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仙台・宮城・陸奥

1とはずがたり:2008/06/05(木) 12:05:28
地区別スレ,遂に仙台も登場。陸奥とは勿論多賀城を首府とする明治以前の陸奥だ♪
本来はにぬけんが立てるべきだが何時迄俟っても立てやがらないので俺がたつヽ(`Д´)ノ

672荷主研究者:2010/03/22(月) 12:52:41

http://www.kahoku.co.jp/news/2010/03/20100319t12028.htm
2010年03月19日金曜日 河北新報
ミサワホームの完全子会社化 東北ミサワ上場廃止へ

 住宅施工販売で東証1部上場の東北ミサワホーム(仙台市)は18日、親会社のミサワホーム(東京)のTOB(株式公開買い付け)に賛同すると発表した。TOBは全株式取得を目標としており、東北ミサワは8月までに完全子会社化され、上場廃止になる見込み。

 東北ミサワは東北6県で「ミサワホーム」の施工、販売を担う。原材料価格の高騰や住宅着工戸数減少などの影響を受け、2007年3月期から3期連続で純損失を計上した。

 東北ミサワの福田好史常務は完全子会社化の狙いを「業績回復のためには最善と考える。事業構造の再構築を図り、立て直したい」と説明した。

 同社は18日、10年3月期の通期業績予想も修正した。売上高は2月の予想時に比べ60億円減の320億円、経常損益は3000万円の黒字から11億5000万円の赤字、純損益は1000万円の黒字から14億円の赤字とした。

 東北ミサワは1969年11月設立。2000年に東証1部上場。従業員は549人。09年にミサワホームの元社長を社長に迎え、業績改善に取り組んでいた。

 ミサワホームによるTOBは19日から4月23日まで、1株204円で買い付ける。ミサワホームは既に東北ミサワの発行済み株式総数の61.81%を保有している。

 東北では昨年、NECトーキンとセラミック部品製造の日本セラテックが親会社の完全子会社となり、上場廃止となっている。

673荷主研究者:2010/03/22(月) 13:19:16

http://www.kahoku.co.jp/news/2010/03/20100320t12006.htm
2010年03月20日土曜日 河北新報
トヨタ系情報通信会社 仙台に4月、東北営業所開設

 トヨタ自動車の情報通信子会社、トヨタデジタルクルーズ(名古屋市)は19日、仙台市青葉区に東北営業所を4月1日に開設することを明らかにした。同社はトヨタグループ各社を中心に、部品仕入れ先やディーラーなども結ぶ情報通信網の運用や保守などを行う。東北にトヨタグループの工場進出が相次いでいるのを受け、営業担当者1人を配置。進出企業に対するサポート体制を充実させる。

 技術担当者も1年後をめどに1人配置する予定。東北には通信網に加入していないグループの生産拠点もあり、顧客開拓も進める。

 営業所は仙台市青葉区にあるグループの豊田通商東北支店内に置く。営業拠点の開設は豊田(愛知県豊田市)、東京の両支店、九州営業所(福岡市)に次いで4カ所目。

 同社の2009年3月期の売上高は179億円で、1日現在の従業員数は482人。

674荷主研究者:2010/03/22(月) 13:21:25
>>44
http://www.kahoku.co.jp/news/2010/03/20100320t15018.htm
2010年03月20日土曜日 河北新報
屋外デッキ、視界良好 仙台空港

「見て、飛び立つよ」。オープン初日から子どもたちの歓声が上がった展望デッキ

 仙台空港の旅客ターミナルビル屋上に19日、展望デッキ「スマイル・テラス」がオープンし、初日から大勢の親子連れなどでにぎわった。

 展望デッキは、地上からの高さが23メートルで専用エレベーターで昇る。広さ410平方メートルの板張りデッキには、ベンチや双眼鏡を設置。旅客機などが離着陸する滑走路のほか、蔵王連峰や泉ケ岳の山並み、太平洋や牡鹿半島、仙台市街地のビル群も一望できる。

 仙台市泉区から家族で訪れた栗村流君(6)は「飛行機が近くで見えて、音もすごい」と目を輝かせた。

 屋外の展望デッキは、空港利用者の要望を受けて、旧ターミナルビルから数えて13年ぶりの復活となった。営業時間は午前8時〜午後8時。入場は中学生以上が100円、小学生以下無料。オープン記念として22日まで無料開放される。

675荷主研究者:2010/03/23(火) 22:53:45

http://www.kahoku.co.jp/news/2010/03/20100321t13026.htm
2010年03月21日日曜日 河北新報
名取・りんくうタウン誕生3年 不況で土地販売伸びず

 仙台空港アクセス線沿線で二つの土地区画整理組合が手掛ける「なとりりんくうタウン」(宮城県名取市)のまちづくりが、今月で丸3年たった。鉄道開業に合わせて華々しくスタートを切り、地区人口は3倍近くにまで増えたが、経済不況の影響で「臨空都市」として描いた青写真とのずれが生じている。

 杜せきのした駅周辺約70ヘクタールを開発する関下土地区画整理組合は、全保留地の9割を販売した。核となるイオンモール名取エアリに続き、国道4号バイパス沿いからの大型商業施設移転が進み、ピーク時の集客力は7万5000人へと高まった。

 半面、平均坪単価22万円と周辺と比べ価格が高い低層用住宅地は188区画中、2割強が残る。凍結されたマンション建設計画もある。

 対照的に、下増田臨空土地区画整理組合(約115ヘクタール)は昨年末までに、関下より価格の安い低層用住宅地約246区画を完売した。

 ただ、業務用地売却は4割強にとどまる。スーパーやビジネスホテル進出は立ち消えになり、美田園駅前に鳴り物入りで出店した観光物産施設、だてもん市場は1年で撤退。飲食店やコンビニエンスストアもない駅前商業地区は、臨空地域の「ゲートウエー都市」のにぎわいはなく、ベッドタウン化だけが進む。

 両組合は「2008年秋の世界不況以降、土地が動かず、見通しが狂った」とこぼす。

 関下土地区画整理組合は今年12月、予定より1年早く組合を解散する。下増田臨空土地区画整理組合も12年解散への道筋をつけた。両組合ともその後の未処分地販売は、業務代行契約などを交わす西松建設に委ねる。

 解散までの間、関下は企業と病院誘致に取り組む。下増田は小規模な店舗・企業が進出しやすいよう、商業・業務用地の土地利用を見直し、まち機能の底上げを目指す。

 仙台市近郊では供給過剰で保留地が売れ残り、事業期間を延長する組合が出ている。完売できる保証はない。

 先の見えない経済状況の中、両組合には土地区画整理事業分だけで3年間に約32億円の国の補助が出ている。道路・下水道整備分、名取市の補助を合わせれば、公的投資額はさらに膨らむ。

 そもそも臨空都市開発は「アクセス線ありき」で県が青写真を描いた。開発が絵に描いたもちで終わらぬよう、鉄道の強みを生かした企業誘致などに県のさらなる支援を求めたい。(岩沼支局・足立裕子)

676荷主研究者:2010/03/30(火) 23:30:50

http://www.kahoku.co.jp/news/2010/03/20100323t13010.htm
2010年03月23日火曜日 河北新報
仙台空港鉄道開業3周年 増えぬ乗客 経営苦戦

開業後3年間で740万人以上を運んだ仙台空港アクセス線。行政の支援が避けられない状況となっている

 仙台空港と仙台市を結ぶ仙台空港アクセス線は2007年3月の開業から18日で丸3年を迎えた。運んだ乗客は延べ740万人余り。空港へのメーンの交通手段として浸透してきたが、乗降客数は計画の6〜7割にとどまる。運営する第三セクター仙台空港鉄道(名取市)の経営は厳しさを増し、最大株主の宮城県が経営支援プラン行動計画の策定を急いでいる。

 JR仙台駅の3番線ホーム。アクセス線の到着を待っていた大阪市の会社員(49)は「仙台空港に降りたら毎回、電車しか使わない。地方都市の中でアクセスは便利な方だ」と評価した。

 利便性は評価されるアクセス線も、営業面では苦戦が続く。乗降客数の推移は表の通り。1日当たりの数字は各年度、需要予測を30〜36%下回る。利用低迷を受け、10年度予算の営業収益(旅客収入を含む)は6億5976万円にとどまる。対する営業経費は収入の倍以上の14億2343万円。純損失は10億444万円に上る見込みだ。

 もう一つ重荷になっているのが、高架橋、駅舎などの膨大な資産にかかる減価償却費。毎年6億円で、営業経費の半分を占める。10年度末の累積損失は45億2870万円に膨らみそうだ。
 このままでは11年度に運転資金が底を尽き、13年度に債務超過に陥るとみられる。人件費や管理費の削減は限界といい、行政の支援が避けられない状況だ。

 宮城県は経営支援プラン行動計画の骨子案を1月に公表した。柱は(1)乗客を1日当たり8200人に伸ばす(2)一部運賃の見直しを検討する(3)県の貸付金利息を減免する―など。県が資産を買い取り、空港鉄道が運行に専念する「上下分離」も検討課題に盛り込まれた。

 この計画に、県議会から物言いが付いた。建設企業委員会の石川光次郎委員長は「値上げしながら乗客目標を達成できるのか。県民に説明できない。税金投入や借金棒引きの前にもっと案を詰めるべきだ」と指摘する。
 3月中に予定していたプランの行動計画策定は、新年度に先送りされる見込みだ。

 県空港臨空地域課は「資金ショートは避けなければならないので、やれることは金利の減免や上下分離などに限られてくる。県民や県議会に丁寧に説明していきたい」と話している。

677荷主研究者:2010/03/30(火) 23:41:54
>>625
http://www.kahoku.co.jp/news/2010/03/20100323t13009.htm
2010年03月23日火曜日 河北新報
登米―登米東和のIC間つながる 三陸自動車道

ttp://tohazugatali.web.fc2.com/MIYAGI/100323a301.jpg

 三陸自動車道の登米―登米東和インターチェンジ(IC、ともに宮城県登米市)間(5.0キロ)が22日、開通した。宮城県内の三陸道は仙台港北(仙台市宮城野区)―登米東和IC間71.4キロがつながり、県内全線(約120キロ)の整備率は約60%となった。

 登米―登米東和IC間は国土交通省が2004年に着工した。片側1車線で制限速度は70キロ。鳴瀬奥松島(東松島市)―登米IC間と同様、無料で通行できる。

 登米市東和町から仙台市や石巻市への所要時間は7分程度短縮される。

 三陸道の総延長は仙台港北ICと宮古市を結ぶ約220キロ。仙台河川国道事務所(仙台市)によると、宮城県内では登米東和―志津川IC(南三陸町志津川)間が17年ごろに開通する見通し。志津川以北は磯の沢(同町志津川)、歌津(同町歌津)までのルートが決まっている。

678荷主研究者:2010/03/30(火) 23:44:03

http://www.kahoku.co.jp/news/2010/03/20100323t73011.htm
2010年03月23日火曜日 河北新報
東北大、6県合格者834人 宮城は295人

ttp://tohazugatali.web.fc2.com/MIYAGI/100323s201.jpg

 東北大は22日、2010年度入試後期日程の合格者を発表した。後期は経済学部と理学部で実施され、募集人員93人に対し762人が受験し、107人が合格した。

 実質競争倍率は前年度の5.7倍を上回る7.1倍。東北大入試センターは「理学部受験者が前年度より60人増えたことなどが影響した」としている。

 前期と合わせた一般入試全体の合格者は2136人で、前年度に比べて4人少ない。都道府県別(出身高校所在地)の合格者は表の通り。

 最多の宮城は295人と前年度比31人増。全体の13.8%で、前年度を1.5ポイント上回った。続いて福島123人、山形112人など。東北6県の合計は834人で、前年度を0.4ポイント上回る39.0%を占めた。

679荷主研究者:2010/03/30(火) 23:46:56

http://www.kahoku.co.jp/news/2010/03/20100324t12017.htm
2010年03月24日水曜日 河北新報
マンション供給38%減 09年仙台圏 不況響き過去最低

ttp://tohazugatali.web.fc2.com/MIYAGI/100324a101.jpg

 仙台、多賀城、塩釜、名取の仙台圏4市で2009年に新規供給された分譲マンションは1152戸で、前年より718戸(38.4%)減ったことが、総合広告代理店DGコミュニケーションズ創芸カンパニー仙台支社の集計で分かった。1988年の調査開始以来最低となり、同支社は「景気低迷による需要不足で供給が抑制され、在庫・継続物件が販売の中心となった」としている。

 仙台圏の新規供給数はここ数年、2000戸前後だったが、2009年は急減し、過去最低だった1992年の1710戸も大幅に下回った。

 新規供給のうち、契約に至ったのは863戸で過去10年で最少だったが、最終契約率は74.9%と前年(70.2%)を上回った。仙台圏の平均分譲価格は約3185万円と前年を約112万円上回り、仙台市内の平均も約3321万円で約120万円アップした。

 仙台市内の新規供給数は5区すべてで前年より減った。青葉区の543戸(前年比35戸減)が最多。次いで泉区131戸(114戸減)、若林区112戸(300戸減)、宮城野区104戸(79戸減)、太白区98戸(65戸減)の順となり、若林区の減少数の大きさが目立つ。名取市など「その他」は164戸(125戸減)だった。首都圏では、マンション開発業者の土地取得が急激に回復している。同支社は「仙台に動きが波及するのは、秋ごろからではないか」とみる。

 仙台市の不動産鑑定士田所照章氏は「新築物件が売れないため、開発業者がリスクを恐れて用地を取得できない状況が続いていた。今後は大手を中心に用地取得が進むが、2010年も1000〜1200戸程度の供給数になる。供給回復が数字に表れるのは11年からだろう」とみている。

680荷主研究者:2010/03/30(火) 23:57:19
>>577-579
http://www.kahoku.co.jp/news/2010/03/20100326t72017.htm
2010年03月26日金曜日 河北新報
新型エッチング装置発売 東北大と共同研究 東エレク

東京エレクトロンが販売を始めたRLSA活用の新型エッチング装置

 半導体製造装置大手の東京エレクトロン(東京)は25日、高密度プラズマを活用した次世代の半導体加工技術「RLSA」を導入した新型エッチング装置の販売を始めたと発表した。半導体基板の表面の損傷を抑え、完成品の不良品率を減少させるなど利点が多い。東北大との共同研究の成果を製品化し、RLSA研究拠点の東京エレクトロン技術研究所(仙台市泉区)で生産する。

 来春にも稼働する宮城県大和町の新工場での量産も検討。宮城県とのかかわりが深い製品で、エッチング装置の世界市場のシェア拡大を狙う。

 装置の価格は仕様によって異なり、1台5億〜10億円。2010年度には国内外の半導体メーカーに約20台を出荷する計画。既に米国の大手半導体メーカー数社から評価を得ている。

 RLSAは衛星放送用に開発されたアンテナを半導体製造用に応用した。エッチングの生産工程でプラズマを安定的、均一的に発生させ、半導体基板の物理的・電気的なダメージを抑えることが可能となった。微細加工で高い形状制御性や均一性などを維持できるなどの利点もある。

 RLSAの半導体製造装置への活用は、東北大未来科学技術共同研究センターの大見忠弘教授(半導体電子工学)が研究を進め、1998年からは東京エレクトロンと共同で実用化を目指していた。

 東京エレクトロンは「東北大の技術を活用し、画期的な新製品を生み出すことができた」(広報・IR室)と話している。

681荷主研究者:2010/04/03(土) 23:41:46

http://www.kahoku.co.jp/news/2010/03/20100327t12015.htm
2010年03月27日土曜日 河北新報
東北の拠点化明確に トヨタ土地取得

ttp://tohazugatali.web.fc2.com/MIYAGI/20100327_e2-01.jpg

 トヨタ自動車が完成車製造子会社、セントラル自動車(神奈川県相模原市)の本社工場移転先の宮城県大衡村で、セントラル隣接地に広大な土地を取得した。トヨタは大規模リコール(無料の回収・修理)問題を抱え、自動車販売の先行きにも不透明感が残る中で新たな投資に踏み切った。業界関係者からは「東北の生産拠点化を掲げるトヨタの本気度を示す動き」との受け止め方が出ている。

 取得した土地は第2仙台北部中核工業団地内で、セントラルの敷地と同じ広さ。セントラルの敷地とは、段差がないように造成されている。県関係者によると、造成の仕方にはもともとトヨタの意向が働いていたとされる。

 自動車販売の先行きを見通すのが難しい状況だけに、トヨタは「土地の使途は未定」(広報部)と話すだけ。だがトヨタは東北を中部、北部九州に続く「国内第3の生産拠点」と位置付けてグループ企業の集積を進めており、今回の土地取得も今後のさらなる集積や増産に向けた布石とみられている。

 東北に進出したグループ企業の関係者は「東北の生産拠点としての位置付けがより確かなものになったということ」と土地取得を意義付ける。

 トヨタグループで、ハイブリッド車向け電池製造のパナソニックEVエナジー(静岡県湖西市)も宮城県大和町の宮城工場に今後の拡張をにらんだ広い敷地を確保済みで、同社は「将来の増強は土地がある宮城が軸」と話す。

 販売動向に回復のめどが立ち、トヨタが設備投資をする際は、セントラル隣接地を含めたこれらの土地の活用策が検討されることになる。

682荷主研究者:2010/04/03(土) 23:45:50

http://www.kahoku.co.jp/news/2010/03/20100327t12020.htm
2010年03月27日土曜日 河北新報
トヨタ、宮城・大衡に用地取得 完成車の増産視野

ttp://tohazugatali.web.fc2.com/MIYAGI/20100327_a1-01.jpg

ttp://tohazugatali.web.fc2.com/MIYAGI/20100326036jd.jpg
トヨタが第2仙台北部中核工業団地に取得した土地(右側)。左はセントラルの新本社工場=昨年9月、宮城県大衡村

 東北で完成車の製造拠点整備を進めるトヨタ自動車が、宮城県大衡村にある第2仙台北部中核工業団地の土地44ヘクタールを取得したことが26日、分かった。トヨタが購入した土地は同社の完成車製造子会社、セントラル自動車(神奈川県相模原市)が2011年に操業する新本社工場の隣接地。完成車の増産も視野に、購入を決断したとみられる。

 トヨタは25日、宮城県土地開発公社から44ヘクタールを取得した。トヨタ広報部は「現時点で具体的な活用方法は決まっていない。東北の完成車製造拠点化を視野に購入した」と話した。取得金額は明らかにしていない。

 取得した土地は大衡村中央平にあり、セントラル自動車の新本社工場の南隣に位置する。セントラル、トヨタの敷地はともに44ヘクタールずつで、トヨタグループが団地内に所有する面積は倍増する。

 セントラルの新本社工場は11年1月の操業開始を目指しており、フル稼働時に年12万台を生産する予定。石井完治社長は「将来的には年産20万台を目指す」との方針を示している。トヨタが土地を取得したことで、今後の増産など事業拡張に向けた環境が整う。

 第2仙台北部中核工業団地は分譲対象面積157ヘクタールのうち、97ヘクタールが売却済みとなった。トヨタ、セントラルのほかトヨタ紡織東北(北上市)も5.3ヘクタールを取得して新工場建設を進めており、11年にシートなど内装品の生産を始める見通し。

683荷主研究者:2010/04/03(土) 23:51:36
そうなんかー。
>環状道路を周回した場合は走行した分の料金が掛かる

でも自己申告なのか…。
>ただ1周走ったのか、2周走ったのかは、本人の申告でしか知る方法がない

http://www.kahoku.co.jp/news/2010/03/20100327t13033.htm
2010年03月27日土曜日 河北新報
環状高速の周回注意を 利府しらかし台ICきょう開通

ttp://tohazugatali.web.fc2.com/MIYAGI/20100327_m1-01.jpg

 仙台北部道路の利府しらかし台インターチェンジ(IC)と東北自動車道富谷ジャンクション(JCT)が27日午後3時開通し、仙台圏を囲む環状高速道路が完成する。多様なルートを選べるようになるが、環状道路を周回した場合は走行した分の料金が掛かるため注意が必要だ。東日本高速道路東北支社は「周回すると自動料金収受システム(ETC)レーンのバーが開かない場合がある。一般レーンを通行してほしい」と呼び掛けている。

 環状道路は1周60キロ。同じICで乗り降りした場合の料金は1周2250円で、割引される土日は1500円。2周すれば倍になる。同じICで乗り降りするため、ETCレーンのバーは開かない。一般レーンで係員に申し出る必要がある。

 ただ1周走ったのか、2周走ったのかは、本人の申告でしか知る方法がない。支社は「料金のごまかしはキセル行為で犯罪。正直に申告してほしい」と話す。

 環状道路の異なるICで乗り降りした場合や、環状道路以外の東北道、仙台東部道路、三陸道などで乗った場合についても、環状道路を1周以上すれば周回部分の料金が発生する。

 仙台東部道路の仙台空港ICを出発し、環状道路を1周した後に三陸道に抜けて利府中ICで降りた場合、1周分の料金が加算され、3200円となる。このケースでもETCレーンのバーが開かないことがある。

 支社の山田浩稔広報課長は「環状道路の開通でルートの選択肢が広がり、利便性は高まる。ルールを守って安全走行してほしい」と話している。

684荷主研究者:2010/04/04(日) 01:13:55
>>552 で私も纏めたが、これらが次なる課題だよなぁ〜
>利府JCTと仙台港北ICの間に多賀城ICの建設を望む。この区間は2車線で、交通量が増えれば渋滞が発生する可能性がある。

http://www.kahoku.co.jp/news/2010/03/20100328t12020.htm
2010年03月28日日曜日 河北新報
夢つながる 仙台圏高速環状道開通、企業誘致に弾み

ttp://tohazugatali.web.fc2.com/MIYAGI/20100328016jd.jpg
高速環状道路の完成を祝いパレードする車両。船形連峰が間近に望めた=27日午前11時50分ごろ、富谷町

ttp://tohazugatali.web.fc2.com/MIYAGI/20100328017jd.jpg
仙台北部道路から東北自動車道(中央)に合流する富谷JCT=27日午後3時50分ごろ

