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仙台・宮城・陸奥

757荷主研究者:2010/06/20(日) 14:33:56

http://www.kahoku.co.jp/news/2010/06/20100601t11013.htm
2010年06月01日火曜日 河北新報
仙台市の未着手都市計画道見直し案 70区間「廃止」

 仙台市が都市計画道路の未着手区間の存廃を検討した見直し案が31日、明らかになった。検討対象168区間143.5キロのうち、「廃止候補」と判断されたのは70区間68.5キロで、半分近くの47.7%に上った。整備分を含めた現行計画総延長(500キロ)の13.7%が廃止になる計算。全国の政令市で、都市計画道路網の抜本的見直しに踏み込むのは初めて。

 人口減少や少子高齢化の進展を見据え、市が目指す「拡大」から「集約」へのまちづくりの転換が道路政策で明確に示された。幹線道路の整備を期待する地域住民の間で議論を呼ぶのは必至だ。

 見直し作業では、客観的な指標と地域事情を考慮して事業の必要性を多面的に評価した。郊外だけでなく都心部にも大なたを振るっている。

 「廃止候補」は、郊外が岩切根白石線の3区間(泉区上谷刈―みやぎ台、計8.0キロ)、鈎取茂庭線の西高前、佐保山の両区間(太白区、計4.4キロ)など。都心部では、青葉区錦町と宮城野区新田を結ぶ定禅寺通上田子線8区間(計4.9キロ)、錦町から青葉区台原にかけての仙台駅旭ケ丘線5区間(計2.0キロ)が対象となった。

 市は08年度、見直し作業に着手。(1)JRや地下鉄など公共交通利用のしやすさ(2)既存道路の活用(3)費用対効果―といった視点で設定した17項目の指標を用い、対象区間ごとにプラスマイナスを判定。地域固有の条件を加味した総合評価も行い、継続か廃止を決めた。

 今回の見直し案で「継続候補」となった98区間75.0キロの整備完了は、40年程度にまで短縮される。ただ、今後の財政運営は厳しさを増すと予想され、より事業効果の高い17区間を優先的に事業化する。

 市は見直し案を近く公表し、6〜7月にかけて市民説明会やパブリックコメントを実施。市議会での議論も踏まえ、10年度内に正式決定したい考え。

[仙台市の都市計画道路]1966年策定の都市計画が原型。これまで計画区間が廃止されたのは青葉山周辺や、虹の杜地区の約17キロ。2009年度末の整備率は68.1%。これまでの市の試算では、完全整備まで約80年、総工費は1500億円程度掛かると見られている。


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