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カオスロワ避難所スレ2

1 混沌な名無しさん :2013/09/05(木) 20:26:58 ID:XVx2BHo60
こちらは投下スレです。

2 叫びます、叫びます :2013/09/16(月) 12:47:16 ID:PC6Efojc0
「はぁ……はぁ……」

東京都庁の屋上で、一人の男が文字通り飛び回っていた。
腰に装着した不思議な装置を用いての、高速空中機動。
そして両手に持つ刃、その斬撃の鋭さから男がかなりの実力者なのは誰もが気がつくであろう。

「なんなんだ、こいつは……!?」

男の名はミケ・ザカリアス。
彼は本来巨人を狩る達人であるが、この殺し合いに巻き込まれた直後、突然竜の群れに襲われた。
言葉を発することはなかったが、竜が人間を家畜としか見ていないことは、その臭いから判断できた。
竜の群れから逃げることもできたが、人間の尊厳のために戦い続けてきた彼にとっては、その竜の態度が気に入らない。
知能の低い、人間を喰らう害獣。無駄に数が多いところなど、まるで宿敵の巨人のようであった。
気がつけばミケは竜の群れに突撃していた。
群れを蹴散らしたしばらく後に現れた知性を持つ金竜には流石に恐怖を覚えたが……

「――」

それも今ではこうして、地に墜ちている。

【真竜ニアラ@セブンスドラゴン】 死亡確認

おそらくこれが指揮官、あるいは親玉であったのだろう。
有翼の巨大生物に対して、人類が勝利したのだ。
しかし――

「グオオオオオオォォォォォ!!!」

死に際に親玉が呼び出したと思われる、赤黒の巨竜が立ち塞がった。
都庁の屋上を住処とする叫帝竜・ウォークライである。
手負いならともかく、このウォークライは健康そのもの。
とてもではないが、いくら歴戦の剣士であっても仲間の援護もなしに一人で討伐することなど不可能だ。

「ぎゃあああぁぁぁぁぁ!?」

そしてついに、必死で攻撃をかわしていたミケの右脚にウォークライの強靭な顎が襲い掛かった。
身体を捻り、完全に噛み千切られることこそなかったが、肉は抉り取られ、骨は粉々の酷い有様だ。

「ぐ、ぅぅぅぅ……!」

追撃の爪撃を、地面を転がりながらなんとか避けるミケ。
だが地面を転がったのが不味かった。

「!?」

階下から聞こえる、無数の咆哮。無数の血の臭い。
屋上から、この叫帝から逃げれたとしても、次はこの無数の咆哮から逃げなくてはならないのだ。

3 叫びます、叫びます :2013/09/16(月) 12:48:45 ID:PC6Efojc0
戦う意思を持ち続ける限り、負けではないとするのがミケの持論ではあったが……

「嫌だああああああああああああぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!」

避けようのない残酷な死の運命を前に、ついにミケの何かが決壊した。
心の底からの、死にたくないという叫び。
涙を流しながら、ミケは叫び続けた。

「俺も死にたくない!死にたくなぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁい!!!」

その叫びに触発されていたのか、屋上の片隅で震えていたサングラスの男も魂の叫びをあげた。
だがウォークライは、そんな叫びなど意に介さずに、とどめの一撃を放とうとしていた。
叫帝竜は、その口から灼熱の豪火球ともう一つ、暴風を巻き起こす凶悪なおたけびをあげるのだが……
今放とうとしているのは、まさにそれだった。

「「やめてえええええええええぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!!!」」

若干カマっぽくなってしまった男二人の叫びがシンクロした直後。

「ガアアアアアアァァァァァァァァァァ!!!」

ウォークライ必殺のタイフーンハウルが放たれた。

「「いやあああああああああぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!」」

強烈な風圧により、完全にカマっぽくなった男達の全身は麻痺し、軽々と吹き飛ばされた。
繰り返すがここは都庁の屋上である。
落ちたら文句なしの即死だ。

【一日目・10時20分/東京都庁・屋上】

【ウォークライ@セブンスドラゴン2020】
【状態】すごく健康
【装備】無し
【道具】支給品一式
【思考】
基本:生存優先
1:階下のモンスター達と同盟を結ぶ
2:できれば都庁リフォームして住みよくしたい

4 叫びます、叫びます :2013/09/16(月) 12:49:32 ID:PC6Efojc0
――ウォークライが屋上から降りている頃

「「いやだぁぁぁぁぁ!!!死にたくなぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁい!!!」」

叫び続けていた男二人は……


「あら、いい男!」
「「!?」」

空中で空飛ぶオカマにキャッチされていた。


【一日目・10時25分/東京都上空】

【オルゴ・デミーラ@ドラクエ7】
【状態】健康、美しい人間形態
【装備】不明
【道具】支給品一式、香水、口紅
【思考】
基本:主催者を美しく皆殺しにして自分が支配者となる
0:この二人、顔が美しいわ!
1:美しく早く主催者本部を見つける
2:かつての部下を美しく回収する
3:部下にふさわしい参加者がいれば、新しい魔王軍として美しくスカウトする
4:日本以外を潰した首謀者がいるなら、そいつも美しく殺す
5:できれば醜い本気形態にはなりたくない
※美の感じ方は人それぞれです

【ミケ・ザカリアス@進撃の巨人】
【状態】中ダメージ、右脚重傷
【装備】立体機動装置一式
【道具】支給品一式
【思考】
基本:死にたくない
1:!?
※心が落ち着くまでしばらく戦闘できません

【平山幸雄@アカギ〜闇に降り立った天才〜】
【状態】中ダメージ
【装備】サングラス、雀稗
【道具】支給品一式、不明支給品
【思考】
基本:死にたくない
1:!?

5 動き出す主催 :2013/09/17(火) 00:27:22 ID:bOGkX7Ww0
 結月ゆかりは他の参加者の死体を漁ったら手に入ったセコイヤチョコレートを食べながら、不思議のダンションの探索を続けていた。
もちろん、ズバーンもついてきていた。
そんな二人の前に現れたのは身長2.3mくらいのロボットらしき存在だった。
それは、ヒトマキナの主にして神に近い力を得た自立機械、デウスエクスマキナだった。
最も、本来は20m以上の巨体だったりするのだが、ここでは何故か小さかった。

「新種のモンスターでしょうか?まあ、やる事は変わりません」

 そう言って、ゆかりはエンシェントソードを振るって雷を放つ。
しかし、雷を放った時にはもう、デウスはその場には居なかった。
それどころか、デウスは既にゆかりの背後に居て、エンシェントソードを振り抜いた直後のゆかりを手のひらから発生した力場で包み込んだ。
その力場の名は圧縮転送フィールド。
その名のとおりゆかりは何処かへと飛ばされてしまったのだ。
もちろん、ズバーンにはそんな事が解る訳無く、彼はデウスに突撃した。

「ズバズバン!」

しかし、ズバーンが攻撃する前にデウスは消えていた。
オーバーライドという転移能力で、ゆかりの放った雷と同様にして避けたのだ。

「残念だ!」

 そう言うと、デウスは両掌からビームを連射した。
力の源である人間の前向きな想いをろくに感じれず、力の弱っていたズバーンにそれを耐える力などなく、ズバーンは爆散した。
それを見届けたデウスもまた、不思議のダンションから姿を消した。



一方、キョウスケとLilyは渋谷にいた。
さっきまで休憩がてらネットカフェで情報収集していたのだ。
しかしカオスロワちゃんねるは、返り血で顔を赤く染めた状態で街を歩く初音ミクの写真が貼られた事で祭りになっていてそれ以外の情報が殆ど入ってこなかった。
ショックが大きすぎるという理由で、キョウスケはその事をLilyには伝えない事にした。
ちなみに、キョウスケがパソコンを使っている間Lilyが支給品を整理したら、キョウスケには包帯が、Lilyには一日分の食料が支給されていたことに気づいたそうな。
そして今、二人は探索を再開したという訳だ。
すると、Lilyが変わった形の刃の剣を持った女性を発見した。

「あっ、あれはゆかりさんたい。おーい」

 そういって、女性に駆け寄るLily。
しかし、その女性はこう言って剣を振るった。

「あら、また新種のモンスターですか」

 驚く間もなく雷を浴びて炭と化すLily。
確かに彼女はデウスに転移させられた結月ゆかりその人であった。
しかし、彼女の精神はテラカオス化の進行により、あらゆるものを不思議のダンション内の事象でしか認識出来なくなっていたのだ。
つまり、彼女には今いる場所は不思議のダンションで、他の参加者はモンスターやダンション内の露天商としか認識しないのだ。

「良い武器を落としましたね。と、また新種のモンスターですか」

 何事も無かったかのように斬鉄剣をデイパックに入れるゆかり。
その狂気には、流石のキョウスケも戦慄した。

6 動き出す主催 :2013/09/17(火) 00:28:03 ID:bOGkX7Ww0
 主催の本拠地である九州ロボのとある一室にはココと二人の少女がいた。
少女の片方は美国織莉子、未来予知能力を持つ魔法少女であり、特務機関の隊員だ。
もう一人は、織莉子の大切な人であり、護衛であり、支給品でもある呉キリカだ。
その部屋に、入ってきたのはさっきまで不思議のダンションにいたデウスだった。
特務機関隊長、それがデウスの肩書だった。

「流石ね、デウス。それに織莉子も。おかげで計画が進むわ」

 と、ねぎらいの言葉をかけるココ。
というのも、今回の事は主催幹部による作戦だったのである。
ゆかりのテラカオス化の進行が確認した幹部達であったが、不思議のダンションでは一定以上の進行は望めないと判断し、殺し合いの場に連れてくることにした。
そこで、ゆかりの移動ルートを織莉子の未来予知で割り出し、其処にデウスがオーバーライドで転移して彼女を地上に転送するというものだった。
カオスロワという状況では未来予知だと誤差が生じるのだが、そこは日本が誇るスーパーコンピューター「京」を使って修正したそうな。
なお、幹部でない二人はテラカオス化なんて事はしらないが、そこは上手く誤魔化した。

「これも人類が想像力を失うのを防ぐためだ」

 そう言うデウス。
彼は、死ぬ可能性が大幅に減った事で人類が想像力を失い、滅びた世界から大災害の影響でやってきた存在だ。
それ故に、彼は死を身近に感じさせることで人類の想像力の喪失を防ぐ事を決意し、幹部からのスカウトを受け入れたのだ。
ちなみに、身体が小さくなっているのは、動きやすくするためにあえてスモールライトで身体を縮めたからである。

「人類を救う為ですから、協力は惜しみません」

 今度は織莉子が言う。
彼女は、未来予知で世界が滅ぶ事を知り、それを覆す方法がその明晰な頭脳を持ってしても解らず、途方に暮れていた。
そんな彼女に声をかけたのが、死んだ彼女の父親の知り合いでもあったココだった。
ココに、人類を救う為に協力するよう頼まれた彼女は、その誘いに乗ったのだ。

「では、デウスはヒトマキナの技術力で本拠地周辺の要塞化の手伝いを、織莉子とキリカは別名があるまで待機よ。」

 ココがそう言ってこの集まりは解散し、部屋にいる全員が退室した。
余談だが、ココとデウスが居なくなった途端、キリカが織莉子に名前を呼びながら抱きついたそうな。

7 動き出す主催 :2013/09/17(火) 00:28:32 ID:bOGkX7Ww0
【一日目・10時50分/東京都渋谷】

【結月ゆかり@VOCALOID】
【状態】上機嫌、あらゆるものを不思議のダンション内の事象でしか認識出来ない
【装備】エンシェントソード@Minecraft
【道具】支給品一式×3、土×99@Minecraft、松明×99@Minecraft、鉄×3@Minecraft、
    鉄のツルハシ@Minecraft、作業台@Minecraft、ヒミツのコハク@ポケモン、
    かまど@Minecraft、石炭@Minecraft×99、ロトのつるぎ@ドラゴンクエスト、
    ハートのうつわ@スマブラ、あなぬけのヒモ@ポケモン、スクール水着@現実、
    ガン・デル・ソル(エネルギー0%)@ボクらの太陽シリーズ、斬鉄剣
【思考】
基本:未知の世界を求める
 0:ふふふ♪
 1:このダンジョンを制圧する
 2:素材を集めてアイテムを作る
 3:身内のことはわりとどうでもいい
 4:新種のモンスターが多いですね
※Lilyの斬鉄剣以外の支給品は炭と化しました。

【キョウスケ・ナンブ@バンプレストオリジナル】
【状態】普通
【装備】護業@NAMCOxCAPCOM
【道具】支給品一式、包帯
【思考】
基本:主催者の打倒
1:知り合いの捜索
2:危険人物の排除
3:強敵に出会ったな……

【太陽少年ジャンゴ@ボクらの太陽シリーズ 死亡確認】
【おてんこさま@ボクらの太陽シリーズ 死亡確認】
死因:モンスターハウスでリンチされる

【大剣人ズバーン@轟轟戦隊ボウケンジャー】
死因:ビーム

【Lily@VOCALOID 死亡確認】
死因:雷

【同時刻/九州ロボ(日本海を飛行中)・福岡県】

【ココ・ヘクマティアル@ヨルムンガンド】
【状態】健康
【装備】オスプレイ@現実
【道具】不明
【思考】
基本:テラカオスを生み出す計画を遂行する
1:計画のために殺し合いを促進させ、計画の邪魔をするものは撃つ

【デウスエクスマキナ@スーパーロボット大戦UX】
【状態】普通、身長2.3mになるまでスモールライトで縮んだ
【装備】デウスの斬馬刀@スーパーロボット大戦UX
【道具】支給品一式、スモールライト
【思考】
基本:人類絶滅及び人類の想像力喪失の阻止
1:命令に従う
2:殺し合いによって人類の想像力喪失を阻止する
3:本拠地周辺の要塞化を手伝う
※現時点では指名手配犯の捜索に加わらないようです。

【美国織莉子@魔法少女おりこ☆マギカ】
【状態】普通
【装備】ソウルジェム(穢れ無し)、呉キリカ@魔法少女おりこ☆マギカ
【道具】支給品一式、大量のグリーフシード@魔法少女まどか☆マギカシリーズ
【思考】
基本:世界滅亡の阻止
1:命令に従う
2:世界を救う為なら犠牲もやむ負えない
※現時点では指名手配犯の捜索に加わらないようです。

8 動き出す主催 :2013/09/18(水) 01:25:44 ID:P/ZyZY6k0
 円楽とリンは一人の男に別れを告げていた。
男の名はガルマ・ザビ、カオスロワの開始を聞いて衝動的に家出したザビ家の生き残りである。
休憩していた二人に出会った彼は、軍人としての知識を利用してリンの骨折に応急手当をしたのだ。
しかし、ガルマの目的は家族の仇を討った上でカオスロワに生き残る事であって殺し合いを止める事では無いので2人に同行する事にはならなかった。

「チェーン一つで勝てるような相手では無いかもしれないが、私も頑張るのでどうかご武運を」
「ありがとう、ガルマさん」
「そちらも、気を付けて下さい」

 敬礼し、飛び立つペガサスを見送るガルマ。
しかし、彼は円楽とリンの目の前でミンチと化した。
彼を殺したのはエアーマンというロボットだった。
ダークミヤビを殺した彼は、さらに腰につけた機械で空を飛んでいた参加者を殺害した後タクシーを名乗るバイクによって東京に向かった。
そのタクシーによってとてつもない速さで東京に辿り着いたエアーマンは、運賃としてエアーシューターをそのバイクに打ち込んだ。
そして今、ガルマを殺害したのだ。

「何という事を……!」

 エアーマンの攻撃は止まらない。
エアーシューターという小型の竜巻によって二人の乗るペガサスを攻撃し始めた。
手綱さばきに集中して攻撃をかわす円楽だが、次々と襲い掛かるエアーシューターの前ではそれが精いっぱいだった。

(不味いですね……逃げる事も近づいて天馬の蹄で蹴り飛ばす事も出来ませんか……)

 そんな円楽の心の中を知ってか知らずか、リンは今まで確認してすらなかったデイパックの中身を調べた。
中に入ってたのはデザートイーグルという大型拳銃だった。
勿論、リンはその名前を知らないが、それの使い方くらいは知っていた。

「あ……」

 リンの放った弾丸は、エアーマンのエアーシューター発射装置を破壊した。
しかし、その代償は大きかった。
ろくに訓練したことも無いリンは、反動でバランスを崩し、落馬してしまった。
そして、ペガサスの手綱を握る円楽は、エアーシューター発射装置の破壊に気を取られていてリンの落馬に気づくのが遅れてしまった。
その結果、リンは地面に叩き付けられ、死亡した。

「くっ……貴方だけは、逃がすわけには行きません」

 エアーマンに向けてペガサスを走らせる円楽。
対するエアーマンもまた、鈍重そうな見た目に似合わぬ跳躍でペガサスに突撃する。
そして、ペガサスの蹄がエアーマンの動力炉に致命的な損傷を与えた。
しかし、エアーマンの槍もペガサスの心臓を貫いていた。

(どうやら私はここまでのようです。師匠、ピンクさん、残念ではありますが、今、行きます)

 致命傷を受けたペガサスと共に落下しながら円楽は心の中でそう呟き、その人生に幕を閉じた。

【一日目・11時00分/東京都永田町】

【水野灌太@砂ぼうず 死亡確認】
【プラシド@遊戯王5D's 死亡確認】
【ガルマ・ザビ@機動戦士ガンダム 死亡確認】
死因:エアーシューター

【鏡音リン@VOCALOID 死亡確認】
死因:転落死

【エアーマン@ロックマン2 死亡確認】
死因:動力炉破壊

【ペガサス@ギリシア神話 死亡確認】
死因:刺殺

【六代目三遊亭円楽@現実 死亡確認】
死因:墜落死

9 混沌な名無しさん :2013/09/18(水) 15:41:39 ID:P/ZyZY6k0
おおっと、タイトルを変え忘れてた。
>>8のタイトルは「落語戦士、散る」でお願いします

10 幸せは長く続かない :2013/09/19(木) 00:43:25 ID:eaVfhSUs0
 さとりとクマ吉は乗り捨てられていた車に乗って東京まで来ていた。
観光地と言うだけあって車が多かったので車の調達は割と楽だったのだ。
人の多い此処ならこいしが見つかるかもしれないと意気込みながら車を降りる二人。
そして、道を歩く二人が目にしたのは、二人の参加者の死体と、返り血を大量に浴びたマーダー、初音ミクだった。

「あああああああ、い、嫌あああああああ」

 さとりに流れ込んでくる初音ミクの心だった何か。
それは完全に壊れていて、言葉では言い表せないほどの狂気と悲しみに溢れていた。
流れ込んでくる負の感情に耐えきれず、さとりは恐慌状態となり、ふらつきながらその場から逃げ出した。
それを見たクマ吉もさとりの後を追った。
しかし、彼が逃げ切る事は無かった。

「アハハハ」

 初音ミクの投げた木製のブーメランがクマ吉の首輪に直撃し、首輪がブーメランもろとも爆発したのだ。
爆音に気づいたさとりが振り向くと、頭と身体が別れを告げたクマ吉の死体がそこにあった。

「そんな……どうし……て……」

 あらゆる気力を失い、放心するさとり。
希望を失った彼女の元へ近づく狂った笑い声。
そしてまた、一人の参加者が死んだ。

【一日目・11時15分/日本・渋谷】

【初音ミク@VOCALOID】
【状態】身体のあちこちを打撲、精神崩壊、顔を中心に大量の返り血、海水で濡れている、裸コート
【装備】空の注射器
【道具】無し
【思考】
基本:とにかく殺す
 1:アハハハハハハハ
※海水でびしょ濡れだったのがある程度乾きました。正午には完全に乾くでしょう。

【古明地さとり@東方project 死亡確認】
【フェイト・T・ハラオウン@魔法少女リリカルなのはStrikerS 死亡確認】
【南方妖怪チンポ@ゲゲゲの鬼太郎 死亡確認】
死因:刺殺

【クマ吉@ギャグマンガ日和 死亡確認】
死因:首輪爆発

11 変わる未来・変わらない未来 :2013/09/20(金) 02:26:02 ID:HPxdp0dg0
(後一部屋……そこを潰せばこのホテル内の命は全部手に入る……)

 ディエンドはなのはとユーノがいる部屋の前まで来ていた。
そこにいる参加者を殺してハス太の支給品だった一斗缶(ガソリン入り)でホテルに放火する事で士への手向けを完了させるためだ。
そして、扉を開けたディエンドは翡翠の鎖に縛られた。

「なのははやらせないよ」

 それを言ったのは、蜂蜜色の長い髪をリボンで括り眼鏡をかけた男――タイムふろしきで19歳となったユーノ・スクライアだった。
ショッキングな出来事が連続し過ぎて一周回って冷静になったユーノは、未来が簡単に変わってしまった事に疑問を抱き、とある仮説を立てた。
カオスロワという状況では未来は幾らでも変わる可能性があるというものだ。
それ故、自分を成長させた上で襲撃者との戦いに挑むことにした。
ユーノが、唯一使える射撃魔法であるシュートバレットを2発放つ。

「この程度で僕を止められるとでも!」

 ディエンドはバインドを引き千切り、魔力弾をディエンドライバーの射撃で打ち落とす。
そのまま接近戦で方をつけようと殴りかかるディエンド。
しかし、その拳がユーノに届くことは無かった。

「ウェイブゲイザー!」

 地面に仕掛けられていた魔法陣から鎖が幾つも伸び、ディエンドを攻撃する。
士の死亡によって冷静さを失っていたディエンドは、魔法陣に気付かず踏んでしまっていた。

「シールドバッシュ!」

 突然の攻撃にひるんだディエンドに防御魔法を纏った拳が叩き付けられた。
これらの攻撃も、仮面ライダーであるディエンドには大したダメージではない。
しかし、格下相手にしてやられた事による苛立ちでディエンドの動きのキレが無くなってきていた。

『アタックライド』

 ディエンドインビジブルで透明になるディエンド。
そのまま、ユーノの背後に回り込んで射撃を行うが、ユーノのスフィアプロテクションに防がれてしまった。
成長してより数の増えたマルチタスクを活用することによって、ユーノは相手の行動を予測しつつ、次々と術式を組み上げている。
それ故、ディエンドの攻撃はあっさりと防がれたのだ。

「うぜぇよ!これならどうだ!」
『アタックライド』

 今度はディエンドブラストでユーノを攻撃する。
強化された光弾をディエンドライバーで連射するディエンド。

「プロテクションスマッシュ!」

 対するユーノは防御魔法を纏ってディエンドに突撃した。
ユーノの強力な防御魔法は光弾を全て弾き、ディエンドをも跳ね飛ばした。
それでも有効打とはいえず、体勢を立て直すディエンド。
だが、それだけでユーノには十分だった。

「広がれ、戒めの鎖!捕らえて固めろ、封鎖の檻!アレスターチェーン!!」

 無数の翡翠の鎖がディエンドの全身を締め付け、そのまま縛り上げる。
あらゆる方向からかかる強烈な不可に耐えられずディエンドは変身が解け、そのまま引き千切られた。

「悪いけど、なのはと守る為だから」

 ディエンド――海東大樹の残骸を見下ろしてユーノはそう呟いた。
そんな光景をびくびくしながら見ていたハス太に彼が気付くのは数分後だった。



 一方、ユーノの指示で浴室に隠れていたなのはは千年タウクで見える未来が変わった事に気づいた。
それは、世界を襲った大災害が数日以内に日本を襲うというものだった。

(どうしようユーノ君、世界、滅んじゃうよ……)

 未来は変わった。
しかし、未だ最も大きな災厄の未来は変わる事が無い。

12 変わる未来・変わらない未来 :2013/09/20(金) 02:26:23 ID:HPxdp0dg0
【一日目・11時20分/日本・千葉県 ホテル】

【高町なのは@魔法少女リリカルなのは】
【状態】思考暴走、25歳の身体、ボンテージを着ている、激しいショック
【装備】レイジングハート@魔法少女リリカルなのは、千年タウク@遊戯王、タイムふろしき@ドラえもん、ボンテ―ジ
【道具】基本支給品一式
【思考】
1:どうしよう、世界滅んじゃうよう
※千年タウクの効果によって、高町ヴィヴィオの存在と日本に世界を襲った大災害が起こる未来を知っています。
※タイムふろしきを使ったので、25歳の肉体に成長しました。

【ユーノ・スクライア@魔法少女リリカルなのは】
【状態】魔力消耗(小)、19歳の身体
【装備】なし
【道具】基本支給品一式
【思考】
1:なのはを護る。
※タイムふろしきを使ったので、19歳の肉体に成長しました。
※PSP版の技が使えます。

【ハス太@這いよれ!ニャル子さん】
【状態】健康、びびる
【装備】
【道具】支給品一式、ガソリンの入った一斗缶
【思考】
1:ニャル子ちゃんたちは大丈夫かな
2:このお兄ちゃんは……こわい人なのかな?
※古の謎のパワーでホテルの出入り口を封鎖しています。外に出れません。

13 どんなに強くても死ぬときは死ぬ、それがカオスロワだ :2013/09/21(土) 00:24:44 ID:XjE3OYgE0
 6時間以上前の話だが、ほむらと殺せんせーの戦いは一瞬で終わった。
ほむらが時間停止で仕掛けた爆弾が首輪の至近距離で爆発したため、首輪も爆発したからだ。
今回の首輪は、爆発したらどんな参加者も確実に死ぬように出来ていた。
これは、どんな強者にも確実に死ぬ可能性を与える事で、一方的な虐殺じゃなくて殺し合いだと理解させる主催の策だ。
圧倒的な力を持ち、主催をなめていた殺せんせーはその事実に気づくことは無く、ほむらに油断してあっさり殺されたのだ。

 そして現在、ほむらは武器の調達方法について悩んでいた。
というのも、怪しい二人組を爆殺し、そのデイパックを開けたら中にはジュースの空き缶と国語辞典が入っていたのだ。
そして、殺せんせーも武器は持っていなくて、ヤクザの事務所に忍び込んでも武器なんて無かった。
使える支給品を持っている参加者ばかりではないという事にほむらは気付いたのだった。
カオスロワ開始前から盾の中の異空間に入れていた武器は無事だったとはいえ、無限ではない。
かといって自作できる爆弾だけでは攻め手が単調になってしまう。
甘い事言ってた少女と一時的にでも手を組んでた方が良かったかもしれないと今更ながらに少し後悔したほむらであった。
最も、殺したと思ってるその少女は生きているのだが。

「あのー、ちょっと話があるんやけど……」

 そして、そんなほむらにとある生物が話しかけた。



【一日目・11時30分/日本・大阪】



【暁美ほむら@魔法少女まどか☆マギカ】
【状態】健康、魔法少女
【装備】ソウルジェム@魔法少女まどか☆マギカ(ほぼ穢れ無し)
【道具】支給品一式、爆弾(ロワ開始後に自身で作成したもの)
【思考】
基本:まどかを守る
1:待っててまどか……
2:無事よねまどか……?
3:作戦ミスったかしら
4:今度は一体何よ
※ほむらがカオスロワ前から持っていた武器は能力扱いになってます。内訳は他の書き手に任せます。

【ケルベロス(小)@カードキャプターさくら】
【状態】健康
【装備】無し
【道具】支給品一式
【思考】
基本:どうしようか正直迷っている
1:桜と合流したい
2:あの子は一体何者なんや……?
3:一か八か、ほむらと話してみる

【殺せんせー@暗殺教室 死亡確認】
死因:首輪が爆発

【スービエ@ロワラジオツアー3rd 死亡確認】不明支給品は国語辞典でした。
【三角頭@ロワラジオツアー3rd 死亡確認】不明支給品はジュースの空き缶でした。
死因:爆死

14 黒の暗殺者 :2013/09/22(日) 21:43:39 ID:.o54LBLk0
 恭子は千葉大学の女子トイレに居た。
ラインハルトを信頼しきれなかったので、トイレに行くふりをしてこっそり支給品を確認することにしたのだ。
しかし、結果は大きめの石がひとつ入っているだけだった。
これでは護身にも奇襲にも使えないという事で意気消沈してトイレから出た所で、彼女の額にナイフが刺さった。

 恭子を殺したのは特務機関隊員の黒だった。
ラインハルトという強すぎる同行者のお蔭で、指名手配犯争奪戦になるはずが対主催組織早期大合流になりかねないと判断した主催によって命令が捕縛から抹殺へと変わったのだ。
ちなみに、うぐいすと恭子に対してキレてる野田総理は、ダースベイダーの心理操作で二人の殺害を許可するように思考を変更されている。
あえて休む事で殺気を抑え込んでから行動していた黒は三人の尾行に成功し、一人になった恭子を殺害したのだ。

 そして、黒は恭子の死を知らないまま彼女を待つラインハルトとうぐいすの元へ向かい、うぐいす用に仕掛けたワイヤートラップを起動させた。
ワイヤーがうぐいすを締め付けてその動きを封じるが、仕掛けを動かす僅かな動作をしただけにもかかわらず、ラインハルトは隠れていた黒に気づき、聖約・運命の神槍を具現化させた。
そのまま、周囲の地形ごと黒を破壊しようとするラインハルトだが、黒のほうが僅かに速く動いていた。
黒はうぐいすを縛っているワイヤーに高圧電流を流してうぐいすを殺害し、そのままラインハルトの一撃で千葉大学ごと破壊された。

【一日目・11時30分/千葉県・千葉大学跡】

【ラインハルト・ハイドリヒ@Dies irae】
【状態】健康
【装備】聖約・運命の神槍(ロンギヌスランゼ・テスタメント)
【道具】支給品一式 
【思考】基本:さて、どのような強敵が現れるかな
1:野田総理の配下にしてやられたな
※この獣殿は存知がありません
※創造と流出は使えないもよう、ただしこれから使えるようになるかも

【末原恭子@咲 -Saki- 死亡確認】
【千石うぐいす@泣くようぐいす 死亡確認】
【黒@DARKER THAN BLACK -黒の契約者- 死亡確認】

15 絶対悪も行動中 :2013/09/23(月) 10:45:02 ID:8RbIMLHI0
「ふむ、黒が死んだか」

一人の男がそのようにつぶやく
男の名前はシックスという
どうして黒の死がわかったかというと特務機関員が所持する特別なスマートホンがあるからである
そして、下には首と顔が離れた哀れな死体がある
その死体の名前は初音ミクという

「無差別に襲ってきたからな自衛のためだ、とはいえテラカオス化になっている存在を殺すのはいかんな」

シックスは言う本来なら幹部しか知らないことをなぜ知っているのだろうか

「まあ、こちらの計画にもうまく使わせてもらおう」

そう言ってシックスは歩いていく
何かをたくらんでいるのだろうか
その企みがはたして明かされる日がくるかもしれない

【一日目・11時30分/日本・渋谷】


【シックス@魔人探偵脳噛ネウロ】
【状態】健康
【装備】剣 デザートイーグル
【道具】支給品一式 
【思考】基本:任務遂行
1:次の標的は
※主催者側です
※なにやらたくらんでいる様子ですが

【初音ミク@VOCALOID 死亡確認】

16 絶対悪の計画が動き出す時 :2013/09/23(月) 18:17:54 ID:XYBA.igM0
 シックス率いる新しい血族は大災害によってシックスと五本指を除いて全滅していた。
そこで、シックスはカオスロワ開始前に五本指を招集し、とある計画を準備した。
それは、テラカオスの力を私物化するというものだった。
そして、彼らはそれが人類救済の手段を失う事だと知らぬまま、行動を開始した。

 地の文あるなら存在意義が無い気がした的な事を天の声が言って以来、天の声が聞こえなくなったからくりドームで、それは始まった。
銃声が鳴り響くと同時に、はしごを作っていたワクワクさんが倒れたのだ。
彼を殺したのは、五本指の一人、ヴァイジャヤであり、ほかの五本指のメンバーと二人の男が一緒だった。
二人の男の内、釘バットを装備しているのがうちはイタチで木刀を装備しているのがサスケだ。
二人は五本指の一人、ジェニュインの能力で彼女のファンという名の下僕と化していた。

「な、何や……がっ」

 状況の急激な変化についていけず、思考停止したユー子の頭を五本指の一人、テラの両刃斧がカチ割る。
五本指の一人、葛西が折り畳み式ナイフで言葉の喉元を切り裂く。
ジェニュインの下僕と化したやる夫が巨人小笠原を射殺し、死んだことで、巨人小笠原が退場となり、からくりドームの聖域が消滅する。
そんな惨劇を目の当たりにして、怒りの咆哮をあげる者がいた。

「うおおおおおおおおおおお」

 仮面ライダーGとなったゴロリだった。
ゴロリは胸のプロテクターから、コルクスクリューのような柄と、ソムリエナイフのような剣先を持つ剣を取り出した。
ゴロリは飛び膝蹴りでやる夫の顎を粉砕してショック死させると、そのまま近くにいた葛西に剣を振り下ろした。
崩れ落ち、こと切れる葛西。
それを見たジェニュインが指示を出した。

「あの謎のパワードスーツを私の“ファン”で抑え込んで、第二段階に移行するわ」

 ゴロリを接近戦で抑え込もうとするイタチとサスケ。
その隙に、ドームに入っていくジェニュイン、ヴァイジャヤ、テラ、そして五本指最後の一人DR。
彼女等の作戦は犠牲を出しながらも、今の所は上手く行っていた。



「使える支給品は実況やっていた男の包丁くらい……使えないわ」
 と、三人もの死体が転がった実況席でジェニュインが呟く。
そう、転がっている死体は彼女の毒が塗られたダガーによるものだった。
彼女等の作戦の第二段階にして肝は、ドーム内で大規模な殺し合いを引き起こしてテラカオス予備軍やマーダーを増やすというものだった。
すると、こっちに向かってくる足跡が聞こえてきた。
作戦では、五本指全員が別の入り口から球場に出るようになっており、同じ場所に誰かが来ることは無い。
武器を構えるジェニュインの前に現れたのはゴロリだった。

「さあ、工作の時間だ。作るのは勿論……お前等の死体だ!」

 ゴロリはサスケを瞬殺し、イタチの首輪を切り裂く事で首輪を爆発させてここまで来たのだ。
そして、ゴロリの剣が一閃され、ジェニュインは横に真っ二つになった。

17 絶対悪の計画が動き出す時 :2013/09/23(月) 18:18:27 ID:XYBA.igM0
【一日目・11時45分/東京・からくりドーム】

【ゴロリ@つくってあそぼ】
【状態】仮面ライダーG
【装備】仮面ライダーGの剣@仮面ライダーG
【道具】支給品一式、工作道具もろもろ
【思考】
基本:見敵、必殺
1:さあ――工作の時間だ
2:ワクワクさんの仇は皆殺しだ

【ヴァイジャヤ@魔人探偵脳噛ネウロ】
【状態】健康
【装備】デザートイーグル
【道具】支給品一式 
【思考】基本:シックスに従う
1:イチローチームのベンチに行き、味方以外の参加者を殺しまくる。

【テラ@魔人探偵脳噛ネウロ】
【状態】健康
【装備】両刃斧
【道具】支給品一式 
【思考】基本:シックスに従う
1:大正義巨人軍のベンチに行き、味方以外の参加者を殺しまくる。

【DR@魔人探偵脳噛ネウロ】
【状態】健康
【装備】コルトパイソン
【道具】支給品一式 
【思考】基本:シックスに従う
1:観客席に行き、味方以外の参加者を殺しまくる。

【ナレーション(キートン山田)@ちびまる子ちゃん 死亡確認】
死因:存在意義を見失い、自殺

【ワクワクさん@つくってあそぼ 死亡確認】
【巨人小笠原@現実? 死亡確認】
死因:射殺

【ユー子@Aチャンネル 死亡確認】
死因:頭をかち割られる

【やる夫@2ch 死亡確認】
死因:顎を粉砕されたことによるショック死

【桂言葉@School Days 死亡確認】
【葛西善二郎@魔人探偵脳噛ネウロ 死亡確認】
【サスケ@ニニンがシノブ伝 死亡確認】
【ジェニュイン@魔人探偵脳噛ネウロ 死亡確認】
死因:斬殺

【うちはイタチ@NARUTO 死亡確認】
死因:首輪の爆発による穢土転生強制解除

【太田光@現実? 死亡確認】
【カメナシくん@現実? 死亡確認】
【姫川友紀@シンデレラガールズ 死亡確認】
死因:刺殺

18 光熱斗の奇妙な冒険 Part3 :2013/09/23(月) 23:06:39 ID:gd1xCS4M0

「つまり、ネットバトルってのは最終的に勝てばいいんだよ!」
『流石、熱斗君! 身も蓋もないセリフだね!』
「……はぁ」
『上条当麻よ、今の貴様は仮初にも我が主である……光熱斗の話は聞いておけ』

 ……熱斗少年の話長かった。
 しかし、妙にためになる話だった。ネットバトルガチ勢となるとそこまでになるのか……
 人生の修羅場を何度もくぐり抜けると、人はここまでになるのか……

 その時であった。

『熱斗君、メールだよ……パパからだ』
「パパから?」

 おい、今はロワ中だぞ! マナーモードにしておけ!
 ……とは、言えなかった。まあ、静聴しよう。

『読むよ……『九州ロボはカプコン製だ、あと一日か二日で落ちる パパより』……なんだろう、これ?」』
「さぁ?」
「あのう……九州ロボっていいますのは……?」
『先程から、我々たちの上空を飛んでいる、アレであろう……ふっ、主催共にそんな玩具は必要ない』

 ロボかかっけーな、おい……
 とはいえ、カプコン製ということは墜落フラグですね、わかります。
 というか、また九州が飛んだのか…… 

『で、どうする?』
「とりあえず、まずはチップを集めてからでも遅くはない。
 ……まだ焦るような時間帯じゃない」
『そうだね』
「一理ある」
『……シグナムよ、最近それしか言ってないぞ?』
「会話文が正直めんどい」

 そんな時であったか、あの男が、再びやってきた。

「フフフ、このディオとそのネットナビ、デューオが貴様らにネットバトルを申し込むッ!!」

              /( j { i { \ / // // //    _ -=ニミ、\
          冂冂 \{ i V :}{ :{ { :{///    -=ニ/\⌒ヽヽ \
.     /ヽ  _L」L」\  ___________ \ \   /ヽ
    / /  | |  __\\___________> \/ / /;
.   / /   .| | |_ /___)ゝ  、       ー=ミ   \丶,/ / /
  / /    | |  | |[/(⌒    :} }`^^⌒ ̄``ヽノ   )ハヽ  / /、  〈
. / /     .| |  |_|/__ノ ィミVノ   . : :  /,ハ   : :i iL/、\ \ }
/ /      | |  ( (て ,ハヘ \   : :   ( (〈 〈 (  V 乂  \\ハ
l_,/       .| |  _)ノ ⌒ゝ_} :{\ム{ j :/ ノノ厶斗≧彡 ー=ミ  ヽハ{
         |__j  ̄     { i| ゝ弋ソ} 厶斗ャ≦二 ̄ヽ「ヽ _⌒\ :} } }
  ( (             V|   // ヽ< 弋ソフ  / },_ }   )  } }
   \ 、______ _ _ _ ^|   / _  : .⌒ヽ¨´   {__/ノ / /:}  /
      ー―――‐‐‐ ‐  |  `¨¨´   : : .       ´ / / //
__                 /,  `⌒\   : :     /7'´/  _ __{ ____) )
__>、__       ___,///,  こヽ         / / ‐ ‐‐‐――一
.      / ̄ ̄ ̄   / / /, :       _ イ::  :{ //__/
   /   /⌒\__{  { :{/ゝ:. __ -=ニ=-‐¬冖  ̄}匚
   \   j{   `ヽヽ/⌒\\__,/    ,、<ニ= ̄ └――- 、
/ ̄ ̄^ヽノノ  ー=ミ} { /⌒ハ、     ,、<ニ= : : .           \
    /∠ ..,,____ノ人(   ,ハ\/ /ニ= : : .               \
   / _____/  Χ⌒ヽヽ  } :}/ニ= : : . /________
.  /⌒/{ {  Χ    } :} ,ノ ,ノニ= : : .  ´ ̄ ̄ ̄`ヽ   、____
  . : /  :{ {Χ    //   }ニ= : : .      . : : : : : ノ   =ミ: : : \
 . : :/\ {   ̄ ̄ ̄( ( ___ノ= : : .       . : : : : :/      =: (___
. : :./\_   ̄ ̄ ̄ ̄ ヽ/ /ニ= : : .     . : : : : :/       =ニ: : .

 そこにはPSPを持ったディおじさんが奇妙なポージングで仁王立ちしていた。

19 光熱斗の奇妙な冒険 Part3 :2013/09/23(月) 23:07:15 ID:gd1xCS4M0

【一日目・11時30分/日本・秋葉原】
【光熱斗@ロックマンエグゼ】
【状態】健康、激しい怒り
【装備】自分のPET(ロックマン入り)
【道具】支給品一式×2、大山デカオ@ロックマンエグゼ、大山デカオ@ロックマンエグゼ2、仙豆
    デカオ(ロックマンエグゼ3)が作ったおべんとう、チップトレーダー@ロックマンエグゼ、
    大量のガッツマンのチップとバグのかけら、ガンデルソル3(実物)ネオバリアブル(実物)、
    大量の金、他不明
【思考】基本:野田総理にネットバトルを挑んで勝つ!
0:ディおじさん!
1:プリズムとフォレストボムのチップを探す
2:その為に色んな人にネットバトルを挑む
3:上条(ジョジョ)さんとディおじさんの決着をつけさせる
4:千石うぐいすと末原恭子を野田総理に引き渡す、その際にネットバトル挑む。

【ロックマン@ロックマンエグゼ】
【状態】HP満タン
【装備】ロックバスター
【道具】なし
【思考】基本;熱斗をサポートする
0:ディおじさんがボロボロだ!
1:野田総理がネットバトルを受けてくれるか、心配。
※PETの中にいます

【シグナム@リリカルなのはシリーズ】
【状態】健康、自称フリーター
【装備】レヴァンティン
【道具】支給品一式、PET(カーネル入り)
【思考】基本:働かなくて済むように動く
0:ディおじさんだー(棒)
1:二人についてくる
2:野田は倒す
3:上条(ジョジョ)か……一理ある
※今までとは別人ですが記憶を受け継いでいます

【カーネル@ロックマンエグゼ】
【状態】HP満タン
【装備】カーネルのブレード
【道具】なし
【思考】基本;ロワの破壊
1:今は(仕方ないので)シグナムに従う
※PETの中にいます


【上条当麻@とある魔術の禁書目録】
【状態】健康、不幸
【装備】PET(シャドーマン入り)
【道具】エスパー伊東@現実
【思考】
基本:
                    いいぜ ヘ(^o^)ヘ
                            |∧
                            /
                野田総理が
             何でも思い通りに
             出来るってなら
                 /
             (^o^)/
           /( )
          / / >

      (^o^) 三
      (\\ 三
      < \ 三
..\
(/o^)
( / まずは
/く そのふざけた
   幻想(ロワ)をぶち殺す
0:この人がディおじさん……?
1:ディおじさんというやつと戦わないといけないのか……

【シャドーマン@ロックマンエグゼ】
【状態】HP満タン
【装備】ムラマサ
【道具】なし
【思考】基本:上条に従う
1:敵は殺す、慈悲はない
※PETの中にいます

20 光熱斗の奇妙な冒険 Part3 :2013/09/23(月) 23:07:49 ID:gd1xCS4M0


【ディオ・ブランドー@ジョジョの奇妙な冒険】
【状態】疲労、全身にダメージ
【装備】PSP(デューオ入り)
【道具】支給品一式×3
【思考】基本:ネットバトルを極める
1:ジョースター家を手に入れる
2:ジョジョより優越感を得る
3:熱斗達にネットバトルを挑む
4:ディカオ・ビッグマウンテンには気を付ける

【デューオ@ロックマンエグゼ4】
【状態】HP残り5%くらい
【装備】ジャスティスワン、ザ・ワールド
【道具】なし
【思考】基本;とりあえず、ディオを見守る
1:……回復させてくれ、なんでもしますから、本当に……
※PSPの中にいます

 その頃、心停止していた祐一郎さんはというと……

「我がドイツの医学薬学は世界一ィィィ!! 不可能はないィィィ!!」
「ならば、僕の科学力は世界一ィィィ!! 無論、不可能なことなどないィィィ!!」

 誇り高きドイツ軍人の力でサイボーグ化に成功していた。

「しかし、我が波紋の前には戯言と同義だ!」
「貴様らが世界一なら俺はさしずめ 『ズーパーアドラー』というところだ!」
「ドラえもん、君がいなくて、ツッコミが間に合わないよ」

 と、今日も四国は平和であった。
 何にもないけどな!

【一日目・11時30分/日本・高知】
【光祐一郎@ロックマンエグゼ】
【状態】サイボーグ化、首輪解除
【装備】なし
【道具】支給品一式、ノートPC、自作爆弾、大山チサオ@ロックマンエグゼ
【思考】基本:息子たちをサポートする。
1:ひとまず、四国空母化計画に取り掛かる

【ルドル・フォン・シュトロハイム@ジョジョの奇妙な冒険】
【状態】健康
【装備】なし
【道具】支給品一式、不明
【思考】
1:祐一郎達と行動する

【野比のび太@ドラえもん】
【状態】動揺
【装備】なし
【道具】支給品一式、ボーリングの玉@現実、龍星座の紫龍@聖闘士星矢
【思考】
基本:生き残る
0:死人が出るぞぉ!!
1:ドラえもんを探す

【ダイアー@ジョジョの奇妙な冒険】
【状態】割と健康
【装備】イカ墨とパスタ@現実
【道具】支給品一式、その他不明
【思考】基本:主催を倒す
0:目の前の少年からディオと主催者の居場所を聞けなかったので、目の前の二人組から聞く
1:ディオとかいう奴も倒す
2:アドラーと行動する。

【アドラー@エヌアイン完全世界】
【状態】それなりに健康
【装備】電光機関@エヌアイン完全世界、四次元ポケット@ドラえもん
【道具】支給品一式、その他不明
【思考】基本:ダイアーと行動する
0:俺は……ズーパーアドラー……えもん

21 神父は強い :2013/09/24(火) 00:35:18 ID:DVKqtj1s0
ばんぱいあとなった四条貴音とヤギは空腹を満たすためにさまよっていた
そして、男を見つけた

「いただきます」

この言葉を言うと四条貴音は一気にその男に近づく、ばんぱいあとなった四条貴音にはこの距離を縮めるのには造作もなかった
しかし、その獲物が大量の銃剣を投擲してきた
さすがの数に四条貴音も食いきれず何本かささる、さらにヤギが銃剣を大量にくらい死亡した
その銃剣投擲のにも負けずに何とか接近する、が
その男が一気に四条貴音の下にもぐりこみ銃剣を一気に振り、四条貴音を胴体ごと切断した
しかし、ばんぱいあとなっている四条貴音なら復活できるはずである、相手が普通なら
だが、復活もできずに四条貴音の体は灰になっていく
四条貴音はなぜと思いながら灰になり死亡した

四条貴音はばんぱいあとなっていたならそれが敗因だろう、たぶん
男――アレクサンドル・アンデルセンにはこのような相手なら、なれっこだからだ

【アレクサンドル・アンデルセン@HELLSING】
【状態】健康
【装備】銃剣@HELLSING
【道具】支給品一式
【思考】基本:このような殺し合いを始めた主催人を殺す
1:ばんぱいあを殺したぞ

【四条貴音@アイドルマスター 死亡確認】

22 混沌な名無しさん :2013/09/24(火) 00:39:39 ID:DVKqtj1s0
>>21
【一日目・11時30分/日本・渋谷】いれ忘れていました

23 年貢の納め時 :2013/09/24(火) 00:47:34 ID:X.rbOEV60
 かつて、カオスロワ8期の主催の一人に???というものがいた。
そいつは、7期参加者を8期に巻き込んで外道な振る舞いを行いつつも、身勝手な理由で引退したクズだった。
そんな???だが、8期で散って行った7期参加者の怨念により、祖母を呪殺された上でカオスロワ10期に参加者として飛ばされてしまった。
しかも、支給品は掛け時計で転送先は東京都庁というベリーハードモードだった。

 そんな彼が最初に出会ったのは黄色い鱗と三つの目の龍だった。
その名も、雷鳴と共に現る者。
東京都庁のモンスターのボスであり、ウォークライを新たな仲間として迎え入れた後、偶然にも???と出会った。
???が行動を起こすよりも早く、雷鳴と共に現る者は咆哮した。
それは、呪いと恐怖を撒き散らす雷竜の咆哮、呪われし遠吠え。
???は汗と涙と鼻水と小便を垂れ流しながら恐怖に震えた。
そして、次に放たれたのは、雷鳴と共に現る者の必殺技、サンダーブレスだ。
その雷の奔流は、???を飲み込み、灰すら残らないほどに焼き尽くした。

【一日目・12時/日本・東京都庁】

【雷鳴と共に現る者@新・世界樹の迷宮 ミレニアムの少女】
【状態】とても健康
【装備】じしゃく@ポケットモンスターシリーズ
【道具】支給品一式
【思考】
基本:都庁を住処にしたモンスター達で協力して生き残る。
1:都庁をよりすみよい環境(迷宮)にリフォームする。
※ウォークライを仲間に引き入れました。

【???@TCBR8 死亡確認】
死因:サンダーブレスにより蒸発

24 気絶したまま海を漂流したらごらんの有り様だよ。 :2013/09/24(火) 08:17:24 ID:jUnFqeV.O
【ルーファウス@FF7 死亡確認】
死因:溺死

25 混沌な名無しさん :2013/09/24(火) 08:21:58 ID:jUnFqeV.O
>>24
【一日目・12時/瀬戸内海】が抜けてた。

26 乱入者あり :2013/09/24(火) 20:43:07 ID:0G.u50Hg0
仮面ライダーディエンドとの戦いを制したユーノ。
大切な人を守るためとはいえ、他人の命を奪ってしまった彼の心中は穏やかではなかった。
しばらくその場に立ち尽くしていたユーノだったが、やがて自分に向けられた視線に気づく。

「君は……」
「はうっ!」

ユーノに声をかけられて体を震わせたのは、彼と同じく鮮やかな金色の髪を持った少年だ。
その表情からは強いおびえが見て取れる。明らかにユーノに危害を加えようとしている風には見えない。
だが、ユーノは警戒を緩めていなかった。彼の高い魔力が、少年から発せられる得体の知れない力を感じ取っていたのだ。

「君は、この男の仲間かい?」
「ち、違いますっ! ぼく、無理やり……」

ユーノに問い詰められ、少年……すなわちハス太は、弁解の言葉を口にしようとする。
だが、その言葉は途中で止まってしまう。

「え? こ、これって……」
「……どうしたんだ?」
「結界が……破られた?」


◆ ◆ ◆


その頃ホテルの入り口には、リーゼントとサングラスという強面の二人組が立っていた。
リーゼントの方は霊能力者・桑原和真。
サングラスの方はハンター・レオリオである。

「ずいぶんと厳重に封印されてたが……。俺の次元刀にかかればこの通りよ!」
「すげえもんだなあ、あんたの念能力は」
「だから、念能力じゃねえって言ってるだろ! 俺のは霊能力だ!」
「ええー? 呼び方が違うだけじゃねえの?」

他愛のない言い合いを続けていた二人だったが、やがてそれどころでないことに気づく。

「とにかく、こんな封印をされてたってことは、このホテルには何かあるってことだ。
 気をつけて調べていくぞ!」
「ああ、なんかやべえ妖気も感じるしな。ふんどし締め直していくぜ!」

こうして、二人はホテルの奥へと足を踏み入れていった。

27 乱入者あり :2013/09/24(火) 20:43:58 ID:0G.u50Hg0
【一日目・11時30分/日本・千葉県 ホテル】

【ユーノ・スクライア@魔法少女リリカルなのは】
【状態】魔力消耗(小)、19歳の身体
【装備】なし
【道具】基本支給品一式
【思考】
1:なのはを護る。
2:少年(ハス太)から話を聞く。
※タイムふろしきを使ったので、19歳の肉体に成長しました。
※PSP版の技が使えます。


【ハス太@這いよれ!ニャル子さん】
【状態】健康、びびる
【装備】なし
【道具】支給品一式、ガソリンの入った一斗缶
【思考】
1:ニャル子ちゃんたちは大丈夫かな
2:いったい何が……


【桑原和真@幽遊白書】
【状態】健康
【装備】なし
【道具】支給品一式、不明支給品
【思考】
1:ホテルを調べる


【レオリオ・パラディナイト@HUNTER×HUNTER】
【状態】健康
【装備】なし
【道具】支給品一式、不明支給品
【思考】
1:ホテルを調べる

28 自然は大切にね! :2013/09/25(水) 00:17:00 ID:O5JpQPrw0
東京都庁は数多の怪物、FOE軍団や竜に支配された。
さて、そこのボスである金色の竜であるが、それさえも従える存在を知っているだろうか?

「わしじゃよ」

「だまれドM野郎」

「アッーーーー!」

【エルダードラゴン@世界樹の迷宮3】 死亡確認。死因・全身を縛られて絶頂死

邪魔が入ったが、とにかく上位の存在はいるのだ。
あいつに限らず、残りの炎竜や氷竜もとある者により生み出された存在なのだ。
世界樹の核であり、世界を滅ぼす災厄ともされる怪物、【フォレスト・セル】が生み出したのだ。
いわば自己防衛のための免疫細胞と言ったところか。
一度強力な竜を生み出したら、今度はそこからクローンまで量産できるらしい。
そんな防衛網を用意するということは、セル本体は弱いのではなかろうか?
結論から言ってしまえば、まともにやり合って敵う相手ではない。強いのだ。
しかし。しかし、だ。
実はこのフォレスト・セル、実は過去のカオスロワにおいて即退場していたりする。
今期の雷竜その他FOEは3DS版出身のため、連中は勿論、裏ボスであるセルも強化されているだろうが……
大事なのは、過去にあっさり負けているという事実だ。
セルだけではない。2の裏ボスである【始原の幼子】も、実はカオスロワで即退場の経験を持っている。
夜の時間帯、発狂モードの幼子さえも、だ。
続いて先程締め上げたドMの世界の裏ボス、こいつは許せない。
【昏き海淵の禍神】……そう、かつてのカオスロワで主催者を務めたりマリネになった野郎だ。
このタコ神、世界樹裏ボス軍の中では、ぶっちぎりで弱いのだ。
強いことは強いが、紙装甲に加えて全体即死級の大技を持っていないのだ。
そんな野郎が、主催者をできるってんだから驚きである。
長々と喋ってきたが、何が言いたいかと言うと、どいつもこいつも裏ボスのくせにだらしがない、と。
そして……

「なんで、俺が登場するよりも先にリメイク版の軍勢が登場してるんだよ!?」

自己紹介が遅れたが、俺の名は【歪みし豊穣の神樹】という。世界樹4の裏ボスだ。
名前から大体察しはつくと思うが、要するに歪んじゃった世界樹ね。
自慢じゃないが、世界樹裏ボスの中では最強を自負している。
密室で嫌な薬品使われたらお手上げだが、この広々とした日本が舞台ならそんな心配もいらない。
弱体化無しの俺は、膨大なHP、全体一撃必殺技、4つの蕾と鉤爪を用いた凶悪な連続攻撃などを備えている。
再生能力は持っていないが、必要ない。攻撃は最大の防御だ。
どこぞのタコのように、いちいちびくついて身を守りながらちまちま再生を繰り返すようなチキン戦法など真っ平だ。
力こそ全て!無駄な状態変化技も必要ないのだ!
 
先に言ったが、都庁は雷竜どもに支配された。そしてセルは雷竜より強い。そして俺はセルや禍神よりも強い。
つまり、俺ならば都庁どころか東京全体、否!この日本を楽に掌握できるというわけだ!
ちょっとばかり蟲から脱皮するのに手こずったが、目覚めた俺にもはや敵はない!

「どいつもこいつも……真っ赤な血の華を咲かせてやるぜぇ!」

【一日目・10時30分/日本・東京都】
【歪みし豊穣の神樹@世界樹の迷宮4】
【状態】やどりぎ

「ん!?」

29 自然は大切にね! :2013/09/25(水) 00:19:36 ID:O5JpQPrw0
「まあ、なんて大きくて立派な華ポケモンなんでしょう。是非ゲットしたいですわ」
「貴様の仕業か!ならば、死ぬがいい!ライオットランス!」
「モジャンボ、まもる!」
「モジャー」
「!?」
「モジャンボ、みがわり!」
「小癪な(ry「やどりぎとたべのこしで体力を回復なさい」「おいこら、ちょ(ry

…30分後…

「も、もうやめ(ry
「キノガッサ、再びキノコのほうし!」
「Zzz……」

…30分後…

「お、俺よりお前らの方が害悪(ry
「またまたキノコのほうし!」
「スカーフずる……Zzz……」
「そろそろ、頃合いでしょうか?」

アッー

【歪みし豊穣の神樹@世界樹の迷宮4】捕獲確認


【一日目・11時30分/日本・東京都】
【エリカ@ポケットモンスター】
【状態】健康
【装備】モジャンボ、キノガッサ、歪みし豊穣の神樹、他不明
【道具】基本支給品一式、モンスターボール×3
【思考】
1:ポケモンと一緒に生き延びる
2:珍しい植物タイプはゲットしておく
※神樹はポケモン扱いになりました

裏ボスの野望が、ジムリーダーによってあっさり打ち砕かれていたその後ろには……

「あの戦術、人間じゃねえ!」

ちゃっかり生き返ったもう一人のジムリーダーもいましたとさ。

【タケシ@ポケットモンスター】
【状態】健康
【装備】不明
【道具】基本支給品一式、モンスターボール×10
【思考】
1:症候群やテラカオス化を避けつつ、生き延びる
2:できれば症候群仲間と連携をとりたい
3:自分も強いポケモンが欲しいな……

30 異世界からのマーダー現る :2013/09/25(水) 00:32:35 ID:quMnek8s0
 ばんぱいあを殺したアンデルセンは、意気揚々としながらも主催の本拠地を探していた。
すると、暗い青色のローブを着た老人と目があった。
それだけなら大した事もなく終わる話だが、そうではなかった。
その瞳から生者を恐怖させる魔力が流れてたのだから。
勿論、アンデルセンの信仰心の前では無力なものだが、その老人が人でない事を証明するには十分だった。

「ほう、わしの瞳に耐えるか」

 そう言う老人の顔が骸骨に似たものになり、肌が青白くなり、その身体が宙に浮いた。
彼の名はカナン。とある異世界にかつて存在した国の王にして、不死者の王と呼ばれるその世界における最強のアンデット「リッチ」だ。
構えるアンデルセンに対し、カナンは呪文を唱えて掌を一閃させた。
すると真空の刃が発生し、アンデルセンの胴体を切り裂く。
並の人間なら致命傷な一撃だが、再生者であるアンデルセンは直ぐに身体を再生させた。
銃で眉間を撃たれても再生する彼だから出来る事である。

「風の刃に耐えるか……暇潰しにしかならんと思ったが、良い余興になりそうじゃ」
「悪魔共(バケモノドモ)に遠慮はせん!Amen!!」

 大量の銃剣を投擲するアンデルセン。
しかし、対するカナンが先程とは違う呪文を唱えて掌を一閃させると無数の真空の刃が現れた。
風刃乱舞というカナン王が誇る秘術だ。
無数の真空の刃は投擲された銃剣を全て破壊し、アンデルセンに傷をつけていく。
しかし、アンデルセンはそれに構わずカナンに向かって行く。

「エ゛ェェイ゛ィメン゛ッッ!」

 絶叫と共に放たれた銃剣による渾身の一撃。
それはカナンの魔力障壁に阻まれながらも彼に傷をつける。
しかし、アンデルセンの反撃も其処までだった。
カナンの右手がアンデルセンの頬に触れた途端、アンデルセンが死んだ。
死の接触という、触った生物を死に至らしめる一部のアンデットにのみ備わる特殊能力だ。

「テラカオスバトルロワイアル……猿共が考えたにしては良い余興じゃな」

 再生能力で傷を癒し、支給品の魔法薬を飲み干すと、カナン王は次の相手を求めて移動を開始した。

【一日目・11時50分/日本・渋谷】

【カナン王@カードワースサンプルシナリオ「賢者の選択」】
【状態】無傷
【装備】無し
【道具】支給品一式、大量の魔法薬@カードワース
【思考】基本:殺し合いに乗る
1:殺し合いを楽しむ

【アレクサンドル・アンデルセン@HELLSING 死亡確認】
死因:死の接触

31 覚醒のジャイ子 :2013/09/26(木) 00:25:32 ID:aYvwtbl.0


「お兄ちゃんお兄ちゃんお兄ちゃんお兄ちゃん……」

 ぐるぐると鍋の中の兄達だったものをおたまで回す。
 ぐつぐつと煮立つ鍋を焦げないようにするためだ。
 かれこれ数時間ほどこのような行為を続けている。
 そして、シチューが完成した。
 所謂、ジャイアンシチューである。

「お兄ちゃん達……いただきます!」

 鍋の両端を掴み、一気食いした。
 ……というより、一気に飲み干した。

「お兄ちゃん達を感じる……」
「ヤンデレか!」

 ぐちゃッ! という鈍い音が鳴った。
 腕がありえない方向に曲がっていた――――トシの腕が、だ。

「なに、これ……?」

 次の瞬間、ジャイ子は目を疑った。
 死んだはずの兄たちがそこにいて、自分を守ってくれていた。
 ついでにブタゴリラとジャイアント馬場とスネ夫もいた。

『いともたやすく行われるえげつない行為(ジャイアンズアタック)』
 
 そして、四人のジャイアンとブタゴリラとジャイアント馬場とスネ夫の同時攻撃が決まったのである。

【三浦敏和@タカアンドトシ 死亡】

 ジャイ子は数秒ほどぽかーんとなった。
 そして、自分の見に起こった変化にやっと理解した。

「まさか、これが……私のスタンド……?」
『そうだよ、ジャイ子』
『お前は俺らの分も頑張れ』

 これがジャイアンシチューの効果である。

『ジャイ子、この殺し合いを止め……いや、そんな大義を背負う必要はないさ』
『せめて、精一杯生きろ』
「お兄ちゃん達………」

 兄たちの言葉をジャイ子は涙を流しながら噛み締める。

『悪いな、ジャイ子ちゃん、僕じゃ力になれそうにないや』
『なんで俺まで……俺はただジャイアンポジションに……』
『アッポー!』
「あんたらはいらないや、帰れ」

 こうして、ジャイ子はスタンド使いになったのであった。

【一日目・12時00分/日本・熊岡県】
【剛田ジャイ子@ドラえもん】
【状態】覚醒
【装備】スタンド『ジャイアン×4&ブタゴリラ&ジャイアント馬場withスネ夫』
【道具】支給品一式
【思考】
基本:家族を殺した奴を殺す
 1:お兄ちゃん達がいっぱいお兄ちゃん達がいっぱいお兄ちゃん達がいっぱいお兄ちゃん達がいっぱいお兄ちゃん達がいっぱい
   お兄ちゃん達がいっぱいお兄ちゃん達がいっぱいお兄ちゃん達がいっぱいお兄ちゃん達がいっぱいお兄ちゃん達がいっぱい
   お兄ちゃん達がいっぱいお兄ちゃん達がいっぱいお兄ちゃん達がいっぱいお兄ちゃん達がいっぱいお兄ちゃん達がいっぱい
   お兄ちゃん達がいっぱいお兄ちゃん達がいっぱいお兄ちゃん達がいっぱいお兄ちゃん達がいっぱいお兄ちゃん達がいっぱい
   お兄ちゃん達がいっぱいお兄ちゃん達がいっぱいお兄ちゃん達がいっぱいお兄ちゃん達がいっぱいお兄ちゃん達がいっぱい
   お兄ちゃん達がいっぱいお兄ちゃん達がいっぱいお兄ちゃん達がいっぱいお兄ちゃん達がいっぱいお兄ちゃん達がいっぱい
   お兄ちゃん達がいっぱいお兄ちゃん達がいっぱいお兄ちゃん達……でも、ブタゴリラさんと馬場さんとスネ夫さんはいらないや

32 初人狼です :2013/09/27(金) 17:14:14 ID:BWrhTfuo0
その頃、日本各地で参加者の謎の変死が4件ほど起こっていた。

【小牟@ナムコクロスカプコン 死亡確認】
【蔵馬@幽☆遊☆白書 死亡確認】
【キュウコン@ポケットモンスター 死亡確認】
【八雲藍@東方project 死亡確認】


【一日目・12時00分/日本・???】

【占い師@汝は人狼なりや?】
【状態】健康
【装備】不明
【道具】支給品一式
【思考】
基本:人狼を見つけ出して吊る
1:妖狐の呪殺
2:占いCO、八雲藍○

33 大災害を阻止せよ :2013/09/28(土) 00:52:02 ID:J6Hb3eso0
「其処に転がっている肉片……お前らの仕業か」
「そっちのガキの妖気……何者だ!」
「わわわわわわ」

 ハス太から事情を聴こうとしたユーノだったが、二人の乱入者によって見事に邪魔された。
強面の二人に威圧されハス太は完全にパニックになってしまい、ユーノもまたサングラスの方にショットガンを向けられてて動くに動けない。
しかし、乱入者は彼等だけではなかった。

「ちょっと待った!子供を二人がかりで威圧するとは何事だ!」

 それは、上半身裸の筋肉質な白長こと、やらない夫だった。
ハス太の助けてほしいという思いを感知した彼が遂にやってきたのだ。

「てめえは……!?」
「今度は一体何?」

 乱入者の人からかけ離れた姿に思わず固まる一同。
そして、やらない夫が次の行動に入る前に今度は浴室の扉が勢いよく開かれた。

「ユーノ君!大変なの!!」

 ボンテージを着た高町なのはの乱入でさらに混乱する一同。
しかし、驚くべき所はこれからだ。

「大災害が……日本に大災害がくるの!」

 驚く声が5つ重なった。



「そういう事だったのか……」
「悪いな、怒鳴ったりして」
「い、良いよ……気にしてないから……」

 世界の危機を知って驚いたユーノ達は色々と話し合う事になった。
世界の危機って時に殺し合いなんてしてる場合じゃないといった感じに全員が思ったからだ。
それぞれの誤解も解け、打ち解けあう6人。
ちなみに、なのはは普通の服に着替え、ついでにタイムふろしきで19歳まで戻った。

「未来、変えないといけないよね……」
「なのは、僕がついてる。それに」
『I am with you, too.』

 なのはを励ますユーノと彼女のデバイスであるレイジングハート。

「ぼ、僕も……役に立てるか解らないけど……」
「俺も協力するぜ」
「これを見過ごすわけにはいかねえよなあ」
「ここで君達を見捨てたら、一生後悔することになるしな」

 ハス太が、桑原和真が、レオリオ・パラディナイトが、やらない夫が協力を申し出た。
そして彼等は進む、破滅の未来を変えられると信じて。

34 大災害を阻止せよ :2013/09/28(土) 00:52:21 ID:J6Hb3eso0
【一日目・12時15分/日本・千葉県 ホテル】

【高町なのは@魔法少女リリカルなのは】
【状態】健康、19歳の身体
【装備】レイジングハート@魔法少女リリカルなのは、千年タウク@遊戯王
【道具】基本支給品一式、タイムふろしき@ドラえもん、ボンテージ
【思考】
基本:大災害による世界滅亡を防ぐ
1:まずは情報を集めないと
2:ヴィヴィオに再会してきちんと話し合いたい
※千年タウクの効果によって、高町ヴィヴィオの存在と日本に世界を襲った大災害が起こる未来を知っています。
※タイムふろしきを使ったので、19歳の肉体に成長しました。

【ユーノ・スクライア@魔法少女リリカルなのは】
【状態】魔力消耗(小)、19歳の身体
【装備】なし
【道具】基本支給品一式
【思考】
基本:大災害による世界滅亡を防ぐ
1:なのはを護る
2:大災害の情報を集める
※タイムふろしきを使ったので、19歳の肉体に成長しました。
※PSP版の技が使えます。
※魔力消耗は第二回放送が流れるころには全快するでしょう。

【ハス太@這いよれ!ニャル子さん】
【状態】健康
【装備】なし
【道具】支給品一式、ガソリンの入った一斗缶
【思考】
基本:大災害による世界滅亡を防ぐ
1:ニャル子ちゃんたちは大丈夫かな
2:僕も頑張らないと

【桑原和真@幽遊白書】
【状態】健康
【装備】なし
【道具】支給品一式
【思考】
基本:大災害による世界滅亡を防ぐ
1:怒鳴りつけた借りを返す為にも、ハス太を護る
※不明支給品はM16でしたが、使わないのでやらない夫に譲りました。

【レオリオ・パラディナイト@HUNTER×HUNTER】
【状態】健康
【装備】スパス12
【道具】支給品一式
【思考】
基本:大災害による世界滅亡を防ぐ
1:大災害の情報が足りないな
※不明支給品はスパス12でした。

【やらない夫@2ch】
【状態】健康
【装備】M16
【道具】なし
【思考】
基本:大災害による世界滅亡を防ぐ
1:なのは達に全面協力する
※このやらない夫は精神が超タフです。
※和真からM16を譲り受けました。

35 恋は!スリル!ショック!サァーースペェーーンス!! :2013/09/28(土) 02:39:29 ID:ZMYWVuiU0

「何じゃ、新一、せっかく光彦君をテラカオスにする装置を作ったというのにいらんのか」
「バーロー、そんなもの作ってる暇があったら、俺の身体を元に戻す薬でも作ってろ」

一方その頃、もうひとりの天才科学者は微妙に使えるかどうかわからない装置を作っていた。
 
「この装置は一秒間にスイッチを100連打することで光彦君がテラカオスになるんじゃよ」
「バーロー、そんなことは無理だろ」
「……にしても、新一、さっきから何をしとるんじゃ?」
「パラパラの練習に決まってんだろ!」

それでもコナンは真顔で一心不乱にパラパラを踊り続ける。
 

 恋は!スリル!ショック!サァーースペェーーンス!!
 見えーない力、頼ーーりにーー!!心の扉!閉ざさーーずに!
 強くぅ〜〜〜……強くぅ〜〜〜!!!!


非常にキレがある動き。
その動きのキレの良さだけでカナン王は死んだ。
そら、キレのあるパラパラを見せらて、死なない奴はいない。
例えそれが主催者であろう、なんだろうと。

【カナン王@カードワースサンプルシナリオ「賢者の選択」 死亡確認】

【一日目・12時/日本・渋谷】
【江戸川コナン@名探偵コナン】
【状態】健康
【装備】なし
【道具】支給品一式、キック力増強シューズ、ホテルの浴衣、その他不明
【思考】
基本:恋は! スリル! ショック! サァーースペェーーンス!!
 1:阿笠博士に自分の身体を元に戻す薬を作らせる

【阿笠博士@名探偵コナン】
【状態】健康
【装備】なし
【道具】支給品一式、光彦君をテラカオスにする装置
【思考】
基本:全ての黒幕はわしじゃよ、新一
 1:もちろん、哀君たち内緒じゃよ

36 殺し合いによってテラカオスを生むって大前提を壊すのはねぇ…… :2013/09/29(日) 01:15:19 ID:ZSgjmPKU0
「新一、今度は一秒間に百回ボタンが押せる機械をt」

 そう言い終わる前に銃声が聞こえ、阿笠博士の額に風穴があいて、彼は死んだ。
そして、博士が作った二つの機械にも銃弾が撃ち込まれ、破壊された。
コナンが銃声の聞こえたほうを振り向くと一人の男が居た

「愚か者め。そんなやり方でテラカオスを作っても、あっさりズガンされる程度の奴しか出来ないのだよ」

 銃を撃った男はシックスだ。
特務機関隊員でありながら、テラカオスの力を望む男だ。

(何だこいつは……黒の組織の奴らよりも遥かにやばい目をしてやがる……)

 シックスの放つプレッシャーに押し潰されるコナン。
そんな動けないコナンを見逃すシックスではなかった。
シックスはその強化された肉体によって得られた力で剣を振るう。
切れ味はそんなに良くはない剣ではあったが、シックスの力ならば人の首を刎ねることなど容易い事だった。

(しかし、あの機械を破壊してその開発者を殺せとは、主催も気づいてるのか?激しい殺し合いを通して目覚めたテラカオス程強くなるという事に……)

 そう、シックスが博士を殺し、テラカオス化装置を破壊したのも主催の任務だった。
そして彼の予想通り、主催も強いテラカオスが生まれる条件には気付いていたりする。

(まあいい、テラカオスの力を手にするのは私だ)

 そう考えながらシックスは使えそうな支給品を拾いつつ歩みを進めていく。
その果てに何が待っているのか……それはまだ誰も知らない。

【一日目・12時15分/日本・渋谷】

【シックス@魔人探偵脳噛ネウロ】
【状態】健康
【装備】剣 デザートイーグル
【道具】支給品一式、手榴弾×5
【思考】基本:任務遂行しつつテラカオスの力を手にする。
1:五本指は上手くやっているだろうか。
2:次の標的は
※一応主催者側です
※手榴弾×5はコナンの不明支給品でした。

【阿笠博士@名探偵コナン 死亡確認】
死因:射殺

【江戸川コナン@名探偵コナン 死亡確認】
死因:斬殺

37 混沌すぎるバトロワ :2013/09/29(日) 01:59:02 ID:/kwT52cs0

「どっせぇぇぇいッ!!!」
「!?」

特に理由のない拳がシックスを襲う。
その衝撃で顔どころか全身が砕け散った。

「あまり主催側のキャラが出張ってんじゃねぇぞ、こんドクズ野郎が!!」

その形相はもう激怒プンプン丸をはるかに超えていた。
どうしてこうなったかわかるだろ? 理解しろよ。

「お前のやってることはつまんねーだよ!」

そして、シックスのアイテム等を奪い、律はからくりドームに向かった。
もちろん、目立つためである。

【一日目・12時20分/日本・渋谷】

【田井中律@けいおん!】
【状態】健康、ちょっとカオス
【装備】剣 デザートイーグル、参加者詳細名名簿
【道具】支給品一式、手榴弾×5
【思考】基本:目立つ、そして、全員殺す


【シックス@魔人探偵脳噛ネウロ 死亡確認】
死因:拳

38 走れ〜、走れ〜 :2013/09/29(日) 18:28:53 ID:v7Nnn2VU0
「うおおおおおおお!!」

すごい叫び、すごい形相で全力疾走している夜神月
彼がなぜ全力疾走しているのかというと

「グオオオオ!!」

その咆哮の主ナルガクルガ
そのようなモンスターに追われていたのだった

(どうしてこうなった!!)

そう思いながら月は全力で逃げるのだった

【一日目12時20分/日本・千葉県】

【夜神月@DEATH NOTE】
【状態】少々走り疲れてきた
【装備】栄養ドリンク
【道具】支給品一式
【思考】基本:全力で逃げる
1:どうしてこうなった!

【ナルガクルガ@モンスターハンターシリーズ】
【状態】健康
【装備】
【道具】なし
【思考】基本:暴れる

39 殺人的な加速だ :2013/09/30(月) 14:26:26 ID:KVpc55TwO
カオスロワちゃんねるによると、高木の奴もMSを手に入れたらしいな。
なら、この私もMSで勝負するだけだ。
首を洗って待ってろよ、高木。
トールギス、最大加速だ。

【一日目・12時30分/福井県小浜市】
【黒井崇男@アイドルマスターシリーズ 死亡確認】
死因:トールギスの加速によるGに身体が耐えきれなかった

【占い師@汝は人狼なりや? 死亡確認】
死因:墜落してきたトールギスにより圧死

40 殺し合いによってテラカオスを生むって大前提を壊すのはねぇ…… :2013/10/01(火) 22:42:34 ID:lGw/1uvs0
 からくりドームでは、複数名のマーダーとそれを追う者が侵入したり、実況と解説が全員死んだりしたけど死合が続行されている。
カオスロワの野球は選手がいる限り中止されないのだ。
むしろ、マーダーと殺し合いながらも続けるのがカオスロワの野球だ。
12時30を過ぎた頃に1回裏の攻撃が終了したのだが、今回は1回表第三打席以降の流れをダイジェストで説明しよう。

 まずは1回表第三打席。
投げられるボールと同時に攻撃を仕掛ける双方のヴァンガードユニット。
そして、“騎士”が“翼竜”を両断し、闇DAIGOのボールもまた、DAIGOによって打たれた。

「こ、このオレが、奴に……うわああああああああ!!」

 余りの悔しさにショック死する闇DAIGO。
もう一人の自分に野球とヴァンガードの両方で敗れたのだから仕方ない。
しかし、DAIGOの打球もナッパの大ジャンプによって取られてしまい、DAIGOはアウトとなった。

 一回裏、最初のバッターはナッパだ。
ちなみに、死んだ長友に代わって霊夢が入った。
200km/hオーバーなストレートを投げるイチローだが、サイヤ人であるナッパには打ちごろの球でしかなかった。

(ホームランでもいいが……こいつだ!)

 打球は、TDNの胸元に構えられたグローブに向かっていき……。

「ごふっ」

 着弾の衝撃でTDNの心臓を破裂させていた。
これでボールが落ちればナッパのランニングホームランだったが、そうはいかなかった。
ボールがグローブにめり込んでいたので落ちなかったのだ。

「おとなしくホームランにしておけば、畜生!!」

 ナッパの悔しげな叫びが響きわたった。

 続く第二・第三打席だが、あっさりと三振で終わった。
その理由は、TDNの代役としてセンターに入った勇次郎だった。
勇次郎の気迫でレンのPSIクオリアが封じられてしまい、イチローの剛速球に対応出来なかったのだ。
そして、死合はマーダー来襲の可能性を秘めたまま2回表へ進む。

41 混沌な名無しさん :2013/10/01(火) 22:43:30 ID:lGw/1uvs0
タイトルミス。「死合と死闘」で

42 死合と死闘 :2013/10/01(火) 22:43:53 ID:lGw/1uvs0
その一方で、観客席では既にマーダーとの死闘が始まっていたのだった。

「代役に選ばれたくない、選ばれたら死ぐはっ」
「うはっwww支給品がトイレットペーパーとkうぐっ」

 誠と、慌てて自分の支給品を漁ったニコ厨が射殺されたのだ。
二人を殺したのは、五本指の一人、DRだった。

「みんな!これに隠れて!」

 誠の支給品のいいボートを出して、即席の遮蔽物とする千本桜ミク。
しかし、生き残った応援団全員が隠れた所で、千本桜ミクの頭に風穴があいた。

「お前ら全員、私が目立つために死ね!」

 テラカオス化の進行で得た身体能力によって早くもからくりドームに到着した田井中律であった。
大した新ネタも無くキレて暴れて殺しまくるだけのキャラが目立つわけないのだが、律は気付いていなかった。
そんな浅はかな律に黒いエネルギー弾が襲い掛かり、突然の事にかわし切れず律はデザートイーグルを破壊された。
そのエネルギー弾の名前はシャドーボール、そしてそれを撃ったのはダイゴの出したメタグロスだ。

 一方、海と真は横倒しにされたいいボート越しにDRと対峙していた。
千本桜ミクのデイパックから釘バットを取り出した真は、コルトパイソンを構えたまま動かないDRを見据えてこう言う。

「あいつは近づかれるのをおそれやがるんだ。だからこっちから近づいてやる!」
「やめろまこっちゃん!!」

 真は海の静止も聞かず、DRへ奇襲をかけた。
DRへ接近に成功し、釘バットを振り上げる真。

「かかったなダニが!!」
「真!!」

 槍の穂先のように変化したDRの爪が、釘バットを振り下ろそうとする真の心臓を貫いた。



 その頃、ダイゴと律の戦いは、ダイゴが優勢だった。

「ちっ、じゃあこれならどうだ!」
「メタグロス、サイコキネシスだ!」

 律が怒りに任せて手榴弾を5つ全て投げつける。
しかし、メタグロスのサイコキネシスで手榴弾は誰もいない場所まで飛ばされ、爆散した。
確かに、シックスを素手で粉砕したりする等、律の身体能力は驚異的だ。
しかし、一般人でしかなかった律は戦闘経験に乏しく、怒りに飲まれ過ぎていてそれを学ぶ事すら出来ていない。
対するダイゴは優秀なポケモントレーナーであり、戦術眼は備わっている。
その差が、戦いの流れを作り出していた。

「コメットパンチ!」

 メタグロスの必殺の一撃を剣で受け、そのまま剣を砕かれながら吹き飛ばされる律。
しかし、律は幸運にも打撲くらいで済み、ダイゴとメタグロスから距離を取る事も出来た。
そして律は、一人怯えているちなつを見つけた。

(作戦変更、まずはあの子供から殺し、そしてあのポケモントレーナーを殺して、他の観客もぶっ殺して、ドームの参加者を皆殺しにしてやる)

 そう考え、律は飛びあがってちなつの元に向かう。
空中からの一撃は、ちなつを確実に仕留めるはずだった。

「ごめんなさい!」

 そう言いながらちなつは支給された武器を構え、撃った。
その武器の名はRPG-7……いわゆるロケットランチャーだ。
空中にいた律にそれを避けられるはずもなく、律は爆死した。

律は死んだ。
しかし、観客席にはまだDRというマーダーがいるのだ。
観客席の死闘は続く。

43 死合と死闘 :2013/10/01(火) 22:44:07 ID:lGw/1uvs0
【一日目・12時40分/東京・からくりドーム】

≪大正義巨人軍≫

【◆6/WWxs901s氏@カオスロワ書き手】――目的:目立つ
【ラミレス@横浜DeNAベイスターズ】――目的:ハラサン…
【ハレクラニ@ボボボーボ・ボーボボ】――目的:契約金
【武田観柳@るろうに剣心 】――目的:契約金
【雀ヶ森レン@カードファイト!! ヴァンガード】――目的:勝利
【中邑真輔@現実?】【真壁刀義@現実?】――目的:闇DAIGOの仇討
【ナッパ様@ドラゴンボールZ 】――目的:とりあえず野球に勝つ
【松本人志@現実】――目的:浜田を生き残らせる。ハラサンに協力。DCS状態
※松本は闇DAIGOの後釜として5番セカンドになりました。

ポジション表
1番 サード    ナッパ様
2番 センター   武田観柳
3番 ファースト  雀ヶ森レン
4番 ピッチャー  ◆6/WWxs901s氏
5番 セカンド   松本人志
6番 キャッチャー ラミレス
7番 ショート   ハレクラニ
8番 ライト    中邑真輔
9番 レフト    真壁刀義

≪巨人軍ベンチ≫

【ハラサン@大正義巨人軍】――目的:大正義巨人軍を優勝させる。
【ポッチャマ@ポケットモンスター】――目的:野獣先輩捜索組。とらわれの身

≪イチローチーム≫

【イチロー@現実?】――目的:川崎宗則を倒すため仲間を集める
【DAIGO@現実?】&【ウルトラマンゼロ@ウルトラマンサーガ】――目的:殺し合いを止める
【美堂蛮@GetBackers-奪還屋-】――目的:とくになし。野球しようぜ組
【佐治雪哉@LIGHT WING】――目的:とくになし。野球しようぜ組
【伊吹萃香@しゅわスパ大作戦】――目的:野獣先輩捜索組
【北島○介@現実】――目的:野獣先輩捜索組
【ロイ@FE封印の剣】――目的:レンにモテるコツを聞く
【博麗霊夢@クッキー☆】――目的:野獣先輩捜索組。声がヘン
【範馬勇次郎@範馬刃牙】――目的:禁欲など無意味だとレンに教える。

ポジション表
1番 ショート   博麗霊夢
2番 ライト    ロイ
3番 セカンド   DAIGO
4番 ピッチャー  イチロー
5番 サード    北島〇介
6番 レフト    美堂蛮
7番 ファースト  佐治雪哉
8番 センター   範馬勇次郎
9番 キャッチャー 伊吹萃香

【ダイゴ@ポケットモンスター】
【状態】健康、イチローチーム応援団
【装備】メタグロス、チアガールのコスチューム
【道具】支給品一式 
【思考】基本:きれいな石をあつめる
1:襲ってきたマーダーは倒す
2:イチローチームを応援する

【万玖波海@LIGHT WING】
【状態】健康、DRに対して怒り、イチローチーム応援団
【装備】チアガールのコスチューム
【道具】サッカー道具一式
【思考】基本:イチローチームを応援する
1:真の仇を討つ

【吉川ちなつ@ゆるゆり】
【状態】軽度の精神的ショック、イチローチーム応援団
【装備】RPG-7(弾切れ)、チアガールのコスチューム
【道具】支給品一式
【思考】基本:野獣先輩を殺す
1:イチローチームを応援する
2:人殺しちゃった。

【DR@魔人探偵脳噛ネウロ】
【状態】健康
【装備】コルトパイソン
【道具】支給品一式 
【思考】基本:シックスに従う
1:味方以外の参加者を殺しまくる。

【闇DAIGO@現実? 死亡確認】
死因:精神的ショック

【TDN@真夏の夜の淫夢 死亡確認】
死因:打球による心臓破裂

【伊藤誠@School Days 死亡確認】
【ニコ厨@現実 死亡確認】
【千本桜ミク@VOCALOID 死亡確認】
死因:射殺

【平田真@LIGHT WING  死亡確認】
死因:刺殺

【田井中律@けいおん! 死亡確認】
死因:爆殺

44 リョナ展開が見たかった(小並) :2013/10/02(水) 16:56:35 ID:FCp1ahG20
「あ〜今日も絶好のサボリ日和だねぇ」

なんてことをほざきながら惰眠を貪る少女が一人。
彼女は小野塚小町、死神である。
小町のスタンスはバトロワに乗じてサボることである。
異常事態っちゃあ異常事態なのだがどうせ他の誰かが解決してくれるだろという考えからである。
巫女とか巫女とか巫女とか。
そろそろ横になろうかと思ったその時…

「何やってるの小町!」
「きゃん!」

あまりにも聞き覚えのある声が響く。
案の定声のした方に振り向くと見覚えのありすぎる少女がいた。
幻想郷屈指の威圧感。そして東方屈指の身長の高さとデカすぎる肩幅。
言ってしまえば地獄の閻魔大王四季映姫・ヤマザナドゥである。
三途の水先案内人、小町が江戸っ子キャラを崩して素っ頓狂な声を上げるのも無理は無い。
ちなみに四季映姫が幼女という風潮は二次創作に毒され続けた結果である。念のため。

「四季様…」
「こんな時でもサボっているのですか貴方は」
「すいませんすいません!」
「言い訳なんて聞きたくありません。仕事をサボる悪い子はこうです!」
「え…何を…」

ヤマザナドゥは強引に小町を四つん這いにさせる。
そして尻を突き出させると、手に持つ悔悟棒で小町の胸にも負けず劣らずの豊満な尻を叩き始めた。

「きゃん!」
「だらしないケツですねぇ…いつもサボっているからこんな体になるんですよ!」
「痛いです!四季様、痛い!」
「こんなんじゃ済ませませんからね。仕事に対して従順になるまで続けますよ!」
「すいませっへぇぇぇぇぇん!」
「(地獄に)落ちろぉ!」



――という夢だったのさ


「ハッ!」

小町が目覚めると病院の廊下だった。
説明しよう。長門の襲撃から逃れた影薄御一行は大阪府に上陸。
そして近くの病院で長門との戦闘で負傷した黒子と日之影の二人を治療していたのだ。
二人を看護をあかりとモモの二人の天使に任せて、死神小町は人が来ないか廊下に出て見張っていたのだが…。
人が全く来ず、サボり気質のあった小町はそのまま眠りこけてしまったのだ。

「やれやれ、どこぞの門番じゃあるまいにねぇ…」

部屋の中からは仲間の談笑が聞こえてくるので寝ている間に何かあったというわけではないようだ。
夢に四季映姫が出てきてくれたことにある意味感謝する。

(これからどうするかねぇ…)

小町はこれからのことを考える。
自分としてはできるだけ殺し合いから遠く離れた位置にいたい。
そのために最初は海の上にいたのだが、先ほどのズガン師や乳もぎ魔の襲撃があったように海上も安全とは限らないと分かった。

(できればしばらく…というかずっとここにいたいねぇ)

どうやら今の状況ではこの大阪という場所は割と過疎らしい。
つまり過疎地にずっといれば多少安全ということになるだろうと小町は考えた。
最も、そこらの相手にやられるほど小町は柔ではないが。

また一眠りでもしようか、と考え始めたその時――



「あら、やっぱりサボっているのね」

夢の時と同じく声がかけられる。
小町はこの声の主を知っていた。

「なんだい、まさかあんたも参加していたのかい。花映塚の件以来だねえ」

小町の視線の先には四季のフラワーマスターにして主催者の手先、風見幽香が笑みを浮かべて立っていた。

45 リョナ展開が見たかった(小並) :2013/10/02(水) 16:57:46 ID:FCp1ahG20


「こんな状況でも相変わらずなのね」
「サボっているわけじゃない、見張りをしていただけだ」
「横になろうとしていた癖によく言うわ」
「ぐぬぬ」

雑談しながらも小町は幽香に対する警戒心は解いていなかった。
知り合いとはいえ彼女は無く子も黙る大妖怪。
自分以外の空気組の適う相手ではない、花をへし折るが如くだろう。
小町は斬魄刀をいつでも使用できるように握り締める。

「で、何の用だい?できれば物騒なことはやめてもらいたいんだが」
「別に争いごとをするつもりはないの。私はただ貴方にお願い事をするために来たのよ」
「お願い事だって…?」
「そう、貴方には…殺し合いに乗ってもらいたいのよね」

幽香の言葉に小町は怪訝な表情を浮かべる。

「なん…だって…?」
「そう、貴方には積極的に殺しをしてほしいの。
貴方にはそのための支給品が二つあるはずでしょう?もったいないじゃないの」
(なんで私の支給品のことを…あんたは一体…?)
「冗談じゃないね。なんであたいがこんなことをしなきゃならないんだ?そういうくだらないことなら他をあたりな!」
「いいじゃない。貴方死神でしょう?」
「人を殺すだけが死神の仕事じゃないんだよ!」

小町は断固として反論する。
死神といえど『お迎え』は小町の管轄外であり、殺しは小町の望むことではない。

「あら、断るのね」
「ほら帰った帰った!」
「そう、じゃあ仕方ないわね………言うこと聞くようにしてあげるわ」

次の瞬間幽香から殺気が放たれた。
そして差していた傘を閉じて振りかぶり襲い掛かる。
その間わずか1秒。
小町はかろうじて斬魄刀の鞘で傘の一撃を防いだ。
そして咄嗟に距離をとると斬魄刀を抜き、解号する。

「射殺せ――神鎗!!」

解号された斬魄刀『神鎗』の刃が幽香の喉元に超スピードで伸びる。
が、幽香は手元の日傘で神槍の軌道を反らし回避する。
そして小町の懐に潜り込み、日傘を小町の腹に突き刺した。

「が…はっ…!」

突き刺すといっても貫かない程度にである。
が、当然ダメージはデカい。そこらの腹パンを遥かに超えるだろう。
あまりの痛さに小町は地面に蹲り悶絶する。
偶然、夢の中で四つん這いにされたときと非常に似ている構図となった。

「抵抗はしないでほしいのよね。貴方程の実力者を相手に殺さないように手加減するのは難しいのよ?」

幽香は足元で悶える小町を見下しながら話しかける。

「さてと、私に楯突いた罪は重いわ…。少しお仕置きが必要ね」

幽香は蹲る小町の尻を日傘で叩き始めた。
夢の中で四季映姫がそうしたように。
何度も叩くたびに小町は声にならない悲鳴を上げる。
何発も叩いた後、幽香は最後に日傘のフルスイングを尻に叩き込む。
その結果小町の上半身は病院の壁にめり込んだ。

「それじゃ元気になったらよろしくお願いするわね死神さん。
もし明日になっても何もしないようだったら……『また来るからね』」
「…………」

そう言い残して幽香は立ち去る。
一方小町はなんの返事をする気力も無かった。





46 混沌な名無しさん :2013/10/02(水) 17:00:04 ID:FCp1ahG20

あかりとモモが駆けつけてきた時は既に小町が壁にめり込んでいる状況であり幽香は既にいなかった。(黒子と日之影は怪我人なので来れなかった)
腹に打撲の跡、そして尻が真っ赤に腫れているというある意味酷い怪我をしていたので小町もまた病室に担ぎ込まれることとなったのだ。
慌てるあかりとモモには襲撃者が来て何とか撃退したとだけ伝えてある。
襲撃者が幽香のことと殺し合いに乗るか否かという件については話してはいない。

(まさか風見幽香…彼女は主催者側なのか)

殺し合いを促進させようとする行為。
そして自分の支給品を把握していること。
それならばある程度合点はいく。

(どうやら事は思った以上に厄介になっているようだね…)

死神は病室のベッドの上でため息をつきながら考える。
これからの動向。風見幽香の言うことを聞くか聞かないか。

(さて、あたいはどうしたらいいもんかねぇ〜)

【一日目・12時/日本・大阪 病院】

【小町と影薄な仲間たち】
【小野塚小町@東方Project】
【状態】腹に打撲、尻が真っ赤
【装備】斬魄刀『神鎗』@BLEACH、デスノート@DEATHNOTE、舟
【道具】不明
【思考】
基本:バトロワに乗じて仕事をサボる?
1:しばらく考えさせておくれよ
2:どっかに安住の地はないもんかねぇ

【黒子テツヤ@黒子のバスケ】
【状態】顔が包帯でミイラ(顔の皮膚喪失)
【装備】なし
【道具】死出の羽衣@ 幽々白書
【思考】
基本:友人たちと生き残る
1:顔が痛いです、死ぬかと思いました

【東横桃子@咲-Saki-】
【状態】健康
【装備】不明
【道具】不明
【思考】
基本:加治木先輩や友人たちと生き残る

【赤座あかり@ゆるゆり】
【状態】健康
【装備】なし
【道具】マムルの肉×2@風来のシレン
【思考】
基本:主人公らしく活躍する

【日之影空洞@めだかボックス】
【状態】ダメージ(大)、右腕欠損(止血済)
【装備】不明
【道具】不明
【思考】
基本:主催者を倒す
1:仲間を守る
2:↑の両方やらなくちゃあならないのが先代生徒会長の辛いとこだな。



【風見幽香@東方project】
【状態】健康
【装備】日傘
【思考】
基本:テラカオスを生み出す計画を遂行する
1:計画のために殺し合いを促進させ、計画の邪魔をするものは地に還す
2:九州ロボに戻る
3:小町が働かないならその時は…

47 特務機関員はこぐ :2013/10/02(水) 22:59:36 ID:.Y9frPLg0
「どうしてこんなことをしているのでしょうか」

舟をこぎながらハザマはそうぼやく
ハザマは特務機関の一員だ、だがなぜか海におり舟をこいでいる
だが、舟をこいでいるのは一人ではない
もう一人ハザマと同じく特務機関員の人物が舟をこいでいる

「………」

何もしゃべらずに淡々と舟をこいでいる、大尉と呼ばれる人物だ
実は彼は人狼と呼ばれる種族だが今はあまり関係ない

「ああ、疲れますよ舟をこぎっぱなしだと」
「………」

ハザマはそう愚痴りながらもこぎ
大尉は無言でこぐ
彼らはいつになれば陸地に着くのだろうか

【一日目・12時40分/日本・富山湾近く】

【ハザマ@BLAZBLUE】
【状態】少々疲れた
【装備】ウロボロス@BLAZBLUE ナイフ 舟
【道具】支給品一式
【思考】基本:命令に従う
1:早く陸地は見えないかな

【大尉@HELLSING】
【状態】健康
【装備】モーゼルM712@HELLSING
【道具】支給品一式
【思考】基本:命令に従う

48 スニーキング・ラクーンドッグス :2013/10/03(木) 01:11:29 ID:nl455Mn.0
とあるマッドサイエンティストによって改造されロボとなり、現在ではこの殺し合いの主催者の本拠地と化した空飛ぶ九州。
その一角・福岡はYahoo Japanドームでは、現在進行形で施設の要塞化が始められていた。

野田総理の命により運悪く周辺にいた参加者達は有無を言わさず拉致され、要塞建造のための労働力として使役させられていた。



「畜生……殺し合いだけでもやべぇってのに、何だって俺がこんな作業させられなきゃならねぇんだ。
それもこれも全部あの総理の野郎がいけねぇんだ! 野田のバーカ!バーカ!バーカ!」
「まったくだぜ! このブラックサタン最高幹部である俺様が奴隷同然の扱いなど笑い話にもならねぇ!」
「チェッ……あのMSパイロット共のうすのろめ、どうせ死ぬんなら野田を道連れにしてから死にゃあよかったんだ!」

ガォンガォンガォン!!

望まぬ強制労働に不満を露わにして叫ぶ3人の参加者は、突如として鳴り響いた銃声と共に倒れこみ、そのまま
物言わぬ躯と化した。
見ると3人の脳天が正確に打ち抜かれているのが分かった。
いきなりの状況に周囲にいた他の労働者たちにも緊張が走る。

【DXファイター@秘密結社鷹の爪 死亡確認】
【デッドライオン@仮面ライダーストロンガー 死亡確認】
【カナディアンマン@キン肉マン 死亡確認】


「はいそこのお三方、無駄口を叩かずに作業に従事してくださいね? ……と言っても、既に死んでますので
言っても無駄ですがね」
『………』
パンパンと手を叩きながら彼らの背後から二人の人影が姿を現す。

蝙蝠のような意匠を持つ異形の宇宙人、触覚宇宙人バット星人グラシエ。
銀色に輝く装甲を持った無感情な戦闘ロボット、ギャバンブートレグ。

彼らはこの福岡ドーム要塞化作業の現場監督指揮者として主催から送り込まれたエージェントである。


「そこにいる他の皆さんも死にたくなければ作業に集中する事ですよ。あまり作業態度がよろしくない方、
この3人のように野田総理殿への罵詈雑言を口にするような方、そういった方々は容赦なく私の隣にいるこの
ギャバンブートレグ君が長い長い休憩時間をプレゼントして差し上げますのでそのつもりで」
『………』
「ああそれと、ここにいる面々で造反しようなどと馬鹿げた事を考えるのも控えて方がよろしいかと。あなた方の
命はその首輪によって我々が握っているという事もお忘れなきよう」


グラシエの慇懃無礼な態度、銃を構えたままのブートレグの無言の圧力、そして首輪という枷の再認識によって、
労働者たちは何も反論できぬまま手を動かし始め黙々と作業を再開し始めた。
彼らは数こそいれど空中を飛翔する主催の本拠地に隔離されたこの状況を打破できる手段を持っている訳ではない。
今はまず当面の命だけでも拾わねば。
皆そう思うだけで精一杯だった。

「(フフフ、まあ今は精々生き長らえる事ですね。もっともあの方々が仰っていた世界滅亡が阻止できなければ
あなた方の頑張りもすべて無に帰すのですが……どうなります事やら)」


【一日目・12時30分/九州ロボ(日本海を飛行中)・福岡Yahoo Japanドーム内部】

【バット星人グラシエ@ウルトラゼロファイト】
【状態】健康、上機嫌
【装備】なし
【道具】不明
【思考】
基本:エージェントとして野田総理(及びベイダー卿達幹部)に協力する
1:監督役として本拠地周辺の要塞化を手伝う
2:反逆者は容赦なく処分する
3:世界滅亡は知った事ではないが、いざとなれば己の保身に尽力する

【ギャバンブートレグ@海賊戦隊ゴーカイジャーVS宇宙刑事ギャバン】
【状態】正常
【装備】ブートレグブレード、ブートレグビームガン
【道具】なし
【思考】
基本:主催の命令に従う
1:反乱分子の排除

49 スニーキング・ラクーンドッグス :2013/10/03(木) 01:12:47 ID:nl455Mn.0


「この地にいた者達を奴隷にするだけでは飽き足らず、なんという残酷な真似を……」
「皆を救うためにも、一刻も早くこの殺し合いを止めんとあかんな」

所変わって場所は九州ロボ内部にあるモニタールームの一室。
各地に設置された監視カメラによって映し出される日本全国の映像の内、福岡ドーム内での凶行が映し出された
モニターを見て怒りの表情を浮かべる二人の人物がいた。

一人は時空管理局海上警備部捜査指令にして特務六課隊長、八神はやて。
もう一人は佐渡の化け狸の頭領、二ツ岩マミゾウである。


主催者の関係者でもない二人が九州ロボの内部に侵入できている事に諸君は疑問を持つだろう。
無論理由はある。
先の3機のドムによる福岡ドーム襲撃の際、偶然現場近くにいた二人はこの状況を幸いとばかりに、襲撃の
ドサクサに紛れてドーム内部への潜入に成功していたのである。

とはいえ何の苦も無く潜入できた訳ではない。
奇襲による対応の遅れがあったとはいえマミゾウの持つ『化けさせる程度の能力』を駆使してマミゾウ自身と
はやてを警備兵の姿に化けさせる事で何とか目を欺けたのは正直軽い奇跡だと二人は感じていた。
墜落した九州ロボを野田総理が火事場泥棒のごとく接収してから間が無かったためドームの警備状況が比較的
手薄だった事も幸いだった。
そんな数々の幸運に助けられ、二人は本拠地内部へと潜り込む事に成功したのである。


「それにしても、さっきデータベースを軽く調べて見つけたこの動画……世界中の大陸が沈没した瞬間の映像が
収められとったけど、この『TC計測値』言うんは一体何なんや? 何か重大な情報に繋がりそうな気がするんやけど……」
手元の機械を操作して呼び出した動画には、彼女の言うようにバトルロワイアル開始前の世界の状況が映し出されていた。
世界中の日本以外の大陸が沈没するというショッキングな映像が流れるその横には、何やら数値の計測記録が並行して
映し出されていたのである。
少なくともTCなどという値ははやての記憶にはなかった。

「はやて殿、真面目に考えておる所申し訳ないんじゃが」
「何や、マミゾウさん」
「いい加減その着ぐるみは脱いだらどうじゃ。わしの能力があるとはいえ目立って仕方ないじゃろ」
そこにいるのは真顔の八神はやて。
ただし、何故かタヌキの着ぐるみを装着した状態だったが。
はやてが着ているのは某赤い配管工ご用達の変身アイテム『タヌキスーツ』だったのである。
「いやぁ、私もそうは思っとるんやけど、どうしても脱ぐ気になれなくてなぁ。何というか『馴染む!実に馴染むでぇぇぇぇぇ!!』
っていう感じなんよ。まったくもって不思議や……」
「いやまあ、はやて殿がそこまで満足ならわしも強制はせんが……」
半ば呆れながら、マミゾウはご満悦なはやてのコスプレを黙認する事とした。


「それはさておき、この動画の謎を調べるのもそうじゃが問題はいかにしてこの殺し合いを打破するかじゃな」
先の動画を保存したUSBメモリを抜きつつ、マミゾウは話題を本来の目的へと戻す。
はやての操作により画面には主催者陣営の面々の情報が映し出されていた。
「主催者たる野田総理はともかく、奴の背後にいる連中はいずれも劣らぬ強者揃い。特に風見幽香はわしも直接の
面識は薄いが幻想郷においても最大の実力者の一人である大妖怪じゃ。少なくとも連中に正面から殴りこんだ所で万に
一つも、いや億に一つもわしらに勝ち目はあるまい」
彼女が弾幕ごっこに応じてくれればいいが、この殺し合いにおいてとてもそれは期待できない。
強者ひしめく主催、首輪という枷、さらに無関係とは思えぬ大陸沈没の謎の解明。
難問は山積みである。
「ともかく今は圧倒的に私達は戦力が足りん。主催が私達に気付くのも時間の問題や。ここでの情報収集が終わったら
一刻も早く日本に戻って体勢を立て直さんと……」
「ああ、それなんじゃがのはやて殿」
はやてが今後の対応に悩んでいると、マミゾウが何やら小声で口を挟んだ。
「(さっきついでに調べてみたんじゃが……この九州ロボ、カプコン製なんで1,2日で墜落するそうじゃ)」
「(何やて!?)」
「(九州を改造した輩の手記がファイルの隅に書いておった。間違いない)」
「(……主催は気付いとるんやろか?)」
「(わからん。じゃが要塞建造に躍起になっている今は確実に気付いておるまい)」

50 スニーキング・ラクーンドッグス :2013/10/03(木) 01:14:43 ID:nl455Mn.0
つまり放っておけば勝手に主催の拠点は壊滅する確率が高いという事になる。
だが新たな問題も浮上した。
「あかん。主催の拠点が潰れるのは喜ばしいんやけど、このままやと関係ない九州の住民まで巻き添えや」
「様々な意味でわしらがここに長居する訳にはいかなくなったという訳か、これは事を急がねば」
「せめて何か役に立つアイテムでも調達できればええんやけど……」
はやて達に支給されたアイテムは役に立たないという訳ではない物だったが、この殺し合いを止めるには力不足な
物ばかりだった。
はやてには自身のデバイスと夜天の書、先のタヌキスーツの3つ。
マミゾウには何やら神々しい雰囲気の銀色のスティック状のアイテムと怪獣のソフビ人形が3つ。
これではとても主催陣営には対抗できそうにない。


その時である。
ピコーン!ピコーン!ピコーン!
マミゾウのスティック型アイテムが急に音を立てて鳴り出した。
「何や!?」
「何かに反応しておるというのか……?」
二人はモニタールームを後にし、マミゾウの手により再び姿を変えて九州ロボ内部を探索し始めた。
途中何度か警備兵に出会ったが、何とか誤魔化す事に成功し、二人は先を急ぐ。



そしてたどり着いたのは地下の格納庫の一角。
「どうやら機動兵器の格納庫のようじゃの」
「ハンガーがガラガラな所を見るに、まだ戦力はあまり整ってないみたいやな」
空きはまだかなり多いものの、内部には何機か機体が配備され始めていた。
「あれは確か……『ばるきりー』とかいう機体じゃったかのう?」
「マミゾウさん、ちゃうで。あれはまさか……『ゴースト』か!?」
かつてマクロスシティを恐怖に陥れた最凶の無人自立飛行兵器。
その機動性は精神コマンド・必中をかけたパイロットでなければ当てることさえ至難の業と言われる怪物レベルの機体である。
「あっちにあるのは……コンバトラーVにダイモスにライディーン!? どういう事や?」
驚くはやての目にした先にあるのは、確かにかつて地球を守ったスーパーロボットによく似た機体だった。
だがはやては知らなかったが、これはそのロボット達のデータを基に作られた量産機なのである。
コンバトラーやボルテスといった超電磁ロボの能力統合機『マグネスファイブ』。
闘将ダイモスの量産機『マルス』。
ムーの巨神、勇者ライディーンのコピー機体『ザマンダー』。
その戦闘力は皆、スペック上はオリジナルに勝るとも劣らない機体である。

「こんな危険なデカブツは早めに壊しておきたい所じゃが……どうやら近いぞ?」
スティックからの反応はますます強くなっていく。
どうやらマグネスファイブの一機の足元から反応があるらしい。
「一体あそこに何があるんや……」
そうはやてがつぶやいた時である。


『ムッ、そこに誰かいるのか? 君達はあの殺し合いに乗っているのか?』
何者かの声が反応の場所から聞こえてきた。
「私達は今行われている殺し合いを止めようとしている者です。姿を見せてもらえませんか?」
『……うむ、どうやら君達からは悪意は感じない。君達を信じよう』
その声と共に二人の前に現れたのは――――――


「「……人形?」」
どこかで見た事がある姿をした小さなソフビ人形だった。

51 スニーキング・ラクーンドッグス :2013/10/03(木) 01:15:20 ID:nl455Mn.0


【一日目・12時30分/九州ロボ内部・機動兵器格納庫】

【八神はやて@魔法戦記リリカルなのはForce】
【状態】健康、困惑、タヌキはやて
【装備】シュベルトクロイツ@魔法少女リリカルなのは、タヌキスーツ@スーパーマリオシリーズ
【道具】基本支給品一式、夜天の書@魔法少女リリカルなのは
【思考】
基本:殺し合いを止める
1:……人形が喋った?
2:九州ロボから離脱し、殺し合いを打破するため仲間を集める
3:大陸沈没の謎を探る
4:それにしてもこのスーツ、実に馴染むで!
※主催側が大災害について何か関与していると考えています(細かい部分は分かっていません)
※九州ロボが1,2日後に墜落する事を知りました。

【二ッ岩マミゾウ@東方project】
【状態】健康、困惑
【装備】なし
【道具】基本支給品一式、ギンガスパーク@ウルトラマンギンガ、スパークドールズ(ザラブ星人、ババルウ星人、ダークガルベロス)
【思考】
基本:殺し合いを止める
1:……何じゃこの人形は?
2:九州ロボから離脱し、殺し合いを打破するため仲間を集める
3:大陸沈没の謎を探る
4:謎のアイテム(ギンガスパーク)の使い道が知りたい
※主催側が大災害について何か関与していると考えています(細かい部分は分かっていません)
※九州ロボが1,2日後に墜落する事を知りました。

【ウルトラマンタロウ(SD)@ウルトラマンギンガ】
【状態】健康、スパークドールズ状態
【装備】なし
【道具】基本支給品一式
【思考】
基本:殺し合いを止める
1:目の前の二人と話す
2:殺し合いを止めるため仲間を集める
3:あれは……ギンガスパーク!?
4:早く大きくなりた〜い


※現在、九州ロボ内部格納庫に判明しているだけで以下の機体が多数配備されています。
【ゴーストX−9@マクロスプラス】
【マグネスファイブ@ゴッドバード】
【マルス@ゴッドバード】
【ザマンダー@ゴッドバード】
この他にも別の機体が配備されているかは次の書き手さんにお任せします。

52 混沌な名無しさん :2013/10/03(木) 02:33:54 ID:FZQLLTyEO
「ガキ一人殺すくらい待ちくたびれてたが、やっと出番が来たぜ」

そういったのは、特務機関の一員のアリー・アル・サーシェスだ。
彼は、戦力を温存するために今まで待機させられていたのだが、シックスと黒の死により、遂に命令が下った。

「ジョーカーか……悪くねえじゃねえか」

【一日目・12時45分/福井県福井市の大戸屋】

【アリー・アル・サーシェス@機動戦士ガンダム00】
【状態】健康、上機嫌
【装備】熱線銃
【道具】支給品一式、ホイポイカプセルにはいったアルケーガンダム@機動戦士ガンダム00+ドラゴンボール
【思考】
基本:命令通り、ジョーカーとして行動する。
1:カオスロワという戦争を楽しむ。

53 混沌な名無しさん :2013/10/03(木) 02:37:53 ID:FZQLLTyEO
ごめんなさい。
【円谷光彦@名探偵コナン 死亡確認】
死因:サーシェスに射殺される
を追加で。

54 戦いの前触れ :2013/10/04(金) 00:48:13 ID:t7mXeKTo0
 流石に疲れたのか、ハザマは漕ぐのを止めて休んでいた。
まあ、ずっと船を漕ぎつづけてたのだから仕方ない。

「疲れも取れたし、また漕ぎ始めましょうか」

 そう言って、休憩を終えて舟を漕ごうとするハザマ。
しかし、その前に主催側専用のスマートフォンが鳴ったので、ハザマと大尉は電話に出た。

『コーホー、ハザマと大尉だな。お前達に命令がある。』

 声の主は主催幹部の一人、ダース・ベイダーだ。

「命令、といいますと?」
「…………」
『有力な対主催組織の殲滅だ。ハザマには拳王軍を、大尉には光熱斗達をやってもらいたい』

 しかし、ハザマと大尉が居るのは海の上である。
このままでは、最悪の場合、作戦目標に会う前にカオスロワが終わりかねない。
だが、そんな心配は無用だった。

「あのー、こちらは今海の上にいまして……」
『移動手段としてデウスに転送ゲートを作らせる。船の前側に出来たゲートにはハザマが、後側のゲートには大尉が入ってくれ』
「了解です」
「…………」

 通信が切れると同時に出現する二つの転送ゲート。
ちなみに、このゲートはデウスのいた世界において地球への侵攻用に使うものだったりする。
勿論、そんな事は知らない二人だが、陸地に戻れる上に任務まで与えられたとあってはゲートを潜らない理由は無い。
そういう訳で、指定されたゲートを潜る二人であった。

【一日目・12時50分/日本・富山湾近く】

【ハザマ@BLAZBLUE】
【状態】健康
【装備】ウロボロス@BLAZBLUE ナイフ
【道具】支給品一式
【思考】基本:命令に従う
1:やっと陸地に戻れますね
※拳王軍の近くに転送されました。

【大尉@HELLSING】
【状態】健康
【装備】モーゼルM712@HELLSING
【道具】支給品一式
【思考】基本:命令に従う
※光熱斗達の近くに転送されました。

【同時刻/九州ロボ(日本海を飛行中)・福岡県】

【ダース・ベイダー@STAR WARS】
【状態】健康
【装備】ライトセーバー@STAR WARS
【思考】
基本:テラカオスを生み出す計画を遂行する
1:計画のために殺し合いを促進させ、計画の邪魔をするものは消す

55 電車は急に止まれない :2013/10/04(金) 02:24:50 ID:40dOeJjc0

「せ〜ん〜ろ〜は続くよ、ど〜こ〜までも〜♪」

 上機嫌で歌いながら道なき道を突き進む。
 歌っているのはもちろん我らが拳王・ラオウである。
 非常に低音かつ伸びのあるいい声である。
 伴奏は元軽音部部員のムギさんと殿馬だ。
 彼女たちは走りながらキーボードとグランドピアノを弾いている。
 非常に器用である。

「それにしても、東京はまだなのか?」
「さっき東京は通りすぎたのだよ」
「ですなぁ」
「そんなことより……蜂蜜を……」
「イチローさんがなんだか、ピンチのような気がする」
「時には遠回りすることこそが最短の道になることもあるのよ」

 結構、呑気に話す彼らだが、その勢いはとんでもなく速い。
 電車ごっこと言えど、本気でやれば本物の電車並みのスピードは出せるのだ。
 砂塵を巻き上げ、どんどん加速していく。
 電車ごっことは本来こういう危険な行為なのだ。
 現在の速度は約160km/hくらい出ているであろう。

「ここでドリフトだ!!」
「……曲がれ」
「できねぇよ!!」

 ほとんどスピードを落とすことなく曲がり角を曲がる。
 所謂、ドリフト走行、電車でDである。

 彼らは十人で本気の電車ごっこしている。
 殺し合いなのに本気にならないで一体どうするの?
 だから、こそ全力で野球の試合をしていた。
 本気で戦ってこそ得るものがあるのだから。

 そんな最中、彼らの前にいきなり転送ゲートが現れ、中からハザマが飛び出してきた。

 さて、トップスピードで走っている電車は急停止が出来るであろうか?
 否、急停止など出来るはずはない。

「………………えっ?」

 つまり……

  /      |[拳王]|     \
  |        ┏━━┓        | /
  |┯━━┓┣━━┫┏━━┯|  プアァァァァァァァァン!
  |│    ┃┃    ┃┃(´酈`) | \
  |┷━━┛┣━━┫┗━━┷|
  |───.\ 超快速 /.───|
  |  (○)⑪\__/⑪(○)  |
  |        ┃    ┃        |
  |__●_┃__┃_●__|
   |       ┃    ┃       |
   |____ .二二二. ____|
   │    │[=.=]|     |
   └── ヽ(´Д`;)ノ うわああああああ〜ッ!! ←ハザマ
      / (___)  
     /  |   | \
    /   ◎ ̄ ̄◎   \
   /             \
※イメージ図です。実際に起こったこととは異なります。

56 混沌な名無しさん :2013/10/04(金) 02:25:35 ID:40dOeJjc0

 そんでもって……ハザマは綺麗に電車に撥ねられた。
 そら、生身で電車の前に飛び出したらこうなるわな。
 その衝撃でハザマはものすごい勢いで吹っ飛ばされた。
 勢いが凄すぎて地球を二周ほどして、飛行中の九州ロボの鹿児島あたりまで吹っ飛ばされた。
 ハザマはその九州ロボとの衝撃で全身の骨が砕け、日本海に沈んだ。
 
「拳王さん、今、前になんかいましたが?」
「この拳王を阻むものなどいなかったわ!!」
「そんなことより、イチローさんを……」
「ハチミツを……」
「イチロー選手に蜂蜜を塗りだくるなんていやらしいわね」
「ですなぁ」

 進撃の拳王軍の勢いは止まらなかった。
 今日の教訓、『電車は急に止まれない』。

【一日目・13時00分/日本・茨城県】
【MEIKO@VOCALOID】
【状態】健康
【装備】アルティメットアーマー@ロックマンXシリーズ
【道具】支給品一式、ノートパソコン@現実
【思考】
基本:殺し合いに乗った者達を殺す
 1:ミクとKAITOを殺す
 2:ラオウ達に協力してもらう
※今までとは別人です。
※『黄金の回転』を習得しました

【琴吹紬@けいおん!】
【状態】精神的にぶっ飛んでる
【装備】核ミサイル、キーボード、現金1兆円ほどが入った特注ジュラルミンケース
【道具】支給品一式、たくあん@現実、その他不明
【思考】
基本:生き残ることを最優先
0:また、打順を考え直さないといけませんね、それにメンバーもあと少し欲しいですね
1:拳王とやらの配下になる
※今までとは別人に決まってんだろ!!いい加減にしろ!!

【ラオウ@北斗の拳】
【状態】健康
【装備】炭酸水
【道具】支給品一式、その他不明
【思考】
基本:野田総理を倒す
0:東京に向かって、千石うぐいすとかいう奴を拳王軍に引き入れるぞ!!
1:そして、拳王が新たな時代を作る
2:死兆星から使者の小娘を配下にしたぞ!
3:トキ似の男を配下にしたぞ!
4:強そうな鎧の女を配下にしたぞ!
5:謎の黒猫たちを配下にしたぞ!
6:ミクとKAITOを倒すぞ!

【平等院鳳凰@新テニスの王子様】
【状態】健康
【装備】テニスラケット、テニスボール×∞、諭吉一枚
【道具】支給品一式、少年ジャンプとヤンジャン、その他不明
【思考】基本:主催者達を滅ぼす
1;マーダーも滅ぼす
2:ラオウたちと行動する
3:テニスがしたいが、野球をする

【プニキ@くまのプ○さんのホームランダービー】
【状態】健康、全ステータスMAX
【装備】木の棒
【道具】支給品一式、その他不明
【思考】基本:ムギさんからハチミツを貰うために野田を野球で潰す
1;ホームランを打つ

57 混沌な名無しさん :2013/10/04(金) 02:25:57 ID:40dOeJjc0

【川崎宗則@現実?】
【状態】健康
【装備】バット、ボール、グラブ
【道具】支給品一式
【思考】基本:イチローを倒してでも、マリナーズに連れ戻す
1:戦力を集める
2:イチローがいるであろう、東京に向かいたい

【クロえもん@ドラベース ドラえもん超野球外伝】
【状態】健康
【装備】バット、ボール、グラブ
【道具】支給品一式 電車ごっこロープ
【思考】基本:野田総理に野球で挑んで勝つ!
0:矢部君の意志を継ぎ、殺し合いを打破する
1:最低でも四国アイランドリーグが出来るくらいの仲間を集める
2:イチロー選手を仲間に引き入れたい

【殿馬一人@ドカベンシリーズ】
【状態】健康
【装備】バット、ボール、グラブ
【道具】支給品一式、グランドピアノ@現実
【思考】基本:生き残る
1:イチローと合流したい

【デューク渡邊@新テニスの王子様】
【状態】健康
【装備】テニスラケット、テニスボール×∞、キャッチャー用具一式
【道具】支給品一式、その他不明
【思考】基本:お頭(平等院)たちについていく
1;デュークホームランを打つ

【緑間真太郎@黒子のバスケ】
【状態】冷静
【装備】ハンマーブロスの無限ハンマー@マリオシリーズ
【道具】支給品一式、ホワイトボードとサインペン
【思考】
0:赤司に勝つ
1:野球をするのだよ

【一日目・13時00分/日本海】
【ハザマ@BLAZBLUE】
【状態】気絶、全身複雑骨折
【装備】ウロボロス@BLAZBLUE ナイフ
【道具】支給品一式
【思考】基本:命令に従う
1:結局、また海なのか……

58 混沌な名無しさん :2013/10/04(金) 12:20:44 ID:WVf85ZwoO
 ウロボロスの重量が原因でハザマは海に沈んでいった。
そして、全身複雑骨折な身体では水圧に耐えれなかった。
こうしてハザマは死に、主催には誰が悪い訳でもない不幸な事故として片付けられた。

【一日目・13時05分/日本海】

【ハザマ@BLAZBLUE 死亡確認】
死因:水圧

59 受け継がれる「シ」 :2013/10/04(金) 14:07:33 ID:5541QGdM0
シンフォギアの装者である風鳴翼が東京に到着した頃には、現場は混沌としていた。
僅か数時間の間に殺し合いの進行によって首都のいたるところに死体が転がっている。
東京特有の賑わいと喧騒は、あちこちから響く銃声と爆音や悲鳴に取って代わられていた。
ダメ押しに都庁には怪物たちが住み着き、時折建物を降りてきて人々を襲い喰らう始末。
彼女が本来戦っていた怪物・ノイズによる被害と同じかそれ以上の被害が街に出ていた。

大災害の影響で所属していた組織とは音信不通になり、頼りになる後輩たちとも散り散りになってしまった翼。
例え、その最中でも彼女のやるべきことは一つ、人々のために戦うことである。
方針としては戦えない一般人をひとりでも多く、巨大な伏魔殿と化した東京から避難させることだ。
途中で殺し合いに乗った者に遭遇すれば力づくでも鎮圧し、怪物は斬る――やることはノイズと戦っていた時期と何ら変わらなかった。
一人で東京全域への民間人救助は流石に骨が折れるが、運良く現場で協力者たちを得た。
大神官の幼女フォズと、精霊術の使い手の青年アゼルである。

「罪なき人たちを見捨てるわけにはいきませんもの!」
「人助けなら協力させてもらうぜ!(これこそまさに主人公っぽい行動だよなww←本音)」

二人の協力によって、より多くの民間人が東京から避難できただろう。
救出活動は今でも続いており、現在は街中をうろついていたラッコのぼのぼのを回収し、東京の外へ逃がすつもりだ。

「ツバサおねえさんたち、いきがあがってるよ? だいじょうぶ?」

三人に他県へ誘導されてるぼのぼのは、能天気ではあるが観察力に関しては一級品であった。
彼のつぶらな瞳は、終わりの見えない救助活動で三人の疲労が蓄積されているのを見抜いていた。

「……流石に疲れが溜まってきましたね」
「なあ、翼、そろそろ休憩しないか?」
「何を悠長な……と言いたいところだがこれ以上は少しでも休まないと身が持たないか。
この子を東京から逃がしたらどこかで休憩に入ろう」
「わかりました」
「主人公たるもの無茶は禁物だしな」

翼としては多少の無茶を承知で人命救助に打ち込みたかったが、これ以上の疲労蓄積は救助活動そのものに支障がでる危険性があったため休む

ことを選択したのだ。
シンフォギアをもってしても短時間で多大な負担を強いられる、それだけ東京は過酷な激戦区と化しているのだ。
屈強な戦士でも生半可な覚悟では死ぬか心が折れるほどの場所、東京。
しかし、翼は高い戦闘技術で死を回避し、それ以上に心を折らない理由を持っていた。

(立花も雪音も司令たちもどこかで人々のために戦っているはずだ。 装者である私がくじけるわけにはいかないしな)

行方知れずの仲間たちもどこかで生存して戦っていることを信じているからこそ、彼女は彼女の戦いをやめないのだ。
多少の休憩を取ったら、また身を削ってシンフォギアの剣を罪なき人々のために振るっていくのだろう。


青いシンフォギアを纏っている故に耐久力は集団で最も高い翼は、仲間たちより先行して安全なルートを見極めて一行を誘導していく。
その最中に『何か』がバサリと彼女に襲いかかった。

「うわぁッ! ゴホッゴホッ!」
「翼さん!?」
「おい、どうしたんだ翼!」
「……いや、塵を被っただけだ。 ゴホッ!」

翼はどこかから飛来してきた大量の塵らしきものを頭から被っっていた。
怪物の襲撃やマーダーの放った凶弾なら予測できたものの、風によって巻き上げられた塵は予測だにしてなかった。
彼女は咳き込み、髪にまとわりついた塵を払い落としていく。
その様子に仲間たちは警戒をとき、胸を撫で下ろす。

「なんだよ、ビックリさせんなよ」
「魔物かと思いました……」
「驚かせてすまない……クッ、少し目に入ったようだ……」









「うわあああああぁあああぁあああぁあああぁあああぁあああッ!!!」

60 受け継がれる「シ」 :2013/10/04(金) 14:08:07 ID:5541QGdM0


突如、翼は頭を抱えて狂ったように叫びだしたッ!

「埃が目に入ったぐらいで大げさな……」
「待ってください! 様子がおかしいです!」
「なに!?」

仲間たちも翼の異変に気づきだす。
目から血の涙を流し、瞳孔は散大している。
表情に凛々しい少女だった翼の面影はなく、その顔は苦しみから酷く歪んでいた。
明らかな異常事態に、仲間たちは急いで駆け寄る。

「しっかりしろ! 大丈夫か!?」
「あ、頭が割れる……脳がまるで…食われ……がああああああッ!!」
「まさかさっきの塵に毒の類が!? とにかく回復呪文をかけなければ!」

悶え苦しむ翼をアゼルは胸元で抑え、フォズは大慌てで回復呪文(ベホイミしか使えないが)をかけようとする。
だが、手遅れだった――風鳴翼は直に死ぬのだ。

 @

――そう、あなたもアイドルですのね。 波長が合いそうな人に会えて良かった。

(誰だッ!?)

翼の脳裏に長い銀髪を持った少女が現れた。

――私は四条貴音。 私自身はもう死んでしまったけど、どうしても食に対する未練があって……
――あなたにはそれを引き継いで欲しいのです。

己の食欲を満たすために数多の人を喰らってきたヴィジョンと人肉らぁめんの風味が翼の瞳と舌に広がった。

(やめろ! 私はこんなおぞましいことは絶対にやらんぞッ!!)

――もう遅いですわ。 勝手ながら脳の大半を私の細胞が侵『食』させていただきました。 今更取り除くことはできません。
――ただ、欲望のままに全てを食すのです。

(いやだ! ノイズのように人を襲う化物になんかなりたくない!!)