 仙台北部道路の利府しらかし台インターチェンジ(IC)―富谷ジャンクション(JCT)間の6.6キロが27日、開通し、仙台圏をすっぽりと囲む環状の大動脈が誕生した。自動車関連産業の集積が進む仙台圏北部の工業団地と物流拠点の仙台港が直結し、地元自治体は「企業誘致に弾みがつく」と期待する。新たなICなど、さらにインフラ整備を求める声も強まりそうだ。

 大衡村にはトヨタ自動車の完成車製造子会社、セントラル自動車(神奈川県相模原市)の新本社工場が移転する。環状道を使えば、近くの東北自動車道大和ICから仙台東部道路の仙台港北ICまで26分と、従来の一般道利用に比べ大幅に短縮される。

 東北道には大衡ICが2010年度完成予定。三陸道には仙台港ICが13年ごろまでに完成する見込みで、アクセスは一段と便利になる。

 跡部昌洋大衡村長は「物流ネットワークが強化され、企業が進出しやすい環境がさらに整った。大衡の優位性が光ってきた」と喜ぶ。

 「企業活動が盛んになるのは間違いない。一般道の渋滞緩和にもつながり、住民生活も向上する」と言うのは浅野元・大和町長。同町では、パナソニックEVエナジー宮城工場が1月に稼働したばかりだ。

 富谷JCTが完成した富谷町は、故若生照男前町長の時代から仙台港と直結する高速道路網整備の運動を続けてきた。

 仙台北部道路建設促進期成同盟会会長の若生英俊町長は「仙台圏が環状網で結ばれたのは夢のよう。JCTから国道4号までを早期に完成してほしい」と話している。

 環状道の完成で、新たなインフラ整備を求めるのは多賀城市。利府JCTと仙台港北ICの間に多賀城ICの建設を望む。この区間は2車線で、交通量が増えれば渋滞が発生する可能性がある。

 IC計画地の周辺住民らでつくる「多賀城インターチェンジ早期整備促進協議会」は昨年12月、4車線化と多賀城ICの実現に向けた総決起大会を開催した。

 菊地健次郎市長「IC整備と4車線化に弾みをつけたい。国特別史跡多賀城跡、東北歴史博物館などへの観光客呼び込みのために何としても整備してほしい」と話す。

685荷主研究者:2010/04/04(日) 02:00:43

http://www.kahoku.co.jp/news/2010/03/20100331t12009.htm
2010年03月31日水曜日 河北新報
仙台港臨港地区 塩釜港運送が物流拠点 製造業集積に対応

 仙台港でコンテナ貨物を扱う港湾運送業の塩釜港運送(塩釜市)は2011年3月をめどに、仙台市宮城野区港2丁目の仙台港臨港地区に大型物流拠点「仙台港新物流センター(仮称)」を開設する。宮城県内で進む自動車産業や半導体産業の集積をにらみ、仙台港での国際コンテナ貨物などの取り扱い増加に対応する。

 総額約20億円の事業費で施設を建設するとともに、仙台港周辺に点在する物流拠点を集約し、作業の効率化も図る。

 新物流センターの敷地面積は約2万3000平方メートル。平屋建ての倉庫は約6000平方メートルで、屋外荷さばき場は約6600平方メートル。トラックからの荷さばきに適した「片面高床・片面低床」方式を採用する。

 倉庫内は4ブロックに分け、輸出入混載貨物の取り扱いなども計画している。屋上緑化や発光ダイオード(LED)照明を取り入れるなど環境面にも配慮する。

 塩釜港運送は「新たな物流拠点の開設で東北に進出する企業の物流を支え、地域経済の振興に寄与したい」と話している。

686荷主研究者:2010/04/04(日) 13:22:18

http://www.kahoku.co.jp/news/2010/03/20100331t13015.htm
2010年03月31日水曜日 河北新報
東北電力 変電所を「地下型」に変更 住民の反発に配慮

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 東北電力は、仙台市青葉区本町2丁目に建設を計画している変電所の設計を変更し、建物の一部を地下に埋設することを決めた。地元商店街などから「建物が街の景観にそぐわない」などと、建設中止を求める声が噴出したため。30日夜、地元説明会を開いて変更案を示し、建設を了承された。

 建設場所は仙台市中心部の広瀬通沿いの1500平方メートルで、東北電力が昨年6月に取得し、現在は更地になっている。

 変電所は当初、高さ約20メートルの鉄筋コンクリートの建物を造り、テロ対策のため、周りをさらにコンクリート製の壁で覆う計画だった。

 昨年秋に計画が示されると、家具店や若者向け衣料品店が多く並ぶ本町商店街振興組合が「建物が巨大で圧迫感がある。商店街のにぎわいを損ないかねない」と撤回を要求。地元3町内会からも「テロの標的にされそうで怖い」「電磁波で健康に影響がないか心配」などの声が上がっていた。

 東北電力は今年1月、(1)テロ対策の壁は必要だが、鉄条網などは極力避ける(2)ビルの壁には飾りの窓を付ける(3)1階部分を店舗にする―などの改善策を提示。歩み寄りを図ったが、住民や商店主らから同意は得られなかった。

 30日に本町2丁目の集会所で開かれた地元への説明会には約30人が出席。変電所施設を地下12メートル、地上8メートルとし、地上部をコンパクト化する案が示され、住民側が了承した。計画変更に伴い、完成は当初予定の2012年6月から13年4月にずれ込む。

 本町商店街振興組合の鈴木心一理事長は「英断に感謝する」と評価した。東北電力宮城支店は「地元の意向に最大限応えた。市中心部の電力安定に寄与したい」と話している。

687荷主研究者:2010/04/04(日) 13:24:17

http://www.kahoku.co.jp/news/2010/03/20100331t13030.htm
2010年03月31日水曜日 河北新報
8世帯が移転未同意 仙台・追廻住宅 補償めぐる協議難航

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1年後から順次、土地の明け渡し期限を迎える仙台市青葉区の追廻住宅

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 仙台市の「戦後処理」の象徴ともいわれる「追廻住宅」(青葉区)の移転問題で、国有地に居住する住民のうち最初の土地明け渡し期限が1年後に迫っている。8世帯が立ち退きに応じておらず、移転補償などをめぐり訴訟に発展する可能性もある。

 明け渡し期限は、集団移転先の仙台政府倉庫跡地(宮城野区新田2丁目)の一戸建て区画と、他地域への転居者が11年3月31日。仙台政府倉庫跡地に建設される集合住宅への転居者は、住宅の完成が11年3月にずれ込む見通しのため、明け渡し期限も5月末まで延ばした。

 国と地区住民との賃貸契約は06年9月30日に満了した。しかし、集団移転地の選定や集合住宅の建設が遅れ、市と国は明け渡し期日を2度にわたり延長した。

 市青葉山公園整備室によると、追廻地区の居住者は62世帯。うち9世帯が立ち退きに応じていなかったが、1世帯が移転に同意し、4月にも契約を結ぶ予定。

 立ち退きに反対する住民は「60年以上ここに住み、道路や水道は自分たちで出費して整備した。市の態度には、われわれの苦労に対する誠意が感じられない」と主張。市青葉山公園整備室は「移転に応じてもらえるよう、粘り強く交渉を続けたい」と話している。

 市は追廻地区を含む青葉山公園整備計画の見直し費用として、10年度一般会計当初予算に1300万円を計上。地下鉄東西線国際センター駅(仮称)南側の整備と合わせ、年度内に見直し作業を終わらせる。公園整備は16年度までの完了を目指している。

[追廻住宅] 1946年、旧満州(中国東北部)などからの引き揚げ者や戦争被災者の居住地として国が応急住宅として建設。同年、市は追廻地区を含む青葉山周辺の公園化を計画し、地区内の上下水道や道路整備を見合わせてきた。96年、34.6ヘクタールを対象に日本庭園や自然観察館などを備えた公園基本計画を策定したが、住民との移転交渉が進まず、2006年に工事期間の10年延長を決めた。

688荷主研究者:2010/04/04(日) 14:04:54
>>655
http://www.kahoku.co.jp/news/2010/04/20100402t12022.htm
2010年04月02日金曜日 河北新報
るーぷる仙台に新ルート 旧市電風の新車両も

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旧仙台市電のカラーを取り入れた「るーぷる仙台」の新車両

 仙台市中心部の観光地を巡る循環バス「るーぷる仙台」の運行ルートが拡大し、市は1日、JR仙台駅西口で新ルートの出発式を開いた。

 出発式には、奥山恵美子市長ら関係者20人が出席。旧仙台市電をイメージした茶色の新車両も披露された。新車両に乗り込んだ仙台一中1年の石原誉さん(12)は「大崎八幡宮が車窓からどんな景色に見えるか楽しみ」と話した。

 新たなルートには「交通公園・三居沢発電所」「大崎八幡宮前」の停留所を追加。仙台駅前から従来のルートを経て三居沢発電所、大崎八幡宮を経由し、市中心部へ向かう。

 市観光交流課は「歴史ブームに乗って、伊達政宗の史実を学べるよう、ゆかりの施設を巡るルートを充実させた」と利用を呼び掛けている。

 所要時間は従来より15分増の1周70分。料金は変わらず1回250円(子ども130円)。

689荷主研究者:2010/04/10(土) 16:59:13

http://www.kahoku.co.jp/news/2010/04/20100403t15028.htm
2010年04月03日土曜日 河北新報
東北大、留学生3000人に倍増 国際競争力強化

 東北大は2日、教育・研究の国際競争力を高めるため、2020年度までに留学生の受け入れ数を現在の1300人から3000人に増やすと発表した。英語だけを使うコース新設や留学生寮の増設など受け入れ態勢を充実させる。記者会見した井上明久総長は「大学の国際的価値を高め、グローバルな視野で活躍できる人材を育成したい」と述べた。

 計画では、20年度までに留学生のほか、外国籍の教員数を現在の130人から300人に増やす。11年10月に工・理・農の3学部で、講義をすべて英語で行うコースを開設。大学院は13年10月までに、英語で修了できるコースを現在の3から13に拡充する。

 留学生が入居できる650人規模の学生寮を12年度までをめどに、仙台市青葉区三条町の東北大国際交流会館付近に新設。片平キャンパス(青葉区片平)には、定員120人程度の外国人研究者用宿泊施設を11年度までに建設する。

 留学生を含めた学生への学習支援策として4月から、先輩学生が助言する「スチューデントアドバイザー制度」も導入。公募で30人程度のアドバイザーを募り、常時5、6人が相談窓口に常駐する仕組みを整える。

 計画は大学運営の指針となる「井上プラン(東北大アクションプラン)」の10年度改訂版に盛り込んだ。改訂版では化学、物理などの「国際科学オリンピック」の日本代表に選ばれた高校生を対象に、理学部と工学部の11年度入試から通常の試験を免除する特別枠も設けた。

690荷主研究者:2010/04/10(土) 16:59:58

http://www.kahoku.co.jp/news/2010/04/20100403t12013.htm
2010年04月03日土曜日 河北新報
仙台―ソウル線、6日に就航20年 東北の国際化をけん引

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 アシアナ航空の仙台―ソウル線が6日、就航から丸20年を迎える。東北初の国際定期路線として1990年に開設されて以来、仙台空港(宮城県名取、岩沼市)の国際化をけん引してきた。東北各県が韓国などアジアからの観光客誘致に力を入れる中、同路線への期待は一段と高まっている。

<韓国人客が戻る>
 仙台空港の国際線はソウル線を皮切りにアジアを中心に拡大。現在は航空5社が北京、上海、グアムなど計6路線を運航している。

 チャーター便を含む国際線旅客数の変遷はグラフの通り。ソウル線開設6年目の95年度に40万人を超え、2000年度には最高の47万1000人を記録した。その後は減少に転じ、03年度には米同時多発テロなどの影響を受けて25万人台、不況が世界を直撃した08年度は26万人にとどまった。

 苦戦が続く仙台空港を支えてきたのがソウル便だ。1998年度からは毎年度10万人を超える堅調ぶり。2008年度には円高ウォン安の影響もあって12万5000人が利用し、全体の47%を占めた。開設からの延べ利用者は08年2月に200万人を突破し、最近は韓国経済の回復もあり、いったん減った韓国人客が戻りつつあるという。

<双方がPRに力>
 節目の年を迎え、アシアナ航空はさらなる利用客増を目指す。韓国観光公社などが今年から3年間、「韓国訪問の年キャンペーン」を展開することもあり、同社仙台支店の朴東勉支店長は「より多くの観光客を仙台から韓国に送り出したい」と強調。ソウル近郊にある仁川空港のハブ機能に触れ、「仙台からソウル経由で世界に旅立ってほしい」とアピールする。

 東北側の視線も熱い。新潟を含む東北7県の官民でつくる東北観光推進機構が3月、韓国からの旅行者らを対象に行ったアンケートでは、東北の景観、温泉、食事への関心が高かった。

 同機構の畠山広副本部長兼海外事業部長は「冬のスキー、夏のゴルフに加え、韓国ドラマのロケ地になった舞台もある東北の良さを韓国に積極的にPRしたい」と意気込んでいる。

691荷主研究者:2010/04/10(土) 17:36:01

http://www.kahoku.co.jp/news/2010/04/20100404t11011.htm
2010年04月04日日曜日 河北新報
仙台空港アクセス線苦戦 甘かった需要予測 オンブズ調査

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 利用客が伸び悩む仙台空港アクセス線の開業前の需要予測で、空港関連利用客が1970年以降の国内総生産(GDP)成長率などを基に算出されていたことが3日、仙台市民オンブズマンの調査で分かった。経済成長期を含む「右肩上がり」の数値を用いた結果、開業後の実態と懸け離れた予測を導いたとも言え、オンブズマンは「見込みの甘さがあらためて裏付けられた」と指摘している。

 オンブズマンは昨年12月、アクセス線の政策形成過程の検証を目的に、計画当初から事業決定に至るまでの宮城県の討議資料などを開示請求し、分析した。

 需要予測は、航空旅客や送迎・見学者の空港関連利用客と、通勤・通学者らの都市内利用客で構成。空港利用客は、東京の空港コンサルタント会社のモデルを使って計算された。

 70〜96年の国民1人当たりGDP成長率などから算出した将来の全国空港利用客数に、全国に占める東北6県の空港利用客割合を乗じ、さらに東北での仙台空港利用率を乗じて予測値を出した。

 県はその結果、事業許可申請時(2000年)に、1日当たりの空港利用客を開業時は約5700人、開業10年目は約7400人と予測。03年と06年に見直し、最終的には70〜03年のGDP成長率などを用いて開業時約4000人、10年目約5700人に修正した。

 一方、都市内利用客は事業許可申請時で開業時約3700人、開業10年目約6500人と試算し、最終予測は開業時約3400人、10年目約4800人に引き下げた。

 県は、修正した両利用客の開業時予測の合計約7400人に、沿線での大型商業施設開店による需要も上乗せし、約1万人の利用を見込んだ。

 だが、07年度の実績は7000人弱で、その後も08年度が約6500人、09年度は約6400人(推計)と減り続けている。

 GDP成長率の設定条件について、オンブズマンは「直近の数字を用いていれば、より信頼性の高い予測になったはずだが、県はコンサル任せにした」と批判。県空港臨空地域課は「なぜそうした設定条件にしたかは、今となっては分からない」と話している。

[仙台空港アクセス線]仙台空港―JR名取駅(7.1キロ)と、東北線の名取―仙台間を経由する全長17.5キロ。2007年3月開業。宮城県や仙台市などの自治体、民間企業が出資する第三セクター仙台空港鉄道が空港―名取を運営する。09年3月期決算で7億100万円の営業損失を計上するなど経営は厳しく、県が経営支援プラン行動計画の策定を急いでいる。

692荷主研究者:2010/04/17(土) 18:01:35

http://www.kahoku.co.jp/news/2010/04/20100405t13013.htm
2010年04月05日月曜日 河北新報
地方行政に新しい風 各界から惜しむ声 藤井元仙台市長死去

仙台市長を退任し、市職員に拍手で見送られる藤井さん=2005年8月19日、仙台市役所

 仙台市政をかつてない危機に陥れたゼネコン汚職事件後、市長を3期務めた藤井黎さん(79)が4日、死去した。現職時代の12年間、市政の信頼回復という重責を背負い、都市イメージの再生に心血を注いだ。手堅い行政手腕の一方、温和でざっくばらんな一面もあり、関係者からは死を惜しむ声が相次いだ。

 「私がやんちゃ坊主だったのに対し、藤井さんは常に冷静沈着で大人の対応だった」

 前宮城県知事の浅野史郎さん(62)は、それぞれ県政、市政のトップとしてゼネコン汚職事件の後始末にあたった時代を思い起こし、藤井さんの死を悼んだ。

 2人の政治手法は異なる。ほぼ同じ時期に3期12年の任期を務め、ともに入札制度改革、情報公開に取り組んだ。

 「当時、宮城県と仙台市は『犬猿の仲』といわれたが藤井さんはとても温厚な方で、個人的に嫌な思いをしたことはなかった」と浅野さん。「広い意味で信頼できるパートナーであり、精神的に救われた部分も多い」と振り返った。

 前鶴岡市長の富塚陽一さん(78)も人柄を懐かしんだ。東北大の学生時代、藤井さんは1年先輩。学生寮で寝食を共にした。「肉親に等しい兄貴だった。もう一度、一緒に酒を飲み、昔話がしたかった」と悔やむ。

 互いに市長に就任した後は東北市長会などで旧交を温め合ったという。富塚さんは「東北をよりよくしようと、社会の仕組みについて深く考える指導者だった」と政治姿勢を高く評価した。

 藤井さんの悲報に接した経済界からも功績をしのぶ声が上がった。

 仙台商工会議所会頭の丸森仲吾さん(77)はサッカーの2002年ワールドカップ(W杯)イタリア代表キャンプの仙台誘致や地下鉄東西線の着工に道筋を付けた業績を挙げ「地方都市が直接、世界と渡り合う新しい地方行政の在り方を見いだした」とたたえた。

693荷主研究者:2010/04/17(土) 18:04:15

http://www.kahoku.co.jp/spe/spe_sys1045/20100317_01.htm
2010年03月17日水曜日 河北新報
始動 北の拠点 第3部=挑戦(1)意識改革/自社技術・生産力提案を

自動車部品を生産する堀尾製作所の本社工場。新たな技術や生産手法の習得に模索を続ける=石巻市

 宮城県に本社工場を移転するトヨタ自動車の完成車製造子会社、セントラル自動車(神奈川県相模原市)が来年1月に稼働し、関東自動車工業岩手工場(岩手県金ケ崎町)と合わせた東北の完成車の生産能力は50万台規模となる。関連部品メーカーの進出が加速するとされる水準だ。そこに多くの地元企業が参入してこそ自動車産業が「東北の産業」となる。高いハードルに挑む東北の企業の現場を訪ね、地域の産業とするための課題を探る。(自動車産業取材班)=5回続き、4面に関連特集

 「何かできることがあったら言ってください」。自動車産業の最大の集積地・中部地方から東北に進出した大手部品メーカー幹部は、工場見学の地元製造業者から同じ決まり文句をたびたび聞かされ、がっかりしている。

 トヨタ自動車は東北を「国内第3の生産拠点」と位置付け、グループ部品メーカーの集積を進める。商機と見た地元企業の見学も増えているが、世界規模の激烈な価格競争に身をさらすメーカー側にとって「言ってください」という言葉は「待ち」の姿勢と映る。

 メーカー幹部は「自動車産業に参入してほしいとは思っているが『待ち』の考え方が変わらない限り、東北で多くの企業が参入するのは難しいだろう」と話す。

<死にものぐるい>
 自動車部品製造で半世紀に及ぶ実績を持つエムテックスマツムラ(天童市)の長谷川征男副社長は厳しい業界に参入し、生き抜く条件に「提案力」を挙げる。

 取引先からかつて3年間で25%の原価低減を求められた経験がある。「できないなら辞退していい」とさえ言われたが、加工の無駄を徹底してそぎ落とし、必要な生産設備も買わずに自ら造り、要請に応える提案をはき出した。「死にものぐるいだった」と振り返る。

 自社の技術や生産性を絶えず見直し、大手にも提案できる力を磨けば、企業の競争力は高まる。長谷川副社長は「自動車産業だからこそ最先端の素材や技術に触れ、会社として力を蓄えられる。この産業の大きなメリットだ」と強調する。

 車の部品はいったん受注すれば、モデルチェンジ周期に合わせて4、5年は安定受注が見込めるとされる。一方、完成車メーカーの海外生産の加速で部品業界も海外シフトが進み、国内の部品産業の空洞化を懸念する声も出始めている。

<厳しさこそ糧に>
 車のアンテナや音響関連の小型部品を生産する堀尾製作所(石巻市)は中国に2工場を構える。競争相手の中国企業は着実に技術力を上げており、大手が調達先を日系から中国企業に切り替える動きも広がる。

 だが堀尾正彦社長は「海外だけでは企業の力が落ちる」と言う。車関連の大手各社は新たな技術や生産システムの開発・試行は基本的に国内の「マザー工場」で行う考え。堀尾社長は「国内で難題を与えられ、技術や生産管理などを習得する」ことが、製造業者がグローバル競争時代に生き残る道と見る。

 東北の中小企業に意識改革と経営革新をもたらす可能性を秘める自動車産業。宮城県で間もなく稼働するセントラルの新工場は、トヨタが最新のノウハウを注ぎ込んだ、国内で18年ぶりとなる新工場だ。

 複数の車メーカーに部品を納める岩機ダイカスト工業(宮城県山元町)の斎藤吉雄社長は「洗練された生産方式の手本がすぐそこにある。生かさない手はない」と期待する。「厳しさこそ糧」と信じる東北の企業の新たな挑戦が始まっている。

