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第24回参議員議員選挙(2016年)

1とはずがたり:2013/12/30(月) 23:04:05

2004年
http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/study/2246/1069407561/l50
2007年
http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/study/2246/1089893576/l50
2010年
http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/study/2246/1202752370/l50
2013年
http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/study/2246/1279062373/l50

1807チバQ:2016/06/24(金) 21:54:16
http://news.goo.ne.jp/article/mainichi_region/region/mainichi_region-20160624ddlk24010115000c.html
<2016参院選>毎日新聞総合調査 自民・山本氏が優位 「未定・無回答」は3割 /三重
11:50毎日新聞

 参院選三重選挙区(改選数1)について、毎日新聞は22、23日、電話による世論調査を行い、取材結果も加味して序盤情勢を分析した。自民新人の山本佐知子氏(48)=公明推薦=が優位に立ち、民進現職の芝博一氏(66)が追っている。ただ、投票先を決めていない人や無回答の有権者が約3割おり、情勢は7月10日の投票日までに変動する可能性がある。【参院選取材班】

 山本氏は、今年1月から自民党の衆院議員や県議、市議らの支援を受けて精力的に企業・団体、支持者回りを続けてきた。かつて四日市市を地盤とした元同党衆院議員=旧三重1区選出=で自治相を務めた故・山本幸雄氏の孫であることをアピールして知名度アップを図り、自民支持層の7割以上を固めた。公明支持層の約6割も取り込んでいる。男女別、年代別でも満遍なく一定の支持を得ている。知名度の高い鈴木英敬知事からの支持表明も受け、一層の支持の広がりに期待する。

 芝氏は、岡田克也・民進党代表が昨年11月以降、自身の地盤の北勢地域を中心に100回以上も二人三脚で回るなどして支援。党県連と連合三重、県議会の民進系会派「新政みえ」が一体となった従来の選挙戦も展開し、民進支持層の約8割を固めた。安保関連法制廃止などを求める団体「市民連合みえ」の橋渡しで野党統一候補となったことから共産支持層の約8割に浸透し、社民支持層にも食い込む。無党派層の支持は山本氏と拮抗(きっこう)しており、市民連合みえなどとの連携でさらに支持拡大を図る。

 幸福新人の野原典子氏(59)は全体的に伸び悩んでいる。

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 ◇改憲手続き 推進反対は47% 賛成32%を上回る

 参院選の争点の一つとされる憲法改正について、改正手続きを進めることに「反対」が47%で、「賛成」の32%を上回った。

 男女別では、「反対」が男性49%、女性44%、「賛成」が男性37%、女性26%だった。年代別では20代の67%が「反対」としたのをはじめ、18・19歳、40代、50代で「反対」が5割を超えた。30代、60代、70代以上でも共に「反対」が4割弱となり、「賛成」を上回った。

 安倍晋三内閣を「支持する」とした人のうち、改正手続きに「賛成」は53%、「反対」は32%。「支持しない」人では「反対」が81%と大多数を占めた。

 支持政党別では、自民支持層では「賛成」53%で、「反対」30%。公明は「反対」37%が最も高く、次いで「無回答」34%だった。民進と共産では「反対」が圧倒的で、民進74%、共産93%だった。

 選挙の争点に「憲法改正」を挙げた人では「反対」73%、「賛成」23%。「安全保障関連法」を挙げた人では「反対」54%、「賛成」43%となった。

 ◇重視する争点 「年金・医療」31% 年配層で割合高く 若年層、暮らし・子育て

 今回の参院選の最も重視する争点を尋ねたところ、「年金・医療」を挙げた人が31%と最も多く、次いで「子育て支援」「憲法改正」「アベノミクス」「消費増税」がほぼ1割ずつだった。

 年代別で見ると20代の30%が「消費増税」を、30代の44%が「子育て支援」を挙げた。50代、60代、70代以上の3世代では4割前後が「年金・医療」を挙げ、最も割合が高かった。若年層は暮らしと子育てに、年配層は社会保障に注目しているようだ。

 支持政党別では、自民、民進支持層の約4割と公明支持層の約5割が「年金・医療」と回答。共産支持層は約3割が「憲法改正」とした。

 安倍内閣を「支持する」と答えた人も「支持しない」と答えた人も、共に約3割が重視する争点として「年金・医療」を挙げた。「憲法改正」を挙げたのは「支持する」では8%にとどまったのに対し、「支持しない」では24%に上った。

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 ◇三重選挙区立候補者(改選数1-3、届け出順)

芝博一 66 党県代表 (2)民 現

野原典子 59 幸福県副代表 諸 新

山本佐知子 48 [元]旅行会社員 自 新=[公]

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 小数点以下は四捨五入。合計が100にならない場合がある

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 (全国の情勢は12、13面)

〔三重版〕

1808チバQ:2016/06/24(金) 21:54:43
http://news.goo.ne.jp/article/mainichi_region/region/mainichi_region-20160624ddlk23010334000c.html
<2016参院選>愛知選挙区 毎日新聞総合調査(その1) 藤川氏、幅広く浸透 須山、伊藤氏競り合う /愛知
11:49毎日新聞

 毎日新聞は22、23の両日、電話による特別世論調査を実施し、取材結果も踏まえて参院選の序盤情勢や県内の有権者が重視する争点などを探った。改選数が1増4の愛知選挙区は、9人による激戦の中で幅広く支持を集める自民現職が頭一つ抜け出した。公明新人と民進現職は安定した戦いで、最後の議席を共産、民進の新人が激しく争う。ただ、投票先を決めていない有権者は5割近くおり、終盤で情勢が変わる可能性もある。【山口朋辰、道永竜命】

 自民は候補者を1人に絞ったこともあり、現職の藤川政人氏(56)が党支持層に深く浸透。地盤の郡部だけでなく、名古屋市など都市部でも幅広く支持を集める。新有権者となる18、19歳のほか、無党派層からも支持され、票固めを進める。

 9年ぶりの公明候補となる新人、里見隆治氏(48)は党支持層をほぼ固めた。推薦を受ける自民をはじめ他党支持層に食い込み、与党で2議席を目指す。

 民進は、斎藤嘉隆氏(53)が現職の知名度を生かし、他の野党支持層から一定の支持を受ける他、連合愛知の全面的なバックアップを受け、基盤の弱い郡部で浸透を図る。

 共産新人の須山初美氏(37)は党支持層を固めた。無党派層の一部からも支持を集め、与党批判票のさらなる取り込みで、2004年に失った党議席の奪還を目指す。

 民進2人目の新人、伊藤孝恵氏(41)は、支持層のほか、無党派層や与党支持層の一部にも食い込んでいるが、若年層への浸透が課題となる。

 地域政党「減税日本」新人、奥田香代氏(51)の全県的な浸透には、おおさか維新公認による追い風が欠かせない。他に社民の平山良平氏(68)、こころの井桁亮氏(46)、諸派の中根裕美氏(42)はいずれも新人で伸び悩んでおり、知名度アップに躍起だ。

 ◆内閣支持率

 ◇「支持する」47% 18、19歳は76%に達する

 安倍内閣への支持率は「支持する」が47%で、「支持しない」の34%を上回った。新有権者となる18、19歳からの支持が76%に達し、連立を組む公明とおおさか維新の支持層からも6割超の支持を得ている。

 年代別では、新有権者のほか50代の半数超から支持された。一方で、20、30、60代では支持と不支持が拮抗(きっこう)している。

 主要政党別では、自民支持層の8割以上が支持。公明支持層から62%、おおおさか維新支持層からも69%と高い支持を得た。無党派層は不支持(46%)が支持(23%)を上回った。

 支持する人が争点として挙げた項目として多かったのは「年金・医療」「アベノミクス」が2割。一方、安保関連法を挙げた人は支持と不支持でほとんど差がなかった。

 ◆政党支持率

 ◇自民がトップ29% 民進15%、公明8% 無党派層29%

 政党支持率は自民が29%と最も高く、次いで民進15%、公明8%、共産4%。「支持する政党がない」と答えた無党派層は29%に上った。前回2013年の参院選調査では、自民37%、旧民主10%、当時の「日本維新の会」、公明が4%。民進の支持率がやや持ち直した格好だが、前回調査の無党派層は26%だったことから、政党離れが一層進んだとみられる。

 年齢・性別でみると、10代と40代の男性で自民支持率が4割に達した。民進支持率は10代男性と60代男女で2割を超えたが、自民を上回ったのは30代女性だけだった。公明は男性より女性から支持を集めている。今回の参院選で新有権者となる10代は38%が自民を支持。民進支持が22%、おおさか維新支持が16%だった。

 一方、比例の投票先は自民が25%、民進が13%。その他の政党は10%に達しておらず、決めていないとの回答が36%に上った。

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 ◇参院選愛知選挙区の立候補者

(改選数4)=届け出順

中根裕美 42 幸福県副代表 諸 新

井桁亮 46 [元]県議    こ 新

里見隆治 48 党労働局次長 公 新=[自]

奥田香代 51 減税日本役員 諸 新

須山初美 37 党県常任委員 共 新

平山良平 68 党県副代表  社 新

伊藤孝恵 41 [元]テレビ記者 民 新

藤川政人 56 党県会長  (1)自[麻]現

斎藤嘉隆 53 党政調副会長(1)民 現

1809チバQ:2016/06/24(金) 21:57:45
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201606/20160624_21054.html
<参院選青森>民・自デッドヒート

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◎東北6選挙区序盤情勢

 (1―3)13自 10自
山崎力69前予算委員長 自(額)現(3)(公推)
三国佑貴31幸福実現党員 諸 新
田名部匡代47党県代表代行 民 新(社推)

 野党統一候補の田名部(民新)が4選を目指す山崎(自現)と横一線のデッドヒートを繰り広げる。
 田名部は連合の組織票を基盤に、共産、社民の支持層を固める。無党派層にも浸透しつつある。全県選挙は初挑戦。公示前から丹念に県内を回り知名度上昇に努めてきた。元農相の父匡省氏からの地盤である八戸市だけでなく、地縁の薄いエリアでも支持を広げている。
 街頭演説を小まめに行う戦略で、無党派層の一層の取り込みを狙う。党本部は重点区に位置付ける。23日は岡田克也代表が十和田市に入るなど幹部を続々投入する予定。
 山崎は参院予算委員長などの実績を前面に出す。県内の衆参議席を独占する党の組織力をフル回転させる構え。前哨戦は動きが鈍かったものの、序盤に入り、着実に支持を固めてきた。各種業界団体への引き締めを図るほか、地盤の青森市をはじめ、八戸市など大票田での票の上積みに全力を挙げる。
 党本部は危機感を強めており、安倍晋三首相は15日に続き、24日も県内入りする。今後も閣僚級を応援弁士として送り込む予定だ。
 三国(諸新)は広がりがない。

http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201606/20160624_31051.html
<参院選岩手>木戸口氏やや先行


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◎東北6選挙区序盤情勢

 (1―3)13無 10ミ
石川幹子51幸福実現党員 諸 新
田中真一49党県支部長  自 新(公推)
木戸口英司52元知事秘書  無 新(民・共・社・生推)

 野党統一候補の木戸口(無新)がややリードし、田中(自新)が激しく追い上げている。
 木戸口は生活代表小沢一郎、知事達増拓也、引退する生活現職主浜了の後援会組織を軸に浸透し、知名度が急速に上向いた。小沢は22、23日、県北部から南部まで縦断するてこ入れを展開。達増も公務の合間を縫ってマイクを握るなど前面に立つ。都市部での街頭活動を増やし、無党派層の引き付けを狙う。
 野党4党は週1度の実務者会議を欠かさず、遊説を分担するなど調整に余念がない。共産、社民は比例代表候補とのセットで党支持層にアピール。確実な上積みを目指す。
 田中は党衆院議員4人と県議の地盤を足掛かりに自民、公明支持層をほぼ固めた。重点区の一つで、安倍晋三首相が公示前に続き、24日に一関市に入る。陣営は党支持層が比較的弱い盛岡市など都市部で巻き返しを図り、接戦に持ち込みたい考え。
 小沢政治からの脱却を訴える田中に同調し、かつて小沢に師事した参院議員平野達男が支援に回った。2013年参院選では24万票を獲得しており、票の行方が焦点。
 石川(諸新)は広がりに欠ける。

1810チバQ:2016/06/24(金) 21:59:01
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201606/20160624_11053.html
<参院選宮城>2現職激しく争う


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◎東北6選挙区序盤情勢

 (1―3)13自み 10自ミ
熊谷大41党青年局次長 自(無)現(1)(公・日推)
桜井充60元財務副大臣 民 現(3)(共・社・生推)
油井哲史36幸福実現党員 諸 新

 再選を狙う熊谷(自現)と、4選を期す桜井(民現)が横一線で競り合う展開となっている。
 熊谷は党組織に支えられ全域に浸透する。県連の選挙対策本部が選挙戦を取り仕切り、国会議員や地方議員がフル回転。各地区で集会を開き、着実に保守票を固めつつある。
 自民支持層の多くをまとめたが、推薦を受けた公明支持層は十分に固め切れていない。党本部は最重点区と定め、強力に後押しする。14日に宮城入りした安倍晋三首相は25日に再び県内を訪れ、4カ所で街頭演説に立つ。党本部は閣僚級を相次ぎ投入し、支持拡大を図る方針。
 桜井は安倍政権の経済政策アベノミクスや安全保障関連法への批判を強め、反自民票を取り込む。3期18年の実績を背景に、野党候補としては初めて県医師連盟、県歯科医師連盟から単独推薦を受けた。
 自民、公明支持層に切り崩しをかけつつ、推薦を受ける共産、社民支持層への浸透を急いでいる。安保法廃止を訴える市民団体と連携し、無党派層への広がりも目指す。100万都市・仙台を主戦場と位置付け、街頭活動に力を入れる。
 油井(諸新)は厳しい戦い。

http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201606/20160624_41050.html
<参院選秋田>石井氏と松浦氏競る


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◎東北6選挙区序盤情勢

 (1―3)13自 10自
西野晃39幸福実現党員 諸 新
松浦大悟46党県代表   民 元(1)(共・社推)
石井浩郎52文科委員長  自(無)現(1)(公推)

 石井(自現)と松浦(民元)が激しく競る。大票田の秋田市と、環太平洋連携協定(TPP)に対する農業者の不満が強い県南部での戦いぶりが当落の鍵を握りそうだ。
 石井は出遅れ感があったものの、県選出の衆院議員らと全県を小まめに回り、着実に票を掘り起こしている。政権与党の強みを生かして企業や各種団体への働き掛けを強め、組織票を固める。
 街頭演説などでは野党共闘への批判を展開、党支持層や推薦を受けた公明支持層に浸透してきた。県北部で強みを発揮する一方、県南部では支持を固め切れていない。秋田市では無党派層の獲得に躍起。
 松浦は連合組織など民進支持層に着実に浸透してきた。推薦を受けた社民、共産支持層の取り込みも進み、共闘効果が表れつつある。県南部を地盤とする保守系の衆院議員が合流し、県南部での票の上乗せに力を入れる。
 民進をはじめ、野党各党の幹部が序盤から連日応援に入る。TPPの国会批准反対や安全保障関連法反対を訴え、農業者を中心とした保守層への食い込みを図る。
 西野(諸新)は独自の戦い。

1811チバQ:2016/06/24(金) 21:59:47
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201606/20160624_51052.html
<参院選山形>舟山氏幅広く浸透


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◎東北6選挙区序盤情勢

 (1―3)13自 10自
月野薫61元会社社長  自 新(公推)
城取良太39幸福実現党員 諸 新
舟山康江50団体役員   無 元(1)(民・社推)

 舟山(無元)が先行し、月野(自新)が追っている。
 参院選4回目の舟山は、高い知名度を生かし幅広く浸透している。環太平洋連携協定(TPP)反対や安全保障法制廃止などを訴え、政権批判票の受け皿としての存在感をアピールする。県農協政治連盟(農政連)は自主投票を決めたが、農政通として農村部にも食い込んでいる。
 野党統一候補を旗印とする一方、共産は推薦を見送った。一体的な野党共闘には不安が残る。選挙戦では政党色を抑えた活動を展開し、無党派層の取り込みを図る。
 月野は党組織を挙げて、課題の知名度アップに力を注ぐ。県選出の国会議員や県議ら地方議員と共に各選挙区を回る。県内35市町村のうち25人の首長から支援を得たが、出身地の最上地域以外は伸び悩んでいる。全農出身だが、頼みの農業票をまとめ切れていない。推薦を受けた公明の支持層は固めつつある。
 党本部は序盤から連日、閣僚や党幹部を投入している。政権与党とのつながりを強調し、政策実行力の高さを訴える。
 城取(諸派)は広がりを欠く。

http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201606/20160624_61049.html
<参院選福島>増子氏と岩城氏接戦


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◎東北6選挙区序盤情勢

 (1―3)13自 10ミ自
岩城光英66法相     自(細)現(3)(公推)
矢内筆勝54幸福実現党員 諸 新
増子輝彦68元経産副大臣 民 現(2)(社推)

 改選数が2から1に減り、現職同士がぶつかり合う。野党統一候補として3選を狙う増子(民現)がやや先行し、4選を目指す法相の岩城(自現)が組織力で激しく追い上げている。
 元経済産業副大臣の増子は、衆院議員も3期務めた知名度と培ってきた人脈を生かし、地盤の郡山市を中心とする中通りや会津で浸透。岩城が地盤とするいわき市など浜通りでも票の掘り起こしを目指す。
 原発事故からの復興加速に加え、安倍政権打倒や安全保障関連法廃止を訴える。支持団体の連合のほか、野党統一候補として共産、社民の県組織の全面支援を受ける。
 過去3度いずれも2位当選だった岩城は、個人後援会の弱さを補うため農業など業界団体による選対本部を初めて設置。県選出国会議員や県議が奔走し、各地で集会を重ねる。
 中間貯蔵施設整備など自公政権の復興実績を強調。党本部は最重点区に位置付け、安倍晋三首相は通常国会閉会後、2度福島入りした。閣僚級も大量投入し、無党派層への働き掛けを強める。公明とも連携する。
 原発事故からの風評払拭(ふっしょく)を訴える矢内(諸新)は広がりを欠く。

1812チバQ:2016/06/24(金) 22:07:35
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160624-00000008-khks-pol
<参院選岩手>小沢氏異例 連日てこ入れ
河北新報 6月24日(金)12時12分配信

<参院選岩手>小沢氏異例 連日てこ入れ
野党統一候補への支援を呼び掛けた小沢氏=22日午後4時ごろ、久慈市
 かつて岩手の旧民主党を引っ張った「師弟」が攻防を繰り広げた。参院選(7月10日投開票)の岩手選挙区(改選数1)で、生活の党の小沢一郎代表(衆院岩手4区)が22、23日と張り付き、元秘書で野党統一候補の新人陣営の応援に奔走した。公示日からの地元入りは異例。対する自民党新人陣営には、小沢氏とたもとを分かった平野達男参院議員(岩手選挙区)が連日応援に入る。
<「危機感の表れだ」>

 「何しろ岩手は広いから。候補者の代わりにあいさつに来ました」。22日午後、小沢氏は二戸市のショッピングセンター前で、野党統一候補で無所属新人の木戸口英司氏(52)への支持を訴えた。

 安倍政権の経済運営を「効率優先で強いやつが生き残ればいいというのであれば、政治は要らない」と批判。同日夕には久慈市でもマイクを握り「野党4党が力を合わせて勝利すれば、安倍内閣を退陣させることができる」と強調した。

 公示日からの地元入りは「あまり記憶がない」(陣営関係者)。生活は衆参合わせて5人で、政党要件を辛うじて満たす。引退する現職主浜了氏の議席を木戸口氏が死守するのは最低条件。「小沢氏の危機感の表れだ」(自民党関係者)との指摘もある。

 「危機感は感じてないよ。県民は賢明な判断をしてくれると信じている」と小沢氏。23日は選挙事務所や自身の後援会事務所に立ち寄り激励。帰京前には墓参のため奥州市水沢区の伯済寺へ。「大事な選挙だから」と語り、墓前に手を合わせて必勝を誓った。

<「政治風土変える」>

 「小沢氏を中心に動いてきた岩手の政治風土を転換する戦いだ」

 自民党新人の田中真一氏(49)を支援する平野氏は23日、一関市中心部で高木毅復興相と並んだ。平野氏も民主党政権時代の復興相。「被災地に与党の議員が増えれば復興が加速する」とエールを送った。

 2012年の民主党分裂で小沢氏と決別した平野氏。「かつて政策が合致しない選挙は野合だと言っていたのに、簡単に筋を曲げて元秘書の応援に走っている」と攻撃した。

 13年参院選で平野氏は24万票を獲得。自民党関係者は「その中には反小沢票が含まれているはずだ。自民支持層でなくても取り込みは可能」と期待する。

 平野氏は昨夏の知事選で小沢氏直系の達増拓也知事と相まみえず、立候補を取りやめた。「田中氏を支え、知事選の穴を少しでも埋めたい」と繰り返す。

1813チバQ:2016/06/24(金) 22:17:03
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016062400566&g=pol
2議席確保へ自・民激突=党内すみ分けで明暗-注目区を行く・北海道【16参院選】



参院選立候補者の街頭演説に耳を傾ける聴衆=24日午後、札幌市中央区
 改選議席が3に増えた北海道選挙区。長らく2議席を分け合ってきた自民、民進両党は、2議席確保を目指し、現職に加え2人目の新人を擁立した。2候補の連携がぎくしゃくする自民党と、強固な支持基盤を背景にすみ分けに手応えを感じている民進党で明暗が分かれつつある。(敬称略)
 ◇「戦い方忘れた」
 「まだ当選圏には入ってません。北海道の大空で思い切り羽ばたける翼をください」。公示に先立つ今月20日、札幌市のホテル。総決起大会に臨んだ自民党の新人、柿木克弘は危機感もあらわに、壇上で何度も土下座して支持を訴えた。
 道議を5期目途中まで務めた柿木は党道連幹事長も経験した実力者だが、党の調査では苦戦が伝えられる。人口2万人余りの美唄市選出で、広大な北の大地で「勝負の決め手」とされる全道的な知名度の不足は否めない。道連は23日、柿木を重点候補に指定、実動部隊となる道議50人のほぼ9割を張り付け、てこ入れを図っている。
 一方、YOSAKOIソーラン祭りの創始者として名前を売ってきた自民党現職、長谷川岳は、基礎票で柿木に大きく差をつけられる形となった。陣営が今月中旬に開いた集会では、来賓の元衆院議員が「身内に長谷川包囲網ができつつある。長谷川さんの票は毎日崩されている」として、出席した支持者にハッパを掛けたほどだ。
 それでも党内では、柿木を当選圏に押し上げるのは容易ではないとみられている。実は、自民党が北海道で候補者2人を擁立するのは、改選数4だった1992年以来24年ぶり。柿木を支援する道議は「党内で競い合う選挙のやり方を忘れてしまっている」と焦りを募らせる。
 ◇「2人が切磋琢磨」
 党勢回復の足掛かりを北海道からつかみたい民進党は、現職の徳永エリに加え、衆院当選7回の実績がある新人の鉢呂吉雄を擁立。20日に札幌入りした幹事長、枝野幸男は「北海道では民主党時代から大変大きな力を頂いた。何としても過半数を取る」と2議席確保に決意を示した。
 前身の旧民主党は政権を奪取した2009年衆院選で、道内12小選挙区のうち11で勝利した。党勢は衰えたとはいえ、一定の地力がある。04年と10年にも2人を公認した経験があり、すみ分けは苦にしていない。今回は連合が徳永を全面支援し、党道連が鉢呂を受け持つ選挙戦を展開する。
 連合は今回、鉢呂には推薦を出していない。党道連には「公認候補に連合が推薦を出さないのはおかしい」との声もあったが、突っぱねたという。6年前、当時与党だった民主党は新人2人を擁立したが、連合が推した候補は落選し、徳永だけが当選したという苦い経験がある。組織力を分散する余裕はないというわけだ。
 出馬表明が4月と出遅れたものの、かつて「選挙の鬼」と呼ばれた馬力で全道をくまなく回る鉢呂。「民進党で2議席取り、環太平洋連携協定(TPP)反対の声が強まれば秋の協定案・関連法案の採決に重大な影響を与えられる」と、農家を中心に支持拡大を図る。一方、全10候補の中で紅一点の徳永は「女性、若い人にとって国会のお母さんになる」とターゲットを絞り込む。「お互いが切磋琢磨(せっさたくま)すれば2議席も十分狙える」。党道連幹部は自信を深めている。
 ◇北海道(改選数3)
柿木克弘 48 自民・新
鉢呂吉雄 68 民進・新
長谷川岳 45 自民・現
水越寛陽 36 無所属・新
佐藤和夫 69 日こ・新
徳永エリ 54 民進・現
森英士 38 共産・新
森山佳則 49 諸派・新
中村治 63 諸派・新
飯田佳宏 43 無所属・新
※敬称略。届け出順。年齢は投開票日現在(2016/06/24-15:01)

1814チバQ:2016/06/24(金) 22:17:44
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016062300638&g=pol
原発政策、歯切れ悪く=中央との温度差に苦慮-注目区を行く・福島【16参院選】



脱原発の旗を掲げ、候補者の演説を聴く有権者=9日、福島県白河市のJR白河駅前
 東京電力福島第1原発事故から5年余り。今なお9万人の被災者が避難生活を強いられる福島で、最重要テーマの原発政策をめぐる論戦は低調だ。生き残りを懸けて争う自民、民進両党の2現職はともに「県内の原発全基廃炉」を訴えるが、党中央との温度差から歯切れの悪さは否めない。(敬称略)

 ◇「政権与党」前面
 参院選が公示された22日。自民党の岩城光英の応援で須賀川市に入った首相、安倍晋三は「私たちは当時野党だった。何でこんなに復旧復興が遅いんだと岩城さんは悔し涙を流していた」と旧民主党をこき下ろした。安倍の福島入りは地方遊説をスタートさせた今月3日以来、早くも2回目だ。
 現職の法相である岩城は過去2回の選挙で、旧民主党候補と2議席を分け合ったものの、得票数で上回ったことはない。今回は改選議席が1に減った上、野党陣営は民進党の現職、増子輝彦に一本化。安倍も岩城も口をそろえて「本当に厳しい戦い」と認めざるを得ない状況だ。
 「福島の復興には政権の安定が必要だ」。増子の地元、郡山市で10日に開いた支持団体向けの講演会で、岩城はこう支援を訴えたが、原発問題にはほとんど触れなかった。安倍政権が原発再稼働を推進している以上、踏み込んだ発言はできないためだ。陣営関係者は「岩城は政府とふるさととの板挟みだ」と苦しい胸の内を明かす。
 岩城としては「政権与党の強み」(自民党幹部)を前面に、実行力を売り込む戦略だ。16日には避難指示解除が予定される川俣町山木屋地区の住民が避難する町内の仮設住宅を訪れ、復興加速の要望書を直接受け取った。ただ、政府の解除計画に対しては、地元から「帰還できる状況ではない」などと不満の声も上がっており、現職閣僚の肩書はかえって重荷となりかねない。
 ◇「脱原発」に難色
 対する増子も、「相手は大臣で大変厳しい戦いだ」と楽観していない。増子自身はもともと自民党衆院議員。共産党との連携に「本来の支持層がどこまで付いてくるかつかめない」(民進党県連幹部)との不安が拭えないためだ。実際、共産、社民両党とは「安全保障関連法廃止」など4項目の合意確認書を交わしたものの、「支持者にはまだ共産アレルギーがある」(同)として政策協定までは結ばなかった。
 確認書には「県内原発全基廃炉」も盛り込んだ。公約で「安全確認を得ていないものは再稼働しない」と再稼働の余地を残す民進党と、「再稼働中止」を主張する共産党の間で折り合った結果だ。共産党県議によると、同党側は「脱原発」明記を求めたが、増子サイドが難色を示したという。
 3党が9日にJR白河駅前で開いた合同演説会。増子は「二度と原発事故のない日本をつくることが政治家の責任だ」と強調、原発輸出の根拠となる他国との原子力協定に賛成する党方針に「2度造反した」と胸を張った。応援に駆け付けた共産党書記局長の小池晃は「『原発をなくせ』がオール福島の声だ」と増子に代わって踏み込んだ。
 増子はかねて、汚染土を保管する中間貯蔵施設の建設に向けた政府と地権者の用地取得交渉の遅れをやり玉に挙げている。だが、演説会に居合わせた地権者の男性は、こうした増子の訴えに「早く片付けてほしい。自民でも民進でもどっちでもいい」と、選挙戦から距離を置いた。
 ◇福島選挙区(改選数1)
 岩城光英 66 自民・現
 矢内筆勝 54 諸派・新
 増子輝彦 68 民進・現
※敬称略。届け出順。年齢は投開票日現在(2016/06/23-16:59)

1815チバQ:2016/06/25(土) 05:58:15
>>1796
佐藤香って誰でしたっけ?よこくめと同レベルには支持を集めてるようで

1816チバQ:2016/06/25(土) 08:30:07
http://www.tokyo-sports.co.jp/nonsec/social/557549/
自民・谷垣幹事長が八方美人にならざるを得ないワケ
2016年06月24日 17時00分

谷垣禎一幹事長
 自民党の谷垣禎一幹事長(71)が23日、神奈川選挙区(定数4)で応援演説を行った。自民党公認は三原じゅん子氏(51)だけだが、谷垣氏は3か所で3人の候補を応援した。

 午後3時前に藤沢駅前に到着した谷垣氏は、三原氏の横で「前回、野党の自民党から出てくれてうれしかった。公認は間違っていない。必ず選挙区で当選を果たさせてほしい」と絶叫した。

 1時間後には鎌倉駅前へ移動し、今度は無所属で自民党が推薦している中西健治氏(52)の横に立ち「自信を持って自民党が推薦を出した。中西さんにどうにかして当選してもらいたい。地を這ってでも、壁に爪を立ててでも勝ってもらわないといけない」と訴えた。

 そのまた1時間後には大船駅前で、自民党が推薦している公明党の三浦信祐氏(41)の応援をした。谷垣氏は「なんとしてでも三浦さんに勝ってもらわないといけない。非常に苦しい戦いをしていると思うが、がんばろう」と呼びかけた。

 谷垣氏が八方美人な対応をするにはわけがある。同選挙区では県連が三原氏支援で固まっていたが、急きょ、中西氏を推薦することに。しかし、県連関係者は「彼は過去に自民党の支援を受けて横浜市長選挙に出たのに、その後、他党から参院選に出た。推せるわけないじゃないか」と激怒。孤立無援というわけではなく、麻生太郎財務相(75)は22日、中西氏の応援に入っている。お気に入りだからだという。

 一方、三浦氏は公明党とのつながりを意識して、菅義偉官房長官(67)が力を入れている。永田町関係者は「県連の全面的支援を受ける三原氏が頭一つ抜けている。中西氏と三浦氏は他党候補と競り合っている」と指摘。民進党は金子洋一氏(53)と真山勇一氏(72)、共産党は浅賀由香氏(36)、おおさか維新の会は丹羽大氏(39)を擁立している。

 さまざまな事情や思惑から、幹事長の谷垣氏は八方美人にならざるを得なかったようだ。

1817チバQ:2016/06/25(土) 08:32:35
http://news.goo.ne.jp/article/mainichi/politics/mainichi-20160624k0000m010148000c.html
<参院選>民進一枚岩になれず 香川選挙区
06月23日 23:40毎日新聞

 高松市で22日の公示日に開かれた野党統一候補の共産党新人、田辺健一氏の出発式に、民進、社民両党の香川県連幹部が顔をそろえた。共産の穀田恵二国対委員長は「田辺氏を支援する大英断に感謝する。全野党が一致して政権与党と戦う画期的な戦いになる」と興奮気味に語った。

 民進、共産、社民、生活の4党は全32の1人区で候補者を一本化した。多くで共産が譲ったが、唯一、共産に一本化したのが香川選挙区だ。民進の安住淳国対委員長は16日、高松市での4野党合同演説会で「自公に対抗して野党がまとまり、選択肢を示すことが責任だ」と共闘をアピール。田辺氏も「構図はすっきりした。全力で頑張り抜く」と応じた。

 ただ、民進香川県連が支持者の反発を警戒して自主投票とするなど、温度差は残る。

 県連代表の小川淳也衆院議員(比例四国)は出発式にメッセージを寄せ、「一日も早く支持者の理解を得て応援に駆けつけます」とエールを送った。小川氏は共産の松原昭夫県委員長と「個人的」(民進県連)に政治スタンスに関する確認書も結んだ。共産が次期衆院選で候補擁立を見送れば小選挙区で1万〜3万票程度の上乗せが期待できる。

 一方、玉木雄一郎衆院議員(香川2区)はツイッターに「一本化と報じられるが、共産候補の推薦はありません」と記した。玉木氏は農村部も含む選挙区で3回連続当選している。県連幹部は「批判もあるが、衆院議員が共産の協力に期待するのは自然な流れ。どちらの行動も間違ってはいない」と語る。

 4党は5月、次期衆院選でも「できる限りの協力」を行うことで合意した。具体化はこれからだが、民進県連関係者は「香川は全国の縮図。参院選後の代表選でも争点になる」と指摘。共産との関係は党内論争の火だねになりかねない。