――御免なさい。 でも私にもどうしても譲れないものがあるのです……例え死んでもね。

(ああ、私が私でなくなっていく……立花……雪音……奏……)

消えゆく意識の中で深い絆を持った仲間たちのことを思い浮かべながら翼は死んだ……

――せめてもの選別として私が生前まで持っていた能力の全てを差し上げます。

――さぁ、行くのです。 次に目を開けたらあなたは新しい『四条』なのですから。

 @

「……」

ピタリと、翼の叫び声が止んだ。

「……収まったのか?」
「……ああ、なんとかな」
「回復呪文が効いてきたのでしょうか? なんにせよ翼さんが無事で良かったです」

翼の返事に胸元を貸していたアゼルと隣にいたフォズは安堵する。
短い時間しか行動を共にしていないとはいえ大切な仲間である。
その仲間が死ぬのではないかと思い、二人は焦ったが、杞憂で終わってくれたようだ。

「……そういえば昼食がまだだったな」
「は?」

唐突にランチの話をし始めた胸元に顔を埋める翼にアゼルは首を傾げるが、特に深い疑問を持つでもなく応じた。

「ああ、そうだな。 おまえには治療も必要かもしれないし、さっきの予定を変更して今からでも休憩を――
                     ガリッ
――え?」

急にアゼルは腹部に何かが刺さるような感覚を覚える。
何かと思い、視線を下ろすと翼の長く青い髪があった。
その数秒後……口元を真っ赤に染めた翼と、自分の腹から伸びるピンク色の紐を彼女が加えているのも見えた。

――翼がアゼルの腹を食い破り、その奥にある彼の腸を口で引きずり出したのだッ!
それを理解したアゼルとフォズは悲鳴を上げ、安堵の空気は一瞬で凍りついた。

「あああああああああッ!?」
「きゃあああああああッ!!」

61 受け継がれる「シ」 :2013/10/04(金) 14:11:25 ID:5541QGdM0

翼は二人の悲鳴に何の反応も示さず、ブチリッとそのままアゼルの腸を歯で引っ張ってちぎってしまった。

「ぐッ……がはッ」

裂かれた腹から漏れる大量の血液と臓器を破壊されたショックで、アゼルは倒れた。
一方で翼は彼の腸を麺料理をすするように口の中へ吸い込み、咀嚼した。
急に猟奇殺人に走った仲間にフォズは戦慄に駆られて後ずさり、震えた声で問い詰める。

「つ、翼さん! どうしてこんなことを……ハッ!?」

そこでフォズは気づいた。
彼女の青い髪の中に見覚えのない銀と赤のメッシュが入り、口には吸血鬼の如き牙。
明らかになんらかの異常を彼女は孕んでいた――思い当たる原因はあの『塵』ぐらいしかありえない。
そして小声で何かを口ずさんでいることに。

「……いくつもの虹が重なり合うと風を受けて一人の意味を知った♪」

フォズは知る由もないが、それは怪物と化し先刻死亡したアイドル『四条貴音』の持ち歌なのだ。
その詩を歌いながら翼はフォズに刀を向ける。
フォズは仲間の豹変と生きながら臓器を抜き取られるショッキングなアゼルの最後を見たことによる恐慌状態から抜け出せず、切り替え追いつ

かない。
このままではかつての仲間に斬り殺されて、喰われる末路しかないだろう。

「正気に戻ってください! 翼さん!!」
「砕け散った空に風花が舞う……♪」

混乱などの対する回復呪文を覚えていないフォズは翼に必死に問いかけるも、修羅と化した彼女は応じてくれない。
ただ、目の前の獲物を喰らうため、ジリジリと近寄ってくるだけである。

しかし、ここで動けぬ幼女の代わりに主人公が動く。
風前の灯火であるアゼルが最後の力を振り絞って液体の入ったビンを翼に投げつけたッ!

「グッ……?!」

ビンは翼の顔面に直撃し、ガシャリと割れた。
だが、硝子の塊が当たった程度ではシンフォギアに守られている彼女に大したダメージは与えられまい。
真打はビンの中身にある液体であった。

「ぐ、うわああああああああああああッ!?」

液体を浴びた翼が悲鳴を上げ苦しみ、彼女の顔面が煙を上げて焼け爛れ始めた。
こうかは ばつぐんだ!

「これは……せいすい!」
(ほとんど直感だったが…試しに聖水をぶっかけたら大当たりだったな……)

アゼルの支給品は魔物を追い払うせいすい(聖水)であった。
バンパイアのようになっていた翼をアゼルはバンパイアと似た存在になったのではないかと思い、聖水を彼女にぶつけて見ることにした。
結果はドンピシャ、闇の属性を持った彼女に大打撃を与えたのだ。

「フォズ…後は頼…む……」

なけなしの気力体力が限界を迎え、仲間に後を託してアゼルは逝く。
主人公として生きられぬのならば、主人公としての意地を見せつけて死んだのである。

「アゼルさん! ……ううッ」

目の前で仲間を失った悲しみにフォズは涙する。
風の噂によると大災害以来、ザオラルなどの蘇生呪文の効きが悪いらしく、彼はもう生き返れないかもしれない。
しかし、感傷で立ち止まっている暇もなく、すぐにでも翼を『救わねば』ならない。

「あがッ…ぐふッ!」
「翼さん……せめて苦しまぬように一撃でッ!」

聖水で悶え苦しむ翼に向けて、フォズは賢者の杖を振りかぶる。
フォズの覚えている呪文の中に翼を救う術はない。
暴走状態の彼女を救うには、かいしんのいちげき を与える死の救済しか道はなかったのだ。
ここで逃げ出しても元気を取り戻した彼女が、また別の誰かを襲うのだろう……大神官としてそれは許せない。
弱っている今がまたとないチャンスなのだ。

「お許し下さい! 翼さんッ!!」

仲間のために仲間を打たねばならぬ運命を呪いつつ、フォズは杖を振り落とそうとし――



ガオンッ バスッ



――後方からの銃声、肉が弾け飛ぶ音と共にフォズの猫耳のような帽子が宙を舞った。
銃弾を受けたフォズの頭は、皮膚・頭蓋骨の一部を吹き飛ばされ、それによって生まれた穴からピンク色の脳が顕になった。

「え゛……な、にが……」
「ふわふわと たよりなげに きえた♪」

62 受け継がれる「シ」 :2013/10/04(金) 14:12:48 ID:5541QGdM0

一瞬何が起きたかわからない瀕死のフォズは後ろを振り返る。
そこには銃口から煙を吹くウィンチェスターM1912を構えた『ぼのぼの』がいた。
その体毛の一部が水色から銀と赤に変わっており、鋭い牙が生え、歌まで口ずさんでいる。
フォズたちの注意が翼に向いている間に、ぼのぼのも塵を被り、翼と同じ怪物と化していたのだッ!
怪物ぼのぼのは間髪入れず、脳漿したたる彼女の頭部に齧り付き、口で豆腐のように柔らかい脳みそを吸い取った!
悪意の全くないつぶらな瞳でそれをやっているので、近くに第三者がいたらなお恐ろしく感じただろう。

「あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛……」

脳みそを吸いつくされ、フォズは死に地に倒伏す。
ぼのぼのは脳みそをクチャクチャと咀嚼しながら聖水で苦しむ翼に駆け寄り、口移しで脳汁を翼に分け与えた。
するとどうだろうか? ケロイドが出てくるほど焼け爛れていた翼の顔面は元の凛々しい顔立ちに戻っていた。
そして窮地を救ってくれたぼのぼのに翼は問いかける。

「おまえはいったい……?」
「ぼくもツバサおねえさんとおんなじものになっちゃったみたい。
ゆめのなかで『しじょうたかね』ってひとにあったよ」
「そうか、言うなれば私たちは同族というわけか……」

どういうわけか同族は喰わないようになっているらしい。
ペットのヤギ二匹を貴音はなぜか食べなかったことに起因するのか。
そこで、ぐうううぅぅぅ、と一人と一匹の腹の虫がなった。
生まれ変わった身体が肉とらぁめんを欲しているがわかった。
両者の視線が自然と周囲に転がっている二つの死体に向く。

「この身体……トンでもない悪食になったな」
「はやくたべようよ。
たかねおねえさんも、いきることはたべること。
たべなきゃしんじゃうってこと。
たべるためには『ころしあい』をするひつようがあるっていってたよ?」
「ああ、そうだな。
アゼル、フォズすまない……いただきます」

死体の前で謝罪と食への敬意の意味を兼ねた手合わせをし、死体にかぶりついた。
人として最悪と言える仲間への裏切りと食人行為をしていることに翼は大粒の涙をする。
彼女は人食いの怪物になっても辛うじて人としてのモラルは残っていたのだ。
だが、どんなに悲しくても食べることを止められない。
精神力や意識の問題ではなく、本能として体が勝手に動くのだ。
もはや正義の味方で現代の防人である風鳴翼は死んだのである。

 @

四条貴音は確かに死んだ。
闇の属性を持つばんぱいあになったことが仇になり、魔を滅する技に長けた神の使徒であるアンデルセンによって討たれ、灰と化した。
しかし、彼女の細胞の極々一部は灰の中に混じって生きていた。
それはただの細胞ではなく、テラカオス化に最も近い恐るべき細胞だ。
灰はやがて風に煽られて飛散し、その灰は後に風鳴翼とぼのぼのが被ることになる。
灰に混じった細胞が体内に侵入し、一人と一匹の脳髄を侵し、体質まで作り替えてしまった。
細胞は貴音が生前まで持っていた能力と、本能という形で何もかもを食したい欲望まで引き継がせたのだった!

四条貴音は確かに死んだ。
しかし、彼女の未練と『詩』は細胞という形で受け継がれ、新たなる怪物を二体も生み出した。
ちなみに両者は殺し合いによるテラカオス化を期待できない陰性側だったが、四条の細胞の影響で陽性側に塗変わった。
主催本部でこの様子をモニターで見ていたジャック・Oは、この細胞による現象を『四条化』と呼ぶことにした。

63 受け継がれる「シ」 :2013/10/04(金) 14:13:32 ID:5541QGdM0



「「ごちそうさまでした」」

怪物たちは手を合わせて、自分たちの血肉となった者たちに敬意を表した。
アゼルとフォズの死体は骨も残さず食い尽くされ、仮に蘇生呪文が使えても復活は不可能になった。
そして、二人分の人肉を丸々食べてもなお、怪物たちの空腹は満たされなかった。
次に翼はどこかで拾ったビンの中の水を飲む。

「ツバサおねえさん、それなあに?」
「ん、これか? これはアゼルの持っていた聖水だ」

支給品である聖水はアゼルのデイパックに複数個入っていた。
それはともかくとして、聖水と言えば先ほど翼を多いに苦しめたハズだが……?

「そんなののんでたらおなかがとけちゃうよ?」
「溶けない理由がある、とりあえず君も飲んでみてくれ」

翼は手元の聖水をぼのぼのに渡し、飲ませた。
ぼのぼのは意を決して飲んでみたが、腹はもちろん口や喉が焼け爛れたりなどはしなかった。

「あれ? ただのみずみたいにのめるよ?」
「君もフォズの肉は食べただろう? 彼女は大神官だ。
その彼女の肉を食べることで私たちは聖なるモノへの耐性を手に入れた。
もう吸血鬼の弱点である聖水もニンニクも十字架も通用しない」
「ああ、わかった。 ぼくたちはたべればなるほど強くなれるんだね?」

神の大いなる加護を受けているフォズ大神官の肉を取り込むことで、聖の耐性を手に入れる体質改善がされたのだ。
かつて貴音がハバネロを食べて炎の耐性を手に入れたのと同じことである。
これについて翼は考察する。

「四条貴音は何もかもを食したいと思っていながらも、そのマイペースな性格が失敗を生んだ。
手当たり次第になんでも食べようとした結果、肉体の変化による弱点の増加を忘れて相性の悪い敵に挑んだことだ。
肉体の変化で弱点が増えるかもしれないのは私たちにも充分言えることだが、その点は今回のように耐性がつくものを食べることで補えるだろ

う。
水を使ってくる獲物には水耐性がつく肉を、雷を使ってくる獲物には雷耐性がつく肉を……それを続けていく内にいずれは全てを食いつくせる

ハズだ」

ほとんど何も考えずに無軌道な食人を繰り返していた貴音と違い、元々戦士であった翼は戦略的に食べていく算段ができていた。
全ての耐性を手に入れれば弱点もなくなって自分たちを滅ぼせる敵はいなくなり、この世の全てを食いつくせるだろう。
ぼのぼのには翼の説明が難しかったのか首をかしげるが、すぐに自分なりの解釈で飲み込んだ。
おもむろにデイパックから一つのキノコを取り出すぼのぼの。

「つまり、その『たいせー』っていうのをてにいれたら、いつかはあぶない毒きのこもたべられるようになるんだね?」
「その通りだ。 ひょっとしたらその毒キノコは一口で私たちを死に至らしめる代物かもしれないが、耐性を手にすれば苦もなく食えるように

なる。
食べられる獲物を見つけても、その点は注意して行動しよう」

方針が決まり、翼はどこかへと歩みだした。
その背中についていくのは、ぼのぼの。

「どこへいくの?」
「都庁だ。 あそこは怪物の住処になっていり、私たちにとっては獲物の多いホットスポットになりえる。
あわよくば、耐性という耐性を得て、今より格段に強くなれるかもしれんな」
「そうなんだ。 じゃあ、らぁめんやおにくをいっぱいたべようね!」
「ああ、それが私たちの継いだ四条貴音の意思ならばな」

修羅は獲物の巣窟である都庁へと足を運んでいく。
そんな修羅の目にはホロリと一筋の涙が溢れていた。

(立花たちは今の私を見てどう思うだろうか……
落胆、軽蔑、恐怖……間違いなく良い感情は持ってくれないだろう。
だがもう遅い、もう戻れない、私は私自身を止められない。
このまま死ぬまでノイズと大差ない悪食の怪物なのだ。
だからせめて仲間たちには、躊躇なく私を滅ぼしにかかってほしい。
死でしか私を止める手段はないのだから)

まだ微かに残っている人間性からくる悲しみの想いを、翼は歌いながら解消しようとする。



――過去が明日に変わり吸い込まれる未来に心覆う闇は晴れることは無く

64 受け継がれる「シ」 :2013/10/04(金) 14:14:18 ID:5541QGdM0




【一日目・13時00分/日本・東京都のどこか】

【風鳴翼@戦姫絶唱シンフォギア】
【状態】空腹、炎耐性(強)、きゅんっバンパイア化、聖耐性(強)、四条化
【装備】シンフォギア・天羽々斬@戦姫絶唱シンフォギア
【道具】支給品一式
【思考】
基本:四条貴音の意思を継ぎ、空腹を満たす
1:食べられればなんでも良いが、特にらぁめんを食べたい
2:貴音の失敗を鑑みて、より多くの耐性が得られそうなものを優先して食す
3:ペットとしてぼのぼのは連れて行く
4:立花たちが今の私を見たらどう思うか……
※四条貴音の細胞に肉体を侵食されたため、四条化し貴音の能力と一部の記憶を受け継ぎました
※テラカオス化の進行度合いも受け継がれています

【ぼのぼの@ぼのぼの】
【状態】空腹、炎耐性(強)、きゅんっバンパイア化、聖耐性(強)、四条化
【装備】ウィンチェスターM1912
【道具】支給品一式、ヒョウヘンダケ@ぼのぼの×10
【思考】
1:おなかすいたなあ
2:「ころしあい」っていうのはたべることなんだね!
3:ツバサおねえさんについていく
4:みんなどこにいるのかなぁ
※四条貴音の細胞に肉体を侵食されたため、四条化し貴音の能力と一部の記憶を受け継ぎました
※テラカオス化の進行度合いも受け継がれています


【アゼル@ルーンファクトリーオーシャンズ 死亡確認】
【フォズ大神官@ドラクエ7 死亡確認】

65 魔境グンマーの奥地にて :2013/10/04(金) 22:27:38 ID:dWYBru9g0
魔境グンマー、そこは危険地帯である
凶暴な動物、行ったらまず迷う大自然、そんなところである
第一今は殺し合いの最中である、だれだってここには余りよりつかないだろう
そんな魔境に話し声が聞こえる

「ふむ、地図によるとここらった辺か」
「だな」
「ですね」

その三人は地図を見ながら言った
上から順番に脳噛ネウロ、アーカード、 赤屍蔵人
なぜ、こんな三人がグンマーを冒険しているのかというと、本人たち曰く戦っているよりこっちのほうがおもしろそうだったとのこと

「しかし、いつになったら遺跡につくのやら」
「まあ、そう愚痴らないでくださいあの集落の住人たちは私たちよりもここには詳しいのですから」

そうこの三人は原住民の集落へ、行っていたのだそしてそこで地図をもらったのだ
余談ではあるがなぜかグンマーの原住民たちは首輪がついていなかったらしい
そして、三人の首輪も一時的に停止しているようだ
そんな彼らの目的地はグンマーのさらに奥にある遺跡なのだ

「まあ、とりあえず確実に進んでいるのは事実であろう、たぶん」
「最後に聞き捨てならない聞いたのだが」
「まあまあ、ここは抑えてくださいよアーカードさん」

そうして三人はグンマーを歩いてゆく
なお猛獣たちはこの三人に何頭か倒されている

【一日目・13時00時/日本・グンマー】

【脳噛ネウロ@魔人探偵脳噛ネウロ 】
【状態】健康
【装備】魔界777ツ能力@魔人探偵脳噛ネウロ  グンマーの地図
【道具】支給品一式 缶詰×25 テント
【思考】基本:さあ探索だ
1:遺跡はどこだ?

【アーカード@HELLSING】
【状態】健康
【装備】対化物戦闘用13mm拳銃「ジャッカル」×2@HELLSING
【道具】支給品一式 缶詰×25 テント
【思考】基本:グンマーを探索する
1:ネウロについていくか
2:やれやれしっかりしてくれ

【赤屍蔵人@GetBackers-奪還屋-】
【状態】健康
【装備】メス
【道具】支給品一式 缶詰×25 テント
【思考】基本:グンマーを探索する
1:ネウロについていく

※彼らの首輪は一時停止しているようです

66 ある戦いの結末 :2013/10/05(土) 01:29:10 ID:TBc4Kmmw0
 キョウスケはゆかりから逃げ続ける事しか出来なかった。
エンシェントソードの前では、銃で牽制しつつ逃げるしか、キョウスケに手札は残されていなかったのだ。
しかも、ゆかりは不思議のダンジョンで鍛えられており、軍人のキョウスケでさえも逃げ切れなかった。

(駄目だ、今回ばかりは突破口が見つからん……)

 そんなキョウスケだが、一人の少女とすれ違いそうになった。
そして、その少女が雷に焼かれた。
キョウスケの目の前で。

(仲間の仇から逃げ続けるどころか、無関係な人間まで巻き添えに……俺は……)

 それは、怒りだった。
目の前で二人の人間を殺されたという怒り、そして、それを防げなかった自分への怒り。
それは、キョウスケの原動力となるのに時間はかからなかった。

「ただ、撃ち抜くのみ!」

 自信に気合を入れ反転し、捨て身の射撃を試みるキョウスケ。
それを見たゆかりはエンシェントソードを振るう。
雷に焼かれるキョウスケだが、ゆかりもまた銃弾に頭を貫かれていた。
そう、キョウスケは雷が来るよりも早く銃を撃っていたのだ。

【一日目・13時10分/東京都渋谷】

【キョウスケ・ナンブ@バンプレストオリジナル 死亡確認】
【四季映姫ヤマザナドゥ@東方Project 死亡確認】
死因:雷

【結月ゆかり@VOCALOID 死亡確認】
死因:射殺

67 混沌より這いよる絶望――――それが、彼。 :2013/10/05(土) 01:32:15 ID:UrtsExQk0
熊本か、なんかそこらへんにあると言われている隠れた県、熊岡県。
そこで、クマの虐殺や、クマの斬首。挙げ句の果てには少女の覚醒。
そんな不思議な県にある一人の男が来訪していた。

「うわあああぁ! くっ、熊の死体ですと!?」

それは、斬首されたフリッピーの死体。
それを発見したクマのようなブタのような……そんな大きい体格と、ネコのような上唇を持つ青年が絶叫しているところであった。

「どうやら軍服を着た緑色のクマのようですが……そんな漫画のような生き物を見たのは、前代未聞ですぞ!
 しかも、首を切られて……あわわわ、いくら殺し合いが起きているとはいえ、これは明らかに異常ですなぁ……」

彼は【超高校級の同人作家】山田一二三。
学園祭で1万部もの同人誌を完売させた偉業を持つ、同人界のカリスマ的存在である。
希望ヶ峰学園に入学。そしていつの間にやら白黒の謎のクマ。コロシアイ学園を命じられてから……そんな間もない頃。
彼は、いつの間にやら学園から抜け出していた。それは、モノクマの口から語られた。

「まさかあの時は、『大統領がコロシアイを宣言したからここから出ていいよ』なんて言われるとは夢にも……
 しかも、世界は人々が殺し合うまさにYouはShokな世界……
 これも……モノクマの仕業なんでしょうかねぇ?」

山田は思考を巡らせる。
さすがに高校生名探偵とはいかないが、彼もそれなりに知力はある。
しかし――矢張り真実は頭から出てきはしない。

「……とにかく、この死体は埋葬しておくことにしましょう。
 いくら奇妙な生き物だからといって、放っておくのも可哀想ですからな……」

そう言って山田がフリッピーの死体に手を触れる瞬間だった。



「待ってよ山田クン!」

「うおっ!? モノクマァ!?」


そこにいたのは――
白い左半身に黒い右半身。
右の片方の口が悪魔のようにせり上がり、左目は赤く光っている。そんなクマ――
そう。モノクマだった。

「あれ? もしかして埋めようとしてた?
 山田クンって結構優しいんだね! もっと狼狽えて逃走しそうなキャラだと思ったんだけどなぁ〜」

モノクマは相変わらず顔をニヤニヤさせながらいつもと変わらない様子で減らず口を叩く。

「それで……なんの用なんですか。
 もしかしてモノクマもこれに用事があるというのですか?
 はっ、もしかして……共食い?」
「んなわけないじゃーん!
 絶望の使徒・テラカオス誕生の材料にするだけだよ!
 ……はっ。言ってしまった……!」
「……見事に語るに落ちてますなぁ。
 で、テラカオスってなんなんですか!? まっ、まさか……悪の大魔王を降臨させるとか、そんな厨二的な?」
「ま、そんなもんかな。混沌の大魔王って言った方がしっくりくるんだけどさ!」

68 混沌より這いよる絶望――――それが、彼。 :2013/10/05(土) 01:32:51 ID:UrtsExQk0





モノクマは、自分が知っていることを大体話した。
そのために自分と同じ思想を持つ者たちと徒党を組んだこと。
そのために大統領である野田総理を傀儡として利用したことを。
そして、テラカオス誕生のために色々な材料を集めていることを。
……本来言ってはいけないはずの絶望的な真実を、彼は語るに落ちていた。

「なっ、なんですかそれ!?」
「まぁ、シックスクンとかはなんか殺されちゃったみたいですけどね!
 まあ絶望の芽を摘んでたんだから、いつか相応の絶望が来るとはよそうしてたけど……
 うぷぷぷ、絶望のための栄養になったんだから、それもまた絶望的にOKなんだけどね!
 ちなみに、ボクだけじゃないよ……日本中にボクの仲間はいっぱいいるからね! 以前までに出てるのは本当にごく一部なんだからね!
 ま、ボクもですけどね……ボクも本当にただの一部……そもそもボスとかそーゆーのいないんですけどねー!
 ぶひゃひゃひゃ、絶望的だねー! いるとすれば、コーホーとか言ってる黒づくめの仮面の人ですかね。計画立案者はその人みたいだし。
 まあボクも希望ヶ峰学園の学園長としてプロジェクトテラカオスに賛同したわけだけど、当然後悔はしてないよ。
 だって、コロシアイ学園生活よりも、もっと早く簡単に絶望を与えられる……だからボクもこの計画に乗ったんだし?」
「な……なんてことだ……
 いつの間にか世界がこんなことになっていたなんて……
 最早、二次元と三次元の区別が……これこそがまさにテラカオスですぞ!?」
「うぷぷ……だからこそ、このコロシアイで大虐殺を行っていた、このフリッピー。それも凶暴性のある人格を手に入れようとしたんですよ。
 テラカオス化の進行には、やっぱり混乱という名の絶望……それが必要不可欠だと思ったのです! だから、ボクが思いついたのが、ナノマシンを混入させた水に、更にボクたちが改良を加えて進化させようということですよ! いや、改悪かな?」
「えっ……それは……つまり……」
「おっと、お話はこれまで!
 ボクの話を聞いたからには無事では帰さないよ! 山田クンには開発実験の実験台になってもらうからね!」
「えっ、なんで……僕が……?
 ……ぁ、なんだか――ねむ――――」

――――山田の意識はそこで途切れた。



「……うぷぷぷ。麻酔銃を持ってて良かったよ。
 それじゃ、ボクはみんなと合流しようかな」

プロジェクトテラカオスは、新たな段階へと――登り始める。
いや、降り始める?

「そういや、テラカオスの理とかいうイレギュラーが気になるけど……まあいいや」






【一日目・13時02分/日本・熊岡県】

【モノクマ@ダンガンロンパ 希望の学園と絶望の高校生】
【状態】健康
【装備】フリッピーの死体、腕時計型麻酔銃@名探偵コナン
【道具】支給品一式
【思考】
基本:テラカオスを生み出し、全人類を絶望させる
0:新たなテラカオス化の材料のため新たな実験をする
1:計画のために殺し合いを促進させ、計画の邪魔をするものはオシオキする
2:本部へ帰還し、実験を遂行する

【山田一二三@ダンガンロンパ 希望の学園と絶望の高校生】
【状態】健康
【装備】
【道具】支給品一式
【思考】
基本:昏睡中
0:――――――――

69 混沌より這いよる絶望――――それが、彼。 :2013/10/05(土) 02:00:10 ID:UrtsExQk0
色々とつけ忘れたので修正します

【モノクマ@ダンガンロンパ 希望の学園と絶望の高校生】
【状態】健康
【装備】フリッピーの死体、腕時計型麻酔銃@名探偵コナン
【道具】支給品一式
【思考】
基本:テラカオスを生み出し、全人類を絶望させる
0:新たなテラカオス化の材料のため新たな実験をする
1:計画のために殺し合いを促進させ、計画の邪魔をするものはオシオキする
2:本部へ帰還し、実験を遂行する
3:テラカオス誕生後の彼ら(幹部)に対してはどうしようかな……
※主催側の一員です。科学技術班としてプロジェクトに参加しています
※テラカオスについては盗み聞きにより知っています

70 混沌を覗いた時、混沌もまたこちらを覗いているのだ :2013/10/06(日) 01:18:57 ID:FCaMpeU60
 転送ゲートによって主催の本拠地にある自分の研究室に戻ったモノクマは、さっそく実験を開始していた。
他に誰も人が通らない区画に研究室を作った為、邪魔が入る心配は無い。

「うぷぷぷ、山田クンにはこの新型ナノマシンを投与してあげるからね」

 そう言って麻酔で眠っている山田に注射するモノクマ。
あとは、計器を見ながら山田が目覚めるのを待つだけになるはずだった。

「あれ、なんかシュミレーションよりも数値が上がって……まずい!?」

 モノクマが気付いた時にはもう遅かった。
山田の身体が急激なテラカオス化に耐えきれず、自壊して内包するエネルギーをブチ撒けようとしてたのだ。
実は、テラカオス化の進行による変化は、テラカオス化する際に耐えきれず身体が自壊するのを防ぐ為に起こるものだったのだ。
そして、モノクマの作った新型ナノマシンは、そのプロセスを簡略化する事でテラカオス化の進行を早めるというものだった。
勿論、それは、安全装置兼リミッターを外すも同然のことである。

「ひいいいいいいぃぃぃぃぃぃ!!」

 自分の仕出かした重大な計算ミスに気付き、思わず悲鳴を上げるモノクマ。
山田が自壊した際に放出されるエネルギーは、自分の研究室を破壊しつくすには十分だったからだ。
必死に逃げ出すモノクマだが、それは失敗した。
パニックになるあまり、ドアの開閉に必要なカードキーを落としてしまったのだ。

「助けて助けて助けて助けて助けて助けて助けて助けて助けて助けて助けて助けて助けて助けて助けて助けて助けて助けて助けて助けて」

 恐慌状態になり、ドアに何度も体当たりするモノクマ。
絶望を与える側だった彼は今、絶望する側になっていた。
そして、山田が自壊し、モノクマは研究室ごと破壊しつくされた。

【一日目・13時15分/九州ロボ・モノクマの研究室跡】

【山田一二三@ダンガンロンパ 希望の学園と絶望の高校生 死亡確認】
死因:自壊

【モノクマ@ダンガンロンパ 希望の学園と絶望の高校生 死亡及び再起不能確認】
死因:身体を完全破壊

71 モノクマが再起不能と書いてあったので :2013/10/06(日) 21:45:17 ID:tJ3Hh5YYO
一方、モノクマの本体もまた、モノクマを通じて発狂し、自害していた。

【一日目・13時15分/九州ロボの何処か】

【モノクマの本体@ダンガンロンパ 希望の学園と絶望の高校生 死亡確認】
※原作のネタバレ防止の為、名前はこの表記です。

72 ワラウカオス :2013/10/07(月) 01:41:37 ID:r7583BlI0
「んー、こりゃひでえ。どこもかしこもメチャクチャか。
 まさに『無残な状況』だぜぇ」

山田の自壊により無残にもバラバラと化したモノクマの技術室。
そこでモノクマと同じくプロジェクトテラカオス、科学技術班のバッジを着けた黄色のカエルかなんだか分からない宇宙人がいた。
彼はゾディアーツ化して火野ケンイチと共に行動している宇宙人、ケロロ軍曹の部下で、ケロロ小隊作戦通信参謀、クルル曹長である。
加入理由は『面白そうだから』らしい。
大爆発により発生した轟音を聞きつけここに来たのである……が。

「あー、ナノマシンの実験とかどうとか言ってたなァ。これを見る限り失敗したと見ていいな。
 クックックッ。いきなりプロセスをすっ飛ばそうとするからこんなことになんだよ。まっ、アイツラのやってることはわからないぜぇ。総理大臣まで利用して殺し合いさせちまうんだからよ」

クックックッ。
そんな笑い声をあげながらほくそえむ黄色いカエル。
そんなとき、彼はあるものを見つけた。
そう。爆発の際培養液から割れたフリッピーの死体である。
モノクマや研究室は全壊したはずなのに、爆発の原因となった彼自身の肉体はは硬い培養液の容器に守られてほぼ傷のない。いや首だけ斬り傷のある死体として残っているのはまさに皮肉であろう。

「あー、こりゃ前半参加者を大量虐殺してた暫定トップマーダーか。まさかブタに殺されるとは思わなかったけどな。
 …………クックックッ」

クルルはなにやら良からぬことを企んでいた。
いつにも増して黒い笑いを浮かべている。
そして、彼はあることをするため、研究室に向かって行った。





◆   ◇   ◆   ◇   ◆   ◇   ◆   ◇

73 ワラウカオス :2013/10/07(月) 01:48:31 ID:r7583BlI0




「お前のDNA、使わせてもらうぜぇ。ちょっと面白れぇことになりそうなんでなァ」

クルルはなにやらよくわからない機械にフリッピーの身体をスキャンさせる。
すると、その機械のモニターに彼のDNA情報が明確に記載されたのだった!

「コイツの殺人鬼の人格のデータをナノマシンに組み込む……
 これでナノマシンにはこのクマのデータが入るはずだぜぇ」

モノクマが失敗した理由。
それはモノクマが『テラカオス化』を目的としてナノマシンを改悪したからである。
初めからテラカオス誕生を目的として作られたため、いろいろ大事なプロセスをすっ飛ばした結果があの大惨事である。
しかし、クルルはあくまで班の一員というだけであり、本来の目的については知らない。
つまり、彼は、ただの興味本位でこの実験をしたのである。
テラカオスは、狙ってやるのではなく、ひょんな些細な出来事から起こる――シックスやモノクマが大きな失敗をしたのは、テラカオスを知りすぎたためである。と自分、――――は説明したい。




「……無事完成したぜぇ。さすが俺様、どこかのクマとは大違いだったなぁ。
 これで口にした参加者は殺人鬼の人格を持つはずなんだが……実験はどうするか……まっ、転送装置で参加者のディパックにでもこっそり入れとくか。失敗したとして、俺様にとっては関係ねぇからなぁ。クーックックックッ……」

こうしてクルルは無意識に、改造ナノマシンによる飲料水を発明し、こっそりと転送した。
当然だが転送は無事に済んだ。さすがケロン軍脅威のメカニズムと言うべきか。

「……面白くなってきそうだぜぇ。クックックッ……」


この飲料水がテラカオス誕生にどう繋がるかはまだ分からない。
何故なら、クルル曹長はテラカオス化を促進させるのではなく、この効果に加えフリッピーという名の殺人鬼の人格を植え付けるという付加効果を付けただけなのだから。
そしてそれは付加となるのか、それとも――――
そして、暫定トップマーダーだったクマの死体は、いまだに『呪い』のようにそこに無傷でいる。

ソノクマハ、シンデイルハズナノニ、イマニモワライダシソウダッタ――――




【一日目・13時21分/九州ロボ・クルル曹長の研究室】

【クルル曹長@ケロロ軍曹】
【状態】健康
【装備】
【道具】研究用具一式
【思考】
基本:面白そうなのでプロジェクトテラカオスに加担する
1:命令通り新たな殺し合い促進のための兵器開発を続ける
2:新型ナノマシン飲料水について報告。ついでにモノクマの死亡も
3:隊長、ハッスルしてやがるなァ
※主催側の一員です。科学技術班としてプロジェクトに参加しています。
※主催側の真意についてはまだ知りません。



【その他備考】
※フリッピーの死体がクルルの研究室に横たわっています。
※クルルの発明した新型ナノマシン入り飲料水が全参加者のディパックにこっそりと転送されました。

74 混沌な名無しさん :2013/10/07(月) 02:16:59 ID:r7583BlI0
全員だとやりすぎだと指摘があり、確かにバランス崩壊が顕著だと判断したので
ランダム数人に修正します

※クルルの発明した新型ナノマシン入り飲料水が一部の参加者のディパックにこっそりとランダムに転送されました。

75 再会のプリキュア! 愛の名を持つ少女達!! :2013/10/07(月) 22:56:13 ID:GSN6xUWc0
「レイプ!」
「レイプ!」
「レイプ!」
「レイプ!」
「レイプ!」
 聞くのも恥ずかしくなってくるような単語が遠くから響いてくる。
 老若男女関係なく、空気を震えさせんばかりの勢いで叫んでいた。大阪の天守閣にあるライブハウスでは、今が殺し合いという状況であるにも関わらずコンサートをやっている。
 そこには桃園ラブもいた。黒い衣服を纏った少女と戦っていたら、いつの間にかこんな所にいた。キュアパッションのパートナーである妖精・アカルンが瞬間移動をしてくれた訳でもない。そもそも彼女の姿すら見られなかった。
 だけど、それをここで考えても仕方がない。今はワドルディの方が心配だった。
 案内してくれた二人には悪いと思うけどワドルディを安静にさせるのが優先だったので、ライブからこっそり抜け出してラブはここまで来たのだ。
「ワドルディ、大丈夫かな……」
 ライブハウスの医務室に備え付けられたベッドで眠るワドルディの手をラブは握る。
 あの戦いで気絶してから何時間も経つけれど、ワドルディは目覚める気配がない。怪我はしていなさそうだけど、だからといって大丈夫とは思えなかった。ワドルディの為に何かをしたかったけど、ラブは医者じゃないからどうすることもできない。
 ワドルディが一刻も早く起きてくれるのを祈るしかできなかった。
(ブッキーだったらどうにかできたのかな? シフォンが便秘になった時みたいに。あの時はブッキーがいたからシフォンは元気になったけど、今はあたししかいないんだよね……あたしにできることがあればいいのに)
 憂いを帯びた表情でワドルディを見つめながら、ラブは思わず溜息を吐いてしまう。溜息をすると幸せが逃げると昔から言われている。だけど、溜息を吐きたかった。
 ライブの大合唱であまり聞こえて来なかったけど、主催者は放送を行った。朝になるまで、たくさんの人が死んでしまっている。それがラブには悲しかった。
 助けられたはずの人を救えなかったし、誰かを殺そうとしている女の子を止めることができない。これじゃあプリキュア失格だった。本当なら今すぐにでも殺し合いを止める為に動きたいけど、ワドルディを放っておくわけにもいかない。
「そういえば、せつなもずっと前に今のワドルディみたいな事があったっけ……あの頃はまだ、あたし達は敵同士だったっけ」
 不意に、ラブは昔のことを思い出す。
 東せつながまだラビリンスの幹部・イースだった頃の話だ。あの頃の彼女は真夏の暑い日だろうと、ラビリンスの為に相当無理をしていた。その結果、せつなは倒れてしまい、ラブは医務室まで運んだ。
 それからせつなの正体がイースだったことを知って、ラブは悩んだ。だけど、蒼乃美希やカオルちゃんの助言を聞いて立ち直り、イースと戦うことを決める。そして、彼女はキュアパッションになった。
 そんなに昔の出来事じゃないのに、ラブにとっては懐かしく感じてしまう。
(みんな大丈夫かな……何もなければいいけど、やっぱり心配だよ……)
 主催者である野田総理は日本国民全員に殺し合いをさせたと言った。その言葉が正しければ、プリキュアのみんなやクローバータウンストリートを始めとした街に生きる人達も巻き込まれているかもしれない。それにワドルディの友達だってどこかにいるかもしれなかった。
 そう考えると、ライブステージだって心を躍らせることができない。いつもなら浜田雅功や鹿目まどかと一緒に盛り上がっていたかもしれないが、今はそれどころではなかった。
 あそこにいる人達はこんな状況であるにも関わらず、音楽を楽しんでいた。もしもスイートプリキュアのみんながいたら、きっと喜んでいたかもしれない。
「……そうだよ! あたしはプリキュアだから、落ち込んじゃ駄目だよ! 落ち込んでいたら、ワドルディだって悲しむって!」
 ラブは両手で頬をパン、と叩きながら、自分にそう言い聞かせた。
 本当なら落ち込んでいる場合ではない。むしろ、みんなを励まさなければいけなかった。みんなを支える立場なのプリキュアが悲しんでいたら、誰がみんなを支えるのか?
 もしもここに美希がいたら、また引っ叩かれる所だった。
「ごめんねワドルディ。あたし、どれだけ辛くても頑張るから……あなたのことだって守ってみせるから!」
 未だに眠っているワドルディに、ラブは優しく告げる。
「……おーい!」
 その瞬間、部屋の外から女の子の声が聞こえてくる。会場の大声に負けないくらい、凄い声だった。
 それを聞いたラブが振り向いた瞬間、ドアが勢いよく開かれた。それに驚いたラブはピクリと身体を震わせてしまう。
「お待たせー!」
 少女は姿を現した。
 あまりにも唐突すぎてラブも一瞬だけ目を見開いてしまう。しかし、現れた少女の姿を見てすぐに笑みを浮かべた。

76 再会のプリキュア! 愛の名を持つ少女達!! :2013/10/07(月) 22:57:04 ID:GSN6xUWc0
「あなたはもしかして……マナちゃん!?」
「そうだよ、ラブちゃん!」
「おまたせシャル〜!」
 そこに現れたのは、フレッシュプリキュアとは違うプリキュアであるドキドキプリキュアの一人。ジコチュー達と戦っているプリキュアの一人、キュアハートに変身する少女だった。
 その名を相田マナ。妖精シャルルとパートナーを組み、大貝第一中学校の生徒会長である少女だった。ちなみに全開ロワに参戦したキュアハートとは関係ない……かもしれない。
 そんなマナの隣では今、シャルルが飛んでいる。
「話は大体聞いたよラブちゃん! 大丈夫! このあたしが来たからには、もう大丈夫だから!」
 胸を張ってそう宣言する相田マナを見て、桃園ラブは満面の笑みを浮かべた。



【一日目・13時20分/日本・大阪・ライブハウスの医務室】



【桃園ラブ@フレッシュプリキュア!】
【状態】健康
【装備】リンクルン@フレッシュプリキュア!
【道具】基本支給品一式、大量のドーナツ
【思考】
基本:絶対に殺し合いを止めて、みんなが助かる方法を探す。
0:マナちゃん!?
1:誰かを探しながら、ワドルディを守る。
〔備考〕
※9期とは関係ありません。


【ワドルディ@星のカービィ】
[状態]:気絶なう
[装備]:なし
[道具]:支給品一式、不明支給品
[思考・状況]
基本:殺し合いには乗らない。
1:桃園ラブと一緒に行動する。
〔備考〕
※6期とは関係ありません。
※アニメ出展なので、喋る事ができません。


【相田マナ@ドキドキ!プリキュア】
【状態】健康
【装備】シャルル@ドキドキ!プリキュア
【道具】基本支給品一式、不明支給品
【思考】
基本:殺し合いを止める。
 0:もう大丈夫だから、ラブちゃん!
 1:ラブちゃんと一緒にいる。
〔備考〕
※全開ロワとは関係ない……かもしれませんが、実際はどうなのかは後続の書き手さんに任せます。
※上記以外に何を考えているのかは現時点では不明です。

77 混沌な名無しさん :2013/10/07(月) 22:57:37 ID:GSN6xUWc0
以上で投下終了です。

78 死を覚悟しろ :2013/10/08(火) 00:36:02 ID:FsS.p49Q0
夜神月はナルガクルガから逃げていた、しかしそろそろ限界でもあった

(ああ、もう無理だな足も限界だ)

そうして、なんか達観しかけて足元がおるすになっていたのか
おもいっきりこけた
こけるとき顔面を地面にぶつけた
そしてあわてて振り向くと目の前にナルガクルガがいた

(あ、終わったなこれ)

そして夜神月は死を覚悟し目をつぶった
ナルガクルガはそのまま月を殺そうとした瞬間
ナルガクルガが吹っ飛ばされた、そしてそのままナルガクルガは近くにあった塀を壊し家に衝突する
そして、月が目を開けるとそこには金髪の槍をもった男が立っていた
しかし気絶はしなかったようですぐに起き上がり、自分を吹っ飛ばした人物のところへと一気にせまった
そして、攻撃を行おうとしたが金髪の男の一撃がナルガクルガを襲いそのままナルガクルガの命を奪った

【ナルガクルガ@モンスターハンターシリーズ 死亡確認】

そして、金髪の男、ラインハルト・ハイドリヒはつぶやく

「強いと思ったのだが案外弱かったな」

【一日目・13時20分/日本・千葉県】

【ラインハルト・ハイドリヒ@Dies irae】
【状態】健康
【装備】聖約・運命の神槍(ロンギヌスランゼ・テスタメント)@Dies irae
【道具】支給品一式 
【思考】基本:さて、どのような強敵が現れるかな
1:野田総理の配下にしてやられたな
2:このモンスターは弱かったな
※この獣殿は存知がありません
※創造と流出は使えないもよう、ただしこれから使えるようになるかも


【夜神月@DEATH NOTE】
【状態】疲労
【装備】栄養ドリンク
【道具】支給品一式
【思考】
1:なにがおきたんだ

79 光熱斗の奇妙な冒険 Part4 :2013/10/08(火) 03:40:32 ID:K8vSVlnQ0

「ジャスティスワン・ザ・ワールド! 時は止まるッ!」
「そんなのありかぁぁぁ―――ッ!」
「ディおじさん、タイム連打はずるいよ」 
「タイム連打ではないッ! ちゃんとチップを使ったぞッ!!」

 大画面モニターに映し出される、大迫力のネットバトル。
 しかし、二時間近くも戦ってるのに決着が付かない。うーん、このネットバトル素人ども。
 
『シグナムよ、ランダムミステリーデータの徴収が終わったぞ』
「うむ、ご苦労」 
 
 と、私はこの二時間の間、ネット徘徊兼ランダムミステリーデータで資金稼ぎ兼情報集めをしていた。
 軽くジョースター家の財産以上は稼いだ、やったぜ。
 しかし、疑問に思うんだが、このランダムミステリーデータは一体、いつ誰が何のために設置しているのだろうか?

『それとな、面白い情報を手に入れた』
「ほう、面白いか」
『どうやら、あの九州ロボを作ったのは光祐一郎という男らしい』
「それは知っている」
『……だが、本来彼は九州ロボをこの殺し合いとは別の目的で作ったらしい』
「別の目的……か」

 正直、どうでもいいが、一応驚いておく。
 私にとっては本当にどうでもいい。殺し合いの次にどうでもいい。
 ……一応、対主催だからね。働きたくないけど一応は。

 そんな時であったか……上条さんの頭上に何やら人影が……
 まさかとは思うが、ワープという奴か? 科学の力ってすげー。
 というより、上条の不運もここまでくると逆に笑えないな。
 まあ……上条さん、上から来たぞ、気を付けろッ!


「リアル・ガッツシュート!!」


 瞬間、一人だけ反応した熱斗少年が思いっきり何かを投げた。
 いや、投げたでは語弊であった……正確には殴り飛ばした。
 あれは……デイバックに入ってたデカオと呼ばれていたネットバトルガチ勢だ。
 すごい勢いで放たれたデカオと呼ばれていたネットバトルガチ勢は上からの襲撃者にぶつかった。
 そして、凄い真顔で襲撃者に言い聞かせた。


「男同士の真剣勝負であるネットバトルの邪魔をするんじゃない」
「………!?」


 ……ヤバい。
 真顔なのも相まって殺気というかそういうのが凄まじくなってる。
 ここまで殺気はこのシグナムも感じたことはなかった。
 
「……これがネットバトル……!」
『いや、恐らくは違うと思うが?』

 そして、デカオと襲撃者は大画面モニターにぶち当たった。
 そのまま、襲撃者は動かなくなったが、デカオと呼ばれていたネットバトルガチ勢は立ち上がりデイバックの中に戻った。
 しかし、大画面モニターの液晶がぶっ壊れてしまった……ふむ、これで上条さんとディおじさんの決着は付けられない。

「プラグアウトだッ! デューオ!」
『……ふむ(安心)』
「こっちもプラグアウトだ、シャドーマン」
『御意』

 一時中断となった……もう引き分けでいいだろ、これ。
 しかし、一つだけ分かったことがあった。

「貴様、ジョースター家の者ではないなッ!」
「だから、さっきからそう言ってるじゃないですか!!!」

 上条さんはジョースター家のものではなかった。ですよねー。

80 光熱斗の奇妙な冒険 Part4 :2013/10/08(火) 03:40:59 ID:K8vSVlnQ0

「それにしても、ディおじさん、そんなネットバトルしてたら、いつかデリートされちゃうよ?」
「知ったことではないッ! ……と、言いたいが、回復用のサブチップがないッ!」

 残りHP一桁だからね。
 ムラマサを振れば最高威力が出せそうだ。

『そうだ、熱斗君、あの豆で回復できるんじゃないかな?』
「そうだな、ディおじさんちょっとそのPETかしてくんないかな?」
「いいだろうッ! 壊すなよ、熱斗!」

 そして、熱斗少年はディおじさんからPETを受け取った。
 ……あれがPSPであることは今は放っておいてもいいだろう。
 そして、PSPのディスク居れるところを開いて……

「仙豆だ、食え」

 PSPの中に5粒ほど豆を詰め込んだ。
 すると、不思議なことが起こった。

 ▽デューオのHPは全回復した。

「なっ!?」

 まあ、仙豆だからね。
 これにはディおじさんも驚愕していた。
 PSPでネットバトルするような奴が驚いているということは相当なことだろ。

「しかし、さっきの男は一体なんだったんだ?」
「デカオだよ」
「違うそうではないッ! アイツだッ! ……って、あれ?」

 ディおじさんはモニターに磔になっていた男の方を指差した。
 しかし、そこには何もなかった。逃げたのか……しぶとい奴め。 

【一日目・13時30分/日本・秋葉原】
【光熱斗@ロックマンエグゼ】
【状態】健康、激しい怒り
【装備】自分のPET(ロックマン入り)
【道具】支給品一式×2、大山デカオ@ロックマンエグゼ、大山デカオ@ロックマンエグゼ2
    デカオ(ロックマンエグゼ3)が作ったおべんとう、チップトレーダー@ロックマンエグゼ、
    大量のガッツマンのチップとバグのかけら、ガンデルソル3(実物)ネオバリアブル(実物)
    大山デカオ@ロックマンエグゼ3(BLACK版)、大量の金、他不明
【思考】基本:野田総理にネットバトルを挑んで勝つ!
1:プリズムとフォレストボムのチップを探す
2:その為に色んな人にネットバトルを挑む
3:上条(ジョジョ)さんとディおじさんの決着をつけさせる
4:千石うぐいすと末原恭子を野田総理に引き渡す、その際にネットバトル挑む。


【ロックマン@ロックマンエグゼ】
【状態】HP満タン
【装備】ロックバスター
【道具】なし
【思考】基本;熱斗をサポートする
1:野田総理がネットバトルを受けてくれるか、心配。
※PETの中にいます


【シグナム@リリカルなのはシリーズ】
【状態】健康、自称フリーター
【装備】レヴァンティン
【道具】支給品一式、PET(カーネル入り) 、大量の資金とかチップ
【思考】基本:働かなくて済むように動く
1:二人についてくる
2:野田は倒す
3:上条(ジョジョ)か……一理ある
※今までとは別人ですが記憶を受け継いでいます

81 光熱斗の奇妙な冒険 Part4 :2013/10/08(火) 03:41:30 ID:K8vSVlnQ0

【カーネル@ロックマンエグゼ】
【状態】HP満タン
【装備】カーネルのブレード
【道具】なし
【思考】基本;ロワの破壊
1:今は(仕方ないので)シグナムに従う
※PETの中にいます

【上条当麻@とある魔術の禁書目録】
【状態】健康、不幸
【装備】PET(シャドーマン入り)
【道具】エスパー伊東@現実
【思考】
基本:

                    いいぜ ヘ(^o^)ヘ
                            |∧
                            /
                野田総理が
             何でも思い通りに
             出来るってなら
                 /
             (^o^)/
           /( )
          / / >

      (^o^) 三
      (\\ 三
      < \ 三
..\
(/o^)
( / まずは
/く そのふざけた
   幻想(ロワ)をぶち殺す
1:知り合いに会いたい


【シャドーマン@ロックマンエグゼ】
【状態】HP90%くらい
【装備】ムラマサ
【道具】なし
【思考】基本:上条に従う
1:敵は殺す、慈悲はない
※PETの中にいます

【ディオ・ブランドー@ジョジョの奇妙な冒険】
【状態】疲労、全身にダメージ
【装備】PSP(デューオ入り)
【道具】支給品一式×3
【思考】基本:ネットバトルを極める
0:主催を倒すのはこのディオだッ!
1:ジョースター家を手に入れる
2:ジョジョより優越感を得る
3:熱斗達にネットバトルを挑むのは後回しだ!
4:ディカオ・ビッグマウンテンには気を付ける

【デューオ@ロックマンエグゼ4】
【状態】HP満タン
【装備】ジャスティスワン、ザ・ワールド
【道具】なし
【思考】基本;とりあえず、ディオを見守る
1:回復したぞォォォォッ!!
※PSPの中にいます

82 光熱斗の奇妙な冒険 Part4 :2013/10/08(火) 03:41:57 ID:K8vSVlnQ0




 傷ついた身体を引きずりながら、大尉は歩く。
 彼に『ネットバトル』という戦いはまさに未知のものであった。
 ならば、自分もPETを手に入れ、ネットバトルすれば、勝てるのではないかと考えも出てきた。

 しばらく、大尉が歩くと放置された一つのデイバックを発見した。
 そして、その中には――――  

「…………!」

 一台のPETが入っていた。
 さらにネットナビもいた……その名は……

「おまたせ……ってなんだ、お前は!?」
「…………!」

 まるで野獣のようなナビ、ビーストマン(先輩)である。

【一日目・13時40分/日本・東京のどこか】
【大尉@HELLSING】
【状態】全身にダメージ
【装備】モーゼルM712@HELLSING、PET(ビーストマン入り)
【道具】支給品一式×2
【思考】基本:命令に従う
0:一先ず、ネットバトルの練習をする

【ビーストマン@ロックマンエグゼ3】
【状態】HP満タン
【装備】なし
【道具】なし
【思考】基本;PET所有者に従う
※PETの中にいます

83 狂気の暴走 :2013/10/09(水) 16:54:28 ID:b9ia00fw0
 今回のカオスロワには二人の◆6/WWxs901s氏が存在する。
一人は大正義巨人軍のエースとしてからくりドームでカオスロワ式野球の試合を行っているカオスロワ書き手出典の彼だ。
もう一人はVOCALOID達のプロデューサーであり、健康法によって壮年でありながら20台に見えるカオスロワ出典の彼だ。
そして、後者の彼は長くて丈夫な棒の先に支給品のナイフを取り付け、布で固定した手製の槍を片手に埼玉県を歩いていた。

「くそっ、僧侶も白熊もVOCALOID達も、まるで痕跡が見当たらねえ!」

 彼はまず、ミクとKAITOが向かっているという東京を目指していた。
僧侶と白熊を優先したかったが、彼等の居場所はまるで掴めなかったのだ。
それどころか、探している人物の大半は既に死んでいるのだが、彼はそれを知るはずもなかった。
そんな彼は、一人の太った少女と一つの惨殺体を見つけることとなる。

「お兄ちゃん、また一人殺したよ。もっと殺して生き残るからね」

 少女の名は剛田ジャイ子。
彼女はもともと熊岡県に居たが、クルルの転送装置のテストとして関東平野に転送されてしまっていたのだ。
そして、近くにいた参加者をスタンド全員でリンチして殺害したところを6/に発見されたのだ。

(悪いが、VOCALOIDに危害を与える可能性のある奴を生かしておく訳にはいかないからな)

 そう心の中で呟き、手製の槍でジャイ子の頸動脈を切断する6/。
しかし、彼の目の前で、ジャイ子の傷は瞬時に塞がっていた。
驚愕する彼に6方向からの打撃が襲い掛かった。



「あれ、私、生きてる?」
『これが俺らの能力だよ』
『俺らの内一人を身代わりにしてジャイ子を復活させるんだ』

 スタンドを構成する一人を生け贄にして復活する、それがジャイ子のスタンドの能力だった。
それにより、ブタゴリラと引き換えにジャイ子は復活したのだ。

『お前は俺らが必ず守るからな』
『だから、生き残れよ』
「……ありがとう。お兄ちゃん達。なるべく消さないようにするから」

 こうして、参加者を殺す事で生き残るという決意を新たにするジャイ子であった。

『ジャイ子ちゃん。僕も頑張るからさ』
『アッポー!』
「あんたらはいらないから身代わりになって消えろ」



【一日目・12時45分/日本・埼玉県】

【剛田ジャイ子@ドラえもん】
【状態】覚醒、狂気
【装備】スタンド『ジャイアン×4&ジャイアント馬場withスネ夫』
【道具】支給品一式
【思考】
基本:他の参加者を殺して生き残る
 1:お兄ちゃん達がいっぱいお兄ちゃん達がいっぱいお兄ちゃん達がいっぱいお兄ちゃん達がいっぱいお兄ちゃん達がいっぱい
   お兄ちゃん達がいっぱいお兄ちゃん達がいっぱいお兄ちゃん達がいっぱいお兄ちゃん達がいっぱいお兄ちゃん達がいっぱい
   お兄ちゃん達がいっぱいお兄ちゃん達がいっぱいお兄ちゃん達がいっぱいお兄ちゃん達がいっぱいお兄ちゃん達がいっぱい
   お兄ちゃん達がいっぱいお兄ちゃん達がいっぱいお兄ちゃん達がいっぱいお兄ちゃん達がいっぱいお兄ちゃん達がいっぱい
   お兄ちゃん達がいっぱいお兄ちゃん達がいっぱいお兄ちゃん達がいっぱいお兄ちゃん達がいっぱいお兄ちゃん達がいっぱい
   お兄ちゃん達がいっぱいお兄ちゃん達がいっぱいお兄ちゃん達がいっぱいお兄ちゃん達がいっぱいお兄ちゃん達がいっぱい
   お兄ちゃん達がいっぱいお兄ちゃん達がいっぱいお兄ちゃん達……でも、馬場さんとスネ夫さんはいらないや

【◆6/WWxs901s氏@カオスロワ 死亡確認】
【シレン@風来のシレンシリーズ 死亡確認】

84 TCBR10第2回放送 :2013/10/09(水) 22:00:23 ID:8oCIIUIE0


ピーンポーンパーンポーン♪

午後14時、バトルロワイアル開始から二度目の定時放送が日本中に響き渡る。
アナウンスを勤めるのは前回と同じく野田総理である。

「七時間ぶりだが、野田だ。
今回は色々と参加者である全ての者に伝えたいことがあるが、まずは定時放送だ。
では死者を読み上げるぞ、七時間前より死人が多いから聞き漏らさないように。
では、発表する。

アルヴィン、ジラ、先導エミ、ティガニキ、お魚くわえたドラ猫、トランプ兵×いっぱい、ホッシー、
ドクター中松、お注射天使リリー、村田、吉村、アレルヤ・ハプティズム、草壁メイ、フグ田サザエ、
志村新八、キュアピース、孫悟空、ジャポニカ王子、コニーちゃん、ゴンさん、ネガタロス、
ヒトデヒットラー、コマサンダー、サイ怪人、ピンクラビットイマジン、シュバリアン、親子丼ドーパント、
イカジャガーヤミー、野球仮面、リザードダブラー、ショッカー戦闘員×大量、悪魔神官アントリア、
パズー、ダッフィー、ドクター・ギバ、無敵将軍、ラディッツ、ギロロ、ジョン・ランボー、秋山澪、
キャプテントンボーグ、ジョウカエン、その他岩手県民、柊かがみ、保阪、ギャルA、ギャルB、本郷猛、
大山デカオ(ディカオ・ビッグマウンテン)、フリッピー、マルコ・ボット、ポックル、タケシ、タケシ、
エリック・カートマン、日本政府軍、一塁塁審、矢部明雄、ヒ・ダリ、くま、メタモン、横井るみ、
フィロキセラワーム、茂野吾郎、ホモォ、蕎麦屋さん、菊地真、萩原雪歩、星井美希、
マドハンド×いっぱい、ブラッドハンド×いっぱい、マスターハンド、クレイジーハンド、
激おこぷんぷん丸、ハバネロ男爵、ラッセル、長友祐○、ブラストマン、メットール×20、
サマナ・フュリス、トール・ケーニヒ、ジョブ・ジョン、ヨハン・トリニティ、クロト・ブエル、ガイア、
ギャオスベイダー、安心院なじみ、アンドリューW.K.、シン・アスカ、ハクオロ、松岡勝治、山下さん、
重音テト、ハンター、シャア・アズナブル、ブラックジャック、ダークミヤビ、オタチ、俺、
田所 (野獣先輩)、フロストバイト、歌愛ユキ、ハム蔵、ラミー、機械獣ダブラスM2、魔王オディオ、ひで
KAITO、大宇宙の大いなる意思、カーズ、閻魔大王、猪狩進、オールアメリカ、加藤良三、
ボブ・デービッドソン、真竜ニアラ、太陽少年ジャンゴ、おてんこさま、大剣人ズバーン、Lily、水野灌太、
プラシド、ガルマ・ザビ、鏡音リン、エアーマン、ペガサス、六代目三遊亭円楽、古明地さとり、
フェイト・T・ハラオウン、南方妖怪チンポ、クマ吉、海東大樹、殺せんせー、スービエ、三角頭、末原恭子
、千石うぐいす、黒、初音ミク、ナレーション(キートン山田)、ワクワクさん、ユー子、桂言葉、
巨人小笠原、やる夫、うちはイタチ、葛西善二郎、サスケ、ジェニュイン、太田光、カメナシくん、
姫川友紀、四条貴音、???、ルーファウス、アレクサンドル・アンデルセン、三浦敏和、小牟、蔵馬、
キュウコン、八雲藍、カナン王、阿笠博士、江戸川コナン、シックス、黒井崇男、占い師、闇DAIGO、TDN、
伊藤誠・ニコ厨、千本桜ミク、平田真、田井中律、DXファイター、デッドライオン、カナディアンマン、
円谷光彦、ハザマ、アゼル、フォズ大神官、キョウスケ・ナンブ、四季映姫ヤマザナドゥ、結月ゆかり、
山田一二三、モノクマ、モノクマの本体、ナルガクルガ、◆6/WWxs901s氏、シレン……以上だ。

次は禁止エリアについて発表する。
沖縄とその他の離島全てを15時より禁止エリアとするぞ。
それからくれぐれも一歩海上に出てしまえば安全と勘違いを起こさぬように、その周辺海域も禁止エリアとする。
禁止エリアについては、以上だ」

85 TCBR10第2回放送 :2013/10/09(水) 22:03:37 ID:8oCIIUIE0

次に総理は改まって、また話を始める。

「最後に全ての者に伝えたいことがある。
しっかり放送を聞いていた者はお気づきかもしれないが、先の放送で指名手配した千石うぐいす・末原恭子の両名は死亡した。
私の手で拷……失礼、間違えた。
あくまで『公正』にこの手で裁きたかったが間抜けな者がうっかり殺してしまったらしいのだ、私としては甚だ遺憾である」

この男は洗脳状態にあったとはいえ、配下に両者への抹殺命令を下したことを隠した。
実際は政府の手先である特務機関が動いたのだが、不特定の誰かの過失ということにした(そして命を捨ててまで任務を全うした者に賛辞の言葉もない)。
おそらく主催が命じながら主催が勝手に消したことに対する、参加者への反発を避けるためだろう。
多くの参加者はそのようなことは知る由もないが。

「まあ、死んでしまったものはしょうがない。
本来なら我々、政府に逆らった者がどうなるか、二人に身をもって教えてもらうつもりだったが予定を変更する。
バーダック、出番だぞ」
「おう……」

全国のテレビ画面より、野田の横に孫悟空似の男が静かに現れた。
彼こそ戦闘民族サイヤ人の戦士バーダックである。

「手筈通り、例の三箇所に撃ち込め。 くれぐれも津波は起こすなよ」
「ああ、わかっている。 威力はなるべく抑えるから安心しておけ」

総理と会話を交わした後に、バーダックは片手を天に向け三つの輝くエネルギー弾を作り出した。

「ハアアアーーー!!」

エネルギー弾は造り主の気合と共に天高くへと昇り、その後三つの軌道に分散して地球の各所に落ちていった。
その位置はちょうど、かつて大国と言われたが大災害で跡形もなく沈んでしまったA国・R国・C国の位置である。

そして――


          ,,-'  _,,-''"      "''- ,,_   ̄"''-,,__  ''--,,__
           ,,-''"  ,, --''"ニ_―- _  ''-,,_    ゞ    "-
          て   / ,,-",-''i|   ̄|i''-、  ヾ   {
         ("  ./   i {;;;;;;;i|    .|i;;;;;;) ,ノ    ii
     ,,       (    l, `'-i|    |i;;-'     ,,-'"   _,,-"
     "'-,,     `-,,,,-'--''::: ̄:::::::''ニ;;-==,_____ '"  _,,--''"
         ̄"''-- _-'':::::" ̄::::::::::::::::;;;;----;;;;;;;;::::`::"''::---,,_  __,,-''"
        ._,,-'ニ-''ニ--''" ̄.i| ̄   |i-----,, ̄`"''-;;::''-`-,,
      ,,-''::::二-''"     .--i|     .|i          "- ;;:::`、
    ._,-"::::/    ̄"''---  i|     |i            ヽ::::i
    .(:::::{:(i(____         i|     .|i          _,,-':/:::}
     `''-,_ヽ:::::''- ,,__,,,, _______i|      .|i--__,,----..--'''":::::ノ,,-'
       "--;;;;;;;;;;;;;;;;;""''--;;i|      .|i二;;;;;::---;;;;;;;::--''"~
               ̄ ̄"..i|       .|i
                 .i|        |i
                 i|        |i
                 .i|          .|i
                .i|         ..|i
                .i|           |i
               .i|      ,,-、 、  |i
               i|      ノ::::i:::トiヽ、_.|i
           _,,  i|/"ヽ/:iヽ!::::::::ノ:::::Λ::::ヽ|i__n、ト、
     ,,/^ヽ,-''":::i/::::::::/:::::|i/;;;;;;/::::;;;;ノ⌒ヽノ::::::::::::ヽ,_Λ
     ;;;;;;:::::;;;;;;;;;;:::::;;;;;;;;:::/;;;;;;:::::::::;;;;;;/;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;:::::::::::;;:;;;;:::ヽ

86 TCBR10第2回放送 :2013/10/09(水) 22:04:26 ID:8oCIIUIE0

――大爆発。
その瞬間、爆発の光で日本中で視界が真っ白になるような閃光と、日本中のどこにいても聞こえる爆音が響いた。
この爆発の前では、核爆弾が爆竹に見えるレベルである。
幸いなのはエネルギー弾が放たれた場所が今は誰もいない場所であったことと、威力は確かに抑えられていたために津波や地震などの二次被害は起きなかったこと、総じて日本にいる者は誰一人死んでいないということである。
しかし、今の爆発は日本より何倍も大きい大国を安々と吹き飛ばせそうな威力だ。
もし今の攻撃が日本に直撃したらどうなっていたか?
それを考えた瞬間、野田総理に反旗を翻していた対主催の多くは戦慄し、その中から恐怖に負けた対主催(対主催が必ずしも正義の味方や心強き者とは限らない)は手のひら返しをするだろう。

閃光と爆音が止んでからしばらく経ったところで、総理はテレビ越しに参加者たちに語りかける。

「――今のは、ほんのデモンストレーションだ。
我々、日本政府はその気になれば日本を十回は滅ぼせるだろう。
といっても、人類最後の砦になった日本にそんなことをすれば我々まで自滅してしまうから流石にやらないがな。
日本にいる参加者の諸君がまとめて相手になっても、我々は勝てるだけの戦力を持っているということだ。
私の言う戦力はこのバーダックだけではなく、強力な兵隊・超人・機動兵器・技術力・オカルト的なものまでなんでも揃えている。
愚かにも私の家から金を盗んだ千石うぐいす・末原恭子の二人は、相手がどれほど強大か理解していない身の程知らずだったというわけだ。

さて、諸君に問いたい。
私たちに逆らうのと、殺し合いに乗って規定の人数まで人口を減らす……どちらが簡単だろうな?」

諭すような口調から、最後は語気を強めて参加者たちをまとめて怒鳴りつけるように語る。

「……最近この殺し合いが開かれた理由忘れないか!?
この日本で全ての人間を養うには食料も水も土地も何もかも足りない以上、人口調整しなければならんのだ!
仮に殺し合いを破綻させても、あらゆる資源が足りないのにその先があると思っているのか!?
先を見据えている私たちと、後先考えない反逆者のどちらに正義があるのかよーく考えることだな!
さあ、理解したのならさっさと殺し合いを再開しろ!

ついでに私の家から次に万札一枚でも盗んだら必ず殺すからな! 絶対殺すからな!!
……少し熱くなりすぎたが、ともかく放送は以上だ」

そして二回目の放送は終わり、野田やバーダックの姿はテレビの砂嵐の中に消えていった。


――殺し合いはまだまだ続く、多大な犠牲の上で生まれる何かが世界を救うか、世界が滅びを迎えるまで――



【野田総理@現実?】
【状態】健康
【装備】なし
【道具】なし
【思考】
基本:バトルロワイアルを完遂させ、自分の理想の社会を創り上げる
1:ロワを主催する
2:最悪の場合、幹部五人を人身御供にして生き残る
3:なかなかいい演説だったろ(ドヤッ)
※傀儡の主催者です。本人は気づいていません。

【バーダック@ドラゴンボール】
【状態】疲労(中)
【装備】スカウター@ドラゴンボール
【思考】
基本:テラカオスを生み出す計画を遂行する
1:計画のために殺し合いを促進させ、計画の邪魔をするものは殺す
2:……何も知らねえ傀儡め(軽蔑)
3:ラディッツが死んだ? 知ったこっちゃねえ
※カカロット(孫悟空)の死に気づいているか、次の書き手氏におまかせします。

87 匠たちのリフォーム・未知との遭遇編 :2013/10/10(木) 23:03:14 ID:9u.mbbYk0
「……」

何故かロン毛の青熊、魂の裁断者はもくもくと作業を続けていた。
勿論、都庁のリフォームである。

ピーンポーンパーンポーン♪

「……!」

その時、定時放送が流れ、やがて凄まじい閃光と爆音が轟いた。




「…………」

裁断者の野生の本能が、主催者の危険性を知らせる。
本人も言っていたが、今の行為はデモンストレーションなのだ。その気になれば、都庁にも攻撃は可能だろう。

――急がねば

裁断者だけでなく、集った魔物たちが全員同じ事を考え、作業のスピードを速める。

そもそも、何故魔物たちは都庁を占拠したのか。
共通思考は、協力し合っての生存。
これは揺るがぬ思考ではあるが、実はもう一つ、大きな目的を持っていた。

――大地の再生

それを成すために、まずは人間を滅ぼす。
愚かな人間は自分達の利益のみを考え、科学に頼り、大地への感謝を忘れ去った。
過剰な森林伐採、大気汚染、猛毒化学物質の垂れ流し……環境破壊はとどまるところを知らない。
陸・海・空、世界の自然環境はもはやどこも修復不可能なレベルだ。

裁断者たちは、身勝手な人間に住処を奪われ、滅びてゆく沢山の生物を見てきた。
帰りたい、あの頃へ。自然が豊かであった頃の時代に。

この殺し合いが開かれた時、ただ生き延びるだけであれば、世界樹の迷宮と称されるグンマーにでも逃げればよかったはずだ。
しかし彼らはグンマーには向かわず、あえてこの都庁に、都会のど真ん中へと進撃した。
グンマーの民に迷惑をかけないために。
グンマーの民は、大地をとても大切にしている。彼らは人間ではあるが、仲間でもあった。
滅ぼしたいの願う人間は、あくまで大地を想わない穢れた人間のみ。

「……」

もしかしたら、グンマー以外の地にも、とても大地を大切にする人間がいるかもしれないが、極少数だろう。
できることなら、そんな理解ある者にも手伝ってほしい、助けて欲しい。それが本音だ。
だがそれはできない。

88 匠たちのリフォーム・未知との遭遇編 :2013/10/10(木) 23:05:16 ID:9u.mbbYk0
都庁を狙った理由。それはこの都庁の地下深くで復活のときを待つ、大いなる森の守護者がいたからだ。

それが目覚めさえすれば、穢れた人間も、平気で環境破壊をしそうな主催者連中も、滅ぼせる。
欠点をあげるとすれば、守護者は悪意無く人間を喰らい尽くしてしまうこと。
たとえ大地への感謝を忘れないグンマーの民であっても、容赦なく喰われてしまう恐れがある。
守護者に会ったことはない。どこまで話が通じるかもわからない。だからグンマーには協力を求められない。
最終的に自分も滅ぼされるかもしれないとわかっていながら、魔物の手助けをする人間などいようはずがないだろう。
守護者を都庁に迎え入れるのは、あくまで最終手段。自分達で戦力を集め、人間を滅ぼせればそれにこしたことはない。
だからこそ魔物たちは、魔物のみの編成で、独力で大地の再生を目指していたのだが……
先ほどの主催者の攻撃で確信した。やはり、守護者を都庁に迎え入れねばならないのだと。

「……!」

都庁の外装を大体リフォームし終えた頃。
裁断者は予想外の来客に出会った。

「Эцгёдб%ω……?」
「!?」

紫色の巨大な球体、人間とも魔物とも違う、未知の存在と。




【一日目・14時30分/日本・リフォーム都庁】

【魂の裁断者@新・世界樹の迷宮 ミレニアムの少女】
【状態】健康
【装備】無し
【道具】長くて丈夫な木の棒、支給品一式
【思考】
基本:都庁を住処にしたモンスター達で協力して生き残る
1:目の前の物体に対処
2:都庁を住み良くリフォームし、森の守護者を迎え入れる準備を整える
3:人間は見つけ次第殺す。ただしグンマーの民、あるいはそれに匹敵する人間は殺さない。
※東京都庁の外装リフォームがほぼ終了しました
※グンマーと親交があったようです


【セプテントリオン・ミザール@デビルサバイバー2】
【状態】健康
【装備】ミザール触手×2
【道具】不明品、支給品一式
【思考】
基本:視界に人間及びその仲間が入ったら殺す。相手によっては戦略的撤退
1:目の前の熊に対処
2:都庁の屋上からぶらさがってリフレッシュしたい
※超速再生無限増殖能力には制限がかかっています

89 過激にファイヤー! :2013/10/11(金) 01:38:24 ID:Q0bAh4dY0

 第二回放送終了後、名古屋に赤き竜が来襲した。
それは、このロワにおいて歪みし豊穣の神樹がその存在を示唆した炎竜、偉大なる赤竜だ。
その圧倒的な力で自然を汚し過ぎた人間を粛正する為だけに、彼?はこの殺し合いに乗っていたのだ。
最も、開始と同時に離島に飛ばされてしまい、今になってようやく本州に上陸できた為、殺害数は0なのだが……。
しかし、そんな圧倒的な力を持つ竜に挑む一人の男が居た。

「戦いなんてくだらないぜ、俺の歌を聴け!!」

 ビルの屋上に立つその男は、そう叫ぶと手にしたギターを鳴らし始めた。
男の名は熱気バサラ。歌に情熱を注ぎ、戦争すらも歌で終わらせた熱い男である。
そして、常に彼のやる事は変わらない。

「歌い始めた頃の、鼓動揺さぶる思い 何故かいつか 何処かに置き忘れていた」

 その灼熱の炎で街を焼き払おうとする赤き竜に向けて歌うバサラ。
その場にいた誰もが、それを無駄な事だと思った。

「ナマヌルい毎日に ここでサヨナラ言うのさ そうさ誰も オレの熱い思い止められない」

 しかし、偉大なる赤竜は攻撃を中止し、バサラのほうを向いていた。

「Dynamite Dynamite Dynamite explosion once again」

 それに気づいたバサラのハートはより熱く燃え上がり、その歌にますます力が込められていく。

「Dynamite Dynamite Dynamite explosion once again」
「……グルル、グルルルル」

 バサラに注目していた偉大なる赤竜が唸り声を挙げ始める。

「Dynamite Dynamite Dynamite explosion once again」
「グルルルルル、グルルルルル、グルルルルル、グルルルルルル、グルル、グルルルル」

 その唸り声はまるで、バサラの歌に合わせて歌っているかのようだった。

「Dynamite Dynamite Everyday everynaight everywhere」
「グルルルルル、グルルルルル、グルルルル、グルルルルル、グルルルルルルルル」

 それはまさしく一人と一匹のデュエットだった。

【一日目・14時15分/日本・名古屋】

【熱気バサラ@マクロスダイナマイト7】
【状態】とても健康、上機嫌
【装備】ギター
【道具】支給品一式
【思考】
基本:戦いなんてくだらねえぜ、俺の歌を聴け!
1:あのドラゴン、良いサウンドじゃねえか。

【偉大なる赤竜@新・世界樹の迷宮 ミレニアムの少女】
【状態】健康
【装備】無し
【道具】もくたん@ポケットモンスター、支給品一式
【思考】
基本:自然を汚す人間を滅ぼす。
1:なんだこの感覚は。身体の芯から熱くなるようだ。
2:グンマーの民のような人間は殺さない。

90 Double-Action Emperor form :2013/10/11(金) 04:12:51 ID:fZvmTQr20

 霧切響子。
 彼女は超高校級の???(ネタバレ回避のため伏せます)である。
 彼女はとある遊園地で怪しげな男たちの取引を目撃した。
 取引に夢中になっていた彼女は背後から迫りくる男の存在に気付かなかった。
 そして、背後から一撃受け倒れてしまい、そして何やら怪しい薬(not媚薬)を飲まされてしまった。

「一体、何が起こったの……?」
 
 そして、響子が気付いた時には身体が縮んでしまった。
 つまり、見た目は子供、頭脳は高校生状態になってしまった。
 そんな彼女は今、バトロワに巻き込まれて……
 
 伝説のスーパーサイヤ人に追いかけられていた。


 ☆彡


「くっ、ゴルゴムめ! 人の命を何だと思っているんだ!!」

 移動中に放送を聞き、光太郎は怒りを露わにする。
 自分とクライシス皇帝が氷漬けになっている間にこれほどまでの死者が出たのだ。
 それを感情に出さずにはいられないのだ。

「そんな……さとり様」
「ふむ……これはゴルゴムの仕業だな」
「………そうなの?」
「そうだ……恐らくは、な」

 悲しみにくれる空を皇帝は皇帝なりに励ます。
 その最中、皇帝はとあることに気付く。

(人口を減らすならば、もっと効率いい方法があったはずだ……
 やはり、この世界の頂点に立つものの考えはよくわからない)

 そんなことを考えていた時であった。
 目の前から可愛らしい格好の少女が走ってきた。
 ……金髪の大男を引き連れて。  

「……助けなさい」
「それが人にものを頼む態度か?」
「皇帝、こんな緊急事態にそんなことを言っている場合ですか?」
「助けてください……これでいい?」
「よかろう、何をすればいい?」
「追ってきたあいつをどうにかしてちょうだい……」
「わかった、つまり、あれはゴルゴムの怪人なんだな!」

 ゴルゴムの怪人ではないが、金髪の大男の名はブロリー。
 伝説のスーパーサイヤ人である。
 もちろん、殺し合いに乗っている、ブロリーだもの。
 相手が幼女だろうと容赦はしないブロリーだもの。


「変身ッ!」
 

 光太郎は太陽をつかむように右腕を上げ、ゆっくりと顔まで下ろす。
 右腕を払い、立ち向かうことを鼓舞するかのように左腕を立てる。そして、空中へと飛び上がった。

91 Double-Action Emperor form :2013/10/11(金) 04:13:16 ID:fZvmTQr20

「俺は太陽の子!! 仮面ライダーブラック、アールエッ!」
「さぁ、来い、ここが貴様の死に場所だぁ!!」
「ふっ、貴様一人だけにいい恰好はさせないぞ、光太郎よ」
「クライシス皇帝……?」
「少女はこの私に助けを求めてきた、ならば私が戦うのも道理であろう……見るがいいッ!!!」
 
 皇帝は手にした携帯に『0・0・0』と手早く入力する。

 ――Standing By――

「変身ッッ!」

 そして、ベルトに携帯を装填する。

 ――Complete――

 もう一人の黒いライダーが顕現した。
 黒き身体に赤き複眼、くしくも光太郎と似たような姿。
 
 しかし、違う。

 その右手には世紀『王』の剣―――サタンサーベル。
 その左手には『帝王』の剣―――オーガストランザー。
 振るう者の名は―――クライシス『皇帝』。

 二つの王を従えた皇帝は―――負けることなどありえない。

「なんだお前は? なんだその姿は!? お前は一体なんなんだぁぁぁ―――ッ!!!」
「――――我が名はクライシス。クライシス皇帝だ、覚えおかなくてもいい」

 溢れ出す黄金のフォトンストリームが真っ赤な刀身を包んでいく。
 赤と金色の螺旋が天へとぐんぐん伸びあがっていく。 
 
 二つの剣が重なった。

「――――我が眼前から消え失せろ、オーガストラッシュッ!!」

 振り下ろされた剣はブロリーの身体に命中した。
 大爆発にも近い爆煙が辺りを包み込んだ。
 
「やったか!?」
「いや、まだのようだ!」

 命からがら ブロリーは立ち上がった。
 このまま回復されると非常に厄介である。
 ならば、ここで倒すのが先決である。

「光太郎よ……次で決めるぞッ!!」
「はい!」

 二人の黒いライダーが空高く飛び上がる。
 そして、高速で、一直前で、真っ直ぐにブロリー目がけて急降下していく。

「RXキィィィィック!!!」
「皇帝キィィィィック!!!」 

「「うおおおおおおおおおおぉぉぉォォォォ!!!! ぶっちぎるぜぇぇぇぇぇッッ!!!!!」」
「ばぁかぁなぁぁぁぁっ!!!」

 二人の必殺キックがブロリーの体を貫いた。
 文字通りの必(ず)殺(す)キックであった。

【ブロリー@ドラゴンボールZ 死亡確認】


 ☆彡

「つまり、君は……」
「ええ、そういうことよ」
「信じられないわ」
「……信じるかどうかは貴方たち次第よ」
「随分とマセた子供だな……」
「だから、私は高校生よ」

 こうして、なんやかんやで助けられた恩もあったので……
 ロリ切さんは光太郎たちと行動を共にすることを決めたのであった

92 混沌な名無しさん :2013/10/11(金) 04:13:35 ID:fZvmTQr20
【一日目・14時30分/日本・山梨】

【南光太郎@仮面ライダーBLACK】
【状態】健康
【装備】キングストーン、パーフェクトゼクター@仮面ライダーカブト
【道具】支給品一式、カラオケマイク
【思考】
基本:この殺し合い、ゴルゴムの仕業だ!
1:クライシス皇帝と空、響子と共に行動する
2:あの少女(歌愛ユキ)を追う
※RXに進化しました。ロボライダーとバイオライダーにはまだなれません。

【クライシス皇帝@仮面ライダーBLACKRX】
【状態】健康
【装備】サタンサーベル オーガギア@仮面ライダー555
【道具】基本支給品一式
【思考】基本:光太郎とともに主催者とゴルゴムを潰す
1:戦力を集めて、『ネオ・クライシス帝国』を建国する
2;一先ず、地球人類抹殺は置いておく。(総理を潰したら取り掛かる)
3:カラオケマイクを取り戻す
※参戦時期は仮面BLACKRX本編開始前です。

【霊烏路空@東方Project】
【状態】悲しみ
【装備】制御棒
【道具】支給品一式、その他不明
【思考】基本:???
1:光太郎たちについていく

【霧切響子@ダンガンロンパ 希望の学園と絶望の高校生】
【状態】健康、ロリ切さん
【装備】なし
【道具】支給品一式、その他不明
【思考】
基本:殺し合いの打開
0:殺し合いについて調べる
1:苗木くんに会いたい

93 混沌な名無しさん :2013/10/11(金) 15:01:36 ID:GMU8uNlQ0
 俺と佐々木の二人は、やっとの事で大阪に着いた。
呑気こいてコーヒーを飲んでばかりもいられなくなったからだ。

「あんなに大勢の死者が出ているなんてな……」
「僕たちは甘かったのかもしれないね。本腰を入れてかからないと」

大阪に行くことにしたのは、人が集まる町だからだ。
第二の首都、と言われる場所だし、まあそれなりにな。
ハルヒ達も、俺たちの事を探しているはずだ。
無事に会えるといいが…

「うっ…!!」

な、何だ?
銃声!どこで!
そうだ、佐々木は…?

「…嘘だろ」

さっきまで一緒に居た佐々木が、血を流して倒れている。
何があったんだ?どうしてこんな…

「ぐぁっ…!!」

いてえ…
そんな、嘘だろ…
こんな、こんなところで……

@@@@@@@@@@@@@@@

二人の高校生の死骸の前に、二人の男が立っていた。
彼らは無言でうなずきあうと、その場を去っていった。
更なる惨劇を生むために。

94 混沌な名無しさん :2013/10/11(金) 15:02:59 ID:GMU8uNlQ0
【一日目・14時35分/日本・大阪】

【キョン@涼宮ハルヒの憂鬱 死亡確認】
【佐々木@涼宮ハルヒの憂鬱 死亡確認】

【ベン@D-LIVE!!】
【状態】健康
【装備】防弾ベスト@現実、猟銃@現実
【道具】支給品一式、クレイモア地雷@コマンドー
【思考】
基本:殺戮

【ゴゴ@ファイナルファンタジーⅥ】
【状態】健康
【装備】防弾ベスト@現実、猟銃@現実
【道具】支給品一式
【思考】
基本:物真似をする
 1:ベンの物真似をする

95 野獣、動く :2013/10/12(土) 00:25:52 ID:9D.RQ8KE0
「いやー、凄い地震だったね」
「けどさ、こんな地震が起きた場所ならきっと誰も来ないモヤモヤした場所になるんじゃね?」
「確かにね」
「両開きのドアや缶ジュースが支給品でもさ、他に誰も来なけりゃ生き残れるよな」

 そんな会話をしているのはとある少女の起こした地震から奇跡的に生き残ったさまぁ〜ずの二人だ。
しかし、彼らは地震から生き残る事で運を使い果たしていた。

「地震の原因は戦場で寝てる只のガキだったんで気が立ってんだ。楽しませてもらうぜ」

 そう言いながら血の付いたチェーンクロス片手に襲い掛かる野獣のような男、ヤザン・ゲーブルがいたからだ。
必死ににげようとするさまぁ〜ずの二人だが、中年の二人が軍人から逃げられる訳もなく、チェーンクロスが三村の頭をカチ割った。

「三村あああ!?」

 相方の死に驚き、狼狽える大竹。
勿論、そんな隙だらけの相手を見逃すヤザンでは無かった。

「戦場でびびってんじゃねえ!!」

 ヤザンの振るうチェーンクロスが大竹の頭に直撃した。

【一日目・14時40分/日本・岩手県だった所】


【ヤザン・ゲーブル@機動戦士Zガンダム】
【状態】健康、不機嫌
【装備】チェーンクロス@ドラゴンクエストシリーズ
【道具】支給品一式
【思考】
基本:戦いを楽しむ
1:大災害ではぐれた部下を探す
2:つまらん相手しかいねえ、場所変えるか


【五十嵐まゆみ@機動刑事ジバン 死亡確認】
【三村マサカズ@現実 死亡確認】
【大竹一樹@現実 死亡確認】
死因:撲殺

96 混沌な名無しさん :2013/10/12(土) 01:09:10 ID:neCa5GEw0
「さて、主催のところに行くにはどうすればいいか」

ラインハルト・ハイドリヒが歩きながらつぶやく
先の放送のときにバーダックの力を見てさらに放送を聞き、主催には強敵がいるのではないのかと思い
主催本部さがしているのだ

「いやまあ、その前に主催本部を探さないと」

そして、ラインハルトについていくのは夜神月だラインハルトについていくのはこの人のそばにいれば大丈夫だろうと思っているからだ

「どこにあるのだろうな」
「九州が飛んだと言うことは九州にいるのかもしれませんね」

そう言いつつ主催本部を探す
余談だがラインハルトは創造を使えるようになった、本人はきずいてはないが

【一日目・14時40分/日本・千葉県】

【ラインハルト・ハイドリヒ@Dies irae】
【状態】健康
【装備】聖約・運命の神槍(ロンギヌスランゼ・テスタメント)@Dies irae
【道具】支給品一式
【思考】基本:主催本部に行って強敵と戦う
1:主催本部を探す 
※この獣殿は存知がありません
※創造を使えるようになりました本人はきずいてませんが

【夜神月@DEATH NOTE】
【状態】疲労
【装備】栄養ドリンク
【道具】支給品一式
【思考】基本:ラインハルトについていく
1:主催本部に着いたら逃げようかな

97 最近ヒゲ伸びてきたな :2013/10/12(土) 22:01:35 ID:Zx6oUtKo0
アリー・アル・サーシェスに、主催から新たな命令が下された。
その内容は、秘密に近づきつつあるなのは組を殺せ、と言うものだった。

光彦の支給品には、キメラの翼があった。
これは、一度訪れた町に移動できるアイテムだ。
サーシェスはコレを使い、千葉県に飛んでいた。
なお、キメラの翼は使い捨てなので、一回使ったら消えてしまった。

「さあ…戦争の始まりだ」

ニヒルな笑みを浮かべるサーシェス。
そのとき、彼の前に二人の男が現れた。

(…!)
(気配も無く…こいつら一体?)

身構えるサーシェス。
しかし、次の瞬間彼は驚くべき光景を目にする。

「君も最高のリフレッシュを体験しよう!」

満面の笑顔を浮かべるのは、のび太のパパと碇ゲンドウだった。
言葉の意味が分からず、呆然とするサーシェスに、髭剃り関連グッズが差し出される。
それは、男なら誰でも使いたくなる魅力にあふれていた。
気が付けばサーシェスは、Schickの髭剃り関連グッズ一式を手にトイレに向かっていた。

98 最近ヒゲ伸びてきたな :2013/10/12(土) 22:03:21 ID:Zx6oUtKo0
「こいつは…すげえ!」

髭剃りが終わった後、サーシェスはその感触に感動していた。
それは、戦争などよりもすばらしいものだった。
笑顔で手を差し伸べる二人の男。
サーシェスもまた笑顔になり、その手を握り返していた。

「さあ、君も最高のリフレッシュを体験しよう!」




【一日目・14時50分/千葉県】

【アリー・アル・サーシェス@機動戦士ガンダム00】
【状態】健康、上機嫌 、ヒゲがない
【装備】熱線銃
【道具】支給品一式、ホイポイカプセルにはいったアルケーガンダム@機動戦士ガンダム00+ドラゴンボール
【思考】
1:Schick製品を宣伝する
2:主催の命令も、戦争も、もうどうでもいい

【のび太のパパ@ドラえもん】
【状態】健康、ヒゲがない
【装備】なし
【道具】支給品一式
【思考】
1:Schick製品を宣伝する

【碇ゲンドウ@Schick×エヴァキャンペーン】
【状態】健康 、ヒゲがない
【装備】なし
【道具】Schickの髭剃り関連グッズ一式
【思考】
 1:Schick製品を宣伝する

99 馬鹿に構ってたのが失敗でしたね :2013/10/13(日) 21:09:33 ID:T9ePx0s60
 15時になり禁止エリアが施行され、全ての離島と沖縄県に居た参加者は死亡した。
そして、とあるボートにも3匹?の参加者の死体があった。
その中の一匹のヘラジカに状況を理解させるのに時間を使いすぎて時間内に禁止エリアを脱出出来なかったのだ。
誰もいないボートだけが、寂しく海を漂っていた。

【一日目・15時00分/日本・沖縄県近海】

【ランピー@HappyTreeFriends 死亡確認】
【クロ@サイボーグクロちゃん 死亡確認】
【天の邪鬼@学校の階段 死亡確認】

100 くってねてあそんでる場合じゃねーぞ! :2013/10/13(日) 22:20:17 ID:.viiwy8s0

「馬鹿な……この殺し合いはバイオロンの仕業ではなかったのか!?」


場所は東京都・新宿。
機動刑事ジバンこと田村直人と音無キルコは、2度目の放送において発表された死者の名前を聞いて
驚きを隠せなかった。

二人は派手に東京タワーをへし折ったのち、ボールが飛んできた渋谷方面をくまなく捜索したものの指名手配された
二人を見つける事はかなわず、仕方なく方針を変更して別方面へと進む事にしていた。
ちなみに本来ならジバンはレゾン・バイカン・スパイラスの3大メカに乗って移動しようと考えていたのだが、
何故か3機とも応答する事がなかったため「さてはバイオロンの仕業か!」といつものように断定して徒歩で
移動する事と相成った。

そして放送において呼ばれた死者の名には探していた指名手配の2名、そしてバイオロンの首魁である
ドクターギバの名が含まれている事をジバンは聞き逃さなかった。


「……ジバンさん、そのバイオロンのボスの名前が呼ばれたって事は、やっぱりこの殺し合いはバイオロンの
仕業じゃなかったんですかね?」
「信じられない事だがそうだろう。僕達が先に倒したあの怪人達の名前が呼ばれたのが放送が偽りではない証拠だ。
だがキルコ君、たとえこの殺し合いがバイオロンの仕業ではないとしても、僕は微塵も躊躇したりはしない!」


対バイオロン法第9条
機動刑事ジバンは、あらゆる生命体の平和を破壊する者を、自らの判断で抹殺することができる。


そしてこの法律である。
かつて月面からやってきた侵略者クイーンコスモのようなバイオロンではない存在とも戦ったジバン。
今更相手がバイオロンであろうとなかろうと本人にはあまり関係なかった。
まあ流石にドクターギバを始末した下手人が探し人のまゆみちゃんだとは思いもしなかったが。


「まゆみちゃんの安否も心配だ。行こうキルコ君、早く主催者の本拠地を探し出さなければ!」
「もちろんです! 私もハル先輩達を早く探さないといけませんし―――」

と、二人が決意も新たに立ち上がった時である。

101 くってねてあそんでる場合じゃねーぞ! :2013/10/13(日) 22:21:23 ID:.viiwy8s0
「そこのお二方、逃げるでござるーーーーーーーーーっ!!」
「「えっ?」」

突如として後方から聞こえてきた叫び声に驚き、ジバンとキルコは振り返ってみた。
そこに見えたのは―――

「かっか!」
「かっか!」
「かっか!」
「かっかっか!」
「はるかっか!」
「ヴぁーい!」

頭にリボンを付けた妙な生き物の大群と、それに追いかけられる男の姿だった。
見ると男は両脇に後方の生き物とよく似た生き物を2匹抱えていた。


「何だあの生き物は? まさかバイオロンの怪物か!?」
「っていうか、こっちに近づいてきますよ!?」
「理由はどうあれあの男性は明らかに追われている! 助けるんだキルコ君!!」
「はいっ!!」

普段の素行が色々とアレな二人だが、警察官としての正義感は流石に捨ててはいなかった。
男性を救うべくキルコはトンファーブレイドを構え、ジバンは続いてオートデリンガーを構える。

「キルコストーム!!」
「オートデリンガー、サブマシンガンモード!!」


ドガァァァァァァァァァァァァン!!


「「「かっかぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!?」」」
「うわぁぁぁぁぁぁぁ!?」

キルコの起こした竜巻とジバンの銃撃により、迫りくる謎生物はまとめて爆炎の向こうに吹っ飛ばされた。
………逃げていた男を明らかに巻き込みながら。

102 くってねてあそんでる場合じゃねーぞ! :2013/10/13(日) 22:22:12 ID:.viiwy8s0
「お二人とも、助けていただいたのはかたじけないが……次からはもう少し穏便に頼むでござる……」
「す、スミマセン……」
「我々はてっきりバイオロンの怪物とばかり……」

追われていた男は幸い吹っ飛ばされただけで命に別状はなかったため、二人は彼を介抱しつつ話を聞く事にした。
彼の名は空蝉丸といい、人類絶滅を目論むデーボス軍という組織と戦う「獣電戦隊キョウリュウジャー」の
一員なのだという。
また彼もこの殺し合いを止めるべく仲間を探しながら現在まで活動している事が判明した。


「ところで空蝉丸さん」
「ウッチ―と呼んでくだされ。仲間からはそう呼ばれているでござる」
「は、はぁ……まあそれはそれとして、その子達は一体?」
「この者達は拙者が道中で保護した子供達でござる。彼女達も探し人がいるというので、共に今まで行動して
いたのでござるよ」

「かっか!」
「くっ」
「ヤー」

「子供……なんですかね、ジバンさん?」
「何を言うんだキルコ君、どこからどう見ても子供じゃないか」
「いやでも、このリボンの子なんかさっき分裂してましたよ?」
「少なくともバイオロンでなければ問題ないだろう」
「いいんですか、それで……?」

空蝉丸によるとリボンの子が「はるかさん」、ロングヘアの子が「ちひゃー」、ボーイッシュな感じの子が
「まこちー」という名前との事である。
話によればはるかさんは水をかけると分裂してしまう特異な性質を持っているらしく、空蝉丸が知らずに水を
渡してしまったために先ほどまではるかさんの大群に追い回されていたらしい。
ちなみに分裂したはるかさんはジバンとキルコに吹っ飛ばされた衝撃で一体に戻ったらしく、他の個体はすべて
消滅していた。


「まきょー………」
「まこちーちゃん、何だか悲しそうですけど……何かあったんですか?」
「その子は先の放送で探していた者の名が呼ばれてしまったそうでござる。それ以外にも知り合いがこれまで何名も
命を落としたらしく……」
「何という事だ。こんな小さな子供までも悲しませるとは、血も涙もない所業! やはり野田総理を許すわけには
いかない!!」
「拙者も同じ気持ちでござるジバン殿。このような不毛な戦、なんとしても止めなければ!」

同じ子供好き同士で通じ合うものがあったのか、ジバンと空蝉丸はどちらともなく固い握手を交わすのだった。
その空気についていけず、やや遠巻きにキルコは二人を見ていた。

「……まあとりあえず、これからよろしくお願いしますね。はるかさんちゃん、まこちーちゃん、ちひゃーちゃ―――――」
「シャーッ!!」
「うおあっ!? な、なんか私ちひゃーちゃんに嫌われてる!? 私なんかしましたか!?」

ちひゃーは普段はおとなしいが、ばいんばいんな女性には噛みつくなどする習性がある。
その事をのちにキルコは空蝉丸から教えられ、少々へこむのであった。

103 くってねてあそんでる場合じゃねーぞ! :2013/10/13(日) 22:23:15 ID:.viiwy8s0

「ところでこれからどうしましょう? 野田総理のいる場所を探そうにも手がかりもありませんし、何か情報が
あればいいんですけど……ウッチーさん何か知りません?」
「拙者もここに来るまでの間にいくつか噂を聞きましたが、役に立つかどうか……」
「この際真偽はどうあれ情報はあった方がいい、教えてください空蝉丸さん」
「では、拙者の知る限りの情報をお教えするでござる」


曰く、野球で野田総理に勝負を挑もうとする集団がいる。
曰く、『ねっとばとる』という勝負で野田総理を打倒しようとする一団がいる。
曰く、九州が空を飛んで日本海に陣取っている。
曰く、出会った相手を中華蕎麦にして平らげる食人鬼がいる。
曰く、東京都庁という建物が魔物の巣窟と化した。

空蝉丸の口から語られた有力そうな情報が次々と挙げられる。
どれも色々とカオス極まりないが、この状況から考えると本当にありそうなので二人は少々身震いした。

「この中で僕達が今すぐ対応できる物と言えば、空飛ぶ九州と東京都庁の二つだが、九州は何か飛行手段を
確保しないと難しいだろう……くっ、スパイラスさえあれば……」
「拙者のプテラゴードンを使えればよいのでござるが、この状況ではスピリットベースに行く事もかなわぬゆえ、
獣電池のチャージを考えると無駄な使用は避けなければ……」
「となると、私達が行くべきは都庁ですね! 幸い近いですし、もしかしたら他の殺し合いを止めようとしている
人達とも会えるかもしれませんよ!」
「かたじけないお二人とも……拙者も全力を持ってお手伝いさせていただくでござる!」
「何言ってるんですか、困ってる人を助けるのは婦警として当然ですよ!」
「かっか!」
「くっ!」
「まきょー!」

3人に呼応するように、ぷちどる達も声を揃えて応じた。
心強い仲間と合流したおかげか、まこちーもやや精神的に持ち直したようである。

「だが、都庁が怪物の巣窟と化しているなら、こちらも準備を整えてから行った方がいいだろう。みんなの
持ち物を確認しておこう」

方針が決定した後、ジバンの提案により全員の持ち物が改めて確認される事となった。
ダンジョンに向かう前の装備の強化はいつの時代もやはり必須である。
特にぷちどる達の支給品はよく確認されていなかったのでなおさらだった。


「おおっ、これはガーディアンズの獣電池! まさかこの子達が持っているとは!」
「ジバンさん、ちひゃーちゃんの荷物になんか忍者が入ってたんですけど……」
「忍者……まさかバイオロンのシノビノイドか!?」
「いえ、それはないかと」

調べてみると様々なアイテムが発見された。
特にぷちどる達の持っていたガーディアンズ獣電池というアイテムは空蝉丸が使えるものという事だったが、
何かの運命を感じるという事でしばらく彼女達に持たせておく事となった。

「では各々方、いざ『都庁』へ向かうでござる!」
『おおーっ!』

104 くってねてあそんでる場合じゃねーぞ! :2013/10/13(日) 22:24:02 ID:.viiwy8s0
だが、彼らは気付いていなかった。
数多くのアイテムの中で、はるかさんの支給品の中に紛れていたあるものの存在に。

その名は新型ナノマシン入り飲料水。
第2放送直前、主催陣科学班のクルル曹長によって開発されランダムに転送された狂気の発明。
その一つが今ここに送られていたのである。

そしてもう一つ。
本来はるかさんは日光を苦手としており、日陰を好む習性があった。
だが今、はるかさんは日の光の下を何の苦も無く歩いている。
何故なら彼女は水を吸収した時点で、既にテラカオス化の影響を受けて体質が変化していたからに他ならない。
この上新型の水を彼女が何かのはずみで手に入れたらどうなるか―――――

それはまだ誰にもわからなかった。

「………かっか!」



【一日目・15時00分/日本・新宿】

【田村直人@機動刑事ジバン】
【状態】健康、強い決意、機動刑事ジバンに変身中
【装備】マクシミリアン、電子手帳、パワーブレイカー、ニードリッカー、オートデリンガー
【道具】支給品一式、ダイダロス
【思考】
基本:野田総理を倒して殺し合いを止める
1:まゆみちゃんは無事だろうか……
2:東京都庁へ向かう
3:野田総理の本拠地を探す
4:黒幕はバイオロンではなかったが、ためらわず戦う
5:やはり子供は可愛いな
※殺し合いを仕組んだのがバイオロンではないと知りましたが、本人はあまり気にしてません

【音無キルコ@新米婦警キルコさん】
【状態】健康、やる気充分
【装備】トンファーブレイド
【道具】支給品一式
【思考】
基本:野田総理を成敗して殺し合いを止める
1:ジバンさんやウッチーさん達と協力して悪党を成敗する
2:東京都庁の魔物を成敗する
3:野田総理の本拠地を探す
4:ハル先輩達、無事かなぁ?
5:ちひゃーちゃんとも仲良くしたい

【空蝉丸@獣電戦隊キョウリュウジャー】
【状態】健康
【装備】ガブリチェンジャー、ザンダーサンダー
【道具】支給品一式、獣電池(プテラゴードン)×6、モンスターボール(プテラ)
【思考】
基本:野田総理を倒して殺し合いを止める
1:ジバン達に同行する
2:東京都庁へ向かう
3:野田総理の本拠地を探す(九州が怪しいと睨んでいる)
4:ぷちどる達を守る
5:キング殿達と合流したい

【はるかさん@ぷちます!】
【状態】健康、日光を克服、テラカオス化進行中
【装備】なし
【道具】支給品一式、獣電池(フタバイン)、新型ナノマシン飲料水
【思考】
基本:かっか!
1:空蝉丸達と行動する
2:おなかがすきました
※水を吸収した事でテラカオス化が進行し、日光を克服しました。他に影響が出るかもしれません

【ちひゃー@ぷちます!】
【状態】健康
【装備】なし
【道具】支給品一式、獣電池(トペランダ)、牛乳×大量、大盾忍@戦闘中
【思考】
基本:くっ
1:空蝉丸達と行動する
2:765プロの面々の死に悲しみ
3:千早に会いたい
4:とりあえずキルコは嫌い

【まこちー@ぷちます!】
【状態】健康、深い悲しみ
【装備】きあいのタスキ
【道具】支給品一式、獣電池(プクプトル)、モンスターボール(ダゲキ)
【思考】
基本:まきょー
1:空蝉丸達と行動する
2:真と765プロの面々の死に深い悲しみ
3:襲われたら全力で戦う

105 脅威!新型ナノマシン :2013/10/14(月) 02:07:27 ID:fuhEZzSQ0
「何故だ……私達と新しいリフレッシュを……ごふっ……!」
「悪ぃな。水を飲んだら目が覚めちまったんだ」

 また一人、参加者が死んだ。
それをやったのはSchick製品に目覚めたはずのサーシェスであった。
というのも、彼のデイパックの中にはクルルの開発した新型ナノマシン入りの水が転送されており、彼がそれを飲んでしまっていたのだ。
そして、それに含まれていた人格データは髭剃りによって眠っていたサーシェスの残虐性・好戦性を復活させてしまったのだ。

「さあて、戦争だ。髭剃りなんかよりもすげえ戦争って奴をおっぱじめようじゃないか!」

 ホイポイカプセルから出した愛機・アルケーガンダムに乗るサーシェス。
ライフルモードとなったGNバスタードソードが、開戦の狼煙とばかりに街に向かって連射された。
しかし、大規模な火災が発生した街に佇み血のような色の粒子を撒き散らす手足が異様に長い機体に立ち向かっていく一台のトラックがあった。

「トランスフォーム!!」

 そのトラックはロボットへと変形した。
その正体は、このロワでタクシー業を営んでいたコンボイだ。
みんなの役に立ちたい一心でタクシー業を始めた彼に無差別マーダーを見逃す理由などなかった。

「うおおおおおおお!」
「ちょいさー!」

 右手をエナジーアックスに変化させ、飛びかかるコンボイ。
対するサーシェスは、GNバスタードソードで切りかかり、コンボイを逆に弾き飛ばした。
そして、堕ちていくコンボイの胴を両足に装着されたGNビームサーベルで2度も斬りつけたのだ。
それはまさしく致命傷だ。

「くっ……ま、まだだ……」

 それでも立ち上がるコンボイ。
その闘志は未だ消えず、背中に収納されたレーザーライフルを取り出した。
だが、何もかもが遅すぎた。

「とっとと逝っちまいな!!」

 アルケーガンダムのGNバスタードソードがコンボイに振り下ろされた。


【一日目・14時50分/千葉県】

【アリー・アル・サーシェス@機動戦士ガンダム00】
【状態】健康、とても上機嫌 、ヒゲがない
【装備】アルケーガンダム@機動戦士ガンダム00
【道具】支給品一式、熱線銃
【思考】基本:カオスロワという名の戦争を楽しむ
1:参加者は片っ端から虐殺
※新型ナノマシンにより、闘争本能等が増大しました。
※主催の一員ですが、すっかり頭の中から抜けてしまいました。

【のび太のパパ@ドラえもん 死亡確認】
【碇ゲンドウ@Schick×エヴァキャンペーン 死亡確認】
死因:射殺

【鳴滝@仮面ライダーディケイド 死亡確認】
【オ○マ@現実? 死亡確認】
死因:GNバスタードソード・ライフルモードのビームにより蒸発

【コンボイ司令官@トランスフォーマー(初代) 死亡確認】
死因:斬殺

106 しらねーよ、カス!なんて言わせないよ絶対。 :2013/10/14(月) 05:29:33 ID:DgBA2pmQ0
「オレのこの法則の名を、そしてそれが何を指し示すか言ってみろ!」
ジョン・フレミング。テラカオスに導かれし1人の物理学者。
フレミングはどこかの忘れられた義兄弟の一員のようなこのセリフとともに
目についた人間に問いを投げかけ、間違えた輩を問答無用で殺害し続けていた。

【名もない新潟県民×10@現実? 死亡確認】
【大勢のモブキャラ×10@いろいろな作品 死亡確認】
死因:射殺

フレミングは流れ流れてここ、山形県までたどり着いていた。
で、第1県民を発見し、冒頭のセリフに戻るというわけだ。

「そんなことより、俺のセリフをぱくるんじゃねぇ!!!」
「右に同じいいいいいいいいいい!」
「問いにはちゃんと答えろおおおおおおおおおおおお!」

こうして、この物理学者は元ネタとなったキャラをもぶっ殺したのであった。

【ジャギ@北斗の拳 死亡確認】
【ジャギ@DD北斗の拳 死亡確認】
死因:射殺

からん。
徐に、フレミングは自身の武器である機関銃を地面に落とした。

「……」
『フレミングの左手の法則』ポーズのままのそれに電気がこもる。
そう、彼もまたテラカオス化し始めたのである。

っていうか、テラカオスっていう領域越えてるよね。

【一日目・14時52分/山形県酒田市】

【ジョン・フレミング@現実?】
【状態】テラカオス化
【装備】なし
【道具】支給品一式
【思考】
基本:フレミングの左手の法則をきちんと知らん奴を皆殺し。(野田総理でも許さん)
1:……

107 混沌な名無しさん :2013/10/14(月) 13:33:58 ID:YLYlEnvYO
一方、富士山は噴火した
しかじ火口に出現した転送魔法によって溶岩その他が全て富士山周辺の地下にある大空洞に転送された為、地上への被害は無かった。
全魔力を使ってそれを為したシャマルという女性は、満足そうに微笑んで意識を失い、火口に落ちた。
転送先の大空洞が不思議のダンジョンだと知らぬままに。

【一日目・15時05分/富士山の火口】

【シャマル@魔法少女リリカルなのはシリーズ 死亡確認】
※富士山の噴火は収まりました。

【一日目・15時05分/不思議のダンジョンだった所】

【ドラキー@ドラゴンクエスト 死亡確認】
【メットールV2@ロックマンエグゼ 死亡確認】
【地雷蜘蛛@遊戯王OCG 死亡確認】
【イシツブテ@ポケットモンスター 死亡確認】
【ヒカりん@パズル&ドラゴンズ 死亡確認】
【クリーパー@Minecraft 死亡確認】
【骸音シーエ@VOCALOID 死亡確認】
【ファイアバー@マリオシリーズ 死亡確認】
【黒谷ヤマメ@東方project 死亡確認】
【巨大ネバルー@クロノクロス 死亡確認】
【動く石像@鋼の錬金術師 死亡確認】
【みみず@手のひらをたいように 死亡確認】
【おけら@手のひらをたいように 死亡確認】
【あめんぼ@手のひらをたいように 死亡確認】
【怪傑ズバット@怪傑ズバット 死亡確認】
※不思議のダンジョンが埋め立てられました。

108 修正が必要か :2013/10/14(月) 15:44:50 ID:k4bbgnCU0
高速で移動する機体がある
その機体はナインボールセラフ、そしてそのパイロットはハスラー・ワンだ

「秩序を乱すものは排除するそして大きすぎる力を持つものも排除する」

ハスラー・ワンはそう言う、このそんざいにとってはこの殺し合いをはじめた主催を秩序を乱すものとして排除するのだろう
大きすぎる力を持つものも排除対象なのだろう


【一日目・15時05分/日本・千葉県】

【ハスラーワン@ARMORED CORE MASTER OF ARENA】
【状態】健康
【装備】ナインボール・セラフ@AnotherCentury'sEpisode:R
【道具】支給品一式 
【思考】基本:秩序を乱すものと大きすぎる力を持つものの排除
1:主催の排除

109 クレイジーファイターズ :2013/10/14(月) 16:35:57 ID:VnHArrSE0
「サーシェスが任務放棄、しかも暴走だと!? 何をやっているのだ、あいつは!」

野田総理は激怒していた。なのは組の抹殺を命じたはずのサーシェスがそれを成さないどころか、無関係の参加者を襲っているという報告が入ったためである。

「別の刺客を送り込むか? しかし他の連中は、なんだかんだで忙しいし。
 新たな人員を雇うにしてもな……」

頭を抱える野田総理。何せターゲットは超一流の魔導師二人。
さらに幾多の死線をくぐり抜けてきた霊能力者や、人知を超えた力を持つ邪神型宇宙人までいるのだ。
生半可な実力の刺客では、返り討ちに遭うのは目に見えている。
かといって強い力を持つ者を雇うには、相応の金がいる。
ただでさえロワの運営には金がかかるのに、これ以上の出費はできることなら避けたいところだ。

「総理、私に考えがあります」
「なんだ、言ってみろ」

悩む総理に声をかけたのは、モブの部下だった。総理に促され、彼は自分の考えを述べる。

「金を払わずとも動かせる参加者を誘導して、例の組にぶつければいいのです。
 調べたところ、奴らの近くにいてこちらの思惑どおりに動いてくれそうなのは……」


◆ ◆ ◆


なのは達はホテルを後にし、千葉を移動していた。
幸か不幸か、彼女たちは他の参加者に遭遇することはなかった。
しばらく歩き続け、そろそろ小休止を入れようかと話していたところで、一同は放送を聞くことになった。

「ううっ、フェイトちゃん……」
「…………」

無二の親友の死を知らされ、なのはは感情を抑えられず号泣し始めていた。
そんななのはを、ユーノは黙って抱きしめる。

「まさか、蔵馬が死んじまうとは……。信じられねえぜ……」

その傍らで、桑原も強い衝撃を受けていた。彼もまた、数々の戦いを共にくぐり抜けていた戦友の死を知ったのである。

「お前らは、知り合いの名前呼ばれなかったか?」
「ぼ、僕の知り合いは呼ばれなかったよ」
「ポックルっつー同期のハンターが呼ばれた……。それほど仲がよかったわけじゃねえが、それでもきついな……」

なおレオリオの親友であるゴンも死んでいるのだが、放送では「ゴンさん」と呼ばれていたためレオリオは気づいていなかった。

「俺の親友の、やる夫って名前も呼ばれたが……。やる夫なんて、どこにでもいる名前だからなあ。
 俺の知ってるやる夫かどうか、判断できないわ」
「……そんなに多い名前だったっけ?」
「俺に聞くなよ。俺はもともとこの国の人間じゃねえんだから」

やらない夫の発言に、困惑する桑原。彼に話を振られたレオリオは、あきれ顔で首を横に振った。


◆ ◆ ◆

110 クレイジーファイターズ :2013/10/14(月) 16:36:47 ID:VnHArrSE0


その後一行はなのはが落ち着くまで休憩したあと、再び移動を開始した。
そしてしばらく後、彼らは道の真ん中に倒れている血まみれの男を発見した。

「た、助けてくれ……」

弱々しいつぶやきを捉え、なのははとっさに男へと駆け寄る。
その次の瞬間、ユーノは言いようのない悪寒を感じた。

「危ない!」
「えっ……?」

とっさに、ユーノはなのはの体を突き飛ばす。
直後、男の体を無数の突起物が貫く。
その突起物は直進を続け、ユーノの左腕をも貫いた。

「うわああああ!!」
「ユーノくん!」

たまらず悲鳴を上げるユーノ。なのはは半ばパニックになりつつ、彼にすがりついた。

「ヒヒヒ、惜しいなあ……。もうちょっとで、女の体を串刺しにできたのに……」

そう呟きながら亡骸と化した男の影から出てきたのは、禍々しい狂気をその顔に浮かべた小柄な男だった。
その男を見たとたん、桑原の顔色が変わる。

「てっ、てめえは……。戸愚呂兄! また復活しやがったのか!」
「久しぶりだなあ、桑原……。会いたかったぜ……。
 今度こそおまえをぶっ殺してやるよぉぉぉぉ!! 他の連中も一緒になぁ!!」
「なめるなよ……! 何度生き返ろうと、てめえはこの俺がぶっつぶしてやるぜ!」

さらに狂気の色を強める戸愚呂兄に対し、桑原は霊剣を発動させて戦闘態勢に入る。
だが怨敵の出現に興奮していた彼は、背後から迫るもう一つの脅威に気づいていなかった。

「危ない!」
「なにっ!?」

背後より飛来したのは、巨大なハサミ。
それにいち早く気づいたハス太は、突風を発生させてハサミの軌道をずらす。
明後日の方向に飛んでいったハサミは、近くのビルに突き刺さりその壁を粉々に砕いた。

「なっ、新手か!」
「ゲギャギャギャギャ! 多少はやりそうな連中じゃねえか! 斬りがいのねえやつばっかりでイライラしてたんだよ!
 俺のストレス発散に付き合ってもらうぜぇ!」

姿を見せたのは、白髪を長く伸ばした筋肉質の男。マルハーゲ四天王の一人、極悪斬血真拳のOVERであった。


◆ ◆ ◆


「どうやら上手くいったようだな」
「はい」

部下からの報告を受け、野田総理は満足そうに笑う。
戸愚呂兄とOVERがなのは組を襲ったのは、むろん主催側が彼女たちの居場所を二人にリークしたからだ。
かつて桑原に敗北し、彼に恨みを持つ戸愚呂兄。そして戦闘狂のOVER。
彼らなら報酬を用意せずとも、なのは組と戦ってくれるだろうともくろんでのことである。
そしてそのもくろみは、見事に成功していた。

「全ては私の思うがまま……。くくく……」

いかにも黒幕っぽく呟く野田総理。しかし実際には、部下の提案をそのまま実行しただけだ。
その振る舞いは、あまりにも滑稽であった。

111 クレイジーファイターズ :2013/10/14(月) 16:37:48 ID:VnHArrSE0
【一日目・15時10分/千葉県】

【高町なのは@魔法少女リリカルなのは】
【状態】動揺、19歳の身体
【装備】レイジングハート@魔法少女リリカルなのは、千年タウク@遊戯王
【道具】基本支給品一式、タイムふろしき@ドラえもん、ボンテージ
【思考】
基本:大災害による世界滅亡を防ぐ
1:この場を切り抜ける
2:情報を集めないと
3:ヴィヴィオに再会してきちんと話し合いたい
※千年タウクの効果によって、高町ヴィヴィオの存在と日本に世界を襲った大災害が起こる未来を知っています。
※タイムふろしきを使ったので、19歳の肉体に成長しました。


【ユーノ・スクライア@魔法少女リリカルなのは】
【状態】左腕負傷、19歳の身体
【装備】なし
【道具】基本支給品一式
【思考】
基本:大災害による世界滅亡を防ぐ
1:なのはを護る
2:大災害の情報を集める
※タイムふろしきを使ったので、19歳の肉体に成長しました。
※PSP版の技が使えます。


【ハス太@這いよれ!ニャル子さん】
【状態】健康
【装備】なし
【道具】支給品一式、ガソリンの入った一斗缶
【思考】
基本:大災害による世界滅亡を防ぐ
1:この場を切り抜ける
2:ニャル子ちゃんたちは大丈夫かな
3:僕も頑張らないと


【桑原和真@幽遊白書】
【状態】健康
【装備】なし
【道具】支給品一式
【思考】
基本:大災害による世界滅亡を防ぐ
1:戸愚呂兄をぶっ倒す
2:怒鳴りつけた借りを返す為にも、ハス太を護る


【レオリオ・パラディナイト@HUNTER×HUNTER】
【状態】健康
【装備】スパス12
【道具】支給品一式
【思考】
基本:大災害による世界滅亡を防ぐ
1:この場を切り抜ける
※ゴンの死に気づいていません


【やらない夫@2ch】
【状態】健康
【装備】M16
【道具】なし
【思考】
基本:大災害による世界滅亡を防ぐ
1:この場を切り抜ける
※このやらない夫は精神が超タフです。

112 クレイジーファイターズ :2013/10/14(月) 16:38:20 ID:VnHArrSE0


【戸愚呂兄@幽遊白書】
【状態】健康
【装備】なし
【道具】支給品一式、不明支給品
【思考】
基本:殺しまくる
1:桑原とその仲間を殺す
※首輪解除防止のため、肉体変形能力はかなり強く制限されています


【OVER@ボボボーボ・ボーボボ】
【状態】健康
【装備】オリハルコン製のハサミ@ボボボーボ・ボーボボ
【道具】支給品一式
【思考】
基本:暴れまくる
1:なのは組と戦う


【一日目・15時10分/主催本部】

【野田総理@現実?】
【状態】健康
【装備】なし
【道具】なし
【思考】
基本:バトルロワイアルを完遂させ、自分の理想の社会を創り上げる
1:ロワを主催する
2:最悪の場合、幹部五人を人身御供にして生き残る
※傀儡の主催者です。本人は気づいていません。

【ブルりん@ジョジョの奇妙な冒険 死亡】
死因:戸愚呂兄による刺殺

113 光と闇が合わさり…… :2013/10/15(火) 08:09:22 ID:0EyIDvJQO
強い岩ポケモンを探しに長野県までタケシは来ていた。
しかし、そこに居たのは血走った目で奇声をあげながら襲いかかる自分自身だった。

「ぐげげげげげげげげ」
「うわああ、な、なんだこりゃあ!?」

慌てて逃げるタケシにもう一人のタケシが触れたその時、カオスな事が起こった。
このもう一人のタケシは、同じタケシでありながら発狂し、デブガキ一人を惨殺した奴である。
そして、同じタケシでありながら真逆の性質を持つもの同士が触れ合い、対消滅が発生した。
その余波は凄まじく、長野県にクレーターが出来たが、幸いにも他の参加者は三人死んだだけだった。


【一日目・15時15分/日本・長野県】

【タケシ@ポケットモンスター 死亡確認】
【タケシ@ポケットモンスター 死亡確認】
【策士・諸葛亮孔明@ジャイアントロボ THE ANIMATION -地球が静止する日 - 死亡確認】
【うさみちゃん@ギャグマンガ日和 死亡確認】
【ホッシー@横浜ベイスターズ 死亡確認】

114 いきなり止まれないのよ :2013/10/16(水) 00:38:08 ID:tZfczTI.0
全力疾走をする少女がいた、その少女の名前はIAという
IAはVOCALOIに所属しているアイドル歌手だ、だが今はそんなことはどうでもいい
なぜ彼女が全力疾走しているかというと

「あはははははは」

後ろからハイテンションの笑い声が聞こえてくる
この人物こそがIAを追っている存在だ名前は雨生龍之介人殺しを趣味とする青年だ
龍之介はクルルが開発した新型ナノマシン入りの水を飲んでこんなことになってしまったのだ

「ハア…ハア…」
(逃げないと)

IAは息切れしながら走る
だが

「きゃ……!」

こけたのだ、普段運動は軽くしているが限界が来たのだろう
そしてそのまま死ぬと思い目をつぶる
そして龍之介はそのままIAを殺そうとした瞬間、何かがいきおいよく轢かれ死んだ

【雨生龍之介@Fate/Zero 死亡確認】

そしてIAがその音を聞き後ろを向くと

「…なんか轢いちまいましたか」
「とくに気にすることないんじゃないの」

と言っている二人組みの男キャスパー・ヘクマティアルと阿紫花英良がいた

【一日目・15時15分/日本・山口県】

【IA@VOCALOID】
【状態】疲労(大)
【装備】なし
【道具】支給品一式 
【思考】
1:助かったの?

【キャスパー・ヘクマティアル@ヨルムンガンド】
【状態】健康
【装備】自動式拳銃
【道具】支給品一式
【思考】
基本;どこか、落ち着ける場所を探す
1:降りかかる火の粉は払う
2:このこどうしようか


【阿紫花英良@からくりサーカス】
【状態】健康
【装備】グリモルディ@からくりサーカス
【道具】支給品一式
【思考】基本:キャスパーに雇われたので付いて行く
1;降りかかる火の粉は払う
2:なんか轢いちまいましたかねえ

115 野球って危ないからね :2013/10/17(木) 14:22:03 ID:l5sLUsYk0

「ぬぅ……千石うぐいすとやらが死んでしまったのか……ふっ、所詮その程度の輩だったということなのか」
「そんな澪さん……ついでに田井中さん」
「いろいろ死んだか、まぁ別にいいけどね」
「イチローさんはまだ無事のようだ」
「矢部くん……」
「ティガニキ……」
「この程度で死ぬようでは話にならないのだよ」
「ですなぁ」
「ずら」

 放送を聞き、拳王軍の皆さんはここ静岡県の地方球場で一時足を止めていた。
 ……東京は先程、『また』通り過ぎてしまった。
 電車は急に止まれないからね。仕方ない。
 そんな時であった。

「我ら『十傑集』、貴様らに野球勝負を挑ませてもらう!!」

 ▽あっ、十傑集が野球を勝負を仕掛けてきた。

 もちろん、負けたら全員死亡という理不尽なルールの下で行われることにあった。


「では、新しいスタメンを発表します。
 一番ショート、川崎さん
 二番セカンド、殿馬さん
 三番サード クロえもんさん
 四番レフト、プニキさん
 五番ピッチャー、MEIKOさん
 六番センター、平等院くん
 七番ファースト 緑間くん
 八番キャッキャー デュークくん
 九番ライト 拳王さん……以上です」
「ぬぅ、何故この拳王が九番なのだぁッ!」
「打てないからづら」
「一理あるのだよ」
「ですなぁ」
「くっ、まあよい、この試合で活躍すれば問題ない!」

 そして、ついに試合が始まろうとしていた。

「プレイボール!!」

116 野球って危ないからね :2013/10/17(木) 14:22:38 ID:l5sLUsYk0

【以下ダイジェスト】

「MEIKOシュート」

 ほぼ直角に曲がるシュート回転(黄金の回転)が掛かったMEIKOシュートがヒィッツカラルドの身体にぶち当たる。
 ヒィッツカラルドの身体は再起不能なまでにぶち壊された。

【素晴らしきヒィッツカラルド@ジャイアントロボ 死亡確認】

「デュークツーラン!!」

 サードの怒鬼、ショートの残月がボールごと場外まで吹っ飛ばされる。
 その勢いで二人は富士山火口に落ちた。ついでにランナーはいなかったが何故か二点入った。

【直系の怒鬼@ジャイアントロボ 死亡確認】
【白昼の残月@ジャイアントロボ 死亡確認】
   
「滅びよ」

 平等院さんが打ち返したボールが光りだした。
 その打球をキャッチしようとしたファーストのカワラザキ、ライトのセルバンテスの両名が吹っ飛びフェンスに激突する。
 平等院さんはアウトになったものの二人の命が散った。

【激動のカワラザキ@ジャイアントロボ 死亡確認】
【眩惑のセルバンテス@ジャイアントロボ 死亡確認】

「腹痛いから、帰るわ」

 そう言い残し、マスク・ザ・レッドは一時帰宅した。
 汚いなさすが忍者きたない。

【マスク・ザ・レッド@ジャイアントロボ】
【状態】十傑集走り中
【装備】いろいろ
【道具】いろいろ
【思考】
1:一旦、体勢を整えるため帰宅する。

「ぬぅ、この拳王がまた退場だと……」
「拳王さん、今のは仕方ないですね」
「野球とはここまで難しいものだったとはな……」

 ラオウは再び退場処分になっていた。
 十常寺とクロスプレイの際、審判(デカオ)共ぶっ殺してしまったから仕方ないのだ。
 罰金33万4千円ほどの処分が言い渡されたが、ムギさんが支払い事なきを得た。

【命の鐘の十常寺@ジャイアントロボ 死亡確認】
【大山デカオ@ロックマンエグゼ4(ブルームーン版) 死亡確認】

「せめて、一点を返s……」
「イチローさん直伝(無許可)レーザービーム!!」

 ショート川崎のレーザービームがホーム突入しようとした樊瑞の身体に当たる。
 送球が少しそれてしまったのだ、命懸けだからね、プロでも失敗するよ、人間だもの。

【混世魔王・樊瑞@ジャイアントロボ 死亡確認】

「これでゲームセットづら」

 最後のバッター・幽鬼をセカンドゴロに打ち取り、ゲームセット。
 長かった試合もついに終戦を迎えたのであった。
 そして、約束通り暮れなずむ幽鬼は自害した。

【暮れなずむ幽鬼@ジャイアントロボ 死亡確認】

117 野球って危ないからね :2013/10/17(木) 14:23:05 ID:l5sLUsYk0

「この拳王に勝負を挑むから、骨がある輩かと思ったが大したことがなかったな!!」
「野球ってこんなスポーツだったかなぁ……」
「ハチミツ食べたいなぁ……」
「イチローさんイチローさんイチローさんイチローさんイチローさん……」

 こうして、拳王軍は初めて犠牲を出さずに野球で勝利したのであった。

「さて、今度こそ東京に向かうぞぉ!」

 そして、拳王軍は電車ごっこロープを握り締め、東京に向かった。

【一日目・15時00分/日本・静岡県】
【MEIKO@VOCALOID】
【状態】健康
【装備】アルティメットアーマー@ロックマンXシリーズ
【道具】支給品一式、ノートパソコン@現実
【思考】
基本:殺し合いに乗った者達を殺す
 1:ラオウ達に協力してもらう
※今までとは別人です。
※『黄金の回転』を習得しました


【琴吹紬@けいおん!】
【状態】精神的にぶっ飛んでる
【装備】核ミサイル、キーボード、現金1兆円ほどが入った特注ジュラルミンケース
【道具】支給品一式、たくあん@現実、その他不明
【思考】
基本:生き残ることを最優先
1:拳王とやらの配下になる
※今までとは別人に決まってんだろ!!いい加減にしろ!!