◎メモ/国内の自動車部品産業
 経済産業省の工業統計調査(2008年)で自動車部品・付属品の出荷額は約32兆5180億円に上る。部品メーカーでつくる日本自動車部品工業会の会員企業調査で2008年度の出荷額は約17兆9014億円。02年度から6年連続で増え、07年度に過去最高を記録したが、08年度は景気悪化の影響で前年度の86%に落ち込んだ。

694荷主研究者:2010/04/17(土) 18:04:51

http://www.kahoku.co.jp/spe/spe_sys1045/20100318_01.htm
2010年03月18日木曜日 河北新報
始動 北の拠点 第3部=挑戦(2)突破口/産学連携で参入へ新技術

新素材を使った自動車部品の実用化を目指し、産学連携で研究が進む=仙台市若林区の本田精機工場

 仙台市若林区の工場の一角で、新しい素材による自動車部品の開発と製造技術の研究が精力的に進む。

 精密機械加工の本田精機(仙台市宮城野区)は一昨年、弘前大や東北大と共同で微細結晶材料の加工研究を始めた。溶かした鉄を急速に冷やしながら高速回転させると結晶が細かくなって強度がアップし、磁気特性も向上する。この材料を自在に成型する技術を確立して次世代車向け部品に仕上げ、自動車関連企業との取引を目指す。

 もともと本田精機は磁気テープの生産設備製造を得意とした。だが磁気テープ需要は急減し「今後の飯のタネ」(本田力雄会長)として自動車分野に目を付けた。今、工場には弘前大や東北大の研究者が頻繁に訪れ、技術指導に当たる。本田会長は「専門家は最先端の理論を持っていて頼りになる」と技術開発に意欲を見せる。

<「進む道見える」>
 トヨタ自動車グループのセントラル自動車(神奈川県相模原市)本社工場の宮城県移転など、東北で自動車産業の集積が進む。だが東北の企業が新規参入を目指そうにも、生産ノウハウと技術の蓄積は薄い。そこで参入への「突破口」と位置付けられているのが産学連携による新技術や独自製品の開発だ。

 岩手大工学部の平塚貞人教授(鋳造工学)は昨年、奥州、山形両市などの6社と鋳物の品質を上げて自動車部品の高機能化を図る研究を始めた。平塚教授は「関東自動車工業岩手工場やセントラルが現地調達を進めることをにらんだ」と言う。

 研究メンバーのうち金型製作の前田鋳工所(奥州市)は、車体用鋼板をプレスする金属部品の耐久性を高めることで自動車産業への参入をもくろむ。前田俊一社長は産学連携のメリットを「大学はしっかりした評価手法を持っており、自社技術の問題点を把握できる。次に進むべき道が見える」と強調する。

<先端動向つかむ>
 新規参入や取引拡大で武器となる新技術だが、東北は車メーカーの設計・開発機能が乏しいというハンディを抱える。車の設計開発は数年先の量産を見据えて進められ、頭脳拠点が近くにないことは技術動向の先読みで圧倒的に不利だ。

 東北大が2月に開設した産学連携拠点の「情報知能システム(IIS)研究センター」は、こうした弱点を補う一つの仕掛けを施す。車メーカーとの共同研究で実験や試作を東北の企業に依頼することで、地元企業が最先端の技術動向をつかみ、量産にも参加できる糸口としたい考えだ。

 IIS研究センターの青木孝文教授は「これまでの産学連携は大学と車メーカーだけで進むことが多かった。大学は地域に貢献したいと考えており、地元企業の参加を通じ東北に新技術が根付くようにしたい」とビジョンを描く。地元企業に「敷居が高い」と敬遠されがちだった「学」も、新たな地域産業の形成に役割を果たそうと本腰を入れ始めた。

◎メモ/東北の産学連携
 東北各県の自動車産業振興組織には理工系を中心とする大学も加盟し、大学のシーズの活用策を探っている。東北大大学院工学研究科は昨年10月、トヨタ自動車向けの商談会に出展したほか、「次世代移動体システム研究会」を設立。地元企業とともに電気自動車などの技術研究も進めている。

695荷主研究者:2010/04/17(土) 18:05:45

http://www.kahoku.co.jp/spe/spe_sys1045/20100319_01.htm
2010年03月19日金曜日 河北新報
始動 北の拠点 第3部=挑戦(3)弱点補完/受注獲得へ下請け連携

打ち合わせをする岩手の共同受注組織「プラ21」メンバー会社の社長たち=北上市の北上精工

 東北への自動車産業の集積に対応して部品を受注しようと、地域の企業がスクラムを組む動きが少しずつ広がっている。

<付加価値高める>
 石巻市周辺の企業集団は昨年11月「夢工房いしのまき」を発足させた。電子、機械、金属加工など11社の得意分野を結集し、2次下請けとして産業への食い込みを図る。狙うのは、企業連携の強みを生かすような複数部品で単一機能を担うユニット部品での参入だ。

 「参入は、アリが(既存のライバルメーカーという)ゾウにぶつかっていくようなものだ。協力して製品の付加価値を高めるしかない」

 刷り上がったばかりの夢工房の名刺を手に、代表を務める東幸電機製作所(東松島市)の林光男常務が力を込める。ニーズを探るため4月から企業訪問をかける考えだ。

 林常務がゾウと呼ぶ自動車産業集積地の中部地方の企業は、以前から自動車に注力し、大型設備や生産技術を蓄積している。東北の製造業者はこれまで電子産業が主で零細企業も多く、設備や技術で大きく出遅れているのが現状だ。

 石巻市のある企業は2年ほど前、トヨタ自動車系の部品メーカーに見積もりを提示したが、中部地方と2倍以上のコスト差がつき「三河から買った方がまし」と一蹴(いっしゅう)された。

 夢工房顧問の山本憲一石巻専修大教授は「東北の企業は激しいコスト・品質競争を経験していない」と指摘。これを補うためにも「企業連携は東北にとって取らざるを得ない方法だ」とみる。

 関東自動車工業岩手工場(岩手県金ケ崎町)に近い北上市で企業連携の先行事例がある。プラスチック部品製造の3社でつくる共同受注組織「プラ21」は今、関自工岩手で造られる7車種向けの部品計120種類を手掛ける。3社共同による納期短縮を売り込み始めて約2年後の2006年、初受注にこぎ着けた。

<信頼関係が鍵に>
 企業連携成功の鍵は、3社の信頼関係の構築だったという。金型など技術的な企業秘密もさらけ出し、互いの長所を理解し合った。3社のうち北上精工の菅原清美社長は「築き上げたノウハウを明かすのは抵抗感もあった。だが一緒にやる以上、裸で付き合う覚悟だった」と振り返る。

 信頼関係の構築は言葉ほど簡単ではない。宮城県では07〜09年、共同開発を目指す異業種グループが5件あったものの開発費用の負担割合が煮詰まらなかったりして、いずれも頓挫した。

 「一国一城の主」として長年、仕事と雇用を守ってきた企業経営者を上手につなぐには、どうすればいいのか。

 プラ21のまとめ役となった岩手県の技術アドバイザー、鈴木高繁さん(68)は「なぜ連携するのか、明確な理由付けが欠かせない。さらに地元企業を知る人や進出企業によるコーディネートも必要だ」と指摘する。

◎メモ/他地域での企業連携
 東北に先行し自動車産業が集積した九州では、進出した大手部品メーカーが現地調達の拡大を求めて企業育成に当たる。アイシン精機(愛知県刈谷市)グループのアイシン九州(熊本県城南町)の主導で2000年、地元企業など36社が参加し「リングフロム九州」が設立された。屋根の複合部品生産をメンバー企業で完結させるなど、部品受注につなげている。

696荷主研究者:2010/04/17(土) 18:09:13

http://www.kahoku.co.jp/spe/spe_sys1045/20100320_01.htm
2010年03月20日土曜日 河北新報
始動 北の拠点 第3部=挑戦(4)資金力/金融機関の協力不可欠

ttp://tohazugatali.web.fc2.com/MIYAGI/20100320004jd.jpg
東北一の金融街、仙台市青葉区の青葉通。自動車産業を地域に根差した産業にする上で金融機関が果たす役割は大きい

 「最初の設備投資で最低1億円はかかるだろう。体力のある企業しか手を出せない分野だ」

 自動車部品の製造を手掛ける宮城県内の会社社長が語る。20年ほど前、電気・電子部品生産の海外流出を受けて自動車産業に参入したものの、初期投資額の大きさに驚いた。

 自動車部品の製造機械は大きい。機械は工場に入りきらず、完成品を置くスペースも必要になり、工場を設計し直すなど投資額は膨らんだ。

 それでも参入できたのは、バブル崩壊前だったことに加え一定の内部留保があったからだという。社長は「今の経済情勢で独力で新規参入できる東北の企業は多くない」とみる。

<多額の先行投資>
 大量生産の設備をそろえ、試作を繰り返し、品質管理のために従業員を教育する―。自動車産業への参入には多額の先行投資が必要だ。資金に余裕がある東北の製造業者は限られ、参入に金融機関の後押しは欠かせない。

 自動車産業ならではのコスト回収の考え方も、中小企業にとっては負担となる。エンジン部品などを生産する光洋精機(宮城県大河原町)。シリンダーヘッドの金型を新しく造るには約2000万円かかるが、納入先からは費用を2年かけて回収するよう求められる。

 若林重雄社長は「金融機関が元金返済を2年据え置くような弾力的な運用をしてくれると助かる。地元企業の持つ技術を評価し、融資する『目利き能力』も持ってほしい」と訴える。

 目利き能力とは企業の技術と財務状況、将来性などを勘案して融資の可否を判断する力を指す。だが技術の評価は金融機関にとっても難しい作業だ。

<地元企業を育成>
 目利き能力を求める企業の声に応えようと岩手銀行(盛岡市)は2001年、トヨタ自動車グループの完成車製造、関東自動車工業OBを顧問として採用し、07年には2人に増やした。融資の審査に顧問の意見を反映させているほか、参入意欲のある県内企業を訪問して技術改善も指導。地元企業を発注元に売り込む役割までこなす。

 地元企業からは好評で、地域の自動車産業をはぐくむ上で重要な役割を担う。岩手銀行は「県内に関自工岩手工場があり、隣の宮城県にセントラル自動車も進出する機会を生かしたい」(法人営業部)とさらに力を入れる考えだ。

 金融機関のこうした動きについて大滝精一東北大大学院教授は「自動車産業集積は東北の金融機関にとっても大きなチャンス。この機に貸出先となる地元企業を育成しなければ、金融機関も生き残れないとの危機感がある」と分析する。

 借り手のニーズに貸し手が寄り添うような試みはまだまだ少ない。東北が自動車生産を通じた産業振興を目指す上で、金融機関側の主体的な取り組みをどう促すか。「産学官連携に金融機関も巻き込む枠組みづくり」(大滝教授)が大きな課題としてある。

◎メモ/金融機関の自動車産業参入支援
 七十七、三井住友両銀行と宮城県は2008年、産業振興協定を締結した。セミナーを共催し、自動車産業への参入を目指す企業に情報を提供している。岩手銀行は07年に岩手県内の中小企業を対象に「いわてものづくりサポート資金」を用意した。自動車や半導体の産業にかかわる企業に対し貸出金利を優遇している。

697荷主研究者:2010/04/17(土) 18:11:04

http://www.kahoku.co.jp/news/2010/04/20100406t12020.htm
2010年04月06日火曜日 河北新報
仙台港のコンテナ航路 中国3カ所へ直接寄港

 仙台港(仙台市宮城野区)と中国、韓国を結ぶコンテナ航路で、南星海運(韓国)は7日、中国の大連、青島、新港(天津市)への直接寄港を開始する。これまでは東京、横浜、釜山各港で別船に積み替えて向かうルートしかなかった。コスト削減や時間短縮が期待できるという。

 南星海運が運航している2便のうち1便を直接寄港させる。仙台往復の期間は21日間。経由港が増えるためコンテナ船1隻を新たに投入し、週1便の運航ダイヤを維持する。

 宮城県によると、2009年の仙台港取り扱いの中国、韓国向けコンテナ量は6万9352TEU(20フィートコンテナ換算の積載能力)に上る。うち積み替えで大連、青島、新港に運搬されるコンテナは約1割を占める。

 大連は水産品などの輸出入が盛んで、東北の企業が寄港を要望していた。宮城県港湾課は「企業にとって直接輸出入がしやすくなることで貨物取扱量の増加が期待できる」と話している。

698荷主研究者:2010/04/17(土) 18:11:58

http://www.kahoku.co.jp/news/2010/04/20100406t12012.htm
2010年04月06日火曜日 河北新報
ホイール製造中央精機 宮城・大衡に子会社

 トヨタ自動車グループでホイール製造の中央精機(愛知県安城市)は、トヨタの完成車製造子会社、セントラル自動車(神奈川県相模原市)の本社工場が移転する宮城県大衡村に子会社「中央精機東北」を設立した。セントラルの工場内でタイヤとホイールの組み付け工程を手掛ける。

 中央精機は本社工場と豊田工場(愛知県豊田市)でホイールを製造。セントラルが現在、操業している相模原工場に納入している。中央精機東北は今年3月に設立され、事務所をセントラルの新本社工場内に置く。人員配置は現段階で未定だが、来年1月のセントラルの工場稼働までに20人以上の従業員を配置する見通しという。

 中央精機は「今後、東北に生産拠点を設けるかどうかは未定」としている。同社の2009年3月期の売上高は1265億6200万円。09年3月末現在の従業員数は1156人。

699荷主研究者:2010/04/17(土) 18:23:53

http://www.kahoku.co.jp/news/2010/04/20100407t13023.htm
2010年04月07日水曜日 河北新報
仙台の児童数、偏り顕著 人口増減に追いつけず

 仙台市教委が見込んだ児童数の推計と、実態のずれが顕著になってきた。宅地開発などで児童急増に対応しきれない地域がある一方、児童数が減る地域では学校の統廃合が進まない。市地下鉄東西線の沿線開発などで地域の不均衡が拡大する可能性もあり、市教委は対策に頭を痛めている。

 人口増加が著しい仙台市太白区富沢で新年度、富沢小が開校した。近隣の西多賀小(昨年度児童873人)と大野田小(同933人)からの分離・新設校になる。

 西多賀、大野田両小はここ10年ほど、児童数が推計を上回る伸びを続け、それぞれ2棟のプレハブ校舎を建てて対応してきた。富沢小の誕生により、西多賀小は児童数が300人近く減り、プレハブ校舎は解消する。

 大野田小は約240人減って697人になるが、2007年度に予測した児童数は663人。プレハブ校舎は1棟残る。

 同小周辺では07年、JR東北線太子堂駅が誕生。大型マンション建設や宅地開発が急ピッチで進む。市教委学事課は「地下鉄駅周辺の土地区画整理もあり、人口の伸びは予測しにくい」と頭を抱える。

 同様の状況は、ほかの地域でも顕在化してきた。愛子小(青葉区)は開校2年目で既に児童数が993人に達した。10年度は会議室などを目いっぱい使って教室を確保したが、11年度もさらに増加が見込まれるという。

 学区内に地下鉄東西線の新駅が二つできる七郷小(若林区)は10年度、1000人の大台を超えた。

 一方、市教委が08年度に打ち出した、児童数減に対応する学校統廃合は難航している。

 統廃合の優先順位が高いのは、野村、松陵両小(泉区)と貝森小(青葉区)。

 野村、松陵両小は3月までに、PTAと町内会で構成する地域懇談会を設けたが、「保護者と地域は統合反対の意思で結束している」(野村小PTA幹部)。近隣の小学校への統合を検討している貝森小は、住民の理解が得られず、協議の場の設定にすら至っていない。

 市教委は「急がず、じっくりと話し合い、住民の理解を得たい」と言うが、合意形成は容易でなさそうだ。

700荷主研究者:2010/04/17(土) 18:25:01
>>683-684
http://www.kahoku.co.jp/news/2010/04/20100407t13014.htm
2010年04月07日水曜日 河北新報
通行量想定の1.8倍 仙台北部道路 高速環状化から1週間

 3月27日に開通した仙台北部道路利府しらかし台インターチェンジ(IC)―東北自動車道富谷ジャンクション(JCT)間で、開通後8日間の通行量が想定を大幅に上回ったことが6日、東日本高速道路東北支社の調べで分かった。接続する東北道などの通行量も増えており、高速環状道路の完成で仙台都市圏の交通体系の利便性が高まったことを裏付けた。

 同社によると、北部道路の開通区間(6.6キロ)の3月28日〜4日の通行量は、1日平均約6800台。当初予想していた1日3800台の1.8倍だった。

 同社広報課は「開通直後なので1度走ってみようというドライバーが多かったと思うが、予想以上の通行量だ。仙台港、大型商業施設などへのアクセスが増えているとみられる」と分析している。

 2002年に開通した北部道路の利府しらかし台IC―利府JCT間も、前年の2.4倍の1日平均6500台を記録した。

 高速環状道路と接続する高速道の通行量も軒並み増えた。三陸道利府JCT―仙台港北ICは1日平均2万1600台で前年と比べ1.3倍の伸び。東北道大和IC―富谷JCT間も1日3万7500台で前年比1.2倍となった。

 東北支社広報課は「東北道の大衡ICが完成すれば、工業団地と仙台港の間の利用がさらに増えることが予想される」と話している。

701荷主研究者:2010/04/17(土) 18:26:35

http://www.kahoku.co.jp/news/2010/04/20100408t12025.htm
2010年04月08日木曜日 河北新報
さくら野百貨店とさくら野東北 経営統合を断念

 さくら野百貨店(仙台市)と、関連会社のさくら野東北(青森市)が、検討していた共同持ち株会社の設立による経営統合を断念したことが7日、明らかになった。さくら野百貨店は賃貸部門に力を入れる店舗リニューアル計画を進めており、両社の店舗戦略に違いが生じ、経営統合のメリットが少ないと判断した。

 両社はそれぞれの株式を持ち合っており、構想では、両社が共同持ち株会社の傘下に入る方向だった。方針見直しで、さくら野百貨店は保有するさくら野東北株を不動産管理業の武田(青森市)などに譲渡する。

 株式譲渡で、武田グループのさくら野東北への出資比率は8割超に達し、両社の大株主となる。

 さくら野百貨店はJR仙台駅前の店舗(地上8階、地下2階)改装を進めている。6〜8階を外部企業に貸し出す計画で、6階には7月、服飾、食料品メーカーや個人に売り場を貸し出すフリーマーケット型の「平成楽市楽座」を開設予定。7階と8階の一部では中古書籍販売「ブックオフ」の6月オープンが決まっている。

 このため、テナント収入の占める割合が大きくなり、さくら野東北とは収益構造が大きく異なる点が経営統合の見直しにつながった。

 両社の社長を兼務していた臼井修氏は、さくら野百貨店については社長を退き、相談役になる。後任にさくら野百貨店の佐々木敏夫取締役が昇格する見込み。株式譲渡と役員交代は4月中の臨時株主総会を経て決まる。

 両社はかつて同じ会社だったが、親会社マイカルの経営破綻(はたん)などで2005年に分割された。その後、さくら野百貨店の経営悪化などを受け、昨夏から経営の再統合を模索していた。

702荷主研究者:2010/04/17(土) 18:31:27

http://www.kahoku.co.jp/news/2010/04/20100409t12030.htm
2010年04月09日金曜日 河北新報
長町南パークアンドライド苦戦 募集150台に申し込み36台

仙台市が取り組む太白区長町地区のパークアンドライド駐車場=太白区長町7丁目のララガーデン長町

 仙台市が、太白区長町南地区で実施するパークアンドライドの利用者が伸び悩んでいる。今年1月、150台分の駐車場を確保して募集を始めたが、8日現在の申し込みはわずか36台。市交通局は「需要はあるはずで、なぜ申し込みが少ないのか分からない」と首をかしげ、今後PRに力を入れる考えだ。

 同地区のパークアンドライドは、市地下鉄長町南駅に近接する商業施設「ララガーデン長町」に駐車し、地下鉄で市中心部に向かう通勤、通学者が対象。定期券を購入すると、駐車料金が月額5000円になる。

 2004年に始まった地下鉄泉中央駅のパークアンドライドの場合、スタート時50台の駐車枠に対し、30台の申し込みがあった。その後も利用者は増え、現在は220台がほぼ埋まっている。

 長町南地区も04年、ララガーデンの建設予定地でパークアンドライド(駐車枠114台)を実施。当時はほぼ満車だったという。着工に伴い、07年3月で事業を休止していた。

 太白区は都市開発が進み、今後、市中心部に向かう道路は一層の混雑が予想される。交通局の担当者は「地下鉄の定時性やララガーデン長町への保育所開設など利便性を訴え、利用を促したい」と話している。

 長町南地区のパークアンドライドは、地下鉄長町南駅の定期券発売所などで申込書を配布している。連絡先は市交通事業振興公社022(712)8335。

703荷主研究者:2010/04/17(土) 18:31:54

http://www.kahoku.co.jp/news/2010/04/20100409t12028.htm
2010年04月09日金曜日 河北新報
オフィスビル空き室率が最悪更新 仙台3月末で19.16%

 仙台市内オフィスビルの3月末の平均空き室率は19.16%となり、過去最悪だった前月末をさらに0.40ポイント上回ったことが8日、ビル仲介の三鬼商事仙台支店のまとめで分かった。ここ数年続くビル新築に伴う供給増に加え、景気低迷によるオフィスの縮小・移転や統合もあり、空き室面積が増加している。

 仙台市内では森トラストの高層複合ビル「仙台トラストタワー」が今月完成することから、4月末に空き室率のさらなる上昇も予想される。

 同支店は「仙台の空き室率は全国的に見ても高水準」と厳しく分析。一方で5月以降に大きな新規供給予定がないことを踏まえ「上昇傾向に歯止めがかかる可能性がある。新規契約や(賃貸面積の)増床も以前よりは出ている」とも指摘する。

 地区別では駅前(20.75%)が前月比0.92ポイント上昇で、最大の悪化幅。一番町周辺(14.78%)は0.49ポイント上昇。ほかの3地区は0.20〜0.28ポイント改善した。3.3平方メートル当たりの平均賃料(3月末)はテナント獲得競争の激化を反映し、9236円と前年同期より132円下がった。調査対象は新築6棟を含め、延べ床990平方メートル以上の賃貸オフィスビル361棟。

