産業経済部によると、指定管理の公募や選考には約3か月かかるといい、矢野大二部長は「新たに公募すれば間に合わせるのは難しい」と懸念。一時的に市が直営する場合、運営にあたる人材の確保や余分な経費の出費など問題があり、矢野部長は「観光客や市民に支障が出ない方策を早急に考えたい」と話した。

(2012年12月20日 読売新聞)

1794名無しさん:2012/12/23(日) 07:07:13
http://www.ehime-np.co.jp/news/local/20121222/news20121222135.html
「知事けじめを」 自民・村上氏、維新支援批判
2012年12月22日(土)

 16日投票の衆院選に絡み自民党の村上誠一郎氏(衆院愛媛2区)は21日の党総務会で、日本維新の会の1区公認候補を支援した中村時広知事の対応に対し「次の参院選(2013年夏)も大変なことになる。党としてきちんとけじめをつけるべきだ」と提案した。村上氏によると、党幹事長室で対応を検討することになったという。

 村上氏は会合終了後、取材に「現時点では完全に(自民と知事の間の)信頼関係がなくなっている。(知事側から)何らかの対応がないと、県政運営に協力するのは難しい」と述べた。

1795チバQ:2012/12/24(月) 02:10:04
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20121222-00000260-mailo-l37
坂出市:課税漏れ 支払い猶予、約束も 発覚後、市議ら納税 /香川
毎日新聞 12月22日(土)16時43分配信

 坂出市議とその家族が役員を務める2法人所有の建物計6棟で固定資産税の課税が漏れていた問題で、綾宏市長が21日、庁内調査の結果を発表した。税務担当者が所有者との間で、課税額を決める調査日程に手間取った上、額決定後も手順にない1年間の納税猶予を約束するなどの行為があったといい、綾市長は「再発防止に努めたい」と陳謝した。
 問題発覚を受け、市は7月31〜8月3日と10月4、5日に税務課の職員計15人に聞き取り調査をした。
 その結果、07年4月に6棟の一部が建っているのを税務課職員が気付き、08年1月には、建物を調査する日程を決めるための課税額評価依頼書を所有者へ郵送したことを確認。所有者と話し合ったが日程は折り合わず、調査は結局、11年8月まで遅れたという。さらに、同11月に所有者と課税額を合意したが、時期については、税務課長が通常スケジュールの12年4月でなく、13年4月を約束したという。問題発覚後、市議らは納税を始めているという。市議らが支払いを免れた金額については、市は「課税額はプライバシーで、非公表」としている。
 原因について、税務課長と担当者が対応を「互いに依存・黙認し」、支払いの猶予は「話し合いの中で折り合いをつけたのでは」(綾市長)という。【広沢まゆみ】
12月22日朝刊

1796チバQ:2012/12/24(月) 02:14:06
http://www.nnn.co.jp/news/121222/20121222006.html
来年末までに結論 鳥取市庁舎整備で竹内市長
2012年12月22日

 鳥取市庁舎整備問題について竹内功市長は21日の定例会見で、来年末までに結論を出して2014年度の当初予算に反映させていく考えを明らかにした。今後は市民の意見や過去の経緯、手続きを踏まえた上で、整備方針を具体化していく。

 竹内市長は、前日に示された市議会特別委の委員長報告を踏まえ「市議会での7カ月間の議論の末、2号案(耐震改修案および一部新築案)が実現できないことが分かり、住民投票に問題があったことが明らかになった」と主張。一方、住民投票で2号案が選ばれた理由として事業費が少なかった点を挙げ、今後の検討でも事業費を抑えながら市庁舎に必要な機能を追求していく考えを示した。

 具体的な案については「現時点では念頭に置いておらず、案も限定していない」と述べるにとどまった。


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