【ラオウ@北斗の拳】
【状態】健康
【装備】炭酸水
【道具】支給品一式、その他不明
【思考】
基本:野田総理を倒す
0:主催者チームを全員屠る
1:そして、拳王が新たな時代を作る
2:死兆星から使者の小娘を配下にしたぞ!
3:トキ似の男を配下にしたぞ!
4:強そうな鎧の女を配下にしたぞ!
5:謎の黒猫たちを配下にしたぞ!
6:ミクとKAITOを倒すぞ!

【平等院鳳凰@新テニスの王子様】
【状態】健康
【装備】テニスラケット、テニスボール×∞、諭吉一枚
【道具】支給品一式、少年ジャンプとヤンジャン、その他不明
【思考】基本:主催者達を滅ぼす
1;マーダーも滅ぼす
2:ラオウたちと行動する
3:テニスがしたいが、野球をする

【プニキ@くまのプ○さんのホームランダービー】
【状態】健康、全ステータスMAX
【装備】木の棒
【道具】支給品一式、その他不明
【思考】基本:ムギさんからハチミツを貰うために野田を野球で潰す
1;ホームランを打つ

118 野球って危ないからね :2013/10/17(木) 14:23:33 ID:l5sLUsYk0

【川崎宗則@現実?】
【状態】健康
【装備】バット、ボール、グラブ
【道具】支給品一式
【思考】基本:イチローを倒してでも、マリナーズに連れ戻す
1:戦力を集める
2:イチローがいるであろう、東京に向かいたい

【クロえもん@ドラベース ドラえもん超野球外伝】
【状態】健康
【装備】バット、ボール、グラブ
【道具】支給品一式 電車ごっこロープ
【思考】基本:野田総理に野球で挑んで勝つ!
0:矢部君の意志を継ぎ、殺し合いを打破する
1:最低でも四国アイランドリーグが出来るくらいの仲間を集める
2:イチロー選手を仲間に引き入れたい

【殿馬一人@ドカベンシリーズ】
【状態】健康
【装備】バット、ボール、グラブ
【道具】支給品一式、グランドピアノ@現実
【思考】基本:生き残る
1:イチローと合流したい

【デューク渡邊@新テニスの王子様】
【状態】健康
【装備】テニスラケット、テニスボール×∞、キャッチャー用具一式
【道具】支給品一式、その他不明
【思考】基本:お頭(平等院)たちについていく
1;デュークホームランを打つ

【緑間真太郎@黒子のバスケ】
【状態】冷静
【装備】ハンマーブロスの無限ハンマー@マリオシリーズ
【道具】支給品一式、ホワイトボードとサインペン
【思考】
0:赤司に勝つ
1:野球をするのだよ

119 サヨナラ、ガキ大将 :2013/10/18(金) 18:40:39 ID:tXjcrgkE0

 拳。
 ただの拳が黄色い宇宙人の頭部を破壊した。
 先ほど、自分の妹のことを『ブタ』呼ばわりされたことに腹がたった。
 家族を……妹を馬鹿にされて、ここで動かなかったら男が廃ると思った。
 勇気を振り絞り、黄色い宇宙人の目の前に立ちふさがった。

 拳を何度も振るった。
 何度も。
 何度も何度も。
 何度も何度も何度も。
 何度も何度も何度も何度も何度も何度も。
 何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も……。

 暴力は好きじゃなかった。
 ただ殺したら、もう戻れない気がした。
 ジャイ子やのび太、ドラえもんにもう会えない気がした。
 死んでしまったジャイアンたちやのび太のおばちゃん……そして、自分の母のいる場所にも行けない気がした。

「はぁ……はぁ……こんな……こんな殺し合いして楽しいのかよ!!!」

 拳を止めた。
 自身の拳が真っ赤になっていた。 

「お前みたいのがいるから、こんな殺し合いが始まった!!
 お前みたいのがいるから、ジャイ子みたいな不幸な子が生まれる!!
 こんな殺し合いを開いた奴らは僕が絶対許さない――――だから」

 激しい嘔吐感がした。非常に気分が悪い。
 殺したのに、まだイライラが収まらない。
 そこで水を一口飲み、気持ちを落ち着けようとする。
 そこで、何もかもどうでもよくなった。
 

 
「だから――――皆殺さなくちゃな」

 

 きれいなジャイアンはきれいではなくなっていた。 
 

【クルル曹長@ケロロ軍曹 死亡確認】

【一日目・14時30分/九州ロボ・クルル曹長の研究室近く】
【きれいなジャイアン@ドラえもん】
【状態】血濡れ、汚くなった
【装備】さすまた
【道具】支給品一式
【思考】
基本:全て殺す
1:ジャイアンポジションにはぼくが座らないと!
※ナノマシン入りの水を飲みました。

120 涼宮ハルヒの最期 :2013/10/18(金) 20:56:24 ID:ja8CLp160
 9時間以上に及び県をも跨いだ逃走劇の末、ハルヒは一人っきりになってしまっていた。
唯も、こなたも、にゃんぱいあも、そしてボッスンも、皆たった一匹のニホンザルに射殺されてしまった。
そして、ハルヒも袋小路に追い詰められ、また一人参加者が死んだ。

「チーチッチ、おっぱーい、ボインボイーン」

 なぜなら、怪しげで奇妙な歌を歌う少女に、ニホンザルの首がもぎ取られたのだから。

「あ……有希……?」

 極限状態から解放され、ハルヒはその場にへたり込んだ。
 そんなハルヒに長門は近づき、その胸を鷲掴みにした。


「もげ、もげ、もげ」
「きゃっ、い、痛い、どうして!?」

 長門がその両手に力を込めていく。
自分の想像を遥かに上回る状況に混乱するハルヒ。
しかし、情報操作により、幾ら足掻いても指一本すらも動くことは無い。

「チチをもげ!!」
「嫌あああああああぁぁぁっ」

 ハルヒの両胸がもぎ取られた。

【一日目・15時15分/日本・栃木県】


【長門有希@涼宮ハルヒの憂鬱】
【状態】ナイン
【装備】コアファイター@機動戦士ガンダム
【道具】支給品一式 、朝倉涼子の両おっぱい×2、涼宮ハルヒの両おっぱい
【思考】
基本:チチをもぐ
1:朝比奈みくるのチチをもぐ
2:とにかくチチをもぐ
3:邪魔者はもぐ

【平沢唯@けいおん! 死亡確認】
【泉こなた@らき☆すた 死亡確認】
【にゃんぱいあ@にゃんぱいあ 死亡確認】
【藤崎佑助@SKET DANCE 死亡確認】
死因:射殺

【ニホンザル@龍馬伝 死亡確認】
死因:頭をもぎ取られる

【涼宮ハルヒ@涼宮ハルヒの憂鬱 死亡確認】
死因:両胸をもぎ取られる

121 悪魔の誇り :2013/10/20(日) 18:13:54 ID:tjJylung0
巨大な岩のような超人と、長身の少女というおかしな組み合わせの二人組が、
てくてくと道を歩いていた。
二人の間に会話は無い。
長身の少女−諸星きらりは、本来は元気な性格だったが、
放送を境に様子が変わってしまった。
同行する超人−ザ・魔雲天は、彼女の心境の変化を察していたが、
慰めの言葉をかける事は無い。
悪魔である自分には慰めなど似合わないと言うこともあるが、
彼女自身の手で乗り切らねば意味がないと考えているからだ。

「……!」

悪魔としての勘か。
魔雲天はとっさにきらりを抱えると、高くジャンプする。
すると、さっきまで魔雲天達がいた場所を、氷の槍が通過していった。
あのまま動かなければ、二人ともやられていただろう。

「グ、グム〜…。ゴング前の攻撃とは、俺たち悪魔にも劣るぜ〜!」

「…悪魔でも、構わない」

「あっ…ああ……」

現れたのは、青髪の少女−タバサ。
タバサと魔雲天の間に火花が散る。
魔雲天の背後に隠れながら、恐怖に震えるきらり。
魔雲天は、きらりを気遣うように視線を向ける。

122 悪魔の誇り :2013/10/20(日) 18:14:26 ID:tjJylung0
「……隙あり」

タバサが呪文を唱えると、再び氷の槍が精製され、魔雲天達を襲う。
轟音が響く。タバサは気を抜かず、前を見続けている。

「残念だったな。俺はここだ〜!ゲヘラァー!」
「マウンテンドロップ!!」

野太い声が周囲に響く。
攻撃がくると察知し、タバサは横に飛ぶ。
だが避けきれず、魔雲天の攻撃を食らってしまう。
マウンテンドロップ。相手の頭上から1トンの体重を叩きつける大技だ。
タバサの攻撃を受けてあちこちに傷が目立つが、その威力に変わりは無い。

「ぐううっ……!」

激痛にうめきながらも、タバサは呪文を唱えようとする。
だが、唱えかけたそれは途中で止まってしまう。
ダメージが大きすぎたのだ。
それを見た魔雲天は、静かに技を解いた。

「な、何のつもり?」

「お前には執念を感じる」
「悪魔の俺でも…いや、悪魔の俺だからこそわかる」
「お前にはやらなければいけない事があるんだろ」

「…礼は言わない」

強がりを言うと、タバサは気を失った。
魔雲天はタバサを背負うと、隠れていたきらりに声をかける。

「て、天ちゃん、その人を連れて行くの?」

「ああ。こいつは死なせるには惜しいからな。」

123 悪魔の誇り :2013/10/20(日) 18:16:19 ID:tjJylung0
【一日目・14時55分/日本・新潟県】

【ザ・魔雲天@キン肉マン】
【状態】疲労(小)、あちこちに傷跡
【装備】柔道着
【道具】なし
【思考】
基本:『あのお方』の命に従い野田総理を抹殺する。
1:他の悪魔超人達と合流する(できればミスターカーメンかBH)
2:邪魔者はすべてマウンテンドロップでペシャンコにする。
3:とりあえずこのデカい女(きらり)は今は保護しておく。
4:女(タバサ)を安全な所まで運ぶ。また襲ってきたら返り討ちにする


【諸星きらり@アイドルマスターシンデレラガールズ】
【状態】182cm、ちょっち悲しみ!
【装備】ないにぃ!
【道具】支給品一式、巨大化爆弾@五星戦隊ダイレンジャー、
芋丁の芋羊羹@激走戦隊カーレンジャー、ビービ虫の巣@天装戦隊ゴセイジャー
【思考】
基本:Pちゃんを探すにぃ!
0:いっぱい人が死んじゃった…
1:天ちゃん(魔雲天)は強くて優しいにぃ!
※殺し合いが始まった事を理解しました

【タバサ@ゼロの使い魔】
【状態】全身にダメージ(大)
【装備】杖、マフラー、ジーンズにジャケット姿
【道具】支給品一式
【思考】
基本:???
1:???

124 戦闘中のまま放置するのはどうかと思う :2013/10/20(日) 21:32:02 ID:vtawVjlQ0
 埼玉で、9時間に及ぶ大激戦が終わろうとしていた。

『アクセル!マキシマムドライブ!』
『It's time for buster!』

 仮面ライダーアクセルがエネルギーを纏った後ろ回し蹴り「アクセルグランツァー」を叩き込む。
気絶から立ち直って変身したレッドバスター・桜田ヒロムの超加速からの必殺の斬撃がそれと同時に放たれる。
その同時攻撃は、再びゴルゴ13が乗り込んだヤッターペリカンを破壊するには十分すぎた。
ゴルゴ13はヤッターペリカンの爆発の中に消えて行った。

「ニック……じゃ、無かったのか?」
「俺に質問をするな……」

 変身解除した照井を見てようやく彼が相棒でない事に気づいたヒロム
それに対して照井が何時もの返しをした所で、二人はその場に座り込んだ。
9時間もの間強敵と戦い続けた事による疲労とダメージは並大抵のものでは無かったのだ。
悪と戦うヒーローも流石に今は休みたかった。


【一日目・6時20分/日本・埼玉県】

【桜田ヒロム@特命戦隊ゴーバスターズ】
【状態】ダメージ(中)、疲労(大)
【装備】モーフィンブレス@特命戦隊ゴーバスターズ、サングラス
【道具】支給品一式
【思考】
基本:殺し合いを止める
1:身体を休めたい
※戦闘中だったため第一回・第二回放送を全く聞けていません。

【照井竜@仮面ライダーW】
【状態】ダメージ(中)、疲労(大)
【装備】アクセルドライバー@仮面ライダーW
【道具】支給品一式、その他不明
【思考】
基本:殺し合いを止める
1:身体を休めたい
2:俺に質問をするな……
※戦闘中だったため第一回・第二回放送を全く聞けていません。

【ゴルゴ13@ゴルゴ13 死亡確認】
死因:爆死

125 124 :2013/10/21(月) 00:44:52 ID:LooLzYQY0
すみません、6時は15時の間違いでした。

126 交通事故には気を付けましょう :2013/10/22(火) 14:28:43 ID:MF4gp5rYO
【一日目・15時20分/日本・千葉県】

【ガメラ@平成ガメラ三部作】
【状態】健康、飛行中
【装備】無し
【道具】支給品一式
【思考】
基本:生態系を破壊する者を倒す
1:ギャオスは特に殺す
2:何かにぶつかった気がする

【ハスラーワン@ARMORED CORE MASTER OF ARENA 死亡確認】
死因:ガメラが激突

127 カオスロワからは逃げられない :2013/10/22(火) 22:02:04 ID:J8avXxnc0
「ぐっ……」

 それが、二人の男が連れて行くと決めた少女・IAの最期の声だった。
支給品を確認する為に自分のデイパックを覗き込んだIAの顔を、デイパックの中から飛び出した拳が粉砕したのだ。
そして、二人の男が驚いた隙をついて、デイパックから少女を殺した存在が飛び出した。

「ごふぅぅ!」

 男の片方である英良が我に返ったのは、依頼人であるもう一人の男・キャスパーの断末魔を聞いてからだった。
キャスパーは、少年の持つさすまたに刺されて死んでいた。
きれいなジャイアンと呼ばれるその少年は、殺した宇宙人の遺した転送装置で自分を転送したのだ。
テラカオス化によって強化された身体能力を武器にして、より多くの参加者を殺す為に。

(捕縛用の道具であるさすまたで人を殺しちまうとは、どんなバケモノでえ)

 依頼人を殺されても、英良は冷静だった。
しかし、怒りを抱いてないという事では無い。
むしろ、その逆だ。

「だがね、依頼人を殺されて黙って引き下がる程、あたしは情けなくは無いんでね!」

その一言に彼の怒りが凝縮されていた。

【一日目・15時25分/日本・山口県】

【阿紫花英良@からくりサーカス】
【状態】健康
【装備】グリモルディ@からくりサーカス
【道具】支給品一式
【思考】基本:降りかかる火の粉は払う
1:キャスパーとIAの仇を討つ

【きれいなジャイアン@ドラえもん】
【状態】血濡れ、テラカオス化進行、汚くなった
【装備】さすまた
【道具】支給品一式
【思考】
基本:全て殺す
1:ジャイアンポジションにはぼくが座らないと!
※ナノマシン入りの水を飲みました。

【IA@VOCALOID 死亡確認】
死因:撲殺

【キャスパー・ヘクマティアル@ヨルムンガンド 死亡確認】
死因:刺殺

128 戦闘激動 :2013/10/23(水) 01:14:49 ID:12ffGY8M0
アリー・アル・サーシェスは獲物を探していた
殺すためにさがしていた
そして

「見つけたぜ」

そう言って見つけた参加者に対してGNバスターソードをライフルモードにして発砲した
そして、ライフルモードが放たれた先では
着弾の音が聞こえた
そして、着弾場所では弾が直撃はしなかったものの地響きは起きた

「おわなんだなんだ!」
「っ……!、どうやら原因はアレのようですよ!」

そして一人の男Lがアルケーガンダムを指差し
その指差した先をピップ・ベルナドットは見た

「おいおいおい、まずいんじゃないか」
「まずいですよ、こちらには対抗する武器はない」
「じゃあ逃げるか」

そう言って二人は逃げ出した

その様子をサーシェスは見ていた

「ははは、そうだよ逃げろよ!、ミンチにしてやるからさあ!」

そう言って、アルケーで二人を追おうとするしかし
そこに一機の機体が乱入してきた

「さすがに見過ごせんよ!」

その機体の名前はガンダムエピオン、搭乗者はゼクス・マーキス
そしてその機体に邪魔されながらもサーシェスは笑みを浮かべて

「おいおい、今度はガンダムかよおもしれ!」

そう言ってサーシェスはエピオンに向かって攻撃を開始した


【一日目・15時25分/日本・千葉県】

【アリー・アル・サーシェス@機動戦士ガンダム00】
【状態】健康、とても上機嫌 、ヒゲがない
【装備】アルケーガンダム@機動戦士ガンダム00
【道具】支給品一式、熱線銃
【思考】基本:カオスロワという名の戦争を楽しむ
1:参加者は片っ端から虐殺
2:目の前のガンダムエピオンを倒す
※新型ナノマシンにより、闘争本能等が増大しました。
※主催の一員ですが、すっかり頭の中から抜けてしまいました

【ゼクス・マーキス@新機動戦記ガンダムW 】
【状態】健康
【装備】ガンダムエピオン@新機動戦記ガンダムW
【道具】支給品一式 そのほか不明
【思考】基本:バトルロワイヤルを止める
1:アルケーガンダムを倒す

【ピップ・ベルナドット@HELLSING】
【状態】健康
【装備】自動式拳銃 M16
【道具】支給品一式
【思考】基本:バトルロワイヤルを生き残る
1;この場所から逃げる

【L@DEATH NOTE】
【状態】健康
【装備】自動式拳銃
【道具】支給品一式 手榴弾×25
【思考】基本:バトルロワイヤルを止める
1:この場所から逃げる

129 タヌキと奴隷と魔術師とそれからMS :2013/10/24(木) 01:01:36 ID:u2l3Hoic0
「その残虐な振る舞いの数々……報いを受けるがよい」
「ぐえええ、この私が、こんな所で、ぐぎゃあ!」

 強烈な打撃のラッシュがバット星人グラシエに次々と叩き込まれる。
それを放つは、ウルトラマンタロウにウルトライドした二ッ岩マミゾウだ。
そして、ウルトラマンタロウの正拳突きがグラジエを人のいない地表に吹っ飛ばした。

「止めじゃ、ストリウム光線!」
「ぎゃああああああああああ」

 ウルトラ戦士の代名詞ともいえる必殺の光線がグラジエを撃破した。

「ブリューナク!そしてバルムンク!」
「…………!?」

 ダガー状の誘導弾がギャバンブートレグの銃を弾き飛ばし、12本の光の剣が彼に突き刺さる。
それを為したのは勿論八神はやてだ。
奴隷にされた参加者を巻き添えにしてしまう為得意の広域攻撃魔法こそ使えないが、それでもその力は強力だ。

「クラウ・ソラス、てえぇっ!」

 白い砲撃魔法がギャバンブートレグに止めを刺した。


 こうして、福岡ドームで奴隷にされていた参加者達を救出した二人(と一つのスパークドール)は、予め発見していた機体格納庫から脱出した。
格納庫にあった機体に乗った参加者たちを引き連れ、後は九州ロボから全力で逃げるだけだった。
しかし、そうはいかなかった。
真空の刃が救出した参加者の乗った機体全てを両断したのだから。

「おらよ!全員バラして一丁上がりだ!」

 少年らしき声が異形の機体から聞こえてきた。
その声の主は特務機関の一員である魔術師クラウディウス。
そして、異形の機体の名はロードビヤーキー、セラエノ断章から召喚された鬼械神だ。

「アカン。早すぎて有効打になる攻撃があたりそうにあらへん!」
「なんて禍々しい力じゃ……」
『くっ……下が海では変身した所で勝ち目は……!』

 巨体に見合わぬスピードで動き回りながらビームや真空の刃『ハスターの爪』で攻撃するロードビヤーキを前に、流石のはやて達も防戦一方だった。


「ちょこまかと動きやがって……粉々にしてやろうかぁ!」

 とはいえ、被弾する事無く攻撃をかわし続ける二人に、クラウディウスがしびれを切らした。

(や、やられる……!?)
(くぅぅ……ここまでかのう……)

 避けようがない死を直感する二人。

「スクリーミングバード!!」

 魔力を纏った超高速の突撃が二人に向かって放たれ、突如やってきた赤い翼の機体の光の盾に受け止められた。

「早く逃げろ!あんまりもたねえ!」

 機体各所から火花を出す赤い翼の機体から放たれる声に従い逃げる二人。

「てめえ!邪魔しやがって!!」
「此処から先には行かせるもんか!この俺とデスティニーがある限り!」

 爆発寸前の機体の中で、二人の離脱を確認したパイロットがそう言った。

(ああ……これで、本当に死ぬんだな……)

 そして、赤い翼の機体が爆散した。

130 タヌキと奴隷と魔術師とそれからMS :2013/10/24(木) 01:02:12 ID:u2l3Hoic0
【一日目・15時30分/日本海】

【八神はやて@魔法戦記リリカルなのはForce】
【状態】健康、飛行中、タヌキはやて
【装備】シュベルトクロイツ@魔法少女リリカルなのは、タヌキスーツ@スーパーマリオシリーズ
【道具】基本支給品一式、夜天の書@魔法少女リリカルなのは
【思考】基本:殺し合いを止める
1:九州ロボから離脱し、殺し合いを打破するため仲間を集める
2:大陸沈没の謎を探る
3:死んだ仲間(フェイト)や赤い翼のMSのパイロットの為にも主催を倒す
4:それにしてもこのスーツ、実に馴染むで!
※主催側が大災害について何か関与していると考えています(細かい部分は分かっていません)
※九州ロボが1,2日後に墜落する事を知りました。
※PSP版の技も使えます。

【二ッ岩マミゾウ@東方project】
【状態】健康、飛行中
【装備】なし
【道具】基本支給品一式、ギンガスパーク@ウルトラマンギンガ、スパークドールズ(ザラブ星人、ババルウ星人、ダークガルベロス)
【思考】基本:殺し合いを止める
1:九州ロボから離脱し、殺し合いを打破するため仲間を集める
2:大陸沈没の謎を探る
3:そういえば、TC計測値とは一体……
※主催側が大災害について何か関与していると考えています(細かい部分は分かっていません)
※九州ロボが1,2日後に墜落する事を知りました。

【ウルトラマンタロウ(SD)@ウルトラマンギンガ】
【状態】健康、スパークドールズ状態、マミゾウのデイパックの中
【装備】なし
【道具】基本支給品一式
【思考】基本:殺し合いを止める
1:殺し合いを止めるため仲間を集める


【同時刻/九州ロボ(日本海を飛行中)】

【クラウディウス@機神咆哮デモンベイン】
【状態】健康
【装備】ロードビヤーキー@機神咆哮デモンベイン
【道具】支給品一式、 セラエノ断章@機神咆哮デモンベイン
【思考】基本:命令に従う
1:今度八神はやてと二ッ岩マミゾウをみつけたら必ず殺す

【バット星人グラシエ@ウルトラゼロファイト 死亡確認】
死因:ストリウム光線

【ギャバンブートレグ@海賊戦隊ゴーカイジャーVS宇宙刑事ギャバン 死亡確認】
死因:砲撃魔法

【福岡ドームで奴隷にされていた参加者達@色々 死亡確認】
死因:乗機が撃墜される

【シン・アスカ@機動戦士ガンダムSEED DESTINY 死亡及び野比玉子症候群完治確認】
死因:乗機が爆散

131 小さなヒビ :2013/10/24(木) 14:51:16 ID:sR2.A.8U0
モブの部下は、野田総理からの叱責にただ耐えていた。
野田総理が怒っている原因は、きれいなジャイアンにクルル曹長が殺された事だ。

「ええい、何故ああも簡単に進入されたのだ!」
「現在調査中で…」
「何が調査中だ!早く報告しろ!愚図が!」
「申し訳ありません!」

理不尽さを感じながらも、部下はただ叱責を受け続けるしかない。
しかし、何度と無く怒鳴られ続け、ついにモブの部下も苛立ってきた。

「…もしかしたら、我々の中に裏切り者が居たのかもしれませんね。
その者が『きれいなジャイアン』を手引きした、とか」
「何だと?」

野田総理の怒号が止んだ。
部下が野田総理の顔色を伺うと、彼は腕を組んで考え込んでいた。

132 小さなヒビ :2013/10/24(木) 14:53:21 ID:sR2.A.8U0
(やべぇ…。適当に言っただけだけど真に受けちまったかな)

「裏切り者か…思い当たる節が無いではない」
「そ、そうですか………」
「お前はもう下がれ」

部下は自分のした事の重要さに青ざめながら退出した。
あとには考え込む野田総理だけが残された。


【一日目・15時30分/主催本部】

【野田総理@現実?】
【状態】健康
【装備】なし
【道具】なし
【思考】
基本:バトルロワイアルを完遂させ、自分の理想の社会を創り上げる
1:ロワを主催する
2:裏切り者だと…?
3:最悪の場合、幹部五人を人身御供にして生き残る

※傀儡の主催者です。本人は気づいていません
※裏切り者が本当にいるかどうかは分かりません
今のところ、野田総理は裏切り者の有無について半信半疑といったところです

133 タヌキと奴隷と魔術師とそれからMS(修正版) :2013/10/24(木) 18:43:55 ID:u2l3Hoic0
「ぐえええ、この私が、こんな所で、ぐぎゃあ!」

 強烈な打撃のラッシュがバット星人グラシエに次々と叩き込まれる。
それを放つは、ギンガスパークで元に戻ったウルトラマンタロウだ。
そして、ウルトラマンタロウの正拳突きがグラジエを人のいない地表に吹っ飛ばした。

「ストリウム光線!」
「ぎゃああああああああああ」

 ウルトラ戦士の代名詞ともいえる必殺の光線がグラジエを撃破した。

「ブリューナク!そしてバルムンク!」
「…………!?」

 ダガー状の誘導弾がギャバンブートレグの銃を弾き飛ばし、12本の光の剣が彼に突き刺さる。
それを為したのは勿論八神はやてだ。
奴隷にされた参加者を巻き添えにしてしまう為得意の広域攻撃魔法こそ使えないが、それでもその力は強力だ。

「クラウ・ソラス、てえぇっ!」

 白い砲撃魔法がギャバンブートレグに止めを刺した。

「わしの能力で警備員等の姿に化けさせた。焦らずついて来るのじゃ」

 一方、マミゾウは戦闘に乗じて奴隷となっていた参加者達を救出していた。
その風格で、一人もパニックになる者を出さず救出していく手腕は見事だった。

 こうして、福岡ドームで奴隷にされていた参加者達を救出した二人(と一つのスパークドール)は、予め発見していた機体格納庫から脱出した。
格納庫にあった機体に乗った参加者たちを引き連れ、後は九州ロボから全力で逃げるだけだった。
しかし、そうはいかなかった。
真空の刃が救出した参加者の乗った機体全てを両断したのだから。

「おらよ!全員バラして一丁上がりだ!」

 少年らしき声が異形の機体から聞こえてきた。
その声の主は特務機関の一員である魔術師クラウディウス。
そして、異形の機体の名はロードビヤーキー、セラエノ断章から召喚された鬼械神だ。

「アカン。早すぎて有効打になる攻撃があたりそうにあらへん!」
「なんて禍々しい力じゃ……」
『くっ……下が海では変身した所で勝ち目は……!』

 巨体に見合わぬスピードで動き回りながらビームや真空の刃『ハスターの爪』で攻撃するロードビヤーキを前に、流石のはやて達も防戦一方だった。


「ちょこまかと動きやがって……粉々にしてやろうかぁ!」

 とはいえ、被弾する事無く攻撃をかわし続ける二人に、クラウディウスがしびれを切らした。

(や、やられる……!?)
(くぅぅ……ここまでかのう……)

 避けようがない死を直感する二人。

「スクリーミングバード!!」

 魔力を纏った超高速の突撃が二人に向かって放たれ、突如やってきた赤い翼の機体の光の盾に受け止められた。

「早く逃げろ!あんまりもたねえ!」

 機体各所から火花を出す赤い翼の機体から放たれる声に従い逃げる二人。

「てめえ!邪魔しやがって!!」
「此処から先には行かせるもんか!この俺とデスティニーがある限り!」

 爆発寸前の機体の中で、二人の離脱を確認したパイロットがそう言った。

(ああ……これで、本当に死ぬんだな……)

 そして、赤い翼の機体が爆散した。

134 超便利な移動手段 :2013/10/24(木) 23:27:51 ID:hwuYkpdM0
 二度目の放送でキュアピースの名前が呼ばれてしまった。
 それはキュアピースがもうこの世にいないことを意味している。バッドエンド王国と戦い続けたスマイルプリキュアの一人である彼女までもが、この殺し合いの犠牲になってしまった。
 桃園ラブと相田マナは泣いた。それから、どこかで死んでしまったキュアピースに黙祷を捧げて、立ちあがった。キュアピースの死は悲しかったけど、彼女の為を想うのなら戦わなければならない。彼女だって誰かの為に戦い、そして死んでしまったのかもしれないから。
 キュアピースの為にできることは彼女の分まで生きて、殺し合いを止めること。それだけだった。
「ピース……あたし達、あなたの分まで頑張るからね」
 ラブは寂しそうな表情で呟く。
 キュアピースとそこまで深い交流があったわけではないが、それでも何度か会って一緒に遊んだことがある。だから、こんな戦いで死んでしまうことがとてもやり切れなかった。
 彼女だって本当ならやりたいことがたくさんあったはず。それができないまま一生を終えてしまうなんて悲しすぎた。
 せめて、彼女が生まれ変わってから幸せに過ごせることを祈るしかない。
「ラブちゃん。こんなこと、早く止めさせないとね」
「うん……必ず止めないと!」
 真摯な表情を浮かべているマナの言葉にラブは頷く。
 彼女も本当は辛いかもしれないけど、気丈にもそれを耐えていた。生徒会長をやっているのだから、心も自然に強くなっているかもしれない。
「その為にも、一刻も早くプリキュアのみんなを見つけないとね! あ、美希ちゃんはもう見つけたから!」
「美希たんを!? ねえ、どこにいるの!」
「多分、そろそろここに来ると思う……あ、来た!」
 マナが横に振り向いた直後、空間に歪みが生じる。
 それにラブが驚いたのと同時に、歪みの中から二人の少女が悲鳴とともに飛び出してきた。一人は蒼乃美希で、もう一人は見知らぬ青髪の少女だった。
「もう、どうなっているのよー!」
「美希たん! 美希たんだよね!」
「えっ……もしかして、ラブ!? ラブなの!?」
「美希たん! 無事でよかった〜!」
 現れた美希に飛び付いてから、ラブは勢いよく抱きしめる。
 友達を一人失った彼女にとって、幼なじみとの再会は最高の薬になっていた。





 ワドルディが目を覚ました後、相田マナは集まったメンバーに話をしていた。
 それは、この日本に各地にある物が設置されているという話題について。
「入るとワープができる空間があちこちにあるって本当なの!?」
「うん、信じられないかもしれないけど、そうじゃなかったら美希ちゃん達だってここに来ることができなかったでしょ? ただ、本当なのかどうかはあたしも自信ないけど……」
「そう……でも、実際に経験したから他にあってもおかしくないかも」
 相田マナの言葉に美樹さやかは頷いた。
 マナは桃園ラブと合流する際の移動にワープゾーンを使っている。この殺し合いの促進の為かはわからないが、主催者が日本各地に設置したらしい。ちなみに暁美ほむらに襲われた桃園ラブとワドルディがライブハウスに辿り着いたのも、たまたまそこに飛び込んでしまったからだ。
「美希たん、ワープってアカルンもやっているあれだよね? それが色々なところにあるなんて凄くない?」
「呑気な事言わないでよ、ラブ! あたし達はそこに飛び込んでから、何時間も漂い続けたのよ! もう、本当に一時はどうなることかと思ったわよ!」
「それは……確かに災難だったね」
 マナはラブを見つける為にワープゾーンを使っている最中に、美希とさやかの二人を見つけた。しかしその直後に、マナはラブのいるライブハウスにまで辿り着いた。マナがワープゾーンにいた時間は長くないのに、美希とさやかは何時間もいたらしい。もしかしたら、入った場所によって目的地に辿り着ける時間は違うのかもしれなかった。
 しかも、ワープゾーンを使っている最中は主催者からの放送が耳に届かない。便利かもしれないが、うっかり禁止エリアに飛び込むかもしれないのでとんでもない罠になる恐れもある。
「でも、これさえあれば他のプリキュアのみんなも見つけられるかもしれないよ!」
 希望が芽生えたと確信したマナはワープゾーンの入り口に指を向ける。
 しかし……
「……あれ? ワープゾーンは……?」
「いつの間にか無くなっているシャル……」
 美希とさやかが出てきたはずのワープゾーンは、既に影も形もなくなっていたのだった。

135 超便利な移動手段 :2013/10/24(木) 23:28:56 ID:hwuYkpdM0

【一日目・15時40分/日本・大阪・ライブハウスの医務室】


【相田マナ@ドキドキ!プリキュア】
【状態】健康
【装備】シャルル@ドキドキ!プリキュア
【道具】基本支給品一式、不明支給品
【思考】
基本:殺し合いを止める。
 0:ワープゾーンが無くなってる……
 1:ここにいるみんなと一緒にいる。
〔備考〕
※全開ロワとは関係ない……かもしれませんが、実際はどうなのかは後続の書き手さんに任せます。
※上記以外に何を考えているのかは現時点では不明です。


【桃園ラブ@フレッシュプリキュア!】
【状態】健康
【装備】リンクルン@フレッシュプリキュア!
【道具】基本支給品一式、大量のドーナツ
【思考】
基本:絶対に殺し合いを止めて、みんなが助かる方法を探す。
1:誰かを探しながら、ワドルディを守る。
2:ここにいるみんなと一緒にいる
〔備考〕
※9期とは関係ありません。


【蒼乃美希@フレッシュプリキュア!】
【状態】健康
【装備】リンクルン@フレッシュプリキュア!
【道具】基本支給品一式、不明支給品
【思考】
基本:殺し合いを止める。
1:ここにいるみんなと一緒に殺し合いを止める。
2:さやかが何だか他人のような気がしない。
〔備考〕
※放送の内容をまだ把握していません。


【ワドルディ@星のカービィ】
[状態]:健康
[装備]:なし
[道具]:支給品一式、不明支給品
[思考・状況]
基本:殺し合いには乗らない。
1:ここにいるみんなと一緒に行動する。
〔備考〕
※6期とは関係ありません。
※アニメ出展なので、喋る事ができません。


【美樹さやか@魔法少女まどか☆マギカ】
【状態】健康
【装備】ソウルジェム@魔法少女まどか☆マギカ
【道具】基本支給品一式、不明支給品
【思考】
基本:マミさんの為にも、殺し合いを止める。
1:ここにいるみんなと一緒に殺し合いを止める。
2:美希が何だか他人のような気がしない。
〔備考〕
※8期、9期とは関係ありません。
※放送の内容をまだ把握していません。

136 続・魔境グンマーの奥地にて :2013/10/25(金) 00:33:54 ID:mZopGcR.0
グンマーの奥地で探索を続ける三人は敵を蹂躙していた
アーカードが襲ってきたオークに拳銃をぶちかまして穴だらけにして
赤屍が襲ってきたランポスを切り刻み
ネウロが襲ってきた イャンクックを魔界777ツ能力使い倒す

【オーク @ドラゴンクエストシリーズ 死亡確認】
【ランポス@モンスターハンターシリーズ 死亡確認】
【イャンクック@モンスターハンターシリーズ 死亡確認】

「この程度なのか、まだ前のほうが骨があったぞ」
「本能的に奥に逃げていたのかもしれませんね」
「少々時間をとったな先へ進もう」

そう言ってネウロが先に歩いていきそれに二人が着いていく
そのまま進んで歩いていくと遺跡が見えてきたのだ

「ここ遺跡か」

ネウロはそのようにつぶやいた
そして遺跡に近ずこうとした瞬間
なにかが上空からネウロ達の進行方向へと着地した
その正体はミラボレアス と言うモンスターだ

「ほう、この遺跡を守っているのか」
「クス…そのようですね」
「ならそこをどいてもらおうか」

そう言って三人はそれぞれの武器を取り出し戦闘を開始した

【一日目・15時40分/日本・グンマー奥地の遺跡近く】

【脳噛ネウロ@魔人探偵脳噛ネウロ 】
【状態】健康
【装備】魔界777ツ能力@魔人探偵脳噛ネウロ  グンマーの地図
【道具】支給品一式 缶詰×25 テント
【思考】基本:さあ探索だ
1:目の前の邪魔者を倒して遺跡を探索する

【アーカード@HELLSING】
【状態】健康
【装備】対化物戦闘用13mm拳銃「ジャッカル」×2@HELLSING
【道具】支給品一式 缶詰×25 テント
【思考】基本:グンマーを探索する
1:ネウロについていくか
2:目の前の敵を倒して遺跡を探索する

【赤屍蔵人@GetBackers-奪還屋-】
【状態】健康
【装備】メス
【道具】支給品一式 缶詰×25 テント
【思考】基本:グンマーを探索する
1:ネウロについていく
2:目の前の敵を倒して遺跡を探索する

※彼らの首輪は一時停止しているようです

137 混沌な名無しさん :2013/10/25(金) 00:36:20 ID:mZopGcR.0
>>136
抜けていました

【ミラボレス@モンスターハンターシリーズ】
【状態】健康
【装備】なし
【道具】不明
【思考】基本:この遺跡に入ろうとするものを倒す
1:目の前の敵を倒す

138 卑怯者の運命 :2013/10/25(金) 01:25:05 ID:GTp1gqow0
 拳王軍から逃げ出したマスク・ザ・レッドは、京都で一人の子供の首を刎ねて支給品を奪っていた。
強力な支給品を手に入れて体勢を立て直すためだ。
しかし、命惜しさに仲間を見捨てた時点で彼の命運は尽きていた。
次に彼が出会ったのは氷嵐の支配者と呼ばれる蒼き三つ首竜だったのだから。
そして、冷気の嵐が彼を葬り去った。

【一日目・15時40分/日本・京都】


【氷嵐の支配者@新・世界樹の迷宮 ミレニアムの少女】
【状態】健康
【装備】無し
【道具】とけないこおり@ポケットモンスター、支給品一式
【思考】基本:自然を汚す人間を滅ぼす。
1:グンマーの民のような人間は殺さない。

【野比セワシ@ドラえもん 死亡確認】
【マスク・ザ・レッド@ジャイアントロボ 死亡確認】

139 酔っ払い達 :2013/10/29(火) 23:29:59 ID:BuEOuHrw0
日本は血で血を洗う殺し合いの場となっていた。
そんな中。

「zzz…」
「ふふふ…ゴン。強くなったね…」
「遊戯ィ……今度こそお前を」

3人の男達は、酔いつぶれて眠ってしまっていた。
彼らが目を覚ますのは、いつの事か。

【一日目・15時20分/日本・青森・某飲み屋】


【ヒソカ@ハンターハンター】
【状態】泥酔、睡眠中
【装備】トランプ柄の服、【アルカナ】デッキ
【道具】支給品一式
【思考】
基本:飲み屋で自分を慰める
1:zzz…

【海馬瀬人@遊☆戯☆王】
【状態】泥酔、睡眠中
【装備】襟の立ったスーツ
【道具】支給品一式、【青眼の白龍】デッキ
【思考】
基本:フン!
1:zzz…

【怪盗キッド@まじっく快斗】
【状態】泥酔、睡眠中
【装備】キザな白マントにモノクル
【道具】支給品一式、【盗賊】デッキ
【思考】
基本:怪盗も探偵も……人を暴くって点では同じだぜ
1:zzz…

140 息子ノ死ニモ負ケズ :2013/10/30(水) 21:03:03 ID:BWIWX.Sc0
 主催本拠地のとある廊下で、美国織莉子と呉キリカがとある侵入者と戦っている。
織莉子の飛び回る水晶玉が、キリカのかぎ爪が、侵入者の振るうライトセーバーと幾度となくぶつかり合っていた。

「Nooooooooooooooooooooooo!!!!!!!!」

 そう叫ぶ侵入者はルーク・スカイウォーカーだ。
自身をギャオスの子供だと誤解した彼は、テラカオス化の影響もあり完全に暴走していた。
その為、彼はそうと気付かぬまま主催本拠地に侵入し、立ち塞がるものを切り捨てながら突き進んでいた。
しかし、錯乱しきった思考ではろくにフォースを使いこなせなくなっていた。

「フォースという力は強力ですが、その精神状態では宝の持ち腐れです」

 そして、それによる隙を見逃す程織莉子は甘くなかった。
キリカの一撃離脱の斬撃に合わせて水晶玉による援護射撃を行い、ルークの動きを妨害していた。
その結果、格上相手にキリカ共々無傷だ。

「織莉子と私の世界に君は不要だよ!ステッピングファング!」

 織莉子の援護射撃でがら空きになったルークの胴へかぎ爪が撃ち出される。
また斬撃が来ると予想していたルークの虚を突いた一撃が、彼の命を奪った。



一方、主催本拠地の五大幹部専用の区画の一室にその戦いの顛末が映し出されていた。

「俺だって二人の息子を失ってはいるが、これで本当に良かったのか?」
「コーホー、それはどういう意味だ」

 そう問いかけるのは身体を休めて第二回放送で行われた演出による疲労を取っていたバーダックだ。
対するダース・ベイダーは質問の意図が掴めず、その真意をバーダックに問う。

「息子と戦わなくて良かったのかって事だ。せっかく本拠地に侵入してきたんだ、直接戦いに行ってもバチがあたらねえだろ」
「そういう事か。だが、独断で行動して計画に悪影響を与える訳にはいかないだろう。」

 ベイダーは、そう返答し、さらにこう続けた。

「それに、心配は無用だ。息子の死を後になって聞かされる覚悟を余はしていたのだ。モニター越しとはいえ、その最期を見届けられただけで十分だ」
「そうか……しかし、予想できた事とはいえ、侵入者が多いな」
「九州ロボが墜落するという欠陥の修理に本来警備を担当する人員までもを使う羽目になったからな……」

 そう話題を切り替えて話を終える二人。
しかし、彼らはまだ気づいていない。
雑務を丸投げしていてそのことを知らない野田総理がとんでもない勘違いをしつつあるという事に。

【一日目・15時50分/九州ロボ(日本海を飛行中)・福岡県】

【美国織莉子@魔法少女おりこ☆マギカ】
【状態】普通
【装備】ソウルジェム(穢れ微小)、呉キリカ@魔法少女おりこ☆マギカ
【道具】支給品一式、大量のグリーフシード@魔法少女まどか☆マギカシリーズ
【思考】
基本:世界滅亡の阻止
1:命令に従う
2:世界を救う為なら犠牲もやむ負えない

【ダース・ベイダー@STAR WARS】
【状態】健康
【装備】ライトセーバー@STAR WARS
【道具】支給品一式、その他不明
【思考】
基本:テラカオスを生み出す計画を遂行する
1:計画のために殺し合いを促進させ、計画の邪魔をするものは消す

【バーダック@ドラゴンボール】
【状態】健康
【装備】スカウター@ドラゴンボール
【道具】支給品一式、その他不明
【思考】
基本:テラカオスを生み出す計画を遂行する
1:計画のために殺し合いを促進させ、計画の邪魔をするものは殺す
2:カカロットとラディッツが死んだ? 知ったこっちゃねえ

【ルーク・スカイウォーカー@STAR WARS 死亡確認】
死因:刺殺

141 光熱斗の奇妙な冒険 Part5 :2013/10/31(木) 03:11:20 ID:m3YCMzSQ0

「なんで……どうしてデカオが死ななきゃならないんだよ……!」
『熱斗君……千石うぐいすと末原恭子って人が死んで計画が台無しだね』
「ふん、ディカオ・ビッグマウンテンとやらは死んだようだな……(正直危なかった)」
「インデックス達はいるのだろうか……」
『お館様、死んだか……ふっ、金に目が眩んだ男など、その程度だろうよ』

 相も変わらず定時放送とやらは聞くだけでかったるい。
 テスタロッサが死んだのはまあ残当でありそうな気がするが、そういうことなのだろう
 それにしてもこの死者の数。調べるだけで大変である。
 恐らくはこの首輪に発信機か何か付いているのだろう?
 
 この首輪……倉田君がいれば速攻で外せそうなのに……。
 肝心な時にいないし、いても多分別人だろうしな。
 現にディおじさんは二回くらい前の殺し合いで所ジョにボコられたのを知らないみたいだしな。
 私のことを覚えていないとすると、別人であると言える。
 
「ここまで来ると流石に【アレ】を使うぞ、ロックマン!」
『熱斗君、シンクロチップは?』
「さっき手に入れた!」
『よし!』

 そして、熱斗少年は何かのチップを自身のPETにINした。
 すると、熱斗少年とロックマンが融合した。(物理的に)
 熱斗少年×ロックマンと書くというと如何わしいにもほどがあるな。

「『これがクロスフュージョンだ』」
「「「!?」」」

 あれは特質系のオーラ!?
 私は両目にオーラを集中させる技【凝】を使った。
 と、まあ私はPSP版の技が使えないが、念(ネン)は使える。
 そりゃあグリードアイランなんとかってゲームは念能力者用のゲームだしね。 

 そして、ここで余談になるが、私は強化系の系統らしい。
 『単純で一途』とは……まあ否定はしない。
 
「『この状態でサイトスタイル+獣化(ビーストアウト)も出来るけどね』」
「正直、疲れるのさ」
『そうだね、きっとこのチップが必要になる時もあるはずさ』

 元に戻ったが、流石【裏の王】といった感じだ。
 オーラの総量も増えている。
 というか、もはやこれはガチ勢ってレベルじゃない。
 全一だ、ネットバトル全一だ。
  
「なるほど、熱斗よ、ネットバトルを極めるとここまでできるのだな」
「違うよ」
『シンクロチップとナビと心を通わせる必要があるんだ』
「何ッ!? それは初耳だぞッ!?」
「初めて言ったからね」
(果たして私はディオとクロスフュージョンできるのだろうか?)

 一先ず方針は決まった。
 シンクロチップを探すのと首輪を外すということだ。
 
 九州ロボとやらに行く方法は恐らくは他の参加者がどうにかするだろう。
 きっと最終決戦の舞台になるだろうしねぇ……今、主催側の奴らと戦っても返り討ちになる
 私の予測はおそらく当たる。

(それにしてもパパは無事だろうか? 心配だなぁ……)

【一日目・14時30分/日本・秋葉原】
【光熱斗@ロックマンエグゼ】
【状態】健康、激しい怒り
【装備】自分のPET(ロックマン入り)
【道具】支給品一式×2、大山デカオ@ロックマンエグゼ、大山デカオ@ロックマンエグゼ2
    デカオ(ロックマンエグゼ3)が作ったおべんとう、チップトレーダー@ロックマンエグゼ、
    大量のガッツマンのチップとバグのかけら、ガンデルソル3(実物)ネオバリアブル(実物)
    大山デカオ@ロックマンエグゼ3(BLACK版)、大量の金、シンクロチップ、他不明
【思考】基本:野田総理にネットバトルを挑んで勝つ!
1:プリズムとフォレストボムのチップを探す
2:その為に色んな人にネットバトルを挑む
3:上条(ジョジョ)さんとディおじさんの決着をつけさせる
4:パパが心配


【ロックマン@ロックマンエグゼ】
【状態】HP満タン
【装備】ロックバスター
【道具】なし
【思考】基本;熱斗をサポートする
1:野田総理がネットバトルを受けてくれるか、心配。
※PETの中にいます

142 光熱斗の奇妙な冒険 Part5 :2013/10/31(木) 03:11:47 ID:m3YCMzSQ0

【シグナム@リリカルなのはシリーズ】
【状態】健康、自称フリーター
【装備】レヴァンティン
【道具】支給品一式、PET(カーネル入り) 、大量の資金とかチップ
【思考】基本:働かなくて済むように動く
1:二人についてくる
2:野田は倒す
3:上条(ジョジョ)か……一理ある
※今までとは別人ですが記憶を受け継いでいます
※PSP版の技は使えませんが、念能力が使えます。


【カーネル@ロックマンエグゼ】
【状態】HP満タン
【装備】カーネルのブレード
【道具】なし
【思考】基本;ロワの破壊
1:今は(仕方ないので)シグナムに従う
※PETの中にいます


【上条当麻@とある魔術の禁書目録】
【状態】健康、不幸
【装備】PET(シャドーマン入り)
【道具】エスパー伊東@現実
【思考】
基本:
                    いいぜ ヘ(^o^)ヘ
                            |∧
                            /
                野田総理が
             何でも思い通りに
             出来るってなら
                 /
             (^o^)/
           /( )
          / / >

      (^o^) 三
      (\\ 三
      < \ 三
..\
(/o^)
( / まずは
/く そのふざけた
   幻想(ロワ)をぶち殺す
1:知り合いに会いたい


【シャドーマン@ロックマンエグゼ】
【状態】HP満タン
【装備】ムラマサ
【道具】なし
【思考】基本:上条に従う
1:敵は殺す、慈悲はない
※PETの中にいます


【ディオ・ブランドー@ジョジョの奇妙な冒険】
【状態】疲労、全身にダメージ
【装備】PSP(デューオ入り)
【道具】支給品一式×3
【思考】基本:ネットバトルを極める
0:主催を倒すのはこのディオだッ!
1:ジョースター家を手に入れる
2:ジョジョより優越感を得る
3:熱斗達にネットバトルを挑むのは後回しだ!
4:シンクロチップを手に入れ、デューオとクロスフュージョンする。


【デューオ@ロックマンエグゼ4】
【状態】HP満タン
【装備】ジャスティスワン、ザ・ワールド
【道具】なし
【思考】基本;とりあえず、ディオを見守る
1:カオスロワでもそれは無理そう。
※PSPの中にいます

143 光熱斗の奇妙な冒険 Part5 :2013/10/31(木) 03:12:15 ID:m3YCMzSQ0


 一方、その頃、祐一郎さんたちは……

「「我々の科学力は世界一ィィィ!!」」
「流石、俺の祖国のナチスドイツの科学力だ」
「ふっ、これも私の波紋の力だ!」

 四国で遂に空母を完成させていた。

「提督…? あの、なんでしょう?」
「ねぇ、どうして、燃料と弾薬とポーキサイトと鋼材と火炎放射器で女の子ができるの!?」

 艦これ風の空母だけどな!
 息子達の心配をよそにそれなりに絶好調だった。

【一日目・14時30分/日本・高知】
【光祐一郎@ロックマンエグゼ】
【状態】サイボーグ化、首輪解除
【装備】なし
【道具】支給品一式、ノートPC、自作爆弾、大山チサオ@ロックマンエグゼ
【思考】基本:息子たちをサポートする。
1:一先ず、四国を捜索する

【ルドル・フォン・シュトロハイム@ジョジョの奇妙な冒険】
【状態】健康
【装備】なし
【道具】支給品一式、不明
【思考】
基本:主催共に一泡吹かせる
1:祐一郎達と行動する

【野比のび太@ドラえもん】
【状態】動揺
【装備】なし
【道具】支給品一式、ボーリングの玉@現実、龍星座の紫龍@聖闘士星矢
【思考】
基本:生き残る
0:死人は出ないぞぉ!!
1:ドラえもんを探す

【ダイアー@ジョジョの奇妙な冒険】
【状態】割と健康
【装備】イカ墨とパスタ@現実
【道具】支給品一式、その他不明
【思考】基本:主催を倒す
1:ディオとかいう奴も倒す
2:アドラー達と行動する。

【アドラー@エヌアイン完全世界】
【状態】それなりに健康
【装備】電光機関@エヌアイン完全世界、四次元ポケット(中身入り)@ドラえもん
【道具】支給品一式、その他不明
【思考】基本:ダイアー達と行動する
0:俺は……アドラー……えもん

【翔鶴@艦これ】
【状態】万全
【装備】紫電改二、流星改、 零式艦戦62型
【道具】なし
【思考】
基本:提督(祐一郎)に従う
1:敵は爆撃する

144 運がいいということはそれだけでも実力かな? :2013/11/01(金) 00:59:29 ID:kjiI2LcM0
阿紫花英良は防戦一方だった
テラカオス化が進行し強化されたきれいなジャイアンに反撃の隙が見れないのだ

(なかなか厄介なもんで!)

阿紫花英良は少々焦る
さすがに体力が消費されているからだ

(どうしやしょうかねえ)

阿紫花が巻き返しの方法を考えているとき、銃声が鳴った
その銃弾はジャイアンに向かっていき腕に当たった
阿紫花英良との戦いに集中しきっており反応できなかったのだろう

そしてジャイアンは阿紫花英良から距離をとり銃弾が発射された場所を見る
するとそこからまた銃弾が発射された
避けようとするもののテラカオス化が進んでいるとはいえ避けきれずに胴体に当たる
幸いというべきか避ける動作をしていたため直撃しなくてすんだ
そして形勢不利を悟りIAの支給品にあったスタングレネードを投げて逃走した

「ふう、なんとかなりやしたか、でそろそろ姿をあらわしてくれやしませんかね」

その言葉と同時に隠れていた場所から姿をあらわした
その姿の全容はパーワドスーツを着ている人物だった
マスターチーフとそう呼ばれている人物だった

【一日目・15時40分/日本・山口県】

【阿紫花英良@からくりサーカス】
【状態】健康
【装備】グリモルディ@からくりサーカス
【道具】支給品一式
【思考】基本:降りかかる火の粉は払う
1:できればキャスパーとIAの仇を討つ
2:逃げられてしまいやしたね

【マスターチーフ@ヘイロー・シリーズ】
【状態】健康
【装備】ミョルニル・アーマー@ヘイロー・シリーズ MA5D ICWS@ヘイロー・シリーズ
【道具】支給品一式
【思考】基本:何が起こっているか把握する
1:助けた人物から情報収集

【きれいなジャイアン@ドラえもん】
【状態】血濡れ、テラカオス化進行、汚くなった、軽傷
【装備】さすまた
【道具】支給品一式
【思考】
基本:全て殺す
1:ジャイアンポジションにはぼくが座らないと!
2:体勢を立て直す
※ナノマシン入りの水を飲みました。

145 大混戦!からくりドームの戦い :2013/11/02(土) 02:11:39 ID:puBKiPs60
 DRは必死になってダイゴのメタグロスの攻撃を避け続けていた。
無謀な攻撃を繰り返した結果命を落とした田井中律と違って避けに徹する事でダメージを最小限にし、仲間を待つ事にしたのだ。

「おのれ、一匹でも多くのダニをシックス様の元に送らねばならんというのに……」
「いや、お前は此処で死ぬんだ!」

 そんなDRを万玖波が羽交い絞めにした。
メタグロスに集中し過ぎた為、DRは背後から忍び寄っていた万玖波に気づかなかったのだ。

「ダイゴ!俺ごとやれ!」
「だが、それでは……」

 戸惑うダイゴに万玖波は続けてこう言う。

「気にするな。これで真の仇が討てるんだ。だからさ……」
「解った。メタグロス、コメットパンチだ!」

 必殺の一撃がDRを万玖波ごと撃ち抜いた。


 一方、グラウンドでは二回表の攻撃が開始されていた。
一回裏終了後の昼食休憩兼作戦会議に流れた第二回放送で、ドームから締め出された仲間の死を知りつつもイチローチームの闘志は衰えてない。
助けに入ったら以降の試合でそいつ等を殺すと大正義巨人軍に脅されて見過ごす事しか出来なかった応援団達も、二人のマーダーを撃破したのだ。
自分たちが負ける訳にはいかなかった。
ちなみに、野獣先輩の死を知った野獣先輩捜索組は自らの手で殺せなかったことを悔やみつつも、彼が死んだことに安堵したそうな。

「もう一人の自分が死んだが関係ねえ……こいつを喰らいな!」

 魔球ゴルドーボールを投げる6/。
対するイチローはバットを振るい――ゴルドーボールが電光掲示板に突き刺さった。

「その魔球、見切ったよ。あくまで投球である以上、絶対に打てないなんて概念は存在しない。けどね、そんな概念があったとしても僕は打つよ」

 そう、ゴルドーボールの移動プログラムは完全ではなく、強烈なヒットを喰らえば打たれるのだ。
そして、特殊能力が厄介なだけでボール自体の性能は並以下なゴルドーボールをイチローが打てないはずは無かった。

「さあ、次は俺だ。くだらない魔球なんか捨ててかかってこい」

 続く第二打席、バッターの北島に対して6/が投げたのは130km/h程度のストレートだった。
打球がヒットして北島が走りだし、何かを踏んで転倒した。
転倒したまま動かない北島を見て、同じ野獣先輩捜索組でもあった萃香と霊夢が彼に駆け寄った。

「北島!……って、こいつは……!!」
「嘘……死んでる……どういう事!?」

 そう、北島は転倒した際に頭を強打してしまい、死亡していた。
その足元には胡桃が一つ転がっていた。

「これがクルミボール1号……打たせて殺す魔球だ。」

 笑みを浮かべながら宣言する6/。

「あと二人の打者を殺せばそちらのチームは応援団を入れても8人で守備をすることになりますよ。ゴルドーボールや僕のPSIクオリアを封じたくらいで調子に乗らないでくださいね」

 イチローチームの苦境は続く。


 そのころ、ポッチャマは大正義巨人軍のベンチから逃げ出していた。。
ハラサンだけが相手なら、ポケモンの力を使って逃げ出すのは容易だった。
ポッチャマは廊下からイチローチームのベンチに向かって歩いていき、その頭が弾け飛んだ。

「まずは一匹っと……」

 ポッチャマを射殺したのはヴァイジャヤだ。
イチローチームのベンチを目指していた彼だったが、追手の存在に気づき、逃げたり隠れたりしながらとにかくグラウンドを目指す事に作戦を変更していた。
シックスの死を知った彼は、シックスへの手向けとして一人でも多くの命を殺す事にしたのだった。

 そして、からくりドームの別の場所で、ゴロリとテラが戦っていた。
強化細胞の力で筋骨隆々の大男になって両刃斧を振り回すテラだったが、仮面ライダーGとなったゴロリのほうがパワーは上だった。
何合にもよる打ち合いの末、ゴロリの剣によって両刃斧が砕かれた。

「ば、化物め……」
「お前達にそれを言う資格は無い!スワリング・ライダーキック!!」

 そして、仮面ライダーGの必殺キックがテラに炸裂した。

146 大混戦!からくりドームの戦い :2013/11/02(土) 02:11:57 ID:puBKiPs60

【一日目・16時00分/東京・からくりドーム】

≪大正義巨人軍≫


【◆6/WWxs901s氏@カオスロワ書き手】――目的:目立つ
【ラミレス@横浜DeNAベイスターズ】――目的:ハラサン…
【ハレクラニ@ボボボーボ・ボーボボ】――目的:契約金
【武田観柳@るろうに剣心 】――目的:契約金
【雀ヶ森レン@カードファイト!! ヴァンガード】――目的:勝利
【中邑真輔@現実?】――目的:闇DAIGOの仇討ち
【真壁刀義@現実?】――目的:闇DAIGOの仇討
【ナッパ様@ドラゴンボールZ 】――目的:とりあえず野球に勝つ
【松本人志@現実】――目的:浜田を生き残らせる。ハラサンに協力。DCS状態


ポジション表
1番 サード    ナッパ様
2番 センター   武田観柳
3番 ファースト  雀ヶ森レン
4番 ピッチャー  ◆6/WWxs901s氏
5番 セカンド   松本人志
6番 キャッチャー ラミレス
7番 ショート   ハレクラニ
8番 ライト    中邑真輔
9番 レフト    真壁刀義


≪巨人軍ベンチ≫


【ハラサン@大正義巨人軍】――目的:大正義巨人軍を優勝させる。試合は既に始まっているのでポッチャマの逃走はひとまず放置。


≪イチローチーム≫


【イチロー@現実?】――目的:川崎宗則を倒すため仲間を集める。
【DAIGO@現実?】&【ウルトラマンゼロ@ウルトラマンサーガ】――目的:殺し合いを止める。
【美堂蛮@GetBackers-奪還屋-】――目的:とくになし。野球しようぜ組
【佐治雪哉@LIGHT WING】――目的:とくになし。野球しようぜ組
【伊吹萃香@しゅわスパ大作戦】――目的:大正義巨人軍を倒す。
【ロイ@FE封印の剣】――目的:レンにモテるコツを聞く。
【博麗霊夢@クッキー☆】――目的:大正義巨人軍を倒す。声がヘン。
【範馬勇次郎@範馬刃牙】――目的:禁欲など無意味だとレンに教える。
【ダイゴ@ポケットモンスター】――目的:きれいな石を集める。
※死んだ北島○介の代わりにダイゴが5番サードとなりました。
※ダイゴはDRが持っていたコルトパイソンを拾いました。


ポジション表
1番 ショート   博麗霊夢
2番 ライト    ロイ
3番 セカンド   DAIGO
4番 ピッチャー  イチロー
5番 サード    ダイゴ
6番 レフト    美堂蛮
7番 ファースト  佐治雪哉
8番 センター   範馬勇次郎
9番 キャッチャー 伊吹萃香


【吉川ちなつ@ゆるゆり】
【状態】軽度の精神的ショック、イチローチーム応援団
【装備】RPG-7(弾切れ)、チアガールのコスチューム
【道具】支給品一式
【思考】基本:イチローチームを応援する 。
1:人殺しちゃった。


【ゴロリ@つくってあそぼ】
【状態】仮面ライダーG
【装備】仮面ライダーGの剣@仮面ライダーG
【道具】支給品一式、工作道具もろもろ
【思考】
基本:見敵、必殺
1:さあ――工作の時間だ
2:ワクワクさんの仇は皆殺しだ
3:グラウンドに行ってみるか。

【ヴァイジャヤ@魔人探偵脳噛ネウロ】
【状態】健康
【装備】デザートイーグル
【道具】支給品一式 
【思考】基本:シックスへの手向けとして参加者を殺しまくる。
1:ゴロリに見つからない様にしつつグラウンドへ向かう。

【DR@魔人探偵脳噛ネウロ 死亡確認】
【万玖波海@LIGHT WING 死亡確認】
死因:コメットパンチ

【北島○介@現実 死亡確認】
死因:胡桃による転倒

【ポッチャマ@ポケットモンスター 死亡確認】
死因:射殺

【テラ@魔人探偵脳噛ネウロ 死亡確認】
死因:スワリング・ライダーキック

147 幾らなんでも気を抜きすぎだ :2013/11/02(土) 16:24:17 ID:R4mGuNv.O
青森県のとある飲み屋で三人の参加者がマーダーに撲殺された。
幾らカオスロワだからって泥酔して眠ってたら幸運だって尽きるのである。

【一日目・15時20分/日本・青森・某飲み屋】

【ヤザン・ゲーブル@機動戦士Zガンダム】
【状態】健康、不機嫌
【装備】チェーンクロス@ドラゴンクエストシリーズ
【道具】支給品一式
【思考】
基本:戦いを楽しむ
1:大災害ではぐれた部下を探す
2:つまらん相手しかいねえ、場所変えるか
3:良い支給品も見つからねえな

【ヒソカ@ハンターハンター 死亡確認】
【海馬瀬人@遊☆戯☆王 死亡確認】
【怪盗キッド@まじっく快斗 死亡確認】

148 獣殿死す!? :2013/11/05(火) 00:31:52 ID:nhhkg3q60
 夜神月を連れたラインハルトは、主催本拠地を探して埼玉県に移動していた。
ちなみに、彼が求めている強敵は千葉県にも複数いるのだが、全員、ラインハルトから離れた位置にいたためラインハルトは気付かなかったりする。
そんな彼が埼玉県で見つけたのは、複数の人間に素手で殴り殺されたと思われる男の死体だった。

「群れているだけの雑魚か……」
「こんなのは無視して主催本部にいきましょうよ」

 そんな感じであっさりと流して先を急ぐラインハルト達だったが、そう時間の経たないうちに不思議な事が起こった。
月が複数の見えない打撃のラッシュを受け、撲殺されたのだ。
殺気を感じた方向にラインハルトが振り向くと、そこには異様な目つきのジャイ子がいた。

「お仲間さんと同じように、死んで」

 そうジャイ子が発すると同時に襲い掛かる複数の見えない打撃の数々。
しかし、ラインハルトはそれらに耐えきり、逆に聖約・運命の神槍をジャイ子に突き刺す。
その一撃は、致命傷となった。

「少しは出来るかとは思ったが、大したこと……何!?」

 しかし、ジャイ子は何事も無かったかのように立ち上がる。
スタンドを構成する一人であるジャイアント馬場を生け贄に復活したのだ。
そして、再び見えない打撃による攻撃が始まる。
しかし、その打撃の数が減ったのをラインハルトは感じ取っていた。

「ほう……だが、完全な不死身ではないようだな。」

 見えない打撃に耐えつつ、再びジャイ子を刺殺するラインハルト。
そして、再び復活するジャイ子だったが、今度は様子がおかしかった。

「嫌だ嫌だ嫌だ!これ以上死んだら、お兄ちゃんが減っちゃうじゃない!!」

 悲鳴を上げるジャイ子と、それを意に介さずもう一度ジャイ子を視察しようとするラインハルトだった。
しかし、ラインハルトに先程までとは比べ物にならないほどの威力の見えない打撃が襲い掛かった。
ジャイ子のスタンドが、兄の死を恐れる気持ちによって急激に成長したのだ。

「アハハハハハハ、殺される前に皆殺せば死ぬ事ないわよね」

 狂った笑い声をあげるジャイ子の目の前でラインハルトが物言わぬ肉塊となるのにそう時間は掛からなかった。


【一日目・16時00分/日本・埼玉県】

【剛田ジャイ子@ドラえもん】
【状態】覚醒、狂気
【装備】スタンド『ジャイアン×4』
【道具】支給品一式
【思考】基本:他の参加者を殺して生き残る
1:お兄ちゃん達がいっぱいお兄ちゃん達がいっぱいお兄ちゃん達がいっぱいお兄ちゃん達がいっぱいお兄ちゃん達がいっぱい
  お兄ちゃん達がいっぱいお兄ちゃん達がいっぱいお兄ちゃん達がいっぱいお兄ちゃん達がいっぱいお兄ちゃん達がいっぱい
  お兄ちゃん達がいっぱいお兄ちゃん達がいっぱいお兄ちゃん達がいっぱいお兄ちゃん達がいっぱいお兄ちゃん達がいっぱい
  お兄ちゃん達がいっぱいお兄ちゃん達がいっぱいお兄ちゃん達がいっぱいお兄ちゃん達がいっぱいお兄ちゃん達がいっぱい
  お兄ちゃん達がいっぱいお兄ちゃん達がいっぱいお兄ちゃん達がいっぱいお兄ちゃん達がいっぱいお兄ちゃん達がいっぱい
  お兄ちゃん達がいっぱいお兄ちゃん達がいっぱいお兄ちゃん達がいっぱいお兄ちゃん達がいっぱいお兄ちゃん達がいっぱい
  お兄ちゃん達がいっぱいお兄ちゃん達がいっぱいお兄ちゃん達がいっぱいお兄ちゃん達がいっぱいお兄ちゃん達がいっぱい
2:殺される前に全員殺す

【夜神月@DEATH NOTE 死亡確認】
【ラインハルト・ハイドリヒ@Dies irae 死亡確認】
【VIPPER@現実 死亡確認】
死因:いともたやすく行われるえげつない行為(ジャイアンズアタック)

149 きずいたらなぜかそこにいた :2013/11/07(木) 14:06:24 ID:Aff1E2Y20
「なんだ、ここは?」

大阪にある病院の屋上そこに黒い鎧を身にまとった男がいた
その男がなぜ自分がここにいるのか理解できなかった

(なぜ、私がここにいやその前に私はいったい?)

その男は自分の記憶をなくしていた
なぜだかはわからない

かつてここと似た世界で大暴れした存在がいたその存在とここにいる男は似ていた
その男の名前は混沌の騎士そのような存在だ

【一日目・16時00分/日本・大阪 病院・屋上】


【混沌の騎士@カオスロワ】
【状態】健康、記憶喪失
【装備】不明
【道具】支給品一式 そのほか不明
【思考】
1:私はいったい?
2:ここはどこだ?

150 悪夢の果てに :2013/11/08(金) 01:53:08 ID:OfHB..h60
「ハハハハハ、俺ってやっぱりどうしようもない人殺しだったんだ、アハハハハ」

 危険なジャングル“グンマー”の片隅に泣きながら笑う一人の少年と真っ二つになった二人の男の死体があった。
二人の男の名はスギちゃんと小野妹子、結局同盟を組んでワイルドキャラを探しにグンマーに来ていた参加者だ。
そして、少年の名は鏡音レン、家族を探す為に合流した仲間と共にグンマーのシャーマンを探していたはずのアイドルだ。
彼がどうしてマーダーとなったのか、その答えは2時間程前にあった。


「嘘だ、兄さんも、ミク姉さんも、リンも死んだなんて……うわあああああああ」

 第二回放送で告げられたのは大切な家族や同じVOCAROIDの仲間達、生みの親やプロデューサーといった人達の死だった。
特に家族の大半が死んだという事実は、彼に深い悲しみと絶望を与えていた。
しかし、それ以上の絶望を受けた仲間が彼のそばにいたのだ。

「や、やめたまえ、ガール!」
「テトが死んだのよ。もうこの世界に意味は無い……全部壊して私も死ぬのよ」

 そう言い、アルファーガンの黄色い光線でドン・観音寺を殺害するネル。
自身の知らぬところで家族のように慕っていた師を失った悲しみは、彼女に大きな衝撃を与えていた。
一見すると精神的に強いように見える彼女だったが、実は精神的なダメージを受ける経験に乏しく、プライドが高くなり過ぎて自信過剰になっている側面があった。
それ故、彼女は悲しみを制御できず、発狂した。

「あ……ね、ネル……どうして……」

 すぐ近くで起きた非常事態に気付き、反射的にゼットセイバーを構えるレン。
そんなレンに、ネルはアルファーガンを向け、こう告げた。

「ルカだって、キヨテルだって、もう死んでるのよ。だから……」

 それを聞いた時、レンの頭が真っ白になった。
そして、気が付いたら、目の前に真っ二つになったネルが転がっていた。
度重なる精神的ダメージで疲労しきっていたレンに、人を殺したという事実に耐える力は無かった。


 これが、レンがマーダーとなった理由だ。
もはや、彼に残っているのは自身が殺人者であるという認識だけだ。
そして、泣き笑いを続けながらも、彼は再び歩き出した――他の参加者を殺す為だけに。


【一日目・16時00分/群馬県・グンマーの片隅】

【鏡音レン@VOCALOID】
【状態】疲労(中)、精神崩壊、不眠症
【装備】ゼットセイバー@ロックマンX
【道具】支給品一式
【思考】基本:俺はどうしようもない人殺しだ、だから殺さないと。

【ドン・観音寺@BLEACH 死亡確認】
死因:アルファーガン

【亞北ネル@VOCALOID派生 死亡確認】
【スギちゃん@現実 死亡確認】
【小野妹子@ギャグマンガ日和 死亡確認】
死因:斬殺

151 少女の最期 :2013/11/08(金) 13:46:00 ID:bNjG9M560
ケルベロスに話しかけられた瞬間、ほむらはケルベロスを殺すべきだと判断した。。
自分が殺せんせーを殺すところを見られたなら、生かしておくのは危険だ。
故に

「わぁぁ!なんやなにするんや!!」
「…っ、外した」

一切の躊躇いも無く、ケルベロスを攻撃した。
ケルベロスは目の前の相手の危険性に改めて気づき、慌てて逃げようとする。
それを見逃すはずも無く、ほむらは更なる攻撃に移ろうとする。

獲物を追う者というのは、他の者からしたら隙だらけになってしまう物だ。
それに加えて、ほむらは無意識に相手を侮り、時間を止める能力を使わなかった。
それが彼女の敗因であり、死因となった。

一発の凶弾が、あっけなく、暁美ほむらの命を奪い取った。


「・・・凄い反動だな。そう何回も使えないか。」
「しかし、便利なものだ。スナイパーライフルという物は」

織田敏憲は、未だに痛む肩を抑えながらも、笑みを浮かべる。
逃げていく小動物にも攻撃しようと思ったが、弾が少ない上に反動が大きいこの銃を、
あんな小さな獲物に使うのももったいない。

織田は大きく伸びをした後、ほむらの死体に近づいて支給品を回収し、その場を後にした。
残されたのは、暁美ほむらの無残な死体。
彼女の首輪には、大きな弾痕が残っていた。
その美しい顔から毀れる涙は、自分の愛しいものを救えなかった悲しみか。

152 混沌な名無しさん :2013/11/08(金) 13:48:04 ID:bNjG9M560
【暁美ほむら@魔法少女まどか☆マギカ 死亡確認】

【一日目・16時10分/大阪】

【織田敏憲@バトルロワイアル(漫画)】
【状態】無傷、銃の反動が少し残っている
【装備】スプリングフィールドM1903小銃(4/5)@現実
【道具】支給品一式×2、爆弾
【思考】
基本:殺せそうな相手は殺す
1:これからどこに向かおうか


【ケルベロス(小)@カードキャプターさくら】
【状態】健康
【装備】無し
【道具】支給品一式
【思考】
基本:どうしようか正直迷っている
0:ほむらから逃げる
1:桜と合流したい
2:ほむらは危険だと認識

153 とりあえず補完しとくか…… :2013/11/09(土) 02:37:28 ID:KEnQ6j0g0
 織田は公園を歩いていた。
公園にはモブの参加者が下手糞な埋め方をした地雷が転がっていたが、彼は気にせず進んで地雷を踏んだ。
その動きは、まるで地雷が見えていないようだった。
そして、彼が地雷の爆発で死ぬ様子を一人の少女が見届けていた。

「これで二人目ねえ。私の改竄力でカオスロワも楽勝だゾ」

 少女の名は食蜂操祈、学園都市最強の精神系能力者だ。
彼女は心理掌握と呼ばれる能力で、織田に対戦車地雷を踏ませたのだった。
それどころか、暁美ほむらがそれまでの思考を無視してケルベロスに襲い掛かったのも、そんな彼女を織田が狙撃したのも、食蜂が二人を洗脳して引き起こしたものだった。

「こうやって私を殺しそうな人を自滅させていけば、私の勝ちは決定力よねえ」

 そう言い残し、食蜂は去って行った。
後には哀れな道化の死体だけが残された。


 話は変わるが、今回のカオスロワでは、参加者の生死と現在位置の把握にテラカオス化の研究の副産物である魂センサーを使用している。
これは、その名の通り参加者の魂(無ければそれにあたるもの)の位置と状況を調べる機械であるが、何らかの要因で魂が変質し過ぎるとそれが別の魂だと誤認するという欠陥を抱えていた。
実は、暁美ほむらは狙撃されたものの生きてはいたのだが、彼女の能力では傷を治し切れず魔女化してしまっていた。
そして、魂センサーはほむらの魔女化を、ほむらが死んで新しい参加者が現れたのだと誤認していた。
食蜂の気づかぬところで、想定外の自体が起こり始めていたのだ。


【一日目・16時10分/大阪】

【食蜂操祈@とある科学の超電磁砲】
【状態】健康
【装備】ミニミ軽機関銃@現実、食蜂のリモコン@とある科学の超電磁砲
【道具】支給品一式
【思考】基本:どんな手を使ってでも生き残る。
1:自分を殺しそうな人間を洗脳して自滅させる。

【此岸の魔女ホムリリー@魔法少女まどか☆マギカ】
【状態】無傷
【装備】不明
【道具】支給品一式、他不明
【思考】基本:???
※暁美ほむらが魔女化した存在ですが、別の参加者扱いになってます。

【織田敏憲@バトルロワイアル(漫画) 死亡確認】
死因:爆死

154 壬生浪の魂は今も残る :2013/11/09(土) 11:11:37 ID:GqiIXh1E0
「こいつか、例の侵入者ってのは」
「ハハハ、ぐちゃぐちゃだぜ」
「ひっでぇ臭いだ。ハンサム顔が台無しだな」

ルーク・スカイウォーカーの死体を前に、モブの部下達が下品な声を上げている。
彼らにとっては、人の死など取るに足らない者なのだろう。

(下衆どもめ…)

山崎烝は、内心で彼らの発言に不快感を覚えながらも、それを顔に出すことはない。
密偵としての経験から、彼は感情を抑えることに慣れていた。
やがて、モブの部下達は去っていく。

(……さて、これからどうするか)

ルークの侵入のどさくさに紛れて、山崎もまた九州ロボへの侵入に成功していた。
彼は混乱に乗じて雑兵を殺し、制服を奪い取ってモブの部下になりすましていた。
その死体はルークがやったように偽装している。

彼の目的は情報収集。
新撰組の一員として訓練を受けてはいたが、ルークと織莉子の戦いを見た限りでは
戦いでは自分に付け入る隙は無さそうだ。
ならば、自分の本来の役目を果たすのみ。

上から命令でもあったのか、多くのモブ達が一箇所に移動している。
山崎は彼らの中に紛れこみ、しばらするとすっかり溶け込んでいた。
その様は、忍者というにふさわしいものだった。

【一日目・16時20分/九州ロボ(日本海を飛行中)・福岡県】

【山崎烝@史実】
【状態】健康
【装備】なし
【道具】支給品一式
【思考】
基本:主催の情報を探る
1:モブの部下に紛れて情報収集
2:できれば有力な対主催と合流したい

155 忍者の潜入 :2013/11/09(土) 19:03:50 ID:vIY4s.Zc0
「……なるほど」

そのようにつぶやきデータベースを調べているのは飛竜だ
ルーク侵入のどたばたによって飛竜も侵入に成功したのだ
ちゃんと変装もしている

「……もうすこしか」

彼はデータベースを調べ、主催者側の情報を手に入れていた
そしてロックが厳しいデーターももう少しでロックが解除できるときたときに

ビッー!ビッー!
「……っ!」
(しまった!)

この音は明らかに侵入者などの発見した際の警告音だ
飛竜は重要なデーターをロック解除をしようとして何かしらのミスをしてしまったのだろう
そして走ってくる音が聞こえる
明らかにデータベースに近づいてくる

「ちっ!」

そのように舌打ちし壁づたいし、天井まで近づき、その天井を自分が入れるくらいに切った
そしてその天井に侵入し身を隠す、なお切った天井の一部はちゃんと戻している

(さて、ここにこれ以上いても無意味か、ならここから脱出するか)

そう考え飛竜は機動兵器格納庫へと向かう
先ほど脱走騒動があったが残った機体もあるだろう
ちゃんと九州ロボの地図も手に入れているため迷うことはないだろう

【一日目・16時35分/九州ロボ(日本海を飛行中)・福岡県】

【飛竜@ストライダー飛竜】
【状態】健康
【装備】光剣サイファー@ストライダー飛竜 各種オプション
【道具】支給品一式 
【思考】基本:主催を抹殺する
1:今は九州ロボから脱出する
2:そのために機動兵器格納庫へ行く

156 アンチヒーロー、空を往く :2013/11/10(日) 19:31:53 ID:sPsmHO1g0

 一方その頃、滋賀上空では。

「ハーッハッハッハッハ、ハーッハッハッハッハ!」
黒いマントを羽織った黄金の髑髏男が、高笑いしながら空を飛んでいた。

このロワでの彼の行動指針は、まだわからない……。

【一日目・16時37分/滋賀県大津市】

【黄金バット@黄金バット】
【状態】健康
【装備】タケコプター@ドラえもん
【道具】支給品一式
【思考】
基本:???
1:ハーッハッハッハッハ

157 デビルズ・アイシング :2013/11/14(木) 21:27:22 ID:NVbi89ic0
「はぁ……やっと人間に戻れたわ……」

 と、犬だった頃に拾ったデイパックに入っていたヒートテックな衣類に身を包んだムーンブルクの王女が呟いた。
どうにか恐山でラーの鏡を見つけた彼女は、ヒートテックな衣類に身を包みながらラーの鏡を見る事で全裸で凍え死ぬなんて事にならず、無事元の姿に戻った。
しかし喜ぶのも束の間、彼女は自分を見下ろす巨大な影に気づいた。

「なっ!?今度は魔物!?いい加減に……」

 それは、成人男性20人分以上もの身長を持ち、豚のような頭に蝙蝠のような耳がついた、六本の腕を持つ黒い何かだった。
その名はオーバーデビル、古より存在する最凶のオーバーマンだ。
それは、ムーンブルクの王女が何らかの行動を起こす前に動き出していた。

「あ、あれ……なんか力が……」

 オーバーデビルの“オーバーフリーズ”というあらゆるものを凍らせる力がムーンブルクの王女の心を凍りつかせたのだ。
どういう訳か、ムーンブルクの王女にはオーバーマンのパイロットとしての適性であるオーバーセンスがそれなりに優れていたのだ。
それに目を付けたオーバーデビルは、彼女の心を凍らせ、そのまま彼女を取り込んだのだった。


 一方、恐山へと向かっていたはずのフリーザーは恐山の近くで止まっていた。
恐山を中心に気温が異常なまでに低下しているのにフリーザーが気付いたのだ。
ちなみに、この現象もオーバーデビルのオーバーフリーズによるものなのだが、フリーザーがそれを知るはずもなかった。

「青森県に入ってから二人も凍死した奴がいたし、恐山に行かないほうが良いのか?」

 考え込むフリーザー。
幾ら伝説のポケモンとはいえ、これ程までに強烈に気候を操る力を持つ存在と戦うのは無謀だが、氷タイプの自分としては過ごしやすい気候であるのも確かだった。
そして、そんなフリーザーを後目に極寒のエリアが徐々に広がって行っているのであった。


【一日目・16時40分/青森県・恐山】

【オーバーデビル@OVERMANキングゲイナー】
【状態】無傷、ムーンブルクの王女を取り込んだ
【装備】なし
【道具】支給品一式、他不明
【思考】基本:世界を凍りつかせる
※恐山にいる彼?を中心にして気温が急激に低下しているエリアが広がっています。

【ムーンブルクの王女@DQ2】
【状態】心が凍りついた、オーバーデビルに取り込まれた
【装備】ヒートテックな衣類
【道具】支給品一式
【思考】基本:オーバーデビルに従う


【同時刻/青森県・恐山の近く】

【フリーザー@ポケットモンスター】
【状態】陽気最速HC振り
【装備】なし
【道具】支給品一式、カゴのみ
【思考】基本:生き残る
1:恐山に行くかどうか迷っている

【織田敏憲@バトルロワイアル(漫画) 死亡確認】
【食蜂操祈@とある科学の超電磁砲 死亡確認】
死因:オーバーフリーズの影響で凍死

158 疑惑の、□□ :2013/11/15(金) 12:19:14 ID:w13JZ9BU0
煌びやかな豪邸の廊下に、銃声と同じ音程のドスの効いた声三つが響く。

「ザッケンナコラー!」
「ザッケンナコラー!」
「ザッケンナコラー!」

発砲しているのは強面のヤクザ集団。
スーツや装備に関してはまだしも、そのヤクザたちの背丈・顔つき・髪型・声質までもが全てが同じであった。
こいつらはクローンのヤクザ、クローンヤクザなのだ。 コワイ。
そんな彼らはこの豪邸の警護を任されており、今はある侵入者たちとの交戦状態に陥っている。
その侵入者たちは仮面ライダーフォーゼとカエルゾディアーツと、ついでに患者が一名……すなわちヒノケン一行である。

「うるさい! おまえらまとめて死ねィ、であります!!」

カエルゾディアーツことケロロ軍曹は豪邸に備え付けられたテレビから先の放送を聞き、戦友の一人であるギロロ伍長の死を知って非常に気

が立っていた。
その怒りを力に変えるかのごとくカエルゾディアーツの機敏さとサイズの小ささを利用してヤクザたちの放つ弾幕をかわしていき、己の間合

いまで接近すると、舌を長く伸ばして一人のヤクザの首を絡め取る。

「どりゃあああああ!!」

次にゾディアーツとして強化された舌の力を活かして、捕縛したヤクザの首根っこを引っ張って浮き上げさせ、そのまま鈍器代わりに他の二

人のヤクザに叩きつける!
そのパワーは数撃で三者の全身を複雑骨折させるほどの強さである。

「「「グワーッ!!」」」

独特な断末魔の叫びを上げ、アバラを粉々に、手足や首の骨は曲がってはいけない方向に向けさせて三人のクローンヤクザたちは死んだ。
だが、すぐに増援として別のクローンヤクザたちが現れた。 そちらはケロロではなくヒノケンを狙っている。
クローンヤクザは量産型であり、相当の金持ちの家ならば敷地に何十人と配置されている場合がある。
一人二人殺しただけでは大局は変わらないのだ。
それでも侵入者のリーダーはWWWの一角であるヒノケン、それに加えて仮面ライダーフォーゼ・ファイアーステイツを纏っている。
質より量を優先したクローンヤクザ程度に負ける道理などなく、ヒーハックガンですぐに焼却された。

「「「グワーッ!!」」」
「クソッ、軽く三時間以上戦っているが、いくら焼き殺してもキリがねえ」

ヒノケンとケロロの周りには、クローンヤクザの死骸が奇麗な床を血と炭で汚しきるほど転がっていた。
たった今、殺した分も含めれば約20人は殺している。
それでも増援が止む気配は一向になく、仮面ライダーとゾディアーツと言えど、このままでは消耗は必死である。

「オイ、ファイアマン! まだ脱出ルートを割り出せねえのか!?」
『申し訳ありません、全力でやっていますがセキュリティレベルが高く、地図検索すら難しい状態です』
「早くしろ、チンタラやってたら三人まとめて地獄行きだ!」


炎を喰らう謎の女、四条貴音からエスケープのバトルチップを使い、逃走に成功したヒノケン一行。
ただし逃走成功の代償として場所は選べず、東京都内のどこかにランダムでワープさせられるのであった。
その場所は――

(まさか首相官邸の地下に飛ばされるとはな……)

159 疑惑の、□□ :2013/11/15(金) 12:21:18 ID:w13JZ9BU0

送られた先は首相官邸であるとファイアマンの検索により知った……といっても多くの日本人が知る『表の』首相官邸ではなく、地下に建て

られた『裏の』首相官邸である。
小奇麗だが地味な印象がする地上部分とはうって変わって、贅沢な豪邸の如き造りの空間が地下にはあったのだ。
50人は収容できそうなパーティルーム、世界の美味珍味が揃った厨房、いろんな機能の風呂があるバスルーム、『禁則事項』用の大部屋、大

量の札束や宝石が眠ってそうな巨大金庫(うぐいすが盗みに入ったため、一つ開いてた)、娯楽に関してはなんでもありの施設である。
さらに付け加えれば、建物の状態からしてまだ築4年も経ってなさそうだ……つまり、時期からして野田総理か先代総理辺りが政権を取って

から勝手に改装したのだと想像できる。

(十中八九、この豪邸は税金をちょろまかして建ててやがるな。
これだけのものを建てられる金があるなら、国民の何百人かは路頭に迷わずに済んだろうに……
ま、税金を払ってない犯罪者の俺には関係のねぇ話だが)

国民が納めた血税でこんな豪邸を地下に隠すように建てていたと知られたら総理の支持率低下は必至だったろう。
少なくともバトロワ前はそうであったに違いない、とヒノケンは考える

日本の税関連の事情はともかく、現在、ヒノケンたちが目指しているのは地上への脱出である。
貴音から逃げてきたようにもう一度、エスケープのバトルチップを使ったが、制限によるものか再使用できなかった。
ファイアマンによるとあと数時間は使用できないらしい。
ならば自力で脱出するしか道はないのだが、この地下豪邸はちょっとしたダンジョンになっていると過言ではないほど広い。
反して強力すぎる武器を使うと崩落で生き埋めになるリスクも存在し、多少のボヤならまだしも、病院を襲撃してきた時のように天井や壁を

燃やしながら進むこともできないのだ。
警護のクローンヤクザたちは一切聞き耳持たず攻撃してくるので、倒しながら進むしかないのだ。

「それよりヒノケン殿! 一体いつまでこの善野とかいう女を連れて行くつもりでありますか!?
さっきの放送で末原たちが死んで先の作戦ができなくなった以上、殺すかその辺に放置でもいいのでは?」
「人質ごと野田を殺す作戦はおじゃんになったが、奴隷商にでも売りつけて貴重な食料と医療品と交換する程度の利用価値はある。
苦労して手に入れた以上タダで手放すのはもったいない、その女は生かしておけ」
「りょ、了解であります」

放送より指名手配されていた二人が死亡により、引渡しの際に人質ごと野田を焼き殺す計画は台無しになった。
よって動けない善野監督は荷物でしかないが、まだ利用価値を見出しているヒノケンはこの場で手放さないことにした。
実際、武器には恵まれている彼らだが、食料は有限で体を治す薬の類は一切ない。
万が一のためにどこかで手に入れる必要があり、善野はそのための引換券だ。
ケロロは不服には思いながらも忠誠を誓っているヒノケンの命令には従い、長く伸ばした舌で女を運ぶのであった。

(しかし、不可効力とはいえ首相官邸に入っちまったが、首輪を爆破されてないところからして主催への反抗と見なされてないのか?
それか、クローン共で事足りると思われているのか、いちおう何も盗っちゃいないから問題なしとされているのか?
どちらにせよ、今は主催に目をつけられると面倒だぜ……暗殺しづらくなるからな)

脱出口を求めて廊下を走るヒノケンは、主催側のリアクションがやけに薄いことに疑問を持つ(考えようによってはクローンたちの人海戦法

で十分すぎる応酬だが)。
ちなみに犯罪者のヒノケンが、この場で何も盗んでいないのは正義心からではなく、野田を殺せばこの豪邸の全てを総取りできると思ってい

るからである。

そんな考えを脳裏に浮かべていたヒノケンはここでミスを犯す。

「ヒノケン殿、前、まえ!!」
「……はっ!」

思考による一瞬の集中力の乱れが、ヒノケンに10数m先への見落としを起こさせた。
天井に備えつけられた無人の機関銃――セントリーガンだ!
セントリーガンの銃口が火を吹き、放たれた銃弾がヒノケン胸部に数発直撃する。

「ぐはぁ!!」

多大な衝撃を受け、ヒノケンは床に尻餅をつく。
コズミックエナジーで作られたライダースーツに守られていなければ、肉塊となって弾け飛んでいたところだ。
ケロロは急いでヒノケンを助けおこし、善野も含めて廊下の曲がり角に隠れる。

160 疑惑の、□□ :2013/11/15(金) 12:22:53 ID:w13JZ9BU0

「ヒノケン殿! 無事でありますか!?」
「俺としたことが油断したぜ……」
「よくもヒノケン殿を! これでも喰らえ!」

ケロロは曲がり角から飛び出して口から粘性を帯びたものを吐き出し、セントリーガンにぶつけた。
それを食らったセントリーガンは、黒煙を上げながら故障する。

「今、吐いたのはなんだ?」
「カエルゾディアーツの能力の一つ、ガマ油であります!」
「……ガマ油って口から吐くもんだったか? まあいい」

油を被って動けなくなったセントリーガンにヒノケンはヒーハックガンの炎を、先程の報復と言わんばかりに撃ち込む。
セントリーガンはメラメラと燃えて爆散した。

「なるほどな、軍曹のガマ油の引火で火炎の威力底上げができるわけだ。
今後はこの能力を利用させてもら……ツッ!?」

ヒノケンは言いかけて、先ほどセントリーガンにやられた胸部を抑えてかがみ込む。
ケロロには仮面越しでもヒノケンが痛みで顔を青くしているのがわかった。

『ヒノケン様!』
「ヒノケン殿! どうしたでありますか!?」
「……さっきの銃撃でアバラにヒビを入れられたかもしれねぇな」
『怪我をされたのですか!』
「大丈夫でありますか?」
「余計な気遣いは無用だ、俺にも男としての意地がある……それに――」

並の防弾チョッキよりは遥かに頑丈なライダースーツとはいえ、肉体への衝撃を完全には殺しきれなかったようだ。
ヒノケンは胸部に多大なダメージを受けていたにも関わらず、新しいクローンヤクザの援軍はすぐ近くまで接近していた。

「「「ザッケンナコラー!」」」
「――おちおち、休んでいる暇はなさそうだ……」
「ええい、やかましいカトンボ共でありますな!」

ヒノケンは痛みをこらえて立ち上がり、ヤクザたちにヒーハックガンの銃口を向ける。
それに続いて、ケロロはファイティングポーズを構えた。

「軍曹、この場所じゃ火炎放射を持ったコギャルを焼き殺した時のような大技が使えねえ。
この局面だと俺の火力より、おまえの肉弾戦がモノをいうだろう。
性に合わねえが、今回は後方でサポートに回る。 おまえが前衛で暴れろ」
「了解であります!」

そして、ヤクザたちとの何度目かの交戦が始まる――筈だった。
クローンヤクザたちはヒノケンたちに一定距離まで近づくと、機械のようにピタリと止まって銃を下ろした。

「?!」
「急に撃ってこなくなったでありますな……?」

敵の突然の戦闘行為の中止を、戸惑うヒノケンとケロロ。
何かの罠かと思い、警戒して様子を見てみると、ヤクザをかき分けて一人と一匹の男と虎が現れた。
男は三白眼をした一見臆病者のような顔に小柄な体格を持ち、知らない者から見ると学ランに見えなくもない大正風の軍服を着ており、白い毛並みに非常長い犬歯を持った虎――サーベルタイガーが隣にいた。
そんな突然の来訪者にヒノケンは凄むように正体を問いた。

「なんだてめえは! 主催の手先か?」
「ああ、そうだ。 僕は新城直衛、この首相官邸の管理を任されているものだ。
こっちのネコ(サーベルタイガー)は僕の相棒の千早だ」
「グルルルル……!!」

どこぞのアイドルと似た名前を持つ虎は、主人に敵意を向ける相手に対して白い毛を逆立てて威嚇する。
引き金を引こうとする瞬間、襲いかかってきそうな迫力はあったが、それでたじろぐほどヒノケンはヤワではなかった。

「その主催の手先が何の用だ……と聞くまでもねぇな。
この官邸で散々暴れまわったんだ。 大方、俺たちを殺しに来たってところか」
「……だったらどうする?」
「決まってんだろ、てめえを殺してここから出るぜ!」
「僕を殺してここから出るか……そう、うまくいくかな?」
「なんだと!」

161 疑惑の、□□ :2013/11/15(金) 12:23:22 ID:w13JZ9BU0

殺意を向けてくるヒノケンに、新城は不敵な笑みを浮かべると自身のディパックからカードケースのようなものを取り出し、妙に複雑なポーズを取りながらカードケースを手近な鏡に向けてかざす。
すると、鏡の中からベルトが現れ、新城の腰に装着された。
さらに新城は一言つぶやきながら、ベルトの窪みにカードケースを挿入した。

「変身」

新城の姿がみるみるうちに変わっていき、虎をイメージした騎士鎧の如き戦闘スーツがまとわれた。
ここでヒノケンたちは、ベルトによる変身プロセスの類似性から、ある可能性に気づいた。

『これは……』
「ヒノケン殿、こいつはもしかして」
「仮面ライダーか!」
「そうだ。 君のとはタイプが違うが、れっきとした仮面ライダーさ」

新城はタイガのデッキをもってして仮面ライダータイガに変身した。
仮面ライダーの戦闘力の高さはヒノケン自身が身をもって理解している。
すなわち、交戦によって自分たちが命を失うリスクが格段に増したことを意味していた。
しかも、よく見ると鏡の中には虎型のモンスターまでいる。

「こっちのねこはデストワイルダーだ。
ミラーモンスターという鏡の中に住む魔物だけど、短時間なら鏡の外に出て人を襲うこともあるそうだ。
さらに……!」

周辺から多数の「ザッザッザッザ」という足音と、「ザッケンナコラー」という咆哮がこだました。
ヒノケンたちは辺りを見回すと、前後左右合わせて数十のクローンヤクザに包囲されていることに気づいた。

「囲まれたでありますか……!?」
「君たちと話をしている間に、この官邸に残っている兵隊を集結させてもらったよ。 ザッと30人はいる。
さて、これだけの戦力を相手に君たちは無傷でここから出られるかな?」
「コイツ!」

構図で言うならば動けない善野を除いて2対33、ヒノケン側が数の上で不利である。
クローンヤクザだけなら仮面ライダーやゾディアーツの敵ではないが、敵側の仮面ライダーと虎の怪物二匹相手は厄介である。
ケロロはもちろん、流石のヒノケンもこれには焦りを禁じ得なかった。
だが、どんなに困難でもこいつらを焼き払わなければ死ぬだけだ。
怯えている暇はない……すぐに攻撃に移らなければ――

「まあ、待ってくれ。 僕は君たちと戦いにきたわけじゃないんだ」
「なんだと……?」

ヒノケンが恐れを捨てて戦いを始めようとした時、新城の方から意外な言葉が出てきた。

「ついさっき、君たちは殺し合いを盛り上げてくれそうだから地上に返してやれ、と上から命令がきたんだ。
このまま何もせずに出ていき、二度と官邸の中に入ってこないと約束するのだったら、三人ともここから出してやろう」

けして難しくない条件付きで、主催者の手先がこの場を見逃してくれるのだという。
しかし、ケロロは相手の言葉を疑い、ヒノケンに意見をする。

「ヒノケン殿、これはきっと罠であります! 敵の言葉なんて信じてはなりません!」
「……信じる信じないは勝手だけど、どちらにせよ君たちに勝ち目は薄いぞ。
大軍相手に戦うなら火力が必要になるけど、あまりに強力な炎を出せば建物が崩落して自滅しかねない。
この閉鎖空間は火のバトルチップ使いである火野ケンイチの実力を100%発揮できないのだからね」
「貴様……!」
「さぁ、早く選ぶんだ。 僕の言葉を信じてここから出るか、信用せずに僕らと戦うかね!」

新城は敵が強力なバトルチップを使えないことは既に把握しており、おまえらなど怖くないという余裕が仮面ごしに伝わってくる。
ヒノケン側は仮に交戦すれば厳しい条件下で戦わなければならない。
故に、男の決断は――

「……チッ。 さっさと地上に案内しろ」
「ヒノケン殿!?」
「ただし!!」

ヒノケンは新城に承諾し、交戦回避の道を選んだ。
だが、ヒノケンは同時にバトルチップをPETに詰めていき、いつでもヘルズバーナーを放てる態勢をとった。

「俺たちを罠に嵌めようとか、少しでも妙な真似をしやがったら容赦なくぶっぱなす!
崩落が起きれば俺たちも死ぬが、その時は同じ建物にいるてめえだって道連れだ。
そこんとこ、忘れんじゃねぇぞ?」

ただ言われるがままではなく、最悪の場合でも敵を道連れにする。
ヒノケンもこの閉鎖空間を利用して、相手の命を握ったのだ。

「わかった。 君ならやりかねないしな。
それじゃあ地上に案内しよう。 ついてくるんだ」

新城の先導に沿って、ヒノケンたちは官邸地下にある豪邸を後にした……




162 疑惑の、□□ :2013/11/15(金) 12:24:17 ID:w13JZ9BU0


――地上、首相官邸の門前。
主催者の手先である新城はヒノケンたちを罠に嵌める気は一切なかったようで、三人は無事に地上に出ることができた。

「最後に一つ言っておくけど、生き埋めになることはなくなったからと言って外から官邸を燃やそうとするなよ?
そんなことをすれば主催に目をつけられて、寝食もろくにできなくなるくらい命を狙われると思ったほうがいい。
その前に首輪を爆破されるかもしれないけどね」
「うるせえ、その程度のことはわかってらぁ! とっとと失せろ!」

相手に釘を刺した後、新城は官邸の中に戻っていった。
それを見送るヒノケンはどこか不機嫌そうであった。
新城の見下すような態度が癪に触ったのだろう。

「あの野郎はあとで燃やす……野田を殺してバトロワを支配できるようになったら絶対に丸焼きにしてやる」
「ヒノケン殿、これからどうするでありますか?」

新城を官邸ごと燃やしてしまいたい衝動を今は抑え、部下のカエルと今後を話し合う。

「末原たちが死んじまった以上、例の作戦は無理だ。
どっかで計画の練り直しを考える必要があるな。
……それに何時間も戦いっぱなしだぜ、いいかげん休みてぇ」
「そういえばお腹も空いてきたでありますな、どこかに手頃な休憩場所でもあればいいでありますが」
「そうだな……」

二人が話し合っている中で、ファイアマンが話に割り込んできた。

『……ヒノケン様、少しよろしいでしょうか? 少し疑問に思ったことが……』
「悪いがもうクタクタだ。 質問なら後でいくらでも聞いてやるから今は休憩場所を探してくれ」
『しかし……いえ、わかりました。 急いでヒノケン様たちが休憩できる安全地帯を探します』

その後、疲労困憊のヒノケン・ケロロ・人質の善野の三人はファイアマンが見つけた休憩に最適な場所に向けて移動を開始した。



主たちを安全地帯へ誘導する中で、フォーゼドライバーの内部でファイアマンは考えていた。

(あれだけの数の警備兵とセントリーガンなどのトラップがある豪邸から、どうやって千石うぐいすたちは一億円を盗んだんだ?)

カオスロワちゃんねるで調べたところ、千石うぐいすは野球が上手いだけの高校生、片や末原恭子は麻雀が上手いだけの女子高生。
カオスロワちゃんねるに嘘がなければ戦闘や潜入に関する技術はないはずなのだ。

(――だのに、この豪邸は私たちが来るまで戦闘の痕は一切なかった。
仮に官邸に入った際、壁に銃痕の一つでも残ってないのはおかしいのでは?)

ファイアマンの疑念は募っていく。

(先ほど訪れた金庫だって考えてみれば不可解なのだ。
盗み取った形跡はあったが、爆弾の類を使って強引にこじ開けたのではなく、普通にダイヤルを回して開けていたのか無傷だった。
……つまり、二人は『金庫の正しいダイヤルの回し方』を最初から知っていたことにならないか?)

うぐいすと末原は戦いに関しては素人である筈なのでヤクザとトラップの多い地下豪邸から一億円を持ち出すのは難しい。
にも関わらず、豪邸には戦闘の形跡がなく、金庫は強引な手段ではなくダイヤルを回す普通のやり方で開いていた。
それを考え始めると、ファイアマンの中で千石うぐいす・末原恭子の二人が得体のしれないものに見えてきた。

(強引に解釈すればエスケープのようなバトルチップのように、移動や潜入に関する支給品に恵まれていたからとも考えられるが。
もしかすると千石たちの指名手配自体が、参加者同士に窃盗犯を奪い合わせることで殺し合いを加速させるための『出来レース』だったのか?)

出来レースだとすれば、末原をおびき寄せる人質に取るために病院を襲撃し何人か焼殺した自分たちは、まんまと主催の掌で踊っていたことになる。
しかし、いくら考えても真実にたどり着けはしない。 なぜなら情報というパズルのピースが足りないからである。

(クッ、現状では憶測しか出てこない。
せめて官邸のコンピューターにハッキングできれば良かったんだが、セキュリティレベルが高すぎた。
そもそも、あの乱戦状態ではハッキング自体できる余裕がなかった)

そして、主催者の手先によって官邸から追い出され、二度と入ることはできない。
真実が手に入らない以上、もはや千石うぐいすたちの事は考えるだけ無駄だろうか?

163 疑惑の、□□ :2013/11/15(金) 12:25:08 ID:w13JZ9BU0

(――しかし、なんだか嫌な予感がする。
知っておかないと、あとで後悔しそうな何かを感じる。
……ただの気のせいならそれで良いのだが)

千石・末原両名に何かアンタッチャブルなものを感じ、考察を続ける。
将来的にそれがヒノケンの助けになるかもしれないともファイアマンは考え、安全地帯にヒノケンらを導いたら自分の考えを報告するだけしてみよう、とファイアマンはフォーゼドライバーの内部で考えていた。


【一日目・16時00分/東京・首相官邸近く】

【ケロロ軍曹@ケロロ軍曹】
【状態】疲労(大)意気高揚、カエルゾディアーツ
【装備】ゾディアーツスイッチ@仮面ライダーフォーゼ
【道具】支給品一式
【思考】
基本:バトルロワイアルを支配する
0:どこか安全な場所で休憩し、作戦を練り直す
1:ノダの抹殺
2:ヒノケン殿に尽くす
3:ギロロ……
※カエルゾディアーツの能力として、高所への跳躍・高所からの着地可能・舌を長く伸ばす・ガマ油を吐く能力があるようです。
まだあるかもしれません。

【火野ケンイチ@ロックマンエグゼ】
【状態】疲労(大)、ダメージ(中)
【装備】フォーゼドライバー @仮面ライダーフォーゼ
【道具】支給品一式
【思考】
基本:バトルロワイアルを支配する
0:どこか安全な場所で休憩し、作戦を練り直す
1:ノダの抹殺
2:ケロロ軍曹を従える
3:あの女(四条貴音)が死んでくれてなによりだ
4:善野はまだ使い道がありそうなので、しばらくは生かしておく
※制限により、エスケープのバトルチップは一度使うと長時間使用できないようです

【ファイアマン@ロックマンエグゼ】
【状態】フォーゼドライバーの内部プログラム補助
【装備】火のバトルチップ一式
【道具】なし
【思考】
基本:ヒノケン様に尽くす
1:燃やしたい……!
2:千石うぐいすらに対する疑念

【善野監督@咲 -Saki-】
【状態】気絶
【装備】患者服
【道具】なし
【思考】
基本:……。
1:恭子……。




164 疑惑の、□□ :2013/11/15(金) 12:25:41 ID:w13JZ9BU0

新城直衛は変身を解き、官邸のモニターがある一室で相棒の千早の頭を撫でながら椅子に腰掛けている。
侵入者が荒らし回った地下の豪邸は一部のクローンヤクザたちに修復・清掃を任せている。

新城は主催者の手先であり、その中でも精鋭として抜擢された特務機関員である。
しかし、彼は主催側の人間でありながら、野田をはじめとする主催への反感を持っていた。
誰に言うでもなく、愚痴を呟くほどにだ。

「まったく、首相官邸の警護なんて嫌な仕事を任されてしまったね。
どんなに敵わない相手でも、参加者からも怪物たちからもここを守らなきゃいけない。
逃げたら反逆者と見なされて主催陣から追われる身になる……本当に貧乏くじもいいところだよ」

東京は激戦区になっており、そこにいる参加者のほとんどは対主催・マーダー問わず強者ばかり。
都庁はいつからか大量の怪物が巣食う死の塔になっている。
幸いにも前者は第二回放送での総理の警告及び、総理がここにはいないという情報が出回っているために積極的に足を運ぶ参加者は少なく、後者の怪物たちはここを無視している節があるようだ。
だが、いざ襲撃を受ければ仮面ライダーとサーベルタイガー、ミラーモンスターにヤクザたちがいるとはいえ、防衛しきれるかは疑問だ。
余談だが先の襲撃によってクローンヤクザが半数近く殺されたため、その分だけ防衛力は大幅に下がってしまった。
ヒノケンたちの前では涼しい顔をしていたが、内心は多くの部下を殺されて戦々恐々であった。

「第一、総理も総理だ。
そんなに自分の財産を守りたいなら、最初から官邸の外に持ち出しておけよ。
それが無理なら禁止エリアを東京に設定して参加者を東京自体に近寄れないようにしとけばいいものを」

総理の浅慮ぶりに呆れるばかりの新城。
おまけに首相官邸の地下にある豪邸を見てしまったため、新城の中で総理の人間性への評価もガタ落ちである。
そんな不満ばかりであるが、彼には主催から離反できない理由があった。
新城は苛立ちを千早の喉を撫でることで忘れようとする。

「グルルルルル」
「……いかんいかん。
ここで癇癪を起こせば蓮乃姉さんの身が危なくなる。
この官邸から出ていける言い訳が立つまではここから出て行くべきじゃない」

新城は主催に協力する見返りとして幼馴染で義理の姉である蓮乃を殺し合いの参加者から外されることになっている。
今頃、彼女は主催の用意したシェルターで殺し合いが終わるまで匿われている手筈だ。
新城が裏切れば、蓮乃は良くて他の参加者同様に首輪を嵌められた上にシェルターから追放、最悪の場合はその場で殺されるのだ。
他の機関員については知らないが、一部は新城と同じように大切な人を守るために主催に与した者もいるだろう。


「はあ……しいていうならコイツが裏切らなければ、僕がこんな任務につくこともなかったんだろうな」

実は、首相官邸の警護を任されていた者は新城が最初ではない。
最初に警護の任務についた者が、バトロワ開始直後にいきなり裏切ったために、後釜として新城が赴任してきたのだ。
その当時の映像を新城はモニターで確認している。

主催に属する機関の者なので、警護のクローンヤクザたちを素通りでき、セントリーガンによるトラップも作動しない。
そのまま金庫に入り、ダイヤルを回して金をディパックに詰め込み、官邸から黙って出て行く……そんな一部始終を新城を見ていた。


「□□、そんなに金が欲しかったのか?
その金は主催に追われるリスクに見合ったものか?
それとも、金はついでであって、主催を裏切るだけの理由が君にはあったのか?」

映像の中に映る□□に問いかけた新城だが、答えが返ってくることはなかった。



さあ、諸君にクイズである。
□□に入る名前は何でしょうか?


【一日目・16時00分/東京・首相官邸内部】

【新城直衛@皇国の守護者】
【状態】健康
【装備】タイガのデッキ@仮面ライダー龍騎
【道具】支給品一式、千早@皇国の守護者、クローンヤクザ@ニンジャスレイヤー×30
【思考】
基本:義理の姉(蓮乃)のために特務機関員として任務を全うする
1:首相官邸の警護をする
2:さっさと官邸から出たい
3:□□(元特務機関員)……なぜ、裏切ったんだ?
※特務機関員です
※□□が誰なのかは次の書き手氏にお任せします
※クローンヤクザは支給品扱いのため、殺してもキルスコアは増えません

165 疑惑の、□□ :2013/11/15(金) 12:27:35 ID:w13JZ9BU0
投下終了です。

166 赤い屈辱 :2013/11/17(日) 23:47:24 ID:DdS7QwP20
千葉県の某所で、2機のモビルスーツが激戦を繰り広げていた。

かたや赤い異型のMS、アルケーガンダム
それを駆るのは殺意と闘争本能のままに戦う男、アリー・アル・サーシェスだ。
かたや赤い騎士のような風体のMS、ガンダムエピオン。
それを駆るのはライトニング・カウントの異名を持つ亡国の王子、ゼクス・マーキス。
勝利の女神は、果たしてどちらに微笑むのだろうか。


「くたばりなぁ!!」

アルケーガンダムはライフルを敵のガンダムに向けて放つ。
それは正確な射撃だったが、ガンダムエピオンは軽々と避けてしまう。
これはもう30分以上も繰り返されてきた光景だ。
ガンダムエピオンの動きを見ただけで、サーシェスは相手が只者ではないと悟る。
だが、それはサーシェスにとって望む所。
弱者をつぶすのも戦争の醍醐味だが、強者との戦いもまた戦争の醍醐味。
サーシェスは歓喜に目を大きく開き、攻撃を続行する。

「そうそう!そうゆう相手を待ってたんだよ、俺はなぁ!!!」

サーシェスはライフルを放ちながらも、別の武装、GNファングを展開する。
ライフルとファングの同時攻撃でガンダムエピオンを仕留めるつもりだ。

「……お前のような男に!」

ゼクスの声と同時にガンダムエピオンの瞳が光る。
まるで主の闘志に答えようとしているように。
次の瞬間、ガンダムエピオンは変形し、鳥のような姿へと変わる。
ガンダムエピオンのモビルアーマー形態だ。
その並外れた機動性とゼクスの技量により、ガンダムエピオンはアルケーガンダムの攻撃を回避しながらアルケーガンダムへと接近していく。

その美しい様は、逃げようとしていたLとベルナドットが思わず見とれてしまうほど。

167 赤い屈辱 :2013/11/17(日) 23:50:42 ID:DdS7QwP20
「くるかァ!!」

自分の攻撃が全て回避されたというのに、サーシェスに焦る様子はない。
目の前のMSは確かに高い性能を持っており、パイロットの技量も自分に匹敵するものだ。
それでも、サーシェスには敵を倒す絶対の自信があった。

「貰った!」

ガンダムエピオンのクローが大きく展開される。
すれ違いざまにアルケーガンダムに一撃を加えるつもりなのだろう。
2機の距離はどんどんと縮まっており、ガンダムエピオンが標的を引き裂くのは時間の問題のように思えた。

「詰めが甘いぜ、ガンダムさんよ!」

ガンダムエピオンの行く手を阻むように、4機のGNファングが展開され、一斉射撃を行う。
これはガンダムエピオンが突撃してくることを読んだサーシェスが予め配置しておいたもの。
その射撃精度は先ほどのそれとは段違いだった。
前回の攻撃の際、サーシェスは相手の油断を誘う為手を抜いていた。
今度の攻撃はサーシェスの本気の一撃。
新型ナノマシンで闘争本能が強化されていることを加えれば、サーシェスの生涯最高の一撃といえるかもしれない。

「捕らえたぜ!!ガンダム!」

そして、ガンダムエピオンの居た場所にGNバスターソードが振り下ろされる。
この一撃で、ガンダムエピオンは無残に撃墜される。
筈だった。

「何ィィィ!?」

そこには何も無く、サーシェス渾身の一撃は空しく空を切っていた。
そして、アルケーガンダムの背後には無傷のガンダムエピオン。
すでにモビルスーツ形態に戻っている。
ガンダムエピオンが静かにビームソードを振りかぶる。
サーシェスは必死で回避を試みる。
それにより、致命的なダメージを負うことは避けられたが、左腕を綺麗に切断されてしまう。

「ぐぅぅ!!!」
「仕留め損ねたか…だが!」

再度ビームソードを振りかぶる。
だが、アルケーガンダムから放たれていた全てのGNファングが一斉に突撃してきた為、その一撃は空を切る。
ガンダムエピオンがGNファング達を全て破壊したときには、既にアルケーガンダムは離脱していた。

168 赤い屈辱 :2013/11/17(日) 23:55:56 ID:DdS7QwP20
「これ程とはな………。」

ガンダムエピオンのコックピットの中で、荒い息を吐きながら一人呟く。
その顔にはいくつもの汗が流れている。
操縦の際に訪れる殺人的な加速や、ゼロシステムの精神的負担により彼は気力・体力共に消耗していた。
結果的に無傷で勝てたとは言え、ゼクスにとっても楽な戦いではなかったのだ。

コックピットに常備された携帯飲料を口にしながら、ゼクスは眼下の人影を見下ろす。
アルケーガンダムに追われていた男達、Lとベルナドットだ。
彼らをどう扱うべきだろうか。
二人の男を見ながら、ゼクスは静かに考える。



「あのデカブツ…俺達を護ってくれた、んだよな?」
「………そうですね。少なくても敵意は見えない。」

一方で、Lとベルナドットもまた、ガンダムエピオンへの対応を決めかねていた。



【一日目・16時20分/日本・千葉県】

【ゼクス・マーキス@新機動戦記ガンダムW 】
【状態】疲労(中)、精神的疲労(中)
【装備】ガンダムエピオン@新機動戦記ガンダムW
【道具】支給品一式 そのほか不明
【思考】基本:バトルロワイヤルを止める
1:目の前の男達への対処を考える

【ピップ・ベルナドット@HELLSING】
【状態】健康
【装備】自動式拳銃 M16
【道具】支給品一式
【思考】基本:バトルロワイヤルを生き残る
1;あのデカブツ(ガンダムエピオン)は味方なのか?
2:逃げそびれちまった

【L@DEATH NOTE】
【状態】健康
【装備】自動式拳銃
【道具】支給品一式 手榴弾×25
【思考】基本:バトルロワイヤルを止める
1:あのロボット(ガンダムエピオン)と接触する?

169 赤い屈辱 :2013/11/17(日) 23:59:32 ID:DdS7QwP20
あれ以上戦っても、サーシェスに勝ち目はなかっただろう。
闘争本能が増大しているサーシェスも、不利な時はさっと引くのだ。
この状況判断の的確さが、彼が多くの戦場で生き残った強者である証といえるだろう。

「はぁぁ……、はぁぁ………。ちくしょォォ!!」

まんまと逃げ切ったサーシェスだったが、その顔は屈辱にゆがんでいた。
必殺の一撃を軽々と避けられた上、大きなダメージまで負ってしまった。

「次会った時は…必ず堕とすぜぇ、赤いガンダム!!」



【一日目・16時30分/日本・千葉県】

【アリー・アル・サーシェス@機動戦士ガンダム00】
【状態】疲労(中)、強い屈辱 、ヒゲがない
【装備】アルケーガンダム@機動戦士ガンダム00 (左腕無し、GNファング全機喪失)
【道具】支給品一式、熱線銃
【思考】基本:カオスロワという名の戦争を楽しむ
1:参加者は片っ端から虐殺
2:赤いガンダム(ガンダムエピオン)には必ず雪辱する
※新型ナノマシンにより、闘争本能等が増大しました。
※主催の一員ですが、すっかり頭の中から抜けてしまいました

170 練習って大事だからね :2013/11/18(月) 21:13:30 ID:JWQqrEbo0

 明治神宮野球場。
 拳王軍は国会強襲とは名ばかりの国会見学を終え、ここに立ち寄っていた。
 国会には誰もいなかったので、とりあえず、野球の練習をすることになったのだ。
 第一の目的はこれからの激戦に備えての各々レベルアップ。
 なお、ラオウは野球のルールブックを一から読むことになった。

「ぬぅ……字が多すぎて読めんわ!!!」
(小学生用のルールブックなんですけどねぇ)

 そら、拳王様だもの。
 仕方ないので、他の配下の様子を見に行くことにした。

「さて、ムギちゃん、どこに行く?」
「そうですね、まずはブルペンに行きましょうか」

<ブルペンにて>

 ズバン、ズバン、ズバーン。と小気味良い音が響く。
 
「次、曲げていくわよ」
「ですなぁ」

 綺麗なオーバースローから放たれるシュートボールが構えたミットに収まる。
 球威、キレ共に問題はない。しかし、MEIKOは浮かない顔を浮かべる。 

「右バッターに有効でも、左バッターに効かないんじゃどうしようもないわね……」
「ですなぁ」

 あの試合、先頭バッターのヒィッツカラルドにぶつけて以降。
 全員が『左打席』に立たれてしまったのだ。
 これでは文字通り必殺の『MEIKOシュート』をバッターにぶつけることが出来ない。

(あくまでも自然を装うのは難しいわね)

 ストレートを普通にぶつければ退場になる。
 そこでデュークと一緒に新たな球種を覚えることにした。
 理想はストライクを取って、相手にぶつける。
 これならばバッターを壊しても退場にはならないのだ。

 それから試行錯誤が数回ほど行われた。
 途中、ラオウ達が来たが、MEIKOは一心不乱にボールを投げ続けた。
 そして―――

「行くわよ、新球……」

 身体を大きく捻る。
 バッターに背中が見えるくらい程度には捻る。

「ぬっ、MEIKOのフォームが変わった!?」
「あれは……横手投げ(サイドスロー)ですか?」

 今までのオーバースローではない。
 ピッチャープレートの右端からホームプレートの左端を狙う。
 所謂、『クロスファイヤー』と呼ばれる類のものである。
 ホームベースの左隅をギリギリでかすめ取るようにボールは通過する。
 そこから左バッターの内角をさらに抉るように急激に曲がる。
 それもほぼストレートと同じ速度を保ったまま、所謂『高速スライダー』。
 それに加えて、アルティメット・アーマーの出力を20%くらい開放して、『黄金の回転』を加えている。
 
 ギュイィィィンというわけのわからない音がバッターボックスにバッターとして見たてられた案山子から響いた。
 そのまま、案山子は錐揉み回転しながら宙に舞い上がり、見るも無残な姿になった。
 
「完成したわ……『MEIKOスライダー』が!」
「姉御の努力が報われましたなぁ」
(今、一瞬ボールが消えたような気がしたんですが気のせいでしょう)

 右打者には『MEIKOシュート』。
 左打者には『MEIKOスライダー』。
 もはやケンカ投法ではない、殺人投法のレベルまで昇華させた瞬間であった。

171 練習って大事だからね :2013/11/18(月) 21:13:56 ID:JWQqrEbo0

<グラウンドにて>

「センター、行くぞ!」

 クロえもんがバットでボールを打つ。
 所謂、守備練習(ノック)という奴である。

「遅すぎるぞ」

 それを平等院さんは難なくキャッチする。
 サーブの速度が時速200km/h以上超えるのだ。
 そして、テニスボールで人体が飛び、テニスボールで壁がぶっ壊れる世界の住人なのだ。
 ただの外野フライなど取れて当然なのだ。
 
「次、レフト!」

 ボールはレフトに向かって飛んでいったが、プニキは全く動かない。
 プニキは守備などする気はないのだ。だって、打撃が化け物なのだから。

「よっと」

 背面キャッチした、ショートを守っていたムネリンが。
 そう、所謂、『ショフト』というポジション取りである。
 レフト前ならムネリン。左中間よりなら平等院さんがカバーするシフトをとっているのだ。
 こうしなければ、外野にボールが飛んだ時に危険なのだ。
 もっとも内野は経験者が多いのであまり抜けないのだ。

「次はライト……イチロー選手!?」

 次にクロえもんがライトに打とうとした時であった。
 まるでそこに一流の野球選手がいたような感覚に陥った。
 
 クロえもんが見ているのは川崎が持っているイチロー選手のイメージだ。
 一流のスポーツ選手ならばイメージトレーニングのイメージを共有できるのだ。
 これがイチローさんへの愛が抑えきれない男の本気である。
 ……もっとも今、ライトには誰もいないのである。

「……ふっ、いいイメージだ」
「櫂さん、焼きそばをどうぞ」
「……ッ、これは……いいソースを使っている」

 その様子を一人のヴァンガードと一人の少女が焼きそばを食べながら見ていた。

<スタンドにて>

「奴らもリンクジョーカーの糧に……」
「櫂さん。さっきからリンクジョーカーってなんですか?」
「イメージしろ!」

 シャロは不安だった。
 同行者、櫂トシキの様子が明らかに変なのだ
 なんというか何かとりつかれたような表情をしている。
 そんな時であった。 

「お前らは強いのか?」
「ん? ネットバトルなら負ける気はしないけど?」
「一理ある」
「このディオにネットバトルを挑むなど、このマヌケがぁッ!」
「あのう……皆さんはもう少し人の話を聞いた方が……」

 常識を投げ捨てた光熱斗一行だ。
 彼らは一先ずの目的、『シンクロチップ』をチップトレーダーで手に入れ。
 首輪解除方法を捜索しているときにここ明治神宮球場に立ち寄ったのだ。

「貴様はレン……!?」
「いえ、違いますけど……?」
「どうでもいい、俺とファイトしろ……!」
(絶対どうでもいいことじゃないような)
「イメージしろ……! お前が俺に無様に負ける姿を……!」

 知り合いの声が似ている男。
 その男―――上条にヴァンガードファイトを挑みにかかる。
 というか、問答無用でヴァンガ魔法を放ったが……

「そのイメージは間違ってる、イリュージョン、幻想だ!」
「それ、私の中の人のセリフです〜」

 飛んできたヴァンガ魔法を右腕の幻想殺しで無効化して接近する。
 まるで忍者のような動きで素早く、迅速に。
 学園都市最強の能力者と戦えるのだから上条さんにとっては造作もないことである。

「―――まずはそのふざけた幻想をぶち殺す、目を覚ませッ!!」
「なっ!?」
 
 上条さんの右腕で、櫂を思いっきりぶん殴った。
 所謂、上条さんの男女平等パンチである。
 パリン――という、ガラスが割れるような音がした。
 櫂の体は数メートルほど吹っ飛んだ。

「……俺は今まで一体何を……?」

 櫂トシキは正気に戻った。
 リバースの呪縛を、ぶち殺したのだから。

「そこの者達、何をしておるッ!!」

 そこでラオウに声を掛けられた。

172 練習って大事だからね :2013/11/18(月) 21:14:19 ID:JWQqrEbo0

<再びグラウンド>


「ほう、貴様もまた野田とやらを倒すために……」
「うん! おじさんたちは?」
「おじさんではない、我が名はラオウ……! この世から野田を屠るものだ!」
「へぇ」

 こうして、光熱斗とラオウが出会ってしまった。
 そして、互いに情報交換した。

「つまり、東京にはいないだね」
「うむ、そのようだな!」
「では、どうするのだ、熱斗ッ!!」
「……俺がネットバトルで野田総理を引きつける、その間に熱斗とラオじさんたちが野球勝負を仕掛ければいいんじゃないかな?」
「デカオ!!」
「それだッ!」
「多数決を取るわ! 賛成のものは手を上げなさい、上げなかったらものは殺す!」

 満場一致で手が上がった。
 こうして行動方針が決定したのだ。

『熱斗君、本格的にいみがわからないよ』
「一理あるが、めんどいので流れに身を任せる」
「では、ならばここにはもう用はない、東京を出るぞ!」
「そうですね」
「いい判断だな」
「イチローさんは主催を倒してからでも遅くないですね(マジキチスマイル)」
「ハチミツがあれば、構わない」
「まあ、この首輪邪魔だしね」
「人事を尽くした甲斐があったのだよ」
「一理ある」
「ですなぁ」
「づら」

 こうして、拳王軍&光熱斗一行は日本最恐の辺境地『四国』を目指すことになったのだ。
 四国には恐らく熱斗の父・祐一郎がいるはず、そこで彼に首輪を外して、主催の居場所を発見すればコールドゲームである。
 そして、総勢新たに加わった仲間と共に電車ごっこロープで電車を編成し、彼らは駆け出した。

【一日目・17時00分/日本・東京都・明治神宮野球場】
【MEIKO@VOCALOID】
【状態】健康
【装備】アルティメットアーマー@ロックマンXシリーズ
【道具】支給品一式、ノートパソコン@現実
【思考】
基本:殺し合いに乗った者達を殺す
 1:ラオウ達に協力してもらう
※今までとは別人です。
※『黄金の回転』を習得しました

【琴吹紬@けいおん!】
【状態】精神的にぶっ飛んでる
【装備】核ミサイル、キーボード、現金1兆円ほどが入った特注ジュラルミンケース
【道具】支給品一式、たくあん@現実、その他不明
【思考】
基本:生き残ることを最優先
1:拳王とやらの配下になる
※今までとは別人に決まってんだろ!!いい加減にしろ!!

【ラオウ@北斗の拳】
【状態】健康
【装備】炭酸水
【道具】支給品一式、その他不明
【思考】
基本:野田総理を倒す
0:主催者チームを全員屠る
1:そして、拳王が新たな時代を作る
2:死兆星から使者の小娘を配下にしたぞ!
3:トキ似の男を配下にしたぞ!
4:強そうな鎧の女を配下にしたぞ!
5:謎の黒猫たちを配下にしたぞ!
6:なんかいろいろ配下にしたぞ!