 仙台市を除く東北の主要9都市の3月末の平均空き室率は八戸、福島、郡山3市を除いて2009年12月末時点の前回調査より悪化した。悪化幅は3.10ポイント上昇の弘前(15.87%)が最大で、次いで2.42ポイント上昇の山形(15.97%)、0.98ポイント上昇のいわき(28.15%)と続いた。

704荷主研究者:2010/04/17(土) 18:34:15
>>410
http://www.kahoku.co.jp/news/2010/04/20100409t12012.htm
2010年04月09日金曜日 河北新報
商業フロア名は「シティプラザ」 仙台トラストタワー

 森トラスト(東京)が仙台市青葉区一番町に建設中の超高層複合ビル「仙台トラストタワー」(地上37階、地下2階)の商業フロア(1〜5階)の施設名称が「トラストシティプラザ」に決まった。8月1日に営業を開始する。

 タワーは隣接のマンション棟(地上29階)とともに一つの街「仙台トラストシティ」を構成するコンセプト。商業フロアは街のにぎわい拠点の意味を込め「プラザ」とした。

 メーンフロアとなる2階は「東北匠味街(たくみがい)」と名付けて郷土料理やそば、焼き肉店など東北の食材を使う6店が出店。グルメストリートに位置付ける。

 1階は飲食・物販フロアで、カフェレストランやワインショップなどが入る。3階は「ビューティー&ヘルシー」をテーマにした女性向け。4階は健康診断センター、5階は貸し会議室を備えたビジネスサポートフロアで、コンビニエンスストアも併設する。

 タワーは4月末の完成予定。1〜3階の一部と25〜37階に外資系の「ウェスティンホテル仙台」が入る。6〜24階はオフィスフロアで、5月中旬には一部企業の入居が始まる見込み。

705荷主研究者:2010/04/17(土) 18:37:28

http://www.kahoku.co.jp/news/2010/04/20100409t12014.htm
2010年04月09日金曜日 河北新報
「EDEN」来春開業へ 仙台ホテル跡に複合商業施設

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青葉通から見た「EDEN」のイメージイラスト

 昨年末で営業を終えたJR仙台駅前の仙台ホテルの跡地にオリックス不動産(東京)が建設する複合商業施設の概要が8日、分かった。開業予定は来春で、中庭をイメージした空間に小道を設け、飲食やショッピングを楽しめる店舗を並べる計画だ。

 名称は都市の楽園のイメージから「EDEN(エデン、仮称)」。ホテルの解体が完了する今年11月中旬以降に着工、2011年4月末のオープンを目指す。ネイルショップなどのサービス業も含め15店舗前後の出店を想定している。

 約2740平方メートルの敷地に、延べ床面積約1400平方メートルの平屋の建物を建設。青葉通と愛宕上杉通とで通り抜けが可能な公開空地とし、季節によって草花を植え替えるなど緑あふれる空間とする。ベンチも配置し、買い物客やビジネスマンらの憩いの場となりそう。

 「EDEN」の文字デザインには、伝統あるホテルの精神を継承しようと仙台ホテルの看板と同じ字体を採用する。オリックス不動産は隣接する「GSビル」も所有し、将来的に一体開発による大型複合ビルの建設を目指している。

706荷主研究者:2010/04/17(土) 18:43:12

http://www.kahoku.co.jp/news/2010/04/20100410t12014.htm
2010年04月10日土曜日 河北新報
メガネの相沢 本店・ヤング館改築 来春開店

 メガネの相沢(仙台市)は仙台市青葉区一番町3丁目の中央通沿いにある本店・ヤング館を改築する。北側に隣接する自社ビルも解体して一体的に再開発し、本社も移す。来春のリニューアルオープン予定で、改築後の売り場面積は眼鏡の小売りでは東北最大規模になるという。

 計画では現在の2階の建物を解体し、3階のビルを新築。1階を売り場(500平方メートル)に、2階を展示スペースにする。3階には青葉区中央3丁目の南町通沿いの本館にある本社機能を移す。

 扱う眼鏡も現在の約1.5倍に当たる約700〜800種類に増やす。補聴器やスポーツ用など特殊な眼鏡も販売するほか、眼鏡を調整する専門資格を持った社員を増やしてサービスも充実させる。

 南町通沿いにある7階の本館は1、2階の店舗は残し、3階以上の活用策は今後検討する。

 本店・ヤング館は10日、改築工事開始に伴い、約100メートル東側の商業ビルの1、2階に一時移転する。三浦通取締役管理本部長は「品ぞろえと専門性で他社を圧倒する。あらゆるニーズに応える眼鏡のデパートを目指したい」と話す。

707荷主研究者:2010/04/17(土) 18:53:43

http://www.nikkan.co.jp/news/nkx0720100405eaac.html
2010年04月05日 日刊工業新聞
東北大、中性子物質材料研究センターを設置−新素材など開発

 【仙台】東北大学は金属材料研究所(新家光雄所長)内に、「中性子物質材料研究センター」を設置した。

 学内の幅広い研究部門と連携し、中性子を各分野共通の戦略的研究手段と位置づけ、新素材の開発、構造の解明など、新しい利用シーズを開拓する。原子炉材の強度向上、水素合金や超電導物質の開発、さらにデオキシリボ核酸(DNA)の解明などを加速させる。

 計画によると、金属材料研内の強磁場超伝導材料研究センター、金属ガラス総合研究センター、低温物質科学実験室、大阪センターなど各研究部門が連携。J―PARC(茨城県東海村)などの実験施設を利用するほか、数年後をめどに同施設内に独自の中性子分光器などの装置導入を計画。これを通じ中性子利用シーズ発掘のための「中性子プラットフォーム」を形成する。将来は、人材育成とともにアジア各国と連携した国際プロジェクト研究を進める考え。

708名無しさん:2010/04/24(土) 11:13:35
連絡の取れなくなる医療法人ってどんな医療法人だ?本当に存在するの?

709名無しさん:2010/04/24(土) 11:34:40


710荷主研究者:2010/04/25(日) 02:38:30

http://www.kahoku.co.jp/news/2010/04/20100410t15038.htm
2010年04月10日土曜日 河北新報
街行く103系、追憶の八景 写真でよみがえる仙石線

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フォトカードの一こま。大勢の利用客でにぎわうJR宮城野原駅。石積みのホームが歴史を感じさせる

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JR仙台駅東側にあった仙石線ホームに止まる103系。奥には今はない看板も見える

 仙台市宮城野区の印章店経営庄子喜隆さん(52)が、JR仙石線の地下化10周年を記念し、運行されていた車両103系を写したフォトカードを発行した。列車が地上を走る往時の姿が鮮やかによみがえる。庄子さんは「ちょっぴり懐かしい仙台の風景を思い出してほしい」と話している。

 フォトカードは、はがき大で8枚組。庄子さんが1997〜99年に撮影した。駅裏の住宅地を縫うように走行していた103系の勇姿を切り取っている。

 利用客でにぎわう宮城野原駅の写真は、石積みのホームが歴史を感じさせる。複合商業ビル「BiVi仙台駅東口」の北側にあった旧仙台駅舎の写真には、ともに2003年に閉店した「ラオックス仙台店」や「ams西武仙台店」の看板が見える。

 仙石線は2000年3月、あおば通から苦竹駅間3.9キロのうち、3.5キロが地下化された。踏切がなくなり渋滞が緩和される一方、沿線の古い街並みは大きく変わった。

 庄子さんは鉄道ファンで、高校時代から仙台市電や蒸気機関車などの写真を撮ってきた。地下化10周年という節目の年に懐かしい仙石線の風景を見てもらおうと、カードの作成を企画した。

 庄子さんは「写真を見れば、踏切の音や市街地をくねくねと走った風景がよみがえってくるはず。地上を走っていたころの街の姿を記憶にとどめてほしい」と話す。

 フォトカードは500円。200セット作成した。庄子さんが営む「仙章堂」で購入できる。連絡先は022(256)2340。

[103系]JRの前身の国鉄が1963〜84年に計3447両生産した車両。仙石線では、首都圏から転籍された車両が1979年から使われたが、老朽化に伴い徐々に205系に切り替えられ、2009年10月21日で運行を終了した。

711荷主研究者:2010/04/25(日) 02:39:00

http://www.kahoku.co.jp/news/2010/04/20100411t11029.htm
2010年04月11日日曜日 河北新報
東西線、大丈夫? アクセス線低迷、仙台市「他山の石」

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本体工事が進む地下鉄東西線荒井駅(仮称)。沿線の土地区画整理事業の進展が利用者確保の重要な鍵になる=仙台市若林区

 深刻な利用者低迷が続く仙台空港アクセス線の問題が、仙台市地下鉄東西線事業の課題をあぶり出している。両線は沿線の市街化を促す「開発誘導型」とされるが、アクセス線では、沿線開発と鉄道需要の関連付けの難しさが浮き彫りになった。東西線開業まであと5年。沿線開発を急ぐ仙台市には、開発と需要をどう結び付けるかの戦略が求められそうだ。(報道部・門田一徳)

<マイカーに流れる>
 県が2006年に算出したアクセス線開業時の需要予測は9980人(1日当たり)。内訳は、空港利用者が約4060人で、空港以外の利用者が約5920人だった。

 開業から3年が経過したが、利用者は予測の6割程度にとどまる。中でも、沿線住民らを想定した空港以外の利用者は予測の半分以下(3000人程度)。固定客として期待できる定期券利用者は全体の2割強にとどまり、多くがマイカー利用に流れたとみられる。

 低迷する鉄道需要に対し、沿線開発は堅調だ。

 土地区画整理事業地(185ヘクタール)の計画人口は6500人。人口は07年3月の「街開き」から順調に伸び、3年で約3000人も増加した。

 沿線住民を鉄道にどう誘導するか。アクセス線を運営する第三セクター「仙台空港鉄道」(名取市)はことし1月から3カ月、定期券購入者に最大で1万5000円の商品券をプレゼントする利用促進策を実施した。

 県空港臨空地域課も「沿線の定住者というパイを取りこぼさないようにしたい」と固定客開拓に意欲を示す。

<ずれ込む区画整理>
 一方の地下鉄東西線。「アクセス線を他山の石として、学ぶべきことは多い」とみる仙台市だが、沿線開発は決して順調といえない。

 若林区の「六丁の目」「荒井」両駅(仮称)周辺で計画する3地区の土地区画整理事業地(計87ヘクタール)のうち、1地区は組合設立に向けた準備組織すら未設置の状態。残り2地区も開業までの開発は厳しい情勢だ。

 仙台市が積算した開業時の2駅の利用者予測は1日当たり計約1万3400人。沿線開発で増加する定住人口を組み入れており、開発が遅れれば、当然予測とずれが生じてくる。

 奥山恵美子市長は1日の記者会見で、10年度の市の重要課題として東西線沿線の街づくりを挙げた。沿線開発へのてこ入れを狙い、人事異動では都市計画に詳しい都市整備局幹部を若林区長に配置。「地下鉄建設と街づくりを、より一体化させる」と強調した。

 アクセス線の需要低迷の一因について、宮城大事業構想学部の徳永幸之教授(交通計画)は「宅地販売で市中心部への通勤者にターゲットを絞るなど、需要につなげる戦略に乏しかった」と指摘する。

 その上で地下鉄東西線に対し、「住み始めた人に通勤手段の転換を促すのは至難の業。転入時から東西線を利用してもらうための準備は極めて重要だ」と提言した。

712荷主研究者:2010/04/25(日) 02:49:13

http://www.logistics.jp/headlines/20100412-003.html
2010年04月12日 物流ニッポン
三協仙台営業所
大型賃貸施設へ移転、幅広い需要に対応

 【宮城】三協(藤木幸三社長、横浜市中区)の仙台営業所が仙台港臨港地区の大型賃貸施設に移転し、19日から業務を開始する。業容拡大に伴う移転で、仙台港を中心とする幅広い需要に対応するとともに、地元の協力会社と連携し、地域の国際化に貢献していく。

 仙台営業所は仙台市宮城野区に営業倉庫や保税蔵置所を構えているが、多賀城市栄の大型賃貸物流施設(AMB仙台多賀城ディストリビューションセンター)に移転する。既存施設は昨年5月、保管面積3,300平方メートルで開設したが、取扱量の拡大に伴って手狭になっていた。

 新拠点は4階建ての施設のうち、3階の1区画(623平方メートル)を賃借して営業する。需要に応じて賃借区画数を増やしていく方針。3階まではランプウエー方式により、大型トラックの対面通行が可能で、出荷効率の良い最新型の保管スペースになっている。

713荷主研究者:2010/04/25(日) 02:49:41

http://www.kahoku.co.jp/news/2010/04/20100414t12012.htm
2010年04月14日水曜日 河北新報
カメイが伊藤忠子会社を買収 中・ロ拠点に貿易業務を強化

 カメイ(仙台市)は13日、伊藤忠商事の子会社で貿易商社の三興メイビス(東京)の発行済み全株式を取得し、完全子会社化したと発表した。ロシア、中国などに新たなに拠点ができることになり、貿易業務の強化を図る。買収総額は明らかにしていない。

 三興メイビスは1995年設立で、機械用資材、水産物、貴金属などの輸出入を手掛ける。事務所はモスクワ、北京、上海、バンコク、ハノイなど5カ国9カ所にあり、2009年3月期の売上高は232億円。

 カメイの海外子会社はこれまで、船舶燃料を扱うカメイ・シンガポール、住宅建材のH・クリーブランド(カナダ)の2社。輸入関連では国内に関連子会社4社を抱えるほか、カナダ、シンガポールにはラーメン店をフランチャイズ展開する合弁会社を抱えるものの、中国、ロシアなどに拠点はなかった。

 カメイは貿易業務の拡大を重点方針に掲げており、今回の子会社化で海外ネットワークを広げられ、市場が拡大するロシア、アジアへの国内製品の輸出力を高められると判断した。

 三興メイビスの従業員87人は引き続き雇用する。カメイ総合企画室は「扱う商材も増え、貿易業務の幅が広がる」と話している。

714荷主研究者:2010/04/25(日) 02:54:04

http://www.kahoku.co.jp/news/2010/04/20100415t15026.htm
2010年04月15日木曜日 河北新報
仙台・壱弐参横丁、客足増 意欲的に催し、浸透

ttp://tohazugatali.web.fc2.com/MIYAGI/p04150yx0y100001_01k.jpg

昼食時、壱弐参横丁には大勢の会社員らが訪れる

 仙台市青葉区一番町の壱弐参(いろは)横丁の今年3月の歩行者通行量が昨年に比べて増加したことが、横丁を運営する中央市場商業協同組合(荒井美和子理事長、組合員117人)の調査で分かった。

<隣接街では減少>
 横丁に隣接するサンモール一番町商店街、南光院丁の通行量が減る中で健闘した。

 組合は「昨年から定期的にイベントを開催しているため、横丁の認知度がアップしたのではないか」と分析している。

 調査実施日は昨年3月27日と今年3月19日(いずれも金曜)で、午前9時〜午後8時に行った。

 横丁の通行量は昨年の2370人から、今年は2410人へと約2%増えた。サンモール一番町商店街は昨年の1万3720人から約3%減って1万3350人、南光院丁は5910人から約20%減の4770人となった。

 横丁の通行量は微増とはいえ、午後の買い物時間帯や夕方以降の飲食客が訪れる時間帯を中心に通行量が増えている。

 このため、組合のアドバイザーを務めるNPO法人「まちづくりcom」の佐賀武司代表理事(元東北工大教授)は「意味のある時間帯で通行量が増えている。壱弐参横丁は市民への浸透を深めているといえる」と分析する。

<週末は県外から>
 壱弐参横丁では2007年、再開発計画が持ち上がり、一時は店主たちの意欲も低下したが、市が計画を断念してからは組合が主体的に活性化に取り組んでいる。

 荒井理事長は「週末は山形や岩手からも家族連れやカップルが訪れ、買い物や食事を楽しんでいる。今後もさまざまな取り組みで壱弐参横丁をPRしていきたい」と意気込む。

<壱弐参横丁>1946年開設で、木造2階の棟割り長屋風建物が東西2本の通路(120メートル)沿いに並ぶ。古着やアクセサリーなど個性的な品ぞろえの物販店や居酒屋、レストランなど102店が営業している。

715荷主研究者:2010/04/25(日) 02:54:48

http://www.kensetsu-sinbun.co.jp/menu/きょうの建設情報.htm
2010/04/15 建設新聞
ドイト 日本建設で6月着工へ
HCドイト仙台バイパス店の出店計画
若林区若林・長崎屋仙台BP店の跡地利用

 ドン・キホーテグループでホームセンターを運営するドイト(さいたま市中央区円阿弥1丁目1の3 社長・宮田信明氏)は、仙台市若林区若林の長崎屋店舗跡地に同社にとっては東北地方で初めての出店計画となる「ドイト仙台バイパス店」(仮称)を今夏にオープンさせる。施工は日本建設が担当する。

 出店場所は、仙台市若林区若林6丁目4の1地内の国道4号仙台バイパス近くにある旧長崎屋仙台バイパス店跡地。既存施設(旧店舗面積4、925平方㍍)を内部を中心に全面改修し、DIY用品等を扱うホームセンター店舗としてリニューアルオープンさせるもの。

 ドン・キホーテグループの仙台市内での出店は、青葉区台原、青葉区立町、太白区中田、若林区六丁の目東町のディスカウント形態各店舗に続くものとなるが、ホームセンター形態での出店計画は今回が初めて。

 6月中旬から本格工事に入り、7月中旬の完成、8月上旬のオープンがそれぞれ見込まれている。ホームセンタームサシの出店以降、新規参入のなかった仙台圏のDIY市場に新勢力が加わることになり、今後の商圏地図の変化が注目されるところだ。

2010/04/15付1面に掲載。

716荷主研究者:2010/04/25(日) 02:57:46
ミルキーウェイの名前が消えるのか…、メニューが変わらないにしても何だか残念。

http://www.kahoku.co.jp/news/2010/04/20100415t12012.htm
2010年04月15日木曜日 河北新報
ファミレス「ミルキーウェイ」が「ビッグボーイ」に転換

ビッグボーイに改装されたミルキーウェイ泉七北田店

 外食大手のゼンショー(東京)は6月までに、東北を中心に37店舗あるファミリーレストラン「ミルキーウェイ」を系列レストランの「ビッグボーイ」にすべて転換する。泉七北田店(仙台市泉区)など6店が15日に新装開店する。

 全国に218店あるビッグボーイはハンバーグ、ステーキが中心。メニュー構成や価格帯はミルキーウェイとほぼ変わらないが、スパゲティやドリアを扱っていない点などが異なる。

 ゼンショーは店舗のブランド統一化で、店舗開設や運営のコスト抑制を図る。10店舗にとどまる東北でのビッグボーイの知名度アップも狙い。

 同社は「ハンバーグ中心のメニューは今までと変わらない。東北の人にもビッグボーイに親しんでほしい」と話す。

717荷主研究者:2010/04/25(日) 02:58:10

http://www.kahoku.co.jp/news/2010/04/20100416t12014.htm
2010年04月16日金曜日 河北新報
EVエナジー宮城工場、第2ラインきょう稼働 生産能力倍増

 トヨタ自動車グループで車載用電池製造のパナソニックEVエナジー(静岡県湖西市)は15日、宮城県大和町の宮城工場で、2本目の生産ラインを16日に稼働させることを決めた。1月に初出荷を始めた1本目に続く新ラインの稼働で、生産能力は年20万台分と倍増することになる。

 新ラインは3月下旬から生産に向けた準備を始めた。16日からフル稼働となり、1本目と同様にトヨタのハイブリッド車「プリウス」用のニッケル水素電池を量産する。

 生産した電池は品質検査などを経て、4月下旬にも愛知県内のトヨタの生産拠点に出荷される見通しだ。

 EVエナジーは9月には、宮城工場内に3本目のラインも完成させる予定。稼働すれば年間の生産能力は30万台分に伸び、静岡県の工場と合わせた会社全体の生産能力は年110万台分となる。

 同社は宮城工場でプリウス以外の電池を生産することも検討中。プリウスはリコール(無料の回収・修理)対象となったが売れ行きは好調で「宮城工場の生産量に影響はない」(総務部)という。

 EVエナジーは今月1日付でトヨタを引受先とした140億円の第三者割当増資を実施し、財務基盤を強化した。トヨタの出資比率が60%から80.5%に上がったこともあり、近く社名を変更する。

718荷主研究者:2010/04/25(日) 02:58:36

http://www.kahoku.co.jp/news/2010/04/20100416t12018.htm
2010年04月16日金曜日 河北新報
仙台と北米結ぶコンテナ便 18日からベトナム寄港

 仙台港(仙台市宮城野区)と北米西岸・東南アジアを結ぶコンテナ航路で、日本郵船は18日、ベトナムのカイメップ港への直接寄港を始める。これまでは東京、横浜、釜山の各港で別船に積み替えて輸出入するルートしかなかった。

 運航は週1便(日曜日)。仙台発着の期間は7日間増えて56日間になるため、新たにコンテナ船1隻を投入する。

 仙台からカイメップへ向かう場合は北米経由のため40日間かかるが、カイメップから仙台へは16日間で着く。国内企業が輸入する際に時間短縮とコスト削減効果が見込めるという。ベトナムには多くの日系企業が進出しており、日本やアジア諸国に水産物、文房具などを輸出している。

 宮城県によると、2009年の仙台港取り扱いの北米西岸・東南アジアからの輸入コンテナ量は、1万2711TEU(20フィートコンテナ換算の積載能力)。うちベトナムからの輸入量は5%余りだが県港湾課は「物流ルートが拡大すれば今後、輸入増加が期待できる」と話している。

