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カオスロワ避難所スレ2
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「話聞く限りそのドラゴンはまどかって子を殺すつもりはなさそうだから大丈夫っすよ」
「それは本当!?」
「ちょ、ちょっと落ちつくっすよ重火器の魔法少女さん。それに連れ去られた場所は見当がつくっす」
「…やはり東京か」
「あのドラゴンが都庁の軍勢の一人だったらの話っすけどね」
「でも違う可能性もあるよね…」
「確かに…でもこれが唯一の手がかりなんだ。あたいはこの手がかりにかけるしかないと思うけどね」
「小町さんの言うとおりだよ、その可能性に賭けよう!」
小町の言葉に桃園ラブは頷く。
その言葉を受けてマナに支えられていたほむらはしっかりと立ち上がる。
「そうね、一桁でも可能性があるならそれで十分だわ」
「あの竜の飛行速度には追いつけないだろうし…やはり東京に行くしかないか」
「こまっちゃん、アンタの能力で竜との距離を縮められないか?」
「それは無理だね、あたいはあの竜に姿を認識していないからね。東京との距離も同様だ。自力で行くしかないね」
「そうね、そうさせてもらうわ」
「でもこっから東京都って相当遠いよね…」
「関係ないわ、まどかを助けるためだったら距離なんて」
「その意気だよ転校生!」
どことなく盛り上がりたくなるような対主催チームの雰囲気と言える。
が、そんな中で小町は気づいていた。ずっとこちらに向けられている視線に。
「さて、盛り上がっているとこ悪いが…出てきな。そこにいるのは知っているんだよ?」
「え、誰かいるの?」
「確かに言われてみりゃ気配は感じるぜ…」
小町がいないはずの存在に話しかけるが返事や反応は返ってこない。
小町は斬魄刀『神槍』の刃を誰もいない空間に向ける。
「出てこないんじゃしょうがない…射殺せ、『神槍』ッ!!」
神槍の刃が伸びるが、突如ガキンッ!という音がして弾かれた。
そして聞きなれない声が辺りに響いた。
「んんwww舌で防がねば危ないとこでしたぞwww死んだらどうするのですかなwwww」
草を盛大に生やしたロジカル言語口調と共に巨大なソレは姿を現した。
紫色を基調とした歪な形。翼を生やした四足歩行の体、ぎょろついた目、そしてチロチロと動く伸縮する舌。
醜悪な化け物が現れたのだ。
「な、何アレ?キモッ!!」
「カメレオンさんかな?」
「失礼なwwwこれでも古龍、すなわちドラゴンですぞwwww」
「ドラゴンって…嘘でしょ?」
「ていうか喋ってますね…」
「モンスターが喋れないといつから錯覚していたんですかなwwww」
先ほどの氷竜とは全く違うこのカメレオンがドラゴンを名乗ることに一同は戸惑いを浮かべる。
実際このカメレオンのような醜悪なモンスターはオオナズチ、霞龍と呼ばれる列記とした古龍だ。
竜巻を発生させる、全てを焼き払う業火を吐く、天より雷を落とす…古龍はそれぞれ災害クラスの能力を持つ。
そんな彼が持っているのは自身の姿を消すとどのつまりステルス能力…古龍の中でショボイとか言うな。能力を他の飛竜にパクられたことは触れてやるな。
彼は同期であるクシャルダオラやテオ・テスカトルがモンハンの最新作に出た中一人だけハブられた…。
つまり影の薄い古龍であった。
そんな彼は何が目的で彼女らに近づいてきたのだろうか?
「決まっていますなwwww美少女は全員拉致った上で都庁にお持ち帰りですぞwwww」
「変態だぁぁぁぁ!…って今都庁って言ったよね?」
「でも男二人と淫獣とカービィっぽいのはいらねwwww」
「僕らはお呼びではありませんか」
「淫獣って、カメレオンの分際で好き勝手言ってくれるやないか」
「で、そこのおっぱいツインテ女は何故我のステルス能力を見抜けたのですかなwwww」
「生憎あたいはあんたみたいな影薄い奴らと長い間一緒にいるからねえ」
「こうなったら強行手段以外ありえないwwww」
「っ…みんな来るよ!」
こうして彼女らと霞龍との戦いが始まった。
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