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仙台・宮城・陸奥

727荷主研究者:2010/04/27(火) 22:53:16

http://www.kahoku.co.jp/news/2010/04/20100422t11014.htm
2010年04月22日木曜日 河北新報
経営改善へ上下分離 宮城県、仙台空港アクセス線支援計画

 経営が悪化している仙台空港アクセス線を運営する第三セクター仙台空港鉄道(名取市)について、宮城県は21日、県が資産を買い取り、空港鉄道は運行に専念する「上下分離」の実施へ検討に入ることを決めた。改革支援プランの行動計画に盛り込んだ。

 25億円に上る累積損失(2008年度末)の解消へ財務基盤を確立し、収支改善を図るのが狙い。県は上下分離について、鉄道の取得財源や、どの部分までの資産を買い取るかといった課題の検証を始める。行動計画期間内の10〜14年度中の実施を目指す。

 導入されれば橋脚、土地などの固定資産が減るため減価償却費や固定資産税が圧縮できる。空港鉄道側は手持ちの資金が増え、債務返済に充てることができる。

 併せて資金繰り対策も進め、88億円(09年度末)の貸し付けを受けている金融機関に対し、毎年の償還額の軽減などを要請する。

 低迷する乗客数は、1日6510人(08年度)を14年度までに7800人に増やすことを目指す。週末フリー切符、回数券などの企画切符発売やダイヤ改正で利便性を高め、増収につなげる。

 国に支払っている仙台空港敷地内使用料(年間9000万円)や名取市への固定資産税(本年度見込み額5500万円)の軽減要請も検討する。

 仙台空港鉄道は09年3月期決算で7億100万円の営業損失を計上。金融機関への元利返済は11年度にピークを迎え、このままでは同年度に運転資金が枯渇し、13年度に債務超過に陥ることが予測されている。

 宮城県空港臨空地域課は「アクセス線は仙台空港のポテンシャルを高める重要な社会資本。県が主体的に手を打っていかなければならない」と話している。

[仙台空港アクセス線] 仙台空港―JR名取駅(7.1キロ)と、東北線の名取―仙台間を経由する全長17.5キロ。宮城県や仙台市などの自治体や民間企業が出資する第三セクター仙台空港鉄道が空港―名取を運営する。


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