 迎え撃つのは、再選を目指す自民党現職の磯崎仁彦氏。22日の出陣式では「安全保障関連法の廃止というただ一つの理由で結びつき、政策が一致しない野党統一候補で国民に責任が取れるのか」とけん制した。

 安倍晋三首相(党総裁)も22日、熊本市での第一声で「共産は自衛隊を将来解散すると言う。こんな無責任な人たちに未来は託せない」と批判した。自民党本部も香川の野党共闘が「今後の指標になりえる」と注視する。磯崎氏陣営の幹部は「野党共闘が勢いづかないよう、今回は圧勝しなければいけない」と引き締めを図っている。【深尾昭寛、伊藤遥、松本晃】

 香川選挙区・改選数1

田辺健一(たなべ・けんいち)35党県常任委員 共 新=[社][生]
中西利恵(なかにし・りえ)53幸福県副代表 諸 新
磯崎仁彦(いそざき・よしひこ)58[元]党副幹事長(1)自[岸]現=[公]
田中俊秀(たなか・としひで)65[元]会社員   無 新
※届け出順。年齢は投票日の7月10日現在

1818名無しさん:2016/06/25(土) 17:29:54
http://this.kiji.is/117930011449606148?c=40245355334500353
谷氏、参院選見送り表明
政界復帰は「話あれば」
2016/6/21 20:10

 生活の党の谷亮子参院議員(比例代表)は21日、参院選への立候補を見送る考えを正式表明した。国会内で記者団に明らかにした。生活は現在、所属国会議員が政党要件ぎりぎりの5人で、離党して他党から出馬すると要件を満たせなくなることを考慮したという。政界復帰の可能性については「話があれば検討したい」と述べた。

 谷氏は9日に生活の党からの不出馬を表明して以降、自民、民進両党など複数の政党から立候補の打診があったことも明らかにした。出馬に踏み切らなかった理由について「副代表として、最後の党務を果たさなければならなかった」と説明した。

1819名無しさん:2016/06/25(土) 18:33:47
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016062200880&g=pol
参院選候補者数【16参院選】

          立候補者          公示前勢力
     選挙区   比例    計   改選  非改選    計
自民    48   25   73   50   65  115
民進    33   22   55   45   17   62
公明     7   17   24    9   11   20
共産    14   42   56    3    8   11
お維新   10   18   28    2    5    7
社民     4    7   11    2    1    3
生活     0    5    5    2    1    3
日こ    10    5   15    0    3    3
改革     1    9   10    2    0    2
諸派    60   14   74    1    3    4
無所属   38    -   38    4    7   11
欠員     -    -    -    1    -    1
総計   225  164  389  121  121  242
(2016/06/22-19:06)

http://www.jiji.com/jc/article?k=2016062200832&g=pol
世襲候補は23人=自民が6割【16参院選】

 父母や祖父母らが国会議員だった世襲候補は、選挙区17人と比例代表6人の計23人で、前回の21人からほぼ横ばい。全体に占める割合は5.9%だった。23人のうち新人は7人。

 最も多いのは自民で、世襲候補全体の約6割に当たる14人。民進は5人、おおさか維新は2人、公明と日本のこころは各1人だった。その他の政党に世襲候補はいなかった。(2016/06/22-18:28)

http://www.jiji.com/jc/article?k=2016062200828&g=pol
26%が政党役職員=自民は地方議員最多【16参院選】

 参院選候補者389人を出身分野別で見ると、政党役職員が100人で全体の25.7%を占め、最も多かった。以下、地方議員46人(11.8%)、国会議員秘書28人(7.2%)、中央官僚25人(6.4%)の順だった。共産は8割強の47人、公明は5割弱の11人が、それぞれ政党役職員だった。
 自民は、地方議員が前回比2人増の21人で最も多く、同党候補の3割弱を占めた。次いで、中央官僚が同1人増の10人、国会議員秘書が同3人増の8人などとなった。
 民進の最多は労組役員の15人。地方議員は4人にとどまった。民主として臨んだ前回は、16人の地方議員を擁立しており、地方組織の弱体化をうかがわせた。
 同党とは対照的に、おおさか維新は候補全体の3割強に当たる9人の地方議員を擁立した。(2016/06/22-18:03)

1820名無しさん:2016/06/25(土) 18:40:28
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016062200829&g=pol
平均年齢52.1歳=戦後生まれ95%【16参院選】

 参院選立候補者の平均年齢は52.1歳で、前回を0.5歳上回った。戦後生まれは370人で全体の95.1%(前回比3.2ポイント増)に上った。最年長は千葉選挙区に出馬した無所属新人の85歳、最年少は比例代表の生活新人の30歳だった。
 世代別では50代が127人でトップ。続いて40代の88人、60代の85人、30代の69人となった。70歳以上は20人だった。
 政党別で平均年齢が最も低いのは共産の46.4歳、最も高いのは社民の59.3歳だった。自民は55.7歳、民進は55.5歳と、ほぼ同じ。その他は、公明47.3歳、おおさか維新54.5歳、生活47.4歳、日本のこころ52.1歳、改革54.4歳となった。(2016/06/22-18:03)

http://www.jiji.com/jc/article?k=2016062200789&g=pol
参院党派別立候補者数(選挙区)(届出終了)

 【時事通信社調べ】
党派名  合 計 女 性  現 職 元 職 新 人  改 選
自 民   48(  7)  36   0  12   38
民 進   33(  8)  20   3  10   28
公 明    7(  3)   3   0   4    3
共 産   14(  7)   0   0  14    0
お維新   10(  3)   0   1   9    0
社 民    4(  1)   0   0   4    0
生 活    0(  0)   0   0   0    1
日 こ   10(  2)   0   0  10    0
改 革    1(  1)   0   0   1    0
諸 派   60( 19)   0   0  60    1
無所属   38(  9)   2   3  33    2
合 計  225( 60)  61   7 157   73

(2016/06/22-17:34)

http://www.jiji.com/jc/article?k=2016062200790&g=pol
参院党派別立候補者数(比例代表)(届出終了)

 【時事通信社調べ】
党派名  合 計 女 性  現 職 元 職 新 人  改 選
自 民   25(  5)   8   1  16   12
民 進   22(  3)  14   3   5   17
公 明   17(  0)   5   0  12    6
共 産   42( 13)   3   0  39    3
お維新   18(  1)   1   2  15    2
社 民    7(  1)   2   0   5    2
生 活    5(  3)   0   2   3    1
日 こ    5(  0)   0   0   5    0
改 革    9(  2)   2   1   6    2
諸 派   14(  8)   0   1  13    0
無所属    -(  -)   -   -   -    2
合 計  164( 36)  35  10 119   47
(注)無所属の小野次郎、柴田巧両氏は  
民進、山田太郎氏は改革に含めた     

(2016/06/22-17:34)

http://www.jiji.com/jc/article?k=2016062200791&g=pol
参院党派別立候補者数(合 計)(届出終了)

 【時事通信社調べ】
党派名  合 計 女 性 改選計 非改選 改選前勢力
自 民   73( 12)  50  65  115
民 進   55( 11)  45  17   62
公 明   24(  3)   9  11   20
共 産   56( 20)   3   8   11
お維新   28(  4)   2   5    7
社 民   11(  2)   2   1    3
生 活    5(  3)   2   1    3
日 こ   15(  2)   0   3    3
改 革   10(  3)   2   0    2
諸 派   74( 27)   1   3    4
無所属   38(  9)   4   7   11
合 計  389( 96) 120 121  241
                   (欠員  1)

(注)無所属の小野次郎、柴田巧両氏は  
民進、山田太郎氏は改革に含めた     
(2016/06/22-17:34)

1821名無しさん:2016/06/25(土) 18:45:03
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016062200455&g=pol
参院合区、初の運用=「鳥取・島根」「徳島・高知」【16参院選】

 22日公示された参院選で、隣接する選挙区を一つにする合区が、「鳥取・島根」「徳島・高知」でそれぞれ憲政史上初めて運用された。立候補届け出の手続きは島根と徳島で行われたが、合区相手との情報共有にタブレット端末を使うなど工夫を凝らした。選挙事務所の表札など「七つ道具」は合区の両方の県で配布された。
 徳島県選管での「徳島・高知」の届け出では、徳島県所有のタブレット端末を高知県庁内に置き、進行状況をテレビ通話アプリで中継。高知側で受理を確認して、陣営に七つ道具を交付した。徳島県選管担当者は「リアルタイムで遅滞なくできた」とほっとした様子で語った。
 島根県選管には鳥取県の職員が詰め、候補者の届け出順などが決まるたび、電話で連絡を入れていた。(2016/06/22-12:04)

http://www.jiji.com/jc/article?k=2016062400834&g=pol
「3分の2」でせめぎ合い=自民、序盤優勢で引き締め【16参院選】

 参院選の序盤戦をめぐる報道各社の情勢分析で、与党優勢の流れが鮮明になった。自民党の公示前調査でも同様の傾向が出ており、おおさか維新の会などを含む改憲勢力が発議に必要な3分の2の議席に届くかが焦点となる。自民党は緩みを警戒する一方、統一候補擁立で連携する民進、共産両党など4野党陣営は、巻き返しに全力を挙げる。
 安倍晋三首相は24日、改選数1の「1人区」で自民党の苦戦が伝えられる東北で街頭遊説。青森県三沢市では「この選挙戦の最大のテーマは、経済政策。アベノミクスは決して失敗していない。前進か後退かだ」と声を張り上げた。
 自民党は、野党候補と競る1人区と複数区に絞り調査を実施。1人区では東北で劣勢だが、近畿や四国などでおおむね野党陣営に先行。複数区でも千葉、東京、神奈川で2議席確保を視野に入れるなど、全体として有利な戦いを進める。
 報道各社の調査でも、自民、公明両党で改選議席(121)の過半数(61)を超える勢い。与党と改憲に前向きなおおさか維新と日本のこころを大切にする党の4党で、3分の2(162)に到達する78議席をうかがう状況だ。
 これに関し、自民党のベテランは24日、「最後まで引き締めていかないといけない。実態は調査ほど良くない」と指摘。同党の参院議員も「これから反動がある」と戒める。
 憲法改正について首相は、秋の臨時国会から衆参の憲法審査会で議論に入る意向を示しており、参院選で改憲勢力が3分の2を確保した場合、改憲が今後の政治日程に乗ってくる可能性がある。
 民進党の岡田克也代表は24日の記者会見で「3分の2になるとまさしく憲法改正に手が掛かる。阻止することを国民に訴えていかなければならない」と強調した。ただ、序盤情勢で同党は伸び悩んでおり、与党の大勝を許した場合、党内で岡田氏の責任論に火が付く可能性がある。
 共産党幹部は「現時点ではアベノミクスの転換と、首相の改憲の危険性を訴えるわれわれのメッセージが届ききれていない」と認めつつ、「相手方にはこれ以上伸びる要素はない」と分析。志位和夫委員長は、相模原市・相模大野駅前の街頭演説で、「憲法を守るまっとうな政治を取り戻す。野党共闘は日本に民主主義を取り戻す希望だ」と訴えた。(2016/06/24-18:31)

1822名無しさん:2016/06/25(土) 18:54:23
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016062400318&g=pol
公明徳島が自民推薦=参院選【16参院選】

 公明党は24日の持ち回りの中央幹事会で、参院選徳島・高知選挙区に立候補した自民党現職の中西祐介氏を党徳島県本部推薦とすることを決めた。自民党が合区に伴う候補者調整で高知県出身者を比例代表の候補として擁立したため、見返りとして比例選挙で支援を受けられない公明党高知県本部が難色を示し、異例の対応となった。
 32ある1人区のうち、同選挙区以外では全て、公明党本部として自民候補を推薦している。 (2016/06/24-11:30)

http://www.jiji.com/jc/article?k=2016062500180&g=pol
怒る有権者、戸惑う候補=「合区」2県に深い溝-注目区を行く【16参院選】

 参院選挙区の「1票の格差」を是正するため、憲政史上初めて選挙区が統合された「鳥取・島根」と「徳島・高知」。前例のない選挙戦に、有権者は怒り、候補者は戸惑っている。(敬称略)

 ◇地域代表不在に反発
 参院選が公示された22日の朝8時半。高知市中心部のアーケード街で自民党が開いた出陣式に、党公認候補、中西祐介の姿はなかった。第一声を徳島市で上げたためだ。「高知のため、徳島のため、全力で尽くしてまいります」。雨が降りしきる中、高知市民に支持を訴えたのは妻の紗希だ。
 中西を含め、候補者は3人とも徳島県出身。今回、「地域代表」を送り込めない高知県では合区への反発が強い。「高知の声は届かない」「投票所に行く気もしない」。有権者の怒りや無関心にたじろぐ陣営関係者は「正直、地元票を固めた方が確実」と、高知との深い溝を実感している。
 「徳島県人に何が分かる」。中西は高知の自民党支持者から何度も罵声を浴びた。四国山地に隔てられた両県は、歴史も政治風土も経済圏も違う。「壁を突破するのは大変」。片道2時間半の道のりを往復してきた中西の表情に疲労がにじむ。
 合区は両県の党組織にも不和をもたらした。高知県連は県議出身の新人、中西哲を推したが、選挙区の公認を勝ち取ったのは現職の中西祐介。やむなく比例に回った哲に、党本部は郵政などの支持団体から組織票を振り分ける「救済策」を講じた。だが、各団体は組織内候補を抱え、哲の応援どころではない。哲は10万票の目標に「雲をつかむようだ」とうめく。
 高知県連は比例票を哲に回すよう徳島県連に迫るが、同県連は「公明党への配慮も必要」(幹部)と、選挙区で支援を受ける同党への協力を優先。鳥取・島根で島根県連が所属県議1人当たり2000票の比例票ノルマを課したのとは対照的だ。「哲を落とせば、次の参院選は血で血を洗う公認争いになる」。高知県連幹部は強く警告する。
 対する野党側。民進、共産、社民3党が推薦する無所属新人の大西聡は12日、徳島市内の日曜市を回っていた。「選挙に!行くじょ」「選挙に!行くぜよ」。徳島弁と高知弁で投票を呼び掛けるプラカードは、無党派層の取り込みが狙いだ。前回、徳島と高知に候補者を立てた旧民主、共産両党の得票は計約25万票。自民党の33万票には届かず、陣営は「投票率の向上が鍵」とみる。
 ただ、こちらも内情は一枚岩とは言えない。大西は大学時代に師事した慶大名誉教授の小林節との2連ポスターを6000枚用意したが、小林は突如、政治団体「国民怒りの声」を旗揚げして自ら立候補、公職選挙法の規定で貼り替えを余儀なくされた。さらに、大西の妻さちえが「怒りの声」から比例で出馬し、混乱に拍車を掛けた。
 ◇「これが日本の選挙か」
 鳥取・島根でも自民党は「地元回帰」の傾向にある。島根県選出の現職、青木一彦は足場のない鳥取県に活動量の8割を割いてきたが、地元支持者から「顔が見えない」と不満が出たため、軌道修正しつつある。
 これに対し、民進、共産、社民、生活の野党4党が推薦する無所属の福島浩彦は、地元の鳥取も島根もほぼ均等に回っている。党派色を消したミニ集会を重ね、幅広い層に支持を訴える戦略だ。
 ただ、福島を含め、鳥取で第一声を発した選挙区候補は一人もいなかった。「これが日本の選挙か」。鳥取県知事、平井伸治は肩を落とした。
 ◇鳥取・島根(改選数1)
国領 豊太 34 諸派・新
福島 浩彦 59 無所属・新
青木 一彦 55 自民・現
 ◇徳島・高知(改選数1)
大西  聡 53 無所属・新
福山 正敏 45 諸派・新
中西 祐介 36 自民・現
※敬称略。届け出順。年齢は投開票日現在(2016/06/25-15:14)

1823名無しさん:2016/06/25(土) 21:39:42
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016062100895&g=pol
参院栃木で新人推薦=生活【16参院選】

 生活の党は21日、参院選栃木選挙区に無所属の野党統一候補として出馬する新人の田野辺隆男氏を推薦することを決めた。(2016/06/21-23:49)

http://www.jiji.com/jc/article?k=2016062100626&g=pol
参院選で5人推薦=生活【16参院選】

 生活の党は21日、参院選3選挙区で計5人の推薦を決めたと発表した。候補者は次の通り。(敬称略)
 埼玉 大野元裕(民進)、伊藤岳(共産)▽神奈川 金子洋一(民進)、浅賀由香(共産)▽大阪 渡部結(共産)(2016/06/21-16:32)

http://www.jiji.com/jc/article?k=2016062000621&g=pol
浜田氏、東京選挙区で出馬へ【16参院選】

 浜田和幸参院議員=鳥取選挙区=は20日、参院議員会館で記者会見し、7月の参院選に東京選挙区(改選数6)から無所属で立候補すると表明した。
 浜田氏は4月、日本のこころを大切にする党を離党し、おおさか維新の会に入党。しかし5月末に、参院本会議欠席を理由に比例代表の公認を取り消されたため、同党を離党している。(2016/06/20-17:29)

1824名無しさん:2016/06/25(土) 22:26:50
http://www.saga-s.co.jp/news/saga/10101/323241

武雄市出身で比例代表現職の田中氏、参院選断念

2016年06月16日 09時59分

 武雄市出身で無所属の田中茂参院議員(58)=比例代表、東京都在住=が改選となる参院選に出馬しない意向を固めたことが15日、分かった。
自民党に比例代表候補として公認申請していたが、「公示まで1週間と迫り、もう時間がない」と述べ、党本部にも見送る意向を伝えた。

 田中氏は2010年の参院選比例代表にみんなの党から出馬して落選したが、在職議員の死去に伴い、14年3月に比例名簿順位に従って繰り上げ当選した。みんなの党解党後は政党に属さず、日本を元気にする会と会派を組んだが、昨年1月に解消。
今年2月から自民党会派に入り、自民党からの出馬を探っていた。

 田中氏は佐賀新聞の取材に対し、「支援者や国会議員の先輩たちと相談し、今回は出馬を見送ることにした。政治活動は何らかの形で続けていきたい」と語った。
田中氏は武雄中-武雄高卒。米国クレイトン大学教養学部政治学科を卒業後、広告代理店を経て、1985年から2009年まで中曽根康弘元首相の秘書を務めた。

1825名無しさん:2016/06/25(土) 23:43:48
公示前のどうでもいい情報なんか貼らなくていいから

1826とはずがたり:2016/06/26(日) 00:47:29
どんな些細な情報でも何に役立つか判りませんので貼り付け推奨で願いますm(_ _)m

1827チバQ:2016/06/26(日) 10:40:05
しらなかった

>>1822
>大西は大学時代に師事した慶大名誉教授の小林節との2連ポスターを6000枚用意したが、小林は突如、政治団体「国民怒りの声」を旗揚げして自ら立候補、公職選挙法の規定で貼り替えを余儀なくされた。さらに、大西の妻さちえが「怒りの声」から比例で出馬し、混乱に拍車を掛けた。
>>1542
>宝田明氏ら比例に8人
>大西さちえ(43)=出版社社長

http://www.kochinews.co.jp/article/27783/
2016.06.11 08:10
徳島・高知選挙区で大西氏の妻が比例に 票分散の懸念も
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 6月10日発表された政治団体「国民怒りの声」の参院選の比例名簿には、徳島・高知選挙区に「野党統一候補」で出馬予定の無所属新人、大西聡氏(53)の妻で、会社社長の大西さちえ氏(43)も名を連ねた。大西聡氏を支援する両県の野党各党などはそれぞれ比例票の掘り起こしも重視しており、陣営関係者に困惑の声が上がっている。

 「安保関連法に反対するママの会徳島」代表の大西さちえ氏は、「国民怒りの声」代表の小林節氏を講演に招くなど交流があり、比例名簿に応募した。名簿発表の記者会見では、政権批判を交えつつ「子どもにこれ以上うそはつけない。自分にできることを探る」と述べた。

 大西聡氏を支援する両県の野党や市民団体が協力して支持拡大を図っているさなかだけに、陣営関係者には「両県の比例代表で『反安倍政権票』が分散する恐れがある」と懸念する声も出ている。

 ただ、民進党徳島県連の庄野昌彦幹事長は「選挙区では大西聡氏、比例代表では各党がそれぞれ抱える候補者の当選を目指す方針に変わりはない」。共産党は両県でそれぞれ活動する比例予定候補がいるが、高知県委員会の幹部も「戦争法に反対する市民運動をやってきた人。当選後の共同はできる」と冷静に受け止めた。

 大西さちえ氏は地元の徳島新聞の取材に、自民党を支持しない層でも民進党や共産党に投票しない人がいると指摘し、「そういう人の受け皿があったらいい」と話した。

1828チバQ:2016/06/26(日) 10:41:26
http://news.goo.ne.jp/article/mainichi/politics/mainichi-20160626k0000e010105000c.html
<参院選>原発争点にならず 野党統一候補も訴え封印
08:49毎日新聞

<参院選>原発争点にならず 野党統一候補も訴え封印
九州電力川内原発=鹿児島県薩摩川内市で2015年5月19日、本社ヘリから須賀川理撮影
(毎日新聞)
 原発を抱える鹿児島、佐賀の両選挙区(ともに改選数1)で、再稼働が参院選の争点になっていない。統一候補を立てた野党は陣営内でも原発へのスタンスが異なるため訴えを封印せざるを得ず、脱原発票が行き場を失っている。

 「この選挙は日本の将来、行く末を左右することになる」。公示日の22日夕、九州電力川内原発の地元、鹿児島県薩摩川内市の中心部で街頭演説した野党統一候補の無所属新人、下町和三(しもまちかずみ)氏(56)は憲法改正を目指す安倍政権批判を展開した。

 昨年8月の再稼働から間もなく1年。川内原発は今も、全国で唯一稼働する原発だ。しかし、下町氏は14分間の演説で原発に触れずじまい。一方、自民現職の野村哲郎氏(72)も同日の第一声では、安倍政権の経済政策「アベノミクス」の成果や野党共闘批判に終始し、川内原発には一言も言及しなかった。

 安全保障関連法廃止や改憲阻止で結集し、共闘する民進、共産、社民3党の中で、原発に対する姿勢は最も温度差があるテーマだ。原子力規制委員会の安全確認を得られた原発の再稼働を認める民進に対し、共産、社民は川内原発の即時運転中止を訴えてきた。

 原発については主張を一時棚上げした形の共産党県委員会の幹部は「安保法廃止を目指す共闘のためには仕方ない」と語り、陣営幹部も「支援者の中にもさまざまな意見がある。原発には触れないようにしている」と打ち明ける。下町氏を支援する市民団体メンバーの一人で鹿児島市の主婦、樋之口里花さん(44)は「まずは安保関連法を廃止することが大事で、原発に手を付けるのはそれからだ」と話した。

 九電玄海原発(佐賀県玄海町)を抱える佐賀選挙区も同様だ。原子力規制委の審査が終盤を迎え、再稼働が迫るにもかかわらず、反対を訴える候補者は一人もいない。

 野党一本化候補の民進元職、中村哲治(てつじ)氏(44)は再稼働に条件付きで賛成の立場だ。このため再稼働に反対する社民党県連も中村氏と政策協定を結んだ際、エネルギー問題については「再生可能エネルギーの促進」だけにとどまった。一本化実現を優先し、原発が脇に置かれた形だ。

 22日、いずれも佐賀市で出陣式を開いた中村氏と、自民現職の福岡資麿(たかまろ)氏(43)はともに原発に触れなかった。中村氏の出陣式に参加した、脱原発を求める市民団体「玄海原発プルサーマルと全基をみんなで止める裁判の会」の石丸初美代表(64)は「憲法も同じくらい大事な問題なのは分かるが、今からでも原発を争点にしてほしい」と訴えた。【杣谷健太、石井尚】

1829チバQ:2016/06/26(日) 10:55:47
http://www.nikkansports.com/general/news/1668844.html
おおさか維新共倒れ危機 橋下威信消え党勢に陰り
[2016年6月26日9時23分 紙面から]
 参院選の大阪選挙区(改選数4)は、おおさか維新の会が2人を擁立したことで主要政党だけで計6人が争う激戦になっている。維新の2人目候補はかつて自民党所属で政敵だった元堺市議高木佳保里(かおり)氏(43)。党創設者の橋下徹前大阪市長(46)の政界引退以降、党勢に陰りが見える中、党内には「共倒れになりかねない」と不安の声もある。

 公示後初の週末。おおさか維新2人目の候補、高木氏が大阪市内の繁華街で声を張り上げていた。「古い政治はもういらない。新しい政治を動かしていく」。街頭演説では自民から維新に“鞍替え”した理由について「維新の教育改革に感銘を受けた」と釈明し、2児の母として「教育の無償化に取り組みたい」と強調する。

 元堺市議の高木氏は3月に自民党を離党し、維新の公募に応じた。昨年5月、維新の看板政策「大阪都構想」の住民投票では反対を訴えた政敵だ。今月上旬、維新は同党の政調会長を務め、「維新の頭脳」といわれる浅田均氏(65)に続く2人目として擁立を決めた。松井一郎代表は「だれにでも間違いはある」と擁護するが、不協和音も生じている。

 高木氏が看板政策に反対した経歴に「節操がない。本気で支援はできない」(おおさか維新府議)。府議団は浅田氏、国会議員や大阪、堺市議団は高木氏を支援する態勢を整えた。マスコミ各社の序盤の情勢調査では浅田氏は安定した戦いぶりを見せ、高木氏は最後の4番目の議席を激しく争う。府議は「選挙は水もの。2人で票を割れば共倒れになりかねない」と危機感を強める。

 最大の不安材料は「頼みの綱」橋下氏が選挙の表舞台から消えたことだ。前回13年参院選では橋下氏が奮闘し、東徹氏を105万票の大量得票でトップ当選させた。関係者によると、橋下氏は英国の欧州連合(EU)離脱の住民投票を視察し、帰国後も維新の応援は「一切ない」(関係者)という。

 維新の攻勢に、他党からは「橋下氏抜きの維新は迫力がない」との声も上がる。元外務省室長の新人松川るい氏(45)を擁立した自民党府連幹部は「トップ当選して、維新の勢いをそぐ」と息巻く。10年参院選でトップ当選だった公明現職の石川博崇氏(42)は「世界が憧れる大阪をつくりたい」とアピール。3選を目指す民進の尾立源幸氏(52)、共産新人渡部結氏(35)が高木氏とデッドヒートを繰り広げる。橋下氏抜きの維新が本拠地で2議席獲得できるか。“大坂夏の陣”は維新の党勢拡大の正念場となる。【松浦隆司】

1830チバQ:2016/06/26(日) 10:56:56
http://www.sanspo.com/geino/news/20160626/pol16062605030001-n1.html
2016.6.26 05:03(1/3ページ)
公約なしですが勝算あり!“個性派”政治団体「支持政党なし」の実態に迫る


 「政策や公約は一切ありません」という独自のグループが、参院選に計10人を擁立した。その団体名はズバリ「支持政党なし」。国政選挙は2度目の挑戦だが、有権者の多数を占める無党派層を根こそぎ取り込めば、躍進間違いなし! 自らも比例代表で出馬する会社社長、佐野秀光代表(45)は「支持政党がない人々に選択肢を提示したい」と本気だ。

 「党名、気に入っています。『該当なし』とどちらにするか、迷ったんですけどね」。佐野氏は穏やかにほほ笑んだ。

 2013年に設立し、14年の衆院選で比例北海道ブロックに佐野氏を含む2人を擁立。約10万5000票を集めて社民党などを大きく上回り、当選はならなかったが予想外の健闘に関係者を驚かせた。その際の得票率4・2%を13年参院選の比例区(全国)に単純にあてはめると、当選者が出ていた可能性が高い。

 NHKが今月中旬に発表した世論調査で各党支持率は自民38・1%、民進7・6%…と続き「支持政党なし」は36・7%。そう、“支持政党なし層”は自民に匹敵する第2グループなのだ。

 14年衆院選では、党名のユニークさだけで興味本位に投票した人もいたはず。佐野氏は「支持政党が見当たらないことが、その人たちの本心だったことは間違いない」と断言。「投票したい政党もないのに、投票に行け行けと強制されても無理。そうした人たちの受け皿になりたい」。決してジョークでも受け狙いでもない。

 主張も独特だ。「政策や公約は一切ありません」とキッパリ。党として政策の方向性を固定せず、全法案について賛成と反対の両論をインターネット上で解説。各法案に関心のある人々に投票してもらい、多数を占めた方を党の方針に決定し、議員は投票した人々の“使者”として国会で票を投じるだけという。

幼いころから政治家を志し、過去に「新党本質」などの団体名で特定の政策を掲げて複数回、国政選挙に出馬した。しかし「小政党で政策を掲げても広がらない」。加えて「公約といっても、みんな平気で破っている」と力説。既存政党に対する根強い不信感が根底にはあるようだ。

 無党派層の星として、全国レベルの旋風を巻き起こす!? (篠田哉)

★ポスターを連続で並べたい…東京に4人投入

 同団体は佐野氏ら2人を比例代表、8人を選挙区で擁立。特に東京選挙区に4人を投入した。「ポスターを4枚連続で並べたかった」と佐野氏。立候補の届け出順は原則として午前8時半時点で抽選により決めるが、それ以後は届け出順となるため、8時半以降に4人そろって届け出ればポスターを並べることができる。同団体の選挙区ポスターは顔写真はなく、団体名が目立っているのもユニーク。「『支持政党なし』という選択肢がある、ということをとにかくアピールしたい」と力を込めた。

1831神奈川一区民:2016/06/26(日) 12:05:48
>>1827

大西聡・さちえ夫婦は、
浜田卓二郎・マキ子夫婦を彷彿とさせますね。

1832名無しさん:2016/06/26(日) 16:04:02
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016062600058&g=pol
共産、比例票上積み課題=1人区取り下げ影響か【16参院選】

 7月10日投開票の参院選で、共産党が比例代表での得票上積みに手探りを続けている。同党は改選数1の1人区で初めて独自候補をほぼ全て取り下げたが、このことが比例票掘り起こしの制約となりかねないためだ。無党派層をターゲットに野党共闘を主導した「実績」をアピールし、マイナス分を補おうと懸命だ。
 「私たちが選挙協力を呼び掛け、それが野党共闘に貢献した」。志位和夫委員長は24日、相模原市での街頭演説でこう強調。「共産党の躍進で政治を変えよう」と呼び掛けた。志位氏の演説は「野党共闘の成功」に続けて「共産党の前進」を訴えるのが定番だ。
 この日は志位氏以外の主要幹部が手分けして、五つの1人区で遊説を重ねた。佐賀市でマイクを握った穀田恵二国対委員長は「比例では共産党を伸ばしていただきたい」と力を込めた。
 共産党は昨年9月、安全保障関連法に反対する市民団体の求めに応じ、国政選挙での全面的な野党共闘を提唱。32の1人区のうち、香川選挙区を除いて独自候補擁立を見送り、民進党候補らの支援に回った。
 今回の比例での目標は、過去最高を更新する「850万票・9議席」。2009年の衆院選で小選挙区候補を絞った結果、党全体としての運動量が低下した反省から、今回は1人区で取り下げた候補を比例で擁立し直し、候補者として運動を継続させる戦術を取った。
 ただ、共産党関係者によると、選挙区で自前候補を出さない県では、同党のメディアへの露出が大きく減ったという。幹部は「初の試みだけに、結果がどう出るか分からない」と気をもんでいる。(2016/06/26-14:08)

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160623/k10010567211000.html?utm_int=news-politics_contents_list-items_023
参院選 1票の格差は最大3.08倍に
6月23日 7時13分
22日公示された参議院選挙の有権者数は1億660万人余りで、1票の格差は最大で3点08倍となり、いわゆる「合区」を行うなど「10増10減」の定数是正が行われた結果、前回3年前の選挙より1.69ポイント縮小しました。
総務省のまとめによりますと、今回の参議院選挙の有権者数は、在外投票の登録を済ませた海外の有権者も含め、公示日前日の21日の時点で1億660万408人で、前回3年前の選挙よりも181万9594人増えました。
男女別では、男性が5154万9827人、女性が5505万581人となっています。
都道府県別で、最も有権者が多いのは東京都の1122万120人、次いで神奈川県の760万1271人、大阪府の732万2353人などとなっています。一方、最も有権者が少ないのは鳥取県の48万4971人で、次いで島根県の58万7541人、高知県の63万681人などとなっています。
そして、いわゆる1票の格差は、議員1人当たりの有権者数が最も少ない福井選挙区と比較すると、最も多い埼玉選挙区との間で、最大の3.08倍となっています。また、合区した鳥取島根選挙区は、福井選挙区と比較すると、1.63倍、徳島高知選挙区は、1.95倍となっています。
1票の格差は、前回3年前の選挙では最大で4.77倍でしたが、いわゆる「合区」を2か所で行うなど、「10増10減」の定数是正が行われた結果、1.69ポイント縮小しました。

