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カオスロワ避難所スレ2

437いざ東京へ:2014/02/25(火) 21:37:46 ID:cOSdXigs0
そして数分後、そこには草を生やす気力も失せるくらいにボロボロになって正座の姿勢をとるオオナズチがあった。
そりゃ相手は死神に学園最強に魔法少女二人にプリキュア三人だからね。
前述した古龍ならともかくオオナズチじゃ一方的にフルボッコされてもしゃーない。

「ぐぬぬ、ここまでですかな…煮るなり焼くなり好きにするといいですぞ…」
「そういえばアンタ都庁に持ち帰るって言ったよねぇ」
「その通りですぞ。我は都庁で美少女達と同人誌みたいなことをしまくって悠々自適な生活を送るつもりだったんですぞ…」
「もしかして都庁の軍勢の一匹なんすか?」
「まだあいつらの仲間ではありませんぞ。ですが一応知り合いのロリコンドラゴンが都庁にはいるかもですなwwww」

オオナズチは元々グンマーの住人でありそのよしみで氷竜とは一応知り合いだったのだ。
本当はグンマーに持ち帰りたかったがグンマーは原住民が皆殺しにされてヤバイっぽいので都庁に持ち帰ることにしたのだった。

「と、言うことはアンタは都庁の場所を知っているわけだね」
「知ってますぞ」
「丁度いい足が見つかったじゃないか。こいつに乗せてってもらえばいいんじゃないかい?」
「そうね、それがいいと思うわ。まどかを攫った奴よりは速度が落ちそうだけど」
「えー、こいつに乗るの…?」
「サラマンダーとどっちが速いのかな」
「んんwwww持ち帰られる気になったんですかなwwww」
「今度余計なこと言うとその舌引っこ抜くよ?」
「サーセン…」

こうして彼女らの足代わりにされたオオナズチであった。
敗北したからしゃーない。
魔法少女+αは次々とオオナズチの巨体に乗っていく。

「さて、あたいも行くとするかね」
「小町さんも行くんすか?四国に行くんじゃ…」
「どうやら東京が凄いことになってるみたいだからねぇ。
この分じゃ先に九州ロボに乗り込んで主催者を倒したって殺し合いが終わるとは思えないんだよ。
どうやら後回しにすることになりそうだねえ」
「言われてみりゃそうだな。四国の方はあの忍者達に任せちまっていいかもな」
「ちょwwwwお前らも乗るんですかなwwww」
「その巨体なら全員乗れるでしょう」
「あかりも乗りたい!」
「そうだねぇ、あたいら全員拉致しようとしてたくらいだし…」
「確かに我は最大金冠のキングサイズですがなwwww」
「じゃあできないとは言わせないよ?」
「え、あ、はい…」
「まぁ重かったらあたいが一人分くらいは持ってやるよ」
「飛行中でもさやかちゃんが治癒してあげるからさ」
「ありがとナス…ですがこの程度のダメージなら問題ありませんぞwwww」

小町の『神槍』の刃の光と死神の眼光にオオナズチは逆らえなかった。
もっとも、小町は飛行能力を持っているので彼女はオオナズチに飛びつく必要は無いが。

「では行きますぞwwww」

小町以外の全員を乗せたオオナズチは歪な翼を広げて飛び立つ。
先ほどのダメージを感じさせずに上空を飛行するその様はその雄雄しい姿はまさにドラゴンそのものであった。
草を生やした口調でも、こんなヘンテコな姿でもドラゴンなんだなぁとオオナズチの横を飛ぶ小町は思ったのだった。




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