719荷主研究者:2010/04/25(日) 02:59:04

http://www.kahoku.co.jp/news/2010/04/20100416t12012.htm
2010年04月16日金曜日 河北新報
アーケード街にコンビニ初進出 空き店舗活用 セブン―イレブン

ttp://tohazugatali.web.fc2.com/MIYAGI/e2_konbini_sinsyutu01.jpg

仙台市中心部のアーケード街で初のコンビニとなるセブン―イレブン一番町4丁目店

 コンビニエンスストア大手のセブン―イレブン・ジャパン(東京)は16日、仙台市青葉区一番町4丁目のアーケード街に「一番町4丁目店」をオープンさせる。仙台のアーケード街へのコンビニ進出は初めて。賃料相場の低下なども背景にあり、東北一の繁華街の変化を象徴する出店ともいえそうだ。

 開店するのは「スマイルホテル仙台国分町」が入るビルの1階で、面積は約190平方メートル。昨年10月まで呉服店が入っていた。セブン―イレブンは近くの「仙台稲荷小路店」を15日で閉め、スタッフを移して営業する。

 これまでコンビニ各社は仙台市中心部のアーケード街への出店を見合わせきた。賃料の高さや間口の狭さがネックになっていたのに加え、「街の個性がなくなる」と一部の商店街関係者らが出店に抵抗感を抱いていた事情もあった。

 今回の出店についてセブン社の仙台地区事務所は「リーマン・ショック以降、市中心部の賃料相場が下がり、メーンストリート沿いに投資する大きな効果が見込めると判断した」(店舗開発担当者)と説明。消費者からもアーケード街進出を要望する声が上がっていたという。

 地元商店の反応はさまざま。「東北一のメーンストリート沿いの目立つ場所だけに複雑だが、これも時代の成り行きなのか」と商店主の一人。別の商店主は「既に多くの飲食チェーン店があり、コンビニが出店しても問題ではない」と語る。

 一番町四丁目商店街振興組合の浜宏一郎理事長は「空き店舗のままでは商店街の利用者に申し訳ない。にぎわいが生まれるなら歓迎したい」と話している。

720名無しさん:2010/04/25(日) 12:36:19
荷主研究者さん、はじめまして。たまたま検索でかかりました。
下記ページ、すばらしい内容ですね!
仙台のプロ(居住が長いだけですが)からみても的確な内容か
と思いました。今後も期待しています。

「仙台都市圏の交通を考える   by荷主研究者 (仙台都市圏非在住)」

721荷主研究者:2010/04/25(日) 23:50:30
>>720
ご覧戴きまして誠にありがとうございます。
「仙台のプロ」の方にお褒め戴けるとは、嬉しい限りです!!
仙台都市圏の交通は、いろんな局面で〝当たり前のこと〟ができていないのがもどかしく、このホームページを作りました。

ちょっと最近、更新が滞っているのですが、書きたいネタはまだまだありますし、仙台にも取材に行きたいなと思っております。
今後もまた是非ご覧下さい!
お気付きのことなどございましたら、この掲示板に書き込んで戴けたら幸いです。今後とも宜しくお願い致します。

722荷主研究者:2010/04/27(火) 22:40:14

http://www.kahoku.co.jp/news/2010/04/20100416t11023.htm
2010年04月16日金曜日 河北新報
「さらに50年」橋の延命へ補修促進 仙台市が修繕計画

 仙台市は老朽化の進む橋を計画的に修繕し、長持ちさせる長寿命化計画を策定した。壊れてから直す対症療法的な修繕から予防的な対応に転換することで、費用と工期を圧縮。コンクリート建造物の寿命とされる50年から、さらに50年程度の延命を目指す。

 市が管理する長さ15メートル以上の橋は310カ所(3月現在)。完成してから50年以上の橋は15カ所(約5%)だが、20年後には131カ所(約42%)に急増。傷みが進んでから修繕する従来の方法ではコストが高く、工事に伴う交通規制も長期間に及ぶ。厳しい財政事情の影響で維持管理が立ち行かなくなる恐れもあった。

 今回の計画は310カ所のうち、早期の補修が必要な84カ所を対象にした。最も古い築78年の赤石橋(太白区)をはじめ、大橋(青葉区)、岩切大橋(宮城野区)、宮沢橋(若林区)、かむり大橋(泉区)が含まれている。

 本年度以降、橋げたなどに発生したひび割れや欠損部の補修、再塗装などの修繕を実施。耐震補強工事の対象の橋は、同時に施工する。

 年間の修繕費は、本年度から6年間が毎年約8億円、7年目からは毎年約3億円を見込む。向こう30年間の修繕費は計120億円と試算。従来の方法で実施した場合、280億円かかると見られ、費用は約6割削減できるという。

 今回対象外になった橋226カ所について、市は2011年度までに修繕計画をまとめる。市建設局の担当者は「人間の健康管理と同じで、早いうちに直せば安く済む。最低でも100年は持たせたい」と話している。

 県も本年度、改修が必要な橋100カ所を10年かけて修繕する「ストックマネジメント事業」をスタートさせている。

723荷主研究者:2010/04/27(火) 22:40:40

http://www.kahoku.co.jp/news/2010/04/20100419t12011.htm
2010年04月19日月曜日 河北新報
空港アクセス線の「利用」4割止まり 仙台圏調査

 広告会社の第一エージェンシー(仙台市)が仙台空港アクセス線について実施した仙台圏のモニター調査で、「利用したことがある」が約4割にとどまることが分かった。「利用したい」は7割を超え、関心が利用に結びついていない一端がうかがえる。

 調査は3月25、26日に仙台圏(仙台市など5市8町1村)の15歳以上の2500人を対象にインターネットで実施。回答率は39.6%だった。

 アクセス線の利用では、「利用した」が42.6%に対し、「ない」が57.4%に上った。利用したことがない理由(複数回答)では「空港の利用機会がない」が67.9%と最多。「ふだん電車を利用しない」48.4%、「不便(沿線に住んでいないを含む)」19.0%と続いた。

 今後の利用では「機会があれば利用したい」が64.8%に上り、「ぜひ利用したい」(7.9%)と合わせ70%を超えた。「利用したいと思わない」は18.0%だった。

 改善すべき点(二つまで)では、「運賃が安くなる」が55.1%でトップ。「沿線に魅力的な施設が増える」34.2%、「運行本数が増える」24.9%の順だった。

 「3人以上は車が割安」「沿線商業施設の割引などの特典を」といった意見もあった。第一エージェンシーは「潜在的な利用希望はある。利用増に向け、体験乗車などの機会を設けてはどうか」と話している。

724荷主研究者:2010/04/27(火) 22:41:12

http://www.kahoku.co.jp/news/2010/04/20100419t13034.htm
2010年04月19日月曜日 河北新報
大学生協にブックカフェ 東北大・青葉山東キャンパス

学生でにぎわうboook店内。右奥が幅さんが手掛けたコーナー。多彩な本で工学の面白さを伝える構成になっている

 仙台市青葉区の東北大工学部・青葉山東キャンパスに、国内の大学生協では初めて、書店と飲食施設が併設されたブックカフェ「boook(ブーク)」が誕生した。ガラス張りの店内には、専門書に交じって選書のプロが薦めるユニークな本が並ぶ。「知的でかっこいい工学部」を醸し出す空間は市民の注目も集めそうだ。

 boookは、キャンパス中心部のセンタースクエアに今月、開設された。平屋で広さは約1000平方メートルあり、同大生協が運営する。

 扱うのは、大学内書店で国内最大規模の約2万5000冊。店内外に42席の飲食スペースがあり、本格的なエスプレッソなどを販売する。「汚さず戻してもられえば書店の本を読んでいい」(生協工学部店)という。

 boook建設は、大学院工学研究科による学生獲得強化策の一つ。食堂、事務局などを一体的に整備するセンタースクエア事業の一環だ。

 学生の自習場所としての機能のほか、キャンパスの魅力をアピールできる場にしようと、工学研究科内のワーキンググループが計画。建築家や家具デザイナーらが店内をデザインし、東京を拠点に活動する気鋭のブックディレクター幅允孝(はば・よしたか)さんが選書に加わった。

 最大の特徴は「message from boook」と題したメーンの書棚。「視点の変換」「あの人の思索をたどる」といったテーマで、写真集から絵本、古書までと、種類を問わず1000冊ほどで構成する。工学の面白さや奥深さを示しながら、新たな本との出合いを演出する仕掛けで、「本を探すのが楽しい」「今までにない発見がある」と学生にも好評だ。

 「ブックカフェは生協にとって新しい挑戦。アート作品の展示やイベントを行い、文化創出の役割も果たしたい」と若柳恒太郎工学部店店長。ワーキンググループの小野田泰明教授(都市・建築学)は「知的刺激を受ける場として市民にも活用してほしい」と話す。

 営業は平日が午前8時半〜午後9時、土日祝日が午前11時〜午後7時。28日午後4時から、幅さんのトークイベントが開かれる(入場には飲み物の注文が必要)。連絡先はboook022(261)6856。

725荷主研究者:2010/04/27(火) 22:45:26

http://www.kahoku.co.jp/news/2010/04/20100420t12022.htm
2010年04月20日火曜日 河北新報
TDF、トラック部門を集約 宮城・村田本社工場

子会社から移設された4トンハンマー

 自動車部品製造のTDF(宮城県村田町)は本社工場にトラック部門の集約化を進めている。子会社のトーカイ(岐阜県関市)にあった製造設備を移設する一方で、乗用車向け部品用の設備をトーカイに移し、生産のすみ分けによる効率化につなげる。

 本社工場に移したのは4トンハンマー。トラックや重機などの足回り、エンジン用部品を製造する設備で、完成した部品はいすゞ自動車など関東や中部の自動車、部品メーカーに出荷する。

 既に1月から稼働しており、同社の関連部品の生産能力は月産850トンとなり、70%アップした。

 トーカイには今後、乗用車や小型トラック向けのギアを製造する全自動鍛造プレス加工機を移す。トヨタ自動車系部品メーカーからの受注が回復しつつあり、TDFからの設備移動で、増産に備える。

 TDFはセントラル自動車の宮城県大衡村への本社工場移転などをにらみ、08年に約5億円を掛けて全自動鍛造プレス加工機を導入。その後の景気悪化で計画が狂い、新設備を稼働させられずにいたことも生産すみ分けの判断材料になった。

 同社は「設備稼働率と効率性を高め、グループ全体で収益を上げたい」と話している。

726荷主研究者:2010/04/27(火) 22:52:45

http://www.kahoku.co.jp/news/2010/04/20100421t12033.htm
2010年04月21日水曜日 河北新報
フジパン、岩沼進出 来年4月に新工場稼働

 パン製造業大手のフジパン(名古屋市)が宮城県岩沼市の仙台空港岩沼臨空・矢野目工業団地に新工場を建設し、2011年4月に稼働させることが20日、分かった。同社のパン製造の直営工場が東北に進出するのは初めて。東北向け商品の主力工場となる。

 フジパングループ本社などによると、工業団地内に取得した敷地(面積3万6625平方メートル)に、製造子会社フジパンの仙台工場(仮称)を建設する。

 8月に着工し、鉄骨2階の工場4棟を建設する。延べ床面積は1万6200平方メートル。完成は11年2月の予定で、4月に操業を始める。

 一般小売店向けの食パン、菓子パンなどを製造する予定。雇用は工場全体で数百人規模とみられ、うち100人程度を地元で採用する見通し。

 矢野目工業団地内には、フジパングループの総菜製造と配送の2社の工場が、1997年に進出している。

 フジパングループ本社は1951年設立。資本金46億8200万円、年商4000億円。パン業界3位のメーカーで、従業員は1万4000人。直営工場は埼玉、千葉、愛知、大阪などにあり、北関東以北に直営工場を配置するのは初めて。

 同社は28日、宮城県、岩沼市と立地協定を結ぶ予定。

727荷主研究者:2010/04/27(火) 22:53:16

http://www.kahoku.co.jp/news/2010/04/20100422t11014.htm
2010年04月22日木曜日 河北新報
経営改善へ上下分離 宮城県、仙台空港アクセス線支援計画

 経営が悪化している仙台空港アクセス線を運営する第三セクター仙台空港鉄道(名取市)について、宮城県は21日、県が資産を買い取り、空港鉄道は運行に専念する「上下分離」の実施へ検討に入ることを決めた。改革支援プランの行動計画に盛り込んだ。

 25億円に上る累積損失(2008年度末)の解消へ財務基盤を確立し、収支改善を図るのが狙い。県は上下分離について、鉄道の取得財源や、どの部分までの資産を買い取るかといった課題の検証を始める。行動計画期間内の10〜14年度中の実施を目指す。

 導入されれば橋脚、土地などの固定資産が減るため減価償却費や固定資産税が圧縮できる。空港鉄道側は手持ちの資金が増え、債務返済に充てることができる。

 併せて資金繰り対策も進め、88億円(09年度末)の貸し付けを受けている金融機関に対し、毎年の償還額の軽減などを要請する。

 低迷する乗客数は、1日6510人(08年度)を14年度までに7800人に増やすことを目指す。週末フリー切符、回数券などの企画切符発売やダイヤ改正で利便性を高め、増収につなげる。

 国に支払っている仙台空港敷地内使用料(年間9000万円)や名取市への固定資産税(本年度見込み額5500万円)の軽減要請も検討する。

 仙台空港鉄道は09年3月期決算で7億100万円の営業損失を計上。金融機関への元利返済は11年度にピークを迎え、このままでは同年度に運転資金が枯渇し、13年度に債務超過に陥ることが予測されている。

 宮城県空港臨空地域課は「アクセス線は仙台空港のポテンシャルを高める重要な社会資本。県が主体的に手を打っていかなければならない」と話している。

[仙台空港アクセス線] 仙台空港―JR名取駅(7.1キロ)と、東北線の名取―仙台間を経由する全長17.5キロ。宮城県や仙台市などの自治体や民間企業が出資する第三セクター仙台空港鉄道が空港―名取を運営する。

728荷主研究者:2010/04/27(火) 22:57:31
楽しみ〜♪

http://www.kahoku.co.jp/news/2010/04/20100423t13029.htm
2010年04月23日金曜日 河北新報
三陸道と仙台北部道 利府ジャンクション10月完成

ttp://tohazugatali.web.fc2.com/MIYAGI/20100423_a3-002.jpg

 東日本高速道路東北支社などは22日、仙台北部道路と三陸自動車道を結ぶ利府ジャンクション(JCT)で、通行方向が限られている現状を改善する「フル化」工事が10月に完了すると発表した。現在は接続されていない三陸道の石巻方向と、北部道路の相互通行が可能となる。

 利府JCTは2002年5月の北部道路開通で使用が始まったが、JCT以北の三陸道へ入れるのは仙台東部道路側からだけで、3月27日に東北自動車道の富谷JCTまで延びた北部道路からは入れない状態が続いている。

 利府JCTのフル化工事は、国と東日本高速道路の共同工事で総工費は53億円。07年3月に着工し、三陸道と北部道路を結ぶ立体連絡橋(ランプ)の建設を進めた。

 橋の本体は既に完成しており、舗装工事が10月に完了する見通し。利用開始の日程は工事の進ちょく状況を見て決める。

 利府JCTのフル化で、仙台市を囲む環状高速道路の利便性は一段と向上する。東日本高速道路東北支社は「宮城県北や岩手などから北部道路を経由して、石巻や松島への移動がしやすくなる。周辺一般道路の混雑緩和も期待できる」と話している。

729荷主研究者:2010/04/27(火) 22:58:08

http://www.kahoku.co.jp/news/2010/04/20100423t11028.htm
2010年04月23日金曜日 河北新報
仙台市立病院移転計画 基本設計を公表 全病床の3割個室

急性期病院機能を充実させた新仙台市立病院の完成予想図

 仙台市立病院(若林区)は、2014年度に太白区あすと長町に開設を予定する新病院の基本設計をまとめた。急性期病院としての機能を充実させ、ゆったりした病室が特徴。10年度中に実施設計を策定し、11年末の着工を目指す。21日の市議会健康福祉常任委員会で公表された。

 病院本館は地階1階、地上11階で延べ床面積は約4万9500平方メートル。5階を周産期病棟、6〜9階が一般病棟、10階を精神科病棟とする。

 全病床525床のうち約3割を個室に充てる。多床室は現在の6人部屋から4人部屋にし、急変時やリハビリに対応できるようドアやベッドの周辺にスペースを確保する。スタッフステーションを中心に病室を放射状に配置し、看護師がすべての病室前を見渡せるようにした。

 市地下鉄長町一丁目駅の新設出入り口から歩行者専用道路で結ぶ。駐車場は現在の倍の約500台を整備する。

730名無しさん:2010/05/02(日) 23:57:00
http://www.iwate-np.co.jp/cgi-bin/topnews.cgi?20100502_11
釣り公園など営業開始 花巻・田瀬湖畔
 花巻市東和町の田瀬湖畔の釣り公園、オートキャンプ場、東和いこいの森(キャンプ場)はゴールデンウイークから今季の営業を始めた。

 1日は肌寒さが残る中、同公園で県内外の親子連れらが釣り糸を垂らした。

 同日は午前中、20人ほどが釣り公園を訪れた。コイなどが主に釣れるといい、仙台市の会社員志々見(ししみ)豊さん(40)は「家族6人で岩手、青森を旅行中。子どもが釣り好きなので遊びに来た」と楽しんでいた。

 施設を管理する田瀬湖振興公社の伊藤達(さとる)さんは「寒さで出足は鈍い。もう少し暖かくなってほしい」と願っていた。

 各施設は10月末まで営業する(月曜定休)。問い合わせは同公社(0198・44・5007)へ。

【写真=肌寒い天候の下、田瀬湖畔で釣りを楽しむ家族連れ】(2010/05/02)

731荷主研究者:2010/05/06(木) 23:24:50

http://www.kahoku.co.jp/news/2010/04/20100425t13019.htm
2010年04月25日日曜日 河北新報
国分町市営地下駐輪場「お荷物」扱い 仙台、利用低迷2割以下

国分町交番の隣にある元鍛冶丁公園駐輪場。稼働率アップが急務だ

 東北一の繁華街、仙台市青葉区国分町に市が建設した地下駐輪場の利用の低迷が続いている。有料化して1年以上経過したが、収容力1000台に対し、1日平均の入庫は200台以下にとどまる。6億円の巨費を投じた放置自転車対策の切り札は一転して、お荷物になりつつある。

 駐輪場があるのは、国分町交番隣の元鍛冶丁公園。2008年12月に開設し、機械式で地下に収容する。24時間営業も売りだ。

 駐輪場の利用は、周知期間として無料だった開業当初から伸び悩んだ。昨年4月に有料化し、今年3月までの1年間の1日平均入庫数は184台。がらがらの状態が続いている。

 料金は1回24時間までで50円。単純計算では建設費はおろか、年間維持費(約1600万円、09年度見込み)を賄うことすらままならない。

 不人気の一因には、駐輪場の知名度不足に加え、事前登録など敷居の高さが指摘される。「結局、路上駐輪で金を掛けない方がいいのだろう」と利用者の1人が話すように、自転車マナーの改善が進まないことも背景にあるようだ。

 ただ、駐輪場の使い勝手の評判は必ずしも悪くない。近くで飲食店を営む男性(48)は「国分町で働く人間にとって使いやすく、ありがたい存在。ほぼ毎日利用する。定期で月1000円という料金も不満はない」と合格点を与える。

 市が駐輪場建設を決断したのは06年。当時の梅原克彦市長は、夕方から夜にかけて放置自転車が最大2000台程度に達する状況の打開を目指した。開業から約1年半。「切り札」は、奏功していないのが実情だ。

 市道路管理課は「地元団体と連携して周知活動を繰り返している。放置自転車は減ってきたが、駐輪場の利用は浸透するまで時間が掛かる」と引き続き理解を求める。

 国分町地区は市の条例で自転車やバイクの放置禁止区域に指定されており、市は放置自転車を定期的に撤去している。月2回程度の夜間撤去は本年度も継続する方針だ。

732荷主研究者:2010/05/07(金) 00:03:52
>>153
http://www.kahoku.co.jp/news/2010/04/20100429t12018.htm
2010年04月29日木曜日 河北新報
宮城・亘理進出を撤回 太陽光発電素材エム・セテック

 太陽光発電素材メーカー大手エム・セテック(東京)は28日、宮城県亘理町に計画していた新工場建設について、白紙撤回することを明らかにした。同社は「発電用素材のシリコンウエハーの世界的な市況悪化が理由」と説明している。(14面に関連記事) エム・セテックの謝勝傑社長が同日、亘理町役場を訪れ伝えた。新工場計画は、3月末に退任した前社長が主導して進めてきた経緯があり、現体制との意見の不一致も背景にあるとみられる。

 当初の計画では、亘理町内の用地32.6ヘクタールに総額800億円を投じ、2010年中に工場を建設。本格稼働する14年には従業員1000人規模で、月間売上高135億円を見込み、地元から約600人雇用する方針を示していた。09年1月には、町、宮城県が立地協定を締結した。

 同社は07年、相馬市でシリコンウエハーの材料製造工場を稼働、宮城県山元町の仙台工場で製品化していた。

 09年に台湾の世界有数の液晶パネルメーカー、友達光電(AUオプトロニクス)の資本を受け入れ子会社となった。10年2月には約150億円の追加資本注入を受けた。

 前社長退任の理由について、同社は「詳しいことは申し上げられない」(総務)としている。前社長は亘理町に、独自に別会社で工場を進出させる計画を示しているが、具体化していない。

 斎藤邦男亘理町長は「撤回という話を聞き驚いている。大変残念だ」と話した。村井嘉浩宮城県知事は「計画が断念されたことは誠に残念だ。操業中の仙台工場に影響が及ばないことを望む。必要に応じて亘理町と連携を取り対応していく」との談話を出した。

733荷主研究者:2010/05/07(金) 00:04:25
>>732
http://www.kahoku.co.jp/news/2010/04/20100429t12029.htm
2010年04月29日木曜日 河北新報
不意打ち、用地引き渡し目前 エム・セテック工場進出撤回