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160622/k10010566861000.html?utm_int=news-politics_contents_list-items_028
改選議員 24人が立候補せず
6月22日 19時36分
第24回参議院選挙が22日に公示されました。NHKのまとめによりますと、来月25日に任期満了を迎える現職の参議院議員のうち、今回の選挙に立候補しなかったのは合わせて24人となっています。
政党別に見ますと、自民党は、元文部科学大臣の小坂憲次氏や、前参議院幹事長で自民党の会派を離脱している脇雅史氏ら6人です。
民進党は、元参議院議長で法務大臣などを歴任した江田五月氏や、参議院副議長で旧民主党の幹事長などを歴任した輿石東氏ら11人で、このうち2人は次の衆議院選挙に立候補を予定しています。
また、公明党は、参議院国会対策委員長の荒木清寛氏1人、おおさか維新の会は、江口克彦氏1人、生活の党は、副代表でオリンピックの女子柔道で金メダルを2度獲得した谷亮子氏ら2人、日本を元気にする会は、前の代表の松田公太氏1人で、無所属では、元秋田県知事の寺田典城氏ら2人が立候補しませんでした。

1833名無しさん:2016/06/26(日) 16:04:34
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160622/k10010566501000.html?utm_int=news-politics_contents_list-items_034
参院選公示 各経済団体がコメント
6月22日 16時49分
第24回参議院選挙が22日公示され、18日間の選挙戦に入りました。今回の選挙について、3つの経済団体は、それぞれ次のようなコメントを出しました。
経団連の榊原会長は「最大の論点は個人消費の低迷を踏まえて消費増税を再延期したうえで、金融、財政、構造改革という『三本の矢』を総動員していく政策判断について国民の信を問うことだ。経済界としては今回の参議院選挙を通じて、重要政策をより一層強力に推進できる政治の態勢が築かれることを強く期待する」とコメントしています。

経済同友会の小林代表幹事は「各党は社会保障の当面の財源確保や持続可能な制度への再設計について選択肢を示すべきだ。経済成長と財政健全化を同時に達成するために、雇用・労働法制の見直しを含めた構造改革といずるを制する改革について、真剣かつ前向きに検討する必要がある」とコメントしています。

日本商工会議所の三村会頭は「国民が政策の違いを明確に理解できるよう、中身の濃い論戦を期待したい。日本が人口減少と超高齢化の加速という構造的課題に直面するなかで目指すべき日本の未来のかたちを明示するとともに、具体的な政策を実現性・整合性のある形で国民に丁寧に説明していただきたい」とコメントしています。

1834とはずがたり:2016/06/27(月) 22:26:03
本日生駒市役所で期日前投票してきました。

朝日新聞に出口調査受けました。

1835チバQ:2016/06/27(月) 23:34:49
http://news.goo.ne.jp/article/mainichi/politics/mainichi-20160628k0000m010126000c.html
<参院選>安倍首相、公明候補を初応援 兵庫・神奈川で
22:39毎日新聞

 安倍晋三首相は27日の参院選遊説で神戸、横浜両市を訪れ、兵庫選挙区(改選数3)と神奈川選挙区(同4)に立候補した公明党新人候補の応援演説を行った。今回の参院選で首相が公明党候補の応援に入るのは初めて。

 首相は同日午前、神戸市中央区の街頭演説で公明候補の隣に立ち、「子供たちの将来と安全を無責任な民進党、共産党に託すのか、日本人の命、平和を守ってきた自民党、公明党に託すかを決める選挙だ」と述べて自公政権への支持を訴えた。同日夕の横浜市中区の街頭演説でも公明候補と並び「大変頼もしい人材だ。神奈川は大激戦。皆さんの力で国会に送っていただきたい」と呼び掛けた。

 公明党は今回、7選挙区で公認を擁立。いずれも改選数3以上で自民候補と公明候補が競合する。それでも東京、大阪を除く埼玉、神奈川、愛知、兵庫、福岡の5選挙区で自民党の推薦を得た。改選数1の「1人区」のほとんどで自民候補を公明が推薦する交換条件の性格が強い。公明はこれらの複数区に首相が応援に入るよう求めていた。自民側は特に兵庫県連が難色を示していたが、自公連立を重視する首相や党本部主導で首相遊説を実現。ただ、27日は自民公認候補や推薦候補の応援演説も合わせて行う配慮を見せた。

 民進党の岡田克也代表は27日、大阪市の街頭演説で「憲法改正は争点でない、と首相も公明党の山口那津男代表も口裏を合わせて言っているが怪しい。風向きが悪くなったから隠している」と批判した。共産党の志位和夫委員長は埼玉県川越市の街頭演説で「野党の目標は自公と補完勢力を少数に追い込むことだ。市民の力で安倍政権を倒そう」と訴えた。【高橋克哉、久保聡】

1836チバQ:2016/06/27(月) 23:38:40
http://news.goo.ne.jp/article/asahi/politics/ASJ6W644CJ6WUTFK014.html
岡田代表の地元で負けたら発言「士気が…」 民進に波紋
20:48朝日新聞

 民進党の岡田克也代表が自らの地元の参院選三重選挙区で党公認候補が当選できなかった場合、次の代表選への不出馬を明言したことに波紋が広がっている。与党からは皮肉の声が、民進内からは士気低下を懸念する声が相次いだ。

 世耕弘成官房副長官は27日の記者会見で、岡田氏が民進の勝敗ラインを示していないことを念頭に「地元選挙区の結果に絡めて進退を言う前に、党の議席目標を明確に示す方が先ではないか」と皮肉った。

 民進内には「全員当選へ代表が責任感を持って話されたことだ」(前原誠司元外相)などの声がある一方、岡田氏に近い民進党幹部の中にすら「全部それくらいの気持ちでやってもらわないといけないのに、三重以外の士気が下がりかねない」との声がある。別の民進議員からは「自民党から三重を狙い撃ちされかねない」といった懸念も上がった。

1837チバQ:2016/06/27(月) 23:39:54
http://news.goo.ne.jp/article/sankei/politics/sankei-plt1606270061.html
【共産「人殺し予算」発言】与党は民共攻撃、民進党内からも「ひどい発言」 共産党の志位和夫委員長は「口頭注意し解決した」と強調するが…
19:54産経新聞

【共産「人殺し予算」発言】与党は民共攻撃、民進党内からも「ひどい発言」 共産党の志位和夫委員長は「口頭注意し解決した」と強調するが…
藤野保史・共産党政策委員長(古厩正樹撮影)
(産経新聞)
 共産党の藤野保史政策委員長が26日のNHK番組で防衛費を「人を殺すための予算」と発言したことが与野党に波紋を広げている。与党は27日、参院選の街頭演説で藤野氏の発言を取り上げて激しく非難。野党は共産党が釈明に追われる一方、共闘する民進党からも批判の声が上がった。

 安倍晋三首相(自民党総裁)は神戸市での街頭演説で、藤野氏の発言に触れ、「批判が多いので取り消したようだ。当たり前だ」と訴えた。さらに「子供たちの将来、私たちの安全を無責任な民進党、共産党に託すのか」と強調し、共産党と共闘する民進党にも批判の矛先を向けた。

 公明党幹部は藤野氏の発言について「信じられない。今後の街頭演説でも追及していく」と指摘。斉藤鉄夫選対委員長は神奈川県鎌倉市での街頭演説で、違憲とする自衛隊を当面存続させる共産党の主張に関し「憲法違反と言うなら、廃止すべきだ。憲法をないがしろにしているのは共産党の方だ」と牽制した。

 おおさか維新の会の松井一郎代表(大阪府知事)も記者団に「少しずつ化けの皮がはがれてきている。共産党と組むことはそういう考え方で一致するということだ」と述べ、民共連携を批判。番組で民進党の山尾志桜里政調会長が藤野氏の発言にコメントしなかったことに触れ、「ダンマリを決め込んで本当にそれでいいのか。根本から違うのに野合で選挙互助会になっている」と切り捨てた。

 26日は沈黙していた民進党幹部だが、27日は枝野幸男幹事長が川崎市で、「自衛官や関係者に不快感を与える。どんな政党であれ、そうした(発言をする)ことのないようにすべきだ」と記者団に語った。

 前原誠司元外相は埼玉県行田市で記者団に「自衛隊は専守防衛を行うために極めて重要な役割を果たしている。極めて悪質でひどい発言だ」と不快感を表明。災害時の自衛隊の献身的な役割にも言及し、「身をとしてやっている隊員に対して極めて失礼で無礼だ」とも強調した。

 一方、共産党の志位和夫委員長は埼玉県川口市で記者団に「海外での戦争のための装備などを念頭に言ったが、そういう前提なしに発言した。私たちも、あの発言は不適切だと考える」と釈明。藤野氏を口頭で注意したことを明らかにした上で「これで解決したと思っている」と強調したが、謝罪の言葉はなかった。

1838チバQ:2016/06/27(月) 23:42:47
http://news.goo.ne.jp/article/sankei/nation/sankei-wst1606270045.html
【参院選】安倍晋三首相が神戸入り 「野党は『安倍を倒せ』ばかり。安倍政権を倒して何をするのか?」
14:39産経新聞

【参院選】安倍晋三首相が神戸入り 「野党は『安倍を倒せ』ばかり。安倍政権を倒して何をするのか?」
公明党公認候補の応援演説に駆けつけた安倍晋三首相=27日午前、神戸市中央区(柿平博文撮影)
(産経新聞)
 安倍晋三首相は27日、参院選兵庫選挙区(改選数3)で立候補している公明新人の伊藤孝江氏(48)と、自民現職の末松信介氏(60)の応援のため神戸市入りし、両候補の街頭演説で支援を呼びかけた。首相の公明候補への応援は今回の参院選で初めて。

 午前中、24年ぶりの選挙区公認候補となり、自民党本部が推薦を出している公明・伊藤氏の応援に駆けつけた首相は「これまで自公で経済政策を進めてきた。どうか伊藤さんに力を貸してください」とアピールすると、公明の支援者から歓声があがった。

 首相は「われわれ(自公連立政権)は3年半前、政権を奪回し、経済を立て直すため、国民を豊かにするためにやってきた」と、自公連立政権の成果を強調。弁護士である伊藤氏の経歴にも触れ、「伊藤さんは法律を使って地域を守ってきた。今度は法律をつくることで活躍してもらいたい」と支援を求めた。

 午後には自民・末松氏の街頭演説にも登場。「兵庫は厳しい戦い。何としても自民党の議席を死守しなければならない」と、集まった支援者らに訴えた。

 さらに、「野党は『安倍を倒せ』ばかり。安倍政権を倒して何をするのか。アベノミクスは失敗したというが、本当にそうか。アベノミクスは日本経済を再生し、成長させた」と強調した。

 英国の欧州連合(EU)離脱問題については、「影響が中小企業に悪い影響が出ないよう支援する。為替、金融市場の安定にも取り組んでいく」と説明した。

1839チバQ:2016/06/27(月) 23:51:18
http://news.goo.ne.jp/article/fuji/politics/fuji-plt1606270002.html
【壮絶参院選2016】野党にはイタい“失態” 共産「人殺し予算」発言 鳩山元首相はまた…
17:06夕刊フジ

【壮絶参院選2016】野党にはイタい“失態” 共産「人殺し予算」発言 鳩山元首相はまた…
中国の思惑に乗る鳩山由紀夫氏の本意は…=26日、北京
(夕刊フジ)
 参院選(投開票7月10日)公示後、初めての日曜日となった26日、民進党や共産党に大打撃を与えるニュースが飛び込んできた。共産党幹部の「防衛費=人を殺すための予算」発言と、鳩山由紀夫元首相のAIIB(アジアインフラ投資銀行)の諮問委員就任要請だ。有権者に「民共連携」の危うさと、民主党政権時代のひどさを再認識させそうだ。

 衝撃の発言は、26日朝のNHKの番組で披露された。

 共産党の藤野保史政策委員長は、防衛費が初めて5兆円を超えた2016年度予算を念頭に「人を殺すための予算ではなく、人を支えて育てる予算を優先させるべきだ」と発言したのだ。

 自衛隊は創設以来、1人の戦死者も出さず、1人の外国人も殺していない。日々、国防の任務につき、東日本大震災や熊本地震などで多くの人々を救い、海外でも平和貢献で評価されている。

 自民党の稲田朋美政調会長は「それは言い過ぎだ。(防衛費は)日本を守るためだ」と反論。公明党の石田祝稔、おおさか維新の会の下地幹郎両政調会長らも取り消しや訂正をうながしたが、藤野氏は応じなかった。

 共産党は綱領に「日米安保の廃棄」「自衛隊の解消」を掲げる。安倍晋三首相は同日、長野での遊説や自身のフェイスブックで「国民を守る為昼夜分かたず汗を流す自衛隊員やその家族に対する侮辱であり、憤りを感じます」などと発信した。

 藤野氏はその後、「不適切だった」と発言を取り消したが、今回の騒動は、参院選での連携を強める民進党にも打撃になりそうだ。

 鳩山氏が、AIIBの金立群総裁から昨年11月、「国際諮問委員会」の委員に就任するよう要請され、快諾の意向を示している問題も大きい。

 日本と米国は、不透明な組織運営などを理由にAIIBへの参加を見送っている。鳩山氏への就任要請は、日米分断や日本国内の混乱・分断を狙った中国の作戦といえそうだが、人選が最悪だ。

 鳩山氏は菅直人元首相と並び、現職時代に「最低・最悪の宰相」と呼ばれ、国民に民主党政権のひどさを認識させた張本人である。そんな人物を諮問委員にしても、圧倒的多数の日本人は嘲笑するだけだろう。

 政治評論家の浅川博忠氏は「まず、藤野氏の発言は言語道断だ。共産党が中国や北朝鮮による脅威を認識していないことを有権者に示した。かつての『危険な政党』という印象が復活し、そんな政党と連携する民進党にもダメージになる。鳩山氏は軽率すぎる。最近、国益に反するような行動しかしていない。先週末、報道各社が『自公与党、改選過半数を獲得する勢い』という情勢調査を報じたが、これでは有権者が勝ち馬に乗ろうとする『バンドワゴン』効果が加速するだろう」と語った。

1840チバQ:2016/06/28(火) 00:19:28
>>1838
これだよなあ・・・
政権失って4年だか経つのに未だに「どんな国にしたいか」を打ち出せてない

1841チバQ:2016/06/28(火) 00:22:07
4262 :チバQ :2016/06/28(火) 00:21:35
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160627-00010000-dtohoku-l02
八戸市長、自民支持鮮明で波紋 民進市議は不快感/参院選青森選挙区
デーリー東北新聞社 6月27日(月)10時37分配信

八戸市長、自民支持鮮明で波紋 民進市議は不快感/参院選青森選挙区
山崎力候補の応援演説でマイクを握る小林眞市長(右から2人目)。踏み込んだ発言に反発の声も上がる=23日、八戸市庁前
 参院選青森選挙区で、自民党現職の山崎力候補(69)=公明党推薦=と民進党新人の田名部匡代候補(47)=社民党推薦=との攻防が激化する中、山崎氏支持を鮮明に打ち出す小林眞八戸市長の言動が波紋を呼んでいる。自民に軸足を置きつつ、2013年の前回市長選では民進(当時は民主党)からも支持を受けて当選を果たした小林市長。野党批判にも踏み込む発言は田名部陣営を刺激、市議会内に反発が広がっている。

 「俺らも市長を推薦したことを忘れたのか。ばかにされたようだ」。24日午後、八戸市議会。民進系の第2会派・きずなクラブの田名部和義会長は、第1会派の自民・市民クラブの坂本美洋会長を呼び付け、強い口調で抗議した。

 小林市長は選挙戦突入前から何度も自民の集会に出席。この日の午前も、来八した安倍晋三首相の街頭演説に立ち会い、「理念なき野合と混乱の政治を選ぶのか、安定と信頼の政治を選ぶのか、重要な選挙だ」と訴えていた。

 地元の首長として安倍首相、山崎候補とがっちり手を組み、有権者にアピールした小林市長。その姿に、議会内での会談に同席したきずなクの五戸定博幹事長も「『頑張ってほしい』程度ならまだしも、いささか言い過ぎだ。市長のバランス感覚はいかがなものか」とかみついた。

 バランス感覚とは、「大島」「田名部」に二分される保守勢力への配慮を指す。八戸市では長らく大島理森衆院議長と元衆参議員の田名部匡省氏、父親の地盤を継いだ田名部候補が激しく争ってきたことから、歴代市長は国政選挙で表立った支持表明を控えてきた。

 だが、小林氏は近年、自民候補の支持を明確に打ち出す。20日の定例会見でも「政策の実績を見て決めた。政治家なので、国の方向性を見極めて判断するのは当然」と述べ、自身の選挙とは一線を画した。

 抗議を受けた坂本会長は「本人にはやんわり伝えておく」としつつ、「首長は政権与党にお願いする立場。何もおかしな話ではない」と擁護。来年秋に控える任期満了に伴う市長選に関しても、「影響はない」と意に介さない。

 市長の言動に対し、他の市議会会派の見解は割れる。公明の前澤時廣代表は「与党と連動して政策を進めてきた立場からの支持で、青森選挙区だけを見ているわけではない」と理解を示した。一方、共産の田端文明代表は「『野合』などの批判は野党を支持する市民への攻撃であり、ふさわしくない」と不快感をにじませた。

1842チバQ:2016/06/28(火) 00:25:18
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160627-00000501-san-pol
参院選・福岡 票の「割り振り」悩む自民 公明への“ノルマ”5万票
産経新聞 6月27日(月)8時5分配信

 公明「高瀬を自民党本部が推薦したのに何もしてくれないのか? 脇を空けてくれても、いいじゃないか」

 自民「そんなことは分かってる。やるから」

 参院選公示前の今月4日、福岡市内のホテルの1室で、自民党福岡県連と公明党県本部の幹部が顔を付き合わせた。

 目的は福岡選挙区(改選3)の公明新人、高瀬弘美氏(34)に対する自民党の支援を協議することだった。同選挙区で自民党は現職の大家敏志氏(48)を擁立する。だが、自民党本部は高瀬氏の推薦も決め、「与党で2議席」を目指す。

 両者はその場で合意文書を取り交わした。与党で計120万票の得票を目指し、共闘を約束した。内訳は自民・大家氏が70万票、公明・高瀬氏が50万票だ。

 公明党の福岡の基礎票は、支持母体の創価学会などで35万票程度という。これはほぼ固めた。

 そこから、当選ラインとされる50万票に達するには、どうしても自民の協力が必要となる。

 公明側は、「5万票」の協力を要求した。福岡の衆院小選挙区1〜11区の自民党支部に、それぞれ5千票を“ノルマ”として支援を迫った。これまで衆院選などで自民候補を応援しており、その見返りを求めたといえる。

 自民側も渋々、応じた。多くの同党衆院議員にとって、次の自身の選挙では公明党の支援が欠かせない。

 公明党は福岡選出の自民党衆院議員に、安倍晋三首相と高瀬氏が握手した写真入りの選挙はがきを、3千枚ずつ配布するよう依頼した。

 4日の合意後、公明党はこれまで以上に自民党支持団体を回るようになった。

 「どうせ大家さんは勝つんです。少し分けてほしい。高瀬が負けたら共産党が通りますよ。それでもよいんですか?」

 こんな口説き文句で協力を迫っている。

 こうした動きを自民党は警戒する。

 大家氏は6年前の選挙で77万票を獲得した。

 とはいえ参院選の選挙区は広い。小選挙区の衆院議員のような強固な個人後援会ではなく、党や支持団体の組織票頼みだ。

 今回の参院選では「公明票」という組織票が期待できない。それでも自民党として、当選はもちろん、トップの座は譲れない。あくまで「勝ち方」にこだわる。

 大家陣営は「70万票」を目標とした。身内を引き締めるため、あえて高めの数字を打ち出した。

 それだけに自民党県連内には、党本部が公明・高瀬氏に推薦を出したことへの不満がくすぶる。

 4日の合意文書では、与党連携をアピールするポスターなど高瀬陣営の活動に対し、「自民党県連内の批判・反対」があることを認めた。その上で、「選挙協力の円滑な推進」を図るよう盛り込んだ。

 福岡地区(衆院福岡1〜5区)の選対本部長、原田義昭衆院議員(福岡5区)は公明の攻勢に対し、「両党関係は熾(し)烈(れつ)になっている。大家票を出し、友党にも協力するという『二律背反』の目標を同時に達成しなければならない。悩ましい問題だ。やり方次第では両党に感情的なもつれが出かねない」と語った。

 公明県本部幹部は、自民の悩みを見透かしたように、こう口にした。

 「自民とは今でもしっくり来てないよ。たとえ1選挙区5千票もらっても、それで『よし』とはしない」

 ぎくしゃくする自公を尻目に、民進党の新人、古賀之士氏(57)は、元民放アナウンサーの知名度を武器として、支持拡大を図っている。

 自民党県連のある幹部は「気が緩んだり、公明に自民票が予想以上に流れたりすればまずい。民進の1位抜けもあり得る」と警戒感を隠さない。(九州総局 村上智博)

1843チバQ:2016/06/28(火) 00:26:26
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160627-00000046-san-pol
参院選 農業票、自民離れ 農協改革反発、TPPへの不安
産経新聞 6月27日(月)7時55分配信

参院選 農業票、自民離れ 農協改革反発、TPPへの不安
TPPに関する各党の公約(写真:産経新聞)
 ■JA参院比例候補 東北5県「自主投票」

 7月10日投開票の参院選で、「農業県」における自民党の苦戦が目立っている。背景にあるのは、政府が進める農業・農協改革への反発と、環太平洋戦略的経済連携協定(TPP)への不安。自民党は競争力強化のメリットを訴えるが、長年頼りにしてきた「農業票」の漂流を食い止めることができないでいる。(水内茂幸、石崎慶一)

                   ◇

 山間に豊かな茶畑が広がる三重県度会町。自民党の小泉進次郎農林部会長は26日の街頭演説を、同町のJA伊勢本店前から始めた。

 「私は実は3月にも度会町に来たんですよ。一緒に農業を変えていくパートナーでもある奥野長衛・全国農業協同組合中央会(JA全中)会長の地元の思いを理解するためでした」

 爽やかなトーンで聴衆に訴えかける小泉氏の隣で、奥野氏も大きくうなずく。

 2人は同志といえる。奥野氏はJA伊勢の常務理事時代に、コスト重視の組織改革を断行。昨年8月にJA全中会長に就任すると、政府との対決姿勢が目立った万歳章前会長とは一線を画し、自民党のTPP対策の立案にも協力した。昨年10月に党農林部会長に就任した小泉氏も「しがらみや補助金漬けの農政と決別する」と強調し、農業改革に並々ならぬ意欲を示す。

 改革を主張する両氏だが、必ずしもそれが参院選での自民党支持につながらない厳しさがある。三重県農協の政治団体「三重農政会議」ですら今年2月、三重選挙区で自民党候補を推薦せず、自主投票とすることを決めている。

 不穏な動きは比例代表選でも広がる。農協の政治団体「全国農業者農政運動組織連盟(農政連)」は今回、自民党から元JA組合長の組織内候補を擁立するが、高知など全国10県程度の地元農政連から推薦を得られていない。

 高知県農協農政会議の西村行雄会長は「TPPは大半の果樹の関税撤廃など県内への影響が大きい。組合員から『いいかげん、自民党支持から目を覚ませ』と突き上げられる」とこぼす。

 東北6県では、5県が比例候補を自主投票。唯一推薦した宮城県農協政治連盟も10日「TPP断固反対」との決議を行った。

 これまでは、自民党が補助金獲得に奔走して農水官僚が恩恵を受け、農協が集票マシンとなる「トライアングル構造」が機能していた。農政連の候補も昭和50年代は参院選で100万票以上集めていた。だが農業人口の減少とともに、農政連の集票力も激減。平成25年参院選では往時の3分の1まで落ち込んだ。

 最近はTPPへの不安感も加わり、農業改革も「農家いじめ」とみられる。民進党は「今回のTPP合意には反対」、共産党も「TPP断固反対」などと訴え、自民党の足元を見る。

 ただ奥野氏は、小泉氏の演説を聞いた後、一部に広がる自民党離れを過剰に心配すべきでないと諭した。

 「農協は今、外部の『人間ドック』を受けている状態だ。農家は一円でも安い肥料が欲しいのは当然だ。農協の組合長が反発するほど、現場は政府の改革に反対していませんよ」

1844チバQ:2016/06/28(火) 19:46:12
http://www.asahi.com/articles/DA3S12430525.html
(2016参院選 焦点区の攻防:1)北海道 改憲3分の2左右、複数区の陣
2016年6月28日05時00分
 7月10日投開票の参院選では、憲法改正の国会発議に必要な3分の2の議席をめぐる攻防も大きな焦点だ。改選数が1増えて3議席となった北海道選挙区は、自民が2人、民進と共産が競合して計3人を擁立。まさに「3分の2」攻防の最前線になっている。

■民・共、4月補選の共闘生かせず

 「3分の2議席をとらせない」と書いたプラカードが掲げられていた。

 参院選公示前の6月19日、札幌市の大通公園には約300人が集まった。安全保障関連法などに反対する複数の市民団体が開いた集会だ。壇上に民進党公認の鉢呂吉雄氏、徳永エリ氏、共産党公認の森英士氏の3人がそろう。徳永氏と森氏は口をそろえて「三つの議席を三つとも野党で占めよう」と叫んだ。鉢呂氏は少しトーンが違った。「与党の議席を1議席以下に終わらせる。これしかない」

 安倍晋三首相が意欲を燃やす憲法改正。自民、公明、おおさか維新、日本のこころの「改憲4党」の議席が焦点だ。3人区でこれらの勢力が2議席以上とるのか、1議席以下にとどまるのかも、結果を大きく左右する。競合しあう野党候補3人が集会で異例のそろい踏みをしたのは、「安保法廃止」や「安倍政権による憲法改悪を阻止」で候補者と政策協定を結んだ市民団体が仕掛けたものだった。

 しかし、市民団体幹部の表情は浮かない。4月の衆院5区補選で敗れたとはいえ実現した野党共闘が不発で、3人で票を奪い合う構図になったからだ。全国で五つある3人区はいずれも民進、共産が競合する。市民団体共同代表の川原茂雄札幌学院大教授は「補選で出来たパイプを生かしたかったが、対応が遅れた。野党候補を2人に絞る機を逸した」と悔しがる。

 5月のある夜。札幌市内のバーで補選の打ち上げの2次会があった。市民団体を主導した上田文雄・前札幌市長はグラスを傾けながら、民進党道連幹部に語りかけた。「参院選でも共闘できないか。今度、正式に要請にいきたいんだが」

 しかし、民進幹部の口から出たのは「実際のところ難しい」という言葉だった。民進は一時、現職の徳永氏に加え、共産とも共闘できる無所属候補擁立を模索。学者、スポーツ選手、元キャスター……。いずれも断られ、最後は民主党で国会対策委員長などを務めた鉢呂氏を公認した。「候補者が1人という選択肢は考えられない」との結論からだった。

 あきらめきれない上田氏は5月末、正式に民進、共産に候補者調整を要請。共産党道委の幹部は「1人区は野党共闘に全力を尽くす。ただ、複数区と比例区では、共産自らの議席前進に力を入れたい」と断った。

 3年前の参院選北海道選挙区で旧民主候補は58万票、共産候補は27万票にとどまり、自民候補の90万票に遠く及ばない。上田氏は「野党が2議席とる必要があるのに、つぶし合って誰が得をするのか」と話す。

 市民団体はいま、投票率を上げる活動に力を入れる。衆院補選で野党統一候補が無党派層から7割の得票を得た経験から、投票率を上げることで間接的に野党を支援しようとの考えだ。市民団体メンバーで元教員の前田義(ただし)さん(76)は公示後、札幌市内の地下鉄駅前で「投票に行こう」と書いたプラカードを掲げ、「1票で社会を変えよう」と呼びかけている。

 (松井望美)

1845チバQ:2016/06/28(火) 19:46:39
■自民、党本部主導に地元から不満

 「2人を北海道選挙区から必ず当選させていただきたい」。自民党の谷垣禎一幹事長がレインコート姿で街頭に立った参院選公示直前の20日。北海道千歳市は強い雨風に見舞われていた。両脇では、現職の長谷川岳氏と新顔の柿木克弘氏が聴衆に手を振っていた。

 長谷川氏は6年前、約95万票で初当選。柿木氏は初の国政挑戦だ。道内で自民は3年前の比例区で73万票を得た。連立を組む公明は両氏を推薦。差をつけずに支持する構えだ。

 自民が2人当選を狙うために目をつけたのが、3年前に道内の比例区で28万票を獲得した地域政党「新党大地」。安倍首相は昨年末、鈴木宗男代表と会談し、衆院補選とともに参院選での協力を要請。宗男氏は柿木氏に絞って支援する方針を決め、「髪の毛1本の差でも銅メダルを獲得できるよう最善を尽くす」と、3議席目に滑り込めるよう取り組む考えを示した。長女で衆院議員の貴子氏は公示前から柿木氏に張り付いている。

 ただ、2年前の衆院選で敵対した大地との連携を官邸や党本部主導で進めることに道連では不満がくすぶる。衆院補選で大地から支援を受けたことの評価も分かれており、柿木氏には長谷川氏支持の組織からも支援させる動きが出てきた。

 党本部の指示で、国会議員の大半と自民会派の道議50人のうち約40人が柿木氏陣営に入った。茂木敏充選対委員長は6月上旬、建設業や漁業など札幌市内の組織票を柿木氏支持に割り振るよう指示。菅義偉官房長官は24日、柿木氏の会合だけに出席し、「まさに当落線上だ」と業界団体幹部らに支援を呼びかけた。

 露骨な柿木氏への肩入れに、長谷川氏陣営は「地元を馬鹿にしたやり方だ」と反発。長谷川氏は「相手が業界なら、こちらは脱業界。同じ土俵には乗らない」と周囲に語り、組織型選挙ではなく、若者らを集めたミニ集会をこまめに開いている。

 ただ、柿木、長谷川両氏に共通するのは、演説でも改憲について語らず、政策ビラにも憲法の文字がないことだ。長谷川氏は「『国防軍』が明記された自民党憲法改正草案を、特に女性はものすごく嫌がる」。柿木氏も公示日、記者団から「自分の当選が改憲につながるとの認識はあるか」と問われ、「当然、持っている」と答えたが、訴えの中心はもっぱら景気回復や社会保障の充実だ。

 (花野雄太、石田耕一郎)

 ◇憲法改正やアベノミクスの是非など参院選で問われるテーマをめぐる与野党の攻防。その焦点となる選挙区での戦いを見て歩きます。次回から第4総合面に掲載します。

 

 ■北海道(改選数3)

柿木克弘 48 自新    〈元〉道議〈公〉

鉢呂吉雄 68 民新    〈元〉経産相

長谷川岳 45 自現(1) 〈元〉総務政務官〈公〉

水越寛陽 36 無新    僧侶

佐藤和夫 69 こ新    〈元〉陸上自衛官

徳永エリ 54 民現(1) 党道代表代行

森英士  38 共新    〈元〉赤旗記者

森山佳則 49 諸新    幸福実現党員

中村治  63 諸新    支持なし役員

飯田佳宏 43 無新    〈元〉衆院議員秘書

 (敬称略。〈 〉内は推薦)

1846チバQ:2016/06/28(火) 19:49:12
http://www.sankei.com/west/news/160628/wst1606280031-n1.html
2016.6.28 10:47
【参院選・大阪】
「橋下市長秘書、覚醒剤で逮捕?」自民・中山府連会長発言 維新側と“場外戦”泥沼化

 9人が競う参院選大阪選挙区(改選数4)の裏側で、おおさか維新の会常任役員の吉村洋文大阪市長と自民党大阪府連会長の中山泰秀衆院議員=大阪4区=が“場外戦”を繰り広げている。市と自民府連の会合で中山氏が「前の(橋下徹)市長の時に秘書が覚醒剤で逮捕されたのか」と発言したのがきっかけだ。中山氏の勘違いだったとみられるが、吉村氏は謝罪を要求。橋下氏も「名誉毀損(めいよきそん)」と法的手段に訴え、泥沼化している。

 「公式の場で全く根拠のない発言をされたことは勘違いや記憶誤りで済まされるものではありません」

 参院選の序盤情勢調査の結果が「与党好調」と伝えられた24日。吉村氏が中山氏側に送った抗議文は強い批判とともに「明確かつ真摯(しんし)な謝罪」を求めていた。

 中山氏は元外務副大臣で父に建設相や郵政相を歴任した正暉(まさあき)氏、祖母に日本初の女性閣僚として厚生相を務めたマサ氏を持つ自民府連のサラブレッド。吉村氏とは平成26年の衆院選大阪4区で直接対決、勝利している。弁護士としてテレビに出演して人気を集めていた橋下氏に政界進出を呼びかけた逸話もあるが、近年は大阪都構想などをめぐり対立を深めていた。

 因縁の関係が再燃したのは、参院選の公示日を10日後に控えた今月12日。市幹部らが自民府連の国会議員に国家予算への要望を伝えた説明会の場だった。

 中山氏の発言を受け、吉村氏は即座に「うわさレベルの話ではないと思いますが」とくぎを刺した。中山氏は覚せい剤取締法違反容疑で逮捕された橋下氏の府知事選時のスタッフと混同したとみられる。

 吉村氏は終了後、副市長が中山氏から聞いたという個人名(=スタッフ名)を基に調査を開始。その人物が市長秘書を務めたことはなく、実際の市長秘書も同法違反容疑で逮捕された事実がない-として、「市への信用毀損行為」と断じた。

 当事者である橋下氏も13日のツイッターで「事実無根」と反論、中山氏を「日本一無能な政治家」「アホボン」と罵倒した。さらに名誉毀損罪で大阪地検に告訴するとともに、大阪地裁にも1千万円の損害賠償を求めて提訴した。