【平等院鳳凰@新テニスの王子様】
【状態】健康
【装備】テニスラケット、テニスボール×∞、諭吉一枚
【道具】支給品一式、少年ジャンプとヤンジャン、その他不明
【思考】基本:主催者達を滅ぼす
1;マーダーも滅ぼす
2:ラオウたちと行動する
3:テニスがしたいが、野球をする

【プニキ@くまのプ○さんのホームランダービー】
【状態】健康、全ステータスMAX
【装備】木の棒
【道具】支給品一式、その他不明
【思考】基本:ムギさんからハチミツを貰うために野田を野球で潰す
1;ホームランを打つ

173 練習って大事だからね :2013/11/18(月) 21:14:50 ID:JWQqrEbo0

【川崎宗則@現実?】
【状態】健康
【装備】バット、ボール、グラブ
【道具】支給品一式
【思考】基本:イチローを倒してでも、マリナーズに連れ戻す
1:戦力を集める

【クロえもん@ドラベース ドラえもん超野球外伝】
【状態】健康
【装備】バット、ボール、グラブ
【道具】支給品一式 電車ごっこロープ
【思考】基本:野田総理に野球で挑んで勝つ!
0:矢部君の意志を継ぎ、殺し合いを打破する
1:最低でも四国アイランドリーグが出来るくらいの仲間を集める
2:イチロー選手を仲間に引き入れたい

【殿馬一人@ドカベンシリーズ】
【状態】健康
【装備】バット、ボール、グラブ
【道具】支給品一式、グランドピアノ@現実
【思考】基本:生き残る
1:イチローと合流したい

【デューク渡邊@新テニスの王子様】
【状態】健康
【装備】テニスラケット、テニスボール×∞、キャッチャー用具一式
【道具】支給品一式、その他不明
【思考】基本:お頭(平等院)たちについていく
1;デュークホームランを打つ

【緑間真太郎@黒子のバスケ】
【状態】冷静
【装備】ハンマーブロスの無限ハンマー@マリオシリーズ
【道具】支給品一式、ホワイトボードとサインペン
【思考】
0:赤司に勝つ
1:野球をするのだよ

【光熱斗@ロックマンエグゼ】
【状態】健康、激しい怒り
【装備】自分のPET(ロックマン入り)
【道具】支給品一式×2、大山デカオ@ロックマンエグゼ、大山デカオ@ロックマンエグゼ2
    デカオ(ロックマンエグゼ3)が作ったおべんとう、チップトレーダー@ロックマンエグゼ、
    大量のガッツマンのチップとバグのかけら、ガンデルソル3(実物)ネオバリアブル(実物)
    大山デカオ@ロックマンエグゼ3(BLACK版)、大量の金、シンクロチップ、他不明
【思考】基本:野田総理にネットバトルを挑んで勝つ!
1:プリズムとフォレストボムのチップを探す
2:その為に色んな人にネットバトルを挑む
3:上条(ジョジョ)さんとディおじさんの決着をつけさせる
4:パパが心配

【ロックマン@ロックマンエグゼ】
【状態】HP満タン
【装備】ロックバスター
【道具】なし
【思考】基本;熱斗をサポートする
1:野田総理がネットバトルを受けてくれるか、心配。
※PETの中にいます


【シグナム@リリカルなのはシリーズ】
【状態】健康、自称フリーター
【装備】レヴァンティン
【道具】支給品一式、PET(カーネル入り) 、SPW財団以上の資金とか多数のレアチップ、シンクロチップ
【思考】基本:働かなくて済むように動く
1:二人についてくる
2:野田は倒す
3:上条(ジョジョ)か……一理ある
※今までとは別人ですが記憶を受け継いでいます
※PSP版の技は使えませんが、念能力が使えます。

【カーネル@ロックマンエグゼ】
【状態】HP満タン
【装備】カーネルのブレード
【道具】なし
【思考】基本;ロワの破壊
1:今は(仕方ないので)シグナムに従う
※PETの中にいます

174 練習って大事だからね :2013/11/18(月) 21:15:16 ID:JWQqrEbo0

【上条当麻@とある魔術の禁書目録】
【状態】健康、不幸
【装備】PET(シャドーマン入り)
【道具】エスパー伊東@現実、シンクロチップ
【思考】
基本:

                    いいぜ ヘ(^o^)ヘ
                            |∧
                            /
                野田総理が
             何でも思い通りに
             出来るってなら
                 /
             (^o^)/
           /( )
          / / >

      (^o^) 三
      (\\ 三
      < \ 三
..\
(/o^)
( / まずは
/く そのふざけた
   幻想(ロワ)をぶち殺す


【シャドーマン@ロックマンエグゼ】
【状態】HP満タン
【装備】ムラマサ
【道具】なし
【思考】基本:上条に従う
1:敵は殺す、慈悲はない
※PETの中にいます

【ディオ・ブランドー@ジョジョの奇妙な冒険】
【状態】疲労、全身にダメージ
【装備】PSP(デューオ入り)
【道具】支給品一式×3、シンクロチップ
【思考】基本:ネットバトルを極める
0:主催を倒すのはラオウではない、このディオだッ!
1:ジョースター家を手に入れる
2:ジョジョより優越感を得る
3:熱斗達にネットバトルを挑むのは後回しだ!
4:シンクロチップを手に入れ、デューオとクロスフュージョンする。

【デューオ@ロックマンエグゼ4】
【状態】HP満タン
【装備】ジャスティスワン、ザ・ワールド
【道具】なし
【思考】基本;とりあえず、ディオを見守る
1:カオスロワでもそれは無理そう。
※PSPの中にいます

【櫂トシキ@カードファイト!! ヴァンガード】
【状態】ヴァンガ脳
【装備】自分のデッキ、やきそば
【道具】支給品一式
【思考】
1:強いファイターと戦う
2:上条達についていく

【シャーロック・シェリンフォード@探偵オペラ ミルキィホームズ】
【状態】謎ミルキィ
【装備】かまぼこ、自分のデッキ(「ロイヤルパラディン」デッキ)
【道具】支給品一式
【思考】
1:櫂に着いて行く

175 遺跡に突入だ :2013/11/19(火) 00:40:42 ID:5US4Z8360
長い激闘が今終わりを迎えようとした
ミラボレアスはタフであった、あの怪物たち相手にこれほどまでにもったのである
だがそれも限界であった

「よくもまあ、これだけ耐えたものですねですがそろそろ終わりにしましょう」

そう言って赤屍蔵人がメスを頭部に投げつけあて
アーカードが対化物戦闘用13mm拳銃「ジャッカル」を撃ちこみ足部分にあて転倒させる
そして最後にネウロの魔界777ツ能力の花と悪夢《イビルラベンダー》を使用
転倒したミラボレアスに強力な一撃を叩き込んだ
そしてその一撃によりミラボレアスは完全に沈黙した

【ミラボレアス@モンスターハンターシリーズ 死亡確認】

「なかなか、手こずらせてくれたな」
「とはいえ、障害は倒したのだ早く行くぞ」

そう言って彼らはミラボレアスの死体を一瞥し遺跡の入り口へと向かう
そしてそこから遺跡に入っていくだろう

【一日目・17時00分/日本・グンマー遺跡入り口】

【脳噛ネウロ@魔人探偵脳噛ネウロ 】
【状態】健康
【装備】魔界777ツ能力@魔人探偵脳噛ネウロ  グンマーの地図
【道具】支給品一式 缶詰×25 テント
【思考】基本:さあ探索だ
1:遺跡内部はどうなっているのだろうな

【アーカード@HELLSING】
【状態】健康
【装備】対化物戦闘用13mm拳銃「ジャッカル」×2@HELLSING
【道具】支給品一式 缶詰×25 テント
【思考】基本:グンマーを探索する
1:ネウロについていくか

【赤屍蔵人@GetBackers-奪還屋-】
【状態】健康
【装備】メス
【道具】支給品一式 缶詰×25 テント
【思考】基本:グンマーを探索する
1:ネウロについていく

※彼らの首輪は一時停止しているようです

176 マギカ新喜劇 :2013/11/19(火) 18:30:40 ID:ikWVAcMk0
1人の魔法少女、1人の魔法オバハン、そして1匹の淫獣は運命に導かれて滋賀までやってきていた。
最後の登場が3時30分ごろだから、これぐらい移動していても問題ないのだ。マジで。
さて、このおかしな一団が現在いる場所は……ショッピングモールのようだ。
しかし、人はこの2人と1匹しかおらず店もほとんど開いていない。
それもそのはず。ここはだめショッピングモールで有名なピエリ守山。
先頃、どこぞがここを買い取ったという情報があったようだがまだ改装は始まってないようだ。

「……お買い物でもしようと思ったけど、ここってスーパーがないのね」
眼鏡の主婦、野比玉子が腕組みをした。
「……だから言ったんだがな。ここにはないと」
黒髪ロングのJK、黒神めだかはため息をつき、言った。
「確か、近くに平和堂があった気がするぞ」
「あらそう。じゃあ、長居は無用ね。いきましょ。
この時間だと割引シールが貼られだしていそうだし」
と、この場を去ろうとしたその時だった。

「チーチッチ、おっぱーい、ボインボイーン」

いきなり奇天烈な歌が聞こえてきたものだから、2人と1匹はコケそうになった。

「何だ、この変な歌は。頭痛がしてきたぞ」
「……かかわらない方が身のためだな」
「そうだね」
そうして、3人が出口に向けて歩き出そうとすると。

「いやぁ、なんやのぉ!?」
……どうやら、まだ人が1人いたようだ。
その声の主は……女性だ。
その女性に向かって蒼いショートヘアの女子高生がつかつかと歩み寄る。

「チーチッチ、おっぱーい……」

その珍妙な歌を口ずさみながら。
そう、情報統合思念体によって造られた対有機生命体コンタクト用ヒューマノイド・インターフェースで、
簡単に言えば宇宙人にしてチチもぎニストの長門有希ちゃんである。
しかし、ついさっきまで栃木にいたというのに今は滋賀県にいる。神出鬼没とはまさにこのことだろう。
まあそれはさておき。長門はみょうちきりんな歌とともにくだんの女性の胸をもがんとしていた。

177 マギカ新喜劇 :2013/11/19(火) 18:31:42 ID:ikWVAcMk0
「あ」
気付かれた。
「いい胸が近くにある……」
その目線は明らかに玉子達に向けられている。
「まあ、これは後にして今は……」
と、すぐに背を向け長門はすっかり腰を抜かした女性の方へと歩みを進めた。
「いやー!やめてよしてよらないで!ビビデバビデブー!」

「このままじゃ、私達とあの女性(ひと)の危険が危ないわ……」
「玉子、二重表現になってるぞ。それはさておき、変身だ」

と、2人がソウルジェムを掲げようとした時……

「待て待て待て!!!!」

突如女性がぶち切れて、そしていいタイミングで胸をガシモとつかんだ長門を払い落した。

「同性だからってなれなれしく人のBODYに触るんやないわあああああああああああ!」
長門の腹の上でストンプを繰り返す、女性。
「ぐえ」
長門はうめいた。
その後も、女性は長門を殴り蹴り投げ飛ばし噛みつき首を絞め暴力の限りを尽くした。
「お前の頭、スコーンと割って脳みそちゅーちゅー吸うたろけ!!!ゴルアアアアアアア!」
先ほどのしおらしい態度から一変、ものすごい豹変っぷりだ。
「コンワレエエエエエエエエエエエエエエエエエ!」
そして、長門の体をチューチューアイスよろしく中央からポキリと割った。
ドズサッ……。あわれ、返り討ちにあった長門は廃墟ショッピングモールでその命を散らすことになった。

【長門有希@涼宮ハルヒの憂鬱 死亡確認】 
死因:虐殺

こんな感じの虐殺ショーを見つめる、キョトンな魔法少女の一団。
「はっ……!」
その視線に気づいたのか、即我に返る女性。……そして。
「怖かったーん☆」
可愛くふるまった。

「「「ぎゃふん!!!」」」
この女性のキャラ激変っぷりに……
玉子は両脚を天井高く投げ出し、
めだかは両脚をガニ股にし、これまた天井高く放り投げ、
キュゥべえは身体をまっすぐにのばして頭から豪快にダイブし、足を軽くひん曲げる
と、それぞれ違う体制で、こけた。


ホワワワッワワホワワワッワワホワワワッワワッワッ、ワ♪

178 マギカ新喜劇 :2013/11/19(火) 18:32:01 ID:ikWVAcMk0
【一日目・17時01分/日本滋賀県・ピエリ守山】


【キュゥべえ@魔法少女まどか☆マギカ】
【状態】健康
【装備】なし
【道具】支給品一式
【思考】
基本:女性参加者全員を魔法少女にする。
1:ぎゃふん
2:必ず鹿目まどかとも契約してみせる。

【野比玉子@ドラえもん】
【状態】健康
【装備】買い物かご、サンダル、ソウルジェム@魔法少女まどか☆マギカ(穢れ無し)
【道具】支給品一式
【思考】
基本:野比家の面々に夕食を作る
1:ぎゃふん
2:スーパーに行かなきゃ。

【黒神めだか@めだかボックス】
【状態】健康
【装備】箱庭学園の制服(めだか仕様)、ソウルジェム@魔法少女まどか☆マギカ(穢れ無し)
【道具】支給品一式
【思考】
基本:バトルロワイアルを叩き潰す!!
1:ぎゃふん
2::善吉……


【未知やすえ@吉本新喜劇】
【状態】健康、返り血たっぷり。
【装備】私服
【道具】支給品一式
【思考】
基本:新喜劇メンバーとの再会。
1:怖かったーん☆

〜おまけ〜

「そこのお嬢さん!僕と契約して魔法少女になってよ!」

「……見境ないわね」
「まったくだ」

179 混沌な名無しさん :2013/11/19(火) 18:50:55 ID:Ohw9UGEI0
まーたずっこけの人かよ

180 ugoku :2013/11/20(水) 02:42:53 ID:BTGdmv.Q0
 デウスエクスマキナは、ヒトマキナのナノマシン技術の応用で九州ロボの欠陥を治していた。
本拠地へ侵入した者の存在にはとっくに気づいては居た彼だが、五大幹部の命令により九州ロボの修理を最優先していたのだ。
そんな彼だが、一か所での作業を終えて次の区画へ移動している間に裏切った部下の事を考えていた。

(千石うぐいす……“アレ”を見てしまったのなら裏切ってもおかしくは無いか……)

 千石うぐいすは、特務機関の隊員であり、本来なら首相官邸を警備するはずだった。
しかし、彼は首相官邸にあったホームシアターを勝手に使った結果とある映像を見てしまい、主催を裏切って一億円を盗んで逃走したのだった。
その映像とは、主催に協力する者への人質や見返りとして主催の用意したシェルターに匿われた人々が、そのシェルターに仕込まれた毒ガスによって虐殺されるというものだった。
これはカオスロワ開始前に野田総理が独断で行ったものであり、この事は主催側でもごく一部の人間しか知らない事であり、うぐいすが見た映像も後任の新城が来る前に抹消された。

(やはり、野田総理は生かしておくべきではない……だが、まだその時ではない……か……)

 形はどうあれ人類を生かす事が目的のデウスにとって、野田総理による想像を生む機会を与える事すらない無意味な虐殺は許しがたい行いである。
すぐにでも殺しておきたいところではあったが、それは五大幹部に止められていた。
しかし、それでもデウスが主催を裏切ってはいなかった。
何故なら、野田総理が手に負えなくなったり計画の邪魔となった時点で彼を殺害して主催の座を奪うという五大幹部の計画に協力しているからだった。
ちなみに、デウス以外にも、美国織莉子や大尉、死んだ黒やクルル曹長等と、五大幹部に信頼された者達がこの計画に協力していたりする。

(ひとまずは、自分のやるべき事をするだけだ)

 そして、次の区画での作業に移るデウス。
実はこの九州ロボの修理、五大幹部による野田総理への反逆計画にも係わっていたりする。
九州ロボを五大幹部の一人であるココ・ヘクマティアルをファクターとしたマキナへと改造し、野田総理から主催本拠地を奪うのが目的だ。
また、これ以外にも様々な所で計画の準備がこっそりと進められていたりする。
そう、参加者の見えないところで、主催に大きな変化が訪れようとしているのだ。


【一日目・17時05分/九州ロボ(日本海を飛行中)・福岡県】

【デウスエクスマキナ@スーパーロボット大戦UX】
【状態】普通、身長2.3mになるまでスモールライトで縮んだ
【装備】デウスの斬馬刀@スーパーロボット大戦UX
【道具】支給品一式、スモールライト
【思考】
基本:人類絶滅及び人類の想像力喪失の阻止
1:命令に従う
2:殺し合いによって人類の想像力喪失を阻止する
3:九州ロボの欠陥を治しつつ、ココをファクターとしたマキナへと改造する。
4:野田総理へ非常に強い不信感

【蓮乃@皇国の守護者 カオスロワ開始前に死亡していたのを確認】
【主催に協力する者への人質や見返りとして匿われていた人々@色々 カオスロワ開始前に死亡していたのを確認】
死因:毒ガス
※参加者じゃないので死亡者リストに載らないし、放送で呼ばれることもありません。

181 混沌な名無しさん :2013/11/20(水) 02:44:39 ID:BTGdmv.Q0
ごめん、タイトルをミスった。
タイトルは「機械仕掛けの神は想像する」でお願いします

182 混沌な名無しさん :2013/11/20(水) 10:15:12 ID:YOmXE..AO
「ハーッハッハッハッハ」

そんな笑い声が聞こえてきたのでキュゥべえの勧誘を受けていたやすえが背後に振り向くと、そこには黄金バットがいた。
そして、やすえが動く前に黄金バットがやすえを殴り飛ばした。
やすえは首があり得ない方向に曲がった為、死んだ。

「素質が低かったけどせっかく契約してくれそうだったのに」
「あれが使い魔かしら?」
「解らないが、とりあえず倒さないと」

【一日目・17時05分/滋賀県・ピエリ守山】

【キュゥべえ@魔法少女まどか☆マギカ】
【状態】健康
【装備】なし
【道具】支給品一式
【思考】
基本:女性参加者全員を魔法少女にする。
1:必ず鹿目まどかとも契約してみせる。2:素質が低かったとはいえ契約してくれそうだったのにな

【野比玉子@ドラえもん】
【状態】健康
【装備】買い物かご、サンダル、ソウルジェム@魔法少女まどか☆マギカ(穢れ無し)
【道具】支給品一式
【思考】
基本:野比家の面々に夕食を作る
1:これが使い魔?
2:スーパーに行かなきゃ。

【黒神めだか@めだかボックス】
【状態】健康
【装備】箱庭学園の制服(めだか仕様)、ソウルジェム@魔法少女まどか☆マギカ(穢れ無し)
【道具】支給品一式
【思考】
基本:バトルロワイアルを叩き潰す!!
1:目の前のマーダーを倒す
2:善吉……

【黄金バット@黄金バット】
【状態】健康
【装備】タケコプター@ドラえもん
【道具】支給品一式
【思考】
基本:殺し合いに乗る
1:ハーッハッハッハッハ

【未知やすえ@吉本新喜劇 死亡確認】

183 時を止める男 :2013/11/21(木) 22:20:15 ID:dTCm/yf60
醜い顔をした男が、一人地べたに座り込んで何かを考えていた。
その姿は明らかに人間ではなかった。

(あれはサイヤ人だよな…。フリーザ様がベジータ達以外を全滅させたはずだが…)

彼、グルドが考えているのは放送に出てきたバーダックの事。
絶滅したはずの種族の男が生きていて、野田総理に従っている。
これはどうゆうことなのだろうか

「ま、考えても仕方がねえか」

よっこいしょと立ち上がり、笑みを浮かべる。
その視線の先には今も歌声が響くライブハウスがあった。

「へへへ、いつもどおり暴れさせてもらうぜ」

彼にとっては、殺し殺されなどいつもの事。
深く考えもせず、彼は殺し合いに乗ることにした。


【一日目・17時00分/日本・大阪・ライブハウスの傍】
【グルド@ドラゴンボール】
【状態】健康
【装備】なし
【道具】支給品一式、不明支給品、
【思考】
基本:殺し合いに乗る
 1:ライブハウスを襲撃する

184 地獄の太陽 :2013/11/23(土) 12:27:22 ID:x8ozE1As0

「ふむ、ここは……」
「怪しいな」
「そのようね」
「…………」

 偶然にも、長野県の避暑地にて怪しげな研究室みたいな小屋を発見した光太郎たち。
 見るからに怪しく、絶対中に何かありそうな雰囲気を醸し出している。

「二手に分かれるぞ」
「そうね、私は中に行くわ」
「では、光太郎と空は外に残ってくれ」
「分かった」
 
 光太郎と空は外で見張りをすることになり……
 皇帝と響子は小屋に突入することになった。
 
 ☆彡

「なにこれ?」
「スイッチであろう」
「それは見ればわかるわ」

 二人が中に入ると、そこには……
 『円谷光彦の家が爆発するスイッチ』。
 『円谷光彦の身体を浮かせるスイッチ』。
 『円谷光彦の身体が分裂するスイッチ』他色々あった。

「とりあえず、押してみるか……」
「なんでよ!?」
「響子よ、男は度胸という言葉があってだな、やってみないと分からないということがあってだな(カチカチカチカチ……)」

 皇帝は適当にスイッチを連打する。
 しかし、特になにも起こらない。
 
「……なにも起こらないわね」
「言ったろ?(カチカチカチカチ……)」
「何時まで押しているの?」
「無論、私が飽きるまで、だ(カチカチカチカチ……)」
「……………」

 他にもいろいろなスイッチがあったので適当に押しまくる皇帝。
 それをスルーして、響子は調べごとを進めていく。

「……これは……?」
「どうしたのだ?(カチカチカチカチ……)」
「さっきからカチカチカチカチ……うるさいわ」

 響子はとりあえず皇帝の持っていた全てのスイッチを回収した。
 そこから、本題に切り出す。

「この写真に写っている白髪の爺とメガネのイケメンは誰だ?」
「私が知っているわけないじゃない……でも、何かの計画の責任者みたいね」
「プロジェクト・反カオス計画……? プロジェクトと計画がかぶってるではないか」
「何やら計画書みたいね……九州をカタパルトにして……」
「ほう……さっぱり意味がわからんぞ」
「同感ね」

 ☆彡

185 地獄の太陽 :2013/11/23(土) 12:27:56 ID:x8ozE1As0
 
「皇帝たち、大丈夫かな……」
「……大丈夫じゃないかな……」

 二人で周囲を警戒しながら、響子たちが戻ってくるのを待つ。
 そんな時であった。
 一人の男が二人に近づいてきた。
 右腕の袖がない黒いロングコートに何か金属の装飾品を沢山付けた男。
 ブーツの踵に付けた金属から変な音が響く。
 
 男の名は矢車想。
 矢車は一歩また一歩と二人に近づいていく。
 そして……

「俺は矢車……お前ら、俺の弟と妹になれ……」
「なに……?」
「……?」
「お前らの目から地獄の闇を感じる……大切なものを失ったんだろ?」

 シャドームーン……いや、かつての親友・秋月信彦を失った光太郎。
 そして、先ほど自分の飼い主を失った空。
 その瞳に矢車は地獄を見たのだった。

「俺は……」
「貴様、何者だ?」
「怪しい人ね……」

 捜索を終え、二人が戻ってきた。
 沢山の資料を抱えて……

「仲間がいたのか……いいよなぁ、お前らは悲しでくれる仲間がいて……どうせ俺なんか……」
「なんだこのやさぐれた男は?」
「矢車さんです」
「ふむ、矢車とやら……貴様は殺し合いに乗っているのか?」
「俺みたいな奴が、殺し合いに乗るわけ無いだろ……?」
「……そうか(この男、地獄を見た眼をしているな)」
 
 一先ず、矢車は光太郎たちに同行することにした。
 特に危害を与えるつもりはないが、特に何もしない。
 ただ見極めるためだけについていくのだ。

186 地獄の太陽 :2013/11/23(土) 12:28:31 ID:x8ozE1As0

【一日目・16時30分/日本・長野・阿笠博士の別荘】


【南光太郎@仮面ライダーBLACK】
【状態】健康
【装備】キングストーン、パーフェクトゼクター@仮面ライダーカブト
【道具】支給品一式、カラオケマイク
【思考】
基本:この殺し合い、ゴルゴムの仕業だ!
1:クライシス皇帝と空、響子と共に行動する
2:あの少女(歌愛ユキ)を追う
※RXに進化しました。ロボライダーとバイオライダーにはまだなれません。


【クライシス皇帝@仮面ライダーBLACKRX】
【状態】健康
【装備】サタンサーベル オーガギア@仮面ライダー555
【道具】基本支給品一式
【思考】基本:光太郎とともに主催者とゴルゴムを潰す
1:戦力を集めて、『ネオ・クライシス帝国』を建国する
2;一先ず、地球人類抹殺は置いておく。(総理を潰したら取り掛かる)
3:矢車から地獄の匂いがする
4:カラオケマイクを取り戻す
※参戦時期は仮面BLACKRX本編開始前です。


【霊烏路空@東方Project】
【状態】悲しみ
【装備】制御棒
【道具】支給品一式、その他不明
【思考】基本:???
1:光太郎たちについていく
2:矢車の妹になる……?


【霧切響子@ダンガンロンパ 希望の学園と絶望の高校生】
【状態】健康、ロリ切さん
【装備】様々な資料
【道具】支給品一式、沢山の光彦関連のスイッチ、その他不明
【思考】
基本:殺し合いの打開
0:殺し合いについて調べる
1:苗木くんに会いたい

【矢車想@仮面ライダーカブト】
【状態】やさぐれ
【装備】ライダーベルト&ホッパーゼクター@仮面ライダーカブト
【道具】支給品一式、その他不明
【思考】
1:光太郎、空を地獄兄弟の弟、妹にする
2:上記のために、光太郎たちについていく。(率先して戦うつもりはない)


 一方、その頃、元太は……

「光彦の遺体を入れたデイバックが浮き上がった!?」

 友の亡骸をデイバックに入れてたらなんか浮いた。
 デイバックの中に入れた光彦の遺体が100体くらいに増えて上昇しているから、しゃーない。

【一日目・16時30分/日本・福井県上空(まだ大気圏内)】
【小嶋元太@名探偵コナン】
【状態】固い決意
【装備】ガンダムX@機動新世紀ガンダムX
【道具】支給品一式、光彦の遺体×100(上昇&増殖&発光&爆発&石化&発電&灰化他色々起こっている)、その他不明
【思考】
基本:主催者を潰す
1:コナンと博士と光彦の仇をとる

187 魔法少女とマスコット :2013/11/23(土) 17:16:06 ID:e12PDEhg0
「そういう事やったんか……」

 ケルベロスはほむらの事情を一通り聞いていた。

「とりあえず、そうやって参加者殺していってもその間にまどかって子が殺されたら意味無いで」
「うぅ……」

 痛い所を突かれておもわず呻くほむら。
落ち着いて考えてみれば、自分の考えが浅すぎた事に気づいていた為、ダメージが大きかった。

「とりあえず、互いに知り合いを探さへん?武器が多い内に動いたほうがいいんとちゃう?」

 ほむらの盾の中には爆弾以外にも、ベレッタM92、レミントンM870、ミニミM249、M16クレイモア、L16 81mm迫撃砲、M84 閃光手榴弾、88式地対艦誘導弾、長ドス、ゴルフクラブといった銃火器+αがあった。
中には弾数が心もとないものや対人戦ではあまり使えそうにないものもあるが、強力な敵が来なければ十分だと考えられた。
ちなみに、デイパックには基本支給品一式以外の物は入っておらず、これらの武器は能力扱いであると同時に支給品扱いでもあったようだ。

「それもそうね。余裕がある内に動いておきたいわ」
「決まりやな。とりあえず、あのライブハウスとかどうや?人が集まってそうやし」

 こうして二人?はライブハウスへと足を進めた。

【一日目・17時10分/日本・大阪】

【暁美ほむら@魔法少女まどか☆マギカ】
【状態】健康
【装備】ソウルジェム@魔法少女まどか☆マギカ(ほぼ穢れ無し)
【道具】支給品一式、ベレッタM92(残弾100)、レミントンM870(残弾20)、ミニミM249(残弾50)、M16クレイモア×10、L16 81mm迫撃砲×5、M84 閃光手榴弾×20、88式地対艦誘導弾、爆弾(ロワ開始後に自身で作成したもの)、長ドス、ゴルフクラブ
【思考】基本:まどかを守る
1:待っててまどか……
2:無事よねまどか……?

【ケルベロス(小)@カードキャプターさくら】
【状態】健康
【装備】無し
【道具】支給品一式
【思考】基本:桜を探す
1:ほむらと一緒にまどかって子も探す

188 おいしいラーメン :2013/11/26(火) 13:09:06 ID:qZZa3.16O
「おねえさん、ひとってらあめんにするとよりおいしいね」
「それだけじゃないぞ、今度の獲物は私の見立て通り何らかの力で肉が変質していたらしく闇耐性がつくぞ」
「やみたいせーってそんなにすごいの?」
「聖耐性がついたかわりに、闇属性が弱点になっていた可能性があったからな。都庁に行く前に見つかって良かった」
「じゃあ、すぐにとちょうにいく?」
「いや、都庁に強敵がいるかもしれん。焦らずに耐性の得られそうな獲物を探しつつ向かうぞ」

【一日目・17時10分/日本・東京都のとあるラーメン屋】

【風鳴翼@戦姫絶唱シンフォギア】
【状態】空腹、炎耐性(強)、きゅんっバンパイア化、聖耐性(強)、四条化、闇耐性(弱)
【装備】シンフォギア・天羽々斬@戦姫絶唱シンフォギア
【道具】支給品一式
【思考】
基本:四条貴音の意思を継ぎ、空腹を満たす
1:食べられればなんでも良いが、特にらぁめんを食べたい
2:貴音の失敗を鑑みて、より多くの耐性が得られそうなものを優先して食す
3:ペットとしてぼのぼのは連れて行く
4:立花たちが今の私を見たらどう思うか……
※四条貴音の細胞に肉体を侵食されたため、四条化し貴音の能力と一部の記憶を受け継ぎました
※テラカオス化の進行度合いも受け継がれています

【ぼのぼの@ぼのぼの】
【状態】空腹、炎耐性(強)、きゅんっバンパイア化、聖耐性(強)、四条化、闇耐性(弱)
【装備】ウィンチェスターM1912
【道具】支給品一式、ヒョウヘンダケ@ぼのぼの×10
【思考】
1:おなかすいたなあ
2:「ころしあい」っていうのはたべることなんだね!
3:ツバサおねえさんについていく
4:みんなどこにいるのかなぁ
※四条貴音の細胞に肉体を侵食されたため、四条化し貴音の能力と一部の記憶を受け継ぎました
※テラカオス化の進行度合いも受け継がれています

【阿倍高和@くそみそテクニック 死亡確認】
※リバース化した事により食べたら闇耐性を得られるようになっていました。

189 コクピットはそんなに広くない :2013/12/01(日) 21:25:40 ID:B4dV86ukO
大気圏から福井県に向かってとあるMSが全速力で墜落していた。
そのMSは友人達の仇を取る事を誓った少年が乗っていた。
しかし、デイパックに積めていた友人の死体が突如増殖し、膨らんだデイパックがコクピットを埋め尽くしてしまっていた。
その結果、機体は操縦不能になり墜落し始めた。
そして今、通りすがりの空飛ぶ巨大戦艦に激突して機体が爆発四散、少年は若い命を散らした。
ついでに、戦艦もMS墜落のダメージで墜落し始めたそうな。

【一日目・17時15分/福井県上空・墜落し始めた戦艦】

【ガーゴイル@ふしぎの海のナディア】
【状態】健康
【装備】仮面
【道具】支給品一式、アニメ7話に登場した銃@ふしぎの海のナディア
【思考】
基本:人間を全員下僕に
1:戦艦の墜落阻止
2:駄目そうなら戦艦からの脱出
3:ブルーウォーターを手に入れる
4:ネモとノーチラス号の抹殺
5:あの殺せんせーが死ぬとは、一体何があった?

【小嶋元太@名探偵コナン 死亡確認】

190 母の死 :2013/12/03(火) 23:29:38 ID:mLHbEk/g0
放送を聴いた瞬間、高町ヴィヴィオの体がガックリと崩れ落ちた。
彼女の母フェイトの名前が呼ばれてしまったのだ。
そばに居た佐倉杏子は、無言で少女の肩を抱き寄せる。

「…フェイトママ。フェイトママがぁ…」
「…くそっ」

杏子は何も出来なかった自分に無力感を感じながらも、ヴィヴィオを抱きしめ続けていた。


@@@@@@@@@


「…………なのは、ママ」
「…あ?」

泣き続けていたヴィヴィオが、突然顔を上げた。
不思議そうな表情を浮かべる杏子をよそに立ち上がると、駆け出そうとする。

「おいおい、待てって!どうしたんだよ!」
「行かなきゃ………なのはママが!なのはママが死んじゃうかもしれない!」

ヴィヴィオの悲痛な声に、ハッとした表情になる杏子。
フェイトは相当な実力者だったそうだが、放送で名前を呼ばれてしまった。
次に呼ばれるのがなのはではないと言う保証はない。

「分かった。行くぞ!」

杏子は手早く身支度を整えると、ヴィヴィオと共に民家を出た。
二人は知らない。
なのは達が既にホテルを後にしており、主催者の手先と戦っていることに。
二人の少女は求める女性と出会えるのか。それは誰にも分からない。


【一日目・17時10分/日本・千葉県】


【佐倉杏子@魔法少女まどか☆マギカ】
【状態】健康
【装備】ソウルジェム@魔法少女まどか☆マギカ
【道具】基本支給品一式、不明支給品
【思考】
基本:マミの仇を取る為にも、殺し合いを止める。
1:ヴィヴィオとなのはをもう一度引き合わせ、生き残らせる
2;なのはを正気にもどす
3:1,2のためにもまずはホテルに向かう
〔備考〕
※最終回で世界が改変された後からの参戦なので、鹿目まどかの存在を知りません。
※なのははパニックで奇行をしてたのだと思っています


【高町ヴィヴィオ@魔法少女リリカルなのはVivid】
【状態】健康、激しいショック(若干回復) 、フェイトの死に深い悲しみ
【装備】セイクリッドハート@魔法少女リリカルなのはVivid
【道具】基本支給品一式、不明支給品
【思考】
基本:殺し合いには乗らず、みんなを助ける
1:ママ……何で、あんなことを……
2:なのはママに会いたい。そのためにもホテルに向かう
3;フェイトママ……

191 悪は蔓延り続ける :2013/12/07(土) 23:51:00 ID:TAf/.3Is0
「セキュリティのセの字も知らずに潜入するとは……とんだ大馬鹿者だなあ」

 主催本拠地の一室で、痺れ薬と死なない程度に薄められた毒を盛られた上に木製の首枷まで嵌められた侵入者を野田総理はそう言いながら嘲笑った。
侵入者の名は山崎烝。彼は、その忍者の如き密偵の技能で本拠地への潜入に成功したものの、最新式のセキュリティの知識が無かったが為にその存在が主催にばれてしまっていた。
そして、マミゾウのように機械すらも欺いて身を隠す術も、ルークやきれいなジャイアンのように強行突破できるほどの戦闘能力も持たない彼はモブ警備員の数に押されてあっさり捕まってしまったのだ。

「ぐぅぅっ……」
「何だその眼は?お前の立場を教えてやる!」

 身体の自由を奪われても睨み付ける事で抵抗する山崎の太ももに、野田が楔を突き刺した。
痛みに苦しみ、悲鳴を上げる山崎。

「お、おのれ……があぁぁっ!」

 口答えする山崎のもう一つの太ももにも野田が楔を突き刺す。
再び悲鳴を上げる山崎と、それを満足げに見つめた上で殴りつける野田。

「ハハハハハハ、これは良い映像が取れるぞ。次の放送で流して私に逆らうとこうなるのだと参加者共に教えてやろう」
「下衆め……ぎゃああああ!」

 野田が、未だに反抗心の消えない山崎の頭を蹴り飛ばす。
無防備な状態で急所を攻撃されて、山崎の意識は途切れ途切れとなった。
そんな山崎に対して、野田は楔を突き刺して止めを刺した。



 別の部屋では五大幹部の内の二人、ジャックとココが野田による拷問の様子をモニターで見ていた。

「ちっ、野田の奴め、調子に乗りやがって……」
「けど、まだその時ではないわ。とはいえ、この様子だと例の計画を実行に移すのも遠くないかもしれないわ」

 五大幹部の中でもバーダックと並んで野田を嫌っているジャックを、たしなめるココ。
最も、既に五大幹部全員が野田に対して大小あれど怒りを抱いているのだが……。

「解っている。しかし、そのライトセーバーという武器は扱いが難しいと聞くが……」
「一応、時間を見つけてベイダー卿に使い方を習っているし、ファクター化による身体強化もあれば護身用としては十分よ」
「それもそうか。早ければ20時、遅くとも今日中には九州ロボのマキナ化が完了するんだ。それまでの辛抱だな」


【一日目・17時20分/九州ロボ(日本海を飛行中)・福岡県】



【一日目・15時30分/主催本部】


【野田総理@現実?】
【状態】健康
【装備】なし
【道具】なし
【思考】基本:バトルロワイアルを完遂させ、自分の理想の社会を創り上げる
1:ロワを主催する
2:裏切り者の存在については半信半疑
3:最悪の場合、幹部五人を人身御供にして生き残る
4:いい映像が取れたな。
※傀儡の主催者です。本人は気づいていません

【ジャック・O@ARMORED CORE LAST RAVEN】
【状態】リンクスに改造
【装備】フォックスアイ(ネクストに魔改造)@ARMORED CORE
【道具】不明
【思考】
基本:テラカオスを生み出す計画を遂行する
1:計画のために殺し合いを促進させ、計画の邪魔をするものは抹殺する
2:野田め、何時までもそうしてられると思うなよ

【ココ・ヘクマティアル@ヨルムンガンド】
【状態】健康
【装備】ライトセーバー@STAR WARS
【道具】オスプレイ@現実、他不明
【思考】 基本:テラカオスを生み出す計画を遂行する
1:計画のために殺し合いを促進させ、計画の邪魔をするものは撃つ
2:野田総理が邪魔になってきたけど今はまだ我慢しておく
3:キャスパーの死は仕方ない
※ライトセーバーは死んだルークのものを織莉子から受け取りました。

【山崎烝@史実 死亡確認】

192 極寒の大地故仕方なし :2013/12/08(日) 11:48:30 ID:hCTims8IO
「気温が急激に下がって……くっ……眠気が…………」

こうして、オーバーフリーズの影響で一人のマーダーが凍死した。
青森県が凍結する程の冷気が発生していたから仕方ないね。

【一日目・17時20分/日本・青森】

【ヤザン・ゲーブル@機動戦士Zガンダム 死亡確認】

193 その胸への問いかけ :2013/12/12(木) 23:53:36 ID:S/83oN.I0
――大阪のとある病院。 放送直後。

「四季様が……死んだっていうのかい!?」

治療を終え、旅仲間である影薄たちと同じ病室のベットで眠っていた小町も、二回目の定時放送を聞くことになった。
そこで彼女は、上司である四季映姫・ヤマザナドゥの死を知ったのだ。
さしもの小町もこれにはショックを受けていた。
影薄たちも彼女にかける言葉が見つからず、病室の空気は重いものになっていた。
しばらくしてから、彼女はベットから起き上がり一言だけ言って、病室から出ていこうとする。

「こまっちゃん……」
「小野塚さん……」

急に立ち上がった小町に黒子と日之影が呼び止めようとしたが、彼女は仲間たちと視線を合わせようとせず、背を向けたまま一言だけいって病室から出ていった。

「悪い、ちょっと一人にさせてくれ」


 ― ― ―

――同時刻、小町たちのいる大阪の某病院の屋上。

「ぐおお……なんだ、この空気は……」

その屋上には一人の騎士がいた。
騎士はガスでも吸ったようにむせ返っている。
だが、周辺は何らかのガスで汚染されたような場所はない。
これはどういうことか?

この騎士の正体は五番目のカオスロワで生まれ、暴虐の限りを尽くした者――ロワで散っていった怨霊の集合体テラカオス――の成れの果てである。
勇者たちによって敗北し、力と記憶を失った六番目のカオスロワにおいては「混沌の騎士」という名で仲間たちを守る対主催となっていた。
最終的に彼はある理由により自ら討たれたが……

つまり、騎士は『元・テラカオス』ということである。
そして主催者の幹部・プロジェクトテラカオスは秘密裏に、適正ある者をテラカオス化させていくナノマシンを参加者に配られた飲料水に仕込んでいた。
そのナノマシンを含んだ水は時間の経過により、ロワで亡くなった死人等の血液から蒸発した水分に混じって大気中にも溶け込むようになった。
それを吸った騎士にとっては懐かしくも思い出したくない何かを口に入れる気分にさせた。
元がテラカオスだったため、テラカオス化を促進させるナノマシンと身体が共鳴しているのかもしれない。
何にせよ、騎士にとってはこの空気が害に感じられた。
情報が手元に無いので本人は理屈などさっぱりわからないが。

「く……だが、ほんの少しだけ思い出してきた…私がどこからきた何者なのかを……」

ナノマシンを吸った影響なのか、本当に僅かでおぼろげだが騎士の記憶が蘇った。
自分は過去に悪魔の如く暴れまわったこと、その後に力と記憶を失って今度は誰かを守るために戦ったこと、最後は悪魔として暴れまわったことに対する償いをするために死に、自らの魂を浄化されるために煉獄へ入ったこと。
詳細は全く思い出せないが三つの記憶は確かであった。

「帰らねば……私は煉獄へ帰って償いの続きをしなければならない。
ここは私がいていい場所ではないでしょう」

記憶が蘇った結果、騎士に目的が生まれた。
それは黄泉の世界の終着点の一つである煉獄へ帰ることだ。
現世において自分は存在が許された者ではないことを自覚しての判断であった。
ならば、この病院の屋上から身投げでもすればすぐに黄泉に帰ることができるだろう。
……できるだろうが、騎士はしなかった。
死が恐ろしいのではなく、死ぬ前にいくつか確かめたいことができたからだ。

「それにしても、なぜ私は煉獄から現世に戻っているのだ?
さらに言えば得体の知れない空気……いや、瘴気はなんだ?
この世界で一体何が起きているんだ?」

己の記憶についての事を省いても、いくつかの疑問が残っている。
煉獄に封印されていた身であるのになぜか現世に黄泉返っている。
遠くからは銃声や爆音が響き、何か戦争か内戦でも起きているのか。
そして、大気中に溶け込んでいる『何か』。
この世界に取り巻いている異常について騎士は見過ごす気にはなれなかった。

「帰るのは、この世界に何が起きているのかを確かめてからでも遅くはないか」

騎士は冥府へ帰る前に、この世界の調査に乗り出すことにした。

「調べた結果、邪悪な者が世界を混沌とさせようとしているなら止めなければなりませんね」

自分を呪われた存在だと自覚している騎士は、できることならばこの混沌を止めたいとも思っていた。
この世界のカオスさは自分の産まれた環境に似てる気がすると本能でわかるのだ。
ということは放っておくと自分と似た存在――テラカオスが生まれてしまうかもしれない。
ならば自分のように世界を脅かすであろう悪魔の誕生を許すわけにはいかない。
それが再び記憶は失いつつも、正義の心は失わなかった騎士の判断であった。

194 その胸への問いかけ :2013/12/12(木) 23:54:35 ID:S/83oN.I0

「一先ずは情報を集めるか」

自分がいる建物には沢山の人の気配がすることに気づいた騎士は、他者に会って情報収集をするために階段を降りていった。


 ― ― ―

――その頃。
大阪のある場所にて殺した参加者から奪った支給品を検品する二人組がいた。
その中でも特異な支給品があったらしく、二人は互いに首をかしげている。
それは一つのカプセルであった。
とりあえず説明書に書いてあった通りに、その辺に投げてみるとカプセルがBONと爆発した。
そして大量の煙の中から現れたのは、それはそれは大きな大きな物体が現れたのである。
大きすぎてもはや塔とも言える代物であった。

その『塔』を足元から見上げる二人の参加者の瞳には、『畏怖』と『歓喜』が映っていた。

 ― ― ―
(四季様……部下であるあたいより先に死んじまうなんて……)

病院のとある女子トイレの洗面所には小町が立っていた。
その顔には嗚咽というほどではないが瞳に涙が貯められていた。

(うっとおしいと思ったことは数あれど、死んでほしいとは思ってなかったのに……
閻魔である四季様がいなくなったら誰が幻想郷の死後の世界を司るんだ?)

サボリ魔である小町にとって頑固で説教臭い四季は煙たい存在ではあったが、同時に何事にも流されずに白黒を決められるなど閻魔としては有能であり幻想郷には必要な存在であるとも小町は思っていた。
四季は苦手な部分も多いが信頼できる部分も多い人物だったのだ。
されど、そんな上司はもうこの世にいない。

死者を裁き導ける閻魔無き幻想郷はパニックになるだろう。
それどころか四季の上司かもしれない閻魔大王まで死ぬ始末……幻想郷どころか世界の死後事情が混乱しかねない事態に、死神である小町は顔を蒼くした。
その事態は彼女にある考えを思い起こさせる。

(あたいがバトロワに乗じてサボろうなんてしてたから四季様たちが死んだのか?
殺し合いには乗らなくても、そこらにいるマーダー連中を満身創痍にさせるぐらいはやるべきだったのか?)

小町は近畿、一方で四季は関東にいたため、この距離では小町一人頑張ったところで四季を助けることなどできなかっただろう。
だが危険人物を一人排除する度に四季が生存できる可能性がほんの僅かでも上がったのではと思うと、小町は後悔の念を禁じ得なかった。

(クソッ、あたいはいったいどうすりゃよかったんだ?! これからどうすりゃいいんだ?!)

195 その胸への問いかけ :2013/12/12(木) 23:55:11 ID:S/83oN.I0

今さら慌てふためいたところでどうにもならないことはわかっていながらも、どうしても気持ちが落ち着かなかった。
そしてもう一つ、小町には主催絡みで一つの問題を抱えていた。
小野塚小町は主催側の風見幽香との接触時に殺し合いに乗るよう命令されている。
この件は影薄たちに喋ると後が面倒になりそうなので隠している。
今日中に殺し合いに乗らねば、小町はきっと彼女に殺されるだろう。
力量差は先ほどの戦闘で小町が一方的にやられるという形で証明された。
彼女に勝る点といえば足の早さぐらいなものだが、周辺をまとめて灰にしてしまえる力がある以上、ちょこまか逃げ回ったところで意味はない。
同行者の影薄たちを引き連れても辺り一面を焼き払える相手に勝てる見込みは薄い。
ついでに鈍足だが瞬発力が無いわけではないではないので、小町はカウンターを腹に喰らって屈辱の尻叩きを受ける羽目になった。
幽香には弾幕ごっこ以外では絶対に勝てない相手なのだ。

(できれば四季様の仇討ちでもしたいところだが、今のままでは奴には勝てない。
殺し合いなんてしたかないが、どうすりゃいいのかねあたいは……ああ、ケツが痛い)

尻叩きを受けて未だに赤い尻を抑えつつ、苦悩する小町の脳裏に、ふと旅仲間である影薄たちの顔がチラついた。
日之影と黒子は怪我で弱っており、桃子とあかりはろくに戦えない。
影の薄い連中だが、半日以上過ごしている中で小町にもだいぶ見えるようになってきたので今なら殺すのは簡単だろう。
それで当面の命は拾えるが彼女はそれだけはやるべきではないと考えている。

(あいつらは気のいい奴らだ。
二回もあたいを助けてくれた命の恩人たちでもある。
殺したくはないし、こんな馬鹿げた殺し合いで死んで欲しくもない)

いつの間にやら影薄たちに愛着でも湧いたのだろうか、とにかく小町は彼らを死に追いやる真似はしたくなかった。
しかし、彼らに関してある問題が浮上する。

(だが、あたいが殺し合いに乗らねば、あいつらも風見幽香に殺されるかもしれない。
殺し合いに乗れば、他の参加者から一緒にお尋ね者扱いだ。
……影薄だから後者は大丈夫か? いや、乳もぎ魔のように見える奴には影薄たちが見えるんだ。
安易な考えを持つべきじゃない)

どちらを選んでも自分と一緒に行動していれば影薄たちに弊害が来る。
影薄たちになるべく害を与えないようにするにはどうすればいいか?
しばらく考えた後、小町の中で答えが出た。

(……あたいが一緒にいるとあいつらに迷惑がかかる。
こちらの都合には巻き込みたくない……だから、あいつらとは別れよう)

ここで離別し、単独行動を取れば殺し合いに乗っても乗らなくても影薄たちに迷惑はかからない。
別れは名残惜しいが、彼らの安全を想うならばそうするしかないと小町は決心を固めた。

(さあ、そうと決まればあたいはこれからどうするかだが……ん?)

考え事をしていると、今いるトイレの近くにある部屋から物音がした。

「なんだ?」

やたらと大きい物音だったので、気になった小町は考え事を一時中断してトイレから出て物音がした部屋を探す。
物音が聞こえた病室を見つけると、小町はゆっくりと扉を開けた。

196 その胸への問いかけ :2013/12/12(木) 23:56:45 ID:S/83oN.I0


「な……ッ!」

思わず言葉を失いかけた小町の目には、血の惨状が映っていた。
病室の中には大量の血を床に広げてうつぶせに倒れているツインテールの少女と、ひと振りの刀を手に持って立ち尽くすカチューシャをつけた額の広いの少女がいた。
ツインテールの少女は既に事切れているのか微動だにしない。
状況から察するに額の広い少女がもう一人の少女を斬殺したというところか。
先程の物音の正体は殺された少女が床に倒れた音なのだろう。
小町は思わず声を出して呟いた。

「なんてこったい……こんな病院でも殺し合いが起きてるなんて……」
「う、うわあああ!!」

つぶやきによって少女が小町の存在に気づき、突然の来訪者に驚き震えながらも刀を小町に向ける。
その刀で目撃者を殺すつもりらしい。
だが、小町は彼女が撃つよりも早く、小銭を取り出して少女の四肢に向けてぶつけた。
小町の十八番の一つである銭投げによる弾幕、それを攻撃に使ったのだ。

「痛いッ!」
「遅いね!!」

少女は銭の直撃による激痛に耐え切れずに刀を取り落とし、地面に尻餅をついた。
そんな少女につかさず、小町は神鎗の切っ先と冷たい視線を彼女に向けた。
小町のその姿はまるで人の命を奪わんとする死神そのものであり、少女を身震いさせた。

「ヒィッ!」
「観念しな」

刀を向けながら小町は相手の命の与奪について考える。
彼女を殺せば自分は主催に殺し合いに乗ったと見なされて今日分の命は確保できるかもしれない。
それでも目の前の少女はまだ子供であり、黒子かモモぐらいの若さで斬るのをためらいそうになった。
しかし、高校生ぐらいでも誰かを殺すことぐらいはでき、放っておけばまた誰かを殺す危険性もあるのだ。
最悪の場合、影薄たちにも被害が出るだろう。

(お迎えの仕事はあたいの管轄外で四季様にも後でこってり絞られそうだがね、やるしかないんだ)

目の前のマーダーを殺せば誰かが死なずに済み、マーダーを殺す分には良心も痛まない、おまけに自分も助かるのだ。
そう思うと、小町は少女を殺す決心がついていった。

「他人を殺した以上、手前が死ぬ覚悟もできてんだろうねぇ? 悪いけど死んでもらうよ」
「ま……待って、これには事情が」
「事情だあ? 人を殺しておいた上に殺した現場を見た奴を斬り殺そうとした癖に言い訳かい。
口から出まかせを言うぐらいなら閻魔様に舌を引っこ抜いてもらいな! ……上司の説教グセが伝染ってるな。
とにかく、せめてもの情けに痛みは一瞬で済ましてやるよ」
「い、いやあ!」
「じゃあね」

涙ぐむ少女に対する一切の情けを捨てて、小町は斬魄刀で相手の首を撥ねようとする。
――そこへ、ある者の妨害に入った。
刃が少女の首に到達する寸前で何者かが後ろから刀を握る手を抑えて、動作を中断させた。

「!?」
「なんだか穏やかな様子ではなさそうですが、あまり婦女子が刃物を振り回すべきではありませんよ」

小町が後ろを見ると、そこには一人の黒い騎士がいた。
その騎士は屋上から降りてきた混沌の騎士である。

「どこの誰だがわからないけど、この手を離しな」
「お断りします。 事情は知りませんが誰かが死ぬのを黙って見過ごすわけにもいきませんからね」 
「事情を知らないならなおさら口出しすんな! こいつは殺し合いに乗っているんだ!」
「殺し合い……?!」

小町は乱入者をキッと睨みつけ、怒鳴りつける。
騎士は彼女の怒声には特に怯む様子はなかったが、『殺し合い』という言葉には引っかかり、この世界に異常が起きていることも理解した。

「なんだアンタ? 今、この日本で殺し合いが起きていることも知らないって顔だな。
とにかく、あたいだってこいつを見過ごすわけにはいかないんだよ!!
進んで殺しはしたかないが、他の連中を守るならそうするしかないんだ」

騎士の腕を払いのけようとするが、そうこうしている内にもう一人の乱入者が現れ、小町から少女を守るように間に入り込んだ。

「待ってくださいっす、小町さん!」
「モモ!?」
(あれ? この少女、ここまで接近するまで全く気配がなかったような……)

仲間である東横桃子がこの場に現れたことに驚く小町と、彼女の高すぎるステルス性故に少女がまるでその場から湧いて出たように見えて面食らう騎士。

「おまえが何でここにいる?」
「帰ってくるのがあまりにも遅いから心配して探しにきたんすよ。
あちこち探し回っていたらこの部屋にたどり着いたわけっす。
ちょうど小町さんが刃物を振りおろそうとした所だったんでビックリしたっすよ」
「そうか、その時からいたのか……とにかく、そこをどきな。
そいつを生かしておくと後が面倒になるよ」

197 その胸への問いかけ :2013/12/12(木) 23:59:09 ID:S/83oN.I0

騎士の次に少女の殺害に邪魔になっていたモモにどいてもらおうとする小町。
これにモモは小町に声を荒げて真っ向から反対する。

「落ち着いてください小町さん!」
「あたいはいたって冷静だよ!」
「冷静ならこの人の持ってた刀に血がついてないことだって気づいてる筈っすよ!」
「……なに?」

モモは床に転がっている凶器を拾い、小町に見せつける。
それには誰かを斬れば必ず付くはずの血糊が一切なかった。

「つまり、ここに転がっているツインテールのガキを殺したのはコイツじゃないってことかい?!
だったら、誰が殺したというんだ?」
「それは――」

モモはツインテールの少女の死体の下へ移動し、うつぶせになっている身体を仰向けにさせた。
すると、小町も騎士も驚きの表情を浮かべざるをえなかった。

「!?」
「なるほど……そういうことか」
「――思った通り、これが答えっすよ」

ツインテールの少女は一本のナイフを手に持っており、そのナイフを自分の胸元に突き刺していた。
今までうつぶせになっていたため、小町も騎士も気づけなかったのだ。
これが指し示す符号とは――

「お、お願い。 話を聞いて……」

そして、問題の少女は泣きじゃくりながら口を開き、この部屋で起きた部屋の惨劇の真実を語りだした。
ちなみに額の広い少女の名前は峰岸あやの、背景に溶け込みかねないほどにどこにでもいそうな女子高生である。

 ― ― ―

殺さしいの中で峰岸あやのは家族やクラスメイトを捜してさ迷っていた。
その最中で彼女は同行者を得た。
それが超高校級のギャルとして有名な少女、江ノ島盾子だった。
キツそうな性格をしてそうな見た目通り性格はキツかったが殺し合いに乗る気はないらしく、あやのと同じく知り合いを探していたため同行することになった。
あやのは優等生然としており、反対に江ノ島はチャラチャラしてはいたが、それなりに仲良く行動を共にしていた。
……第二回放送が流れるまでは。

放送により、あやのは友人である柊かがみの死を知っておおいに悲しみ、バーダックと言われた男の凄まじいパワーを目の当たりにして主催の恐ろしさを知り、悲しみと恐怖で震え上がった。
それでも彼女は人道に反する殺し合いに乗る気はなく、かといって生きることを放棄する気も起こさなかった。
だが、同行者の江ノ島盾子は違ったらしい。

放送で知り合いの名が呼ばれたのか、主催の力に怯えたのかはわからないが彼女は黙り込んでしまい、数時間はとても話しかけられない状態が続いた。
しばらくして彼女は突然、あやのの前で支給品のナイフを取り出した。

「え、江ノ島さん、何をするんです!?」
「……悪いけど、もう耐えられないや」

江ノ島が殺し合いに乗った。
そう思い込んだ、あやのは自分の支給品である一本の刀『斬鉄剣』を手に取った。
相手を殺す気はなく、あくまで身を守るためであり、威嚇目的で刀を抜いたのだ。
しかし、刀を見てもなお江ノ島に臆した様子はなく、彼女は暗い表情のまま、ナイフを振った――



――自分の胸に向けて。

「え…えぇ……!?」

ナイフを己の心臓に届くまで刺し、傷口から漏れる大量の血を床に巻きながら江ノ島はうつぶせに倒れた。
江ノ島盾子は誰に殺されるでもなく自殺したのである。
当人が語る前に死んだために自殺した理由はわからないが、おそらくロワによって生み出された悲しみや恐怖に屈したのだろう。

同行者の悲しく惨い死に様にショックを受けたあやのは放心状態になって立ち尽くしていた。
その直後に小町が部屋に入り、刀を握ったままだったので江ノ島を殺したと勘違いされてしまったのだ。
うまく状況説明できれば良かったのだろうが、この前まで同行していた者が目の前で死んだショックにより冷静さを失っていた彼女にそれは難しく、小町も半ば聞く耳持たなかったため、騎士とモモが来なければ危うく首を撥ねられていただろう。
江ノ島の死については偽装した可能性もなくはないが、ナイフを調べればあやのの指紋がついてるか否かで真偽の確認ができるため、嘘をつくメリットはあまりないものとされた。
かくして騒動は既に自殺した江ノ島を除いて、犠牲者を出さずに終わりを迎えた。

198 その胸への問いかけ :2013/12/12(木) 23:59:44 ID:S/83oN.I0


「なんていうか、その……すまないね。 こっちの勘違いで怖い目に合わせちまって」
「いいえ、私こそ、ちゃんと説明できなくてごめんなさい。
そもそも私がもっとしっかりしていればあの人も死ななかったんですから……」

説明により納得した小町は、危うく自分が殺しかけた少女に向けてお辞儀と謝罪をした。
あやの自身も小町に対して悪い感情は持っておらず、すんなりと受け入れられた。

「おまえさんが止めてくれなかったら、あたいは無実の人間を手にかけていたところだ。
感謝するよ……ええと」
「すみませんが私は自分の名前も思い出せないほどの記憶喪失なのです。
便宜上、騎士とでもお呼びください」
「ああ、ありがとうな、騎士さんよ」
「お役に立てて光栄です」

混沌の騎士にはお礼と握手をした。
彼の介入がなければ、小町はあやのを誤殺していただろう。

(しかし、殺し合いか……
この世界で起きている状況を知ることはできたが、なんだろうな……このザラついた感覚は)

心の中で騎士はため息をつく。
あやの語った言葉の節々から、この世界でバトルロワイアルという殺し合いゲームが開かれていることを知った。
その催しは自分が生み出された要因であり、唾棄すべき事態であると記憶として思い出せなくとも本能としてわかるのである。
表面上は明るく振舞っているが内心は暗い気分の騎士であったのは小町は知る由もない。

最後に小町は一連の誤解を解いたモモを讃える。

「モモ、あやのが殺し合いに乗ってないとよく気づいてくれたよ」
「えへへ、麻雀は思考力と観察力の世界っすからね。 細かい事に気付くのは朝飯前っす」

東横桃子は雀士であり、一介の雀士として味方や対戦相手の捨て牌から手の内に読んで考察するスキルがこの場では活きたのである。
生来のステルス性に加えて、戦闘力の代わりに彼女が持ち合わせている能力であった。

「でも小町さんもどうしたんすか?
厄介事に自分から首を突っ込む人じゃなかったのに……それにさっきは物凄く怖い顔をしてたっすよ」
「それは……」

モモの問いかけに小町は答えられなかった。
影薄たちのような他の参加者に危害が及ばないようにマーダーを倒そうとしたのは嘘ではないのだが、小町ほどの実力があれば素人相手に対して殺さずに無力化するのも容易かったハズだ。
マーダーを殺そうとした大きな要因は主催の者に命を握られているからであるのだが、それを口にすれば関係ない三人もで巻き込むことになりかねない以上、言うわけにはいかなかった。

「なんだか酷く焦っているように見えましたね」
「ええ、間近で小町さんの顔を見てた私にもそんな印象がありました」
「おまえさんたちにもそう見えたのかい……」

騎士やあやのも小町の行動について不可解な点を指摘している。

「……やっぱり、上司の人が死んじゃったのが小町さんを焦らせているんじゃ」
「おい!」
「ご、ごめんなさい! 悪気があって言ったわけじゃないっす!」

モモの一言は逆に小町の神経を逆撫でしてしまったが、それは図星でもある。
上司である四季の死を起因に、小町は焦っていたのは確かであった。
焦りが小町の目を曇らせ、危うく誤殺を招くところだったのだ。
自分が助かるにしろ、マーダーでもない者を殺すのは自分の望むところではない。
そう思うと小町は胸の奥に痛みを感じた。

「……すまないねモモ、今は理由を話したくないんだよ」

謝りつつもどこか浮かない様子の小町。
そんな彼女にモモは優しく言葉を投げかけた。

「そう、なんすか……小町さんが嫌なら無理には聞きませんっすけど……
でも、どんな理由があったとしても、私や黒子くん、日之影さんやあかりちゃんは小町さんの仲間っすよ。
仲間はみんなで支えあうものっすから、何か困っていることがあれば気兼ねなく言ってくださいっす」
「仲間……」

影薄たちとは半日と少ししか一緒に過ごしてないが、小町の中でも守るべき仲間になっていた。
仲間でなければ、迷惑や危害を加えたくないとは思わない。
迷惑をかけたくないが故に、これからは仲間と行動を共にするわけにはいかなかった。

(仲間か……良い響きだけど、影薄たちには迷惑をかけないために縁を切ると決めたばかりだ……
本当はこいつらとのらりくらりと過ごしたかったけど、ここでお別れにしよう)

ここで袂を分てば、小町が殺し合いに乗っても乗らなくても影薄たちに悪影響は出ない。
だからこそ、小町はこの機会に別れを切り出すことを決めたのである。

「悪いけど、モモ。 あたいはこれからはアンタら影薄たちとは――」

199 その胸への問いかけ :2013/12/13(金) 00:01:53 ID:9Iv.hGOw0



そこへ、小町の決心など知らんと言わんばかりの大きな揺れが病院を襲う。

「――きゃん! 地震かい!?」
「かなり、大きいっすよ!」
「……地震にしては変な揺れ方に思えますが」
「揺れもだんだん大きくなってませんか!?」

突然揺れだした施設に四人は戸惑う。
そんな中で、四人の中で最も窓に近い位置にいたあやのの視線が外を向いた。

「え……あれは、なに?!」

窓の外を見たあやのの表情が驚愕で染まる。
彼女が何を見たのか気になった小町は、足元が未だに揺れる中、あやのの下に寄ろうとするが。

「どうしたんだあやの! 外に何かあんのか?」
「ダメッ、逃げてください小町さん!!」

寄ろうとした小町にあやのは体当たりをし――その直後、小町たちのいた病室が轟音と閃光に包まれた。
轟音と閃光は小町たちがいた病室以外にも響き、それが数回繰り返された後に病院は崩壊し瓦礫となった。

 ― ― ―

粉塵の中から一人の騎士と少女たちが現れた。

「クッ、間一髪か。 大丈夫ですか小町さん、モモさん!」
「なんとか……騎士さんが守ってくれたおかげで怪我もないっす」
「……」

病院が崩壊する寸前に混沌の騎士は小町とモモを連れて脱出に成功し、瓦礫の下敷きになることは回避された。
だが、そこに峰岸あやのの姿はなかった。

「あやの……あたいをかばって……!」
「峰岸さんが死んでしまうなんて……」

あやのは謎の閃光に包まれて蒸発し、小町たちの目の前で死んだ。
彼女は死ぬ間際に小町を体当たりすることで、閃光の有効範囲から外した。
その結果、軽い火傷と服はボロボロになったものの小町は救われたのだった。
あやのの死に悲しみに暮れそうになる小町とモモ。
しかし、そんな二人に騎士は注意を呼びかける。

「水を差すようで恐縮ですが、悲しんでいる暇もないようです……あれを見てください」

騎士が指をさすと、その先には80m近い巨大ロボットが街を襲っていたのだった。
今もまた参加者を踏み、施設を鉄拳で壊し、時には腕に内蔵されたプラズマ砲で周囲を焼くなど、さながら特撮映画の怪獣の如く破壊の限りを尽くしていた。

「きょ、巨大ロボット!?」
「まさか、あのデカブツがあやのを殺し、病院を粉々にしやがった奴かい!」
「おそらくは。 私たち病院にいたものはあのロボットから攻撃を受けたようです」

ロボットの持つプラズマ砲の色が、病院を襲った閃光の色と全く同じであり、病院を襲ったのはこのロボットで間違いないだろう。
ロボットは病院を破壊した時と同じように、人だろうが建物だろうが無差別に壊し続けている。
このままでは街の被害が拡大して沢山の人名が奪われるだろう。
しかし、強くて巨大な物体に立ち向かおうとする者はいない……普通なら。

「は、早く逃げないと…って小町さん、何をやってるんすか?」

逃げようとしていたモモの目に、斬魄刀を抜きて一人で巨大ロボットの下へ向かおうとしている小町の姿が映った。
巨大ロボットを睨みつつ、小町は質問に答える。

「あのデカブツをぶっ壊す……それが死んじまったあやのへのせめてもの手向けだ」
「無茶っすよ、小町さん! 小町さーーーんッ!!」

モモが止めようとした矢先には、小町は既にロボットの下へ駆け出していた。


走りながら小町は一人考える。

(ヤバげな奴に命かけて立ち向かうなんて我ながら自分らしくないとは思うけどねえ……
でも、あやのは殺しかけた相手であるにも関わらずあたいを助けてくれた。
その恩があるのに何もしないままじゃあ、先に彼岸に行ったあやのに悪い。
殺し合いに乗る乗らないはこの際、保留だ。
アイツだけは絶対に仕留めてやる!)

燃え上がる怒りと復讐の決心を胸に、小町は巨大ロボットに立ち向かっていく。


「仕方がありません、私も行きます」
「騎士様もいくんすか!?」

次に、遠くなった小町の背中を騎士が追いかけようとする。

「彼女一人では不安ですからね。
それに私自身も虐殺を続けるあのロボットを止めたいと思っていたところです。
モモさんはどこか安全なところに隠れていてください」

モモにそう告げると、騎士もロボットとの戦いに赴いた。
その手にはあやのの支給品であった斬鉄剣が握られていた。
病院が崩壊する前の病室から拾い、彼女の忘れ形見として騎士が拾ったのだ。
鞘から太刀を抜き、騎士は一言呟いた。

「峰岸さん、この刀をお借りします!」

200 その胸への問いかけ :2013/12/13(金) 00:02:36 ID:9Iv.hGOw0

そうして騎士も去っていき、この場には東横桃子一人が残された。

「行ってしまったっす……
そういえば、黒子くんたちは無事っすかね……?」

ふと、他の仲間たちの安否がモモは気になった。
同じ病院にいた以上、仲間たちも被害を被ったはずである。
崩落から逃げ遅れでもしていたら命を落としている可能性もあるが。

「ひょっとして、この瓦礫の山に埋まって死んでるなんてことは」
「ちょっと、モモちゃんそれはひどいよー」
「僕たちだったらみんな無事ですよ」
「俺があかりや黒子を抱えて逃げたからな、片腕しか残ってねーから少し大変だったがな」
「!! みんな!」

振り返るとあかり、黒子、日之影の三人の無事な姿を拝むことができ、モモは安堵した。
ちなみに小町は最初から他の仲間の生存を信じており、あえて三人の安否を無視したのだ。

「ところでこまっちゃんはどうした? 無事なのか?」
「それは……」

日之影の質問にモモは視線を巨大ロボットに向けるという形で答えた。

「……なるほど、戦いに行ったってわけか。
なら、仲間としちゃあやるべきことは一つだな」
「へ? やるべきことって?」
「そりゃあもちろん、こまっちゃんと一緒に戦ってやることさ。
最も、腕一本しかないから彼女の援護が関の山だろうがね」
「戦いに行くってあんなロボット相手に!?」

あやのが目の前で死んだ件もあって若干怯えている様子のモモであったが、反対に日之影はあくまで陽気に答えた。

「敵のサイズなんて問題じゃねぇさ。 ただ、仲間である以上は助けてやりてえからな」
「日之影さん……」

そして、黒子やあかりも各々の支給品をディパックから出して戦いに備えているのだった。

「おいおい、おまえらは戦闘系キャラじゃないだろ。 無理して戦う必要はないんだぜ?」
「そう言う日之影さんだって右腕が無いのに戦おうとする無茶ぶりじゃないですか。
死出の羽衣とバスケの腕でどこまでできるかわからないけど、僕はできるだけ力になりますよ」
「ふっふーん、私なんて肉が武器でもあのロボットと戦っちゃうもんねー」
「ずいぶん大した自信だな、おまえら」

他の三人は戦う気満々であった。
その姿を見てモモも感化されてしまったのか、逃げようとする気は失せ、代わりに戦意が湧いてきていた。

「わ、私も戦うっす!」
「おいおい、おまえもか。 無理せず隠れててもいいんだぞ」
「今さら嫌っすよ、自分だけ逃げるなんて。
私は影の薄さと麻雀しか能がないっすけど、きっと小町さんたちのお役に立てるっす! だから戦うっす!」
「モモ……わかった、全員でこまっちゃんたちをサポートするぜ。 そうと来ればいくぞみんな!!」
「「「おーッ!」」」

日之影を筆頭に影薄たちも遅れて戦地へ足を運ぶことになった。
こうして六人の戦士が巨大ロボットに挑むことになる。

 ― ― ―


人類を守るために作られた巨大ロボット『イエーガー』。
その一機であるジプシー・デンジャーのコクピットにはマーダーコンビであるベンとゴゴがいた。
このロボットは元はキョンの支給品であったが、使用にはある問題を抱えていた。
二人乗りのイエーガーには操縦を円滑にするために互いの思考を繋いでしまうシステムがあるのだが、これにより知られたくない過去を見られてしまうなどの問題が発生してしまう。
このために自分や佐々木のプライバシーを守るために、キョンはこの強力な支給品の使用を渋ったのだ。
しかし、ベンと、ベンのモノマネをしているゴゴにはプライバシー程度などなんら問題ではなかった。
ゴゴに至ってはモノマネをし続けてきた結果、もはやベンのコピーとも言えるほど戦闘技術が似ているのでイエーガーの性能を100%発揮できている。
そして、ベンの目的は『殺戮』、ゴゴもそれをモノマネする。
そこへ、イエーガーという力が加われば、彼らの進む先に虐殺の嵐が吹き抜けるのだ。

この殺戮マシーンと化したジプシー・デンジャーに、影薄たちは、混沌の騎士は、小町は勝てるのだろうか? 果たして……?



【一日目・17時00/日本・大阪 病院跡地周辺】

201 その胸への問いかけ :2013/12/13(金) 00:03:13 ID:9Iv.hGOw0

【混沌の騎士@カオスロワ】
【状態】健康、記憶喪失(一部復活)
【装備】斬鉄剣@ルパン三世
【道具】支給品一式
【思考】
基本:殺し合いには乗らず、煉獄へ帰る
0:被害をこれ以上拡大させないために、ロボット(ジプシー・デンジャー)を止める
1:煉獄へ帰る前にこの世界で何が起きてるのかを知る
2:できれば記憶の詳細を思い出したい
※主催がバラまいた『何か』(ナノマシン)の存在に感づいています
※5期・6期のごく一部の記憶と、自分が煉獄にいたことを思い出しました


【小町と影薄な仲間たち】
【小野塚小町@東方Project】
【状態】尻が真っ赤、ダメージ(小)、服がボロボロ、怒り
【装備】斬魄刀『神鎗』@BLEACH、デスノート@DEATHNOTE
【道具】舟
【思考】
基本:バトロワに乗じて仕事をサボる?
0:あやのへの詫びも兼ねてあのロボット(ジプシー・デンジャー)を倒す
1:殺し合いに乗るにしろ、乗らないにしろ、影薄たちとは別れるべき?
2:殺し合いに乗るかどうかは一旦保留
3:どっかに安住の地はないもんかねぇ


【黒子テツヤ@黒子のバスケ】
【状態】顔が包帯でミイラ(顔の皮膚喪失)
【装備】なし
【道具】死出の羽衣@ 幽々白書
【思考】
基本:友人たちと生き残る
1:小野塚さんの援護をする


【東横桃子@咲-Saki-】
【状態】健康
【装備】不明
【道具】不明
【思考】
基本:加治木先輩や友人たちと生き残る
1:小町さんの援護をする
2:峰岸さん……


【赤座あかり@ゆるゆり】
【状態】健康
【装備】なし
【道具】マムルの肉×2@風来のシレン
【思考】
基本:主人公らしく活躍する
1:小町さんと一緒にロボットを倒して主人公らしく活躍!


【日之影空洞@めだかボックス】
【状態】ダメージ(中)、右腕欠損(止血済)
【装備】不明
【道具】不明
【思考】
基本:主催者を倒す
0:こまっちゃんの援護をする
1:仲間を守る
2:↑の全部やらなくちゃあならないのが先代生徒会長の辛いとこだな。



【死人が出るぞぉ!! コンビ】

【ベン@D-LIVE!!】
【状態】健康、ジプシー・デンジャーに搭乗中
【装備】防弾ベスト@現実、猟銃@現実 、ジプシー・デンジャー@パシフィック・リム
【道具】支給品一式、クレイモア地雷@コマンドー
【思考】
基本:殺戮


【ゴゴ@ファイナルファンタジーⅥ】
【状態】健康、ジプシー・デンジャーに搭乗中
【装備】防弾ベスト@現実、猟銃@現実 、ジプシー・デンジャーの入っていたホイポイカプセル@ドラゴンボール
【道具】支給品一式
【思考】
基本:物真似をする
1:ベンの物真似をする


【江ノ島盾子@ダンガンロンパ 希望の学園と絶望の高校生 死亡確認】
【峰岸あやの@らき☆すた 死亡確認】
【大阪の病院や、その周辺にいた参加者×多数 死亡確認】

202 雨降って地固まる……のだろうか? :2013/12/15(日) 17:45:40 ID:SQfnUo9U0
「ちっ……俺もヤキがまわったか……」
「あっ……浜田さん……そんな……」

 熱狂していたライブ会場に尖った石の雨が降り注ぐ、それがまどかが目を閉じる前に見た光景だった。
目を開けると、無残な死体と化したクラウザーさん達と観客達、そして自分を庇って死んだ浜田がそこにいた。

「ちっ、一匹残ったか……今度は串刺しにしてやる」

 声の聞こえたほうには、緑の肌で四つの眼を持った人型の異形がいた。
異形ことグルドは、サイコキネシスで観葉植物を削って木の矢を作り、爆炎に包まれた。

「まどかはやらせないわ」
「なんとか間に合ったみたいやな」

 まどかの視界に、髪をかき上げるほむらの姿が現れた。
何故かその肩には関西弁で喋る小動物がいたが……。

「やってくれるじゃねえか……殺してやるぜ!」

 爆炎が収まると、そこには頭の側面についた二つの眼が潰れたグルドがいた。
グルドは自身の切り札である時間停止をする為に息を止めようとして、背後から切り上げられ、真上に飛ばされた。

「させるかぁぁぁ!」

 グルドを剣で切り上げたのはさやかだった。
さやかは飛び上がり、宙に浮いたグルドを切りつけ、床に叩き落とす。

「プリキュア・ハートシュート!」
「プリキュア・ラブサンシャイン・フレッシュ!」
「プリキュア・エスポワールシャワー・フレッシュ!」

 そして、3つの光が、立ち上がろうとするグルドを消滅させた。
ほむらはグルドに止めを刺した者達の内の一人を見て驚いた。
それと同時にほむらが見た人物こと桃園ラブもまた、驚くことになる。

「「何で貴方がここに!?」」

ほむらからしたら、殺したはずの人間が何故か無傷で生きており、ラブからしたら、自分に襲い掛かってきた人が何故か小動物を肩に載せてまどかを庇うように立っているのだ。
彼等の関係がどうなるか、それはまだ誰にもわからない。

203 雨降って地固まる……のだろうか? :2013/12/15(日) 17:46:04 ID:SQfnUo9U0
【一日目・17時30分/大阪・ライブハウス】

【鹿目まどか@魔法少女まどか☆マギカ】
【状態】健康
【装備】なし
【道具】支給品一式 その他不明
【思考】とにかく生き残りたい
1:ほむらちゃん!それにさやかちゃんも
2:浜田さん……
※ライブに夢中で放送を全く聞いていませんでした。

【暁美ほむら@魔法少女まどか☆マギカ】
【状態】健康、変身中
【装備】ソウルジェム@魔法少女まどか☆マギカ(ほぼ穢れ無し)
【道具】支給品一式、ベレッタM92(残弾100)、レミントンM870(残弾20)、ミニミM249(残弾50)、M16クレイモア×10、L16 81mm迫撃砲×5、M84 閃光手榴弾×20、88式地対艦誘導弾、長ドス、ゴルフクラブ
【思考】基本:まどかを守る
1:まどか……無事で良かった……
2:嘘、何で生きて……!?

【ケルベロス(小)@カードキャプターさくら】
【状態】健康
【装備】無し
【道具】支給品一式
【思考】基本:桜を探す
1:まどかって子が見つかって良かった
2:一体どういう事なんや?

【相田マナ@ドキドキ!プリキュア】
【状態】健康、変身中
【装備】キュアラビーズ@ドキドキ!プリキュア、ラブリーコミューン@ドキドキ!プリキュア、ラブハートアロー@ドキドキ!プリキュア、シャルル@ドキドキ!プリキュア
【道具】基本支給品一式
【思考】基本:殺し合いを止める。
1:ここにいるみんなと一緒に殺し合いを止める。
2:あの子(ほむら)、悪い子じゃないのかも。
※前回のロワとは関係ありません。

【桃園ラブ@フレッシュプリキュア!】
【状態】健康、変身中
【装備】リンクルン@フレッシュプリキュア!、キュアスティック・ピーチロッド@フレッシュプリキュア!
【道具】基本支給品一式、大量のドーナツ
【思考】
基本:絶対に殺し合いを止めて、みんなが助かる方法を探す。
1:誰かを探しながら、ワドルディを守る。
2:ここにいるみんなと一緒に殺し合いを止める。
3:これ、どういう事?
※9期とは関係ありません。

【蒼乃美希@フレッシュプリキュア!】
【状態】健康、変身中
【装備】リンクルン@フレッシュプリキュア!、キュアスティック・ベリーソード@フレッシュプリキュア!
【道具】基本支給品一式、不明支給品
【思考】基本:殺し合いを止める。
1:ここにいるみんなと一緒に殺し合いを止める。
2:さやかが何だか他人のような気がしない。
3:死んだキュアピースの分も頑張る。
4:あの黒いプリキュア?の出方を見る
※放送の内容をラブ達から聞きました。

【美樹さやか@魔法少女まどか☆マギカ】
【状態】健康、変身中
【装備】ソウルジェム@魔法少女まどか☆マギカ
【道具】基本支給品一式、不明支給品
【思考】基本:マミさんの為にも、殺し合いを止める。
1:ここにいるみんなと一緒に殺し合いを止める。
2:美希が何だか他人のような気がしない。
3:て、転校生……!?
※8期、9期とは関係ありません。
※放送の内容をラブ達から聞きましたが、上条恭介の死を知りません。

【ワドルディ@星のカービィ】
【状態】健康
【装備】なし
【道具】支給品一式、不明支給品
【思考】基本:殺し合いには乗らない。
1:ここにいるみんなと一緒に行動する。
※6期とは関係ありません。
※アニメ出展なので、喋る事ができません。

【根岸崇一@デトロイト・メタル・シティ 死亡確認】
【立花響@戦姫絶唱シンフォギア 死亡確認】
【浜田雅功@現実 死亡確認】
死因:サイコキネシスによる尖った石の雨

【グルド@ドラゴンボール 死亡確認】
死因:消滅

204 混沌な名無しさん :2013/12/17(火) 13:04:51 ID:JdOWOUtYO
「戦艦の墜落を防ぐのじゃ!」

そう言ってネオアームストロングサイクロンジェットアームストロング砲を落ちてきた巨大戦艦に向けて発射したじーさん。
戦艦は爆散し、福井県の地上に戦艦の残骸の雨が降った。
その中の一つが、ネオアームストロングサイクロンジェットアームストロング砲ごとじーさんと孫を押し潰した。
勿論、他の残骸も福井県の地表に大きな被害を与えた。
まあ、ろくに考えずに行動したらこうなるのもおかしくはない。
そんな光景を、どうにか戦艦から脱出できたガーゴイルがただ呆然と見つめていた。
【一日目・17時35分/日本・福井県】

【ガーゴイル@ふしぎの海のナディア】
【状態】精神的疲労
【装備】仮面
【道具】支給品一式、アニメ7話に登場した銃@ふしぎの海のナディア
【思考】
基本:人間を全員下僕に
1:どうしてこうなった
2:私の戦艦が……
3:ブルーウォーターを手に入れる
4:ネモとノーチラス号の抹殺
5:あの殺せんせーが死ぬとは、一体何があった?

【じーさん@でんぢゃらすじーさん邪 死亡確認】
【孫@でんぢゃらすじーさん邪 死亡確認】

205 死んだクラウザーさんは生きてるときより性質が悪い :2013/12/17(火) 20:56:33 ID:kMSZQvzc0
「クラウザーさんが……死んだ?」
「そんな…俺達のクラウザーさんが…」
「嘘だっ!クラウザーさんが死んだなんて嘘だっ!」
「お前だってライブハウスの映像見ただろ…クラウザーさんがあのチビにSATSUGAIされたのを…!」
「うわあぁぁぁぁぁぁぁぁぁ」
「なんてこった、俺があの場にいればあんなことには…」
「その仇もあのメスガキどもにSATSUGAIされたしな…
 くそっ俺があの糞チビエスパー野郎をSATSUGAIしたがったぜ…!」
「俺たちはどうすればいいんだ…」



「クラウザーさんを蘇らせよう…」
「…っ!!」
「そうだ、クラウザーを再びこの世に再臨させるのだ!!」
「うおぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!」
「でもどうやって?」
「とにかくまずは生贄だ!クラウザーさんを復活させるための生贄を捧げろ!」
「一千人…いや一万人…いやもっとたくさんの生贄が必要だ!」
「そのためにもSATSUGAIじゃぁぁぁぁぁ!!」
「この世を地獄に変えてやれぇぇぇぇぇぇ!!」
「飯食ってる場合じゃねぇ!」
「笹食ってる場合じゃねぇ!」
「人喰ってる場合じゃねぇ!」
「SATSUGAIせよ!」
「SATSUGAIせよ!SATSUGAIせよ!」
「SATSUGAIせよ!SATSUGAIせよ!SATSUGAIせよ!SATSUGAIせよ!」
「SATSUGAIせよ!SATSUGAIせよ!SATSUGAIせよ!SATSUGAIせよ!SATSUGAIせよ!SATSUGAIせよ!SATSUGAIせよ!SATSUGAIせよ!」


「「「「「「「「SATSUGAIせよ!!」」」」」」」







206 混沌な名無しさん :2013/12/17(火) 20:58:57 ID:kMSZQvzc0
「俺より強い奴に会いに行く」殺し合いに巻き込まれたとしても格闘家リュウの本筋は変わらなかった。
そしてリュウは先ほど襲い掛かってきた男との戦闘に入っていた。
だが、その身はズタボロである。相手はそれ程の実力者であった。
名前は蟹座のデスマスクと名乗っていた。

「波動拳!」

リュウは溜めた気を放つ。
だが、黄金の鎧を身に纏ったデスマスクは波動拳を拳で砕いた。

「クッ、こんなに手も足も出ないなんて…!」
「無駄だ!黄金聖闘士(ゴールドセイント)に同じ攻撃は二度通用せん!」
「うぉぉ!竜巻旋風脚!」

リュウは空中に跳び、回転しながらデスマスクに迫るが…

「効かんと言っているだろうが!!」

デスマスクはテレポートしたようにその場から姿を消し竜巻旋風脚を回避する。
そして、リュウの真横に現れ黄金聖闘士特有の光速の拳を浴びせる。
が、リュウはデスマスクの拳を察知し防ぐ。
そして、驚愕するデスマスクに昇龍拳を喰らわす。

「か、かにぃ!?」

デスマスクは素っ頓狂な叫び声をあげて吹っ飛ぶが、流石は黄金聖闘士。空中で体勢を立て直し着地する。

「ちぃ、このデスマスクに一撃を与えるとは…」
「まだまだこれからだ、かかってこい!」
「この男、戦いの中で成長しているというのか…?」
「確かみてみろ!!」

再び対峙する強者二人。
こうして第2ラウンドが始まろうとしていた。



「フフ、ですが背中がお留守ですよ」
「ぐわぁっ!」

突如、リュウが背中から大量の血を吹き出して地面に膝を突く。
その背後には両手に血の滴った大鎌をもった白い長髪の男がいた。

「光秀か。手を出しやがって…巻き添えでSATSUGAIされたいのか?」
「これは非道い…私達同志じゃありませんか。クラウザーさんを復活させるためのね。
楽しむことも結構ですけどそれを忘れなきよう…フフフ」
「…ちっ」
「ぐぅぅっ…!」
「フン、まだ息があったか。後ろからの不意打ちに気づかぬとはマンモス愚かな奴よ」
「お前…卑怯だぞ…!」
「なんとでも言うがいい。止めを刺してくれる…積尸気冥界波!!」

デスマスクの突き出した人差し指から白いオーラが飛んでいく。
たちまちリュウの体は白いオーラに包まれる。
最後にリュウの魂が肉体と分離し、冥界へと叩き落され、魂を失ったリュウの体はそのまま倒れ伏した。
笑みを浮かべたデスマスクと光秀は新たな生贄を探すためにこの場を立ち去っていった。
彼ら二人はクラウザーさんの狂信者である。
だがクラウザーさんの狂信者は彼らだけではない。それこそ全国に存在する。
日本が地獄を見るのはまだまだこれからなのだ…。

【一日目・18時/全国各地】
【DMC狂信者】
共通思考:クラウザーさんを蘇らせる
1:生贄のために参加者をSATSUGAI
※携帯やらネットやらツイッターやらで連絡を取り合っています。

【一日目・18時/千葉県】

【蟹座のデスマスク@聖闘士星矢】
【状態】健康
【装備】蟹座の黄金聖衣@聖闘士星矢
【道具】支給品一式、その他不明
【思考】
1:SATSUGAI

【明智光秀@戦国BASARA】
【状態】健康
【装備】大鎌×2
【道具】支給品一式、その他不明
【思考】
1:SATSUGAI

【リュウ@ストリートファイターシリーズ 死亡確認】

207 混沌な名無しさん :2013/12/19(木) 14:34:18 ID:N0i9DTk6O
黒神めだかの攻撃が首輪に当たったから、あの金色のマーダーは首輪が爆発して死んだ。
変身した野比玉子が頭部についたソウルジェムをマーダーに破壊されて死んだけど、頭も砕け散ったからソウルジェムの秘密は話さすにすんだ。
野比玉子の死は残念だけど、悪くない結果だね。
しかし、問題は僕の他の個体が殺し合いに巻き込まれて全滅した事だ。
大災害の混乱でカオスロワ開始時には僕を入れて100体しか残っていなかったとはいえ流石に早すぎる。
他の参加者から姿が見えなくても流れ弾や広範囲攻撃で死ぬ個体が多すぎだ。
大災害が起きてから母星に連絡できないし、連絡出来るまでは死なないようにしないといけないか。

【一日目・17時30分/日本滋賀県・ピエリ守山】

【黒神めだか@めだかボックス】
【状態】健康
【装備】箱庭学園の制服(めだか仕様)、ソウルジェム@魔法少女まどか☆マギカ(穢れ無し)
【道具】支給品一式
【思考】
基本:バトルロワイアルを叩き潰す!!
1:善吉……

【キュゥべえ@魔法少女まどか☆マギカ】
【状態】健康、他の個体が全滅
【装備】なし
【道具】支給品一式
【思考】
基本:女性参加者全員を魔法少女にする。
1:必ず鹿目まどかとも契約してみせる。2:母星と連絡出来るまでは生き残る。
3:黒神めだかに守られるように行動しておきたい。

【野比玉子@ドラえもん 死亡確認】
【黄金バット@黄金バット 死亡確認】

208 残る命、散る命 :2013/12/20(金) 20:24:43 ID:Bir1tBxI0
「ゲギャギャギャギャ!防ぐだけで手一杯じゃねえか!」

 なのは組とマーダー二人の戦闘は、なのは組が不利となっていた。
人数自体は多いとはいえ、怪我で動けないユーノをなのはが魔法で治療し、それをハス太が護衛している為戦力は半減していた。
しかも、戸愚呂兄を桑原が一人で相手にしている為、OVERに対処できるのはレオリオとやらない夫の二人だけだった。
そして、やらない夫はすでにM16を撃ち尽くしてレオリオにスパス12を受け取っていた。

「どうしよう……このままじゃみんなやられちゃうよ」

 弱音を吐くハス太。
ユーノとなのはを護衛しつつ、風を操って他の仲間を援護していた彼は戦況をしっかりと把握していた。
それ故、自分達が危険な状態である事を誰よりも実感していた。

「ぐっ……皆、僕に構わないで……」
「そんな事言わないで!フェイトちゃんが死んで……ユーノ君まで死んだら私……」

 自分の命を諦めはじめるユーノと、それを必死で止めさせようとするなのは。

「ユーノ!大災害を防ぐのに頭のいいお前が必要なんだ!だから死のうとするな!」
「隙ができてるぜ、桑原!」
「ちぃっ!」

 そして、桑原もユーノを激励しつつ、戸愚呂兄の攻撃を防いでいた。
しかし、悪い流れは続くもので、やらない夫のスパス12の弾もついに切れた。

「遂にそっちの銃も弾切れか、じゃあ死ね!」
「やらない夫!?」

 OVERの投げたオリハルコン製のハサミがやらない夫の身体を貫いた。
だが、やらない夫はそれでも笑みを浮かべていた。

「ふっ……俺一人だけで……済んだ……な」
「何!?」

 OVERは、やらない夫の意味深な最後の言葉に疑問を浮かべ、背後からの攻撃により木端微塵になった。
その背後には、ところどころに植物らしき意匠を持つ巨大な怪物とそれを従えてると思われる一人の女性がいた。

「タマムシジムのジムリーダー、エリカ。助太刀に参りますわ」
「支給品のメディカⅣで俺のHPは全回復してんだ。トレーナー様のお墨付きも出たんでもう一人もぶっ殺してやるぜぇ!」

 そう、やらない夫は彼女達の存在に気づいていた。
だが、彼はそれをOVERに気づかせないためにあえて誰にもそのことを教えず、時間稼ぎに徹していた。
そして、自身の命と引き換えにOVERに致命的な隙を生み出したのだ。

「やらない夫が命と引き換えに作ったチャンス、無駄にするかよ!」
「もうお前の好きにはさせない!死んだやらない夫さんの為にも!」

 レオリオの念能力とハス太の暴風が戸愚呂兄を吹き飛ばす。

「どうにか動けるくらいには回復したし、逃がさないよ。チェーンバインド!」
「未来の自分が使っていた魔法……これなら。アクセルシューター!」

 翡翠の鎖が戸愚呂兄を縛り付け、桃色の幾つもの誘導弾がその身体に生えた突起物を次々と砕いて行く。

「追い詰めたぜ……これで終わりだ!!」

 そして、桑原の霊剣が戸愚呂兄を切り捨てた。

「があぁぁっ……だが、俺は、何度でも蘇って……」
「なら、復活できなくすればいいだけですわ。神樹!」
「焼き尽くしてやるぜ、メギドフレイム!」

 歪みし豊穣の神樹の放つ炎は、戸愚呂兄を細胞一つ残らず焼き尽くした。
灰すら残らず蒸発した彼に復活する術は無い、つまり彼は完全に死んだという事だ。


「という訳で、俺達は共に行動していたんだ。」
「そんな事になっていたのですか……」

 やらない夫を埋葬したなのは組は、神樹をモンスターボールに戻したエリカにこれまでのいきさつ等を話していた。

「けど、流石にこれ以上は無理に協力しなくても……」
「いえ、このままだと生き残っても意味ないので、私も協力しますわ」
「そうと決まれば、出発するか。傷も癒えたし身体も休まったしな」
「で、ユーノ君。政府の施設を調べていくって言ってたけど、何処から行くの?」
「国会議事堂も気になるけど、首相官邸かな。マーダー登場のタイミングからして主催に目をつけられてるだろうし、いっそのことね」

209 残る命、散る命 :2013/12/20(金) 20:25:02 ID:Bir1tBxI0
【一日目・17時45分/千葉県】

【高町なのは@魔法少女リリカルなのは】
【状態】健康、19歳の身体
【装備】レイジングハート@魔法少女リリカルなのは、千年タウク@遊戯王
【道具】基本支給品一式、タイムふろしき@ドラえもん、ボンテージ
【思考】基本:大災害による世界滅亡を防ぐ
1:情報を集めないと
2:ヴィヴィオに再会してきちんと話し合いたい
※千年タウクの効果によって、高町ヴィヴィオの存在と日本に世界を襲った大災害が起こる未来を知っています。
※タイムふろしきを使ったので、19歳の肉体に成長しました。
※未来の自分が使っていた技の一部が使用可能です。

【ユーノ・スクライア@魔法少女リリカルなのは】
【状態】健康、19歳の身体
【装備】なし
【道具】基本支給品一式
【思考】基本:大災害による世界滅亡を防ぐ
1:なのはを護る
2:大災害の情報を集める
3:主催が妨害してきている可能性が高いね
※タイムふろしきを使ったので、19歳の肉体に成長しました。
※PSP版の技が使えます。

【ハス太@這いよれ!ニャル子さん】
【状態】健康
【装備】なし
【道具】支給品一式、ガソリンの入った一斗缶
【思考】基本:大災害による世界滅亡を防ぐ
1:ニャル子ちゃんたちは大丈夫かな
2:僕も頑張らないと

【桑原和真@幽遊白書】
【状態】健康
【装備】なし
【道具】支給品一式
【思考】基本:大災害による世界滅亡を防ぐ
1:戸愚呂兄をぶっ倒す
2:怒鳴りつけた借りを返す為にも、ハス太を護る

【レオリオ・パラディナイト@HUNTER×HUNTER】
【状態】健康
【装備】なし
【道具】支給品一式
【思考】基本:大災害による世界滅亡を防ぐ
1:主催と大災害に関係があるのだろうか?
※ゴンの死に気づいていません

【エリカ@ポケットモンスター】
【状態】健康 、歪みし豊穣の神樹のトレーナー
【装備】モジャンボ、キノガッサ、他不明
【道具】基本支給品一式、モンスターボール×3
【思考】基本:大災害による世界滅亡を防ぐ
1:ポケモンと一緒に生き残る
2:珍しい植物タイプはゲットしておく

【歪みし豊穣の神樹@世界樹の迷宮4】
【状態】健康、エリカのポケモン、モンスターボールの中
【装備】なし
【道具】支給品一式
【思考】基本:エリカに従う
1:モンスターボールの中で盗み聞きしたけど、世界滅亡ってやばくね?

【やらない夫@2ch 死亡確認】
死因:刺殺

【OVER@ボボボーボ・ボーボボ 死亡確認】
死因:粉砕

【戸愚呂兄@幽遊白書 死亡確認】
死因:蒸発

210 落ち込んどる場合かーッ :2013/12/20(金) 22:41:00 ID:nSESj1PU0

「ふむ……」

 四国の最西端、。香川県高松市。
 日本人なら誰でも知っているだろうが、ここの地名は竹居観音岬。
 そこに集まったひとつの集団。
 
「祐一郎よ。あれはなんだ?」
「あれは……本来、人類の希望になるべきものだった」
「ほう、俺が求める『大いなる遺産』とは違うが、実に興味深いな」

 サイボーグの超視力を持ってすれば、空中浮遊しているロボなど肉眼で捉えることができるのだ。
  、
「提督、偵察機は送りますか?」
「一応は送っといてくれ、ここから北東200kmだ」
「流石にそこまでは、無理です」
「いや、我が波紋の力を持ってすれば可能だ」

 勢いよく波紋入り艦載機を飛ばす。
 ついでに波紋入りチサオくんも飛ばす。
 が、波紋入りチサオくんは広島県辺りで墜落した。
 こんな感じで

211 落ち込んどる場合かーッ :2013/12/20(金) 22:41:20 ID:nSESj1PU0


             / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ > | ̄| | ̄|
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   ヽ/      く>    \\ 、 、  ヾ;.、   ヽ\ ̄ )\_)::、──<             | ̄| |/
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─ = 二  ̄ ̄   く>          レ'::::::::::::/  ̄. :.::{=-::. :. >' ̄ ̄ ̄|::|        |:: ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|::|        |:: ̄ ̄ ̄
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212 落ち込んどる場合かーッ :2013/12/20(金) 22:41:42 ID:nSESj1PU0

「所詮、チサオくんはチサオくんだったようだな」

 チサオくんに飛行能力はないからね。
 墜落するのも当たり前。そんなわけで、広島が焦土になってしまった。

 そんな中、のび太は不安だった。
 この集まった集団で唯一の一般人。
 戦闘力で言えば、おそらくは参加者内でも最底辺。
 下手すれば、足を引っ張るかもしれない。

 そう考えると手足が震えてきた。
 ここまで無傷で生き残っているのも運がいいだけなのかもしれない。
 現にジャイアン×4、スネ夫、父に母、そしてジャイアンの母が死んでしまったのだから。

「どうした不安なのか?」
「光さん……」
「だが、しかぁぁぁし、我がドイツの科学力は世界一ィィィィ!!」
「シュトロハイムさん、それはもう分かりました」
「恐怖を乗り越え『恐怖』を我が物とすることは波紋修行の初歩だ」
「ダイアーさん……」
「ふっ、私を忘れてもらっては困る」
「紫龍さん……デイバックの中に戻ってください」
「俺は……」
「アドラーえもん」
「俺もいるぜ」
「テリーマン」
「提督、これが友情パワーですか?」

 だが、のび太は悟った。
 正義超人の友情は不滅である、と。
 勉三さんの支給品であったキン肉マンの単行本読みながら悟ったのであった。
 

【一日目・17時30分/日本・香川】
【光祐一郎@ロックマンエグゼ】
【状態】サイボーグ化、首輪解除
【装備】なし
【道具】支給品一式、ノートPC、自作爆弾
【思考】基本:息子たちをサポートする。
1:主催者について調べる



【ルドル・フォン・シュトロハイム@ジョジョの奇妙な冒険】
【状態】健康、首輪解除
【装備】なし
【道具】支給品一式、不明
【思考】
基本:主催共に一泡吹かせる
1:祐一郎達と行動する


【野比のび太@ドラえもん】
【状態】健康、首輪解除
【装備】キン肉マンのコミックス全巻@現実
【道具】支給品一式、ボーリングの玉@現実、龍星座の紫龍@聖闘士星矢
【思考】
基本:生き残る
0:死人は出ないぞぉ!!
1:ドラえもんを探す


【ダイアー@ジョジョの奇妙な冒険】
【状態】割と健康、首輪解除
【装備】イカ墨とパスタ@現実
【道具】支給品一式、その他不明
【思考】基本:主催を倒す
1:ディオとかいう奴も倒す
2:アドラー達と行動する。


【アドラー@エヌアイン完全世界】
【状態】それなりに健康、首輪解除
【装備】電光機関@エヌアイン完全世界、四次元ポケット(中身入り)@ドラえもん
【道具】支給品一式、その他不明
【思考】基本:ダイアー達と行動する
0:俺は……アドラー……えもん


【翔鶴@艦これ】
【状態】万全
【装備】彩雲、紫電改二、流星改、 零式艦戦62型
【道具】なし
【思考】
基本:提督(祐一郎)に従う
1:敵は爆撃する

【ザ・テリーマン@キン肉マン】
【状態】健康
【装備】なし
【道具】支給品一式、その他不明
【思考】
基本:殺し合いを止める

213 横着するからだ :2013/12/21(土) 10:19:38 ID:yoTAXQ2.O
主催の存在と居場所に気付いたガメラは、九州ロボにプラズマ火球を撃ち込もうとしていた。
そこに、ダイアーの飛ばした波紋入り偵察機がやってきて、ガメラに激突、偵察機は砕け散った。
その衝撃でガメラもプラズマ火球を発射する寸前で口を閉じてしまい、口内でプラズマ火球が爆発してガメラは死んだ。

【一日目・17時50分/日本海・九州ロボ周辺空域】

【ガメラ@平成ガメラ三部作 死亡確認】

214 俺達の歌を聴け! :2013/12/21(土) 23:10:33 ID:zu6VPULE0
 第三新東京市は火の海と化し、地下にあるジオフロントまでもが炎に包まれていた。
そこに侵攻していたのはネイティブドラゴンが一柱、火幻竜フレクザィードだ。
正確にはシアレンスの迷宮の奥深くで隠しボスの内の一体として君臨する個体だったりするのだが、それに気づく存在などこの場にはいなかった。

「振り向くな いつだって 情熱の向かう先に そこはきっとある」

 最大出力のATフィールドで炎から身を護っていたカヲルは確かにそう聞いていた。

「砕け散る 星たちよ 新しい 光となれ 闇を照らせよ」

 最大出力のATフィールドの向こうから聞こえてくる歌声だ。
それを不思議に思い、カヲルは歌声が聞こえてきた方向を向いた。

「Long long Time 忘れてただけさ」

 そこには、フレクザィードとは別の赤い竜が飛んでいた。

「扉はもう開いているのさ あとは飛び込んじまえよ」

そして、その背に立ってフレクザィードに向かって歌う歌う一人の男が居た。

「It's NEW FRONTIER そうさ オレたち ここにいると」

 その男、熱気バサラの歌はサビに入り、彼を乗せている赤竜も彼と共に歌うように声を上げる。

「鐘を打ち鳴らせ Woo Woo」

 それを聞き、ついにフレクザィードの動きが止まる。
その光景にカヲルはますます驚いた。

「It's NEW FRONTIER だから もっと 胸に火をつけろ」

 そして、フレクザィードもまた歌うように声を上げ始める。
カヲルは気付いた。バサラの歌の力に、そしてその魅力に。

「かげがえのないもの 解き放つさ」

 そして、カヲルもまた歌に合わせて歌い始めた。



【一日目・18時00分/日本・第三新東京市】

【熱気バサラ@マクロスダイナマイト7】
【状態】とても健康、上機嫌
【装備】ギター
【道具】支給品一式
【思考】基本:戦いなんてくだらねえぜ、俺の歌を聴け!
1:偉大なる赤竜と共に歌を届ける
2:あっちの奴ら(フレクザィードと渚カヲル)も良い歌してんじゃねえか。

【偉大なる赤竜@新・世界樹の迷宮 ミレニアムの少女】
【状態】健康
【装備】無し
【道具】もくたん@ポケットモンスター、支給品一式
【思考】基本:歌で自然環境の保護を世界に訴える。
1:都庁組や氷嵐の支配者といった仲間達やグンマーの民、そして歌の素晴らしさを教えてくれたバサラを護る為なら戦う事も厭わない。
2:バサラと共に行動する。

【フレクザィード@ルーンファクトリー4】
【状態】健康
【装備】無し
【道具】歌エネルギー変換システム@マクロス7、支給品一式
【思考】基本:殺し合いを止めて、今は歌う
1:これが歌というものか

【渚カヲル@新世紀エヴァンゲリオン】
【状態】健康
【装備】なし
【道具】支給品一式
【思考】基本:シンジ君と一緒にピアノを弾く
1:こんな素晴らしい歌があるなんて

【ホメ春香@ニコニコ動画 死亡確認】
死因:焼死

215 因縁の終わり :2013/12/22(日) 19:14:20 ID:VgcGPyrIO
物凄い速さで飛んできた何ががマスターチーフの首輪に突き刺さり、マスターチーフの首輪が爆発する。
英良は、飛んできたものがさすまただと気付き、グリモルディをそれが飛んできた向ける。
予想通り、そこにはきれいなジャイアンがいた。
しかも、自然治癒力が強化されているのか傷が全て塞がっていた。
一瞬で間合いを積めてきたきれいなジャイアンの拳をグリモルディに受けさせたが、前のきれいなジャイアン戦のダメージもあってグリモルディは大破してしまった。
二撃目を放とうとするきれいなジャイアンだが、英良もまたキャスパーの支給品だった自動式拳銃を取り出していた。
きれいなジャイアンの拳が英良の腹部を粉砕するが、英良もきれいなジャイアンの眉間を撃ち抜いていた。
あくまで自然治癒力が強化されただけにすぎないきれいなジャイアンは致命傷から回復出来る訳がなく死亡した。

【一日目・18時00分/日本・山口県】

【マスターチーフ@ヘイロー・シリーズ 死亡確認】
【阿紫花英良@からくりサーカス 死亡確認】
【きれいなジャイアン@ドラえもん 死亡確認】

216 戦慄の捕食者 :2013/12/25(水) 22:47:42 ID:S1mvucYc0
「この分だと、既にこの日本でも参加者の諸君は勝手に散っているだろうな」
 朱色に染まった太陽が地平線の彼方に沈んでいき、辺りが徐々に暗くなっていく中で一人の男はそう呟く。闇に同調しそうな衣服を身に纏う男の名前は乃木怜治。その正体は、乃木怜治と言う男に擬態したワームの首領・カッシスワームだった。
 人間同士で互いに殺し合い、生き残った者達だけを国民として認めるバトルロワイアル。それに対して、乃木は大して関心を向けていなかった。
「同じ地球に生きる人間同士が醜い本性を曝け出し、殺し合う……やはり人間とは実に愚かで悲しい生き物だ。そして、哀れすぎるよ」
 フン、と鼻を鳴らしながら乃木はつまらなそうに呟く。
 存亡の危機に陥ったのならば、普通は同族同士で助け合うべきだろう。互いに潰し合っている場合ではないのに、主催陣営は殺し合いを強いる。そんな方法で生き延びたとしても、生き残った群れがいずれ破綻するだけだ。こんな下らない戦いで平和を得たとしても、疑心暗鬼に駆られた末に同じ戦いが起こるだけ。その程度のことにも気付けないくらいに、人間は落ちぶれてしまったのか。
 だが、例えそうだとしても関係ない。そんな人間どもを駆逐してワームが残った日本を占領すればいいだけのこと。
「どうやら、君達みたいな人間にこの地球を任せるわけにはいかなくなったな。我々ワームが頂き、そしてよりよい世界を築き上げていこう……世界はワームの物だ」
 乃木の方針は今までと何も変わらない。日本に跋扈する低俗な人間どもを一人残らず狩って、それからワームが支配権を握る。その為にも、首領である自分自身が進んで動かなければならなかった。
 同胞がこの日本にいるかどうかはわからないが、今は関係ない。いるならこれまでのように指令を出せばいいだけで、例えいなかったとしても一人で戦うだけ。
 どんな相手がいようとも負けるわけにはいかなかった。
「その為にも、まずは見つけなければならないな……俺の餌となるべき人間と、有能な配下が」
 愚かで弱い人間は餌にする。また、強者でも反抗的な態度を取るのならば餌にする。餌となった存在の力を己の物にできるのだから。反対に、もしも利益になる参加者がいれば配下にする。切れ者ならば参謀にするし、それなりに戦闘力を誇るのならば兵士にすればいい。どちらを選ぶにしても損はなかった。
 だが、戦うにしても油断はできない。日本のどこかにはZECTが生み出したマスクドライダー達もいるはずだった。奴らにはこれまで何度も煮え湯を飲まされた。小賢しい策を弄して戦いを挑んでくるかもしれない。負けるつもりはないがその対策もする必要があった。
 今は他の参加者を探しながらワームが支配を握る地盤を固めなければならない。道のりは長いかもしれないが、苦にならなかった。
「もうすぐ、戦場は再び闇に包まれる……その時、どれだけの参加者が生きていられるだろうね……」
 誰かに問いかけるかのような口調で呟きながら乃木は歩く。
 人の気配が一切感じられず、ゴーストタウンにいるかと錯覚させてしまうような道路。普段ならば人間どもの活気で溢れているのだろうが、今は誰の姿も見られない。もしや、主催陣営が殺し合いの為に前もって住民達を駆逐したのだろうか? だとしたら、尚更愚かだった。貴重な労働力を自ら刈り取るなんて普通の神経ならばありえない。尤も、それは人間の問題でワームには関係の無い話だが。
「死んだ人間の諸君は実に哀れだ。信じていた国のトップに裏切られ、命を終える羽目になるなんて……」
 乃木は静かに紡ぐ。
 その瞬間、どこからともなく二つの足音が響いてきた。場所はそれほど遠くない。それに気付いた乃木は瞬時に振り向き、そして笑みを浮かべた。
「おやおや、ようやく現れてくれるか……待ちくたびれたよ」
 漆黒のコートを翻しながら、乃木は高く跳び上がる。
 闘いの時はもうすぐだった。

217 戦慄の捕食者 :2013/12/25(水) 22:48:08 ID:S1mvucYc0





 佐倉杏子は高町ヴィヴィオを連れて歩いていた。ヴィヴィオの母親である高町なのはを見つける為にホテルの中を捜索している。
 先程、何故か小さな子供に性的な虐待をしようとしていた。子どもの方は怯えていたのを見る限り、もしかしたら性行為は無理矢理しようとしていたのかもしれない。逃げるヴィヴィオを追ってしまったが、助けた方がよかったかと今になって思う。後悔してももう遅いので、一刻も早くなのはと会わなければならないが。
 そうしてホテルへ戻ったが、そこには誰もいない。ホテルの中を隅から隅まで探しても、誰も見つからなかった。きっと、すれ違いになってしまったのだろう。
「見つからないな、お前の母親は」
「ごめんなさい、杏子さん……私が何時間も落ち込んでいたせいで……」
「気にするな。あの状況だったら、誰だってショックを受けるよ。ヴィヴィオが謝る必要なんてある訳ないだろ」
「でも……」
「ストップ! ヴィヴィオ、落ち込んでいる暇があるのなら二人を探すことを考えろ! いいな」
 杏子はヴィヴィオが吐く弱音を遮る。すると、ヴィヴィオは一瞬だけ驚いたような表情を浮かべたが、すぐに笑顔になった。
「……はい! ありがとうございます、杏子さん!」
「いいってことよ」
 やはり、落ち込んでいるよりも笑っている方が杏子としても気分が良かった。いつまでもウジウジしていたって何にもならないし、杏子だって落ち込んでしまうかもしれない。
 亡くなった妹のモモだって、ヴィヴィオのように笑っている頃があった。もう少し大きくなったら、ヴィヴィオと同じ活発な少女になっていたのだろうか……そう、杏子は思ってしまう。
「さて、ホテルにいないとなったらいつまでもここにいたって仕方がないし……どこか他の所に行くか」
「わかりました!」
 杏子とヴィヴィオの声がホテルのロビーで響き渡る。
 それからホテルの正門を潜ると冷たい風が肌に突き刺さる。何か温かい服をホテルで探せばよかったかもしれないが、今から探すのは面倒だ。それにこの程度の寒さならコートを羽織る必要もないし、耐えられないほど寒くなってから考えればいい。
 今はなのはを見つけることが最優先だった。
(あの放送じゃ呼ばれていなかったけど、安心はできないな……どうか無事でいてくれよ)
「おやおや、ようやく見つけたと思ったら小娘が二人か……」
 杏子は思案していたが、それを阻害するかのように男の声が耳に入る。
 それに気付いた杏子が振り向くと、黒い衣服を纏った男を見つけた。
「だが、ただの小娘ではなさそうだ……もっとも、俺の配下になりうる人材ではなさそうだが」
 開口一番、男は意味のわからないことを言ってくる。その態度はとても高圧的で、杏子は表情を顰めた。
 何故、見知らぬ男から上から目線でそんなことを言われなければならないのかがわからない。一体、何の権利があるのか?
 偉そうな相手が好きになれない杏子に、目の前の男と仲良くなるのは無理な話だった。
「いきなり何だよ、オッサン」
「だが安心したまえ。君達はもうこの愚かな戦いに怯える必要はない……俺の餌にしてあげよう」
 冷たい目線を突き刺してくる男は静かにそう呟く。すると、男の身体から紫色のオーラが噴き出された。
 薄気味悪い音が響き渡り、男の体は変わっていく。瞬く間に、カブトムシのような姿へと怪物へと変貌した。
「なっ……!?」
 刹那、怪物から物凄い勢いで殺気が放たれ、杏子は反射的に魔法少女に変身する。
 目の前の怪物・カッシスワーム グラディウスはあたし達のことを殺そうとしているし、話し合いの余地などない。一目見ただけで杏子はそう確信した。
 ならば、相手が何かを仕掛けてくる前に叩き潰すしかない。そう思った杏子は槍を振りかぶりながら突貫し、勢い良く振るう。だが、それはカッシスワームの左腕から生えた刃によって軽々と受け止められてしまった。
 杏子は力づくで押し込もうとするがカッシスワームは微動だにしない。
「おやおや、随分と凶暴だねぇ……」
 嘲るような声がカッシスワームから聞こえてきて、杏子の中で怒りが湧きあがっていく。
 その直後、カッシスワームが腕を振るったことで槍は弾かれてしまい、そこから杏子の身体は切り裂かれてしまう。
 身体に激痛が走り、杏子は声にもならない悲鳴をあげてしまった。それを好機と見たのかカッシスワームは攻撃を続ける。その勢いは凄まじく、歴戦を乗り越えた魔法少女である杏子でも見切ることができなかった。

218 戦慄の捕食者 :2013/12/25(水) 22:49:15 ID:S1mvucYc0
「杏子さん!」
 度重なる攻撃によってよろめいた後、後ろからヴィヴィオの声が聞こえてくる。
 それに振り向いた直後、いつの間にか変身していたヴィヴィオも拳を掲げながらカッシスワームに突貫したが、カッシスワームは背後に跳んだことでその一撃を避けた。
 だが、そのおかげで杏子はカッシスワームの攻撃から解放される。そんな杏子の元にヴィヴィオは駆け寄った。
「大丈夫ですか、杏子さん!?」
「ああ……」
 心配そうな表情を浮かべるヴィヴィオに杏子は勝気な笑みで答えるが、それはあまりにも力が溢れていなかった。
 目の前の怪物・カッシスワームはあまりにも強すぎた。それこそ、これまで戦ったどの魔獣も凌駕してしまいそうなほどに。
 これまでの戦いで養われた経験から、カッシスワームは自分達二人を圧倒的に上回る強さを誇っていると杏子は察する。認めるのは癪だが、それだけのオーラを発していた。
「お喋りはそこまでだ……」
 戦慄する杏子の耳に、カッシスワームの声が響く。
「終わらせて貰おう……ライダースラッシュ!」
 カッシスワームの腕から二発の鋭い衝撃波が放たれていき、杏子とヴィヴィオを標的に進んだ。
 その速度は音を遥かに凌駕して、二人に反応する暇を与えない。
「ヴィヴィオ――!」
 杏子はヴィヴィオに言葉をかけようとしたが、それが最後まで紡がれることはなかった。
 何故なら、杏子の身体はカッシスワームの放つライダースラッシュによって切り裂かれてしまうのだから。





 高町ヴィヴィオには抵抗をする余裕すらなかった。
 カッシスワーム グラディウスによる死の斬撃が彼女の身体を容赦なく切り裂き、そこからあらゆる力を奪われてしまう。起き上がろうとしても身体が言うことを聞かない。
 首も動かない。そのせいで、ヴィヴィオの視界には暗くなっていく空しか映らなかった。
 まるで、その闇が自分を引きずり込もうとしているかのように見えてしまい、ヴィヴィオは不安になってしまう。
(私……死んじゃうの?)
 意識がどんどん薄れていく中、ヴィヴィオの鼻に生臭い血の匂いが届く。
 それに伴って身体がどんどん冷たくなっていくのを感じてしまい、自分の死が近づいてきているのをヴィヴィオは察した。その瞬間、ヴィヴィオの脳裏にこれまでの人生が見てきた光景が走馬灯のように過っていく。
 愛する母親である高町なのはと出会い、そして戦った幼い日々。たくさんの人と出会い、そして絆を深めあった学園の毎日。アインハルト・ストラトスと拳を交わし合って、互いに色々なことを語り合った日常。
 どれもかけがえのない時間であり、宝石よりも輝いて見えた。そんな毎日がこれからも続いて欲しかったが、それはもう訪れることはない。
 そう思うと、全ての思い出がこの上なく愛しく感じられてしまった。

219 戦慄の捕食者 :2013/12/25(水) 22:49:47 ID:S1mvucYc0
(杏子さん、アインハルトさん、それとなのはママ……ごめんなさい)
 ヴィヴィオはどこかにいるはずのなのはのことを考える。
 どうして小さな子どもにあんな変なことをしたのかがわからない。なのはに何があったのかが知りたかったけど、もう叶わないだろう。
 きっと、なのはは自分の死を知ってしまう。そうなったら、なのはは泣いてしまうかもしれなかった。
 それがヴィヴィオにとって何よりも心残りだった。
 そして、自分を守ってくれた杏子はどうなったのか? 無事でいて欲しいけど、確かめる術はない。
 ヴィヴィオが杏子の為にできることは、生きていることを祈るだけだった。
(ママ……)
 ヴィヴィオは願う。
 高町なのはが元に戻って、こんな殺し合いを止めてたくさんの人を助けてくれることを。強くて優しいママだったら、簡単にできるはずだから。
「ヴィヴィ、オ……」
 ヴィヴィオの耳に震えるような杏子の声が届く。
 それを聞き取ったヴィヴィオは、最後の力を振り絞って首を動かす。そこには、自分と同じように横たわる佐倉杏子の姿が見えた。
 既に杏子も身体の半分が切り裂かれていて、とても助かる様には見えない。だけど、今のヴィヴィオにはそれを気にする余裕などなかった。
「杏子、さん……」
 最後に杏子を見ることができて、ヴィヴィオは思わず微笑む。
 佐倉杏子が腕を伸ばしてきたので、それに答える為にヴィヴィオも腕を伸ばす。
 二人の掌が触れ合うまで、そう遠くはなかった。
「おやおや、こんな身体になっても互いを気遣うとは……泣かせるじゃないか」
 しかしそんな最後の想いさえも打ち砕くかのような、冷酷な声が響く。
 それに気付くことのないまま、高町ヴィヴィオの世界は闇に飲み込まれてしまった。





「俺としたことが、少しばかり大人げなかったかな……? 今まで誰にも会えなかったとはいえ、やりすぎたようだ」
 カッシスワーム グラディウスの変身を解除した乃木怜治は能面のように硬い表情で呟く。
 たった今、二人の少女を糧としたが何の感慨も抱かない。ある程度の力は得られたかもしれないが、それだけでこの戦いを生き残れるとは限らなかった。
 高町ヴィヴィオと佐倉杏子という奇妙な力を持った小娘。そんな二人を勝利したところで余韻に浸れるわけがない。この程度で酔うなど小物のすることだ。
「悔やむことはない。この俺の糧となれたのだから、むしろ誇るといいさ」
 もうこの世にいないヴィヴィオと杏子に言い聞かせるかのように言葉を残しながら、乃木はその場を去っていく。
 食事の時間は終わった。次の訪れるのは主催者による放送の時間だ。
 その時には何人の参加者が呼ばれるか……そんなことを、乃木怜治は考えていた。

220 戦慄の捕食者 :2013/12/25(水) 22:50:05 ID:S1mvucYc0
【一日目・17時50分/日本・千葉県 ホテル】

【乃木怜治@仮面ライダーカブト】
【状態】健康、
【装備】なし
【道具】基本支給品一式、不明支給品
【思考】
基本:愚かな参加者の諸君を始末し、最後には主催者の諸君も始末する。
  1:さて、どうするか……?
  2:利用出来る参加者がいるなら利用するが、そうでないなら餌にする。
〔備考〕
※佐倉杏子と高町ヴィヴィオの肉体を吸収しました。




【佐倉杏子@魔法少女まどか☆マギカ 死亡確認】
【高町ヴィヴィオ@魔法少女リリカルなのはVivid 死亡確認】
※杏子とヴィヴィオの肉体は乃木によって吸収されました。

221 人狼、獣化する :2013/12/26(木) 16:56:15 ID:efbqkFLk0
 熱斗組と拳王軍が合流した事により一時的に熱斗組討伐の任を解かれた大尉は、全裸の少年を射殺し、その少年が持っていた服を死体に被せていた。
大尉は、その少年が変態な趣味のせいで他の参加者に逃げられた葵・トーリという存在だという事を知らない。
ただ、五大幹部から彼が熱斗組が探しているシンクロチップを所持していると伝えられたから殺しただけだった。
そんな大尉の元に銃声を聞きつけた二人の対主催が現れた。

「お前、なにしてやがる!」
「マーダーめ、撃つぞ!」

 駆けつけてきたのはゴッドフェニックスもヤマトも無い事に気づいたコンドルのジョーと南部の二人組だった。
それを見た大尉は、既に抜き取っていたシンクロチップを使用、ビーストマンを模した装甲に身体が覆われ、両手はビーストマンと同じ鋭利な爪と化した。

「何!?」

驚くジョー達に対し、大尉は両手を前に突き出し、ジグザグな軌道の突撃を行う。
ビーストレイというその技を、ジョーは飛行することで回避出来たものの、南部は動きを目で追う事すら出来ずに内蔵を爪で抉られた。

「南部を、よくも!」

 大尉めがけ、羽根手裏剣を投げるジョー。
しかし、ビーストマンとクロスフュージョンした大尉のスピードが早すぎて、掠りすらせずに羽根手裏剣を使い切ってしまった。

「ちっ……」

 今度はエアーガンを取り出して構えるジョー。
しかし、その時には既にジョーの目の前まで大尉は跳躍して接近していた。
そして、ジャンピングクローと呼ばれる爪の一撃がジョーの身体を切り裂いた。

【一日目・18時10分/愛知県・名古屋】

【大尉@HELLSING】
【状態】健康
【装備】PET(ビーストマン入り)、シンクロチップ@アニメ版ロックマンエグゼシリーズ
【道具】支給品一式×5、モーゼルM712@HELLSING、14年式コスモガン@宇宙戦艦ヤマト2199、エアーガン@科学忍者隊ガッチャマン
【思考】基本:五大幹部の命令に従う
1:これがネットバトルの力か……
2:とりあえず、ジョーカー参加者として動く
3:ネットバトルの練習も忘れない
※人狼としての力でダメージが完治しました。

【ビーストマン@ロックマンエグゼ3】
【状態】HP満タン
【装備】なし
【道具】なし
【思考】基本:PET所有者である大尉に従う
1:主催の一員として動く
※PETの中にいます

【葵・トーリ@境界線上のホライゾン 死亡確認】
死因:射殺

【南部康雄@宇宙戦艦ヤマト2199 死亡確認】
死因:ビーストレイ

【コンドルのジョー@科学忍者隊ガッチャマン 死亡確認】
死因:斬殺

222 最強の死 :2014/01/04(土) 01:41:51 ID:O9juRzfAO
その圧倒的な超能力でギャオスを一方的に殺害したと同時に楠子が背後からの斬撃に倒れた。
知覚に役立つ超能力の制限に順応しきれなかったのと、ギャオスの気配が大き過ぎて他の気配が非常に解りづらくなっていた為、背後に潜んでいたマーダーに気付けなかったのだ。
そのマーダーとは朝倉威、彼は仮面ライダー王蛇に変身していた。

「クラウザーさんが死んでイライラすんだよ」

そう吐き捨てた朝倉は変身解除して楠子の死体から支給品を奪った。

【一日目・18時00分/日本・三重県】

【朝倉威@仮面ライダー龍騎】
【状態】健康
【装備】王蛇のデッキ@仮面ライダー龍騎、モンスターボール×5
【道具】支給品一式
【思考】
基本:SATSUGAI
1:クラウザーさんが死んでイライラする
【ミカルゲ@ポケットモンスター】
【状態】健康、朝倉にボールごと拾われた
【装備】かなめいし@ポケットモンスター
【道具】支給品一式
【思考】
基本:おんみょ〜ん
1:ヤバい奴に拾われたっぽい

【ギャオス@ガメラシリーズ 死亡確認】
【斉木楠子@斉木楠雄のΨ難 死亡確認】

223 混沌な名無しさん :2014/01/04(土) 12:17:30 ID:sVvb26nw0
王蛇は朝倉じゃなくて浅倉だよ

224 混沌な名無しさん :2014/01/04(土) 12:19:37 ID:O9juRzfAO
すまねえ、修正しといてくれ。

225 アルケーガンダム新生 :2014/01/05(日) 19:02:28 ID:Al8j5LcQ0
 高木社長とミスティアは、リグ・コンティオでサーシェスの乗るアルケーガンダムと戦っていた。
二人は、765プロのアイドル達や幻想郷の住人達、ライバルである黒井社長の死を悲しみつつもカオスロワを生き残って765プロの活動を再開させることを決意していた。
しかし、彼等はPETを操作していた参加者がアルケーガンダムのビームで消し飛んだのを目撃し、逃げたり隠れたりしても一方的に殺されるだけだと判断してリグ・コンティオで迎撃を試みたのだ。
左腕とGNファング全てを失ったアルケーガンダムに対し、支給品が出刃包丁で能力もMS相手には役に立たないミスティアが無線式ショットクローを操作して援護する事で、ビームライフルとヴァリアブルビームランチャーでの射撃戦に持ち込む高木。
だが、サーシェスはその程度でやられるようなパイロットでは無かった。

「ちっ、やってくれるじゃねえか、だが甘いぜ!」

 サーシェスは無線式ショットクローの軌道を先読みし、GNバスターソードでそれを切り捨て、さらにGNバスターソードをライフルモードに変形させて連射した。
機体性能の高さとビームシールドのお蔭でどうにか被弾を防ぐリグ・コンティオ。
しかし、防ぎ切れなかった二つのビームが、ビームライフルとヴァリアブルビームランチャーを破壊していた。

「嘘……このままじゃ……」
「安心したまえ、こいつを取っておいた!」

 そう言い、止めを刺そうと近づくアルケーガンダムに向けて、リグ・コンティオは胸部の三連ビーム砲を発射する。
高木社長が直感で今まで使っていなかったこの武装は、サーシェスの知識に類似の武装が存在しなかった為虚を突かれたアルケーガンダムに直撃した。
サーシェスを乗せたコアファイターが脱出すると同時に爆散するアルケーガンダム。
その時、戦場にコアファイターの無いアルケーガンダムを重武装にしたようなMSが出現した。

「こいつは……知っているぞ!」

 そのMSの名はヤークトアルケーガンダム。対多数戦を目的とした重武装型アルケーガンダムとも言うべき機体であり、コアファイターの無い状態で主催本拠地の格納庫の収納されていた。
そして、爆散したアルケーガンダム共々主催によって改造された事でコアファイターとの再合体機能が追加され、転送ゲート等を活用する事で状況に応じて機体を換装する事が可能になっていたのだ。
勿論、主催の一員である事を忘れたサーシェスはそんな裏事情も知らないのだが、ヤークトアルケーガンダムを見てコアファイターとの再合体機能だけは思い出し、三連ビーム砲による追撃を躱しつつコアファイターをヤークトアルケーガンダムに合体させた。

「えええええええ!?」
「まさか!?」
「そうよ、そのまさかよ!行けよ、ファング!!」

 コクピットで思わず悲鳴を上げる二人。
それに構わず、ヤークトアルケーガンダムのGNファングによる一斉射撃が放たれる。
ビームシールドでそれを防ぐリグ・コンティオだが、その隙にGNファングがリグ・コンティオを取り囲んでいた。

「さあ、機体諸共逝っちまいな!!」

 GNファングによる一斉射撃がリグ・コンティオの四肢と頭部を破壊し、ビームサーベルを発生させた幾つものGNファングがリグ・コンティオを貫いた。

「さあて、次の相手はどいつだ!」

 GNファングを全機収納したヤークトアルケーガンダムの背後でリグ・コンティオが爆散した。


【1日目・18時15分/日本・神奈川】


【アリー・アル・サーシェス@機動戦士ガンダム00】
【状態】疲労(小)、強い屈辱 、ヒゲがない
【装備】ヤークトアルケーガンダム@機動戦士ガンダム00V
【道具】支給品一式、熱線銃
【思考】基本:カオスロワという名の戦争を楽しむ
1:参加者は片っ端から虐殺
2:赤いガンダム(ガンダムエピオン)には必ず雪辱を果たす
※新型ナノマシンにより、闘争本能等が増大しました。
※主催の一員ですが、すっかり頭の中から抜けてしまいました。

【福田康夫@現実 死亡確認】
【ビデオマン@ロックマンエグゼ4 死亡確認】
死因:(PET諸共)ビームライフルにより蒸発

【高木社長@アイドルマスター 死亡確認】
【ミスティア・ローレライ@東方project 死亡確認】
死因:GNファング

226 混沌な名無しさん :2014/01/05(日) 21:13:06 ID:2s/UKMdM0
まーたサーシェス贔屓か、飽きないねぇ君も

227 汝ら『悪』を滅ぼす『刃』になれ :2014/01/06(月) 21:14:05 ID:TRBzgX1g0

 走る。
 縦横無尽に要塞と化した九州を駆け抜ける。
 そして、辿りついた九州ロボ機動兵器格納庫。
 
「退け……!」

 残っていた残像兵をプラズマの力を纏ったスライディングで文字通り蹴散らす。
 そのまま空中に飛び上がり、さらに跳躍。正確にクナイを投擲する。
 そして、チャージした力を開放し、空中でさらに加速する。
 と、最新作で覚えた技の数々を惜しげも無く使いまくる飛竜。

 風よりも早く動き。
 林よりも徐かに。
 火の如く勢いよく。
 陰のように動きを悟られないように。
 山のように一切ブレない精神力で。
 その姿まさに雷神。
 
「ちっ……」

 全員をぶち殺したところで、思わず飛竜は舌打ちをする。
 脱出用の機体が何一つ残っていないかったのだ。
 仕方ないので、敵を殲滅を決行することにした。
 この決断に至るまで舌打ちからわずか0.1秒。

「そこまでだ!」
「!?」

 その時、一機のオスプレイが飛来した。
 操縦しているのは我らが野田総理だ。
 記念すべき5000話だからといって自ら出撃してきたのだ。うーん、この主催者は。
 
「ハッーハハハハハハハハハハハハハァッ!! たまんねぇなァ!!!」

 オスプレイに装備された回転式機関砲をぶっぱなす野田。
 それを飛竜はサイファーで作り出した特殊な磁場を発生させ、リフレクトする。
 しかし、弾丸を弾き返せても、弾き返した弾の射程距離ではない。

 だが、次の刹那。『ソレ』はオスプレイの上からやってきた。

「虚空陣奥義……ズェア!!」
「なっ……!?」

 上空から飛んでいたオスプレイをぶった斬った。
 オスプレイはそのまま、空中で大爆発を起こした。

【野田総理@現実? 死亡確認】
死因:オスプレイの爆発に巻き込まれた。

 そら、生身の人間だよ。
 爆発に巻き込まれれば死ぬし、刀で斬られたら死ぬだろ、常識的に考えて。
 だが、オスプレイを斬った男はそのまま、地面に着地した。
 
「貴様、何者だ?」

 飛竜の目の前にいるのは長い白髪を9本に束ね、白を基調とした甲冑。
 そして、何より目をひく、その白い仮面。

「……我は空、我は鋼、我は刃……
 我は一振りの剣にて全ての『罪』を刈り取り『悪』を滅する」
「答えになっていない」
「我は白! 世界を白く染め、無に回帰させし者。我が名は『ハクメン』!」


【一日目・18時00分/九州ロボ・福岡県】
【飛竜@ストライダー飛竜】
【状態】健康
【装備】光剣サイファー@ストライダー飛竜 クナイ、各種オプション
【道具】支給品一式 
【思考】基本:主催を抹殺する
1:主催陣営の殲滅
※2014年2月22日発売予定の新作『ストライダー飛竜』の技が使えます。

【ハクメン@BLAZBLUE】
【状態】不明
【装備】斬魔・鳴神
【道具】支給品一式
【思考】基本:『悪』を滅する
1:世界に災いをもたらす者を『刈り取る』

228 新たな戦いの前触れ :2014/01/08(水) 00:59:03 ID:XUUYJmpE0
 話し合った結果意気投合した飛竜とハクメンは機動兵器格納庫の一角にいた。
そして、主催を殲滅する為に動き出そうとした所で二人は光に包まれ……気が付いたら山形県にいた。

「ひょっひょひょひょ。見てみろよ丁度良い所に参加者がいるぜ」
「ああ、時臣や遊戯とやらを殺す為のシュミレーションといこうか」
「…………」

 そんな二人の元に現れたのは異様な雰囲気の三人組だった。
特に、男二人は昆虫装機デッキの力に酔いしれたせいで解りやすい悪役オーラを出しており、そんな彼等を見逃すハクメンと飛龍では無かった。
故に、戦闘が始まるのは必然の事だった。


 その頃、主催本拠地の一室でココがとある男と通信で話していた。

「という訳で、九州ロボの要塞化……いや、超巨大特機化計画はマキナ化を除き完了した」
「フーフフ。ご苦労様」

 男の名はビアン・ゾルダーク、主催の科学技術班班長であり、五大幹部の信頼を受けている人物の内の一人である。
彼は、その天才的な頭脳で自身と主催が持つ様々な技術を集約させ、九州ロボの要塞化を進めていた。
その過程で、自身の趣味とそれを実現するだけの能力と今は亡きクルル曹長の協力があったせいで要塞化計画は超巨大特機化計画へと変わってしまったのだが、実現したので主催にとっては問題無かった。
だって、九州ロボの性能が当初の想定を遥かに上回るものになったのだから。

「だが、良かったのか?あの二人を攻撃しなくて……私がヴァルシオンで出撃する事もできたが」
「こっちのほうが都合がいいのよ。あのハクメンという男、場合によっては対主催であろうと斬るわ」

 そう、ハクメンと飛竜は主催によって山形県へと転送されたのだ。
というのも、たまたま二人がヤークトアルケーガンダムが置かれていた場所に居たため、それをサーシェスのもとに転送するのに使った装置を使って二人を転送したのが真相である。
ちなみに、主催の一員である事を忘れて暴走するサーシェスの元にヤークトアルケーガンダムを転送したのは、彼を暴れさせる事でより殺し合いを激しくするためだったりする。
ついでにいうと、この転送装置はクルル曹長が遺したものを元に作った物だったりする。

「ふむ。まあいい、これも人類が力尽くでも災厄から生き残る未来を勝ち取る為だ。」
「ええ、それではまた。」

 そして通信が切られ、ココは最後にこうつぶやく。

「しかし、野田総理には最後まで迷惑をかけられたわ……私のオスプレイで無断出撃して撃墜されるなんて」

229 新たな戦いの前触れ :2014/01/08(水) 00:59:20 ID:XUUYJmpE0
【一日目・18時20分/日本・山形県】

【飛竜@ストライダー飛竜】
【状態】健康
【装備】光剣サイファー@ストライダー飛竜 クナイ、各種オプション
【道具】支給品一式 
【思考】基本:主催を抹殺する
1:ハクメンと共に主催陣営及び『悪』を殲滅する
※2014年2月22日発売予定の新作『ストライダー飛竜』の技が使えます。

【ハクメン@BLAZBLUE】
【状態】不明
【装備】斬魔・鳴神
【道具】支給品一式
【思考】基本:『悪』を滅する
1:飛竜と協力して、主催及び世界に災いをもたらす者を『刈り取る』

【間桐雁夜@Fate/Zero】
【状態】健康
【装備】昆虫装機デッキ
【道具】支給品一式
【思考】基本:時臣ぶっ殺して葵を寝取る。
1:羽蛾と組む
2:時臣戦の練習として目の前の二人を倒す

【インセクター羽蛾@遊戯王デュエルモンスターズ】
【状態】健康
【装備】昆虫装機デッキ
【道具】支給品一式
【思考】基本:遊戯をぶっ殺す。
1:雁夜と組む。
2:ウォーミングアップとしてまずは目の前の二人を殺す。

【間桐桜@Fate/Zero】
【状態】健康
【装備】蜂の子、ち○こ蟲
【道具】支給品一式
【思考】基本:一応おじさんに着いていく
1:凛を見つけたら蟲攻めする
2:あの二人強そうだし、やばくなったらおじさん達を見捨てて逃げようかな?


