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中国・四国 地方議会・首長,政治・選挙スレ

1711チバQ:2012/10/11(木) 23:36:19
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/okayama/feature/okayama1349791513845_02/news/20121009-OYT8T01530.htm
リーダー考 知事選を前に 一覧
<上>施策見える発信力を

◇県民への工夫必要



知事選の投票を呼びかけるパネル。多くの人が通り過ぎていく(岡山市北区で) 野田首相に安倍・自民党新総裁、橋下徹・大阪市長、そして知事選の立候補予定者3人――。用紙に6人の顔写真が並ぶ。今月2日、岡山市東区の環太平洋大であった「政治・経済学」の講義で、林紀行講師(38)が約30人の学生たちに「この人たち、知ってますか」と問いかけた。

 テレビなどでの露出が多い橋下市長は知っているが、知事選の立候補予定者はわからず、選挙があることさえ知らなかった。林講師が「県政に何か願うことはないの。困っていることくらいあるでしょう」と水を向けると、学生たちはようやく「岡山には遊ぶ場所があまりない」「交通の便が良くない」と声を上げた。

 講義後、倉敷市内の男子学生(20)はこう打ち明けた。「今、目の前にある知事選で選択を誤っても、将来、自分たちが困るという実感はない」

 9月下旬、社会人らの私塾「岡山政経塾」(岡山市北区)の塾生やOBが、県内各地の街頭などで約600人に県民にとって関心のあるテーマなどを聞いた。

 その結果、立候補予定者の政策を知っていた人はほとんどいなかった。関心のある県政テーマを選んでもらい、その具体的な課題について聞くと、明確に説明できた人はわずかだった。

 調査後、塾生の会社員男性(38)は「県が何をしているか、みんなわからないんだ」とため息をついた。



 「発信力、要ると思いますね。私も心がけてきたつもりなんです」。先月26日、石井知事は県庁3階の知事室で読売新聞の単独インタビューに応じ、新しい知事に必要なものについてこう答えた。地方分権の進展に伴い、地域間競争が激しさを増すことを見据えての言葉だ。知事は国内外で県の特産品や観光地を自らPRするトップセールスを続けてきた。

 県民に対しても、就任直後の1997年1月から県内各地を回り、数十人と対話する「青空知事室」を253回開催。参加した県民は延べ約8000人に上り、「いろんな意見や思いを吸い上げる場になった」と振り返る。

 一方で、知事は県民の意識に“歯がゆさ”を感じてきた。知事が就く様々な役職を見直して民間の人物に任せようとしたところ、大きな圧力や反発を受けた例を挙げ、「『行政が中心になってやっていただきたい』とおっしゃる方は結構多い。行政がいくら頑張って金をつけて、観光振興プロモーションをやっても県全体が盛り上がらないと……」と県民の行政依存を指摘する。

 知事の発信力について、林講師の評価は「『青空知事室』はある程度評価できるが、参加者がもともと県政に関心の高い人にとどまり、広い層に施策や課題が届かなかった」と辛口だ。

 同時に「県はこれまで国と市町村の間の『中間管理職』で、仕事ぶりが見えにくかった。しかし、地方分権の時代にはそれで済まないことを理解しないと、みんなが将来ツケを払う羽目になる」と話し、「知らない」「お任せ」の県民に警鐘を鳴らす。

(2012年10月9日 読売新聞)


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