 参院選が迫る中で飛び出した中山氏の発言に対しては、「候補者2人を擁立して攻勢を強めるおおさか維新を牽制(けんせい)したのでは」との見方が関係者に広がった。

 しかし、中山氏は産経新聞の取材に「そんなつもりはない」と否定。自らの発言を「質問だ」と強調した上で「情報を開示してほしいという思いでお尋ねしたのであって、市の信用や誰かの名誉を傷つける意図はない」と説明している。

 中山氏の発言について、名誉毀損に詳しい石井邦尚(くにひさ)弁護士(第二東京弁護士会)は「少なくとも形式的には質問で、市側が『間違い』と言えば済む可能性もあった」と指摘する。裁判では、中山氏が発言した文脈や、市長秘書の逮捕を信じた根拠の有無-などが争点になるとした。

1847チバQ:2016/06/28(火) 19:50:22
http://www.sankei.com/politics/news/160628/plt1606280026-n1.html
2016.6.28 11:01
【参院選・和歌山】
「ボキャ貧だった」と和歌山県知事が釈明 行政訴訟は「たかり」発言で
 和歌山県の仁坂吉伸知事が、参院選和歌山選挙区(改選数1)に立候補した無所属新人の由良登信氏(64)=共産、社民、生活推薦=が県などを相手取った行政訴訟を手がけていることを念頭に「たかり」などと批判した問題で、仁坂知事は28日の定例記者会見で「私もボキャ(ボキャブラリー)貧だった」と釈明した上で、「(行政訴訟は)随分、お金がかかる。県民のお金がなくなるのはつらい」と語った。

 仁坂知事は23日に和歌山市内で開かれた自民現職の鶴保庸介氏(49)=公明推薦=の個人演説会で、由良氏について「県から見たらたかりじゃないかなという案件(裁判)でいつも出てくる」と指摘。仁坂知事の発言に対し、由良氏側は「明らかな名誉毀損だ」と反発を強めていた。

1848チバQ:2016/06/28(火) 19:53:06
http://news.goo.ne.jp/article/mainichi/politics/mainichi-20160628k0000m010158000c.html
<参院選>自民、衆院選にらみ協力 福岡選挙区
01:20毎日新聞

 改選数が1増え、3議席を争う福岡選挙区。公明党新人、高瀬弘美氏は22日、福岡市内での出陣式で「動き始めた経済をすみずみに行き渡らせられるのは公明党だけだ」と訴えた。同時に「安定の自公政権か、混乱の民共(民進、共産両党)か。参院選の争点は一つだ」と自公連立を強くアピールした。

 その約1時間前、自民党現職の大家敏志氏は3キロ離れたホテルでの出陣式で「経済再生の第2ステージを自民党に託してもらいたい」と訴えたが、公明党との連立関係に触れることはなかった。

 公明が福岡選挙区に候補を立てるのは1992年以来24年ぶり。福岡選挙区は過去にも改選数3の時代があり、公明が議席を獲得したこともある。95年に改選数2に減り、最近では5回連続、自民、民主(当時)両党が議席を分け合ってきた。

 公明は今回、議席奪還の好機と候補擁立に踏み切った。同時に、全国の改選数1の1人区で自民候補を支援する見返りの一つに、福岡で具体的な支援を自民に求めた。

 自公の県組織が取り決めた獲得目標は大家氏70万票、高瀬氏50万票。高瀬氏を少なくとも3位に滑り込ませる戦術だ。自民票の一部を高瀬氏に回すことが不可欠で、自民幹部は「公明だけでは足りない票を自民が工面する」と語る。公明の山口那津男代表は27日、福岡市で記者団に「定数3の福岡で自公で2人取るのは安定政権に重要だ」と述べた。

 高瀬氏は自民推薦も得て、安倍晋三首相と並ぶポスターも作製。大家氏陣営は「票を食われる」のは避けたいのが本音で、両陣営にはよそよそしさが漂う。それでも自民にとって、福岡での協力は次期衆院選で公明の協力をどれだけ引き出せるかに直結する。

 高瀬氏が26日、福岡市内のホテルで開いた集会には、安倍首相の昭恵夫人が姿をみせ、「主人から高瀬さんを応援してほしいと言われて参りました。公明党の皆さんには主人も大変感謝しています」と語った。首相に代わり、党本部主導による高瀬氏支援をアピールする狙いとみられる。

 衆院議員も次をにらんでいる。北九州市で6日にあった自民の山本幸三衆院議員(福岡10区)のパーティーには、事前通告なしに高瀬氏が駆け付け、短いスピーチを行った。自公ですきま風が吹くなか、招いた山本氏側の狙いは「衆院選に向けた公明との関係強化」(自民幹部)に他ならない。

 これに対し、共産新人の柴田雅子氏は25日、福岡市の街頭演説で「海外で戦争する国づくりを進める『安倍暴走政治』を許すのかが最大の争点だ」と訴えた。「反安全保障関連法」の受け皿作りが共産の戦略だ。

 民進党は元民放アナウンサーで知名度の高い新人、古賀之士氏を擁立。古賀氏は「格差や憲法、表現の自由など、政治への危機感を今ほど持ったことはない。県民目線の政治を目指す」と訴える。【門田陽介、比嘉洋、高橋克哉】

 ◇改選数3

大家 敏志(おおいえ・さとし)48[元]財務政務官(1)自[麻]現

竹内 信昭(たけうち・のぶあき)63党県副代表  社 新

柴田 雅子(しばた・まさこ)32病院職員   共 新

吉冨 和枝(よしとみ・かずえ)57幸福県副代表 諸 新

高瀬 弘美(たかせ・ひろみ)34[元]外交官 公 新=[自]

石井 英俊(いしい・ひでとし)39NPO理事長 こ 新

古賀 之士(こが・ゆきひと)57[元]民放社員  民 新

船戸 タキ子(ふなと・たきこ)58[元]参議員秘書 無 新

森上 晋平(もりがみ・しんぺい)32会社員    維 新

※届け出順。年齢は投票日の7月10日現在

1849チバQ:2016/06/28(火) 19:53:37
http://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/list/201606/CK2016062802000123.html
沖縄・福島 現職2閣僚に逆風の選挙戦

2016年6月28日 朝刊


写真
 参院選は沖縄、福島両選挙区(いずれも改選一)で、安倍内閣の現職閣僚が野党側と戦っている。それぞれ沖縄県名護市辺野古(へのこ)への米軍新基地建設、東京電力福島第一原発事故の問題を抱え、安倍政権の安全保障政策と原発政策自体が審判を受ける構図。逆風を受ける両閣僚の旗色は、必ずしもよくない。 (清水俊介、中根政人)
◆沖縄 基地問題
 沖縄選挙区は、自民現職の島尻安伊子沖縄北方担当相(51)が、無所属新人の元宜野湾市長で新基地建設反対派が支援する伊波洋一氏(64)と議席を争う。諸派新人の金城竜郎氏(52)も立候補している。
 新基地建設を巡っては、仲井真弘多(なかいまひろかず)知事(当時)が二〇一三年十二月に辺野古の埋め立てを承認した。しかし、仲井真氏は一四年十一月の県知事選で翁長雄志(おながたけし)知事に敗北。翁長氏は昨年十月に埋め立て承認を取り消した。日本政府は本体工事を強行し、政府と県が双方を法廷で訴え合う異例の展開となった。
 今年六月の県議選は、翁長氏の支持派が過半数を確保。厳しい状況で参院選を迎えた島尻氏は、辺野古問題に直接触れず「安全・安心な島づくりのため、できることを全てやる」と訴える。沖縄振興は沖縄担当相の所管だが、陣営は「政府の一員であることが、相手陣営にとって絶好の攻撃材料」と神経をとがらせる。
 伊波氏は「選挙を通して、日米両政府に新基地建設の断念を求めていく」と訴えている。
◆福島 原発事故
 前回から改選数が減った福島選挙区は、自民現職の岩城光英法相(66)が民進現職の増子輝彦氏(68)と対決。諸派新人の矢内筆勝氏(54)も立候補している。
 福島では、事故から五年以上たった今も九万人超の県民が県内外で避難生活を続ける。政府は一四年四月以降、放射線量が下がった原発周辺の市町村の避難指示を解除しているが、「除染が不十分」との住民の不安は強い。
 除染で出た放射性廃棄物を保管する中間貯蔵施設も、用地取得交渉が難航し、確保できた敷地は予定地全体の2%程度。積み上げられた汚染土などは復興の妨げになっている。
 安倍晋三首相(自民党総裁)は参院選公示日の二十二日に福島県郡山市で街頭演説。「復興は確かに進んでいる」と強調し、原発事故への直接の言及はなかった。岩城氏も「復興へ向けて責任を果たしていく」と述べたが、原発事故からの復興が進まない現状には触れなかった。増子氏は原発事故について「安全対策に抜かりがあった」と訴える。

1851チバQ:2016/06/28(火) 19:56:32
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/sanin2016_o/article/254792
議席奪還へ「官邸」動く 官房長官、新人の後ろ盾強調
2016年06月28日 00時12分
 7月10日投開票の参院選大分選挙区(改選数1)で27日、安倍晋三首相(自民党総裁)に近い大物2人が相次いで自民新人の応援演説を行った。駆け付けたのは菅義偉官房長官と、安倍首相の盟友とされる麻生太郎副総理兼財務相。大分選挙区は、報道各社の序盤情勢で民進現職との競り合いが報じられた全国屈指の激戦区。九州の「1人区」で唯一となる民進の議席を奪うため、いよいよ「官邸」も動き始めた。

 「私たち安倍政権は3年半で雇用を110万人増やした」「日米安保を基にして国民の生命財産を守るのが政権の責任」-。今参院選の争点を経済政策と安全保障の2点と断言した菅官房長官。10分弱の演説の中で10回近くも「政権」という言葉を使い、安倍政権が自民新人の後ろ盾になっていることを強調してみせた。

 27日夜には麻生財務相も自民新人の出身地の国東市で応援演説。7月初旬には安倍首相が来援し、県内4市を巡る計画だ。「ここまで力を入れてもらって負けたら大分自民は全国の笑いものになる」。自民県連関係者は逆に表情を引き締める。

=2016/06/28付 西日本新聞朝刊=

1852チバQ:2016/06/28(火) 19:57:11
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/sanin2016_f/article/254787
福岡選挙区、3番手争い火花
2016年06月28日00時05分 (更新 06月28日 11時39分)
 参院選福岡選挙区(改選数3)で公明と共産が3議席目を巡り激しく争っている。共同通信の序盤情勢調査では自民現職、民進新人に続く3番手に付ける公明新人を、共産新人が追い上げる構図。公明が自民の推薦をてこに保守層に食い込みを図る一方、共産は都市部の無党派層に照準を定めるなど戦略は異なるが、ともに党首が相次いで福岡入りし、互いの批判に火花を散らす。

 「共産党の政策責任者は、防衛予算は人を殺すための予算と言った。ばかも休み休み言えと言いたい」。27日、JR博多駅前。公示後初めて福岡入りした公明の山口那津男代表は、街頭演説で気炎を上げた。新人も「争点はたった一つ。安定と責任ある自公政権か混乱の民共政権かの選択だ」と叫び、迫る共産への危機感を印象付けた。

 公明は支持母体の創価学会の組織力に加え、自民からの推薦をフル活用。新人の選挙カーは「自民党推薦、公明党公認」と連呼する。福岡県選出の自民衆院議員の支持者に対し、安倍晋三首相との握手写真入りの選挙はがきを1選挙区3千〜5千枚ずつ発送する手はずも整えた。

 新人が26日に福岡市で開いた個人演説会には、特別来賓として安倍首相の妻・昭恵さんが出席。「主人から『福岡で大変苦戦しているので応援に行くように』と言われました」と支持を訴えた。菅義偉官房長官や自民党の二階俊博総務会長の来援も決まっている。

 一方、公明の背中を猛追する共産。25日、JR博多駅前で演説を終えた志位和夫委員長は報道陣の取材に応じ「良いところに付けている。必ず一角に食い込みたい」と力を込めた。得票目標は当選ラインとみる40万票。2013年の前回参院選で公認候補が獲得した得票の2倍に当たる。

 「今までと同じことをやっても勝てない」と党県委員会。候補者に割り当てられる選挙はがきの送付先を支援者から無党派層に広げた。福岡市や北九州市などのマンションの住所を、選挙管理委員会が公開する選挙人名簿から書き写し、1世帯ずつ送っている。

 県委員会によると、都市部のマンションは、オートロックに阻まれてビラを配れず、新聞を取っていなければ折り込みチラシも届かないため、選挙活動の壁になっていた。県委員会幹部は「公明は支持母体頼みで伸びしろがない。うちは無党派層から票を呼び込みたい」と対抗心を燃やす。

 同選挙区にはこのほか、社民、政治団体「幸福実現党」、日本のこころ、無所属、おおさか維新の各新人が立候補している。

→福岡選挙区の立候補一覧はこちら

=2016/06/28付 西日本新聞朝刊=

1853チバQ:2016/06/28(火) 20:00:43
http://news.goo.ne.jp/article/mainichi_region/region/mainichi_region-20160628ddlk10010011000c.html
<2016参院選>社民存亡かけ演説 福島副党首、比例票得票に注力 群馬が重点区 /群馬
13:17毎日新聞

 社民党の福島瑞穂副党首は27日、JR高崎駅前で街頭演説し、「憲法を守るには、私を国会に何としても送り返してください」と訴えた。退潮が続く社民党にとって、今回の参院選は党の存亡をかけた負けられない戦いだ。群馬は前身となる旧社会党時代に田辺誠元委員長と山口鶴男元書記長を出し存在感を示しただけに党側の期待も高いが、比例の得票数は近年、減少傾向に歯止めがかかっていない。【鈴木敦子】

 「比例は福島瑞穂に」。27日、福島氏はJR高崎駅前に集まった約100人の支持者を前に訴えた。傍らでは、民進党県連顧問で旧社会党の角田義一氏と、社民党県連合の小林人志代表ら幹部が見守った。

 所属国会議員5人のうち党首と副党首の2人が改選を迎える。「顔」でもある副党首の福島氏の議席を死守すべく、党が全国で指定した比例の「重点区」に群馬も入る。県連合は福島氏の法定ビラ10万枚の配布を公示後わずか数日で終えたため、党本部に「あるだけ追加で送って」と注文し、27日付で県内支部に運動強化を指示した。

 県連合の小林代表によると、「3万票」の得票を目標に掲げる。しかし、参院選での比例得票数は、2007年に3万5689票(得票率4・14%)だったが、10年は3万109票(3・28%)、13年は1万3798票(1・70%)と最近は減少傾向にある。

 昨夏に田辺、山口両氏が死去し、「護憲政党」として存在感を示してきた旧社会党の黄金時代を知る人は少なくなった。

 小林代表は「『護憲』と言っても若い人には響かないのかもしれない」と話すが、一方で、同じように改憲反対の立場をとる共産党は、近年、若い世代にも支持を広げている。

 13年参院選の結果から19年まで政党を維持できるが、今回の参院選の結果次第では退潮に拍車がかかりかねない。角田氏は「党の生き残りのためには地をはうような努力が大事。選挙に王道はない」と力を込める。

 社民党一筋という藤岡市の党員の男性(88)でさえ、現状を「じり貧」と評し、「20〜40代の支持者を増やすための対策を考えなければ」と危機感を募らせている。

1854チバQ:2016/06/28(火) 20:02:00
http://news.goo.ne.jp/article/sponichi/nation/sponichi-spngoo-20160628-0036.html
民進党、千葉で共倒れ危機…2人擁立の自民に対抗も共産“怖い”
07:01スポニチアネックス

民進党、千葉で共倒れ危機…2人擁立の自民に対抗も共産“怖い”
22日の出陣式で蓮舫氏とともに必勝を誓う水野氏
(スポニチアネックス)
 ◇参院選 7・10投開票

 「自民1強打破」を掲げ、今回の参院選に挑む民進党。千葉選挙区(改選数3)では、2人の公認候補を立てた自民党に対し、小西洋之氏(44)と水野賢一氏(49)の現職2人が立候補した。ところが、共産候補の激しい追い上げで民進候補の共倒れを懸念する声も上がり、党幹部が相次いで応援に入っている。

 市川市の西友本八幡店前で27日に行われた小西氏の演説に、東京都知事選の有力候補として注目を集めた蓮舫代表代行が駆け付けた。22日に続いて2度目の応援で「小西は絶対に皆さまの期待に応えます」とアピール。小西氏は「医療や福祉の法律をつくってきた。また仕事をさせてください」と頭を下げた。

 一方の水野氏の元にも党の顔が投入されている。20日の船橋市での街頭演説に岡田克也代表、22日の千葉市での出陣式に蓮舫氏、26日の市川駅前の街頭演説には枝野幸男幹事長が参加。「1強多弱に風穴をあけ、切磋琢磨(せっさたくま)できる状況をつくり上げないといけない」とする水野氏をバックアップする。県連幹部は「危機感を持った党本部のテコ入れ。水野陣営からは“もう一度、蓮舫さんを”という要請が来ている」と話した。

 県連は元民主党の小西氏1人を擁立する予定だったが、3月に民進党が誕生した際、みんなの党の解党で無所属となっていた同選挙区選出の水野氏が加わった。永田町関係者は「水野氏は自民で4期衆院議員を務めたので個人票を持っているとみて2議席獲得も可能と考え、党本部が入党を呼び掛けた」と話す。民主党政権だった10年の参院選は小西氏が約53万票でトップ当選し、みんなの党だった水野氏は約48万票で3位当選。だが、前回の13年に民主党から出馬した長浜博行氏は約39万票で3位の当選。党の得票は大きく減っていた。

 今回の選挙戦は自民2人が先行し、民進2人と共産候補が追う展開とされる。改選数が複数になった04年以降、民進党が守ってきた議席がゼロになる恐れも指摘される中、小西氏陣営幹部は「党勢は回復していると党本部は踏んだが、見込んでいた改憲反対の票も共産候補に流れている」と不安を口にした。

1855チバQ:2016/06/28(火) 20:19:18
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160628-00000035-asahi-soci
霞が関でも労働組合離れ加速 外務省や文科省では消滅
朝日新聞デジタル 6月28日(火)14時43分配信

霞が関でも労働組合離れ加速 外務省や文科省では消滅
省庁間でばらつきがある労働組合の組織率
 国家公務員の労働組合の組織率が昨年、人事院が統計を取り始めた1949年以来、初めて5割を割った。外務省や文部科学省など組合自体が消えた省庁もあるという。どうして省庁で組合離れが加速しているのだろうか。


■10年前は6割を超えていた組織率

 国家公務員の給与は人事院の勧告で決まるが、労組は勧告前や春闘時に賃金や処遇の改善を要求するなどしている。人事院によると、管理職や団結権が認められていない警察職員らを除く約18万9千人の組合の組織率は昨年3月末に49・7%と過半数を割り、直近では47・6%。10年前は6割を超えていた。

 厚生労働省の調査では1千人以上の大企業でも2005年に組織率が過半数を割り、昨年は45・7%。大企業で先行した組合離れが国家公務員の職場でも進みつつある。

 09年に職員の無許可専従問題が発覚した農林水産省は、それまで9割を超えていた組織率が8割台に。全農林労働組合の柴山好憲書記長は「出先機関の管理職になって一度、組合を離れた職員が組合に復帰しない例や、新卒者に加入してもらえないケースが増えた。組合への理解を深めていかなければ」と話す。

1856チバQ:2016/06/28(火) 20:20:44
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20160628-00124805-toyo-bus_all
神奈川県で勃発! 与党3候補の仁義なき戦い
東洋経済オンライン 6月28日(火)12時25分配信

神奈川県で勃発! 与党3候補の仁義なき戦い
27日、安倍首相は神奈川県選挙区で公認・推薦した3候補すべての応援演説をこなした(写真:Rodrigo Reyes Marin/アフロ)
 国政選挙における応援演説は、党内事情を如実に表すものだ。安倍晋三首相が6月27日、神奈川選挙区に入ったときにも様々なことが読み取れた。

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 4人区である神奈川選挙区において、自民党は三原じゅん子氏(参議院議員1期)のみを公認とし、中西健治氏(参議院議員1期)と公明党の三浦信祐氏(新人)を推薦している。

 安倍首相は、彼らの街頭演説会において応援演説をするために神奈川県入りした。

■ 複雑な状況にある神奈川選挙区

 その前日である26日には、安倍首相は兵庫選挙区で公明党の伊藤孝江氏を応援し、28日には埼玉選挙区で公明党の西田実仁氏の街頭演説会に参加する予定だ。

 この2つの選挙区はいずれも定数3議席で、公明党候補が苦戦している。だが神奈川選挙区はもっと複雑だ。定数4議席のところを、与党から3名が立候補しているのだ。

 公認候補である三原氏と推薦候補である中西氏を抱える自民党は、当初は公明党の三浦氏の推薦に消極的だった。票に余裕がないため、これ以上はかかえきれないからだ。そもそも本命だった三原氏の公認決定すら、大きく遅れた経緯がある。

 しかし公明党サイドは自民からの推薦にこだわった。

 何かを求めるわけではなく、推薦が形式的なものであることは重々わかったうえでのこだわりだ。「我々は自民党からは票をもらおうなんて、期待していない。求めてもどうせ入ってこないし、むしろこちらから出ていくほうが多く、いわば赤字の状態。ただ連立を組んでいる仲間としてのけじめだけは付けてほしい」。これは公明党内部から聞いた彼らの本音だ。

 確かに票の動きからいえば、公明党は“赤字”といえる。独自候補を擁立する小選挙区は9にすぎないし、「小選挙区は自民党、比例区は公明党」といっても、比例区の票全てが公明党に入るわけではない。参院選の選挙区ならなおさらだ。

 3年前の参院選では、当初は圧倒的に優勢と言われた佐々木さやか参院議員の票が伸びず、定数4議席中3位で終わっている。それでも公明党が自民党と連立を組み、選挙協力を行うのは、与党であるメリットを享受できるからだ。公明党は単独では与党になることはできない。

 27日に行われた三原氏、中西氏そして三浦氏の街頭演説会の現場では、そうした背景を改めて確認した。それぞれの思惑が選挙を熱くしている。それが選挙なのだと実感できた。

1857チバQ:2016/06/28(火) 20:21:06
■ 公明党候補は共産党を絶叫しながら攻撃

 「防衛省で18年間仕事をしてきた身としては、そんな発言をする輩には絶対に負けるわけにはいかないのであります!」

 午後4時から桜木町駅東口で行われた公明党の街頭演説会。前日の26日に放映されたNHKの番組で共産党の藤野保史政策委員長が防衛費を「人を殺す予算」と発言したことを受けて、三浦氏がこう絶叫している。三浦氏は防衛大学で将来の幹部自衛官を18年間も教えてきた。その誇りを前面に打ち出す演説だった。

 三浦氏と一緒に街宣車上にいた安倍首相は、これを受けて「自信をもって推薦した三浦さんから決意表明を聞いた。推薦したのは間違いないと確信した」と語り始め、この選挙で大いに展開している民進党と共産党の批判に繋げていった。

 「野党は政策でまとまらずに、『安倍内閣を打倒する』と言うばかり。岡田(克也民進党代表)さんに『私を打倒した後に何をするのか』と聞いたら、『まず打倒します』との返事だった」

 「民進党が野党共闘する共産党は、党綱領に『日米同盟廃棄』を掲げている。また『自衛隊は違憲だ』とも言っている。『違憲だから解散する』と述べているのだ。しかし党首討論で志位(和夫共産党委員長)さんに『災害が起こったらどうするのか』と聞くと、『その時は頑張ってもらう』との答えだった」

 こうして野党の矛盾を次々と暴いて指摘する安倍首相。まさに共産党を天敵とする公明党とはあうんの呼吸の関係だということがよくわかる。

 その後、午後5時から川崎駅西口で行われたのが、無所属で自民党推薦の中西氏の街頭演説会だ。安倍首相は少し遅れて、5時30分に到着している。

 2009年の横浜市長選で落選した後、2010年の参院選でみんなの党から出馬したことが響き、自民党神奈川県連との関係がいまいちよくない中西氏だが、今回は麻生太郎財務相の為公会(いこうかい)が全面的にバックアップ。この日の街頭演説会の司会を務めた牧島かれん衆院議員や松本純衆院議員、そして河野太郎国家公安委員長らが応援している。

 麻生氏は閣内では、菅義偉官房長官との確執があると言われている。自民党公認の三原氏は“菅ガールズ”と言われているので、中西氏とすればさらに負けられない相手だ。

 この日の西口のロータリーは人であふれており、桜木町駅東口で行われた三浦氏や三原氏の街頭演説会の観衆よりもはるかに多いように見えた。しかも若者の姿が目立っていた。いくつかの事前調査で当落線上にいるとされた中西氏の意地を見た思いがした。

■ 「三原じゅん子だけが公認候補」と強調

 その中西氏が街頭演説会で何人集められるかを気にしていたのが、三原氏の陣営だ。事前調査全てにおいて三原氏は断トツでトップを走り、圧倒的な強さを見せている。それでも決して警戒心を緩めようとはしない。

 「自民党が自信と責任をもって公認しているのは三原じゅん子だけ」。午後6時から桜木町駅東口で開かれた街頭演説会で、挨拶のためにマイクを握った山本朋広衆院議員がこう断言した。

 これは明らかに自民党推薦の中西氏をけん制する言葉だ。実際に神奈川県連は26日に「総裁遊説の対応について」を党所属国会議員に配布し、27日に安倍首相が参加する3つの街頭演説会のうち、三原氏の街頭演説会以外には行かないように要請した。安倍首相も三原氏を「わが党唯一の公認候補」と明言し、他の候補と区別した。そして6年前の出馬について、「下野した自民党から、かつての大物政治家も出ていった時だ。それなのに三原さんは自民党をあえて選んでくれた。我々はその勇気にこたえなければならないと思った」と最大限に称えている。

 しかし自民党神奈川県連の要請にもかかわらず、公明党の三浦氏の街頭演説会には、鈴木馨祐衆院議員、福田峰之衆院議員、そして三原氏の街頭演説会で中西氏へのけん制発言を行った山本朋広衆院議員までもが顔を出していた。いくら県連からの強い要請があったとしても、公明党の協力なしで次の衆院選は戦えない――そんな自民党議員の苦しい現実がありありと表れていた。

1858チバQ:2016/06/28(火) 20:22:16
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160628-00000047-nksports-pol
民進神奈川の金子氏と真山氏は“旧民主対旧維新”
日刊スポーツ 6月28日(火)9時53分配信

民進神奈川の金子氏と真山氏は“旧民主対旧維新”
神奈川選挙区
 神奈川選挙区(改選4)は、自民、民進両党で身内同士が対決、「党内ねじれ」の仁義なき戦いだ。民進は、旧民主VS旧維新の「代理戦争」。1人区で連携する共産、社民も候補を擁立して野党共闘にも頼れず、共倒れの懸念も出ている。

 「大変厳しい戦いです」。民進党の金子洋一氏と真山勇一氏は、ともに演説で口にする。旧民主の金子氏と、みんなの党や結いの党、維新の党を経て比例から鞍替えした真山氏。出身母体が異なる2人は、同僚でも実質的にはライバル。民主と維新は、過去の選挙で対決してきているからだ。

 10年、13年の参院選で旧民主の当選は1人。県連は当初、現職の金子氏に候補者を絞る戦略だったが、3月の民維合流後、神奈川で影響力を持つ維新出身の江田憲司代表代行が、2人目の擁立を主張。「身内」の真山氏が候補者となった。

 金子氏と、日本テレビのキャスター出身の真山氏は、支持層も政策も異なる。党幹部は「切磋琢磨(せっさたくま)して、支持を広げてもらえれば、結果は出る」と強気だが、12人が出馬する激戦区で票が分散すれば、共倒れの可能性もある。

 両氏の応援に入った山尾志桜里政調会長も「神奈川は(民維の)合流効果がある程度、試される選挙区。1人でも失えば、アベ政治に負けることになる」と、危機感を示した。

1859チバQ:2016/06/28(火) 20:27:34
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160628-00000064-jij-pol
野党共闘に地域差=長野進展、三重は出遅れ―注目区を行く【16参院選】
時事通信 6月28日(火)15時19分配信

 全国32の「1人区」で野党が候補者一本化を実現した今回の参院選。だが、さまざまな事情で共闘には地域差もある。政党の垣根を越えた選挙運動を展開する長野に対し、三重では出遅れが響いている。(敬称略)
 ◇オールスターチーム
 「NO! 戦争法」「政治を変えよう、主権者は私たち」。小雨の降る中、さまざまなスローガンが書かれたのぼり旗をはためかせ、100台を超える軽トラックが駐車場に集まった。19日、長野県大町市で行われた「平和パレード」出発式だ。
 「安倍政治を何とかしてほしいという熱い思いが、私を野党統一候補に押し上げた。皆さんが主役だ」。民進党新人の杉尾秀哉があいさつすると、参加者が拍手で応えた。共産、社民両党の地元関係者も出席し、杉尾への支援を呼び掛けた。
 杉尾陣営に入った民進、共産、社民3党は、地域ごとに担当を割り振り、ポスター貼りや有権者への電話かけなどを展開している。各党が培ってきたノウハウを共有する「オールスターチーム」(民進党関係者)で、共産党関係者は「新鮮な体験だ」と興奮気味に話す。
 民進党の支持団体である連合長野には、共産党との連携に拒否感が根強い。このため、民進党県連は共闘に水を差さないよう、反目し合う勢力を集会に同席させないなどの工夫をしている。
 一方、序盤の調査で劣勢と判明した自民党は焦りを隠さない。「私は長野の土になる思いでやっている。きのう、きょう来た人に大切な議席を譲るわけにはいかないんです」。同党現職の若林健太は19日夜、諏訪市で開いた決起集会で訴えた。
 12日に応援に入った首相、安倍晋三は県内5カ所で演説し、「野党統一候補という甘い言葉にだまされてはならない。必死になってビラをまいているのは共産党だ」と野党共闘をけん制した。
 ◇相互不信
 対照的に、三重県では政党間の不信感が共闘に影を落としている。民進党現職、芝博一の支援を共産、社民両党が決めたのは5月23日。全国の1人区で最後から2番目だ。
 今月24日夜。「市民連合みえ」が伊勢市で開いた勉強会に、街頭活動を終えた芝が顔を出した。「今まで手の届かなかった人たちが集まってくれている」。にこやかに語る芝に、共産党支持者の男性は「演説で野党統一候補という言葉が出ず、がっかりした。必ず野党の代表なんだと言ってほしい」と注文を付けた。
 芝は地元の神社で神職を務め、保守層に支持者が多く、系列県議らにも「共産党アレルギー」が根強い。共産党側も、芝が憲法改正を掲げる保守系団体、日本会議を支援する超党派の国会議員懇談会にかつて所属していたことを警戒する。
 野党間の調整が難航している間に、自民党新人の山本佐知子は着々と支持を広げた。25日、民進党代表、岡田克也の地元四日市市で公明党が開いた街頭演説会には山本も参加。約2000人の聴衆を前に「今の難局を乗り切れるのは自公連立政権しかない」と熱弁を振るった。三重県知事、鈴木英敬も街宣車に乗り、国政選挙では初めて応援演説のマイクを握った。
 「三重の議席は単なる1議席ではない。野党党首のお膝元で自公が勝つことに大きな意味がある」。公明党県本部の幹部はこう勢い込む。これに対し、26日に芝の応援に入った岡田は「戦況は五分五分、横一線だ」と厳しい情勢認識を示し、芝が落選すれば代表を退くと表明、退路を断った。
◇長野(改選数1)
杉尾秀哉 58 民進・新
及川幸久 56 諸派・新
若林健太 52 自民・現
◇三重(改選数1)
芝博一 66 民進・現
野原典子 59 諸派・新
山本佐知子 48 自民・新
※敬称略。届け出順。年齢は投開票日現在

1860チバQ:2016/06/29(水) 02:06:47
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160628-00000128-jij-pol
「民主」「おおさか」無効票も=開票管理者が判断―総務省【16参院選】
時事通信 6月28日(火)21時18分配信

 総務省は28日、7月10日投開票の参院選比例代表で、投票記載に関する「見解」を各都道府県の選挙管理委員会に通知した。従来方針通り、投票用紙への記載が「自」や「民」など1字のみでも、それぞれ自民党、民進党の有効票とみなすが、「民主」や「おおさか」と記載された場合は、無効票となる可能性もあるという。
 民進党は今年3月、民主党と維新の党が合流して結成したばかり。「民主」と書かれた場合は、民進なのか、自由民主党(自民党)や社会民主党(社民党)への投票なのか、判断しづらくなった。公職選挙法では、各開票所の開票管理者に最終判断を委ねており、総務省選挙課は「管理者の判断次第では、『民主』票は無効となる可能性もある」と説明する。
 また、「おおさか」と記載された投票も、判断が分かれそうだ。おおさか維新の会は略称を「維新」で届けており、新党改革の比例代表候補である大坂佳巨氏への投票とも考えられるからだ。選挙課によると、開票管理者の判断次第で、同じ記載への対応が異なるケースも出てくるという。 
 総務省は「見解」でこうした疑問票の扱いについて明確な指針を示しておらず、同課の担当者は「自分の1票が自分の意図しない票になることもある。党名も候補者名もぜひフルネームで書いてほしい」と呼び掛けている。