【同時刻/九州ロボ・福岡県】

【ココ・ヘクマティアル@ヨルムンガンド】
【状態】健康
【装備】ライトセーバー@STAR WARS
【道具】不明
【思考】基本:テラカオスを生み出す計画を遂行する
1:計画のために殺し合いを促進させ、計画の邪魔をするものは撃つ
2:野田総理死亡後の動きについて五大幹部で話し合う
3:キャスパーの死は仕方ない

【ビアン・ゾルダーク@スーパーロボット大戦OG】
【状態】健康
【装備】ヴァルシオン@スーパーロボット大戦OG
【道具】支給品一式
【思考】基本:大災害から人類が生き残る未来を勝ち取る為に主催に協力する
1:自身を倒すほどの力と、人類の未来を勝ち取る強い意志を併せ持つ者達が現れたのなら後を託す事も考える。
2:だが、主催の一員として手を抜くことは絶対にしない
3:資材の都合で九州ロボの外観を自由に変えれなかったのが心残り

230 最後の力 :2014/01/08(水) 11:30:04 ID:dvg1ZBHo0
イエーガーというのはドイツ語で狩る者…つまりハンターという意味であり、ジプシー・デンジャーをはじめとした巨大ロボの総称である。
その狩人は対怪獣用の兵器である。
よって、ただの人間など相手にもならないわけで、戦いにすらならないのだ。
だから、騎士と影薄達はズタボロになって地面に這い蹲っている。

「クッ、まさかこれほどやられるなんて…」

鎧の所々にひびが入り、身体も鎧と同じようにボロボロな混沌の騎士が立ち上がろうとする。
横には同じくボロ雑巾と化した日之影が横たわっている。

「全くだ、前回かっこつけたこと言ってたくくせに…こんなんじゃ笑い話にしかならねぇよ……」
「大丈夫っすか皆さん……」
「……」
「……」

桃子が周囲を気遣う。黒子は既にスタミナ切れでうつ伏せになって倒れている。
あかりにいたってはレイプ目状態で倒れており、何の反応も示さなくなっていた。
この絶望的状況が表す通り、これこそがイエーガーと彼らの力の差に他ならない。

「それにしても、圧倒的だな……」
「ええ、私はどれほど無力なんでしょうね…」
「あぁ…」

騎士と影薄達が一瞥する。その先には

各所に火花を上げ、膝をつくジプシー・デンジャー、そして……
刀を持った小野塚小町が鬼気迫る表情でジプシー・デンジャーを見下ろしていた。





231 最後の力 :2014/01/08(水) 11:32:08 ID:dvg1ZBHo0



イエーガーに乗るベンは焦っていた。
確かに圧倒的だった。このジプシー・デンジャーは。
何でも斬れる程度の「斬鉄剣」を持つ混沌の騎士も、箱庭学園最強《知られざる英雄》の日之影空洞も、
キセキの世代『幻の6人目』黒子テツヤも、鶴賀学園麻雀部の副将『ステルスモモ』東横 桃子も、
……『特徴がないのが特徴』の赤座あかりも、全員圧倒的な性能で蹴散らしてやった。

だが目の前のこの少女は…『三途の水先案内人』小野塚小町は何だ?何故倒せない?
ロケットパンチも、冷却攻撃も、プラズマキャノンも、チェーンソードも当たらない。
いや、当たらない…というよりは届かないのだ。
それだけではない、避けられないのだ。相手の攻撃が。
ジプシー・デンジャーはデカイとはいえ機体の各所にスラスターがついており、機動性はかなり高い。
のにも関わらず小野塚小町の放つ弾幕が、神槍による伸縮自在の攻撃が必ず全て当たる。
まるで必ず当たるというよりは、逃げられないような……。
サイズの差ゆえ一つ一つのダメージは小さいが、それが少しずつ…長時間にわたる戦闘によりいくつも確実に積み重なっている。
その事実がベンの心を揺さぶる。

小野塚小町の能力は『距離を操る程度の能力』である。
これは呼んで字のごとくで、用途は主に三途の河の彼岸までの距離を変えることに使用される。
この殺し合いでも序盤、船が陸地に着かないよう使われていた。
一見地味な能力に思えるのだがそれを戦闘に使うとどうなるか。
つまり距離を操れば相手の攻撃を届かなくさせたり相手を強制的に有効的な間合いに引き寄せられる…。
要するに『間合いを支配する程度の能力』と化す。
こと戦闘、特にタイマンではとても有用的な能力なのだ。
小町が長時間イエーガー相手に孤軍奮闘できたのはこの能力とあやのを殺されたことに対する復讐の業火のおかげに他ならない。
例え仲間が次々に倒れても小町の炎は消えはしなかった。

小町の能力によって引き起こされる不可解な現象にベンは焦りと苛立ちを募らせていた。
それが災いし大振りで拳を繰り出してしまい、小町には能力なしで避けられ大きな隙を晒してしまう。
無論それを見逃す小町ではない。

「さあて、そろそろ切り札を使わせてもらうかねぇ…卍解――『神殺鎗』ッ!!」

斬魄刀『神鎗』の刃がこれまでとは比べ物にならない程瞬く間に伸びていく。
それは79m程のジプシー・デンジャーを越すどころか、天を貫くやもしれない領域まで。

「これどこまで伸びるか分かるかい?13kmらしいよ。眉唾物だけどね」

13kmは流石に大法螺が過ぎるのだが、実際そうなんじゃないかって程の長さに見えるのは確かであった。
そして、その超尸魂界級の刃と化した『神殺鎗』が、ジプシー・デンジャーに向かって振り下ろされ――ジプシー・デンジャーの左腕を切断した。


ジプシー・デンジャーが左腕を失ったのにも関わらずゴゴは冷静だった。
ゴゴはものまね師である。ベンの行動方針や戦闘技術のコピーはもちろん、カオスロワ第4回ではジャイアンの母やYOKOAZUNAの戦闘力すらものにするレベルのものまね師である。
故に麻雀士の桃子に匹敵する洞察力の持ち主なのだ。そんな彼がこれからすることは…

「俺はものまね師ゴゴ。ならばお前の『距離を操る程度の能力』のものまねをしてみよう」

やはりものまねであった。

「射殺せ――『神鎗』ッ!!」

斬魄刀『神鎗』の刃がジプシー・デンジャーの残った右腕に迫る…がその刃が届くことはなかった。

232 最後の力 :2014/01/08(水) 11:37:36 ID:dvg1ZBHo0

「何…だと…?」

小町は一瞬驚いた顔をした後唇を噛み締める。
この不可解な現象には見覚えがある。いや、ありすぎる。

「まさか、あたいの『距離を操る程度の能力』を……使ったっていうのかい!?」

そう、『距離を操る程度の能力』をゴゴはものまねしたのだ。
コクピットに座るゴゴとベンは「Exactly(そのとおりでございます)」と言いたげに笑みを浮かべる。
後はもうこちらの攻撃と同時に能力を使い、小町との距離を縮めればいいだけ。
それによるゼロ距離のプラズマキャノン…もう避けられまい。
小町を消し飛ばした後はそこでズタボロになっている可哀想な連中にきれいさっぱり止めを刺してしまおう。
歓喜の笑みを浮かべ、プラズマキャノンの砲口を光らせると同時にゴゴは『距離を操る程度の能力』を使用した――

「!!!!?」

二人は目を疑った。能力使用と同時に小町の姿が消えたのだ。プラズマキャノンの光は空しく空を切る。
プラズマキャノンの砲口の前に来るように距離を操作したはずなのだが…二人は動揺を隠せないでいた。

「あたいの能力を真似したのには驚いたさ。でもそれであたいに勝てるほど甘くはないよ」
「ッ!!」
「あたいの能力を手に入れたアンタが嬉々としてとどめに使うだろうと思ってたよ…だから重ねてやったよ。距離を縮める能力をね」

あの女の声が聞こえるが、どこを見渡しても見つからない。
そんな彼らの様子を知っていたか再び声が聞こえる。

「どこ見ているんだい?あたいはここだよ!」

小町はジプシー・デンジャーの頭上に立っていた。
小町は『神槍』の刃先をジプシー・デンジャーの頭部…コクピットに向ける。
ゴゴの距離を縮める能力に小町の能力を重ね、彼女は一気にデンジャーの頭部に移動していたのだ。

「今度こそ決めさせてもらうよ、射殺せ――『神鎗』!!!」

解号と同時にジプシー・デンジャーの頭部は爆発。
コクピットを失い機能停止した狩人はそのまま倒れ伏し、動かなくなった。







ゴゴは爆発に乗じて脱出していた。
ゴゴの行動方針は決まっている、ものまねである。

「俺はものまね師ゴゴ。次のものまね相手を探して真似してみよう」

ベンは先ほどの爆発で死んだだろう…なので次のものまね相手を探す必要がある。
次の標的を探そうとその場を離れようとした時、冷たい声がかけられた。

「逃げられると思ってるのかい?」

ゴゴが冷や汗を垂らしながら振り向くと後ろには先ほどコクピットを貫いた刀とは違う刀、斬鉄剣を持った小野塚小町が立っていた。
斬鉄剣は倒された騎士から託されたものだ。

「こいつぁアンタが殺した峰岸あやのからの贈り物さ。三途の渡し賃代わりにとっておきな」

次の瞬間、ゴゴの首が宙を舞った。

【ゴゴ@ファイナルファンタジーⅥ 死亡確認】

ゴゴを斬首して殺した小町は物音に気づき、振り向く。
すると、猟銃に防弾チョッキと完全武装した猿…ベンがいた。
だが、ベンは小町を見るなり奇声を上げ怯えたような様子を見せる。
カオスロワが始まってから殺戮しか頭になかったベンだったが、先ほどの戦いやゴゴが目の前で殺されたことで本能的に恐怖が頭を支配したのだ。

「なるほどね、アンタもこいつと一緒になって殺しに加担していたってわけだ。
 だったら、コイツみたいに殺される覚悟はできてるんだろうねぇ?話通じるか分からないけど」

ベンは思った。この女は一体何なんだ?
刀の切っ先、自分を見るその視線。全てが命を刈り取るような形をしているようだった。
まるで死神――
お前は一体何なんだと叫びたかった。
そんなベンの気持ちを見通すが如く小町は答える。

「あたいは三途の川の一級案内人、小野塚の小町。地獄の果てまで落ちても覚えておくんだね」

233 最後の力 :2014/01/08(水) 11:39:43 ID:dvg1ZBHo0
恐怖極まったベンは一目散に逃げる。
もちろん小町は逃がしはしない。『距離を操る程度の能力』を使おうとする、その時。
小町は全身から力が抜けるような感覚を味わい、そのままがっくりと膝をつく。
彼女の能力には実はパロロワ特有の制限がかかっていた。
それに一回使うごとに体力を消耗するという制限。
復讐心に駆られた小町は消耗に全然気づいていなかった。
何度も能力を使うごとに彼女の身体は確実に限界まで衰弱していたのだ。
これはあまりにも本気を出すのが遅すぎた故の結末なのだろうか。
『そう、貴方は遅すぎた』
誰かの声が聞こえたと様な気がしたと同時に小町の視界はだんだんとぼやけ、小町は完全にうつ伏せに倒れる。

(制限…?はは、多分そんなものじゃないだろうね……。
これはきっと…三途の船頭としてのこの能力を、営業外で殺しに使ったことに対するあたいへの罰なんだよ……。
あぁだめだ目の前が見えなくなってきやがった…あたいはこれでもう死ぬんだろうな……。
丁度いい。あの世での無期限休暇でももらうとするかねぇ…四季様も向こうにいるだろうし……)





小町はぴくりとも動かない死体のようになっていた。
その様に桃子とあかりは涙を浮かべる。

「小野塚さん…」
「死んだのか…?」
「そんな…」
「いいえ、まだ生きています。かろうじて…ね」

小町の左胸に耳をあてていた混沌の騎士はそう答える。
が、その表情は暗い。

「ですが、何とかしなければ彼女はそのまま死んでしまう…」
「こうしちゃいられねぇ…何とかして回復させてやらねぇとな」
「騎士様も手伝ってくださいっす!」
「当然です東横さん。彼女はたった一人で巨大な敵と戦ってくれた。そんな彼女を絶対に死なせはしませんよ」

騎士と影薄達はボロボロの身体に鞭を打って小町の身体を担ぐ。
当てのない回復手段、刻一刻と迫る死へのカウントダウン。
彼らの行く末は一体どうなるのか…?

234 最後の力 :2014/01/08(水) 11:42:38 ID:dvg1ZBHo0
【一日目・18時30/日本・大阪 病院跡地周辺】

【混沌の騎士@カオスロワ】
【状態】ダメージ(大)、記憶喪失(一部復活)
【装備】斬鉄剣@ルパン三世
【道具】支給品一式
【思考】
基本:殺し合いには乗らず、煉獄へ帰る
0:小町を絶対に助ける
1:煉獄へ帰る前にこの世界で何が起きてるのかを知る
2:できれば記憶の詳細を思い出したい
※主催がバラまいた『何か』(ナノマシン)の存在に感づいています
※5期・6期のごく一部の記憶と、自分が煉獄にいたことを思い出しました

【小町と影薄な仲間たち】
【小野塚小町@東方Project】
【状態】瀕死、尻が真っ赤、心身衰弱(極大)、服がボロボロ
【装備】斬魄刀『神鎗』@BLEACH、デスノート@DEATHNOTE
【道具】舟
【思考】
0:………(死んだと思っている)

【黒子テツヤ@黒子のバスケ】
【状態】顔が包帯でミイラ(顔の皮膚喪失)、スタミナ切れ
【装備】なし
【道具】死出の羽衣@ 幽々白書
【思考】
基本:友人たちと生き残る
1:小野塚さんを絶対に助ける

【東横桃子@咲-Saki-】
【状態】ダメージ(中)
【装備】不明
【道具】不明
【思考】
基本:加治木先輩や友人たちと生き残る
1:小町さんを絶対に助ける
2:峰岸さん……

【赤座あかり@ゆるゆり】
【状態】ダメージ(大)、
【装備】なし
【道具】マムルの肉×2@風来のシレン
【思考】
基本:主人公らしく活躍する
1:小町さんと一緒にロボットを倒して主人公らしく活躍!

【日之影空洞@めだかボックス】
【状態】ダメージ(大)、右腕欠損(止血済)
【装備】不明
【道具】不明
【思考】
基本:主催者を倒す
0:こまっちゃんを助ける
1:仲間を守る
2:↑の全部やらなくちゃあならないのが先代生徒会長の辛いとこだな。


【死人が出るぞぉ!!】
【ベン@D-LIVE!!】
【状態】健康、恐怖
【装備】防弾ベスト@現実、猟銃@現実
【道具】支給品一式、クレイモア地雷@コマンドー
【思考】
基本:殺戮
1:死神怖い

235 殺って良いのは殺られる覚悟のある奴だけだ。 :2014/01/09(木) 16:53:13 ID:cG9zkhLMO
諸葛亮孔明が死んだ事を知らず、彼を探していた衝撃のアルベルトは大阪に辿り着いた。
そこで目にしたのは射殺された少女と、立ったまま機能停止した青い狸型ロボットを狂ったように猟銃で撃ち続けるベンだった。
実際、ベンは恐怖のあまり発狂しており、立ち塞がるように見えた参加者全てを殺して小町から逃げる事しか頭に無く、メインコンピュータが破壊されても立っていたドラえもんを攻撃し続けていた。
そして、ベンはアルベルトに気付いて彼に猟銃を向け、そのままアルベルトの衝撃波で砕け散った。
これが、ろくな覚悟もなく野生のままに大量虐殺した猿の最期だった。

【一日目・18時35分/日本・大阪】

【衝撃のアルベルト@ジャイアントロボ】
【状態】健康
【装備】なし
【道具】支給品一式 、葉巻
【思考】
基本:単独行動する
1:カオスロワについていろいろと探る
2:孔明を探し、知っていることについて問いただす
3:自分から殺しはしないが邪魔な奴には容赦しない

【松実玄@咲 -Saki-阿智賀編 死亡確認】
【ドラえもん@ドラえもん 死亡確認】※支給品扱いの為死者リストに乗らない
【ベン@D-LIVE!! 死亡確認】

236 グンマーの悲劇 :2014/01/16(木) 12:36:52 ID:uBExwDUcO
戸愚呂弟はカオスロワ開始直後からグンマーをさまよっていた。
ちなみに、当初は同行者として支給品の女性に変身する犬が居たが、11時過ぎに急死していた。
そんな彼は、グンマーの集落で民が皆殺しにされていたのを発見された。

(幅広の熱した刃物で焼き切ったのか?……しかし、グンマーの民を全滅させるなんて、どんな化物だ?)

実際の所は、ナノマシンという人工物を大量に摂取したせいで大自然の力が使えなくなり、グンマーの民が大幅に弱体化しただけなのだが彼がそれに気付くわけが無かった。
そうやって考え事をしていた彼に光の刃が突き刺さり、彼はそれがグンマーの民の死因だと気付き、そのまま意識を失った。

【一日目・18時30分/群馬県・グンマーの民の集落】

【鏡音レン@VOCALOID】
【状態】疲労(中)、精神崩壊、不眠症
【装備】ゼットセイバー@ロックマンX
【道具】支給品一式
【思考】基本:俺はどうしようもない人殺しだ、だから殺さないと。

【アルフ@魔法少女リリカルなのは 死亡確認】※支給品扱い
【グンマーの民@グンマーコピペ 絶滅確認】
【戸愚呂兄@幽遊白書 死亡確認】

237 混沌な名無しさん :2014/01/16(木) 16:12:31 ID:uBExwDUcO
すまん、ミスった
【戸愚呂弟@幽遊白書 死亡確認】
に訂正しといてくれ

238 混沌な名無しさん :2014/01/18(土) 00:22:31 ID:hd22L14k0
「お前も俺たちの歌を聞け!!!」
「ところがぎっちょん、歌ってるだけで生き残れるほどカオスロワは甘くねぇんだぜ?」

 理不尽なまでGNファングによる一斉射撃が歌っている奴らを爆撃した。
サーシェスさんだし、贔屓してもいいんですよね?

【1日目・18時30分/日本・第三新東京市】
【アリー・アル・サーシェス@機動戦士ガンダム00】
【状態】疲労(小)、強い屈辱 、ヒゲがない、テラカオス化
【装備】ヤークトアルケーガンダム@機動戦士ガンダム00V
【道具】支給品一式、熱線銃
【思考】基本:カオスロワという名の戦争を楽しむ
1:参加者は片っ端から虐殺
2:赤いガンダム(ガンダムエピオン)には必ず雪辱を果たす
※新型ナノマシンにより、闘争本能等が増大しました。
※主催の一員ですが、すっかり頭の中から抜けてしまいました。

【熱気バサラ@マクロスダイナマイト7 死亡確認】
【偉大なる赤竜@新・世界樹の迷宮 ミレニアムの少女 死亡確認】
【フレクザィード@ルーンファクトリー4 死亡確認】
【渚カヲル@新世紀エヴァンゲリオン 死亡確認】
死因:GNファング

239 荒らしには容赦しない :2014/01/18(土) 12:43:10 ID:Fx8r6kUgO
幾らカオスロワとはいえ、20分で神奈川から第三新東京市(長野あたり)という無理が有りすぎる移動時間。
描写はおろか、説明すらないテラカオス化。
そんな矛盾を解消する為に世界そのものによる修正が行われた。
全て無かった事になったのだ。

【一日目・18時35分/日本・神奈川】

【アリー・アル・サーシェス@機動戦士ガンダム00】
【状態】疲労(小)、強い屈辱 、ヒゲがない
【装備】ヤークトアルケーガンダム@機動戦士ガンダム00V
【道具】支給品一式、熱線銃
【思考】基本:カオスロワという名の戦争を楽しむ
1:参加者は片っ端から虐殺
2:赤いガンダム(ガンダムエピオン)には必ず雪辱を果たす
※新型ナノマシンにより、闘争本能等が増大しました。
※主催の一員ですが、すっかり頭の中から抜けてしまいました。

【一日目・18時35分/日本・第三新東京市】

【熱気バサラ@マクロスダイナマイト7 死亡は誤認】
【偉大なる赤竜@新・世界樹の迷宮 ミレニアムの少女 死亡は誤認】
【フレクザィード@ルーンファクトリー4 死亡は誤認】
【渚カヲル@新世紀エヴァンゲリオン 死亡は誤認】

240 電車って危ないからね :2014/01/18(土) 16:16:03 ID:HL3.It5I0

 箱根の山には神が住むという。
 年始の箱根駅伝を見たら良く分かる。
 そんな箱根の山を今電車ごっこで爆走しているわけだが。
 申し遅れた、シグナムだ。

 いま、どんだけ速いかというと東京から四国をガチで一直線で駆け抜けて3時間くらいで走れる速さだ。
 流石、拳王電車だ。移動時間に何一つケチがつかないぜ!
 まあ速くなったのにもわけがある。
 
「電車ごっこロープにオートダッシュとシノビダッシュを組み込んだぞ!」
『まさかそんなことが出来るなんて、やっぱり熱斗君はすごい』

 熱斗少年はひみつ道具にナビカスタマイザーを使うとかね。
 雑魚戦はスルーする。まあ最速クリアには必須だわな。
 まあ、乱数調整とかできないから仕方ないと、わけわかんないこと言ってたけどね。
 そんなわけで異常な速度で爆走してるのに全く疲れない上に楽という奴になった。
 だからこそ、このようにこの場の解説に専念できるわけだ。
 カオスロワの解説王……それも私だ。

「ケイデンスをあと30000上げるぞ!」
「それ死にますからね、やめてね」

 その電車ごっこの先頭を引っ張る拳王様。
 筋肉ムキムキな上に足がわけわかんないくらい速い。正直怖いってレベルじゃないぞ。
 その横のタクア……ムギさんも怖いもの知らずとかそういうレベルじゃない。
 
「この移動時間を利用して、遠投の練習するぞ!」
「確かに球速アップには肩作りには遠投よね(ぶっ殺す球威アップにもなりそうだし)」
「このディオもベースボールを学ぶぞッ!」
「ですなぁ」
「づら」
「いや、あぶねぇからな!」
「そうです!」

 髭とMEIKOの姐さんとデュークとディおじさんととんまがテニスボールを豪快に投げる。
 それを黒いドラえもんみたいなパチモン……いや、クロえもんさんとピンク髪の幼女・シャーロックが止めようとする。
 だが、彼らの静止を振り切りボールは空を飛んでいく。
 凄まじい勢いで飛んでいくテニスボール。しかも、すぐに新しいテニスボールが出てくる。
 確かに状況表に「テニスボール×∞」ってあるけどさぁ……
 そこらへんの木にぶつかったテニスボールは跳ね返ることなく、木をなぎ倒した。
 森林破壊ってレベルじゃねーな。というか、テニスボールってなんだっけ?

241 電車って危ないからね :2014/01/18(土) 16:16:54 ID:HL3.It5I0
「こうなったら、ブラックホール打ち!」
「私のトイズで!」

 クロえもんさんはバットをぐるぐると回す。
 ヘッドスピードがやべぇ……。流石アマチュア野球日本代表にも選ばれるほどの実力者だ。
 飛んでいこうとするテニスボールはクロえもんさんのバットにどんどん吸い込まれていく。
 そら、ブラックホールだからね。吸い込まれるよ。うん。
 その集まったテニスボールをシャーロックのトイズで制御する。
 ……なるほど、ゲーム版出典の能力じゃねーの!
 どんどんデイバックの中にテニスボールが収容されていく。
 だが……

「言ったはずなのだよ……。――俺のコートはこの日本全土なのだよ」

 緑間君の放った超高角度テニスボールは日本海に向かって飛んでいく。
 流石、キチガイ……いや、キセキの世代だ。

 放たれた超高角度テニスボールは九州ロボの方面に飛んでいく。
 私のゲームで鍛えた動体視力なめるなよ。
 まあ、あんな速度で放たれたテニスボールはブラックホールでも吸い込めないよ、多分。

 そして、その横では……
 
「上条、俺とファイトしろ!」
「いや、俺やったことないし……ほら、俺の口癖『不幸だぁぁぁぁ!』だし、カードゲームはちょっと……」
「カードゲームじゃない……ヴァンガードファイトだ!」
『上条よ、ムラクモデッキを使え』

 ヴァンガ脳乙。
 櫂君もすっかり丸くなったものだ。
 そういや、リバースって言う名の虚無(ヴォイド)の力は闇属性じゃないそうですね。
 それにしても上条さんは誰とも恋愛フラグが立たないな……私か?
 
 いや、天地がひっくり返ってもそれはない。
 ここにいる女性は私を含めて四人。
 フラグが立ちそうか、考える?
 タクア……ムギさん→精神的にぶっ飛んでいるから、立つわけない
 MEIKOの姐さん→野球バカだから、立つわけない。
 シャーロック→小林先生がいるだろ? 立つわけない。

 これから、導き出せる結論は……『上条さんに恋愛フラグは立たない』

「踏み切りだ!」
「いや、俺心太だから! 踏み切りじゃないから!」

 途中、踏り切りごっこをしていたところ天の助がラオウに踏まれた。
 パァ――――――ン!! という破裂音が響いた。

【ところ天の助@ボボボーボ・ボーボボ 死亡確認】 
死因:ラオウに秘孔を踏まれた

 な ぜ 殺 し た し?
 と、言おうとしたが、カオスロワだからね。仕方ないわ。

242 電車って危ないからね :2014/01/18(土) 16:17:45 ID:HL3.It5I0

                     /三三三三三三三三三三三ゝ'7 / __  _ \
                   / 三三三三三三三三三三 ,、 / //ο|゙i i))i^ヽ
                    / 三三三三三三三三三三//` _ノ∧-='//‐ゝ-'|
                |三三三三三三三三三三三>-ニニ-‐ _´=‐⌒' |
              , <⌒ヽ三三三三>┐三三三三三`''`ー= ´ 三三三|
                 /,/¨¨ヾヽ」,> '¨´   .丿 二二二二二二二三三三三 .|
                 | i :、, <´     _, - 'ヽ、三三三三三三三三三三 > .i、
                {:,/    ,>::'´;;'     `<三三三三三三三三三三三> 、
           _,/  ___∠ ::、::;'    : : : :: ::`''=_ニ三三三三三三三三二≡≡、ヽ,
            , '´ ¨¨ ̄- ,__     |      ':: _____  ヾ 、ヽ ̄ ̄   ,ヘ、      ヾハ
         ./          ̄ ヽ, |        ヾゾヾi:: ::`'゙   ,'ニ_゙ソ  \        リ
       ,/             i  , ヽ        ヽ_ ̄ノ::::  ,rャッ、 _,ノ     `''ー-=-‐'゙
      /           i、_ノ`ニ!   i : :             !ヾ´'' /
   __ /         ノ  _,i´ ゙i::'゙ l : : : :    ,       !   /
 /三 \         ムィ´ | ::|   |: : :      ,': : : : :  |  ,/        『そうだね』
 三三三 \       ,/`    ゝ-ゝ ,」         ゝ-=、   i/
三三三三三\     /    ,/、: :i:: i:: . .   ,,; ::i:: : ::: ::i::;'¨::´/
三三三三三三ヽ  /   /、,_  \::i :: : :   i::'、 ヾー- ニ__-_、/
.三三三三三三 ヽノ  / ヽ三> 、:::\i:: ::: : :  ヽ, `¨'ー‐´ノ
三三三三三三三 |,/  ∧ 三三 ゙>ヽ;i::i: :    ゝ---,/
.三三三三三三 ,ノ 、    ∧ 三三三三 ゙ゞ,、_:::i,,... ::...;;ノ
三三三三三r''´ / ∨   ∧三三三三 i .|ヽ ゙゙̄ヾ゙゙´
三三三三 ノ ,/ 三 ∨   .∧三三三三| |三ヽ   \
三三三 //三三三 ∨   ∧ 三三三 | |三三ヽ   ハ



 あばたは……イチローさん!?
 と、思ったが……ムネリンのイメージだった。
 
(イチローさんイチローさんイチローさんイチローさんイチローさんイチローさんイチローさん
 イチローさんイチローさんイチローさんイチローさんイチローさんイチローさんイチローさん
 イチローさんイチローさんイチローさんイチローさんイチローさんイチローさんイチローさん
 イチローさんイチローさんイチローさんイチローさんイチローさんイチローさんイチローさん
 イチローさんイチローさんイチローさんイチローさんイチローさんイチローさんイチローさん
 イチローさんイチローさんイチローさんイチローさんイチローさんイチローさんイチローさん
 イチローさんイチローさんイチローさんイチローさんイチローさんイチローさんイチローさん
 イチローさんイチローさんイチローさんイチローさんイチローさんイチローさんイチローさん
 イチローさんイチローさんイチローさんイチローさんイチローさんイチローさんイチローさん
 イチローさんイチローさんイチローさんイチローさんイチローさんイチローさんイチローさん
 イチローさんイチローさんイチローさんイチローさんイチローさんイチローさんイチローさん
 イチローさんイチローさんイチローさんイチローさんイチローさんイチローさんイチローさん
 イチローさんイチローさんイチローさんイチローさんイチローさんイチローさんイチローさん
 イチローさんイチローさんイチローさんイチローさんイチローさんイチローさんイチローさん
 イチローさんイチローさんイチローさんイチロ一さんイチローさんイチローさんイチローさん
 イチローさんイチローさんイチローさんイチローさんイチローさんイチローさんイチローさん
 イチローさんイチローさんイチローさんイチローさんイチローさんイチローさんイチローさん
 イチローさんイチローさんイチローさんイチローさんイチローさんイチローさんイチローさん
 イチローさんイチローさんイチローさんイチローさんイチローさんイチローさんイチローさん……)

 ラオウと別の意味でこえーよ。

243 電車って危ないからね :2014/01/18(土) 16:18:22 ID:HL3.It5I0
(はちみつ食べたいはちみつ食べたいはちみつ食べたいはちみつ食べたいはちみつ食べたい
 はちみつ食べたいはちみつ食べたいはちみつ食べたいはちみつ食べたいはちみつ食べたい
 はちみつ食べたいはちみつ食べたいはちみつ食べたいはちみつ食べたいはちみつ食べたい
 はちみつ食べたいはちみつ食べたいはちみつ食べたいはちみつ食べたいはちみつ食べたい
 はちみつ食べたいはちみつ食べたいはちみつ食べたいはちみつ食べたいはちみつ食べたい
 はちみつ食べたいはちみつ食べたいはちみつ食べたいはちみつ食べたいはちみつ食べたい
 はちみつ食べたいはちみつ食べたいはちみつ食べたいはちみつ食べたいはちみつ食べたい
 はちみつ食べたいはちみつ食べたいはちみつ食べたいはちみつ食べたいはちみつ食べたい
 はちみつ食べたいはちみつ食べたいはちみつ食べたいはちみつ食べたいはちみつ食べたい
 はちみつ食べたいはちみつ食べたいはちみつ食べたいはちみつ食べたいはちみつ食べたい
 はちみつ食べたいはちみつ食べたいはちみつ食べたいはちみつ食べたいはちみつ食べたい
 はちみつ食べたいはちみつ食べたいはちみつ食べたいはちみつ食べたいはちみつ食べたい
 はちみつ食べたいはちみつ食べたいはちみつ食べたいはちみつ食べたいはちみつ食べたい
 はちみつ食べたいはちみつ食べたいはちみつ食べたいはちみつ食べたいはちみつ食べたい
 はちみつ食べたいはちみつ食べたいはちみつ食べたいはちみつ食べたいはちみつ食べたい
 はちみつ食べたいはちみつ食べたいはちみつ食べたいはちみつ食べたいはちみつ食べたい
 はちみつ食べたいはちみつ食べたいはちみつ食べたいはちみつ食べたいはちみつ食べたい
 はちみつ食べたいはちみつ食べたいはちみつ食べたいはちみつ食べたいはちみつ食べたい
 はちみつ食べたいはちみつ食べたいはちみつ食べたいはちみつ食べたいはちみつ食べたい
 はちみつ食べたいはちみつ食べたいはちみつ食べたいはちみつ食べたいはちみつ食べたい
 はちみつ食べたいはちみつ食べたいはちみつ食べたいはちみつ食べたいはちみつ食べたい
 はちみつ食べたいはちみつ食べたいはちみつ食べたいはちみつ食べたいはちみつ食べたい
 はちみつ食べたいはちみつ食べたいはちみつ食べたいはちみつ食べたいはちみつ食べたい
 はちみつ食べたいはちみつ食べたいはちみつ食べたいはちみつ食べたいはちみつ食べたい
 はちみつ食べたいはちみつ食べたいはちみつ食べたいはちみつ食べたいはちみつ食べたい
 はちみつ食べたいはちみつ食べたいはちみつ食べたいはちみつ食べたいはちみつ食べたい
 はちみつ食べたいはちみつ食べたいはちみつ食べたいはちみつ食べたいはちみつ食べたい
 はちみつ食べたいはちみつ食べたいはちみつ食べたいはちみつ食べたいはちみつ食べたい
 はちみつ食べたいはちみつ食べたいはちみつ食べたいはちみつ食べたいはちみつ食べたい
 はちみつ食べたいはちみつ食べたいはちみつ食べたいはちみつ食べたいはちみつ食べたい
 はちみつ食べたいはちみつ食べたいはちみつ食べたいはちみつ食べたいはちみつ食べたい
 はちみつ食べたいはちみつ食べたいはちみつ食べたいはちみつ食べたいはちみつ食べたい
 はちみつ食べたいはちみつ食べたいはちみつ食べたいはちみつ食べたいはちみつ食べたい
 はちみつ食べたいはちみつ食べたいはちみつ食べたいはちみつ食べたいはちみつ食べたい
 はちみつ食べたいはちみつ食べたいはちみつ食べたいはちみつ食べたいはちみつ食べたい
 はちみつ食べたいはちみつ食べたいはちみつ食べたいはちみつ食べたいはちみつ食べたい
 はちみつ食べたいはちみつ食べたいはちみつ食べたいはちみつ食べたいはちみつ食べたい
 はちみつ食べたいはちみつ食べたいはちみつ食べたいはちみつ食べたいはちみつ食べたい
 はちみつ食べたいはちみつ食べたいはちみつ食べたいはちみつ食べたいはちみつ食べたい
 はちみつ食べたいはちみつ食べたいはちみつ食べたいはちみつ食べたいはちみつ食べたい
 はちみつ食べたいはちみつ食べたいはちみつ食べたいはちみつ食べたいはちみつ食べたい
 はちみつ食べたいはちみつ食べたいはちみつ食べたいはちみつ食べたいはちみつ食べたい
 はちみつ食べたいはちみつ食べたいはちみつ食べたいはちみつ食べたいはちみつ食べたい
 はちみつ食べたいはちみつ食べたいはちみつ食べたいはちみつ食べたいはちみつ食べたい……)

 こっちもこえーよ。
 タクア……ムギさん、早くはちみつをプニキに渡さないと……食われるぞ。

 あっ、今、名古屋駅を無事に通過しました。
 やっぱ速いわ、拳王電車。

244 電車って危ないからね :2014/01/18(土) 16:19:02 ID:HL3.It5I0

【一日目・18時30分/日本・愛知県名古屋】
【MEIKO@VOCALOID】
【状態】健康
【装備】アルティメットアーマー@ロックマンXシリーズ
【道具】支給品一式、ノートパソコン@現実
【思考】
基本:殺し合いに乗った者達を殺す
 1:ラオウ達に協力してもらう
※今までとは別人です。
※『黄金の回転』を習得しました

【琴吹紬@けいおん!】
【状態】精神的にぶっ飛んでる
【装備】核ミサイル、キーボード、現金1兆円ほどが入った特注ジュラルミンケース
【道具】支給品一式、たくあん@現実、その他不明
【思考】
基本:生き残ることを最優先
1:拳王とやらの配下になる
※今までとは別人に決まってんだろ!!いい加減にしろ!!

【ラオウ@北斗の拳】
【状態】健康
【装備】炭酸水
【道具】支給品一式、その他不明
【思考】
基本:野田総理を倒す
0:主催者チームを全員屠る
1:そして、拳王が新たな時代を作る
2:死兆星から使者の小娘を配下にしたぞ!
3:トキ似の男を配下にしたぞ!
4:強そうな鎧の女を配下にしたぞ!
5:謎の黒猫たちを配下にしたぞ!
6:なんかいろいろ配下にしたぞ!

【平等院鳳凰@新テニスの王子様】
【状態】健康
【装備】テニスラケット、テニスボール×∞、諭吉一枚
【道具】支給品一式、少年ジャンプとヤンジャン、その他不明
【思考】基本:主催者達を滅ぼす
1;マーダーも滅ぼす
2:ラオウたちと行動する
3:テニスがしたいが、野球をする

【プニキ@くまのプ○さんのホームランダービー】
【状態】健康、全ステータスMAX
【装備】木の棒
【道具】支給品一式、その他不明
【思考】基本:ムギさんからハチミツを貰うために野田を野球で潰す
1;ホームランを打つ

【川崎宗則@現実?】
【状態】健康
【装備】バット、ボール、グラブ
【道具】支給品一式
【思考】基本:イチローを倒してでも、マリナーズに連れ戻す
1:戦力を集める

【クロえもん@ドラベース ドラえもん超野球外伝】
【状態】健康
【装備】バット、ボール、グラブ
【道具】支給品一式 電車ごっこロープ
【思考】基本:野田総理に野球で挑んで勝つ!
0:矢部君の意志を継ぎ、殺し合いを打破する
1:最低でも四国アイランドリーグが出来るくらいの仲間を集める
2:イチロー選手を仲間に引き入れたい

【殿馬一人@ドカベンシリーズ】
【状態】健康
【装備】バット、ボール、グラブ
【道具】支給品一式、グランドピアノ@現実
【思考】基本:生き残る
1:イチローと合流したい

【デューク渡邊@新テニスの王子様】
【状態】健康
【装備】テニスラケット、テニスボール×∞、キャッチャー用具一式
【道具】支給品一式、その他不明
【思考】基本:お頭(平等院)たちについていく
1;デュークホームランを打つ

【緑間真太郎@黒子のバスケ】
【状態】冷静
【装備】ハンマーブロスの無限ハンマー@マリオシリーズ
【道具】支給品一式、ホワイトボードとサインペン
【思考】
0:赤司に勝つ
1:野球をするのだよ

245 電車って危ないからね :2014/01/18(土) 16:19:59 ID:HL3.It5I0
【光熱斗@ロックマンエグゼ】
【状態】健康、激しい怒り
【装備】自分のPET(ロックマン入り)
【道具】支給品一式×2、大山デカオ@ロックマンエグゼ、大山デカオ@ロックマンエグゼ2
    デカオ(ロックマンエグゼ3)が作ったおべんとう、チップトレーダー@ロックマンエグゼ、
    大量のガッツマンのチップとバグのかけら、ガンデルソル3(実物)ネオバリアブル(実物)
    大山デカオ@ロックマンエグゼ3(BLACK版)大山デカオ@ロックマンエグゼ5チームオブブルース、
    各種ナビカスタマイザーパーツ、大量の金、シンクロチップ、他不明
【思考】基本:野田総理にネットバトルを挑んで勝つ!
1:プリズムとフォレストボムのチップを探す
2:その為に色んな人にネットバトルを挑む
3:上条(ジョジョ)さんとディおじさんの決着をつけさせる
4:パパが心配

【ロックマン@ロックマンエグゼ】
【状態】HP満タン
【装備】ロックバスター
【道具】なし
【思考】基本;熱斗をサポートする
1:野田総理がネットバトルを受けてくれるか、心配。
※PETの中にいます


【シグナム@リリカルなのはシリーズ】
【状態】健康、自称フリーター
【装備】レヴァンティン
【道具】支給品一式、PET(カーネル入り) 、SPW財団以上の資金とか多数のレアチップ、シンクロチップ
【思考】基本:働かなくて済むように動く
1:二人についてくる
2:野田は倒す
3:上条(ジョジョ)か……一理ある
※今までとは別人ですが記憶を受け継いでいます
※PSP版の技は使えませんが、念能力が使えます。

【カーネル@ロックマンエグゼ】
【状態】HP満タン
【装備】カーネルのブレード
【道具】なし
【思考】基本;ロワの破壊
1:今は(仕方ないので)シグナムに従う
※PETの中にいます

【上条当麻@とある魔術の禁書目録】
【状態】健康、不幸
【装備】PET(シャドーマン入り)
【道具】エスパー伊東@現実、シンクロチップ、他人のデッキ(「ムラクモ」デッキ)
【思考】
基本:

                    いいぜ ヘ(^o^)ヘ
                            |∧
                            /
                野田総理が
             何でも思い通りに
             出来るってなら
                 /
             (^o^)/
           /( )
          / / >

      (^o^) 三
      (\\ 三
      < \ 三
..\
(/o^)
( / まずは
/く そのふざけた
   幻想(ロワ)をぶち殺す


【シャドーマン@ロックマンエグゼ】
【状態】HP満タン
【装備】ムラマサ
【道具】なし
【思考】基本:上条に従う
1:敵は殺す、慈悲はない
※PETの中にいます

246 電車って危ないからね :2014/01/18(土) 16:20:23 ID:HL3.It5I0

【ディオ・ブランドー@ジョジョの奇妙な冒険】
【状態】疲労、全身にダメージ
【装備】PSP(デューオ入り)
【道具】支給品一式×3、シンクロチップ
【思考】基本:ネットバトルとベースボールを極める
0:主催を倒すのはラオウではない、このディオだッ!
1:ジョースター家を手に入れる
2:ジョジョより優越感を得る
3:熱斗達にネットバトルを挑むのは後回しだ!
4:シンクロチップを手に入れ、デューオとクロスフュージョンする。

【デューオ@ロックマンエグゼ4】
【状態】HP満タン
【装備】ジャスティスワン、ザ・ワールド
【道具】なし
【思考】基本;とりあえず、ディオを見守る
1:カオスロワでもそれは無理そう。
※PSPの中にいます

【櫂トシキ@カードファイト!! ヴァンガード】
【状態】ヴァンガ脳
【装備】自分のデッキ、やきそば
【道具】支給品一式
【思考】
1:強いファイターと戦う
2:上条達についていく

【シャーロック・シェリンフォード@探偵オペラ ミルキィホームズ】
【状態】謎ミルキィ
【装備】かまぼこ、自分のデッキ(「ロイヤルパラディン」デッキ)
【道具】支給品一式、テニスボール×∞
【思考】
1:櫂に着いて行く


 その頃、九州ロボの右腕、佐賀に緑間が放った超距離テニスボールが届いた。
 緑間君のシュートレンジは日本全土だからね。そりゃあ、届くよ。
 でも、箱根から日本海を1,2分で届くとしたら、その速度と威力は少なくとも大砲以上になる。
 まあ、つまりだな……

247 電車って危ないからね :2014/01/18(土) 16:20:54 ID:HL3.It5I0




             ┌──┐                                        "
             │::::::::: │                                          ,   ,
             │::::::::: │ ┌─┐            ┌──┐               /
             │::::::::: │ └─┼─┐        │::::::::: │  ┌┐         /   '
             │::::::::: │     └─┘        │::::::::: │  └┼┐      /    /
             │::::::::: └───┐           │::::::::: │    └┘     "     /
             |::::::::::::::::::::::::::::::::::│           │::::::::: └───┐          / ___
             | :::::::::::┌───┘           │::::::::::::::::::::::::::::::::│ /        \::::::::::::l        /:|
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            、 、   ,:彡'三 ≡ヾV  て      /く>  !      /     /
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        `ヽ.__ノーシ=二≡=、;::=-::.:.. ’.:.::=、彡 、  ,:彡'=三≡ヾV  て  /     ◇
    _    ヾ:;:./=≡:::.....:.:/ミ::.:.    ..:.:::-=ヾ:_)\/ミ:::.:.  ..:.:::ゞ-≡三ミミ:、 /
            _冫三::;  ..:.:::::::|ミ:::.:.. .・.::`ヽ._三ノー.シ=二≡=、;::=-::.. ’.:.:::=三|!l/(_ /    ´
         )三:::...    ..::::゙ミ、:..   ..::-=:ヾ:;:./=≡:::.....:.:/ミ::.:..   ..:.::-=ミ:v'  て_ _
         ⌒ヾミ=-:/=::... ..:.::゙ミ:=-=彡'::. _冫三::;  ..:.:::::::|ミ:::.:.. .・.:.::-=彡':.;. (_      <>
    <7      )ミ/三::.     ..:::`ミv彡::.:.. )三:::...    ..::::゙ミ、:..  ..::-=彡三=三ミミ:v'´
         _ノ三|三:::::... ∵  ..:.::=il=::.. ⌒ヾミ=-:/=::... ..:.::゙ミ:=-=彡'::.. ..::::=三|!l
          ´⌒):..ヾミ=-.::;    ..-彡ミ:::..  . )ミ/三::.      ..:::`ミv彡:::.:.. .::-=彡ノム _
             ヽ∧ヘ、ヘ人从ヽ∧ヘヘ从ヽ_ノ三|三:::::... ∵  ..:.::=il=::.  ・..:.::三ミ:、て ̄
                              ´⌒):.ヾミ=-.::;    ..-彡ミ:::...   . ..::::ノソ⌒` 、
                                ヽ∧ヘ、ヘ人从ヽ∧ヘヘ从ヽ∧ヘ、ヘノ(
     ※イメージではありません。

 その佐賀(九州ロボの右腕)は消滅した。

 ※佐賀(九州ロボの右腕)は消滅しました。
 ※他にも九州ロボに被弾したかもしれません。

248 混沌な名無しさん :2014/01/18(土) 16:26:05 ID:HL3.It5I0
すんません。
一人称間違えてる箇所がありました。

×「私のトイズで!」
○「あたしのトイズで!」

wiki収録時に修正しておきます。

249 敵が強くないと面白くないだろう? :2014/01/19(日) 00:37:27 ID:NNdYINC2O
「やむをえん、スーパーリペアキットを使う」

そんなベイダーの指示により、九州ロボの右腕が復活した。
これが、スパロボでお馴染みの強化パーツの力だ。

「しかし、こんな所でこいつを使う羽目になるとはな……」

実はこのスーパーリペアキット、本来は対主催との戦闘の切り札として使う為にとっておくはずだったものだ。
超大型特機となった九州ロボには歪曲フィールド等の強力な防御兵装が搭載されているものの、制御システムの都合でマキナ化が完了しなければ機能しなかった。
今は、ビアンにマキナ化作業を手伝わせる事で作業効率を上げる事しか出来ない事をもどかしく思うベイダーであった

【一日目・18時40分/日本・九州ロボ】

【ダース・ベイダー@STAR WARS】
【状態】健康
【装備】ライトセーバー@STAR WARS
【道具】支給品一式、その他不明
【思考】
基本:テラカオスを生み出す計画を遂行する
1:計画のために殺し合いを促進させ、計画の邪魔をするものは消す
2:他の幹部と今後について話し合う
3:九州ロボのマキナ化が待ち遠しい

250 東京のカオス度がさらに加速するようDEATH :2014/01/19(日) 21:40:39 ID:T4zTJCMQ0
東京都江東区にあるビッグサイトは今ではショッカーの幹部である死神博士らに占拠されていた。
彼の目的はもちろんバトロワに乗じてショッカーによる世界制服を実現させることである。
そのために死神博士は東京のビッグサイトに潜伏し、カオスロワ開始の混乱で各所に散り散りになった怪人や戦闘員などの戦力を集め雌伏の時を得ていつか表舞台に出ようとしていたのだ。
その矢先のことである。

「イーッ!(大変です死神博士、敵襲です!!)」
「(クッ、まさかここに潜伏してたのがばれたか?)何だと、数はどのぐらいだ?」
「イッー!(それがその……監視カメラの映像をご覧ください…)」
「……何だこれは!!!?」

死神博士は映像を見て驚いた。何と、こちらの兵を遥かに上回る数の参加者が押し寄せてきたのだ。
しかもそれぞれが殺害だのレ○プだのとアレな言葉を連呼している。明らかにイカれている連中だ。
なんとなく分かると思うが、襲い掛かってきているのはクラウザーさんを信仰するDMC狂信者達。
クラウザーさんのファンに全国に存在するので数で言えばショッカーの一支部を軽く上回るのは当たり前である。
彼らの目的はDMC狂信者の活動拠点としてビッグサイトをレイ○することにしたのだ。
もちろんショッカー戦闘員は応戦するものの、その圧倒的な数に次々と薙ぎ倒されていく。

「仕方がない…。待機させてる怪人達を出撃させろ!!」
「イーッ!(それが……)」

実は既にショッカーの怪人たちは出撃しており侵入者と戦闘していた。
戦闘員は死神博士にその様子を見せる。
死神博士はその映像に目を向ける。







「終わったな…所詮クズはクズなのだ…」
「ケンシロウ、SATSUGAIはいいぞ!!」
「金!暴力!SEX!」
「黄金の鉄の塊で出来ている天人が皮装備のジョブに遅れをとるはずは無い」
「殺ってやるDEATH!」
「おもちうにょ〜ん」


【ユニコルクス@仮面ライダー 死亡確認】死因:ラリアット(ラージャン)
【ヒルゲリラ@仮面ライダー 死亡確認】死因:秘孔を突かれる(トキ)
【蜘蛛男@仮面ライダー死亡確認】死因:ジェットストリームアタック(意味深)(KBSトリオ)
【シードラゴン@仮面ライダー 死亡確認】死因:グラットンソードでバラバラに引き裂かれる(天子)
【ガマギラー@仮面ライダー 死亡確認】死因:ギターによる48の殺人技(あずにゃん)
【蜂女@仮面ライダー 死亡確認】死因:餅を喉に大量に詰まらされる(つかさ)






その映像はDMC狂信者のメンバーによってSATSUGAIされている怪人の面々であった。
死神博士は驚愕の表情を浮かべる。

「馬鹿な…怪人が全滅…?一レスもたたずにか…?」
「イーッ!(どうしますか?)」
「クソッ、こうなったら仕方がない。遺憾ながらビッグサイトを放棄する!脱出だ!!」

だが、その瞬間死神博士が見たものは首から上が無くなっていた戦闘員だった。
後ろを振り向いた死神博士が見た光景は巨大な蟷螂のような化け物だった。
巨大な蟷螂の名前デスマンティス。都庁の軍勢の一員でありながら、実は隠れクラウザーさんのファンだったのでDMC狂信者側についたのである。
そして、死神博士は首はデスマンティスによって刎ねられた。

【ショッカー戦闘員@仮面ライダー 死亡確認】
【死神博士@仮面ライダー 死亡確認】


こうして東京ビッグサイトはDMC狂信者達によって占拠されたのであった。
辺りは狂信者たちのSATSUGAIコールが延々と響き渡っていた……。

251 混沌な名無しさん :2014/01/19(日) 21:43:03 ID:T4zTJCMQ0
【1日目・18時30分/日本・東京都江東区ビッグサイト】
【DMC狂信者】
共通思考:クラウザーさんを蘇らせる
1:生贄のために参加者をSATSUGAI
2:ビッグサイトを活動拠点にする
3:ビッグサイトに集結
※携帯やらネットやらツイッターやらで連絡を取り合っています。

【デスマンティス@世界樹の迷宮4】
【状態】健康
【装備】無し
【道具】支給品一式
【思考】
基本:SATSUGAI

【ラージャン@モンスターハンター4】
【状態】健康、ギルクエレベル100、擬人化
【装備】擬人化パッチ
【道具】支給品一式
【思考】
基本:SATSUGAIし尽くすだけだぁ!

【トキ@北斗の拳】
【状態】お前のような病人がいるか
【装備】無し
【道具】支給品一式
【思考】
基本:SATSUGAIはいいぞ!
※まごうことなきトキ本人です

【KBSトリオ@真夏の夜の淫夢】
【状態】3人とも健康
【装備】不明
【道具】支給品一式
【思考】
基本:SATSUGAI

【比那名居天子@東方project】
【状態】健康、謙虚
【装備】グラットンソード@FF11
【道具】支給品一式
【思考】
基本:SATSUGAI

【中野梓@けいおん!】
【状態】健康
【装備】ギター
【道具】支給品一式
【思考】
基本:SATSUGAI
1:殺ってやるDEATH!

【柊つかさ@らき☆すた】
【状態】健康
【装備】無限の餅製、バルサミコ酢
【道具】支給品一式
【思考】
基本:SATSUGAI

252 ビアン総裁やらヤークトアルケーやら出した人 :2014/01/20(月) 00:32:24 ID:zYqUj0dE0
ジプシー・デンジャーが暴れまわったせいで、あちらこちらで火の手が上がっている大阪のとある区画のデパートに影薄組と混沌の騎士はいた。
ひとまず家具売り場のベッドに小町を横たえたが、小町は衰弱するばかり……あきらめムードが漂い始めたその時、一人の男が立ち上がった。
その男、日之影空洞は自分のデイパックから宝石のついた変わった意匠の腕輪を取り出した。

「これだけは使いたく無かったが、こまっちゃんの為だ」
「そ、それは……あのゲームの……!」
「メガザルの腕輪じゃないっすか!?」

 あかりとモモが驚いたのも無理もない。それはまさしく有名なRPGシリーズのアイテム、メガザルの腕輪だったのだから。
これが日常なら偽物だと認識したかもしれない……だが、カオスロワという状況ではそれが本物であるのは十分想像できた。

「ああ。制限によって死者は復活できないが、俺の命と引き換えになるが、これならこまっちゃんを助ける事が……」

 そういって、脚を使って無理矢理にでもメガザルの腕輪を左腕にはめようとする日之影だが……。

「いや、その役目は私です」

 その前に、混沌の騎士がメガザルの腕輪を掠め取った。

「騎士さん!?」
「おい、まさか……」
「し、死ぬつもりっすか!?」
「ど、どうしてそんな事を……」

 驚く小町を除いた影薄組に向け、混沌の騎士は語り始めた。

「私は、この世界の住人ではありません……元いた世界で犯した非常に重い罪を煉獄償っていた罪人なのです。それがどういう訳か、記憶を失ってこの世界に来ていました」

 信じられない事実に言葉を失う影薄組。

「そして、私はこの世界の空気中に漂う瘴気に似たような何かによって記憶をある程度取戻し、このカオスロワの裏で起きている事を知ろうとしました。それと同時に、私が此処に来た理由も心の何処かで探していたのかもしれません」

 混沌の騎士は、そう言いながらメガザルの腕輪を自分の腕にはめた。

「そして、後者は見つかりました。それは、貴方達を助ける事です。心配しないでください、もといた場所に帰るだけですから……」
「そんな……」
「空気中に漂っている何か……それには注意してください。あれはおそらく非常に危険なものです。それでは……」

 混沌の騎士は自分の首輪を思いっきり引っ張り、彼の首輪が爆発した。

(ああ……そうか……私は……)

死の間際に全てを思い出して混沌の騎士は散り、メガザルの腕輪が発動した。


「それで、あたいは生きていて、黒子の顔や日之影の右腕も治って……」

 死の淵から蘇った小町は、仲間達から気絶している間に起きた事を教えられていた。
気絶した事で頭が冷えたのか、小町は聞かされた話を冷静に受け止めていた。
余談だが、小町の服は男性陣が使えそうなものを探している間にモモとあかりによって着替えさせられていた。
そして、小町は迷いを捨て、自身の決意を語り始めた。

「あたいは……カオスロワを終わらせたい……映姫様や、あやのや、混沌の騎士を奪ったこの殺し合いを……もう嫌なんだ、こうやって失っていくのは……だから……」
「そうやって、また一人で行こうとする気っすか?」
「あかりも皆も、どんな事があっても小町ちゃんと一緒に行くってもう決めてるんだよ」
「けど、こっから先は危険だし、主催だって目をつけて……」
「既に、あんな巨大ロボットと戦ったんです。今更ですよ」
「命と引き換えに腕を治してもらってるしな。ここで逃げたら一生後悔するぜ」
「アンタたち……解ったよ。ただ、一つだけワガママをさせてくれないか。置いてったりはしないからさ」

 そう言うと、小町は家具売り場の近くにあったフードコートの厨房に入って行き、ガスコンロでデスノートを燃やした

「あのノートがあれば強敵も楽に殺せるかもしれないさ。けどね、あれを使ってたら力に溺れてあのデカブツに載っていた奴らみたいになっていた気がしたからねぇ……ま、行こうか。」

253 Life goes on :2014/01/20(月) 00:33:04 ID:zYqUj0dE0
「ふうん、まあ、最低限の目的は果たしたわね」

 そう、モニターの前で幽香が呟いた。
実は、小町をマーダーにするのは出来たら儲け物程度でしか無かったのだ。
そして真の目的は、小町達影薄組を何等かの形で積極的にカオスロワに関わるようにする事だったのだ。
世界を救う為にテラカオス化を促進させるという目的がある為、カオスロワに関わろうとせずに逃げ隠れしたり遊んだりしている者達は主催にとって下手な対主催以上に厄介な存在だったのだ。
だから、影薄組が対主催になったとしても主催としてはプラスになるのであった。

「こっちからはこないであげるから、せいぜい頑張りなさいね」

 別のモニターでとある光景を確認すると、幽香は他の五大幹部と今後について話し合う為に席を立った。
そのモニターには、三つ首の蒼い竜が大阪に襲来したという事実を映し出していた。
その名は氷嵐の支配者。都庁の軍勢と志を同じくしていながら、とある理由で都庁組とは別行動していた氷竜である。
その理由とは、自身が都庁から離れた場所で派手に暴れる事によって、少しでも参加者の注目を都庁からそらす事だった。
そんな彼?が、強力なマーダーが死んだりマーダーをやめたりした結果比較的安全なエリアとなりつつある大阪へと足を踏み入れたのだ。
要するに、大阪に新たな惨劇と戦いが起きようとしているという事だ。


【一日目・18時45分/大阪・デパート】

【小町と影薄な仲間たち】
※メガザルの腕輪により、全員のダメージ等が完治しました。

【小野塚小町@東方Project】
【状態】健康
【装備】斬魄刀『神鎗』@BLEACH
【道具】舟
【思考】基本:もう仲間を誰も失わない為にカオスロワを終わらせる
1:もう二度と仲間を置いて行こうとしない
2:幽香と戦う事を覚悟する

【黒子テツヤ@黒子のバスケ】
【状態】健康
【装備】猟銃@現実
【道具】死出の羽衣@ 幽々白書
【思考】基本:仲間と共にカオスロワを終わらせる
1:友人たちと生き残る
2:混沌の騎士の言っていた空気中に漂う何かが気になる
※実はゴゴの死体から猟銃を回収していました。

【東横桃子@咲-Saki-】
【状態】健康
【装備】不明
【道具】支給品一式、他不明
【思考】基本:仲間と共にカオスロワを終わらせる
1:加治木先輩や友人たちと生き残る
2:混沌の騎士が言っていた空気中に漂う何かって主催の仕業?
3:峰岸さん……

【赤座あかり@ゆるゆり】
【状態】健康
【装備】なし
【道具】マムルの肉×2@風来のシレン
【思考】基本:仲間と一緒にカオスロワを終わらせて主人公らしく大活躍!
1:混沌の騎士の分も頑張る

【日之影空洞@めだかボックス】
【状態】健康
【装備】斬鉄剣@ルパン三世
【道具】支給品一式
【思考】基本:主催者を倒す
1:仲間を守る
2:混沌の騎士が遺した謎を解く
3:↑の全部やらなくちゃあならないのが先代生徒会長の辛いとこだな。
※斬鉄剣は混沌の騎士のものを受け継ぎました。
※不明支給品はメガザルの腕輪でしたが、効果が発動したため、砕け散りました。

【混沌の騎士@カオスロワ 死亡確認】
死因:首輪が爆発


【同時刻/九州ロボ・主催本拠地】

【風見幽香@東方project】
【状態】健康
【装備】日傘
【道具】不明
【思考】基本:テラカオスを生み出す計画を遂行する
1:計画のために殺し合いを促進させ、計画の邪魔をするものは地に還す
2:他の五大幹部と今後について話し合う。


【同時刻/日本・大阪のどこか】

【氷嵐の支配者@新・世界樹の迷宮 ミレニアムの少女】
【状態】健康
【装備】無し
【道具】とけないこおり@ポケットモンスター、支給品一式
【思考】基本:自然を汚す人間を滅ぼす。
1:グンマーの民のような人間は殺さない。
2:自分が暴れる事で、都庁の軍勢から参加者の注目を少しでもそら

254 混沌な名無しさん :2014/01/23(木) 10:55:08 ID:MRhu4ODEO
ビッグサイトを占拠したDMC狂信者達は、そこを拠点としつつ、参加者を襲い始めていた。
その中の一組のKBSトリオが国会議事堂に乗り込むと、黒い雲に乗った金色の何かがいた。
KBSトリオはそいつを殺そうと構え、無数の真空の刃で細切れとなった。
そう、そいつの名はヘルクラウダー、オルゴ・デミーラの配下にしてドラクエ7最強とまで言われるボスだ。
彼は主君との合流に成功し、主君が居城とした国会議事堂を防衛していたのだ。
ちなみに、オルゴ・デミーラは拾った二人の怪我を治療していた。

【一日目・18時45分/東京都・国会議事堂】

【ヘルクラウダー@ドラクエ7】
【状態】健康
【装備】ベビークラウド×いっぱい@ドラクエ7
【道具】支給品一式
【思考】
基本:オルゴ・デミーラに従う
1:国会議事堂を防衛する。

【オルゴ・デミーラ@ドラクエ7】
【状態】健康、美しい人間形態
【装備】不明
【道具】支給品一式、香水、口紅
【思考】
基本:主催者を美しく皆殺しにして自分が支配者となる
1:美しく早く主催者本部を見つける
2:かつての部下を美しく回収する
3:部下にふさわしい参加者がいれば、新しい魔王軍として美しくスカウトする
4:日本以外を潰した首謀者がいるなら、そいつも美しく殺す
5:できれば醜い本気形態にはなりたくない
6:ミケと平山を治療する
※美の感じ方は人それぞれです

【ミケ・ザカリアス@進撃の巨人】
【状態】中ダメージ(治療中)、右脚重傷(治療中)
【装備】立体機動装置一式
【道具】支給品一式
【思考】
基本:死にたくないのでオルゴ・デミーラに従う

【平山幸雄@アカギ〜闇に降り立った天才〜】
【状態】中ダメージ(治療中)
【装備】サングラス、雀稗
【道具】支給品一式、不明支給品
【思考】
基本:死にたくないのでオルゴ・デミーラに従う

255 混沌な名無しさん :2014/01/23(木) 11:04:47 ID:MRhu4ODEO
ごめんなさい、【KBSトリオ@真夏の夜の淫夢 死亡確認】を追加しといてください

256 蒼白 :2014/01/25(土) 03:08:08 ID:xRSahQoE0

 一瞬だった。
 ハクメンと雁屋おじさんが対峙し瞬間、デュエルが始まった瞬間。

「虚空陣奥義……悪滅」

 ハクメンはアストラルヒートを発動させる。
 さて、皆さんご存知であろうがアストラルヒートの条件はかなり厳しい。
 ここでは現在絶賛稼働中&絶賛発売中の『BLAZBLUE CHRONOPHANTASMA』での条件を記す。
 ・自分がこのラウンド取得で勝利の状態。
 ・対戦相手の体力が35%以下。
 ・ヒートゲージが100%
 ・バーストアイコンを1つ以上使用可能。
 となる。
 では、これを現在の彼らの状況で当てはめてみる。
 ・自分がこのラウンド取得で勝利の状態。⇒これ、ロワだよ? 次のラウンドなんてあるわけないじゃん?
 ・対戦相手の体力が35%以下。⇒前回まで長野県にいた昆虫コンビが描写なしでいきなり山形まで移動した。⇒当然、疲れる。
 ・ヒートゲージが100%⇒ハクメンの【状態】不明⇒ヒートゲージが100%かもしれない。
 ・バーストアイコンを1つ以上使用可能。⇒ハクメンの【状態】不明⇒バーストアイコンを1つ以上あるかもしれない。
 となり、雁夜おじさんは『テーレッテー』基、『アキラメナーイ』されてしまった。
 まあ、実際は『そのゲージとバーストを立ち回りに回して体力を35%奪いきった方が堅実』だからね。
 
 と、いうわけで

【間桐雁夜@Fate/Zero 死亡確認】

 となった。
 その一方、飛竜と羽蛾の戦いだが……

「その程度か?」
「お、俺様のカードがぁぁぁ!?」

 飛竜はプラズマエネルギーから発せられる熱量を注ぎ込むことで炎の力を纏わされたサイファーを振るう。
 カードの主原料は紙やらプラスチックである。これは遊戯王カードにも言えるであろう。
 例え紙で出来ていれば炎で燃えるし、プラスチックで出来ていれば溶けるよ。
 まあ、無謀にも人の話を聞かないことで有名な特A級ストライダーにカードで挑んだ決闘者がいたことを私は忘れない。

「貴様は……あいつ(主催者)らの仲間か?」
「ち、ちがう……俺は……」
「そうか、ならいい……死にな」

 サイファーを一閃。
 そこに慈悲などない。
 こうして、飛竜は任務の障害を排除した。

【インセクター羽蛾@遊戯王デュエルモンスターズ 死亡確認】

257 蒼白 :2014/01/25(土) 03:08:34 ID:xRSahQoE0
 
 ◆

「さて、どうするのだ、蒼き竜よ?」
「……一旦、拠点【四国】に戻る」
「御意」

 そして、彼らは日本随一の過疎地・四国に向かった。

 飛竜は駆け抜ける。
 ハクメンもまた駆け抜ける、アニメ版で見せたようなダッシュで。

【一日目・18時30分/日本・山形県】
【飛竜@ストライダー飛竜】
【状態】健康
【装備】光剣サイファー@ストライダー飛竜 クナイ、各種オプション
【道具】支給品一式 
【思考】基本:主催を抹殺する
1:ハクメンと共に主催陣営及び『悪』を殲滅する
※2014年2月22日発売予定の新作『ストライダー飛竜』の技が使えます。

【ハクメン@BLAZBLUE】
【状態】不明
【装備】斬魔・鳴神
【道具】支給品一式
【思考】基本:『悪』を滅する
1:飛竜と協力して、主催及び世界に災いをもたらす者を『刈り取る』


「やばい……マジやばいわ……アイツら」

 桜は逃げていた。
 どう考えても分が悪いと咄嗟に判断した。
 元々、逃げる気マンマンだったし、スタコラサッサとあの場を後にしていた。
 だが……命惜しさにおじさん達を見捨てた時点で彼女の命運は尽きていた。

「えっ?」

 キキーン! ドーン!!

【間桐桜@Fate/Zero 死亡確認】
死因:車にはねられた

「あのう、今小動物か何かはねましたか?」
「いえ?」
「そうですよね」
「まあいざとなったら、先生もいますし」
「流石、黒を白にするスーパー弁護士だなぁ」

 制限速度を守ってようといきなり飛び出した子供は避けられないよ?
 

【井之頭五郎@孤独のグルメ】
【状態】普通
【装備】不明
【道具】支給品一式、その他不明
【思考】
1:北岡先生を探すのを手伝う
2:どこか食事ができる店は無いのか?

【由良吾郎@仮面ライダー龍騎】
【状態】健康
【装備】ザビーゼクター&ライダーブレス@仮面ライダーカブト
【道具】支給品一式、高級外車
【思考】基本:北岡先生を探す
1:五郎と行動する

258 有名な風評被害がいなかったので :2014/01/25(土) 23:07:02 ID:1RVmg58g0
ゴロリに見つからないよう、うまく隠れながらグラウンドを目指すヴァイジャヤ。
だが、彼は気づいていなかった。さて彼はいつからゴロリの他に追っ手がいないとを錯覚していた?

「ちょっと眠ってろお前―――」
「ッ!!!?」

背後から声をかけられたときはもう遅い。
屈強な腕がヴァイジャヤの首を締め付ける。
その力は尋常ではなく、特殊な細胞によって強化されたヴァイジャヤの肉体でさえ抵抗できないものだった。

「よくも俺の駒を殺しやがったな!もう許せるぞオイ!!」

男が何か言っているがもはや彼には何も聞こえなかった。
ヴァイジャヤの意識がみるみるうちに薄れていく。
そして……

「落ちろ―――」

男の言葉と共にヴァイジャヤは意識は闇に落ちた。




「こいつどの漫画に出てた何て言うキャラだったかな…。
 俺より先に終わったジャンプ漫画のキャラなんて覚えてないんだよねぇ」

そう言って、首がおかしすぎる方向に捩れ曲がって倒れているヴァイジャヤを男は踏みにじった。
男の名は久保帯人。おそらく読み手諸君は知らない者はいないであろう漫画家である。代表作は言うまでもない。
久保帯人は野獣先輩討伐隊の一人…いや、それを結成した本人であった。
彼はジャンプの看板作品ブリーチの作家としてジャンプ内での地位をじわじわと向上させ、いずれ天に立つ…はずだった。
だが、その矢先自分がホモビにも出てオーソドックスなSMプレイで少年を調教していたことがバレてしまったのであった。
その影響で久保帯人に絶望してブリーチのファンをやめた読者が続出、女と結婚して自分はノンケ(大嘘)であることをアピールしたが効果はなかった。
これが久保帯人に地位の陥落に影響し、天に立つことが遠退いたのは語るまでもないだろう。
その報復のために自分と同じく野獣先輩…もしくは彼のカテゴリーに対して恨みを持つキャラを集めて討伐隊を結成し、彼らを動かして自分は後から動くはずだった。
が、からくりドームの野球の死合に巻き込まれるという予想外の事態が発生したために自分が動かざるを得なくなったのだ。

「大丈夫ですか久保先生」
「…多田野数人か」

久保帯人に話しかける男は多田野数人。
先ほどナッパ様の打球で死んだクッソ情けないホモビのTDNとは違う。
イチローが探していた正真正銘の野球選手としての多田野数人選手である。
彼も討伐隊の一人であり久保帯人と共に行動していた。

「状況は?」
「最終イニング表でイチローさんのホームランで一点のリードです。もっと差を広めなければ相手の力量からして一転攻勢による逆転もありえますね。
 ちなみに負けたほうは全員切腹ですよ。まぁ負けたからって素直に切腹する奴はいないと思いますが。この試合、僕らも加勢しますか?」

多田野の提案に対して久保帯人は腕を組みながら答える。

「まぁ別にただの駒がいくら死んでも別にかまわないけど…やっぱりここで戦力が削れるのはマズイかな」
「まだ一日目ですし。博麗の巫女霊夢、山の四天王伊吹翠香を失うのは大幅な戦力ダウンですよ。
それに運良く合流してきた方にもチートバッカーズの美堂蛮、元ポケモンチャンピオンのダイゴ、地上最強の生物範馬勇次郎。
そしてイチローさんもいます。彼らを…特にイチローさんを失うのは避けたいですね」
「これだけの人材がいるんだったらひとまず様子見でいいと思うよ。まぁ、博麗の巫女に至っては代わりがいるんだけどね」
「何よそれ!この私をあいつの代替品みたいな言い方…、あ〜腹立つわぁ^〜」

久保帯人の発言に多田野と同じく行動していた博麗霊夢は彼に噛み付く。
今試合に出ているほうの霊夢とは違う出展作品である。それにしてもこの霊夢もまたヘンな声である、なんか関西のおばさんっぽい。
ちなみに彼女は大晦日に風呂に入っているところを殺し合いに巻き込まれたのでバスタオル一枚である。
健全な男子なら興奮して自分の息子がスタンドしかねない光景だがホモである二人は特に興味がなかったのだった。

「とにかく悪いようにはしないよ。僕らの目的のためにもね」
「そうですね。ホモビに出たことがばれてるなら仕方ない」
「私はただ風呂で生き返ってるのを邪魔した奴をぶちのめしたいだけだけどね」

259 混沌な名無しさん :2014/01/25(土) 23:08:30 ID:1RVmg58g0

久保帯人らはこの殺し合いが世界の崩壊を防ぐための手段であり、殺しあわないと世界が滅びるのを知っていた。
だがそれは彼らにとって不都合だったのだ。久保帯人は天に立つことをあきらめてはいなかったのだから。
この世界では久保帯人と多田野数人がホモビで出ているという事実が判明してしまっているからだ。
久保帯人の真の目的は野獣先輩の属するカテゴリーに対しての報復ではない。
まずこの世界を災害で滅ぼして、その後の新世界で漫画界の天に立つことなのだ。
そのために『野獣先輩の抹殺』を表の目標として掲げ同志を集め、殺し合いによって世界の崩壊を防ごうとするダース・ベイダーらの目的を阻止し抹殺しようとしていたのだ。
『世界の崩壊』が目的の久保帯人。この先彼はこの試合に対してどう動くのか。

「ククク…世界を芸術品にしたてy…仕立て上げてやんだよ。
 世界を芸術s…ヒィンにしたんだよ!!
 世界を芸術品にしてやるよ…」
「先生、決め台詞くらいちゃんと決めてくださいよ…」

【一日目・16時10分/東京・からくりドーム】

【久保帯人@現実?】
【状態】健康
【装備】斬魄刀「???」@ブリーチ
【道具】支給品一式、サングラス、SMプレイ用の道具一式
【思考】
基本:世界を滅ぼし天に立つために主催者を殺す
0:さて、どうするかな…
1:自分が結成した野獣討伐隊を上手く操る
2:できればイチローチームを戦力として取り入れたい

【多田野数人@現実】
【状態】健康
【装備】野球道具
【道具】支給品一式
【思考】
基本:世界を滅ぼしてホモビに出ていた過去を抹消する
1:久保帯人に協力
2:最低でもイチローを味方に引き入れたい

【博麗霊夢@東方お正月ボイスドラマ企画】
【状態】健康 、バスタオル一丁、声がヘン
【装備】バスタオル、お札
【道具】支給品一式
【思考】
基本:主催者をぶちのめす
1:久保帯人に協力

【ヴァイジャヤ@魔人探偵脳噛ネウロ 死亡確認】

260 オツベルとマンモス :2014/01/26(日) 13:04:08 ID:0oo3raqc0
オツベルときたらたいしたもんだ

オツベルが道を歩いていると、その、マンモス達がいた。
マンモスだぜ。どういうわけでいたかって?見ろよ。マグロをがつがつ食べている。
こいつらは7時半から今までずっとマグロを食べていたんだ。
だけどもうマグロはほとんどのこってないみたいだ。

さあ、オツベルはいのちがけだ。パイプを右手にもちなおし、度胸をすえてこういった。

「どうだい、マグロはうまかったかい」
「まあな。だけどもう食えねえのは残念だ。」マンモスがからだをななめにして、目を細く
して返事した。
「おれはマグロをもってるぜ。もっとうまい食い物もな。よかったらおれとこないかい」

オツベルは言ってしまってから、にわかにがたがたふるえだす。
ところがマンモスはケロリとして
「いってもいいぜ」と答えたもんだ。
「そうか、それではそうしよう。そういうことにしようじゃないか。」オツベルが顔を
くしゃくしゃにして、まっ赤になってよろこびながらそういった。

どうだ、こうしてこのマンモス達は、もうオツベルの財産だ。今に見たまえ、オツベルは、このマンモス達を戦わせるか、働かせるか。
どっちにしてもこいつはいいひろいものだぜ。

261 オツベルとマンモス :2014/01/26(日) 13:10:10 ID:0oo3raqc0
【1日目・18時30分/日本・東京・築地市場】

【オツベル@オツベルと象】
【状態】健康
【装備】なし
【道具】グルメテーブルかけ@ドラえもん
【思考】
基本:不明
1:マンモスマン達を利用する

【マンモスマン@キン肉マン】
【状態】健康
【装備】なし
【道具】蛍石×大量
【思考】
基本:ウメーウメー
1:とりあえずオツベルについていく

【マンモス怪人@仮面ライダーBLACK】
【状態】健康
【装備】なし
【道具】タウリンエキス×大量
【思考】
基本:ウメーウメー
1:とりあえずオツベルについていく

【ビッグコンボイ@ビーストウォーズネオ】
【状態】健康、ビーストモード
【装備】ビッグキャノン、マンモストンファー
【道具】なし
【思考】
基本:何やらノリで仲間に加えられてしまった。
1:とりあえずオツベルについていく

※オツベルを除く全員が放送を一切聞いていません。
※ジラ@ゴジラ FINALWARS は完食されました。

262 悪意と狂気のスタジアム :2014/01/26(日) 18:07:42 ID:VS3HE5BE0
 美堂蛮の怒りを込めた打球がからくりドームを飛ぶ。
アスクレピオスの力を使って振るわれたバットで飛んだ打球はナッパ様の放った打球に匹敵するほどの威力を持っており、手を伸ばして取ろうとした中邑真輔の腕を肩ごと引き千切り、フェンスを突き破って観客席に突き刺さった。
打球の衝撃を腕だけで受けたが為に、肩ごと腕を引き千切られる結果となった中邑真輔は激痛と出血に耐えきれず、ショック死した。
そして、ホームランではクルミボール1号の効果も発揮できないらしく、蛮は大正義巨人軍から1点をもぎ取った。

「どうだ、お前等だって後は監督しか控えがいねえんだろ?」
「だからこの攻撃で全員殺してやるとでも言うつもりか?甘いな」
「PSIクオリアが無くとも、この回に貴方達が得る点数は2点だと決まってるんですよ」

 仲間が死に、点差を広げられても余裕を見せる大正義巨人軍。
だが、この機をイチローチームが逃すわけにはいかない。
そして、バッターボックスに次の打者である佐治雪哉が立った。

「時間の都合上、引き分けになったら生き残った人数で勝敗が決まるしな。殺してやるよ」

 そう言い放ち、6/が195km/hもの速さのボール……ではなく胡桃を投げ、佐治の両手をバット諸共貫いた。

「があああああっ!?」
「雪哉!?」
「これが、クルミボール2号だ。そして、打席はまだ終わってないぜ」

 悲鳴を上げて蹲る佐治にチームメイトが駆け寄る前に、6/の投げたゴルドーボールが佐治に止めを刺した。

「ハハハハハハ!面白い、全て叩き潰してくれるわ!!」

 そういい、次の打席に立ったのは、地上最強の生物・範馬勇次郎。
そのオーラは、PSIクオリアを無効化するほどの力を有しており、身体能力はイチローチームでもトップクラス。
再び投げられるクルミボール2号だが、それは前とは比べ物にならないほど早かった。
260km/hもの速さのクルミは勇次郎のこめかみを貫き、彼の命を奪った。

「一試合一回しか使えない全力のクルミボール2号……だが、これでお前等はもうPSIクオリアを封じる事は出来ない。俺達の勝ちだ!」

 イチローチームは、2点で攻撃を終えたのだ。


一方、久保帯人達は、こっそりとイチローチームと大正義巨人軍の死合をからくりドームのどこかで覗いていた。
もちろん、グラウンドや観客席にいる参加者から気づかれないような所に居た訳だが……。

「やれやれ、地上最強の生物も案外だらしないねえ……」
「久保先生、早く加勢しないと……がっ!?」

 久保に意見しようとした多田野の首が背後からの斬撃で飛んだ。
倒れる多田野の死体の背後には仮面ライダーGとなったゴロリが居たのだ。

「ワクワクさんの仇を殺したのは感謝するが……人を駒扱いするお前等を、見逃す訳にはいかんな」
「替えが効くとはいえ俺の駒を殺した上に、話を聞かれたとあっては、殺すしかないよねぇ」
「訂正する……貴様は此処で殺さねばならぬ相手だと!」

 久保の狂った言動から彼の危険性に気づいたゴロリは、必殺のスワリング・ライダーキックを放つ。
しかし、久保は傍にいたもう一人の霊夢を掴み……盾代わりにして攻撃を防いだ。
倒れる霊夢には目もくれず、久保は斬魄刀を引き抜き、こう言った。

「肉壁にしては豪華だったけど、代わりはいるし別に良いか」
「貴様あああああああああああっ!!」

 その狂気に、ゴロリは激怒した。

263 悪意と狂気のスタジアム :2014/01/26(日) 18:08:01 ID:VS3HE5BE0
【一日目・18時50分/東京・からくりドーム】


≪大正義巨人軍≫

【◆6/WWxs901s氏@カオスロワ書き手】――目的:目立つ
【ラミレス@横浜DeNAベイスターズ】――目的:ハラサン…
【ハレクラニ@ボボボーボ・ボーボボ】――目的:契約金
【武田観柳@るろうに剣心】――目的:契約金
【雀ヶ森レン@カードファイト!! ヴァンガード】――目的:勝利
【真壁刀義@現実?】――目的:闇DAIGOの仇討ち
【ナッパ様@ドラゴンボールZ】――目的:とりあえず野球に勝つ
【松本人志@現実】――目的:浜田を生き残らせる。ハラサンに協力。DCS状態
【ハラサン@大正義巨人軍】――目的:大正義巨人軍を優勝させる。
※死んだ中邑真輔の代わりにハラサンが8番ライトとなりました。

ポジション表
1番 サード    ナッパ様
2番 センター   武田観柳
3番 ファースト  雀ヶ森レン
4番 ピッチャー  ◆6/WWxs901s氏
5番 セカンド   松本人志
6番 キャッチャー ラミレス
7番 ショート   ハレクラニ
8番 ライト    ハラサン
9番 レフト    真壁刀義


≪イチローチーム≫

【イチロー@現実?】――目的:川崎宗則を倒すため仲間を集める。
【DAIGO@現実?】&【ウルトラマンゼロ@ウルトラマンサーガ】――目的:殺し合いを止める。
【美堂蛮@GetBackers-奪還屋-】――目的:とくになし。野球しようぜ組
【伊吹萃香@しゅわスパ大作戦】――目的:大正義巨人軍を倒す。
【ロイ@FE封印の剣】――目的:レンにモテるコツを聞く。
【博麗霊夢@クッキー☆】――目的:大正義巨人軍を倒す。声がヘン。
【ダイゴ@ポケットモンスター】――目的:きれいな石を集める。
【吉川ちなつ@ゆるゆり】――目的:大正義巨人軍に勝つ。
※死んだ佐治雪哉の代わりに吉川ちなつが7番ファーストとなりました。
※吉川ちなつは死んだ平田真が持っていた釘バットを拾いました。

ポジション表
1番 ショート   博麗霊夢
2番 ライト    ロイ
3番 セカンド   DAIGO
4番 ピッチャー  イチロー
5番 サード    ダイゴ
6番 レフト    美堂蛮
7番 ファースト  佐治雪哉
8番 キャッチャー 伊吹萃香
※空席となったセンターは、ライト、レフト、ショートの3人でカバーし合います。

【久保帯人@現実?】
【状態】健康
【装備】斬魄刀「???」@ブリーチ
【道具】支給品一式、サングラス、SMプレイ用の道具一式
【思考】基本:世界を滅ぼし天に立つために主催者を殺す
1:自分が結成した野獣討伐隊を上手く操る
2:できればイチローチームを戦力として取り入れたい
3:自身の本性を知ったゴロリを抹殺する

【ゴロリ@つくってあそぼ】
【状態】仮面ライダーG、激怒
【装備】仮面ライダーGの剣@仮面ライダーG
【道具】支給品一式、工作道具もろもろ
【思考】基本:見敵、必殺
1:さあ――工作の時間だ
2:危険人物である久保帯人を殺す
3:ワクワクさんの仇、最後の一人も殺してやる

【中邑真輔@現実? 死亡確認】
死因:ショック死

【佐治雪哉@LIGHT WING 死亡確認】
【範馬勇次郎@範馬刃牙 死亡確認】
死因:クルミボール2号

【多田野数人@現実 死亡確認】
死因:斬首

【博麗霊夢@東方お正月ボイスドラマ企画 死亡確認】
死因:スワリング・ライダーキック

264 混沌な名無しさん :2014/01/26(日) 18:47:37 ID:VS3HE5BE0
すまねえ、佐治の死因とポジション表のミスを修正しといてくれ。

265 ディナーは戦いの後で :2014/01/26(日) 23:59:07 ID:cLfJjwaU0
「――♪」

セプテントリオンが一人、武曲星ミザールは上機嫌であった。
念願であった都庁の屋上にぶらさがれたのだから、当然と言えば当然だろう。


「「都庁にまた変な化け物がくっついたぞ!?逃げるんだ!」」


もっとも、その珍妙な巨体で都庁にぶらさがろうものなら、周囲からは注目の的である。
かなりの距離が離れていても、一般参加者はミザールの姿を確認し、都庁から少しでも離れようと逃げるに決まっている。
こういった化け物に立ち向かう力がない参加者が各地で都庁の危険性を口々に話す為、これでさらに都庁に近寄る人間は減るのだろう。
化け物を退治してみせようとする正義の味方やら賞金稼ぎなどはあえて近づくのかもしれないが……
生半可な腕前では、今や植物の織り成す迷宮へと姿を変えつつある都庁の養分になるのがオチだ。

「ふふ……潜行が可能となる我がシークレット・トレイルならばなんなく都庁へも侵入でき――」

※ あ あ っ と ! ※

「オレサマオマエ、マルカジリ」
「な、なんだこのドラゴ――」

【根来忍@武装錬金】死亡確認 死因・骨竜による丸かじり

もちろん、下手な小細工をしても結果は変わらない。


だが。
ぶらさがるミザールはぶらさがることに熱中し、骨竜は地下からの侵入者に気をとられていた。
他の魔物も、しばらく人間が近寄らないために内装のリフォームに集中していた。
だから気がつかない。


「さて、魔物がいた以上、ここが都庁のはずなんだが……随分様変わりしているな」
「おおきいねぇ……」

「グ、グオオオオォォォォォ……!」

恐ろしい食人鬼、全てを喰らい取り込む二人組が、四条化した怪物が、堂々と都庁の正面口へとやってきたことに。
番人の役割も兼ねていた魂の裁断者が果敢に挑むも、四条化した風鳴翼の強さはこれまでの人間の比ではなかった。
刀剣での近接攻撃、その戦闘技術もさることながら、真に恐ろしいのはその口。
裁断者の体は既にところどころが抉られている。翼に『食われた』のだ。

「こいつには特に耐性があがる効果はないみたいだが、意外と熊肉というのも美味しいな」
「はごたえがあるね」

ぐっちゃぐっちゃと裁断者の肉を咀嚼する二人の怪物。
数々の冒険者を引き裂いてきた裁断者は、だからこそ相手の強さも理解してしまう。
おそらく、仲間であるアイスシザースや大王もこの怪物には勝てない。
リーダーか、あるいは新入りの叫帝クラスでなくては。

「オオォゥ……」

しかし、連中は気になる言葉を口にしていた。耐性が上がるだのなんだのと。
万が一、雷への耐性をこの怪物が持っていたら?炎耐性も同じく危ない。
もし耐性持ちだとすれば、非常にまずい。こちら側の敗北もそうだが、怪物がさらに手をつけられない存在となってしまう。
相手を食うことで飛躍的に強くなる怪物など、樹海でもいるかどうか……
目の前の怪物の外見は人間とラッコだが、限りなく得体の知れない存在にしか見えなかった。

「さて、この分なら中の魔物も楽しめそうだな」
「そうだね。おなかいっぱい食べられるかな?」
「グォウ!」

裁断者は、恐怖していた。
それでも爪を掲げ、臨戦態勢をとった。
たとえ勝てずとも、時間稼ぎはできる。
自分の肉は食い尽くされたところで、敵に耐性を与えることもない。
自分の遺志は、仲間が継いでくれるだろう。
少しでも戦いを長引かせ、リーダー達にこの怪物の存在を気がつかせねばならない。

「いきがいいくまさんだねぇ」
「だが悪いな、私たちが欲しているのは耐性があがる肉なんだ」

翼が刀を構え、裁断者にとどめを刺そうとする。

266 ディナーは戦いの後で :2014/01/27(月) 00:01:38 ID:mBl4h5BA0
――その時だった。

「それなら、僕の肉を食べてみればいいんじゃないかな?」
「っ!?」
「――そう簡単に食べさせはしないけどね?」


翼の背後から現れた青年はそれだけ言うと、体を捻り、高速回転させながら突撃をしかけた。
間一髪でそれをかわす翼だが、わき腹に激痛を覚える。

「ツバサおねえさん!」

ぼのぼのの叫びを聞き、翼はようやく自分のわき腹が、ほんの少しだけ削られていることに気がついた。
そして、裁断者と自分の間に割ってはいった青年を睨む。
青年の口の端からは――血が滴っていた。

「もぐもぐ……ぺっ!」

青年が何かを咀嚼後、吐き捨てた。
確認するまでもないだろう。まさに今『食われた』翼の肉だ。

「駄目だね、美味しくない。君らが人を食べるのは理解に苦しむよ」
「くっ……下衆め……私に何をした!?」
「どっちが下衆なんだい?ここの魔者達からは、大地を大切にする思いがひしひしと伝わってくる……そんな彼らを食べるだって?
 ふざけるのも大概にしなよ。不味いけど、君らも少しは食べられる側の気分を味わってみる?」

開かれた口と、その奥に並ぶ歯はごく普通なもの。断じて牙ではない。
しかし真っ赤に染まったそれは、間違いなくその歯が、翼の肉を食った証でもあった。

「悪いけど、僕はオリハルコンを練りこんだ料理も問題なく食べられる程度には歯も胃も丈夫なんだ。
 ああ、劇毒にも慣れてるよ。昔は毎晩寝る前に飲むのが日課だったからね。食人鬼の肉でも問題なく食べられる。
 君たちが望んでいる完全耐性も、僕には備わっている。まあ、装備品も含めてではあるけど……
 全属性吸収に加えて、無属性も半減できるんだ。君たちが僕を食べれたら……お得だとは思わない?」
「何者だ……一体……」
「僕はレスト。……君たちに食べられたアゼルと同じ、アースマイトだよ」

アゼルの名が出た瞬間、翼は僅かに顔を歪めた。
かつての仲間を自分が食い尽くしたのだという現実の再認識と……
そして彼が魔物を庇い、自分を狙う理由がわかったからだ。

「もしかして、フレイって言う子も食べたのかい?彼女もアースマイトだったんだけどね」
「悪いが、知らないな」

短い間ではあったが、アゼルとは仲間であり、彼の口からアースマイトのことも聞いていた。
いわく、大地の声を聞き、大地を守り、大地と共にあることを宿命づけられた希少種族。
まさか、都庁に群がる魔物の声まで聞きつけたというのか。

「まあどっちでもいいよ。君らは殺す。ここの魔者達に手を出す奴は殺す。自然をなんとも思わない連中は――皆殺しさ」
「ふん、アゼルの仲間かと思えば、随分と恐ろしい考えを持っているようだが?」
「僕だって、話し合いでどうにかしようと思った時期もあったよ?でもそれじゃあ駄目なんだ。
 その昔、一人のアースマイトが帝国の世界征服の野望を阻止した。その時彼は、皇帝を手にかけず、見逃した。
 優しいと思うだろう?でもね、皇帝は改心なんてしてなかった。どころか、アースマイトという種族そのものを逆恨みしてたよ。
 そのとばっちりは僕や街の人にも及んで……あろうことか、僕の愛した女性、セルザまで傷つけたんだよ。下らない野望のためにね……だから――

ガォン!

レストの言葉を、発砲音が掻き消す。

「くっ!?」
「あれ、この距離でかわされちゃった。ごめんよツバサおねえさん」

見れば、いつの間にかぼのぼのが回り込み、銃を構えていた。
彼は以前に殺害したフォズのことを思い出し、脳味噌を食うつもりでヘッドショットの奇襲をしかけたのだ。
もうそこには、かつての心優しいラッコは存在しない。同族の翼以外全てを食糧としてしか認識できない、怪物しか存在しない。

267 ディナーは戦いの後で :2014/01/27(月) 00:02:31 ID:mBl4h5BA0
「へえ、君は動物だからまだ見逃そうと思ったのに。銃を、使うんだね?行く行くは近代兵器にまで手を出すつもりかい?
 ――ああ、憎いったらないよ。行き過ぎた銃火器も科学も軍隊も……それを扱う人間も、何もかも!」
「どうやら完全耐性とやらも、銃弾には……いや、物理的な力には意味を成さないらしいな?ならば……」

翼は自らのギアである天羽々斬を巨大化させ、構える。
彼女は足にも刃を装備しており、言うなれば完全武装の状態だ。
そこに四条化で手に入れた強靭な歯があわされば、弱点となりがちな頭部も克服したことになる。

「私がお前を――食ってやろう」

相手はただの人間ではないようだが、銃弾が翳めた頬から血が滲む存在。
純粋な物理攻撃には耐性を持たない、物理攻撃を最も得意とする自分にとっての――獲物でしかない。

「蒼ノ一閃ッ!」
「そうだね、僕を殺して食べたいなら、物理攻撃しかない。でも……」
「何っ!?」

放出された巨大な蒼い刃を、レストは鞄より取り出した大剣で叩き伏せる。
並の剣ではそのまま蒼ノ一閃に切り裂かれるであろうが、振るわれた剣には傷一つなかった。

「僕の得物はこの天ノ村雲ノ剣。……大剣が得意なのは、何も君だけじゃあないんだよ?」
「ちっ……!」

続けざまに振るわれた大剣からは衝撃波が放たれる。
蒼ノ一閃ほど巨大ではないが、牽制には十分。直撃すれば深手になるだろう。

(迂闊には近寄れないし、蒼ノ一閃では決定力に欠ける。なんとか懐に飛び込めれば……
 そのまま、そのハラワタヲ、ニクヲ……あぁ、駄目だ。お腹が空いて空いて……)

「ぼのぼの、そこを離るんだ!千ノ落涙でこいつを――」



「光よ、焼き尽くせ!」
「ぐぁっ!?」
「うわぁ!?」


突然、圧倒的な光の奔流が翼とぼのぼのをまとめて吹き飛ばした。

「何をしているレスト。愚か者共を始末するのはいいが、まずは負傷している魔物の治療が先ではないのか?」
「す、すみませんダオスさん……」

乱入者――ダオスと呼ばれた長身の男性は、光の放出を続けたままレストへ目配せをする。
状況を把握しきれていない、手負いの魂の裁断者を癒せと。
慌てたレストは剣をしまい、裁断者に回復魔法をかけはじめた。

(これで、あの魔物も一命は取り留めるだろう。問題は……)

両の手からの光線は、未だに続いている。
都庁付近の建物も巻き込まれ次々に崩れ落ちていく程の威力だ。

「……タイダルウェイブ」

しかしダオスは突然攻撃を中断し、何かを呟く。
次の瞬間には、光ではなく凄まじい激流が周囲を容赦なくなぎ払った。



268 ディナーは戦いの後で :2014/01/27(月) 00:04:18 ID:mBl4h5BA0
「一応、応急処置が終わりました」
「ご苦労。しかし警戒は怠るな。連中はおそらく、まだ生きているぞ」
「さっきのレーザーの直撃を受けて、ですか?」
「ああ。光の中でこちらの隙を窺っているように見えた。
 おそらく完全ではないが、光と熱に対して既にある程度の耐性を得ている可能性が高い」
「それで水魔法に切り替えたんですね」

捕食者を撃退した二人は、改めて都庁を眺めた。
もうそこには、コンクリートやガラスなどで構成された都庁の面影はほとんど残っていない。
絡み合う樹木、茂り始めた大きな葉、自然の産物が文明の象徴を覆っていく。

「「美しい……」」

それはさながら、新たに生まれた世界樹のようで。

「……これこそ、この世界のあるべき姿ですよ。自然と共に生き、大地の恵みに感謝を忘れない。
 行き過ぎた文明や科学なんて必要ないんです」
「私はお前のような熱心な自然崇拝者というわけではないが、科学の根絶には賛成しよう。
 人間共がくだらぬ化学兵器を使うせいで、世界は穢れて枯れ果てるのだ。もっと大樹のありがたみというものをだな……」

彼らは大地の守人と大樹の守人。
都会の真ん中で生まれつつある新たな大樹と、自然を愛する魔物達を守るために手を組んだのだ。
共に科学的なものを毛嫌いしていたのも大きな理由であったといえる。
そしてさらに、互いが互いの弱点を補う存在であったことも。

「連中以外にも、ここを狙う輩はいるだろう。
 お前の使役していた三幻竜のうち一体も行方不明だというし、戦闘は私に任せ、援護とそやつの治療にまわってくれ」
「わかりました」

ごきごきと手を鳴らすダオスは、魔王と称され、魔術でしか倒すことができないと言われた男である。
膨大な魔力と卓越した格闘術も十二分に脅威だが、彼は物理的な攻撃を受け付けないことが売りであった。
裁断者を治療するレストは、特殊な装備練成と肉体強化により、あらゆる魔法攻撃を受け付けない。
二人が揃うことによって、擬似的にあらゆる攻撃を受け付けない完全な状態が作り上げられるのだ。

(私はもとより、レストも戦いに秀でている。魔物達もここを占拠するだけの力を持っている。
 科学使用者共に負けるつもりはないし、負けてはならぬのだが……
 あの二人組は、一体なんなのだ……? 魔物でも、人間でもない、もっと得体の知れない……)

【一日目・18時50分/日本・東京都庁樹】
【ダオス@テイルズオブファンタジア】
【状態】健康、物理攻撃無効、雷耐性低
【装備】ダオスマント
【道具】支給品一式、不明品
【思考】
基本:星の自然環境改善
1:主催者含めあだなす存在は全身全霊で滅ぼし、協力者は助ける
2:機械っぽい外見の奴は問答無用で潰す
3:四条化コンビを警戒
4:都庁の魔物を狙う参加者を迎撃する
5:グンマーの世界樹の迷宮も気になる

【レスト@ルーンファクトリー4】
【状態】健康、全属性攻撃吸収、無属性攻撃半減
【装備】天ノ村雲ノ剣、
【道具】支給品一式、不明品
【思考】
基本:星の自然環境改善
1:主催者含めあだなす存在は全身全霊で滅ぼし、協力者は助ける
2:機械っぽい外見の奴は問答無用で潰す
3:四条化コンビを警戒
4:魂の裁断者の治療
5:あわよくば竜と結婚できる世界を作りたい
※フレクザィードの飼い主でしたが、バサラによりその権限を奪われていることに気がついていません

【魂の裁断者@新・世界樹の迷宮 ミレニアムの少女】
【状態】瀕死(治療中)
【装備】無し
【道具】長くて丈夫な木の棒、支給品一式
【思考】
基本:都庁を住処にしたモンスター達で協力して生き残る
1:気絶中



269 ディナーは戦いの後で :2014/01/27(月) 00:05:54 ID:mBl4h5BA0
「かはっ……」
「うぅ……」

濁流に揉まれた翼とぼのぼのは、都庁から離れた位置まで流されていた。
持ち前の生命力と、食への渇望により命に別状はないが、初めてダメージらしいダメージを負っていた。
浴びた攻撃は水属性のもの。都庁に向かう途中で手に入れた耐性は風であり、水にはまるで耐性ができていなかったのだ。

【疾風のゲハ@ボボボーボ・ボーボボ】 翼とぼのぼのに捕食され死亡

「あの男達……かなりの強さだな。だが同時に……アア、ゼヒトモ食べてミタいな?」
「でもでも、かなりたいへんそうだよ?」
「なに、食べるのが困難な食材ほど、美味いというものサ……お腹、スイタな。
 あの男の攻撃を耐えるためにも、次は水耐性を得られそうな相手を狙って……いや、今はとにかくダレデモ……」

初めて、かなりの傷を負い。
初めて、食事をとることに失敗した。
それと同時に死亡してしまった四条貴音の無念はどれほどのものだったことだろうか。
だが彼女と違うのは、翼もぼのぼのもまだ生きているということ。
そしてご馳走を前に『お預け』をくらったことにより……より『食』への思いが強くなったことだ。
前菜ともいえる熊肉すら満足に食えていないのだ。当然の結果といえる。
だんだんと理性が削られていき、より獣に近くなっていっていることに、二人はまだ気がつかない……

【一日目・18時50分/日本・東京都のどこか】

【風鳴翼@戦姫絶唱シンフォギア】
【状態】中ダメージ、超空腹、炎耐性(強)、聖耐性(強)、闇耐性(弱)、風耐性(弱) 四条化、きゅんっバンパイア化
【装備】シンフォギア・天羽々斬@戦姫絶唱シンフォギア
【道具】支給品一式
【思考】
基本:四条貴音の意思を継ぎ、空腹を満たす
0:水耐性を上げたいが、今はとにかく空腹
1:食べられればなんでも良いが、特にらぁめんを食べたい
2:貴音の失敗を鑑みて、より多くの耐性が得られそうなものを優先して食す
3:ペットとしてぼのぼのは連れて行く
4:立花たちが今の私を見たらどう思うか……
5:都庁の敵を警戒
※四条貴音の細胞に肉体を侵食されたため、四条化し貴音の能力と一部の記憶を受け継ぎました
※テラカオス化の進行度合いも受け継がれています。さらに本人も気がつかないうちに現在も進行しています

【ぼのぼの@ぼのぼの】
【状態】中ダメージ、超空腹、炎耐性(強)、聖耐性(強)、闇耐性(弱)、風耐性(弱) 四条化、きゅんっバンパイア化
【装備】ウィンチェスターM1912
【道具】支給品一式、ヒョウヘンダケ@ぼのぼの×10
【思考】
1:すごくおなかすいたなあ
2:「ころしあい」っていうのはたべることなんだね!
3:ツバサおねえさんについていく
4:みんなどこにいるのかなぁ
※四条貴音の細胞に肉体を侵食されたため、四条化し貴音の能力と一部の記憶を受け継ぎました
※テラカオス化の進行度合いも受け継がれています。さらに本人も気がつかないうちに現在も進行しています

270 守護天使? :2014/01/27(月) 17:09:56 ID:r6ZoDfuA0
DMC狂信者の活動拠点、ビッグサイト。
ショッカーの拠点にされたりもして、踏んだり蹴ったりである。
そんなビッグサイトではあるが、普段も色々と拠点にされていたりする。
アニメとか同人誌の一大イベントでは、それはそれは沢山の人々が集まるわけで……
その中には、腐った連中もいる。
外見ではなく中身が腐った思考の連中にとってもビッグサイトはある意味聖地であり、守護獣的なものも存在していた。

「ホモォ……!」

それが、ビッグサイト上空で荒ぶっているこの天使、ルシ腐ェルである。
堕ちたうえに腐った、最狂の天使とされるルシ腐ェルは、下界のホモォ達を優しく見守ると同時にたまに手助けをする。
感情が昂ぶった瞬間、ビッグサイト上空から地上に舞い降りて、ルシフェル砲で超広範囲を爆撃するのだ。
本来であれば、美味しい薄い本でもないとすぐには荒ぶらないルシ腐ェルであるが、今はご覧の通りフル充填状態。
ルシ腐ェルの真下、ビッグサイトから漏れ聞こえるはクラウザーさんの歌(CD)と信者のSATSUGAIコール。
圧倒的なSATSUGAIコールは最狂の天使の思考さえ掻き回し、ホモォ以外の存在でも手助けしたくなるような……

「……光秀×デスマスク……イケル!」

――などということは別に無く、単にルシ腐ェルが勝手に狂信者達を頭の中でホモに仕立て上げているだけであった。

「レイ○……ソウダ、光秀総受けもオイシイ……」

少なからず、影響は受けているようだが。
とにかく、妄想力逞しいルシ腐ェルは、息を荒げてビッグサイト上空に居座っていた。

【1日目・18時50分/日本・東京都江東区ビッグサイト上空】
【ルシ腐ェル@しんげきのホモォ】
【状態】健康、チャージ100パーセント
【装備】不明
【道具】支給品一式、大量の薄い本
【思考】
基本:ビッグサイトに近づく連中をルシフェル砲で爆撃する
1:DMC狂信者でカップリング妄想する

271 つく相手を間違えたな :2014/01/29(水) 08:36:07 ID:vMn5lDkUO
ビッグサイトの屋根に登ったラージャンの気光ブレスがルシ腐ェルを焼き尽くす。
DMC狂信者からしたら、ビッグサイトを護っていようとSATSUGAI対象に変わりはなかった。
味方する相手を間違えた時点でルシ腐ェルに未来は無かったのだ。

【1日目・19時00分/日本・東京都江東区ビッグサイト】

【ラージャン@モンスターハンター4】
【状態】健康、ギルクエレベル100、擬人化
【装備】擬人化パッチ
【道具】支給品一式
【思考】
基本:SATSUGAIし尽くすだけだぁ!

【ルシ腐ェル@しんげきのホモォ 死亡確認】

272 右手だって、あるんだよ :2014/01/29(水) 17:55:41 ID:yZ/YJRkg0
「はぁはぁ……ようやく復活できたか……」

息を荒げて、糸目の男――タケシは近くの壁にもたれかかった。
彼は野比玉子症候群の一員であるが、今回は復活にかなりの時間を要していた。
原因としては、玉子本人の長期生存である。
玉子が長期生存した場合、症候群はその効力を弱らせ、症候群メンバーも即退場する可能性が減るわけだが……
メンバーが玉子より先に既に死亡していた場合、逆に復活ができないor再生に時間がかかるというデメリットも存在している。
玉子が何者かに殺害されたため、ようやくタケシも復活できたのである。

「いい加減に、この不毛なバトルロワイアルを破壊する方法を探さないと――」

「そこの少年、この手の法則を言ってごらん?」

「なっ!?」

「はずれだ。罰として……両手攻撃・ダブルフレミングバスター!」

しかし復活して間もないタケシは、現れたチョビ髭の男が繰り出した電撃の嵐により一瞬で炭になってしまった。
彼の名はジョン・フレミング。
ある意味で、野比玉子症候群と同等に凄まじい扱いを受ける、テラカオス化参加者の一人である。
その力はより強大に、そしてより理不尽なものへと進化していた。

「私の左手の法則と……そして右手の法則……両方を正しく知らない奴は……すべて……ぶち殺す!」

【一日目・19時/栃木県】

【ジョン・フレミング@現実?】
【状態】テラカオス化進行中、電撃能力会得
【装備】なし
【道具】支給品一式
【思考】
基本:フレミングの左手と右手の法則をきちんと知らん奴を皆殺し。(野田総理でも許さん)
1:子供の参加者を優先して質問を投げかける
2:答えられなかったら当然始末する
※テラカオス化進行により、両手から電撃を放てるようになりました

【タケシ@カオスロワ】 死亡確認

273 二人はH / 地獄で髑髏を拾う者達 :2014/02/01(土) 23:02:48 ID:DyvPe7js0
 桜田ジュンは、同じく魔女と呼ばれる謎の生命体が支給された水谷絵理というアイドルを仲間にしていた。
絵理もまた、友人や仲間たちを探しており、魔女が支給された者同士という事もあって共に行動することになったのだ。
ちなみに、絵理に支給されたのはハコの魔女H.N.エリー(キルステン)というツインテールの生えたパソコンのモニターのような生物だった。
そんな二人は今、京都の街中を歩いていたのだが、平和な時間はここまでだった。

(それにしても絵理とエリーって……えっ)
「数秒間だけ、空が真夜中みたいに……きゃっ!?」

 絵理が言った通り数秒間だけ空が暗くなったかと思うと、犬耳の生えた筋肉質な銀髪の男が吹き飛ばされてきた。
その男・ザフィーラは二人の足元で止まると、倒れたまま光に包まれながら消滅した。

「……に……逃げ……ろ……」

 そう言い残し、事切れる青い狼と、それを見て絶句する二人。
そして、粗暴さを感じさせる大声が周囲に響き渡った。

「次はお前等か!お前等もクラウザーさんの元に送ってやるぜぇ!」

 その声の主は、キバという男だ。DMC狂信者の一員だったりする彼は、支給品のキバットバットIV世を使って(未来の世界の)仮面ライダーキバに変身していたのだ。
ザフィーラを殺したのも、こいつの放ったダークネスムーンブレイクだったりする。
そんなキバを見て、主の危機を感じ取ったシャルロッテが彼に噛みつこうと身体を伸ばしたが……。

「なっ!?」

 逆に、シャルロッテに蹴り上げが三発も叩き込まれ、さらに回し蹴りを喰らってシャルロッテが弾き飛ばされた。
脱皮による再生でシャルロッテは無事ではあったものの、相手の強さを思い知らされる事になった。
そんな時だった。彼等が現れたのは……。

「随分と楽しそうじゃねえか、キバの大将よぉ!」
「弱い物いじめで悦に浸るとは、程度が知れるな」
「そ、その声……テメエ等は、髑髏の奴の……だが、この力があればこっちの、何ぃ!?」

 彼等は、ジュン達の後ろからやってきた。
一人は獰猛さを感じさせる笑みを浮かべ、もう一人は冷たい目でキバを睨んでいた。
そんな、どう見ても悪人にしか見えない二人は、海動剣と真上遼。マジンカイザーSKLのパイロットである善良な公務員だ。
自身の宿敵の登場に、驚くも仮面ライダーの力で自分の有利は揺るがないと思い持ち直すが、二人もまた腰にベルトを巻いていた。

「真上、こいつは俺にやらせろよ」
「ああ……で、其処のお前等。俺の身体に傷一つつけさせるなよ」
『サイクロン!ジョーカー!』

 海動が変身したのは緑色の右半身と、黒色の左半身を持つ仮面ライダー。
仮面ライダーWの基本形態ともいえるサイクロンジョーカーだ。
ちなみに、意識が変身した海動に転送された為に倒れた真上の身体は、ジュンと絵理が半泣きになりながら必死で保護しました。

274 二人はH / 地獄で髑髏を拾う者達 :2014/02/01(土) 23:03:38 ID:DyvPe7js0
「お、俺と同じ……仮面ライダーだとぉ……!?」
「よそ見してんじゃねえよ」

 うろたえるキバにWは掴みかかり、そのまま蹴りと拳を浴びせ、頭突きで突き飛ばした。
そして、キバが間合いを詰めようとしている間に、メモリチェンジを行うW。

『ヒート!メタル!』

 ヒートメタルにチェンジしたWのメタルシャフトと、キバの拳がぶつかり合い、キバが押し負ける。
そんなキバにWは、メタルシャフトでの突きを三発叩き込む。
海動がヒートとメタルに、真上がヒートとトリガーに高い適合率を持っている為にヒートメタルはそのポテンシャルを十分に発揮できていた。
一方、キバは無理矢理変身しただけであり、本来の力をまるで発揮できていなかった上に、ザフィーラとの戦いで少なからずダメージを受けていたのだ。
その差が、同じ仮面ライダーと戦う事でついに表面化したのだ。

「フッ、どうした?その程度か?」
「チッ、良い気になってんじゃねえぞコラァ!!」
(怖いけど……凄い……)
(こっちまで殺されそうだけど……どこか安心する?)

 キバの回し蹴りが、後ろ回し蹴りが、踵落としが、Wの振り回すメタルシャフトに弾かれていく。
その圧倒的な強さに、ジュンと絵理と二人?の魔女は恐れつつも見とれていた。

「ちぇええええいっ!!」
「ずおおおおりゃああああああ!!」

 そして、飛び蹴りを放つキバを、Wの投げたメタルシャフトが撃ち落とした。
それまでに受けたダメージに苦しみながらもどうにか起き上がり、体勢を立て直すキバ。
しかし、Wは既にメタルシャフトを回収していた。

「海動、決めるぞ!」
「おう!!」
『メタル!マキシマムドライブ!!』
「うおおおおお!メタルブランディング!!」

 先端に炎を宿したメタルシャフトをWが横に薙ぎ払う。
その一撃はキバのベルトに止まっていたキバットバットIV世を粉砕し、その勢いのままぐるりと一回転する。
そして、二撃目がキバの胴に直撃し、キバを爆散させた。

「「俺達が、地獄だ!」」

 その禍々しくも雄雄しいその勇姿を、ジュン達はただ目に焼き付けるのだった。

275 二人はH / 地獄で髑髏を拾う者達 :2014/02/01(土) 23:14:45 ID:DyvPe7js0
【一日目・19時10分/静岡県】

【海動剣@マジンカイザーSKL】
【状態】健康、ヒートメタルに変身
【装備】ダブルドライバー@仮面ライダーW ガイアメモリ(ジョーカー、メタル、ルナ)@仮面ライダーW
【道具】支給品一式
【思考】基本:戦いを楽しみながら主催を倒す
1:マーダーは片っ端から倒す
2:俺達に大義名分なんて無いのさ!
※真上がボディサイドを担当する場合は、変身前にジョーカーメモリとサイクロンメモリを交換する予定です。

【真上遼@マジンカイザーSKL】
【状態】健康、変身により意識が転送されてる
【装備】ダブルドライバー@仮面ライダーW ガイアメモリ(サイクロン、ヒート、トリガー)@仮面ライダーW
【道具】支給品一式
【思考】基本:戦いを楽しみながら主催を倒す
1:マーダーは片っ端から倒す
2:俺達に大義名分なんて無いのさ!
※真上がボディサイドを担当する場合は、変身前にジョーカーメモリとサイクロンメモリを交換する予定です。

【桜田ジュン@ローゼンメイデン】
【状態】健康
【装備】
【道具】支給品一式、シャルロッテ@魔法少女まどか☆マギカ
【思考】基本:死にたくない
1:あの二人が怖い……
2:結果的に女の子(巴マミ)を殺してしまったことへの後悔
3:家族や友人、ドール達と再会したい
4:見せしめに殺された女(巴マミ)が生きていたのは……?

【水谷絵理@アイドルマスター ディアリースターズ】
【状態】健康
【装備】
【道具】支給品一式、H.N.エリー(キルステン)@魔法少女まどか☆マギカ
【思考】基本:尾崎さんやサイネリア、876プロの皆と再会して生き残る
1:あの二人が怖いけど……護ってくれた……?

【ザフィーラ@魔法少女リリカルなのはA's 死亡確認】
死因:ダークネスムーンブレイク

【キバ@マジンカイザーSKL 死亡確認】
死因:メタルブランディング

276 :2014/02/02(日) 03:35:24 ID:Gq0tekwc0

 長崎県(九州ロボ・第二の右腕)。
 そのハウステンボスは現在『真・ゆうかりんランド(仮)』への改装中であった。

「オラぁ! 働け、屑共ォ!!」
「ひっ……」 

 ゆうかりん信者と化した現場監督が奴隷(モブ参加者)を鞭で叩く。
 そんな最中、とあるモブ参加者が空を指差した。

「空から、無数のテニスボールが!?」
「は……?」

 次の言葉を口にすることなく、彼らの命は塵屑のように消えた。







 ※印で書いてあった。『他にも九州ロボに被弾したかもしれません。』 
 そう、ここにも届いたのだ。

 

 さて、緑間君の超距離テニスボールの威力を実際に計算してみる。
 まず速度であるが……
 約1、2分で約1,000km放れた距離に届くとすると、その速度は約30.000㎞/hとなる。
 ここでマッハ1を約340m/sとする。これを時速に換算すると約1.224Km/h。
 つまり、大体マッハ24となる。これでも充分速さである。
 (ちなみに光速はマッハ881.742である)
 しかし、問題はそのテニスボールの持つエネルギー量である。
 このテニスボールの質量を一般的な重さの50ℊとする。
 これは一般的なライフルの銃弾の約4gの約12.5倍ほどの質量である。
 一般的なライフルの初速は約947.5m/s≒約マッハ2.8である。
 物体のエネルギーは1/2×質量×速さ×速さである。
 単純計算でも一般的なライフルの400倍のエネルギーを持つ。
 
 それが一発分の威力であるが……
 九州にいくつ届いたか?
 その超距離テニスボールの個数は『限』りが『無』い。故に『∞(無限)』。

 つまり、前SSで書かれていた『少なくとも大砲以上』という表現では足りない。
 全然足りないのだッ!!

 そして、そんな破壊兵器と化したテニスボールが九州ロボ全土に降り注ぐ!!

277 :2014/02/02(日) 03:37:17 ID:Gq0tekwc0

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278 :2014/02/02(日) 03:37:51 ID:Gq0tekwc0


 結果的に『真・ゆうかりんランド(仮)』諸共九州ロボは粉々に砕け散った。
 
 九州の大きさは日本人なら誰でも知っていると思うが35,640平方キロメートルである。
 解り易く言えば敷地面積が46,755平方メートルの東京ドーム約762.271個分である。

 そんな距離を一時間やそこいらで移動・修復できるわけないだろ?
 光博士とかビアン博士とか阿笠博士とかの科学者でも無理に決まっている。
 スパーリペアキットでも完全に消滅したものは修復は不可能である。

 それは単純である。
 スパロボでHP0の機体を行動させることは出来るか?
 否である。

【一日目・18時45分】
【九州ロボ 完全破壊確認】

※九州にいた参加者及び主催者の安否は不明です。

279 真 カ オ ス ロ ワ 史 上 最 低 の 糞 回 :2014/02/02(日) 15:40:00 ID:oybROXCo0
SATSUGAIの名の本に犠牲がまた出た。

【野比玉子@ドラえもん 死亡確認

280 真 カ オ ス ロ ワ 史 上 最 低 の 糞 回 :2014/02/02(日) 15:44:07 ID:oybROXCo0
SATSUGAIの名の本に犠牲がまた出た。

【野比玉子@ドラえもん 死亡確認

だが誰も気付くことはなかった。彼には。

281 真 カ オ ス ロ ワ 史 上 最 低 の 糞 回 :2014/02/02(日) 15:56:04 ID:oybROXCo0
彼、ジョン・フレミングは乗り捨てられていた車を使い東京に来て一人ほど抹殺した後眠ろうと思った。
【モブキャラ@いろいろな作品 死亡確認!】
だが、騒音のせいで眠れなかったので、騒音を断とうと思った。

彼は能力を使い電気を集め放つとうと思った。
23:55 光が薙ぐ。
およそ2kmを移動した雷はビッグサイトを破壊した。

【ビッグサイト 消滅】
【DMC狂信者 壊滅】

そして、フレミングがテラカオス化した。
その時不思議な事が起こった。
なんと空間に穴が空いた!