エム・セテックが新工場建設を計画していた造成中の工場用地=亘理町逢隈高屋

 「進出計画を撤回させていただきたい」

 28日午後、亘理町役場で開かれた町議会全員協議会。エム・セテックの謝勝傑社長は用意したコメントを会社関係者に読み上げさせ「申し訳なく思っている。経済が厳しいことを理解していただきたい」と日本語で述べ、頭を下げた。

 謝社長は質問を受けず、わずか10分足らずで役場を後にした。

 町議の一人は「深刻な事態。エム社が来るという町の話を信じ、先祖代々の田んぼを提供した人も多いのに」と話す。

 別の町議は「心配が現実になった。町と県が結んだ立地協定は法的拘束力がない。(工場造成の)借入金の支払いはどうなるのか」と指摘した。

 町は09年度、約13億円を借り入れ、民有地を購入して造成を始めた。積雪などで工事が遅れていたが、引き渡しは6月末の予定だった。

 町にとっては不意打ちの方針転換。斎藤邦男町長は同日夕、県庁に向かい、伊藤克彦副知事に新工場建設が白紙になったと報告した。

 エム社と町、県は立地協定を結んでいるが、「紳士協定のようなもの」(県担当者)で、最終的に計画撤回は容認せざるを得ないという。県幹部は「外資系企業はドライだ。残念という言葉以外にない」と言う。

 工場用地には、エム社を退任した前社長が、エム社の資本提携を受けずに、独自の別会社で工場を建設する計画もある。

 町内の自営業男性(62)は「エム社に台湾の資本が入ったと聞き、大丈夫かとうわさになった。新会社の進出はいつになるか分からず、当てにできない」と語る。

 斎藤町長は「雇用の創出や若者の定住、経済活性化のため、早く工場建設をしてもらいたい」と話している。

734荷主研究者:2010/05/07(金) 00:04:56

http://www.kahoku.co.jp/news/2010/04/20100429t12028.htm
2010年04月29日木曜日 河北新報
APEC仙台開催を支援 協議会発足

 仙台市内で9月に開かれるアジア太平洋経済協力会議(APEC)の高級事務レベル会合(SOM)に向け、地元の官民組織でつくる「APEC仙台開催支援協議会」が28日、発足した。

 協議会には市や県、仙台商工会議所など17団体が参加した。市役所であった設立総会で、会長に就いた奥山恵美子市長は「仙台に来てよかったと思ってもらえるよう、皆さんの力を頂きたい」とあいさつした。

 議事では、外国人向けの情報提供や観光PRなど、関連事業を5月中にリストアップすることを確認した。8月までに具体的な実施計画をまとめる方針で、小中学生を対象にした国際セミナーの開催も検討している。

 設立総会の終了後、外務省の引原毅・日本APEC準備事務局長が講演。仙台SOMの意義について「11月に開かれる首脳・閣僚会議の成果や結論の大筋が固まる場」と重要性を強調した。

 仙台SOMは9月15〜26日の日程で中国や韓国、米国、ロシアなど21の国と地域から約800人が参加し、経済協力や安全保障を話し合う。

735荷主研究者:2010/05/07(金) 00:05:39

http://www.kahoku.co.jp/news/2010/04/20100429t15027.htm
2010年04月29日木曜日 河北新報
仙台、海外4市と芸術祭 来月、国内初開催

 世界各地で活躍する芸術家らを映像で結ぶ「メディア芸術祭」(5月12〜15日、主会場・英国マンチェスター)の日本会場に、仙台市が選ばれた。同芸術祭のイベントの一つ、「グローネット」が5月13日、仙台市若林区卸町にあるクリエーターの作業場「トランク」で開かれる。会場は仙台市を含む世界5都市で、国内での開催は初めて。

 芸術祭には、音楽やテクノロジー、建築などの分野のデザイナーやアーティストが参加。13日は仙台会場で、本江正茂東北大大学院准教授(都市・建築デザイン)とマンチェスター会場の地元建築家が、ネット回線を通じて街づくりの公開討論を行う。両会場の来場者は、議論に参加することができる。

 仙台を拠点に活動する音楽ユニット「antennasia(アンテネイジア)」のライブもあり、世界各都市に発信される。

 日・英以外の会場はトルコのイスタンブール、カナダのバンクーバー、ブラジルのサンパウロ。

 芸術祭は1996年に始まり、メディアアートでは世界有数のイベント。仙台市はデザインや映像産業が盛んな土地柄と言われており、マンチェスターの芸術祭関係者が昨年仙台を訪れ、今回の実現を働き掛けていた。

 仙台会場の担当者ジェイミー・ウイリアムズさん(29)は「さまざまな職業の人が集まり、国境を超えて刺激し合う場にしたい」と意気込む。

 当日は午後6時半から。参加無料。通訳は置かない。定員100人。事前申し込みが必要。連絡先は市産業振興課内「仙台クリエイティブ・クラスター・コンソーシアム事務局」022(214)8263。

736荷主研究者:2010/05/07(金) 00:06:29
>>726
http://www.kahoku.co.jp/news/2010/04/20100429t12005.htm
2010年04月29日木曜日 河北新報
宮城県、岩沼市とフジパンが立地協定 来春操業を目標

立地協定を結び、握手を交わす(左から)村井宮城県知事、三宅フジパングループ社長、井口岩沼市長=28日、宮城県庁

 パン製造業大手のフジパングループ本社(名古屋市)は28日、宮城県岩沼市の仙台空港岩沼臨空・矢野目工業団地に仙台工場を新設する立地協定を、宮城県、岩沼市と結んだ。同グループが東北にパン製造工場を建設するのは初めて。操業5年後に80億円の売り上げを目指す。

 宮城県庁で行われた締結式では、フジパングループ本社の三宅泰徳社長、村井嘉浩知事、井口経明岩沼市長が協定書に署名した。

 三宅社長は「食を通じて社会に貢献し、宮城県、岩沼市と共に発展していく企業を目指す」と語った。現在、関東の4工場が東北向け商品を製造していることを指摘し、「距離を克服するのは難しい」と宮城進出の理由を説明した。

 新工場の計画によると、8月に着工し、2011年4月を目標に操業を始める。鉄骨2階、延べ床面積1万6000平方メートル。総工費は80億円。

 グループ本社の100%子会社東北フジパン(岩沼市)が、スーパーやコンビニエンスストア向けに、食パンやバターロールなどを製造する。初年度の売上高は50億円を見込み、16年度に80億円を目指す。

 当初の従業員は約150人で、うち100人を地元から採用する。1年をめどに従業員を約300人に増やし、地元雇用も250人に拡大する。

 フジパングループ本社は1951年設立。資本金46億8200万円。製パン業界3位のメーカー。東北フジパンは資本金5000万円で、4月12日に設立された。

 村井知事は「富県みやぎを大きく推進できる。地域経済の活性化、地元雇用の創出に大きく貢献してもらえる」と話した。井口市長は「厳しい経済情勢の中で立地してもらえるのはありがたい」と語った。

737荷主研究者:2010/05/10(月) 23:09:37

http://www.kahoku.co.jp/news/2010/05/20100501t13018.htm
2010年05月01日土曜日 河北新報
仙台北部道路 富谷JCT―国道4号間が12年度開通

ttp://tohazugatali.web.fc2.com/MIYAGI/100501a301.jpg

 仙台北部道路で延伸計画中の富谷ジャンクション(JCT)―国道4号(宮城県富谷町富谷)の1.7キロが2012年度中に開通する見通しとなったことが30日、分かった。3月末に完成した高速環状道路と1本で結ばれ、仙台圏の高速交通網がさらに充実する。

 国土交通省と東日本高速道路の共同施工で、事業費は35億円。設計は09年度に終えた。今後、用地調査や地権者との交渉に入るが、遅れが出れば工期延長の可能性もある。大規模な架橋工事はなく、丘陵地を切り開いて盛り土上部に道路を通す計画。

 ことし3月27日に北部道路の利府しらかし台インターチェンジ(IC)―東北自動車道富谷JCTの6.6キロが開通した。富谷JCTから国道4号につながることで、高速環状道路を経由して東北道や三陸道へ乗り入れしやすくなる。国道の混雑緩和も見込まれる。

 東北地方整備局仙台河川国道事務所によると、国道4号の東北道泉IC付近―仙台市宮城野区苦竹までの交通量は、北部道路全通で2030年には1999年比で2割減少すると試算された。

 仙台周辺の高速道路では北部道路と三陸道を結ぶ利府JCTのフル化工事が10月完了予定。三陸道の石巻方向と、北部道路の相互通行が可能となる。常磐道も相馬―山元ICが14年度に開通、仙台と首都圏が直結する。

738荷主研究者:2010/05/10(月) 23:10:10

http://www.kahoku.co.jp/news/2010/05/20100501t12030.htm
2010年05月01日土曜日 河北新報
仙台トラストタワー完成8月本格営業

ttp://tohazugatali.web.fc2.com/MIYAGI/20100501008jd.jpg
完成した高層ビル「仙台トラストタワー」

 森トラスト(東京)が仙台市青葉区一番町の東北学院中・高跡地で建設を進めてきた高層複合ビル「仙台トラストタワー」(地上37階、地下2階)が30日、完成した。高さ180メートルと東北一ののっぽビルは5月からオフィスの一部利用が始まり、8月にグランドオープンする。

 ビルはホテル(1〜3階、25〜37階)、商業施設(1〜5階)、オフィス(6〜24階)の各フロアで構成。オフィスフロアは5月中旬以降、入居が始まる。ホテル、商業施設の開業は8月1日。

 24階のオフィスフロアで行われた完成式には工事関係者ら約60人が出席した。敷地を囲っていた柵も取り払われた。

 同タワーは2008年1月着工。延べ床面積12万5300平方メートルで、うちオフィスの貸室面積は約4万1500平方メートル。隣接して建設が進む29階の高層マンション「ザ・レジデンス一番町」とともに大規模複合開発「仙台トラストシティ」を構成する。

739荷主研究者:2010/05/10(月) 23:11:01
>>732-733
http://www.kahoku.co.jp/news/2010/05/20100501t13038.htm
2010年05月01日土曜日 河北新報
突然の白紙に広がる困惑 エム・セテック、亘理進出計画撤回

エム・セテックが進出を計画していた工場用地。水田を開発して第1期分約10ヘクタールの造成が進む=亘理町逢隈高屋

 大手太陽光発電素材メーカー、エム・セテック(東京)が宮城県亘理町に計画していた新工場建設を白紙撤回した。約32ヘクタールの敷地は造成が急ピッチで進み、600人の雇用が見込まれていただけに、町には大きな波紋が広がっている。別の工場の進出計画がにわかに浮上しているが、「本当に来るのか」と疑問視する声も。地域経済が低迷する中で計画の行く末に期待と不安が交錯する。(岩沼支局・小島直広)

 一辺約600メートル。エム社が進出するはずだった工場用地は目を見張るほど広大だ。農家ら地権者133人が昨年9月、用地を提供した。

背景に社長交代

 「一人でも反対したら工場は来なくなる。町にそう言われたからこそ、皆で協力した」。70代後半の元地権者の男性はそう語る。

 男性は水田を売ったのを機に農業をやめ、農機具もすべて処分した。「子どもや孫の勤め先が大事。売った田んぼはもう元に戻らない。早く次の企業に来てもらいたい」と困惑を隠せない。

 町は5月中にも用地買収に応じた元地権者を対象に、今回の経緯を説明する予定だ。

 造成計画によると、総事業費は約20億円。うち約13億円を県と民間から借り入れ、2009年度に32.6ヘクタールの敷地を買収した。第1期分10ヘクタールを造成してエム社へ引き渡し、その売却代金7億円で、第2期分22.6ヘクタールを造成するはずだった。

 進出計画が頓挫した背景には、エム社の社長交代劇があった。

 4月28日午後、町役場で開かれた町議会全員協議会。エム社の謝勝傑社長が白紙撤回を伝えたわずか数十分後、同じ席に亘理町への進出を主導してきた前社長(3月末退任)の姿があった。

 「工場進出で台湾の幹部と意見が対立した」

 エム社の創業者である前社長はそう語り、昨年の資本提携で親会社となった台湾メーカーから送り込まれた現社長への怒りをあらわにした。

 「亘理に何としても工場を造りたい。これは男の約束。全うしたい」。前社長は声を絞り出すように町議らに訴えた。前社長は席上、エム社と資本関係のない別会社を町内に設立し、同じ場所に進出する方針を示した。

町政運営に暗雲

 斎藤邦男町長は「前社長の誠意を真摯(しんし)に受け止める。早期の工場進出を期待している」と語り、今後資金計画などについて前社長側と詰める構えだ。

 こうした町の対応に異論がないわけではない。

 町議の一人は「一度約束を破られたのに信頼するのはどうか」と指摘。「借入金の利払いはこれから。工場が進出しなければ町長の責任問題になる」と警告する。

 町には本年度から毎年約1500万円の金利負担が発生する。12年秋には元本を一括償還しなければならない。

 亘理町では任期満了に伴う町長選が18日に告示される。立候補を表明しているのは3選を目指す現職の斎藤町長だけ。選挙直前に起きた工場進出計画の撤回が、盤石に見えた現職の町政運営に影を落としている。

740荷主研究者:2010/05/15(土) 15:10:27
立体交差の中止は残念ではあるけど、工期も工費も圧縮されるし、まぁ妥当な判断かねぇ。

http://www.kahoku.co.jp/news/2010/05/20100504t11032.htm
2010年05月04日火曜日 河北新報
宮城野橋、駅前通と接続 仙台市、事業費と工期圧縮

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東に向かって見た宮城野橋の完成予想図。右側のビルが「アエル」

 「X(エックス)橋」の愛称で市民に親しまれたJR仙台駅近くの宮城野橋架け替え工事で、仙台市は、新しい橋を駅前通と立体交差させる44年前の計画を改め、駅前通と直接つなぐ方針を決めた。当初計画に比べ、橋の長さは半減し、事業費と工期が圧縮できる。

 最新の交通需要推計に基づき、立体交差が必要なほど交通量が増えないと判断した。本年度着工し、2015年度までの完成を目指す。

 変更後の計画によると、宮城野橋の長さは370メートルから152メートルに短縮される。事業費は当初の計画を約50億円下回る約40億円となり、工期も2〜3年短縮される見込み。片側3車線の直線的な陸橋に生まれ変わり、現在のX橋は撤去される。

 新しい宮城野橋は当初、駅前通を陸橋でまたぎ、愛宕上杉通の交差点に接続する予定だった。都市計画道路として決定したのは1966年。市は2009年度、決定から40年以上が経過したことを踏まえ、将来の交通量の見通しをあらためて検証した。

 県警とも協議した結果、「駅前通との交差点を平面交差に変えても、円滑な交通処理は可能」(市道路計画課)との結論に至ったという。

 事業をめぐり地元住民らは、X橋に使われた石材を歩道に再利用するなど、大正時代の歴史的建造物を後世に伝えようと模索している。

 地域の動きに対し、同課は「広い意味でのまちづくりとして、地元住民の相談に応じたい」と話している。

[宮城野橋]JR仙台駅前の再開発ビル「アエル」北側でJR東北線をまたぐ都市計画道路「元寺小路福室線」の一部。愛称は、橋のたもとの道路が両方とも二またに分かれ、上から見ると「X」の文字に似ていることに由来する。現在の橋は1921年に完成したが、その後の再開発事業で橋の両端が1本の道路に集約されている。

741荷主研究者:2010/05/15(土) 15:16:32

http://www.kahoku.co.jp/news/2010/05/20100507t12011.htm
2010年05月07日金曜日 河北新報
平均空き室率、初の20%超 4月の仙台市内オフィスビル

 仙台市内のオフィスビルの平均空き室率が4月末現在で20.63%になったことが6日、ビル仲介の三鬼商事仙台支店のまとめで分かった。20%を超えたのは1989年の調査開始以来初めて。4万平方メートル超えるオフィスフロアもある超高層複合ビル「仙台トラストタワー」(青葉区一番町)が完成、調査対象に加わったことが影響したとみられる。

 前月末を1.47ポイント上回り、過去最悪をさらに更新。全国の主要都市で最も高く、2番目の福岡(15.30%)とは5ポイント以上の開きがある。

 地区別では駅東が28.83%で最も高く、泉区など周辺21.37%、駅前20.50%、一番町19.87%、県庁・市役所14.50%が続いた。前月比では一番町が5.09ポイントの大幅悪化で、駅前は0.25ポイントの改善。ほかは0.01〜0.58ポイントの上昇だった。

 仙台トラストタワーは4月末に完成。地上37階、地下2階で、6〜24階のオフィス部分の募集面積は約4万1500平方メートルに上る。入居が始まるのは今月中旬からだが、今回から調査対象になり、市内全体の空き室率の押し上げ要因となった。詳しい入居予定状況は非公表。

 三鬼商事によると、今年はほかに、ビル完成など大きな物件の供給予定はないといい、仙台支店は「上昇傾向に歯止めが掛かってくるのではないか」と見ている。

 仙台市内のオフィスビルの平均空き室率は、2009年1月末に13.73%となり、過去最悪だった04年3月の13.69%を更新。その後、一時的な改善をはさみ、じわじわと上昇を続けてきた。

 今回の調査対象は新築7棟を含む延べ床990平方メートル以上の賃貸オフィスビル362棟。

742荷主研究者:2010/05/15(土) 16:14:15

http://www.kahoku.co.jp/news/2010/05/20100510t12034.htm
2010年05月10日月曜日 河北新報
東北電気保安協会が仙台・あすと長町に移転

ttp://tohazugatali.web.fc2.com/MIYAGI/20100510015jd.jpg
完成した東北電気保安協会あすと長町ビル

 工場やビルの電気設備の保安管理業務などを手掛ける東北電気保安協会の本部が6日、仙台市太白区あすと長町3丁目に完成した新ビルで業務を開始した。県内9事業所を統括する宮城事業本部と、仙台圏南部を担当する仙台南事業所も移り、10日から業務を始める。

 新ビルは鉄骨4階、延べ床面積約5800平方メートル。青葉区花京院のビルを賃借していた本部は、移転で利用面積が従来の約2.3倍に拡大。太白区泉崎1丁目にあった宮城事業本部と仙台南事業所も約1.6倍に広がる。

 高強度の鉄骨を使って耐震性を強化し、大地震などの非常災害時に活用する対策本部室を設けた。高効率のヒートポンプエアコンや発光ダイオード(LED)照明などを採用し、省エネ性能も高めた。

 協会は2008年5月、約2200平方メートルの用地を購入し、09年8月に建設工事を始めた。

743荷主研究者:2010/05/15(土) 16:28:45

http://www.kahoku.co.jp/news/2010/05/20100511t12020.htm
2010年05月11日火曜日 河北新報
中小企業との研究担う 東北大、新拠点施設が完成

ttp://tohazugatali.web.fc2.com/MIYAGI/20100511005jd.jpg
中小企業との共同研究を強化する未来産業技術共同研究館

 東北大未来科学技術共同研究センター(NICHe)の新しい産学研究棟「未来産業技術共同研究館」が、仙台市青葉区の青葉山新キャンパス予定地に完成した。東北をはじめ全国の中小企業との共同研究を担う拠点施設で、地元企業などの開発提案力の向上を図る。

 新研究棟はNICHe本館南側に建てられた。2011年度に開設予定の青葉山新キャンパスの建物第1号としても位置付けられている。

 5階建て、延べ床3500平方メートルで、すべてを研究スペースとして利用する。カードによる入退室方式にするなど、秘密保持にも配慮した。総事業費は約11億円で、半額が経済産業省の補助金。

 具体的に取り組む共同研究は、NICHeが展開中の18件のうち6件。災害現場で被災者の生存確認などに当たるレスキューロボットの開発や情報通信関連などで、既に機材を運び込んだ。

 完成品などの研究成果は東北大が持つパイプを生かし、大手メーカーなどに売り込む。副センター長の長谷川史彦教授は「付加価値がある技術を中小企業とともに産業化し、地元企業などの育成に本腰を入れたい」と話している。

 NICHeは産学共同研究拠点として1998年に設置された組織。研究件数が増え、本館などの既存施設が手狭になったため、新研究棟を整備した。13日に現地で完成の記念式典が行われる。

744荷主研究者:2010/05/15(土) 16:31:30

http://www.kahoku.co.jp/news/2010/05/20100512t13017.htm
2010年05月12日水曜日 河北新報
駐停車ゼロへ巡回監視継続 仙台市の路線バス運行支援

蛍光色のベストを着て業務に当たる監視誘導員=青葉区のバス停「県庁市役所前」

 仙台市内を走る路線バスの円滑な運行を図るため、監視誘導員が主要なバス停付近で一般車両に駐停車禁止を呼び掛ける市の対策が、2年目のスタートを切った。本年度は乗降客の多い地下鉄泉中央駅周辺の人員を増強、東北大病院前を新たな監視地区に加えた。

 そのほかの監視地区は、定禅寺通、広瀬通、青葉通がそれぞれ東二番丁通と交わる一帯と、JR仙台駅西口、市立病院前、JR長町駅前で、市内計8カ所になる。

 監視誘導員は蛍光色のベストと帽子を身に着け、2人1組で午前8時〜午後8時にかけて断続的に巡回。バス停付近で駐停車するドライバーにチラシを配るなどして自粛を求める。歩道に自転車を駐輪しようとする人には、近くの駐輪場の利用を促す。

 監視誘導員は、市の緊急雇用対策で採用された25人。雇用期間は半年で、年間延べ50人を充てる。本年度の監視は4月17日に始まり、年末年始などを除いて来年3月末まで行う。事業費は約3200万円。

 道交法ではバス停の前後10メートルの駐停車を原則禁止としているが、ルールを守らないドライバーが後を絶たず、バスの発着や利用客の乗降を妨げている。市公共交通推進課は「前年度はバスの運転手から好評だった。県警とも協力しながら、バス停周辺の駐停車ゼロを浸透させたい」と意気込んでいる。