1861チバQ:2016/06/29(水) 02:07:26
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160628-00000139-jij-pol
藤野政策委員長を更迭=「人を殺す予算」で批判受け―共産
時事通信 6月28日(火)22時9分配信

 共産党の藤野保史政策委員長(46)は28日夜、党本部で記者会見し、防衛費について「人を殺すための予算」と述べた自らの発言は不適切だったとして、政策委員長の辞任を表明した。

 同日の持ち回りの常任幹部会で決定した。政府・与党から批判が相次いだのに加え、参院選で共闘する民進党からも問題視する声が上がったのを踏まえ、共産党として事実上の更迭に踏み切ったものだ。

 国政選挙の期間中に政党の主要幹部が辞任するのは異例。後任は当面置かず、小池晃書記局長が兼務する。

 藤野氏は会見で、発言内容は防衛予算を全否定はしていない党の立場に反したと説明。「自衛隊の皆さんを傷つけるものになり、深く反省し、国民に心からおわび申し上げる。野党共闘の関係者や支持者に多大な迷惑をおかけした」と陳謝した。

 藤野氏の発言は26日のNHKの討論番組で出たもので、同日中に取り消した。しかし、政府・与党は発言をとらえて野党共闘への攻撃を強め、菅義偉官房長官は28日、横浜市内の街頭演説で「民共合作の無責任さの象徴だ」と強調。民進党からも「自衛官ら関係者に不快感を与えた」(枝野幸男幹事長)との声が出た。

1862チバQ:2016/06/29(水) 02:36:04
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/sanin2016_o/article/255066
知事や元首相、態度鮮明に 「激戦」の構図に一役
2016年06月29日 00時12分

 12年ぶりの議席奪還を目指す自民党と、九州の1人区で唯一となる議席の死守を図る民進党が激突する参院選大分選挙区(7月10日投開票)。昨年4月の統一地方選で知事選、大分市長選を“連勝”した自民は「最大のチャンス」と意気込み、「非自民の牙城」の崩壊をくい止めたい民進は「連敗ストップ」に総力を挙げる。首長や元首相たちの態度も鮮明になりつつあり、激戦区の攻防にどのような影響を与えるのか、注目される。

 「栄えあるご当選を勝ち取られるよう心から祈念申し上げます」。参院選が公示された22日、自民新人の出陣式で広瀬勝貞知事のメッセージが読み上げられると会場から拍手が湧いた。

 昨年の知事選で、当時の民主党(現民進)が実質支援した前大分市長の釘宮磐氏らを破り4選を果たした広瀬氏。27日の定例記者会見でメッセージを送った理由を問われ「『電報をくれ』と言われるところには出している。一方からはあって一方からはなかった」。自民新人への“肩入れ”は否定したものの、出陣式の出席者には「知事も味方」との受けとめが広がった。

 広瀬氏同様、自民県連から推薦を受けて当選した大分市の佐藤樹一郎市長は「政策が近い」(佐藤氏)という自民新人の出陣式に顔を見せた。広瀬氏と佐藤氏はそれぞれ「県民党」「市民党」の立場でトップを務めているが、自民県連関係者は「2人がこちらを向いているのは間違いない。選挙戦でも大きな力になる」と満足げだ。

 一方の民進現職の出陣式には釘宮氏が出席し、会場で関係者と握手を交わした。「知事選での敗北を考慮して今回はおとなしくしている」(県連関係者)というものの、釘宮氏の後援会が勝手連的に現職を支援し、選挙戦を支えている。市長選で佐藤氏に敗れた元大学教授もたびたび現職や県連の集会に顔を出し、協力体制を取ってきた。

 知事選では広瀬氏を「個人的に支援」した社民党最高顧問、村山富市元首相も今回、民進現職の支援に回った。公示前には集会であいさつに立ち、「安倍(晋三)首相の暴走を止めるために勝ってもらわないといけない」と声を張り上げた。民進県連幹部は「非自民の勢力を結集できている」と自分に言い聞かせる。

=2016/06/29付 西日本新聞朝刊=

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1863とはずがたり:2016/06/29(水) 06:12:49
比例選で自民第1党の勢い、共産・お維新も好調
http://www.yomiuri.co.jp/election/sangiin/2016/news2/20160624-OYT1T50014.html?from=yartcl_outbrain1
2016年06月24日 07時42分

 読売新聞社の序盤情勢調査から比例選(改選定数48)の情勢を分析すると、自民党が前回2013年に続き、他の党を引き離し、比例選第1党を確保する勢いを見せている。

 共産党が議席増をうかがい、おおさか維新の会は複数議席の獲得をほぼ確実にした。

 自民党への支持は全世代で他党を上回り、特に18、19歳を含む30歳代までの若年層の支持が厚い。「景気や雇用」「外交や安全保障」を重視する有権者の約半数が支持している。

 ただし、無党派層への広がりには欠け、13年の18議席に届くかどうかは不透明な情勢だ。

 公明党は党支持層の9割以上を固め、7議席だった13年並みの議席獲得が、ほぼ射程圏内に入った。

 民進党は、重視する政策に「憲法改正(の是非)」を挙げる人の約3割の支持を得た。ただ、内閣不支持層からの支持は3割強にとどまり、政権批判票を結集しきれていない。13年に前身の民主党が獲得した7議席は超えそうだが、10年の獲得議席16に達するのは難しく、自民党を脅かすには至っていない。

 共産党は、13年の5議席を上回る可能性が高く、比例選第3党を公明党と争う位置につけている。年齢別では、50歳代以上の世代から支持を集めている。

 おおさか維新の会は、大阪府で自民党と拮抗きっこうするなど、主に近畿地方で健闘している。内閣支持・不支持層の双方から一定程度の支持を得ていることも特徴だ。

 社民党や生活の党も1議席を獲得する可能性がある。その他の政党の議席獲得は微妙な情勢だ。

1864とはずがたり:2016/06/29(水) 06:22:19
>>1815
俺もそれ思いましたが青森テレビアナウンサー…ではなく女性と人権全国ネットワーク代表の様ですね。
昔なら全国区から無所属で出てそうですが比例代表制の元では政党に拾って貰うか東京選挙区しか選択肢はなさそうです。

https://www.google.co.jp/search?q=%E4%BD%90%E8%97%A4%E9%A6%99&oq=%E4%BD%90%E8%97%A4%E9%A6%99&aqs=chrome..69i57.2487006j0j7&sourceid=chrome&ie=UTF-8

1865チバQ:2016/06/29(水) 12:42:03
http://news.goo.ne.jp/article/sankei/nation/sankei-wst1606280080.html
【参院選・滋賀】民進・岡田代表の応援要請を断った嘉田氏「今回は動かない」 再三の要請も首を縦に振らない胸の内は…
06月28日 20:54産経新聞

【参院選・滋賀】民進・岡田代表の応援要請を断った嘉田氏「今回は動かない」 再三の要請も首を縦に振らない胸の内は…
嘉田由紀子・前滋賀県知事
(産経新聞)
 民進現職の林久美子氏(43)と自民新人の小鑓隆史氏(49)が激戦を展開している参院選滋賀選挙区(改選数1)で、嘉田由紀子前滋賀県知事の動向が注目されている。嘉田氏は平成26年に知事を退いた後も同年の衆院選で民主党候補者の後援会長を務めるなど、「非自民勢力」として精力的に活動を行ってきた。しかし今回の参院選では「動かない」と明言。ただ、県内ではいまも高い人気を誇るだけに、自民側が警戒を強める一方、民進側は秋波を送り続けている。

 「参院選に比例代表で出てほしい」。今月11日、同県近江八幡市。遊説の合間を縫って嘉田氏と面会した民進党の岡田克也代表は、こう切り出した。それだけでなく、林氏の応援も要請したが、嘉田氏はいずれも断ったという。

 嘉田氏が代表を務める政治団体「チームしが」の役員会でも17日、所属する民進系議員らが協力を求めた。だが嘉田氏は首を縦に振らず、チームしがとしては林氏を推薦するものの、嘉田氏個人は動かない、という形に落ち着いた。

 嘉田氏は産経新聞の取材に、「特定の個人を応援する立場にない」と明言。びわこ成蹊スポーツ大の学長という現在の自身の立場も考慮したとみられる。

 嘉田氏は18年の知事選で、「もったいない」のフレーズを掲げて新幹線新駅の凍結などを訴えて初当選。再選を期した22年知事選では過去最多の約42万票を獲得し、自民系の新人候補にダブルスコアで圧勝した。引退後も、26年の知事選では後継の三日月大造知事誕生の原動力となったとされる。

 林氏の陣営関係者は「嘉田さんも難しい立場にあるのだろうが、嘉田さんがいるのといないのではまったく違う」と打ち明ける。

 対する自民は激戦をにらみ、小鑓氏の応援に連日大物を投入。「(嘉田氏は)いまだに力はあるし、数千票動かす力は持っている」(自民県連幹部)とみて警戒感を強める。

 だが一方で、嘉田氏が林氏の陣営に加わっても「大勢に影響はない」と見る向きも。26年の衆院選で嘉田氏が全面支援した民主候補は落選したからだ。別の自民関係者は冷ややかに切って捨てる。「たとえば『卒原発』のような大きな争点があれば、彼女は大きな力を発揮する。だけど、今回の選挙はそうじゃない」

 滋賀選挙区には、このほか幸福新人の荒川雅司氏(41)が立候補している。

1866チバQ:2016/06/29(水) 20:43:32
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160629-00000015-mai-pol

<参院選>現職閣僚隠せぬ焦り 米軍属事件の影 沖縄選挙区

毎日新聞 6月29日(水)10時54分配信



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 現職閣僚と野党統一候補の事実上の一騎打ちとなった参院選沖縄選挙区(改選数1)が激戦の様相を呈している。元米海兵隊員で沖縄県内の基地で働く米軍属の男が女性殺害容疑で逮捕された事件を受け、基地を容認する自民党への風当たりが強まり、野党陣営が攻勢をかけている。

 「波高しと言われているが、走り続け必ずこの波を乗り越えたい」。自民現職で沖縄・北方担当相の島尻安伊子氏(51)=公明推薦=は24日、遊説先の那覇市で焦りを隠さなかった。この日、地元紙や毎日新聞などに載った序盤情勢の記事が対抗馬の無所属新人、伊波(いは)洋一氏(64)の優勢を伝えていた。

 在日米軍専用施設の約74%が集中する沖縄県。国政選挙のたびに基地を巡って政権与党と野党が激しくせめぎ合ってきたが、事件発覚から約1カ月で公示を迎えた今回は、県民が具体的な不安を抱えた中での選挙となる。

 政府は犯罪抑止策として15日、県内にある国の出先機関の職員でパトロール隊を結成。公用車で毎晩、繁華街や人通りの少ない場所を見回る活動を始めた。「島尻大臣の肝いり」(内閣府関係者)とされ、本人も「県民の安全安心を徹底的に守る」とアピール。基地負担の軽減も訴える。

 だが政府は米軍普天間飛行場(宜野湾市)の名護市辺野古への移設方針を崩していない。阻止を掲げる翁長雄志(おながたけし)知事との溝も深まるばかりで、閣僚に名を連ねる島尻氏は逆風に立たされている。県連幹部は「基地を容認している自民党への風当たりは相当強い。事件があってからさらに厳しくなった」とこぼす。

 一方、翁長知事の支援を受ける伊波氏は22日、那覇市で第一声を終えると、米軍キャンプ・シュワブ(名護市)のゲート前に向かった。辺野古への移設に抗議する市民らを前に「基地を造らせず、政府に断念させるまで共に戦っていきましょう」と呼びかけた。

 那覇市から名護市に向かうこのルートは、2014年11月の沖縄知事選で翁長知事がたどった道。伊波氏が掲げるキャッチフレーズ「翁長知事と共に!」を印象づける作戦だ。

 伊波氏は20日の政策発表会見で「海兵隊撤退を含め基地の大幅な整理縮小を求めていく」と述べ、基本政策の「基地返還の促進」から一歩踏み込んだ。その前日に那覇市で開かれた、事件に抗議する県民大会で在沖米海兵隊の撤退が決議されており、陣営幹部は「民意は辺野古移設反対ではなく、すでに基地撤去に向かっている。知事選と同等か、それ以上で勝ちたい」と意気込む。

 ただ、1月の宜野湾市長選では、自民と公明が推す現職候補に、翁長知事が全面支援した新人候補が大差で敗れている。伊波陣営の別の幹部が「勝負は最後まで分からない」と話す通り、最終盤まで激しい選挙戦が繰り広げられそうだ。

 同選挙区には幸福実現新人の金城竜郎氏(52)も立候補している。【蓬田正志】

1867チバQ:2016/06/29(水) 21:16:06
http://news.goo.ne.jp/article/kahoku/politics/kahoku-01_20160629_11025.html
<参院選宮城>遊説戦略 2候補の違い鮮明
14:50河北新報

 参院選(7月10日投開票)の宮城選挙区(改選数1)で、再選を狙う自民党現職の熊谷大氏(41)と4選を期す民進党現職の桜井充氏(60)が、遊説スタイルの違いを鮮明にしている。大物弁士に張り付いて名前を売り込む「熊谷流」に対し、「桜井流」は自らの遊説日程を優先させて弁士と一定の距離を置く。
 26日夜、仙台市太白区東中田の公民館。高木毅復興相は「宮城の復興を加速させるためにも熊谷さんに残ってもらわなければ困る」と訴え、選挙カーや街頭演説で午後ずっと行動を共にした熊谷氏を持ち上げた。
 熊谷氏は続々と県内入りする大物弁士と連動し、支持を呼び掛ける。25日は安倍晋三首相と県内4カ所で街頭演説をした後、夜は安倍首相と別に市内を回った岸田文雄外相と合流した。
 公示日の22日は稲田朋美党政調会長と4カ所で演説し、周辺を離れずに練り歩いた。熊谷氏は「党本部から異例の待遇を受けている。一緒だと、やはり有権者の反応が違う」と話す。
 30日には石破茂地方創生担当相と県北地域を回る。党県連幹部は「知名度の差を組織力でカバーする作戦。与党候補を強烈にアピールする」と話す。
 一方の桜井氏は、民進党本部などの応援弁士に頼らない戦いぶりが目立つ。
 枝野幸男党幹事長が仙台市中心部2カ所での街頭演説に駆け付けた22日、桜井氏は当初の予定通り県南地域に移動し、一緒には立たなかった。28日には野党共闘を組む共産党の志位和夫委員長が仙台入りしたが、選挙カーでの県北回りを優先させた。
 23日以降、前原誠司衆院議員、山尾志桜里党政調会長、細野豪志衆院議員の3人が来仙。街頭演説や個人演説会に並んで出席したのは計5カ所のみで、いずれも短時間にとどまる。
 桜井氏は「応援はありがたいが、1人で地域を回り、自分の言葉で訴えることが重要」と流儀を力説。民進党県連幹部は「大物を連日投入する自民の攻勢に、3期18年の実績で立ち向かう」と自信を見せる。

 ◇宮城選挙区立候補者(1-3) 
熊谷大41党青年局次長 自無現(1)(公・日推)
桜井充60元財務副大臣 民 現(3)(共・社・生推)
油井哲史36幸福実現党員 諸 新

1868チバQ:2016/06/29(水) 21:17:18
http://news.goo.ne.jp/article/mainichi_region/region/mainichi_region-20160629ddlk21010029000c.html
<2016参院選>首長対応、さまざまに 「為書き」は与党候補に集中 /岐阜
12:27毎日新聞

 参院選岐阜選挙区は自民、民進の現職同士がしのぎを削る中、候補者支援を巡る県内各自治体トップの動向にも注目が集まる。2013年の前回知事選で双方から支援を受けた古田肇知事は静観の構えを見せる一方、旗幟(きし)を鮮明に特定候補者の支援を打ち出す首長もいれば、両現職の顔を立てるなど対応に苦慮する首長の姿も浮かび上がる。【岡正勝】

 「祈 必勝」。自民現職が選挙事務所を構える県庁北側の水産会館(岐阜市)。出入り口には首長から寄せられた激励の張り紙「為書(ためが)き」がずらりと並んでいる。その数は県内全42市町村のうち実に39に上る。民進現職と重なる部分も一部あるが、その多さは他候補を圧倒している。

 26日、自民現職が八百津町で行った街頭演説。候補者の出身地でもあり、金子政則町長が町内4会場全てでマイクを握り「地元の候補者を落とすわけにはいかない」と声を張り上げ、詰めかけた町民に支援を求めた。

 一方、民進現職の陣営幹部は「首長からの為書きは数えるほどしかない」と話す。民主党政権下で行われた2010年参院選は「首長から多く寄せられ、あふれかえっていた」というが、12年衆院選で政権の座を自民に奪われると、その後、党公認候補への為書きは大幅に減った。

 22日の公示日、ある自治体の市長は自民現職の出陣式に参加する一方、民進現職の陣営にはその後、為書きを直接持参した。「両方とも現職の国会議員なので……」と悩ましげに語る。

 各首長の動向について、民進県議は岐阜選挙区の改選数が2から1に減ったことを挙げ、「同じ現職でも予算や政策実現に絶大な力を持つ政権与党に為書きなどが集中するのは致し方ない」と話す。

………………………………………………………………………………………………………

 ◇岐阜選挙区立候補者◇

 (改選数1-3、届け出順)

加納有輝彦 55 幸福県副代表 諸新

小見山幸治 53 党県代表 (1)民現=[共][社][生]

渡辺猛之 48 商工団体顧問 (1)自[額]現=[公]

1869チバQ:2016/06/29(水) 21:33:58
http://www.sankei.com/politics/news/160629/plt1606290004-n1.html
2016.6.29 12:30
【岡田浩明の野党ウオッチ】
蓮舫氏にも袖にされ…民進党は都知事選でも迷走 共産党など4党共闘も足かせになり都議団ともギクシャク…

 舛添要一前東京都知事の後任を決める都知事選(7月14日告示、31日投開票)の対応をめぐり、民進党の候補者選びが迷走しつつある。知名度抜群で本命視してきた蓮舫代表代行にそでにされ、次に浮上した元総務相の片山善博元鳥取県知事にも出馬を否定されたことで、手詰まり感も漂う。都知事選「連敗」続きだった旧民主党(現民進党)は首都決戦の“負の歴史”に終止符を打つことができるのか-。

 「国政でしっかりやることがあると思っているので、参院選に立候補させていただきます」。民進党の蓮舫氏は21日、都内で記者団にこう断言し、都知事選の不出馬を正式に表明した。「何が決め手になったのか?」との質問には、「確かにいろいろな声をいただきました。真剣に考えた」と一時は検討したことを認めながらも、こう続けた。

 「私がやりたいことは都政ではなくて国政にある。女性が輝く社会もそうだが、何よりも安倍晋三政権のお金の使い方や再分配のあり方とは違う国をつくりたい。それが大きな決め手だ」

 本命の蓮舫氏の出馬断念で候補者選考が白紙に戻ったこの日、民進、共産、社民、生活の野党4党の幹事長・書記局長は国会内で会談し、都知事選も4党を中心に候補者を一本化する方針を確認した。

 4党「共闘」の合言葉は「都政の刷新」だ。猪瀬直樹氏に続き、自らの「セコさ」が命取りとなった舛添氏も「政治とカネ」の問題をめぐり任期半ばで知事の座を追われたからだ。猪瀬、舛添両氏とも自民、公明両党が推した候補だったから、都民の怒りの矛先は与党に向き、野党に追い風が吹く-。そんな思惑がにじむ4党の鼻息は荒い。

 ところが、肝心の民進党内の意思統一ができていないようだ。執行部が野党4党の統一候補を確認した21日、民進党の都議団は「何も聞いていない」といった戸惑いの声が飛び交った。枝野幸男幹事長は都議団との意思疎通は松原仁都連会長を通じてできているとの認識を示すが、執行部主導で「ポスト舛添」候補を決められては困るとの危機感から、都議団はすかさず複数の名前を上げた。

 その中に片山氏の名前があり、翌22日には「都議会民進党、片山氏で一致」と報じられた。ある都議は「雑談レベルだ。一致したわけではない」とけむに巻くが、枝野氏は23日、都内で記者団にこうまくしたてた。

 「今の時点で固有名詞を挙げること自体がおかしな話。固有名詞は相手に打診して感触をつかんでからでないと、外に出しちゃいけない。それは政治の基本だ!」

 民進党都議団の対応を暗に批判したことで、ギクシャクぶりが鮮明になった。しかも、感触をつかむどころか、片山氏は26日、早々と出馬を否定した。欧州連合(EU)の離脱派が勝利した英国の国民投票になぞらえ、「今の仕事に残留派で、離脱派ではない」と語った。民進党内には「説得の仕方が悪いのでは…」(中堅)と諦めきれない声も漏れる。

 民進党として今回の都知事選は初陣だが、前身の旧民主党時代は過去6回の「首都決戦」で一度も白星を飾ったことがない。まず政党発足翌年の平成11年、当時所属していた鳩山邦夫氏が衆院議員を辞して挑戦し、党も推薦したが、石原慎太郎氏に惨敗した。続く15年は評論家の樋口恵子氏を支持し、19年には宮城県知事を務めた浅野史郎氏を実質支援したが、いずれも石原氏に敗北した。

 旧民主党の政権時代だった23年は都議会民主党が飲食チェーン「ワタミ」創業者の渡辺美樹氏(現・自民党参院議員)を支援したが、次点にすらなれなかった。24年は不戦敗で、26年は告示直前に出馬表明した細川護煕元首相を支援したものの、次点の共産党系候補にも及ばず、連敗記録を更新した。

 人気投票の色合いが濃く、知名度の高い候補が告示直前に出馬表明する「後出しジャンケン」が勝利の方程式とされる都知事選。仮に、野党4党が担いだ都知事が誕生しても都議会は与党が多数を占め、都知事は就任直後から厳しい都政運営を強いられる。そんな状況を見越し、与党側は「(名前の挙がった人は)誰も貧乏くじを引かない」と言い切る。

 枝野氏は、来年の都議選を念頭に「(与野党の勢力図を)ひっくり返せばいい」と強気だが、蓮舫、片山両氏に出馬を否定され、追い込まれつつある民進党に残された時間は少ない。

1870チバQ:2016/06/29(水) 22:20:58
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016062900560&g=pol
自・民、内部に不協和音=地元頭越しに2人目-注目区を行く・神奈川【16参院選】



参院選候補者の街頭演説を聞く聴衆=22日、横浜市西区(一部画像処理しています)
 改選数4の神奈川選挙区で、2議席確保を目指す自民、民進両党とも内部から不協和音が漏れている。党本部が地元県連の頭越しに2人目を擁立したことがきっかけだ。議席争いは公明党や共産党も絡み、激しさを増している。(敬称略)
 ◇消えぬ遺恨
 「自民党唯一の公認候補として、しっかり責任ある戦いをしていきたい」。公示日の22日、赤い鉢巻きを締めた三原じゅん子は川崎市中心部の神社で出陣式に臨み、自民党候補が1人であることをことさらに強調した。
 自民党県連は当初、現職の小泉昭男に加え、県連所属で比例代表選出の現職、三原を2人目として想定していたが、小泉が引退したことから三原1人に絞ることをいったんは決めた。ところが今年1月、党本部は6年前に旧みんなの党公認で当選した無所属の中西健治を推薦。主導したのは副総理兼財務相の麻生太郎だった。
 頭越しの決定に県連は反発した。自民党は2009年の横浜市長選で中西を支援したが、中西は落選すると、10年参院選にみんなから出馬して自民党と争った経緯があるためだ。だが、今年2月、中西の出馬会見に同席した麻生は「2人出れば一枚岩にならない。複数区で複数候補はよくあることだ」と意に介さなかった。
 遺恨は続く。首相、安倍晋三は今月27日、JR川崎駅前に中西の応援に駆け付け、「今、私たちは中西さんの力を必要としている」と力説。しかし、この前日、県連会長の小此木八郎は所属議員に対し文書で、公認した三原以外の演説会には出席しないよう求めた。
 連立を組む公明党も、自民党に不信の目を向ける。県本部の幹部は、全国32の1人区で自民党を推薦する見返りに、神奈川を含む重点5選挙区でてこ入れを受けることになっていたと指摘し、「なぜ中西を推薦するのか。公党間の約束としてどうなのか」と不満を漏らす。
 中西は28日夕、相模原市の小田急相模大野駅前で街頭に立ったが、自民党県連が動員をかけた形跡はなく、帰宅客らでにぎわう時間帯にもかかわらず、足を止める人はわずか。中西の訴えにも苦しさがにじんだ。「投票所に行くと自分のところには自民党と出ていない。無所属と書いてある。気を付けてください」
 ◇「最悪なら共倒れ」
 対する民進党も「お家の事情」を抱える。党勢回復の手応えが得られない県連は、現職の金子洋一で手堅く1議席を取りに行く構えだった。こうした中、衆院神奈川8区選出の代表代行、江田憲司が、かつて籍を置いた旧みんなの比例名簿で12年に繰り上げ当選した真山勇一を押し込んだ。国会法の規定で現職のままでは民進党に移れない真山は公示直前に議員辞職、党公認を得た。
 だが、支持組織の連合神奈川は、支援を金子に集中。真山のポスター貼りを要請する県連に対し、「何で真山を支援しなければならないのか」とにべもなかった。連合神奈川には、政治手法が強引だとして江田に強い反感があるという。党所属議員も7割方は金子支援で動いている。
 孤立気味の真山は、元ニュースキャスターの知名度を頼りに、無党派層への浸透を重視するが、2児の母で「平和と子育て」を訴える共産党の新人、浅賀由香と主張が重なる部分が多い。金子陣営も「終盤に向け野党陣営の票の食い合いがし烈になる」と焦りを募らせる。民進党幹部は「最悪なら共倒れだ」と危機感を隠せない。
◇神奈川(改選数4)
浅賀 由香  36 共産・新
真山 勇一  72 民進・元
片野 英司  45 諸派・新
三浦 信祐  41 公明・新
三原じゅん子 51 自民・現
壱岐 愛子  30 諸派・新
丹羽  大  39 お維新・新
金子 洋一  54 民進・現
森  英夫  44 社民・新
清水 太一  34 日こ・新
中西 健治  52 無所属・現
佐藤 政則  48 無所属・新

1871チバQ:2016/06/29(水) 22:23:36
http://dd.hokkaido-np.co.jp/news/politics/2016sanin/1-0287466.html
参院道選挙区 身内で票争奪 自民、新人シフトに現職不満、民進両候補「あと一歩」強調
06/29 07:00、06/29 08:44 更新

 7月10日投開票の参院選道選挙区は中盤に入り、与党同士、野党同士が票の争奪戦を繰り広げ、改選数が2から3に増えた影響が色濃く出てきた。2人擁立した自民党は新人の総力支援にシフトし、現職陣営から不満が噴出。民進党の2人と共産党候補はいずれも自らを当落線上と位置づけ、「3位に押し上げて」と呼びかける激戦の様相だ。

 「今、柿木さん、『札幌黄(き)』みたいに黄信号がともっている。何とか青信号にできるよう力を貸していただきたい」。28日、自民党の新人柿木克弘氏(48)の応援で網走などに入った小泉進次郎・党農林部会長は、立ち寄った札幌市内の農家で、地元のタマネギ品種を引き合いにこう語った。

 同党からは現職長谷川岳氏(45)も出ているが、党本部は序盤情勢を分析し、支援を柿木氏に集中。50人いる道議の大半が柿木氏陣営に名を連ねる中、26日には業界団体のトップも集めて重点支援を求めた。今後も党幹部や閣僚を投入する。

 これに対し、長谷川氏陣営から「脅威だ。こっちも厳しい」との声が上がる。選対本部幹部は26日、事務所を訪れた谷垣禎一・党幹事長に「こんな選挙はいかがなものか。官房長官が道内に入っても、顔を出さず全部向こうだ。ここまで差別するのか。公平に扱ってほしい」と迫った。

 民進党の現職徳永エリ氏(54)と新人鉢呂吉雄氏(68)、共産党の新人森英士氏(38)はいずれも「あと一歩で当選圏」との訴えで票の上積みを狙う心理戦を繰り広げる。「徳永さんは3番目を自民党候補と争っている。当選すれば、北海道で2議席が取れる」。民進党の横路孝弘元衆院議長は26日、札幌市内でこう演説し、党内に波紋を広げた。

 選挙は一般的に現職が有利だ。鉢呂氏は「2人目の候補」の扱いで、連合が支える徳永氏より組織票が少ない。横路氏のような訴えで無党派層までさらわれれば「勝算を見いだせない」(党道連幹部)。

 このため鉢呂氏は街頭で「世論調査は団子状態で、2人当選する道は本当にある。私も当選させて」と呼びかける。夜もススキノ交差点に立つなど懸命だ。

 森氏は街頭で「民進党の2人に心からエールを送り、同時に私も国会に」と主張し、リベラル層の引きはがしを狙う。日本のこころを大切にする党の新人佐藤和夫氏(69)は他の野党と差別化し、改憲を訴えるなどして保守票を取り込みたい考えだ。(報道センター 佐藤陽介、仁科裕章)

1872チバQ:2016/06/29(水) 22:24:19
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201606/20160629_61001.html
<参院選福島>炉心溶融隠蔽巡り攻防激化


福島第1原発と演説する自民党の森氏(右)、民進党の枝野氏のコラージュ
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 参院選(7月10日投開票)で改選数が2から1に減る福島選挙区で、東京電力福島第1原発事故の炉心溶融(メルトダウン)隠蔽(いんぺい)問題を巡る与野党の攻防が激化している。東電の第三者検証委員会が「当時の首相官邸から要請があった」と推認したことを受け、自民党は旧民主党の危機管理能力に疑問を投げ掛ける。民進党は官邸による隠蔽指示を全面否定し、「選挙妨害だ」と火消しに躍起だ。
 「5年前の民主党政権はメルトダウンも隠していたんです」。26日に福島市であった自民党現職岩城光英氏(66)の演説会。応援弁士の森雅子参院議員(福島選挙区)は言い放った。
 森氏は事故当初、炉心溶融の可能性を認めた当時の原子力安全・保安院の審議官が更迭されたことなどを指摘し、事故対応を批判。「危機管理能力のない民進、共産の野合の衆に議席を明け渡すわけにはいかない」とトーンを上げた。
 吉田栄光党県連幹事長もマイクを握った。東電が報告書を発表した翌日の17日、菅直人元首相に抗議したことに触れ「菅氏は『私の技術的知見では炉心溶融を感じていた』と話していた。あまりに無責任ではないか」と語気を強めた。
 守勢に回る民進党。「われわれのイメージダウンを図るため自民党は何だってやる」。野党統一候補で民進党現職増子輝彦氏(68)は24日、相馬市での個人演説会で声を荒らげた。
 増子氏は公示直前の報告書公表に疑念を呈し「民主党政権はやっぱり駄目だったとの印象が残れば、選挙は大変厳しくなる」と危機感もあらわにした。
 当時の官房長官で、17日に福島市を訪れた枝野幸男幹事長は応援演説で「(隠蔽を)指示した事実はない。(東電社長に会ったとされる)3時間前の記者会見で炉心溶融の可能性に言及した」と強調。「検証委は第三者性に疑義があり、法的措置も検討する」と憤った。
 25日に県内で遊説した山尾志桜里政調会長も、検証委が当時の官邸関係者に聞き取りを行っていないことに言及し「報告書は撤回すべきだ」と批判した。


関連ページ:福島政治・行政
2016年06月29日水曜日

1873チバQ:2016/06/29(水) 22:42:46
http://www.sankei.com/politics/news/160629/plt1606290053-n1.html
2016.6.29 14:11
【参院選】
菅義偉官房長官が激戦区奔走 野党は批判「官邸不在」 


 菅義偉官房長官が参院選で激戦区のてこ入れに奔走している。選挙期間中、官房長官は都心で留守番役を務めることが多く、連日の応援は異例だ。参院選では安倍晋三政権の進めるアベノミクスと安全保障政策に対する評価が問われている。選挙戦で自ら支持を訴え、政権への国民の理解を広げたい考えだ。

 「民進党と共産党の『民共合作』の無責任さの象徴だ」

 28日、菅氏は横浜市内の街頭演説で、テレビの討論番組で共産党の藤野保史政策委員長が防衛費を「人を殺すための予算」と発言したことを批判した。

 経済政策では経済指標を列挙して政権の実績を示す一方、「アベノミクスは失敗だ」と連呼する民進党に対しては「経済政策の批判は根拠ある数字を示すべきだ」と反論。菅氏の民進、共産両党などによる「野党共闘」への批判はボルテージが上がる一方だ。

 菅氏は22日の公示後、東京、滋賀、北海道、山形、沖縄、大分、神奈川の各選挙区に入った。企業との懇談も精力的にこなし地域情勢を聞いて回った。

 歴代内閣では首相か官房長官が東京に残るのが慣例だ。実際、菅氏も3年前の前回参院選の期間中ほぼ毎日首相官邸で定例の記者会見を行っていた。だが、今回の選挙戦では、首相と菅氏は東京を連日のように離れ、官房副長官が官房長官の職務を代行している。

 民進党の岡田克也代表は安倍首相と菅氏が参院選応援のため首相官邸を不在にしている状況を「首相や官房長官が(東京に)いないのは能天気」などと批判するが、菅氏は「しっかり対応している」と意に介さない。

 特に菅氏が注力するのは東北の選挙区だ。安倍政権は環太平洋戦略的経済連携協定(TPP)をてこに経済成長を加速させるシナリオを描くが、自民党内には官邸主導で進める手法に反発がくすぶる。参院選では農業団体の地方組織が自民党候補を推薦せず、自主投票とした選挙区で苦戦を強いられている。

 菅氏は演説で「実は私も農家の長男坊だった」など農家との距離の近さをアピール。首相の外遊の際、日本の農産品の試食会を開くエピソードを紹介し、「稼ぐ農業」への転換の必要性をにじませる。参院選で自公連立政権が勝利しても、党内勢力と対立が先鋭化すれば改革が骨抜きになったり、政権基盤が揺らぐおそれもある。

 菅氏が批判覚悟で官邸を留守にし、全国各地でマイクを握るのは、選挙後の政権基盤を盤石にする狙いがありそうだ。(小川真由美)

1874チバQ:2016/06/29(水) 22:58:58
http://www.zakzak.co.jp/society/foreign/news/20160628/frn1606281900004-n1.htm
英EU離脱“回避”の現実味は? 「準加盟国」案や「英総選挙」シナリオも (1/2ページ)
2016.06.28
 英国の欧州連合(EU)離脱交渉を巡り、欧州各国の駆け引きが火花を散らした。英国内外では離脱回避を模索する声も浮上するが、金融市場では先行き不透明感から、再び世界株安に見舞われた。

 28日の東京株式市場は小幅続伸した。日経平均株価の終値は、前日比13円93銭高の1万5323円14銭。安値と高値の間は456円もの値幅で乱高下となった。

 朝方に321円安まで下落したが、為替市場で英ポンドやドルが買い戻されると上昇。円相場が102円へと円安ドル高に振れたこともあり、午後は一転して値上がりに転じた。高値は134円高まで上昇し、1万5400円台を一時回復した。

 前日の米ダウ工業株30種平均は260・51ドル安の1万7140・24ドルと大幅続落。欧州株も軒並み下落した。

 ドイツとフランス、イタリアの首脳は27日にベルリンで緊急会談し、英国が模索する離脱通知前の非公式交渉に応じない方針で一致した。これに対し、キャメロン英首相は27日の議会で「現時点では正式交渉を始めるための離脱通知はしない」と明言、離脱交渉の早期開始を求めるEUを強く牽制(けんせい)した。

 離脱手続きはEU首脳会議への通知で初めてスタートする。EUは他の加盟国に動揺が波及することを懸念し、一刻も早い事態収拾を狙うが、英国は非公式交渉で可能な限り有利な条件を引き出した上で、正式に交渉入りしたい考えだ。

 独仏伊の3カ国首脳は、難民・移民問題やテロ対策で協力を強化し、英離脱後のEU統合深化を図るとする共同声明も発表した。

 一方、離脱後の英国をEUの重要なパートナーとして準加盟国化する構想も浮上する。ドイツ財務省が、英国に「パートナー国」の地位を与えるべきだとする戦略をまとめたとドイツ紙が報じた。条件付きで域内市場での貿易や投資を優遇するなど加盟国に準じるような扱いを想定しているとみられ、選択肢の一つとなりそうだ。

 英国内でも、現実味は薄いが、再投票を請願する370万人を超える署名が集まった。EUとの協議の開始前に総選挙を実施し、あらためて国民の信任を問うというシナリオもあり、最終的にはEUとの妥協が図られるとの見方もある。

 これに対し、国際政治学者の藤井厳喜氏は「離脱を決めたからには、やらざるを得ないだろう。EUに奪われていた国家の主権を取り戻すのは意義のあることだ」との見解を示す。

 欧州の混乱は収まるのか。

1875チバQ:2016/06/29(水) 23:27:34
>>1863
生活の党が議席とる可能性あるのか
姫井か青木愛かな?