282 真 カ オ ス ロ ワ 史 上 最 低 の 糞 回 :2014/02/02(日) 16:03:32 ID:oybROXCo0
知っているだろうか。TCBR7期でノトーリアスDECOは死んではいなかった事を。
ソースは保管庫にて。

ノトーリアスDECOは異次元に今もいる。
もし…

「おわっ!」
フレミングは突然現れた怪物に取り込まれた。

「とでも思っていたのか!」

テラカオス化したフレミングが怪物、ノトーリアスDECOを乗っ取り、そして感じた。
そう、カオスを。

283 真 カ オ ス ロ ワ 史 上 最 低 の 糞 回 :2014/02/02(日) 16:23:54 ID:oybROXCo0
ノトーリアスDECOは7期に繋がっている。
何故かは不明だ。
しかし、かがみとアカギから見て7期は4-6,8期に繋がっている。

ゆえにフレミングは4-8期に繋がった。

流れ込んでくる怨念は、フレミングをテラカオスへと変貌させた。

イチローは試合中、ルーファウスは死んだ。
他の阻止できそうな奴らも殺された。
世界は因果律を書き換えられた。
彼はもう止められない。

【しまっちゃうおじさん@ぼのぼの 死亡確認】
【田中@爆笑問題 死亡確認】
【ユニクロン@トランスフォーマー 死亡確認】
【マグニスさま@テイルズオブシンフォニア 死亡確認】
【女神イシター@ザ・ナイトメア・オブ・ドルアーガ 不思議のダンジョン 死亡確認】
【オタチ@ポケットモンスター 死亡確認】
【武藤遊戯@遊戯王 死亡確認】
【老賢者@誤爆スレ 死亡確認】
【692@夢オチ 死亡確認】
【マルク@星のカービィシリーズ 死亡確認】
【エンペラ星人@ウルトラマンメビウス 死亡確認】
【バグラモン@デジモンクロスウォーズ 死亡確認】
【世界 因果律書き換え確認】

【一日目 東京都】

【テラカオス・フレミング@いろいろ】
【状態】テラカオス
【装備】なし
【道具】なし
【思考】カオス
※テラカオス化+ノトーリアスDECOと融合 でテラカオスになりました
※四〜八、十周目の死者の能力を使えます。

284 はいはいリセットリセット :2014/02/02(日) 18:09:41 ID:kxoT26EoO
新潟県の海岸で一人の悪の斬り殺していた飛竜達は、設置されていた望遠鏡で大量のテニスボールが九州ロボを破壊するのを目撃した。
しかし、爆煙が収まるとそこには九州ロボと大してサイズの変わらないロボットがあった。
実は、九州ロボは地表を反応装甲として使う事で難を逃れていたのだ。
最も、九州ロボにいた主催以外の参加者は地表にいた為全滅しており、主催以外の参加者が地表に残されていた事を知っていた飛竜達はテニスボールを放った者を悪と認定した。
幾ら主催を倒す為とはいえ、多数の犠牲が出る事を二人は容認しなかったのだ。

【一日目・19時00分/日本・新潟県の海岸】

【飛竜@ストライダー飛竜】
【状態】健康
【装備】光剣サイファー@ストライダー飛竜 クナイ、各種オプション
【道具】支給品一式 
【思考】基本:主催を抹殺する
1:ハクメンと共に主催陣営及び『悪』を殲滅する
2:九州ロボを大量のテニスボールで攻撃した者を抹殺する。
※2014年2月22日発売予定の新作『ストライダー飛竜』の技が使えます。

【ハクメン@BLAZBLUE】
【状態】不明
【装備】斬魔・鳴神
【道具】支給品一式
【思考】基本:『悪』を滅する
1:飛竜と協力して、主催及び世界に災いをもたらす者を『刈り取る』
2:九州ロボを大量のテニスボールで攻撃した者を抹殺する。

【ガーゴイル@ふしぎの海のナディア 死亡確認】

【同時刻/日本・九州ロボ】

【九州ロボに居た主催以外の参加者全員@いろいろ 死亡確認】

285 はいはいリセットリセット :2014/02/02(日) 18:17:04 ID:kxoT26EoO
一方、すぐ隣の石川県では、異次元より現れたノトーリアスDECOが多数の参加者と戦い、相討ちとなって消滅していた。

【同時刻/日本・石川県】

【ノトーリアスDECO@カオスロワ7期 消滅確認】
【しまっちゃうおじさん@ぼのぼの 死亡確認】
【田中@爆笑問題 死亡確認】
【ユニクロン@トランスフォーマー 死亡確認】
【マグニスさま@テイルズオブシンフォニア 死亡確認】
【女神イシター@ザ・ナイトメア・オブ・ドルアーガ 不思議のダンジョン 死亡確認】
【オタチ@ポケットモンスター 死亡確認】
【武藤遊戯@遊戯王 死亡確認】
【老賢者@誤爆スレ 死亡確認】
【692@夢オチ 死亡確認】
【マルク@星のカービィシリーズ 死亡確認】
【エンペラ星人@ウルトラマンメビウス 死亡確認】
【バグラモン@デジモンクロスウォーズ 死亡確認】

286 混沌な名無しさん :2014/02/02(日) 23:59:00 ID:Gq0tekwc0
色々荒れているので、破棄します。申し訳ありませんでした。

287 探し人は今 :2014/02/03(月) 00:12:48 ID:o2Eix1vI0
千葉県の公園にて、少女雪音クリスと小動物シマリスが情報交換を交わしていた。
彼女らが求める情報…それは知り合いの情報であった。

「うーん、ぼのぼのとかいうのは知らねえな…。
 というか、お前みたいな喋れる小動物がいるのがビックリなんだが」
「わたしは人間はアウトオブ眼中だったからよくわからないのでぃす」
「まぁ、翼は心配ないと思うけどな。
 響の奴はいろいろ抜けててちょせぇからなぁ」
「ああ、ぼのぼのもそんな感じなのでぃすね。早く見つけてやらないとでぃすね…」

だが、会話の内容を聞く限り仲間の手がかりは見つかったとは言えないようだ。
とりあえずはお互い人探しというスタンスを持ったもの同士、一緒に行動するかという話になった。
と、その時目の前に人影が現れる。
ひらひらな羽衣を着用し、右手の人差し指を天に向けたそのサタデーナイトフィーバーポーズをとった女性はクリスたちに話しかけてきた。

「話は聞かせてもらいました。貴方達はどうやら知人を探しているようで…」
「シマリス達になんの用でぃすか?」
「私は永江衣玖と申します。実は私も丁度知り合いを探しているのですが。比那名居天子という少女を探しているのですが知りませんか?
 頭に桃を乗せた帽子を被り、ナイト専用の剣を持ち、おかしな言葉で喋る方なのですが…」
「知らねぇよそんな個性豊かな奴…で、お前はさっきから何で変なポーズを取り続けているんだ?」
「えぇ、実は私は首輪の制限でこの体勢を維持していないと呼吸が出来なくなって死ぬんです」
「お、おう…」
「心配は要りません、これには慣れておりますので。
 あぁそれと…近日中にこの日本を地震を含めた大災害が襲いますよ」
「えっ」

空気を読んでいるのかいないのか、最後に爆弾発言を淡々と投下する永江衣玖。
まぁ、それが彼女の仕事みたいなもんだからしょうがない。
果たしてこの言葉をクリスとシマリスはどう受け取るのか?
そして彼女らは知らない、この3人の探している面子がマーダー化していることに。

【一日目・19時/千葉県 公園】

【雪音クリス@戦姫絶唱シンフォギア】
【状態】健康、呆然
【装備】イチイバル
【道具】支給品一式、その他不明
【思考】
基本:仲間を探して現状を打破する
1:えっ

【シマリス@ぼのぼの】
【状態】健康、呆然
【装備】胡桃五千個
【道具】支給品一式、その他不明
【思考】
基本:仲間と共に生き残る
1:えっ
2:胡桃の扱い方を極める

【永江衣玖@東方project】
【状態】健康
【装備】イクサベルト@仮面ライダーキバ
【道具】支給品一式、その他不明
【思考】
基本:???
1:天子を探す
※サタデーナイトフィーバーポーズをとり続けないと呼吸困難で死にます

288 見かけで判断するのは危険 :2014/02/03(月) 02:24:57 ID:s.X/vkYs0
「おもちうにょ〜ん」

 柊つかさは、DMC狂信者の一員として、参加者のSATSUGAIに勤しんでいた。
拠点であるビックサイトを出発してから2人の参加者をSATSUGAIし、今まさに3人目を餅で窒息死させていた。
そして、次の獲物を探そうとあたりを見回すと、そこには青い軟体生物がいた。
それはまさしく、某有名RPGでおなじみのスライムだった。
楽にSATSUGAI出来る獲物を見つけ、つかさははりきってそのスライムに近づこうとして……スライムが吐いた灼熱の炎に包まれて灰と化した。

「ピキー!」

つかさを返り討ちにしたのはまさしくスライムであった。
ただ、そのスライムは、伝説のモンスター使いの元で戦い続け、仲間と共に地獄の帝王にすら勝ち、種族としての限界に至るまで強くなった個体であった。
仲間内でもトップクラスのスピードで放った灼熱の炎は、並の相手では自身の身に何が起こったか理解する事すら出来ない程の絶技だったのだ。
そう、そのスライムの名はスラリン。グランバニア国王が逃げ出した奴隷だった頃から共に戦い続けたモンスターの内の一体だ。

「ピキー、ピキキー」

 そして、スラリンは仲間を探して殺し合いを終わらせる為、移動し始めるのであった。

【1日目・19時30分/日本・東京都】

【スラリン@ドラゴンクエストV 天空の花嫁】
【状態】健康、LV99
【装備】無し
【道具】支給品一式、ナイフ
【思考】基本:殺し合いを終わらせる
1:主であるグランバニア国王とその家族と同僚の仲間モンスター達を探す
2:それ以外の仲間も探す
3:マーダーは可能な限り倒す。
※人間の言葉は聞けば理解できますし、(出身世界の)人間の文化や常識も理解できますが、人間の言葉は全く喋れませんし読めません。

【兜甲児@マジンガーZ 死亡確認】
【原監督@現実? 死亡確認】
【野比玉子@ドラえもん 死亡確認】
死因:餅による窒息死

【柊つかさ@らき☆すた 死亡確認】
死因:焼死

289 無限のテニスボールを無駄にするのは惜しい気もしたので…… :2014/02/03(月) 16:48:28 ID:kAwx2RUgO
実は九州ロボの右腕を破壊したテニスボールの他にもそれと同じ威力のテニスボールが無数に存在し、九州ロボを破壊するはずだったのだが、それは起こらなかった。
何故なら、九州ロボの右腕を破壊した一発を除き、テニスボールは全て上空でカオスロワを傍観していたユニクロンに直撃し、彼を粉砕していたのだから。
一発だと九州ロボの右腕を破壊する程度の威力でも、無数に集まれば惑星サイズのユニクロンをも破壊出来るのだ。

【一日目・19時00分/日本海の上空】

【ユニクロン@トランスフォーマー 死亡確認】

290 長野って埼玉にも面しているんだよね :2014/02/03(月) 19:16:59 ID:SmzCAQos0
長野から埼玉まで車で移動していたカール・フリードリヒ・ガウスの近くに人が近寄ってきた。
ガウスは車を止めた。

「おーい、そこの人!水をくれ」
「誰?」
「俺は◆02GOODMe2.」

ガウスは水を差し出した。
だが運の悪い事にそれは新型ナノマシン入り飲料水だった。
電波を受信した彼らは思った。

ガウスは思った。
(カオスを加速させる為に)
◆02GOODMe2. は思った。
(この殺し合いを終わらせる為に)
そして2人は言った。

「主催を倒す!」

でも出来なさそうなので戦力強化に走った。

【一日目・20時/長野県・埼玉との境界近く】

【もっとカオスにし隊】
共通思考:とりあえず、マーダーは倒す
1:主催を倒したい
2:カオスの加速

【カール・フリードリヒ・ガウス@現実?】
【状態】テラカオス化進行中
【装備】なし
【道具】支給品一式、車
【思考】
基本:どんな手を使ってもカオスを加速させる
1:◆02GOODMe2. に付き合う

【◆02GOODMe2.@現実?】
【状態】テラカオス化進行中
【装備】なし
【道具】支給品一式、銃
【思考】
基本:どんな手を使っても殺し合いを終わらせる
1:とりあえず、マーダーは倒す
2:主催を倒したい

291 長野って埼玉にも面しているんだよね :2014/02/03(月) 20:08:06 ID:/1CmSjhU0
長野から埼玉まで車で移動していたカール・フリードリヒ・ガウスの近くに人が近寄ってきた。
ガウスは車を止めた。

「おーい、そこの人!水をくれ」
「誰?」
「俺は◆02GOODMe2.」

ガウスは水を差し出した。
だが運の悪い事にそれは新型ナノマシン入り飲料水だった。
電波を受信した彼らは思った。

ガウスは思った。
(カオスを加速させる為に)
◆02GOODMe2. は思った。
(この殺し合いを終わらせる為に)
そして2人は言った。

「主催を倒す!」

でも出来なさそうなので戦力強化に走った。

【一日目・20時/長野県・埼玉との境界近く】

【もっとカオスにし隊】
共通思考:とりあえず、マーダーは倒す
1:主催を倒したい
2:カオスの加速

【カール・フリードリヒ・ガウス@現実?】
【状態】テラカオス化進行中
【装備】なし
【道具】支給品一式、車
【思考】
基本:どんな手を使ってもカオスを加速させる
1:◆02GOODMe2. に付き合う

【◆02GOODMe2.@現実?】
【状態】テラカオス化進行中
【装備】なし
【道具】支給品一式、銃
【思考】
基本:どんな手を使っても殺し合いを終わらせる
1:とりあえず、マーダーは倒す
2:主催を倒したい

292 覚醒邪気眼イズム :2014/02/03(月) 20:49:10 ID:o2Eix1vI0
質問に答えられなかったタケシを抹殺したジョン・フレミングは新たなターゲットを探していた。
そして間もなく見つけた。左目に眼帯を付け、右手に包帯を巻いた少年だ。
当然の如くフレミングは少年に質問を投げかける。

「少年。私の生み出したこの法則を知っているかね…?」

そう言って両手のあの法則のポーズを少年に見せ付ける。
するとその少年はそれを見るなり驚愕したような表情を浮かべワナワナと震え始めた。

「どうした、答えられないのか?」
「バカな…貴様が何故ソレを知っている…?」
「ん?」
「黒の教科書でしか知らなかったが本当に存在していたとはな…
 しかしアレは既に黒歴史の果てに人々の記憶から抹消された存在のはず…それがどうして…?」
「は?」
「正気か?ソレを…『バルギスの定理』で世界の真理を暴くことがどれほど危険なことか…。
 貴様は…貴様は一体何をしようとしている!?『バルギスの定理』を使って…貴様ァァァァァァッ!!」
「違う…この馬鹿のバルギスがぁ…ダブルフレミングバスター!!死ねえぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!!!!」

少年の意味不明な珍回答に今までにない程の怒りをこめて電撃を放つフレミング。
が、少年は突如何もない空間から最上級悪魔の力が宿った闇色の剣『魔剣ルシファーブレード』を具現化させるとフレミングの放った電撃をその一振りで打ち払った。

「何だとッ…!」
「ククク…攻撃してくるとはな。それが貴様の選択か…
 やはり貴様は禁じられた『バルギスの定理』を使ってよからぬことを企んでいるらしいな…」
「いや、だから違うって言ってんだろ」
「貴様の野望は俺の邪気眼が跡形もなく次元の彼方へ消し去ってやる!!闇の炎に抱かれて消えろ…」
「さっきから話聞けやこの厨二野郎」

そして少年は左目の眼帯と右手の包帯を脱ぎ捨てる。
少年の左目と右腕に刻まれた謎のタトゥーが妖しく輝いていた…。

【一日目・20時/栃木県】

【ジョン・フレミング@現実?】
【状態】テラカオス化進行中、電撃能力会得
【装備】なし
【道具】支給品一式
【思考】
基本:フレミングの左手と右手の法則をきちんと知らん奴を皆殺し。(野田総理でも許さん)
0:邪気眼使いを殺す
1:子供の参加者を優先して質問を投げかける
2:答えられなかったら当然始末する
※テラカオス化進行により、両手から電撃を放てるようになりました

【邪気眼使い@邪気眼ネタ】
【状態】邪気眼覚醒、邪気眼解放中
【装備】魔剣ルシファーブレード@作者の妄想
【道具】支給品一式
【思考】
基本:邪気眼の力に導かれるまま動くだけだ
0:フレミングをこの世界から消し去る
1:それが世界の選択か…

293 悪を薙ぎ倒せ :2014/02/04(火) 00:05:28 ID:1DWWM/t.O
飛竜とハクメンは福井県で、再起を誓って新たに部下を集めていたガーゴイルと彼が集めた部下4人と1匹を全員斬り殺していた。
全人類を下僕にしようとしていた悪だから仕方ないね。
そんな彼等だが、風の噂で九州ロボの右腕が一度破壊された事を知り、それを行った者を悪だと認定していたりする。
主催以外の参加者が九州ロボの地表に残されている事を知っていた二人は、彼等もろとも主催を倒す事を容認しなかったのだ。

【一日目・19時30分/日本・福井県】

【飛竜@ストライダー飛竜】
【状態】健康
【装備】光剣サイファー@ストライダー飛竜 クナイ、各種オプション
【道具】支給品一式 
【思考】基本:主催を抹殺する
1:ハクメンと共に主催陣営及び『悪』を殲滅する
2:まだ主催以外の参加者が残っている九州ロボをテニスボールで攻撃した者を抹殺する。
※2014年2月22日発売予定の新作『ストライダー飛竜』の技が使えます。

【ハクメン@BLAZBLUE】
【状態】健康
【装備】斬魔・鳴神
【道具】支給品一式
【思考】基本:『悪』を滅する
1:飛竜と協力して、主催及び世界に災いをもたらす者を『刈り取る』
2:まだ主催以外の参加者が残っている九州ロボをテニスボールで攻撃した者を抹殺する。
※ヒートゲージ等の状態は次の書き手に任せます。

【ガーゴイル@ふしぎの海のナディア 死亡確認】
【しまっちゃうおじさん@ぼのぼの 死亡確認】
【田中@爆笑問題 死亡確認】
【老賢者@誤爆スレ 死亡確認】
【692@夢オチ 死亡確認】
【オタチ@ポケットモンスター 死亡確認】

294 既知との遭遇 :2014/02/04(火) 19:45:37 ID:2ye0aUeM0
バガン!

【サキエル@新世紀エヴァンゲリオン(テレビ版) 死亡確認】

戦いは終わった。
サキエルは◆02GOODMe2. により転んだ後、ガウスによる50回以上のしき逃げアタックによりコアが砕けたのだ。
と言ってもテレビ版なので死体が残る。どうしよう。

ガウスは言い出した。
「そうだ、焼肉しよう」
「おお!いいな!」

こうして新型ナノマシン入り飲料水を飲みながらサキエルの焼肉を食べるのであった。

それにしてもガウス、いつの間にか肉を1/5まで食べたり、さっきまで1/10くらいだったのに、ノリノリである。…ってあれ?

【一日目・20時30分/長野県・埼玉との境界近く】
※サキエルの死体が4/5ほど残っています

【もっとカオスにし隊】
共通思考:とりあえず、マーダーは倒す
1:カオスの加速
2:主催を倒したい

【カール・フリードリヒ・ガウス@現実?】
【状態】テラカオス化進行中
【装備】なし
【道具】支給品一式、車、新型ナノマシン入り飲料水(空)
【思考】
基本:どんな手を使ってもカオスを加速させる
1:◆02GOODMe2. に付き合う
※テラカオス化が進行し、時間停止(?)ができるようになりました
※1秒続きます

【◆02GOODMe2.@現実?】
【状態】テラカオス化進行中
【装備】銃
【道具】支給品一式
【思考】
基本:どんな手を使っても殺し合いを終わらせる
1:とりあえず、マーダーは倒す
2:主催を倒したい

295 晴れのち雨のち、猛吹雪 :2014/02/04(火) 21:56:40 ID:2z50rPbI0
「ほら、ほむらちゃん! もう一回!」
「うっ……く、殺そうとして申し訳なかったわ、桃園ラブ……」
「だーかーらー、駄目だってば転校生! 謝る時はもっとちゃんと謝る! ほら目ぇみて目を!」
「だ、だからさっきから何度も謝っているでしょう!?」
「私なんかのために、誰かを殺してまわろうだなんて、そんなの絶対おかしいよっ! おかしいよっ!
 大事なことだから二回でも何回でも言うよ!」
「うぐぅ……わ、私はまどかのために……」

1時間以上に渡り、暁美ほむらは正座の姿勢であった。
彼女の探し人であったまどかと、魔法少女仲間のさやかに何度もダメだしを受けながら。

「ふ、二人ともその辺にしてあげて? その子ちょっと涙目だし……」
「確かに殺されかけたけど……ほら、ワドルディ共々元気だからさ!」
「当人がいいって言ってるし、そろそろいいんじゃないさやか?」

その様子に、三人のプリキュアも思わず苦笑い。
特にほむらに殺されかけたラブは、ほむらへの印象を大きく変えていた。
対峙した時こそその態度に驚いたものの、いまやほむらは別人のようにしょげかえっている。
おそらくこちらが本来の姿なのだろう。あの執念も、大切な友達を思っての行為かと思うと憎めない。
……恐怖心が完全になくなったかと言えば、嘘になるが。
なにしろ彼女の使用武器が武器なだけに。

「ほ、ほらまどか? 本人が水に流してくれて……」
「駄目だよほむらちゃんっ!」

「あの子、普段からあんな感じ?」
「いや、普段はもっとクールというか、愛想がない感じ。ただあのまどかがあそこまで怒ってるからねぇ……
 ……マミさんがいたら全身縛られてもっと怒られてただろうけど。正義の魔法少女が殺し合いに乗るだなんて言語道断だーってね」
「そうだよ、私達と、あの子と、みんなで殺し合いを止めないと」

「あ、あなた達は考えが甘すぎ「ほむらちゃん?」……ごめんなさい」

この場にまどかがいたのは大きい。
いなかった場合、再びプリキュアと魔法少女の殺し合いが起きていてもおかしくはない状況だったのだから。
この場の全員が、ある種和やかな空気を作り出してくれたまどかに感謝をしていた。
怒られ続けているほむらさえも。


「ガアアアアアアアアアァァァァァァァァァァ!!!!」

「「!!?」」


そんな空気は一瞬で凍りつき、そして破壊された。
ライブハウスの壁を粉砕し乗り込んできた、巨大な蒼き竜の咆哮によって。

296 晴れのち雨のち、猛吹雪 :2014/02/04(火) 21:57:40 ID:2z50rPbI0
「な、なんなのこいつ!?」
「グルル……」
「ひっ……!?」
「っ! まどかから離れなさい、化け物!」

誰よりも早く、ほむらが竜に対して銃撃をしかける。

「あぐっ……!?」
「転校生!?」
「な、何が起きたの!?」

だがしかし、放たれた弾丸は竜ではなくほむらの身体を貫いた。
あまりに一瞬の出来事に誰もが状況を把握できない。

「こ、氷……いや、鏡の盾!?」

遅れてその原因が竜の生み出した反射装甲・ミラーシールドであると気がついた時にはもう遅い。
既に竜の、氷嵐の支配者の三つ首は必殺の一撃の構えに入っていた。

「ゴオオオォォォォォォ!!!」
「「――――!?」」

全ての生命を拒絶する絶対零度の吹雪が、少女達に放たれる。
その一撃はまさに天災、人間が浴びていい代物ではない。
だが……

「くっ……!」

彼女は、人間ではない。天災級の魔女と幾度となく戦ってきた魔法少女。
盾に魔力を集中し防御力を高め、吹雪を四散させることで、ほむらはその場の全員を守り抜いた。

『ほう、魔力からただの人間ではないと思っていたが、我が洗礼を耐え抜くとはな』
「こ、こいつ直接脳内に……!?」
『やはり、私の声も聞けるか。ならば、話は早い……
 この娘、頂くぞ』
「きゃ!?」
「ま、まどかぁ!?」

テレパシーで語りかけるやいなや、支配者はまどかを連れ去り、どこかへと飛び去っていった。
ほむら達も後を追おうとするが、吹雪の威力を完全には殺しきれず、寒さで体の動きも鈍ってしまっている。

「は、はやくまどかを助けないと……!」
「無茶だよ! あんたはあたし達庇ったうえに、銃弾も跳ね返されてるんだよ!? 今回復するからじっとしてて!」
「ぐっ……このままじゃ、まどかが、まどかがぁ……!」
「落ち着きなって! わざわざ攫ったんだ、すぐには殺さないって! あんたとみんなの傷を治したら、すぐに追いかける!
 みんなもそれでいいよね!?」
「もちろん! まどかちゃんを、貴方の大切な友達を助けないと!」
「あ、貴方達……」

くしくも、かつて敵対した魔法少女とプリキュアは同じ目的のために、共に行動することとなった。
これもまた、まどかのおかげと言えるのだろう。

297 晴れのち雨のち、猛吹雪 :2014/02/04(火) 21:58:18 ID:2z50rPbI0
【一日目・19時20分/大阪・ライブハウス】

【暁美ほむら@魔法少女まどか☆マギカ】
【状態】ダメージ大(ジェムは無事な為、命には別状なし)、変身中、寒さによる体の痺れ
【装備】ソウルジェム@魔法少女まどか☆マギカ(穢れ35パーセント)
【道具】支給品一式、ベレッタM92(残弾95)、レミントンM870(残弾20)、ミニミM249(残弾50)、M16クレイモア×10、L16 81mm迫撃砲×5、M84 閃光手榴弾×20、88式地対艦誘導弾、長ドス、ゴルフクラブ
【思考】基本:まどかを守る
1:まどかを早く助けたい
2:桃園ラブに僅かに罪悪感

【ケルベロス(小)@カードキャプターさくら】
【状態】健康
【装備】無し
【道具】支給品一式
【思考】基本:桜を探す
1:えらいこっちゃ!

【相田マナ@ドキドキ!プリキュア】
【状態】ダメージ中、変身中
【装備】キュアラビーズ@ドキドキ!プリキュア、ラブリーコミューン@ドキドキ!プリキュア、ラブハートアロー@ドキドキ!プリキュア、シャルル@ドキドキ!プリキュア
【道具】基本支給品一式
【思考】基本:殺し合いを止める。
1:ここにいるみんなと一緒に殺し合いを止める。
2:まどかを助けに行く
※前回のロワとは関係ありません。

【桃園ラブ@フレッシュプリキュア!】
【状態】ダメージ中、変身中
【装備】リンクルン@フレッシュプリキュア!、キュアスティック・ピーチロッド@フレッシュプリキュア!
【道具】基本支給品一式、大量のドーナツ
【思考】
基本:絶対に殺し合いを止めて、みんなが助かる方法を探す。
1:誰かを探しながら、ワドルディを守る。
2:ここにいるみんなと一緒に殺し合いを止める。
3:まどかを助けに行く
4:ほむらはまだ少し怖いが、仲良くしたい
※9期とは関係ありません。

【蒼乃美希@フレッシュプリキュア!】
【状態】ダメージ中、変身中
【装備】リンクルン@フレッシュプリキュア!、キュアスティック・ベリーソード@フレッシュプリキュア!
【道具】基本支給品一式、不明支給品
【思考】基本:殺し合いを止める。
1:ここにいるみんなと一緒に殺し合いを止める。
2:さやかが何だか他人のような気がしない。
3:死んだキュアピースの分も頑張る。
4:まどかを助けに行く
※放送の内容をラブ達から聞きました。

【美樹さやか@魔法少女まどか☆マギカ】
【状態】ダメージ小(自動回復中)、変身中
【装備】ソウルジェム@魔法少女まどか☆マギカ(治癒魔法使用のため、穢れ蓄積中)
【道具】基本支給品一式、不明支給品
【思考】基本:マミさんの為にも、殺し合いを止める。
1:ここにいるみんなと一緒に殺し合いを止める。
2:美希が何だか他人のような気がしない。
3:ほむらを治療後、まどかを助けに行く
※8期、9期とは関係ありません。
※放送の内容をラブ達から聞きましたが、上条恭介の死を知りません。

298 晴れのち雨のち、猛吹雪 :2014/02/04(火) 21:58:56 ID:2z50rPbI0
【ワドルディ@星のカービィ】
【状態】混乱
【装備】なし
【道具】支給品一式、不明支給品
【思考】基本:殺し合いには乗らない。
1:ここにいるみんなと一緒に行動する。
2:みんなの役に立ちたいけど……
※6期とは関係ありません。
※アニメ出展なので、喋る事ができません。



……



『さて、ここならいいか』
「きゃっ!?」

しばらく飛行した後、支配者はどこかに降り立った。
現地の地理に疎いまどかに、ここがどこかなどわかりはしないだろう。
わかったところで、この竜相手に逃げ延びることなど不可能なのだが。

「わ、私をどうするつもりなの……?」
『少女よ、お前は私の声が聞こえるか?』
「は、はい……聞こえます……」
『であろうな。そうでなければ、わざわざ攫わずにあの場で凍結させている』
「ひっ……!?」

支配者の言葉に、まどかは思わず竦みあがった。
あの一瞬の戦闘だけで、ベテラン魔法少女であるほむらがおそらく深手を負ったのだ。
自分如き小娘など、一秒たりとも持ちこたえられないに決まっている。

『少女よ、問おう。……その身から溢れる魔力はなんだ? とても人間の持つ魔力ではない』
「その、キュゥべえにも言われたけど……私なんかが、そんな凄い力をもっているわけが……」
『我が目に狂いは無し。その気になれば、私を消し飛ばすことぐらい容易いであろうに……それに、その魔力の波長は……』
「え?」

目の前の、人智を超えた力を持つ竜の言葉に、思わずまどかは聞き返す。
恐ろしい外見であり、友人達を傷つけた存在なのだが……何故か、不思議と会話を続けてみたくなっていた。
最初に自分を襲ってきた怪物とは違う、蒼き竜はどこか知性を感じさせ、先ほどまで抱えていた恐怖心も薄れてきている。

「魔力の波長……ですか?」
『そうだ。誰しもが様々なものを持っているが、少女よ、お前の……」
「あ、私、鹿目まどかって名前で……」
『……まどかよ、お前の魔力の波長はそう、我が第二の故郷であるグンマーのそれに限りなく近い……』
「え? グンマーって、あのグンマーですか? 世界樹の迷宮とまで呼ばれていて、イャンクックさんとかがいる?」
『そのグンマーだが……妙に詳しいな?』
「その、私が住んでいる見滝原市は、グンマー圏に最も近い市なので……」
『見滝原の者だったか……。あの地域は、とあるグンマーの民が作った特別な場所なのだ』
「そ、そうなんですか!?」

まどかは思わず叫ぶ。
自分の住んでいる見滝原と、グンマーとでは、明らかに方向性が違う為だ。

299 晴れのち雨のち、猛吹雪 :2014/02/04(火) 21:59:55 ID:2z50rPbI0
『その昔、東京などの都会の人間はグンマーの自然の素晴らしさを理解せず、未開の地と馬鹿にし続けていた。
 その程度の戯言は放置すれば構わぬが、それを信じ込み、グンマーに面白半分で乗り込む愚者も急増したのが問題だった。
 屍を喰らうことはできるが、持ち込まれた機械や科学製品などはグンマーの生物も喰うことはしない。つまりグンマーの環境が穢された。
 それに怒った一部のグンマーの民は、あえて森の外に超文明の街を作り上げた。それが見滝原だ』
「どうして、そんなことを?」
『超文明都市を存在させることで、未開の地と蔑ませないためというのも理由の一つだが……
 見滝原ほどの科学力をもってしても、グンマーに侵攻するのは不可能であると言うある種の警告の役割もはたしている。時定市なども、同じような理由だ。
 ちなみに見滝原に存在する大部分のものはグンマーの術により生み出されたもの故に、地域全体を自然に還しやすい反面、魔力含有量も凄まじい。
 その影響から野良生物が吸い寄せられたり、魔の存在も集まりやすい場所でもあるな』
「確かに先生がよく鹿に襲われるって話、聞いたかも……」
『そんな環境下で生活していれば、魔力を持つ人間も生まれやすいのだが、お前の場合は祖先にグンマーの民がいて……何らかの理由で、その力を覚醒させたのだろう』
「そうだったんだ……と、ところで、いくつか質問しても、いいですか……?」
『む、構わないが』

ここでようやく、まどかは一番気になっていることを目の前の竜に尋ねることにした。
話が一段落した今であれば、話の腰を折ったとして殺されることはないだろう。

「貴方は、私とこうしてお話してくれている。でもさっきは、ほむらちゃん達を、私の友達を傷つけた。それは、どうして?」
『決まっているだろう。この殺し合いの状況を利用し、自然を汚す人類をこの世から残らず滅ぼすためだ』
「そ、そんな!?」
『人類は、身勝手だ。己の利益ばかり追い求め、争う。利便性を求めて、どこまでも科学を発展させていく……
 科学の全てを否定はしない。時に科学は動物や自然を助けることもあるからな。問題なのは……それの使い方だ。
 科学を制御しきれない、扱いきれないにも関わらず、人間はそれでも手を伸ばし……自滅していく。周囲の環境も生物も巻き込みながらな。
 残された地は日本のみ。ここの大地の再生が叶わねば、どの道人類には未来はないというのに……』
「そ、それなら、国の偉い人に訴えかけるとか……」
『この殺し合いを開いたのは誰だ? 上層部の人間ほど腐った人間は多い。それに私のこの姿で乗り込んだところで、話の前にまず撃たれるであろうな。
 先ほどの火薬臭い少女も、まず撃ってきたな? 私が傷つけたのではない。彼女が私を傷つけようとしたから、私は身を守っただけだ』
「っ!」

言い返すことはできなかった。
人類が環境を壊していることも、いくら状況を説明したところで、野田総理らがそれを聞き入れるわけがないことも、ほむらが先に攻撃をしかけたことも。
全て、竜の言う通りだからだ。

「そ、それじゃあ、どうして私はまだ殺さないんですか……?」
『感じ取った魔力の波長がグンマーに近いものだったからだ。我らは人類を憎むが、グンマーの民など自然を愛し守る者には敬意を表し、また彼らの敵も討つ』
「私は……グンマーの人たちほど、自然に感謝できてないよ……お花の咲く弓矢とかいいなぁとかは思ったりするけど……」
『そこから考えを改めていけばよいのだ。……まあ、本音を言ってしまうとだな、我ら竜や他の魔物にも、色々な感情や好みがある』
「?」
『赤竜の一族は金髪美女の騎士が好きだし、雷竜の一族はああ見えて、熟女の人妻と酒が好物だ。そして我ら氷竜の一族は……』


『桃色の髪の低身長少女をみかけると、つい攫いたくなっちゃうんだ☆』
「えええええええええええぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!??」
『ああ、安心するがいい。私のモットーはイエスロリータ! ノータッチ! だからな』
「何をどう安心すればいいんですか!?」

知りたくもない、先ほど感じさせた知性とは真逆の性癖を聞かされてしまったまどか。
しかし逆にそれが、彼女の心を揺さぶった。
外見で判断してはいけない、魔物達にも心や思うところがあるのだという事実。
人間と魔物、どちらが正しいのか?

(……人も魔物も、みんなで、仲良く出来たらいいのになぁ……)

300 晴れのち雨のち、猛吹雪 :2014/02/04(火) 22:00:37 ID:2z50rPbI0
【同時刻/日本・大阪のどこか】

【氷嵐の支配者@新・世界樹の迷宮 ミレニアムの少女】
【状態】健康
【装備】無し
【道具】とけないこおり@ポケットモンスター、支給品一式
【思考】基本:自然を汚す人間を滅ぼす。
0:大阪近辺でしばらく暴れる。魔法少女たちが追ってきた場合は迎え撃つ
1:グンマーの民のような人間は殺さない。
2:鹿目まどかの魔力に興味。可能であればこちら側(都庁軍勢)に引き入れたい
3:状況によっては都庁の仲間と合流する
4:誘拐はノータッチに分類
※一定の魔力を有する相手であれば、テレパシーで会話可能

【鹿目まどか@魔法少女まどか☆マギカ】
【状態】健康、混乱
【装備】なし
【道具】支給品一式 その他不明
【思考】基本:とにかく生き残りたい
0:どうしようもないので、氷嵐の支配者に同行する
1:できれば人間が殺されるのを止めたいが、魔物が殺されるのも止めたい
2:魔法少女たちが心配
3:本当に強い魔力があるなら、キュゥべえを探して願いを叶えてもらう……?
※ライブに夢中で放送を全く聞いていませんでした。
※極めて高い魔力を有しているが、現時点では持ち腐れ状態です

301 希望の船と絶望の戦場 :2014/02/05(水) 00:06:54 ID:2SLvrujI0

僕の名前は出来杉英才、小学生です。
大災害の影響で家族や友達とはぐれてしまった僕は一人で日本をさ迷っていた。
そのまま、殺し合いが始まってしまい、出会った仲間たちの助力もあって何とか今まで生き残ることができました。
……でも、放送で友達や知り合いの名前が出た時(なぜか死んだハズののび太くんのお母さんやジャイアンの名前が数回も呼ばれてた気がす

るけど)、とても悲しくなりました。
今でも日本のどこかで生きてるだろう家族や友達の身が心配です。

そのために僕はこの殺し合いを終わらせようとしている人々に身を寄せ、力になることを選びました。
僕には操縦センスがあったらしく訓練の末にガンダムパイロットになりました。
ちなみに青い配色が多いこのガンダムは、デュエル(決闘)という名前があるそうです。

「出来杉くん! 君も出撃するのかい?」

格納庫にて自分の機体のコクピットに座る僕に心配そうに話しかけたのは、この殺し合いの中で友達になった研くんであった。
彼は僕と同じ小学生でありながら、宇宙人から地球の平和を守るヒーロー・チャージマン研でもあるんだ。

「うん、十神さんに出撃しろって言われたからね。
訓練もできるだけやったし、研くんたちの力にもなりたいからね」
「そうか……でも、いくらガンダムに乗れるからって無茶しちゃダメだよ。
もしもの場合は僕に任せていいんだから」
「ありがとう、研くん。
でも研くんだって戦いに出るのに、一人だけ何もしないままなのは嫌なんだ」
「心配するなよ、僕らは戦い慣れてるからね。
実戦経験のない出来杉くんはあんまり前に出過ぎないようにね」
「わかった、なるべくみんなの足を引っ張らないように頑張るよ」

僕と研くんがそんなやり取りをしていると、格納庫に放送が入った。

『本艦はまもなく戦闘区域に突入するであります』
『パイロットは直ちに出撃準備を、地上部隊は降下準備に取り掛かってください』

「やっと出番か! マーダー共を細切れにしてやる!!」
「まさかBATAじゃなくて人間相手に戦うことになるとはね……」
「ミゲル隊長、俺、この殺し合いが終わったら結婚するんです」
「その台詞は死亡フラグだぞPJ」
「時間だね、平和に仇なすマーダーはこのチャージマンが全員やっつけてやるぞ!」
「研くん、お互いに頑張ろう!」

僕を含めたパイロットたちが、それぞれの機体に搭乗していく。
もうすぐマーダーの組織との戦闘が始まるのだ。
……本当のところ、悪人が相手でも殺し合いなんてやりたくない。
マーダー相手だからって人殺しをしにいくのは変わりない。
でも、誰かが戦ってマーダーや主催といった敵を倒さないと、罪のない人たちが次々と死んでいく。
ジャイアンやスネ夫くんのように、これ以上友達にまで被害を及ぼしたくないから僕は嫌でも戦うしかないんだ。
マーダーの人たちには悪いけど……死んでもらわないと、いけないんだ……

 ◇

302 希望の方舟と絶望の戦場 :2014/02/05(水) 00:08:30 ID:2SLvrujI0

僕の名前は出来杉英才、小学生です。
大災害の影響で家族や友達とはぐれてしまった僕は一人で日本をさ迷っていた。
そのまま、殺し合いが始まってしまい、出会った仲間たちの助力もあって何とか今まで生き残ることができました。
……でも、放送で友達や知り合いの名前が出た時(なぜか死んだハズののび太くんのお母さんやジャイアンの名前が数回も呼ばれてた気がするけど)、とても悲しくなりました。
今でも日本のどこかで生きてるだろう家族や友達の身が心配です。

そのために僕はこの殺し合いを終わらせようとしている人々に身を寄せ、力になることを選びました。
僕には操縦センスがあったらしく訓練の末にガンダムパイロットになりました。
ちなみに青い配色が多いこのガンダムは、デュエル(決闘)という名前があるそうです。

「出来杉くん! 君も出撃するのかい?」

格納庫にて自分の機体のコクピットに座る僕に心配そうに話しかけたのは、この殺し合いの中で友達になった研くんであった。
彼は僕と同じ小学生でありながら、宇宙人から地球の平和を守るヒーロー・チャージマン研でもあるんだ。

「うん、十神さんに出撃しろって言われたからね。
訓練もできるだけやったし、研くんたちの力にもなりたいからね」
「そうか……でも、いくらガンダムに乗れるからって無茶しちゃダメだよ。
もしもの場合は僕に任せていいんだから」
「ありがとう、研くん。
でも研くんだって戦いに出るのに、一人だけ何もしないままなのは嫌なんだ」
「心配するなよ、僕らは戦い慣れてるからね。
実戦経験のない出来杉くんはあんまり前に出過ぎないようにね」
「わかった、なるべくみんなの足を引っ張らないように頑張るよ」

僕と研くんがそんなやり取りをしていると、格納庫に放送が入った。

『本艦はまもなく戦闘区域に突入するであります』
『パイロットは直ちに出撃準備を、地上部隊は降下準備に取り掛かってください』

「やっと出番か! マーダー共を細切れにしてやる!!」
「まさかBATAじゃなくて人間相手に戦うことになるとはね……」
「ミゲル隊長、俺、この殺し合いが終わったら結婚するんです」
「その台詞は死亡フラグだぞPJ」
「時間だね、平和に仇なすマーダーはこのチャージマンが全員やっつけてやるぞ!」
「研くん、お互いに頑張ろう!」

僕を含めたパイロットたちが、それぞれの機体に搭乗していく。
もうすぐマーダーの組織との戦闘が始まるのだ。
……本当のところ、悪人が相手でも殺し合いなんてやりたくない。
マーダー相手だからって人殺しをしにいくのは変わりない。
でも、誰かが戦ってマーダーや主催といった敵を倒さないと、罪のない人たちが次々と死んでいく。
ジャイアンやスネ夫くんのように、これ以上友達にまで被害を及ぼしたくないから僕は嫌でも戦うしかないんだ。
マーダーの人たちには悪いけど……死んでもらわないと、いけないんだ……

 ◇

香川県にある浜辺で一機のガンダムが大砲を構えていた。
標的は数キロ先の沖にある岩塊。
そこに向けて大砲からビームを放つと、岩塊にクリーンヒットし蒸発させた。
ガンダムは続けて他の岩塊にもビームを当てて蒸発させていく。

近くにいた少女・翔鶴はこれに対した驚いた面持ちで答えた。

「凄い! 最新式のFCSもびっくりの命中精度です!」
「昼寝とあやとりと射撃だけは得意だからね。 この浜辺で拾ったこのガンダムは良い拾い物だよ」

ガンダムの現在のパイロットは野比のび太であった。
そして彼の乗るガンダムは高火力遠距離仕様のMS、バスターガンダムである。
大災害の影響で浜辺に流れ着いていた機体をのび太たちが見つけて、技術力に優れた祐一郎さんが修理して一行の戦力に加えたのだ。
さらに自分が操縦できるようにしてほしいというのび太の強い要望により、改修されて彼に合わせた機体になったのである。
これは仲間たちの友情パワーに感化されたのび太が、力のない自分でもできることはないかと探した結果、高い射撃スキルを活かせそうなMSパイロットになる道を選んだのだ。

(というか、祐一郎さんたちに守ってもらうには不安があるんだよね……実力じゃなくて性格な意味で。
自分の身ぐらい自分で守れるようにしとかなきゃ)

ともかく今は、操縦に慣れるために訓練中である。

「あの少年、ロボットを与えれば意外と戦えそうではないかぁ!!」
「磨けば光りそうな逸材だな」
「俺はアドラーえもん……」

シュトロハイム、ダイアー、アドラーえもんも訓練に精を出すのび太を温かく見守っていた。

303 希望の方舟と絶望の戦場 :2014/02/05(水) 00:11:33 ID:2SLvrujI0


そこから少し離れた場所にある海の家で、祐一郎とテリーマンが会話をしていた。
この面子の中では珍しいぐらいシリアスな雰囲気だ。

「ミスター祐一郎、あなたはさっき九州ロボを作ったと言っていたが本当か?」
「その通り。 九州ロボを作ったのは、この僕だ」

九州ロボ――それは祐一郎が九州そのものを改造して作った超ド級ロボット。
ロワ序盤ではこれを使って主催の本部を探り当てるつもりだったが、逆に主催に奪われ本拠地にされてしまった土地である。

「なら、いくつか質問がある。 答えてもらえるか?
さっき、アンタは九州ロボが希望だと言っていたが、あれはどういう意味だ?」

祐一郎が呟いた一言をテリーマンは聞き逃さなかった。
そして疑問に思い、答えを求めている。
祐一郎はしばらく顎に手を添えて考えた後に、回答した。

「君は平和を愛する正義超人だし、この話をしても良いだろう。
――世界を復興させるための計画をね」
「計画?」
「九州ロボは元々、バトロワを終わらせるために作ったわけじゃない。
大災害で滅茶苦茶にされた世界を立て直すための巨大な作業機械であり、方舟なんだ」
「作業機械? 方舟? すまないがもっと詳しく教えてくれないか」

祐一郎は今までにないくらい真剣な面持ちで言葉を紡いでいく。

「まず九州ロボ自体を巨大なワークローダー(作業ロボ)として使い、本州・四国・北海道や沖縄もロボに改造する。
日本全土の改造は手作業より、巨大なロボットを使った方が早いからね。
続いてワークローダーと化した日本全土を使って、人類の生存に必要な資源を海面から引き上げたり、それらの資源を使って沈んでしまった他の大陸分の土地をロボとして復元し、またそのロボを使って土地ロボを増やす……それを続けていく内に世界は復興していく予定だ」
「なるほど、土地さえ増えれば難民問題も解決できるだろうしな」
「完全な復興までに長い時間といくつかの問題も起こるだろうが、僕はやらないよりはマシだと考えて計画の一手である九州ロボを作り上げたんだ」

一見すると夢物語みたいな馬鹿げた話だが、光祐一郎にはこの計画を実行に移せるだけの科学力を持っているので無問題である。

「そして、九州ロボは飛行できる浮島だ。
空を飛んでいれば大災害がもう一度来ても、飛び続ける限り沈むことは無いからね」
「大災害がもう一度来るだって!?」
「例えの話さ、それでも一度あったことがもう一度来ないとも限らない。
次の大災害があるとしたら百年先かもしれないし、明日にも来るかもしれない。
何にせよ、聖書にあるノアが大津波を避けるために方舟を作りあげたように備えは必要だろう」

巨大なロボによる世界の復興と、二度目の大災害が発生に対する対策としての浮島。
その二つの要素を持つ九州ロボの計画はまさしく世界の希望になりえるものだった。
しかし……

「それも僕のミスで奪われた……
いまや九州ロボは主催の本拠地、そして要塞という戦いの道具に成り下がってしまった……」
「気を落とさないでくれ、あなたの言う計画が実現するなら世界にとっても望ましいことのハズだ。
俺たち皆で力を合わせて取り戻そう、世界の希望を!」
「ありがとう、テリーマン」

落ち込む祐一郎をテリーマンはなだめ、激励する。
すると祐一郎は改まり、神妙な顔つきになった。

304 希望の方舟と絶望の戦場 :2014/02/05(水) 00:12:26 ID:2SLvrujI0

「テリーマン、君に一つだけ話しておきたいことがあるんだ。
九州ロボを作ったのは僕だが、この計画を発案したのは別の人なんだ」
「なんだって?」
「数日前に、その人物が今言った世界の復興計画の大筋と大災害が再び来る可能性を指摘したから、九州ロボ開発に着手したんだ。
それがなければ九州ロボなんて作ってはいなかった」

祐一郎の口から新たに発覚した事実にテリーマンは驚きを隠せない。

「誰なんだ?」
「匿名のメールで何者かはわからない。
だが、ある程度は先見性のある人物のようで、本格的に計画を実行に移せるまでは悪人にロボが奪われてもいいように、部品を墜落で有名なカプコン性で作った。
実際に奪われ悪用されているが、運がよければ明日にでも主催者たちを墜落させ、そうでなくても修繕作業によって動きを鈍らせるぐらいはできているハズだ」
「そこまで見越しているとはたまげた人物だな」
「流石に最初は怪しんだりもしたが、復興は世界にとっても望ましいことであるし、せいぜい部品にカプコン性を使えと言ったぐらいで要求らしい要求は他にはなかった。
だから僕はメールを寄越した相手が誰であっても構わずに九州ロボを作り上げたんだ」

超一流の技術者である祐一郎に九州ロボの作成を頼み込んだ者は誰なのか?
祐一郎はそれが誰であろうと構わないというスタンスであるが、テリーマンはその人物に対して疑念のようなものを感じざるおえなかった。

「……んん!! なんだ!?」
「どうしたんだ祐一郎?」

話の途中で祐一郎が唐突に騒ぎ出した。

「僕がサイボーグ化されて手に入れたレーダー装置の調子が突然悪くなった? いや、この感じはまさか!」
「何が起きているんだ!?」
「電波そのものが消えている……まさかミノフスキー粒――」

次の瞬間、二人のいた海の家が爆ぜた。



「て、提督ーーーッ!!」
「オイ、祐一郎とテリーマンがいた海の家がいきなり爆発したぞ!?」

外にいた仲間たちが大慌てで黒炎を上げる海の家に駆け寄る。
すると中から一人の影がヨロヨロと現れた――祐一郎だ。
身体の各所から火花を散らしつつも、彼は生きていた。

「提督、無事だったんですね!!」
「……! テリーマンはどうしたんだ?」
「す、すまない。 助かったのは僕だけだ。
彼は爆発でミンチより酷い状態に……ああなってはサイボーグ化も無理だろう」
「死人が出たぞぉ……」

ダイアーを始め、他の者たちもショックを受ける中、シュトロハイムが何かを発見した。

「12時の方向に空飛ぶ白い戦艦が見えるぞ!! 奴の砲撃がテリーマンを粉々にしやがったんだ!!」
「マーダーの襲来か!?」
「主催の手先か?」

シュトロハイムの示した通り、遠方で白い戦艦が見えた。
それはすぐに、二発目のビームによる艦砲射撃を放ってきた。
暴力が祐一郎たちを襲う!!
直撃こそ無いが、多少の損害は避けられなかった。

「「「うわああああああああああああ!!」」」
「死人がでるぞぉ!! ってなんか降りてくる!?」

慌てふためくのび太がモニターごしに見えたものは、戦艦からこちらに向けて飛んでくる六つの光だった。

 ◇

305 希望の方舟と絶望の戦場 :2014/02/05(水) 00:15:20 ID:2SLvrujI0

祐一郎さんご一行を砲撃した白い戦艦はホワイトベースである。
その艦橋には四人の男女がいた。
艦長席には超高校生級の御曹司・十神白夜、舵に超高校生級の文学少女・腐川冬子(十神の支給品)、オペレーターにはアンドロイドのアイギスそしてホライゾン・アリアダストが担っていた。
ちなみにアイギスとホライゾンはホワイトベースと電脳的に接続されているのでオペレーターだけではなく各砲座やエンジンコントロールも担当している。
すなわち、本来なら動かすのに何十人も必要なこの戦艦を少人数で動かせるようにしているのである。

「よし、先手は取れたな。
このまま艦砲射撃で援護しながら機動部隊の降下を援護しろ!」
「了解であります」「jud.(ジャッジメント)」
「急ぐのよ、白夜様のご命令なんだから」
「犬、おまえはいいから黙って操舵してろ」

艦長を務める十神白夜は十神家繁栄の邪魔になる主催者たちを撃破するために対主催の参加者をスカウトし、戦力を集めていた。
彼自身の目的はともかく、主催者を打倒しようとする参加者は集まっていき一つの勢力となった。
そう、彼らは対主催の集団なのである。
しかしなぜ、対主催である彼らが同じ対主催である祐一郎さんたちを襲っているのか?
それには理由がある。

実は祐一郎さんたちの預かり知らぬところ――カオスロワちゃんねるというネット掲示板で、ある情報が流れていた。
今は亡き初音ミクやKAITOのマーダー疑惑、クラウザーさんの死、そして『光祐一郎は危険人物である』と。
なぜマーダーでもない対主催の祐一郎さんが疑われているのか?

――このロワで最初に首輪を外したのは光祐一郎、そして主催に奪われた九州ロボ。
これは見方を変えると『九州ロボの引渡しを取引材料に主催に首輪を外してもらった』ように取られたのである。
つまり、主催の手先もしくは関係者であるということだ。
九州ロボを使って主催本部を探そうとしていた事と、早すぎる首輪解除が裏目に出たのだ。
だが、これだけなら強引な解釈と取られ、万人の目に止まる情報にはなり得なかった。
ところが、問題はここから水面下で加速していったのだ。

九州ロボを奪われる前に祐一郎さんが役に立たないチサオを上空から投棄した瞬間を目撃した者がいた。
そして、そのチサオの激突で女性が死亡する瞬間を目撃した者がいた。
ここから彼の人格は疑われ始め、さらには世間一般で忌まわしきものとされるナチス所属のシュトロハイムと秘密結社ゲゼルシャフトの構成員で危険人物とされるアドラーの同行、小学生男子の誘拐(これは誤解)、危険な空母の開発(ある意味、誤解)等の噂が流れ、ネットでは悪い意味で注目度が上がっていったのだ。
そして決定打となったのが、九州ロボに送った波紋入り偵察機とついでに投げ込まれたチサオ、そのチサオでうっかり広島を焦土に変えてしまった祐一郎さんたち。
チサオを投げ込む瞬間を収めた動画がネットで拡散してしまい、『光祐一郎とその一味は人間爆弾を使って広島を焼いた超危険人物』として一般参加者は戦慄し、とうとう討伐に乗り出す者も現れた――それがホワイトベースの面々である。
ちなみにPCを持っていた祐一郎さんは、一時的に死亡していた時間以降、翔鶴の開発やガンダムをのび太用に改造することに時間を割かれてネットをしている暇がなく、状況がここまで悪化していることに気づかなかった。
要約すると今までの悪ノリのツケがここで巡ってきたのである……



視点は戦艦から降下中のロボット・戦闘機の部隊に移る。
隊長であるミゲルがオレンジ色のMS・ジンから他の機体に指示を下す。

「よし、ホワイトベースが降下を助けてくれる内に地上に降りるぞ。
研とPJは空から空爆、山城と出来杉は後方から援護、俺とアイアンハイドで突っ込む!」

戦力はロボット4機に戦闘機2、危険集団が相手とはいえオーバーキル過ぎる戦力と一見思われた。
――しかし、瞬く間に一筋の閃光が一機の戦闘機に直撃し、爆散させた。

「なに! PJがやられた!?」
「地上からの攻撃だ!」
「そんな馬鹿な、あんな距離から撃ってきたっていうのか!?」

ミゲルたちが驚くのも無理はない。
地上からの距離はまだまだ遠く、プロの軍人でも当てるのが難しいハズであった。
だが、無慈悲なビームは降下中の部隊を容赦なく屠っていく。

306 希望の方舟と絶望の戦場 :2014/02/05(水) 00:15:42 ID:2SLvrujI0

祐一郎さんご一行を砲撃した白い戦艦はホワイトベースである。
その艦橋には四人の男女がいた。
艦長席には超高校生級の御曹司・十神白夜、舵に超高校生級の文学少女・腐川冬子(十神の支給品)、オペレーターにはアンドロイドのアイギスそしてホライゾン・アリアダストが担っていた。
ちなみにアイギスとホライゾンはホワイトベースと電脳的に接続されているのでオペレーターだけではなく各砲座やエンジンコントロールも担当している。
すなわち、本来なら動かすのに何十人も必要なこの戦艦を少人数で動かせるようにしているのである。

「よし、先手は取れたな。
このまま艦砲射撃で援護しながら機動部隊の降下を援護しろ!」
「了解であります」「jud.(ジャッジメント)」
「急ぐのよ、白夜様のご命令なんだから」
「犬、おまえはいいから黙って操舵してろ」

艦長を務める十神白夜は十神家繁栄の邪魔になる主催者たちを撃破するために対主催の参加者をスカウトし、戦力を集めていた。
彼自身の目的はともかく、主催者を打倒しようとする参加者は集まっていき一つの勢力となった。
そう、彼らは対主催の集団なのである。
しかしなぜ、対主催である彼らが同じ対主催である祐一郎さんたちを襲っているのか?
それには理由がある。

実は祐一郎さんたちの預かり知らぬところ――カオスロワちゃんねるというネット掲示板で、ある情報が流れていた。
今は亡き初音ミクやKAITOのマーダー疑惑、クラウザーさんの死、そして『光祐一郎は危険人物である』と。
なぜマーダーでもない対主催の祐一郎さんが疑われているのか?

――このロワで最初に首輪を外したのは光祐一郎、そして主催に奪われた九州ロボ。
これは見方を変えると『九州ロボの引渡しを取引材料に主催に首輪を外してもらった』ように取られたのである。
つまり、主催の手先もしくは関係者であるということだ。
九州ロボを使って主催本部を探そうとしていた事と、早すぎる首輪解除が裏目に出たのだ。
だが、これだけなら強引な解釈と取られ、万人の目に止まる情報にはなり得なかった。
ところが、問題はここから水面下で加速していったのだ。

九州ロボを奪われる前に祐一郎さんが役に立たないチサオを上空から投棄した瞬間を目撃した者がいた。
そして、そのチサオの激突で女性が死亡する瞬間を目撃した者がいた。
ここから彼の人格は疑われ始め、さらには世間一般で忌まわしきものとされるナチス所属のシュトロハイムと秘密結社ゲゼルシャフトの構成員で危険人物とされるアドラーの同行、小学生男子の誘拐(これは誤解)、危険な空母の開発(ある意味、誤解)等の噂が流れ、ネットでは悪い意味で注目度が上がっていったのだ。
そして決定打となったのが、九州ロボに送った波紋入り偵察機とついでに投げ込まれたチサオ、そのチサオでうっかり広島を焦土に変えてしまった祐一郎さんたち。
チサオを投げ込む瞬間を収めた動画がネットで拡散してしまい、『光祐一郎とその一味は人間爆弾を使って広島を焼いた超危険人物』として一般参加者は戦慄し、とうとう討伐に乗り出す者も現れた――それがホワイトベースの面々である。
ちなみにPCを持っていた祐一郎さんは、一時的に死亡していた時間以降、翔鶴の開発やガンダムをのび太用に改造することに時間を割かれてネットをしている暇がなく、状況がここまで悪化していることに気づかなかった。
要約すると今までの悪ノリのツケがここで巡ってきたのである……



視点は戦艦から降下中のロボット・戦闘機の部隊に移る。
隊長であるミゲルがオレンジ色のMS・ジンから他の機体に指示を下す。

「よし、ホワイトベースが降下を助けてくれる内に地上に降りるぞ。
研とPJは空から空爆、山城と出来杉は後方から援護、俺とアイアンハイドで突っ込む!」

戦力はロボット4機に戦闘機2、危険集団が相手とはいえオーバーキル過ぎる戦力と一見思われた。
――しかし、瞬く間に一筋の閃光が一機の戦闘機に直撃し、爆散させた。

「なに! PJがやられた!?」
「地上からの攻撃だ!」
「そんな馬鹿な、あんな距離から撃ってきたっていうのか!?」

ミゲルたちが驚くのも無理はない。
地上からの距離はまだまだ遠く、プロの軍人でも当てるのが難しいハズであった。
だが、無慈悲なビームは降下中の部隊を容赦なく屠っていく。

307 希望の方舟と絶望の戦場 :2014/02/05(水) 00:17:02 ID:2SLvrujI0

「やらせはしないぞって、ぐわああああああああ!!」

二射目の砲撃でトランスフォーマー・アイアンハイドが閃光に焼かれて死んだ。

「この命中精度と弾速、まるで光線級BATA並――」

三射目の犠牲になった戦術機のパイロットである山城上総は、コクピットへの直撃によって蒸発した。

「馬鹿な、こんな長距離を正確に攻撃できる機体なんて一機しか俺は知らな……うおおおおおおお!?」

四射目の砲撃はミゲル・アイマンの乗っていたMSを上下真っ二つに分けて、跡形もなく爆発させた。


「みんなが!」

僅か数秒の間に四人の仲間が殺されたことに戦慄を覚える出来杉。
その恐怖に取り憑かれたことが仇となり、それが彼にとって致命的な隙を生み出し、自分の機体への五射目の接近を許してしまった。

(ハッ、しまった! 防御が間に合わない!)

デュエルガンダムはPS装甲によって物理攻撃への高い耐性は持っているが、ビームには弱い。
それでもシールドにはビームを弾く防御力があるのだが、仲間の死に気を取られすぎた彼には操縦が追いつかない。
――そんな彼を救ったのはヒーローであった。

「出来杉くん危ない!!」
「研くん!?」
「うわああああああああああああ!!!」

なんと、チャージマン研の乗る戦闘機のスカイロッドが射線に入り、盾となって出来杉を守ったのだ。
だが、小さいなヒーローの命は出来杉の乗るMSの目の前で爆炎と共に散っていった。

「研くぅぅぅぅぅぅんッ!!!」

悲痛な慟哭を上げる出来杉だったが、次の砲撃が迫っていた。
だが、この砲撃に見切りをつけてきた出来杉をこれ以降の砲撃を盾で防御してやり過ごしつつ、降下をしていく。

「研くんごめんよ……でも仇は必ず取るからね」

出来杉の心を仲間を奪われたことに対する怒りが支配していった……


一方、ホワイトベース艦橋では。

「クソッ、いっぺんに駒が5人もやられたか!」
「ミゲル様、アイアンハイド様、山城様、PJ様、研様、以上の機体が大破炎上、生命反応なし……」
「そんな! 出来杉くん以外は戦死でありますか!?」
「何やってるのよアイツら」

四者四様の反応で仲間の死を受け取るクルーたち。
しかし、その中で十神はすぐに表情を驚嘆から不敵な笑みへと切り替えた。

「だが、この損害は予想外だったが、別動隊の存在に気づかせない目的は果たされた。
愚民共め、本当の戦いはこれからだぞ」

 ◇

308 希望の方舟と絶望の戦場 :2014/02/05(水) 00:17:53 ID:2SLvrujI0

「テリーマンの仇討ちだあ!」
「マーダー共は波紋の味を喰らうがいい!」

地上では仲間を殺されて怒り狂ったのび太の乗るバスターガンダム、そして長い砲身の上には波紋を練るダイアーが乗っていた。
先に5機の戦闘兵器を撃ち落としたのは彼らなのだ。
超高インパルス長射程狙撃ライフルにダイアーが波紋を付加することで弾速の強化を行い、さらに命中精度の強化がなされたのだ。
しかし、それだけ力を入れても一機だけ撃ち漏らしてしまったようだ。

「ダイアーさん、一機だけこっちに降りてくるよ」
「あれはいっそ地上におろしておけ、我々でで袋叩きにする。 君はあの木馬みたいな船を撃ち落とせ」
「わかったよ!」

ダイアーがバスターの大砲から降りて、自らを筆頭に仲間たちと敵ロボットを撃滅に乗り出した。
すると突然、シュトロハイムは腹から重機関砲を取り出し、明後日の方向に乱射した。

「こそこそ隠れている奴は誰だぁぁぁ!!」

機関砲から無数の弾丸が近くの茂みに向かっていく。
しかし、それらの弾丸はほとんど切り伏せられてしまった。

「何ッ!? 我がナチスの誇る機関砲の弾丸を切り落としただと!
貴様はまさか、カーズか!?」
「カーズ? 知らないな。
だが一つ言えることは、俺はアンタと同じサイボーグだってことだ。
そして、もう一つアンタたちには死んでもらいたいということだけだ」

茂みの中からゆらりと現れたのは一本の刀を持ったサイボーグ忍者の雷電であった。

「貴様ぁ! あの戦艦に乗っている奴らの仲間かぁ?!」
(なんか喧しいヤツだな)「そうだと言ったら?」
「決まっているだろう、貴様はこのルドル・フォン・シュトロハイムが粉砕してくれるわぁぁぁ!!!」

シュトロハイムが咆哮し、雷電は静かに刀を構える。
サイボーグ同士の戦いが始まった。

「ついでに言っておくが、お前たちを殺しにきたのは俺だけじゃないぞ」
「なんだと!?」



「BANBANBANBANBANBAN!!」

シュトロハイムにも負けない煩い声と共に二丁拳銃から弾丸が放たれた。
それをアドラーえもんは飛び道具を無効化する特殊防御法・攻性防禦で防ぐ。
そして雷電が現れた別の茂みから赤タイツに赤マスクのお喋りな男が現れた。

「もうダメじゃないの、この俺ちゃんの鉛玉無料配布サービスを受け取ってくれなきゃww」
「俺はアドラー……えもん。 おまえは誰だ? 吐け、吐くんだ!」
「俺ちゃんはデッドプール、カプコンで有名な格ゲーにも出た賞金稼ぎだよ〜w」

アドラーの前に現れたのはマーベルコミックきっての狂人にしてアンチヒーローのデットプールであった。

「おまえら一人殺す度に賞金が下りるんだよね、だから俺ちゃんのためにいっちょ死んでくれ。
フヒャーッヒャヒャヒャwwwwww」

イロモノ扱いされるもの同士の戦いが始まった。



ダイアーの前に現れたのはギターを持った一人の鬼であった。

「貴様も武人のようだな」
「おまえもそのようだが、なぜこのようなことな事をする?」
「ハッ、武人とはいえ、鬼に堕ちた者に話す舌は持たん」
「堕ちたのはおまえだろう、それにこれは堕ちたのではなく修行の成果なのだが、まあいい。
もう我々に言葉はいらぬだろう」

波紋戦士ダイアーと仮面ライダー斬鬼の戦いが始まった。



仲間が敵を引きつけている間に一人のテッカマンが祐一郎の元に向かう。

「祐一郎、その首もらった!!」
「くッ、まずい」

生成したランスで祐一郎を討とうとするDボゥイことテッカマンブレード!
そこへ一人の少女が砲撃を加え、テッカマンの突撃を失敗させた。
辛うじてダメージは薄かったDボゥイは空中へと舞い上がる。
見ると、物騒な大砲を構えた少女がいた。

「翔鶴!」
「提督は下がってください。 敵を迎撃いたします」
「女の子!? ……いや、ロボットか。 なら遠慮はいらないな!」

ロボットっぽい奴らの戦いが始まった。

309 希望の方舟と絶望の戦場 :2014/02/05(水) 00:18:49 ID:2SLvrujI0



「うわあ! こっちに来るう!」
「おまえが仲間を撃ったんだな! やっつけてやる!」

のび太の乗るバスターは、出来杉の乗るデュエルから逃げ惑っていた。
デュエルはバスターに向けてビームサーベルを執拗に振り回してくる。
バスターはビームサーベルなどの格闘装備が無いので接近戦は不得手なのだ。
バルカンやランチャーも撃ってるが、敵もPS装甲を持っているので物理攻撃は効果が無く、中途半端なビーム攻撃は盾で弾かれてしまう。
ちなみに補足すると、両者は目の前の敵機にクラスメイトが乗っていることを知らないのだ。
散布されたミノフスキー粒子の影響で互いに通信もできない。
さらにネットで拡散された動画にはたまたま、のび太だけ映ってなかったので、出来杉は祐一郎さんご一行にのび太がいることさえ知らないのである。

「うわあああん、ドラえもーーーん!」

そうこうしている内に、バスターの腹部にデュエルのキックが入り、バランスを崩させる。
それは必殺の一撃を与えるための布石であり、回避も防御もできなくなった相手にデュエルはビームサーベルを振り下ろす。

「ビームサーベルでトドメを刺す!」
「僕が死人になるぞぉ!!」

ダイアーたちは他の敵を相手にしていて手一杯であり、援護は望めない。
のび太、万事休す。

その時、ディパックからいつの間にか飛び出していた一人の男がデュエルを殴って攻撃を阻止。
殴りつけられたデュエルは一度宙に吹っ飛ばされて少し離れた地面に落ちた。
間一髪でのび太を救ったのは――龍星座の紫龍。

「紫龍さん!」
「急いで態勢を立て直せ、接近戦は俺に任せろ!」

接近戦は不得意なバスターとのび太の補助機代わりに紫龍が前衛についた。
一方、ぶっ飛ばされたもののPS装甲に助けらてダメージのないデュエルもすぐに立ち上がっていた。

「いててて、不意をつかれたか……でも僕は負けないぞ!」

そしてバスターとデュエルが互いの装備を構え、二人のパイロットはコクピットの中で吠えた。

「「仲間の仇を討つ!!」」

ガンダム同士、そして友人同士の戦いが始まってしまった……


このようにして対主催同士の争いは始まってしまった。
互いの仲間を殺してしまったため、もはや話し合いによる解決は困難だろう。
どちらかが滅びるまで、この悲しき戦いは終わらないかもしれない……


【一日目・19時30分/日本・香川】

310 希望の方舟と絶望の戦場 :2014/02/05(水) 00:20:15 ID:2SLvrujI0

【光祐一郎さんご一行】

【光祐一郎@ロックマンエグゼ】
【状態】サイボーグ化、首輪解除、ダメージ(大)
【装備】なし
【道具】支給品一式、自作爆弾
【思考】
基本:息子たちをサポートする。
0:襲いかかってきたマーダー集団(ホワイトベース)を撃退する
1:主催者について調べる
2:できれば九州ロボを取り戻したい
※九州ロボの制作を提案した人物がいるようです
※カオスロワちゃんねるにより、危険人物扱いのレッテルを貼られました
※砲撃によりノートPCは全壊しました

【ルドル・フォン・シュトロハイム@ジョジョの奇妙な冒険】
【状態】ダメージ(小)、首輪解除
【装備】なし
【道具】支給品一式、不明
【思考】
基本:主催共に一泡吹かせる
0:マーダー集団を駆逐する、雷電を倒す
1:祐一郎達と行動する

【野比のび太@ドラえもん】
【状態】健康、首輪解除、怒り、バスターガンダムに搭乗中
【装備】バスターガンダム@機動戦士ガンダムSEED、龍星座の紫龍@聖闘士星矢、
【道具】支給品一式、ボーリングの玉@現実、キン肉マンのコミックス全巻@現実
【思考】
基本:生き残る、できる限り祐一郎さんたちを手伝う
0:戦わなければ死人が出るぞぉ!!  デュエルガンダムを倒す
1:ドラえもんを探す
※ミノフスキー粒子の影響で通信がしづらくなっています
※デュエルガンダムのパイロットが出来杉だと気づいてません

【ダイアー@ジョジョの奇妙な冒険】
【状態】割と小ダメージ、首輪解除
【装備】イカ墨とパスタ@現実
【道具】支給品一式、その他不明
【思考】基本:主催を倒す
0:マーダー集団を打ち倒す、ザンキを倒す
1:ディオとかいう奴も倒す
2:アドラー達と行動する。

【アドラー@エヌアイン完全世界】
【状態】それなりに小ダメージ、首輪解除
【装備】電光機関@エヌアイン完全世界、四次元ポケット(中身入り)@ドラえもん
【道具】支給品一式、その他不明
【思考】基本:ダイアー達と行動する
0:俺は……アドラー……えもん
1:とりあえずマーダー集団を撃破する、デッドプールを倒す

【翔鶴@艦これ】
【状態】損傷軽微
【装備】彩雲、紫電改二、流星改、 零式艦戦62型
【道具】なし
【思考】
基本:提督(祐一郎)に従う
1:マーダー集団を殲滅する、テッカマンブレードを倒す

【ザ・テリーマン@キン肉マン 死亡確認】

311 希望の方舟と絶望の戦場 :2014/02/05(水) 00:21:04 ID:2SLvrujI0
【ホワイトベース】

【十神白夜@ダンガンロンパ 希望の学園と絶望の高校生】
【状態】健康、艦長ポジション
【装備】ホワイトベース@機動戦士ガンダム
【道具】支給品一式、腐川冬子@ダンガンロンパ 希望の学園と絶望の高校生
【思考】
基本:愚民たち(対主催)を従えて十神家繁栄の邪魔になる主催を倒す。
1:祐一郎一行を殲滅する
2:その後は北上してマーダー掃討、対主催を集める

【アイギス@ペルソナ3】
【状態】健康、ホワイトベースと接続、右舷担当
【装備】超磁鋼レールガン@ペルソナ3
【道具】支給品一式、その他不明
【思考】
1:十神たちについていき、殺し合いを破壊する
2:殺し合いを破壊して平和になったらSEESと合流する

【ホライゾン・アリアダスト@境界線上のホライゾン】
【状態】健康 、ホワイトベースと接続、左舷担当
【装備】悲嘆の怠惰@境界線上のホライゾン、拒絶の強欲@境界線上のホライゾン、憤怒の閃撃@境界線上のホライゾン
【道具】支給品一式、その他不明
【思考】
1:十神たちについていき、殺し合いを破壊する
2:殺し合いが破壊されてからトーリたちと合流する

【Dボゥイ@宇宙の騎士テッカマンブレード】
【状態】ダメージ(小)、テッカマンに変身
【装備】テッククリスタル
【道具】支給品一式、その他不明
【思考】
基本:仲間と共に主催者たちを倒す
0:祐一郎たちを倒す、翔鶴を倒す
1:変身したからまた服がなくなるな……

【財津原蔵王丸(ザンキ)@仮面ライダー響鬼】
【状態】斬鬼に変身
【装備】音錠、烈斬
【道具】支給品一式、その他不明
【思考】
基本:仲間と共に主催者たちを倒す
0:祐一郎たちを倒す、ダイアーを倒す
1:変身したからまた裸になるな……

【雷電@METAL GEAR RISING】
【状態】健康
【装備】高周波ブレード
【道具】支給品一式、 その他不明
【思考】
基本:仲間と共に主催者たちを倒す
0:祐一郎たちを倒す、シュトロハイムを倒す
1:ローズマリーやスネークの安否が心配

【デッドプール@DEADPOOL】
【状態】健康、狂気(デフォルト)
【装備】自動拳銃×2
【道具】支給品一式、その他不明
【思考】
基本:主催やマーダーを殺して十神から金をもらう
1:祐一郎たちを倒す、アドラーえもんを殺す
2:こいつら実はマーダーじゃなかったりして……そんなわけねーかwwwww

【出来杉英才@ドラえもん】
【状態】健康、怒り、デュエルガンダム(小ダメージ)に搭乗
【装備】デュエルガンダム@機動戦士ガンダムSEED
【道具】支給品一式、その他不明
【思考】
基本:仲間と共に主催者たちを倒す
0:祐一郎たちを倒す、バスターガンダムを倒す
1:よくも仲間を!
2:のび太くんたちは大丈夫かな?
※ミノフスキー粒子の影響で通信がしづらくなっています
※バスターガンダムのパイロットがのび太だと気づいていません

【ミゲル・アイマン@機動戦士ガンダムSEED 死亡確認】
【山城上総@トータル・イクリプス 死亡確認】
【アイアンハイド@戦え! 超生命体トランスフォーマー 死亡確認】
【PJ@ACE COMBAT ZERO 死亡確認】
【泉 研@チャージマン研! 死亡確認】

312 混沌な名無しさん :2014/02/05(水) 01:11:30 ID:O1dcSsGw0
研が他人を庇った……だと?
あのキチガイが……これもテラカオス化の影響なのか

313 そのための凶刃 :2014/02/05(水) 01:45:55 ID:mM9O67420
魂の裁断者が翼たちと交戦していた頃、アイスシザースは別の侵入者と交戦していた。
だがその侵入者の戦い方はアイスシザースを内心苛立たせた。
というのも侵入してきた人間は自分を見るや否や懐からボールのようなものを投げた。
すると、中から全身に殻を纏った魔物が姿を現したのだ。
そして人間が魔物に命令して戦わせてきたのだ。

(絶対に許さん…)

アイスシザースは激怒した。
魔物を従わせて自分の代わりに奴隷の如く戦わせ、自分は安全圏で指示を出すという行為に。
しかもその従わせているモンスターは自分と同じく氷系のモンスターであった。
もう一度言うがアイスシザースは激怒した。必ずやこの卑劣な人間を切り刻んでやると。

が、アイスシザースの思う通りにはいかなかった。
まず素早さはこっちが圧倒的に上なので攻撃はくらわないし攻撃を当てるのも容易い。
だが殻の魔物は防御力が異様に高く自分の鎌による攻撃があまり効かないのだ。
人間の使う様々なアイテムのサポートもあってか言ってしまえばgdgdな泥試合。
本当は人間を先に倒して魔物を人の支配から解き放ってやりたかったが残念なことにそんな余裕はないようだ。
死を持って解放するしかないかもしれない。

(骨竜が未だに来ないのは別の侵入者と戦っているのか?
 クソッ…それにしてもデスマンティスの奴はどこ行ったんだ?勝手に行動しやがって)

デスマンティスは自分と同じく蟷螂系統のモンスター。
ここでいうデスマンティスは雑魚敵ではなく世界樹4出身のFOEなので立場は自分と同じくらいだ。
やはり同じく蟷螂系統だけあって交流はそれなりにあったのだ。
三度の飯より殺戮が大好きな困った奴だったが。
…あのスキルだけは強制発動だから仕方ない。
ともかく決定打がない以上援軍が来るまで時間稼ぎしかないだろう。
そのときだった。

「ウオォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォ!!!!」

聞き覚えのない咆哮が響き渡る。
咆哮といえば木の下の大王だが明らかにそれとは違うものだ。
自分達の軍ではないようだが殻の魔物を使役している人間とも関係ないようで、人間もこの咆哮に驚いていた。
アイスシザースは上に見ると、夜空の中で一際輝く黄金の光があった。
その黄金の光は電撃のようなものを纏うと…殻の魔物に向かって回転しながら急降下。
その一撃をくらった殻の魔物は大きく吹っ飛び倒れた。
突然の出来事に唖然とするアイスシザース。

「まさか横合いからいきなりくらったとはいえここまでダメージを受けるとはね。
 やっぱり気合のタスキを持たせて正解だったよ」

殻の魔物は全身ボロボロになりながらも立ち上がっている。
人間の言う気合のタスキとやらのせいなのだろうか。
殻の魔物は瀕死寸前のようだが何故だかアイスシザースは嫌な予感しかしなかった。
下手をするとここで自分がやられるんじゃないかというような…。
人間は余裕の笑みで殻の魔物に指示を飛ばす。

「よし、パルシェン!からをやぶ…」

が、途中で指示が途切れた。
何故なら殻の魔物…パルシェンは白い刃によってその身を貫かれていたからだ。
白い刃の持ち主はアイスシザースのよく知っているデスマンティスだった。
パルシェンに止めを刺したデスマンティスは殻の中身をバリバリムシャムシャと咀嚼した。
中身を完全に喰ったデスマンティスはパルシェンの残された殻を乱雑に捨てる。

「ひぃっ…!」

パルシェンを倒された人間は逃走を試みる。
が、アイスシザースがそれを逃すはずがなく凍土の大鎌でその命を刈り取ったのだった。

【パルシェン@ポケットモンスター 死亡確認】
死因:仕留めの一刃
【エリートトレーナー♂@ポケットモンスター 死亡確認】
死因:凍土の大鎌

314 混沌な名無しさん :2014/02/05(水) 01:49:31 ID:mM9O67420
※ここからはモンスター同士の会話なので人間には言葉で聞こえていません

「不味いな…ゲテモノは美味いと相場が決まってるもんだが」
「おい」
「よう、アイスシザース。あぶねぇとこだったな」
「ようじゃないだろこの野郎。今までどこほっつき歩いてたんだ?」

デスマンティスがヘラヘラした態度で話しかける。
その態度に対してアイスシザースは苛立ち半分と心配して損したという感情半分で答える。

「決まってんだろ?外の人間をぶっ殺してたんだよ」
「お前な…使命を忘れたのか?新しい住処を守ることだろうが」
「ほんっとお前頭固いのな。外の人間をぶち殺せばぶち殺すほど外の戦力を減らせる。いわばここを守ることに繋がるだろ?」
「チッ、ああ言えばこう言いやがる。とにかくそこの人間の死体はお前が処理しとけよ。…魔物のほうは殻だけでも手厚く葬っておこう」
「へいへい…丁度口直しもしたいしな。そういや俺新しい仲間を連れてきたんだわ。おい、ラージャン」

アイスシザースはハッとする。
あの時殻の魔物パルシェンを強烈な一撃でノックアウトしたあれは何なのだ?
それに関係するものなのか?

「何だぁ…?」

姿を現したのは人間だった。まず目に付くのは天に向かって獅子の如く逆立つ金色の髪。
いや、人に見えるが何かおかしい。人のものとは思えない屈強な肉体。
それに頭部には鬼のような角が二本生えている。そして千切れたような尻尾もついている。
まるで人と魔物が中途半端に混ざり合ってるようなかんじだ。

「おい、こいつ人間なのか?」
「出身地は違うけど俺らと同じ魔物だぜ。なんだか配られてた擬人化パッチで奴でこうなっちまったらしいんだわ。しかもパッチは外せないときた」
「それで人間みたいな姿にされたってわけか。可哀想にな」
「俺をこんな姿にしやがって…主催めぇSATSUGAIしてやるぅぅ」
「分かったから気を静めろ、な?ラージャンって言ったな。とりあえずまずは他の奴らに挨拶して回ろうか。仕事の説明もしなきゃならんし」
「はい…」

デスマンティスの単独行動は褒められたものではないが、結果的にはOKだろう。
だがアイスシザースは疑問に思った。
先ほどパルシェンを瀕死寸前まで追い詰めたあの戦闘能力、かなりのものだ。
はっきりと分かる。自分やデスマンティスよりも強いだろう。他のFOE連中でも勝てるかどうか…。
そんな魔物をどうやってデスマンティスは仲間にしたのだろうか?
まぁ、考えても仕方ないだろうとアイスシザースは考えるのをやめて戦力が増えることを素直に喜ぶことにした。

【一日目・18時/日本・東京都庁付近】

【アイスシザース@新・世界樹の迷宮 ミレニアムの少女】
【状態】極小ダメージ
【装備】無し
【道具】ちりとり、支給品一式
【思考】
基本:都庁を住処にしたモンスター達で協力して生き残る
1:デスマンティスと共にラージャンを案内する
2:パルシェンを埋葬する

だがアイスシザースは気づかなかった。後ろでデスマンティスが不気味な笑みを浮かべていることに。

(悪ぃなアイスシザース。そして都庁の皆。俺にとっては世界樹よりクラウザーさんのほうが大事なんだ。
俺はクラウザーさんの歌のおかげで味方も自動的に殺しちまう仕留めの一刃を喜んで奮うことができるようになったんだぜ?
そして上の連中はいつか都庁軍もSATSUGAI対象にすると言っていた…。だから魔物勢である俺とラージャンがその時まで都庁に潜伏しろとな)

それ以上の指示は受けていないが要するに狂信者が都庁に進撃した時に裏切れということなのだろう。
たった二名でもここぞという時のタイミングでの裏切りは大打撃となりうる。それで勝敗が決してしまうレベルで。

(いいぜぇ、その時になったら俺は元の仲間でさえも笑ってSATSUGAIしてやるよ…。クラウザーさんのためだからな)

白い死神と黄金の暴力は殺意を静かに研ぐ。いずれ来るクラウザーのための聖戦(ジハード)の時まで。

【デスマンティス@世界樹の迷宮4】
【状態】健康
【装備】無し
【道具】支給品一式
【思考】
基本:SATSUGAI
1:しばらくは都庁軍に潜伏
2:パルシェンが不味かったのでエリートトレーナーで口直しする

【ラージャン@モンスターハンター4】
【状態】健康、ギルクエレベル100、擬人化
【装備】擬人化パッチ
【道具】支給品一式
【思考】
基本:SATSUGAIし尽くすだけだぁ!
1:しばらくは都庁軍に潜伏
2:都庁の仕事を覚える

315 混沌な名無しさん :2014/02/05(水) 01:51:54 ID:mM9O67420
おっとアカン、時間を【一日目・20時/日本・東京都庁付近】に訂正してくれ

316 ただのこじつけだ! 気にするな!! :2014/02/05(水) 02:36:30 ID:E7UmmWG60

「しかし、だ。蒼き竜よ」
「どうした?」
「我が知っている限り、テニスボールはテニスをするためのものであってだな。
 材質からして、途中で燃え尽きるのではなかろうか?」
「確かに一理ある……情報が操作された可能性か?」

 走りながら、会話する。
 移動時間がもったいないのだ。
 でなければ、約1時間で山形県から福井県間の約440.0kmを走破することは出来ないのだ。

 ここでとある疑問が生まれる。

 Q.二人の移動速度速すぎじゃね?

 単純な時速で表せば驚きの時速440km/h(世界最速の鉄道とされるTGVでも最高時速320km/h)である。
 途中、噂を聴いたり、ガーゴイル達と戦ったりしていたらもっと速くなる。
 ちなみに東京〜四国間を3時間で突っ走ろうとしている最中の拳王電車の速度は。
 最東端である徳島に行くとしても平均速度約時速170㎞/hほどである。
 彼らはほぼバグキャラということが周りから認知されているのでセーフらしい。
 だが、当の飛竜とハクメンの二人はどうだろうか?
 モブを地の文で大量に殺害したり、オスプレイを一撃撃墜したり、蟲組瞬殺等はした。
 確かに二人は尋常ならざる強さを持っているが、バグキャラの域ではない。 
 使っているのは己の技術だけであるのだから。

 ……本題に戻る。これでは二人の移動速度が【お前ら人間じゃねぇ!!】レベルである。
 乗り物もロボットも支給されていない彼らであるが、ならば、何故こんなにも移動が速いのか?

 答えは簡単だ。

 A.ハクメンさんが斬魔・鳴神を用いて刻を斬っているから、セーフ

 以上。(詳しくはブレイブルーをレッツプレイ!)

「所謂、相対性理論という奴だ」
「……そうか」

 多分、違う。

【一日目・19時40分/日本・石川県】

【飛竜@ストライダー飛竜】
【状態】健康
【装備】光剣サイファー@ストライダー飛竜 クナイ、各種オプション
【道具】支給品一式 
【思考】基本:主催を抹殺する
1:ハクメンと共に主催陣営及び『悪』を殲滅する
2:まだ主催以外の参加者が残っている九州ロボをテニスボールで攻撃した者を抹殺する。
※2014年2月22日発売予定の新作『ストライダー飛竜』の技が使えます。

【ハクメン@BLAZBLUE】
【状態】健康
【装備】斬魔・鳴神
【道具】支給品一式
【思考】基本:『悪』を滅する
1:飛竜と協力して、主催及び世界に災いをもたらす者を『刈り取る』
2:まだ主催以外の参加者が残っている九州ロボをテニスボールで攻撃した者を抹殺する。
※ヒートゲージ等の状態は次の書き手に任せます。

317 あんなデカイのが死んだら嫌でも目立つよね :2014/02/05(水) 08:25:05 ID:.z86dywoO
サキエルの焼肉を食べていたガウスが見えない打撃に殴り殺される。
それに気付いた◆02GOODMe2.が慌てて銃片手に周囲を警戒し、太った少女を見つけた所で見えない打撃の餌食となった。
彼等はサキエルを殺した所までは良かったが、死体で焼肉をしたのが失敗だった。
サキエルが倒れた事で参加者がその場を注目していたのに移動しなかった為、それに注目していたマーダーがやってきたのだ。
彼等を殺したマーダーはもといた埼玉へと歩き始めた。

【一日目・20時30分/長野県・埼玉との県境付近】

【剛田ジャイ子@ドラえもん】
【状態】覚醒、狂気
【装備】スタンド『ジャイアン×4』
【道具】支給品一式
【思考】基本:他の参加者を殺して生き残る
1:お兄ちゃん達がいっぱいお兄ちゃん達がいっぱいお兄ちゃん達がいっぱいお兄ちゃん達がいっぱいお兄ちゃん達がいっぱい
  お兄ちゃん達がいっぱいお兄ちゃん達がいっぱいお兄ちゃん達がいっぱいお兄ちゃん達がいっぱいお兄ちゃん達がいっぱい
  お兄ちゃん達がいっぱいお兄ちゃん達がいっぱいお兄ちゃん達がいっぱいお兄ちゃん達がいっぱいお兄ちゃん達がいっぱい
  お兄ちゃん達がいっぱいお兄ちゃん達がいっぱいお兄ちゃん達がいっぱいお兄ちゃん達がいっぱいお兄ちゃん達がいっぱい
  お兄ちゃん達がいっぱいお兄ちゃん達がいっぱいお兄ちゃん達がいっぱいお兄ちゃん達がいっぱいお兄ちゃん達がいっぱい
  お兄ちゃん達がいっぱいお兄ちゃん達がいっぱいお兄ちゃん達がいっぱいお兄ちゃん達がいっぱいお兄ちゃん達がいっぱい
  お兄ちゃん達がいっぱいお兄ちゃん達がいっぱいお兄ちゃん達がいっぱいお兄ちゃん達がいっぱいお兄ちゃん達がいっぱい
2:殺される前に全員殺す

【カール・フリードリヒ・ガウス@現実? 】
【◆02GOODMe2.@現実? 死亡確認】

318 混沌な名無しさん :2014/02/05(水) 08:32:04 ID:.z86dywoO
悪い、ガウスの死亡確認を書き忘れてた。

319 This Is Done With Great Ease Vulgar Act :2014/02/05(水) 17:15:42 ID:zkt2waEE0
グンマーの民の集落へ彼女がやってきた。
レンを発見した彼女は、手を振る。

発見したレンは一直線に剣を構え走る。
だがその動きが欠点。

パララララ!

レンは殺された。

「マーダーは…殺す…」

前田敦子。彼女が殺したのである。

【一日目・20時55分/群馬県・グンマーの民の集落】

【前田敦子@AKB48】
【状態】通常
【装備】M240B@アメリカ軍
【道具】支給品一式
【思考】
基本:マーダーは殺す
1:対主催とは仲良くしたい

【鏡音レン@VOCALOID 死亡確認】

320 天の海 :2014/02/05(水) 18:49:09 ID:psdtp9a20
 カイザの日を祝い終えた草加は、友とさえ呼べる愛車のサイドバッシャーで埼玉県をツーリングしていた。
すると、ごつい装甲に覆われた仮面ライダーが若い女性を射殺しているのを発見。
対主催でもある彼は早速カイザに変身し、サイドバッシャーをバトルモードと呼ばれるロボット形態に変形させた。

「あら、私の僕になる気はないのね」

 ごつい装甲に覆われた仮面ライダーこと仮面ライダーカブト・マスクドフォームから聞こえてきたのは異様に威圧感のある少女の声だった。
その異様さに危険なものを感じた草加は、言い返さずにサイドバッシャーに装備された六連装ミサイル砲“エグザップバスター”を一斉掃射。
カブトも、カブトクナイガンからイオンビームを放つアバランチシュートを放ち、両者共に爆炎に包まれた。

「くっ……俺のサイドバッシャーを、よくもこんな姿に……」

 サイドバッシャーはアバランチシュートが直撃して下半身を構成するサイドカー“二ーラーシャトル”を破壊されてしまっていた。
敵には勝ったとはいえ相棒の無残な姿に悲痛な声を出す草加だが、悲劇はこれからだった。
カブトを包んでいた爆炎からカブトムシのような角が生えた赤い仮面ライダー、つまりライダーフォームとなったカブトが飛び出してきたのだ。
それも、ライダーキックをしている状態で。

「!?!?!?」

 草加は、エグザップバスターが全弾命中しても相手が戦闘可能な状態だった事に驚いてしまい、動けなかった。
実際の所、カブトはエグザップバスターが直撃する寸前にキャストオフする事で、パージした装甲を盾にして難を逃れただけだったりするのだが草加がそれを知る訳が無かった。
そして、カブトのライダーキックが草加……ではなく彼が乗っていたサイドバッシャーに直撃し、サイドバッシャーは完膚なきまでに破壊されてしまった。

「ぐはっ……さ、サイドバッシャー……がふっ!?」

 サイドバッシャーの爆発で吹き飛ばされたものの、どうにか受け身を取った草加。
しかし、彼にカブトの強烈なアッパーが決まり、その一撃だけで草加は大きく吹き飛ばされ、地に伏せた。

「私は天の海を往き、春を香らせる者……天海春香」

 カブトに変身していたのは765プロのアイドル、天海春香。
同じ事務所のアイドルが次々と死んでいくのを放送で聞いて悲しみに暮れた彼女は、もともとの素質もありテラカオス化が進行して超人的な身体能力を手に入れていた。
それだけなら今回のカオスロワで良くあるケースだったのだが、彼女の支給品であるカブトゼクターとライダーベルトが思わぬ事態を引き起こしていた。
(テラカオス化の進行により)超人的な身体能力を得た彼女が変身したカブトは、カタログスペックを遥かに上回る身体能力を持ってしまっていたのだ。
それ故、同じ仮面ライダーであるカイザをアッパー一発で吹き飛ばす事も、今のカブトには容易な事だった。

「さあ、畏れ、平伏し、崇め奉りなさい!!」
「俺のサイドバッシャーを……何!?」

 どうにか起き上がった草加に対し、春香は跳躍して空中から攻撃しようとする。
しかし、草加は必殺技であるカイザスラッシュの準備を終え、カイザブレイガンからマーカーを発射する。
だが、マーカーで拘束されるはずだった春香は、マーカーの拘束を圧倒的な力で強引に破ってアバランチスラッシュを放つ。
そして、アバランチスラッシュとカイザスラッシュ、二つの斬撃がぶつかり合い、カイザブレイガンが弾き飛ばされた。

「フフフ、跪きなさい」

 春香はクロックアップを発動し、素手での連続攻撃を叩き込み、そのまま殴り飛ばす。
そして、クロックアップを解除した春香のライダーキックがベルトごと草加の身体を粉砕した。

「待ってなさい愚民どもよ。この救い様の無い世界……私が支配してあげる」

 変身を解除し、笑みを浮かべる春香の目から一筋の涙が零れ落ちた。


【一日目・19時45分/日本・埼玉県】

【天海春香@アイドルマスター】
【状態】健康、テラカオス化進行中、それにより春閣下化
【装備】カブトゼクター&ライダーベルト@仮面ライダーカブト
【道具】支給品一式
【思考】基本:この救いようのない世界を征服し、絶対的な支配者となる。
1:傘下に入らぬ者は殺す
2:765プロの皆の死に深い悲しみと怒り
3:天の海を往き、春を香らせる

【柊かがみ@らき☆すた(大学生編) 死亡確認】
死因:カブトクナイガンによる射殺
※なのはとユーノが出会ったかがみとは別人です。

【草加雅人@仮面ライダー555 死亡確認】
死因:ライダーキック

321 混沌な名無しさん :2014/02/05(水) 20:21:09 ID:zkt2waEE0
This Is Done With Great Ease Vulgar Act
>>319
【一日目・20時55分/群馬県・グンマーの民の集落】を
【一日目・19時/群馬県・グンマーの民の集落】
に修正します。

322 ほぼ丸パクリでごめんなさい :2014/02/05(水) 20:47:23 ID:mM9O67420
「なんだ、ここは?」

名古屋にある民家の一室そこにしまむらの服を身にまとった男がいた
その男がなぜ自分がここにいるのか理解できなかった

(なぜ、私がここにいやその前に私はいったい?)

その男は自分の記憶をなくしていた
なぜだかはわからない

「とりあえずエロ画像でも漁るかwwwwうぇwwwwネットの世界にダーイブwwww」

かつてここと似た世界で大暴れした存在がいたその存在とここにいる男は似ていなかった
その男の名前はテラカスまるでカスのような存在だ

【一日目・20時00分/日本・名古屋 民家】

【テラカス@カオスロワ】
【状態】健康、記憶喪失
【装備】しまむらの服
【道具】支給品一式 自宅のPC
【思考】
1:私はいったい?
2:ここはどこだ?
3:そんなことよりオ○ニーだ

323 グンマーに入った所で首輪は…… :2014/02/06(木) 00:18:03 ID:yON2ni3YO
ネウロ達が遺跡の最深部に辿り着くと、そこには中から突き破られた巨大蟲の死骸があった。

「どうやら、この遺跡は世界樹の成れの果てを封印していたものだったらしいな」
「最も、封印が弱まってたらしく、此処には世界樹の成れの果てを封じてたらしい蟲だったものしか残ってませんが……」

遺跡を探索して解った事を纏めるネウロと赤屍。
彼等の予想通りこの遺跡には歪みし豊穣の神樹が封印されていたが結局脱出されていた。
最も、神樹はとあるジムリーダーのポケモンになっていたりする。

「そう言えば、首輪の機能が停止しているなら解除出来るだろうし外さないか?」

全員首輪を窮屈に感じていたので、そのアーカードの提案に二人共賛成し、三人は首輪を外そうとして、首輪の爆発で死んだ。
実は、グンマーでも首輪が外れそうになったら爆発する機能だけは動いてたのだ。

【一日目・20時00分/群馬県・グンマーの遺跡最深部】

【脳噛ネウロ@魔人探偵脳噛ネウロ 死亡確認】
【アーカード@HELLSING 死亡確認】
【赤屍蔵人@GetBackers-奪還屋- 死亡確認】

324 混沌な名無しさん :2014/02/06(木) 12:08:26 ID:letrfki.0
オ○ニーしてたテラカスは、あっさりと大尉に絞殺されました。

【一日目・20時05分/日本・名古屋 民家】

【大尉@HELLSING】
【状態】健康
【装備】PET(ビーストマン入り)、シンクロチップ@アニメ版ロックマンエグゼシリーズ
【道具】支給品一式×5、モーゼルM712@HELLSING、14年式コスモガン@宇宙戦艦ヤマト2199、エアーガン@科学忍者隊ガッチャマン
【思考】基本:五大幹部の命令に従う
1:これがネットバトルの力か……
2:とりあえず、ジョーカー参加者として動く
3:ネットバトルの練習も忘れない

【ビーストマン@ロックマンエグゼ3】
【状態】HP満タン
【装備】なし
【道具】なし
【思考】基本:PET所有者である大尉に従う
1:主催の一員として動く
※PETの中にいます

【テラカス@カオスロワ 死亡確認】

325 深まる結束と新たな出会い :2014/02/06(木) 23:46:42 ID:LiADd8lI0
なんとかクラウディウスの追撃を振り切った八神はやて一行は新潟県に居た。
しかしはやての表情は暗かった。

『早く逃げろ!あんまりもたねえ!』

はやての脳裏をよぎるのは、自分達を救ってくれた男性の声。
彼の機体が破壊されるのを見ながら何も出来なかった自分に苛立ちを感じていたのだ。
すると、はやての華奢な肩が優しく叩かれた。

「マミゾウさん…?」

マミゾウは何も言わず、優しくはやての顔を見つめている。
彼女のデイパックの中のウルトラマンタロウも同じ。
二人の顔をみただけで、はやては二人の心を感じ取った。
マミゾウもウルトラマンタロウも、あの男性の死に心を痛めている。
だが、彼の意思を無駄にしない為にも、自分達がしっかりしなければ。

3人は目線を交わし頷きあう事で、さらに結束を強め決意を新たにした。




人が多く集まる場所である東京へと移動を開始してから、数時間がたったとき。
3人は近くに何者かの気配を感じ立ち止まる。

「これは…、妖怪の気配じゃな。それも相当の実力者じゃ。」

マミゾウの言葉に警戒を強める一同。
だが、拍子抜けと言うか、出てきたのはひょうきんな老人と着物を着た青年だった。

「おや、お嬢さん。たぬきの格好とはおしゃれじゃの。」
「おお、このセンスがわかるんか?」
「…はやてよ。そんな事をいっとる場合か。」
「…くだらん」

なぜかお洒落の話で意気投合するはやてと老人。
それを見て少し呆れているのは2人の妖怪。
こうして、はやて達とブリーフ博士達は出会った。

世界最高クラスの科学者と、強大な力を持った妖怪。
彼らとの出会いははやて達に何をもたらすのだろうか。

326 深まる結束と新たな出会い :2014/02/06(木) 23:52:46 ID:LiADd8lI0
【一日目・19時55分/新潟県】

【八神はやて@魔法戦記リリカルなのはForce】
【状態】健康、タヌキはやて、
【装備】シュベルトクロイツ@魔法少女リリカルなのは、
タヌキスーツ@スーパーマリオシリーズ
【道具】基本支給品一式、夜天の書@魔法少女リリカルなのは
【思考】基本:殺し合いを止める
1:ブリーフ博士達と接触
2:殺し合いを打破するため仲間を集める
3:大陸沈没の謎を探る
4:死んだ仲間(フェイト)や赤い翼のMSのパイロットの為にも主催を倒す
5:それにしてもこのスーツ、実に馴染むで!
※主催側が大災害について何か関与していると考えています(細かい部分は分かっていません)
※九州ロボが1,2日後に墜落する事を知りました。
※PSP版の技も使えます。

【二ッ岩マミゾウ@東方project】
【状態】健康
【装備】なし
【道具】基本支給品一式、ギンガスパーク@ウルトラマンギンガ、
スパークドールズ(ザラブ星人、ババルウ星人、ダークガルベロス)
【思考】基本:殺し合いを止める
1:ブリーフ博士達と接触
2:殺し合いを打破するため仲間を集める
3:大陸沈没の謎を探る
4:そういえば、TC計測値とは一体……
※主催側が大災害について何か関与していると考えています(細かい部分は分かっていません)
※九州ロボが1,2日後に墜落する事を知りました。

【ウルトラマンタロウ(SD)@ウルトラマンギンガ】
【状態】健康、スパークドールズ状態、マミゾウのデイパックの中
【装備】なし
【道具】基本支給品一式
【思考】基本:殺し合いを止める
1:ブリーフ博士達と接触
2:殺し合いを止めるため仲間を集める



【ブリーフ博士@ドラゴンボール】
【状態】健康
【装備】なし
【道具】基本支給品一式 、不明支給品
【思考】基本:対主催
1:はやて達と接触

【殺生丸@犬夜叉】
【状態】健康
【装備】なし
【道具】基本支給品一式 、不明支給品
【思考】基本:対主催
1:はやて達と接触

327 覚醒 :2014/02/07(金) 01:46:44 ID:shKzoDQU0
 ジバン達は、都庁の軍勢よりも派手に暴れまわっているDMC狂信者に目標を変更してビックサイトに向かう途中、マーダーのグループを発見した。
ロボットモードの肩部ミサイルポッドの一斉掃射でモブキャラ達を虐殺するビッグコンボイに、その攻撃からどうにか生き延びた男に冷凍ガスを浴びせるマンモス怪人。
ビッグ・タスク・ドリルで赤毛の男の心臓を貫くマンモスマンに、マグロで彼等を釣って参加者の殺害を命じて自分の手を汚さずに生き残ろうとするオツベル。
ジバン達がそんな奴等を見逃す訳がなく、戦闘が始まったのだ。

「対バイオロン法第9条、機動刑事ジバンは、あらゆる生命体の平和を破壊する者を、自らの判断で抹殺することができる!」
「迂闊だな、ビッグキャノン……何!?」

 ジバンの前口上の間にビッグキャノンの発射準備を終え、それを発射しようとしたビッグコンボイだが、ビッグキャノンはいきなりペラペラの紙みたいになってしまっていた。
空蝉丸が、戦闘開始直前にぷちどる達から受け取っていた3つの獣電池のうちの一つ“トペランダ”の力でビッグキャノンをペラペラにしたのだ。

「だが、惜しかったな」

 ビッグコンボイはそのまま脚部に内蔵されたマンモスハーケンを発射した。
2発のマンモスハーケンを身体で受け止めたのは、まこちーのモンスターボールから出てきたダゲキと、ちひゃーのデイパックから飛び出した大盾忍だった。
彼等は主の命令を待たず、主とその仲間を護る為にその命を散らしたのだ。
その死に報いるべく闘志を燃やし、ジバン、キルコ、空蝉丸は駆け出した。

「ろ、六人に、分身しただと!?」
「馬鹿な……ゴルゴム最強の怪人が……こんな小娘に……」
「攻撃が、当たらない……だと……!?」

 変身せずにフタバインの獣電池を使って6人に分身した空蝉丸が、マンモスマンを圧倒する。
トンファーブレイドを振るうキルコが、マンモス怪人に一方的に手傷を負わせる。
マンモストンファーによる攻撃をかわしつつ、ジバンが次々とビッグコンボイにダメージを与えていく
そして、弱った相手に、3人が止めの一撃を放つ。

「これで、止めでござる!!」
「キルコストーム!!」
「エネルギーチャージ、オートデリンガー・ファイナルキャノン!!」

 空蝉丸とその分身達による六連続の斬撃が、マンモスマンを切り刻む。
キルコの起こした竜巻が、マンモス怪人を飲み込んで爆散させる。
ジバンの必殺の砲撃が、ビッグコンボイを貫き、彼を撃破する。
その光景と絶望的な状況にオツベルは呆然と佇み、上から振ってきたものに潰された。

「かっかー!」

 それは、何故か巨大化したはるかさんだった。
それに気づいたちひゃーとまこちーが彼女に駆け寄り、はるかさんの右腕がちひゃーを押し潰した。
一瞬にして場の空気が凍りつき、それに構わずはるかさんはまこちーを潰そうとする。
しかし、空蝉丸がとっさにプクプトルの獣電池を使い、まこちーを風船みたいに膨らませて攻撃を防がせた。
そして、弾性力によって跳ねながらジバン達の元に帰ってきて元の姿に戻ったが、その間にはるかさんにも変化が訪れていた。

「アハハハハ……」

 はるかさんのリボンの形状が変化し、顔の上半分が影に覆われ、目が怪しく光り出す……暗黒化とよばれる状態になっていたのだ。
実はこのはるかさん、戦闘中にこっそり新型ナノマシン入りの水を飲んでおり、テラカオス化が一気に進行。
身体能力が大幅に上昇し、巨大化や分裂を自分の意志で制御する能力を手に入れ、ついには暗黒化したのだ。

328 覚醒 :2014/02/07(金) 01:47:12 ID:shKzoDQU0
【一日目・20時15分/東京都・中央区】


【田村直人@機動刑事ジバン】
【状態】健康、強い決意、機動刑事ジバンに変身中
【装備】マクシミリアン、電子手帳、パワーブレイカー、ニードリッカー、オートデリンガー
【道具】支給品一式、ダイダロス
【思考】基本:野田総理を倒して殺し合いを止める
1:これは、どういう事だ!?
2:まゆみちゃんは無事だろうか……
3:東京都庁は後回しにしてビッグサイトに向かう
4:野田総理の本拠地を探す
5:黒幕はバイオロンではなかったが、ためらわず戦う

【音無キルコ@新米婦警キルコさん】
【状態】健康
【装備】トンファーブレイド
【道具】支給品一式
【思考】基本:野田総理を成敗して殺し合いを止める
1:ジバンさんやウッチーさん達と協力して悪党を成敗する
2:ちひゃーちゃん……どうしてこんな事に……!?
3:東京都庁の魔物も気になるが、まずはより多くの被害を出してそうなDMC狂信者を成敗する
4:野田総理の本拠地を探す
5:ハル先輩達、無事かなぁ?

【空蝉丸@獣電戦隊キョウリュウジャー】
【状態】健康
【装備】ガブリチェンジャー、ザンダーサンダー
【道具】支給品一式、獣電池(プテラゴードン×6)、使用済み獣電池(トペランダ、プクプトル、フタバイン)モンスターボール(プテラ)
【思考】基本:野田総理を倒して殺し合いを止める
1:ジバン達に同行する
2:何故はるかさんが!?
3:ビッグサイトに向かう
4:野田総理の本拠地を探す(九州が怪しいと睨んでいる)
5:キング殿達と合流したい

【まこちー@ぷちます!】
【状態】健康、深い悲しみ
【装備】きあいのタスキ
【道具】支給品一式
【思考】基本:まきょー
1:空蝉丸達と行動する
2:真とちひゃー765プロの面々の死に深い悲しみ
3:はるかさんの豹変にショックを受けた
4:襲われたら全力で戦う

【はるかさん@ぷちます!】
【状態】健康、日光を克服、テラカオス化進行中、新型ナノマシン服用、巨大化、暗黒化
【装備】なし
【道具】支給品一式
【思考】基本:アハハハハ……
1:とりあえず殺す
2:おなかがすきました
※テラカオス化の進行により、巨大化と分裂を自分の意志で行えるようになりました。

【モブキャラ@いろいろな作品 死亡確認】
死因:爆殺

【アミバ@北斗の拳 死亡確認】
死因:凍死

【マグニスさま@テイルズオブシンフォニア 死亡確認】
死因:刺殺

【マンモスマン@キン肉マン 死亡確認】
死因:斬殺

【マンモス怪人@仮面ライダーBLACK 死亡確認】
死因:キルコストーム

【ビッグコンボイ@ビーストウォーズネオ 死亡確認】
死因:オートデリンガー・ファイナルキャノン

【オツベル@オツベルと象 死亡確認】
【ちひゃー@ぷちます! 死亡確認】
死因:圧殺

329 異次元から来た怪物を倒せ :2014/02/07(金) 12:45:23 ID:zj00i0h.O
岡山県では、異次元よりノトーリアスDECOが現れ、その存在を危険視した周囲の有力な参加者達が協力して討伐を試みていた。
しかし、ノトーリアスDECO討伐隊のブロントさんが力尽きて踏み潰された為、戦線は崩壊し、流れは一気に傾いた。
バグラモンが体液で溶かされ、マルクが触手に貫かれ、デッキを使い果たした遊戯が喰いちぎられ、エンペラ星人までもがDECOビームの前に倒れた。
しかし、ノトーリアスDECOが受けたダメージも大きく、動きはかなり鈍っていた。
そこで動いたのはノトーリアスDECO討伐隊最後の一人にして最大の切り札、女神イシターだ。
彼女は全ての力を解き放ち、呪いに近い力を源とするノトーリアスDECOを浄化しようとしたのだ。
そして、女神イシターの命と引き換えにノトーリアスDECOは浄化され、消滅した。

【一日目・17時01分/日本・岡山県】

【ブロントさん@ファイナルファンタジーXI 死亡確認】
【バグラモン@デジモンクロスウォーズ 死亡確認】
【マルク@星のカービィシリーズ 死亡確認】
【武藤遊戯@遊戯王 死亡確認】
【エンペラ星人@ウルトラマンメビウス 死亡確認】
【女神イシター@ザ・ナイトメア・オブ・ドルアーガ 不思議のダンジョン 死亡確認】
【ノトーリアスDECO@カオスロワ7期 消滅確認】

330 TCBR10第3回放送 :2014/02/09(日) 15:07:50 ID:b.rniMs.0
ピーンポーンパーンポーン♪

午後9時、バトルロワイアル開始から三度目の定時放送が日本中に響き渡る。
アナウンスを勤めるのは野田総理に代わりダース・ベイダーである。

「幹部のダース・ベイダーだ。
そしてこれから始めるのは定時放送だ。
では死者を読み上げる。

ブロリー、キョン、佐々木、五十嵐まゆみ、三村マサカズ、大竹一樹、ランピー、クロ、天の邪鬼、のび太のパパ、碇ゲンドウ、
鳴滝、オ○マ、コンボイ司令官、名もない新潟県民×10、大勢のモブキャラ×10、ジャギ、ジャギ、シャマル、ドラキー、
メットールV2、地雷蜘蛛、イシツブテ、ヒカりん、クリーパー、骸音シーエ、ファイアバー、黒谷ヤマメ、巨大ネバルー、
動く石像、みみず、おけら、あめんぼ、怪傑ズバット、ブルりん、タケシ、タケシ、策士・諸葛亮孔明、うさみちゃん、ホッシー、
雨生龍之介、素晴らしきヒィッツカラルド、直系の怒鬼、白昼の残月、激動のカワラザキ、眩惑のセルバンテス、命の鐘の十常寺、
大山デカオ、混世魔王・樊瑞、暮れなずむ幽鬼、クルル曹長、平沢唯、泉こなた、にゃんぱいあ、藤崎佑助、ニホンザル、
涼宮ハルヒ、ゴルゴ13、ハスラーワン、IA、キャスパー・ヘクマティアル、バット星人グラシエ、ギャバンブートレグ、
福岡ドームで奴隷にされていた参加者達、シン・アスカ、オーク、ランポス、イャンクック、野比セワシ、マスク・ザ・レッド、
ルーク・スカイウォーカー、DR、万玖波海、北島○介、ポッチャマ、テラ、ヒソカ、海馬瀬人、怪盗キッド、夜神月、
ラインハルト・ハイドリヒ、VIPPER、ドン・観音寺、亞北ネル、スギちゃん、小野妹子、織田敏憲、食蜂操祈、ミラボレアス、
長門有希、未知やすえ、阿倍高和、小嶋元太、山崎烝、ヤザン・ゲーブル、江ノ島盾子、峰岸あやの、その周辺にいた参加者×多数、
根岸崇一、立花響、浜田雅功、グルド、じーさん、孫、リュウ、野比玉子、黄金バット、やらない夫、OVER、戸愚呂兄、ガメラ、
ホメ春香、マスターチーフ、阿紫花英良、きれいなジャイアン、佐倉杏子、高町ヴィヴィオ、葵・トーリ、南部康雄、
コンドルのジョー、ギャオス、斉木楠子、福田康夫、高木社長、ミスティア・ローレライ、野田総理、ゴゴ、松実玄、ベン、
グンマーの民、戸愚呂弟、ところ天の助、ユニコルクス、ヒルゲリラ、蜘蛛男、シードラゴン、ガマギラー、蜂女、ショッカー戦闘員、
死神博士、混沌の騎士、KBSトリオ、間桐雁夜、インセクター羽蛾、間桐桜、ヴァイジャヤ、中邑真輔、佐治雪哉、範馬勇次郎、
多田野数人、博麗霊夢、根来忍、疾風のゲハ、ルシ腐ェル、タケシ、ザフィーラ、キバ、兜甲児、原監督、野比玉子、柊つかさ、
ユニクロン、ガーゴイル、しまっちゃうおじさん、田中、老賢者、692、オタチ、サキエル、ザ・テリーマン、J、アイアンハイド、
山城上総、ミゲル・アイマン、泉研、パルシェン、エリートトレーナー♂、カール・フリードリヒ・ガウス、◆02GOODMe2、
鏡音レン、柊かがみ、草加雅人、脳噛ネウロ、アーカード、赤屍蔵人、テラカス、モブキャラ、アミバ、マグニスさま、マンモスマン、
マンモス怪人、ビッグコンボイ、オツベル、ちひゃー、ブロントさん、バグラモン、マルク、武藤遊戯、エンペラ星人、女神イシター、
ノトーリアスDECO

次は禁止エリアについて発表する。
中国地方全てを10時より禁止エリアとする。
禁止エリアについては、以上だ。
これにて放送を終わりとする」

【ダース・ベイダー@STAR WARS】
【状態】健康
【装備】ライトセーバー@STAR WARS
【道具】支給品一式、その他不明
【思考】
基本:テラカオスを生み出す計画を遂行する
1:計画のために殺し合いを促進させ、計画の邪魔をするものは消す
2:他の幹部と今後について話し合う
3:九州ロボのマキナ化が待ち遠しい

331 混沌な名無しさん :2014/02/09(日) 16:51:10 ID:gIRdJdhQO
放送を聴き、知り合いの名前を呼ばれなかったのに、安心した一人の男が持病の悪化で倒れた。
カオスロワによって病院の機能が停止した今、怪我は兎も角病気の治療なんて出来る訳がなかった。

【一日目・21時05分/日本・新潟県】

【北岡秀一@仮面ライダー龍騎 死亡確認】

332 魔女のハートを奮わせろ! :2014/02/10(月) 00:58:24 ID:NExCvSxQ0
 フレクザィードとカヲルを仲間にした熱気バサラ達は、グンマーの上空でグンマーの民を弔う為の歌を歌っていた。
第三回放送時に丁度グンマーの上空にいた彼等は、偉大なる赤竜からグンマーの民の事を(バサラはカヲルによる通訳で)知っており、此処に居ない赤竜の仲間の分も弔う事にしたのだ。
そして、歌い終えた彼等が見たのは、グンマー付近にある都市がそれまで全く予兆が無かったのにも拘らず、嵐に包まれている光景だった。

 群馬県見滝原市では、ワルプルギスの夜が出現して嵐が吹き荒れていた。
その圧倒的な力はビルを次々と破壊していき、死亡リストにも載らないようなモブ参加者を殺していき、今また銃を持った女性が飛んできた瓦礫に潰された。
それと戦うはずだった魔法少女も不在という状況の中、バサラ達が駆け付けた。

「何て絶望に満ちた魂なんだ……バサラ、思いっきり歌うんだ」
「ああ、嵐の中でも、俺の歌を聴け!!」

 それに合わせて守りは任せろとばかりに二体の火竜が咆哮を上げ、バサラのギターと道中で調達したカヲルのキーボードが鳴り響く。
狂った笑い声を上げる強大な魔女と使い魔を客とした、バサラのコンサートの始まりだ。

「SOMEDAY 星に変わる ハートと引き換えに」

 嵐の中でもはっきりと聞こえるバサラの歌が始まった。
フレクザィードの支給品だった歌エネルギー変換システムを装備したバサラは、それにより赤い光を放っていた。

「深い 闇の向こう いかせてくれ」

 歌を聴いたワルプルギスの夜の笑い声が収まっていく。
しかし、そこからの展開は今回は今までとは違った。

「ないものねだりだって 構わないから」

 ワルプルギスの夜の使い魔が消えていき、ワルプルギスの夜自身も苦しみ始めたのだ。
バサラの心に少しだけ戸惑いが生まれるが……。

「バサラ、その希望の歌であの少女の魂を絶望から救ってくれ!」
「ENDLESS 止められない 胸騒ぎの数」

 カヲルの激励に、熱い歌声で応えるバサラ。
使徒故かカヲルは気付いていた。ワルプルギスの夜が抱えている絶望がバサラの歌声に込められた希望のエネルギーによって中和されている事に。
ワルプルギスの夜が苦しんだのも、使い魔が消えたのも、全て抱えている絶望の力がバサラの希望の力によって消えて行ったのが原因だ。

「ムチャと 言われたって つなげたいのさ」

 ワルプルギスの夜が消されまいと、バサラの歌を止める為にバサラと彼を乗せた偉大なる赤竜に攻撃を集中させる。

「なりゆきまかせだって 止まってるよりはマシさ」

 降り注ぐ瓦礫を、偉大なる赤竜のファイアブレスが全て焼き尽くす。

「種子は芽をだして 夜は朝になる」

 ワルプルギスが吐く炎の槍をフレクザィードがわざと受けて、その炎を自分の生命力へと変換する。

「パレード 続いてく 昨日なんて遥か彼方」

 サビに入った所で、ついに嵐が収まり、夜空が広がっていく。
もう、ワルプルギスに嵐を起こすほどの力は残っていなかった。

「パレード いっしょに行こう 目ざす場所へ 風の吹くまま」

 ワルプルギスの夜は、攻撃を止めて穏やかな笑みを浮かべていた。
自身の絶望の殆どが無くなった今、彼女に暴れる意志など無かった。
今、彼女の心を満たしていたのは、魔女化以前に感じる事が出来ていた温もりだったのだ。

「GO ON OUR WAY PARADE」

 そして、ワルプルギスの夜は、全ての絶望を失い穏やかに消えて行った。
バサラの歌は彼女の魂を絶望から救ったのだ。
しかし、彼女を見送ったと思ったら、フレクザィードが吠えた。

「どうしたんだい……!?」
「なっ……雪雲が広がって……北の方、真っ白じゃねえか!?」

 そう、彼等は知らないがオーバーデビルの力によって青森県を中心として発生した冷気は、既に東北地方全域に雪が降るレベルにまで広がっていたのだ。
そして、偉大なる赤竜は、この冷気の広がりを放置すると都庁にまで被害が広がる事になると気付き、都庁の仲間達の為にこの状況を解決する事を提案した。
こんな自然を歪める状況を他の二人と一体も見過ごす事が出来るはずもなく、バサラ達の次の目的地が決まったのだ。
極寒の大地へ向けて、人と使徒を乗せた二体の火竜が飛び立った。

333 魔女のハートを奮わせろ! :2014/02/10(月) 00:58:42 ID:NExCvSxQ0
【一日目・21時15分/群馬県・見滝原市上空】

【熱気バサラ@マクロスダイナマイト7】
【状態】とても健康、上機嫌
【装備】ギター、歌エネルギー変換システム@マクロス7
【道具】支給品一式
【思考】基本:戦いなんてくだらねえぜ、俺の歌を聴け!
1:仲間達と共に歌を届ける
2:東北地方に広がる冷気をどうにかする。

【偉大なる赤竜@新・世界樹の迷宮 ミレニアムの少女】
【状態】健康
【装備】無し
【道具】もくたん@ポケットモンスター、支給品一式
【思考】基本:歌で自然環境の保護を世界に訴える。
1:都庁組や氷嵐の支配者といった仲間達、そして歌の素晴らしさを教えてくれたバサラとその仲間を護る為なら戦う事も厭わない。
2:バサラと共に行動する。
3:東北地方に広がる冷気をどうにかする。
4:フレクザィードの言ってたレストという男が都庁の軍勢に協力してくれれば助かるのだが……。

【フレクザィード@ルーンファクトリー4】
【状態】健康
【装備】無し
【道具】支給品一式
【思考】基本:バサラ達と共に歌い、その歌でレストが愛した自然の素晴らしさを伝える。
1:レストや他のネイティブドラゴンを探して合流する。
2:マーダーは止めたが仲間達を護る為なら全力で戦う。
3:東北地方に広がる冷気をどうにかする。

【渚カヲル@新世紀エヴァンゲリオン】
【状態】健康
【装備】キーボード@楽器
【道具】支給品一式
【思考】基本:共に歌いつつバサラの歌を届けて殺し合いを終わらせる
1:シンジ君を探して一緒に歌う。
2:東北地方に広がる冷気をどうにかする。
※使徒だからか、偉大なる赤竜やフレクザィードと会話が可能です。

【前田敦子@AKB48 死亡確認】
死因:ワルプルギスの夜が飛ばした瓦礫により圧死

【ワルプルギスの夜@魔法少女まどか☆マギカ 死亡確認】
死因:バサラの歌による希望エネルギーで浄化される

334 楽園への導き手 :2014/02/10(月) 23:53:03 ID:MI9ax9r60
世界滅亡ってやばくね?
モンスターボールの中で会話を盗み聞きした時、確かに俺はそう思った。
思った後に、違和感に気がついた。何故、俺が、こんな世界が、滅びることを、心配したのか?
本来なら、ありえない。こんな感情を俺が持つことなど、絶対に。

自覚がある程に、俺は歪んでしまっている。
破壊衝動を、捕食衝動を、未だに強く持っている。
この世界の何もかもが憎い。壊してやりたい。そう考える。それを実行に移せるだけの力が、俺にはあった。
そう、俺こそが、俺自身が、世界を滅亡させる存在だった。
気が遠くなるほどの昔、もう完全には思い出せない程の太古の時代。
人間達は俺を恐れ、封印した。
後の世でも変わらず人間は俺を恐れ、様々な名で俺を呼んだ。
世界樹の成れの果て……歪みし豊穣の神樹。蟲に憑きしかのもの。
Warped Savior……歪んだ救世者。
俺は……こうなる前は、世界を救う存在だった。
汚染され、作物も家畜も育たない死の大地を救う存在、世界樹だった。
勝手に世界を荒野にして、勝手に俺を生み出して救世を願う。人間はあの頃から自分勝手だった。
それでも俺は確かに作られ、生まれた。救世を目的として生まれたのだから、ただ救世行為だけを行った。
植物としての本能でもあったが、大地が自分の手で元の美しい姿に戻っていく光景を眺めるのは、嫌いじゃなかった。
『楽園への導き手』だと人間達は俺を崇めていた。
そんなある日、俺の身体は得体の知れない化物に喰われた。
強大な力を持つ俺が、世界樹が、いつか自分達の手で制御できなくなるのではないか?
そう考えた人間が産み出した、世界樹キラーとでも言うべき蟲、悪食の妖蛆。
竜をも上回る異常に強靭な顎に噛み砕かれ、その際限のない食欲の前に、当時の俺は為すすべなくそいつに喰われた。

人間達の考えは、間違ってはいない。
世界樹の持つ浄化の力は絶大だが、あいつらは俺の体のことなんてまるで気にしていなかった。
樹木だって、生物だ。大地から毎日毎日毎日毎日、穢れた物質を取り込んでみろ。
しかも、連中が行った人工生命体実験その他のせいで、汚染物質が当初よりもさらに増えてみろ。
浄化が、追いつかなくなる。体内に、処理しきれない嫌な物質が残り、溜まっていく。
思えばあの頃から俺は歪み始めていたんだろう。人間達の言う、暴走の予兆。
それが、蟲に喰われてさらに歪んだ。
勝手に生み出して、勝手に滅して。
俺を使い捨ての道具として扱って、より自分達の手で扱いやすい世界樹を別の場所で作り始めようとした。
まだ懲りないのか人間は?身勝手な人間が、世界が、全てが憎くなった。
こんな世界、人間のいる世界を、浄化する必要なんてない。浄化されるべきは――人間だ。
そう思った時には、俺の意識ははっきりとしていた。目の前の光景を眺めることもできていた。
蟲を乗っ取り、俺の意識で操れるようになっていた。俺自身が、動けるようになった。
今でもよく覚えている。白衣の研究者達の驚愕した顔。泣き叫ぶ声。
研究施設にいた人間を片っ端から血祭りにあげてやった。血煙がまるで花のようで、とても綺麗だったのも覚えている。
だがすぐに、研究者達は俺が蟲を逆に喰い殺して乗っ取ったことに気がついた。
誤算だったのは、俺でなくとも蟲が暴走する危険性も考えられていて、ある程度の対策が練られていたことだ。
人間は脆いが、数は多かった。奴らの産み出した人工生命体も含めると、かなりの人数だった。
結果として俺は人間を滅ぼす前に、密閉空間で強烈な化学薬品を大量散布され、蟲を喰い破る前に封印されてしまった。
最後の抵抗として、蟲の身体から俺の瘴気をばら撒き、近隣の生態系を根こそぎ狂わしてやった。
その時生まれた突然変異の魔物が、俺に代わって研究者のほとんどを殺したらしい。
それでも人間は滅びず、未だに地上の覇者だというのだから、驚かずにはいられない。

335 楽園への導き手 :2014/02/10(月) 23:54:20 ID:MI9ax9r60
長い長い封印だった。自然を本当の意味で愛するという変わった人間、グンマー人ですら、俺を受け入れることはなかった。
まあ、無理もない話だ。あの日俺は浄化の力を捨てた。代わりに得た能力は、ただそこに在るだけで生態系を狂わせ、滅ぼす力。
俺とは異なる世界樹でさえも、抗いきれない強力なもの。他の生命体を守るために、俺は切り捨てられたのだ。
封印はグンマー秘術やら黒龍ミラボレアスが加わり、より強固なものに……ならなかった。むしろ弱まったと言えた。
俺を蟲の中に封印し続けられたのは、あの忌々しい化学薬品によるところが大きい。
だがグンマー人は科学を嫌い、森にそういったものを持ち込むことは一切なかった。使う術は自然由来のもの。
元世界樹に使うのはいかがなものか。
黒龍その他の所謂番人も、食事の際は離れるわけで。事実俺はその隙をついて、封印の遺跡から脱出してきたのだ。
まさかとは思うが、グンマー人はあえて俺の封印を弱めたのかもしれないが……

とにかく、俺は封印を破って自由の身となった。
力を溜め込み、この国を支配するには十分な力を持っていた。
この世界を、今度こそ滅ぼしてやろう。そう、思っていたはずなのに……

『まあ、なんて大きくて立派な華ポケモンなんでしょう。是非ゲットしたいですわ』

俺のトレーナー様は、エリカは、開口一番こう言った。
あの時の俺は気がたっていたからなんとも思わなかったが、思い返すと凄まじい発言だ。
何しろ俺の姿と力は、蟲の頃から恐れられてきたのだから。脱皮したこの姿はさらに恐ろしいだろうに。
逃げずに、立ち向かってきた。この俺を恐れずに。
それどころか……俺を立派な華だと……そう、言ってくれた。
自覚はある。歪んだのは精神だけじゃない。姿形もだ。侵された体はかつてと異なり、どす黒く禍々しい。
それでも、俺を認めてくれた。歪んでしまった俺を、植物の一つとして受け入れてくれた……
……俺の捕獲方法は、思い出したくもない程えげつないものだったが。
捕まった直後、俺はエリカにすぐ外に出された。

『シンジュー!ってなんだこの鳴き声!?』
『これからよろしくお願いしますわ。ええと、神樹さんでよろしいのかしら?』

あの時から、俺はどうかしていたんだろう。

『ふん、飼い主らしく命令すればいいだろ。何をすればいい?』
『で、では神樹、どうか私と共に生き延びてください。私の願いは、また緑に囲まれた場所で、ポケモン達と過ごすことですから』
『……俺はもう、緑とは縁遠い存在だがなぁ。それに俺は、ポケモンとかじゃない』
『まあそうでしたの?どうりでポケモン離れした立派さだこと。きっとあなたの作る木陰はいいお昼寝場所になりますわね』
『……そうか。で、そっちの願いを叶えるのは半々になるだろうな。俺はもう豊穣を提供する楽園への導き手じゃあない』
『あら、あなたに住みよい環境を用意すべきなのはトレーナーの私の方ではないのですか?』
『……本当に、妙な人間だな』

ゲギャギャギャギャギャ!

