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カオスロワ避難所スレ2

70混沌を覗いた時、混沌もまたこちらを覗いているのだ:2013/10/06(日) 01:18:57 ID:FCaMpeU60
 転送ゲートによって主催の本拠地にある自分の研究室に戻ったモノクマは、さっそく実験を開始していた。
他に誰も人が通らない区画に研究室を作った為、邪魔が入る心配は無い。

「うぷぷぷ、山田クンにはこの新型ナノマシンを投与してあげるからね」

 そう言って麻酔で眠っている山田に注射するモノクマ。
あとは、計器を見ながら山田が目覚めるのを待つだけになるはずだった。

「あれ、なんかシュミレーションよりも数値が上がって……まずい!?」

 モノクマが気付いた時にはもう遅かった。
山田の身体が急激なテラカオス化に耐えきれず、自壊して内包するエネルギーをブチ撒けようとしてたのだ。
実は、テラカオス化の進行による変化は、テラカオス化する際に耐えきれず身体が自壊するのを防ぐ為に起こるものだったのだ。
そして、モノクマの作った新型ナノマシンは、そのプロセスを簡略化する事でテラカオス化の進行を早めるというものだった。
勿論、それは、安全装置兼リミッターを外すも同然のことである。

「ひいいいいいいぃぃぃぃぃぃ!!」

 自分の仕出かした重大な計算ミスに気付き、思わず悲鳴を上げるモノクマ。
山田が自壊した際に放出されるエネルギーは、自分の研究室を破壊しつくすには十分だったからだ。
必死に逃げ出すモノクマだが、それは失敗した。
パニックになるあまり、ドアの開閉に必要なカードキーを落としてしまったのだ。

「助けて助けて助けて助けて助けて助けて助けて助けて助けて助けて助けて助けて助けて助けて助けて助けて助けて助けて助けて助けて」

 恐慌状態になり、ドアに何度も体当たりするモノクマ。
絶望を与える側だった彼は今、絶望する側になっていた。
そして、山田が自壊し、モノクマは研究室ごと破壊しつくされた。

【一日目・13時15分/九州ロボ・モノクマの研究室跡】

【山田一二三@ダンガンロンパ 希望の学園と絶望の高校生 死亡確認】
死因:自壊

【モノクマ@ダンガンロンパ 希望の学園と絶望の高校生 死亡及び再起不能確認】
死因:身体を完全破壊




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