1876チバQ:2016/06/30(木) 20:40:41
http://www.zakzak.co.jp/society/politics/news/20160630/plt1606301550001-n1.htm
英EU離脱は自民に追い風 共産「暴言」は野党に逆風 浅川博忠氏参院選分析 (1/3ページ)

2016.06.30

与野党激突の参院選(7月10日投開票)が過熱するなか、英国の欧州連合(EU)離脱という衝撃的ニュースが飛び込んできた。日本経済へのダメージが懸念されているが、選挙戦にはどんな影響を与えるのか。政治評論家の浅川博忠氏が政党別の獲得議席を分析・予測したところ、野党によるアベノミクス批判は不発ぎみで、逆に有権者は安定した安倍晋三政権の継続を望み、自民党がさらに議席を伸ばすという結果が出た。共産党幹部の「暴言」も与党優位に拍車をかけているという。

 英国のEU離脱問題が、与党の優位を決定付けそうだ。浅川氏が最新のデータをもとに分析したところ、自民党に追い風が吹いており、改選議席(121)の過半数を確保することが明らかになった。

 注目の獲得議席予測は別表の通りだ。浅川氏は昨年12月、今年2月、5月、公示日の6月22日にも予測を行っている。

 自民党は、浅川氏が22日に予測した60議席から2議席増やし、62議席に達した。一方、民進党が27議席、共産党が11議席となり、それぞれ公示時点よりも1議席ずつ減らした。

 なぜ、こういう結果になるのか。

 浅川氏は「英国のEU離脱を受けて、野党はここぞとばかりに、『為替や株価に依存した経済(政策)ではダメだ』(民進党の枝野幸男幹事長)、『アベノミクスは破綻した』(共産党の小池晃書記局長)などと批判しているが、有権者には、ほとんど響いていない。それは、野党にアベノミクスに代わる経済政策がないことを知っているからだ。むしろ、こういう不安定な国際情勢だからこそ、安定した政権与党の継続を望んでいる。野党の政権批判は空回り気味で、与党が不利になっているという状況ではない」と指摘した。

 選挙中とはいえ、安倍政権の反応の早さも功を奏したようだ。

 24日昼ごろ、英国のEU離脱が明らかになり、株価は大きく下落した。政府は同日午後、関係閣僚会議を開き、「必要なのは国際協調だ」(安倍首相)との姿勢を示した。自民党も同日夜、稲田朋美政調会長を本部長として緊急特別本部を設置した。緊急時の初動対応としては“基本動作”といえそうだ。

 経済対策にも気を配っている。

 安倍首相は前出の関係閣僚会議で、「世界経済の成長と金融市場の安定に万全を期す」といい、大型の2016年度第2次補正予算案を成立させる方針を示した。さらに、首相に近い下村博文総裁特別補佐が27日夜のテレビ番組で、注目の規模について「10兆円超」と語ったのだ。

 円高の加速で日本の製造業が2兆円の減益に陥るとの予想が流れるなか、不安を最小限に抑えようと努力していることが伝わってくる。

 野党の「敵失・自爆」も大きい。

 共産党の藤野保史政策委員長が26日のNHK番組で、「防衛費=人を殺すための予算」と発言したことも、与党の追い風となっている。藤野氏は28日夜、発言の誤りを認めて引責辞任した。

 浅川氏は「東日本大震災以降、国民の自衛隊への信頼は確実に高まっている。熊本地震で、救命・救出活動に当たった記憶も新しい。こうしたなかで、藤野氏の発言は決定的だ。あの一言で『とてもじゃないが、共産党を勝たせるわけにいかない』という空気が広がった。共産党と連携している民進党にも大ダメージだろう」と分析した。

 藤野発言で、共産党が綱領に「日米安保の廃棄」「自衛隊の解消」を堂々と掲げていることも、改めて注目された。

 民進、共産両党の低迷は、複数区の情勢に現れ始めている。一部の選挙区で、自民党が2議席を確保し、民進党と共産党が共倒れになる可能性が出てきたのだ。

 「自民党は複数区での2人擁立を積極的に進めてきたが、党内には当初、共倒れを懸念する声も多かった。だが、情勢は完全に変わった。一部の選挙区を除けば、複数区での2議席確保が見えつつある」(浅川氏)

 民進党の岡田克也代表の発言も、野党の勢いにブレーキをかけたという。岡田氏は26日、地元・三重県で記者団に「三重で(民進党候補を)落とすようでは代表の資格はない。次の代表選に出ない」と発言したのだ。結果が出る前に「敗北」に言及したことになる。

 浅川氏は「本人は陣営引き締めのために言ったのかもしれないが、選挙戦の最中に、敗北を前提とした自身の進退に触れるとは、政治センスが疑われる。加えて、党内では『地元さえ勝てばいいのか』『地元で勝てば次の代表選に出るのか』と受け止められた向きがある」と指摘した。

 投開票まで2週間を切ったが、有権者はどう最終判断するのか。

1877チバQ:2016/06/30(木) 20:41:37
http://www.fnn-news.com/news/headlines/articles/CONN00329141.html
参院選 香川選挙区は全国でも類を見ない構図となっています。

06/30 13:10
2016年参議院選挙。30日は「香川選挙区」です。全国の1人区で唯一、共産党の新人が野党統一候補として、自民党の現職と激突する構図となっています。

「みんなで選挙に行こう、みんなで選挙に行こう」と、ギターをかき鳴らし、投票を呼びかけるのは、全国32ある1人区で、唯一、共産党の公認で野党統一候補になった、田辺健一氏(35)。
6月16日、共闘する4つの野党の党首クラスが、香川・高松市で顔をそろえ、結束をアピールした。
共産党の志位和夫委員長は「ほかの野党の方々、市民連合の皆さんとも力を合わせ、ご協力をいただいて、なんとしても、この香川で、野党の勝利、勝ち取らせていただきたい」と述べた。
田辺氏は、共闘をアピールするため、ほかの野党と合意に至っていない、国民連合政府構想など、共産党としての主張は極力控えているほか、選挙カーの色も、6月26日から、党をイメージさせる赤から青に変えた。
しかし、民進党香川県連は、支持者の共産党への反発を懸念して、自主投票を決定するなど、野党内で、温度差も残る。
民進党香川県連の山本悟史幹事長は「私どもを、普段支援をしていただいている方の中にも、『誰に入れたらええんや』と(言う人がいる)。じゃあ、自民党候補に票を入れるんですかと。そんなことは、あり得ませんよね」と述べた。
田辺氏は「共産党アレルギーを持っている方も、少なからずいます。そうした誤解を解きながら、多くの部分が一致して、今、野党が力を合わせているんだということを、皆さんにご理解いただきながら(活動している)」と述べた。
一方、迎え撃つのは、再選を目指す自民党の現職・磯崎仁彦氏(58)。
磯崎氏は「なにがなんでも、大きく勝利をさせていただきたいと思っております」と述べた。
陣営では、野党共闘の足並みの乱れをつき、民進党支持者の切り崩しを狙う。
自民党香川県連の平井卓也会長は「民新党を支持している支持者の皆さんには、冷静に考えていただいて、共産党に入れるのがいいのか、自民党に入れるのがいいのか考えたら、自民党に入れるのは、当たり前です。政策は、どっちに近いんですか」と述べた。
6月26日には、岸田文雄外相が応援で高松入りし、野党が議席を伸ばし、再びねじれ状態になるなどの政治の混乱を招いてはいけないと訴えた。
自民党の岸田外相は「政治の安定をやめてしまうのか、それとも、これからも続けるのか。これが問われています」と述べた。
磯崎氏も、これからの日本のためには、自公での安定政権が絶対に必要だとして、野党には決して議席は渡せないと訴える。
磯崎氏は「安定した政権があってこそ、国内においても、外交においても、安定した結果が出せる。次の世代に対して、きちんとした日本を残していく、そういう仕事をぜひ、させていただきたいと思います」と述べた。
香川選挙区には、このほか、諸派新人・中西利恵氏(53)、無所属新人・田中俊秀氏(65)が立候補している。
野党共闘が実を結び、共産党の統一候補を押し上げるのか、それとも、自民党の現職が議席を守るのか。
全国でも類を見ない構図となった香川選挙区。
有権者の判断が注目される。

1878チバQ:2016/06/30(木) 20:43:21
http://www.asahi.com/articles/DA3S12432238.html
(2016参院選 焦点区の攻防:2)香川 1人区に共産候補、苦心の民進

2016年6月29日05時00分

 参院選で32ある1人区のうち、全国で唯一、共産党公認が野党統一候補となった香川選挙区。共闘を主導してきた共産と、距離の取り方に悩む民進。野党のあり方そのものが問われる選挙戦となっている。


 「共産党は野党共闘で一皮むけ、洗練された共産党に生まれ変わっている」

 共産の小池晃書記局長は27日、高松市内で自らの党の変身ぶりを強調した。共産の選挙カーの看板は民進の助言で、シンボルカラーの赤から「民進カラー」の青に塗り替えられた。共産公認の新顔、田辺健一氏も「保守や革新ではない。安倍政権の暴走をストップさせるため、力を合わせよう」と訴えた。


 ■「共通政策だけ」

 公示前の16日には、市内で4野党が合同演説会を開催。共産の志位和夫委員長は並んで登壇した民進県連代表の小川淳也衆院議員に「共通政策しか言いませんから」と事前に伝えた。

 演説では民進内に拒否感が強い「国民連合政府」構想といった主張を封印。記者団には「民進の支持者が『これではついて行けない』と言うような演説をしてはダメだ。野党統一候補にふさわしい振る舞いを」と語った。民進の安住淳国対委員長は「この共闘は歴史的な出来事だ」。生活の小沢一郎代表は「志位氏の決断に本当に感動している」と持ち上げた。

 参院選における野党共闘を終始リードしてきた共産。多くの1人区で公認候補を取り下げて実現にこぎ着けたのが実態だ。幹部には「全国で一つぐらい共産公認の選挙区がないと党内がもたない」との思いが強かった。1人区唯一の候補となっただけに、公示前から幹部クラスを頻繁に香川入りさせている。

 香川は他の1人区と比べても民進の力がある県だ。衆院3選挙区のうち1人が小選挙区で当選、1人が比例復活している。一方で3年前も立候補した田辺氏の得票は8%で、共産がとくに強い地域とはいえない。その香川で共産への一本化が実現したのは、民進の候補者擁立作業が大きく遅れたことが要因だ。


 ■アレルギーも

 その民進内には、共産アレルギーが根強い。とくに小選挙区で自民、共産両党の候補に勝ってきた玉木雄一郎衆院議員の不満は強かった。民進県連が候補者擁立の断念を表明した直後には、ツイッターで「共産候補を推薦するようなことはありません」と書いた。

 小川氏はこうした県連の空気を意識。5月下旬、共産側に「確認書」をつくることを提案した。原案を作り、共産党県委員会や小池氏と内容を詰めていった。

 地元レベルの協議が進むことを警戒する民進の枝野幸男幹事長が「ちょっと控えてくれないか」と待ったをかけようとしたが、小川氏は「この苦心は香川が引き取るからやらせてもらう」と耳を貸さなかった。

 6月3日には正式合意。柔軟路線に転じた2004年の共産党綱領改定に沿う内容とはいえ、天皇制の当面の存続のほか日米安保条約の廃棄や自衛隊解消を「共闘に持ち込まない」とする文言には、民進関係者からも「共産党も変わった」と驚く声が上がる。小川氏は確認書を肌身離さず持ち歩き、「これは私のお守り」と語った。

 それでも民進内は収まらず、小川氏が共産側に田辺氏の扱いを共産公認ではなく「無所属にしてほしい」と求める一幕もあった。結果的に民進は自主投票に。党本部の幹部クラスは香川に入っているが、県連の動きは鈍い。小川氏は「最初から100点満点は無理だが、これを次につなげる責任が両党にはある」と語り、自身は共闘の効果を説いている。


 ■自民、強く批判

 対する自民党は、民進党への批判を強める。県連会長の平井卓也衆院議員は17日の高松市内の講演で、自主投票に決めた民進党の姿勢を「野合というかムチャクチャ。有権者をバカにしている」と批判。返す刀で「(共産党候補を)コテンパンにやっつけないといけない」と訴えた。

 再選を目指す現職の磯崎仁彦氏も「野党は消費税や安保政策で一致していない。国民に責任のある政治が行えるのか」と批判した。選挙戦では、防災対策や人口減対策など自身の政策を訴えている。3年前の自民は野党の合計票を大きく上回る大勝だっただけに、陣営は楽観論の広がりを警戒し、引き締めている。

 (初見翔、星野典久)


 ■香川(改選数1)

田辺健一 35 共新    党県常任委員〈社〉〈生〉

中西利恵 53 諸新    幸福実現党員

磯崎仁彦 58 自現(1) 〈元〉経産政務官〈公〉

田中俊秀 65 無新    〈元〉清掃作業員

 (敬称略。〈 〉内は推薦・支持)

1879チバQ:2016/06/30(木) 20:44:02
http://www.asahi.com/articles/DA3S12434106.html
(2016参院選 焦点区の攻防:3)大阪 橋下氏不在、内輪でせめぎ合い

2016年6月30日05時00分
主要6党の候補が入り乱れる参院選大阪選挙区(改選数4)に、おおさか維新の会は2人を擁立した。旋風を巻き起こした橋下徹前代表が表舞台を去り、発信力が陰りを見せるなか、身内同士の綱引きは過熱。自民党は政権支持層への侵食を警戒し、民進、共産両党は、改憲4党の一角を占める維新に対し「補完勢力」批判を強めている。

特集:2016参院選
大阪選挙区の候補者紹介はこちら


 公示日の22日朝、大阪・難波。おおさか維新の松井一郎代表(大阪府知事)はタスキをかけた男女の間に立ち、呼びかけた。

 「ご家庭に2票あれば、1票ずつお願いします」

 公認1人目は浅田均政調会長。看板政策「大阪都構想」の制度設計をした前府議の重鎮。もう1人は高木佳保里氏。3月に自民を離党した前堺市議で、今月初めに公認したばかりだ。


 ■票の分割難航

 浅田氏は府議団、高木氏は国会議員団と大阪、堺両市議団を中心に、とすみ分けた。だが、票をきれいに割るのは難しく、互いに「最大の敵」(浅田氏周辺)とせめぎ合っている。

 公示直前のパーティーでは、浅田氏と高木氏は隣に立ちながら目も合わせなかった。党のホームページのトップに両氏の顔写真が並んだ時には、浅田氏側が猛烈に抗議。松井氏1人の写真に差し替わった。高木氏は自民党時代、反都構想を訴えてきたこともあり、党内には「納得できない」(大阪市議)とのしこりが残る。

 24日には、お互い「不可侵」としていた浅田氏と高木氏の地元で「相互にサポートできる」とする内部通達が出た。全域で協力し合うよう求めた形だが、高木陣営は「維新支持層の奪い合いでは負けない」(陣営幹部)と、浅田氏の地盤で有権者の多い大阪市に重心を移す構えを見せる。

 内輪の争いに熱くなるのは、党の顔だった橋下氏不在の影響も大きい。「第一声の聴衆が3年前の半分」(党幹部)という現状では、無党派層への浸透は簡単ではないからだ。

 橋下氏は党の法律政策顧問を務めており、米軍普天間飛行場の移設問題で松井氏らと沖縄を視察するなど「政治への興味と関心は失っていない」(松井氏)。ただ、おおさか維新議員らの会合で講演することもあるが、講師料をきちんと取っている。街頭に立つことはなく、ポスターやビラへの写真使用も認めていない。

 それでも「橋下頼み」は消えない。高木氏の26日の街頭演説会で、応援の衆院議員は呼びかけた。

 「最後の議席を争っている高木さんが通ったら、橋下さんが戻ってくるかもしれません」


 ■自民、強く警戒

 候補者を元外務省キャリアの新顔、松川るい氏に絞った自民は「トップ当選」を目標に掲げる。

 今月半ば、大阪入りした安倍晋三首相は街頭演説後、松川氏に向かい、人さし指を立て「絶対1番だよ」と声をかけたという。自民府議はツイッターで「『維新に勝って必ず1番を取るんだよ。』と言われていたのが印象的」と紹介。あえて「維新に勝って」と付け加えた。

 昨年11月の府知事、大阪市長のダブル選で、推薦候補が松井氏らに完敗した自民府連は、おおさか維新を敵視。3年前に旧日本維新の会候補が獲得した約106万票を目指し、議員に街頭活動や電話作戦の報告義務を課す。警戒するのは、憲法改正などで安倍政権と気脈を通じるおおさか維新が、自民支持層に触手を伸ばそうとしていることだ。

 中山泰秀・自民府連会長は27日の選対会議で、橋下氏後継の吉村洋文・大阪市長のツイッターを取り上げた。「自民党支持者の方々へ。共産党の候補者を当選させないためにも、今回は維新でお願いします」と書かれており、中山氏は「邪道」と批判した。

 公明現職の石川博崇氏の陣営は民進、共産両党を「選挙のための野合」と批判するが、野党のはずのおおさか維新にはほとんど言及しない。公明は府内の衆院4小選挙区に現職議員を抱えており、対抗馬を立てられる事態を避けたいのが本音。石川陣営幹部は「維新は扱いが難しい。自然と触れないことになる」と打ち明ける。


 ■「補完勢力だ」

 一方、改憲4党による大阪での議席独占に待ったをかけたい民進、共産両党はおおさか維新を政権の「補完勢力」と攻撃する。

 現職の尾立源幸氏を擁立した民進。岡田克也代表は27日、大阪市の街頭で「安倍さんの暴走を止めるなら、民進を中心とした野党の結集が必要。中途半端な存在は一体何の役に立つのか」と強調。26日に共産新顔の渡部結氏と並んだ小池晃書記局長も「最も危険な安倍自民党の別動隊がおおさか維新」と訴えた。

 (山中由睦、今野忍、上田真由美)

1880チバQ:2016/06/30(木) 20:44:40
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201606/20160630_31008.html
<参院選岩手>野党共闘 民・生歩み寄り演出


街頭で民進の政策や野党共闘への支援を訴える階氏(左)と県議ら=5月、盛岡市

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 参院選(7月10日投開票)岩手選挙区(改選数1)の野党共闘を巡り、民進党が主導権の確保に苦心している。野党統一候補の無所属新人は小沢一郎生活の党代表(衆院岩手4区)の元秘書。民主党を割った小沢氏への確執は残るものの、安倍政権打倒の大義で結束を演出する。次期衆院選に照準を絞る民進党に、共闘の加速を狙う思惑もにじむ。対する自民党は野合批判で分断を狙う。
 「分裂を繰り返した野党勢力が一丸になった。その中核を民進党が担わなければならない」。盛岡市で19日にあった同党県連の決起集会で、階猛幹事長(岩手1区)は野党第1党の立場を強調した。
 集会には統一候補の木戸口英司氏(52)と、共闘を支援する達増拓也知事が招かれ、連携を確認した。
 階氏はかつて小沢氏直系だったが、2012年の民主党分裂で決別。木戸口氏擁立には一時、難色を示した。党関係者は「票は掘り起こすが、支持者の間には小沢氏との連携を容認する声もあれば違和感もある」と打ち明ける。
 その小沢氏は早々と「関係修復」に動いた。13日、民進党県連を訪ね「いろいろとご迷惑掛けて。よろしく頼みます」と支援を求めた。黄川田徹代表(岩手3区)は「岩手の参院議席は野党が守ってきた。しっかりやります」と応じ、2人で握手してみせた。
 民進党は次期衆院選で、岩手1区に階氏、2区に元生活の党衆院議員の畑浩治氏、3区に黄川田氏を擁立する予定だ。参院選の共闘が成功すれば、衆院選で他党が候補擁立を見送る公算が大きい。民進党にとっては、ここで共闘の主導権を握っておきたいところだ。
 木戸口氏陣営で応援マイクを握る党県議の一人は「共闘は衆院選でも続く。協力し合う関係になるのがお互いのためだ」と明かす。
 「水と油のような関係の生活と民進が手を組んでいる。大義のない勢力には負けられない」。自民党県連の鈴木俊一会長(岩手2区)は24日、新人の田中真一氏(49)の応援で入った一関市で語気を強めた。
 陣営は「小沢氏を軸とした離合集散の歴史は岩手にマイナスだった」と訴え、共闘の分断を図る。党県連幹部は「岩手の野党共闘を主導したのは生活と共産。民進の保守層には不満がたまっているはずだ」と取り込みを狙う。


関連ページ: 岩手 政治・行政 参院選とうほく.

2016年06月30日木曜日

1881チバQ:2016/06/30(木) 21:22:01
http://news.goo.ne.jp
/article/jiji/politics/jiji-160630X591.html
安倍首相、民進代表の地元で攻勢=参院三重、岡田氏は防戦【16参院選】
17:49時事通信

 安倍晋三首相(自民党総裁)は30日、参院選遊説で民進党の岡田克也代表のお膝元である三重県入りし、自民候補への支持を訴えた。改選数1の三重選挙区では、3選を目指す民進現職と自民新人が激しい競り合いを展開。同選挙区で敗れれば次期代表選に出馬しない意向を明らかにしている岡田氏は、再三にわたり地元へ戻り、防戦に懸命だ。

 首相は伊勢、津両市で街頭演説し、「子供たちの未来や私たちの安全を、無責任な民進、共産党に託すか、責任を持つ自民、公明党に託すか、それを決める選挙だ」と主張。四日市市では約40分間商店街を練り歩き、「現職と野党党首、2対1の厳しい戦いだ」などと支援を呼び掛けた。

 首相は、参院選公示前の10日にも三重入りするなど、岡田氏の地元での勝利に執念を燃やしている。公明党の山口那津男代表も、29日に三重を訪問。津市の街頭演説では、民進、共産両党の選挙協力を「選挙互助会に過ぎず、責任ある姿勢が全く見えない」と厳しく批判した。

 対する岡田氏は30日、千葉県柏市で記者団に対し、「私は三重県民の良識を信頼している。何も恐れることはない」と力を込めた。岡田氏は年明け以降、毎週のように三重に入り、民進候補の応援に奔走。26日の訪問では、同選挙区で敗れた場合は「代表の資格がない」と表明し、背水の陣を敷いた。7月1日にも再び足を運ぶ予定だ。

1882チバQ:2016/06/30(木) 21:23:23
岡田が代表のままのほうが民進党に新鮮味がなくて
自民党に好都合じゃん?だから手抜くかと思ったのに

1883チバQ:2016/06/30(木) 21:24:00
http://news.goo.ne.jp/article/tokyosports/entertainment/tokyosports-entame-entertainment-559991.html
「参院選トンデモ候補」に青山氏激怒!文春を人間のクズ呼ばわり
16:30東スポWeb

「参院選トンデモ候補」に青山氏激怒!文春を人間のクズ呼ばわり
青山繁晴氏
(東スポWeb)
 自民党から全国比例で出馬しているシンクタンク代表の青山繁晴氏(63)が「週刊文春」に対して怒りの声を上げた。

 30日発売の同誌では5ページにわたって「安倍首相自ら口説いた参院選トンデモ候補」と題して青山氏を特集している。

 同誌には、青山氏が共同通信社の記者時代に経費の私的流用疑惑があったことなどが書かれている。青山氏は反論し、文春記者に対して怒りをぶつけたとしている。

 確かに青山氏は激怒していた。29日、蒲田駅前の演説では「ウソをずらずら並べて、僕が怒ったことばっかり書いてある。選挙妨害ですよ。でも、記者のことが心配になった。いい大学出て頭がいいはずなのに、こんな腐った仕事をしている。君は何のために記者をやっているんだと。恥を知れ。家に帰って風呂に入るとき自分の裸を見てみろ」と訴えた。

 青山氏は関西での人気が突出している。関西の政界関係者は「青山氏は関西で辛坊治郎氏クラスの有名人で、保守の人たちにとってカリスマです。威勢のよさは主婦層の受けもよく、ワイドショー的なコメントをできる人です」と話した。

 関東でも演説には同氏の著書を持ったファンが50人以上集まっていた。

「人間のクズのやること」とコキ下ろす文春に対しては、刑事と民事で法的措置を取るという。

「これからもすさまじい妨害が始まる。受けて立ちますよ」と言い切った。ではいったい、どんな勢力が妨害しているというのか。

「北朝鮮から狙われているとよく言っています。青山氏には秘密の情報源があるといい、すごい情報をメディアで出しています。もっとも後から検証すると、すべてが的中しているわけじゃないですが」(前出の関係者)

 この日の演説でもマイクトラブルの際、「これは北朝鮮のせい…じゃないな」とジョークを飛ばした。

 田母神俊雄被告(67)ではないが、保守の論客は敵も多い。

1884チバQ:2016/06/30(木) 21:25:51
http://news.goo.ne.jp/article/kahoku/politics/kahoku-01_20160630_11025.html
<参院選宮城>首長支持 熊谷氏8人、桜井氏2人
14:46河北新報

 7月10日投開票の参院選宮城選挙区(改選数1)で、河北新報社は県内35自治体の全首長を対象に支持動向を聞いた。8人が自民現職熊谷大氏(41)を挙げ、2人が民進現職桜井充氏(60)と回答。「特定候補を支持しない」は7人で、他の首長は明言を避けた。
 熊谷氏を支持すると答えたのは佐藤勇栗原市長、小関幸一七ケ宿町長、佐藤英雄村田町長、鈴木勝雄利府町長、浅野元大和町長、赤間正幸大郷町長、早坂利悦色麻町長、須田善明女川町長。桜井氏支持は滝口茂柴田町長と猪股洋文加美町長。
 熊谷氏支持の理由は、「国政の安定を望む」(鈴木利府町長)、「政権与党の候補だから」(小関七ケ宿町長)、「経済財政の政策を力強く推進してほしい」(佐藤村田町長)などと政権の継続性を重視した意見が目立った。
 桜井氏支持の理由は「地方の声を鋭い論理で国に訴えている」(滝口柴田町長)、「指定廃棄物の最終処分場建設問題で奔走してくれた。震災後にグループ化補助金を創設し、復興に尽力した」(猪股加美町長)だった。
 「特定候補を支持しない」や無回答などとした首長の理由としては、「現職の両候補に東日本大震災の復旧や地域課題解決で世話になり、一方を応援するのは難しい」(伊藤康志大崎市長)との内容が多かった。
 政党別の支持を見ると、自民14人(うち3人が公明と重複回答)、民進1人、公明1人、支持なし6人、無回答11人だった。
 佐藤栗原市長は「自民党は私の政治基盤」と自らの立ち位置を強調。野党共闘について須田女川町長は「基本的な国家観すら一致を見いだせない政党に野合が加わり、国家の行く末を委ねるわけにはいかない」と批判した。
 民進支持の猪股加美町長は「一強多弱では権力の暴走を許してしまう。けん制する野党が育たなければ日本の民主主義は危うい状況に陥る」と政治の先行きに懸念を示した。
 全首長へのアンケートは今月中〜下旬に実施し、35人中33人から回答を得た。村上英人蔵王町長は「県町村長会長の立場として回答は控えたい」とし、阿部秀保東松島市長は回答しなかった。

1885とはずがたり:2016/06/30(木) 21:28:51
>>1883
そうなの!?関西在住だけどテレビ見ないからか全然知らんぞ。>>1883で突っ込まれる訳だなぁ・・(;´Д`)
>青山氏は関西での人気が突出している。関西の政界関係者は「青山氏は関西で辛坊治郎氏クラスの有名人で、保守の人たちにとってカリスマです。威勢のよさは主婦層の受けもよく、ワイドショー的なコメントをできる人です」と話した。

1886チバQ:2016/06/30(木) 22:10:23
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016063000840&g=pol
集票力減、存在感発揮に苦慮=自民支援の業界団体-参院選【16参院選】



 10日投開票の参院選で、自民党を支援する業界団体が組織内候補の支持拡大に全力を挙げている。ただ、かつてのように圧倒的な集票力を背景に党への影響力を誇示した時代は過ぎ去り、各団体とも組織率の低下に直面。存在感の発揮は容易ではないのが現状だ。 
 「やろうじゃないか。農業を後回しと考えていた政治の選択は誤りだとみんなに教えて聞かせよう」。二階俊博総務会長は30日、全国土地改良事業団体連合会(全土連)が擁立した候補の応援のため駆け付けた山形県新庄市で檄(げき)を飛ばした。全土連の組織内候補は、農村の高齢化に伴って得票数を減らし、2007年参院選では落選。15年に会長に就任した二階氏の下、今回は9年ぶりの擁立で雪辱を期す。
 土地改良予算は、旧民主党政権で約4割に削減され、今も元の水準に達していない。6月23日に千葉県佐倉市で開かれた集会では、地元改良区の幹部が「予算は復活してきたが元に戻っていない」「組織の力量が問われる」と口々に訴えた。
 かつては組織力や運動力を誇った各団体だが、自民党の比例得票に占める個人名の割合は回を重ねるごとに減少。野党時代の10年には24.3%にダウンし、政権復帰後の13年も23.7%にとどまった。13年は、得票総数でも07年の約600万票に遠く及ばず、党選対関係者は「今回はさらに比率が下がる」とみる。
 過去2回、組織内候補を7番手の得票で参院に送った全国建設業協会も票数自体の減少は続く。04年には約25万4000票だったが、07年は約22万7000票、10年には約14万9000票にまで低下した。13年は約21万6000票と盛り返したが、全盛期の勢いはない。
 環太平洋連携協定(TPP)の影響で組織引き締めに苦しむ農協の組織内候補も、13年は現職の獲得票が6年前の4分の3にとどまった。正組合員数の減少は続き、団体の集票力低下は顕著だ。
 安倍内閣が一定の支持率を保ち、自民党自体への追い風はあるものの、選挙後の予算や政策面での発言権を考慮すれば、組織内候補をできるだけ上位で当選させることが各団体にとっての至上命令。「全土連とは支持基盤が重なる。安穏としていられない」(建設業協会陣営幹部)などと、団体同士の票の食い合いを警戒する声も出ている。(2016/06/30-18:58)