745荷主研究者:2010/05/15(土) 16:33:38

http://www.kahoku.co.jp/news/2010/05/20100513t12010.htm
2010年05月13日木曜日 河北新報
貿易事務代行の三井倉庫子会社 7月に仙台センター開設

 倉庫業大手、三井倉庫(東京)の100%子会社で、物流関係の事務業務を請け負う三井倉庫ビジネスパートナーズ(同)は7月1日、仙台市青葉区一番町に仙台センターを開設する。東北への進出は初めて。仙台に拠点を置くことで業務の効率化を図り、競争力を高めるのが狙い。

 仙台センターは仙台トラストタワー内に置く。センターは、現在東京本社で行っている企業の輸出入に必要な税関手続きや決算など、貿易事務の代行業務を展開する。将来は、金融機関や官公庁、医療機関を対象に、総務や会計、情報管理などの代行事業を拡充する方針。

 仙台センターの従業員50人は地元で採用する。20日にハローワーク仙台(宮城野区)で、会社説明会を開催。今後2年間で地元採用者を100人まで増やすという。

 池田求社長は「東京の本社から新幹線で1時間半とアクセスがよく、人材の定着率が高いことなどから進出を決めた。従業員の地元採用や新規ビジネスの開拓で、仙台経済の活性化を目指す」と話している。

 同社は2001年設立。資本金1億円。首都圏や中部、関西の各地域にセンターがある。

 仙台市は立地促進助成金として、新規雇用助成金や3年分の固定資産税相当額を交付する。13日に池田社長が市役所を訪れ、正式な手続きを行う。同社は昨年秋、市に進出を打診し、準備を進めてきた。

746荷主研究者:2010/05/15(土) 16:37:45

http://www.kahoku.co.jp/news/2010/05/20100513t15038.htm
2010年05月13日木曜日 河北新報
「上杉山」の魅力発掘 市民団体と地元8社が連携 仙台

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勝山公園(左)の新緑がまぶしい上杉山通。倶楽部は「上杉山」の魅力の掘り起こしを目指す=仙台市青葉区

 仙台市青葉区の上杉地区周辺の企業などが、地元の魅力を掘り起こす「上杉山倶楽部(くらぶ)」を設立した。来年3月まで、老舗の工場見学や情報誌の発行を行う予定。なりわいと暮らしが息づく地域の良さを市民と探り、製品やマンションの販売促進にもつなげようというユニークな試みだ。

 倶楽部は4月下旬、地域おこしに取り組む市民団体「センダイ自由大学」の呼び掛けで発足した。会員は現在8社で、酒造会社の勝山企業、玉虫塗の東北工芸製作所、和菓子の玉沢総本店、野村不動産、仙台放送などが参加している。

 「上杉山通」を中心とする地区を対象に活動する。南北は錦町公園付近から北仙台駅周辺まで、東西は宮町3、4丁目から二日町までで、全体を「上杉山エリア」として独自に設定した。

 活動は「地元発見学」や「伊達(だて)なアイデア塾」「地元交流会」などを想定。アイデア塾では特産の弁当づくりの検討などが候補に挙がっている。

 発見学は今月中にも始める。最初は東北工芸製作所(上杉3丁目)の販売店や工場(青葉区愛子)を回る方向で調整中で、伝統工芸品を作り続ける老舗の存在を住民らにアピールする。

 野村不動産は6月末、青葉区本町にある常設のモデルルーム内に約50平方メートルの倶楽部専用スペースを用意。講座や交流用に無償で使ってもらう。

 同社はこれまで上杉山エリアで16棟のマンションを販売し、現在は仙台市内100棟目となるマンションをエリア内に計画中。仙台支店は「モデルルームの無償提供は会社で初の試み。地域貢献を通じ、100棟目という記念のマンションの売り込みも図りたい」と話す。

 倶楽部はイベントなどを通じ、企業や市民会員を増やす方針。センダイ自由大学の野原昌之学長(45)は「上杉山の良さを具体的な事例として発信したい」と話す。会費は法人が月1万円(1口)から、個人が月2500円から。連絡先は広告出版会社、創童舎のセンダイ自由大学「上杉山倶楽部」事務局022(263)4420。

747荷主研究者:2010/05/27(木) 22:49:18

http://www.kahoku.co.jp/news/2010/05/20100519t15021.htm
2010年05月19日水曜日 河北新報
仙台市、錦ケ丘に小学校新設 15年度開校、愛子小と分離

 仙台市は2015年度、児童増加の著しい青葉区の愛子小を分離し、同区錦ケ丘に「錦丘小(仮称)」を開校する方針を固めたことが18日、分かった。予定地は錦ケ丘7丁目の民有地。開校時の児童数は900人超になる見通し。

 市教委が同日、定例教育委員会を開き、錦丘小の開校を近く仙台市に申し出ることを決定。市は用地取得費や測量費などを含む、10年度一般会計補正予算案を市議会6月定例会に提出する。

 愛子小は09年4月、児童が急増した広瀬小(青葉区)を分離して開校した。愛子小では10年度、児童992人(5月1日現在)、33学級に増え、文部科学省の学校分離新設の目安の31学級を上回った。

 錦ケ丘地区では、子育て世代をターゲットにした宅地分譲が進んでおり、現在も愛子小児童の6割近くが同地区から通学する。民間調査会社の推計でも、10年後の愛子小の児童数は1400人台になり、約8割が錦ケ丘地区の児童になる見通し。

 市教委は「少子化に直面する学校もある中で慎重に検討した結果、錦ケ丘地区は世帯数が多く、分離しても当面規模を維持していけると判断した」と説明する。

 錦ケ丘地区では、02年度から地区内への小学校建設を要望してきた。愛子小の新設が決まった05年ごろは、JR愛子駅周辺で人口が伸びていたため、錦ケ丘地区への建設は見送られた。

748荷主研究者:2010/05/27(木) 23:01:38

http://www.kahoku.co.jp/news/2010/05/20100521t12032.htm
2010年05月21日金曜日 河北新報
航空機器製造のジャムコが仙台空港に工場 三鷹から移転

 航空機部品メーカーのジャムコ(東京)が、東京都三鷹市にある航空機器製造工場を、宮城県岩沼市の仙台空港内に移転新築する方向で検討を始めたことが20日、分かった。

 移転時期の詳細は未定だが、2012年度までの3カ年事業計画に岩沼への移転を前提とした設備投資予算のシミュレーションを組んでいる。本年度内にも詳細を固める方針という。

 同社は、航空機の内装品製造、エンジン部品などの機器製造、整備の3部門で事業を展開。仙台空港内には整備工場があり、隣接地が自社所有地のため、機器製造部門の移転先として有力視されている。

 航空機器製造部門の工場は、全国で三鷹の1カ所だけ。エアバス社の大型旅客機A380の床部材となる炭素繊維構造部材製造を主軸にしている。同社は本格的な景気回復を視野に入れ、受注増に備えて移転、生産規模拡大を検討している。

 ジャムコは1955年に設立。資本金は53億6000万円で、売上高は10年3月期357億5400万円。従業員は1236人。

749荷主研究者:2010/05/27(木) 23:18:38

http://www.nikkan.co.jp/news/nkx1420100520hlac.html
2010年05月20日 日刊工業新聞
東北大と産学官など、モーター用永久磁石の戦略会議発足

 【仙台】東北大学をはじめとする産学官が連携して、6月17日に仙台市内で「東北モータ磁石イノベーション戦略会議」を発足させる。

 電気自動車や省エネ家電などに欠かせない永久磁石について、資源リスク対応や高性能化の側面から議論する。これを通じ、東北を磁石研究開発の拠点とするとともに、人材育成、新産業の集積に結びつける考え。

 事務局は東北大学未来科学技術共同研究センター内に設置。メンバーとして東北経済産業局、東北地方の各県、仙台市などの自治体に加えて、自動車メーカーといった磁石ユーザーや磁石メーカー、さらに東北経済連合会など産業団体にも参加を呼びかける。毎年1回会議を開き、最新の磁石研究開発動向について意見交換する。

750荷主研究者:2010/05/30(日) 11:02:24

http://www.kahoku.co.jp/news/2010/05/20100526t12023.htm
2010年05月26日水曜日 河北新報
宮城県内観光客6124万人 過去10年で最多

 宮城県が公表した2009年の観光統計によると、県内を訪れた観光客は6124万9000人(速報値)で、過去10年間で最も多かった。08年の岩手・宮城内陸地震の影響は残ったが、高速道路の休日1000円乗り放題の効果で日帰り客が増えるなどして、全体数を押し上げた。

 09年の1年間に観光地589カ所を訪れた観光客は、08年と比べ446万人(7.9%)増えた。2000年以降で最も多かった07年の5787万7000人を大きく上回った。

 県は、09年は5月と9月の連休が長かったことや高速道路の休日1000円乗り放題の実施に加え、仙台・宮城「伊達な旅」キャンペーンを展開したことが要因と分析している。

 圏域別では、仙台3338万9000人(前年比13.1%増)、大崎1063万8000人(2.8%増)、仙南588万4000人(1.7%増)、石巻434万5000人(0.4%減)、気仙沼363万人(3.3%増)、登米248万5000人(5.0%増)。

 内陸地震で被災した栗原圏域は前年比0.2%増の87万9000人。道路や施設の復旧が進まず地震前の半分以下にとどまった。県観光課は「栗駒山に通じる県道が復旧する秋以降、観光客が徐々に増える」と期待している。

 観光客のうち宿泊者は787万1000人で、17万3000人(2.1%)減った。外国人宿泊者は11万人で24.8%落ち込んだ。国別で台湾、香港、韓国、米国の順。

751荷主研究者:2010/05/30(日) 11:03:01

http://www.kahoku.co.jp/news/2010/05/20100526t12033.htm
2010年05月26日水曜日 河北新報
「新・国分町」盛り上げよう 29日に「誕生祭」

誕生祭の打ち合わせをする「国分町街づくりプロジェクト」のメンバー=仙台市青葉区の元鍛冶丁公園

 シンボルアーチなどが設置された東北一の歓楽街・国分町の新たな門出を祝おうと、地元の街づくり法人が29日、新たに野外ステージが整備された仙台市青葉区の元鍛冶丁公園で「新・国分町」誕生祭を開く。景気低迷で客足が落ち込む中、国分町の「サポーター」を増やすのが狙い。市民が気軽に参加できる交流パーティーの形式で、飲食店街の盛り上げに一役買う。

 主催するのは地元町内会や飲食店関係者らでつくる一般社団法人「国分町街づくりプロジェクト」(阿部秀彦理事長)。国分町による国分町のための「ムーンライト・パーティー」と銘打ち、当日は午後3〜9時に出店が並ぶ。

 野外ステージでは、午後7時から歌手の上田正樹さんらの無料ライブがあり、DJの大坂ともおさんらによるFM公開収録も行われる。会場は出入り自由で、付近の店にはしごしてもらう趣向。誕生祭の岡祐樹実行委員長は「国分町にかかわる人たちをつなげ、街を楽しく活気づけたい」と参加を呼び掛ける。

 誕生祭は、法人が本年度から仕掛ける国分町「フォーシーズンズ・プロジェクト」の第1弾。8月は仙台七夕まつりに合わせた交流会「夜の七夕」(仮称)を開く予定。

 9月は定禅寺ストリートジャズフェスティバルで飲食店が舞台を提供する「国分町夜ジャズ」、12月にはSENDAI光のページェントに合わせたツリー電飾イベント「キラキラBun―cho Night」と、いずれも2年前に始めたイベントをプロジェクトに組み込んで展開する。

 法人によると、昨年6月時点で、飲食店街の中心となる国分町2丁目周辺で営業可能な店舗物件は約2300カ所に上るが、うち約400カ所は空き店舗。高級店が低料金の店に業態転換したり、安いメニューを増やしたりして生き残りを図る動きが目立つという。

 阿部理事長は「国分町の斜陽化に何とか歯止めをかけたい。地域のインフラ整備を機に、国分町の魅力を発信できる機会を増やし、にぎやかで楽しい街にしていきたい」と話している。

752荷主研究者:2010/06/06(日) 13:31:24

http://www.kahoku.co.jp/news/2010/05/20100527t12013.htm
2010年05月27日木曜日 河北新報
みやぎ自動車産業振興協 会員急増、1年で97団体

 宮城県の産学官でつくる「みやぎ自動車産業振興協議会」の企業・団体会員数がこの1年間で97団体増え、計405団体に達したことが26日、県のまとめで分かった。トヨタ自動車の完成車製造子会社、セントラル自動車(相模原市)の新本社工場が来年1月に宮城県大衡村で稼働するのを控え、地元企業の参入意欲の高まりを示す形となった。

 東北他県の同種組織は微増か横ばい。宮城の会員数は、エンジン製造の日産自動車いわき工場(いわき市)を抱える福島(346団体)を抜いて東北最多となった。

 新加入97団体はほとんどが県内企業で、山形や福島、東京の製造業者など県外は10社。業種別では製造業の49社が最多で、人材派遣などサービス業17社、卸売り・小売業13社と続いた。

 今年2月に加入した、岩沼市と山元町にワイパー部品工場を持つ大友製作所(埼玉県)は「宮城の企業と連携して受注を狙いたい」と加入理由を説明。同時期に加入した石巻市の自動車部品製造会社も「1次部品メーカーの県内進出もあり、取引拡大のチャンスが広がっている」と話す。

 村井嘉浩知事は「自動車産業が期待を集めているのは喜ばしい」と強調。部品製造のトヨタ自動車東北(宮城県大和町)の杉山正美社長は「会員増は自動車産業のすそ野の広さの表れ。受注獲得につなげてほしい」と期待を寄せている。

 宮城の協議会は2006年設立で、当初の会員は124団体。

753荷主研究者:2010/06/06(日) 13:32:07

http://www.kahoku.co.jp/news/2010/05/20100527t12016.htm
2010年05月27日木曜日 河北新報
トヨタ紡織東北 宮城工場、予定前倒し量産12月末から

 トヨタ自動車グループで内装部品製造のトヨタ紡織東北(岩手県北上市)の柴田和民社長は26日、仙台市であった「みやぎ自動車産業振興協議会」の総会で講演し、宮城県大衡村に建設中の宮城工場について「12月末から量産に入る」と述べ、来年1月としていた量産開始を早める方針を明らかにした。

 宮城工場は、隣接地で来年1月に稼働するトヨタの完成車製造子会社、セントラル自動車(神奈川県相模原市)にシートなどを供給する予定。量産開始を前倒しする理由について柴田社長は講演後、河北新報社の取材に対し「セントラルの稼働時に一定数の内装部品が必要になるため」と述べた。

 講演では宮城工場の今後のスケジュールについて「7月に建物が完成し、8月から生産設備を搬入する」と説明。「セントラルとともに、関東自動車工業岩手工場(岩手県金ケ崎町)も生産台数がこれまでより増えるのではないか」と東北での完成車の増産に期待感も示した。

754荷主研究者:2010/06/06(日) 13:32:55

http://www.kahoku.co.jp/news/2010/05/20100527t12029.htm
2010年05月27日木曜日 河北新報
ケーヒンと商談会 10月、東北6県合同で

商談会開催など本年度事業を決めた「みやぎ自動車産業振興協議会」の総会

 産学官組織「みやぎ自動車産業振興協議会」の総会が26日、仙台市で開かれた。この中で宮城県は、ホンダ系自動車部品製造大手ケーヒン(東京)との東北6県合同商談会が10月8日に開かれることを明らかにした。

 商談会は東北6県の産学官組織「とうほく自動車産業集積連携会議」の事業として、ケーヒン栃木開発センター(栃木県高根沢町)で行う。6月に参加企業を募集する。

 角田市と宮城県丸森町に拠点を構えるケーヒンとの合同商談会は2008年以来。今年は9月9、10日に神奈川県厚木市で日産自動車と、10月27、28日に愛知県刈谷市でトヨタ自動車グループ向けにもそれぞれ開く。別の1社とも開催準備を進めているという。

 県は、宮城単独で自動車部品大手デンソー(刈谷市)との商談会を7月8日に同社本社で開くことも公表した。デンソー子会社デンソー東日本の新工場が来年5月、福島県の田村西部工業団地(田村市、三春町)で操業するのを見据え、県内の約25社が出展する。

 総会では商談会を含む本年度事業を了承。トヨタの完成車製造子会社、セントラル自動車(相模原市)の新本社工場が来年1月に宮城県大衡村で稼働するのを控え、地元企業向けの研修事業の強化策などを盛り込んだ。

 村井嘉浩知事は総会で「セントラル稼働で新時代を迎える東北の自動車産業を、6県連携でさらに盛り上げたい」と強調した。

755荷主研究者:2010/06/06(日) 13:33:34

http://www.kahoku.co.jp/news/2010/05/20100527t12012.htm
2010年05月27日木曜日 河北新報
新装店舗で再スタート 大規模耐震工事終了 さくら野百貨店

紳士服とリビング用品を集約した5階の売り場

 さくら野百貨店(仙台市)は26日、JR仙台駅西口の店舗で進めていた経営再建に向けた大規模な改装と耐震補強工事を終え、新装店舗でのスタートを切った。28日まで全館で記念セールを行う。

 改装後の店舗(地上8階、地下2階)は1階が婦人・紳士服、2〜4階が婦人服。5階には紳士服のほか、これまで6、7階にあったインテリア・家庭用品売り場を集約した。

 地下1階は食品売り場、地下2階はネイルサロンなど。

 6階以上は大型テナントなど外部に貸し出す。6階には衣料・食品メーカーや個人に売り場を貸し出すフリーマーケット型の「仙台楽市」が6月30日にオープン予定。7階と8階の一部には同月12日、現在は近くのビルに入る中古書籍販売「ブックオフ」が移転する。

756荷主研究者:2010/06/20(日) 14:32:30

http://www.kahoku.co.jp/news/2010/06/20100601t12019.htm
2010年06月01日火曜日 河北新報
仙台空港鉄道、3期連続赤字 累積34億6500万円に

 仙台空港アクセス線を運営する仙台空港鉄道(名取市)は31日、取締役会を開き、2009年度の通期決算を承認した。純損失は9億5400万円で、2007年3月の開業以来3期連続の赤字。累積赤字は34億6500万円に膨らんだ。

 営業収入は前年度比2.5%減の6億6300万円。営業経費は0.7%減の13億7300万円。営業損失は1.1%増えて7億900万円となり、依然厳しい経営状況が続く。

 輸送人員は2%減の232万8000人。新型インフルエンザや景気低迷で、航空旅客が減ったことが影響した。

 人件費や光熱費の圧縮で経費節減に努めるが、営業経費の半分以上を占める減価償却費が経営の重荷となっている。金融機関への利息返済も2億7500万円に上り、12年度以降、元本返済は毎年5億円に増える。13年度には債務超過に陥る見通しだ。

 経営改善支援策として、県は橋脚や土地などの資産を買い取って、空港鉄道が運行に専念する「上下分離」実施を検討。適正な買い取り価格を見極めるため、本年度中に資産評価を終える方針。

 空港鉄道の斎藤進社長は「多額の借入金や減価償却費など、現状では赤字がかさむ財務体質。県と一体となって増収対策に臨みたい」と話している。

757荷主研究者:2010/06/20(日) 14:33:56

http://www.kahoku.co.jp/news/2010/06/20100601t11013.htm
2010年06月01日火曜日 河北新報
仙台市の未着手都市計画道見直し案 70区間「廃止」

 仙台市が都市計画道路の未着手区間の存廃を検討した見直し案が31日、明らかになった。検討対象168区間143.5キロのうち、「廃止候補」と判断されたのは70区間68.5キロで、半分近くの47.7%に上った。整備分を含めた現行計画総延長(500キロ)の13.7%が廃止になる計算。全国の政令市で、都市計画道路網の抜本的見直しに踏み込むのは初めて。

 人口減少や少子高齢化の進展を見据え、市が目指す「拡大」から「集約」へのまちづくりの転換が道路政策で明確に示された。幹線道路の整備を期待する地域住民の間で議論を呼ぶのは必至だ。

 見直し作業では、客観的な指標と地域事情を考慮して事業の必要性を多面的に評価した。郊外だけでなく都心部にも大なたを振るっている。

 「廃止候補」は、郊外が岩切根白石線の3区間(泉区上谷刈―みやぎ台、計8.0キロ)、鈎取茂庭線の西高前、佐保山の両区間(太白区、計4.4キロ)など。都心部では、青葉区錦町と宮城野区新田を結ぶ定禅寺通上田子線8区間(計4.9キロ)、錦町から青葉区台原にかけての仙台駅旭ケ丘線5区間(計2.0キロ)が対象となった。

 市は08年度、見直し作業に着手。(1)JRや地下鉄など公共交通利用のしやすさ(2)既存道路の活用(3)費用対効果―といった視点で設定した17項目の指標を用い、対象区間ごとにプラスマイナスを判定。地域固有の条件を加味した総合評価も行い、継続か廃止を決めた。

 今回の見直し案で「継続候補」となった98区間75.0キロの整備完了は、40年程度にまで短縮される。ただ、今後の財政運営は厳しさを増すと予想され、より事業効果の高い17区間を優先的に事業化する。

 市は見直し案を近く公表し、6〜7月にかけて市民説明会やパブリックコメントを実施。市議会での議論も踏まえ、10年度内に正式決定したい考え。

[仙台市の都市計画道路]1966年策定の都市計画が原型。これまで計画区間が廃止されたのは青葉山周辺や、虹の杜地区の約17キロ。2009年度末の整備率は68.1%。これまでの市の試算では、完全整備まで約80年、総工費は1500億円程度掛かると見られている。

758荷主研究者:2010/06/20(日) 14:35:57

http://www.kahoku.co.jp/news/2010/06/20100601t12020.htm
2010年06月01日火曜日 河北新報
仙台・旧佐々重ビル跡 新ビル来年7月完成 地上10階

ttp://tohazugatali.web.fc2.com/MIYAGI/20100601003jd.jpg
ガラス張りの外観が特徴となる一番町平和ビルの完成予想図