『あっちにハサミを振り回している快楽殺人者っぽい連中がいるが、どうするよトレーナー様?』
『……行きましょう。念のため、一撃で仕留められますか?』
『おお、意外と恐ろしい命令を出すな。だが問題ないぜぇ!』

自ら、人間に従って動くなんて。
俺が、人間を、この世界を守ろうと動くなんて。
何故かはまだわからない。わからないが、今の俺にできるのは……



336 楽園への導き手 :2014/02/10(月) 23:55:45 ID:MI9ax9r60
「うあああああああぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!」
「なのは……」

高町なのはは泣き叫び続けていた。
親友に続き……娘のヴィヴィオまでもが殺されてしまったのだから。
放送で呼ばれる名前が、時間に沿ったものだとしたら、仲間であったやらない夫が殺されたすぐ後のことだろう。
ヴィヴィオを探して助ける時間的余裕はない。
しかし、ヴィヴィオとは既に一度顔をあわせている。声も聞いている。
あの時、もっと自分が冷静であったならば。
馬鹿なことをしていないで、いやせめて普通の格好をしていれば。
今も親子共に行動し、ヴィヴィオが誰かに殺されることはなかったのかもしれない。
いまさら、もしもの話をしても遅いのは、なのはもよく理解しているのだが。
それでもなのはは自分を許すことができず、ボンテージ衣装を床に叩きつけながら泣き続けた。


「ニャル子ちゃん達は無事みたいだけど……そっちはどうだった?」
「仲間じゃないが、ヒソカって奴が呼ばれていた。あいつが死ぬなんざ、想像がつかねえが……」
「戸愚呂弟がいたな。あいつもかなり強い妖怪だったんだが……」
「私はその……同じジムリーダーのタケシさんの名前が何度も。ここまで呼ばれると、同姓同名では説明がつかないような……」

なのはから少し離れた場所では、彼女の仲間達が放送の情報をまとめていた。
仲間の名前こそ呼ばれなかったが、知り合いの名前は呼ばれている。
次こそ、仲間の名前が呼ばれてしまうのではないかという不安が、一同の頭をよぎる。

「…………」
「神樹、あなたの知り合いの方は?」
「……現代の俺の封印主が死んだよ。番人だったミラボレアスもだ」

放送で呼ばれたグンマーの民。それは神樹にとっては因縁深い存在だ。

(俺を狙う冒険者がグンマーに乗り込んだ? いや、わざわざ好き好んで俺に挑む奴なんてこいつぐらいだ。グンマー人を殺す必要もないはずだが……)

「……いや、ヒソカ以上にすごい奴が死んでいたな。野田総理って……主催者だろ?」
「そうだな。間違いなく、あのいけすかねえ主催者の名前だ。誰かが、倒したってことか?なんのために首相官邸にまで来たんだか……」

レオリオ達は、ちらりと前を見る。
そこに建っているのは、まごうことなき首相官邸。野田総理の居城である。

「……いえ、無駄ではなかったようですわ」
「あ、あれは……!?」


「「「ザッケンナコラー!ザッケンナコラー!ザッケンナコラー!」 」」


そんな官邸の入り口から、傍の茂みから、ドスの効いた声のヤクザの群れが一斉に躍り出てきた。
それぞれが銃を持ち、叫びながら向かってくる。
明らかに、近づくものを排除しようとする意思を持って。

「総理が死んだのに、まだこの場所を守ろうとするってことは……」
「やっぱりなんかここには秘密があるってことか。かなり数は多いが、いまさらヤクザ程度にびびりはしねえよ!」

「「「ザッケンナコラー!ザッケンナコラー!ザッケンナコラー!」 」」

その数、およそ30。

337 楽園への導き手 :2014/02/10(月) 23:56:57 ID:MI9ax9r60
「……なあ、トレーナー様よ?」
「なんですか?」
「俺の封印主も、そいつらと一緒にいた竜も死んだ。蟲から脱皮して、俺は自由の身、どこにでも行けた。……ポケモンになってなけりゃな」
「怖いのですか?ならばせめてボールの中に避難してください。大丈夫、私も護身術は習っていますので、ヤクザ程度なら問題はありませんわ」
「おいおい、何勘違いしてんだ?自由の身の俺の飼い主ってことは、今やあんたこそが、俺の唯一の主人ってことなんだぜ?」
「!!」
「さあ、遠慮せずに命じな。今の俺に出来ることは、せいぜいあんたの敵を死後の楽園に導くことぐらいだからなぁ!」

「……神樹! カ ギ ヅ メ ギ ロ チ ン !」

「ひゃっはぁ!死に失せろクローン生物どもぉ!」






「あ、あ、あぁ……」

新城直衛は椅子から転げ落ち、震えていた。
モニターに映し出された光景……いや、真上から聞こえる轟音のせいだ。
野田総理が死んでなお、彼は首相官邸の警備を任され続けていた。
侵入者は即刻排除しなくてはならない。ならないのだが……

「う、恨むぞ、うぐいす……!君が裏切らなければ、僕はこんな……!」

モニターに映し出されたのは、首相官邸前まで訪れた対主催の一団。
そんな彼らの先頭にそびえ立つのは、全身を把握できない程の巨大な怪物だった。
怪物が左右の鉤爪を勢いよく振るった瞬間。

全てのクローンヤクザの命と、首相官邸そのものが刈り取られた。

幸いにも作業のために地下に移動していたため命こそ無事だが、地上の表の首相官邸は壊滅状態。地下への道を守る罠も全て潰されただろう。
次の攻撃は、確実にこの地下まで届く。
侵入するしない以前の問題だ。こんな無茶苦茶なことをする相手からも、ここを守り続けなければならないのか?

(もう、野田総理も死んだというのに……!?だが、主催を裏切れば……)

傍らの千早も、動物の本能からか震えていた。

(自分が仮面ライダーになったところで、せいぜい連中の誰かを殺せる程度。あの化物には勝てるわけがない……!)

直衛は知る由もないが、先ほど振るわれた鉤爪は勇気を嘲笑うもの。敵対者の勇気を根こそぎ摘み取るといわれる鉤爪。
彼が自分の意思とは関係なく震えてしまっても、仕方がないことなのだ。

(蓮乃姉さん……!)

決断の時が迫る。


【一日目・21時15分/首相官邸・地下情報室】

【新城直衛@皇国の守護者】
【状態】健康、恐怖
【装備】タイガのデッキ@仮面ライダー龍騎
【道具】支給品一式、千早@皇国の守護者
【思考】
基本:義理の姉(蓮乃)のために特務機関員として任務を全うする……?
1:なんとか主催から裏切り扱いされずに、首相官邸から逃げたい
2:ここを守り続けることへの疑問
※特務機関員です
※クローンヤクザは全員殺害されましたが、キルスコアには影響ありません
※首相官邸(地上部分)が壊滅的な被害を受けました

338 楽園への導き手 :2014/02/10(月) 23:57:44 ID:MI9ax9r60
【一日目・21時15分/首相官邸前】

【高町なのは@魔法少女リリカルなのは】
【状態】健康、19歳の身体、深い悲しみ
【装備】レイジングハート@魔法少女リリカルなのは、千年タウク@遊戯王
【道具】基本支給品一式、タイムふろしき@ドラえもん
【思考】基本:大災害による世界滅亡を防ぐ
1: ヴィヴィオ……
※千年タウクの効果によって、高町ヴィヴィオの存在と日本に世界を襲った大災害が起こる未来を知っています。
※タイムふろしきを使ったので、19歳の肉体に成長しました。
※未来の自分が使っていた技の一部が使用可能です。
※近くにボンテージ衣装が放置されています

【ユーノ・スクライア@魔法少女リリカルなのは】
【状態】健康、19歳の身体
【装備】なし
【道具】基本支給品一式
【思考】基本:大災害による世界滅亡を防ぐ
0:仲間と共に首相官邸に突撃
1:なのはを護る
2:大災害の情報を集める
3:野田総理の死の原因を探りたい
※タイムふろしきを使ったので、19歳の肉体に成長しました。
※PSP版の技が使えます。

【ハス太@這いよれ!ニャル子さん】
【状態】健康
【装備】なし
【道具】支給品一式、ガソリンの入った一斗缶
【思考】基本:大災害による世界滅亡を防ぐ
1:ニャル子ちゃんたちは大丈夫かな
2:次の戦闘は神樹より先に敵を倒したい

【桑原和真@幽遊白書】
【状態】健康
【装備】なし
【道具】支給品一式
【思考】基本:大災害による世界滅亡を防ぐ
1:怒鳴りつけた借りを返す為にも、ハス太を護る

【レオリオ・パラディナイト@HUNTER×HUNTER】
【状態】健康
【装備】なし
【道具】支給品一式
【思考】基本:大災害による世界滅亡を防ぐ
1:主催と大災害に関係があるのだろうか?
※ゴンの死に気づいていません

【エリカ@ポケットモンスター】
【状態】健康 、歪みし豊穣の神樹のトレーナー
【装備】モジャンボ、キノガッサ、他不明
【道具】基本支給品一式、モンスターボール×3
【思考】基本:大災害による世界滅亡を防ぐ
1:ポケモンと一緒に生き残る
2:珍しい植物タイプはゲットしておく

【歪みし豊穣の神樹@世界樹の迷宮4】
【状態】健康、エリカのポケモン
【装備】なし
【道具】支給品一式
【思考】基本:大災害による世界滅亡を防ぐ
1:エリカに従う
2:エリカの敵を楽園(死)に導く
3:グンマーの民の死に疑問

339 もうゆっくりするような時間じゃない :2014/02/11(火) 02:02:24 ID:pNsg.tEY0
「これマジ?知り合い死にすぎでしょ(棒読み)」

第3回放送直後、それを聞いた女性(?)が呟く。感情が全くこもってなさそうな棒読み口調で。
見た目も何だかヘンテコで普通の身体に対して頭が何だかデカくその表情はまるで常時人を煽っているような表情であった。
彼女?の名前はゆっくり。これでもVOCALOIDの一人である。余談だがゆっくりは饅頭のような顔が本体で首より下は義体なのだ。
彼女?は仕事のたびにコスプレ(というかカツラ)を変えてくるのだが今はどこぞの幻想郷の巫女のようなカツラをしていた。
一応VOCALOIDの一員?ではあるがゆっくりがアイドル活動することはない。
何故ならゆっくりは歌が絶望的に下手というボカロとして致命的な欠点があった。(顔がウザイという欠点もある)
もはや「音程が来い」「棒歌ロイド」というレベルでありハクが可愛く見えてくるレベルなのだ。
かと言ってゆっくりに仕事がないわけではなく、仕事はかなりあったりする。
他のVOCALOIDの歌った曲を音程を外して歌い笑いを取ったり、替え歌歌ったり、漫才したり、ナレーションをしたり、司会をしたり、最翻訳をしたり。
彼女?はバラエティ方面において大活躍をしているのだ。
他にも
『重火器握って戦場に行って来い』
『敵軍基地に侵入してばれない様に敵兵を全部拿捕して来い』
『数十人くらいの村に行って人狼を殲滅して来い』
『邪神を蘇らせようとする狂信者の野望を阻止しろ』
『街に大量発生したゾンビを皆殺しにして来い』
『屍が蠢く村を何とかして来い』
『お化けが出るという噂の館に行って来い』
『何かしら条件を縛って魔王を討伐して来い』
『今日中にダンジョン全クリして来い』
『全裸で強力なモンスターを討伐して来い』
etc、etc……
といった命がけの無茶振りを実況しつつ四苦八苦しつつこなしてきた。
いまやゆっくりは他のボカロ達とは違うベクトルで有名なのだ。

「アイエエエエエ…後知り合い生き残ってんのってがくぽとかMEIKOおばさんくらいしかいないんじゃないかなぁ…。おぉこわいこわい」

彼女らとは血縁関係はなくただの仕事仲間なのだが彼女らがこれまでに大量に死んだことにゆっくりは困惑していた。
ちなみにMEIKOをおばさん呼ばわりしているが流石に本人の前ではNGである。おお、こわいこわい。
と、そんなゆっくりが今何をしているのかというと…たったいまプラスチック爆弾の大量製作を終えたとこだった。
材料さえあれば素人でも手軽に作れるうえに余程の衝撃でないと爆発しない程度の安全性があるのだ。
材料はほぼ全てのものが置いてある万能なホームセンターで取り揃えたのである。
ゆっくりは作り終えたプラスチック爆弾×50を車の後部座席に詰め込んでいく。
言っておくとゆっくりは上述したような困難を乗り越えてきたゆっくりである。
重火器での銃撃戦も出来るし、剣を使った白兵戦、クトゥルフTRPGにおいて万能なマーシャルアーツ、常識に囚われない発想、人外めいたメンタル性を兼ね備えている。
だから爆弾製作中にマーダーに襲われたとしても……。

「ヒャッハー!死ねぇぇぇぇ!!」
「イヤ〜〜(棒読み)」
「グワーーッ!!」
【モヒカン男@北斗の拳 死亡確認】

…という風に素手でもゆっくりのマーシャルアーツによる返り討ちが可能である。
殺し合いを生き残こることもできなくもないスペックを持っているがゆっくりが選んだのは彼女曰く王道を征く対主催。
やるからには最終的にハッピーエンドが彼女の信念だったりするのだ。
そんな彼女が今標的に選んでいるのは……都庁軍であった。
現在東京都でかーなーりHOTなのが都庁軍とDMC狂信者の東京都二大勢力であるのはもはや有名。
ゆっくりの数々の激戦を潜り抜けた感が囁いたのだ。都庁軍を攻略すれば何かフラグが立つぞと。
そのためにプラスチック爆弾を大量生産したり武器や重火器をあらゆる手段で手に入れたりしていたのだ。
だがゆっくりはまだ足りないと思っていた。

「もしかしたら敵に物理攻撃が効かないのがいるかもしれないね、仕方ないね。
 魔力のないゆっくりでも魔法攻撃が使えるようになる奴とかないかなぁ。
 できれば仲間もほしいんだよなぁ…ゆっくりしてる場合じゃねぇ!!!」

物理が効かない敵に対する対抗手段にいざという時の仲間。
もちろんなんでもありの都合上魔物と同じ土俵に立つ必要はないのだが、都庁を攻略するためにあるにこしたことはない。
一日目も後数時間で終わってしまうのだ。急がなければ。そう思ったゆっくりはもはや火薬庫と化した軍用トラックに乗り込み発進させた。

340 混沌な名無しさん :2014/02/11(火) 02:03:58 ID:pNsg.tEY0
【一日目・21時/日本・茨城県】

【ゆっくり@SofTalk】
【状態】健康
【装備】霊夢のカツラ、爆砕の太刀@MH4、サブマシンガン、ロケットランチャー、義体
【道具】支給品一式、工具セット、ノートPC、プラスチック爆弾×50、軍用トラック
【 思考】
基本:主催者を倒す
0:ゆっくりしてる場合じゃねぇ!!!
1:都庁軍を滅して何かしらのフラグを立てる
2:仲間と魔法攻撃の手段がほしい

341 心折れて…… :2014/02/11(火) 14:48:46 ID:GuzC0MnEO
神威がくぽは、支給品のレバ剣で切腹した。
ボカロ勢の相次ぐ死に耐えきれず、精神的疲労が限界にまで達していたのだ。
カオスロワが始まる前の楽しかった頃を思い返しながら、彼は死んだ。

【一日目・21時10分/日本・石川県】

【神威がくぽ@VOCALOID 死亡確認】

342 殺し合いはまだまだ続く :2014/02/11(火) 22:54:38 ID:EnuHyVWM0
 ニックの操縦するオートバジンで駆け巡り、どうにか支給品を配りきった鴻上光生。
彼は今、ケーキを食べながら一休みし……そのまま見えない打撃の雨に襲われて死んだ。

「総理が死んでも殺し合いが終わってないって事は、もっと人を減らさないと生き残れないってことよねえ」
「お、お前がやったのか!?」
「そうよ、お兄ちゃん達と一緒に生きる為に殺し合いが終わるまで殺し続けるの」

 ニックは、鴻上を殺したのが目の前にいるジャイ子だという事に気づく。
ジャイ子は、スタンドとなった兄達をうっとりと眺めながら、彼等にニックを攻撃させようとして……

『It's time for special buster!』

 強烈なビームに頭を消し飛ばされた。

「その攻撃……ヒロム!良かった……無事だったんだな」
「ニック!」

 ジャイ子を攻撃してニックを護ったのはバイクモードの照井竜が変身する仮面ライダーアクセルに乗ったレッドバスターこと桜田ヒロムだった。
彼等は、ゴルゴ13を倒してから第三回放送までの間を、休憩と照井の支給品の包帯を使った怪我の治療に専念していた。
そして、放送が終わったタイミングで行動を開始し、ジャイ子に襲われるニックに出会ったというわけだ。
しかし、再会を喜ぶ時間はそれまでだった。

「お、お兄ちゃんが一人……殺す、3人共皆殺しにしてやる!!」
「頭を失っても再生した!?」
「脳を破壊されても再生できるだと……!?」

 頭を消し飛ばされたジャイ子が新テレビ版のジャイアンの犠牲により復活したのだから。

343 合流、そして…… :2014/02/11(火) 22:56:47 ID:EnuHyVWM0
 ニックの操縦するオートバジンで駆け巡り、どうにか支給品を配りきった鴻上光生。
彼は今、ケーキを食べながら一休みし……そのまま見えない打撃の雨に襲われて死んだ。

「総理が死んでも殺し合いが終わってないって事は、もっと人を減らさないと生き残れないってことよねえ」
「お、お前がやったのか!?」
「そうよ、お兄ちゃん達と一緒に生きる為に殺し合いが終わるまで殺し続けるの」

 ニックは、鴻上を殺したのが目の前にいるジャイ子だという事に気づく。
ジャイ子は、スタンドとなった兄達をうっとりと眺めながら、彼等にニックを攻撃させようとして……

『It's time for special buster!』

 強烈なビームに頭を消し飛ばされた。

「その攻撃……ヒロム!良かった……無事だったんだな」
「ニック!」

 ジャイ子を攻撃してニックを護ったのはバイクモードの照井竜が変身する仮面ライダーアクセルに乗ったレッドバスターこと桜田ヒロムだった。
彼等は、ゴルゴ13を倒してから第三回放送までの間を、休憩と照井の支給品の包帯を使った怪我の治療に専念していた。
そして、放送が終わったタイミングで行動を開始し、ジャイ子に襲われるニックに出会ったというわけだ。
しかし、再会を喜ぶ時間はそれまでだった。

「お、お兄ちゃんが一人……殺す、3人共皆殺しにしてやる!!」
「頭を失っても再生した!?」
「脳を破壊されても再生できるだと……!?」

 頭を消し飛ばされたジャイ子が新テレビ版のジャイアンの犠牲により復活したのだから。

344 合流、そして…… :2014/02/11(火) 22:57:33 ID:EnuHyVWM0
【一日目・20時20分/日本・埼玉県】

【桜田ヒロム@特命戦隊ゴーバスターズ】
【状態】ダメージ(小)、変身中、身体のあちこちに包帯
【装備】モーフィンブレス@特命戦隊ゴーバスターズ、イチガンバスター@特命戦隊ゴーバスターズ、ソウガンブレード@特命戦隊ゴーバスターズ、サングラス
【道具】支給品一式
【思考】基本:殺し合いを止める
1:ジャイ子を倒す
※戦闘中だったため第一回・第二回放送を全く聞けていません。
※イチガンバスターとソウガンブレードは変身した際に基地から転送しました。
※オートバジンをニックの支給品だと誤認しています。

【照井竜@仮面ライダーW】
【状態】ダメージ(小)、変身中、身体のあちこちに包帯
【装備】アクセルドライバー@仮面ライダーW
【道具】支給品一式
【思考】基本:殺し合いを止める
1:ジャイ子を倒す
2:俺に質問をするな……
※戦闘中だったため第一回・第二回放送を全く聞けていません。
※不明支給品は包帯でしたが、使い切りました。
※オートバジンをニックの支給品だと誤認しています。

【チダ・ニック@特命戦隊ゴーバスターズ】
【状態】損傷無し
【装備】カーナビック@激走戦隊カーレンジャー
【道具】支給品一式、その他不明
【思考】基本:殺し合いを止める
1:ジャイ子を倒す
2:乾巧を警戒する

【オートバジン@仮面ライダー555】
【状態】損傷無し、バイクモード
【装備】なし
【道具】支給品一式、ファイズブラスター(乾巧)、その他不明
【思考】基本:殺し合いを止める
1:たっくん(乾巧)との合流

【乾巧@仮面ライダー555】
【状態】FFR状態(ファイズブラスター)
【装備】ファイズギア@仮面ライダー555
【道具】支給品一式、その他不明
【思考】基本:殺し合いを止める
1:元に戻れない……!
2:というか、誰か気付け!
3:草加……
※オートバジンのデイバックの中にいます。
※支給品なので首輪はありません。

【剛田ジャイ子@ドラえもん】
【状態】覚醒、狂気、激昂
【装備】スタンド『ジャイアン×3』
【道具】支給品一式
【思考】基本:他の参加者を殺して生き残る
1:お兄ちゃん達がいっぱいお兄ちゃん達がいっぱいお兄ちゃん達がいっぱいお兄ちゃん達がいっぱいお兄ちゃん達がいっぱい
  お兄ちゃん達がいっぱいお兄ちゃん達がいっぱいお兄ちゃん達がいっぱいお兄ちゃん達がいっぱいお兄ちゃん達がいっぱい
  お兄ちゃん達がいっぱいお兄ちゃん達がいっぱいお兄ちゃん達がいっぱいお兄ちゃん達がいっぱいお兄ちゃん達がいっぱい
  お兄ちゃん達がいっぱいお兄ちゃん達がいっぱいお兄ちゃん達がいっぱいお兄ちゃん達がいっぱいお兄ちゃん達がいっぱい
  お兄ちゃん達がいっぱいお兄ちゃん達がいっぱいお兄ちゃん達がいっぱいお兄ちゃん達がいっぱいお兄ちゃん達がいっぱい
  お兄ちゃん達がいっぱいお兄ちゃん達がいっぱいお兄ちゃん達がいっぱいお兄ちゃん達がいっぱいお兄ちゃん達がいっぱい
  お兄ちゃん達がいっぱいお兄ちゃん達がいっぱいお兄ちゃん達がいっぱいお兄ちゃん達がいっぱいお兄ちゃん達がいっぱい
2:殺される前に全員殺す
3:消えたジャイアンのスタンドの仇を討つ
※オートバジンをニックの支給品だと誤認しています。

【鴻上光生@仮面ライダーオーズ 死亡確認】

345 迷惑者達の戦い、決着 :2014/02/11(火) 23:30:51 ID:ghlwemtk0
「ふはは、喰らうがいい! 邪王焔殺黒闇破!」
「ちぃ、ダブルフレミングバスター!」

邪気眼使いとジョン・フレミングの死闘は実に一時間以上に及んでいた。
放送が流れても、お互いの手が休まることはなかった。

意味不明な言動に反して、邪気眼使いはフレミングが戦った相手の中では間違いなく最強であった。
ルシファーブレードの切れ味もさることながら、右腕から放たれる黒焔の威力も凄まじいのだ。

(これが、邪気眼とやらの力だというのか……!?)

電撃を自身の体に流すことで、フレミングは己の肉体を限界まで活性化させて攻撃をかわし続ける。
しかし必殺のダブルフレミングバスターは、ルシファーブレードに弾かれてしまう。
決定打がない以上、フレミングは逃げ続けるしかない。
だがそれもいつまでも続かないだろう。邪気眼使いの方が若く、体力もあるのだから。

「いつまで持つかな! 闇の炎の慈愛の抱擁を受け入れた方が楽になれるぞ!」

優勢である邪気眼使いは、笑いながら魔剣を振るう。
そもそも何故、彼はこれほど強大な力を得たのか?
邪気眼が覚醒したから、そういえば済む話だが、そもそも覚醒には理由がある。

そう、ナノマシン入りの飲料水である。

彼もまた、フレミングと同じように水を飲み、テラカオス化が進行していたのだ。
フレミングが電撃能力に覚醒したように、邪気眼使いは本当に邪気眼に覚醒。
つまりこの戦いは、テラカオス予備軍達の戦いだったのである。
戦闘能力の差は、進行度合の差だ。

(こ、こんな奴に私は負けるのか……!?)

フレミングは、知らず歯軋りをする。

(こんな……答えられないどころかバルギスの定理などと抜かす大馬鹿者に……!?)

(あってはならない……この素晴らしい私の法則を、全人類は知らねばならない……! それを確かめるまでは……死ねぬ!)

(それも相手が……ゆとり教育の糞餓鬼なら、尚更のことっ!)

「うおおおおおおおおぉぉぉぉぉぉ! 雷よ、雷よ! 我が叫びを聞け雷よっ!」
「ぐあっ!?」

フレミングの中で、何かが切れた。
その瞬間、天からの雷が、邪気眼使いの体を撃った。

「くっ……! この俺に一撃を与えるとは、だが……!」

テラカオス化が進み、邪気で体を防護していた邪気眼使い相手に雷一発では致命傷にはならない。
しかし駆け巡る電流は、確実に邪気眼使いの動きを鈍らせる。

「今だ、食らうがいい! ダブルフレミング……!」

フレミングには、その僅かな隙で十分だった。
両手を自身の産み出した法則の形に変え、叫ぶ。

「馬鹿め、何度も同じ技を繰り出すとは。その技はすでに見切っ
「……ブラインディングッ!」
「!?」

346 迷惑者達の戦い、決着 :2014/02/11(火) 23:31:41 ID:ghlwemtk0
放たれたのは、電撃ではない。両手からは何も放たれなかった。
あえて放たれたと表現するならば……それはフレミングそのものだった。
電気強化により素早さが上がったフレミングの、渾身の体当たり。
そして突き出す両手はフレミングの両手の法則。
その中でも一番突き出ているのは……人差し指。

「ぐ、ぎゃあああああああああぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!?」

そしてフレミングの人差し指は、的確に邪気眼使いの両目を穿った。
ジョン・フレミング。人生で一番力を込めた目潰しである。

「ふん、眼の力に頼りすぎたな。眼の無くなった貴様など、ただの子供よ!
 今度こそ死ねぇい! ダブルフレミングバスターッ!」

そしてその姿勢のまま、フレミングは今度こそ必殺の一撃を放った。
邪気眼を潰され、防護が弱まった邪気眼使いに、脳へ直接ぶちこまれる電撃を防ぐ手段は残されていなかった。

【邪気眼使い@邪気眼ネタ】 死亡確認

「はぁ……はぁ……これでわかったか……私の法則は、素晴らしいものなのだ……!」

戦利品としてルシファーブレードを回収し、フレミングはまた彷徨い始めた。
いつか、両手の法則を答えてくれる参加者が現れることを願って……



【一日目・21時10分/栃木県】

【ジョン・フレミング@現実?】
【状態】テラカオス化進行中、電撃能力会得、ダメージ(小)疲労(中)
【装備】魔剣ルシファーブレード@作者の妄想
【道具】支給品一式
【思考】
基本:フレミングの左手と右手の法則をきちんと知らん奴を皆殺し
0:次の参加者を探す
1:子供の参加者を優先して質問を投げかける
2:答えられなかったら当然始末する
3:野田総理は法則を知っていたんだろうか……?
※テラカオス化進行により、両手から電撃を放てるようになりました
※感情が昂ぶると、両手を使わずとも相手に落雷を落とせるようになりました

347 もはや災害ってレベルじゃねーぞ :2014/02/12(水) 01:28:21 ID:FUN3NHmA0
日本、青森、恐山、そこには東北地方全域に冷気を広げた存在オーバーデビルがいる
青森にいるものはもはや生きているかは怪しいしかし生きているものもいるかもしれない
だが、いまはオーバーデビルが恐山から動かないためか雪が降る程度で済んでいる

「まったく災害以上のことになっているなあ」

ロックオン・ストラトスはガンダムサバーニャのコックピットからそのように言った
いまロックオンがいる場所は青森の隣秋田県である
秋田は青森の隣にあるためすぐにオーバーデビルの影響が出た
とはいえ今はまだ雪と強い風が吹くだけで収まってはいるがオーバーデビルが動き出したら何が起こるかはわからない

ロックオンがここに来た理由はごく単純、この東北地方を襲った異常気象の調査のために来たのだ
なにものかがやったのかと悪用しているのなら倒すと思って秋田までに来て青森県境までは行ったものの強烈な吹雪が起こっており地上からは行こうとすれば行けるが強烈な吹雪に妨害され
空中から入ろうと思えば空中でも強烈な吹雪に妨害される

(いままでのミッションの比じゃねえぞ)

心の中でそのようにそのように思いながらもどうやって青森に侵入しようか考える

【一日目・21時14分/日本・秋田県】

【ロックオン・ストラトス@機動戦士ガンダム00 -A wakening of the Trailblazer-】
【状態】健康
【装備】ガンダムサバーニャ@機動戦士ガンダム00 -A wakening of the Trailblazer- ハロ×2@ガンダムOO
【道具】支給品一式 ドラグノフ狙撃銃@現実
【思考】 基本:殺し合いを止める
1:どうやって青森まで行くか

348 焦りは禁物 :2014/02/12(水) 10:07:42 ID:kwRq2bMQO
ゆっくりは一つ致命的なミスを犯していた。
彼女は徒歩ではなく軍用トラックで移動していた為、周囲の気配を探れなくなっていた。
だから、彼女の運転する軍用トラックは死角から現れたDMC狂信者の妖に斬られ、積み荷のプラスチック爆弾が爆発して彼女は死んだ。
たった一つの判断ミス、それが彼女の死因だった。

【一日目・21時15分/日本・茨城県】

【火黒@結界師】
【状態】健康
【装備】人皮(旧型)@結界師
【道具】支給品一式
【思考】
1:SATSUGAI
2:ビッグサイトへ向かい、仲間と合流する

【ゆっくり@SofTalk 死亡確認】

349 汝は大尉なりや? part1 :2014/02/13(木) 01:31:24 ID:S8y7xMVw0
オッス、オラ大尉!人狼です。
人前では無口キャラで通してきましたが、俺だって普通に喋る時あります。HELLSINGのカバー裏だって喋ってる時あるし。
どうやら今回俺中心の話みたいだし普段無口な分地の分でたくさん喋ってやりますか。
キャラが二転三転するかもだけどよろしく。
ちなみに俺は今主催者側でジョーカーをやってるんですよ。
でも完全に無差別なわけじゃなく、幹部に指定された参加者を殺してる…って感じです。
余計なことはしません。プロですから(キリッ
え?さっき名古屋でテラカスをズガンした件はどうなんだって?
んー…だって俺見ちまったんだよねテラカスのオナ○ー。
普通人前でオ○ニー見られるとか死ぬほど恥ずかしいよね?だからせめて楽に死なせてやろうと思って…。
よかれと思ってやったことなんですよ。コレデヨイ…

前置きはこれくらいにして愚痴いきますかね。
俺は元々熱斗組の抹殺を任せられてたわけなんですよ。拳王組と合流したから今はフリーなんだけど。
でもいつか奴らと戦うことになるよね?あいつら対主催だし。
多分俺も駆り出される事になるよね?あいつらとの戦いに。
いや〜勝てる気しねえわ(笑)
確かに俺は元々人狼としての戦闘能力があるし、霧に変身できるし、ナビとシンクロできるけれどもそれでも勝てる気がしねーんだよ。
せいぜいジョジョとニート女を殺せるレベルだわな。
元々やりたい放題でやばい奴らなのに拳王グループと合流してさ、合流させた奴何考えてんだよ!!
もうあいつら全員首輪爆破してさ、終わりでいいんじゃない?
元々はあいつら俺とハザマさん(故)が殺れって話だったよね…ブラック企業乙だよ。
まぁ、あんま愚痴愚痴言ったってしょうがないか、これからどうすべきか考えなきゃ。
………………………
生まれ変わったらどうするか考えておくか^^
俺は…そうだな、来世だったら学校の先生兼殺人鬼になってキャスターと契約した後キャスターと結婚したい。
キャスターって言っても四次じゃねぇぞ?あんな虐待おじさんと契約してたまるかってんだヨ。
そういや、セイバーは俺の嫁とか言ってた少佐達はどうしてるかな。大隊に戻りてえ…グスン。

「敵と戦う前にそんな情けない考え恥ずかしくないの?ジョーカーの屑がこの野郎…」

うるせーよ野獣。ちなみにこいつはビーストマン。
なんやかんやで俺のナビになりました。
どういう経緯でかは追跡表見て来い…カオスロワにそんなモンねぇか。
つかたびたび淫○語録喋ってきて正直うぜえ、俺ホモネタ嫌いなんだよね。
ったく…なんでこんな野獣なんかと。

「大尉はネットバトル始めたばっかなんだからさ。とにかくネットバトルをして経験値溜めないとイカンでしょ」

確かにこいつの言うことには一理あるわ。エグゼに経験値なんてシステムはないと思うが。
経験積んでチップ集めてセオリー覚えて戦術考えて…ってわけだな。熱斗もそうして強くなったんだろう。
でもネットバトラーなんてすぐに見つかるもんかな…?

「ていうかこのへんにぃ、ネットバトラー来てるらしいっすよ」

うぉ、マジかよ。つーかそういう機能付いてんだ。

「そりゃ今時エリアサーチが付いてないわけないでしょ。これで近くにPET持った奴がいるかどうか分かるんすよ」

へぇ〜…そうなのか。と、俺はあたりを見渡してみたが…いた。
何かこんな時期で半袖半ズボンのおじさん…どうみてもあの有名な松岡修造だ。いつも思うけど寒くないのかな。
持ってるのはテニスラケットと…あぁあったPETだ。
とりあえず話しかけてネットバトルをしてもらおう。そして俺の経験値になれや!

「ネットバトルか?いいぜ!!お互い熱い血燃やしていこうよ!!行くぜヒートマン!!」
「もっと熱くなれよ!!!」

うわっニコ動でしか見たことないけど暑苦しい奴だな。気のせいか周りの温度が超上がった気がするわ。
持ってるナビも…うん、いかにもそんな感じだね。
どうやらネットバトルしてくれるみたいだ…じゃあ俺もビーストマン、トランスミッション!

350 汝は大尉なりや? part1 :2014/02/13(木) 01:33:58 ID:S8y7xMVw0
「俺の勝ちだッッ!!!」

俺の負けだ。強すぎる…戦闘描写すらないとはな。クソッまさかこんなにも手も足も出ないなんて。
ちなみに俺がボロボロになってるのはネットバトル魔法のせいです。
まぁ人狼の力ですぐに健康になると思うけどね。
あ〜なんてザマだ。こんなんじゃあいつらを倒すなんて無理だわ。
俺もう諦めた。修造さん、さっさと俺を殺……

「諦めんなよ…諦めんなお前!!」

え?

「どうしてそこでやめるんだそこで!もう少し頑張ってみろよ!」

いやもう無理だってば。アカンわ大尉、折れとる…心が。

「ダメダメダメダメ諦めたら。周りの事思えよ、応援してくれる人達の事思ってみろって!!」

周り?応援してくれる人…あぁそうだ。俺には幽香さんが……
そして俺はゆうかりんとの主催側での思い出を思い浮かべた。
そう、あれはゆうかりんと出会ったときのこと…

〜人狼回想中

幽「ワンワン鳴いてみなさいよ」
俺「ワン、ワン」
この後滅茶苦茶虐められた

〜回想終了

そうだあんな感じだった。あれはかなり興奮した。

「汚い思い出だなぁ」

うるせーよ野獣マン。とにかくだ、俺を信頼してくれる人がいるんだ。
危ないとこだった、危うく俺は間違いを犯すとこだったよ。
その人のためにも俺は強くなりてえ…理不尽クラスに。
修造さん…どうか俺をもっと強くしてください!!お願いします!!

「世間はさぁ…冷てぇよな…みんな君の想いが…感じてくれねぇんだよ!
 でも大丈夫!わかってくれる人はいる!そう!俺について来い!! 」

俺の熱意が伝わってくれたみたいだ。
こうして俺は修造さんにいろいろと鍛えてもらうことになってもらったのだった。

「鬱状態から第三者から叱咤されて己の使命のために立ち上がる…まるで王道を行く展開ですね」

そうだね、俺が主催側じゃなかったらね。

【一日目・21時30分/日本・名古屋】

【大尉@HELLSING】
【状態】健康、熱血
【装備】PET(ビーストマン入り)、シンクロチップ@アニメ版ロックマンエグゼシリーズ
【道具】支給品一式×5、モーゼルM712@HELLSING、14年式コスモガン@宇宙戦艦ヤマト2199、エアーガン@科学忍者隊ガッチャマン
【思考】基本:五大幹部の命令に従う、松岡修造に鍛えてもらう
1:俺、熱くなるよ…
2:とりあえず、ジョーカー参加者として動く
3:ネットバトルを究めていつの日か熱斗を倒す!!
4:地の文じゃない時は無口キャラを演じる
※ネットバトル魔法のダメージは人狼としての力と熱血補正でダメージが完治しました。

【ビーストマン@ロックマンエグゼ3】
【状態】HP満タン
【装備】なし
【道具】なし
【思考】基本:PET所有者である大尉に従う
1:主催の一員として動く
※PETの中にいます

【松岡修造@現実】
【状態】熱血
【装備】PET(ヒートマン入り)、シンクロチップ@アニメ版ロックマンエグゼシリーズ、テニスラケット&ボール
【道具】支給品一式
【思考】基本:熱くなる
1:大尉を鍛えて熱くする

【ヒートマン@ロックマンエグゼ2】
【状態】HP満タン
【装備】なし
【道具】なし
【思考】基本:修造と共に熱くなる
※PETの中にいます

351 ズカンされた名無し :2014/02/14(金) 11:48:57 ID:Df85.Pr.0
22時になりました。禁止エリア発動のお時間です。
という訳で、中国地方から脱出し損ねた参加者の首輪が爆発した。

【一日目・22時00分/日本・中国地方】

【サシャ・ブラウス@進撃の巨人 死亡確認】
【沙耶@沙耶の唄 死亡確認】
【もょもと@ドラゴンクエスト2 死亡確認】
【KBTIT@真夏の夜の淫夢 死亡確認】

352 NoName1 :2014/02/14(金) 21:25:46 ID:2LHNDp4U0
「こんにちは。私は町田市長だ」

「おや…空飛ぶ人がいるぞ」

---

「あなたの命を、ゲット」

町田市長は死んだ。

なぜ死んだのだろうか。
理由は空を飛んでいる キンタロー。 にあった。
キンタロー。 は前田敦子ポジを乗っ取りたかった。
そこにロワ開催。絶好のチャンス。
キンタロー。 は開始直後から水を飲んだため、テラカオス化が進行し、フライング と相手の何かを奪える ゲット を獲得したのだ。

【一日目・22時00分/東京都・町田市】

【キンタロー。@松竹芸能】
【状態】通常
【装備】なし
【道具】支給品一式
【思考】
基本:前田敦子を殺し、ポジションを乗っ取る
1:北上する

【町田市長@町田市 死亡確認】

353 青森は東京とは別の意味で危険地帯になってました :2014/02/15(土) 21:08:44 ID:/OdTQUh20
 冷気の嵐が吹き荒れる極寒の大地と化した青森県をフリーザーが飛んでいた。
彼?は、オーバーデビルによって異常なまでに気温が低下した青森県からの脱出を試みていたのだ。
しかし、吹雪による視界不良と風の強さのせいで思うように進まないどころか何処を飛んでいるのかさえ分からなくなっていた。
そして、冷気はフリーザーの体力を徐々に奪っていた。

「畜生、こんな時にファイアーが居れば……」

 見殺しに近い事をやっておきながら今になってファイアーの事を思い返すフリーザー。
図々しい思考ではあるが、確かにファイアーがいたならば炎で吹雪を溶かして視界を確保したり暖房代わりになったりと大活躍していただろう。
それどころか、青森県からの脱出だって出来ていたかもしれない。

「あれ、何かが落ちて……また凍死体かよ……」

 フリーザーが見つけたのは、防寒着を着た二人組の死体だった。
ちゃんとした防寒着を着ている事から東北地方の寒冷化を調査しようとしてそのまま遭難して凍え死んだと判断するフリーザー。

(こうやって後から来た奴でも死ぬんだ……ああ、俺もこうなるんだな……)

 フリーザーの心を諦めが支配する。
仲間を失い孤独となった彼にそれを振り払う事など出来るはずもなく、フリーザーは心も身体も力尽きた。

【一日目・21時45分/日本・青森県】

【ポコ@ジョジョの奇妙な冒険 死亡確認】
【火野映司@仮面ライダーオーズ 死亡確認】
【フリーザー@ポケットモンスター 死亡確認】
死因:オーバーフリーズの影響で凍死

354 NoName2 :2014/02/16(日) 13:21:28 ID:OVrziGCU0
キンタロー。 はSATSUGAIコールの鳴り響くビッグサイトに到来した。

そして言い放った。

「あなたたちの命を、ゲット」

モブが300人ほど死んだ。

「うぉ!?」

戦いが始まる。

【一日目・22時42分/東京都・江東区ビッグサイト】

【キンタロー。@松竹芸能】
【状態】通常
【装備】なし
【道具】支給品一式
【思考】
基本:前田敦子を殺し、ポジションを乗っ取る
1:奴らと交戦する
2:北上する


【DMC狂信者】
共通思考:クラウザーさんを蘇らせる
1:生贄のために参加者をSATSUGAI
2:ビッグサイトを活動拠点にする
3:ビッグサイトに集結
※携帯やらネットやらツイッターやらで連絡を取り合っています。

【トキ@北斗の拳】
【状態】お前のような病人がいるか
【装備】無し
【道具】支給品一式
【思考】
基本:SATSUGAIはいいぞ!
※まごうことなきトキ本人です

【比那名居天子@東方project】
【状態】健康、謙虚
【装備】グラットンソード@FF11
【道具】支給品一式
【思考】
基本:SATSUGAI

【中野梓@けいおん!】
【状態】健康
【装備】ギター
【道具】支給品一式
【思考】
基本:SATSUGAI
1:殺ってやるDEATH!

355 NoName2 :2014/02/16(日) 13:24:30 ID:OVrziGCU0
【モブ狂信者×10@いろいろ 死亡確認】【モブ狂信者×10@いろいろ 死亡確認】【モブ狂信者×10@いろいろ 死亡確認】
【モブ狂信者×10@いろいろ 死亡確認】【モブ狂信者×10@いろいろ 死亡確認】【モブ狂信者×10@いろいろ 死亡確認】
【モブ狂信者×10@いろいろ 死亡確認】【モブ狂信者×10@いろいろ 死亡確認】【モブ狂信者×10@いろいろ 死亡確認】
【モブ狂信者×10@いろいろ 死亡確認】【モブ狂信者×10@いろいろ 死亡確認】【モブ狂信者×10@いろいろ 死亡確認】
【モブ狂信者×10@いろいろ 死亡確認】【モブ狂信者×10@いろいろ 死亡確認】【モブ狂信者×10@いろいろ 死亡確認】
【モブ狂信者×10@いろいろ 死亡確認】【モブ狂信者×10@いろいろ 死亡確認】【モブ狂信者×10@いろいろ 死亡確認】
【モブ狂信者×10@いろいろ 死亡確認】【モブ狂信者×10@いろいろ 死亡確認】【モブ狂信者×10@いろいろ 死亡確認】
【モブ狂信者×10@いろいろ 死亡確認】【モブ狂信者×10@いろいろ 死亡確認】【モブ狂信者×10@いろいろ 死亡確認】
【モブ狂信者×10@いろいろ 死亡確認】【モブ狂信者×10@いろいろ 死亡確認】【モブ狂信者×10@いろいろ 死亡確認】
【モブ狂信者×10@いろいろ 死亡確認】【モブ狂信者×10@いろいろ 死亡確認】【モブ狂信者×10@いろいろ 死亡確認】

356 四国ではたまにあることです。 :2014/02/16(日) 19:24:47 ID:vvcoRctk0

「あー根岸の野郎が死んだのか……」

 定時放送を聞き、ボールを弄りながら、MEIKOおばさんは浮かない顔をする。
(アイツはあんな変な音楽じゃなくて自分のやりたい音楽をやればよかったのにね……)
 一先ず、こないだ乗っ取った根岸のツイッターアカウント(本名垢)にビフォー(根岸)アフター(クラウザー)の写真を載せてそっと消す。
 そんで、DMC信者のサイトに『根岸(クラウザーさん)は東京都庁で死んだ』と情報を流す。
 自分の勘は9割くらい当たると信じているから、そういう情報を流した。
 ちなみに家族の何人かが死んだことも0.2秒ほど悲しんだ。
 が、すぐに切り替えた。
 打たれても引き摺らないそれがエースピッチャーとしての役目だからだ。
 一方、その横で……

「ぬぅ、どういうことだ!!! 野田総理の名前が呼ばれたぞッ!!!」
「恐らく、これがカオスロワでよくあることって奴ですね」
「そうか!!」
「おい、これじゃあ野田総理に野球を挑めないぞ!!」
「では、ダース・ベイダー達残った主催共を(野球で)滅ぼす」
「いい提案だ」
「ですなぁ」
「づら」
「「「「「「『『『『「「「「「「「「それにしても四国って本当に何もないね」」」」」」』』』』」」」」」」
「あのう、皆さん……それはちょっと失礼なんじゃ……?」
「何を言っているのだよ?」
「ジョジョ、四国を舐めるなァ、この間抜けがッ!!」

 というわけで瀬戸内海の海をテニスボールで割り、過疎地・四国に着いた拳王軍とネットバトラー軍団。
 四国の大地を踏んだ瞬間に、ほぼ全員で同じ感想を漏らした。うーん、この常識外たちは。
 そんな中、ムギちゃんも知り合いが呼ばれたが、開き直ることにした。
 悲しい顔などしてる暇なんてないのだ。

「それにしても、『コーホー』ってまるでウォーズマンみたいですね」
「きっとベイダー卿も30分以上戦えないね」
「一理ある、21世紀になっても30分以上戦えないとかね」

 ついでに主催者の一人もベイダー卿をディすっとく。
 息を吸って吐くようにさりげなくディする。
 さらにウォーズマンもディする。
 そんな時であった。

「ラダム……ラダムゥゥゥッ!!!! うおおおぉぉぉぉぉッ!!!!」
「……まだこんなところに、一般人が……逃げて……」

 マイクを二、三本ほどぶっ壊しそうな声量の白い騎士が。
 ボロボロの服の女性を追っかけていた(薄い本みたいに)。

 ことの発端は放送の前、だいたい20時くらいのことである。
 艦載機を発進させ、擬似的な人海戦術を展開していた翔鶴。
 その数は通常の艦載機の3倍から100倍くらいの数である。
 明らかに無茶苦茶をやっているように見えるが……
 ナチスドイツと祐一郎さんの科学力と友情パワーを組み合わせれば超人強度1000万50パワーくらいになるのでどうにかなる。
 まあ、善戦していたそれなりに、ね。
 それを律儀にもDさんは各個撃破していたわけだが……《1ターンは1分》。
 んでもって、知っての通りDボゥイは30分以上戦うと暴走状態になってしまうのである。
 そりゃあ、現在時刻は放送終わって21時過ぎだからね、余裕で30分以上たっているよ。

 要はその白き魔人から理性はなくなり。
 ――――――、一体のバーサーカーが生まれた。

357 四国ではたまにあることです。 :2014/02/16(日) 19:25:19 ID:vvcoRctk0

「無差別マーダーか(棒)」
『シグナムよ、もっと本気を出して驚け』
「いや、だって今回の地の文が私じゃないから、正直なところやる気が出ない」
『……このニートは……!』
「ニートではない、フリーターだッ!」
「ハチミツ美味しいな〜」
「イチローさん……」

 シグナムやプニキたちが適当なことを言っている最中も戦いは続く。

「うおおおおおおおおおぉぉぉぉぉぉッ!!! ボォォォルッ……テッカァァァァァァァァァッッ!!!!!!!!!!!」

 白い騎士の装甲が開き放たれる特大の極光が翔鶴諸共拳王軍達を包み込む。
 しかし……


「ボルテッカを完全ガード!」


 櫂君のヴァンガ魔法(防御)が決まる。
 この場で完全ガードのカードを持ってるとはやっぱり櫂君は凄い(YKS)。
 This is the 櫂トシキ。
 しかし、これで分かった、前にいる白い騎士は放っておいたら四国唯一の公式戦が出来る野球場が……
 『松山坊っちゃんスタジアム』が確実に破壊されてしまう。

「ぬぅ、この危険人物めッ!!」
「マーダーはぶち殺す、慈悲はないのよ!」
「滅びよ……」

 ラオウの右腕から特大の闘気(オーラ)が飛び出し、平等院さんの右掌からよく分からないオーラが放たれる。
 それに合わせるようにMEIKOの右腕から黄金の回転が掛かった野球のボールが放たれた。
 二つのオーラと黄金の回転が加わった野球ボールは視覚的に巨大化して見えるだろう。

 それはまさに『阿修羅の神道』。 

 超巨大野球ボールはデカい上にやたら速い。
 当たったら、もう死ぬよ? 次元の壁とかをぶち壊しながら進んでいくよ。
 そして、白い魔人に超巨大(に見える)野球ボールが当たった瞬間であった。
 閃光と共に超巨大(に見える)野球ボールと白い魔人が大爆発を起こした。

「ボールとバッターが消えた?」
「この場合はルール上どうなるんだ、クロえもんさん?」
「知らねぇよ!!」
「なるほど、これが消える魔球って奴だな」
「それよりも……彼女に一体、何が……?」
「あたしが聞きます!」

 シャロが翔鶴に何があったかを聞く。
 その姿は非常に探偵っぽかった。


 ◆


 一方、その頃……。
 ダイアーさんの非常にスローな動きから繰り出される飛び蹴り。

「  稲  妻  空  烈  刃  !  」
「……がはっ!?」

 ダイアーさんの技が斬鬼の装甲をギターごと破壊した。
 首輪を解除したことにより、制限がなくなり全開になったダイアーさんは強いのだ。

「外道に名乗る名はない……だが、死ぬ前に我が名くらい教えてやろう!」
「……べ、別に、聞きたくは……」
「我が名はダイアー! 誇り高き波紋戦士だ!!」

 止めの波紋パンチが決まった!!
 こうして、ダイアーさんは勝利した。

「ふむ、みんなとはぐれてしまったな、どうするか?」

 戦いの最中、仲間とはぐれてしまったダイアーさん。
 一先ずは合流することにしたのだが……

「……なんだ、あれは?」

 そこでダイアーさんが見たものとは!

358 四国ではたまにあることです。 :2014/02/16(日) 19:26:01 ID:vvcoRctk0

 ◆ ◇


「なるほど、つまり……」
『翔鶴さんは僕の妹になるんだね?』」
『ロックマン、今はそんなことはどうでもいいのでは?』
「……提督の息子さんたちでしたか……」
「光祐一郎……たしか、特A級の危険人物ってことでネットに晒されてたわね」
「そんな……確かにパパは超が程の危険人物だけど……悪人じゃないよ!!」
「一理あるのだよ」
 
 熱斗は熱弁を奮う。
 確かに息子達に六度ほど世界の命運を委ねたり、アジーナの国宝を盗ませたりした。
 だが、自らすすんで殺人をするような輩ではないことを熱斗たちは知っている。

「まあ、まずは首輪解除したあとに事情を聴きましょう」
「ん? あれは……」

 走らせていた電車を急停止させる。
 そこには…………

「シュテルベン!(死ね)」
「死なねーよ!wwwwww」

 激しい削り合いが行われていた。
 多くのひみつ道具を使うアドラーえもんも割とアレだが……
 元々、化け物染みた不死性を持つデッドプールも大概である。
 首輪を外したアドラーは全開であるが、それでも決定打が足りなかった。

「お前らは殺人野球軍団wwww確かお前らにも賞金が掛かっていたぜwwww」
「ぬぅ、この拳王は普通に野球をしていただけだ!!」
「一理もない」

 多くの獲物をしたデッドプールは獲物を変更した。
 だが、それが命取りだった……死なないけど。

「ブラックホール打ち(応用編)!!!」

 クロえもんはバットをぐるぐると高速回転させる。
 自信が大好きな野球を目の前に男に馬鹿にされたのだ。
 そりゃあ切れるよ。感情があるからね。
 そのスピードはダイソン社の掃除機となんら遜色ない速度である。
 ブラックホール打ち、吸引力が変わらないただ一つの打法である。
 
 そして、デッドプールの身体がバットに当たる寸前であった!

「デューク……」

 デュークが構えを取る。

『返せない打球なら返さなければいい』という格言がある。
 つまり、『死なない相手なら殺さなければいい』のだ。

 特訓により強化されたデュークのパワーは今までの比ではない。
 元々5段階評価で7が付くパワーがさらに倍以上になったであろう。
 今のデュークはパワーだけならば恐らくは平等院さんを軽く上回っている。
 

「……『場外』ッ! ホームランッッ!!」
「んな、ありえるか!!wwwwww」


 凄まじい剛球になったテニスボールがデッドプールの身体に突き刺さる。
 そして、そのまま四国を飛び出し、禁止エリアである中国地方を飛び越え、デッドプールの身体は九州ロボに激突した。
 激突の衝撃は凄まじくかったが、デッドプールの不死の肉体は滅びず、九州ロボの左腕。
 そう、だいたい熊本県辺りに磔状態でとどまることになった。

359 四国ではたまにあることです。 :2014/02/16(日) 19:26:48 ID:vvcoRctk0
 
「アドラーえもんさん……提督たちは!?」
「そこだ」

 アドラーえもんが見たその先には!

「我がナチスドイツの光学迷彩技術も世界一ィィィィィ!!!
 喰らえェェェ!! 雷電!!! 紫外線照射ァァァァ!!!」
「うおっ、まぶしっ!?」
「隙を見せたな! 今だっ、サイボーグパァァンチッ!!」

 サンタナの握力の2倍のスペックを持つシュトロハイムに改造してもらった祐一郎。
 その握力はシュトロハイムの3倍! 握力×速さ=破壊力!!!!
 祐一郎さんは己の拳で雷電をホワイトベースまで吹っ飛ばした。
 その影響か、ホワイトベースはどこか損傷したのか、後退していった。

「勝ったッ! 第3部完!!」
「シグナムさん、もう少しだけ続きますよ」
  
 シグナムが適当なことを言っている最中……

「パパ!!」
「おお、熱斗か!!」

 こうして、熱斗と祐一郎さんは鬱も感動もへったくれもない形で再会した。
 そして、すぐにラオウたちは祐一郎さんに首輪を外してもらった。
 
「それで熱斗のパパさん、ここで一体何が……?」
「実はな……」

 祐一郎さんが事情を話そうとした、その時であった!

「その話、少し待ってもらおう!」
「貴方は……ダイアーさん!!!」

 そこには一人の波紋戦士が堂々と立っていた。


 ◆ ◇ ◆ 

 互いにダメージは受けている。
 決着はもうすぐ着く。
 そう、それは唐突な形で。

「月が出ているぞぉッ!!!」
「!?」
 
 バスターガンダムの一部が開き、リフレクターが展開する。
 そう、祐一郎さんはバスターガンダムにある改良を施していた。
 これが俗にいうサテライトシステム……超大技『サテライトキャノン』である。
 ガンプラのようにガンダムの改造は自由でいいのだ。 

「サテライトキャノンだッ! いっけぇぇぇぇぇぇッ!!!!!」
「……ッ! 回避を!」

 放たれたサテライトキャノン デュエルガンダムの右腕を掠った。
 しかし、その威力は絶大に強大、掠めただけで右半身を吹っ飛ばし、そのまま大阪方面にビームが飛んでいった。
 そのまま、デュエルガンダムは戦場を離脱した。

「ドラえもん、僕勝ったよ……」

 この勝利はドラえもんに捧げようと、のび太は思った。
 追撃をしようとしたがオーバーヒートしそうなこの機体状況では無理と判断した。
 そんな時に祐一郎さんご一行総数20人くらいが合流した。
 
「のび太君、無事か!!」
「えっ、ドラえもん……? いや、人違い……?」
「ロボット違いですね」

 そこにドラえもんに似た猫型ロボットがいた。
 どことなくドラえもんに似ていて、違いといえば毛と耳があり、ボディが黒いことである。
  
 そして、なんやかんやで拠点が必要になった。
 さっきのマーダー達が乗っていたホワイトベースような奴がほしいという考えに至った。

「あっ、私のデイバックの中に核ミサイルがあったのを思い出しました」
「それをベースにしよう!」
「パソコンはあるかい?」
「ノートパソコンだったら、私持ってるし」
「よし。あとは道具と機材が必要だな!」
「俺は……アドラーえもん……ひみつ道具なら俺が!」
「足りない道具は俺が!」
「力仕事なら我々が!」
「ですなぁ」
「づら」

 その後、彼らの世界一の科学力とかイメージとかオーラとか波紋とか金の力とか主催者を倒すという一丸の想いとかが結集した。
 そう、所謂一つの友情パワーである。あと足りない道具は皆が外した首輪を使った。そして、それから15分後である。

「完成したぞぉ!!」

 そこには見事な戦艦が完成していた。
 時間短縮のために高速建造材を20個も使ったの功を奏したのだ。
 
「熱斗の父よ、この戦艦の名前は何だ?」
「そうだな……幾度もの『死』線を乗り越える『国』……そうだ、戦艦『死国』とでも名付けようッ!!!」
「いいネーミングセンスだ!」

 こうして【超弩級戦艦『死国』】が爆誕した。
 なんで『死国』かって……まあいつかの『伏線回収』って奴だ。

360 四国ではたまにあることです。 :2014/02/16(日) 19:27:08 ID:vvcoRctk0

【一日目・22時00分/日本・香川県】

【超弩級戦艦『死国』】

【MEIKO@VOCALOID】
【状態】健康、首輪解除
【装備】アルティメットアーマー@ロックマンXシリーズ
【道具】支給品一式、ノートパソコン@現実
【思考】
基本:殺し合いに乗った者達を殺す
 1:ラオウ達に協力してもらう
※今までとは別人です。
※『黄金の回転』を習得しました

【琴吹紬@けいおん!】
【状態】精神的にぶっ飛んでる、首輪解除
【装備】超弩級戦艦『死国』、キーボード、現金1兆円ほどが入った特注ジュラルミンケース
【道具】支給品一式、たくあん@現実、その他不明
【思考】
基本:生き残ることを最優先
1:拳王とやらの配下になる
※今までとは別人に決まってんだろ!!いい加減にしろ!!
※核ミサイルは超弩級戦艦『死国』に改造されました。

【ラオウ@北斗の拳】
【状態】健康、首輪解除
【装備】炭酸水
【道具】支給品一式、その他不明
【思考】
基本:ダース・ベイダ―たちを倒す
0:主催者チームを全員屠る
1:そして、拳王が新たな時代を作る
2:死兆星から使者の小娘を配下にしたぞ!
3:トキ似の男を配下にしたぞ!
4:強そうな鎧の女を配下にしたぞ!
5:謎の黒猫たちを配下にしたぞ!
6:なんかいろいろ配下にしたぞ!

【平等院鳳凰@新テニスの王子様】
【状態】健康、首輪解除
【装備】テニスラケット、テニスボール×∞、諭吉一枚
【道具】支給品一式、少年ジャンプとヤンジャン、その他不明
【思考】基本:主催者達を滅ぼす
1;マーダーも滅ぼす
2:ラオウたちと行動する
3:テニスがしたいが、野球をする

【プニキ@くまのプ○さんのホームランダービー】
【状態】健康、全ステータスMAX、首輪解除
【装備】木の棒
【道具】支給品一式、最高級ハチミツ、その他不明
【思考】基本:ムギさんからハチミツを貰うために主催者たちを野球で潰す
1;ホームランを打つ

【川崎宗則@現実?】
【状態】健康、首輪解除
【装備】バット、ボール、グラブ
【道具】支給品一式
【思考】基本:イチローを倒してでも、マリナーズに連れ戻す
1:戦力を集める

【クロえもん@ドラベース ドラえもん超野球外伝】
【状態】健康、首輪解除
【装備】バット、ボール、グラブ
【道具】支給品一式 電車ごっこロープ
【思考】基本:主催者たちに野球で挑んで勝つ!
0:矢部君の意志を継ぎ、殺し合いを打破する
1:最低でも四国アイランドリーグが出来るくらいの仲間を集める
2:イチロー選手を仲間に引き入れたい

【殿馬一人@ドカベンシリーズ】
【状態】健康、首輪解除
【装備】バット、ボール、グラブ
【道具】支給品一式、グランドピアノ@現実
【思考】基本:生き残る
1:イチローと合流したい

【デューク渡邊@新テニスの王子様】
【状態】健康、首輪解除
【装備】テニスラケット、テニスボール×∞、キャッチャー用具一式
【道具】支給品一式、その他不明
【思考】基本:お頭(平等院)たちについていく
1;デュークホームランを打つ

【緑間真太郎@黒子のバスケ】
【状態】冷静、首輪解除
【装備】ハンマーブロスの無限ハンマー@マリオシリーズ
【道具】支給品一式、ホワイトボードとサインペン
【思考】
0:赤司に勝つ
1:野球をするのだよ

361 四国ではたまにあることです。 :2014/02/16(日) 19:27:29 ID:vvcoRctk0

【光熱斗@ロックマンエグゼ】
【状態】健康、首輪解除
【装備】自分のPET(ロックマン入り)
【道具】支給品一式×2、大山デカオ@ロックマンエグゼ、大山デカオ@ロックマンエグゼ2
    デカオ(ロックマンエグゼ3)が作ったおべんとう、チップトレーダー@ロックマンエグゼ、
    大量のガッツマンのチップとバグのかけら、ガンデルソル3(実物)ネオバリアブル(実物)
    大山デカオ@ロックマンエグゼ3(BLACK版)大山デカオ@ロックマンエグゼ5チームオブブルース、
    各種ナビカスタマイザーパーツ、大量の金、シンクロチップ、他不明
【思考】基本:主催者たちにネットバトルを挑んで勝つ!
0:パパがサイボーグになってて驚いたなぁ……
1:プリズムとフォレストボムのチップを探す
2:その為に色んな人にネットバトルを挑む
3:上条(ジョジョ)さんとディおじさんの決着をつけさせる

【ロックマン@ロックマンエグゼ】
【状態】HP満タン
【装備】ロックバスター
【道具】なし
【思考】基本;熱斗をサポートする
0:僕に妹が出来たぞォ!
1:主催者たちがネットバトルを受けてくれるか、心配。
※PETの中にいます

【シグナム@リリカルなのはシリーズ】
【状態】健康、自称フリーター、首輪解除
【装備】レヴァンティン
【道具】支給品一式、PET(カーネル入り) 、SPW財団以上の資金とか多数のレアチップ、シンクロチップ
【思考】基本:働かなくて済むように動く
1:熱斗たちについてくる
2:主催者たちは倒す
3:上条(ジョジョ)か……一理ある
※今までとは別人ですが記憶を受け継いでいます
※PSP版の技は使えませんが、念能力が使えます。

【カーネル@ロックマンエグゼ】
【状態】HP満タン
【装備】カーネルのブレード
【道具】なし
【思考】基本;ロワの破壊
1:今は(仕方ないので)シグナムに従う
※PETの中にいます

【上条当麻@とある魔術の禁書目録】
【状態】健康、不幸、首輪解除出来てない
【装備】PET(シャドーマン入り)
【道具】エスパー伊東@現実、シンクロチップ、他人のデッキ(「ぬばたま」デッキ)
【思考】
基本:


                    いいぜ ヘ(^o^)ヘ
                            |∧
                            /
                主催者たちが
             何でも思い通りに
             出来るってなら
                 /
             (^o^)/
           /( )
          / / >


      (^o^) 三
      (\\ 三
      < \ 三
..\
(/o^)
( / まずは
/く そのふざけた
   幻想(ロワ)をぶち殺す
1:なんで俺だけ……

362 四国ではたまにあることです。 :2014/02/16(日) 19:28:16 ID:vvcoRctk0
【シャドーマン@ロックマンエグゼ】
【状態】HP満タン
【装備】ムラマサ
【道具】なし
【思考】基本:上条に従う
1:敵は殺す、慈悲はない
※PETの中にいます

【ディオ・ブランドー@ジョジョの奇妙な冒険】
【状態】疲労、全身にダメージ、首輪解除
【装備】PSP(デューオ入り)
【道具】支給品一式×3、シンクロチップ
【思考】基本:ネットバトルとベースボールを極める
0:主催を倒すのはラオウではない、このディオだッ!
1:ジョースター家を手に入れる
2:ジョジョより優越感を得る
3:熱斗達にネットバトルを挑むのは後回しだ!
4:シンクロチップを手に入れたし、デューオとクロスフュージョンする。

【デューオ@ロックマンエグゼ4】
【状態】HP満タン
【装備】ジャスティスワン、ザ・ワールド
【道具】なし
【思考】基本;とりあえず、ディオを見守る
1:カオスロワでもそれは無理そう。
※PSPの中にいます

【櫂トシキ@カードファイト!! ヴァンガード】
【状態】ヴァンガ脳、首輪解除
【装備】自分のデッキ、やきそば
【道具】支給品一式
【思考】
1:強いファイターと戦う
2:上条達についていく

【シャーロック・シェリンフォード@探偵オペラ ミルキィホームズ】
【状態】謎ミルキィ、首輪解除
【装備】かまぼこ、自分のデッキ(「ロイヤルパラディン」デッキ)
【道具】支給品一式、テニスボール×∞
【思考】
1:櫂に着いて行く

363 四国ではたまにあることです。 :2014/02/16(日) 19:28:48 ID:vvcoRctk0
【光祐一郎@ロックマンエグゼ】
【状態】サイボーグ化、首輪解除、ダメージ(大)
【装備】なし
【道具】支給品一式、自作爆弾
【思考】
基本:息子たちをサポートする。
1:主催者について調べる
2:できれば九州ロボを取り戻したい
※九州ロボの制作を提案した人物がいるようです
※カオスロワちゃんねるにより、危険人物扱いのレッテルを貼られました
※砲撃によりノートPCは全壊しました

【ルドル・フォン・シュトロハイム@ジョジョの奇妙な冒険】
【状態】ダメージ(中)、首輪解除
【装備】なし
【道具】支給品一式、不明
【思考】
基本:主催共に一泡吹かせる
1:祐一郎達と行動する
2:雷電は確実に倒す

【野比のび太@ドラえもん】
【状態】健康、首輪解除、怒り、バスターガンダムに搭乗中
【装備】バスターガンダム@機動戦士ガンダムSEED、龍星座の紫龍@聖闘士星矢、
【道具】支給品一式、ボーリングの玉@現実、キン肉マンのコミックス全巻@現実
【思考】
基本:生き残る、できる限り祐一郎さんたちを手伝う
0:戦わなければ死人が出るぞぉ!!  
1:ドラえもん……
2:クロえもんってドラえもんにそっくりだな
※ミノフスキー粒子の影響で通信がしづらくなっています
※デュエルガンダムのパイロットが出来杉だと気づいてません
※バスターガンダムにはサテライトシステムが搭載されています。

【ダイアー@ジョジョの奇妙な冒険】
【状態】割と大ダメージ、首輪解除
【装備】イカ墨とパスタ@現実
【道具】支給品一式、その他不明
【思考】基本:主催を倒す
1:ディオとかいう奴も倒す
2:アドラー達と行動する。
※ディオを『吸血鬼ディオ』と思っていません。
※何か見ましたが、別に物語とは関係ありません。

【アドラー@エヌアイン完全世界】
【状態】それなりに大ダメージ、首輪解除
【装備】電光機関@エヌアイン完全世界、四次元ポケット(中身入り)@ドラえもん
【道具】支給品一式、その他不明
【思考】基本:ダイアー達と行動する
0:俺は……アドラー……えもん

【翔鶴@艦これ】
【状態】損傷(大)
【装備】彩雲、紫電改二、流星改、 零式艦戦62型
【道具】なし
【思考】
基本:提督(祐一郎)に従う
0:お風呂に行きたい
1:襲い掛かる者たちを殲滅する

364 四国ではたまにあることです。 :2014/02/16(日) 19:29:15 ID:vvcoRctk0

 ◆ ◇ ◆ ◇ ◆


「くそ、くそ……畜生ぉぉ!!!」
「出来杉……ぐずぐずするな、切り替えろ」
「……はい」

 ホワイトベースに帰還した出木杉は一人悔しさを口に出す。
 仲間を失い、ガンダムも大破寸前、非常に不甲斐ない。

「力が……力がほしいよ……!」

 自分の無力を悔いても悔みに切れない。
 ただ、ひたすら打ちのめされているだけだった。  

「戦力が圧倒的に足りない」

 十神も十神も頭を抱える。
 ただでさえ無茶苦茶な連中だけだったのに、さらに化け物たちが加わった。
 祐一郎たちに合流した彼らはネットの噂で……
 《筋肉モリモリマッチョマンの化け物》
 《前世は化け物のタクアン女》
 《超高校級のテニヌプレイヤー》
 《回転で人を殺す鎧の女》
 《ブラックホールを発生させる化け猫》
 《おっさんみたいな高校生》
 《イチローのストーカー》
 《戦場のピアニスト》
 《裏の王》
 《悪のカリスマ》
 《伝説のニート》
 《幻想殺し》
 《音速を超えた速度でバスケットボールを投げる男》
 《妙なカードを操る男》
 《謎ミルキィ》 
 と、凄まじいことにはなっている連中だ。
 勝てる気がしなかった。
 
「白夜様……」
「だが、次はこういかん……十神の名に懸けてだ」

 ホワイトベースは飛んでいく。
 新たなる仲間を求めて。

【一日目・22時00分/日本・兵庫県上空】

【ホワイトベース】


【十神白夜@ダンガンロンパ 希望の学園と絶望の高校生】
【状態】健康、艦長ポジション
【装備】ホワイトベース@機動戦士ガンダム
【道具】支給品一式、腐川冬子@ダンガンロンパ 希望の学園と絶望の高校生
【思考】
基本:愚民たち(対主催)を従えて十神家繁栄の邪魔になる主催を倒す。
0:一旦、体制を立て直す
1:祐一郎一行を殲滅する戦力を集める。
2:その後は北上してマーダー掃討、対主催を集める


【アイギス@ペルソナ3】
【状態】健康、ホワイトベースと接続、右舷担当
【装備】超磁鋼レールガン@ペルソナ3
【道具】支給品一式、その他不明
【思考】
1:十神たちについていき、殺し合いを破壊する
2:殺し合いを破壊して平和になったらSEESと合流する

【ホライゾン・アリアダスト@境界線上のホライゾン】
【状態】健康 、ホワイトベースと接続、左舷担当
【装備】悲嘆の怠惰@境界線上のホライゾン、拒絶の強欲@境界線上のホライゾン、憤怒の閃撃@境界線上のホライゾン
【道具】支給品一式、その他不明
【思考】
1:十神たちについていき、殺し合いを破壊する
2:殺し合いが破壊されてからトーリたちと合流する

【雷電@METAL GEAR RISING】
【状態】ダメージ大
【装備】高周波ブレード
【道具】支給品一式、 その他不明
【思考】
基本:仲間と共に主催者たちを倒す
0:祐一郎たちを倒す
1:シュトロハイムは倒す
2:ローズマリーやスネークの安否が心配

【出来杉英才@ドラえもん】
【状態】無力感
【装備】デュエルガンダム(右半身消失)@機動戦士ガンダムSEED
【道具】支給品一式、その他不明
【思考】
基本:仲間と共に主催者たちを倒す
0:力がほしい
1:よくも仲間を!
2:のび太くんたちは大丈夫かな?
※ミノフスキー粒子の影響で通信がしづらくなっています
※バスターガンダムのパイロットがのび太だと気づいていません

365 四国ではたまにあることです。 :2014/02/16(日) 19:29:35 ID:vvcoRctk0

【一日目・22時00分/九州ロボの左腕(元熊本県)辺り】
【デッドプール@DEADPOOL】
【状態】気絶、狂気(デフォルト) 九州ロボの左腕(元熊本県)辺りに磔状態
【装備】自動拳銃×2
【道具】支給品一式、その他不明
【思考】
基本:主催やマーダーを殺して十神から金をもらう
0:ここどこだよwwwww
1:祐一郎たちを倒す
2:こいつら実はマーダーじゃなかったりして……そんなわけねーかwwwww


【Dボゥイ@宇宙の騎士テッカマンブレード 死亡】
【財津原蔵王丸(ザンキ)@仮面ライダー響鬼 死亡】

 ◆ ◇ ◆

 一方、その頃、大阪では……


「ズエェア!!!」


 飛んできたサテライトキャノンをハクメンが斬った。
 真っ二つに切り裂かれたサテライトキャノンは力を無くし近くのビルにぶつかり消滅した。
 こうしていなければ被害は甚大になっていただろう。

「相変わらず、無茶なことが出来るな」
「四国は拠点があるのではなかったのか?」
「……どうせ、滅びる運命。そういうことだったんだろうよ……なあ、貴様もそう思うだろ?」
「ひっ……」

 飛竜の鋭い視線の先には無数の鎖で繋がれた三つ首の竜がいた。

 激しい戦闘だった、氷嵐の支配者と英雄とストライダーの死闘は。
 勝負の決め手は飛竜のダブルウロボロスだった。
 富山湾付近で拾った蛇双・ウロボロス装備した飛竜。
 相手を捕縛し、完全に動けなくし、そこから自身のウロボロスを乱射する。
 肉体をウロボロスで破壊し、精神をウロボロスで破壊する。
 いともたやすく行われるえげつない行為である。

「さらばだ。『凶(マガト)』につながる竜よ」

 最後にハクメンによってその命は絶たれた。
 
「四国は危険地帯か」
「そのようだな」

 恐らくは四国の拠点は潰された。
 ならば、これからどうするか? 決まっている。

 ――――悪を滅する。

 彼らにあるのはそれだけだった。


【一日目・22時00分/日本・大阪のどこか】

【飛竜@ストライダー飛竜】
【状態】ダメージ小
【装備】光剣サイファー@ストライダー飛竜 クナイ、各種オプション、ウロボロス@BLAZBLUE
【道具】支給品一式 
【思考】基本:主催を抹殺する
1:ハクメンと共に主催陣営及び『悪』を殲滅する
2:まだ主催以外の参加者が残っている九州ロボをテニスボールで攻撃した者を抹殺する。
※2014年2月22日発売予定の新作『ストライダー飛竜』の技が使えます。


【ハクメン@BLAZBLUE】
【状態】ダメージ小
【装備】斬魔・鳴神
【道具】支給品一式
【思考】基本:『悪』を滅する
1:飛竜と協力して、主催及び世界に災いをもたらす者を『刈り取る』
2:まだ主催以外の参加者が残っている九州ロボをテニスボールで攻撃した者を抹殺する。
※ヒートゲージ等の状態は次の書き手に任せます。


【氷嵐の支配者@新・世界樹の迷宮 ミレニアムの少女 死亡】

366 四国ではたまにあることです。 :2014/02/16(日) 21:13:41 ID:vvcoRctk0
ミスあったので飛竜とハクメンのところはカットします

367 戦いは数だよ :2014/02/16(日) 23:25:47 ID:XwNssTBM0
 テラカオス化によって得た能力で300人ものDMC狂信者の命を奪ったキンタロー。
ちなみに、キンタロー。が殺害したモブ狂信者達は状態表がないから死亡者リストには載らないので、キンタロー。の殺害数は一人のままだったりする。
しかし、キンタロー。を何時の間にか背後にいたデスマスクが殴りつけ、彼女に致命傷を負わせた。
彼は、同行者の明智光秀だけでなくビックサイトを目指す道中で合流したモブ狂信者達と共に、ついにビックサイトに到着したのだ。
そんな彼の拳を受けて致命傷を受けたはずのキンタロー。だが、彼女は命を“奪った”際に奪った分の命を手に入れていたので復活した。
後、301回殺さない限り、キンタロー。は死なないのだ。

「あなたたちの命を「「「「「SATSUGAIせよぉぉぉっ!!」」」」」

 だが、DMC狂信者達からしてみれば、たったの301回でしか無かった。
わざわざ口に出さないといけないような能力以外は大したことないキンタロー。なんて彼等の敵ではなかった
トキの秘孔を突く一撃が、天子のグラットンソードが、梓のギターによる48の殺人技が、デスマスクの小宇宙を燃やした打撃が、光秀の二つの大鎌による斬撃が、モブ狂信者達の攻撃の数々が次々とキンタローの命を奪っていく。
圧倒的な物量差による一斉攻撃は、流石に1秒間に12回とはいかないものの、1秒間に2回のペースでキンタロー。を殺していったのだ。

「フフフ、これで終わりですよ」

 そして、明智光秀がデスマスクに殴られたのを除いて300回死んだキンタローの首を刎ね、戦いという名の蹂躙劇は終わった。
死んでも自分がクラウザーさん復活の生贄になるとしか考えてないが故の、死を恐れない猛攻がこんな結果を出したのだ。
こんなイカれた集団だが、MEIKOが流した『クラウザーさんは東京都庁で死んだ』という情報はデマだと気付く程度には理性が残ってたりする。
だが、どっちにしても都庁の軍勢もデマを流した奴もSATSUGAIする事に変わりは無いのでMEIKOの行動に意味は無かったりする。
まあ、彼等より都庁の軍勢のほうが理性的で人間らしいと言われたら両者を知る者には否定出来ないだろうがね。


【一日目・22時45分/東京都・江東区ビッグサイト】

【DMC狂信者】
共通思考:クラウザーさんを蘇らせる
1:生贄のために参加者をSATSUGAI
2:ビッグサイトを活動拠点にする
3:ビッグサイトに集結
※携帯やらネットやらツイッターやらで連絡を取り合っています。

【トキ@北斗の拳】
【状態】お前のような病人がいるか
【装備】無し
【道具】支給品一式
【思考】基本:SATSUGAIはいいぞ!
※まごうことなきトキ本人です

【比那名居天子@東方project】
【状態】健康、謙虚
【装備】グラットンソード@FF11
【道具】支給品一式
【思考】基本:SATSUGAI

【中野梓@けいおん!】
【状態】健康
【装備】ギター
【道具】支給品一式
【思考】基本:SATSUGAI
1:殺ってやるDEATH!

【蟹座のデスマスク@聖闘士星矢】
【状態】健康
【装備】蟹座の黄金聖衣@聖闘士星矢
【道具】支給品一式、その他不明
【思考】基本:SATSUGAI

【明智光秀@戦国BASARA】
【状態】健康
【装備】大鎌×2
【道具】支給品一式、その他不明
【思考】基本:SATSUGAI

【キンタロー。@松竹芸能 死亡確認】
死因:斬首
※死がカウントされるのは最後の一回だけです。

368 グンマーに代わってお仕置きよ :2014/02/17(月) 00:30:10 ID:hM0VdpUk0
都庁がモンスターの巣窟になった。この件を知らない参加者はもはやほとんど存在しないだろう。
口コミに加えて、ネットでも徐々に広まっているのだ。それでも、まだ都庁に向かう参加者はいた。
モンスターが色々な意味で好きな連中である。

「効かぬわ、ミリオンアサルト!」
「「ぎゃああああぁぁぁぁぁ!!!」」

【ハンターA(フンター)@モンハンシリーズ】死亡確認
【ゴルルナ一式装備ハンター@モンハンシリーズ】死亡確認

もっとも、勇気と無謀は別物であるが。
彼らはモンスターの長に会う前に、自ら番人役を買って出ている二人の人間に叩きのめされていた。

「ここが新しい降臨ダンジョン……1階から火力インフレとかなんて糞仕様なんだ! 
 だが舐めるなよ。俺のこの麒麟ホルスパの圧倒的な火力なら……! くらえ、全属性25倍攻撃!」
「はいはい、全属性は吸収しちゃおうねー。そしてさようなら」
「待っ――

【パズドラテイマー@パズドラ】死亡確認

真っ二つにされてしまった主人の姿に、彼の召喚していたモンスター達は震え上がる。

「死にたくなければ去れ。そして次は愚かな人間に従わないようにするのだな……」

だが、番人の二人が叩きのめすのはあくまで人間であり、モンスターは基本的に見逃していた。
都庁の構成員がモンスターであるし、中には無理矢理人間に従わせられている者もいるうえ……

「に、逃げるぞみんな!」
「あ、そこの角と尻尾があるドラゴンっぽい子だけちょっと残ってくれるかな?」
「え? わ、私ですか? どうして――

ナ、ナニヲスルンデスカ!? ダイジョウブ、キモチイイコトダヨ ダメデス、ソンナ…… ホラ、ヨーシヨシヨシ。ココガイイノカイ? アッ……

「ふにゃぁ……サクヤのご主人様はレスト様だけですぅ……」
「やりましたよダオスさん、竜娘っぽい子を仲間にできました!」
「そ、そうか……まあ、戦力が増えたなら良しとしておこう……」

レストはその能力で、モンスターを手懐けることもでき、うまくいけばこのように戦力を増やせるためだ。
もっとも制限からか、連れて歩けるのは二体までのようだが。

「ダオスさんも、洗脳の魔法が使えるならそれで戦力を増やすのはどうですか?」
「いや、洗脳も万能ではないし、解ける危険性がある。やはり説得するか外部から協力者がやってくるのを祈ろう。
 幸いにもこの者は、トレーナーを自ら殺害して我らについてくれたがな」
「ア゛オ゛ォォォォ!」

そういうダオスの傍らには、自身のトレーナーをアイアンヘッドで叩き潰したモンスター、メガボスゴドラがいた。
彼は自分の住処の環境が荒れた場合、自ら土を運び植林するエコなポケモン。
住処を荒らした主催者や人間に復讐するため、都庁の軍勢に寝返ったのである。

【エリートトレーナー♀@ポケモン】死亡確認

何故彼らが都庁を守りつつ、戦力の増強を考えているのか?
それは放送が原因であり、都庁軍にとっては緊急事態であったためだ。

369 グンマーに代わってお仕置きよ :2014/02/17(月) 00:32:04 ID:hM0VdpUk0
「……グンマーの民、……」

放送でその名が呼ばれた瞬間、都庁には激震がはしった。
グンマーといえば、人間であるが都庁軍勢と協定を結んだ、いわば同胞である。
加えて圧倒的な力を持ち、世界樹と化しつつあるこの都庁よりもさらに広大な世界樹の迷宮に住む者達だ。
その彼らが、死んだ。
一体誰が、どうやって。その疑問は残るが、とにかく彼らは殺されてしまった。
当然、都庁の者はたまらず怒り狂い、悲しみに沈む。
そして――自分達の身の危険も感じた。
当初は絶対安全圏と認識していたグンマーがこれでは、都庁も危ういのではないか。
そう考えた彼らは、リーダーの命によりさらに都庁の守りを固め、一部のモンスターは外に同志の生き残りを探しに行き……
さらに一部の参加者に意識改革と協力を求めているのである。
これはもはや自分達だけの戦いではない。グンマーを背負った戦いでもあるのだから。

「オンジン、モンバンマカセテスマナカッタ。リーダーヨンデル」
「骨竜か。しかし我ら以外に、ここの番をできる者がいるのか?」

「グオオオオオォォォォウ!」

「ウォークライガヤッテクレル。クウフクデソロソロニンゲンマルカジリタイラシイ」
「へえ、これはかなり強そうだ。ではここは任せて、僕らはリーダーに会いに行きますか」

【一日目・21時50分/都庁樹の迷宮入り口】
【ウォークライ@セブンスドラゴン2020】
【状態】すごく健康、空腹
【装備】無し
【道具】支給品一式
【思考】
基本:都庁の防衛
1:都庁に近づく相手を蹴散らす
2:美味そうだったら喰う



----


「リーダー、オンジンツレテキタ」
『ご苦労。では君はアイスシザースと合流し、彼の補佐を頼む。
 さて……まずは魂の裁断者を、我らを助けてくれた礼を言わせてくれ強き人間よ』


骨竜に案内された先にいたのは、金色の巨大な竜。
その堂々とした佇まい、迸る雷から流石の二人も息を呑んだ。

『我が名は……そうだな、ここはあえてツバサビトのものを使わせてもらおう。クランヴァリネだ』
「レストです。そして後ろがダオスさんです」
『改めて、礼を言わせてくれ。君たちがいなければ、あの怪物がここに侵入し、甚大な被害がでるところだった』

雷竜、クランヴァリネは深々と頭を下げた。

『しかも後ろの魔物二人は新たな協力者か?戦力の補充までしてもらい、本当に申し訳ない』
「いえ、僕も竜娘が仲間にできてよかったですよ。……ところでクランさん、雄ですか? 雌ですか?」
『……雄だが』
「あはは、まあドラゴンなら雄も雌も大丈夫なんですけどね。プロテもアクナもフレクも雄ですし」
『……流石に、いくら恩人とはいえそういった要望には応えられないな。我の性癖は至ってノーマル、人妻至上主義なものでな』
「あぁ、人妻もいいですよね。なんかこう、吸い込まれそうというか、染めたいというか……ぐっときますよね」
『おお、わかってくれるか! いや赤竜と氷竜とも趣味があわなくてなかなか難儀していたのだが……』

「貴様ら……」

370 グンマーに代わってお仕置きよ :2014/02/17(月) 00:35:13 ID:hM0VdpUk0
不毛なやりとりを、頭を押さえたダオスが止めに入る。
この都庁の軍勢の長だというので警戒はしていたが、どうやら意外と俗な生き物らしい。
何故か意気投合している様子であり、このまま放置すれば『本題』に戻るのはだいぶ先になるだろう。

「念話が私にも聞こえていること、理解しているか? 無駄口を叩く前に、伝えるべきことを伝えて貰いたいものだ」
「す、すみませんでした」
『済まぬ。……ゴホン、君たちを呼んだのには勿論、理由がある。
 まずは話すべきであろう。我らがこの都庁を乗っ取った理由を……
 目的の一つは、ここを新たな世界樹、拠点として大地の再生を図ること。人間に住処を奪われた者を匿う役割もある。
 恐らくこれは、君たちならば既に理解しているだろう。二つ目の目的は――樹海守護者、フォレスト・セルを目覚めさせることだ』
「フォレスト・セル……」

真面目な声色で、クランヴァリネは言葉を続ける。

『セルは、或いはセルに類似する存在は世界樹と呼ばれるものの地下深くに複数体存在するが、この都庁の下に眠るセルはその中でも最強の存在。
 こうして生まれた森を守るため、常に進化を続ける。世界樹を守るために際限なく強くなり、自然以外の余計なものを排除する。
 ……目覚めた場合、君らは勿論、我や仲間達ですら、命の保障がないがな』
「なんだと!?」
『あくまでこれは最終手段のつもりだった。だが……グンマーの民が殺されたことは完全に想定外だ。
 彼らであればあるいはセルを制御できたかもしれないが、それも叶わない。
 彼らが死んでしまったということは、もはや外部に我らの味方はいないものと思ったほうがいい』
「なんのために、私達がここを訪れたと思っている? このボスゴドラ達も、味方ではないというのか?」
『……言葉が悪かったな。そう、君たちのような存在は本当に希少だ。本当に感謝をしている。
 仲間が何人か外に協力者を求めてここを旅立った。もしかしたら彼らも協力者を見つけてくれるかもしれない。
 だが自然に対するその思いと、戦えるだけの力は、必ずも比例はしない。だからこそ――君たちを頼りたいのだ』

瞬間、周囲に激しい稲妻が奔る。
クランヴァリネの三眼が見開かれ、その身体と四肢に力が込められる。
地形を変え、磁場を歪める最強の雷竜。
その全力の殺意が、ダオスとレストに対して向けられた。

「……」
『……ふっ』

だがそれは、すぐにおさめられる。

『身じろぎ一つしてくれないとはな……だが、それでこそこの無茶な願いもできるというものだ。
 
 
 ――ダオス、そしてレストよ。どうか我に代わり、君たちにこの都庁に集まった者を導いてもらいたい!』

やや間を置いてから、クランヴァリネはそう告げた。
それはつまり、長の権限の譲渡。
自分を含めて仲間達の命を部外者に預けるという、暴挙に近いものである。

371 グンマーに代わってお仕置きよ :2014/02/17(月) 00:35:52 ID:hM0VdpUk0
「私達を信用してくれるのは嬉しいが、ここの魔物達は納得するのか?」
『問題はない。既に君たちのことは全員に伝えてあるよ。
 ダオス、君には支配者……王の風格がある。君ならば、ここの個性的な面々であっても上手く纏め上げることが可能だろう。
 レスト、君は王というより、王子の風格だな。その親しみやすさであれば、多くの者が勝手に君に寄ってくるだろう。
 そしてなにより……二人とも、我を遥かに上回る力を持っている。君たちに無理であれば、我に目的が遂行できようはずもあるまい』

恐らく既に魔物同士で念話を済ませていたのだろう。
見ればクランヴァリネ以外にも、大小様々な魔物が服従の構えでいつの間にか広間に集まっていた。

「これは……責任重大ですね」
「私の双肩に、こやつら全員の命がかかっている、か。
 ……いいだろう! グンマー亡き今、ここを守れずして大地が救えようか! 全ては救世のためにっ!」

ダオスが拳を天に突き上げ、叫ぶ。
あわせて、魔物達もそれぞれが様々な咆哮をあげた。
それは新たなリーダーの就任を祝うと同時に、グンマーの民への手向けでもあった。



----



「まずは防衛網を見直せ。骨竜の報告によれば、突然内部に現れた忍者もいたらしい。
 外部だけに集中せず、内部での争いにも対処できるような編成をこころがけるように。強敵が現れた場合は生存を優先し撤退せよ!」

早速てきぱきと都庁軍の者たちに指示を出すダオスを見ながら、クランヴァリネは満足げに頷いた。

『うむ、我もトップを退いたとはいえ、彼に全てを押し付けるわけにはいかぬな。
 この都庁の周囲全体の磁場を捻じ曲げ、近づける者の数を減らしておくとしようか』
「ここが完全な迷宮に変化すれば、弱い魔物でも逃げ隠れはできるようになりそうですね。
 そうしたら今度は、僕達も本気を出して積極的に邪魔者を排除していった方がいいでしょう」

都庁のまだ樹になっていない壁材をべりべりと素手で剥がしリフォームしつつ、レストもまた思案する。

「レスト様の言う通りかと……こちら、レスト様はあまりお好きではないとのことですが、ネットに……」
「あれ? パソコンなんてここにあったんだ。……ってちょっと」

『都庁は化物の巣窟。退治しないと』
『いや無理だろあれ。触らぬ神になんとやらだ』
『なんか都庁が見当たらない件』
『把握。都庁が木製になってた。火炎放射器ありったけもってけばいいんじゃね?』
『おk、凸するは』
『やばい、なんか屋上にきもいぶどうがなってる』
『さっき放送で忍さんの名前が呼ばれた……俺が都庁の潜入捜査なんか依頼したからだ……』
『でもさ、珍しいモンスター沢山いるんだろう?ゲットしたくね?』
『むしろ狩りたい』
『ここが新しい降臨ダンジョンか』
『上の書き込みしたっぽい奴ら、俺の目の前で惨殺されたよ……』
『マジかよ。情報くれ』
『金髪の人間二人が魔物庇ってるっぽい。いや多分あれも魔物だな』
『それイケメン?ならちょっと会って来る』
『おいごらぁ、イケメンいねーぞ!てか明らかにやばいドラゴン……あらやだ巨根じゃn
『うわああああ!痴女がドラゴンに食われたああああああ!お、俺は逃げるぞ!』
『あえて言おう。ドラゴンGJ』

【右代宮桜座@うみねこのなく頃に】死亡(ウォークライに食われました)

372 グンマーに代わってお仕置きよ :2014/02/17(月) 00:38:06 ID:hM0VdpUk0
「なんだこれは……」
『ふむ、リアルタイムでどうやらこの都庁は話題にされたり、見られていたりするようだな』
「他のアプリとか掲示板でも、かなり話題にされちゃってますね……」
「……これは割と早めに手を打った方がよさそうだね。パソコンとかは嫌いだけど、今回は素直に感謝しよう」
『ちなみにこれ、都知事からの戦利品。まあ我らの身体じゃ、扱えなかったんだがな』
「で、でしたら私がチェックをしておきます。こう見えて私、スマホとかアプリとか掲示板とか慣れてるんで……」
「ありがとうサクヤ。それじゃあ僕は……うん、この壁材とか採取物で色々道具を用意しておこうか」

バトルロワイアル開始から、もう間もなくで二日目。
都庁の軍勢の目的は自然環境の改善であり、環境をないがしろにした人間の抹殺である。
魔物達が本格的に人類に牙を剥くのは、もうすぐだ。

【一日目・22時20分/都庁樹の迷宮・内部のどこか】

【雷鳴と共に現る者@新・世界樹の迷宮 ミレニアムの少女】
【状態】健康
【装備】じしゃく@ポケットモンスターシリーズ
【道具】支給品一式
【思考】
基本:仲間達と共に、世界樹の環境を整える
1:都庁の防衛のため、周囲の磁場を捻じ曲げておく
2:赤竜と氷竜が気になる
3:安らかに眠れ、グンマーの民よ……
※人間に対しては、クランヴァリネと名乗っています

【ダオス@テイルズオブファンタジア】
【状態】健康、物理攻撃無効、雷耐性低、都庁リーダー襲名、メガボスゴドラの飼い主
【装備】ダオスマント
【道具】支給品一式、不明品
【思考】
基本:都庁の軍勢を守りつつ星の自然環境改善
1:都庁の軍勢を束ね、主催者及び敵対者を葬る
2:機械っぽい外見の奴は問答無用で潰す
3:四条化コンビを警戒
4:雷竜とレストが少しアレなので、その分自分が頑張る
5:自分達が健在な限りは、フォレスト・セルの召喚は控える

【レスト@ルーンファクトリー4】
【状態】健康、全属性攻撃吸収、無属性攻撃半減、サクヤの飼い主
【装備】天ノ村雲ノ剣
【道具】支給品一式、不明品、謎の壁材、水晶の壁材等の素材
【思考】
基本:都庁の軍勢を守りつつ星の自然環境改善
1:都庁樹の施設と素材を使い、戦闘準備を整える
2:機械っぽい外見の奴は問答無用で潰す
3:四条化コンビを警戒
4:あわよくば竜と結婚できる世界を作りたい
※フレクザィードの飼い主でしたが、バサラによりその権限を奪われていることに気がついていません
※連れて歩けるモンスターは二匹までです

373 グンマーに代わってお仕置きよ :2014/02/17(月) 00:40:50 ID:hM0VdpUk0
【極光の麒麟・サクヤ@パズドラ】
【状態】健康、調教済み
【装備】不明
【道具】支給品一式、スマホ、都知事のパソコン
【思考】
基本:レストに服従
1:ネットに疎い主に代わり情報収集
2:実は青龍と違ってドラゴンではないことはこの際黙っておく

【メガボスゴドラ@ポケモン】
【状態】健康
【装備】不明
【道具】支給品一式、大量の土と樹
【思考】
基本:ダオスに着いていく
1:縄張り以外でも自然環境を破壊する奴は容赦なく頭突く
2:リフォームを手伝う


『ところで、本当にあの屋上にぶら下がっているぶどうっぽい者はなんなのだ?』
「知らぬ。敵意はないようだが……」


「……♪」

その頃、より快適な環境になった都庁にぶらさがり続けていたミザールは目的を忘れていた。
今の彼が考えることはただ一つ。
――仲間と一緒にぶら下がったらもっと楽しいのではないだろうか?――

……都庁がさらに人外魔境と化する日も、遠くないのかもしれない。


【セプテントリオン・ミザール@デビルサバイバー2】
【状態】超健康、超上機嫌
【装備】ミザール触手×6
【道具】不明品、支給品一式
【思考】
基本:都庁樹にぶらさがる
1:自分を都庁から降ろそうとする奴には反撃
2:セプテントリオン仲間を呼びたい
※超速再生無限増殖能力には制限がかかっています
※セプテントリオンとしての使命は完全に忘れ去りました
※魔物でも悪魔でもない存在なので、都庁軍勢の誰も彼の言葉を理解できていません
※裁断者相手にはジェスチャーでぶらさがりたい旨を伝えたようです

374 302回ですよ :2014/02/17(月) 16:51:59 ID:VS26tj/g0
死んだはずのキンタロー。 が立ち上がる。
実は302回殺さないと死なないのだがそんなことを知らなかった彼らは油断していた。
「えっ…」

「あなたたちの…命を…」

向かってくる大軍。だがもう遅い。

「ゲ ッ ト ォ ォ ォ ォ ォ ! ! !」

今の衝撃で6千人ほど死んだ。
耳栓をしていても目に響いて死んだ。
そう。複数人指定は聞くか響くかすると効果を発揮するのだ。

「あなたたちの命をゲット!あなたたちの命をゲット!あなたたちの命をゲットォ!」

今の衝撃で3万人ほど死んだ。

「今の内に逃げよう」

キンタロー。 は他に誰かが来る前にそそくさと逃げた。

【一日目・23時00分/東京都・江東区ビッグサイト】

【キンタロー。@松竹芸能】
【状態】通常
【装備】なし
【道具】支給品一式
【思考】
基本:前田敦子を殺し、ポジションを乗っ取る
1:北上する

【トキ@北斗の拳 死亡確認】
【比那名居天子@東方project 死亡確認】
【中野梓@けいおん! 死亡確認】
【蟹座のデスマスク@聖闘士星矢 死亡確認】
【明智光秀@戦国BASARA 死亡確認】
【モブ狂信者×35995@いろいろ 死亡確認】

375 ズカンされた名無し :2014/02/17(月) 18:18:19 ID:WAzCfMZc0
その頃、殺し合いが開かれていない世界では…
S君とD君が創作活動に励んでいた。

S「という話はどうかな?」
D「………」
S「どうしたんだよ、いつものハンバーガー何個分とかいうのは?」
D「ハンバーガーに入ってるピクルス10分の1くらいかな」
S「今まで一番最低な評価じゃん…」
D「そうかな、評価してあげただけ有情だと思うよ☆」

〜終わり

376 大阪、危機一髪 :2014/02/17(月) 23:11:44 ID:PqKEOagw0

「はっ!!」
「ズェア!!」

バスターガンダムのサテライトキャノンは大阪に届いていた。
しかし、大阪に立ち寄っていた飛竜とハクメンによってサテライトキャノンは斬られた。
サテライトキャノンはビーム兵器である。そう、彼らはビーム兵器を斬ったのだ。
片や特A級ストライダー専用のプラズマ光剣《サイファー》。片や事象兵器アークエネミーの一つ《斬魔・鳴神》。
これを以てして一撃でスペースコロニーを撃滅可能な《サテライトキャノン》を防いだのだ。

「なんだい、今のは? マスタースパーク以上の威力みたいだったが?」
「―――大量広域先制攻撃の一つだ、恐らくは殺し合いに乗った者が放ったに違いない」
「四国ってあたいたちが向かおうとしていた場所だよね?」
「恐らくは大阪に集まった参加者を一網打尽にするために撃ったのだろう」
「えげつないっすね」
「まったくだ……えげつねぇな……」
「白いお侍さんたちは四国に行くの?」
「無論だ、凶(マガト)に繋がる縁は断たねばならない」
「行くぞ、ハクメン」

影の薄い対主催チームと別れた情報交換した後、飛竜とハクメンはそれでも四国に向かうことにした。
ただ一つ、全ての『悪』を刈り取るために。

「僕たちはどうします?」
「留まるか、別のところに行くっすかね?」
「俺はこまっちゃんに一任するぜ」
「私も」
「あたいが決めていいのかい?」

残された小町たちは悩んだ。
自分たちも四国に行くか、それとも別の方面に向かうか。
決断の時は近い。


【一日目・22時00分/日本・大阪のどこか】

【飛竜@ストライダー飛竜】
【状態】健康
【装備】光剣サイファー@ストライダー飛竜 クナイ、各種オプション、ウロボロス@BLAZBLUE
【道具】支給品一式 
【思考】基本:主催を抹殺する
1:ハクメンと共に主催陣営及び『悪』を殲滅する
2:まだ主催以外の参加者が残っている九州ロボをテニスボールで攻撃した者を抹殺する。
※2014年2月22日発売予定の新作『ストライダー飛竜』の技が使えます。
※ウロボロス@BLAZBLUEはどっかから拾ってきました。


【ハクメン@BLAZBLUE】
【状態】健康
【装備】斬魔・鳴神
【道具】支給品一式
【思考】基本:『悪』を滅する
1:飛竜と協力して、主催及び世界に災いをもたらす者を『刈り取る』
2:まだ主催以外の参加者が残っている九州ロボをテニスボールで攻撃した者を抹殺する。
※勾玉ゲージ等の状態は次の書き手に任せます。

377 大阪、危機一髪 :2014/02/17(月) 23:12:13 ID:PqKEOagw0

【小町と影薄な仲間たち】
※メガザルの腕輪により、全員のダメージ等が完治しました。
※飛竜たちとの情報交換して、主催達が九州ロボにいることを知りました。


【小野塚小町@東方Project】
【状態】健康
【装備】斬魄刀『神鎗』@BLEACH
【道具】舟
【思考】基本:もう仲間を誰も失わない為にカオスロワを終わらせる
1:もう二度と仲間を置いて行こうとしない
2:幽香と戦う事を覚悟する


【黒子テツヤ@黒子のバスケ】
【状態】健康
【装備】猟銃@現実
【道具】死出の羽衣@ 幽々白書
【思考】基本:仲間と共にカオスロワを終わらせる
1:友人たちと生き残る
2:混沌の騎士の言っていた空気中に漂う何かが気になる
※実はゴゴの死体から猟銃を回収していました。

【東横桃子@咲-Saki-】
【状態】健康
【装備】不明
【道具】支給品一式、他不明
【思考】基本:仲間と共にカオスロワを終わらせる
1:加治木先輩や友人たちと生き残る
2:混沌の騎士が言っていた空気中に漂う何かって主催の仕業?
3:峰岸さん……

【赤座あかり@ゆるゆり】
【状態】健康
【装備】なし
【道具】マムルの肉×2@風来のシレン
【思考】基本:仲間と一緒にカオスロワを終わらせて主人公らしく大活躍!
1:混沌の騎士の分も頑張る

【日之影空洞@めだかボックス】
【状態】健康
【装備】斬鉄剣@ルパン三世
【道具】支給品一式
【思考】基本:主催者を倒す
1:仲間を守る
2:混沌の騎士が遺した謎を解く
3:↑の全部やらなくちゃあならないのが先代生徒会長の辛いとこだな。
※斬鉄剣は混沌の騎士のものを受け継ぎました。
※不明支給品はメガザルの腕輪でしたが、効果が発動したため、砕け散りました。

378 鬼神誕生 :2014/02/18(火) 01:24:09 ID:Lkd/Th.o0
 織莉子の放った魔法の水晶玉が気絶しているデッドプールの首輪に当たって首輪にひびが入って爆発、デッドプールは死んだ。
いくら不死身だろうと、首輪が爆発したらその首輪をつけていた参加者は問答無用で完全に死ぬのである。
命を幾つ持っていようと、何者かの呪いだろうと、何等かの概念だろうと関係なく死者スレ送りにしてしまうのだ。
最も、爆発した首輪をつけた参加者以外に対してはただの爆発でしかないのだが。

「さっすが織莉子!!で、この変な奴だけど、金で雇えばいいのに何で殺すように命令されたんだい?」
「金が動機だから寝返りやすく、不死身だから寝返った時が大変な上、万が一その時首輪が解除されてたら倒せなくなるもの。仕方ないわ」

 五大幹部によるデッドプール殺害命令の意図を理解していた織莉子は、キリカにそれを教える。
この文面だけなら余計な心配だと思う人もいるだろう。
だが、超強力な対主催勢力である超弩級戦艦『死国』の面々には首輪解除手段(祐一郎とシュトロハイム)と膨大な資金(紬とシグナムが所持)がある。
存在自体がバグってるチート集団に不死身の男を渡す可能性を作る訳にはいかなかったのだ。

「この変な奴の支給品は拳銃が二丁と……トイレットペーパーだけだね」
「拳銃はココさんとジャックさんに渡して……って、そろそろ時間よ、キリカ」

 デッドプールの支給品から使えるものだけを抜き取った織莉子とキリカの前に転送ゲートが現れる。
その転送ゲートを織莉子とキリカは迷いなく潜り、転送ゲートは消えた。


 九州ロボのとある区画に、壁に大きな目玉のような機械っぽいものが一つだけある部屋が存在する。
その部屋に五大幹部とデウス、ビアンがおり、さらに転送ゲートから織莉子とキリカが現れた。

「コーホー、これで全員揃ったな」
「ええ、ベイダー卿、始めて」

 目玉のような機械の背後に立っているココの合図を聞いたベイダーは、なんとライトセーバーを引き抜いた。
そしてベイダーは、ココの心臓をライトセーバーで突き刺してそのまま引き抜く、どう見ても致命傷だ。
しかし、ココを含めその場にいた誰も驚かず、むしろ何かを期待していた。

「ここからが本番だな」
「ええ、駄目だったら私達に未来は無いわ」

 そうジャックと幽香が言うと、目玉のような機械から先端に針が付いたチューブが幾つも伸び、その全てがココに突き刺さり、何かが流れ始めた。
そして数分後……
 
「フフーフ、待たせたわね」
「無事、成功したみたいですね」
「もし失敗したら織莉子が悲しむから一生恨んでたよ」

 ココの傷が完全に塞がり、彼女は目覚めた。
そう、ココは完成した超大型特機型マキナ『九州ロボ』のファクターとなったのだ。
五大幹部やデウスとビアンが居るのも、ベイダーがココに致命傷を負わせたのも、このためだったのだ。
なお、織莉子とキリカは、一度死に近い状態になる必要があるココの精神面への配慮として呼ばれていたりする。
旧佐賀県に配属されていたが為にHCLI社の全社員(死者リストには載らない)が死んでいた為、カオスロワ開始前の自分を知る二人はココの支えになっていた。
というか、元々織莉子とは彼女の父経由でそれなりに親しく、キリカとも織莉子によって打ち解けていたので、双子の兄も死んだ以上、二人は数少なくなったココの身内である。

「これで、九州ロボは完成したって事か」
「勿論だ。最も、外見を余り弄れなかったのが心残りではあるが……」
「本格的な戦闘に突入しない限りファクターがコクピットで操縦しなくとも問題は無い。緊急時以外は第二制御室だけで十分なはずだ」

 そう、圧倒的な火力の武装と歪曲フィールド等による防御、スパロボUX換算で100万ものHPとマキナとなった事による自己修復能力、そしてそれらをフル稼働させても余力があるほどの動力。
これらの力を得て九州ロボは超大型特機型マキナへと生まれ変わったのだ。
しかも、ファクターであるココを護る為という名目があるので、第二制御室から操縦している時でもマキナの原則に縛られず人間を殺害する事が可能だ。
そして、機体性能が大幅に向上した事で、作業用ロボとしての性能も段違いになってたりする。
まあ、今回の主催は再び来る大災害を阻止して世界を救うのが目的だし、世界復興に使える力まで摘み取る気はないのだ。
余談だが、今の九州ロボのコクピットは、上で出てきた目玉のような機械の内部にあり、それがあるこの部屋が第一制御室となってたり、元々の九州ロボのコクピットが第二制御室になってたりする。

379 鬼神誕生 :2014/02/18(火) 01:24:34 ID:Lkd/Th.o0
【一日目・22時15分/日本・九州ロボ 第一制御室】

【ダース・ベイダー@STAR WARS】
【状態】健康
【装備】ライトセーバー@STAR WARS
【道具】支給品一式、その他不明
【思考】基本:テラカオスを生み出す計画を遂行する
1:計画のために殺し合いを促進させ、計画の邪魔をするものは消す
2:他の幹部と今後について話し合う

【ジャック・O@ARMORED CORE LAST RAVEN】
【状態】リンクスに改造
【装備】フォックスアイ(ネクストに魔改造)@ARMORED CORE、拳銃
【道具】不明
【思考】基本:テラカオスを生み出す計画を遂行する
1:計画のために殺し合いを促進させ、計画の邪魔をするものは抹殺する
2:他の幹部と今後について話し合う

【バーダック@ドラゴンボール】
【状態】健康
【装備】スカウター@ドラゴンボール
【道具】支給品一式、その他不明
【思考】基本:テラカオスを生み出す計画を遂行する
1:計画のために殺し合いを促進させ、計画の邪魔をするものは殺す
2:他の幹部と今後について話し合う

【ココ・ヘクマティアル@ヨルムンガンド】
【状態】健康、九州ロボのファクター
【装備】超大型特機型マキナ『九州ロボ』。ライトセーバー@STAR WARS、拳銃
【道具】不明
【思考】基本:テラカオスを生み出す計画を遂行する
1:計画のために殺し合いを促進させ、計画の邪魔をするものは撃つ
2:他の幹部と今後について話し合う
3:HCLI社……無くなっちゃったわね……

【風見幽香@東方project】
【状態】健康
【装備】日傘
【道具】不明
【思考】基本:テラカオスを生み出す計画を遂行する
1:計画のために殺し合いを促進させ、計画の邪魔をするものは地に還す
2:他の幹部と今後について話し合う

【デウスエクスマキナ@スーパーロボット大戦UX】
【状態】普通、身長2.3mになるまでスモールライトで縮んだ
【装備】デウスの斬馬刀@スーパーロボット大戦UX
【道具】支給品一式、スモールライト
【思考】基本:人類絶滅及び人類の想像力喪失の阻止
1:命令に従う
2:殺し合いによって人類の想像力喪失を阻止する
3:死んだクルル曹長の代わりとして技術開発班を手伝う
4:とりあえずはビアンと共に艦載機の開発・制作・量産を進める

【ビアン・ゾルダーク@スーパーロボット大戦OG】
【状態】健康
【装備】ヴァルシオン@スーパーロボット大戦OG
【道具】支給品一式
【思考】基本:大災害から人類が生き残る未来を勝ち取る為に主催に協力する
1:自身を倒すほどの力と、人類の未来を勝ち取る強い意志を併せ持つ者達が現れたのなら後を託す事も考える。
2:だが、主催の一員として手を抜くことは絶対にしない
3:資材の都合で九州ロボの外観を自由に変えれなかったのが心残り
4:デウスと共に艦載機の開発・制作・量産を進める

【美国織莉子@魔法少女おりこ☆マギカ】
【状態】健康
【装備】ソウルジェム(穢れ微小)、呉キリカ@魔法少女おりこ☆マギカ
【道具】支給品一式、大量のグリーフシード@魔法少女まどか☆マギカシリーズ
【思考】基本:世界滅亡の阻止
1:命令に従う
2:世界を救う為なら犠牲もやむ負えない
3:九州ロボの警備及びその他後方支援任務に戻る

【同時刻/九州ロボの左腕(元熊本県)辺り】

【デッドプール@DEADPOOL 死亡確認】
死因:首輪が爆発
※支給品の拳銃はココとジャックの物になりました。
※不明支給品はトイレットペーパーでした。

380 第三の法則 :2014/02/18(火) 23:53:13 ID:qCMmgOJg0
 どさり、どさり……

 フレミングの質問に答えられず、また新たな犠牲者が生まれた。

【豪鬼@ストリートファイターシリーズ】死亡確認
【ベガ@ストリートファイターシリーズ】死亡確認

「これは……」

 もう、質問に答えられない参加者がいることには驚かない。
 むしろフレミングは、自分自身に驚いていた。
 
 今しがた倒した男達は、かなり屈強な肉体の持ち主だ。
 フレミングはそれを、電撃を放たずに倒した。
 二人の死因は、失血死なのである。

「そうか、そうだったのか。やはり私の法則は素晴らしい……!」

 一人納得した様子で、フレミングは頷くとまた歩き始めた。
 ……否、走り始めた。
 猛然と、走る。
 走る、走る、走る。
 フレミングはかつてないほど『獲物』を求めていた。

「む……!」

 そしてそれは程なくして見つかった。
 眼鏡をかけた、いかにも秀才そうな青年を。
 服越しでも、鍛え上げられた肉体だというのがわかる。
 文武両道。そんな言葉がぴったりだろう。

 それこそ、今現在フレミングが求めている獲物だった。

「そこの君、この手の法則を知っているかね?」
「はい?」

 すっ……とフレミングは両手でフレミングの法則を差し出してみせた。
 この殺し合いが始まってから、この質問に答えられた参加者は誰一人としていない、魔の法則。

「それは、フレミングの法則じゃないですか。
 左手がローレンツ力、右手が起電力におけるそれぞれの向きを示す画期的な法則ですね」

 だが青年は、言いよどむことなくフレミングの質問に答えて見せた。

「正解だ!」

 初めて得られたまともな解答に、フレミングは笑みを浮かべる。






「……だが、それだけではない」
「!?」

 酷く残酷な。
 悪魔の笑みを。

381 第三の法則 :2014/02/18(火) 23:54:26 ID:qCMmgOJg0
「馬鹿な、フレミングの法則がそれ以上、何を示すというのです!?」
「馬鹿は君の方だ。いや、今までの屑どもに比べたら遥かに賢いがね。
 賢いだけじゃあ駄目だ。そう……強くなければな」
「あなた、何を言って……」
「まあ、私も馬鹿の一人だ。自分で作った法則の素晴らしさを、半分しか理解できていなかったのだから」

「我がフレミングの法則は、電気工学における革命であると同時に……格闘学においても革命なのだよ」
「……はい?」

 青年の間の抜けた声が漏れる。
 しかし次の瞬間。

「ダブルフレミングブラインディング!」
「っ!?」

 フレミングは、邪気眼使いを破った必殺攻撃をしかけた。
 だが青年も相当鍛えているのかこれに反応し、眼鏡を前方に投げ捨てることでこれを防御。
 フレミング両手の人差し指は眼鏡のレンズを砕くだけで、青年の眼を破壊するには至らなかった。

「ほほう、やるではないか」
「……フレミングの名を語る殺人鬼か。許すわけにはいかないね」
「だがな……甘いのだよ」

 風を切る音が響いた。

「かっ……は……!?」

 高速の一撃。
 青年には、何が起きたのか事態を把握することができない。
 そしてそれを、言葉にすることも、もうできない。

「っ……! ……!」

 両手のフレミングの法則。
 攻撃手段は、人差し指だけではない。
 太い親指が、青年の喉に深々と捻り込まれていた。

「驚くのはま早いぞ!」
「――――っ!?」

 フレミングの法則、最後に残るは中指。
 それは青年の側頭部に襲いかかり、彼の両耳を刺し貫く。

「これぞ、真・フレミングの法則。構えた三本の指には、それぞれちゃんと意味があるのだよ。
 人差し指で目を抉り。
 親指で喉を潰し。
 中指で耳を貫く。
 人間の身体はどれだけ鍛えようと脆弱な部位が存在するが、我が法則はそこを的確に攻撃できる素晴らしいものなのだ」
「―――!」

 青年はたまらず飛び退き、フレミングから距離をとる。

「さらに、この法則にはもう一つ利点があってな……!」

 とびかかるフレミングは再びフレミングの法則の構え。

(っ! どれだ、次はどの指で僕を攻撃して来るんだ!?)

 それを見た時、青年はフレミングの言うもう一つの利点に気がついた。

382 第三の法則 :2014/02/18(火) 23:56:55 ID:qCMmgOJg0
 それは、致命傷になりうる攻撃を放つ指が、どこを狙ってくるかわかりにくいことだ。
 三本の指はそれぞれ全く異なる向きであるし、ガードをしようにも必ずどこか一箇所ががら空きになってしまう。
 フレミングが狙う場所を読み違えれば、無防備なところに凶悪な一撃を受けてしまい、そのまま再起不能に陥るだろう。

(……! 既に喉と耳をやられている! だとすると狙いは、最初にやり損ねた眼か! もう眼鏡を使った防御もできない……!)

 青年は腕を交差させ、眼を守る。

「だから、甘いと言っているのだ」
「がっ――!?」

 だが無情にも、フレミングの指は青年を貫いた。
 狙われていたのは眼ではない。
 フレミングの二本の親指は青年の鼻の穴に突き刺さり、血が止めどなく溢れていた。
 親指が狙う場所は、喉だけではない。そうだと思い込まされてしまった青年の負けであった。

「私の法則を知らない愚か者に裁きをくだそう。
 私の法則を言えぬ口は、喉はいらない。潰してしまえ。
 質問を聞き返す馬鹿に鉄槌をくだそう。
 私の質問が聞こえない耳など全くもって無価値。鼓膜も三半規管も蝸牛も貫いてしまえ。
 我が法則に抗う阿呆には仕置きをしよう。
 あくまで仕置きだ軽めにしよう。鼻を削ぐ程度で許してやろう。
 私の法則を首を振って拒絶する屑なら仕方がない。諦めよう。
 もはや美しきこの法則を、その眼に映すことまかりとおらん。抉ってしまえ。
 私の法則、フレミングの法則は素晴らしい……
 ああ、これでもまだ賛同はしないというのか?
 見えない聞こえない喋れない嗅げないは言い訳にはならぬ。
 ならば止む無し。原点に返ろう。
 表の法則により、電気の力によりお前を人間の原点に返してやろう。
 無の世界に帰してやろう。静かなる安息の世界で我が法則を魂に刻み、人生を最初からやり直せ」

【右代宮譲治@うみねこの鳴く頃に】死亡確認

 青年が失血死する前に、フレミングは電撃で脳を焼き尽くした。
 両眼も潰された青年はこのまま放置してもいずれ死んだであろうが、フレミングは時間が惜しかったのだ。
 自身の素晴らしい法則を教えてまわるのは吝かではないが、個人レッスンばかりというわけにもいくまい。

「この世界には無知が多すぎた。これは私自身が、再教育しなければならないということなのだろう。
 私の左手の法則と右手の法則、そしてこの第三の法則。全てを、国民は知らなければならない……
 もっと、もっとだ。もっと沢山の人間に……私の法則の素晴らしさを理解させねば」

 フレミングは己の発言のおかしさに気がつくことはない。まだ自分は正常であると思い込んでいる。
 
 左手と右手の法則はともかく、物理的な第三のフレミングの法則は邪気眼使いや格闘家との戦いでフレミングが先程考えついたものだ。
 教科書などに載っているわけがない。それはつまり、最初から答えられる人間などどこにもいないということ。
 しかし今のフレミングにとって、もはやそれさえどうでもいいのだ。
 視界に誰かが入ったならば、自分が思いついたこの真のフレミングの法則を実践したいのだ。
 人間の感覚を奪いに奪い、己の法則の素晴らしさを立証することに、無情の喜びを感じているのだ。
 もうそこにかつての天才学者の姿はない。
 ジョン・フレミング――テラカオスに蝕まれゆく、狂気の魔人。

383 第三の法則 :2014/02/18(火) 23:58:23 ID:qCMmgOJg0
【一日目・22時10分/埼玉県】

【ジョン・フレミング@現実?】
【状態】健康、テラカオス化さらに進行中、電撃能力会得
【装備】魔剣ルシファーブレード@作者の妄想
【道具】支給品一式
【思考】
基本:フレミングの左手と右手の法則と真・フレミングの法則をきちんと知らん奴を皆殺し
0:次の参加者(獲物)を探す
1:子供の参加者を優先して質問を投げかける
2:答えられなかったら当然始末する
3:野田総理は法則を知っていたんだろうか……?
※テラカオス化進行により、両手から電撃を放てるようになりました
※感情が昂ぶると、両手を使わずとも相手に落雷を落とせるようになりました
※三本の指を用いた戦闘術、真・フレミングの法則を思いつきました

384 I want :2014/02/20(木) 00:19:31 ID:2lHsx9B20
 真正面から棍棒で殴りかかってきた少年を殴り、背後から掴みかかってきた少年を振り向きざまに殴りつける。
天海春香は、襲い掛かってきた少年二人を変身せずに殺害したのだ。

「冬馬!北斗!……嘘だろ!?」
「変身せずに大の男二人を……有り得ない……!?」

 同じアイドルグループだった仲間の死に悲鳴を上げる御手洗翔太と、春香の圧倒的な強さに驚愕するゴシップ芸能記者。
悪徳又一という名のゴシップ芸能記者は、変身していなければ楽勝だと言って生存優先だったジュピターというアイドルグループを唆し、春香からライダーシステムを強奪する作戦を実行しようとした。
しかし、その浅はかな考えの結果がこれだ。
そんな二人の目の前で、春香が仮面ライダーカブト・マスクドフォームへと変身した。

「さっきの二人は服従するなら許してたけど、仲間にいろいろとしてくれた貴方達は私の世界には要らないわ」

 鉄パイプで応戦しようとして踵落としで頭から足元のアスファルトごと粉砕される翔太。
恐怖に震えながらバットを構えるが回し蹴りでひしゃげ、横に合った壁にぶち捲けられる悪徳。
ただのアイドルだった頃の恨みを晴らす為だけにわざわざ変身した春香によって、人の残骸が二つも作り上げられた。
そして、周囲に誰も居ないはずなのに春香は言った。

「で、居るんでしょ。出てきなさいよ」
「ちっ……ガキが良い気になりやがって」

 出てきたのは961プロお抱えのゴシップ記者、渋澤だ。
彼は、春香の親友である如月千早のトラウマを突いて彼女を歌えなくなる程に追い詰めた男だ。

「貴方は跪いて許しを乞うても許してなんてあげない。あの世で後悔していなさい」
「フン、これを見てもそう言えるか」

 渋澤はデイパックからドレイクゼクターが装着されたドレイクグリップを取り出す。
これ等があるという事は、彼がカブトと同じZECT製ライダー、仮面ライダードレイクに変身できるという事だ。
早速、渋澤はドレイクへ変身しようとするが……

「けど、無意味よ。世界は私を中心に回っているもの」

 ドレイクゼクターがドレイクグリップから飛び立ち、春香の手元にやってきた。
ドレイクゼクターは渋澤より春香のほうが資格者に相応しいと判断したのだ。
勿論、ZECT製ライダーシステムの要であるゼクターは離れた以上、ドレイクへの変身は不可能だ。

「なぁっ!?ど、ドレイクゼクター!何処へ行く!?」
「賢いゼクターね。誰が主に相応しいか解ってるみたいよ」

 手元に飛んできたドレイクゼクターを撫でながら春香は言う。
その姿はまさに女帝と呼ぶのが相応しかった。

「さて、お掃除の時間よ」

 春香の拳により、絶望に打ちひしがれる渋澤の首が千切れ飛んだ。
そして、使えそうな支給品を回収した春香は、移動を開始したのだった。


【一日目・22時20分/日本・埼玉県】

【天海春香@アイドルマスター】
【状態】健康、テラカオス化進行中、それにより春閣下化
【装備】カブトゼクター&ライダーベルト@仮面ライダーカブト
【道具】ドレイクゼクター&ドレイクグリップ@仮面ライダーカブト、ゼクトマイザー@仮面ライダーカブト、支給品一式
【思考】基本:この救いようのない世界を征服し、絶対的な支配者となる。
1:傘下に入らぬ者は殺す
2:765プロの皆の死に深い悲しみと怒り
3:天の海を往き、春を香らせる
※ゼクトマイザーは伊集院北斗のデイパックに入っていたのを回収しました。

【天ヶ瀬冬馬@アイドルマスター2 死亡確認】
【伊集院北斗@アイドルマスター2 死亡確認】
死因:撲殺

【御手洗翔太@アイドルマスター2 死亡確認】
【悪徳又一@アイドルマスター 死亡確認】
【渋澤@アニメ版アイドルマスター 死亡確認】
死因:虐殺

385 決着! からくりドームの戦い! :2014/02/20(木) 11:21:14 ID:G.gjyT360

第三回放送が流れてなお、からくりドームで行われるイチローチームと大正義巨人軍の血で血を洗う戦いは続いており、それは大詰めを迎えようとしていた。
主催者の野田総理が死んだり、なぜかドームにいる霊夢の名前が読み上げられたりしたが、両軍とも疑問は後回しにする形で試合を続行した。(原監督についてはハラサン≠原監督で解決)
先に二点先制をしているのはイチローチームであり、対する大正義巨人軍は未だに0点のままである。
現在は最終イニングであり、普通ならばイチローチームはこのまま逃げ越せば勝利となる。
……だが、イチローたちに勝ち逃げさせてくれるほど、状況は甘くなかった。

カキーンッ

「くッ!」
「へっ、PSIクオリアが復活した以上、レーザーを投げられないイチローなんて怖くねえよ」

二回表にて範馬勇次郎が死亡したため、雀ヶ森レンのPSIクオリアが復活したのだ。
これによりイチローの投球コースが予測され、規格外のスペックを持っているナッパを除いて打てなかった球がある程度打てるようになってしまった。
しかも二回裏でのイチローの最初の相手はハラサンが手塩にかけて育てられたであろう四番バッター・6/。
パワーではナッパに劣り、経験ではラミレスに負けるものの、総合的な能力はチームでも高い。
そこへPSIクオリアの恩恵も受けた6/氏のバットがイチローの投げた打球を捉えるのも必然だったのかもしれない。

球は軽快な音と共に空高くへと舞い上がる、進路は場外コースだ。
二次創作出展とはいえ飛行能力を持っている霊夢を始め、イチローチームの選手たちが追いかける、だが。

「ダメッ! 間に合わない!」

霊夢達の追走虚しく、ボールは場外へと飛んでいき……ホームランとなった。
大正義巨人軍は一点をもぎ取ったのである。
この快進撃に6/は歓喜をあげ、イチローチームを嘲笑う。

「見たかーッ、俺の実力を! あと一点でも入れられれば同点だなぁ!?
おっと、さっきも言ったが同点の場合、数の少ないチームの方が負けになるルールだぜ?
俺たちは9人に対しておまえたちは8人……この意味わかるよな? フッフッフ」
「そんな……私たち負けちゃう……」
「クソッ!」
「焦るな二人共! まだ負けが決まったわけじゃない」
「無駄ですよ、僕のPSIクオリアではあなたの打球がどうくるかお見通しです。
いっそ、お得意のレーザーでも投げますか?
こちらで打てる人こそいませんが、その前にそちらのキャッチャーが蒸発しますけどね」
「……悪いけど、少し黙ってもらえないか?」

6/の死刑宣告にちなつとダイゴは焦り、イチローが二人をなだめに入るも、すぐに雀ヶ森レンによる煽りが入った。
応援を台無しにされ、イチローチームの心境は焦るか苛立つかの二つに分かれた。
卑怯に見えるが焦りや苛立ちが禁物な勝負にて、それを誘発させること……戦いにおいて精神攻撃は基本である。

大正義巨人軍の次の打席はDCSによってマッチョマンと化したお笑い芸人、松本。
彼は相方である浜田の生存のためにマーダーの道を選んだ者だが、その守るべき浜田は死んでしまった。
彼は放送後、意外にも暴れるでもなく嘆くでもなく黙々と試合に参加する姿勢であった。
しかし、それに対してイチローは一抹の不安を覚えていた。

(妙に静かなのが逆に不気味だな……)

ともかく見る限り6/以上のパワーは確実に持っていそうだ。
PSIクオリアの件もある以上今までと同じ球速では打たれるだろうし、変化球による小細工も意味がない。
ならば、より打たれにくくするためにひたすら早いストレートを投げるだけである。
そう判断したイチローはキャッチャーである萃香に、彼女がギリギリで耐えられるレベルのパワーで投げることをアイコンタクトで伝えた。
が……

カキーンッ

「これも、ダメか!」
「……」

並の選手では打てぬであろうイチローの豪速球は、DCSで強化されPSIクオリアの恩恵を受けた松本の前では歯が立たなかった。
雀ヶ森レンの予言通り球は打たれ、6/を上回る物凄い勢いでからくりドームのセンター壁面につき刺さった。
あと、数10センチ上にボールが飛んでいればそのままホームランとなっていた。
今回は松本の制球力がそこまで高くなかったのが僥倖だったが、選手たちが壁にくい込んだ球を取るまでに三塁までの進行を許してしまった。
これは最悪、もう一度ホームランが来るものなら2-3でゲームセット、そうでなくとも次も打たれる可能性が高い……イチローチームは全員切腹が待っている。
やがて、イチローチームの側から嘆きや諦めの声が上がってきた。

386 決着! からくりドームの戦い! :2014/02/20(木) 11:22:01 ID:G.gjyT360

「俺たちはここで負けるのか……」「クソッ、打つ手なしかよ」
「野獣が死んだのにここで終わりだなんて……」「あのさぁ」
「ポッチャマ、不出来なトレーナーを許してくれ」「やだよう……あかりちゃんに会えなくなるなんて」
「おい、みんな落ち着くんだ! まだ負けと決まったわけじゃない!
イチローさんもなんかいってくれよ!」
「……」
「イチローさん……? なんで黙っているんだ?」

ザワつくチームをいちおうの監督であるDAIGOが必死に抑えようとするが、負のムードは一ミリたりとも収まる気配はない。
これまでの戦いによる戦力の大幅な激減、僅か一点で敗北確定、PSIクオリアによってほぼ絶対に打たれる打球、レーザービームは使えない。
これだけの要素が集まれば、希望を持てという方が無理な話なのかもしれない。
そして、チームの要であるイチローも野球帽を深々と被って無言のままマウンドに立ち尽くしている。

「ピッチャービビってるというヤツだな」
「いけませんね〜、負けがほぼ確定してるから棒立ちしてもらうのは。
その分だけ契約金をもらう時間が遅くなってしまいますよ、ふふふ」

大正義巨人軍のベンチでは、ハレクラニや観柳を始め、勝利が既に約束されているが如く相手チームを嘲笑う声が上がっている。

 @



(まずいな……思っていたより状況は芳しくない。
殺し合いを壊すためにはイチローの手は不可欠だし、今からでも大正義巨人軍には消えてもらわねば……)
「よそ見している暇か? スワリングライダーキックッ!!」
「邪魔をするなよ、そういうタイプは俺の漫画じゃ負け確定だぞ」
「知るか!」

両軍の見えない位置では世界を救う殺し合いの破壊を望む漫画家、久保帯人と仮面ライダーGの戦いが続いている。
久保からしてみれば、今すぐにでも大正義巨人軍を皆殺しにしたいところだったが、ワクワクさんの作った仮面ライダーは思いのほか高性能であり、互いの戦闘力は拮抗していた。
少なくとも試合への乱入はできないレベルだ。

(まあいい、最悪イチローさえ助かれば他はどうでもいいか。
助け出すのは試合が終わってからでも遅くない……今は先にヴァイザードをパクったようなコイツを殺すことに集中するか!)