1887チバQ:2016/06/30(木) 23:22:47
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160630-00010001-dtohoku-l02
主戦場の一つ十和田 負けられない自民、組織力不足の民進は共闘が軸
デーリー東北新聞社 6月30日(木)11時8分配信

主戦場の一つ十和田 負けられない自民、組織力不足の民進は共闘が軸
候補者の訴えに耳を傾ける有権者。十和田市は参院選の主戦場の一つだ=23日
 衆院青森2区最大の票田・十和田市は、全県を舞台とする参院選青森選挙区(改選数1)の勝敗を左右する主戦場の一つ。現職の山崎力候補(69)=公明党推薦=の4選を目指す自民党にとっては、県連会長の江渡聡徳衆院議員のお膝元として負けられない戦い。選挙ムードの停滞を警戒しつつ、組織の引き締めに懸命だ。対する民進党は組織力不足が否めないのが実情。新人の田名部匡代候補(47)=社民党推薦=は父で農林水産相を務めた匡省氏(81)の人脈をたどるとともに、野党共闘を軸に戦いを進める。

 議席の死守を命題とする自民。序盤情勢で接戦が伝えられているのに加え、農業が盛んな地域として農家票の行方に気をもむ。

 江渡衆院議員は連日のようにマイクを握る。28日には市役所十和田湖支所前に立ち、地方創生や経済政策を前進させる必要を強調し、「負けるわけには行かない」と力を込めた。

 地元の小山田久市長も演説し、「政権が安定しなければ、振り回されるのはわれわれ自治体だ」。組織力を誇示するように、同市選出の田中順造、丸井裕の両県議も顔をそろえ、通行車両に手を振った。

 陣営は市議会自民公明クラブ会派9人で結成した市議団を中心に、支持拡大に奔走。党十和田市支部幹事長の石橋義雄市議は「どこまで組織選挙を徹底させ、投票率を上げていくかだ」と課題を挙げる。

 一方、全県選挙は初挑戦の田名部候補。匡省氏は衆院議員時代に中選挙区で同市も地盤とし、参院議員も2期務めた。ただ、最後の選挙は12年前で、どこまで掘り起せるのか不透明。市議会に民進所属議員は不在。市内に選挙事務所はなく、組織選挙の体裁は整っていない。

 頼みとするのは野党連携だ。10日の集会には共闘する社民、共産も含め市議6人が出席。匡省氏を支持してきた無所属の野月忠見市議は「いいムードだ。農家は現状の打開には自民党では駄目だと言っている」とアピールした。

 民進の岡田克也代表による23日の街頭演説には社民、共産の支持者らも集った。青森2区に編入された五戸町を地盤とし、2区内唯一の民進県議の北紀一氏は「これだけ集まったのは共闘の力だ」と強調した。

デーリー東北新聞社

1888チバQ:2016/06/30(木) 23:23:12
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160630-00000019-mai-pol&pos=3
<参院選>比例代表「民主」問題浮上 無効票か案分か
毎日新聞 6月30日(木)10時35分配信

<参院選>比例代表「民主」問題浮上 無効票か案分か
参院選の期日前投票の様子=徳野仁子撮影
 今回の参院選比例代表で、「民主」と書かれた票をどう扱うかという問題が浮上している。民主党と維新の党が合流して3月に誕生した民進党への投票と解釈できる半面、自民党や社民党も正式名称には「民主」が付く。公職選挙法によると、無効票か案分かを決めるのは開票所の開票管理者。各地で判断が分かれる可能性があり、関係者は頭を悩ませる。

 有権者は比例代表に政党名か候補者名で投票する。政党名票は正式名称のほか、登録済みの略称も有効。民進党の場合は「民進」だ。ただ、結党から間もないため、旧党名の「民主」で投票する人が続出するのではないかと懸念する声は党内に早くからあった。

 総務省が28日、選挙課長名で都道府県選挙管理委員会に出した事務連絡は、民進党への有効投票の例として頭文字の「民」を挙げたが、「民主」の扱いは明示しなかった。ゲタを預けられた形の各選管は戸惑いを隠せない。

 群馬県選管は「民進党を意図していることが伝われば同党の票になるかもしれないが、検討中。地域の実情などを踏まえて総合的に判断する」。2014年衆院選の比例代表で民主党票が東京都の次に多かった愛知県選管の担当者は今回、「党名に『民主』が入っている自民党と社民党に案分という考え方もできるが……」と言葉を濁す。一方、「総務省が通知で記載しなかったのは、『民主』は無効というメッセージだろう」(名古屋市選管)という見方もある。

 「民主」票が大量発生した場合、開票所で民進党陣営の立会人が扱いに異議を唱えるケースも想定されるだけに、ある県選管の担当者は「非常に悩ましい」と漏らす。

 選管の判断が議席数に影響しかねない民進党は「名前だけでなく、漢字も覚えてください。『進』を間違えないように」(岡田克也代表)と街頭演説で繰り返し訴えている。

 おおさか維新の会も同様の問題を抱える。略称の「維新」のほか、「維」「お維」は有効票になるが、「おおさか」と書かれた票の扱いが難問。新党改革の比例代表候補に大坂佳巨氏がいて、同氏への投票の可能性があるためだ。

 社会党が社民党に党名変更した後の1996年衆院選では、「社会」票が無効と判断された。総務省選挙課は「当時、国として票の効力を明確に示したわけではない」と述べ、疑問票をどう判断するかはあくまで開票管理者だと強調する。選管側には「現場任せにしてほしくなかった」と不満がくすぶるが、政党も選管も「正確な記載」を呼びかける以外に手はなさそうだ。【鈴木敦子、山口朋辰、梅田啓祐】

1889チバQ:2016/07/01(金) 20:32:10
http://www.sankei.com/politics/news/160630/plt1606300052-n1.html
2016.6.30 21:40
【参院選・福岡】
対公明、自民内に亀裂走る 「誇りはどこへ行った」 麻生-菅 政権中枢に軋み

 参院選福岡選挙区(改選3)で、公明党との選挙協力をめぐり、自民党県連内に亀裂が走っている。自民党からは現職の大家敏志氏(48)が立候補するが、党本部は公明新人の高瀬弘美氏(34)に推薦を出し、県連の頭越しの支援に動く。今後の選挙を考え、公明党に恩を売りたい多くの衆院議員らは党本部の動きに同調するが、県議・市議は反発を強めている。(村上智博)

 「俺は聞いてないぞ!」

 6月24日。大家氏の選対本部の合同朝礼会で、自民党の蔵内勇夫県連会長は怒声をあげた。

 菅義偉官房長官が1週間後の30日、公明・高瀬氏の応援のために福岡に入ると聞かされたからだ。寝耳に水だった。県連幹部を通じて、党本部に抗議した。党本部からは「事後報告になりました」と、木で鼻をくくったような答えが返ってきた。

 しかも菅氏は、大家陣営には顔を出さないという。蔵内氏は周辺に「こちら(大家陣営)は票が伸びなやんでいるのに…」とぼやいた。

 そして30日夕、菅氏も参加し、福岡市内で高瀬氏の集会が開かれた。

 出席者によると、自民党の国会議員に加え、ゼネコンや鉄道・運輸関係者ら、以前からの自民支持層の姿が目立った。菅氏は「民共合作」の無責任さを追及し、高瀬氏は「安定の自公か、混乱の(民共)政権か」と訴えた。

 だが、自民党福岡県連内は“不安定”さを増す。

× × ×

 今回の参院選で、自公両党は協力態勢を築いた。

 公明党は選挙全体の勝敗を左右する全国32の「1人区」で、自民候補を推薦する。一方、公明党は改選3以上の7選挙区に公認候補を立てた。このうち福岡など5選挙区で、自民党が公明候補を推薦する。

 公明側は自民にさらなる支援を要請した。福岡県内では自民党から公明党へ、「5万票」がノルマとなった。

 さらに「自民の大物を弁士に呼ぼう」(公明党関係者)と、自民県連を無視して党本部などに要請した。それに菅氏は応えた。

 菅氏は公明党の支持母体、創価学会と太いパイプを持つ。集団的自衛権の行使を限定的に容認した閣議決定(平成26年7月)に対し、公明党が軟化した背景にも、このパイプが生かされた。

× × ×

 自民党福岡県連内をみると、公明票に期待する衆院議員は、高瀬氏支援に積極的だ。6月30日の個人演説会では、鬼木誠氏(福岡2区)や原田義昭氏(福岡5区)らが壇上にいた。

 だが、大家氏のトップ当選を目指し、選挙の実動部隊として動く県議や市議らの胸中には、「なぜ公明候補のために」と苦々しい思いが募る。

 地方議員は衆院議員と異なり、自身の選挙で、公明党議員がライバルとなり得るからだ。

 自民党の福岡市議は「公明党を応援すればするほど、自民党支援者が逃げていく。(公明党への)ノルマといわれても難しいので無視している。こんなことなら、最初から自民で候補を2人立てるべきだった」と嘆いた。

 あるベテラン県議も「菅氏はやりすぎだ。衆院議員も(公明党に)脅かされてるだけだ。一体、自民の誇りはどこに行ったのか?」と語った。

 菅氏の行動が、大家氏の選対本部長を務める麻生太郎副総理兼財務相との間のすきま風になるとの指摘も上がる。

 両氏の間には、消費税増税の再先送りや衆参ダブル選に関しても、意見の相違があったとみられる。

 「与党2候補で120万票」という高瀬陣営に対し、大家陣営は「目標の70万票をクリアできなければ勝利宣言しない」(県議)と勝ち方にこだわり、引き締めに必死だ。

 大家陣営は6月29日、福岡市内のホテルで国会議員夫人らの集いや、支持団体のトップら140人を集めた会合も開き、結束を確認した。

 麻生系のある県議はつぶやいた。

 「官邸も自民党本部も、(大家氏より)公明との選挙協力を優先しているようだ。でもね、この状況で大家氏が目標をクリアすれば、すごいことだよね」

1890チバQ:2016/07/01(金) 20:33:00
http://www.sankei.com/west/news/160630/wst1606300093-n1.html
2016.6.30 21:32
【参院選】
訴えから消えた「反原発」 福井、愛媛選挙区
 原子力発電所の再稼働への賛否が議論になるなか、原発が立地する参院選選挙区では、野党が統一候補を担いだことで、訴えから「反原発」が消えている。原発の即時全廃を訴えてきた政党が、再稼働を求める電力労組に配慮しているためだ。再稼働容認の立場を取る与党候補とのスタンスの違いは見えにくく、原発を巡る論戦も低調だ。

 13基の商業用原発が立地する福井選挙区(改選数1)。再稼働を目指した関西電力高浜原発3、4号機は、3月の大津地裁の仮処分で運転を停止。日本原子力発電敦賀原発1号機、関電美浜原発1、2号機の計3基は廃炉が決まった。原発の再稼働や在廃は、県民生活や地元経済に直結する懸案でもある。

 参院選公示日の6月22日に福井市内で開かれた野党統一候補で無所属新人の横山龍寛氏(51)の出陣式。推薦する民進、共産、社民の県幹部が顔をそろえる中で、横山氏は、安保関連法への反対などを強く訴えたが、原発には触れずじまいだった。

 民進党県連幹部は「原発を持ち出すと主張がわかれる。訴えの軸は改憲反対に置くしかない」。電力総連傘下の組合関係者は「即時原発ゼロを訴える政党と同じ候補を応援することに抵抗があるのは事実だ」と明かす。

 「即時原発ゼロ」を掲げる共産党県委員会幹部は、「統一候補は党の政策の違いを持ち込まないことになっているから、選挙区では触れない。ただし、党としては強く原発反対を訴え、比例候補も打ち出している」と割り切った様子だ。

 一方、自民現職で参院議長の山崎正昭氏(74)は「安全が確保された原発は再稼働する」と主張。幸福新人の白川康之氏(59)は再稼働推進を訴える。

 7月下旬の再稼働に向け準備が大詰めとなった四国電力伊方原発3号機(愛媛県伊方町)が立地する愛媛選挙区(改選数1)も同様だ。

 核燃料の装荷作業が終了した直後の6月29日。松山市では民進党の岡田克也代表や共産党の志位和夫委員長ら4野党の幹部が、野党統一候補で無所属新人の永江孝子氏(56)と並び立ち、野党結束を呼びかけたが、「反原発」の訴えはなかった。

 永江氏の合同選対を支える連合愛媛に加盟している四国電力総連は再稼働を推進し、比例では電力総連の組織内候補を推す。関係者は「エネルギー政策で立場が異なる政党も支援に回る選挙区候補は、理解が得られにくい」と打ち明ける。

 一方、共産党愛媛県委員会幹部は「比例の候補は反原発を訴えている。原発に関しても遠慮はしていない」と述べた。

 現職の山本順三氏(61)を立てる自民党の愛媛県連幹部は「電力総連に配慮しているのか、原発に関する主張には大きな違いが見えにくい」と話す。

 幸福新人の森田浩二氏(56)は再稼働賛成の立場を取る。

1891チバQ:2016/07/01(金) 20:34:24
http://www.asahi.com/articles/DA3S12436144.html
(2016参院選 焦点区の攻防:4)三重 岡田氏背水、首相・閣僚が攻勢
2016年7月1日05時00分
 民進党の岡田克也代表のおひざ元、三重選挙区(改選数1)が党首としての進退を賭けた戦いになっている。背水の陣をしいた岡田氏に対し、自民党は安倍晋三首相が6月に2回入って徹底した民進批判を展開。勝敗次第では、選挙後の永田町の行方にも大きな影響を与えかねない情勢だ。

 「私は三重県民の良識を信頼している。何も恐れることはない」

 岡田氏は30日午前、遊説先で記者団から、激戦となっている地元・三重の選挙について危機感があるかと問われ、こう語った。

 すでに退路は断った。26日に自身の地盤である四日市市の街頭演説で、「毎日のように『岡田の地元だから落とせ』と大臣が入ってくる。芝さんは私の盟友。だから、宣言します。芝さんが落ちるなら、次の代表選に出ない」。民進公認の芝博一氏が負けるようなことになれば、9月に予定される党代表選に立候補しないと明言したのだ。

 それまで党代表としての勝敗ラインを示してこなかっただけに、がぜん重みを持つことになった三重の勝敗。発言は党内にも地元にも衝撃を与えた。芝氏は2日後、津市での集会で「岡田氏を辞めさせるわけにはいかない」と声を張り上げた。

 堅物で「原理主義者」と呼ばれる岡田氏ではあるが、民主党が衆院選に大敗した直後の昨年1月に代表になると「私も変わらなければならない」と宣言。党内の慎重論を押し切って今年3月に維新の党と合流。党名も「民進」に変えた。さらに、共産党との野党共闘にもカジを切った。周囲には「政治生命を賭けた」と漏らしてきた。

 ■異論封じ共闘

 6月4日には、党三重県連と支援組織「連合三重」の幹部を集めた選挙会議に出席。「共産と組むと、組織内で協力しないところも出てくる」と懸念を示す連合側に、岡田氏は「協力しなければ勝てない」と異論を封じた。

 3年前、三重選挙区で当時の民主現職が次点で敗れた際は、共産候補の得票を加えれば自民候補に勝てる票差だったことも念頭にある。今回、共産は芝氏の顔写真の入ったビラを25万部つくり、支援に回る。

 岡田氏は昨年11月以降、県内で計120回の演説を展開。4月以降だけで10回も三重に入り、県連幹部に細かく演説会などの日程を指示するほか、若手県議や企業に至るまでこまめに電話を入れるなど、なりふり構わぬ力の入れようだ。

 岡田氏に近い玄葉光一郎選対委員長も6月14日にひそかに芝氏の事務所を訪れ「ここの1敗は10敗ぐらいの大きさがある」とハッパをかけた。しかし、党代表が地元の選挙にかまけることには、「三重以外の士気が下がりかねない」(別の党幹部)との声も上がる。

 ■狙い撃つ自民

 対する自民党は「三重攻略」に全力を注ぐ。

 「子どもの未来や安全を、無責任な民進と共産に託すのか。日本人の命をしっかり守る自民、公明に託すのか。それを決める選挙だ」。安倍首相は30日、主要7カ国(G7)首脳会議(伊勢志摩サミット)で5月に訪れた伊勢神宮前に再び立った。この日は演説で、一度も「岡田氏」の名前は触れなかったものの、最後に岡田氏の地盤・四日市を練り歩いて締めくくった。

 野党第1党の党首の地元を狙い撃ちにするのは、これが初めてではない。2014年末の衆院選では、当時民主党代表の海江田万里氏が立った東京1区に党幹部を集中的に入れて落選に追い込んだ例がある。

 今回は、憲法改正を視野に入れる首相にとって、「安倍首相がめざす憲法9条の改正を絶対阻止」と訴える岡田氏が相手。結果次第では野党共闘に打撃を与える象徴的な選挙区になる可能性がある。

 三重入りは、首相自身が意欲を示してきた。サミットの数日後、国会内で自民党三重県連会長の田村憲久元厚労相に「サミット効果が消えてしまわないうちに、三重に入りたい」と声をかけた。自民が擁立した新顔の山本佐知子氏も岡田氏には因縁の相手。山本氏の祖父で自治相を務めた故・幸雄元衆院議員から地盤を譲り受け、自民党で初当選したのが岡田氏なのだ。

 ■「あんたが孫か」

 山本氏は6月11日、午前6時半から四日市市の卸売市場を訪れ、青果や魚の競りに来た人たちにあいさつしてまわった。「あんたが幸雄さんの孫か」と次々に声をかけられ、握手を繰り返した。公示後は首相だけでなく、麻生太郎財務相や石破茂地方創生相ら閣僚、谷垣禎一幹事長や小泉進次郎衆院議員も三重に入った。

 谷垣氏は四日市の街頭演説でこう叫んだ。「野党第1党の党首は共産党と組む選択をした。この三重県で、『岡田さん、その選択は間違ってるよ』とはっきり示さなきゃいけない」

 (井上昇、斉藤太郎、松井望美)

1892チバQ:2016/07/01(金) 20:36:34
http://mainichi.jp/articles/20160701/ddq/041/010/005000c
選択の現場
2016参院選 三重知事が自民を応援 民進「公私混同」と反発

毎日新聞2016年7月1日 中部朝刊

 自民新人と民進現職による事実上の一騎打ちとなった参院選三重選挙区(改選数1)で、鈴木英敬三重県知事が与党支持の立場を鮮明にしている。過去の国政選挙では特定候補への応援を控えていたが、30日は安倍晋三首相とともに自民新人の応援で街頭に立つなど、方針転換。民進・岡田克也代表のお膝元で、与野党が重点選挙区としているだけに、民進陣営から「公私混同だ」との声が上がっている。【田中功一、松本宣良】

予定変更、首相と演説
 「安倍総理率いる自公政権が長く安定的に運営されることが、三重県、日本にプラスになる」。鈴木知事は30日昼、自民新人の応援で伊勢市に寄り、伊勢志摩サミット開催など政権の実績を強調し、与党支持を表明。夕方、四日市市であった同じ新人の街頭演説では安倍首相の横に立ち、政権との蜜月ぶりを見せつけた。

 自民との関係は深く、2009年の衆院選は三重2区の自民公認で出馬(結果は落選)。11年の知事選で自民や公明県本部などの推薦・支持を得て初当選した。だがその後は、国政選挙で特定候補の応援はせず、15年の知事選は「県民党」を掲げて再選。自公の他、民主(当時)系の地域政党「新政みえ」や連合三重の推薦も受け、圧勝した。

 方針転換の伏線は今年1月にあった。鈴木知事は安倍首相による伊勢神宮の新年参拝に同行。関係者によると、神楽殿から出る閣僚らに靴べらを渡していた知事に、首相が笑顔で「そんなことより、参院選でしっかり応援しろよ」と声をかけた。

 知事は参院選への対応を問われ、「従来と同じスタンス」と繰り返していたが、参拝10日後の記者会見で「誰から、どういう要請があるかにもよる」と発言を修正。旗幟(きし)を鮮明にしたことに、与党関係者も「官邸からよほど強い要請があったのだろう」と驚く。

 当初は「選挙期間中の応援は私事。公務を最優先する」としていた。だが30日は、予定していた記者会見を中止して演説会に出た。

 新政みえ前代表の三谷哲央県議は「選挙最優先。究極の公私混同」と批判。民進の岡田代表も26日、同県東員町で記者団に「(与党支持は)衆院選に出馬するとの野心を遂げるためだ。県民はそれを分かっているので(適切な)判断が下るだろう」と強調した。

愛知・岐阜 「肩入れ」せず
 愛知、岐阜両県知事は、特定候補に肩入れしない姿勢だ。

 愛知選挙区(改選数4)は9人が立つが、大村秀章愛知県知事は自民現職と公明新人、民進の現職と新人の計4人を応援。事務所開きなどに出席している。「昨年の知事選や日常の政治活動、県議会などでも支援してもらっている」と説明。他候補については「呼ばれんところには行かんわな」と話す。

 実質的に自民と民進の現職同士が争う岐阜選挙区(同1)。古田肇岐阜県知事は、激励の為書(ためが)きを送ることなどもしていない。13年の知事選で自民と当時の民主の相乗りで3選しており、自民県議は「気を使っているのだろう」と代弁する。【道永竜命、岡正勝】

三重選挙区(改選数1、届け出順)
芝博一 66 党県代表 (2)民現

野原典子 59 幸福県副代表 諸新

山本佐知子 48 [元]旅行会社員 自新=[公]

1893チバQ:2016/07/01(金) 21:40:04
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160701-00010015-minyu-l07
自公は組織フル回転、野党「対安倍」結束 参院選・後半戦入り
福島民友新聞 7月1日(金)12時20分配信

 第24回参院選は1日、投開票の10日に向け選挙戦の折り返しを迎えた。1議席を争う福島選挙区では、3候補が県内をほぼ一巡、各地で個人演説会や街頭演説を重ねている。報道各社の世論調査情勢などを分析し後半戦の戦略を描く各陣営は、党や支援団体など組織を固めるほか、無党派層を中心とした浮動票の取り込みも徹底する構えだ。


 岩城光英候補は「全県下で500カ所の集会」を目標に、党組織や県議、市議らの後援会などの組織をフル回転させ、各地で演説会、ミニ集会を重ねている。現職閣僚や党幹部も連日本県入りし、連立を組む公明党と共に組織を挙げた選挙戦を展開している。

 陣営は30日、福島市で友好団体代表などが出席した選対会議を開き、後半戦の戦略などを確認。自民党総裁特別補佐の下村博文選対副委員長は「ほとんど拮抗(きっこう)に近い形になってきた」と前半戦の手応えを示し、党支持層や友好団体の一層の票固めを指示した。

 増子輝彦候補は県内全域で上積みを目指す一方で、地元候補がいない衆院福島1区や同4区を重点化。総合選対の中核をなす民進党県連の地方議員や後援会、連合福島などが「1人5人への声かけ運動」を展開する。大票田の都市部や若者、女性などの無党派層の支持拡大にも力を入れている。

 陣営は、共闘する共産、社民との連携にも日を追うごとに手応えを感じており30日は福島市で公示後初の合同演説を実施。民進党の枝野幸男幹事長は「安倍政権の憲法改正や格差拡大を止める点で野党は一致している」と結束を強調した。

 矢内筆勝候補は福島、郡山、会津若松、いわきの4市を中心に遊説。放射線量の安全性を正しく発信する政策を中心に、若者への浸透に手応えも感じている。

1894チバQ:2016/07/02(土) 11:21:00
http://www.asahi.com/articles/DA3S12438042.html
(2016参院選 焦点区の攻防:5)山形 TPP争点、農業票奪い合い
2016年7月2日05時00分

 安倍晋三首相が成長戦略の柱に位置づける環太平洋経済連携協定(TPP)。国会承認案は継続審議となり、山形選挙区(改選数1)では改めて是非が争点になっている。「攻めの農業」を主張する与党、「国益を損ねる」と反対する野党。双方が農業票の争奪戦を繰り広げている。

 自民党の石原伸晃TPP相は6月28日、自民新顔の月野薫氏が開いた山形市の演説会で、農産品の輸出拡大を訴えた。「山形県には素晴らしい農作物がある。販路を外に求めれば、すごく将来は変わってくる」。ただ、「TPP」という言葉は一度も使わなかった。

 ■農協関係者擁立

 続いてマイクを握った月野氏はかつて、JA全農山形の副本部長を務めていた。デモ行進などでTPP反対を訴えてきたが、合意を阻止することはできなかった。「反対反対と言っても、うまくいかなかった。施策をつくる側にならないと山形の農業のためにはならない。皆さんの不安を安心に変えていく」。政権与党の一員として、農家の不安解消に取り組む姿勢を強調した。

 安倍政権発足から3年半。アベノミクスで経済が良くなったという実感は山形では乏しい。陣営幹部が「アベノミクスはもう受けない」と語るなか、月野氏の擁立を主導したのは県連会長の遠藤利明・五輪相だった。野党統一候補の無所属前職の舟山康江氏は3年前に農協が支援しており、TPP反対を前面に掲げてくることは明らかだった。遠藤氏周辺は「TPPへの風当たりを和らげるため、農協関係者を立てたかった」と打ち明ける。

 ■組織は自主投票

 月野、舟山両陣営から推薦依頼を受けた山形県農協政治連盟(県農政連)は5月30日、対応を協議した。

 「TPPや農協改革。農業者の期待に沿わない政策が続いている。3年前に舟山さんを応援した重みもある」「我々の思いを実現するには政権与党とのつながりを強固にすべきだ」。意見は割れ、「自主投票」とする方針を決めた。

 全国農業協同組合中央会(全中)の現執行部と安倍政権との関係改善は進んでいるが、地方組織にはTPPや農協改革へのわだかまりが強く残っている。

 農政改革の旗振り役の小泉進次郎・党農林部会長は公示日の6月22日、山形県大蔵村の棚田から遊説をスタートさせた。軽トラックの荷台から「私たちは変わらなければならない」などと訴えると、約200人の聴衆から歓声が上がった。

 だが、各地の応援演説に引っ張りだこの「進次郎効果」も山形ではいま一つ。自民県議の一人は「小泉氏の来県自体に実は農協は反発していた」と語り、選挙戦への不安を隠さない。

 ■「我々の味方だ」

 一方の舟山氏は6月29日、尾花沢市での演説会で自民批判に力を込めた。「自民はあれだけ強く『TPP断固反対』と言っていたのに、政権を取った途端に交渉参加に舵(かじ)を切った」

 国会審議で政府から提出された黒塗りの交渉資料にも触れ、「うそとごまかし、まやかしばかりだ。TPPを止めるためにも今回の選挙は絶対に負けられない」と訴えた。

 民主党参院議員だったが、野田佳彦首相が11年にTPP交渉参加に向けた協議に入ると表明したことに反発。翌12年7月に離党届を出した。その際、記者会見では「TPPに関し、何を言っても前のめりな姿勢を続ける政権に抗議の意味を込めた」と説明した。

 13年参院選は「みどりの風」から立候補し、落選。その後は地元の小国町で、米や大豆、野菜づくりにいそしんできたという。それだけにJA鶴岡の前組合長は「舟山さんが県民と行動を共にしたのは紛れもない事実。我々の味方だ」。今期で引退する自民参院議員の岸宏一氏の元事務所長ら自民支持層の一部も支援に回る。月野陣営が立ち寄ったJA関連の会社や取引先を、後を追いかけるように回って支援を呼びかけることも多い。

 しかし、JAグループ出身の月野氏が相手でもあり、県内の農協が全面的に支援した前回とは状況が異なる。支援する民進県連には、舟山氏が民主を離党した際のしこりも残る。幹部は「何のあいさつもなく出て行った。そんな舟山さんを推すことに抵抗がある人はいる」と明かす。

 TPPの大筋合意から9カ月過ぎ、農業者の中には「決まったこと」というあきらめがあるのも事実。国会承認は条約のため、憲法が規定する衆院の優越があり、舟山陣営幹部は「参院選で勝てば承認を止められる、とまでは言えない」と訴えの難しさを認める。

 (前川浩之、三木一哉、久木良太)

1895チバQ:2016/07/02(土) 11:29:43
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016070200043&g=pol
生き残り懸かる少数政党=要件喪失の危機-参院選【16参院選】

 10日投開票の参院選は、小規模政党による生き残りを懸けた戦いも展開されている。旧社会党を前身とする社民党は党首の当落が焦点で、生活の党は政党交付金を受けるための政党要件を維持できるか勝負どころを迎えている。
 政党助成法によると、政治団体が交付金の支給対象となる「政党」と扱われるには(1)所属国会議員5人以上(2)国会議員が1人以上で、かつ直近の衆院選か過去2回の参院選で得票率2%以上-のいずれかを満たす必要がある。
 これに当てはめると、前回の2013年参院選で2%以上の票を得た社民党と、前身の次世代の党が14年衆院選で「2%条項」をクリアした日本のこころを大切にする党は、今回の結果にかかわらず政党として存続する。
 ただ、衆参両院で現在5人の社民党は吉田忠智党首と福島瑞穂副党首が比例代表で改選を迎える。2人当選は厳しいとみられており、劣勢がささやかれる吉田氏は遊説先で「2枚目の比例の投票用紙には『吉田忠智』」と連呼する日々だ。
 生活は今回、2議席獲得するか「2%条項」を突破しなければ、政党要件を失う。野党統一候補として岩手、新潟両選挙区に出馬した同党系2人の勝敗がカギで、小沢一郎代表は「力を注いで何とか二つ」と語る。
 こころは離党者が相次ぎ、現有勢力は参院非改選の3人だけ。挽回を目指して中山恭子代表は「日本の中で役に立つ党として存立していきたい」と訴える。新党改革は、舛添要一前東京都知事が代表時の10年参院選で2%以上得票したが、その効力も今回まで。国会で唯一となった荒井広幸代表の議席も懸かる。(2016/07/02-05:12)

1896チバQ:2016/07/02(土) 11:31:39
http://www.chunichi.co.jp/article/front/list/CK2016070202000086.html
2016年7月2日 朝刊


<共闘の裏側 2016参院選> 愛知、改選数4
◆自公は衆院選絡み協力、野党間の争い激化

写真
 梅雨空の六月二十八日、名古屋・栄。自民党幹事長の谷垣禎一(71)は自民現職、藤川政人(56)の応援演説を終えると、選挙カーを降りて黒塗りの車に乗り込んだ。

 九人が乱立する参院選愛知選挙区(改選数四)。谷垣が向かった先は、公明新人の里見隆治(48)が待つ名古屋駅前だ。谷垣は「自公で安定した政治をつくり、アベノミクスを成功させる」と訴えた。

 公明が参院選で公認候補を立てるのは九年ぶり。改選数一増だが、自民は党内で根強かった二人擁立を見送り、里見を推薦した。

 公示後、自民議員や陣営は支援者らに頭を下げる。「藤川は大丈夫ですから、今回は里見をお願いします」。安倍晋三首相と里見が一緒に写ったビラを配り、里見を連れて自民支持の団体や企業を回る。

 公明は愛知県内の十五小選挙区で一万票ずつ、計十五万票を里見に回すよう自民に求めたとされる。

 見返りは、次期衆院選での支援だ。

 二〇一四年末の衆院選。自民は、公明の推薦を得られなかった六選挙区のうち、四つを落とした。

 公明関係者は言い切る。「投票箱が開けば、自民の協力具合は分かる。その票数次第で、衆院選でどれだけ協力するかを決める」

 創価学会を支持母体とする公明の組織票は各選挙で安定している。そこからの上積み票を見れば、自民の協力具合は市区町村単位で分かるという。

 尾張旭市で二十九日夜にあった藤川の個人演説会。自民の衆院議員、鈴木淳司(58)も壇上に上がった。

 前回衆院選は比例で復活したが、愛知7区では負けた鈴木。「藤川をトップで当選させてほしい」。そして続けた。「友党(里見)も通してほしい」

 二十六日の名古屋駅前。減税日本代表の河村たかし(67)とおおさか維新代表の松井一郎(52)、名古屋市と大阪府の首長が顔をそろえた。第三極同士の共闘。両党が「ダブル公認」した新人の奥田香代(51)と並んで、両首長は「徹底した改革で社会保障などの財源を生み出してきた実績があるのは、維新と減税だけだ」と気勢を上げた。

 愛知を最重要区と位置付ける共産は党幹部を連日、愛知入りさせる。新人の須山初美(37)は「自公とその補完勢力を、野党共闘で打ち落とそう。敵はあくまで自公政権」。

 ただ、序盤戦を終えて自公がやや抜け出し、情勢はむしろ、野党間の争いが激しさを増す。

 全国の「一人区」で民進と共産などの共闘態勢が整った。だが愛知で民進は「民主王国」と呼ばれた党勢の復活に向けて、二人を立てて共産と戦う。

 三十日夜、名古屋市内であった民進の演説会。最大の支持母体、連合愛知の土肥和則会長が力説した。「はっきり申し上げる。愛知の地で共産を通してはいかん。このことだけは申し上げたい」

