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中国・四国 地方議会・首長,政治・選挙スレ

1720チバQ:2012/10/19(金) 23:43:55
http://mytown.asahi.com/shimane/news.php?k_id=33000001210190005
問う/安来市長選(下)
2012年10月19日


防災指導者講習会で、心臓マッサージの方法などを学ぶ参加者=8月5日、安来市安来町の市中央交流センター、市提供

◆原子力防災対策 必要な備えは/勝部氏「避難計画はしっかりと」 近藤氏「中電と立地並み協定を」◆


 安来市の市域は東西約22キロ、南北約28キロに広がる。中海を挟んだ対岸、島根半島にある中国電力島根原発(松江市)からは、市の総面積の約半分が30キロ圏に入っている。


 福島第一原発の甚大な放射能漏れ事故を受けて、市は、30キロ圏の県と3市(松江、出雲、雲南)、鳥取県と2市(米子、境港)と共に、圏内での事故時に県境を越える広域避難について検討を重ねている。


 その中で、市の最大の課題は市民の避難だ。人口約4万2千人のうち、9割近くの約3万7千人が30キロ圏で生活している。県が2月に示した県外避難案では、市は鳥取県2町と岡山県14市町村への避難が割り当てられた。市の防災対策を取り仕切る松本城太郎・統括危機管理監は「自動車での避難を想定しているが、渋滞などで大混乱するとみられる」と危惧する。


 こうした現状を踏まえて市は「もしもの時に隣近所が声を掛け合い、相乗りするような関係があれば混乱は減らせる」と、住民同士の横のつながりも強めることになる自主防災組織の組織率アップに取り組む。


 安来市の9月時点の組織率は市内全世帯の44%。県全体の平均約60%(今年度末推計)を下回る。市は防災担当の職員が各地区に出向いて話す「防災出前講座」に加え、昨年度から新たに資材の購入や訓練に必要な費用の一部を補助している。


 今年8月には、災害発生時に中心となる防災指導者を育てる市民講習会を開き、19人が認定された。「組織作りで終わらせることなく、中身を伴わせるための後押し」(危機管理課)。


 地区内であった火災をきっかけに2010年にできた旧安来市内の自主防災組織会長(62)は「大雪の際には一人暮らしのお年寄り宅の雪かきをし、昨年9月の台風で近くの川が決壊した際は、どのう作りなどで協力し合った。今は原発事故に備えて、一斉避難の訓練を計画している」と話す。


 市は「県や立地する松江市と同様の安全協定を中国電力と結ぶと共に、事故時に対応できるよう地区ごとの備えを急ぎたい」としている。(藤家秀一)


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