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仙台・宮城・陸奥
695
:
荷主研究者
:2010/04/17(土) 18:05:45
http://www.kahoku.co.jp/spe/spe_sys1045/20100319_01.htm
2010年03月19日金曜日 河北新報
始動 北の拠点 第3部=挑戦(3)弱点補完/受注獲得へ下請け連携
打ち合わせをする岩手の共同受注組織「プラ21」メンバー会社の社長たち=北上市の北上精工
東北への自動車産業の集積に対応して部品を受注しようと、地域の企業がスクラムを組む動きが少しずつ広がっている。
<付加価値高める>
石巻市周辺の企業集団は昨年11月「夢工房いしのまき」を発足させた。電子、機械、金属加工など11社の得意分野を結集し、2次下請けとして産業への食い込みを図る。狙うのは、企業連携の強みを生かすような複数部品で単一機能を担うユニット部品での参入だ。
「参入は、アリが(既存のライバルメーカーという)ゾウにぶつかっていくようなものだ。協力して製品の付加価値を高めるしかない」
刷り上がったばかりの夢工房の名刺を手に、代表を務める東幸電機製作所(東松島市)の林光男常務が力を込める。ニーズを探るため4月から企業訪問をかける考えだ。
林常務がゾウと呼ぶ自動車産業集積地の中部地方の企業は、以前から自動車に注力し、大型設備や生産技術を蓄積している。東北の製造業者はこれまで電子産業が主で零細企業も多く、設備や技術で大きく出遅れているのが現状だ。
石巻市のある企業は2年ほど前、トヨタ自動車系の部品メーカーに見積もりを提示したが、中部地方と2倍以上のコスト差がつき「三河から買った方がまし」と一蹴(いっしゅう)された。
夢工房顧問の山本憲一石巻専修大教授は「東北の企業は激しいコスト・品質競争を経験していない」と指摘。これを補うためにも「企業連携は東北にとって取らざるを得ない方法だ」とみる。
関東自動車工業岩手工場(岩手県金ケ崎町)に近い北上市で企業連携の先行事例がある。プラスチック部品製造の3社でつくる共同受注組織「プラ21」は今、関自工岩手で造られる7車種向けの部品計120種類を手掛ける。3社共同による納期短縮を売り込み始めて約2年後の2006年、初受注にこぎ着けた。
<信頼関係が鍵に>
企業連携成功の鍵は、3社の信頼関係の構築だったという。金型など技術的な企業秘密もさらけ出し、互いの長所を理解し合った。3社のうち北上精工の菅原清美社長は「築き上げたノウハウを明かすのは抵抗感もあった。だが一緒にやる以上、裸で付き合う覚悟だった」と振り返る。
信頼関係の構築は言葉ほど簡単ではない。宮城県では07〜09年、共同開発を目指す異業種グループが5件あったものの開発費用の負担割合が煮詰まらなかったりして、いずれも頓挫した。
「一国一城の主」として長年、仕事と雇用を守ってきた企業経営者を上手につなぐには、どうすればいいのか。
プラ21のまとめ役となった岩手県の技術アドバイザー、鈴木高繁さん(68)は「なぜ連携するのか、明確な理由付けが欠かせない。さらに地元企業を知る人や進出企業によるコーディネートも必要だ」と指摘する。
◎メモ/他地域での企業連携
東北に先行し自動車産業が集積した九州では、進出した大手部品メーカーが現地調達の拡大を求めて企業育成に当たる。アイシン精機(愛知県刈谷市)グループのアイシン九州(熊本県城南町)の主導で2000年、地元企業など36社が参加し「リングフロム九州」が設立された。屋根の複合部品生産をメンバー企業で完結させるなど、部品受注につなげている。
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