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中国・四国 地方議会・首長,政治・選挙スレ

1712チバQ:2012/10/11(木) 23:36:41
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/okayama/feature/okayama1349791513845_02/news/20121009-OYT8T01560.htm?from=popin
リーダー考 知事選を前に
<下>伝達力と継続力重要

◇地に足付け地域貢献を



古民家を利用した街づくりについて、ももたろう塾OGらと打ち合わせする片山さん(中央)。自身のリーダーとしてのあり方も模索している(岡山市中区藤崎で)  「橋下さんの行財政改革と私のとでは、狙いは同じだが、やり方が大きく違う」

 石井知事は読売新聞の単独インタビューの中で、破綻寸前とされた県財政と向き合ってきた自身と、大阪府知事時代に大胆な支出カットで注目を集めた橋下徹・大阪市長を比べて評した。

 その違いについて、「橋下さんはまずマスコミに主張を訴え、その報道を受けて、職員や労働組合などに厳しく対応して改革を進めた。私は案を作った後、職員たちに各団体や議会に説明してもらうなど周知をはかり、最終的には私自身が説明して理解を求める――という手順を踏む積み上げ方式だった」と説明する。

 強力なトップダウンで物事を進め、意見が合わない相手とは徹底して対立する橋下氏。民間出身である彼に対し、これまで全国的に知事のいすに座ることの多かった中央官僚出身者は施策や手法を含めて「主張が弱い」「決断力に欠ける」などと批判の対象とされることもある。

 しかし、旧建設省出身の石井知事は「官僚だからだめと一概に決めつけていいのか」と言い、「むしろ、どういう経験を積んでどのような仕事に就き、どのような交流をしてきたのか、そうした評価で知事が選ばれれば」と強調する。



 知事が1997年度に始めた県事業の一つに、地域のリーダーを育成する「ふるさとづくりももたろう塾」がある。1年にわたり、地方自治や社会福祉、地域文化などをテーマに座学を受けるほか、グループ研究を実施。これまでに481人が巣立った。

 岡山市中区の自営業片山直人さん(37)は、人口が減って地域のつながりが薄くなる状況に危機感を持ち、今春に入塾。同塾OBらと共に古民家を利用した街おこしを模索中だ。活動の中で考えるリーダーに必要な資質は、周りを引きつける発信力に加えて「立場や年齢が違う人とアイデアを出し合い、落としどころを測れる『コミュニケーション力』」という。

 2年前に同塾で学んだ同市北区の福森芳郎さん(68)は元海上自衛官。命令がリーダーシップに欠かせないものと思っていた。今、最も重要なのは「継続力」と言い切る。「地に足が付き、長く続く地域貢献が必要」と考えるようになったからだ。卒塾後、矢掛町内の寺で毎月、高齢者を集めて座禅や詩の朗読、映画観賞などを行う「寺サロン」を開いている。

 この経験を基に、新知事には「全国で個性的な首長が誕生する今こそ、単なるパフォーマンスでない、明確な展望と信念に基づいた政策を時間をかけてでも実現してほしい」と求める。

 2年前から同塾講師を務めるNPO法人理事長の加藤せい子さんは、塾生の描くリーダー像を見つめながら言う。「人々が抱える問題が多様化し、単純な回答は存在しない。発信力とともに、結論に至った過程をも丁寧に説明できる人が求められている」

(この連載は辻田秀樹、末善悠太が担当しました)

(2012年10月10日 読売新聞)


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