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カオスロワ避難所スレ2

485ドラゴン=残念のイメージを払拭する!:2014/03/05(水) 20:03:48 ID:pEITRJaE0
「……野球をするのは、貴方達?」
「き、綺麗な子ホル……」

 続いて現われたのは、紫色のローブを纏った少女であった。
 しかしその佇まいと空気から、彼女もまた竜であることがわかる。

「……私はイドゥン。かつて魔竜とよばれた、神竜族の一人です……参加条件は、満たしていますよね?」
「大丈夫だが、レイアと違って随分大人しそうな奴だなお前。なんで野球やりたいんだ?」
「……私を暗闇から救って下さったロイ様も野球に目覚めたと聞いて。
 以前の戦いではフルドーピングしたロイ様に申し訳ないほど情けない姿を晒したので……野球なら同じ土俵で戦えるのではないかと思いました。
 ……ご安心ください。魔竜石も持っていますし、この姿ならバットもグローブもボールだって扱えます」
「採用ぅ!」

 こうして、8人目の仲間が生まれた。さらにさらに……

「へえ……本当に野球をするつもりみたいだねぇ……」
「な、なんですかあなたは! その邪悪さ、きっとさぞかしオ○ンポも真っく「お前もうちょっと黙ってくれない?」

 イドゥンと反対方向から、黒いローブを纏った青年が現われた。
 こちらも人型ではあるが、全身から凄まじい邪気が溢れているあたりからして人間ではないと判断できる。

「僕は邪竜ギムレー……この姿は器の姿を借りているだけで、本当はお前達よりも遥かに巨大だぞ」
「いや、野球をやるとなるとむしろ小型の方が小回りきくんだが……」
「まあいいだろ。とにかく、この世界の宗教はDMCばっかりで、我がギムレー教の信者がろくにいなくて寂しいのだ。
 ここは野球で優勝して、他の選手を敗北の絶望に叩き込みつつ僕の凄さもアピールしようと思ったわけさ。
 ああ、器の身体は無駄にハイスペックだから、このまま普通にホームランだって量産してみせるよ?」
「おいキサマ、ワレと微妙に目的かぶってないカ?」
「とりあえず採用っすね!」

 こうして9人目の仲間が生まれた。
 テッテレー! チーム【ドラゴンズ】が誕生しました!

「よし、これで最低限必要な9人が集まったぞ」
「さすがオシリスさんwwwwww一瞬で仲間を揃えるとかwwwww」
「イドゥンがロリじゃないのが残念だが、贅沢は言ってられないしな。
 欠員に備えて今後も仲間集めたり、応援団も用意しなければならないし、そっちでロリを狙おう」
「まずはチームとして成り立たないと、試合もできず忘れ去られる危険性があるホルからね……」
「それじゃあ、仲間も集まったところで早速練習っすよ!」
「とりあえず新規の三人は実力もみたいし、試しになんかボール投げてくれる? 適当でいいから」

 オシリスが大量に持っているボールを、新たなメンバー達に配っていく。
 彼らはボールをしばらく見つめて考えた後、適当なビルに向かって思い思いに、投げた。

「魔槍フォーマルハウトボォォォォル!」
「……では、リザイアボール」
「造作もないねぇ、トロンボールッ!」

 結果、ビルは炎と闇と雷のボールの直撃により倒壊した。
 普通の選手が受けたら間違いなく致命傷になりうるボール。
 オシリス達は知らないが、オシリス同様にこの三人も腐ってもラスボスであり、単純なステータスだけは非常に高いのである。
 それぞれどこかしら残念なのだが、野球にはそんなの関係ない。

「予想外にすげえwwwwwwww」
「よし、俺たちも行くぞ!」

 こうして、ドラゴンズは正式に野球界への第一歩を踏み出したのであった。




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