 (敬称略)

1897名無しさん:2016/07/02(土) 15:46:52
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160702-00000010-jij-pol
生き残り懸かる少数政党=要件喪失の危機―参院選【16参院選】
時事通信 7月2日(土)5時8分配信

 10日投開票の参院選は、小規模政党による生き残りを懸けた戦いも展開されている。旧社会党を前身とする社民党は党首の当落が焦点で、生活の党は政党交付金を受けるための政党要件を維持できるか勝負どころを迎えている。
 政党助成法によると、政治団体が交付金の支給対象となる「政党」と扱われるには(1)所属国会議員5人以上(2)国会議員が1人以上で、かつ直近の衆院選か過去2回の参院選で得票率2%以上―のいずれかを満たす必要がある。
 これに当てはめると、前回の2013年参院選で2%以上の票を得た社民党と、前身の次世代の党が14年衆院選で「2%条項」をクリアした日本のこころを大切にする党は、今回の結果にかかわらず政党として存続する。
 ただ、衆参両院で現在5人の社民党は吉田忠智党首と福島瑞穂副党首が比例代表で改選を迎える。2人当選は厳しいとみられており、劣勢がささやかれる吉田氏は遊説先で「2枚目の比例の投票用紙には『吉田忠智』」と連呼する日々だ。
 生活は今回、2議席獲得するか「2%条項」を突破しなければ、政党要件を失う。野党統一候補として岩手、新潟両選挙区に出馬した同党系2人の勝敗がカギで、小沢一郎代表は「力を注いで何とか二つ」と語る。
 こころは離党者が相次ぎ、現有勢力は参院非改選の3人だけ。挽回を目指して中山恭子代表は「日本の中で役に立つ党として存立していきたい」と訴える。新党改革は、舛添要一前東京都知事が代表時の10年参院選で2%以上得票したが、その効力も今回まで。国会で唯一となった荒井広幸代表の議席も懸かる。

1898名無しさん:2016/07/02(土) 17:46:27
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016062900047&g=pol
かつての豪腕、正念場=小沢一郎生活の党代表【党首奮戦記】

 「小さな政党になってしまったが、志だけは負けない」。25日、川崎市のマンションに向かって安倍政権打倒を訴える姿には焦りもにじんだ。
 4年前に旧民主党を離党。国政選挙で野党各党が統一名簿をつくる持論の「オリーブの木構想」は実現していない。改選2議席を確保しなければ政党要件を失う正念場だ。
 繁華街ではなく、地域に分け入り演説を重ねる流儀を貫く。夏でもネクタイを着け、低い台から聴衆に語り掛ける姿に、かつて豪腕と恐れられた面影はない。
 「切実だからな」。団地などを遊説場所に選ぶ理由をこう語った。家計支援策に敏感な子育て世代にターゲットを絞り、26日には少年野球大会にも出向き保護者らと懇談した。自民党に対抗する野党勢力結集の信念は捨てず、きょうも愚直に「生活が第一」と訴える。(2016/06/29-04:47)

http://www.jiji.com/jc/article?k=2016062900049&g=pol
老舗政党の命運懸ける=吉田忠智社民党党首【党首奮戦記】

 必死の形相が、崖っぷちに追い込まれた老舗政党の状況を物語っていた。「この1議席を何が何でも再び獲得するため、全身全霊を傾けて、ゴールに向けて訴え続ける決意だ」。25日午前、宮崎市内の百貨店前。足を止める人も少ない中、ひときわ大きな声を張り上げた。
 結党から71年。「55年体制」の一翼を担い、野党第1党としての存在感を誇ってきた旧社会党時代は去り、今や衆参5人の国会議員が所属するだけの小所帯となった。参院選直前には民進党への合流をめぐって党内がぎくしゃく。存続の危機に立たされる中、社民党と改選を迎えた自らの命運を懸ける。
 就任から約2年8カ月。党勢回復を目指し、全国を飛び回ってきた。「『社民党が小さくなって、日本の政治が悪くなった』と言われる」と党の役割をアピール。改憲阻止や貧困解消を叫び続ける。(2016/06/29-05:06)

http://www.jiji.com/jc/article?k=2016063000052&g=pol
「保守」前面に奮闘=中山恭子日本のこころ代表【党首奮戦記】

 「拉致被害者を救出できない日本のありようを変えるには、現行憲法を変えるしかない」。26日午後、若者が行き交う炎天下のJR新宿駅東口。白いスーツ姿で現れ、マイク片手に切々と憲法改正を訴えた。
 柔和な顔立ちながら、保守色を前面に押し出した主張が売りだ。有事の際に政府権限を強化する「国家緊急権」を明記した自主憲法制定や、日本の伝統を重視した政策の実現を提唱。「政治の世界に投じた小さな石」に例える所属議員3人の小政党だが、「改憲勢力」の一部と見なされている。
 小泉政権時、拉致被害者家族担当の内閣官房参与に抜てきされ、福田政権では拉致担当相を務めた。選挙戦では拉致問題での実績アピールも欠かさない。「元拉致担当相」と書かれた選挙カーで全国を駆け抜ける。(2016/06/30-05:37)

http://www.jiji.com/jc/article?k=2016063000055&g=pol
野党でも親安倍、独自の訴え=荒井広幸新党改革代表【党首奮戦記】

 昼食後に一服するサラリーマンを前に、「大政党だけで声が拾えるか。われわれは、小さい声を集めて問題解決する政党だ」と力を込めた。24日正午すぎのJR新宿駅前。3月から続けている「サラメシ街頭」で、浸透に懸命だ。
 自民党時代は安倍晋三首相と同じ派閥に所属し、首相とは親しい間柄。安全保障関連法をめぐっては与党と修正協議し、国会関与の強化をのませた実績をアピールする。野党ながらアベノミクスの補強・推進を掲げ、「対立から解決の時代」と独自の立ち位置を強調する。
 改革唯一の国会議員として自らも改選を迎え、まさに党の存亡を懸けた戦い。選挙カーには「ただ今、苦戦中」とのステッカーと、苦悶(くもん)の表情を浮かべた自身の写真をあえて貼り、同情票に期待する。「まずは政党支持率1%にしないと」。投開票日の7月10日を前に、危機感も募る。(2016/06/30-05:39)

1899名無しさん:2016/07/02(土) 21:26:52
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016070200205&g=pol
影落とす都知事失脚=自公幕引き、攻める野党-東京【16参院選】

 6に増えた改選議席に31人の候補者が乱立した東京選挙区。前東京都知事、舛添要一が参院選公示直前の6月21日に公私混同問題で失脚したことは、選挙戦にも影を落としている。2014年の都知事選で舛添を推した自民、公明両党は、都知事辞職をもって一連の問題に幕を引く構え。一方、野党側は自公の責任を執拗(しつよう)に追及している。(敬称略)
 ◇舛添問題を「封印」
 「謝るのは6月19日までにしよう」。舛添の辞表提出を受けて自民党都連が同17日に開いた緊急会合。現職の中川雅治と新人、朝日健太郎の2議席獲得に向け、舛添問題を「封印」することを確認した。首相で党総裁の安倍晋三が同19日の都内遊説で責任を認めた上で、「過去の問題」(党関係者)として片付けようというわけだ。
 この日、JR吉祥寺駅前に応援に駆け付けた安倍は冒頭、「わが党が推薦した舛添知事がこうした形で辞職に至ったことをおわびしたい」と陳謝。翌日以降、中川も朝日も舛添の名に触れずに選挙戦を戦っている。
 防戦を強いられる中川陣営は「舛添氏が知事を続けていたら影響は免れなかった。公示前に辞めてくれて良かった」と胸をなで下ろす。公明党現職、竹谷とし子の陣営も「もともと党内で舛添氏の評判は悪かった。知事選では自民党とのお付き合いで推薦しただけ」と突き放す。
 自民党には、あえて舛添を取り上げることで、この問題と距離を置こうとする向きもある。6月25日、西多摩の檜原村役場前で地元選出の衆院議員、井上信治が応援演説に立ち、官僚出身の中川について「地味だけど、舛添さんのことを思えば、知名度が高いとか見た目が良いとかで選んじゃ駄目だ」と説き、聴衆の笑いを誘った。
 ◇「製造者責任」攻撃
 野党は、知事選で舛添を推した自公両党の「製造者責任」(共産党)を格好の攻撃材料と捉える。「自公は担いだ責任を負うべきだ。知事を辞めたから一件落着、ではない」。6月26日、JR立川駅前で熱弁する民進党現職、小川敏夫の街宣車には「政治家の不正、腐敗を許さない!国会の鬼検事」の文字。元検察官としてクリーンさを前面に押し出す戦術だ。
 同じく民進党現職の蓮舫も「世界に『せこい』なんて言葉を発信した。政治とカネの問題、今の与党では後から後から出る」とこき下ろす。党代表代行として全国を飛び回り、自身の選挙区で支持を訴えたのは公示後、1日のみ。それでも一時は有力な後継知事候補として取り沙汰されたことで、「株を上げた」(党都連幹部)と余裕の構えだ。当選圏入りの確信が得られない小川選対からは「蓮舫さんが都知事選に出てくれた方が良かった」との本音も漏れる。
 前回都知事選では、民進党の支持組織である連合東京も舛添を支援したが、同党はおくびにも出さない。中川は「自公だけでなく連合も舛添氏を支援したのに」とほぞをかむ。ある労組の幹部は「舛添氏はよく耳を傾けてくれるよい知事だったが、とても言える状況ではない」と苦笑する。
 共産党の新人、山添拓も「政治とカネの疑惑を生む都知事を2代にわたり出した自公の責任は重い」と指摘する。陣営は「舛添氏を都議会で追い詰めたのは共産党だ。舛添問題は選挙戦に追い風」とほくそ笑む。おおさか維新の会の元職、田中康夫は「新宿西口の摩天楼(都庁)に『富すれば鈍する、地位が人を駄目にする』という方がいた」と舛添を当てこすった。

◇東京(改選数6)
高樹 沙耶 52 改革・新
鈴木麻理子 31 日こ・新
田中 康夫 60 お維新・元
横堀 喜久 80 無所属・新
増山 麗奈 39 社民・新
岩坂 行雄 69 無所属・新
トクマ   49 諸派・新
三宅 洋平 37 無所属・新
又吉 光雄 72 諸派・新
山添  拓 31 共産・新
竹谷とし子 46 公明・現
鈴木 達夫 75 無所属・新
佐藤  香 48 無所属・新
中川 雅治 69 自民・現
鈴木 信行 50 諸派・新
小川 敏夫 68 民進・現
朝日健太郎 40 自民・新
柳沢 秀敏 67 無所属・新
小林 興起 72 諸派・新
原田 君明 39 無所属・新
蓮舫    48 民進・現
横粂 勝仁 34 無所属・新
大槻 文彦 49 諸派・新
佐藤  均 45 諸派・新
鮫島 良司 61 諸派・新
深江  孝 54 諸派・新
浜田 和幸 63 無所属・現
藤代 洋行 42 諸派・新
姫治けんじ 64 諸派・新
川上 晃司 31 無所属・新
犬丸 勝子 61 諸派・新
※敬称略。届け出順。年齢は投開票日現在

(2016/07/02-15:06)

1900名無しさん:2016/07/02(土) 21:28:17
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016070100571&g=pol
公明、自民の地盤侵食=積極擁立で与党ぎくしゃく-注目区を行く・兵庫【16参院選】

 改選数が3に増えた兵庫選挙区に、公明党が24年ぶりの独自候補を擁立した。自民党本部から推薦を取り付け、保守地盤を侵食し始めたことに、同党の地元県連は反発を強めている。(敬称略)
 ◇次期衆院選で意趣返し
 「どうか投票用紙に伊藤孝江と書いていただきたい」。6月27日、首相、安倍晋三は神戸市に入るとその足で中心街にある神戸国際会館前に出向き、公明党新人、伊藤への支持を呼び掛けた。伊藤も「大変厳しい情勢にある。どうか勝たせてください」と声を張り上げた。
 今回の参院選で、公明党は増員区に積極的に候補者を立てたが、「兵庫は当選圏に届いていない」と分析。支持母体、創価学会の固い組織票も「目いっぱい頑張って40万〜45万票」(県本部幹部)で、独力では当選はおぼつかないとみている。
 頼みの綱は自民党の推薦。安倍の応援はその「象徴」だ。ポスターやリーフレットにも安倍の写真を印刷。県選出の自民党衆院議員には、公明党の講演会への登壇や支援者の動員を要請した。県本部幹部は当選に向け「保守層からの15万票獲得が目標だ」と明かす。
 伊藤の応援から約30分後。安倍は西南に約600メートル離れた大丸神戸店前で再びマイクを握り、今度は自民党現職、末松信介への支持を求めた。
 3選を目指す末松は県議を6期務め、45人の党所属県議らが実動部隊として選挙戦を展開する。陣営内から「末松が有利なのは間違いない」との声も漏れる中、不安材料は、県連の反対を押し切って党本部が推薦した伊藤の存在だ。「5月は『3人家族なら1人だけ票を分けてほしい』と頼んでいた。6月には『2人入れてほしい』と言って回っている」。末松陣営関係者は、要求を強める公明党支持者の動きにいら立ちを隠さない。
 伊藤への安倍の応援に際しては、公認候補の末松と差をつけるため、屋内か尼崎市の街頭で行うよう求めたが、聞き入れられなかった。
 県連内には公明党への反発が広がる。ある県議は次期衆院選で、公明党現職がいる2区と8区について「党本部の公認、推薦がなくても候補者を擁立するという雰囲気だ」と指摘。県連が独自で「意趣返し」をする可能性に言及した。
 ◇民進、議席喪失に危機感
 一方、前回、前身の旧民主党が改選議席を失った民進党現職、水岡俊一の陣営には危機感が漂う。「兵庫の議席、与党(+補完勢力)の独占は許さない!責任野党の唯一の議席をみずおか俊一に」とビラに書き込んだ。「補完勢力」とは、安倍政権に是々非々の立場を取るおおさか維新の会。同党新人の片山大介を競争相手と捉えていることは明らかだ。
 水岡は出身母体の県教職員組合が組織内候補の2議席を昨年の県議選で失うなど、組織力の衰えは否めない。6月24日には神戸市郊外の地下鉄西神中央駅前で「安倍独裁政権を許すのか許さないのかという分かれ道に立っている」と力説した。
 これに対し、片山はおおさか維新の本拠地・大阪の通勤圏である阪神地区を中心に街頭演説で浸透を図る。同24日も西宮市の阪急西宮北口駅前で、国会議員歳費の3割削減など「身を切る改革」を訴えた。
 ただ、カリスマ的指導力で党を引っ張ってきた前代表、橋下徹が政治の表舞台から退いた影響は無視できない。党県議は代表の松井一郎を引き合いに「橋下さんとは人の集まり方や熱気が違う」と不安を口にした。
◇兵庫(改選数3)
湊  侑子 33 諸派・新
末松 信介 60 自民・現
水岡 俊一 60 民進・現
金田 峰生 50 共産・新
伊藤 孝江 48 公明・新
片山 大介 49 お維・新
下家淳の介 44 日こ・新
※敬称略。届け出順。年齢は投開票日現在
(2016/07/01-14:37)

http://www.jiji.com/jc/article?k=2016070100592&g=pol
討論拒否は「異常事態」=岡田民進代表【16参院選】

 民進党の岡田克也代表は1日、東京都内の外国特派員協会で記者会見し、安倍晋三首相(自民党総裁)に求めていた参院選期間中の党首討論開催が拒否されたことについて、「異常な事態だ。(政府・与党が検討している)経済対策の規模や財源が明らかにならないまま選挙が行われるのは非常に問題がある」と述べ、首相側の対応を批判した。
 岡田氏は、首相に宛てた経済政策などに関する公開質問状にも回答がないと指摘。「直前に何兆円という景気対策が突然打ち出され、野党が異論を述べる機会がないまま投票日を迎えるのではないか」と懸念を示した。 (2016/07/01-15:01)

1901名無しさん:2016/07/02(土) 21:30:12
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016070100483&g=pol
参院京都で民進推薦=社民【16参院選】

 社民党は1日の持ち回り常任幹事会で、参院選京都選挙区(改選数2)で民進党現職の福山哲郎氏を推薦することを決めた。(2016/07/01-12:48)

http://www.jiji.com/jc/article?k=2016063000941&g=pol
野党で過半数を=「3分の2阻止」は不十分-生活・小沢氏【16参院選】

 生活の党の小沢一郎代表は30日午後、大阪市で街頭演説し、参院選の獲得議席目標について「野党が過半数取る。そのぐらいの勢いでなければ、選挙なんか勝てるわけがない」と述べた。
 民進党の岡田克也代表は、憲法改正の発議に必要な参院の3分の2以上の議席を与党や改憲勢力に取らせない考えを示している。これに関し、小沢氏は「3分の2を取らせないなんて目標では駄目だ」と述べ、不十分との認識を示した。 
 また、小沢氏は「各党が自分のエゴを捨てて、(野党)統一候補を当選させるんだという気持ちの一致がなければ選挙は勝てない」と強調した。(2016/06/30-20:31)

http://www.jiji.com/jc/article?k=2016063000749&g=pol
安倍首相、民進代表の地元で攻勢=参院三重、岡田氏は防戦【16参院選】

 安倍晋三首相(自民党総裁)は30日、参院選遊説で民進党の岡田克也代表のお膝元である三重県入りし、自民候補への支持を訴えた。改選数1の三重選挙区では、3選を目指す民進現職と自民新人が激しい競り合いを展開。同選挙区で敗れれば次期代表選に出馬しない意向を明らかにしている岡田氏は、再三にわたり地元へ戻り、防戦に懸命だ。
 首相は伊勢、津両市で街頭演説し、「子供たちの未来や私たちの安全を、無責任な民進、共産党に託すか、責任を持つ自民、公明党に託すか、それを決める選挙だ」と主張。四日市市では約40分間商店街を練り歩き、「現職と野党党首、2対1の厳しい戦いだ」などと支援を呼び掛けた。
 首相は、参院選公示前の10日にも三重入りするなど、岡田氏の地元での勝利に執念を燃やしている。公明党の山口那津男代表も、29日に三重を訪問。津市の街頭演説では、民進、共産両党の選挙協力を「選挙互助会に過ぎず、責任ある姿勢が全く見えない」と厳しく批判した。
 対する岡田氏は30日、千葉県柏市で記者団に対し、「私は三重県民の良識を信頼している。何も恐れることはない」と力を込めた。岡田氏は年明け以降、毎週のように三重に入り、民進候補の応援に奔走。26日の訪問では、同選挙区で敗れた場合は「代表の資格がない」と表明し、背水の陣を敷いた。7月1日にも再び足を運ぶ予定だ。 
 同選挙区には、幸福実現党の新人も立候補している。(2016/06/30-17:53)

1902名無しさん:2016/07/02(土) 21:31:41
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016063000611&g=pol
米軍属事件、自民追い打ち=反基地が反政権転化-注目区を行く・沖縄【16参院選】

 参院選が公示された6月22日。野党統一候補の伊波洋一は沖縄県名護市の米軍キャンプ・シュワブのゲート前で声を張り上げた。「米軍人・軍属の犯罪が絶えない。20歳になったばかりの若い女性が殺される事件まで起きた。もう黙っているわけにはいかない」。米軍普天間飛行場の辺野古移設反対のために座り込む市民ら約200人が、太鼓をたたいて伊波の訴えに応えた。(敬称略)
 ◇安倍政権に矛先
 うるま市の女性が犠牲となった米軍属による暴行殺人事件で、沖縄の「反基地感情」は一気に高まった。6月19日に那覇市で開かれた事件に抗議する「県民大会」には、主催者発表で6万5000人が参加した。
 反基地のうねりの中、伊波は「辺野古新基地建設反対」を主張の中心に据え、辺野古移設を推進する安倍政権に攻撃の矛先を向ける。政権批判の先頭に立つ県知事、翁長雄志は出陣式で「辺野古新基地を絶対に造らせない。造らせないことで日本を変える。私たちの誇りと尊厳を懸けて伊波洋一さんを当選させる」と訴えた。
 追い風に乗る伊波にも不安がないわけではない。伊波はかつて市長を務めた宜野湾市で今年1月に行われた市長選で、翁長が全面支援した候補の選対幹部を務めたが、安倍政権が推した現職に敗北。責任を問う声は今もある。
 伊波は「革新色」が強すぎるとの指摘もある。翁長の支持者は「伊波は時々『日米安保破棄』と言う。そんなのにはとても乗れない」と不満を漏らす。だが、自民党現職、島尻安伊子が前回参院選で辺野古移設反対を訴えながら、容認に転じたことが許せず、「今回は島尻を落とすかどうかの選挙だ」と伊波の「欠点」には目をつぶる。陣営を結び付けるのは辺野古移設阻止の一点だ。
 ◇「経済重視」響かず
 「沖縄担当相の島尻さんが何としても必要だ。3選を果たすよう支援をお願いしたい」。官房長官、菅義偉は6月26日、地元議員や経済関係者を那覇市のホテルに集め、頭を下げた。「世論調査の結果を見ると厳しい」と逆風も認めた。
 事件で自民党への風当たりはより厳しくなった。関係者は「自民党が基地を容認しているから悪いと言われる」とこぼす。6月の県議選でも自民党は伸び悩んだ。それでも、県連幹部は「腐っても自民党。保守の固定票は20万はある」と強気で、公明党支持層や無党派層にまで支持を広げたい考えだ。同党の比例代表候補と連名のビラを作成するなど、自公「セット戦術」で浸透を図る。
 そんな中、自民党比例のタレント候補、今井絵理子が出身地の那覇市で街頭演説し、「1枚目は島尻安伊子さん、2枚目は今井絵理子に」と訴えた。「セット戦術」と相反する動きに、公明党関係者は「沖縄の複雑な事情を分かっていない」と不快感を隠さない。
 そもそも、公明党県本部は辺野古移設に反対の立場。移設容認にかじを切った島尻に対しては複雑な思いがある。当の島尻は選挙戦で基地問題にはほとんど言及せず、沖縄で深刻化する子どもの貧困解消や、地域振興策の重要性を強調する。
 ただ、経済重視の訴えには限界もうかがえる。陣営関係者は「1998年の知事選では『県政不況』と言って革新系の現職を破った。今は景気が良いので、そういう作戦が取れない」と話す。押し寄せる外国人観光客に支えられ好調な経済が続く沖縄。「基地は経済の阻害要因」との翁長の主張にあらがうのは容易ではない。
◇沖縄(改選数1)
金城 竜郎 52 諸派・新
島尻安伊子 51 自民・現
伊波 洋一 64 無所属・新
※敬称略。届け出順。年齢は投開票日現在
(2016/06/30-15:19)

http://www.jiji.com/jc/article?k=2016062900799&g=pol
参院沖縄、島尻氏を推薦=維新県支部【16参院選】

 おおさか維新の会沖縄県総支部は29日、7月10日投開票の参院選沖縄選挙区で自民現職の島尻安伊子氏を推薦すると発表した。(2016/06/29-19:00)

1903名無しさん:2016/07/02(土) 21:33:34
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016063000397&g=pol
民進質問状、回答を拒否=萩生田官房副長官【16参院選】

 萩生田光一官房副長官は30日午前の記者会見で、民進党の岡田克也代表が安倍晋三首相(自民党総裁)へ送った参院選の争点に関する公開質問状について、回答を拒否する考えを明らかにした。萩生田氏は「既に選挙戦が始まっている。候補者を擁立しているのは民進党だけではなく、不公平になる」と理由を説明した。 (2016/06/30-12:02)

http://www.jiji.com/jc/article?k=2016062900251&g=pol
党首討論、安倍首相が拒否=岡田民進代表は質問状送付

 民進党の岡田克也代表は29日の記者会見で、安倍晋三首相(自民党総裁)に申し入れていた参院選期間中の党首討論の開催について、首相側から「選挙をフルで戦っている」との理由で断られたことを明らかにした。

 岡田氏は同日、「参院選の重要争点について議論が深まっているとは言えない」として、安倍政権が検討している経済対策の財源や憲法改正などに関し、首相に見解をただす公開質問状を送った。 (2016/06/29-10:57)

1904名無しさん:2016/07/02(土) 21:36:49
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016062900374&g=pol
藤野氏発言、改めて批判=菅長官

 菅義偉官房長官は29日午前、青森市で街頭演説し、共産党政策委員長を辞任した藤野保史氏の「(防衛費は)人を殺すための予算」とした発言について「あまりにも冒涜(ぼうとく)だ。役職は辞めたと記者会見したが、共産党の本音が出たのではないか」と改めて批判した。 (2016/06/29-12:08)

http://www.jiji.com/jc/article?k=2016062900240&g=pol
野党共闘に影響なし=共産政策委員長の辞任-岡田民進代表

 民進党の岡田克也代表は29日の記者会見で、防衛費を「人を殺すための予算」と発言した共産党の藤野保史氏が批判を受け、政策委員長を辞任したことに関し、「(参院選での)野党共闘に影響があるとは考えていない」との認識を示した。
 岡田氏は、藤野氏の発言について「適切でない」と指摘。安倍政権が「民共合作の無責任さの象徴」などと批判していることに対しては、「何でもかんでも批判しようとするのは非常に残念だ」と述べた。(2016/06/29-10:42)

http://www.jiji.com/jc/article?k=2016062900826&g=pol
民共、藤野氏発言の影響懸念=与党、一段と批判強める【16参院選】

 共産党の藤野保史氏が防衛費をめぐり「人を殺す予算」と発言した問題で、参院選(7月10日投開票)で共闘する民進、共産両党は選挙戦にマイナスの影響が出ないか懸念を深めている。藤野氏の政策委員長辞任でけじめを付け、態勢立て直しを急ぐ考えだ。これに対し政府・与党は、民共両党とも「無責任」とする批判を一段と強めている。
 共産党の小池晃書記局長は29日、福岡市での街頭演説で藤野氏の問題には触れなかった。この後、記者団の取材には「(本人が)謝罪したし、私も党としておわびした」と釈明。「急迫不正の侵害や大規模災害の際には自衛隊の皆さんにも役割を果たしていただく」と述べ、発言と党の立場は異なるとして理解を求めた。
 民進党の岡田克也代表は記者会見で、藤野氏発言について「適切でない」と指摘。同時に、「何でもかんでも批判しようとする安倍晋三首相ら自民党有力者の皆さんは非常に残念だ」と述べ、批判のトーンを強める政府・与党側への不快感をあらわにした。
 一方、首相は29日、新潟県村上市での街頭演説で藤野氏発言を取り上げ、「頑張っている自衛隊に対する最大の侮辱を言ってのけた」と激しく批判。公明党の山口那津男代表も津市での演説で「(発言を同じ番組で)黙って見過ごした民進党の(山尾志桜里)政調会長も情けなく無責任だ」と、民進党にも矛先を向けた。
 民進、共産、社民、生活の4野党は、参院選の勝敗のかぎを握る32の1人区全てで候補者を一本化。安倍政権への批判票の受け皿となることを狙う。それだけに、藤野氏発言が無党派層や保守層からの支持獲得を妨げる事態を恐れており、民進党からは「辞任は当然だ」(閣僚経験者)との声が上がった。
 今回、共産党の対応が後手に回ったことは否めない。藤野氏が発言を取り消したのは、出演した26日のNHK番組終了後。志位和夫委員長は当日は藤野氏への「注意」にとどめていたが、与野党からの批判の高まりを受け、28日に事実上の更迭を余儀なくされた。
 岡田、志位両氏は29日夜、松山市でそろって街頭演説に臨み、「力を合わせて安倍政治の暴走を止めよう」などと野党陣営への支持を呼び掛けた。だが、民進党内では「共産党に足を引っ張られている」(保守系議員)と不満も出ており、共闘に影を落としている。(2016/06/29-20:22)

1905名無しさん:2016/07/02(土) 21:39:08
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016062900560&g=pol
自・民、内部に不協和音=地元頭越しに2人目-注目区を行く・神奈川【16参院選】

 改選数4の神奈川選挙区で、2議席確保を目指す自民、民進両党とも内部から不協和音が漏れている。党本部が地元県連の頭越しに2人目を擁立したことがきっかけだ。議席争いは公明党や共産党も絡み、激しさを増している。(敬称略)
 ◇消えぬ遺恨
 「自民党唯一の公認候補として、しっかり責任ある戦いをしていきたい」。公示日の22日、赤い鉢巻きを締めた三原じゅん子は川崎市中心部の神社で出陣式に臨み、自民党候補が1人であることをことさらに強調した。
 自民党県連は当初、現職の小泉昭男に加え、県連所属で比例代表選出の現職、三原を2人目として想定していたが、小泉が引退したことから三原1人に絞ることをいったんは決めた。ところが今年1月、党本部は6年前に旧みんなの党公認で当選した無所属の中西健治を推薦。主導したのは副総理兼財務相の麻生太郎だった。
 頭越しの決定に県連は反発した。自民党は2009年の横浜市長選で中西を支援したが、中西は落選すると、10年参院選にみんなから出馬して自民党と争った経緯があるためだ。だが、今年2月、中西の出馬会見に同席した麻生は「2人出れば一枚岩にならない。複数区で複数候補はよくあることだ」と意に介さなかった。
 遺恨は続く。首相、安倍晋三は今月27日、JR川崎駅前に中西の応援に駆け付け、「今、私たちは中西さんの力を必要としている」と力説。しかし、この前日、県連会長の小此木八郎は所属議員に対し文書で、公認した三原以外の演説会には出席しないよう求めた。
 連立を組む公明党も、自民党に不信の目を向ける。県本部の幹部は、全国32の1人区で自民党を推薦する見返りに、神奈川を含む重点5選挙区でてこ入れを受けることになっていたと指摘し、「なぜ中西を推薦するのか。公党間の約束としてどうなのか」と不満を漏らす。
 中西は28日夕、相模原市の小田急相模大野駅前で街頭に立ったが、自民党県連が動員をかけた形跡はなく、帰宅客らでにぎわう時間帯にもかかわらず、足を止める人はわずか。中西の訴えにも苦しさがにじんだ。「投票所に行くと自分のところには自民党と出ていない。無所属と書いてある。気を付けてください」
 ◇「最悪なら共倒れ」
 対する民進党も「お家の事情」を抱える。党勢回復の手応えが得られない県連は、現職の金子洋一で手堅く1議席を取りに行く構えだった。こうした中、衆院神奈川8区選出の代表代行、江田憲司が、かつて籍を置いた旧みんなの比例名簿で12年に繰り上げ当選した真山勇一を押し込んだ。国会法の規定で現職のままでは民進党に移れない真山は公示直前に議員辞職、党公認を得た。
 だが、支持組織の連合神奈川は、支援を金子に集中。真山のポスター貼りを要請する県連に対し、「何で真山を支援しなければならないのか」とにべもなかった。連合神奈川には、政治手法が強引だとして江田に強い反感があるという。党所属議員も7割方は金子支援で動いている。
 孤立気味の真山は、元ニュースキャスターの知名度を頼りに、無党派層への浸透を重視するが、2児の母で「平和と子育て」を訴える共産党の新人、浅賀由香と主張が重なる部分が多い。金子陣営も「終盤に向け野党陣営の票の食い合いがし烈になる」と焦りを募らせる。民進党幹部は「最悪なら共倒れだ」と危機感を隠せない。
◇神奈川(改選数4)
浅賀 由香  36 共産・新
真山 勇一  72 民進・元
片野 英司  45 諸派・新
三浦 信祐  41 公明・新
三原じゅん子 51 自民・現
壱岐 愛子  30 諸派・新
丹羽  大  39 お維新・新
金子 洋一  54 民進・現
森  英夫  44 社民・新
清水 太一  34 日こ・新
中西 健治  52 無所属・現
佐藤 政則  48 無所属・新

※敬称略。届け出順。年齢は投開票日現在
(2016/06/29-15:09)

1906名無しさん:2016/07/02(土) 22:39:28
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160627/k10010573921000.html?utm_int=news-politics_contents_list-items_061
参院選 期日前投票者 4日間で181万人余
6月27日 19時21分
今回の参議院選挙で、26日までに期日前投票を行った人は181万人余りで、前回、3年前の参議院選挙の同じ時期で比べると、投票日数が1日多いものの、78万人余り、率にして76%増えていることが、総務省のまとめで分かりました。
総務省は全国の都道府県の選挙管理委員会を通じて、公示日翌日の23日から26日までの4日間の期日前投票の状況をまとめました。
それによりますと、期日前投票を行った人は全有権者の1.7%に当たる181万6971人でした。
今回の参議院選挙は選挙期間が通常よりも1日長い18日間となっているため、前回、3年前の同じ時期で比べると、投票日数が1日多くなっているものの、期日前投票を行った人は78万人余り、率にして76%増えていて、有権者に占める比率でも0.71ポイント高くなっています。
都道府県別では、すべての都道府県で前回、3年前より増えていて、期日前投票を行った人が増えた割合が最も大きかったのは石川県でおよそ3.4倍の増加、次いで福井県、長野県の順となっています。
参議院選挙の期日前投票は、一部を除いて、投票日前日の来月9日まで受け付けています。


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