刀と鬼道、拳に蹴りの応酬が続く……両軍に最も近く、されど預かり知らぬ所で死闘は繰り広げられていた。

 @

387 決着! からくりドームの戦い! :2014/02/20(木) 11:22:42 ID:G.gjyT360



「もう、勝ちが決まったのも同然だなあ、ハッハッハ」
「……つまらんな」
「は?」

大正義巨人軍の監督であるハラサンは怪訝そうな顔で呟き、それを聞くまで大笑いしていたナッパは首を傾げる。
すると、ベンチに置いてあったメガホンを使ってありったけの大声でハラサンは相手チームに向けて叫んだ。

「イチロー君、君の本気はそんなものか!!」
「ちょ、ハラサン何してるんです!?」
「6/ちゃん、試合を盛り上げる邪魔はするなよ!」

監督の突然の行動に隣にいた6/は静止に入るが、ハラサンはそれを無視して払い除け、ひたすら声を張り上げた。

「確かに我々は変則的なルールの殺人野球ゲームを強要はした。
おまけにそっちは素人の寄せ集めでこっちは鬼のような能力を持つ選手ばかりだが……
まさかその程度で心が折れたわけではあるまい?」
「……」
「君が今、マウンドでそうやって立ち尽くしているのは絶望したからではあるまい。
おそらく、全力を今出すべきか、『隠し種』を今使うかどうかで悩んでいるんだろ?」
「……!」

その時、イチローの反応が確かにあったのを、どの選手も見逃さなかった。

「全力を出す? あいつが本気を出したらレーザーが出て試合にならないような……」
「違うな6/ちゃん。 イチロー君のあの目は彼自身が持つ秘密兵器を出すべきか迷っている目だ。
おそらく、それはいつものレーザービームを超える投球だ」
「レーザーを超えるだって?」

ハラサンの言葉に6/は驚く。
すると今度は雀ヶ森レンが頭を抱えだした。

「うわあ! PSIクオリアが急に使えなくなくなった!?」
「おい、勇次郎はもうとっくに死んでいるはずだぞ?!」
「ち、違う……勇次郎を超える威圧を出している人がいる……彼だ!」

雀ヶ森レンが指をさした先にいる者は――イチローであった。
よく見れば、彼からはオーラのようなものが滲みだしている。
これには両軍とも何事かと困惑する。
その中で唯一ハラサンだけが笑みを零していた。

「ようやく出てきたな、彼の本気が」

そして、イチローは言った。

「ハラサン……あんたの言う通りだ。
僕は今、奥の手を今使うかで迷っていた……本当はもっともっと後に使う予定だったからね。
だけど、あんたのおかげで考えが変わった。
大正義巨人軍は力の出し惜しみをして勝てる相手じゃないってね! それに……」

イチローは深々と被っていた帽子を上げた。
そこには少年のように輝いた二つの目があった。

「マーダーとはいえ、全力でぶつかってきているんだ。 こっちも全力で挑まなくちゃ失礼ってものさ」

次にイチローは仲間たちに向けて告げた。

「このチームを必ず勝たせる! だからみんなは僕を信じてくれ!」


イチローの出した言葉とオーラによって乱れ始めていたイチローチームの連携は元通りになった。
反対に大正義巨人軍の面子は、勝てる試合だったのにわざわざイチローの本気を引き出してPSIクオリアを再び使えなくさせたハラサンを責め立てたが、ハラサンは涼しい顔でこう答えた――「本気を出してない相手と戦ってもつまらないだろう?」と。

388 決着! からくりドームの戦い! :2014/02/20(木) 11:23:48 ID:G.gjyT360


試合は続行。
大正義巨人軍の次の打席はラミレスだ。

「サア、ドコカラデモキテクダサイ!」

相手は本気を出したイチローとはいえ、怯える様子なくラミレスは立ち向かおうとする。
どんな打球が来ても打つ気満々である。
そして、イチローは一球目を投げた――なんとそれは光を纏った球だった。

「レーザービーム!? 嘘だろ!?」
「そんなの投げたら萃香まで木っ端微塵になるわよ!?」

ロイや霊夢のように多くの選手が目を疑った。
イチローのレーザーは鬼である萃香すら耐えられぬものではない。
というよりドーム自体が破壊されて試合どころではなくなる。
イチローの本気とはレーザーをぶっぱなすことだったのか……この時、ほとんどの選手がイチローの正気を疑った。

「クレイジー!! ダケド、チームノ勝利のタメニ打チマス!!」

打席に立っていたラミレスは己の命を捨てる覚悟でレーザーに挑む。
ラミレスは豊富な経験に任せてバットを振るった。
バットは球をしっかりと捉えた、が、ここで何かにラミレスが気づく。

「コ、コレハタダノレーザージャナイ!? AIEEEEE!! ウデガモタナイ!!」

球を守るレーザーが、打たせんと言わんばかりにバット防ぐ。
打者であるラミレスの腕には多大な不可がかかり、それに打ち負けたラミレスのバットを弾いた。
そしてレーザービームは真っ直ぐキャッチャーである萃香へ飛んでいき、彼女を消し去るものだと、誰もが思った……

しかし、レーザーのエネルギーは彼女の手元に届く直前で霧散し、誰も傷つけることなくグローブの中に吸い込まれていった。
ワンストライクである。

「なんだ、今の球は……」

たった今、球を取った萃香はそう言ったが、他の選手も同じ意見だっただろう。
それについてイチローは答える。

「いつか来るだろう強敵との戦いを想定して僕が開発した投球。
レーザーのエネルギーを数倍に高め、キャッチャーが受け取る直前でエネルギーを分散させるようにコントロールしたものさ」
「つまり、どういうことだってばよ?」
「徹底したコントロールで投球に大概の相手を消滅させるレーザービーム以上の威力を持たせ、かつキャッチャーに届く頃には消える仕組みにより試合向けに安全性を付加した魔球――名づけて“ネオ・レーザービーム”」
「なんだそのチート魔球は」


ネオ・レーザービーム、それこそがイチローの切り札。
敵にはこの世のだいたい全てを消し去る威力のレーザーを打たねばならず、かといってコントロールされたエネルギーによって味方選手は傷つけられることないまま球を取れる。
このイチローの新必殺技に勝利への希望が見えてきたイチローチームと、動揺し始めた大正義巨人軍の面々(ハラサンだけはニッコリしていた)。
この魔球によるイチローの反撃は始まった。

ラミレスは構わずに座席に立ち続けて魔球を取ろうとするが、二打目……一打目以上のパワーで押し切ろうとバットを振るうが、バットが先に折れて、ツーストライク。
ラミレスの腕へのダメージだけが増大した。

「ナラバ、バットヲコウカンシテ、バントデショウブ!」

どこからか取り出したオリハルコン性の金属バットに変え、バントで強引に押し切ろうとしたが結果は――

「ジーザス!! オリハルコンデモダメデスカ!?」

球を守るレーザーのパワーはオリハルコンの硬度を遥かに上回っており、オリハルコンのバットを容易く追ってしまった。
スリーストライク・バッターアウト、さらにその折れたバットの金属片の一つが大正義巨人軍のベンチへと飛んでいき……


「あ゛」グシャッ
「うわああああ、雀ヶ森ーーッ!!」

飛来した金属片が雀ヶ森レンの頭を潰してしまった。
PSIクオリアが使えていればこの死は避けられたのだろうか?
それを答えられる人間はこの場にいない。


【雀ヶ森レン@カードファイト!! ヴァンガード 死亡確認】

389 決着! からくりドームの戦い! :2014/02/20(木) 11:24:29 ID:G.gjyT360


「ラミレス、てめーなんてことしやがった!!」
「おまえのせいでPSIクオリアが完全に使えなくなった!!」
「どうしてくれるんだ! 人数も8人に減って同点による勝利はなくなったぞ!!」
「アイムソーリー……」

ベンチに戻ってきたラミレスを、貴重なPSIクオリア持ちの雀ヶ森レンを殺したとして責める大正義巨人軍の選手たち。
完全にチームワークに乱れが生じ出してきた……大正義巨人軍は高い能力を持っているが、契約金目当てやなし崩し的にチームに入った面子が多いため、イチローチームよりも仲間意識が低いのだ。
ラミレスが責められているのも仲間である雀ヶ森レンが死んだ悲しみではなく、PSIクオリアの消失で勝利から遠のいたことに起因している。
そんな今にも乱闘沙汰になりそうなベンチを抑えたのは、範馬勇次郎以上の気迫を持ったハラサンの一喝だった。

「よさんか、おまえたちッ!!!」
「「ヒッ!」」
「雀ヶ森君は確かに残念だったが、あくまで不慮の事故だったのだ。
ラミレスに責任はない……ボールを投げたイチローも狙ってやったわけではないから向こうにも責任はない、誰も悪くないんだ」
「ハ、ハラサン…」
「ともかく、怒りを仲間にぶつけるぐらいなら試合に集中するんだ!」

助け舟を出してくれたハラサンにラミレスは心から感謝する。
その代わり、批難と疑問の声がハラサンに集中することになった。
特にハラサンの弟子とも言える6/は納得いかない様子である。

「ハラサン! あんたのせいで勝てる試合だったのに眠れる獅子が目覚めちまったぞ!
特に雀ヶ森を失ったのはデカすぎる損失だ。 本当に大正義巨人軍を優勝させる気あるのか!?」
「優勝させるさ。 しかし、さっきも言ったが全力を出してない敵と戦ってもつまらないだろう?
それとも手抜きの敵を相手にして君は目立てるものなのか? その程度が君の大正義か?」
「そ、それは……」
「強敵と戦って勝利した方が君の価値も上がり、このロワでより目立ちやすくなるんじゃないのか?」

目立つことこそが存在意義と化している6/にとって、ハラサンの言葉は重かった。

「それから彼には悪いがPSIクオリアがこれからは通用するとは思えない。
試合を続けていく内に勇次郎クラスの能力や威圧を持つ者はゴマンと出るだろうからな」
「マジっすか」
「それに、我々はどうしても全力でぶつかり合わなければならない――この世界のためにもな」
「は? 世界がなんだって?」
「なんでもない。 さあ、次の打者のハレクラニ君を応援しよう(ニッコリ」

一瞬口走った『世界のため』という言葉。
それについてハラサンは濁すようにいつもの笑みを6/に向けるのだった。

 @

「ゴージャス真拳奥(ry ぐわあああああああ!!」

次の打席においてもイチローは全ての球をネオ・レーザービームで投げた。
ハレクラニはそれを攻略すべく、ゴージャス真拳で立ち向かうが成す術なく完封された。
辺りには折れた純金製バット、溶けて原型を無くした無数の硬貨、燃えて炭となった山盛り札束の成れの果てが散らばっていた。
これにて大正義巨人軍はツーアウトとなり、試合は最終局面を迎える。

「ダメだ……あのレーザーの出力の前ではどんなバットでも折れ、どんな金属でも溶けちまう……あんなの打てるわけねーだろ!?」
「騒ぐなナッパ、俺たちはもう監督を信じるしかねえんだ!」

エースとしてチームメイトをなだめる6/。
そして彼が見据える先には、イチローと一人の男……イチローチーム25人以上の参加者をからくりドームに閉じ込めた元凶にして、大正義巨人軍の監督でもある男。

「ハラサン……」
「やあ、イチロー君、最後の試合になるかもしれないからお互いに楽しもうではないか(ニッコリ」
「……そうだな。 僕らに言葉はいらない、必要なのは野球ボールとバットだけ!」

親玉であるハラサンが八番目のバッターとして打席につき、バットを構える。
それに対してイチローはほんの少しの手抜かりも許さないように一球入魂のフォームを取る。
全身全霊を込めて投げる球はもちろん、ネオ・レーザービーム!
ラミレスとハレクラニを退けたように、バリア付きの野球ボールが物凄い早さでキャッチャーグローブに向けて飛んでいき、ハラサンの振るった木製バットを砕いていく……

――だがしかし。

バキィ!! ヒュン ドオオオオオンッ!!!


「なん…だと……?」
「ネオ・レーザービームが打たれた!?」

390 決着! からくりドームの戦い! :2014/02/20(木) 11:25:06 ID:G.gjyT360

その時、誰もが面食らった。
どんなバットでも砕く、難攻不落と思われたイチローの魔球がハラサンに打たれたのだ。
幸いにも球が飛んでいった先はイチローチームのベンチであり、ファールボールだ。
しかし、ベンチはバズーカでも撃ち込まれたかのように滅茶苦茶になり、ベンチに一人でも残っていたら確実に死人が出ていたであろう。
それ以上に、イチローチームの希望であった魔球が打たれたことがチームを困惑させる。
対してハラサンは涼しい顔でバットを交換するのだった。

「やれやれ、まだ沢山あるとはいえバットを一打ごとに代えなくてはいけないね」
「いったいどうやって僕の魔球を打ったんだ?!」
「それは自分で考えたたまえイチローくん。
なにより『投球である以上、絶対に打てないなんて概念は存在しないが、そんな概念があったとしても打つ』と言ったのは君自身だ。
僕はそれを実践しただけだよ」
「……その通りだな。 だけどこの試合に勝つために絶対にあなたからアウトをとってみせる!」
「それでいい」

なにはともあれ、攻防は続けないといけない。
今度はレーザーの出力を数倍に上げ、イチローは投げる。

バキィ!! ヒュン

が、この魔球も木製バットをへし折りながらも打たれたのだ。
6/のホームラン打球を超える速度で飛んでいったためにイチローチームの守備は追いつく追いつかない以前に、反応すらできなかった。
異常な飛距離を持ってボールは場外へと飛んでいった――これはファールボールだったが。

「く……」
「惜しいな、もう少し右寄りだったらホームランだったのに」

これにてハラサンはツーストライク、しかし確実にイチローを追い詰めている。
この攻防に両軍は息を飲んだ、誰が言ったかは定かではないがこんな声が聞こえた。

「すげえ……ハラサンはあんな力を力を隠し持っていたのか」
「これはいよいよ勝負が見えなくなってきたな」
「しかし、なんでも消滅させるパワーを持ったレーザーを、ハラサンはあんなバットでどうやって打ってるんだ?」

バットはただの木製、なにかしらの特殊な材質や細工が施されているようには見えない。
仮に強力な魔法じみた技で正面から挑んでもハレクラニのように、圧倒的パワーに屈してしまう。
ではハラサンはどんな手品を使って打っているのか?
それを解き明かしたのは、彼とリアルタイムで対峙しているイチローその人であった。

「!! わかったぞ、あなたの使うカラクリの正体が!」
「からくりドームだけに、なんてね。 冗談はさておき、僕の魔法の正体を答えてもらおうか?」
「ああ、答えは――“風圧”だ」
「どうしてそう思ったのかな?」
「あなたが打つ瞬間、音に違和感があったんだ。
木のバットに球が当たる音が全くしない、あるのはバットが折れる音と風を切るような音だけ。
おそらく、あなたはバットを振るときに起きる風圧を利用してレーザーには触れずにボールを打っている。
そうすればバット自体はレーザーでへし折られても、その先に中身の球は風で巻き上げられて吹き飛ばされてしまう、それが僕の推測さ」
「ふふふ……ご明察だ」

ハラサンは当てつけのように地面に向けて力強くスイングする。
すると風で砂が舞い上がり、誰から見ても小さな竜巻が発生していることがわかった。
イチローが思った通り、ハラサンはレーザーの中にある球をを風圧で打っていたのだ。
だが、ボールを場外へ吹き飛ばすほどの風を生み出すには相当なパワーと技量がいる。
そもそもレーザー自体が早いので風で捉えるなど至難な技のはずだ。
大正義巨人軍の他の誰ににもこんな芸当はできないだろう。
つまるところ、ハラサンとは6/やナッパを超える怪物であることを意味していた。

「ハラサン、あなたは恐ろしい人だ。
まだ二打席分しか投げてない魔球の攻略方を見つけるなんて」
「君こそ、たった二回でからくりを見抜くとは、流石は何十何百の試合をこなしてきた男だけはあるね(ニッコリ」
「「はっはっはっは」」
「二人共笑ってる……」

イチローは魔球の弱点をつかれ、命の奪い合いに近い滅茶苦茶なルールの試合中にも関わらず楽しそうに笑っていた。
なぜなら、こんなに緊張してこんなに胸が熱くなる試合は久しぶりだったのだ。
ハラサンもたぶん、似たような感情を抱いているのだろう。
強敵を前にすると恐怖よりも先に出会えた嬉しさを感じてしまうもの……アスリートとはそういうものなのだ。

391 決着! からくりドームの戦い! :2014/02/20(木) 11:25:42 ID:G.gjyT360


「さて、名残惜しいが次の本当に最後にしよう」

ひとしきり笑った後に、ハラサンはバットの先端をセンター上側に向けた……ホームラン予告である。

「三塁には松本君がいる、つまり僕がホームランをもぎ取れば2-3でこちらの勝利だ。
サヨナラホームランをいただくよ、イチロー!
さあ、君はどうやってネオ・レーザービームを打ち破った僕からアウトを勝ち取るんだい?」

イチローは得意のポーカーフェイスに小さな微笑みを加えて返した。

「あなたには200キロ程度の速球や変化球は通用しそうにない。
だから、僕が投げるのはネオ・レーザーボールだ――ただし!!」

ネオ・レーザーボールはさっき破られただろう……という反論をする者はいなかった。
イチローの纏うオーラがさらに凄まじいものになったので、皆絶句したのだ。

「今まで以上のパワーをこの一球に込める。 命を削ってでも、そっちのチームには一点も取らせない」
「よかろう、真剣勝負だ!」

ハラサンの身体からもイチローと同じかそれ以上のオーラが吹き出した。
それはオレンジ色のオーラであり、それは一匹の獣を型どり始めた。
大きな瞳に長い耳を持ち、野球帽と白いユニフォームが特徴的なそれはまさしく――

「オオウ、アレハ巨人軍ノ守護神(マスコット)、ジャビット!!」

――ジャビットだ。 ラミレスはそう言った。
長年に渡り巨人軍の象徴となってきた獣がハラサンのオーラによって顕現したのである。
されを皮切りにマウンドとベンチから二種類の声援が響き渡る。

「「「ガンバレガンバレ、イチロー!!!」」」
「「「かっとばせー、ハラサン!!!」」」

負けた方は切腹であるにも関わらず、己のチームの勝利しか信じていないように声の限り応援していた。
ほぼ皆がこの戦いでテンションを上げており、DAIGOも蛮もロイも萃香も霊夢もダイゴもちなつも6/もナッパもラミレスもハレクラニも観柳も真壁もこれが殺し合いであることも忘れて熱く応援していた。

そして今、最高潮に達したからくりドームの死闘劇に終止符が打たれる!!

「勝って証明してみせる、我々の大正義を!!」
「僕は、負けない」


イチロー選手、投げた。
エネルギーというエネルギーを込めたネオ・レーザービーム。
その凄まじさはもはや光る大波というレベルという大きさになっており、普段のレーザービームの倍はあるんじゃないか思わせる神速だ。
ナッパ曰く「ベジータのファイナルフラッシュ以上だ」である。
イチローはハラサンの超・圧倒的パワーで押しきろうというのか、こんなものが迫ってきたら並の精神力の持ち主は失禁ものだろうが、ラサンは勇者の如くそれに立ち向かっていく。

「うおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおッ!!!」

ハラサンはバットを振るう、レーザーがバットに当たってすぐに消し炭となるだろう。
それでもハラサンは先の魔球を破ったように、折られるより先にバットで風を発生させてバリアの先にある球を打つ(吹き飛ばす)つもりなのだ。
バットを粉々にし、腕の血管がいくつか切れて血を吹き出すほどのパワーを込めたスイングは風を……否、一瞬とは言え大きな竜巻を発生させていた。
からくりドームに強風が吹き荒れる。 カオスロワの強豪野球選手は嵐すら巻き起こすほどの戦いをするのだ!

「これだけの竜巻ならどんな球でも場外に……!」

大正義巨人軍の選手たちはは勝利を確信した。
レーザーは今までと同じくキャッチャーの前で消えた、ハラサンが生み出した竜巻もそれと同時に消える。

そして、キャッチャーの萃香のグローブに……収まるべき野球ボールは、なかった。

392 決着! からくりドームの戦い! :2014/02/20(木) 11:26:00 ID:G.gjyT360














なぜなら、ボールはまだ『打席にまで』届いていなかったのだから。


「!!?」

ハラサンは目を疑った。
打たれているハズのボールが、イチローの手元からこっちに向かっていることに。

(馬鹿な、打ったはずの球がこっちに戻ってきている!?)

刹那の内に混乱するハラサン、しかし次の刹那には理解した。

(違う、僕は打った気になってただけだ。 これは『スローボール』だ!!)

ハラサンの目の前で異様にゆっくり飛んでくる投球。
次に脳裏に浮かぶのはイチローの戦略。

(僕はレーザーボールの中身にはが必ず、ボールがあるものだと勝手に思い込んでいた。
彼はその精神的死角をつき『レーザーだけを先に投げた』!
そしてボールが僕の起こした風が消えた瞬間に届くようにレーザーとスローボールを時間差で届くように投げたんだ。
わざわざレーザーを大袈裟に見せたのはパワーで押しきるためじゃなく、後から続くスローボールに気づかせないための“演出・目隠し・囮”!!)

そして、スローボールはゆっくりとハラサンの横を通り過ぎていく。
既にバットは振るってしまったため、空振りによってストライクは確定している以上、見送るしかできなかった。

(僕は駆け引きに負けた……試合はパワーで決まるものじゃないかということか。
レーザービームがここまで応用の効く投球だと見抜けなかった詰めの甘さが敗因かな。
なんにせよ、僕の闘いはここで終わりのようだ。
だが、イチローそしてイチローチーム、勝者である君たちは――)



乾いた音と共に、一つの球がキャッチャーグローブに飲み込まれていった。
そして広がる歓声と嘆き。



バッターアウト ○イチローチーム 2-1 大正義巨人軍● ゲームセット

393 さらば! からくりドーム! :2014/02/20(木) 11:27:18 ID:G.gjyT360
チームの勝利が決定した瞬間、イチローチームから歓声が上がった。
チームの全員がイチローに駆け寄り、熱い戦いをやり遂げた感動と、生を勝ち取れた嬉しさのあまり、この試合におけるMVPのイチローの胴上げする。

「「「ワーッショイ! ワーッショイ!」」」
「イチローさん、マジウィッシュ!」
「ははは、僕だけの力じゃない、皆のおかげさ」

勝者が仲間と喜びを分かち合う一方、敗者たちは暗いムードであった。
負ければ切腹すると約束した以上、当然か。

「畜生、このナッパ様が二度に渡って地球人如きに負けるとは!」
「闇DAIGO様、仇を取れなくて申し訳ございません……」
(わ、私は切腹なんてゴメンです。 向こうに賄賂でも送って見逃してもらいましょうか? ハレクラニさん)
(……それもそうだな観柳)
「ハ、ハラサン…」

彼らは約束を守るならばもうじき切腹をせねばならない。
その前にハラサンは愛弟子である6/に声をかけた。

「……すまない、全力をかけて挑んだつもりが負けてしまった。
僕があそこでイチローの変化球に気づけば、勝てたかもしれないのに。
特に君はもっともっと活躍して目立ちたかっただろう」
「いや、いいんだ。 チーム全体で死力の限りを尽くして負けたんだ。
だったらハラサン一人責めたところで何も変わりはしない……それに」

6/の顔は先ほどまでの手段を選ばぬマーダーの顔立ちから、悟った仏のような顔立ちになっていた。

「あなたが野球という道を俺に示してくれたおかげで、俺はそれなりには目立てたハズだ。
ズガンや空気よりは遥かにマシな扱いで死ねるだろうし、それだけでも十分さ」
「6/ちゃん……」
「さあ、ハラサン。 野球の続きは死者スレでしようぜ。
こっちじゃ初戦敗退で終わったけど、あの世ではクルミボールで優勝を勝ち取るぞ!
ハラサンも手伝ってくれよ、チームにはあなたの指導が必要不可欠だ」
「ああ、向こうでも監督をやらせていただくよ(ニッコリ」

師弟同士、最後になる会話は笑顔で交わす。
そして、大正義巨人軍は配られた切腹用ナイフで自刃の準備(約二名はポーズだけ)に入った。

「くそう、俺もサイヤ人の端くれだ! 負け犬のままなら潔く死んでやる!」
「子供ト孫ガ心配デスガ、仕方ナイ……」

そして、自決の時間がきた。

394 さらば! からくりドーム! :2014/02/20(木) 11:28:04 ID:G.gjyT360


だが、そこへ胴上げから戻ってきたイチローが静止に入った。

「ちょっと待ってくれ!」
「おい、試合に負けて、せっかく約束通り死ぬ覚悟を決めてきたのに水を差すなよ」

6/が睨みつけてくるが、イチローは構わずに言葉を続ける。

「いや、そもそも野球の試合で切腹すること自体おかしいだろうに。
確かに君たちは僕らを閉じ込めて、仲間を何人も殺してきた。
だからと言ってこっちの勝った横で自殺されるのは気分が悪い。
罪を償うんだったら、牢屋にでも入ってればいいだろ!」

善人である彼は、敵とはいえ目の前での人死を許す真似はとてもできなかった。
彼が躊躇いなくレーザーを打ち込むのは、あくまで自重を欠片ともしない危険人物だけである。
そんな彼の言葉にハラサンが反論した……怪しい笑顔をニッコリ浮かべて。

「クックック、あまいなイチロー君」
「ハラサン、何がおかしいんだ?」
「君はこの世界における野球をただの球技だと思ってるのかい?」
「?」


「魂を込めた球を投げ合い、打ち合い、捕球し、マウンドを走り回って大気に汗を振りまき。
そして敗者たち……生贄の血を大地に捧げる、野球とは必要な儀式なのだよ――世界を救うためのね」


「あんた、何をいきなりふざけたことを……」
「僕は至って真剣だよ!」
「!?」

突然、意味がわからないことを語り始めたハラサン。
字面だけを見ると妄言としか取れない言葉を並べているが、彼の目は真剣そのものであり、適当な虚言を抜かしているようにも見えない。

「ふむ、だが今ここで若くて有能な才能を失うのは心もとない。
イレギュラーな事態とはいえ、観客席の方で大勢の死者を出していた……“ここでは”もう血を流す必要はないかもしれん」
「さっきからアンタは何を言ってるんだ!」

ハラサンはしばらく考えた後に、イチローたちに向けて言った。

「……イチロー君、DAIGO君、もしよければ選手をトレードしないかね?
我々の試合に付き合って、多大な犠牲を払ってくれた見返りにナッパ君、ラミレス、真壁君、ハレクラニ君、観柳君、そして6/ちゃんをそちらに移籍させよう」
「「「!!?」」」

彼の言葉に両軍の選手が驚いた。
大正義巨人軍のほとんどの選手を切腹前にイチローチームに移籍させようというのだ。
これには多くの者たち、主にイチローチームから批判も上がった。

「ふざけんなテメー! おまえらのせいでこっちの仲間が何人死んだと思ってやがるんだ!」
「そんな奴らを一緒に連れて行くなんてできるわけねーだろ!?」
「いつ裏切るかもわかんないわよ」
「私も反対です! 闇DAIGO様の仇と戦うなんてとてもできない!」

各所からブーイングが飛ぶ中、エースであるイチローだけはこう答えた。

「わかった、その申し出を引き受けましょう」
「ちょっとイチローさん、マジ勝手に言ってんスか!」

多くの者の不服に構わず、イチローは移籍を受け入れたのだった。
そんなイチローに蛮が彼の胸ぐらを引っつかむ。

「今の言葉、マーダーでも死んで欲しくない……みたいな薄っぺらい偽善的な考えで言ったんじゃないだろうな!?」
「僕は安っぽい考えで申し出を受け入れたわけじゃない。
ただ、宗則のような強者に勝つためには6/たちの力は必要になる……それに同意しただけさ」
「もし、奴らが裏切ったり、何かあった時に責任を取れるだけの覚悟はあるか?」
「ある! そうなったら僕が切腹でもなんでもしてやろう」
「……わかったよ」

395 さらば! からくりドーム! :2014/02/20(木) 11:28:32 ID:G.gjyT360

掴みかかった蛮だったが、イチローの曇りない瞳に覚悟と責任を背負えるだけの強さを感じた蛮は彼を解放した。

「俺はハラサンの言ったことには従う。
そしてハラサンがイチローに従えと言えばそっちに従うまでだ。
一人でも裏切者が出たら容赦なく全員殺せばいいい」
「私モデス」
「あ〜、俺はこの試合で野球の面白さに目覚めちまったしなー。
しかし、試合は一人じゃできねえし、野球やりたきゃアンタのチームについてくしかないだろう」
(なんとか命拾いできそうですね、ハレクラニさん)
(この場は話を合わせておこう、観柳)

不服そうな顔をしている真壁を除いて6/たちも移籍を受け入れ、今後はイチローチームの一員として戦っていくつもりのようだ。
移籍前にハラサンと6/の師弟コンビが話し合う。

「移籍は決まりだね。 6/ちゃん、イチローチームでも頑張るんだぞ」
「任せてくれハラサン。 ところでハラサンはこれからどうするんだ?」
「どうするも何も」

ザクッ

――その時、6/の眼前でハラサンは己の腹に自決用のナイフを刺しこんだ。
その光景に茫然とする6/や周りの者たち。

「……え?」
「な、なんのケジメもつけないわけにはいかないだろうからな……
選手の責、任は監督の責任、6/ちゃんたちの業は全て私が持っていく……
だからこれで、君らの仲間を奪ったことを許、してくれ……」
「は、ハラサァーーーーーンッ!!」

腹部から出血し、顔を青くして地面に倒れるハラサン。
涙を流しながら彼はイチローチームに懇願した。
6/は大粒の涙を流しながら死にゆく男に泣きついた。

「ハラサンッ!!」
「6/ちゃん…我が愛弟子よ。
君はもっともっと良い選手になれる……あの世から活躍を見守っている。
もっと活躍してもっと目立つんだぞ……」
「ハラサーンッ!!」
「泣くなよ……私は監督としての責務を全うしたいだけだ」

既にからくりドームから歓喜や批判の声も消え、あるのは静けさの中に木霊する6/の嗚咽だけだった。








「監督の責務? そんなくだらないことに命を使うなんて勿体無いデス。
どうせ死ぬんならクラウザーさんのためにその命を捧げるデス」
「「「!?」」」

静けさを打ち破るように唐突に少女の声が響き、全員が何事かと辺りを見回す。

「いったい何が……」
「真壁、上だーッ!!」
「は……」

誰よりもいち早く何かを見つけた6/の言葉に従い上を見上げる。
すると、そこには魔法少女と死神をかけあわせた姿をした少女がこちらに向けて大鎌を振りかぶり――気づいた時には真壁は頭から足元へとかけて両断され、主である闇DAIGOの下へ旅立っていた……

【真壁刀義@現実? 死亡確認】

396 さらば! からくりドーム! :2014/02/20(木) 11:29:13 ID:G.gjyT360


「真壁が殺られた!」
「テメー、何もんだ!?」

突然の来訪者は選手たちは悲鳴と怒号を浴びさせられるも、それを何でもないことのように微笑んで自己紹介した。
微笑むといっても、その眼は狂気で爛々と輝いていた。

「私の名前は切歌、クラウザーさんを信望する者の一人デス」
「いきなり出てきてなんて酷いことしやがる!」
「全てはクラウザーさんの復活のため、SATUGAIすべき生贄がまだまだ足りないのデス」
「こいつ……狂ってやがる」

シンフォギアの使い手である切歌はDMC狂信者である。
クラウザーの生贄を求めてからくりドームにやってきたのだ。
そんな彼女に対してナッパや蛮などの戦闘力を持っている選手は応戦しようと武器や拳を構える。

「おっと、私たちとやる気デスかー?」
「……私“たち”?」
「SATUGAIしにきた私だけじゃないデスよ」

彼女がそう言うと、50人以上の暴徒がドームの入口から突入してきた。

「うわッ、なんだこいつら!?」
「同志たちデス」
「「「SATUGAIせよ! SATUGAIせよ!! SATUGAIせよ!!!」」」

巨人小笠原の結界(ぶっちゃけ役立たずだった)がなくなったので、先の五本指や律と同じくドームへの侵入を許してしまったのだ。
もちろんその全てが一人としてまともな精神状態ではない狂信者たちである。
その証拠として彼らの異常な狂気は、ある猟奇的行動に走らせていた。
それを見たちなつとダイゴは吐き気を覚えた。

「ひ、酷い……」
「アイツら人の生首を! 人間のやることじゃねえ!!」

ドームの外で死んでいった者たちの生首を長い槍に刺し、晒し者のように天へと掲げられている。
そのどれもが彼らが殺した者ではないが、それでも惨たらしいことをやっているのは変わりない。
ダイゴが言った通り人間の所業ではないが、彼らの“宗教”にとってはクラウザーへの大切な供物であるのだ。

晒し者となった生首には、マドカ・ダイゴ、多くの美少女たち、白饅頭等々が苦悶の表情を浮かべていた。
そしてその中には赤い帽子に丸い眼鏡の男もいて――

 @

「ウワアアアアアアアア!!! ワクワクさんがあああああ!!!」

久保帯人と戦っていた仮面ライダーゴロリは、これ以上ないほどの絶叫を上げた。
既に亡くなっていたとはいえ、親愛するワクワクさんの亡骸を狂った連中に“工作”されていたのを見てしまったからだ。

「よくもワクワクさんを……まとめて皆殺しに「滲み出す混濁の紋章 不遜なる狂気の器 湧き上がり・否定し・痺れ・瞬き・眠りを妨げる
爬行する鉄の王女 絶えず自壊する泥の人形 結合せよ 反発せよ 地に満ち己の無力を知れ――破道の九十 『黒棺』!!」」

彼の怒りは今、戦っていた相手の存在を忘れるほどであった。
しかし、それがいけなかった。
敵に隙ができたと見て、ここぞとばかりに久保帯人は鬼道を唱えたのだ。
詠唱が終わるとゴロリの四方を黒い壁が覆う。

「なんだこれは……」
「重力の奔流さ、言っただろ? 邪魔をする奴は俺の漫画じゃかませ犬だって」
「貴様ッ!! うおわあああああああああああああああ!! ……」

ゴロリは脱出を試みるも、その前に重力の柩によって身体を押しつぶされてしまった。
彼の悲鳴が消え、鬼道によって生み出された柩も消えると、そこには瓦礫とひしゃげた仮面ライダーGだけが残されていた。

「終わったな……さて、イチローたちの下へ向かおうか」

戦いに勝利した久保帯人は、踵を返して選手たちと狂信者たちがいるマウンドへと向かった。

 @

397 さらば! からくりドーム! :2014/02/20(木) 11:29:58 ID:G.gjyT360

「一気に吹っ飛ばしてやる!」

ナッパがクンッと腕を握ると、狂信者たちのいた足元が爆ぜ、直前で避けた切歌を除いた数十人の狂信者がいっぺんに死亡した。

「ハッハッハ、こんな木っ端共50人程度なんてちょろいちょろい…って何!?」

ナッパの笑顔は長く続かなかった。
ドームの外からさらに50人……いや、100、200、300、400と矢継ぎ早に入ってきたのだ。

「500人ぐらい連れ回してたんデスからね。
たかだが50人殺したくらいでいきがるなデス」

イチローたちはあっという間に囲まれてしまった。
あまりにも数が多すぎる上、モブといっても軍隊出身の者もいる、魔法使いや超能力者もいる、ロボット兵器に乗っている者もいる。
そんな者たちに包囲されてしまったら絶望しかなかろう。

「しまった! 囲まれたぞ!」
「どうやらそのようだな……だが、俺たちにはイチローがいる! イチロー、出番だぜ!」

だが、彼らは自身の生存を諦めなかった。
なぜなら今まで自重知らずを再三に渡って葬ってきたイチローのレーザービームがこちらにはあるからだ。
イチローならば狂信者たちを一掃できるだろう……そう信じて6/はイチローに振り返った。

振り返った先には苦しそうに地面に倒れているイチローがいた。
彼の両腕からは夥しい血が流れていた。

「い、イチロー!! おまえ、その腕はどうしたんだ!?」
「魔球の反動が出たんだ……」
「反動!?」
「ネオ・レーザービームはレーザービームを超えるパワーと、安全性のためにエネルギーが霧散する仕組みだけど、それを使うには非常なパワーとコントロール力を要求され、腕には莫大な負担がかかる……ちょっと投げただけで腕が壊れそうになるぐらいね……」

考えてみれば、全打席を最初からネオ・レーザービームを投げていれば勝てた試合だろう。
それができなかったのは、たったの三打席分投げただけで血を吹く程のダメージを腕にかける代償を負うためである。
イチローがギリギリまで魔球の使用を出し渋っていた理由はこのためである。
逆に二回裏では三打席を全て魔球で通したのはチームの勝利を完璧にするためであり、そうでなければポンポン投げられる球ではなかった故の秘密兵器だったのだ。
だが、勝利のために選手生命を削って投げた負荷が、最悪のタイミングで出てきたのである。

「じゃあレーザービームは!?」
「この腕ではしばらく投げられんない、投げたくとも投げられないんだ!」
「そんな……」

レーザービームに一縷の望みをかけていた選手たちの心を黒い絶望が塗りつぶしていく。
それでも希望を諦めないものは応戦するが、如何せん数が多すぎた。
ちなみに6/のクルミボールはこんなに多人数を相手取れるほどの技がまだ無く、イチローに次ぐ火力を持つナッパがこれ以上技の威力を上げると味方を巻き込みかねないため、満足に戦えないでいた。

そして……狂信者たちの猛攻が始まろうとしていた。
この一団のリーダーシップを取っていた切歌がモブ信者たちに指示を下す。

「クラウザーさんのために急げデス!
一斉攻撃でちゃっちゃとカタをつけるデス!」
「まずい!」

リーダーの指示を受けてモブ信者たちがロケットランチャーや魔法など、それぞれが持つ中で最も火力の高い武器や技を構える。

「放てーーーッ! デス!!」
「「「レ○プせよーーーッ!!」」」

号令と共に信者たちの一斉射撃がきた。
手数が多すぎて飽和攻撃・絨毯爆撃と化しているそれはイチローたちを爆炎に包まれて見えなくなった。
打ち方が終わり、煙が晴れた後には肉塊と化した無数の生贄たちが転がっている……そう、信者たちは思っていた。


だが、煙が晴れた先には誰一人として欠けず健在しているイチローチームと、彼らを守るように立っていた約50mはある銀色の巨人であった。
その巨人の突然の出現に流石の狂信者たちも動揺を隠せないでいた。

「あ、あれはウルトラマン!? なぜここにいるデスか!?」

398 さらば! からくりドーム! :2014/02/20(木) 11:31:12 ID:G.gjyT360


ウルトラマンゼロの出現――攻撃を喰らう直前にDAIGOと融合しているゼロは彼にウルトラゼロアイを被らせた。
その瞬間、彼らにはチームの仲間を守りたいという強い想いが一致したため、変身は何の問題もなく遂げられた。

(助かった〜、ありがとうウルトラマン)
『礼は後でいい。 DAIGO、ここは皆を引き連れて逃げるぞ』
(え? あいつらやっつけないの?)
『確かに俺の力なら倒すのは簡単そうだが、彼らはクラウザーさんとかいう精神的支えを失って暴徒化しているだけだ。
無闇に殺すことはできない。 イチローたちを守りながらは戦いづらい、だから俺たちの手で彼らを安全な場所まで送るぞ』

彼は信者たちを蹴散らすよりもイチローたちを逃がすことを選択した。
ゼロがしゃがみこみ、仲間たちに巨大な手をかざしつつ、テレパシーで伝えた。

『さあ、俺の体に乗るんだ! 安全地帯まで飛んで逃げるぞ!』
「「「わかった!」」」

イチローたちは狂信者たちの次の攻撃が始まるより早く、大急ぎでゼロの腕の中や背中に乗りこんでいく。
そこで6/があることに気づいた……誰かがゼロに乗らずに残って戦っていたことに。
その誰かとは――

「ハラサン!?」

先ほど、自らの腹に刃を突き刺して倒れたハズのハラサンがバットを両手に持って、狂信者たちに特攻していた。
手負いとは思えない、10人以上が粉々になるほどの一撃を信者たちに叩き込んでいる。

「ここは……僕が食い止める」

ハラサンはそのまま静かに死にゆくより、イチローチームと元大正義巨人軍の面子を逃がすために戦って死ぬ道を選んだのだ。
腹に刺さったままで出血し続け、青い顔に大粒の汗をかいているその姿はとても痛々しく、思わず6/は助けにいこうとゼロの腕から飛び出しそうになったがラミレスに掴まれて止められる。

「はなせ! ハラサンが戦ってるんだ!」
「6/サン、冷静ニナッテ! アノ傷ジャモウ助カリマセン!」
「ラミレスの言う通りだ。 6/ちゃんは僕に構わずに逃げてくれ……!」
「ハラサン……!」

悲しむ6/にハラサンはニッコリとした表情で諭した。

「大正義巨人軍は敗れ、ついさっき解体してしまった。
だが、我々の大正義は死んでいない……その意思をどうか引継いでくれ6/」
「ハラサン……わかったよ、俺はアンタに教えられたこと何一つ無駄にしない!
だから最後にこれだけは言わせてくれ――ありがとう」
「(ニッコリ」

6/は命を削りながら自分たちのために戦ってくれるハラサンにこれ以上ないほどの感謝の気持ちを伝え、ハラサンは静かに微笑むのだった。
最後にハラサンは狂信者たちと戦いながらイチローに向けて言葉を遺した。

「イチローくん! 一度しか言わないからしっかり聞いてくれ!」
「ハラサン!」

「“九人の最良の戦士たちによる儀式の完遂、全てを虜にする歌、巫女の祈り、器たりえる巨像、不屈の精神を持った勇者。
全てが揃いし時、争いの淀みから生まれた化身は救いの神に転じる”」

「それはいったい?」
「僕が現役時代のキャンプの時にある遺跡で見つけた大いなる古の予言……少なくとも、君なら最初の部分の意味だけはわかるはずだ!」
「まさか決闘の儀式とは“野球”のことか!?」

ハラサンが言い出した謎の予言……彼は最初の“儀式の完遂”をするべく大正義巨人軍を率いてこんな殺人野球を開いた動機というのか。
だが、それにしてはイチローにとっては難解で意味不明なワードが多すぎた。

「だが、残された他の予言の意味は? そもそも救いの神とはなんだ?!」
「それは自分で確かめたまえ、だがわかっていることは3つ。
大災害で滅びかけた世界には救いが必要だということ、この予言は野球の試合と同じで一人で達成できるものじゃないこと、そして最良の戦士たちによる儀式の完遂とは……すなわちチームの“優勝”であるということだ」
「優勝……!」
「この予言をどう思うかは君たちの勝手だ、行動の強制はしない。
しかし、予言が眉唾じゃないと思ったのなら勝ち上がった先に何かがあるはずだ。 優勝を目指してくれイチローチーム!!」
「ハラサン!」
『これ以上は危険だ! このドームから脱出するぞ!』

制限によって時間切れが迫っていると見たゼロは脱出を敢行する。
みるみる内に上空へと飛んでいき、気が付けばイチローチームは狂信者たちの届かない場所まで飛んでいった。

「あー! 生贄が逃げたデス!
おまえが邪魔しなければ5人ぐらいは殺せたかもしれないのに!」
「ふふ(ニッコリ」

399 さらば! からくりドーム! :2014/02/20(木) 11:31:49 ID:G.gjyT360

ハラサンの周りには屍が累々と転がっている。
全て狂信者であり、チームに犠牲が出なかったのは一重に彼のおかげであった。

「それにしても、君はさっき言ったよね?
監督の責務がくだらないとかさ……あれすっごくムカついたな」

ハラサンの顔がいつもの微笑み面から、鬼の形相に変わる。
それは勇次郎のそれよりも遥かに恐ろしく、切歌に恐れを抱かせるには十分であった。

「ひッ」
「人のプライドを貶した覚悟はできてるか? 小娘が」
「だ、だが、こっちにはシンフォギアとまだまだ同志が残ってるデス!
SATUGAIされるのはおまえの方デス!!!」

バットを構えるハラサンに切歌と狂信者400人あまりが容赦なく、一斉に畳み掛けた。

(イチロー君、是非優勝してくれよ。
優勝の先に、僕らの散っていた意味もあるだろうからさ)

 @

――東京上空。
ウルトラマンゼロによって辛くも狂信者たちの魔の手から逃れたチームであったが、戦いの傷跡は深く選手たちの心に影を落としていた。


「ポッチャマ……」

飛び立つ前に回収したポッチャマの亡骸をダイゴは涙を流しながら抱きしめる。
6/が申し訳なさそうに彼の背中に声をかけた。

「そいつを殺ったのは俺たちじゃない、きっと乱入者が……いや、これは言い訳だな。
すまない、俺たちがちゃんと見張っていれば……」
「俺は……約束を守れなかったおまえたちを信用できない」

ダイゴは静かに6/たちに向けて恨みの言葉を呟いた。

「だが、イチローも言ったとおり、この殺し合いで生き抜くにはおまえらの力が必要だし、おまえらがこのチームのために戦うつもりがあるのは眼を見てわかる……今ここでおまえたちと争うのは間違いなことくらいわかる。
だからおまえたちは死んだ仲間の分も戦ってくれ、そして二度と約束を破らないと誓えよ」
「ああ、誓う」
「そうか。 それから、悪いが今はソっとしておいてくれ、俺はポッチャマの冥福を祈ってるんだ……」

全員試合に出ていたため、全選手にはアリバイがあり、ポッチャマを殺したのは乱入者以外ありえないのは理解していたダイゴは必要以上に6/たちを恨まないようにした。


「アレ?」
「どうしたラミレス?」
「観柳サン、ハレクラニサン、松本サンガイマセン」
「あ! 本当だ、あいつらどこ行きやがった!?」

ラミレスとナッパは自分たちに以外に移籍したハズの3人の選手たちがいないことに気づいた。

「マサカ、乗リ遅レタノデハ……」
「考えづれえな。 観柳とハレクラニは元々金が目当てで野球をやっていただけだし、イチローたちに金があるようには見えなかったからゼロに乗らずに逃げたんだろう……松本は知らねぇ」

三人中二人は雑魚なら容易に蹴散らせる実力を持っており、その気になれば狂信者たちをかき分けて脱出もできるだろう。
ゼロの腕や背中を念入りに探すも結局見つからず、ナッパたちは件の三人を諦めた。

「仕方ねぇ、奴らの分も俺たちがチームに貢献すっか」


一方、腕を故障寸前まで壊しかけたイチローはちなつの看病を受けていた。
腕には包帯が巻かれている。

「イチローさん、その腕大丈夫なんですか?」
「ああ、少し休めば、またいくらでもレーザーを投げられるようになるさ」
「良かった……心配しましたよ」

イチローはちなつに向けて笑顔を向けて怪我についてはなんでもないように言ったが、それは彼女を安心させるための嘘である。
実際は腕がもげそうな痛みが今も彼を襲っている。

(ネオ・レーザービームで予想外の痛手を受けてしまった。
ろくな休憩が取れるわけないロワという環境、これが仮に三日は続くと過程して、ネオ・レーザービームを投げるのは3球が限界……それ以上は僕の選手生命が終わる!)

故障に強いことに定評があるイチローすら壊してしまう魔球をあと何球投げられるか、イチローは見立てる。
野球選手を続けたいならできるだけ投げたくない魔球だが、これから投げなくてはいけない局面もくるだろう。
できれば三球目に到達する前にロワに決着をつけたいと思うイチローであった。
そしてもう一つ、イチローは気になることがあった。
別れ際にハラサンが言っていた“予言”についてである。

(予言に嘘偽りがないなら優勝は救いの神とやらを呼ぶのに必要らしいけど、果たして……)

優勝すれば審議は明らかになるのだろうが、どこかよくわからない故の怖さがあった。
救いの神とやらはロワを終わらせて日本を平和にしてくれるのか? そもそも自分たちの望むような神なのか?
ハラサンに従い、このままチームは優勝を目指すべきなのか、イチローは思い悩んでいた。
すると、そこへイチローに声をかける存在が現れた。

400 さらば! からくりドーム! :2014/02/20(木) 11:32:45 ID:G.gjyT360

「お困りのようだね、どうしたんだ?」
「って、誰だ! いきなりどこから現れたんだ?」
「あ、久保先生だ」
「知り合いなのか、ちなつちゃん?」

その男こそ野獣捜索組の盟主にである久保帯人であった。
先程までドームにはいなかった男に戸惑うイチローたちであったが、同じ野獣捜索組のちなつら女性陣によって知り合いであり、悪い人ではないと説明され、互いに情報交換がなされた。

「そんなことがあったのか……すまない、もっと俺が早く駆けつけていれば何人かは助けられただろうに……」
「いや、あなたのせいではないさ」
「ここで会ったのも何かの縁だし、俺も力を貸そう」
「それはありがたい」

久保はイチローチームの一員として手を貸してくれるらしいが、すぐに改まってイチローたちに懇願をした。

「それでポジションについてなんだが、監督をやらせてもらってもいいかな?」
「監督って、あなたできるんですか?」
「俺は一度に20〜30人以上のキャラをライブ感で動かしてる漫画家だよ。 それぐらいはお手の物さ。
そもそも野獣捜索組を結成して動かしてたのも俺だしね。
さらに話を聞く限り、しっかりと指揮できる監督がいないのがこのチームのネックだと思ったし、チームを勝利に導く指導者は必要だろう」
「まあ、一理ありますね」

野獣捜索組のメンバーは久保を監督には賛成であり、他に反対する者も特にいなかったため、久保帯人は晴れてイチローチームの監督に迎えられた。


――誰も彼の中にある邪悪な野望も知らず。

(ふふふ……うまいことチームに潜り込めたぞ。
霊夢(その1)たちが俺の本性を知らないのは僥倖だった。
イチロー、悪いけど君には世界の滅亡の手伝いをしてもらうよ)

この男は殺し合いの破綻による世界滅亡を望んでいる。
対主催のグループに力を貸して主催の打破を目指しつつ、殺し合わねば滅亡という真実を知らぬまま死んでもらうのが彼の理想であった。
特にチームの監督としてグループの行動を管理できるポジションにつけたのは久保にとって大きいものだった。
そしてもう一つ、彼には計画があった。

(予言とやらは俺も聞いていた。
救いの神を作るみたいな感じだったが、世界に滅んで欲しい俺にとってはそうなると困る。
ならば俺のすることは一つ、予言“九人の最良の戦士たちによる儀式の完遂”を実現させない――すなわち、どの野球チームにも優勝させないことだ。
そのためにチームの皆には死んでもらう……といっても優勝する寸前までは生かしておくがね。
今、イチローチームを全滅させると、俺の手の届かないところで別のチームが優勝してしまうかもしれない。
だったら、このまま監督してチームを勝ち続けさせ、最後の2チームが残って試合によって疲弊したところを両チームとも叩く。
こうなれば“優勝チームはなし”となる……我ながら天才的な計画だ)

チームの信頼を利用し、最後にはゴミのように葬る……それは悪魔の計画であった。
そんな闇を抱くの男は監督として最初の指示を出した。

「しかし、このまま次の試合へ……というわけにもいかないだろう。
みんな試合で疲れているようだし、どこか安全な場所で休むべきだろう」
「そうですね、ゼロどこか安全な場所は無いか?」
『少なくとも東京はダメだな、俺たちがドームで戦っている間に全部が危険地帯に塗変わったらしい』

上空から見れば、都庁があった場所には謎の大樹が生え、ビックサイトには先ほどの狂信者たちが集まっており、官邸では怪獣が暴れている。
その他の場所も、マーダー・魔物・狂信者の闊歩によって瓦礫と死体だらけであった。
東京はカオスが凝縮した世紀末状態であった。

「僕たちが戦っている間に外は酷いことに!」
『俺の変身が切れる前に他県に移動すべきだな……ん? なんだあれは?』
「どうしたんだ?」
『みんな、あれを見ろ!』

ゼロに促されて彼の示した先には、先ほど死合をしていたからくりドームがあった。
なんと、そのマウンドに野球ボールをあしらったような輝く呪印らしきものが大きく浮かんでいた。

「なに、あれ?!」
「からくりドームにあんなマークが出てくる設備なんてつけた覚えないぞ!?」
「あれがハラサンの言っていた儀式なのか……?」

この呪印が見えるのはあくまで上空からであり、地上にいる狂信者たちは気づいていない。
(実は拳王軍たちも試合に勝つ度に現場にはこの呪印が出ていたのだが、わざわざ空中から試合見る者がいなかったため、誰も見ていないのだ)
そして呪印はしばらくして消えていった。


多くの血を流したからくりドームの戦いは終わりを告げた。
しかし、これは新たな戦いへの幕開けであると、イチローチームの面々は予感していた……

401 さらば! からくりドーム! :2014/02/20(木) 11:34:05 ID:G.gjyT360


【一日目・22時00分/東京上空】

【イチローチーム】

【イチロー@現実?】
【状態】両腕のダメージ(大)、疲労(大)
【装備】野球道具
【道具】支給品一式
【思考】基本:イチローチームを優勝させる?
0:一時、どこか安全地帯へ
1:川崎宗則を倒すために仲間を集める
2:ハラサンの言っていた予言とは一体……?
※ネオ・レーザービームは使用すると腕に多大な負担がかかり、あと三球以上使用すると選手生命が終わる危険があります

【DAIGO@現実?】
【状態】ウルトラマンゼロに変身、疲労(中)
【装備】ウルティメイトブレスレット@ウルトラマンサーガ
【道具】支給品一式、ヴァンガードデッキ
【思考】
0:イチローチームについていく
1:ウルトラマンマジ頼れる
2:ダイゴさんマジリスペクト……意思は引継ぐっス

【ウルトラマンゼロ@ウルトラマンサーガ】
【状態】DAIGOと合体、変身中
【装備】無し
【道具】支給品一式、不明支給品
【思考】基本:殺し合いを止める
1:知らない内に東京がカオスなことに……
2:ティガ、助けられなくてすまない……
※制限によって一度に数分までの間しか変身できません

【美堂蛮@GetBackers-奪還屋-】
【状態】疲労(中)
【装備】サングラス
【道具】支給品一式
【思考】
0:イチローチームについていく
1:銀次を探す

【伊吹萃香@しゅわスパ大作戦】
【状態】疲労(中)
【装備】なし
【道具】支給品一式、日本酒×99
【思考】
基本:イチローチームについていく
1:久保先生が監督かー
2:野獣が死んでメシウマ状態ww

【博麗霊夢@クッキー☆】
【状態】疲労(中)
【装備】なし
【道具】支給品一式、御札×99
【思考】
0:イチローチームについていく
1:円環の理に召されたのね、もう一人の私……
2:野獣が死んでメシウマ状態ww

【ロイ@FE封印の剣】
【状態】疲労(中)
【装備】マスターソード
【道具】支給品一式
【思考】
0:イチローチームについていく
1:レンが死んでしまい、少しがっかり
2:女性と支援A関係になる夢は諦めてないぜ!

【ダイゴ@ポケットモンスター】
【状態】疲労(中)、深い悲しみ
【装備】メタグロス
【道具】支給品一式
【思考】
0:イチローチームについていく
1:助けてあげられなくてごめんな、ポッチャマ……
2:きれいな石集めは一時保留

【吉川ちなつ@ゆるゆり】
【状態】軽度の精神的ショック、疲労(中)
【装備】RPG-7(弾切れ)
【道具】支給品一式、チアガールのコスチューム
【思考】
0:イチローチームについていく
1:人殺しちゃった。
2:野獣死んでも素直にメシウマできない……

402 さらば! からくりドーム! :2014/02/20(木) 11:34:31 ID:G.gjyT360

【◆6/WWxs901s氏@カオスロワ書き手】
【状態】疲労(中) 、悲しみ
【装備】胡桃五千個
【道具】支給品一式
【思考】基本:ハラサンの意思を継ぎ、イチローチームを優勝させる
1:ハラサン……ありがとう
2:大正義を忘れない
3:目立つことも忘れない

【ラミレス@横浜DeNAベイスターズ】
【状態】疲労(中)、ダメージ(小)
【装備】野球道具一式
【道具】支給品一式
【思考】基本:ハラサンの意思を継ぎ、イチローチームを優勝させる
1:ハ、ハラサン…

【ナッパ様@ドラゴンボールZ】
【状態】疲労(微小)、野球の面白さに目覚めた
【装備】なし
【道具】一人用のポッド
【思考】基本:ハラサンの意思を継ぎ、イチローチームを優勝させる
0:野球楽しいぜ!
1:バーダック生きてたのか
2:あのガキ(光熱斗)にはいつか報復する、野球で
3:ベジータはそのうち探す

【久保帯人@現実?】
【状態】疲労(小)、イチローチームの監督
【装備】斬魄刀「???」@ブリーチ
【道具】支給品一式、サングラス、SMプレイ用の道具一式
【思考】基本:世界を滅ぼし天に立つために主催者を殺す
1:監督としてイチローチームを上手く操り、他のチームを全て全滅させる
2:イチローチームが優勝を勝ち取る寸前で裏切り、儀式(野球)を台無しにさせる


【DMCモブ狂信者 約50人 死亡確認】
※イチローチームとの応戦によって死んだ者たち

 @


「ハアハア、やっとくたばったデスか」

からくりドームにはダメージを受けてシンフォギアのあちこちにヒビを入れ、自身もそれなり怪我をした切歌。
300人以上は転がっている狂信者たちの死体。
そして切歌の大鎌によって首を絶たれてトドメを刺されたハラサンの骸があった。
その顔は死に際に出来るとは思えないほど穏やかなものであった。

【ハラサン@大正義巨人軍 死亡確認】

【DMCモブ狂信者 約350人 死亡確認】
※ハラサンによって撲殺された者たち

ハラサンの強さはまさに鬼神の如きものであり、手負いでなければ切歌や残った信者たちも全滅していたと思わせる。

「500人いた兵隊が一気に100人に減っちまったデス。
アンタが手伝ってくれなきゃもっと減っていたデス――まっちゃん」

切歌の後ろにはハラサン撃破に手を貸した人物――相変わらずDCSでムキムキ状態の松本人志がいた。
さらに彼の足元には観柳とハレクラニ……の頭が潰れた死体が転がっている。
松本の大きな両掌は血と頭蓋と脳漿で真っ赤であり、彼こそが観柳とハレクラニを殺した張本人だった。

【ハレクラニ@ボボボーボ・ボーボボ 死亡確認】
【武田観柳@るろうに剣心 死亡確認】


「しかし度胸あるデスね、信者とはいえクラウザーさんのために仲間を裏切るなんて」
「ワイはこいつらを仲間だと思ったことは一度もあらへん。
巨人の星並に進まない野球試合で時間を無駄に浪費させられたわ。
それにワイもクラウザー……さんの信者やからね、生贄は殺害や」
「そうデス、その意気デス! とにかくSATUGAIデス!」
「お嬢ちゃん、これだけしてやったんやからワイも連れてってくれへんか?
そこらのモブ信者の千倍は働けるでえ〜」
「もちろんデス、今からまっちゃんは同志デス!」

こうして松本人志は仲間を裏切り、イチローチームには移籍せずにDMC狂信者に鞍替えした。


……表向きは。

403 さらば! からくりドーム! :2014/02/20(木) 11:35:06 ID:G.gjyT360

読者はお気づきだろうか?
ハラサンが生き残った大正義巨人軍の選手をほぼ全員移籍させようとしている中、彼だけ名前が上がらなかったことに。
実はハラサンは松本がこのように裏切ることで、移籍させる事はイチローチームにとってプラスにならないと見抜いていた。
相棒の名前を放送を聞いて以来、暗く静かだったのは何かを企んでいたためだと、ハラサンだけは看破していたのだ。

(ワイはどっちの勝利なんて関係あらへん、隙を見て両軍とも皆殺しにできるタイミングを狙ってたんや。
野球は時間食うだけで参加者をあんま減らせんことがわかったしな。
だが、こいつらの乱入は嬉しい誤算やった……)

彼は浜田のために殺し合いに乗ったものの、その浜田が既に死んでしまっている。
試合が終わり次第、自分をドームに時間的な意味で拘束した両軍を、逆恨みに近い理由で全滅させようとした。
しかし、DMC狂信者の出現に松本は希望を見出した。

(こいつらクラウザーの復活云々抜かしてるしな。
もし、本当に蘇生できるんやったら、その蘇生手段を奪って浜田を蘇らせる!
そのためならワイは好きでもないクラウザーの信者を演じるし、仲間だって裏切るで)

あくまで浜田を生き返らせるためにだけ狂信者たちに取り入ったのだ。
そして狂信者の仲間入りをする証としてゼロに乗って逃げようとしたハレクラニ・観柳を後ろから捕まえ、その大きな腕で二人の頭をトマトのように握り潰し、手土産にしたのである。
さらに狂信者から、より信頼を得るためにハラサンと戦う切歌の戦闘の助力もした。
全ては浜田蘇生のためである。

(でもこいつらも基本狂った連中や、復活についてもただの虚言かもしれへん……いや、虚言でもええわ。
だったらあの世の浜田が寂しがらないように一人でも多く殺すだけや……老若男女も野球選手も狂信者も皆殺しや)

例え、相棒の蘇生ができなくても彼は殺し合いをやめる気はない。
浜田の生存のために殺し合いに乗った男は、浜田が死してなお、殺し合いを続けるのだった。
全ては浜田のためである。

【一日目・22時00分/東京・からくりドーム】

【DMC狂信者】

【暁切歌@戦姫絶唱シンフォギアG】
【状態】ダメージ(中)、疲労(中)、変身中
【装備】シンフォギア「イガリマ」
【道具】支給品一式、DMCモブ狂信者約100人
【思考】基本:SATSUGAI
1:東京中を練り歩いて生贄を見つけ次第SATSUGAIしまくるデス
2:松本人志はとりあえず連れて行く
3:調やマリアに会えたら説得してこちら側に引き込む

【松本人志@現実】
【状態】疲労(小)、DCS状態
【装備】浜田雅功人形
【道具】支給品一式、メトロン星人人形
【思考】基本:浜田の蘇生
1:DMC狂信者に手を貸し、隙あらばクラウザーの蘇生手段を奪って浜田を生き返らせる
2:浜田を生き返せないようなら一人でも多くの参加者をあの世に送る

【大正義巨人軍 解体】


 @

404 さらば! からくりドーム! :2014/02/20(木) 11:35:37 ID:G.gjyT360

――からくりドームの地下にある下水道。
暗く汚いその場所に一人の男がいる……ゴロリだ。
久保帯人の鬼道によって死んだと思われた彼は、生きていた。
実は重力の奔流によってゴロリがいた場所に下水道へ続く穴が空き、偶然その中に入ってしまったのだ。
その直後に穴は瓦礫で塞がったため、久保はゴロリは死んだものと誤認したのである。
もっとも、鬼道によるダメージは深く、ちぎれた下半身はドームに置き去りになってしまった。
サイボーグでなければ即死確定の満身創痍の身体であった。
だがそれでもゴロリは残った両手で匍匐前進しながら下水道の中を進み続ける。
その両目に映る復讐の炎を燃やしながら。

(DMCの信者共め、必ず皆殺しにしてくれる。 久保帯人とかいう奴も必ずな!!
だが、この体じゃどのみち戦闘はできない……工作に必要な場所と部品を探さねば……)

彼は自分を工作(修理)できるものを求めて地下を彷徨っているのである。
工作ができたら、ワクワクさんの死体を陵辱した者たちや、その者たちへの復讐の邪魔をした悪党へ報復にでるのだろう。

「ワクワクさん……」

ふと復讐だけではなく、彼は殺されてしまったワクワクさんのことを思い浮かべる。
彼を失ったことは悲しいハズなのに涙を流せない……今の自分はサイボーグ故に。
その代わり、彼の瞳には機械油が漏れていた……


【一日目・22時00分/東京・からくりドーム地下下水道】

【ゴロリ@つくってあそぼ】
【状態】ダメージ(特大)、下半身喪失
【装備】仮面ライダーGの剣@仮面ライダーG
【道具】支給品一式、工作道具もろもろ
【思考】基本:見敵、必殺
1:今はとにかく、自分を工作(治療)できる宛を探す
2:DMC信者を皆殺しにする
3:久保帯人は次に会ったら殺す

405 ズカンされた名無し :2014/02/20(木) 11:37:14 ID:G.gjyT360
投下終了。
短くまとめるつもりが長ったらしくなった、ゴメン。

406 Westbound Crisis :2014/02/21(金) 03:33:57 ID:hWonoVUU0

(……彼女が黒幕じゃなかったようね……)

「おかしいわね」

 滋賀県。
(東京の渋谷から車で三時間くらいのところにある滋賀県、時間間隔無茶苦茶に見えるが……
 古明地さとりとクマ吉の死亡話とその一話前を見れば何の問題ない……に誰も突っ込まないのが悪い)
 
 そこの大きな湖近くまでやってきた光太郎一行。
 彼らはそこで第三回目の放送を聞いていた。
 そこでこのメンツの中でも割と頭が切れてる部類に入る霧切さんがあることに気づいたのだ。 

「響子ちゃん、どうしたんだい?」
「よもやと思うが、知り合いが呼ばれたから?」
「まあ……それもあるけど……」

 少し複雑な表情を浮かべたが、すぐにいつもの冷静な顔に戻る。

「禁止エリアの順番が少し気になってね」
「ほう……聞かせてもらおうではないか?」
「最初の放送で北海道を封鎖して、次の放送で沖縄を封鎖、ここまではいいわね?」
「問題は……次の場所か?」
「そうよ」

 北海道と沖縄は本州から海を挟んでいるから分かる。
 殺し合いのエリアを狭めるなら、問題はない。
 だが、次である。
 響子は拾ってきた日本地図の禁止エリアをペンで赤く斜線を引く。
 
「九州や四国ではなく、何故か本州と陸続きの中国地方なのか……ということである?」
「ええ」
「九州や四国を禁止エリアに出来なかったのには何か理由があるっていうのかい?」
「そうね、九州はなにか改造されているのは、ちょっと考えづらい……常識的に考えてね」
「何を言う? 変形ロボは男のロマンだぞ!!」
「……もし、そうだったとしても、殺し合いエリアを狭めるなら先に九州を封鎖しないかしら?」
「確かにありえる」

 九州にはきっと何かある。
 そう考えた三人。そして、決断した。

「まずは四国か……」
「そうね、でも、もうこんな時間だし……」
「警戒しつつ、進むぞ」
「確かにゴルゴムの連中なら夜道に奇襲を仕掛けてきますからね!」

 とりあえず、九州に向かうために近くの四国を目指す。
 そのために、一先ず関西の大都市・大阪に向かう。
 大阪⇒四国⇒九州というルートを選択した。
 さて、これが本当にいいルートだったか、どうかなどまだ誰も分からない。

「それにしても……」
「あんな服、どこで売っているのだろうか?」
「簡単だ、自分で作ったに決まってるじゃないか……」
「貴方、案外器用なのね……」
「空……中々、似合っているじゃないか……」
「でしょ?」

 そこには地獄兄弟風の服に着替えた空とその姿にちょっと満足している矢車さんがいた。
 なお、その服は矢車さんお手製だった。まあ、矢車さんだったらやりかねない。

407 ズカンされた名無し :2014/02/21(金) 03:34:34 ID:hWonoVUU0
【一日目・21時30分/日本・滋賀県琵琶湖付近】

【南光太郎@仮面ライダーBLACK】
【状態】健康
【装備】キングストーン、パーフェクトゼクター@仮面ライダーカブト
【道具】支給品一式、カラオケマイク
【思考】
基本:この殺し合い、ゴルゴムの仕業だ!
0:西に向かう
1:クライシス皇帝と空、響子と共に行動する
2:あの少女(歌愛ユキ)はどこに行ったんだ?
※RXに進化しました。ロボライダーとバイオライダーにはまだなれません。

【クライシス皇帝@仮面ライダーBLACKRX】
【状態】健康
【装備】サタンサーベル オーガギア@仮面ライダー555
【道具】基本支給品一式
【思考】基本:光太郎とともに主催者とゴルゴムを潰す
0:西に向かう
1:戦力を集めて、『ネオ・クライシス帝国』を建国する
2;一先ず、地球人類抹殺は置いておく。(総理を潰したら取り掛かる)
3:矢車から地獄の匂いがする
4:私のカラオケマイクはどこに行ったんだ?
※参戦時期は仮面BLACKRX本編開始前です。

【霧切響子@ダンガンロンパ 希望の学園と絶望の高校生】
【状態】健康、ロリ切さん
【装備】様々な資料
【道具】支給品一式、沢山の光彦関連のスイッチ、その他不明
【思考】
基本:殺し合いの打開and殺し合いについて調べる
0:西に向かう
1:苗木くんに会いたい
2:元に戻る方法はあるのかしら……?

【霊烏路空@東方Project】
【状態】悲しみ、やさぐれた……?
【装備】制御棒、地獄兄弟みたいな格好(女性用)
【道具】支給品一式、その他不明
【思考】基本:さとり様殺した奴は殺す
1:光太郎たちについていく
2:矢車の妹になった!

【矢車想@仮面ライダーカブト】
【状態】やさぐれ
【装備】ライダーベルト&ホッパーゼクター@仮面ライダーカブト
【道具】支給品一式、その他不明
【思考】
1:光太郎、空を地獄兄弟の弟、妹にする
2:上記のために、光太郎たちについていく。(率先して戦うつもりはない)

408 正義とはなんぞや :2014/02/21(金) 23:32:13 ID:XmnUiFYY0
グンマーの民が何者かに滅ぼされ、都庁の魔物に大きな衝撃を与えた。
生物である以上、魔物も人間もいずれは死んでしまう。
それを理解していても、信じられない程の衝撃だった。
永い時を生きてきた雷竜などの魔物はともかく、まだ若い魔物にとっては殊更に。

「これが、電源かな?」
「よし、それじゃあ掲示板ってのを早速開こうよ!」

アーマービーストと呼ばれる、小型の魔物もその一人であった。
彼は同族を連れて外に協力者を求めて旅立ち、ここ山梨県のネットカフェまで来ていたのだ。
都庁の周辺はともかく東京全域はまさに地獄絵図であり、落ち着ける場所などなかったため隣県まで避難したのである。

「手伝ってくれる人、いるといいね」
「きっと大丈夫さ。グンマーの人だって、きっと全員が殺されたわけじゃないし」

彼らが協力者を得るために取った手段はインターネット。
いきなり協力者を都庁に集めては、その身を危険に晒してしまうだろう。
その点寂れたこの場所であれば、安全に協力者との交渉もできるはずだ。

ちなみにアーマービーストは非常に小柄であり、現在都庁にいるダオス、レスト、サクヤを除けば唯一キーボードが打てる魔物だ。
これも彼らがインターネットを選んだ大きな理由の一つである。
戦う力はさほどでもないが、自分達に出来ることをやろうと、小さいながらに頑張っているのだ。

「でも人間って基本は野蛮だから心配だな。この殺し合いだって、開いたのは人間じゃないか」
「でもあの人たちは僕らや裁断者さんを助けてくれたじゃないか」
「そういえば、タマムシジムってところのリーダーも人間だけど自然を愛しているって聞いたよ」
「人間もそういう人ばかりだったらいいのになぁ……」

仲間たちがお喋りを続ける中、リーダー格のアーマービーストは懸命に両手を動かしてキーボードを叩く。
そしてやがて、カオスロワちゃんねるというページが開かれるが……

「あー、ここは駄目だね。というかむしろ僕らを殺そうとする人間の書き込みの方が多いよ」

341:パルマーNANASHI 22:20:18

おい、とうとう都庁が完全に馬鹿でかい樹になったぞ。てっぺん見えねえ

348:名も無き名無し 22:20:52

それ以前に、都庁周辺がなんかおかしい。来た道戻されてるし、空間捻じ曲げられてるのか?

351:隣の名無し 22:21:21

別にいいだろ。基本的にあそこは近寄らなければ被害でないみたいだし。むしろ戻してくれてありがたいわ
むしろ今はそれより、狂った連中の方が数段やばいっての

353:この身を名無しに奉げよう 22:21:33

DMC信者の連中だろ?あいつらは祐一郎クラスのイカれた奴らだからな……
会ったら間違いなくリアルで晒し首にされそうだよ

「……でも僕ら以上に、DMC信者っていうのが恐れられてるみたいだね」
「どんな人間なんだろう?」

ふとアーマービースト達は、話題にされていたDMCという単語に興味を持った。
魔物以上に恐れられているDMC信者とはどんな存在なのか?

409 正義とはなんぞや :2014/02/21(金) 23:33:30 ID:XmnUiFYY0
カタカタと少しキーボードを打つだけで、目的の物はすぐに見つかった。
DMC公式サイトにDMC絡みのファンサイト、ブログ、ツイッター、フェイスブック、掲示板……

「「 こ れ は ひ ど い 」」

あまりに過激な行動や画像の数々に、アーマービーストらは口を揃えた。
魔物以上に魔物らしい悪逆非道な行為の数々を行うDMCと、それの信者達。
なるほど危険視される理由がよくわかる。あえてこいつらを何かに分類するとすれば、それは悪魔しかないだろう。

「DMCファンクラブ№37564・ブロリー☆DEATHのブログ……」
「DMCファンクラブ№4649・アケチフォトギャラリー……うぇっ……」

「これがついったーってやつか。……東京ビッグサイトに集合、とにかくSATSUGAIとか書いてあるよ!?」
「こっちの掲示板は……駄目だ、ロックがかかってて見えないや」

「非情なるギター炸裂の瞬間……うわああああああ!」
「DMC血みどろ謝肉祭……あれ?」

動画を見ていた一匹が、あることに気がついた。
過激すぎるパフォーマンスの様子を撮影した動画の一部に……

「これって……デスマンティスさんだよね?」
「ああ、間違いなくデスマンティスさんだ。でもどうして……?」

そこに映し出されていたのは、都庁の軍勢の一員であるデスマンティス。
動画の中の彼は、嬉しそうに鎌を振り回している。
歌詞にあわせて、心底嬉しそうに。

「デスマンティスさんが……DMC信者の一人……?」
「ま、まさか。あの人が人間を相手に……」

「っ……DMCファンクラブ№666666・死蟷螂のSATSUGAI日記……!?」

思わぬところで、信じられない事実を知ってしまったアーマービースト達。
それなりの付き合いにはなるが、こうやってインターネットを、ましてやデスメタルバンド絡みのページを見ることは通常ありえない。
だからこそ今の今まで気がつけずにいたのだろう。おそらくこれは、リーダー達すら知らない真実。
あのデスマンティスがまさかとは思ったが、ビーストの野生の勘が警鐘を鳴らしていた。

「た、確かデスマンティスさん、怖い顔の新入りを連れて帰ってきてたよね……!?」
「もし、あれもDMC信者だったとしたら……」


――SATSUGAIせよ! 都庁を○イプ!――


最悪の光景が、一同の頭をよぎった。

「いけない、リーダー達にはやく知らせっ


「おやおや、まだ見落としている参加者がいましたか」
「SATSUGAI、しようぜ!」


そして彼らは最悪の光景を目の当たりにすることとなる。
人間の大人と子供が、巨大な武器をそれぞれこちらに向け……
仲間が、自分の体が、ごみくずのように千切れ飛んでいく光景を。

【アーマービーストA〜Z@新・世界樹の迷宮 死滅】
※殺害数は1カウント

410 正義とはなんぞや :2014/02/21(金) 23:35:23 ID:XmnUiFYY0
アーマービーストの群れを殲滅したのは、彼らが直前まで調べていたDMCの信者だった。
アーマービーストは知ってはいけない真実を知ってしまったがために、殺された……

「僕としたことが、こんな大量の生贄を見落とすなんて。いけませんねぇ……」
「やっぱSATSUGAIは最高だよなー!」


……というわけではなかった。
第一、魔物の言葉を普通の人間が理解することはできないのだから、彼らはアーマービーストが何をしていたのか全く知らない。
証拠となりそうなパソコンも、先程の攻撃で巻き込まれて大破している。
ただ単に、大勢で群れていたために殺された。
そこに善も悪もない。視界に入ったために殺された。
あまりに理不尽、これを悪魔の所業といわずしてなんといえよう。

しかし悪魔とは、魅力的なものでもあるのだ。
かつて正義感に溢れていた者ですら、悪魔色に染め上げられてしまうのだから。
今の彼らの正義は、信奉するクラウザーさんのために生贄を殺すこと。

「この調子で、もっと多くの生贄をクラウザーさんに捧げましょう」
「おう!」

邪悪な正義もまた、ビッグサイトを目指す。

【一日目・22時30分/山梨県・ネットカフェ】

【杉下右京@相棒】
【状態】健康
【装備】ガトリングガン
【道具】支給品一式
【思考】基本:SATSUGAI
1:他のメンバーと合流する

【円堂守@イナズマイレブン】
【状態】健康
【装備】イナイレ仕様サッカーボール
【道具】支給品一式
【思考】基本:SATSUGAI、しようぜ!
1:他のメンバーと合流する

※アーマービーストの会話は理解できていません
※アーマービーストがネット上に何かを書き込んだかどうかは不明です

411 開放の喜び :2014/02/22(土) 03:19:32 ID:IZAd.dqU0
新城直衛は地面で恐怖しながらも考えていた
今対主催の一団が地下に移動しようとしている、その一団を迎え撃つかどうかを
もし迎え撃てば誰かを殺せるかもしれないだがその前に自分が怪物に殺されるかもしれない
逃げるという手段もあるがそれをやると自分の義理の姉が殺される
考えに考えをかさねる、自殺しようかとそう思ったが自分がいなくなれば主催が義理の姉になにをするかわからない
自殺することもできずに悩みに悩みその悩みが極限に達しそうになろうとしたところで
――ピンク色のドアが現れた

「ッ!!」

すぐさま直衛は立ち上がりそのドアに対して警戒する
千早もすぐさまに応戦態勢に入る
そしてそのドアが開いて現れたのは忍者の格好をした男――風魔小太郎だ
その男の登場に対し直衛は肩の力を抜いて安堵した

「や、やあ君だったのかあまり驚かせないでくれよ」

自分との同僚が来たことにより直衛に若干ながらも余裕を見せた
そして直衛は小太郎と知り合いつまりは小太郎も特務機関員であるということだ

「それで、君は何のためにここへ?、君もここの守備を任されたのかい?」

なぜここに小太郎が来たのか、それを疑問に思いすぐさま問う
すると小太郎がペンとメモ帳を取り出してそのメモ帳に文字を書いて直衛に見せた
その内容は直衛を主催本部九州ロボットまで連れ戻すということが書かれていた
その内容を見て直衛は震えながらも小太郎の顔を見て

「こ、ここに書いてあることは……本当なのかい?」

小太郎はその問いに対して肯定して無言のまま首を縦に振った

(キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!)

心の中でそのようにモーレツに喜ぶ
なんせもはや絶望的な状況だったのだ、その状況が変わるのだから喜ばずにはいられない
そして興奮気味に

「それならすぐに行こう!すぐに!すぐに!」

そのように興奮している直衛に戸惑うこともなく自分の移動手段であったどこでもドアに移動する
直衛も小太郎の後についていってどこでもドアの前に付くとすぐさま入っていき千早も直衛の後についていって最後に小太郎が入ってどこでもドアが閉まり
首相官邸から姿を消した

そして九州ロボに着けばいい笑顔で直衛は笑っている
それを目撃したモブたちは思いっきりドン引きするのであった

【一日目・21時45分/日本・九州ロボのどこか】

【新城直衛@皇国の守護者】
【状態】健康、恐怖から開放された喜び
【装備】タイガのデッキ@仮面ライダー龍騎
【道具】支給品一式、千早@皇国の守護者
【思考】基本:任務を遂行する
1:助かった!!
※特務機関員です

【風魔小太郎@戦国BASARAシリーズ】
【状態】健康
【装備】対刀“衝"・乙@戦国BASARAシリーズ
【道具】支給品一式 どこでもドア@ドラえもん  他不明
【思考】基本:任務遂行
※特務機関員です
※どこでもドアは主催から貸し出されたものです

412 今期のアニメはまだ鬼灯しか見てなかったり… :2014/02/22(土) 04:11:27 ID:3ZZng0yg0
魔物に占拠され、もはや依然とは別物になった東京都庁。
その魔境に足を踏み入れている長身の和服の男が一人、頭部には角が生えている。
彼の名前は『鬼灯』。地獄の鬼である。

「噂には聞いていましたが、本当に様変わりしてますね…」

鬼灯はもはや巨大な樹と化した都庁を見上げるとハリトンボイスで呟いた。
彼が都庁に足を運んだのは理由があり、都庁の責任者と話をするためである。
話の内容はもちろん都庁軍の都庁占拠行為及び人類の抹殺をやめてもらうため。
そしてすぐに殺し合いを終わらせるために行動してもらうためである。
都庁が何故こんなことをするのか理由は知っている。鬼灯もどちらかというと環境には気を使うほうだ。
だが地獄の鬼から見ても彼らの行為は明らかにやりすぎだと判断したためにこうして都庁に向かっているというわけだ。

「人間とて自然から生まれた自然の一部。彼らは気づかないのでしょうか…自分の目的のために自然を刈り取ろうとしていることを。
科学の発展を理由に自然を刈り取った人間と同じようにね。はて、それは愚かなのやら哀れなのやらブツブツ……」

と説教染みた事をいうが実は彼の本音は違った。
鬼灯は元々休暇を何日かもらって、その間旅行のために地獄から現世に舞い降り…いや這い上がってきたのだ。
そのときに丁度カオスロワに巻き込まれてしまったのである。
殺し合いが長引いてはせっかくとった休暇が全部台無しになってしまうというわりと俗な理由で一刻も早く殺し合いを止めようとしていたのだ。
そんな彼の耳に入ってきたのは都庁軍の噂だった。

「やれやれ、連中に教えてやらねば…」

鬼灯は恐れずに足を進めていく。
もちろんこの間に魔物からの襲撃は受けている。
が、彼は地獄の閻魔大王に仕える鬼であり襲ってきた魔物を追っ払えるくらいの力量は持っていた。
ちなみに殺しはせず撃退に留めているのはあの世の住人が現世の殺生に関わるのはどうなのかと思ったからだ。

「それにしてもここの魔物は妙に引き際がいいですね…。これはかなり統率の取れてる動きですよ。
もしかしたら上の連中に報告しているかもしれませんね」

だがそれは鬼灯にとっては好都合。彼は話し合いが目的なのだから、なるべく話の通じて地位の高い者を引っ張り出したいとこだった。
ツイッターによると都庁軍は魔物だけでなく金髪の人間が何人か味方しているとのこと。
最近では超サイヤ人みたいな奴も現れて都庁への侵入者を相手に暴れて何人も\デデーン/しているという情報まであり、
それを目撃した人物らしき人が『もう駄目だ…おしまいだぁ…』というツイートを残しており、その後もいくつか『皆殺される…』『逃げるんだぁ…』などと言ったヘタレなツイートを残している。

「金髪の魔王と青年ならともかく、その戦闘民族には会いたくありませんね…。
っとようやく着きました。やけに時間がかかりましたね。あれは…竜?なるほど、都庁の番人というわけですか」

鬼灯の視線の先には都庁の入り口そして入り口を守る番人ならぬ番竜、叫帝竜・ウォークライ。

「グオオォォォォォォォォウ!!!」

ウォークライは鬼灯を見つけるとウォークライは大きな雄叫びを上げた。
鬼灯は思わずその端正な顔を歪ませて耳を塞ぐ。
そしてウォークライは鬼灯を喰らおうと大きな口を開けて迫る!
完全に鬼灯を捕捉したウォークライは彼の身を引き裂くべく巨大な口を閉じ…

「グォウ!!?」

閉じられることは無かった。
喰われる瞬間、鬼灯の持っていた鬼の金棒がウォークライの口の中でつっかえ棒になり、口を閉じることが出来なかったのだ。
大口を開けて驚愕するウォークライ、今度は彼を鬼の怪力による蹴りが襲った。
あまりの威力にその巨体を大きく吹き飛ばされるウォークライ。鬼の力は竜をも吹き飛ばすのだ。
その際にウォークライの口から飛び出した金棒をキャッチする。
そして立ち上がろうとするウォークライを見下すように話しかける。

「そこの竜、聞こえてますか?通じてるかは分かりませんが…。
私に敵わないと認めていますぐ話を通じる責任者を連れてきなさい。早く!!」

が、ウォークライは再び立ち上がって臨戦態勢を取る。

413 今期のアニメはまだ鬼灯しか見てなかったり… :2014/02/22(土) 04:14:56 ID:3ZZng0yg0

「やれやれ、分かってくれませんか。こうなったらしょうがないですね。鬼の怖さをそこの竜に教えてあげねば」
「待ちなよ」

鬼灯が溜め息をついてウォークライを撃退しようと金棒を構えるが、その時声がかけられた。
都庁の入り口から出てきたのは金髪の青年レスト…それと彼に従う角と尻尾を生やした少女サクヤ。
レストは鬼灯を敵意バリバリで睨み付け、ウォークライに合図を出して下がらせる。

「『鬼のように強い人間にやられた』って傷つけられて逃げてきた魔物から報告があったから来たけど…それは君かい?だとしたら許せないな、僕は」
「これは失礼、私は地獄で閻魔の補佐をやっております、鬼灯と申します。ですが、貴方は勘違いをしておられる。
まず先に襲い掛かってきたのはそちら方の者で、私は自分の身を守るために戦わざるをえなかっただけのこと。
そして次に、貴方は敵意むき出しですが私には貴方方と殺しあうつもりはないということ。
最後に、私は鬼のように強い人間では決してございません―――」

そして鬼灯は目を閉じ、溜めるように息を吸い込むと目をカッと開いて口を開いた。

「私は鬼ですから」

レストは鬼灯の目を見て本当に殺しあうつもりはないと察する。
その目は今まで接してきた人間のどれとも違っており、自己紹介をして鬼灯の話に応じることにした。

「僕はレスト。……分かったよ。貴方が話し合いをご所望だとね。じゃあ僕がここで話を聞こう。
僕はここの責任者とは親しい関係にあるからね。でも話の内容次第では貴方の命は保障できないよ」
「それは有難い…では早速用件を言いましょう。まずは東京都庁解放及び修繕…
そして、貴方達が進めている人類抹殺の計画を今すぐに止めていただきたい――」
「断る」

鬼灯の要望をレストは一刀両断。
鬼灯はやっぱりと言った態度で溜め息をつく。

「やはり、自然の保護が最優先。そして自然を破壊してきた人間は許せないということですか…」
「そういうことさ。これ以上君と話すことは無い、僕らの機嫌が悪くなる前に消えたほうがいいよ」
「分かりますよ、貴方方の気持ち。私とて自然には気を使っている方ですから
ですが貴方達はやりすぎた……このままだと貴方達、地獄に落ちますよ?」

地獄に落ちるというワードにウォークライとサクヤは焦る様な反応するが、レストはただ悠然としているだけだった。

「地獄に落ちるだって…?舐められたものだね。そんな脅し文句が通用すると思うのかい?」

レストの回答に鬼灯は人差し指と中指を立てた状態で前方に突きつける。

「貴方はまたまた勘違いを二つ程しておられますね。
まず一つ目、地獄は本当に存在するということ。
二つ目は地獄を舐めているのは貴方だということ。地獄は貴方が思っている以上に辛く苦しい場所ですよ?
ですが、ご安心ください。罪を悔やみ償えばその分罰も軽くなるのが地獄の良い所です。今からでも…」
「罪?ふざけるな、僕らがこんなことをしたのは、全ては自然とそこに棲まう生物のためだ!
貴方が仮にもあの世にすむ鬼…しかも閻魔大王の側近というなら、僕らの行動が間違っていないことが分かるだろう!?
間違っているのは自らを生んだ自然を壊し、軽視する人間のほうだっ!」
「分かりますよ。ですが…」

414 今期のアニメはまだ鬼灯しか見てなかったり… :2014/02/22(土) 04:16:47 ID:3ZZng0yg0

鬼灯はずいっとレストのすぐ眼前に迫る。
そして間髪いれずにレストに顔面陥没パンチを喰らわした。
鬼の拳をまともに喰らってしまったレストは吹っ飛んで尻餅をつける。
鬼灯はレストを見下ろし眼前で今までの紳士的な態度を崩し絶○先生の如く次々と捲くし立て始めた。


「それで人を殺し、都庁を私物化することを正当化する理由にはなりませんっ!!
都庁の元住人を皆殺した上で乗っ取る…手段としては最悪じゃないですか!
他に手段なんていくらでも考えて見つけられたはずでしょう!
何故こんな物騒な手段を選んだのですか!?
そう、貴方方は手段を選ばなさ過ぎる!!!
そして何より、何故今自然保護活動をやるんですかっ!
よりによって殺し合いの真っ最中にするんですか!?
『じゃあいつやるの、今でしょ!』ってもう既に廃れてるネタでしょうに!!
こんな緊急時に自然に熱心になってる場合じゃないって分かるはずでしょう!!
何ですか?貴方は頭良さそうな顔して馬鹿なんじゃないですか!?
手段の選ばなさは殺し合いを止めることに使いなさい!!
それが貴方方の今積める善行ですよ!!
自然保護活動はその後に存分おやりになればよろしいでしょうがっ!!」


「ちょっと、レスト様に何を――」
「貴女は黙っていなさい!私はこの人と話をしているんです!!」
「あひぃっ…」

主人を殴った上に上から目線で説教を働く鬼灯をサクヤは止めようとする。
が、鬼灯の半端無い気迫につい悲鳴を上げて恐縮してしまう。ウォークライも割り込めずにいる。
鬼灯は再びレストに説教しようとするが、レストは既に立ち上がり剣を構えていた。

「もう貴方の話はたくさんだ。貴方が僕等の理想を理解しないのならッ!
今ここで殺すしかない!ここの自然と魔物達のためにも――」
「やれやれ、暴力で訴えるということですか。
いいでしょう、どうやら貴方は558459(ここはじごく)回くらい引っ叩かないと分かりそうにないですからね。
歯食いしばりなさい、貴方のような人間は修正してやります――」

レストは天ノ村雲ノ剣、鬼灯は金棒を取り出し構える。
自分のそれぞれの得物を持ち互いはぶつかりあった――

その時、鬼灯の背後から何かが飛来。それが鬼灯に当たったかと思うと鬼灯の姿は一瞬にして消え去った。
鬼灯を消したものの正体はアイテムのバシルーラの杖@トルネコシリーズ。
本来はモンスターを別の場所に飛ばすアイテムで、カオスロワでは日本のどこかに飛ばす効果になっている。
それはサクヤがダンジョン化した都庁内部で拾ったもの。
鬼灯がレストの相手をしているのを見計らって使用したのだ。ここでは使い捨て式なので杖はもう消えている。

「勝手に杖を使ってすみませんレスト様。
さっきのお方はいろいろな意味で手に負えなさそうなくらい理不尽だったので…」
「いや、助かったよ。あの男の言葉に冷静さを失うとこだった、ありがとう」
「グォウ…」
「君も心配してくれているのかい、でもこのぐらい大丈夫さ。
ウォークライもあの男に一発蹴られただけで大してダメージが無いみたいでよかったよ」

レストはウォークライの無事を確認し笑顔を浮かべる。
そこにはもう自然を壊す人間を憎む面影はどこにもない。
彼らは願った。願わくばあの鬼が二度と現れませんように――

415 ズカンされた名無し :2014/02/22(土) 04:18:18 ID:3ZZng0yg0
【一日目・22時50分/都庁樹の迷宮入り口】

【レスト@ルーンファクトリー4】
【状態】顔に打撲の跡(軽症)、全属性攻撃吸収、無属性攻撃半減、サクヤの飼い主
【装備】天ノ村雲ノ剣
【道具】支給品一式、不明品、謎の壁材、水晶の壁材等の素材
【思考】
基本:都庁の軍勢を守りつつ星の自然環境改善
0:なんだったんださっきの鬼は…
1:都庁樹の施設と素材を使い、戦闘準備を整える
2:機械っぽい外見の奴は問答無用で潰す
3:四条化コンビを警戒
4:あわよくば竜と結婚できる世界を作りたい
※フレクザィードの飼い主でしたが、バサラによりその権限を奪われていることに気がついていません
※連れて歩けるモンスターは二匹までです

【極光の麒麟・サクヤ@パズドラ】
【状態】健康、調教済み
【装備】不明
【道具】支給品一式、スマホ、都知事のパソコン
【思考】
基本:レストに服従
0:さっきの鬼が怖い…
1:ネットに疎い主に代わり情報収集
2:実は青龍と違ってドラゴンではないことはこの際黙っておく

【ウォークライ@セブンスドラゴン2020】
【状態】ダメージ(小)、空腹
【装備】無し
【道具】支給品一式
【思考】
基本:都庁の防衛
1:都庁に近づく相手を蹴散らす
2:美味そうだったら喰う


「やられました。まさか侵入者を転送させる手段を持ち合わせているとは…。はて、ここはどこなのか」

鬼灯は先ほどいた場所とは違う所にワープさせられていた。
周りの風景を見るにちゃんとした陸地であることは間違いない。
そして首輪も爆発しないことから禁止エリアではないのも確かだろう。
もちろんいしのなかだというオチもなさそうだ。

「残念です、都庁の彼らを何とか反ロワ派にできれば殺し合いの終わりに近づけたものを。
それに狂信者を何とかするには彼らの力が必要でしたでしょうに…」

そして鬼灯が目をつけていたのは都庁の軍勢だけではなくDMC狂信者と呼ばれる連中もであった。
だが彼らはどう見ても問答無用で殺そうとしてくる奴らばかりで話が通じそうに無かった。
規模も凄いことになっていたので、恐らく戦力としては互角だろう都庁の軍勢に何とかしてもらいたかったのである。
せめて狂信者を何とかしろぐらいは言うべきだったかと鬼灯は後悔していた。

「このままではせっかくの休暇が全てバトロワで潰れてしまう…。何か手を打たねばなりませんね」

これ以上失敗を悔やんでもしょうがない。
立ち上がった鬼灯はとりあえず場所を把握すべく辺りを探索することにした。

【一日目・22時50分/日本の陸地のどこか(禁止エリアではない)】

【鬼灯@鬼灯の冷徹】
【状態】健康、若干不機嫌
【装備】自分専用の金棒@鬼灯の冷徹
【道具】支給品一式、不明品
【思考】
基本:休暇がつぶれる前になるべく早く殺し合いを終わらせる
0:現在地の把握
1:間違っていると思った奴には説教
2:できるだけ殺生はしない

416 話を壮大にし過ぎたかも :2014/02/22(土) 23:05:02 ID:NssvPB0c0
 東京都のとある民家にパソコンでとある女性がカオスロワちゃんねるを見ていた。
彼女の名はノーヴル・ディラン、世界でも有数の技術力を持つ科学者である。
しかし、彼女には重大な秘密があった。

(これで何回目だったかしら、未来から記憶を転写してきたのは……)

 ノーヴルは、幾度となく未来から過去の自分に記憶を転写させていたのだ。
かつて彼女は、日本中から終結した対主催勢力の一員として主催と戦い、主催を倒してカオスロワを終わらせていた。
しかし、その後に二度目の大災害が襲来し、主催と戦った多くの戦士達が命を引き換えにしたにも拘らず、世界の殆どは滅亡した。
辛うじて生き残った彼女は、滅びを待つしかない未来を変える為、自身の研究成果とカオスロワの最中に集まった技術の数々を使って過去の自分に自身の記憶を転写したのだ。
そして、彼女は幾度とない失敗と記憶転写を繰り返し、ついに世界滅亡を回避する為に必要な要素を全て見つけ出したのだ。

(そろそろ、器は完成したころかしらね……そして、他の可能性達も目覚めつつある……現時点で出来る事は全てやれたわね)

 今回、ノーヴルが最初に行ったのは、ループの中で技術を集めて理論を完成させたタイムマシン(使用後に破壊した為現存してない)で世界滅亡の回避に必要な要素を伝える為にあるものを過去に転送した。
その転送したものこそが、ハラサンが現役時代に見つけた遺跡だったのだ。
そして彼女は、光祐一郎に九州ロボを作らせ、主催に匿名でその情報をリークして九州ロボを奪わせ、主催が九州ロボを“器たりえる巨像”に改造するように仕向けたのだ。
また、九州ロボを欠陥だらけにする事で主催の行動を鈍らせ、他の要素が育つ前に潰される可能性を減らしてもいた。

(まあ、とにかく今回が最後のチャンス……この世界に次はないわ)

 ノーヴルの記憶転写には、記憶と同時に世界の因果が転送されて転送後の世界の因果が増加するという重大な副作用があった。
因果の増加は、世界滅亡を回避する為に必要な要素が生まれる可能性を増やす働きがあったが、一方で世界が滅亡する可能性も増やしていたのだ。
そして、因果自体が増えすぎたが為に、空間の歪みが日本中で発生し、滋賀県から車で移動していた参加者がそれに気付かず突入した結果、車に乗ってから3時間で東京に移動するといった事が起きていた。
それを知ったノーヴルは、次に記憶転写をしたら因果の量に世界が耐え切れず、世界そのものが崩壊すると気付き、記憶転写技術を抹消してこの世界に全てを賭けたのだ。
ちなみに、空間の歪みは参加者の間で主催の設置したワープゾーンだと認識されており、便利な移動手段として利用されている。

(全ては世界の為……しかし、後はこの世界の者達に託してもいいのかもしれないわね……)

 そんな感じに回想していたノーヴルの元に、侵入者が現れた。

「考え事をしているようですが、クラウザーさんの為に殺ってやるDEATH!」

 そんな事を言いながら侵入してきたのは10名ものモブ狂信者を連れた梓だ。
梓は、これまでもそうしたようにギターによる48の殺人技でノーヴルをSATSUGAIしようとする。
それに対し、ノーヴルはデイパックから支給品の暁美ほむら特製パイプ型爆弾を取り出した。

「こんな事もあろうかと私が持っている爆弾と同じものが4つ、この家に設置してあるわ。だから悪いけど貴女は世界の為に、私と一緒に死んでもらうわ」

 そう言い、ノーヴルは5つの爆弾を起爆し、彼女達がいた民家が爆炎で吹き飛んだ。


【一日目・23時00分/東京都・とある民家だった所】

【ノーヴル・ディラン@スーパーロボット大戦UX 死亡確認】
【中野梓@けいおん! 死亡確認】
死因:爆死

417 :2014/02/24(月) 00:44:19 ID:/GQTadFQ0
「おお……歌、何と素晴らしい!!」

老人がある曲を聴き感動していた。
それは今現在カオスロワを揺るがせている要因の一つ、クラウザーさんの曲である。
クラウザーさんの死により大暴れしているDMC狂信者達のように、また一人クラウザーさんの魅力に取り付かれてしまったのだ。

「元はバラバラの思考の人々が今やたった一つの夢の為に動く!
 これこそ、私の描いていた夢!!」

老人は心底感激していた。
クラウザーさんにより統一された大多数の意思。
一つの夢を叶える為に夢に進み立ち上がる大群衆。
これが、これこそが老人が長年思い、描き続けた夢なのだ!
完全では無いにしろ、この歌を全世界に広げれば……世界はクラウザーさんに釘付けになり、平和となる!
ああ、是非とも会ってみたい! この素晴らしい曲を生み出し、人々の心を捉えて離さないクラウザーさんとやらに!!

「何やら、東京ドームというものに集まってるみたいですね。行ってみましょうか」

DMC狂信者達が東京ドームに集まるらしき事を察知した老人に近づいてくる二つの影がある。

「あんたも東京ドームに行くのか!!」
「かっとビングだ! クラウザーさん!!」

クラウザーさんの虜になった蒼月潮と九十九遊馬である。

「ええ、私もクラウザーさんに会いたいんですよ」
「よし、じゃあ一緒にSATSUGAIしながら行こう!」
「SATSUGAIだ!俺!!!」
「ああ、幸先が良いですねぇ。早速私と同じ志を持つ同志に会えるなんて」

老人は喜んだ。
その喜びを表すために両手を広げ、二人の少年へと向かっていった。
軽いハグだ。海外ではよくあるちょっとしたスキンシップである。

「ぐっ、……ごほっ……」
「が、ああ……げほっ……」



「――あれ?」

数分後。そこには二つに人だった肉塊が転がっていた。
辺りは血に塗れ、二人の少年だった物の表情は苦痛に染まっている。

「ああ……またやっちゃった……ごめんなさいごめんなさい……」

老人は別に二人に殺意があった訳ではない。
本当にちょっとハグしようとしただけなのだ。
ただ、不運なことに嬉しさの余りちょっと力が入っちゃって二人を惨殺してしまっただけなのだ。

「……潮君、遊馬君。ごめんなさい。
 でも君達は私の中で生き続ける」

例え誰かが死のうとも自分の心の中で相手は生き続けている。つまり、死んでいないのだ。
だから、無問題である。老人は一通り謝り、そう言いその場を後にした。

血に塗れた右手のカギ爪。
かつてそれを見た男は老人をこう呼んだ。
カギ爪の男と。


【蒼月潮@うしおととら】死亡
【九十九遊馬@遊戯王ゼアル】死亡



【一日目・23時30分/神奈川】

【カギ爪の男@ガン×ソード】
【状態】クラウザーさんとDMC狂信者に感動
【装備】カギ爪の義手
【道具】支給品一式、不明支給品
【思考】基本:世界を平和にする。
1:クラウザーさんに会うためにSATSUGAIしながら東京ドームに向かう。
2:クラウザーさんや道中出会った参加者、DMC狂信者達ともお友達になりたい。

418 夢 修正版 :2014/02/24(月) 00:49:12 ID:/GQTadFQ0
「おお……歌、何と素晴らしい!!」

老人がある曲を聴き感動していた。
それは今現在カオスロワを揺るがせている要因の一つ、クラウザーさんの曲である。
クラウザーさんの死により大暴れしているDMC狂信者達のように、また一人クラウザーさんの魅力に取り付かれてしまったのだ。

「元はバラバラの思考の人々が今やたった一つの夢の為に動く!
 これこそ、私の描いていた夢!!」

老人は心底感激していた。
クラウザーさんにより統一された大多数の意思。
一つの夢を叶える為に夢に進み立ち上がる大群衆。
これが、これこそが老人が長年思い、描き続けた夢なのだ!
完全では無いにしろ、この歌を全世界に広げれば……世界はクラウザーさんに釘付けになり、平和となる!
ああ、是非とも会ってみたい! この素晴らしい曲を生み出し、人々の心を捉えて離さないクラウザーさんとやらに!!

「何やら、ビッグサイトというものに集まってるみたいですね。行ってみましょうか」

DMC狂信者達が東京ドームに集まるらしき事を察知した老人に近づいてくる二つの影がある。

「あんたもビッグサイトに行くのか!!」
「かっとビングだ! クラウザーさん!!」

クラウザーさんの虜になった蒼月潮と九十九遊馬である。

「ええ、私もクラウザーさんに会いたいんですよ」
「よし、じゃあ一緒にSATSUGAIしながら行こう!」
「SATSUGAIだ!俺!!!」
「ああ、幸先が良いですねぇ。早速私と同じ志を持つ同志に会えるなんて」

老人は喜んだ。
その喜びを表すために両手を広げ、二人の少年へと向かっていった。
軽いハグだ。海外ではよくあるちょっとしたスキンシップである。

「ぐっ、……ごほっ……」
「が、ああ……げほっ……」



「――あれ?」

数分後。そこには二つに人だった肉塊が転がっていた。
辺りは血に塗れ、二人の少年だった物の表情は苦痛に染まっている。

「ああ……またやっちゃった……ごめんなさいごめんなさい……」

老人は別に二人に殺意があった訳ではない。
本当にちょっとハグしようとしただけなのだ。
ただ、不運なことに嬉しさの余りちょっと力が入っちゃって二人を惨殺してしまっただけなのだ。

「……潮君、遊馬君。ごめんなさい。
 でも君達は私の中で生き続ける」

例え誰かが死のうとも自分の心の中で相手は生き続けている。つまり、死んでいないのだ。
だから、無問題である。老人は一通り謝り、そう言いその場を後にした。

血に塗れた右手のカギ爪。
かつてそれを見た男は老人をこう呼んだ。
カギ爪の男と。


【蒼月潮@うしおととら】死亡
【九十九遊馬@遊戯王ゼアル】死亡



【一日目・23時30分/神奈川】

【カギ爪の男@ガン×ソード】
【状態】DMC狂信者に感動
【装備】カギ爪の義手
【道具】支給品一式、不明支給品
【思考】基本:世界を平和にする。
1:クラウザーさんに会うためにSATSUGAIしながらビッグサイトに向かう。
2:クラウザーさんや道中出会った参加者、DMC狂信者達ともお友達になりたい。

419 ズカンされた名無し :2014/02/24(月) 00:49:58 ID:/GQTadFQ0
すいません
東京ドームじゃなくビッグサイトでした

420 とある魔法少女候補の祈り :2014/02/24(月) 21:40:28 ID:3DAKD7Lw0
 世界樹と化した東京都庁。
 そこの入り口では、二つの人影があった。

「はいサクヤ、温かい飲み物だよ」
「あ、ありがとうございます」

 現在都庁の軍勢の中でナンバー2にあたるレストと、彼に付き従うサクヤだ。
 先の鬼の襲撃により、都庁の警戒態勢はさらに強まっていた。
 叫帝竜が手こずる相手ともなると、他にぶつけられる門番は必然限られる。
 現在のリーダーであるダオスは指揮官として都庁全体を把握しなければならない。
 元リーダーである雷鳴と共に現る者も、都庁周辺の磁場を捻じ曲げる仕事がある。
 そもそも都庁内での移動をスムーズにするための樹海磁軸は彼がいないと作れない。
 よって力を持ち、かつ比較的自由に動けるレストが再び門番の役を買って出たのだ。

「ネットで、何か情報は手に入ったかい?」
「一応は。東京全域が超危険地帯であり、魔物とDMC狂信者の闊歩が原因とされているそうです」
「妙だね……ここの魔物は、基本的に都庁周辺しか活動させていない。
 それでいて原因の一つにされているってことは……そのDMC狂信者にも魔物がいるってことかな?」
「可能性はあります。しかしDMC狂信者の活動は本当に……酷すぎます……」
「魔物ならできれば殺したくはないんだけど……ここに手を出すつもりなら、容赦はしないよ」

 会話を続けつつも、レストはその手を動かし続けていた。
 都庁から剥ぎ取った素材を錬金し、さらなる装備の充実――戦いの準備をしていた。

「その……どうしてレスト様は、ここをそれ程までに守ろうとするのですか?」
「うん?」

 そんな様子を見たサクヤは、思わず疑問を口にしていた。
 自然を守るため、おそらくその言葉に偽りはないのだろう。
 しかし彼の場合は、自然だけでなく魔物も守ろうとしている節がある。

「……あの日、世界は大災害に飲み込まれた。残された陸地はここだけだ。
 僕の住んでいた国とは違って、この国はあまりにも自然が少ない。ここの世界樹は、最後の希望だ。
 魔物にとっての、最後の住処になるかもしれない。人間なんかに、邪魔はさせない……」
「どうして、そんなに……」
「人間を嫌うのか、かい?」
「……っ」

 先を読まれ、サクヤは息を呑む。
 この新しい主に抱く、一つの疑念。彼はあまりにも、人間に憎悪の感情を持ちすぎている。
 前の主は目の前で切り裂かれて死んだが、その時のレストの表情には一切の感情がなかった。
 自然を壊してきたから、都庁の魔物を狙ったから……それだけが理由とは思えなかった。

「……君にはまだ話してなかったね。
 昔、一人の軍事帝国の皇帝が自然を壊すは僕の愛した女性を傷つけるは魔物を実験道具にするはで、とにかく酷かった。
 多分、初めて人間に殺意が沸いた時だと思うよ。力と支配に執着した皇帝は最終的に自壊したけど……
 驚いたことに、死後の世界であいつに会ったら、まだ力に執着していた。死してなお、神になろうともがいていた」
「……!」

 人間の際限のない欲望。
 大きすぎる力を得てしまった人間の末路。
 それはこのバトルロワイアルの傀儡主催者に通ずるものがあった。

421 とある魔法少女候補の祈り :2014/02/24(月) 21:42:27 ID:3DAKD7Lw0
「人間はそう簡単に改心できない生き物なんだって痛感したよ。
 僕は自分を、装備を徹底的に鍛え、何度も何度もあいつを倒した。結局、今に至るまで完全に滅びもしないし改心もしていないんだけど」
「……」
「まあ、幸いなことにあいつが現世に現れて暴れることはできないみたいだったけど。馴染みの街にもようやく平和が戻った。
 ようやく一段落ついて、僕は街を出て異国へ旅に出た。……まさかその行く先々で、さらに人間の醜さを知ることになるとは思わなかったけどね」
「え……?」
「色々な村や町に寄った。困りごとを抱えている人も多くて助けてまわった。飛んできたのは感謝の言葉じゃなくて石とか武器だった」
「ど、どうしてですか!?」

 ふー、と一度大きく息を吐くと、レストはいつの間にか作り上げた装飾品をサクヤに渡して見せた。
 それは銀色に輝くペンダントだった。

「こ、これは?」
「草原のペンダント。僕が身に着けておけば、一緒にいるサクヤや他の魔物達の力が増して、受けるダメージも半減する便利な物さ。
 驚いたでしょう? 僕らが使う錬金術は、一瞬で物を完成させちゃうからね」
「は、はい。先程までは、何を作ろうか思案なさっている様子でしたので……」
「これを街の人の前でやったらさ、悪魔の技だとかなんとか……
 村を襲う巨大な怪物を正拳突き一発で仕留めたら、僕が化物呼ばわりされて……
 その後も似たようなことの連続。農作業の手伝いをしただけで怖がられたのは特に驚いたっけなぁ……
 最終的にはなんと賞金首さ。国が違うからだろうけど、随分物騒な国王だよ。人の皮を被った化物討伐――
「もうやめてください!」

 なおも語られる言葉を遮るように、サクヤはたまらずレストに抱きついた。
 本来であれば人も自然も愛していたであろう青年を歪ませたのは、身勝手な人間そのもの。
 愛する者を、育った街を守るために手に入れた力だというのに、何故迫害されなければならないのか。

「あはは、サクヤ意外と大胆だね?」
「茶化さないでください……」
「……別に平気さ。今の僕は強いからね、一般人からの攻撃なんて痛くもかゆくもなかった。
 僕一人が我慢すればいいだけさ。ただ……僕と一緒にいた、巨大だったからというだけで魔物まで迫害されたのは許せなかった。
 あの時一緒にいたフレクザィードも怒っちゃってさ、危うく一国を焼き尽くすところだったよ」

 なんでもないといった様子で、変わらずにレストは言葉を続ける。
 苦悶の表情を浮かべるでも涙を流すでもなく、ただ淡々と。

「サクヤ、君は僕が怖くはないのかい? 君の前の主をばっさり斬った僕が。
 君はかなり高位の存在だろうけど、本気で戦えば僕が勝つ。人間には過ぎた力を持つ僕が、怖くはないのかい?」
「……怖くなかったと言えば、嘘になります。
 でもあの時、レスト様が私を撫でてくれた時……とても深い慈しみの心を感じました。この方は本当に優しい方だと……そう思いました。
 それにその……とても、気持ちいいので……」
「それは嬉しいな。僕のなでなでは皆からも好評でね、よくせがまれたよ……」
「んぅ……」

 レストはゆっくりとサクヤの頭を撫でる。
 その表情は実に穏やかなものであり、かつての侵入者である翼やぼのぼのに向けたものとは大きく異なっていた。
 一切の悪意を持たない温かい掌はとても安心できるものであり、サクヤも目を細めてそれを受け入れる。

「なんだか昔を思い出すなぁ……自然に囲まれて、皆と一緒にゆっくり生活する……あの頃は楽しかった……
 ――なんで、くだらない娯楽施設建設のために皆が住んでいた山を丸々潰すのかな?
 ――なんで、最終的に自分に返ってくるのに工業排水や化学物質をわざわざ海に流すのかな?
 ――なんで、大量破壊兵器を作ってまで戦争を考えるのかな? 僕は一応人間のはずなのに、人間の考えがわからない」
「……っ」

422 とある魔法少女候補の祈り :2014/02/24(月) 21:43:18 ID:3DAKD7Lw0
「この殺し合いだってそうだ。まあおかげで僕も人間を殺しやすいんだけどね。
 多分クランさん達がそれと同時にここを狙ったのは、彼らも人間の愚かさを知っているから。
 魔物というだけで人間は寄ってたかって攻撃するけど、人間も敵となれば注意はそっちに向くから。
 ここももうすぐ完全な世界樹になる。そうすれば……」
「レスト様……」

 最後まで口にすることはなかったが、その続きは容易に想像がつく。
 自然を壊してきた、魔物を迫害してきた人間の抹殺。
 自身も人間から迫害され続けてきたことにより、おそらく人を信じるということも忘れてしまったのだろう。
 口ぶりからして、かつて共にいた魔物のほとんども人間に住処を奪われたか、大災害で命を落としたのかもしれない。
 そしておそらく、最初に住んでいたという国も。
 ここは彼にとって、最後の心の拠り所でもあるのかもしれない。

「んっ?」

 不意に、周囲の気温が急激に下がった。
 何者かが、都庁へ超速で向かってきている。
 雷竜の磁場操作もなんなく突破している様子から、相当な実力者だろう。
 レストとサクヤは急いで武器を構えるが……

『さあ、ついたぞまどかよ。む……お前達は?』
「は、速すぎるよ……」

 空から舞い降りたのは三つ首の竜と、それに掴まれていた少女であった。

「あなたは……もしかしてクランさんの言っていた氷竜?」
『ほう、あいつが人間に名を告げるだけでなく私達のことまで教えるとは。
 我ら竜は人の忌むべき怨敵、人間に恐怖という名の試練を与え続ける理不尽の権化であるとは我らが主の言葉だが……
 なるほどお前が人の身でありながら、我らを助けようとする人間か』
「レストです。どうぞよろしく。しかし随分急いだ様子でしたね、それにその女の子も……」
『うむ、私は大阪を拠点としていたが、グンマーの民の訃報を聞いてな。雷竜達が心配になり、急いで飛んできた。
 大阪も中々の危険地帯だったぞ。人間が放った大量破壊兵器のエネルギーが飛んできたかと思えば……
 それを二人の汚い忍者が斬って捨てて見せたからな。思わず私も全身縛られて虐殺されるかと思った程だ。
 この娘は大阪で出会った、グンマーの血を引く者だ。今となってはかなり希少だろう』
「そうでしたか……ではとりあえず、まずクランさんにも報告を。ここはもうしばらく僕が守っておくので」
『すまないな』

 氷嵐の支配者はまどかを連れたまま都庁に入ろうとする。
 しかし、支配者の手から解放されたまどかはすぐさま都庁には入ろうとせず、入り口にもたれるレストの方を向いた。

「あ、あなたは……」
「ん、僕かい?」
「あなたは人間なのに……ここの魔物の味方をしているの?」

 震える声で、まどかは尋ねた。
 彼女は二度殺されかけた。一度目は怪物に、二度目も怪物に。二回とも同じ人物に庇われ事なきを得たが、彼はそれが原因で命を落とした。
 同行していた氷竜は友人達を殺してこそいないが、かなりの傷を負わせた。放送では新たに佐倉杏子の名前も呼ばれ、辛い体験はしている。
 しかしそれでも、まだ人間が人間を殺すといった場面には出くわしたことがなかった。

423 とある魔法少女候補の祈り :2014/02/24(月) 21:44:53 ID:3DAKD7Lw0
「勿論。意外とここに攻め込んでくる人間は多くてね。もう何人か斬ったよ」
「そ、そんな……!」

 しかし目の前の優しそうな青年は、さも当然といわんばかりに殺人を告白した。
 突き立てられた巨大な剣は美しい輝きを放っていて、とても殺人に使われた道具には見えない。
 しかし実際のところは、これからも誰かを斬るため、念入りに手入れされているからだ。

「どうしてそんな酷いことをするの……!?」
「酷いことって……自然への感謝を忘れた挙句、魔物の住処を奪った人間の方が酷いとは思わないのかい?
 魔物というだけで、見かければ人間は攻撃する。ああ、普通の動物でも同じことだったね。
 いいかい? 動物が人間の町に現れるのだって、ほとんどが住み場所が減ってしまったりしたせいなんだよ?」
「だからって……! 説得するとか、見逃すとか、もっと人間と魔物が共存できるような――
「それが一番甘いんだよ! 説得なんてその場だけのフリだ。見逃せば後になって逆恨みで余計な被害が出る!
 人間と魔物の共存なんて……人間が一方的に壊すだけじゃないか……!」

 吐き出された怒声に、思わずまどかはすくみあがってしまう。
 しかしそれでも、次の言葉を口にしようとするが……

『レストよ、お前の言葉はもっともだがその辺にしてやってくれ。まどかはまだ幼いのだ』
「言う程幼いようには感じませんけど。それより氷竜さん、その全身の細かい傷……
 まさかとは思いますけど、ここに来るまでその子に人間を殺さないでとでも言われたんじゃないんですか?」
『……行くぞ、まどか』
「あっ……」

 氷竜は再びまどかを掴むと、都庁の中へと消えていった。

「……」

 その様子を、レストはただ黙って見つめていた。

「レスト様……」
「似てるな、あの子。昔の僕に……」
「え?」
「多分無理矢理ここに連れてこられたんだろうけど、それでもあの子は人間と魔物の共存を口にした。
 綺麗ごとを並べても、無駄なのに。底抜けに甘い子なのに、目はしっかりと僕を見ていた。
 まったく、氷竜さんもあの子を気に入ってるみたいだし、意外と大物かも。
 ……その願いを叶えたければ、頑張ってみるといいよ。僕は僕のやり方でやらせて貰うけどね」

 剣を突き立て、臨戦態勢を維持しつつレストは再び素材を弄り装備を作り始める。
 次に侵入を試みる人間を、かつて侵入を試みた食人鬼と地獄の鬼を確実に殺す為に。
 その様子を、傍らのサクヤは寂しげな表情で見つめていた。

(レスト様……私、黙っていましたけど貴方の独り言を聞いてしまったんです。
『竜と結婚できる世界を作りたい』……自分だけでしたら、勝手にしてしまえばいいですよね?
 それでもそういった世界を、法を求めているということは、貴方だって完全には人間のことを……
 願わくば、どうかこの方が元の――)

424 とある魔法少女候補の祈り :2014/02/24(月) 21:45:38 ID:3DAKD7Lw0
【一日目・23時10分/都庁樹の迷宮入り口】
【レスト@ルーンファクトリー4】
【状態】健康、全属性攻撃吸収、無属性攻撃半減、サクヤの飼い主
【装備】天ノ村雲ノ剣、草原のペンダント
【道具】支給品一式、不明品、謎の壁材、水晶の壁材等の素材
【思考】
基本:都庁の軍勢を守りつつ星の自然環境改善
0:しばらく都庁の入り口を守る
1:都庁樹の施設と素材を使い、戦闘準備を整える
2:機械っぽい外見の奴は問答無用で潰す
3:四条化コンビ、鬼灯を警戒
4:あわよくば竜と結婚できる世界を作りたい
※フレクザィードの飼い主でしたが、バサラによりその権限を奪われていることに気がついていません

【極光の麒麟・サクヤ@パズドラ】
【状態】健康、調教済み
【装備】不明
【道具】支給品一式、スマホ、都知事のパソコン
【思考】
基本:レストに服従
0:レストと共に都庁の入り口を守る
1:ネットに疎い主に代わり情報収集
2:実は青龍と違ってドラゴンではないことはこの際黙っておく








 都庁内部では、氷嵐の支配者の帰還に魔物達が歓声が響いていた。

『お帰りなさいませ支配者様!』
『ご無事でなにより! ところでその人間の娘は?』
『グンマーの血を引く者だ。皆、粗相のないようにな』

 さらに連れられていたまどかの正体がわかると、より一層歓声は大きくなった。
 グンマーの血はまだ完全には途絶えていなかったのだと、喜びを身体で表現する者までいる。

『さすがは伝説の三竜の一角! ただのロリコンじゃなかったんですね!』
『凍らすぞ』
「す、すごい……」

 氷竜とはテレパシーによる会話が可能だが、流石に普通の魔物の言葉まではわからない。
 それでも魔物達が大いに喜んでいるのだということは、まどかにも理解できた。
 雷竜への報告があると早めにその場を去っても、後ろからの歓声が止むことはなかった。

425 とある魔法少女候補の祈り :2014/02/24(月) 21:46:43 ID:3DAKD7Lw0
『……だか