 平和不動産(東京)が仙台市青葉区一番町3丁目の旧佐々重ビル跡地に6月着工する複合ビルの概要が31日、分かった。地上10階で服飾などの商業フロアとオフィスフロアで構成。名称は「一番町平和ビル」とし、ガラス張りの壁面を白い格子でデザインしたキューブ状の外観が特徴となる。

 新ビルは4日に地鎮祭を行い、来年7月末の完成を目指す。延べ床面積約1万1000平方メートルで、1〜2階に服飾物販、3〜5階に美容室やエステサロンなどのテナントが入る。

 6〜10階はオフィス用とし、金融や不動産関係の企業などが入居する方向で検討中。

 立地場所は東二番丁通と中央通が交差する地点。南向かいには昨年7月、仙台ファーストタワー商業棟が開館、藤崎ファーストタワー館が入る。ガラス張りになっていることから、新ビルも同様の外観にし、景観に連続性を持たせるようにする。

 新ビルは当初、2009年中の着工予定で、昨年暮れまでに旧佐々重ビルの解体を終えていたが、景気低迷や服飾テナントとの調整などで、ずれ込んでいた。

 平和不動産は「通りの連続性を演出するだけでなく、外観をキューブ状に工夫するなど独自性のある建物になる。中心商店街に人を呼び込む力になりたい」と説明する。

759荷主研究者:2010/06/20(日) 14:36:25

http://www.kahoku.co.jp/news/2010/06/20100601t12030.htm
2010年06月01日火曜日 河北新報
観光客最多の1937万人、前年比23%増 仙台・09年

 仙台市を2009年に訪れた観光客は前年比23.1%増の1937万2182人で、調査を始めた1982年以来、最高だったことが、市の調査で分かった。

 市観光交流課は大幅増の要因として、2009年3月に始まった土日祝日の高速道路自動料金収受システム(ETC)割引の効果に加え、仙台市内に08年9、10月に相次いで開業したアウトレットモールの通年営業、「仙台・宮城『伊達な旅』キャンペーン」の実施などを挙げた。

 過去5年の観光入り込み客数は、ほぼ横ばいの1500万人前後で推移していた。これまでの最多は、NHKの大河ドラマ「独眼竜政宗」が放映された1987年の1609万1200人だった。

 一方、観光客のうち、宿泊客数は448万7275人で、前年より3.0%減少、市の目標を50万人以上下回った。同課は「企業の業績悪化で日帰り出張が増えたことに加え、新型インフルエンザの流行や円高が追い打ちを掛けたのではないか」と分析している。

 市は今年、前年に続き10〜12月に展開する「伊達な旅キャンペーン」を積極的に推進する。大口団体客の獲得にも力を入れ、首都圏の企業が実施する顧客や社員向けの旅行を誘致し、宿泊客の増加を目指す。市は観光客入り込み数の目標は設定していないが、宿泊客数は約510万人を目指す。

760荷主研究者:2010/06/20(日) 14:38:59

http://www.kahoku.co.jp/news/2010/06/20100602t11019.htm
2010年06月02日水曜日 河北新報
地下鉄・バス連携強化 仙台市が都市交通プラン

 仙台市は1日、地下鉄東西線の2015年度開業を見据え、公共交通の活用を中心とした今後10年の総合的な交通政策「せんだい都市交通プラン(仮称)」案をまとめた。

 基本方針として、公共交通の利便性強化、都心部の交通環境の改善、市民協働による地域交通の確保の3点を設定した。バス路線は、地下鉄やJRの拠点駅に接続できるように再編する。乗り継ぎ割引運賃の拡充のほか、IC乗車券の導入、市民協働による乗り合いタクシーやコミュニティーバス運行の検討も本格化させる。

 具体的なプロジェクトとして、「仙台駅大改造」に取り組み、東西線仙台駅(仮称)の新設や駅前広場の機能強化、東西連絡自由通路の整備を一体的に展開する。都市計画道路「北四番丁大衡線」の11年度全面開通に合わせ、同線にバスレーンを設置し、市北西部と都心部を直結する快速バスの運行も計画する。

 奥山恵美子市長は1日の定例記者会見で、「地下鉄やバスといった公共交通機関を中心に、過度に車に依存しない交通体系を構築し、まとまりのある都市形成を図る必要がある」と策定の狙いを説明した。

 プラン案は、同時に発表した都市計画道路の見直し案とともに、説明会やパブリックコメントで市民の意見を集約し、今秋に決定する方針。

 二つの案は市のホームページで閲覧できる。7日から区役所・総合支所の窓口で配布し、市民意見の募集も始める。住民説明会は22日から市内8カ所で開催する。連絡先は交通政策課022(214)8302。

761荷主研究者:2010/06/20(日) 14:40:55
>>757
http://www.kahoku.co.jp/news/2010/06/20100602t11020.htm
2010年06月02日水曜日 河北新報
仙台市・都市計画道70区間廃止 厳しい財政背景に

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見直し中の仙台市中心部の都市計画道路

 仙台市が1日に正式発表した都市計画道路の見直し案は、現行計画の未着手区間のうち、距離ベースで全体の半分近くを「廃止」と判定する「(道路行政の)重要な転換点」(奥山恵美子市長)となった。進行する事業を止められない行政の悪癖を打破した点は評価できるが、決断の背景には、大胆な見直しに踏み込まざるを得ない、「内輪の事情」も垣間見える。

 本年度の市の道路関係事業費は約240億円。ピークだった1993年度の約4割に激減した。今後、橋の補修工事など維持管理費が市財政を圧迫してくる。都市計画道路に振り向ける予算の先細りは避けられず、新規着手は現実的に難しいという財政事情がある。

 もう一つは、都市計画道路の計画期間の「長さ」をめぐる司法判断だ。

 盛岡市では99年、都市計画道路の予定地のまま60年以上整備されず、土地利用を制限されたとして、地権者が市に損害賠償などを求める訴えを盛岡地裁に起こした。最高裁は2005年、地権者の上告を棄却した一方、「(整備を待つ地権者の)受忍限度を考える場合、制限内容と同時に期間も問題にしなければならない」と補足意見を述べた。

 仙台市でも60年以上経過した予定地がある。市幹部は「計画を削減しないと(将来、同様の訴訟を起こされたら)耐えられない」と明かした。

 市の方針に、地権者ら関係者の受け止め方はさまざまだ。

 廃止候補の向山常盤丁線の予定地で旅館を営む太白区の遠藤敞子さん(70)は55年前、都市計画道路の建築制限のため旅館を鉄筋にできず、モルタル造りで建て直した経緯があるが、「これでまた移転する心配がなくなった。ほっとしたところもある」と複雑な心情を明かす。

 廃止候補となった建設予定地や周辺の地権者から、反発の声が上がることも予想される。都市整備局幹部は「(損害賠償請求など)訴訟になるのも覚悟の上だ」と語った。

 市は本年度中にも見直し案を確定させる方針だ。禍根を残さないためにも、今回の結論に至った経緯や関連データを公開した上で、丁寧な議論を積み重ねることが、市民の理解を得られる唯一の道だろう。(解説=報道部・瀬川元章、門田一徳)

762荷主研究者:2010/06/20(日) 14:43:34

http://www.kahoku.co.jp/news/2010/06/20100604t12013.htm
2010年06月04日金曜日 河北新報
宮城新工場7月23日着工 東京エレクトロン、11年4月稼働

 半導体製造装置大手の東京エレクトロン(東京)の竹中博司社長は3日、河北新報社のインタビューに応じ、宮城県大和町に建設する新工場について7月23日に着工し、2011年4月に稼働させることを明らかにした。稼働後は順次、設備増強を進めて5年後の生産子会社の年間売上高は稼働当初の倍となる3000億円を目指す考えも示し「新工場は(世界戦略の)重要拠点になる」と強調した。

 計画によると、「大和リサーチパーク」内の29ヘクタールの敷地に建設するのは製造、研究開発、事務の計3棟で総床面積は約7万平方メートル。エッチング装置の開発製造を担う。当初予定(7万2000平方メートル)からの規模見直しは最小限にとどめた。総投資額は約250億円。

 年間売上高は当初1500億円の計画で、5年後に3000億円を目指して生産を拡大。従業員は11年中に1000人体制にする計画で、竹中社長は「(5年後は)従業員数も倍ぐらいになる」として将来的に2000人程度に増やす可能性も示唆した。

 当初の従業員は、子会社東京エレクトロンAT山梨事業所の約1500人のうち500人を異動させる。同社宮城事業所(宮城県松島町)からは全従業員約200人が順次、新工場に移る。宮城事業所の今後の活用方法は検討中だが「閉鎖の検討もあり得る」と言う。

 新工場は山梨、宮城両事業所の機能を集約。東北大と開発した次世代の半導体加工技術「RLSA」を活用する装置も生産する。来月設立する全額出資の東京エレクトロン宮城が運営する。

 竹中社長は新工場の位置付けについて、東北大との連携を念頭に「産学の力を合わせて世界的な競争に勝ち続ける重要拠点になる」と述べた。

 新工場は当初、昨年4月に着工し、今年4月の稼働予定だった。計画は08年12月、半導体市場の悪化を理由にいったん延期され、今年1月に再開方針が決まった。

763荷主研究者:2010/06/20(日) 14:46:53

http://www.kahoku.co.jp/news/2010/06/20100605t11016.htm
2010年06月05日土曜日 河北新報
仙台市議会、政調費を全面公開 19政令市で18番目

 仙台市議会は4日、政務調査費(政調費)の収支報告書に添付する領収書の範囲を、現行の「1万円以上」から全支出に拡大する方針を固めた。8日開会の6月定例会に、全会派が共同で条例改正案を提出できるよう調整を進める。

 19政令市で政調費支出の全領収書を添付していないのは、仙台市と北九州市のみ。

 4日の各派代表者会議で、全会派が合意した。使途基準や全額添付の実施時期、第三者機関による監査導入の是非などは今後、専門の委員会を設置して検討する方針を確認した。野田譲議長は「各会派の協力を得て、早急に準備を進めたい」と語った。

 仙台市議会の議員1人当たりの政調費は月額35万円。2008年度分から1万円以上の領収書添付を義務付けたが、支出の違法性を指摘する意見や、一層の透明化を求める声が市民、市議会内から上がっていた。

 市監査委員は5月26日、住民監査請求を受けた08年度分政調費の監査結果報告の中で、現行制度の早急な見直しを求めた。

 仙台市民オンブズマンの十河弘代表は「(支出を)1円からの公開は当然。適正な使途基準が作れるのか引き続き見守っていく」と話した。

764荷主研究者:2010/06/20(日) 14:49:27

http://www.kahoku.co.jp/news/2010/06/20100604t75012.htm
2010年06月04日金曜日 河北新報
10月末に「東北文化の日」 6県・仙台市合意、施設無料など

 東北6県と仙台市は3日、東北全体で文化施策の連携を強めて全国に発信するため、「東北文化の日」を制定する方針で一致した。期日は10月末に設定。以降の1カ月間は事業期間として、各県が文化施設の入館を無料にしたり、市町村による文化イベントを開催したりして交流を促進する。

 東北文化の日は、10月最終の土日の2日間とする。以降、11月の最終日曜日までを事業期間と位置付ける。ことしは10月30、31日が東北文化の日で、事業期間は11月28日まで。

 入館無料か料金割引の事業に参加する文化施設は公設、私設を問わず、美術館、博物館、水族館など約370カ所を想定している。

 市町村で開催するイベントは、文化活動の企画展や地域のサークルが活動成果を発表する文化祭型を計画している。多様な地域文化を広く紹介するため、インターネットなどを活用した広報も強化する。

 9月末まで文化施設や市町村に参加を呼び掛ける。文化の日事業に参加する施設、各地のイベントをまとめたガイドブックを作製する。

 東北文化の日の構想は村井嘉浩宮城県知事が提唱し、ほかの5県や仙台市に共同事業の実施を呼び掛けていた。全国では関西圏の2府8県が2003年、「関西文化の日」を定め、文化施設の入館を無料としている。

765荷主研究者:2010/06/26(土) 17:49:53

http://www.kahoku.co.jp/news/2010/06/20100608t12012.htm
2010年06月08日火曜日 河北新報
富士フイルム 大和の施設縮小 デジカメ開発 さいたまへ

 富士フイルムは7日、宮城県大和町にあるデジタルカメラ開発部門「電子映像商品開発センター」を廃止し、さいたま市に新設する関連部署に集約すると発表した。従業員は7月1日付で全員移す予定で、異動規模は数百人に上るとみられる。

 事業の強化、再編の一環。さいたま市にあるレンズの開発と生産を担う全額出資子会社を、本社に統合するのに合わせて集約する。

 センターは仙台北部中核工業団地にあり、デジタルカメラの開発と部品調達、品質保証の機能を担ってきた。同じ敷地内の子会社「富士フイルムデジタルテクノ」は残し、生産技術開発などを続ける。画像センサーの生産は2011年6月以降に外部委託する。

 富士フイルムはセンターの従業員数や異動人員を明らかにしていないが、関係者によると数百人規模。08年まで埼玉県朝霞市にあった開発部門から異動してきた従業員も多いという。

 広報部は「カメラとレンズの開発を連携させ、開発の効率化を図る。従業員は原則、全員異動させる」と説明した。

 既に同社から説明を受けている大和町は「異動に応じられない従業員がいる場合でも、失業することのないようにしてほしい」と話した。

766荷主研究者:2010/06/26(土) 17:52:49

http://www.kahoku.co.jp/news/2010/06/20100610t12007.htm
2010年06月10日木曜日 河北新報
自動車配管製造の「マルヤス工業」が宮城進出へ

 自動車用配管部品製造のマルヤス工業(名古屋市)は9日、宮城県大衡村に進出する方針を明らかにした。トヨタ自動車グループの完成車製造子会社、セントラル自動車(相模原市)が移転させる本社工場内で配管部品の加工、組み付けを手掛ける。

 マルヤス工業によると、扱うのはエンジン周辺などの配管。原材料は愛知県から運び、工場内で曲げるなど加工して、セントラルが生産する車両に組み付ける。

 作業は関連会社のエム・ティ・エス(愛知県岡崎市)に委託する。エム社が工場内に事務所を構え、来年1月の稼働までに10〜20人の従業員を配置する方針。

 配管部品は完成した状態では輸送効率が悪いため、マルヤス工業は現地での加工などが必要と判断した。

 東北では、グループ企業のセキソー(名古屋市)の子会社、岩手セキソーが2000年から北上市で操業。関東自動車工業岩手工場(岩手県金ケ崎町)向けに樹脂部品などを生産している。

 マルヤス工業企画部は「東北での生産台数が増加すれば、将来的に生産拠点の開設も検討することになるだろう」と話している。

 同社の2009年6月期の売上高は786億円。10年5月末現在の従業員は1017人。

 セントラル本社工場内には、トヨタグループでホイール製造の中央精機(愛知県安城市)の子会社も進出し、タイヤとホイールの組み付けを行うことが決まっている。

767荷主研究者:2010/06/26(土) 18:02:06

http://www.kahoku.co.jp/news/2010/06/20100611t12012.htm
2010年06月11日金曜日 河北新報
仙台トラストシティ 入居22テナントを決定

 森トラスト(東京)は10日、仙台市青葉区の超高層複合ビル「仙台トラストタワー」(地上37階、地下2階)に8月1日オープンする商業施設「トラストシティプラザ」(1〜5階)の入居テナント22店を発表した。7店が東北初進出、2店が仙台初登場となる。

 1階は飲食、雑貨販売など7店が入居し、東北初進出のサンドイッチチェーン「サブウェイ」やニューヨークで人気のチョコレートショップも。

 飲食店が並ぶ2階「東北匠味街(たくみがい)」には焼き肉、そば、海鮮料理など東北の食材を提供する6店が入る。秋田の郷土料理店「ダイニング万葉」と喜多方ラーメン「大安食堂」は仙台初進出。

 3階には美容室やマッサージ店など、4階は東北最大級の健康診断施設、5階はコンビニエンスストアなどで構成する。

768荷主研究者:2010/06/26(土) 18:05:29
>>335 >>592
http://www.kensetsu-sinbun.co.jp/menu/きょうの建設情報.htm
2010/06/11 建設新聞
青葉区一番町・NTT東日本
新青葉通ビル建設へ施工者選定に着手
14F前後で延べ2万9000㎡前後見込む

 NTT東日本(東京都新宿区西新宿3丁目9の12)は、仙台市青葉区一番町2丁目にある宮城支店青葉通ビル敷地内での自社ビル増設計画となる「新青葉通ビル建設計画」(仮称)の施工者選定に着手した。

 建築本体、設備など数業種に分けて、複数業者に先日通知し、14日ごろに現説を行い、各社の見積もり意向の確認を行った後に指名通知するものと見られる。今後のスケジュールなどは現説の際に明らかになる見通しだ。

 対象用地は、青葉通沿いの青葉区一番町2丁目地内で、青葉通ビル南側の駐車場等で使用するところに、現在、市内に分散している拠点施設のある程度の集約化を図る方向性を持っているものと見られる。

 増設規模は14階建前後で、延べ2万9000㎡前後が有力視されている。また、既存のビルにもデータセンター的機能を付加させる目的で改修を実施することも検討されているもよう。今後のスケジュールは今年9月ごろまでに施工者を特定し、来年3月ごろの着工、2012年11月頃の完成が見込まれている。

 設計業務はNTTファシリティーズ、ビル計画のコンサル業務および発注代行業務はNTT東日本プロパティーズが担当している。

2010/06/11付1面に掲載。

769荷主研究者:2010/06/26(土) 19:09:45

http://www.kahoku.co.jp/news/2010/06/20100615t12012.htm
2010年06月15日火曜日 河北新報
東北リコーに新型トナー工場が完成 宮城・柴田

東北リコーに完成した新工場

 事務機器製造大手のリコー(東京)が子会社の東北リコー(宮城県柴田町)敷地に建設していた新型トナー工場が完成し、現地で14日、竣工(しゅんこう)式が行われた。3月から一部稼働しており、7月に量産体制に入る。2013年度にはラインを増設し、生産能力を引き上げる。

 新工場は東北リコーの第7工場の位置付けで、一部4階、延べ床面積2万3500平方メートル。総投資額は200億円。コピーやファクス機能などを備えたカラー複合機に使われ、消費電力の削減につながる「PxPトナー」を製造する。生産能力は年間3000トンでスタートする。

 ライン増設は約100億円を投じ、生産能力を4800トンに拡大する。目標売上高を11年度は60億円、13年度は100億円超に設定した。

 東北リコーは新工場建設に合わせ、従業員約130人を新規採用した。13年度までにさらに60人を雇用する。

 新工場は雨水を冷却水に活用するなど環境にも配慮した。燃料も重油ではなく、二酸化炭素排出量の少ない液化天然ガスを使うという。

 現地で記者会見したリコーの近藤史朗社長は「省エネ型トナーの市場は商用印刷などで確実に広がる。需要に先行して生産体制を整える」と述べた。

 竣工式には宮城県や柴田町の関係者ら約80人が出席。村井嘉浩知事は「事業推進を全力で支援したい」とあいさつした。

 PxPトナーは従来より低い温度で紙に定着し、消費電力を半減できる。リコーは沼津事業所(静岡県)に次ぐ国内2番目の生産拠点として新工場を整備した。

 東北リコーは印刷機や複合機などを製造。現在の従業員は約1300人で、10年3月期の売上高は約462億円。

770荷主研究者:2010/06/26(土) 19:16:17

http://www.kahoku.co.jp/news/2010/06/20100617t12031.htm
2010年06月17日木曜日 河北新報
トーカロが宮城・大郷に進出決定 今夏にも工場着工

 機械部品の表面処理加工大手で東証1部上場のトーカロ(神戸市)は16日、宮城県大郷町の川内流通工業団地への進出を決めた。今夏にも工場建設に着手し、半導体製造装置大手の東京エレクトロン(東京)が2011年4月、同県大和町で新工場を稼働させるのに対応する。

 トーカロは08年、大郷町への進出方針を固めたが、エレクトロンの進出延期に伴って延期。エレクトロンの進出再開に合わせ、トーカロも再開を決定した。

 トーカロの新工場敷地は1万728平方メートル。エレクトロンが大和町で製造する半導体製造用エッチング装置の部品に、絶縁皮膜を形成する加工などを行う。営業部門も兼ねた東北の事業拠点とする。

 敷地は、工業団地を所有する札幌市の不動産会社から1億7500万円で取得する。総投資額、従業員数は調整中。エレクトロン新工場の事業規模が固まり次第、決める。

 トーカロは、コーティング材料を熱で溶かして部品表面に皮膜をつくる「溶射」分野で国内4割のシェアを持つ最大手。溶射事業の約25%はエレクトロン向け。

 資本金は26億円。09年3月期の連結売上高は225億円。09年12月現在の従業員は496人。

771荷主研究者:2010/06/26(土) 19:20:43

http://www.kahoku.co.jp/news/2010/06/20100619t15006.htm
2010年06月19日土曜日 河北新報
サヨナラ「ふかひれ号」 年内で運行取りやめ 気仙沼線

運行開始日の「こがねふかひれ号」。12月に運行を終える=07年4月、JR気仙沼駅

 JR気仙沼線の特別列車「こがねふかひれ号」が、年内で運行を取りやめることになった。JR東日本仙台支社によると、車両の老朽化が原因。7月3日から12月26日の最終運行日まで、抽選で利用者に沿線の特産品などが当たる「引退キャンペーン」を実施する。

 ふかひれ号は、観光客向けに2007年4月に運行を開始した。気仙沼線の愛称「黄金海道」にちなんだオレンジとゴールドの外観が特徴で、8月のお盆期間を除く土、日、祝日に1日1往復し、仙台―気仙沼間を2時間10分程度で結んでいる。

 車両は1967〜68年にかけて造られた「キハ29」と「キハ59」の3両編成。いずれも臨時列車として宮城県内で使われてきたが、製造から40年がたち、老朽化が進んだ。

 ふかひれ号がなくなることで、仙台―気仙沼間の直通列車は、1日2往復の快速列車「南三陸号」のみになる。


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